約 383,681 件
https://w.atwiki.jp/forsale-lawyer/pages/49.html
当所旗印 民主々義と自由主義 民主々義は世界の大勢なり天下の輿論なり、之に逆行する頑冥の徒、危険の思想は必ず亡ぶ。当所民主を提唱して茲に八年、所論今日漸く世に認めらる、豈嬉しからざるを得んや。微力到底完全を企及すべからずと雖も又聊か確信する処あり、努力以て信任に応へ成績を挙げ苟も期待に背かざらん事を期す。只憂ふる処は民主に対する世の誤解なり、民主決して民本にあらず、両者は根本に於て全然其意義を別にす、当所は成立に於て聊か他と其国体を異にし民刑上告を以て専門とす。又民主必ずしも刑従にあらず、否其数と実に於て当所は正に寧ろ刑主民従主義なり。然るを故ら頻りに民主を高調する所以のものは唯夫れ時代思潮に順応したるに外ならず、敢て元祖の名義を争ふ意にあらず、区々たる大義名分我に在て又何かせん、当所の眼中、唯福利満腹あるのみ。 自由主義を以て、専恣放縦無規無則、人を駆つて再び猛獣に回するものなりとするは、畢竟専制家又は其代弁人の曲論なり、愚論なり空論なり、ポリシーなりゴマカシなり。之を当所昨年の実験に徴するに、自由は自在に準範を生じ、準範は自然に規律を為す、秩序あり整然たり、事件に従ひ人物に応じ、料金も亦おのづから一定す、未だ曽て損失あるなし。無料後金何んぞ惧るるに足らん、人間至る処に平均あり。然らば茲に再び自由の大旆を押し立て、旗鼓堂々亦新なる一年を奮戦せん哉。 大正八年一月一日 東京 上告専門所 <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
https://w.atwiki.jp/monosepia/pages/8182.html
自由民主党 / 売国 / 反日 西田昌司 / 逢沢一郎 +クチコミ検索〔自由民主党内反日勢力〕 #bf +ブログサーチ〔自由民主党内反日勢力〕 #blogsearch +ニュースサーチ〔自由民主党内反日勢力〕 gnewプラグインエラー「自由民主党内反日勢力」は見つからないか、接続エラーです。 +クチコミ検索〔自民党内反日勢力〕 #bf +ブログサーチ〔自民党内反日勢力〕 #blogsearch +ニュースサーチ〔自民党内反日勢力〕 【正論1月号】特集 真珠湾攻撃から80年 日系人の運命変えたゼロ戦の不時着 作家、将口泰浩 - 産経ニュース 自民各派 首相の総裁選再選に異論続出、二階派でも - 産経ニュース ● 売国議員リスト ■ 電凸!西田昌司と逢沢一郎の事務所・なぜ共産党や川崎市長へ抗議する川崎デモはヘイトスピーチか? 「正しい歴史認識、国益重視の外交、核武装の実現(2016.6.9)」より / 共産党や川崎市長に抗議する「川崎デモ」を神奈川県警や在日朝鮮人や反日左翼どもが暴力によって妨害し、中止に追い込んだ。 恐るべき言論弾圧を自民党の西田昌司や逢沢一郎が「良かった」と喜んだ! 私は、6月8日の昼前、西田昌司事務所(電話:03-6550-1110)と逢沢一郎事務所(03-3508-7105)に電凸した。 (※mono.--西田昌司事務所への電凸部分は略、詳細はブログ記事で) / 逢沢一郎事務所 電話:03-3508-7105 俺 逢沢一郎議員に質問と意見があります。 秘書(男) 名前と住所を言ってください。 俺 東京の台東区の●●と申します。 失礼ですが、お名前は? 秘書(男) 秘書の三谷です。 俺 逢沢一郎議員は、6月5日の深夜にツイッターで「川崎市で計画のデモが中止に。在日コリアンへの差別的言動を繰り返していた団体。ヘイトスピーチ対策法成立させてよかった。」と述べました。 6月5日に川崎で予定されていたデモは、共産党や川崎市長に対して抗議するデモであって、「ヘイトスピーチ」などではありませんでした。 秘書の三谷(男) NHKなどの報道でも「ヘイトスピーチ」と報道されていた以上は、それら報道を信用してつぶやいたのだと思います。 俺 NHKは「ヘイトスピーチの可能性」と報道していました。 そもそも「ヘイトスピーチの可能性」というだけで、届け出た上で許可されたデモが暴力によって中止に追い込まれたことについて、「ヘイトスピーチ対策法成立させてよかった。」と言うことにも問題ありませんか? 可能性ってだけで暴力によってデモを中止して良いのですか? 秘書の三谷(男) NHKだけではなく報道機関は全般に「ヘイトスピーチ」と報道していたし、6月5日以前から「ヘイトスピーチ」と報道されていたでしょ。 俺 私は6月5日の川崎デモに参加した者ですが、あのデモはヘイトスピーチではなく、共産党や川崎市長に抗議するデモだったんです。 事前の告知でも、用意していたデモの口上やコールでも、ヘイトスピーチなんて全く事実無根の出鱈目でした。 ヘイトスピーチ対策法を成立させる前から、国会議員としてヘイトスピーチの実態について少しは確認する努力をするべきではありませんか? 秘書の三谷(男) 逢沢は確かにヘイトスピーチ対策法には賛成しましたが、逢沢自身はその法案を審議する委員会の委員ではなかったので、その委員会からの報告書を見て判断したのです。 俺 だったら、マスコミや自民党などが「ヘイトスピーチ」呼ばわりしている多くのデモに参加している私は情報提供させていただきますが、マスコミや自民党などが「ヘイトスピーチ」呼ばわりしているデモに「ヘイトスピーチ」など存在しません。 秘書の三谷(男) 今一人なんでちょっとお待ちください。 (ここも1人しかいないようで、多くの電話がかかってきていた) そのヘイトスピーチ対策法の法案を審議した衆議院の委員会が調査して報告書を作成している。 逢沢は、委員会の報告書を受けて法案に賛成したのです。 俺 その報告書をできれば入手したいのですが? 秘書の三谷(男) ヘイトスピーチ対策法の法案を審議した委員会のメンバーなら持っているでしょうね。 俺 分かりました。 ただ、改めて「ヘイトスピーチ」呼ばわりされているデモの多くに参加している私から事実関係の情報提供しますが、マスコミが「ヘイトスピーチ」として報道してきたデモは領土返還を求めるデモや拉致被害者の奪還を求めるデモや日本人差別に抗議するデモなどであって、断じて「ヘイトスピーチ」ではありませんでした。 NHKも含めたマスコミは、領土返還デモや拉致被害者奪還デモや日本人差別をなくせデモについても、堂々を「ヘイトスピーチ」として虚偽報道を繰り返してきました。 6月5日に暴力によって中止に追い込まれた川崎デモだって、共産党や川崎市長に抗議するデモだったんです。 逢沢議員は、少なくとも間違った報道を鵜呑みにしてツイッターで無責任な発言をしたことについて、きちんと訂正等を行うべきです。 秘書の三谷(男) ですから、うちとしては報道を信用して「ヘイトスピーチ」と判断するしかないわけで、それで議員は「ヘイトスピーチ対策法を成立させて良かった」とつぶやいたわけです。 俺 自民党だって、テレビや新聞の偏向報道で散々酷い目に遭っているはずでしょ。 自民党もマスコミの偏向報道に抗議もしているのに、そうやってマスコミ報道を鵜呑みにしないでください。 秘書の三谷(男) マスコミ報道が間違っていたら、マスコミは訂正や謝罪をするでしょう。 謝罪や訂正をしていない以上は、マスコミ報道は正しいと判断するしかないでしょ! そこまで言うなら、マスコミに謝罪や訂正をさせてから言って来てくださいよ!! 俺 マスコミに対しても、抗議して訂正や謝罪を求めている。 秘書の三谷(男) でも、マスコミは、誤報を認めて訂正や謝罪をしていないじゃないか!! 俺 マスコミは虚偽報道をしようが誤報しようが、訂正や謝罪をしないこともあります。 全てマスコミのせいにしないで、実際にデモに参加してきた国民の情報提供を素直に聞き入れることも重要ではないですか? 秘書の三谷(男) それは、アンタの考え方がおかしい!! NHKなどのマスコミに訂正をさせてから、言って来い!! 切りますよーーーーーーー!!!! ━━━━━━━━━━ 逢沢一郎事務所の秘書の三谷(男)は、最後は完全にぶち切れていた! 私は最後まで冷静に話していたのだが、かなりブチ切れやすい奴だった! 録音していて、You Tubeか何かで公開したら物凄いことになっていただろうが、残念だ。 (※mono.--以下略、詳細はブログ記事で) ■ 西田昌司「川崎でのヘイトスピーチの中止は良かった」・逢沢一郎「川崎デモが中止に。良かった。」 「正しい歴史認識、国益重視の外交、核武装の実現(2016.6.8)」より (※mono.--前略、詳細はブログ記事で) / 西田昌司は、6月5日の川崎デモについて、「川崎でのヘイトスピーチ」と勝手に決めつけている。 「ヘイトスピーチ解消法」に関する全ての間違いは、この間違った【決め付け】から発している。 まず何よりも最初に、西田昌司は、なぜ6月5日の川崎デモが「川崎でのヘイトスピーチ」と言えるのかを説明しなければならない。 ヘイトスピーチに関する全ても問題は、ここに集約されると言って過言ではない。 6月5日の川崎デモは、共産党や法務省人権擁護局や川崎市長・福田紀彦などに対する抗議が目的であり、決して「差別的な言動」「ヘイトスピーチ」などではなかった! 西田昌司は、6月5日の川崎デモが「ヘイトスピーチ」だとする根拠を述べよ! ついでに、西田昌司は、過去に何度か行われた川崎デモについても、どの部分が「ヘイトスピーチ」だったのかをきちんと説明するべきだ。 なお、西田昌司は、今年3月20日に川崎市で行われた【人権侵害国家北朝鮮を糾弾する「川崎」街頭演説会】(関連記事)についても、「ヘイトスピーチ」だと決めつけていた。 人権侵害国家北朝鮮を批判する街頭演説会のいったいどこが「ヘイトスピーチ」なのか? (※mono.--中略) / 逢沢一郎にも、西田昌司に聞いたことと同じことを問いたい。 6月5日に暴力によって中止にされた川崎デモのいったい何が「ヘイトスピーチ」だったのか? 逢沢一郎は「在日コリアンへの差別的言動を繰り返していた団体。」と決め付けているが、過去の川崎デモにおいて何が「ヘイトスピーチ」だったのか説明しろ! 過去に川崎市で行ってきたデモは、治安回復や在日特権廃止などを求めるデモだった。 (※mono.--後略) .
https://w.atwiki.jp/izu6105/pages/85.html
米テキサス州南パドレ島で8日、 「尾びれ」に似た合成ゴムの補助具を付けて 泳ぎ回る片ヒレのウミガメ「アリソン」。 ヤフーニュースhttp //headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090409-00000037-mai-intより ウミガメも、補助具のおかげで、 泳げるようになれて 良かったですね。 ウミガメ関連商品はこちら ウミガメ
https://w.atwiki.jp/landau/pages/37.html
自由度が1の系における微小振動を扱う。 系が安定なつり合いの位置にある時、ポテンシャルエネルギーU(q)は極小値をとる。その位置からずれると、もとへ戻そうとする力-dU/dqが生ずる。つり合いの位置の一般化座標をとすると、つり合いの位置からのずれが小さいとき、 となる。ここで、 とおく(デカルト座標とまぎらわしい)。そうすると(Ti○○氏風、ってまずければ削除しておいて)、 本書はややこしい気がするので、以下本当のデカルト座標限定で議論する。 一次元の微小振動を行う振動子のラグランジアンは となり、オイラーラグランジュ方程式に代入すると、 となる。ここで、 とおいた。これは、角振動数と呼ばれる。 上の微分方程式の一般解は である。ここで、三角関数の加法定理より、 、 である。 ここで、振幅と位相の説明ってなくても分かるよね?というわけで、系のエネルギーは となり、エネルギーは振幅の2乗に比例する。 振動は三角関数でなく、指数関数を使って書くこともできる。その方が、演算の際に楽になるのだ。以下では、線形の計算しか行わないので、Reを省略して、後で実部をとる記述を採用する。
https://w.atwiki.jp/sk_rexi/pages/54.html
名称:自由設定[好みのタイプ] アイテム種類 好嫌(タイプ) レア度 B+ 詳細 自由設定「好みのタイプは???」 ???部分に自由な文字を入力できる。 ※下記に該当する設定は無効となり、シナリオでは無視されますのでご注意ください。 意味不明・矛盾する・修得スキルに見合わない・特殊な能力を手に入れる・他人のキャラに関する・レアすぎる(10万人に1人な設定)・規約違反。 ★
https://w.atwiki.jp/flightglide/pages/33.html
自由パンノニア共和国 Republic of Free Pannonia 国旗追加(2023/07/09) SP対応(2022/04/07) 地図を追加(2022/04/06) テンプレ統一運動(2021/10/14) 北パンノニアとも 自由パンノニア共和国は惑星パルエに存在する連邦構成国の一つである。 元々は赤道地域を支配するパンノニア王国として君臨していたが、数十年前に連邦と帝国に挟まれ分割されてしまった。 新芽期の小国乱立時代から現在に至るまで北半球における文化的先進国で、パルエの美術、建築、文学等に大きな影響を持つ。 パンノニア語を話せることは北半球の人々の知識階級のステータスでもある。 画像クリックで拡大できます 詳細地図を作成してくださった六方晶ダイヤモンド氏に感謝 国旗 公用語 パンノニア語 首都 ソルノーク 最大の都市 ソルノーク 通貨 オリント 国歌 祖国の翼 民族構成 パンノニア系 N/A系 N/A系 その他 80% N/A% N/A% N/A% キャラクター・パレット 1 王族系 2~3 純パンノニア系 4 西方混血系Ⅰ 5~6 系西方混血系Ⅱ 概要 ラスティフロントでの位置づけ ラスティフロントにおける北パンノニアは、騎士道精神あふれる誇り高い民族、かつての強国時代の威厳がやや薄れつつも健気に帝国に対抗する 器用貧乏の主人公国家 として創作されています。 ラスティフロントのイラストやその他の二次創作でも見られるように、ビジュアル設定が統一されており、キャラクター、建物、メカにおいてもパンノニア感を出すことが重要視されます。 このとき、主人公のようなかっこよさを出しつつも、妙にダサくする必要があるため、ビジュアルの文法を理解するまでは少し難易度が高いかもしれません。 パンノニアは文化先進国であり、その地名や人名も独特な高貴さを持っています。 語感は二次創作を見るのも良いですが、地図の地名を参考にするとわかりやすいかもしれません。 歴史 建国 (パンノニア王国~分裂) 赤道より南、オリエント海に突き出す肥沃な大地。そこに存在するアトミッゲ・クレーターに入植したのがパンノニア民族の祖先、リュリ族であった。 リュリ族はクレーターに形成された様々な重金属の恩恵を受けて早くも鉄器を用いた産業を発達させる。 ※このクレーターは過去に対戦で使われた質量兵器によって作られたもので、天体級の物体の衝突によって重金属が局地的に形成されていた。 時代は進み、数百年前の小国乱立時代ではメル=パゼル共和国に準ずる強大な工業国にまで成長した。 メル=パゼル同様、帝国の侵略時には連邦には加盟せず独自で防衛戦を行った。 対空砲は配備しておらず対空中艦戦闘は困難であったが、当時としては珍しい装甲車やロケット砲などを用いて帝国軍を地上戦で迎撃した。 帝国軍を驚かせたのは、パンノニア軍が王宮のシンボルである青銅製大砲”キライ砲”(口径85cm)を持ちだして帝国の兵員輸送艦1隻を撃沈したことだ。 共和国よりも激しく抵抗したが、国土の立地が悪かった。つまり共和国のように他国という防波堤がなく、国境線が戦線と化し、帝国の火力の前に4日で無条件降伏してしまう。 降伏を認めず、脱出した軍と民衆の一部がレジスタンスとして自由パンノニア軍を編成。そのまま国土の北部を領土とした国家を築き上げた。同時に連邦へ加盟し、現在も存続中。 連邦崩壊後 パンノニア事変 644年の南北停戦後、そもそも戦う理由が宗主国の対立以外になくなっていた南北パンノニアでは早速、南北統一の機運が高まる。 ここで統一賛成派の南北パンノニアと、それに反対する派諸国家(主に連邦と帝国など)間による武力衝突が発生する。 介入勢力は南北戦争直後だったこともあり、全面戦争化を恐れたため投入された兵力は小規模なものだった。 パンノニアは果敢に対抗し、しびれを切らした正統アーキル軍によってパンノニアの北部工業地帯へ進駐されるなどの蛮行を受けつつも、悲願の統一パンノニアとして復帰を果たす。 その後は南北のヒト・モノ・カネ、その他文化や技術などの統合が緩やかに進んでいき、パンノニアは第四紀から宇宙時代にかけて超大国となる。 文化 国民 太古の騎馬民族のような、ややがっしりとした体を持つ丈夫な国民をイメージ。身長が高く、男女ともに大柄。(女性でも170cm以上に及ぶことが普通) 第二紀~第三紀 基本的にはパンノニア南北で差異は見られず同族意識を持っているが、互いに各陣営に編入され歳月が経っており国交も断絶しているため不信感が両者に生じてしまっている。 国民の愛国心も高いことは高いのだが、帝国に無条件降伏した祖国を恥じてもおり、パンノニア王国の民という認識はなく新生パンノニアの国民としての自覚を持っているのが違いにあげられる。 分裂後一世も誕生しパンノニア王国としてのアイデンティティが失われつつある。 観光地として 北部の沿岸沿いには王国時代の歴史的建造物が多く残っており、連邦盟主国たるアーキル国民の観光地として有名だ。 パンノニアも貴重な外貨(貨幣であれ物々交換であれ)獲得手段として観光政策を推進している、フライトグライド世界では珍しい国家である。 主な特産品・みやげ品として以下のものがあげられる。 ・巨大クルカ人形 ・パンノニアハーブ ・グルッピィ乗り (陸鳥) 飼いならされたパンノニアに生息する陸馬に乗って、海沿いを乗馬できる。グルッピィはパンノニア騎兵の象徴である。 ・パンノニアバサミ ・身代わり人形 つぶれたバオバブのような姿をしたパンノニア原生木でできた手のひらサイズの手掘り人形 経済 軍事 特筆事項 政治 自由パンノニアは政体として共和政を採用。 国民によって選ばれた議員が国策を決定し、議員から首相が選ばれるシステムである。 選挙は1年(15ヶ月)に2回行われ、国民投票率は75%と高い。 軍事衝突が少なく平和な期間は投票率が下がってしまう傾向がある。 7つの地方に地方議会があり、それぞれの自治性が高いためしばしば 連邦の中の連邦(ドボゾーク) と皮肉られる。 外交 帝国軍に国土の半分を奪われ徹底抗戦の旗のもと建国されたという歴史もあり、対帝国に関しては一切の妥協も許さない。 一方で連邦の仲間入りをしたものの連邦本国の助けをあまり受け入れようとしない。 これにはこの国民に根付いてしまった強いナショナリズムが影響している。 隣国のサン=タルスタリ皇国とはお互い帝国に接しているため一応の協力関係を築いているが、皇国と違ってコロニーのような戦略的資源も無く外交に関しては劣勢である。 共和国とは古くから技術を競いあう仲であったので、友好国とはいえ同時に仮想敵国でもある。 今でもなお開発部や造船工廠においてメ共和国の技術を基準に性能目標などを立てる風習が残っている。 諸島連合との関係は良好で、海産物と自国で取れる鉱物の相互貿易を行っている。(パンノニア産鉱物は軽さが重要な空中艦には適さず、水上艦に好まれたからである) 自由パンノニア共和国の技術 金属加工技術に長けており、連邦軍黎明期の急速な飛行機械の発達を促した。 王国分裂の事件の打撃は大きかったが、帝国が手にした南部地域は穀物地帯でパンノニアの北部工業地域は帝国の手に落ちることはなかったのが幸いし、技術の保持がなされた。 西部のメル=パゼル、東部のパンノニアの工業地帯が連邦を支えたと言って良い。 連邦が浮遊機関を実用化してから、パンノニアの技術が活かされることとなった。 空力的に安定しており、軽く十分な強度のある大型の船体を特徴とした船は一時的には連邦軍の軍艦として採用されていたが、 パンノニアの技術的全盛期はその頃にはすでに過ぎており、パンノニア製の軍艦はその多くが技術的に陳腐化したもので占められるようになる(第二紀)。 それでも技術投資は続けており、現在の技術レベルで難しい最新技術を背伸びして研究する傾向がある。 ▲高速戦闘機メルゼアMk-3とトゥラーンMk-1はそれぞれパンノニアが技術屋としての意地を見せた一品だ。 第二紀後期に差し掛かると、浮遊機関に頼らない液化ドブルジャ管を浮力に使うようになり、これによりさらなる巨大航空機の開発が可能になった。 これらの技術は戦後にかけて、パンノニアを代表する多くの傑作旅客機を生み出す原動力となった。
https://w.atwiki.jp/aspurand1106/pages/16.html
【オープニング】 話数 タイトル 登場キャラ 000 様式美ですよ 吉橋寛和、岩岡朋佳 【早朝】 話数 タイトル 登場キャラ 001 気持ち良くなれない娼館 アゼイリア、二宮嘉光 002 墓場で運動会 稲葉憲悦、村田ユズハ 003 天より降る獣 ウラジーミル・コスイギン、福島愛沙、鐘上真生 004 仄暗い水の底へ 武田周治、マリア・ベーラヤ 005 人は自分が考える程不幸では無いが幸せでも無い 竜錬アイ、南遊里、石清水成道 006 ろりもばとろわ 長嶺和歌子 007 BLOOD DRAGON 浅井貴光、森林源五郎、エマヌエル 008 落ちるところまで落ちて 柏木寛子、狐閉レイナ 009 ある馬の欲望 シップウジンライ 010 バスターソウル ザガート・マキシム、深魅瑠維 011 静寂を引き裂く嬌声 村上在羽、エリノア、福井知樹 012 心の清らかな変態……違和感凄いぞ ユルゲン、長嶺和歌子 013 DANCING WIZARD アリシア・ルクルス、八神雹武 014 ずっとずっと……籠城――ひとりきり 篠原昌信 015 夢半ばにして昇天す シップウジンライ、石和清香、フーゴ 016 残影 長野高正、ヘレン・オルガ、宮永正子 017 食わなきゃやってられない時もある 安野賢史、成沢由枝 018 克服出来る? 出来ない? 内藤行光、緒方龍也 019 覗きは良くないと思います 上泉賢通、板倉怜佳、ハヤト 020 免罪符 池田里子、杉下愛美 021 淫らなのにも理由はある 君塚沙也、石川信泰、ヘレン・オルガ 022 死ぬのか生きるのか淵を行ったり来たり 南遊里、添津武吉 023 過程とかそういうのは吹っ飛ばしたい ソフィア、石清水成道 024 占い師、妖狐、賞金稼ぎ 川西栞、イェレミアス、ザガート・マキシム 025 秘められたる欲求 蒲生重勝、神楽坂雪子 【朝】 話数 タイトル 登場キャラ 026 頭がパーン 稲葉憲悦、二宮嘉光 027 暗澹の心 柏木寛子、狐閉レイナ、アゼイリア 028 崩壊は唐突にやってくる 八神雹武、川西栞、イェレミアス、ザガート・マキシム 029 爆裂スル恐怖 ウラジーミル・コスイギン、福島愛沙、マリア・ベーラヤ 030 三人の修羅 エマヌエル、鐘上真生、成沢由枝 031 来世ではきっと良い事ある、かどうかは知らん 緒方龍也、フーゴ 032 踊り子に獣の熱情が迸る 上泉賢通、板倉怜佳、ハヤト 033 行軍 村上在羽、エリノア、福井知樹 034 抑えきれぬ欲求 蒲生重勝、神楽坂雪子 【第一回放送時刻】 話数 タイトル 登場キャラ 035 第一回放送(自由奔放オリロワ) 吉橋寛和 【午前】 話数 タイトル 登場キャラ 036 満たされぬ欲求 蒲生重勝、神楽坂雪子 037 連死 内藤行光、ヘレン・オルガ、フーゴ 038 強制移動です 篠原昌信 039 さあ進軍開始 南遊里、添津武吉 040 『これからの身の上』 イェレミアス、柏木寛子、狐閉レイナ、アゼイリア 041 めぐりあいバトロワ 君塚沙也、石川信泰、ソフィア、石清水成道、長野高正 042 時間があれば、ね 稲葉憲悦、柏木寛子、狐閉レイナ、アゼイリア 043 生死と隣り合わせのスレチガイ 上泉賢通、板倉怜佳、ハヤト、八神雹武、村上在羽、エリノア、福井知樹 044 DISSIDENTS ユルゲン、長嶺和歌子、杉下愛美 045 初体験(殺害的な意味で) 鐘上真生、マリア・ベーラヤ 046 無垢とも言える欲求、それに晒された少女の末路 エマヌエル、成沢由枝 047 ひとりぼっちだと色々考えてしまう ウラジーミル・コスイギン 【昼】 話数 タイトル 登場キャラ 048 思い出した時にはもう手後れ←よくある事 南遊里、添津武吉、ソフィア、石清水成道 049 神社での出会い 篠原昌信、イェレミアス 050 薄れる自暴自棄の心 柏木寛子、狐閉レイナ、アゼイリア、フーゴ 051 なりを潜める欲求 蒲生重勝、神楽坂雪子、村上在羽、エリノア、福井知樹 052 赤い道標に誘われて ユルゲン、長嶺和歌子、ウラジーミル・コスイギン 053 見張りの重要性とは 稲葉憲悦、篠原昌信、イェレミアス 【第二回放送時刻】 話数 タイトル 登場キャラ 054 第二回放送(自由奔放オリロワ) 岩岡朋佳 【日中】 話数 タイトル 登場キャラ 055 デスカウントコンビネーション 石清水成道、ソフィア 056 血霧の向こう 村上在羽、エリノア、福井知樹、鐘上真生、エマヌエル 057 叶えられない欲求 蒲生重勝、神楽坂雪子、長野高正 058 ああ、このまま世界が終わるなら 柏木寛子、狐閉レイナ、アゼイリア、八神雹武 059 成就する欲求、そして集いし反抗の者達 エリノア、蒲生重勝、神楽坂雪子、長野高正、ユルゲン、長嶺和歌子、ウラジーミル・コスイギン、狐閉レイナ 【午後】 話数 タイトル 登場キャラ 060 後ろの正面だあれ エリノア、狐閉レイナ、蒲生重勝、神楽坂雪子、長嶺和歌子、ウラジーミル・コスイギン、長野高正、石清水成道、ソフィア 061 戦い続いて日が暮れて エリノア、蒲生重勝、神楽坂雪子、狐閉レイナ、ユルゲン、稲葉憲悦、篠原昌信、イェレミアス 【第三回放送時刻】 話数 タイトル 登場キャラ 062 第三回放送(自由奔放オリロワ) 吉橋寛和、岩岡朋佳 【夕方以降】 話数 タイトル 登場キャラ 063 虚空(そら)に消えてった打ち上げ花火 エリノア、蒲生重勝、神楽坂雪子、狐閉レイナ、ユルゲン、稲葉憲悦、篠原昌信、イェレミアス、吉橋寛和、岩岡朋佳 【エピローグ】 話数 タイトル 登場キャラ 064 RESTART エリノア、蒲生重勝、神楽坂雪子、ユルゲン、吉橋寛和、岩岡朋佳
https://w.atwiki.jp/doa-world/pages/13.html
自由形~フリースタイル~ Lyrics Music 徳永暁人 さて今日は何から手をつけるべきなんでしょうか 胃袋はさっき大盛りのランチを消化 デキル男は眠らない?いやいやさっさと遊んでるか 仕事もなんもかんもタマッテル! アチコチソチコチ メタボってる! 自由形[フリースタイル] ちゃんとやりますから ちょっと黙っててよ うるさい ちゃんと出来ますから ちょっと時間くださいよ とか言えたらいいのに さて今夜はいったいどこで何を食べましょうか コンビニ通いの僕に幹事なんかつとまるんでしょうか 今に始まったことじゃない 不安になってもしょうがない 疲れもなんもかんもタマッテル! 転ばぬ先の杖欲しいです! 自由形[フリースタイル] ちゃんと聞いてますから ちょっと黙っててよ 繊細 完璧に出来ないと 胃が痛くなっちゃうんだ とか言えたらいいのに 自由形[フリースタイル] ここに宣言します。 「明日からもこのまま行きます。」 New Style その折はあらためて連絡いたします。 自由形[フリースタイル] ちゃんとやりますから ちょっと黙っててよ うるさい ちゃんと出来ますから ちょっと時間くださいよ とか言えたらいいのに 2007.9.26 Album「3」13.収録
https://w.atwiki.jp/nocry/pages/67.html
4 「……出来ねぇ相談だな」 四半時黙りこくっていたダインは、深く息を吐きながらそう結論を出す。 エンも、いつの間にか強張っていた、肩の力を抜いた。 と、同時に虚脱感が支配する。 (私は結局何も出来ないのか) そう結論がつくのが怖い。 「出来ませぬか」 「トルエがエスタッドとの協定を破って、急襲してきたことについては、いったん、棚上げしてもいい。俺が納得してねぇだけで、俺の問題だからな。だが。お嬢……ミルキィユに、取次ぎを頼むとなると、やはり話は別だ。なんだかんだ強がって、情に弱い。トルエ公女の窮地を知れば、きっとアンタの期待以上に、何とかしてやろうと動くだろう。兄のエスタッド皇が、お嬢の横槍を受けたぐらいで、考えを変えてくれる優しい性格には思えねぇが、そうでなくとも宮廷内のお嬢に対する風当たりは強い。さらに風を強くする必要は……全くねぇな」 「……」 「アンタが公女を思うように、俺も俺なりに、お嬢が大事だ。言えば、お嬢はきっと苦しむ。悪ぃが、無理だな」 「お言葉の通りなのでしょうね」 虚脱感に苛まれながらも、思わず苦笑の零れるエンだ。十割駄目を承知で、頼み込んではみたものの、 (良かった) そう思う部分も確かにある。 何が何でも、生き長らえさせたいと言うエンの思いと、そうキルシュが願っているかどうかは、別の話だ。 あがく公女を見たくない。 それも本音だ。 「では、今の話は無かったことに」 「うん……?」 きっぱりと、諦めた。 開き直ったとも言う。 「新たに手を練りましょう。見苦しい手段は、公女に叱られますゆえ」 「まだ15の娘じゃあねぇか」 「15です。しかし年は関係ない。15にして既に、……自分を律する術を判っていらっしゃる」 「律する、ねぇ」 「時折ひどく口惜しくなります。もしあの方が、エスタッドとまでは行かずとも、そう……、故アルカナ国ほどの広大な土地と、豊富な人材を従えておいでなら、と」 「覇王の器か」 「少なくとも、ルドルフ公を葬るのに、十重二十重の策を巡らす必要はなかったと」 「……ちょっと待て」 不穏な話題を、聞き流すことが出来なかったダインが、思わず口を挟んだ。 「ありゃ、エスタッド国内の問題だろう?ルドルフ野郎の城攻めをしたのは、俺らなんだぜ?策って何のことだ。あれは、あの馬鹿が、皇帝に逆らっ……た」 挟んでおいて、言葉が中途で途切れる。 対するエンは落ち着いたものだ。 「現皇帝反対派の旧臣一派を掻き集めて、反乱を起こしたのでしたね」 まるで他人事だった。 「……待てよ。アンタは確か……、公女と一緒にルドルフのところにいた……んだったな?」 「その通りです」 「ってことぁ、アンタがあの馬鹿に復讐するために、遠回しに……、反乱するようにそそのかした、とでも言うつもりか?おだてられた馬鹿が、自滅するように」 「さて。どうなのでしょう」 思わせ振りな言葉を含んで、エンははっきりとは応えない。 そのまま俯いて、黙り込もうとした瞬間、 「うん……、」 弾けるように顔を上げた。 耳の奥に、微かに響く地鳴りがする。 「ダイン殿ッ」 それが、多数の騎馬の音だと思い当たるのと、身体が動いたのと、どちらが先立ったかエンには判らない。 咄嗟に立ち上がっていた。 急に表情を変えたエンに付いていけなくて、ダインが目を剥いている。 「お、おい」 視界の利く彼には聞こえないのだ。 まだ。 空気の震える響き。地から伝わるほんの微かな共鳴音。動物独特のにおい。 半腰で辺りを見回すダインだ。何か不穏な雰囲気を感じても、 「なん……だ?」 それがまだ「形」を取らない。 「馬が来ます」 ざわめき立つ気を落ち着けて、エンは無理矢理冷静になろうとした。 喉を鳴らして唾を飲み込み、耳を澄ます。 耳奥で、己の心臓音が邪魔をする。 「馬……?」 「騎馬。35騎から40騎。縦長の陣形で直進。軽装備が半数。重装備が半数。長槍の者も幾人か。距離……約250尋(ひろ)」 1尋とは、現在も公用単位として使われている、長さのことだ。大の男が両手を広げた、指先から指先までの距離を言う。 現在の聞きなれた単位に換算すると、おおよそ180センチと言ったところだろうか。 約250尋と言うことは、4,5キロメートルほど。 全力で駆ける馬ならば、数分とかからずに、襲い来る距離だった。 空間を伝わる情報を逃さないように、短く聞き伝えるエンの言葉を耳にして、見る見るダインも顔色が変わった。 緊張に引き締まる。 「……夜襲かッ」 一言叫んで、走り出した。 「敵襲!来るぞッ!」 既にほとんど火を落として、眠りに就き始めたテントへ向かって、ダインは一言がなり立てると、即座に取って返す。 エンの言葉を疑う様子は無い。 上下だとか、経験の有無だとかに拘らない。野戦で生き抜いてきた傭兵の姿がそこにある。生きるために必要なものは、「相手の真贋を見抜く目」、それだけだ。 その点では、ダインはエンを高く買っているのだった。 次第に馬蹄の地響きが、闇を伝ってやってくる。 「――ダイン殿!」 「アンタは本陣に!公女を守れ!」 去り行く彼の背へ向けてエンが声をかけると、背中越し、直ぐに打って響く声が返る。 エスタッドから派遣されてきた騎士団は、有能ぞろいなのだろう。 ダインが声をかけると同時に、がちゃがちゃと、鉄防具の打ち重なる音が辺りに充満して、空気が急に濃密になる。 そして重い。 個々の殺気が、放たれ始めたからだ。 無言で円陣を組み、迫り来る敵に備えていた。 かと思うと、たちまち百余尋を駆けた荒馬の一団が、怒涛の如く一行に襲い掛かる。 剣戟。怒号。馬のいななき。鉄錆のにおい。 こんな時、視界の利かない身体は不便だ。 闇夜で明かりがなくとも、動ける経験だけは積んでいるが、俊敏な動きは出来ない。 走ることなど、以ての外である。 足元が判らないのだ。 これがもし、慣れ親しんだ家の中ならば、視界の利かないエンであっても、あるいは、飛んだり跳ねたりすることも可能だろう。頭の中に、家具の配置が記憶されているからである。 しかしここは、山岳地帯である。 辺り一面、尖った岩山だ。 おまけに、うっかり道を踏み外せば、あちらこちらに切り立った崖がある。 無闇に動くのは、自殺行為だった。 頼りの音は、あまりに雑音が高すぎて掴みきれない。 唇をきつく噛む。 足手まとい。 ふと浮かんだ言葉が、身体をぎりぎりと締め付けて、息も出来ないほどだ。 「エン」 唐突に傍らで声がして、柔らかで小さい手が、彼の腕を引いた。 馴染んだ気配だった。 迷い無くその手に引かれるまま、岩壁の一角へとたどり着く。 5 「陛下ッ?」 驚愕に声が跳ね上がる。 中心部で守られるべき少女が、テントを抜け出して彼の側に立っている。 咄嗟に腕を伸ばして、エンは彼女の身体を、胸の内に抱きしめた。 いつ、陣を突破した夜盗の一騎が、彼らに気付いて矛先を向けるか、知れたものではない。 キルシュは勿論のこと、エンも武勇に自信は無い。 もともと腕力や脚力に、人並み外れたものはなかったし、盲いた今では、一太刀避けることすら困難である。 となれば、我が身を盾にして、出来得るところまで守り抜く。 それしか方法が無い。 「何故ここへおいでになられるのです」 エンは、抱えたキルシュへ小さく叱り付ける。 「何故中央テントでおとなしくしておられませなんだ」 「テントなぞ真っ先に無い」 「え、」 当て布の下で、エンは目を見張る。 否、実際は見張れる瞳はなかったのだが、エンはそんな気分に陥った。 返った答えが信じられなかったからだ。 「無くなったわ。速攻な。数騎に踏みつけられて、あっと言う間だった。中にあのまま居ったら、あの世に行きであったな」 「お怪我は。お怪我はございませぬか」 「案ずるな。さっさと逃げ出していたのが幸いした。どこも傷めておらぬ」 落ち着いた声だった。 いつもと変わりが無い。 それでもエンは信じきれずに、胸に彼女を抱えたまま、腕や肩へ手を伸ばし、触って無事を確かめる。 確かめずには、いられなかった。 「……こそばゆい」 むずかる声を出して、キルシュがエンの腕の中でもがいた。 元気な声である。 どこかに怪我を負い、無理している声ではない。 ほっと、エンは肩の力を抜いた。 「よくぞ、ご無事で」 「無事も何もあるものか。あの騎士団長の声が聞こえ、目が覚めた。何やら不穏な気配がするから、様子でも見ようかと、表に顔を出した瞬間の出来事だ。運が良かったのだろう」 何事かと驚くことはなかった。 こういうこともあるだろうと、キルシュは心のどこかで覚悟していたからである。 浅い眠りから跳ね起き、立ち上がる。いつでも襲撃に備えられるように、上着を含めた衣服は着けたまま寝ていた。 波状に音が襲い掛かって、 辺りが、またたく間に戦場と化す。 蹄の音が近い。 テントの入り口から覗き出たその目の前で、棹立ちになった馬が二回、三回。宙を前肢で掻くのが、月明かりにシルエットで映った。 考えている暇はなかった。 直感が走る。咄嗟に転がり出ていた。 次の瞬間、数秒前まで彼女がいた場所を、どうと馬が駆け抜ける。駆け抜ける。駆け抜ける。 粉塵に、目を開けていられない。咳き込みながらキルシュは小さく固く、身体を丸めた。 この混戦の中、いつ騎馬に踏みつけられても、おかしくは無いのだ。 数呼吸して顔を上げる。 ほんの少し前まで、そこに確かにあったはずのテントが、影も形もない。 無残に踏みちぎられた、厚手の布の残骸があちらこちらに散乱しているだけだ。 そこで初めて、脇の下を冷たい汗が伝った……。 「陛下」 「なんだ」 キルシュは自分を律する術を知っていると、先刻エンは、ダインにそう告げた。 そう告げた、だがしかし、 「陛下」 細い身体をきつく抱きしめる。 キルシュの全身が、小さく震えていることに、気付いたからだ。 「ああ……、山は寒くてな」 自分の震えに今気付いて、抱きしめられたキルシュは言い訳る。 「エスタッドから持参してくれた旅時用寝具は、さすがに都だけあって瀟洒ではあるが、少し薄い。わざわざ持って山越えをして来てくれた手前、難癖を付ける訳にもゆかぬから、黙って使ってはいるが。寝ていても震えが止まらぬ」 「大丈夫」 「……エン。こなた、何か勘違いしておらぬか。わたしは何も恐れてはおらぬ」 「大丈夫」 「……」 「大丈夫」 何度も言い聞かせるように囁くと、腕の中の少女は急に黙り込んだ。 大きくひとつ、身震いした。 「律する」と言うことは、自分自身をある基準に当てはめ、決めることである。 基準はその時々によって異なるが、大体は、常識だったり物事の道理だったりする。 例えば、「旋律」とは、音のきまりごとに従って、その音程を奏でることだ。 嬉しい、楽しい、悲しい、腹立たしい。人は生きている限り、様々な感情が常に溢れ出る。また、己が感じようと意識せずとも、誰かの感じた感情が波紋となって広がり、それに感化されたりもする。 切られれば痛い。叩かれれば悔しい。夏は暑いし、冬は寒い。 感じたままに、それを表現すれば、人は感情に振り回されることになる。 だから、「律する」。 物心付く以前より、キルシュの育った環境は、決して褒められたものではなかった。 二親がいない。兄弟がいない。友人もいない。 どちらを見回しても敵。味方と言っても名ばかりで、結局は、彼女を利用して出世しようと目論む人間たち。 孤立無援であった。 これはかなり、特殊な人格を形成する。 甘える相手がいなかったから、甘えることを覚えなかった。 頼る相手がいなかったから、頼ることを忘れた。 そのまま育つと冷たい性格の人間になる。 人の温かさを知らない人間は、人を信じられなくなるからだ。 そこでエンは、キルシュに「律する」ことを叩き込んだ。 その場に合った理想の己を高く掲げる。そうして理想に近づくことが出来るように、努力をする。 やさしさを求められたのなら、やさしさを、寛大さを求められたのなら寛大さを。 遥か高い場所に基準値を作り、緩めない。己に常に厳しい。 他に師を持たないキルシュは、教えられたそのままに全てを成長して育った。 がしかし、時にその基準に固く縛められて、己の感情を押し殺してしまう傾向が、彼女にはある。 公的な場ではそれで良いだろう。 政治に私情を挟んでは、回るものも回らなくなるから。 (だが) エンは思う。 (公女としてではなく。何ものにも縛られない、そんな自由な生き方をして頂きたい) それもまた、本音だ。 一瞬の判断を間違えれば、命を失う場にいて尚も、取り乱さないキルシュが、エンには少し痛々しい。 教育の導き方としては、間違ってはいなかったと思う。 が、「間違っていなかった」ことと、「正しかった」かどうかは、また別の話だ。 ダインも先に言っていた。「まだ15の娘だ」と。 この時代の歳の数え方は、数え年である。であるから、実際は14歳ちょっとが、彼女の生きてきた年数である。 そうだ。確かに娘なのだ。王冠よりも野の花冠が似つかわしい、まだいとけなさの抜け切らぬ少女なのだ。そんな彼女の腕を取り、無理矢理引き立たせて、立派な「大人」が責任の擦り合いの後始末を、キルシュに押し付けている。 それがエンには歯痒くもあり、口惜しくもある。 岩棚を背にした二人は、決して目立たないように小さく縮こまっていた。 「本陣に」と、ダインは言った。 本陣とは、それがどんな場所であろうが、公女の在る場所である。エンは丁度、本陣のど真ん中にいる。 また仮に、騒いだところで、騎士たちの応戦の役に立てるとは思っていない。どころか、足手まといも良いところである。 嵐の過ぎ去るのを、息を殺して待つしかない。 6 「……こなたは、温かいな……」 おとなしくエンに抱きすくめられていたキルシュが、ぽつんと呟いた。 そのまま腕に顔をうずめている。 氷のような四肢だった。 芯まで冷え切ったキルシュの身体へ、ぬくもりを分け与えるように、エンも身動かない。 親鳥が、ヒナをその羽の下に覆って温めるように。 じっと、彼女がぬくもりに満足して離れるのを待っている。 キルシュは、決して自ら人と触れ合わない。握手程度ですら、瞬間ためらう素振りを見せることを、彼は知っている。 そうして、たった一人エンだけには、キルシュは恐れを抱かないということも。 故ルドルフ公の、人には言えない性癖のふたつ目は、視姦に快感を覚える性質だったこと。 暴れ、喚き散らすエンを、がんじがらめに縛りつけて、椅子に座らせる。 大声を出されて興を削がれないよう、そして目の前に広がる惨状に、自ら舌を噛み切らないよう、猿ぐつわを噛まされた。 固定された顔は、背けることも出来ない。 塞がれた唇は、呪いの言葉を吐くこともできない。 その彼の目の前で、夜な夜な年端も行かぬ少女は、体を割り開かれた。 少女と同じように、彼もまた毎晩悪夢を見たのだ。 初老に差しかかった、男のたるんだ腹肉が抽挿に揺れるのを。 白くか細い両脚が、高く宙に掲げ上げられ、苦悶に折り曲げられるのを。 鏝を持った処刑人が、絶叫する少女の額に、奴隷の烙印を焼きつけるのを。 毎晩。両頬に滂沱と涙を流し、猿ぐつわを食い破らんばかり歯軋って、エンは慟哭した。 天を呪い、地を呪い、人を呪った。 (何故、彼女なのだ) (彼女が一体、何をしたと言うのだ) 毎晩。泣き疲れ、失神した少女を腕に抱え。この世の全てに、彼は悲痛な叫びを上げた。 夜は長く、暗い。 暁は見えてこなかった。 呪詛の矛先は次第に、無力な自分へと方向を変化させてゆく。 (私はどうして、見ていることしか出来ないのだ) (私には、何も出来ないのか) (私には、何も出来ないのか) (私には、何も……出来ないのか) 激情は形となり、気付くと指先が眼球を刺し貫いていた。 見てくれるなと、こんな汚れた自分をもう見てくれるなと、キルシュがエンに切々と嘆き訴えていたある晩。一瞬の出来事だった。 ためらいはなかった。 (ああ) その瞬間、闇を切り裂き響いた、キルシュの甲高い絶叫をエンは決して忘れない。 ガラスの砕け散ったような音だった。 (これであなたを苦しませずに済む) 微笑すら、その口元には漂っていたと、歌歌いはそう歌う。 脚色かもしれない。 物語の緩急をつけるだけの、創作なのかもしれない。 病で視力を失った説や、不慮の事故説を取り上げるものは、エンが、自らの手で眼球を潰したという歌には、ひどく難色を示す。 「やりすぎだ」と言うのである。 「人間ひとり、追い詰められたところで、そこまで自滅的になるものか」と、そう否定する。 できるはずがない、と。 しかし、エンが息を引き取る間際まで、キルシュに忠誠を尽くした逸話を見るに、筆者はその説を取り上げたいのである。 キルシュもまた生涯の中で、この盲目の男にだけ、側に立つことを許したと言われている。 事実かどうかは判らない。 「エン」 エンの腕の中で目を閉じながら、キルシュが不意に口を開いた。 小鳥のように跳ねる心音を、黙って楽しんでいたエンは、僅かに顔を上げた。 キルシュの口調が、安定したものに戻っている。 「は、」 「あまり、騎士団長殿を困らせてやるな」 「……と、申しますと」 「とぼけても無駄だ。こなたのことだ。恥も外聞もなく、騎士団長殿にわたしの命乞いを頼んだであろう。もしくは……、騎士団長殿の縁故の者で、更に皇帝に発言権のある誰かに、一言奏して貰えるように頼んだか」 「……」 読まれている。 図星を突かれた思いが、エンの顔に出たのだろう。 くつくつと喉奥を鳴らし、キルシュが猫のような顔で笑う。 戦闘は収束に向かっているようだ。 敵味方入り乱れていた夜は、急速に静けさを取り戻しつつあった。 「退けッ。退け――ッ」 敵方の一人なのだろう。慌てふためいた声が、馬上で喚き散らしている。 「あの団長殿、相当腕は立つようだ。騎士になってまだ日が浅いように見受けられるが、部下の信頼は厚そうだ。だが、こなたのように、口八丁で世を渡るタチでは無いな。こなたがあまり言い掛かりをつけると、頭がこんがらがってしまうぞ」 「陛下」 「なんだ仏頂面。こなたももう少し、愛想の良い顔をしていると良い。ひょっとすると、その愛想にほだされて、団長殿が、こなたの策を飲み込んでくれるやも知れぬぞ」 「陛下」 きつい揶揄は、キルシュの得意分野だ。取れる揚げ足は必ず取る。 ただし、エンがその悪癖を叱ろうにも、エン自身を真似てキルシュはそれを覚えたのだから、如何ともし難い。 人の振り見て何とやら、である。 結局渋い顔で黙り込むしかなかった。 公女と参謀にモドル
https://w.atwiki.jp/polipoli777/pages/818.html
●ベーシックインカムという分配システムがなぜ必要かの理由のひとつは、 分配そのものにおける全人格的な分かち合いの実現にありますが、もうひとつは、 自由で全人格的な労働と生活の実現です。 ベーシックインカムの実現によって、最低限の人間らしい生活が保障されれば、 人間は、貨幣の獲得を強いられる事がなくなります。 そこでいう最低限の生活とは、ぎりぎりのどん底生活という意味でなく、つつましい かも知れないが精神的にも肉体的にも尊厳と余裕をもって自由に充実した人生を 送れるという意味であって、今日的な意味で言えば、その社会や時代の平均的な レベルの生活を、無条件に保障すると言う事ですから、むしろ、平均的な生活と 言うべきかも知れません。そんな馬鹿な。そんな事をしたら誰も働かなくなると あなたは言うかも知れません。しかし、そんな事にはなりません。もしそうなったら どうなるか考えて見て下さい。そうすればなぜそうならないかがわかります。 ●怠け者ばかり増えて、生産総量が減って分かち合う為の経済物資の総量が不足 するか、あるいはどうしても必要な生産がなされなくて困ったら、私達は、何らかの 対処を考えざるを得なくなります。その時、だから怠け者の分け前を減らす事を 考えるのはかってのやり方ですから、あくまで分配におけるベーシックインカムは そのままです。でなければ無条件ではなくなります。だから労働する事を考える のです。労働力の不足の問題は、労働問題ですから、あくまで労働の改善あるいは 労働の工夫をする事によって、解決しようとするのです。その方法はいくつかあります。 1)自分で無償でする。 2)皆で無償でする。 3)無償の有志をつのる。 4)仕事を自動化など少ない人数で出来る様に工夫する。 5)えさである特別報酬(ごほうび)を与える。などがあります。その他に 6)他の人に押し付けるという方法も、 7)怠け者の分け前を減らすなどの罰を与える方法もありますが、 そういう手段は絶対とらないようにしようとする訳です。 最後の5)6)7)の3つの例こそ、今日の賃労働社会 の本性に他なりません。この最後の3つのうち、特に 最後の2つ6)と7)こそ今日の全面的な賃労働制度に他なりません。 極力6)と7)は最後の手段とすべきです。 5)の特別報酬労働は、あくまで例外的な補助的手段です。 私は、5)まで否定する気はありませんが、大部分を5)にしてはいけません。 そうすると、ほとんどの労働報酬が人々の生存を支える糧になって、ベーシックインカム による分かち合いは崩壊し、かっての生存競争社会にもどってしまいます。 ですから、5)の様な特別報酬労働は、本来例外的補助的存在にとどまるべきなのです。 さて、人々は、1)、2)、3)、4)、5)のうちから、どれかで解決せざるを得ない様に なります。 私が言いたいのは、そういう、強力な自動調整機能を、ベーシックインカム社会は、 すでに有していると言う事です。そうせざるを得ない訳です。 そして、それは今日の賃労働制度の様な人為的につくられた支配的強制力ではなく、 経済物資の総生産量の不足という物理的自然的事実すなわち神の裁きであると 言う事です。 ●そういう事ですから、怠け者問題は、ベーシックインカムを実行しない正当な理由には なり得ないのです。 もちろん、混乱は起こるでしょうが、今日の社会もすでに混乱は起こっています。 ベーシックインカムを否定する根拠を、いろいろ言う人がいますが、それらはすべて 未来の為に私達が立ち向かうべき避けられない課題、自由の為に乗り越えるべき問題 なのです。 大事な事は、人々に1)から5)のどれを選ぶか?他からの社会的(経済的法的精神的) 圧力なしに、選択が出来る自由があるかどうかなのです。 今日の社会では、1)2)3)などの純粋な労働、すなわち 仕事そのものの目的の為にのみ労働する自由がありません。 1)2)3)だけでは生きていけないという大変なマイナスの 社会的圧力の支配下にあります。 自由で全人格的な、仕事そのものの目的の為にのみする純粋労働の自由、 それこそが、ベーシックインカムが必要なもうひとつの理由なのです。