約 601,591 件
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/979.html
私立有栖学園もようやく夏休みに入り学校も少し静かになったこの頃、 校長室では、校長であるローゼンが椅子に腰掛けていた。 ロ「ラプラス君、最近何もおもしろいことないと思わないかい?」 ラ「思いません。むしろ無い方がいいです。」 そう言ってお茶を一口 ロ「全くつまらない男だね。君は」 ラ「あなたはもうちょっとその悪戯心を直してください。それから仕事もちゃんとして校長としてもっと…」 ロ「よし!ここは気分転換も兼ねて今度お茶会でも開いてリラックスしよう。 うちの教師達も呼べばおもしろそうだし。うんうんそれがいい。」 ラ「人の話を聞いていますか?」 一生懸命言ってみるが聞く耳を持たないのがローゼンである ロ「じゃあ、明日にするからよろしく。」 ラ「駄目です。そんなことをしている暇があったら、たまっている書類を片付けて下さい。」 そう言ってローゼンの目の前の大量に積んである書類を指差すラプラス。 ロ「そんなこと言っても、もうやるって言っちゃったも~ん。」 ラ「何やってんだこの馬鹿校長!」 ロ「もう止めても無駄だよ~。もう計画は真紅先生にまかせてあるから、真紅先生張り切ってたな~」 もう止めても無駄だと悟ったラプラスは、深い溜息と共に また胃薬が必要だなと思った。 真「という訳で、校長が特別にお茶会に来いと言ってるのだわ。」 翠「全くあの馬鹿校長もこのクソ忙しい時に変なこと考えるです。」 今有栖学園の教師達は多忙の毎日を送っていた。部活や受験生の夏期講座や出張などで お茶会などしている時間と気力がなかった。 蒼「お茶会もいいけど、部活が心配なんだよね~。大会も近いし」 水「私はいやよ。水泳部も大会があるし。それに生徒達の身体測定結果を来週までにまとめないといけないのよ」 雛「ねぇねぇ、金糸雀はどうするのー?」 金「う~ん。カナは部活もあるけど、今年受験の生徒の夏期講座もあるかしら。一日も無駄にできないかしら」 雛「ヒナも最近巴に拘束されて殆ど自分の時間が無いの~」 雪「……(射撃部で米軍基地へ合宿)」 薔「……(校長とデート)」 真「まぁ、とにかく一日だけでいいから、校長の家に来てほしいのだわ。 もし来なかったら今月の給料カットするそうなのだわ。」 水・翠・蒼・雛・金・薔・雪「!!!」 ー翌日ー この日、校長の家に集まった一同は、執事らしき人から『ローゼン様からです』と渡された豪華な服を着て、心地の良い椅子に座って待機していた。 校長の自宅は豪華だった。正直屋敷と言ってもいい程の豪邸である。一体どこから資金を持ってくるのやら… とローゼンが入ってきた。 ロ「やぁ~みんなよく集まったね。まぁ今回は楽しんでいってよ。」 蒼「あの…」 すぐに蒼星石が挙手する。 ロ「何だい?蒼星石先生」 蒼「ええっと、部活の練習があるので早めにお願いします。生徒達も待っていると思うんで。」 心底心配そうな蒼星石である ロ「あ、その件なら大丈夫。部費を二倍に増やすっていったら、『喜んで借りていって下さい!』ってさ。 だから各顧問の先生も心配しなくてもいいよ。」 教師一同「(私(僕)達の存在って……)」 一瞬生徒達の信頼を疑う教師だった。 蒼「それともう一つ…」 そうしてラプラスをチラリと見る。 見ればラプラスも他の教師同様に豪華な服装を着せている。しかし、明らかにサイズが小さい。 おかげでおなかが見えていたり、膝から下が見えていたりしていた。 教師「(絶対ローゼンの悪戯だーー!!)水「………」(笑いをこらえている)」 ロ「いやーたまたまあれしか残ってなくってさ~。まぁ、楽しいお茶会だからさ。ね?」 ニヤニヤしながら満足そうに言うローゼン ラ「(イツカコロシテヤル…)」 その時のラプラスの背後からはどす黒いオーラが発生していたという。 ロ「じゃあ、早速始めるけど説明は真紅先生にお願いするよ」 真「わかったのだわ。それじゃあ説明の前に準備をしてくるのだわ。」 そう言って部屋から出て行った。 ロ「ちなみに、お茶会はここから見える。あの庭でやるから」 そう指差した先を見ると、そこにはちょうど巨大な木の陰になっている所に テーブルと椅子が用意されていた。 翠「めちゃくちゃ広い庭です~。一体何者ですか。こいつ…」 蒼「でも何かいいね。涼しそうで落ち着きそうだよ。」 感嘆する二人であった ロ「そうかい?気に入ったなら早速行ってみよう。」 そうして、庭に出てテーブルまで来るとテーブルが五つ用意され、 テーブルの上に各教師の名前が書かれた紙が置いてあった。 その紙は一つのテーブルに向かい合うように二つ置いてある。 金「これは何かしらー?」 ロ「あ、自分の名前が置かれている席に着いてね」 と名前が書かれた席にそれぞれ座った。 ちなみに席の組み合わせは次のようである 真紅 水銀燈 翠星石 蒼星石 雛苺 金糸雀 薔薇水晶 雪華綺晶 ラプラス ローゼン そしてローゼンが席に着こうとしたとき ロ「!!!」 座った瞬間前から凄まじい殺気を感じるローゼン。席を変えればよかったと後悔するのはもう後の祭だった しばらくして真紅がやってきた 真「それではお茶会を始めるのだわ。……校長は大丈夫なの?」 ロ「はい。らいちょうぶれす……」 ラ「ククククククク……」 教師達はあえて後ろを見ないようにした。本能がそう言っていた。 真「さて、今回のお茶会は、ペアになった人に紅茶を入れてあげるのだわ。」 翠「何でそんな面倒くさいことするですか?」 真「あら、良い質問ね。それは紅茶は他の人に出してあげるとき その人を思いながら入れるもの。だからその味は飲む人にとって最高のものになるのよ。」 自分の熱意を語る真紅。しかし 水「紅茶なんて飲む気分じゃないわぁ。どうせならヤクルトにしなさいよぉ。」 ロ「あ、水銀燈君給料カットされたいの?」 水「じ、冗談に決まってるじゃない」 真「ま、ヤクルトは諦めることね。」 水「くっ…。覚えてなさい」 悔しがる水銀燈 真「さて、邪魔が入ったけどお茶会を再開するのだわ。ジュン紅茶を持ってきて頂戴」 ジュンが紅茶セットを運んでくる。 ジ「全くなんで僕がこんなこと……」 真「当たり前よ。あなたは私の家来なのだから、これくらい我慢なさい。」 ジ「いつ僕が先生の家来に…グハッ(真紅のキックが脛を直撃)」ジュン退場 真「ここにいろんな種類の紅茶を用意してあるから、ペアを組んで交代で紅茶を入れて頂戴。では始めるのだわ」 ペアその①真紅と水銀燈 真「さて、水銀燈。紅茶を入れて頂戴。」 水「(何で私が…。でもこれも給料のため)少し待っててぇ。」 その後テキパキと紅茶を入れる水銀燈。真紅に怒鳴られては面倒なので丁寧に入れる。 水「……できたわよ。」 真「では頂くのだわ。……………。」 しばらく沈黙する真紅。その様子に慌てる水銀燈 水「ど、どうかした?」 紅茶を飲み終えた真紅はカップをゆっくりテーブルに置いてこう答えた。 真「とてもおいしいわ、水銀燈。香りもいいし、温度も適正ね。ふふふ、あなた案外私のこと思って くれてるのかしら。」 水「そ、そんなわけないじゃない。全く調子狂うわね。そ、それより早く私の紅茶もいれなさいよ。」 真「わかったのだわ。今まで飲んだことの無い素晴らしい紅茶を飲ませてあげるのだわ。」 そう言ってテキパキと作業を終え、自分の入れた紅茶を水銀燈の手前に置いた。 そして真紅の思いのこもった紅茶を飲んだ水銀燈は、これまでに飲んだことのない最高の味を感じたという ペアその② 翠星石と蒼星石 翠「蒼星石、紅茶入れたですよ。」 蒼「僕もできたよ。」 お互い同じタイミングで紅茶を入れ終わる。 そしてお互いのテーブルの上に置く。 蒼「この香り…レディグレイだね。爽やかで良い香りだ」 翠「これは…ダージリンですね。昔真紅達とよく飲んだです。」 お互い味と香りをゆっくり味わいながら、時を過ごした。そして二人は同時にカップを机に置いた。 蒼・翠「ごちそうさま(ですぅ)」 蒼「とてもおいしい紅茶だったよ。翠星石。」そう言って微笑んだ 翠「(///)そんなことないです。蒼星石の入れる紅茶も最高です。」 お互いがお互いの感想を述べる。 蒼「それじゃあ、ぼくのためにまた入れてくれるかい?」 翠「蒼星石のためなら何百杯でも入れるですよ。」 蒼「あ、ありがと(///)」 ペアその③ 雛苺と金糸雀 金「雛苺~紅茶できたかしらー?」 雛「ちょっと待ってなのよー金糸雀。…できたのー」 お互い時間はかかったが、何とか紅茶を入れることが出来た。 雛・金「はいどーぞ(なのー)(かしらー)」 お互い相手の紅茶を受け取り、ゆっくりと一口 金「………………」 雛「………………」 長い沈黙。彼女達も蒼星石達と同じように、味と香りをゆっくり味わいながら…… 金「マズーかしらー!?」 雛「ブーー!!(0,01秒)」 そんなに味わなかった。 金「雛苺は一体何入れたかしら?」 雛「マポロチョコとうにゅーと苺カルピスを入れたのー」 金「ハーモニー最悪かしらー!?」 紅茶の中でマポロチョコがぷかぷかと浮いている… 雛「そう言う金糸雀は何入れたのなのー?」 金「もちろん。金糸雀は砂糖10杯と生卵入れたかしらー」 雛「不味いはずなのー」 お互いの文句を聞いてムッっとする 金「カナが入れたのは絶対おいしいかしら」 雛「ヒナのだって絶対絶対おいしいもん」 金「カナが入れたのが絶対絶対絶対おいしいかしらー!」 雛「ヒナのが絶対絶対絶対絶対おいしいもん!」 (以下省略) 金「はぁ、はぁ、じゃあお互い自分で入れた紅茶を飲んでみるかしら」 雛「了解なのー」 お互いのカップを交換して一口 金「………………」 雛「………………」 しばしの沈黙 金「マズーかしらー!?」 雛「ブーー!!(0,001秒)」 ペア④ 薔薇水晶と雪華綺晶 雪「コクコクコク……うむ。おいしい…おかわり」 薔「よかった…。たくさんあるからいっぱい飲んで。」 雪華綺晶は紅茶を入れる前につい自分で飲んでしまうので薔薇水晶だけが 紅茶を出すことになった。 雪「もうお腹いっぱい。……クー……」 53杯目を飲み終えて、満腹で寝てしまった雪華綺晶。普通紅茶は睡眠妨害の作用があるのだが… 薔「寝ちゃった…。……あの人にも一杯あげてこようかな。」 姉の寝顔に微笑む薔薇水晶だったが、もう一人心から愛する人に 一杯の紅茶を持っていこうと、その人のいる所へ向かった。 ペア⑤ ローゼンとラプラス ラ「ふむ。中々いい雰囲気ですね。もしかして初めから彼女達の休息の場としてお茶会を計画したのですか?」 ロ「さぁ~、俺はただ楽しんでるだけだけど~?」 ラ「まぁいいでしょう。しかし、彼女達のあんなに楽しい顔を見るのは久しぶりです。」 ちゃんとした服に着替えたラプラスが言う ロ「……そうだな。」 ローゼンの視線の先には、楽しそうにお茶を飲む教師達がいた。乗り気では無かった水銀燈までもが 笑っていた。 ロ「最近あいつらもストレスが溜まってだろうし、 ある意味解放的な彼女達だけど、心からの休息はしばらく感じていなかっただろうな。 それに、これからも良い教師として成長してほしいからね。変なイライラで大切なことを見失ってほしくないんだよ。」 ラプラスはその言葉に優しく微笑んだが、トタトタと歩いてくる音に気ずいていつものクールな顔に戻る。 薔「校長先生……これどうぞ」 一杯の紅茶がローゼンの前にカチャと音を立てて出される。 ロ「僕のために入れてくれたのかい?」 こくこくうなずく薔薇水晶 ロ「じゃ、有り難くいただきます。」 一口、また一口と飲んでから口を開いた ロ「……とてもおいしいよ。こんなにおいしい紅茶は初めてだ。」 薔「校長のことだけを考えて入れましたから……(///)」 ロ「あはははは、ありがと。ところでこの後空いてる?」 薔「…もちろんです。」 ロ「この後一緒に食事でもしない?この素敵な紅茶のお礼もしたいしね。」 薔「も、もちろん。かまいませんけど…」 ロ「じゃ、後でね」 小さく頷いてから薔薇水晶は姉の元へ戻っていった。 ラ「全くあんなイチャつきは他人のいない所でやってくれませんかね。」 やれやれと両手をあげる ロ「だったら君を気をきかせれないいのにー」 ラ「それはどうもすみません。私もまだまだ未熟ですね~」 ロ「まぁ、人間みんなそうでしょ。だから成長していくんだろ?」 ラプラスは少し笑ってから、そうですねと答えた。 ロ「さて、そろそろお開きにするか。お~い、そろそろ片付けろー」 教師「はい(なのだわ)(なのー)(かしらー)」 片づけを終えた(主にジュンが)教師達は、もう少しで地面に消え行く太陽を見ながら、 ローゼンの家を後にした。 金「はぁ~また明日から忙しい日々が始まるかしら…」 蒼「まぁ、いいじゃないか。今日はなんだかゆっくりできたし」 翠「そうですね。そうえばみんなそろって会話したのは久々です。」 水「じゃあ今日はみんなで飲みに行きましょうよ。紅茶だけじゃあなんだか足りないわぁ」 真「そうね。じゃあ、行きましょうか」 教師一同「おーー!!」 そうして教師達は日が暮れゆく道を一緒に歩いた。 その時の彼女達の顔は笑顔で満ち溢れていたという。
https://w.atwiki.jp/aica8bit/pages/103.html
絶対権力 『絶対権力』 とは?
https://w.atwiki.jp/happy4/pages/21.html
ブログとツイッターの内容がかけ離れた人から また週末にBBQしにこないかと誘われた(´・ω・`) 誘ってきた人の屋根付き車庫でやるから 少々の雨でもやるんだそうだ。^^; しかもご近所さんみんな来てやるとかo(≧~≦)o ブログじゃ、すてきなご近所の奥さんたちと 夜遅くまで女子トーク!(><) ジェイエステ 体験や エステティックTBCとか楽しい! みたいに書いているのに ツイッターでは文句いわれたの何のと 結構仲が悪そうなつぶやき。 引っ越せばいいのに、とも書いてあった(´・ω・`) なのに、みんなでBBQ?ムリムリムリw ツイッターでやりとりしてる人で 参加する人もいるんだけど 何もかもなかったかのように談笑するのかな。 私はそういうことは不器用でできないから 仕事を理由に断った(~ヘ~;) 住宅街でBBQとかまじやばいんでない?(´・ω・`) うちも新興住宅地なんだけど近所の一家が 庭なんてない狭い家なもんだから 公道におもいっきりはみだして BBQやる。平日の朝からね。>< 臭い、うるさい、路駐邪魔(友人一家も呼ぶ)とか もうそれはそれは最悪なんだよ・・・ 洗濯物干してたらなんか臭いが・・・ とおもったら炭おこしてるの もう絶望するよ( Д`) 冷静に考えても断って正解だわ(´・ω・`) 本当にやるのかな?
https://w.atwiki.jp/girlwithlolipop/pages/172.html
マッド・ティーパーティー ◆PatdvIjTFg ◇ こういう歪さは嫌いじゃない、と江ノ島盾子は心の中で独りごちる。 無機質な外見のマンションの一室――某号室、諸星きらりの家に入ってみれば、まるで女の子のおもちゃ箱のような、そんな素敵な光景が広がっている。 色々な種類のぬいぐるみ、ドールハウスの中にあるような家具、柔らかくて可愛くて素敵なもの、たくさん。 甘ったるさすら感じるような素敵な匂いはどこから来ているのだろう。 マンションという外枠の無機質さすら、中にある大切な宝物を守る宝箱のようにすら感じられる。 なんて素敵な部屋なんだろうと思う、お姫様の仮宿――そう呼んでも過言ではない。 (楽しい……楽しくない?ランサー) ソファー代わりのきらりのベッドに腰掛けて、江ノ島盾子はランサーに念話で語りかける。 壁を背にして立ったままのランサーは言葉を返さない。 江ノ島盾子にとって、ランサーの何もかもが娯楽だ。 行動の針でランサーを突いては、迂闊にも漏れだしたその中身を啜り上げて、その味の感想を直接彼女に伝えるような、人格という存在に対する吸血鬼だ。 無反応すら、江ノ島盾子にとっては心地よい。 かつて、ランサーが戦った最凶の魔法少女――アレですら、まだ困り顔を浮かべるだけ可愛げがある。 江ノ島盾子はサディストでマゾヒストで、ある意味で超越者だ。 何かもを受け入れて、そして愉しもうとするから――非常に性質が悪い。 (守ってあげたくならない?可愛い物を部屋の中にいっぱい詰め込んで、でも自分の中身は空っぽ…… ううん、げろげろげろげろ、彼女が大切にしてたもの、いっぱい吐かされちゃったね。 そんな気もないのに、こんなカワイイ部屋に暮らしているんだから……私、同情しちゃうよ) 「こんなものしかないけど……」 きらりがおずおずと差し出した紅茶を、江ノ島盾子は受け取った。 ベッド脇に寄せられたテーブルの上には、お茶菓子のバタークッキーとチョコクッキーが小皿に盛られている。 紅茶を口元に近づけて軽く匂いを嗅ぐ、林檎の爽やかな匂いだ。 「こんなものだなんて……そんなことないよ!」 そう言って、江ノ島盾子は軽く紅茶を口に含んで、飲み干す。 「うん、とっても美味しい」 そう言って、江ノ島盾子はきらりに微笑みかける。 きらりも江ノ島盾子の微笑みに安堵したように笑い返す。 (ランサー、アタシ……心を読む魔法なんて使えない、つ・か・え・な・い、けっ……ど! きらりちゃんの心の声が、バッチリ聞こえるよ。教えてあげようか、教えてあげる、あっ……教えてあげるぽん!) (『本当に喜んでくれてるのかなぁ、気を使わせてるだけじゃないのかなぁ……』) きらりから流れてくる心の声と寸分違わず、江ノ島盾子の発した言葉は一致していた。 傷つけられた心が、自分への自信を失わせ、他者とのかかわりに関する不安感を著しく増大させている。 「ラ、ランサーさんもどうぞ!」 「どうも」 きらりの差し出した紅茶をランサーも受け取る。 紅茶などテーブルの上に置けばいいものを、彼女は紅茶を直接渡す。 ただ、そうした方がいいのではないかという漠然とした不安感がある。 いじめによって破壊された対等の友人関係という概念は、今きらりの中で再構築の過程にある。 テーブルの上に置いておいて、相手に取らせるなど無礼ではないかという疑念が彼女の中にある。 自分がもてなさなければという圧迫感がある。 無意識の奥底にあって、きらり本人ですらしっかりと意識しているわけではない。 ただ、いじめによるトラウマが静かに根を張っていた。 「……ありがとう、きらりさん」 目の前にある状況を前にして、素直に笑えるわけがない。 だが、ランサーは精一杯きらりに微笑んでみせた。 変に自分がきらりを怯えさせて――そして、きらりが江ノ島盾子を慰める。 そして、きらりは知らず知らず、深く深く、江ノ島盾子に絡み取られる。 後手に回ってしまった時点で、自分が出来ることは少ない。 だからといって、この最悪の循環に協力してやるつもりはない。 一息に紅茶を飲み干す。 サーヴァントにも魔法少女にも、食事は必要ない。 けれど、きらりの入れた紅茶は温かく心地よかった。 (いい笑顔です、ランサーさん) きらりも江ノ島盾子もランサーも、皆笑う。 笑うことしか出来ない。 「ところできらりちゃん、携帯電話持ってないかな?」 「にゅ?持ってるけど……」 「ちょっとだけ貸してくれないかな?今ちょうど壊れてて……でも、どうしても今、連絡したい人がいるんだ」 「うん!もちろんおっけー!」 「ありがとう!あっ……私のが直ったら、メールアドレスとか交換しようね!」 きらりの携帯電話を受け取って、江ノ島盾子は当然のように掲示板へのアクセスを開始する。 (きらりちゃん……いい子だし、ビビってるよね。 疑いなくケータイを貸したんじゃなくて、疑えずにケータイを貸したんだよ。 言う通りにしなかったら嫌われるかも、って考えちゃうんだよ。多分ね、多分。 ランサーさぁ、きらりちゃんをいじめたら……特にケータイ壊すとか、やっちゃダメだよぉ……?うぷぷ) 今となっては時代遅れの代物であるガラパゴスケータイのボタンを指で軽やかに押しながら、江ノ島盾子はランサーへの念話を欠かさない。 (いや、アタシはケータイ壊してもいいと思うよぉ?でもきらりちゃんはどう思うかなぁ?きらりちゃんのサーヴァントもどう思うかなぁ? いやアタシはいいけどねぇ、ランサーが多分勝つと思うからぁ、アタシは別にいいけどねぇ) 言うまでもない牽制だ、江ノ島盾子の物ではなく、諸星きらりの携帯電話を破壊することの危険性などランサーはわかりきっている。 どう考えても長期的に考えれば、諸星きらりの携帯電話も破壊したほうが良い。 だが、きらりはともかく、きらりのサーヴァントから見れば――二度と解けない狂気の中にあるバーサーカーから見れば、ランサーは明確に彼女達の敵となる。 江ノ島盾子から携帯電話を取り上げても結果は同じだ。 きらりに返せば、きらりは再び江ノ島盾子に自分の携帯電話を渡す。 奪ったまま返さなければ、きらりは異変を悟り――バーサーカーが動き出す、かもしれない。 いっそ、江ノ島盾子の腕の方を刺すか。 いや、その場合でもバーサーカーはどう動くかわからない。 きらりはバーサーカーを制御出来てはいない、彼女が怯えるのに応じて――その原因を絶とうとするかもしれない。 つまりは、きらりと江ノ島盾子が会ってしまった時点で――そして、諸星きらりのサーヴァントがバーサーカーである時点で詰んでしまっていた。 江ノ島盾子が掲示板を開く。 彼女が輿水幸子を散々に煽った時よりも、スレは増えている。 その中で江ノ島盾子は『きらりさん、見てますか』というスレッドに着目する。 きらりさん、見てますか 名前:名無しメイデン[SUPER_Kitakami_sama@] 投稿日:20XX/0X/XX(X) XX XX XX ID OixKtkm0 ここで名前を明かすのは危険が伴うと思うので、私の名前は伏せさせてもらいます。 私は、きらりさんのことをよく知っています。 私はきらりさんが、心優しい貴女が、他のところで言われているようなことをする人だとは思えません。 何かの間違いだと信じています。 もしかして、きらりさんが本当に関わっているとしても、なにかの理由があったのだと思います。 もし、可能ならば、連絡をいただけませんか? 逢って、貴女がどんな状況なのか、聖杯戦争をどう思っているのかが聞きたいです。 ここには書けないこともあるだろうから、私の名前の隣に書かれているメールアドレスにメールをください。 私の情報がきらりさんにばれてしまいますが、私は、貴女だけは信頼しています。 だから平気です。 なのでお願いです。 私に、話を聞かせてください。 最後に。 私のメールアドレスにメールが来なければ。 貴女が聖杯戦争に巻き込まれていなければ。 それほど嬉しいことはありません。 心優しい貴女と戦いたくはありませんし、貴女にはこの戦いなど知らず笑っていて欲しいから。 この書き込みへの返信がないことを、心から祈っています。 大切な友人へ。 大切な友人より。 愛をこめて。 (いい話だね、ランサー……アタシ、きらりちゃんに友達がいて……本当に嬉しいよ、うぷ、うぷぷ、うぷぷぷぷ) 江ノ島盾子の背後に回ったランサーがスレッドの文面を覗き込む。 諸星きらりに友人がいるならば、諸星きらりを支えてくれる友人がいるのならば、優しくしてくれたクラスメイトが殺されても――優しく励ましてくれる友人がいるのならば、 ランサーの肩の荷は下りる。諸星きらりを壊すこと無く、江ノ島盾子を殺害できる。 (それが本当ならね) それが本当ならば。 (具体性が一切無い、きらりちゃんに会ったこと無くても、この程度でいいなら、この程度ならアタシのソースだけで……いや、見なくても十分書ける。 これならまだ、『やめてください!怒りますよ!』って即レスした誰かの方がよっぽど信用できるね。まぁ、今のきらりちゃんなら間違いなく信じちゃうけどね) 『怖いの、江ノ島盾子?』 (なにが?) 諸星きらりの家に入り込んで初めて、ランサーが江ノ島盾子に念話を返した。 『本当に、諸星きらりには大切な友達がいるのかもしれない……その大切な友達は、自分の計画を破壊するかもしれない。 だから、些細なことを大げさに喚き立てて、そういう可能性を諦めさせようとしている』 (急に口数が多くなったね、姫河ちゃん……そういうところ、アタシ好きだよ。 特に、このスレッドのことを一ミリも信じてないのに、アタシに圧力を掛けるためだけに、きらりちゃんに大切な友達がいるってことを事実にしようとしているところ、それ大好き) 『真実を言えば、私にもどちらかはわからない。でも…………今はっきりと、私にはあなたの怯える心の声が聞こえている』 (……なんて言ってる?) 『どうか、このスレッドが嘘っぱちでありますように』 (……うぷ、うぷぷ、うぷぷぷぷぷぷ) 瞬間、江ノ島盾子がケータイのボタンをピアノを弾くように動かし始める。 きらりさん、見てますか 2 名前:諸星きらりの友人[] 投稿日:20XX/0X/XX(X) XX XX XX ID mrbsKRL0 今からきらりちゃんと一緒に小学校に行きます。 信じてもらえないでしょうが、本当です。 校門で待ってます 軽やかに『きらりさん、見てますか』スレッドにレスを返すと、江ノ島盾子はスレッドの一覧を更新する。 特に新着スレッドは無い、レスも増えてはいない。 それを確認すると、ブラウザの履歴を消して江ノ島盾子はきらりに携帯電話を返した。 (うん、怖いよ。怖いから、はっきりさせようよ) 「きらりちゃん、小学校行かない?」 (もちろん、見え見えの罠っぽい誘いだから誰も来ないかもしれない…… でも、見え見えの罠にわざわざ突っ込んでくるような王子様がいたら……きらりちゃんも小雪ちゃんも……ハピハピできるに☆) ◇ 黒髪黒目顔の多いこの学校において、彼女の容姿が目を引くことはそれ程不自然なことではない。 まじまじと見られることも、先ほどの教室でたっぷりと――きっと、一生分味わった。 だが、今が聖杯戦争の最中で、己を見るその瞳の中に驚愕の念が篭っていたならば、それは、疑う材料として十分に値する。 大道寺知世はフェイト・テスタロッサを見た。 フェイト・テスタロッサは大道寺知世を見た。 「何、見てんだよ」 大道寺知世を詰問していた小学生達の注意がフェイト・テスタロッサに向く。 最悪だとも好機だとも考えるよりも先に――アサシンが霊体化を解いて、その姿を現す。 マスターの不興を買うことを覚悟で、この場の敵達を全員皆殺しにする。 自分【プライド】には、それが出来る。 「待って」 戦いを止めたものは、プライドの虐殺でも、フェイト・テスタロッサが咄嗟に構えたバルディッシュでも、未だ姿を見せぬフェイト・テスタロッサのサーヴァントでもない。 アリスの手により屍鬼として再誕した少年だったものが、その姿を変える。 少女がいる。幻想の中で語られるのが似合うような、少女の完全性がそこにいる。 青いワンピース。腹部を覆うほどに大きい、エプロンのような白いリボン。 頭にリボンを冠したさらさらと流れる金髪、触れれば破れてしまいそうな薄くて白い肌。 そして、金色の目。人間を惑い、滅びへと導く者の目。妖魔の目。 第三勢力であると、アサシンは感じた。 彼女がフェイト・テスタロッサのサーヴァントであるのならば、そもそもこの場所にフェイト・テスタロッサが姿を現す必要はない。無駄にリスクを増やすだけだ。 そして、フェイトも彼女を警戒している。 故に、アサシンもフェイトも動けない。 戦場に三勢力があって、完全なる一対一対一は難しい、そもそも――そうしてやる必要はない。 一対一を行えば、残りの勢力は勝利した方を潰すか、あるいはそもそも戦いに巻き込まれないように逃走する。 全員を巻き込めば、大抵は二対一だ。 この場にいる全員を敵に回して、アサシンは勝利できるか。 マスターの命を度外視すれば可能、とアサシンは心の中で結論付ける。 そして、アサシン【セリム・ブラッドレイ】がその選択肢を取ることはありえない。 「…………」 庇うようにしてアサシンは知世の前に移動する。 ちらりとアサシンは知世の方に振り返る。不安気な、しかし意思のある瞳だ。 彼女がこれから何をしようとするか、十分に予想出来る。 「フェイトさん、新しく現れた方、私、大道寺知世に戦うつもりはありません」 交渉だ。 少なくともこの状況下においては、戦闘を行わないというのは悪手ではない、もっとも最善手でもないが。 アサシンは、特にマスターを隠匿しなければならない。 本来の力を発揮出来るなら、あるいはマスターが並以上の魔術師ならば、プライドは他のサーヴァントに遅れを取ることはない。 だが、自分の力がアサシンという枠組みにある中で、そしてマスターが魔術師ですらない一般人である状況下で、正面から戦えば、敗北する可能性は高い。 故に、正体を隠さなければならない。常に自分が攻める側でなければならない。ガラスの剣は鋭くても、脆い。 「……」 アサシンから視線を逸らさぬままに、フェイトはバルディッシュを下ろす。 何も言わないが、交渉の卓に着くという意思表示だろう。 (ランサー、わたしたちが戦えば、勝てる?) 『ごめんなさい、諦めた方がいいわ』 答えはわかりきっていたが、念のためランサーに確認しておく。 ランサーの宝具は、この聖杯戦争において最強と言っても過言ではないだろう。 だが、強すぎる宝具に対してランサー自身は弱くはない、だが強くない。 二人のサーヴァントを相手に決して負けはしないだろう、だが、勝てない。 乱戦になってしまえば、ATフィールドという最硬の盾の中にフェイト・テスタロッサを隠すことは出来ない以上、 その内に、フェイトという剥き出しの心臓が狙われて、終わる。 先手を取って、大道寺知世を撃てていれば――と思わずにはいられない。 けれど、アサシンの顕現を許すほどに躊躇してしまった。 そうだ、躊躇した。 ほんの少しだけど、普通の女の子のように振る舞えた時間を壊すことに。 小学生という偽りの身分を放棄することに躊躇してしまった。 ――ともだちに、なりたいんだ…… フェイトの脳裏になのはの言葉が過ぎる。 欲しいのはともだちじゃない、と何度も心の中で繰り返す。 「なっなっなっなっなっなっ、なにが起こってんだよ!!!」 四人の――いや、今となっては残り3人の小学生の一人、権田原ジェノサイド太郎が叫ぶ。 目の前の状況が何一つとして理解できないが、少なくとも大変なことになっているのは理解できる。 そして、この状況は死神様のような――教師では解決出来ないような問題であることも理解できる。 それだけだ。それ以外は何一つとして権田原ジェノサイド太郎も他の小学生も理解できない。 そんな彼らの様子を見て現れた少女が微笑みかける。 思わず赤面する。顔が――体全体が熱い。 頭がぼんやりとして上手く働かない。 視界が霞む、少女のことだけははっきりと見えている。少女以外見えない。 ――マリンカリン。 魅了の呪文が、小学生達の心に刻み込まれた。 少女は今見たことを何もかも忘れて教室に帰るように命じた、小学生達は素直に従った。 愛する者に従う喜びを、小学生の時点で理解してしまった彼らのことは、もうどうでもよい。 「……これで、たっぷりランデヴーできるね」 少女が小学生を帰らせるのを見て、他の者も立ち位置のわからない彼女が交渉の卓に着いたことを理解した。 「はじめまして、ワタシはキャスター」 あるいは、彼女はこう呼ばれるべきであろう。 【怪異 死神様 が一体出た!】 ◇ Now we dance looby, looby, looby.(さあ踊りましょう ルビルビルン) Now we dance looby, looby, light.(さあ踊りましょう ルビルビルン) Now we dance looby, looby, looby,(さあ踊りましょう ルビルビルン) Now we dance looby, looby, as yesternight.(さあ踊りましょう 昨日の晩と同じように) くるくると踊っている。 少女が二人踊っている。 手を繋いでくるくると踊っている。 世界はひたすらに渺茫で、そして彼女達以外人間は存在しない。 そこは遊園地だった、表の世界に存在するものではない。 かの最果ての町と同じだ。 死神様はこの街の小学生に思い出させた、近代科学の光でも照らしきれぬ闇があることを。 一笑に付すような儀式で、友人は死んでしまうことを。 幼い激情は容易く人を殺す狂気に陥ることを。 死神様は実在する。 殺人に至る悪意も実在する。 ならば何故、他の怪談が実在しないと言える。 死神様以外の誰かがいるかもしれない、何かがあるかもしれない。 それは夜に歌う人体模型かもしれない。 それは車に轢かれて人間を憎んでいる化け猫かもしれない。 それは火を吹き踊るように跳びはねる怪人かもしれない。 それはチェーンソーを持った決して捕まることのない殺人鬼かもしれない。 もしかしたら、三階のトイレの三番目の個室を三回ノックしたら花子さんから返事が返ってくるかもしれない。 もしかしたら、学校のある階段を夜中に昇ると異次元に繋がっているのかもしれない。 もしかしたら、誰もいない音楽室からピアノが聞こえるかもしれない。 もしかしたら、美術室のモナリザは人間を食らうかもしれない。 4時44分に大鏡の前に立つと鏡の中に引き込まれるかもしれない。 最上階から、さらに上に繋がる階段があるかもしれない。 誰もいない空き教室を十三回ノックしてから開けると異世界に繋がるかもしれない。 だって死神様が実在するのだから。 だから、繋がった。 学校と『不思議の国のアリス』は繋がった。 本来ならば別の場所にあるはずの『不思議の国のアリス』の異世界への入口は、 死神様という噂と蘇った学校の怪談によって、学校へと移った。 『不思議の国のアリス』は学校と重なり合う。 長休みの時間、キャスターは未だ完成しない遊園地で踊っていた。 見えている。聞こえている。 キャスターは、新手のマスターとサーヴァント、そしてフェイト・テスタロッサを屍鬼だったアリスを通して認識している。 屍鬼とは――動く死人の形で再構成されたアリスだ。 魔力で以て構成されているアリスの感覚器官だ。 故に、その姿形は元の死体よりもむしろアリスが相応しいといえる。 本体よりも遥かに弱い、衝撃魔法の一撃で撃破されるような、しかし本物のアリスが――あるいは、アリスの分霊と呼ばれるべき存在が、 今、フェイト・テスタロッサ、大道寺知世、アサシンと対峙している。 「おともだち増えるといいな」 「おともだち増えるといいな」 「頑張ってあいちゃん」 「頑張ってあいちゃん」 二人のアリスはくるくると踊っている。 ◇ 『さくら、サーヴァントが出現しました』 急激に燃え上がり鎮火した一瞬の殺気、それをセイバーは感じ取った。 どうやら戦いには至らなかったらしい、だが未だサーヴァントは顕現したままだろう。 既に校内に侵入している以上、先程の輩よりも危険だ。 もしも戦いが起これば、今度は確実に学徒に被害が生じる。 (場所は!?) 『上……この様子だと屋上です』 教室から飛び出して、木之本桜は一気に駆け出す。 この状況下で廊下を走ってはいけないというルールは守れなかった。 このまま自分が行くまで何も起こらないことを願わことしか出来ない。 誰かが傷つくかもしれない、自分にとって大切な誰かか、誰かにとって大切な誰かが。 屋上へと続く階段の前。 不意に温もりを感じた。 実体化していたセイバーが桜に手を重ねている。 桜はセイバーの手を握る。 『さくら、貴方はここまでです』 「えっ」 セイバーの言葉に、念話で返すことは出来なかった。 『はっきりと言います、私は貴方を守りながら戦えない』 「……っ」 どうしようもない事実である。 先程の戦いにおいて、桜がセイバーの弱点となっていたのは明らかだった。 最終的に彼女が敗れた原因となったのは、彼女自身の病である。 しかし、桜がいなければ――あるいは、病よりも疾く薔薇のアーチャーを撃てたかもしれない。 『だから、さくら……貴方は、あいを探しなさい』 (あいちゃん……?) 今、屋上にいるのはそのものずばり蜂屋あいとそのサーヴァントであるかもしれない。 というよりその可能性のほうが高いだろう。 だが、もしもそうでないのならば――桜は別行動で援軍を連れてくることが出来る。 あい自身が戦いに巻き込まることを望まないにしても、少なくとも桜を邪険に扱うことはない。 『私は貴方を守れない、しかし貴方がしなければならないこともある。 あいは今何が起こっているのかわからないのかもしれない、だから貴方が伝えなければならない……お願い出来ますね』 (……うん、任せて!) 『そして、もう一つ……私が斃れても貴方は貴方自身の力で、貴方の友達を守らなければならない、わかりますね』 (うん……) 結局これはただの方便かもしれない。 ただ、この戦場において――木之本桜はただの少女だった。 だから、十全の信頼を受けたような顔をして、自分が出来ることのために駆け出した。 振り返らず、セイバーは進む。 桜の思いと同じように、彼女もまた桜を守りたいと思っている。 だから、彼女一人でも戦う。 階段を昇る。 彼女は光を見た。 ◇ 『きらりさん見てますか』スレッドの最新書き込み。 きらりと共に小学校へ向かうというレスを見て、双葉杏は大いに溜息をついた。 こんなもの誰が信じるというのだ。 正気の精神をしているのならば、こんなあからさまに怪しい書き込みを信じるはずがない。 まだオオアリクイに夫を殺された未亡人の存在のほうが信じることが出来る。 そして双葉杏は自分でも理解している。 今の自分は正気ではない。 絶対に絶対に絶対に嘘であると自分の理性が判断している。 それでも、と。 それでも、もしかしたら、と思わずにはいられない。 絶対に有り得ないことだとわかっていても、それでも――きらりのことなのだ。 刹那に近い可能性であっても、それでもきらりの事であるのならば、切り捨てることが出来ない。 だって、きらりが――あの優しい女の子が今、傷ついているのかもしれないのだから。 なんて面倒くさい状況に自分はいるのだろう。 このままお家に帰って、だらしょうがないのだだらしていたい。 ああ、そうしたい。 アイドルも辞めたい。 聖杯戦争も辞めたい。 ああ――でも、しょうがない。 自分は本当に、こういう状況で、 きらりのことだけは面倒くさがれない。 「やっぱ、小学校に――」 そう言おうとして、窓の外にあるものにきらりは気づく。 反対車線を挟んで歩道を歩く3人の少女、その中でどうしようもなく目立つ、身長の高い少女。よく知っている少女。アイドル。 「ここで降ろして!!」 叩きつけるように料金を放って、杏はタクシーから降りる。 「きらり!!」 向かい側を歩く諸星きらりに、杏は思いっきり叫ぶ。 「杏ちゃん!!」 この時間帯の交通量は少ない、いとも容易く彼女は道路を渡りきって、きらりは杏を抱きしめた。 「きらり……元気そうで良かった、本当に良かった……」 「杏ちゃん……良かった……良かったよぉ」 きらりは泣いた。 喜びに泣いた。 少しずつ取り戻されていく優しい世界の欠片に泣いた。 「きらり……そろそろ……離して……」 (ニェーーーーット!!きぃらり! 何故抱き合ってますか!? ここは路上です! ラブホの一室じゃないです! バカタレ!?) その様子を見て、江ノ島盾子は姫河小雪に目の前の様子を揶揄するような念話を送る。 『……江ノ島盾子、あなたはもう用済みよ』 (用済み……?違うぽん、江ノ島盾子はここからが本番だぽん。だって……アタシ、これを待ってたんだから) きらりと杏に心の底から優しげな微笑みを投げかけてやると、江ノ島盾子は再び言葉を発した。 (好きなんだよね、アタシ。友情とか愛情とか、そういうのをぶち壊しにしてやるの。 ねぇ、今のきらりちゃんいい表情してるよね。希望に溢れたいい……笑顔です。だから、絶望はより深くなる) 嗤っている。 今、姫河小雪と対峙する江ノ島盾子はどうしようもないほどに嘲笑っていた。 (超得意だよアタシ。友情破壊とか、そういうのね。 もちろん、あの小さい子を殺してアタシに縋り付くしか無い……ってところまで追い詰めてもいいけど。まぁ、そういうわけだから、小雪ちゃん。 こっからが本番だから、がんばれ♡がんばれ♡ ) ず り し ま じ ゅ ん こ ◇ 「やれやれ本当に何を考えているんでしょうね!こんな書き込みに騙されるわけないじゃないですか!」 輿水幸子もまた、その書き込みを見ていた。 一笑に付すべき内容である、信じられるはずがない。 きらりさん、見てますか 3 名前:名無しメイデン[] 投稿日:20XX/0X/XX(X) XX XX XX ID ksmzsciO 証拠がない書き込みは信用できませんよ、いたずらはやめてください 正論を書き込んだ後で、幸子は猛烈な不安感に駆られた。 しかし、もしかしたら真実かもしれない。 杏は、これがきらりのことだから無視出来なかった。 だが、幸子は己の善性が故に、立ち返って不安感に襲われる。 もしかしたら本当にきらりさんの友達かもしれない、きらりさんと一緒に小学校に行くのかもしれない、 今、困っているきらりさんを一緒に助けたいのかもしれない。 名前を明かせないのは当然だ、今この場所で聖杯戦争の真っ最中だからだ。 メールアドレスだって、そうそう簡単に明かせるものじゃない。 いや、ただ打ち込み忘れただけなのかもしれない。 色々と否定的な感情を打ち消すような案を頭のなかに思い浮かべて、自分に言い訳を重ねる。 結局のところ、幸子は善人で――そして、誰かを信じたかった。 どう考えても、信じられないような書き込みも、本当はハッピーエンドにつながっていると信じたかった。 自分へのいじめやきらりへの攻撃で奪われたものを、本来なら世界に満ち溢れているべき優しさで取り戻したかった。 「……」 再度、携帯端末を取り出して、幸子は再びレスを書き込もうとして、指が止まる。 結局、自分が信じたいだけで、書き込み自体は間違っていない。 【でも、やっぱり信じます】と書き込めない。 ドッキリという笑って終えることが出来る嘘に巻き込まれることと、悪意ある嘘に巻き込まれることは違う。 騙されるのは辛い。 馬鹿を見ることが嫌なのではない、自分の心を踏み躙られるのがどうしようもなく辛い。 どうしようもないこんな書き込みを、どうしようもなく幸子は信じたい。 でも、信じられるわけがないと幸子は自分ではっきりとわかっている。 だから、幸子はどうしようもなくなって駆け出した。 結局、行けば分かる。 そう思って、幸子は小学校へと向かった。 輿水幸子はアイドルで、どうしようもなく普通の少女で、 だから、今まさに殺し合いに巻き込まれていることが、別の国の戦争のように、遠くに感じられている。 ◇ The nightingale sings when we’re at rest;(ナイチンゲールが鳴きだせば) The nightingale sings when we’re at rest;(ナイチンゲールが鳴きだせば) The little bird climbs the tree for his nest,(小鳥たちが木の上の巣に上る) With a hop, step, and a jump.(ホップ ステップ ジャンプして) 「私の合図でさぁ、飛んで」 「ワタシの合図でさぁ、飛んで」 ◇ 大道寺知世とアサシン、フェイト・テスタロッサ、アリスは小学校の屋上へと場所を移した。 人目を避けられるという単純な理由もあるが、出入り口が一箇所しかないために、単純に逃亡がし辛いのだ。 人目を避けるためという理由を付けて屋上に上がることを提案したアサシンは、最悪の場合には二人のサーヴァントを殺すつもりであった。 そして屋上に辿り着いた途端、フェイト・テスタロッサもまた、気づいてしまった。 この状況下にあれば、確実に他のサーヴァントを殺せる方法を。 そうなれば、もう二度と小学校にいることは出来ない。 だが、あり得るはずのない友情と平穏、良心の痛みとちっぽけな希望を対価に早期の内に二騎を潰せるのならば、 たったそれだけで、母の願いを叶える事ができるのならば、何を望むものか。 アリスは考えない。 キャスターの手駒――いや、捨て駒としての役割を果たすだけだ。 未来のヴィジョンは明確に見えている。 結局、どうなろうとも――おともだちは増える。 全員が卓の下に刃を隠していた。 つまるところ、言葉を刃として振るう方法は誰も知らなかった。 大道寺知世とアサシンは出口付近に、フェイト・テスタロッサは落下防止用のフェンス付近に、そしてアリスは屋上の真ん中に。 三組は三角形を作るような位置取りでそれぞれ立っていた。 知世が出口付近に――つまり、すぐに逃げ出せる位置にいることに、不思議と二人からの反発は無かった。 その反応からアサシンは用心を深める。 「まず、初めに言っておきます」 言葉を発しようとしていた知世を遮るようにして、アサシンが先手を取る。 「フェイト・テスタロッサ、君のサーヴァントをこの場所に呼び出して下さい。 姿が見えなければ、不意打ちに脅えながら、会話をするつもりはありませんからね」 「……そんなことするつもりはない」 「私達だって別にあるとは思っていませんよ、ただ……これは君のための提案でもあります。 全員がサーヴァントという剣を持ってこの場所にいます、そんな中ただ一人丸腰でいろというのはあまりにも残酷でしょう。少なくとも、見かけだけでも平等は守るべきでしょう」 「ふうん、じゃあワタシはマスターを呼んだ方がいいんじゃないかな?」 アサシンとフェイトの会話に割り込むようにして、アリスが声を掛ける。 「マスターは私達サーヴァントにとって、心臓のようなものです。 それを剥き出しにしろとは言えません、もちろん……今こうしてこの場所にいる以上、マスター、大道寺知世とフェイト・テスタロッサはこの場所にいてもらいますが」 勿論、アサシンとしては大道寺知世を逃したい意思はある。 だが、自分が大道寺知世を守りつつ戦うリスクと、未だ得体のしれぬ小学校にマスターを一人で解き放つリスクを天秤にかけ、どちらが重いとも判断しきれない。 だからこそ、表面上は交渉の場に居る方がマシだと思うしか無い。 「……ランサー」 「……」 フェイト・テスタロッサに寄り添うようにして、ランサーが顕現する。 柄が螺旋に捻れた二股の槍を構えた少女だ、身体能力が高そうには見えない。 だが、全員がわかっている。 アサシンが少年の容姿であるように、アリスが少女の容姿であるように、 サーヴァントとして呼ばれるような存在の実力を外見から判断するのは非常に難しい。 「さて、何度もくり返すことになりますが、マスターに戦闘の意思は無く、君……フェイト・テスタロッサを捕らえるつもりはない。マスター、そうですね」 「……はい、フェイトさんが何故、このような状況にあるのかはわかりません。ですが、私はフェイトさんが悪い人のように思えないんです。 ですから、フェイトさんが小学校にいることも誰にも言いません」 大道寺知世から見て、フェイト・テスタロッサは悪人であるようには思えなかった。 その理由を強いて上げるのならば、勘だ。 長く生きたわけではない、それでもわかる。 フェイト・テスタロッサの瞳の中には哀切がある。 そして、知世自身もまた――この世界の中で、相手が優しくあることを願っていた。 「私は聖杯が欲しいわけではありません、お願いごとがあるわけでもありません……ですから」 「知世ちゃん、聖杯いらないんだ……じゃあ、ワタシもいーらないっ!」 「聖杯がいらない……?」 聖杯のために争わなければならないというのならば、聖杯を諦めることでこの競争から脱落することは出来る。 それが真実であると知世本人以外には判断する手段はない、アリスの言葉も同じことだ。 だが、この言葉はこの交渉事においては鬼札だ。 フェイト・テスタロッサは殺さずして、二組の脱落を確定させたこととなる。 理性を超える物を除けば。 心の奥底より湧き出づる暗く熱い感情を除けば。 ああ、そうだ。 フェイト・テスタロッサには母の言葉が全てであり、この聖杯戦争に勝利し、聖杯を手に入れることが全てであり、 自分の望むものが無価値のように扱われれば。 「……私には聖杯がどうしても必要なの」 怒りもしない。 悲しみもしない。 ただ、羨ましい。 自分が血反吐を吐いて手に入れなければならないようなものを、きっと、もう持っている。 「条件があります」 アサシンはフェイト・テスタロッサの目を見た。人間の目を見た。嫉妬【エンヴィー】の目を見た。 何もかもを持っているように思わせてはいけない。 「死神様と呼ばれる存在が、この聖杯戦争にあります。多分サーヴァントでしょう。 それを捕らえることに協力すること、そして、マスターを無事に元の世界に戻すこと。 そうすれば……私は君……フェイト・テスタロッサが聖杯を取ることに協力しても良い」 故にアサシンは、感情が彼女を動かす前に、取引を彼女につきつけた。 無理やりにでも彼女の理性を働かせて、正しい選択を取らせてやるのだ。 「あら、ワタシと鬼ごっこがしたいのね」 けれど、駄目なのだ。 一瞬だけ、命と引き換えに、アリスは出来る。出来てしまう。 「はじめまして、死神様です」 ただの自己紹介で、全てをぶち壊しに出来てしまう。 世界が凍りついたその瞬間を見計らって、フェイト・テスタロッサは屋上から跳んだ。 アサシンはランサーと死神様、どちらを狙うよりも先に知世を庇った。 死神様は何もしない、ただ嗤っている。 フェイト・テスタロッサは飛んでいる。 つまり、フェイトの策略は実に単純だった。 屋上から飛行し、上空から――攻撃する。 槍のような魔力弾が降り注ぐ。 ランサーを巻き込むことも構わず、雨のように平等に――全員を撃つ。 魔力弾が着弾し、アリスが消滅する。 弱すぎるなどと言っている暇は無い。 「小人の影(ホムンクルスシャドウ)!!!」 アサシンの本体たる影が――刃の形状を取って、降り注ぐ魔力の槍を切り払う。 弱い――余りにも弱すぎる。 フェイト・テスタロッサの攻撃はただのめくらましに過ぎないのか? 全てをぶち壊しにしてまで、隙を突いてまでやりたかったことがこれなのか? そして、ランサーは――魔槍の雨を避けること無く、ゆっくりとアサシンの元へと歩いている。 フェイト・テスタロッサとランサー以外の誰が知るものか、彼女の対魔力を超えし対魔力――心の壁、A.T.フィールド。 拒絶する。それはフェイト・テスタロッサの攻撃を拒絶する。 常人が駆ける程度の速さで、彼女はアサシンの元へと近づく。 つまるところ、身体能力は高くない。 ならば、一撃のもとに首を刎ねる。 影の刃が鎌の形状を取り、死をもたらさんとランサーの首元に迫る。 それと同時に、複数の影を束ねた刃が彼女の臓物を抉らんと、意趣返しのように槍の形状を取って、ランサーへと迫る。 つまるところ、A.T.フィールドに対し小人の影は勝利出来るか。 そういう勝負であると、アサシンは判断した。 そして、それは間違ってはいない。 彼女が殺すよりも先に、彼女を殺すことは、これ以上ないランサーの攻略法である。 A.T.フィールドを撃ち抜いて、アサシンの影が迫る。 「残酷な天使の運命(ロンギヌス・オリジナル)」 ランサーの槍が、救世主を穿つ者の名を冠する槍が、これ以上ない英雄殺しの槍が、影を穿つ。 屋上という狭い場所、フェイト・テスタロッサによる一方的な支援砲撃、 支援砲撃を受けながら一切意に介すことのないランサーの対魔力、マスターを守りながら戦わなければならないアサシン、 当たりさえすれば勝利する槍、全てがアサシンそのものである影の攻撃。 アサシンはどうしようもないほどに詰んでいた。 彼は、殺される前に殺しておくべきだった。 その影を用いて、フェイト・テスタロッサの首を刎ねておくべきだった。 冷血非道なホムンクルスならば容易く行えていたことを、なるべくならば、と大道寺知世の前で躊躇しようとしていた。 心優しい彼女のために、彼女の手助けを行おうとしてしまった。 故に、彼は。 冷血非道なホムンクルスにはなれなかった。 だが、心優しい少年でも無かった。 プライドでもセリム・ブラッドレイでもなく、 ただアサシンくんであろうとして、彼はこの聖杯戦争より脱落する。 【アサシン(プライドあるいはセリム・ブラッドレイ)@鋼の錬金術師 強制退場】 「アッ……」 何一つ、別れの言葉も言えぬままに――セリム・ブラッドレイは消えてしまった。 相も変わらず無表情の、ランサーと、天に座するフェイト・テスタロッサを前に、大道寺知世が出来ることは何もない。 ただ、明らかにフェイト・テスタロッサはその顔に疲労の色を浮かべていた。 ゆるゆると高度を下げ、再び屋上へと降り立つ。 弱威力とは言え、魔力を放出しながらの宝具の真名解放――普通の魔術師ならば耐えられるわけがない。 「……さよなら」 フェイトは、なるべく無感情であるように呟いた。 ランサーは霊体化し、その姿をもう見せてはいない。 大道寺知世を殺害するのならば、自分で行う必要がある。 銃口を向けるように、バルディッシュを知世へと向ける。 だが、知世に向けて再度魔力弾が放たれることはなかった。 新たに屋上へと現れた乱入者、セイバーへと魔槍は放たれる。 セイバーは魔力の光を見た。 対魔力が最低ランクとは言え、かすり傷程度で済んでいる。 だが、到着した時には、何もかもが遅かった。 フェイト・テスタロッサはランサーを連れて、既に屋上から飛んでいた。 ◇ 「あいちゃん!」 「どうしたのさくらちゃん?」 教室を何部屋も巡って、ようやく桜は音楽室でピアノを弾く蜂屋あいの姿を発見した。 「キャスターさんはいる!?屋上にサーヴァントが出て、それで……助けてほしいの!」 「……もちろん」 助けてほしい、その言葉を聞いた途端、蜂屋あいは桜に駆け寄った。 「大丈夫、何が起こってるかわからないけど、私絶対さくらちゃんのこと助けるよ」 ――"絶対"に、何が起ころうと、私"が"、さくらちゃん"を"、助ける。 蜂屋あいは絶対にそうするだろう、彼女が望むままに彼女を助けるだろう。 「とにかく……すぐに屋上に行こう?」 『……知世ちゃん、屋上の女の子はワタシが死神様だって知ってるわ……そして、とってもいい子よ。ねぇ、オトモダチにしていいでしょう?』 (どうしようかなぁ……?) 『もう、いじわる。そんなんじゃワタシ、あいちゃんのことキライになっちゃうよ?』 (……大丈夫、嘘だよ。知世ちゃんは新しいオトモダチにしてあげよう?) 『でも、驚いちゃったな……ワタシが死神様であることを明かしただけで、戦いになっちゃうなんて』 (ううん、アリスちゃんが死神様じゃなくても戦いは起こっていたわ……ただ、ちょっとした、些細な、ささやかなきっかけがあるだけで。 だって、わんこじゃないいじめられっ子は……まだ牙を持ってるんだよ?) 「あいちゃん!はやく!」 「ええ、すぐ行くわ!」 (だって、私も待ちきれないよ。 さくらちゃん……初めて、戦いに負けた女の子を見たらどう思うのか、早く知りたいもの) ◇ 「フェ、フェ、フェ……フェイト・テスタロッサ……さん……ですね」 校門前に降り立ったフェイト・テスタロッサを待ち受けていたのは、外ハネのカワイイ少女――つまりは輿水幸子であった。 どうしようもないほどに物事は動いている。 フェイト・テスタロッサの知らぬところで、蜂屋あいすら知らぬところで、 彼女は絶望という名の蜘蛛の巣に絡め取られんとしている。 フェイトがバルディッシュを輿水幸子に向けると、勢い良く幸子は両腕を上げた。ホールドアップだ。 「待ってください!ボクはその……つまり、カワイイので!ええ!カワイイんです、わかりましたか!?」 わからなかった。 「つまり、そのボクのカワイさでこの争いを止めたい……そうです、そういうことなのでまずはその斧を降ろし」 予想外のフェイト・テスタロッサを前に幸子は完全にテンパってしまっていた。 だが、それもそうだろう。 アイドルアニメが始まったと思ったら、何故かアイドルがロボットに乗っているような、それほどに幸子には予想外すぎる展開なのだ。 もちろん、きらりがいないことは予想していた。 だが、渦中の人であるフェイト・テスタロッサが――つまりは、ヤバ過ぎる人が来ることは流石に、幸子のカワイイ頭では予想出来てはいなかった。 「武器を降ろせ」 だが、そんな二人に割り込むようにして、新たな客人が現れる。 地に足を着けながら、二人の少女を天の高みから見下す者。 人類最高峰の天才、プレイヤーにしてゲームマスター、人の身でありながら冥府を統べんとする者。 キャスター、木原マサキ。 「フェイト・テスタロッサと……小蝿か、お前の方に用はない、向こうで勝手に死んでいろ」 高校に向かう途中、偶然にも――いや、屋上で打ち上がった魔力の花火は周囲からもよく見えていただろう。 なればこそ、木原マサキは進路を変えてやって、小学校へと赴いた。 小蝿扱いされた幸子の抗議を完全に無視して、木原マサキは言葉を続ける。 「聖杯が欲しいか、フェイト・テスタロッサ?」 ◇ 大鏡から白い人形が現れる。 ああ、噂があった。 4時44分に大鏡の前に立つと鏡の中に引き込まれる。 彼女は執行人なのだ。 鏡の中に人間を引き摺り込むための執行人、ルールを破りし者への執行人。 罪の名は何だ。 敗北だ。 All the birds of the air fell a-sighing and a-sobbing,(空からは大勢の鳥たちが 悲しみながら舞い下りてきました) When they heard the bell toll for poor Cock Robin.(あわれなコック・ロビンの 弔いの鐘の音を聞きつけて) 人形が唄う。 彼女のために唄う。 敗北者たる大道寺知世のために唄う。 皆が皆、歌い踊る。 もはやどうしようもない。 ◇ 【D-2/小学校・屋上/1日目 午後】 【大道寺知世@カードキャプターさくら(漫画)】 [状態] 健康 [令呪]残り三画 [装備] なし [道具] なし [所持金] たくさん [思考・状況] 基本行動方針: 街の人達を守る 1.アサシンくん…… [備考] ※死神様について調べていますが、あまり成果は出ていません ※サーヴァントを失ったため、ルーラー雪華綺晶に狙われています 【セイバー(沖田総司)@Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚】 [状態] 疲労(中)、ダメージ(小) [装備] 乞食清光 [道具] なし [思考・状況] 基本行動方針: さくらのために 1. 状況を確認する 2. 余裕があれば鞘を取りに行く [備考] ※使わない間は刀を消しておけるので、鞘がなくてもさほど困りません 【D-2/小学校・音楽室/1日目 午後】 【木之本桜@カードキャプターさくら(漫画)】 [状態] 疲労(中)、魔力消費(小) [令呪]残り三画 [装備] 封印の杖、 [道具] クロウカード [所持金] お小遣いと5000円分の電子マネー [思考・状況] 基本行動方針: わからない 1. 屋上へ向かう [備考] ※ローラースケートは学校の裏に置きっぱなしです 【蜂屋あい@校舎のうらには天使が埋められている】 [状態] 疲労(極小) [令呪]残り三画 [装備] なし [道具] なし [所持金] 小学生としてはかなり多めの金額 [思考・状況] 基本行動方針: 色を見る 1.屋上へ向かう 2.さくらの色をもっと見たい 3.江ノ島盾子に強い興味 [備考] 【キャスター(アリス)@デビルサマナー葛葉ライドウ対コドクノマレビト(及び、アバドン王の一部)】 [状態] 健康、作っておいたトランプ兵は全滅 [装備] なし [道具] なし [思考・状況] 基本行動方針: オトモダチを探す 1. さくらに興味 2. サーヴァントのオトモダチが欲しい [備考] ※学校には何人か、彼女と視界を共有できる屍鬼が存在します ※学校の至る所に『不思議の国のアリス』への入口が存在しています ※不思議の国のアリス内部では、二人のアリスが遊園地の完成を目指して働いています 【D-2/小学校・大鏡前/1日目 午後】 【ルーラー(雪華綺晶)@ローゼンメイデン】 [状態]健康 [装備]なし [道具]なし [思考・状況] 基本行動方針:??? 1.大道寺知世を―― [備考] ※アイドルの物真似が出来ます ※クリエイター(クリシュナ)の幻想世界(未完成)を確認しました。 【D-2/小学校・校門前/1日目 午後】 【フェイト・テスタロッサ@魔法少女リリカルなのは】 [状態] 疲労(中)、ストレス、魔力消費(極大) [令呪]残り三画 [装備] 『バルディッシュ』 [道具] [所持金]少額と5000円分の電子マネー [思考・状況] 基本行動方針:聖杯戦争に勝利する 1. 木原マサキに対応する [備考] ※小学校に通うつもりでいます 【ランサー(綾波レイ)@新世紀エヴァンゲリオン(漫画)】 [状態] 健康 [装備] 『残酷な天使の運命』 [道具] なし [所持金] なし [思考・状況] 基本行動方針:マスターに従う 【輿水幸子@アイドルマスターシンデレラガールズ】 [状態]健康、怒り、恐怖(微) [令呪]残り三画 [装備]なし [道具]なし [所持金]中学生のお小遣い程度+5000円分の電子マネー [思考・状況] 基本行動方針:この聖杯戦争をカワイイボク達で止めてみせる 1.ボクは小蝿じゃありません! 2.諸星きらりに会う。 3.商店街で起こった事件が気になる。 4.きらりの捜索+事件を見ていたというNPCの捜索を兼ねて別の地区へ。 5.何かあったら輝子の家に避難……? 6.放課後18:00に『エノシマ』と会う。場所はC-3もしくはD-4の予定。 [備考] ※商店街での戦闘痕を確認しました。戦闘を見ていたとされるNPCの人となりを聞きました。 ※小梅と輝子に電話を入れました。 ※『エノシマ』(大井)とメールで会う約束をしました。 また、小梅と輝子に「安否の確認」「今日は少し体調がすぐれないので学校を休む」「きらりを見かけたら教えて欲しい」というメールを送りました。 【キャスター(木原マサキ)@冥王計画ゼオライマー(OVA版)】 [状態]健康 [装備]なし [道具]なし [思考・状況] 基本行動方針:冥王計画の遂行。その過程で聖杯の奪取。 1.フェイト・テスタロッサへの応対 2.高校へと向かう。 3.予備の『木原マサキ』を制作。そのためにも特殊な参加者の選別が必要。 4.特殊な参加者が居なかった・見つからないまま状況が動いた場合、天のレイジングハートを再エンチャント。『木原マサキ』の触媒とする。 5.ゼオライマー降臨のための準備を整える。 6.余裕があれば、固有結界らしき空間を調査したい。 7.なのはの前では最低限取り繕う。 [備考] ※フェイト・テスタロッサの顔と名前、レイジングハート内の戦闘記録を確認しました。バルディッシュも「レイジングハートと同系統のデバイス」であると確認しています。 ※天のレイジングハートはまあまあ満足の行く出来です。呼べば次元連結システムのちょっとした応用で空間をワープして駆けつけます。 あとは削りカスの人工知能を削除し、ゼオライマーとの連結が確認できれば当面は問題なし、という程度まで来ています。 ※『魔力結晶体を存在の核とし、そこに対して次元連結システムの応用で介入が可能である存在』を探しています。 見つけた場合天のレイジングハートを呼び寄せ、次元連結システムのちょっとした応用で木原マサキの全人格を投影。 『今の』木原マサキの消滅を確認した際に、彼らが木原マサキとしての人格を取り戻し冥王計画を引き継ぐよう仕掛けます。 ※上記参加者が見つからなかった場合はレイジングハートに人工知能とは全く別種の『木原マサキ』を植え付け冥王計画の遂行を図ります。 ※ゼオライマーを呼び出すには現状以下の条件のクリアが必要と考えています。 裁定者からの干渉を阻害、もしくは裁定者による存在の容認(強制退場を行えない状況を作り出す) 高町なのはの無力化もしくは理解あるマスターとの再契約 次元連結システムのちょっとした応用による天のレイジングハートへのさらなるエンチャント(機体の召喚) ※街の裏に存在する固有結界(さいはて町)の存在を認知しました。 ※アサシン(ウォルター)の外見を確認しました。が、『情報抹消』の効果により非常にぼんやりとしか覚えていません。 【D-3/道路/1日目 午後】 【双葉杏@アイドルマスターシンデレラガールズ】 [状態]健康、安堵感 [令呪]残り三画 [装備] [道具]携帯ゲーム機×2 [所持金]高校生にしては大金持ち [思考・状況] 基本行動方針:なるべく聖杯戦争とは関わりたくなかったが 1.諸星きらりとこれからどうするかを話し合う 2.江ノ島盾子に対してどうするべきか。 3.少女(大井)を警戒。どうするべきか。 [備考] ※大井と出会いました。大井を危険人物(≒きらりスレの 1)ではないかと疑っています。 【ランサー(ジバニャン)@妖怪ウォッチ】 [状態]健康 [装備]のろい札 [道具]なし [所持金]なし [思考・状況] 基本行動方針:なんとなく頑張る 1.双葉杏に付いて行く 【諸星きらり@アイドルマスターシンデレラガールズ(アニメ版)】 [状態]精神的疲労(軽)、魔力消費(中)、希望(大)、安堵感 [令呪]残り二画 [装備]なし [道具]なし [所持金]不明 [思考・状況] 基本行動方針:バーサーカーを元に戻し、元の世界へと戻りたい 1.杏ちゃん……良かったぁ…… [備考] ※D-4に諸星きらりの家があります。 ※江ノ島盾子&ランサー(姫河小雪)を確認しました。そして、江ノ島盾子を信用しています。 ※三画以上の令呪による命令によって狂化を解除できる可能性を知りました(真実とは限りません) ※フェイト・テスタロッサの捕獲による聖杯戦争中断の可能性を知りました(真実とは限りません) ※ルーラーの姿を確認しました ※掲示板が自分の話題で賑わっていることは未だ知りません 【悠久山安慈@るろうに剣心(旧漫画版)】 [状態]霊体化 [装備]なし [道具]なし [思考・状況] 基本行動方針:??? [備考] ※雪華綺晶の存在を確認しました、再会時には再び襲いに行く可能性があります。 ※江ノ島盾子&ランサー(姫河小雪)を確認しました。 スキル『こころやさしいひと』の効果できらりの精神の安定に江ノ島盾子&ランサーが役に立っていると察知しイレギュラーが発生。狂化中ですが敵意を向けられない限りこの二人を襲いません。 【江ノ島盾子@ダンガンロンパシリーズ】 [状態]健康、涙で化粧が流れてる、小雪ちゃん(魔法少女育成計画最序盤)の真似中 [令呪]残り三画 [装備]なし [道具]なし [所持金]大金+5000円分の電子マネー(電子マネーは携帯を取り戻すまで使用できません) [思考・状況] 基本行動方針:絶望を振りまく 1.諸星きらりをプロデュース! 2.放課後になったら、蜂屋あいと会う 3.ケータイ欲しい……ケータイ欲しくない? [備考] ※諸星きらりを確認しました。彼女の自宅の位置・電話番号・性格なども事前確認済みです。彼女が掲示板に目を通してないことも考察済みです。 ※自身の最後の書き込み以降のスレは確認できません。 ※数十分、もしくは数時間、あるいは数日、ひょっとしたら数年は同じキャラを演じ続けられるかもしれませんし、続けられないかもしれません。 ※ランサーのスキル『困った人の声が聞こえるよ』に対して順応しています。順応に気付いているかいないかは不明です。動揺しない限り尻尾を掴まれることはないかもしれません。あるかもしれません。 【ランサー(姫河小雪)@魔法少女育成計画】 [状態]実体化中、健康、絶望(微)、ストレス [装備]ルーラ [道具]四次元袋 [所持金]なし [思考・状況] 基本行動方針:出来る限り犠牲を出さずに聖杯戦争を終わらせる。 1.江ノ島盾子と蜂屋あいの再会時に蜂屋あいのサーヴァントを仕留める。 2.出来ることなら、諸星きらりに手を貸してあげたい。 [備考] ※江ノ島盾子がスキル『困った人の声が聞こえるよ』に対応していることに気づきました。 ※諸星きらりの声(『バーサーカーを助けたい』『元いた世界に帰りたい』)を聞きました。 彼女が善人であることを確信しました。 BACK NEXT 021 いつか見たグラジオラス 投下順 023 シュガー・ラッシュ 016 ホワイト&ローズ 時系列順 BACK 登場キャラ NEXT 018 ふ・れ・ん・ど・し・た・い フェイト・テスタロッサ&ランサー(綾波レイ) 026 ALL HAZARD PARANOIA/オール・ハザード・パラノイア Ⅰ 大道寺知世 025 過ぐる日の憧憬 004 遅い朝 アサシン(プライド(セリム・ブラッドレイ)) GAME OVER 018 ふ・れ・ん・ど・し・た・い 蜂屋あい&キャスター(アリス) 025 過ぐる日の憧憬 木之本桜&セイバー(沖田総司) 020 逢魔が時に逢いましょう 輿水幸子 026 ALL HAZARD PARANOIA/オール・ハザード・パラノイア Ⅰ 017 機械式呪言遊戯 キャスター(木原マサキ) 014 絶望少女育成計画Reflect 江ノ島盾子&ランサー(姫河小雪) 025 過ぐる日の憧憬 諸星きらり&バーサーカー(悠久山安慈) 020 逢魔が時に逢いましょう 双葉杏&ランサー(ジバニャン)
https://w.atwiki.jp/keroro00innovator/pages/6125.html
絶対零度 絶対零度 アーティスト なとり 発売日 2024年5月22日2024年4月5日(配信) レーベル SMR CDデイリー最高順位 8位(2024年5月22日) 週間最高順位 6位(2024年5月28日) 初動総合売上 9684 累計総合売上 38193 収録内容 曲名 タイアップ 視聴 1 絶対零度 WIND BREAKER OP 2 聖者たち CD/総合ランキング 週 月日 CDシングル 総合シングル 順位 週/月間枚数 累計枚数 順位 週/月間枚数 累計枚数 1 4/9 718 718 2 4/16 874 1592 3 4/23 660 2251 4 4/30 16 4872 7122 2024年4月 27 7122 7122 5 5/7 13 3304 10426 6 5/14 10 4918 15343 7 5/21 18 3647 18990 7 5/28 7 2031 2031 6 9684 28674 7 6/4 276 2307 16 3149 31823 2024年5月 31 2307 2307 9 24701 31823 8 6/11 162 2469 16 2379 35221 9 6/18 132 2601 24 1898 37118 9 6/25 115 2716 545 37663 9 7/2 103 2819 447 38110 2024年6月 512 2819 41 5269 38110 9 7/9 83 2902 83 38193 配信ランキング 絶対零度 週 月日 デジタルシングル 順位 週/月間DL数 累計DL数 1 4/9 12 1794 1794 2 4/16 9 2184 3978 3 4/23 15 1649 5627 4 4/30 14 1418 7045 2024年4月 12 7045 7045 5 5/7 16 1798 8843 6 5/14 15 1442 10285 7 5/21 1212 11497 2024年5月 20 4452 11497 8 6/11 16 1187 15231 9 6/18 20 1094 16325
https://w.atwiki.jp/h_session/pages/5734.html
•【[[絶対隷奴 ブランクシート]]2】PL名:りばーす 【パーソナリティ】 名前:ミスティ=シュナイゼル 愛称:ミスト、ミスティ 性別:女(ふたなり) 外見年齢: 階級:魔人 【魔族特性】 触手(調教+1、運動-1) 肉蛇(調教+1、奉仕-1) 複数の腕(戦闘+1、情報-1) 【魔王特性】 【能力値】 戦闘:+7 調教:+8 体力:+6 運動:+5 奉仕:+5 魔力:+6 情報:+5-1 誘惑:+6+1 自尊:+6+1 【[[データ]]算出】 運動5 戦闘7 DMG+5 回避5 装甲5 魔力6 魔抗6 自尊7 HP =30 MP =30 PP =30 ○:(+能力) ×:(-能力) DP:0 ★:0/0 【所持アイテム】 >装備 淫蛇(誘惑、自尊+1、情報-1) 淫魔の鞭(ダメージ+5、相手を「発情0」にする) 責め具一式(調教、奉仕、誘惑に+2) 魔奴隷 簡易装甲(防御力+5) 闇の牢獄 >未装備 >配下 所持金:0ソウル 【呪文】 センシブル(調教に差分) 消費4 ダークフォース(魔力+2) 消費10 【奴隷】まで [] 星数:() 【モンスター奴隷】 【領地】 【キャラクター設定】 性格や性的嗜好 :触手を使った誘い受けからの、罠にはめての攻め。実は攻め気質なのだが、外見上は受け気質に見える。 キャラの外見設定 :大きな胸と、紫の髪。四本の腕に十二本の触手、六本の肉蛇に埋もれている小柄な少女。ロリ巨乳。 一人称など :一人称「わたし」二人称「あなた」 台詞一例 :「……私を、抱きたい?」「……貴方は、気持ち良い?」「……逝きたい?でも、逝かせてあげない」 [[その他]] :魔界に流れ着いた、旧い神の末裔。百手巨人に連なる系列らしいが、詳しくは不明。 相手を罠にはめ、懇願させるのを望む生粋のサド。だが、普段はか弱い少女を偽っており、一見するとマゾに見える。 【PL嗜好/NG】 この子は使い捨てOKのフリーセックス子。痛いのや切断系はアウト、スカも小まで、大はアウト。
https://w.atwiki.jp/magoriatcg/pages/302.html
絶対防御 絶対防御 イベントカード 使用代償:なし 自ターン中に使用する。 ターン終了時まで、キャラ1体が次に受けるダメージを0にする。 「大丈夫。私が守るから──アイギスッ!」 Version/カード番号 Ver3.0/0279 レアリティ R コメント
https://w.atwiki.jp/houseofhero/pages/163.html
絶対の負 魔神王の欠片と漆黒の鎧が合体した最終形態。 絶対の負戦線に登場し、全員のいる中で 勇者軍主力部隊と大激戦を繰り広げるも、 途中で魔神王が出現し、全細胞もろとも 魔神王本体に吸収されてしまった。 漆黒の鎧や魔神王の欠片同様、細胞レベルで 消滅させられても復活してくるので、 休養から目覚めた魔神王が介入してこなければ 恐らく勇者軍は壊滅しており、テラ・メテオも 間違いなく惑星アースを直撃していたであろう事から、 魔神王やアルファの次ぐらいに厄介な手合い。
https://w.atwiki.jp/feelinfree/pages/87.html
コピー曲 Lenny Kravitz/I ll Be Waiting(2013夏定) THE BEATLES/Get Back(2013夏定) flumpool/花になれ(2013学祭) じん(自然の敵P)/カゲロウデイズ(2013学祭) Galileo Galilei/僕から君へ(2014冬のE棟,2014冬定) 東京事変/絶対絶命(2014冬のE棟) ポルノグラフィティ/メリッサ(2014冬のE棟) BUMP OF CHICKEN/虹を待つ人(2014夏定) 東京事変/乗り気(2014夏定) UNISON SQUARE GARDEN/オリオンをなぞる(2014夏定,2014学祭) 東京事変/シーズンサヨナラ(2014冬のE棟) フジファブリック/徒然モノクローム(2014夏のE棟) スキマスイッチ/雫(2015春定) とみー(ショコラビットP) /1925(2015春定) オリジナル曲 Wonderland Lost
https://w.atwiki.jp/nizimaharuo/pages/60.html
自分の城を他の領主の拠点で囲む 完全に囲んでいる間は絶対に被攻撃は来ない 各国の最前線ではよくある防御法 また味方領主と連携することで作成可能 さらに安全性の高い防御法が敵最前線に侵入して敵の本拠地を落として国替えをさせ周りを固める。 落とした本拠地が放置された城だった場合次のプレーヤーがインするまで保護機関になるため 絶対の壁が出来る。 2ndからは30日間、放置領主は消える仕組みになったのでインしてない人での絶対防御は完成しなくなりました。 一つ前のページにもどる