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第二副部長 梅カジキ Umecajiki 1996年6月、北海道生まれ。 彼も中学校で始めて出会った人です。 いつの間にか仲良くなっていた気がします。というか何度考えても接点が思いつかない・・・。 なぜ入部してくれたのもぜんぜん覚えていませんが2011年5月に入部しています。 現在は某所でアルバイトをしてらっしゃいます。私が美幌に帰ったら冷やかしに行くのがいつもの楽しみ(爆)最低の客ですね・・・。 趣味は何ですかと聞いたら 「ねぇよそんなもん」と一蹴されました(涙) 躊躇無く山道を歩く姿をみてると、彼が完全に遊人であることが分かります。 また、解説の才能はすごかった(特に修学旅行) 学校でほとんど会ったことが無い人でした。(文・写真 部長) 梅カジキが撮影した写真 準備中
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もしもブロリーが地球に送り込まれていたら 第二十三話 初出URL http //www.nicovideo.jp/watch/sm19082286 公開日 2012年10月9日 あらすじ ブルー将軍の執拗な攻撃に耐えかねて洞窟へと逃げ込んだブルマ、クリリン、ブロリー 彼らを待ち受けていたのは海賊が昔仕掛けた罠と海賊のアジトを守っている骸骨ロボット だった!ブルーの策略も相まっていつもどおりとはいかない戦いをどう乗り切るブロリー! 特徴 OP曲『1/2』 アニメ「るろうに剣心」の主題歌。 リバイバルブームへの便乗もあるが起用理由としては 作者がるろ剣好きであるというところが大きい。 ED曲『邪魔はさせない』 アニメ「スレイヤーズNEXT」のED曲。 リクエストを受けた曲(のはず)。 作者がこの曲を聞くのはこの回の制作中が初である。 通算: - 今日: - 昨日: -
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第二戦利品 青は取得した事があるアイテム、★は所持数 NM名 戦利品 性能 所持数 Jailer of Hope ホープトルク 首●●AGI+5 片手刀スキル+7 弓術スキル+7 Lv73~ All Jobs ホープスタッフ 両手棍●●D40 隔366 AGI+7 /ヴァルチャストーン装備時時々2回攻撃/Lv73~ 吟召 ★★ 第五の聖徳 トリガー ★★ Jailer of Justice ジャスティストルク 首●●STR+5 両手鎌スキル+7 両手刀スキル+7 Lv73~ All Jobs ジャスティスソード 片手剣●●D34 隔236 STR+7 /ヴァルチャストーン装備時時々2回攻撃/Lv73~ 赤シナ ★ 第四の聖徳 トリガー ★ Jailer of Prudence ブルーデンストルク 首●●INT+5 両手剣スキル+7 片手棍スキル+7 Lv73~ All Jobs プルーデンスロッド 片手棍●●D22 隔288 INT+7 /ヴァルチャストーン装備時時々2回攻撃/Lv73~ 白黒 第六の聖徳 トリガー 最終更新日 2008年11月17日01時13分18秒
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第二型マルクキラ情報 スキル詳細 発動可能コンボ 成長表 このカードについて コメント 第二型マルク イラスト イラストレーター レア度 最大Lv Cost 派閥 性別 ☆☆ 19 5 技 男 Lv.1 Lv.Max Lv1 コスト比率 LvM コスト比率 成長値 HP 1150 230 1920 384 43 ATK 540 108 1180 236 36 入手方法 進化合成 スキル 決別刺剣#20(サインオブソード)カードレベルが高いほど攻撃力アップ キラ情報 blankimgプラグインエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 blankimgプラグインエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 Lv.1 Lv.Max Lv1 コスト比率 LvM コスト比率 成長値 HP ATK スキル詳細 発動可能コンボ 成長表 blankimgプラグインエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 Lv HP ATK1 1150 540 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 1920 1180 このカードについて コメント 名前 コメント
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第二章 塔の古文書調査 アルモリカ古道の手配魔獣 シン少年への市外地案内 (隱藏) 遊撃士訓練への参加要請 演奏家の捜索 東クロスベル街道の手配魔獣 解毒薬の材料調達 (隱藏) 共和国臨検官の作業補助 消えたコレクションの捜索 ウルスラ間道の手配魔獣 月の僧院の調査 (隱藏)
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104 :ヒナヒナ:2012/08/04(土) 18 48 03 ○プラントハンター ~遺伝子工学時代を夢見て~ 青いバラを辞書で引くと「不可能」という言葉が出てくる。これは何世紀も掛けて欧米の育種家たちが目も覚めるような青色を目指して挫折してきた結果であった。赤も黄色も白も可能だが、青だけはどうしても出来ない。どんな組み合わせで掛け合わせても、せいぜい光の加減で藤色に見えなくも無い灰色みたいな色だった。 逆行者は知っていた。バラには花弁で青を発現する色素を生み出すための遺伝子を持っていないため、どんな掛け合わせでも青いバラが出来ないことを。しかし、まだ世界ではDNAの二重螺旋構造すらも発見されていないため(もっとも、遺伝分野については夢幻会の強力な後押しの結果、数々の発見が促進されていたが)、従来の育種法では無理であった。だからこそ青いバラは遺伝子工学の象徴とされているのだ。 史実で作られた青いバラは、白バラにパンジーの青色色素を作る遺伝情報を組み込んだ、遺伝子組み換え的アプローチで作り出されたものであり、まさに遺伝子工学の集大成ともいえる成果だ。なので、現在ではまだその花言葉どおり不可能である。しかし、逆行者達はいずれ訪れる遺伝子工学時代に備えて、そっと必要な行動を起こそうとしていた。 遺伝資源が近いうちに持ち出し規制されることを予測していた逆行者と、その意見を取り入れた夢幻会は、食用作物の原種捜索と、食料需給に影響を及ぼさない範囲でのその他植物の採集を支援したのだ。 もちろん、夢幻会は慈善組織や単なるパトロンではないので、観葉植物の採集のために、植物学者らを派遣していたわけではなかった。表向きは植物園や博物学の学術調査としていたが、その実彼らはいわゆるプラントハンターで、貴重な動植物のジーンバンクを作り上げるために活動をしていたのだ。育種家や植物学者達は、今はまだ発見されていない薬用植物や食用作物の原種群、観賞用植物等など、今のうちに探し出すべき植物に狙って採集していたのだ。 これらはやがて来る遺伝子工学時代に非常に強い武器となるのは必定だった。作物の野生品種など何の役に立つと言われるかもしれないが、病気に強い遺伝子や、耐寒・耐暑・耐乾性など、栽培品種では失われてしまった特異的な数々の遺伝情報を含んでいるかもしれないのだ。新たな農作物の改良でも原種やその周辺品種があるのと無いのとでは違うのだ。 105 :ヒナヒナ:2012/08/04(土) 18 48 38 こうして、現代のプラントハンター達は新たな地平に拡がっていった。華南の山奥や東南アジアの密林、南アメリカの奥地など情勢が許す限りの資源地帯に渡った。情勢不安な地域では海援隊などの支援を受けながら、大航海時代さながらに多くの有用植物を採集した。しかし、彼らが種子・植物を持ち込んだのは、かの有名な英国王立植物園キューガーデンではなく、日本の数箇所(北海道、長野、沖縄など)に設置されたシードバンクや閉鎖系の植物園だ。 ここには、ベトナムの密林の奥地で発見された黄色い花をつける椿や、現地民の間で薬草として使用されていた草本・潅木類、貴重な高山植物などが集められている。後に遺伝資源の略奪と言われ他国、特に発展途上国から日本は批判されることになるが、当時は規制する法はなく合法であったと言われれば、引き下がるほかなかった。 大日本帝国はこれらを背景に農業種苗業や遺伝子工学をリードし、日本の新たなる産業の柱として育てていくことになる。 ちなみに、他国が遺伝子工学に手を出そうとする頃には、日本は遺伝子を扱う上で必須のPCR法とその派生技術についての特許を取り、その必要酵素群を独占していたため、ここでも各国は泣く泣く毟られる結果となった。 先進国の急速な発展と莫大な消費を支えるために先進国以外の「自然」は消費財とみなされた。また、発展途上国においては史実世界より情勢が悪化しており、人間の生存すらも脅かされる様な状態では、「自然」を重要視諸する運動など盛り上がるはずもなく一部の国を除いて、蚕食されていくこととなる。こうした後に起こる大絶滅時代により多くの固有種が姿を消す中、日本や(一部英国も)のプラントハンター達の収集した遺伝資源は、遺伝子の箱舟として機能してゆくことになる。 ○あとがき あるぇ~おかしいな。 青バラについて書こうとしていたら、いつの間にかプラントハンターになっていた。 自分で書いておいてなんだけど、遺伝子的に似通った小集団が残っても自然界では行き詰るだろうから、遺伝資源以上の意味はないよね。
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概要 年代 舞台 主人公 攻略対象キャラレイ ネイト 隠しキャラ:ディオス ラスボス コメント 概要 第一作目で好評を受け、ファンから支持が高かった第二作目。 とある理由で卒業の一年前に入学した主人公アムレット。 入学時には教師生徒が認める冷酷無慈悲な理事長子息を味方につけたラスボスが支配者と言わんばかりに横暴に振舞っていた。(*1) そこで彼女が攻略対象者の心の傷を癒し、彼らの居場所である学校の危機を救うまでの物語(*2) 第一作目同様マルチエンディング式で、大筋のストーリーは同じだが、攻略する対象者によってエンディングが変わる。 大筋のストーリーは最終局面でラスボスは本当に学校を自分の物にしようとまでするが、 主人公や他の攻略対象者にレイは騙されていたことに怒り狂ってラスボスを学園追放か焼き払い、排除する。 ラスボスがいなくなったことで平和を取り戻した学園でハッピーエンドだった。 事件解決後に女王ティアラに罪は暴かれるが特段レイにお咎めはなかった。(*3) ジルベールが提唱していた〝発達途上児童無償教育機関設立案〞を第一作目クリア後に彼が取り掛かり、第一作目で女王となったティアラや協力関係にあったステイルが賛成し、発足させた学園が舞台。 第一作目ではマルチエンディングで、ジルルート以外は攻略対象者が配偶者になる描写があったため、同じフリージア王国ではあるが パラレルワールドだと考えられていたが、ジルルートでは恋愛要素が薄くティアラの恋人になっていなかったのでは?と考えられ、おそらくはジルルート後のフリージア王国の物語である。 よく二作目作品でありがちな演出で、第一作目のキャラクター達がちらほらと登場する。 年代 ゲーム開始は22年 ※バド・ガーデン創設は20年 舞台 王立学園 バド・ガーデンが舞台。 入学資格者は優秀な特殊能力者や希少な特殊能力者、試験で優秀な成績を収めた勉学に積極的な生徒、そして下級層や身寄りのない者を優先的にされていた。 上記の条件に当てはまる18歳以下の民であれば住むのも教育も食事や寮も一定は無料。 創設や設計・建物に関わる部分に携わり創設したのは第一作目の攻略対象者であるジルベール宰相である。 創設年は20年で、創立からたった2年である意味独立国家のようになりなかなかの無法地帯であった。 貴族と平民を区別するクラス分け等もなく、レイとファーナム兄弟は同じクラスであった。 貴族でも学園内は従者の同行不可であった。(*4) 主人公 アムレット とある理由で卒業の1年前に入学した庶民の少女。 ラスボスの手で無法地帯となってしまったバド・ガーデンで庶民でありながらも真っ向から権力や不当な扱いに対立していた。(*5) 攻略対象者に好意を向けられても気付かないことが多かった恋愛鈍感系のキミヒカ主人公 攻略ルートが決まった後は悪戦苦闘する場面はあった。(*6) 攻略対象キャラ レイ 王道本命で理事長子息の俺様性格性悪クール系のキャラクター。 第二作目唯一の権力者ポジション。高等部三年生。 顔の半分を芸術的な仮面で覆っている冷酷無慈悲で攻撃性の高い特殊能力を所持している。 仮面の下は焼け爛れており、常時仮面をかぶり続けている。ゲームでは影で隠されていた火傷痕は心から愛したアムレットにしか見せなかった。(*7) 恩人を探すため、父親であるアンカーソン卿と取引をし、理事長代理の権限を所持している。 人を信じることをせず、人の話を殆ど聞かない節も増長し、その俺様で自分勝手な性格と特殊能力・風貌と、そのせいで生徒全員から恐れられていた。(*8) ライアーのこととなると見境がなくなり、それをネタに第二作目のラスボスに利用されていた。 ライアーの居場所を知っている。証拠もある。代わりに自身を満足させてみろというラスボスに良いように使われてしまう。 ラスボスに「母親の顔をレイのように焼いて」と言われ、わざわざ10年以上会っていなかった男爵夫人キャロルの元までいき、焼いた。 その場では意識があり「自分が恨まれて当然」という母親に「血の繋がりに興味はない」と伝え、その場を去る。(*9) (描かれていないが、恐らくその後キャロル夫人は死亡する。)(*10) ラスボスに騙され、自分の従者であったファーナム兄弟も使わせ、ネイトも発明の能力者として使わせ、更に自身の理事長の権限まで譲りかけてしまう。 だが、主人公アムレットに少しずつ心の傷を癒されたレイは彼女に過去を語り それゆえにアムレットはレイの敵に回ってでも必死にこれ以上道を踏み外さないように説得をした。 レイも特殊能力が暴走しないように自身の感情を抑えながら、母親や自身を捨てたカレン家への恨みを口にしながらもアムレットを傷つけないようにしていた。 嫌悪していた理事長と交渉して、経営権を手に入れたが学校経営らしいことはせず、すべて恩人を探す手段として使っていた。 優秀な人間だけでなく、下級層や身寄りのない子も一カ所に集める学校を支配することで、効率的に情報を集めることだけが目的だった。 もともと父親のことを嫌っていたこともあって、アンカーソンの名がどれほど落ちぶれてもどうでも良いと思っていたレイは学校が潰れようが家の名が落ちようがどうでも良かった。(*11) レイは気に入った相手ほどいじめたがる性格でアムレットの行くところ行くところで彼女に構う。 まるでイジメの主犯格のように高いところで見下し暴言を吐いたと思えば、……逆にラスボスからの嫌がらせを受けそうになる彼女を人知れず庇ったりもする。一度気に入った相手には極めてしつこい。 イベント 回想シーンの幼少姿は美少女と言っていいくらいかわいい(*12) 特殊能力を感情のまま暴走させかける場面(*13) レイルートではゲームのご都合展開で偶然城下でライアーに遭遇できたアムレット(*14) アムレットが仲良くなったレイと城下へ降りた時、レイが「恋人だ」とわざとその場でアムレットに恋人の振りをさせていた(*15) レイルート ハッピーエンド レイルートの冒頭で学校で横暴に振る舞うレイに、アムレットが真っ向から対峙し、俺様キャラ特有の〝他の奴らとは違う〟態度のアムレットに彼が興味を抱く第一歩であった。 ライアーに固執する理由はレイルートで明かされる。(*16) ゲームの最終局面でラスボスに騙されていることに、アムレットが単身で事実を掴みレイに突きつける。 レイは怒り狂ってラスボスを焼き払おうとしたが、アムレットが愛するレイがこれ以上道を踏み外す前にと止め、アムレットはラスボスの命まで救う。(*17) レイにとって唯一前に進むことができた未来(*18) レイルート バッドエンド ラスボスに全て奪われた上でライアーも見つからず、全てを失い絶望した彼は、アムレットへ 「残りの人生全てをかけてでも、ライアーを見つけ出す」と言い残して別れを告げた夜を最後に行方を眩ませてしまう。(*19) 他の攻略対象者ルート ライアーへ辿り着くこともなく潰える(*20) アムレットと攻略対象者がレイがラスボスに騙されていることを告げる。 ラスボスに騙されていたことに怒り狂ってラスボスを焼き払われるか、他の攻略対象者に半殺しにされ学園は平和を取り戻すハッピーエンド(*21) ネイト ラスボスがネイトを欲しがった為、ネイトの入学から生活の面倒までレイが補助をしていた。 イベント ネイトルート 他の攻略対象者ルート 隠しキャラ:ディオス 同調の特殊能力で混ざってしまった双子の理事長子息の従者“クロイ”。 ゲーム開始時は既にラスボスの従者同然に振る舞っていたディオスだが元々はレイの従者。 たとえ貴族でも従者を連れ歩くことを禁じられた学園で、アンカーソンが監視兼報告をさせる為にレイへつけることを課した年の近い従者。 正確に言えば、どうしても生徒として潜り込める年齢の従者を付けることをアンカーソンがレイに条件付け、そこでレイが雇ったのがディオス達という形。(*22) ゲームでは貴族と平民を区別するクラス分けはなく、学園に入学さえしてレイの従者として過ごすだけで給料が良い仕事だった為、ファーナム兄弟は猛勉強してレイと同クラスに移ることができた。 体調を崩した姉がおり、二人で交代だったかそれともどちらか一人だけなのか、片方は姉の介護を続け片方は従者として働き続けた。 たった一人分の稼ぎでも貴族からの給料は高く、姉を匿い養う為に環境の良い部屋をレイの権限で無償に借りられたことも利点であった。 定期的にラスボスが上がり込んで、姉を玩具にしていびろうとも、条件がいい従者の仕事を手放すわけにはいかなかった。 イベント ディオスルート 体調を崩した姉を最初はレイの屋敷で匿い、開校後は本来であれば生徒ではない双子の兄弟や姉は寮に住めないが、レイの権限で学園寮でもラスボスの次に環境の良い部屋を使っていた。(*23) 他の攻略対象者ルート ラスボス 恩人を探すレイに付け入り「私を満足させて」と抽象的なことを言い搾取し続けた。 侯爵家である父親の金で贅沢を叶え、従者であるファーナム兄弟を与え、彼女が欲しがったネイトの入学から生活の面倒まで補助し続け、彼女に自分と同等の学校での権威まで望む通りに与えた。 自ら人を傷つけたり、悪意を持って接しており、アムレットが入学する頃には学園の支配者となっていた。 コメント このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。 編集が苦手な方は以下のコメントフォームへ書き込んで頂ければ有志でページに取り込みます。 表示される親コメントには限りがあるので、返信の際は返信したいコメント横のチェックを付けて返信するようご協力お願いします。 二作目のラスボスの名前は「ベリアル」(Ⅱ73)。「私も〝学校〟が欲しいわ」と言っており(Ⅱ73)、ゲーム内での彼女の行動「最終局面では本当に学校を自分の物にしようとまでして」(Ⅱ254)と一致している為。 (2022-04-06 16 08 03)
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15 犯ずきん ◆71isWD/fFU New! 2006/11/27(月) 01 48 36.38 ID gh2HMle90 第二部 戦闘超竜 森の奥林の中木の上。 一匹のドラゴンが寝ていました。 彼は名をジョセフィーヌ・ジョーマイスターといいました 16 犯ずきん ◆71isWD/fFU New! 2006/11/27(月) 01 49 27.59 ID gh2HMle90 ジョはある日森から出ようと思いました 理由なんぞない あるのはただ行動と結果だけだ! 何故それがわからない!? 17 犯ずきん ◆71isWD/fFU New! 2006/11/27(月) 01 50 10.19 ID gh2HMle90 ジョは不思議な村へ迷い込みました そこは不思議な白いものがたくさんいました そうそこは白い精子の村だったのです 18 犯ずきん ◆71isWD/fFU New! 2006/11/27(月) 01 51 10.89 ID gh2HMle90 白い精子の村の地蓄獄生どもは ジョを見るたび妊娠させようと飛び掛ってきます。 正しい性知識をもっていないジョは たちまち擬人化させられてしまいました 20 犯ずきん ◆71isWD/fFU New! 2006/11/27(月) 01 55 49.35 ID gh2HMle90 「んっ…はぁッ!」 尻尾を撫でられ、ジョは艶っぽい声をあげた。 白い精子がそこを舐めまわすと、ジョは全身をひくひく奮わせる。 そして両足を開かせると、しかし秘所は固く閉じていた。 白い精子は憤り、無理矢理開かせ、広げます。 「あっ!…ぃ、ぎっ!!」 指を這わせ、かき回す度に嬌声。 そしてまだ湿りやらむうちに 精子達はその猛ったおちんちんをそこへあてがうのだった 21 犯ずきん ◆71isWD/fFU New! 2006/11/27(月) 01 57 03.31 ID gh2HMle90 しかしそもそも精子達には手もちんこもついてなかった。 ジョの被虐的な妄想は急に醒め、 なんだかどうでもよくなって精子達を全員貪り食べたのであった。 第二部 完
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結社概要 HENTAIさんの集まりです(*´ω`*) 構成員 雄仲刀志 儚絵 わたw ベリル 幾 麗羽様の奴隷ver2 MITSU SRゆじ★@ 柊。 観琴 その他 何故か結社員の半数以上がWebパワードールと掛け持ち中。 メンバー募集中! 男の娘優遇します
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735 :永遠のしろ ◆UHh3YBA8aM :2007/10/30(火) 12 36 40 ID d/Dwn6Zq ※※※ 雨が似合う。 僕にとっての姉は、そういう人だ。 勿論、憂鬱な雰囲気を連想するとかではなく、落ち着いた幽玄な空気を纏っている様が雨の持つ独特な 世界観と合致するという意味で。 姉のいる和室――障子張りの窓から見える暗い空は、だから憂鬱には見えない。 静かな風景は、僕にとっては好ましく、美しく映えるのだ。そして姉は、それに近似した雰囲気を持っ ている。 「しろ姉さんは、着物を着たら似合いそうだよね」 姉のいる和室。 僕はそこに在る独特な空気を纏った姉にそんな事を云ってみる。 「ん?」 と云ってこちらを向いた肉親は、幽邃な瞳を細めて、口元をオメガみたいに歪めて見せた。 「クロは私の着物姿が見たいの?」 硯と筆を傍らに、姉は微笑む。 「似合うかな、と思っただけだよ。ここ、和室だしさ。しろ姉さん、そういうの好きだろう?」 若い女性にしては珍しく着付けも出来るのだし。 「ん・・・」 姉は瞳を閉じて、幽かに頷く。 「確かに和装は嫌いじゃない。寧ろ好ましいと思うわ。けれど、現在の洋服に比べれば合理性で劣る。 兎角、手間がかかることが問題ね。だから特別着る気は無いのだけれど――」 開眼し、瞳だけで僕を見る。 「クロがそう望むなら、これからは和装にしても良いわ。着物も何着か持っているし」 「胴衣もあるしね」 「あんなものでは外には出られない」 そう云って姉は笑った。 (袴姿、綺麗なんだけどな) 僕は肩を竦めた。 会話が途切れると、姉は作業を再開する。 大きな色紙に筆を走らせ、 『蠢 如 木 鶏』 シュントシテモッケイノゴトシ。 相変わらずの達筆でそう記す。 「達生篇?」 「聊斎志異」 「ああ――促織か」 姉は頷きながら筆を置く。 「今度は誰に頼まれたのさ?」 「同門の後輩。自宅の道場に飾るそうよ」 満足いくものが書けたのか、姉の表情は明るい。 書画の道に通ずるみっつ上の肉親は、知己やその縁故筋から一筆頼まれることが多い。今回の色紙も そのひとつだろうとは聞くまでも無く分かった。 「クロ、私はこれを届けに往ってくるけど、貴方は今日はどうするの?」 「ん~?特に予定は無いなぁ。部屋で本でも読もうかな、と」 「そう」 姉は少し考えるような仕草で頷いて、 「出来るだけ早く帰ってくるから、そうしたらお話でもしましょう?」 柔らかく微笑む。対する僕は僕は首を捻る。 「しろ姉さん」 「何?」 「同門の後輩って、女の人?」 「・・・・・・」 姉の動きが止まった。 こういう場合、大抵姉は「一緒に来る?」と僕を誘う。 それが無い時は共通する条件があるのだが・・・。 (それが何かは敢えて云うまい) 僕が黙視していると、姉は顔を左右する。 736 :永遠のしろ ◆UHh3YBA8aM :2007/10/30(火) 12 39 11 ID d/Dwn6Zq 「・・・違うのよ。あの娘は武芸一本やりで男嫌いなところがあるから、クロを連れ往っても仕方ない と判断しただけ。他意はない」 何がどう違うのかはわからないが、姉に同行を求める意思が無いなら突付いても仕方ない。 彼女の通っていた道場は基本的に男子禁制の場所だったから、聞くまでも無く対象は女性だろうと思っ ていたけど。 筋道立てて僕を連れて行かない理由を話す肉親の姿は、なんだか悪戯を見つかった子供の云い訳みたい に感じらて、微笑ましかった。 と、ポケットに入れていたケータイが鳴った。 「ごめん姉さん、ちょっと外すね」 和室を出て、自分の部屋へ。 歩きながら画面を見ると―― 「絵里ちゃん?」 五代絵里。 意外な人物の名があった。 この間の五代邸来訪の際にアドレスの交換はしたのだけれど、連絡は一度も取っていなかった相手だ。 何にせよかかって来た事は事実。僕はケータイを耳に当てる。 「もしもし」 「あ・・・五代、です。くろさん、ですよね?」 電波越しの甘い声。 それは紛うことなく五代絵里のそれであった。 「うん。そうだよ。絵里ちゃんだよね」 「はい。絵里です。突然お電話しちゃいましたけど、今、大丈夫でしたか?」 「うん。大丈夫だよ。暇を持て余していたところ」 「良かった・・・」 ホッとしたような声。 如才無いと云うのではなく、本当にこちらに気を砕いているのだろう。そう感じられる声と気配。 「急に電話をしたので、迷惑になってないか不安だったんですが・・・」 「いやいや。電話くらいで迷惑とか思わないから気にしなくて良いよ。それで、どうしたの?」 「はい。え、と・・・」 沈黙。 それは多分、逡巡。 何か云い難い事なのだろうか。 「この間の・・・くろさんの・・・・絵のことです」 「絵?僕の描いた?」 「はい」 返事の声は強い。 「――この間、私が何回も見たいって云ってしまったたじゃないですか。あの時はしろさんも褒めるく らいの絵ですし、どうしても見たかったんですが、今になって思うと随分失礼なことを云ってしまった と。それでお詫びの電話をしようと思ったんです」 「ああ・・・」 僕は頭を掻いた。 「そのことは別に良いよ。と、云うか、描いたんだよね、一枚」 「え・・・っ」 驚いたような、それでいてどこか高揚感を感じさせる気配が届く。 「こないだ云ったように、僕の絵は大したことは無い。それを判って貰うには実物を見てもらうのが一 番良いかなと思ってね」 百聞は一見に如かず。 そう考えて描いてみたものの、五代邸を訪れる理由も無く部屋の隅に放置されていたのだが。 「あ・・・あのぅ・・・」 「ん?」 「やっぱり見たいって云ったら、クロさんは怒りますか・・・・?」 その言葉を聞いて、僕は噴出してしまった。 「素直だね、絵里ちゃんは」 「あぅ。ごめんなさい」 「いや、いいよ。あんなものいつまでも部屋にあっても邪魔なだけだし。絵里ちゃんが見たいなら好き なだけ見ると良いよ」 用が済んだらさっさと処分できるのだ。 「絵里ちゃんのトコって日曜も部活あるの?あいてる日があればその日にでも見せるけど?」 「あ、あのっ、それじゃあ、今日とかはダメですか?」 737 :永遠のしろ ◆UHh3YBA8aM :2007/10/30(火) 12 41 45 ID d/Dwn6Zq 「今日?」 僕は外を見る。雨は相変わらず降っている。 「僕は平気だけど」 「それなら、私が伺います。それで大丈夫ですか?」 「ん~。いや。僕がそっちに往くよ」 「でも、外は雨です。元元無茶を云ったのは私の方ですし、御足労願うわけにも・・・」 「良いんだよ」 僕は外を見たまま目を細める。 「雨の日に外を歩くの、好きなんだ」 これは気遣いとかじゃなく、本当のこと。 「だから絵里ちゃんの都合の良い時間にそっちに往くよ。いつなら大丈夫?」 「くろさん・・・有難う御座います」 私はいつでも大丈夫です。 絵里ちゃんは嬉しそうにそう云った。 多分、受話器の向こう側には笑顔があるのだろう。そこまで歓迎されるのは嬉しいのだが、これが暫く 後には失望に変わると思うと少し気が重い。けれどずっと期待されるよりはマシだろう。 じゃあ今から往くね。 そう云おうとした瞬間。 「――え?」 僕の掌から、ケータイが消えていた。 「では、これから伺わせて貰うわね」 「ね、姉さん!?」 いつの間にそこにいたのか。 僕のケータイを耳に当てた姉が、絵里ちゃんにそう返していた。 「しろさん、いらっしゃったんですか?」 絵里ちゃんも突然返事をよこした人物に驚いている。 「ええ勿論。私はいつでもクロの傍にいる。――じゃあ、すぐに往くから」 姉はそう云って通話を終了させた。 「しろ姉さん」 僕が口を開きかけると、姉はそれを無視してどこかへ電話をかける。 慣れた手つきだ。知人の類だろうか。 「生駒(いこま)。私だ。突然で悪いけど、今日はそちらにいけなくなった。・・・ええ。ええ。 そう。緊急の用事。絶対に外せない懸案だ。ええ。色紙自体は書き上がっているから、近日中に 渡せると思う。ええ。それじゃあ」 ピッ。という、電源を切る音。 状況が飲み込めずに見ていると、姉はこちらを向いて、 「どういうことか説明してくれるかしら」 なんて云って微笑んだ。 いや、それは僕の科白だろうに。 「ふぅん」 説明を受けた姉はそっぽを向いたまま、そんなふうに呟いた。 憮然とした顔をしている。何か気に触ったのだろうか? 「しろ姉さん、何でそんなに機嫌悪いのさ?」 「別に悪くない」 けんもほろろだ。 元来、鳴尾しろと云う女性は感情の抑制が上手く、その行動形式は合理的で無駄が無い。形而上、形而 下問わず、巧みな取捨選択と遮断能力が具備されており、表情の変化も社交辞令を除けば、ほぼ無い人 物だ。だからこんなふうに“拗ねる”事は珍しいのだが―― 「クロが私以外のために絵を描くなんて・・・」 などとぶつぶつ云っている。 何で絵を描くと不機嫌になるのか理解できないが、触れないほうがいい気もする。藪を突付いて蛇を出 す趣味は僕には無い。 雨降る道を傘さして歩く。 使用される雨具は一つだけ。 僕と姉は同じ傘を使い、それ故だろう、姉は僕の身体にぴったりとくっついて離れない。 濡れては困るものを運搬しているのだから傘は2つあったほうが良いに決まっているが、 「傘を2つも出す必要は無いでしょう。1つで充分」 なんて云い切られてしまえば、惰弱な弟としては抗う術も無い。 738 :永遠のしろ ◆UHh3YBA8aM :2007/10/30(火) 12 44 20 ID d/Dwn6Zq (これって、相合傘になるんだよなぁ・・・) ツンと澄ました顔をする実姉の横顔を見ながら心で呟いた。 姉の腕は僕の片腕にしっかりと巻きついて、離れる気配も無く、照れている様子も無い。 (姉弟なんだから当たり前か) 意識する僕のほうがどうかしているのだろう。 姉の態度も雰囲気も、“これが当然”と云わんばかりのもので、自然体である。 姉は凛とした美人だ。 当然人目を惹く。 それはこの場合、僕に衆目が集まることと同義であって・・・。 「・・・しろ姉さん」 「・・・何」 今だ機嫌は悪そうだ。 「その・・・手、離さない?」 それでも怯まず提案してみると。 ぎゅっと。 姉は殊更力を込めた。 何も云わない。 こちらも向かない。 気配と態度のみでの拒絶だった。 もう一度問うてみた所で、返ってくるのは峻拒だけだろう。 姉はこうと決めたら我を曲げない。 そして僕には捻じ曲げる力も術もないのだ。 (我慢するしかないのかなぁ) 吐息をひとつ。 尤も姉にこうされているのは別段嫌ではない。余人の視線が嫌いなだけだ。 (だけど声を掛けられるわけでもないし) 耐えられなくは無い。 僕は自分にそう云い聞かせた。 ※※※ 僕の住む街は海と山に挟まれた一応の大都市である。 地形的には坂が多く、台地や丘も多い。 海沿いには、大きな公園があって、カップルなんかの定番のデートスポットになっている。 山のほうに目を転じれば、そこには大きな神宮がある。 神破(みわ)神宮と云うのが一般的な名称で、『陰影』を神様として祀っている。 一応は無格社だけど、その権勢はかなり大きいのだと聞いたことがある。 神宮そのものは山4つに及ぶ巨大な敷地を持っていて、宮内は内宮(ないくう)、外宮(けくう)に別 れており、更にその中には上社と下社があるらしい。 内宮に務めるものは神破の血縁の人間に限り、外部からきた人間は外宮に務める。 その外宮には大きな道場があって、武技や作法を教えてくれる。内宮にも類似した施設はあるみたいだ けど、そちらで学べるのは神破の縁故だけだと云う話。 姉はその外宮の道場、神迎(しんけい)流・練舞館(れんむかん)の所属で、奥許しを受けている。 その為だろう、嘗ては外宮の禰宜さんから、神人にならないかと勧められたらしい。 けれど、歴史研究の夢のためにそれを断った。 その神破山を囲むように、街には大小の丘があって、そちらには教会その他の宗教施設がある。 海に近い丘の上には大きな管風琴のある教会があるし、他の丘には私設の大きな図書館があったり、寺 院や魔女のお屋敷や、古い塔なんかもある。 塔は街中にも一つあるけど、こちらは繁華街の一部で、タワーと表記したほうが正しいだろうか。街の 名を冠するそのタワーは展望台兼デパート兼ホテルになっていて、特に頂上近くの上層階にあるレスト ランは、料理も眺めも良質である。 街の中にもある程度の区切りがあって、特に雪見台(ゆきみだい)と呼ばれる地域はお金持ちや名族な んかが多く住んでいる。 雪見の中にも序列その他があるみたいだけど、「外」に住んでいる僕には関係のない話。 五代絵里の住む家屋は、その雪見の中にあった。 相対的に見て、そこそこの大きさの門の前へやって来る。 739 :永遠のしろ ◆UHh3YBA8aM :2007/10/30(火) 12 46 39 ID d/Dwn6Zq 姉とは相変わらずの相合傘。 勿論、手もしっかりと繋がれている。 そろそろ五代邸に着くのだし、離した方が良い。 道中、そう提案したけれど、返ってきたのは矢張り無言の拒絶だけであった。 「クロ」 呼び鈴に手を伸ばしかけた僕を姉が呼び止める。 その顔は正面を向いており、僕を見てはいない。 「この間も云ったけれど、女の子の名を気安く呼んでは駄目よ?たとえ相手が年下であったとしても、 自らが望んだとしても、名前で呼ぶなんて絶対に駄目」 凛とした、真剣な瞳だ。 雨の良く似合う自慢の肉親は、心底僕にそう戒めているのだとわかった。 「絵・・・、じゃなくて、五代さんがそう望んでも?」 「ええ、勿論」 「・・・・」 姉の云うことは古風だけど正論なのだろう。 けれど、と僕は思う。 ケースバイケース。 人それぞれのような気がする。 五代絵里とはそれほど話していないけれど、彼女は名前で呼んであげるほうが打ち解けてくれるタイプ のように感じられた。 姉にそれを説明して、果たして納得してくれるだろうか? 「それでも礼儀を守るほうが大切」 そんな風に首を左右する気がする。 (打ち解けることなんて、しろ姉さんにとっては、二の次・三の次なんだろうしなあ・・・) 堅さと、そして美しさが直結した人なのだから。 それが、鳴尾しろと云う世界。 鳴尾しろと呼ばれる風景。 雨霞の中に溶け込んで、それでも尚、存在感を放つ巌のような在り方。 畢竟するに、自然体。 僕とは違う。 (そう――違うんだ) 僕は僕らしくあれば良し。 (あとで怒られそうな気がするけどね) 苦笑をしながら、呼び鈴に手を伸ばす。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 小さい頃。 私は、絵が嫌いだった。 画家を目指した父は、夢破れて後、それでも絵画に拘泥を続けた。 絵。 絵。 絵。 絵。 来る日も。 来る日も。 来る日も。 来る日も。 時に自ら筆を取り。 時に夢成した人の賞翫をし。 喜び、落ち込み、心惑わされて。 家よりも。 友よりも。 なによりも絵に魅入られ。 自らの娘に、見知らぬ人物の見知らぬ作品を語り続ける。 そんな環境が嫌だったのか。 それともそんな父をみるのが嫌だったのか。 どちらかなんて、今もわかっていないけれど。 740 :永遠のしろ ◆UHh3YBA8aM :2007/10/30(火) 12 49 17 ID d/Dwn6Zq 多分、五代絵里と云う人格は、絵と、それに付随する世界を憎んでいたのだろう。 “その日”も、絵に囲まれた退屈な一日だった。 父の勤務する芸大の展覧会。 そこの学生や教員、そしてその縁故のプロやアマの、文字通り玉石混交の宴。 無感動な私はその中にいた。 ある人がある絵を褒め。 ある人がある絵を批評する。 感嘆する者。 付き合いで居るだけの者。 暇つぶしに来た者。 自分の絵の評価を遠巻きに気にしている者。 様様な人。 様様な顔。 そして、絵。 その空間も、私にとっては退屈でしかなかった。 来客・知人の挨拶に追われる父から離れ、一人で鑑賞して廻る。 否。 その時の私は、多くの絵や人人を視界に入れながら、唯会場を歩いていただけだった。 他人ばかりの街並みを独りで歩く時のように。 背景を気にすることも無く。 風景を目にすることも無い。 右から左。 後ろから前へと。 画廊は唯の通り道でしかなく。 私はそこに居るだけでしかない。 だから、“そこ”で足を止めたのも、偶然か気まぐれに属するものだったのだと思う。 『不滅のクロ』 それが、その絵の題名だった。 「なに、これ・・・・」 黒。 一面の黒。 大きな額の中には、真っ黒な何かがあった。 白が無い。 いや、一部はある。 だけど、それは明らかなマイノリティ。 真っ黒な四角のなかに、無数の白線が抱かれるように、軋むようにあるだけだった。 普通、白い世界に赤や青や黄色があって、風景を。人を形作ると云うのに。 四角い世界は黒く塗りつぶされ、残った白が“線”となる。 (これ・・・逆だ) 『白』に色を塗るのではなく。 『白』を残すことで世界を表現しているんだ。 「・・・・」 私は見入っていた。 唯、逆転させるだけ。 それならば特に目を引かなかっただろう。 私の“無関心”に飲み込まれ、虚無の中に消えるだけ。 けれど。 けれどこの絵には、人を惹きつける魅力があった。 華―― そう呼ぶには少し違和感があるけれど。 不思議な何かが絵の向こう側にあるのだ。 それは私だけではないようだ。 漆黒の周囲には、街灯に集る羽虫のように、多くの人が立ち止まる。 741 :永遠のしろ ◆UHh3YBA8aM :2007/10/30(火) 12 52 06 ID d/Dwn6Zq それで気づいた。 (この絵、良い出来なんだ・・・) 往き交う人人なんて気にしてなかったけど。 視界を広げれば、黒い世界に目を向けている者のなんと多いことか。 大多数の支持がイコールで良作ではない。 けれど、良いものは多くの人に響く。 それもまた、事実。 黒の前にいる人人は、皆感嘆の相好を浮かべていた。 だから。 だから、唯独り。感心でも関心でもない表情で『不滅のクロ』を見つめるその少女は異質だったのだろ う。 凛然とした――姿そのものが荘厳な風景画の様な女性。 知性と、意志の強さを感じさせる瞳。 静かで、でも力強い空気を纏った、随分と大人びた少女。 「――――」 私は、そちらにも見蕩れた。 容姿ではなく。 “在り方”として美しい。 唯、そこに在る。 それだけで魅力を感じさせる女性だったから。 「あの・・・」 どうしてだろう。 私はその女性に声を掛けていた。 「何か?」 女性は優美に私を見つめる。 「この絵、どうですか?」 私が描いたわけでもないのに。そんなことを尋ねていた。 「ん・・・」 女性は微笑すると、『不滅のクロ』に目を遣った。 「まあまあ、かな。モチーフが良かったからかもしれないけれど」 「モチーフ?」 「ええ。題材。気持ちを乗せるなら、それが一番大切」 女性はこちらを向かない。微笑したまま、黒い絵画を見つめている。 「・・・これって、カップルですよね?」 黒の中の白は、一組の男女のように。 「カップル?そう。そう見えるの」 くすくすと女性は笑う。 嬉しそうにも見え、滑稽さを嘲笑うかのようにも見える。心底の読めない笑みだ。 私は頷きながら話題を変える。唐突にすぎるかな、と自分でも思うけど。 「これって、なんで2色なんでしょうか?」 この絵画には、白か黒しか無い。 意匠としてそうである、と云われてしまえばそれだけなのだろうけど、この絵には何か、それ以上の意 図を感じる。 「陰陽、光陰は総ての基礎。別に不思議は無いわ」 「でも」 私は首を傾げる。 「多くの色って、必要じゃありませんか?表現の都合上」 「そう云う場合もあるというだけの話。“この世界”はね、これで充分。――しろに必要なのはクロ だけで。クロに必要なのは、しろのみ。それで良い」 他はいらない。女性はそう結んだ。 「2色なのに、世界を表現できるんですね」 「2色だから、世界を表現できる」 女性は首を振る。 「では作者は、2色で世界を表せたってことでしょうか?」 「或は、描き手の心象には、2色しかないのかもしれない」 不思議な表情で女性は瞳を伏せた。 刹那。 「至路」 連れがいたのだろうか。 一間程離れた距離から誰かが女性を呼ぶ。 742 :永遠のしろ ◆UHh3YBA8aM :2007/10/30(火) 12 54 37 ID d/Dwn6Zq (しろっていう名前なのか) 女性は自らの名前を呼んだであろう人物に歩み寄った。 「ああ、朝歌先輩。どうでした?ここは」 「抽象的な概念は、私には向かない」 「そうでしょうね。この絵はどうです?」 「Rorschach test」 「まあ、間違いではありません」 女性はそう云って笑ってから、先輩と呼んだ人物を巡回路の向こうへ促した。 「じゃあ、私は往くわね」 そして、こちらに振り返る。 「貴女には、この絵はどう見えるのかしらね」 「・・・・私には、女性が男性を抱きしめているように見えます」 「抱きしめる、か。なるほどね」 しろと呼ばれた女性は僅かに頷いたようだった。 「貴女の数だけ、答えはあるのだと思う。作者が何を描いたとしてもね」 女性は手を振って、その場から歩き去った。 「・・・・」 私は『不滅のクロ』を見つめる。 漆黒に蝕まれ、捩れた白い線の集合のみで描き込まれた抽象画。 そこには多分、理解を超えた魅力が具備されているのだろう。 (もしかしたら) 「絵って、凄いものなのかも」 初めてそう思えた。 詩と絵画は自らが心を向けなければ響いてこないもの。 父はそう云った事がある。 私はその時、その意味がわかったのだと思う。 「他の絵も、見る気になれば見えてくるものなのかな?」 そう思うと、無味無感想な背景でしかなかった展示物が途端に色付いて見えた。 目に入るものはこんなに華やかだったのか。 あの絵も。 その絵も。 まるで違うもののように見える。 (凄い・・・。絵って凄い・・・!) その時、私は素直に感動したのだと思う。 そのきっかけをくれた女性はもう見えない。 だから、津梁となった黒の絵画を見上げる。 「・・・・・」 綺麗な絵。 そう思っていたけれど。 周囲から抜きん出ているその漆黒は、魅力だけではない、『妖気』のようなものを纏っている様に見え た。 女性が男性を抱きしめている。 私はさっきそう云ったけど。 改めてみた暗黒の世界は。 女性が男性の首を絞めているようにも見えたのだ。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 目の前には、小動物を連想させる小柄な少女。 真横には、物心つく前から共に在る実姉。 ここは五代邸の応接室。 以前にも来た、あの場所だ。 違いと云えば五代先生の姿が無く、代わりに姉が居ることと他人の絵ではなく、自分の絵を持って来た ことだろうか。 甘い声と愛くるしい容姿を持った年下の少女は爛爛とした瞳を僕と僕の荷物に向けている。 対して真横の姉は醒めた瞳でどこかを見ていた。それなのに、身体は押競饅頭みたいにぴったりと僕に くっついて、ぐいぐいと押して来ている。 (今回もこうか) なんて僕は思う。 743 :永遠のしろ ◆UHh3YBA8aM :2007/10/30(火) 12 57 24 ID d/Dwn6Zq 姉はこういった席で数人がけの椅子やソファに座ると、意識的か無意識的か、こうやってくっついて来 ることが多い。動きに対して表情は凛としたそれなので、妙にアンバランスだ。 絵里ちゃんは目の前の姉弟を不審に思わないのだろうか。 一つの傘で手を繋いで遣って来て、ピッタリとくっついて座る―― 僕が第三者であれば「ドン引き」しているであろう光景なのに、何も云わない。 それどころかその片割れにして主原因の鳴尾しろと款談している。 「私、ずっと兄弟に憧れてたんです。だから、しろさんとくろさんが凄く羨ましくて」 私の兄弟の理想像なんです。 真っ直ぐな瞳でニコリと笑う。 外連の無い純白な笑顔。 思ったことを素直に外に出せることが、五代絵里と云う少女の魅力であり、本質。 瞬時に推考を練り、フィルタを掛けて言葉を外に出す姉や、内に籠もったまま周囲に流される僕とはま ったくタイプの違う人間だ。 五代絵里の言葉に、鳴尾しろは「ええ」、「そう」、「ありがとう」、と、優美な笑顔で応じている。 それは、社交辞令に作り笑いで返すのと似た感覚。 けれども普段の姉は、心の底から褒められようとも「貴方の評価に興味は無い」とバッサリ斬り捨てる 人なので、これでも気を使っている方だと云える。 次いで、対面に坐す少女の“純粋”は、姉の外観にも到達する。 「しろさんって、とてもお綺麗です」 憧憬でも阿諛でもない。 先程の瞳と同じ。 唯、そこにあるものを認める言葉。 それを鳴尾クロの実姉にぶつける。 対する姉は矢張り変わらず。 心動かされる事も無く、 「光栄ね」 と、薄く笑った。 「くろさんはどうですか?しろさんのことを、お綺麗だと思いませんか?」 「ん?」 諦観していた僕は急に水を向けられて、少し驚く。 「うん。しろ姉さんは綺麗だよ」 特に考えることも無い。思ったことを口にした。 したら―― 「な、ななな、な・・・急に何を云うの・・・っ。綺麗なんて身内に云われても、す、少し、も・・・ 嬉しくないんだからね・・・・!!」 茹蛸が隣に発生していた。 「急にも何も、普通の会話の流れだったじゃないか」 「ち、違う。そうじゃなくて、そうだけど、夜討ち朝駆けには、慣れているけど、急には対処出来ない っていうか、とにかく違うのよ」 支離滅裂だ。姉はどうしたのだろう? 「しろ姉さん、どうしたのさ?」 間近にある肉親の顔を覗きこむ。 すると。 「な、何でそんな近くに顔を寄せているのよ・・・~~~~~」 異なことを云う。 くっついて座ったのはそちらではないのか? 「わ、わかったわ。御小遣いが欲しいのね。はじめからそう云えば良いのに」 赤い顔でプイとそっぽを向く。 唐突すぎてついていけない。 「小遣いの無心なんてしてないんだけど」 僕の顔には?マークしか浮かばない。 首を捻りながら対面に顔を戻すと、五代絵里がくすくすと笑っていた。 「しろさんとくろさんって、本当に仲が良いんですね。素敵です」 「いや、確かに仲は良いけどさ・・・」 この状況は何なんだ? 再びの傾首。 「平静、平常心、平城京・・・」 あちらを向いたままの姉はぶつぶつと何かよくわからないことを呟いている。 「ん~と、しろ姉さんが壊れたみたいなんで、僕の用件・・・って云うか、本題を済ませておくね」 744 :永遠のしろ ◆UHh3YBA8aM :2007/10/30(火) 13 00 47 ID d/Dwn6Zq はい、と包みを渡す。 その中には勿論、鳴尾クロと云う人間の『弱さ』が仕舞われている。 「は、拝見します・・・・!」 包みを受け取った絵里ちゃんは、ワクワクを隠せない様子で微笑んだ。 この笑顔が今から引きつった作り笑いに変わるのか。 そう思うと少し辛い。 包みを解く五代絵里の動きがスローに見える。 こういった時間は刹那であっても長く感じるものだ。 書き殴りの水彩画は、すぐに他家の空気に晒される。 絵の閲覧を望んだ美術部員は、愛くるしい笑顔を消していた。 無。 そこに表情は無く。 目の前の四角い弱さに心が移ろう。 「・・・・・・」 彼女は無言。 「・・・・・・」 僕も沈黙。 「和同開珎、万年通宝、筑波万博・・・」 一人だけぶつぶつ。 五代絵里は動かなかった。 カチカチと時計の針の進む音と、誰かの呟きだけが時の流れを教えていたけれど、小動物のような少女 は、置物のように――否、目の前の弱さに魂を吸い取られたかのように、微動だにしなかった。 (褒め言葉でも捜しているのかな・・・・?) どうかな、なんて聞く気は僕には無い。 あまり良い出来でなかったことは描いた本人が良くわかっている。 だから、唯静かに。 目の前の少女の言葉を待った。 「・・・・っ・・・・っ・・・・・」 変化があったのは少女の手。 少しずつ、だけど確実に、彼女の手は震えていた。 「・・・絵里ちゃん?」 たまらず声を掛ける。 「――え?」 泣いていた。 表情が変わらぬまま、少女はポロポロと大きな涙を流していたのだ。 「な、何で泣くのさ!?」 「ぅ・・・・っぐ・・・」 驚く僕と、首を振る少女。 「違、うんです。この絵・・・見ていたら、・・・感動して・・・」 「え?その絵で?」 「は、はい・・・」 五代絵里は涙を拭う。 「綺麗な景色を見ていると、心が震えて、涙がでるでしょう?・・・・それと、同じなんです。この絵 が、凄く綺麗で・・・それで・・・それで・・・」 「・・・・」 綺麗? 僕の絵が綺麗? そんなこともあるものか。 蓼食う虫も好き好きだろうが、また首を捻る。 「幻想的で、凄く深くて、私、上手く言葉に出来ないですけど、唯、涙ばかりが溢れてきて・・・」 「・・・・」 飾らないことが彼女の本質。 ならば、少なくとも気に入って貰えたということだろうか。 「え~と、取り敢えず御気に召したみたいで良かったよ」 僕はホッと一息を吐き、苦笑い。 「取り敢えずなんてとんでもない!凄く、気に入りました・・・・!」 感受性が豊かな娘なのだろう。これくらいでも喜んでくれるのか。 「あ、あの・・・くろさんっ・・・!」 絵里ちゃんは身を乗り出す。 「こ、この絵、どうかされる予定はありますか・・・?」 745 :永遠のしろ ◆UHh3YBA8aM :2007/10/30(火) 13 03 02 ID d/Dwn6Zq 「ん?どうかって、何?」 「その、誰かに差し上げるとか、手放したくないとか、そう云う、の、です・・・!」 今だ涙ぐんでいるのか。喋り方がぎこちない。 僕は頭を掻く。 予定なんてあろうはずもない。 見せるだけ見せたら、さっさと処分するつもりだったのだから。 「もし、もしも、予定が無いのでしたら、この絵を、わ、私に――」 「ごめんなさいね」 凛。 そう評すべき声が響く。 「悪いのだけれど、その絵は私が貰うことになっているの」 振り向いた先には、いつも通りの姉が在った。 先程の茹蛸ではない。 玲瓏な巌のような姿の実姉がそこに居た。 「しろ、さん」 姉は雅に微笑んで、五代絵里の掌中から絵を取り上げる。 「しろ姉さん、一体どう云う――」 つもりなのか。 云いかけて僕の動きは止まる。 唯微笑んでいるだけ。 それだけなのに、姉からは云い知れぬ何かが滲んで見えた。 異論は許さない。 そんな気配に僕は支配されて、沈黙した。 「本当にごめんなさいね。クロは――クロの絵は私のものなの。貴女には、渡せない」 「・・・・あ」 五代絵里は引きつった笑顔をつくる。 それは、僕が予想したそれではなくて、大切な玩具を取り上げられた子供が気丈に我慢するかのような 表情だった。 「そ、そうだったんですか。すみません、厚かましい事を云ってしまって・・・」 身を乗り出していた五代絵里は力なく腰を下ろす。 (なんだか可哀想だな・・・・) 弱った小動物みたいに、凄く儚く、小さく見える。 (このままじゃ可哀想だしな) 僕は少女に目をやった。 「あのさ、絵里ちゃん」 もう一度くらいなら。 「今度は君のために、一枚描こうと思うんだけど」 746 :永遠のしろ ◆UHh3YBA8aM :2007/10/30(火) 13 05 47 ID d/Dwn6Zq ※※※ 「うわ、寒いな・・・」 肩を丸め、両手に息を吐きかける。 街の夜はかなり冷え込んでいる。 僕が居るのは『困り果てる両面宿儺』像の前。時刻は6時を少し廻ったあたり。 駅ビルとバスターミナルの間にあるこの像は、多くの人の待ち合わせに使われている。 ここに居るということは、僕も他の人人と同じ。 待ち人がある。 と、云っても、呼ばれたのは僕だ。 姉は門限に厳しい。 だから普段はこんな時間に外には出ないのだが。 数時間前の五代邸。 あれ以来、姉はずっと機嫌が悪くて、一言も口をきいてくれない。 何が逆鱗に触れたのかはわからないけど、酷く不機嫌だった。 (絵里ちゃん、って、名前で呼んだことを怒っているのかな?) それとも他に何かあるのか。僕にはわからなかった。 姉はいつも的確だ。 だから僕に非がある可能性が高い。 けれどよくわかっていないことで頭を下げるのは失礼だろう。 だからそれを考える時間が欲しかった。 知己から外食の誘いがあったのは、ちょうどそんな時。 それでここにいる。 「少し早かったかな」 待ち合わせは6時半。まだ20分はある。普段なら待つことは苦にしないけれど、こう寒いと少し堪え る。 (コーヒーでも買ってこようかな) そう思った瞬間。 ふわりと。 暖かくて柔らかい何かが僕に纏わりついた。 「早いですね、クロくん」 綺麗な声。 それは、待ち人のもの。 「あ、甘粕(あまかす)先輩」 「他人行儀名呼び方は駄目ですよ?」 そんなふうに云いながら、優しい笑顔の美人が僕に抱きついていた。 甘粕櫻子(あまかす さくらこ)。 姉と同じ大学に通う人物で、古い知り合い。 特徴は表情で、いつもにこやかに笑っているので、その瞳を見たことが無い事。 怒るときも困るときも、ニコ目のままである。 彼女は美人で名高い甘粕6人姉妹の4女で、残りの姉妹5人もその瞳は見えない。 半数がニコ目で、残り半分が眠ったかのように閉じた目をしているためだ。 母性本能豊かな人で、スタイルも良い。知人曰く、「無駄にいやらしい体つき」。それを裏付けるかの ように、見た目も感触も“むちむち”している。 そして。 そして、かつて僕に告白した相手だ。 告白と云っても、男女の間のそれではない。 あの日あの時、この人はこう云ったのだ。 「――私の弟になってくれませんか?」と。