約 115,558 件
https://w.atwiki.jp/odchange/pages/36.html
投稿日:2009/02/23(月) 穏やかで、少々眠たくなってくる昼下がり。 しゃべる時の癖だろうか、眼鏡を手で押さえ、女が聞く。 「……ではジュリアン様、この『陛下』とは どなたを指していると思いますか?」 「えーと……」 問われ、彼は必死で記憶の土を掘り起こしたが、 目当てのものを発掘する事は出来なかった。 「ではアントワネット様、ご存知ですか」 屋敷の外の人間は、この少女の事をそう呼ぶ。 「はい、この時代に王の座にあったエドモン四世です」 「よろしい」 にこりと上品な笑みを浮かべるアン。 小柄な体とは対照的な大きな瞳がくりくりと可愛らしい。 「…………」 ジュリアンが何気ない視線を向けると、 少女は一瞬だけ、勝ち誇った表情で口を動かす。 ――当然よ。 そう言っているようだった。 「ふう……疲れた」 自室のベッドにゴロンと転がり、彼は息をついた。 その背中にアンの叱り声がかかる。 「――なに疲れてんのよ。まったく、あんな問題も わからないなんて、こっちが恥ずかしいわ」 「僕は文学が苦手なの、姉ちゃんも知ってるだろ !?」 「男だったら文句言わないの。 私を見なさい、何でもパーフェクトじゃない」 「う……」 姉は昔から何でもできた。稽古事や学問だけでなく、 剣や乗馬すらその辺の男など比べ物にならない。 それがまたジュリアンが逆らえない理由でもある。 「――ほら、今お茶入れてあげるから起きなさい」 アンは白いエプロンを身につけ、カチャカチャと用意を始めた。 掃除、洗濯、ベッドメイク、お茶くみ、少女は一人で何でもこなす。 「今の私はあんたの専属メイドだからね。 こんなのできて当然よ、と・う・ぜ・ん。ホホホ」 甲斐甲斐しく世話をしてくれるアンの姿を見ていると、 なぜか逆にため息の出てしまうジュリアンであった。 ジュリアンは伯爵家の長男、やがては爵位を継ぐ身である。 貴族らしい見事な金髪碧眼に線の細い整った顔立ち。 やや頼りないところもあるものの 優しく真面目な性格で、将来有望な貴族の少年だ。 今年で17歳になり、年下ながら許婚もちゃんといる。 しかし、その許婚が最大の問題であった。 ――ゴシゴシ、ゴシゴシ。 座ったまま、布で強く背中をこすられる。 湯気で満たされた空間は暑く、 水分が肌から噴き出す感覚が心地よい。 「はい、前向いて」 今でもアンは彼を子供扱いする。 彼女が姉でなくなり、メイド兼許婚になって二年が経つが、 それが変わる事がなかった。 胸や腹を丁寧にこすられる感覚にくすぐったくなり、 ついアンの手から逃げようとしてしまう。 「こら、じっとしてなさい!」 と、少女に叱られる。 アンは一糸まとわぬ姿で、温かな白い肌を晒していた。 結んでいた長めの黒髪も今は垂らし、 濡れたひとふさが胸に張り付いている。 平らだった胸もこの二年で少しは大きくなり、 小ぶりながらもぷにぷにとした柔らかさが見てとれる。 あれからこの少女とは、毎日一緒に風呂に入っているが アンの肉体がだんだんと色気づいてきている事に彼も気づいていた。 だが必死に肉欲を抑え、平静を装う。 この少女のこと、言えばこっちが押し倒されるのは間違いない。 「――ふう……」 垢を落とし終わり、ジュリアンは湯船で快い息を吐いた。 この辺では貴族や富豪にしか許されない贅沢ではあるが、 湯につかるというのは実に気持ちがいい。 ぴとりと背中に張り付いた裸の少女がいなければ。 「…………」 もはや何の感情も込めず、無機質な視線をアンに向ける。 だがアンは、何かを勘違いしたらしい。 笑みを浮かべ、湯船の中、力一杯抱きついてきた。 (――ああ、柔らかいなあ……) 半ばのぼせた頭で、少年はぼんやりとそう思った。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ アンはジュリアンの許婚で、確か体は15歳だったか。 わざわざ「体は」とつけたのは、この少女の体には 別人の魂が入っているからだった。その名はエリザベート。 幼い頃からジュリアンの面倒を見てきた姉である。 だが、エリザベートの弟に対する愛情は常軌を逸していた。 家でも外でもジュリアンについて回り、彼に近づく者は 男であれ女であれ、容赦なく彼女の剣のサビとなった。 事あるごとに弟を抱きしめ自由を奪い、着る物から食べる物、 靴下ひとつに至るまで姉が選んで与えるのだ。 ジュリアンも薄々姉の異常さに気づいていたが、 小さな頃からこの才色兼備の姉に抑えつけられていたため 今さら逆らう気も起きず、黙って服従するしかない。 何しろ、剣であれ学であれ、彼が勝てる要素がないのだから。 しかしそんな姉も、突然舞い込んできた縁談話によって 家を出る事が決まり、ジュリアンは生まれて初めて 姉の手から解放されるはずだった。 だがそれに対してエリザベートが打った手も、また常識外れだった。 メイドの一人と体を入れ替え、血の繋がっていない娘として ジュリアンの許婚になるというのである。 彼が反対する間もなく、彼女は父を説き伏せ話を認めさせた。 かくして正式に、ジュリアンの許婚が決定する事となる。 そして今、アンの体を奪った姉はジュリアンの婚約者として、 また彼専属のメイドとして、一日中彼にくっついている。 「……はあ」 カップを手に、ジュリアンが息を吐いた。 相変わらずアンの入れてくれた茶は美味い。 ベッドはしわ一つなく整えられ、主を今か今かと待っている。 静かな夜、既に屋敷の住人の大半が床についていた。 「――あら、もうこんな時間。さ、そろそろ寝なさい」 黒い瞳のメイドはそう言うと、ティーセットを片付けだした。 アンには以前使っていた立派な部屋があるが、 最後に姉があそこで寝た日をジュリアンは覚えていない。 小柄な体で彼のベッドにもぐりこみ、毎日一緒に寝るのである。 「アンの体になって良かったわ」 と彼女も認める、意外な利点である。 何しろエリザベートは、ジュリアンとほぼ同じ身長だったのだから。 明かりの消えた暗い部屋、アンが声を漏らす。 「う……ん……」 薄目を開けると、こちらを向いた少女の顔が至近にあった。 だがその目は閉じられ、穏やかな寝息を立てている。 どうやらただの寝言らしい。 安心したジュリアンの視線がアンの顔に注がれる。 (アン……) 記憶に残る、アンの姿を思い出す。 内気で、彼以外とはあまり口をきかず、でも真面目で 小さな体で一生懸命働いていた、黒いショートヘアのメイド。 ジュリアンはそんなアンが好きだった。 恋愛とかそういうのではなく、ただ姉から離れて あの可愛らしいメイドと二人でいると、どこか心が安らぐような、 満たされた気分になるのだった。 あの少女は今もすぐ傍にいる。黒いくりくりした瞳で こちらを見つめ、あれこれ世話を焼いてくれる。 だが違うのだ。姿は同じでも、心が――。 「――ジュリアン」 「………… !?」 いつの間にか目を開けてこちらを見つめているアンに気づき、 ジュリアンは心臓を躍らせた。 「いい子、寝ている時でも私を想ってくれてるのね」 「ち、違――」 彼は弁明したが、アンはそう受け取らなかった。 「でも私たちは許婚なの。まだ、肌を重ねる事はできないわ」 ……あれだけ普段ベタベタしておいて、今さら何を言うか。 「あなたも私が好きで好きでたまらないでしょうけど、 この体じゃまだあなたを受け入れられない。 いつか契りを交わす日を夢見て、今は眠りなさい」 「はいはい」 「あ、聞いてないわねこの馬鹿!」 気のない返事をして目を閉じるジュリアンが気に入らないらしく、 アンは狭い寝床の中でこちらに密着してきた。 「そりゃ、見目麗しい私の体の方が良かったわよね。 でもそれは無理なの、今はこの貧相な体で我慢してちょうだい」 「貧相って……アンは可愛いよ」 アンの体を悪く言われ、少し不愉快になる。 「そう? 私の体に比べればひどいもんよ。 ああ……こんなちんちくりんになって、哀れな私……」 「――全部姉ちゃんがやったんじゃないか。アンだって 別に姉ちゃんになりたかった訳じゃなかっただろ。 なのに、勝手に体を取られて無理やり結婚させられてさ」 輿入れを泣いて嫌がった、身代わりのエリザベートの姿が 脳裏に浮かび、ジュリアンは姉を咎めだてた。 一人の少女の人生を台無しにした自覚があるのだろうか。 「ふーん、随分とあの子の肩を持つのね……」 しかしアンは細い目でこちらを見やり、言葉を続ける。 「まったく、卑しい平民の分際でジュリアンを誘惑して、 とんでもない娘だわ。しかも私の体で子供まで作っちゃって、 さしずめ棚からぼたもちってところ――」 「……いい加減にしてよ !!」 突然の大声にアンが目を見開く。 「どうしてそんなに勝手なのさ !! 何でもかんでも自分の思い通りにして !! 僕はまだいいけど、アンが可哀想すぎるよ !!」 今まで見せた事のない、姉への反抗。 あまりの驚きに少女は言葉を失い、動けずにいた。 ジュリアンは起き上がると、寝ている少女に掴みかかった。 「ちょっ…… !!」 仰向けのまま、両手首をがっちり押さえられる。 元の体ならば押し返せただろうが、華奢なアンの体では 単純な力でジュリアンにかないはしない。 「ジュリアン、何を――」 「うるさい !!」 少女にのしかかって怒鳴りつけるジュリアン。 初めて見る少年の態度に、アンは驚愕し、戸惑っていた。 完全に彼女を組み伏せると、乱暴に少女の寝巻きの前を開く。 ――ブチ、ブチブチッ……。 ボタンの千切れる音と共に、白い肌が露になる。 発展途上の膨らみかけた乳房を丸出しにさせると、 ジュリアンは犬のように歯を立て、それにかぶりついた。 「……痛っ !!」 悲鳴を無視し、荒い息を吐きながら少女の胸を貪る。 その手が下に伸び、下着ごとアンの寝巻きを 力任せに引きずり下ろす。 アンは恐怖のこもった眼差しをこちらに向けていた。 「やめて、ジュリアン――」 「……やめろ、だって?」 彼は口元を曲げニヤリと笑った。 「姉ちゃんは僕のメイドなんでしょ? なら、ご主人様に逆らっちゃダメじゃないか」 指を少女の股に差し入れる。 触れると、冷たさにアンの体がビクリと震えた。 「主人の言う事が聞けないメイドには、お仕置きが必要だよね」 左手で小ぶりな乳房を、右手で硬く閉じた割れ目をこする。 小柄な少女は抵抗もできず、触れるたびに声をあげ続けた。 「はんっ……や、やめて、ジュリアン……」 「まだ言うの? そんな口は塞いであげるよ」 「……んんっ !?」 「む……ちゅ……」 小さな唇に吸い付き、舌を差し入れて暴れさせる。 苦しげにあえぐアンの口内に彼が唾液を送り込むと、 ゴクリと喉を鳴らして、彼女はそれを飲み込んだ。 「ん……んん……」 いつの間にか、いつも勝気な黒い瞳に涙がたまり、 それが雫となって少女の頬を流れ落ちた。 唇を塞がれ、悲鳴も上げられないアンの割れ目からは じっとりと汁がねばつき、ジュリアンの指を湿らせた。 乳首も小さいながら一人前に立ち上がり、 彼がつねり上げるたびに体が跳ねる。 「んんっ――む……じゅ……」 たっぷりと口内を犯され、彼女の理性は半ば消えかけていた。 焦点の合わぬ目がぼうっとジュリアンの碧眼と向かい合う。 そこにはいつもの強気な姉の姿はなく、 弱々しく犯されようとしているメイドの少女がいるだけだった。 「――ぷはあっ」 少年はようやくアンの口を解放すると、 嗜虐心に満ちた笑みのまま少女を見下ろした。 二人の口の間には唾液の架け橋が一筋、つうっと伸びている。 「それじゃあ、入れてあげるよ……」 鼠を前にした猫の表情でジュリアンが言う。 取り出された陰茎はガチガチに硬くなっており、 先走りの汁がアンの細い太ももに白い線を描いた。 少年は張り詰めたそれを手で押さえ、狙いを定めて メイドの濡れそぼった下の口に押し当てた。 「はあ……はぁ……」 アンはもはや半泣きで、ジュリアンに逆らう事もできない。 その目には、硬く閉じた自分の女陰に侵入してくる 弟の硬い肉棒が映っている。 「あ、あああ、ああ……」 「ん……きつ……」 呻く少女にも構わず、ジュリアンは割れ目の奥、 抵抗を感じる部分に自分自身を思いっきり突きこんだ。 ――メリ、メリメリ……! 「あぐううう…… !!」 歯を食いしばって痛みに耐えるアンだったが、 少年は非情にも、そんな彼女の中で前後に動き続ける。 「……ほら、入れてあげたよ」 勝ち誇った顔のジュリアン。 「こうして欲しかったんでしょ? 僕のチンチンを思いっきり突っ込んで欲しかったんでしょ !? ほら、何とか言いなよ !! ほら !! ほら !?」 「うぁあ――痛い、痛いよぅ……」 「痛いとか言うな !! もっと喜べ !!」 「うぅ――うぅ……」 ぽろぽろと大粒の涙を流し、姉が自分に犯されている。 征服欲の満たされる快感にジュリアンの震えが止まらない。 予想以上に、少女の膣内は狭かった。 強く締め付けられる陰茎を何とか前後させ、 彼は血の滴るアンの中を存分に堪能していた。 「ああ……あったかいよ、姉ちゃん」 「うぅ――ううう…… !!」 「姉ちゃんも気持ちいいだろ、ほら? 僕と繋がってるんだよ、気持ちいいだろ?」 言葉で嬲るジュリアンに、姉は泣いて首を振るばかりだ。 「やだ……こんなの、やだよう……」 「気持ちいいよね、姉ちゃん !? ほら、いいって言えよ !!」 「――あ゙あ゙あ゙っ !?」 アンの奥底に、根元まで乱暴に突き込む。 そのはずみで汁と血の混合液が二人の肌に飛び散った。 結合部は真っ赤に染まり、見るも痛々しい有様だ。 だがジュリアンは責めをやめず、 腰を突き込み怒鳴りつけ、散々にアンを嬲り続ける。 「う――はあ……あっ……くう……」 歯を食いしばって苦しみながらも、 少女はだんだん痛みに慣れてきたのか、 その呻き声が小さくなっていった。 「ん……く……うう……」 一方のジュリアンもまた、初めての性交に そろそろ限界を迎えようとしている。 「ジュリアン……ああっ……う……」 「ね、姉ちゃん……うあ、く……!」 乱暴に犯される痛みに苛まれ続け、 アンはとても感じるどころではなかったが、 それでも激しくなる少年の動きについ声をあげてしまう。 ジュリアンは少女の腰をつかむと、ラストスパートと 言わんばかりに突き、引き、膣内をかき回した。 「くう……ああ、ああっ !!」 「あああああ―― !?」 先に達したのは少年の方だった。 奥まで突き込まれた陰茎の先から白い液がほとばしり、 未熟な膣内にドピュドピュと注ぎ込まれてゆく。 アンもまた、自分の中に入ってくる熱い感触に悲鳴をあげ、 それが終わるとシーツの上に力なく横たわった。 「はあ……はあ……」 「ふ……はあ……」 部屋にはしばらく荒い息だけが聞こえていたが、 時と共にそれも止み、やがて館に真の夜が訪れた。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 夜が明けると、アンは部屋から消えていた。 ――おかしいな、どこに行ったんだろう? ジュリアンは久々に一人で起きると、一人で身支度を整え、 汚れたベッドはそのままに、一人で食堂に向かった。 「おはよう、ジュリアン」 「……おはようございます」 父も母もいつも通り、何の変哲もない朝だ。 ただ、いつもうるさいばかりに付きまとっていた 黒髪のメイドの姿がどこにもない。 ――カチャ、カチャ……。 何の会話もなく、食器の音だけが鳴り続ける。 そんな状況が十分ほど続いたろうか、 やっと伯爵が口を開きジュリアンに話しかけた。 「――ジュリアン」 「はい」 無表情な両親の様子に不安を感じる。 父は表情を硬くした息子をしばらく見つめていたが、 やがて再び口を開いた。 「じきに私は隠居する。後はお前が爵位を継げ」 「――はい?」 ……どうしてこの父は唐突な話ばかりするのだろう。 理不尽さに怒る間もなく、父が話を続ける。 「お前とエリザベートの挙式は来月となった。 まだ若いが、妻を持つ以上は爵位を継いでも問題あるまい。 私が父の後を継いだのも結婚直後だったしな」 「……な !?」 「まさかお前からあれを手篭めにするとは思わなかったが、 相思相愛だとわかり私もほっとしたよ。 てっきり、お前は嫌がってるものだと思っていたからな」 「エリザベートをよろしくね、ジュリアン」 「――な、ななな、な」 まともに言葉も出てこない少年をよそに、 和やかな明るい雰囲気が両親を包み込んでいた。 「既に屋敷中がこの話で持ちきりだ。 何しろあれが広め回ったので、な」 ……ここに姉がいない理由がわかった。 だが、わかってもジュリアンにはどうする事もできない。 先ほどを上回る理不尽さに彼がおののいていると、 食堂の扉が開いて、黒髪のメイドが顔を見せた。 「――おはようジュリアン。 それとも、旦那様って呼んだ方がいいかしら?」 「ね、ねねね、姉ちゃ――」 「予定よりちょっと早くなっちゃったけど、 かえってちょうどいいくらいだわ。 あんなに激しく愛してくれて、お姉ちゃん感激よ♪」 頬を赤く染め、アンが両手を握り締める。 こちらの言葉を聞く様子はどこにもない。 「これからもずっと二人で生きていくのよね……。 子供も、何人でも産んじゃうから頑張りましょ!」 ……夕べの半泣きでわめいていた姿はどこへやら、 そこにはいつもの勝気な姉の姿があった。 メイドの少女はそのままジュリアンに近づくと、 グイっと腕を回して彼の首を挟み込んだ。 「――やってくれたじゃない」 それは彼にしか聞こえないほど小さく、 だがこれまで聞いた中で最も力強く、凛とした声だった。 「でも見直しちゃった。 あんたも男だったのね、カッコ良かったわ。 またあんなふうに力強く犯してちょうだいね、ジュリアン♪」 結局何も変わっていない。 その事実に少年はガックリと肩を落とした。 そんなジュリアンの顔に手を回し、アンはそっと口付けをした。 「ん……」 舌を絡める淫らなものではない、 物慣れぬ少年少女がするような穏やかなキス。 今日の姉の唇は――思った以上に甘かった。
https://w.atwiki.jp/leisurely/pages/53.html
あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 あ行 あアーマーデーモンスパイダー 赤鉄騎士 (アイアンナイト) 悪魔族 亜人 アッポ アラコ い一村 インテリジェンス・カーペット =空飛ぶ絨毯 インテリジェンス・ソード 【ページ未作成】 インテリジェンス・ボックス インフェルノウルフ インフェルノウルフの角 うウォーベア 牛 馬 ウッドキラー 裏街 ウルザーズ 運動会 えエビ エリグンジャー エルダートレント エルダードワーフ エルフ族 おオーガ オークション お爺様をイジった軽いジョーク お茶会 オルトロス 温泉地 怨念炉 か行 か蚕 回転レーン かくれんぼ大会 家中序列 滑走ボード 花粉症 髪艶苔 神の使い カラオケ 眼帯 甘味堂コーリン き鬼人族 貴族 貴族語 キャンピング馬車 吸血鬼 教会勇者 巨人族 キラーラビット キングベア くグータートル クエンタン グノーシスビー グラップラーベア クロトユキ け警備隊 ゲートボア 下神 剣 健康な肉体 建国祭 剣聖 ケンタウロス こ鉱山咳 ゴーズラット コーリン教 ゴーレム 小型ワイバーン コキュートスウルフ 黒塵 五村 ゴブリン族 ゴロウン商会 ゴロック族 さ行 さ酒スライム 撮影隊 (放送部) 砂漠エルフ ザブトンコーディネート 皿の上シリーズ 三十七人の軍団長 (レガトゥス・レギオニス) 三人組 三人の騎士 三村 し四天王 死の森 死の森の四強 死白石 ジャガイモパーティー 獣人族 集団飛行 種族会議 シュトーレン 酒肉ニーズ 上神 食事の偏り問題 食堂 初心者パック ジョローの商隊 深遠の死神兄弟 神人族 すスライム せ聖獣 聖女 青銅騎士 (ブロンズナイト) 青銅茶屋 セイレーン 世界樹 (ユグドラシル) 世界樹見 善哉 戦闘装束 殲滅天使 そ神水 (ソーマ) 空飛ぶ絨毯 空を飛ぶクジラ 空を飛ぶサメ 村長 村長代行 た行 た大樹 大樹の村 大樹の村の食堂 太陽城 ダルフォン商会 炭酸スライム ダンジョン ダンジョンイモ ダンジョンウォーカー ちチーム“ヤクマンズ” チェス 血の契約 中神 彫像 つ土人形 妻・妻候補会議 てデーモンスパイダー デスボール デッドリーウルフ 転移魔術 転移門 天使族 天翼巫女 と投石器 動物神 ドラゴン トレント ドワーフ な行 に虹白銀 二村 ニュニュダフネ 鶏 ね猫 の農業日記 は行 はハーピー族 ハイエルフ 白銀騎士 (シルバーナイト) 迫撃砲 パニックカリブー 母親会議 バリスタ パレード ハロリ バンド隊 万能船 万能農具 (グライム) ひピアノ 秘密の会議 ふフェアリー小麦 フェニックス フェンリル 副総支配人 豚 プッシャー 武闘会 浮遊島 ブラッディバイパー 文官娘衆 へペガサス ほ褒賞メダル 宝石猫 抱腹絶倒 保温石 (ホットストーン / 太陽石) 星輝石 ポンドタートル ま行 まマーキュリー種 毎日少しずつ家に近付いて住人がいつ違和感を覚えるかゲーム 魔王 魔黒竜 (デーモンドラゴン) 魔獣 魔神神話 魔石 混ぜ物 魔族 魔鉄粉 魔道具 マナーチェック 魔粘土 魔法 魔物 【ページ未作成】 魔力 マルーラ みミアガルドの斧 ミスリル ミットフィッシュ 皆殺し天使 ミニトロフィー ミノタウロス ミニボウリング 【ページ未作成】 む夢魔族 め迷宮の輝石(ラビリンスストーン) 迷宮ポルチーニ 麺屋ブリトア や行 や野球 山羊 屋敷 宿 山エルフ 山崩し ヤリサキドクトカゲ ゆ勇者 ユニコーン よ妖精 四村 ら行 らラーメン 【ページ未作成】 ライオン ラヴァーズビースト ラミア族 りリザードマン リバーシ 竜の巫女 れ霊獣 ろロフイーター わ行 わワイバーン 鷲=フレースヴェルグ
https://w.atwiki.jp/karanemi/pages/1546.html
作品名:シルヴァリオサーガ 用語分類:種族分類 シルヴァリオサーガに登場する用語。 人造惑星の一種。ほぼ特定の個人を指す。 素養のない人間が人体改造などにより無理矢理人造惑星となった者。 詳細無理に人造惑星となった人間 心技体の継承 容量限界 残留思念の再生 関連項目 関連タグ リンク 詳細 無理に人造惑星となった人間 人体改造で無理矢理人造惑星となった人間骨格をアダマンタイト、心臓に神星鉄を埋め込み、さらに次元間相転移エネルギーを浴びた。人造惑星になるべき素体として肉体を調整し、死ぬことで人造惑星となった。 三十七度の改造により、骨格の大半を星辰奏者専用特殊合金に そっくり入れ替えてしまったこと。 心臓部に魔星の破片、すなわちより上位触媒である神星鉄を埋め 込んだこと。 そして次元炉との共鳴により、強烈な次元間相転移エネルギーに その全身を曝しながら死亡したこと。 これらを同時に達成して彼は自分自身を魔星用の素体として調整 した。想像を絶するほどの執念と精神力を武器に、上位存在へ昇る ための階へと挑んだのだ。 心技体の継承 生前の戦闘経験がそのまま持ち越されているプラネテスとしての力を得た上で一流の戦士の技能を持つ。 今や彼は上位存在としての出力と性能はそのままに、生前の磨き 抜いた戦闘論理や経験や直感が全反映されているという理想的な状 態に至っていた。 容量限界 一定以上の限界突破は体が持たない心臓に埋め込んだ二片以外はアダマンタイトであるため出力に耐えられない。本来ならば人造惑星は出力の高さから骨格を神星鉄にしなければならない。 ダインスレイフが持つ神鉄は蒼紅の魔星が遺した二片だけ。 深く考えずとも容量が足らないのは当然だろう。彼の求める本気 に対して、当たり前に耐えられない。 残留思念の再生 無理矢理星辰体と感応している兵士の脳髄を揺さぶり残留思念を引き出す末期の思念を吐き出しより強く星辰体と感応させる。固有の星辰光が発現し始める者まで現れる。 竜の咆哮は改造された死者の脳髄を揺り動かす。星辰体増幅装置 と化した大欲竜の命を受け、縫い付けられた鋼の下から滅びたは ずの魂が残滓と化して浮かび上がった。 関連項目 機甲巨人化創星録 人造機竜のノウハウから誕生した機械化兵士。 関連タグ アンデッド サイボーグ シルヴァリオサーガ 用語 用語(種族) リンク
https://w.atwiki.jp/odchange/pages/58.html
投稿日:2009/07/22(水)、2009/07/26(日) 私は叔母が嫌いだった。外見も中身も。 水商売をしている叔母は、常に派手な化粧をして素顔を隠していたが、その下にあるのが姉である母とは 比べものにならないほど平凡なものだと、幼い頃から私は気づいていた。 肉体のほうも、顔と同じように派手な衣装で着飾ってはいるが取り立てて優れているわけではない。 中身はもっと酷い。母に対するコンプレックスの塊。お金や男に目が無く、うちを訪ねてくるのは 毎回お金の工面ばかり。そのうえ父に色目を使うこともしばしば。 とにかく下品で最低な女。絶対に、私はあんな大人に――女にはならない。 ◆◆◆◆ 体にまとわりつくような不快な湿度と、殺人的な直射日光。どちらも耐え難いものだが、今の自分なら 耐えられる――というほど浮かれているわけではないが、心が高揚しているのは事実だ。 明日から夏休み。高校最初の夏休みだ。 去年は部活の大会やら、受験の準備やらでほとんど遊べなかったから、その分を今年取り返すつもりだ。 高校は部活に入らなかったし――少し惜しい気もしたが――、勉学のほうは今のところ問題ない。 母は高校に入ったら何か習い事をさせるつもりみたいだが、余計なお世話というものだ。 めいっぱい遊びたいし、折角高校生になったのだからアルバイトをしてみるつもりだ。 きっと楽しい夏になる。もしかしたら、恋も―― 「あら、瑞希ちゃんじゃない」 表情が凍る。聞こえてきたのは間違いなくあの女の声。 無視してやろうか。今ならまだ間に合う。今なら人違いにできる。 「ねえ、瑞希ちゃんでしょ?」 突然、携帯が鳴った。慌てて携帯を鞄から取り出す。全然知らない番号だ。 「ほら、瑞希ちゃんじゃない」 後ろを振り向くと、携帯を見せつけるように持ったあの女がいた。 なんとか瑞希は笑顔を作り――精一杯の努力を必要とした――話しかける。 「お久しぶりです、叔母様。お元気そうでなにより」 「ええ、ほんと久しぶりね。私が遊びに行くと、瑞希ちゃんいつもいないんだもの」 親しげにこちらに近づいてくる。 (遊びに……?あんたはいつもお金を借りに来てるんでしょ) 叔母が訪ねてくる時、瑞希はできるだけ出かけるようにしていた。何の連絡もなく、いきなり叔母が 訪ねてくることも多々あったが、両親に自分はいないことにしてもらっていた。 だから当然、両親は瑞希が叔母を嫌っていることは知っている。それに両親も、実の姉である母でさえも、 口にこそ出さないが叔母を嫌っているのは間違いない。なのに―― 「ところで叔母様、どうして私の番号を知っているんですか?」 決して笑顔は崩さない。 「さあ、どうしてかしらね」 叔母は目を細め、自分が優位に立っていることに満足しているのだろう、心底楽しいといった表情だ。 それを見てるだけでむかむかしてくる。疑問は残るがこれ以上追求しても、のらりくらりとかわされるだけだろう。 瑞希は話題を変えることにした。 「両親に用があるんでしたら、残念ですけど今でかけてまして」 「知ってるわ。夫婦水入らずで一週間ヨーロッパ旅行なんてうらやましいわね」 両親に聞いたのだろうか。 それにしても、この人のこの雰囲気はなんだ。いつもはもっと余裕のない人だったが。 「なら、どうしたんですか?」 「私はね、あなたに用があるのよ」 「私に?」 つい訝しげな表情をしてしまった。この人はそんなことでも喜ばせてしまうから、できるだけしたくなかったのに。 「ええ、そうよ」 「あの、悪いんですけど私にできることなんて」 ない――と言おうとして、言葉が出なかった。叔母が私の口を塞いだのだ――自分の唇で。 あまつさえ舌まで入れてくる。 まるで予想外の出来事に一瞬思考が停止したが、猛烈な吐き気とともに瑞希は叔母を押しのけようとした。 だができない。どういうわけか力が入らない。 それに、なにか意識が遠のくような、浮かび上がるような、吸い込まれるような感覚がする。 従ってはいけない気がした。このままだと大切なものを失ってしまう気が。 「ん、ん゛ー!」 抗議の声をあげるが、もちろんそれでなにが変わるわけでもない。 そして、言葉にできない喪失感とともに、瑞希は意識を手放した。 覚醒は一瞬だった。意識を失ってから一秒も経っていないだろう。 知らぬ間に目をつぶっていたらしい。暗闇を押しのけるように目を開くと、叔母の姿は無かった。唇にも感触はない。 少なくとも、キスできるほどすぐ近くにはいないらしい。 「セイジ!」 自分があげた声ではない。だが、自分が言ったのかと錯覚しそうになった。 そのくらい、自分の声によく似ていた。だが違和感があった。 声は前から聞こえた。顔をあげると、そこに人がいる。叔母ではない。 瑞希と同じ学校の制服。瑞希と同じ髪型。同じ―― 「がッ!」 脇腹にとてつもない衝撃を受けて、瑞希はそのまま昏倒した。 ◆◆◆◆ (同じ顔だった) 目が覚めた時に浮かんできたのは、気絶する一瞬前に考えていたことだった。 (ここはどこだろう?) 起きあがろうとしたが、手がつかえない。後ろ手に縛られているらしい。なんとか体をおこして、周りを見渡す。 通学路の道ではない。どこか部屋の中だ。 薄暗い。電気が止められているわけではないが、彼女は部屋にいる時はできるだけ灯りをつけないようにしていた。 安上がりのボロアパートの部屋が、いっそうみすぼらしく見える気がして。それに、部屋に帰るのは寝るときくらいだ。 (……なに、いまのは?) 今、自分は何を考えていた? ――突然扉をあける音がして、思考を妨げた。 「あら目が覚めたのね」 中に入ってきたのは二人の人物だった。若い男女。 男の方はチンピラだった。ぱっと見で瑞希はそう思った。男に関しては瑞希はそれ以上の感想は持たなかった。 それよりも重要なことがある。女のほうは―― 「驚いて声も出ないかしら?」 自分だった。声も、服装も、髪型も、顔も。 まるっきり自分だ。 「あんた、誰よっ……」 呆然と呟いた自分の声に違和感を感じた。まるで自分の声ではないような。 目の前の“瑞希”がにやにやとこちらを見ている。はっとして瑞希は自らの体を見下ろした。 服装が違う。これは先ほどまで叔母が着ていた服だ。 さらによく見れば、自分とは体形も違う。 「鏡はあっちよ」 “瑞希”が指で示した先に振り向くと、自分が最も嫌悪する女がいた。 女にお似合いの余裕のない表情で、後ろ手に縛られ、こちらを呆然と見つめている。 その叔母に、自分が――小山瑞希が、抱くように両手を乗せる。今まで見たこともないような優越感を含んだ いやらしい笑みを浮かべて。 おかしい。 自分はここにいる。笑みなど浮かべていない。伯母に触れるなんて死んでも嫌なのに。 なのに、目の前に。 目の前に。在るのは。鏡だ。 鏡の中の女が絶叫した。 ◆◆◆◆ 鏡を呆然と見ている、かつての自分の肩に手を置きながら、瑞希は思わず笑みが 浮かんでくるのを止められなかった。 今鏡に映っている、憎い姉によく似た、美しい少女。これが今の自分なのだ。 隣にいる、酒と煙草と不摂生な生活でくたびれた、30半ばの体とは違う。 体の奥から若さが溢れてくるのを瑞希は感じていた。 この体なら、肌を悪くするためにしているのではないかと思える厚化粧をしなくても、 どんな男も言い寄ってくるだろう。 この、汚れの無い体なら―― 「いやああああああああ!」 突如、かつての自分が――この体にとっては叔母にあたる、由香の体が叫び声をあげた。 「なっ!なんなのよっ!これッ!!なんであたしがっ――」 瑞希は嘆息して彼女から気付かれないように離れた。 気分が台無しだ。 (まあ、予想通りの反応だけど。自分も同じように叫んでいたでしょうね) 自分にはヒステリーの気があった。 由香から離れた瑞希は、この部屋唯一の扉の近くで、所在なさげにこちらを見ている 若者に近づき、当然のように命令した。 「黙らせなさい」 防音などまるでされていないボロアパートだ。こんな大声で叫ばれては完全に筒抜けだろう。 人に来られては少々厄介だ。 「さっきみたいに気絶させないでよ。これから叔母様には見せるものがあるんだから」 「はあ、了解っす」 渋々、といった感じで由香に近づいていく若者。 (このバカ。ほんとグズで役立たずなんだから。そんなだからバカ女に騙されるのよ) 「早くしなさい、誠司」 「あー、はいすんません」 言われて少し早歩きになり、ようやく由香の元にたどり着いた誠司は、ため息を一つついた後、 おもむろに未だ喚いている由香の頬を殴った。 「なッ!」 にするのよ、と言いたかったのだろうか?その疑問の答えは誠司の二発目のビンタで わからないものとなった。 「黙ってろ、ってさ。あんたも、もう殴られたくないっしょ?」 三発目はなかった。由香は押し黙る代わりに、きっと誠司を睨みつけたあと、今度は 瑞希のほうを睨んできた。 瑞希はそれを軽く笑顔で返し、さらに手を振ってやった。ますます由香の顔が険しくなる。 (これがあたしか) 感情を隠すことや、抑えることが苦手な自分。いつもそれで失敗してきた。目の前の由香は 今までの自分そのものだ。 おそらく、今由香の頭には怒りしかないだろう。どうやって現状を打開すればいいのか、 考えてもいないはずだ。 「いい年して、そうやって喚き散らして、みっともないですよ。叔母様」 「なんなのよ……なんなのよこれはっ!説明してよ!」 「説明、ねえ。必要ないと思いますよ。自分でしたことなんですから、思い出せばいい じゃないですか」 また、大声で反論しようとしたのだろう。大きく息を吸う由香に告げる。 「あと、大きな声を出すのはやめてもらえます?また殴られたいのならかまいませんけど」 効果はてきめんだった。よほど先ほど殴られたのが恐ろしかったのか、さっと顔を青くして 今まさに開こうとしていた口を紡ぐ。 「自分じゃ思い出せないのなら、手伝ってあげましょうか?」 瑞希は、首に下げていたネックレスを取り出し、由香に掲げて見せた。ネックレスには、 暗い部屋の中でまるでそれ自体が光を放っているかのような、赤く煌めく宝石がついていた。 ◆◆◆◆ 「それは……?」 由香は、初めて見るはずのそれから、なにか怪しげな魅力を感じていた。初めて見るはずなのに、 既に見たことがあるような。目が離せない。 ついネックレスに見とれていた由香に、瑞希が質問を投げかける。 「叔母様、自分の名前はわかりますか?」 「馬鹿にしてるの……!?あたしの名前は小山瑞希よ!“あたしが”小山瑞希よ!!」 「その体で?」 うっと口をつむぐ。確かに、今の自分の体は小山瑞希のものとはかけ離れていた。 ありていにいえば、嫌っている叔母の体そのものなのだ。 そこまで考え、由香の思考はその後に続く恐ろしい結論が浮かんでくるのを止められなかった。 もっとも、実は結構前から直感的にそうではないかと思いながらも、必死に否定していたことなのだが。 「もしかして、あなた叔母様なの……?」 「いまさらですか?もうとっくに気づいてるのかと思ってましたよ」 あからさまに馬鹿にするかのような口調に、さらに大きなため息までしてみせる。 「まあ、でも。今は私が小山瑞希ですけど」 「何言ってるのよ!その体はあたしのよ!返しなさいよ!!」 「では叔母様、“あなたが本当に”小山瑞希だという具体的な証拠でもあるんですか?」 「それは――」 ない。自分が小山瑞希だという確信が由香の中にあるだけだ。 そもそも自分たちの心はどうやって入れ替わったのだ? 由香は、目の前の瑞希が素直に教えてくれるとも思えなかったが、聞いてみた。 「どうやって、私たちの心を入れ替えたんですか……?」 「それはこれから思い出させてあげますよ。でもその前に、他にも色々と思い出して もらいたいことがあるんですけど」 思い出す?今の状態を作り出したのはもともと由香だった目の前の瑞希だ。自分は 関係ない。心を入れ替える方法など想像もつかない。 「叔母様、あなたの両親の名前は思い出せますか?」 「……小山宏と、小山由紀よ」 瑞希の質問とともに、また赤い宝石が光りだした。その光を見ていると、何も考えられなくなる。 素直に質問に答えなければいけないような気になってしまう。 「本当に、合っていますか?顔は思い出せますか?」 両親の顔。だが浮かんできた顔は、前の質問に答えた名前の顔とは違う顔だった。 (違う、これは……お爺ちゃんとお婆ちゃんじゃない) だが、心で否定しても、両親の顔として浮かんできた顔は消えない。 「どう……して?」 「どうしたんですか、叔母様?思い出せないんですか?両親の顔が」 「いいえ……いいえ……違う、どうして……」 言葉に出して否定しても、祖父母の顔は消えなかった。由香が戸惑っている間に、瑞希が 質問を進めてきた。 「では、叔母様。お姉さんのことは思い出せますか?あなたにはお姉さんがいますよね?」 (お姉……さん……?私に姉なんて……) だが、姉という単語が由香に与えた影響は劇的だった。まるで、ダムが決壊するように 多くの思いが溢れてくる。 (これは、ママじゃない……。いや!なに、こんな想い……ママに) 妬み。憎しみ。どうしてあの人だけが?なんであたしは?もっとあたしを見てよ。 人の囁き声が聞こえる。姉と自分を比べて、自分を哀れんでいる。その中には、さきほど 顔が浮かんできた祖父母――いや、両親の声もあった。 (どうしてあんただけが……どうしてあたしが!) 「あの女……あんな女!あたしには関係ない!」 「なら、うちにお金を借りになんてこないでくださいよ」 「いやならそう言えばいいのよ!なのにあの女は!あたしが大切な妹ですって!? そうやって偽善者ぶっていつも影でこそこそと――」 浮かんでくる姉の思い出。過去から現在まで、様々な姿が浮かんでは消えていく。 そして一番最後に出てきた姉の姿。つまりは現在の姉を思い出したとき、由香は 自分の異変に気づいた。 「あたし……いま……」 笑い声が響いた。瑞希が笑っている。由香を見て、嘲っている。 「おめでと、叔母様。これで、何もかにもぜーんぶ思い出せたでしょ?」 無数の記憶が、浮かんでは消えていく。だが、一つとして瑞希の記憶はない。 「その……宝石?あたしたち、その宝石で……」 「ええ、入れ替わったのよ。もっとも、宝石の力は入れ替わることだけじゃないね」 宝石。赤い輝石。道端にいた謎の老婆。手にした瞬間に全てを理解できる。他人に乗り移る 自分――つまりは由香。人の記憶を、心を、精神を歪める力。 「それを……渡せ!」 瑞希に飛び掛ろうとして、由香は床に押さえつけられた。怒りに任せて後ろを振り向けば、 自分を誠司が押さえつけていた。自分のすぐ後ろにいた若者のことをすっかり忘れていた。 「誠司、このグズ!離しなさいよ!」 「うっわ、由香さんそっくり」 「当たり前でしょ。その子はもう、平山由香そのものだもの」 瑞希は、それまで掲げていたネックレスを再び首にかけると、高校の制服のボタンに 手をかけた。瑞希の高校の制服はブレザーだ。 「じゃ誠司、手はずどおりに」 「へーい」 制服をどんどん脱いでいく瑞希。押さえつけていた由香を起き上がらせ、座らせた誠司は、 そのまま離れることなく由香の服の下に手を入れてきた。 彼女らがなにをしようとしているのか。すぐに由香は思いついて声を荒らげた。 「や、やめなさい!あんたたち!そんなことしてなんの意味が――」 「もうこれで、あなたはこの体を見ることはできなくなるのよ“小山瑞希”ちゃん。 最後にこの体の初体験を脳裏に焼き付けていきなさい」 抗議の声をあげている間に、誠司は由香の下着をはずし、胸をまさぐってきた。 由香にとっては既に何度も経験していることであるし、記憶もあるが、“瑞希”の意識が 由香の体を強張らせた。 瑞希のものよりも控えめな由香の胸を、誠司が優しく愛撫する。その手つきは手馴れている ように感じた。自然と由香の記憶が蘇る。この二人は何度も行為を行ったことがあるようだ―― だが、それがいけなかった。誠司との行為の記憶は、激しい快楽の記憶でもあった。 由香の体を、その既知であり、未知でもある快楽の想像が、熱く火照らせる。 「ん、いやぁ……、こんな……こんなの……」 「しおらしい由香さんってのも、新鮮で燃えるなあ」 誠司の手つきが少し乱雑に、荒々しくなっていく。経験豊富な由香の体は、それら全てを 快楽へと変えていった。 「はぁ……はぁ……ひゃん!」 乳首をつねられても、感じるのは快楽だけ。痛いという感覚はあっても、それを快感だと 由香の体が認識する。胸だけで、“瑞希”は既に限界だった。 「ふわぁ、ひゃめ……ゃめて、おねがい……だか……ら」 だから、誠司が次にしようとしていることに由香は気づかなかった。 「ふああぁぁあ゛ぁああ゛ぁああああああっ!」 いつの間にか、下半身を裸にされ、秘所に指を挿入れられている。それだけで由香は 一度達してしまった。 崩れるようにして由香は上半身を投げ出した。言葉がでない。肩で息をする。 (なによぉ……これぇ……) 「ぁぁん、ぃい、いいよぉ――」 不意に聞こえてきた声に、由香は頭をあげた。手を縛られなかなか起き上がれない上に 視界は涙でにじんでよく見えないが、そこに瑞希がいた。全裸で。胸と秘所を自分で 弄っている。 「あんt――うあぁああ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁん!!!!」 背後からの衝撃で、由香の抗議は喘ぎ声に成り代わった。 朦朧とする頭で、なんとか後ろを見る。と、そこには誠司が覆いかぶさるように由香の 上にのしかかっていた。同時に、陰部からの異物感を強く意識した。 初めての体験だというのに、“瑞希”は痛みを感じなかった。 (当たり前だ……。誠司とは、もう何度も……何度も……) 「ひやぁぁああん、いいっ!いいよぅ!!せいじもっと!もっと!!」 もっと強く。その望みはすぐに叶えられた。誠司は自分の望みを分かってくれる。 誰よりも。 何度、腰を打ち付けられたのだろうか。その間に由香は何度も達していたが、誠司は まだ一度も達していなかった。だが、誠司もそろそろ限界のようだ。 「くっ!!!」 「あぁはあああぁぁあああああああああああっ!!!」 大きく一突き、深く、強く挿し込まれたかと思うと、次の瞬間、熱い、熱いものが由香の 中を満たした。同時に、由香も達していた。気絶するのではないかと思うほど強く。 「はぁ……はぁ……ふぅ……」 事後の気だるい感覚が包む。由香はもう全てがどうでもよくなっていた。 が、同じように近くで息を荒げていた誠司が突然立ち上がったのを察して、由香が顔を あげると、そこには自分がしたことのない淫らな顔をした瑞希がいた。 その目は、誠司の体を期待するように見つめていた。 そして、近づいてきた誠司に背伸びをするように首に手を巻きつけ、キスをする。 (私のファーストキス……) そんなことは、正直に言えば由香にはどうでも良かった。他人事のように、誠司と絡み合う 瑞希を見ながら、由香が感じていたのは、誠司と行為に及んでいる自分自身に対する嫉妬 だった。 ◆◆◆◆ 身支度を整え、扉の前に移動してから、瑞希は部屋の中へと体を向けた。 「それじゃあ、叔母様。二度と会うことはないと思いますが、ごきげんよう」 返事は返ってこない。 「なんかもうどうでも良さそうですけど、一度言っておきます。元に戻ろうと私に 近づこうとしても無駄ですよ。宝石の力で、あなたは瑞希だった頃の関係者をそうだと 認識できないようにしてありますから」 「あの、由香さん……」 話しかけてきたのは、誠司だった。グズでバカで役立たず。ただのチンピラだ。 (こいつに処女あげたのは早まったかなー) 「なによ」 「えっと……お元気で」 「あんたもね。また騙されて借金なんて作んじゃないわよ」 今回渡した報酬で、誠司の借金はチャラになるはずだ。お金の出所は――まあ、宝石の 力があればいくらでもある。 「じゃあ、改めて。ごきげんよう、叔母様」 返事は返ってこない。もしかしたら、何か聞こえたかもしれないが、扉が閉まる音しか聞こえない。 体にまとわりつくような不快な湿度と、殺人的な直射日光。どちらも耐え難いものだが、今の自分なら 耐えられる。こんなに浮かれている自分は初めてだ。 明日から夏休み。二度目の、高校最初の夏休みだ。 一度目は、最低の思い出しかないから、その分をこれから取り返すつもりだ。 何をしよう。 めいっぱい遊んで、アルバイトも今の自分にはきっと楽しいだろう。それに恋。 瑞希には近所に幼馴染がいる。瑞希が、幼い頃から想っている少年が。 彼だけではない。アルバイト先で、面接のときに見かけた青年。たぶん大学生くらいだろうか。 彼はなかなかいい線をいっていた。 それに、あと少しすれば、両親が帰ってくるのだ。由香だった頃、密かに狙っていた父。 憎い姉だった母は、父を私が落としたらどんな顔をするだろうか。 きっと、楽しい夏になる。嫌な女は、もういないのだから。
https://w.atwiki.jp/indexorichara/pages/1020.html
【名前】ノルム 【性別】女 【所属】科学 【能力】視界移動(ビジブルポイント)レベル4 【能力説明】 空間移動の亜種。限界重量は自身を飛ばせる程度、軽いものなら一度に複数転移可能。座標計算に「自分が直接把握している位置情報」を多用している。 そのため通常であれば、視界中で半径20m程度の飛距離しか持たず、人間サイズより分厚い壁を超えての移動は不可能だが、 視覚や聴覚の強化、超音波や電磁波など様々な手段による探知機能を能力者に内蔵することで、飛距離の大幅な拡大や高速で動く標的への対応が可能になる。 サイボーグの「自分の体」という認識の広さを利用して、探知機能を持つ大量の小型の機械と接続し、さらなる範囲の拡大も可能。 【概要】 木原線型によって作られた、培養された脳を核にしたロボット、イデアルとは別の方向性の「理想的な人間」をイメージして作られている。 イデアル同様、兵器開発の試作品という名目で生み出されたため、体内には最新鋭の小型兵器が搭載されているが、 脳の持つ空間移動能力を最大限に活かす一点特化型であるため、イデアルほど多岐にわたる用途のものは搭載されていない。 演算補助機能によって動揺している時でも能力が使用可能。能力で即効性の強力な睡眠薬を遠方から相手の体内に投与し、大規模に無力化する戦法を得意とする。 Equ.DarkMatterを背部に埋め込んでおり、背中から翼を生やすことができる。生身の肉体ではないので病理のように再生が効かない代わりに暴走のリスクも無い。 この状態では通常とは違った物理法則によって重量が軽減され、翼で包んだ物体なら数人分の重量を一度に転移することが可能になる。 【特徴】 無口で素直な性格ではないが、「理想的な人間」であることに変わりはないため、根はまとも。人間らしい行動にこだわっている。 ゴスロリ風の服に黒のセミロング、瞳は青く、視覚を強化するときは回路っぽい模様が光って浮き出る。いつもジト目気味。 【台詞】 「眼を増やせばそれだけ範囲が広がるのよ…あまり好きじゃないけど」 「…私の眼からは逃れられない」「別に…こっちの方が人間らしいでしょ」 【SS使用条件】 なし
https://w.atwiki.jp/wiki15_dol/pages/871.html
大見出し すてぃのデッキ クリーチャー(16枚) No.017 覇王カイザード x 1 No.054 爾来 x 3 No.068 ドラゴンゾンビ x 2 No.222 ティラノゾンビ x 3 No.235 熾天使ガブリエル x 1 No.367 ケット・シー x 3 No.529 混沌の紋章天使 x 3 マジック(24枚) No.110 守備強制の原石 x 3 No.121 大地の恵み x 1 No.122 魂の呪縛 x 1 No.253 精神の宝箱 x 2 No.259 ソーマの烙印 x 3 No.291 現世の鎖 x 3 No.403 破壊石Lv1 x 2 No.412 生体転送 x 3 No.556 蒼き未完石x 3 No.559 蒼き封魔片 x 3 MAID Code 00M2B3g5j5O5RaJbkcdcwe4hKjtjVpAqTr2
https://w.atwiki.jp/bdueloflegendwikidol/pages/488.html
天使中心の防御デッキ 最初から持っている訓練デッキの1つ [デッキコード] 1073E3Q3Z4t4w6w6B6I6T6W7e7C7M7X8M9wbM [ユニットカード] × 12 No003 アサシン × 2 No076 守護天使 × 2 No080 パワー × 2 No083 ソロネ × 2 No093 熾天使メタトロン × 2 No094 天使長ミカエル × 2 [マジックカード] × 28 No135 精神の秘箱 × 3 No137 心削りの石 × 2 No139 補充の緑泡 × 3 No143 未完のキューブ × 2 No144 封魔石の欠片 × 2 No150 守備強制の原石 × 2 No158 ソーマの烙印 × 2 No161 生体転送 × 3 No165 生贄の儀式 × 2 No182 降魔の蓮華門 × 2 No197 防御攻撃の極意 × 3 No244 天使の武具 × 2
https://w.atwiki.jp/bdueloflegendwikidol/pages/470.html
天使統一のLP回復デッキ 最初から持っている訓練デッキの1つ [デッキコード] 13K3T42454l4o6k6n6H6T6W7D7M8o949Qb9 [ユニットカード] × 14 No078 アークエンジェル × 2 No081 ヴァーチャー × 2 No084 ケルプ × 2 No085 セラフ × 2 No090 熾天使ウリエル × 3 No091 熾天使ラファエル × 3 [マジックカード] × 26 No131 癒しの聖水 × 3 No132 癒しの旋風 × 3 No139 補充の緑泡 × 2 No143 未完のキューブ × 2 No144 封魔石の欠片 × 2 No158 ソーマの烙印 × 3 No161 生体転送 × 3 No174 支援要請の紅玉 × 2 No188 天使の手引き × 2 No204 ユグドラシルの葉 × 2 No231 エナジーブレード × 2
https://w.atwiki.jp/wiki15_dol/pages/105.html
擬似残留援護デッキ クリーチャー12枚 No011覆面死霊術士×3 No054爾来×3 No364三頭の赤き龍×3 No375ヘル×3 マジック28枚 No102命削りの水×3 No104心削りの石×2 No105未完のキューブ×3 No106封魔石の欠片×2 No110守備強制の原石×3 No252命削りの風×3 No253精神の宝箱×3 No259ソーマの烙印×3 No261生命の滅亡×2 No412生体転送×2 No417速攻反転×2 MAID Code:00w2B4V5054565jcbcecwcBhBi8jUk9 解説 ver,1.53以前
https://w.atwiki.jp/ikiagaku/pages/107.html
名前・丹生速出やる夫 年齢・24 ・所持金・70000マニー ギルドランク8 貢献度37280/640003094900マニーの預金 Lv137 Hp・146696 Mp・2439 クリティカル補正650%+必中+防御無視+即死攻撃 殺戮舞踏……一度の行動を二度行う。 基礎能力 筋力・153 魔力・310 耐久・142 速度・143 運・123 スキル補正後 筋力・630 魔力・557 耐久・333 速度・369 運・186 容量・無限 錬気術補正値 +167 +167 +167 錬気術補正後 筋力・797 魔力・557 耐久・500 速度・536 運・186 装備補正 +20 魔法Lv1……夢への飛翔を習得 夢への飛翔……発動後、やる夫はあらゆる禁止制限の対象にならなくなる。Mp消費0 戦闘開始時にオート発動。 追いかける者、望む者。 それを手に入れるために、枷は不要。 魔法Lv2…… 過去と未来の二重しおり 過去と未来の二重しおり……過去のある点を起点として、その起点を軸に時間の巻き戻し、早送りを可能とする魔法。 擬似的な時間旅行を可能とし、また、機転を軸にして、現実に存在している今を、 かつてに巻き戻すことで書き換える事も可能。 過去を変えたいと言う願い、変えられなかった無力感より生み出された魔法。 変えられずとも後悔はせず、最善と信じた行動であったが故に、その魔法には悲哀が混じる。 過去と未来の二重しおり……味方全員の完全回復、完全治癒、完全蘇生を可能とする。 肉片はおろか、魂すら残っていなくても回復できるそれは、まさしく奇跡の領分である。 魔法Lv3……魄慟する魂。 魄慟する魂……1戦闘に1度だけやる夫が戦闘中に死亡した際に発動する。 やる夫を蘇生し、やる夫のエクストラターンを無理やり発生させる。 またこの効果で蘇生したやる夫の斬撃は、対概念斬性を持ち、敵対している概念そのものを活断出来るようになる。 また通常時において、自身に対する限定的な未来予知として発現する。 つまり、自分が危機に陥るであろう状況、もしくは自分の大切な人が危機に陥る可能性を予見できる。 ・かつて愛した者から逃げる事しかできなかった少年の慟哭が具現化した魔法。 そのかつての出来事を二度と引き起こさせないようにと、生み出された物。 流した涙は全て魂を鼓動させる力となって、今を動かす原動力となる。 ベース:74スレ目912~914 変更点は赤字で記述 38スレ目347 威圧無効を習得 75スレ目120 精神異常無効習得 75スレ目640~646 精神の宝珠→肉体のリングに装備変更75スレ目674~680 戦術指揮の本・軍略の本・兵法書・大剣の本・経営の本・内政の本・書類整理の本・掃除の本・孟徳新書入手 78スレ目661 無月属性無効を習得 スキル聖者の効果で無効が反射に変化 86スレ目30 手芸の本・カラクリの本入手86スレ目97 祖鉄剣Lv72→祖鉄剣Lv86 祖鉄剣次のレベルまで49000/86000 攻撃力430 剣・刀・槍・双槍・拳・弓 腐食耐性・浄化属性・神器 ・連携 属性耐性 ・属性魔導反射……全ての基礎属性魔導を反射する。 ・即死無効……即死攻撃を受けた時そのダメージを無効にする。 ・無月属性反射……無月属性攻撃を反射する。 ・状態異常耐性 ・肉体異常耐性……毒、睡眠、麻痺、火傷、病気、悪疫、封印、粉砕、衰弱、行動回数減少、石化に対する耐性を持つ。 ・精神異常無効 ・威圧無効 装備 頭・魔法のバンダナ……頭に巻くバンダナ。かっこ悪い。頭装備、防御力+3、魔法防御力+3 右手・祖鉄剣/アイギス……スカリエッティが改造した祖鉄剣。攻撃力430 剣・刀・槍・双槍・拳・弓 祖鉄剣Lv86 機械意志兵装アイギスを付与した、魔導剣。腐食耐性、浄化属性、神器、連携 次のレベルまで 49000/86000マニー 神器(破壊不可能) 腐食耐性……武器のレベルが下がらなくなる。 浄化属性……アンデッドタイプの敵に対して即死付与。 連携……技の攻撃回数+1 左手・金獅子の小手……左手 装備している限り全ての属性魔導無効化 体・合金鎧 防御力+15 魔法防御+15 装飾品1・肉体のリング……筋力+20 装飾品2・ルビーの指輪……炎属性に対する耐性を得る 装飾品3・ダイヤの指輪……天属性に対する耐性を得る 持ち物 財布(数千円+硬貨幾らか) 煙草(アラスカ・残り8本) ライター(105円の安物)) 堅そうな木の枝……単純に頑丈そうな木の枝。全力を込めて折ろうとしてもピクリともしない程度には頑丈。攻撃力20 剣 何者かの手記……王国歴819年の記録。 料理の本……料理を習得する時必要スキルポイントが1減少する。容量2 ござ……地面に引いて眠れる。 輝く石……光り輝いている石。何に使うかは不明。 聖槍ロンギヌス……槍、神を射抜いたとされる血塗られた聖槍。その一撃は真実天を裂く。 攻撃力1500 布……ただの布切れ。折れたナイフの刃先を使う時には便利そう。 古代語辞典……読み書き 古代言語を習得する時必要スキルポイントが1減少する。もっている限り読める本の上限レベルを一つ上げる。容量2 基礎鍛練の本……基礎身体能力を習得する時必要スキルポイントが1減少する。容量2 魔導知識全書……魔導知識系統の能力を習得する時必要スキルポイントが1減少する。容量3 鍛練術の本……鍛練術を習得する時必要スキルポイントが1減少する。容量2 剣技術の本……剣技術を習得する時必要スキルポイントが1減少する。容量2 犯罪技術の本……犯罪技術を習得する時必要スキルポイントが1減少する。容量1 サバイバルの本……サバイバルを習得する時必要スキルポイントが1減少する。容量1 一般常識の本……一般常識を習得する時必要スキルポイントが1減少する。容量1 旅人と安息の指輪……魔力を込めるとどこか別の場所へ転移する。また、クルーゼの場所へも転移可能。ただし転移は5日に一回。今は明るいオレンジ色に輝いている。 歌の本……歌を習得する時必要スキルポイントが1減少する。容量1 踊りの本……踊りを習得する時必要スキルポイントが1減少する。容量1 傷薬……Hpを100回復する。 ×5 魔石……Mpを50回復する ×2 ディスポイズン……毒を回復する×2 ディスパラライズ……マヒを回復する。×2 魔格の水晶……体内の属性を通常の値にリセットできる。 何度でも使用可能。×2 鍛冶器具……鍛冶スキルを自分で強化可能 死への抵抗……即死無効。 肉体のリング……筋力+20 白木のお守り……装飾品 魔法防御力3上昇 鑑定術の本……鑑定術を習得する時必要スキルポイントが1減少する。 戦術の本……戦術を習得する時必要スキルポイントが1減少する。 戦術指揮の本……戦術、指揮を習得する時必要スキルポイントが1減少する。 軍略の本……軍略を習得する時必要スキルポイントが1減少する。 兵法書……合戦技能使用時成功率が30%上昇する 大剣の本……大剣を習得する時必要スキルポイントが1減少する。 経営の本……経営術を習得する時必要スキルポイントが1減少する。 内政の本……内政術を習得する時必要スキルポイントが1減少する。 書類整理の本……書類整理を習得する時必要スキルポイントが1減少する。 掃除の本……掃除を習得する時必要スキルポイントが1減少する。 孟徳新書……詳細不明、持っているだけで相手の思惑を一つ外してくれる 手芸の本……手芸技能を習得する時必要スキルポイントが1減少する。 カラクリの本……カラクリ技能を習得する時必要スキルポイントが1減少する。