約 29,006 件
https://w.atwiki.jp/kotye/pages/818.html
2020年総評案3 大賞 LOVE・デスティネーション 【2020】 クソゲーオブザイヤーinエロゲー板 総評審議所 https //jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/58649/1613181301/ 51: 総評3号 ◆A7gKJ8KKyo :2021/03/05(金) 15 17 15 HOST KD124211135039.ppp-bb.dion.ne.jp 2020年という年は、全世界に広がった疫病によって、あらゆる企業のあらゆる事業、活動が停止せざるを得なくなった空白の一年であった。 当然ながら、我らがエロゲー業界もまたその軛からは逃れることはできない。 大作であれ、駄作であれ、エロゲーは多くの人が携わる企業の活動の果てに生まれた商品であるのだから。 2020年度のKOTYeスレは、クソという病に冒されたエロゲーたちの絶え間ない緊急搬送に揺さぶられ、サイレンの音の止まないスレとなっていた。 近年まれにみるほどの多作品エントリーという結果になった当年度の作品は、1年12か月それぞれの月のエロゲーに一つ以上のクソの陽性反応を見るという、負の快挙とも言うべきことを成し遂げた。 年も初頭の一月には、十二支の動物たちにちなむキャラクター12名、追加一名の計13名をヒロインとして出した『神様のしっぽ』がヒロインが多すぎるゆえの作りこみの甘さ、ヒロイン間格差、差分のなさなどのクソ要素を引っさげて現れ、新年を賀した。 次鋒を担った『スケベな処女のつくりかた』は、調教ものを匂わせながらも実態はヒロイン即堕ち、予告なしNTRと、地雷炸裂を以て新春を祝う爆竹とするような有様であった。 続く2月には、未完成臭漂うSLG、『絶対女帝都市~叛逆の男・カムイ~』が参陣。 ついで、漢字全てにルビを振り、そうでない文章にも違う読みを付けてルビを振り、あまつさえ傍点も多用するという独創的すぎる文章力で綴られた怪作『LOVE・デスティネーション』が強制入院した。 3月には、シリーズ主人公の主人公の記憶を消し再出発、「蘇生」をうたったものの腐臭漂うゾンビとなって復活した『ジンキ・リザレクション』が襲来。 続いて、強化要素のために異常な回数のセーブ&ロードを強いられるRPG、『創神のアルスマグナ』も錬成された。 4月には、新たなゾンビが『ジンキ』の腐臭に惹かれ、来訪する。 「ゾンビアイドルADV」を謳うその名も『墓多DYINGZOMBIES』は、隠す気もないほど某アニメ作品に便乗した一作であったが、キャラクターの設定を活かしきれないお粗末さを突かれ、墓地へと隔離された。 5月には、かつて畏れられた騎士+学園の組み合わせに忍者要素まで盛りつけた『Secret Agent~騎士学園の忍びなるもの~』が、整合性がめちゃくちゃでありながら短くて説明不足という、複数ライターの弊害をまざまざと見せつけるスタイルで潜入工作を仕掛けたが、即座に看破され御用となる。 また、「薄いシナリオ」「薄いエロ」「ストレスフルな戦闘」「露骨な未完成」と、教科書通りのクソっぷりを見せつけたエロRPG『天冥のコンキスタ』も捕獲された。 6月には、主人公とヒロインが両者とも気持ち悪く、倫理観が欠けている『メガスキ! ~彼女と僕の眼鏡事情~ 伊波乙葉編』や、 「魔王アイドル育成物語」を謳いながら徹底した全編ダイジェスト&スキップ仕様により「魔王」「アイドル」「育成」の要素を抹殺し、「物語」性すらも失った『まおかつ! ~魔王と勇者のアイドル生活~』、 歴史ものでありながら歴史要素が薄すぎる上に間違いだらけの『オレは姫武将を孕ませたい!』などが続けてエントリー。 7月に入ると、シナリオを埋め尽くす豊富かつ雑多すぎる豆知識にデコレートされた『彼女がアイツで、俺はだれ!?』が「信長の転生者」を名乗りながら乱入。 「姫武将」に引き続き、フリー素材かのごとく女体化されクソゲーにも分け隔てなくご出演頂く信長公には涙を禁じ得ない。 ついで、特徴的なSEとともに「主人公の顔が怖い」というネタを何度も天丼するせいでそこしか記憶に残らないと評された『Hではじめた絶品バーガー ~え?ご注文はおっぱいですか~』も自粛せずに開店し、エントリーした。 8月には『かけぬけ★青春スパーキング!』がテンプレすぎるシナリオ、キャラクターの矛盾した言動などから目を付けられ、駆け抜けられずにお縄となった。 9月には、コロナ禍発生以降、今や周知の常識となった「ソーシャルディスタンス」をネタにした『 Honey*Honey*Honey!』が2mの間隔をあけてスレに接近。 薄すぎるシナリオ、空気になった設定、HシーンにBGMがない仕様などの異臭を2m越しに捕捉され、強制隔離と相成った。 続く『鍵を隠したカゴのトリ -Bird in cage hiding the key-』は、ミステリー、恋愛、友情と様々な要素をどっちつかずに組み合わせた結果、迷走に終わったと評された。 10月、甲高い警笛とともに現れた『まいてつ Last Run!!』は、高い評価を受けた前作『まいてつ』に新規シナリオとヒロインを大幅に追加した、続編であり完全版だ。追加された本編のシナリオのクオリティに概ね問題はないとされたものの、「『まいてつ』本編が全年齢版の移植」「追加ヒロインにはHシーン無し」「既存ヒロインの追加シーン数が少ない」など、露骨なまでのエロ脱却、一般志向を見せ、質と量の高いロリHシーンを価格破壊級の割引でたたき売って集めたユーザーからの怒りを買い、レビューサイトが炎上。削除依頼を出すなどの対応が火に油を注ぎ、長きにわたる盤外戦を演じた。 11月に現れた老練な兵士、『まごかつ~可愛い孫のためなら中出しOK…~』は、「遺影がイエーイ」で知られたアパタイト・祖母シリーズの一作であり、老いた顔と豊満な体がミスマッチを引き起こしている作画はしっかりと引き継がれ、倫理観の狂ったBBAを主人公に据え、グラフィック使いまわしのせいで少年に見えない少年を「マゴ」にして囲い込むという狂った世界を展開し、即刻施設送りとなった。 12月には「エンドロールに主題歌と歌手がクレジットされるのに本編にはOPなどがなく、その曲は一切流れない」という主題歌の定義を揺るがす仕様を引っさげた『プリンセスクライシス』が滑り込む。 本編の内容はつまらないバトルと説明不足なシナリオの合わせ技で、無難にクソゲーとしての存在感を見せつけた。 さて、ここまで2020年度、12の月を背負って出揃った猛者たちを紹介した。 この中より、次点一作、大賞一作を選出し、発表する。 2020年度クソゲーオブザイヤーinエロゲー板、 次点は 『天冥のコンキスタ』 大賞は 『LOVE・デスティネーション』 とする。 今年度スレに集ったクソゲーたちは、クソさの個性という点では突出した点に欠けていた。 『コンキスタ』は、シナリオ、エロ、戦闘とまんべんなくクソ要素を持つといういわばクソゲーの優等生、教科書的な存在だった。 しかしそれゆえに突き抜けた力を持たず、テキストという明確な強みを持つ『ラブデス』の前では、ややかすみがちになってしまった。 その中でも、『ラブデス』だけが独り、独特な異臭を放っていた。 まずは「この☆」と書いて「このほし」と読ませ、地球のことを指したり、本文中の「男」「女」がことごとく「♂(おとこ)」「♀(おんな)」になっているといった具合の奇怪な言語センス。 本文中の漢字にはもれなくルビが振られ、ちょくちょく文章や単語に違うニュアンスのルビを振り、同じルビでも直訳と意訳に分かれているという心理的トラップ。 さらには何もないひらがなにまで傍点を置く徹底ぶりには舌を巻かざるを得ない。 本スレッドには、過去、テキストに問題ありとされたエロゲーも多数エントリーしている。ナレーションまでもキャラクター化したことでテンポが悪化した『LAMUNATION!』や、擬音語擬態語が個性的すぎるとされた各種作品たちがそうだ。 だが、『ラブデス』はそれらとは一線を画す異質なオーラを身にまとう。 通常、テキストに問題があるとされる作品のダメな箇所は、「誤字が多い」「会話が成り立っていない」「擬音語が変」など、ダメな箇所は分散され、どこかに散らばっている。例えるならば、砂漠の中の地雷だ。 『ラブデス』の場合、問題とされるのは「文体そのもの」であり、この作品をプレイしている限り、その違和感からは逃れることができない。例えるならば、マップに毒の沼しかないRPGのようなものだ。 加えて、この読みづらいテキストで綴られる物語の内容は、要約するならば「過去に戻った底辺のおっさんが周囲にヘイトを吐き散らしながらお偉方に説教たれて他力本願で問題解決」であり、物語の面白さもないに等しい。 エロゲーに限らず、ADV形式で進行するシナリオは多くが「俺」「私」などの視点で進行する一人称の文章である。 一人称視点の文章を読むとき、我々は主人公の脳内に同居し、出来事や会話を共有して楽しんでいるはずだ。 しかし、文中幾度となく「上級国民サマ」と他人を脳内で罵倒しては粋がる主人公の悪意に満ちた脳内に、誰が同居したいというのか。 文章の中にちりばめられた悪意は、さながら毒の沼に埋められた地雷である。 地雷に怯えながら毒の沼に浸かって進む体験を、「苦痛」以外の言葉で表現するのは難しいだろう。 大前提として、ゲームとは、楽しさを求めてプレイする娯楽である。 辛く感じる局面は多々あれど、例えばレベルアップ、シナリオのカタルシス、強武器の入手、数字の加算など、その辛さを乗り越えた先に何かがあるからこそ我々はゲームをプレイし続けるのだ。 だが苦痛の先に何もないならば。我々は、何を目指せばよいのだろうか。 クソゲーにクソゲーという名を付けて笑いものにし始めたのは、目指す場所を作るためだったのではないか。 我々はクソゲーをクソゲーとして語り、笑い合うためにこそクソゲーをプレイするようになった。 それがどんなに笑えないものでも、悲惨なものでも。笑い飛ばすことで、苦痛の中に道筋を作るために。 図らずもクソゲーの根源に立ち返った2020年。 総評の稿は、名画『ジョーズ』よりセリフを借用し、締めとしたい。 Smile you, Son of a bitch!! 「 く た ば れ 、 化 け 物 ! 」 ※編集人註:下記の通りコピペミスにより「無駄に行間空いちゃった」とのことなので、上記総評案は行間を削って掲載。 54: 総評3号 ◆A7gKJ8KKyo :2021/03/05(金) 15 22 34 HOST KD124211135039.ppp-bb.dion.ne.jp ーお わ りー だいたい半日ででっち上げた代物なのでツッコミどころはいっぱいあるかとは思いますが許して 無駄に行間空いちゃったのは多分コピペミスです……
https://w.atwiki.jp/kotye/pages/858.html
2022年 総評案 2022年 総評案1 2022年 総評案2(2023/5/21ベース案決定)修正稿 第3稿 第4稿
https://w.atwiki.jp/arukupena/pages/52.html
第三回testリーグ総評 来場者数総計 - 今日の来場者数 - 昨日の来場者数 - 早くもtestリーグは第五期、43チームの方々に参加して頂きました! 第四期更新出来なくてゴメンチ チーム成績 今回testリーグを制したのは! やわらかい銀行。(アルカット)! やはり決め手は投手の安定感! 馬原・森福の二本柱が大奮闘! 打撃では松中が本塁打王を獲得。 第四期も好成績を残していた…ような気がするので 今後の上位候補ともいえる手ごわいチームです。 そして惜しくも二位だったのは… ぺろぺろ(打ち止めぺろぺろ)! 常連チームですが、今までは伸び悩んでいました。 しかし、今季は首位から3G差の二位につけました! れい選手が打点王(本塁打三位)、きせ選手が最多勝タイ 走攻守ともに安定したチームでした。 混戦の中三位だったのは… DQモンスターズ(魔物使い)! こちらも常連チーム。毎回消化して下さって有難うございます タイトル等は特になかったもよう 首位4G差、二位に1G差でした。 今回は本当に高レベルな優勝争いで、見ていて楽しかったです。 管理人がランク外?未消化なんだよ>< おまけ()選手ピックアップ! 上位三チームには入りませんでしたが、管理人が注目する選手です! 野手部門 弦巻瑛哉(‡Sharps‡) 打率.393。首位打者でも有り得そうですが、打率では三位 盗塁でも三位にランクイン NG(SS) 本塁打一位、打点二位 言わずと知れたチームの主砲です。 投手部門 柏原竜二(ランナーズ) 最優秀防御率。球界のエースとも呼べる選手です。 チームは78勝でしたが惜しくも四位 皆越歩(‡Sharps‡) 勝ち数三位。こちらも名の知れている投手です。 110試合で39勝を挙げる tk他におらんのや…orz 勿論、他にも注目選手は沢山居ます。 ここに載らなかった選手も、確変に期待です♪ トップページのアンケートにもご協力ください 読みづらい文でゴメンナサイ!感想等下されば励みになります。(あと苦情も…笑) 左の劇ぱわのとこになかったから気づかなかったです;; 総評毎回楽しみにしてます! -- (ぺろぺろ) 2011-05-08 19 05 52 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/kinotakelegend/pages/94.html
これまでの戦績は今までの戦績から確認! 2011年度 2012年度 2013年度 2011年度 2010年に始まったきのこたけのこ大戦は1周年を迎え、また2周年も近い。 『夜のきのこ』きのこ軍、『常勝』たけのこ軍。 2011年にはパー速で行われた紛争を含め、計68戦もの戦いが行われた。今年を振り返り締めくくる意味でも、その結果を記していきたい。 【大戦(単純戦闘回数)】 計51戦 たけのこ軍 31勝 20敗 きのこ軍 20勝 31敗 【大戦(月別王者回数)】 内12回 たけのこ軍 8勝 4敗 きのこ軍 4勝 8敗 【紛争(パー速大戦)】 計17戦 たけのこ軍 10勝 7敗 きのこ軍 7勝 10敗 【総計(月別王者も含め)】 総計68戦+12回 たけのこ軍 49勝 31敗 きのこ軍 31勝 49敗 このような結果になった。 ちなみに第一次から含めた総計では、やはり、たけのこ軍が76勝46敗と優勢である。 たけのこ軍はこの1年でも安定した精鋭を従え、怒り狂うきのこ軍を仕留めた。きのこ軍と序盤で均衡した戦いをし、終盤で大きく引き離す戦いぶりは、 きのこ軍へ希望を少しでも見させる、最早情けからくるものだとも言われている。劣勢に立たされても、きのこ軍に対する反撃の手は緩めず、まさに『常勝』の名にふさわしい活躍だった。 しいて言えば、クリスマス大戦での兵士の少なさが目立ったぐらいだ。 一方のきのこ軍といえば、前年度からの、負けるときは全力で負け、勝つときは兵士の数で相手に目にもの見せて圧勝する、といったスタイルは変わっていない。 そんなきのこ軍も、一時期は兵士数も激減して窮地に追い込まれた。しかし、クリスマス大戦では見事に数の暴力というお家芸を復活させ、リア充予備軍のたけのこ軍を撃滅した。『夜のきのこ』に復活の兆しが見え始めている。 2011年は、国内外を問わず正に『激動』の年となったが、きのこたけのこ大戦もその例外ではなかった。会議所なる場所では、円滑な試合運びを第一とするために何度もルール策定が行われた。 しかし、どれだけそこで悩もうとも結局は試合を盛り上げ勝敗を決めるのは兵士たち自身なのだ。これまでの戦役に一度でも参加し、また意見をしてくれた兵士たちに、この場を借りてお礼を。ありがとうございます。 最後に、一度でもクリスマス大戦を欠場したやつ、言い訳は聞かない。 ――本年のきのこたけのこ大戦は休戦となりました。また来年まで、よいお年を!―― 2012年度 下記に、今年度に行われた大戦全ての内訳を示す。 睦月戦役(4戦) 王者きのこ軍 4勝 たけのこ軍 0勝 如月戦役(4戦) 王者きのこ軍 4勝 たけのこ軍 0勝 弥生戦役(5戦) きのこ軍 2勝 王者たけのこ軍 3勝 四月戦役(3戦) きのこ軍 2勝 王者たけのこ軍 1勝 五月戦役(4戦) きのこ軍 3勝 王者たけのこ軍 1勝 六月戦役(5戦) きのこ軍 0勝 王者たけのこ軍 5勝 七月戦役(4戦) 王者きのこ軍 2勝 たけのこ軍 2勝 白露戦役(4戦) きのこ軍 0勝 王者たけのこ軍 4勝 寒露戦役(5戦) きのこ軍 3勝 王者たけのこ軍 2勝 立冬戦役(4戦) きのこ軍 1勝 王者たけのこ軍 3勝 大雪戦役(4戦) きのこ軍 0勝 王者たけのこ軍 4勝 小寒戦役(4戦) きのこ軍 2勝 王者たけのこ軍 2勝 総計55戦 きのこ軍 27勝30敗 たけのこ軍30勝27敗 (※パー速紛争7戦(きのこ軍4勝3 敗)も総計に合算) 内、月別王者12戦 きのこ軍 3勝(1月・2月・7月王者) たけのこ軍 9勝(3月・4月・5月・6月・8月・9月・10月・11月・12月王者) 大戦の内訳では、去年のたけのこ軍41勝27敗という大総評の結果から見れば、きのこ軍は随分と盛り返した印象がある。 特に、1月~3月にかけて、デスブログのおかげできのこ軍は10連勝と波に乗り、破竹の進撃を続けた。そのため、今年は随分と切迫した差になった。 しかし、月別王者はたけのこ軍の独壇場と言ってもよかった。たけのこ軍は6月、8月、11月いずれも全勝。 その他も、窮地に追い込まれながらも最終戦で勝利した4月、5月、9月を始めとして、今年はたけのこ軍にとって充実した1年ではなかっただろうか。 反対に、上半期に勝ちきれなかったきのこ軍は下半期にかけて、驚くべき人数の低下によって長い低迷期を過ごした。 一点集中砲撃も持続せずに、戦局の中盤から終盤にかけてたけのこ軍に巻き返される。そもそもリードしないまま大戦が終わることがよくあった。 しかしクリスマスにかけて、きのこ軍は奮戦。まあ最終戦は…うん…まあ。ごめん。 2012年は『変化』の年となったが、大戦もその例外ではなかった。新ルールは調整が不十分で、何度も大差がついてしまう試合があった。 この場を借りてお詫びします。来年度はしっかりと調整して階級、兵種に並ぶ新ルールとして大戦に馴染めるように努力します。 大戦は来年の2月でついに3周年。兵士の皆様に支えられています。クリスマス聖戦に来なかったリア充ども、貴様らを除いてな!! ――本年のきのこたけのこ大戦は休戦となりました。また来年!よいお年を!―― 2013年度 本年度の大戦がここに全て集結した。 それでは、本年度のきのこ軍、たけのこ軍の大戦結果発表を行う! 【2013年度 全大戦勝敗】 きのこ軍 68試合 34勝34敗 たけのこ軍 68試合 34勝34敗 なんと今年度は全くの互角。まずは両軍の健闘を讃えたい。 ご苦労様でした。クリスマス大戦2戦の結果が両軍1勝1敗だったため、このような結果になった。 例年負け越していたきのこ軍、今年度はなんとか借金をつくらずに済んだ。 例年勝ち越していたたけのこ軍、今年度は貯金こそつくれなかったが いまさら借金が少し増えたところで、痛くも痒くもないだろう。 それでは、更にこれまでの全大戦の結果も振り返ろう。 【2010~ 総合戦果成績】 きのこ軍 250試合 110勝140敗 たけのこ軍 250試合 140勝110敗 この結果のとおり、たけのこ軍は未だきのこ軍に対して優勢である。 一方できのこ軍にとっては苦難の道が続く。 きのこ軍の負け越し数は国家の借金みたいに増え続ける一方ではあったが、ようやくここで止まった。 だが、負け越し数を0にするアテは今のところない。 たけのこ軍は安定した成績をこれまでずっと残し続けている。常勝たけのこと言われる所以であろう。 本年度の大戦は終わった。 次回の大戦は2014/01/11 22:00から。 それではまた来年お会いしましょう! ――本年のきのこたけのこ大戦は休戦となりました。また来年まで、よいお年を!――
https://w.atwiki.jp/akebon/pages/2015.html
★第166回総評★ ★野手総評★ 陳金鋒Ⅰ,霜降、鄭先豐3の新クリンナップのすごさは橘子...にも 負けないぐらいだ。 だがそのクリンナップも能力が衰えてきた。鄭先豐3のほかにも 髙﨑將はパワーがSになった。 小久保 など楽しみな打者がたくさんいる。 やはり打撃はリーグ1といってもいいほどほとんど文句なし。 特に今期からクリンナップを勤める鄭先豐3が好調 本塁打王を陳金鋒Ⅰとわけてとり打点王も単独でとった。 MVP候補だ。 守備は大体はよし。。 ★投手総評★ 先発陣は,ニックマンが最多勝。リーグ4位以内に武田燕がすべてランクインしているという安定感アリ。 防御率も上位は中日が占めている。 ★全体総評★ 打撃はもうセ,パトップクラス。投手陣も安定してきて最近は投手王国でもある。 4年連続のリーグ一にも輝いた。 いつもながらのリーグ一位黄金期時代は少し下がり気味だが,まだまだいける。 ★来シーズンの展望★ 現在はAクラスだが優勝は難しくない。しかし選手の年齢が 少し高くなってきている野が問題だ。 しかしヤクルトが最近ウィキの結果が良くなってきた。これ からはヤクルトの時代か?
https://w.atwiki.jp/akebon/pages/962.html
相手チーム総評 千葉ロッテマリーンズ 17勝10敗 パシフィックのAクラスのひとつ。全体の能力も落ち着いている ソフトバンクホークス 16勝10敗 パの古豪チーム。全体的に墜ちてきた感もあり今は最下位。 日本ハムファイターズ 14勝12敗 今期優勝チーム。得意のスモールベースボールで相手をかく乱する 楽天ゴールデンイーグルス 19勝9敗 最近ある程度立て直してきた。少しだけ脅威になってくるかもしれない 西武ライオンズ 18勝10敗 万年Bクラスといっても過言ではないチーム。wiki編集もないのでAクラスはまずないだろう パリーグ怪物・有望株 千葉ロッテマリーンズ エルピープル ロッテのエース。コントロールがよく変化球も侮れない。 ソフトバンクホークス DarkSnow SBのエース。今は大ベテランだが相変わらず防御率だけは完璧だが援護がないため活躍できているとはいえない状況 日本ハムファイターズ 延江大輔 現在リーグ1の抑え。今期は最優秀救援を逃したが昨期は抑えながらMVPを獲得するなどその貫禄を魅せつけた。この選手が出てきた場合はその試合を諦めた方がいいだろう。まさに神と呼ぶに相応しい存在 楽天ゴールデンイーグルス 黒糖 楽天の一番。まだまだ若く更なる飛躍も期待できる選手。盗塁数も40以上とかなりのものであり打率も3割を切っているもののそれに近くオリックスにもこんな俊足巧打の選手がいれば・・との僻みも出てきそうなくらいである 西武ライオンズ クラフトマン ライオンズの三番バッター。チーム内では一番打率がいい
https://w.atwiki.jp/kotye/pages/903.html
2023年総評案3 大賞 星と乙女が占う未来 【2023】 クソゲーオブザイヤーinエロゲー板 総評審議所 https //jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/58649/1706966035/ 59:総評3:2024/03/03(日) 12 43 29 ID ???0 結論からいうと、結局完成できませんでした。 多すぎる作品たちをまとめるには、時間よりも気力が欠けていたに違いありません。 ですが 33氏のお言葉に甘えて、 中間がゴッソリ抜けた総評案だったものを、下のURLに置いておきます。 https //writening.net/page?Apu2F7 (URLの内容) 2022年。それはクソゲーオブザイヤーinエロゲー板(KOTYe)にとっては、「クソシナリオ(orテキスト)での殴り合い」の一言に尽きるだろう。 シェアハウスのバーベナ荘、もしくは時を停めた館のどちらが決戦の地か、 そう思った住人に、福袋から『悪魔と夜と異世界と』が華麗にアンブッシュを決め、 クソテキストの極限を見せつけ、大賞のチャンピオンベルトをかっ攫っていった。 翌年の半分を過ぎ、酷暑の中ようやく提出となった22年の宿題レポートには、 ただただ夜よりも深い闇の【重さ】だけがあった。 兎年にかこつけて、月を眺める余裕も総評審議の合間はなかったに違いない。 ところで兎と言えば、何かと性欲に絡めて語られることが多い。 事実「子孫繁栄」の象徴の意味合いもあるらしく、先に述べてしまうがそれを受けて、2023年度のKOTYeは、 32件もの忌み子の悲鳴があげられたのである。 ここまでの大量発生には前例が無い。故に、一部のエントリー作品には軽くしか触れられないことも明記しておこう。 兎の脚力の速さを具現化したのか? 初の選評報告も、 今までに無い程早く、初報は2月末というスピード感。 『JINKI -UNLIMITED-』。すでに業界からはサヨナラ宣言した戯画の、ほとんど最後の花火。 しかし、このときはまだ全容が把握し切れておらず、 「右クリックの動作がおかしい」 「UIが不便すぎる」 「FPSの制限かかってないっぽい」 などの断片しか把握できなかった。というのも、完全クリアに至るまでの難易度が異様だったからだ。それ故にシナリオなど細部の精査が見送られ、 戯画マインは文字通り、マイン(地雷)としてスレに埋められたままとなった。 地雷を撤去しようとした探知機は、別の遺物を発掘するに至る。 North Boxの『高嶺の花と魔法の壺』。 公式サイトのストーリーやキャラ紹介からして 「生徒会長のA先輩」だの「身長170程度」だの キャラの個性ってこの程度でいいでしょ、感が見てとれる。 徹底的にボイスを省く、今度はシナリオをとにかく薄める、 HシーンのBGMが雅の一言のそれ→お城の舞踏会みたいな洋風へと変化、などと前科二犯でありながら全く成長していない、どころか退化の面まである有様で、第二の門番へと名乗り出たのだった。 壺の選評に秘孔のツボを突かれたか。 毎度おなじみ、アトリエさくらが『他人棒でイキ狂い快楽に溺れていく最愛妻 ~見せつけられた快楽に絶頂する妻の痴態』で乗り込んできた。 NTRをいまいち描き切れていないのも毎度おなじみなのだが、 何故か間男の行為が「AV(市販の普通の)を送りつけてくる」、しかも旦那が開封という もはや出前サービスでは? なシナリオには誰もが困惑の声をあげた。 作中の「その前に一度イクからちょっと待ってて」と言うセリフに 選評主だけでなくスレ住人も、口にしたくなるときめきを感じたが、 これでも、アトリエさくらの中ではまだジャブに過ぎなかった。 この選評が来ていた3月末に向け、地獄行き片道切符のダイヤがひっそりと組まれていたのだ。 戯画マイン、壺、アトリエさくらの初手。 そんな流れでもスレは雑談に花咲かせていたが、それはいずれ来たるパンデミックの予感、その不安の裏返しでもあった。 そこで、evoLLが雨の中提供したセーフハウス、その名も 『ラブカフェ ~童貞な俺でも、巨乳女先輩と同棲できるってマジですか?~』。 当作品を一言でいうなら、あらすじ詐欺。 「(前略)こうして4人の同棲生活が始まった。」 この一文をあらすじにわざわざ記入しておきながら、プレイヤーへと、いきなりの三択(プラス1)を迫ってくる。 そう、三人の先輩のうち、一人としか、同棲できないのだ。 しかも、作品内の選択肢はそこだけ。 全員のルートをコンプすると一見ハーレムルートへの道が開けるように見えたが、 その先には先輩達の全員ビッチ化、からの妄想オチという 結局何だったんだ? という感想だけが残る。 その中で、頻繁に使われる「放精」という表現。 一般的には魚類などの水生生物に使われる単語で、ひたすら単調なクソ要素の中、不思議な存在感をスレ住人に見せつけてくれた。 酷いあらすじで拵えたセーフハウスはやはり安全圏ではなかった。 すぐさまSUKARADOGの刺客、『虜囚の女ヒーロー ~怪人たちとの闇の狂宴~』の襲撃を受けてしまう。 「突破戦隊テクノブレイカー」だの「犯罪結社ポルチオーン」だの、頭が痛くなりそうな固有名詞。 変身ヒロインの悪堕ちものでありながら、怪人との戦闘描写もない。開始時点で既に捕まってしまっている。 戦闘の代わりにバトルファックを突然繰り広げるが、そんなものでニーズを満たしたつもりなのだろうか。 ふたなり化もできる女幹部以外のグラフィックもしょぼく、一部の文章は改ページ前後で明らかに繋がっていない、声優の演技が棒読み気味で悲壮感無し、 またしても 女幹部「情報を渡しなさい。さもなければ…」→三択の中から1つ(選択肢はこれのみ) という、早すぎるデジャブまで。 しかし、本当の狂宴はまだ始まってもいなかった。 幹部から悪女つながりのバトンを受け取ったのは、 EvilHealの『Aphrodisiac -女神の欲望-』。 製薬開発者として賞賛されるも、本性は実験中毒のマッドサイエンティスト、な女医。 そんな悪女と大学生の主人公、同級生のヒロインと同じ大学のギャル。 彼女たちの間でインモラルなキメセクが……という作品だったのかも知れない。 繰り広げられたのは、オクスリの注射よりも赤ペン先生の注釈の方が必要だろ、と思うほどの度重なる誤字。 ギャルキャラが「また嫉妬がボンバーしちゃった?」というのはキャラ設定のバカさの表現だと解釈できても、 主人公が「え、それは早くマジいですね」と返答するシーンがあるのだ。 マジで何を言っているんだ、となってしまうが、一応パッチでこれらの誤字は直っている。 ただ、あえて選評からほぼ引用させてもらうが しかしながらそもそもの話、発売後にパッチで修正すれば良いだろうという考え自体が普通に考えたらおかしいのである。 (中略) だが本作は所詮数時間程度で終わる低価格抜きゲーである。 こんなボリュームも糞もないような作品で一度推敲すれば分かるようなレベルの誤字を何箇所も見逃すのははっきり言って手抜きと言うほかないだろう。 その意見を、作り手だけでなくスレ住人たちも一度しかと受け止めるべきだったのかも知れない。 だが、パッチでの弱体化に納得できなかったのか、未知のウイルスが流出し暴走、パンデミックを巻き起こした。 ここから先、1週間に1度以上のペースで選評が届くという、異常事態が(途中に20日の間をあけてだが)5月下旬まで続く。 ここまでされてしまうと、もはや総評を書いている筆者のキャパシティもボンバーしかねない。 故にここからは、いくつかのエントリー作品に触れず省略することをお許し頂きたい。 未知のウイルスだろうと既に病気さ、なんともないぜ、と言わんばかりに わるきゅ~れが『病みつきヤンデレハーレム!』で迎撃態勢に入る。 昨今のファッションヤンデレ(或いはメンヘラ)たちに見せつけるかのように、 今作のヒロイン達は「狂い」と「愛」とを両立させている。 だが彼女達以上に狂ってしまっているのがテキストで、例としてよく挙がる「馬から落馬した」を十倍以上に酷くした、主語と述語の錯綜した文章。 いつぞやの自動台車《キラキラルビ》にも劣らない、テキストの障害物走を我らに強いてくる。 開幕先輩キャラから「誤字や脱字が随所に見られるわ。(略)それとも『ながら作業』でもしていた?」 と主人公が注意されるのだが、まさに「お前が言うな」である。 しかし文章を直したところで症状は治まらない。 何故なら地の文がほとんど三人称だからだ。 それが効果的に使われているわけでもなく、先ほどのように、テキスト自体の解読作業まで求められる。 「病みヒロインに詰められる恐怖」を味わうには、そのハードルが高すぎると言わざるを得ない。 精液の表現に「生殖汁」、「遺伝子汁」、「オス汁」など多彩なバリエーションを織り込んでいたりと、褒められ、もしくは十分なネタ要素もあるにはあるのだが。 エロゲーと言うより校閲者の修行向けになった文章を完走したランナーに、 作中の誤字をもじって「選評頑張たわね」との賛辞が贈られたのは言うまでもない。 その後にはMielの 『上司の巨乳騎士団長は俺の肉オナホ! ~年下恋人から中出し漬けで寝取って孕ませ穴に!~』が、後陣を務めようとし、KOTYeの「騎士枠」を担わんとした。 しかし、ボリューム不足の羊頭狗肉っぷりや、もはや基本芸とまでの誤字脱字、スクリプトの指示ミスなどの問題点。 何より「金髪ツインテの甘ったれ娘の方が似合いそう」とまで称された、騎士団長を名乗るには名折れ過ぎるミスマッチな声が最大の難点だった。 そんな中では主人公に固有名詞も名前設定もないことなど些細なこと、のように見えたが、これが後のゲリラ戦の予兆だとは誰が予測できただろうか。 巨乳団長の惨劇ヴォイスに震えるスレは、突如ゲリラ戦の如き混乱事態に巻き込まれる。 iMelが、Rosettaブランドの名で放った光学兵器、 その名は『星と乙女が占う未来』。 発売日は、Switch版がなんと2022年12月22日で、Steam版が2023年1月26日。 この内、「これこそクソだ!」と掲げられたのは、後者の方である。 発売日だけをみれば、JINKIの前日故なのか、真の門番としてスレを賑わせた。 一旦、Rosettaブランドに関して軽く説明をすると、ニンテンドーSwitchとSteamで「百合(風)ADV」を提供している。この内デビュー作以外にはSteamでR-18パッチを配布する、という手法をとり、今回はその2例目となる。 ブランド自体が「百合恋愛」→「女装男子と少女のドタバタ恋愛」と来て、今回はキャラ紹介に男性がいない。 つまり百合ゲーだな? と予期してコイツに触れた者の末路は、3つに分けられる。 1つ、Switchで百合風ノベルを楽しむもの。 2つ、Steamにて、パッチを当てずに以下同文。 3つ。パッチを当てて、エロゲーとしてのクソ要素に触れてしまい、爆殺されるもの。 スタンド能力『キラークイーン』の如く、穏やかな雰囲気の百合ノベルに擬態しておきながら、プレイヤーの心を始末させようとする蛮行が、スレへは悲痛な叫びで届いたのだ。 このゲームには分かりやすい恋愛要素もあえて(?)描かれない上、男性的存在も限りなく抹消されている。 モブキャラの占い対象と、前作主人公だけが例外だが、モブには当然立ち絵やボイスもないし、先述の通り前作主人公は男の娘だ。 それなのに、エンドロールの後、ノベル部分における主人公(もちろん女性)のいずみは、何者でもない竿役の「あなた」と、エロシーンを繰り広げるのだ。 この竿役だが、ありとあらゆる要素が、存在しない。 立ち絵もない、CVもない、名前もない。ここまではよくある。 台詞がない。エロCGにおけるグラすらない。ノベル部分本編での絡みさえもない。いわゆるチンファンネルという手法すら取らない。性別さえも明記されない。 だのに「太くなったモノをいずみに挿入する」というニュアンスのテキストはあり、下手すればこの竿役、ふたなり女子なのかも知れないのだ。 上記のような、ないない尽しのエロ部分。 キレイな姿だけはしているが、「ベッドに裸体でまたがっているだけ」の様を騎乗位だの言い張るなど、エロゲーとしては失格点すら危ぶまれかねない。 スレから一部抜粋するが、 「これを商業エロゲと認めるのだいぶ癪だな」 「全裸でポーズ取ってるだけって言われても信じる」 「なんならヌードアートの被写体と言われたらそうだよねって感じだな」 と、名目だけの"忍び"ばっかりだったKOTYeに真の忌み、ならぬ意味でのニンジャっぷりに住民達はリアリティショックを起こし、 (そもそも「男性向けエロゲー」の基準って何だっけ・・・?) との議論が始まりそうになった。 そんな大いなる意思のオモチャにスレをされてたまるかと、 アトリエさくらから送られた 『好きだった幼馴染がクラスメイトのオモチャになっていた件』が事態の収拾に動こうとする。 しかしその正体は、2019年に選評が届けられた『淫らに堕ちる、最愛彼女』のコピーロボットだった。 導入、展開、選択肢、背景までもを使い回し。 その上で2周目のヒロイン視点では選択肢をドカ盛りにして、 最低限の労力で、最大限の苦痛を与えんとするかの愚行。 ともあれ、スレの混乱を鎮めるには十分であった。 JK従属学園(選評:4/11) 以下いっぱい省略 お願い もう許してください は、まさに今の自分の気持ちかも 色々飛ばして次点と大賞。 さて、ここで2023年度のKOTYeの次点と大賞の発表に移りたい。 次点は 『JINKI -Unlimited-』 『ナマイキユメちゃんはおにぃとメチャクチャHしたい! ~ギャルと教師のドキドキ同棲生活~』 『モラトリアム ~ブルーアワー幸せの時間~』 大賞は 『星と乙女が占う未来』 とする。 おいちょっと待て、という声を挟みたいかもしれないが、 まずは、一旦次点以上の採用基準を述べさせて頂きたい。 今期も例によって例のごとく、テキスト主体のゲームばかりが担ぎ込まれる事態となった。 希有な例外こそが『JINKI』ではあるが、 その上で「クソテキスト・シナリオの中での斬新さ」を基準とさせてもらった。 『ユメちゃん』はケツあな確定という時事ネタとの偶然の一致による笑いもさることながら、「主人公」の文字列がもたらすバグ、という今までに無い手法で勝負してきた。 ただ、『モラトリアム』は、評価点の部分において一切張り合える部分がない。 一応のジャンル要素、作品として楽しめる部分が存在すること、 頑張った姿勢は見受けられる他のエントリー作品に対しても、負の方面でしか張り合うことができない。 絵のクオリティの低さ・システム面での拙さを『悪魔』から引き継いだ上で、あちらとは違うやり方でシナリオまでダメにしてくれた。 唯一、「突然の民主化」で笑いを取ることはできたが、 それすらも"乾いた"笑いでしかなかっただろう。 悪い意味での「斬新さ」には、困惑しか生まれず、 これはこれで究極のクソエロゲーとでも言うべきだろうか。 こいつらに比べると、他のエントリー作品は総じて「どうせクソでも比較すれば小粒だろ」の域を出ず、斬新であるとまでは言い過ぎの感が拭えなかった。 あえて語らなかった『JINKI-U』だが、「斬新さ」においても異端であった。 『JINK-U』はUIのクソさ、フレームレート無制限、ゲーム自体の難易度で、 肝心のエロ自体にも易々とたどり着けさせてやくれず。 そのエロすらも、グラもリョナ描写も満足には程遠い。 まさに、最上級の戯画マイン。 ……では、どうしてそこまでの特級呪物を差し置いて、 筆者は『星と乙女』を大賞に選んだのか。 一見、世間の評判も良く、百合風ノベルとしての部分を褒め称える声もネット上では散見される。 しかしコイツもまた、“クソエロ”ゲーとして見れば最上級なのだ。 理由はシンプルで、「エロ要素の入れ方がおかしい」、このたった一つの答えである。 しかしその上で、作り手の苦悩が生み出した「透明なエロ表現」、とも推測できる。 いまや、人種から性別までも多様性が叫ばれる時代。性のマイノリティーにもスポットライトが与えられる、そんな今。 エロゲーの竿役は、その「多様性社会」から逃げていいのか? そこから逃げずに、おセックスを表現するなら? その苦悩の果てに、「竿役の個性を、極限の極致まで殺す」という結論に至った。 或いは、「今回も追加のエロシーンよろしくね、だけどイラストと声優雇うお金はケチるから(^ ^)」という上からの無茶ぶり故の特大ボーク。 このようにも、推測できないこともない。 ここで、あえて忌まわしい記憶を掘り起こそうか。 あの、戦場の宙を舞い、シリーズファンの心をブレイクした【新月の煌めき】を。 悪しき個性の塊とでも言うべきあの輩とは、『星と乙女』は全く以て違う存在でありながら、両者には全く同じ部分がある。 「竿役一つで、クソエロゲーになった」 という点だ。 ベクトルは全く逆方向のはずなのに。結果は恐ろしいほど一致してしまう。 これを“クソエロ”ゲーと言わずして何と言うのか? ゲームとして、及第点でも。百合風ノベルとして、楽しめた部分があったとしても。 最後のトッピングで全てを、狂わせてしまえる。 あえて、いつぞやの『チーズ』へのアンチテーゼとして。 「クソエロゲー」としての、レベルが他者とは違っても。 「クソなエロ」の突き抜けっぷりで、コンパクトな箇所でもインパクトを残した。 このような理論ではあるが、挑戦者の、全く新しい、ステルスキルに敬意を表し 『星と乙女が占う未来』へKOTYe2023大賞の座を与えよう。 そして願わくば、作り手にもユーザーにも、 安心して眠れる夜が、過ごせる未来が訪れんことを。 23年度のKOTYeは、どうしようもない何かばかりが、まるでオールスター大乱闘の如く入り乱れ、 そのクソたちの中にも(何故そこでクソ要素を出す?)と思いたくなるような、斬新な切り口を披露するソルジャー達が存在した。 その一方で、業界の縮小傾向、並びに「ポルノ作品の入手の容易さ」が垣間見えるような、そんな閉塞感も、2023年度には漂っていただろう。 たびたび某所では総評動画の終盤を「哲学」とコメントする者が見受けられるが、 エロゲーの作り手や受け手、KOTYeスレもまさに哲学的な目線で、「エロ」と向き合わなければならない時間が迫ってきているのではなかろうか。 そう考えると、我々が迎えるべき「未来」とは? 業界の動乱は、決して「ゆっくりと動き」はしない。 それでも、今はあえてまだ猶予期間(モラトリアム)だと、笑いながらも全力疾走してやろうじゃないか。 クソと虚無とが漂う、未来に向かって、だとしても。 最後に。 『星と乙女』の題名にカケて、または業界の未来に対する不安や終焉の予兆を打ち砕く意味も込め、 とある音ゲーの楽曲 「BREAKING THE FUTURE」から、印象的なシャウト部分の一単語だけを差し替えて、 この総評の結びとしたい。 ――We can take the “keeping” as long as we do it together!! (我々が一緒にやる限り、保持し続けることが出来る)
https://w.atwiki.jp/akebon/pages/2999.html
第225回成績&総評(日本ハム) 225回順位表 順位 チーム 試合 勝ち 負け 分け 連勝 勝率 打率 防率 得率 本塁 盗塁 失策 1 ソフトバンク 140 80 56 4 8 .588 .244 2.38 3.8 156 77 31 2 楽天 140 78 60 2 7 .565 .236 2.81 3.3 138 142 33 3 日本ハム 140 74 63 3 12 .540 .249 2.89 3.1 121 110 18 4 オリックス 140 68 65 7 5 .511 .233 2.67 3.2 125 126 34 5 西武 140 64 72 4 4 .470 .236 3.74 3.1 130 101 15 6 ロッテ 140 43 91 6 3 .320 .255 3.22 2.0 44 158 9 第225回個人タイトル 選手名 製作者名 受賞タイトル 秋山幸二 最強アスリート 本塁打王 涌井秀章 横濱高 最多セーブ 今期は野手1名投手1名がタイトルを獲得した。 第225回オールスター出場選手 選手名 製作者名 ポジション 秋山幸二 最強アスリート 遊撃手 水木一郎 猪狩攻 二塁手 今期は野手2名投手0名がオールスターに選出された。 第225回ベストナイン 選手名 製作者名 ポジション 秋山幸二 最強アスリート 遊撃手 水木一郎 猪狩攻 二塁手 今期のベストナインには野手2名投手0名が選出された。 第225回ゴールデングラブ 選手名 製作者名 ポジション 水木一郎 猪狩攻 二塁手 今期のGG賞には野手1名投手0名が選出された。 これまでの成績&総評 第224回成績&総評(日本ハム) 第223回成績&総評(日本ハム) 第222回成績&総評(日本ハム) 第221回成績&総評(日本ハム) 第220回成績&総評(日本ハム) 第219回成績&総評(日本ハム) 第218回成績&総評(日本ハム) 第217回成績&総評(日本ハム) 第216回成績&総評(日本ハム) 第215回成績&総評(日本ハム) 第214回成績&総評(日本ハム) 第213回成績&総評(日本ハム) 第212回成績&総評(日本ハム) 第211回成績&総評(日本ハム) 第210回成績&総評(日本ハム) 第200~第209回 第190回~第199回 第187回~第189回 第178回~ 第160回~第169回 第149回~第159回 第130回~第139回 第120回~第129回 第110回~第119回 第100回~第109回 第87流 第87回 第85回 第86回 第85流 第86流 第84回 第83回 ..... 通算訪問者 - 今日の訪問者 - 昨日の訪問者 - 最終更新者:猪狩攻 最終更新日:2009年03月07日12時32分07秒
https://w.atwiki.jp/girls_games/pages/19.html
総評 ジョーカーの国のアリス 総評 断罪のマリア 総評 ジョーカーの国のアリス 2008年は、またしてもQuinRose作品、『クリムゾン・エンパイア』が栄冠を手にした。 二年続けてPC破壊という力技で大賞を奪われたショックからか、年明けのスレには、 生半可なクソでは候補に上ることすら許されないような緊張感が漂っていた。 だが、2009年は約束されたクソゲーのある年でもあった。 一昨年と昨年の2年に亘り、「強力すぎて他タイトルが対抗できない」と言われ、登場するなり 大賞を掻っ攫って不動の地位を確立したロゼから、今年は2タイトルの発売が予定されて いたのである。 発売から1年経過してもクロアリのバグを直せなかったロゼの実力を知る住人たちは、新作に 厳しい目を向けつつも、どこか緩んだ気分で日々を過ごしていた。 そんな中、ロゼの三冠を妨げるかのごとく踊り出たのが、花梨エンターテイメントが 送り込んだ『断罪のマリア THE EXORCISM OF MARIA』だった。 特筆すべきは、その余りの救いの少なさだろう。 メイン攻略キャラ7人のうち4人が悲恋エンドという、ユーザーの需要を無視した展開は プレイヤーを戦慄させ、「内容(シナリオ)だけならロゼの方が許せる」とまで言わしめた。 「恋愛すると天使の加護を失う」のを理由に、主人公を “トゥルーエンドで” 突然振る キャラがなんと複数。攻略できても心中エンドな敵キャラ。時には攻略キャラがバッドエンドで 惨殺死体となることもあり、キャラクターの様々な面を見ることができる構成だ。 キャラが被害者にも加害者にもなる、首切断を始めとする鬱グロ描写がふんだんに 盛り込まれ、憔悴するプレイヤーを気遣ってか、味方が「死ね」と連呼しながら自傷し、 敵を攻撃しようとするのだが全く効果が無いシーン、とても辛そうに敵を倒すがすぐに 忘れるキャラ、5行で終わる仲間の生還シーンなど、ささやかな笑いを誘うイベントが 時折挟まれるのも嬉しい仕様。 更には、「メイン攻略キャラの大半が、いずれ体中から羽が生え、繭になって死ぬ運命」 という設定で、辛うじてハッピーと呼べるエンディングを迎えたキャラからも妄想補完の 芽を摘み取る念の入りようは、ユーザーに何の恨みがあるのだろうかと深く考えさせられず にはいられない。 また、バックアップ不能というおまけの付いたセーブ消失バグがランダム発生、僅かな 萌えに背中を押され、有りもしないハッピーエンドを探し回るプレイヤーの無理をそっと 窘めてくれる親切設計も忘れてはならない。 閉鎖され、正規ユーザーにも見られないコンプ特典のおかげで、エンディングの余韻は いつまでも胸に残ることだろう。 さて、ここまで全くと言っていいほど乙女ゲーとしての本分を果たしていない断マリだが、 そのキャッチコピーに偽りなし。 「エクソシストは恋などしない」 ユーザーに一切媚びない独自路線を突き進んだ『断罪のマリア』の台頭により、年明け早々 住人の期待は高まるのだった。 昨年の大賞である「クリムゾン・エンパイア」の、アペンドディスク形式の続編、 『クリムゾン・ロワイヤル』。 インストール必須の前作「エンパイア」は、米国にて集団訴訟を起こされたプロテクトを搭載、 誤爆時にはOSごとふっ飛ばすほど強固に著作権を守ってくれる。 安くはないソフト2本分の代金にプラスして、自らの財産(PC)を脅かされるスリル。 特攻する者が現れるかどうかすらスレで長らく危ぶまれるほどだったが、勇者は現れた。 「57回目で数えるのをやめた」 「6ルート×15回の計90回ほどだった」 勇者たちのフリーズ報告は凄惨を極めた。 補足として付け足すまでもないが、勿論現在も完全パッチなど出ているはずも無い。 前作からのファンも、新規購入者も、プレイ環境に差を生まない。これがロゼ流の心遣い である。 クエストが更に無駄な難易度を増したことで恋愛イベントが遠ざかり、クエストの合間に 「そら、エサだぞ」と言わんばかりに始まるイベントはと言えば、全年齢の表示を裏切る 事後描写だけが増加。気合の入ったエロ厨以外お断りの内容であった。 ロゼは相変わらずの安定したポテンシャルを示したが、PCあぼん報告は出なかったため 前作の独走ぶりには届かず、断マリ派、ロワイヤル派、まだ見ぬジョーカーやその他の 新作に期待する派の間で議論百出、スレは大いに盛り上がっていった。 以降は少々小粒が続く。 攻略キャラの髪型を変えるために髪を燃やそうと企てる主人公など、笑えるクソゲーとして 注目が集まっていた『ルシアンビーズ』。 そういった広報が功を奏したと言っていいのか、下ネタ連発や判子シナリオなどのクソを 抱えつつも、プレイヤーは事前に覚悟完了。結果として「バカゲーとしても突き抜けたものが 無く、ネタゲー止まり」という寂しい評価となった。 他社の手による移植ということもあり、システム面での減点無く凡ゲーに収まるかと思われた PSP移植版『ハートの国のアリス』だが、ネガティブな主人公の独白まみれのテキスト、 数行のシーンで同じ単語を23回繰り返す、流されエロと殺人描写満載、ランダム要素に 振り回されてのロード地獄など、なかなかに錚々たるクソが揃っている。 良い点と言えば、バグに心を削られることなく、ひどい内容に集中できること。ロゼスクリプト の評判に怯えつつも好奇心を抑えきれない方には、安心して遊べるロゼゲーとしてお勧めしたい。 戦争中の戦艦が舞台で主人公は艦長、という設定の『リトルアンカー』は緩い作りであった。 「作戦中だけどお見舞いの千羽鶴皆で作って」を筆頭とする数々の脳内お花畑な言動で プレイヤーに頭を抱えさせた正規軍人主人公と、そんな主人公を容認する「優秀なクルー」 である攻略キャラたちが、設定に惹かれた購入者を果てしないツッコミ作業に送り込む。 「本格SF」や「シリアス戦争物」という単語が、「乙女ゲー」と結びつくことは今後も難しい だろうと再確認させてくれる悲しい証人だった。 前作「白き翼の章」が「W主人公でやってはいけないこと」を網羅した作りだったために、 このスレでも期待が寄せられていた『カヌチ 黒き翼の章』は、意外にも後編での修正を 図ってきた。辻褄無視の強引な恋愛展開をねじ込むことにより、サブ主人公マンセーで メイン主人公が放置されるという事態が無くなったのである。 物欲剥き出しの攻略対象、打ち切りマンガのような伏線放棄、キャラの理不尽な死亡展開、 面倒な鍛冶システムをやり込んでも努力が結末に何ら良い変化をもたらさない仕様、 フリーズバグなど問題点はあったが、白の章で生み出された累々たる屍を乗り越えて 『黒の章』を購入したユーザーにとっては微笑ましいようなクソさだったのだろう。見事、 「愛せるクソゲー」としての地位を獲得し、住人たちを和ませた。 『誰にでも裏がある』。カヌチに引き続き、乙女ゲーでWヒロイン作品を作り出すことは難しく、 そういう設定の時点で見えている地雷と判断すべきと教えてくれる一作。 売りである「攻略キャラの裏の顔」は発売前の予想そのままで、盛大に名前負け。 両主人公で攻略しないとキャラクリア後のおまけが見られない仕様で、両主人公で続けて プレイすると、片方に思い入れがあるプレイヤーは彼氏が浮気しているような感覚が味わえる。 更には無駄に厳しいフラグ制限、シナリオの矛盾がプレイヤーのMPを地味に削っていく。 残念ゲーと呼ぶに相応しい出来と言えるだろう。 奇妙なポーズの攻略キャラ画像で、バカゲーとして期待された『暗闇の果てで君を待つ』は、 発売前のネタ臭に反して地味な出来だった。 探索や会話を繰り返すゲームなのに、4回タッチしてようやく行動決定というインターフェース の悪さ、ぬるい謎解き、ほぼ全てのルートで同一内容のトリックには飛躍があるなど、 ミステリテイストに期待した者を悉く裏切る体たらくで、「乙女ゲーならこんなものか……」と プレイヤーを落胆させた。 レビュー投下の波も過ぎ、スレが過疎気味になりかけた頃だった。 10月末、年末の魔物にはやや早く、一昨年の大賞である「クローバーの国のアリス」の続編 『ジョーカーの国のアリス ~wonderful Wonder World~』が襲来した。 毎度バグの大漁旗を掲げてKOTYに登場し、バグゲクリエーターとして今や板外にまで 名を馳せつつあるロゼだが、ジョーカーではシステムが改善されている。 ……ロゼに倣っての誤字ではない。 『 改 善 』 されているのだ。 フリーズ激減、コンプ可能、ブルースクリーン報告は未だ無し、という異常事態。 飛ぶ鳥を落とし、魚を水面に浮かせるロゼの勢いにもついに翳りが見えたか。 ――……いいや、これが坂道の頂点だった。 まずは、乙女ゲ業界で初めて採用されたオンライン認証システムが、ユーザーに直撃する。 普通の企業なら複数回に設定する認証回数を、一回。将来的な認証解除の予定無し。 再認証手続きに必要な往復葉書はユーザー購入。記入不備があれば連絡も対応もされない。 要するに、ロゼに個人情報を渡したくない人間は再認証不可、サポート終了後の保証は無し。 さすがは企業対応に定評のあるロゼ、ネット社会では薄れがちな「画面の向こうに居る“人”」 の存在を感じられるサポート体制だ。 ジョーカーと名がつくだけあって、大変なババを掴まされてしまった感が否めない。 このゲーム一本で、デジタルデータがいかにコピーへの耐久性が高いものであるかを 実感すると同時に、プレイヤー自身の耐久性をも知ることができるだろう。 同時攻略不可にも関わらず、ルート中の恋愛イベントのおよそ5割が他キャラルートと 同じ内容。二種類の内容を二分割し、ツギハギで三種類に増やしたエンディング。 CGに関しても同様で、攻略対象の双子キャラがコピペで並ぶのに始まり、角度を変えて コピペを誤魔化し、他キャラルートに流用するのは当たり前。果ては内容の被ってない イベントにまで同じスチルを使い回し、画像を重ねる検証を行わなければどれが初見CG なのかもわからない。 ボリュームを売りの一つとした、フルプライスのファンディスク。腱鞘炎必至のクリック作業、 198ターンの中身がこれであった。 公式アナウンス無しの攻略対象詐欺。攻略キャラの一人と主人公の姉の殺害シーンを 通過しなければ見られない恋愛エンディングは、クリア時の後味を確実に悪くしてくれる。 公式でじっとり、いや「しっかりした性格」と紹介される主人公は、各ルートで音だけは 竹を割ったようにパカンパカンと足を開く、18禁ヒロイン顔負けの流されキャラ。 更には、笑顔で死体遺棄する攻略キャラや、殺される所を救われたと思ったら今度は助けに 来たキャラに殺されるなど、手抜き問題以外も重症だ。 これまでは「プレイできないゲーム」というインパクトの裏に隠れてしまっていたが、 フリーズ無しでも、生身一つでこれほどに強いということを、ロゼはこのジョーカーで 見せ付けた。 まさに女王の貫禄であった。 さて、候補作が出揃った所で、2009年のKOTY発表に移ろう。 鬱グロ失恋ゲーで、乙女ゲーの目的である恋愛を否定し、プレイヤーにハートブレイク ショットを打ち込んだ『断罪のマリア』。 フリーズ多発のクエスト地獄で、平和な日本にいながらにして地雷原を歩き回るような 体験ができる『クリムゾン・ロワイヤル』。 リサイクルを繰り返し過ぎて、トイレットペーパーにすら生まれ変われなくなった残骸 『ジョーカーの国のアリス』。 審査機関を通さない自称「全年齢」でのグロ&エロ、低国語力が存分に発揮された シナリオ、キャラのDQN行動、目を疑う企業対応と、画力のせいで全身が歪んだキャラで プレイヤーの顔を歪ませる点は、全て上記の3タイトルに共通する。 いずれ劣らぬ際立ったクソを備えたタイトル同士が激突し、議論は踊るに踊った。 「恋愛できない恋愛ゲーは乙女ゲ失格。後味が悪くても最後は結ばれるジョーカーより、 断マリの罪は明らかに重い」 「鬱グロはパッケージでも想像がつくし、少数でも切な萌えの需要はある。買わなければ コピペ祭りなんてわからない。この内容をフルプライスで売りつけたジョーカーの方が悪質」 それぞれの価値観により意見は対立。事態の解決を図り、W受賞や殿堂入り、 ハーフイヤー大賞などの例外的措置の案が出るものの、紛糾は激しさを増す一方だった。 そして、いつの間にか、大賞押しの総評すら出ないままロワイヤルの存在は忘れられた。 断マリとジョーカー、それぞれが抱えた病根は共に悪質で、どちらがより下であるかを 論理的に証明するのは、非常に困難を極める。 それでも、ここは一年間の大賞一つを決めるスレだ。 これから、上に書いた共通項以外の要素での対決を見てみよう。 前後の繋がらない健忘症シナリオと、同じ内容を何度も繰り返すアルツシナリオ。 乙女ゲーマーに唾を吐きつける総バッドエンドと、購入者を馬鹿にしきった水増し作業ゲー。 ここまで互角。 対策不能のセーブ消去バグと、凶悪な設定により限界まで上がった認証という名のハードル。 ――認証。これが、断マリとジョーカーを、これ以上無く明確に分ける要素だった。 断マリの「風のように気ままに姿を消すセーブデータ」「非恋愛ゲー」という点も凄まじい。 だが、絶望に苛まれても、再度立ち上がり、売って金銭的被害を減らすことは可能だ。 認証のあるゲームは、中古売買不可能なのである。 更にジョーカーには、昨日まで普通に起動できていたのに、いきなり認証情報が消える サプライズがあることが判明し、この先、往復葉書を何通買えばいいかもわからない。 フリーズが解消されてPCへの負荷が無くなったところで、何のことは無い。 「PCが壊れてプレイできないゲーム」が、「いつプレイできなくなるかわからないゲーム」に 変化しただけだったのだ。 熾烈な女王争いは、最後の最後に、ジョーカーが一歩上回った。 僅差とも呼べる一歩だが、一位のみを大賞とするKOTYでは絶対の差であった。 こうして、2009年の「乙女的クソゲーオブザイヤー」は、『ジョーカーの国のアリス』に決定した。 三たびの君臨。 それも、断マリとロワイヤルの猛追を振り切っての受賞だった。 『ジョーカーの国のアリス』、『断罪のマリア』、そしてフリーズ頻度だけを取って見れば 歴代最凶なのに、なぜか存在感の薄い『クリムゾン・ロワイヤル』。 クソ乙女ゲ御三家が繰り広げた三つ巴の戦いと、本家、分家のKOTYでも前人未到の 三年連続王者を生み出したロゼの伝説は、きっと長く人々の記憶に残ることだろう。 2009年。振り返って見れば、クソゲーそのものは豊作だった。 乙女ゲ界に新しいクソゲーの形を知らしめた断マリの登場で、滑り出しは快調。 予想通りの状態のロワイヤルが発売され、「今年はいい勝負が出来そうだ」という期待に 満ちていたスレは、ジョーカーが発売されてから場外乱闘の舞台となってしまった。 激しい戦いにより、スレはボロボロ。ゲーム内容は戦いの前からボロボロ。 ロゼや花梨に乙女ゲームを作らせることは、シロアリに家を建てさせるに等しい行為 だったのだろうか。 来年以降の両者の戦いがこのスレにどんな状況をもたらすか、半ば恐怖を伴う期待と 祈りを込めつつ、最後に、今年も体を張って乙女ゲ界の最底辺であり続けてくれたロゼに 以下の言葉を贈ることで、2009年の乙女ゲー的クソゲーオブザイヤーを締めくくりたい。 「アリスパロも、大ボリュームも、大量CG、FD商法、大歓迎! 個性派主人公、シビアな展開、厨二病だって、気にしない! ※ただし良ゲーに限る」 総評 断罪のマリア 2009年―――振り返れば、まだ歴史浅いこのスレにとってかつて無い豊作の年であったといえよう 毎年QuinRoseの一人勝ちかと思われていたこのスレに今年は大賞レベルのクソが3つも降り注いだ 明確なセーブ領域を持たず容量の都合でセーブデータが吹っ飛ぶ可能性を秘め バックアップもままならぬ、何処までも報われない恋愛しない鬱グロゲー「断罪のマリア」 インスコ不良・フリーズの嵐、昨年度の大賞である本編無しでは起動しない見渡す限りの剥き出し地雷 何が悲しゅうてひたすら罵られるのか、孤独な誰得クエストゲー「クリムゾン・ロワイヤル」 まさかのライセンス認証、ありえないコピペCG祭り、あまつさえイベントすらコピペ 自称すぎる全年齢で双子√は3P確定です本当に(ry、人生を無駄にするクリック作業ゲー「ジョーカーの国のアリス」 新作を出すたびに更なるクソの極みを目指すロゼとそれに待ったをかけた花梨 いずれ劣らぬクソっぷりにスレは大いに賑わった 2月。2009年早々、乙女ゲー的クソゲーオブザイヤーに期待の新星が現れた 花梨エンターテイメントが贈る「断罪のマリア」である いつのまにか惚れられている主人公、見る度に顔が違い身体は複雑骨折中の立ち絵 選択肢を一つ間違えたら愛すべき攻略対象が目玉を抉られ滅多刺し死体に。 攻略対象が自身を鞭打ちながらひたすらに数十回「死ね」を連呼し続ける、ユーザーへの精神攻撃 飛ばしても飛ばさなくても話の繋がらない健忘症キャラ達によるぶつ切りイベント フルコンプボーナスはweb上に「スタッフコメント」、しかも閉鎖中 数々のクソ要素に加え、バグではなく攻略出来ないというまさかの展開が待っていた 「エクソシストは恋などしない―――」パッケージに書かれているとはいえ 攻略対象7名各1EDで振られED悲恋ED心中ED生殺し状態ED かろうじて恋愛っぽいEDにはもれなく将来確実に不幸になる死亡フラグが立っている 眠る主人公の頬にキスを落とし、ようやく萌えターンかと見せかけて叩き落すどんでん返しな振られEDには ほとんどのユーザーが本気でどこかフラグを立て忘れたのだと思ったことだろう いつのまに恋愛フラグが立ったのか分からないサブキャラとさえ 一緒に窓から飛び降り自殺EDやハサミで刺し合う心中EDなどが用意されており フルコンプ後もひょっとしてと恋愛ENDを探してしまうほどの素晴らしい鬱っぷり 致命的バグやフリーズ無しにシナリオのみのクソさで大賞を狙うというかつてない挑戦 乙女ゲー的クソゲーに新たな可能性を生み出した作品であった 断マリの激しすぎるスタートダッシュに、以後のレビューがやや及び腰になったのは言うまでも無い 2作に分けてまで壮絶なストーリーが繰り広げられると思いきや 無茶なときめき展開や物欲まみれの攻略対象達、終局に死亡ED乱発 「愛し合うだけがすべてではない」―――が、製作者は完全に何かを見誤っている「カヌチ 黒き翼の章」 ボタンを押すたびに誰かのため息SEが聞こえてくる「蒼天の彼方」 いっそバカゲーとして突き抜けて欲しかった、判子展開・下ネタにウヘァな「ルシアンビーズ」 お花畑な発言を繰り返す正規軍人な艦長に突っ込み疲れる「リトルアンカー」など クソ要素を含むガッカリゲーがいくつか姿を見せるも、断マリを超えることなく散っていった 8月。覇王は’08年度大賞のアペンドディスク「クリムゾン・ロワイヤル」をまさかのフルプライス7,245円で発売した インスコ2時間、本編EDの再録、当然の如く頻発するフリーズの嵐、無駄すぎるターン数 加熱し異音を発するPC、ユーザーの日本語能力を試すかのような誤字誤用の連続 アペンドディスクにも関わらず単独行動で孤独かつ苦痛・苦行以外の何者でもないクエストをひたすら強要され、 プレイ時間の大半は攻略対象ではなくモンスターとの逢瀬 ようやくイベントに入ったかと思えば「甘さ」を勘違いした萌えない無駄エロとアルツ文の洗礼 目に痛いCG、噛み合わない視線、複雑怪奇なポーズ メイン5名を攻略してようやく攻略できる悪魔はヒロインに対し「醜い」「愚か」「大嫌い」を連呼 「愚か」を112回までカウントしてくれた勇者に、今はただ心安らかに眠ってくれと願う 前年度大賞の正統なる後継者として見事なクソゲーであった さらに10月、ロゼは今年2発目の核弾頭「ジョーカーの国のアリス」を打ち込んできた まさかのライセンス認証、しかもチャンスは1度きりという高すぎるハードルに レビュー無しの選考除外を狙ったかと思われたが、我等がクソゲーハンター達はそれでも特攻した シナリオのみのクソさで猛威を振るう断マリに対抗するかの如く、 フルコンプ可能・フリーズ無しという至極当然のシステムが初めて搭載され、ユーザー達を驚愕させた かつてない大ボリュームのコピペイベント、相手を変えただけの切り張りコピペCG、 全ルートで当然の如く肉体関係、ピー音多用、さくさくかさかさでろでろの反復擬音祭り 新キャラを殺害しない限り恋愛ENDに辿りつけないという斬新なフラグ キャラ殺害を回避すれば死亡ENDという殺すか死ぬかの2択 フルスキップで1ルートに4~5時間かかるクリック作業ゲー 致命的バグ無しでもここまでのクソゲーを作れるのだとロゼの底力を見せてくれた だがしかし―――判子かつ事後感漂う展開ではあっても恋愛脳なエンディングが用意されていたのである かつてない接戦となったが、2009年の覇者と呼ぶなら 乙女ゲーの最大目的といえる「恋愛」を真っ向から全否定し 乙女ゲー的クソゲーオブザイヤーに新風を吹き込んだ「断罪のマリア」こそがふさわしいといえよう ユーザーに一切媚ないその姿勢に敬意を表し、 最後に大賞「断罪のマリア」からエンディングの歌詞を引用し悲痛なるユーザーの声を代弁して 2009年度を締め括ろうと思う 「あのひとの そばに いさせて」
https://w.atwiki.jp/kotye/pages/701.html
総評案