約 96,237 件
https://w.atwiki.jp/hengue/pages/52.html
確かに文章と絵なのでしょうが「写真」はいかがでしょうか?数多くこの手の写真を撮っていると妖怪と呼べるモノも混ざってくるんですよ。ごく自然に -- 2010-11-21 09 18 58
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/52386.html
登録日:2022/10/16 Sun 20 40 40 更新日:2024/06/02 Sun 22 57 37 所要時間:約10分で読めます ▽タグ一覧 ガキ使 ココリコ スイカ タレ ダウンタウン ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! モキュメンタリー ライセンス 名演技 山崎邦正 我が田中 日本テレビ 月亭方正 狂気 田中直樹 田中直樹の本気 破天荒 腹筋崩壊 やめてくださいよ! 『我が田中』!! 『我が田中』とは、日本テレビ系列のバラエティ番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』で放送された企画「ココリコ田中 破天荒シリーズ」内で見せた田中の素顔。 過去に2回の放送でその狂気の本性がお茶の間に流れた。 厳密には『我が田中』呼ばわりされだしたのは第2回からだが、本項目では関連性の高い第1回の放送もまとめていく。 【内容】 『ココリコ田中に異変!?』(2012年3月25日放送) ある日のガキの収録前、メンバー一同が楽屋でくつろいでいる中、ある男──ココリコ・田中直樹の姿だけが見えない。 浜田も遠藤に「章造、田中は?」と聞くが相方の遠藤も来てない理由を知らなかった。「いっときます?(*1)」 しばらく待っていると、ガキの準レギュラーであるライセンスの2人が楽屋を訪れる。 なんでも今日田中が来てない理由を知っているらしくガキメンバーに相談に来たそうで。 ライセンスを交えた会話の中で、この回の3週間前・2012年3月4日に放送された『クイズ 松本の100のコト』が話題に出る。 そこで出てきた質問「Q76.松本が4人の中でこの人だけには生まれ変わりたくないのは誰?」で、松本は「田中」と回答。 その理由を聞かれると 「(毎日)楽しくなさそう」 という悲しい答えが返ってきた。 「アレ、かなり堪えてたな」 もちろん松本も「ノリみたいなもの」と本気で田中を嫌っているわけではないと思う旨を釈明。 のわりに「アジア人の中で1番生まれ変わりたくない」らしいが しかしその回の収録後辺りから田中は荒れに荒れ出し、「ガキもう行かんといたろかな」とさえ言い出す始末だという。 「キャラ転換がハンパやないやんか」 心配に思ったライセンスはスタッフと一緒に田中の現状を映像に撮って持ってきた。 そしてVTRが始まり、そこに映っていたのは……。 ・取材当日 AM9 06 ガキスタッフは、結構朝早くから田中に呼び出されているというライセンスに同行する形で田中のもとへ向かった。 井本の「一部始終撮ってください」とスタッフに頼む声がどこか気が重そうにも聞こえ、不安が募る中田中を見つけるが…… 「おーい!!ライセンスーー!!おーい!!何してんねん!!」 めちゃくちゃ大きな声でライセンスを呼ぶ田中は、なんと朝の9時だというのにコンビニの前で「スーパーカップ」(鶏ガラしょうゆ味)(*2)を貪り食っていた。しかも足元にはたばこの吸い殻も散乱している。 すかさずライセンスはスタッフの密着取材を説明するも、「別にええけど、何もないで」と問題なく快諾。 その後も相変わらず「俺いつもこれやねん」とやや不気味な笑みを浮かべながらスーパーカップを貪っていた。 ―人間には光と影がある。だがカメラを前に赤裸々に影を晒す者は少ない。しかも、コンビニの入り口で……。― ―いつも恥ずかしそうに微笑んでいる男の姿はそこにはなかった。何かが、おかしい。― 田中はカメラを前にしながら結婚したばかりの井本に「カイてる?(*3)」と直球の下ネタ。さらに続けて「今日やんの?」と留まることを知らない。 スタッフが「結構そんな話するんですか?」と聞くと「俺めっちゃエロいで」「現に3Pめっちゃ好きやし」と普段のイメージとはかけ離れたようなセリフが飛び出した。 カメラに黒ずんだ汚い歯を見せて汚いタバコを吸い始めるや、消しゴム(ガキスタッフ)に「松本さんは大好きだけど」と前置きはしつつ「でも普段はあんな感じやな」と吐き捨てる。 浜田のマジギレ演技に涙を浮かべる(『田中だよ!全員集合~!!』1999年1月17日放送)(*4)純朴な姿はどこにもなかった。 「いや、怖い怖い、俺こんな田中見たないわ」 そのままライセンスを引き連れ商店街を練り歩く田中。曰く「最近はよくこうして街歩きに付き合わされる」らしい。 やがてメガネ屋で足を止め、結構でかい声を発しながら店頭の眼鏡を物色し始め── そこまでは問題なかったが、いきなり店頭にあるレンズ洗浄機の水を直に飲み始めた。 当然ライセンスが「汚いです」と止めるも、「めっっっちゃ喉乾いてんねん」「『ご自由にお使いください』て書いてあるやろ」と聞く耳を持たず飲み続ける。 「洗浄機の水飲んでんのめっちゃ楽しない?」 人目をはばからず、洗浄機の水で渇きを癒す姿に、ライセンスも苦笑いするしかなかった……。 「3杯飲んだわ」 目的のない街歩きを続けていると、田中の携帯に電話が来た。入り時間のことで怒鳴っていたためマネージャーからのようだ。 「郁恵とか直美とかそんなん関係ないやろ!!(*5)」 通行人にめっちゃ見られているのにかまわず怒鳴り散らし、収録にも行かないと言って電話を切った。 電話の後もイライラしていた田中は、直後道に並べて停められていた自転車に蹴りを入れて倒した。 ライセンスも思わず「嘘でしょ?」と予想外すぎる行動に絶句。 「こんな芸人…大丈夫か?蹴ったことないから蹴るとこもちょっとおかしいし」 当の田中本人は「スイッチ入ったらあんな感じになるかなぁ。悪いことなんかなぁ?わからんけど」と全く悪びれない。 その後の踏切でも遮断機が下りる直前にいきなり井本を突き飛ばしたりと悪戯は止まらない。 「こんな先輩おったけど!」 「嫌いやったなぁ」 ・取材2日目 田中は雀荘(フリー)で麻雀を打っていた。「来れて週2回」くらいの頻度で通っているらしい。 仕事が終わったら雀荘に直行する日もあればタレ(*6)のとこに直行することもあるという。 「『タレ』なんか言うたこと1回も無いですよ」「変わりすぎですよ!」 ・取材3日目 この日は田中の方から誘いがあり、マイカーでドライブすることに。 何故か手が汚れてるものの、運転自体は問題なく進んだ。 「あの笑い顔さぁ…『ブラック・レイン』(*7)の時の松田優作ですよ」 しかし田中の目の前に、駐車場の入り口を塞ぐドイツ車が。田中は不快げに顔をしかめ、クラクションを鳴らしまくる。 商店街の悪夢が蘇るかのように嫌な予感がし始めたその時、田中が車を降りてドイツ車の方へ歩き出した。 そして、運転手の胸倉をつかみ大声で怒鳴りつけた。 「どこ停めとんねんお前こら」 「邪魔やろ!!」 「どこ停めとんねん!!」 「出せぇ!!!」 「行けぇ!!!!」 凄まじい剣幕でドイツ車を出させ、車に戻る田中。感情の抑制が利かなくなっている。 インタビューで田中は「危険な男でいたい」と雑誌の袋とじを開けながら答え、「エロいことばっか考えてる」とさえ言い切った。 渦巻くようなエロスと怒り──〈ココリコの田中〉は、もはや片鱗も失くなったのか? ・取材5~7日目 「おーい!消しゴムー!!おーい!!」 待ち合わせた新宿で田中と合流したが、なんとこの男偶然通りかかった霊柩車に送ってもらってここまで来たという。 その後に行った馴染みの回転寿司屋では皿を取らずにネタだけ食べる迷惑行為に及び、大将を困惑させる。 さらに当時ダウンタウンがCMに出ていたジョージアの広告が貼ってある自販機を見ると、松本の横に「バカ」やうんこの落書きを書いた。 「俺、いつもポスター見つけたらやってるけどな」 「俺嫌やわホンマもう!時間戻したいわ」 次の場面では全く映像に追い付いてないテープで目を隠されてるタレと一緒にいる田中の姿があった。 「全然、目線が…」 「編集粗いなぁ」 ―人を笑わせる芸人が、過酷なストレスを抱えていることは察しがつく。だが、人前にそれを晒すのは御法度だ。― ―なのに田中は、自我の鎧を脱ぎ捨てて、むき出しの自分を見せている……。あの懐かしい田中はどこへ?― そして田中は、ライセンスを連れて出向いた中華料理屋で店頭に置かれた食品サンプルを食べるのだった。 ・取材8日目 ライセンスは田中に小さな神社へ呼び出された。 境内でハトに餌をやるらしい。ようやく普段の動物好きな田中らしい姿が見れると思ったら…… 今日は食いつきが悪いのかなかなかハトが寄ってこない。 「オーーーーーーイ!!!ハーーー!!!ハーハーハーハーハーイ!!」と奇声をあげてもハトは来ない。 だが動物に対しては心優しい面が残っており、別撮りのインタビューでも「動物はライブ感があるから好き」とめっちゃ犬に顔を舐められながら答えていた。 ・取材10日目 田中は袋を持ちながらとある公園へ。イライラした時とかに来るらしい。 「ずっと天気悪いな」 するといきなり隣のグラウンドにいる野球の審判に対してなのか、フェンスを両手で掴んで揺らし始める。何が田中をそこまで駆り立てるのか? 「もう文明人やないやんか」 「これ何がしたいんですか?」 ・取材12日目 田中とライセンスの2人はとある居酒屋にいた。 相変わらず汚い手でスペアリブを掴んで頬張り、油で口をテカテカにしながら異様な食欲で肉を食べ尽くす田中。 そんな中でも店内の「パリーン」という音に反応し動きかける。 「全然いくで」「なんでちょっとワクワクしてるんですか」 揉め事を起こされたくないライセンスをよそに飲み続け、どうにか問題は起こさずにそのまま酔って帰った。 スタッフの「ライセンスは後輩としてどうですか?」という質問には「可愛がってるよ」と井本には微妙な顔をされながら答える。 「おもろいやろ?毎日。俺あんなんやしな、毎日」 田中は物憂げな表情でそう聞くと、少し間を置き突然目に涙を浮かべる。 そして「おもろいやろ、一緒におって」と念を押した直後、涙は大粒のものになり号泣し始めた。 「もう感情がわからへんな」 「感情がわからないっすね…喜怒哀楽が、もう…ちょっと…」 「般若みたいになってるやん」 三度、言い聞かせるように「おもろいやろ?」「楽しいやろ?」と繰り返す田中。この言葉によって、彼の中でうごめく何かが溢れたのだろうか。 「壊れたなー…」「壊れましたね…」 ・取材13日目 田中との連絡が途絶えた。心配するスタッフは、マネージャーの言葉によりネオン瞬く歓楽街へ向かう。 「マジかぁ?」「いや、絶対行かないです!絶対行かないです」 そこには欲望に駆られる田中の姿があった。 風俗には結構な頻度で行っているらしく、嬢から貰った名刺をカメラに見せびらかす。 「ガキメンバーでいっちゃん行ってんちゃうかな?松本さんより行ってると思うけどね」 ……こうして密着は終わった。我々の知る田中直樹は、もうどこにもいない……。 ガキメンバーは完全に言葉を失っていた。 「コレは、結構なモンやなぁ…」 「田中の顔を、そのまま浜田に挿げ替えたら全然納得できるけど…」 事の発端となった松本も「聞かれたから言っただけやし」と主張するもやはり困惑を隠せない。 だが直後、田中がアソコが丸見えのパンツ一丁で楽屋に現れた。相変わらず手も歯も何もかも汚い。 「しまいなさい」 あまりに常軌を逸した姿に思わず松本も「俺が悪かった」と謝るも、田中は「そんなん全然気にしてない、普段からホンマこんな感じなんで」と言い張る。「そんな感じやない!」 終いには「テレビこれで出て行ったろ思て」とガキ以外の仕事にも響きそうなことをぼやく始末。 「感情が無理してるから(アソコの)張りが無いもん」 そしてもう田中は止まることなく… 「先行ってますよ!」 「それじゃ無理やって!」 「謝ったらええんか!?」 「謝ったらええんか!?田中!?」 「田中よぉ!」 「田中ぁ!」 結局その姿のままスタジオへ行ってしまった。 松本が「そんなにダメなこと言いました、僕?」と本音を漏らしていると田中が「いつまで喋ってんねん!?はよ来いや!!」「すいません…」と怒鳴りながら楽屋へ。 田中にせかされる形でメンバーも楽屋を去り、遠藤の悲痛な呟きだけがその場に残された……。 「田中、もう解散しよ?無理やって」 『ココリコ田中が激怒 その意外な訳は?』(2012年6月10日放送) またある日のガキ収録前。今度はヘイポーや善伸Pといったお馴染みのスタッフも交え、浜田の肉離れを弄りつつ(*8)楽屋でくつろいでいたが、またしてもあの男──田中直樹の姿が見えない。 当然遠藤も来てない理由を知らず、そこにライセンスの2人が登場。 前回同様2人の口から「田中さんなんですけど、今日収録来ないと思います」と伝えられ、メンバー一同の脳裏にはあの悪夢が浮かんだ。 と言っても今回は松本の件とは別の理由らしい。 「和解しました。ちょっと、あの、8万ぐらい包みましたけど。『10』って言うのをなんとか8に」 余程頭に来てるのか、「前回あんだけ俺の恐さ見せたのにアイツら全然分かってへん!」「今日どころかガキ一生休んだろか!」とまで言い張る始末。 まだ現時点では怒ってる理由がわからないため、メンバーはスタッフが撮ってきたVTRを見ることに……。 「なんか付き合いにくい子やなぁ」 「スイマセン、そんなんじゃないんですけど…」 「この間、ウチの番組に嫁はん(*9)出てたけど『難しい子や』言うてたわ」 ―田中は何に苛立ち、何に怒っているのか?不安を胸に、私たちは待ち合わせの場所に立った。― スタッフはゆりかもめ・船の科学館駅(*10)で田中と待ち合わせていた。 「おーい!!消しゴムー!!おーい!!!」 そこにはまたしても大声でスタッフを呼ぶ田中の姿が。最近泊まりの仕事が多いらしく、手には大量の荷物を抱えていた。 「敬語使えや。敬語使えて」 「またコレを見せられんの?田中の」 早速公園で先述の件について質問しようとすると、田中はそれを遮るかのように相変わらずの汚い手ででっかい若鶏の骨付き肉やコンビニのおにぎりを貪り出した。 それでも粘り強く質問を続けると、田中は「スイカあったやろ、アレや」といかにも不機嫌そうに一言。 「アレ、イラッと来てもうてな」 話は3週間前・2012年5月20日にオンエアされた『お笑いガイドライン大判定会』にまで遡る。 この企画は、ガキで考案されたネタを山崎が笑いになるかどうか体当たりで判別していくというもの。 そして田中が言っているのは、「地上10メートルから落下するスイカを山崎が頭で受け止める」というネタであった。 このシーンで田中は1人で地上10メートルからスイカを落とす係を担当。それに関して「あん時の俺の置いてけぼり感どう思った?」と尋ねる。 確かにこの時地上では4人で盛り上がっており、田中はその間ずっと1人で地上10メートルの位置にいた。 「俺スイカ落とすためにこの世界入ったんちゃうねん」 「でもちょっとその~役割分担s」 「聞こえへん!」 しかもその後、田中が「もういらないですか?まだありますけどスイカ」と山崎に追加のスイカを使うか聞いたら 「アホか、いらん!」 と言われたことに対し、 「俺今まで『アホか』言われた事いっぱいある。 でもアホに『アホ』言われたん初めてや!」 と山崎からすれば知りたくもなかった胸の内を語った。 スタッフが「原因は山崎に?」と聞くと「誰がとかどの人がとかそういう事ちゃうな」「ガキが合わへんのちゃうかな」と吐露。かなり深刻なところまで来ているようだ。 同時に臭う手を近くの噴水で洗い、焦点の定まらない不気味な笑みを浮かべていた。 「歯ぁ汚いなぁホンマに…もうホンマ気持ち悪いわ」 VTRが一旦区切られると浜田が田中の方にも問題があったと指摘する。 「田中がもっと急いで降りてきて輪の中入らんと本来はダメやんか」 同時に松本も「カメラももう1台上に置いとくべきだったわ」と言い、それを聞き浜田も「だから『ガキ全体』って言うことや」と理解した。 続いてライセンスが田中が最近「田中会」なるグループを作っていることを話し始める。 ライセンスもその集まりに呼ばれており、VTRがあるそうなのでそれを見ることに。 ―あの内向的で、集団でつるむイメージのない男が何故?― ―「田中会」という謎めいた集まりは、どうしても気に掛かる……。― ・取材1日目 PM5 52 田中会潜入の日 飲みに行くにはやや早い時間帯に田中に呼び出されたライセンスの姿でVTRはスタート。 スタッフと一緒に歩くライセンスの足振りはどこか重く、どこか憂鬱そうに見える。 そして歩いていると、2人の目の前にスイカが落下してきた。 落とし主は飲み屋の2階にいた田中。気持ちが昂っているようで、田中の邪悪な笑い声が響く……。 前回同様ガキスタッフの同行許可をお願いすると、問題なく快諾。 「ビビんなよ」と藤原のケツをはたく田中はいつもより暴力的な雰囲気で、目の焦点が定まっていないようにも見える。 集まりは先ほど田中がいたのとは別の居酒屋で行われるという。 面子はハイキングウォーキングの鈴木Q太郎や3年前に大ブレイクをした鼠先輩、沢山の後輩芸人……そればかりか、誘ってないのに勝手に仲間に入ったらしいカキタレ(他の会員曰くタレ呼びはあくまでボケらしい)やら明らかに田中より年上な謎の男までいた。 「誰コレ?」「年上ですね」(*11) 相変わらず田中の食欲は旺盛で、大ジョッキに注がれた生ビールを一息で飲み干し、一心不乱に飯を貪る。 井本がなぜか骨折してる参加者の1人・トンファー(*12)山西に話を聞くと「『我が田中』にお世話になってます」という答えが返ってきた。 この会の中では、会員の誰もが田中を『我が田中』と呼ぶらしい。 そう呼ぶ理由を聞くと「自分自身が田中という母体に吸収されてるっていう意味合いなんですけど」と若干サイコな答えが返ってきた。 Q太郎からの誘いで遅めに入った鼠先輩も、「自分が入った時にはすでにそう呼ばれていた」と証言。 どうも田中は会の中で神がかりのごときカリスマ性を発揮しているらしく、会員たちの口からは「『我が田中』を含め全てが『我が田中』」だの「『我が田中』がいるから僕が発想を頂ける」だの、まるでいかがわしい新興宗教の信者のような発言が次々と飛び出す。 「ハイ!ね・ず・み!ね・ず・み!ね・ず・み!」 「おもんない会やわ」 酒が入り上機嫌になった田中に先ほどのタレを含めた女性関係について質問をすると、「消しゴムお前タレかいてんのか?」と前回井本にも聞いた下ネタで返してきた。 ・取材2日目 最近の田中は必ず誰かとつるんでいるらしい。 この日もQ太郎と2人で、後輩芸人であるカナリア(*13)のボン溝黒宅へ向かう。 しかし普通に遊びに行くつもりはなく、田中はマネージャーを脅して手に入れたというボン宅の合鍵を見せびらかす。 気に入らない後輩がいると、無理矢理家に踏み込んでめちゃくちゃに荒らしていくらしい。 「40過ぎてやることやないでしょ! 若い時になー、俺もノリでやったことあるけどな」 「そりゃアカンやろ!」 「Q太郎も悪いな」 鍵を開けボン宅に侵入すると、本人の目の前で着替えを投げ出したりソファを傾けたりとやりたい放題。 暴れるだけ暴れたら退散し、Q太郎と一緒に笑いながらほったらかしに。スタッフも芸人同士の付き合いには口を挟めなかった。 ・取材4日目 ライセンス、Q太郎と4人で商店街を歩いていた田中。 Q太郎がリュックを見ているといきなりズボンを脱がす悪戯を。 「小学生か?」 ついでに噛んでいたガムをさりげなくQ太郎の髪に擦り付け、また歩いていると今度は美容院にいた好みの女を見て「めっちゃええタレやな」「あかん、めっちゃカキたい!」とか言い出す。 そしてタレ候補に窓越しに「(電話)番号教えて!」と大声で話しかける。 田中のエロスは止まることなく、その後もでかい声で「あぁタレかきたいなぁ」としきりにぼやいていた。 タクシー内でスタッフが性欲について聞くと「タレはいつでもカキたいねんけど、なんか最近特に凄いのな」とのこと。 自販機を見たら前回同様松本の広告写真や井本のよりによって白い服に落書きをしたり、展示用の大きいイベリコ豚の生ハムにかじりついたりと狂気が終わることはない。 やがて、前方の八百屋に今回の件の発端でもあるスイカが見えた。 殺気立つ田中はそれを見た瞬間速足でスイカに駆け寄り、次々と殴りつけ、地面に落とし、叩き割り始める。 ライセンスが止めに入るものの田中の顔は険しいままで、相当危険な情念を発散していた。 「ダメだろ!おい!」 (*14) 結局スイカは井本が自腹で弁償。後でスタッフが聞くと、田中は「スイカ見たら大概殴ってるから」と吐き捨てた。 しかし、その目は何故か淋しげに見えた。 ・取材6日目 恋人たちが競うように寄り添いあう深夜のゲームセンター。田中の姿もそこにあった。 田中はこの日の撮影を頑なに拒んだらしいが、それはカキタレとの逢瀬を誰にも邪魔されたくなかったからだった。 「見てみコレ(タレの太ももと足首)、絆創膏だらけやないか。ヒラメ筋ハンパやなかったわ、ほいで」 前回よりは仕事してるテープで目を隠されたタレと何度もキスしながら遊びまわるその姿は完全に浮気。流石にスタッフも止めようと話を聞きに突撃した。 「あんまりタレントさんはそういうことしないほうがいいんじゃないですか」というスタッフの忠告も、当の田中は「全然ええがな」とまるで意に介さず、もう何度見せられたかわからない汚い歯を晒しながらカメラの前でタレとキスをするところを見せつけた。 「撮んな、お前もう!」捨て台詞を吐きながらタレと共に去っていく田中。 そんな彼の孤独な後ろ姿を映して、VTRは終わりとなった……。 VTRが終わると、ライセンスは「周りも『我が田中』と持ち上げて悪い」と主張し、浜田も同意。 「『我が田中』の説明、何度聞いてもわかれへん」 メンバーが困惑していると、田中本人が前回の楽屋入りと同じアソコ丸出しのパンツ姿で乗り込んできた。 「前、言いましたよね俺『裸で行く』言うて。だから裸で来ました!」 今度は両手に小玉スイカを持っている。1個はメンバーへのプレゼント用として渡し、もう1個は善伸に因縁をつけて頭にぶつけた。 「ええか?スイカ落とされる奴はなぁ、たいがいアホや!!」 「覚えとけ!!」 そう言うと先にロケ地へ行ってしまった……と思ったらもう1個持ってきてまた善伸の頭にぶつける。 そして最終的には普通に善伸にグーパンをかました。 田中は最後まで狂気をむき出しにしながら再び楽屋を出ていった。 以上が番組内で見せた田中直樹の本当の顔である。 倫理観を捨てて欲望のままに生きていく「危険な男」と化した田中。 果たして彼と遠藤の先に未来はあるのだろうか? 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- 田中の追跡VTRはフィクションであり VTRの中で使用した物 田中が接した人物は 全て劇用に用意されたものです。 さすがにWiki籠り諸兄は解ってるだろうが、これらはあくまで企画の1つであり、全て嘘。 もちろん番組内で壊した物品も被害者もタレも全部番組が用意したものである。 しかし田中の破滅的な言動や邪悪な笑いはある意味惹かれるものがあり、演技力がピカイチなことが分かる。 実際彼はドラマや映画にも何本か出ており、ガキメンバーの中だったら浜田に次ぐ演技派ではないだろうか。 相方の遠藤はホモ芝居以外クサい演技しかできないけど 名演技や企画自体のぶっ飛び具合からファンからも人気が高い回となった。 【余談】 業界人の間でも目を見張る演技力で話題沸騰だったらしく、田中の主演映画『みんなのいえ』で脚本を書いた三谷幸喜も久々に田中に電話をして「素晴らしかった」と絶賛した。 本企画放送日に田中自身は地方に行っててリアルタイムで見れなかったのだが、当時7歳の田中の息子が一人で見て「パパが浮気している」と真に受けてしまった。母(田中の当時の妻)にも言えず祖母(田中の義理の母)にこっそり相談するほど抱え込んでしまった。義理の母はちゃんとテレビの演出だと伝えたとのこと。しかも、普段ならやらなかったこと(散らかした時の片付け等)も、田中に言われたらすぐにやるようになった。「ナマハゲみたいなもんや」 破天荒シリーズはこの後も続いており、・殆ど面識がない芸能人にタイキックを決める『何も知らない芸能人に理不尽なタイキックを叩き込む!!(2013年4月14日放送)』・『我が田中』並みの狂気の企画『TANAKER(2021年8月22日放送)』『TANAKER 2nd(2022年7月24日放送)』『TANAKER 3rd(2023年6月25日放送)』と、本項の2回を合わせて計6回放送されている。 この企画前に放送された『ココリコ田中尾行大作戦!(1999年12月12日放送)』では自転車を蹴っていたり、植木鉢を破壊していたりとこの企画に似ている点が多い。 「ええか?追記・修正される項目はなぁ、たいがいアホや!!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ナマハゲ扱い本当草生える -- 名無しさん (2022-10-22 16 35 49) このコント企画の影響で田中の息子が部屋の片づけをするようになったらしい -- 名無しさん (2022-10-23 07 36 54) 田中会の”タカさん”は田中孝博って俳優もやったことがある政治家みたいだね -- 名無しさん (2022-10-23 09 39 00) ガキ使のトーク回以外は基本、タイトルコールなし又はタイトルコール通りに進行しない企画は一種のコントみたいなもの。 -- 名無しさん (2022-10-23 10 20 54) 「田中の顔を、そのまま浜田に挿げ替えたら全然納得できるけど…」 イメージ的に割と分かるから困る -- 名無しさん (2022-10-23 18 28 37) フェンス揺らすの腹抱えて笑った -- 名無しさん (2022-10-23 23 30 45) これとジョーカー化は別? -- 名無しさん (2022-10-24 09 58 21) 息子かわよ -- 名無しさん (2022-10-24 10 15 42) 三谷幸喜はそもそも田中に役者の才能を見出して主演させたんだよね。TANAKERといい収録後に頭を下げまくるギャップと演技の差がクサい演技しか出来ない相方とは次元が違うね。 -- 名無しさん (2022-10-24 13 25 35) 突破ファイルとかでもココリコで出演しても田中は普通に演技上手いのに遠藤は妙にぎこちないんだよね -- 名無しさん (2023-02-03 21 51 24) 「出せぇ!」「行けぇ!」で素の優しさが滲み出てる… -- 名無しさん (2023-02-03 22 06 48) いつも田中に迷惑かける側の遠藤が「解散しよ」って言い出すのほんま草 -- 名無しさん (2023-07-03 22 21 52) 収録前の楽屋でレギュラーメンバーが一人いない時は良回 -- 名無しさん (2023-07-19 20 52 18) テクニシャン企画はその逆だった記憶がある -- 名無しさん (2023-08-28 20 47 52) 田中こういう芸やってる時いきいきしてて草 -- 名無しさん (2023-11-08 14 12 43) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/jaganou/pages/79.html
1ページ目【さらわれてへんなたいかい】 ある日、ピュア様が色々あって家に帰ろうとしていた ピ「やべ、すっかり遅くなっちまった」 すると真っ暗な夜道に何か蠢くものがいた ピ「何だ…?」 すると突然蠢くその物体はいきなりピュア様へと突っ込んできた ばふっと顔に何か当てられてそのまま後ろに倒れる ピュア様はアスファルトの道路に後頭部をぶつけてそのまま気を失った ??「…見つけたよ、創生の邪気眼…」 目を覚ますとピュア様は山の中にいた 朝の空気が清々しい美しい山だった ピ「ここどこだよ!?」 ??「垣根の垣根の曲がり角~…焚き火だ焚き火だ落ち葉焚き~…」 声の方向を見ると誰かが焚き火をしていた 服装は真っ黒 ピ「おい!お前!」 ??「おはようございます」 ピ「おはようございます」 沈黙 しばらくの沈黙の後、黒い男が言い出した ??「俺は君の教官というか師匠、混沌邪気眼のゆき兄」 ピ「きょうか…え?師匠?…邪気…何?」 俺「なぁ習うより、慣れろと言うし…とりあえずコレやって」 ピュア様に手渡された紙 ぎっしりと質問が書いてあってはいかいいえで選ぶような作りになっていた ピ「なんすかコレ」 俺「まずは邪気属性を見極める」 ピ「やるの…?」 俺「うん、終わったら言ってね、俺焼き芋食ってるから」 とりあえずピュア様は言われるままにプリントに取り掛かった 昔から流される性格のせいでロクな事が無かったが性格はそう簡単に変わらない 約1時間が過ぎた頃 ピ「終わりました…」 俺「あふあふ…おk…じゃあ見るよ」 ゆき兄はピュア様からプリントを奪って焼き芋を食べながら目を通しだした 俺「ふむふむ…」 しばらく時間が立つ ピュア様は喉は渇くわ、腹が減るわで死にそうになっていた 俺「一見、眠闇…だが破壊にも見て取れるが…己の死すら願うのは…」 答案を見てしばらく考え出すゆき兄 ピュア様は血糖値が下がって今にも倒れそうな状況だった 俺「…崩壊の値が高いが…まだ修正可能な領域か」 ピ「…腹減ったんですが」 俺「土でも食ってろ…うーん…こりゃ迷うな…」 ピュア様は仕方なく土を食べだした 勿論食えるはずは無く、一口食った後に噴出した それから2時間が経過する 俺「よし、まぁいいや、弟子にする!おめでとう!…あれ?」 目の前には石に砂糖をまぶして口に入れたり出したりするピュア様がいた これから待ち受ける最悪な運命にピュア様は気づいてなかった それから約10日 ピュア様とゆき兄は山の中に建てられたでっかい建物の前にいた ピ「…ここは何ですか」 俺「1年に1度、邪気眼使いが集まって己の力を試すんだ」 ピ「何で俺がついてこなくちゃいけないんですか」 俺「いや、口で教えるよりも実際に見たほうが早いと思ってな」 ピ「てか、俺は10日間マトモな食事を取らないままよくわからん修行というものをして倒れそうなんだが」 俺「まぁ今回エントリーしてるのは俺だけだからな、とりあえず見学しとけ」 ピ「人の話を聞いてくれ」 中に入ると溢れんばかりの熱気が会場を包んでいた 俺「おーおー、今回は随分と賑わってんなー」 ??「ゆき兄か」 俺「…その声は小川か」 小「魔眼を持つものがこの大会に出るなんて前代未聞だな」 俺「俺が魔眼を手に入れたのはつい最近だからな、申請が間に合わなかった まぁ最初で最後の魔眼の戦い方を見せてやる」 小「…そっちのメガネは?」 ピ「メガネ?」 俺「このメガネは俺の弟子」 ピ「おい!!」 俺「こいつは悲劇属性の邪気眼使いの小川だ」 ピ「いや…属性て」 俺「説明しただろ?…あ、小川はエントリーしてんのか?」 小「いや…」 俺「…何を考えてるか知らないが、下手な考えは起こさない事だな…」 ピンポンパンポーン 桃「え~、エントリー者は控え室に移動してください~」 俺「あ、じゃ行ってくる」 ピ「行ってらっしゃい…」 ゆき兄が去った後、小川が小さく呟く 小「…ゆき兄…何を焦っている…」 そしてそれからしばらく経ち ついに試合が始まった 小「始まるぞ」 ピ「はぁ…」 桃「えー、第1回戦は混沌属性のゆき兄VS凍結属性の白やんです」 舞台の上で2人が姿を現す 会場全体がドンドンと振動する、観客のボルテージは最高潮だ 桃「それでは、試合開始です!!」 ピ「ルールとか試合説明ないの!?」 小「皆わかってるからな…お前、本当に何も知らないのか」 俺「アッサーラ・ディスガーラ・デクニタクス ビリアム・オ・ガラセダーム! 大いなる天界の守護獣よ、この世界に我が命を受けて現れよ! そして、我が敵なる者にその鋭牙を突きたてろ!!」 ピ「呪文詠唱!?何か出るの!?」 小「これはっ…!ゆき兄初戦からこんな技を放つ気か…!」 俺「躍り出ろ、王虎よ! ギガルティック・ワータイガー!!!!」 ゆき兄の手が前方に突き出される 同時に観客がオオオオオオオオオ!!!と大歓声をあげる 小川がゴクリと唾を飲む だが、ピュア様には何も見えていなかった ピ「え…今何か起こったの…?」 すると観客がウオオオオオオオオオ!!とまた大歓声をあげた 桃「白やん!!ギガルティック・ワータイガーを防ぎました!!」 小「…今のを防ぐとは…奴もなかなか…!」 ピ「え?え?」 白「その程度か…ならばこれを受けるがいい… セクニス・アラドーム・オル・フェルスク レクア・セグラー・ワッ・ギルドリア 美しき源流に身を任せ夢の世界より生まれ出る 冥界の皇女よ、その抱擁をこの者に分け与えん…!」 小「これは凍結属性の高位消滅呪文!」 白「クイーン・オブ・ザ・テスタメント!!」 俺「甘いッ!!ギガルティック・ワータイガーの能力を忘れたか!」 白「何ッ!」 俺「貴様のクイーン・オブ・ザ・テスタメントは ギガルティック・ワータイガーの王陣によって阻まれ俺には届かない!」 白「だが、こちらはルナリアの宝珠を得ているのだぞ!」 俺「貴様自体にルナリアの宝珠の真の力を引き出す事が出来ると!? 何を勘違いしているかはしらないが、凍結属性の貴様にルナリアの宝珠の力が引き出せると思ったか!?」 白「だが、ルナリアの瞳は我を選んだ!混沌属性のガキが知ったくちを叩くな!」 俺「ならばこれは?」 白「アメティスタの心音だと!?なぜ混沌属性の貴様がそれを使える!?」 俺「違うな、心音を使役しているわけじゃない、俺たちは理解しあっている」 桃「なんという激しい戦いなんでしょう!観客の熱気が実況席のここまで伝わってきます!!」 小「今回の大会はすばらしくレベルが高い…だが、やはりゆき兄は強い」 ピ「あの、聞いていいですか?」 小「何?」 ピ「何も見えないんですが…」 小「当たり前だろ」 ピ「は?」 小「邪気眼使いの戦いの勝ちってのは、相手を自分の世界に取り込むことだ オリジナル・ワールドっていうんだけどな、そこに相手を取り込めば勝ちになる」 ピ「はぁ…?」 小「今、あの2人はそれぞれを自分の世界に引き込もうとしている まぁ見てろ、白やんという奴はは確かに強いが魔眼持ちのゆき兄の敵じゃない…」 ピ「…つまり2人は適当に考えた事をベラベラと喋りあってるだけか…?」 俺「ふん、そろそろ飽きたから終わりにしてやるよ」 白「まだだ!まだルナリアは俺に…!」 俺「ルナリアの瞳に輝きはもう無い!!! 月長石は輝きを失った!奪ったのは貴様だ! それでもまだ俺と戦うか!デュッセルの契約を忘れたか!!」 白「だが」 俺「契約第1条!双方が繋がりあう状態でのみ力を使える! お前とルナリアは繋がりあっているのか!!俺とアメティスタは心音と同期させている! 第1種ケイオス・ヴォイスすら生み出せない貴様が俺に勝てると言う気か!!」 白「いや、で」 俺「フェンリルディスクのエラーコード内に貴様の名は無い! ならば貴様はルナリアを使役していると言うのか!? そもそも月の加護を受けし人間がなぜ日の光を苦しまない! つまり貴様はただのマリオネットに過ぎない! 真実の味はどうだ!?痛いか!?苦しいか!? その程度で折れるような意志の力の持ち主が俺に勝てるのか!?」 白「マリ」 俺「そもそもだ!トリック・スプライドの選ばれし血の羅列にも入ってない貴様がなぜここに立つ!? ありえない!貴様はイレギュラーだ!! イレギュラー故に行動原理は不可解で読みきれないが あまりにも脆く壊れやすい!だが解せんのはそれでなぜ今までルナリアを使役できたか…! パラサイト・ケイヴにでも堕ちたか?ならば貴様はもう邪気眼使いではない…」 小「…勝負あったな…見ろ、ピュアハート」 ピ「え?どこで勝負が?」 小「相手に喋らす隙を与えずに逆切れと勢いで一気に押し切る ゆき兄は無敵なのはこの力だ、どんな邪気眼使いですら葬り去ってきたゆき兄だけが持つ 最強の能力だ」 ピ「…はぁ」 小「そしてついていけなくなった敵は自ら…」 白「…俺の負けです」 俺「気にするな、お前の邪気はまだ育つ」 桃「勝負あったー!!!!1回戦の勝者は混沌属性のゆき兄だーーー!!!!!」 会場の天井が吹き飛ぶほどの大歓声 自らを称えるその賞賛の声を身に浴びて、ゆき兄は舞台から消えていった
https://w.atwiki.jp/pqac/pages/118.html
八百屋のりんご バランスタイプ ひっさつ技 お買い上げです! MP35(30) / MaxLv.10 すべてのバランスタイプのダメージをランダムで400~600(600~900)アップする。(数値ごとに確率は異なる) おとも効果 自動回復・赤属性HP バトル終了時、毎ターンHPが赤属性の数×100かいふくする。(1キャラに1枚まで) [GR][SR]0進化 攻撃 HP すずらん商店街に住む中学生。実家が青果店のためか、八百屋のお手伝いは慣れている様子。 進化素材[GR] 進化素材[SR] [GR][SR]1進化 攻撃 HP すずらん商店街に住む中学生。自作の歌をでたらめに歌うクセがある。野菜の良さをしっかりアピール中。 進化素材[GR] 進化素材[SR] [GR][SR]2進化 攻撃 HP すずらん商店街に住む中学生。ナゾが大好きゆえに好奇心旺盛。すぐにでも、自分で八百屋さんを開けそう? 進化素材[SR] イベントクエスト『ベジタブルな季節』報酬カード[2015/9/30~10/13] チャレンジイベント『収穫!冬のベジタブル祭』報酬カード[2016/12/14~12/18] 喫茶店のりんご 攻撃タイプ ひっさつ技 お待たせしました! MP50(45) / MaxLv.5 パーティーの属性の種類×6%(8%)だいだげきのダメージ倍率をアップする。 おとも効果 ゆったり気分 パーティーの属性の数×1%、パーティー全体のだいだげき倍率がアップする。(パーティーに1枚) [SR]0進化~2進化 攻撃 [2進化]287 HP [2進化]690 すずらん商店街に住むナゾが大好きな女の子今日は喫茶店の店員さんとして、しっかりスムーズにお客さんをご案内中。 進化素材[1進化] 進化素材[2進化] 進化素材[3進化] [SR]3進化 攻撃 301 HP 759 すずらん商店街に住む好奇心旺盛な女の子。完熟のリンゴを使った自家製アップルティーに、たくさんの注文が入って大よろこび。 時の神殿期間限定カード[2016/5/11~5/17]:『神殿を守る少女の祈り』 探検家のりんご バランスタイプ ひっさつ技 お宝を見つけました! MP55(50) / MaxLv.10 赤属性のこうげきを20(40)アップし、バランスタイプのダメージを500(800)アップする。 おとも効果 青属性HP+&こうげき+3 パーティー内の青属性カードのHPを+70、こうげきを+3する。(1キャラに1枚まで) [GR][SR]0進化 攻撃 HP すずらん商店街に住む中学生。頭脳めいせきで、好奇心旺盛。礼儀正しいが、時々キバツな行動も。 進化素材[GR] 進化素材[SR] [GR][SR]1進化 攻撃 HP すずらん商店街に住む中学生。頭脳めいせき、好奇心旺盛。お宝探しにワクワクしている。 進化素材[GR] 進化素材[SR] [GR][SR]2進化 / [UR] 攻撃 HP すずらん商店街に住む中学生。頭脳めいせき、好奇心旺盛。自分は探検家に向いていると思い始めている 進化素材[SR] 進化素材[URへの進化] タワーイベント『探検家のりんごタワー』報酬カード[2016/11/30~12/6] さんま屋台のまぐろ 攻撃タイプ ひっさつ技 サンマの塩焼き MP45(40) / MaxLv.10 すべてのてきからのダメージを25%(30%)へらし、このカードのダメージを500(1000)アップする。 おとも効果 赤こうげき+3&HP+70 赤こうげき+4&HP+100[SR3進化] すべての赤属性カードのこうげきを+4、HPを+100する。(1キャラに1枚まで) [GR][SR]0進化 攻撃 HP りんごのおさななじみで魚屋さんの長男。最近のマイブームは、けんだまとぷよ勝負。 進化素材[GR] 進化素材[SR] [GR][SR]1進化 攻撃 HP りんごのおさななじみで魚屋さんの長男。スポーツ万能で勉強ができてゲームや料理がとくいで、やさしい。でもヘン。 進化素材[GR] 進化素材[SR] [GR][SR]2進化 攻撃 HP りんごのおさななじみで魚屋さんの長男。じつはものすごくうつくしい顔だちだとまことしやかにささやかれている。 進化素材[SR] [SR]3進化 攻撃 292 HP 638 りんごのおさななじみで魚屋さんの長男。手先が器用なので今回の衣装も手作り。うちわも手張りで作成している。 タワーイベント『夏祭りの屋台タワー』報酬カード[2016/8/3~8/9] おかしなレムレス バランスタイプ ひっさつ技 お菓子をあげるよ♪ MP40(35) / MaxLv.5 パーティー内のすべてのカードのだいだげき確率を60%アップする。(だいだげき…ダメージ+25%) おとも効果 パーティこうげき+3 【R】[バランス]こうげき+3 【GR】[バランス]こうげき+4 【GR2進化】[バランス]こうげき+5 【SR】[バランス]こうげき+7 【UR】 [GR][SR]0進化 攻撃 HP 「すい星の魔導師」の異名をもつ天才。甘いものが大好きで、やたらとすすめたがるのでアヤシイ人に見られがち。 進化素材[R] 進化素材[GR] 進化素材[SR] [GR][SR]1進化 攻撃 HP 「すい星の魔導師」の異名をもつ天才。ダークな魔法の名門の出だが、今はあまり家に帰らず自由きままにふらふらしている。 進化素材[R] 進化素材[GR] 進化素材[SR] [GR][SR]2進化 攻撃 HP 「すい星の魔導師」の異名をもつ天才。甘いお菓子のように幸せをふりまく光の魔導師をめざしている。 進化素材[SR] [SR]3進化/[UR] 攻撃 HP 「すい星の魔導師」の異名をもつ天才。普段からお菓子をふるまうことが多い彼は、巨大なカボチャまで用意していたみたい。 進化素材[SR] イベントクエスト『おかしなハロウィン』報酬カード[2014/10/29~11/11] 2016/10/24?にSR3進化の絵が変更された。 タワーイベント『おかしなハロウィンタワー』でドロップ(GR・SR)[2016/10/26~11/1] 2016/10/26のバランス調整でSRからURへのレアリティ進化が追加された。 不具合のため、2016/10/26~10/27の間はURのステータスが想定と異なるものに設定されていた。 チューボーのりすくま たいりょくタイプ チューボーのりすくま たいりょくタイプ ひっさつ技 究極の鍋降り MP55(45) / MaxLv.10 HPを500(2000)かいふくし、パーティーの赤属性と黄属性のダメージを100(1000)アップする。 おとも効果 赤黄こうげき+5赤黄こうげき+7 パーティー内の赤、黄属性のこうげきが7アップする。 [UR]0進化 攻撃 123 → 227 HP 449 → 996 謎の実験をくりかえす、りすっぽくてくまらしい先輩。下ごしらえと器具の用意は事前に全て行う派。 進化素材 [UR]1進化 攻撃 186 → 250 HP 772 → 1067 謎の実験をくりかえす、りすっぽくてくまらしい先輩。料理と科学は近いものと考えている。 進化素材 [UR]2進化 攻撃 199 → 267 HP 818 → 1132 そこにいたのはりすでもくまでもなく炎に鉄鍋だけで立ち向かう料理人だった。炎と一体化することで最高の料理を… 進化素材[属性チェンジ:赤] 進化素材[属性チェンジ:黄] チャレンジイベント『炎のチューボーチャレンジ』合計とくてんボーナス[2016/9/14~9/20] 属性チェンジしてもひっさつ技・おとも効果は同じ 2016/9/28のバランス調整で1進化のおとも効果が調整された。 赤黄こうげき+6 → 赤黄こうげき+7 恋するフェーリ 攻撃タイプ ひっさつ技 運命のチョコ・甘さ50%[R] MP15(10) / MaxLv.5 運命のチョコ・甘さ60%[GR] MP15(10) / MaxLv.5 運命のチョコ・甘さ75%[GR2進化/SR] MP15(10) / MaxLv.5 クエスト中に1回だけ、すべてのてきからのダメージを75%へらす。 おとも効果 緑属性攻撃+3[R/GR]緑属性攻撃+4[GR2進化/SR]緑属性攻撃+5[SR3進化] [R][GR][SR]0進化 攻撃 HP 恋するオトメだが、ダークで夢見がち。そんな彼女も、バレンタインデーにすこしソワソワしているみたい? 進化素材[R] 進化素材[GR] 進化素材[SR] [R][GR][SR]1進化 攻撃 HP 恋するオトメだが、ダークで夢見がち。得意の占いで、なんとかバレンタインデーを成功させたいと思っている。 進化素材[R] 進化素材[GR] 進化素材[SR] [R][GR][SR]2進化 攻撃 HP 恋するオトメだが、ダークで夢見がち。バレンタインデーをジャマするものには容赦しない、とっても一途な性格。 進化素材[SR] イベントクエスト『恋するオトメなお年頃』報酬カード[2015/2/12~2/24] チャレンジイベント『恋するオトメチャレンジ』報酬カード[2016/11/9~11/15] コック姿のフェーリ バランスタイプ ひっさつ技 ツイスタースペシャル MP20(15) / MaxLv.5 次のターン、8カウントの間ぷよが4こ以上つながっても消えなくなる。 おとも効果 自動回復・MP+5 [SR]0進化 攻撃 182 HP 547 先ぱいのレムレスに恋するオトメだがダークで夢見がちでいつもトランス状態。ジャマするものには容赦しない。
https://w.atwiki.jp/hengue/pages/51.html
イラスト投稿で、コミックワークスのトーンを使用しようと思いますが可能でしょうか? -- 2010-10-12 00 27 03
https://w.atwiki.jp/hayatooooooo/pages/112.html
1 :風吹けば名無し :2009/12/29(火) 21 57 08.61 ID CYZXIekV 里崎「な!なんやねん、いきなり上から水かけてきおって…ウチうんこしとんのに…」 橋本「サト、最近調子乗りすぎじゃない?すごくウザいんだけど」 里崎「なに言うとんの?わけ分からんわ…」 橋本「そういうのがウザいの、まだ濡れ足りない?」 里崎「やめて…は、はや…」 小谷野「おい!やめろ、オラァ!」 橋本「小谷野君…ここ女子トイレよ…」 小谷野「ああトイレだ。排泄する場であっていじめをする場所じゃない。」 橋本「うぅ…」 小谷野「嫉妬はみっともないな。とにかく出てけ、ブス」橋本「くっ…」 里崎「小谷野…ありがと、見直したわ…」 小谷野「ん?こんなとこに肉便器があるじゃねえか。ちょうどいい。ケツ出せオラァ!」 里崎「な…なんでこんな不条理なんや…はやとぉおおお!!!!」 http //live23.2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1262091428/
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/5228.html
草案 オムナイト:タコブネ キバニア:オニダルマオコゼ サンドパン:ハリモグラ ミルホッグ:オポッサム アリアドス:メダマグモ オクタン:多脚タコ アバゴーラ:ワニガメ ミジュマル:ラッコ キングドラ:リーフィーシードラゴン ミネズミ:トガリネズミ メタグロス:ザトウムシ -- (ユリス) 2012-08-06 17 50 33 ノコッチ:ツチノコ -- (名無しさん) 2013-10-22 07 54 47 ミルホッグ:プレーリードッグ クイタラン:コアリクイ -- (名無しさん) 2013-10-22 07 57 33 ガマゲロゲ:ピパ -- (名無しさん) 2013-10-22 07 59 02 草案 マーイーカ:コウイカ カラマネロ:ミズヒキイカ ペンドラー:ダイオウグソクムシ -- (ユリス) 2013-10-28 18 08 36 草案 ツボツボ:ベニボヤ -- (ジャイポ) 2013-10-28 18 10 58 オムナイト:コウイカ オムスター:ミズヒキイカ -- (名無しさん) 2013-10-28 21 44 12 草案 ケムッソ:メタンアイスワーム(孵化はHGSSの氷の洞窟) -- (ジャイポ) 2013-11-24 20 58 42 カラマネロ:ダイオウイカ -- (名無しさん) 2013-12-26 09 03 18 ケンホロウ:キジオライチョウ ミネズミ:ハダカデバネズミ -- (名無しさん) 2013-12-26 09 03 44 トリミアン:プードル -- (名無しさん) 2013-12-26 09 04 26 ジガルデ:プラナリア -- (名無しさん) 2013-12-26 09 04 51 サメハダー:ウバザメ クラブ:キンチャクガニ アイアント:シロアリ クラブ:スマイルガニ メノクラゲ:サカサクラゲ バルビート:ウミホタル オクタン:ミミックオクトパス タマザラシ:タマちゃん -- (名無しさん) 2013-12-26 09 10 33 草案 ウデッポウ:テッポウエビ ガブリアス:シュモクザメ ランターン:イザリウオ スピアー:オオスズメバチ デンチュラ:ヒヨケムシ ギラティナ:オニイソメ -- (ユリス) 2014-12-13 23 51 21
https://w.atwiki.jp/uzor/pages/16.html
ローグやったことのないおいらが、ローグについて書いてみた(汗) 【隠密】 敵は視認しない限り襲ってきません!(例外あり) ☆MS(ムーヴサイレントリー=忍び足)が高ければ、ハイド(隠れ身)が低くても、敵の背後を動き回る限りバレることはない ☆ハイド(隠れ身)が高ければ、MS(忍び足)が低くても、足音を聞いて近づいてきた敵に、動かない限りバレることはない(接触するとバレます) 【索敵】 ☆スポット(視認)が高ければ、隠れている敵(透明になっています)を発見することができる 隠れている敵はダメージを与えることで、スポット(視認)の低い仲間にも見えるようになる ☆リッスン(聞き耳)が高ければ、扉を開ける前に部屋の中の様子を知ることができる 【偵察】 この先、バレなしだと12時間かかるクエもあるらしいので、常時スニーク(忍び足)で進むと言うのは現実的でないかも だから、スニーク(忍び足)するのは、接敵した時や、角を曲がるときだけでいいと思う(もちろんリスクは高くなるけど) 【接敵】 走っていて接敵したときに、斥候はとっさに判断をしなければいけません ・敵(集団)は弱いのか、強いのか ・その場でスニークしたら、まだバレないのか、それとも既にバレてるのか で、その後の選択肢としては・・・ 1.そのまま突っ込む(敵が弱い場合) 2.弓で直接ダメージを与え釣ってくる(いっぱい釣ってくる場合) 3.音プルする(少しだけ釣ってくる場合) 4.暗殺する(敵が一匹の場合) 5.作戦会議をする(厳しい敵、難しい状況、面白い状況の場合) 弱いコボ集団に音プルは必要ありません!突っ込むだけで十分かもしれません。 また索敵報告も常に必要な訳ではありません。その辺の判断が難しいけど重要です。 【索敵報告】 「シャーマン2匹、スローワー3匹・・・いや4匹、ウィーリアーいっぱい」 こんな索敵報告していたら、すごく時間がかかります(でも必要な場合もあります) そこでお勧めはVC(ボイスチャット)です。でもVCないし使いたくないと言う方は、 本隊がどこまで近づいてもバレないか見極めて、「ここまできて」と言うのがいいです。 そうすれば索敵報告をしなくても、本隊もある程度は状況を把握することができます。 あと、スニークしてる時に敵の巡回が近づいてきたら、チャットしてる場合じゃないです。 報告の例 「ここまで(スニークで)きて、高台に敵がいる」 「ネームド!」 【敵に襲われたら】 基本は「本隊に逃げ帰る」です。(例外あり) 【スニークアタック(急所攻撃)を入れ続けるには前衛の協力が必要です!】 スニーク状態から攻撃することではありませんよ?w 自分をタゲ(ターゲット)していない敵を近くから攻撃すると、スニークアタックが決まります。 背後から暗殺しようとして失敗した場合、スニークが解除されますが、そのまま殴り続けましょう。 1匹の敵を全員で集中して殴ると、他の人がヘイトを稼ぐことになり、スニークアタックを入れ続ける事ができます。
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/1102.html
323 :グアンタナモの人:2012/05/28(月) 23 58 02 うっかり誤爆してしまいましたが、スレをしっかり確認した上で再投下いたします。 二つの世界に駆け抜けた〝ゲート〟出現の衝撃から数年。 世界は様々な思いが交錯しながらも、とりあえずは回り始めていた。 これは二つの世界が交わった、その後の一幕である。 <開通後の日常:史実世界イタリア共和国のある商社マンの場合> イタリア王国南部、カンパニア州。 この暖かな南イタリアの地に、ナポリという街は存在する。 イタリア一と評される美しく風光明媚な街であり、ナポリを見てから死ね、とは同国では有名な諺であろう。 また今日のイタリアに対する明るく陽気なイメージは、実はこのナポリの街に由来している。 それほどまでに、ナポリという街は世界的にも有名であった。 さて、そんなナポリの街にある公園。 木陰に置かれたベンチに、イタリア人の青年が物憂げに腰掛けていた。 洒落たスーツにネクタイ。脇に置かれた鞄からも何処かセンスの良さが感じられる。 ちょっとした映画のワンシーンにも思える情景だが、そこはナポリ。 彼すらも街並みに溶け込ませることで、風景をより良いものに昇華させていた。 「はぁ」 見事にナポリの街並みに溶け込んでいるイタリア人青年だったが、果たして彼はこの世界のイタリア人ではない。 実はこの青年、門の向こう側よりこちら側の祖国を訪れた史実世界のイタリア人であった。 「これぞ正しくナポリ、か。まさかこっち側にあったなんて……」 商用で訪れた、もう一つのイタリア。もう一つのナポリ。 その光景に青年は深く心を打たれていた。 彼の世界にもナポリはある。だが、彼の知るナポリはこんな街ではなかった。 利権の狭間で打ち捨てられたゴミが道端に溢れ、何をするにもカモッラの顔色を窺わねばならない。 それが彼の世界におけるナポリの実情であった。 しかし、今目の前に広がっている光景はどうしたことだろう。 清掃が行き届き、煙草の吸殻さえも見当たらない道。 道行く警官達も保安機構として何一つ麻痺せずに機能している。 裏路地に目を向ければ、東洋人らしき観光客が高いカメラを片手に〝平然〟と出てくる。 そして先方との商談の際、覚悟していたカモッラの影は微塵も感じられなかった。 一度は夢見る理想のナポリ。それが今、青年の周囲に在ったのだ。 商談に次ぐ商談で疲れ荒んだ心も、この情景を見れば吹き飛んでしまう。 そうとさえ思えるほど、青年はこの街の虜になっていたのである。 「……おっと、もう昼か」 そこまで物思いに耽ったところで、ふと青年は公園の時計を見上げた。 丁度、時計の針は昼飯時を指し示していた。 訳あって朝食を取るのが遅れたため、それほど腹は空いていないが、午後にもいくつか商談がある。 食べ損ねてしまう可能性を考えると、昼食は今のうちに軽くでも取ってしまった方が良いだろう。 近くに何かないだろうか。青年はきょろきょろと視線を巡らせる。 すると、公園の出入り口からそう離れていないところに喫茶店の看板を見つけた。 あそこならば、きっと軽食も置いているに違いない。 現に引っ切り無しに客らしき男達が店の中へと消えていく。どうやらかなり繁盛しているようだ。 強いていうなら、むさ苦しい野郎よりも見目美しい女性が入っていくような店が良かったのだが、そこは贅沢を言っていられない。 青年は鞄を手に立ち上がり、その喫茶店へと足を向ける。 だが、彼は知らなかった。 何故、ナポリの街はこうまで変わったのかを。 何故、街中に東洋人の観光客が多いのかを。 何故、あの喫茶店に男達ばかりが入店しているのかを。 「いらっしゃいませ、ご主人様!」 「……」 イタリア王国南部、カンパニア州。 この暖かな南イタリアの地に、ナポリという街は存在する。 そこは東洋と欧州を繋ぐ栄えある国家を目指した統領の大掃除によって生まれ変わり、彼らが招いた東洋の友人によって〝汚染〟されてしまったイタリア一と評される美しく風光明媚な街である。 「……ファンタスティコ!」 ちなみに余談だが、青年はそれからナポリの街のさらなる虜となった。 そして帰国するまでの間、毎日この喫茶店に通い詰めたという。 彼もまた、生粋のイタリア人であった。 (終)
https://w.atwiki.jp/hengue/pages/26.html
お題リストに無い妖怪を執筆したい場合は、予約はどうすればいいんですか?(test) -- 2010-02-09 22 46 25