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メニュー トップページ メニュー 藪椿について 概要 第一次世界大戦 WW1~現在 地理 国交 軍事的観点 軍事 海軍 陸軍 空軍 海兵隊 海軍陸戦隊 特殊強襲連隊(S.A.R.) 特務任務部隊(S.D.T.F.) 戦術空挺部隊(T.A.S) 国家憲兵治安維持部隊 国家海上警備部隊 陸軍レンジャー連隊 保有兵器・艦艇 艦艇 航空機 装甲車・戦車 艦載兵器 特殊兵器 開発中 銃火器 兵装 輸出について こ↑こ↓ ここを編集
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大韓民国海軍/韓国海軍(Republic of Korea Navy)及び海兵隊(Republic of Korea Marine) 航空母艦 KCVX(韓国航空母艦計画) 駆逐艦 セジョン・デワン級イージス駆逐艦(KDX-III) チュンムゴン・イ・スンシン級駆逐艦(KDX-II) クァンゲト・デワン級駆逐艦(KDX-I) チュンブク級駆逐艦(ギアリング級) テグ級駆逐艦(アレン・M・サムナー級) チュンム級駆逐艦(フレッチャー級) (キャノン級護衛駆逐艦) チュンナム級護衛駆逐艦(ラッデロウ級) フリゲイト・コルベット FFX(韓国次期フリゲイト計画) ハーリド・ビン・ワリード級フリゲイト(DW-2000H型)【輸出】 ウルサン級フリゲイト トマン級フリゲイト(タコマ級) HDP1200型コルベット 【輸出】 ポーハン級コルベット ドンヘ級コルベット ノリャン型哨戒艇(PCE-842/881型) シンソン型哨戒艇(オーク型) ペクトサン型哨戒艇(PC-461型) 潜水艦・潜水艇 韓国原子力潜水艦計画 KSS-III(韓国次期潜水艦計画) ソン・ウォンイル級潜水艦(KSS-II/214型) チャン・ボゴ級潜水艦(KSS-I/209型) トルゴレ型潜水艇(ドルフィン型) コスモス型半没潜水艇 ミサイル艇・小型戦闘艇 コムクスドリ型ミサイル艇(PKG/韓国次期ミサイル艇計画) チャムスリ型戦闘艇(PKM/キロギ型) パエク型哨戒艇(PGM/アシュビル型) カルメギ型魚雷艇(エルコ80フィート型) 沿岸警備艇(YUB) 両用戦艦艇 韓国次期戦車揚陸艦計画(LST-II) ドクト級ドック型揚陸艦(LPX) コージュンボン級戦車揚陸艦(アリゲーター型) ウンボン級戦車揚陸艦(LST-542型) ソルゲ型エアクッション揚陸艇(LSF-II) LSF-Iエアクッション揚陸艇 ミレナE型エアクッション揚陸艇 ムルケ型揚陸艇(LCU-1610型) LCM6型揚陸艇 機雷戦艦艇 ウォンサン級機雷敷設艦 ヤンヤン型掃海艇 カンケン型掃海艇(レリチ型) 支援艦艇 韓国大型補給艦計画 チョンジー級補給艦 チョンヘジン級潜水艦救難艦 イーデントン級潜水艦救難艦 試験艦 韓国南極観測船計画 航空機・ヘリコプター・無人機 P-3C対潜哨戒機「オライオン」 F-406連絡機「キャラバンII」 韓国掃海ヘリコプター計画 「スーパーリンクスMk99」対潜ヘリコプター SA-319対潜ヘリコプター「アルエットIII」 Ka-32輸送ヘリコプター(ヘリックスC) UH-60P汎用ヘリコプター「ブラックホーク」 UH-1H汎用ヘリコプター「イロコイ」 206A汎用ヘリコプター「ジェットレンジャーII」 「シャドウ400」無人偵察機 艦載兵器 「天龍」巡航ミサイル SSM-700K対艦ミサイル「海星」(SS-760K) RGM/UGM-84対艦ミサイル「ハープーン」 MM38対艦ミサイル「エグゾセ」 「シー・スクア」対艦ミサイル 「海龍」対艦ミサイル 韓国短距離艦対空ミサイル計画 RIM-66/156対空ミサイル「スタンダードSM-2」 RIM-7対空ミサイル「シースパロー」 RIM-116対空ミサイル「RAM」 「ミストラル」携帯対空ミサイル 艦載砲 艦載機関砲/CIWS 魚雷/機雷/爆雷 海兵隊 K1戦車 M48戦車 KAAV7水陸両用装甲兵員輸送車(AAV7) └KAAV7水陸両用装甲兵員輸送車の派生型 LVT3水陸両用装甲兵員輸送車 K9 155mm自走榴弾砲「雷鳴」 K55 155mm自走榴弾砲(M109A2) K532 107mm自走迫撃砲(Bv206) その他 UDT/SEAL(韓国海軍特殊部隊) FORCE RECON(韓国海兵隊特殊偵察隊) 韓国WIG機計画 2009-05-21 23 07 55 (Thu)
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連邦組織図 連邦主席 連邦情報局 対外 各艦隊司令部 機動艦隊 広域 宙域 星系 戦術班 連邦捜査局 統合情報部 各星系 分析部 統合 各星系 企画部 統合 調査部 統合 各星系 外事部 諜報 防諜 人事部 人員 教育 管理 資源部 施設 運用 支援 技術部 装備 情報 通信 艦艇 監査部 各星系 連邦調査局 企画 広域 宙域 星系 監査 情報局艦艇部 艦政 計画 建艦 機材管理 艦艇 装備 開発 連邦植民航路局 宙域管区 ゲート管制所 星系航路管制所 ゲート管理部 星系 企画建設 星系 航路課 広域 宙域 星系 植民企画部 広域 宙域 星系 人事部 人員 教育 管理 資源部 施設 運用 管理 艦艇 探査部 1課(広域) ~ 8課(広域) 9課(惑星) ~ 12課(惑星) 連邦統計調査局 宙域 星系 連邦植民調査局 連邦人権調査局 連邦安全保障局 疾病防疫対策局 連邦警察局 警護課 要人警護班 警備課 特務警備班 海賊課 宙域 星系 麻薬課 宙域 星系 武器課 宙域 星系 組織犯罪課 宙域 星系 警務部 各星系 警備部 宙域管区警察 星系警察 第一機動艦隊 ~ 第三二機動艦隊 保安官事務所 保安官(シェリフ) マーシャル 矯正局 宙域矯正管区 星系刑務所 内部監査局 星系 惑星 事務総局 政治局 法務局 財務局 外事局 健康保健局 貿易開発局 広域 宙域 情報通信局 宙域管区 アンシブル中継所 広域 設備 機材 連邦偵察局 外域 広域 人事部 人員 教育 管理 資源部 施設 運用 支援 偵察艦隊部 探査艦隊 第1 ~ 第36 艦艇部 艦政 計画 建艦 連邦技術開発局 再接触委員会 連邦人権調査局 知性化委員会 人類 ネオ・チンパンジー ネオ・ドック ネオ・ドルフィン 人権委員会 難民管理局 こども人権管理局 経済産業会議 連邦統計調査局 星間植民会議 連邦植民調査局 星間信託統治会議 安全保障会議 連邦調査局 連邦軍 幕僚本部 情報本部(一部) 諜報課(一課) 防諜課(二課) 戦略情報課 情報本部(二部) 諜報課(四課) 軍政本部 艦政部 兵器部 装備部 技術部 教育部 航路部 情報局管轄 参謀本部 情報部 第一課 第二課 第三課 第四課 第五課 通信部 作戦部 航路通商部 護衛通商部 私掠船部 人事部 計画 人員 評価 兵站部 施設課 支援運用課 運用部 編成課 資源課 評価部 戦略護衛総隊 護衛艦隊 第一戦隊 ~ 第十二戦隊(平時) 武装商船隊 海賊課 私掠船団 艦隊本部 第一艦隊 聯合艦隊(戦時) 任務群 第二艦隊 第三艦隊 第四艦隊 第五艦隊 第六艦隊 任務部隊 第七艦隊 第八艦隊 第九艦隊 第十艦隊 第十一艦隊 第十二艦隊 教導艦隊 第十三艦隊 教育艦隊 第一 第二 第三 第四 陸戦隊 艦隊 管区 警備隊 海兵隊 総軍 遠征軍集団 第一師団 第三師団 第四師団 予備海兵師団 管区予備 連邦陸軍 宙域軍 星系派遣軍 星系予備 機甲 航空 機動歩兵 軌道降下兵 軍事大学校 連邦軍士官学校 海事士官学校 艦艇 航宙機 陸事士官学校 特殊戦学校 予備士官学校 宙域 軍事学校 海事兵学校 艦艇 宙域 航宙機 陸事兵学校 機動歩兵 機甲 航空 軌道降下兵 海兵隊 軍事委員会 統合作戦本部 各国軍司令部 各国星系軍 惑星防衛軍 水軍 陸軍 空軍 公安委員会 公安警察 国際防諜課(一課) 国際諜報課(二課) 戦術課(三課) 特殊戦術班 戦術機動班 治安警察 治安対策課 宙域 星系 組織犯罪対策課 薬物 知能犯罪 対テロ 情報 海賊対策課 機動 潜入 検察局 宙域 星系 連邦警備艦隊 人事部 人員計画課 教育課 艦政部 技術部 兵器部 装備部 Q 航路部 連邦警備艦隊 第一管区 統合警備艦隊(戦時) 治安群 第二管区 第三管区 第四管区 第五管区 護衛群 第六管区 第七管区 第八管区 第九管区 第十管区 第十一管区 第十二管区 教育艦隊 第一 第二 連邦評議会 各種政策諮問会議 政策委員会 有識者会員 連邦統計調査局 各国政府代表団 経済団体代表団 業界団体 企業団体 労働代表団 労働組合 連邦教育委員会 星系 広域 道府県 市町村 惑星管区 連邦大学各校 連邦大学校 大学院委員会 学校長会 学部会 職員会 大学委員会 高等委員会 中等委員会 各校自治会 各校保護者会 各校生徒会 惑星連邦大学 学長 理事会 教育委員会 各学校長 教職員会 教育委員会 各校教育委員会 自治会 司法裁判所 司法警察 警察監察局 宙域支部 星系支部 最高裁 高等裁判所 宙域裁判所 地方裁判所 星系裁判所 管区裁判所 家庭裁判所 上へ
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説明 アメリカで最も有名なポンプアクションショットガンの一つ。 狩猟用また公用として、非常に人気が高い。 軍用としても幅広く使用されており、1996年には海兵隊が大量 に調達、運用している。 装弾数7発。弾薬は12GAUGE。 入手方法 空港にスパイユニットを派遣すると入手イベント発生 敵が所持していることがある
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対戦国の組み合わせから探す 後攻\先攻 合衆国陸軍 VS VS VS VS VS VS VS VS VS VS VS VS VS VS VS VS VS VS VS VS VS VS VS VS VS VS VS VS VS VS VS VS 合衆国海兵隊 ソ連 ドイツ イギリス フランス 日本 イタリア カナダ ハンガリー ANZAC 中国共産党 中華民国 フィンランド ポーランド ユーゴスラヴィア ギリシャ RSI 英印 スペイン共和派 スペイン国粋派 ノルウェイ オランダ ベルギー ルーマニア ブルガリア タイ ヴィシーフランス LWP チェコスロヴァキア スロヴァキア スウェーデン 満洲国
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■ 軍事 アメリカ軍 海軍 空軍 陸軍 海兵隊 tag アメリカ軍 海軍 tag アメリカ海軍 videoプラグインエラー 正しいURLを入力してください。 videoプラグインエラー 正しいURLを入力してください。 videoプラグインエラー 正しいURLを入力してください。 空軍 tag アメリカ空軍 nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) videoプラグインエラー 正しいURLを入力してください。 videoプラグインエラー 正しいURLを入力してください。 videoプラグインエラー 正しいURLを入力してください。 陸軍 tag アメリカ陸軍 nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) videoプラグインエラー 正しいURLを入力してください。 videoプラグインエラー 正しいURLを入力してください。 videoプラグインエラー 正しいURLを入力してください。 海兵隊 tag アメリカ海兵隊 nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) YouTube - MLB on FOX ( ( Stereo ) ) } link[[ mylist[[ community[[ dic[[ pic[[ back
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日本 日本政府首脳 天海春香 如月千早 萩原雪歩 高槻やよい 秋月律子 三浦あずさ 水瀬伊織 菊地真 双海亜美 双海真美 星井美希 音無小鳥 アメリカ合衆国 アメリカ政府首脳 ジョージ・ボッシュ アメリカ海兵隊 パーカー バノン ソーヤー ハニソン ソビエト連邦 ウラジミール・ポーチン [[]] ブラヴィノフホールディング アレクセイ・コルミリツェフ エミリアノフ・プラスコーヴィヤ [[]] 中華人民共和国 あ 湖錦濤 大韓民国 盧武鮮
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DOROTHY BAKER 所属 リベリオン海兵隊 階級 中尉 誕生日 8月27日 その他空母エンタープライズ所属。 第508統合戦闘航空団へのエンタープライズ派遣に伴い、同航空団の追加メンバーとして選ばれた。負傷療養中だった。 イメージモデル ダグラス・ベイカー (1921-1944)撃墜数 16.33 出典 第五〇一統合戦闘航空団全記録弐 第六集
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「蒼穹の絆2-1」 蒼穹の絆2 センパー・ファイ ―変態導入編― ブリタニア第501統合飛行戦闘団 1944年1月初頭。午後の一時 シャーリー「ミーナ隊長、遅くなってごめん」 駆け込んできたシャーリーに冷たい視線を向けるバルクホルン大尉。 バルクホルン「時間ギリギリとは。相変わらず弛んでいるな?リベリアン!」 シャーリー「いやー。悪い悪い。胸はまだ張りタップリなんだけどさー」 バルクホルン「リベリアン!ゲスなジョークは止めr・・・・」 挑発的言動で、椅子から立ち上がりそうになるバルクホルン大尉を抑えるミーナ隊長。 ミーナ「トゥルーデ?シャーリーさん?」 そんな三人を面白そうに見ているのが坂本少佐。 坂本「では、始めて貰おうか。ミーナ?」 ミーナ「では。今度、リベリオン合衆国海兵隊から補充が一人来る事になりました。この隊にとっては 初となるメール(Male)ウィッチ、つまり男性です」 部屋に微妙な空気が流れる。 バルクホルン「男??珍しいな!」 坂本「耳にはするが、まだ会った事がない。使えるのか?」 シャーリー「おいおい。マリンコーかよ?大丈夫かね??」 ミーナ「ええ。それで、事前に幹部に連絡と相談をと思って集まってもらったの。有名人よ?ほら、あの 俺大尉。聞いたことあるでしょ?」 シャーリー「ああ!スターアンドストライプスで知っている!へぇー!そうかぁ~♪」 バルクホルン「なんとなく覚えがあるような・・・?」 坂本「ほぉ?誰だ?」 ミーナ「去年7月のハスキー作戦を覚えている?あの作戦でトップエースに躍り出た人ね」 バルクホルン「ロマーニャ南端のシシリー島か!」 ミーナ「ええ。あの地獄のシシリー。生き残っただけでも大したものよ。経歴がまた面白いの。いい? 16歳でプリンストン大学を首席で卒業、ここでNROTCも済ませ、そのままクォンティコで士官教育を うけて、また首席」 シャーリー「ぷりんすとん!?何でまた海兵隊?!」 声が裏返っている。超有名大学。大企業から引く手あまた。それも16歳。 ミーナ「書類では其処まで書いていないわ。まあ、物好きなのかもしれないわね?続けるわよ」 シャーリーの反応で、知識が乏しいミーナにも、そして他2名にも異常さが伝わったらしい。 まあ、ミーナとシャーリー以外は一般社会を知らないで軍人畑に育ったので仕方がない。 ミーナ「少尉任官と同時に海兵隊航空隊。戦闘機を専修。18歳で魔力を得、第二海兵遠征軍第二海兵 航空団第一戦闘機隊の通称”スタリオンズ”に所属、19歳で隊長。43年のハスキー作戦に参加、と。 現在撃墜数153、地上目標214。撃墜の約1/3が大型母機」 坂本「前途洋洋、安楽の未来をお預けにして海兵隊か。面白い!」 ミーナ「坂本少佐はまもなく扶桑へ一時帰国でしたね?」 坂本「ああ。飛行艇が用意できないらしいんで遣欧艦隊の補給船でな」 ミーナ「では、坂本少佐が留守の間は、彼を含めた三人の大尉を柱として隊を纏めてもらいます。 とりあえずは、一応の人物評定が必要だけど。そこをシャーリーさん、トゥルーデ、お願い出来る かしら?」 シャーリー「解った」 バルクホルン「ああ。指揮官として役に立つかどうかは確かめないとな」 坂本「宜しく頼む。扶桑でも候補者をリストアップするよう海軍に依頼してある。いいのを探すよ。 それで、いつその補充は来るんだ?」 ミーナ「明日の早朝の予定よ。朝、紹介出来るでしょう」 ************* 翌朝、滑走路にリベリオンの標識をつけたC-47輸送機が着陸した。出迎えたミーナ隊長が補充員から敬礼と 申告を受ける横で、大型に改造された搭乗ハッチから資材が延々と下ろされていく。 ―ブリーフィング・ルーム― バルクホルン大尉の号令で、室内にいたもの全員が起立する。 隊員の耳は、三人の足音がしたのを聞きつけていた。しかし、二人だけが入室。 ハルトマン「(噂の新人が来たんだな?どんな子なんだろう。ワクワクする~♪)」 リネット「(お友達になれるかしら・・・・?)」 ペリーヌ「(少佐・・・どのくらいの間お留守なんですか?わたくし、寂しくて寂しくて・・・)」 エイラ「(サーニャ、ホラしっかり立って!座ったら眠らせてあげるからサ!)」 サーニャ「(・・・・・・眠・・・・い・・・・・)」 ルッキーニ「(胸はどのくらいあるんだろ~。一番に揉むんだー!)」 バルクホルン「敬礼!」 一斉に敬礼。慈愛溢れる目でミーナ隊長が全員を確認する。 ミーナ「皆さん、おはようございます。では本日着任した新隊員を紹介します。俺大尉、入って」 期待したものは皆内心でがっかりする。なんだ、上級士官か。煩いのがきたのかも。 空気が凍った。 びしりとプレスの効いた制服。折り目の付いたパンツは男物。磨きぬかれた革靴も男物。 身長は175程。制帽脇から見えるG.Iカットの黒髪、厚い胸板は・・・女には見えない。 男???? ミーナ「リベリオン合衆国海兵隊から来た俺大尉です。俺さん、自己紹介・・・」 シャーリー「!!!!!!!」 ミーナが言い終える前に、凄まじい勢いで気をつけの姿勢をとって敬礼をしたものがいる。 シャーリーだ。 シャーリー「し! 失礼しました!」 俺大尉も答礼を返す。シャーリーはその答礼を終わるのを待ってから、一呼吸おいて敬礼を解く。 ミーナ「??どうしました? シャーリーさん」 ミーナは微笑みながら問うたが、他の隊員は唖然としている。同じ階級なのになにやってる? シャーリー「あ! 俺大尉は名誉勲章を!あぁ~吃驚した~」 ようやく、隊員全員が俺の左胸にある青を背景として5つ星を配した略綬に気付いた。どよめきが 起こる。カーキ色のサービス・ユニフォームに並んだ略綬群の一番上に付いていた。 俺「構わない。俺個人が貰ったものではない。私の仲間が貰ったものだ。その代表として受領した。 それだけさ。今後の敬礼は無用に願うよ、大尉」 ミーナ「・・・そうですか?では、自己紹介をしてください」 俺「リベリオン合衆国海兵隊、第二海兵遠征軍第二海兵航空団戦闘機隊スタリオンズ所属、俺大尉。 今日からみんなの仲間になったんで、ま、適当に宜しく!美少女の皆さん」 最後の一言をにやけながら言う俺を見て、バルクホルンは腹のそこから湧いてくる不快感を押さえ きれない。なんで、どいつもこいつもリベリアンというのはこうなのか!噂に聞く名誉勲章の佩用者 でもこの様か! 一方、ブリタニア語を母国語としている二人は、笑いを堪えているものが一名、真っ赤になったものが 一名。(※スタリオン=種馬。恋多き男、女垂らしの意) ミーナ「では、隊員からの自己紹介は後ほど・・・イェーガー大尉からしてもらってください。では、左脇に あいている椅子へ。では、本日の予定を。午前中の・・・・」 ミーナ 「(トゥルーデとは合わないわね。がちがちすぎても困るけど、この人本当に大丈夫かしら・・・。 はぁ~、不安だわ・・・)」 確認事項を述べながら、ミーナに不安がこみ上げる。 ―訓練― 早速、俺も訓練に参加した。皆ハンガーでストライカーユニット及び兵装を装着する。俺の格好は、朝と 異なり短パン状のズボン及び戦闘服のジャケット、それに皮のフライトジャケットを着ている。 シャーリー「よぉ。いかしたジャケットだね?下は戦闘服かぁ。さすが海兵隊だな」 俺「泥水・泥沼が友達のマリンコさ。綺麗な御ベベでドンパチはなぁ?」 ちらりとカールスラント軍人たちを見る。物好きだ、といわんばかりの目付き。 それにすぐに気付いたのがバルクホルン。 バルクホルン「何か文句でもあるのか?海兵隊?」 俺「うーんにゃ。文句じゃないよ、感心していたんだ。着替えのユニフォーム沢山あるんだろうなってさ。 貧乏海兵はスペアが支給されないんだ、サービスの。あはは」 周りが思わず笑う。 バルクホルン「詰まらんことを言うな!とっとと上がれ!模擬戦の相手は、まず私だ!」 言い終えるが早いか、MG42を両脇に抱いてさっさと離陸する。 やれやれ、と肩を上げる仕草をした俺は、背中にM3サブマシンガン、脇にM2重機関銃を抱えた。 弾箱は鉄パイプで作られたラックに収納され、ベルト給弾がジャムらないようにベルトガイドを 使っている。銃身の冷却筒に溶接したハンドグリップと鉄パイプで簡易構成されたストックの2点 が目を引く。引き金機構は馬蹄型トリガを改造し、脇に大きく張り出すようにして人差し指で 『引く』操作でも撃てる様に改造されている。腰にはM1911自動拳銃とそれ用予備弾倉が4本、M2 予備の110発入弾箱2個を前側に装着。M3用予備弾倉が4本入ったポーチ3個を背中側に装備している。 弾箱はオレンジ色塗装がされていて、訓練用のペイント弾であることを示す。 シャーリー「うひゃ。しこたま持っていくんだな?飛べるのかい、そんな重量で?」 俺「ああ。海兵隊は補給部隊より早く移動しちまうから、自分で運ぶしかないのさw さあ、いこうぜ。 おっかないのが上でイライラしているからさw」 バルクホルン「ごちゃごちゃ言っていないでとっとと上がって来い!リベリアン!!」 ほれ、な??と口だけ動かしてシャーリーに伝える俺。お前もからかうね、とシャーリーも声にしな いで笑う。 二人揃って魔法陣を広げ、離陸開始。 シャーリー「ところで、俺のユニット。ノースのP-51だろ?海兵でも使っていたんだ?」 会合空域に向けて高度を取る二人。最後尾だ。 俺「いや、俺だけさ。P-51Dの改良テスト版。国民からのプレゼント。前はコルセアだった。海兵は 貧乏でな!」 シャーリー「そっかー。名誉勲章だもんな。でも、細部がちっと違うな?」 俺「・・・・。コルセアのように、対地攻撃も出来る様に特注したんだ。ロケット弾も積める」 シャーリー「ふーん?面白そうだな。スピードより攻撃力、か。 あ。居たぞ」 会合地点に到着。バルクホルンが腕組みをして待っていた。かなりイライラしている。 バルクホルン「遅い。俺大尉。打ち合わせのとおりに高度6000、水平にて向首反航。相互距離は400以上。 翼端を切ったら開始。高度2500以下は反則。一発喰らったら負け。質問は?」 俺「ああ。昼飯にビール出るの?」 バルクホルンだけが真っ赤になった。他は忍び笑い。 バルクホルン「・・・・始めるぞ!」 フル加速で距離を広げだしたバルクホルン。シャーリーとルッキーニにウィンクした俺も 反対に向けてフル加速。 シャーリー「双方、反転。開始!」 シャーリーの無線で、双方が急速に接近する。俺がバルクホルンに向けて相互の幅を狭めた。 すれ違った瞬間、戦闘開始。 共に横の戦闘機動をとらずに縦の機動を選んだ。バルクホルンは上昇し、インメルマン・ターンで 俺の上昇を阻もうとした。しかし、俺は上昇速度に勝り、バルクホルンより上位に先に到達。 バルクホルンはスライドして回避。俺は速度を殺さずに突っ込みをかけ、バルクホルンの回避と 逆向きに上昇・・・・。 坂本「やるな・・・・。バルクホルンが後ろを取れないでいる」 ミーナ「ええ。いつもなら、もう決着がついている時間なのに・・・」 管制室で模擬空戦を能力を共有しつつ見ている二人がいた。 双方、時たま牽制射撃はするものの、まともに照準しての射撃は一度もない。付かず離れず。 取っ組み合ったままで既に5分。高度はかなり落ちてきた。 ミ「あら、シーザス・・・・・・トゥルーデが熱くなってるわね」 坂本「ああ。だろうな」 ミーナ「え? ああ。離陸前から、ね?」 坂本「そう。既にあの時から始まっていたのさ。多分、技術的にはバルクホルンのほうが上だろう。 自分のユニットにも慣れている。でも、彼女は頭に血を上らせすぎた」 ミーナ「(・・・・トドメはビールねw)ええ。あの子があんなにむきになってw」 坂本「リベリアンとは相性が悪いのかな?はっはっは!」 ミーナ「あらあら。相性が悪いというより似たも あっ!後ろを取った!」 バルクホルンが攻撃射撃をしたが、あっさり躱された。 坂本「撃ち急いだな。さて、こういうときは・・・」 俺が急激反転して攻撃位置を取ろうとしている。失速寸前の反転。 ミーナ「はぁ・・・無茶するわねえ~」 坂本「攻撃精神は旺盛だな!結構!!後ろを取るぞ。決めるか?」 レーダー「制限高度を双方割りました。同時です」 ミーナ「トゥルーデ、俺さん、中止です!制限高度を割りました。引き分け!」 バルクホルン「・・・了解」 俺「残念。もう少しで可愛い御尻を撃てたのにw」 シャーリー「おかえりー。お疲れ、お二人さん!」 気軽に声をかけたシャーリーはバルクホルンに睨まれる。 シャーリー「休憩して。次は、ルッキーニとハルトマンが南側空域、北でリネットとペリーヌ。 ここを基準に5000離れて。制限は前に同じ。インカムの指示を聞き逃さないこと!よし、行って!」 次の対戦は、二組を別空域で行うこととなった。 俺もバルクホルンも額に汗が浮かんでいる。 俺「一服つけていいか?」 シャーリー「未成年は駄目だろw」 バルクホルン「ガキが背伸びするなよ」 俺「ん?とっくに21歳だぜ、俺。んじゃ、ちょっと失礼?」 仰天する二人。俺がジャケットからキャメルのパックを取り出してジッポで火をつけた。 俺「バルクホルン大尉、流石だな。カッカさせたが意味はなかったようだ。ははは」 あっけらかんと煙と共に笑う。 バルクホルン「次は決着つけてやる!お前の癖はわかったからな!」 俺「そりゃこっちも同じだよ?ははは」 シャーリー「そりゃそうだw。なあ、俺。次は私とやろうよ!」 俺「おお!デートの申し込みか!やろうぜ!二人で熱いのを一発さ!」 笑い転げる二人。また真っ赤になるバルクホルン。 バルクホルン「海兵隊!!!訓練中だぞ!それより私と!」 俺「ありゃー。バルクホルン大尉も俺に興味がある?いやー!モテモテだ。嬉しいねー!」 バルクホルン「」 怒りで顔がどす黒いバルクホルン。MG42のグリップから嫌な音がしている。 ミーナ「トゥルーデ?シャーリーさん?俺さん?無線が混乱します。静かに、ね?」 俺「すまなかった。慎む」 ミーナ「ハルトマン、ペリーヌさんの勝ち。次を組んでください?シャーリーさん」 シャーリー「了解。つぎは私と俺さんで。いいかな?」 坂本「俺大尉。大丈夫か?」 俺「準備運動が終わったばかりだ。その次はバルクホルン大尉とハルトマン中尉の2対1で やりたい。良いかな?」 坂本「許可する。無茶して墜落するなよ!はっはっは!」 準備運動だと?この野郎! バルクホルン「・・私一人でよかろう??俺大尉」 俺「え?いやー。3人での経験がないんだよ。是非一発頼むよww」 笑いの意味を理解して腹を抱えて笑うシャーリー。 意味が解らず、苦い顔をしているバルクホルン。 管制で笑いを堪える要員を背中に、真っ赤な顔で空を睨むミーナ隊長。 やる気があって結構!と深く考えずにご満悦な坂本少佐。 俺とイェーガー大尉の模擬空戦は引き分け。双方、一撃離脱を基本としての空戦となった。 速度に勝るイェーガー大尉が先に仕掛け、それを交わした俺が追撃、躱されることの繰り返し。 俺とバルクホルン・ハルトマン組の結果はある意味あっけないものだった。バルクホルンが 俺を集中的に追い掛け回し、追い掛けられる。そこをタイミングを見計らったハルトマンが 2番機位置から一気に離脱、急激に攻め込み一連射。撃墜認定。 参加者全員、程度の差はあれ疲労して基地に帰投中。隊員はインカムを受信に設定している。 ハルトマン「ねえ。俺さん?ちょっといい?」 俺の肩を叩いたのはハルトマン。 俺「おお。カールスラントの花!なんだい?カワイコちゃん」 ハルトマン「さっすがー!私の真価をすぐに見抜くとは!この!いい趣味してるねッ種馬w!」 俺「うむ。美は至高のものさ。この部隊はいいねえ~。隊長以下美人揃い!」 ハルトマン「え!わたしに一目惚れしたの? キャーーッ!どうしようかなー♪」 俺「子供じゃなくなったらなw? で?用は何?」 ハルトマン「もうすぐ16だけど? あ、さっきの私の射撃、何でシールドしなかったの?」 俺「ああ。それか。シールドを張るときは実戦だけだ。訓練では使わない」 ハルトマン「それじゃ、すぐに終わっちゃうよ?訓練にならないじゃない?」 俺「弾丸が当たった時点で負けなんだ。あの位置から突っ込まれて撃たれると思っていなかった。 その時点で負けた。シールドは別の話さ」 ハルトマン「ふーん? 解ったようなわからないような・・・・」 俺「あはは。ところであの突っ込みは凄まじいな!あれ、君の固有魔法か? で、バルクホルン 大尉?なに聞き耳立てているんだよ??」 バルクホルン「わ! 私はただお前がエーリカを口説いているんじゃないかと思ってだな!」 俺の斜め後ろで気配を殺していたつもりが、あっさりバレてあたふた。 俺「ああ。今夜あたり突撃しようかなーと。あはは!」 ハルトマン「やったぁ!部屋で待ってるね!ダーリン♪」 バルクホルン「馬鹿もん!お前は大体だな、来た当初からなにを・・・!」 ハルトマン「はいはい。トゥルーデ?空戦の話だよ?」 いつの間にか、全員が固まって聞いている。 バルクホルン「俺大尉。解っていると思うが隊員に手を出したら・・・・」 俺「殺す」 バルクホルン「!おい!貴様!」 俺「かまわん。殺せ」 バルクホルン「・・・わかってくれればそれでいい!」 俺「ベッドの上で殺して、ってね!んじゃお先ぃ!」 ドン!と加速する俺大尉。 シャーリー「おいおい!激しいなっw!エロマリンコ!」 シャーリーの合いの手で意味が解ってから追いかけだしたバルクホルンは距離を置かれた。 ハルトマン「待ってってばぁー!旦那さまぁ!」 シャーリー「をーい。今夜待ってるよー♪ダァリン♪」 ルッキーニ「俺ー!わたしもーーーーーーー!♪」 シ・ル「「あはははっははは!」オモシローイ!」 リーネ「//べ ベッドって///////」 ペリーヌ「////なんですの?もう!新大陸の殿方って!」 ***********************************************************************
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「蒼穹の絆2-1」 蒼穹の絆2 センパー・ファイ ―変態導入編― ブリタニア第501統合飛行戦闘団 1944年1月初頭。午後の一時 シャーリー「ミーナ隊長、遅くなってごめん」 駆け込んできたシャーリーに冷たい視線を向けるバルクホルン大尉。 バルクホルン「時間ギリギリとは。相変わらず弛んでいるな?リベリアン!」 シャーリー「いやー。悪い悪い。胸はまだ張りタップリなんだけどさー」 バルクホルン「リベリアン!ゲスなジョークは止めr・・・・」 挑発的言動で、椅子から立ち上がりそうになるバルクホルン大尉を抑えるミーナ隊長。 ミーナ「トゥルーデ?シャーリーさん?」 そんな三人を面白そうに見ているのが坂本少佐。 坂本「では、始めて貰おうか。ミーナ?」 ミーナ「では。今度、リベリオン合衆国海兵隊から補充が一人来る事になりました。この隊にとっては 初となるメール(Male)ウィッチ、つまり男性です」 部屋に微妙な空気が流れる。 バルクホルン「男??珍しいな!」 坂本「耳にはするが、まだ会った事がない。使えるのか?」 シャーリー「おいおい。マリンコーかよ?大丈夫かね??」 ミーナ「ええ。それで、事前に幹部に連絡と相談をと思って集まってもらったの。有名人よ?ほら、あの 俺大尉。聞いたことあるでしょ?」 シャーリー「ああ!スターアンドストライプスで知っている!へぇー!そうかぁ~♪」 バルクホルン「なんとなく覚えがあるような・・・?」 坂本「ほぉ?誰だ?」 ミーナ「去年7月のハスキー作戦を覚えている?あの作戦でトップエースに躍り出た人ね」 バルクホルン「ロマーニャ南端のシシリー島か!」 ミーナ「ええ。あの地獄のシシリー。生き残っただけでも大したものよ。経歴がまた面白いの。いい? 16歳でプリンストン大学を首席で卒業、ここでNROTCも済ませ、そのままクォンティコで士官教育を うけて、また首席」 シャーリー「ぷりんすとん!?何でまた海兵隊?!」 声が裏返っている。超有名大学。大企業から引く手あまた。それも16歳。 ミーナ「書類では其処まで書いていないわ。まあ、物好きなのかもしれないわね?続けるわよ」 シャーリーの反応で、知識が乏しいミーナにも、そして他2名にも異常さが伝わったらしい。 まあ、ミーナとシャーリー以外は一般社会を知らないで軍人畑に育ったので仕方がない。 ミーナ「少尉任官と同時に海兵隊航空隊。戦闘機を専修。18歳で魔力を得、第二海兵遠征軍第二海兵 航空団第一戦闘機隊の通称”スタリオンズ”に所属、19歳で隊長。43年のハスキー作戦に参加、と。 現在撃墜数153、地上目標214。撃墜の約1/3が大型母機」 坂本「前途洋洋、安楽の未来をお預けにして海兵隊か。面白い!」 ミーナ「坂本少佐はまもなく扶桑へ一時帰国でしたね?」 坂本「ああ。飛行艇が用意できないらしいんで遣欧艦隊の補給船でな」 ミーナ「では、坂本少佐が留守の間は、彼を含めた三人の大尉を柱として隊を纏めてもらいます。 とりあえずは、一応の人物評定が必要だけど。そこをシャーリーさん、トゥルーデ、お願い出来る かしら?」 シャーリー「解った」 バルクホルン「ああ。指揮官として役に立つかどうかは確かめないとな」 坂本「宜しく頼む。扶桑でも候補者をリストアップするよう海軍に依頼してある。いいのを探すよ。 それで、いつその補充は来るんだ?」 ミーナ「明日の早朝の予定よ。朝、紹介出来るでしょう」 ************* 翌朝、滑走路にリベリオンの標識をつけたC-47輸送機が着陸した。出迎えたミーナ隊長が補充員から敬礼と 申告を受ける横で、大型に改造された搭乗ハッチから資材が延々と下ろされていく。 ―ブリーフィング・ルーム― バルクホルン大尉の号令で、室内にいたもの全員が起立する。 隊員の耳は、三人の足音がしたのを聞きつけていた。しかし、二人だけが入室。 ハルトマン「(噂の新人が来たんだな?どんな子なんだろう。ワクワクする~♪)」 リネット「(お友達になれるかしら・・・・?)」 ペリーヌ「(少佐・・・どのくらいの間お留守なんですか?わたくし、寂しくて寂しくて・・・)」 エイラ「(サーニャ、ホラしっかり立って!座ったら眠らせてあげるからサ!)」 サーニャ「(・・・・・・眠・・・・い・・・・・)」 ルッキーニ「(胸はどのくらいあるんだろ~。一番に揉むんだー!)」 バルクホルン「敬礼!」 一斉に敬礼。慈愛溢れる目でミーナ隊長が全員を確認する。 ミーナ「皆さん、おはようございます。では本日着任した新隊員を紹介します。俺大尉、入って」 期待したものは皆内心でがっかりする。なんだ、上級士官か。煩いのがきたのかも。 空気が凍った。 びしりとプレスの効いた制服。折り目の付いたパンツは男物。磨きぬかれた革靴も男物。 身長は175程。制帽脇から見えるG.Iカットの黒髪、厚い胸板は・・・女には見えない。 男???? ミーナ「リベリオン合衆国海兵隊から来た俺大尉です。俺さん、自己紹介・・・」 シャーリー「!!!!!!!」 ミーナが言い終える前に、凄まじい勢いで気をつけの姿勢をとって敬礼をしたものがいる。 シャーリーだ。 シャーリー「し! 失礼しました!」 俺大尉も答礼を返す。シャーリーはその答礼を終わるのを待ってから、一呼吸おいて敬礼を解く。 ミーナ「??どうしました? シャーリーさん」 ミーナは微笑みながら問うたが、他の隊員は唖然としている。同じ階級なのになにやってる? シャーリー「あ! 俺大尉は名誉勲章を!あぁ~吃驚した~」 ようやく、隊員全員が俺の左胸にある青を背景として5つ星を配した略綬に気付いた。どよめきが 起こる。カーキ色のサービス・ユニフォームに並んだ略綬群の一番上に付いていた。 俺「構わない。俺個人が貰ったものではない。私の仲間が貰ったものだ。その代表として受領した。 それだけさ。今後の敬礼は無用に願うよ、大尉」 ミーナ「・・・そうですか?では、自己紹介をしてください」 俺「リベリオン合衆国海兵隊、第二海兵遠征軍第二海兵航空団戦闘機隊スタリオンズ所属、俺大尉。 今日からみんなの仲間になったんで、ま、適当に宜しく!美少女の皆さん」 最後の一言をにやけながら言う俺を見て、バルクホルンは腹のそこから湧いてくる不快感を押さえ きれない。なんで、どいつもこいつもリベリアンというのはこうなのか!噂に聞く名誉勲章の佩用者 でもこの様か! 一方、ブリタニア語を母国語としている二人は、笑いを堪えているものが一名、真っ赤になったものが 一名。(※スタリオン=種馬。恋多き男、女垂らしの意) ミーナ「では、隊員からの自己紹介は後ほど・・・イェーガー大尉からしてもらってください。では、左脇に あいている椅子へ。では、本日の予定を。午前中の・・・・」 ミーナ 「(トゥルーデとは合わないわね。がちがちすぎても困るけど、この人本当に大丈夫かしら・・・。 はぁ~、不安だわ・・・)」 確認事項を述べながら、ミーナに不安がこみ上げる。 ―訓練― 早速、俺も訓練に参加した。皆ハンガーでストライカーユニット及び兵装を装着する。俺の格好は、朝と 異なり短パン状のズボン及び戦闘服のジャケット、それに皮のフライトジャケットを着ている。 シャーリー「よぉ。いかしたジャケットだね?下は戦闘服かぁ。さすが海兵隊だな」 俺「泥水・泥沼が友達のマリンコさ。綺麗な御ベベでドンパチはなぁ?」 ちらりとカールスラント軍人たちを見る。物好きだ、といわんばかりの目付き。 それにすぐに気付いたのがバルクホルン。 バルクホルン「何か文句でもあるのか?海兵隊?」 俺「うーんにゃ。文句じゃないよ、感心していたんだ。着替えのユニフォーム沢山あるんだろうなってさ。 貧乏海兵はスペアが支給されないんだ、サービスの。あはは」 周りが思わず笑う。 バルクホルン「詰まらんことを言うな!とっとと上がれ!模擬戦の相手は、まず私だ!」 言い終えるが早いか、MG42を両脇に抱いてさっさと離陸する。 やれやれ、と肩を上げる仕草をした俺は、背中にM3サブマシンガン、脇にM2重機関銃を抱えた。 弾箱は鉄パイプで作られたラックに収納され、ベルト給弾がジャムらないようにベルトガイドを 使っている。銃身の冷却筒に溶接したハンドグリップと鉄パイプで簡易構成されたストックの2点 が目を引く。引き金機構は馬蹄型トリガを改造し、脇に大きく張り出すようにして人差し指で 『引く』操作でも撃てる様に改造されている。腰にはM1911自動拳銃とそれ用予備弾倉が4本、M2 予備の110発入弾箱2個を前側に装着。M3用予備弾倉が4本入ったポーチ3個を背中側に装備している。 弾箱はオレンジ色塗装がされていて、訓練用のペイント弾であることを示す。 シャーリー「うひゃ。しこたま持っていくんだな?飛べるのかい、そんな重量で?」 俺「ああ。海兵隊は補給部隊より早く移動しちまうから、自分で運ぶしかないのさw さあ、いこうぜ。 おっかないのが上でイライラしているからさw」 バルクホルン「ごちゃごちゃ言っていないでとっとと上がって来い!リベリアン!!」 ほれ、な??と口だけ動かしてシャーリーに伝える俺。お前もからかうね、とシャーリーも声にしな いで笑う。 二人揃って魔法陣を広げ、離陸開始。 シャーリー「ところで、俺のユニット。ノースのP-51だろ?海兵でも使っていたんだ?」 会合空域に向けて高度を取る二人。最後尾だ。 俺「いや、俺だけさ。P-51Dの改良テスト版。国民からのプレゼント。前はコルセアだった。海兵は 貧乏でな!」 シャーリー「そっかー。名誉勲章だもんな。でも、細部がちっと違うな?」 俺「・・・・。コルセアのように、対地攻撃も出来る様に特注したんだ。ロケット弾も積める」 シャーリー「ふーん?面白そうだな。スピードより攻撃力、か。 あ。居たぞ」 会合地点に到着。バルクホルンが腕組みをして待っていた。かなりイライラしている。 バルクホルン「遅い。俺大尉。打ち合わせのとおりに高度6000、水平にて向首反航。相互距離は400以上。 翼端を切ったら開始。高度2500以下は反則。一発喰らったら負け。質問は?」 俺「ああ。昼飯にビール出るの?」 バルクホルンだけが真っ赤になった。他は忍び笑い。 バルクホルン「・・・・始めるぞ!」 フル加速で距離を広げだしたバルクホルン。シャーリーとルッキーニにウィンクした俺も 反対に向けてフル加速。 シャーリー「双方、反転。開始!」 シャーリーの無線で、双方が急速に接近する。俺がバルクホルンに向けて相互の幅を狭めた。 すれ違った瞬間、戦闘開始。 共に横の戦闘機動をとらずに縦の機動を選んだ。バルクホルンは上昇し、インメルマン・ターンで 俺の上昇を阻もうとした。しかし、俺は上昇速度に勝り、バルクホルンより上位に先に到達。 バルクホルンはスライドして回避。俺は速度を殺さずに突っ込みをかけ、バルクホルンの回避と 逆向きに上昇・・・・。 坂本「やるな・・・・。バルクホルンが後ろを取れないでいる」 ミーナ「ええ。いつもなら、もう決着がついている時間なのに・・・」 管制室で模擬空戦を能力を共有しつつ見ている二人がいた。 双方、時たま牽制射撃はするものの、まともに照準しての射撃は一度もない。付かず離れず。 取っ組み合ったままで既に5分。高度はかなり落ちてきた。 ミ「あら、シーザス・・・・・・トゥルーデが熱くなってるわね」 坂本「ああ。だろうな」 ミーナ「え? ああ。離陸前から、ね?」 坂本「そう。既にあの時から始まっていたのさ。多分、技術的にはバルクホルンのほうが上だろう。 自分のユニットにも慣れている。でも、彼女は頭に血を上らせすぎた」 ミーナ「(・・・・トドメはビールねw)ええ。あの子があんなにむきになってw」 坂本「リベリアンとは相性が悪いのかな?はっはっは!」 ミーナ「あらあら。相性が悪いというより似たも あっ!後ろを取った!」 バルクホルンが攻撃射撃をしたが、あっさり躱された。 坂本「撃ち急いだな。さて、こういうときは・・・」 俺が急激反転して攻撃位置を取ろうとしている。失速寸前の反転。 ミーナ「はぁ・・・無茶するわねえ~」 坂本「攻撃精神は旺盛だな!結構!!後ろを取るぞ。決めるか?」 レーダー「制限高度を双方割りました。同時です」 ミーナ「トゥルーデ、俺さん、中止です!制限高度を割りました。引き分け!」 バルクホルン「・・・了解」 俺「残念。もう少しで可愛い御尻を撃てたのにw」 シャーリー「おかえりー。お疲れ、お二人さん!」 気軽に声をかけたシャーリーはバルクホルンに睨まれる。 シャーリー「休憩して。次は、ルッキーニとハルトマンが南側空域、北でリネットとペリーヌ。 ここを基準に5000離れて。制限は前に同じ。インカムの指示を聞き逃さないこと!よし、行って!」 次の対戦は、二組を別空域で行うこととなった。 俺もバルクホルンも額に汗が浮かんでいる。 俺「一服つけていいか?」 シャーリー「未成年は駄目だろw」 バルクホルン「ガキが背伸びするなよ」 俺「ん?とっくに21歳だぜ、俺。んじゃ、ちょっと失礼?」 仰天する二人。俺がジャケットからキャメルのパックを取り出してジッポで火をつけた。 俺「バルクホルン大尉、流石だな。カッカさせたが意味はなかったようだ。ははは」 あっけらかんと煙と共に笑う。 バルクホルン「次は決着つけてやる!お前の癖はわかったからな!」 俺「そりゃこっちも同じだよ?ははは」 シャーリー「そりゃそうだw。なあ、俺。次は私とやろうよ!」 俺「おお!デートの申し込みか!やろうぜ!二人で熱いのを一発さ!」 笑い転げる二人。また真っ赤になるバルクホルン。 バルクホルン「海兵隊!!!訓練中だぞ!それより私と!」 俺「ありゃー。バルクホルン大尉も俺に興味がある?いやー!モテモテだ。嬉しいねー!」 バルクホルン「」 怒りで顔がどす黒いバルクホルン。MG42のグリップから嫌な音がしている。 ミーナ「トゥルーデ?シャーリーさん?俺さん?無線が混乱します。静かに、ね?」 俺「すまなかった。慎む」 ミーナ「ハルトマン、ペリーヌさんの勝ち。次を組んでください?シャーリーさん」 シャーリー「了解。つぎは私と俺さんで。いいかな?」 坂本「俺大尉。大丈夫か?」 俺「準備運動が終わったばかりだ。その次はバルクホルン大尉とハルトマン中尉の2対1で やりたい。良いかな?」 坂本「許可する。無茶して墜落するなよ!はっはっは!」 準備運動だと?この野郎! バルクホルン「・・私一人でよかろう??俺大尉」 俺「え?いやー。3人での経験がないんだよ。是非一発頼むよww」 笑いの意味を理解して腹を抱えて笑うシャーリー。 意味が解らず、苦い顔をしているバルクホルン。 管制で笑いを堪える要員を背中に、真っ赤な顔で空を睨むミーナ隊長。 やる気があって結構!と深く考えずにご満悦な坂本少佐。 俺とイェーガー大尉の模擬空戦は引き分け。双方、一撃離脱を基本としての空戦となった。 速度に勝るイェーガー大尉が先に仕掛け、それを交わした俺が追撃、躱されることの繰り返し。 俺とバルクホルン・ハルトマン組の結果はある意味あっけないものだった。バルクホルンが 俺を集中的に追い掛け回し、追い掛けられる。そこをタイミングを見計らったハルトマンが 2番機位置から一気に離脱、急激に攻め込み一連射。撃墜認定。 参加者全員、程度の差はあれ疲労して基地に帰投中。隊員はインカムを受信に設定している。 ハルトマン「ねえ。俺さん?ちょっといい?」 俺の肩を叩いたのはハルトマン。 俺「おお。カールスラントの花!なんだい?カワイコちゃん」 ハルトマン「さっすがー!私の真価をすぐに見抜くとは!この!いい趣味してるねッ種馬w!」 俺「うむ。美は至高のものさ。この部隊はいいねえ~。隊長以下美人揃い!」 ハルトマン「え!わたしに一目惚れしたの? キャーーッ!どうしようかなー♪」 俺「子供じゃなくなったらなw? で?用は何?」 ハルトマン「もうすぐ16だけど? あ、さっきの私の射撃、何でシールドしなかったの?」 俺「ああ。それか。シールドを張るときは実戦だけだ。訓練では使わない」 ハルトマン「それじゃ、すぐに終わっちゃうよ?訓練にならないじゃない?」 俺「弾丸が当たった時点で負けなんだ。あの位置から突っ込まれて撃たれると思っていなかった。 その時点で負けた。シールドは別の話さ」 ハルトマン「ふーん? 解ったようなわからないような・・・・」 俺「あはは。ところであの突っ込みは凄まじいな!あれ、君の固有魔法か? で、バルクホルン 大尉?なに聞き耳立てているんだよ??」 バルクホルン「わ! 私はただお前がエーリカを口説いているんじゃないかと思ってだな!」 俺の斜め後ろで気配を殺していたつもりが、あっさりバレてあたふた。 俺「ああ。今夜あたり突撃しようかなーと。あはは!」 ハルトマン「やったぁ!部屋で待ってるね!ダーリン♪」 バルクホルン「馬鹿もん!お前は大体だな、来た当初からなにを・・・!」 ハルトマン「はいはい。トゥルーデ?空戦の話だよ?」 いつの間にか、全員が固まって聞いている。 バルクホルン「俺大尉。解っていると思うが隊員に手を出したら・・・・」 俺「殺す」 バルクホルン「!おい!貴様!」 俺「かまわん。殺せ」 バルクホルン「・・・わかってくれればそれでいい!」 俺「ベッドの上で殺して、ってね!んじゃお先ぃ!」 ドン!と加速する俺大尉。 シャーリー「おいおい!激しいなっw!エロマリンコ!」 シャーリーの合いの手で意味が解ってから追いかけだしたバルクホルンは距離を置かれた。 ハルトマン「待ってってばぁー!旦那さまぁ!」 シャーリー「をーい。今夜待ってるよー♪ダァリン♪」 ルッキーニ「俺ー!わたしもーーーーーーー!♪」 シ・ル「「あはははっははは!」オモシローイ!」 リーネ「//べ ベッドって///////」 ペリーヌ「////なんですの?もう!新大陸の殿方って!」 ***********************************************************************