約 1,476,538 件
https://w.atwiki.jp/supergirl121/pages/126.html
「中村先生!!先生!!」 一人の生徒が息を切らせて職員室に駆け込んできた。 「どうした、一体!?」 6年1組の学級委員、川村倫太郎だった。 「先生、大変です!!すぐ来てください!」 目に涙を浮かべる倫太郎に、担任の中村は「いやな予感」を感じていた。 が、、ひとまず倫太郎の話を聞いた。 「どうしたんだ?ゆっくり話しなさい。」 「掃除中にリンダさんが、あのままじゃ榊原君が、、、!先生何とかしてください!今すぐ助けてあげて!!」 中村の「いやな予感」は見事に的中した。 6年1組の児童リンダは、クリプトン人の両親を持ち、大人でさえ歯が立たないスーパーパワーを持つ。 体育の時間などにはスーパーガールの体力、運動能力に、中村は完全に遊ばれている。 教師の指示は当然に無視。 ときには、わざと偶然のふりをして、あのパワーで突かれ、中村は紙風船のように吹っ飛ばされる。 教室の着くと、中村の目にはとんでもない光景が飛び込んだ。 リンダは、さっきまでの小学生らしいショートパンツとTシャツ姿ではなく、 胸に黄色のSマークがデザインされた、ブルーのコスチューム、 深紅のブーツとミニスカートと、スーパーガールに変身した姿であった。 身長は140センチほどで、まだおどけなさが残る顔つき。さしずめ小学生スーパーガールといったところか。 リンダは片手で、軽々と掃除用具用ロッカーを持ち上げていた。 どこの教室にもあるロッカーだが、そのてっぺんがは教室の天井にぴたりと付いている。 ロッカーから、ガンガンと中からたたく音が聞こえる。 中に人がいる証拠だ。 ロッカーは扉の端っことその周りの鉄部は変形し、どうみても、中からも、外からも簡単には開けられない。 男子児童を閉じ込めたあと、リンダが怪力で、グニッと捻じ曲げたのだ。 くっきりとした指の跡が、こめられた力の大きさを物語っていた。 「先生、ロッカーの中に榊原君が、、」 学級委員の川村が、先生なら何とかできるだろうと、希望を込めて言った。 中村が、リンダに近づくと、 「なに?先生」 「い、いいかげんにしろ、榊原君がケガでもしたらどうするんだ。」 「せーんせい?ケガ? 榊原君は、さっきまで早百合ちゃんをいじめてたんだよ。 少しくらい痛い目にあわせないといけないの。」 「なに言ってんだ。いい加減にしろ!!!」 中村は、声を振り絞って怒鳴りつけた。 「何?聞こえな~い。」 間合いを詰めるリンダ。 両者が触れる寸前の距離となった。 スーパーガールのリンダは、見た目は小学6年生の女の子だが、常人を遙かに超える運動能力を持っている。 握力は30トンほど、片手で100トン近くを持ち上げる。 人間離れなどといったレベルの話ではない。 リンダは中村の頬に人差し指1本を突き出した。 スーパーパワーを秘めた人差し指。その気になればこの指1本で中村の命を奪うこともできる。 その人差し指が頬をピンとはねると、中村は突き飛ばされ、あっさり転倒した。 「ふん、弱っちいくせに、えらそうに。」 と鼻で笑うと、口を尖らせ、ほおを膨らませると、転倒した中村にプッと息を吹きかけた。 かわいいスーパーブレス。 だが、中村のとっては突風だった。 教室の床を、おもちゃの人形のようにゴロゴロ転がった。 「どうしたの?せんせー? だらしないなー。わたしほんとに、榊原君、このままオシオキを続けちゃうよ?」 というと、ロッカーの底を片手で頭上にまで持ち上げ、 ロッカーを天井と手のひらの間に挟むと、 そのまま、天井に押し付けはじめた。 メリメリッ、バキメキバキ、、 と金属製のロッカーの真ん中あたりが、ジャバラ状に潰れていく。 中の児童の恐怖の絶叫が響いた。 「ぎゃー。ああやや止めてーーーーー。」 「リンダ!!やめろ!!!!」 教室のすみから、教師の中村、教師のプライドにかけて怒鳴った、、、 ガチャン! リンダは、ロッカーを床に下ろした。 「せんせ。さっきわたしのこと。呼び捨てにしたでしょ。ね。 えらそうな態度、ちょっと、先生にオシオキをしちゃおうかな。」 といい、中村のほうにゆっくりと、歩いていった。 中村は、恐怖のあまり顔が引きつった。 実は中村が担任になったのは、2週間前のこと、 その前、担任をしていた教師は、ある病院で入院中だ。 体育の時間に、リンダの遊び半分で軽く蹴ったサッカーボールが、彼の胸の辺りぶつかった。 音速のサッカーボール、、、 病院によると、パワーショベルのアームに弾かれたような衝撃が彼の全身に加わったらしい。 肋骨の粉砕骨折、折れた骨が肺に突き刺さり、肺気胸で重体だった。 彼は、想像した。 自分の身体が、スーパーガールのリンダの人間離れした怪力で、壊されるかもしれない、 もしかしたら、怪我ですまず、死、、、、 その瞬間、恐怖のあまり、失禁し、気を失いその場に倒れた。 教師の中村は、ぼんやりと教室の天井を目にすると、自分が気を失っていたことに気づいた。 児童用の机を4つ並べた上に、どうやら寝転がされているようだ。 うん?どうも涼しいと思い、視線を下に動かすと、自分は何も着ていない、全裸であることに気づいた。 まだ、寝ぼけた感じのまま、あたりを見回すと、スーパーガール姿のリンダを見つけた。 服は彼女が脱がしたのか、いったい何のために、、、 リンダは、半分壊れた、というより壊したロッカーの横に立った。 もともと、大人の身長くらいの高さだったが、ロッカーが彼女の身長くらいの高さに縮んでいた。 彼女は、かわいらしい右手をロッカーの上に置いた。 次の瞬間、、 バキバキ、、ミシッ、メキメキ、メキ、、 という轟音が教室に響いた。 まるで金属プレス機にかけられたように、ロッカーは縦に潰されていく。 ホウキやチリトリ、バケツが中にあったはずだが、、ロッカーはどんどん小さくなる。 プラスティック製の掃除用具など、彼女にとっては紙くず程度の抵抗しか感じない。 「まさか、リンダ、榊原は?!!!」 彼女は、教師ににっこりと微笑むと、 ロッカーはすでに50センチほどの高さになっていた。 今度は左足で踏み潰しはじめた。 彼女の足のサイズは22センチほど。 だが、今度は真紅のブーツの形をしたプレス機の登場だった。 ベキベキミシミシッ、ギャギャッ、、、 次の瞬間、 中村は想像した。榊原、いやさっきまで榊原だった血まみれの肉塊が、ロッカーの隙間から染み出てくる光景を、、 ロッカーの高さが10センチほどになったところで、ロッカーから足をどけられた。 「せんせ、榊原なら、だしてあげたよ。鼻水たらしながら、わめきながら逃げていったけどね。 それよりせんせ、またわたしのことよびすてにしたわね。やっぱ、ちょっとオシオキがいるかな。」 というと、赤いブーツをコツコツいわせ、中村の寝そべる真横まで歩いてきた。 再び彼の顔は恐怖にゆがんだ。 「まず、逃げられないようにするね。ロープか何かあれば縛れるんだけど、、」 というと、リンダは両手で彼の肩をそれぞれ掴んだ。 両方の親指と人差し指で、ちょうど関節の隙間を捉えると、指先にほんの少し力をこめた。 メリッ! という音が肩からこぼれる。 鋭い痛みが肩を貫いた。 おもわず、彼は両手を動かそうとしたが、ピクリとも動かせない。 それもそのはず、関節が完全に脱臼している。 「つぎは足ね。」 というと、リンダは、右手で中村の右膝のあたりを、左手で腰骨を押さえると、 股関節を脱臼させにかかった。 ミリミリミリッ、、、 腰骨に激痛が走る。 「い、いい痛い、、やめてくく、、、」 人間の股関節は簡単には脱臼しない構造になっているが、、、 クリプトン人のスーパーガールのパワーの前には、そんな構造も意味をなさない。 ボスン! と、彼女のパワーに人間の身体が耐えられるわけもなく、股関節がいとも簡単にはずされた。 反対側の股関節も同じように、脱臼させる。 鈍痛が腰骨を襲ったが、あまりの痛みで声も出せない。 もうこれで、教師の中村は両手を動かすことも、立つこともできなくなった。 「せんせ、どんなオシオキがいい。ゆっくりとわたしの力を味わえる、そうだ。」 悪魔のような笑みを口元に浮かべると、リンダは右手をパーにして、彼の胸の上にそっとおいた。 この手がさっきロッカーをぺしゃんこにした。 それを目の当たりにした彼の恐怖は、、、死すら覚悟させるほど、、、 「じゃあやるね。」 というと、胸が大きくへこみはじめる。 リンダの小さな手だが、工業用金属プレス機にはさまれているのと、なんら変わらない。 「うっ、、ふうー、」 自分で吐き出したわけでないのに、肺の空気が最後のさいごまで搾り出されていく。 しかも胸には、これまで体験したことがない激痛が走る。自然と涙があふれでた。 「もうちょっと、いけるかな?限界になったら、ギブっていったら緩めてあげる。」 というと、リンダの手がさらに胸板に沈んでいく。 「、く、く、、、、」 彼は、何か言おうと口を動かすが、すでに肺の中の空気がないので、声にはならない。 意識が遠のいていく。 ミリミリっ、メシという感触に、リンダが気づいた。この教師の身体が限界に達したことを、 「え、もう壊れちゃうの?まだぜんぜん力を入れてないんだよ。せんせいのくに。みっともないなー。」 というと、手を離した。 「ぜー、ぜー、ぜー。グゴホッ、、、」 酸欠の金魚のように荒い息を繰り返し、突然咳き込んだ。 「せんせい、もうすぐ1学期が終わりだよね。ひとつやってほしいことがあるの。 私の通知簿を、算数と国語だけは5にしておいてね。分かった?」 たしか彼女、こないだのテストで、算数と国語はひどく点数が悪かった。 スーパーガールからの理不尽な依頼に、中村がきょとんとした顔をすると、 「だから、分かったの?」 といい、こんどは、中村のペニスをそっと右手で掴んだ。 「約束してくれなきゃ、このままこれ、ひきちぎっちゃうわよ。わたしにはできるのよ。簡単にね。」 中村は、無言のまま、首を縦に何度も振った。 (おしまい)
https://w.atwiki.jp/supergirl121/pages/169.html
卑猥な言葉にブチキレ スーパーガール教諭 男子生徒は全治3ヶ月の重傷 ○×市の市立霧生東中学3年の男子生徒(14)に体罰を加えて重傷を負わせたとして、 ○×署11日、傷害の疑いで、同校体育科の女性教諭(24)を書類送検した。 女性教諭はクリプトン星の生まれのスーパーガールで、 地球人の数千倍といわれる怪力で生徒に怪我を負わせた疑い。 調べでは、教諭は4月6日午後10時ごろ、新学期がはじまるので髪の毛を黒く染めるよう指導するために、 男子生徒4名を呼び出したが、反省の態度がみられなかったため体罰に及んだという。 体罰を受けた生徒は、性器を完全に切断し全治3ヶ月の重傷。 教諭は「行き過ぎだった」と容疑を認めているという。 指導を受けていた別の生徒によると、 教諭は体罰を受けた生徒が放った卑猥な言葉にカッとなり、スーパーガールに変身すると、 制服のズボンの上から性器を掴み、力任せに引きちぎったという。 同校の米山均校長は「体罰はあってはならないことで残念」と話している。 校長と教諭が既に保護者に謝罪したという。市教委は今月中に女性教諭の処分を決める。 (了)
https://w.atwiki.jp/supergirl121/pages/69.html
都内のある相撲部屋の玄関。 ここの力士たちに制裁を与えるため訪れたスーパーガール。 若い弟子への暴行の疑い。 暴行を受けた1人の若い力士が、警察でなく彼女の元に駆け込んだ。 どうやら親方にばれないように、 2人の先輩力士が、新入りの力士に暴行を加えていた。 すでに3人の弟子入り1年未満の力士が部屋をやめている。 「ここね。なんて立派な玄関。」 というと、ドアノブに手をかけた。 当然ながら鍵がかけられていて、ガチャッとドアノブは侵入者を拒んだ。 しかし彼女はそんなものを、ものともせず、ノブをまわした。 バキッ 指先の力に抗しきれず、鍵は破壊されノブが回る。 ドアノブは、彼女の指の形をくっきり残し変形した。 なかに誰もいなかったが、稽古をする物音が奥のから聞こえる。 彼女はその方向に歩みを進めた。 稽古場の真ん中に土俵、6人の力士がいた。 都合よく彼女のターゲットである、幕内力士2人が含まれている。 「なんだ、お前は?」 といったのは、小結の豪丹後、この部屋の最高位関取である。 「クリンプト部屋から出稽古よ。お手合わせしてもらっていいかしら。」 というと、6人は笑いの渦に包まれた。 青いトップに深紅のミニスカートとブーツ、 もちろん胸には大きなシンボルの「S」があしらわれている。 が、男達はただのコスプレ女にしか見なかった。 なかには、文字どおり腹を抱えているものもいる。 彼女は、稽古場の右隅にある鉄砲柱に目を付けた。 力士達が張り手の練習で足腰を鍛えた立派な鉄砲柱がある。 直径30センチはあるだろうか。 彼女は鉄砲柱に歩み寄り、そのままその柱に両腕をまわし抱きかかえた。 きょとんとしている6人に微笑むと、スーパーガールは両手に力を込めた。 メリメリッッ、、メリッ、、バキバキッ、、、、ドスン 抱きしめられた鉄砲柱は、彼女の細い腕で真っ二つに引き裂かれ、 土俵の脇、ちょうど6人をかすめるように倒れた。 「な、なんだ、この女は。まさか本物の。」 小結の豪丹後の顔が、一瞬でひきつる。 「そうよ、豪丹後さん、とたしか、、豪朝月さん。2人にようがあるの。」 というと、豪丹後と豪朝月は、顔を見合わせ、 それ以外の力士達は、その二人を見捨てるように後ずさった。 「まあ、どっちにしても、2人は逃がすつもりはないけど。 それ以外の方も、稽古をつけてあげましょうか。 私がまわしを引けば、腰骨が折れちゃうと思うけど、それでも良ければ。」 スーパーガールは、自分の髪の毛を右手ですくい上げながら、 力士たちのからだをチラリと見た。 彼女は、力士たちのほうにゆっくりと歩みを進めると、 一番がたいのおおきな力士、豪朝月の前でたちどまる。 「あなたがたしか、豪朝月さんね。」 というと、豪朝月は、彼女の顔にめがけ、とっさに張り手を入れた。 興奮して冷静さを欠いた状態になったとき、張り手を繰り出すのが彼の癖。 右手が、彼女の頬を強く張った瞬間、 豪朝月の右手に激痛が走った。 コンクリートでできた電柱を思い切り、平手で叩いたのと同じだ。 彼女は、にこやかに微笑んだまま、ビクともしていない。 「あら、大丈夫?痛かったんじゃない?」 というと、スーパーガールは両差しでまわしを取った。 一瞬の動きで、豪朝月は何の反応もできない。 「あらら、さすがに届かないわね。」 まわしを引くのではなく、腰から背中にかけて腕を巻き付ける。 そのまま豪朝月を抱っこするように抱きかかえた。 200kgを超える力士を、まるで赤ん坊を抱き上げるように、、 「っく、くく、苦しい、やめめ、離してくっっ」 と涙がこぼれる。 よく見ると、スーパーガールはその腕に少しずつ力を込めていく。 ミシミシと背骨か、骨盤かが軋む音が漏れてきた。 「鍛え方が足りないから、苦しいのよ。」 太い胴に彼女の細い腕が、どんどんめり込んでいく。 ミシミシッッッ・・・メリッ 「ぎゃッ!!!」 その脂肪と筋肉、そのしたにある臓器がひしゃげていく。 彼女の両手が届くようになった。 「だいぶお腹が細くなったわね。さよなら。」 「や、やめ・・・・・・・・」 スーパーガールの両腕は、あっという間にウエストを狭めていく。 彼女の左手は右ひじに達している。 ウエストは元の半分以下になっていた。 そして、 ぐじゅぐぐじゅ・・・・・ぶしゅっ。 体から変な音が聞こえると、豪朝月の身体から力が抜けグタッとなる。 口からゴボゴボと大量の血が、吹き出てくる。 お腹の筋肉、内臓がことごとく押し絞られた、破壊された。 胴体の真中だけが異様に細くなった、さっきまで力士であった死体をドサッと床に落とす。 目の前で豪丹後を惨殺される姿を見た豪丹後以外の4人の力士は、恐怖で足がすくみ動けない。 「心配しないで、あとは関脇の豪丹後だけだから。」 といった瞬間、スーパーガールの姿が消えた。 いや一瞬にして、豪丹後の目の前にあらわれた。 豪丹後が、恐怖のあまりとっさにしゃがみ込もうとした瞬間、 スーパーガールの右手が、彼のこめかみを掴んだ。 頭を掴んだ右手に、とんでもない握力が加わった。 そのまま、右手の力だけで豪丹後を持ち上げる。 にこやかかな笑顔から、とても腕に力が込められているようには見えない。 吊るし上げられた豪丹後は、両手での彼女の右腕を掴み、必死に振り解こうとする。 だが、スーパーガールの腕は万力のように、こめかみを締め上げて離れない。 ギリギリと握りしめる・・・ そして・・・ ゴシュッ! 頭蓋骨がへしゃげ、脳組織が飛び散るとともに、眼球が飛び出した。 全身の力が一瞬で抜け、彼はグタッとなった。 もはや親ですら彼の顔は分からないだろう。 「はい、おしまい。頭の骨もしっかり鍛えておけばもうちょっと耐えれたかな・・ でも私の200トンの握力に耐えるのは、さすがに無理かな。」 といい残すと、稽古部屋を後にした。 これをみた4人の力士は、1週間もまたずに相撲部屋をやめた。 PTSDで、稽古部屋に入ることができなくなったからだといわれている。 <おしまい>
https://w.atwiki.jp/supergirl121/pages/81.html
放課後、森川美貴が、教室に忘れ物を取りに戻ったとき、 ガシャと、教室のドアが閉じられた。 美貴が見ると、この学校でも悪名高い不良グループ3人の姿。 不良グループの目的は、森川の高校生離れしたグラマーな身体だった。 突然、リーダーの達也が、 「じゃあ、俺からヤらせてもらうぜ。」 と唐突にいうと、美貴の髪を無造作に掴んだ。 軽薄そうな顔。茶色く染めた髪。 ジッパーをおろし、すでに勃起したペニスを露出する。 無言のまま、不良グループの男達を見つめる美貴。 逞しい体がのしかかり押し倒した。 スカートをめくりあげ、 美貴の入り口に硬いモノを押し当てるのだが、 ペニスはヴァギナの溝の表面を滑るばかりでうまく挿入できない。 美貴、そうスーパーガールの硬く閉じた秘唇が男を拒んでいたのだ。 彼女は、地球から遠く離れた星からやってきたスーパーガール。 姿は普通の女子高生だが、その身体には地球人をはるかに超える能力がやどる。 地球人の約5000倍のスーパーパワー、どんな衝撃や薬品にも不死身の身体、 人間のレベルを超えたスピードと敏捷性、さらに空を飛び、X線ビジョンを使う。 達也は、顔を真っ赤にして、ぐりぐりと腰を押し込んでくる。 ぐちゅ、と音がして、先端部がはまり込んだ。 「い、痛っ……!」 悲鳴を上げたのは、挿入した達也のほうだった。 男達が、まぶしいそうな目をこすりながらみたのは、青と赤の残像?! 「うっ……痛っ!」 挿入の痛みに、達也は唇を噛み締め、思わずペニスを引き抜いた。 「なんなんだ、お前?!!」 といった瞬間、美貴の全身が稲妻のように光った。 瞬間的に5メートルほど移動したのか、教室のドアの前には、 青いトップに深紅のミニスカートとブーツ、もちろん胸には大きなシンボルの「S」、 スーパーガールが両手を腰に当て立っていた。 「こいつ、コスプレ女か?」 と達也があざける。 「コスプレかどうか。自分の目で確認したら。」 というと、スーパーガールはドアの上の枠に手を伸ばし、指先を引っかけると、 バキッと、もの凄い音と音に、 教室の前のドアから廊下との間の窓、さらに後のドアの上部の枠全体を破壊した。 まるで映画のセットのように、簡単に壊れる。 「ば、っば、化け物!」 と亮祐が叫び、教室の後ろのドアを開けようとした。 しかし、美貴が破壊した枠にドアがつっかえ開かない。 「あなたたち3人、もう逃げ場がなくなったの分からないのかしら、 これから、私がお仕置きをしてあげるのよ。分かった。」 というと、赤いブーツをカツカツと鳴らしながら、達也の前に歩み寄った。 「あなたは、女の子の初体験の夢を台無しにしようとした。 あなたに犯された女性は、理想の恋人が現れても、彼にバージンを捧げることはできないのよ。」 美貴は微笑を漏らすと、躊躇いもなく達也の竿を握る。 自らの性欲を示すように、目の前の恐怖と不釣り合いなほどに怒張していた。 「あっ…!」 達也はかえるような声を上げる。 「…シて欲しい?」 「あううっ…!!」 彼女の艶めかしい指による握り締めは、人間の身体の強度を十分に考慮したものだった。 が、地球人の女性の限界を超えた握力で握り込んでいる。 これが達也には、耐え難い快感らしい。 背を仰け反らせ、大げさに何度も首を縦に振る。 「くすくす…、分かったわ、最後に一回だけ、出させてあげる。」 スーパーガールの手が、徐々に、ゆっくりと艶めかしく蠢動し始めた。 上下にストロークするのではなく、握る力を小刻みに変化させ、刺激を与える。 しだいに彼女の指の動きは、電動マッサージのようなスピードとなる。 達也の快楽中枢を刺激し、容易に高みへと登らせていく。 「あっぁっ…ぁっ……ぁっ! 」 今にも白濁の塊が飛び出してきそうなほどに、、が、スーパーガールは、 それを遮るように握力をこめ射精を制止した。 「あっ!あっ! な、なんで………」 と達也がいうと、 「これからが本番よ。あなたに選ばせてあげる、私が手を離しても、 射精しなければ許してあげる。でも射精すれば、私が強制的に止めてあげる。」 達也は、悲鳴にも近い声を上げながら、何度も体を痙攣させる。 「そうよ、射精しないようにあなたのペニスを壊してあげるわ。」 「は、はひっっ…ご、ごめんなさっ、それはやめ、、」 返事を返す暇も与えず、スーパーガールは握力ゆるめ、尿道の圧迫を解放した。 白濁の飛沫が尿道からあふれ、、るより早く、 スーパーガールの右手の親指と人差し指がペニスの中ほどを無造作に掴むと、 グリッ、ギュッ、、、 断列音とともに、悲鳴が教室に響いた。 「ギャーッ”#$!!」 スーパーガールの指先は2トンほどの力が込められていた。 かろうじて切断は避けられたが、ペニスは赤黒く変色し、 海綿体が断裂したのか、ペニスはその部分でLの字型に変形している。 「あらら、これじゃおしっこも上手にできなくなっちゃたわね。」 とスーパーガールは、他人事のように言い放った。 「こいつなにしやがるンだ。」 達也の片腕である亮祐が走り寄り、美貴の髪の毛を後ろから引っ張った。 彼女は振り向きざまに、彼の股間を鷲掴みにした! 「ぐがぁっ…てめぇ…何しやがる!?!ぁあ…ぐぅ…」 「揉んであげましょうか?それとも、、あ、そうだ?」 というと、美貴は横にあった机の天板を、ちょうどデコピンの要領で、 右手の中指で軽く弾いた。 バズッ、、、 天板の指ではじかれた部分は完全に陥没し、そのまわりもメチャメチャに引き裂かれていた。 ショットガンで撃てば、こんなふうに破壊されるだろう。 「あなたの股間にデコピンていうのは、いかがかしら。」 亮祐の背筋に冷たいものが走った。 スーパーガールのデコピンを股間に喰らうのは、ショットガンで撃たれるとたいして変わらない。 「それは、や、や、、やめて。」 というと、美貴は亮祐を正面から抱きしめた。 Sマークが輝く放漫なバストが、亮祐の胸に押しつけられる。 両腕を背中にまわして、彼女は軽く、わずかな力で抱きしめた。 ミシッ、ミシミシ、、、、 たちまちの肋骨と背骨が悲鳴を上げる。 「ふふふ・・・・じゃあこれはどう、ギブアップしないと背骨が折れて一生、車椅子よ。」 声を出そうとするが、すでに肺の中に空気が残っていないので、亮祐は声が出せない。 「殺すのはかわいそうだから、ちょこっと半身不随で勘弁してあげる。」 というと、スーパーガールの右手が彼の腰骨のあたりに移動した。 その部分の背骨を、親指と人差し指で摘んで、ほかの骨を壊さないようにそっと力を込めた。 メリメリッ、、 激痛のあまり、亮祐は気を失い、全身から力が抜けた。 彼女が破壊したのは脊髄のうち一番おしりよりの仙髄と呼ばれる部分。 ペニスと睾丸の男性器、さらに泌尿器としての機能も完全に失われるが、 脚や腰は普通に動くので、車椅子生活にはならない。 もっとも、尿のコントロールもできなくなるので、一生おむつ生活は続くが。。 最後に残った1人。勝彦。 さっきから、窓を何とか開けて逃げ出そうとしていたが、 美貴が指先で亮祐の背骨を破壊したのをみると、脚がすくんで呆然と立ちすくんでいる。 「あなた、仲間を捨てて逃げ出そうとしていたの?そういう卑怯な人って大嫌い。」 と絶望的な言葉を投げかけると、あっという間に勝彦の目の前、 というより足下にしゃがみ込んだスーパーガール。彼女の顔のちょうど前に、勝彦の股間がある。 「じゃ、あなたは単純に、スーパーデコピンの刑ね。」 というと、右手の中指を内側に丸め、親指に引っかけて、勝彦の股間を勢いよく弾いた。 バズッ、、、 彼の股間から何か物体が、飛んでいき、壁に血のりとともにベチャッとへばりついた。 悲鳴を発することもなく、失神した勝彦。 そう、飛んでいったのは彼の生殖器。ペニスと睾丸だった。 「うん、この3人はもう、女性を襲ったりしないわね、というか物理的にムリね?!」 というと、スーパーガールは青と赤の残像を残して、教室の窓から飛び去った。 (おしまい)
https://w.atwiki.jp/aho_push/pages/63.html
伝説のスーパーサイヤ人 操作キャラ: スーパーサイヤ人孫悟空(中期) ~ 対戦キャラ: フリーザ最終形態、フルパワーフリーザ~ クリア報酬 Zポイント やさしい 2000 ふつう 2500 むずかしい 3000 シナリオ 人造人間編 うろたえる人造人間 br;スペシャル編 魔凶星を撃て… キャラクター その他
https://w.atwiki.jp/supergirl121/pages/130.html
「リンちゃん。お願い。」 6年1組の真野結衣が振り返ると、カラオケルームのドアが開いた。 あたりの部屋からも大音響が響いており、 彼女の声が部屋の外に聞こえたとは思えないが、 スーパーガールであるリンダが聞き洩らすことはなかった。 ドアを開けたリンダ。 胸に黄色のSマークがデザインされた、ブルーのコスチューム、 深紅のブーツとミニスカートと、スーパーガールに変身した姿であった。 部屋には、高校生にみえる男が3人、 それと、6年1組の真野結衣と浅香あかりの計5名。 「リンちゃん!この高校生たちよ。 先週も私たちをここに誘い込んで、変なことを、、」 「なんだ、こいつ、コスプレ趣味の小学せえか、、 ちょうど3対3だ、遊んでやっからこっちにこいよ。」 男たちの1人、和晃がいかにも頭の悪そうな口ぶりでいうと、 リンダが言い放った。 「あなたたち、結衣ちゃんとあかりちゃんに先週、ひどいことをしたでしょ。 今日は、あなたたちに仕返しにきたのよ。」 一番体の大きな俊樹が立ち上がった。 リンダとは30センチ以上の身長差がある。 「へえ、何してくれるんだい。おじょーちゃん。」 「リンちゃん、こいつらに、教室でみんながやってる、 ふじさん、ぞうきん、それとでんきあんまをやっちゃえ!!」 リンダが来るまで、不安いっぱいだったあかりだが、元気よくいいはなった。 「あかりが決めたげる。和晃、あなたはふじさん。和哉、あなたはぞうきんね。 俊樹は、こないだ私に変なもの押し付けたよね、だからあ、最後にでんきあんまの刑よ。」 リンダの力から考えると、これが死刑宣告を意味することを、3人は気付かなかった。 「リンちゃん、まずこいつ、和晃から。お願いね。」 というと、結衣が和晃の右手を引っ張った。 いったい彼女たちが何をしようとしているのか、和晃には見当もつかない。 和晃の右手首が、結衣ではなく、リンダいやスーパーガールに掴まれた。 振りほどこうとしたが、リンダの手はビクともしない。 そればかりか、ものすごい握力だった。 手首が折れそうな激しい痛みを感じる。 ぞうきんとは、、 相手の素手の腕の皮膚を親指と人差指で引っ張りあげる技である。 その引っ張った皮膚の形が富士山に似ていることから命名されている。 「じゃあ、やるね、ふじさんの刑、、」 と言ったリンダは、2本の指で腕の皮膚をギュッと掴むと、そのまま上に引っ張った。 「いいい、いてええええ、、、ぎゃあ、やめ、やめ、やめみょ、、、、、」 と、奇声を発する。 彼の腕には高さ10センチほどのふじさんが盛り上がったと思いきや、 ミリミリミリッ、ブチ、ベリベリベリッ、、、、 とスーパーガールの力で強引に引っ張られた人間の皮膚は、あっさりとちぎれた。 リンダの指先には血まみれの皮膚がぶら下がった。 和晃は、痛みのあまり気を失うと、全身の力が抜け、床に崩れ落ちた。 「すごおーい、、リンダ。さすがスーパーガールのパワー!!」 と悪びれたこともなく、結衣がいうと、 「じゃあ、次やるね。」 とリンダがいうと、人間の目に見えないスピードで移動し、 こんどは和哉の右腕、手首と肘の真ん中あたりを両手でつかんだ。 もちろんあせったのは、和哉だった。 「おまえ、和晃に何しやがった?!」 「うん。だからふじさんだってば。 おにいさんには、ぞうきんやったげるね、りょうほうともわたしやるのはじめてなの、、」 和哉は、事態を飲み込めない。 腕を振りほどこうとしたが、リンダの両手は1ミリたりとも動かない。 ぞうきんとは、、 相手の素手の腕を両手で掴み、絞る技である。 絞る様子が雑巾を絞る様子に似ていることからこの名がついている。 ちなみに、リンダが掃除の時間に絞ったぞうきんは、 水分が完全になくなり、ブチブチブチッと布が引き裂かれてバラバラになる。 かわいらしいこの小学生の手に、スーパーパワーが秘められていることを、 ようやく理解した男は、 「や、やめて、、ねえ、ねえ、お願いだから、、、」 という情けない、懇願を漏らすが、リンダの両手が無慈悲に動くと、 バキバキッ、メキ、、グギャ、、 男の泣き言は、骨の破砕音にかき消された。 和哉は涙とと鼻水で顔をグシャグシャにして、声も出せない。 リンダの両手は、前腕の骨や筋肉をペチャンコに握り潰し、 文字どおり、ぞうきんを絞るようにギュッとねじった。 手首はちょうど一回転した。 握られた部分は1センチほどの細さになり、破れた皮膚から血が滴っている。 彼女が手を離すと、骨で支えらるはずの箇所が、カクンと90度に折れ曲がった。 かろうじて、皮膚がつながっているので、手首が床に落ちることはなかった。 和哉は、焼けるような熱さを右手に感じた。 神経組織がこの部分で切断されたので、痛さでなく熱さとして彼の脳に伝わったのだ。 「じゃあ、つぎはでんきあんまの刑だったね。」 リンダが、俊樹を下から眺めながら、恐怖の宣告をした。 6年1組では最近はやりはじめた究極技だ。 男勝りで運動神経抜群の浅香あかりが、男子をいじめるときに良く使っている。 俊樹が、とっさに逃げ出した。 が、あっという間にドアの前に立ちはだかるリンダ。 「リンちゃん。まず、相手を転がすんだよ。そして、足を掴んで、、ガガガガッ、てやるの。」 あかりがナイスなアドバイスを与えた。 リンダは俊樹の足元にしゃがみこむと、そのまま両手で足首を掴んだ。 ガタン!! 力任せに足首を引っ張りあげ、俊樹は無理やり転倒させられる。 「や、ややややや、め、、、、」 俊樹は生きた心地がしなかった。 それも当たり前、 「あかりちゃん。わたし、やっぱりこんな変態の人にでんきあんましたくないよ。 なんだかいやなかんじだもん。」 と少し困り顔のリンダだが、 とりあえず赤いブーツを男の股間の上に置いた。 リンダは、ブーツの底に硬いものを感じた。 艶めかしいブーツの外見によるものか、スーパーパワーの恐怖によるものか、わからなかったが、 男の股間はピクピクうごめき、しだいに硬くなっていった 「あかりちゃん。なんかこの人、変、、、でんきあんま、やりたくないよお。」 「じゃあ、股間ごと、床を踏み抜いちゃえ。 リンちゃんのパワーなら簡単だよ。先週、廊下のコンクリートの壁を踏み抜いたみたいに、、」 俊樹は青ざめた。 目の前の小学生は、このコスチュームのとおり、 あのスーパーマンとスーパーガールの本当の子供だ、、間違いない、 「うん、あかりちゃん、踏みつけるだけなら、一瞬だし、できそう。せえーのっ!!」 グショッ、メリ、バキバキッ、、 赤いブーツは、床材を豪快に踏み抜き、 その下のコンクリートをも破壊し、10センチほどめり込んだ。 もちろん、股間ごと、、 股間、数秒前まで男性器があった部分は、骨盤ごとブーツの形に削り取られた。 削り取られた骨と肉片は、コンクリートとブーツの間に挟まれ、原形ととどめないミンチ状態だ。 「すごーい、こんなにおっきな高校生でも、リンちゃんにかかれば、よわよわね。 そうそう、3人とも聞いてる?このこと誰にもしゃべったら駄目よ。 もしそんなことしたら、ね、こんどはリンちゃんの「でこピン」で2度としゃべれないようにしちゃうから。 ねっ、リンちゃん。」 リンダは、あかりに「うん!」と相槌で答えた。 リンダにしても、自分たちがどんな残酷なことをしているのか、良く分かっていない。 一人は皮膚を百針以上縫い、 もう一人は腕を神経や血管ごとすり潰されているので、肘から切断するしかなかった。 最後の一人は、太い血管が傷つくことはなかったので、命には別状ないが、 二度と自分の足では立てない身体となり、車イス、さらに人工肛門での生活を余儀なくされた。 その後、3人の高校生は、警察や病院から、しつこくどうして大怪我をしたのか聞かれたが、 決して話すことはなかったという。 (おしまい)
https://w.atwiki.jp/supergirl121/pages/20.html
結城葵は、ごくごく普通の中学1年生だが、実は彼女の両親も幼馴染の健太も 知らない<秘密>がある。銀河の遥か彼方にある<クリーン星>の使者より与 えられた<S>バッチによりスーパーガールに変身し、この星に蔓延る悪をお 掃除する為、戦っているのだ・・・・・・。 *** 「珍しいわね。憲太がデートに誘うなんて・・・・。」 ソフトクリームを舐めながら、葵が言う。 「そうか・・・・。」 顔を赤らめ顔を背ける憲太。最近、葵はすっかり<女>ぽくなったと思う。 幼馴染で、幼い時は素裸でお風呂に一緒に入ったり泥遊びをしたり、川原で連 れションをしたし・・・・。それも遥か昔の話。いまは<女>を思い切り意識 してしまうのだった・・・・。 葵は、そんな憲太が不満だった。子供の頃はもう遥か昔の話で<女>だと意識 してほしい・・・・・。 「ねぇ・・・。」と言いかかった時、耳に声がした。<クリーン星>から彼女 にスーパーレディの能力を与える為に遣ってきて、いまでは葵が暴走しないよ うにするお目付け役のクリンだ。 『葵ちゃん、葵ちゃん!!事件です!!』 (嘘でしょ!!こんな時に・・・・。) 『こんな時って・・・。事件は葵ちゃんの都合なんて考えてくれませんよ!!』 (判ったわよ!!遣ればいいんでしょ、遣れば!!) 「御免、憲太!!おトイレに・・・ここで待ってて!!」 そう言うと素早くトイレに入る。 『さぁ、葵ちゃん!!変身だよ!!』 胸の<S>バッチが光る。ふいに体が「ゾクッ」とする。膀胱に尿が溜まる。 ちなみに、彼女は尿が膀胱に溜まる事でスーパーガールに変身するのだ。 閃光。服が青くミニスカート、スーパーガールのマークというべき胸の真ん中 に浮かぶSのロゴ。 「さぁ、いくよ!!」 葵はマッハ4というスピードで空を飛ぶ。 *** 銃声が響き悲鳴が上がる。 5人組の武装強盗団が銀行に立て篭もっていた。 リーダー格の男が電話を握り「とっとに車持ってこいッ!!人質ブチ殺すぞ!!」 『ま・・待てくれ!!いま逃走車は準備中だ。待ってくれ!!』 慌てふためいた口調で説得係の警官が答える。 男は苛立ちげに受話器を置く。 糞が!!警察も世の中も、俺を舐めてる!! 「どうする!!」 仲間が尋ねる。 「くそったれ!!人質を一人引き摺り出せ!!見せしめにブチ殺して遣る。」 悲鳴をあげ逃げ惑う人質達 その時 「ドカン」という音と共に、天井をブチ抜いて何かが飛び込んできた。 「な、何だ!!」 爆煙を眼を覆い庇いながら5人組の強盗は叫ぶ。SATとかいう警察特殊部隊 が突入したのか!? だが、そうではなかった。吹き去る爆煙のなかに女の子が立っていた。 「な、何だ御前!?」 「アンタみたいな、人間の姿をしたゴミを掃除しに来たの・・・・!!」 「掃除だぁ!!舐めやがって、殺っちまえ!!」 銃を向け一斉に撃ちまくる。 だが、葵の身体には一発も当っていない。弾は潰れて床に転がる。 「ふぇぇぇぇッ!!」 「こんな危ない玩具は、こうしてあげる。」 銃身を掴み次々と銃を奪い重ねて膝小僧を置く。 ミシミシッ 銃が異様に曲がる。 「☆○□!!」 「さぁ、お掃除を始めるよ!!」 三人の首根っこを次々と掴み「ぶるんぶるんぶるん」と振り回す。 「辞めてぇぇぇぇぇッ止めてぇぇぇぇッ!!」 悲鳴を上げる強盗。一気に離すと風車のように回転しながら壁をブチ破り、待 機する警官隊に向け飛んだ。 「お掃除完了!!」 再び空を飛ぶ **** トイレに戻り放尿をする事で変身が解けた。 憲太の処に戻る。 「憲太」 「うん」 振り返った瞬間、憲太の唇を奪う葵 終わり
https://w.atwiki.jp/supergirl121/pages/51.html
都内私立○□高校2年B組、このクラスには裏サイトがある。 特定の男子生徒の実名や住所、メールアドレスを勝手に公開され、 うざい、きもちわるい、死ね、と書き込まれるなど、 深刻なネットいじめがおこっていた。 その生徒の携帯電話には深夜でも無言電話、いじめメールも1日に10通以上届く。 学校側もいじめに気づいたが、この手のいじめは、誰がやっているのか見当もつかず、 対応に苦慮していた。 ====================================== ちょうど1ヶ月前、森川美貴という女子生徒がクラスに転校してきた。 まじめで成績優秀な、でも少し地味なタイプの生徒であった。 が、、彼女は、地球から遠く離れた星からやってきたスーパーガール。 姿は普通の女子高生だが、その身体には地球人をはるかに超える能力がやどる。 地球人の約5000倍のスーパーパワー、どんな衝撃や薬品にも不死身の身体、 人間のレベルを超えたスピードと敏捷性、さらに空を飛び、X線ビジョンを使う。 美貴は放課後、学校の体育倉庫で、 同じクラスの 尾下翔太 という男子生徒を待っていた。 彼女は知っていた。 例の裏サイトの事実上の管理者、いじめの首謀者が彼であることを。 翔太は、体育倉庫に入り扉を閉めたとき、青と赤の物体が、 天井から彼の背後に舞い降りるのを感じた。 見ると、 青いトップに深紅のミニスカートとブーツ、もちろん胸には大きなシンボルの「S」。 美貴であった?はずの、スーパーガール。いや、スーパーガールである、美貴!! 「え、森川? その格好は、まさか。」 と、驚きの表情を隠せない翔太。 「そう、私、地球人じゃないの。といっても信じられないか。証拠を見せてあげるね。」 というと、いろんな器具が置かれている体育倉庫の棚から握力計を取り出した。 彼女は針を0にもどすと、グリップ部分をを右手の親指と人差し指で掴む。 握力計の数字を翔太に見えるようにして、2本の指に少しずつ力を加えた。 あっという間に針は100kgを超え、振り切れた。 握力計からバキッという音が響く。 2本指で摘む金属のグリップ部分のへし折れた音だった。 「どう,私の握力。普通の男性の5000倍くらい。といっても想像つかないわね。」 スーパーガール美貴は、今度は器具の置かれる棚から砲丸投げの砲丸を取り出した。 彼女は、取り出した砲丸を、森川の目の前で鷲掴みにし、握りしめた。 鋼鉄の指に握られた砲丸は、大きくかん高い音を発する。 指の形にあわせて砲丸がひしゃげていく、たちまちもとの形を失った。 「ちょっと、待って。森川。俺に何を、まさか。ネットの。。」 とおびえる翔太を横目に、 「そうよ。私は知ってるの、尾下くん。今日は、お仕置きとして罰を与えます。」 と残酷な言葉を浴びせると、彼女は空中を浮遊し、跳び箱の上に馬乗りになった。 「たとえばあ、こんなのはどう?」 というと、馬乗りになった跳び箱の木枠がきしむ。 バキバキッ、ベキベキッ、、、 赤いミニスカートからのびる女子高生の艶やかな太ももとふくらはぎ、いや、 スーパーガールの鋼鉄の太ももとふくらはぎが、跳び箱を粉々に挟み潰していく。 跳び箱は、バラバラの木片に姿を変えた。 翔太はスーパーガールの太ももに挟まれる自分の身体を想像し、言葉を失った。 内臓破裂、どころが上半身と下半身に引き裂かれてしまうだろう。 次の瞬間、美貴はスーパースピードで移動し、翔太の目の前に現れた。 「があっ、いいっ、、」 翔太は、苦痛のうめき声をあげる。 あろうことか、美貴の右手が翔太のペニスを鷲掴みにしている。 だが、砲丸を握り潰すあの握力ではない、十分に手加減している。 「あなたのペニス、潰さないであげるから、オナニーをしてみて。はい、早く。」 命令口調で話した美貴は、睾丸の手を離した。 逆らえばどうなるのか、翔太は床に転がる砲丸の変形した姿を見た。 「じっとしててもだめよ。いつもやっているんでしょ。早く。」 惨めだ、こんなふうにオナニーを強制され、逆らうこともできないなんて。 翔太は、ズボンをずらし、自分でペニスを握って上下にしごいた。 それをあざ笑うようにスーパーガールは見つめる。 こんな状況でも、さすが高校生、ペニスはだんだんと元気になってきた。 「元気になったわね。でもその皮かぶりでは地球でも女の子に嫌われるでしょ。」 翔太の張りつめた陰茎をスーパーガールは、右手でしっかり握った。 「剥いてあげる。」 というと、包皮を根本までぐいっとめくりあげた。 「やめろ、いや、やめてください。」 と翔太は悲鳴をあげた。 突然、スーパーガールは翔太の耳元でささやく。 「陰湿ないじめは許さない。」 「やめるとあなたが誓わない限り、このパワーで、こんなものは、、」 スーパーガールが、左手で翔太の萎えかけたペニスを睾丸ごとわしづかみにした。 「ぎゃっ、痛っ。」 スーパーガールは、睾丸が潰れる一歩手前まで力を加えた。 「ずいぶん力加減が必要ね。地球人の身体ってなんて柔らかいのかしら?」 と残酷にいう。 翔太は彼女の鋼鉄の指に引き裂かれ、潰される自分の睾丸を想像した。 「うそ、うそ、さすがにやめておいてあげる。」 というと、彼女の指は睾丸を開放した。 翔太は、にわかにほっとし、全身の力を抜いた。 スーパーガールは、翔太の両脚をつかんで転倒させた。 彼女が握る足首には、とんでもない激痛が走る。 強引に翔太を仰向けの状態にした。 立ったままの彼女と、床に寝転がり両脚を持たれた翔太。 2人が向かい合った形だ。 その瞬間・・・ 真っ赤のミニスカートからスラリと伸びた右足が、翔太の股間に伸びた! もちろん真っ赤なブーツをはいたままで、 「うぁぁぁぁぁ!?」 ブーツで踏みつけられ、翔太は驚きと痛みの声をあげた。 「どう?電気あんま!」 スーパーガールの両腕で、ぐいぐい両脚が引き付けられ、 そのぶん赤いブーツが股間にくい込む、 電気マッサージ機のようにブルルルルルルッと振動を与える。 「うぁぁ、イイイゥゥ!?」 その間も彼女の脚の振動は止まらない。 敏感なペニスをブーツの靴底で踏み、振動を与えられる。 ガクガクと体を震わせ、翔太は泣きだしはじめた。 突然、振動が終わり、スーパーガールの右足が股間から引き抜かれた。 翔太は、荒い息をついたまま、恐怖のあまり動けなかった。 「どう、力加減は? 加減しなければこんな感じよ。」 というと、彼女はブーツを3センチほど持ち上げると、 軽く、、体育倉庫のコンクリート製の床に踏み降ろした。 ズドン。床のコンクリートには大きなヒビが入る。 「痛いわよー、きっと」 さらに、振動を与える。部屋全体が揺れる振動で。 ガガガッ、ガッと、体育倉庫の床のコンクリートが、たちまちがれきに変わる。 スーパー電気あんま ちょうど削岩機でコンクリートの床を破壊するのと同じような光景だ。 「尾下くんも体験してみる。骨盤はぐしゃぐしゃ、粉砕骨折になるけど。」 「ややっ、めてください。」 恐怖のあまり翔太は、腰が抜けて動けない。 「そうね。今日はやめとく。お仕置きはここまで。」 そうというと、彼女は翔太にきびすを返し、体育倉庫の扉を開けた。 「たーだーしー、、今度変な書き込みがあったら、即、電気あんまの刑、ね。」 美貴は翔太のほうを振り返って、ほほえみながら言う、 「あと、私の握力で、あなたの身体のいろんなところを握りしめちゃうわよ。忘れないで。。」 と言い残し、倉庫の扉から2、3歩、歩くと、ピョンと軽くジャンプした。 彼女はスーパーガールの姿のまま、翔太が瞬きするまもなく、大空の彼方の消えていった。 森下美貴は、翌週の月曜日には転校し、そのまま高校から姿を消した。 翔太が彼女に出会うことは、2度となかったし、彼も彼女のことを誰にも語らなかった。 翔太は、町中で青と赤の服装の女の子をを見るたびに(そんなカッコほとんどいないが)、 背筋に冷たいものが走る。心の傷、PTSDというべきであろうか。 クラスの裏サイトは削除され、あのネット、メールいじめがなくなったのは言うまでもない。 (おわり)
https://w.atwiki.jp/supergirl121/pages/320.html
「ねぇ、私ってスーパーガールなのよね?」 俺の平和を乱す恐怖の言葉が、俺の隣にいる彼女、朝霧花梨から発せられる。 「そうだよ」 俺は絞り出すように答える。 俺の彼女、朝霧花梨はスーパーガールだ。 圧倒的な怪力、多種多様な(微妙な)能力、 そして最近では飛行能力(?)まで身につけた本物のスーパーガール。 その凛とした顔立ち、艶やかなポニーテールの黒髪、 女性としては高めの背に抜群のスタイル。 なぜか顔に常に絆創膏を貼り付けているが、 その魅力は損なわれることは無い。 少なくとも俺にとっては。 「スーパーガールって変身するものじゃない」 「一概にそうとは言えないんじゃないかな?」 今度は何を思いついたんだ、コイツは。 「私も変身してみたいの」 ああそうですか。したら良いんじゃないんですかね。 「それでね、衣装を考えてみたの」 花梨はおずおずとカバンからノートを出すと俺に見せる。 ……汚い。 汚いが、かろうじてわかる。フリフリのドレスらしきものに大きなリボン。 でもこれってスーパーガールというより、 「魔法少女?」 「そうだよ」 花梨は恥ずかしそうに、上目づかいで俺を見る。 格好イイ系の見た目の癖に、彼女の中身は、かなりの乙女だ。 それにしても一つ気になることがある。 「花梨ってスーパーガールなのに?」 「スーパーガールが魔法少女にあこがれたっていいじゃない!」 何のカミングアウトだよ。 魔法少女に憧れるスーパーガールとか、ややこしいな。 それにしても頑張って書いたんだろう。 花梨は自分の怪力でペンを折りまくるので、 精密動作性の向上に努力を重ねてきた。 弾丸を掴めるとはいかないが、小学校低学年並みには書けるようになった。 人(小学生)並みになれてお兄さんは嬉しい。 なぜか吹き出しに「つきにかわっておしおきよ」と、 これもまた凛とした容姿からは想像もできない、汚い字で書いてあった。 いろいろ混ざってる。 「それでね、練習に付き合ってほしいの!」 「……ああ、良いよ」 可愛い彼女の頼み、断るなんて選択肢は俺にはありませんよ。 「ありがとう!」 花梨は満面の笑みで俺に抱きついてきた。 人生楽ありゃ苦もあるさ。 顔をおさえる柔らかい感触と、放課後に確実に襲う災難に、俺はそんな事を思った 放課後、いつもの裏山の広場。 「それで衣装はあるの?」 「ないよ?」 花梨は言う。 基本的なところからスタートしなければならないらしい。 「衣装が無いって、どうするつもりだったの?」 「ああいうのって、ポーズをとったら出てくるんじゃないの?」 また何か間違っている。貴方は魔法少女じゃなくてスーパーガールなのです。 「まったく」 俺は、この分野ではまさに大家の、クラーク氏の話をしてあげた。 氏は常に服の下にコスチュームを着ており、素早く脱ぐ事で変身しているのだ。 「なによそれ、水泳の授業がある日に下に水着を着ておくようなものじゃない。 私も時々してるわ」 小学生でもないのにそんな事をしているのか。 それにしても身も蓋もない事を言う。 クラーク氏ほどの男でも、衣装は何もないところから湧いて出てくるわけではないのだ。 ましてや、花梨では遠く及ばぬ。 「そうだよ。それにもし衣装があったとしても、ドレスみたいな衣装、 いつでも下に着ておくわけにはいかないだろ?」 「ぬー」 花梨は腕を組んで悩む。 おお、寄せてあげての効果で胸がさらに大きく見えるな。眼福眼福。 「まあいいわ。衣装の問題は後にするとして」 後にするのかよ。 「変身自体のほうを練習しよう!」 諦めてはくれないのね。 花梨はいそいそと体操着袋からジャージを取り出した。 我が校指定の茶色いジャージ。 特に可愛らしい所も無く、卒業後はオカンの部屋着にされる事請け合いである。 「とりあえず、このジャージに変身するわ!」 それを本当に変身というのか、俺には理解できないが、 本人が納得しているのならそれでいい。 とにかく、早く終わらせてほしい。 …… …… …… 始まらないな。 「もう!見てないでよ!後ろ向いてて!これから着替えるんだから!」 怒られた。どうやら早着替えを極める方針にしたらしい。 それはもはやスーパーパワーではなく、宴会芸というのではないだろうか。 「はいはい」 俺は気のない返事をすると後ろを向いて、暇つぶしにスマホをポチりだした。 俺の後ろで衣擦れの音がする。どうやら一生懸命練習しているらしい。 「どんな感じー?」 俺は彼女の成功を祈っている。そして早く家に帰りたい。 「だんだん早くなってきたよ!いま10秒くらいで変身できる!」 その10秒は、アニメだと変身ポーズをとっている時間なのだろうが、 君のそれは着替えでゴソゴソしている時間だ。 それに10秒って、正直スーパーパワーなのかも微妙なタイムだな。 でもまあ、今日はこのまま何事も無く済みそうだ。 しばらく練習に付き合う振りをしつつ、 ネットサーフィンにでもしゃれ込むとしますか。 とスマホをポチポチしていると、 俺の背後からビリッという音がしたかと思うと、 後頭部に衝撃が走った。 どうやら、着替え中に足がもつれて転んで、 俺にぶつかって来たらしい。 眼前に星が飛び散る。 なぜ俺は単なる着替えで昏倒しなければいけないのか。 これが運賦天賦というヤツなのか。 スーパーガールを彼女に持つという幸福に見合う収支を、俺はまたも払う事になった。 数日後、俺は花梨に、裏山の広場に呼び出された。 どうやら変身が完成したらしい。 「じゃあ見ててね!」 元気よくVサインをする花梨。 「ぱちぱち~」 気のない拍手をする俺。 「いっくよー、それっ!」 花梨は回転しながら1mほどジャンプをするとそこで静止する。 花梨のスーパーパワーの一つ「落ちない」だ。 決して飛行能力ではない。 空中に浮遊しつつ、猛烈なスピードで回転する花梨。 凄まじいスピードに花梨の姿はブレて全く見えない。 なるほど、空中に浮かぶことで摩擦を無くし、 姿がブレルくらいの速度まで加速したのか。 能力を組み合わせて使うとは、脳筋傾向のある花梨らしからぬ行為。 変身に対する情熱がうかがえる。 それにしても凄いスピードだ。 とても人間が耐えられないスピードで回転する花梨。 これを見ていると本当に彼女がスーパーガールだと感じる。 それに本当に変身っぽい動きだ。 って、なんだろ。風が吹いていませんかね。 そして気流は次第に嵐へと変わる。花 梨を中心に竜巻が発生しつつあるのだ。 「っちょ!おいおいおいおいおいおいおい!」 俺は風に撒かれ錐もみ状態で空中に運ばれる。 バチバチと巻き上げられた小石や枝が当たる。痛い痛い。 時間にすると10秒ほどだったのだろう。 竜巻が消えると俺は、3mほどの木の上にいた。 どうやら花梨は、着替えの時間の短縮には失敗していたらしい。 広場の中央を見ると、ジャージ姿になった花梨がゆっくりと地面に下りてくる。 変身後がジャージじゃなければ、ばっちり決まっていただろう。 惜しい、実に惜しい。 「どう、凄かったでしょ!?ってどこー?」 「ああ……ここだよ……」 自分でも想像以上に弱々しい声でおれは木の上から花梨に声を掛けた。 「あれ、いつの間にそんなところにいたの?」 花梨は俺の姿を見つけると、俺のいる高さまで一飛びでジャンプして静止する。 枝に乗っているわけではない。空中での静止。 注に浮かびながら花梨は、満面の笑みを浮かべて俺に聞く。 「ねぇ、私の変身、どうだった!?」 「ああ、本当に凄かったよ。これなら変身中に攻撃する相手はいないね」 褒めてるのか俺でもよく分からない返事だったが、心の底からそう思う。ただし、 「ところで花梨さん、何か、下がスースーしませんか?」 「え?」 理解していない花梨に、俺は白い布切れを見せる。 変身中に飛んできた花梨のパンツ。 着替えの途中で一緒に脱いでしまったらしい。 やはり精密動作性はまだまだのようだ。 「え?」 花梨は最初はきょとんとした顔で、恐る恐るジャージのズボンのゴムを引っ張る。結構がばって開きますな。そうか、胸が大きいから大きく開かないと上から見えないんだ。 花梨は本来、ズボンの下にあるはずの、布が無い事を確認する。 上から見下ろしている形の俺にもばっちり見えてしまった。 「いやああああああああああああああ!」 花梨は手を振って俺からパンツを奪う。花梨の腕が木の幹に当たると、バリィという、何かが折れる音がする。っちょっ!だんだん傾いて……!まだ俺、木の上……ッッ! 単なる早着替えで何故このような事になるのか。 俺は天と地がひっくり返る光景を見ながら、世の理不尽を嘆いた。
https://w.atwiki.jp/supergirl121/pages/48.html
永田町と霞ヶ関でスーパーガールによる<大掃除>は国民に歓喜で迎えられ、 大掃除後に行われた新たな国会議員達を選ぶ選挙でも、真に国民と国家の為に 働こうと意欲を燃やす若手議員たちが当選。死に絶えたような国会議事堂も活 気付き、官僚の多くも入れ替わった。 だが、それを善しとせぬ勢力もいた。日本を51番目の州だと考えているアメリ カ合衆国と、傀儡を大掃除の際に惨殺された中国である。 国連決議によりスーパーガールはテロリストと認定され、日本政府はテロ支援 国家として認定された・・・・・。 *** 砲撃しながら自衛隊陣地を蹂躙するM-1戦車を、滝口1曹は成す術も無く見 ていた。彼等の持つ対戦車火器では跳ね返されてしまう。 悲鳴に混じり骨を砕く音 「このままだと・・・・!!」 歯を食い縛るが、どうにもならない。頼みのスーパーガールは新潟に上陸した 中国軍を殲滅。本人曰く「面倒だから」とスーパー能力で巨大化して現在、巨 大箒と塵取、バケツと雑巾を駆使して中国大陸を大掃除している最中である。 さらに悪い事に、米本土から金髪のスーパーガールが現れ、護衛艦隊を物の3 分で壊滅させたのである。ちなみに、その残骸は巨大な鉄の球体となって国会 議事堂と首相官邸を踏み潰し、新宿都庁の前で鎮座益しましている。 銃を撃ちまくるが、圧倒的な火力の前では歯が立たず、次々と沈黙していく、 ふいに、飛んでいたアパッチが<何か>にぶつかり跳ね飛ばされ、M-1の群 に激突した。空中を浮遊するSのロゴの青い服とミニスカートの少女 「中国は綺麗にお掃除しましたよ☆」 スーパーガールだ。