約 2,050 件
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/1677.html
※駄文、稚拙な表現注意。 ※俺設定注意 ※賢いゆっくりは漢字もしゃべります。 人生は選べない。 人種、祖国、親、家柄、容姿、才能。何ひとつとして自由に選べるものなど存在しない。 人の多くは「もっと金持ちの家に産まれたかった。」「もっと美人に産まれたなら良かったのに。」と思いながら、自分の人生を自分なりに生きている。 そしてそれはゆっくりも同じなのだ。 これはそんな自分の境遇に不満を持つ2匹の物語。 あるゆっくりできない2匹の一生 作、長月 れいむはゆっくり出来なかった。 れいむは100円ゆっくりだ。加工所で産まれ、機械におけるランク付けで「不良品」と認定された。 そして場末のゆっくりショップに卸され、処分品コーナーで売られることになる。 値段は文字通り100円。ジュース1本すら買えない値段だ。 処分品コーナーは二畳ほどのスペースに数十匹の赤、子ゆっくりがひしめく超過密状態。 ここにはゲス化した個体やお飾りを失った個体、そしてれいむのような不良品と認定されたゆっくりが溢れている。 「おいそこのじじい、このまりささまをかうんだぜ!!そしてあまあまよこすのぜ!!」 「ぼうしのないやつはこないでね!!ゆっくりできないよ!!」 「どうしてそんにゃこというにょぉぉぉぉ!!」 「うがあああああ!!ゆっぐりでぎないぃぃぃぃぃ!!」 餌も満足に与えられていない上、この狭さなのでどのゆっくりも殺気立っている。 「ぎゃぁぁぁぁ!!おしゃにゃいでぇぇぇぇぇ!!ちゅぶれりゅうぅぅぅぅ・・・ゆべっ。」 過密状態なので時々小さな赤ゆっくりは押し潰される。しかし死体の掃除をする必要はない。 「はふっはふ。うめっ、これめっちゃうめえぇ!!」 「ぺーろぺろ。もうあまあまさんないの?」 このように死んだそばから他のゆっくりが食べてしまうからだ。ご丁寧にも餡子のしみついた床まで舐めている奴まで居る。 まさにゆっくりの地獄絵図だ。家畜のほうがまだましな生活をしている。 いくら安いとはいえ、こんなゆっくり達が売れるはずも無く、普通の客達はできるだけ目を合わせないように足早に通り過ぎていく。 元々このゆっくりたちはれみりゃやふらんの生餌用なのだ。普通の客は買わない。 そんな地獄のなか、れいむは隅っこでただ震えるしかなかった。気の弱いれいむにここは刺激が強すぎたのだ。 しかしれいむには夢があった。 いつか白馬に乗った優しい王子様が「れいむ迎えに来たよ」といって自分を攫ってくれるに違いない。 そして一生、どこかのゆっくりプレイスでれいむを可愛がってくれるのだ。 どこで覚えて来たのか知らないが、そんな妄想にふけるれいむ。 しかしその期待は無残にも裏切られることになる。 「ヒャッハー!!このれいむ下さいッ!!」 そういってれいむを買うその男は頭はモヒカン。着ているものは素肌に革ジャンで、れいむを嗜虐に満ちた目で見ている。 どう見ても虐待お兄さんだ。(もしくは北●の拳でケンシ●ウに瞬殺されるザコ) 自分の夢見ていた飼い主とは違う。 そう思うれいむだったが、商品であるれいむが飼い主を選ぶことなど出来るはずもない。 そのままそのお兄さんに売られていくれいむ。虐待用ゆっくりとしてのゆん生が始まるのだ。 こうしてれいむのゆっくりできない生活が始まった。 「ゆうぅぅぅ・・・」 腐臭漂う生ゴミの中、れいむは起き出す。虐待お兄さんにより生ゴミを捨てるコンポストを寝床として宛がわれたのだ。 「ヒャッハー!!れいむ、朝の虐待だー!!!」 朝っぱらから近所迷惑になりそうな大声で叫ぶ虐待お兄さん。 れいむの朝は虐待から始まる。使い込まれた改造ハエ叩きでお兄さんに飽きるまで叩かれるのだ。 当然拒否することなど出来ない。れいむは虐待用ゆっくり。虐待されることが仕事なのだ。 本当はシャンプーしてもらったり、ブラシで髪をとかしてもらったりして欲しいが無理なことだ。 れいむは100円ゆっくり。そのような贅沢を言える立場ではない。 そして朝食となるのだが・・・れいむはこれにもうんざりしていた。 腐りかけた生ゴミに七味トウガラシがトッピングされている。そしてデザートは自分のうんうんだ。 ちなみに七味トウガラシは体が痺れるが死なない程度に量が調節されている。 正直こんなもの食べたくないが、食べないとお兄さんに殴られるので食べなければならない。 本当はケーキさんやクッキーさんを優しいお兄さんに頭を撫でられながら食べるのが理想だがそんな事はありえない。 なぜなら自分は虐待用ゆっくりだから。 れいむは自分の境遇を呪った。 そんなある日、れいむは虐待お兄さんの考えた野外虐待プレイの帰りにとてもゆっくりしたゆっくりに出会った。 ビロードのようにきれいで艶やかな髪。 汚れひとつ無いきれいなおぼうし。 もちもちの美肌は飼い主がいつもスキンケアを怠らない証だろう。 近づいてみるとシャンプーのいい香りがした。 ああ。自分もこうだったらいいのになあ。飼い主の優しそうなお兄さんを見ながられいむはそのゆっくりとすれ違った。 てんこはゆっくり出来なかった。 てんこは高級ゆっくりだ。高級ゆっくり専門のブリーダーのもとで産まれ、高級ゆっくりとして生を受けた。 そしてある高級ゆっくりショップのVIP用販売コーナーで売られることになる。 値段はなんと100万円。中古なら外車が買える値段である。 VIP用販売コーナーでは広々としたスペースに数匹の高級希少種たちが飼育されている。 ちなみにテレビ、エアコン、ゆっくり用遊具、緊急用オレンジジュースが完備されており、外に面する壁はガラス張りになっているので店の外からもこの部屋が見えるようになっていた。 ここに居るのは皆コンクールや品評会で上位入賞したゆっくりを親にもつ由緒正しき高級ゆっくりたちだ。 「いっらっしゃいまし、おきゃくさま。さくやたちをゆっくりごらんくださいですわ。」 「ゆかりんのお帽子は今日もゆっくり素敵ね。」 「あらえーりんのお帽子こそゆっくりできるわ。」 「ゆーん。きょきょはゆっくりできるよ。」 ここのゆっくりは食べ物にも困らず、広々としたスペースに最高の環境で育っている為、皆一様にゆっくりしている。 「いじゃいよぉぉぉぉ!!ゆっくりできなぃぃぃぃぃ!!」 そんななか急に泣き出す赤れいせん。どうやら遊具で怪我をしたらしい。しかし治療の心配をする必要はない。 「べろべろばー。れいせんちゃん、なきやむですわ。」 「これぐらいの傷ならばんそうこうとオレンジジュースで十分ね。」 ゆっくりさくやとえーりんの的確な処置により泣き止む赤れいせん。そして2匹へ感謝と親愛のすーりすりを始めた。 まさにここはゆっくりたちの理想郷。下手な人間よりいい暮らしをしている。 そんな愛らしいゆっくりたちに通行人は足をとめ、自分もこんなゆっくり飼いたいなぁ、と思いをはせる。 しかしここは会員のセレブ専門の販売コーナーなのだ。普通の客では買えない。 そんな理想郷で、てんこは隅っこでただ退屈していた。ドMなてんこには刺激がなさ過ぎたのだ。 しかしてんこには夢があった。 いつかハーレーに乗ったモヒカンの虐待お兄さんが「ヒヤッハー、てんこは虐待だー!!」といって自分を攫ってくれるに違いない。 そして一生、生かさず殺さずの虐待プレイでてんこを虐めてくれるのだ。 どこで覚えて来たのか知らないがそんな妄想にふけるてんこ。 しかしその期待は無残にも裏切られることになる。 「このてんこ下さい。」 そういっててんこを買うその男は顔はイケメン。着ているものは高級ブランドで、てんこを愛情に満ちた目で見ている。 どう見ても愛でお兄さんだ。(しかもお金持ち) 自分の夢見ていた飼い主とは違う。 そう思うてんこだったが商品であるてんこが飼い主を選ぶことなど出来るはずもない。 そのままそのお兄さんに売られていくてんこ。愛玩用ゆっくりとしてのゆん生が始まるのだ。 こうしててんこのゆっくりできない生活が始まった。 「ゆうぅぅぅ・・・」 ふわふわのクッションの上で、てんこは起き出す。愛でお兄さんにより高級羽毛入りクッションを寝床として宛がわれたのだ。 「おはよう。てんこ。ブラッシングの時間だよ。」 にっこりと爽やかな笑顔でてんこに笑いかける愛でお兄さん。 てんこの朝はシャンプーとブラッシングから始まる。お兄さんは手馴れたやり方で優しくてんこの髪をシャンプーし、とかしていく。 当然拒否することなど出来ない。てんこは愛玩用ゆっくり。飼い主の愛を受けることが仕事なのだ。 本当は熱湯をかけてもらったり、ハエ叩きでバシバシ叩いて欲しいが無理なことだ。 てんこは高級ゆっくり。そのようなはしたない事を言うのはプライドが許さない。 そして朝食となるのだが・・・てんこはこれにもうんざりしていた。 最高級ゆっくりフードにチョコーレートがトッピングされている。デザートは老舗の和菓子だ。 ちなみにチョコレートと和菓子は太り過ぎないようにカロリー控えめになっている。 正直こんなもの食べたくないが食べないとお兄さんが心配するので食べなければならない。 本当は生ゴミや自分のうんうんを虐待お兄さんに「ヒヤッハー!!さあ食いやがれこのメス豚てんこ!!」となじられながら食べるのが理想だがそんな事はありえない。 なぜなら自分は愛玩用ゆっくりだから。 てんこは自分の境遇を呪った。 てんこは愛でお兄さんとの散歩の帰りに、とてもゆっくりしたゆっくりに出会った。 使い古した竹箒のようにボサボサな髪。 ボロ雑巾のようなりぼん。 ガサガサでアザだらけの肌は飼い主からいつも殴られてる証だろう。 近づいてみると生ゴミのすえた臭いがした。 ああ。自分もこうだったらいいのになあ。飼い主のモヒカンお兄さんを見ながらてんこはそのゆっくりとすれ違った。 結局この2匹は2度と会うこともなく、2匹を救う王子様や虐待お兄さんなど居るはずもなかった。 2匹はゆっくりできないまま年を取り、そしてゆっくりできないまま死んでいった。 今日の希少種 ゆっくりてんこ 希少度 A ドMなことで知られるゆっくり。タフネスはゆっくりのなかでもトップクラスで、どんな虐待をしても喜ぶので究極の虐待お兄さんキラーとも言われている。ただしマゾでない個体も存在しており、その場合善良なアリス種の上位変換のような個体になる。 ちなみにてんこの親ゆっくりはそのタイプのゆっくりで当然その子供もそうなるだろうと思われていたが、なぜか本作のような病的なまでのドMゆっくりになってしまった。 あとがき 前回は酷い超解答SSを書いてしまいすいませんでした。しばらくは推理物は書かずこんなかんじの短編を書こうと思っています。 今回のSSは少し感じを変えてみましたけどいかがだったでしょうか。れいむパートとてんこパートを交互に読んでいくとまた面白いかもしれません。ご意見、ご感想をコメントに書いていただけると励みになります。 今まで書いた作品 ふたば系ゆっくりいじめ 176 ゆっくりちるのの生態(前編) ふたば系ゆっくりいじめ 185 選ばれしゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 196 新種ゆっくり誕生秘話 選ばれしゆっくり番外編 ふたば系ゆっくりいじめ 208 ゆっくり見ていってね ふたば系ゆっくりいじめ 218 またにてゐ う詐欺師てゐの日々 ふたば系ゆっくりいじめ 227 VS最強のゆっくり 史上最低の戦い ふたば系ゆっくりいじめ 247 夢と現実のはざまで ふたば系ゆっくりいじめ 264 あるまりさの一生 ふたば系ゆっくりいじめ 298 ゆっくりを拾ってきた ふたば系ゆっくりいじめ 336 ゆっくり Change the World(出題編) ふたば系ゆっくりいじめ 357 ゆっくり Change the World(出題編2) ふたば系ゆっくりいじめ 391 ゆっくり Change the World(解答編)
https://w.atwiki.jp/mtg2384p/pages/133.html
開催日:2011 / 02 / 15 参加人数:28名 フォーマット:Pauper(~SOM) Constructed Pauper Event #2064612 on 02/15/2011 in Daily Events 4-0:金属術親和/Metalcraft Affinity 4-0:青白黒ストーム/UWB Storm 3-1:金属術親和/Metalcraft Affinity 3-1:青黒赤ストーム/UBR Storm 3-1:緑単ポスト/Green Post 3-1:黒単コントロール/Black Control 3-1:青白黒ストーム/UWB Storm 3-1:黒単コントロール/Black Control 3-1:青白黒ストーム/UWB Storm 4-0 金属術親和/Metalcraft Affinity 使用者:wyjete Main Deck 4《大焼炉/Great Furnace》 4《教議会の座席/Seat of the Synod》 4《伝承の樹/Tree of Tales》 4《囁きの大霊堂/Vault of Whispers》 4《エイトグ/Atog》 4《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger》 4《大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault》 4《金属ガエル/Frogmite》 4《マイアの処罰者/Myr Enforcer》 4《彩色の星/Chromatic Star》 2《飛行の呪文爆弾/Flight Spellbomb》 4《感電破/Galvanic Blast》 4《水蓮の花びら/Lotus Petal》 2《黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb》 3《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum》 1《テラリオン/Terrarion》 4《物読み/Thoughtcast》 Sideboard 2《強迫/Duress》 3《クラーク族のシャーマン/Krark-Clan Shaman》 2《黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb》 4《紅蓮破/Pyroblast》 4《倒壊/Raze》 4-0 青白黒ストーム/UWB Storm 使用者:Arruda Main Deck 4《アゾリウスの大法官庁/Azorius Chancery》 3《ディミーアの水路/Dimir Aqueduct》 4《進化する未開地/Evolving Wilds》 5《冠雪の島/Snow-Covered Island》 1《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》 1《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp》 3《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》 4《フェアリーの大群/Cloud of Faeries》 1《記憶の壁/Mnemonic Wall》 4《熟考漂い/Mulldrifter》 4《夜景学院の使い魔/Nightscape Familiar》 4《陽景学院の使い魔/Sunscape Familiar》 4《強迫的な研究/Compulsive Research》 3《綿密な分析/Deep Analysis》 2《予感/Foresee》 4《大あわての捜索/Frantic Search》 2《否認/Negate》 4《断絶/Snap》 3《時間の亀裂/Temporal Fissure》 Sideboard 2《残響する真実/Echoing Truth》 4《ガリーナの騎士/Galina s Knight》 4《水流破/Hydroblast》 2《孤独な宣教師/Lone Missionary》 3《虹色の断片/Prismatic Strands》 3-1 金属術親和/Metalcraft Affinity 使用者:Picomtg Main Deck 4《大焼炉/Great Furnace》 4《教議会の座席/Seat of the Synod》 4《伝承の樹/Tree of Tales》 4《囁きの大霊堂/Vault of Whispers》 3《エイトグ/Atog》 4《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger》 4《大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault》 4《金属ガエル/Frogmite》 4《マイアの処罰者/Myr Enforcer》 1《彩色の宝球/Chromatic Sphere》 4《彩色の星/Chromatic Star》 2《飛行の呪文爆弾/Flight Spellbomb》 4《感電破/Galvanic Blast》 4《水蓮の花びら/Lotus Petal》 2《黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb》 3《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum》 1《テラリオン/Terrarion》 4《物読み/Thoughtcast》 Sideboard 3《水流破/Hydroblast》 3《クラーク族のシャーマン/Krark-Clan Shaman》 4《紅蓮破/Pyroblast》 3《倒壊/Raze》 2《墓の刈り取り/Reaping the Graves》 3-1 青黒赤ストーム/UBR Storm 使用者:TheNextPhenom525 Main Deck 4《古き泉/Ancient Spring》 2《地熱の割れ目/Geothermal Crevice》 2《用水路/Irrigation Ditch》 4《硫黄孔/Sulfur Vent》 1《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker》 4《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》 4《彩色の宝球/Chromatic Sphere》 4《彩色の星/Chromatic Star》 4《暗黒の儀式/Dark Ritual》 3《巣穴からの総出/Empty the Warrens》 4《ぶどう弾/Grapeshot》 4《留まらぬ発想/Ideas Unbound》 4《水蓮の花びら/Lotus Petal》 4《魔力変/Manamorphose》 4《思案/Ponder》 4《炎の儀式/Rite of Flame》 1《引き裂かれた記憶/Shred Memory》 3《血の署名/Sign in Blood》 Sideboard 3《綿密な分析/Deep Analysis》 2《ディミーアの水路/Dimir Aqueduct》 2《強迫/Duress》 2《残響する衰微/Echoing Decay》 1《巣穴からの総出/Empty the Warrens》 1《鋭い痛み/Flaring Pain》 1《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker》 2《煮えたぎる歌/Seething Song》 1《引き裂かれた記憶/Shred Memory》 3-1 緑単ポスト/Green Post 使用者:IonicHuman Main Deck 4《雲上の座/Cloudpost》 9《森/Forest》 4《微光地/Glimmerpost》 4《平穏な茂み/Tranquil Thicket》 4《オーロクスの獣群/Aurochs Herd》 3《激情の共感者/Fierce Empath》 1《クローサの大牙獣/Krosan Tusker》 4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》 4《草茂る胸壁/Overgrown Battlement》 3《ウラモグの破壊者/Ulamog s Crusher》 4《根の壁/Wall of Roots》 4《輪作/Crop Rotation》 4《ムウォンヴーリーの酸苔/Mwonvuli Acid-Moss》 4《刈り取りと種まき/Reap and Sow》 4《Thermokarst》 Sideboard 4《上機嫌の破壊/Gleeful Sabotage》 2《滋養/Nourish》 1《秘宝の破壊/Relic Crush》 4《中休み/Respite》 4《砂嵐/Sandstorm》 3-1 黒単コントロール/Black Control 使用者:FikFik Main Deck 22《沼/Swamp》 4《騒がしいネズミ/Chittering Rats》 4《墓所のネズミ/Crypt Rats》 2《大牙の衆の忍び/Okiba-Gang Shinobi》 4《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager》 4《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats》 2《よじれた嫌悪者/Twisted Abomination》 3《堕落/Corrupt》 3《見栄え損ない/Disfigure》 2《破滅の刃/Doom Blade》 2《強迫/Duress》 4《血の署名/Sign in Blood》 4《発掘/Unearth》 Sideboard 3《汚れ/Befoul》 4《押し寄せる砂/Choking Sands》 1《見栄え損ない/Disfigure》 2《強迫/Duress》 2《残響する衰微/Echoing Decay》 1《闇の掌握/Grasp of Darkness》 2《堕落の触手/Tendrils of Corruption》 3-1 青白黒ストーム/UWB Storm 使用者:maelstrom987 Main Deck 4《アゾリウスの大法官庁/Azorius Chancery》 3《ディミーアの水路/Dimir Aqueduct》 2《進化する未開地/Evolving Wilds》 6《島/Island》 1《平地/Plains》 1《沼/Swamp》 4《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》 4《フェアリーの大群/Cloud of Faeries》 1《記憶の壁/Mnemonic Wall》 4《熟考漂い/Mulldrifter》 4《夜景学院の使い魔/Nightscape Familiar》 4《陽景学院の使い魔/Sunscape Familiar》 4《強迫的な研究/Compulsive Research》 2《綿密な分析/Deep Analysis》 3《予感/Foresee》 4《大あわての捜索/Frantic Search》 2《定業/Preordain》 4《断絶/Snap》 3《時間の亀裂/Temporal Fissure》 Sideboard 1《転覆/Capsize》 4《ガリーナの騎士/Galina s Knight》 4《水流破/Hydroblast》 3《孤独な宣教師/Lone Missionary》 3《虹色の断片/Prismatic Strands》 3-1 黒単コントロール/Black Control 使用者:bigmb Main Deck 22《沼/Swamp》 4《騒がしいネズミ/Chittering Rats》 4《墓所のネズミ/Crypt Rats》 2《大牙の衆の忍び/Okiba-Gang Shinobi》 4《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager》 4《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats》 2《よじれた嫌悪者/Twisted Abomination》 3《堕落/Corrupt》 3《見栄え損ない/Disfigure》 2《破滅の刃/Doom Blade》 2《強迫/Duress》 4《血の署名/Sign in Blood》 4《発掘/Unearth》 Sideboard 4《汚れ/Befoul》 1《見栄え損ない/Disfigure》 2《強迫/Duress》 2《残響する衰微/Echoing Decay》 4《腐臭の地/Rancid Earth》 2《堕落の触手/Tendrils of Corruption》 3-1 青白黒ストーム/UWB Storm 使用者:JBird519 Main Deck 4《アゾリウスの大法官庁/Azorius Chancery》 3《ディミーアの水路/Dimir Aqueduct》 2《進化する未開地/Evolving Wilds》 7《島/Island》 2《平地/Plains》 1《沼/Swamp》 3《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》 4《フェアリーの大群/Cloud of Faeries》 1《記憶の壁/Mnemonic Wall》 4《熟考漂い/Mulldrifter》 4《夜景学院の使い魔/Nightscape Familiar》 4《陽景学院の使い魔/Sunscape Familiar》 1《Arcane Denial》 4《強迫的な研究/Compulsive Research》 2《綿密な分析/Deep Analysis》 2《予感/Foresee》 4《大あわての捜索/Frantic Search》 1《定業/Preordain》 4《断絶/Snap》 3《時間の亀裂/Temporal Fissure》 Sideboard 2《残響する真実/Echoing Truth》 3《ガリーナの騎士/Galina s Knight》 4《水流破/Hydroblast》 3《孤独な宣教師/Lone Missionary》 3《虹色の断片/Prismatic Strands》 未分類
https://w.atwiki.jp/unchainbladesrexxpsp/pages/54.html
クエスト 依頼人のテキストあり 依頼人テキストなしはこちら 番 クエスト名 ガイダンス 目標 報酬 依頼人 達成前 達成後 発生条件 1 腕試し まずは腕試し。試しの神殿を荒らすグレムリンを討伐せよ。 グレムリン5体の討伐 ノコギリ3個 火炎弾3個 ガラクル これくらい出来んようでは女神に願いをかなえてもらうなど夢のまた夢。まずはお手並み拝見といこうかの。 ふむ。なかなかやるようじゃの。じゃが、これくらいはできて当然じゃがの。 2 挑戦状 ここからが本番。アントウォーリアを討伐せよ。 アントウォーリア3体の討伐 ウッドブーツ1個 ウッドヘルム1個 ガラクル それなりにできるようじゃが弱い者を相手にいきがっているようではまだまだじゃ。ダリスのティターンにいるアントウォーリアを討伐できるかの? おぬしの強さに間違はないようじゃの。成長が楽しみじゃ。しかしまだまだ先は長い、心してゆけ。 3 ニーヤの依頼 ならず者をこらしめろ。レッドオーガを討伐せよ。 レッドオーガ3体の討伐 ラバーブーツ1個 ニーヤ ダリスのティターンにレッドオーガってならず者がいるんだってさ。キミの力でなんとか倒せない? さすがだね。レッドオーガなんて相手にならなかった?これからも期待してるよ。んじゃまたね。 4 ニーヤの勘違い ダリスの温度はこいつのせい?イフリートを討伐せよ。 イフリート2体の討伐 マズバハのアメ1個 力の種1個 ニーヤ ダリスのティターンってすごく暑いらしいね。お客さんに聞いたんだけど、イフリートって奴が出るとすごいんでしょ。倒して他の冒険者を楽にしてあげてよ。 どうだいイフリートを倒したら少しは涼しくなったかい?なんて、数体じゃ関係ないか。まぁキミの強さは伝わってきたよ。 5 治療マニアの午前 ネーヤの正義感に応えろ。トルトゥガのマーメイドを討伐せよ。 マーメイド3体の討伐 解放剤3個 清凉剤3個 ネーヤ トルトゥガのティターンを住処とするマーメイドは多くの男性をたぶらかせているらしいです。同じ女性として許せません。どうかこらしめてくださいな。 依頼を達成していただいて、ありがとうございます。しかし、男性の中には自ら望んで女にだまされたいって人がいるらしいです。ホント、不思議ですわ。 6 治療マニアの午後 ネーヤの憂いを解消しろ。トルトゥガのヴァンパイアを討伐せよ。 ヴァンパイア1体の討伐 シャベル3個 爆音玉3個 ネーヤ 最近、ヴァンパイアに噛まれたっていう女性が後を絶たないのです。本当にいやな世の中ですわ…。彼らはトルトゥガのアーク2Fの東側に隠れているらしいので倒してきてください。 依頼を達成していただいてありがとうございます。しかし、女性ばかりが狙われるということは、女の方が血がおいしいということですかね? 7 アモの八つ当たり アモの気晴らしに付き合え。スローンのごろつきコボルトを討伐せよ。 コボルト3体の討伐 ツルハシ3個 拘束玉3個 アモ うちの上客の1人が、スローンのティターンの毒沼が危険なフロアでコボルトに痛い目にあってさ、冒険をやめるっていうんだ。仕返しを頼むよ。 よくやってくれたね。これで少しは気も晴れるってもんさ。まぁ例の腰抜けは田舎に帰っちまったけどね。キヒヒヒ。! 8 アモの同族嫌悪 アモの気分をよくしろ。スローンのスケルトンロードを討伐せよ。 スケルトンロード3体の討伐 命の種1個 活力の珠1個 アモ スケルトンロードは死霊族の恥さらしさ。スローンのティターンのアークに出没するらしいから何体か倒してきてくれよ。キヒヒヒ。 スケルトンロードはどうだった?薄気味悪いやつらだっただろ?キヒヒヒ。これで暫くの間、あの気持ち悪い顔を想像しなくてすみそうだよ。 9 ソフィアの頼み ソフィアの依頼を達成しろ。アギラのブラッドバンテージを討伐せよ。 ブラッドバンテージ3体の討伐 心の種1個 命の実2個 ソフィア ブラッドバンテージを知ってますか?かなり凶暴なモンスターらしいです。アギラのティターンをのぞきたいという知りあいのために少し倒してくれませんか? 依頼達成おめでとうございます。でもブラッドバンテージってアギラにたくさん生息しているんですってね。依頼を出した後に教えてもらいました。意味はなかったですが報酬は払います。 10 ガストンの試み ガストンを納得させろ。アギラに舞うグリフォンを討伐せよ。 グリフォン3体の討伐 活力の珠1個 石化玉4個 ガストン アギラのティターンに生息するモンスターの中でもグリフォンはかなりの強敵だ。だが、これくらいの依頼をこなせないようじゃ先が思いやられるぜ。 グリフォンを倒してきたか。少しはやるようだ。これからは少し期待してやってもいい。 11 ガストンの本気 ガストンに実力を認めさせろ。アギラのプレーグドラゴンを討伐せよ。 プレーグドラゴン3体の討伐 生命の珠1個 知識の種1個 ガストン グリフォンの依頼はまだ小手調べだ。強大なプレーグドラゴンを討伐できるか?プレーグドラゴンはアギラのティターンで遭遇できるはずだ。 ほぉ、プレーグドラゴンも討伐したか。素直に実力者として認めてやるぜ。うちの依頼もガンガンこなしてくれ、宜しくな。! 12 神殿の獅子 グレゴリに己の力を示せ。天空の大神殿のホワイトライオンを討伐せよ。 ホワイトライオン3体の討伐 バルディッシュ1個 グレゴリ 子供の分際でティターンに出入りしてるとその内、取り返しのつかないことになるぞ。天空の大神殿で遭遇できるホワイトライオンを倒してきたら少しは認めてやってもいい。 なるほど、そこそこ実力はあるようだな。何はともあれ安心したぜ。ちょいとばかし子供をいじめすぎちまった、そう反省してたところだ。 13 神殿の守人 グレゴリに己の強さを示せ。天空の大神殿の天使ベカを討伐せよ。 ベカ2体の討伐 鷹の爪1個 グレゴリ 調子に乗るのはまだ早いぜ。天空の大神殿を巡回してるベカって奴を知ってるか?何体か倒してみせろ。 なるほど、お前の実力は間違いなさそうだ。いいぞ、その調子で俺のとこの依頼もガシガシこなしてくれよ。 14 ミレーユの依頼 レアな報酬を手に入れろ。レーヴェに巣食うオルトロスを討伐せよ。 オルトロス3体の討伐 ゴシックドレス1個 ミレーユ みなさん!がんばってますねぇ、お仕事♪なので今回のお仕事は私からのサービス!!レーヴェのティターンにいるオルトロスを何体か倒してきてください。ちょこっとレアな報酬を用意しておきます♪ やった!!オルトロスも倒してくれちゃいましたか♪特別にフリフリドレスを上げちゃいます。大事にしてね。 15 ミレーユのご褒美 ミレーユから褒められたい。レーヴェのスキュラを討伐せよ。 スキュラ3体の討伐 ロリータドレス1個 ミレーユ ついでにもう1つ、仕事を頼まれてくれません?なんて。テヘ♪レーヴェのティターンにいるスキュラを倒してきたら、私の私物をゆずりますよ♪ おめでとうございます。依頼達成です!!どうでした?今回のお仕事、楽勝でした?とにかく、依頼を達成していただいたので、私のもっとフリフリドレスをあげます。暫く着てないですけど我慢してくださいね。 16 試しの調査 冒険者への第一歩を踏み出せ。試しの神殿1Fを踏破せよ。 試しの神殿1Fの踏破率60%以上 帰還陣3個 知識の種1個 駆け出しの冒険者 試しの神殿で試練を受けようと思います。そこで試しの神殿1Fをある程度把握しておきたいのです。各フロアの踏破率はティターン内で、△ボタンを押せば確認できますよ。 調査ありがとうございます。しかし、試しの神殿は1Fからかなり広いんですね。試練を受けるのやめようかな……。 17 調査本番 もう未熟者とは呼ばせない。ダリス1Fを踏破せよ。 ダリス1Fの踏破率60%以上 ツルハシ3個 冷凍珠3個 未熟な冒険者 やっとのことでダリスのティターンを見つけたはいいが、噂ではかなりの難所だと聞く。そこでダリスのティターンの1Fがどんな構造になっているのか、知りたい。 依頼をこなしてくれてありがとう。予想していたことだが、ダリスのティターンは試しの神殿と比べるとかなり難しいそうだ。心してかかるとしよう。 18 難関フロアの踏破 一人前への道を切り開け。ダリス5Fを踏破せよ。 ダリス5Fの踏破率60%以上 レッドピアス1個 半人前の冒険者 今、ダリスのティターン5Fで詰まっていて、もうどうしようもない。先に進むために全体の構造を把握しておきたい。 依頼をこなしてくれて本当にありがとう。5Fで諦めかけていたが、キミ達のおかげで何とかなりそうだよ。機会があればまた宜しく頼む。 19 秘境を求めて 他にはない何かがある?トルトゥガ2Fを踏破せよ。 トルトゥガ2Fの踏破率60%以上 気付け薬1個 真空玉3個 好奇心旺盛な冒険者 トルトゥガのティターン2Fには他のティターンにはない面白い場所があると聞きました!!どうしても行ってみたいので2Fの調査をお願いします!!! トルトゥガのティターンってこんな感じになってるんですねぇ。だけど、面白い場所の詳細は聞きませんよ。自分の目で確かめるって決めてるので。 20 終秘境を求めて 他にはない何かはもう見つけた?トルトゥガ2Fを踏破せよ。 トルトゥガ2Fの踏破率90%以上 生命の珠1個 気付け薬1個 好奇心旺盛な冒険者 トルトゥガの3Fは空振りでした……。他の方の話を聞く限り、『面白い場所』はやっぱり2Fにあるみたいです。2Fをもっと詳しく知りたいです。再度調査をお願いします!!! 私のわがままにつきあっていただきまして、本当にありがとうございます。やっと温泉に辿りつくことができました!!気持ちよかった~♪ 21 続秘境を求めて 念には念を。トルトゥガ3Fを踏破せよ。 トルトゥガ3Fの踏破率60%以上 心の種1個 魔除けの鈴1個 好奇心旺盛な冒険者 先日、トルトゥガのティターン2Fに入ってみたのですが、結局、何も見つけることができませんでした。もしかしたら2Fじゃないのかしら?そこで今回は3Fの調査をお願いします。 2Fじゃなければ3Fということで、次は3Fを探索してみます。ありがとうございました。今度こそ見つけてみせます。 22 毒沼を踏みしめて 孤独な冒険者からの挑戦状。スローン2F「腐臭を嗅ぐ鼻」を踏破せよ。 「腐臭を嗅ぐ鼻」の踏破率60%以上 気付け薬1個 回復薬3個 孤独な冒険者 スローンのティターンに存在する「腐臭を嗅ぐ鼻」には冒険者にとってやっかいな毒沼が存在する。私の踏破率を超えてみせろ。 私を超えたか、大したやつだな。毒沼をも恐れぬ貴君の勇気に感服する。調査結果を受けて、もう一度、挑戦してみることにしよう。 23 毒沼を噛みしめて 孤独な冒険者を唸らせろ。スローン5F「憤怒する頭頂」を踏破せよ。 「憤怒する頭頂」の踏破率50%以上 グリーンピアス1個 孤独な冒険者 「腐臭を嗅ぐ鼻」はほんの座興だよ。スローンのティターンの中でも広大なフロアである「憤怒する頭頂」を半分以上、踏破してみせろ。 素晴らしい。貴君の勝ちだ。残念だが、私にはこのフロアに挑もうという気概はないよ。そろそろ潮時かもしれないね。 24 さすらいの脱出 旅人を次のステージへ導け。スローン2F「蹂躙する股」を踏破せよ。 「蹂躙する股」の踏破率80%以上 睡眠玉3個 平静剤3個 さすらいの旅人 マーメイドの腰かけとしての役割を全うした私は、今、スローンのティターン「蹂躙する股」をさすらっている。踏むと全然違う場所に移動する仕掛けにお手上げだ、調査を頼む。 なるほど、このフロアはこんな感じになっているのか。これで次の階へ進めそうだよ。 25 さすらいの脱却 旅人を次の次のステージへ導け。スローン3F「混迷する腹腔」を踏破せよ。 「混迷する腹腔」の踏破率60%以上 マズバハのアメ3個 知識の実2個 さすらいの旅人 先に進んだのはいいが、今度はスローンのティターン「混迷する腹腔」をさすらっている。もうさっさと次に進みたい。今度はこのフロアを調査してくれ。 「混迷する腹腔」は、またなんか複雑な構造になってるんだなぁ。今の内に戻ろうかな……。まぁとにかくありがとう、助かったよ。 26 さすらいの卒業 腰かけを元の場所に戻せ。スローン5F「悔恨の腰椎」を踏破せよ。 「悔恨の腰椎」の踏破率60%以上 活力の珠1個 退魔香1個 さすらいの腰かけ 調子に乗ってスローンのティターンを進んでしまったが、「悔恨の腰椎」でやっぱりさすらっている。もう、さすらうの嫌だ。ここから出るために調査を頼む。 一時はどうなることかと思ったが、おかげでスローンを抜けることができた。次はトルトゥガにいくつもりだ。私には冒険やら探険やらはむいてないよ。 27 アギラの疾駆者 アギラを駆け抜けたい。アギラ1Fを踏破せよ。 アギラ1Fの踏破率60%以上 気付け剤1個 弛緩剤4個 不屈の走破者 アギラのティターンを駆け抜けたい。そこでまず、アギラのティターン1Fの全体像を理解しておきたい。調査をよろしく頼む。 調査ありがとう。これで自己ベストを更新できるかもしれない。キミ達もモンスターと戦わずに速さを目指してみたらどうだい? 28 アギラの失踪者 アギラを誰よりも早く駆け抜けたい。アギラ2Fの左翼を踏破せよ アギラ2F左翼の踏破率80%以上 退魔香2個 奮起剤4個 不屈の走破者 アギラのティターンを駆け抜けたい。そこで次は2Fの左翼を頼む。ここは自動で移動する床が多い。慎重にルートを決める必要がありそうだ。徹底した調査を頼む。 詳細な調査をありがとう。自動で移動する床は本当にやっかいだけど、構造としてはかなり面白いね。 29 アギラの疾病者 アギラを女神よりも早く駆け抜けたい。アギラ2Fの右翼を踏破せよ。 アギラ2F右翼の踏破率80%以上 プレートアーマー1個 破砕弾3個 不屈の走破者 アギラのティターンを駆け抜けたい。左翼だけで十分かと思っていたが甘かった。2Fの右翼は左翼と同じような構造になっているようだ。こちらも徹底した調査を頼む。 右翼まで調査してもらったからには何が何でも世界新を出すよ、だれにも破られない記録をね。 30 大神殿は夢 考古学者に希望を与えろ。天空の大神殿1Fを踏破せよ。 天空の大神殿1Fの踏破率60%以上 マズハバのアメ8個 俊足の種1個 孤高の考古学者 遥かなる天空の大神殿に到達できるものは限られている。私には到底不可能なことなのだ。全てでなくていい、天空の大神殿1Fを調査してきてくれ。 ほう、天空の大神殿とはこのようになっているのか。素晴らしい。実に素晴しいよ。引き続き調査を頼むよ。 31 大神殿は幻 考古学者の研究に協力せよ。天空の大神殿2Fを踏破せよ。 天空の大神殿2Fの踏破率60%以上 アムリタ1個 命の種1個 魂の考古学者 天空の大神殿……研究対象として、これ以上のものがあるだろうか。自分がその場所におもむくことが出来ないのは残念だが、せめて資料がほしい。調査をお願いしたい。 ふむふむ、2Fはこうなっているのだな。いいぞ、この調子で3Fも頼む。 32 大神殿は恋 考古学者を刺激しろ。天空の大神殿3Fを踏破せよ。 天空の大神殿3Fの踏破率60%以上 クサリカタビラ1個 夢見がちな考古学者 神秘なる天空の大神殿……。この目にすることは叶わなくとも話を聞くだけで想像を巡らすことは出来る。頼む、天空の大神殿3Fへ進んで、私にその様子を教えてほしい。 ふ~む。3Fはこうきたか。いいぞ、いいぞ、膨らんできたぞ。続いて4Fの調査も頼むよ。 33 大神殿は薬 考古学者にネタを提供しろ。天空の大神殿4Fを踏破せよ。 天空の大神殿4Fの踏破率60%以上 あやしいローブ1個 妄想考古学者 天空の大神殿4Fはこうなっていて……こんな感じか、いやいや、こうに違いない。まさかとは思うが、こんな感じになっていたりして……。ああっ、早く次の4Fを調査して来てくれ。 ふぁ~~。4Fはこうなっているのかぁ。ああ~~~いい。実にいい。それで5Fは?5Fはどうなっているのだ! 34 大神殿は毒 考古学者に愛の手を。天空の大神殿5Fを踏破せよ。 天空の大神殿5Fの踏破率60%以上 天使のローブ1個 気付け薬1個 悶絶考古学者 おおおっっ天空の大神殿!!!ぅぉぉおおおお天空の大神殿!!!!早く次ぎを、早く!!!!!なんでもいいから一刻も早く5Fを調査してきてくれ!!!!!!! キターー、5Fキターーー。もう何がいいのか分からんけど、何でもいい。すごくいい!!!ホントにホントにありがとう!!!これで私の夢がかなった。 35 部下の憧れであれ 騎士団長の面目を保て。レーヴェ3Fを踏破せよ。 レーヴェ3Fの踏破率60%以上 シャドウコート1個 栄養ドリンク1個 騎士団長 レーヴェのティターンを探索していたら、ムシュフシュ4体を奴隷のように引き連れたオーガ族の少年に出会った。震えたよ…。私にあそこへ戻る気力はない。3Fだけでいい、様子を報告してくれ。 騎士団員にはきみの調査結果を我が物顔で話してなんとかごまかせた。本当にありがとう。しかしあの少年は一体何者だったんだろう? 36 癒しは人それぞれ ニーヤのストレスを解消しろ。妖精の粉を収集せよ。 妖精の粉3個の納品 600G 魔除けの鈴1個 ニーヤ フェアリーが落とす妖精の粉、あれにふれるといやされるんだよね。フェアリーはダリスのティターンを住処にしているらしいから集めてきてよ。 やっぱり妖精の粉はいいね。なんか逆にいやしてもらって悪いね。休みたくなったらいつでもうちを使ってよ。 37 商人の喜び 並々ならぬ商魂の手助けをしろ。甲虫の体液を収集せよ。 甲虫の体液5個の納品 気付け薬1個 消臭剤3個 アモ 最近、飛ぶように除石剤が売れてね。キヒヒヒ。今は除石剤を作るための素材を集めている。ダリスのティターンのモンスターから甲虫の体液を奪ってきてもらいたい。 これでしばらくは除石剤の在庫を切らすことはなさそうだ。また儲かって仕方ないね。キヒヒヒヒヒ。 38 医者の不養生 ネーヤの不眠症を解消しろ。クヮン草を収集せよ。 クヮン草2個の納品 200G 雷鳴玉3個 ネーヤ 最近眠れませんの。そこで安眠効果のあるクヮン草を持ってきてくださらない?クヮン草はダリスのティターンで採取できるので持ってきてください。 どうもありがとうございます。これで治療に集中できます。石化に気絶、なんでもござれだわ。 39 看板娘の挑戦 店で鉄板料理を作りたい。鉄板を収集せよ。 鉄板3個の納品 俊足の種1個 200G ミレーユ お店で私の料理を出してみようかなぁ、なんて密かに思ってます♪そこで業務用の鉄板がほしいんです。ダリスのティターンにいるモンスターが落とすらしいので持ってきてください。 実は料理、とっくにやめちゃったんですけど、一応もらっておきますね。でもこんなに大きいの邪魔ですよね?そうだ!!ガネットさんに引き取ってもらいましょう♪ 40 恋唄愛唄有象無象 麗しのあの娘に花束を。シガラメの花を収集せよ。 シガラメの花3個の納品 シルバーハープ1個 恋する吟遊詩人 この前、赤髪の可憐な娘を見かけた。次に会った時、私はその娘にシガラメの花束と共に私の詩を贈るつもりだ。シガラメの花は天空の大神殿で採取できると聞いた、持ってきて欲しい。 シガラメの花は見た目もさることながら、匂いもいいね。ふふふっ。彼女が頬を赤らめる姿が目に浮かぶよ。感動して泣いてしまうかもしれないね。 41 現実逃避のススメ あの娘を忘れたい。オトギリ草を収集せよ。 オトギリ草2個の納品 銀の斧1個 傷ついた吟遊詩人 早速、例の娘に花束と詩を贈ったんだ。が……生理的に受け付けないとまで言われて突き返されたよ……はははっ。天空の大神殿で採取できるって噂のオトギリ草をくれっ、今すぐに!! まってたよ、オトギリ草、いや~最高だね。がっつり食べた。え?食べ物じゃないって?しかし、中々いけたよ。ちょっと…目が回るけど、それ以外は……?まぁなんでもいいか! 42 衝撃映像 錯乱した冒険者を救え。冷静剤を収集せよ。 冷静剤3個の納品 タック1個 好奇心旺盛な冒険者 この間、トルトゥガのティターンを探索してたらマーメイドの腰かけになっているヒトを見かけました、怖かった…。トルトゥガのアークのモンスターが落す冷静剤で正気に戻すしかないです。 これであのヒトを正気に戻せると思います。でも腰かけにするってことは、相当、座り心地はいいんでしょうね。いけない、私ったらなんてことを。早く戻してあげましょうね。 43 商魂よ、永遠に 魔法石で一発儲けよう。魔法石を収集せよ。 魔法石3個の納品 200G 体力の種1個 アモ つい最近、魔法石の良い買い手が見つかったんだよ。魔法石はトルトゥガのティターンで採掘できるからね。持って来てくれ。 いや~儲かった。キヒヒヒヒヒ。しかしあのご婦人、まだまだ金を持ってそうだったな。 44 商魂よ、極限に 二発目、千年氷で儲けよう。千年氷を収集せよ。 千年氷2個の納品 400G 知識の種1個 アモ 千年氷が欲しいってやつに、千年氷を高く売る。商売ってのは単純だろ。千年氷はトルトゥガのティターンで採掘できるはずだよ。 今回もいい商売になったよな?お互い。キヒヒヒヒヒ。まだ金を持ってるよ、あのご婦人。次を考えておかなきゃな。 45 守銭奴への道 最後は美真珠でぼろ儲け。美真珠を収集せよ。 美真珠1個の納品 栄養ドリンク1個 600G アモ 例のカモ、今度は美真珠が欲しいってよ。美真珠はトルトゥガのティターンのアークで採掘できるはずだ。中々の珍品だが、宜しく頼むよ。 もうネタが無くなっちまったけど、最後ということで今回はがっぽりだ。笑いが止まらんだろ?お互い。キヒヒヒヒヒヒヒヒ。 46 あの頃をもう一度 その頃の活力を取り戻せ。活力の石を収集せよ。 活力の石1個の納品 力の種1個 霊薬2個 ガラクル わしも年じゃ、昔の元気を取り戻したいのぉ。そこで目をつけたのが活力の石じゃ。活力の石はスローンのティターンの「憤怒する登頂」において一番北に生息する麒麟が持っとる。取ってきとくれ。 よくぞ持ってきてくれた。まだ使ってもおらんのに、やる気がみなぎってくるようじゃ。これでまた、冒険者に戻れるかもしれんのぉ。ホッホッホッ。 47 あの頃よ、永久に ガラクルの手下の命を救え。マンダラゲを収集せよ。 マンダラゲ3個の納品 毒煙玉3個 除石剤3個 ガラクルの手下代表 最近、ガラクルのじいさんがティターンに挑戦したいとか言い出して困っている。飯に、スローンのティターンで採取できるマンダラゲでも入れておけば、大人しくなると思うんだ。 マンダラゲありがとうな。けど、どうやら無駄になりそうなんだ。ついこの間のことだけどさ、じいさん、すっかり元の感じに戻ったんだよ。めでたし、めでたしってわけだ。 48 奉公人の反乱 師匠を超えろ。鉄鋼石を収集せよ。 鉄鋼石2個の納品 アクジキ1個 見習い鍛冶師 鍛冶師になって3年になるが、未だに見習いとしてこき使われている。そこで師匠に実力を示してやることにした。スローンのティターンの毒沼があるフロアで採掘できる鉄鋼石を持ってきてくれ。 ありがとう。これで師匠に俺だって、できるんだってところを見せてやれるよ。俺が作った武器を是非使ってくれ。 49 師匠の想い 弟子に実力の差を示せ。鉄甲殻を収集せよ。 鉄甲殻3個の納品 セブンスハープ1個 鍛冶師 奉公人の一人が自分で作った武器を持ってきた。中々の成長ぶりだが先は長い。今度は楽器作成の課題を用意することにした。スローンのティターンのベルグフォルクが落す鉄甲殻を持って来てくれ。 御苦労さま。これであいつも未熟者だということを感じ入ることができるだろう。報酬は私が作った楽器だ。少しでも冒険の役に立てたら、嬉しいよ。 50 ドラゴン族の憂い ドラゴン族の強さを把握したい。最大Lvのリザードロードを引き連れろ。 リザードロードをMAXに インテリめがね1個 ドラゴンに憧れる少年 おらぁ、強くてかっけー竜族を従えてぇ。んだけど、ほんとにつぇかどうがわからねぇから、育てて見せてけろ。リザードロードはスローンのティターンで遭遇できるべ。 リザードロードってこんなもんけ。しかしまぁよぉく育てたなぁ。こんな雑魚、おいらなら傍においとけねぇよ。まぁとんりあえずあんがとな。 51 ドラゴン族の劣勢 ドラゴン族の名誉を挽回しろ。最大Lvのランフォリンクスを引き連れろ。 ランフォリンクスをMAXに ウィンドリング1個 ドラゴンに憧れる少年 リザードロードはやめぇた。弱くて話になんねぇ。ランフォリンクスって、ごついのがアギラのティターンにいるらしいんだ。育ててみせてけろ。 ランフォリンクスもごっついわりに、そんなでもねぇな。きてぇしたのとは違うけんども、おらぁ約束はまもる。ちゃんと礼はすっぺな。 52 ドラゴン族の吐息 ドラゴン族の汚名を返上しろ。最大Lvのレガシードラゴンを引き連れろ。 レガシードラゴンをMAXに フレイムリング1個 ドラゴンを見限る少年 ドラゴン族ってのは意外と弱っぺぇな。前のふたつはだめだ。次はレガシードラゴンで勝負するべな。レガシードラゴンは天空の大神殿3Fの中央近辺におるぞ。育ててみてや。 なぁんかなぁ。見たぁ目と中ぁ身はちげぇってことかな。もうちぃとなんとかならんかな。まぁそんなこといっでもしかたねぇか。 53 ドラゴン族の斜陽 ドラゴン族最強のモンスターで圧倒しろ。最大Lvのムシュフシュを引き連れろ。 ムシュフシュをMAXに シザーハンド1個 体力の種1個 ドラゴンを見下す少年 ドラゴンにはもうがっかりだぁ。今回のやつがだめなら、もうようはねぇ。レーヴェのティターンにいるムシュフシュってのが強いらしい。最後だぁ、こいつを育てて力を見せてけろ。 こいつぁなかなかだなぁ。おかしな名前ぇしてっから、あんま期待してなかったげんしょ。悪くねぇ、こいつら集めてみっが。とにかくあんがとな。 54 孝行息子の好奇心 イリオの武器開発を手助けしろ。武器の開発のための材料を収集せよ。 鉄塊3個の納品 白枝の木2個の納品 十文字槍1個 イリオ 家の書庫を整理していたら、珍しい武器の資料が出てきてさ、作れないかなぁと思って材料を探してる。材料はスローンのティターンで手に入るって聞いたよ。 材料をありがとう。早速、武器を作ってみたぞ。オレには使えないからあげるよ。それ、冒険の役に立ててね。 55 孝行息子の知識欲 もう一度イリオの武器開発を手助けしろ。武器の開発に必要な材料を収集せよ。 紅樹の枝3個の納品・アルラウネのツタ2個の納品・鉄の棒5個の納品 たてぶえ1個 イリオ 書庫を整理していたら、また珍しい武器の資料が出てきたんだ。作ってみたい、けど材料がないんだ。鉄の棒を除けば、材料はそれぞれアギラのティターンで発掘できるはずだよ。 また材料を取ってきてくれてありがとう。でも……これ、武器なのかな?オレにはどうやって使うのか、さっぱりわかんないよ。ということでやっぱりあげる。 56 親父の威厳 ファドリの開発も手助けしろ。武器の開発に必要な素材を収集せよ。 黒天石2個の納品 天樹の幹2個の納品 ニンジャソード1個 ファドリ 息子にならって家の書庫を探ってみたら、見たことのない武器の資料が出てきた。材料は天空の大神殿で手に入るはずだ。持ってきてもらいたい。 用事をこなしてくれてありがとう。もらった材料で早速、武器を作ってみた。中々のものが出来たと思う。もう私には必要ないものだから、遠慮なく持っていってくれ。 57 親父の威光 ファドリの最後の開発を手助けしろ。武器の開発に必要な素材を収集せよ。 竜の牙1個の納品天樹の幹2個の納品 七支刀1個 ファドリ 家にある武器の資料はこれで最後のようだ。是非とも作りたい。竜の牙は天空の大神殿5Fに生息するティアマットから、天樹の幹は天空の大神殿で伐採すれば、それぞれ入手できるはずだ。 度々すまないね。もう武器は出来上がってる。これはかなりの品物だと思う。旅の役に立つはずだ、受け取ってくれ。 58 猫娘の気紛れ ガネットの適当な希望に応えろ。合成に必要な素材を収集せよ。 鉄鋼石3個の納品 フズの木3個の納品 ファルシオン1個 ガネット 突然、武器のレシピが浮かんだのだ。作ろうかと思ったけど、素材はひとつもない。あははは~♪素材はスローンのティターンで手に入るんじゃない? やっぱりだねぇ、あたしの思いつきに間違いはないのだ。実はできるまではちょっと不安だったけど…。と……これは内緒の話♪できたものはあげるよ。 59 猫娘のどさくさ ガネットの思いつきに付き合え。合成に必要な素材を収集せよ 鋼鉄塊2個の納品・鉄鋼岩3個の納品・鋼の棒3個の納品 ツヴァイヘンデル1個 ガネット こないだ、よく素材を集めてきたね。んで、わたしゃまたひらめいたのだ。鋼の棒は確かアギラにいるコカトリスから、他の二つはアギラとスローンのティターンで手に入ると思うよ。 今度も成功だよ♪2回連続はめずらしいのだ。あははは~♪でもやっぱりあたしには必要ないものだね。だからあげる~♪ 60 おっとり娘の導き ソフィアの要望に応えろ。武器の研究に必要な素材を収集せよ。 ラッパの実1個の納品・竜の爪2個の納品 ピコピコハンマー1個 ソフィア ……………なんとなくですけど、新しい武器が作れるような気がします。竜の爪は天空の大神殿の5Fにいるティアマットから、ラッパの実は天空の大神殿の上の方で伐採できます。 ……素材を集めていただいてありがとうございます。私好みの武器ができました。手放すのは少しおしいですけど、お礼として差し上げます。 61 おっとり娘の閃き もう一度ソフィアの要望に応えろ。武器の研究に必要な素材を収集せよ。 妖琥珀2個の納品・竜の宝眼2個の納品・養命の紅玉3個の納品 マジカルステッキ1個 ソフィア ……………またなんとなくですけど、……調子に乗ってるわけじゃないですが、……新しい武器が作れるような気がします。素材はですね、レーヴェのティターンと無限のアークで入手できると思います。 ……素材、ありがとうございます。今度の武器は私も使えるかもと思ったのですが、それ以前に使う機会がないですね。非常に残念ですが、お譲りします。 62 お天気娘の気迫 ガネットの本気を大切に。幻の武器開発に必要な素材を収集せよ。 賢者の石3個の納品 ゴッドハンド1個 ガネット きたよ、きたきたきた!!すんごい武器のレシピが頭にあるよ。作ってあげるから、無限のアークから賢者の石を取ってきて!!! どんなもんだい♪あたしもやれば出来るだろ?少しは見直した?ふふん♪これはスゴイ武器だからね。大事に使ってほしいにゃー♪ 63 お天気娘の気概 ガネットの気概に応えろ。幻の武器開発に必要な素材を収集せよ。 オリハルコン3個の納品 ドラグイーター1個 ガネット さらにきた!!きたきたきた!!またまたすんごい武器のレシピが頭にあるよ。すぐに作ってあげるから、無限のアークからオリハルコンを持ってきて!!! 素材ありがと。約束通りちゃんとすごいものが出来たけど、あたしはもう疲れたのだ……なんで、またゆる~くいくことにしたのだ。ああ、出来た武器は持っていっていいよ。 64 天然娘の予感 ソフィアのテンションを上げろ。幻の武器開発に必要な素材を収集せよ。 暁光石3個の納品 レーヴァテイン1個 ソフィア ……すごい武器のレシピをひらめきました。素材さえ持ってきてくれたら差し上げます。無限のアークで入手できる暁光石を集めてください。…………なるべく早くお願いします。 やりました♪思っていたとおりのものができましたよ。姿はそれほど良くはないですけど、効果は抜群のはずです。是非、使ってください! 65 天然娘の爆弾 ソフィアのテンションをMAXへ。幻の武器開発に必要な素材を収集せよ。 神聖石2個の納品・鬼神の角2個の納品 ヴァジュランダ1個 ソフィア すごい武器のレシピをひらめきました。無限のアークで入手できる素材を集めてください。…………早く!! 出来ました♪♪率直に言いまして、私はこういう形状のものは嫌いですが、皆さんの探索には役に立つはずです。是非是非、使ってください!!! 66 マダムのお戯れ マダムの期待に応えろ。さびたコインを収集せよ。 さびたコイン4個の納品 気付け剤1こ 力の種1個 金満マダムR 物の価値が分かる私の元には、おのずとそれなりの品々が集まってきます。今、私が欲しいのはさびたコイン。何でもスローンのティターンのサザンアームから奪えるそうです。K これがさびたコイン……。まぁっまぁ、私くらいにならないと、これの価値は分からないでしょっ。と、とにかくありがとう。さぁお駄賃を持っていきないさい。 67 デスサイズの呼応 魔女の力を解放せよ。デスサイズの少女を成長させろ。 黒き魔法使いをLv48以上にする マジックメイス1個 ガラクル お主はデスサイズ族の少女を仲間にしておるの。闇の住人である彼女の力を引き出せれば、この先がずっと楽になるぞい。彼女の力を解放してみたらどうかの? やはり、わしの目に狂いはなかったのぉ。遠くからでも良い匂いがプンプン……。もとい、強い魔力がビシビシくるぞな。しかし、まだまだ成長できるはずじゃ。鍛錬を忘れてはいかんぞ。 68 デスサイズの円熟 デーモン界随一の実力を知れ。デスサイズの剣士を成長させろ。 黒衣の剣士をLv48以上にする カルマ1個 ガラクル お主、連れている剣士の真の力を知っておるか戦闘で使わぬのは宝の持ち腐れじゃぞ。 ほう、さすがに壮観なもんじゃな。デーモン界随一の剣士というのが遠めからでもよく分かるぞい。視線が合うと背筋が凍るようじゃ。この調子で腕を磨かせるとよいぞ。 69 ミイラのおしゃれ アモの体を新調しろ。王家の包帯を収集せよ。 王家の包帯5個の納品 月牙刺1個 アモ あたしの包帯もそろそろ換え時だろ?で、どうせ換えるなら、最高品質の王家の包帯にしたいんだ。アギラのティターンにいるファラオボディってやつが分不相応に持っているらしい。 王家の包帯はやっぱり違うよぉ身に付けた時のフィット感が違う。しかしこれは目立ちすぎかな。キヒヒヒヒ。 70 ハンターの修練 疾風の狩人であることを証明せよ。ナインテイルの少女を成長させろ。 九尾の狩人をLv48以上にする"0F ウィングボゥ1個 グレゴリ お前、ナインテイルのガキを連れているな。やつら、一見するとお気楽種族に見えるかもしれないが、成長させれば疾風の狩人として大きな力になってくれるぜ。 いっぱしの狩人になったじゃないか。ナインテイル族の面目躍如ってもんだ。だが、上には上がいる。せっかくここまで成長させたんだ、もっと高みを目指せよ。! 71 自由奔放な騎士 騎士のお見舞い品を調達しろ。砥石を収集せよ 砥石5個の納品 生命の珠2個 力の実2個 能天気な騎士 この間、アギラを走っているやつを興味本位で追い抜いたら、そいつ昏倒してさ。見舞いに砥石を持っていこうと思うんだ。アギラのティターンで採掘できるんで取って来てくれ。A 砥石、サンキューな。しかし、これで剣を研ぐとすんごくいい音がするんだな。なんか癖になりそう♪見舞いに持っていくのやめようかな。 72 騎士団長の求め 騎士団長の苦悩を察しろ。ガーネットを収集せよ。 ガーネット5個の納品 騎士団功労勲章1個 苦悩の騎士団団長 今度の取引は絶対に失敗できない。皆の睡眠時間がかかってるんだ。ガーネットはアギラのティターンで発掘できるはずだ、頼む、持ってきてくれ。 本当に本当にありがとう。無事にガーネットと砥石を交換することができた。夜中の研磨音から解放される時がきたのだ。ようやくこれで眠れるよ。 73 小悪魔の微笑み ミレーユにプレゼントしよう。石の器を入手せよ。 石の器1個の納品 ブルーピアス1個 ミレーユ 石の器、なんかほしい!!ということでプレゼントしてくれません?試しの神殿で石を採掘して、ガネットさんのところに持っていけば、合成熟練度Lv0から作れるはずです。 石の器って本当に石で出来てるんだぁ。ここまでストレートだとなんか感動。ありがとうございます。また、宜しくお願いしますね♪ 74 ミイラの味覚 味のわかる男に差し入れを。グルメのスープを入手せよ。 グルメのスープ1個の納品 栄養ドリンク1個 活力の珠1個 アモ あたしゃこう見えて、味のわかる男でね。久しぶりにグルメのスープが飲みたい。スローンの毒沼のあるフロアで、ケロリ草、マダラキノコを発掘で入手すれば合成熟練度1以上なら作れるはずだ。 いや~~いつ飲んでも、グルメのスープは美味いねぇ。まぁあんたらにはわからんだろうがね。キヒヒヒ 75 猫の感性 猫の感性を刺激しろ。モダンなツボを入手せよ。 モダンなツボ1個の納品 イエローピアス1個 活力の珠1個 ガネット モダンなツボを知ってるか?ものすご~くいかしたツボなんだってさ。合成熟練度が1以上だったら、トルトゥガのティターンのパンドラが落す謎の甲殻が5つもあれば作れるはずだよ。 モダンのツボをありがと。中々面白いツボやね、あははは♪あたしの部屋にはぴったりだよ。その辺に飾っとこ。 76 人形の疑問 ゴージャス加減を解明せよ。ゴージャスな飾りを入手せよ。 ゴージャスな飾り1個の納品 生命の珠1個 体力の種1個 ニーヤ ゴージャスな飾りって、どれくらいゴージャスなんだろうね?スローンのティターンでフズの木、生命琥珀、獣の大角を集めれば、合成熟練度が3以上で作れるはずだよ 確かにゴージャス!!本当にゴージャスだね、この飾り。ネーヤにプレゼントしてみようかな。…………と想像するとむなしくなるね、やっぱやめよう。 77 人形の感覚 変の定義を示せ。変なオブジェを入手せよ。 変なオブジェ1個の納品 霊薬2個 覚醒の実2個 ネーヤ 変なオブジェってどれくらい変なのかしら。こんなこと普通は気にならないかしら……。変なオブジェは、天空の大神殿で老樹の根と響鳴石を、アギラのティターンで金属飾りを集めれば合成熟練度4で作れますよ。 変なオブジェ、ありがとうざいます。しかし、変ってこういうことなんですか?あまり実感がわきませんね。 78 豪腕の興味 幻の樹木を再生しろ。天樹を入手せよ。 天樹1個の納品 バルムンク1個 ガストン 天上世界にだけ存在するっていう天樹にかなり興味がある。天樹は天空の大神殿で天樹の葉、天樹のツタ、天樹の幹、天樹の枝を揃えれば合成熟練度5で作れるはずだ。 ずいぶんこなれてきたじゃないか。この依頼も達成したか。しかし、天上界にしかないってわりに、どこかで見たことがあるような感じがするのは気のせいか? 79 純情男の賭け 意中の人を射止めたい。黒い花束を入手せよ。 黒い花束1個の納品 リンネ1個 グレゴリ 今回の依頼は……その……黒い花束だ。まぁ……そういうことだ、俺にも……なぁ。レーヴェのティターン3Fで採取できる黒い花とレーヴェのモンスターが落す壮麗なフリルがあれば合成熟練度5で作れるはずだ。 あ……りがとうな、助かったぜ。相手が誰かを言うわけにはいかないが、礼としてヒントくらいはやるぜ。ヒントはな……いつも俺のことを、優しい目で見守ってくれてるやつだよ。 80 地域のカリスマ 自身がカリスマであることを示せ。フォロワーの総数を20体以上にせよ。 フォロワーを20体以上集める 活力の珠1個 魔除けの鈴1個 ガラクル フォロワーの数はお主のカリスマ性を表す指標じゃ。わしにお主のカリスマ性を示してみろ。 依頼達成じゃ。中々のカリスマっぷりじゃぞい。さらなるカリスマを目指すんじゃ。 81 国家のカリスマ 自身が本物のカリスマであることを示せ。フォロワーの総数を60体以上にせよ。 フォロワーを60体以上集める 栄養ドリンク2個 沈黙玉3個 ガラクル カリスマと呼ばれる輩は多数存在しても、本物のカリスマと呼べる存在はなかなかいないものじゃ。お主が本物かどうか、わしに示してみんか? ほう、これだけ多くの手下を引き連れるまでになったか。もはやカリスマの中のカリスマじゃな。 82 世界のカリスマ 自身が真のカリスマであることを示せ。フォロワーの総数を100体以上にせよ。 フォロワーを100体集める アムリタ1個 ガラクル カリスマの中のカリスマであるお主は、もしかするとカリスマとして天賦の才を持っているのかもしれん。この課題に応えられたら、 お主を真のカリスマと認めよう。脱帽じゃわい。まさかこれほど多くの手下を率いるとは。もう少し若ければわしも連れていってもらいたいくらいじゃ。 83 ソフィアの戸惑い ソフィアの作業を楽にしろ。妖精の粉と天樹の葉を収集せよ。 妖精の粉1個の納品 天樹の葉5個の納品 ロンゴミアント1個 ソフィア グレゴリさんから黒い花束をもらったのですが……。どういうことなのでしょうか?お返しをしなければならないので、妖精の粉と天樹の葉を持ってきください。 一応、グレゴリさんにはお人形をお送りしました。正直、これで最後にしてほしいです……。 84 ガストンの嫉妬 グレゴリの心を察しろ。奮起石を収集せよ。 奮起石10個の納品 シルバーレイピア1個 ガストン グレゴリのやつ、最近、妙な人形を後生大事にしているらしい……。そこで、レーヴェのティターンの他、様々なティターンのモンスターが落す奮起石を送ろうと思う。 奮起石ありがとうな。早速、グレゴリのやつに送ったぜ。暫く会ってないが、確か奴はセマニアで合成屋をやってたよな。 85 ソフィアの困惑 ソフィアの社交辞令を楽にしろ。天馬の蹄と隕鉄片を収集せよ。 天馬の蹄1個の納品・隕鉄片3個の納品 シルバーメイス1こ ソフィア ガストンさんという方から、大量の奮起石が届きました…………なぜ?お礼はしなければならないので、天空の大神殿から、ペガサスが落す天馬の蹄と上の階層にある隕鉄片を持ってきてください。 素材の調達ありがとうございます。お礼を送っておきました。それにしても、意味のわからない贈り物はこれで打ち止めにしてほしいですね……。 86 グレゴリの純愛 グレゴリの想いに応えろ。大地の剛鉄を収集せよ。 大地の剛鉄3個の納品 ミラージュヘルム1個 グレゴリ ソフィアから可愛らしい人形が送られてきた!!そこで大地の剛鉄で棚を作ろうと思う。大地の剛鉄は、レーヴェのティターンで採掘できるぞ。 大地の鋼鉄、確かに受け取った。例の人形は俺が作った棚に飾ってある。我ながらいい出来ばえだ。ソフィアがこっちにくるのが楽しみだ。 87 ガストンの純情 ガストンの勘違いを助長しろ。隕鉄塊を収集せよ。 隕鉄塊3個の納品 ミニシルクハット1個 ガストン ソフィアさんという素敵な女性から愛らしいお面が届いた。そこで、隕鉄塊で額を作ろうと思う。隕鉄塊はレーヴェのティターンで採掘できるはずだ、至急、集めてくれ。 素材、確かに受け取った。素敵なお面に相応しい立派な額が完成したぞ。これで彼女が見にきても大丈夫だな。 88 精霊の覚醒 緑の精霊の力を示せ。マンドラゴラの少女を成長させろ。 緑の唄い手をLv57以上にする ノクターン1個 ファドリ キミはマンドラゴラ族の少女を連れていたね。マンドラゴラ族はあまり戦闘に向かないと思っていたが、それは間違いのようだ。マンドラゴラ族の強さをもっと知りたい。 スゴイな、脱帽だよ。率直に言ってここまで強くなるとは思わなかった。しかもまだまだ強くなりそうだ。どこまで強くなるかはキミ次第だろう。 89 ゴーレムの気迫 大地を揺るがす強さを示せ。ゴーレムの王子を成長させろ。 巨人の王子をLv57以上にする タイタンアクス1個 イリオ そういえば、みんなのパーティに1人だけオトナの戦士さんがいたよね。体が大きくて強そうな…。勿論、強いんだよね!? 思ったとおり体が大きいと強いんだ。オレもどんどん大きくなって強くなるぞ。 90 強者の証明 女神に真の強さを示せ。逃げずに無限のアークを制しろ。 逃走せず無限のアークをクリアする 暁の鎧1個 暁の帽子1個 女神 よくぞここまで辿り着きました。しかし、これからが本当の試練、真の強者の証明。さぁ示しなさい貴方の力を。 よくぞ試練を乗り越えました。貴方を真の強者と認めます。ただし、私からの試練はこれからですよ。 91 伝説の樹立 伝説になれ。持ち物なしで無限のアークを制しろ。 アイテムを持たず無限のアーククリア 暁の靴1個 暁の胸当て1個 女神 貴方はまだ単なる強者でしかありません。伝説となるには熾烈な関門を突破する必要があります。さぁ刻みなさい新たな伝説を。 伝説を刻みましたね、おめでとう。同時に貴方は単なる強者ではなく、勇者であることを証明したのです。もはや貴方は神に近い存在ですよ。 92 ドラゴンの鼓動 神話を辿れ。ドラゴンの王で無限のアークを制しろ。 若き竜皇単独で無限のアーククリア 竜玉のペンダント1個 竜皇の紋章4個 女神 最強の竜皇、それが貴方。しかし、真に最強を名乗るなら、たった一人でこの試練を超える必要があります。さぁたどりなさい、神の軌跡を。 最強という言葉は、貴方にこそ相応しいものですね。おめでとう。私から最強の証を贈ります。 93 鳳凰の昇華 神話に倣え。フェニックスの王女で無限のアークを制しろ。 炎の乙女単独で無限のアーククリア 鳳凰の羽飾り1個 鳳凰の紋章4個 女神 紅蓮の炎をまといし可憐な戦士よ。単独でその力を私に示すことができますか?さぁなぞりなさい竜の軌跡を。 強さと美しさを備えた貴方は万物の憧れです。おめでとう。貴方には可憐さの証を贈ります。 94 デスサイズの因果 神話を葬れ。デスサイズの剣士で無限のアークを制しろ。 黒衣の剣士単独で無限のアーククリア スペクターベルト1こ 晦冥の紋章4個 女神 死を司る漆黒の剣士よ。その力を持ってすれば、黄泉より深く、暗い試練をも制することができるのでしょうか。さぁ求めなさい死命の選択を。 ドラゴンと双璧を成す貴方の力は運命すら自在に操ることができるのですね。おめでとう。貴方には支配の証を授けます。 95 デスサイズの宣誓 神話を歩め。デスサイズの少女で無限のアークを制しろ。 黒き魔法使い単独で無限のアーククリア スペクターリング1個 漆黒の紋章4個 女神 生死を生み出す灰色の魔女よ。貴方の真の強さは強固な意志。さぁ欲しなさい万物の運命を。 その想いに比例する魔力を持つ貴方には新たな力の可能性を存分に証明してもらいました。おめでとう。貴方には誓いの証を授けます。 96 ゴーレムの勇躍 神話を築け。ゴーレムの王子で無限のアークを制しろ。 巨人の王子で無限のアーククリア 王様のマント1個 大地の紋章4個 女神 大地を震わす無垢な巨人よ。その強固な体に相応しい勇気を示しなさい。さぁ築きなさい牢固な礎を。 もう貴方を弱虫と蔑むものなど存在しないでしょう。おめでとう。貴方には勇気の証明を贈ります。 97 精霊の気脈 神話を唄え。マンドラゴラの少女で無限のアークを制しろ。 緑の唄い手単独で無限のアーククリア 旅人の楽譜1個 精霊の紋章4個 女神 緑の唄い手、樹木の精霊。その唄は火を沈め、水を割る。さぁ埋めなさい自身の虚栄を。=貴方は既に望むものを手に入れているのですね。 今回の試練でそれがよくわかりました。おめでとう。貴方には絆の証を授けます。 98 メデューサの至純 神話で眠れ。メデューサの少女で無限のアークを制しろ。 白き魔法使い単独で無限のアーククリア メデューサの眼1個 白蛇の紋章4個 女神 白き魔術士、聖なる伝道師。貴方の生気は神をもいやす。さぁ包みなさい聖なる絆を。 貴方の白が永久不変であることをまざまざと証明してもらいました。おめでとう。無限の証を貴方に贈ります。 99 ハンターの叡智 神話を刻め。ナインテイルの少女で無限のアークを制しろ。 九尾の狩人単独で無限のアーククリア 鷹の目1個 守人の紋章4個 女神 鋭敏且つ、巧緻なハンター。貴方に狙いを付けられたなら神すらもかわせぬでしょう。さぁ見つめなさい未来の光芒を。 貴方は本当の知力とは何か、知恵の最も有効な使い方とはどのようなものかを証明しましたね。おめでとう。貴方には叡智の証を授けます。 100 ちくちく大発生 冒険者の救いを解放したい。いやしの結晶を復旧せよ ダリスのいやしの結晶を探せ 猫爪1個 シャベル2個 古物商人 ダリスに行った者から、4Fにあるいやしの結晶が使えなくて困るという話が上がっている。出来れば、確認して問題を解決してくれ。 ツタ……か。秘密基地としても、貧相だな。まあ、ありがとう。 101 ベタベタ大発生 ベタベタを解消したい。スライムを討伐せよ。 スライムの群れの討伐 コルセスカ1個 ノコギリ2個 好奇心旺盛な冒険者 トルトゥガのティターンにスライムが異常発生。原因の大本は3Fのどこかだと思います。何とかしてください!なんかもう、ベタベタで怖いです。 ありがとうございました。でも、よくみるとスライムもかわいいですよね。 102 聖火探索依頼 怪盗に力を貸そう。聖火を入手せよ。 スローンで聖火を探せ チンクエディア1個 俊足の種1個 怪盗ラシェル スローンのティターンで聖火がちょっと必要なんだ。「虚言する上顎」っていうフロアの宝箱に残っているような気がする。誰かとってこれないかな? ありがとう。聖火はただの火じゃない。魔力を持ったものなんだ。 103 盗まれた看板立て 怪盗のわがままに応えよう。看板立ての剣を奪取せよ。 アギラで看板立ての剣を取り返せ ダーク1コ 体力の実1個 アモ 看板立てとくための剣が盗まれた。別にいらんのだが、無くなったままも寂しいのでどうにか取り戻してくれよ。犯人はアギラのティターンの「罪に染まる右の翼」に逃げたって話だ。 どうもありがとう。え?宝の地図?そんなモノが入ってたとはねえ。 104 怪獣討伐依頼 傷害事件を解決せよ。レーヴェに出没する犯人を探索せよ。 レーヴェで謎のモンスターを探す ロンパイア1個 命の実1個 ミレーユ レーヴェのティターンで、冒険者が襲われる事件が相次いでます。犯人を探しても見つからなくて……。みなさん5Fで被害にあっているので、5Fのどこかに抜け穴でもあるのかも……。 流石ですね!これでみんなが怪我することも減ると思います。 105 倉庫の修理材料 開かずの扉をこじ開けろ。倉庫の扉の修理に必要な素材を収集せよ。 フズの木1個の納品・魔導岩1個の納品 栄養ドリンク2個 心の種1個 ガネット こないだ倉庫を建ててさ。嬉しいから、記念にって荷物を集めたんだ。そしたら扉が壊れて開かなくなっちゃった。扉を修理するにはスローンのティターンにあるフズの木と魔導岩が必要なんだ。 やぁ、ありがとありがと。扉は無事に直ったよ、前よりずっといい感じ♪あとで店にきたら使わせてあげる。 106 発掘は錬金の基礎 発掘をしてみよう。アオゴケを入手せよ。 アオゴケ3個の納品 力の種1個 爆雷弾3個 ガネット アオゴケを取ってきてほしい。試しの神殿で発掘すればすぐに見つかるはずだよ。 よくやった、ほめてあげる♪これで錬金が出来るねぇ。後で店に来るといいよ。 107 鍵を取り返せ 奪われた鍵を取り返せ。試練の鍵を奪取せよ。 試しの神殿で「試練の鍵」を探す コットンパンツ1個 ツルハシ3個 ミレーユ 試しの神殿の1Fに2Fへの鍵を盗んだヒトがいます。取り返してくださいね♪ ありがとうございます。神の試練、がんばってくださいね♪
https://w.atwiki.jp/oyasirosamanokai/pages/30.html
正義と悪 僕は今、お茶の葉を急須の中へと少しずつ、少しずつ慎重に入れる作業をしている。 「なぁ・・・一つ言っていいか?」 僕の目の前には机に足を組み、口に煙草を咥えて眠そうに天井を見上げる女性は、それはそれはでかい態度で座っていた。 「私はな・・・十六夜、眠いって言ってんだぜ?それなのに、なんで茶を淹れてんだ?」 「・・・・凛は知らないの?お茶にだってカフェインとかが入ってるんだよ?」 ちょうど沸いたポットに手を伸ばし、飛び散らないように静かに急須へ注ぐ。 「十六夜・・・お前バカか?入ってる、入ってないの話をしてるんじゃねぇ・・・コーヒーを持ってこいって言ってんだよ!」 (・・・じゃぁ、自分で注(つ)いでくればいいのに。) そう心の内でぼやき、代わりの言葉を凛に伝える。 「でもコーヒーに砂糖5杯とミルクをたっぷり・・・でしょ?」 「なんか文句でもあんのか?」 「いや、文句じゃないけど・・・そんなに入れたら、もうコーヒーって言わないよ?」 急須に少しの量のお湯を入れ、お茶の葉とお湯をなじませるように混ぜ、お湯を流し場へ流す・・・こうすると葉が開き、一杯目からお茶の葉のおいしさを引き出すことができるのだ。 愛用のコップに淹れてあげると、凛はお茶を一瞬で口に流し込んだ。 「ばっ、あ、あちゃ!あちゃちゃちゃ」 「・・・凛、日本語でしゃべってくれないと僕分からないんだけど?」 「てめぇのお茶が熱かったんだよ!死にてぇのかこのバカ!」 興奮してか、それともそんなに熱かったのか、顔を真っ赤にして愛銃を二丁僕に向ける。 「あのね、お茶はゆっくり飲んで味わうものだよ?この寒い季節に体の芯まで温めてくれる。そして眠さも吹き飛ばしてくれて、仕事を捗(はかど)らしてくれる・・・・一石二鳥なんだよ?」 僕もお茶を淹れて、少し口をつけて一呼吸おく。 「まぁ、そんなことはさておき・・・」 僕はポケットから一つの封筒を取り出す。 「今日が何の日か覚えてる?」 そう言うと、銃を下ろして明らかに嫌そうな顔を彼女はした。 「ちっ、あいつのことは忘れたくても忘れられねぇよ」 「うん・・・そうかもね」 あいつというのは市長選第一候補と言われ、また総理大臣にまで上りつめるであろうと謳われている男で、そのかたわら麻薬・武器の輸出を手掛ける闇商人の中心人物である男・・・ルミナ・クライウス・ヴァン氏 三年前に都内警察麻薬捜査支部連合責任者の僕こと十六夜と同じく支部の指揮長官を務める彼女こと凛が捕えた。 しかし、その逮捕は通常とは少し違うものだった。 というのは、ヴァン氏が裏との関わり合いがあるという決定的な証拠を見つけていないという点・・・つまり証拠なしに逮捕に踏み切ったということである。 僕の権限により三年間留置所へと留めて、そして決定的な証拠を見つけて罪状を提出してちゃんと裁判を受けてもらう・・・そういう手筈だったのだが、まったく証拠らしい証拠は出てこなかった。 潜入捜査や聞き込み調査、彼の部下の証言により黒幕なのは明らかというのにも関わらず、どうしても証拠らしい証拠は全く出てこない。 この三年間、もどかしさだけが僕の心にあった。 そしてこの件により、僕はこれで上からの信用はがた落ち、彼女もタダでは済まないだろう。 彼女が彼を良く思わないのは当然であるかもしれない。 そんなヴァン氏からの手紙が一通・・・留置所からの解放を祝したパーティーを僕たちに招待するという内容。 「どうする?罠の可能性が高いけど・・・」 「はっ、おもしれえじゃねぇか!あのやろう・・・粋なことしやがるじゃねぇか」 ・・・・即答できる彼女はある意味天才だろうか?数時間ずっと考えた僕がバカらしく思う。 「分かったよ。じゃぁ、今夜の七時みたいだから・・・ちゃんとおめかしも忘れないでよ?」 「はぁ?別にいいだろ、面倒じゃねぇか」 「まぁ、そうは言わずに・・・ね?一応、礼儀として」 「ったく、分かったよ。着てくりゃぁいいんだろ?じゃぁな」 彼女はそう言って、出て行ってしまった。 (あれ?まだ、勤務中なんだけど・・・) 置いてかれた僕は仕方なく、山のように溜まった書類を嫌々ながらも目を通していくことにした。 それから数時間、夜七時の三十分前・・・僕らはレストランの前で合流した。僕はシンプルに上下真っ黒のタキシード、凛は真っ赤に彩られたドレスというところだろうか?腰まである髪もちゃんと束ね、まるで別人のようだ。 「遅い!てめぇ、女をいつまで待たせるつもりだよ!」 (外見はともかく、中身は全く変わってないようだ。しかしどうなのだろう?いつも女らしいことの一つもしていないのに、こういう時だけ女を主張するのは・・・) そんなことを思いながら、凛に急かされるままにエレベーターに乗った。 止まったのは三十階・・・中はレストランである。 しかし、上にはシャンデリアがズラリと並び、床一面は大理石で作られ、至る所の壁に著名の絵画などの美術品が飾ってあった。 (・・・・凄い!) その言葉に尽きるほどの豪華さであった。 「すみません、ヴァン氏の招待でやってきたのですが?」 一人の店員を捕まえて聞くと、奥の見晴らしの良いテーブルを案内してくれた。 そこには三十階からの夜景という名の幻想が広がっていた。 きらびやかに、しかし派手すぎることもなく鮮やかに光り輝くように彩られた街の光景は何とも言えない。 僕がしばらくの間、感傷に浸っている隣で夜景には目もくれずにメニューの中からあれやこれやと注文している凛がいる。 「なぁ?なぁ?なぁ?見てみろよ!キャビアが置いてあるぜ?食べてみないか?なぁ、こんなに高けぇんだぜ?超うまいんだろうなぁ~」 彼女の眼が光り輝いている・・・何をそんなに期待しているのであろうか?仕方なく僕は彼女に教えてあげる。 「キャビアはとっても高いけど、そこまで美味しいものじゃないよ?」 「んなわけあるかよ!ったく、面白くないやつだぜ・・・なら私だけでも頼むぜ?おい、キャビアを持ってきてくれ!」 彼女の前にはどんどん料理が並べられていく。 しかし・・・“花より団子”とはよく言ったものではないだろうかと思う。 作った先人がもし凛を見たら嬉し涙でも流すのではないだろうか?そんなことを考えていると、凛が機嫌良くキャビアを口に運んでいる姿が目に入った。 口にした途端、彼女の顔は機嫌良いから普通へと変わり、もう一口入れると普通の顔から怒っている顔へと変わった。 そして一人の店員を呼びつけて・・・ 「このキャビア、ニセモノじゃないのか?」とか、「この値段はおかしい!店長を呼べ~」とか言って店員に迷惑で困らせていた。 そんなやりとりをしていた頃・・・やっと現れた。 「これはこれはお二方、とっても楽しそうで開いたこちら側としては嬉しい限りなのだが、もう少し節操をわきまえて欲しいものなのだがね?」 ヴァン氏がそう言うのも無理はないかもしれない。 テーブルに料理が所狭しと場所を取り合い、凛は店員に大声で説教、僕はさっき目を通した書類をパソコンへとまとめる作業をしている・・・迷惑かどうかは甚だ疑問だが、高級レストランですることではないことは確かだろう。 凛に促して店員はいいからテーブルの上を片付けようとした時、彼女から殺気を感じた。 「ふっふっふ、私も嫌われたものだな」 「はっ、お前は私に好かれたいのか?」 「それは御免こうむりたいのだが?キミの愛は重そうだ」 「言ってくれるじゃねぇか?・・・で、ブタ箱の生活は楽しかったか?」 「ふっ、是非ともキミたちにもご招待したいくらいだったよ」 高級レストランの一角で、殺伐とした雰囲気が漂う中、僕は口を挟んだ。 「ちょ、ちょっと、凛?そんな言い合いをしに来たんじゃないよ!え~っと、ヴァン氏にご質問があるのですが?」 これ以上話がこじれないように率直に聞く態勢へ・・・ 「ふむ、構わないが?」 「裏との関係を止めて頂きたいのですが?」 この質問は“はい”でも“いいえ”でも答えたのであれば、彼を無力化出来る。 なぜなら、“いいえ”であればその意味の如く、彼自身が裏との接点を失くすだろう・・・。 “はい”の場合では僕の身につける盗聴器が彼と裏の決定的な証拠となり、捕えることができる・・・しばらくの間静寂が訪れ、彼の口が開くのが少し鈍った。 そしてニヤッと笑みを浮かべ、虚をついてきた。 「答えるのは構わないが、その前に隠れているブツには退出願おうか?」 彼に盗聴器は見抜かれていた・・・。仕方なく盗聴器の電源を切り、彼の質問に入ろうとした時、また制止がかかる 「刑事さん?もう一つ・・・彼女の襟の裏なのだが?」 僕のだけではなく、凛の盗聴器まで彼は見抜いた。 どこまでも頭の切れる奴だった・・・小細工なしで質問に入った。そして小一時間ほど経っただろうか?話しも滞りなく進み、パーティーはお開きとなった。 それから二週間ほど経ったある日・・・僕と凛は上から呼び出しを受けた・・・理由は僕も凛も知っていた。 ヴァン氏が市長選で市長に選ばれた・・・その点は別になんでもないのだが、市長選の演説で行ったことがまずかった。 ヴァン氏があのレストランで会った時に隠し持っていたとされるだろう盗聴器で、僕らの声を一つ一つ合成して、あのレストランで僕らが脅迫をしている会話を作っていた。 まさか、逆に彼が盗聴器を持っているなんて夢にも思わなかった・・・ 僕らは市民の反感を買った。 そして彼の演説の最後・・・ 「私に罪がないにも関わらず留置所に三年間監禁されました。 そして脅迫を幾度となく、そしてレストランへと連れ込みあの発言を私に・・・。 私は警察などに頼ってはいけないのだ、警察こそ悪である・・・と、私は確信しました。 私は警察と戦います!どうか、どうか、賛同して頂ける方は私に清き一票をお願いします!」 今までの行動が一気に枷として舞い戻ってきた瞬間であった・・・。警察トップクラスの発言ということも仇になってか、マスコミは新聞・テレビなどで大いに取り上げ、この演説により、市民は暴動騒ぎが各地で勃発、警察の信用は地の底まで落ちていった。 「十六夜殿、並びに凛殿・・・貴方がたには謹慎処分を言い渡す。その後、追って判断を下す」 それが、僕らに言い渡された 謹慎処分を受けてから数日が経った・・・。 僕は知り合いに頼み、ヴァン氏についての情報を貰っていた。 それは明日の昼に家族で昼食・・・を装っての裏での重要な会議が行われるという情報だ。 この現場をうまく押さえることができたら、汚名返上とまではいかないが、今の状況を改善できる唯一の手段であると僕は思った。 さっそく、暗い夜中を見計らって家を抜け出し、凛の家のもとまで急ぎ向かった。 深夜一時を回ったくらいだろうか?チャイムを何度か鳴らす・・・しかし、いっこうに出てくる様子がない。 どうしたものかと立ち往生してドアノブに手をかけると鍵は開いていた。 何かの襲撃でも遭ったのではないかと思い、銃を手に物音立てずに中へと入ると・・・突然、腐臭が襲ってきた。 ゆっくり歩き、だんだん目が暗さに慣れてきたのか、辺りがどうなっているのかが見えてきた。 キッチンは見る影なく、壁には暴れて殴ったようなへこみがいくつもあり、至る箇所に銃弾の跡があり、リビングではテレビの画面は割れ、机は木のクズへと化し、ゴミ箱の中身が辺りに散らばっていた。腐臭が漂う中、寝室であるところから声が聞こえた。 それは小さく、とっても小さく、耳をすまさないと聞こえないくらいの声だった。 意を決して寝室のふすまを開けると、電気もついていない状況で布団にくるまっている凛であろう姿があった。 呻き声や泣き声や嗚咽などが入り混じった声だった・・・。 人の気配に気付いたのだろうか?さすがは指揮を任されるだけあって、敏感さは獣並みだ。 彼女はばっと起き上がり、隠し持っていた銃を僕に向けた。 「誰だ!撃ち殺すぞてめぇ」 「僕だよ?凛・・・」 凛はそれでも銃は下ろさなかった。 「今は誰ともしゃべりたくねぇんだよ!死にたくなかったら消え失せろ」 彼女はベットに座ったまま、僕を銃で威嚇してくる・・・つまり位置的に僕が彼女を見下すような形である 「・・・・」 「おい、聞こえてんのか!」 「ちゃんと聞こえてるよ」 「だったら早く目の前から失せろ!」 彼女は声を張り上げるのだが、いつものような覇気・・・というか、寄せ付けないオーラみたいなのは全く感じられなかった。 逆に脆く儚く今にも崩れおちてしまうような気がした。 そして僕は聞いた・・・ 「凛・・・泣いてたの?」 図星だったのか、少し間が空いたが、すぐに立て直して返答する。 「何言ってんだ?てめぇ」 「・・・無理しなくていいんだよ?」 「はぁ?私が泣く?なぜ?なんのために?バカだろお前?わけわかんねーよ!」 口調こそ彼女であったが、聞いていて痛ましかった。 僕は彼女の方へと足を一歩進めた 「おい、帰れっつってんだろ!」 しかし僕は構わず歩を進める 「十六夜、殺されたいのか!」 彼女の肩は震え、銃の標準が僕には合わなくなってきた。 そして僕は彼女の前まで歩を進めた 「なぁ、なぁ、頼む・・今は、今だけは私に近づかないでくれ・・・」 いつものカッコいい凛はもうそこにはいなかった。 ただうっすらと涙を溜め、消え入りそうな声で懇願する女性がいた。 「・・・・」 僕は座っている彼女の頭を胸にうずくめるように抱いた。 「おい、馬鹿・・・。何やってん・・・だよ。私は大丈夫だから、こんなことは・・・、なぁお願いだ・・・」 僕は初めて彼女の涙声を聞いた気がする 「大丈夫だから・・・ね?」 何が大丈夫なのかは僕自身はよく分からなかった。 けど、凛を救いたいとただただひたすらに願った。 彼女も耐えられなくなったのか、嗚咽しながらも胸元で叫んでいた。 「ちく・・・しょう!ちくしょう!あの野郎!あの・・・野郎が!」 何度も何度も繰り返されるその単語に僕は何か言うでもなく、ただ僕の抱く腕が少し強くなった。 そして抱いたことのなかった憎悪が少しずつ少しずつ、しかし確実に心に滲み入るのを僕は感じていた。 どれくらいの時間が経ったのだろうか?凛はだんだん落ち着きを取り戻した 「悪かったな、十六夜。少し迷惑をかけた」 「どうしたの?らしくないよ。まだ、僕に抱かれ足りないの?」 「ちっ、人の厚意くらい黙って受け取りやがれよ」 「凛の厚意なんか貰ってもこそばゆいだけだよ」 「おいおい、言うじゃねえか?そんな撃ち殺されたいのか?」 二人は顔を見合わせ、笑いあった 「そう言えば、十六夜。何か用事があって来たんじゃねぇのか?」 凛のことで頭が真っ白になって本題を忘れるところだった。 それはヴァン氏の計画を凛と協力して真実を暴く・・・ヴァン氏も市長となり、それなりのボディーガードもいることだろう。 ゆえに凛の銃の腕が必要不可欠だった。 しかし、完璧に事が済んだとしても一瞬で裏の大物たちを敵に回すかもしれない。または無事では済まないかもしれない・・。 それに頭のキレるヴァン氏さえも抑えられるかどうか・・・。 僕は彼女の顔を見てニコッとして、返事を返した。 「用事はただ謹慎受けてしょげてる凛をひやかしに来ただけだよ?思ってた以上にしょぼくれてたけどね~」 「ちっ、うっせんだよ!いいから早く帰れよ!殺されたいのか?」 凛が銃を向けて威嚇してきた・・・これはマジらしい。 僕は凛から逃げるようにふすまを開け、一言つぶやいた。 「凛、またキミとこうしてばかなやり取りができるのかな?」 闇夜の月は爛々と輝き、嘲笑しているように見えたのは僕だけであろうか・・・ 僕は今、木の影から一つのレストランを監視している。 敵影の視察だけでもと思って正面に来たけど、人が全くいないため、ここから身動きができなくなってしまった。 (交通規制、今日はなかったはずなんだけど・・・) そんなこんなでしばらく立ち往生していると、後ろから肩を叩かれた。 どうやら黒服の一人にバレたようだ。 (ふぅ~、映画のワンシーンみたいにカッコよくはいかないものだね・・) 心の中で少し自嘲し、僕は黒服の言うとおりバンザイをして、ボディーチェックを受けた。 そして腕の辺りを調べられそうになった時、袖の裏に仕込んでいた銃が手の中に滑り込み、男の頭に銃弾を撃ち込んだ。 パーン、パーン・・・銃声は辺り全域に響き渡り、僕はあっさり気付かれた。 「おい、そこに隠れている奴出てこい!」 敵は三人・・・慌てて隠れた木に向かって彼らは発砲し始めた (ふふ、僕はそんなに甘くないよ?) 木の上に登っていた僕は慎重に木に近づいてくる彼らを上から狙い撃ち、絶命させた (大丈夫・・・僕だけでも大丈夫だよ!) 木を下り、正面から中を窺おうと顔を出した時、四・五人のボディーガードが撃ってきた。 すぐに頭を引っ込めたが少し冷静さを失っている自分に気付いた (うわっと!あ、危なかった。正面から入ろうなんて僕は馬鹿か?) すぐその場から逃げるようにして裏の出口へと回った。 そこには案の定、黒い高級車が二つ並んでいた。 裏のドアが開き、現れたのは母子であった。 (彼らには全く関係ないことだよね。そんなことしたら人として・・・) 後ろからさっきの黒服四~五人が追いかけてきた。 (前も後ろも・・・・ちょっとヤバいかも) その時、ヴァン氏が裏のドアからボディーガードに囲まれるようにして出てきた。 そしてその瞬間、凛のあの顔が脳裏をよぎった その時にはもう僕は僕ではなくなったのかもしれない・・・母子に当たるかもしれないにもかかわらず、二丁の銃を手に無作為に撃ちまくった。 さすがの彼も僕が母子を巻き込むとまでは考えていなかったのだろうか?急に慌て、母子が車に乗った後、一つの車を発進させた。 取り巻きを四人ほど殺り、ヴァン氏の周りは手薄となったが、僕も無傷というわけではない。 左腕を撃ち抜かれ、片方は動かない。 彼が車の方へと近づいた時、僕は逃げられると思い、タイヤを二カ所撃ち抜いた。 すると車を諦め、そこからはヴァン氏は逃走した。 逃げて逃げて逃げまくる彼を追いかけ走ったのち、彼の右足を撃ち抜いて逃走劇の終わりを告げた。 「はぁ、はぁ、これで・・・終わりだ、ヴァン!」 僕は銃口を彼に向ける。 「はぁ、はぁ、はぁ、ふぅ~。まぁまぁ、落ち着きたまえよ?・・・十六夜くん。今日のキミは少しおかしくはないかね?冷静さが欠けているのように見えるのだが?」 物陰から完全武装した警察がぞろぞろと現れ、僕を囲む・・・ざっと見るに二十人くらいはいるだろう (警察・・・しかも特殊部隊。どうして!?ここに駆けつけるまでには距離的には三十分はかかるのに・・・) やっと頭が完全に冷えてきた僕は、全てヴァン氏の罠であることにやっと気付いた。 (知り合いの情報から全部・・・かな?やられたなぁ~) 「完全にキサマは包囲されている。諦めて投降しろ!」 僕に言っているらしい・・・僕が正義で彼が悪だといのに。 皮肉なことだ・・・国民を守る為に警官たる行動をすればするほど、僕が敵視されるだなんて・・・。 ため息を大きく吐いてから、僕は彼に向けている銃を更に強く握った。 「もし引き金を引こうとするならばこちらは容赦しない!」 特殊部隊が一斉に僕に銃の狙いをつけた。 目の前に足から血を流しているにも関わらず、僕に余裕の笑みを向けるヴァン氏・・・殺意が沸々とまた僕の中で込み上げてくる。 幼なじみが現れ、涙を流しながら僕に説得の言葉を話している・・・、しかし僕にはもう聞こえない・・・何も聞こえなかった。 ヴァン氏が目の前に居て、ただシーンとしている世界。 自分の心臓の音がやけにでかく聞こえた・・・まるでまだ生きたいと僕に訴えかけているかのように。 そして僕は心臓に伝えてあげた・・・ 「わがままは・・・許さないよ?」 引き金を引くと同時にいくつもの銃声が大きく響き渡った それから三年の月日が経った。 「いやはや、凄いやつれようだが大丈夫かね?凛くん」 目の前の市長、いやヴァン総理大臣が私に声をかけてきた。 「そう睨まないで欲しい。まぁ、十六夜くんのことはとても残念だった。彼がまさかあんなことをするとは思わなかったよ」 残念そうな顔を見せるヴァン氏だったが、一転して微笑を浮かべた。 「・・・それで、仲間として疑われ、三年の務所生活はどうだったかね?キミにはお似合いの場所だったと思うが?」 「うるせぇ・・・そんなくだらない戯言を聞きに来たんじゃねぇ!」 「ほぉ~、では何の為かね?」 凛は気味が悪いくらいに笑った。 「出所祝いのパーティーに決まってるだろ!ちょっとばかし私なりにアレンジをしているけどな?」 そう言って、抜いた一丁の銃をちらつかせた。 「ふむ、では場所はどこにするのかね?あまり遠くは・・・」 「はっ!場所なんてどこでもいいだろ・・・始めようぜ?血のパーティーをな!」 「ふぅ~凛くん、・・・若いな。まぁ、私もキミに生きていられると合成音声の件で少々面倒でね?」 ヴァン氏が指を鳴らすと建物の屋上から十数人・・・ライフルを持った特殊部隊が現れた 「けっ、最初から殺すつもりでした・・・ってやつか?」 「凛くん、キミは私の手のひらで踊っているに過ぎない・・・十六夜くん、彼もまたその一人なのだがね」 そう聞いた途端、突然凛の高笑いが響き渡った。 不審に思ったヴァン氏は辺りを見渡し、彼もまた笑った。 「くっくっく、やってくれたじゃないか?凛くん。まさか彼らが全員すり替わっているとはね・・・」 「結構冷静じゃねぇか・・・もうお前の逃げ場はないんだぜ?」 「引っかかることが一つね。キミが部下一人でも動かしたのなら、私に情報がくるはずなのだが・・・?」 「それは上層部のやつらから来る情報のことだろ?」 「・・・ふむ、知っていたのかね?私が警察と組んでいたことを・・。しかしだからと言ってそれを阻むことは・・・」 「なぁ~、死人に口なし・・・って言葉知らないのか?」 悪魔の笑みだった。 「・・・・しかし、一人殺したとしても計画に狂いは・・・」 「何度も言わせんなよ、ヴァンさんよ~?殺したんだよ・・・上層部のやつら、そして・・・お前に縁のあるやつ全員・・・な」 その瞬間、ヴァン氏の顔が明らかに蒼白になった。 「誰がお前と繋がってるか分かんなくてね~。十六夜のやつなら思考に思考を重ねて顔を割り出すんだが・・私はそういうのは苦手でね~」 ヴァン氏はポケットから携帯を取り出し、どこかに電話をかけているようだ。 「おいおい、誰も電話は取れないぜ?なにせお前の家の中には血だらけの死体しか・・」 「な、なぁ・・・む、息子とか・・・いなかった・・かね?」 「あぁ~、なんかお前に似たガキが一人いたな・・・頭ぶち抜いたら動かなくなっちまったけどな」 「きさまぁぁぁぁ!」 彼は銃を抜き、凛に向けようとしたが・・・刹那に凛が放った銃弾が彼の銃を手から弾き飛ばした。 「状況をわきまえろよ?私にサシで勝てるとでも思ったのか?」 凛の銃弾がヴァンの左足を貫いた。 「圧倒的な力は知に勝る・・・新たな名言だな、そう思わねぇか?」 次々に四肢を撃ち抜き、その度に嗚咽と悲鳴が重なりあう。 「う~ん、このまま殺すのはもったいないなぁ~。ちょっと、ゲームでもしてみねぇか?」 そういって、一つの注射器を凛は取りだした。 「くっ、はぁはぁ、その注射器は我が製品の・・・」 「さすがに分かったな。まぁ、何本耐えれるかのゲームしようぜ?」 ヴァン氏の顔がさらに歪んだ。 「その顔だ・・・その顔を見たかったぜ?あいつにも見せてやりたかったよ」 一本、動けないヴァン氏に注射した。 「ん・・・拒絶反応か?おいおい、始まったばかりだ・・・楽しく逝こうぜ?」 持ってきた注射器を全部打った・・・暴れまわる姿やアワを吹き出すとこ、それに体が痙攣するところなどは普段のヴァン氏からは想像できないことで、滑稽で可哀そうで馬鹿らしくて、凛はずっと笑っていた。 「はぁはぁ、あんまり笑わせるなよ。笑い死にさせる気か?まったく・・・。ふぅ~、楽しかったぜ。まぁ、私を敵にしたことをせいぜい悔むんだな・・・って、聞こえちゃいねぇか」 よだれを出して、目が剥きだしているヴァン氏に銃口を向けて、銃声が静かに鳴り響いた 「終わった・・・終わったよ、十六夜。あの合成音声を専門家とかに調査させれば、汚名もキレイさっぱり無くなるんだぜ?今まで通りまたあの事務所でお前の好きなお茶とか飲めるんだぜ?」 凛は一呼吸置いた。 「どうして・・・だろうな。この日をずっと待ってたはずなのにな・・・。嬉しくない、楽しくない、何も感じない、ただ何かがひっかかってスーッとした気持ちになれないんだ・・・なぁ、どうして私の横にお前がいないんだ?」 言葉が止めどなく溢れてきた・・・もう凛自身何を言っているのか分からないくらいに口が勝手に動くのだ。 「・・・なぁ、お前はあの話信じるか?同じ死に方をすると同じとこへ逝けるって話・・・って、おい、何言ってんだろうな。ふぅ~この頃、私は何かおかしい気がするぜ。これじゃぁ、まるで私がお前の事を・・・」 気付くと私は笑っていた・・・そして泣いていた。 私は銃を頭に突き付け、ただただひたすらに願った・ (十六夜、お前にまた会いたいよ・・・なぁ、死ねば会えるかなぁ?) 凛は静かに銃の引き金を引いた・・・。
https://w.atwiki.jp/deruze/pages/470.html
暗闇を照らす光の中では 【忘我】 安曇くんの、あの暴れ狂っていた最期の姿は、今でも鮮明に覚えている。 燃え広がる炎。火の海と化し、崩れ落ちる手術室。 激痛で身体は指一本動かせず、火の粉の入り混じった粉塵を払う事も出来ないで、ただ遠のいていく意識の中でも、 彼のあの姿は――――まるで獣のように変わり果ててしまいながら、深く、暗い絶望を宿していたあの瞳は、 背中に残された禍々しい烙印と同じように、私の脳裏にくっきりと刻みつけられていた。 あの日、安曇くんに二度目の死の苦しみを味わわせてしまったのは、私だ。 思い出す。いや、忘れてはならない、私達のそれぞれの愚かさを。 安曇くんは――――余命いくばくもない妹の命をどうしても助けるために、との想いに取り憑かれていたとはいえ、 所詮はオカルトに過ぎない常世島の死者蘇生の伝承に縋りついて、 しかし、結局妹の命を救えず、逆に島の風土病に感染して仮死状態に陥ってしまった。 そして私は――――せめて彼までは死なせないために、との必死の想いがあったとはいえ、 有効性も実証出来ていない、素人が調合した薬とも呼べない代物を彼に投与してしまった。 結局のところ、それが安曇くんに与える必要の無い苦しみを与える事となったのだ。 その代償が、最愛の人が苦しみ抜いて死んでいったという結果と、 私の背中一面に残された、熱傷でも、裂傷でも、擦過傷でもない、原因不明の大きな傷跡。 整形すれば消せるであろうこの烙印を敢えて残しているのも、自身に対する戒めのつもりだ。 理に適わぬものに縋った故の悲劇を。私には人を救う資格など無い事を。決して忘れないための戒め。 あの後、水明くんのアパートのドアを叩いて彼にこの背中を見せたのも、そう。 私の愚かさの象徴を、信頼出来る人に知っておいてもらいたかった。 そうすれば私の愚かさが時と共に風化する事はない。あの時は、心の底からそう思ったから。 だから私は、オカルトを――――理に適っていないものの存在を認めるわけにはいかない。 保証もない。根拠もない。証明も出来やしない。 そんなものを認めてしまうのは、あの日の出来事を認めてしまうのと同義なのだから。絶対に、認めるわけにはいかない。 ――――なのに。 私の信念は、この街でぐらつき始めている。 次々に起こる、理解の追いつかない異常事態に精神が参っているのだろうか。ロジカルな思考を保ちきれずにいる。 ……ダグラスの遺体から携帯ラジオを手に取ってしまった事が、何よりの証拠だ。 その行動に抵抗が無かったわけではないのに。愚かさを自覚して投げ捨てる事だって出来たのに。 私は結局ラジオをこのモーテルまで持って来てしまった。 ラジオは、先程から、耳障りなノイズを立て始めていた。 ダグラスの言う事が正しいのならば、私の居るこのモーテルに何かが近づいて来ている。 近づいてくる者の正体は分かっている。あの……腐りながらも襲ってくる、彼らだ。 ビルから出た後すぐに、私の耳には、公園の方から上がる人が呻くような声が届けられた。 事故の前に聞いた彼らのものと同じ声だった。私達を見失い、公園に迷い込んだのだろう。 私は走った。彼らに気付かれる前に。ヘザーが居るかもしれないモーテルを目指して。 そこまで逃げたのなら、彼らも私を追ってこないかもしれないと思って。 だけどその考えが甘かった事は、あの携帯ラジオのノイズが教えてくれている。 彼らは正気を保ててはいないはずなのに、どういうわけかは知らないが、私を追跡してきたのだ。 耳に入り込んできた複数の人間の足音に、緊張が高まっていく。それに合わせるかのようにノイズの音も高まっていく。 まるで、チャチな設定のB級映画の世界に迷い込んだような気分。 ……こんな考え自体が私らしくない。……それでも、止められない思考。 半開きだった安っぽいドアに何かがぶつかった。ドアが軋んだ音を立てて開かれていく。 無作法に部屋に踏み入る何人もの人間の気配。何人も、何人も、次々とこのモーテルの部屋に侵入してくる。 ラジオが更に音量を増していき、不快なノイズを撒き散らす。 私は――――――――『隣の102号室』にそのノイズを聞き、 タイミングを見計らってこの『101号室』を飛び出した。 まだ外に残っていた数人が、私に気付く気配を他所に、通りを一気に駆け抜ける。 思考能力が失われているらしい彼らの注意が、これであの一室に引きつけられてくれる事を期待して。 このモーテルではヘザーは見つからなかった。 居るかどうか分からないけれど、次の当てはブルックヘイブン病院。 行ってみるしかない。ヘザーを見つけ出さなくてはならない。 ヘザーが教団に狙われているという突拍子もない話や、 ヘザーの過去にまつわるサイレントヒルで起こったという事件。 それらの話を全面的に信じる事は…………私には、出来ないけれど。 真実が何であれヘザーにも危険が迫っているのなら、ダグラスの代わりに保護しなくてはならない。 そして、ヘザーに彼の死を伝えなくてはならない。 私には、ダグラスの死を看取った人間として、その義務があるだろうから。 いつ以来かも分からない全力疾走で、胸が、脚が、熱と痛みを帯びていく。 それでも私は止まらずに通りを走り抜けた。 愚かさを。悔しさを。苛立ちを。恐怖を。噛み締めながら。 【渦紋】 壁にめり込む形で押し潰されているゾンビ達は、全身の骨が砕かれている様子だった。 懐中電灯の弱々しい明かりの中でもそれは容易に理解が出来る。それ程に怪物達の身体はひしゃげている。 これが、あの太巻き女の力だと言うのか。 今の屋上では、水明が一歩間違えれば、自分達もこうして何かの標本や剥製のように飾られる事となっていたのだ。 最悪の想像。冷たいものがユカリの背筋を走り、思わず身体を抱きすくめた。 そのゾンビ達は、到底生きているとは思えない状態にも関わらず、尚も微かな唸り声を上げていた。 のこのことやってきた獲物の気配に歓迎の声を上げ、喰らいつこうとしているのだろうか。 もう二度と動けはしないであろう身体だというのに、信じられない生命力を持つ怪物達。 ――――水明は今、その怪物達の前に立っていた。 「ねえ、オジサン! さっきから何してんの!? 危ないよ!?」 ユカリは階段の手すりに手をかけ、水明の背中に焦燥を乗せた声を浴びせかけた。 焦るのも当然。ゾンビが動けない状況だとは言え、水明が今居るのは怪物からほんの数十cmの距離。 僅かにでも手を伸ばされたら為す術も無く掴まれる位置だ。そんな所で水明は怪物を観察しているのだ。 尤もそれは、水明もゾンビが動けない事を確認した上で取っている行動だが、もしもの場合を考えれば気が気でない。 「オジサン!」 「…………ああ。……今行く」 漸く水明がこちらを向いた。 その表情は、先程に見たもの程ではないがそれでも充分に威圧的に見えた。 一度抱いた不安が、必要以上に恐怖を煽っているせいだろうか。 水明は、悪い人間ではない。出会って間もないが、それはユカリにも断言出来る。 確かに一見怖そうに見えるし、多々、嫌みたらしいところはある。 しかし、ユカリが今こうして生きているのは水明のお陰だ。 水明がいなければ、ユカリは緑髪の女に撃たれてあっさりと殺されていただろう。 水明が二度、三度と自身の命をかけて助けてくれているからこそ、ユカリは命を落とす事なく生きていられるのだ。 出会ったばかりの他人の為に身体を張れる者が、悪い人間であるはずはない。そのくらいは、ユカリも分かっている。 ――――分かっているのに。頭では分かっているのに。胸の中の暗い靄は、一向に晴れようとしてくれない。 おそらくは、殺し合いのルールなんてものを読んでしまったからか。 何となく気まずい空気を勝手に感じ、ユカリは先に階下へと向かった。数歩遅れて、水明の足音がついて来る。 この建物内の怪物達はさっきの太巻き女があらかた片付けてくれたようで、二人のもの以外の足音は聞こえてこない。 だが今は、その静けさが逆に息苦しさを感じさせていた。 多少の気配でもあれば、そちらに注意を払う事が出来る。考える事が出来るのだが、こうも静かだと、何を考えるべきかも分からず――――唯一感じられる水明の気配がどうしても気になってしまう。 二階への踊り場を抜けて身体を翻す際、横目で水明の痩身を窺い見る。 相変わらずの仏頂面で、水明は何かを考えている。その水明が持つ拳銃に、ユカリの視線が落ちた。 後ろからあの拳銃で撃たれはしないだろうか――――撃つはずがない。 後ろから突き落とされたりはしないだろうか――――するはずがない。 こんな怯えなど下らない杞憂でしかないものなのに、次から次へと浮かんでくる。 不安を掻き立てる静寂が苛立たしい。こんな時に限って得意の饒舌を披露してくれない水明が苛立たしい。 静寂と沈黙が一階に到達するまで続くと、どうにも耐えかねてユカリは振り返った。 「ねえ!」 不自然に声が上擦ったユカリに、水明が怪訝そうな目を向けた。 赤面しつつも、それを誤魔化すようにユカリは先程抱いた疑問を口にした。 話題は、この静寂から解放されるのならば何でも良かったが。 「さっきの……アレってなんだったの?」 「……あれ?」 「御札。あんな魔法みたいなコトしてさ」 「ああ、あの御札か。あれは何の変哲もないただの御札だ」 「アレが? 何の変哲もない?」 水明は階段を降り切ると、懐中電灯を壁のあちこちに向けた。 やがてそれは一箇所で止まる。 照らし出されているのは、この建物の見取り図と、その横にかかっている別の地図らしきものだ。 「こいつは……サイレントヒルの地図? にしては……随分と簡略化されているというか、落書きのような代物というか。 パンフレットのものとは別物だな……」 壁からそれを剥がし取り、表裏隅々まで眺めると、それをポケットに突っ込む水明。 そして見取り図で出口の方向を確認する。どうやら、壁を照らしたのはそれが目的だったようだ。 確認を終え、こっちだ、と先導する背中に、ユカリは続いた。 後ろにいられるよりは、そちらの方が幾らかは気分は楽だった。 「それ、持ってくんだ?」 「ああ……こいつの裏にはどういうわけか、ご丁寧に街のルールが記述されてあった。 わざわざルールと一組にした地図を用意するなら、何か意味がある物なのかもしれん。 嵩張るものじゃないし、とりあえず拝借させて頂くとしよう。 ――――それはさておき、御札だったな?」 水明はそこで一旦言葉を切り、歩みを緩めた。曲がり角に行き当たったのだ。 注意深く死角を見回し、何もいない事を確認すると、ユカリに合図を送る。 「ま、君が驚くのも無理はない。あれには俺だって充分驚いているところだ。 ……東京と神奈川の丁度境目辺りにある『鬼哭寺』という寺は知っているか?」 「キコクジ? ……ううん、知らない」 「『鬼』が『哭く』『寺』、と書いて『鬼哭寺』。 かつては『おになきでら』と言ったらしいがな。 ……君も高三なら、鬼子母神の伝説くらいは聞いたことあるだろう?」 「……知らないけど」 「むじなも知らなければ鬼子母神も知らない、か。まったく呆れ果てたやつだ。 いいか? 鬼子母神というのは、元々はバラモン神話に登場するインドの神で――――」 「だからお勉強はいいっつーの! 先を話してよ! あたし気を持たされるのってキライなんだけど!」 「そうなのか? そいつは良いことを聞いた」 振り返った水明が愉快そうに口元を歪めていたのは、暗闇の中でも、いや、その顔を見ずとも分かる。 いいから早く行きなよ、とユカリは彼とは正反対の表情を浮かべて、無言で前方を指さした。 「『鬼哭寺』は、その鬼子母神を祀っている寺でな、 あそこの住職は魔除け、厄除けといった効力の霊験あらたかな御札を書いてくれると、その筋では有名なのさ。 ……さっきの御札は、その鬼哭寺で購入したものだ。 もしもサイレントヒルの魔女、或いは神が実在するというなら、多少なりとも対抗手段に成り得るかもしれんと思ってな。 御札に限らず、使えそうなものは他にも色々と用意だけはしてみた。 さっきの化け物に殺されずに済んだのも、その内の一つの効果だ」 霊験あらたかな御札を書いてくれる住職。 そう言われてみれば、ミカが以前そのような話をしていた気もしてくる。 無論、ユカリにとっては興味のない話だったのではっきりと覚えているわけではないが。 ただの気のせいか、別の場所の話だったのかもしれない。 「御札、塩等を四隅に設置して空間を切り分けるという結界の貼り方も、ごく初歩的なもので、勿論俺自身に特殊な力があるわけじゃない。 日本を発つ前に一度試しはしてみたが効果を体感するには至らなかったな。 ましてやあれ程の強力な結界が出来るとは思いもしなかった。貼ったのは、まあ、本当に駄目で元々ってやつさ。 さっきは一体何が起きたのか。あのエネルギーはどういった質のものなのか。 俺にも正確なところは分からないが……ただ、これだけは言える。 あそこの住職、なかなか独特な雰囲気を纏っていたと思ったが、どうやら只者ではないらしい」 「……要するに、その住職がすごいってコト? ……あと何枚あるの?」 「書いてもらったのは二十枚だが、半分は出発前に弟に渡したんだ。 幸か不幸か、あいつもここに辿り着いてしまったようだが……持ってきてると良いがな。 ……そういうわけで、御札の残りは後六枚。 これ程の効力があると知っていたのならもっと書いてもらったんだが、それは今言っても始まらんな。 シビルの言葉じゃないが、使い所は慎重に見極める必要がありそうだ。さて……見えたぞ、出口だ」 水明の持つ懐中電灯が、破壊されて床に落ちているドアを照らした。 この出入り口のドアも、太巻き女に破壊されたらしい。 そのドアが元々ついていたであろう大穴から覗く外側の景色は、懐中電灯を使うまでもなく、煌々と光で照らし出されていた。屋上の御札の結界は、未だ効力を失っていない。 ついつい足早に外に出ようとするユカリだったが、ズルリ、と、その耳に届く奇妙な音が、彼女の足を止めさせた。 何かが擦れるような音だった。出口の手前にある部屋の中から、その音はもう一度聞こえてくる。 その部屋の、内側に破られたドア――――ここにも太巻き女は立ち寄った痕跡が残されていた。 わざわざドアを破って侵入したのならば、そして部屋の中からは物音が聞こえてくるならば、その答えは一つ。 ――――この中にも怪物が居る。それも、仕留め損なったのか、動けるやつが。 直ぐ様水明がそちらを照らす。円形の光の中に、室内から出て来る怪物の姿がはっきりと浮かび上がった。 そいつは、上にいたゾンビ達と同じものだった。ただし、下半身だけが潰されたのだろう。まるで匍匐前進でもしているかのように、上半身だけで這いずり寄って来る。 急いで出口に向かおうとしたユカリだったが、それよりも早く水明がユカリの肩を押さえた。 「おっと! 下手に出るな! 表には狙撃手が居ることを忘れたのか?」 「あ……じゃあ、どうすんの!?」 「勿論外に逃げる。ここで籠城したところで事態は進展しないからな。 ただ、出たら絶対に立ち止まるな。 今なら狙撃手も屋上の光に気を取られてるかもしれんが、外でマゴマゴしてたらすぐに発見される。 ……その角材も、もう置いていくんだ。走るには邪魔だろう。 目指すのは向かって右斜め前方だ。俺の記憶だとそっちはT字路になっていたはずだ。確か、ウィルソン通りだったか。 路地に入ってしまえば少なくともさっきの狙撃手の的にはならないで済む」 「それって……結局運を天に任せるってコト?」 「有り体に言えば、そうなる」 「……マジ?」 「まあ、今回はそう分の悪い賭けじゃないはずさ。 ……とりあえず、そっちの隅に行っててくれ。 まずはここを切り抜けないとならない。こいつは俺が引き付ける」 そう言うと水明は、無造作にゾンビに近付き、ある程度の間隔を保って立ち止まった。 ユカリは言われるがままに壁に身体を寄せ、静かに角材を置く。そして、ゆっくりと出口に近付いていく。 近い方からありつこうと判断したのか、ゾンビは腐臭と、薄気味の悪い擦過音を撒き散らしながら、水明へと迷わずに向かっていく。 その動作は明らかに、鈍い。これに比べれば何かの映画で見たゾンビ達の方が遥かに速い。 広いとは言えない通路の中だとは言え、これなら余裕を持って回避出来るはずだ。 ――――それなのに、水明は立ち止まったまま、動かなかった。 上にいたやつらとは違い、このゾンビは鈍い動作でも確実に距離を詰めてくる。 手を伸ばして水明を捕らえようとしてくる。 それでも水明は動かず、ただ鋭い眼光をゾンビにぶつけている。 プレッシャーを堪え切れずにユカリが声を荒げるも、水明は動かない。 右手に持つその拳銃を、ゾンビに向けようともしない。 「オジサン!? 早く――――」 撃ちなよ。 そう続けようとしたのだが、口から言葉が出せなかった。 拳銃を撃つ。そのイメージから過ぎったのは、先程の怪物にも劣らぬ水明の迫力。 あの水明は、出来る事なら見たくない。 しかし、撃たねば水明や自分に危険が及ぶ状況がある事も理解している。 今が、そうだ。ここで撃たねば、何のための武器なのだ。 ユカリは口を開き、もう一度叫ぼうとした。 「――――――――っ」 しかし、どうしても水明を促す言葉は出せなかった。 その間にも、ゾンビは映画さながらの呻き声を上げて水明の足に掴みかかろうとする。 そこまで引き付けて、水明はやっと拳銃を――――構える事はなく、ただ後ろに小さく飛び退いた。 そして獲物を捕まえ損なった手で床を叩くゾンビに目をやりながら、ユカリの下へと駆けてきた。 「何してたの? …………撃っちゃえば、よかったじゃん」 「……………………いや、ちょっとな。 それよりも急ぐぞ。他にも動けるやつが残っていたらしい」 水明の言葉に一呼吸遅れて、ユカリは彼の後方に光を動かした。 床を這いずるゾンビが他にも数体、不気味に目を光らせて奥から近づいて来ている。 生じた疑問は、瞬間で頭の中から消え去った。 代わりに入り込む恐怖と、徐々に強まる腐臭、徐々に縮まる距離。それらに急かされるように、ユカリは出口へと足を運んだ。 水明が狙撃を警戒してか極力身体を出さずに外の様子を窺うが、とりあえず見える範囲には何もいないらしい。 行くぞ。小さな呟きを合図に、水明が外に飛び出した。その彼の背中を、ユカリは必死に追いかけた――――。 【流転】 背後から迫る気配が、自分の足よりも速いのは明らかだった。 空気を叩く羽の音。距離が離れるどころか、その音はみるみるうちに近付いてくる。 袋小路からの出口を目指して走り出したは良いが、このままでは逃げ切れない。だが、逃げるしかないのもまた事実。 とにかく、前へ――――ミカの逸る気持ちに対し、身体はついて来れなかった。 ヤバイ、と焦燥と共に悟るが、遅い。既にバランスは崩れていた。 足が縺れ、宙に浮く感覚。 咄嗟に左腕をアスファルトに突き出した。地面と触れ合った瞬間、掌に熱が走る。 凹凸で擦りむいたか。しかし、その程度で済んだのは幸いだった。 直後、体勢を崩したミカのすぐ上を、キイという鳴き声と共に羽の音が通過したのだから。 もしも今、転倒していなければ、或いは――――。 ミカはすぐに起き上がり、まだ瞳に溜まる涙を拭いながら踵を返した。痛みは、気にかけようとも思わない。 空を飛ぶ怪物。とても走って逃げ切れる相手ではなかった。ならば――――屋内へ逃げ込むしかない。 袋小路だったとは言え、扉が一つだけあった。左側の前方。建物の裏口らしき扉。あそこだ。 果たしてあの扉が開くのか、どうか。 これはもう賭けでしかない。だが、外を走っても逃げ切れない現状、他にミカに取れる選択肢は無い。 再び羽ばたきの音が耳に届く。 ミカはそれを、全力で無視した。 扉までの距離ならば、充分間に合う。後は――――。 「開かないってのは、ナシで!」 未だ震える喉。涙混じりの声で、ミカは祈った。 形だけかもしれないが、それでもチサトに告げたのだ。安心してください、と。 そう言って送り出しておきながら、舌の根も乾かぬ内にチサトに会いに行くわけにはいかない。そんなつまらない演出など願い下げだ。 汗ばむ手で乱暴にドアノブを掴み、一息に引く。錆びつきで多少の抵抗を感じさせたものの、扉は軋む音を立てて開いた。 ミカが開いた扉の隙間に身体を滑り込ませるのとほぼ同時に、扉が派手な音を響かせる。怪物が激突したらしい。 強制的に扉が閉じられた。中は、ただ黒一色で何も見えない。 完全な闇――――原始的な恐怖心を煽られ、一瞬ミカは立ち尽くしていた。 ふと気付き、右手に持っていた携帯電話の光を左右に動かした。 そこは、狭い廊下だった。正面には扉が一つ。廊下右には上に続く階段が見えるが、左は空き瓶やら箱やらが乱雑に置かれているだけで、行き止まりだ。 背後には――――慌ててミカは振り返り、入ってきた扉を抑えた。 しかし、その扉が開かれようとする様子はない。 外にはまだ怪物の気配はしているものの、どうやらあいつは扉の開閉までは出来ないらしい。 とりあえず、助かった――――。とはいえ、落ち着いていられる状況ではない。 扉一枚隔てた先に怪物が居るのだ。この扉だって破られない保証はない。早く、ここから離れねば。 早打つ鼓動を聞きながら、もう一度だけ瞳を擦り、ミカは改めて周囲を見回した。 出入り口の扉周辺を照らしてみるが、電灯のスイッチは見当たらない。裏口であるならばそれもやむを得ない事ではあるが。今は携帯の光で我慢するしかない。 次に目に付くのは正面の扉。 開けようとするが、壊れているのか、ドアノブ自体が回らない。幾度か試すも結果は同じだった。 気を取り直し、携帯の画面を通路の右に向ける。 狭い階段。進めそうなのはこの先だけだ。 裏口があるのだから、普通の入り口もあるだろうが、それは二階にあるものだろうか。 「……ま、アメリカの建物のジジョーなんて知らないけどさ」 しばしの逡巡の後、ミカはそちらへ歩を進めた。 これからどうしていいかは正直分からないのだが、とにかく、今は進むしかない。 階段を上がり、二階に到達する。何者かが居るような気配は、感じられない。 二階廊下は、数m程の長さ。幾つかの照明器具も設置されており、携帯に頼らなくとも視界は確保出来た。 左手前と、右奥に扉が一つずつ。他に通路は無い。 とりあえず手前の扉を開こうとするが、一階のものと同様にドアノブが壊れていて開かない。 残るは奥の扉のみ。こちらが開かねば、出口は無い。 一つ唾を飲み込み、ミカは恐る恐る扉に耳をつけた。 中からは何も聞こえない。ドアノブは――――動かせる。 扉を開くと、そこはそれなりに開けた部屋だった。どうやら、バーのようだ。 女性を形どった低俗な趣味のネオンで、店内の様相が浮かび上がっている。 中に入り、せわしなく周りを見回す。 行き止まりかも。ミカの脳裏に嫌な考えが浮かぶが、彷徨わせる視線が薄暗い店内に一つの扉を捉えた。 すぐに駆け寄り、ノブを回す。錆のせいか、カエルの悲鳴のような耳障りな音を上げて開かれた扉。その先は、屋外の階段だった。 「やった!」 案外あっさりと建物を脱出出来る事に、ミカは思わず歓喜の声を上げた。 しかし、階段を降りる途中。上空から聞こえてきたのは、先程の羽ばたきの音。 空を見上げれば、闇の中から黒い影が目の前の路地に降り立とうとしていた。 慌てて階段を駆け戻り、ミカはバーへと飛び込んだ。扉を閉め、抑えつけるようにもたれかかる。 「どうしよ……。結局これじゃあ、出られないじゃん……」 入ってきた扉と、この扉。この建物に、出口は二つだ。 だがどちらから出ても、結果は同じだ。あの怪物が空を飛んで回り込んでくる。 どうすれば、あれから逃げられるだろう。思索を巡らせるが――――いい手は思い付かない。 とりあえずミカは携帯電話を取り出した。 先程、通じる事は通じた唯一の電話番号。 多少時間を置いた今ならば何か変化があるかもしれない。 そう思い、覚えたての操作で着信履歴を呼び出し、かけてみる。 だが――――何度かリダイヤルしてみても、やはり誰も出る事はなかった。 ミカは消沈した面持ちで携帯を閉じ、どうしよう、独りごちた。 建物から出れば、あの怪物に襲われる。 かと言って、立て籠もっていても助けを呼べるわけではない。 もう、チサトはいない。ユカリは何処に居るかも分からない。 今は、自分一人の力でどうにか切り抜けねばならないのだ。 そんな窮地で、ミカは今――――結局何も妙案は思い浮かべられず、途方に暮れる事しか出来なかった。 back 目次へ next Concise 時系列順・目次 心の言葉 春のかたみ 投下順・目次 心の言葉 back キャラ追跡表 next Dog Soldiers 式部人見 心の言葉 オナジモノ 霧崎水明 心の言葉 オナジモノ 長谷川ユカリ 心の言葉 着信アリ 岸井ミカ 心の言葉
https://w.atwiki.jp/oyasirosamanokai/pages/31.html
正義と悪 僕は今、お茶の葉を急須の中へと少しずつ、少しずつ慎重に入れる作業をしている。 「なぁ・・・一つ言っていいか?」 僕の目の前には机に足を組み、口に煙草を咥えて眠そうに天井を見上げる女性は、それはそれはでかい態度で座っていた。 「私はな・・・十六夜、眠いって言ってんだぜ?それなのに、なんで茶を淹れてんだ?」 「・・・・凛は知らないの?お茶にだってカフェインとかが入ってるんだよ?」 ちょうど沸いたポットに手を伸ばし、飛び散らないように静かに急須へ注ぐ。 「十六夜・・・お前バカか?入ってる、入ってないの話をしてるんじゃねぇ・・・コーヒーを持ってこいって言ってんだよ!」 (・・・じゃぁ、自分で注(つ)いでくればいいのに。) そう心の内でぼやき、代わりの言葉を凛に伝える。 「でもコーヒーに砂糖5杯とミルクをたっぷり・・・でしょ?」 「なんか文句でもあんのか?」 「いや、文句じゃないけど・・・そんなに入れたら、もうコーヒーって言わないよ?」 急須に少しの量のお湯を入れ、お茶の葉とお湯をなじませるように混ぜ、お湯を流し場へ流す・・・こうすると葉が開き、一杯目からお茶の葉のおいしさを引き出すことができるのだ。 愛用のコップに淹れてあげると、凛はお茶を一瞬で口に流し込んだ。 「ばっ、あ、あちゃ!あちゃちゃちゃ」 「・・・凛、日本語でしゃべってくれないと僕分からないんだけど?」 「てめぇのお茶が熱かったんだよ!死にてぇのかこのバカ!」 興奮してか、それともそんなに熱かったのか、顔を真っ赤にして愛銃を二丁僕に向ける。 「あのね、お茶はゆっくり飲んで味わうものだよ?この寒い季節に体の芯まで温めてくれる。そして眠さも吹き飛ばしてくれて、仕事を捗(はかど)らしてくれる・・・・一石二鳥なんだよ?」 僕もお茶を淹れて、少し口をつけて一呼吸おく。 「まぁ、そんなことはさておき・・・」 僕はポケットから一つの封筒を取り出す。 「今日が何の日か覚えてる?」 そう言うと、銃を下ろして明らかに嫌そうな顔を彼女はした。 「ちっ、あいつのことは忘れたくても忘れられねぇよ」 「うん・・・そうかもね」 あいつというのは市長選第一候補と言われ、また総理大臣にまで上りつめるであろうと謳われている男で、そのかたわら麻薬・武器の輸出を手掛ける闇商人の中心人物である男・・・ルミナ・クライウス・ヴァン氏 三年前に都内警察麻薬捜査支部連合責任者の僕こと十六夜と同じく支部の指揮長官を務める彼女こと凛が捕えた。 しかし、その逮捕は通常とは少し違うものだった。 というのは、ヴァン氏が裏との関わり合いがあるという決定的な証拠を見つけていないという点・・・つまり証拠なしに逮捕に踏み切ったということである。 僕の権限により三年間留置所へと留めて、そして決定的な証拠を見つけて罪状を提出してちゃんと裁判を受けてもらう・・・そういう手筈だったのだが、まったく証拠らしい証拠は出てこなかった。 潜入捜査や聞き込み調査、彼の部下の証言により黒幕なのは明らかというのにも関わらず、どうしても証拠らしい証拠は全く出てこない。 この三年間、もどかしさだけが僕の心にあった。 そしてこの件により、僕はこれで上からの信用はがた落ち、彼女もタダでは済まないだろう。 彼女が彼を良く思わないのは当然であるかもしれない。 そんなヴァン氏からの手紙が一通・・・留置所からの解放を祝したパーティーを僕たちに招待するという内容。 「どうする?罠の可能性が高いけど・・・」 「はっ、おもしれえじゃねぇか!あのやろう・・・粋なことしやがるじゃねぇか」 ・・・・即答できる彼女はある意味天才だろうか?数時間ずっと考えた僕がバカらしく思う。 「分かったよ。じゃぁ、今夜の七時みたいだから・・・ちゃんとおめかしも忘れないでよ?」 「はぁ?別にいいだろ、面倒じゃねぇか」 「まぁ、そうは言わずに・・・ね?一応、礼儀として」 「ったく、分かったよ。着てくりゃぁいいんだろ?じゃぁな」 彼女はそう言って、出て行ってしまった。 (あれ?まだ、勤務中なんだけど・・・) 置いてかれた僕は仕方なく、山のように溜まった書類を嫌々ながらも目を通していくことにした。 それから数時間、夜七時の三十分前・・・僕らはレストランの前で合流した。僕はシンプルに上下真っ黒のタキシード、凛は真っ赤に彩られたドレスというところだろうか?腰まである髪もちゃんと束ね、まるで別人のようだ。 「遅い!てめぇ、女をいつまで待たせるつもりだよ!」 (外見はともかく、中身は全く変わってないようだ。しかしどうなのだろう?いつも女らしいことの一つもしていないのに、こういう時だけ女を主張するのは・・・) そんなことを思いながら、凛に急かされるままにエレベーターに乗った。 止まったのは三十階・・・中はレストランである。 しかし、上にはシャンデリアがズラリと並び、床一面は大理石で作られ、至る所の壁に著名の絵画などの美術品が飾ってあった。 (・・・・凄い!) その言葉に尽きるほどの豪華さであった。 「すみません、ヴァン氏の招待でやってきたのですが?」 一人の店員を捕まえて聞くと、奥の見晴らしの良いテーブルを案内してくれた。 そこには三十階からの夜景という名の幻想が広がっていた。 きらびやかに、しかし派手すぎることもなく鮮やかに光り輝くように彩られた街の光景は何とも言えない。 僕がしばらくの間、感傷に浸っている隣で夜景には目もくれずにメニューの中からあれやこれやと注文している凛がいる。 「なぁ?なぁ?なぁ?見てみろよ!キャビアが置いてあるぜ?食べてみないか?なぁ、こんなに高けぇんだぜ?超うまいんだろうなぁ~」 彼女の眼が光り輝いている・・・何をそんなに期待しているのであろうか?仕方なく僕は彼女に教えてあげる。 「キャビアはとっても高いけど、そこまで美味しいものじゃないよ?」 「んなわけあるかよ!ったく、面白くないやつだぜ・・・なら私だけでも頼むぜ?おい、キャビアを持ってきてくれ!」 彼女の前にはどんどん料理が並べられていく。 しかし・・・“花より団子”とはよく言ったものではないだろうかと思う。 作った先人がもし凛を見たら嬉し涙でも流すのではないだろうか?そんなことを考えていると、凛が機嫌良くキャビアを口に運んでいる姿が目に入った。 口にした途端、彼女の顔は機嫌良いから普通へと変わり、もう一口入れると普通の顔から怒っている顔へと変わった。 そして一人の店員を呼びつけて・・・ 「このキャビア、ニセモノじゃないのか?」とか、「この値段はおかしい!店長を呼べ~」とか言って店員に迷惑で困らせていた。 そんなやりとりをしていた頃・・・やっと現れた。 「これはこれはお二方、とっても楽しそうで開いたこちら側としては嬉しい限りなのだが、もう少し節操をわきまえて欲しいものなのだがね?」 ヴァン氏がそう言うのも無理はないかもしれない。 テーブルに料理が所狭しと場所を取り合い、凛は店員に大声で説教、僕はさっき目を通した書類をパソコンへとまとめる作業をしている・・・迷惑かどうかは甚だ疑問だが、高級レストランですることではないことは確かだろう。 凛に促して店員はいいからテーブルの上を片付けようとした時、彼女から殺気を感じた。 「ふっふっふ、私も嫌われたものだな」 「はっ、お前は私に好かれたいのか?」 「それは御免こうむりたいのだが?キミの愛は重そうだ」 「言ってくれるじゃねぇか?・・・で、ブタ箱の生活は楽しかったか?」 「ふっ、是非ともキミたちにもご招待したいくらいだったよ」 高級レストランの一角で、殺伐とした雰囲気が漂う中、僕は口を挟んだ。 「ちょ、ちょっと、凛?そんな言い合いをしに来たんじゃないよ!え~っと、ヴァン氏にご質問があるのですが?」 これ以上話がこじれないように率直に聞く態勢へ・・・ 「ふむ、構わないが?」 「裏との関係を止めて頂きたいのですが?」 この質問は“はい”でも“いいえ”でも答えたのであれば、彼を無力化出来る。 なぜなら、“いいえ”であればその意味の如く、彼自身が裏との接点を失くすだろう・・・。 “はい”の場合では僕の身につける盗聴器が彼と裏の決定的な証拠となり、捕えることができる・・・しばらくの間静寂が訪れ、彼の口が開くのが少し鈍った。 そしてニヤッと笑みを浮かべ、虚をついてきた。 「答えるのは構わないが、その前に隠れているブツには退出願おうか?」 彼に盗聴器は見抜かれていた・・・。仕方なく盗聴器の電源を切り、彼の質問に入ろうとした時、また制止がかかる 「刑事さん?もう一つ・・・彼女の襟の裏なのだが?」 僕のだけではなく、凛の盗聴器まで彼は見抜いた。 どこまでも頭の切れる奴だった・・・小細工なしで質問に入った。そして小一時間ほど経っただろうか?話しも滞りなく進み、パーティーはお開きとなった。 それから二週間ほど経ったある日・・・僕と凛は上から呼び出しを受けた・・・理由は僕も凛も知っていた。 ヴァン氏が市長選で市長に選ばれた・・・その点は別になんでもないのだが、市長選の演説で行ったことがまずかった。 ヴァン氏があのレストランで会った時に隠し持っていたとされるだろう盗聴器で、僕らの声を一つ一つ合成して、あのレストランで僕らが脅迫をしている会話を作っていた。 まさか、逆に彼が盗聴器を持っているなんて夢にも思わなかった・・・ 僕らは市民の反感を買った。 そして彼の演説の最後・・・ 「私に罪がないにも関わらず留置所に三年間監禁されました。 そして脅迫を幾度となく、そしてレストランへと連れ込みあの発言を私に・・・。 私は警察などに頼ってはいけないのだ、警察こそ悪である・・・と、私は確信しました。 私は警察と戦います!どうか、どうか、賛同して頂ける方は私に清き一票をお願いします!」 今までの行動が一気に枷として舞い戻ってきた瞬間であった・・・。警察トップクラスの発言ということも仇になってか、マスコミは新聞・テレビなどで大いに取り上げ、この演説により、市民は暴動騒ぎが各地で勃発、警察の信用は地の底まで落ちていった。 「十六夜殿、並びに凛殿・・・貴方がたには謹慎処分を言い渡す。その後、追って判断を下す」 それが、僕らに言い渡された 謹慎処分を受けてから数日が経った・・・。僕は知り合いに頼み、ヴァン氏についての情報を貰っていた。 それは明日の昼に家族で昼食・・・を装っての裏での重要な会議が行われるという情報だ。 この現場をうまく押さえることができたら、汚名返上とまではいかないが、今の状況を改善できる唯一の手段であると僕は思った。 さっそく、暗い夜中を見計らって家を抜け出し、凛の家のもとまで急ぎ向かった。 深夜一時を回ったくらいだろうか?チャイムを何度か鳴らす・・・しかし、いっこうに出てくる様子がない。 どうしたものかと立ち往生してドアノブに手をかけると鍵は開いていた。 何かの襲撃でも遭ったのではないかと思い、銃を手に物音立てずに中へと入ると・・・突然、腐臭が襲ってきた。 ゆっくり歩き、だんだん目が暗さに慣れてきたのか、辺りがどうなっているのかが見えてきた。 キッチンは見る影なく、壁には暴れて殴ったようなへこみがいくつもあり、至る箇所に銃弾の跡があり、リビングではテレビの画面は割れ、机は木のクズへと化し、ゴミ箱の中身が辺りに散らばっていた。腐臭が漂う中、寝室であるところから声が聞こえた。 それは小さく、とっても小さく、耳をすまさないと聞こえないくらいの声だった。 意を決して寝室のふすまを開けると、電気もついていない状況で布団にくるまっている凛であろう姿があった。 呻き声や泣き声や嗚咽などが入り混じった声だった・・・。 人の気配に気付いたのだろうか?さすがは指揮を任されるだけあって、敏感さは獣並みだ。 彼女はばっと起き上がり、隠し持っていた銃を僕に向けた。 「誰だ!撃ち殺すぞてめぇ」 「僕だよ?凛・・・」 凛はそれでも銃は下ろさなかった。 「今は誰ともしゃべりたくねぇんだよ!死にたくなかったら消え失せろ」 彼女はベットに座ったまま、僕を銃で威嚇してくる・・・つまり位置的に僕が彼女を見下すような形である 「・・・・」 「おい、聞こえてんのか!」 「ちゃんと聞こえてるよ」 「だったら早く目の前から失せろ!」 彼女は声を張り上げるのだが、いつものような覇気・・・というか、寄せ付けないオーラみたいなのは全く感じられなかった。 逆に脆く儚く今にも崩れおちてしまうような気がした。 そして僕は聞いた・・・ 「凛・・・泣いてたの?」 図星だったのか、少し間が空いたが、すぐに立て直して返答する。 「何言ってんだ?てめぇ」 「・・・無理しなくていいんだよ?」 「はぁ?私が泣く?なぜ?なんのために?バカだろお前?わけわかんねーよ!」 口調こそ彼女であったが、聞いていて痛ましかった。 僕は彼女の方へと足を一歩進めた 「おい、帰れっつってんだろ!」 しかし僕は構わず歩を進める 「十六夜、殺されたいのか!」 彼女の肩は震え、銃の標準が僕には合わなくなってきた。 そして僕は彼女の前まで歩を進めた 「なぁ、なぁ、頼む・・今は、今だけは私に近づかないでくれ・・・」 いつものカッコいい凛はもうそこにはいなかった。 ただうっすらと涙を溜め、消え入りそうな声で懇願する女性がいた。 「・・・・」 僕は座っている彼女の頭を胸にうずくめるように抱いた。 「おい、馬鹿・・・。何やってん・・・だよ。私は大丈夫だから、こんなことは・・・、なぁお願いだ・・・」 僕は初めて彼女の涙声を聞いた気がする 「大丈夫だから・・・ね?」 何が大丈夫なのかは僕自身はよく分からなかった。 けど、凛を救いたいとただただひたすらに願った。 彼女も耐えられなくなったのか、嗚咽しながらも胸元で叫んでいた。 「ちく・・・しょう!ちくしょう!あの野郎!あの・・・野郎が!」 何度も何度も繰り返されるその単語に僕は何か言うでもなく、ただ僕の抱く腕が少し強くなった。 そして抱いたことのなかった憎悪が少しずつ少しずつ、しかし確実に心に滲み入るのを僕は感じていた。 どれくらいの時間が経ったのだろうか?凛はだんだん落ち着きを取り戻した 「悪かったな、十六夜。少し迷惑をかけた」 「どうしたの?らしくないよ。まだ、僕に抱かれ足りないの?」 「ちっ、人の厚意くらい黙って受け取りやがれよ」 「凛の厚意なんか貰ってもこそばゆいだけだよ」 「おいおい、言うじゃねえか?そんな撃ち殺されたいのか?」 二人は顔を見合わせ、笑いあった 「そう言えば、十六夜。何か用事があって来たんじゃねぇのか?」 凛のことで頭が真っ白になって本題を忘れるところだった。 それはヴァン氏の計画を凛と協力して真実を暴く・・・ヴァン氏も市長となり、それなりのボディーガードもいることだろう。 ゆえに凛の銃の腕が必要不可欠だった。 しかし、完璧に事が済んだとしても一瞬で裏の大物たちを敵に回すかもしれない。または無事では済まないかもしれない・・。 それに頭のキレるヴァン氏さえも抑えられるかどうか・・・。 僕は彼女の顔を見てニコッとして、返事を返した。 「用事はただ謹慎受けてしょげてる凛をひやかしに来ただけだよ?思ってた以上にしょぼくれてたけどね~」 「ちっ、うっせんだよ!いいから早く帰れよ!殺されたいのか?」 凛が銃を向けて威嚇してきた・・・これはマジらしい。 僕は凛から逃げるようにふすまを開け、一言つぶやいた。 「凛、またキミとこうしてばかなやり取りができるのかな?」 闇夜の月は爛々と輝き、嘲笑しているように見えたのは僕だけであろうか・・・ 僕は今、木の影から一つのレストランを監視している。 敵影の視察だけでもと思って正面に来たけど、人が全くいないため、ここから身動きができなくなってしまった。 (交通規制、今日はなかったはずなんだけど・・・) そんなこんなでしばらく立ち往生していると、後ろから肩を叩かれた。 どうやら黒服の一人にバレたようだ。 (ふぅ~、映画のワンシーンみたいにカッコよくはいかないものだね・・) 心の中で少し自嘲し、僕は黒服の言うとおりバンザイをして、ボディーチェックを受けた。 そして腕の辺りを調べられそうになった時、袖の裏に仕込んでいた銃が手の中に滑り込み、男の頭に銃弾を撃ち込んだ。 パーン、パーン・・・銃声は辺り全域に響き渡り、僕はあっさり気付かれた。 「おい、そこに隠れている奴出てこい!」 敵は三人・・・慌てて隠れた木に向かって彼らは発砲し始めた (ふふ、僕はそんなに甘くないよ?) 木の上に登っていた僕は慎重に木に近づいてくる彼らを上から狙い撃ち、絶命させた (大丈夫・・・僕だけでも大丈夫だよ!) 木を下り、正面から中を窺おうと顔を出した時、四・五人のボディーガードが撃ってきた。 すぐに頭を引っ込めたが少し冷静さを失っている自分に気付いた (うわっと!あ、危なかった。正面から入ろうなんて僕は馬鹿か?) すぐその場から逃げるようにして裏の出口へと回った。 そこには案の定、黒い高級車が二つ並んでいた。 裏のドアが開き、現れたのは母子であった。 (彼らには全く関係ないことだよね。そんなことしたら人として・・・) 後ろからさっきの黒服四~五人が追いかけてきた。 (前も後ろも・・・・ちょっとヤバいかも) その時、ヴァン氏が裏のドアからボディーガードに囲まれるようにして出てきた。 そしてその瞬間、凛のあの顔が脳裏をよぎった その時にはもう僕は僕ではなくなったのかもしれない・・・母子に当たるかもしれないにもかかわらず、二丁の銃を手に無作為に撃ちまくった。 さすがの彼も僕が母子を巻き込むとまでは考えていなかったのだろうか?急に慌て、母子が車に乗った後、一つの車を発進させた。 取り巻きを四人ほど殺り、ヴァン氏の周りは手薄となったが、僕も無傷というわけではない。 左腕を撃ち抜かれ、片方は動かない。 彼が車の方へと近づいた時、僕は逃げられると思い、タイヤを二カ所撃ち抜いた。 すると車を諦め、そこからはヴァン氏は逃走した。 逃げて逃げて逃げまくる彼を追いかけ走ったのち、彼の右足を撃ち抜いて逃走劇の終わりを告げた。 「はぁ、はぁ、これで・・・終わりだ、ヴァン!」 僕は銃口を彼に向ける。 「はぁ、はぁ、はぁ、ふぅ~。まぁまぁ、落ち着きたまえよ?・・・十六夜くん。今日のキミは少しおかしくはないかね?冷静さが欠けているのように見えるのだが?」 物陰から完全武装した警察がぞろぞろと現れ、僕を囲む・・・ざっと見るに二十人くらいはいるだろう (警察・・・しかも特殊部隊。どうして!?ここに駆けつけるまでには距離的には三十分はかかるのに・・・) やっと頭が完全に冷えてきた僕は、全てヴァン氏の罠であることにやっと気付いた。 (知り合いの情報から全部・・・かな?やられたなぁ~) 「完全にキサマは包囲されている。諦めて投降しろ!」 僕に言っているらしい・・・僕が正義で彼が悪だといのに。 皮肉なことだ・・・国民を守る為に警官たる行動をすればするほど、僕が敵視されるだなんて・・・。 ため息を大きく吐いてから、僕は彼に向けている銃を更に強く握った。 「もし引き金を引こうとするならばこちらは容赦しない!」 特殊部隊が一斉に僕に銃の狙いをつけた。 目の前に足から血を流しているにも関わらず、僕に余裕の笑みを向けるヴァン氏・・・殺意が沸々とまた僕の中で込み上げてくる。 幼なじみが現れ、涙を流しながら僕に説得の言葉を話している・・・、しかし僕にはもう聞こえない・・・何も聞こえなかった。 ヴァン氏が目の前に居て、ただシーンとしている世界。 自分の心臓の音がやけにでかく聞こえた・・・まるでまだ生きたいと僕に訴えかけているかのように。 そして僕は心臓に伝えてあげた・・・ 「わがままは・・・許さないよ?」 引き金を引くと同時にいくつもの銃声が大きく響き渡った それから三年の月日が経った。 「いやはや、凄いやつれようだが大丈夫かね?凛くん」 目の前の市長、いやヴァン総理大臣が私に声をかけてきた。 「そう睨まないで欲しい。まぁ、十六夜くんのことはとても残念だった。彼がまさかあんなことをするとは思わなかったよ」 残念そうな顔を見せるヴァン氏だったが、一転して微笑を浮かべた。 「・・・それで、仲間として疑われ、三年の務所生活はどうだったかね?キミにはお似合いの場所だったと思うが?」 「うるせぇ・・・そんなくだらない戯言を聞きに来たんじゃねぇ!」 「ほぉ~、では何の為かね?」 凛は気味が悪いくらいに笑った。 「出所祝いのパーティーに決まってるだろ!ちょっとばかし私なりにアレンジをしているけどな?」 そう言って、抜いた一丁の銃をちらつかせた。 「ふむ、では場所はどこにするのかね?あまり遠くは・・・」 「はっ!場所なんてどこでもいいだろ・・・始めようぜ?血のパーティーをな!」 「ふぅ~凛くん、・・・若いな。まぁ、私もキミに生きていられると合成音声の件で少々面倒でね?」 ヴァン氏が指を鳴らすと建物の屋上から十数人・・・ライフルを持った特殊部隊が現れた 「けっ、最初から殺すつもりでした・・・ってやつか?」 「凛くん、キミは私の手のひらで踊っているに過ぎない・・・十六夜くん、彼もまたその一人なのだがね」 そう聞いた途端、突然凛の高笑いが響き渡った。 不審に思ったヴァン氏は辺りを見渡し、彼もまた笑った。 「くっくっく、やってくれたじゃないか?凛くん。まさか彼らが全員すり替わっているとはね・・・」 「結構冷静じゃねぇか・・・もうお前の逃げ場はないんだぜ?」 「引っかかることが一つね。キミが部下一人でも動かしたのなら、私に情報がくるはずなのだが・・・?」 「それは上層部のやつらから来る情報のことだろ?」 「・・・ふむ、知っていたのかね?私が警察と組んでいたことを・・。しかしだからと言ってそれを阻むことは・・・」 「なぁ~、死人に口なし・・・って言葉知らないのか?」 悪魔の笑みだった。 「・・・・しかし、一人殺したとしても計画に狂いは・・・」 「何度も言わせんなよ、ヴァンさんよ~?殺したんだよ・・・上層部のやつら、そして・・・お前に縁のあるやつ全員・・・な」 その瞬間、ヴァン氏の顔が明らかに蒼白になった。 「誰がお前と繋がってるか分かんなくてね~。十六夜のやつなら思考に思考を重ねて顔を割り出すんだが・・私はそういうのは苦手でね~」 ヴァン氏はポケットから携帯を取り出し、どこかに電話をかけているようだ。 「おいおい、誰も電話は取れないぜ?なにせお前の家の中には血だらけの死体しか・・」 「な、なぁ・・・む、息子とか・・・いなかった・・かね?」 「あぁ~、なんかお前に似たガキが一人いたな・・・頭ぶち抜いたら動かなくなっちまったけどな」 「きさまぁぁぁぁ!」 彼は銃を抜き、凛に向けようとしたが・・・刹那に凛が放った銃弾が彼の銃を手から弾き飛ばした。 「状況をわきまえろよ?私にサシで勝てるとでも思ったのか?」 凛の銃弾がヴァンの左足を貫いた。 「圧倒的な力は知に勝る・・・新たな名言だな、そう思わねぇか?」 次々に四肢を撃ち抜き、その度に嗚咽と悲鳴が重なりあう。 「う~ん、このまま殺すのはもったいないなぁ~。ちょっと、ゲームでもしてみねぇか?」 そういって、一つの注射器を凛は取りだした。 「くっ、はぁはぁ、その注射器は我が製品の・・・」 「さすがに分かったな。まぁ、何本耐えれるかのゲームしようぜ?」 ヴァン氏の顔がさらに歪んだ。 「その顔だ・・・その顔を見たかったぜ?あいつにも見せてやりたかったよ」 一本、動けないヴァン氏に注射した。 「ん・・・拒絶反応か?おいおい、始まったばかりだ・・・楽しく逝こうぜ?」 持ってきた注射器を全部打った・・・暴れまわる姿やアワを吹き出すとこ、それに体が痙攣するところなどは普段のヴァン氏からは想像できないことで、滑稽で可哀そうで馬鹿らしくて、凛はずっと笑っていた。 「はぁはぁ、あんまり笑わせるなよ。笑い死にさせる気か?まったく・・・。ふぅ~、楽しかったぜ。まぁ、私を敵にしたことをせいぜい悔むんだな・・・って、聞こえちゃいねぇか」 よだれを出して、目が剥きだしているヴァン氏に銃口を向けて、銃声が静かに鳴り響いた 「終わった・・・終わったよ、十六夜。あの合成音声を専門家とかに調査させれば、汚名もキレイさっぱり無くなるんだぜ?今まで通りまたあの事務所でお前の好きなお茶とか飲めるんだぜ?」 凛は一呼吸置いた。 「どうして・・・だろうな。この日をずっと待ってたはずなのにな・・・。嬉しくない、楽しくない、何も感じない、ただ何かがひっかかってスーッとした気持ちになれないんだ・・・なぁ、どうして私の横にお前がいないんだ?」 言葉が止めどなく溢れてきた・・・もう凛自身何を言っているのか分からないくらいに口が勝手に動くのだ。 「・・・なぁ、お前はあの話信じるか?同じ死に方をすると同じとこへ逝けるって話・・・って、おい、何言ってんだろうな。ふぅ~この頃、私は何かおかしい気がするぜ。これじゃぁ、まるで私がお前の事を・・・」 気付くと私は笑っていた・・・そして泣いていた。 私は銃を頭に突き付け、ただただひたすらに願った・ (十六夜、お前にまた会いたいよ・・・なぁ、死ねば会えるかなぁ?) 凛は静かに銃の引き金を引いた・・・。
https://w.atwiki.jp/sinnisioisinrowa/pages/238.html
――かもしれない何かの話 ◆ARe2lZhvho to 都城王土 発信しますか? ⇒はい いいえ タン とぅるるるるるるる…… ピッ 「俺だ」 「現在はどちらに?」 「学園の西、まだエリア内だ」 「では、そのまま西へ向かってクラッシュクラシックへ向かってください」 「用件は?」 「先ほどと同じく参加者と接触を。『例のもの』を渡してしまっても構いませんよ、もうこちらで持っておく必要もなくなりましたので」 「そうか。で、誰になりそうなんだ?『それ』を渡すことになるかもしれないのは」 「戦場ヶ原ひたぎ、でなければ零崎人識、ですね」 「ほう、その二人か。ともかく了解だ」 「終わりましたら連絡お願いしますね、では」 プツッ――ツーツーツー…… 「さて、と……」 カタカタカタ…………………… to 戦場ヶ原ひたぎ 送信しますか? ⇒はい いいえ タン ■ ■ これからどこへ向かうか考えて、先ほどは立ち寄れなかったクラッシュクラシックを目的地に定めたそのときだった。 ポケットに入れていた携帯電話が震える。 この辺りは見通しが良いとはいえいつ何が起こるかわからないバトルロワイアルというこの場所で着信音を鳴らすような馬鹿な真似はしない。 マナーモード一択よ。 他にも携帯電話が支給されているだろうことは算段がついていたので私と同じようにランダム機能を使ってかけたのかと思ったけれど違った。 画面に表示されていたのは着信を示すものではなくメールの受信画面。 少し戸惑ったけれど、電話と違って迷う理由もないし開く。 ……これは、どういうつもりなのかしら? from 策士 title 主催からの贈り物 text エリアB-2にとある参加者のデイパックがあります。 武器になるものはありますが拾うかどうかはあなた次第。 携帯電話もありますので探す際には手掛かりにどうぞ。 0X0-XXXX-XXXX 電話帳に策士などという名前は登録されていないのは最初に確かめてある。 つまり、『この』、いや、おそらくは『会場にある』携帯電話にはあらかじめ電話帳とは別のどこかに登録されてあるってこと? 外部――主催からの干渉からだってわかるように。 そして、探知させないように。 返信しようとしてもできないしアドレスを表示させようとしてもエラーが起こる。 全く、随分と手の込んだことしてるわね。 それにしても、本当に意図が読めない。 わざわざ『武器になるものはある』と付け加えるなんて。 ……これを私に拾わせたいということ? そもそもここは『殺し合い』、私のようにマーダ―が参加者を減らすことを望んでるはず。 だから、私の装備が心許ないことを知ってて戦力強化のために送った? はたまた近くには強力な対主催がいてその人(達)に拾われせないため? ……考えても仕方ないわ、ここは一か八か向かいましょう。 武器があるのならいただきたいし携帯電話も他の参加者の情報を得るには役立つはずでしょうし。 私は、進路を東から北東に変更した。 ■ ■ 「うっ…………」 メールで教えられたB-2エリアに踏み入れてしばらくした頃、漂ってきた腐臭に思わず顔を歪める。 アンモニアがかかったときも中々きつかったけれど、今度は有機的な腐臭。 例えるなら『腐った卵のような』と形容される硫化水素に近い臭い――と言ってもそれ不快感は以上のものだけれど。 一体何を使えばこんな臭いを生み出せるのか知り……たくはないわね。 メールで教えられた番号に発信してみる。 ……何も聞こえない。 まだまだ先にあると判断して歩を進め、沼のようにぬかるんだ地面の淵を辿った末――ついに見つけた。 『贈り物』を。 まずは不在着信があったことを知らせる点滅を繰り返す携帯電話を手に取る。 ――私の番号、確かにこれで間違いないようね。 それで、他にはお菓子(持っておいても損はないけど食べるのは躊躇するわね、スナック菓子ばっかりで美容と健康に悪いったらないわ)に、 誰がこんなもの着けられるのよってくらい大きい鎧(賊刀・鎧って言うそうだけれどとても刀には見えないわ……刀と言い張るだなんて頭おかしいんじゃないの)と爆弾。 なるほど、近接用の武器しかない私に遠距離用の爆弾をプレゼントってこと? といっても説明書を読んだ限りじゃ殺傷力はそこまで高くないようだし、ある程度弱らせるためか不利に陥ったときの逃走用ってとこかしら。 どういう意図かは知れないけれど中身だけ全てありがたく頂戴してクラッシュクラシックに向かいましょうか。 本当に、どういう意図かは知れないけれど―― ■ ■ クラッシュクラシックに到着した私が遭遇したのは、一言で言うなら『奇抜』な青年だった。 髪の毛はどんな染髪料を使ったのかって聞きたいくらいまだら、どんなことをしたらそんな色になるのかってくらい深い瞳。 それ以上に目立つのは顔の右側に施された刺青――これは、もしかして……? 「お、これはこれはきれーなおねーさんじゃねーか。こんな死体しかないところに何の用ですかい?」 私の反応などどこ吹く風で、青年がフレンドリーに話しかけてくる。 爆弾を手に入れたといっても手段は乏しい以上、まずは様子見ね。 彼が襲いかかってくるという感じはしないし。 「死体が中にあるの……?あなたが殺したわけじゃ、ないのよね?」 「もちろん。つーか俺なんかに曲識のにーちゃんが殺されるわけねーっての」 曲識っていうのね、死体になってるその人。 確か最初の放送で最初に呼ばれていなかったかしら――まあ、死んでしまっている以上どうでもいいんだけれど。 それで、その曲識さんを『にーちゃん』呼ばわりするということは…… 「犯人はわかってるの?『零崎』さん」 「それがわかれば苦労しねーんだけどな。とりあえず、あんたが油断ならない相手だってのはわかった」 「心外ね。まだ高校生の小娘がたかが名字を当てただけじゃない」 「え、おねーさんだと思ってたのに俺より年下なの?まあ、それくらいはどーってことないんだけどな。だってお嬢さんさあ――」 彼が一旦言葉を切った。 しかし、私のことを年上だと思ってたのね。 なんて考えていたら―― 「殺気が隠し切れてないぜ?」 一瞬だけれど体が硬直した。 でもすぐに落ち着く。 今私がするべきことは殺すことじゃない。 逃げることだってできるんだから、今は、落ち着きなさい。 「あら、ばれちゃった?」 「素人が殺気出したところで殺人鬼相手に通用するわけねーだろうが」 「殺人鬼とは物騒なことを言うのね。なら私もここで殺すのかしら?」 「いいや、殺さねーよ。俺は好みのタイプは殺さないって決めてんだ、お嬢さんが年上で更に身長高けりゃ完璧だったな」 「それはどうも。でもね、私には既に恋人がいるのよ」 「そいつは残念だ。まあ、俺にも好きだったやつがいたんだがもう死んじまった」 「奇遇ね、私の恋人も実は殺されてしまったわ」 「ご愁傷様だ」 「あなたは仇を取ろうとは思わないの?」 「取る必要がないんで全く思わないね」 「それは病死?事故死?それとも……?」 「お嬢さん勘が鋭いよ、って言やわかるだろ」 「そう。それは最高の死に方をしたのね、彼女」 「どうしてそう思うんだい?」 「殺したいくらいに愛されて、愛する人に殺される。最高の死に方じゃない」 「そうかもしれねーな。で、本題は何だい?まさか殺人鬼と談笑するために来たわけじゃあねーだろう」 「ああ、いけない、私としたことが。まあ、単刀直入に言うならば手を組めないかしら?」 「殺し合いに乗ってる、と取ってもいいのかねそれは」 「イエスでもあるしノーであるとも言える。恋人の仇を討ちたいだけなのよ私は」 優勝狙い、とはとても言えないわね。 それはつまり「利用した挙句あなたも殺しますよ」と言っているのと同義なのだから。 「やめとけやめとけ、仇討ちなんて達成したところでその後どうするんだってんだ……なーんて零崎の俺が言っても傑作すぎたな」 「後のことは……まだ考えてなかったわね。満足して死んでいくか主催に抗って運よく生還しましたーなんて道を辿るんじゃないの?」 「他の全員殺して回るって気がないなら結構なこった。まあ、そういうことなら協力してやってもいいぜ。つっても俺これから向かうとこあるんだけどな」 やっぱり、優勝狙いと言わなくて正解だったわね。 運よく協力をこぎつけられたけど、これは恐ろしい。 だって彼、私に協力するって決めた理由が見つからなかったもの。 あえて理由を決めるならば――気まぐれ、かしら。 気まぐれで協力を決めたということは、気まぐれで裏切られることもあるかもしれないということ。 かえって油断できなくなった気もしなくはないけれど、協力者というアドバンテージは大きいわ。 「あ、そういえば肝心の名前聞いてねーじゃん。俺は下の名前人識ってんだけどお嬢さんは?」 「――戦場ヶ原ひたぎよ」 そうしてやっと遅すぎた自己紹介を終えた直後だった。 「そこの二人、特別に俺の話を聞くことを許してやろう」 デイパックを持たず、手には何か長いものを持った『首輪』をつけていない男が現れたのは。 ■ ■ 「俺は都城王土という。貴様らが俺の名を未来永劫頭に刻むことを許可するぞ」 いきなり出てきて尊大な態度、どういうつもりか聞きたかったけどそんなもの吹っ飛ぶくらいに衝撃が走る。 名簿には無かった都城王土という名前、あるはずななのに無い『首輪』。 間違いなく『参加者』ではない。 つまりは、『主催者』側の人間……! 「いきなり出てきてどういうつもりだ?あんた名前といい首輪つけてねーあたり参加者じゃなくて主催者側の人間だろ?」 あからさますぎる特徴に零崎さんも私と同じ答えに辿り着いたようね。 むしろ気付かない方がおかしいくらいだけれど。 そういえば、さっきのメール……まさか、ね。 割り込むようで悪いけど質問させてもらおうかしら。 「あなたが、『策士』さん?」 「質問することを許した覚えはないのだがな……まあいいだろう、主催側の人間というのはイエス、だが『策士』だというのはノーだ」 「あの女は余計なことを……」なんてぶつぶつ言っているのが聞こえる。 その『策士』さんは女性のようね。 わかったところでどうにもならないけれど。 「それで、その主催側の人間が俺たちに何の用なんだよ、おにーさん?」 「ああ、そうだったな。強力な武器をやるから片手間でいいので協力して欲しいことがある、といったところか」 「生憎だが俺は武器には困ってない状況なんでね、悪いがそこまで魅力は感じない」 「あら、私は内容次第では受けてもいいと思ってるわよ」 零崎さんと目線がぶつかる。 話を聞くくらいは自由だからいいじゃない。 主催側の人間がわざわざ干渉してくるってことはそれなりの価値があるでしょうし。 「俺は今人質を取られていてな――名は行橋未造というんだが。そいつが会場内にいるかもしれないので見つけたら保護して欲しいというのが要求だ」 「なるほど、ね。それでその依頼を受けるにあたっての対価は何なのかしら?」 「この刀だ。斬刀・鈍と言う名前だがその名前に反して斬れないものはないという名刀だ。売れば国一つ買えるだけの価値もあるが、そんなものは今は関係ないな」 「それが本当だとしても手に入れた瞬間約束を反故にしてそのままグサリ、ということもあるかもしれねーってのに易々と渡せるもんなのか?」 「俺は主催側の人間ではあるが完全に主催に協力しているわけではない。人質を取られていることもわかるだろう。それに――」 「「それに?」」 「実際襲われたとしてもお前らを止めることなど簡単だ。……使いたくはなかったが」 持ち物が刀だけなのに『使いたくはない』? 他にも何か隠し持っているのかと訝しんでいたら―― ト マ レ 『止 ま れ』 瞬間、比喩でもなんでもなく全身が麻痺したように動かなくなった。 辛うじて目と口は動かせるけれど、これはまるで―― 「戦場ヶ原ひたぎ、貴様は知っているだろう、『これ』を」 「ええ、6時間くらい前に体験したわよ。黒神めだかが使っていたわよね……!」 嫌が応にも憎い黒神めだかのことを連想させる『異常』。 この人『も』使えるというの……? 「元々は俺の『異常』なのだがな。全く、大した化け物だよあやつは」 「……俺たちがあんたを襲えないということはわかったから解除してくんねーかこれ。ある奴を連想しちまって胸くそ悪いんだが」 「ああ、済まなかったな。それで、要求は呑んでくれるのか?」 体の自由が戻る。 人吉君はよく気合いと根性だなんて古臭いもので対処できたわね…… それで、要求か、要求ね。 零崎さんは乗り気じゃなさそうだけれど嫌そうな顔はしていない。 ふむ、私次第ということかしら。 「見つけられなかったとしても責められないというのなら受けてもいいわよ」 いるかもしれないということはいないかもしれないということでもある。 打算的だけれど、自分の利益を考えるならこれが最善。 手持ちの刃物は包丁と心許ないしその『何でも斬れる刀』が本当なら是非いただきたいもの。 「その答えを聞ければ十分だ。ではさらばだ」 私の答えを聞くと満足そうな笑みを浮かべ刀を袋ごと地面に突き刺すと私たちには目もくれず元来た方向に引き返していった。 ■ ■ 刀を取る前にまずは情報交換、ね。 そういえば私、人吉君以外に出会った人間が最初に遭った阿久根高貴と喫茶店でちょっと会話した串中弔士君くらいしかいなかったし。 まずはあのことを確かめましょうか。 「ねえ、零崎さんには妹さんがいるのよね?」 「ん?いるにはいるが俺はそんなことを言った覚えはねーぞ」 「掲示板にあったのよ。顔面刺青だなんて特徴的な人が二人もいるとは思えなかったから」 「そんなのあったのかよ。俺も携帯持ってたけど気付かなかったわ……」 「携帯電話を持っていれば誰でもアクセスできるはずよ。ほら――」 どうせ遅かれ早かれわかることだからこの手のカードは早く切るに限る。 こういうのは画面を直接見せた方が手っ取り早いから操作して、止まった。 4 名前:名無しさん 投稿日:1日目 真昼 ID:bASTOHfm ランドセルランドで待ちます 委員長 放送直後に見たときにはなかった書き込み。 これ、羽川さん、よね……? 『委員長』という肩書きが通用するのは阿良々木君亡き今おそらく私だけ―― 私『だけ』に宛てたメッセージだとでもいうのかしら…… っと、いけないいけない。 今は考えている時間ではなかったわ。 動揺は隠して、目的のレスを見せる。 「ここよ。『現在あなたの妹さんと一緒に行動しています』ってね」 「確かにこいつは俺に向けられた情報でもあるな。まあ、書き込んだ奴にも心当たりはあるし」 「信用はできるの?」 「俺が聞いた限りじゃ物理的には危険な奴じゃねえよ。物理的にはな」 「他の面では危険って言いたそうね」 「詳しくは知らねーが欠陥製品が生きてる内は大丈夫だろうよ。保証はできねーけどな」 「そう……」 このレスを書き込んだ人は掲示板を創設・管理しているようだし繋がりが得られるのであれば損はなさそうなのよね…… 私が提供できる情報はもうこれでおしまいだけれど、さっきの都城さんとのやり取りで一つ聞きたいことができた。 「あなたは黒神めだかを知っているの?」 「知らねーな、むしろ俺が聞きたいところだ。呪い名の関係者かなんかか?」 「呪い名?」 ここでようやく本格的な情報交換をすることになった。 ますはお互いの世界における常識。 殺し名呪い名四神一鏡玖渚機関などなどのまるでライトノベルにでも出そうな組織の数々を教えられ、逆に私は怪異についてを話す。 自然、吸血鬼にも触れることとなったからここで阿良々木君の名前も出すことになる。 恋人を殺されて復讐したいって言うからには復讐相手の名前も含めて出さなきゃいけない情報だものね。 ここで驚いたのは零崎さんは阿良々木君を知っていたということ。 なんでも欠陥製品(名簿には戯言遣いと載っているようね、どう考えても本名じゃなさそうだけれど)から聞いたそうでそこには八九寺真宵ちゃんも関わっているとか。 最後まで姿を見ることはできなかった彼女もここでは見ることができるのかしら、なんてね。 そして私がさっき拾ったデイパックの持ち主はツナギって人のものだったみたい。 携帯電話にあった発信履歴が戯言遣いさんのものと一致したみたいだから。 他にも零崎さんが探してる相手だとか私がまだ阿良々木君が死んだと微塵も疑ってない頃に人吉君から聞いた箱庭学園についてだとか色々話したところで―― 「それで俺はこれから診療所の方に向かおうとしてるんだが構わないよな?」 「もちろん構わないわよ。黒神めだかがどこにいるかわからない以上、どこに向かっても一緒だもの」 それに――ランドセルランドに向かうという選択肢もできたしね。 阿良々木君の仇を討つのが先だけれど。 「そういや、この刀はあんたが持つんだよな?生憎俺は武器に困ってねーし、話してる感じからして武器欲しがってそうだったもんな」 「ではお言葉に甘えて」 地面に刺さったままの状態になっている斬刀が入っている袋を開け、刀だけを戴く。 ……見た目だけは本当に普通の日本刀ね。 試しに地面へ振り下ろしてみたら大して力を入れていないのに袋どころか地面もすっぱりと切れた。 確か布ってかなり斬りにくいものじゃなかったかしら……? 『何でも斬れる』って嘘じゃないみたいね。 「あ、そういや一つやっておきてーことあったんだった。悪いが携帯一つ貰ってもいいか?」 「ええ、いいわよ」 掲示板に書き込むIDとかのことを考えたら本当は複数持っておきたかったんだけれど、せっかく得た協力者だもの、これくらいは快諾しないと。 「兄貴への連絡手段が無いからどうしようか困ってたとこだったんだわ。サンキューな」 私から携帯電話を受け取るとクラッシュクラシックの中に入っていく。 大方伝言でも残そうってことかしらね。 ちょっと時間がかかりそうだし――私は私でやることをやらせてもらいましょうか。 掲示板の一番下、『掲示板管理者へ連絡』へアクセス。 出てきたメールフォームに名前、アドレスなどを打ち込んでいく。 こんな掲示板を作るくらいだもの、下手な誤魔化しは通用しないでしょうし正直になるに限るわ。 初めまして、戦場ヶ原ひたぎといいます。 阿良々木暦の知り合い、と言えば十分でしょうか。 現在私はあなたが探しているうちの一人、零崎人識と行動していますので、もしよろしければ連絡いただけないでしょうか。 なんでしたら私の電話番号も送っておきます。 0X0-XXXX-XXXX 送信、と。 さて、どう転ぶのかしらね。 【1日目/午後/C-3 クラッシュクラシック前】 【戦場ヶ原ひたぎ@物語シリーズ】 [状態]健康、強い罪悪感、しかし確かにある高揚感 [装備] [道具]支給品一式×2、携帯電話@現実、文房具、包丁、炸裂弾「灰かぶり(シンデレラ)」×6@めだかボックス、賊刀・鎧@刀語、斬刀・鈍@刀語、お菓子多数 [思考] 基本:優勝する、願いが叶わないならこんなことを考えた主催を殺して自分も死ぬ。 1:本格的に動く。協力者も得られたし頭を使ってうまく立ち回る。 2:阿良々木君の仇を取るまでは優勝狙いと悟られないようにする。 3:黒神めだかは自分が絶対に殺す。 4:貝木は状況次第では手を組む。無理そうなら殺す。 5:掲示板はこまめに覗くつもりだが、電話をかけるのは躊躇う。管理者と接触できればいいけれど…… 6:ランドセルランドに羽川さん……? [備考] ※つばさキャット終了後からの参戦です。 ※名簿にある程度の疑問を抱いています。 ※善吉を殺した罪悪感を元に、優勝への思いをより強くしています。 ※髪を切りました。偽物語以降の髪型になっています。 ※携帯電話の電話帳には零崎人識、戯言遣い、ツナギが登録されています。 ■ ■ よーやっと俺の出番か。 期せずして欠陥製品の知り合いの知り合いと一緒になったはいいがあのお嬢ちゃん危なっかしすぎるんだよなー。 昔の俺以上に尖ってんじゃねーのかってくらい殺意ギラギラじゃねーか。 あんなんじゃ見てられねーからつい一緒に行動してもいいって言っちまったけどよ。 余りにも鋭いといつかは自身をも滅ぼすぜ? 尤も、それを承知でいるのかもしれねーが。 ああいうタイプは自棄になったら何しでかすか予想できねーからな。 俺も寝首かかれねーようにしねーと。 ま、携帯がもう一台手に入ったのは僥倖だし、これで心置きなくとまではいかねーがここを離れられるってもんよ。 そういや兄貴が撥ねてった奴の支給品はデスサイズに彫刻刀……か。 デスサイズは石凪のものか? 使い勝手が悪いなんてものじゃないから俺は使わねーけど。 んじゃまあメッセージくらい残していかねーとな。 幸か不幸かこんだけあれば地図や名簿の一枚くらい無駄にしても痛くないしな。 携帯の置き場所は……曲識のにーちゃんのポケットでいいか。 兄貴なら気付いてくれるだろ。 兄貴へ 俺は診療所へ向かうけど連絡手段を置いておいたから何かあったら連絡してくれ 念のため言っとくが俺に殺される前に勝手に死んだら許さねーからな ……なんでこんなこと書いてんだ、俺。 【一日目/午後/C-3 クラッシュクラシック内】 【零崎人識@人間シリーズ】 [状態]健康 [装備]小柄な日本刀 、携帯電話@現実 [道具]支給品一式×6(内一つの食糧である乾パンを少し消費、一つの食糧はカップラーメン一箱12個入り、名簿のみ5枚)、医療用の糸@現実、千刀・ツルギ×2@刀語、 手榴弾×1@人間シリーズ、青酸カリ@現実、S W M29(6/6)@めだかボックス、大型ハンマー@めだかボックス、グリフォン・ハードカスタム@戯言シリーズ、デスサイズ@戯言シリーズ、彫刻刀@物語シリーズ [思考] 基本:戯言遣いと合流する。 1:戦場ヶ原ひたぎと行動、診療所へ向かう。ひたぎは危なっかしいので色んな意味で注意。 2:兄貴には携帯置いておいたから何とかなるだろ。 3:真庭蝙蝠、水倉りすか、供犠創貴、宇練銀閣を捕まえる。 4:西東天に注意。 5:事が済めば骨董アパートに向かい七実と合流して球磨川をぼこる。 6:哀川潤が放送で呼ばれれば殺人をしないつもりはない。 [備考] ※曲絃糸の射程距離は2mです。 ※曲絃糸の殺傷能力(切断・絞殺など)は後の書き手さんにおまかせします。 ※りすかが曲識を殺したと考えています。 ※Bー6で発生した山火事を目撃しました。 ※携帯電話の電話帳には戯言遣い、ツナギ、戦場ヶ原ひたぎが登録されています。 ※参加者が異なる時期から連れてこられたことに気付きました。 ※クラッシュクラシック内曲識の死体のポケットの中にツナギの携帯電話が入ってます。 ■ ■ to 萩原子荻 発信しますか? ⇒はい いいえ ピッ とぅるるるるるるる…… ガチャ 「はい、もしもし」 「受け渡しは完了したぞ」 「ご苦労様です」 「一応、お前の『策』通りに行動したが高圧的な態度を取る必要はあったのか?」 「念のため、ですよ。それに四季崎さんったらどうも会場内に全ての完成系変体刀を置いておきたいようですし、だったら何故宇練さんを呼んだのか……」 「愚痴を聞かされても俺には何もできんぞ」 「そうでしたね、失礼しました」 「それで俺はこれからどうすれば?」 「火急の用はないですし……お好きになさってください。こちらからも行橋さんの居場所は探してみますので」 「よろしく頼むぞ」 「何かありましたら連絡しますね」 プツッ――ツーツーツー…… 【1日目/午後/D-3】 【都城王土@めだかボックス】 [状態] 健康 [装備] 携帯電話@現実 [道具] なし [思考] 基本:不知火の指示を聞く 1:行橋未造の安全が確認が出来れば裏切る 2:萩原子荻と協力 [備考] ※「十三組の十三人」編より後からの参加です。 ※首輪は付いていません。 ※行橋未造が人質に取られているため不知火に協力しています。 ※行橋未造が何処にいるかは分かりません。 ※この後どうするか、どこに向かうかは後の書き手にお任せします。 支給品紹介 【デスサイズ@戯言シリーズ】 黒神真黒に支給 石凪萌太が使っていた水玉模様のデスサイズ 【彫刻刀@物語シリーズ】 黒神真黒に支給 千石撫子が蛇切縄の呪いを解くために使っていたもの 余談だが女子中学生が蛇を素手で掴むってかなり凄いことだと思う 忍者装束と機関銃 時系列順 Daydreamers 忍者装束と機関銃 投下順 Daydreamers 地獄(至極) 戦場ヶ原ひたぎ 配信者(廃神者) 鏡に問う 零崎人識 配信者(廃神者) 繋がれた兎(腐らせた楔) 萩原子荻 第三回放送 泰平に向けて 都城王土 働物語
https://w.atwiki.jp/maidensnoweve/pages/68.html
境界の森 進行の流れ A→(山小屋判定)→B→(山小屋判定)→C→(山小屋判定)→A→ …(以下略) の順に進行する。「以下詳細」参照。 ※(山小屋判定) とした部分は以下詳細の項番6参照。調査中。 + 以下詳細 <以下詳細> ※扉についての文章は後述の「扉の表示一覧」を参照。 1、初期スタート時 or 山小屋を出て奥に進んだ時 or デバフ解除で次のフロアに進んだ時、次のフロアはAであり、扉の表示は「 A 」になる。 次のBフロアではAのデバフ効果が付与された状態となる。また、これらのステートは従来の同名ステートとは異なり、 特定階層を下りないと解消されない。 (例えば、赤茶~で攻撃down付与時、クイックスワップにて解除しても、次のターンには再付与される。) 2、Aの次のフロアはBで、扉の表示は「 B ~を伴い、」+「 A 」となり、次のCフロアではデバフ効果が B + A になる。 (例えば、Aで"微かな~"を通ってBで"恍惚~を伴い、赤茶~"のを通った場合、次のフロアは攻撃、精神、幻惑のデバフがつく。) 3、Bの次のフロアはCで、確定でボスがいて、複数(フリーの首なし卿がプラス)いることもある。 扉の表示は「C」となり、次セットのボス及び、モンスターグループの傾向を決定する。(傾向は「扉の表示一覧」の備考欄 参照) 出現するボスの内、首なし卿だけフリーで、他のダンジョンにも登場する。 その他のボスの組み合わせが存在するとしたら、後述の混沌の渦のランダム召喚によって召喚されたボスかもしれない。 →その他の地方グループのボスが出現することはない模様。 なお、スタート時は林道の地方グループとなる。 ちなみに、Cフロアにおいて、全種類の扉があるとは限らないので必ずしも行く先を決めることはできない。 4、ステート:導き付与することで、ABの有害な扉をDの「この道は安全~」へと無害化することができる。Cは表示に変化なし。 5、Cの次のフロアはAで、この際にデバフ解除が行われる。 ただ、導きの糸で帰還した場合はその限りではなく、次回進入時にデバフが残っている場合がある?(うろ覚え 試行回数が少ないので要調査) 6、各フロアより次のフロアに移動する際に、以下のような山小屋判定が存在し、該当すると山小屋に到達する。 山小屋に到達する場合、前フロアで間欠泉を踏んでいたとしても次フロアの大部屋確定フラグは無効となる。 + 山小屋到達条件 <山小屋到達条件> a、9層、21層、45層などの特定(ランダム?)フロア。 b、後述の生贄の女性を救出・所持していて、連れている状態で扉をくぐる。(寄進箱に送ると無効、最新バージョンでは寄進箱に送れない)。 かつ、3フロア以上山小屋を利用していないという条件もある模様。(常時所持していれば最低でも6フロア置きに利用可能?) ただし、以下の場合は女性所持だけが条件。 ・aの山小屋。前回利用した山小屋としてカウントされない。 ・初潜りの2回目。初回はカウントされない。 ・3層以下。 c、◯層以上、山小屋に到達していない場合。これがaなのかもしれないが、女性を連れていない場合でも山小屋に到達することがある。 これらは難易度モードや超魔境モード・エクストリームモードのオンオフ、探索値でスイッチが切り替わる模様。 初心者モード(超魔境モードオフ)では敷居が低く設定されており、3層おきには山小屋に到達できるようになっている。 →14/12/31バージョンにて超魔境ONOFF関係なく9の倍数もしくは生贄を救出した次の扉で出現するようになった。 序盤はCフロアの次は確定で山小屋到達の印象を受けるがその限りではなく、 A・Bフロアで女性を救出し山小屋に到達して崩れたり、Cフロアが大部屋などで生贄がいなかったりする。 普通モード以上では9層以上などと設定されているか、探索値次第で変動しているかも? 山小屋に登場するNPCは医者・黒猫・鍛冶屋で以下の様に出現する。 ・医者は治療可能ステート付与 or 生贄の女性(収納箱・寄進箱に存在では不可能)の条件を満たすと出現する。 ・黒猫と鍛冶屋はどちらかが確定で出現するのは全モード共通だが、難易度モードによって以下の様に分かれる。 ・初心者モード(超魔境モードオフ):1回目はどちらか片方、2回目は1回目で出現しなかった方、3回目は両方、以降ループする。 ・初心者モード(超魔境モードオン):どちらかが出現するのは確定だが、法則性はない。黒猫が続くこともある。完全ランダム。 ・普通モード以上 :同様で、どちらかが出現するのは確定だが、法則性はない。黒猫が続くこともある。完全ランダム。両方出現も有る。 扉の表示一覧 区分 メッセージ表示 侵入先 付与ステート、その他効果、備考 初心者 普通以上 A 赤茶け饐えたような錆びついた匂いが漂っている 次フロア 次フロア山小屋 攻撃低下 微かな羽音のような、揺らめく旋律が神経を逆なでする 精神低下 息き詰まるような、ざらつく圧迫感が空気を満たしている 防御低下 暗がりの中、無数の何かが蠢いてる 寄生する虫群 神経を逆撫でする金切り音が聞こえる 首輪 道の先から甘い香りが漂ってくる 媚薬 鬱蒼とした木々が行く手を覆い隠している 胸バイブ 密生した下生えが、のたうち地を覆い隠している 局所バイブ どこかで誰かが笑っている気がする グレムリンエフェクト(射撃時命中率大幅低下に加えて確率で行動阻害 ダメージ) この方向からは不吉な気配を感じる クラムジネス(攻撃ごとに転倒判定) B 恍惚へと誘うが如き甘美な幻視を伴い、 次フロア 次フロア山小屋 幻惑の力(火照、攻撃ごとに混乱・興奮ゲージ上昇) 悪寒と共に総毛を立たせる腐臭を伴い、 あらゆるものを飲み込む増幅する地獄の力が全ての魔物に宿る(敵を倒すと、その時アクティブな敵のレベルが上がる、アクティブな敵同士での位置共有) 焼けつくような剥き出しの悪意を伴い、 あらゆるものを焼きつくす地獄の力が全ての魔物に宿る (魔法/ブレス/射撃属性攻撃の射程+2、さらに地形貫通。アクティブな敵同士での位置共有) 背筋を伝い刺し貫くような怖気を伴い、 あらゆるものを突き通す地獄の力が全ての魔物に宿る(バンド効果でスキルや通常攻撃を他のモンスターを媒介にして発動(プレイヤー最寄りの媒介モンスターから射程判定発生)、アクティブな敵同士での位置共有) C 道は石造りの砦跡へと続いている 山小屋 次フロア山小屋 デバフ削除、次セットのボス:ミノスデーモン主に納骨堂のモンスター群 木々の中に打ち捨てられた廃村が見える デバフ削除、次セットのボス:ベル主に大路・墓所のモンスター群 幅の広い林道が見える デバフ削除、次セットのボス:大いなる猟人主に木立のモンスター群 淀んだ水を堪えた湿地帯が広がっている デバフ削除、次セットのボス:シュヴァル=バヤール主に水脈のモンスター群 D この道は安全そうだ 次フロア 次フロア 無害。ステート:導き 付与にて有害な扉(A・B)が変化。Cは変化無し。 ※B扉のデバフ効果は本編『妖怪大魔境』の四天王にまつわる物の模様。 登場モンスター一覧 名前 林道 湿地 廃村 砦跡 種族 霊格 弱点 耐性 攻撃属性・異常 備考 アイアンジャック ◯ ◯ 器・人 打 斬炎生 転倒・吹き飛ばし 不可視[Ex]射撃:サーキュレイターで大打撃[エ]闇2(☆闇3)・気絶1・暗闇1・対人1(☆対人2) アビストード ◯ 水 突氷 格打炎水 毒・媚薬 飛びかかり注意[エ]壮健1・生命2 アラクネー ◯ ◯ ◯ 精虫人 打氷水 格弾 麻痺・粘着・封印 召喚(アラクノス多数)囲まれて麻痺するのが死亡パターン[エ]麻痺1(☆麻痺2)・意思2 アラクノス ◯ ◯ ◯ 精・虫 打氷水 格弾 麻痺攻撃・中距離粘着 なし[エ]Def1 アンクー ◯ ◯ ◯ ◯ 精・死 聖別 打 斬突弾氷邪生 遠距離生命・封印攻撃 召喚(ファントム2体)[エ]暗闇1(☆暗闇2)・(☆対不死2) イニテイト ◯ 人 なし 邪 遠距離炎 召喚(ミニオン2体)[エ]銀1(☆銀2)・Dex2(☆Dex3)・精神2 インキュベイター ◯ 魔 聖別 突聖 打 引き寄せ・絡め・媚薬 再生・力溜めからの酸は装備ダメージ大[エ](☆浄化2)・☆豊穣2・生命2 ヴァイオレットスポア ◯ △ ◯ 精 斬炎氷 格打弾水地 毒媚薬・毒生命ブレス なし[エ]意思1(☆意思2)・(☆豊穣2) ヴァイン ◯ 精 斬炎氷 格打弾水地 中距離絡め なし[エ]壮健1(☆壮健2) ウェスタンシザース ◯ ◯ 器 聖別 炎地 弾氷生 スタン・遠距離炎 後方からの遠距離魔法が痛い強化解除に注意[エ]Dex2 ヴェルトゥ ◯ ◯ 精 斬炎 弾水地 絡め・中距離地 召喚(レコルテ4体)[エ](☆地3)・(☆豊穣2) オーグル ◯ ◯ 人 雷 なし なし 突進の高火力注意[エ]対人1・Str2 オートマトン ◯ ◯ 器・人 打 生 遠距離弾丸 後方からの遠距離射撃が痛い[Ex]射撃:インフェルノ弾で大打撃 着弾広範囲化[エ]Dex2・明晰1・平衡1 ガルグイユ ◯ ◯ 水・竜 炎氷聖 弾雷水風邪 中距離水属性吹き飛ばし 倍速・水移動[エ]衝撃1(☆衝撃2)・対人1 ギーヴル ◯ ◯ ◯ ◯ 竜 氷雷地 格水生 毒・猛毒 毒になると猛毒攻撃[エ]対竜1(☆対竜2) キドゥ ◯ ◯ ◯ 獣・魔 突 なし 遠距離炎 なし[エ](☆炎3) 名前 林道 湿地 廃村 砦跡 種族 霊格 弱点 耐性 攻撃属性・異常 備考 グール ◯ ◯ ◯ 死 斬炎聖 氷生 麻痺攻撃 召喚(ディケイド4体)[エ]麻痺1(☆麻痺2)・Agi2(☆Agi3) クエレブレ ◯ ◯ ◯ 竜 弾氷雷風 格斬打息地 猛毒 飛行・鈍足・高耐久[エ](☆氷3)・毒1(☆毒2)・対竜1(☆対竜2) グレムリン ◯ ◯ ◯ 魔 聖別 弾風聖 邪生・魔法 中距離雷 倍速・飛行[エ]対物1(☆対物2) ゲイザー ◯ 精 弾雷風 地邪生 中距離邪・麻痺 飛行・強化解除に注意[エ](☆封印1) コボルド ◯ 獣・人 なし なし 転倒 探索値が高いと出現しにくい?[エ]銀1 コラプション ◯ ◯ 魔・死 聖別 氷聖 格斬打突弾鞭炎水地風生 毒・媚薬・封印・絡め 鈍足・通常の物理は吸収される[Ex]周囲の敵をコラプションとして復活[エ](☆死1)・毒1・壮健1 ジェヴォーダン ◯ ◯ 獣 突 なし なし 召喚(狼犬・キドゥ多数)飛びかかり注意、攻撃力も高い難敵[エ](☆対獣2)・Str2 シュヴァル・バヤール ◎ 水・精 聖別 突氷 格打炎水 封印・絡め・水・生命 ボス・召喚(アビストード2体)[Ex]遠方からの陵辱攻撃に注意[エ]水3・浄化2・対精霊2 タッツェルブルム ◯ ◯ 獣・竜 突氷地 弾水 暗闇 飛びかかり注意[エ]対竜1 ディケイド ◯ ◯ ◯ 死 斬炎聖 氷生 毒攻撃 なし バグベアー ◯ ◯ 獣 突炎 なし なし なし[エ]平衡1 パペット ◯ ◯ 器 聖別 炎地 弾氷生 遠距離炎 飛行、後方からの遠距離魔法が痛い バンシー △ △ ◯ △ 死 魔化 聖 氷生 なし 召喚(ファントム2体)・範囲MP攻撃倍速・不可視・壁抜け・ランダム移動[エ]気絶1・(☆意思2)・(☆対不死2) ヒドラプラント ◯ ◯ ◯ 精・竜 斬氷 格打弾水地 毒・絡め・引き寄せ 鈍足・再生・水移動[エ]生命2(☆生命3) ファンガス ◯ ◯ 精 斬炎氷 格打弾水地 範囲眠り・毒生命ブレス なし[Ex]罠(太陽)設置、ヴァイオレットスポア繁殖[エ]壮健1(☆壮健2) ファントム ◯ △ ◯ ◯ 死 魔化 聖 氷生 封印攻撃・精神down 召喚専用?・倍速・不可視・壁抜け・ランダム移動[エ]気絶1・封印1 名前 林道 湿地 廃村 砦跡 種族 霊格 弱点 耐性 攻撃属性・異常 備考 ブラックゴート ◯ ◯ 獣・魔 聖別 水地聖 弾雷邪生・魔法 遠距離雷邪 遠距離魔法をヒット アウェイ[Ex]不可視[エ]Str2・Res2 ブラックドッグ ◯ ◯ 獣 聖別 突弾雷風 地 遠距離風・雷 飛行[エ](☆雷3)・Agi2(☆Agi3) ブラックナイト ◯ 死 聖別 突聖 氷生 遠距離氷、HPMP吸収 距離調節からの魔法に注意[エ](☆氷3)・魔装2 ブラックハンド ◯ ◯ ◯ 人 なし 邪 遠距離雷広範囲吹き飛ばし転倒 後方からの遠距離魔法が痛い強制2マス移動での罠ハメ注意[エ]Mgi2(☆Mgi3) ブルート ◯ ◯ 獣 突炎 なし スタン・転倒 鈍足[エ]平衡1(☆平衡2)・衝撃1・Str2 ベート ◎ 人・獣 聖別 突聖 なし 転倒・不自由 召喚専用・火力担当[エ]対獣2・Str2(☆Str3)・Agi2(☆Agi3) ベル ◎ 人・獣 聖別 聖 邪 行動速度低下・各種down ボス・召喚(ベート1体)[Ex]召喚(ベート・キドゥ・狼犬、約5体)[エ]地3・対獣2・睡眠1・混乱1・封印1 ヘルバトラー ◯ ◯ 人・魔 聖別 打聖 斬弾邪生・魔法 遠距離邪・敏捷down 基本は接近して多段攻撃[エ](☆対悪魔2)・Res2 ホード ◯ ◯ 人・魔 炎聖 格突打弾氷邪 スタン・毒・媚薬 斬撃には耐性が無い[エ]生命2 マカーブル ◯ ◯ 死 打聖 斬突弾氷生 毒 ファルコンステークを使いこなす[Ex]周囲の敵をマカーブルとして復活[エ](☆対不死2)・Dex2(☆Dex3) ミニオン ◯ 器・竜 地 斬突弾炎氷生 転倒・不自由 召喚専用・復活[エ]対竜1(☆対竜2)・対人1(☆対人2) ミノスデーモン ◎ 獣・魔 聖別 水氷 弾炎邪・魔法 火傷・転倒・スタン 炎属性と打撃で猛攻をしかける[エ]炎3・対悪魔2 ルーガルー ◯ ◯ 人・獣 聖別 突 なし 転倒 突進からの距離調節[エ](☆対獣2)・Agi2 レイヴン ◯ ◯ ◯ 獣 突弾雷風 地 転倒 倍速・飛行・ランダム移動[エ]明晰1(☆明晰2) レコルテ ◯ ◯ 精 斬炎 格打弾水地 中距離絡め 召喚専用 レッドラム ◯ 獣・魔 聖別 水氷聖 弾炎邪生・魔法 炎属性打撃 高威力純打撃型[エ](☆炎3)・Str2・Mgi2・Res2 名前 林道 湿地 廃村 砦跡 種族 霊格 弱点 耐性 攻撃属性・異常 備考 引き摺るもの ◯ ◯ 人 雷 なし 転倒・スタン・敏捷down 鈍足[エ]気絶1(☆気絶2)・Str2(☆Str3) 黒妖精 ◯ ◯ 精・人 なし 氷 なし なし[エ]銀1 首なし卿 △ △ △ △ 精・死 聖別 打聖 斬突弾氷生 凍え、暗闇、封印、猛毒など ボス・倍速・壁抜け・ランダム移動[Ex]召喚(バンシー4体)[エ]氷3・対不死2・Agi2・Res2 大いなる猟人 ◎ 神 魔化 邪 雷聖 遠距離雷 ボス・召喚(毛皮~超多数)[エ]雷3・対神霊2・Str2・Mgi2 毛皮を着る弓手 ◯ 神・人 聖別 雷 聖 不自由 遠距離弾丸属性攻撃[Ex]後方待機[エ](☆対神霊2)・Dex2 毛皮を着る狩手 ◯ 神・人 聖別 雷 聖 なし なし[エ](☆対神霊2)・Str2 狼犬 ◯ ◯ 獣 突 なし なし 飛びかかり注意 スケアクロウ ◯ ◯ ◯ ◯ 器 魔化 火 生 遠距離魔法 一般属性魔化は無効[エ]Res2(☆闇3) ストーンウォッチ ◯ ◯ ◯ ◯ 器 魔化 地 生 地・麻痺・酩酊 一般属性魔化は無効[エ]Res2 炎の塔 ◯ ◯ ◯ ◯ 器 魔化 炎生 遠距離火・火傷 一般属性魔化は無効[エ]Mag2 氷の塔 ◯ ◯ ◯ ◯ 器 魔化 氷生 遠距離氷 一般属性魔化は無効[エ]Mag2 雷の塔 ◯ ◯ ◯ ◯ 器 魔化 雷生 遠距離雷 一般属性魔化は無効[エ]Mag2 混沌の渦 ◯ ◯ ◯ ◯ 精霊 魔化 生 遠距離魔法 モンスターをランダム召喚。容易には倒せない。生贄の女性を救出するか放置で消滅[エ]豊穣2・生命2・精神2 ??? 真ボス?苗床エンドに関連?(未実装) 名前 林道 湿地 廃村 砦跡 種族 霊格 弱点 耐性 攻撃属性・異常 備考 ※廃村~湿地の項目はCフロアで「C」の扉を潜った際の登場傾向(※出ない時はまるっきり出ず、もう1~2フロア進まないと登場しなかったりする)。 ◯は登場、◎は登場ボス、△はイレギュラー登場(特定ボス、及びエクストリームモードで召喚、繁殖) ※備考欄の[エ]はモンスタードロップのエッセンス。手に入る黄色単品、(☆)は基本的に武防具固定の赤色、の中でも最上位のものを記載。 ゲーム中の全モンスターが登場するオールスターダンジョン。 通常7階層から出現するボスクラスのモンスターも低階層から出現する。基本的に上記のCフロアで出現する。 このダンジョン用の真ボスは14/09/20現在、未実装。 汎用性に富んだ武防具を用意する必要があり、臨機応変な対応力が問われる。今まで培ってきた技術の総力戦となるだろう。 + ネタバレ また、A~Cの全フロアで一定確率で新規追加モンスター:混沌の渦とセットで生贄の女性が出現することがある。 ただし、探索値やモードの難度が高いほど出現率が高い模様。初心者モードでは探索値を高めてもなかなか遭遇できない? 生贄の女性を救出するとステート:媚薬が付与され、女性はアイテム化。所持するとローランの移動/行動速度が低下する。 その状態で山小屋到達時に医者に保護してもらうことで収納箱・寄進箱の収納数を1枠拡張可能になる。(礼拝堂の神父でもOK) 寄進小箱で寄進箱に送ることもできるので、後ほど収納箱に移動して水車小屋で保護してもらうのも良い。 なお、とどめを刺すとモラル-100で、救出時に付与されるステート:媚薬が付かない。 また、放置したり置き忘れていくと、ステータスに「見捨て」という項目が表示、カウントされる。 混沌の渦は倒さない限り、不定期かつランダム(場所と種類共に)にボスを含む(これはボスが居なかった場合)モンスターを召喚する。 ただ、ランダムと言っても召喚モンスターの種類は上記一覧表の区分に準ずる模様。 ちなみに物理的な攻撃では倒せない模様。 裁きの巻き物や光核のワンド、その他ワンドによるダメージ・火傷などの割合・固定ダメージステートなどで攻撃すれば倒せる。 (呪いの木馬のワンドでも倒せるとの情報も?[調査中]) 灰かぶりのワンドがコスパが良くて歩数も減らせるが、護りのワンドの方がコスパと安定共に上回る(※特に大魔境モード)。 基本的には生贄の女性を救出することで消滅し、放置してターン経過でも自然消滅。 消滅とは言え、ドロップ判定はあるのでご安心を。 浄化せずに倒せば、記述の移植 錬金や強化値の結合が可能な神々のインクを一定確率でドロップする。 混沌の渦の出現率は大魔境モード(超魔境オフ・エクストリームオン、全部屋探索・見敵必殺)においては3層に1体はいる感じ。 それどころか複数いて箱の枠の拡張やインクの入手が容易い。普通モードもそれなりと思われる。 対して、初心者モード(超魔境オフ・エクストリームオン、全部屋探索・見敵必殺)では、低確率に絞られてる模様。体感では15層に1体くらい。 なお、低層(10階以下)では初心者モードでも高確率で1体はいる様なので、箱の拡張やインク入手を狙うだけなら 超魔境オンにして、低層潜り(15層くらいまで)を繰り返した方が良いかもしれない。 村人レベル40程度での体感では12層くらいの低階層までの遭遇率が3層に1体と格段に上がった。ただし、それ以降は出現しにくくなった。 どうやら探索値が影響しており、Bフロアで「悪寒と共に総毛を立たせる腐臭を伴い~」の扉をくぐって敵を強制的にレベルアップさせたり、 混沌の渦の召喚を放置して敵をたおしまくるなどで村人レベル・探索値を無理やり上げていくと、再び高い遭遇率を得られた。 なお、この方法は記述集めでも有効で獲得率が上昇する。 ちなみに大部屋では混沌の渦と生贄の女性の両方共に出現しないので注意。 また、敗北からのお持ち帰り時に必ず出現するという情報も。普通モード以上では旨味がないかもしれないが、 初心者モードでは所持品を全て箱に収めた後、1Fでお持ち帰りを繰り返せば箱の拡張もてっとり早くできるかもしれない。 →調査した所、混沌の渦が出現した階でお持ち帰りされて同じフロアから再開すると、再配置により高確率でいるという話の模様。有効活用は難しい。 拡張をてっとり早くしたい場合は、邪道だが一人以上の生贄の女性と私室での履歴読み込みを利用すれば、箱を最大限まで拡張可能。 新規追加モンスターの五大属性器物系は魔化属性弱点としながら一般属性が付いてるとダメージが通らない。 無霊格か聖別の一般属性付きか、無属性魔化武器などで攻撃しよう。素手というのも手。 魔化武器でもバックフリップならいける。 封印も有効なので、封印を付与する武器の使い手だと気軽に殴れる。 尚、複数扉が出現するものの、拠点としては山小屋へしか行けず、山小屋でセーブしても拠点扱いにはならない。 しかも、扉をくぐるとそれぞれプレイヤーに害するステートが付与され、「この道は安全そうだ」のみ無害。 ステート:導きによる3層潜る効果は発揮されないが、フロアの全ての扉を無害化することが可能。 また間欠泉の罠を踏んでいなければ次の階層で大部屋を回避する効果は有効のまま。 導きが付与できない場合は、ステータスデバフの付く扉が比較的マシで、次いでバイブ責め辺り。 それ以外はフロアの構成などにもよるが、苦戦必至となるだろう。 ただし、記述をうまく活用すればデメリットを少なくしたり無効化も可能。知恵を絞って乗り切ろう。 補足しておくと、深く潜っていると大抵の人にとってステータスデバフの攻撃低下もかなり厳しいと思われるのでこれも注意。 ちなみに、通路に退いても敵が探索モードにならずに見つかってしまうという事象が発生することがある。 どうやら、このダンジョン、およびエクストリームモードでの以下が原因の模様。(調査中) エクストリームモードのオンオフ関係なく、B扉のデバフ効果でCフロア到達時「地獄の力が~」と表示される場合、アクティブな敵同士で情報の位置共有を行っている模様。 エクストリームモードオン時にバンド攻撃(『魔物図鑑』スキル欄(青字)参照 )を所持しているモンスターは周囲のモンスターを媒介に通常攻撃・その他スキルの射程範囲を広げられる。そして、その効果の一環として、そのバンド効果範囲内のモンスター同士も情報の位置共有を行っている模様。 境界の森では通路での敵の視界が広くなっているため、多少奇襲がかけづらくなり、振り切りにくくもなっている。 他にはダンジョン内での収納箱やみっちゃんは出現しない模様? + ダンジョン専用装備オススメ ダンジョン専用装備オススメ オールレンジ 近接武器編 1、ロングソードorショートソードorレイピア+亜人2、獣2、精霊2、死霊2のうち3つ+雷3。腕記述にアンクーorジェヴォーダンor狼犬。 コメント 組み合わせ上こうなる。亜人は強敵が多いのでできれば採用してほしい。精霊と死霊は悩むところだが精霊の方が出現が多く難敵数も互角かな?竜2の採用は亜人2の採用を考えると厳しく、また竜を採用するのは確率的にはどうなのかと疑問が残るが強いようならば亜人2とどちらかを選ぶことになると思われる。ロングソード採用するくらいならした二つのどちらかを採用したい。 ジェヴォーダンは赤エッセンスの亜人が手に入れにくいので欲しいかな?しかし平時でも亜人2は役に立つ。 2、サーペントファング+獣2+亜人2or精霊2or死霊2+雷3。腕記述にアンクーorジェヴォーダン。 コメント 亜人2は強敵が多いからできるなら採用したい。面倒なら精霊2か死霊2になる。魔化注意。 3、ボーンソウ+獣2+亜人2or竜2or精霊2+雷3。腕記述にジェヴォーダンorギーヴル。 コメント 亜人2と竜2が面倒なら精霊2になる。魔化注意。 4、ジェイドブレイド+毒2+雷3or麻痺2orスタン2。腕記述は好きな物を。 毒による割合ダメージでの撃破を狙うならば属性はいらないかな?しかしインパクトの定格ダメージでしっかりとどめを刺したい。地味に精霊系に特攻なのもうれしい。深い層でまったく攻撃が通らなくなったときはこれ。魔化注意。 遠距離武器編 1、リムファイア+獣2+亜人2+精霊2or死霊2or器物2+雷3。腕記述にジェヴォーダンorアンクーorグレムリン。 近接編と大して変わらないのがなんとも。 2、ロングホーン+毒2+麻痺2+雷3。腕記述は好きな物を。 ショットシェルを付けて部屋に入ってすぐに発射して逃走。毒による割合ダメージで倒す。 大部屋での逃走を重視するなら毒や雷3を外して睡眠の起用も有り。 万能編? 適当な3スロット以上の武器+毒2+麻痺2orスタン2+雷3。腕記述は好きな物を。 毒による消耗で倒す。銃でもOK。銃ならショットシェルを詰めてぶっ放すだけでかなり効果的さらにコンセクレイションを掛けると威力UP。 さらには入り口でぶっ放した後に近接編の武器に持ち替えてぶん殴るのもいい。ダメージが通らないならば4番のジェイドブレイドなど。逃げ回るのでロザリオがあると活力の消耗が減るかな?毒1+麻痺1orスタン1+雷3でもそこそこだが二刀流武器の方がよい? 砦跡:ボーンソウ+亜人2+器物2+雷3、サーペントファング+亜人2+死霊2or器物2。腕記述にアンクーorグレムリン。 コメント 亜人、死霊、器物、精霊、竜の順に対処したい。銃や服にもそれに対応したものを入れるといい。器物もいるので銃や服に入れたほうが良い? 廃村:ボーンソウ+獣2+亜人2+雷3。ショートソードorレイピア+獣2+亜人2+死霊2+雷3。腕記述にギーヴル。 コメント 獣=亜人、死霊、精霊、悪魔=竜の順で対処したい。銃や服は器物を入れたい? 林道:サーペントファング+獣2+亜人2or精霊2+雷3。腕記述にギーヴル。 コメント 獣、亜人、精霊=竜=神の順で対処したい。銃や服にも(ry 湿地:ボーンソウ+精霊2+獣2+雷3。腕記述は好きな物を。 コメント 正直獣2じゃなくて別のエッセンスのほうが良いかも? 総括編 獣、精霊、死霊あたりは黄色エッセンスで入手できるので採用はしやすい。竜2は採用してもいいが数も少ないし敵のレベルがあまりにも上がるとそもそもダメージがほとんど通らないだろうと思われるので採用するかどうかは微妙。そうでなくても亜人2を採用したいというのに。というわけで竜2や亜人2は記述で埋める?服や銃にもこれらに準ずるものをと言いたいですが、遠距離攻撃を持っていて耐久性が高い敵を順に特攻エッセンスを付けたいです特に器物は遠距離持ちが多いです。 状態異常系ではやはり毒辺りが良いと思われる。スタンや麻痺は足止めになるがダメージが通らなければそもそも意味がないので毒とセットでの運用が基本?ジェイドブレイドの場合、毒と麻痺を採用してコンセクレイションで戦うのもいいかもしれない? また属性面が調べが甘いのでそのあたりも詳しく調べたほうが良い。特に場所別ではなおさら。 ちなみに探索値を稼ぐ場合、山小屋経由出来ずに次の場所ということが多々あるので場所別特化の場合も万能的なサブ武器を用意したい。
https://w.atwiki.jp/whfbaos/pages/28.html
+... ユニット 未訳Bloodthirster of Insensate Rage【ブラッドサースター・オヴ・インセンセートレイジ】 未訳Bloodthirster of Unfettered Fury【ブラッドサースター・オヴ・アンフェテレードフューリー】 未訳Wrath of Khorne Bloodthirster【ラース・オヴ・コーン・ブラッドサースター】 未訳Skulltaker【スカルテイカー】 未訳Herald of Khorne【ヘラルド・オヴ・コーン】 未訳Herald of Khorne on Juggernaut【ヘラルド・オヴ・コーン(ジャガーノート騎乗)】 未訳Blood Throne of Khorne【ブラッドスローン・オヴ・コーン】 未訳Bloodletters of Khorne【ブラッドレター・オヴ・コーン】 未訳Bloodcrushers of Khorne【ブラッドクラッシャー・オヴ・コーン】 未訳Karanak【カラナック】 未訳Flesh Hounds of Khorne【フレッシュハウンド・オヴ・コーン】 未訳Skull Cannons of Khorne【スカルキャノン・オヴ・コーン】 未訳Great Unclean One【グレイト・アンクリーン・ワン】 Epidemius【エピデミウス】 Herald of Nurgle【ヘラルド・オヴ・ナーグル】 Plaguebearers of Nurgle【プレーグベアラー・オヴ・ナーグル】 未訳Plague Drones of Nurgle【プレーグドローン・オヴ・ナーグル】 Nurglings【ナーグリング】 未訳Beasts of Nurgle【ビースト・オヴ・ナーグル】 未訳Kairos Fateweaver【カイロス・フェイトウィーバー】 未訳Lord of Change【ロード・オヴ・チェンジ】 未訳The Changeling【チェンジリング】 未訳Herald of Tzeentch【ヘラルド・オヴ・ティーンチ】 未訳Herald of Tzeentch on Disc of Tzeentch【ヘラルド・オヴ・ティーンチ(ディスク・オヴ・ティーンチ騎乗)】 未訳Herald of Tzeentch on Burning Chariot【ヘラルド・オヴ・ティーンチ(バーニングチャリオット騎乗)】 未訳Blue Scribes【ブルー・スクライブ)】 未訳Pink Horors of Tzeentch【ピンクホラー・オヴ・ティーンチ】 未訳Exalted Flamers【エグザルテッド・フレイマー】 未訳Flamers of Tzeentch【フレイマー・オヴ・ティーンチ】 未訳Screamers of Tzeentch【スクリーマー・オヴ・ティーンチ】 未訳Burning Chariots of Tzeentch【バーニングチャリオット・オヴ・ティーンチ】 未訳Keeper of Secrets【キーパー・オヴ・シークレット】 未訳The Masque of Slaanesh【マスク・オヴ・スラーネッシュ】 未訳Herald of Slaanesh【ヘラルド・オヴ・スラーネッシュ】 未訳Herald of Slaanesh on Seeker Chariot【ヘラルド・オヴ・スラーネッシュ(シーカーチャリオット騎乗)】 未訳Herald of Slaanesh on Exalted Seeker Chariot【ヘラルド・オヴ・スラーネッシュ(エグザルテッド・シーカーチャリオット騎乗)】 未訳Daemonettes of Slaanesh【デモネット・オヴ・スラーネッシュ】 未訳Seekers of Slaanesh【シーカー・オヴ・スラーネッシュ】 未訳Fiends of Slaanesh【フィーンド・オヴ・スラーネッシュ】 未訳Seeker Chariots of Slaanesh【シーカーチャリオット・オヴ・スラーネッシュ】 未訳Exalted Seeker Chariots of Slaanesh【エグザルテッド・シーカーチャリオット・オヴ・スラーネッシュ】 未訳Hellflayers of Slaanesh【ヘルフレイヤー・オヴ・スラーネッシュ】 未訳Daemon Prince【ディーモンプリンス】 未訳Furies【フューリー】 未訳Soul Grinder【ソウルグラインダー】 特殊編成 未訳Daemon Cohort of Khorne【ディーモンコーホート・オヴ・コーン】 未訳Daemon Cohort of Nurgle【ディーモンコーホート・オヴ・ナーグル】 未訳Daemon Cohort of Tzeentch【ディーモンコーホート・オヴ・ティーンチ】 未訳Daemon Cohort of Slaanesh【ディーモンコーホート・オヴ・スラーネッシュ】 Bloodthirster of Insensate Rage【ブラッドサースター・オヴ・インセンセートレイジ】 MOVE【移動力】 ★ SAVE【防御力】 4+ WOUNDS【負傷限界度】 14 BRAVERY【勇猛度】 10 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 コーンの大斧/Great Axe of Khorne 2" ★ 4+ 2+ -2 D6 ダメージ表 受けているダメージ 移動力 コーンの大斧 非道な大殺戮 0-3 10" 4 3致命的ダメージ 4-6 9" 4 D3致命的ダメージ 7-9 8" 3 D3致命的ダメージ 10-12 7" 3 1致命的ダメージ 13+ 6" 2 1致命的ダメージ ▼解説/Description ブラッドサースター・オヴ・インセンセートレイジは単独の兵である。 ▼飛行/Fly ▼能力/Abilities ▼指揮能力/Command Abilities ▼魔法/Magic コメント 上へ Bloodthirster of Unfettered Fury【ブラッドサースター・オヴ・アンフェテレードフューリー】 MOVE【移動力】 ★ SAVE【防御力】 4+ WOUNDS【負傷限界度】 14 BRAVERY【勇猛度】 10 射撃武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 コーンの鞭/Lash of Khorne 8" ★ 4+ 3+ -1 D3 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 コーンの強大なる斧/Mighty Axe of Khorne 2" 6 3+ ★ -2 D3 ダメージ表 受けているダメージ 移動力 コーンの鞭 コーンの強大なる斧 0-3 10" 4 2+ 4-6 9" 3 3+ 7-9 8" 3 3+ 10-12 7" 2 4+ 13+ 6" 1 4+ ▼解説/Description ブラッドサースター・オヴ・インセンセートレイジは単独の兵である。 ▼飛行/Fly ▼能力/Abilities ▼指揮能力/Command Abilities ▼魔法/Magic コメント 上へ Wrath of Khorne Bloodthirster【ラース・オヴ・コーン・ブラッドサースター】 MOVE【移動力】 ★ SAVE【防御力】 4+ WOUNDS【負傷限界度】 14 BRAVERY【勇猛度】 10 射撃武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 獄炎のブレス/Hellfire Breath 8" 1 下記参照 鮮血のフレイル/Bloodflail 12" 6 3+ 3+ -1 ★ 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 コーンの強大なる斧/Mighty Axe of Khorne 2" 6 3+ ★ -2 D3 ダメージ表 受けているダメージ 移動力 鮮血のフレイル コーンの強大なる斧 0-3 10" 6 2+ 4-6 9" 3 3+ 7-9 8" 3 3+ 10-12 7" D3 4+ 13+ 6" D3 4+ ▼解説/Description ラース・オヴ・コーン・ブラッドサースターは単独の兵である。 ▼飛行/Fly ▼能力/Abilities ▼指揮能力/Command Abilities ▼魔法/Magic コメント 上へ Skulltaker【スカルテイカー】 MOVE【移動力】 5" SAVE【防御力】 4+ WOUNDS【負傷限界度】 5 BRAVERY【勇猛度】 10 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 殺戮者の剣/The Slayer Sword 1" 3 3+ 3+ -1 3 ▼解説/Description スカルテイカーは単独の兵である。 ▼能力/Abilities コメント 上へ Herald of Khorne【ヘラルド・オヴ・コーン】 MOVE【移動力】 5" SAVE【防御力】 4+ WOUNDS【負傷限界度】 5 BRAVERY【勇猛度】 10 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 鮮血の刃/Blade of Blood 1" 4 3+ 3+ -1 1 ▼解説/Description ヘラルド・オヴ・コーンは単独の兵である。 ▼能力/Abilities ▼魔法/Magic コメント 上へ Herald of Khorne on Juggernaut【ヘラルド・オヴ・コーン(ジャガーノート騎乗)】 MOVE【移動力】 8" SAVE【防御力】 4+ WOUNDS【負傷限界度】 6 BRAVERY【勇猛度】 10 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 鮮血の刃/Blade of Blood 1" 4 3+ 3+ -1 1 ジャガーノートの真鍮の蹄/Juggernaut’s Brazen Hooves 1" 3 3+ 3+ - 1 ▼解説/Description ヘラルド・オヴ・コーン(ジャガーノート騎乗)は単独の兵である。 ▼能力/Abilities ▼魔法/Magic コメント 上へ Blood Throne of Khorne【ブラッドスローン・オヴ・コーン】 MOVE【移動力】 8" SAVE【防御力】 4+ WOUNDS【負傷限界度】 7 BRAVERY【勇猛度】 10 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 鮮血の刃/Blade of Blood 1" 4 3+ 3+ -1 1 地獄の刃/Hellblades 1" 2 4+ 3+ -1 1 歯ぎしりする顎/Gnashing Maw 1" 1 4+ 3+ -1 D3 ▼解説/Description ヘラルド・オヴ・コーン(ジャガーノート騎乗)は単独の兵である。 ▼能力/Abilities ▼魔法/Magic コメント 上へ Bloodletters of Khorne【ブラッドレター・オヴ・コーン】 MOVE【移動力】 5" SAVE【防御力】 5+ WOUNDS【負傷限界度】 1 BRAVERY【勇猛度】 10 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 地獄の刃/Hellblades 1" 1 4+ 3+ -1 1 ▼解説/Description ブラッドレター・オヴ・コーンのユニットは10体以上の兵で構成される。 ▼能力/Abilities ▼魔法/Magic コメント 上へ Bloodcrushers of Khorne【ブラッドクラッシャー・オヴ・コーン】 MOVE【移動力】 8" SAVE【防御力】 4+ WOUNDS【負傷限界度】 4 BRAVERY【勇猛度】 10 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 地獄の刃/Hellblades 1" 1 4+ 3+ -1 1 ジャガーノートの真鍮の蹄/Juggernaut’s Brazen Hooves 1" 3 3+ 3+ - 1 ▼解説/Description ブラッドクラッシャー・オヴ・コーンのユニットは3体以上の兵で構成される。 ▼能力/Abilities ▼魔法/Magic コメント 上へ Karanak【カラナック】 MOVE【移動力】 8" SAVE【防御力】 4+ WOUNDS【負傷限界度】 5 BRAVERY【勇猛度】 10 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 血濡れのかぎ爪/Gore-slick Claws 1" 4 3+ 4+ - 1 獰猛な顎/Savage Maws 1" 2 4+ 3+ -1 D3 ▼解説/Description カラナックは単独の兵である。 ▼能力/Abilities ▼魔法/Magic コメント 上へ Flesh Hounds of Khorne【フレッシュハウンド・オヴ・コーン】 MOVE【移動力】 8" SAVE【防御力】 5+ WOUNDS【負傷限界度】 2 BRAVERY【勇猛度】 10 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 暗き血のかぎ爪/Blood-dark Claws 1" 4 3+ 4+ - 1 ▼解説/Description フレッシュハウンド・オヴ・コーンのユニットは5体以上の兵で構成される。 ▼能力/Abilities ▼魔法/Magic コメント 上へ---- Skull Cannons of Khorne【スカルキャノン・オヴ・コーン】 MOVE【移動力】 8" SAVE【防御力】 4+ WOUNDS【負傷限界度】 7 BRAVERY【勇猛度】 10 射撃武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 燃える頭蓋骨/Burning Skull 30" 1 3+ 3+ -2 D6 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 地獄の刃/Hellblades 1" 2 4+ 3+ -1 1 歯ぎしりする顎/Gnashing Maw 1" 1 4+ 3+ -1 D3 ▼解説/Description スカルキャノン・オヴ・コーンのユニットは何体の兵でも構成できる。 ▼能力/Abilities ▼魔法/Magic コメント 上へ Great Unclean One【グレイト・アンクリーン・ワン】 MOVE【移動力】 5" SAVE【防御力】 4+ WOUNDS【負傷限界度】 10 BRAVERY【勇猛度】 10 射撃武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 有害な胆汁/Noxious Bile 7" 6 3+ ★ -2 1 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 疫病のフレイル/Plague Flail 2" 6 3+ ★ -1 2 巨大な胆汁まみれの剣/Massive Bilesword 2" ★ 4+ 3+ -2 D3 ダメージ表 受けているダメージ 有害な胆汁 疫病のフレイル 巨大な胆汁まみれの剣 0-2 2+ 2+ 3 3-4 2+ 3+ 3 5-6 3+ 3+ 2 7-8 4+ 4+ 2 9+ 5+ 4+ 1 ▼解説/Description グレイト・アンクリーン・ワンは単独の兵である。 ▼能力/Abilities ▼指揮能力/Command Abilities ▼魔法/Magic コメント 上へ Epidemius【エピデミウス】 MOVE【移動力】 4" SAVE【防御力】 4+ WOUNDS【負傷限界度】 7 BRAVERY【勇猛度】 10 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 災いもたらす剣/Balesword 1" 3 4+ 3+ -1 D3 ちっぽけだが鋭い歯/Tiny Razor-sharp Teeth 1" 5 5+ 5+ - 1 ▼解説/Description 〈エピデミウス〉は単独の兵である。 害毒極まる〈災いもたらす剣〉を備え、ナーグリングの大群の担ぐ輿に乗って戦場へと運ばれていく。 ナーグリングたちは手近な敵をその〈ちっぽけだが鋭い歯〉で攻撃するのだ。 ▼能力/Abilities おぞましき回復力/Disgustingly Resilient 〈エピデミウス〉が1ダメージ、または1の致命的ダメージを受けるたびにダイスを1つ振れ。 出目が5以上ならそのダメージは無視される。腐臭を放つ肉片が剥がれ落ちるが、本当の意味で傷つけるには至らなかったのだ。 ナーグルの勘定人/Nurgle s Tallyman ゲーム中、Nurgleの兵によって倒された敵兵の死者数を集計しておくこと。 自軍ヒーロー・フェイズの開始時に以下の表を参照せよ。 戦場にいる全てのNurgleの兵は記された段階どおりの恩恵を授かる。 ナーグルの勘定人 死者数 効果 6人以下 効果なし 7~13人 ダメージロールの出目1を振りなおせる 14~20人 ヒットロールの出目1を振りなおせる 21人以上 セーブ・ロールの出目に+1 これらのボーナスは累積するが、〈エピデミウス〉が倒された場合、即座に失われる。 コメント 上へ Herald of Nurgle【ヘラルド・オヴ・ナーグル】 MOVE【移動力】 4" SAVE【防御力】 4+ WOUNDS【負傷限界度】 5 BRAVERY【勇猛度】 10 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 災いもたらす剣/Balesword 1" 3 4+ 3+ -1 D3 ▼解説/Description 〈ヘラルド・オヴ・ナーグル〉は単独の兵である。不浄なる毒素を滴らせる、穢らわしき〈災いもたらす剣〉を振るう。 ▼能力/Abilities おぞましき回復力/Disgustingly Resilient 〈ヘラルド・オヴ・ナーグル〉が1ダメージ、または1の致命的ダメージを受けるたびにダイスを1つ振れ。 出目が5以上ならそのダメージは無視される。腐臭を放つ肉片が剥がれ落ちるが、本当の意味で傷つけるには至らなかったのだ。 死の中にこそ生あり/In Death There is Life 〈ヘラルド・オヴ・ナーグル〉は7”以内でユニットが1つ全滅するたびに、負傷限界値を1回復する。 ▼魔法/Magic CHAOS WIZARDSは彼らの知る他の全てのスペルに加えて、〈ヘラルド・オヴ・ナーグルの召喚〉のスペルを知っている。 ヘラルド・オヴ・ナーグルの召喚/SUMMON HERALD OF NURGLE 〈ヘラルド・オヴ・ナーグルの召喚〉の発動難易度は5だ。 発動に成功したら、発動者の周囲14"以内で、なおかつあらゆる敵兵の9"以内に入らぬよう、〈ヘラルド・オヴ・ナーグル〉1体を配置できる。 この兵は自軍に加わるが、直後の移動フェイズに移動することはできない。 コメント 上へ Plaguebearers of Nurgle【プレーグベアラー・オヴ・ナーグル】 MOVE【移動力】 4" SAVE【防御力】 5+ WOUNDS【負傷限界度】 1 BRAVERY【勇猛度】 10 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 疫病の剣/Plaguesword 1" 1 4+ 3+ - 1 ▼解説/Description プレーグベアラー・オヴ・ナーグルのユニットは10体以上の兵で構成される。 彼らは不浄なる〈疫病の剣〉で武装している。 プレーグリドゥン/PLAGUERIDDEN このユニットのリーダーは〈プレーグリドゥン〉だ。 〈プレーグリドゥン〉は1回ではなく2回の攻撃を繰り出す。 アイコンベアラー/ICON BEARER このユニットを構成する兵は〈アイコンベアラー〉になれる。 〈アイコンベアラー〉を1人でも含むユニットが戦闘ショックテストで出目1を出した場合、 現実は瞬くように途切れ、魔の眷属の軍勢は力を増す。このユニットにD6人の〈プレーグベアラー〉を加える。 パイパー/PIPERS このユニットを構成する兵は〈パイパー〉になれる。 あなたの対戦相手は、〈パイパー〉の6”以内にいるユニットの戦闘ショックテストの出目1を振り直さなくてはならない。 ▼能力/Abilities 蠅の大群/Cloud of Flies 〈プレーグベアラー〉たちはその周囲に羽音を立てて飛び交う夥しい数の蠅の群れを惹きつけ、その姿を覆い隠してしまう。 あなたの対戦相手は、〈プレーグベアラー〉のユニットに対して射撃フェイズに行う全てのヒットロールの出目に-1しなくてはならない。 〈プレーグベアラー〉のユニットが20人以上の兵を含む場合、対戦相手はこのユニットに対する射撃フェイズのヒットロールに-1ではなく、-2しなくてはならない。また、接近戦フェイズでのヒットロールにも同様に-1しなくてはならない。 おぞましき回復力/Disgustingly Resilient このユニットが1ダメージ、または1の致命的ダメージを受けるたびにダイスを1つ振れ。 出目が5以上ならそのダメージは無視される。腐臭を放つ肉片が剥がれ落ちるが、本当の意味で傷つけるには至らなかったのだ。 豊穣の地/Locus of Fecundity このユニットが自軍のPLAGUEBEARER HEROSの7"以内にいるなら、セーブ・ロールの出目1を振りなおすことができる。 ▼魔法/Magic CHAOS WIZARDSは彼らの知る他の全てのスペルに加えて、〈プレーグベアラーの召喚〉のスペルを知っている。 プレーグベアラーの召喚/SUMMON PLAGUEBEARERS 〈プレーグベアラーの召喚〉の発動難易度は6だ。 発動に成功したら、発動者の周囲14"以内で、なおかつあらゆる敵兵の9"以内に入らぬよう、10人までからなる〈プレーグベアラー〉1ユニットを配置できる。 この兵は自軍に加わるが、直後の移動フェイズに移動することはできない。 魔法発動判定のダイスロールで出目合計11以上を出した場合、10人ではなく20人までの〈プレーグベアラー〉ユニットを配置できる。 コメント 上へ Plague Drones of Nurgle【プレーグドローン・オヴ・ナーグル】 MOVE【移動力】 8" SAVE【防御力】 5+ WOUNDS【負傷限界度】 5 BRAVERY【勇猛度】 10 射撃武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 死神の首/Death’s Head 14" 1 4+ 3+ - 1 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 疫病の剣/Plaguesword 1" 1 4+ 3+ - 1 絡みつく口吻/Prehensile Proboscis 1" 3 3+ 4+ - 1 毒液したたる針/Venomous Sting 1" 1 4+ 3+ -1 D3 ▼解説/Description プレーグドローン・オヴ・ナーグルのユニットは3体以上の兵で構成される。 ▼能力/Abilities ▼魔法/Magic コメント 上へ Nurglings【ナーグリング】 MOVE【移動力】 5" SAVE【防御力】 - WOUNDS【負傷限界度】 4 BRAVERY【勇猛度】 10 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 ちっぽけだが鋭い歯/Tiny Razor-sharp Teeth 1" 5 5+ 5+ - 1 ▼解説/Description 〈ナーグリング〉のユニットは3体以上の兵で構成される。 〈ナーグリング〉どもはその〈ちっぽけだが鋭い歯〉で攻撃する。 ▼能力/Abilities 病苦の末の死/Disease-ridden Demise 接近戦フェイズの終了時に、そのフェイズで〈ナーグリング〉によって1点でもダメージを受け、なお生き残っている敵ユニットそれぞれに対してダイスを1つずつ振れ。 出目が5以上ならば、そのユニットは〈ナーグリング〉のもたらした悪性の病患に倒れだし、D3の致命的ダメージを受ける。 尽きせぬ大群/Endless Swarm 互いのプレイヤーの戦闘ショック・フェイズに、そのターンにダメージを受け、かつ生き残っている〈ナーグリング〉の兵は、即座に負傷限界値を初期値まで回復する。 コメント 上へ Beasts of Nurgle【ビースト・オヴ・ナーグル】 MOVE【移動力】 5" SAVE【防御力】 5+ WOUNDS【負傷限界度】 6 BRAVERY【勇猛度】 10 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 かぎ爪と触手/Claws and Tentacles 1" D6 4+ 3+ - 1 Slobbering Tongue/よだれを垂らす舌 2" 1 4+ 3+ - D3 ▼解説/Description ビースト・オヴ・ナーグルのユニットは何体の兵でも構成できる。 ▼能力/Abilities ▼魔法/Magic コメント 上へ Kairos Fateweaver【カイロス・フェイトウィーバー】 MOVE【移動力】 10" SAVE【防御力】 4+ WOUNDS【負傷限界度】 10 BRAVERY【勇猛度】 10 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 明日の杖/Staff of Tomorrow 3" D6 4+ ★ -1 2 嘴とかぎ爪/Beaks and Claws 1" ★ 4+ 3+ -1 1 ダメージ表 受けているダメージ 明日の杖 嘴とかぎ爪 変異の恩寵 0-2 2+ 5 D6致命的ダメージ 3-4 3+ 4 D6致命的ダメージ 5-6 3+ 4 D3致命的ダメージ 7-8 4+ 3 D3致命的ダメージ 9+ 4+ 3 1致命的ダメージ ▼解説/Description カイロス・フェイトウィーバーは単独の兵である。 ▼飛行/Fly ▼能力/Abilities ▼魔法/Magic コメント 上へ Lord of Change【ロード・オヴ・チェンジ】 MOVE【移動力】 10" SAVE【防御力】 4+ WOUNDS【負傷限界度】 10 BRAVERY【勇猛度】 10 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 ティーンチの杖/Staff of Tzeentch 3" 2 4+ ★ - 2 曲がった嘴とねじれたかぎ爪/Curved Beak and Wicked Talons 1" ★ 4+ 3+ -1 1 ダメージ表 受けているダメージ ティーンチの杖 曲がった嘴とねじれたかぎ爪 地獄への門 0-2 2+ 4 3以上 3-4 3+ 3 4以上 5-6 3+ 3 4以上 7-8 4+ 2 5以上 9+ 4+ 2 5以上 ▼解説/Description ロード・オヴ・チェンジは単独の兵である。 ▼飛行/Fly ▼能力/Abilities ▼指揮能力/Command Abilities ▼魔法/Magic コメント 上へ The Changeling【チェンジリング】 MOVE【移動力】 5" SAVE【防御力】 5+ WOUNDS【負傷限界度】 5 BRAVERY【勇猛度】 10 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 トリックスターの杖/The Trickster’s Staff 2" 1 4+ 3+ -1 D3 ▼解説/Description チェンジリングは単独の兵である。 ▼能力/Abilities ▼魔法/Magic コメント 上へ Herald of Tzeentch【ヘラルド・オヴ・ティーンチ】 MOVE【移動力】 5" SAVE【防御力】 5+ WOUNDS【負傷限界度】 5 BRAVERY【勇猛度】 10 射撃武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 魔法の炎/Magical Flames 18" 2 4+ 4+ - 1 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 変異の杖/Staff of Change 2" 1 4+ 3+ -1 D3 儀式の短剣/Ritual Dagger 1" 2 4+ 4+ - 1 ▼解説/Description ヘラルド・オヴ・ティーンチは単独の兵である。 ▼能力/Abilities ▼魔法/Magic コメント 上へ Herald of Tzeentch on Disc of Tzeentch【ヘラルド・オヴ・ティーンチ(ディスク・オヴ・ティーンチ騎乗)】 MOVE【移動力】 16" SAVE【防御力】 5+ WOUNDS【負傷限界度】 5 BRAVERY【勇猛度】 10 射撃武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 魔法の炎/Magical Flames 18" 2 4+ 4+ - 1 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 変異の杖/Staff of Change 2" 1 4+ 3+ -1 D3 儀式の短剣/Ritual Dagger 1" 2 4+ 4+ - 1 ディスク・オヴ・ティーンチの牙と角/Disc of Tzeentch’s Teeth and Horns 1" D3 4+ 3+ -1 D3 ▼解説/Description ヘラルド・オヴ・ティーンチ(ディスク・オヴ・ティーンチ騎乗)は単独の兵である。 ▼飛行/Fly ▼能力/Abilities ▼魔法/Magic コメント 上へ Herald of Tzeentch on Burning Chariot【ヘラルド・オヴ・ティーンチ(バーニングチャリオット騎乗)】 MOVE【移動力】 14" SAVE【防御力】 5+ WOUNDS【負傷限界度】 8 BRAVERY【勇猛度】 10 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 変異の杖/Staff of Change 2" 1 4+ 3+ -1 D3 儀式の短剣/Ritual Dagger 1" 2 4+ 4+ - 1 スクリーマーの管状の口の噛みつき/Screamers’ Lamprey Bites 1" 6 4+ 3+ -1 1 ▼解説/Description ヘラルド・オヴ・ティーンチ(バーニングチャリオット騎乗)は単独の兵である。 ▼飛行/Fly ▼能力/Abilities ▼魔法/Magic コメント 上へ Blue Scribes【ブルー・スクライブ)】 MOVE【移動力】 16" SAVE【防御力】 5+ WOUNDS【負傷限界度】 5 BRAVERY【勇猛度】 10 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 羽根ペンの先端/Sharpened Quills 1" 2 5+ 5+ - 1 儀式の短剣/Ritual Dagger 1" 2 4+ 4+ - 1 ディスク・オヴ・ティーンチの牙だらけの口/Disc’s Many-fanged Mouths 1" D3 4+ 4+ -1 1 ▼解説/Description ブルー・スクライブは単独の兵である。 ▼飛行/Fly ▼能力/Abilities ▼魔法/Magic コメント 上へ Pink Horors of Tzeentch【ピンクホラー・オヴ・ティーンチ】 MOVE【移動力】 5" SAVE【防御力】 5+ WOUNDS【負傷限界度】 1 BRAVERY【勇猛度】 10 射撃武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 魔法の炎/Magical Flames 18" 2 4+ 4+ - 1 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 つかみかかる手/Grasping Hands 1" 1 5+ 4+ - 1 ▼解説/Description ピンクホラー・オヴ・ティーンチのユニットは10体以上の兵で構成される。 ▼能力/Abilities ▼魔法/Magic コメント 上へ Exalted Flamers【エグザルテッド・フレイマー】 MOVE【移動力】 9" SAVE【防御力】 5+ WOUNDS【負傷限界度】 4 BRAVERY【勇猛度】 10 射撃武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 波立つ歪曲の炎/Billowing Warpflame 18" 6 4+ 3+ - D3 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 火を噴く顎/Flaming Maw 2" 4 5+ 3+ - 1 ▼解説/Description エグザルテッド・フレイマーのユニットは何体の兵でも構成できる。 ▼飛行/Fly ▼能力/Abilities ▼魔法/Magic コメント 上へ Flamers of Tzeentch【フレイマー・オヴ・ティーンチ】 MOVE【移動力】 9" SAVE【防御力】 5+ WOUNDS【負傷限界度】 2 BRAVERY【勇猛度】 10 射撃武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 歪曲の炎/Warpflame 18" 3 4+ 3+ - D3 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 火を噴く顎/Flaming Maw 1" 2 5+ 3+ - 1 ▼解説/Description フレイマー・オヴ・ティーンチのユニットは3体以上の兵で構成される。 ▼飛行/Fly ▼能力/Abilities ▼魔法/Magic コメント 上へ Screamers of Tzeentch【スクリーマー・オヴ・ティーンチ】 MOVE【移動力】 16" SAVE【防御力】 3+ WOUNDS【負傷限界度】 3 BRAVERY【勇猛度】 10 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 管状の口の噛みつき/Lamprey Bites 1" 3 4+ 3+ - 1 ▼解説/Description スクリーマー・オヴ・ティーンチのユニットは3体以上の兵で構成される。 ▼飛行/Fly ▼能力/Abilities ▼魔法/Magic コメント 上へ Burning Chariots of Tzeentch【バーニングチャリオット・オヴ・ティーンチ】 MOVE【移動力】 14" SAVE【防御力】 5+ WOUNDS【負傷限界度】 6 BRAVERY【勇猛度】 10 射撃武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 波立つ歪曲の炎/Billowing Warpflame 18" 6 4+ 3+ - D3 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 火を噴く顎/Flaming Maw 1" 2 5+ 3+ - 1 ブルーホラーの突っつき/Blue Horrors’ Jabs 1" 3 5+ 5+ - 1 スクリーマーの管状の口の噛みつき/Screamers’ Lamprey Bites 1" 6 4+ 3+ -1 1 ▼解説/Description バーニングチャリオット・オヴ・ティーンチのユニットは何体の兵でも構成できる。 ▼飛行/Fly ▼能力/Abilities ▼魔法/Magic コメント 上へ Keeper of Secrets【キーパー・オヴ・シークレット】 MOVE【移動力】 ★ SAVE【防御力】 4+ WOUNDS【負傷限界度】 10 BRAVERY【勇猛度】 10 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 研ぎ澄ました爪/Razor-sharp Claws 2" ★ 3+ 3+ -1 2 優美なる大剣/Elegant Greatblade 2" 2 3+ ★ -2 D3 ダメージ表 受けているダメージ 移動力 研ぎ澄ました爪 優美なる大剣 0-2 14" 6 2+ 3-4 12" 5 3+ 5-6 10" 4 3+ 7-8 8" 3 4+ 9+ 6" 2 4+ ▼解説/Description キーパー・オヴ・シークレットは単独の兵である。 ▼能力/Abilities ▼指揮能力/Command Abilities ▼魔法/Magic コメント 上へ The Masque of Slaanesh【マスク・オヴ・スラーネッシュ】 MOVE【移動力】 10" SAVE【防御力】 4+ WOUNDS【負傷限界度】 5 BRAVERY【勇猛度】 10 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 ギザギザの爪/Serrated Claws 1" 6 3+ 4+ -1 1 仮面の杖/Staff of Masks 1" 1 3+ 5+ - 1 ▼解説/Description マスク・オヴ・スラーネッシュは単独の兵である。 ▼能力/Abilities コメント 上へ Herald of Slaanesh【ヘラルド・オヴ・スラーネッシュ】 MOVE【移動力】 6" SAVE【防御力】 5+ WOUNDS【負傷限界度】 5 BRAVERY【勇猛度】 10 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 荒廃をもたらす爪/Ravaging Claws 1" 6 3+ 4+ -1 1 スティードの毒性の舌/Steed’s Poisoned Tongue 1" 2 4+ 4+ - 1 ▼解説/Description ヘラルド・オヴ・スラーネッシュは単独の兵である。 ▼能力/Abilities ▼魔法/Magic コメント 上へ Herald of Slaanesh on Seeker Chariot【ヘラルド・オヴ・スラーネッシュ(シーカーチャリオット騎乗)】 MOVE【移動力】 12" SAVE【防御力】 5+ WOUNDS【負傷限界度】 5 BRAVERY【勇猛度】 10 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 ヘラルドの皮剥ぎ鞭/Herald’s Flensing Whips 2" 6 3+ 4+ - 1 デモネットの貫く爪/Daemonette’s Piercing Claws 1" 2 4+ 4+ -1 1 スティードの毒性の舌/Steed’s Poisoned Tongue 1" 4 4+ 4+ - 1 ▼解説/Description ヘラルド・オヴ・スラーネッシュ(シーカーチャリオット騎乗)は単独の兵である。 ▼能力/Abilities ▼魔法/Magic コメント 上へ Herald of Slaanesh on Exalted Seeker Chariot【ヘラルド・オヴ・スラーネッシュ(エグザルテッド・シーカーチャリオット騎乗) MOVE【移動力】 12" SAVE【防御力】 5+ WOUNDS【負傷限界度】 9 BRAVERY【勇猛度】 10 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 ヘラルドの皮剥ぎ鞭/Herald’s Flensing Whips 2" 6 3+ 4+ - 1 デモネットの貫く爪/Daemonette’s Piercing Claws 1" 6 4+ 4+ -1 1 スティードの毒性の舌/Steed’s Poisoned Tongue 1" 8 4+ 4+ - 1 ▼解説/Description ヘラルド・オヴ・スラーネッシュ(エグザルテッド・シーカーチャリオット騎乗)は単独の兵である。 ▼能力/Abilities ▼魔法/Magic コメント 上へ Daemonettes of Slaanesh【デモネット・オヴ・スラーネッシュ】 MOVE【移動力】 6" SAVE【防御力】 5+ WOUNDS【負傷限界度】 1 BRAVERY【勇猛度】 10 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 貫く爪/Piercing Claws 1" 2 4+ 4+ -1 1 ▼解説/Description デモネット・オヴ・スラーネッシュのユニットは10体以上の兵で構成される。 ▼能力/Abilities ▼魔法/Magic コメント 上へ Seekers of Slaanesh【シーカー・オヴ・スラーネッシュ】 MOVE【移動力】 14" SAVE【防御力】 5+ WOUNDS【負傷限界度】 2 BRAVERY【勇猛度】 10 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 貫く爪/Piercing Claws 1" 2 4+ 4+ -1 1 毒性の舌/Poisoned Tongue 1" 2 4+ 4+ - 1 ▼解説/Description シーカー・オヴ・スラーネッシュのユニットは5体以上の兵で構成される。 ▼能力/Abilities ▼魔法/Magic コメント 上へ Fiends of Slaanesh【フィーンド・オヴ・スラーネッシュ】 MOVE【移動力】 12" SAVE【防御力】 5+ WOUNDS【負傷限界度】 4 BRAVERY【勇猛度】 10 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 危険な鋏/Deadly Pincers 1" 4 4+ 4+ -1 1 鉤のついた針/Barbed Stinger 2" 1 4+ 3+ -1 D3 ▼解説/Description フィーンド・オヴ・スラーネッシュのユニットは何体の兵でも構成できる。 ▼能力/Abilities ▼魔法/Magic コメント 上へ Seeker Chariots of Slaanesh【シーカーチャリオット・オヴ・スラーネッシュ】 MOVE【移動力】 12" SAVE【防御力】 5+ WOUNDS【負傷限界度】 6 BRAVERY【勇猛度】 10 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 アルーレスの皮剥ぎ鞭/Alluress’ Flensing Whips 2" 3 4+ 4+ - 1 デモネットの貫く爪/Daemonette’s Piercing Claws 1" 2 4+ 4+ -1 1 スティードの毒性の舌/Steed’s Poisoned Tongue 1" 4 4+ 4+ - 1 ▼解説/Description シーカーチャリオット・オヴ・スラーネッシュのユニットは何体の兵でも構成できる。 ▼能力/Abilities ▼魔法/Magic Exalted Seeker Chariots of Slaanesh【エグザルテッド・シーカーチャリオット・オヴ・スラーネッシュ】 MOVE【移動力】 12" SAVE【防御力】 5+ WOUNDS【負傷限界度】 9 BRAVERY【勇猛度】 10 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 アルーレスの皮剥ぎ鞭/Alluress’ Flensing Whips 2" 3 3+ 4+ - 1 デモネットの貫く爪/Daemonette’s Piercing Claws 1" 6 4+ 4+ -1 1 スティードの毒性の舌/Steed’s Poisoned Tongue 1" 8 4+ 4+ - 1 ▼解説/Description エグザルテッド・シーカーチャリオット・オヴ・スラーネッシュのユニットは何体の兵でも構成できる。 ▼能力/Abilities ▼魔法/Magic コメント 上へ Hellflayers of Slaanesh【ヘルフレイヤー・オヴ・スラーネッシュ】 MOVE【移動力】 12" SAVE【防御力】 5+ WOUNDS【負傷限界度】 6 BRAVERY【勇猛度】 10 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 アルーレスの貫く爪/Daemonette’s Piercing Claws 1" 3 4+ 4+ -1 1 デモネットの皮剥ぎ鞭/Alluress’ Flensing Whips 2" 4 4+ 4+ - 1 スティードの毒性の舌/Steed’s Poisoned Tongue 1" 4 4+ 4+ - 1 ▼解説/Description ヘルフレイヤー・オヴ・スラーネッシュのユニットは何体の兵でも構成できる。 ▼能力/Abilities ▼魔法/Magic Daemon Prince【ディーモンプリンス】 MOVE【移動力】 8" SAVE【防御力】 4+ WOUNDS【負傷限界度】 8 BRAVERY【勇猛度】 10 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 悪魔の斧/Daemonic Axe 2" 4 4+ 3+ -2 D3 地獄で鍛えられた剣/Hellforged Sword 2" 4 3+ 3+ -1 D3 邪悪な蹄/Malefic Talons 1" 3 4+ 3+ - 2 ▼解説/Description ディーモンプリンスは単独の兵である。 ▼飛行/Fly ▼能力/Abilities ▼魔法/Magic ディーモンプリンス キーワード CHAOS,DAEMON,MONSTER,HERO,DAEMON PRINCE コーン神のディーモンプリンス キーワード CHAOS,DAEMON,KHORNE,MONSTER,HERO,DAEMON PRINCE ナーグル神のディーモンプリンス キーワード CHAOS,DAEMON,NURGLE,MONSTER,HERO,DAEMON PRINCE ティーンチ神のディーモンプリンス キーワード CHAOS,DAEMON,TZEENTCH,MONSTER,HERO,DAEMON PRINCE スラーネッシュ神のディーモンプリンス キーワード CHAOS,DAEMON,SLAANESH,MONSTER,HERO,DAEMON PRINCE コメント 上へ Furies【フューリー】 MOVE【移動力】 12" SAVE【防御力】 5+ WOUNDS【負傷限界度】 1 BRAVERY【勇猛度】 10 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 曲がったかぎ爪/Hooked Claws 1" 2 4+ 4+ - 1 ▼解説/Description フューリーのユニットは何体の兵でも構成できる。 ▼飛行/Fly ▼能力/Abilities ▼魔法/Magic コメント 上へ Soul Grinder【ソウルグラインダー】 MOVE【移動力】 ★ SAVE【防御力】 4+ WOUNDS【負傷限界度】 16 BRAVERY【勇猛度】 10 射撃武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 ハーベスターキャノン/Harvester Cannon 16" ★ 4+ 3+ -1 1 痰の砲撃/Phlegm Bombardment 20" 1 3+ 3+ -2 3 接近戦武器 射程 攻撃回数 ヒット値 ダメージ値 貫通値 ダメージ回数値 ピストン駆動の脚/Piston-driven Legs 1" ★ 4+ 3+ -1 1 地獄で鍛えられたかぎ爪/Hellforged Claw 2" 1 4+ 3+ -2 D6 歪曲金属製の刃/Warpmetal Blade 2" 2 4+ 3+ -2 3 悪魔骨のかぎ爪/Daemonbone Talon 2" 4 3+ 3+ -1 D3 ダメージ表 受けているダメージ 移動力 ハーベスターキャノン ピストン駆動の脚 0-3 12" D6 6 4-6 10" D6 5 7-10 8" D3 4 11-13 7" D3 3 14+ 6" 1 2 ▼解説/Description ソウルグラインダーは単独の兵である。 ▼能力/Abilities ▼魔法/Magic コメント 上へ Daemon Cohort of Khorne【ディーモンコーホート・オヴ・コーン】 Daemon Cohort of Nurgle【ディーモンコーホート・オヴ・ナーグル】 Daemon Cohort of Tzeentch【ディーモンコーホート・オヴ・ティーンチ】 Daemon Cohort of Slaanesh【ディーモンコーホート・オヴ・スラーネッシュ】
https://w.atwiki.jp/21silverkeys/pages/164.html
Arkham Ghul Alptraum ◆Jnb5qDKD06 【アーカム】アーカムに白髪の食人鬼が出たらしい【ヤバイ】 181.名無しさんはアーカム市民 今朝大学に行く途中にパトカーが何十台も停まってたけどどうやらこのスレタイの奴の仕業らしい 182.名無しさんはアーカム市民 アレってそんなんだったのか。 おかげで講義に遅刻したじゃねぇか。 邪魔者なんじゃボケェ! 183.名無しさんはアーカム市民 え、デマでしょ? テロだって聞いたぞ。 爆弾が爆発したみてーにクレーターできていたぞ 184.名無しさんはアーカム市民 建物が粉々になっていた時点で人間技じやねぇ! 185.名無しさんはアーカム市民 いや、マジだって白髪の奴がジェンガみてーに建物を粉々にして人間喰ってたって 186.名無しさんはアーカム市民 それでその白髪の奴はどんな姿だったの? 187.名無しさんはアーカム市民 それは……なんと! ─────とある電子掲示板より * * * 「ええい! 時の神すらも我が行く手を阻み嘲笑うか! 約束の地はもうすぐだというのに、既に時の長針が十度刻まれてしまっているではないか」 ノースサイドの自宅から出て、仕事場へと向かった神崎蘭子。 いつもならばスタジオのある商業区域にはノースサイド線に乗っていく。 しかし今日に限ってはノースサイド線の照明器具がいくつか破損していたことにより、いつもの時間帯にノースサイド線に乗れなかったのだ。 アメリカ人サラリーマン達の怒声が飛び交うノースサイド線の駅から脱出し、タクシーでダウンタウン、リバータウンを経由してようやく商業区域についた。 それでも十分の遅刻である。蘭子の顔には焦りが見え、急いでいることが誰の目にも見て取れるだろう。 しかし霊体化して同伴しているサーヴァントの落ち着き払った姿は恐らく見えまい。 見えるとしたら聖杯戦争参加者くらいだ。 「なぁマスター」 「フッ、韋駄天の如く天地を駆ける我に何用か」 「韋駄天、確かスカンダのことをそう呼ぶらしいな。俺の槍を与えたインドラと同等の速さを持ち、力においては圧倒的と聞いている。 見事だ、マスター。一見して華奢なその肉体からは想像もできないほどの力を秘めているということか。一体どれほどの修練を積めばそこまで引き締まるのか俺では想像すらつかない」 「と、疾く今の呪文を忘却の彼方へ沈めよ」 「それが命令ならば忘れるが、近くにサーヴァントがいることを言っておくぞマスター。 だが、その鍛えぬいた肉体があれば例えサーヴァントが束になろうとも勝てるだろう。俺の御守りなど無用の長物に過ぎん」 と爆弾発言をして黙りこくるランサー。二人の間に気まずい空気が流れた後、消え入るように蘭子は呟く。 「ま、まも、守って下さい」 「了解したマスター」 タクシーの運転手が一人で話す少女に訝しげな表情をしながらラジオの番組を変える。 ラジオは本日の天気予報を告げている。どうやら午前中は曇るらしい。 * * * 188.名無しさんはアーカム市民 わかんない。ゴメンね(・ω<) 189.名無しさんはアーカム市民 ROMれ 190.名無しさんはアーカム市民 いや、目撃者はいるよ? でもソイツ、事件を見たショックで正気じゃないらしくて病院運ばれたらしい。 191.名無しさんはアーカム市民 胡散臭い 192.名無しさんは観測者 【いたとしたらどんな姿だったと思う?】 193.名無しさんはアーカム市民 汚ないオッサン。ストレスで白髪になった感じの 194.名無しさんはアーカム市民 むしろ俺はマリーアントワネットみたいな悲劇の白髪の美少女がいい。 195.名無しさんはアーカム市民 然り! 然り! 然りィ! 196.名無しさんはアーカム市民 美女になら食べられたい(性的な意味で) きょにゅーならば更に良し。 197.名無しさんはアーカム市民 ( ゚∀゚)o彡゚ ─────とある電子掲示板より * * * スタジオビルでの収録を終え、若干の駆け足でビルを出る。 ランサー曰く、すぐ近くで様子を伺っているのか、動かないらしい。 もしや、戦いは好かない性分なのかもしれないし、話し合いがしたいのかもしれない。 ────もしかしたら協力できるかもしれない。 そんな希望を胸にランサーに案内されて行った先はスタジオのあるビルの裏側。人気のない屋外のバスケットコートだった。 スタジオビルによって少ない太陽の光を奪われ、ほんのわずかに朝の冷たさを残すコートは今や廃れており、空き缶や萎んだバスケットボール、紙屑などのゴミが散らばっている。 そんな荒れ具合にも関わらず、不法侵入を防ぐべくコートはフェンスに囲まれ入口には錠前もされていた。 もしかしたら何かの建物を建てるために土地の保有者が錠をしたのだろうか、と蘭子は考えたが、その錠前もやむなしとランサーが素手で錠を切断してしまったためもう用を為さない。 「我が友よ。我が瞳に適う者は見当たらないが?」 「いいや、用心しろマスター。いる……いや、くるぞ!」 そしてランサーとそのマスターがコートに足を踏み入れた瞬間、世界が変わった。 「えっ!?」 蘭子のいる場が突如として青紫色の濃霧に包まれ前後左右の視界を完全に埋め尽くした。 そして場に蔓延する妖気、蘭子達へ向けられる殺気。 考えなくてもわかる。これは初めから話し合いというものを放棄している。 「化生の類か」 ランサーが呟く。それに応えるようにペチャペチャという足音と女の声が乱反射して耳に届いた。 強烈な腐臭と鉄の匂いに蘭子は鼻を抑える。 「くぅくぅお腹が空きました」 まるで奈落の底から呻くような、もしくは天の祝福に歓喜するような正と負の感情が絶妙に混ざった声。 壊れている。破滅している。演技であっても常人が出せる声ではない。 歪なその声に、蘭子は生理的不快感を感じる。 「マスター。俺の側から離れるな。それと耳を傾けるな。あっという間に食われるぞ」 蘭子を傍らに寄せ、ランサーは注意を促す。 されど顔の向きは蘭子ではなく前方の霧に向けたままなのは敵がそこにいるからであり、同時にカルナをもってしても油断できない相手であることを意味している。 カルナの実力は英霊の中でどれくらい強いのか蘭子は知らない。だが、とてつもなく強いことは分かる。 巨峰や大海原のように見ただけでその光景にただ凄いと感じるように、カルナの力を感じるのだ。 反面、現れた凶象は文字通り霧のように掴みどころのない、手ごたえの無い感じだ。カルナほどの圧力を感じない。あるのは意味の分からない声だけ……。 「これは『宝具』だ。聞き流せ。まとも聴くと狂うぞ」 「宝具……」 聖杯戦争の知識を与えられたため宝具に関する情報はある。 曰く、伝説の再現。曰く、英雄のシンボル。なら声が宝具? でもこの霧は一体……。 「この声が宝具と思っているのならば違うぞマスター。おそらく、この空間そのものが宝具だ」 「然り」 ぶわっと突風が吹いて前方の妖霧が晴れる。 霧の帳が取り除かれて良好になった視界の先に白髪で黒衣の女の子が立っていた。 その子の足元からは血管のように赤い筋が走る黒い泥が拡がり出した。 まるで軟体生物の触腕のようにうねり、コート内に捨ててあった吸殻や空き缶等のゴミが泥に呑まれてそのまま暗黒の海に沈む。 「あ……」 あれに触ると死ぬ、間違いなく死ぬと平和な国で生まれた少女に僅かに残っていた生物の本能が告げた。 * * * 【SANITY CHECK――『タタリ』の一部を視認】 マスター/神崎蘭子……『失敗』 * * * 「────────────ぁ」 そして突如、神崎蘭子に襲いかかる『この聖杯戦争のルール』。脳髄の奥に突如埋め込まれる狂気の波長。すなわち邪神からの極上の祝福(どく)。 この世、人類、総ての悪性を謳い、そして死ねと連呼する■■。 悪意が、害意が、そして■■……■の……が……を■ねと。■■■しまえ。 耐えられない。耐えきれない。耐えてはいけない。耐えるな■ね。 蘭子が、ホラーやスプ■ッタを、苦手としているとか、そういう次元ではなく、まともな思考の持ち主ならばこれは■■だ。■■すぎて■■■■■がなくなる。 「あぁ……ぁあ……」 壊れてゆく。崩れてゆく。融けてゆく。蘭子の精神が。音もなく、誰にも知られることがなく────いいや、ここに一人いるぞマスター。 死人の如く蒼白となっていた蘭子はぬくもりを感じた。彼女の肌を温めたのは眩き炎。 視界を覆い尽くしたカルナの炎が、蘭子の精神の崩壊を防いだ。 「まだ戦いは始まってすらないぞ、マスター」 * * * カルナは現れた者を見た。白髪で黒衣。容姿から察するに東洋人だろう。 異国人のカルナから見ても整っていると思う顔は薄気味の悪い笑みを浮かべ、濃密な殺気をばらまいていた。 「壮絶な悲劇で精神が壊れ、箍が外れ、気が触れてしまった少女 。 それが白髪の食屍鬼の正体に違いない、そうであってほしいという願望に吸血鬼としてアレンジを加えて再現したのか」 カルナの観察眼は少女の背後で蠢く無数の人影を見通していた。 『白髪の食屍鬼』というイメージにドラマを求める無数の声。 こういった大衆の趣向は古今東西として珍しい話ではない。 シェイクスピア気取りの悲劇好きが、フランケンシュタインのような哀れな怪物を求める。 ジャック・ザ・リッパーのような殺人鬼を好き勝手に妄想し、あるいはヴラド三世のように何かを怪物に仕立て上げて物思いに耽る。 英雄が華々しく活躍するよりモードレッドの反逆やジークフリートのような英雄が散る物語を好む。 事実として人々の声はそれら全てとは言わないが、言っていることは大体こうだ。 ────怪物があってほしい。 ────悲劇があってほしい。 ────何か物語を寄越せ。 そうした思想、妄想、噂をする人々が目の前の怪物を生み出す母体であり、だが同時に被害者でもあった。 なぜなら目の前の怪異が放つ殺意は座標を彼らに向けていた。 お前たちの願いは叶えてやった。だから望み通り怪物としてお前たちを殺してやろうと。 つまり、コレは己を生み出した者を殺す、そういう現象だ。 「自業自得。身から出た錆と言えば大団円に聞こえるのだろうが。 被害者(おや)への感謝も無ければ、自覚も無い彼らを殺すのは英霊として恥ずかしくないのか?」 歪な笑みを浮かべるばかりで返答はない。いや、あった。 黒い泥のような影がゴボと音を立てて膨れ上がり、次の瞬間には爆発した。 赫黒の津波と化してコンクリートの地面を木屑のようにバラバラにしながらカルナ達へ迫る。 「そうか、それが答えか」 しかし、それらが目標に届く前にカルナの炎によって阻まれる。 泥が炎を地面へと沈めようとするが、逆にカルナの炎に喰われてその体積を焼滅されていく。 燃え盛る魔炎の中、カルナは敵を見据える。 「ならば是非もなし。マスターを守護するサーヴァントとして、貴様を排除する」 槍は必要ない。あれを使うにはマスターに相当な負荷を強いる。 そも、この程度の相手に武具など無粋。己の目に魔力を込め──── 「真の英雄は眼で殺す!」 そして放たれた眼力は質量と煌めきを伴って視線上の全てを破壊した。当然、相対していた少女も消し飛ぶ。 「所詮は曖昧な噂を象っただけのモノ。膨らんだ風船程度のものでこの俺は倒せん」 カルナの言う通り、所詮は偶像であり、その内容(なかみ)も曖昧(スカスカ)。 実像とは程遠い、風船を膨らませた程度のもの。 こと英霊の中でも最上位に分類されるカルナの攻撃も防御も突破できる道理があるはずもなく一撃で終了である。 これがタタリでなければ。 * * * 198.名無しさんはアーカム市民 白髪美少女といえばあのアイドルを忘れてませんかねぇ 199.名無しさんはアーカム市民 あの子は白髪ではなく銀ぱ……おや、誰か来たようだ 200.名無しさんはアーカム市民 【あの子って一体誰さ?】 201.名無しさんはアーカム市民 ついこの間、日本から来たアイドル。 202.名無しさんはアーカム市民 我等がアイドル。神崎蘭子ちゃん! 203.名無しさんはアーカム市民 そういえば白髪の食屍鬼と彼女が来た時期って被るよな。 もしかすると…… ─────とある電子掲示板より * * * 出演中止(カット)! 役者交代(カット)!! 情報構築(カット)!!! 再演開始(カット)!!!! 聞きなれた業界用語が蘭子の耳朶を打つ。 その音源は少女が消失する前に立っていたた場所。 「え?」 男の声がする。ノイズが走る。空間が歪む。そして──── 「第二幕開始(キャスト)!」 およそビルの二階ほどの高さにある空間にピントがずれたようなにぼやけた。そして今度は黒に限りなく近い紫色をした砂が次々と人型を象っていく。 まずは華奢な白い四肢、そして漆黒の四枚羽。そして白、黒、赤を基調とした魔王調(ヘルロードゴシック)の衣装。 邪眼を宿した大鎌が次々と露わになり────ああなんてことだろう。 顕現したものを神崎蘭子は知っている。なぜならそれは 「傷ついた悪姫────第二形態! 魔王ブリュンヒルデ降臨!」 紛れもなく自分なのだから。 (後編へ)