約 720 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/26724.html
登録日:2013/12/23 Sun 22 53 16 更新日:2024/09/29 Sun 18 10 24NEW! 所要時間:約 18 分で読めます ▽タグ一覧 NARUTO NARUTO登場人物項目 だいたいこいつのせい イザナギ オッドアイ コンプレックスの塊 タカ派 万華鏡写輪眼 上忍(NARUTO) 六代目 写輪眼 別天神 包帯 卑の意志を継ぐ者 卑劣 合理主義者 外道 嫌われ者 崇高なる忍の体現者 必要悪 忍 忍の闇 忍者 志村ダンゾウ 暗部 木ノ葉隠れ 木遁使い 柱間細胞 根 森を見て木を見ず 極論 汚れ役 泥を見た男 火影 火影候補 糸博 美少年 老人 老獪 自己犠牲 若い頃はイケメン 間違えすぎた男 非道 強欲の独裁者か、はたまた崇高なる忍の体現者か その“根”は深く、深く…… 漫画『NARUTO』の登場人物。 ●目次 ◆プロフィール ◆概要 ◆性格 ◆能力 ◆術 ◆来歴過去 第二部 BORUTO‐ボルト‐ ◆おもな人間関係 ◆余談何を間違えたのか? ◆ダンゾウ語録 ◆プロフィール 所属:木ノ葉隠れ 役職:上忍 忍者登録番号 000272 誕生日 1月6日 星座:やぎ座 年齢 72歳(享年) 身長 170cm 体重 52kg 血液型 AB型 性格 野心家、秘密主義、強硬 CV 糸博 ◆概要 第一部には全く登場せず、第二部から登場する。 木ノ葉隠れの里に所属する忍者で暗部養成部門「根」の創設者かつリーダーを務める男。 暗部の忍に対し強い影響力を持っており、里の中でも「忍の闇」の代名詞的な存在で汚れ役として活動していた。 二代目火影こと千手扉間の教え子の一人で若い頃は彼の護衛小隊に所属していた。 また同じく扉間の教え子にして三代目火影こと猿飛ヒルゼンとは幼馴染でライバル関係であり、穏健(ハト)派のヒルゼンに対して、武闘(タカ)派と呼ばれていた。 ヒルゼンの他に同期はうちはカガミ、秋道トリフ、御意見番のうたたねコハル、水戸門ホムラがいる。 容貌は顎に×印の傷があるのが特徴(*1)。 頭部と右目にかけて包帯を巻いており、その下の右目にはうちはシスイから奪った写輪眼を移植し保持している。 普段は服で隠している右腕には枷が嵌められており、とある特殊な体質の持ち主の腕を移植したもの。 移植元の持ち主が埋め込んだ10個もの写輪眼に加えて、初代火影千手柱間の細胞が足されており、極めておぞましい腕になっている(*2)。 ヒルゼンや相談役の二人を始め、作中の人物から一定の信頼を得ているが、里の闇に深く関わり、また実際に彼の行動や思惑が本編に悪い影響を及ぼしたこともあるため、読者からの強い批判を受けやすいキャラクター。 特にアニメ版・小説版ではフリー素材のごとく話の悪役・黒幕・原因に使われることが多く、原作においてハッキリした原因が語られてない部分に元凶としてねじ込まれることが多い。 例(アニメでは九尾を宿しているうずまきナルトが差別されるきっかけを作った張本人であることが描かれている(*3)) 原作におけるダンゾウ自身、清廉潔白とは真反対に位置する立ち位置なこともあり、アニメや小説を根拠に「だいたいダンゾウのせい」にしておけば問題ないという風潮もあるが、NARUTOのアニメ版・小説版ともに原作に忠実とは言い難い部分も多く、原作の考察において混同されることを嫌う人もいるため注意。 ◆性格 木ノ葉の里においては珍しい武断派の筆頭格で、「木ノ葉という大木を目に見えぬ地の中より支える」という忍道を掲げている。 『自己犠牲は忍の本分』の考えを持ち、里を守るためなら卑劣な手段も平然と実行し、自分の命が犠牲になることも厭わない。しかし同時にこの考えを自分だけでなく他者にも強いている部分が目立ち、自分の部下には拷問などで情報を吐かせないため舌に呪印をかけてある他、一線を退いた元部下を脅迫で引っ張り出したり、逆に現役の部下を暗殺したりと、とにかく容赦がない。 それだけに常に不穏な噂が付きまとい、同じ木ノ葉の者達にまで冷酷非道な野心家として危険視されている。 事実、裏では大蛇丸との取引も幾つかしており、暁を動かしているのがうちはマダラ(トビ)である事も知っていた。 本人も自分が疎まれることは端から承知の上であり、影から里を支える役目を担っていたことをコハルやホムラに評価されている。 ヒルゼンも自身の甘さが彼に里の闇を背負わせたと考え悔いている辺り、ヒルゼンが二度の忍界大戦を挟みながらも、長期間政権を保てたのは彼の功績が大きいと思われる。 また、「根」のメンバーの中には様々な理由で里に居場所を見いだせなかった者も多く、救いの手を掴めなかった彼らに「木ノ葉の里を守る」という目的と、そのための「根」という居場所を与え、一流の忍に鍛え上げている。 一方、自分の器をやや過信しがちなところがあり、「己がやらねばならない」と頑ななまでの自負と気負いに似た信念を持っている。 綱手がペインとの戦いで昏倒していた際、次の火影を決めようという会合で自分のことを「今こそ必要な稀代の火影」と豪語する辺りにその自信のほどがうかがえる。 良くも悪くも信念を貫き通す固い意志の持ち主であるが、致命的な欠点として若年のころからヒルゼンに対する劣等感を拗らせていたのが直っておらず、肝心な場面でヒルゼンの意見ややり方に逆張りする悪癖がある。 ◆能力 暗部を統べ、曲がりなりにも火影に立候補するだけあり、実力はかなり高い。 木ノ葉では比較的稀少な風遁の使い手で、呪印や封印術にも長けている。また体術も高齢に見合わぬ高い技量と力を持つ。 後述するサスケとの相討ち同然の攻撃時には、クナイにチャクラで練り上げて生成した刀状にしたものでリーチと殺傷性を上げていた。 その他暗殺に来た小里の忍部隊20人近くを風遁で一蹴している。しかも、これでも実戦から久しく遠のいていたせいで体が鈍っていたのだという。 うちは一族屈指の瞬身の使い手・うちはシスイ相手に眼を奪ったことからも、その実力が窺える。なおシスイから眼を奪った経緯は媒体によって異なる。(*4)(*5) はたけカカシもその戦闘力には一目置いており、サスケが独力でダンゾウを倒したと聞いた時には俄かには信じられずに驚愕していた(*6)。トビも(その時ダンゾウがシスイの目を使えない状態だったことを踏まえた上でも)サスケが彼を追い込んだことを賞賛している。 当時のサスケが万華鏡写輪眼の酷使で加速度的に消耗していたこともあって、「イザナギというチートじみた術を使ってもなおこの頃のサスケに負けた」と評価されることが多いが、むしろ(相討ち同然だが)当時の段階でこれほどの強敵を下したサスケの方が異常なのである。 イザナギを使用している間に何度も致命傷になるような攻撃を喰らってはいるものの、サスケの動きを呪印で縛ったと確信してイザナギを解除し、斬首しようとした時に須佐能乎で不意を突かれた際には軽傷は負えども無事に回避していた上、弓矢の一撃も木遁で軌道を逸らすことにより対処するなど、ダメージを受けては不味い時にはきっちり防御に移っている。 サスケとの戦いでは右目を使用出来なかったが、本来であればイザナギのみならず、写輪眼の基本能力に加えて究極幻術『別天神』をも併用することが可能なので脅威度は跳ね上がる。 ◆術 風遁・真空玉 口から空気の玉を発射する。 銃弾のように敵の体を貫く。 風遁・真空大玉 真空玉より大きな玉を発射する。 風遁・真空波 真空の刃を発射して敵を切り裂く。単に敵に攻撃ではなく、地面に向かって使うことで砂埃を発生させて目くらましとして使うこともできる。 更にアニメでは手裏剣にこの術を纏わせて殺傷力を上げていた。 風遁・真空連波 口から真空の刃を連発する。 口寄せした獏の吸引と組み合わせることによりサスケの第二段階須佐能乎に隙間を空けるほどの威力を発揮する。 尚、我愛羅はカンクロウ、テマリ、ダルイと共に攻撃をしても第一段階の骸骨型の須佐能乎に傷一つ付けることが出来ず、 雷影はその更に前の段階の肋骨型の須佐能乎に雷虐水平を炸裂させても内部のサスケに大したダメージは与えられなかったため、ダンゾウのこの攻撃は相当な威力であることがうかがえる。 口寄せの術 悪夢を喰らう化物の獏を口寄せする。因みにこの獏はダンゾウと同じように頭部に包帯をしている。もしかして仲良しなんじゃね?…… 凄まじい吸引力を有し、その吸引力はサスケが須佐能乎で地面にしがみ付いたまま動けなくなるほどである。 しかしサスケに吸引力を利用され、火遁・豪火球の術を飲み込んでしまい、消滅した。 イザナギ うちはの禁術たる瞳術の片方。 眼の光を失う代わりに、制限時間の間は、術者に死を含めた不利な展開を夢にして攻撃など有利な展開を現実に書き換える究極幻術。 この術を使うには術を発動する写輪眼が外界を認識する必要があるため、本気になる際は右腕の枷と包帯を外す。 術者ごとに持続時間が異なる(*7)。ダンゾウとは視覚や感覚は共有されていないようで、眼が光を失い閉じていくのをダンゾウ自身が直接眼で確認してタイマー代わりにして持続時間を確認ししなければならない。 要するに結果を自分の都合よく変える幻術という強力な力だが、柱間の力を制御できていないため不完全であり、陰遁で「不利な事象を夢に変える」ことしか出来ない(*8)。 ナルスト4では技バージョンと奥義バージョンがあり、前者は一定時間無敵、後者は右腕の木遁を暴走させて相手ごと自分を押しつぶし、自分だけ復帰する。 別天神(ことあまつかみ) シスイの万華鏡写輪眼の瞳術。 対象者を幻術に掛けられたと自覚することなく操ることが出来、かかった方はそれが自分の意志だと錯覚して動く。 普通はどれ程高度な幻術だろうと、いずれはかけられた術者や周囲が違和感を覚えて自分が術中にあると気付くことが出来るが、 この術は特殊な瞳術や感知能力者がチャクラの異変に気付かない限り、誰も気づかないまま半永久的に機能し続ける。 一度使用すると再使用には十数年のサイクルがかかる欠点を持つ為、ダンゾウは柱間細胞でこのサイクルを数時間レベルまで短縮している。 木遁 右肩の柱間細胞から大樹を出す。 木遁として使用すると大量のチャクラを消費してしまうので、普段はうちは一族や千手の血統以外には過剰な負荷を強いる写輪眼を制御するためだけの処置という扱い。 サスケの須佐能乎の矢の軌道を反らす為に止むを得ず使用した。ちなみにこの腕は後日談に出てきたうちはシンから移植したもの。 またアニメでは、根に配属されたばかりのヤマトに「初代火影のように木遁の術を使いこなせ」と言い、手本として術を使った。 自業呪縛(じごうじゅばく)の印 対象者を動けなくさせる呪印。 サスケとの戦闘でサスケの首を掴んだ際に使用した。イザナギでダメージを無効化出来るのを利用して、捨て身で接近して相手の身体に触れながら仕掛けていた。 舌禍根絶(ぜっかこんぜつ)の印 機密情報の口外を禁じる呪印。 その事項について話そうとすると身動きができないほどの麻痺に襲われる。 ダンゾウは自分の部下の舌に口止め用の呪印を施している。 裏四象封印(うらししょうふういん) ナルトに施されている「四象封印」の変種。 術者の死をトリガーに発動し、周辺の物質を根こそぎ削り取って封印してしまう。 ナルスト4では一撃必殺技に設定されており、本人は直後にイザナギで復帰する。 ◆来歴 過去 若き頃は扉間の側近として活動していたが、 会談に同行した際クーデターを謀った金角部隊に追われ部隊は窮地に立たされ誰かが囮になる必要が出た。 この時ダンゾウは名乗り出ようとしたが理性とは逆に恐怖が体を動かさず、 更にヒルゼンが名乗り出た時には安堵した自分が許せず、「他の連中を頼む」と言われ感情的になって自分が囮になると反発した。 最終的には「これからの里にはダンゾウとヒルゼンの2人共が必要」と考えた扉間が自ら囮になり、同時に彼の指名でヒルゼンが火影を継ぐように命じられた。 その後、ダンゾウは「手段を選ばず影から木ノ葉の里を守る」という意志を持ち、優しすぎるヒルゼンが出来ないあらゆる手段を用いて里を守ろうとするようになる。決して表に出ない部分で多くの木ノ葉の不穏分子を消し、また他国の戦力を削り、汚い仕事を協力することで戦いを避けるなど手段を選ばず活動している。 ヒルゼンはダンゾウがこのような役回りをするようになったことについて、「二代目様の里づくりを上手く引き継げなかった そのためダンゾウに… 里の闇を背負わせてしまった…」と語っている。 一方で、雨隠れの長の半蔵と手を組み暁を襲撃したことでペイン誕生のきっかけに関わったこと、暗部の人手不足から諜報部だった孤児院のマザーのノノウに遠まわしの脅迫で長期任務を命じ、薬師カブトを根に差し出した上で、情報操作で別人に見せかけられたカブトに暗殺指示を下すことで禍根も断とうとするが失敗し、カブトが木ノ葉への反抗心を持つようになるなど、後々に木ノ葉に仇なす失敗もある。 うちはイタチの一族抹殺の真実を知る男で、うちは一族のクーデターの際には木ノ葉の里のために生きることが出来るとイタチを信じてクーデターを止めるための決断を促し、実際に成し遂げた自己犠牲の行動を忍として高く評価をしている。 それと同時に親も恋人も里のために殺したイタチが遺したサスケが、自身の復讐心に囚われイタチの想いを無視して里に仇為し、遂には五影会談襲撃まで起こしたことで、サスケを「イタチの唯一の失敗」と見ている。 自己犠牲…それが忍だ 日の目を見る事もなく…影の功労者…それが昔からある……忍本来の姿 イタチだけではない 多くの忍がそうやって死んでいった 世の中は……キレイ事だけでは…回らん そういう者達の……おかげで…平和は維持されてきたのだ イタチの意志を……はき違えたお前には…分からぬだろうが…… なぜ…? こんなゴミの命など残す必要があったというのだ、イタチ… 見てみろ…この様を… こいつは…お前の唯一の―――失敗そのものではないか また時期は不明だが里を抜けた大蛇丸とは取引をしており、彼から柱間の細胞の提供を受けていた。 第二部 部下のサイがヤマトの部隊に配属される際に、 大蛇丸と接触した上でサスケ暗殺を命じるもナルト達との触れ合う内に感情を取り戻した事で、その任務は失敗する。 サイが帰還した際には、感情を取り戻したことを見抜いていたが特に指摘はしていない。 ペインによる木ノ葉の里襲撃時にはナルトを呼び戻すために里で待機していた連絡蛙のコウスケを殺害。 ナルトを妙木山に閉じ込めて九尾が暁の手に渡る事を防ごうとした。 その後、ペイン襲撃の際綱手は術の酷使により意識不明になったため、 六代目火影を決める会議が行われ、その会議で綱手やヒルゼンなどの初代火影に連なる忍達を批判し、 自身こそが火影にふさわしいと主張したことにより火影に就任する(*9)。 サイにはナルトの監視、里の忍達にサスケの始末を指示し、フーとトルネを護衛に火影として五影会談に出席。会談場がある鉄の国への道中で暗殺集団を撃退した際に初めて彼の右目に写輪眼が埋め込まれていることが判明する。 会談で右目のシスイの万華鏡写輪眼による瞳術「別天神」でミフネを操り、 忍連合結成による忍界の統一とそのリーダーになるように仕向けるも霧隠れの青が隠し持っていた白眼で見破られてしまい、 ミフネらの信用を失い、サスケ達の襲撃を利用して会談から逃亡した。 逃亡後、部下と共にトビの襲撃を受けて、サスケと交戦。 禁術イザナギを駆使してサスケを追い詰めるも須佐能乎の猛攻に対してイザナギを10分間使い続けたことにより腕に移植した写輪眼を使い切ってしまい、 サスケのピンポイントの幻術でイザナギがまだ解けていないと思い込まされたところに無防備状態で千鳥刀を受け深手を負った。 更に無理がたたって柱間細胞を暴走させてしまい使い物にならなくなった右腕を切り落とさざるを得なくなり追いつめられる。 それでもなお隙をうかがい香燐を人質に取り逃亡を図るも容赦なくサスケに香燐ごと急所を貫かれてしまう。 もはや自身の命が尽きる事を悟り、忍の世を守るためにあらかじめ身体に施した「裏四象封印術」でトビとサスケを道連れにしようとするが失敗し、壮絶な死を遂げた。 遺体はトビにより回収されるも、右目の万華鏡写輪眼を奪われるのを予期し、死の間際に自分で右目を潰していた。 BORUTO‐ボルト‐ 故人であるため本人は登場しないが、彼が「根」において進めていた研究が次々と表面化している。 「BORUTO」においては何と大筒木一族の存在に迫っていたことが判明するなど、死んでもなお黒幕としての存在感が衰えていない。 いろいろやらかしていたため色々な人から呼び捨てされているが、 それでも、部下であったサイからは「非人道的な手段を用いても木の葉を守ろうとした男だが、その行動は最後まで彼なりに里のためを思ってのことだった」という評価はされている。 ◆おもな人間関係 千手扉間 師。良くも悪くも思想面で彼の影響と思われる部分が多いが、その根底にある柱間譲りの「火の意志」までは受け継げなかった。 猿飛ヒルゼン 扉間班の同期。常に彼に一歩先を行かれており、評価している一方で強烈なコンプレックスを抱えていた。 一方でヒルゼンも自身の甘さが里の闇をダンゾウにのみ背負わせる結果となってしまったと悔いており、後に穢土転生で復活しダンゾウの死の顛末を聞いた際には悔恨を口にしている。 ダンゾウは自分のことを「闇の中の根」と評しているが、闇に沈む彼にとって「光を浴びる木の葉」であるヒルゼンは眩しい存在であり、ゆえにこそ同じ光を求めたのかもしれない。(*10) 水戸門ホムラ・うたたねコハル 共に木ノ葉隠れの里のご意見番をしている老人。 同期で扉間班の元同僚。 ヒルゼンと並ぶダンゾウの数少ない理解者で、ダンゾウが死んだ際はその死を惜しんでいた。 小説ではダンゾウの方は「大した才能もなく戦乱の時代に遭ってただ運だけで長生きしただけの年寄」と余り高く評価していなかった模様。 大蛇丸 元部下。 アニメではヒルゼンが火影を引退した際、後任の火影に推薦するなど評価していた模様。 大蛇丸が抜け忍になった後も裏で繋がっており、ダンゾウの右腕は大蛇丸から提供されたもの。 ヤマト 元部下。 大蛇丸の里抜け後、実験体だった彼を保護。 キノエという名前を与え、部下として働かせていた。 薬師カブト 元部下。 密偵として各地に送り込み情報の収集を行わせていた。 大蛇丸によると、知り過ぎたため、切り捨てたとされる。 切り捨て工作のネタバラシをした大蛇丸にそのまま拾われ里に敵対することになる。 サイ 「根」における部下。 第七班に潜り込ませていたが、途中から半分離反されることに。 ただ、サイに感情が戻ってきていたことを察してもそのままにした節があったり、 サイ側もダンゾウの死後も手段は間違っていたものの、その行動は最後まで彼なりに里のためを思ってのことだったと一定の評価はしている。 山中フー・油女トルネ 両名とも「根」の中でもトップクラスの忍で五影会談ではダンゾウの側近として共に護衛を務めた。 なお、この二人の初登場シーンでは他に「テライ」という側近もいたが、こいつはその後出番がない。 うちはイタチ クーデター阻止のために里とサスケの命を持ち出して彼をうちは殲滅へと動かした。 もっとも操られたというわけでもなく、実際に里にとっての差し迫った危険だったことが最大の決め手であり、悩みながらも自身の意思でうちは一族を殲滅した。 ダンゾウも彼の意志と苦渋の決断を理解しており、ひたすら裏から里と弟を守るために動いたその姿勢をある種異様なほど高く評価しているが、イタチ本人はダンゾウ含む上層部をほとんど信用していなかった。 サスケは里抜けしてあれこれと暴走するまでは里に不信感を抱いている様子は見受けられないため、ダンゾウは彼との約束を守っていた模様だが、 イタチはヒルゼンの死後すぐに「自分はまだ生きている」とダンゾウにアピールするためにリスクを冒して木の葉の里に姿を現している。 うちはシスイ 右目の万華鏡写輪眼を奪った。 よりによって彼が洗脳によってうちは一族のクーデターを阻止しようとしたタイミングで襲撃したが、シスイはクーデター派とも繋がりがあったことや、 シスイ本人の「奴はオレを信用していない…なりふりかまうことなく自分のやり方で里を守るつもりだ」と言うダンゾウへの評価からすると、別天神を危険視し、クーデター派に利するように使われる前に動いたのだと思われる。 うちはシン 大蛇丸の実験体だった男。本編終了後の外伝で、右腕は彼に柱間細胞を移植・培養したものをさらに移植されたものと明かされた。 本編内でも右腕の眼について「色々とあってな……話すと長い」とだけ語られていて出自不明だったイザナギに使い潰された多数の写輪眼も彼が増やしたものを使用していたと思われる(*11)。 半蔵 雨隠れの里長。里の主権を守ることに固執し暁の隆盛を危惧する彼と密かに手を組み、中核である弥彦・長門・小南の三人を抹殺する場にも居合わせている。 全盛期の半蔵は彼を倒せなかった自来也、綱手、大蛇丸のことを「伝説の三忍」と称しただけで有名な異名になるなど凄まじい影響力を持った忍者であり、彼と協力関係を持てることは木の葉にとってもダンゾウ個人にとってもメリットに繋がったろうが、弥彦を失った長門はこの件をきっかけに自来也の理想を捨てて「神」となり、後々木ノ葉を壊滅させることになったため、予想しろというのは酷とはいえ悪手といえば悪手。 実は長門はうちはマダラに眼をつけられて輪廻眼を移植されており、同じようにマダラに利用されたオビトの件を見ると長門に悲劇が起きるのは遅かれ早かれだったとも考えられるが……。 アニメ版では半蔵を騙して暁殲滅に走らせた黒幕になっている。 信楽タヌキ ダンゾウの側近で「根」の研究班を率いていた。 「根」が解体された後は、妻子を連れて地下に潜伏し、ダンゾウが他里への侵攻に使うために開発させていた禁術「牛頭天王」でダンゾウの復讐を目論んでいた。 ◆余談 何を間違えたのか? 結論から言ってしまうと、ダンゾウの一番の失敗は「扉間になろうとしたこと」という考察がある。 前提としてダンゾウ本人は扉間の政策については言及してない。 しかし、三代目火影であるヒルゼンは扉間の里づくりを引き継ごうとするも、自身の甘さから上手くいかず、ダンゾウに里の闇を背負わせてしまったと語っている。 そのため、ダンゾウはヒルゼンを補うべく扉間の闇の部分を担当しようとしたと考えられる。 千手扉間は合理性を重視し、目的のために冷徹・卑劣な手段もいとわない人物だったのは確かだが、その根底には「木ノ葉の里を守る」という意志を貫いており、この部分はダンゾウも受け継いでいる。 だが、扉間はその裏に柱間譲りの「里を守ることは人を守ることであり、人こそが里である」という理想を根付かせており、里の成立後の彼の戦いは全てそのために為されたものである。 ダンゾウは扉間の冷徹・合理的な表面の部分だけを真似てしまっており、ここにヒルゼンへの劣等感から来るライバル意識と過剰な自負、そして父と祖父の戦死に起因する「自己犠牲は忍の本分」という心構えが合わさった結果、 何もかも自分でやろうとする 卑劣外道な手段を躊躇わないどころか、積極的にそういう手段を選ぶ 里を守ることで人を守るのではなく、里という仕組みを守るためならいくらでも人を切り捨てる という「よそ者から見た扉間」をまんま再現したような極端な男が出来上がってしまったのである。(*12) 扉間が戦死した雲隠れの金銀兄弟からの逃亡戦の際、「サルと張り合うよりも感情を抑え冷静になることを覚えろ(意訳)」と諭されているが、これは「根」の組織に至って「感情は憎しみを生み、憎しみは戦いを生む」という感情不要論にまで極端化している。 扉間とダンゾウが一番違うのは先見の明の有無であり、扉間のそれは自らの死後まである程度見据えているのに対し、 ダンゾウはほとんど目先しか見えていないのと、後を託すことを考えていないことである(この「自分でやる病」はNARUTO世界の敵役の共通項でもある)。 逆にヒルゼンの方は柱間の理想は正しく継承したものの、彼を支えていた扉間の手腕までは受け継げておらず、結果的に二人三脚で成り立っていた柱間政権期の千手兄弟をさらに極端にしたような体制になった上、両者の考えが正しく噛み合っていないという痛すぎる齟齬が発生してしまっていた(それでもヒルゼンの長期政権を鑑みれば、情勢も手伝ってそれなりに上手く行ってはいた模様)。(*13) そんなヒルゼンや、彼の意志を継ぐ綱手らに対して何かと逆を張ろうとする悪癖は、恐らく「柱間の甘すぎるやり方に諫言を上げて引き締める」「体制を維持するために必要ならば非道な手段も使う」という補佐役としての扉間の振る舞いを真似たものと思われる。 だが、先々を見据えて慎重に動き、「自分だけでは無理なのだからいずれは後進に託す」という前提のもとで動いていた扉間のやり方を「自分だけで何もかもやろうとする」上に「ヒルゼンへの対抗心を抑えられていない(=扉間の戒めを守れていない)」ダンゾウが真似ればどうなるかは自明の理である。 このためか所々行動が無茶苦茶であり、ペインの襲撃の際には「根」の人員を温存して事態が収まるまで表に出ないなど矛盾した立ち回りも目立つ。(*14) 長期的な失敗で見ると、これらの思想に基づいた結果人材の扱い方もまた散々であり、「根」において行っていた感情削除のための殺し合い、それに伴う人員不足を補うために有能な人材をあちこちから集め、任務を重ね力がついて来ると離反や逃亡を懸念して始末にかかる……という使い捨て型の運用が顕著。 これに絡んだところでは、ノノウの件は本当に悪手しか打っておらず、過去を捨てて孤児院を運営していたノノウを脅迫し、カブトを引っ張り込んでまで無理矢理現役復帰させた挙句、「知り過ぎた」としてカブトと同士討ちするよう仕組み、大蛇丸を使って生き残った方を殺して終わらせるよう手配していた。 そこまで裏切りや離反を恐れるのならば脅しや呪印で縛り付けるよりも甘言なり取引なりで懐柔した方がよっぽど合理的であるし、そもそもそこまでせねばならない人材を探すくらいなら子飼いの部下を使った方がさらに合理的である。 さらにイタチや長門、マダラにも共通する「自分でやる病」は言い換えれば自分以外を信じていないということであり、五影会談では中立のミフネを幻術で操り強引に主導権を握ろうとした結果、これを見破られて他の影四人が一気に懐疑的になるという、木ノ葉の里自体への信頼を揺るがしかねない大失態を演じてしまっている。 総合すれば、彼のやって来たことは、彼自身の言葉を借りればまさに「失敗そのものではないか」ということになる。 次世代編ではそんな彼の思想をさらにはき違えて「ダンゾウの復讐のために里を滅ぼす」という本末転倒なことをやらかそうとした人物まで現れている。 ◆ダンゾウ語録 「感情は憎しみを呼ぶ……そして憎しみは戦いを生み出すものだ……」 「木ノ葉を守るためなら、安いものだ!」 「ワシにとっては必要な犠牲だ。ワシが火影になるためのな」 「三代目のその教えが―――里を壊滅させたも同然なのですぞ!」 「心配するな。今やナルトは里の英雄だ。里の皆もナルトを信頼しきっている…。このワシ、六代目火影よりもな」 「里を潰した“暁”のリーダーはかつて自来也の弟子だった男だ。他国に同情し戦力を与えた結果がこれだ! 甘いのだ! 何もかもが!!」「代々続くその甘さが同盟国の砂の裏切り……そして大蛇丸の木ノ葉崩しを許し、“暁”の台頭、さらにはうちはの残党サスケが抜け忍になり暗躍する事になった!」「今こそ必要な火影とは!? この最悪な事態の後始末をし、忍の世界に変革を成し、忍の掟を徹底させる希代の火影、このワシだ!!」 (これで…綱手の時代は終わった) 「兄弟……能力は同じとて、眼が悟るものはこうも違うものか」「お前にとってはイタチの真実などさほど重要ではない。ただ憎しみを手当たり次第にぶつけたいだけだ。うちは一族の犠牲を無駄にしている」 「自分の命が……惜しいわけではない。木ノ葉のため……忍の世のためワシはこんなところで……死ぬわけには……いかん」「どんな手を使っても……生き残る……ワシは……この忍の世を変える唯一の……変革者と……なるべき者……」 「オレの父も祖父も戦場で命を落とした! 自己犠牲は忍の本分……!」 (お前はいつも……オレの先を歩きやがる……) 「忍の世のため、木ノ葉のため、お前らは決して生かしておかぬ!!」 ヒルゼン…次はワシの番のようだ… かつてお前が……命と引き換えに木ノ葉を守ったように…… 今度はワシが……こいつらだけは…… だがワシは…結局……火影にはなれなかった… どこまで行っても…お前には、追いつけなかったよ……… お前は光を浴びる木ノ葉、オレは…闇の中の根 こんなオレをお前はどう思う? なあヒルゼン……。お前にとってオレは…… 追記・修正は扉間の思想を正しく継承してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2017-08-15 22 53 14) デスノートで、ニアが『二人ならLに並べる、二人ならLを越せる』と言ってたけど、コイツとヒルゼンは、二人でも先代は越えられなかったかもなぁ。実力はヒルゼンが上をいっても、政治力が、ダンゾウは言うに及ばずだし・・・。 -- 名無しさん (2017-10-10 21 15 07) 初登場時からペイン戦までは木の葉の癌の老害くらいに思ってたけど、最期の独白だけですごく好きなキャラになった -- 名無しさん (2018-06-11 09 35 30) 木の葉に以外の里に生まれてたら五影に余裕でなれてたと思うし普通に頼れるリーダーになってそう。他の里には手段を選んでいられる余裕あんまり無いし -- 名無しさん (2018-06-27 16 57 12) ↑生まれた里を間違えたのかもな。ダンゾウの性格なら火影以外は今までのような振る舞いでも普通にやっていけそうだし -- 名無しさん (2018-06-27 17 03 26) ↑1.2 人格そのままとすれば無理でしょ。ダンゾウの最大の問題は「なぜ里を守るか」が抜け落ちているところなんだから。逆に言えばそこさえなんとかなればとても優秀だけど…卑劣様に師事してこれなんだから望み薄 -- 名無しさん (2018-07-21 14 17 17) 上司との報相連はしっかりしましょう。の典型だな。独断専行型が他人の下に付くのが間違い。というのを本人も判ってなかったタイプの無能な働き者だな -- 名無しさん (2018-07-21 16 37 57) こいつの言う他者への批判の殆どが「そもそもお前が原因だろうが!」と返せてしまう。 -- 名無しさん (2018-07-21 17 00 04) コイツの考えは理解は出来るのだが、『例え個に恨まれても群を維持する』という前提において『時として群に勝る個』がいるという考えが抜けてるのが大問題。時代的に柱間や扉間、マダラも居ただろうにお前は何を見ていたのか?と言いたい。サスケやイタチにしても才覚あるうちは一族に対しての認識が薄いし -- 名無しさん (2018-07-22 21 51 52) 無能な働き者というか有害で有能な働き者というか… -- 名無しさん (2018-08-29 00 09 36) 批判も多いけど大きな組織にはダンゾウのような人間も必要だから。特にヒルゼンみたいな甘すぎる人間がトップだとダンゾウみたいに自分から汚れ役を引き受けてくれるタイプの側近がいないと組織自体が成り立たなくなる -- 名無しさん (2018-09-04 18 29 35) 感情を抑えるべき時は抑えろって言われたのを「常に抑えろ(捨てろ)」に曲解したのがなぁ……しかも結局本人は抑え切れてないって言う…… -- 名無しさん (2018-11-17 12 34 30) オビトやマダラと違って、おそらく黒ゼツがほとんど関知していなかったにも関わらず、黒ゼツを補助するような行動をしてしまってたのは皮肉だな…黒ゼツも凄く愉快だっただろうな -- 名無しさん (2018-11-20 11 23 15) イタチに「里側につき一族全滅に協力する代わりに弟だけは生かすこと」を提案→「失敗そのものではないか」。うーんこの。 -- 名無しさん (2018-11-23 20 18 52) ヒルゼンがいればバランスが取れてたんかなぁ -- 名無しさん (2018-12-27 21 22 08) ヒルゼンからの信頼をいいことに独断で無茶苦茶やりすぎてたからいずれボロが出たんじゃないかな -- 名無しさん (2019-01-13 05 50 23) 青年期はモノローグ含め「猿飛」呼びだったのが直後の今際の独白で名前呼びになるの名演出だと思う -- 名無しさん (2019-01-24 12 22 21) 里を思ってるのは確かなんだが「他者同士で潰し合いさせる」と憎しみを煽る戦争屋の常套手段をとるのがなぁ……卑劣様の穢土転生と違って黒幕とか曖昧だから肝心の憎しみが余計に膨れ上がって質が悪い -- 名無しさん (2019-01-31 01 48 54) そもそも大量の写輪眼奪ってるからゴミ。シスイの片目もダンゾウに奪われたって言ってたし。そんなのが火影とか無理すぎる。 -- 名無しさん (2019-02-17 14 32 14) アニメだと火影に推薦したり大蛇丸のこと割と評価してるんだけど何でだろう?個人より全体を重んじるダンゾウと個人主義の大蛇丸じゃ思想的に正反対なんだが -- 名無しさん (2019-02-28 02 34 29) 大蛇丸の方はもうろく -- 名無しさん (2019-02-28 04 40 33) ↑↑大蛇丸は裏取引がいくらでも通じるから、お互いに利用し合えるならある意味一番御しやすい -- 名無しさん (2019-03-27 14 56 03) 邪道も道ではあるけど、正道には決して勝てないという見本みたいな生き方したな -- 名無しさん (2019-03-27 19 17 25) でも此の手の政治家キャラに有りがちな有能なダークヒーローのイタチの事を見下す事が無くむしろ彼奴は手放すのは惜しい位評価してるのが肝 -- 名無しさん (2019-04-10 13 36 36) ダンゾウが出るべき案件でヒルゼンがヒルゼンが出るべき案件でダンゾウが解決に当たったのがかなり禍根を残してると思う -- 名無しさん (2019-05-31 20 16 59) ↑7ナルトの世界だと写輪眼は兵器みたいなものだから可能なら回収するか無理なら破壊するのがセオリーなんじゃないか?あと右目の写輪眼はともかく腕の写輪眼はクローンによるものでは? -- 名無しさん (2019-06-06 04 51 59) イタチを弟のサスケが全く理解できず、木の葉をつぶすとのたまい、ダンゾウが一番理解していたというのは皮肉だけど、サスケがのちにダンゾウの思想も踏まえた結論に至ってるのがすごくいいと思う。 -- 名無しさん (2019-06-21 15 51 38) 手段が目的化していることに最後まで気付かなかった哀れなキャラだったな。「非情な手段で里を守る」が目的になってて、カブトにしてもうちはにしても、自分で不穏分子の種を蒔いて恨まれる理由をわざわざ作るマッチポンプに近い有り様。里を守るために里を危険に晒す矛盾に気付ければ良かったのにな。 -- 名無しさん (2019-07-08 00 47 56) ダンゾウにも火の意志が必要だったんだよ。ヒルゼンへのコンプレックスを捨てて志を共にできてたらうちはにクーデターを起こさせる事もなく2人で平和に里を治められてただろうに -- 名無しさん (2019-07-12 07 00 07) ダンゾウには火の意思が足りずヒルゼンは卑の意思が足りないから足して二で割ると丁度良くなる。 -- 名無しさん (2019-07-12 15 42 03) いくら里を守ろうとしてようが「何故守るのか」って根っこが無い時点で本末転倒なんだよなぁ。履き違えた目的のために周りを一切省みず尚且つ自分の非を一切認めず、なに今際の際に良い奴感出そうとしてるんですかね。最後に思うのが里の今後じゃなくてヒルゼンのことな時点で結局コンプレックスが根っこな事も分かりきってるし -- 名無しさん (2020-01-23 22 40 37) ビジョンがないことを批判されてるけど、公安機関である根の長であれば政治的展望を持たないのは必ずしも悪くない思う。下手に思想を持つと公安の権力を恣意的に使うようになりかねない。問題の根本は公安のトップが権限を維持したまま政治のトップである火影も兼任できるシステムだと思う。政府のトップが警察の権限も兼ねたら対立意見を弾圧して暴走することは目に見えている。トップの人格的資質に依存した木の葉のシステムを改めなければならないだろう -- 名無しさん (2020-03-29 10 08 30) 口が臭いのに口からいろいろ術を発射するんだなこの人 -- 名無しさん (2020-05-22 02 23 17) ↑↑そもそも隠れ里自体が本来は国の軍事機関の中の更に一部だからな。各国の隠れ里の長が実質的に国を支配していること自体が不健全とも言えるかも -- 名無しさん (2020-07-04 19 15 08) ↑火影がそれじゃいかんとは思うんだけどな。CIA長官がいきなり大統領に立候補するようなモンだぞ。 -- 名無しさん (2020-07-05 01 06 09) 死に様しか誉めるところがない -- 名無しさん (2020-07-08 01 52 01) サスケとダンゾウはお互いを嫌い蔑み合っているけど、お互いが一番の似た者同士というのがどうしようもない皮肉だと思う。自分を認められないが故に余裕がなく、余裕がないが故に、間違ってしまう。個人的にこの人はものすごく好きなので、どうか非難しないで欲しい。コンプレックスだらけでやり方は間違っていたかもしれないけど、最後まで「里のために生きる」という道を貫き通したんだ。本当は臆病で小心者なダンゾウが頑張りきったことをどうか褒めて欲しい -- 名無しさん (2020-07-09 03 02 24) お前の人生こそ失敗そのものやんけ -- 名無し (2020-07-09 04 10 58) ↑↑確かにサスケが暗部の長官に就任したら思いっ切り暴走しそうだな。ナルトの側近がシカマルとサイでサスケが助っ人ポジションなのは適材適所だった訳だ -- 名無しさん (2020-07-09 18 49 07) ダンゾウは作中で度々自分とヒルゼンを比べてコンプ拗らせてたが、神の視点を持つ読者からは扉間との比較で駄目出しされてるのが興味深い。当時を生きる人間と歴史そのものを俯瞰できる存在の視点の違いを実感できるというか。 -- 名無しさん (2020-07-18 12 06 49) 目的と手段の取り違えや火影コンプの拗らせ方以上にこいつの欠点は「都合が悪くなったら殺せばいい」の短絡的思考だと思う -- 名無しさん (2020-07-23 00 49 37) この記事で「アニメでは九尾を宿しているうずまきナルトが差別されるきっかけを作った張本人であることが描かれている」って書かれてるけど、何話でやってたっけ? -- 名無しさん (2020-09-17 19 24 49) ↑アニメは分からないけど内容自体は小説のイタチ真伝で言及されていた覚えがある -- 名無しさん (2020-09-19 00 12 32) ダンゾウの「策略が成功した場面」も描かれていれば少しは評価も変わったんだろう。失敗の遠因ばかりがスポイルされている気がする。 -- 名無しさん (2020-11-19 10 37 57) 本人も言ってるけどダンゾウの仕事は成功しても誰にも知られず初めから何もなかった事に成るだけだからな。そういう意味では可哀想ではある -- 名無しさん (2020-11-30 18 43 23) 悪党ではないんだが、色々とやらかしすぎてて悪党だった方がまだマシだったみたいになっちゃってる人 他人を信用しないどころか、自分自身すら信じられなくて暴走してしまったんだろう -- 名無しさん (2020-12-06 10 55 07) SDで救われた人の1人 -- 名無しさん (2021-01-22 20 37 36) 言葉を選ばずはっきり言うなら、「カッコいい自己犠牲」そのものが目的化しちゃったんだろうねこの人。汚れ役な自分への自己陶酔が根っこになってしまった、とも言える。だからこそそこでやるべきじゃない様な選択を”その方がカッコいいダークヒーロームーブだから”という理由だけで実行しちゃってたんじゃないかな。失敗の大半が、要はそういう”余計なダークヒーロームーブをしようとした”結果だと思う。或いはヒルゼンの役に立つことが気持ちよかったのかもしれないけど。 -- 名無しさん (2021-01-22 23 07 00) どこだったかで善人でもなければ根っからの悪人でもない中途半端な人間って評されてて凄く納得いく評価だったな -- 名無しさん (2021-02-27 19 19 16) 卑の意思は草 -- 名無しさん (2021-03-20 23 42 41) 問題が起きると何でもかんでもダンゾウのせいにされてて気の毒な感じ。作者にとってはこれ以上ないほど都合良いキャラだな -- 名無しさん (2021-05-03 17 56 15) 感情を無くすために仲間同士で殺し合いさせる→人手不足に陥りました -- 名無しさん (2021-09-08 14 24 28) サスケに憎まれても仕方がない所業だけど柱間細胞義手の写輪眼に関しては一応無実だな。後付けだろうけどシンのクローン写輪眼を移植した物だから、うちは抹殺で奪った訳ではない。うちは抹殺で一族の眼を奪ってスペアとして保管してたのはオビトだし。 -- 名無しさん (2021-09-13 22 03 34) ↑あの大量の写輪眼ってその後どうなったんだろう? -- 名無しさん (2021-09-13 22 11 59) ↑そりゃ処分でしょ。写輪眼なんてそれ自体兵器みたいなものだし悪用されたら大変。墓に葬ることも出来ないし廃棄するしかない -- 名無しさん (2021-09-13 22 38 56) 忍びの生き様は死に様で決まる。を体現したキャラだった。こいつとまた忍だったわけや -- 名無しさん (2021-10-31 06 49 15) 凡人が天才を真似しようとした結果、失敗して無能な働き者になった例。 -- 名無しさん (2021-11-05 21 01 03) 扉間と比較して里を守る目的を見失ってるのが最大の問題点で、マダラの忠告通りになったのがかなりの問題点。ダンゾウ本人が拗らせてたけど、ヒルゼンと比較するのはぶっちゃけナンセンス、ヒルゼンもヒルゼンで甘すぎという問題点があるから比較にならないんよね -- 名無しさん (2022-09-03 00 14 05) そういや疾風伝初期のおまけコーナーで綱手とシズネが「根」の温泉旅行の写真見て驚愕してたシーンがあったけど、結局何が写ってたんだろう。 -- 名無しさん (2022-10-26 22 13 20) この爺さんが別天神でミフネ操って世界初の忍連合の発足を提起したことで、その後の残った影達の話し合いがスムーズに行ったのがなんか皮肉 -- 名無しさん (2022-10-27 01 23 14) 影での活動に徹して表に出ないるところはある意味最も忍っぽいんだけど、色々とやらかしすぎてて擁護できないんだよな。 -- 名無しさん (2022-10-27 01 34 49) ↑11 寧ろ大失敗だと思う、【何か起こる→はいはいダンゾウダンゾウ】のワンパターン化するし、事件起こしたキャラも薄っぺらいものに成り下がる -- 名無しさん (2023-05-16 06 10 03) ナルトのだいたいこいつのせいってやつはダンゾウか大蛇丸か大筒木に別れるからむしろバランスとれてる説 -- 名無しさん (2023-05-30 19 15 00) 何をしてもうまくいかない・説得力がないキャラだけどサスケに対する指摘だけは文句なしで的を得てるよな、イタチも穢土転生で蘇ってからサスケの顛末聞いて「導き方間違えた」的なこと思ってたし -- 名無しさん (2023-07-04 23 52 32) この人の場合、「成功すれば任務(やその元となる問題)の存在が最初から無かったことになる」「失敗すれば大きな禍根が生じる」の二つに一つしかないから、うまくいった場合は描写なし・失敗したところだけ作中に登場、となるので極端に無能に見えるのだと思う。何せ「成功した場面」は誰にも知られないから。 -- 名無しさん (2023-08-07 23 08 05) 数人を見逃したせいで結局木の葉を危険に晒している例が数件あって、しかもなかなか致命的な損害を与えているんで成功例を描写されても評価は変わらないんじゃないか。独自に選別方法考えて実行したら人手不足起こしたのは擁護すら難しいし -- 名無しさん (2023-08-08 04 02 01) 失敗は描写されてるとこだけかもしれないにしてもその失敗が致命的なのよね、暁という犯罪組織を作り出し木ノ葉の里全壊したペイン(長門)とか大蛇丸の部下として暗躍して第四次忍界大戦をより凄惨にしたカブト、この2つの失敗だけでもかなり問題だしなぁ -- 名無しさん (2023-08-15 10 29 28) なあ、ヒルゼン・・・ワシはただ・・・お前のようになりたかった、だけなんだ・・・ -- 名無しさん (2023-08-20 01 14 56) うちはが悪いようちはがーもそうだけど、諸悪の根源としてあまりにも都合のいい存在にすぎて岸影様の話作りの限界を示すキャラになってる -- 名無しさん (2023-11-23 07 17 49) ↑作者の岸影様どころかアニ影様にもアニメオリジナルであれはダンゾウのせいこれもダンゾウのせいと便利に罪状盛られてるのがなんだかなあメタ的に考えたら結構可哀想なキャラだろうね -- 名無しさん (2023-11-23 11 05 28) ↑×7だってある意味ダンゾウってサスケのifの姿だし。 イタチの評価がめちゃ高いのは扉間や猿と同じ自己犠牲を厭わない真の忍び=火影たり得るものだったからで、世代のしがらみが無いから超高評価。 逆にサスケは自分の命を救ってもらったにも関わらず兄の命を狙い続けて挙句の果てに暁と手を組んで抜け忍=裏の世界に落ちていったっていう自分のリプレイみたいな生き方してるから最悪の評価になる。 本人は口では希代の火影とか言ってたけどサスケへの「ゴミ」「失敗そのもの」って言う過激すぎる批評もダンゾウ自身を指してると取れなくもない。 -- 名無しさん (2023-11-27 23 59 04) タカ派の意味当時知らなくてタカって誰って思ったな!懐かしい笑里のことを思ってるというヒルゼンと本質的には同じというのがいいね -- 名無しさん (2023-12-10 09 27 25) 木の葉の汚れ役どころかNARUTOという作品そのものの汚れ役だったでござる -- 名無しさん (2024-05-15 19 48 34) 昔、アニメのダンゾウの声優さんって誰だろうって調べたけど、ラピュタの親方だと知って驚いた事がある -- 名無しさん (2024-07-16 21 42 49) 他の黒幕キャラに比べて感情移入できる部分が少ない感じがするせめてもう少し悲しい過去とかわかるってばよみたいなお決まりのパターンに準じていればもう少しアニメの扱いとかも変わってたんじゃないかな -- 名無しさん (2024-09-14 19 04 54) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/minnasaba/pages/717.html
バベル外伝?14話 ~~異空間 この世全ての悪(アンリマユ)(仮)「アーチャーさん、今日はお話があります」 前アーチャー「何だ、チェリーボーイ共が集まって、急に改まって」 子分1ケイ「アーチャーさんはイリヤちゃんの護衛として、ライダーさんを監視していましたよね」 前アーチャー「まあ、それが俺様の今の一応の仕事だからな」 子分2自来也「今後はそれを止めて頂きたい」 前アーチャー「何だぁ! 藪から棒に!?」 この世全ての悪(アンリマユ)(仮)「ライダーさんはみんなを愛するために現れた金髪の女神様なんです。 そんな彼女がイリヤちゃんたちを貶めるなんてことは絶対ありえません! アーチャーさんは誤解してます!わかっていません! 我々としては普段このような生活をしていると思います」 ~~イリヤの部屋 ライダー「イリヤ、紅茶が入ったわよ」 イリヤ「ありがとう、ライダーさん」(にっこり) ライダー「………」(ニコリ) イリヤ「ライダーさん、この紅茶美味しいよ」 ライダー「イリヤのために仕入れたのだけど、気に入って貰えて嬉しいわ」 イリヤ「わざわざ私のために? 嬉しいなー」(にこにこ) ライダー「愛するイリヤのためなら、これくらいどうってことないわ」(テレテレ) イリヤ「ライダーさん……」(真っ赤) この世全ての悪(アンリマユ)(仮)「このようにですね、女の子同士の甘い愛情をですね……」 前アーチャー「なーに寝ぼけたこと言ってやがる。あいつは朝の一杯は、 イリヤのゴールデンウォーターに限ると言っているような超糞女(グレートビッチ)だぜ」(ほじほじ) この世全ての悪(アンリマユ)(仮)「そういう決め付けがいかんのですよー!」 子分1ケイ「我々は断固として、清純純情可憐なライダーさんをプッシュします!」 子分6ソロモン・イブン・ガビーロール「そうだそうだーヽ(*`Д´)ノ!」 前アーチャー「へいへい、そうですか。まあ、そのためには本人の許可を取ってくれ。おっと、屁が出るぜ」(ブー) 子分1ケイ「か、完全に舐めきってますね……」 この世全ての悪(アンリマユ)(仮)「我々英霊の力を思い知らせてやりますよ!」ゴゴゴゴゴゴゴ ~~イリヤの部屋 この世全ての悪(アンリマユ)(仮)「そういうわけで、ライダーさんにはプラトニックな愛を貫いて頂きたいんです」 ライダー「イリヤ、プラトニックな愛っていうのは何?」 イリヤ「えーと、清い愛ってことかな。具体的に言うと、エッチなことはしない関係って言えばいいのかな?」 ライダー「断固として断るわ」 この世全ての悪(アンリマユ)(仮)「即決!?」 イリヤ「ライダーさんからエッチなことを取ったら、何も残らない気がするなー」(汗) この世全ての悪(アンリマユ)(仮)「そんなこと言わずに、お試しでもいいですから……」 ライダー「絶対に断るわ」 この世全ての悪(アンリマユ)(仮)「そ、そんな……折角清純可憐なライダーさんが見れると思ったのに」(号泣) イリヤ「じゃ、じゃあ、ライダーさんが一日だけ試しにやってみるっていうのはどうかな?」 ライダー「……仕方ないわ」 イリヤ「すごく嫌がってる顔だね」(汗) この世全ての悪(アンリマユ)(仮)「ありがとうございます! では、ですね、明日はこのシナリオに沿って、お願いします」 イリヤ「シナリオなんてあるんだ……」 ~~イリヤの部屋、早朝 ライダー「随分と面倒なことになったわ」 前アーチャー「あいつら、シナリオなんて用意してたのかよ」 ライダー「台本によると、シナリオ1はイリヤを起こすところからね」 ~~シナリオ1 ライダー「イリヤ、起きて頂戴」 イリヤ「あ、ライダーさん、おはよう……」(もぞもぞ) ライダー「今日も天気がいいわよ。いい一日になりそうね」(ニッコリ) イリヤ「うん、そうだね」(にこにこ) 前アーチャー「やたらライダーがにこにこする場面が多いな、これ。別人とうっかり間違えてねーか」 ライダー「私だって笑えるわ」(ニコニコ) 前アーチャー「うおっ! 普段見慣れてねーから、アメリカ海兵隊も裸足で逃げ出すくらいこえーな」 ライダー「トオサカリンが『笑うという行為は、本来は牙を剥く行為』と言っていたわ」(ニコニコ) 前アーチャー「ますます怖くて、パンツの中が黄色い水で大洪水になりそうだ」 ライダー「イリヤ、起きて頂戴」 イリヤ「んー……くーくー」 ライダー「イリヤ……」 イリヤ「すーすー」 ライダー「………」(もぞもぞ) イリヤ「ん……」 ライダー「………」(もぞもぞ) イリヤ「ん……あん……」 ライダー「………」(ぺろぺろ) イリヤ「はぅ……うぅ……」 ライダー「ん……う……」(ヌギヌギ) イリヤ「ん、んんっ!」 ライダー「イリヤ……イリヤ……」(ギシギシ) ガシャーン! System K.A.L.K.I――――起動 オノレイイトコデ―――! キャー! ~~三十分後、洗面所 イリヤ「うう、ライダーさん、顔がベタベタしてるよー」(うるうる) ライダー「ご、ごめんなさい、イリヤ」 前アーチャー「いきなりプラトニックでも何でも無くなったぞ」 イリヤ「ライダーさん、酷いよ。寝てるときにイタズラしてくるなんて」 ライダー「イリヤの寝顔が可愛くて」(真っ赤) 前アーチャー「それで、二番目のシナリオはどうなってるんだ?」 ライダー「登校途中のようね」 ~~シナリオ2 ライダー「イリヤ、お願いがあるのだけど」 イリヤ「なーに、ライダーさん?」 ライダー「手を握って欲しいの」(真っ赤) イリヤ「うん、いいよ……」(てれてれ) ナナキ「二人とも随分と仲がよろしいことで」 イリヤ「もう、ナナキちゃんからかわないでよ」(真っ赤) スズカ「二人とも怪しいなー」(にやにや) ライダー「ナナキ、スズカ、あまり揶揄しないで頂戴」(真っ赤) 前アーチャー「何だか、今更かよっていう感じが強いな。まるで、選挙の後に謝罪会見をする政治家みてーな感じだ」 ライダー「このシナリオ、本当に理解し難いわ……イリヤ、手を握ってくれる?」 イリヤ「えっ!? 別にいいけど……こういうの姉妹みたいでいいね」(てれてれ) ライダー「確かにちょっと新鮮ね。イリヤの手、すべすべしてて、とっても気持ちいい」(すりすり) イリヤ「あの、ライダーさん。ほっぺたですりすりされるの嬉しいけど、登校途中は目立つから止めて欲しいな」(汗) スズカ「おはよう、みんな……ついでにアーチャー」 タツコ「いえーいおはよーー!!」 イリヤ「おはよう、スズカちゃん、ナナキちゃん、タツコ」 前アーチャー「おい、三馬鹿トリオ、世界の存亡に関わる頼みがある」 ナナキ「どしたの、朝っぱらから」 前アーチャー「イリヤとライダーのラブラブっぷりをからかってくれ」 スズカ「急なお願いだな……えっと、どうすればいいんだ?」 ライダー「………」(ペロペロ) イリヤ「ライダーさん、手をペロペロ舐めるのは止めて欲しいな。ベトベトになってきちゃったよ」(汗) ナナキ「うわー、二人とも熱々のカップルね」(棒読み) タツコ「すげー羨ましいぜー」(棒読み) スズカ「いやーまいったまいったー」(棒読み) ライダー「みんな、あまり揶揄しないで頂戴」(真っ赤) 前アーチャー「よくやった。おまえらには心からの謝礼として500円をやろう。駄菓子でもエロ本でも、好きな物を買いやがれ」 スズカ「よくわからないけど、これで良かったのか?」 ナナキ「得したはずなのに、なぜか損した気分が………」 ~~昼休み、保健室 前アーチャー「次はやっぱり、昼休みか?」 ライダー「よく分かるわね。シナリオによると……」 ~~シナリオ3 ライダー「イリヤ、お弁当を作ってきたの。食べてくれる?」(真っ赤) イリヤ「うわー、ライダーさん、ありがとう。とっても美味しそう」 ライダー「そんな……恥ずかしいわ」(真っ赤) イリヤ「いただきまーす。美味しいよ、ライダーさん」(にこにこ) ライダー「そう、良かったわ」(ニッコリ) イリヤ「ライダーさんも食べなよ。あーんして」 ライダー「え……あ、あーん」(真っ赤) ~~昼休み、屋上 前アーチャー「おいおい、弁当なんてどうするんだよ」 ライダー「一応作ったわ」 前アーチャー「おお、ライダーの手料理か。少しでいいから、俺にも分けて……」 ライダー「蜂の巣になりたいようね」(ジャキッ) 前アーチャー「いや、いらんとです、はい……頼むからコルトパイソンを向けるのを止めてくんろ」 ライダー「イリヤ、お弁当を作ってきたの。食べてくれる?」 イリヤ「うわー、ライダーさん、ありがとう。中身は何?」 ライダー「レバニラ炒めとうなぎの蒲焼よ」 イリヤ「う、胃にもた……ありがとう、ライダーさん。美味しそうだなー」(汗) クロ「いい加減、精力料理から離れられないのかな」 ミミ「はは、イリヤちゃんの無理した笑顔が痛々しいな……」 ミユ「アーチャー、今日もお昼作ってきたわよ」(にこにこ) 前アーチャー「おお、ありがとよ。いつもすまねーな、ミユ。俺がこんな身体じゃなければ……」(げほげほ) ミユ「えーと、それは言わない約束よ、おとっつぁんって返せばいいのかしら?」(汗) 前アーチャー「うめーうめー」(くちゃくちゃ) ミユ「そう? 良かったわ」(にこにこ) 前アーチャー「ほら、ミユも食えよ。食わせてやるから」 ミユ「えっ!? あ、ありがとう……あーん」(真っ赤) クロ「ねえ、どう見ても変態紳士とミユの方がカップルっぽいわよ」 ミミ「うーん、さすがにそれは言い過ぎなんじゃ……」 ライダー「……イリヤの味がする」(ハムハム) イリヤ「あの、ライダーさん……食べさせてくれるのはいいんだけど、一回ごとにお箸舐め回すのは止めて欲しいなー」(汗) クロ「アーチャー達の方が普通のカップルに見えるのって、私が疲れてるからかな」 ~~帰宅時 前アーチャー「帰宅のコースはどうなってるんだ?」 ライダー「えっ……と、夕日が綺麗な公園に行って……」 ~~シナリオ4 イリヤ「うわー、夕日が綺麗!」 ライダー「ええ、そうね。一日がこうやって終わるのを、大好きなイリヤと一緒に過ごせて嬉しいわ」 イリヤ「ライダーさん……私も大好きなライダーさんと過ごせて、嬉しいよ」(真っ赤) ライダー「………」(真っ赤) イリヤ「………」(真っ赤) ライダー「イリヤ……」 イリヤ「ライダーさん……」(チュッ) 前アーチャー「ぬぐおおおおおお、痒いいいいいいいぃ!!。 誰だ、こんなラブラブチュッチュなシナリオを書いた、すっとこどっこいは!?」 ライダー「これくらい、私達もいつもやっているわ」 前アーチャー「いや、おまえがやっているのは、どう見てももっと過激なことだから。 サバイバルゲームとベトナム戦争ぐらいの違いがあるぜ」 ライダー「イリヤ、とりあえず夕日が綺麗な公園に行きましょう」 イリヤ「えっ!? 別にいいけど……な、何だろう、ライダーさん、急に」(ドキドキ) 前アーチャー「イリヤ、悪いがロマンチックなことは、隕石にぶつかる確率ぐらい起きねーと思うぞ」 ~~公園 イリヤ「公園に来たけど、これからどうするの?」 ライダー「夕日を見る予定なんだけど……」 前アーチャー「日没まで二時間くらいあるな」 ライダー「………」 イリヤ「えっと……待っている間、どうしようか?」(汗) ライダー「そういえば、お昼に食べた料理が今になって効いてきた気がするわ」 イリヤ「えっ!?」 ライダー「イリヤ、丁度良いから、そこの茂みでこっそり休憩しましょう」(ムフームフー) イリヤ「ラ、ライダーさん、絶対に変なことしちゃダメだよ! 絶対だよ!」 ライダー「イリヤ、約束するわ」(ムフームフー) イリヤ「ライダーさん、ボタン外さないで! やっ、だめええええええ!」 前アーチャー「おま!止めろ! ただでさえおまえの暴走ぶりに読者がひき始めてんのに こらああああああああ茂みに逃げんなああああああああああああ!!!」 ~~深夜、イリヤの部屋 前アーチャー「何々、最後のシナリオは寝るときか」 ~~シナリオ5 ライダー「イリヤ、今日も一緒に過ごせて楽しかったわ」 イリヤ「私もだよ、ライダーさん」 ライダー「幸せ……」 イリヤ「えへへ……」(てれてれ) ライダー「おやすみなさい、イリヤ」 イリヤ「おやすみなさい、ライダーさん」(チュッ) 前アーチャー「なるほど、至ってシンプルな方法で一日を締めて、なかなかいいシナリオじゃねーか。なあ、ライダー」 ライダー「イ……リヤ……」(ズシッ) お馬さん「………………」ノッカリ 前アーチャー「と言っても、これじゃ聞こえねーか。それじゃ、そろそろカレンの家に行くから、明日も遅刻するなよ」 ライダー「…………ぐええ……」(ミシミシ) ポリスメン「―――――監視、継続――――」 ~~異空間 前アーチャー「というわけで、シナリオをクリアしてきたぞ」 この世全ての悪(アンリマユ)(仮)「何処がクリアなんですかー! これじゃ今まで通りの、 イリヤちゃんとのセクハラに執心する変態お姉さんじゃないですか!」 前アーチャー「女に幻想を持ちすぎなんだよ、チェリーボーイ。女だって、性欲はあるし、屁こくし、クソだってするぜ」 この世全ての悪(アンリマユ)(仮)「うう、僕達のライダーさんは、清純でイリヤちゃん思いの優しい女性なんです」(号泣) 子分1ケイ「清く優しくイリヤちゃんを見守ってるはずなんだ。 イリヤちゃんへのセクハラが大好きなんて嘘だー!」(号泣) 子分6ソロモン・イブン・ガビーロール「生まれてから一度もおトイレに行ったことなんて無いのに。・゚・(ノД`)・゚・。」(号泣) 前アーチャー「おい、そこ最後。どさくさに紛れて、無茶を言ってんじゃねー。 そんなに問題があるなら、本人に直接文句言って、方向性をもう一回見直して貰えばいいじゃねーか」 この世全ての悪(アンリマユ)(仮)「いえ、タンクローリーやプラスチック爆弾は食らいたくないので」 前アーチャー「そんなに怖いなら、変な頼みを言うなよ。しかし、これで問題も解決したってわけだ」 子分7ジェヴォーダンの獣 「アーチャーさん! 我々魔法少女ミユプッシュ派は、ミユちゃんがイリヤちゃんの ショーツが大好きで、クンカクンカしているという設定を断固として要求します!」 子分11ラシード・ウッディーン・スィナーン 「我々ブラックイリヤ教三名は、イリヤちゃんが実は腹黒くて、 全てを陰で操ってるという陰謀の証拠の提出を求めます!」 子分18マヌ「我々孤高のアヴェンジャー連盟は、一人ぼっちで寂しく暮らすアヴェンジャーさんの姿を観察したいです。 アーチャーさん、今すぐ別れてどっか行って下さい!」 子分21ペルセウス「あたしって、ほんとバカなサクラちゃんファンクラブ推参! サクラちゃんが自暴自棄になって、リンちゃんが酷い目にあうような毎日が見たいです!」 子分24アンティオキアの聖マルガリータ「マタニティ魔法少女、推進派一名参上! 魔法少女は、全員互いに妊娠させるべきです!」 前アーチャー「うおおおおお、うるせーぞおめーら! 何でそんなに色々な派閥が出来てるんだよ!」
https://w.atwiki.jp/minasava/pages/690.html
バベル外伝?14話 ~~異空間 この世全ての悪(アンリマユ)(仮)「アーチャーさん、今日はお話があります」 前アーチャー「何だ、チェリーボーイ共が集まって、急に改まって」 子分1ケイ「アーチャーさんはイリヤちゃんの護衛として、ライダーさんを監視していましたよね」 前アーチャー「まあ、それが俺様の今の一応の仕事だからな」 子分2自来也「今後はそれを止めて頂きたい」 前アーチャー「何だぁ! 藪から棒に!?」 この世全ての悪(アンリマユ)(仮)「ライダーさんはみんなを愛するために現れた金髪の女神様なんです。 そんな彼女がイリヤちゃんたちを貶めるなんてことは絶対ありえません! アーチャーさんは誤解してます!わかっていません! 我々としては普段このような生活をしていると思います」 ~~イリヤの部屋 ライダー「イリヤ、紅茶が入ったわよ」 イリヤ「ありがとう、ライダーさん」(にっこり) ライダー「………」(ニコリ) イリヤ「ライダーさん、この紅茶美味しいよ」 ライダー「イリヤのために仕入れたのだけど、気に入って貰えて嬉しいわ」 イリヤ「わざわざ私のために? 嬉しいなー」(にこにこ) ライダー「愛するイリヤのためなら、これくらいどうってことないわ」(テレテレ) イリヤ「ライダーさん……」(真っ赤) この世全ての悪(アンリマユ)(仮)「このようにですね、女の子同士の甘い愛情をですね……」 前アーチャー「なーに寝ぼけたこと言ってやがる。あいつは朝の一杯は、 イリヤのゴールデンウォーターに限ると言っているような超糞女(グレートビッチ)だぜ」(ほじほじ) この世全ての悪(アンリマユ)(仮)「そういう決め付けがいかんのですよー!」 子分1ケイ「我々は断固として、清純純情可憐なライダーさんをプッシュします!」 子分6ソロモン・イブン・ガビーロール「そうだそうだーヽ(*`Д´)ノ!」 前アーチャー「へいへい、そうですか。まあ、そのためには本人の許可を取ってくれ。おっと、屁が出るぜ」(ブー) 子分1ケイ「か、完全に舐めきってますね……」 この世全ての悪(アンリマユ)(仮)「我々英霊の力を思い知らせてやりますよ!」ゴゴゴゴゴゴゴ ~~イリヤの部屋 この世全ての悪(アンリマユ)(仮)「そういうわけで、ライダーさんにはプラトニックな愛を貫いて頂きたいんです」 ライダー「イリヤ、プラトニックな愛っていうのは何?」 イリヤ「えーと、清い愛ってことかな。具体的に言うと、エッチなことはしない関係って言えばいいのかな?」 ライダー「断固として断るわ」 この世全ての悪(アンリマユ)(仮)「即決!?」 イリヤ「ライダーさんからエッチなことを取ったら、何も残らない気がするなー」(汗) この世全ての悪(アンリマユ)(仮)「そんなこと言わずに、お試しでもいいですから……」 ライダー「絶対に断るわ」 この世全ての悪(アンリマユ)(仮)「そ、そんな……折角清純可憐なライダーさんが見れると思ったのに」(号泣) イリヤ「じゃ、じゃあ、ライダーさんが一日だけ試しにやってみるっていうのはどうかな?」 ライダー「……仕方ないわ」 イリヤ「すごく嫌がってる顔だね」(汗) この世全ての悪(アンリマユ)(仮)「ありがとうございます! では、ですね、明日はこのシナリオに沿って、お願いします」 イリヤ「シナリオなんてあるんだ……」 ~~イリヤの部屋、早朝 ライダー「随分と面倒なことになったわ」 前アーチャー「あいつら、シナリオなんて用意してたのかよ」 ライダー「台本によると、シナリオ1はイリヤを起こすところからね」 ~~シナリオ1 ライダー「イリヤ、起きて頂戴」 イリヤ「あ、ライダーさん、おはよう……」(もぞもぞ) ライダー「今日も天気がいいわよ。いい一日になりそうね」(ニッコリ) イリヤ「うん、そうだね」(にこにこ) 前アーチャー「やたらライダーがにこにこする場面が多いな、これ。別人とうっかり間違えてねーか」 ライダー「私だって笑えるわ」(ニコニコ) 前アーチャー「うおっ! 普段見慣れてねーから、アメリカ海兵隊も裸足で逃げ出すくらいこえーな」 ライダー「トオサカリンが『笑うという行為は、本来は牙を剥く行為』と言っていたわ」(ニコニコ) 前アーチャー「ますます怖くて、パンツの中が黄色い水で大洪水になりそうだ」 ライダー「イリヤ、起きて頂戴」 イリヤ「んー……くーくー」 ライダー「イリヤ……」 イリヤ「すーすー」 ライダー「………」(もぞもぞ) イリヤ「ん……」 ライダー「………」(もぞもぞ) イリヤ「ん……あん……」 ライダー「………」(ぺろぺろ) イリヤ「はぅ……うぅ……」 ライダー「ん……う……」(ヌギヌギ) イリヤ「ん、んんっ!」 ライダー「イリヤ……イリヤ……」(ギシギシ) ガシャーン! System K.A.L.K.I――――起動 オノレイイトコデ―――! キャー! ~~三十分後、洗面所 イリヤ「うう、ライダーさん、顔がベタベタしてるよー」(うるうる) ライダー「ご、ごめんなさい、イリヤ」 前アーチャー「いきなりプラトニックでも何でも無くなったぞ」 イリヤ「ライダーさん、酷いよ。寝てるときにイタズラしてくるなんて」 ライダー「イリヤの寝顔が可愛くて」(真っ赤) 前アーチャー「それで、二番目のシナリオはどうなってるんだ?」 ライダー「登校途中のようね」 ~~シナリオ2 ライダー「イリヤ、お願いがあるのだけど」 イリヤ「なーに、ライダーさん?」 ライダー「手を握って欲しいの」(真っ赤) イリヤ「うん、いいよ……」(てれてれ) ナナキ「二人とも随分と仲がよろしいことで」 イリヤ「もう、ナナキちゃんからかわないでよ」(真っ赤) スズカ「二人とも怪しいなー」(にやにや) ライダー「ナナキ、スズカ、あまり揶揄しないで頂戴」(真っ赤) 前アーチャー「何だか、今更かよっていう感じが強いな。まるで、選挙の後に謝罪会見をする政治家みてーな感じだ」 ライダー「このシナリオ、本当に理解し難いわ……イリヤ、手を握ってくれる?」 イリヤ「えっ!? 別にいいけど……こういうの姉妹みたいでいいね」(てれてれ) ライダー「確かにちょっと新鮮ね。イリヤの手、すべすべしてて、とっても気持ちいい」(すりすり) イリヤ「あの、ライダーさん。ほっぺたですりすりされるの嬉しいけど、登校途中は目立つから止めて欲しいな」(汗) スズカ「おはよう、みんな……ついでにアーチャー」 タツコ「いえーいおはよーー!!」 イリヤ「おはよう、スズカちゃん、ナナキちゃん、タツコ」 前アーチャー「おい、三馬鹿トリオ、世界の存亡に関わる頼みがある」 ナナキ「どしたの、朝っぱらから」 前アーチャー「イリヤとライダーのラブラブっぷりをからかってくれ」 スズカ「急なお願いだな……えっと、どうすればいいんだ?」 ライダー「………」(ペロペロ) イリヤ「ライダーさん、手をペロペロ舐めるのは止めて欲しいな。ベトベトになってきちゃったよ」(汗) ナナキ「うわー、二人とも熱々のカップルね」(棒読み) タツコ「すげー羨ましいぜー」(棒読み) スズカ「いやーまいったまいったー」(棒読み) ライダー「みんな、あまり揶揄しないで頂戴」(真っ赤) 前アーチャー「よくやった。おまえらには心からの謝礼として500円をやろう。駄菓子でもエロ本でも、好きな物を買いやがれ」 スズカ「よくわからないけど、これで良かったのか?」 ナナキ「得したはずなのに、なぜか損した気分が………」 ~~昼休み、保健室 前アーチャー「次はやっぱり、昼休みか?」 ライダー「よく分かるわね。シナリオによると……」 ~~シナリオ3 ライダー「イリヤ、お弁当を作ってきたの。食べてくれる?」(真っ赤) イリヤ「うわー、ライダーさん、ありがとう。とっても美味しそう」 ライダー「そんな……恥ずかしいわ」(真っ赤) イリヤ「いただきまーす。美味しいよ、ライダーさん」(にこにこ) ライダー「そう、良かったわ」(ニッコリ) イリヤ「ライダーさんも食べなよ。あーんして」 ライダー「え……あ、あーん」(真っ赤) ~~昼休み、屋上 前アーチャー「おいおい、弁当なんてどうするんだよ」 ライダー「一応作ったわ」 前アーチャー「おお、ライダーの手料理か。少しでいいから、俺にも分けて……」 ライダー「蜂の巣になりたいようね」(ジャキッ) 前アーチャー「いや、いらんとです、はい……頼むからコルトパイソンを向けるのを止めてくんろ」 ライダー「イリヤ、お弁当を作ってきたの。食べてくれる?」 イリヤ「うわー、ライダーさん、ありがとう。中身は何?」 ライダー「レバニラ炒めとうなぎの蒲焼よ」 イリヤ「う、胃にもた……ありがとう、ライダーさん。美味しそうだなー」(汗) クロ「いい加減、精力料理から離れられないのかな」 ミミ「はは、イリヤちゃんの無理した笑顔が痛々しいな……」 ミユ「アーチャー、今日もお昼作ってきたわよ」(にこにこ) 前アーチャー「おお、ありがとよ。いつもすまねーな、ミユ。俺がこんな身体じゃなければ……」(げほげほ) ミユ「えーと、それは言わない約束よ、おとっつぁんって返せばいいのかしら?」(汗) 前アーチャー「うめーうめー」(くちゃくちゃ) ミユ「そう? 良かったわ」(にこにこ) 前アーチャー「ほら、ミユも食えよ。食わせてやるから」 ミユ「えっ!? あ、ありがとう……あーん」(真っ赤) クロ「ねえ、どう見ても変態紳士とミユの方がカップルっぽいわよ」 ミミ「うーん、さすがにそれは言い過ぎなんじゃ……」 ライダー「……イリヤの味がする」(ハムハム) イリヤ「あの、ライダーさん……食べさせてくれるのはいいんだけど、一回ごとにお箸舐め回すのは止めて欲しいなー」(汗) クロ「アーチャー達の方が普通のカップルに見えるのって、私が疲れてるからかな」 ~~帰宅時 前アーチャー「帰宅のコースはどうなってるんだ?」 ライダー「えっ……と、夕日が綺麗な公園に行って……」 ~~シナリオ4 イリヤ「うわー、夕日が綺麗!」 ライダー「ええ、そうね。一日がこうやって終わるのを、大好きなイリヤと一緒に過ごせて嬉しいわ」 イリヤ「ライダーさん……私も大好きなライダーさんと過ごせて、嬉しいよ」(真っ赤) ライダー「………」(真っ赤) イリヤ「………」(真っ赤) ライダー「イリヤ……」 イリヤ「ライダーさん……」(チュッ) 前アーチャー「ぬぐおおおおおお、痒いいいいいいいぃ!!。 誰だ、こんなラブラブチュッチュなシナリオを書いた、すっとこどっこいは!?」 ライダー「これくらい、私達もいつもやっているわ」 前アーチャー「いや、おまえがやっているのは、どう見てももっと過激なことだから。 サバイバルゲームとベトナム戦争ぐらいの違いがあるぜ」 ライダー「イリヤ、とりあえず夕日が綺麗な公園に行きましょう」 イリヤ「えっ!? 別にいいけど……な、何だろう、ライダーさん、急に」(ドキドキ) 前アーチャー「イリヤ、悪いがロマンチックなことは、隕石にぶつかる確率ぐらい起きねーと思うぞ」 ~~公園 イリヤ「公園に来たけど、これからどうするの?」 ライダー「夕日を見る予定なんだけど……」 前アーチャー「日没まで二時間くらいあるな」 ライダー「………」 イリヤ「えっと……待っている間、どうしようか?」(汗) ライダー「そういえば、お昼に食べた料理が今になって効いてきた気がするわ」 イリヤ「えっ!?」 ライダー「イリヤ、丁度良いから、そこの茂みでこっそり休憩しましょう」(ムフームフー) イリヤ「ラ、ライダーさん、絶対に変なことしちゃダメだよ! 絶対だよ!」 ライダー「イリヤ、約束するわ」(ムフームフー) イリヤ「ライダーさん、ボタン外さないで! やっ、だめええええええ!」 前アーチャー「おま!止めろ! ただでさえおまえの暴走ぶりに読者がひき始めてんのに こらああああああああ茂みに逃げんなああああああああああああ!!!」 ~~深夜、イリヤの部屋 前アーチャー「何々、最後のシナリオは寝るときか」 ~~シナリオ5 ライダー「イリヤ、今日も一緒に過ごせて楽しかったわ」 イリヤ「私もだよ、ライダーさん」 ライダー「幸せ……」 イリヤ「えへへ……」(てれてれ) ライダー「おやすみなさい、イリヤ」 イリヤ「おやすみなさい、ライダーさん」(チュッ) 前アーチャー「なるほど、至ってシンプルな方法で一日を締めて、なかなかいいシナリオじゃねーか。なあ、ライダー」 ライダー「イ……リヤ……」(ズシッ) お馬さん「………………」ノッカリ 前アーチャー「と言っても、これじゃ聞こえねーか。それじゃ、そろそろカレンの家に行くから、明日も遅刻するなよ」 ライダー「…………ぐええ……」(ミシミシ) ポリスメン「―――――監視、継続――――」 ~~異空間 前アーチャー「というわけで、シナリオをクリアしてきたぞ」 この世全ての悪(アンリマユ)(仮)「何処がクリアなんですかー! これじゃ今まで通りの、 イリヤちゃんとのセクハラに執心する変態お姉さんじゃないですか!」 前アーチャー「女に幻想を持ちすぎなんだよ、チェリーボーイ。女だって、性欲はあるし、屁こくし、クソだってするぜ」 この世全ての悪(アンリマユ)(仮)「うう、僕達のライダーさんは、清純でイリヤちゃん思いの優しい女性なんです」(号泣) 子分1ケイ「清く優しくイリヤちゃんを見守ってるはずなんだ。 イリヤちゃんへのセクハラが大好きなんて嘘だー!」(号泣) 子分6ソロモン・イブン・ガビーロール「生まれてから一度もおトイレに行ったことなんて無いのに。・゚・(ノД`)・゚・。」(号泣) 前アーチャー「おい、そこ最後。どさくさに紛れて、無茶を言ってんじゃねー。 そんなに問題があるなら、本人に直接文句言って、方向性をもう一回見直して貰えばいいじゃねーか」 この世全ての悪(アンリマユ)(仮)「いえ、タンクローリーやプラスチック爆弾は食らいたくないので」 前アーチャー「そんなに怖いなら、変な頼みを言うなよ。しかし、これで問題も解決したってわけだ」 子分7ジェヴォーダンの獣 「アーチャーさん! 我々魔法少女ミユプッシュ派は、ミユちゃんがイリヤちゃんの ショーツが大好きで、クンカクンカしているという設定を断固として要求します!」 子分11ラシード・ウッディーン・スィナーン 「我々ブラックイリヤ教三名は、イリヤちゃんが実は腹黒くて、 全てを陰で操ってるという陰謀の証拠の提出を求めます!」 子分18マヌ「我々孤高のアヴェンジャー連盟は、一人ぼっちで寂しく暮らすアヴェンジャーさんの姿を観察したいです。 アーチャーさん、今すぐ別れてどっか行って下さい!」 子分21ペルセウス「あたしって、ほんとバカなサクラちゃんファンクラブ推参! サクラちゃんが自暴自棄になって、リンちゃんが酷い目にあうような毎日が見たいです!」 子分24アンティオキアの聖マルガリータ「マタニティ魔法少女、推進派一名参上! 魔法少女は、全員互いに妊娠させるべきです!」 前アーチャー「うおおおおお、うるせーぞおめーら! 何でそんなに色々な派閥が出来てるんだよ!」
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/15279.html
登録日:2012/05/30 Wed 12 45 47 更新日:2024/09/07 Sat 22 04 46NEW! 所要時間:約 9 分で読めます ▽タグ一覧 Wiki籠り すけべな女の子 エロ魔人 コメント欄ログ化項目 スケベ スケベキャラ スケベニンゲン スケベ大魔王 セクハラ ドスケベ ラッキースケベ 一覧項目 助平 変態淑女 変態紳士 属性 燃え要素 絶対に真似すんな (男版)萌え属性 ←たまに女も ???「なあ、スケベしようや……」 スケベキャラとは、創作物に出てくるキャラクターに付与されるステータスであり属性である。 元々人間はドスケベな生き物ではあるのだが、それを臆面も無く表沙汰にし、周囲からも「スケベ」認定されているキャラクターを定義とする。 ■概要 男性キャラならスカートの中や女性の入浴姿を覗いたり下着姿の写真を撮ったりは当たり前。 時にはスカートめくりや下着泥棒、触ったり揉んだりすることも。 その悪行がバレるたびに主に女性キャラにボッコボコにされながらも全く懲りない。 それでも(被害者の女性含む)仲間内ではハブられることなく何だかんだ憎めない奴…時にはムードメーカーとして君臨し続け、読者的にも愛着が湧くというかなりおいしいポジションである。まさに男の夢……実にうらやましい。 普段はどうしようもないスケベだがいざという時は体を張って漢を見せたり、本当の意味でそれとなく女性を気遣って好意を抱かれたり。そういう部分もあるからこそ許されるのかもしれない。 だが幾らギャグ扱いでも変態行為の度が(読者的に)過ぎていたり制裁や報いを露骨に受けない(或いはフィクション補正込みでも甘すぎる)、読者に共感されない性格付けだったりすると途端に「女キャラに纏わりつく目障りなウザキャラ」として蛇蝎の如く叩かれる羽目になり、それが主人公などのメインポジだった場合作品自体が忌避されかねない。ポピュラーな属性だがそれ故緻密な匙加減が求められるキャラクターと言えよう。 なお「女好き」と混同される場合が多いが、決してイコールの関係では無い。 女好きは美女に目をハートにしたりナンパに勤しんだりすることはあっても、女体や下着に執着しないタイプも含むからである。 あくまで類似性があるだけであることに注意したい。 またスケベ=変態ではない。 性欲に正直であっても、「変態的な趣味・嗜好はない」あるいは「性嗜好そのものはノーマル」という御仁も多いからである。 これもまた似通っているだけであることに注意したい。 よくある派生型に、高齢+実力者+スケベな「エロ賢者」「エロ仙人」などと呼ばれるものがある。 ■傾向 おっぱい星人。 女性キャラの場合は複合属性として「スケベなおっさん」が付いたり、オープンスケベの可能性が高い。 美人の新キャラ(メイン、サブ、モブ問わず)が出てくるといち早く声をかける。 基本的にロリは対象範囲外で、グラマラスな女性が好み。 覗きをしないのはマナー違反。セクハラは礼儀。女性キャラの場合は結構堂々とやる。 パンチラ、ブラチラは見逃さない。見逃したときは親の仇を逃したかの如く悔しがる。 パンティーを入手したら鼻の下を伸ばしながら嗅いだり頭にかぶる。 大抵はバレて女性陣から制裁を受ける。でも懲りない。 それどころか制裁すら楽しんでいるフシがある。実はドMでむしろいじめられるのが好きなことも。 女性陣からの評判はよくなく、「ヘンタイ」「エロ魔人」と呼ばれたりする。 エロ本やエロビデオなどのエログッズをコレクションしてる。 依頼や労働に対する報酬にエログッズや下着などを要求する。乳揉みなどの行為を条件に提示することも。 アホ属性やバカ属性を兼ねてるタイプが多く、その場合トラブルメーカーになりやすい。 頭が上がらない異性の知人、友人や体育会系の先輩などがいる。 いざ相手から誘われると緊張してウブになる。そして大概は騙されるかトラブルになる。 エロ抜きなら人当たりが良かったり頼りがいがあるキャラクターであることも多く、おとなしいタイプや年下に好かれてたり、ロリに懐かれたりする。 普段は2枚目なキャラだがふとしたことで実はスケベだったと判明するパターンがある(その場合にはむっつりスケベという称号が与えられる)。 純粋な恋愛になると一転鈍感だったり、むしろ純情な場合が多い。 意外と頭が回る。スケベ絡みとなると頭脳派キャラさえ唸らせる知性を見せる事も。 バトルものの場合、敵であろうとタイプならセクハラ対象。また、漢を見せて敵とフラグを建てたりもする。 見境がないように見えて相手やタイミングを慎重に見定めている場合もある。 本当に大事にしたい相手はセクハラの対象にしない。 なにかしらの信念を持っている場合があり、基本的にそれがブレることはない。それが問われる場面では女性の色仕掛けを受けようと一顧だにせず貫き通す。 ■主なスケベキャラ 男性 キャラ 登場作品 備考 則巻千兵衛 Dr.スランプ ウーロン ドラゴンボール 亀仙人 老界王神 色丞狂介/変態仮面 究極!!変態仮面 冴羽獠 シティーハンター 諸星あたる うる星やつら 野原しんのすけ クレヨンしんちゃん 野原ひろし ポップ ドラゴンクエスト ダイの大冒険 マトリフ ターちゃん ジャングルの王者ターちゃん 猿野天国 Mr.FULLSWING 徳大寺ヒロミ ボンボン坂高校演劇部 サンジ ONE PIECE ブルック 自来也 NARUTO‐ナルト‐ ナルト曰く「オープンスケベ」 エビス ナルト曰く「ムッツリスケベ」 コン BLEACH 峰田実 僕のヒーローアカデミア 銀狼 Dr.STONE ルパン三世 ルパン三世 下野 数学女子 馬剣星 史上最強の弟子ケンイチ なべやき団吾郎 OH!MYコンブ 横島忠夫 GS美神 極楽大作戦!! 桜井智樹 そらのおとしもの クマ吉くん ギャグマンガ日和 小見山正剛 エデンの檻 八宝斎 らんま1/2 弥勒 犬夜叉 鬼塚英吉 湘南純愛組!GTO 金田一一 金田一少年の事件簿 メリオダス 七つの大罪(漫画) 佐藤信也 みつどもえ 千葉雄大 ヘンゲル将軍 天体戦士サンレッド 草薙剣児 鋼鉄神ジーグ 武蔵坊弁慶 新ゲッターロボ 真玉橋孝一 健全ロボ ダイミダラー ブライアン・ホーク はじめの一歩 城之内克也 遊戯王 新堂功太郎 コータローまかりとおる! 神谷わたる いけない!ルナ先生 脱がし屋竜一 1+2=パラダイス 藤井菊之助 オヤマ!菊之助 池田順 オレってピヨリタン ベルナルド・モンシア 機動戦士ガンダム0083 蛇崩猛竜 牙狼-GARO- 闇を照らす者 ヘルマン・ルイス 牙狼-GARO- 炎の刻印 ソード 牙狼-GARO- VANISHING LINE 妖怪オンブオバケ 超力戦隊オーレンジャー オーレVSカクレンジャー エレハン・キンポー 獣拳戦隊ゲキレンジャー 阿良々木暦 化物語 兵藤一誠 ハイスクールD×D クルツ・ウェーバー フルメタル・パニック! 男メイズ MAZE☆爆熱時空 キャロット・グラッセ 爆れつハンター 沢邑森 勇者指令ダグオン 白澤 鬼灯の冷徹 吉井明久 バカとテストと召喚獣 坂本雄二 ムッツリーニ FFF団 杉崎鍵 生徒会の一存 ザンス 撲殺天使ドクロちゃん 高梨修輔 お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! カズマ/佐藤和真 この素晴らしい世界に祝福を! ダスト ランス Ranceシリーズ 坂上覇吐 神咒神威神楽 橘純一 アマガミ 小林学 ときめきメモリアル4 タクト・マイヤーズ ギャラクシーエンジェル ガイ・セシル テイルズ オブ ジアビス スパーダ・ベルフォルマ テイルズ オブ イノセンス デッドプール アメコミ 牛山辰馬、二瓶鉄造、谷垣源次郎、チカパシ、その他大勢 ゴールデンカムイ アルベール・カモミール 魔法先生ネギま! 花村輝々 スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園 我妻善逸 鬼滅の刃 大瀧修三/ペンギン・ナイトメア 遊戯王デュエルモンスターズ 俺ら 現実 女性 キャラ 登場作品 備考 小鳥遊梢 WORKING!! 星野郷 スターマイン 長月早苗 侵略!イカ娘 春風明日菜 そふてにっ 美咲 鬼灯さん家のアネキ 横島ナルコ 生徒会役員共 明石薫 絶対可憐チルドレン 松 セキレイ Q子 学園天国パラドキシア 吉川ちなつ ゆるゆり 鈴彦姫 貧乏神が! 愛野美奈子/セーラーヴィーナス 美少女戦士セーラームーン セーラースターズ限定 南野奏/キュアリズム スイートプリキュア♪ ソリュード MAZE☆爆熱時空 ショコラ・ミス 爆れつハンター 柏崎星奈 僕は友達が少ない 志熊理科 ニャル子 這いよれ!ニャル子さん クー子 白井黒子 とある魔術の禁書目録 清水美春 バカとテストと召喚獣 宮藤芳佳 ストライクウィッチーズ 高梨奈緒 お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! 土浦彩葉 クローディア・エンフィールド 学戦都市アスタリスク サフィーネ・グレイス スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL 川島さん 貞操逆転世界 葛城 閃乱カグラ -少女達の真影- 久我順 はやて×ブレード 久志取まどか ちおちゃんの通学路 アンゼリカ・ログナー 英雄伝説 軌跡シリーズ 入間美兎 ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期 霧夜 エリカ つよきす 女の子でありながら女性のおっぱいを揉むのが大好きで、服の上からブラのホックを外せるという特技を持つ 実在人物 原田ひとみ(声優) 木村卓寛(芸人) 三遊亭小遊三(落語家) 笑福亭鶴光(落語家) ■余談 これらは創作だからこそ許されるのであって、今現実で俺らがこんなことやったらほぼ確実に、 学生なら速攻親呼ばれて停学~退学級の処分を食らう・或いは転校させられても噂がつきまとってイジめられて結局ぼっちになり、やがて不登校になってニートまっしぐら。社会人だとただの犯罪者としてしょっぴかれめでたく前科一犯がつき職場は懲戒解雇(停職~免職)・免れたとしても結局やめざるを得ない立場に追いやられ、最悪懲役刑を食らって出所してもまともに再就職も出来ず人生オワタ…になることは想像に難くない。 それどころか、最近ではその創作世界でも創作者・出版社側の自主規制や、読者側も過度なセクハラを忌避するようになってきた風潮もあり、 最近では少年誌を中心にこういうスケベキャラも徐々に減りつつある。 古い作品のリブートなどでも、スケベキャラの目に見えたエロ行為は減っている(未遂に終わったり仄めかす程度にされるなど)。 とはいえ、エログロの許容度が大きい青年誌やエロが主目的の成人向けでは、まだまだ現役だったりする。 女性キャラの場合はセクハラしようがおっぱいを揉もうが大抵女だからという理由で許される。なぜだ…… うらやましい、そこ代われ。いや代わってください。お願いします。 追記・修正は更衣室や風呂場を覗き、写真に収めてからおねがいします。 「この変態っ!!」バチーン! …制裁を受けてからおねがいします。 アニオタ「我々の業界ではご褒美です!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ 後は過去が作中上位の重い過去が有るとかも王道じゃない?仮面の幽波紋学園RPGは悪友が全員ヘビーだし -- 名無しさん (2020-04-27 19 19 19) 昔は生真面目だったけど悲惨な事件に巻き込まれて恩人の教えや仲間に気を使って三枚目で無理して笑顔してたりとかかな -- 名無しさん (2020-04-27 19 24 15) エロい事は想像するが実行まではしないタイプはどうなん? -- 名無しさん (2020-04-27 19 34 53) ゆゆ式のゆずこもこれか?ただし初期辺りまでの話だが -- 名無しさん (2020-04-27 20 11 36) 妄想はサービス回想要員だがマジで何だろリアル世界感なら此れぐらいしかしちゃいけないしな -- 名無しさん (2020-04-28 19 41 22) ダイの大冒険ならマトリフ師匠もでは…?師弟揃ってスケベというのも珍しいw -- 名無しさん (2021-06-03 15 22 05) 意外と両津の性欲解消はAVのみで、覗きや更衣室突入(アニメ版)は基本事故だな -- 名無しさん (2021-06-03 18 03 41) ↑両さんは更衣室や麗子の私生活を覗けるとわかったら自分で楽しむのではなく商売の材料にするからな。 -- 名無しさん (2021-06-11 18 23 09) 風呂覗きなんてアホのやること。現実はMtFだったら女湯にいくらでも入れる(……それは違うって?ならFtMは問題ないんだよね?もし、どっちも拒否するようなら紛れもなく差別だからね?) -- 名無しさん (2021-10-07 23 53 59) 白澤は女好きなだけでスケベキャラとは違うくないかな(本質的にシーザーに近い) -- 名無しさん (2021-10-08 00 46 17) スケベキャラにとって暴力制裁はご褒美だけどリアルだとご褒美もへったくれもない社会的な制裁が下されるのみ…現実は非情である -- 名無しさん (2021-10-08 00 59 02) ↑違うね。現実は散々暴行を受けた上で、更に社会的制裁も下されることになるぞ。過剰防衛ったってどうせ不起訴よ? -- 名無しさん (2021-10-08 01 29 47) 創作物の場合スケベキャラがセクハラ行為した後報復で社会的制裁受けるケースが稀なのがなあ…。ぶん殴られるだけで済むなら寧ろ有情なのがな…。 -- 名無しさん (2021-12-02 17 17 28) スケベキャラとセクハラキャラって全くの別物だろ?(亀仙人=セクハラキャラ ウーロンやクリリン=スケベキャラ) -- 名無しさん (2021-12-05 20 35 56) 最近はコンプライアンスの影響かそういうキャラをアニメで見る事あんまりなくなったな -- 名無しさん (2021-12-18 20 16 17) ↑3社会的制裁受けるとそれはスケベキャラのセクハラではなく変質者の変態行為という扱いになり、ギャグでもお色気でもなくなって笑えなくなる。バトル漫画で傷害罪がどーのこーのいうようなものである。 -- 名無しさん (2021-12-18 21 46 34) 俺ら/現実ww -- 名無しさん (2021-12-18 21 50 00) 対象年齢以外には優しく紳士的なことが多いんだよな。だから子供からはモテる。 -- 名無しさん (2021-12-29 11 45 55) ブリーチのコン以外にもマスコットキャラなのにスケベと言えば、べるぜバブのコマちゃん、スケットダンスのイエティ、ムシブギョーのモコ太、入間くんのカイム・カムイ、シャーマンキングのポンチ コンチだな。 -- 名無しさん (2022-04-04 22 28 17) 暴力ヒロインとワンセットでナンボではある。 -- 名無しさん (2022-05-05 18 58 14) ↑シティーハンターがまさにそれ。あと、ヒロアカの峰田くん以外にも上鳴くんも入るのでは? -- 名無しさん (2022-06-01 22 41 48) あれ?変な動物は? -- 名無しさん (2022-10-15 08 19 06) 「よふかしのうた」のナズナ。下ネタばかり話すのに、恋愛話に対して耐性がない -- 名無しさん (2022-11-09 16 40 10) 犬夜叉の弥勒さんがスケベになったのは育ての親の和尚のせいなんじゃ…。法師の事も教えたけど、悪い事もいっぱい教えたらしいから…。 -- 名無しさん (2022-12-02 21 53 56) 男性からは「俺らの味方」って感じで支持してる人多いけど女性からは嫌われやすい属性(当然だけども)。暴力キャラ共々100年後には絶滅してそう -- 名無しさん (2022-12-22 12 35 56) ログ化を提案します。 -- 名無しさん (2022-12-22 14 58 04) 『ツヨシしっかりしなさい』のツヨシくんの悪友の渡辺もだな。もちろん、ツヨシくんもスケベな面がある(こんなツヨシくんに舞ちゃんは泣いていいと思う)。『弱虫ペダル』の鳴子くんと待宮は寒咲さんにセクハラしようとしたり、してたりしてたな。もちろん待宮は寒咲さんに怒られて(待宮の彼女・佳奈ちゃんが知ったら「栄吉くんは悪い人じゃない」って言いそうだが)、鳴子くんは殴打された(アニメではモップ、原作では消火器で殴打されたらしい)。 -- 名無しさん (2023-01-04 22 27 39) ログ化しました -- (名無しさん) 2023-02-21 13 33 05 今はもういないキャラやな まぁ、最近はなろうが流行ってるから似たようなキャラばっか -- (名無し) 2024-04-11 17 44 23 逆の女性キャラが全くいないのは何故だ?百合厨に支配されたのか? -- (名無し) 2024-09-03 01 05 59 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/30543.html
登録日:2014/11/24 Mon 02 32 41 更新日:2024/03/18 Mon 16 13 32 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 PSvita RPG ゲーム マーベラス ヴァニラウェア 元禄怪奇譚 朧村正 Vita版朧村正向けに配信された、DLC用追加シナリオの総称。 全4篇、お値段は1篇500円。ボリュームは各3章程度の短編となっている。 しかし新規シナリオが楽しめるのはもちろんの事、それぞれ新たな操作キャラクターが主人公に据えられ、完全新規のボスキャラクターも3章ぶん追加されているためアクション面でもボリューム十分。 さらに新キャラクターや新ロケーションのグラフィック、新規BGMもしっかり作られており、お手ごろ価格に見合わぬ作りこみっぷりがたいへん好評である。 また短編ではあるが、本編と同じくマルチエンディング制も採用されている。分岐の数は各2つ。 配信時期は 第1弾の津奈缶猫魔稿(化猫)が2013年11月7日(木)、 第2弾の大根義民一揆(一揆)が2014年1月16日(木)、 第3弾の七夜祟妖魔忍伝(白蛇)が2014年7月10日(木)、 第4弾の角隠女地獄(鬼娘)が2014年11月20日(木)。 全編配信開始済み。 ■概要 ◆津奈缶猫魔稿 (つなかまねこまたぞうし) ▼あらすじ 綱釜藩主・岡島義徳より将軍家へ謙譲されることとなった秘蔵の茶器。 綱釜藩を国元とする江戸家老・犬飼剣持は、長女のお恋と長男の清次郎に江戸までこれを持参するように命じる。 しかし剣持を妬むお留守役の城代家老・若宮捏蔵は、この任を失敗させ剣持を陥れようと企てる。 ▼キャラクター ○三毛 (CV 日高里菜) 仔猫の頃から犬飼家で飼われている家猫。 世話をしてくれ良く可愛がってくれるお恋に特に懐いており、お恋が遠出した際にも家を飛び出し勝手に付いて来てしまうほどであった。 そのお恋が謀殺された事により、亡き主人の無念と恨みを晴らすべく猫又へと変化する。 プレイヤーキャラとしては、火力は低いが手数が多く機動力の高いスピードタイプのキャラ。 近接戦特化の「お恋」モードと、霊力の消費量が多い代わりに遠距離攻撃に特化した「三毛」モードを使い分けながら戦う。 お恋時は動きに癖が無いためとても使いやすく、空中コンボが楽しいキャラだが、奥義が微妙に使いづらいのが玉にキズ。 三毛時は近接攻撃が貧弱で癖が強いが、ホーミング性能付きの飛び道具をジャンジャン飛ばせるため便利。 また、特殊ゲージが溜まると3つ目のモード「化身」に変化できるようになり、一定時間無敵になれる上に火力もアップ。 お恋から変化するか三毛から変化するかで性能も見た目も変わり、お恋から変化した時は近接戦型の「化け猫」、三毛から変化した時は飛び道具型の「猫之怪」に変化する。 ○お恋 (CV 日高里菜) 犬飼家長女。弟の清次郎と共に国元のお家を守っている。 気が強いが気立ては良く、縁談の話は絶えないが、弟が心配なのかどの縁談も断っている。 しかし本編に登場するお恋はほとんどが三毛の化けた姿で、本人は物語序盤で斬殺されてしまう。 ○清次郎 (CV 松岡禎丞) 犬養家の長男でお恋の弟。実直でさわやかな若者。 国元の道場で随一の剣の腕を持ってはいたが、重松の刺客には歯が立たず、姉と共に殺害される。 ○老猫 (CV すずき紀子) 猫又と化した三毛の前に現れ魔道へと導く謎の猫。 ○重松新左衛門 (CV 小山剛志) 没落した武家の剣客。 お家復興のために仕官を望んでおり、城代家老若宮に取り入るべくその悪行に手を貸す。お恋と清次郎に刺客を差し向けた実行犯。 化猫を打ち倒したと言われる妖刀「根刮村正」を所持し、朧流でもないのに村正の妖刀を自在に使いこなす凄腕。 本編・追加シナリオ通して見ても人型ボスの中でトップクラスの性能を持つ強敵。 しかしプレイヤーが最も恐れる技は剣技でも何でもなくおもむろに放たれるヤクザキックである。 ○若宮捏蔵 (CV 青山穣) お恋姉弟を殺害した黒幕。 剣持への身勝手な妬みのために悪行を企てる、三毛にとっての憎き仇敵である。 ◆大根義民一揆 (おおねぎみんいっき) ▼あらすじ 大根藩の村々では凶作が続き、百姓たちは明日食べる物すらままならない飢饉の中、過酷な重税に苦しめられていた。 あまりの苛政に耐えかねた農民たちは、江戸藩邸の藩主に窮状を訴え出る事になる。 しかし藩政を預かる城代家老・鳩野豆太夫はそれを察知。自分の失政を隠すため、口封じを図り密かに追手を放つ。 ▼キャラクター ○権兵衛 (CV 浅沼晋太郎) 信濃国大根藩芋畑村の百姓。一年前に妻のお妙を流行り病で亡くし、現在は独り身。 真面目で情に厚く、村一番の働き者。その性格から村の者にも信頼されており、村の代表者の一人として江戸へ向かう事になる。 一揆編の主人公。 モーションは大振りだが威力の高い「くわ」、攻撃範囲は狭いが素早く攻撃できる「竹やり」、霊力を消費し遠くへ投擲できる「かま」の3種類を切り替えて戦う。 戦闘慣れしていない一般人なためか移動・攻撃動作の癖が強く、他の主人公たちと比べると格段に使いづらい。 しかし力仕事慣れしている農民なだけあって攻撃力は高く、操作に慣れれば「くわ」で相手の体力をゴリゴリ削れるようになるため結構爽快。 さらに最終段階まで育成するとかなりのド安定キャラと化す。 なお貧乏農民であるためか、一揆編だけとにかくお金が貯まらない調整がされている。(ゲーム内の背景設定だけでなく時代背景的にも当時は農民はお金が貯まらなくて当たり前だった) クリア後にレベルを上げればそこそこ貯まりやすくはなるが、クリア前は買い物すらろくに出来ないので金策でも一苦労する事になる。 ○お妙 (CV 藤田咲) 一年前に病で死んだはずの権兵衛の恋女房。 権兵衛と離れたくないために成仏できず、今回の飢饉で「夫が苦しむぐらいならいっそ楽に取り殺してやろう」と物騒な事を思いついて化けて出るが、夫が村のために直訴へ出る事を聞いて協力する。 主人公の権兵衛たちがごく普通の一般人であるため、二段ジャンプやら霊力の使用やら、他の主人公たちが当然のように行っているアクションの大半は、一揆編では彼女の賜物。 愛する夫のために大活躍してくれる出来た女房である。 逆にそのせいで、お妙さんの居ない一揆編最初の戦闘では苦戦必至だったりもする。 あとヴァニラウェアの幽霊の例に漏れず巨乳。 ○田吾作 (CV 荻野晴朗) 芋畑村で老いた母と2人で暮らす百姓。権兵衛の幼馴染。 村一番の呆け者。いい奴ではあるのだが、この評判のせいかなかなか嫁が見つからない。 村の代表者の一人。居合い攻撃を行うと増援として駆けつけ、権兵衛と同じ武器で援護する。 ○茂平次 (CV かぬか光明) 芋畑村一番の力持ち。腕っ節はいいが少々どんくさい。 村の代表者の一人。居合い攻撃を行うと増援として駆けつけ、丸太や鋤を使いパワフルに戦う。 ○梅吉 (CV 大山鎬則) 権兵衛の親友。頭のキレがよく、周囲の村々からも頼りにされている。 ラブラブな嫁さんと、生まれたばかりの子供と一緒に暮らしている。村の代表者の一人。 ○鳩野豆太夫 (CV 坂本くんぺい) 信濃国大根藩の城代家老。凶作にもかかわらず藩の年貢を増やした張本人。 不作で年貢が満足に取り立てられなくなったため、自分の評価が下がってしまうのではないかと焦り、「農民から絞れるだけ搾り取って財政を無理矢理回復させる」というその場しのぎを行おうとした悪政者。 藩民の命や領内の秩序よりも己の面子を優先し、保身のために骸衆を雇い入れる。 ◆七夜祟妖魔忍伝 (ななやたたりようまにんでん) ▼あらすじ 忍の里を裏切って一人、骸衆に立ち向かう嵐丸は、刺客との戦いの中で神社の神鏡を壊してしまう。 その夜、神社に祀られていた白蛇が枕元に立ち、七夜で命尽きる神罰を言い渡すが… ▼キャラクター ○嵐丸 (あらしまる) (CV 逢坂良太) 伊賀で勢力を伸ばす忍者集団「骸衆」の忍。 しかし、ある任務の後、突如骸衆を裏切り、抜け忍として逃げ回るどころか積極的に骸衆と敵対している。 武器として、連射できる飛び道具「苦無」、中距離までの広い範囲の敵を攻撃できる「鎖鎌」、飛距離は短いが威力の高い「爆雷」を扱う。 総じてミドルレンジ以上の攻撃手段が多く、遠距離戦を得意とするが、中距離以上の攻撃を行うたびに徐々に霊力が消費されていくので、立ち回りに緩急が必要なキャラ。 また手数が豊富な代わりに火力もそれほど高くなく、効率的に攻略するには工夫が居る、他の主人公たちとは毛色の違う性能になっている。 ○白蛇 (CV 日笠陽子) 白銀ヶ淵の水神として祀られている白蛇、渦津巳引滝媛神(かつみいならきのひめがみ)。 自らが祀られた神社で殺生を行った上に神鏡を破壊した嵐丸に対し、七夜の後に命尽きる神罰を言い渡す… …が、当の嵐丸は神罰とは全く関係ない理由で七夜経つ前に死ぬ気満々。そんな事をされては神罰を下した神として立場が無い!として、嵐丸を守護するために憑いて来る。 祟り神系ツンデレ和風ラミアさんである。 戦闘では霊力を消費して召喚(要インターバル)されホーミング弾で援護してくれるが、武器を切り替えるとお戻りになられてしまう。 ○不知火 (CV 中博史) 忍術では組織内でも一、二の実力を有する、骸衆きっての凄腕の中忍。 気流の変化で竜巻を操ったかと思えば、だるまを使って分身を行うなど、変幻自在の戦術を得意とする。 嵐丸の師匠でもあり、嵐丸の扱う忍術は彼に叩き込まれたもの。 ○油田鏑太 (CV 伊藤健太郎) 骸衆を率いる頭領。芝居がかった口調で喋り、忍者というよりインチキ歌舞伎役者。蝦蟇を召喚する秘術を操る。 ○汐巻 (CV 石田嘉代) 鏑太の妻で、伊賀の上忍の一族である油田家の姫。油田家の男兄弟は皆死んでしまっているため、お家存続のために鏑太を婿養子に迎えた。 蛞蝓を召喚する秘術を操る。すごい巨乳。 ○無明道人 (CV 西村知道) 様々な妖術に長ける琵琶法師。 骸衆に属してはいるがその立ち位置には不明な点も多く、謎の多い人物。 ○岡部伝五郎 (CV 山下誠一郎) 筑紫の領主・尾形家に仕える武家・岡部の男児。 まだ幼く剣の腕も未熟だが、父・行家が嵐丸に殺害された上に、家宝の鉾も奪われたため、仇を討たねば家が立ち行かなくなってしまい、嵐丸の命を狙っている。 ◆角隠女地獄 (つのかくしおんなじごく) ▼あらすじ 女好きで放蕩者の清吉は、坊主が嫌で寺から逃げてきた所化あがり。 さっそく道中で女を口説こうとする清吉だったが、思わぬもののはずみで、地獄から来た鬼娘・羅邪鬼に惚れられてしまう。 これなんてうる星 ▼キャラクター ○羅邪鬼 (らじゃき) (CV 渡辺久美子) 地獄の閻魔大王の実子で、108人居る兄妹の末娘。 仰々しく閻々羅邪鬼と名乗る事もあるが、気を許した相手には羅邪と呼ばせたりもする。ファンからの愛称も羅邪。 性格は純真で天真爛漫な活発娘。信じ込んだらあんまり疑うことをしない。 とある事情で地上に出て来ていたところ清吉と出会い、ひょんな事から好きあう仲だと勘違い。清吉一筋な押しかけ女房と化す。 子供ながらマサカリを振り回す怪力の持ち主で、地獄の炎を纏って戦うパワータイプのキャラ。 打ち出の小槌を使い、リーチに乏しい代わりに手数が多くコンボを繋げやすい「子供」モード、鈍重な代わりにパワーとリーチに優れる「大人」モードを使い分けながら戦う。 また特殊なゲージが溜まると、一定の無敵時間と超強力な攻撃力を得る3つ目のモード、「大鬼」にチェンジする事も可能になる。 (ただしお恋とは違って子供モードからなろうと大人モードからなろうと性能や見た目に変化は無い。) このモードチェンジ仕様のおかげで、幼女・スレンダー美女・筋肉娘の3属性を1人でこなす、一粒で三回おいしい子。 まあそれはさておき、彼女の性能上の特徴はなんと言っても「本作屈指の超火力」。 兎にも角にも素の攻撃力が非常に高く、育成過程で攻撃力をさらに伸ばすアビリティまで複数身に付けるためもう手が付けられない。 最終的には子供モードですら雑魚敵を軽く一掃し、大人モードは一瞬で殲滅が可能になり、大鬼モードにもなるとボスの体力すらワンコンボで溶かすバ火力キャラに成長する。 さらに、特定の攻撃を連続で当てることで攻撃が強化される「狂化攻撃」というシステムも持っているため、上手くコンボが決まった時の火力は正に爆発的。 おかげでバトルの爽快感は本作随一。使っていて非常に気持ちのいいキャラクターに仕上がっている。 ○清吉 (CV 杉山紀彰) 禁欲生活が嫌で嫌で寺から逃げてきた元坊主。 根っからの遊び人で女好き。寺から抜け出てさっそく女遊びだと意気込むが、意図せぬきっかけで羅邪鬼に惚れられてしまう。 たくさんの女の子と遊びたい清吉はなんとか羅邪鬼のアプローチをかわそうと逃げ回るものの、なんやかんやと彼女のペースに負けてしまい、あちらこちらへ連れ回されるハメに。 リアクションが妙に大仰でコミカルだったり、どっかで見た事のあるような表情やポーズを取ったりと、一昔前のラブコメへのオマージュ要素が強い。 ○お八重 (CV 浅野まゆみ) 甲斐の街道沿いの竹林に住む後家。釣り竿で川魚を獲った帰りに清吉に声をかけられるが・・・ ○蝶々太夫 (CV 伊藤美紀) 伊豆の色街浄蓮屋敷で一番人気の花魁。 鬼娘の配信が延期になったのは、この遊郭の描写が審査に引っかかったためらしく、二重に恐ろしい存在である。 ○閻魔大王 (CV 立木文彦) 昔話ではお馴染み地獄の閻魔様。声はオーダイン。 仕事では厳格な裁判官だが、人情にほだされて柔軟な対応を検討してくれたり、娘に対しては子煩悩だったりと結構人間くさい。 追記・修正はきんたまを何畳も延ばせる人お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 嵐丸は最終的に白蛇出して苦内を投げるだけの簡単なお仕事だった -- 名無しさん (2014-11-24 07 34 52) 嵐丸ってそんなに難しい性能か?むしろ火力以外は超優秀って感じするんだけど……その火力も鍛錬進んだらかなり上がるし -- 名無しさん (2014-11-24 18 24 09) ↑初期も爆雷でかなり補えるんだよな -- 名無しさん (2014-11-24 18 36 29) 強化した鎖鎌奥義もすごいよな。犬神が伏せを繰り返すだけになるというwww -- 名無しさん (2014-11-24 19 15 48) 白蛇のエンディング2で自来也が剣術を教わったのって世界中の妖刀狩りから帰って来たエンディングの鬼助でいいのかな? -- 名無しさん (2014-11-25 21 07 52) ↑そんな感じだね。つか嵐丸が拐われる少し前に拐われた喜助ってのも後の鬼助だよね? -- 名無しさん (2014-11-26 00 53 17) 朧流でもないのに村正もっても -- 名無しさん (2015-01-17 20 00 39) 性能的にも物語的にも嵐丸が最強の印象だな。鍛えると武器全部で火力がヤバイくらい高くなるから弱点がない。 -- 名無しさん (2015-08-05 16 59 54) 猫特化の妖刀使う重松をぶっ殺せるお恋を難なくボコボコにできる全盛期陣九朗強いな(呪い思いっきりくらってたが) -- 名無しさん (2016-02-21 10 14 55) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/pipopipo555jp/pages/363.html
10月5日 航空天候。8时30分响起了警报,以后是一片安静。我们等待着第二次信号。 德伦克哈恩先生在上海为我搞到了一副18倍的望远镜。我早就希望有一副望远镜了。我用它一定会看清我们现在看不清的情况。没有望远镜什么也弄不明白,我经常无法区分清楚朋友和敌人。 10时30分,警报被取消了。我们没有见到日本人,据说他们飞往芜湖去了。那是被欧洲人看作安全的地方。 白天很平静。我收回了中央广播电台的1.1万元,它又充实了上海那里的钱箱! 下午5时3O分有警报。我们看见3架中国飞机在南京高空飞行。虽然无法看清楚它们的标志,但它们肯定是中国飞机,因为高炮中队没有朝它们开炮。远处来了6架日本飞机,它们在城南投炸弹,看来是向自来水厂飞去的。它们受到了中国飞机的跟踪和进攻,中国飞机用机枪扫射,一架飞机垂直地栽了下去,但是没有燃烧。后来就再没有看到什么,但是听到了空中的许多嗡嗡声。这时天黑了下来,嗡嗡声很长时间没有停止。 下午6时45分,警报取消了。解除了警报,我们终于又安静了。 报纸报道说:对南京的空袭一无所获击落一架空袭的飞机。 ラーベの日記index
https://w.atwiki.jp/vocaloidchly/pages/6729.html
作詞:shito 作曲:shito、Gom 編曲:HoneyWorks 歌:初音ミク 翻譯:科林 星期五的早安-another story- 排练过了早安 发型也完全OK 今天是星期五 他也会在的吧? 好像稍微有些在意 8 00 与往常一样相约在2号月台 大家好像都还很困呢 这就是我的日常 8 07 二号车二节 和对面的他目光相接 到底是为什么呢 总有一天能够问出口吧? 明明只需要一个简单的开头 可是好害羞啊 虽然穿着同样的校服 但是打招呼是不是还是有些奇怪啊 排练过了早安 尝试变得更加乐观 星期五可一定要加油啊 因为两天之内都见不到了呢 仅仅是看见你的笑容 我就变得精神百倍 这就是恋爱吧,“一定要加油啊” 我轻轻地说道 8 00 约定好的2号月台 心跳不已 真不争气啊 连天空看起来都像是要哭了 8 07 等等,还没准备好迎接这个时刻啊… 太在意这个招呼是不是不太好呢 对站了许久等着雨停的你,“请用我的伞吧” 红着脸低下头,总算说出了这句话 “谢谢”的话音有些笨拙 这是你第一次对我说的话 既然听到了 就一定要加油 因为两天之内都见不到了呢 突然开始的谈话 从今往后也要好好相处 星期一可一定要加油啊 我轻轻地说道 一直以来也没有做什么白日梦 两个人就这样开开心心的我就可以放心了 排练过了早安 发型也完全OK 8 07有你在等着我 今天一定能够说出口了吧 虽然星期日也想要和你见面 稍微等下! 变得更加喜欢也没事吧 因为我想要和你在一起呢 ※PV中出现的文字 0 07 早上好! 0 33 HoneyWorks人气女高中生模特 成海圣奈特辑(窗上的海报) 1 12~1 15 早上好!!*3 1 18~1 22 早安!!、Good morning、早啊!!、贵安 1 31 一定要加油啊…… 1 41 刚才的自言自语被听到了吗!? 2 06 啊,下雨了… 2 19 请用我的伞吧… 2 30 谢,谢谢…… 3 33 早上好
https://w.atwiki.jp/seikouudoku/pages/84.html
狂颷(きょうひょう)の恋 一 曩日(さきのひ)の宿下りに、中村座顔見世狂言で、江戸初下りの雪之丞女形の舞台を、はじめて見物し、その夜、長崎屋三郎兵衛の心づかいで、料亭の奥の小間で、はからずこの絶世の美男と、親しく語り交わすことが出来た三斎息女浪路は、翌日大奥に戻ったが、かの優人(わざおぎ)のいかなる美女よりも美しく艶やかなおもかげが、たえず目の前に彷彿(ほうふつ)するにつれ、今更のように、只栄華権柄(けんぺい)の慾望を満足させるために、心にもなく日本一の勢力者、時の公方(くぼう)の枕席(ちんせき)の塵を払うことの、いかに妄虚に満たされたものであるかがはっきりと感じられて、もう一日も、この偽りに汚された生活に、堪えしのぶことは出来ないような気がされるのだった。 そこで彼女は、その晩以来、病気届けをして、公方のお成りをさえきっぱりとことわった。 すぐに典薬が、何人か閨房(けいぼう)に派出されたが、彼等は、ただ、小首をかたむけるばかりだ。勿論、彼等とても一代の名医たち、中には浪路の病(いたつ)きが、秘密な気苦労から出たものであろう位なことは、診て取ったものもあったであろうものの、うっかりした事のいい切れぬ人達のこととて、当らずさわらず―― 「これは大方、心気のもつれと存じます。しばらく、心静かに御静養なされましたなら――」 「申すまでなく、このお城内にて、何の御不自由、御不満足もござらぬはずでござりますが、出来ませば、温泉、海辺にてなり御養生されましたなら、日ならず御快癒に相違ござりますまいが――」 なぞと、老女にいいのこして退いてしまったのだった。 これこそ、彼女が、どんなに期待した診立(みたて)であったろう! 「わたくしも、せめてこの一月なり自宅(うち)へ戻って楽々としていたら、このような病い、じきに癒ろうと思いますが――」 と、中老たちに対して、相当の権威を持っている、取締りの老女にささやくと、寵愛ならびない浪路のいい分に背いて得はないと知る彼女、すぐに 「左様に御座りますな、何にいたせ、気のつまる大奥、時々はゆるりとなさらないでは――」 と、うなずいて、諸役人との相談ごとを、すぐにまとめたと見えて、三日と経つか経たぬに早速、自宅保養の許可が下りたわけなのだった。 浪路は、天にも上る気持だ。 松枝町の屋敷へさえもどれば、父親はどこまでも愛に目がなく、長崎屋をはじめ、自分の秘密な想いに気がついているものもある。たちまち、恋しい雪之丞に、一目逢わせてくれることがあろうし、さもなくとも、どのゆな手立を講じてでも、彼に消息を交わして、逢瀬をたのしむことが出来るであろう―― ――ああ、この恋に比べて、これまでのいつわりの栄華の月日が、どのようにつまらない、取るに足らぬものであったろう!影の影をつかんでいたようなものだ! しかし、名目が名目だけに、浪路は、屋敷に戻ると、奥の離れにしつらえられた臥床(ふしど)に、さも苦しげに身を横たえて、医師の加療に身をまかせねばならなかった。 だが、その医者も、城内典薬の診断と違わなかった。 「お気まかせに、のびのびと御保養が何より――お気うつから飛んだわずらいをお引き出しなさらぬとも限りませぬで――」 二 浪路は、わが家の病室に、和らかく贅沢な褥につつまれて、しんなりとしたに謡を横たえ、母親こそとうに世を去ったが、愛娘(まなむうsめ)への愛には目のない、三斎はじめ、老女、女中の、隙間ない慈くしみの介抱を受けながら、その癖、心のいら立たしさは、募(つの)って来るばかりだった。 たった、向う半月か、一月が、わが物の月日なのに、このままで時を無駄にしていなければならぬのが、彼女には辛いのだ。ただ、どうにかして、この世でゆっくりと、雪之丞に逢いたいためばかりにこそ、あらゆる苦労をして、大奥を抜け出して来たのに―― しかし、浪路の、その憂欝(ゆううつ)の胸に、突然パアッと、赤い火が点ぜられた。老女の一人が、妙に浮き浮きした調子ではいって来て、 「ただ今、広海屋が、お見舞と申して伺っておりますが、何でも、先日まいった、あの女形の雪之丞に、御病気、御保養の由を、申し聴けましたら、大そうびっくりされて、更けては却て失礼ではありましょうが、昼間、わが時のないからだ――今宵芝居が閉(は)ねましたら、お門口までなりと、罷り出たいと申しておりましたそうで――何とまあ、御恩を忘れぬ、感心な役者ではござりませぬか――」 と、いうのを聴いて、浪路は、床の上で、膝にひろげていた草双紙を投げ捨てるように、 「まあ、雪之丞が、見舞いたいと申しておると申すのかえ?」 「はい、今夜必ずとのことでござります」 もう、五十をとうに越したような、奥女中の心にさえ、あの絶世の美男のおもかげは、ある若やぎをあたえずには置かないように見えた。彼女は、膝をすすめて、 「それにつきまして、お願いがござりますが――」 「何あに?願いというのは――」 「雪之丞も、いそがしい間を盗んで、折角お顔出しをいたしたいと申すのでござりますゆえ、お声がかりで、お病間まで、招き入れてやりましたら、どのようによろこぶかわかりますまいと存じますが――」 それこそ、浪路にとって、渡りに船であった。 彼女の瞳は、美しく輝いた。 「そうしてやった方がよければ、まかせるほどに――」 老女は去った。 浪路はうれしさで一ぱいだった。雪之丞が尋ねて来るというのに、不気嫌そうに、髪さえわざと乱していられない。彼女はやがて、懐紙を押してあった金の鈴を、リーンとかすかに鳴らした。 侍女が手を突く、 「お湯が引きたいゆえ、支度を――」 「は?」 若い、やさしげな娘は、聴き違いではないかというように、浪路の顔を見上げた。 「湯室の用意をしや」 「でも、おからだに――」 浪路は微笑した。 「いいえ、大事ない。今日は、すぐれて心地よいゆえ、湯を引いたなら、もっともっと気持が晴れるであろうと思うのじゃ。早うしてたも」 浪路が、笑顔を見せれば、一家中は、それが何よりなのだった。 三斎屋敷の奥向は、急に活気づいて来た。 浪路は、檜(き)の香の高い風呂の中で、澄み切った湯に、すんなりした手足を透かして見て、心からのほほえみが止まらないのだった。 三 その頃、雪之丞が松枝町屋敷玄関先まで艶姿をあらわしたとき、 「いえいえ、夜分と申し、お敷居外にて、どうぞおいとまを――御前のお目通りなぞ、あまりに恐れ多うござります」 と、平に辞退したに拘らず、切なるすすめで、三斎の居間に招じ上げられてしまったのだった。 三斎は、ひどく興味を持ってしまったこの上方役者の来訪をよろこんで、何かと歓待を忘れなかった。何かの参考にもなろうかと、見つけて置いたなぞtおうて、梁塵秘抄(りょうじんひしょう)そのほかん、稀らしい古謡の写し本をあまた取らせ、一ぱしのその道の通のこととて、さまざま物語りに更かしていると、そこへ、例の老女が現れて、 「御息女さまが、太夫、わざわざの見舞とお聴きになり、直々逢うて礼をいいたい――との仰せでござりますゆえ、のちほど、御病間まで、おはこびを――」 と、いうのであったが、雪之丞は、その場にひれ伏して、 「卑しき身分が、御隠居さまにお目にかかり、お情深いお言葉をうけたまわるさえ冥加でござりますに、お奥向へなぞなかなか持ちまして――」 三斎もかかる夜半、俳優(わざおぎ)を、いかに病中なればとて、愛娘(むすめ)の部屋に通すなぞとは、世の聴え、家の名聞(みょうもん)――と、思いはしたが、この者が訪ねて来ると聴いてから、めっきり元気がつき、湯さえ引いたと耳にもしたし、浪路を大奥へ送って、公方の寝間の伽(とぎ)をさせたことそれ自体、親兄の犠牲としたのにすぎないのを考え合せると、此処でその望みを阻止することもあまりに思いやりがなさすぎる気がした。 「いや、なに、雪之丞」 と、老人は、手を振るようにして、 「娘も、見苦しゅう取りみだしてはおるが、これも、日頃、窮屈な御殿暮しの気づかれが出てのことであろうと思えば、わしもあわれに思うているのじゃ。あれは、元よりそなたが大の贔屓――美しい顔を見せてやって、にぎわしゅう世間んばなしも聴かしてやってくれたら、心のもつれも晴れるであろう。折角、あいたいと申すのじゃ。つい、ちょっと、病室をのぞいてやってくれまいか――」 「ま、勿体ないお言葉――」 と雪之丞は、どこまでも、礼を忘れぬ風で、 「いやしき河原者、身分ちがいの身にて、御女儀(ごにょぎ)さまのお居間へなぞ――全く以て思いもかけませぬ――」 「その物がたさは感じ入るが――しかし、相手は病人じゃ」 と、三斎は心安げに笑って、 「ま、望みを叶えてやるよう頼む。老いては子にしたがえ――とか、申すが、このわしは、とりわけ彼女(あれ)が可愛うてな」 「すぐに、お供いたしとうござりますが――」 と、老女が強いるようにいった。 雪之丞は、さも当惑したようによそおいながら、ようやくのことで決心がついたというように、三斎の居間を辷っつて、老女の導くままに、冷たい、薄暗い長廊下を踏んで、やがて、木犀の匂う渡りを、離れの方へと辿っていくのだった。 やがて、渡りを行きつくすと、茶室風(かこいふう)の小家になる。 老女は、雪之丞をちょいと振り返って、 「ほんとうに一生懸命おまち兼ねでござります」 四 老女の案内で、この館の中でも一ばん静かな、浪路の病間にはいったとき、雪之丞、緋いろ勝ちの臥床の上に、楚々(そそ)と起き直っている彼女を一目見て、なるほど公方の寵をほしいままにするだけの、一代の美女だと思った。 この前の、わざと結(ゆ)った高髷(たかまげ)とは変って、今夜は、長い、濡羽(ぬれば)いろの黒髪を、うしろに辷らして、紫の緒でむすんで、緋い下着に、水いろの、稍々冷たすぎるような綾の寝間着―― 単に、口実ばかりの病気でもなかったと見えて、いくらか、頰にやつれが見えて、じっと、こちらを見つめて微笑んだ瞳に、かぎり無い淋しささえ溢れている。 手を突くと、 「ま、そのような辞儀なぞ――どうぞ、ずっとこちらへ――」 なつかしげに、親しい人にいうように、 「煩(わうら)ったお蔭で、ついじき逢えて、うれしゅう思います」 雪之丞は、そうした表情や言葉に、すこしもまじり気を感じることが出来なかった。恋に焦がれつつある、一人の女性が、その恋を強いてほんのり包もうとして、悶えている遣瀬無(やるせな)さを、察してやることが出来るのだった。 ――わしは、わしをしんから想ってくれている娘を、欺きおおせねばならぬのであろうか?けれども、彼は、浪路の、しっとりした姿の背景をなす、古土佐絵(ことさえ)の、すばらしい金屏や、床の唐美人図や、違い棚の豪奢(ごうしゃ)をきわめた置物、飾物を眺めたとき、弱まった気持を、ふたたび緊張させることが出来た。 ――この娘の父親が、この豪華をむさぼるために、どんなに悪行を積み重ねているのだろう――虐(しいた)げられ、苦しめられ、狂い死に死んだのは、わしの父御(ててご)ばかりではあるまい。 「御病気とうけたまわりまして、どんなに驚きましたことか――なれど、お姿をおがみまして幾らか安心つかまつりました」 老女が去ったので、浪路は、ぐっと態(しな)を替えていた。 「まあ!何ということをいうのであろ。何という他人行儀なことを!」 怨じて、一度、顔をそむけるようにして、激しく、流眄(ながしめ)を送って、 「わたしの気持は、この前の時から、ようく知っていてくださるに――この病気にしても」 「そのようなつもりで申したのでは――折角、うかがって、御意にそむいては――それなら、おいとまいたした方が――」 雪之丞も、つんとしたように、わざと冷たくいった。 「いや、いや」 と、将軍の寵姫(ちょうき)は一俳優の前で、だだっ子らしい愛らしさで激しくかぶりを振って、 「おおこりになった?それなら許して――わたくし、でも、そなたの他人行儀が、苦しくって――」 彼女は、膝の上に、綾の寝巻の袖を重ねるようにして、頭を下げて見せた。 「気に障(さ)えたら、詫びます、あやまります――今夜こそ、ゆっくりしていて――頼みますぞえ」 女の童にさえ、黄金瓶(きんびん)に、銀の盃を二つ添えたのを、そこに差し置いたまま去ってしまった。 もう二人は、なにを言っても、してもよかった。 五 美しい彫刻(ほり)のある、銀の台付の杯を、二つ並べて、浪路は、黄金(きん)のフラスコ型の壜(びん)から、香りの高い酒を充して、 「さあ、お取りなされまし」 と、白い、細い指先で、自分もその杯を取り上げた。 雪之丞も飲んだ。 何処(いずく)から渡って来た銘酒か、何ともいい難い芳醇(ほうじゅん)さと甘さとを持った液体が、舌の先から咽喉の奥に――それから胸の中に、じっとりと溶け流れると、すぐに目先きがチラチラする程、軽い酔が感じられて来るのであった。 「太夫、そなたは、わたしの病気を、どんな煩いと、思うてか?」 浪路が、杯を手にしたまま、じっと小首をかしげるようにして訊く。 「どんな煩(わずら)いというて、くわしゅうはどなたもおっつしゃっては下さりませぬので――」 「わたしの病いが、どんな煩いか、どなたにわかっていましょうや」 と、浪路は、意味ありげに、 「それは、わたしだけが知った煩い――なぜ、御殿にもいられぬほどの病気になったか、そのわけは、どんなお方も、知ろうはずがありませぬ――でも、太夫、そなただけは、いくらか気付いてくれそうなものに――」 怨じ顔の目元が、密酒の酔いに、薄すりと染まって、言うばかりなく艶だ。 雪之丞は、頭を揮って見せて、 「これは御難題――」 と、いったが、わざと冷たく戯れて、 「あまりに、御寵愛がおすぎあそばされて、そのためのお疲れでも――」 彼は容顔を、妖しくひそめたが、それは恐らく、あまりに汚らわしことをいわねばならなかった自分を、呪いそそらずにはいられなかったのであろう―― それを、浪路は、別の意味に――言わば、雪之丞の、嫉(ねた)みの表現のように取ったに相違なかった。 「まあ、何ということを!このお人は!」 「お上の御寵愛が、どのように深かろうと、それが、わたしに何のこと!」 と、激しくいって、 「そなたは、わたしが、好んで、御殿へなぞ上ったとお思いなさりますの?あの、窮屈で、いかめしい、何のよろこびもない、牢屋のようなところへ――そして、お上が、どんなお方かさえも、御存知さらぬ癖に、憎い憎い、そのようなことを――」 「恐れながら、上さまは、この世のいかなるお方さまよりも、御権威のお方とのみ、存じ上げておりますゆえ、世上の女性方は、あなたさまの御境涯を、お羨み申さぬものとてござりませぬ――そのおん方さまの御愛を、お身お一つにおしめなされていられますあなたさま、こうして、直き直きお言葉を交していただきますさえ、何とのう辱なさすぎる気がいたしまして――」 雪之丞は、ますます女ごころを、焦ら立たせようとする。 浪路は唆り、煽られるばかりだ。 「まあ!いつまでもそのような、憎らしい口――顔立ちの美しい殿御は、とかく、こころが冷たいといいますが、そなたはその諺、そのままでおいでなさる――それなら、わたしの、病気の程、はっきりいって聴かせましょうぞえ」 彼女は半身を、ぐっと雪之丞に擦りり寄せるようにした。 六 浪路は目元に、しおを含ませて、美しき俳優を、睨(ね)めつけるようにして、 「そなたが、わたしの病気(いたつき)の種を、知らぬなぞと言わせませぬぞ、そなただけが知っていること――みんなみんな、一目、逢うてからの、この悩みではござりませぬか?」 雪之丞は目を反らさず、寧ろ冷たすぎる微笑で受けて、 「わたくしが、あなたさまのお煩いの因となったと仰せなさりますか――ほ、ほほ」 と、まるで、女のように、艶冶(なまめ)かしく笑ったが、 「あまりお言葉がうるわしゅう響きますほどに、わたくしのような痴(おろ)かなものは、とかくそのままに思い込みますと、どのようなことになるかわかりませぬ――御所戯れは、大がいになされて下さりませ」 「太夫、まだ、それを、お言いなさるか?」 と、浪路は、ぐっと、杯を干して、下に置いた。 雪之丞が、酌をしようとすると、それを、白い手で蓋をして、浪路が、 「わたしは、もういただかぬ――飲みませぬ。そなたのような人と、酒ごどなぞいたしたとて却て胸が塞がるばかりでござります」 「ま、どうして、急に、そのように、御機嫌を損じましたのか――わたくしが、ここにおりまして、お心地があしゅうござりませば、おいとま申すほかには――」 両手を畳に下そうとすると、浪路は狼(あわ)てて、 「太夫、雪さま!」 と、悲しげに、 「わたしは、見得も、外聞も、恥も捨てています。わたしは、いのちさえ賭けているのに――そなたは、何というひどいことを――大川ばたで、しみじみ二人でお話したときでも、わたしのこころは、よう判っていて下さるはずなのに――太夫、ほんとうに、この気持が、おわかりになりませぬのかえ?」 「わかりませぬ」 と、雪之丞こそ、いみじく淋しそうであった。 「わたくしは、しがない河原もの――そしてそなたさまは――」 「芸に生きるお人にも似合わない!」 と、じれったげに、浪路はいった。 「恋に、身分の、わけへだてが、ありますものか!わたしは、いわば、今夜これから、二人だけで、どこの山奥に、落ち伸びようとも、いって貰えば、すぐに、大奥も、親の家も、捨てて行こうとまで思い詰めていますのに――」 「浪路さま!」 と、雪之丞は、思い入ったように、貴女をみつめた。 「あなたさまは、しんじつ、そにように、思っていて下さりますのか!」 「わかり切っていること――あの晩以来、一刻とて、忘れたことはありませぬ。夢に見るのはまだ浅い――昼間の想いが、夜よりも深いということを、はじめて、わたしは知りました」 浪路は、しっとりと、雪之丞にもたれかかってしまった。 「のう、雪さま――このわたしを、どうしてくださりますえ」 「そのお心もひが、ほんとうなら――」 と、雪之丞、 「わたくしとて、指も、髪も剪(き)りましょう――そのかわり、一時のおもてあそびなら、死ぬほかには――」 七 二人の手はしっかりと結ばれ合っていたが、浪路の目かおには、からみつくような執念が、ますます燃え熾(さか)って来るばかりだった。 「ね、太夫、わたしには、まだそなたのこころが、しっくりと判らない気がしてなりません。引く手あまたの人気役者が、こんな不意気な女なぞを、しんからかれこれ思ってくれるとは、ほんとうとは思われませぬもの――」 「わたくしこそ、本気には出来ませぬ」 と、雪之丞が、上目で見上げて、 「もしほんとうのお言葉なら、いのちも賭けると、たった今申したことを、いつまでも行いにあらわして御覧に入れますけれど――」 「では、太夫、わたしが、この場で、死んでくれと申したら――」 浪路の全身は、火のようだ――その軀を、もっともっと抱き〆めて貰いたい。 「そなたには、何となく愛がない――わたしを出来るだけ、遠くにはなして置きたいと思っておいでに相違ない」 雪之丞は、ほおっと、深い吐息をして、顔をそむけてうなだれた。 「わたくしの、あれからの気持を、御承知でいて下すったら――」 「あれからの気持とはえ?」 浪路はぐっと、身をもたせて、そむけた顔を追うようにのぞき込む。 とても、張り合うことの出来ない、しがない身と、天上のお方――それを考えると、同じ人間に生れながら、何というはかないことかと――」 「そなたが、しがないと、おっしゃるのかえ?」 「公方さまと、河原者――これほど天上、地下とはなれた世界が――」 浪路はパッチリと、目を睜(みひ)らいて、雪之丞の両手を取って、ぐっと顔をみつめるのだった。 「それを言われるのか?太夫」 「申しますとも――」 「そなたが、そう言うなら」 と、浪路の声は、掠(かす)れもつれて来た。 「わたしにも覚悟がある」 雪之丞は、舌の根を嚙み切りたい。 ――何をわしは言うているのだ。この女にこんなことを言っていて、よくも、口が竪に裂けずにいるものじゃ。 けれども、彼は、もっともっと言うであろう――」 「お覚悟とは?」 「もしも、お上の側にいるのが悪いというなら、いつでもわたしは、御殿を出ます――はなれます。それで、そなたが、ようしたと、讃めてくれるなら――」 雪之丞に唆られて、浪路は、どこまでも言い証(あか)したい。 雪之丞は、更に迫り言い寄らねばならぬ。 「ま、お口の美しさ!」 「口!口と、そなたはお言いやるな――よくも、まあ!」 と、浪路は、紅い下唇を、白い白い、真珠を並べたような歯で、血の出るまでに嚙みしめるようにしながら、 「それなら、わたしは、もう、御殿へは、二度と上らぬ」 「滅相な」 と、雪之丞は叫んだ。 「そのようなことを!」 彼は、引きしめられた両手を、しめ返した。 八 ――この娘が、今後、どこまでも、公方を嫌い通し、大奥づとめを拒(しり)ぞけて、二度と城内にはいろうとしなかったら、三斎父子の驚きと狼狽とは、どのようなものであろう――それこそどうしても、一度は見てやらねばならぬものだこの娘には、気の毒だが、わしはこころを鬼にせねば―― 雪之丞は、浪路が、みだりがわしく、しなだれかかるに任せた。 「ほんとうに、恋というものは、どうしてこうまで酷いものでありましょう」 と、浪路は、事実、身分も、格も、振り捨ててしまったように、深い深い吐息で、自ら嘆息するのであった。 「たとえ、日本国中、いいえ、唐、天竺に身のおきどころがなくなっても、わたしは少しも厭いませぬ。そなたさえ、側にいて下されば――」 「わたくしにしても、あなたさまさえ、まごころを下さりませば、生きながらの焦熱地獄――炮烙(ほうらく)、鼎湯(かまうで)の刑に逢いましょうとも、いっかな怖れはいたしませぬ。ただ、いつまでも存(ながら)えている限りは、只今のお気持を、お忘れなさらずに下さりませ」 絶大の女形、三都に亙っての美男から、かくまで、手管をつくした言葉を聴かされては、どのような、木石の尼御前(ごぜ)でも、心を動かさずにはいられまい。 まして、浪路は、青春妙齢の艶婦――しかも、彼女の方から、すでに身も心も打ち込み切っているのだ。雪之丞の、一言一句が、まるで、甘い、しかし鋭い、蜂蜜の毒針のようなものとなって、心臓の奥深いあたりをまで突き貫かずには置かぬ。 「まあ、うれしい!――この胸にさわって見て」 彼女の、白い手が、雪之丞のほっそりした手首をつかんで、わが胸に、掌を押し当てさせるのであっった。 胸の動悸の激しさ!いきざしの荒々しさ! 「おお、咽喉がかわいて、干ついてしまうようじゃ」 と、浪路はやがて、又も、銀の杯(さかずき)に、甘い酒を充して、一つを雪之丞の手に持たせ、 「固めの杯――そなたも、一どきに飲んで――」 雪之丞、胸苦しさを、やっと、おさえて、その杯を干す。 「わたしが、御殿のおつとめを拒んだなら、当分、この江戸に住むこともなりますまい――そのときには、世を忍んで、そなたの郷里(くに)へ落ちてゆき、町女房のいでたちをして、ひっそりと送りましょう――たとえ、明日のたつきに困るようなことがあったとて、それが、ほんとうの恋に生きるもののならわしと思えば――」 浪路は、そうした苦しい境涯に対する空想を、さも、楽しい未来を想像するものと、同じような嬉しさを以て語るのであった。 恰度そのころ、三斎隠居は、わが居間で、例の、珠玉(たま)いじりをしながら、ふと、考えこんでいた。 ――浪路は、とかく、雪之丞めを、贔屓にしすぎているようじゃ。もしもの事があっても困るが、日ごろの欝散(うっさん)に、あの子も、何か楽しみが無うてはなるまい。と言って、あれもおのれを忘れ、家を忘れ、名を忘れるほどの馬鹿でもあるまいし―― 彼は紅い宝玉を、灯に透かし見つつ、自ら安んずるようにつけ足した。 ――あれがあって、上さまは、わしたちのいいなりとなって下される。そこでわしと倅(せがれ)とも世にはばかっていられるのだ。大切な、大切な、この宝玉(たま)よりも大切な娘だ。 九 三斎隠居は、蚕豆(そらまめ)ほどの大きさから、小さいので小豆粒位の透きとおり輝く紅玉の珠玉を、一つ一つ、灯にかざしては、うこんの布で拭きみがき、それを青天鵞絨張(あおびろうどば)りの、台座に嵌(は)めながら、つぶやきつづけるのだ。 ――お城の馬鹿とのさまは、わしの目には、利口でなくても、あれで、なかなか狡(ずる)いお方なのだ。どんな女や男を愛しんでやったらよいか、ちゃあんと、御承知なのだ。つまりはな、浪路ほどの女が、この世に二人と、なかなかないことを知って、あれを手放さない――その親兄に当るわしや、倅駿河守なればこそ、出来るだけ、愛してやろうとお思いになっている――が、若し、あれが、御機嫌に背くようなことになると、あの方は、手の裏を返したように、白い目をお剝きになるに相違ない。そんなことがあったら一大事――あれが、お側にいるというので、大名、旗本、公卿、町人――総がかりで隠居隠居と、わしを持てはやし、さまざまな音物(いんもつ)が、一日として新しく、わしの庫を充たさぬということもないのだ。むすめや、むすめや、わしの方でもどんな我ままでも許すほどに、どうぞわしのために、末ながく、あの鼻の下長さまの、お思召しにだけは、そむかぬようにしてたもれよ。ほ、ほ、ほ!この珠玉(たま)のいろのすばらしさ――わしが死んだら、みな娘に譲ってあろうのう――死なないうちでも、ほしいというのなら、いのちより大事な、この珠玉だって、そなたにはつかわそうもの―― 隠居は隠居でそんな風に、自分勝手なことを、口に出して、ブツブツと繰り返しながら、更に、新しい、宝石箱の蓋を刎(は)ねて、今度は、灯の光をうけると、七彩にきらめく、白い珠玉を、ソッと、さも大事そうに、つまみ上げて見るのだった。 この三斎屋敷の、奥深いところで、奇怪な親子が、めいめいの慾と執着とに、魂を、燃やしている頃、この屋敷から程近い、とある普請場の板がこいの物影に、何やら身を寄せ合うようにして、ひそひそ物語っている男女の影―― さては、人目を忍ぶ逢い引きか?いいえ、二人の話に、耳を傾けるものがあったら、どうしてなかなか、そんなありふれた者どもではないのを、すぐに発見したであろう。 「だが、姐御――」 と、背の低い、ずんぐりした黒い影が、 「いいんですかえ?松枝町の隠居ッて言えば、公方さまでも、おはばかりなさるってお人だ。その人の庫なんぞを荒したら、並大ていのことじゃあ済みませんぜ。遠島者か、首斬り台にすわらなけりゃあならねえ。そんなところを目がけずとも、本町通りへ行きゃあ、ずうっと、大きな金庫がならんでいるのに――」 「黙っておいでよ、むく犬」 と、ひびきの強い、張り切った女の声が、高飛車にいった。 「公方さまが、はばかったって、おれたちあ、ちっとも遠慮することはありゃあしねえよーーどうせ天下のお式目、御法度ばかり破って、今日びをくらしている渡世じゃあないか――おめえは知らず、このおれと来ては、どうせ首が、百あっても足りねえからだ――一度、見込んだら、屹度やる。万一、ほかの仲間に、この屋敷を先き駆けられちゃあ、つい鼻の先に棲んでいる、黒門町の、お初姐御のつらがつぶれてしまうじゃあないか?」 一〇 普請場の板囲いの、暗の影、低いながら、ピチピチとした鉄火な口調で、伴れの男を叱るように、こういい放った女――では、これが、当時、江戸で、男なら闇太郎、女ならお初と、並びうたわれている女賊なのだ。 「そういえば、そうですがねえ――」 と、ずんぐりした男は、詮方(せんかた)ないといった調子で、 「なるほど姐御が、一たんいい出して、引ッ込めるような人間じゃねえことは、だれよりもこのあッしが知っています。じゃあ、一ばん、今夜、これから、三斎屋敷に乗り込みますか?」 「いうまでもなく、この足で忍び込むつもりだが、お前(めえ)は、このまま引ッ返して、隠家(あな)で、首尾を待っていなよ。つまらねえ思いつきで、小さい仕事に手を出して、ドジを踏まず、寝酒の支度でもしてお置きよ」 お初が、そう言うと、 「へえ?じゃあ、あッしは要らねえんで――」 と、男の手下は、不足顔。 「まあ、わたし一人がいいようだよ。相手はおめえのいう通り、ちっとばかし大物だ。大物狩には、足手まといは困るからね」 「へ、あッしを、足手まといと、いいなさるんで――」 「いいえ、おめえも、相当なものだ。これが、どこぞ、商人(あきんど)の、土蔵(むすめ)でも掘るときならね。だが、武家屋敷を攻めるにゃあ、そのガニ股じゃあ、駆け引きがおぼつかないよ」 「どうも、手きびしいなあ。あッしはまた、いつかのやり損(そこ)ないを今夜あ取りけえして、お讃(ほ)めにあずかりてえと、思っていましたに――」 「なあに、また折があらあな。さっさと行(い)きねえ――」 お初は、相手が、ためらうのを、追っ払うように、 「さっさと、行きねえと言ったら――そら、向うから、人影が差しているじゃあねえか――」 と、強く言う。 「じゃあ、姐御、上首尾に――」 「おお、土産はたんと忘れねえよ」 ずんぐり男は、板囲い沿いに、黒いむく犬のように、どこへか、消える。 自ら、お初と名乗る、女賊――それを見送ると、大胆に、物影をはなれて、町角の常夜燈の光がおぼろに差している巷路に、平然と姿を現した。 見よ!そのすんなりとした、世にも小意気な歩みぶり――水いろ縮緬のお高祖(こそ)頭巾、滝縞の小袖の裾も長目に、黒繻子と紫鹿の子の昼夜帯(はらあわせ)を引ッかけにして、町家の伊達女房の、夜歩きとしか、どこから見ても見えないのだ。 顔容(かおかたち)は夜目、ことには、頭巾眼深――ちょいとハッキリしないのだが、この艶姿から割り出すと、さもあでやかだろうとしか考えられない。 現に、今、通りすがった、二人づれの、職人らしいのが、振り返って、うしろ影をつくづく見て、 「へッ、たまらねえな――どこのかみさんだろう?」 「畜生!亭主野郎、どんな月日の下に生れやがったんだ!」 お初は、そんな冗談口は耳に止めず、かまわず間近な、三斎屋敷の方へしとしとと歩いている。 彼女も亦、闇太郎同様、この権門の財宝を狙っているものにきまっていた。 一一 黒門町のお初は、しなりしなりと三斎屋敷の門前に近づいたが、扉こそとざされておれ、耳門(くぐり)はまだ閉っていないらしく、寝しずまるには、間があるようだ。 ――宵っぱりな家(うち)だの――お客か?が、そんなこたあ、こっちには、何のかかわりもありはしない。 いつぞや、闇太郎がしたように、この女も、塀に沿うて、まわり出した。越すに易い足場のいいところを見定めようとしているのだろう。 このお初というのは、以前は両国の小屋で、軽業の太夫として、かなり売った女だった。 足芸、綱渡り、剣打、何でも相当にこなして、しかも見世物切っての縹緻(きりょう)よし、身分を忘れて、侍、町人、随分、ううつを抜かすものも多かった由だったが、いつの間にか、その引く手あまたの一少女の、青春の魂を囚えてしまったのが、界隈によく姿を見せる、いつも藍みじんを着て、銀鎖(ぎんぐさり)の守りかけを、胸にのぞかせているような、疳性らしい若者―― いずれ、やくざに相違ないと知って、出来合ってしまったところが、これが賭博うちと思っていたのに、東金(とうがね)無宿の長二郎という名代の泥棒―― 男は美し、肌も白し、虫も殺さぬ顔をしているから、人殺しの凶状こそなけれ、自来也(じらいや)の再来とまでいわれた人間だった。 お初も、馴染むうちに、いつか、相手の本体を知った。が、知ってしまうと、尚一そう、その性格や渡世にまで愛着を感じないわけにはいかなかった。 ――長さんは、盗んだって、悪党じゃあない。困った人達はにぎわすし、パッパッと綺麗に使ってケチ臭く世の中を逃げまわってなんざあいやあしない。いつだったかも、主人の金を掏られたお手代が、橋から飛ぼうとしているのを見て、大枚百両をつかましてやったようなお人だ。 ――長さんの足がひょいひょい遠のくのは、吉原の火焔玉屋のお職がこのごろ血道を上げているからだそうな。ようし、それがどんな気ッ風(ぷ)の女か知らないが、両国のお初が、どういう女か、長さんに、ひとつ、とっくり見て貰いましょう。あたしだって、身も軽いが、手足も動くんだ。長さんの、百分の一位なことなら、出来るだろう。 彼女は、そう思いつめて、軽業はわき芸、いつか、掏摸(すり)を本業にしてしまった。 勿論、主人持の子僧や、年寄の巾着なぞは狙わない。彼女が狙ったのは、浅黄裏の、権柄なくせにきょろきょろまなこの勤番侍や、乙に気取った町人のふところだった。 どうかすると、長二郎の――今自来也と呼ばれた大泥棒のかせぎより、お初の方が、ぐっと良いこともあった。 「お初」 と、ある晩、逢ったとき、出逢茶屋の二階の灯の下で、長二郎は、いいかけた。 「お初、おめえ、大それたことをやらかしているんじゃああるめえな?」 ジロリと、鋭い、まなこだ。 「大それたことって?」 十九むすめのお初は、赤い布(きれ)をかけた髷を搖するようにして、ほほえんだ。 「あたし、大それたことなんざあ、なんにもしやあしないさ」 「が、ふところが、いつも不思議だぜ」 と、長二郎が、首を振るようにして、 「無間の鐘や、梅が枝の手水鉢じゃああるめえし、そんなにおめえの力で――」 一二 今自来也の長二郎から、 ――無間の鐘をついたわけでもあるまいし、いつも、あんまりふところが豊すぎる――何か、大それたことをしているのではないか―― と、そう問い詰められた、軽業のお初は、苦にもせず笑ってしまった。 「あたしが、どうしてこのごろ、お金持だっていうんですか?そりゃあ、働くからですよ。無心ばっかりして、おまえに愛想をつかされてはかなしいと思うものだから――」 「女のおめえが、働くといって?」 と、相手が、小首をかしげて見せるのを、さえぎるように、 「あたしゃあね、こんなお多福だから、吉原のおいらん衆のように、お客からしぼることも出来ねえし――」 と、稍するどく、皮肉にいって、 「と、いって、まさか、茣蓙(ござ)をかかえて、柳原をうろつきもしねえのさ、ただね、手先きが器用なものだから、おのずと、この節お金が吸いついてならないというわけですよ、ほらね――」 と、ふところから、緋(あか)いふくさ包を取り出して、小判や、小粒をザラザラと膝にこぼして見せて、 「今夜だって、こんなに持っているわ」 「じゃあ、てめえ、掏摸(すり)を――」 と、声をとっぱらかした長二郎が、やっと、低めて、 「掏摸をはたらいているんだな?」 「びっくりなさることはねえよ――」 と、お初は、紅い唇で、むしろ、あどけ無く笑って見せて、 「おめえの縄張りを荒しているわけでもなしさ。鬼の女房に何とかいうから、あたしもいくらか働かなけりゃあ、釣り合いが取れ無いと悪いからね――」 さずが、長二郎ほどの男も、このときほどびっくりした目がおをしたことはなかった。 「あたしもこれで、思い込むと、何をやらかすかわからない娘さ」 お初は、おどすようにつづけた。 「もし、おめえが、うわ気ッぽく捨てでもすると、覚えておいでなさいよ――どんなことになるか――」 「わかったよ」 長二郎は、小娘の激情に威嚇(いかく)されるはずもなかったが、それもこれも、自分の心をはなすまいとする気持からだと思うと、いじらしくあわれに思った。 彼は火焔玉屋から、遠のいてしまった。 長二郎、お初の恋は、そして、ますます熱度を加えたものの、そうした生活に、破綻の来ないはずがない。 間もなく、長二郎もお初も御用になって、男の方は、首の座が飛ぶところを、俠気の点を酌量されて佐渡送り――お初は、一年あまり、牢屋ぐらしをして、出て来たのだったが、それ以来、彼女は一生かえれぬところへ送られた情人の渡世に転向して、やがて、押しも押されもせぬ女賊となり、変幻の妙をきわめて、男の手下を養い、おれ、の、てめえ、の、というような、荒っぽい調子で、鬼をあざむく奴等をこきつかっているわけだった。 そのお初、素性が素性ゆえ、身が軽かった、手先きも鋭かった。 であれば、三斎屋敷への出入なぞは、塀が高かろうと、低かろうと、物のかずではなかった。 彼女は、だんだん、灯光(あかり)に遠い、横手の方へ、塀についてまわって行った。 十三 軽業のお初は、三斎屋敷裏塀まで来ると、ちょいと前後を、闇を透して見まわしたが、まるで操りの糸に引かれた人形のようにふうわりと塀上に飛び上ったが、その上で、小手をかざして、ちょいと忠信のような恰好をした。 ――へん、どんなもんだね?こんなけちな屋敷! さっき、あのずんぐりが、土部一家の権柄に圧されたようなことをいったのが、今も癪にさわっているのであろう。 さて、それから、彼女は、ひらりと、地下へ下りた。 別に、小褄(こづま)をからげるでもなく、そのまま奥庭のくらがりの、植込みの蔭につとより添って、母屋の方をじっとみつめる。 お初は別に、闇太郎のように、この館の研究がつんでいるわけはない。ただ、何かしら、ひとも知ったるこの屋敷から、目の玉をでんぐりがえさせるような一品を盗み出し、仲間のものに、ひけらかしてやれば、それでいいのだ―― ――まあだ起きていやあがる――うち中が起きてやあがる。いつまでぺちゃくちゃやっているんだね。人の眠る頃にゃあ、やっぱし横になる方が、お身のためなんだよ。 例の黒犬(くろ)は、今夜は、この犬の方が、家人たちのかわりに、まどろんでしまっていると見えて、クンクンと、鼻を鳴らして寄っては来なかった。 ――三斎屋敷というから、どんなに用心がきびしいかと思ったら、これはまた、どこもかしこもあけっぱなしだ。くそ、おもしろくもねえ。世の中に、泥棒がいねえわけじゃあないんだよ。人を馬鹿にしてやがら! お初は木陰をはなれると、離れのようになっている別棟に近づいて行った。その一棟の横手に、ずっと立ち並んで、文庫ぐらがある。一戸前、二戸前、三戸前―― 彼女は、蔵は望まない――土蔵までを切ろうとは思わない――その三斎とやらの寝間にしのび込んで、枕元から盗み出してやりたいのだ。 ――その図久入(ずくにゅう)の寝部屋というのは、一たい、どの見当なんだろう? 離れと、母屋をつなぐ渡り廊下の近所まで来ると、そのとき、ふッと、何か物音がした。 ハッとして、立ち止まって、身を硬くする。じつと、暗闇に棒立ちになれば、大ていは物にまぎれて別らなくなるのが恒だ。 お初は、じっと突ッ立ったが、もう遅かったのかも知れない―― 「どなた?そこなお方、どなた!」 離れの、手水場の、小窓から、白い顔がのぞいて、そうしたやさしい声が掛ったのだ。 お初は、その声が、あまりに優しくほのかだったので、覚えず、 「わたくし――」 と、かすかに返事をした。 答えぬところで、向うはもう、ハッキリ、こっちの存在を、見て取ってしまっているに相違なかった。 「どなたさま?」 追い打ちに来た。 どことなく、凛(りん)とした、許さぬ調子が、ふくまれていた。 お初は、はじめて、ぎょっとした。その声と一緒に、戸が開いて、白い顔の持ち主が、闇に立とうとしているのだ。 ――まあ、あいつ、あんな聲で、男だ。 お初は、帯のあいだに手を入れて、匕首の柄(つか)にさわった。 一四 ――あいつ、あの白い顔の奴、男だ! と、咄嗟(とっさ)に悟って、匕首に手を掛けてお初、 ――なあに、男だって、化け物だって、怖いものか! 近づいて、切ッ払って、亡(ふ)ける覚悟し――いたずらに騒いでは、却て、此の場合、逃げ場を失うのは、知り切っている。 庭下駄を突っかけた、不思議なしとやかさを持った人物はしずかに近づいて来て、 「そこなお人、御当家のお方か」 寄って来るのを寄らせて置いて、 「ちくしょう!出鼻を挫きゃあがったな」 低く、刺すように叫んでお初、キラリと抜き放った匕首をかざして、ぐっと、突いて行ったが、相手は、ほんの少し身をかわしただけだ。 「おや、では、泥棒だね――しかも、女子――」 引ッぱずされて、よろめく足をふみこたえて、ピュッ、ピュッと、切ってかかるのを、ずっと隙につけ入って、利き腕を逆に取った、白い顔、匂いの美(い)い女装の男性。 「騒ぐと人が来ますぞ。わしは、当家に恩のるものでもない――見のがすほどに去(い)ぬがいい――」 裏庭の暗がりを、肉体のしなやかさにくらべて、驚くべき膂力(りょりょく)を持った不思議な人間は、ぐいぐいと、お初を塀の方へ曳いてゆく。 「なら、人の仕事の、邪魔をせずともいいだろうに――こんちっくしょう!」 お初はもがいている。 「もっともじゃ、じゃが、わしとても、この家から、泥棒を追いはらったとなると、鼻が高いゆえ――ほ、ほ、ほ」 女装の男は、妙な笑いを笑った。 「一てえ、おめえは何だ?女見てえななりをしやがって――」 塀際に近く、お初が呻く。 「わしが何だと不思議がるより、こちらが倍もおどろいたわ。江戸には、大した女泥棒がいるものじゃな――さすが、お膝下だ――」 そして、ふッと、相手が、びっくりしたように―― 「おやッ、おまえは、江戸下りの――中村座の!」 と、叫ぶように、何で気がついたかそうう言うのを、おッかぶせて 「そのようなこと、どうでもよい。早う逃げなされ!わしが、今、騒ぎ出しますぞ!」 塀の方に、突っぱなすようにした白面女装――裂くような声で、 「泥棒でござります!盗賊にござります!」 バタバタと、庭下駄の音をひびかせて、高く叫び出した。 そのときには、もう、軽わざお初、ひらりと塀を越えて、影のように、どことなく消えている。 「泥棒でござります!早う、お出会い下さい!」 ガタガタと、家中の戸が開く音がして、六尺棒や、木刀を押ッ取った若党、中間がかけ出して来る。 「おお、雪之丞どのか!して、泥棒は!」 「太夫、盗賊めは?」 口々に、提灯で、雪之丞の艶姿を振り照らしながら呼びかけた。 一五 雪之丞は、いかにも申しわけ無げに、若党たちに挨拶するのだった。 「お手水場(しも)のお窓から、ふと眺めますと、黒い影が見えましたので、みなさまに、先にお知らせせずに、飛び出しましたものゆえ、むこうも狼てて、逃げ去りました。差し出たわざをいたして、折角捕えることが出来たものを、取りにがして申しわけござりませぬ」 「いやいや、見つけ下さらねば、害をうけたかも知れなんだ――捕える捕えぬとは二の次」 と、いつか、これも押ッ取り刀で、飛び出して来ていた用人が、いって、 「して、賊の風体は?」 「黒いいでたちをしておりましたが、とっさに逃亡いたしましたゆえ、ハッキリとは見分けられませず――何でも、お庫(くら)を狙っていたように見うけました」 雪之丞は、かの女賊に、不思議な好奇心と、興味とを感じていたので、彼女に出来るだけ有利なようにいって置こうとするのだった――つづまるところ、三斎一味に敵意を抱く人々は、みんな自分の味方である――と、いうような観念を捨てることが出来なかったのであろう。 「それに致しても、そのやさしい姿で、心の猛けだけしさは、われわれも三舎を避けるのう」 と、用人は、讃めて、 「お負傷(けが)がなかったのは、何より――」 塀外をあらために出た、若侍たちも、空しく帰って来た。 「怪しい影も見当りませぬ。たった一人、町女房らしいものが、歩いておりましただけ――その女性が、つい今し方、風のように追い抜いて駆け去ったものがあると申しましたなれば、大方、そやつが――」 「土部屋敷と知って押し入る奴、大胆不敵だのう――が、事が未然に防げたのは、太夫のお骨折だ。明夜から、警戒を、十二分にせねばならぬ」 用人は、首を振り振り、そんなことをいっていた。 雪之丞が、元の離れに帰ると、顔いろを失(な)くして、懸念にわななきながら浪路がむかえた。 「まあ、そなたは、向う見ずな!泥棒などに近づいて、もし負傷(けが)などなされたら、わたしがどのように心を痛めるか――」 「いえいえ、ただ、言葉をかけてやりますと、バラバラと逃げ去ってしまいました。泥棒などと申すものは、みな、気持に後れがござりますゆえ、案じたものではありませぬ」 「でも、これからは、決して、そのような危い場所に、お近づきなされてはなりませぬぞ。そなたのからだは、そなた一人のものではない程に――」 浪路は、もう強く強く決心しているのだった――柳営大奥へは、二度と足ぶみをしないとまで思いつめてしまったのだった。 ――わたしは、もう、出来るだけ、父上、兄上の便利になった。この上は、わたし自身のために生きねばならぬ。自分の恋の真実に生きねばならぬ。だれが何というても、わたしはわたしの道を行く――恋しい人を、はげしくはげしく抱きしめて―― だが、憎や、そこへ、老女があらわれた。 「太夫、おかえり前に、御隠居さまが、お礼を申したいゆえ、お居間にとのことで厶ります」 一六 折角、羽翼(はね)美しい小禽(ことり)を、わが手先きまで引き寄せながら、きゅっと捉まえる事が出来ずに、また飛ぶ立たしてしまうような、どこまでも残り惜しく恨めしいのが、わが居間から、このまま雪之丞を去らせてしまわねばならぬ浪路の胸中であったろう―― 老女が、三つ指を突いているので、存分に判れることばさえ掛けられず、 「では、また折があったら、見舞ってたも」 と、いうのが、関の山。 雪之丞は、恋する女の、激しい、強い視線に、沁み入るような瞳を返して、 「必ずともに、明日にもまた、お目通りいたしまする」 二人の今夜の逢瀬は、それで絶えて、それからの雪之丞は、心の中で、この世の鬼畜の頭目と呪う三斎から、聴きたくもないほめ言葉を受けにゆく外はないのであった。 こちらは、軽業お初、松枝町角屋敷の塀を刎(は)ね越して出ると、そのまま程遠からぬわが侘住居(わびすまい)――表は、磨き格子の入口もなまめかしく、さもおかこい者じみてひっそりと、住みよげな家なのだが、そこに戻って来ると、 「婆や、何か見つくろって、一本おつけよ」 と、いくらか、突ッけんどんにいい捨てて、 「おや、姐さん、もうお帰り」 と、けげんそうに、這い出して来た、例の、ずんぐり者の、むく犬の吉に、 「余計なこと!勝手なところをぞめいておいで――」 と、紙にひねったのを投げてやって、茶の間にはいつて、ぴたりと、襖を閉ざしてしまった。 むく犬の吉、ペロリと舌を出して、 ――だから、いわねえこっちゃあねえ――松枝町の角屋敷、なかなか七面倒な場所なんだ。出来ごころで、のぞいたって、そう易々、向うさまが出迎えちゃあくれねえのだ。姐御も女は女、とかく、疳癪(かんしゃく)で、気短で、やべえものさ。でも、引っかえして来てくれてよかった。 いろ気が薄くっていいというので、たった一人、側に置かれているむく犬、駄犬ほどには主人おもいだ。 ――どれ、じゃあ、ひとつ、あいつのつらでも見てくるかな。 裏口から、草履を突っかけて出ようとすると、婆やが、 「吉ッつぁん、あしたは、お湯にはいって、浄めてから帰っておくれよ。ほ、ほ、ほ」 気の利いた大年増だが、毒口は、生れつきだ。 その婆やが、小鍋立ての支度をしている頃、女あるじは、朱羅宇(しゅらう)の長ぎせるを、白い指にはさんで、煙を行燈の灯に吹きつけるようにしながら、しきりに考え込んでいる。 ――不思議なばけ物だねえ?あの女がた――ひとの利きうでを――匕首をつかんだ利きうでを、怖がりもせずに摑みゃあがったが、その力の強さ。おいらあ、思わず声が出そうだった。ほんとうに、何てにくらしい奴だったろう? と、呟(つぶや)いて、また考え込んで、 ――それにしても、妙だねえ、おいらをとっつかまえるのでもなく、わざわざ逃してくれたのはどういうものだ?あの力だ。おいらなんぞは、赤んぼのように、どうにも出来たろうに――
https://w.atwiki.jp/tokimekicn/pages/627.html
Yoghurt Mushroom ヨーグルトきのこ【这可不是什么伴着酸奶的蘑菇】 『1』和『4』中登场的道具。 理论上这东西应该是『益生菌酸奶』,是可以直接饮用的发酵食品。 不知为何世嘉系相关杂志上的SS版本心跳回忆的相关介绍里变成了「拌着蘑菇的酸奶」。 在中文版中被翻译为了『酸奶菌种』,看起来也不像是可以吃的东西。 很有可能是『1』在中国流行的年代,「益生菌」这概念还没深入人心。 『1』 『1』中第1年朝日奈夕子的生日时可选的礼物之一,她会表示非常喜欢。 第2年也可以赠送,但她会表示非常生气,显然原因是不流行了吧。 此道具只在PS版之后的版本中登场,最初的PCE版中没有此道具,第3年则会多一种名为「红茶竹笋」(理论上应该是华人圈也曾流行过得红茶菌)的健康食品礼物。 虽然朝日奈很开心的说「我会好好珍藏的」,但显然作为保质期极短的食品而言。还是尽快吃掉比较好吧,攻略本也给出了如此建议。 『4』 「最近似乎很流行的酸奶」 『4』中登场的道具(食品)之一。 『4』中攻略9名女生后,下一周目起即可在商店中购买此道具。 价格为5块钱,使用后体力会回复10点。 装备特技•「节约能手」后,只要3块钱就可以购入,相当便宜实惠。 然而原创调制红茶和橘子罐头与酸奶蘑菇的价格和效果完全相同,出现的却更早,入手更为方便。 即便如此还会故意去买来喝掉的人,一定是对朝日奈夕子抱有相当执念的老玩家了。 其出典为俄罗斯的高加索地区特产的健康食品。使用牛奶和山羊奶所制作的酸奶,配上当地菌种发酵所制。 90年代在日本国内的确风靡一时,因此才会在90年代中期的PS版中收录。 相关页面 朝日奈夕子 营养饮料 原创调制红茶 橘子罐头
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/30166.html
登録日:2014/10/17 Fri 14 06 31 更新日:2024/08/14 Wed 17 16 33 所要時間:約 25 分で読めます ▽タグ一覧 2月29日生まれ BORUTO NARUTO NARUTO登場人物項目 でもただの蛇博士じゃあないよ!ここのボクは蛇博士じゃあないよ! イザナミだ イチャイチャシリーズのファン インテリ インフレについていったキャラ カカシと同格 カブチ丸 キメラ スパイ ダンゾウ被害者の会 ダークホース チート バスケェ!! フード ムッツリスケベ←SDだけ モヤシ野郎 下忍 二重スパイ 仙人 仙人モード 健気 側近 医療忍者 参謀 哀しき悪役 大出世 大蛇丸 女装すると美人 忍 忍者 悲劇の男 戦災孤児 木ノ葉隠れ 根 水野マリコ 白蛇 眼鏡 眼鏡を取ったら意外に美形 研究者 神奈延年 穢土転生 美形 美形悪役 美男 薬師カブト 蛇 裏切り 誰でもない男 銀髪ロング 院長 音隠れ 鬼畜眼鏡 龍 名は記号…眼鏡は道具… 最初からボクは何者でもなかった 最初から ─── ボクには何も無い 薬師カブト(やくし-)とは漫画『NARUTO‐ナルト‐』及び続編の『BORUTO‐ボルト‐』の登場人物。 コメディタッチのスピンオフ『ロック・リーの青春フルパワー忍伝』にも登場している。 ●目次 ◆プロフィール ◆概要 ◆性格・趣味 ◆能力 ◆主な使用術◇医療忍術 ◇幻術 ◇口寄せ系 ◇性質変化 ◇仙術 ◆来歴・活躍 ○第一部◇木ノ葉崩し ◇綱手捜索 ◇サスケ争奪 ○第二部◇天地橋事件 ◇大蛇丸亡き後 ◇第四次忍界大戦 ◇兄弟の来訪 ◇「誰でもない男」 ◇終わりなき輪廻の中へ ◇カブトという男 ○BORUTO‐ボルト‐ ◆おもな人間関係 ◆プロフィール 所属:木ノ葉隠れ→音隠れ→暁 CV:神奈延年 (幼少期:水野マリコ) 年齢:24歳(初登場時19歳) 身長:176.2cm→177cm 体重:65kg 誕生日:2月29日 血液型:AB型 好きな言葉:千変万化 好きな食べ物:あじの塩焼き、鯛の塩焼き 嫌いな食べ物:生肉 ◆概要 音隠れの里に所属する医療忍者。里長の大蛇丸の側近を務めている。 トレードマークは常にかけている丸メガネ。元は戦争孤児であり、現在の名前は孤児院でもらったもの。 作中のキャラには、よく嫌味を込めて「眼鏡」と呼ばれている。分析力・情報収集能力に非常に長けており、大蛇丸でさえ感心すると共に警戒心を抱くほどである。 様々な忍達の情報を集めては忍識札(カード)(*3)にデータを保存しているようだ。 『ロック・リーの青春フルパワー忍伝』ではムッツリスケベなツッコミ役。イチャイチャシリーズのファンでもある。 更には大蛇丸の妄想劇場の中で女装をさせられている。 色々な意味でアウトなカブえもんなる一発ネタも披露した。 ◆性格・趣味 若干神経質な自信家だが、計算高く冷徹、さらに敵対者はもちろん味方や上司の大蛇丸に対しても時に辛辣な皮肉めいた物言いを見せる。 第一部ではプライドの高い面が目立ち、戦闘不能にした相手に追い打ちをかける描写もあった。 スパイとして木ノ葉隠れの里にいた頃はその本性を、温和でお人好しな性格を演じることで隠してきた。 たとえ敵であろうと目上の者には敬語を使うほど礼儀正しいが、本当に敬意を込めているのか疑わしい底の読めない男。 そんなカブトだが、大蛇丸への忠誠と崇敬の念は本物。 しかしこれらの性格は彼を構成する無数のペルソナの一面でしかなく、本質は外面とは裏腹に、不安定なアイデンティティの確立に執念を燃やす臆病者。 己の身に着けた力と、それを振るう自分自身を信じることが出来ず、他者から奪った力を己に付与したり、穢土転生で操っている忍を己の力だと思い込むことで「完璧な自分」を実現し、恐れを克服しようとしている。これは「他者に己を認めさせたい」という願望の現れであり、何の皮肉か最後に手を組んだうちはオビトの「誰でもいたくない」という思想とは反対に位置している。 その一方で医療忍者として何かしら思うところもあるのか、木ノ葉潜入中は中忍試験中に負傷して倒れたヒナタや、暴走したナルトに攻撃されたサクラを治療、その腕を振るっている。(*4) 根底にある思想は大蛇丸の受け売りである「この世の全てを集め尽くして完璧になれば、そこから自分を導き出せる」というもの。 ◆能力 性質変化は風遁・水遁・土遁と陰陽遁。当初は医療忍者としての技量の高さやそれの応用が目立ったものの、大蛇丸の右腕として裏方や補助に徹しており、目立った活躍はあまりなかった。 それでも自来也から「カカシと同じくらいの強さ」と言わしめるほどで、伝説の三忍の綱手相手に(当時の綱手に弱点があったとはいえ)有利に立ち回るほど(*5)。大蛇丸も彼の戦闘能力には全幅の信頼を寄せていた。 しかし、大蛇丸亡き後に彼の細胞を移植してから怒涛のパワーアップが始まる。 移植した細胞に体のほとんどを乗っ取られて外見が辛うじてカブトだとわかる程度にまで変わってしまったものの、その力を完全に制御することで地力が高まり、大蛇丸が改造した穢土転生の術をさらに改造強化して習得に成功。 加えて、強靭となった肉体を活かし、龍地洞にて仙術の修行を積むことで蛇の仙人モードを会得。 音隠れで手にした音の五人衆や大蛇丸の能力に仙術の力を加えることで恐るべき戦闘能力を身に着けた。 だが、カブトの本当の恐ろしさは単純な戦闘力や知識ではなく、尋常ならざる回転力を以ってそれらを十二分に活かす頭脳そのもの。 綱手の「乱身衝」で肉体の電気信号を狂わされた際には、一瞬で脳からの命令の走り方を看破し元の行動力を取り戻すという離れ業を披露している。 ◆主な使用術 ◇医療忍術 チャクラ解剖刀(メス) チャクラを用いて作り出したメス。本来は医療忍術なのだが、カブトはこれを攻撃に応用した。 カブトが作中で最も多用した術であり、彼の近接戦闘時の基本攻撃である。 単純に対象を切り裂く他、人の外皮は傷付けずに筋肉、神経、経絡系などを内部から切断することもできる。第二部に入ってからは前者の使い方がほとんど。 陰癒傷滅 チャクラを溜めて治療に費やす。攻撃を受ける場所を先読みし、ダメージを受ける前から回復を始めることで傷を最小限に抑えることが出来る。 が、ナルトの螺旋丸を食らったときは、それでもなお回復しきれないほどのダメージを受けた。 禁じ手・死魂の術 チャクラで死体の心臓を動かし、一時的に生きているかのようにコントロールする術。穢土転生の劣化版のような術で、生前の術も使用可能。 掌仙術 掌に集約させたチャクラで傷を治癒させる。大量のチャクラを流し込むことで気絶させることも可能。 直接触れる必要はなく、チャクラを伸ばして遠くの相手を治療することも出来る。 ◇幻術 涅槃精舎の術 広範囲の人間を眠らせる幻術。中忍試験会場の観客達を眠らせた。 効果範囲こそ広いものの幻術としての強度は然程でもなく、当時のサクラ、シカマル、シノは幻術返しで抗えていた。 ちなみに「涅槃精舎」という言葉には、全ての煩悩の火が消滅した安らぎの境地という意味があるらしい。 ◇口寄せ系 口寄せの術 マンダのあらゆる細胞を活性化させて作った二代目マンダを口寄せする。大きさ、強さ、感知能力は初代マンダを凌ぐらしい。 手足があり、もはや蛇であるのかどうかすらも疑わしい。 生憎作中では力を見せる機会が無かったが、初代マンダですら伝説の三忍の口寄せであるガマブン太とカツユを同時に相手しても、綱手がブン太のドスで助太刀するまでは優勢だったのを考えると、 この二代目は口寄せ獣の中でも相当な戦闘力を持っているものと思われる。 潜影多蛇手 大蛇丸やアンコも得意とする口寄せの一つ。腕に刻んだ呪印から無数の蛇を口寄せする。 口寄せ・穢土転生 この術こそがカブトを一躍(当時としては)ぶっちぎりの最強キャラにまで出世させたと言っても過言ではない。 名立たる忍達のDNA(個人情報物質)を集めるのは、誰なのか判別できなくなってしまったほどに腐敗した死体を掘り返す作業らしく、そのために失敗して名も無き忍達をもたくさん蘇らせてしまったことが語られており、アニメオリジナルエピソードではその失敗作の忍達を戦わせたりもしていた。 詳細は個別記事を参照。 なお、カブトは強力な忍を多数蘇生させながらも少年時代の自身にとって母親のような存在だった薬師ノノウだけは呼び出さなかった。 これは小説『サスケ真伝 雷光篇』での大蛇丸曰く、当時のカブトの中に残っていた人間性や、無意識に確立していたアイデンティティがそうさせたのではないかとのこと(*6)。 ◇性質変化 水遁・水龍弾の術 水で出来た龍を叩きつける。 水遁・大瀑布の術 激流を噴出して攻撃。サスケの火遁を迎え撃つのに使った。 土遁(術名不明) 地中を移動して対象を足元から攻撃。チャクラ解剖刀を併用してシズネの両足の腱を切断した。 ◇仙術 仙人モード ナルト、自来也、ミナトの蛙の仙人モードとは異なる蛇の仙人モードであり、カブトは龍地洞にて白蛇仙人より伝授された。 本人曰く完全な仙人モードらしく大蛇丸の細胞の力が相乗し、体のほとんどが「人の形をした蛇」へと変わってしまっているが、それを逆用して蛇ならではの特性を生かした戦い方を編み出している。 仙術チャクラを練る間も『水化の術』は使えるらしく、仙人モードの準備中は液体化して蛇の体内に隠れて逃げ回っていた。 彼の場合、一度仙人モードになるとその後仙術チャクラを練り直した描写が無いにもかかわらず何時間も持続していたため、明記はされていないが、体に白蛇がくっついているので仙人モードの欠点である「動くな」は白蛇に担当させて克服していたのではないかと推測する読者もいる。 この力によって、当時読者の間で囁かれていた「カブトは穢土転生を除いた本人の力は大したことが無いのではないか?」という風潮を打破した。 詳細は個別記事を参照。 仙法・白激の術 激しい光と音と空気振動で相手の動きを封じる術。 自身は蛇の角膜で視界を閉じて光を無視し、体内を液化して音と振動に耐えることでこの術の中でも自在に動くことができる。 術の性質上、どんな堅牢な防御も意味を為さない。 この術を受けたサスケは『須佐能乎』を維持出来なくなり、穢土転生のために不死の肉体を持つイタチでさえもしばらくは目を閉じて耳を手で塞いだ状態のまま動けなくなった。 ナルストシリーズではこれを三つ同時に放つ「仙法・散激の術」も登場。 仙法・無機転生 生体機能を持たない無機物に生命を与えてコントロールする術。 サスケ、イタチと戦った際は鍾乳洞の地面や天井を操りイタチを刺し貫いた。 カブト曰く「チャクラで操る術とは訳が違うよ…行き過ぎてるだろ?」 ただし、生体機能を持つが故の弱点もあり、作中ではサスケの天照を熱がって引っ込んでしまっていた。 伝異遠影 他者の細胞を取り込みその能力を行使する術。カブトが独自の研究の末、仙術と融合させることで生み出した。 細胞さえあれば血継限界すら使用可能。カブトの場合音の五人衆と大蛇丸、香燐、水月の細胞を取り込んでいる。うずまき一族の再生力と鬼灯一族の『水化の術』の他、『双魔の術』で左近を腹から出し、尚且つそれを他のメンバーの姿へと変えることで、次郎坊の『土遁・土陸返し』、鬼道丸の『蜘蛛巣開』、君麻呂の『屍骨脈』、多由也の『魔笛・夢幻音鎖』を使用することができる(ゲーム版を見るに五人衆の他の術も使える模様)。 かつての五人衆の術は呪印の力を使っても上忍レベルかという練度だったが、カブトの扱うそれは仙術チャクラによって彼らの術の威力が大幅に強化されている(*7)。 この中で特筆すべきは『魔笛・夢幻音鎖』であり、全多由也ファンが諦めていた公式の髪ブラを披露した指一本で相手を幻術にかけるなど生来の幻術のエキスパートであり万華鏡写輪眼も持つイタチや、永遠の万華鏡写輪眼を持つサスケでさえこの幻術を独力で解除することは敵わなかった。 大蛇丸がサスケに襲撃された時に見せたのと同じ白蛇状態の大蛇丸を出して、相手を飲み込ませることで取り込んでしまうことも出来るらしい。また、ここから脱皮の要領でカブト自身が飛び出して奇襲をかけることも出来る。 ◆来歴・活躍 ○第一部 ◇木ノ葉崩し 開始時点で既に木ノ葉に入り込んでおり、同じく木ノ葉に潜入していた赤胴ヨロイや剣ミスミと共に中忍選抜試験に参加する。 何度も試験に落ちているうだつの上がらない先輩を装い、ナルト達と接触。だが、実際には大蛇丸曰くこの時点でもカカシと同等の実力があったらしい。 第三の試験予選では大蛇丸が直にサスケの力を見定めることを知り、自分の役目は終わったと判断し、棄権する。 この際サスケに加えてナルトの潜在能力にも目を付けており、この二人と戦いたかった旨を内心で呟いている。 当時は大蛇丸からまだあまり信用されていなかったらしく度々その腹の底を試すような物言いが見受けられた他、 音の下忍三人組のことを知らされておらず、彼らの実力を確かめるために挑発してからわざと攻撃を受けたりもしている。(*8) そして裏でカカシと一悶着ありつつも「木ノ葉崩し」の準備を着々と進め、決行日である本選では暗部に成り済まして試験会場にて待機していた。なお、何故かナルトとネジの試合中に予選の後遺症で体調を崩し、吐血してしまっていたヒナタを無償で治療してあげていたりする。 サスケと我愛羅の試合中に会場全体に効果を及ぼす幻術『涅槃精舎の術』で観客達を昏睡させ、木ノ葉崩し決行の火蓋を切る。 その後はカカシやガイと干戈を交えるも決着はつかず、大蛇丸の撤退に伴い姿を消した。 ◇綱手捜索 木ノ葉崩し終結後音隠れに戻ってからは、三代目火影の『屍鬼封尽』の後遺症に苦しむ大蛇丸を救うために大蛇丸と共に医療スペシャリストの綱手を捜す。 どうでもいいことだが彼女と邂逅した際には「強い…そして怖い。絶対独り身だ、この人…」という的確なツッコミを心の中で入れていた。 結果的に彼女との交渉は決裂して戦いとなるが、『創造再生』『百豪の術』とカツユの口寄せが使えない状況であったとはいえ、綱手を圧倒する。 この戦いの中で、彼女の術によって脳から全身の筋肉への電気信号を狂わされた(*9)にもかかわらず、一瞬で体の動きを把握するという驚異的な頭脳を見せた。 更にシズネにも圧勝し、最後にナルトと交戦した。終始圧倒していたものの、どんなに追い詰めて諦めるよう促しても折れることのないナルトに対して次第に苛立ちを見せる。 ガキは全てが簡単だと思ってる…… だからバカげた夢を平気で口にする。だからあきらめない そして死ぬんだ 幾ら痛め付けても、綱手が逃げるように言ってもナルトは諦めない。 カブトはそんなナルトについに激昂して襲いかかるも、ナルトの捨て身の策により『螺旋丸』をその身に受け重傷を負う。 だが、『螺旋丸』を喰らう際に医療忍術によってダメージを抑えつつ、ナルトの心臓の経絡系を『チャクラ解剖刀』で攻撃するという離れ業で結果的に勝利した。 ちなみにナルトの完成した『螺旋丸』を喰らった最初の人物である。 その後は印を結べない大蛇丸に代わってマンダを口寄せし、自来也のガマブン太や綱手のカツユと交戦するも劣勢を強いられ、大蛇丸と共に撤退した。 ◇サスケ争奪 音の四人衆がサスケ奪取に向かった際には、彼らが予定の時間より遅れたことで大蛇丸の身体が限界を迎えたため、自分を転生の器にするよう進言するも却下される。そこで大蛇丸の一時的な転生の器にするべくアジトに監禁していた囚人達を戦わせて、その中で最も強い者を選出した。 更に重病で本来は動くことすらままならない君麻呂を言葉巧みに煽動し、四人衆の増援に向かわせたのだった。 サスケが大蛇丸の傘下に加わってからは、仮にも主君たる大蛇丸相手に敬意の欠片も無い言葉遣いをする彼を注意していたが、一睨みされて恐れ慄いている。 ○第二部 ◇天地橋事件 元上司のサソリから5年後に天地橋で落ち合うことを指示されていたため、大蛇丸と2人で天地橋にてサソリを待ち伏せし、罠に嵌めて始末する予定だった。 しかしサソリはすでに抹殺されており、サソリからその情報を得たサクラが属する第七班との交戦状態に。 今度は大蛇丸の術に落ちて寝返ったのかと問うヤマトの言葉をカブトは一蹴する。 いや…違うな ボクはただ大蛇丸様のお考えに共感しただけさ 己の意志だよ そして戦闘後は、大蛇丸と結託することを申し出たサイに疑念を抱きながらもアジトへと帰還した。 その道中でカムフラージュのために死体を用いてサイの身代わりをいとも簡単に作り上げ、またもや医療忍者としての技量の高さを垣間見せる。(*10) なおカブトは休憩中に、「巻物の中には常に年齢順に死体を保存しておかないと落ち着かないので先程サイの身代わりを作るために使ったのと同じ15、6歳の男の死体が欲しい」ということを大蛇丸に伝えるのだが、 その時の「カブト…アナタA型だったかしら…?」「いえ…AB型ですけど…」という彼ららしからぬやりとりは、一部の読者の腹筋を崩壊させた。 アジトではサイを案内した後、アジトの中を独り言を呟きながら歩いていた時に、サイが持ってきた木ノ葉の暗部構成員のリストをサイの部屋にうっかり置き忘れてしまったことに気付いて引き返す。 「フ…A型の方が部下に向いているとも言われそうだな…これじゃあ」 やだカブトさんカワイイ。 それによってアジトに侵入したナルト達がサイを外に連れ出したことを知り、彼らを探し出して再び交戦するも後ろからサイに羽交い締めにされ、逆に捕らえられてしまう。 余談だが、アニメの269話(疾風伝49話)ではカブトがナルト達とサイを発見してから捕まるまでの一連の戦闘にオリジナルシーンが付け加えられており、カブトの動きが非常にスピーディー&人によっては笑ってしまうほどシュールであるため、未見の方は是非一度ご覧になることをお勧めする。 ◇大蛇丸亡き後 それから月日は巡り、カブトにとって己のアイデンティティーを見出すための精神的な拠り所であった大蛇丸がサスケに敗れたことで彼は再びアイデンティティーを見失った。 サスケを捜すナルト達に接触して音隠れが収集していた暁の情報を譲渡し、自身を取り巻く孤独についてナルトに共感と憧れを示す。 そして、露になったその左半身は 大蛇丸様は再生の象徴 僕の超えるべき存在として僕の中で生き続ける 大蛇丸の亡骸の一部を自分に移植し共存することで「自分を取り込もうとする大蛇丸に抗い大蛇丸を超えた存在になる」という目標の下、新たな自分を見付けることを決意していたのだ。 白眼で観察したヒナタによると既にこの時点でカブトの体は三割ほど大蛇丸の細胞に浸食されていたらしい。 ナルト達に取り押さえられそうになるが、いずれ大蛇丸の力をコントロール出来るようになったらナルトと戦うことを約束し、先に大蛇丸を倒したサスケと戦うためにその場を退いた。 ちなみにこの時にカブトが取ったポーズがあの「バスケェ!!」のコラ画像の元ネタである。 ◇第四次忍界大戦 それ以来本編には音沙汰がなく、読者も存在を忘れかけていた頃、第四次忍界大戦が始まる直前に暁のボスであるトビに単独で接触、協定を持ちかける。 その時には既に容貌が大きく豹変してしまう程に大蛇丸の細胞に全身を侵され、白い蛇が尻尾の様に生えた状態であり、フードに蛇の目のような模様があしらわれたローブを纏っていた。この服は自分で作ったのだろうか? 亡き暁のメンバーであるイタチ、サソリ、デイダラ、角都、長門を『口寄せ・穢土転生』で呼び出し、戦力として提供する事を提案。 トビが本物のうちはマダラではないという事実も知っていたカブトは、協定を断れない様にすべく本物のうちはマダラを穢土転生して揺さぶりをかけ、暁への協力の見返りとしてサスケを引き渡すという条件を同意させる。 この彼の急成長にはトビすらも驚き、賞賛していた。 まさかこれが背後に控えたさらなる存在に誘導されていたこととは知らず… トビが雨隠れの里で小南を始末し、長門の死体から輪廻眼を奪い取った直後、カブトは人柱力であるナルトとキラービーを捕らえるために穢土転生させたデイダラと共に雲隠れの島亀へと向かう。 待ち伏せしていたオオノキたちの奇襲を受けるが、これをやり過ごし、予定を変更してヤマトを捕縛し、暁のアジトに帰還。 ヤマトの中にある柱間細胞の力で白ゼツを強化させた後、暁に加えて新たに先代五影、人柱力、霧の忍刀七人衆といった歴戦の猛者達を穢土転生し、戦争を開始する。 開戦後ほどなく、自分を追跡していたみたらしアンコを捕らえ、呪印に宿る大蛇丸のチャクラを吸収し穢土転生の縛りを強化することで感情まで縛ることが出来るようになった。 ナルトとビーが戦場に現れると、たまたま彼らと遭遇したイタチと長門を使い、後のトビとの交渉の際の手札にするために人柱力である2人を捕まえようとする。 しかし、イタチがナルトに仕込んでいたシスイの万華鏡写輪眼の瞳術・「別天神」によって穢土転生の縛りを破るという不測の事態により失敗。 イタチと長門を失い、他の穢土転生達もどんどん封印されていくという劣勢に陥ったカブトは、戦場をコントロールすべくトビとの協定を無視し、二代目土影を操り本物のマダラを口寄せして目覚めさせ、戦線に投入。 写輪眼、万華鏡写輪眼、輪廻眼のいずれも持たない身ながら、大蛇丸と共に行ってきた長年の実験データを元にうちはの石碑をある程度は解読していたらしく、写輪眼の行き着く先が輪廻眼であるということも知っていた。 ◇兄弟の来訪 幾許(いくばく)かして、穢土転生を止めるために自分の下に現れたイタチ、そして森の中でイタチと偶然再会して彼の口から直接話を聞くために追ってきたサスケと戦うことになる。 戦いが始まると、本人曰くインテリは見つめられることが苦手らしく(実際には写輪眼の幻術対策のためだが)まずはフードを目深に被って、蛇を幾つも放ちながら鍾乳洞の中を逃げ回った。 カブトの発言といい、サスケの「インテリも度が過ぎてるな。顔の次は姿まで隠して引きこもるか」という発言といい「インテリ」という言葉を作者が少し勘違いしてるような・・・ そんな中、サスケとイタチが『須佐能乎』で攻撃した蛇達は次々と液体化してドロドロになって崩れていく。更に刀によって斬られた蛇の体がみるみる内に治癒していく。 カブトは研究の末に鬼灯一族である水月の『水化の術』とうずまき一族である香燐の治癒力をその身に取り込んでいたのだ。更に重吾の『呪印』も持っているのかと問うサスケにカブトは答える。 己の肉体に改造手術を施した後、龍地洞という場所で修行して、大蛇丸すらも体が耐えられず完璧には成し得なかった『仙人モード』を会得したのだと。 ボクはもう蛇ではない… 完全な仙人の力は蛇を脱皮し…龍へと昇華したんだよォ!! そしてカブトは『仙法・白激の術』で2人に襲いかかる。イタチは何とかその影響下で須佐能乎を発動、サスケをカブトの追撃から守った。 2人は反撃に転じ、見事な連携プレーによってカブトの尻尾の蛇を鍾乳洞の天井の突起に『須佐能乎』の弓矢で縫い付け固定する。その後イタチはカブトが手にした刀で体を刺されてしまうが、それはイタチの烏分身であり、(*1)不意を突いたイタチは奪い取った刀で斬りかかり、カブトの角を斬ることに成功した。 『穢土転生』の術者を殺してしまえばこの術は二度と解除できなくなり、蛇の角膜で視角を閉ざし、チャクラ感知及び蛇特有の嗅覚と温度感知を頼りに戦うカブトには、『写輪眼』で幻術をかけることも出来ない。 常に視覚を閉ざしていて[[写輪眼]]の幻術が効かないということを自分で教えるのはどうなのかという気もするが……。 そんな状況下でイタチの見出した手段は、視覚ではなく自分と相手の体の感覚によってハメる写輪眼の究極瞳術であり、運命を変える『イザナギ』に対し運命を決める術……その名も…… イザナミだ この術の仕込みには時間がかかるため、サスケとイタチはお互いに助け合いながら『仙法・無機転生』やカブトが取り込んだ音の五人衆の術に対処するが、 殺してはならないというハンデのせいで後手に回り徐々に追い詰められて行く。 ただ、カブトにも当人曰くうちはを研究するためにサスケにはなるべく傷を与えないようにしながら捕獲しなければならない、イタチが不死+無限チャクラの穢土転生の体を持っている、といったハンデがあり、実情としては膠着状態に近かった。 戦いの中でイタチは、かつての経験から自分なりの真理をカブトに説く。 自分自身を認めてやることの出来ない奴は失敗する。かつてのオレのようにな だがカブトは自身の生涯とその中で大蛇丸から譲り受けた思想を想起してイタチの言葉を否定し、更なる力を付け足して自分が何者であるのかを導き出すために、自分の正しさを証明するために攻撃を続ける。 ここでようやく、カブトの来歴が明らかとなった。 ◇「誰でもない男」 カブトという男は元々、戦争中に傷を負って倒れていた所を、木ノ葉隠れの里の孤児院のマザーこと薬師ノノウに拾われた戦災孤児であった。 「カブト」という名は、自分のことについて名前を含む全ての記憶を持たない彼が、ウルシという子供に折り紙の兜を被せられていた姿を見てノノウが名付けたものであり、 眼鏡も、孤児院の職員に消灯時間の9時を過ぎていることを指摘されても、視力が低いために時計を読み取ることが出来なかった彼にノノウが与えた物である。 このため、この丸眼鏡を「自分を構成する唯一の要素」として常に身に着けている。 それ以来、ノノウに恩を返すべく医療忍術を使って傷ついた忍達の治療活動を行っていた。当時ダンゾウの部下として「根」に所属していた大蛇丸と初めて出会ったのはこの頃であり、彼に才能を見出されて忍になるよう勧められたが、孤児院に残ってノノウへの恩返しをするためにその時は誘いを断った。 しかし、「根」の一員であり「歩きの巫女」という異名を持つ諜報部一のエリートであったノノウが、ダンゾウから孤児院の存続との交換条件として、 他里への長期に渡る潜入任務を引き受けること、そして忍とするための人材を孤児から1人提供することを要求されている場面を目撃し、彼女と院のために自ら志願して「根」に加入。 以降様々な里をスパイとして回りながら何年も過ごした。自分はマザーの子であり、マザーに名前と眼鏡をもらった「カブト」なのだという想いを胸に抱きつつ、偽りの自分を演じ続ける日々。 そんな中、岩隠れ潜入中にミスを犯して囲まれてしまう。それでも自分に襲い掛かる忍の一人の攻撃をかろうじて凌ぎ、返り討ちにして深手を負わせることに成功した。 だが、その忍はあろうことか同じく里に潜入していたノノウだった。 彼女は現在もダンゾウに通達された任務を続けていたのだ。 医療忍術を使って必死にノノウを助けようとするカブトは、彼女に呼びかけながら、自分が今もかけている、かつて彼女から貰った眼鏡をかけさせるのだが… 誰…なの…? …絶句した彼は治療を止めてその場から立ち去る。その少し後、駆け付けた岩隠れの忍によってノノウの死が確認された。 追手から逃げ遂せたカブトは水に映る自分の顔を見つめ、苦悩する。 何故マザーは自分のことを覚えていなかったのか、それならマザーから貰った名前も眼鏡も一体何だったのか、自分とは何者なのか……。 これは……誰だ……? …これはボクじゃない… 本当のボクじゃない その時水面に映る彼の顔が揺れ、別の人物の顔がそこに浮かび上がる。 自分がハッキリ見えていないようね いい忍になったじゃない… 私は覚えてるわよ…カブト 大蛇丸と運命の再会を果たした。 カブトは大蛇丸に連れられた彼のアジトにて、「カブトとノノウがスパイとして優秀すぎたために危険視され、共倒れによる抹殺が仕組まれていた」という真実を知る。 そのためにノノウはダンゾウの工作によって5年かけて別の人間をカブトと思わされており(*11)、尚且つ本物のカブトを里に仇なす敵として始末するよう命令されていたのだ。 事実を知ったカブトは錯乱し、「根」の一員として彼を見張っていたと言う大蛇丸に怒りをぶちまける。 だが、「今までのものが納得できないなら代わりのものを見つけて次々に足していけばいい」「この世のあらゆるものと情報を集めつくせば自分が何者であるのかを導き出すこともできる」という大蛇丸の思想に共感し、共に木ノ葉の「根」を抜けて音隠れの里の忍となる道を選ぶ。 その後は大蛇丸の部下でありながら、経歴を偽って転々とスパイ活動を続けていた。 大蛇丸がイタチの肉体を手にするため暁に加入した際には、かつて大蛇丸のパートナーであった赤砂のサソリの部下となっている。 サソリには、長期に渡るスパイ活動を安全に遂行するために任意の時期が来るまで記憶を封印する『潜脳操砂の術』をかけられたが、術は大蛇丸によってすぐに解かれたらしい。 しかし表向きは術にかかったフリをしてサソリの部下として活動しつつ、暁の情報を盗む二重スパイとなっていたのであった。 更に大蛇丸から与えられた「木ノ葉の医療上忍薬師ノノウに桔梗城で拾われた」という偽りの経歴を利用して、木ノ葉隠れの里には「薬師カブト」という1人の下忍として所属した。 時は巡り、大蛇丸という己を導く先達を失ったカブトはその研究と理念を引き継ぎ、死に物狂いで力を付ける。 移植した細胞の拒絶反応による激痛に苛まれ、絶叫を上げながらもカブトは止まらない。 まだ…まだ…足りない… コレはまだ…ボクじゃない…! ◇終わりなき輪廻の中へ 全てを集め尽くして完璧となれば、自分自身を見出せる―――。 大蛇丸から授かったその教えは、カブトにとって渇望し続けた「己自身」を見出す唯一の光明だった。 そして力を得たカブトは自分こそが六道仙人に最も近しい存在だと嘯く。 しかし、イタチにしてみればその行いが無意味にしか見えない。誰よりもまず、カブト自身が今ある己を認めなければ、いくら付け足したところでそこに彼の求める「己」はないからだ。 付け足す先がなければ、何を追加したところで意味はない。 それを根拠に「お前は既に失敗している」と諭すイタチの言葉を振り払うように、音の五人衆の力でうちは兄弟に猛攻をかける。が、二人のコンビネーションで攻撃をしのぎ切られてしまい、腹から出した大蛇丸の「白蛇遣いの術」でサスケを飲み込もうと試みるも、それも阻止され二人に抑えられてしまう。しかし… 全てを持ってた天才には分かりようがないよ …ボクはボクをボクにしたいだけさ 突然、大蛇丸の口から飛び出したカブトの『チャクラ解剖刀』でイタチは真っ二つにされてしまった。2人が抑えたカブトの体は既に抜け殻と化していたのだ。 その隙を突いてカブトはイタチが再生し終わる前に彼のコントロール札を上書きしようとするが、サスケの二段攻撃に阻まれ失敗に終わる。 追撃でサスケが放ってきた豪火球の術に対し、水遁で対抗。しかし、その蒸気の中から再生の終わったイタチが襲い掛かってきた。これをカブトは迎え撃ち、イタチはカブトが手にした刀で再び体を刺されてしまうが、それはまたもやイタチの烏分身であり、(*2)(なお、この時にイタチの左目から光が消えた)不意を突いたイタチは奪い取った刀で斬りかかり、再度カブトの角を斬ることに成功した。 先程斬り落とされてしまったはずの角が何故かまた斬られてしまったことと、以降もそれまでの戦いと同じ展開が何度も繰り返されることにカブトは戸惑いを覚え始める。 そしてイタチは宣告する。 カブトは『イザナミ』の無限ループに閉じ込められてしまい、幻術の中で終わることのない戦いを続けることになってしまったのだということを。 本来の己を受け入れ、逃げることを止めれば『イザナミ』のループは解ける。 全てを手に入れたつもりで、何でも成せると盲信しようとするが故に己の失敗に怯え、己に失敗は無いのだと自分に嘘をつくカブトにイタチはかつての自分を重ね見た。 イタチの場合はそれをごまかすために他人の力を信用しなくなったのだが、カブトの場合はそれをごまかす方法として他人の力をも全て自分自身の力だと思い込んだ。 イタチはカブトには大蛇丸に成り代わることを止めて、自分自身を許すと共に認めて欲しいという願いを込め『イザナミ』にかけたのだ。 無限に続くループの中、イタチは大蛇丸に成り代わることを止めるようカブトに呼びかける。 何が失敗だったと言うんだ!?このボクがやってきたどこに失敗があったと…!? ボクはただ…自分の存在を誰かに… 見てもらいたいだけだった! 認めてもらいたいだけだった!! それのどこが失敗だと言うんだ!? カブトは過去を振り返り、徐々に己と向き合い始めてゆく。 それから少ししてサスケによって呪印から復活させられた大蛇丸も、そんな彼を見つめながら物思いに耽っていた。 ◇カブトという男 その後、イザナミの輪廻世界の中、カブトは己を見つめ直してありのままの自分を受け入れることに成功し、ループから脱出してマダラが力を振るう戦場に駆け付ける。 傍に倒れている扉間の助言を受けて瀕死のサスケの蘇生を試みている最中に大蛇丸と鷹のメンバー達と合流し、帰るべき場所を無くしたくないと心の底から願うようになったことを吐露した。 「偽マダラと組んでこの戦争を始めた首謀者の1人なのに今更言えた義理か」という水月の指摘に対し、カブトは自身の更なる心境の変化を告げる。 その通りだ…ボクもそのオビトもこの世の中に自分の居場所がなくなってしまったと思い込み皆を巻き込んだ だが、もう自分が何者か分かっている…そして己が何をすべきかも 自分が他でもない「カブト」なのだということ、そして自分の帰るべき場所にやっと気付くことのできたカブトはサスケを蘇生させることに成功し、マダラとの戦いに赴く彼を見送るのだった。 追記・修正は今のありのままの自分を受け入れた方にお願いします。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- 時は遡り、カブトが『イザナミ』のループの中で自分を見つめ直していた頃、戦場の外れで2人の末端の忍が話をしていた。 カブトは知らない。 その片割れの男が9時になったことを機に早く戦争を終わりにしてゆっくり寝たいと思い始めたということ、戦争が終わって五大国が同盟を結んだままでいるならずっと任務で会えていない孤児院時代の弟分が帰ってくるかもしれないと話していたこと、 そして、その男がウルシという名であることを。 今度こそ帰ってくるといいな…… カブト ○BORUTO‐ボルト‐ 君達は今日からここで暮らします つまり今日から僕が君達の父親になります 僕の名前はカブト 遠慮はいらないよ 本編の約十五年後を描いた次世代編では、贖罪を兼ねて木ノ葉の里において、かつてのノノウと同じく孤児院の院長に就任していることが判明。 行き場のなくなったシンたちの前で自己紹介している姿が描かれたが、この時後ろにウルシが控えており、大戦後に再会できた模様。 ちなみにかつてイザナミにかかっている最中に大蛇丸に力を吸収されたおかげなのか大蛇丸の細胞の侵食は収まったものの、完全に除去できたわけではないらしく顔回りなどにまだうろこ状の部分が残っている。 ちなみに、シン達に自己紹介をしていた際の台詞は、幼少期に孤児院に引き取られた際にノノウがかけてくれた言葉に倣ったものである。 ◆おもな人間関係 薬師ノノウ 孤児院の院長で、カブトの育ての親に当たる人物。 昔は「歩きの巫女」の異名を持つ「根」の凄腕のくノ一だった。 戦火に巻き込まれて記憶喪失になっていたカブトを引き取り、視力の悪かった彼に自分の眼鏡を与え、医療忍術を教えた。 既に引退した身であったが、ダンゾウから岩隠れ潜入の命を受け、従わなければ孤児院を襲撃すると遠まわしに脅迫され、子供たちを守るために任務を受ける。 根の工作員として岩隠れに潜入していたが、ある時ダンゾウからある男を暗殺するよう命令じられる。 実はそのターゲットこそが「根」の情報操作によって別人に見せかけられたカブトであり、ノノウはカブトの反撃を受けて致命傷を負い死亡。 この出来事はカブトの心に暗い影を落とすこととなった。 ウルシ 孤児院でカブトの兄貴分だった人物。 成長後は忍者になったらしく第四次忍界大戦に参戦していた。 カブトとは大戦後に再会できたらしく一緒に孤児院を運営している模様。 志村ダンゾウ 木ノ葉隠れ時代の上司でカブトの闇堕ちの元凶と言える人物。 大蛇丸 音隠れの里頭目にして師匠。 木ノ葉時代にカブトを監視して最終的に始末する命をダンゾウから受けていたが、それを反故にして闇を抱くカブトに力を与える。 良くも悪くも彼の人生観に多大な影響を及ぼした。 うちはサスケ 弟弟子。 当初はサスケの大蛇丸に対する口の利き方を度々諌めていた。 大蛇丸の没後は研究のため彼の身柄を拘束しようと企んでいたが、紆余曲折を経て協力者となる。 サソリ 一定の時期が来るまで記憶を封印する「潜脳操砂の術」を掛けられた後、大蛇丸のもとにスパイとして送り込まれた。 しかし、実際はカブトは初めから大蛇丸の部下であり、二重スパイとしてサソリの情報を大蛇丸に流していた。 サソリからは「お前は使える 音を消しニオイを消し己を消す……まるでオレの傀儡のようだ」と気に入られていたが、 カブトの方は「いつも傀儡の中に隠れてる陰気な奴」と余り良くは思っていなかった模様。 赤胴ヨロイ 表向きは木ノ葉隠れの忍者だが、実際は音隠れに所属する大蛇丸の部下。 年下なのに自分より大蛇丸に目を掛けられているカブトを快く思っておらず、仲は非常に悪い。 中忍試験編では剣ミスミと薬師カブトと共に三人一組(スリーマンセル)を組み木ノ葉隠れの下忍として中忍試験を受験したが、第三次試験の予選でうちはサスケと対戦し敗北した。 その後はアニメオリジナル回にて再登場し、「もうオレはあの頃のオレとは違う」と豪語するに見合うだけの成長ぶりを見せつけ、ナルト達を苦しめた。 剣ミスミ 表向きは木ノ葉隠れの忍者だが、実際は音隠れに所属する大蛇丸の部下。 中忍試験編では赤胴ヨロイと薬師カブトと共に三人一組(スリーマンセル)を組み木ノ葉隠れの下忍として中忍試験を受験したが、第三次試験の予選で砂のカンクロウと対戦し敗北した。 彼もヨロイと共にアニメオリジナル回で再登場したものの、様々な新術を披露して猛威を振るった前者とは対照的に大した見せ場も無く敗北した。 追記・修正は9時になってもならなくてもお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2015-09-10 20 31 54) バスケェ!を考えた人は真の天才。 -- 名無しさん (2015-10-25 15 43 19) 色々あったけど、まぁ・・再会できてよかったな -- 名無しさん (2015-10-29 21 40 26) こういう結末にするしても、過程を丸々飛ばさずに、子供達に拒否されつつも必死に体張りながら自分の償いの意思を伝えて徐々に受け入れられる所とか描けばいいのにな -- 名無しさん (2015-11-16 00 58 15) ↑ベタだけどそれだけで大分印象変わるよな -- 名無しさん (2015-11-16 01 14 02) カブトの記憶吸収した大蛇丸がうちはの石碑の時点では偽マダラのことをトビって呼んでたし仮面マダラが偽者とはわかってても正体までは知らなかったぽいね 水月への返答で偽マダラのことオビトって呼んでたしサスケの治療法教わるついでに卑劣様に教えて貰ったんだろうか つか穢土転生の術者同士の会話聞いてみたかったな -- 名無しさん (2015-11-16 21 37 59) ↑偽マダラをずっと「マダラ」と呼び続けてて尚且つ諸々の事情を知らないはずのサスケが昇天直前のイタチと話す時に「"トビ"やダンゾウの言ったこと」ってナチュラルにトビ呼ばわりしてたりそこら辺は適当と思われ -- 名無しさん (2015-11-16 22 01 14) 初登場したときはまさかラスボス一歩手前まで出世するとは思わんかったわ -- 名無しさん (2016-02-13 13 25 25) 仙人モードの地位向上と言う意味でも果たした役割はデカいな -- 名無しさん (2016-02-13 14 26 35) 小さな孤児院の院長が実は世界トップクラスの実力者ってすごい漫画っぽい -- 名無しさん (2016-02-13 23 46 58) シン達が万が一、暴走したとしても仙人モード使えるカブトならそれを押さえられるってのもあるんかね -- (2016-02-28 13 12 38) 本当に分けわからんレベルで強くなったからなこいつ -- 名無しさん (2016-03-07 02 16 11) ↑6大蛇丸やカブトが敵に回したらしたらマジでヤバイレベルの実力者だからだろう。サスケが許されたのも根本的には同じ。罪に問うて敵に回すより、恩赦して味方にする方が利口だろ -- 名無しさん (2016-03-09 03 28 29) 悲惨な過去と凄まじい努力で成り上がった経緯は好きなんだが、如何せん殺した数とその方法が方法なだけにカブトの処遇を知った戦没者遺族を思うといたたまれない・・・ -- 名無しさん (2016-03-10 21 10 25) インテリ 作者の偏見かなぁ? -- 名無しさん (2016-04-03 01 14 41) こういう言い方はアレだけれども項目の始めを時系列順とは言えいきなりネタバレから始めるのはどうかと -- 名無しさん (2016-04-14 05 57 57) 六道の真理を解き明かすのはこの僕と言っていたが伝異遠影で屍骨脈扱えるようになってる辺りある意味ハゴロモ通り越してカグヤの領域に突っ込んでる -- 名無しさん (2016-04-14 09 43 32) カブトとサスケには大蛇丸から弟子(或いはそれに準ずる存在)扱いされている節がある。で、二人と他の手駒との違いが「大蛇丸と思想面で繋がっている」部分ではないかと。ただ大蛇丸の実験に諾々として従うだけでなく、双方思想を通じて大蛇丸と共感・議論し合う関係にあるからこそ、非一方的な関係を築けたのではないかな、と。 -- 名無しさん (2016-08-21 19 14 22) 好物が両方とも塩焼き -- 名無しさん (2016-10-09 17 27 42) カブトとが仙人モード使うのは当時予想しなかったわ -- 名無しさん (2016-10-09 17 45 04) 医療忍者としてはサクラに次ぐ第二位? -- 名無しさん (2016-10-29 23 39 47) 読み返すとガチで強い。不死身のイタチと永万サスケ相手によくやるわ。 -- 名無しさん (2017-03-13 22 13 34) ボルトで流行ってるカードゲーム見てこいつが中忍試験の時作ってたカード思い出した -- 名無しさん (2017-04-03 21 37 06) 初日の四万人は戦闘不能者の数だから死者と怪我人の合計。この漫画後半になるにつれて身体欠損が増えてるから、怪我人の中にも忍として再起不能になった人も多いかも -- 名無しさん (2017-11-02 06 06 36) 荒らしコメントとそれに関わるコメントを削除しました -- 名無しさん (2017-11-23 02 46 19) 母と慕った人物に愛されていながら自分が致命傷を負わせ認識されず死んでしまってダンゾウに加担してた大蛇丸が拾わなかったら絶望してるうちに死んでいただろうしこの壮絶な過去は下手なラスボスよりラスボスらしいな… -- 名無しさん (2018-01-28 10 21 56) ソニックのナックルズの神奈 -- 名無しさん (2018-03-17 08 21 11) 普通に作中トップクラスでかわいそうなキャラだと思う。戦争孤児で名前も家族も無く、やっと居場所を見つけたと思ったら母親代わりのノノウにも殺されかける。イタチもかわいそうだが、生まれや才能に恵まれ両親に心から愛されていたことと、親友のシスイが居ただけまだマシだと思う。戦争を起こしたことは許されないことだろうが、カブト本人が優秀な医療忍者兼研究者なので戦争被害者にも柱間細胞で身体欠損部分を再生させたり、穢土転生で死者を蘇らせたり、償うことは出来ると思う。 -- 名無しさん (2018-09-14 09 04 21) ↑×6 それ以外にも収集厨だったこと考えるとゲマキの製作者がこいつの可能性が微レ存・・・? -- 名無しさん (2019-02-17 15 14 08) 孤児院の運営の為の資金集めかもな。孤児院の運営には金がかかるだろうし。かといって里からの援助に頼ってたら戦争が起きた時にまた孤児を兵隊に差し出さなくちゃいけなくなるから。 -- 名無しさん (2019-02-18 00 33 30) インテリとインドアがこっちやになってた説 -- 名無しさん (2019-07-15 09 23 50) 個人的に、大蛇丸を超えても最後まで「大蛇丸様」と呼んでるのが凄い好き -- 名無しさん (2019-07-30 20 35 26) ↑2なるほど -- 名無しさん (2019-12-06 00 50 53) 作中では特別な力を持っていたわけでも、優秀な一族の出身だったわけでもなく努力で全て掴んだんだよな。リーと同じように努力し才能を開花させれば生まれに関係なく強くなれるということを表したキャラクターでもある。歴史が少し違えば綱手の後継者になってた可能性もある。 -- 名無しさん (2020-04-05 07 30 51) ↑今からでも遅くないんじゃない -- 名無しさん (2020-05-27 05 00 38) 性格くっそ悪いし人気投票でも当然の順位だったけど作者からは優遇されてたな -- 名無しさん (2020-06-12 22 27 49) ↑2一番最後の人気投票以外は10位代~20位代を維持してたし悪役としてはこんなもんだろ -- 名無しさん (2020-11-10 12 38 57) サスケ(無限月詠解除、歴代火影復活に関与)、大蛇丸(歴代火影を復活させる、1度死んだため生前の罪を問えない)以上に何で罪が許されたのか分からん人物。2人に比べて暗躍が多く、各里から見た罪状がハッキリしないからか? -- 名無しさん (2020-11-20 21 57 30) 序盤見返すと敵にする予定はなかったんじゃないか此奴 -- 名無しさん (2020-12-20 13 59 26) ↑2そもそもサスケは無限月読関連の功績に加えてカカシとナルトの嘆願があったからって最終話手前で説明されてるぞ。大蛇丸は役に立つから生かしてるにせよ火影のナルトが居場所や研究内容全く把握してないのは謎だけど -- 名無しさん (2020-12-20 14 04 30) 実は第一部の時点ではカブトがダンゾウと大蛇丸のパイプ役を務めていたのかも。じゃないと第一部の時点でカブトが粛清されず木の葉で下忍やってるのは変だし。で、木の葉崩しでカブトのルートが切れちゃってそれを繋ぎ直す為にサイが派遣されたとか -- 名無しさん (2021-01-14 03 40 07) メタ的に見て、一応サスケが釈放に至った理由については原作中で説明されたのにサスケより遥かに罪の重い大蛇丸とカブトは原作だと丸々詳細をスルーされてたの見ると、原作者もそこら辺はもう匙投げて下手に触れないことにしたんだろうな。 -- 名無しさん (2021-01-14 13 34 57) まあ、「憎しみの連鎖を止める」ってのは要は「全員今までのことは全部水に流そう」ってことだからな -- 名無しさん (2021-01-23 12 37 11) 単純に死刑にするより生かしておいた方がメリットが大きいだろう、大蛇丸もこいつも -- 名無しさん (2021-07-04 13 23 55) ↑生かして研究とかさせるならともかく子供の世話だけってのが謎よな。大蛇丸に至っては研究させてても研究内容を火影のナルトが一切把握してないガバぶりだし -- 名無しさん (2021-07-04 14 23 34) ↑2よそは知らんけど、ここのコメント欄だと死刑にしろとは言ってる人あんまいなくね?「カブトより罪の軽いサスケですら世界救った功績&ナルトカカシの嘆願が無きゃ投獄だったとカカシが説明してるのにカブトが大したペナルティ無しなのは何故?」ということは突っ込まれてはいるようだが。 -- 名無しさん (2021-07-04 14 33 07) 一部の素の状態でもカカシと同じくらいの実力ってかなり強いな -- 名無しさん (2021-07-05 13 18 28) 元を辿ればこいつも木の葉の被害者なのよね -- 名無しさん (2021-09-17 01 12 46) ↑3その辺のことを差し引いても終戦後にずっとやらせてることが研究とかではなく子守りだけってのが人材の無駄遣いもいいとこだからな七代目ェ -- 名無しさん (2021-12-21 10 02 25) ↑つっても大蛇丸居るし今更カブトに出張らせて何が出来るかって言われるとね、ただでさえ上澄み以外は徹底的に軍縮の時代だしカブトは何考えてるか分からん大蛇丸と違って改心してるし変に難癖付けるほどのことかね? -- 名無しさん (2022-10-20 11 37 05) 普通にカブトにも研究の手伝いやらせてたらいいんじゃね?水月香燐重吾よりは研究の助手としてよほど役立つだろうし。それにナルト統治下の木の葉は軍縮と見せかけて科学忍具とかいう兵器をバンバン作ってたしなぁ。 -- 名無しさん (2022-10-20 12 08 51) 望んでもないのに手伝わせたらまたノノウの二の舞だし、頭ダンゾウ理論や -- 名無しさん (2022-10-20 12 17 58) ↑横からで悪いんだけど、望んでもないことをやらせるってのがクローン実験のことならナルトはそもそも大蛇丸が何の研究してたかを認知&管理出来てなかったのがおかしいわけだから火影がちゃんと大蛇丸の研究を真っ当な方向に管理しなきゃダメだぞという話になってしまうのでは?個人的に言うなら大蛇丸に対して幼少期に非人道的な目に遇わされたヤマトを大蛇丸の監視に付ける方がよほど酷な話だと思うかな、ヤマトは日向ほど監視に向いてる能力でも無いから尚更。 -- 名無しさん (2022-10-20 12 31 06) ↑2研究するのと、何年も他国に潜入して諜報や暗殺をやるのを流石に同列にするのはいかがな物かと……↑大蛇丸の子供であるミツキを担当させられても「それでも自分はこの子を導いていきたい」って覚悟を決めてた木の葉丸はホントに偉いと思う -- 名無しさん (2022-10-20 12 53 54) 孤児院の院長さんが最強クラスの忍とは… -- 名無しさん (2023-01-30 16 49 45) 子供の頃はあんまり好きじゃなかったけど、大人になればなるほど好きなキャラになってくる -- 名無しさん (2023-05-10 00 03 12) 報告にあった荒らしコメントを削除しました。 -- 名無しさん (2023-06-11 07 46 16) 三忍の能力全部持ち、歴史上の偉人を大量に召喚して最強の軍隊結成、音の五忍衆(+α)全員合体、やったことは小学生の妄想の具現化みたいだな… -- 名無しさん (2023-09-26 17 38 53) カブトにとってサスケの存在は面白くなかったろうな…自分はコツコツ積み重ねて大蛇丸のお気に入りの地位を気付いたのに、それを無礼千万な才能に恵まれただけの勘違いヤローに横から掻っ攫われて。 -- 名無しさん (2024-06-22 12 06 11) 名前 コメント