約 25,339 件
https://w.atwiki.jp/moricamera/pages/106.html
目次 NDフィルターについて概観 どんなときに使うのか?シャッタースピードを遅くしたい 絞りを開放にしたい 種類 使用時の注意点 購入時の注意 NDフィルターについて 明るい日中など光量の多い場合、川の流れなどをスローシャッターで表現したいとき 色彩にほとんど影響を与えずに光量を減らす効果を持つのがND(減光)フィルターです。いわばサングラスのような役割です。 概観 NDフィルターの最大の特徴は、その色です。 ND4 ND8 ND400 上の写真を見ても分かるように、フィルターは黒い色をしています。 NDの数字が、色の濃さをあらわしていて、数字が大きくなればなるほど濃くなります。そして、濃くなればなるほど、光を取り込む量が少なくなります。 なぜ、光が少ない方がいいのか…というお話は、これから説明していきますね。 ところで、よく似た外観のフィルターにPLフィルターがあります。 並べてみましょう。 NDフィルター PLフィルター パッと見、似てますよね?濃い色が付いていて… PLフィルターは二重構造になっていて、回転させることが出来るのに対し、ND回転させるような部分はありません。また、側面に「PL」とか「ND]などとも書いています。 よく似ているので、間違えないようにしてくださいね。 どんなときに使うのか? NDフィルターを使う目的は、暗くする…つまり、入ってくる光を少なくする…ということです。 入ってくる光が少なくなればどうなるのか?というと、大きな用途として、次の二つのパターンがあります。 シャッタースピードを遅くしたい シャッタースピードが遅くなると、動いているものがいわばブレて映りこみます。 ブレる?それではだめじゃないの?と思うかもしれませんが、実は、水の流れのように、ブレによって美しい表現をすることも出来るんです。 NDフィルターなしF6.7 シャッタースピード1/90秒通常に撮影した写真、水が止まって見え、あまり面白みのない感じがします。 NDフィルターあり(ND8)F6.7 シャッタースピード1/10秒シャッタースピードが遅くなったため、水の動きを感じられるようになりました。 NDフィルターあり(ND8)F19 シャッタースピード1/2秒さらにシャッタースピードを遅くしてみました。より水の動きが滑らかになっているのがお分かりでしょうか? 実は川の水などが流れるような写真はNDフィルターがなかったとしても、シャッタースピードを極端に遅くすることで一眼レフを使い始めた方にも比較的、簡単に撮ることが出来ます。 ただ日中の明るい場所でのオート撮影だと、明るすぎてシャッター速度を遅くすることが出来ず、水は止まって写り思ったような写真にはなりません(上のフィルターなしの写真)。 (無理にシャッタースピードを故意に遅く設定すると光がたくさん入りすぎて露出オーバーの真っ白けの白とび写真になってしまいます。) NDフィルターを装着すると、もっと速度を遅く設定することができるようになり 人間の目では感じることのできない表現で水の流れを描写できます。 絞りを開放にしたい 絞り…とは、背景のボケ具合を調整する光の通る穴のことです。この穴が大きければ大きいほど、背景はボケます。同時に、大きいと光はいっぱい入ってきます。 NDフィルターなしF9.5 シャッタースピード1/125秒通常に撮影した写真。下の写真と背景を見比べてみてください。 NDフィルターあり(ND8)F3.5 シャッタースピード1/125秒絞りを開放に出来たので、背景がボケました。 NDフィルターなしF3.5 シャッタースピード1/125秒もし、同じ絞りでフィルターなしだと、こんな風になってしまいます。 このレンズはF3.5が絞り開放ですが、もっと明るいレンズの場合、 日中の屋外で明るすぎて開放に出来ないことがあります。 そんな時、NDフィルターで光量を調節すると、背景のよりボケた写真を撮ることが可能になるわけです。 種類 NDフィルターにはND2、ND4、ND8、などの種類がありそれぞれ1/2(1絞り分)、1/4(2絞り分)、1/8(3絞り分)、光量を調節(減光)します。 ということで、NDフィルターを装着するとレンズに入る光が減少しますから 適切な写真の明るさを保持するためには、シャッター速度を遅くして撮ることになります。 例えばND2を「絞り優先モード」で「シャッター速度」が1/250秒のとき装着すると 光の量が半分になるので「シャッター速度」は1/125秒となります。 つまり光を取り込む時間が2倍になります。 ND4だと光を取り込む時間が4倍になるので1/60秒、ND8だと8倍で1/30秒といった具合です。 未装着 1/250秒だとすると… ND2使用 時間は2倍 1/125秒 ND4使用 時間は4倍 1/60秒 ND8使用 時間は8倍 1/30秒 また、フィルター未装着でF値が4だったとすると、ND2をつけると1絞り分でF5.6、 ND4をつけると2絞り分でF8、ND8を付けると、3絞り分でF11となります。 未装着 F4だとすると… ND2使用 絞り1絞り分 F5.6 ND4使用 絞り2絞り分 F8 ND8使用 絞り3絞り分 F11 「絞り優先モード」や「シャッター速度優先モード」を使うとその設定でカメラが自動で適正露出を判断してくれるので、失敗は少なくなります。 冒頭でもお話しましたように、この数字によって種類が変わってきて、ND400とかND100000みたいなとんでもない数字のものもあります。ちなみに、ND100000は太陽(日食)撮影用です。 使用時の注意点 シャッタースピードを遅くする場合は、かなりの確率で手ぶれを起こしてしまいます。ですので、三脚は必要です。撮影準備の一番最初はまず三脚でカメラを固定しましょう。 手持ちだと、こんな風になりかねません。 もう一つお勧めなのが、レリーズやリモコンです。つまり、テレビのリモコンのように、カメラに直接触れずにシャッターを切ることができます。シャッターを押す時、気をつけていても、押す反動でカメラ本体が揺れることがあります。レリーズを使うことで、カメラ本体に触れることなくシャッターが切れるので、ブレ対策になります。 (レリーズやリモコンの例:カメラによって異なります) また、光が入ってくる量が少なくなる…つまり、暗くなるわけですから、ピントが合いづらくなります。マニュアルフォーカスで撮るか、あるいはフィルターを装着しない状態でピントあわせをしたうえで、フォーカスを固定し、フィルターを装着する…という手順が必要な場合もあります。 購入時の注意 購入する際にはフィルターのサイズ(口径)に注意しましょう。 レンズの先にはめ込みますので、レンズと同じ直径でなければなりません。 詳細は、保護フィルターのページを見てみてください。 また、冒頭でもお話ししましたように、PLフィルターとよく似ていますから、間違えないようにしましょう。 どの種類のものを買えばよいか迷うかもしれません。 まずは、ND8が汎用性が高い…と言われていますので、試してみるといいかもしれません。 ただND8はちょっと暗いので、(先述の通りピントあわせが難しい場合もあり)そういう意味では、ND4の方が扱いやすいかもしれません。 ぜひ、NDフィルターでいろいろ撮ってみて、あなただけの1枚を見つけてみてください。 筆:栗山 目次へ Last update 2014-07-14 20 56 51 (Mon); 本ホームページの記載内容及び画像、映像などの無断転載を禁じます。 Copyright Since 2011 MORICAMERA CO.lnc. All rights reserved. 合計: - 今日: - 昨日: -
https://w.atwiki.jp/petri/pages/35.html
レンズ名称 PETRI CC AUTO 55mm F2.0 アタッチメントサイズ 52mm レンズマウント ブリーチロック レンズ構成 4群6枚 ガウスタイプ 絞り 2.0~16.0 中間絞り無し 最短撮影距離 0.6m 重量・大きさ 全長49mm 59.4mm 210g 価格 ¥XX,XXX(19XX年) 発売 1962年2月? CC 50mmF2.0から焦点距離が55mmに変更された。正確な発売時期は不明。 アサヒカメラ1966年6月号のニューフェース診断室では、AUTO時の実測F値が1.85 であったとの記述が見られるので、F1.8クラスの実力があったことは確かなようである。 また、55mmF2も55mmF1.8と同じく設計が変更されているとの報告があり、本ページでは 便宜的に設計変更前のものを旧型、設計変更後を新型と称する。 Petri 1:2.0 f=55mm 形態分類表 ペトリスレに55mmF1.8の初期生産品と55mmF2.0とのレンズ部に違いが見出せないとの指摘があった。 さらに、旧型の55mmF2.0は開放でも撮影時に絞りがわずかに絞られた状態となっている。 新型の55mmF2.0では、固定絞りリングによりF1.8を2.0に制限されているとの報告があった。(本ページ下記の写真参照) 以上のことからペトリの55mmF2は同時代の55mmF1.8に機能限定をかけたものと考えられる。 写真は最初期(旧型)と思われるKuribayashi銘の55mm F2.0。 絞りリングの回転方向が通常のC.C Autoレンズと逆で、後のEEレンズと同じ方向になって いるが理由は不明。 旧型の絞りレバーがマニュアル位置で絞りリングが開放(f2)の状態。f1.8のレンズがf2相当に絞り込まれているのがわかる。 オート時は絞り羽は見えなくなるが、自動絞りレバーが押し込まれるとf2相当に絞り込まれる仕様となっている。 旧型55mmf1.8(11万台 銀鏡胴 画像右)と55mmf2(22万台 画像左)の比較。フィルタ径こそ異なるものの、どちらもテーパーのきついタイプの前玉押さえ、幅の広い後玉押さえを使用しており、同一設計のレンズと推定できる。また、コーティングの色こそ異なるものの、反射光を見る限り、曲率は同じようにみえる。 なお、画像ではわかりにくいが、本22万台55mmf2はリングで開放時の口径を制限している。 新型55mmf1.8と55mmf2の比較。f2の絞り付近に口径を制限しているリングが確認できる。 【作例】Kuribayashi C.C. Petri 1 2 f=55mm No.63580(旧型) http //photozou.jp/photo/photo_only/291718/160538097?size=1024 http //photozou.jp/photo/photo_only/291718/160538018?size=800 http //photozou.jp/photo/photo_only/291718/160538072?size=1024 http //photozou.jp/photo/photo_only/291718/160538046?size=1024 注:尚、本作例はNEX5Nでの撮影(APS-Csize)ですので、画角的には82.5mm相当と 成っております。
https://w.atwiki.jp/vippic/pages/19.html
P プログラムモードまたはプログラムシフト カメラ側で勝手にやってくれる。初心者はまずここから AまたはAv 絞り優先モード。絞り、つまり被写界深度をコントロールするために使ったりする。Pに慣れたらこっちを使ってみよう。 ちなみにAとはレンズ口径(絞りを意味する)「aperture(アパーチャー)」 SまたはTv シャッタースピード優先モード 被写体の動きを表現したいときなどに使う M マニュアルモード。ステップアップするには避けては通れない。 シャッタースピードも絞りも自分で決める。でも、ある程度は露出計が教えてくれる。 AvとかTvとか書いてるのはペンタックスぐらいなのであんまり気にしないでw
https://w.atwiki.jp/petri/pages/192.html
レンズ名称 C.C Auto Petri 1 1.8 f=55mm アタッチメントサイズ 52mm レンズマウント M42 自動絞り(A/M切り替えスイッチつき) レンズ構成 群 枚 絞り 目盛1.8~16 最短撮影距離 2feet / 0.6m 重量・大きさ 60.5mmφx46.5mm 160g 価格 ¥ 発売 不明 光学系はペトリマウントの1 1.8 f=55mmと同一と考えられるが、絞り環・A-M切り替えリングが共にプラスチック製、 絞り・距離目盛はアルマイト印刷されたアルミ板接着に変更されている。 このためペトリマウントのもの(230g)より軽量(160g)である。 【作例】 http //ozcircle.net/_uploader/166840535 http //ozcircle.net/_uploader/166850453 http //ozcircle.net/_uploader/166860068 http //ozcircle.net/_uploader/166870036 http //ozcircle.net/_uploader/166880985 http //ozcircle.net/_uploader/166890830 http //ozcircle.net/_uploader/166910226 http //ozcircle.net/_uploader/166920204 http //ozcircle.net/_uploader/166930672 http //ozcircle.net/_uploader/166940168 ここまでの作例はペンタックス*istDでの撮影(APS-Csize)ですので、画角的には82.5mm相当と成っております。 最初の1枚のみ絞り開放、他はF8・11でハイパマニュアルモードおよび絞り優先モードにて撮影。
https://w.atwiki.jp/petri/pages/40.html
レンズ名称 Orikkor 50mm f2.0 アタッチメントサイズ 49mm レンズマウント M42 プリセット絞り レンズ構成 4群7枚 変形ガウスタイプ 絞り 目盛2.0~22 最短撮影距離 1.75feet=約0.5m 重量・大きさ XXXxXXXxXXX XXXg 価格 ¥XX,XXX 発売 1959年10月 PETRI PENTA用のレンズとして発売。 ガウスタイプのレンズであるが、後群の貼り合せレンズが 通常2枚の物が、3枚と特殊な構成に成っている。 写真提供 元ペトリカメラの技術者 今関幸夫さん 理由は、一眼レフ用50mmレンズにして十分なバックフォーカス を稼ぐ為と写真工業59年7月号の記事で柳澤明氏の記名記事に書かれている。 プリセット絞りではあるが、緑色の指標を追加して、視認性を増している。 この仕様はペトリの他のプリセット絞りレンズにも見られる。 尚、本レンズの専用フロントキャップの裏にはPETRI PENTAの ミラー復元方法が記載されている。 作例 フジ記録用カラーネガフィルムISO100、絞りF8・11、1/125/・1/250 提供:ペトリ好き様 1 2 3 4 5 6 7 8 9
https://w.atwiki.jp/petri/pages/243.html
元ペトリカメラの技術者、半田善朗さんよりペトリカメラが製作したレンズの詳細なデータを頂いた。 レンズ計算プログラムKODS(http //sourceforge.jp/projects/kods)で計算した結果を紹介する。 収差、スポットダイアグラムの計算はWinLens3D Basic(http //www.winlens.de/index.php?id=6)による。 各レンズの厚さ、曲率はデータによるが、レンズ径のデータを任意に選択したため実際のレンズとは見かけは異なる。(計算には影響は無い) 55mm F1.8 ペトリを代表する標準レンズ。全てフリントガラスが用いられている。 計算用データ:ZEMAX用、KODS用 面 曲率半径 厚さ 材料 1 37.55 3.85 BASF8 2 106.29 0.11 空気 3 23.31 8.2 BASF7 4 -109.9 1.3 SF1 5 15.28 6.6 空気 6 6.5 (絞り面) 7 -17.42 1.0 SF2 8 164.9 7.5 LAFN5 9 -25.43 0.21 空気 10 280.26 3.57 LAFN5 11 -46.4 38.494 空気 左:非点収差、右:歪曲収差 入射角0~20度、絞り開放で計算 スポットダイヤグラム 55mm F1.4 ペトリのレンズの中で最もF値の小さいレンズ。 計算用データ:ZEMAX用、KODS用 面 曲率半径 厚さ 材料 1 43.38 6.71 BASF8 2 120.78 0.1 空気 3 28.08 9.5 LAK13 4 平面 1.75 SF2 5 16.58 9.76 空気 6 8.0 (絞り面) 7 -17.67 2.27 SF15 8 296.06 9.31 LAKN12 9 -29.41 0.2 空気 10 -191.4 4.95 LAKN10 11 -36.464 0.1 空気 12 98.182 3.54 LAK13 13 -464.4 37.9738 空気 左:非点収差、右:歪曲収差 入射角0~20度、絞り開放で計算 スポットダイヤグラム 50mm F1.8 ガラスが55mm F1.8と全く同じ構成。発表、市販されたレンズは確認されていない。半田善朗さんから、こちらが先に設計されたという情報があるが詳細は不明。バックフォーカスの短さからレンズシャッター用のものか。 計算用データ:ZEMAX用、KODS用 面 曲率半径 厚さ 材料 1 33.62 3.5 BASF8 2 95.19 0.1 空気 3 20.88 7.3 BASF7 4 -98.426 1.2 SF1 5 13.685 6.2 空気 6 5.5 (絞り面) 7 -15.601 0.9 SF2 8 147.68 6.7 LAFN5 9 -22.775 0.2 空気 10 251.0 3.2 LAFN5 11 -41.555 34.4586 空気 左:非点収差、右:歪曲収差 入射角0~20度、絞り開放で計算 スポットダイヤグラム 85mm F1.8 試作のみに終わった幻のレンズ。幻のペトリ参照。 計算用データ:ZEMAX用、KODS用 面 曲率半径 厚さ 材料 1 59.69 8.4 BASF7 2 497.87 0.44 空気 3 30.79 14.72 SSK5 4 -287.73 2.4 SF3 5 19.73 8.5 空気 6 8.45 (絞り面) 7 -23.16 1.5 SF3 8 468.63 7.06 SF3 9 -30.63 0.4 空気 10 468.63 6.24 SK16 11 -46.75 45.2879 空気 左:非点収差、右:歪曲収差 入射角0~10度、絞り開放で計算 スポットダイヤグラム 100mm F2.8 試作のみに終わった幻のレンズ。幻のペトリ参照。 特開昭46-6144「五枚構成変成変形エルノスター型長焦点レンズ」として島田邦夫氏が特許出願している。 計算用データ:ZEMAX用、KODS用 面 曲率半径 厚さ 材料 1 32.23 5.55 SK5 2 110 0.07 空気 3 36.65 3.57 SK5 4 60.02 0.07 空気 5 36.65 3.57 SK5 6 60.02 5.42 空気 7 369.45 1.78 SF18 8 19.86 17.16 空気 9 2 (絞り面) 10 71.02 3.11 SF3 11 3953.5 52.1755 空気 左:非点収差、右:歪曲収差 入射角0~10度、絞り開放で計算 スポットダイヤグラム 35mm F2.8 (CC Auto用) CC AUTO用広角レンズ。 計算用データ:ZEMAX用、KODS用 面 曲率半径 厚さ 材料 1 73.74 2.27 SK16 2 32.146 34.04 空気 3 40.61 3.4 BAF10 4 -742.642 0.11 空気 5 27.642 4.92 SSK5 6 116.745 4.16 空気 7 -35.058 2.55 F5 8 18.813 1.91 空気 9 1.0 (絞り面) 10 173.965 0.95 SF2 11 16.791 5.3 LAK13 12 -21.972 38.1362 空気 左:非点収差、右:歪曲収差 入射角0~20度、絞り開放で計算 スポットダイヤグラム 35mm F2.8 (EE Auto用) EE AUTO用広角レンズ。 計算用データ:ZEMAX用、KODS用 面 曲率半径 厚さ 材料 1 39.79 2.06 BK7 2 18.31 18.56 空気 3 21.73 5.79 LAF3 4 -105.9 2 空気 5 3.14 (絞り面) 6 116.74 4.16 空気 7 -24.11 2.86 SF5 8 20.79 1.247 空気 9 116.2 0.93 LF6 10 19.75 4.11 LAK8 11 -26.67 0.1 空気 12 -67.66 2.37 SK18 13 -30.5 37.3751 空気 左:非点収差、右:歪曲収差 入射角0~20度、絞り開放で計算 スポットダイヤグラム 28mm F3.5 特開昭44-23393「絞りを比較的前方に置いたレトロフォーカス式広角レンズ」として島田邦夫氏が特許出願している。 計算用データ:ZEMAX用、KODS用 面 曲率半径 厚さ 材料 1 89.24 5.0 SF5 2 0.0 0.2 空気 3 77.41 1.6 SK16 4 18.17 28.74 空気 5 20.07 2.57 SSK5 6 663.1 0.8 空気 7 28.75 2.06 SK14 8 31.23 1.37 空気 9 1.3 (絞り面) 10 -19.48 1.0 SF5 11 27.87 1.54 空気 12 -154.2 3.6 LAK11 13 -15.62 0.1 空気 14 59.0 3.5 BK7 15 -78.58 38.31 空気 左:非点収差、右:歪曲収差 入射角0~35度、絞り開放で計算 スポットダイヤグラム 21mm F4 ペトリ唯一の超広角レンズ。 計算用データ:ZEMAX用、KODS用 面 曲率半径 厚さ 材料 1 52.69 11.0 SK18 2 0.0 1.50 SF8 3 160.5 0.1 空気 4 25.57 2.0 SK18 5 14.03 5.0 空気 6 39.92 1.5 SK18 7 10.12 6.9 空気 8 43.732 5.0 SK18 9 14.6 7.9 SF15 10 -50.76 1.5 空気 11 1.8 (絞り面) 12 -49.15 1.5 SF1 13 10.11 7.27 SK10 14 -20.54 0.6 空気 15 -155.8 3.12 BK7 16 -20.737 37.0994 空気 左:非点収差、右:歪曲収差 入射角0~45度、絞り開放で計算 スポットダイヤグラム 50mm F4 マクロ ペトリからマクロレンズが発売されることは無かったが、あるいは市販の計画があったのかもしれない。 計算用データ:ZEMAX用、KODS用 面 曲率半径 厚さ 材料 1 15.8 2.4 LAK14 2 464.4 2.8 空気 3 -36.66 1.5 F1 4 13.77 2 空気 5 1.4 (絞り面) 6 -80.64 0.98 LLF7 7 17.48 3.37 LAF3 8 -24.05 41.7171 空気 左:非点収差、右:歪曲収差 入射角0~20度、絞り開放で計算 スポットダイヤグラム 40mm F1.7 (ES Auto用レンズ) レンズのスペックはES Autoと一致する。 計算用データ:ZEMAX用、KODS用 面 曲率半径 厚さ 材料 1 22.36 3.94 BASF8 2 57.95 0.09 空気 3 14.69 4.73 LAK10 4 147.9 .69 SF15 5 9.8 6.55 空気 6 4.0 (絞り面) 7 -12.24 0.98 F2 8 -66.02 4.93 LAK14 9 -17.24 0.35 空気 10 126.83 4.73 LAKN10 11 -35.11 22.6118 空気 左:非点収差、右:歪曲収差 入射角0~20度、絞り開放で計算 スポットダイヤグラム
https://w.atwiki.jp/petri/pages/39.html
レンズ名称 PETRI CC AUTO 55mm F1.7 アタッチメントサイズ 52mm レンズマウント ブリーチロック レンズ構成 4群6枚 ガウスタイプ 絞り 1.7-2.8~16.0 中間絞り無し 最短撮影距離 0.6m 重量・大きさ 全長50mm 最大径61mm 220g 価格 ¥ 発売 1974年X月? CC 55mmF1.8の後継で、1974年頃からPETRI V6Ⅱ用として販売された。距離目盛や自動絞り/手動絞り標記(A/M)の派手な色遣いに特徴がある。 CCタイプとEEタイプはレンズ構成は変わらない
https://w.atwiki.jp/petri/pages/226.html
C.C Auto(Automatic) Petri 1:1.8 f=55mm(以下「CC 55mm F1.8」という。)は、ペトリ一眼レフ用標準 レンズとして、55mmF1.7にバトンタッチするまで長期にわたり生産されたため、様々なバリエーションがある。 ペトリマウントの他、ペトリフレックス7用に爪を設けたもの及びM42マウントのものも存在する。ここではこれらを併 せて掲載する。 なお、同時期に作られたC.C Auto(Automatic) Petri 1:2はCC 55mm F1.8と光学系は同一である可能性が極めて 高いが、シリアルナンバーはCC 55mm F1.8と通し番号ではない可能性が極めて高いことから、別途作成することとし、 今後の課題としたい。 新たなバリエーションが判明次第、適宜追加していきたい。 CC AUTO55mmF1.8 № フィルター径(55mm/52mm) ◎CC表示色(赤/白/銀) 社名・国名表記 CC以外の表示色(白/銀) Auto/Automatic ※フィルター枠外装色(銀/黒) 距離環外装色(銀/黒) 距離環仕上げ(梅鉢/ローレット) 絞り環回転方向(左開放:左/右開放:右 絞り環巾(狭/広) 絞り環外装色(銀/黒) 絞り環仕上げ(梅鉢/ローレット) 絞り環のネジ数 自動絞り・手動絞り切替部標記位置(上/下) 自動絞り・手動絞り切替標記:具体的に記入する(例:AUTO(緑) →M(赤) 自動絞り・手動絞り切替レバーへの白線標記(無/有) マウント(ペトリマウント/M42) マウント指標(点/線) 前玉押さえ枠のテーパー(きつい/ゆるい 後玉押さえ枠の幅(広/狭) フレックス7用連動爪有無(○/-) △絞りクリック(ない場合“○”を記入する。) GNスケール有無(○/-) 備考 779xx 55mm 赤文字 標記無 黒 銀 梅鉢 右 狭 銀 梅鉢 上 AUTO(緑) →M(赤) 無 ペトリマウント 不明 きつい 広 ○ 不明 - Uk-eBy画像(264-桜木町の青い雷転記) 79081 55mm 赤文字 PETRI CAMERA CO.,INC. 白文字 標記無 黒 銀 梅鉢 右 狭 銀 梅鉢 1本 上 AUTO(緑)→M(赤) 無 ペトリマウント 点 きつい 広 ○ ○ - だぶる。所有機 84438 55mm 赤文字 標記無 黒 銀 梅鉢 右 狭 銀 梅鉢 上 AUTO(緑) →M(赤) 無 ペトリマウント 不明 きつい 不明 ○ 不明 - とあるサイト画像(いつかはペトリ) 96931 55mm 銀文字 Automatic 黒 銀 ローレット 右 狭 銀 ローレット 上 AUTO(緑) →M(赤) 無 ペトリマウント 点 きつい 広 - - - V6最初期264所有機 104921 55mm 白文字 白文字 Auto 黒 銀 梅鉢 右 狭 銀 梅鉢 1本 上 AUTO(緑) →M(赤) 無 ペトリマウント 点 きつい 広 - - - 桜木町の青い雷所有機 113705 55mm 銀文字 Auto 黒 銀 梅鉢 右 狭 銀 梅鉢 上 AUTO(緑) →M(赤) 無 ペトリマウント 点 きつい 広 - - - いつかはペトリ所有機 125075 55mm 白文字 白文字 Auto 黒 銀 梅鉢 右 狭 銀 梅鉢 1本 上 AUTO(緑) →M(赤) 無 ペトリマウント 線 きつい 広 ○ - - 桜木町の青い雷所有機 154632 55mm 銀文字 銀文字 Auto 黒 黒 ローレット 右 狭 銀 ローレット 1本 上 AUTO(緑) →M(赤) 無 ペトリマウント 線 きつい 広 - - - 桜木町の青い雷所有機 160364 55mm 銀文字 PETRI CAMERA CO., INC. 銀文字 Auto 黒 黒 ローレット 右 狭 銀 ローレット 1本 上 AUTO(緑) →M(赤) 無 ペトリマウント 線 ゆるい 挟 - - - リバースアダプタ所有機 307114 52mm 白文字 白文字 Auto 銀 黒 梅鉢 右 広 黒 ローレット 1本 下 A(緑) M(赤) 有 ペトリマウント 線 きつい 広 - - - 海外ブログサイト画像より(リバースアダプタ) 317989 52mm 白文字 PETRI CAMERA CO., INC. 白 Auto 黒 黒 梅鉢 右 広 黒 ローレット 1本 下 A(緑) M(赤) 有 ペトリマウント 線 きつい 広 - ○ - B所有機 319289 52mm 白文字 PETRI CAMERA CO., INC. 白 Auto 黒 黒 梅鉢 右 広 黒 ローレット 1本 下 A(緑) M(赤) 有 ペトリマウント 線 きつい 広 - ○ - リバースアダプタ所有機 3265xx 52mm 白文字 白文字 Auto 黒 黒 梅鉢 右 広 黒 ローレット 1本 下 A(緑) M(赤) 有 ペトリマウント 線 きつい 広 - ○ - tri-chrome確認機 328346 52mm 白文字 不明 白文字 Auto 黒 黒 梅鉢 右 広 黒 ローレット 不明 下 A(緑) M(赤) 有 ペトリマウント 線 きつい 広 - 不明 - 某ハードオフにて実見(いつかはペトリ) 335935 52mm 白文字 PETRI CAMERA CO., INC. 白文字 Auto 黒 黒 梅鉢 右 広 黒 ローレット 1本 下 A(緑) M(赤) 有 ペトリマウント 線 ゆるい 狭 - - - 海外オークションサイト画像より(リバースアダプタ) 338876 52mm 不明 不明 黒 黒 梅鉢 右 広 黒 ローレット 下 不明 有 ペトリマウント 線 不明 不明 - - - 69年レンズ白書テスト個体 366914 52mm 銀文字 銀文字 Auto 黒 黒 梅鉢 右 広 黒 ローレット 1本 下 A(緑) M(赤) 有 ペトリマウント 線 ゆるい 狭 - - - リバースアダプタ所有機 371493 52mm 白 PETRI CAMERA CO., INC. 白 Auto 黒 黒 梅鉢 右 広 黒 ローレット 1本 下 AUTO(緑) M(赤) 有 ペトリマウント 線 ゆるい 狭 - ○ - いつかはペトリ所有機 389317 52mm 白文字 PETRI CAMERA CO., INC. 白文字 Auto 黒 黒 梅鉢 右 広 黒 ローレット 1本 下 A(緑) M(赤) 有 ペトリマウント 線 ゆるい 狭 - ○ - B所有機 393024 52mm 白文字 白文字 Auto 黒 黒 梅鉢 右 広 黒 ローレット 1本 下 A(緑) M(赤) 有 ペトリマウント 線 ゆるい 狭 - ○ - tri-chrome所有機 395994 52mm 白文字 PETRI CAMERA JAPAN 白文字 Auto 黒 黒 梅鉢 右 広 黒 ローレット 1本 下 A(緑) M(赤) 有 ペトリマウント 線 ゆるい 狭 - ○ - だぶる。所有機 421042 52mm 白文字 白文字 Auto 黒 黒 梅鉢 右 広 黒 ローレット 1本 下 A(緑) M(赤) 有 ペトリマウント 線 ゆるい 狭 - ○ - リバースアダプタ所有機 443791 52mm 銀文字 Auto 黒 黒 梅鉢 右 広 黒 ローレット 下 A(緑) M(赤) 有 ペトリマウント 線 ゆるい 狭 - - - いつかはペトリ所有機 446715 52mm 銀文字 銀文字 Auto 黒 黒 梅鉢 右 広 黒 ローレット 1本 下 A(緑) M(赤) 有 ペトリマウント 線 ゆるい 狭 - - - 桜木町の青い雷所有機 449721 52mm 銀文字 銀文字 Auto 黒 黒 梅鉢 右 広 黒 ローレット 1本 下 A(緑) M(赤) 有 ペトリマウント 線 ゆるい 狭 - - - 桜木町の青い雷所有機 462563 52mm 白文字 PETRI CAMERA CO., INC. 白文字 Auto 黒 黒 梅鉢 右 広 黒 ローレット 1本 下 A(緑) M(赤) 有 ペトリマウント 線 ゆるい 狭 - ○ - B所有機 462989 52mm 銀文字 銀文字 Auto 黒 黒 梅鉢 右 広 黒 ローレット 1本 下 A(緑) M(赤) 有 ペトリマウント 線 ゆるい 狭 - - - リバースアダプタ所有機 473468 52mm 銀文字 銀文字 Auto 黒 黒 梅鉢 右 広 黒 ローレット 下 A(緑) M(赤) 有 ペトリマウント 線 ゆるい 狭 - - - 桜木町の青い雷所有機 526763 52mm 銀文字 PETRI CAMERA CO., INC. 銀文字 Auto 黒 黒 梅鉢 右 広 黒 ローレット 2本 下 A(緑) M(赤) 有 ペトリマウント 線 ゆるい 狭 - ○ - B所有機 557796 52mm 銀文字 PETRI CAMERA JAPAN 銀文字 Auto 黒 黒 梅鉢 右 広 黒 ローレット 1本 下 A(緑) M(赤) 有 ペトリマウント 線 ゆるい 狭 - ○ - B所有機 559510 52mm 銀文字 PETRI CAMERA JAPAN 銀文字 Auto 黒 黒 梅鉢 右 広 黒 ローレット 1本 下 A(緑)M(赤) 有 ペトリマウント 線 ゆるい 狭 - ○ - だぶる。所有機 575110 52mm 銀文字 PETRI LENS MADE IN JAPAN 銀文字 Auto 黒 黒 梅鉢 右 広 黒 ローレット 1本 下 A(緑) M(赤) 有 ペトリマウント 線 ゆるい 狭 - ○ - 桜木町の青い雷所有機 580542 52mm 銀文字 Auto 黒 黒 梅鉢 右 広 黒 ローレット 下 不明 有 ペトリマウント 線 不明 不明 - - - 74年カメラ・レンズ白書テスト個体 85277 52mm 銀文字 不明 黒 黒 梅鉢 右 広 黒 ローレット 上 不明 無 ペトリマウント 不明 不明 不明 - - ○ 71年カメラ・レンズ白書テスト個体 87049 52mm 銀文字 銀文字 Auto 黒 黒 梅鉢 右 広 黒 ローレット 1本 上 M(赤)A(緑) 無 ペトリマウント 線 ゆるい 狭 - - ○ 桜木町の青い雷所有機 100407 52mm 銀文字 PETRI CAMERA JAPAN 銀文字 Auto 黒 黒 梅鉢 右 広 黒 ローレット 1本 上 M(赤)A(緑) 無 ペトリマウント 線 ゆるい 狭 - - ○ だぶる。所有機 104813 52mm 銀文字 銀文字 Auto 黒 黒 梅鉢 右 広 黒 ローレット 1本 上 M(赤)A(緑) 無 ペトリマウント 線 ゆるい 狭 - - ○ 桜木町の青い雷所有機 108521 52mm 銀文字 銀文字 Auto 黒 黒 梅鉢 右 広 黒 ローレット 1本 上 M(赤)A(緑) 無 ペトリマウント 線 ゆるい 狭 - - ○ 桜木町の青い雷所有機 114740 52mm 銀文字 PETRI CAMERA JAPAN 銀文字 Auto 黒 黒 梅鉢 右 広 黒 ローレット 1本 上 M(赤)A(緑) 無 ペトリマウント 線 ゆるい 狭 - - ○ リバースアダプタ所有機 115779 52mm 銀文字 Auto 黒 黒 梅鉢 右 広 黒 ローレット 上 不明 無 ペトリマウント 線 不明 不明 - - ○ 74年カメラ・レンズ白書テスト個体 611705 52mm 銀文字 PETRI LENS MADE IN JAPAN 銀文字 Auto 黒 黒 ローレット 右 広 黒 ローレット 1本 下 A(緑)→M(赤) 有 M42 なし ゆるめ 広 - ○ ー Kazzuoさん所有個体、距離環の文字色 メートル表記は緑(5mのみ赤)/フィート表示はクリーム色絞り環の文字色 緑(11のみ赤) № フィルター径(55mm/52mm) ◎CC表示色(赤/白/銀) 社名・国名表記 CC以外の表示色(白/銀) Auto/Automatic ※フィルター枠外装色(銀/黒) 距離環外装色(銀/黒) 距離環仕上げ(梅鉢/ローレット) 絞り環回転方向(左開放:左/右開放:右 絞り環巾(狭/広) 絞り環外装色(銀/黒) 絞り環仕上げ(梅鉢/ローレット) 絞り環のネジ数 自動絞り・手動絞り切替部標記位置(上/下) 自動絞り・手動絞り切替標記:具体的に記入する(例:AUTO(緑) →M(赤) 自動絞り・手動絞り切替レバーへの白線標記(無/有) マウント(ペトリマウント/M42) マウント指標(点/線) 前玉押さえ枠のテーパー(きつい/ゆるい 後玉押さえ枠の幅(広/狭) フレックス7用連動爪有無(○/-) △絞りクリック(ない場合“○”を記入する。) GNスケール有無(○/-) 備考 ※形態差の有無不明 △外見だけでは判別不能 ◎「CC表示色」のうち、銀文字とされている物については実際には白文字の可能性がある。 11万台。いわゆる銀鏡胴のタイプ。距離環は梅鉢型で、また、絞り環の幅が後年のものに比べて狭い。自動絞り・手動絞り標記が上側にある。 11万台(右)と44万台(左)の比較(1) フィルター径の他、前玉押さえ枠のテーパーが、44万台の方が緩いのがわかる。 11万台(左)と44万台(右)の比較(2) 後玉押さえ枠の厚みが、44万台の方が薄いのがわかる。また、マウント位置決め用指標も、44万台は太い赤線で標記され、この角度でもはっきり分かる。 絞り環のネジ数の比較(左:38万台 右:52万台) 銘板の表示色の比較(上:白文字 下:銀文字)
https://w.atwiki.jp/petri/pages/48.html
レンズ名称 PETRI EE AUTO 55mm F2.0 アタッチメントサイズ 52mm レンズマウント ブリーチロック レンズ構成 4群6枚 絞り 2.0~16.0 中間絞り無し 最短撮影距離 0.6m 重量・大きさ 全長45mm 最大径61mm 200g 価格 ¥14,000(1973年) 発売 19XX年XX月 ペトリFTEE用に用意された標準レンズ。 ペトリスレにて、光学系は新型55mmf1.8と同一でcc.auto55mmf2と同様に、絞りリングで口径を制限しているとの 報告があった。 f1.8と反射面が同じで、絞りリングがあることが確認できる。 作例 Fuji業務用ISO100 PETRI FTEで撮影 F2.0 1/500s F5.6 1/125s
https://w.atwiki.jp/vipdephoto/pages/18.html
露光に関するカメラの仕組みを水道とコップで例えた場合 本項では上記の通りのことを説明します。 あくまで初心者向けです。伝えやすいように敢えて詳しく説明していないところもあります。 露光 まず露光ですが、光を水と例え、蛇口(水の出る部分)をレンズと例えます。 そして、以下の前提を頭に入れておいて下さい。 さて、3点について説明していきましょう。 ISO感度 ISO感度はコップの大きさで例えることができます。 コップが小さいほど(感度が高いほど)、少量の水(光)でコップの中身を満たすことができます。 シャッタースピード 蛇口を長く開けるほど、水がコップに注がれます。(シャッタースピードが長いほど、光がカメラへ送られます) F値(絞り) 蛇口を開けるほど、コップに注がれる水の量は増えます。(F値を開けるほど、カメラに送られる光の量は増えます) 上記の例えから…… ・ISO感度が異なり、その他の設定が同じ場合 コップの大きさによって入る水(光)の量が異なる ・F値(絞り)は同じでシャッタースピードが異なる場合 シャッタースピードが早いと入る光の量が少なくなる。 シャッタースピードがその他の設定に対して適正値なら、露出も適正となる。 シャッタースピードが遅いと入る光の量が多すぎてしまう。 ・F値(絞り)が異なりシャッタースピードが同じ場合 左から、 ・絞りが大きいと、入る光の量が少なくなる。 ・絞りが適正なら、適正露出となる。 ・絞りを開きすぎると、入る光の量が多すぎてしまう。 と、まあこんな感じです。 「ゲゲッ、こんなに覚える事あるのかよ! メンドクセ!」 と思ったアナタ。 最近のカメラにはプログラムオートという、とても便利なモードがあります。 上記の絞りだの露出だのシャッタースピードだのを自動で設定してくれるスグレモノです。 とりあえずシャッターを切るところから始めてみると、それはそれで楽しいですよ。