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区分: 実働作戦任務(赤) 達成済任務 任務コード:UNTR-261213 作戦目標:██山中に潜むNTR密造組織の破壊・民間人救出 展開ユニット: AMPL 特務独立大隊“鳥巣” 第901本部中隊“碧鳥”(作戦指揮;合同司令本部JHQ-0513に割り当て) 第902防諜中隊“啄木鳥”(民間人救出) 第903作戦中隊“狗鷲”(前線航空管制・レーザー誘導) 国防空軍 第9戦闘航空団 第106戦闘爆撃飛行隊“星団観測隊”(空爆) 第41管制航空団 第452空中管制飛行隊“不死鳥の眼”(飛行隊誘導・進路警戒) 作戦概要:緊急性中立化・終了任務261213番(Urgent Neutralizing and Termination Role No.261213, UNTR-261213)は、2026年12月13日に発生が確認された有害不誠実な関係性(NTR)事案に対処するために策定された、空対地爆撃を主任務とする作戦計画です。██特務1佐("碧鳥"大隊長)により作戦は承認・指揮され、作戦司令部として合同司令本部JHQ-1213が結成されました。 時系列文書-261213-1 UNTR-261213 作成:分析課・小平分析官 2026/12/18 15 47 脅威評価: 赤 [(*1)] 任務提言:民間人の救出保護を前提とし、空爆による殲滅、地上部隊による包囲捕縛、山狩りおよび放火による炙り出しを提言脅威内容:2026年12月13日、██州██山中において、「不審な嬌声がする。悲鳴なども混じっている」という猟師からの通報があり、州警に潜入中である第904支援中隊“星鴉”の人員が向かったところ、山中に不審な建造物を発見しました。廃工場に偽装されていますが、登記情報を参照しても、この位置に工場が登録されていたことはありませんでした。なおこの時、通報者には性癖クラス精神汚染 [(*2)] 「山中の嬌声」が認めれたため、補正措置を行った後に解放しました。翌日同中隊の小型探査無人機による偵察が行われましたが、工場内には幾人かの女性が拘束された状態でぐったりしており、また別の幾人かは全裸の男性5名に[編集済み]されている途中でした。即時突入の危険性評価が不可能であったため、同中隊は撤退しました。なお工場内で撮影された女性たちの顔は、現在瑞州内で行方不明者として捜索が続いている女性のものに全員が一致しました。以後、5名の男性をそれぞれUNTR-261213-A~Fと呼称します。同中隊のその後数日にわたる追跡調査により、UNTR-261213-A~Fは工場内に定住しているわけではなく、平日の昼間は普通の社会人として一般社会に溶け込んでいることが分かりました。その内の3名は、いわゆる同人作家としても活動を行っていますが、彼らは闇ルート上で取引される「誘拐鬼畜寝取られ本」を描いている人間のようです。発想元は工場内での自身たちの体験に由来することは間違いないでしょう。これまで私たちはこのルートでの取引の壊滅を図り様々な調査を実施していましたが、原産地の一つを突き止めたようです。また女性たちはUNTR-261213-A~Fたちがいない間も拘束され続けていますが、食事や飲料水は十分な量が供給されているようです。見張りはいませんが、彼女たちに脱出を企てている素振りは確認されませんでした。工場の出入り口や窓には何重ものトラップや、中庭には木の枝が刺さった盛土箇所が認められます。暴力と恐怖、そして死を以って、UNTR-261213-A~Fは女性たちを支配していると考えられます。同月16日、捕らえられた女性12名は要救助対象-261213-1~12に分類されました。私見:女性たちは誘拐され、工場内の男たちによって望まない性奉仕に従事させられているものだと推定されるため、脅威評価は赤としました。我々はAMPL。早急なる彼らの排除と、彼女たちの保護を実行すべきです。 時系列文書-261213-2 UNTR-261213緊急動議決定 発:機関最高会議 2026/12/18 23 00 脅威評価: 赤 (変更なし)任務命令:秘密裏の民間人の救出保護を前提とし、空爆による殲滅を命令する。地上部隊による包囲捕縛、山狩りおよび放火による炙り出しについては、民間人を殺傷してしまうリスクや我々の側にも被害が及ぶリスクがあることから、動議否決となった。コメント:作戦はただちに開始されなくてはならない。叶うことなら、私が直々に出たいものだ。──秋山秀哉(長官・機関最高会議議長)作戦を承認しました。空軍との調整は合同司令部JHQを立ち上げて対応します。“碧鳥”“狗鷲”の二個中隊を動員することから、指揮は私が取ることになるでしょう。──██(特務1佐・"鳥巣"大隊長) 時系列文書-261213-3 司令部文書-1213-G(最終決定版) 作成:JHQ-1213 2026/12/20 19 00(編集:間中作戦副長官 2026/12/19 19 17) 脅威評価: 赤 任務内容:民間人UNTR-261213-A~Fの秘密裏の救出保護、および空対地爆撃による目標UNTR-261213-A~Fの殲滅。部隊展開:・第901本部中隊“碧鳥”:JHQ-1213を構成し、全体指揮および各部隊の調整を担当する。展開済み。・第902防諜中隊“啄木鳥”:要救助対象-261213-1~12の救出作戦(一号作戦)を担当。出動済み、未到着。・第903作戦中隊“狗鷲”:末端攻撃統制および“啄木鳥”の支援を担当。出動済み、未到着。・第106戦闘爆撃飛行隊“星団観測隊”:空爆任務(二号作戦)を担当。作戦発令済み、連絡将校着任済み。二号作戦発動前に出撃予定。作戦展開:・一号作戦:対象-261213-1~12の救出を任務とする作戦です。“啄木鳥”が主要ユニットです。12月21日月曜日/0900時以降の、UNTR-261213-A~Fが不在となる時間帯を狙って突入します。・二号作戦:対象-261213-1~12の救出が確認された後、廃工場と共にUNTR-261213-A~Fを殲滅する作戦です。“星団観測隊”が主要ユニットとなり、“狗鷲”が管制および攻撃評価を担当します。彼らはたいていの場合、1800時以降に大型バンで共に廃工場まで乗り付けるため、到着直後、対象-261213-1~12の不在が悟られるまでに爆撃を開始します。補遺:作戦の実行を許可します。──間中作戦副長官(2026/12/19 19 17) 時系列文書-261213-4 音声ログ-261213-106-1 作成:106SQ 2026/12/21 17 54 (無線交信の自動音声ログです。JHQ-1213への提出用で、MP立ち合いのもと不要箇所は編集済みです)ALTAIR 01(106SQ Flight Leader):アルタイル隊、発進。以降の航路はフォートレス隊の管制に従う。FORTRESS 12(452SQ AWACS):アルタイル隊、了解。進路・高度ともにそのままを維持しろ。 ()ALTAIR 01:フォートレス12、了解。アルタイル隊各機へ、気を抜くんじゃねえぞ。 ()ALTAIR 05(106SQ Element Leader):もちろんだ。 ()ALTAIR 09(106SQ Fighter Bommer):暴れ時ってやつですよね。 ()ALTAIR 17(106SQ Fighter Bommer):異常性癖野郎には遠慮はいらねえんだ。 ()FORTRESS 12:アルタイル隊各機へ、現場が近づいてきたら前線航空管制に切り替わる。“狗鷲”の管制だ。周波数は███gHz。 ()ALTAIR 01:了解。既に合わせてある。フォートレス12、現場まであとどれくらいだ? ()FORTRESS 12:現場まであと3分だ。周辺空域に敵影なし──アルタイル隊、針路を███にとり、高度████メートルまで降下! 兵装使用自由 (ウェポンズフリー)!ALTAIR 17:イヤッホー、NTRクソ野郎への教育の時間だぜえええ! ()ALTAIR 09:任務内容復唱、山中目標に向けて中高度レーザー誘導爆撃。使用弾数2発。 ()ALTAIR 05:隊長、こんな簡単な仕事で給料もらっていいのか? ()ALTAIR 01:もってけもってけ。どうせこういう時しか暇じゃなくなるんだ。 ()狗鷲-4(903rd Company JTAC):アルタイル隊へ。こちら 統合末端攻撃統制官 (J T A C)の狗鷲だ。前線航空管制およびレーザー誘導を行う。ALTAIR 01:よろしく頼む。 ()狗鷲-4:高度████メートルを維持しつつ針路███に変針。爆撃のタイミングはこちらで指示する。トリガーに手を掛けていろよ。 ()ALTAIR 17:了解。こりゃいいなあ、ゾクゾクするぞ。 ()ALTAIR 09:最終爆撃高度! ()ALTAIR 01:各機、爆撃準備。 ()狗鷲-4:投下ポイントまで10、9、8、7、6、5、4、3──投下、投下、投下、投下! () 時系列文書-261213-5 音声ログ-261213-903-2 作成:903中隊 2026/12/21 18 03 (無線交信の自動音声ログです。JHQ-1213への提出用で、906中隊立ち合いのもと不要箇所は編集済みです)狗鷲-24:弾着まで5、4、3──弾着、今!(爆発音。しばらくノイズが混じる) ()狗鷲-11:──ちょう、中隊長。レーザー誘導班、および爆撃効果評価班全員無事です。巻き込まれた者はいません。 ()狗鷲-1:よし、ならすぐに効果のほどを見るぞ。武装班および“啄木鳥”の支援要員に 兵装使用自由 (ウェポンズフリー)を命令。生き残りがいたら、すぐ撃ち殺せ。狗鷲-43:了解、中隊前進。 ()狗鷲-4:──爆撃評価の結果出ました。8発全弾命中、目標施設の全壊を確認。付随被害もなしです。 ()狗鷲-1:分かった。おい███、空軍の奴さんたちに連絡しといてやれ。「完璧な仕事だった」とな。 ()狗鷲-4:言われなくても。 ()狗鷲-39:うあっ、こいつ生きてやがる。瓦礫の下敷きなのに、ようやるわ。 ()不明 [(*3)] :だ、誰なんだ。純愛派か?誰でも良いから、た、助け──(発砲音) ()狗鷲-28:──5名分の死体を確認。検死と身元確認の測定結果待ちになりますが、UNTR-261213-A~F全員の死体で間違いないでしょう。 ()狗鷲-1:おう。これで任務は完了だな。お嬢さんたちの保護も上手く行ったんだろうな? ()狗鷲-17:はい。“啄木鳥”に失敗はありませんでした。12人全員が病院に搬送され治療を受けていますが、命に別条はありません。この後、記憶処理が行われるものと思われます。 ()
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┏━┫ 週刊 自転車ツーキニスト "Weekly Bicycle Tourkinist" ┣━┓ ┃ ┗┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳┛ ┃ ┗━━┛ ┗━━┛ 【緊急】真面目に憂慮すべき271号 本当にマズいことになりそうだ。 もちろん、前回ここでも取り上げた、警察庁「自転車対策検討懇談会」による「提言」の話である。 私は週末、いろいろと考えてみた。情報も集めてみた。その結果を書いてみた。 次にあげるのは、本来、次号の月刊「BiCYCLE CLUB」誌に掲載するべきものだった。 だが、編集部および編集長のご厚意により、雑誌発売に先駆けて、メルマガで発表することにした。雑誌発売は20日。そこまで待っていられない。もう一刻の猶予もならない、という気持ちからだ。 "SHARE THE ROAD"という企画記事と「現場から生中継」というコラムである。 どうか、このメルマガをお読みの方だけでも、ご精読していただきたい。 少々長い。また、多少、前回のメルマガとの重複もあるが、その辺りはご勘弁いただきたい。 この提言、そして、それをもとにした、来年提出の法案には、将来に大きな禍根を残す、実に大きな問題があるのである。 "SHARE THE ROAD"「これは自転車を標的とした『治安維持法』だ!」 出たな妖怪。 それも一見、耳当たりよく、柔らかでたおやかな衣をまとって、我々自転車人の前に現れたぞ。 件の警察庁「自転車対策検討懇談会」の話だ。11月30日発表で、懇談会は次のような提言を行った。警察庁はこの提言をベースに、来年早々の通常国会に「道路交通法改正案」を、提出するのだという。 我々に関係ある部分を要約すると、次の通り。 自転車は、 1. 子どもや高齢者、買い物目的などでの利用の場合 2. 交通量が多く、車道が特に危険な場合 の二つの場合に限り、歩道での通行を認める。 詳しくは警察庁のサイトを見ていただきたいが(「自転車の安全利用の促進に関する提言」について http //www.npa.go.jp/koutsuu/ )、一見すると「あれ? 前からそうではなかったの? これって当たり前のことじゃない。老人子どもは危険だし、歩道でもいいよね」などと思われがちなところが、危ない。 「提言」の中身をつぶさに見ていただければ分かるが、この提言は「自転車は世界各国を見ても車道通行が通常である」というようなことにきちんと言及しているようなフリを見せながら、そこに「日本独特の自転車利用のあり方」などを論い、その上で、危険な条項がチラチラと「衣の下の鎧」として散見できるのである。 いいですか、たとえば、一番の例をあげるならば、次の部分だ。 第4、2(4)「自転車が車道を通行することが特に危険な場合は、当該道路の自転車通行を禁止することなどの措置を講ずること」 お分かりだろうか。 「特に危険」と判断されるならば、自転車は、車道通行を禁止されてしまうのである。 一見、自転車のために必要な措置だから、と、勘違いされがちな本条項だが、その「特に危険」という判断は、誰が行うのか、そして、その「特に危険」は、どこまで解釈が可能なのか。そこの部分があえて無視されている。だが、その判断の主体が警察当局になるであろうことは、火を見るより明らかだ。 また、その書き方において、「特に危険な場合の措置」は、あくまで「例外的措置」のように見えるのだが、それが「例外」である保証はまったくない。 いや、この「例外」は、必ず「将来の標準」になるために用意されていると見た方が妥当だ。 何しろ、警察は、こと自転車に関しては、「例外」を、実質的な「標準」に、「標準」を実質的な「禁止条項」にしてきた、大きな実績があるのだ。 1978年の悪夢を思い出してみれば分かるだろう 悪名高い道路交通法第63条は「自転車は原則的には、車道の左側を通行するべきもの、しかし、指定された『自歩道』だけは歩道通行可」と定めている。 つまり、自転車の歩道通行はあくまで「指定された歩道だけの例外的措置」だったのだ。ところが、その結果、78年以降、この国において実際には何が起きただろうか。 日本のあらゆる歩道が、自転車で溢れ、歩道の状況は絶望的な混沌状況に陥ってしまったのは、誰が見ても明らかなとおりだ。自転車は実質的に「歩道を走るべきモノ」となり、ママチャリという奇妙な歩道専用車が生まれ、本来走るべき車道からは、実質的に排除されてしまうことになった。警察官が「キミキミ、危険だから、歩道に上がりたまえ」というのは、自転車乗りならば誰もが一度は経験したことがあるはずだ。 また周囲の一般的な人々に聞いてみるがいい。 「自転車はどこを走るべきものですか?」もしくは「自転車でどこを走っていますか?」と。 100人が100人「歩道です」と答えるはずだ。なぜなら「車道は危険だから」。 おかしいじゃないか。 あれから30年も経ったはずなのに「車道は危険」のままなのである。そもそも78年の改正法は、いつかは自転車は世界標準の如く車道に戻すはずの緊急避難的な暫定措置だった。道路インフラが整い、自転車の走行空間が確保され次第、自転車は車道に戻るはずだったのだ。ところが、それが30年放置され、あろうことか、その30年後の今「自転車は歩道」が保証されるかの法案が提出されようとしている。 本末転倒なのである。だが、例外を標準に、標準を実質禁止に。これが日本の警察の自転車に対する態度なのだ。 この改正道路交通法が国会を通過するならば、必ず自転車は実質的に「歩道だけしか走ってはならないモノ」となってしまう。 我々は騙されてはいけない。 この提言は、実質的に「自転車の車道からの締め出し」を狙っている。 そもそもの原則論で言おう。 「特に危険な道路」の場合、当該の道路が「特に危険」であることを改善するためにはどうすればいいだろうか。 当たり前のことだが「危険の素になっているものを排除する、またはそこに対策を講じる」のが、至極当然の話だろう。つまりそういう不良道路に関しては、クルマの方を規制するのが当たり前なのである。 「危険な道路ならば、安全な道路にすればいい」のだ。 ところが、本提言では逆を言う。すなわち「自転車を通行不可にする」である。本末転倒と言うべきか、言語道断であろう。すなわち本提言の「第4、2(4)」は、立脚点からしてまったくの誤りなのである。 だが、我々にとって、何より恐いのは、今後、この「第4、2(4)」がどのような適用のされ方をするかだ。 「特に危険」な道路とは、どのような道路か。 おそらくは都内の幹線道路はほぼ全部であろう。なぜならば、自転車の通行について何の知識もない無法ドライバーが跋扈する都内の幹線道路は、事実として「特に危険」だからだ。これは皮肉でも何でもなく、単なる「事実」を言っている。 そして、その危険な道路について、どのような方策が講じられるか。 今回の提言によれば、当然のことながら「当該道路の自転車通行を禁止することなどの措置を講ずる」のである。つまり都内の幹線道路は今後、実質的に自転車通行禁止になる可能性が非常に強いのだ。 このコーナーの前身となった短期集中連載「道路は誰のものですか?」(05年6月号-10月号)を思い出していただきたい。あの連載の発端は「警察庁に、自転車・車道締め出しの動きがある」という内容を事前にキャッチできたことにあった。あの時には、何だかんだで、彼らはいったん法案提出をあきらめたように見えた。だが、甘かった。 前回の中心メンバーと、今回の懇談会の「警察部分」は、ほぼ同一人物たちである。 亡霊は生きていた。 この法案は、自転車をターゲットにした「治安維持法」なのである。 続きは○○ページの「現場から生中継」で。 BC0701現場から生中継「これは自転車を標的とした『治安維持法』だ 2」 ■"SHARE THE ROAD"からの続き ○○ページからの続きである。 さて、今回の提言、私がほとほと呆れ果てるのは、次の点だ。 この提言の中には「(主に歩道上の)自転車が加害者としての事故が激増している」という現実がきちんと明記されているのに、その解決策が「歩道上の自転車解禁」としていること。 にわかには信じがたい論理展開なのだが(提言の上では「問題点」と「解決策」の場所を大きく離してあり、パッと見には気づき難いようになっている)、ちょっと考えてみれば分かる。誰がどう考えても論理矛盾だろう。 論理矛盾、というより、間違っている。というより、本末転倒、というにも足らず、ただ単に知能が低いとしか思えん。どこの国の人に聞いても、お国の警察は気でも違っているんですか? というだろう。 こうした「提言」「法案」などというものは、各人の思惑の調整、とか、妥協、とか、そういうことで、ポリシーと文言が大いにねじ曲がるということは、往々にしてあったりするものだが、こと今回の話については、ちょっと違う。 そこには明らかな意志があるのだ。焦点は現状の「問題点」にあるのではない。「解決法」にこそある。 つまり、この話はあくまで「自転車の車道規制(もしくは禁止)」という解決法ありきで始まっているのだ。 ■「提言」が語るところと「解決法」が語るところ この提言はある意味、非常によくできたもので、自転車は本来、車道を通るべきもの、ということをうたい、世界各国の例をあげ、ポリシーとしては、自転車活用の推進にすら言及している。いわゆる「総論賛成」というヤツだ。 だが、現状の問題解決策としてあげられている「各論」においては、結局のところ「自転車の車道通行規制(もしくは禁止)」というところに話は落ち着く。 どうにも奇妙な話だ。 だが、警察庁の本当の思惑は、全体を眺めてみると分かるのだ。 「ポリシーは良し」とするならば、今回の提言を精査し「では、マズいところを排除してみよう、つまり、トゲを抜いてみよう」と考えてみる。 たとえば"SHARE THE ROAD"でも取り上げた 第4、2(4)「自転車が車道を通行することが特に危険な場合は、当該道路の自転車通行を禁止することなどの措置を講ずること」 などの部分を排除してみればどうか、という話である。 提言の中で「ここはどうかな」と思うのは、ほかに「歩道通行を(条件付きながら)解禁する」という部分などであろう。それらをすべて排除してみる。 すると、どうでしょう。 残ったのは、あら不思議。「現状維持」というだけなのである。現在の状況と、まーったく変わらないのだ。 ならば、なぜ、あえて今さら改正案を提出しなければならないか。 答は簡単だ。排除された「トゲ」の部分にこそ、今回の改正案のキモはあるからだ。 諸君、分かっていただきたい。今回の提言は、美しい言葉こそ確かに散りばめられているが、本質はそこにはない。本質は「これはどうかな?」と疑問に思う部分。そこにこそある。 繰り返すが、この提言、そして新たな法案の本質的な部分は、 「自転車の車道締めだし」 に尽きるのである。これは断言できる。 何しろ私の知り合いのとある「関係者」(私だってダテに17年もマスメディアにいるわけではないのだ)の「お墨付き」だ。 彼は冗談めかしながらも、私にこう言った。「バレたか」。 ■今後のシナリオ もはや話は明らかだろう。今回の改正案の向こうにあるのは、確実に次のような流れとなる。 歩道解禁(老人子供など)→歩道解禁(一般にも)→車道規制(一部に)→車道規制(全般に)→車道原則禁止→車道全面禁止 なぜならば、この改正案を作った人たちがそれを望んでいるわけだから。 前回の「車道締めだし」の動きとは異なり、今回の提言は、ある意味、ウマいところを衝いているといえる。 「車道禁止」ではなく「歩道解禁」。甘い文言だ。人口に膾炙されやすい。 だが、その裏にはきちんと「特に危険な道路については、車道禁止」というものが、くっついているのである。 また、もう一つ、前回と違って、今回は、来年の通常国会に、確実に道交法改正案として提出される。その動きはもはや止めようがない。 では、国会に実際に提出されたのち、国会議員たちが否決することが可能だろうか? 私にはここも絶望的だと見えてしまうのだ。現在の議員たちのほとんどは自転車のことなんてマトモに考えたこともないし、興味もないから。 だいいち先にあげた「78年の悪夢」という例が、もう一つの驚くべき現実を語っている。 ご存じだろうか。 自転車を歩道に上げた道交法63条の改正について、衆参両院は、なんと「全会一致」で可決したのである。 全会一致ですぞ! あの悪名高き「道路交通法63条」が……! 実質的に、何の議論も経ずに、いきなり全会一致で可決。これが日本の立法の現状なのである。 ■圧倒的に交通行政の失敗なのに 78年、そして、今回の判断が間違っているという端的な例がある。それは先進各国の中で、日本だけが自転車を歩道に上げているという事実。そして、その日本こそが、自転車乗車中の事故率・先進各国中ダントツのナンバーワンを誇っているというもう一つの事実だ。 このことは、どう考えても、現在の交通行政の失敗と断じざるを得ないだろう。 その失敗の本質は、自転車を歩道に上げてしまって、自転車を「無責任な交通機関、歩行者と同じくモラルとルールがゆるい」という存在にしてしまったところにある。 弱者優先の大原則を誤って運用し、車道をクルマの聖域にしてしまったところにこそ、問題の本質はあるのだ。 だが、今、提出されようとしている法案は、明らかに、その失敗をさらなる失敗に導く法案だといえる。 自転車レーンを作らなければならない。そうでなくとも、車道の左側は「自転車優先」というのを徹底しなければならない。その上で、自転車のルールとモラルを確立しなくてはならない。これこそが王道だ。 だが、そういった「今、本当にやらねばならないこと」つまり、道路インフラの整備などの当たり前のことをまったくやらず、ついに政府当局は、世界に冠たる糞バカな「法整備」とやらに乗り出してしまった。 何という絶望。 問題の根底には「縦割り行政」「事なかれ主義」「天下り」「エセ無謬主義」「役所内の先輩後輩意識」「失政隠し」といった日本の役所のサイテーな点がすべて表れているといえよう。 ■目の前で行われる過ちを許すな 現実として、歩道上の自転車対歩行者の事故は増えている。いや、激増している。 高齢化が進み、歩道を歩く(運動能力に劣る)お年寄りが増えた今、そこを走る凶器たる自転車は、目の前にある分かりやすい大問題だ。 そのお年寄りたち、そして、子供たちを守らなくてはならない。私が何度も述べてきたことを繰り返そう。歩道は歩行者の聖域でなければならないのである。これは世界の常識だ。 だが、その歩道が「自転車解禁」となる愚かしさ。日本だけの非常識がまさにここにある。 地球環境ということを考えてみても「歩道の自転車」は、大きく間違っている。これらのことはどう考えても日本の恥だろう。 それなのに、警察庁の一部勢力は、それを推進するのだ。それも「手っ取り早く、見た目の(死亡事故の)数字を合わすためだけ」さらには「車両のスピード規制の見直しのため」。つまりは省庁益、そしてある特定業界の利益のためだけに、だ。 恥を知れ、国賊。 ことは我々自転車人に限った話ではない。日本国民のために、その利益と幸福追求のために、今回の過ちは、断じて看過してはならない。 【ヒキタ解釈のオススメ本(たまに非オススメあり) 今回はお休み。 なお「BiCYCLE CLUB」誌では、"SHARE THE ROAD"の一環として、我々は何をすべきかを引きつづき考えていく予定。 「天下を獲り損ねた男たち(続・日本史の旅は自転車に限る!)」木世(えい)出版社 昨年12月発売の最新刊。今回はなぜか「奈良・暗峠」「秩父・八丁峠」「北海道・日高峠」と、峠モノが満載。 「疋田智の自転車生活スターティングブック」ロコモーションパブリッシング 「自転車とろろん銭湯記」ハヤカワ文庫 「大人の自転車ライフ」光文社知恵の森文庫 「自転車ツーキニストの憂鬱」ロコモーション・パブリッシング 「日本史の旅は自転車に限る!」木世(えい)出版社 いずれも好評発売中。ネット内でのご注文はこちらにどうぞ。 http //www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url/index=books-jp field-author=%E7%96%8B%E7%94%B0%20%E6%99%BA/249-6371737-5693951 【自転車通勤で行こう】 http //japgun.infoseek.ne.jp バックナンバーはこちら。 http //www.melma.com/mag/03/m00016703/ 「週刊 自転車ツーキニスト」【例の法案】動こう!の278号 http //www.melma.com/backnumber_16703_3466850/ の、転載についての記述に基づき、題名一部変更(記述上の指示事項)、Wiki記法上の修正(行先頭の「*」を削除 1箇所)のうえで転載〈管理人〉
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国家の枠を超えて自由に活動し、世界問題を解決するギルド。 他のギルドとは違い、国家間の枠を超えて問題が発生した場合のみ、 このギルドに召集がかかる。 ある一国が他の多くの国を脅かす力を手に入れたとされるときや、 某世界なら週一回は訪れるであろう世界滅亡の危機全般が世界問題とされる。 力の抑制のためなら、シナリオ上の敵にだってなる。 例えば、世界のバランスを大きく崩しかねない兵器を、 特定の国家が手に入れようとしている場合。 そんなときに召集がかかり、問題を解決していく。 メンバーの召集、選別等はラグジット=フリューゲルに一任されている。 彼は、表向きにはサブマスターの位置にいたがるが、事実上ギルドマスター。 リーダー格のひとがいなかった場合は、仕方なくギルドマスターになる。 ラグ以外は決まったメンバーがまるでいない。 実は、世界を救った直後にすぐ世界の調停者に狙われ、 皆殺しないしは封印される危険性が極大。 # 某ス○ロボでいうαナンバーズ、某種でいう三隻同盟。 # メンバーはあまり多くはならないので、そこだけ注意を。
https://w.atwiki.jp/kouteieki2010joho/pages/877.html
朝日新聞社の記事へ飛ぶ (魚拓) 2010年5月21日3時59分 宮崎県での口蹄疫(こうていえき)の広がりを受け、緊急輸入されることになった同ウイルスに効果のある消毒薬5トンが20日、製造元の英国から航空便で関西空港に着いた。品質検査後、ほぼ全量が宮崎県を中心に九州地方に出荷されるという。 輸入したバイエル薬品(本社・大阪市)によると、薬は複合次亜塩素酸系消毒薬「アンテックビルコンS」。水に溶かし畜舎などに噴霧する。4月に口蹄疫とみられる感染例が国内で報告された後、全国から大量の注文があり、一時在庫切れの状態になった。同社は通常の船便に加え、5月7日から航空便を使って緊急輸入を続けている。 5月 対応 防疫関係
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あ
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ちょwww -- (ああ) 2011-04-17 13 04 13 9のエリアに行ってみた -- (ああ) 2011-04-17 13 04 46 ポポwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww -- (ああ) 2011-04-17 13 07 05 ポポどこにおるん? -- (パンダ3号) 2011-04-17 16 56 48 分かりません -- (オー米) 2011-04-17 18 47 10 まさかの・・・ -- (オー米) 2011-04-17 18 54 42 報酬生肉・・・ -- (オー米) 2011-04-17 18 55 41 ポポは1面にいます。 -- (koyoi) 2011-04-18 23 56 33 古びたはエリア10? にある -- (teeko) 2011-04-19 00 03 49 確かにお守りは10番にあるな… -- (tktk) 2011-04-19 22 05 25 99出る確率は100%? -- (名無し) 2011-04-21 20 31 36 フリーズした -- (ああ) 2011-05-04 11 44 54 アグナコトルめちゃくちゃ強いwww -- ((・3・ )) 2011-05-23 18 04 53 か、改造クエストで 物欲センサーだと!? なぞの頭骨しか 出ないじゃないか。笑 -- (ゆう) 2011-05-25 15 34 05 ポポって本当にいるんですか?3rdには、いないモンスターですし。 -- (滅龍士) 2011-06-18 23 26 44 あ、ポポ凍土にいましたねww 骨しか・・・ -- (滅龍士) 2011-06-18 23 32 56 普通に10番で取れました! アグナをこやし玉でどかしてから採掘すればいけますよ! -- (名無しさん) 2011-06-27 21 44 20 物欲センサーで古おま出なさすぎワロタw -- (名無しさん) 2011-07-19 19 35 53 報酬はなんなの? -- (好友度MAX) 2011-07-27 20 27 40 最後0:00でクリアーしました!! 奇跡!(時間切れです)(目的を達成しました) -- (モンハンバカ) 2011-08-02 22 36 56 なぜタイムアップでもクリアなんだ? その分オトもが採取できるからうれし い -- (tifuji) 2011-08-06 17 20 17 ポポエリ1にいたー -- (名無しさん) 2011-08-08 15 45 39 99とかクソワロタwww -- (ナバス) 2011-08-18 13 04 54 ポポは1にいます。 報酬が生肉、、、だと!? -- (無改造PSP軍団) 2011-08-28 13 41 48 ダウンロードが出来ません -- (あり) 2011-09-04 21 41 23 放置クリア可 -- (神を名乗る男) 2011-10-07 17 23 12 高級耳栓でいけた -- (WING) 2011-10-12 17 03 14 ポポ1頭とかww楽w -- (ウィッチ) 2011-11-15 23 27 17 10のどのへんすか? -- (名無しさん) 2012-01-08 19 02 07 ↑僕もしりたいです ピッケルですか? -- (´・ω・`) 2012-01-08 19 07 52 放置でクリア出来なかったよww -- (ワリオ) 2012-07-31 22 20 29 わかりやした~ -- (名無しさん) 2012-08-15 14 40 43 ダウンロードできないww -- (ww) 2013-01-07 13 53 01 俺もデス -- (ボッスン) 2013-02-25 18 50 04
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- 2021-12-08 02 06 45 (Wed)
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