約 108,564 件
https://w.atwiki.jp/konatazisatu/pages/55.html
家荒らし 午後のHRが終わるとすぐに柊姉妹と高良みゆきの三人が卑猥なラクガキだらけのこなたの机を取り囲んだ こなたは恐る恐る三人の顔を見上げる つかさ「ねえ、今日こなちゃん家に行ってもいいよね?」 こなた「え・・・」 つかさ「だめなの?」 こなた「今日・・・は・・・その、お父さん締め切りが迫ってて・・・その・・・うるさくすると・・・」 つかさ「ゆきちゃーん!今日こなちゃん家遊びに行っていいってよ~♪」 みゆき「あら、そうなんですか。楽しみですねうふふ♪」 こなた「あ・・・」 かがみ「つかさ、こなたが何か言いたいみたいよ」 言い終わるとかがみはこなたの腿のあたりを勢いよく蹴飛ばす こなたはおびえる表情をうかべ、紺色のスカートには綺麗に上履きの形が張り付いた 実際今日は家にゆたかも父親もいない つかさ「ん?なぁに?こなちゃん」 こなた「えと・・・」 みゆき「泉さん、行きましょう♪」 かがみ「よっしゃ!行くわよー」 柊姉妹に肩をつかまれ学校を後にするこなた かがみ「そうだ!コンビニよって買い物していきましょうよ」 つかさ「いいね~私、買いたい物あったんだ~」 かがみ「こなた、ちょっと財布借りるわね」 半ば強引にこなたから財布を奪い取るかがみ こなた「あぁ・・・」 かがみ「ああ、あったあった」 かがみはこなたの財布からアニメのクオカードを取り出す こなたは集めたクオカードは財布に入れて持ち歩いていたのだ こなた「あの・・・それ・・・」 かがみ「こういうものは使わなきゃ♪私達が使ってあげるわよ」 こなた「ぇ・・・ゃ・・・やだょ・・・」 三人はこなたの言葉に耳も貸さずにコンビニへ入っていく みゆきお菓子や雑誌をにかごへ放り込み かがみは高額なサプリメントを手からかごへ落とす つかさは少量しか入っていないのに一袋398円もするホタテの燻製を両手にもてるだけ持ってきた 三人ともクオカードに穴をあけるため必死だ もちろんクオカードだけでは足りなくなり、こなたの財布の実弾を使うことになった みゆき「あ、そうでした私カードしか持ってませんの、泉さん電車賃を貸していただけます?」 こなた「あの・・・さっきコンビニでつかっちゃって・・・もう」 みゆき「そうなんですの?嫌ですね、貧乏人は。それじゃあ私はどうやって電車に乗りましょう」 かがみ「大丈夫よ、こなたの財布は空だけど講座は空じゃないから」 さっき奪ったこなたの財布からキャッシュカードを取り出すかがみ つかさ「ねぇ。こなちゃん、暗証番号は」 こなた「・・・うう・・・ひっく・・・」 つかさ「あ・ん・しょ・う・ば・ん・ご・う!」 四人は駅前のATMにいた みゆき「じゃあ、電車賃お借りしますね。泉さん」 かがみ「まずは残高照会ね」 つかさ「いくら入ってるかな~わくわくするね~」 かがみ「9万もはいってるわよ!」 つかさ「やったね!お姉ちゃん!」 かがみ「それじゃあ、全額おろして・・・っと」 残高226円と表記された紙を丸めてかがみはこなたの頭にぶつけた ぶつけられたこなたは俯いたままピクリとも反応しない ようやく駅にたどり着く 三人ともクオカードで買ったお菓子やジュースを飲み食いしながら歩いていた かがみ「私達も電車賃ないから借りるわね、えーと・・・ここからこなたの家までだと・・・一人3万ね」 つかさ「うわぁ~い、お姉ちゃん計算早~い」 みゆき「さすが、かがみさんですね」 かがみ「じゃあ一人3万かりていきま~す♪」 3人は3万円をポケットに入れると定期券を使い改札を通っていった 柊姉妹とみゆきは3人がけの優先席に腰かけホタテの燻製をむさぼり食っている つかさ「ねぇ、こなちゃんも座りなよ~」 みゆき「そうです泉さん私達だけで座っているのは気が引けますよ」 こなた「・・・・・・ぅん・・・」 こなたが向かいの優先席に座ろうとすると かがみ「なんでそんなに離れて座るわけ?私達の事そんなにきらい?」 みゆき「あらあら心外ですね、うふふ」 つかさ「大丈夫だよこなちゃん、こなちゃんがどんなに臭くても私達気にしないから~」 結局こなたは電車の床に正座して目的駅への到着を待つことになった 三人は雑談しながら楽しそうに歩いているが、こなたは俯いたまま無言で歩いている 駅から家につくまでの間こなたは考えていた 三人が家の中に入ったら何をされるかわからない こいつらより早く家の中に入って貴重品などを隠さなければ 家まであと数十メートル 鍵を開けに行くと言い先に家まで走ろうとするこなた こなたが言葉を発しようとすると、つかさが突然走り始めた 運動音痴とは思えない速さで泉家の玄関まで到達するつかさ つかさ「こなちゃ~ん!鍵がかかってて開かないよ~!なんで~?今日はお父さん居るんじゃなかったの~!?」 笑顔のままつかさはドアノブを蹴飛ばし始める つかさ「開かない!開かな~~い!こなちゃ~ん開かないよ」 かがみはこなたの髪を掴むと玄関の前まで引っ張っていき、こなたの鞄から鍵を奪い扉の鍵を開けた 先に家の中に入ろうとしたこなただったが遅かった 鍵が開いた瞬間、三人は家の中になだれ込み みゆきはこなたの部屋のある二階に かがみは一階にある仏間へ つかさはキッチンへと走っていった こなたは突然の事態に驚きを隠せず狼狽する 各方面からは物の壊れる音が鳴り響いていた キッチンへ入っていったつかさは食器を見境なく破壊していた こなた「つかさぁ・・・やめてよぅ・・・」 うろたえながら哀願するが、つかさは破壊行為をやめようとはしない つかさ「こなちゃん!パス!」 突然つかさが投げつけてきたものは包丁だった 包丁はこなたの脇をくぐり長い髪を切り裂き床に落ちた 床に落下した包丁の金属音で一瞬、キッチンを静寂が包む つかさ「あはは、ちゃんと取らなきゃ~」 そう言うと、つかさはキッチンを抜けてどこかへ走っていった 仏間から何かの壊れる音がした こなたが仏間へ向かうとそこには母親のための仏壇が見るも無残な形になっていた 朝、家を出る前にお供えしたお饅頭も潰れ、床にはお線香の灰が散らかっていた こなた「あぁ・・・やめてよ、かがみん!」 こなたの言葉に振り返りもせずにかがみは手刀突きで障子を破り始める こなた「や・・やめてよ・・・ねぇ・・・かがみぃ・・・」 かがみ「あたたたたたたたたた!あはははは!!」 結局、障子が蜂の巣になるのは止められなかった 障子を破り終えたかがみは一枚の写真を取り出した かがみ「こなたぁー、この写真な~んだ?」 こなた「あ!返してお母さんの写真」 かがみは仏壇に飾ってあった母の写真をちらつかせる かがみ「ね~、この汚い写真に写ってるのってあんたの母親?あんたの気持ち悪さって母親譲りなんだね」 こなた「・・・返して!」 かがみ「そんな態度取るんだ」 こなた「返して!!」 かがみ「わかったわかった、返すわよ」 かがみは写真を破り、丸めてこなたに投げつけた こなた「ああ!!・・・あぁ・・・おかあさん・・・」 かがみに髪を乱暴に引っ張られてこなたは二階につれて行かれる こなた「い・・・痛いよぉ~」 かがみ「こっちだってあんたの母親譲りの汚い髪なんて私も触りたくないわよ」 写真でしか見たことのない、だけど大好きな母を口汚く罵られるのは本当につらかった 母の真似をして伸ばした髪の事を罵られることも・・・ 二階へ行ってみると、みゆきとつかさの手によってこなたの部屋は廃墟のように荒れていた ベッドはひっくり返り本棚は倒され中学祝いに父に買ってもらったパソコンも壊されている みゆき「あら泉さん、いらしたんですか?」 みゆきの手には紙の束が抱えられていた こなた「あ!それお父さんの原稿」 みゆき「ええ、そうなんです。隣の部屋で見つけてしまいました」 隣は父親の書斎、おそらく父の部屋もこの部屋同様大変なことになっているのだろう みゆき「泉さん、これ燃やしてきますね」 こなた「だめ!」 みゆき「燃やしてきますね」 こなた「やめて!」 みゆき「じゃあ、ここで燃やしますね」 こなたはかがみに羽交い絞めにされて身動きが取れない みゆきはライターオイルを取り出し原稿にかけると何の躊躇もなく原稿の山に火をつけた かがみ羽交い絞めにしていたこなたを開放する こなたは火を消そうと燃える原稿の上に覆いかぶさった 火を消すのに必死で熱さも感じない つかさ「こなちゃん勇気あるね~」 みゆき「あらあら、そんなに炎が好きなんですか?さすがオタクですね。それもなんかのアニメキャラのまねですか?」 かがみ「こなたぁ~、もっと炎まみれになったらもっとかっこいいわよ~」 かがみはみゆきからライターオイルを奪い取るとこなたにオイルをふりかけた すると原稿の火はこなたの体に燃え移った こなた「あああああ!うあ!あ・・・あ!あつい!いやぁ!」 熱さに身もだえして床を転げ回るこなたをみて爆笑の渦にまきこまれるかがみとみゆき こなたの長い髪の毛は一瞬にしてチリチリと焼けて周囲に焦げ臭い匂いが漂った みゆき「あははは、いずみさん原稿が全部燃えてしまいますよ」 かがみ「がんばれ~!こなたー!」 つかさ「こなちゃんくさーい!!あはははは」 何とか自分についた火を振り払い原稿についた火を消そうとするこなただったが遅かった 原稿は灰になり手に取るとパラパラ崩れていく こなた「うぅ・・・お父さんごめんね・・・ごめんなさい・・・」 ゆーちゃんとお父さんが帰ってきたらどんな顔をするんだろう・・・ きっとすごく悲しむだろうな かがみ「何かもう飽きたわね、こなたぁあんたの家って本当につまらないわ」 かがみは言いながらこなたを突き飛ばす つかさ「もう帰ろうかお姉ちゃん」 つかさは倒れたこなたを蹴飛ばしながら言う みゆき「そうですねこんな汚い家にいるのは不愉快ですものね」 みゆきはこなたに唾をはきかけながら言う こなたはうつろな表情のまま涙を流し倒れていた ヒリヒリ痛む火傷や蹴飛ばされた体の痛みも気にならなかった かがみ「それじゃあこなた、私たち帰るわね。もちろん見送りに来てくれるわよね?」 三人は互いに目を合わせ微笑を浮かべると いっせいに襲いかかりこなたの服を脱がした こなた「え・・・な・・・なに?やめて・・・」 下着もすべて脱がされ生まれたままの姿となった つかさ「こなちゃん高校生なのに生えてなーい!きもーい!」 みゆき「本当に泉さんは気持ちが悪いですね、うふふふ」 かがみ「それじゃあ!みんないこうか!」 みゆきが背後からこなたを羽交い絞めにして持ち上げる つかさが右足を持ってこなたの股を広げる かがみが左足を持ってこなたの股を広げる みゆき「さあ、泉さんこのまま駅まで行きますよ」 こなた「!?」 かがみ「さあ!いくよ!」 こなたは家から徒歩で20分かかる駅までの道のりを恥部を開きながら担がれていく けっして人通りは少なくない・・・道行く人々は足を止めて振り返った もう抵抗する気も起きなかった・・・ つかさ「わっしょい、わっしょい!」 お父さんもう帰ってきてるかな・・・ もう、お父さんとは会えないよ・・・ お父さん独りぼっちになっちゃう・・・ ごめんねお父さん・・・ みゆき「泉さん、町の人たちの注目の的ですよ。こんなにたくさんの人たちに裸を見られるのはどんな気持ちですか?」 そういえば今日は毎週楽しみにしてた深夜アニメの最終回だ 見たかったな・・・ 大好きなアニメだったもん・・・ かがみ「こなた~、もうすぐ駅までつくわよ、楽ちんだったでしょ」 ゆーちゃん、ゆい姉さんもばいばい 私お母さんと仲良くできるかな? かがみ「それじゃあ、駅に着いたことだし”これ”捨てていきましょう!」 みゆき「あらあら、”ゴミ”のポイ捨てなんてかがみさんも悪い人ですね」 つかさ「いーけないんだーいけないんだー♪」 かがみ「そうね、ポイ捨てはよくないわね。それじゃあこのゴミ箱に捨てていきましょう」 駅に備え付けられたゴミ箱に裸のこなたは放り込まれる かがみ「それじゃあね~こなたー」 つかさ「ばいばーい、こなちゃん♪」 みゆき「それでは失礼しますね泉さん、できれば明日は登校してこないでくださいね。臭いので」 かがみたちは電車に乗り込み楽しく雑談しながら家路についている 裸の少女が電車に飛び込んだのはかがみ達が電車に乗り込んだ後だったので、彼女達の足に遅れは出なかった
https://w.atwiki.jp/cheese/pages/45.html
ういっす!! エロナース!! プチろぼど、貴重な体験でしたねー むきょー さて、さて、☆アニメ、いろいろ始またね、チェック、○うみねこ イイッスね、あのメイド服、見る。○化物語 いきなりパンチラ、ムゴシーンあり、背景素敵ね、見る。○CANAAN アクションかっこいい、話、むつかしそう、見る。○海物語 んーいっか。○青い花 言わずとも、永久保存版。○東京マグニチュード 見るね、先が気になる。デス。ハルヒ、引っ張るねー ループネタで、それよか、"Phantom~Requiem for the Phantom~"が、じわじわと面白くなってきて、今じゃ、まちどおしいくらいに、見てみて。 -- 九魔 (2009-07-11 23 23 31) うぃーーっす!!お土産、DVDたくさんアリガト。里子に迎えた二人のリボさん可愛がります。アゾンのブーツ同じの持ってました。 -- k (2009-07-13 20 30 49) 『うみねこ』。第2話までみますた。謎解きっぽいのでやっぱストーリーは書かないほうがいいんだべな。ただ、『ひぐらし』と関係がありそうな感じは今のところ全くしないです。んまぁ、そんなとこ意識してたら楽しめなくなっちゃうので、その件に関しては記憶を消去します。けっこうシリアスな内容なのに、EDの歌聴くとどうしても笑ってしまう。。。 -- k (2009-07-13 20 31 37) 『カナン』。超凄いクオリティー!とにかく凄い!話も面白い!「映画並みかそれ以上!」って気がする!!実は、今期始まったアニメではオイラにとってイチバン魅力的で期待大な作品!!いつもこればっか言ってる気がするけど、最近のアニメってスゲーなぁ。。。 -- k (2009-07-13 20 32 16) 『青い花』。第2話もみました。初回をみてオイラが勝手に見積もっていた以上に、本格的に「百合」なお話しだったんすね!第二回の最後の方のセリフ。「確かに素敵なところ。寄宿舎、お茶会、ローズパーティー、密会、降霊会、図書館の張り出し窓。どうしよ~。大好きだワァ~」これイイ!!オイラの中の今年の流行語大賞最有力候補!まだ流行はしてないけど。。。 -- k (2009-07-13 20 32 45) 『マグニチュード』第一話見たッス。続き気になるねぇ!オープニングの廃墟みたいな東京の絵、好きっ!地震発生のシーン、揺れ方、妙~にリアル。小学生の頃『はだしのげん』の映画を見たとき、原爆が投下されたシーンで感じた恐怖感をちょっとだけ思い出したデス。 -- k (2009-07-13 20 33 07) 『ハルヒ』。引っ張るよねぇ。。。第15話見ますた。ストーリーについては書かないけど絵についてだけ書いていい?今回、なんかいつもと絵が違うの。男性キャラはそうでもないけど、ハルヒとみくるちゃんが妙にカワイイ。妙に魅力的。みくるちゃんが泣きじゃくるシーンがあるんですが、超かわいいんです!!!で、どうも作画が『けいおん』風になってたみたい。だけど、長門だけは妙に疲れてやつれてるように見えたの。。。 -- k (2009-07-13 20 33 27) 『ファントム』。一気に第一話から最新の15話まで見たお!面白いねぇ!ストーリーと言うか主人公の心情とかにどっぷりと引き込まれる感じ。ガンアクションもスバラシス。アイン、長門的(綾波的、薔薇水晶的)無口で無感情で可憐なのに強いキャラは、あまりにも長門的すぎていかがなものかと思ったけど、見ていくうちに全然そんなのどおでもよくなったれす。さらに瑣末な話ですが、死にかけて復活した主人公が「ホスト」っぽくなってたのチト笑ってしまったです。あと金髪ツインテール少女に「れいじィ~!おかえり~!」なんてセリフを言われてしまうと、オイラの脳は『こじか』を連想しやがるようです。 -- k (2009-07-13 20 33 52) 『大正野球娘』。3話まで見たヨ。 小梅ちゃん、超かぁいい!今期最萌え。初回の初っ端、にぱーっとした笑顔で歌に合わせてメトロノームみたいに体を左右に揺らしてるところなんざ、「はうぅぅ~ん!おもちかえりぃぃぃぃ!!」な気分で見させていただきましたですワ♪ -- k (2009-07-13 20 34 54) 『化物語』。一話見たナリ。基本が「憑き物落とし」な感じで京極夏彦の「京極堂シリーズ」と被ってるけどそんなにハードでタイトな感じじゃないナリね。ここだけの話、演出の魅力で引っ張ってる気がする。第一話の文房具武装っぷりを見て思い浮かんできた、こないだのダークサイドでも我々ろぼどメンバーで合唱した曲のPVをペタリ。http //www.youtube.com/watch?v=c3arPnkOYT4 fmt=18 -- k (2009-07-13 20 35 17) 『まりほり』、ダークサイド明けの日、中断してた続きからだけじゃなくて、改めて第一話から全部見ちゃいましたー!流石九魔。「K、こういうの好きそう」と言って進めてくれた通り、大好だワァ~。設定とかもモチロンいいんだけど、ノリがね、なんか懐かしい心地よさがあんのよ。何だろうと思って考えてみたんだけど、たぶん、「超絶ハイテンション」なとことかとかが、オイラ的アニメベスト5には確実に入ってる『こどちゃ』に近いとこがあるからかも。そいえば、なんで見るの中断してたんだか自分でも思い出せない。。。 -- k (2009-07-13 20 35 33) 新房昭之さんてしとは、音楽のPVや、ポスターとか広告系のアートを意識してる感じれすねぇ。リアリティーや萌えよりも、不自然でもかっこよくて目を惹く構図や配色とか、タイポグラフィーな感じで文字を効果的に使うとことか、オイラ的には「大好きだワァ」。一部の視聴者からは、「俺って凄いだろ」的な「俺の演出は他のヤツラとは違う」的な鼻につく感じとして見られていろんなヤッカミがとか出る杭は打たれる的な非難が、エヴァのときの庵野監督みたいに飛んできたりしてるんじゃないかと思う(実際、『化物語』コメントつきの動画で見てたら「駄作」だの「中二病」だのと書かれてた)けど、逆に、美術系な人はちょっと飽きる演出かも。なんか褒めてるんだか貶してるんだかわかんない書き方になってしまいましたが、オイラは大好きだワァ~。ゴーイングマイウェイで突っ走って欲しいです。 -- k (2009-07-13 20 36 00) 「月夜のサアカス」。雰囲気のある、いい感じのお店だったのだワ♪「ステキ!」の一言に尽きます。サイトも見てみました。シンガーの足踏みミシンに腰掛けたドルフィーさんを眺めながら、落ち着いた雰囲気の綺麗なメイドさんに入れてもらった紅茶をのんだりして、とっても素敵な時間を過ごさせていただきましたワ♪まだ開店して間もないみたいなので、内装がちょっと真新しいようなだだっ広いような印象もあったけど、これからどんどんお店のコンセプトに染め上げられてディープな感じが出てくるんじゃないでしょうかね。予想と言うより希望かもしれないけど。。。うん、もうちょっと薄暗くてゴチャゴチャ混沌とした感じでもいいかなって気がしないでもないです。カードのデザインも制服のデザインもすごくイイ!そして、メイドさんがこぞって美人さん!びっくりよ!お会計のときにチラっと覗いた歯列矯正器具。ちょっとドキドキしました。。。それと、客層が、普通のサラリーマンぽい人とか、一人で来てる女性客がいたりして秋葉圏内とはいえ上野寄りだとちょっと秋葉のノリとは違うかもなぁってきがした。いいお店見つけてくれたぜ!九魔、ぐっじょぶ!!「月夜のサアカス」、どうしよう、大好きだワァ~♪ -- k (2009-07-13 20 36 43) それとは打って変わって、次に入ったお店は。。。ほんと貴重な体験て感じよね。ちょとさぁ、お店の実名出さないからさぁ、どんなことがあったか軽くここに記録しといていいすかね?メイドカフェとかコンセプトカフェ(バー)に慣れてないオイラとしては、「えぇ?こういうお店ってこんな感じでいいんですか」って思ったですよ。マズかったら言ってくださいすぐ消しますです。 -- k (2009-07-13 20 38 53) エーっとまず、「”患者様”、二名様ご来院で~す」と案内されて席に着くや否や、九魔の正面、オイラの背面のカウンターの方から何やら不穏な単語が。今確かに言ってたよな、「精子」がどうのこうのって。わが耳をちょっと疑いましたけど、その後も何遍も聞こえてきました。「ケミカル精子」「蛍光色の精子」「あたしの髪にぶっかけ」とか。。。カウンターの常連客と思しき人と一人のナースさん(以下「エロナース」)がそんなエロトークを繰り広げてるわけです。そういうお話があっけらかんとできるってことは淫靡な感じじゃなくてむしろ健康的でかもね、なんて思いながら九魔と苦笑いしながら世間話的なことをして「とりあえずビール」で生をふたつとツマミをオーダー。しばらくすると件のエロナースさんが我々の席に来ておどけたポーズで一言「ごめん”客さん”生、切れちゃった~」とのこと。改めてドリンクを決めてオーダーしなおしたりしたわけですが、このぐらいならまぁそんな貴重な体験でもないと思う。こっからがけっこう珍しいんじゃないだろかと思います。店内は我々も含めてまぁ秋葉らしいお客さんばかり9人ぐらい。カウンターに3人ぐらい。カウンター前のふたつのテーブルに1人づつの2人。カウンター横のテーブルに2人。そしてカウンター斜め前に我々。だったと思う。正面の九魔とまた世間話なんかしつつ後ろのカウンターの会話にも聞き耳を立てたりしてました。もちろん、エロナースさんはエロ単語の弾幕を張りまくってるわけです。男性器を表す単語なども飛び交っております。それに応戦するカウンターの常連さんはどうもオイラの聞く限り仕方なく話を合わせてるようにボソボソとポツリポツリと恥じらい交じりに声を発してる感じなのでした。ちなみにその常連さんはエロナースさんから”おまえ”と呼ばれていました。そしてしばらくしたころエロナースさんの発する今までと違ったトーンの声に度肝を抜かれました(大袈裟?)「あ゙~ん!あ゙~ん!あ゙~ん!」どう聴いてもアエギ声です。ほんとうにありがとうございました。オイラは後ろを振り返って見ると見ちゃいけないものが見えてしまいそうなので、正面の九魔の反応だけ見ていました。爆笑していました。。。後で九魔に聴いた所によると、このとき何が行われていたかと言うと、他のナースさんがおふざけでエロナースを羽交い締めにすると、なぜかエロナースさんは自分の股間を手でまさぐるポーズをして件の声を上げなさったそうです。まぁここまでは、アキバのカフェとはいえ、お酒を出すお店ですから、ちょっと羽目をはずしたようになることもあるかもねって感じかもしれません。ちょっともう時間がなくなってしまったので続きは明日書きます。あと七夕の翌朝、桐朋学園の女の子二人に話しかけられたです。その話も。じゃまた。 -- k (2009-07-13 20 40 33) 時間の都合で中断してスマンスマンです。そうそう、「エロナースさん」なんて呼んじゃってますけど、この方キャラ的にはエロいというより、どっちかっつーと強気で勝気で、かなこをいじってる時のまりやみたいなSキャラがデフォって感じかもでしたね。あと、もう一人の小柄でほっそり華奢なナースさんもいいキャラで、エロナースさんの突っ込み役というかなだめ役みたいな感じでカウンターの中で二人で掛け合いをしてはりますた。ノリてきにはゆるい感じで我々のことを”おにいさん”と呼んでたんですが、「お兄ちゃんッ♪」って感じじゃなくて、ちびまる子ちゃんっぽく「ちょっと、おにいさ~ん」てなノリ。我々はこのお店でそれぞれ3杯のドリンクを飲んだ。一杯目がこのマル子さんの作ってくれた蛍光色のカクテル。夜勤明けのオイラはこの一杯目でかなり酔いが回ってた。二杯目が、一番気になるセクシーな赤いメガネのナースさんがお勧めしてくれた梅酒。三杯目が、「ペース速いですねえ」と言ってしばらく普段のこのお店の様子についていろいろ話してくれた、ナースというより女医さん風なお姉さまに注文した別バージョンの梅酒でした。で、お話の続き。我々は居酒屋的に普通に飲みながら、仕事の話や空気清浄機・除湿機の話なんぞしたり、代わる代わる来てくれるナースさんにお相手してもらったりてな感じだったのですが、常連さんたちはけっこうほったらかしで、ワンオーダーだけしてあとは孤独にゲームしたり携帯いじったりカウンター内のトークを聴く観客になったり、たまにボソッとリラックスした感じで話したりしてました。で、あえぎ声の一件からしばらくしたころ、そんな常連さんの一人が憮然とした面持ちでやや大きな声で発言を始めた。「ちょっといいかな、あくまで俺の個人的意見なんだけど」と言う感じの前置きをして、「最近の○○(エロナースさんのこと)、ちょっとやり過ぎなんじゃないか?さっきのカウンターでのあれ(あえぎ声の一件)とか、ちょっとどうなんだよ?」と、エロナースさんに苦言を呈し始めたのでした。他のナースさんも「私もちょっとそう思う」的なことを。マル子さんは「○○が暴走した時はあたしゃいつも、”われ関せず”だよ」とのこと。エロナースさん完全に孤立状態。でも流石は勝気なエロナースさん、「あたしはそんなに悪いことしたとは思ってない!」。そしてこう来た「あの”一見さんたち”も喜んでた!絶対この店に馴染めるよ。あたしには分かる」。うぉ、我々がエロナースさんの盾にされている。。。・・・大体そんな感じでしたよね?初めて入ったお店での楽しい経験♪ -- k (2009-07-14 23 14 48) 楽しかったね、エロエロと、さて、さて、今月、もう一度、ダークサイドどうすか? 7月26日、日曜日、今度はぷちじゃなくてね、ただ、翌日、九魔の家にエアコン掃除の業者が来るので、始発キッチリに帰るけど、どうすか? ムフー シスターカフェがあるらしいぜ。 -- 九魔 (2009-07-17 01 57 48) 了解でーす!始発キッチリさんで。そいえば、こないだのダークサイドでなぜか”Don t say lazy”を歌い忘れてたのですわ。”HANAJI”は歌ったのに。。。最近ちと仕事の終わりが遅いです。お昼近くになってしまってる。。。20日は相変わらず休日出勤だぜ!シスターカフェのシスターってやっぱ”修道女”のほうのシスターだよね?ルルーシュとかあーちゃんのお兄ちゃんが大好きな方面みたいなのじゃなくて。 -- k (2009-07-18 22 30 06) 今週のアニメは、『青い花』『マグニチュード』『化物語』がやたら面白かったです。『化』は、絶望先生・まりほり的なオイラ好みの超絶饒舌なノリで、会話中心で、ビジュアル的には、その会話に付けたオサレな挿絵って感じで新鮮だったれす。 -- k (2009-07-18 22 40 06) シスターは修道女的デス、”セントグレースコート”というカフェです、サイト見たけど、アミューズメントカフェだそうです、むージョブチェンジとかよくわからんデス。月2回ダークサイドは異例ですね、たぶん、8月は暑いという理由で開催しないと思うデス、わからんけど。★アニメ 「化」は、なんか、実写の絵がはいっていたりして、気になりました、あんまし好きじゃないです、ああいう演出、主人公の声、絶望先生だわね、そーいえば。 -- 九魔 (2009-07-20 22 52 16) はぅ~。お金が全然無いです。8月は、アキバじゃなくて、市民プールに行ったり、浴衣を買いに行ったり、盆踊りに行って金魚すくいしたり、花火をやって「柿崎ーー!!」と叫んだり、肝試ししたり、蝉取り合戦したりしようか¥ -- k (2009-07-22 23 55 04) 心配するな。 -- 九魔 (2009-07-23 18 03 35) ところで、当日、何時に しよか? -- 九魔 (2009-07-23 18 06 36) 2時半とかじゃ遅いっすか? -- k (2009-07-23 21 46 21) 2時にするか、ラジカン前にど? -- 九魔 (2009-07-24 15 17 02) おkです。たぶん一旦家帰って風呂入ってからで2時ぐらいになるかなと思ったけど余裕を持って2時半て言ってみたです。2時でりょうか~い! -- k (2009-07-24 15 25 40) 某掲示板のアクセス規制が解除されてちょっとそちらの方に復帰してみてる今日この頃です。名前と「ザ・ストレンジ」なキャラはそのままに、今回は「アニミズム」みたいなことをテーマにちょびちょび書き込んでます。 -- k (2009-07-24 15 28 57) だいぶ前に書いた「紗南」ってキャラです。「ストレンジ」だけじゃなくて、「腐」とか「痛」な風味も付けて見ました。そこで懇意にしていただいていた方(仮に「ゾ」さんとお呼びします)が、紗南の復帰に対して割と素っ気無い反応で、なんか寂しいなぁと思ってたら、しばらくして今日、「ピカレスクロマン」なキャラで登場なさいました。これからが凄く楽しみれす。「noblesse oblige! 今後もあなたが救世主たらんことを!」とゆいたいです。 -- k (2009-07-24 15 40 23) わけ分からん話してスマンです。ところで、アニメの話なんだけど。『ハルヒ』、「やっぱりそうか」と思いながらやっぱり見ちゃう。チャレンジャー過ぎ。。。どう落とすのか、どう落とし前をつけるのか。どんどんハードルが上がってる気がしてヒヤヒヤドキッチョですよ。あと『カナン』が今期で一番期待大だッて言ってたけど、『マグニチュード』が思いもよらず面白すぎる!勿論アニメはアニメなんだけど、なんかすげーリアルというか、見てるこっちが異様に感情移入できちゃうというか。んで、起こってる出来事の規模がデケェから、超ド迫力に感じるんすよ。生々しくビンビン伝わってくるんですよ。あの兄弟の家(世田谷の砧)もオイラの家からチャリだと15分ぐらいでけっこうご近所だし。『マグニチュード』、思わぬ伏兵って感じですワァ~♪ -- k (2009-07-24 15 54 10) もちろん『青い花』にも毎回ドキドキですワァ~♪ -- k (2009-07-24 15 55 26) そうそう、あとなんかね、『マグニチュード』の弟くん、ゆうきくんがさ、たまに、ジワッ、ジワッとくるんですよ涙腺に。なんでだろう。。。 -- k (2009-07-24 16 07 59) パソコンでメール出した、届いた? -- 九魔 (2009-07-25 19 02 57) 送受信押してないのに、いつの間にやら、送信済みになってた、くそだぜ、まったくうwinはよ。 -- 九魔 (2009-07-25 19 06 55) 受信しますた!うp! -- k (2009-07-25 22 20 43) あれ!お店でパッと見たときは、「カントリー」な雰囲気かと思ってたけど、ちょっとゴージャスな感じの縦ロールだったんだね。ヅラ交換たいへんだった?そいえば、オイラもボークスでちまさんのヅラ買ってたけどまだ未開封でした。。。パジャマも未開封。。。ひどいな俺。ごめんヨ、ちまさん。 -- k (2009-07-25 22 31 58) 楽しみなり、ダクサイド。 -- 九魔 (2009-07-26 00 22 36) ダークサイド乙!今回はオイラにとってかなり刺激的なダークサイドでした。刺激的過ぎて、最後のパセラでの呪いタイムでは少し寝てしまいもうした。スマンです。。。こくまろ、制服の見た目もミルクサービスも刺激的だったけど、スカートがふわふわ横に広がってて、何度もオイラのボディーに直接接触してくるもんだから、触覚的な刺激も受けてしもたよ。薄暗い照明、壁にちょうどお客さんの目線の高さに細長く張り巡らされた鏡、いいね。そだ、あとから思ったんだけど、箸とか取り皿とか、言わないと持ってきてくれないってのは、お客さんが店員さんに話しかけたり来てもらったりする機会を増やすためにわざとサービスでやってんじゃないかなぁ、とか。で、次のお店。ナースタイムの視覚的刺激!!あの席、最高のポジショニングですた!!前回行ったときはあんなワカメちゃん並の短い衣装だとは気づかなかったですよ。あと、『こじか』DVD。みみちゃん、、、やるとしても、しゃがんで軽く「お母さんが赤ちゃんに」みたいな体勢でだろうと思ったら、まさかそんな、、、自分が下になって、そんな体勢でだとはッッ!!レイジよ!あんまり黒くならないで!悪いコトしちゃダメ! -- k (2009-07-27 19 57 00) こじか、なんか、話はいまいちだったな、最終巻?まだ、BOXに空きがあるんだけど。 -- 九魔 (2009-07-30 05 11 28) ダクサイド楽しかたね”こくまろ”はいいね、通いたいデス。えろナスさんのとこも刺激的でしたね。今度はリフレ系行きましょか、あと、ぴな、グレスコ、とか。うひ。 -- 九魔 (2009-07-30 05 22 14) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/niconicokaraokedb/pages/3379.html
締め切り前日のおまいら しめきりせんしつのおまいら【登録タグ クリエイター 作し】 曲一覧 Morning glow コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/uncharted3/pages/74.html
武器配置 宝物 プロクリアの流れ コメント 武器配置 橋を渡った先の首絞めSG地帯の真ん中 Wes-44 左の小道にも Wes-44 二つ目のコンテナがあるエリア、入り口近くの屋根の上に Tau 左の高台に Dragon sniper 小屋地帯 Tau×3 最後のエリア、スタート地点の左側茂みの中 ハンマー 小屋内 Tau 小屋の左あたり Wes-44 宝物 ボス 出現タイミング 宝物 カーペットボム仮面 小屋地帯 頭がい骨(シルバー) ライオン(象牙) ハンマー仮面 最後のエリアの手前 頭のビーズ(シルバー) ライオン(シルバー) ドラザ中尉 最後の石板を入手した後 ヤマの頭像(シルバー) ライオン(ゴールド) プロクリアの流れ スタートから最初の箱を開けるまで 初期状態では全員武器を何も装備していないので後ろ向きのザコを倒すか、落ちているものを拾って武装 出現する敵の数は多くないが場所が狭いので格闘攻撃で落としてくる敵の爆弾や味方誤射には十分注意しよう 敵を倒し終わると箱を開けるイベント発生、僅かでも箱を叩くと敵増援 二人スタート地点まで戻り、残った一人が箱を叩くというのもあり 箱の周辺は隠れる場所が少ないので場所を移動して戦おう、RPG兵が橋の上に一体だけ出現するので注意 強引でも箱を開けきれば増援はこなくなるが全滅させてから箱を開ける方が安全 箱を開けて敵を全滅させるとチェックポイント RPGが下に落ちている場合があるので確認しておくとよい 梯子を上ってから焚き火のある場所での戦闘まで 全滅後の再開でなければ先ほどのRPG兵のRPGが橋に落ちている、橋を渡って段差を超えると盾兵が二体。先ほどのRPGか手榴弾で一掃 2つ目の橋の奥から装甲兵と雑魚数体がやってくる 腕に自身があるなら敵が橋を渡りだす前に橋にぶら下がり、敵が橋を渡りだしたら引き落としで倒すといい ただし失敗すると大変助け辛い場所に落ちてダウンしてしまうので自信が無いなら正攻法で 時々橋を降りて後ろから回りこんでくる敵が居たりするので後方警戒も怠らずに 奥へ進むと窪地があり、ハンマー兵一体と敵複数が待ちかえている 窪地に降りると大抵蜂の巣かチョークスリーパーの餌食になり味方の足を引っ張るので降りないように 窪地左の小道を突きあたりまで進むとWes-44があるので、倒木に隠れながらカバー撃ちすれば頭数は大分減らせる チョークスリーパーにも襲われにくいポイントなのでお勧め その代わり、少なくとも一人は窪地手前で敵を引き付ける必要がある 尚且つダウンすると助けにくい位置でもあるので、無理はしないこと ハンマーは意外なほど当たってしまうので優先撃破を狙いたい、一人だけ高台に上るので狙うのは楽 しかし前に集中すると上ってくるチョークスリーパーに捕まってしまう後方警戒は大事 全滅させればチェックポイント 運がよければハンマーが取れる位置に落下しているので拾っておく 広場での戦闘 今までと比べて開けた場所での戦闘になる、梯子を上った場所にはスナイプ向きの高台もある しかし、ここは一番最初のテントで三人キャンプして闘う、余程腕に自身が無い限りは絶対に前に出ないこと 最初に出現する敵を倒すとカーペットボム兵が出現するムービーが入る、まず正面高台に出現するスナイパー一体を倒す ザコも数こそワラワラ出てくるがさして障害にはならない、落ち着いて対処しよう カーペットボム兵とザコを一掃すると一旦休止、箱を叩くと敵増援 基本ザコしかいないので大したことはないが正面と後ろ高台に出現するスナイパーには注意 箱を開けきって敵を全滅させればチェックポイント Wes-44が1つ、Tau-Sniperが3つ配置されているので使ってない場合は拾って次に持ち込もう ここで余裕があればドラゴンスナイパーを残して次に持ち込む。上級者がいるなら譲ると良い 段差のある場所での戦闘 進むと少し低い場所に水場があり、こちらから見ると谷の形のような場所で戦闘になる ここでハンマー兵が一体出現、狙おうと思えば引きずり落としで一撃撃破出来ないこともない ただし、高低差の関係上倒したときに落とされる敵手榴弾の対処がシビアでミスれば瀕死 安全策で行くなら進まずに手前側から遠距離で戦おう、後ろからチョークスリーパーが出てくるので注意 しかし、ドラゴンスナイパーがあればあっさり倒せる。 反対側に上るとザコが数体、倒せば奥にチェックポイント ベースキャンプからボス戦まで 敵ベースキャンプにたどり着くとイベントで箱を二度開けることになる 一個目はまずスタート地点直近の所と、そこから少し右に行った所の高台からひたすらにザコを掃除する クロエの「キリがないんだけど~」というセリフが入ったら約半分といったころ スタート地点直近の高台から左に降りて進むとハンマーが配置されているがボス戦で使うので取らないように ある程度倒し続けると一時的に敵が静かになる。箱を少し叩くと敵増援、出現してくる場所が箱に近いので注意 沸くポイントは決まっているので出来れば事前に覚えておき、出現直後に処理できるようにしたい 多少強引でも開けきればチェックポイントなので状況を良く判断しよう、開けたら二個目に移る 1個目を開けるとすぐに増援が来る。小屋から見て真ん中の高台とその左の高台に定期的にRPG装甲兵が沸くようになっている 隠れる場所の多い小屋がある程度安全ではあるが、相手の射線を遮るものが少ないので油断するとあっさりダウンするので注意 小屋から出て左側にある水辺が最適。傍にある木箱の上からならRPG兵が狙ってこない上にこちらからの射撃が通じる。 大きさの関係上1人しか乗れないので、DragonSniperを持っている味方がいるなら譲る 一度倒しても、もう一度間を置いて出現してくるので油断しないように。箱を開けきればチェックポイント。そしていよいよ最後のボス戦 次のような攻略方法もある。 1個目の箱を壊す時は、テント内部かテント周辺で、3人で敵を排除するのも有効。 1個目の箱を壊した直後、一目散に、テント内から見てすぐ左の水辺に移動。 2個目の箱を壊している間はおそらくここが一番安全、RPG兵が沸く高台からも死角になっている 下に湧く敵も倒しやすいし、RPGも飛んでこない。 茶色の木箱の上に乗れば、RPGの攻撃を全く受けることなく、RPG兵を狙い撃ちにできる。 2個目の箱を壊しているプレイヤーも敵が湧き出したら一旦ここに避難すると良い、高台やテントは安全とは言えない。 テントはRPGが直撃するので論外 箱を開けて敵を全滅させればチェックポイント。配置されているハンマーを1人が拾い、残りの2人もRPGを持てるだけ持っておく。 ボス戦 ボスのドラザとの戦いで厄介なのはドラザよりもRPGを持ったアーマー兵、最優先排除 またかなり頻繁に羽交い絞めアーマーが出現する為、単独行動は非常に危険 テント反対側の土嚢が積んである高台は最初の内は安全だが 狭い上に敵の大半がどんどんこちらに接近してくるタイプなので、あっという間に敵が登ってきて収拾がつかなくなる 高台の近くにある長い梯子を登った先には見張り台があり、数個だけ武器が配置されている ここならボスも羽交い絞めも登ってこれない上、敵の攻撃も当たり辛いので安全と思いがちだが 武器の補充が一切出来ないため、敵の体力が総じて高い上級、及びプロでは弾薬が尽きてどうしようもなくなる 攻略法はズバリ速攻ボス撃破、ボスさえ倒せば増援は来なくなる 逆に時間を掛けすぎると、上にも書いてあるがRPG兵やら羽交い絞め兵やらがどんどん沸いてきて手に負えなくなる 誰か一人キックバックのスリー・マン・アーミーを準備して発動、三人がかりで打ちまくれば一瞬で倒せる クラスターボムがあるならドラザの近くに特攻し、足元にクラスターボムを投げ込むといい。倒せなくとも殆ど瀕死になる こうなってしまえばもう勝ったも同然、ザコを油断せずに掃除すればよい 次のような攻略方法もある。 「あのかわいそうな男」がいた高台も良い(このエリア内に来た時に見える最初の高台)2人以上で行くのがベスト。 高台丸太に隠れながらドラザを探そう、大抵は高台の下にある丸太辺りにドラザが来るので 丸太の左はじからクラスターボムを投げ込んだり、強武器で瞬殺してしまおう。 コメント 名前 コメント 水場はチョークスリーパーが怖いので広場まで戻って戦うのもいいよね(2人プレイだと特に) -- 名無しさん (2013-03-31 20 58 16) コントローラーが2個あれば、画面分割で1人で揃える事が可能。首絞めに注意! -- ティム (2012-04-11 19 26 00) どの宝が出易いと言うのはない。ただ、序盤の宝はトライ回数が必然的に多くなるので、出易く感じる事はある -- ティム (2012-04-11 19 20 49) ↓同じ人? -- 名無しさん (2012-03-30 21 44 01) ライオン(象牙)は一番出易く、ライオン(ゴールド)が真ん中くらいで、やはり一番出にくいのはライオン(シルバー)っぽいです(体験談) -- 名無しさん (2012-03-30 19 30 41) ライオン(シルバー)は一番出易く、ライオン(象牙)が真ん中くらいで、やはり一番出にくいのはライオン(ゴールド)っぽいです(体験談) -- 名無しさん (2012-03-30 11 15 07)
https://w.atwiki.jp/higumaroyale/pages/362.html
オゾノ・コブラノスキーはおじいちゃんの臨終を見ました おじいちゃんは「無し」になりました 神父さんは空を指さしました 神父さんのさす指の先には膨大なサイズがありました サイズがあまり膨大なのでオゾノ・コブラノスキーは悲しくなりました ご臨終は目の事件でした ご臨終は言葉の事件でした ご→り→ん→じゅ→う サイズの終着点は「知らん」でした オゾノ・コブラノスキーは終着点から見た「知ってる」の「有り」でした オゾノ・コブラノスキーは大きく大きくおーーーーーーきく時計のネジをまきました するとオゾノ・コブラノスキーの目から銀の棒がにょきにょきとのびました オゾノ・コブラノスキーの口から銀の棒がにょきにょきとのびました あっという間におりになりました オゾノ・コブラノスキーはかごのカナリアになりました カナリア・コブラノスキーはかごから逃げる計画をたてました かごの構造を知るために展開図を描きました 展開図のかごから逃げるにはカナリア自身も展開図になる必要がありました 首尾よくカナリア・コブラノスキーはかごから逃げました ところがどっこいしてカナリア・コブラノスキーは死んでしまいました 飼い主とえさの展開図を描き忘れていたからでした そこで今度はかごとカナリアと飼い主とえさの展開図を描いて首尾よく逃げました ところがどっこいしてカナリア・コブラノスキーは死んでしまいました 何度も死ぬなんてこれは夢にちがいないと思いました ほんとうに首尾よく逃げるにはかごとカナリアと飼い主とえさと夢の展開図が必要でした カナリア・コブラノスキーは夢の展開図を描こうとしましたが不可能でした カナリア・コブラノスキー=オゾノ・コブラノスキー カナリア・コブラノスキーの空間≠夢を見ているオゾノ・コブラノスキーの空間 悪夢にうなされているオゾノ・コブラノスキーに死んだおじいちゃんから手紙がとどきました 書き出しはこうです 「日付:本日ただ今この瞬間 おじいちゃんへ オゾノ・コブラノスキーより」 空間がぶりゅむける瞬間wへ_√レvv ̄─ (平沢進 『カナリアの籠展開図ぐるりと回る360度期待は記憶気のどくだねオゾノコブラノスキーpart3(Canary)』より「BLUMCALE 3“カナリア”」) (Blumは独語で“花”の意) ∈∈∈∈∈∈∈∈∈∈ これをよむのは、この施設の研究者だろうか。 それとも首尾よく潜入に成功した、実験とやらの参加者か。 少なくともそれは、魔術の心得がある者だ。 誰だっていい。 ぼくの名は衛宮切嗣という。魔術師だ。 第四次聖杯戦争のマスターとしてよばれ、 そして「聖杯」を起動させる魔力を集めるため、この研究所にラチされた。 同じくラチされたのは、ぼくを含め5名。 ヒグマが反乱を始めたらしい。 できるかぎり抵抗してみるが、おそらくムダだ。 礼装もない。 武器は全てとられた。 今、言峰がおりをこわして逃げた。 時間がない。 ただヒトの生存を祈って、ぼくが知るかぎりの有用な情報を記す。 ①ここには万能の願望機である「聖杯」がある ②聖杯降臨の術式を施設全体に布いたのは「シバ ミユキ」という魔術師 この術は、地脈の大魔力(マナ)を、ぼくら魔術師を経由して施設と聖杯に供給するものだった。 「実験の安全を図る制限結界の術式」とは彼女の言だが。まず間違いなく建前だ。 敷設あとのぼくらは、いわば並列電源の一部となった。 ぼくらがいなくても術式は動き続けるだろう。 だが。 ――その術式には、時計塔のロード・エルメロイが気づいた欠陥がある。 ∈∈∈∈∈∈∈∈∈∈ 「……おい、聞こえているかね。アインツベルンの犬」 「……今までこの檻越しに、何回喋ってきたと思っているんだ」 くしゃくしゃになった小さな手帳にペンを走らせる手を止めず、男は聞こえてくる声に返答した。 男が背を預けるのは、薄暗い保護室のコンクリート造りの壁だ。 その隣の部屋から、正面廊下に面したドアの切り欠き越しに、嘲りを含んだ囁きが届いてくる。 「フン、魔術師の風上にも置けんヤツが生意気な口を利きおって」 「……だが、役にはたったろう?」 「……ああ、この私に、ロード・エルメロイとしての矜持を取り戻させてくれる役にはな」 隣から、キィキィと車椅子の車輪を軋ませる音が聞こえた。 その声は嘲りの中にも微かに、感謝の念を含んでいるようだった。 「……あのバカ弟子と教会の男は逃げてしまったようだが、貴様は行かないで良かったのか? 奴らは気づかなかったようだが、ヒグマごとき、もはや私一人で十分誅伐を下せるぞ。貴様のおかげでな。 後で奴らの驚く顔を見るのが楽しみだ」 「はは……、それはすごい自信だ……。悪あがき出来れば、言峰とベルベットが逃げる時間稼ぎにはなるかもな」 嘲りを返すのは、今度は男の方だった。 彼の握る手帳には、既に自分の死を予期した文面が記されている。 隣の声は、その言葉に、怪訝な色を含んで言葉を投げてくる。 「……何だその口振りは? 貴様も、魔術の心得ある身だろうが。 不条理の結果とは言え、私をこうして再起不能寸前にまで追い込み、そして再起させた貴様が……。 ――我々が『死ぬ』と思っているのか!?」 隣の保護室の声は、ガラス障子を叩いたようだった。 その先には、ちょうど男の部屋とは斜向かいの位置に、前後不覚のままげろげろとバケツに吐瀉物を垂れ流している青年がいた。 「――死ぬとすれば、あの自衛もできぬ、間桐の小倅だけだろう! 何を言っている!」 「……いや、彼は殺されないよ。僕らとは違い、彼はまだ魔術師として機能している、『参加者』のマスターだからな」 「なにッ……」 隣の声は、暫し逡巡していた。 男の発言は、まるで自身が『魔術師として機能していない』と言っているかのようだった。 そしてまた、まるでヒグマが『襲う対象を区別する』と言っているかのようでもある。 隣の人物は再び声を落とし、男に向けて、低く囁きかける。 「……私との戦いの後、何か、あったのか」 「実を言うとだね、ケイネス・エルメロイ。僕は、君の死を確認しているんだ。そして、言峰綺礼もこの手で殺している」 「――なんだと!?」 「……聖杯も、間近で見たさ。それから溢れる、汚濁にまみれた泥もかぶった――」 男――、衛宮切嗣は、隣の部屋にいる死んだはずの人物に、そう呟いていた。 衛宮切嗣の体は既に、魔術師としてはおろか、人間としての生命の存在を揺らがせている。 その黒髪は色褪せて乱れ、やつれた顔には、『魔術師殺し』と呼ばれていた当時の精彩は全くない。 汚染された聖杯の泥に8割がた魔術回路を破壊されていた彼は、既にただ衰弱死を待つだけの身と化していた。 そして更に彼は、拉致され、幽閉されていたこの環境下で、自らその寿命を削るような行いを重ねてきている。 田所恵が甲斐甲斐しく世話していた食事も、その呪いにも似た衰えを回復させることはできなかった。 保護室のドアを破り、ウェイバー・ベルベットを救出した言峰綺礼は、切嗣のこの状態を見て、連れていくことを断念していたのである。 そしてまた、切嗣の礼装を以って全身の魔術回路と神経を悉く破壊されている状態のケイネスも、言峰は連れては行かなかった。 「……僕らは、恐らく全員、違う時間軸から連れて来られている。言峰は、僕との戦闘前。君は、キャスター討伐直後の時間からだ。 そして僕は……、第四次聖杯戦争が終わって、五年も経った後から……」 衛宮切嗣の送る日々は、他のマスターたちのそのちぐはぐな状態を知った瞬間から、すべて最終地点からの回想となった。 この時間軸の矛盾に気付いたのは、聖杯戦争の全てと、その後に起きた惨劇を経験している彼だけだった。 彼にとっては現在も未来も回想の過去であった。 彼の見る物聞く物はすべて回想になった。 回想はのこりの道のりの計量だった。 隣の魔術師――、ケイネス・エルメロイ・アーチボルトの歯噛みが聞こえる。 アーチボルト家9代目当主であり、時計塔筆頭の魔術教師を務める彼は、その不可解な現象を引き起こす原因を、一瞬で察知していた。 「並行世界への干渉――、『第二魔法』か……!」 「恐らくね……」 「だとしても……! ヒグマが『魔法』を使うとでもいうのか!? 馬鹿らしい。 あの不遜にも自分を『魔法使い』だと言って憚らなかった小娘の魔術結界も、このロード・エルメロイから見れば穴だらけだったというのに……。 ここで作られた『穴持たず』とかいう笑えるネーミングのケダモノなど、たかが知れていよう!」 「だがそのケダモノに……、既に人間は出し抜かれているんだぜ……?」 遠くに聞こえていた獣の唸り声が、次第に近くなってきていた。 時折、研究所職員のものと思われる悲鳴。銃声。そして断末魔。 切嗣は、もう介助なしではほとんど動けなくなってきているその体を億劫に起こし、書き終わった手帳を閉じる。 ウレタンの床に置かれたペンは、食事に出た手羽先の骨を割ったもの。 そしてインクは、彼自身の血だった。 「……脱出のための青写真は、何度も描いてみた……。引き出した情報で、この研究所の構造も描いた。 製作されたヒグマたちとの戦闘も、『君の導いてくれた対抗手段』込みでシュミレーションしてみた。 だがやはり……、僕らの脱出は不可能だろう」 「……何故だ――!?」 「どう考えても……、研究員に全く把握されていないヒグマが、僕らが誘拐された当初から4体以上いたんだ。 この、科学的にも魔術的にも、完璧と思われた防衛手段を講じている研究所でね」 衛宮切嗣の呟きに、隣の部屋のケイネスは、完全に押し黙っていた。 ――まるで、あの魔術工房が陥落した時のようだ。 と、両者は共にそう思考する。 ケイネス・エルメロイは、第四次聖杯戦争の折、ホテルの1フロアを丸々借り切って、完璧な防衛機構を有した魔術工房を敷設していた。 しかしそれを衛宮切嗣は、ホテルのビルごと爆破するという、魔術師には予想もつかぬ荒業で完全に破壊してのけた。 50体以上製作されていたヒグマたちの情報を、切嗣は、日々やってくる田所恵や布束砥信から、少しずつ聞き出している。 『穴持たず○○』という通し番号で呼ばれる彼らの情報を整理していくと、混沌とした情報群の中にどうしても、明らかにデータが欠落しているヒグマが出てくる。 製作途中だった二期ヒグマの『脱走事件』なるものが発生し、その時に、データが混乱し散逸したという話は聞いた。 しかしその後も、時間をかけて日々のサーベイランスを洗うと、不自然なほど曖昧で、情報の少ないヒグマの存在が浮き彫りになってくる。 実測値がどうこうという話ではない。そんな情報は田所は知らなかったし、布束は固く守秘していた。 今日はどこそこの何番の食欲が旺盛だった。 固有能力に成長の兆しが見えた。 似たようなヒグマはこんな仕草で区別できる。 蜂蜜壺に名前をつけたヤツがいる。 あそこのヒグマは綺麗好きで檻の整理が上手い――。 そんな日々の他愛もない会話を集約して初めて、『まったく彼女たちの印象に残っていない』ヒグマがかなりの頭数存在していることが、把握できたのだ。 ヒグマの中には、人語を解する者もいるという。 その上、『シバ ミユキ』という魔術師は研究所の職員であり、かつ『二期ヒグマ』の一員としてもその名を連ねている。 この研究所の魔術的管理を一手に引き受ける彼女は、ただでさえ島内の術式の真相をその他職員に明かしていなかったきらいがある。 既にヒグマたちは、人間の予想もつかぬ能力や計画を有しているのではないか――。 衛宮切嗣はその予感を、ほとんど確実なものとして考えていた。 「……キリツグ。そんな悲観的にならないで下さい」 「……そうですマスター。我々サーヴァントが、必ずやお守りします」 押し黙る男たちの前にふと、そんな凛とした声が響く。 衛宮切嗣の前にいつの間にか、青と銀の甲冑を身に纏った凛々しい女騎士が現れていた。 そしてケイネスの元にも、毅然とした青年の声が響いている。 ――セイバーと、ランサー。 第四次聖杯戦争における彼らのサーヴァントであり、そして、既に令呪とマスター権を失って久しい彼らの元には、現れるはずのない者たちであった。 更にここは、聖杯へ送る魔力の経路を一部流用し、魔術的に入退出不可能な結界が張られた保護室の中である。 しかしケイネスと切嗣は、彼らの出現を奇異に思う様子など微塵もない。 ――これこそ、ロード・エルメロイが発見・解析し、魔術師殺しが拡張・利用した術式の欠陥。 「フン、ようやくお出ましか。そんな遅参でこのロード・エルメロイのサーヴァントが務まると思っているのか」 「失礼を致しました。ですが熊ごとき、『小なる激情(ベガ・ルタ)』無しでも見事討ち果たしてご覧に入れましょう」 「当たり前だランサー。――やれ」 「はっ」 ケイネス・エルメロイの保護室の戸が、破られる音がした。 拳法家でもある言峰や、今のランサーが行なったように、物理的な力でドアを破壊することは十分可能だった。 切嗣に向けて、隣からケイネスの嘲笑が届く。 「どうだねアインツベルンの犬。他のマスター連中に隠れ、私と貴様とで夜な夜な練り上げてきたこの対抗手段だぞ。 再び我らと合いまみえた高ランクの英霊2体。これで脱出できんはずがあるまい」 「ランサーのマスターが仰る通りですキリツグ。弱気にならないで。 あなたが何故あの時私に聖杯を破壊させたのか、その理由も、わかりましたから」 「セイバーのマスター。私と我が主の仲を再び結び付けて下さり、感謝の至りです。あなたの思い、無駄には致しません」 保護室の戸を、セイバーは切嗣に微笑みを向けたまま『押し開ける』。 結界の仕組み上、内側からは開かなくなっているはずのドアを。だ。 その向こうの廊下から、緑色の軽装備に身を包んだ優男、ランサーも笑いかている。 衛宮切嗣はその笑顔たちに目をやることなく、ただ静かに、床の一部を剥がして、掴んでいた自らの手帳を隠した。 結界の張られているはずの、硬質ウレタン塗床の、保護室の床に――、である。 セイバーはそんな自らのマスターに慈しむような視線を投げ、そして廊下の外へと出ていく。 「……帰りましょうマスター。アイリスフィールがいなくとも、あなたにはイリヤスフィールが。 そして、息子さんも――。あなたを待っているはずですから」 それだけ残して、徐々に近づいてくる唸り声の方へと、セイバーの姿は歩み去っていた。 その姿を見届けた後、衛宮切嗣は背をもたせ掛けていた壁から、ずるずると横に倒れる。 振り絞っていた気力は、とうに底を突いていた。 もう呼吸も、心拍も、自分でもほとんど聞き取れない程に微弱だ。 張り詰めさせていた交感神経が切れた彼にはもう、死という終着点が待っているだけだった。 「なっ……!? グラニア!? フィン!? お、俺を、許してくれるのか――!?」 朦朧とする切嗣の意識にその時響いてきたのは、ランサーの歓喜に満ちた叫び声だった。 そして続けざまに、人間が地に倒れる重い音。 「ソ、ソラウか……! こんなところまで、わ、私を、迎えに来てくれたのか!! あ、ありがとう……、ありがとう……! やはり私たちの愛は、本物だった……!!」 そして、勢いよく軋む車輪の音と、ケイネス・エルメロイの快哉。 華やいだ彼の声は廊下をしばらく進み、そして絞られるようにフェードアウトする。 その後に聞こえたのは、何度も空を切る、セイバーの剣捌きが成す轟音。 「ひっ――!! 蛮族がッ――!! ヒグマの中から、蛮族がぁっ――!!」 悲痛な声を上げるサーヴァントの言葉に切嗣は、霞む目を開く。 彼の部屋の前の廊下を、セイバーはじりじりと後退しながら、何者かに応戦していた。 その何者かは――。 存在していなかった。 切嗣の視界で、セイバーは、何もない空間に剣戟を受け止め、何もない空間に向けてそのエクスカリバーを突き出して戦っている。 彼女はただ一人で、存在しない敵に追い詰められていた。 「た、助けて――! 誰か、助けてくれ――!!」 そして彼女は遂に、居もしない誰かに、仰向けに押し倒されていた。 しかしその直後、彼女の表情は喜びに変わる。 「あ、あ――! ランスロット!! あなたなのだな、サー・ランスロット!! やはりあなたは、忠節の騎士だ……! 私の、最高の、騎士だ……!!」 何者かに助けられたようにセイバーは身を起こし、ここには居ないはずのバーサーカーの真名を叫んでいた。 彼女は感涙と共に空中に手を差し伸べ――。 そして、その眼にこの上ない感激を湛えたまま、地面に倒れていた。 彼女の姿は次第に、空中に溶けるようにして消えてゆく。 ――死んでいた。 一連の様子を瞠目して見つめていた切嗣の元に、ヒタヒタと歩み寄ってくる足音がある。 「――ここにいたのね。もう、死んでしまったのかと思ったわ、切嗣……」 その足音の主の姿を見て、いよいよ切嗣の驚きは極点に達した。 無意識のうちに、彼は乾いた笑いを漏らしていた。 「ハハ……。ハハハ……」 これは夢にちがいない。と、切嗣はその時思った。 そしてやっぱり、僕らがここから逃げるなんて不可能だったんだ。とも、切嗣はその時思った。 瀕死の彼の目に映ったのは、雪のように白い長髪をなびかせ、女神のように微笑む女性の姿。 彼の妻であり、そして聖杯の器となって死亡したはずの、アイリスフィール・フォン・アインツベルンの姿であった。 檻の構造を知るために展開図を描いた。 展開図の檻から逃げるには切嗣自身も展開図になる必要があった。 切嗣は『檻』と『自分』と『研究所』と『ヒグマ』の展開図を手帳に描いた。 しかし本当に首尾よく逃げるには、『檻』と『自分』と『研究所』と『ヒグマ』と『夢』の展開図が必要だった。 切嗣は夢の展開図を描こうとしたが不可能だった。 「……切嗣。今まで良く頑張ったわね……。もう、大丈夫よ……」 「――来るんじゃない。ニセモノのアイリに抱かれたところで、何の慰めにもならない」 微笑みを湛えて室内に歩み寄ってくる妻の夢に対し、瀕死とは思えぬ張りのある声で、彼は言い放っていた。 床に倒れたまま爛々とした眼光を浴びせてくる切嗣に、アイリスフィールはびくりと身を竦ませる。 切嗣は、断固とした意志で、彼女の接近を拒んでいた。 ――こいつは、幻覚を使う魔術師なのだ。しかも、セイバーやランサーの対魔力を突破するほどに、強力な。 ――絶対に。絶対に、僕の背後を、覗かせては、ならない……。 既に彼女の正体を察知しているらしい彼に向け、それでもその映像はおずおずと声を絞る。 「……これは、あなたが望んでいる夢でもあるのよ? 私が、痛みもなく、あなたを安らかに眠らせてあげるから……」 「……行けよ。介錯なんていらない。どうせ僕はすぐに死ぬ。大人しくヒグマに喰われるさ」 「そう……。わかったわ」 アイリスフィールは静かに彼の元を離れ、壊れた扉から再び廊下へと歩んでいく。 彼女の姿は最後に切嗣へと振り向き、慈愛を湛えて彼に笑いかけていた。 「安心して、切嗣……。あなたの正義は、私たちが、きっちり受け継ぐわ……」 「そう、か……。あぁ……、安心した……」 彼女の映像が立ち去ったことを確認した後、力尽きた切嗣の眼は、閉じられた。 その耳にはすぐに、何頭ものヒグマの唸り声が戻ってくる。 廊下の向こうから、人間の肉に齧りつく音、車椅子を蹴飛ばす音。 そして、獰猛な獣が自分の保護室になだれ込んでくる音。 自分の首が折れる音。 もう、痛みは無かった。 ただ、安堵だけがあった。 僕の正義は確かに受け継がれる。 僕の死という出来事に隠されて。 悪夢にうなされる誰かの元に、死んだ僕からの手紙が、きっと届く――。 僕の描けなかった最後の展開図を、描ける者が、きっと来る――。 ∈∈∈∈∈∈∈∈∈∈ 巴マミは交通事故でりょうしんと共に瀕死になりました。 瀕死の巴マミは魔法少女になって自分だけ生き返る契約をしました。 生き続けるために魔女をすくいました。 りょうしんの死から逃げるには使い魔もすくう必要がありました。 首尾よく巴マミは死から逃げました。 ところがどっこいして巴マミは死んでしまいました。 人間とヒグマの関係をすくい忘れていたからでした。 そこで今度は魔女と使い魔と人間とヒグマをすくって首尾よく逃げました。 ところがどっこいして巴マミは死んでしまいました。 ソウルジェムが魔女を生むならみんな死ぬしかないじゃないと思いました。 ほんとうに首尾よく逃げるには『魔女』と『使い魔』と『人間』と『ヒグマ』と『りょうしん』をすくうことが必要でした。 巴マミは死んだ『りょうしん』をすくおうとしましたが不可能でした。 ∈∈∈∈∈∈∈∈∈∈ 巴マミは、切々と語った。 纏流子に突かれて切り出された彼女の言葉は、次第に溢れ、堤防を破るように流れ出していた。 巴マミが魔法少女となった理由。 主義主張のすれ違い。 強迫観念のように遂行してきた魔法少女の務め。 破綻した師弟関係。 この島で体験したヒグマとの関係。 そして自分と、自分の存在理由の、死。 彼女の良心を保ってきた、『正義の味方』としての自分の姿は、暁美ほむらから魔法少女の真実を伝え聞いた時、根底から否定されていた。 その墓を掘り返すようにして、巴マミは自らを語った。 墓標に建っていた『正義の味方』の像は、粉々になっていた。 「……私の倒してきた魔女はみんな、絶望した後の魔法少女自身だった。 仲間を救おうとして、人々を救おうとして。正義だと思ってやってきた私の行為は、むしろ、裁かれるべき、罪だったのよ……」 暁美ほむらの盾の中。 距離感のない闇の中に浮いているかのようなその空間で、彼女の紡ぐ自分の歴史は、ほどけた糸玉のようにその場にうず高く積もるだけだった。 流子を始め、球磨川禊、碇シンジ、ジャン・キルシュタイン、球磨は、彼女の語る言葉を静かに聞いていた。 彼女が思い悩んでいた理由。 魔女とも、ヒグマとも、もう自分は戦えない――。 そう語る理由は、確かにその場の全員が理解していた。 そして同時に、そう悩む理由は彼女に存在しない――。とも、その場の全員が考えていた。 片太刀バサミを携えてどっかりと腰を下ろす纏流子に向けて、巴マミは大粒の涙を零しながら顔を振りあげる。 「……滑稽じゃない? こんなドキュメンタリー。はたから見てたキュゥべぇには、さぞ面白い駒に映ってたんでしょうね私は……」 「……あたしに言えることはだな。人は人、お前はお前。お前の所業は誰にも咎められるようなことじゃねぇってことだよ」 周囲の者から、流子の言葉に頷きが重なる。 眼を見開いていたマミは、その返答に瞑目し、僅かに体を震わせた。 「……ふふ、結局そうなのね。なんだか、興奮して話し過ぎてしまったけれど。付き合わせちゃってごめんなさいね」 マミは静かに笑いながらその身を引く。 解ってくれたのか。と、流子は微かにその口元を緩ませる。 ほとんど半狂乱のように思いの丈を溢れさせていたのが嘘のように、巴マミの表情は、纏流子の一言で柔らかな笑顔になっている。 巴マミはゆっくりと立ち上がり、顔を伏せたまま、魔法少女衣装の帽子と髪飾りを取った。 そして手を離すと、それらはひらひらと彼女の脚元の漆黒に落ちる。 マミは笑いながら、その右脚を、振り上げていた。 「誰にも裁けない罪なら――、自分で死ぬしかないのよね――!!」 「――!?」 その場のほぼ全員が驚愕した。 彼女の踵が落ちる先には、髪飾り――、彼女のソウルジェムがあった。 自殺だ――。 と、流子やジャン、シンジや球磨川が気づいた時には既に遅かった。 「――沈んでは、いかんクマ」 「なっ……」 マミの鉄槌が自分の魂に下される寸前、軽巡洋艦の航路が床面を削るように彼女の足元へ斬り込む。 艤装から蒸気を吹きながら、マミの踵落としよりも一瞬早く、艦娘の球磨がソウルジェムを蹴り飛ばしていた。 水面蹴りに煽られて宙に舞い飛んだその羽飾りと帽子を、球磨はすぐさまキャッチして、自分の頭に被せてしまう。 「く、球磨さん……!? 返して、返してよぉ!! 私はもう、生きていられないのよぉ!!」 「おい! 自棄になるんじゃねぇよマミ!! お前が襲われてる奴らを助けて、守ってきたのは、確かなんだろうが!!」 「あ、あなたには、解らないわよ、私の気持ちなんて――!!」 自分のソウルジェムを奪った球磨に即座に追いすがろうとしたマミの体は、背後からすぐさま流子に羽交い締めにされる。 星空凛の看護に当たっている球磨川を除いた、ジャンとシンジも、興奮するマミをなだめようと慌てて駆け寄っていた。 彼女たちから数歩引いて佇む球磨の姿を、巴マミはもがきながら睨みつけていた。 「……球磨には、マミちゃんの気持ちが、よーく、解るクマ」 「なんですって……!?」 「今のマミちゃんはまるで、初めての出撃から帰ってきた後の、駆逐艦連中みたいだクマ」 魔法少女としての自分のアイデンティティにすがって来た自分の気持ちは、他の者には決してわからない――。 そう思っていた巴マミに返ってきたのは、意外過ぎる球磨の言葉だった。 余りにも落ち着いた、母親のような微笑みを湛えている球磨に向けて、マミ以外の人員から口々に疑問が噴出する。 『そう言えば、球磨さん。僕たちはあなたのことも良く知りませんでしたね』 「……お前もどっかで、トモエのような経験をしたのか!? しかもまるで、軍全体が関与してるみたいな言い方……」 「そもそもお前の、その不思議な重装備はあたしも気になってたんだ。まるで船みたいな……」 「エヴァみたいな技術が使われているのかと思っていましたが……」 球磨川、ジャン、流子、シンジから投げられた言葉に、球磨はその小さな胸を張って仁王立ちする。 アンバランスに巨大な背部艤装が、その長い茶髪の裏でギシギシと軋んだ。 「何を隠そう、球磨は『艦娘』。大日本帝国海軍所属の軽巡洋艦・球磨の生まれ変わりだクマ! 前世から数えれば堂々の卒寿越えクマ。お年寄りは敬うクマー」 「!?」 「ほむらの話も合わせて聞けば、何のことはないクマ。魔法少女も艦娘も、その根本は大差なかったクマ」 球磨が語るには、艦娘は、第二次世界対戦期の日本や独逸の軍艦の魂を有した少女なのだという。 魔法少女の概念に落としてみれば、軍艦一隻一隻のソウルジェムを、少女の肉体という外付けハードウェアで稼働させている状態になる。 肉体を再び『建造』さえすれば、また自分自身を取り戻すことができる。というのも、魔法少女と同様の点だった。 「そして……、球磨たち艦娘が日夜戦っている相手、『深海棲艦』は、轟沈した艦娘の成れの果てだクマ」 「……本当なの!?」 「確かめたヤツがいるわけじゃないクマ。でもそれは、新造の艦娘へ訓練初日に伝えられることクマ。 『敵は過去に沈んでいった艦の怨念が実体化したもの』、だと」 「……」 巴マミを始め、一斉に言葉を飲んでしまう皆へ向け、球磨は朗らかにウィンクをした。 「ま、襲ってくる敵は確かに『おんねん』ってことクマ!!」 球磨の渾身のギャグは、その空間全体に広がって、消えた。 鎮座する巨大な砂時計以外は広大な闇が微かな星屑の間を埋めているかのような暁美ほむらの盾の中は、暫く、その砂時計の砂が落ちる音しか聞こえなかった。 凍り付いたかのような人々の反応に、球磨はあてが外れたように頭を掻く。 「あれ……。案外ウケんクマ。伊勢の受け売りはやめた方が良いみたいクマ……」 とにかく。 と、前置きをして、球磨は何事もなかったかのように話を続けた。 「魔女だって、かつて共に戦った魔法少女の僚艦だクマ? なら、マミが今までやってきた行為には、何の非の打ちどころもないクマ。 みんなのため、彼女たちを救ってきた、賞賛されるべき行為だクマ」 「――えぇ!?」 そうして発された球磨の言葉は、巴マミには理解不能だった。 自分が今まで悩み、吐露してきた心とは、真逆の答えがそこに提示されていたのだから。 ――魔女を、救う。 そんな行為をしたことは、私にとって一度も無かった。 救ったつもりでいたのは、魔女に襲われていた人間。 そのために、魔女も、魔女の使い魔も、掬い洩らし無くこの手で打ち倒してきた。 それはみな、両親をむざむざ死なせてしまったという罪悪感からの逃走。 一人でも多くの人々を助ければ、それだけ自分の良心は生きながらえた。 だが、魔法少女の仕組みがわかってしまえば、使い魔まで刈り取ってきた自分の行為は、魔法少女全体にとって、明らかに罪だ。 将来的にグリーフシードを孕んだはずの使い魔まで倒してしまえば、それで生き延びられたはずの魔法少女の未来を、私は刈り取ってしまっていたことになるからだ。 そうして魔女になった魔法少女を倒して、私は正義の味方を気取って来た。 でもその敵は、かつて共に戦った魔法少女の仲間たち。 私がしてきたのは、仲間を殺す人殺し。 これが罪じゃなくてなんだというのか。 倒すのも罪。 倒さないのも罪。 それなら。 魔女になって絶望を産む前に、みんな死ぬしかないじゃない――! 「なんで……! なんであなたたち艦娘は、そんな事実を知って、平然と戦いを続けられるの!? 敵は、仲間だったのよ!? それなら、絶望する前に。そんな怪物になって人を襲う前に、死ぬべきじゃない!!」 「そうして死ぬことこそ、真の絶望クマ!! そうした考えこそが、魔女と深海棲艦を産むクマ!! かつての仲間だったからこそ、その絶望を晴らし、成仏させてやることが情けだと、なぜ思えんクマ!?」 「――!!」 驚くマミの前に、球磨はその頭からマミの帽子を取って、そのオレンジ色のソウルジェムを見せる。 その宝玉の中に渦巻く色彩は、『ピースガーディアン』との戦いの前よりも、さらにその明度を落としてきているようだった。 「……マミちゃんがここで死ねば、マミちゃん本人は魔女にならずに済むのかも知れんクマ。 でも、それまでに積もったマミちゃんの絶望は? マミちゃんの周りの仲間たちの心は? どうなるクマ? その負の心は、きっと魔女の怨念を深めるだけクマ。マミちゃんの後悔と絶望は、深い意識の底で船幽霊の仲間入りを果たすだけクマ」 船幽霊は、哀しい亡霊だ。 水難事故で他界した人の成れの果ては、自分たちの仲間に人々を引き込もうと、手招きをする。 汲めども尽きぬその妄念は、渇望にも似て留まるところを知らない。 彼らに情を移し、その手に柄杓を握らせてやることは、一見、彼らの望みを叶えてやることのように思えるだろう。 しかし、その柄杓で水を汲み、また新たな船を沈没させても、彼らの絶望は決して晴れない。 その暗黒の淵に、新たな船幽霊の手が一本増えるだけだ。 何万の、声なき亡霊の呼ぶ声。 怒号の、深海棲艦の撃つ砲雷。 異形の、魔女の引き込む結界。 それは沈んできた、絶望してきた、少女たちの声だ。 仲間を求め、消えぬことのない寂しさに身を捩っている彼女たちの嗚咽だ。 「……真に彼女たちのことを思うのなら、寂寥という絶望に苦しみ続けている彼女たちを解放してやることしか、無いクマ。 彼女たちの無念を背負い、雷撃処分することこそ、真の恩情クマ。それ以外に、彼女たちに寄り添える手段はない。 だから球磨たちは、彼女たちをも救うために、戦ってきたんだクマ」 割り切れ。 と、球磨はとどのつまり、巴マミにそう語り掛けているのだった。 死んだ者は、魔女になった者は、戻ってこない。 少なくとも、自分たちの知る限りにおいて、そんな例は存在しない。 ヒグマとも、人間とも、違うものなのだ。と。 「……そうなの。……そうだったの」 巴マミは、呆然とそう呟いていた。 その次に彼女に訪れたのは、涙と鼻水だった。 「じゃあ……、そんなことで悩んでた私は、正義の味方失格よね……。本当に、情けない……」 「!?」 鼻水を啜り上げながら、巴マミは自分のりょうしんが死んだ墓穴を掘り返していた。 掘れば掘るほど、弛んだ地盤からは水が溢れてくるだけだった。 彼女が本当に必要だったのは、その仮初のりょうしんを保っていた自分の姿だった。 もしくは、本当に死んでしまったりょうしんをすくうことだった。 りょうしんの墓標に建てた凛々しい姿は、粉々に打ち壊されていた。 りょうしんの埋まった場所は、もうわからなくなっていた。 球磨が修繕してくれたのは、その像の土台だけだった。 水の漏る穴を塞ぐだけなら、それで十分だったのかもしれない。 ――しかしそれなら。 そんなことにも思い至らず、臆面もなく騒ぎ立てた私はなんだ。 そんなことで思い悩んで、凛さんを守れなかった私はなんだ。 そんなことも察しきれず、自分の命のみを願った私はなんだ――。 巴マミは、りょうしんをすくうまで、墓穴を掘るしかなかった。 りょうしんの墓穴から溢れる水に流されて、砕かれたマミの姿はどんどん散逸していく。 修繕したマミの良心の一部を掴んだまま、球磨はその水流の中で困惑するしかなかった。 「恥ずかしがる必要はねぇ。気に病む必要もねぇ。当然のことなんだからよ」 「……え?」 流されてゆく像の肩を、その時、しっかりと掴んだ者がいる。 ジャン・キルシュタインが巴マミに力強く頷きかけていた。 「女の子はな――、守られていいんだ!! いくら強くても完璧な奴なんていねぇ!!」 ジャンは、向こうで倒れている星空凛へ視線を移しつつ、力説する。 「その点、リンは男らしかった。女が無理して男らしくしないでもいい。 アケミだってそうだ。いつでも頼って、いいんだぜ――!!」 凛の隣にいる球磨川禊が、眼の端を引き攣らせて半笑いになっている。 巴マミとしても、ジャンが何を言っているのか、一瞬よくわからなかったし、よく考えてもよくわからなかった。 ただ伝わる、その熱意のような何かに思考が奪われて、涙が止まる。 水流の中に大量の土嚢が投下されて無理矢理堰き止められたような、そんな感じだった。 「……あのな。そんなことで誰もお前を蔑んだりしねぇし、情けなくもねぇよ。あたしたちはお前が必要なんだから」 「マミちゃん。前線に立つだけが艦船の務めじゃないクマ。輸送や護衛や休息も必要な仕事。立派な正義クマ」 「……というか、今までそんな辛い目にあってもめげずに一人頑張って来たというだけで憧れちゃいますよ。 その憧れの人が、自分たちなんかに色々と吐露してくれたっていうのは、むしろ嬉しいです」 ジャンの言葉を皮切りに、次々と水流を漕いで人が集う。 流子がマミの両腕を見つけていた。 球磨は墓穴からマミを引っ張り上げ、代わりにその涙の水源へ像の土台を投げ込んだ。 散り散りになっていた彼女の胴部は、その下流で全てシンジが掬い上げていた。 その奥で微笑みながら事態を見守っていた球磨川へ、ジャンが歩み寄ってその脇を小突く。 『え、いや、ダメでしょこんなシリアスな場面で僕が言葉かけちゃったら』 「知らねーよ、とにかく何か思ってるなら言ってやれって」 何やら軽く揉み合った末に、パンツ一丁の球磨川禊は、出来る限り真面目な顔を作って、マミに声をかけていた。 『うん……。正義……。正義(ジャスティス)と言えばね。こうして泣いているマミちゃんの姿こそ正義なんだよ』 「……へ?」 『いや、だからね。何を言いたいかと言うと。今のマミちゃんは、すごく。すっごく、カワイイ。ってこと』 盾の中は再び、砂時計の音しか聞こえない静寂に包まれた。 数秒間、真顔を保っていた球磨川は、暫くして、硬直した周囲の人員の様子を見回し始める。 マミの顔は、それにつれて次第に赤みを増していった。 『あ、あのさ。みんなギャップ萌えって知ってる? こう優等生がふと自分の弱い面を曝け出したその瞬間。 そういう時こそむしろ人気が高まるんだよ。みんなが言ってたことだってそうだろ? ねぇ黙らないでよ』 「……もういい。もういいんだ。口を閉じろクマガワ」 『え、嘘。そこまで本気に聞こえたわけ!? いやいやいやマミちゃん。 確かに僕本気で言ったけど、そういう意味の本気でも……と、言い切れるわけでもないけど。とにかくそうじゃないからね!?』 「返事は後で二人っきりでもらえ。な?」 『うわー、なかったことにしたい。この空気感』 ジャンに肩を叩かれた球磨川には、周囲からの憐れむような視線が向けられていた。 球磨は一つ咳払いをして、真っ赤になった顔で視線を泳がせているマミへ向き直る。 「……聞いたクマ? マミちゃんは皆に必要とされてるクマ。特に、純朴な男子の片想いを無下にして散るわけにいかんことは、わかるクマ?」 「そ、そうよね……。ま、まさか球磨川さんが、私のことをそんな風に思っていたなんて……」 『もしもーし……。話が膨れ上がってませんかねー……』 「……それにつけて。球磨はお前にちょっと物申すことがあるクマ」 球磨は直後、巴マミの帽子を被ったまま、つかつかと球磨川の元に歩み寄っていた。 彼女は先程の球磨川の発言から、マミの心を取り戻す、ダメ押しの一手を見出していた。 『僕は重い話を軽く笑い飛ばすのが大好きなキャラだ』と、彼自身が評するその性質こそ、今のマミに必要なものだった。 『これ以上なんだって言うんだい僕に……』 辟易とした表情を見せる彼に向け、球磨はビシッとその指を突き付ける。 「球磨川というからには、川下りの一つくらいしたことがあるクマ!?」 『ん!?』 突如彼女からは、その他の人物にはさっぱり理解不能な詰問が飛び出していた。 『いや……、ないけど。何だっていうの一体……?』 「それなら球磨川5大瀬は? 流域の温泉地は? 言えるクマ!?」 『いや知らないよ!!』 「一つくらい知っとけクマ!!」 先程の母親のような表情とは一変して、小学生のように地団太を踏んで球磨は荒れた。 その豹変振りは、周囲の者の理解を逸していた。 球磨はそして思いつめたように唇を噛み、その眉を怒らせて叫ぶ。 「――お前に、『球磨川』を名乗る資格はないクマ!! あと球磨とも被ってるクマ!! 今すぐその名前を捨て去るクマ!!」 『何だよそれ!? 勝手に僕の名前の4分の3を持っていかないでくれよ!!』 「球磨なんか、球磨川をとったら名前の2分の3が消えて虚無を超越するクマ!! これでも恩情をかけてやってるクマ!!」 『意味わかんないんだよなぁ!!』 「……もしお前が本当に球磨川の化身なら……。球磨は今ここで自沈して、お前にこの名を明け渡そうと思っていたクマ……」 『そんなアイデンティティの根幹に関わる問題だったの!?』 「それなのに……。この有様は酷過ぎるクマ!! マミちゃんとくっつくのは、自分の名を取り戻してからにするクマね!!」 『だぁから違うってそこは!!』 ――何かの演技なの? と、巴マミは彼女の取り乱した姿を見ながら思う。 何かしら思う所が球磨にあったのは確かだろう。しかし、涙を浮かべて心情を吐露するその姿は、どう見ても彼女の本心だ。 名前一つで、自殺まで思い詰めるような乱心ぶり。 先程までのマミ自身と重なるようなその姿は、どう贔屓目に見ても、評価されるような正義ではない。 しかしそれでもマミは、球磨を貶めたり、蔑んだりしたくはならなかった。 ――的確な采配や戦闘や配慮のできる憧れの人にも、こんな一面があったんだ……。 他人から見れば些細かも知れないことに必死になるその姿は、決して、彼女への尊敬や憧憬を減らすものではなかった。 むしろそれは、彼女への親近感を増させ、仲間としての心を、深めるようなものだった。 そう。 この感情を言い表すならば。 ――『カワイイ』。という言葉になるんだ。 「今からお前は――!」 マミが、今までにすくわれてきた自身の姿を球磨に見た時、球磨は握りこぶしで涙を拭い去っていた。 そして激しい怒りと哀しみを顕わにし、彼女は戛然と言い放った。 その指先が、風を切って球磨川へ突き付けられる。 「今からお前は、『みそくん』と名乗るクマ!!」 『みそくん――!?』 球磨川禊-球磨川=禊。 禊=みそぎ。 みそぎ×愛称=みそくん。 よって球磨川禊は、今後みそくんと呼称されることが適している。 証明終わり。 「みそくん……!!」 両者のやり取りを見つめていた一同は、総員息を飲んだ。 その愛称の持つ響きに、彼らは身を震わせる。 「すごい……! ちょっとよそよそしい雰囲気のあった球磨川さんが一気に親しみやすく……!」 「ウォール・シーナの坊ちゃんから、ウォール・マリアの農家になりました。って感じだな……」 「田楽にするとうまそう」 『誰か否定して!!』 シンジ、ジャン、流子から口々に伝えられる感想に、みそくんは悶絶した。 「そう嫌がるなよ。言い易くていいじゃねぇか。なぁ、裸パンツみそくん」 『その言い方だけはやめろぉ!!』 男子高校生としての尊厳に関わるジャンからの呼びかけを、みそくんはありったけの意志で拒絶する。 肩を叩いてくるジャンの腕を振りほどいて、彼は必死に巴マミへ呼びかけていた。 『ねぇ、マミちゃん!! 何とか言ってくれよマミちゃん!!』 呼ばれたマミは、一瞬きょとんとして、背後の纏流子と顔を見合わせた。 今まで羽交い締めにされていた両腕が放される。 マミは彼の元まで歩いて行って、その視線の高さに跪いた。 口許には、自然に、綻ぶような笑みが浮かんでいた。 「そうね……。カワイイんじゃないかしら? みそくん……」 『マ、ミ、ちゃ、ん……』 「カワイイのは、正義なんでしょう?」 誰からともなくクスクスと笑い声が漏れてくるその空間で、呆然とするその男子の姿を見ながら巴マミは、崩れて灰に還った自分の像を見つめていた。 最後に残ったりょうしんの顔は、『みそくん』が、捕まえていてくれた。 赤面し、泣き笑い、ぐちゃぐちゃに崩れた表情だったけれど。 崩れたままでも、それはそれで、良いものだった。 粉々に展開された自分の姿を他人の中に見て、マミは自分の辿って来た道筋の正義を確かめられた。 死んだりょうしんから逃げて、りょうしんの遺灰に還ったその道は、その正しさを担保された。 他人の中にだけある、マミ自身だけの道は、今ようやく、その灰で描かれた、一枚の地図を得ていた。 可愛い、愛すべき、愛されるべきものは、ここにある。 球磨から恭しく載せ返された帽子の羽飾りは、甲になり切らないまま、乙な色彩を放っていた。 ガラス玉に入ったままのビショップヒグマがそんなやり取りを見つめる中、ふと盾の外から、その空間に喧騒が響いて来ていた。 【――カナリアの籠展開図(BLUMCALE)に続く】
https://w.atwiki.jp/nanoharow/pages/622.html
H激戦区/ハートのライダー ◆gFOqjEuBs6 スバルがその拳で漆黒のライダーを吹っ飛ばしたのとほぼ同時、こちらでも状況は変化しようとしていた。 緑の装甲の仮面ライダーが、赤いコートの男に羽交い締めにされ、子供の問答の様なやりとりを繰り返す。 我武者羅に腕を振るうだけでヴァッシュの腕から抜けられる訳も無く、そんなシュールな光景を延々と続けていたのだ。 次第に募りに募りまくった苛立ちもMAXを向かえたのか、キックホッパーの叫びがさらに甲高くなった、その時。 装着者である柊かがみの内側から聞こえて来る声は、かがみを安心させるものであった。 「あぁもう……わかったわよ、あんたに従う! だから話して……お願い」 「本当かい? 離した瞬間にドン、なんて御免だぜ?」 「あんたなら私にそんな隙を与えないでしょ? もう解ったから……鬱陶しいのよ。 話だけでも聞いてあげるから、離して。お願い」 「よし、解った」 果たして、ヴァッシュの口から発せられたのは、かがみが望んだ答え。 キックホッパーの仮面の下で、存外思い通りに事が進んだなと、不敵に唇をゆがめる。 ヴァッシュが自分に攻撃の隙を与えてはくれない? そんな事は素人のかがみに解る訳が無い。 全ては、かがみの中に潜むもう一人の人格の指示するままに動いた結果であった。 「ありが……とっ」 後は簡単だ。ヴァッシュの手が緩んだ瞬間に、かがみは軽く腰を叩いた。 同時に鳴り響く、「クロックアップ」の電子音声。齎されたのは、キックホッパーの加速。 周囲の時間軸を切り取り、自分を超高速の世界に顕在させる事で可能となる超加速だ。 これには流石のヴァッシュも、対応仕切れる筈も無かった。 「さて……とりあえず一発、いっちゃおうかしら」 驚いた表情のまま、スローモーションになってしまったヴァッシュを見据えて、不敵に告げる。 柊かがみの戦闘能力は素人同然ではあるが、それでも仮面ライダーの装甲は強力だ。 左脚を軸に、右脚を振り上げる。キックホッパーの得意とする蹴り技、それもミドルキック。 ヴァッシュの脇腹目掛けて、それを振り抜いた。 右脚がヴァッシュを叩いたのと同時、ヴァッシュの身体がゆっくりと宙に浮かんだ。 「次は、アイツね……スバル!」 何やら黒いライダーと言い合っているようだが、そんな事はお構いなしだ。 黒いライダーは既に戦闘不能に陥っているようだし、ライダーに邪魔をされる心配は無い。 心おきなくスバルを蹴る事が出来る。余裕の態度でスバルの傍らへと歩み寄り。 「――ふんっ!」 右側の脇腹へと、ミドルキックを叩き込んだ。 後は先程のヴァッシュと同じだ。スバルの身体が、ゆっくりと宙へ浮かび上がって行く。 これがクロックアップ空間の外であれば、きっと一瞬の出来事なのだろう。それはかがみ自身もすぐに知る事になる。 ヴァッシュとスバルを蹴り飛ばし、もう一度地に足を付けた時には、既にクロックアップは終了していた。 悠然と立ち尽くすキックホッパーの周囲で、同時に二つの呻き声が聞こえた。 一つはヴァッシュ。一つはスバル。重い蹴りを叩き込まれた二人のものだ。 「……なんだ、今の一撃で死ななかったんだ?」 心底つまらなさそうに呟いた。 今し方蹴り飛ばした二人ともが、呻きながらも何とか受身を取っていたのだ。 仮面ライダーの蹴りを受けて生きて居られる人間など居る訳が無い、と思ってはいたが、そこはかがみの判断ミス。 スバルもヴァッシュも、数えきれないほどの修羅場をくぐり抜けて来た戦士なのだ。 まともな蹴りのフォームすら知らない素人の一撃で殺される程柔では無い。 「かがみさん……! もう止めてくれ! こんな殺し合いを続けてちゃ、いつか君の命まで奪われてしまう!」 「うっさいわね……もう私の命なんてどうだっていいのよ! 皆殺して私も死ぬ! もう失う物なんて何もないのよ!」 ずっと一緒に生活して来た、たった一人の妹は目の前で殺された。 大勢の人の死を目の当たりにして、精神を病んでしまったかがみに最早希望は無い。 深い闇の様な絶望だけが、かがみの孤独を癒してくれるのだ。 絶望と激情に突き動かされるままに参加者を手当たり次第に殺して、最後は自分も死ぬ。 これは、柊かがみという弱い人間の精いっぱいの悪あがきであった。 左腕を庇う様に、先程吹っ飛ばしたスバルがゆらりと立ち上がった。 「……こなただって、諦めずに戦ってるんだよ……それなのに」 「どうせそのこなたも別の世界のこなたなんでしょ? なら私には関係無い事よ!」 「それでも、こなたがかがみさんの友達だって事に変わりはないでしょう!? 自分の世界の、自分の知る相手でなくとも、変わらず接してくれた人を、私は知ってる!」 スバルの言い分に、かがみが感じるのは怒り。 それも、大層な理由があってのものではない。単純な苛立ちから来るものだ。 確かに60人も居れば、スバルの言う様な御人好しが居ても不思議ではない。 だが、それを自分に押し付けて来る無責任さに、かがみは腹が立ったのだ。 「ならそいつは今何処に居るのよ……? もう死んじゃったんでしょ……? そんな甘っちょろい事言ってるから、誰かに殺されちゃったんでしょ……!?」 スバルは答えない。悔しげに唇を噛み締め、ただ此方を睨み付けるだけだ。 ああ、スバルのあの目付きが気に入らない。圧倒的に不利なのに、勝てる見込みなんて無いのに、抵抗を止めない目だ。 かがみの言う事……理解は出来ても納得は出来ないと、そう言いたげな目だ。ああ、見てるだけで腹が立つ。 仲間と一緒に温い戦いを続けて来たスバルに、ずっと一人で戦ってきた自分の気持ちなど解られてたまるものか。 「所詮人間なんてそんなもんでしょ? 誰かの為にとか、守る為にとか、そんな事言ってる奴から死んで行くのよ」 そうだ。何も間違いは言っていない。 かがみは自分の為だけに戦う。もう誰も守る者なんて無いし、失う物もない。 足かせの無くなったかがみは、何に遠慮する事もなく、思うがままに戦える。 それこそが、本当の強さだ。それこそが、真の強者だ。 今までだって、そう思ってきた筈だ。 「私は今、本当の意味で強くなれた……今の私は、アンタ達なんかに負けない!」 怒りを吐き出すように怒鳴った後、かがみはベルトに手を伸ばした。 今のスバルは無防備だ。必殺技を叩き込めば、確実に殺す事が出来る。 もうこんな苛々する戦いは御免だ。これ以上余計な事を言われる前に、スバルには死んで貰う。 ホッパーゼクターの中心、タイフーンと呼ばれる部分を起点とするレバーを、押し倒した。 同時にキックホッパーの左足のアンカージャッキが作動。 身体が遥か上空へと跳ね上がり―― 「死ぃねぇぇぇぇぇえええええええええええええええええええええええッ!!!」 その身に稲妻を奔らせ、それら全てを左足へと集束させる。 タキオン粒子が駆け巡り、放たれるは目標を原子崩壊させる程の威力を秘めたキック。 仮面ライダーの必殺技であるライダーキックを受けては、一たまりも無いだろう。 重力に引かれるままに、キックホッパーの身体が落下しようとした、その時であった。 「きゃっ……?!」 彼方から駆け抜けた青白い閃光によって、キックホッパーの身体が爆ぜた。 上空で体勢を崩したキックホッパーに、その場で姿勢を矯正する事など出来はしない。 キックホッパーの身体は、受身すらもままならない姿勢のまま、真下へと落下した。 ◆ わからない。わからない。わからない。わからない。 何度考えたって、何をどう考えたって、始の中で答えは出なかった。 そもそもどうして自分はこんなに悩んでいるのだろう。 どうしてこんな無駄な事を考えているのだろう。 それは、自分の中で次第に人間の心が大きくなっているからなのだが……。 始はそんな事実は認めないし、それに気付く事も無い。 だから何も解らずに、カリスは終わらない葛藤を繰り返す。 栗原親子と共に過ごす様になってから、始にとっては不可解の連続だった。 柄にもなく、人間を守る為に戦ったり。あの親子を守る為に戦ったり。 あの親子を傷つけられた時には、尋常でない怒りすら感じた。 これが、ギンガの言う人間としての強さ……という奴なのであろうか。 だが、怒りに任せて戦ったあの時の戦いは、ギンガの強さとは違う気がする。 (ああ……確かに、あいつは強かったな) そんな事を始は思う。 始は、内心ではギンガを認めていたのだ。 本当は、誰よりも強いギンガの事を、認めていた筈なのだ。 だからこそ始は、死にゆくギンガの最期の願いを聞いた。 始の知る誰よりも気高く、人間として生き抜いたギンガの最期の願いを。 そして、スバルと接した今の始になら、あの願いの意味が解る気がする。 ギンガの口から告げられなかった言葉が、告げようとした言葉が、解る気がする。 (そうだ。ギンガは俺に、スバルを……皆を、守って欲しかったんだ) ギンガらしい、真っ直ぐな願いだ。 だけど、今更それに気付いた所で遅い。 自分はもう、数えきれない程無駄な戦いを繰り返してきた。 今更誰かの為に戦おうだなんて、虫が良すぎるというものだ。 それに、始はまだ……自分が人間だと認めた訳ではない。 ギンガの頼みを聞いてやる義理だってないのだ。 だが、スバルが緑のライダーに吹っ飛ばされた時の感情は何だ。 怒りと同時に、何処か胸が苦しくなるような……不可解な感覚を感じた。 そして、スバルが無事だったと知った瞬間に込み上げて来た、安心にも似た感覚。 どういう事だ。何故化け物である自分が、こんな感情を持ってしまうのだ。 スバルが口を開く度に、緑のライダーが何かを言う度に、胸が締め付けられるような感覚を覚える。 「所詮人間なんてそんなもんでしょ? 誰かの為にとか、守る為にとか、そんな事言ってる奴から死んで行くのよ」 ああ、そうだ。その通りだ。 人間は無駄な物を背負い、無駄に死んでいく。 馬鹿な考えで、無駄に命を散らしたギンガはそのいい例だ。 それは始自身も良く解っている事だし、嫌という程に理解出来る。 だが……理解は出来ても、納得する事は出来なかった。 頭では解っていても、始の心の何処かが、それを否定するのだ。 (……違う。お前は、間違っている……) 誰かの為に、守る為に。 そんな馬鹿な理由の為に戦った女を、始は知っている。 御人好しで、馬鹿な奴だったが、あいつは誰よりも強かった。 自分達には無い輝きを……熱い心(ハート)の輝きを、あの女は持って居た。 「私は今、本当の意味で強くなれた……今の私は、アンタ達なんかに負けない!」 ……違う。それは、違うんだ。 この緑のライダーは、大きな勘違いをしている。 それじゃ駄目なんだ。その強さは、ギンガを否定する。 認める訳には行かない。こいつの強さを認めれば、ギンガの強さが否定されてしまうから。 だが、何故自分はこんな事を考えているのだ。 何故ギンガを否定されるのが、こんなにも嫌なんだ。 ギンガの心の強さを否定されるのが、嫌で嫌でたまらないのだ。 ……ああ、そうか。そういう事だったのか。 何となくではあるが、今ようやく解ったような気がする。 人の心の強さ……その意味が。ギンガを羨望していた、この心が。 自分も、気付かぬ内にギンガの影響を受けていたのだろう。 自分の知らないギンガの強さに、憧れにも似た感情を抱いていたのだろう。 その考えに至った時、いつの間にか、始の中の疑問符は消えていた。 緑のライダーに対する、強烈なまでの否定と、沸き起こる激情。 それらが、カリスの回復力を更に早める。 気付けば、痛みも忘れていた。 ふらりと立ち上がる。 今なら、迷い無く戦える気がする。 疑問も何も吹っ切った今、沸き上がるのは緑のライダーに対する闘争本能のみ。 そして、闘争本能が昂れば昂る程、自分の中のジョーカーが暴れ出す。 だけど、この力は使わないし、使えない。 今、本能の赴くままにこの力を使う事は、最悪の結果に繋がる。 そうだ。それは即ち、ギンガの想いを踏み躙る行為に繋がってしまうのだ。 ジョーカーの力は、相川始という一人の人間にとっての本当の強さでは無い。 心と理性で本能を抑え込み、カリスアローを構えた。 狙い定めるは、跳び上がった緑の仮面ライダー。 弓を引き絞り……青白い光弾を、発射した。 ◆ この現場を見ていた全員に共通して言える事がある。 それは、今の一瞬で何が起こったのかが解らなかっただろう、という事。 スバルを蹴り殺そうと飛び上がったキックホッパーが、上空で爆ぜたのだ。 それを見ていた立会人も、下手をすれば下手人であるかがみにすらも状況は解らなかっただろう。 しかし、それも当然だ。こんな現実を、誰が想像出来ただろうか。 先程まで殺し合いに乗っていた人物が、誰かを助ける為に行動する等、誰に想像出来ただろうか。 ……いや、誰にも想像出来なかったに違いない。 「あんた……弱ってると思って放っておけば、余計な真似を……!!」 「違う……貴様は間違って……ッ、ゥゥ……ァ……」 否定と同時に、声にならない呻きを上げたのは、カリス。 そして、そのまま床へと崩れ落ちる。力が抜けた様に、糸の切れた人形の様に。 両の掌を地べたに着かせ、カリスの仮面の下、苦しそうな呻きを漏らす。 同時に、カリスの身体に重なるように現れたのは、不気味な緑の影。 それは、全てを滅ぼす死神たる最強のアンデッドの影であった。 沸き起こる激情と闘争本能に、死神が触発されたのだろう。 だが、現れた影にそのまま包み込まれはしなかった。 影を振り払う様に、カリスがおもむろに立ち上がったのだ。 「何よ、あの化け物の姿になるならなりなさいよ。今の私なら、あんたなんか――」 「貴様如き、ジョーカーになるまでも無い……」 不敵に佇むキックホッパーを遮って、カリスが告げた。 カリスの脳裏を過るのは、今まで出会った大切な人達の記憶。 始が苦しんでいる時は、いつだって付き添って看病をしてくれた遥香。 始の事を慕い、いつだって信頼してくれる少女――天音。 そして、二人と共に過ごす内に知った、色んな事。 他愛ない思い出から、人間として大切だと思える想いで。 様々な思い出が駆け巡り、始の人間としての心を揺さぶる。 その感情が、体内で暴れ回るジョーカーの力を抑え込んで行く。 「へぇ……随分と見くびってくれるわね……いいわ、証明してあげる!」 刹那、電子音と共にキックホッパーの姿が掻き消えた。 次にキックホッパーが姿を現した時には、既にカリスのレンジ内。 既に見なれた、クロックアップによる超加速を用いての急接近。 装着者であるかがみの疲労が溜まって居たのか、攻撃に移る前に加速が終わったのが僥倖か。 高く振り上げた蹴り脚を防ぐべく、カリスが両の腕を振り上げるが―― 「あんたなんかに、負ける訳が無いって事をね!!」 「ぐ……ぁぁ……ッ!!」 重いキックは、スバルの一撃で体力を削られた状態のカリスには堪えた。 キックを必殺技とするライダーの一撃は伊達では無く、そう簡単に受け切れる訳も無い。 未だ足取りの覚束ないカリスにその攻撃を凌ぐ事は当然不可能で、カリスの身体は遥か後方へと吹っ飛んだ。 そのままホテルの内装の壁に激突したカリスは、力無く床へとずり落ちる。 それから間もなく、再びカリスの身体に重なるのは、緑の死神――ジョーカーの面影。 ジョーカーの姿になれば、こんな仮面ライダーに遅れは取らない。 ジョーカーになってしまえば、こんな仮面ライダー簡単に捻り潰せる。 だけど、カリスはジョーカーにはならない。ならないと誓ったのだ。 表に出ようとするもう一人の自分を振り払う様に、再びカリスが立ち上がった。 「こんなものは、本当の強さじゃない……」 「さっきから訳のわからない事を。あんたの本当の強さが、緑の化け物だって事ならもう解ってるのよ!」 「違う……! 俺は……ジョーカーには、戻らない……!」 「何……?」 それを宣言すると同時、カリスの身体が一気に軽くなった。 いつも通りのファイティングポーズ。腰を低く落として、構える。 カリスのハートの複眼が――熱い心(ハート)の輝きを宿した赤の瞳が、美しく煌めいた。 それはまさしく、人の「心」を現す「ハート」に相応しい、美しい煌めき。 ハートのライダーとして選ばれた戦士、相川始として――仮面ライダーカリスとして。 両腕を広げ、腰を低く落とした姿勢のまま、カリスは走り出した。 「トゥェッ!!」 「……ッ!?」 次の瞬間には、まるで野生の獣のように飛び掛っていた。 キックホッパーの突き出た両肩をその手に掴み、そのまま押し倒す。 押し倒した勢いでもつれ合った二人は、ホテルの床をごろごろと転がっていく。 だが、意外にもすぐに解放されたのはキックホッパーの方であった。 転がり様に距離を置いて立ち上がったホッパーが、カリスを視線に捉える。 対するカリスは、いつでも受け切れるように、両手を軽く掲げ、構える。 一拍の間を置いて、ホッパーが怒号を上げて駆け出した。 「ハァァァァァァァァァァァァァァッ!!」 一撃目は、右上段からのハイキック。振り上げた腕で、容易く振り払った。 二撃目は、左中段からのミドルキック。これも同様、カリスの腕に阻まれ、打ち落される。 我武者羅になって右のストレートパンチを繰り出すも、そんな単調な攻撃は絶対に通らない。 突き出したホッパーの腕は、逆にカリスの腕に捻り上げられる。 「トゥッ!」 「……痛ッ!?」 そのままの勢いで、カリスが繰り出したのは左右交互の1・2パンチ。 パンチ二つをヒヒイロノカネで造られた装甲で受け止めるも、カリスの攻撃力は殺し切れない。 カリスの戦闘力の高さは浅倉との戦いで窺い知ってはいた事だろう。 だが、今のカリスを突き動かすのは、あの時とは決定的に違う感情だ。 カリス自身にも解る。あの時とは、比べ物にならない程の力が湧いてくる。 すぐにカリスはホッパーの上段を飛び越え、背後へと回った。 「ちょこまかと……!」 すぐに振り向き、ハイキックを浴びせようと脚を振り上げるホッパー。 だが、何度やっても同じことだ。カリスにはそんな単調な攻撃は通じはしない。 上体を僅かに屈める事で蹴り脚を回避。矢継ぎ早に、何処かから取り出したのはカリスアロー。 それを舞う様に振るい、ホッパーの装甲を切り裂いた。 攻撃を受けて、派手に舞い散る火花と共に、ホッパーが数歩後退。 「本当に強いのは――!」 カリスが、唸る様に怒号を上げる。 思い出すのは、全ての始まりたる栗原晋の記憶。 自分に命を奪われたも同然なのに、あの男は自分に家族を託した。 あの男は、見ず知らずの自分に、掛け替えのない家族を託したのだ。 最期の力を振り絞って優先した願いは、自分よりも家族の事だった。 大切な人を守って欲しい。その願いを受けた始は、栗原家へと向かった。 その時は理解出来なかったが……始は、晋の家族を思う心に突き動かされたのだ。 吹きつのる愛に突き動かされて、始はあの家族を守ると誓ったのだ。 何故そうまで出来るのか、始にはずっと解らなかった。 だけど、それこそが人間の心の強さなのだと、今なら解る。 「強いのは――ッ!!」 再び向かってきたホッパーの蹴りを交わし、続けざまにカリスアローを振るう。 胸部装甲を切り裂かれたホッパーの、声にならない悲鳴。それを掻き消す様に、もう一撃。 連撃によるダメージによってよろけるホッパーの背後へと飛び上がった。 ――ありがとう……ござ、います。あと……なのはさんと、フェイトさん……はやて部隊長、それにスバルと……キャロに会ったら―― 思いだすのは、数時間前に出会った一人の少女。 奴は、自分を人間だと言ってくれた。奴は、こんな自分を信じてくれた。 本当は自分だって人間では無いのに……いや、だからこそだろうか。 彼女は誰よりも人間らしく、そして誰よりも強く、気高い人間であった。 では、その強さとは何か。その強さこそが、人間らしさの成せる業。 人の心。人の想い。優しさや、愛情。それこそが、人間が持つ真の強さ。 そして、そんな彼女が最期に託したのは、やはり自分では無く、他の誰かだった。 ギンガは最後の最後に、自分の命よりも優先して、スバルや、その仲間達を守ってほしいと願った。 (そうだ……本当に強いのはッ!!) パニックに陥ったホッパーは、やはり我武者羅に腕を振るう。 本当の意味で強い人間と言うのは、こんな奴の事を言うのではない。 自分の為に、他者を殺す。そうまでして、自分一人で生き残ろうとする。 この緑の仮面ライダーは、最早人間の心を持っているとは言えない。 そんな奴の攻撃に当たる訳もなく、カウンターを入れるのはカリスの醒弓。 一撃、二撃とホッパーの身体を切り裂き――跳び上がった。 ――始さん!―― 脳裏を過る声は、誰のものであったか。 そうだ。今まで自分の事を、人間として接してくれた皆の声だ。 あの家族と、ギンガ・ナカジマの声。それが、自分を人間へと引き戻してくれる。 (今なら解る……! これが、この力が――) 次いで思い浮かべるのは、いくつもの顔だ。 大切な家族を、自分に託して死んでしまった晋さん。 見ず知らずの自分を、家族として受け入れてくれた遥香さん。 何時だって自分の事を慕って、色んな感情を教えてくれた天音ちゃん。 そして、最期まで自分を人間だと信じて戦い抜き、命を落としたギンガ。 それら全てが、カリスに力を与え――繰り出される一撃。 「――人の、想いだッ!!」 色んな人の想い。人間としての想い。 それらを乗せた乗せた最後の一撃は、渾身の力を込めたカリスの飛び蹴りだった。 正面からまともにその一撃を受けたホッパーは後方まで吹っ飛び、近くに備え付けられていたテーブルへと倒れ込んだ。 テーブルはホッパーの体重に耐えきる事は無く、見事に真っ二つに破壊。 ホッパーも度重なるダメージに変身状態を保って居られなくなったのか、緑の装甲は粒子になって崩れ落ちた。 そこにいるのは、漆黒の仮面ライダー・カリスと、一人の紫髪の少女のみ。 戦いは、完全にカリスの勝利に終わった。 Back H激戦区/人の想いとは 時系列順で読む Next 誕生、Hカイザー/NEXT BATTLE 投下順で読む ヴァッシュ・ザ・スタンピード スバル・ナカジマ 相川始 柊かがみ ヴィヴィオ 八神はやて(StS) 金居 エネル
https://w.atwiki.jp/sentai-kaijin/pages/4213.html
「我らが王の悲願成就のために!」 【名前】 グリンシャ 【読み方】 ぐりんしゃ 【声】 穴井勇輝 【登場作品】 仮面ライダー鎧武/ガイム 【登場話】 第34話「王の力と王妃復活」第35話「ミッチの箱舟」 【分類】 オーバーロードインベス 【ディティール】 不明 【特色/力】 高い知性と独自の言語、装甲化した外骨格、優れた身体能力、怪力 【生物モチーフ】 牛 【その他のモチーフ】 不明 【詳細】 白い牛に似たオーバーロードで、本来はロシュオを守護する直属の近衛兵。 オーバーロード随一の腕力を誇り、愛用の「アアシュイム」という大剣を振り回す。 ロシュオの大願の「妃の復活」を実現させるため、レデュエが発明した蘇生装置の動力源に必要な人間を集めようと、多数の上級インベスを引き連れて行動を起こし、晶や彼女に匿われていた少年を狙っていたところをアーマードライダーたちに見つかって参加のインベスたちと一緒に交戦する。 少年を避難させるのに無防備になっている鎧武を背後から襲うなど姑息な手を使いながらも、レモンエナジーアームズのバロン、そしてカチドキから極アームズに変身する鎧武のタッグと互角に渡り合う。 その後、バロンのサポート技で身動きを封じられて鎧武の「極オーレ」による火縄大橙無双斬を撃たれるが、横入りしたレデュエの操る植物の膜で直撃を妨げられ、難を逃れた。 ロシュオがその力を全世界に見せつけた後、立ち去るレデュエの命令で足止めとして再びバロンと鎧武を強襲。 体当たりで両ライダーを圧倒するが、狭い路地に追い込まれた上、2人のコンビネーションに劣勢になり、最期はバロンに背後から羽交い絞めにされて動きを封じられた隙に、パインロックシードをセットした火縄大橙DJ銃のパインチャージの砲撃を食らい爆散した。 【余談】 なお、「グリンシャ」の日本語は、牛の民芸品で知られる「ベコ」。 また専用の「アアイシュム」を日本語に訳すと「おおけん」、つまり「大剣」となる。 前回登場したデュデュオンシュとは真逆で、フェムシンムの言葉しか話さず、日本語を使ったのも上記の奮起する一言のみ。 スーツはOVAに登場したタイラント(オーバーロード態)にリペイントされた。
https://w.atwiki.jp/zolpha/pages/22.html
はじめに ストーリー 世界観 ワールド アクション キャラクター ポーン ネットワーク 参考サイト 参考画像 はじめに 『Dragon's Dogma (ドラゴンズドグマ)』 とは、 2012年初頭の発売に向けて開発中の、完全新作のゲームタイトルであり、 カプコン初のオープンワールド作品である。 デビルメイクライ4の開発チームが、次は完全新作を生み出そうという事で企画を進めたのがきっかけ。 今までのオープンワールドRPGになかった、アクションが綿密に作り込まれた作品を目指す。 開発期間は構想3年、開発2年で足掛け5年。 タイトルの意味は 「ドラゴンの教理・真理」 ストーリー 物語は、主人公とドラゴンの出会いから幕を開ける・・・ とある漁村に住む主人公は、いきなり来襲したドラゴンに宣告される 「お前こそ、選ばれし者だ」 なぜ、自分なのか? なぜ、倒さねばならないのか? その答えは、ドラゴンが知っている… 襲来したドラゴンは、主人公の体から心臓を奪い去る しかし、主人公は蘇る… 竜を倒す運命を課せられた “覚者(かくしゃ)” として 世界観 十数年ぶりにドラゴンが復活し、再び混沌の時代を迎えた架空の世界。 ポーンという異世界の民や、ゴブリン・キメラなどが登場する。 剣と魔法。 西洋風の王道ハイファンタジー。 ワールド フィールドの時間は刻一刻とリアルタイムに変化する。 朝は眩しく、昼は太陽が照りつけ、夕方は幻想的、夜は真暗闇。 モンスターやNPCも時間帯によって配置や行動を変える。 巨大なモンスターは遠くからでも目視でき、その場に行って戦う事も、避ける事もできる。 エリアは草原、巨大な城、古代遺跡、砦、洞窟、森、渓谷、海岸、河川など多岐に及ぶ。 さらにフルボイスで会話ができる200人以上のNPCが、それぞれ独自のAIで生活している巨大な街があり、 そこでは情報収集や買い物、イベントの発生やPTメンバーのスカウトなどができる。 小さい街や村も各地に存在する。 その広大な世界の全てをシームレスに移動できるオープンワールド。 アクション 弱・強攻撃やジャンプ攻撃の他に、装備それぞれに3つずつセットできるスキル攻撃がある。 さらに特徴的な 「つかむ」 アクション。 これにより小さい敵は羽交い絞めにしたり、死体を持ち上げて敵をおびき寄せたり、 大きな敵にはしがみ付いてその体を動き回り、好きな部位を攻撃する事ができる。 このつかみアクションは、 ダンジョンに落ちているオブジェクトを拾って投げたり、PTメンバーや街のNPCに対しても起こせる。 バトルはキャンプメニューを開いている間以外はリアルタイムで進む。 最大3人の仲間に行動の指示が出せ、また仲間も状況に応じてプレイヤーに指示を与える。 仲間が敵を羽交い絞めにて止めを刺したり、プレイヤーを跳ね上げて敵の体にしがみ付くなどの連携も可能。 なおMPの概念はなく、魔法もアクションとして繰り出す。 キャラクター 主人公は名前や顔に留まらず、 性別、年齢、身長、体型、髪、顔のパーツに至るまで自由にカスタマイズできる。 筋肉隆々の大男から、可憐な少女まで幅広く作ることが可能。 その容姿はイベントシーンや、能力などのゲーム部分にも反映される。 さらに3つの職業から選択でき、そこから6つの上級職に派生する事ができる。 この9つの職業はアクションが全く異なるため、それぞれ違うプレイ感覚で戦うことができる。 成長システムは経験値を取得して上げるレベルアップ制。 見た目にも反映されるバリエーション豊かな装備を持ち替え、着せ替えてステータスをアップさせる。 個性的なNPCの面々は公式サイトを参照。 ポーン その多くが謎に包まれている異世界の民の総称であり、今作独自のキャラクター、システム。 容姿は人間と同じだが、一般人からは忌み嫌われている。 しかし自発的な感情を持たないため、兵士からは重宝されているようだ。 主人公は覚者となった為にこのポーンと契約が交せるようになった。 旅の相棒となるメインポーンは主人公同様にカスタマイズでき、戦いのクセや性格、口癖まで変えられる。 教育により個性が生まれ、経験を積み、主人公と一緒に成長する。 また最大2枠のサポートポーンを仲間に加えることができる。 サポートポーンは街などで雇うか、オンラインで他のプレイヤーのメインポーンを借りることが可能。 そのポーン達は、各地に点在するリムと呼ばれる石碑から召喚できる。 なお、ポーンという名前はチェスの駒の一つから来ている。 楽しい仲間ではあるが、たのしいなかまとは決して関係はない。 ネットワーク リムを通じて世界中の覚者(プレイヤー)とポーンのやり取りをする事ができる。 自分のメインポーンを相手に貸し出せば、相手のサポートポーンとして活躍させられる。 逆に相手のメインポーンを借りれば自分のサポートポーンになるという仕組み。 貸し出した先でメインポーンが積んだ知識や経験は、こちらにも反映されるため、さらに旅の役に立つだろう。 また貸し出す事でリムの結晶と呼ばれるアイテムを入手でき、これはより強いポーンを雇う際に使える。 貸し出しても自分のメインポーンがいなくなる事はなく、100いれば100人に貸し出す事が可能。 魅力的なメインポーンを作り、強く育てる事で世界中のプレイヤーに借りてもらいやすくなり、 それがさらに屈強で万能な相棒へと成長させるカギとなる。 参考サイト 発表時 開発者インタビュー 〔ファミ通.com〕 ドラゴンズドグマ紹介ページ一覧 〔4Gamer.net〕 全スクリーンショット一覧 〔GameSpot.com〕 参考画像 カプコンの本気 至高のファンタジー始動 生命力を感じさせる圧倒的な存在感 緊迫感あふれる戦いを生き抜け ポーンとの連携が強敵を倒す為のカギとなる モンスター・ジョブ 多彩な職業でモンスターに挑め 冒険心を掻き立てる壮大な世界を駆けろ ストーリー・キャラクター 開発者インタビュー① 開発者インタビュー② ⇧ .
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/59622.html
【検索用 たきしめるPmeme 登録タグ 作た 作たか 作り手】 + 目次 目次 特徴 リンク 曲 CD 動画 関連タグ内の更新履歴 コメント 【ニコニコ動画】 特徴 作り手名:『抱き締めるP(meme)』(だきしめるP(meme)) 主な使用音源は欲音ルコ。P名の由来は2作目「1795」の歌詞から。 リンク こめぶろ。(作者ブログ) 曲 1795 アストラの花 生命の唄 かたかげさがし 君のお仕事。 ミモザ CD まだCDが登録されていません。 動画 関連タグ内の更新履歴 + 関連タグ内の更新履歴 関連タグ内の更新履歴 ※「抱き締めるP(meme)」「抱き締めるP(meme)CD」タグ内で最近編集やコメントのあった記事を新しい方から10件表示しています。 君のお仕事。 かたかげさがし 生命の唄 ミモザ 1795 アストラの花 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/okaishonen/pages/24.html
コンサートは何回やっても緊張して、うまく出来るかなって不安になる。 うまくやろうとするよりも楽しんでやって、お客さんにも楽しんでもらう方が重要だとは思う。 お客さんだって緊張して下手っぴな歌を聞かされるよりは、上手い方がいいもんね。 どうしたって緊張するものは仕方ないから、ガチガチにならないように気をつけよう。 でも、今日は別の意味で緊張感がある。 何ていっても今日は舞美ちゃんに(強制的に)告白をすることになった日なのだから。 コンサート中はお客さんには女の子らしく振舞って、終了後は舞美ちゃんには男の子らしく振舞ってみよう。 「ちさと、今日はやけに嬉しそうだね。何だかこれからいい事があるみたいな顔してる」 「え!?いや、そうでもないよ・・・今日もファンの人たちに楽しんでもらえたらなって」 「絶対に違うね。そういう顔じゃなかった。はっきり言ったら?素直じゃない奴はこうしてやる」 「ま、待ってよ。何ですぐにプロレス技かけてくるかなぁ」 舞ちゃんは本当に成長中だって、本人でもないのにすごく実感できる。 立つと肩とか同じくらいの位置にあるし、当然顔も近くなったから隙があるとキスばかりしてくる。 プロレスごっこでも、舞ちゃんがムキになると僕の圧勝っていうわけにもいかなくなった。 最近だと栞菜までプロレスごっこに加わって、二人で組んで僕に襲い掛かってくるからたまったものじゃない。 栞菜は僕が男の子だって気づいていないから、羽交い絞めにしてきて大きな胸がよく当たる。 舞ちゃんにはない胸の感触に、僕はドキドキしながらも慌てないようにごっこを続けるのに苦労している。 さすがの僕も思春期になり、メンバーにいけない想像しないようにと思っても見惚れることが多い。 えりかちゃんは細いからすらっとしたシルエットでみてて、カッコイイ。 ま、舞美ちゃんもスタイルがいいから、僕はいけない想像をしないようにするのが大変だ。 それに一回オナニーしてから、舞美ちゃんをみると全身から嫌な汗が噴き出てくる。 「何を考えてるかいいなさい」 「やめてくれよ~今日は勘弁して」 「舞に言えない事なの?それなら吐かせるまで技とかないからね」 「うぅ・・・ちょっと・・・苦しいって・・・」 舞ちゃんは加減を知らないから、僕にかけてくる技の強さがどんどん増している。 ここで自白しないと、プロレスごっこ中に死んでしまって洒落にもならなそうだ。 だからって、舞美ちゃんにキスしますなんて言えないよ・・・舞ちゃんにだって。 「舞ちゃん、離してあげたら?ちっさー苦しそうだよ」 「あ、愛理。今はダメ。私に隠し事しようとしてるちさとから、自白させてる最中なんだから」 愛理、何ていいタイミングでここに現れるんだよ。 まさかじゃなくて、僕を助けに来てくれたって考えていいんだよね、そうだよね。 でも、また今にも例の「ケッケッケ」と笑いそうな笑顔なんだよなぁ、どういうわけか。 やっぱり信用してよかったのかな、と不安になってきた僕をみて、愛理が舞ちゃんにまた「離してあげてよ」と言ってくれた。 さっきのはどういう笑いだったんだよ。 「あのね、ちっさーは今日舞美ちゃんにキスをする計画たててるの」 はぁ!? あ、あ、あのぉ今君は何て言ったの、愛理・・・ 空耳でないなら、僕にははっきりと「舞美ちゃんにキスをする」と聞こえたんですが。 聞き間違いであってほしいんだけど、それはあくまで僕の希望なんだ。 ほら、僕の上で羽交い絞めにしている舞ちゃんの腕の力が緩くなってる。 つまり、聞き間違いじゃないのは確実なわけで、上にいる舞ちゃんの顔はきっと唖然としてる。 舞ちゃんが意味をわかってしまったら、その後は怒り狂う予感がしてしょうがない。 愛理、僕を助ける為に現れたんじゃないのかよぉ。 羽交い絞めにされている僕のトドメを指しにきたようなものじゃないか。 「今、何て言ったの?」 「だからね、ちっさーは舞美ちゃんにキスをするの。この前に私とちっさーが一緒の部屋になったことあったでしょ。 その時に二人でゲームをしたんだよね?」 愛理は僕と目があうとウィンクをしてきた。 何だって、僕にウィンクしてきたんだよ、そんな場合じゃないのはわかりきってるじゃないか。 ん?何も言わずに口だけを動かしているぞ、えぇと「私の話にあわせなさい」と読めるなぁ。 あ、あぁ~わかったよ、愛理。 よかった、僕を裏切ったわけじゃなかったんだね。 「ゲームに負けたら、罰ゲームをしようってことになって、私がちっさーにステージ上で舞美ちゃんにキスして驚かせてみてっていったの」 愛理が後で説明してくれた事によると、どうせバレるんだから悪戯ですってした方がいいそうだ。 「皆で舞美ちゃんの驚いた顔をじっくり見ちゃおうよ」なんて誘い、「面白そう」と言わせて納得させた。 あの舞ちゃんも悪戯ってことならいいよ、と笑ってキスすることを許してくれた。 「ふふっ、ちっさーは私にも大事な人なんだから当たり前でしょ。まだキスしかしてないんだし」 「そ、そうだね・・・とりあえずはありがとう。舞ちゃんも納得してくれてよかったよ」 「舞ちゃんは大人っぽくみえて、まだまだ悪戯好きだからね。ああ言えばいいのかなって思ったの」 「すごいな、僕なんかより舞ちゃんといる時間短いのに簡単に納得させちゃうんだから」 「それはちっさーが頭使わないからでしょ。舞ちゃんを騙すつもりなら、うまくやらなきゃダメだよ」 最後にはダメだしまでされて、僕たちは昼公演のステージに立った。 順調にコンサートは進み、いよいよ『YES!しあわせ』となったのだけど、僕はキスができなかった。 これには自分でもせっかくのチャンスを棒に振った後悔が残った。 しかも、昼公演が終わって愛理に「ちっさー、しっかり」なんてまたもダメだしされる始末。 わかってはいても、あの舞美ちゃんの顔を前にしたら難しいんだ。 鏡に映った自分の顔をみつめ、笑顔の練習を繰り返してみる。 やれる、やれる、やれる、やれる、やるんだ。 夜公演になり、また『YES!しあわせ』の順番になり、僕らは唄って踊り始める。 曲は進み、えりかちゃんが歌うパートの『キスしてるわ』に入り、僕と舞美ちゃんはステージの後ろに移動する。 次に舞ちゃん、その次に栞菜が唄う『キスしてる瞬間』に曲が進む。 さぁいよいよだ、僕が憧れの舞美ちゃんにキスをする瞬間は今だ。 舞美ちゃんが目を瞑り、僕の顔に近づいてくる。 舞美ちゃんってキスする時、こんな顔をするんだって思ったら、ついニヤけてしまった。 可愛い顔をしてるよな、キスの顔も。 好きだよ、舞美ちゃん。 僕はキスされるとは思ってもいない舞美ちゃんの唇に、ついに自分の唇を重ね合わせた。 ほんの一瞬だったけれど、僕は舞美ちゃんとキスをした、それだけでとっても幸せな気持ちになれた。 唇が触れ合った後の舞美ちゃんの照れ臭そうに顔をそらすところで、僕は胸がキュンとなってしまった。 舞ちゃんや愛理ともしたけれど、やっぱり僕の一番は舞美ちゃんなんだって確信した。 「ちっさー、リハーサルとお昼と違うことしたでしょ~もぉ照れるじゃん」 「うん、キスしちゃった。えへへ」 「キスしちゃったじゃないでしょ~あれDVDになっちゃうんだからね。この悪戯っ子め」 「悪戯なんかじゃないよ。ほ、本気でしたかったからしたんだ」 「本気で悪戯したってこと?ちっさーは子供なんだから、ってまだ子供か。とにかくああゆうのは禁止ね」 「本当に悪戯じゃないんだって。わ、私・・・ううん、僕は舞美ちゃんが好きなんだ」 「もぉ~僕とか言っちゃって。ちっさーは男の子っぽいんだから。女の子なんだし、『私』でしょ」 「だ、だって僕は・・・実は・・・」 「えぇい、悪戯っ子にはこうしてやるぞ。コチョコチョコチョ」 「ちょ、ちょ、ちょっと・・・あっはっはっは」 舞美ちゃんも調子に乗ったのか、僕を押さえつけてくすぐりをかけてきた。 舞ちゃんと違って加減はしてくれるけど、体は舞美ちゃんが大きいしあんまり意味がない。 だけど、舞美ちゃんがこんなことをしてくれるのは嬉しい。 舞美ちゃんが抱きついてきたっていうのに、栞菜にはある柔らかさがないのは何でだろう。 後ろから抱きつくみたいに体中をくすぐってきて、その手がいきなり僕のアソコをくすぐってきた。 もう突然のことだったから、僕は何も抵抗することが出来なかった。 そんな時に限って、おちんちんの馬鹿野郎は固く大きくなっていた。 僕の失敗、それは自分がもう思春期の男だって自覚してなかったことだ。 「ち、ちっさー。何、固いもの隠してるんだ。これは何なんだよぉ~」 「待って待って、そんなに強く握ったら潰れちゃうよ」 「だって取れないんだもん。ん~隠してるとよくないぞ。相談しなさいって言ったじゃない」 「いたたたた・・・ちぎれちゃうよ~」 「え、え?何でそんなに痛がってるの?もぉ~絶対に取っちゃうんだから」 「ごめんごめん、言うよ。だから、もうやめて・・・僕、男の子なんだよ」 「え?」 舞美ちゃんについにバレてしまった瞬間だった。 ←前のページ 次のページ→