約 24,038 件
https://w.atwiki.jp/nwxss/pages/411.html
暗(くろ)の帳が落ちた、学園世界の夜。 ある居住区の隅に、一人の学ラン少年がいた。 年のころは中学生くらい。息を切らせながら、鞄を抱きかかえながら走っている。 彼は、何かに追われているように逃げ続け―――おそらくは、相手が狙ったとおりなのだろう袋小路に追い込まれた。 少年は目の前に広がる高い壁を呆然と見上げていたものの、背後からのローファーが床を叩く音で今の状況を思い出した。 彼は、鞄を抱えたままおびえた表情で、壁を背にして追跡者を目に映す。 追跡者は、その口元に不敵な笑みを浮かべていた。 その長いふわふわした桜色の髪をなびかせながら、その顔にあるのはとろけるような加害者の笑み。 少女はぱちん、と指を鳴らす。 それだけで、世界が塗り変わった。 先ほどまであったはずの背後の壁は消え、世界の色すら塗り替えられる。 そんな、限りなく間違いない『異界』に閉じ込められた少年は、腰を抜かしながら、半ばヤケになりながら尋ねた。 「なんだよっ! おまえ、なんなんだっ!? 何で僕が―――僕がおまえみたいなバケモノに襲われなくちゃならないんだよっ!?」 その、怒りとも逃避ともつかない言葉に、少女はくすりと笑う。 「『バケモノ』か。なかなか言ってくれるな、少年。 確かにおまえの疑問も尤もだ。だが―――ここは答えてはやらん。おまえにとっては、それが優しさというものだ」 そう言って、少女は一歩踏み出す。 少年は息を呑みながらじり、と後ろに退る。そんな彼の様子を見ながら、少女は嗜虐的な笑みを浮かべたまま、一言。 「一つだけ言うのなら―――自分の不運を恨め、と言ったところか。 今おまえがワタシの言葉を聞いているということが、お前の不運だ」 言いながら、彼女は虚空から白く大きな杖を取り出し、掲げた。その杖の先に強い魔力光が灯る。 その魔力が自分に向くのだ、と思った瞬間、少年はぎゅっと強く目を閉じた。 今までのことが走馬灯のように思い出される。 そんな少年を見て、少女は一瞬だけ目を細め―――しかし、自身の身につけた魔法を開放。 杖の翼がゲートボールのような槌と化し、撃つ部分に半径20センチくらいの魔法陣が現れる。 それは、大地の威を示す魔法陣。その部分を使用して撃てば、非力な魔法使いには出せない大地の力を対象にぶちまける。それが、彼女の解放した魔法の効果だ。 「恨むな、とは言わんよ。安らかに眠れ」 魔法陣を浮かべた槌を、少女はためらいなく振り下ろす。 間違いなく、一人の少年の命を刈り取るには充分な威力を秘めた魔法の一撃は、しかし。 ―――突如彼女と少年の間に落下してきた乱入者が軌道上に割り込ませた鋼塊によって、唐突に逸らされた。 「―――昨日も言ったよな。そういうやり方は許せねぇって」 落下してきた乱入者―――柊 蓮司は、少女を睨む。 少女は驚いたように目を大きく見開き、小さく後ろに跳ぶ。 彼女は不敵な表情に戻ってから、告げた。 「昨日も言ったはずだが? ワタシがお前に許しを得る必要があるのか、と」 「あくまでそのやり方を通すってなら、俺が相手になるっつってんだよ」 「ほう? 魔法にごく弱い魔剣使いが、ワタシの相手をする、と?」 「体力のないキャスターが、マジで戦り合って勝てると思ってんのか?」 二人の間に、険悪な空気が流れる。 牽制は言葉だけ。戦場が硬直した、その時。 柊は、『背後』から唐突に出現した敵意に舌打ち一つ。 迷うことなくウィッチブレードのトリガーを引き、地面と平行に急加速しながら目の前の少女を左腕に抱え、その場から全速離脱。 同時。少女と柊が今まで立っていた場所に、巨大な雷が落ちた。 安全圏まで来ると同時、ウィッチブレードを急停止。左腕の少女が目を丸くして呟く。 「―――なんだ、アレは」 その視線の先には―――先ほどまで少女が追い詰めた少年が、虚ろな表情で立っていた。 床に鞄は落ち、中のものがいくつかこぼれ落ちている。 そして―――鞄の中にあったのだろう、分厚いカードアルバムがその腕に抱えられている。 カードアルバムからは禍々しい紅い輝きが漏れ、青い世界の中で一際の異彩を放っていた。 バラバラといくつものページがめくれて、数枚のカードが輝く。 それだけで、空間が塗り替えられた。 少女の張った青い月匣が打ち砕かれ、ガラスのように粉々になってしゃらりしゃらりと崩れ落ち―――その殻の外側にあった、紅い月輝く月匣が姿を現す。 その光景に動揺する少女に、柊が答えた。 「元凶の侵魔はあいつに取り憑いてるわけじゃなくて、あの分厚いアルバムそのものなんだ。 あいつは単にエミュレイターの指先みたいなもんで操られてるだけだ。あいつを殺したところで事態の解決にはならねーんだよ」 「そんなことは聞いておらんわっ! ワタシは、あの馬鹿魔力と馬鹿みたいなプラーナの貯蔵量はなんだと聞いているんだ!」 耳元できんきんと騒がれた柊は、落とそうかなコイツ、と思いながらも月衣の中に突っ込んだままの長門に渡された紙を渡す。 それを受け取り、少女はそれに目を通し―――なるほど、と呟いた。 「世界中に『カードゲーム』として広まったカードが端末の役割を果たし、世界中からプラーナを少しずつ集めてアレに供給。 そして、ついでにその端末に魔法的な命令文を書き込むことで学園世界中に配置した端末により異変を起こすことを可能としたのが、あのアルバム内の侵魔ということか」 「らしいな。俺にはよくわからねぇけど」 「だから頭が悪いと言われるんだ、おまえは」 「うるせぇよっ!? 落とされてーのか!」 「痛いから断るに決まっているだろう。何を言っているんだ、柊蓮司。馬鹿か?」 そう平然と答える桃色髪の少女に、もの凄く文句を言いたい気分でいっぱいの柊。 そんな彼を省みることなく、少女は冷静に告げた。 「ふむ。しかし、これだけのプラーナがあるとなんでもできそうな気がしてくるな。人造人間を瞬間的に錬成することすら可能だろう」 「そんな落ち着いてる場合かよっ!?」 「慌てたところで何が出来るわけでもなかろう。まずは相手の出方を見てだな……」 と、少女が言ったその時。 紅い結晶のような地面から、次々と黒い泥のようなものが凝り、ねじれて様々な形を取る。 ……少年の抱えているアルバムが壊れたように真っ紅な光を放つことに嫌な予感を感じながら、柊と少女はその光景を見続ける。 黒い泥たちはやがて不定形から固まり、まるで魔法のように色づいて、様々なクリーチャーへと変貌した。 中には、柊が今日昼間に倒したビームクラゲもいる。 なるほど、と少女が何かに感心したかのように呟いた。 「集めたプラーナをあえて志向性を与えずに同化しておき、命令文一つでいつでも起動できるように不定形にしておく、か。 各地の神話の『泥』の信仰を利用した術式というわけか。魔力の相転移により形を即座に固定できる理想のカタチというわけか? 意外とさかしいな、この侵魔風情が」 「……。お前何言ってんだ?」 「ふむ……自分の無知をさらして楽しいか?」 「楽しくねぇよっ!?」 柊のツッコミに、少女がうざったそうに目を細めて言う。 「……つまりだな。もともとあのカードにはモンスターや魔法の効果のイラストが書いてあるのだろう? それをイメージ媒体である『殻』として力を形作っているわけだ。 型に石膏を流し込んで固めているようなイメージ、と言えばわかるか? 型がカードのイラスト、石膏が侵魔の一部だ」 少女が語るには、あの侵魔は人の形を取れるほどに高位のエミュレイターであるものの、わざわざ人間の姿にならずに形を不定形のままに留めているのだという。 そのまま集めたプラーナを取り込み、不定形のまま形を決めないでおく。 力を使用する際に、同化した端末の形を型―――『カードのイラスト』という形で固定し、瞬間的に端末として出現させることができる、ということだ。 少女は告げる。 「理解できたか、空頭」 「誰が空だ誰が。 正直、理解できたかといわれると微妙だが……どっちにしろ、やることは変わらないだろ」 それはつまり理解できていないということなわけだが。 しかし彼は、少年を―――少年の持つカードアルバムを、変わらず睨み続ける。 できることなど、一つしかないのだと言わんばかりに。 「あのエミュレイターぶった斬って、あいつをもとの『世界』に戻すってことには何の変わりもねぇよ」 「―――なるほど。そういえばおまえはそれが『仕事』なのだったか。 よかろう。『世界を守る』のはワタシの仕事でもある」 不敵な笑みのままに柊の腕から逃れて地面に降り立つ彼女は、胡乱げな柊の表情を置いてけぼりに、楽しげに宣言した。 「ありがたく思え柊蓮司。 此度の侵魔狩り、このワタシが―――神代よりの大地の守護者『ゲシュペンスト』が手伝いを申し出てやると言っているのだ! 母なる大地に立つ敵を、破り、砕き、蹂躙する! それが我が使命にしてワタシの宿命だ。さぁ、ワタシに背中を預け存分に戦ってくるがいい!」 「……お前に背中を預けるってのは、死ぬほど不安なんだが」 「む? 何故だ。ワタシにはおまえを害する理由はない。その程度もわからん空頭か?」 「いや、理由とかそういうのよりもむしろお前の人格的問題でな? ―――あー。もうどうでもいいや。せっかく手伝ってくれるって言ってんだ、ありがたく付き合ってもらうぜ」 溜め息をついて、柊もまた箒から降り、魔剣を敵の群れに向けて構える。 少女―――ゲシュペンストは、己の愛杖『ヘルメスの杖』に両手を添えて立つ。 「じゃあ、行くぞ葵」 「今のワタシはゲシュペンストだというのに……さっさと行け、刃物馬鹿(ぜんえい)」 同時。 柊は腰だめに構えたウィッチブレードのアクセルを吹かして加速。強襲を敢行し。 不敵な笑みのまま、ゲシュペンストは己の裡に刻んだ励起している『アースハンマー』の魔法を別の魔装と取り替えた。 *** 異形。異形。異形の群れ。 三つ首の番犬。巨体の蜘蛛。竹箒を持つ亜人。人間ほどの大きさの蛾。二足歩行の剣を持つ猫。大きな一つ目の象。黒甲冑の騎士。四本腕の鬼人。竜。 ありとあらゆる異形どもが、紅の平原を埋めつくす。 その群れに、たった一人突撃する人影があった。 異形が嗤う。囁く。叫ぶ。 愚か者。我らは一にして群体。ただ一人の人間など敵にもならぬ。我らの前には塵芥に等しい。さぁ、我が手の内で潰してやろう。 異形たちのその言葉も当然だ。 そう―――そいつが、ただの人間であったなら。 裂帛の気合と共に、相棒を振りぬく。 ただそれだけで、彼の周囲にいた量産式モンスターが、砂利道を蹴った時の砂利の如くに八方に吹き飛んでいく。 あまりの事態にモンスターたちが我を失う。それもまたわからないではない事態だ。彼らは姿形が違うだけの、まったく同じ侵魔の端末。 視点が複数存在するだけで、その思考はただ一つの生物が賄っている。それが思考を停止すれば、やはり全てのモンスターも動きを止めるのだ。 その隙を、歴戦のウィザードは見逃さない。 再びの爆発的な加速。着地。さらなる強襲。モンスターの密集地帯で薙ぎ払われる鋼の塊が、砲弾の如くに彼らを吹き飛ばした。 ことここに至り、ようやくエミュレイターは目の前の人間を『敵』だと認識した。 爆撃を受けたように端末たちが吹き飛ぶのを感知して、派手に魔力を噴出しながら端末を薙ぎ払い続けるそいつを『敵』と認識したのだ。 その瞬間から、柊を襲うモンスターたちの動きが明らかに変化した。 柊を囲むように、モンスターが配置を変える。 一つの生物が思考を賄っている以上、その行動が決まりさえすれば劇的なまでに速攻できる。 人間が掌の上に置いた小動物を逃がさないために掴むように、全方位からの包囲を完了した。 しかし柊は不敵に笑ったまま、臆することなく一歩を踏み出し魔剣に生命力を付加。 「―――面白く、なってきたじゃねぇかっ!」 振りぬく。 巨大な鋼の塊が行過ぎる際に、力が解放されることによって彼の属性に引きずられ、生まれた爆風が後を追うように侵魔たちを蹂躙する。 風。台風。大嵐。 轟々と渦を巻くその風の中心は、ただ一人の人間。 魔(バケモノ)狩りのための一振りの剣。虚空を往き裂く斬撃。刃の渦にして嵐。 それが、そのエミュレイターがはじめて見たその 化け物(ウィザード)に対する印象だった。 しかし敵は一人。 囲んでしまえばいつかは嵐も収まり、中心に手が届くはず、と吹き飛び無に帰すそばから端末を作り直す。 その狙いを読んだのか、刃の渦の中心は唐突に長大な刃を一度大きく振り下ろし、包囲を崩して活路を駆け抜けるために再びアクセルを開ける。 逃がさん、とばかりに新たに端末を作ろうとして―――不意に、巨大な魔力反応を感知した。 そこには。 翼の杖を大地に突きたて、方膝を立てて祈りを掲げる聖女のような少女がいた。 しかし彼女は、聖女と言うにはあまりに嗜虐的な笑みを湛えていた。 「大地よ。其は天空の花嫁にして人の子を見守りし聖女。 汝が威をここに示し、人の子に下りし災厄を振り払え―――<アァァース、レイジ>っ!!」 彼女―――ゲシュペンストの叫びに呼応し、地面がぐらぐらと振動する。 モンスターはあまりの振動に立っていられず、地面に叩きつけられ、同じ端末が危険な速度でぶつかり合い、地震の影響で隆起した地面に打ち抜かれる。 広大な破壊をもたらしたそのウィザードは、不敵な表情を崩さぬまま、杖をもって侵魔の本体―――カードアルバムを指す。 「ク―――さぁ行け、若造」 その言葉が聞こえていたわけではないだろうが、彼はウィッチブレードの加速に身を委ね、全速で少年に―――正確には少年の腕に抱かれているカードアルバムを目指す。 接近に気づき、混乱が解けた時にはすでに遅い。 彼は己の間合いにすでに侵魔と少年を取り込み、着地している。 それ以上前進しようとする慣性を、全て刃を振りぬくためのエネルギーに変換。 1m半はあろうかという刃を、これまで侵魔の端末のモンスターたちに振るったのと同じように。 「―――終わりだ、寝てろ」 無慈悲に。冷徹に。冷たい刃を。下から。逆唐竹に。 ただただ、振りぬいた。 その一撃で真っ二つに絶たれたカードアルバムは少年の手から零れ落ち。 衝撃で、少年は大きく吹き飛ばされた。 *** よくわからない世界に来て。 周りのみんなは次々に色んなところに進んでいって。 弱虫な僕は、一人閉じこもっていた。 けれど、僕も色んな人と笑ったり、話したりしたいのは本当で。 どうしたらいいか迷って、悩んで、考えて。 『お前の得意なものを広めればいいではないか』 そんな声が聞こえたのは、その時の話。 それから僕は、何かに突き動かされるようにその声に耳を傾けた。 今では僕がこの世界のブームを作ってるみたいで嬉しかった。 近くの友だちには黙ってるつもりだった。 だって『僕がこんなことをしてると知ったら、妬むかもしれない』って、声が言うから。 なのに、なんで僕はこんな路地裏で変な女の子に襲われなきゃいけないんだろう? 僕は、僕はただ――― あれ? 僕は、何がしたかったんだろう。 この世界に僕の手でブームを起こしたかった? 違う。 僕は、僕はただ――― ―――他のみんなと、一緒に笑ったり、話したり、したかった、だけなんだ―――。 声の正体をはじめて見ると、それはどろどろした暗くて深い泥みたいな何か。 助けて、って声が誰に届くとも思えない、深い深い底なし沼みたいな泥。 嫌だ。怖い。誰か。 そう思って、気づく。 僕なんかを、誰が助けてくれる? この世界に来てからの友だちなんか一人もいなくて。 今までの友だちを放っておいて、話もしてないのに。 そうだ。 これは、きっと報い。 誰かと仲良くなるために、『自分』から近づくことを恐れた僕の報い。 そして僕はきっと、あの女の子にか、この声―――バケモノにかはわからないけれど、殺される。 そこで、おしまい。 唐突な終わりはひどく現実感がなくて。 けど、そこで納得してしまった。 きっと僕の心は、声を受け入れた瞬間に折れてしまっていた。 新しくて理解のできないものを受け入れることを諦めて、声に身を委ねた瞬間に僕の生はそこで終わってしまっていたんだろう。 つまり、この時間は僕に残されたロスタイム。 死にたくない。 死にたくないのに、これが終わりだと納得してしまった自分がいて、どうしようもなく涙が溢れてくる。 やっと気づいたんだ。 進むのなら、自分の足じゃなきゃ駄目なんだって、ようやく気づいた。 今ならどれだけ迷っても、苦しくても、悩んでも、前に進むために勇気を振り絞って、進むことの大切さがわかるのに。 今なら、逃げずに立ち向かうことができると思うのに。 なのに、なんで―――僕は、ここで終わるんだろう……? 死にたくない。終わりたくない。生きたい。生きていたい。 そう、何度叫んでも僕は声の泥の中に沈んでいって。 ―――いきなり泥が裂かれて。視界いっぱいに広がった、まばゆい光に包まれた。 光の色は、純粋な白じゃなくて。 鋼のような鈍い銀色だったと思う。 また、声がする。 バケモノの声でも、女の子の声でもなく、低い男の人の声。 「―――終わりだ、寝てろ」 その声が、僕の悪い夢が終わったことを伝えてくれている気がして。 僕は、久しぶりに笑って。 そのまま生の実感を感じながら―――はじめて聞くその声に安心して、意識を手放した。 *** 眠りこけている少年を抱え、葵のところに戻った柊。 葵は柊が降ろした少年の中を探るように掌を掲げ、探るように検分し―――つまらなさそうに目を細めて、一言。 「侵魔のプラーナは感じられん。この少年は無事だ、安心しろ。 ……まったく、手間をかけさせおって。その割になんだか幸せそうに笑って寝ているのが非常に気に食わん」 「お前本当にウィザードかっ? 今まで悪い夢見てたんだ、ちょっとくらいいい夢見させてやれよ」 「ほう。おまえがそんなことを言い出すとは思っていなかったが―――アレについてはどうするつもりだ?」 そう言って葵が指すのは、真っ二つになったカードアルバムと―――そこから零れ、あふれ出す泥のような物体・エミュレイター。 『世界の敵』とも言えるほどの大量のプラーナの貯蔵量の相手だ。 多少端末を削り、体を定着させるために使用した殻であるカードアルバムが絶たれた程度では消滅することはない。 柊のやったことといえば少年を助け出した程度のことで、敵を倒したわけではない。 彼は、脇に置いていたウィッチブレードを再び手に取る。 「決まってんだろ。 あんなの放っておけるわけねぇ、下手すりゃ世界中にさっきのモンスターがあふれ出す可能性があるんだ。 ここで間違いなく、欠片一つ残さずにぶっ潰す」 瞳は強く前を射抜く。 『世界の敵』を前にして、倒すことしか考えない。 そんな彼を見て、下を見ていた少女の頭が楽しそうに小さく揺れた。 彼女はそこですくりと立ち上がると、翼の杖を再び構える。 「侵魔狩りに付き合う、と言ったのはワタシだ。最後まで付き合ってやろう」 「一緒に吹き飛ばそうとか考えてねぇだろうな?」 「意外と疑り深いな、おまえ。前に出て壁になる役がいなくなったらワタシの身が危険だろう」 心外だというように唇をとがらせるふわふわした桃色の髪の少女に、それもそうかと納得し。 柊が立ち上がった、その時だ。 黒い泥が、その身に宿していたプラーナを大量に噴き上げ、泥自体がそれを追うように間欠泉のごとくに高く伸び上がる。 二人は各々の武器を掲げて身構える。 そんな彼らを無視したまま、泥は高く高く―――10mほどの高さまで吹き上がり、先ほどまでの端末を作る時と同じように捻じれ捩れ膨らみ縮み、一つの形を形成する。 それは巨大なヒトガタ。 人間のように二本の足で立ちながら、しかし人間そのもののシルエットではない。 角ばった頭。柱のような腕。関節部分にはプロテクター。 紛れもなく、それは一般的に『ロボット』と呼ばれるものだった。 10m―――5階建ての建物くらいの高さのヒトガタを見て、さすがにあぜんとする二人。 ゲシュペンストが柊にたずねた。 「なぁ、柊蓮司」 「なんだよ?」 「帰ってもいいか? 急用を思い出した」 「うぉいっ!? 最後まで付き合ってやるっつってたのはどこのどいつだっ!?」 「やかましいっ!? あぁくそ、これだから子ども染みた妄想というやつは苦手なのだ! 理不尽だろうアレはっ!? どう考えても自重で潰れてしかるべきだっ!」 「ウィザードがそんなとこだけ常識に縛られてんじゃねぇぇぇえええっ!?」 もっともである。 はぁ、と溜め息をついて恐慌状態から復帰したゲシュペンストが呟く。 「理不尽だ。あぁまったく理不尽だ。 くっ……あれだけのプラーナの塊を何に使うかと思えば、やはり『殻』を用いての顕現か。高度な魔術式をなんと無駄なことに用いているのだ、あの侵魔。 もういい。潰す。一片残さず潰す。何があろうと潰す」 「私怨混じりすぎじゃねぇのかお前。 まぁ逃げようとするよりは助かるんだけどよ……どうでもいいけど、そこから離れるなよ。 そいつは今はただのイノセントなんだ。俺もアレの近くまで行って戦うつもりじゃいるが、いざとなった時にそいつを守れないんじゃ元も子もないからな」 「―――フン。いいだろう、お前の提案を呑んでやろう。 ワタシもウィザード、イノセントを守る盾だ。無垢なる子どもを守るのも、永の時を生きたワタシの役目だろう」 言って、彼女は倒れたままの少年を背に杖を構える。 それに柊は任せた、と小さく呟いて。色のつき終わったヒトガタに視線を落とす。 敵に向ける、貫くような瞳で。己の内のプラーナを全身に満ちるように循環させながら。 次の瞬間。 アクセルトリガーを全開放。蒼い光を噴き上げる逆しまの彗星は、一直線にヒトガタへと向かっていった。 *** 強襲。同時、エネルギーブースターを起動。箒の加速の勢いに、さらに力を加える。 ばしゅん、とウィッチブレードの排熱口から熱気が吐き出され、柊の血を吸った魔の刃が大量のプラーナと同化したヒトガタを襲う。 激突。 2mの鉄塊と巨大なヒトガタが打ち合わされる凄まじい衝撃音が紅い月匣に響く。 衝撃音の中心にいた当人は、音が収まると同時にヒトガタの逆襲をかわして箒で移動。 その最中、自分が魔剣を打ち付けた箇所を見る。 「……おいおい、ウソだろ……?」 冷たい汗が流れ落ちるのを感じる。 さすがに必殺のとまでは言わないが、今の一撃はそれなりに本気だった。 にも関わらずその場所は、ほんの少しの傷もついていなかったのだ。 相手が物理攻撃に耐性がある可能性もあるが、そういった類の耐性能力ではない。 そもそもそれなら相手の端末であるモンスターにも攻撃が通じないはずだ。 柊が見た限り、相手の防御はウィザードならば誰もが行えることであり―――しかし、それを行うものはほとんどいないだろう防御法だった。 プラーナ。それは可能性の力。 存在をそこにつなぎ止め、ありとあらゆる不可能を可能とするための力。 そして、相手がこの『学園世界』でかき集めた力でもある。 侵魔はかき集めた大量のプラーナを放出。多量のプラーナの壁でもって柊の一撃を防いだのである。 有限であるプラーナをそんな無茶苦茶な使い方で使うウィザードは存在しない。 その身につけた魔法など、身を守る手段をいくつかは持っているのが普通だ。 舌打ち一つ。戸惑いを捨て再びの斬撃。 プラーナの壁でまたも防ぎきられるが、その度に相手に残るプラーナは確実に減っているはずだ。 侵魔の集めたプラーナが、防御壁を作れなくなるまで打ち込み続けるだけ。それがこの場で彼が選んだ戦い方だ。 そして、柊の役目は敵に大きな打撃を与えることだけではない。 相手の目を派手に引いて後衛を守り、二人への意識を削ぐことも役割の内だった。 ひらりひらり、と。 妖しくちらちらと明滅する紫色の光が、虚空を舞う。光が一つ、二つ―――いや、指では数え切れぬほど。 燐光を撒いて巨体の周りを飛びながら踊る。 それは、光の蝶だった。 闇の深遠から浮き上がったような、妖しい色を宿す光。 一度羽ばたく度に、燐粉のような光が巨体に撒かれている。 指先に留めた紫色の蝶を愛しげに見つめながら、蝶を生んだ少女はニヤリと微笑む。 「先ほどと同じ徹を踏むか、愚かな侵魔だ。 敵はソレだけではないと『知っている』はずなのに、なぜ対処を怠るのか。まったく、不可解でならんよ。 ―――冥府の王が飼うという告死の蝶だ。 うっかり人間界に一匹逃げてしまった際に世界中に黒死の風を巻き起こしたという逸話のある猛毒、とくと食らえ」 燐粉を防ぐことを意識から外してしまっていた侵魔に、黒死とも呼ばれる告死の蝶の燐毒が降りかかる。 毒など効くようには見えない鋼鉄の巨体は、しかし苦しげに身をよじった。 鋼のように見えようとも、巨体は侵魔そのものだ。毒への耐性がなければ直接それを受けることになる。 ふむ、と一言呟いて、ゲシュペンストは叫んだ。 「柊蓮司!」 「フルネームで呼ぶなよっ!?」 叫びながら大きく振りかぶり、虚空を蹴って魔剣を大きく叩きつける。 しかし、三度目の斬撃も完璧にプラーナの壁に防ぎきられた。 ゲシュペンストの魔法を防がなかったのは蓄積したプラーナが切れたというわけではないようだ。 単に気づかなかったということか?とゲシュペンストが思考する、その時。 巨体は腕を持ち上げて、拳の先に彼女を指した。 届かないはずの拳に、どうしようもなく背筋がチリつく。本能からの警告に、柊が叫ぶ。 「葵っ!! 逃げろっ!」 叫びながら、自分もアクセルに火を叩き込む。 柊にもわかっている。ゲシュペンストは背後に一人の少年を守っている。 彼女はウィザードに見えないような言動や行動をすることも多い。 しかしそれでも彼女はウィザードであり、己の決めたことに忠実であり、そして長きに渡って『護る』ことを続けてきた転生者だ。 彼の言葉一つで逃げてくれるような相手ではない。 事実。ゲシュペンストは柊の声を受けると同時、ヘルメスの杖に輝きを灯して防御呪文の用意に入っている。 そして。 柊が到着するよりもわずかに早く。 鋼の拳が肘から切り離され、プラーナを噴き上げながら勢いよく発射された。 さすがのゲシュペンストも、その大質量による単純攻撃に意表をつかれた。 しかし、その攻撃の威力は光景のように笑えるものではない。鋼以上の密度を誇るそれが飛んでくるのだ、直撃すれば防御魔法など簡単に貫き彼女を襲うだろう。 そうなれば彼女と少年が無事でいられるはずもない。 だからこそ。 柊は割り込んだ。飛ぶ拳の真正面へウィッチブレードへと飛ばし、月衣を足場に急停止。 大質量を前に、雄叫びを上げて魔剣を振りぬく。 「させるかぁぁぁあああああっ!!」 ウィッチブレードよりもはるかに巨大な拳を受け止めたことで、全身を衝撃が駆け抜ける。 奥歯をかみ締める。 重い、頭から足の先までシェイクされたような衝撃。 その衝撃を受け止め続ける、という選択肢は勘弁願いたい。 ならば。 じり、と足をずらす。意識するのは後ろにいる二人の位置。 ここで真正面から受け止めるのが無理ならば、あの二人に当たらない位置に落とす。 垂直に立てた刃筋(せん)に角度をつける。その角度がズレないよう、体でウィッチブレードを固定。 かかり続ける圧力に、負けてたまるかと睨みつける。 じりじり、と巨大な拳が刃に乗り、その軌道を変える。力を宿す魔剣は、担い手の意思に応えてその拳を逸らしきった。 膨大なプラーナがすぐそばを行過ぎるのを感じながら、柊は危機を脱したことを確信して息をつき。 ―――大量にプラーナが放出されたせいでまだ確保しきれない視界の向こうから、風を裂く音とともに拳が現れた。 ロケットのように放出されるのではないが、巨体が繰り出す、大質量の右ストレート。 その拳は後方の二人ではなく正確に柊を狙っていた。 今さらながらに己の失策を悟る。 おそらくは、これが侵魔の狙い。 本命はこの一撃で柊を戦えない状態に追い込むこと。 回避など、この距離では無理。 体勢を整える時間などない。 魔剣を盾にする間もない。 迫り来る巨大な拳に対し、防御らしい防御を取ることは不可能、という状態。 それでも自分に開放できるだけのプラーナを開放し、目の前に迫りくる巨大な拳から目を逸らすことなく。 ―――トン単位のトラックに重いものがぶつかるような音が、月匣に響いた。 跳ね飛ばされる瞬間、体中から軋みや何かの砕ける音が響き。 空中で翼をもがれた鳥が墜ちるように。 浮いて叩き落とされる球のように。 正しく空から流れる星のように。 空中で姿勢を取り戻すことなく、地面に向けて頭から墜落。 水切りで飛ぶ小石のように地面を2、3度大きく跳ねて、動きを止めた。 ← Prev Next →
https://w.atwiki.jp/ouranos/pages/627.html
《紅(あか)い悪魔(あくま) レミリア・スカーレット》 星8/闇属性/悪魔族・幻想郷 ATK/2800・DEF/1400 自分のエンドフェイズ開始時に手札が0枚だった場合、自分のデッキから「紅い悪魔 レミリア・スカーレット」以外の幻想郷モンスター1体を手札に加える事ができる。 このカードが戦闘によって破壊したモンスターは墓地へ送らず持ち主のデッキに戻す。 このカードはレベル6以下の効果モンスターの効果を受けない。 (編集中)
https://w.atwiki.jp/commaou/pages/14.html
2012年5月17日 ☆3【いやしウサギ】Lv.74【してんのう】 【ブラッドバッド】強蝙蝠Lv71四天王 ☆☆【天狗】羽黒山金光坊 Lv71 ☆11【傭兵改】Lv59<四天王> 2012年5月16日 ☆3【いやしウサギ】Lv.75【してんのう】 ☆☆【天狗】羽黒山金光坊 Lv72 【ブラッドバッド】強蝙蝠Lv67四天王 ☆11【傭兵改】Lv64<四天王> 2012年5月15日 ☆3【いやしウサギ】Lv.74 ☆11【傭兵改】Lv64<四天王> 【ブラッドバッド】強蝙蝠Lv62四天王 ☆☆【天狗】愛宕山太郎坊 Lv67 四天王 2012年5月14日 ☆3【いやしウサギ】Lv.74 ☆11【傭兵改】Lv66<四天王> 【ブラッドバッド】最強蝙蝠Lv85四天王 ☆☆【天狗】愛宕山太郎坊 Lv65 2012年5月13日 ☆3【いやしウサギ】Lv.71 ☆11【傭兵改】Lv66<四天王> ☆6【仮面剣士】消える剣士 Lv62 【ブラッドバッド】最強蝙蝠Lv83四天王 + 2012年5月6日〜12日 2012年5月12日 ☆4【植物】山を護る神木Lv96 ☆11【傭兵改】Lv65 ☆☆【天狗】鬼界ヶ島伽藍坊 Lv74 【ブラッドバッド】強蝙蝠Lv75 2012年5月11日 ☆☆☆【湯呑】伝説の湯呑の欠片、75つ ☆7【ケルピー】Lv89 四天王 ☆7 【魔犬】 LV.78 【烏天狗】平天狗 Lv75 2012年5月10日 ☆☆☆【湯呑】伝説の湯呑の欠片、71つ ☆7【ケルピー】Lv89 四天王 *1 ☆4【植物】森の大部分を管理する植物Lv63 【烏天狗】平天狗 Lv69 2012年5月9日 ☆☆☆【湯呑】伝説の湯呑の欠片、63つ ☆16【天地娘】Lv95 四天王 ◆ONIPRIMSRQ ☆7【ケルピー】Lv89 四天王 ☆4?【サソリ】Lv76-尾デ人ヲ倒ス蠍 四天王 2012年5月8日 ☆16【天地娘】Lv90 四天王 ◆ONIPRIMSRQ ☆7【ケルピー】Lv87 四天王 ☆4?【サソリ】Lv76-尾デ人ヲ倒ス蠍 四天王 ☆☆☆【湯呑】伝説の湯呑の欠片、56つ 2012年5月7日 ☆☆☆☆【普通の魔法使い】 普通の魔法使いさん Lv93 四天王 ☆16【天地娘】Lv88 四天王 ◆ONIPRIMSRQ ☆7【ケルピー】Lv77 四天王 ☆4?【サソリ】Lv76-尾デ人ヲ倒ス蠍 四天王 2012年5月6日 ☆☆☆☆【普通の魔法使い】 霧雨の魔法使い Lv86 四天王 ☆16【天地娘】Lv84 四天王 ◆ONIPRIMSRQ *1 ☆7【ケルピー】Lv76 四天王 ☆4?【サソリ】Lv70-尾デ人ヲ倒ス蠍 + 1〜176 + 1~10 1スレ目 猫又 Lv3 2スレ目 【【猫又】九尾の狐】天狐 Lv15 【【ミミック】ミミックMk.Ⅱ】ミミックMk.Ⅲ Lv13 3スレ目 【【【猫又】九尾の狐】天狐】空狐 Lv16 【【ミミック】ミミックMk.Ⅱ】ミミックMk.Ⅲ Lv13 【天使】大天使 Lv6 4スレ目 【猫又】九尾 Lv6 ミミック Lv2 天使(仮) Lv2 シャドーlv,4 5スレ目 【【猫又】九尾】天狐 Lv13 【ミミック】パンドラボックス Lv7 【【天使】大天使】権天使 Lv13 【キラーマシン】ハイパーキラーマシン LV13 6スレ目 【【猫又】九尾】天狐 Lv13 【【天使】大天使】権天使 Lv13 【キラーマシン】ハイパーキラーマシン LV13 【【ドラキー】グレートドラキー】メタルドラキーLv15 7スレ目 【【【猫又】九尾】天狐】空狐 Lv17 【【【【天使】大天使】権天使】能天使】力天使 Lv22 【【【リビングナイフ】ソード】妖刀無銘】光刀無形 Lv.19 【【ドラキー】グレートドラキー】メタルドラキーLv15 8スレ目 【【【猫又】九尾】天狐】空狐 Lv17 【【【【天使】大天使】権天使】能天使】力天使 Lv22 【【【リビングナイフ】ソード】妖刀無銘】光刀無形 Lv.19 【【ドラキー】グレートドラキー】メタルドラキーLv15 9スレ目 【猫又】 462】黒狐 Lv35 【天使】熾天使 Lv42[堕天使] 【【【【【リビングナイフ】ソード】妖刀無銘】光刀無形】霊剣荒鷹】神剣白羽鳥 Lv.27 【 132】マスタードラキーLv24 10スレ目 【猫又】 130】金孤 Lv41 【天使】サタン Lv54[堕天使] 【 824】神刀滅却 Lv.33 【冥界への扉 88】ヘルズゲート Lv30 + 11~20 11スレ目 【猫又】 130】金孤 Lv41 【天使】サタンLv55【四天王】[堕天使) 【 824】神刀滅却 Lv.33 【ドラキー】グランドラキーLv29 12スレ目 【猫又】 130】金孤 Lv41 【天使】サタンLv55【四天王】[堕天使) 【 824】神刀滅却 Lv.33 【ドラキー】グランドラキーLv30 13スレ目 【猫又】 654】白面金毛九尾 Lv46 【天使】サタン Lv57[堕天使 【リビングナイフ】付喪神・刀 Lv.36 【ドラキー】オグドドラキーLv43 14スレ目 【猫又】 432】白面金毛九尾 Lv49 【天使】サタン Lv66[堕天使 【リビングナイフ】付喪神・名刀 Lv.42 【ドラキー】ズィードドラキーLv49 15スレ目 【猫又】 442】白面金毛九尾 Lv56 【天使】サタン Lv70[堕天使 【リビングナイフ】付喪神・光刀 Lv.50 【ドラキー】ルインドラキーLv57 16スレ目 【猫又】 】白面金毛九尾 Lv56 【リビングナイフ】付喪神・霊剣 Lv.56 【天使】力天使中 Lv77[堕天使] 【ドラキー】ゴッドドラキーLv65 17スレ目 【猫又】 】空狐 Lv52 【天使】力天使中 Lv75[堕天使 【リビングナイフ】付喪神・光刀 Lv.50 【ドラキー】デクスドラキーLv64 18スレ目 【猫又】 248】白面金毛九尾 Lv55 【ドラキー】ゴッドドラキーLv65 【天使】力天使上 Lv81[堕天使 【鬼っ姫】蒼玉鬼姫 Lv52 19スレ目 【猫又】 】金孤 Lv43 【ドラキー】ペリルドラキーLv76 【天使】主天使中 Lv91 【リビングナイフ】付喪神・霊剣 Lv.58 20スレ目 【天使】力天使中 Lv100⇒☆ 【ドラキー】クライシスドラキーLv84 【リビングナイフ】付喪神・数珠丸 Lv.70 【鬼っ姫】翠玉鬼姫 Lv55 【見習い魔女】マザー Lv52 + 21~30 21スレ目 【ドラキー】サイバードラキーLv93 【リビングナイフ】付喪神・光刀 Lv.80 【鬼っ姫】蒼玉鬼姫 Lv70 【見習い魔女】ユニバース Lv63 22スレ目 【ドラキー】リーサルドラキーLv100⇒☆ 【リビングナイフ】付喪神・光刀 Lv.84 【鬼っ姫】銀珠鬼姫 Lv79 【見習い魔女】スター Lv73【死霊】 【魔導士見習い】 東洋の西洋魔術師 Lv51 23スレ目 【リビングナイフ】付喪神・光刀 Lv83 【鬼っ姫】銀珠鬼姫 Lv79 【見習い魔女】マザー Lv52 【スライム】ゴールデンスライム Lv50 24スレ目 【リビングナイフ】付喪神・光刀 Lv.84 【鬼っ姫】銀珠鬼姫 Lv79 【見習い魔女】グランドマザー Lv57 【スライム】ゴールデンスライム Lv53 25スレ目 【リビングナイフ】付喪神・霊剣 Lv.86 【鬼っ姫】金雅鬼姫Lv81 【見習い魔女】グランドマザー Lv59 【スライム】プラチナキング Lv61 26スレ目 【リビングナイフ】付喪神・神剣 Lv.93 【鬼っ姫】魂麗鬼姫Lv92 【スライム】プラチナキング Lv72 【見習い魔女】ユニバース Lv64 27スレ目 【リビングナイフ】付喪神・神刀 Lv100⇒☆ 【鬼っ姫】輝夜鬼姫 Lv100⇒☆ 【見習い魔女】マルチスター Lv78 【スライム】プラチナキング Lv72 【猫又】 】天狐 Lv48 【マムル】 ネオジムマムル Lv 45 28スレ目 【見習い魔女】マルチスター Lv77 【スライム】プラチナキング Lv72 【魔導士見習い】 霧雨の魔法使い Lv42 【扉】ヘブンズゲート Lv39 29スレ目 【見習い魔女】マルチスター Lv77 【スライム】プラチナキング Lv89 【魔導士見習い】 東洋の西洋魔術師 Lv54 【扉】デビルスゲート Lv54 30スレ目 【スライム】プラチナキング Lv100→★ 【見習い魔女】マルチスター Lv77 【魔導士見習い】 誠に浅く、大欲非道な魔法使い Lv68 【扉】デビルスゲートLv60 【ゴーレム】ベルガモットlv58 + 31~40 31スレ目 【見習い魔女】伝説の魔女 Lv90 【魔導士見習い】普通の魔法使いEXボス Lv71 【扉】デビルスゲートLv71 【ゴーレム】ベルガモットlv69 32スレ目 ☆クライシスドラキー Lv83 【扉】どこかなドア Lv77【しりょ】 【魔導士見習い】普通の魔法使い(バグレーザー) Lv82【死霊】 【ゴーレム】忘却の騎士 Lv82 33スレ目 【ゴーレム】忘却の騎士lv82 ☆クライシスドラキーLv84 【プチヒーロー】キングスヒロインLv.87 【モルボル】モルボルキングLv73 34スレ目 ☆ムーンドラキーLv92 【ゴーレム】思い出の神官lv87 【プチヒーロー】キングスヒロインLv.85 【モルボル】モルボルキングLv72 35スレ目 ☆アビスドラキーLv88 【プチヒーロー】帝國ヒロインLv.77 【魔導士見習い】 誠に浅く、大欲非道な魔法使い Lv66 【ゴーレム】思い出の神官lv87 36スレ目 ☆リーサルドラキーLv95 【プチヒーロー】帝國ヒロインLv.77 【魔導士見習い】 誠に浅く、大欲非道な魔法使い Lv68 【ゴーレム】思い出の神官lv87 37スレ目 ☆リーサルドラキーLv100⇒☆☆ 【プチヒーロー】キングスヒーローLv.82 【魔導士見習い】 普通の魔法使いPhボス Lv77 【ゴーレム】勇者レックスlv90 ☆【鬼っ姫】蒼玉鬼姫 Lv67 38スレ目(荒らしにより中断) 【プチヒーロー】キングスヒーローLv.80 【ゴーレム】勇者レックスlv92 【魔導士見習い】 普通の魔法使い(バグレーザー) Lv80 ☆【鬼っ姫】銀珠鬼姫 Lv75 39スレ目(38スレ目の続きとして実行) 【プチヒーロー】キングスヒーローLv.80 【ゴーレム】勇者レックスlv92 【魔導士見習い】 普通の魔法使い(主役補正) Lv88 ☆【鬼っ姫】魂麗鬼姫 Lv88 40スレ目 【プチヒーロー】キングスヒーローLv.82 【ゴーレム】賢者ソロモンlv96 【魔導士見習い】 普通の魔法使い(自機補正) Lv88 【猫又】 】金狐 Lv67 ☆【鬼っ姫】白鬼姫 Lv100⇒☆☆ + 41~50 41スレ目 【ゴーレム】賢者ソロモンlv96 【魔導士見習い】 普通の魔法使い(主役補正) Lv92 【プチヒーロー】キングスヒーローLv.82 【猫又】 】気狐 Lv73 42スレ目 【ゴーレム】賢者ソロモンlv96 【魔導士見習い】 普通の魔法使い(主役補正) Lv92 【プチヒーロー】マスターヒーローLv.92 【猫又】 】気狐 Lv71 43スレ目 【ゴーレム】賢者ソロモンlv96 【魔導士見習い】 普通の魔法使い(主役補正) Lv92 【プチヒーロー】マスターヒーローLv.92 【猫又】 】金狐 Lv68 44スレ目 【ゴーレム】賢者ソロモンlv96 【プチヒーロー】マスターヒーローLv.92 【猫又】 】金狐 Lv68 ☆【小悪魔】小悪魔《大伯爵》Lv48 【魔導士見習い】 普通の魔法使い(人気投票1位) Lv100⇒☆新参の風祝 45スレ目 【ゴーレム】賢者ソロモンlv96 【プチヒーロー】マスターヒーローLv.92 【猫又】 】金狐 Lv68 【マムル】 マムルZ Lv 52 46スレ目 2/1 【ゴーレム】賢者ソロモンlv96 【プチヒーロー】マスターヒーローLv.92 【猫又】 】金狐 Lv69 ☆☆【鬼っ姫】蒼玉鬼姫 Lv67 47スレ目 【ゴーレム】賢者ソロモンlv96 【プチヒーロー】マスターヒーローLv.92 ☆☆【鬼っ姫】銀珠鬼姫 Lv71 ☆【小悪魔】小悪魔《侯爵》Lv60 48スレ目 2/3 【ゴーレム】賢者ソロモンlv100⇒☆ 【プチヒーロー】マスターヒーローLv.92 ☆☆【鬼っ姫】銀珠鬼姫 Lv84 ☆【小悪魔】小悪魔《侯爵》Lv70 【マムル】 マムルZZ lv 56 49スレ目 【プチヒーロー】マスターヒーローLv.92 ☆☆【鬼っ姫】銀珠鬼姫 Lv84 ☆【小悪魔】小悪魔《侯爵》Lv71 【魔本】魔導書の所有者 Lv51 50スレ目 2/4 【プチヒーロー】キングスヒロインLv.87 ☆☆【鬼っ姫】銀珠鬼姫 Lv84 ☆【小悪魔】小悪魔《侯爵》Lv71 【マムル】 プラチナマムル lv41 + 51~60 51スレ目 2/5 【プチヒーロー】マスターヒロインLv.98 ☆【小悪魔】小悪魔《王》Lv89 ☆☆【鬼っ姫】銀珠鬼姫 Lv84 【マムル】 マムル(怒Mモード) lv61 52スレ目 2/6 ☆☆ 【鬼っ姫】黒鬼姫 Lv100⇒☆ 【プチヒーロー】語り継がれるヒーローLv.100⇒☆ ☆☆ ゲヘナドラキーLv66 → 諸事情により四天王辞退 ☆ 【小悪魔】小悪魔《王》Lv89 【マムル】 マムル(怒Mモード) lv61 ☆【リビングナイフ】神刀滅却 Lv.49 【ビー】マジシャンビー Lv43 53スレ目 2/7 ☆ 【小悪魔】小悪魔《王》Lv89 【マムル】 マムル(怒Mモード) lv61 【箱使い】柩-μИh∀ppyBir†hd∀y-Lv58 ☆ 【リビングナイフ】付喪神・鉄剣 Lv.58 54スレ目 ☆【リビングナイフ】付喪神・名刀 Lv.64 ☆【小悪魔】小悪魔《大王》Lv94 【マムル】 マムル怒M lv 62 【箱使い】柩-μИh∀ppyBir†hd∀y-Lv61 55スレ目 2/8 ☆【リビングナイフ】付喪神・名刀 Lv.70 ☆【小悪魔】小悪魔《大王》Lv94 【マムル】 マムル怒M lv 62 【箱使い】柩-μИh∀ppyBir†hd∀y-Lv71 56スレ目 2/9 ☆【リビングナイフ】付喪神・鉄剣 Lv.55 【マムル】 マムル怒M lv 62 【hand】Platinum hand Lv40 【ニジリゴケ】はくらいねんきん Lv45 57スレ目 【卵】八咫烏+5 Lv55 ☆【リビングナイフ】神刀滅却 Lv.49<四天王> ◆Knife.EAaA 【マムル】 マムル怒S lv64 【四天王】 ◆c1x.tNGlLQ 【ニジリゴケ】はくらいねんきん Lv42 四天王 58スレ目 2/10 ☆【リビングナイフ】付喪神・妖刀 Lv.66 四天王 【仔犬】オルトロス Lv62 【卵】八咫烏+5 Lv55 【マムル】 マムル怒S lv64 【四天王】 ◆c1x.tNGlLQ 59スレ目 【マムル】 マムル怒M lv 64【四天王】 ◆c1x.tNGlLQ ☆【リビングナイフ】付喪神・鉄剣 Lv.56 四天王 ◆Knife.EAaA 【仔犬】オルトロス Lv62 【卵】八咫烏+3 Lv45 四天王 60スレ目 2/11 【仔犬】ケルベロス Lv70 四天王 【マムル】 マムル怒M lv 64【四天王】 ◆c1x.tNGlLQ :☆【リビングナイフ】付喪神・名刀 Lv.63 四天王 ☆3【鬼っ姫】蒼玉鬼姫 Lv57 ◆ONIPRIMSRQ + 61~70 61スレ目 【仔犬】ケルベロス Lv70 四天王 【マムル】マムル烈怒 Lv 71【四天王】 ◆c1x.tNGlLQ ☆【リビングナイフ】付喪神・名刀 Lv.62 四天王 ◆Knife.EAaA ☆3【鬼っ姫】白剛鬼姫 Lv71 四天王 ◆ONIPRIMSRQ 62スレ目 2/12 ☆3【鬼っ姫】白鬼姫 Lv81 四天王 ◆ONIPRIMSRQ 【マムル】 マムル大復活 lv 76【四天王】◆OFQRnxZGqc 【仔犬】ケルベロス Lv70 四天王 ☆【リビングナイフ】付喪神・妖刀 Lv.68 四天王 63スレ目 ☆3【鬼っ姫】白鬼姫 Lv83 四天王 ◆ONIPRIMSRQ 【マムル】 マムル大復活 lv 80【四天王】 ◆c1x.tNGlLQ 【仔犬】ケルベロス Lv70 四天王 ☆【リビングナイフ】付喪神・妖刀 Lv.68 四天王 ◆Knife.EAaA 64スレ目 2/13 ムーンドラキーLv93 ◆fMZ5QIqIdE ☆【リビングナイフ】付喪神・霊剣 Lv.88 【ニジリゴケ】こうていねんきん Lv74 ☆☆【キラーマシン】キラーマシンMk-XV Lv70 65スレ目 ムーンドラキーLv94【四天王】 ◆fMZ5QIqIdE ☆☆【キラーマシン】キラーマシンMk-XV Lv71《四天王》 【仔犬】ケルベロス Lv70 四天王 【おとこのたまご】ドラゴトカーゲ Lv64 66スレ目 2/14 ☆☆【キラーマシン】キラーマシンMk-XVI Lv77《四天王》 ☆【リビングナイフ】付喪神・浄刀 Lv.75 【おとこのたまご】ルガルティッハドラゴン Lv71【四天王】 【妖精】黒妖精 Lv68 67スレ目 ☆☆【キラーマシン】キラーマシンMk-XVI Lv77《四天王》 ☆【リビングナイフ】付喪神・浄刀 Lv.75 四天王 ◆Knife.EAaA 【おとこのたまご】ルガルティッハドラゴン Lv72 【四天王】 【ニジリゴケ】ニオイヒヤシ Lv59 68スレ目 2/15 ☆【リビングナイフ】付喪神・霊剣 Lv.85 四天王 ☆☆【キラーマシン】キラーマシンMk-XVII Lv80《四天王》 【おとこのたまご】邪竜蜥蜴 Lv77 【四天王】 【ビー】ヒープノシスビー Lv69 69スレ目 2/16 ☆☆【キラーマシン】キラーマシンMk-XVIII Lv85《四天王》 ☆【リビングナイフ】付喪神・霊剣 Lv.85 四天王 ◆Knife.EAaA ☆4【鬼っ姫】黒鬼姫 Lv77 ◆ONIPRIMSRQ 【おとこのたまご】邪竜蜥蜴 Lv77 【四天王】 70スレ目 2/17 ☆【リビングナイフ】付喪神・神剣 Lv.91 四天王 ☆4【鬼っ姫】月鬼姫 Lv91 四天王 ◆ONIPRIMSRQ 【おとこのたまご】大邪神竜蜥蜴 Lv89 【四天王】 ☆☆【キラーマシン】キラーマシンMk-XVIII Lv85《四天王》 + 71~80 71スレ目 2/18 【おとこのたまご】大邪神竜蜥蜴 Lv91 四天王 ☆【リビングナイフ】付喪神・霊剣 Lv.85 四天王 ◆Knife.EAaA ☆☆【キラーマシン】キラーマシンMk-XVIII Lv85《四天王》 【ニジリゴケ】ロージーンスメル Lv67 72スレ目 2/19 ☆☆【キラーマシン】キラーマシンMk-XVIII Lv86《四天王》 ☆【リビングナイフ】付喪神・怪刀 Lv.72 四天王 ◆Knife.EAaA 【ニジリゴケ】こうせいねんきん Lv62 四天王 【おとこのたまご】ドラゴトカーゲ Lv60 四天王 73スレ目 2/20 ☆【リビングナイフ】付喪神・霊剣 Lv.85 四天王 ◆Knife.EAaA 【おとこのたまご】ルガルティッハドラゴン Lv71 四天王 【ニジリゴケ】ロージーンスメル Lv69【四天王】 【モルボル】モルボルグレートLv57 74スレ目 2/21 ☆【リビングナイフ】付喪神・神刀 Lv.95 四天王 ◆Knife.EAaA ☆閃光弓カナ Lv 81 ◆c1x.tNGlLQ 【おとこのたまご】邪龍蜥蜴 Lv79【四天王】 【ニジリゴケ】こうていのかほり Lv78 四天王 75スレ目 2/22 【おとこのたまご】大邪神龍蜥蜴 Lv89 四天王 ☆閃光弓カナ Lv 84 してんのう ◆c1x.tNGlLQ 【ニジリゴケ】くさいねんきん Lv81 四天王 【妖精】黒妖精 Lv74 76スレ目 2/23 【おとこのたまご】大邪神龍蜥蜴 Lv89 四天王 ☆閃光弓カナ Lv 87 してんのう ◆c1x.tNGlLQ 【ニジリゴケ】こうていのかほり Lv78 四天王 【妖精】黒妖精 Lv76 四天王 77スレ目 2/26 【おとこのたまご】極大邪神龍蜥蜴 Lv92 四天王 ☆星煌弓カナ lv 90 してんのう 【ニジリゴケ】ラフレシア Lv86 四天王 【妖精】黒妖精 Lv76 四天王 78スレ目 2/28 【おとこのたまご】 西の伝説 Lv98 四天王 【ニジリゴケ】ラフレシア Lv90 四天王 【妖精】黒妖精 Lv81【四天王】 【モルボル】モルボルワーストLv73 79スレ目 3/1 【ニジリゴケ】ラフレシア Lv94 四天王 【妖精】黒妖精 Lv87【四天王】 【モルボル】モルボルキングLv80【四天王】 ☆☆【リビングナイフ】神刀滅却 Lv.45 80スレ目 3/2 【妖精】黒妖精 Lv92 四天王 【モルボル】モルボルキングLv80【四天王】 【ビー】パラライズビー Lv53 【人間】水星人 lv51 + 81~90 81スレ目 3/3 【モルボル】モルボルエンペラーLv85【四天王】 【妖精】黒妖精 Lv69 【ビー】メズマライズビー Lv59 四天王 ☆☆【リビングナイフ】付喪神・鉄剣 Lv.58 82スレ目 3/4 【モルボル】モルボルエンペラーLv94【四天王】 【妖精】黒妖精 Lv79 四天王 【猫又】 】仙孤 Lv76 ☆☆【リビングナイフ】付喪神・妖刀 Lv.65 四天王 ◆Knife.EAaA 83スレ目 3/6 【モルボル】モルボルエンペラーLv94【四天王】 【妖精】黒妖精 Lv84 四天王 【猫又】 】善孤 Lv80【四天王】 ☆☆【リビングナイフ】付喪神・妖刀 Lv.65 四天王 ◆Knife.EAaA 84スレ目 3/7 【モルボル】グレートキングLv96【四天王】 【妖精】黒妖精 Lv83 四天王 【猫又】 】気孤 Lv74【四天王】 ☆☆【リビングナイフ】付喪神・鉄剣 Lv.57 四天王 ◆Knife.EAaA 85スレ目 3/8 ☆【ボウヤー】ガンコ戦車 Lv35 【妖精】黒妖精 Lv81 四天王 【猫又】 】仙孤 Lv75【四天王】 ☆☆【リビングナイフ】付喪神・鉄剣 Lv.59 四天王 ◆Knife.EAaA 86スレ目 3/9 【妖精】黒妖精Lv77 四天王 【猫又】 】気孤 Lv69【四天王】 ☆☆【リビングナイフ】付喪神・刀 Lv.36 ◆Knife.EAaA ☆【ボウヤー】ガンコ戦車 Lv35 87スレ目 3/10 【妖精】黒妖精 Lv55 【猫又】 】気孤 Lv67【四天王】 【深海鯨】深界鯨 Lv45 ☆☆【リビングナイフ】神剣白羽鳥 Lv.41 四天王 88スレ目 3/12 【猫又】 】仙孤 Lv71【四天王】 【妖精】黒妖精 Lv69 四天王 ☆☆【リビングナイフ】付喪神・刀 Lv.54 四天王 ◆Knife.EAaA 【深海鯨】深界鯨 Lv54 四天王 89スレ目 3/13 【妖精】黒妖精 Lv68 四天王 【猫又】 】気孤 Lv68【四天王】 ☆☆【リビングナイフ】付喪神・名刀 Lv.63 四天王 ◆Knife.EAaA 【深海鯨】深界鯨 Lv54 四天王 90スレ目 3/14 【猫又】 】仙孤 Lv73【四天王】 【妖精】黒妖精 Lv72 四天王 【深海鯨】真界鯨 Lv62 四天王 ☆☆【リビングナイフ】付喪神・鉄剣 Lv.57 四天王 ◆Knife.EAaA + 91~100 91スレ目 3/15 【妖精】黒妖精 Lv77 四天王 【猫又】 】仙孤 Lv73【四天王】 【深海鯨】真界鯨 Lv67 四天王 ☆☆【リビングナイフ】付喪神・名刀 Lv.63 四天王 ◆Knife.EAaA 92スレ目 【妖精】黒妖精 Lv85 四天王 ☆5【鬼っ姫】白鬼姫 Lv78 ◆ONIPRIMSRQ 【バニー】プリンセスバニーLv76 ☆【ニジリゴケ】燃えるコケLv74 93スレ目 3/16 【妖精】黒妖精 Lv85 四天王 ☆5【鬼っ姫】白鬼姫 Lv76 ◆ONIPRIMSRQ 【バニー】プリンセスバニーLv74 ☆【ニジリゴケ】燃えるコケLv74 94スレ目 【妖精】黒妖精 Lv83 四天王 ☆5【鬼っ姫】黒鬼姫 Lv78 四天王 ◆ONIPRIMSRQ 【バニー】プリンセスバニーLv75 四天王 【深海鯨】真界鯨 Lv70 95スレ目 3/17 【妖精】黒妖精 Lv92 四天王 ☆5【鬼っ姫】陽鬼姫 Lv84 四天王 ◆ONIPRIMSRQ 【深海鯨】真界鯨 Lv75 四天王 【バニー】プリンセスバニーLv72 四天王 96スレ目 【妖精】黒妖精 Lv92 四天王 ☆5【鬼っ姫】陽鬼姫 Lv78 四天王 ◆ONIPRIMSRQ 【深海鯨】真界鯨 Lv76 四天王 【猫又】 】銀孤 Lv64 97スレ目 3/18 【妖精】黒妖精79 してんのー ☆5【鬼っ姫】陽鬼姫 Lv78 四天王 ◆ONIPRIMSRQ 【深海鯨】真界鯨 Lv66 四天王 【猫又】 】黒孤 Lv59【四天王】 98スレ目 3/19 【妖精】黒妖精79 してんのー ☆5【鬼っ姫】陽鬼姫 Lv78 四天王 ◆ONIPRIMSRQ 【深海鯨】真界鯨 Lv66 四天王 【猫又】 】白孤 Lv52 四天王 99スレ目 3/20 ☆5【鬼っ姫】陽鬼姫 Lv85 四天王 ◆ONIPRIMSRQ 【妖精】黒妖精Lv84 してんのー 【深海鯨】真界鯨 Lv66 四天王 【猫又】 】銀孤 Lv60 四天王 100スレ目 3/21 【深海鯨】真界鯨 Lv66 四天王 【妖精】黒妖精Lv87 してんのー ☆5【鬼っ姫】陽鬼姫 Lv97 四天王 ◆ONIPRIMSRQ 【猫又】 】黒孤 Lv59 四天王 + 101~110 101スレ目 3/22 ☆5【鬼っ姫】陽鬼姫 Lv97 四天王 ⇒Lv100 【妖精】黒妖精Lv87 してんのー 【猫又】 】銀孤 Lv61 四天王 【深海鯨】真界鯨 Lv66 四天王 【アーマーヘッド】Lv47”スターダスト・アーマー” 102スレ目 3/23 【妖精】黒妖精Lv89 してんのー 【深海鯨】真界鯨 Lv73 四天王 【猫又】 】気孤 Lv70 四天王 【アーマーヘッド】Lv55”ディサイシブ・アーマー”<四天王> ◆Armorn3GqI 103スレ目 3/24 【妖精】黒妖精Lv84 してんのー 【深海鯨】真界鯨 Lv73 四天王 【猫又】 】気孤 Lv67 四天王 ☆【ニジリゴケ】苔サブレLv53 104スレ目 3/25 【妖精】黒妖精Lv83 してんのー 【深海鯨】真界鯨 Lv78 四天王 【猫又】 】銀孤 Lv66 四天王 ☆【ニジリゴケ】苔サブレLv58 105スレ目 3/26 【妖精】黒妖精Lv83 してんのー 【深海鯨】真界鯨 Lv78 四天王 【猫又】 】気孤 Lv71 四天王 【吸血鬼】あなたが、コンティニュー出来ないのさ!Lv49 106スレ目 3/27 【妖精】黒妖精Lv93 してんのー 【深海鯨】真界鯨 Lv84 四天王 【猫又】 】仙孤 Lv75 四天王 ☆【ニジリゴケ】コケシLv61 107スレ目 3/28 【妖精】黒妖精Lv98 してんのー 【深海鯨】真界鯨 Lv92 四天王 【猫又】 】善孤 Lv80 四天王 ☆【ニジリゴケ】コケットモンスターLv68 四天王 108スレ目 3/29 【深海鯨】真界鯨 Lv90 四天王 【猫又】 】善孤 Lv80 四天王 ☆【ニジリゴケ】コケイブツLv73 四天王 ☆☆【リビングナイフ】付喪神・妖刀 Lv.65 ◆Knife.EAaA 109スレ目 3/30 【深海鯨】真界鯨 Lv94 四天王 ☆【ニジリゴケ】コケオドシLv81 四天王 【猫又】 】仙孤 Lv79 四天王 ☆☆【リビングナイフ】付喪神・浄刀 Lv.75 四天王 ◆Knife.EAaA 110スレ目 3/31 ☆☆【リビングナイフ】付喪神・光刀 Lv.80 四天王 ◆Knife.EAaA ☆【ニジリゴケ】コケオドシLv80 四天王 【猫又】 】仙孤 Lv79 四天王 ☆☆☆【歌姫】夜雀 Lv69 + 111~120 111スレ目 4/2 ☆☆【リビングナイフ】付喪神・名刀 Lv.61 四天王 ◆Knife.EAaA ☆【ニジリゴケ】コケオドシLv80 四天王 【猫又】 】仙孤 Lv79 四天王 ☆☆☆【歌姫】夜雀 Lv69 112スレ目 4/3 ☆【ニジリゴケ】コケスギランLv89 四天王 ☆☆☆【歌姫】夜雀 Lv81 四天王 【猫又】 】仙孤 Lv79 四天王 【深海鯨】真界鯨 Lv70 113スレ目 4/4 ☆【ニジリゴケ】飛行苔Lv92 四天王 ☆☆☆【歌姫】夜雀 Lv83 四天王 【猫又】 】仙孤 Lv79 四天王 【深海鯨】真界鯨 Lv68 四天王 114スレ目 ☆【ニジリゴケ】コケスギランLv89 四天王 ☆☆☆【歌姫】夜雀 Lv82 四天王 【猫又】 】仙孤 Lv79 四天王 【深海鯨】真界鯨 Lv67 四天王 115スレ目 4/5 ☆☆☆【歌姫】夜雀 Lv83 四天王 【深海鯨】真界鯨 Lv67 四天王 ☆【新参の風祝】 現代っ子の現人神 Lv60 ☆【ニジリゴケ】苔サブレ Lv59 四天王 116スレ目 4/6 ☆【ニジリゴケ】コケットモンスターLv65 四天王 ☆☆☆【歌姫】夜雀 Lv83 四天王 【深海鯨】真界鯨 Lv74 四天王 ☆【新参の風祝】 皮相浅薄な人間 Lv73 四天王 117スレ目 ☆☆☆【歌姫】夜雀 Lv83 四天王 【深海鯨】真界鯨 Lv74 四天王 ☆【新参の風祝】 皮相浅薄な人間 Lv73 四天王 ☆【ニジリゴケ】コケットモンスターLv68 四天王 118スレ目 4/7 ☆【新参の風祝】 皮相浅薄な人間 Lv73 四天王 【アーマーヘッド】Lv56”ディサイシブ・アーマー” ◆Armorn3GqI 【卵】八咫烏+8 Lv62 ☆☆☆【歌姫】夜雀 Lv86 四天王 119スレ目 4/8 ☆☆☆【歌姫】夜雀 Lv86 四天王 ☆【新参の風祝】 皮相浅薄な人間 Lv73 四天王 【卵】八咫烏+7 Lv61 四天王 【アーマーヘッド】Lv52”ソーサラー・アーマー”<四天王> ◆Armorn3GqI 120スレ目 4/9 ☆☆☆【歌姫】夜雀 Lv91 四天王 ☆【新参の風祝】 現代っ子の現人神 Lv75 四天王 【卵】八咫烏+7 Lv61 四天王 【アーマーヘッド】Lv59”ディサイシブ・アーマー”<四天王> ◆Armorn3GqI + 121~130 121スレ目 4/10 ☆☆☆【歌姫】夜雀 Lv97 四天王 【猫又】 】善孤 Lv82 ☆【新参の風祝】 皮相浅薄な人間 Lv79 四天王 【アーマーヘッド】Lv64”スカーレッド・アーマー”<四天王> ◆Armorn3GqI 122スレ目 4/11 ☆☆☆【歌姫】夜雀 Lv96 四天王 【猫又】 】善孤 Lv82 ☆【新参の風祝】 誠に浅く、付和雷同であるッ! Lv82 四天王 【アーマーヘッド】Lv65”セフィロン・アーマー”<四天王> ◆Armorn3GqI 123スレ目 4/12 ☆【新参の風祝】 誠に独善で、土豪劣紳であるッ! Lv87 四天王 【猫又】 】善孤 Lv82 【アーマーヘッド】Lv75”ジャッジメント・アーマー”<四天王> ◆Armorn3GqI ☆6【鬼っ姫】白鬼姫 Lv68 ◆ONIPRIMSRQ 124スレ目 4/13 ☆【新参の風祝】 人気投票一位 Lv95 四天王 【アーマーヘッド】Lv89”アーマー・トリシューラ”<四天王> ◆Armorn3GqI 【猫又】 】善孤 Lv82 ☆6【鬼っ姫】白鬼姫 Lv79 四天王 ◆ONIPRIMSRQ 125スレ目 4/14 ☆【新参の風祝】 人気投票一位 Lv95 四天王 【アーマーヘッド】Lv82”シエンの御霊代”<四天王> 【猫又】 】善孤 Lv82 ☆6【鬼っ姫】白鬼姫 Lv81 四天王 ◆ONIPRIMSRQ 126スレ目 4/15 【アーマーヘッド】Lv94”ダーク・ダイブ・アーマー”<四天王> ◆Armorn3GqI 【猫又】 】善孤 Lv82 ☆6【鬼っ姫】白鬼姫 Lv81 四天王 ◆ONIPRIMSRQ ☆【ニジリゴケ】マッスルゴケLv78 127スレ目 4/16 ☆6【鬼っ姫】白鬼姫 Lv87 四天王 ◆ONIPRIMSRQ 【猫又】 】空孤 Lv86 四天王 ☆【ニジリゴケ】マッスルゴケLv78 四天王 【ムカデ】足最多の猛毒々最凶 Lv.67 128スレ目 4/17 【ムカデ】足最多の猛毒々最凶 Lv.66 四天王 ☆【ニジリゴケ】スワゴケLv77 四天王 ☆6【鬼っ姫】白鬼姫 Lv85 四天王 【猫又】 】空孤 Lv88 四天王 129スレ目 4/18 【卵】八咫烏+8 Lv72 【ムカデ】私こそムシ○ング Lv.73 四天王 ☆【ニジリゴケ】コケオドシLv85 四天王 【猫又】 】白面金毛九尾 Lv95 四天王 130スレ目 4/19 【吸血鬼】永遠に紅き幼い月Lv64 ◆Blood1WiDA ☆☆【リビングナイフ】付喪神・浄刀 Lv.65 ◆Knife.EAaA 【卵】八咫烏+9 Lv88 四天王 【ムカデ】私こそムシ○ング Lv.89 四天王 + 131~140 131スレ目 4/20 【卵】八咫烏+10 Lv86 四天王 【ムカデ】私こそムシ○ング Lv.84 四天王 ☆☆【リビングナイフ】付喪神・怪刀 Lv.60 四天王 ◆Knife.EAaA 【吸血鬼】永遠に紅き幼い月Lv60【四天王】 ◆Blood1WiDA 132スレ目 4/21 【吸血鬼】永遠に紅き幼い月Lv63 四天王 ◆Blood1WiDA ☆☆【リビングナイフ】付喪神・浄刀 Lv.68 四天王 ◆Knife.EAaA 【ムカデ】私こそムシ○ング Lv.88 四天王 ☆☆【ゲイズ】 ゲンナマゲイズ Lv58 133スレ目 4/22 ☆☆【ゲイズ】 ゲンナマゲイズ Lv58 ☆☆【リビングナイフ】付喪神・浄刀 Lv.65 四天王 ◆Knife.EAaA 【吸血鬼】永遠に紅き幼い月Lv66 四天王 ◆Blood1WiDA 【ムカデ】私こそムシ○ング Lv.85 四天王 134スレ目 4/23 ☆☆【ゲイズ】 ゲンナマゲイズLv53 ☆☆【リビングナイフ】付喪神・名刀 Lv.60 四天王 ◆Knife.EAaA :【吸血鬼】永遠に紅き幼い月Lv61【四天王】 ◆Blood1WiDA 【ムカデ】私こそムシ○ング Lv.83 四天王 135スレ目 4/24 【ムカデ】私こそムシ○ング Lv.80 四天王 【吸血鬼】濃霧の吸血鬼Lv60 やらか四天王 ◆z5EK8ITrFw 【ヒヨコ侍】生まれたてのヒヨコ Lv53 ☆☆【リビングナイフ】付喪神・刀 Lv.52 四天王 ◆Knife.EAaA 136スレ目 4/25 【ムカデ】私こそムシ○ング Lv.80 四天王 【吸血鬼】濃霧の吸血鬼Lv60 やらか四天王 ◆z5EK8ITrFw 【ヒヨコ侍】生まれたてのヒヨコ Lv53 ☆☆【リビングナイフ】付喪神・刀 Lv.52 四天王 ◆Knife.EAaA 137スレ目 4/26 【吸血鬼】濃霧の吸血鬼Lv68 四天王 ☆☆【リビングナイフ】付喪神・名刀 Lv.61 四天王 ◆Knife.EAaA 【ムカデ】足最多の猛毒々最凶 Lv.60 四天王 【ヒヨコ侍】生まれたてのハーピー Lv59〈四天王〉 138スレ目 4/27 ☆☆【ゲイズ】 食べさせられた復活草 Lv58 【ヒヨコ侍】神鳥ヒヨコ Lv65<四天王> ☆☆【リビングナイフ】付喪神・妖刀 Lv.66 四天王 ◆Knife.EAaA 【吸血鬼】永遠に幼き紅い月Lv77 四天王 139スレ目 4/28 【吸血鬼】永遠に幼き紅い月Lv76 四天王 【ムカデ】私こそムシ○ング Lv.71 新?四天王 ☆☆【リビングナイフ】付喪神・浄刀 Lv.75 四天王 ◆Knife.EAaA ☆☆【ゲイズ】 たべさせられた復活草 Lv69 四天王 140スレ目 4/29 【ムカデ】私こそムシ○ング Lv.75 四天王 【吸血鬼】永遠に紅い幼き月Lv74 四天王 ☆☆【リビングナイフ】付喪神・怪刀 Lv.72 四天王 ◆Knife.EAaA ☆☆【ゲイズ】 投げられたマンジカブラ Lv64 四天王 + 141~150 141スレ目 4/30 【ムカデ】私こそムシ○ング Lv.79 四天王 【吸血鬼】永遠に紅い幼き月Lv69 四天王 ◆VampirepLE ☆【ボウヤー】パンツァーハルマタンク Lv60 ☆☆【リビングナイフ】付喪神・刀 Lv.52 ◆Knife.EAaA 142スレ目 5/2 【ムカデ】私こそムシ○ング Lv.86 四天王 【吸血鬼】永遠に紅い幼き月Lv69 四天王 ◆VampirepLE ☆【黒妖精】闇妖精Lv63 ☆2【ニジリゴケ】ドストコケスキー Lv59 143スレ目 5/3 【ムカデ】私こそムシ○ング Lv.88 四天王 【吸血鬼】永遠に紅い幼き月Lv65 四天王 ◆VampirepLE 【深海鯨】神界鯨 Lv64 ☆【黒妖精】闇妖精Lv63 144スレ目 5/4 ☆【黒妖精】闇妖精Lv72 【四天王】 ☆2【ニジリゴケ】猫耳ゴケ Lv70 ☆【コウ&ラン】境目に潜む幻術士 Lv66 ☆【ボウヤー】アルマトゥスパンツァーハルマタンク Lv66 145スレ目 5/5 ☆2【ニジリゴケ】猫耳ゴケ Lv71 四天王 ☆【コウ&ラン】境目に潜む幻術士 Lv67 四天王 ◆Armorn3GqI ☆【ボウヤー】アルマトゥスパンツァーハルマタンク Lv65 <四天王> 【深海鯨】真界鯨 Lv59 146スレ目 5/6 [吸血鬼]永遠に紅い幼き月Lv78 ☆2【ニジリゴケ】コケティッシュ Lv76 四天王 ☆【コウ&ラン】不死鳥の幻術士 Lv74 四天王 ◆Armorn3GqI ☆【ボウヤー】アルマトゥスパンツァーハルマシャールタンク Lv72 四天王 147スレ目 5/7 [吸血鬼]永遠に紅い幼き月Lv78 ☆【コウ】不死鳥の幻術士 Lv71 四天王 ◆Armorn3GqI ☆2【ニジリゴケ】猫耳ゴケLv67 四天王 【深海鯨】真界鯨 Lv61 148スレ目 5/8 ☆【コウ】不死鳥の幻術士 Lv72 四天王 ◆Armorn3GqI ☆【ボウヤー】アルマトゥスパンツァーハルマタンク Lv66 ☆2【ニジリゴケ】猫耳ゴケLv65 四天王 【深海鯨】神界鯨 Lv63 四天王 149スレ目 5/9 ☆【コウ】不死鳥の幻術士 Lv71 四天王 ◆Armorn3GqI ☆【ボウヤー】アルマトゥスパンツァーハルマタンク Lv69 四天王 ☆2【ニジリゴケ】苔歩堂Lv65 四天王 【深海鯨】神界鯨 Lv63 四天王 150スレ目 5/10 ☆【コウ】不死鳥の幻術士 Lv78 四天王 ◆Armorn3GqI ☆2【ニジリゴケ】苔野寒梅Lv70 四天王 ☆【ボウヤー】アルマトゥスパンツァーハルマタンク Lv66 四天王 【吸血鬼】濃霧の吸血鬼Lv61 ◆VampirepLE + 151~160 151スレ目 5/11 ☆【コウ】閉じた恋の瞳の幻術士 Lv82 四天王 ◆Armorn3GqI ☆2【ニジリゴケ】苔野寒梅Lv73 四天王 【吸血鬼】永遠に紅き幼い月Lv72 四天王 ◆VampirepLE ☆7【死神娘】銀死神姫 Lv54 ◆Sabor.npQk 152スレ目 5/12 ☆【コウ】不死鳥の幻術士 Lv78 四天王 ◆Armorn3GqI ☆2【ニジリゴケ】苔野寒梅Lv70 四天王 ☆【ボウヤー】アルマトゥスパンツァーハルマタンク Lv66 四天王 【吸血鬼】濃霧の吸血鬼Lv61 ◆VampirepLE 153スレ目 5/13 ☆【コウ】魔法を使う程度の幻術士 Lv97 四天王 ◆Armorn3GqI ☆2【ニジリゴケ】刹那苔Lv88 四天王 【吸血鬼】全世界ナイトメアLv83 四天王 ◆VampirepLE ☆【ボウヤー】アルマトゥスパンツァーハルマタンク Lv69 四天王 154スレ目 5/14 【吸血鬼】ブラッディマジックスクウェアLv87 四天王 ◆VampirepLE ☆【ボウヤー】アイテム焼き払い係 Lv80 四天王 ☆7【死神娘】銀死神姫 Lv64 四天王 ◆Sabor.npQk 【深海鯨】真界鯨 Lv62 155スレ目 5/15 【吸血鬼】スカーレッドデビルLv90 四天王 ◆VampirepLE ☆【ボウヤー】風来人焼き払い係 Lv87 四天王 ☆7【死神娘】銀死神姫 Lv68 四天王 ◆Sabor.npQk 【深海鯨】神界鯨 Lv65 四天王 156スレ目 5/16 ☆【ボウヤー】フロア焼き払い係 Lv91 四天王 【吸血鬼】ブラッディマジックスクウェアLv87 四天王 ◆VampirepLE ☆7【死神娘】銀死神姫 Lv66 四天王 ◆Sabor.npQk 【深海鯨】神界鯨 Lv65 四天王 157スレ目 5/17 【吸血鬼】スカーレッドデビルLv92 四天王 ◆VampirepLE ☆7【死神娘】銀死神姫 Lv74 四天王 ◆Sabor.npQk ☆☆【ゲイズ】 打ち捨てられたマンジカブラ Lv68<四天王> ◆Candid.CpU 【深海鯨】神界鯨 Lv65 四天王 158スレ目 5/18 ☆7【死神娘】銀死神姫 Lv84 四天王 ◆Sabor.npQk ☆☆【ゲイズ】 打ち捨てられたマンジカブラ Lv75 四天王 ◆Candid.CpU 【ヒヨコ侍】霊鳥ハーピー Lv67 【深海鯨】神界鯨 Lv65 四天王 159スレ目 5/19 ☆【マムシ】*3毒で呪う髪飾 Lv.87 四天王 ☆☆【ゲイズ】水の中に落ちた最後のおにぎり 四天王 Lv83 【ヒヨコ侍】天使ハピエル Lv74 【深海鯨】神界鯨 Lv66 160スレ目 5/20 ☆【マムシ】*3毒で呪う髪飾 Lv.89 四天王 ☆☆【ゲイズ】水の中に落ちた最後のおにぎり 四天王 Lv86 【ヒヨコ侍】天使ハピエル Lv79 四天王 【深海鯨】神界鯨 Lv66 四天王 + 161~170 161スレ目 5/21 ☆【マムシ】最後の呪い 髪飾 Lv.97 四天王 【ヒヨコ侍】天使ハピエル Lv79 四天王 ☆☆【ゲイズ】大部屋モンハウゲンナマ祭り Lv70 四天王 ☆【猫又】猫ネコモノ物ガタリ語(金) Lv67 162スレ目 5/22 【ヒヨコ侍】大天使ヒヨコ Lv81 四天王 ☆☆【ゲイズ】打ち捨てられたマンジカブラ Lv72四天王 ☆【猫又】猫ネコモノ物ガタリ語(金) Lv67 ☆【卵】八咫烏+6 Lv66 163スレ目 5/23 【ヒヨコ侍】天使ハピエル Lv77 四天王 ☆☆【ゲイズ】打ち捨てられたマンジカブラ Lv72 四天王 ☆【卵】八咫烏+7 Lv71 四天王 ☆3【ニジリゴケ】永遠に碧く幼き苔Lv66 164スレ目 5/24 【ヒヨコ侍】大天使ハピエル Lv80 四天王 ☆☆【ゲイズ】打ち捨てられたマンジカブラ Lv77 四天王 ☆【卵】八咫烏+6 Lv66 四天王 ☆3【ニジリゴケ】永遠に碧く幼き苔Lv63 四天王 165スレ目 5/29 【ヒヨコ侍】大天使ハピエル Lv80 四天王 ☆☆【ゲイズ】水の中に落ちた最後のおにぎり Lv80 四天王 ☆【卵】八咫烏+7 Lv74 四天王 166スレ目 5/30 ☆【卵】八咫烏+8 Lv78 四天王 ☆☆【ゲイズ】水の中に落とされた最後のおにぎり Lv79 四天王 ☆【吸血鬼】運命を操る程度の能力Lv57 四天王 ☆【猫又】猫ネコモノ物ガタリ語(黒) Lv57 四天王 169スレ目 5/31 ☆【卵】八咫烏+8 Lv88 四天王 ☆☆【ゲイズ】水の中に落とされた最後のおにぎり Lv 79 四天王 ☆☆【リビングナイフ】付喪神・妖刀 Lv.65 ◆Knife.EAaA 【呪刀】千子村正・邪 Lv64 170スレ目 6/1 ☆【卵】八咫烏+9 Lv91 四天王 ☆☆【ゲイズ】水の中に落とされた最後のおにぎり Lv88 四天王 【ヒヨコ侍】大天使ハピエル Lv81 四天王 ☆3【ニジリゴケ】Koke GooseLv77 四天王 + 171〜176 171スレ目 6/2 ☆【卵】八咫烏+9 Lv87 四天王 ☆☆【ゲイズ】最凶のモンスター Lv89 四天王 【ヒヨコ侍】大天使ハピエル Lv70 四天王 ☆3【ニジリゴケ】こうていねんきんLv73 四天王 172スレ目 6/3 ☆☆【タランチュラ】*糸を道として歩くのか Lv.73 ☆3【ニジリゴケ】こうていねんきんLv70 四天王 ☆☆【ゲイズ】最凶のモンスター Lv91 四天王 ☆【卵】八咫烏+9 Lv89 四天王 173スレ目 6/4 【ヒヨコ侍】大天使ハピエル Lv77 ☆☆【ゲイズ】最凶のモンスター Lv93 四天王 ☆☆【タランチュラ】*1糸を道として歩くのか Lv.78 四天王 ☆【卵】八咫烏+9 Lv81 四天王 174スレ目 6/5 ☆☆【タランチュラ】*糸をどれだけ作るのだろう Lv.84 四天王 ☆3【ニジリゴケ】こうていのかほりLv80 ☆【吸血鬼】ありとあらゆるものを破壊する程度の能力Lv80 ◆VampirepLE ☆8【鬼っ姫】紅鬼姫Lv68 ◆ONIPRIMSRQ 174スレ目 6/6 ☆☆【タランチュラ】*糸をどれだけ作るのだろう Lv.82 四天王 ☆3【ニジリゴケ】こうていのかほりLv76 四天王 ☆【吸血鬼】ありとあらゆるものを破壊する程度の能力Lv75 四天王 ◆VampirepLE ☆8【鬼っ姫】紅鬼姫Lv72 四天王 ◆ONIPRIMSRQ 175スレ目 6/7 ☆【吸血鬼】ありとあらゆるものを破壊する程度の能力Lv91 四天王 ◆VampirepLE ☆☆【タランチュラ】縛りつけたお人形さんは何処 Lv.90 四天王 ☆3【ニジリゴケ】ピアノ協奏曲第一番”苔火”Lv86 四天王 ☆8【鬼っ姫】紅鬼姫Lv77 四天王 ◆ONIPRIMSRQ 176スレ目 6/8 ☆【吸血鬼】ありとあらゆるものを破壊する程度の能力Lv91 四天王 ◆VampirepLE ☆☆【タランチュラ】*糸をどれだけ作るのだろう Lv.84 四天王 ☆3【ニジリゴケ】ピアノ協奏曲第一番”苔火”Lv83 四天王 ☆8【鬼っ姫】紅鬼姫Lv73 四天王 ◆ONIPRIMSRQ
https://w.atwiki.jp/sdvx/pages/1663.html
赤より紅い夢 -lucid dream Mix-/ くるぶっこちゃん ( 公式試聴 / 採用コメント ) 「東方紅魔郷リミックス楽曲コンテスト」の第2回配信楽曲 後に「 SOUND VOLTEX ULTIMATE TRACKS - 東方紅魔郷REMIX - 」に収録 原曲は「赤より紅い夢」 ?plugin=ref serial=1139?plugin=ref serial=1139?plugin=ref serial=1139 Lv CHAIN 譜面属性 BPM TIME Version Genre Illustrator Effect NOVICE 03 0537 183 1 58 II09 FLOOR東方アレンジ ふるぼっこちゃん MAD CHILD ADVANCED 09 0853 EXHAUST 13 1217 +難易度投票 NOVICE 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 0 中 0 弱 0 逆詐称 0 ADVANCED 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 0 中 0 弱 0 逆詐称 0 EXHAUST 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 1 中 4 弱 0 逆詐称 0 攻略・解説 譜面・楽曲の攻略についてはこちらへどうぞ 見辛さ解消の為に改行や文頭の編集、不適切なコメントを削除することがあります 名前 コメント ※文頭に[ bgcolor(#aaf){NOV}]、[ bgcolor(#ffa){ADV}]、[ bgcolor(#faa){EXH}]をコピー ペーストすると見やすくなります コメント 楽曲やイラストなどのコメントについてはこちらへどうぞ 難所は左BT右FX分けての演奏と片手でゆるい階段くらい、鍵盤もスッカスカなのでスコアクリアともに弱 -- (名無しさん) 2013-08-30 21 01 57 割と良リミだと思うのだが影が薄いようで悲しい -- (名無しさん) 2015-04-23 18 48 48 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/h_session/pages/8199.html
【ゲームシステム】 NightWizard The 2nd Edition 【GM】 ささにしき(SASAMkII SASAGM) 【開催頻度】 事前予告型(最低1週間前に告知)※進捗により分割になる可能性もあります。 【セッション部屋】 #NW2_SASA(セッションルーム) 【雑談部屋】 #NW2_ささ雑談 【採用ならびにサプリ】 【基本システム】 ●ナイトウィザード The 2nd Edition ※必須 【ソースブック】 ●スクールメイズ … 使用可能 ●ラビリンスシティ … 使用可能 ●ソウルアーツ … 使用可能 ●ファー・ジ・アース … 使用可能 ●レッドムーン … 使用可能 ●ネヴァーサレンダー … 使用可能 【キャラクターメイクについて】 ・GL3、経験点20点で作成 ・S=F∞のクラスは使用できないものとする ・S=F∞の一般技能の取得はなしとする ・S=F∞の魔法、アイテムの取得はできないものとする ・キャラクター作成時の借金はなしとする 【エロ方針】 1.エロールはプレイヤー間、GM間の了承が必要。 2.極度なグロ、スカは禁止 3.陵辱エロースが主体になる……かも 4.BL、ロリペド、ふたなりはGMがあまり得意ではありません 【禁止事項】 1.卓上の同意(GMおよびPL)のないロール&プレイング エロールを含め、行動の前には可能な限り卓内の同意の上で 実施してください 2.過度の猟奇行為 四肢切断やカニバルなど、過度に猟奇的な行為はGMのロールが難しいため、 禁止とさせていただきます。 3.相手に不快感を与えるようなこと全般。 相手の事を考えて行動を心がけてください。 【その他】 相当品ルール採用。あまりにも無茶な設定でなければOKです 【参加PL】 PC1=永野夜澄 PL=悪魔さん PC2=ランジット PL=御影さん PC3=姫(同調者/ディフェンダー) PL=奏さん PC4=E-D PL=雪さん PC5=ルート PL=ジンさん <予告> <開催履歴> <第10話:ハンドアウト> 【捕縛状況】~奴隷~ ~洗脳~ ~捕縛~ <《確率の力》について><条件1:PL全員の同意> <条件2:PC全員がプラーナを1点以上持っていること> <エネミー專用技能の習得について> <特殊戦闘ルール>【衣装破壊ルール】 <予告> 空に紅い月が昇る時、世界は真実の姿をさらけ出す…… 君達はウィザードとしてこの世界の真実に目覚めた。 だが、その真実を前に、君達が選んだのは世界を救うことではなかった。 ウィザードの力を振るえば、イノセントでは何者も抗うことはできない……。 力を振るい、その力でもって蹂躙するという『快感』――― 君達が目覚めたのはそんな強者の愉悦。 だが、そんな君達の愉悦を良としないウィザードたちが君達に迫る。 それらから導かれる確定された自身らの滅びの可能性――― そんな君達の前に現れる、一人の少女。 『この状況を変える力が欲しいか』 そう訪ね、手を差し伸べる少女に、君達は――― NightWizard2nd Edition キャンペーン 【Falling Down】 世界よ、紅き月に抱かれ夜闇に沈め。 <開催履歴> 第一回開催日 2012/9/7 21 00~2 00 リザルト:GL+1、経験点:10+10=20点 第二回開催日 2012/9/14 21 00~2 00 2012/9/22 21:00~2:00 リザルト:GL+1、経験点:10+10=20点 第三回開催日 2012/10/5 21 00~0 00 2012/10/19 21:00~0:00 2012/10/26 21:00~0:00 リザルト:GL+1、経験点:10+10=20点 第四回開催日 2012/11/2 21 00~0 00 2012/11/9 21:00~0:00 2012/11/23 21:00~0:00 リザルト:GL+1、経験点:10+10=20点 第五回開催日 2012/11/30 21 00~0 00 2012/12/7 21:00~0:00 2012/12/21 21:00~0:00 2013/1/11 21:00~0:00 リザルト:GL+1、経験点:10+10=20点 第六回開催日 2013/1/18 21 00~0 00 2013/1/25 21:00~0:00 2013/2/1 21 00~0:00 2013/2/8 21:00~0:00 リザルト:GL+1、経験点:10=10点 <第10話:ハンドアウト> 【捕縛状況】 ~奴隷~ ■ 君島泉(きみしま・いずみ) 状況: ルートの奴隷 設定: 元・輝明学園奥飛騨女子分校符術科教諭 第二話にて同校に潜入した一同に敗れた後、ルートによって陵辱、調教の果てルートに隷属を誓う。 ■ 君島遥(きみしま・はるか) 状況: ランジットの奴隷 設定: 元・輝明学園奥飛騨女子分校校長。 第二話にて同校に潜入した一同に敗れた後、ランジットによって陵辱、調教のに隷属を誓う。 ■ 赤羽くれは(あかばね・くれは) 状況: ランジットの奴隷 設定: 星の巫女の転生体にして、多くの世界を掛けた戦いに赴き勝利してきた歴戦の勇士。 第三話にて一同による調教の果て、屈服。 ランジットの調教の果て自我崩壊し肉奴隷となる。 ■ 赤羽桐華(あかばね・きりか) 状況: ランジットの奴隷 設定: 赤羽くれはの母にして赤羽家を統括する巫女。 第四話にてランジットとくれはによる調教の果て、屈服。 彼らの調教の果て発狂し淫乱となる。 ■ 藤乃=赤羽=ヴァンスタイン(ふじの・あかばね・ヴァンスタイン) 状況: ランジットの奴隷 設定: 赤羽桐華の妹にして古流武術を収めた元ウィザード。 第四話にてランジットとくれはによる調教の果て、屈服し彼の奴隷となる。 ■ 志宝エリス(しほう・えりす) 状況: 永野夜澄の奴隷 設定: 裏界皇帝シャイマールの転生体であった少女。現在は一回のウィザードとして活動している 第三話にて一同による調教の果て、記憶を改竄され夜澄の奴隷となる。 ■ 真行寺望(しんぎょうじ・のぞみ) 状況: 姫の奴隷 設定: 真行寺命の妹にして七柱の巫女の一人。 第4話にて命と共に捕縛され黒百合との逢瀬の果て 自身の意思で黒百合の愛奴隷となる。 ■ 神田和泉(かんだ・いずみ) 状況: 永野夜澄の奴隷 設定: アンゼロットの親衛隊にして彼女の使徒。 第9話の掃討戦に破れ永野夜澄によって奴隷にされる ■ サクラ=ヴァンスタイン 状況: E-Dの奴隷 設定: シュヴァルトライテと名付けられたヴァルキリーシリーズの箒を持つ若輩のウィザード。 その身に“金色の魔王の力の欠片”を持つ。 第四話にて戦いに敗れ、E-Dによる調教の果て奴隷に堕ちる。 ■ 酒匂いぶき(さかわ・いぶき) 状況: E-Dの奴隷 設定: グリムゲルデと名付けられたヴァルキリーシリーズの箒を持つ若輩のウィザード。 サクラとは親友にして共に訓練を乗り越えた同期の戦友でもある。 第四話にて戦いに敗れ、E-Dによる調教の果て奴隷に堕ちる。 ■ 荒戸夏姫(あらと・なつき) 状況: E-Dの奴隷 設定: 荒戸市という某地方都市の名士の長女。 人知れず荒戸市を護る戦いを続けていたが、第9話の掃討戦に敗北。 E-Dの手によって奴隷に堕ちる ■ 乃城聖蘭(のしろ・せいらん) 状況: E-Dの奴隷 設定: 荒戸市という某地方都市を守護する陰陽師一門の長女。 人知れず荒戸市を護る戦いを続けていたが、第9話の掃討戦に敗北。 E-Dの手によって奴隷に堕ちる ■ 緋室灯(ひむろ・あかり) 状況: 姫に従属する巫女 設定: 赤き月の巫女の転生体にして、絶滅社の誇るエースエージェント。 第四話による一同との戦闘に敗れ、姫によって捕囚の身となる。 その後、姫と黒百合による調教により奴隷に堕ちる ■ マユリ=ヴァンシュタイン 状況: 黒百合による捕縛 設定: 赤き月の巫女事変において活躍したウィザードにして灯の友人。 第9話の掃討戦に敗北、黒百合によって捕囚の身となる。 ■ 闇道マリス(あんどう・マリス) 状況: ランジットの奴隷 設定: 裏界・ラビリンスシティで、兄と共に活動していたウィザード。 第11話でルー=サイファー配下の魔王達の裏で策謀し、巫女の力を利用して一同に取って変わろうとするも破れる。 囚われた後、ランジットに犯され、心を折られ、屈服して隷属を誓う ■ アンゼロット(あんぜろっと) 状況: ランジットの奴隷 設定: 長きに渡り世界結界を守り、多くのウィザード達に影響を与えていた「元・世界の守護者」 第12話において、数々の因縁の末一同との決戦に破れ囚われる。 監禁拘束を受け、投薬と調教の結果乳首と淫核が親指大に肥大化し、感度も数十倍になった為、下着も着けられない 快楽に屈し、跪いて慈悲を請い、施設や立場等の全てを喪った事を思い知らされランジットに隷属を誓った ~洗脳~ ※現在洗脳されたNPCはいません ~捕縛~ ■ 真行寺命(しんぎょうじ・みこと) 状況: 姫による捕縛 設定: 神剣ヒルコの継承者にして裏界勇者の転生体。 緋室灯とは前世より紡がれた運命の絆であり、今生においても恋人の関係にある。 第四話による一同との戦闘に敗れ、姫によって捕囚の身となる ■ ノーチェ 状況: E-Dによる捕縛 設定: 絶滅社所属のイタリア出身のうっかり吸血姫。 第9話の掃討戦においてマユリと共に出撃するも敗北。 E-Dの手によって捕縛される <《確率の力》について> PL達は以下の条件が揃った場合のみ、《確率の力》を使用し、GMにセッションに対して状況を変更させることが可能になります 効果は、GMが許す限りほぼ無制限に使用できるものとします。 発動時には代償を使用しますが、もしGMが「できない」とした場合は代償は使用せずに結構です ※イメージ的には【全員が代償払う】、【使用回数無制限の《小さな奇跡》】だと思ってください <条件1:PL全員の同意> PL全員が使用について同意していること。 卓内での合意が得られていない場合には使用できません <条件2:PC全員がプラーナを1点以上持っていること> 代償は各PCのプラーナ1による調教により奴隷に堕ちる 点になります 一人でも代償のプラーナを用意できない場合は使用できません <エネミー專用技能の習得について> 習得できる技能はエネミー特殊技能のみとする(災厄級エネミー技能は習得できない) 取得前にGMに確認を取り、承認を得ること SL1につき経験点10点使用 <特殊戦闘ルール> 【衣装破壊ルール】 対象となるエネミーが衣服や防具を装備している場合、 1.【物理攻撃】もしくは【魔法攻撃】を行う際に、「衣服攻撃を行う」と宣言 2.通常通り【命中】もしくは【魔導】によるジャッジを行い、勝利した場合 【攻撃】、【魔攻】ジャッジを行えなくなる代わりにエネミーの衣装を1段階破壊できる 3.エネミーの衣装の破壊段階により、エネミーは下記のペナルティを受ける ■1段階目:衣服破損■ 身にまとった衣装が一部破壊され肌や下着が少しだけはだけてしまう。 思わず恥らってしまい【行動値】が即座に[-5]される。 これにより行動値がマイナスになった場合その時点でそのラウンドの行動は終了となる。 ■2段階目:衣服全壊■ 身にまとった衣装が全て破壊され、下着だけの姿になってしまう。 これ以降、【防御】と【魔防】のジャッジに-10のペナルティを受ける ■3段階目:裸体露出■ 下着まで破壊され、自らの裸体を晒してしまう。 あまりの事態に特殊バステ【羞恥】状態になる。 【羞恥】状態になった対象は、あらゆる全てのジャッジに-5のペナルティを受ける。 これは、衣服破壊による【防御】と【魔防】のペナルティと重複する
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/584.html
英雄伝説IV 朱紅い雫 11-371~375・419~424・470~474、 12-145~147・168~169・171~172・217~221・223・258~261・489~498 371英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/01/21 21 10 32ID 4GzSOG2S プロローグ(0) ガガーブと呼ばれる大断層により三分された大地。 その分かれた世界の1つ、神々の眠る地「エル・フィルディン」では 2つの勢力が争いを続けていた。 光の神バルドゥスを奉じる「バルドゥス教会」 闇の神オクトゥムを崇める「オクトゥムの使徒」 遥かな昔からの争いの果てに二神は眠りについていたが、 人は未だ巣立ちを迎えることなく神々という名の運命に囚われていた。 372英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/01/21 21 13 32ID 4GzSOG2S プロローグ(1) <物語開始から8年前> バルドゥス教会の聖地カテドラールにいる孤児たちの中に仲の良い1組の兄妹がいた。 「アヴィン(9歳)」と「アイメル(7歳)」 2人は最高導師エスペリウスのもとに引き取られて以来、平和な日々を送っていた。 そんなある日、聖地は謎の集団の襲撃を受けた。 集団のリーダーは、元バルドゥス教会神官のベリアス卿(4、50代?)。 卿の圧倒的な力の前にカテドラールは脆くも陥落した。 集団の狙いはアイメルであった。 エスペリウスの身を犠牲にした抵抗や、力の賢者ガウェイン(53歳)の加勢によって からくもその場から脱出するものの、混乱のなか兄妹は離れ離れになってしまう。 373英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/01/21 21 17 28ID 4GzSOG2S プロローグ(2) アヴィンはガウェインに連れられ、慈悲の賢者レミュラスのもとに預けられた。 アイメルは例の集団から逃げおおせたものの、その行方は誰も知らないという。 妹との離別のショックから立ち直れず当初は塞ぎこんでいたアヴィンだったが、 レミュラスの暖かさと、近くの村に住む少年マイル(10歳)との友情により 次第に明るさを取り戻していった。 穏やかで満ち足りた日々。しかし、兄の心の奥には常に消えることのない想いが・・・ そして8年の月日が流れた。 374英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/01/21 21 19 25ID 4GzSOG2S プロローグ(3) アヴィン17歳の春 賢者レミュラスは自分の死期を悟り、枕元にアヴィンを呼び寄せた。 妹を探す決心をしていたアヴィンに慈悲の賢者は次のことを語った。 アイメルのある理由により闇の勢力に狙われていること。 彼女の安全のためにその行方は極秘とされ、レミュラスにも判らないこと。 そして、妹を探し守るためには力と知恵と優しさが必要であるといい、 そのために知恵の賢者ディナーケンを訪ねるよう助言をした。 最後にバルドゥスの頭と呼ばれる「神宝カベッサ」をアヴィンに託し、 ディナーケンに届けるよう依頼した後に、親代わりを8年間勤めた好々爺は 息を引き取った。 レミュラスの墓前で1人語りかけるアヴィン。 「じいさん・・・それじゃ、俺、行ってくるよ」 375英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/01/21 21 21 46ID 4GzSOG2S 補足 世界観などについていくつか補足をします。面倒な人はスルー。 <神々について> バルドゥスは世界の維持を原理としてうごくもの オクトゥムは破壊と再生により世界を創りかえるもの 別に善と悪ではないという使い古された設定。 <2つの勢力について> バルドゥス教会はドラクエの教会のようにエル・フィルディン全域で普及している。 一方、オクトゥムの使徒は一種の秘密結社。なので一般人にはほとんど知られてはいない。 基本的には使徒が教会などに対して、いろいろと陰謀をめぐらせているという図式。 <3つに分かれた世界について> この話はガガーブ三部作(英雄伝説3~5)の時代的には最初のエピソード。 ストーリーは1作ずつ完結するが、登場人物やアイテムの一部が 後のエピソードに引き継がれていく。 というわけで、他の大陸に行くなんてことはないし、 ガガーブ誕生の謎も4では謎のままです(匂わせる箇所はあるけど)。 あくまでエル・フィルディン内部での話がメイン。 419英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/01/24 20 30 37ID yvtqTSLr 第一部:王都の冒険者(1) 8年間親友であり続けたマイルと共に妹さがしの旅を始めたアヴィン。 出発の際、マイルは父親から餞別に「護りの鈴」を受け取った。 何があっても仲間を大切にするように、と。 途中、エル・フィルディン王都に立ち寄った2人はこれからの旅をスムーズに進めるため自警団や便利屋として活躍する組織、冒険者ギルドで冒険者の認定を受けることにした。 認定試験をクリアし、晴れて冒険者となったアヴィンとマイル。 賢者ディナーケンの館を目指しながら、冒険者としての仕事も忘れてはいなかった。 旅の途上、とある村を占領した盗賊団の事件を、試験の際に知り合った同業者マーティーや、王国のお転婆王女ミューズと共に解決した。 盗賊団の首領は逃亡、彼らの目的が「生命の書」という魔道書であること以外は謎に包まれたままだった。 420英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/01/24 20 33 29ID yvtqTSLr 第一部:王都の冒険者(2) ミューズたちと別れたアヴィン一行は、深い森の奥にあるディナーケンの住居に たどり着いた。 カベッサを受け取った知恵の賢者は、妹アイメルの行方を尋ねるアヴィンに、 自分もそれを知らされていないことを告げた。 しかし、何故アイメルが狙われているのかは知っている、とも。 「彼女は「ドゥルガーの娘」と呼ばれる存在なのだ」 精霊神ドゥルガー。四精霊を統べ、生と死を司る冥府の番人。 「ドゥルガーの娘」は精霊神の代理として奇跡を起こすようさだめられた者である、 と説明したディナーケンは、これ以上のことは教えられないと言い放った。 過酷な運命の元にあるアイメルを闇の勢力から守るには、普通の人間に過ぎない アヴィンでは無理だと結論づけたのだった。 421英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/01/24 20 35 34ID yvtqTSLr 第一部:王都の冒険者(3) 賢者の言葉に心構えの足りなさを自覚したアヴィン達は、一旦王都に引き返すことにした。 だがその帰り道、突如現れた黒髪の少女ルティス(16歳)とその部下の襲撃を受けた 彼らは、少女の魔法によってなすすべも無く気絶させられてしまった。 近くの村人に助けられたアヴィンとマイルは、あの奇妙な2人組の狙いが 神宝カベッサであると見当をつけ急ぎ賢者の館へ引き返すことに。 間一髪間に合ったマイル達。 魔法対策も万全の2人に少女はあえて実力行使を行わず、不満げな部下ともども退却。 彼女は自分たちのことを「オクトゥムの使徒」と名乗っていた。 全てを話す決心をつきかねているディナーケンにアヴィンははっきりと答えた。 幼い頃の妹が、育ての親のレミュラスが自分を信じてくれたように、 そして自分を助けてくれる友の信頼に応えるために、自分の可能性を信じてやりたいと。 422英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/01/24 20 37 53ID yvtqTSLr 第一部:王都の冒険者(4) 知恵の賢者ディナーケンは神話にまで遡って話はじめた。 相反しながら不可分の存在だったバルドゥスとオクトゥムの争い。 光は闇を封印したが、その結果バルドゥスも力尽き、その神体は6つに分かれ ドゥルガーに預けられた。 こうして神々の時代は終わり、人間の時代が始まるかに見えたが・・・ 人間は自立するほどの強さを持ち合わせておらず、2つの宗教をつくりそれにすがった。 それがバルドゥス教会とオクトゥムの使徒。 世界の破壊と再生を望む闇のオクトゥムと同じくその使徒たちもまた、 教会と王国によって統治された今の社会を破壊し、新しい秩序による理想郷を 築こうとしているという。 そして、おそらくはその目的のために永い間ドゥルガーの娘を探しているのだと。 423英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/01/24 20 41 20ID yvtqTSLr 第一部:王都の冒険者(5) アイメルとの再会を望むことは、彼女を運命から、光と闇の争いから守ることでもある。 覚悟を決めたアヴィンに賢者は進むべき道を指し示した。 妹を捜し出せたら教会の聖都ヴァルクドに向かい、現最高導師クロワールを頼ること。 そして、隠し場所を知られてしまった神宝を守るため、聖都に届けてほしいと。 新たな決意を胸に2人は旅を再開した。 親友を巻き込んだことを後悔しているアヴィンにマイルは言った。 「アヴィンの背中は僕が守るよ」 424英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/01/24 20 44 16ID yvtqTSLr 第一部終了。思ったよりだいぶ長くなってしまいました ストーリーを知ってる人は疑問に思ったでしょうが今回から登場するはずのシャノン (マイルに一目ぼれする少女)は、キャラを短くまとめる自信がないのでカットします 出番は多いキャラなのですが・・・ご容赦を ちなみに、年齢が付いているのをメインキャラ扱いにしています 470英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/01/27 22 19 28ID gCdFRyvR 第二部:遠い面影を求めて(1) アイメルの手がかりを求めて旅を続けるアヴィン、マイルの2人組。 その途中で様々な事件、人物と巡り合った。 「迅雷」の二つ名を持つ剣豪であり冒険者、ダグラス。 森の一軒屋に住み、自然と動物を愛する少女アルチェム。 魔法大学の天才少年ラエルとその教師エレノア。 3年前に離れ離れになった姉を捜している工員見習いの少年ルカ。 そして、聖地カテドラールで兄妹の面倒を見ていた女神官オレシアとの偶然の再会。 オレシアは8年前の聖地陥落のさいアイメルと共に修道院に身を寄せて、 今は修道院長となっていた。 彼女から妹の消息を聞けて大喜びするアヴィンだったが・・・ 修道院にアイメルの姿は無かった。 いつの頃からかドゥルガーの囁きを聞くようになったアイメルは、15歳の誕生日に 誰にも相談することなく1人で旅立ってしまったという。 気落ちするアヴィン。 しかし、兄がいつか迎えに来てくれるのがアイメルのたった一つの願いであった ことを知り、気持ちを新たにした。 471英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/01/27 22 21 14ID gCdFRyvR 第二部:遠い面影を求めて(2) 修道院ではもう一つの出会いがあった。 赤毛に青のバンダナをつけた剣の達人、マドラム(36歳) 自らを「15年前の亡霊」と名乗った男は、ドミニクという女性の仇だとして 修道院に滞在していた大神官アバリスの命を狙う。 しかし、オレシアの登場により気分が削がれたと言って去っていった。 オレシアとマドラム、そしてドミニクは昔そろって教会に入信していた。 15年前に起きたある事件によりドミニクは命を落とし、マドラムは教会を 離れることになったという。 その悲劇に大神官が一枚噛んでいたらしいことや、 力の賢者ガウェイン(プロローグ(1)参照)に師事していたことなどを オレシアは語った。 472英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/01/27 22 23 21ID gCdFRyvR 第二部:遠い面影を求めて(3) 今日も今日とて妹捜しの旅を続ける2人の冒険者は、鉄鋼の街ギアで少年ルカと再会した。 似た境遇のアヴィンとルカはお互いの近況を報告しあうが、そのなかで アイメルに似た特徴を持った女の子が北方の寒村、コルナ村に向かったことを知る。 早速出立しようとした彼らの前にオクトゥムの使徒ルティス(第一部(3)参照)が 再び現れ、アヴィン達から神宝カベッサを奪い取ろうと罠を張った。 睡眠薬で2人を眠らせたルティスだったが、後一歩のところでマドラムの妨害に会う。 バルドゥス教会の手の者かと問いかける少女に、男は「光も闇も関係ない」と答えた。 どちらも人の運命を弄ぶ存在にすぎないと。 結社に入った理由を問う男に、少女は答えた。 大切な人たちを失ったとき、バルドゥスは手も差し伸べてくれなかったと。 カベッサを中心に対峙した2人は、工員見習いルカの登場により終わりを告げた。 黒髪の少女を呆然と見つめる少年。ルカが捜していた姉の姿がそこにあった。 とっさにその場を立ち去るマドラムとルティス。 目覚めた後、カベッサの無事を確認したアヴィン&マイルは、元気のないルカを置いて コルナ村へ出発した。 473英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/01/27 22 25 43ID gCdFRyvR 第二部:遠い面影を求めて(4) 雪に埋もれた村、コルナ。この村の外には精霊神ドゥルガーを祭った神殿があるという。 1週間ほど前にアイメルらしき女性が神殿を参拝したという話を聞いたアヴィン達は 訪れた神殿の奥で、一冊の魔力を秘めた古文書を発見した。 先述したラエルとエレノアのおかげで、その本がドゥルガーによる生命の秘蹟、「生命の書」 だと判明したが、覆面の男に奪われてしまう。 覆面の男を追ってギアへ戻ってきた一行が見たものは、魔獣の群れに襲われて 炎に包まれた街や工場の姿だった。 覆面の男たちは生命の書を使って魔獣を召喚していたのだ。 474英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/01/27 22 28 37ID gCdFRyvR 第二部:遠い面影を求めて(5) 魔獣を退治しながら工場の奥へ向かうと、覆面集団のリーダーであるボルゲイドが 工場長を脅して、自分たちオクトゥムの使徒に協力させようとしていた。 工場長の答えは否。ボルゲイドは工場の目玉、高出力の溶鉱炉の破壊を命じた。 抵抗しようとしたルカは、逆に斬りつけられてしまう。 止めを刺そうとするボルゲイドの前にアヴィンとルティスが立ちふさがった。 弟をかばいながら、無関係の者にまで巻き込まないように懇願するルティスに 邪神官ボルゲイドは残酷に告げた。 ルティスのその甘さを断ち切るため、彼女の目の前で弟を殺すように ベリアス卿(プロローグ(1)参照)から指示があったことを。 呆然と立ち尽くすルティス。 その後、マドラスの乱入により邪神官は退却した。 ルカの無事を確認した後、その場を立ち去ろうとするルティスにアヴィンは オクトゥムの使徒となった理由を問いただす。 少女は直接その問いには答えず、不完全で醜い世界を浄化して人々が幸福に暮らせる 理想郷を創ることが使徒の目的だと語った。 そして、弟を救ってくれた例として、アイメルが港町バロアで確認されたとの 情報を教え、去っていった。 145英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/02/08 21 35 31ID TndDR9vW 第二部:遠い面影を求めて(6) 港町バロアで兄妹はついに再開を果たした。 互いの存在を確かめ合うようにしっかりと抱き合うアヴィンとアイメル。 アイメルはバロアの領主、コンロッド男爵の邸宅に身を寄せていた。 15歳の誕生日を迎える少し前から旅に出るよう心に語りかけてきた声に従って修道院を 出たアイメルは、その声に導かれて来た氷の神殿で精霊神ドゥルガーと邂逅したという。 ドゥルガーは彼女を娘と呼び、「胸の奥に眠る想いと情熱があなたを運命から解き放つ」 と言って、バルドゥスの胴「神宝クエルポ」をくれたのだ、と妹は兄に語った。 本当はアヴィンに会うつもりは無かった、自分の運命にお兄ちゃんを巻き込みたくない、 と思いの丈をうちあけるアイメル。そんな妹に兄は言った。 「守ってやるよ。お前をその運命ってやつから。きっと、それが俺の運命だと思うからさ」 途中、アイメルがさらわれる事件が発生。 コンロッドや同じくバロアで知り合った船乗りトーマスと、 彼が操るエル・フィルディン最速の船プラネトス号の活躍により無事解決した。 146英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/02/08 21 37 42ID TndDR9vW 第二部:遠い面影を求めて(7) コンロッド男爵のはからいで王軍の獣車を用意してもらった一行は、聖都ヴァルクドへ 向かう街道の途上にあった。 旅の終着駅を目前にして、アヴィンはマイルに感謝の気持ちを伝えていた。 それに照れながらマイルは、この鈴のおかげかもしれない、と父にもらった「護りの鈴」 大切な人を守ってくれるという鈴、を鳴らしながら答えた。 和気藹々の獣車の前にルティスが飛び出してきた。 鉄鋼の街ギアでの一件から、オクトゥムの使徒としての自分に迷いを感じていたルティス。 彼女は警告した。この先に待ち伏せがいるので急いで引き返すようにと。 その直後、後ろから別の使徒が迫ってきた。 仕方なく聖都まで全速で駆け抜けようとしたアヴィン達だったが 獣車は破壊され、3人は外へ放り出されてしまう。 気を失った彼らの前に、オクトゥムの使徒のリーダー、8年前、聖地を陥落させ 兄妹を引き裂いた張本人であるベリアス卿が配下と共に姿を現した。 147英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/02/08 21 39 50ID TndDR9vW 第二部:遠い面影を求めて(8) ドゥルガーの娘、アイメルを連れて行こうとするベリアス卿とその部下。 弟を殺すよう指示をしたのが卿に間違いないと知ったルティスは、 絶望した末、使徒たちに切りかかり、アヴィンをかばって倒れた。 目を覚まし、応戦していたアヴィンも、直後に魔法を受けて倒れてしまった。 ベリアス卿は気絶しているルティスに向かって言った。 お前の魂の輝きは知っている。今は迷うがいいだろう。いずれ自分の下に戻ってくる、と。 アイメルに近づく卿の前に立ち塞がったのは、マイルだった。 ルティス同様、優れた魂の輝きを感じさせる青年の登場に思わず感心するベリアス卿。 「父さんと・・・約束したんだ・・・大切な人たちを・・・命がけで守るって・・・ やっと会えた兄妹なんだ・・・あなたたちの・・・好きなようにはさせない・・・!」 傷ついた体でアイメルを守ろうとしたが、ベリアス卿の魔法の直撃を受けてしまう。 血だらけで倒れこむマイルを見て卿はつぶやいた。「あれではもう助からぬ」 異変を感じて聖都から駆けつけた賢者ガウェインと僧兵がみたものは、気絶している アヴィンとルティス、そして血まみれの鈴だけだった(2つの神宝も無事) 168英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/02/09 20 42 51ID 73AAy66p 第二部:遠い面影を求めて(9) 聖都ヴァルクド、大聖堂の一室で目を覚ましたアヴィンは、最高導師クロワールと ガウェインから、事の顛末を聞かされた。 「形見」と差し出された護りの鈴を見て激昂するアヴィン。 亡骸はなかったが現場に残された出血量ではおそらく、とガウェイン言葉を濁した。 妹の誘拐と親友の死という現実を突きつけられたアヴィンに出来たことは 力なく崩れ落ちることのみだった。 ベッドに寝かされていたルティスと面会したアヴィン。 弟ルカのところにもいけず、ベリアス卿の下にも戻れず、生きてる理由なんてもうない、 と語るルティスをアヴィンは叱り付けた後、言った。 アイメルを取り戻し、マイルの復讐をやらなくてはならないと。 オクトゥムの使徒の本拠地に乗り込むことを決意したアヴィン。 そんな彼の前にガウェインの元弟子、マドラムが再び現れた。 アヴィンの妹がドゥルガーの娘であり、オクトゥムの使徒にさらわれたことを知った マドラムは彼を大聖堂から連れ出し、本拠地の場所を教えた。 奪われた聖地カテドラール。 オクトゥムの使徒の本拠地は皮肉にも8年前兄妹が暮らしていた場所だった。 なんの目的で自分を連れ出したのかと尋ねるアヴィンに、マドラムは 同じドゥルガーの娘の娘に関わった者のよしみだ、と答えて去っていった。 169英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/02/09 20 44 38ID 73AAy66p 第二部:遠い面影を求めて(10) カテドラールは闇の結界に守られており、アヴィンは中に入ることが出来なかった。 しかも、邪神官ボルゲイドの襲撃を受けてしまう。 後をつけていたルティスが身を挺して彼をかばったおかげで一命を取り留めたアヴィンは 急ぎ駆けつけたガウェインによって、傷ついたルティスと共に聖都に引き戻された。 再び戻ってきた大聖堂で今後の指針を話し合うアヴィン、ガウェインとクロワール。 結界を破るため、全部で6つある神宝を集めてバルドゥスの力を借りることにした アヴィン達は、その手がかりを得るため、不思議な光景が見えるという古代文明の遺跡、 真実の島に向かうことになった。 171英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/02/09 20 45 59ID 73AAy66p 第二部:遠い面影を求めて(11) 真実の島近くの町まで来たアヴィンとガウェイン。そこに大聖堂で静養していたはずの ルティスが姿を見せ、自らの過去を語り始めた。 5年前、魔獣に襲われて両親が亡くなった後、弟ルカと各地を放浪しながら 惨めな生活をしていた彼女は、次第に自分たちを救ってくれなかった光の神を 憎むようになっていった。 その頃にベリアス卿と出会い、不完全な世界を改革して哀しい思いをしなくてすむ 新たな世界を造る、という彼らの教えに心酔して、オクトゥムの使徒に身を投じた のだという。すべては理想のために。 しかし結局、彼女は教えに踊らされた操り人形でしかなかった。 アヴィンをかばって死ぬつもりがそれも叶わなかったので、旅に出て正しい道を 見つけたい、と語り終えたルティスはアヴィンから思わぬ申し出を受けた。 「俺と一緒に来ないか?」 道に迷ったもの同士、助け合えるんじゃないか、と続けたアヴィンを見て、最初は 戸惑っていたルティスもついに承諾した。 172英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/02/09 20 47 15ID 73AAy66p 第二部:遠い面影を求めて(12) 真実の島にある遺跡の内部では、ローブ姿の男がなにやら調べ物をしていた。 ミッシェル・ド・ラップ・ヘブン(28歳)と名乗った男の協力を得て映し出された 映像から、残り4つの神宝の在り処を突き止めることが出来た。 そして、神宝に囲まれて白銀の光に輝く一振りの剣の姿も。 気が付くとミッシェルの姿は無かった。 彼の、まるでエル・フィルディンの生まれではないかのような口ぶりを思い出して 訝る一行だったが、クロワールへの報告のため聖都に戻ることにした。 <真実の島についての補足>(面倒な人はスルー) 二神が眠りに付いた後に地上を支配していた「青の民」の遺跡。 かなり高度な魔法文明を築いていたが、この物語の937年前にある理由によって 大地は三分され、青の民は歴史から姿を消した。 彼らの遺跡はエル・フィルディンだけではなく、他の2つの大陸でもいくつか 発見されていて、ガガーブ三部作を通じて登場してくることになる。 217英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/02/12 01 05 27ID FeZE5gxG 第三部:絆の行方(1) 真実の島で見た映像から、残りの神宝は四精霊の祠に隠されていること、神宝の力を 宿す刀身が必要なことがわかった。 ガウェインは剣を作るため鉄鋼の街ギアに、アヴィンとルティスは神宝集めに出発した。 再び大陸中を巡ることになった2人。 徐々に明るさを取り戻していくルティスとアヴィンとの間には新たな絆が生まれた。 四精霊はオクトゥムの使徒と、彼らが持つ生命の書の力により敵となって襲い掛かって きたが、かつての仲間や女剣士ルキアスの協力を得て4つ全てを集めることが出来た。 神の力を宿すにふさわしい、レアメタルソードも無事完成。 6つの神宝の光がひとつになり、バルドゥス教会の伝承から「神剣エリュシオン」 と名づけられた剣を手にしたアヴィン達は、全てに終止符を打つため、 アイメルのいる禁断の地、カテドラールへ向かった。 218英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/02/12 01 07 24ID FeZE5gxG 第三部のあらすじは上の通りなんですが、いくつか重要なエピソードがあるので 以下ではそちらの補完をしていきます。ついでに補足も書いておきます。 <精霊と神宝についての補足>(面倒な人はスルー) 精霊神ドゥルガー(始まりの精霊) → 逞しき神の胴クエルポ 麗しき水のスコティア → 俊敏なる神の右足デレピエ 優しき風のイドゥン → 雄雄しき神の右腕デレブラ 豊穣たる地のネフティス → 大地を耕し人を育みし神の左腕イスブラ 猛き炎のザール → 音立てぬ神の左足イスピエ そして教会に伝わる、無限なる叡智を秘めたる神の頭カベッサ 精霊は光と闇の相克では中立を保ち、大地を造ったとされる。 ドゥルガーは生命の母であり、死を司る神でもある。四精霊はドゥルガーの眷属。 光は闇を封じたが、元々表裏一体のためにバルドゥスの体も6つに砕けてしまう。 その際に、中立の立場だったドゥルガーに自らの体(神宝)を託した。 219英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/02/12 01 08 58ID FeZE5gxG 第三部:絆の行方(2)~ルティスとルカ、姉弟の再会~ 鉄鋼の街ギアに着いたルティス達は、レアメタルソード作りを手伝うことになった。 アヴィンは工員として働いているルカに会うよう勧めるが、中途半端な今の自分では弟に 会えないと頑なに拒否されてしまう。 そこにオクトゥムの使徒が襲来してきた。ギアの動きを嗅ぎつけて妨害をしにきたようだ。 ルカが鉱山に閉じ込められたと聞かされて取り乱すもののアヴィンに諭され、 結果、無事に弟を救出することが出来た。 たったひとりの家族との3年越しの再会。 泣きじゃくる弟を抱きしめながら、ずっと会いたかった、とこれまでの想いを姉は やっと口にすることができた。 残りの神宝を探すためギア出発したアヴィンの傍らには、ルティスがいた。 弟のそばにいてやらなくていいのか、尋ねるアヴィンに、彼女は次のように答えた。 自分にもまだ残っていた、大切なものを守るためにあなたの旅についていく。 「そう思う気持ちだけは、本当だと思えるから」 220英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/02/12 01 10 51ID FeZE5gxG 第三部:絆の行方(3)~銀髪の青年~ 神宝を求める旅をしていくなかで、使徒たちを率いる銀髪の青年の情報が 度々耳に入ってきた。 相当の使い手らしいことまでしか分かっていなかったが、その正体は 意外な形で明らかになった。 銀髪の青年は、なんと死んだと思われていた親友のマイルだった。 遺体が見つからなかったことから一縷の望みを抱いていたアヴィンだったが、 2人の再会は喜びと感動、というわけにはいかなかった。 彼は外観(金髪→銀髪)だけではなく、内面も大きく変わってしまっていた。 アヴィンにオクトゥムの教えを説き、自分たちの側へ来ないかと誘うマイルに、 困惑を隠すことが出来なかった。 このマイルはマイルではない、と確信したアヴィン。 その後のやり取りから、ベリアス卿がマイルの体を操っていることが判明。 ルティスや同行していた仲間の救援によって、マイルは退却した。 計画の最終段階を迎えているためカテドラールから動けない卿の代理人、 それが今のマイルの姿だったが、アヴィンは彼が生きていたということを 嬉しく感じていた。 「アイメルもマイルも俺の大切な家族だ。2人とも絶対に助けてみせるさ」 221英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/02/12 01 12 33ID FeZE5gxG 第三部:絆の行方(4)~異国の大魔法使い~ 幾多の困難の末に5つの神宝を集めたアヴィン、ルティス、ガウェインの一行は、 最後の1つを目指して南の孤島、カナピアに向かうことにした。 船乗りトーマスとプラネトス号(第二部(6)参照)の協力を得て海に乗り出しは したのだが、周囲の地脈の乱れによる荒波のため、島に近づくことは出来なかった。 引き返す途中、真実の島で出会ったミッシェル(第二部(12)参照)と再会する。 相変わらずの奇妙な物言いや、聞きなれないアクセントなどを追求されて、ついに 彼は自らの素性を明かした。 ガガーブの彼方にある、もう一つの世界「ティラスイール」からやってきた、と。 ガガーブを踏破した最初の人間を目の前にして驚きを隠せない4人。 転位魔法で大陸間を飛び越えるという常人ならざる方法でエル・フィルディンに やってきた彼の目的は、この地で邪悪な波動を感じ取ったから、とのことだった。 その正体を確かめるべく、真実の島の遺跡を調査していたところで アヴィン達と出会ったのだという。 以来、エル・フィルディン各地をまわって、闇の使徒の動きや、アヴィン達の目的を 知った彼は、これは人間全ての問題だ、と言って、一行に協力を申し出た。 そのミッシェルの力添えもあって、カナピア上陸を無事成功させることができた。 223英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/02/12 01 15 54ID FeZE5gxG 次回も引き続き第三部の補完です 旧版とは、場面こそ同じですがだいぶ違った展開になってます <ティラスイールについての補足>(面倒な人はスルー) 英雄伝説Ⅲ~白き魔女~ の舞台。 位置的にはエル・フィルディンの東方にある大陸で8つの国に分かれている。 白魔法や黒魔法、精霊魔法と魔法体系がしっかりあるエル・フィルディンとは違い、 ティラスイールではほとんどの人は魔法を知らなかった。 (なんでミッシェルだけ反則気味に強い魔法の使い手になったかは今ひとつ謎) IVの時代から約25年後に、ミッシェルによってカンド、チャッペルという 2系統の魔法が広まった。 先人たちの想いを引き継ぐことになった一組の少年少女のお話は、この物語から 55年後になる。 258英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/02/13 19 42 08ID I9l4K/SE 第三部:絆の行方(5)~カナピア、15年前の悲劇(前編)~ ドゥルガーの娘。神の声を聞くことが出来る巫女。 彼女たちは血筋とは無関係に選ばれ、あらゆる時代に存在する。 アイメルが生まれる前、運命を背負っていたのはドミニクという女性だった。 南国の小さな島、カナピアで生まれ育ったドミニクにはマドラムという幼なじみの 男の子がいた。 2人は共にバルドゥス教会に入信し、ドミニクは修道女、マドラムは賢者ガウェインの 元で僧兵として修行を積んでいた。 いつまでも続くと思われた平穏な日々は、15年前、ドミニクが20歳のときに ドゥルガーの声を聞いてしまったことで唐突に終わりを告げた。 その頃は、教会脱退したベリアス卿がオクトゥムの使徒内部で頭角を現し、彼らの 活動が活発化していた時期であった。 教会はドミニクの身の安全を守るため、しばらく彼女を生まれ故郷のカナピアに 隠れさせることを決め、護衛としてマドラムをつけることにした。 259英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/02/13 19 43 39ID I9l4K/SE 第三部:絆の行方(6)~カナピア、15年前の悲劇(後編)~ しかし、情報は敵に筒抜けだった。闇の使徒たちはカナピアを急襲。 多勢に無勢の2人は時間稼ぎをして教会の救援を待つことにしたが、 当時その地域一帯の教区長だったアバリス(第二部(2)参照)に救援要請を 無視されたことで孤立無援となってしまった。 ガウェインと僧兵たちが駆けつけたとき、マドラムはドミニクの亡骸を抱えて うずくまっていた。 自分が狙われていることを自覚したドミニクが、マドラムを庇い、半ば自ら 死を選んだ後だった。 マドラムは姿をくらまし、以後、彼は血塗られた修羅の道を歩むことになった。 光と闇の争いに巻き込まれて命を落とした女性を想い続けながら。 15年前の自分と同じ運命を負った青年と出会うまでは。 彼は青年に問いかけた。なぜバルドゥスの力を求めるのか。 「人はこれ以上、神という運命に縛られるべきではない」 彼はその答えを、かつての悲劇の舞台であり、最後の神宝の在り処でもある島、 カナピアで受け取ることになる。 260英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/02/13 19 46 00ID I9l4K/SE 第三部:絆の行方(7)~赤毛の修羅(前編)~ カナピアに到着したアヴィン、ルティス、ミッシェルは、ガウェインの案内で ドミニクのお墓参りをすることになった。 降りしきる雨の中、彼女が好きだった白百合の花を供えたガウェイン。 マドラムを修羅の道から日のあたる暖かい場所に導いてやってほしい、と祈りを捧げる 師匠の前に、元弟子が姿を現した。 赤毛の修羅はアヴィンに言った。答えを聞かせてもらおう。 アヴィンは答えた。光を信じているわけでも、闇を憎んでいるわけでもない。 「俺はただアイメルとマイルを助けるために神宝を集める旅をしている。 それが・・・俺とあいつらの絆だから!」 人と人との絆など神々という運命の前には弱くはかないものだ。 そう言いながらマドラムは剣を抜き、神宝を賭けての勝負を挑んだ。 ドゥルガーの娘に深く関わった者同士の決闘。 運命を越えてまで、絆を守る力があるか否か。 神宝に込められた仲間たちの想いが、アヴィンに勇気と力を与える。 しかし、勝負はマドラスの勝ちで終わった。 「あるいは、お前なら・・・俺の修羅を断ち切ってくれると思ったのだが」 ドミニクのような人を2度と出さないために、神という運命を断ち切ろうと 15年間を生きてきたマドラム。 手傷を負いながらも5つの神宝を奪った彼は、最後のひとつを手に入れ、 すべてを砕いて終わりにするために、精霊の祠へ向かった。 261英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/02/13 19 48 20ID I9l4K/SE 第三部:絆の行方(8)~赤毛の修羅(後編)~ 祠の内部でマドラムは、精霊を邪気に染めようと企む邪神官ボルゲイドと対峙した。 戦いの最中、邪神官はマドラムに残酷な告白をした。 15年前、捕らえるはずだったドミニクを殺してしまったのは自分だ、と。 後を追って祠にたどり着いたアヴィン達は、マドラムが倒れているのを発見した。 怒りに我を忘れた彼は、その隙を突かれてしまったのだ。 マドラムは奪った神宝をアヴィンに返し、ボルゲイドを止めるよう頼みながら 意識を失った。 アヴィン達を前にして、ボルゲイドはベリアス卿の計画を明かした。 ドゥルガーの娘の力を使って冥府の門を開き、オクトゥムを目覚めさせること。 カテドラールの地下にて門は既に開き、闇の神は目覚めつつあるという。 オクトゥムの力が流れ込むことで強大な力を得たボルゲイドの攻撃に苦戦する一行。 そこに手負いのマドラムが登場した。 彼は最後の力を振り絞って邪神官にしがみつき、彼もろとも自爆して刺し違えた。 「アヴィンよ・・・まだまだ青いが・・・お前には見込みがある。 俺の想いも・・・お前に託させてもらうぞ」 マドラムの死を悲しみながらも、彼の想いを無駄にしないために、アヴィン達は 精霊の待つ祭壇へと進んだ。 489英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/02/24 20 50 25ID te7biask 第四部:朱紅い雫(0) ~約20年前~ バルドゥス教会の神官であり、未来の最高導師として期待されていた若き日の ベリアス卿は、真実の島である啓示を受けた。 今から何十年か後に、この世界を消し去るほどの災厄が起きる。 千年前、ある事故により大地が引き裂かれ、ガガーブが誕生したときのような、 いや、それ以上の大惨事が。 その日を境に彼は教会を脱退し、オクトゥムの使徒へと転身を遂げた。 闇の神の力を持って来るべき大災厄を防ぐ、その目的のためだけに。 オクトゥム復活に必要なものは全部で3つ。 鍵となるドゥルガーの娘、生命の書、そして神が封印された地、カテドラール。 20年の歳月の末に全てを揃えた今、彼の計画は最終段階を迎えつつあった。 490英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/02/24 20 52 07ID te7biask 第四部:朱紅い雫(1) ~バルドゥス教典の一節~ 砕けしバルドゥスの欠片、鋼よりも硬く、羽根より軽き刀身に宿りて 大いなる闇をうちはらう一条の光明とならん その名、神剣エリュシオンという かの剣を手にする者、妙なる輝きをもって 永きにわたる光と闇の相克に終止符を打てり 人、大いなる巣立ちの季節を迎えん 神剣エリュシオンの力で結界を破り、カテドラールへ進入した アヴィン、ルティス、ガウェイン、ミッシェルの4人。 地下にいるアイメルを目指す一行の前に、ベリアス卿が現れた。 ルティスはベリアス卿に言った。 あなたを尊敬し、感謝している。しかし、自分は進むべき道を見つけた。 汚くて不完全であっても大切な人々の住む、暖かい世界で生きたい、と。 彼女の覚悟を聞き、それを認めた卿は、さらに地下深く去っていった。 後を追いかけようとする4人に、操られたマイルが立ち塞がった。 彼を呪縛から解き放とうとするアヴィンは、何度も攻撃を受けながら 必死に近づいていく。そして・・・ アヴィンの覚悟と、護りの鈴の音色が親友を正気に導いた。 491英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/02/24 20 53 55ID te7biask 第四部:朱紅い雫(2) 自分を取り戻したマイルが先導役を買って、地下を降りていくアヴィン達。 途中、幾度と無く闇の使徒達の妨害を受けるが、かつての仲間たちや、 殿を引き受けたミッシェルの活躍で、ついに最下層へたどり着いた。 そこには、魔方陣の上に倒れているアイメルと儀式を行うベリアス卿の姿があった。 オクトゥム復活を目の前にし、真の目的を語るベリアス卿。 世界を襲う災厄の存在に一行は驚愕したが、だからといって 多大な犠牲を払うであろう闇の神の復活を、彼らは容認できなかった。 人は不完全な存在だ、と言い放つ卿に対して、人の強さを信じる、としたアヴィン達。 もはや言葉は無用。 理想のため、人の身すらも捨て襲い掛かるベリアス卿を、彼らは打ち倒した。 しかし、あと一歩、間に合わなかった。 破壊と再生の神オクトゥムは、アイメルを取り込むことで現世によみがえった。 妹を返してほしいと迫るアヴィンに神は告げた。 (世界を創り替える)闇の原理に則り、それ以外の目的で動くことはできない。 取り戻したいのであれば破壊するしかない。 光と闇の争いには興味がない。けど、アイメルが戻ってくるなら。 その想いを胸に、アヴィンは神剣を手に取り、神と戦う決意をした。 492英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/02/24 20 55 38ID te7biask 第四部:朱紅い雫(3) 「これが人の魂の輝きか・・・どうやら巣立ちの季節が訪れたようだ・・・」 激闘の末にオクトゥムは消滅。アイメルを取り戻して喜び合うアヴィン達。 そこに姿を現したのは瀕死のベリアス卿だった。 世界の命綱を切ってしまったと非難する卿に、可能性に賭けて他の道を探す 決心を述べるアヴィン。 「後悔だけはすまい・・・」そう語る卿はどこか羨ましそうにアヴィンを見ていた。 オクトゥムが消えたことで、その身を捧げていたベリアス卿の肉体は消滅した。 そして、闇の力でかりそめの命を与えられていたに過ぎないマイルの体も・・・ マイルは全てを知り、受け入れた上で最後の戦いに臨んでいた。 「それでも・・・僕はアヴィンの力になりたかった。それが僕の望みだったから」 これから君には幸せが待っている。そうアヴィンに言った後、彼の体は、消えた。 493英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/02/24 20 57 52ID te7biask 第四部:朱紅い雫(4) 残された護りの鈴の前で膝を突き、号泣するアヴィン。 そのとき、神剣エリュシオンが光を放ちながら宙に浮かびあがった。 バルドゥスの声が、意思が、神剣を通じてアヴィン達に聞こえてくる。 人の魂の輝き、想いの強さをアヴィン達の旅から知ったバルドゥス。 (世界を保ち続ける)光の原理に則り、それ以外の目的で動くことはできないが、 マイルを蘇らせて欲しいと願う一行へのせめてもの礼として、冥府門を開き、 彼を連れ戻す最後の機会を与えた。 失敗すれば命はないことを承知で飛び込んだアヴィン。 暗闇の中を落ち続けていくうちに、2人の絆のあかしを思い出した彼は、 護りの鈴の導きで、ついにマイルを見つけることができた。 「俺をだましていた罪は重いぞ。帰ったら、一発殴らせてもらうからな」 「君ってやつは・・・短気で・・・無茶で・・・強引で・・・」 2人の帰りを待ちわびる仲間たちの声を聞きながら、アヴィンとマイルは生還した。 494英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/02/24 20 59 48ID te7biask 第四部:朱紅い雫(5) 2人の無事を喜ぶ一行だったが、いつの間にかエリュシオンから神気が無くなっていた。 不思議に思う彼らの前に、アイメルを通じて精霊神ドゥルガーが出現した。 精霊神からバルドゥスとオクトゥムが旅立ったと聞いて、彼らは驚きを隠せなかった。 光と闇は表裏一体。もとは1つの存在であり、2つにわかれて争っていたのは 人が神を必要としていたからだ、と語るドゥルガー。 人は1人では生きていけず、かといって自分たちだけで連帯することもできない。 光と闇という、わかいやすい器があってはじめて集団となり生きていくことができた。 その代償として互いに争うことになろうとも。 光と闇が去り、自分も果てのない眠りにつくことになるが、 神々の時代が終わったいまこそ、人は自分の足で大地に立たなければならない。 そう言った後、ドゥルガーはこう続けた。 「朱紅い雫を輝かせるとき、人はもはや、無力な存在ではないのだから」 人の情熱と想い。胸の奥で輝く、朱紅い雫。 ひとつひとつは小さくても、響き合えば、運命を揺り動かすほど強く、大きくなる。 495英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/02/24 21 01 02ID te7biask 第四部:朱紅い雫(6) 聖都ヴァルクドに戻ってきた一行はこれからの方針を話し合った後、解散した。 ルティスも弟ルカのところへ帰るのだと思っていたアヴィンだったが・・・ 「私の旅は、まだ終わっていないから」 出立の前の日、ルティスはアヴィンにこれからの予定を話した。 ベリアス卿の死を信じず、いまだ抵抗を続けている使徒たちを説得するために 旅を続けるという。 闇を抱えながら光を掴めた自分にしかできないことだと彼女は言った。 アヴィンは自分の気持ちを言葉に出そうとするが、ルティスに遮られてしまった。 その先を聞いてしまったら、私はきっとあなたに頼ってしまうから。 「だったら・・・待つとするさ」 やるべきことを終えたら自分のところに来て欲しい。続きの言葉はそのときに言う。 ルティスはアヴィンの手を握りしめて、あなたの所に必ず帰ってくる、と答えた。 496英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/02/24 21 02 27ID te7biask エピローグ アヴィンはミッシェルと別れる際に、エリュシオンを彼に託した。 この剣はエル・フィルディンには必要ない。 別の大地で、必要としている人間に渡して欲しい、という言葉とともに。 それから季節は巡り、しばらくの時が流れた。 教会によって発表された神々の時代の終わりと、人の時代の始まり。 その衝撃から人々は徐々に立ち直りつつあった、そのころ・・・ 妹や親友と共に暮らしていたアヴィン。 薪割りの仕事を終えて戻る途中、背中から懐かしい声が聞こえてくる。 「おかえり、ルティス」「ただいま・・・アヴィン・・・!」 497英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/02/24 21 04 26ID te7biask ラストシーン 長年の夢だった船でのガガーブ踏破に挑もうとする船乗りトーマスと、 ベリアス卿が見た災厄の正体を確かめるべく、第三の大陸に渡ろうと考えていた ミッシェルは、互いに協力してガガーブの調査を行っていた。 プラネトス号の甲板上で、ガガーブ越えに必要な新型エンジンについて話し合っていた 2人の話題は、いつの間にか、アヴィンから託された神剣に移っていた。 古代語で「神々の楽園」を意味する神剣エリュシオン。 神々が消えた時代には似つかわしくない、ということで、 新しい時代にふさわしい新たな名前をつけることに。 考えた末にミッシェルは言った。「エスペランサー」というのはどうか。 トーマスに意味を尋ねられた彼は、こう答えた。 「『希望を拓くもの』という意味です」 ~完~ 498英雄伝説IV~朱紅い雫~sage05/02/24 21 07 45ID te7biask だいぶ遅れてしまいましたがこれで完結です ラストの場面はある意味5のプロローグといった感じです エスペランサーのその後は、3を引き受けた方が詳しく書いています
https://w.atwiki.jp/seadra-library/pages/22.html
1 2 3 第6話 緑の魔術師と人喰いキュウリ← →第8話 地獄のラーメン対決
https://w.atwiki.jp/tsubaki/pages/324.html
《紅い悪魔 レミリア・スカーレット》 効果モンスター 星8/闇属性/悪魔族/攻3600/守500 フィールド上に《紅魔館》が存在している場合、このカードの召喚に必要な生け贄を1体減らす事ができる。 このカードの攻撃力は、互いのフィールド上と墓地に存在する水属性・光属性モンスター1体につき 300ポイントダウンする。 このカードが破壊され墓地に送られた時、自分のデッキから《紅魔の蝙蝠》を自分フィールド上に可能な限り特殊召喚する。
https://w.atwiki.jp/tokyograil/pages/34.html
折木奉太郎&アサシン ◆Gnjocyz9X2 多くの学生が夢見るのは薔薇色の青春だ。 部活動。友情。恋愛。 それらに彩られた華やかな高校生活を望むだろう。 尤も、俺は――――折木奉太郎は、そんなことに興味は無かったのだが。 やらなくていいことは、やらない。 やるべきことは手短に。 それこそが自分のモットー、省エネ主義というものだ。 毎日を平穏に過ごせるのなら、灰色の高校生活でも良い。 無味無色の静かな青春でも構わない。 そう思っていた。 ――――折木さん! 姉の命令で古典部に入部するまでは。 部活で出会ったのは、町の名家のご令嬢。 名前は千反田える。 思えば、氷菓の秘密を解き明かしたことが始まりだったか。 古典部の文集である氷菓、それに記された千反田の叔父の真相を解き明かして以来。 千反田は俺を「探偵役」として頼る様になった。 天真爛漫、そして好奇心旺盛。 そんなあいつの「気になること」に毎度付き合わされ、その謎を解き続けてきた。 最初は面倒だと思ってたし、のらりくらりと避けようとさえ思っていた。 しかし、そんな現状に居心地の良さを感じつつある自分がいた。 自分を特別扱いしてくれるあいつを意識しつつある自分がいた。 いつしか彼女の存在が自分の中で大きくなりつつあることに気付き始めていた。 自覚しつつある想いが、自らの主義に反することも理解していた。 これがジレンマという奴だろうか。 伊原のアプローチを躱し続けてきた里志も、こんな思いを感じていたのだろうか。 ――――ねえホータロー、『願いを叶える紅い満月』の話って知ってるかい? そして、唐突な始まりはそんな噂話から。 友人の福部里志から聞かされた、些細で胡散臭いオカルト話である。 ◇◇◇◇ 「はぁっ――――はぁっ――――」 真夜中の路地裏を、ふらふらと小走りで進む自分がいる。 何故俺はこんな所にいるのだろう。 記憶はぼんやりと覚えている。 自宅の窓から『紅い満月』を偶然目撃して――――― そこから意識が途絶えている。 気がつけば、見慣れぬ都市で自分は彷徨っていた。 此処はどこなのだろうか。 ただ漠然と解るのは、此処が自分の知る町ではないということ。 足下に転がるゴミを意に介さず、小汚い路地裏を進んでいく。 理屈ではなく、推理でもなく。 ただ『行かなければならない』という感情に動かされて。 この先に何かがあるということを、頭ではなく心で理解していた。 何があるのか。 解らない。 だが、何かがある。 そんな曖昧な直感を頼りに、歩を進めていた矢先。 ―――――ベチャリ。 靴の裏が認識したのは異物の感触。 咄嗟に足を止めてしまう自分。 恐る恐る足下を見下ろし、月明かりに照らされる『それ』を目に焼き付ける。 紅。 紅。 紅。 紅。 あの時の満月のような紅。 ペンキを一面に打ち撒けたかのような紅。 よく出来た塗料だ。 余りにも精巧で、まるで本物そっくりだ。 自身の頭が現実を認識することを拒む。 小刻みに震えだす自分がいる。 ただただ、目の前の事象を理解したくない。 そう思っていたのに、俺の視線は路地の先へと。 そして、『真上』へと向けられる。 ―――巨大な、蜘蛛の巣だ。 路地を挟むビルの間に、有り得ないサイズの蜘蛛の巣が張り巡らされている。 蜘蛛が捕らえるのは蝶などの昆虫。 だが、あの蜘蛛の巣に捕らえられているのは。 月の光に照らされ、俺はそれを認識してしまった。 身体中を糸で雁字搦めにされた女性。 全身を裂かれ、血をポタポタと垂らし続ける女性。 手足を切り落とされ、達磨同然となっている女性。 「っ、おげえ゛え゛え゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛――――!」 ついに耐え切れず、俺は胃の中のものを吐瀉物として地面に吐き出してしまった。 有り得ない。有り得ない、有り得ない。 こんなの夢に決まっている。 どうせたちの悪い夢だろう。余りにも非現実的だ。 「ひひひへはははは、あははははハハハ、ハハハハハハハハハハハハ―――――――!!!!!!」 そんな俺の現実逃避を踏み躙る様に、狂った哄笑が響き渡る。 声の主は―――――『蜘蛛の巣を張り巡らす怪物』。 あの女性達を蜘蛛の巣に嵌めて惨殺したであろう張本人 文字通り蜘蛛の如く巣にしがみついていた軍服姿の男は、颯爽と地面へと降り立つ。 「御機嫌よう我が主よ、お目にかかれて光栄の至り」 軍服姿の男は慇懃無礼な笑みを浮かべながら、こちらへ会釈をしてくる。 ――――我が主? こいつは何を言っている。 俺が、この男の主? 言っている意味が、分からない。 兎に角理解が及ばない。現状を上手く認知出来ない。 脳内の警鐘がけたたましく鳴り響いている。 だが、そんな中で自分の頭は現状をどこか客観的に理解していた。 否、この『東京』に導かれた時点で。 何もかも解っていたのかもしれない。 そう、これは殺し合いだ。 願いを叶える為の――――――――― 「私はアサシンのサーヴァント、真名は『紅蜘蛛“ロート・シュピーネ”』。 以後お見知りおきを」 今の俺は、全てを理解していた。 紅い月に導かれた者達による『聖杯戦争』。 マスターとなった者はサーヴァントと呼ばれる従者を率い、殺し合う。 俺がこの路地裏を進んだのは、サーヴァントの存在を無意識に感じ取っていたから。 そして。 俺を選んだのは、醜悪な化物だった。 人の命を踏み躙ることに何の呵責も覚えない――――最低の狂人。 ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ 『――――××時になりました、ニュースの時間です』 『先日、相次いで発生した女性の行方不明事件――――』 あの出来事から幾日経っただろうか。 マンションの自宅、仄暗い食卓にてズルズルとカップ麺を啜りつつテレビへと目を向ける。 ニュース番組で報道されているのは女性の行方不明事件、殺人事件など。 いずれも物騒な出来事ばかりだ。その上近場でも何件か事件が発生しているらしい。 夜中に出歩く女性は毎日注意を払っているのだろうか。 実際に遭遇した際には、どうするのか。 他人事の様に考えながら、麺を箸で口に運ぶ。 (…あいつの仕業なんだろうな) しかし、今の自分に取っては他人事などではなかった。 あの日見た凄惨な殺人現場。 月夜に浮かぶ蜘蛛の巣。 そして、人知を超越した怪人。 ほんの少し前までは未知の世界だった出来事が、今では間近に感じられてしまう。 ――――紅い満月? ――――そんなオカルトじみた話、ある訳ないだろ。 そう思っていたのも、何日前のことだったか。 今となっては、認めたくないとさえ感じている。 あの悪夢を目の当たりにして以来――――― 「自らは自宅に引き蘢り、身の安全を確保ですか。 随分と気楽なものだ。いや、寧ろそれも戦略の一つと言うべきですかねぇ」 唐突に背後から声が響く。 びくりと一瞬背筋が震えるも、すぐに俺は振り返る。 「ア、アサシン…」 「いえいえ、ご冗談ですよ。寧ろ私としてはその方が好都合。 貴方はマスターとしては弱小だ。ですので、下手に出歩くよりは得策でしょう」 いつの間にか俺の背後に立っていたのは軍服姿の醜悪な男。 自分に与えられた唯一の従者、アサシンことロート・シュピーネ。 シュピーネは不敵な笑みを浮かべ、こちらに会釈をしてくる。 ――――こいつは、いつもこんな調子だ。 物腰こそ礼儀正しいが、その実こちらを見下している。 無力な俺を嘲笑うように気味の悪い笑みを浮かべている。 この幾日でこいつの性格は大まかに把握出来ている。 そして、俺の知らぬ間に何をしているのかも――――何となく。 「…また、誰かを殺しに行ってたのか」 「さぁ。どうでしょうねぇ?少なくとも私は情報収集の為に外へ赴いていたのですけどね」 ニヤニヤと笑みを浮かべながらシュピーネは答える。 声色、表情から見て取れる。 諜報活動を行っていたことは事実だろう。 現にこいつは勝つ為にここに来ている――――聖杯に望む願いがあるのだから。 その為に行動を起こすことは至極真っ当だ。 だが、ただの情報収集だけで終わらせる程真っ当な人間でないことも理解している。 魔力収集の為に、快楽の為に。 この男は何人も殺し、何人も犯しているのだから。 「なあアサシン、もういい加減―――――――」 「あぁマスター、先んじて言っておきますが。 もし貴方が令呪を用い、この私を縛り付ける命を発しようとした場合」 シュピーネの表情から一瞬だけ笑みが消える。 まるでこちらを脅しに掛かる様に、冷徹な声色へと変わる。 俺はただ、びくりと恐怖を覚えることしか出来なかった。 「――――聡明な貴方ならご理解頂けますよねぇ? お願い致しますよ、貴方に手を上げるのは私とて心が痛むものですから」 再び、シュピーネが慇懃無礼に笑う。 「…解ってるよ」 適当な空返事をしながら、俺は心底思う。 ああ、やっぱり―――――こいつを信用なんてしたくはない。 こんな恐ろしい男を、信じたくはない。 『サーヴァントは主にマスターとの相性で選ばれる』とはこいつの談だったか。 何故こんな怪物が俺を選んだのか、理解出来ない。 ―――――ハナから俺のような、体よく使える『弱者』を好んで選んでいたのではないか。 「ならば安心しました。貴方とは良き信頼関係を結びたいですからね。 しかしマスター、一応言っておきますが…身の安全を優先することはまぁいいでしょう。 だが、貴方はマスターとしての自覚も足りないようだ。もう少し気を引き締めた方が宜しいかと」 そしてシュピーネは再び一礼をし、こちらに助言のような一言を投げかける。 俺は何も答えない。投げかけてくる言葉を無視する様に。 「聖杯に託す願いがあるのならば、ね」 ククッと不気味な笑みを浮かべながら、シュピーネは姿を消した。 再び何処かへと出かけてしまったらしい。 (俺の、願いか) シュピーネが姿を消し、俺は食べ終えたカップ麺をテーブルに置く。 『聖杯に託す願い』。 あいつが言い残した言葉を脳内で思い浮かべ、ぼんやりと右手の甲の令呪を眺める。 思えば、あの紅い満月は『願いを叶えてくれるもの』らしい。 ならば俺にも何かしらの願いがあったのだろうか。 省エネ主義の俺が何かを望むことなんてあったのだろうか。 ―――――折木さんは、特別な人ですよ! (…まさか) 正直に白状すると、自らの願いは薄々理解している。 自らの主義と反する、たった一つの願いを。 だが、己の理性がそれを拒んでいた。 あいつとの薔薇色の青春が、殺人の免罪符? 切り捨てられないプライドと淡い想いの為に、殺し合いをする? 余りにも巫山戯ている。 そんなちっぽけでつまらない願いが、戦争に参戦する権利足り得るのか。 そんな理由で、殺人が出来るものか。 しかし、願いの心当たり等それしか存在しないのも事実。 やらなくてもいいことは、やらない。 やるべきことは、手短に。 では、やるべきことが解らない時は? (どうしろって言うんだよ…) ――――折木奉太郎。 ――――ちっぽけな願いを抱いた『探偵役』は、まだ動けない。 【クラス】 アサシン 【真名】 ロート・シュピーネ@Dies irae 【ステータス】 筋力E+ 耐久D 敏捷C 魔力D 幸運E 宝具C 【属性】 混沌・悪 【クラス別スキル】 気配遮断:B+ サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を断てば発見する事は非常に難しい。 ただし自らが攻撃体勢に入ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 【保有スキル】 精神汚染:C- 殺戮と略奪を謳歌する狂人。 同ランク以下の精神干渉系魔術の効果を軽減する。 ただしシュピーネの行動原理は我欲と恐怖であり、自身を上回る力や器に対し強い恐れを抱く。 そのため「威圧」等の対象を畏怖させる精神干渉系魔術はランクを問わず効果が倍増する。 慧眼:C- 騎士団首領代行より見込まれた先見の明。 敵の策略・戦術の察知に長け、また目的の本質を見抜くことが出来る。 ただし生前の逸話に基づき、敵の力量を侮り油断した際には効果が半減する。 諜報:A 偵察や情報収集の際に有利な判定・補正が与えられる。 生前のシュピーネは軍の諜報機関に所属していた時期があり、騎士団でも諜報活動を任されることがあった。 【宝具】 「辺獄舎の絞殺縄(ワルシャワ・ゲットー)」 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:50 かつてワルシャワ収容所において幾多の捕虜を絞殺した縄を素体とする聖遺物。 シュピーネの身体から自在に伸びる無数のワイヤーとして形成される。 主に拘束や切断、絞殺に使う他、ワイヤーを蜘蛛の巣のように張り巡らすことも出来る。 単純な強度や切れ味は非常に高いが、神秘を持つ攻撃であればワイヤーを断ち切ることが可能。 尚、シュピーネは聖遺物と霊的な繋がりを持つ為、聖遺物の損傷はアサシンへのダメージフィードバックとなる。 神秘の無い攻撃に対しては頑健である為、サーヴァント戦よりもマスター暗殺で真価を発揮する宝具。 【Weapon】 宝具『辺獄舎の絞殺縄』 【人物背景】 ナチスの裏の裏で結成された魔人の集団「聖槍十三騎士団」の一員。 本人曰く本名は「昔に捨てた」らしく、魔名である「紅蜘蛛(ロート・シュピーネ)」を名前として名乗っている。 殺戮や簒奪を好む残虐な狂人。物腰こそ丁寧だが慇懃無礼であり、本質は俗物的な小物。 元はナチスの研究施設・諜報機関に所属するマッドサイエンティストだったが、 首領代行であるヴァレリア・トリファにスカウトされ騎士団へと入団する。 騎士団の首領、副首領を強く恐れており、二人の復活を避けるべく計画の鍵である藤井蓮に協力を持ち掛ける。 しかし蓮の幼馴染みを人質に取ったことで交渉は決裂、そのまま交戦に縺れ込む。 まだ未熟な蓮を聖遺物の能力で追い詰めるも、最終的に土壇場で成長した蓮に敗北。 命辛々で生き延びるも、ヴァレリアに用済みと判断され処刑された。 他の団員同様に超人的な戦闘能力を持つものの、実力自体は騎士団の中で最も低い。 藤井蓮との対決もヴァレリアによる「蓮を成長させる為の策」に過ぎず、当て馬として利用されていた。 彼の本職は諜報や斥候であり、元々戦闘者ではなかった模様。 【サーヴァントとしての願い】 永劫の自由を獲得し、殺し犯し奪うことを謳歌し続ける。 【方針】 基本は諜報や偵察メイン。 情報を掻き集め、敵マスターの暗殺を狙う。 サーヴァントとの直接戦闘は極力回避。真っ向からの力比べでは分が悪い。 必要があれば奉太郎に協力を仰ぐが、主従の主導権は自分が握る。 【マスター】 折木奉太郎@氷菓(アニメ版) 【マスターとしての願い】 今はまだ上手く纏まらない。 【weapon】 なし 【能力・技能】 非凡な洞察力と推理力を持つ。 鎌掛けで相手の出方を伺うなど機転も利く。 とはいえ基本的には無気力省エネ主義。やる必要がない時には頭を使わない。 【人物背景】 神山高校に通う男子生徒。 座右の銘は「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に」。 普段は無気力で怠惰、本人も省エネ主義を自称する程にマイペースな性格。 学校での成績は平々凡々であり、教養にやや乏しい面がある。 しかし洞察力や推理力は並外れており、根は非常に理知的。 訳あって廃部寸前であった古典部に入部し、そこで出会った千反田えるに見込まれ「探偵役」を担う羽目に。 当初はえるを邪見に扱っている節もあったが、次第に彼女への好意を自覚し始める。 因みに同じく古典部の福部里志、伊原摩耶花とは中学時代からの付き合い。 【方針】 やるべきことが何なのか、まだ解らない。 シュピーネの凶行を止めたいが、何も出来ない。
https://w.atwiki.jp/niconicojikyouplay/pages/2991.html
【ゲーム】零~紅い蝶~ 【作者名】マゴ策 【完成度】更新中(11/2/25~11/5/23) 【動画数】7 【part1へのリンク】http //www.nicovideo.jp/watch/sm13705539 【マイリストへのリンク】http //www.nicovideo.jp/mylist/24046095 【備考】 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 以下発掘スレの000から引用 (08/12/10のレビュー) (現時点でのレビューはありません)