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郵政庁・第一支部 ヒント語録。マイホーム獲得目指して頑張ってください。 ■ 敵は怖面なドラゴンだろうと、デカブツだろうと一切攻撃しないので、 ガンガン正面から当たってみてください。 ■ 体力(ハート)が1つしかなく、周りに倒せる敵がいなかったら、 意地を張らずに素直に聖水(青ビン)を使いましょう。 体力回復ポイント(休憩ポイント・キャラの家・郵政局)で休めば 所持数1の状態で聖水が手持ちに戻ります(体力・武器もフル回復します) ダンジョン全体地図 ■ 敵の配置は赤枠。 ■ イベント箇所は青枠。 ■情報提供:Neid(Cno.42) http //wonderer.img.jugem.jp/20070917_402077.gif
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あれから、また三日後…… 「こっちに避難するじゃん!!」 「せ、先生! あっちからも来ました~!」 街に、逃げ惑う人々の悲鳴と、彼らを守ろうと奔走する警備員達の怒号が飛び交う。 重装備で街を駆けていた警備員の一人が、足を止め、暗くなった空を見上げた。 「くっ……! 馬鹿でかい芋虫の次は空飛ぶライオンじゃん!?」 太陽を隠していたのは獅子。 体長3メートルを越す巨大な獅子だ。 だが、ただの獣ではない。 背中から生えた白い翼が、羽ばたくたびに突風を巻き起こす。 その風が、巨体を蒼穹に舞わせていた。 獅子は警備員の一人に狙いを定め、威嚇する様に吼えると、凄まじい速度で地上に落下する。 「そうだ! やるならこっちを狙え! ケダモノ相手なら容赦しないじゃん!!」 迎え撃とうと、警備員は重火器を構える。 しかし分かっていた。 そんな装備で太刀打ちできる相手ではないと。 それでもそうせざるを得ないのは、彼女が子ども達を守る警備員であり、教師だからだった。 「せめて……! せめて手傷を負わせるくらいは……!!」 彼女が覚悟を決めた、その瞬間だった―― キンッ―――――― 何かを弾いた様な小さな金属音。そして―――――― 【第二話・音速! 常盤台の超電磁砲!!】 ある日の昼下がり。 そこは、ひと時の安らぎを求め学生達が集まる、古風な雰囲気の喫茶店。 コーヒーの芳醇な香りに誘われ店内に入ると、そこに流れるのは今どき珍しいレコードの音。 そしてそれを引き裂く―― 「フッザけんじゃないわよおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!」 怒号。 店の角に位置する四人掛けのテーブルを両手で叩き付け、御坂美琴は立ち上がった。 黒子「お姉さま。落ち着いてくださいまし。お静かに――」 美琴「はぁ!? これが落ち着いていられるかってのよ!!」 黒子「いえ……あの……店内ですの」 そう言われ、美琴は我に返り店内を見回した。 何事かとこちらを伺う学生たちと、訝しげな表情のマスターが視界に入る。 コホンッ。と、一つ咳払いして、美琴はイスに座った。 美琴「……でも、納得いかないわよ……」 こころなしか小さい声で、美琴は不満を口にする。 美琴「どうしてこんな状況なのに、何の対策も打たれないワケ?」 黒子「確かに……風紀委員の方にも、巡回の強化以外の許可が下りませんの」 それは、不可解なことだった。 あの日、あの『アルカイザー』と名乗った紅い『ヒーロー』が現れたあの日。 あれ以来、学園都市に堂々と現れるようになった怪物たち。 自分達を『ブラッククロス』と名乗る奴らは、日々その活動を活発にしていた。 黒子「わざわざ名前を名乗るだなんて。まるでこちらを馬鹿にしているようでムカつきますわ」 美琴「そう。『お前達如きに止められるものか』ってね……!」 今まではコソコソしていたクセに…… たった一度姿を見られた程度のことで、今度は逆に自分達から表舞台に出てくるなんて! その挑発的な態度が、御坂美琴の精神を逆撫でした。 そこへ、カランカラン……とベルの音を立て、二人の少女が入店してきた。 初春「こんにちわー。待ちました?」 黒子「遅いですわよ初春」 白井黒子の相棒。風紀委員所属の花飾りの少女。初春飾利。 そして―― 佐天「どうもー。『佐天』さんが喫『茶店』に舞い降りましたよー」 レベル0の無能力者。佐天涙子。つまり私だ。 美琴「こんにちわ初春さん。それと――」 佐天「それと……?」 美琴「今のは無いと思う。佐天さん」 佐天「ガーン! 鉄板ネタなのにぃ~!!」 四人が知り合ったのは、そう昔の話ではない。 ある日、同僚である白井黒子の紹介で、初春と私は、憧れのレベル5である御坂美琴と出会った。 最初こそ超能力者に反感を持っていたけど、共に過ごすうちにその悪感情は消えていった。 そして何よりも。あの一連の事件が、私達の距離を劇的に縮めた。 佐天「へー……また御坂さんお手柄じゃないですか~」 美琴「まあね」 黒子「まあね……ではありませんの! お姉さまは一般人ですのよ!」 初春「そうですよ~! もう『怪人』に向かっていったりしちゃ駄目ですよ!」 『怪人』とは、ブラッククロスが街に放っている怪物達の総称だ。 怪物を『怪人』。それに従う大勢のタイツの男達を『戦闘員』と呼ぶらしい。 美琴「なによ……じゃあ、あの時あの警備員を見殺しにすれば良かったっての?」 黒子「いえ……そうは言いませんが……」 美琴「ふん……私はそこら辺の、誰かが不良に絡まれてても見てみぬふりする様な奴らとは違うのよ」 佐天「……」 御坂さんは、真っ直ぐで真っ直ぐで真っ直ぐな人だ。 絶対に曲がらない。 曲がらないがゆえに、努力に努力を重ねて学園都市の頂点に立ったような人なのだ。 美琴「そもそもおかしな話なのよ! 生徒が何人犠牲になってると思う?」 初春「数えるのも嫌になります……」 美琴「そう。それなのに、学園都市の上層部は動こうとしない」 黒子「ですが……」 美琴「だったら。私たち自身が自分で動くしかないでしょう?」 佐天「…………」 レベル5。常盤台の超電磁砲。第三位。 どこまでも快活に大胆に、自分がコレと決めたことを貫き通す、物語の主人公。 私のともだち。 私の憧れの人。 私の目標。 美琴「でもさ。あいつは一体なんだったのかしら?」 初春「あいつ?」 美琴「アルカイザーよ!」 佐天「ブッ!!?」 初春「さ、佐天さん!?」 佐天「ゲホッゲホッ!? い、いや何でも……! 気管に入っちゃっただけ……!」 な、何で御坂さんが私のことを!? 美琴「あいつ……あれからぜんっぜん姿を現さないじゃない!」 黒子「いえ、ですから一般人の方は……」 美琴「あんな恥ずかしい格好の一般人がいるはずないじゃない!!」 …………ですよねー。 美琴「つーか! アイツの所為じゃないの!? 今の状況って!!」 初春「どうしてですか?」 美琴「だってあいつが街中で暴れたから、連中は開き直って暴れるようになったわけでしょ?」 佐天「そ、それはちょっと~……言いすぎじゃ……」 美琴「そう? でもさ~。あいつヒーロー名乗ったのよ?」 初春「ヒーローですか」 美琴「そうよヒーローよ! アルカイザーよ! 恥ずかしげも無く!!」 ごめんなさいごめんなさいもう許してください。 あの日もベッドの中で「あああああああああああああ~」ってなったんです。 黒子「いいえお姉さま。いずれにせよ、連中が活動していたのは間違いありませんの」 初春「そうですよ。むしろ表面化した分こちらも対処できますし……」 美琴「むぅ~……まぁ……でも、ヒーロー名乗るなら責任ぐらいは取って欲しいわよね」 佐天「……です……かねぇ…………?」 そこで、御坂さんの怒りは一段落した。 その後は、とくに当たり障りのない現状報告と、ケーキとお茶の感想。 最近流行っている都市伝説『バイオ肉』のことなんかを話し、完全下校時刻に合わせて解散となった。 御坂さん達と別れ、私と初春は自分達の寮へ向かう。 楽しい時間は早く過ぎるもので、いつのまにか、空は赤く染まっていた。 初春「御坂さん荒れてましたね~」 佐天「しょうがないよ。最近、ずっとこんななんだもん」 きっと。御坂さんのことだから、自分達に降りかかる火の粉は残らずぶっ飛ばす気なんだろうな。 佐天「ねぇ……もう、鼻大丈夫なの?」 ――先日の一件。あのベルヴァと名乗った巨人が、初春の顔面を蹴り飛ばした。 実際に戦った私には分かる。あの巨人の一撃は半端じゃない。 それが、手を抜いていたとはいえ女の子の顔を捉えたのだ。 初春「大丈夫ですよ~。包帯も取れましたし~」 佐天「ならいいけどさ……」 初春「私は風紀委員ですから。怪我をすることぐらい覚悟の上です」 佐天「……」 初春「でも。佐天さんは無茶しちゃ駄目ですよ?」 佐天「うん。大丈夫だよ! 御坂さんじゃないんだから!」 ごめんね初春。 あの時戦ったことは、初春には聞かせられないね。 また秘密ができちゃったね。 でも大丈夫だよ。 私はもう変身しない。 私は無能力者の佐天涙子。 ヒーロー・アルカイザーじゃない。 だから大丈夫だよ。 もうこんな力、本当にいらないんだ。 望んで得た力じゃない。 記憶と日常を犠牲にした力なんて、私の身に余る。 だから―――― 今は、無力な無能力者の佐天涙子。それでいい。 そう、夕日に照らされた彼女の顔を見て、誓った。 ある日の夜。 そこは、ひと時の安らぎを求め一仕事終えた教師達が集まる、場末の屋台。 焼酎の芳醇な匂いに誘われて暖簾をくぐると、そこに聞こえるのは別に珍しくも無い酔っ払いの愚痴。 そしてそれを引き裂く―― 「フッザけんじゃないじゃああぁぁぁぁぁぁん!!!!!」 怒号。 「黄泉川先生……呑みすぎですよぉ……」 「鉄装! これが呑まずに居られるか!!!」 眼鏡をかけた女性が、先輩にあたる黄泉川に注意し、逆に怒られた。 鉄装綴里(てっそう つづり)と黄泉川愛穂(よみかわ あいほ)。 この学園都市を守る警備員『アンチスキル』に所属する教師である。 二人とも、抜群のプロポーションをもつ若い女性だが、自ら志願して危険に身を晒している。 能力を持つ生徒で構成される風紀委員と違い、全員が無能力者の教師で構成される警備員。 次世代兵器が配備された彼らは風紀委員よりも権限が高く、より踏み込んだ危険な捜査を任されている。 黄泉川「ってぇ! その私らにさえこれ以上の深入りを許可しないってどういうことじゃんっ!!!」 鉄装「ひぃえええぇぇぇ……!? あ、暴れないでくださいぃぃぃ!!!」 「本当ですよね~。一体どうなっちゃうんでしょう……」 黄泉川「そうじゃん! 小萌先生もそう思うじゃん!」 黄泉川に同意したのは、同じく教師の月詠小萌(つくよみ こもえ)。 一見こどもにしか見えないが、れっきとした成人女性である。 小萌は警備員には所属していないが、黄泉川と同じ学校で教鞭を振るう同僚であり、 彼女達三人はこうして集まっては酒を呑んでいる。 小萌「うちの生徒も怪人に一人襲われて、不幸だぁ~! って言いながら逃げ帰ってきたんですから」 黄泉川「これ以上生徒に被害が広がるのは許せないじゃん!」 鉄装「それは……そうですけど……」 黄泉川「………………」 鉄装「黄泉川先生?」 黄泉川「決めた」 鉄装「な、何をでしょう?」 黄泉川「鉄装。私等だけでも連中を調べ上げるじゃん!!!」 鉄装「はいぃ!!?」 黄泉川「そうと決まれば今日は景気づけじゃん! オヤジ! もう一杯!!」 小萌「おじさん! ワニのお刺身ですー!!」 鉄装「まだ呑むんですか~!?」 黒子「キャンベルカンパニー?」 風紀委員第一七七支部。 その事務所のデスクで報告書を処理しつつ、白井黒子は固法美偉の話に耳を傾けていた。 固法「そう。例の巨人の破片の一つが見つかってね。私が能力で透視してみたの」 固法美偉の能力はレベル3の透視能力『クレアボイアンス』。 視覚に頼らずに物を見る能力で、彼女の場合は主に透視を行う。 黒子「あの巨人の……? あれはどこかの研究機関が根こそぎ回収したと……」 街中で赤い鎧の人物と死闘を繰り広げた謎の機械仕掛けの巨人。 あれがブラッククロスの一員であることが判明し、警備員がその破片を回収したが、 上層部からの命令で、その全てを研究施設に渡してしまった。 固法「ええ。でも、その回収作業から漏れた物が残っていてね」 黒子「それを固法先輩が? 一体どういう経緯で……」 固法「たまたま。取り押さえたスキルアウトが隠し持っていたのよ」 スキルアウトとは、能力を持たない無能力者たちが徒党を組んだ武装集団のことである。 学校に通わず、集団で行動して問題を起こす、いわゆる不良たちの総称だが、 犯罪行為に手を染めることが多いため、度々風紀委員によって補導されていた。 固法「でね。あの巨人の人工筋肉の下、骨格の部分だと思うんだけど。そこにロゴがあったのよ」 黒子「それがキャンベルカンパニーの……」 だとしたら、その会社がブラッククロスと関わっている可能性が高い。 今後の調査の方針が決まった。 報告書も仕上がり、黒子は一息つこうと、美琴から差し入れられた、缶ジュースを一口飲んだ。 ちなみに新製品の「無農薬キャベツソーダ」である。 初春「ただいま戻りました」 そこへ、巡回を終えた初春飾利が戻ってきた。 黒子「ああ、初春。いいところに戻ってきましたわ」 初春「何ですか?」 黒子「あなた向けの仕事が出来たところですの。キャンベルカンパニーについて調査して下さいな」 初春「キャンベルカンパニーですか? どうして……」 黒子「例の巨人の部品がそこで作られていましたの。おそらく、兵器か何かの製作に携わっているはず」 普段踏み込まないような、重大な学園都市の暗部に調査を進めようとしている。 黒子は、自分達がとんでもないことに首を突っ込もうとしているのではないかと、内心震えていた。 しかし、見過ごすわけにはいかない。 『だったら。私たち自身が自分で動くしかないでしょう?』 敬愛する先輩。御坂美琴の言葉。 彼女の言うことは常々正しいと、黒子は思っていた。 自分達にできることを。学園都市を守るために……! 美琴の勇気を分けてもらおうと、差し入れのジュースをもう一口―― 初春「でもそれって、白井さんが飲んでるそのジュースを作ってる会社ですよね? ほらロゴが」 黒子「ブーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!」 固法「汚いわよ白井さん」 黒子『ブーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!』 美琴「きったないわねぇ……あの子……」 御坂美琴は、あるオープンカフェのテラスでケーキを食べていた。 くつろいでいるわけではない。 耳につけているのは小型の盗聴器。マイクは黒子の持つ缶ジュースの裏側だ。 美琴「まさかこうも早く情報が出てくるとはね……」 黒子を問い詰めても情報は得られない。 戦う力があろうと一般人は一般人。 事件に巻き込んでいけないというのが白井黒子のルールだ。 特に突っ走りがちな美琴になら尚更だ。 美琴「さて。それじゃあこの先は、私の個人的な喧嘩よね……」 理由は、そうだなー。 あの馬鹿みたいにでかいビルが目障りだから――とか。 美琴「乗り込んで、社長でも専務でもいいや。このくだらない騒ぎに加担した連中を――」 ビリビリっと。 ――――叩きのめす。 美琴は立ち上がり、振り返って空を見上げた。 いや。そこにそびえ立つ、キャンベルカンパニー本社ビル。 通称キャンベルビルの最上階を睨み付け、右手で作った指鉄砲で狙いを定めた。 美琴「――――――バン!」 「お引取り下さい」 美琴「………………」 あれから、御坂美琴は調子よく店を出て、鼻歌交じりに真っ直ぐビルへと向かった。 威風堂々といった様相で自動ドアをくぐると、屈強な守衛の見守る中、臆することなく突き進み―― 「申し訳ございませんが、本日の面会者リストに御名前がございません」 受付のお姉さんに笑顔で止められた。 美琴「いや……あのね? 私は別に怪しいものじゃぁ……」 受付「お引取り下さい」 美琴「ただね? ほら? 最近物騒じゃない? そのね――」 受付「申し訳ございませんが」 美琴「そこを……さ? ………………ね?」 受付「本日の面会者リストに御名前がございません」 潜入。 失敗。 守衛「来い」 美琴「……っ!」 仕方が無い……こうなったら……! と、美琴が実力行使に出ようとしたその瞬間。 「ちょーっといいじゃん?」 武装した二人の女性が乱入した。 受付「おはようございます。どちら様でしょうか?」 「警備員の者じゃん。2,3聞きたいことがあるんだけど」 「お時間は取らせませんので、社長さんにお目通り願えますか?」 受付「お待ちください……」 受付嬢は表情を崩すことなく受け答えし、何処かへ内線で連絡する。 会話の内容から、どうやら社長に直接繋がっているらしい。 受付「お待たせいたしました。そちらのエレベーターをご使用ください」 促され、警備員を名乗ったうちの一人がエレベーターへ向かう。 しかしもう一人はその場で振り返り―― 「来るじゃん」 と、美琴に声をかけた。 美琴「え?」 「うちに協力してくれてる子なんだけど、一人で先行しちゃってね……放してやって欲しいじゃん」 こうして、美琴はキャンベルビルに潜入することに成功した。 美琴たちは指定されたエレベーターに乗り込んだ。 エレベーターガールがパネルを操作すると、社長室のある最上階を目指し上り始める。 エレベーターは広く、直径十メートルほどの円形。 全面ガラス張りで、夕焼けの、オレンジの光が差し込んでいる。 美琴「あ、ありがとうございます。でも……どうして?」 「そうですよ。見ず知らずの子どもをどうして……」 美琴が疑問を投げかけ、眼鏡の警備員がそれに同意した。 「ん? 覚えて無い?」 美琴「あ! いえ! この間の空飛ぶライオンの時の警備員さんですよね?」 それに、あー! と、眼鏡の警備員が納得したように手を打った。 「それだけじゃないじゃん……前の幻想御手事件とか、テレスティーナ木原の件とか」 美琴「はい。覚えてます。その節はどうも……」 「お。流石は。まぁ、学園都市の第三位がそんな記憶力じゃ困るじゃん?」 なぁ鉄装? と、隣で激しく頷く眼鏡の警備員に目線を送る。 睨まれて、彼女は「す、すみません……」と呟いて小さくなった。 「オホン……じゃあ改めて、私は黄泉川愛穂。で、こっちが鉄装」 美琴「は、はい。よろしく……」 鉄装「あれ? じゃあこの子を連れてきたのはその時のお礼ってことですか?」 黄泉川「ま。あれだけ活躍されて、命まで救われたらちょっと恩返ししたくなるじゃん?」 美琴「あはは。そんなつもりは無いんですけど……情けは人のためならず……って奴ですか?」 黄泉川「そういうこと」 鉄装「へー……それってどういう意味でしたっけ?」 空気が『フリーズバリア』―― 鉄装「あ、あれ?」 黄泉川「私が教育委員会だったら、お前今すぐ免許剥奪じゃん?」 鉄装「え、ええ~~~!!?」 黄泉川「まあ冗談は置いといて。本当に危なくなったらこの子は逃がすじゃん」 美琴「な…………!?」 黄泉川「当たり前じゃん。連れて来たのも、あのままだと暴れだしそうだったってのがデカイじゃん?」 美琴「……それは…………」 言い返せないけど…… 黄泉川「それだったら目に付く場所に置いといたほうが安全じゃん」 鉄装「流石黄泉川先生……そこまで考えてたんですね~……」 黄泉川「……本当に免許剥奪するじゃん?」 と、敵地に乗り込んだという緊張感もないまま、美琴たちの乗るエレベーターは上り続けた。 エレベーターが上っている間、美琴は思案していた。 もし、ここが敵の中枢だったら? 街にあふれ出した、あの怪人達が山のようにいるのだろうか? だとしたら…… 黄泉川「安全装置のチェックは?」 鉄装「は、はい! 大丈夫です!」 この二人はどうする? きっと、先ほどの言葉の通り、彼女達は自分を守ろうとするだろう。 しかし、正直言って守られる筋合いはない。 むしろこちらが守る側だろうと、美琴は自惚れではなく、事実としてそう判断した。 人を二人守りながらの戦い。 それは真剣勝負の場において、どうしても不利だ。 あの日の、紅い鎧と巨人の戦いを思い出す。 あのレベルの敵が相手だとしたら。 自分はどの程度戦えるだろう? 勿論。負けるつもりなどさらさらないが………… その時だった―― 美琴「!!?」 黄泉川「な、何!?」 鉄装「ひゃあぁぁぁぁ!!!!??」 エレベーターが揺れ――――止まった。 黄泉川「ど、うやら……落下はしないみたいじゃん……?」 鉄装「じ、事故でしょうか?」 そんなはずがない。 このタイミングで、自分達の乗ったエレベーターが偶然止まるなんてそんなはず―― 『ようこそ、警備員の皆さん』 美琴「誰!?」 エレベーター内に声が響く。 どこかにスピーカーが仕掛けられているのか。 『私はキャンベル。キャンベルカンパニーの社長取締役であり、このビルのオーナー。そして――』 『ブラッククロス四天王の一人――妖魔アラクーネよ……!!』 次の瞬間。エレベーターの天井が開き、十を超える影が飛び降りてきた。 鉄装「ひゃああぁああ!!!?」 黄泉川「戦闘員……! ちっ! 本当にブラッククロスの基地だったじゃん!!!」 黄泉川は銃を構え、迫り来る戦闘員に向かって引き金を引いた。 バララララッ! と、リズミカルに打ち出される弾丸が、戦闘員に命中しその度破裂音を響かせる。 その衝撃で弾き飛ばされた戦闘員は、手足をあらぬ方向へ投げ出し、二度と動かなくなった。 黄泉川「ちっ……! 人間を撃ち殺してるみたいで気分が悪いじゃん……!!」 鉄装「ひっ! こ、こっちこないでぇ!!」 鉄装も同じように銃を乱射するが、狙いが甘くかわされる。 戦闘員の一人が素早く鉄装に接近し、手の甲から延びた鉤爪を突き出した。 黄泉川「鉄装!!!」 閃光。 否、稲光。 戦闘員の鉤爪が鉄装の腹を引き裂こうとした瞬間。 エレベーター内に激しい雷鳴が轟き、十体近くいた戦闘員が残らずショートした。 美琴「上等じゃない……騙まし討ち。不意打ち。それでこそ悪党ってもんよね……!」 黄泉川「御坂美琴……」 御坂美琴。 世界に七人しか居ない超能力者、レベル5の第三位。 常盤台中学の誇る、学園都市最強の電撃姫。 その能力は電撃使い『エレクトロマスター』。 体から電気を発生させ、それを自在に操る能力。 常に発せられている微弱な電磁波はレーダーとして機能し、危険を察知する。 磁力を操り、鉄くずや砂鉄を自在に武器に変える。 電気信号を制御し、プロレベルのハッキングをもこなす。 そして、音速を超える、彼女の代名詞ともいえる必殺技―― 鉄装「あ! 危ない! 御坂さん頭の上――!!」 エレベーターの遥か上から降ってくる、黒服の男の姿が見えた。 交差した両手に機関銃を持ち、周囲に円柱形の清掃用ロボットを三機引き連れている。 頭上十メートルほどまで落下し、明らかに美琴に狙いを定めていた。 黄泉川「怪人……!!? 避けるじゃん! 御坂美琴ぉ!!」 キンッ―――― 美琴が右手を頭上に向け、親指でコインを弾く。 黒服の怪人は銃を構え、清掃用ロボットの前部からも銃口が飛び出した。 男と三機のロボットによる頭上からの一斉射撃。 しかし――間に合わない……! 御坂美琴の、代名詞ともいえる必殺技。 彼女の通り名でもある、その一撃が放たれた―――― 『超電磁砲』 その轟音を聞いたときにはもう遅い。 音速の三倍の速度で撃ち出されたコインは、頭上から襲い掛かって来た黒服の怪人を粉々にした。 その破片が、一旦風圧に巻き込まれて上昇し、再び落下してきた。 血液ではなくオイル。筋繊維ではなく金属繊維。 美琴「よかった。やっぱりこいつも機械仕掛けだったのね。一瞬人を殺しちゃったかと思ったわ……」 床に散らばったオイル塗れの金属片を確認し、美琴は溜息を洩らした。 鉄装「す、すごい……これがレベル5……」 黄泉川「はは……相変わらずとんでもないじゃん……」 黒子「やられましたの…………」 白井黒子は、自分の不注意を悔いていた。 黒子「まさか盗聴器とは……お姉さまも狡いことをしますの……」 初春「ど、どうしましょう!? きっと御坂さん、今頃キャンベルビルに乗り込んでますよぉ!!」 黒子「あそこがブラッククロスの関連施設だとしたら……」 ジュースの裏に仕掛けられていた盗聴器に気付いたのは、美琴がビルに乗り込んだ直後だった。 固法「……実はね? 警備員にも、この情報は回しておいたの」 黒子「警備員に?」 固法「今頃、向こうさんも調査に乗り出してるはず。ひょっとしたら、御坂さんと鉢合わせしているかも」 初春「な、なら! その人たちに――」 固法「言われて止まると思う? あの御坂さんが……」 黒子「こうしてはいられませんわ! 黒子もお姉さまの手助けに!!」 固法「駄目よ! まだそうと決まったわけじゃない……私達には、待つ以外に出来ることは無いわ」 黒子「……っ!」 沈黙。 人を助ける風紀委員でありながら、待つしか出来ない。 いつもいつも後手後手に回るのは、風紀委員のいつもの悪習慣だった。 初春「……………………?」 黒子「どうしましたの?」 初春「いえ……気のせいです」 佐天「大変だ……」 とんでもないことを聞いてしまった。 私は、初春達に差し入れでもと思い、いつもの調子で一七七支部を訪れた。 そこで―― 黒子『ああ~……それにしてもお姉さまが黒子に差し入れだなんて……』 黒子『黒子……感激ですの~~~!!!』 黒子『そうですの! この空き缶は大切に大切に保管して――……?』 黒子『これは……缶の裏に何か……マイク? …………まさか盗聴器ですの!?』 初春『はい!? ……た、たしかにこれは……』 固法『ちょっと待って! じゃあまさか……さっきの話を御坂さんが!?』 黒子『やられましたの…………』 黒子『まさか盗聴器とは……お姉さまも狡いことをしますの……』 初春『ど、どうしましょう!? きっと御坂さん、今頃キャンベルビルに乗り込んでますよぉ!!』 黒子『あそこがブラッククロスの関連施設だとしたら……』 どうする……? 佐天「どうする……って……」 どうする……? どうする……? どうする? どうする? どうする………………? 気付けば、夜の街を走り出していた。 どうして……? あの御坂さんだよ? それを私なんかが心配して駆けつけるなんて…… 佐天「どうかしてる……どうかしてるよ……私……!」 でも止まらない。 『何処へ行くんだ?』 ――――――! 佐天「貴方は……」 聞き覚えのある声に振り向くと、あの黒い男が立っていた。 相変わらず、風にマントをなびかせ、仰々しく、厳しく、そして優しく。そこに立っていた。 アルカール「何処へ行くんだ? 佐天涙子……」 佐天「アルカール……さん」 アルカール「また戦う気かね?」 佐天「……私は……」 アルカール「ヒーローに、なる気はあるのかね?」 佐天「……」 アルカール「正直に言おう。君には才能がある」 佐天「……!」 才能……? 私に……? アルカール「だが。同時に危うくもある。私では判断しかねる所だ……」 佐天「え? 危うく……?」 アルカール「だから、君が自分で決めなさい。進むか。それとも辞めるか」 私に……才能が……ある……? 無能力者の……私に? レベル0で、落ちこぼれで、いつも守ってもらっていた私に? アルカール「辞めるのなら。今すぐ力を返してもらうことも出来る」 佐天「え? 今……?」 アルカール「いや。今のこの街は危険だ。ブラッククロスを打倒し、しかるべき日にもう一度来よう」 佐天「……」 アルカール「その際には、君からヒーローに関する記憶を消去することになるが――」 佐天「待って下さい――――」 佐天「できるん……ですか?」 アルカール「……」 佐天「私が、御坂さんを助けることが……出来るんですか?」 アルカール「ああ。出来る」 佐天「…………!!!」 守れるんだ…… 私でも、御坂さんを…… 佐天「やり……ます……」 ゴメンね。初春。 佐天「私……もう一度……!!」 だって。御坂さんは……私の…… 大切な友達だから…… アルカール「……分かった。君がそう言うのなら」 じっとなんて…… していられない……!! アルカール「持って行け」 そう言って、彼は何かを投げてよこした。 両手で受け止めて確認したけど、それが何なのか分からなかった。 佐天「? これは……?」 アルカール「私が使うつもりだったが、やはり君が使うんだ」 佐天「あの? コレって一体……」 アルカール「必要なものだ。走りながら話そう。すでに戦いが始まったようだ……」 佐天「!?」 御坂さん、どうか無事で。 私も、すぐに行きますから……! アルカール「行こう。露払いは引き受ける。君は友人の下へ」 佐天「はい!!!」 もう。記憶を失う恐怖なんて、頭の片隅に追いやられていた。 落ちこぼれのヒーローは、再び走り出した。 【次回予告】 遂に姿を現したブラッククロス四天王・妖魔アラクーネ!! アラクーネの予期せぬ攻撃に、美琴は窮地に陥る!! 急げ佐天! 急げアルカイザー! その魂が燃え尽きるまで!! 次回! 第三話!! 【凶悪! キャンベルビルの蜘蛛女!!】 ご期待ください!! 【補足という名の言い訳のコーナー】 キャンベルカンパニーについて。 原作でのキャンベルの会社はこんな名前じゃありません。 そもそも何の会社なのかよく分からないんですけど…… BUCCIが社名? アパレル関係の会社に偽装してるってことでいいのかな? なので当然ジュースは売ってません。 (裏解体は持っていないので確認できません。違ったら教えてください) 黒服+ロボットについて。 原作では黒服さんロボットじゃありません。 でも美琴に殺させないといけなかったので怪人にしました。 連れているのも「オートポリッシャー」ですが、折角だから学園都市の清掃用ロボにしました。 空気がフリーズバリア。 サガフロに出てくる状態異常です。 分かりにくいボケでした。
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北部支部代表(関東大会埼玉県予選に出場) 男子 正智深谷、本庄東(以上県シード)東京農大三、早大本庄、熊谷西、深谷第一、熊谷 女子 正智深谷、松山女子(以上県シード)児玉、秩父、深谷第一、早大本庄 5月4日(金) 熊谷市民体育館男女代表決定戦 第1試合(男子) 東京農大三 124-42 秩父 早大本庄 81-70 熊谷商業 第2試合(男子) 熊谷西 91-61 小川 進修館 69-70 深谷第一 第3試合 熊谷 80-78 松山(男子) 児玉 104-46 鴻巣女子(女子) 第4試合(女子) 寄居城北 57-58 秩父 深谷第一 65-55 熊谷商業 第5試合(女子) 本庄 67-85 早大本庄 5月3日(木) 熊谷高校会場男子二回戦 第一試合 東京農大三 133-69 北本 本庄 75-81 秩父 第二試合 早大本庄 98-71 東京成徳大深谷 熊谷商業 107-69 児玉 第三試合 熊谷西 102-72 秩父農工科学 小川 83-41 本庄第一 第四試合 進修館 99-59 鳩山 桶川 75-100 深谷第一 第五試合 熊谷 105-70 熊谷工業 深谷 83-115 松山 4月30日(月) 熊谷商業高校会場女子二回戦 第一試合 児玉 113-49 鴻巣 小川 30-80 鴻巣女子 第二試合 寄居城北 67-65 秩父農工科学 本庄東 19-132 秩父 第三試合 熊谷女子 59-61 深谷第一 滑川総合 56-70 熊谷商業 第四試合 本庄 73-56 桶川 大妻嵐山 55-101 早大本庄 4月29日(日) 桶川西高校会場男女一回戦 第一試合(男子) 東京成徳大深谷 88-48 桶川西 第二試合(女子) 東京農大三 29-117 桶川 大妻嵐山 82-66 深谷商業 第三試合(男子) 鴻巣 79-91 秩父農工科学 小川 68-56 滑川総合 第四試合(男子) 熊谷農業 76-92 鳩山 桶川 86-49 深谷商業 4月28日(土) 北本高校会場男女一回戦 第一試合 北本 140-40 皆野(男子) 深谷第一 139-24 深谷(女子) 第二試合(女子) 鴻巣 67-64 熊谷西 (29-15,8-19,14-13,16-17) 秩父農工科学 80-33 東京成徳大深谷 第三試合(男子) 深谷 94-72 寄居城北 児玉白楊 55-172 熊谷工業
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剣系 木犀七支刀 (モクセイシチシトウ) 【剣】 基本性能 価値 重量 攻撃力 耐久度 8 16.2 40 50 命中補正 回避補正 物理耐性 妖術耐性 +2 +2 − +20 装備可能 全職 装備区分 剣術系武器 必要Lv 1以上 付与効果 腕力+4 土+8 備考 今川家の蒲原氏徳隊(奉行)の部隊アイテム 門外不出
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出典 TYPE-MOON作品/Fate/00 英霊/Ⅰセイバー(※独立mlt) 種族 【魔物】(【擬人系】/妖精・獣人科) プロフィール 【哨戒隊】所属の騎士。 【哨戒隊】内では高い立場に君臨しており、その功績は血を厭わない容赦ない猛攻にて築かれた。 敵であろうと味方であろうと極端な弱肉強食の忠義心を掲げている為に、 "黒犬公"と云う呼称で周りからは恐れられている。 その他プロフィール ●{キルオに対しての感情}:片側1段階補正 {年齢}:028歳 この作品では結構な高めな年齢。 普段は大人の風格と落ち着きを見せ、周りから安心感を齎している。 {異性耐性}:012 {ちしき}:05 高貴な見た目に沿っているのか、非常に繊細で初心。 自身の体躯を誇りに思う以上に羞恥しているらしく、異性に対しては強いコンプレックスに思ってる。 {料理スキル}:066 {ねらう牙への好感度}:048 {CG回収(意味深)} 第〇三九話:http //yarufox.sakura.ne.jp/test/read.cgi/FOX/1694065887/3503-3511(雑談枠) 第〇六九話:http //yarufox.sakura.ne.jp/test/read.cgi/FOX/1701271058/925-936(雑談枠) 第一七五話:http //yarufox.sakura.ne.jp/test/read.cgi/FOX/1713533734/746-750(雑談枠) 第一七七話:http //yarufox.sakura.ne.jp/test/read.cgi/FOX/1713533734/1073-1076(雑談枠) キャラクタースペック ├(0):バーゲスト├【戦闘力】:094│┣―――【体】20 〔1〕【力】22 〔2〕【技】15 〔3〕【魔】37 〔4〕【速】02│┣―――[CS]〚ワイルドルール〛│┣―――[AS]〚ファウル・ウェーザー〛/〔CT〕00 [AS]〚捕食する日輪の角〛/〔CT〕00│└――…z...._______________________├【体】20:([St.R]"1")□□□□□ □□□□□├【力】22:([St.R]"2")□□___ _____├【技】15:([St.R]"1")□□□□□ _____├【魔】37:([St.R]"3")□□□□□ □□___└【速】02:([St.R]"0")□□___ _____ 装備【アイテム】 一枠目 なし ニ枠目 なし 三枠目 なし [キャラクタースキル] ┌〚ワイルドルール〛├①:この〔キャラクター〕は〔自身〕より【戦闘力】が低い〔相手〕からの【スキル】の効果を受けない。├②:〔自身〕が〔【スペック】判定で勝利〕した場合、〔自身〕の全【スペック】を"01"〔上昇〕させる。│ 「弱肉強食を体現したかのような【スキル】。└ 他者を捕食して強くなり、守護者としてより強くなる為に喰らい続ける。」 [アサルトスキル] [LV.1] ┌〚ファウル・ウェーザー〛├(必要[AG]:"040")├[先制スキル]/〔CT〕07├◎:【技】が〔選択〕された時に〔発動〕する。├①:3[ターン]の間、〔味方〕全員の被ダメージを〔半減〕する。├②:[AG]を"010"上昇させる。│ 「味方陣営を守る強力な防壁を展開する【スキル】。└ 城壁に匹敵する防御結界は、唯でさえ強固な彼女を撃破困難にする。」 [LV.2] ┌〚捕食する日輪の角(ブラックドッグ・ガラティーン)〛├(必要[AG]:"100")├◎:【魔】が〔選択〕された時、[AG]を"100"消費して〔発動〕する。├①:〔自身〕の全【スペック】を"11"〔上昇〕させる。├②:〔相手〕全員に"05"のダメージを与える。├③:〔自身〕の持つ【スキル】の〔CT〕を"01"〔短縮〕する。│ 「燃えさかる角を用いての巨大な一撃。│ 額にある角は自身の【魔力】増大を抑制する触覚であるが、└ これを引き抜き黒い炎を纏い振り下ろすことで、際限ない猛炎の一撃を繰り出す。」 [LV.3] なし
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剣系 飛騨の七支刀 (ヒダノシチシトウ) 【剣】 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (飛騨の七支刀.JPG) 基本性能 価値 重量 攻撃力 耐久度 4 12.2 20 37 命中補正 回避補正 物理耐性 妖術耐性 +2 +2 − +20 装備可能 侍、神、鍛 装備区分 剣術系武器 必要Lv 付与効果 − 備考 美濃の悪徳神官のドロップ 情報募集中 名前 コメント
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《七支刀》 カードの種類:オルタレーション 属性: 阿羅耶識/コスト:4 一定時間、バトルフィールドを狭める。 0028_a_s.gif しちしとう 阿羅耶織中で最も影が薄いといっても過言ではないカード。 ……これは流石に言いすぎだが、テキストを読む限りでは、 メリットの理解しがたいカードではある。 しかし、その効果は「画面の上下を1/4程度カットする」 という非常に特徴的なもの(戦闘フィールドが一時的に横長になる)。 これにこれやこれを組み合わせてやると非常に迷惑なコンボが出来る。 さらに理論上だが七支刀+ダークベインやアニエスを使ってあざかを使えば殴りデッキなら1ラウンド封殺できるかも。 しかも効果時間は35カウントとかなり長い。 さらに、巫女絵のオルタはこのカードのみ…だったが、 PR四天王結界が追加されたため、唯一の巫女さんオルタではなくなってしまった。 だが、(真の)巫女好きを自称するプレイヤーなら、 入れるしかないカード(かもしれない)。 相性がいいのは赤青のデッキ。 上記通り戦闘フィールドが横長になる為、 前衛を配置すれば青の遠距離スキルが非常に活かせるマップと化す。 加えて、効果発動後のマップが徐々に狭まっていく間は、 そこにいるキャラクターはスキル発動中であれ、 強制的に「歩き」状態になる。 つまり、スキルが中断されるということ。 この隙に殴るのも桶。 狭くなったマップでソニアのスキルを発動させると… ただし、自MBが追い詰められる可能性もある諸刃の剣。使いどころを誤らないように。 注意点として 「画面の上下を1/4程度カット」というのは、 フィールドが無くなるわけではなく、 あざか棒のような移動不可の結界が上下に貼られるだけのため、 突進、ワープスキル持ちは無視することが可能である。 また、結界の外側にも通常通りキャラをブレイクできるので、 安全地帯からの狙撃も可能である。
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剣系 飛騨の七支刀 (ヒダノシチシトウ) 【剣】 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (飛騨の七支刀.JPG) 基本性能 価値 重量 攻撃力 耐久度 4 12.2 20 37 命中補正 回避補正 物理耐性 妖術耐性 +2 +2 − +20 装備可能 侍、神、鍛 装備区分 剣術系武器 必要Lv 付与効果 − 備考 美濃の悪徳神官のドロップ 情報募集中 名前 コメント
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登録日:2024/06/06 Thu 14 00 00 更新日:2024/06/28 Fri 18 24 58NEW! 所要時間:約 53 分で…何だっけ?忘れた。 ▽タグ一覧 あざとい かわいい やれば出来る子 カスレア キョンシー ゲーム ココナッツヒツジ タンク役 ヒーラー マスコット? 七七 不幸 不死者 不遇 仙人←名誉称号 原神 原神の可愛い担当 合法ロリ 幼女 氷元素 氷属性 田村ゆかり 隠れ旅人ガチ勢 「七七、キョンシーだ。・・・ん?あと何だっけ。」 七七(なな)とは、HoYoverseが運営するオープンワールドRPG、原神に登場する人物。 プロフィール 誕生日:3/3 所属:不卜廬(ふぼくろ) 神の目:氷 命ノ星座:法鈴座 武器:片手剣 CV:田村ゆかり 薬舗「不卜廬」の薬採り兼弟子、紙のように白い顔色で不死身。口数が少なく、あまり表情がない。 (ゲーム内プロフィールより抜粋) 概要 璃月港に店舗を構える薬屋、不卜廬にて店主である白朮(びゃくじゅつ)の手伝いをしている少女。 外見こそ年端もいかない幼女だが、一度死んで蘇ったキョンシーの為見た目に対して年齢は数百歳と高齢。要は合法ロリ。 だがキョンシーの特性上か人格はリアルな幼女のそれ。 口調はやや舌っ足らず気味、かつ抑揚の少ない淡々としたもの。表情の変化もやや乏しく、冷たいお人形のような印象を受ける。 ただ全く感情表現が出来ない訳ではなく、とても嬉しい時やがっかりした時などははっきり解る程度に声色が変わる。 またパッと見冷たく見えても、行き倒れを運んで来たり、困っている子供を連れて来るなど基本的には優しい良い子。 子供特有の純粋さもあってか感受性も比較的高く、人の内面的な本質を見抜く力は強め。 しかし身も蓋もない言い方をすれば屍の体ゆえに脳の回転が鈍い為か、 記憶力が非常に悪いという日常生活で割と致命的な体質を抱えている。 その記憶力のなさは今話そうとしていた事を忘れる、という日常あるあるに留まらず、 薬の調合を忘れる事は日常茶飯事、師匠である白朮の顔も覚えておらず、 果ては親しい友人の事すらたまに思い出せない、と人間関係の構築に支障が及ぶレベル。 当人はそれをあまり気にしてないが、問題とは認識している為大事な事をメモに書き留め凌いでいる。 とは言え何でも忘れてしまうかというとそうでもなく、強く心象に残る事はある程度記憶する事が可能。 記憶力強化の為の脳トレにも勤しんでいる。 ちなみに現行明確に忘れなさそうな人物は白朮を筆頭に、往生堂の堂主であり天敵胡桃(フータオ)(*1)、そしてプレイヤーたる旅人の3名である。 その他、キョンシーである事には不便も多く、放っておくと死後硬直で体が動かし難くなる、(*2) 暑い場所に行くと体に支障が出るなどの弊害も多い。 これに対し何も手を打っていない訳ではなく、例えば体の硬化に関しては柔軟運動を日課にして対処している。 その様子は待機モーションで「一、二、七、七・・・」という掛け声と共に披露してくれる。かわいい。 暑さに関しては特に明言はないが、元素スキルの説明を見るに神の目の力で対策しているのだろう、多分。 一方不便な事ばかりでもなく、その肉体は驚くべき力を行使する事が可能。 キョンシーは本来誰かの勅令で動く物だが、七七はその来歴上自身にその勅令を下せる為、自発的に普段制限している力を使えるのだ。 ただしこの勅令にも、物理的に不可能な事でも実行出来るまで止まらないという欠点がある。 薬草を採りに行って崖の途中で引っかかる事もあるらしい。そういう時は白先生が探しに行くとか。 尚この勅令は彼女に直接強い愛情を、具体的には抱き締めた上で、それを伝える言葉をかけてあげれば解除可能。 だが肝心の白朮が行っても効果はいまひとつらしい。彼の事情を考慮するとやむを得ない所か。 好きな物はヤマガラ、そしてココナッツミルク。 ヤマガラには強い愛着があるようで、旅人と一緒に飼いたいと明言している。 また親友ヨォーヨの事は「ヤマガラみたいでかわいい」と表現しており、彼女に対する好意の強さが透けて見える。 ココナッツミルクは冷たくて美味しい、との事。ただし彼女に味覚はない。 ちなみに、前述の通り基本的に冷淡ではあるが、物事の好き嫌い、特に好意に関しては比較的解り易め。 旅人との親交次第では、かなり重めの愛情の籠った台詞を向けてくれる。 正直そっち方面に定評のある綾華や申鶴と良い勝負。幼女とは言えやはり氷元素の女・・・ 後、死に近い存在である為か、霊的な物を引き寄せたりする事もある模様。 夜に日課の柔軟体操をしていると、この時間帯に一人でいるのが不自然な程幼い女の子の気配を感じるとか。 劇中での活躍 メインストーリーである魔神任務第一章、第二幕に登場。 岩王帝君の暗殺事件を経て、彼の葬儀である葬仙儀式を進める道中。 必要な道具の一つである永生香を求め不卜廬へとやってきた旅人一行の前に、不在の店主白朮の代わりに姿を現す。 この際のカウンターからひょっこり顔だけ出す仕草にやられた紳士諸君は多いだろう。 自身の常識から外れた事情を説明する七七に面食らいながらも目的の物はないかと旅人が聞くと、 本来必要な処方箋なしで売る代わりに、ココナッツヒツジなる伝説の獣を狩ってきて欲しいという依頼をされる。 永生香は儀礼用である為処方箋は必要ないのだが、 七七は自身に処方箋なしに物品を売ってはいけないと勅令を下していた為、このような事になってしまった。 ココナッツヒツジは見識に優れた鍾離でさえ知らない獣だったが、正統な葬仙儀式を行う為旅人達はこの依頼を承諾する。 しかし、幾ら山中を探してもココナッツヒツジは見つからなかった。 それもそのはず、七七は好物であるココナッツミルクが羊から採れると勘違いしていたのである。 最初からココナッツヒツジなんて生き物は存在しなかったのだ。 当初はがっかりする七七を見て申し訳なさを感じていた旅人とパイモンも、事実を知って呆然としていたが、 丁度良く出かけていた白朮が帰還。事情を聞き彼から苦笑されつつも無事永生香を購入する事が出来た。 支払いに駆けつけたタルタリヤも話を聞いて死ぬ程爆笑していたが。 尚、ココナッツミルクだが、タルタリヤが値引き事前交渉の際に持って来る事を約束してくれた。良かったね七七ちゃん! 支払いは300万モラが299万モラになっただけだがな! なお完全に余談だが本人とこのくだり自体は特に関係はないにもかかわらず甘雨が風評被害を受けまくる事になっている。 というのも七七が「ココナッツヒツジは半仙の獣」と勘違いして思い込んだことで、 実際に仙獣の血を引いている上にツノもそれっぽくカウベルっぽい首輪をつけてる彼女に結びついて流れ弾が飛んだのであった…… 以上。これ以降の出番はなし。 要は璃月の一住人としての依頼人、兼コメディリリーフである。 勘違いからプレイヤーを振り回す立場だが、渾身のあざとさ満点ムーブもあって反感は持たれ難い。 七七当人に関係はないが、この際に修理した巨大弩弓、帰終機が留雲借風真君の目に留まり、この後の大事件の解決に寄与したので結果オーライと言える。 まあ魔神任務にはこういう顔出し程度の出演も多いし、大体はその後伝説任務(キャラスト)やイベントで掘り下げがあるのだが・・・ このキャラ、最初期からいるキャラにもかかわらず未だ自身の伝説任務がない。 現時点で固有の伝説任務は実装済みの星5キャラほぼ全員に実装されており、そうでなくともそれ相当の間章が大体用意される。 だがこの七七ともう一人、刻晴だけは何故か最初期からいるにもかかわらず伝説任務が実装されていない。 もっと言うならイベントシナリオへの出演も少ない。何度か端役出演があるのみ。 刻晴が一度メイン出演のイベントシナリオを別衣装スキン込みでもらっているのを考えると、相当な差である。 補足しておくと、日頃不卜廬の手伝いをしている関係で他の事をしている余裕は少ないという事情はある。 縁者である白朮が草元素の神の目の持ち主である事が草元素キャラが実装されていない時点で明らかだったので、 彼のプレイアブルまで本格的な動きを温存していた可能性も否定出来ない。 事実、今までの璃月が舞台の恒例イベント、海灯祭においては祭には参加せず、白朮を手伝っている様子が確認出来る。 そして、2024年の海灯祭イベントではついにヨォーヨと一緒に参戦。 当日までは例年通り白朮の手伝いをしていたが、友達の誘いがあったという事か当日は送り出してくれた。 ムービーの開始と同時、璃月港をヨォーヨに手を引かれ走る七七を見た時驚いたプレイヤーも多かったのでは? イベント後には隠し会話を聞く事も出来、ヤマガラの凧を贈られヨォーヨに素直な好意を伝える七七の姿を見る事が出来る。てえてぇ。 その他の印象的な出番では、白朮の伝説任務における物が挙げられる。 事件の発端となる少年を不卜廬へと連れてきたり、いつも通り白先生を手伝ったりと助手ムーブを発揮。 一方で白朮を監視していた胡桃の視線に怯え、仕事どころではなくなる場面も。 場面の節々で胡桃から逃れるべく、隠れ潜む七七を見つける事が出来るので探してみよう。 + 以下ネタバレ注意 色々あった末に、白朮は患者を救う為実験段階の不死の秘術を施す事を決意、結果キョンシーが璃月に一人増える事となる。 当人に家庭がある為不卜廬預かりとはならなかったが・・・ それに際し日常生活をしっかり過ごしてもらう為、先輩として七七が日頃の心得を指導する事になった。 先輩風を吹かせつつもメモ取りを教えた直後に次の心得を忘れる事でその重要性を証明する七七ちゃんかわいい。 尚、キョンシー化に際し患者の性格は特に変わらなかったので、七七の冷淡な性格は元からの可能性が強まった。 と、白朮の実装、及び友人であるヨォーヨの登場によって七七の掘り下げも進んでいく事が期待される。 後述する背景のドラマティックさもあって、彼女の伝説任務が面白い物になる事は間違いない、備えよう。 + 見つかった? 実は一回だけ、一章以外にも本編内に出番があったりする。 間章第一幕、申鶴と一緒に浮生石を現場に運んた翌日、 再び申鶴との会話を終えた後港の造船所に行くと、そこに七七の姿を見る事が出来る。 話しかけると以前仙人達の力を借りて撃退した脅威の再来を予見した凝光が、人間達の力だけで璃月港を襲う何かに敗北した場合、 最悪の事態は回避出来るよう七七を配備した事を聞ける。白朮が良く貸してくれたな。 どうやら住民の避難を行っていたようだが、子供の言う事と誰も信じず、難儀していた模様。 しかしそれでも自分に与えられた目的を果たすべく、万が一の場合には皆を守る意思を表していた。良い子過ぎる。 尚この隠し会話、ほぼノーヒントである為見るのが難しい。(*3) 気にせず一本道で進んでいくとほぼ間違いなく聞き逃すのでこれから、と言う人は気を付ける事を推奨する。 来歴 七七の来歴だが、前述の通り出番の少なさの為ゲーム中での情報は少ない。 彼女の好感度を上げる事によって読む事が出来るプロフィール項目のストーリーにのみ、大まかな内容が記載されている。 今を遡る事数百年前、人の世界の間では最早当人の記憶の中にすらない物語。 璃月のとある地に、かつての薬草採りの少女であった七七の姿があった。(*4) ある日の事。いつものように薬草を摘みに行った七七だが、誤って仙境、仙人の世界へと足を踏み入れてしまう。 更に運の悪い事に、その時仙境では仙魔大戦なる仙人達と悪しき魔物との戦争が行われており、 巨大な争いに巻き込まれた七七は、その余波によって負傷し瀕死の重傷を負ってしまう。 見知らぬ地で訳も解らないまま、次第に薄れゆく意識。 そんな中で七七の頭の中にあったのは、死にたくないという恐怖と、生への渇望、そして今も帰りを待っているであろう家族の記憶だった。 「もし過去に戻れたらいいな・・・」 もう一度家族に会いたい。 幼き少女の強く、純粋な願い―――双眸から零れ落ちた涙は、天へと届いた。 雫はいつの間にか降りていた神の目へと零れ落ち、彼女は常人を越える力を手にするに至る。 その生への執着とも言える力は凄まじく、仙境を跳梁跋扈する魔物の群れを次々と打ち払っていく七七。 そしてついには、たった一人で仙境を襲った災厄、仙魔大戦を終結へと導いてしまった。 だが幾ら神の目の所持者と言えども、力を得たての状態でこれだけの規模の戦闘を単身行い無事で済む訳でもなく、 七七は今度こそその命を失いかけてしまう。 その様子を見ていたのは、そこに住まい、恐らくは先程まで魔物共と戦っていたであろう仙人達であった。 彼等はこの本来知る事すらなかった争いに巻き込まれし少女を哀れに思い、慈悲をかける事にした。 それは仙境に伝わる、死に瀕した体すら生を与える不死の力、キョンシーの秘術。 幾人よりの仙力を注がれ、不死の力に満ち溢れていく肉体。 同時に彼等はその最早常軌を逸した身と力を認め、そして巨大な争いを鎮めた名誉を称え、彼女に尊名を与える。 『救苦度厄真君、起死回骸童子』 こうして仙人達の目に留まり、仙号を与えられた七七はその力を得て黄泉返った。 だが、その代償は当事者である仙人ですらも予想出来ない物だった。 元より神の目を授かったその身の力が強大だった事もあったのか、 巨大な仙力を注がれた七七はその力を制御出来ず暴走、悪しき魔物以上の災厄となってしまう。 その様子を見た仙人達の一人、理水畳山真君は、やむなく自身の持つ琥珀の力によって彼女を封印する事にし、 激しい戦いの末、七七は琥珀の中で深い眠りにつく事になった。(*5) 「嫌だ・・・」 それから遠い遠い時間―――娘の帰りを待つ家族すらも、遠い過去の存在となってしまう程の長い時間。 実に数百年の時を経たある日の事、とある山中で中に少女の眠る巨大な琥珀が発見された。 何故こんな事になったのか、発見した人々には知る由もなかったがこのままにしておくのも不憫だと思った人々は、 彼女を往生堂へと運び葬ってやる事にした。その中で眠る少女が、未だ尚生きているとも知らずに。 その道中は険しい物であり、何度もその道中でどこかしこにぶつけられた琥珀は小さな損傷を重ねてしまう。 また、数百年という長い年月もあって封印は摩耗を避けられず、それは中の少女が破るに申し分ない程弱まっていた。 そしてある夜、琥珀の中の少女―――七七は再び眠りから覚め、その封印を破壊する。 幸いな事にキョンシーの身となった事でその忘却の性質が上手く働いたのか、目覚めた彼女が暴走する事はなかった。 代わりに七七は生前の僅かに残った記憶の欠片に従い、かつての習慣通り山奥へと向かう。 「ははっ・・・どうやら神も、狂妄なるこの私に生と死の掟を探るお許しをくださったようです。」 そこで出会ったのは、かつての自分と同じくこの山中に薬草を摘みにやって来た緑髪の男であった。 この出会いは完全に偶然であったが、不死の秘術を追い求める彼にとって、目の前に現れた少女の存在は渡りに船と言える物だった。 こうして、七七の新しい人生と生活が始まる事になる――― と、まあ要約すると、 家族を手伝って真面目に生きていた少女が事故で異境に迷い込んでしまう 折悪くそこで戦乱に巻き込まれ瀕死の重傷を負う 神の目を得て危機を退け、そこにいた仙人達の善意で助かる、と思いきや暴走。長い時間を封印されて過ごす と短期間で余りある程の不幸と理不尽を叩きつけられている。 しかも封印から解けたら解けたで、 封印されていた事自体はバッチリトラウマとして記憶していると思われる(*6) 数百年の時間が経過している為、かつて願った家族との再会が永遠に叶わなくなってしまう どころかその願いや家族の記憶自体キョンシー化の影響で忘却してしまっている 再会が叶うとすれば自らも人生を終わらせ、輪廻の輪の中に戻るしかない だが上記の通りかつての願いさえ忘れてしまっている上、死にかけた恐怖は残っているのか常人以上に死を忌避している かと言って生きていれば生きていたでヨォーヨ達親しい人間に先立たれてしまう事は決定事項 加えて白朮が不死の秘術を完成させられなかった場合、また独りぼっちになってしまう可能性すらある 一緒にいてくれそうでかつ長い期間同じ時間を生きられるだろう旅人でさえ、兄妹が見つかればテイワットを離れてしまう と、幼い少女が背負うには余りにも重過ぎる業を背負わされてしまっている。 本作には他にも辛い過去を背負った人間が多くおり、その背景には目を覆いたくなるような物も多いが、 そう言った人物は多くが旅人達の活躍によって救われ、これからの人生に良い兆しが見えているのに対し、 七七の受難は今後も生きている限り続き、しかも本当の願いを叶え、自らの業から逃れる手段は死しかないと最早何が救いか解らない状況になっている。 胡桃の言動にも一理あるような気がしてくる。少なくとも白朮が許さないが。 せめてどこかに彼女の家系が残っていればとも思うが・・・ 生と死の狭間で翻弄され、その両面の重さに振り回されている悲劇の少女。それが七七という人物である。 それを彼女が理解していないのが唯一の救いと言えば救いである・・・大切な人との離別を以って理解する事も予想出来るが。 いつか彼女が出会いと別れを繰り返して成長し、自分の手で何かを選択出来る程になった時。 その時まで側にいて、目一杯の幸せと愛情を注いでやる事が今旅人たるプレイヤーに出来る最善と言えるだろう。 願わくば彼女が、永劫を生きるにしても輪廻に還るにしても、自分の納得のいく選択を選べる事を祈るばかりである。 人間関係 自身の忘れっぽさ故、その交友関係は狭い。 反面、物珍しいキョンシーであるという事から一般の認知度は高く、彼女の事は知っている、会った事があるという人は多い。 また来歴上仙人サイドの人物も、その存在自体を認知している人物は多い。 ◆白朮 「仙人様ですらあの子を不憫に思い、『此岸』に引き留めようとしたのですから・・・ 私がその成り行きに従って、あの子を引き取ったことも、何ら間違ってはいないでしょう?」 現在の保護者兼お師匠様。 自身の目的である『不死の秘法』の完成の為、仙人によるその秘術の実例として七七を引き取っている。 ただ、自身の目的の為に利用している代わりに面倒を見ている、と自身の主張する関係性はややドライ気味。 もっとも感受性の強い七七はその事を見抜いており、その上で自分と普通の人間と変わらない日常を提供してくれたり、 何度仕事を失敗しても辛抱強く接してくれている彼に感謝を向けている。 実際やや胡散臭い印象こそある物の、不死の秘法を手に入れるという目的の動機も含めた白朮の善性や優しさは隠せないのだろう。 その事実をしっかり忘れないよう、七七は自身の想いをメモに書き留めていた。 「白先生、考えごとがあっても、全然言ってくれない・・・『死』が大嫌いなのに、いつも『死』を探究してる・・・よく分からない・・・ でも大丈夫。七七、分かってるから。白先生、いい人。」 しかしその良心の呵責ゆえか、白朮は自らを『いい人』と呼ばれる事を否定し、その記述を破り捨ててしまう。 それは再びそう思われるまでの先延ばしに過ぎないのかもしれない。もしかすれば既に何度も行っている事なのかもしれない。 ただ、その関係性が多少歪だったとしても、白朮が生きている限りこの師弟の関係性は続くのだろう。 例えこの先、どれだけ彼女の気持ちを無駄にするとしても。 ◆桂、長生 不卜廬の同僚である一般人と、白朮の契約者である白蛇の姿の仙人。 当然同じ店で過ごす間柄ゆえ、七七の事は認知しているが、これと言った印象が言及された事はない。 長生の方は少し小馬鹿にしたような喋りを七七に向けているが、別段特別彼女にだけそうという訳でもないので良く解らない。 桂に至っては本当に良く解らない。白朮の背景を読むに、普段から二人で彼を手分けして手伝っているのが解る位である。 ◆胡桃 「七七ちゃんを見かけた?どこにいるか教えて!あの子をどこかに隠してそれから・・・えへへへへ!」 何の因果か彼女の名と同じ、往生堂第七十七代目堂主にして璃月港屈指の変人。 死者を在るべき所に送る使命を持つ胡桃にとって、死にながらに生きる七七は黄泉路へと送るべき迷い子である。 故に胡桃は七七を葬ってやるべく彼女を誘拐、火葬しようとした。当人の同意なしに。 胡桃の言い分も間違ってはいないが、人を襲っている訳でもない七七の事情も知らず無闇に葬ろうという行動はやり過ぎである。 この児童誘拐、猟奇殺人に等しい蛮行は白朮が何とか水際で食い止めているが。良く千岩軍のお世話にならないなこの路上詩人。 また初犯最初に失敗した際、胡桃は七七にお詫びの手紙を書いているのだが、 その内容が自分の不手際でいかに上手く埋葬してやれなかったかを詫びる物であった為、白朮の頭痛と七七の不信は強まる事となった。 そういう訳で七七にとって胡桃は不倶戴天の天敵であり、 人に対して悪印象を持つ事の少ない彼女が唯一「嫌い」「殴りたい」とまで言及している人物である。ある意味すげえよこの変人。 「高温、嘘の笑顔と・・・死、嫌い。」 ただし、胡桃はあくまで己の役割を全うしているだけであり、七七に嫌がらせをしようという気はない。 寧ろ当人の事は気に入っており、縁あらば仲良くなりたいとすら考えている。 ただ往生堂堂主としての使命と本人のズレた感性が相まった結果、アプローチを致命的なレベルで間違えているだけで。 結果、何度も追いかけ回す内に七七の生への執着を疑問に思った胡桃はその動機について気になるようになり、 何と最早忘れ去られたに等しい七七の来歴を調べ上げるに至っている。さり気にとんでもない事こなしてんなこの堂主。 この理不尽な悲劇に対しては流石に思う所があったようで、以来胡桃は七七を無闇に攫ったり埋葬しない事を白朮に誓っている。 尚肝心の七七に対する交流はそれまでの前科もあって絶望的。追いかけ回す行動は改めてないし。 項頭の台詞も七七の事情を知った後の発言である可能性が強く、(*7)最早ストーカー同然。 二人が親交を芽吹かせるのは、あるとしても大分未来の話になりそうである。 しかしながら、例え嫌いな人物であっても七七にとって貴重な『覚えていられる人物』であり、 また数少ない人間側の立場でありながら七七の事情を完全に知っている人物でもある。 いつか少女が不死を捨て、命の理に沿った道を逝く事を選んだならば、その時思い出すのはあの殴りたくなる顔だろう。 それが代替わりする程の遠い未来であったとしても、胡桃の遺志を継いだ人物が彼女を送り出す手伝いをしてくれるはずである。 そういう意味で、胡桃もまた白朮達とは違ったベクトルで七七を救い得る道しるべでもあるのだ。 ◆ヨォーヨ 「七七は一番の友達だよ!たまにヨォーヨのことを忘れちゃうけど、わざとじゃないって分かってるから。 メモを見るように言えば、すぐに思い出してくれるから。」 七七にとって数少ない同年代、と言えなくもない友人。 当人の性格もあって何かと七七を気にかけており、良き友人関係を築いている。 どこかすっとぼけたマイペースな七七と、人の世話を焼きたがるヨォーヨでは何かと噛み合うのだろう。 ただし、自分の事を忘れられてしまうのは何も思わない訳ではなく、表面上気丈に振舞っていても内心堪えている模様。 それでもヨォーヨはこの交友関係を止める気はなく、何とか自分の事を覚えてもらおうと努力しており、 例え上手く行かずに一生忘れる度に伝え続ける事になろうとも、七七の親友で居続ける事を決めている。ヨヨ七尊い。 初登場となる三回目の海灯祭に際しては、その関係性はボイスモードで語られるのみであったが、 続く四回目の海灯祭でついに直接的な描写がされるに至り、彼女の想いの深さが改めて言及された。 自分の事を覚えてもらえるよう、自身を思わせるお日様のような黄色で塗られたヤマガラの凧を作る様子は何ともいじらしい。 幸い、七七のヨォーヨに対する印象は「ヤマガラのような愛らしさ」であり、その点でもヨォーヨを覚えてもらうに相応しかったと言える。 この一件以降、七七がしっかりヨォーヨの事を忘れずにいるかについては言及がないが、 後日の隠し会話にて贈られた凧と一緒に寝ても良いか、と聞いており、少なくともこの贈り物に対して並々ならぬ感謝を抱いている事が解る。 「ありがとう。ヨォーヨ、好き。」 恐らくは朝起きて真っ先に見るこの凧から、毎日ヨォーヨの事を思い出すのだろう。 ◆魈 璃月を守護せし降魔大聖。という立場であるが、七七の側には魈に対する面識はない。 ただ戦いに明け暮れて来た魈の立ち位置を考えると、仙魔大戦に参加していた可能性は高く、 その際まるで自らと同じく幾多の魔物達を薙ぎ払う七七の姿を見た後、暴走した彼女と戦ったのかもしれない。 項頭の台詞は、その時の事をうっすらと思い出した際の物である可能性も否定できないだろう。 現在でも度々会う機会があり、三回目の海灯祭の期間中には行き倒れた魈を七七が不卜廬まで運んだ事もある。(*8) その際白朮は看病の末薬を処方しようとしたが、先に目が覚めた魈は黙って出て行ってしまう。 彼曰く、人間の薬は仙人には効かないとの事で、無駄な事をさせまいとその身に宿る業障の影響が及ぶ事も含めて気を遣ったのだろう。 しかしその後も白朮は彼の身に効く薬を研究しているようで、2024年の魈の誕生日イラストでは薬を七七に運ばせているであろう様子が見られる。 七七はその目的を忘れてしまったが。 「会ったことあるの・・・?」 その他にも重雲、行秋等璃月の少年達が彼女の秘密に迫るも、資料は見つからず直接聞きに行くも白朮に追い返される様子があったり、 仙人の事情にある程度詳しい重雲や実家のコネがある行秋でこれなのに某堂主本当すげえな。 同じく璃月の少年である嘉明が怪我薬を買いに不卜廬まで来た際に柔軟体操を教えたりと、些事ではあるが他のキャラとの繋がりもある。 そういった程度の繋がりは七七の側からは忘れてしまう為、親交が中々深まり難いのが現状だが、 コミュ力高めの嘉明なんかはその内仲良くなれそうな気もする。今後に期待しよう。 また、父に仙人を持つ煙緋はある程度彼女の事情を知っているようで、 強大な力を秘めながらも平時無闇にそれを振るわない七七に対して感服しており、いずれ大事を成す器だと評価している。 また、ゲーム外での話になるが、モンドの幼女枠であるクレーとの交流がちょくちょく描かれたりする。 三回目の海灯祭を記念して作られた短編アニメでは、彼女に手を引かれ屋台の間を駆け巡る七七が見られた。 気合の入った作画で七七のキラキラした表情がアップで写されるシーンはファン必見。 まあこの後いつものドッカーン!が発動してオフで来ていた大マハマトラが出動する事態になったがな!(*9) 更に同年の夏に公開された動画では彼女と一緒に何と遠く海を挟んだ島国である稲妻まで遊びに行き、そこで出会った宵宮とひと夏の冒険を楽しんでいた。 ゲーム外でのこう言った要素は本編に関わりがあるか不明である為、この辺りの展開が持ち越される事は期待できないが、 こう言った世界線があるならゲーム内でもこの組み合わせが見られる可能性はあるという事である。新しい同年代?のお友達が出来る事に期待しよう。 ゲーム中での性能 氷元素、片手剣の星5キャラ。いわゆる恒常、限定ガチャの両方から排出される可能性がある恒常星5キャラの内の一人。 簡潔に説明すると回復性能にガン振り、って言うかほぼ全振りしたヒーラー性能特化キャラ。 通常攻撃、元素スキル、元素爆発という3種の行動全てから回復行動に繋げられる全キャラ通しても奇異な能力の持ち主。 また、基本ステータスがキョンシーの肉体という事を反映してか全て高く、特に防御力は900越えの全キャラ中第3位となる。 その為、余り意識される事は少ないが回復効果の起動条件も相まってタンクとしての要素も併せ持つ。 ちなみに幼女体型キャラの片手剣使いは彼女だけである。 尚、本作のヒーラーの回復効果はHPステータスに依存する事が多いが、七七の回復値は攻撃力依存である。 地味ながら間違え易いので育成の際は気を付けておきたい。 ◆通常攻撃 雲来古剣法 振りの早い最大5段の剣撃。 解り難いが3段目~5段目の間で得物を両手で右→左→右と受け渡している凝ったカンフーアクション。 本当に振りが全キャラ通して早く、片手剣持ちのキャラの中では最速クラス。 その代わり倍率は控えめで、手数は稼げるがダメージを取る性能はイマイチ。 それもそのはずで、この通常攻撃は元素スキルから繋げて回復を取る使い方がメインとなる。 重撃は素早く斬り付ける二連撃。こちらは倍率がそこそこ高いが、硬直が長め。 とにかく通常攻撃によるヒット数を稼ぎたい七七としてはあまり使わない事の方が多い。 ◆元素スキル 仙法・寒病鬼差 「生生流転。」 七七の立ち回りの根幹を担う元素スキル。寒病鬼差(かんびょうきざし)なる霊魂を呼び出し、周囲をグルグル回らせる。 主な効果は二種類あり、一つは氷元素による攻撃、もう一つは回復効果。 効果時間15秒の間、発動時とそこから3秒毎に一度に付き2ヒット、合計10ヒット分の氷元素攻撃と、 発動時と5秒毎に1回発生する合計4回の回復を行ってくれる。 効果は七七が裏に引っ込んでも持続するので、サポート効果は高め。 ただし追撃のダメージ倍率は低いのであくまで氷付着目当てで取る程度。 付着量もそこまで多くなく、かつ頻度も合間時間が大きいのでダメージ目当ての溶解反応は七七側で起こす公算が大きく不向き。 どちらかと言えば相手の動きを止められる凍結、及び物理防御デバフ目当ての超伝導狙いで使うのが良いだろう。 本命と言える回復効果だが、こちらはかなり高め。 一回当たりの回復量も中々で、合計すると相当な量を回復してくれる。 また効果時間中に七七が通常攻撃を当てる度、パーティ全員を回復してくれる特性まである。 こちらの回復量は然程高くないが、効果時間の長さと先述した七七の通常攻撃の速度を考えると合計回復値は馬鹿に出来ない。 もっと言うならこの回復効果と当人の防御力の高さから、激しい敵の攻撃を矢面に立って耐えてもらい状況を立て直すという使い方も。 他にも短距離だが水上を凍らせて渡る事が出来ると探索面でも絶妙に便利。我が名は海上渡氷真君なり。 CTの関係で永続して渡る事は不可能だが、空中を高速で飛べる放浪者と組み合わせれば更に長距離も高速で渡れるだろう。 ネーミングは恐らく寒氷と看病を掛けた洒落か。 ◆元素爆発 仙法・救苦度厄 「聞き給え、ここにて命ずる。」 「我が名は度厄真君なり。」 七七の持つ仙法の極み、本来の救苦度厄真君たる力の片鱗。 凄まじい冷気と度厄の札を撒き散らし、敵対する苦厄を打ち払い、守るべき者を救う秘法。 周囲に氷元素ダメージを放ち、同時に攻撃を受けた敵全てに度厄のお札を付与する。 ダメージ効果の方は効果範囲がそこそこ広く、元素付着の面でも一瞬で大量の氷元素を付与する為優秀。 倍率も低くはないのでダメージを取れなくもないが、やはり本命は回復効果。 お札が付与された敵に攻撃を当てると、その攻撃を当てた味方のHPを回復する。 こう聞くとドレイン効果を連想するが、回復量は七七自身の攻撃力依存。高い回復倍率もあって、攻撃を当てさえすれば一定の回復が見込める。 効果の有効間隔は1秒と短く、一方お札の効果時間は15秒と長い。まさに苦厄から人々を救う力と言えよう。 ただ、爆発に必要なエネルギーが80と最重量クラスとなっている。 懸念点がこれだけなら元素チャージを十分に稼ぎさえすれば特に問題はないのだが…。 フレーバー的には自らに勅令を下した七七が、本来の力を限定的に開放するというもの。 しかし七七は自分に秘められた力が常軌を逸した物である事は理解していても、救苦度厄真君の名は忘れてしまっている。 恐らく発動時は無意識的に忘れてしまった名前を勅令の形式として口にしているのだろう。 発動時の台詞が『ダーク真君』に聞こえるというやや厨二病染みた空耳が有名。 ボイスモードではちゃんと度厄真君と聞こえるので、七七の抑揚の小さい声がSE等で潰れてしまい易い事によるものだろう。 ◆固有天賦 延命妙法 パッシブ1。元素スキルの効果時間中、元素反応を起こした味方の被回復量が20%上がる。 効果を受けるのは反応を起こした側である事は注意が必要。 もっとも素の回復量が高いのでそこまで意識する必要もない。 ◆固有天賦 玉籖偶開 パッシブ2。爆発で付与される度厄のお札が50%の確率で通常攻撃と重撃に付随するようになる。 通常攻撃に回復効果が付与される珍しい効果。効果量は爆発の天賦レベルが反映される為、回復量も多め。 ただ効果時間が6秒と短く、効果CTは30秒と冗談みたいに長いので常用は難しい。あくまでオマケとして割り切ろう。 ◆固有天賦 往時記憶 パッシブ3。いわゆる便利枠。画面左上のミニマップに璃月特産の場所がマークされるようになる。 自らの突破素材である瑠璃袋を含め、璃月特産は探すのが面倒な物も多い為実用度は比較的高め。 さて、これだけ聞くと、このゲームに明るくない人間であれば、 滅茶苦茶回復してくれるじゃん!じゃあもう無敵じゃないか!最強キャラか?と思う人も多いかもしれない。 しかし実際の評価はかなり低く、寧ろ星5最弱キャラとして挙げる旅人も多い。 確かに回復に関しては他の追随を許さない程に凄まじいのだが、他の部分に問題点が多いのである。 以下にそう判断される問題点について記す。 1:回復以外の役割に乏しい 確かに回復能力だけは全キャラでもトップクラスであり、その生存性能は極めて高い。 しかし現環境で評価されるヒーラーが何かしらの副次効果を持つのに対し、七七はそれらの能力を持たない為他のヒーラーより低く見られがちである。 実際問題として七七の回復能力は過剰とも言える数値であり、 その辺の敵を簡単に倒せるようになると、アクションゲームであることも相まって大きなダメージを受ける状況が減っていきその高すぎる回復能力を持て余すことが多くなる。 結果、「過剰回復気味な七七より、回復以外の能力を持つヒーラー、ないしは他の役割のキャラを採用したい」という状況になり易い。 現に、採用率の高い他のヒーラーに言及すると、 ・爆発で特大の攻撃力バフに加えて継続回復まで行えるベネット ・爆発による広範囲拡散で強力な連携が可能で、星座を重ねれば攻撃速度バフや風デバフもこなせるジン ・元素スキルにより継続回復と強い水元素付着で反応の下地を作り、爆発時はタンクアタッカーもこなせる珊瑚宮心海 ・回復量の計算に元素熟知も参照するためヒーラーでありながら超開花サブアタッカーにもなれる久岐忍 ・CT10秒の元素スキルでチーム全員を大回復し、爆発では継続回復に加えて中断耐性付与と元素反応バフも行える白朮 ・強烈な落下攻撃バフを持ち、アタッカーでないキャラさえアタッカーに改造出来る閑雲 と、誰も彼も火力に直結し易い効果を持っており、これらのライバルを差し置いて七七を採用したいパーティはほとんどない。 更に同じ氷元素には、 ・シールド付与、確率だが大量の粒子生成、完凸すれば元素熟知バフとマルチな能力を持つディオナ ・スキルのみならず爆発でも継続的な元素付着が行え、粒子生成量も多いシャルロット と、あろう事かレアリティの低い星4キャラに多くの役割を持たせ易いか融通の利き易いヒーラーが存在しており、その競合にすら頭を悩ませる。 シャルロットはリリースから3年以上経ったVer.4.2のキャラである為仕方ないかもしれないが、ディオナに至ってはVer.1.1での追加キャラである。 ついでに言うなら上記のベネット、ジンも七七と同じ最初期キャラであり、 しかも同じ恒常星5組のジンはともかく、ベネットも星4である。これは炎神がおかしいだけだが。 Ver.1の段階から他のヒーラーとの有用性に差を付けられていれば、評価が芳しくないのも無理はない。 2:立ち回りの基点になる元素スキルに欠陥が多い 先述した七七の立ち回りを行う上で基点になる元素スキルである寒病鬼差。 確かに継続回復と元素付着を行ってくれる良いスキルだが、先の説明には意図してぼかした致命的な欠点がある。 この元素スキル、ヒットしても元素粒子(*10)を生成しないという悪い意味で貴重な性質を持つ。 その結果、七七だけでなくパーティ全体の元素爆発の回転率が落ちる事になり、 ただでさえ攻撃性能に乏しい七七を採用している分下がっているパーティの攻撃性能が更に下がり易くなってしまう。 1の項目で挙げられたヒーラーキャラ?当たり前のように生成出来ますが? そのくせ自身の元素爆発は先述した通り必要エネルギー量が80と多く、回転させるのは非常に困難。 更にこれだけ致命的な弱点を持ちながら継続時間15秒に対してスキルCTが30秒という冗談のような重さであり、 何らかの手段で埋め合わせしない場合15秒間も何も出来ない時間が出来てしまう。 スキルCT21秒の行秋でさえ相当重いと言われるので、30秒がどれだけ長いかは言うに及ばずだろう。(*11) しかも七七はスキルが機能しない期間も長い。 一応、爆発によるお札は15秒継続の為、爆発とスキルを交互に回せばその問題は解決するし、 ローテーション中2巡で1回撃つ程度ならばそこまでチャージ要求は多くはない。 しかしそれを解決したとしても、結局味方の爆発が回し難いという問題は解決しないし、しようがない。 それを鑑みると、スキルによる元素粒子が出ない上にCTも異常に長い七七は立ち回りで他のキャラに大きく差を付けられている。 これだけ制限がかけられていては、取れる戦略や装備も限られており、使い勝手の悪さは否めない。 ちなみにこれは、原神最初期のスキルヒーラーが、七七に限らず重い調整がかけられていたのが原因。 実際他の元素スキルから粒子が出ないキャラは、同じくスキルで全体回復が出来るバーバラと、 スキルでシールド展開、効果中に爆発を重ねる事で全体回復が出来るノエルの3名である。ちなみに両者とも星4。 尚そのスキルCTだがバーバラはデフォルトなら32秒、2凸で約27秒まで短縮。ノエルは24秒とこちらも長めだが、パッシブにより表で切れ目なく殴り続ければ実質20秒前後になる。 何で星5の七七が一番長いCT30秒をきっちり払わされてるんですかね。 だが、岩神鍾離の上方修正により、彼のシールド強度と展開時の中断耐性が大幅に上がった結果専業ヒーラーの立ち位置が低迷。 結果、次に登場したスキルヒーラーである珊瑚宮心海は先の規制を大きく緩和した性能での実装となり、 上で説明した各種便利要素に加え、スキル継続12秒に対しCT20秒、粒子生成もありと大きく使い勝手が向上した。 現行では心海に限らず、最早星4のスキルヒーラーであっても元素粒子が出るのが当たり前の仕様となっている為、 この状況を疑問視するプレイヤーも多く、粒子生成を行えるようにして欲しいという声も少なくない。 3:命ノ星座が弱い これまでにも軽く触れているが本作にはいわゆる凸システム、命ノ星座が存在する。 無凸では使い辛さがあるような部分が、1凸するだけで大きく改善されたり、 星5完凸という多大な苦労を掛けた日には、思わず絶句するような強さを発揮したりもする。 七七は恒常キャラである為すり抜けで顔を見る機会が多く、プレイ歴の長い旅人である程凸が進む傾向にあるのだが・・・ 先の性能説明でこの辺りをぼかしている事から察している人も多いだろう。 七七の星座はとんでもなく弱い。わざわざ明確にすり抜けハズレ枠としてデザインしているのかって位弱い。 ◆第1重 寒苦回向 1凸。お札の付与時、元素スキルを当てる事によって七七のエネルギーを2回復する効果。 元素粒子を生成出来ないデメリットを緩和する効果だが、七七自身のエネルギー回復に留まるので味方の回転率には寄与しない。 地味に効果条件もやや面倒で。スキルCTを埋める関係上爆発とスキルは交互に使う事が推奨されるが、 基本お札は爆発で付与するのでその観点からイマイチ噛み合わない。効果量がそこまで多くないのもマイナス。 かと言って通常攻撃付与版のお札は効果時間6秒と短いのでただでさえ少ないエネルギー回収量が更に下がる。 恐ろしい事にこれでも比較的実用的なので、七七の星座の中ではまだ強い方。 ◆第2重 氷寒蝕骨 2凸。氷元素の影響を受けた敵に対する通常攻撃、重撃のダメージ15%アップ。 何故か唐突にアタッカー路線が提示される。しかも効果は通常攻撃と重撃のみ。元々の倍率が低いのにそれをカバー出来る程の効果量もない。 一応、回復値が攻撃力依存ではある為アタッカー路線と共存させる事は可能だが、 元がアタッカーを意識されてない七七は、他に必要なダメージバフや会心系ステータスの確保に難儀しがち。 加えてこちらも対象に氷元素付着時と地味に条件が面倒。スキルと爆発が回し難い七七に付けて良い条件ではない。 何より、メインアタッカーをやらない場合ほぼ死に星座というのも痛い。 尚この星座を突き付けられた為か、七七は初期サポートキャラの中でもメインアタッカー使用者が多め。 ◆第3重 昇天宝誥 3凸。一般的な天賦レベルの底上げ。七七の場合はまず爆発が対象となる。 ◆第4重 天威圧衆 4凸。お札付与時に対象敵の攻撃力-20%。 効果対象がお札という事は、爆発を回さないと効果が維持出来ないという事である。このキャラの爆発の回転の悪さは散々説明した通り。 通常攻撃による付与版でも効果は発動するが、その場合効果時間6秒、効果CT30秒と非常に短く、敵によっては攻撃モーション中にデバフが解ける。 加えて苦労して爆発を回しても結局やってる事は生存補助なので七七の運用の問題点は何一つ解決していない。最早テキストが白紙同然。 この凸の弱さは最早伝説レベルで、原神に存在する全キャラの星座の中でも最弱筆頭候補とまで言われることも。 ◆第5重 紅蓮開花 5凸。3凸同様の全キャラ共通枠で、こちらは元素スキルのレベル底上げ。 ◆第6重 起死回骸 完凸。 救苦度厄真君、起死回骸童子たる七七の引き起こす奇跡の最高峰にして真骨頂。 元素爆発の副次効果にパーティ全体にかかる蘇生効果が付与される、極めて派手な効果である。 この手の蘇生効果を持ったキャラはver4,7時点で七七とバーバラの2名のみと極めて貴重。 しかもバーバラ完凸による蘇生効果は前線のキャラが落ちた時に自動発動する効果なのに対し、こちらは能動的に、かつ複数名蘇生出来る。 蘇生時のHPは最大値の半分だが、これは戦闘不能状態からHPを50%回復している扱いなので、治癒効果アップが乗る。 七七本人の突破ステータスが治癒効果アップである事を考えれば、実質7割程度での復活になるだろう。 まさにいかなる苦厄をも退け、起死回生の一手足り得るその名に相応しい効果と言える。 いや生存補助はもう良いのでは?!と思った貴方、正解である。 結局派手でこそあるがこの効果も生存補助なので、七七の運用の問題点の解決に一切寄与していない。 と言うか七七がいる状況で誰かが戦闘不能になる方が珍しい。 しかも細かい問題点は他にも散在しており、 効果は爆発に付与される為、運用の難儀さから使いたい時に使えない可能性がある 蘇生したキャラの元素エネルギーは0にリセットされるので、元素爆発を再度使えるまで時間がかかる。それも粒子生成できない七七を抱えた上でエネルギーを貯め直さなければならない 蘇生効果は戦闘不能の味方がいる時点で強制発動。その為やや融通が利き辛い しかし一度発動してしまうと15分というスキルCT以上に冗談を通り越して笑うしかないCTがかかる(*12) パーティ単位で戦うゲームの為一人落ちると全体が機能し辛くなる。その為安牌の使い方は誰か落ちたら即使用。全体蘇生の意味がソロでほぼない 本作のエンドコンテンツ、深境螺旋は区間毎のやり直しが可能。誰か落ちたら即リトライが基本の為結局ないのとほぼ同じ効果 かと言ってフィールドでは蘇生効果料理がCT5分で使える為大体そっちで良い(*13) 総じて、他の星座に比べればまだ役に立つ場面も有り得るが、これだけの噛み合わなさを考慮すると完凸も微妙という結論に至る。 総合的な評価はもう言うまでもないが、恒常とは言え星5の星座なのか目を疑うレベルであり、星4を含めても星座性能では最弱クラス。 つまりは凸効果でさえも、このキャラの使い勝手を良くする事が出来ないという事である。 気付いた人もいるかもしれないが、七七が弱キャラたる所以は偏にゲームシステムとの噛み合わなさにある。 初期のヒーラー特有の強い風当たりを受け、科せられた重過ぎる制約。 立ち回りが突き詰まれば、強敵相手にも火力や回避で立ち回れるようになり回復が不要になり得るという扱い。 最近ではアタッカーでありながら高火力と自己回復を両立できるキャラまで登場したソーシャルゲームとしてのインフレ。 ヒーラーが必要になり易い高難易度でも、多くの報酬を求め出すと強くなるタイムアタック要素。 全てシステム面という根本が、七七というキャラクターに逆行している。 一応、七七の強みとして他プレイヤーと並行して戦うマルチプレイがある。 他のキャラと同時戦闘を行うマルチならば、自分が回復している間に周りが火力も粒子も出してくれる都合、七七の弱みが顕在化し辛い。 逆に他プレイヤーからすれば幾ら無鉄砲に突っ込もうと勝手に回復しているのだからやりたい放題である。 完凸効果が決まってピンチを捲ろう物なら、効果のレアさもあって拍手喝采だろう。 初期スキルヒーラーの異常な使い辛さは、この面も考慮して調整されたと思われる。 だがマルチプレイ方面の発展は現在ほぼ停止しており、その意義は友人や野良旅人と遊びたい時にプレイするに留まる。 効率を考慮した場合マルチは一切プレイする必要はなく、この点でも七七のゲームシステムからの嫌われ振りは加速してしまっている。 以上の側面から、残念ながら七七を真剣に運用しているプレイヤーはお世辞にも多いとは言えないのが現状である。 編成を考えれば他のキャラで良いという状況に陥る事が多過ぎるのは、否定し切れない事実としか言えない。 効率だけを追い求めるプレイをするのであれば、彼女が旅の仲間として加わる機会は――― 「また、封印されるの・・・?」 確かに七七は、現状テイワットという世界の理を見れば、辛く苦しい立場にいる事は間違いない。 だが、もし、もしあなたが、彼女の手を取って旅をする事を選ぶのであれば、迷う事は何もない。思うように遊んでみれば良い。 何せプレイヤーたる降臨者は、自分の意思で自分の道を選べるどこまでも自由な旅人なのだから。 それに、もしテイワットに来たばかりの駆け出し旅人なら、七七の有用性は極めて高い。 何せその生存性能は全キャラと比べても極めて高いのだから、全滅してしまう危険は極端に下がる。 身の丈に合わない強敵や、思わぬ難敵に遭遇してしまった時、あらゆる苦厄を跳ね除ける彼女は最も真価を発揮するだろう。 回復性能だけはすば抜けている関係上、コンテンツを取り敢えずクリアさせてくれる能力自体は高いのだ。ただ時間がかかるだけで。 また、少しずつではあるが七七の強化要素も実装されており、使い辛さや弱みはある程度解消されている。 これからもそう言った仲間や武器が増えるのを、辛抱強く待つのも悪くはない。 かの不卜廬の主人がそうしてきたように。 勿論、旅の途中で十分強くなり、彼女の助けを必要としなくなったのなら一度離れるのも良いだろう。 冷淡なようで優しい彼女は、何も言わずに手を振ってまた誘ってくれる日を待っててくれるはずだから。 逆に、もしあなたがずっと彼女と一緒にいたいと思うのならば、彼女の弱さも受け入れた上で、強さを信じて共に行くべきだ。 その気になりさえすれば、いつかは星と深淵の果てにだって共に辿り着けるだろうから。(*14) あなたがその崇高さを失わない限り、世界はあなたとあなたの仲間の為に開かれるのだという事を、どうか忘れないで欲しい。 「昔は生きることだけ考えてた、生きる理由も分からなかったけど・・・今はあなたと生きていきたいと思う。ず、ずっと・・・」 「一緒にいてくれる?本当に?」 「うん、あなたは七七が守るから!」 ビルド、編成 散々回復しか出来ない事を強調してきたが、それさえ出来ないのは本末転倒である。 七七を運用するのであれば、当然だがヒーラー運用が基本となる。 幸い地の回復能力は高いので、サブオプ目当ての聖遺物厳選に走る必要性はヒーラー運用なら低く、必要な武器も入手性が良い。 レベルも最大80程度あれば不自由せず、最終突破すらボーナスステータスが治癒効果なので足りていると思うなら必要ない。 総じて育成難易度が低く、その意味でも初心者からすれば有難い。 逆にアタッカー運用は修羅の道への始まり。 幾らあっても足りない攻撃%+会心系サブオプ目当ての聖遺物厳選に、武器ガチャに挑戦しての強い武器の入手・・・ 控えめに言って、テイワットの暗部に幾度となく立ち向かう事になる。せめて武器は入手性の良い物を使うのも手である。 ◆聖遺物 ヒーラー運用の場合、メインステは時計、盃に攻撃力、冠は治癒効果が安定択。 先に書いた通り、メインステだけ合わせておけばその役割を十分こなしてくれるだろう。 羽、花のサブオプで攻撃%が付いてる物を選べれば完璧と言える。 特に有用なのはヒーラー専用聖遺物、『海染硨磲』だろう。 この聖遺物は回復効果起動から3秒間の回復値を計上し、時間が来ると回復値の合計分の物理ダメージ(上限3万)を与えられるという効果を持つ。 聖遺物から直接ダメージを出せる一品だが、本業ヒーラーの回復能力がなければ使いこなせない。つまり七七ちゃんの出番だ! こいつのお陰で普通に回復するだけで打点が出せるようになり、七七の火力事情は大分変化した。 しかもダメージが会心に左右されず、回復値のみを参照するので初心者にも極めて高火力が出し易くなっている。 現行七七を運用する気ならまず候補に挙がる聖遺物なので、まずここから始めるのが良いだろう。 ちなみに普通にアタッカーをやるにしても有力な選択肢。 何をやろうと七七は回復行動を行う都合、効果ダメージが良いサブ火力になり得る。 アタッカー運用の場合は時計に攻撃力、盃は物理ダメージ、冠に会心系と一般的な構成で構わない。 ただ突破ステータスに頼れない分地力の確保に苦労する事になるので、その辺をカバーしたりダメージを伸ばせる物を取るのが重要となる。 もう一度言及するが厳選難易度は相当高い。心して挑もう。 一般的なのは『蒼白の炎』+『血染めの騎士道』の複合2セット。物理ダメージバフを極限まで積んだ型である。 それぞれの4セット効果は七七には少々扱い辛いが、スキル起動が条件の蒼白なら瞬間火力は2セット複合より出るのでお好みで。 他には会心率を特殊条件下で補填出来る『ファントムハンター』辺りが選択肢。 ただし、後述する特定キャラとの組み合わせが必須な点は注意。 いっそ攻撃ヒット時に確率で基礎ダメージを上げられる『来欽の余響』でパチンコするのも良い。七だけに! 通常攻撃の振りの速い七七なら、上振れさえすれば恩恵も大きいだろう。 他の役割で変わった所だと、元素スキルを当て続けられる限り全体に攻撃バフがかかる『千岩牢固』辺りが良い感じか。 この場合、スキルを継続出来るかが問題になるので武器は祭礼剣一択になる事に注意。 ややネタ気味だが、『華館夢醒形骸記』でトップレベルの防御力をガン上げしてタンク性能特化にするのも悪くはない。 現在では入手不可能だが、武器にシナバースピンドルを持たせれば実に3000オーバーという凄まじい防御力に到達する事も可能。 またタンク性能を利用し、烈開花反応を起こす目的で『楽園の絶花』を持たせ元素熟知をガン積みするパターンもある。 下準備にベネット完凸が必要だが、これで炎付与された通常を振るだけで簡単に大ダメージが出せるし、反動ダメージも即座に回復出来る。 かなり熱そうなので、七七にこれをやらせるのは心が痛むかもしれないが・・・ ◆武器 ヒーラー運用ならステータスで選ぶより、効果で欠点を解消してくれる物を選ぶのがベスト。 まずお勧めされ易いのは、スキル命中時にスキルCTをリセット出来る『祭礼の剣』。 長過ぎるCT30秒の踏み倒しは極めて大きく、七七にとって神剣とも言える武器である。星4なのも嬉しい。 効果発動には表に出ている必要がある、最大精錬で発動率8割とネックも多いが、矢面に立つ事が多く手数も多い七七には問題にならない。 ただ、七七の運用に慣れると元素スキル→爆発を交互に使う取り回しを覚えていく。 他にこの武器を持たせたいキャラも多く、その中には七七と一緒に運用し得るキャラもいる為慣れたプレイヤー程卒業しがち。 しかしローテの均一化を図れる利点はやはり大きく、最初はこれを持たせるのが安牌。 他には会心発動時に元素粒子を生成出来る『西風剣』がお勧め。 元素粒子を生成出来ない七七の弱点を埋められる神剣その2である。こちらも星4。 効果発動には会心を発生させる必要があるが、攻撃は何でも良いのでこちらも手数の多い七七とは噛み合い、慣れたプレイヤーはこちらに乗り換えがち。 サブステがチャージなのも相まって、七七の爆発の回転も現実的になる。厳選は必要だが。 問題点は優秀な武器ゆえに、こちらも取り合いになる事、そして多少会心率を意識しなければならない事か。 他の選択肢だと、フォンテーヌの世界任務(サイドストーリー)を進める事で入手出来る無課金武器、『水仙十字の剣』が良いか。 サブステが攻撃である為七七と噛み合っており、アルケー攻撃が可能となる為特定の敵限定だがメタが張れる。 基本的には祭礼、西風を調達出来るまでの繋ぎだが、氷風組曲と言った強敵相手に勇者七七と呼びたくなるような活躍をしてくれる事も。 下位互換だが無課金同ステ武器である妖刀こと『籠鶴瓶一心』も取り敢えず持たせるには悪くない。万葉の伝説任務に感動した人はどうぞ。 上で紹介した熟知特化タンク型限定だが、全体のチャージが盛れる『サイフォスの月明かり』も良い選択肢。 逆にアタッカー武器だと高ステータスの物を持たせたい為入手性が辛くなりがち。 とは言え入手性の悪くない物にも良い選択肢はあるので、そちらも交えて記述していく。 まず選択肢になるのは、物理特化武器である恒常星5武器の『風鷹剣』。 高い基礎攻撃力に物理ダメバフのサブオプと物理アタッカー七七にとって欲しい物が揃う武器。 地味ながら武器効果で回復が可能とタンク性能も伸ばせる。モチーフ武器と言っても良い噛み合いである。 武器の出自を考えるとジンのモチ武器感の方が強いけどな! ただし、会心系ステータスに関する補助は一切なく、この武器を使うなら鬼の聖遺物厳選が必要。 また物理七七以外ではベネットが基礎攻撃力欲しさに握る位、と汎用性が低い武器なので、その面での覚悟もしておく事。 癖のなさで選ぶなら、永遠の2番手たる汎用性の権化『岩盤結緑』が良いだろう。 七七にとっても例外ではなく、HP参照で攻撃力を底上げ出来る効果と高い会心率で必要ステータスを確保し易く、シンプルゆえに強い。 PUされ難い為入手性が凄まじく悪い事だけが欠点。 他に入手性の良いものなら、課金要素である紀行、要はパスを進める事で入手出来る武器『黒剣』が良い。 星4武器としては貴重な会心率を稼げる武器であり、更に効果の通常攻撃ダメバフもシンプルだが有用。 通常会心時にHPを回復出来る効果も七七の利点を伸ばしてくれ、無課金だと入手出来ない点と似合わない点を除けば良い選択肢。 デザインを気にしたり課金要素を嫌うなら、攻撃力を大幅に伸ばせる鍛造武器『海淵のフィナーレ』が有力。 追加のバフは回復阻害効果、命の契約を打ち消さないと得られないが、七七なら自前でこの条件を簡単に満たせる。、 効果時間10秒、発動条件がスキルなので七七では効果を完璧に扱い切れない事は注意点。一方ヒーラー型にも潰しが効くメリットも。 ◆キャラクター 性能の尖り振りから、七七と相性の良いキャラはそう多くはない。 だが良くも悪くも役割がはっきりしており、噛み合うキャラとの相性はとことん良い傾向にある。 ヒーラー運用なら火力の出せるキャラ、特に裏から攻撃出来るキャラを使い、追撃やそれに伴う元素反応でダメージを取っていくと良い。 七七の通常攻撃の速度によるドライバー適正と、圧倒的回復による耐久という長所を押し付けられる。 この点で相性が良いのは中断耐性やダメージ軽減、あるいはシールド効果を付与してくれる『行秋』や『北斗』辺り。 前者は水元素、後者は雷元素である為狙いたい戦略、元素反応に合わせて選ぼう。 水枠なら爆発で強力な追撃を入れてくれる『夜蘭』も良い。ダメバフも利かせてくれる為七七自身でダメージを取れるなら尚有効。 ただこれらのキャラは爆発が重い為、粒子生成出来ない七七を入れた上でチャージ支援を考える必要がある。 その点で有力なのは、重い爆発を撃つ程自身の爆発の初撃火力を伸ばす事が出来、また夢想モード中全体のエネルギーを回復出来る『雷電将軍』辺り。 将軍視点でも夢想モード中は中断耐性こそ得れどダメージは受けるので、七七の継続回復が噛み合うと相性はかなり良好。 火力こそ低いがスキルで追撃も入る為、超電導で物理デバフを継続させたり、将軍を熟知特化にして超開花を狙うと言った戦略も噛み合いが良い。 開花系ドライバー運用の場合、草元素枠は強烈な元素付着が継続して可能な『ナヒーダ』一択となる。 直接七七と相性が良い訳ではないが、一緒に使う機会は多いだろう。Wゆかりん合法ロリって字面がもう強いしな! ヒーラーとしてアタッカーを補助する役割で七七を運用するなら、そのメリットがあるキャラで起用したい。 一番有力なのは氷共鳴で会心率を補助出来、物理攻撃を主体とする『エウルア』だろう。 超電導を狙う事でエウルアがメインアタッカー、七七が海染によるサブアタッカーとして機能し易くなる。 両者爆発が重いのが課題点ではあるが、その辺は超電導と合わせて将軍様が面倒見てくれるはずだ。 その他だと通常攻撃が七七のスキル範囲と合わさり易く、まとめて凍結を狙い易い『タルタリヤ』辺りがお勧め。 彼自身の集団性能の高さも相まって、物量で押して来る相手には無双出来る。スキルCTの長さが難儀なので立ち回りは良く考えて。 アタッカー運用でも上記の追撃系キャラは有用だが、やはりダメージの底上げは課題点である為そこも意識したい。 もっともお世話になるのは『雲菫』か。爆発で大きく通常攻撃の火力を伸ばしてくれる。 こちらも爆発が重いので、チャージ効率は課題となる。将軍様に頼るか聖遺物厳選でチャージを盛っておこう。 その他だと氷共鳴が可能かつ、完凸効果で爆発に物理デバフを入れられる『ロサリア』が有力。自身がサブアタッカーとして活躍出来るのも良い。 変化球ではいっそ氷元素方面に振り切って、通常攻撃を『重雲』で氷付与し、 氷専門バッファー『申鶴』と合わせてスキル爆発である程度ダメージを取れるようにするのも手である。 一応重雲を2凸しているなら長いCTを短縮出来る噛み合いもある。それでも20秒強待たなければならないが。 しかし彼等を活用しても、七七を入れた編成でダメージを取っていくのはやはり難しい傾向にある。 サポーターに回れば火力補助による貢献が難しく、無理にアタッカーをやろうとすれば噛み合うバッファーもあまりいないとどうにも苦しい。 せめて海染以外に、この有り余る回復能力を火力に変換出来る要素があるならば・・・ 「歌え!僕の名の下に!」 「これからは一緒に、僕たちの未来を演じよう。」 Ver.4.2にて、フォンテーヌの水神(*15)である『フリーナ』が待望の実装を果たした。 その性能の目玉は、パーティ全体を自傷させるデメリットを負う代わりに、強力な水元素攻撃を行う元素スキル、 そしてHPの増減で効果量が上昇する強力なバフをパーティ全体にかけられる元素爆発の2点である。 これらはそれぞれサブアタッカー及びバッファーとして非常に強力な効果を持つ反面、パーティ全体を常に危険な状態に晒してしまう。 何せスキル発動中は自陣全体のHPが敵を攻撃している限り減り続けるのだ。自傷は上限の50%で頭打ちとは言え、常時HP半分は中々正気の沙汰ではない。 また、スキルは自傷をコストに火力が上がる、爆発はHP変動がなければバフ量が伸びない、と自傷が頭打ちになると途端に性能が落ちてしまう。 つまり効果の安定にはHPを回復し続けなければならない。回復量が多かったり、全体回復出来ると尚良い。 我等が七七ちゃんの出番だ! 実際、フリーナ実装以降の七七の実用性は格段に増した。 これまで散々言われてきた「回復だけで火力に直結しない」問題が「回復をバフに転化する」形で解決したのだ。 しかもこのバフはパーティ全体に付与される為、サブアタッカーにも恩恵がある。七七が表で殴る程、フリーナも含めたサブアタッカーの火力が伸びるのだ。 一方で自傷によって負うダメージは何も問題にならない。 多少のスリップダメージなど、敵の攻撃も含めて尚七七なら余裕でカバー出来る。 またメインアタッカー運用の場合、上述のファントムハンターが能動的に使えるようになった点も大きい。 実質常時会心率+36%と言う恩恵は、攻撃系ステの確保が難しい七七に取っては非常に有難い物である。 結果、上記に挙げた七七を活用し得る編成は大幅に強化された。 サブアタッカーによって火力を出す編成は七七が前線に立つ関係で極めて安全に火力を出す事が出来るようになり、 アタッカーサポートなら七七がバフに関わるようになる為回復以外の役割が持ち易くなり、 そしてメインアタッカー運用なら実質自分で自分にバフを入れられるようになったのである。 これを躍進と呼ばずして何と呼ぼうか。 ただ当然の事ながら、元より他の役割を持つヒーラーを使う方が火力が伸び易い点は変わらない。 実際フリーナ実装から半年が経過して尚、七七を使うプレイヤーはあまり増えていないと言うのが実情。 同時に上記の氷ヒーラー、シャルロットが実装されたのも向かい風であり、未だ七七の評価は星5キャラの中でも低めである。 しかしそれでも、螺旋12層にさえ耐え得る火力を確保し易くなった今、 パーティの生存性を大きく引き上げられるという意味で、他のヒーラーと差別化出来るようになり得る所までは来たのだ。 アクションが苦手で敵の攻撃ですぐやられてしまう、そんな旅人にとって七七とフリーナのタッグは有力な選択肢になるだろう。 現状の評価に悔しい思いをしている旅人諸君は、どうか現環境における七七の強さを見せ付けてやって欲しい。 プレイヤーからの扱い 印象としては、やはり幼女キャラゆえの可愛い枠。 ゲーム中でも魔神任務だけ見るのであれば、とても過酷な背景を背負っているとは思えない程のマスコット振りである「マスコットはオイラだろ!」 そんな中、恒常星5キャラの顔としての側面も強い。 事実、現在の恒常ガチャのアイコンは彼女であり、バナーも堂々とモナ、刻晴といった華やか所と一緒に飾っている。 プレイヤー目線で見るなら、性能目当てで限定ガチャを回し仮天井の1/2で彼女が出た時の心象が強いという点もあるだろう。 やや不名誉な呼び名であるが「すり抜け代表」なんて扱いをされる事も。ガチャあるあるネタとしても良く使われる。 ただし、こういった扱いはハズレ枠扱いとしての側面も大きく、良い印象を受けない人もいる事には注意。 ガチャの当たり、恒常の偏りは人それぞれであり、七七が特別恒常枠から出易くなっている訳でもない。 収録祈願で恒常キャラのピックアップもいずれ約束されているとは言え、未だ彼女をお迎え出来ない七七推し真君もいるのだ。(*16) そういうネタを振る際は良く空気を読み、ガチャの結果は自分の運次第という事を自覚した上でどうぞ。(*17) 後CVが同じ田村ゆかり女史であり、合法幼女枠であるナヒーダと合わせたネタも良く見られる。 先述のガチャネタも合わせて、ナヒーダ狙いで回して七七をお迎えしたプレイヤーが 「CVゆかりんの幼女なので実質ナヒーダ」という幻覚を見るのは草神ガチャの風物詩である。 尚この両名、幼女枠、担当声優という要素以外にも、 実年齢数百歳 その内の大半を幽閉されて過ごす 名前が「な」で始まる ☆5キャラ 元素爆発が広範囲フィールド生成技 と、妙に共通点が多い。 現時点でこの二人の邂逅が描かれた事はないが、今後あれば面白いかもしれない。 かつての同僚にどこか似ている白朮の顔を見た笠っちの反応が気になる。 二次創作においても可愛い枠担当である事が多め。 本編で見れない分、ヨォーヨの他にもクレーやナヒーダを代表とした幼女枠キャラと一緒に遊ぶ物が多い。 他には白朮や魈といった面々とのやりとりが一般的。ほのぼのとした日常だったり来歴に突っ込んだシリアスな話だったり。 胡桃との追いかけっこも良く取り上げられる。ver4以降ではフォンテーヌで彼女を訴訟する物まで。 変わった所だと、ココナッツミルクを持って来てくれた縁か、性能面での噛み合いかタルタリヤとの組み合わせも一部で人気。 実際子供好きのタルタルは七七ちゃんと全力で遊んでくれそうである。 余談 ネーミングモチーフは恐らく、仏教における死者が冥土を旅する期間、 及びその死者に現世の人間が祈りを捧げる期間である『四十九日』を表す『七七日(なななのか)』。 初七日から始まって一週間毎に死者は地獄の王の裁きを受け、現世の縁者は仏神に裁きが良い結果になるよう祈りを捧げる。 また、頭に付けられた髪飾りは道中にある三途の川の渡し賃をイメージした物と思われる。 ここに限らず、命ノ星座である法鈴や、星座の各種ネーミング等、七七周りのワードは仏教関係が多い。 ゲーム背景的な側面では、軽策荘において数字を含む名前は昔から一般的な名前である。 実際、軽策荘のモブにはそういった名前が散見される。その事からも七七が軽策方面出身の可能性は高い。 尚、軽策方面出身でそんな名前っぽいヨォーヨは漢字表記だと「瑶瑶」。「四四」ではない。 フォンテーヌの世界任務で「ナナ」という登場人物が登場した事がある。 しかも2匹。ペットの犬猫である。自分の名前をペットに付ける事を法律で禁止したフリーナが聞いたらどう思うだろうか。 補足すると、七七の英語圏、中国圏の読みは「qiqi(チーチー)」である。 こちらは英語圏での呼び名も「nana」であり、同名になるのは日本語のみ。ふーん、あなたもナナっていうんだ。 あまりにも長い七七の元素スキルCTだが、実は祭礼剣なしでも踏み倒せる方法がある。 方法も明快で、元素スキルとほぼ同時にジャンプを入力するだけ。 これにより何故かスキルの発動を認識した状態で攻撃判定含めてスキルがキャンセルされる。って意味ねえじゃねえか! と思いきや、七七では能動的な発動が難しい天目影打や波乱月白経津といったスキルが発動条件の武器効果を安定して使えるようになる。 勿論立ち回りは制限されるが、覚えておくと少しだけ幸せになれるかも。 命ノ星座の名前だが、単語の意味から恐らく一人の人間が死んで天を巡り蘇るまでを表現している。 あくまでこれが正解だと断定は出来ないが、下記に解釈を記す。 寒苦回向:一人の少女が死に、哀れまれつつ供養される ↓ 氷寒蝕骨:その人生は、骨まで蝕む寒さに例えられる程過酷な物だった ↓ 昇天宝誥:経を以て弔われた少女の魂は、天へと送られていく ↓ 天威圧衆:そこで少女は、恐ろしい外見の天の使者に会った ↓ 紅蓮開花:彼等もその人生を哀れみ、赤い花の咲く頃に黄泉返らせる事を決める ↓ 起死回骸:そして骸は蘇り、少女は死より戻ってきた 尚、5凸で示す花は死者を思わせる花である彼岸花と思われるが、七七を思わせる花言葉に「悲しい思い出」そして「再会」がある。 いつの日にか、黄泉返りを経て七七の最初の願いが何らかの形で報われる事を示唆しているのかもしれない。 「ん、今・・・何を追記修正しようとしたっけ・・・」 七七と一緒に生きてくれる方、追記、修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 建て乙、愛に溢れた記事だなあ -- 名無しさん (2024-06-06 16 22 57) 愛しい七七!おはよー!チュッ(笑) -- 名無しさん (2024-06-06 16 40 37) 乾いた紙がカサカサ鳴ってるの好き。柔軟体操と言って毎日ほっぺた揉んであげたい -- 名無しさん (2024-06-06 16 48 35) 愛にあふれてていいな。七七はかわいい。 -- 名無しさん (2024-06-07 13 29 50) おお、力作な記事だ。ゲーム始めたばっかの頃はお世話になったなあ -- 名無しさん (2024-06-07 15 13 53) 名前 コメント
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もう誰も、飛んでいかせないために パーソナルデータパーソナリティ オブリビオンマシン YMY-288329i『BC-Sphenic』 YMY-EP-B01 拘束機鎧『鬼灯』について パイロットステータス 交友関係(2021年5月更新) 企業クロスレビュー パーソナルデータ パーソナルデータ 名前 南(みなみ)・七七三(ななみ) 性別 女性 種族 人間 生年月日 2007年10月1日 年齢 13歳(2020年10月1日時点) 身長 153.2cm(2020年10月1日時点) 体重 41.5kg コードネーム “鬼灯” 肩書 図書委員会 副委員長 学園内で一番 オブリビオンマシンに強い 『第六猟兵』(C)南・七七三/hinari様/トミーウォーカー