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▼● Return of the Talekeeper 新しいガルカの語り部が現れたとの噂。 まずは鉱石通り入口にいる メディシンイーグル(Medicine Eagle)に 話を聞くように。 バストゥーク鉱山区・南門ゲートハウス Rashid 鉱山区の鉱石通りの方で、 ちょっとした騒ぎがあったようなのだ。 なんでも、新しい語り部が現れたとか……。 Rashid 何やら怪しい話ではあるが、 ガルカたちの長老格であったウェライが 失踪したこともある。下手な騒動になっては 困るからな……。 Rashid 鉱石通り入口の メディシンイーグル(Medicine Eagle)が その場にいたらしいので聞いてくれ。 ミッションを受けた! バストゥーク鉱山区 / 鉱石通り 通常時 +... Medicine Eagle この先には宿屋、錬金術ギルドは あるが、それ以外はただの貧しい民家ばかりだ。 入ったところでいい事はないと思うがな。 Medicine Eagle おお、 ミッションを受けてきた者か。 早速だが、実はこんなことがあってな。 ………………………………………………………………………………………… Medicine Eagle どうしたんだ? みんな集まって……。 Deadly Spider なんでも語り部が 現れたとかで……。 Medicine Eagle 何だと? Gabbot このお方が、ラオグリム様が いなくなった後、現れることのなかった語り部だ! Gabbot 私はこのお方と コロロカの洞門で出会った。 そして200年の記憶を耳にしたのだ!! Povall 皆が驚くのも無理はない……。 わしも自らに課せられた宿命に驚いている……。 Povall しかし、わしも語らねばなるまい。 なぜなら……わしは語り部なのだから。 Povall わしが転生を迎えたのは、 アルテパの砂漠の西の最果てだった……。 Echo Hawk 何でまたそんな所に? だいたい冒険者以外は通行も許可されて いないじゃねえか。 Povall わしの前世は、 冒険者であったのだ……。 Gabbot 語り部は最期の時を我らが 故郷で迎えようと転生の旅に出て、光る岩を 見つけた。そしてそこで天の声を聞いたのだ。 Povall そう…… 「忌まわしき地にさまよえる民を導け」と。 そして、わしの手には輝くアルテパの月石が、 わしの頭には200年の記憶が委ねられた……。 Davyad 本当に……語り部なのか? Povall 汝、語り部の記憶を疑うなかれ。 Gerbaum 信じて……よいのですね? Povall 語り部の言葉こそ真実なり。 Boytz 確かに、ラオグリム様の 面影を感じさせるような……。 Echo Hawk 言われてみればそんな気も……。 Gabbot もう先代のラオグリム様や 暗黒騎士ザイドや長老ウェライの行方を 捜す必要はないのだ。 我々の元に語り部は御降臨なさったのだ! Gabbot ところで、どこか休むところは ないかな? 語り部はお疲れだ。 Tall Mountain 本来は立ち入り禁止区画ですが、 鉱石通り奥の区画を御提供いたしましょう。 宿屋などで、民が集まり混乱があると いけませんゆえ。 Gabbot それでかまわないだろう。 案内を頼む。決して失礼のないように……。 ………………………………………………………………………………………… Medicine Eagle と、いうわけだ。 本来は喜ぶべきことなのだが、正直言って 私自身も困惑している。トールマウンテンの 機転があったためになんとかなったが……。 Medicine Eagle アルテパ方面で真実を 確かめるために調査すべきという話もある。 ツェールン鉱山のガード、ドレイクファング (Drake Fang)にも話を聞いてみてくれ。 Medicine Eagle アルテパ方面で真実を 確かめるために調査すべきという話もある。 ツェールン鉱山のガード、ドレイクファング (Drake Fang)にも話を聞いてみてくれ。 ツェールン鉱山 Drake Fang 鉱石通りで話を 聞いてきた冒険者のようだな。 Drake Fang あの語り部を 名乗る子供の言っていることが果たして 真実なのかを突き止めることが必要なのだが、 現在具体策を上に打診中なのだ。 Drake Fang 疑ってかかるような マネをしたら、我々ガルカの誇りにも 関わる問題だ。きっと上も結論を出しかねて……。 Iron Eater 私が責任を取ろう。 冒険者に指令を伝えてくれ。 Drake Fang アイアンイーター様! それでは冒険者を調査に向かわせる 許可はおりたのですね……。 Iron Eater 冒険者に調査に向かって もらうことは、あらかじめ決まっていた。 具体的にどうするかが決まっていない間抜けな 状態ではあったがな。 Iron Eater 私自身の責任でかまわない。 アルテパ砂漠で、あの語り部を名乗る子供の 言葉が真実かどうか確かめてきてほしい。 Iron Eater 彼は自分がアルテパ砂漠の 光る岩の側でアルテパの月石を手にしたと 言ったらしい。 Iron Eater それが本物なら あのような子供が手にすることはできないはずだ。 確かに語り部であることを証明するひとつの 手がかりにはなるかもしれない……。 Iron Eater もしそれがニセモノなら……。 おそらくは困難な仕事となるだろうが、 本物のアルテパの月石を見つけてきてほしい。 Iron Eater 私も、正直複雑な思いだ。 ただ……真実が知りたい。それだけを願う。 よろしく頼む。 Drake Fang アルテパの月石を 持ってかえった後は鉱山区立ち入り 禁止区画のガード、トールマウンテン (Tall Mountain)の所に向かってくれよ。 Drake Fang アルテパの月石を 持ってかえった後は鉱山区立ち入り 禁止区画のガード、トールマウンテン (Tall Mountain)の所に向かってくれよ。 西アルテパ砂漠 (???を調べる) 嫌な気配がした! [Your Name]は、Eastern Sphinxを倒した。 [Your Name]は、Western Sphinxを倒した。 (???を調べる) 石ころが転がっている……。 だいじなもの アルテパの月石を手にいれた! アルテパの月石 アルテパ砂漠で見つかった 夜に光る石。 (???を調べる) 石ころが転がっている……。 バストゥーク鉱山区 Tall Mountain 何? アイアンイーター様の指令を受けて アルテパの月石を持ち帰った? Tall Mountain よしわかった。 そこで待っていてくれ。 Gabbot 何の御用ですかな? トールマウンテン殿。 Tall Mountain ひとつ個人的な お願いがあるのですが……。 語り部が転生の時に手にいれたと言われる アルテパの月石を見せていただけませんか? Tall Mountain アルテパの古き伝説にも 伝わる品。是非一度お目にかかりたいと……。 Povall ……。 Gabbot ふむ、よろしいでしょう。 本来ならばそう簡単にお見せできる品では ありませんが、トールマウンテン殿には いろいろとお世話になった。 Tall Mountain なるほど…… そういうことですか。 Gabbot そういうこと……とは、 どういうこと、ですかな? Iron Eater ニセモノだ…… ということだな? トールマウンテン。 Povall だ、誰だ!? Iron Eater おや、私もまだまだ修行が 足りませんな。ミスリル銃士ごときでは、 200年の記憶を持つ語り部に名前も覚えて いただけませんか……。 Gabbot ミスリル銃士が何の用だ? しかも……ニセモノだと!? 無礼にも程がある!! Iron Eater 冒険者に本物の アルテパの月石を持ってこさせました。 結果は……ただのガードにでも違いが わかるほど簡単なニセモノだったということです。 Gabbot その冒険者が持ってきた物が ニセモノかもしれないだろう!! それに、語り部の持つ品が他と違うのは 当然のことではないか!! Gabbot ヒュームにつけられるような 名前で暮らしておるような奴に品の 真偽などわかってたまるか!! Iron Eater 開き直りもここまでくると……。 Gumbah 初めましてー。語り部さまー。 Iron Eater グンパ……? Povall 何だ? おまえは……。 Gumbah ボク、グンパっていいます。 是非語り部様にお会いしたくて……。 Gumbah いやー、でもすごいですよね。 200年以上も前からの記憶でしょ? いろいろとつらいこともあるんじゃないですかあ? Povall う、うむ……。 Gumbah それに……ボク、ウェライから 聞いたんですけど、語り部様って、記憶を持って 転生した後の人生では、例外なく……。 Gumbah 若いうちに、お亡くなりに なってるんですよねえ? Povall ……!! Gumbah 語り部って仕事がそんなに 大変なのか、それとも持って生まれた宿命なのか そんなことはわからないんですけど……。 Gumbah そういえば、 先代のラオグリム様もそうですよね? 北方の調査隊に参加して行方不明……。 Gumbah そんな宿命に 立ち向かうなんて大変だなあ!! ボクにはとてもできないなあ……。 Povall どういうこと!! そんなこと聞いてないよ!? ボクはただ言うこと聞けばおいしいものが……って! Gabbot バカ野郎!! 何をそんな言葉にのせられて……。 Povall ボクは知らないからね! Gabbot あっ、待てよ!! Iron Eater 早急に立ち去れ。 二度とバストゥークの地を踏むな。 もし戻ってくるようなことがあれば……。 Gabbot ……わかったよ。 こんなに簡単にだまされるなんて 思ってなかっただけなんだ……。 Iron Eater この斧の錆になりたいか? Gabbot !! し、失礼しましたー! Gumbah もうちょっと 張り合いがあるかと思ったけどなあ……。 Iron Eater 珍しいな、おまえが そこまでムキになるなんて……。 Gumbah ムキになってなんか……。 でも、アイツ、ウェライの行方を捜すこと…… 必要ないって言った。 Gumbah あんな奴の口から、 ウェライの名前が出るなんてこと自体、 耐えられないから。 Iron Eater グンパ……。 ▲ ザルカバードに眠る真実 語り部現る!? 海賊たちの唄 ■関連項目 バストゥークミッション Copyright (C) 2002-2015 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
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相撲で高安が今のところ全勝! 相撲の名古屋場所で、高安(たかやす)が、白鵬などと共に全勝している。 高安は、学生時代、野球をやっていた。 だから、野球もうまい。 あんなに勝ち続けていると、もしかして、横綱になるのでは? と思ってしまう。 もし、高安がなったら、すごい。 そんなに体も大きい方じゃないし…前から、鶴竜を応援していたが、鶴竜もすぐに大関から横綱になった。 高安もなるかもしれない。 今のところ、日本勢は横綱から遠ざかっており、外国人ばっかりがなっている。 だから、もし高安がなったら、みんな、うれしいだろうな。 http //www.vivadeux.com/
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恋する乙女と夏の語り部 大きな窓から差し込む蜜柑色の光が蛍光灯の明かりと混じり合い、窓際の机を照らしている。 机を囲む椅子は四つあり、そのうち一席だけが埋まっていた。 そこに座り、大人しそうな雰囲気の女生徒――河内静奈が机の上の本へと目を落としていた。 静奈は、友人である上原梢の部活終了を待っていた。 特に部活や委員会にも所属していない静奈が待ち時間を潰すために選んだ場所は、図書室だった。 学食に行けば想い人に会えたかもしれない。 しかし、彼が放課後の学食を好んでいることを知らない静奈は、かすかに漂う紙の匂いに心地よさを覚えながらページを手繰る。 夕暮れの図書室で読んでいるのは、変わった装丁の恋愛小説だ。 まるで日記帳のような本に、手書きめいた書体で物語は綴られていた。 タイトルもろくに見ず、なんとなく手に取った本だったが、静奈はその物語に惹かれていた。 悲恋ではなく、甘い恋が成就する物語を、静奈は追っていく。 それは、非常に共感できる本だった。 登場人物を自分と想い人に重ね合わせて胸を高鳴らせる。 大好きな彼と恋人になりたい。 本に出てくる恋人のように愛し合い、一緒の時間を過ごし、共に色々なところへ行きたい。 季節はもう、夏だ。 一緒に花火をしたい。夏祭りに行きたい。 泳ぐのは得意ではないが、彼と一緒に海やプールにだって行きたい。 浴衣や水着を着たところを見られたらと、想像する。 それだけで恥ずかしく頬が熱くなるが、見てほしいという願望も強い。 褒めてもらえるだろうか。 似合っていると、可愛いと、そう言ってもらえたらと、妄想めいた想像をする。 知識でしか知り得ないデートの光景が、脳内に展開する。 妄想はページを繰る手を止め、鼓動を速まらせ、口元をだらしなく緩ませる。 「ねぇ、あなた。私と、お話をしましょう?」 目の前で静かな声が聞こえたのは、静奈の脳内で、牧村拓人と唇が触れあいそうになったときだった。 「え、ええぇッ!! わ、わたし、ですか――ッ!?」 驚愕し大声を出した後で、静奈はここが図書室であることを思い出し慌てて口を抑える。 一気に顔が真っ赤に染まり、べたついた汗が額と背中と掌に滲み上がる。 変な顔をしていたのではないかと不安になりながら、静奈は正面に視線を向ける。 そこにいたのは、ぬいぐるみを抱えた、短い黒髪が愛らしい女の子だった。 彼女がいつの間に現れたのか、静奈は全く気が付かなかった。 それほどまでに妄想へどっぷりと浸っていたのかと思うと、死にたくなる。 大慌てでおどおどと首を振る静奈に、女の子は微笑んで見せる。 目を細め、唇の両端を吊り上げたその顔は可愛らしい。 それなのに。 細められた瞼から除く瞳は、まるで、光すら呑み込んでしまう夜のように真っ黒だった。 彼女は笑んだまま、口を開く。 小さな唇の奥から除く舌は、鮮やかなほどに赤く見えた。 「ええ、あなたよ。そうね、あなたには――恋のお話がいいかしら」 ● 眼鏡がよく似合う、大人しい恋する女の子のお話をするわね。 女の子が恋していたのは、同じクラスの男の子。 彼は爽やかで格好いい、バスケ部のエースだったの。 そんな男の子だもの、当たり前のように女の子の人気を集めたわ。 ライバルも多くて、彼と恋人になれるなんてとても思っていなかった。 彼と特別仲がよかったわけじゃない女の子は、いつも彼を眺めるだけだった。 他の女の子と、楽しそうに話す彼を、いつも眺めていた。 恋心と嫉妬をこね合わせた視線を、いつも彼に送っていた。 女の子は、とても人見知りが激しかったの。 だから彼に声もかけられなかったし、友達も少なかった。 でも、親友と呼べる子が一人いたわ。 女の子は親友に、自分の感情を吐露することが多かった。 それは相談だったり、愚痴だったり。 親友はいつだって、女の子の感情を受け止めた。 たまに、困ったような顔や苦笑いを浮かべることはあったけれど。 反論することもなく、批判することもなく、ただただ女の子の全てを肯定し受け入れたの。 それが女の子には心地よかった。安心できた。信頼できた。 女の子は親友が大好きで、心から感謝していた。 だからあるお休みの日に、お礼をしたくて、親友を遊びに誘ったわ。 親友が見たいと言っていた映画を見て、親友のお気に入りのお店で美味しいケーキを食べて、いつもありがとうと言おうと思った。 けれどその誘いは、残念なことに断られてしまったの。 どうしても外せない用事があるから、と。 女の子はがっかりしてしまったけど、都合が悪いなら仕方ないと思い、次のお休みに約束をしたの。 そして、お休みの日はやってきたわ。 親友にお礼をするはずだったその日に、女の子は一人で時間を過ごしていた。 女の子は、日記を付けていたの。 その日記が残り少ないことに気がついた女の子は、日記帳を買いに町へ出たわ。 駅前に着いたとき、女の子は見つけるの。 背が高い、大好きな男の子の姿と。 その隣に寄り添う、気合の入ったお化粧をして、可愛い服でおめかしをした親友を。 楽しそうで幸せそうで仲睦まじそうな、誰もがカップルだと信じて疑わないような雰囲気で、二人は。 女の子に気付くことなく、遠ざかって行ったの。 それから、女の子はどうやって家に帰ったのか覚えていなかった。 たった一人、女の子は、自分の部屋で茫然としていた。 想っていたのは、男の子のことではなく親友のこと。 持て余す感情のままに、とりとめもまとまりもなく、ただただ、想ったのよ。 誘いを断ったのはデートのため。 デートの相手は私の大好きな人。 知ってたはずなのに。 分かってたくせに。 信頼していたのに。 何を言っても受け入れてくれてたのに。 それなのに。 こんな形で。 親友は。 大好きなのに。 応援してくれてると。 想ってたのに。 嘘だったの? 騙してたの? ひどい。 ヒドイ。 酷い。 どうして? どうして? どうして? どうして奪ったの? どうして踏みにじったの? どうして? どうして? どうして? どうして裏切ったの? 私の全部を受け止めてくれるフリをして、本当は。 嘲笑ってたの? たった一人の親友に対する信頼と情愛は、同じだけの憎悪と嫌悪に反転したわ。 それでも女の子は、その感情を外に爆発させられなかった。 だって、女の子は。 男の子が大好きだったんだもの。 もしも親友にこの感情をぶつけてしまったら、男の子に嫌われてしまうと。 そう、恐れたから。 男の子に嫌われたくないと、願ってしまったから。 だから。 女の子は外に感情をぶつけられず、持て余す感情を昇華できず抱え込んだまま。 手首を、切ったんですって。 残り少ない日記に血で文字を書いて。 女の子は、息を引き取ったそうよ。 ――くすくすくす。 嫌われることを恐れる必要なんてないのにね。 結局、恋は叶わないのだから。 それにしても。 同じクラスの男の子を大好きな女の子がいて。 女の子には、相談を持ちかける親友がいるなんて。 なんだか、似てるわね? これってきっと、よくある話かもしれないって、そう思わない? ――くすくすくす。 ――くすくすくすくす。 ――くすくすくすくすくすくす。 ● 空調の音が、図書室に低く響いている。他の物音は、耳に届かない。 この場所は本来静かであるべきであり、物音がしないのは当然だ。 だが、不必要なまでに静かなような気がして、静奈は身震いをしてしまう。 「ああ、そうそう。一つ、言い忘れてたわ」 ぬいぐるみを抱えたまま、少女が静けさを破る。 その声はしかし、気味の悪さを助長するかのように流れていく。 「女の子が書いていた日記なんだけどね? 普通の日記じゃないの」 少女はそっと、静奈の手元に目を向ける。 そこにあるのは、一冊の本。 タイトルも分からない、手書きめいた書体で記された、まるで、日記帳めいた装丁の――。 静奈の産毛が、総毛立つ。 思わず両手で身を抱いた静奈の目が、少女を捉えた、その瞬間。 「……っ!」 息が詰まり、泣き出しそうになった。 少女は、笑っていた。 上目遣いで静奈を睨めつけ、裂けそうなほどに両側の口角を上げて。 にぃっ……と。 笑っていた。 「妄想日記なんですって。大好きな男の子との甘い甘い甘い、妄想を綴った、まるで小説みたいな、日記。 女の子と一緒に焼かれたその日記がここにあるということは、きっと、女の子も近くにいるわ。 ひょっとしたら、自分と同じような女の子を、同じような目に合わせようとしているのかもしれないわね?」 くすくすと、不安を煽り立てるような笑い声がする。 それから逃れるように、静奈は少女の顔から手元へ目を落とす。 そこには、本がある。 僅か数ページとなるまで読み進めた、本がある。 そして、静奈は気付く。 ずっと気付かなかったのに、不意に気付いてしまう。 今開かれているページ裏が、次のページに貼り付いて、奇妙に分厚いことに。 貼り付いていて開けないが、しかし。 手書きめいた文字の背景となるように。 ――赤黒い文字が、シミのように、浮き上がっていた。 「きゃ――ッ!」 堪えられず悲鳴を上げ、本を振り払う。 鳥肌は止まらず背筋は震え、目には涙が浮かんでいた。 世界が涙で滲み、嫌な悪寒が体を包み込む。 逃げるように目を閉ざした静奈の耳に、届いたのは。 「何、今の声……? って、静奈ちゃん!?」 聞き覚えのある、声だった。 恐る恐る、目を開ける。 涙で滲んだ視界に、ウェーブのかかった豊かな金髪の女生徒が映った。 「アリス……さん……っ」 共に演劇を行った先輩――真田アリスの姿に、静奈は安堵を覚える。 瞬間、張りつめた恐怖が解けて思い切り後押しされたかのように、涙が押し寄せてきた。 「アリスさん、アリスさん――ッ!」 「わわ、ちょっと、どうしたの!?」 狼狽するアリスに構わず、抱きついた。 焼きつけられた恐怖を洗い流そうとするように泣く静奈は、気付かない。 ぬいぐるみを抱えたあの少女とあの日記帳が、夕闇に溶けるように消えてしまったことを。---- 前:荵にわんわん 次:[[]]
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語り部 入手夢幻の灯台100F 特性覚えたアビリティを使いこなす! ステータス(すっぴん比)HP100% 力100% 知性100% 精神100% アビリティ 他のクラウンのアビリティを使える。 また、成長度が上がるにつれ使えるアビリティが増える。 (成長度★なら他クラウンの★アビリティに対応) 成長 ルビー エメラルド トパーズ サファイア ラピスラズリ アクアマリン アメジスト ダイアモンド ★ ★★ ★★★ 備考 ステータスに頼らないアビリティを選ぶのがオススメ。例:詩人のフーガなど。
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ゲームマスター ほぼ全ての権限を持つ語り部です。現在は製作者のみとなります。 名前 twitterアカウント 識別コード ヴィエイユリ @VIE_THDP VIE ブックメーカー ゲームのルール自体には関われませんが、自分でブックを作る事ができる語り部です。 現在は募集しておりません。 ストーリーテラー 語り部のみの権限を持ち、ゲームのルールには関われず、ブックを作る事もできません。 現在は募集しておりません。
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「語り部」 「僕は・・・・何者だろ?分かんね、明日までに考えとくね」 本名:不明(本人曰わく「バ・・・なんだっけ」。) 種族:亜人 性別:男 年齢:240歳 職業:賢者 容姿:藍色がかった黒髪を首の上辺りで雑に結んでいる。蒼目。 年齢以上に落ち着いた風貌の青年。 服装:軽装で、その上に漆黒のローブを纏っている 能力「語り部」:亜人として身体能力の高さ等の特徴を持つ。 魔術:雷属性の魔法と補助・転移魔術を得意とする。 新術の開発にも熱心。 装備:魔法陣が描かれたノーフィンガーグローブ。魔石がはめ込まれた指輪(多数) 備考:代々語り部。という謎の家系に生まれた、後継者。 真に語り部となる為の修業中にとある街へ、その後現在へ至る
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autolink ハートウッドの語り部/Heartwood Storyteller (1)(緑)(緑) クリーチャー ― ツリーフォーク(Treefolk) いずれかのプレイヤーがクリーチャーではない呪文を唱えるたび、そのプレイヤーの対戦相手はカードを1枚引いてもよい。 2/3 《ハートウッドの語り部/Heartwood Storyteller》をGathererで確認 《ハートウッドの語り部/Heartwood Storyteller》をGoogleで検索 《ハートウッドの語り部/Heartwood Storyteller》が使用された大会 取得中です。 カードテキスト転載元:Wisdom Guild様 2012 / 10 / 01
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語り部は切と語る 静かな夜だった。 …いや、静か過ぎる夜だった。 風の音も、星達の瞬きも、何もかも全てが凍りついてしまったような夜だった。 そろそろ秋も終わり、冬が訪れようかという季節。いつもならば冷たい風が唸り声を上げ、軽やかにその身を翻している季節だ。 なのに、この静けさは一体どうしたことだろうか。 夜陰に紛れて飛び遊ぶ蝙蝠の羽音も、闇に溶ける梟の歌声も、何もかも全てが消えてしまった。 『約束よ』 その人は、細い人差し指を唇に当てて全てのものに語りかけた。 『あたしがここを出ていくこと、どうか、秘密にして』 お願いね、とその人は笑む。 無言のうちに、全てのものはそれを承諾した。 だからお喋りな風も、星も、動物達も、全ては口を噤んだ。 何かの弾みで、間違っても溢してしまわないように。 全てのものが、口を噤んだ。 ――夜の帳が、物語を紡ぎ出した。 良い月夜。 煌煌と、鮮やかに光るあの月のいやはやなんと美しいこと。 んん?おや、これはお美しいお嬢さん。こんな遅い時間にどうなされました? ほう、月が明るくて寝つけないと?ああ、確かに確かに。貴方の大きな瞳はまだきらりきらりと月のように輝いていらっしゃる。 それではお嬢さん、わたくしめの物語などいかがでしょう? そうですねえ、この月夜に相応しい、恋の物語など如何で御座いましょうか? まだまだ未熟なわたくしの物語とて、貴方の暇つぶしくらいにはなりましょう。おや?そちらにいらっしゃいます気高き紳士殿。どうなされました?なんと、貴方も月が明るくて眠れないと、この語り部の話を共に聞いてもよろしいか、と。えぇ、それはもう、勿論で御座いますとも。お客様は多い方が良いものですからね。大歓迎で御座います。あぁ、そんな後ろではなくこちらの方へ。ずずいずい、と。 それでは皆様、お静かに。今宵は月がとても美しいとは思いませんか? ほら、御静聴下さいませ。そうっと耳を澄ましてみると、優しく柔らかな月のささやきが聞こえてくるようでは御座いませんか。 あぁ実に、それ程までに美しい。 さて、皆々様のお時間を、ちょいと拝借して語りまするは、それは儚き物語。 美しき月夜を舞台にこの物語。わたくしめのような若輩者が語るのもどうかと思いますが、どうかどうか、最後までお付き合いくださいまし。 切。 語り部は、小弦を爪弾く。 儚き調べは風に乗り、月明かりに溶けた。 それでは、前置きはこの辺に致しまして、そろそろ始めると致しましょうか。東の空が白み、鮮やかな紅に色付き始める前に、話を始めてしまいましょう。 これは、夜の物語。 お日様には少々悪いのですが、きらきらと眩しい日の光の下では趣も何もありゃしません。淡い淡い、柔らかな月明かりの下でこそ映える物語。月のような、儚い光の下でこそ映える物語。 それでは皆々様、ごゆるりと。 第一章 月の瞳と闇の髪へ
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[部分編集] * *語り部 概要晦 アパシー・シリーズ2008 VNV AMC1 鳴七 稲in [部分編集] 語り部 登場作品:学怖,学怖S,VNV,AMC1,AMC2,学恋,学恋2,特,学恋V,新生,月下美人,極,ドラマCD,鳴七,稲in 関連人物:新堂誠,風間望,岩下明美,荒井昭二,細田友晴,福沢玲子,元木早苗《所属》,七人目《?》 関連用語:殺人クラブ,守護霊《所属》,1995,2008 [部分編集] 概要 「七不思議の集会」に出席したあなたに対して怖い話をしてくれる相手。 語り手、話し手、(七不思議の集会の)メンバーなどとも呼称されるがユーザー間や公式からの認識では「語り部」が一般的であるため、本wiki中でもそう統一する。 シリーズ中では「七不思議の集会」を開いた際に出席した「新堂誠」、「風間望」、「岩下明美」、「荒井昭二」、「細田友晴」、「福沢玲子」の以上六名の肩書であり、彼ら彼女らを一つのグループとしてくくる際のラベルとして扱われることが多い。 広義では「七人目」も含むほか、場合によっては集会が並立することもあるため、この肩書を持つ可能性のある人物自体は大勢いるのだが、この六名を越える知名度やインパクトを示せていないというのが現状だろう。 ほかシリーズ中では舞台を問わず、怖い話を教えてもらう機会もあるが、その人を語り部と認定できるかといえばそうでもない。 「語り部」という肩書はあくまで七不思議の集会という舞台とそれを聴取してまとめる「聞き手」がセットとなり成立するのだ。 実際には別の目的を隠していたりすることもあるが、あくまで学校に伝わる怪談を聞き取って収集するという名目が重要になってくるため、放課後などに漫然と怖い話を知り合い同士で語り合う程度ではまず語り部とはみなされない。 なお登場人物が死んだりする話などで、「なんでその話の詳細を知っているんだ?」と問いかけることやはタブー。 しょせんは噂話であり、話の真偽は人を通すにつれ尾ひれが付いてわからなくなっていくものであるから。 とは言え、1995年度の語り部たちは話の終わりになってその来歴を語ってくれることもあるため、一概にこのお約束で括ることは出来ない。 語り部の体験談とされる話もあり、その比率から彼らの性格も割り出せる。 この場合は能動的な性格柄、新堂さんが一番多いと思いきや細田さんが一番多かったりする。 (執筆者募集中) [部分編集] 晦 システム構造としては『学怖(S)』に則った作品であるが、異なる点も多い。 そのひとつにプレイヤーに向けて怖い話を語る前田一族の六名が特に語り部という呼称ではくくられない点が挙げられる。 それはというもの「前田一族」の面々は席を設けて怪談に明け暮れる一夜を送ったのだが、互いに披露しあうため特に聞き手という概念が成り立っていない(主人公の「前田葉子」にこの席を主導する権限は特にない)。 加えて彼女たちが怪談をするのは親戚同士の催し事としての一興であり、ともに楽しい時間を過ごすという側面が強い。 「死者のよみがえり」が関わる儀式的な側面が展開によって顔を出すが、「七不思議」を完成させるといった特定の結果を目指すのではなく共に語らう過程に重きを置いているのが特徴である。 そんな一族の皆さんは職業や立場はバラバラであるが社会人が多く、各々の職場にちなんだ経験談を語ってくれる。 また、語り部という単語には、伝承や伝説などを語り継ぐ役割・職業集団という意味合いが支配的だが、一族のひとり「前田和子」は「地域の伝承」を主だった持ちネタにしており、その意味では語り部そのものとも言い換えられる。 [部分編集] アパシー・シリーズ 「七不思議の集会」とセットとなって成立する肩書であることが強調されている。 (執筆者募集中) [部分編集] 2008 「真行寺葵」、「袋田昭吾」、「風間丈」、「山本繁」、「岡沢真里」、「倉持千夏」の六名が2008年6月に開かれた「七不思議の集会」の語り部として出席している。 この六名だが、揃いも揃って鳴神学園における顔役や著名な奇人変人が一堂に会した形になっている。 舞台裏で指示を下してこのメンバーを集めた仕掛け人「日野貞夫」の言葉を信じれば、これは学内で暗躍するという「殺人クラブ」の真実を明るみに出すための仕込みであるというが……。 そのため、導入部分からして各人の怖い話の内容だけでなく、語る側の真意や出席者同士での腹の探り合いがメインとなっているのが特徴と言えるだろう。 (執筆者募集中) [部分編集] VNV 「七不思議の集会」形式の作品である。 (執筆者募集中) AMC1 「恵美ちゃんの殺人クラブ観察日記」に登場。 このシナリオの主人公「倉田恵美」は日野貞夫率いる「殺人クラブ」のターゲットに密かに選ばれてしまったのだが、その過程で獲物を震え上がらせるための前菜として「七不思議の集会」を企画したという流れとなっている。 とはいえ、殺人鬼たちにとっては別に必須の仕込みではないため日野が別の趣向を取ることもあるし、倉田さんが集会の進行役を晴れ舞台と捉えて勝手に自分流にいじくりまわしたりすることもある。 大まかに言って十本用意されたルートのうち、殺人クラブのメンバーが語り部として倉田さんに接することになるのは実質五ルートである。 (執筆者募集中) [部分編集] 鳴七 「七不思議の集会」形式の作品である。 (執筆者募集中) [部分編集] 稲in 「七不思議の集会」を境として行方不明となった坂上修一の足取りを追うべく「あなた」は語り部たちから話を聞いて回ることになる。特筆すべき点としては後日、関係者から話を聴取するという形式のため当日参加した語り部が予定通り七名揃っているのが特徴である。内訳としてはいつもの六名に「綾小路行人」を加えた形となる。 また、本シナリオの視点は第三者である「あなた」であり、事の当事者である坂上修一ではないことにも注目したい。 探す過程の中で語り部たちの風聞や普段の生活を見聞きしたり、実際会った時に同席していた知人友人間との交友などを知ったりと「語り部」という肩書とは別に存在する七名の男女の別の顔を描くというのもこのシナリオの特色といえるだろう。 なお、各人が集会で披露した怖い話についてここで記述することはしないが、犯罪の告白だったり小噺だったりとどう考えても学校新聞に載せるにそぐわない話を開帳してくれたりする一方、普通に学園に伝わる怖い話を教えてくれたりと人によりけりである。 情報提供・文章の補足、編集方針の動議その他諸々歓迎します。 もし興味を召されたなら下のコメント欄に書き込みなどされると嬉しいです。 語り部(1995)から移行しました。 -- 名無しさん (2023-06-21 14 09 45) 名前 コメント
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