約 24,000 件
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フジテレビ系列 <平日0500~1200|週末0500~1200|平日1200~1900|週末1200~1900|1900~2300・1部|1900~2300・2部|平日2300~0500|週末2300~0500> 土曜・日曜 FNNスーパーニュースWEEKEND 土曜30秒 - ALSOK、ほけんの窓口 日曜30秒 - ピザーラ、タカラレーベン 土曜 もしもツアーズ 60秒 - Google 30秒 - 立志舎、サントリー、ANA 日曜 ウチくる!? 10/20・27 60秒 - Google 30秒 - JR東日本10/20 - プロアクティブ きっかけの翼〜空がつなげた日本の想い〜 10/20 30秒 - ANA ちびまる子ちゃん 10/20 30秒 - 日本通運、ベネッセ、森永製菓、イトーヨーカドー、ミツウロコ サザエさん 10/20 60秒 - 東芝 30秒 - アース製薬、JAバンク、カルビー、日清食品、宝くじ、Kao、味の素
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幸村vs佐助→お団子防衛戦 お腹がすいた真田幸村は、真夜中に箪笥の中の団子を食べようとする。 だがそこに、武田軍の母である猿飛佐助が立ちはだかるのであった。 第一話「幸村、覚醒」 第二話「台所潜入」 第三話「獣の嗅覚」 第四話「佐助、始動」 第五話「団子を我が手に」 第六話「一串にかける攻防」 幸村vsお館様→決闘!熱血師弟 日々鍛錬を欠かさぬ真田幸村であったが、ある日武田信玄から手合わせを願われる。 燃える信玄、燃える幸村。今、甲斐の空が赤く燃える。 佐助vs信玄→給料値上げ戦 真田隊の薄給に苦しむ猿飛佐助は、とうとう真田幸村の上司である武田信玄に給料値上げを頼みこむ。 だが信玄は、自分に勝たねば許さぬと佐助の前に立ちはだかる。 自らの幸せのため、今佐助は決意を込め武器を取る。
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日付:2006.04.16 場所:ハイネC 参加者:アフェさん、サンドロックさん、なおさん、イヴレさん、とびさん 本日、サンドロックさんがクラン加入されました。 その後、みんなで、ハイネCへ行きました。 日付:2006.04.16 場所:傲慢21F~30F 参加者:アフェさん、菜由さん、やみさん、イヴレさん 本日2回目のクラハンです^^ そろそろみんなイベントにも飽きてきてるようで21F↑に行ってまいりました。 途中、イフ5と取り巻きさんがたくさん貯まってるトコがありました。もちろん避けていくのかと思えば、さすがやみさん、果敢に攻めに行きます・・・。 バラバラに来てくれたおかげもあって、無事処理し、さらに↑をめざして30F到着です^^ でも、空が多かったので、出たのは 以上!・・・さびしいです・・・(*p_q)
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真昼の空 月が あなたの目を さらう ずっと待ってた この時... もう涙 終わらせる 夜明けに まぶた溶ける陽射し 遠い明日の記憶 ここに目覚めの時 降りる 見つけて Your dream 壊れかけた 時間に埋もれた その力に 気付いて 見つけて Your dream どこへいても 聞こえてる 想い 伝い Kiss Kiss Kiss あなたの見た 夢は 現実での 未来 愛がこぼれる 手のひら もう空が 恐れない 夜明けを 風に導かれる 背中見つめながら 二度と会えないなら... 言うよ 見つけて Your dream どんなときも 目の前の痛み 消せないわ 願いを 見つけて Your dream 時が来ても 覚えてる 時を越えて Kiss Kiss Kiss 見つけて Your dream 壊れかけた 時間に埋もれた その力に 気付いて 見つけて Your dream どこへいても 聞こえてる 想い 伝い Kiss Kiss Kiss
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【検索用 ゆきさき 登録タグ 2019年 VOCALOID くおのん ぐちり ゆ シシド 曲 曲や 鏡音リン】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:ぐちり 作曲:ぐちり 編曲:ぐちり ギター:シシド イラスト:くおのん 唄:鏡音リン 曲紹介 『今、あなたの元へ』 -茫然自失の回想列車- 曲名:『行先』(ゆきさき) 登校中に京王線の中でぼんやりしながら作りました。(作者コメ転載) ぐちり氏の11作目。 アルバム「胡蝶之夢」収録曲。 歌詞 (作者ブログより転載) ゆらゆらと揺られている 僕の身体は今 あなたの元へ 赤茶けた空が 僕の目に映りこんだ いつも見ていた景色が とても新鮮に思えた 夕暮れの空が 僕の胸に飛び込んだ いつもとはまた違った陽射し なんだか変だね 明日もまた見れるといいな いつまでも ゆらゆらと揺られていたいんだ ここで 車窓から見えていた 景色を見ていたいんだ このまま ゆらゆらと揺られている僕の身体は今 あなたの元へ 向かっている 同じ雲模様は 二度と見れはしないんだなんて 誰かが言った ただの受け売りを呟いて 夕暮れの空を なんとなく眺めていた いつも見ていた景色だ 別に変わり映えしない 昨日も見たあの空の下 あなたの影を 追いかけては 届かないまま いつまでも ゆらゆらと揺られていたいんだ ここで 斜陽が僕の肩を 照らしては沈んでく このまま ゆらゆらと揺られている 僕の身体は今 あなたの元へ どうしても忘れられない想いを 胸に抱いて 今日もまた電車に揺られてゆくよ あなた追いかけて 行先はどこかわからない それでも往くよ また 会いたい いつまでも ゆらゆらと揺られていたいんだ ここで 車窓からいつまでも あなたを見ていたいんだ このまま ゆらゆらと揺られている僕の身体は今 あなたの元へ いつだって ゆらゆらと揺られていたいんだ ここで 車窓からいつの日も あなたを見ていたいんだ このまま ゆらゆらと揺られている 僕の身体は今 あなたの元へ 向かっている コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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【検索用 それてもいいんたよ 登録タグ 2022年 Ponchi♪ VOCALOID ある そ プロジェクトセカイ カラフルステージ! ヨワネヒトリ 初音ミク 曲 曲さ 殿堂入り】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:Ponchi♪ 作曲:Ponchi♪ 編曲:Ponchi♪ イラスト:ある 動画:ヨワネヒトリ 唄:初音ミク 曲紹介 「そんなキミでいいんだよ」 曲名:『それでもいいんだよ』 ゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』の「一緒に作ろう!第10回楽曲コンテストプロセカNEXT」採用作品。 テーマは「応援ソング」。 歌詞 泣いたっていいんだよ 強くなれないボクらにはきっと 澄み渡る空が この空が大きすぎたんだよ ずっと思い描いていたその夢は いつの日にか他人と比べて 掻き消した 「ダメだってわかってた」ってだって 報われないことばかりで これもきっと言い訳なんだってわかってた 午前1時の暗闇で 掌に広がってる照明 誰かが愛したあの人たちを眺め 鍵がついた言葉で吐いた ため息が止まらないや 孤独が包み込んだ そんなんで自分守ることも ダサくて辛いや いつか手に取った絵本の ハッピーエンドのような人生ならば 楽になれたかな 嫌になっちゃうな 泣いたっていいんだよ 強くなれないボクらにはきっと 降り注ぐ雨が似合った それでもいいんだよ 誰も知らないキミのこと 確かな感情は胸にあるじゃんか 傷ついたことも 不器用に描いてた夢も 頑張ったことも 全部 全部 キミが一人で抱えて歩いた キミだけのストーリー そう大体自分の想いなんか 他人にわかってたまるもんか 救われた分だけ? あの日の分まで?ボクの分まで? ボクはボク 希望を捨てられやしない 思い出してケリもつかない こびりついた回想のエンドロール 答え見つけたいよ ねえ いつか手に取った絵本の ハッピーエンドもまた 誰かの描く夢になれたのさ 気がつけば 「幸せ」ってなんだよ 強くなれないボクらにはきっと 遠くてなんにも見えないや それだっていいんだよ 誰も知らない未来のこと 確かな感情で彩ってみようよ 傷ついたことも 不器用に描いてた夢も 頑張ったことも 全部 全部 キミが一人で抱えて歩いた キミだけのストーリー 大切なものを胸に刻んだ 一つだけのストーリー 今日も明日も過去も未来も 笑った数だけ丸をつけよう 泣いて転んで止まって その数だけ歌おう 今日も明日も過去も未来も 笑った数だけ丸をつけよう 泣いて転んで止まって その数だけ歌おう この空に手を伸ばした その数だけ進もう コメント Ponchiさんの曲本当に好きです…プロセカ採用おめでとう!そして、神曲をありがとう!! -- なりあさ (2022-06-26 20 03 52) 歌詞共感できすぎて鳥肌 -- 見られている (2022-08-26 21 07 33) この曲に助けられてます!ありがとう!! -- 課題に追われる栗きんとん (2023-05-18 01 51 54) ガち神曲 -- 匿名z (2023-06-22 12 42 50) ↑それな。 -- 名無しさん (2023-08-05 17 46 44) 名前 コメント
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前ページ次ページサイヤの使い魔 悟空がハルケギニアに召喚されてから、一週間が経とうとしていた。 元来死人である悟空にとって、時間の経過は大した問題ではないが、ルイズの使い魔という立場上、一応彼女の生活リズムに合わせた活動をしなければならない。 まず朝。ルイズより先に起きて、前夜彼女が脱ぎ散らかした洗濯物を籠に詰めた後、ルイズを起こす。 トリステインは地球と同じく1日が24時間なので、時差ボケに悩まされる事も無かった。 以前クリリンや悟飯に聞いたところによると、ナメック星は夜が無いので、いつ寝れば良いのかピンと来ず、地球に戻ってから暫く苦労したらしい。 ルイズを起こした後、彼女の身支度を整え、朝食のために彼女と一緒に部屋を出る。 食堂に着いたら、シエスタに洗濯物を預けて食事。ここ最近は隣国で内乱が起こっているらしく、そのせいで食材の集まりが芳しくないのか量が少なめになっているが、そういう時は付け合せとして食卓に載っているはしばみ草を齧れば、物凄い苦味に襲われるもののとりあえず空腹感は無くなるので、どうしても食い足りない時はそうするようにしている。 食後、ルイズは授業に出る。どうやら使い魔が授業に出なければいけないのは、教師が生徒の使い魔と面通しする最初の一週間だけでよいらしく、ルイズもそれからは好きにしなさいと言っていたので、悟空はこの時間を利用して修行に打ち込む事にしたのだった。 「よう、相棒」 「何だ? デルフ」 トリステイン魔法学院から2リーグほど離れたところにある小高い丘。その頂上に悟空は結跏趺坐の姿勢で座っていた。 その傍らには、常時携帯を言い付かったデルフリンガーが置かれている。 「お前さん、修行するって言っときながらそうやって黙ーって座ってばっかだけどよ、そんなんでホントに修行になんのかね?」 「気をコントロールするには、こうやって瞑想してるのが一番いいんだ」 欲を言えば組み手の相手が欲しいところだが、生憎ここハルケギニアには、悟空の相手が務まりそうな武道家は居そうに無かった。 ギーシュのワルキューレも、彼自身が知覚できる範囲でしか動けない。 彼はフーケ討伐時に精神力をだいぶ消耗してしまったらしく、しばらく修行の相手は休ませてくれ、と悟空に頼んでいた。 というわけで、悟空は肉体的な鍛錬はお預けにして、主に気力を高める修行を行うことにしたのである。 神様の元で修行していた頃から、この修行は悟空にとって欠かせないものになっていた。 全身の感覚を研ぎ澄ませ、四肢に気を満たし、それを練り上げ、増大させていく。 そうする事によって、肉体はより大きな気の流れに耐えられるようになり、瞬間的に爆発させる気の最大値も増え、結果として自己の鍛練に繋がるのである。 この修行は地味ながら見た目以上に効果があり、始めてから2年余りで悟空はかめはめ波のコントロールや舞空術をマスターし、精神と時の部屋では、超サイヤ人の壁を乗り越えるヒントを悟空に与えるきっかけとなった。 目指すは、息子・悟飯が到達した、超サイヤ人を超えた超サイヤ人への変身。 自分もあの域に達したい。もっともっと強くなりたい。 死して尚、悟空は自分が誰より強くありたく、また強い相手と戦う事を欲していた。 「そんなもんかねえ……。まあ、相棒がそう言うってんなら、そうなのかね」 やがて、昼休みが訪れる。 悟空がいる所からは魔法学院のチャイムは聞こえないが、ルイズ達生徒の気が一ヶ所に集まるので、悟空はそれによって昼休みの時間を知る。 デルフを拾い、来た時と同じように舞空術で魔法学院に戻る。 最初は瞬間移動で直接ルイズの元に行っていたが、大抵は食堂で落ち合うので、そのままデルフリンガーを携えた状態で厨房に行くのは衛生上問題があるとマルトーに咎められてからは(見るからにボロッちい錆びた剣なのだから当然だ)一旦ルイズの部屋に置きに行くようにしていた。 昼食後、まずコルベールの元に行き、デルフの事やこの世界の理について二、三講義を受ける。午前中はコルベールの授業があるため、授業が無い午後の早い時間に行く事になっていた。 また、コルベール自身、この未知の訪問者に対する興味は尽きなかった。 「時にゴクウくん。君は余所の世界から召喚されたそうだが」 「そうらしいな」 「そうらしい…って、ミス・ヴァリエールからはそう聞いているが」 「オラ、よくわかんねえ。前にも似たような事があったし」 「例の…ヤードラット……とかいう世界のことかね」 「ああ。あの時は召喚されたんじゃなくって、不時着したんだけどな」 「戻ろうとは思ったりしないのかい? 元いた所に」 「戻るっつっても、あの世だからな……。別に急いで戻る事もねえと思うぞ」 コルベールはあまり熱心な信奉者ではなかったので、悟空が用いた「あの世」という概念についても、特に異論を挟むつもりは無かった。 かつて、自らが冒した過ち以来、彼は宗教や争いというものを忌避していたのである。 「ここにいりゃ修行になっかもしんねえしな。それに、ここのメシはすっげえ美味いんだ」 「は?」 「ルイズの使い魔やる代わりにあんな美味いメシが食えんなら、オラずっとここにいてもいいや」 魔法という、悟空にとって未知の技を使いこなすこの世界の住人は、悟空にとって刺激的な存在だった。 もしかしたら、ヤードラット星に滞在していた頃のように、新しい技を覚えられるかもしれない。 そして何より悟空が気に入ったのは、この世界の料理が非常に美味しい事だった。 死んでいるのだから食事は採っても採らなくても同じ筈なのだが、あの世での食事は文字通り食べた気がしないのだ。実際に身がある下界の食事の方が余程美味であった。 その後、悟空は午後の修行のため再び学院の外に出る。 午前中と同じ丘の上まで来ると、携えたデルフリンガーを手に取る。すると、左手のルーンが光り、身体中に力が沸き起こってくる。 この時に上がった自分の力を目標として、悟空は再び瞑想に入り、自分の気の限界値を上げていくのである。 日毎に悟空の気は少しずつだが上がっているので、結局堂々巡りなのだが、それでも自分の身体にまだまだ向上の余地があるという事は、悟空の修行にある種の指標を与えていた。 「それにしても、不思議なもんだなあ」 「俺からしてみりゃ、座ってるだけで力が増すお前さんの方が不思議だよ」 もうひとつ、サイヤ人の特性を活かした修行法もあるにはあるのだが、仙豆のように体力を全快にするようなものは、ここハルケギニアには存在しないらしい――水のメイジが秘薬を使えばできない事は無いが、費用対効果に問題があった――ので、自重していた。 もっとも、仮にそれができたとしても、お気に入りの胴着がボロボロになってしまうのでやらなかったであろうが。 なんだかんだ言って、悟空はこの胴着に愛着があった。 そして、夕食の時間になると再び学院に戻り、食後シエスタから朝頼んでおいた洗濯物を受け取り、ルイズと一緒に部屋に戻る。 これが、フーケ討伐後の悟空の日常であった。 やがて、オスマン氏が通常の執務に戻れる程度に回復し、改めて悟空はオスマン氏に呼ばれる事となった。 「確か、あの老人はお主と同じ世界からきた人間なのじゃったな」 「ああ」 「教えてくれんかの。あの勇敢なメイジは、彼はどんな人間じゃった?」 「え~と…」 困った。 あの男に関しては、どちらかというと悪い印象しかない。 それを馬鹿正直にこの老人に話してしまうのは、何となく思い出を汚してしまうような、そんな悪い気がした。 「実はオラもよく知らねえんだ。オラの師匠の、昔のライバルだっつう事くらいしか」 「そうか……残念じゃな」 「オラも訊きてえ事があるんだ」 「何じゃい?」 「このルーンって、一体何なんだ? コルベールのおっちゃんは何とかのルーンだっつってたけど」 「伝説の使い魔、ガンダールヴのルーンじゃ」 「それが何でオラに刻まれたんだ?」 「私も正直、よう判らん。じゃが、もしかしたら、お主がこっちの世界に来た事と何か関係があるのかもしれん」 オスマン氏もまた、悟空が異世界からの来訪者だと信じていた。 外宇宙との接触を経験していないこのハルケギニアでは、異星人よりも異世界人の方が通りが良かったためだ。 実際のところ、悟空は異星人でもあり、異世界人でもあったのだが。 「まあ、そちらについては、私なりに調べてみるつもりじゃ。 お主というイレギュラーを抱えてしまった事によって、このハルケギニアにどんな影響があるか、未知数じゃからな」 「オラそのへんの事はよく判んねえけど、よろしく頼むな」 「で、その間じゃが……。よければ今まで通り、ミス・ヴァリエールの使い魔を勤めて欲しい」 「判った。オラとしてもそのつもりだ」 翌日、トリステイン魔法学院で、『フリッグの舞踏会』が開かれた。 生徒や教師の枠を越え、更なる親睦を深めることを目的とした、伝統ある宴である。 そのため、パーティ会場ではそこかしこで、男と女の熱い駆け引きが繰り広げられていた。 キュルケもその中に混じり、次々と口説きにかかる男どもを舌先三寸であしらっていた。 一週間前の『破壊の杖』奪還の功労者とあって、キュルケ達4人はオスマン氏からパーティの主役のお墨付きを貰っている。 ギーシュも別の一角で、女生徒達からの誘いに鼻の下を伸ばしている。その背後で、モンモランシーが見た事も無い形相で睨んでいるとも知らずに。 そして、そんな熱い駆け引きとは無縁の人物が2人いた。 タバサと悟空である。 2人は、とにかくテーブルの上にある豪華絢爛な料理を1mgでも多く胃袋に収めようと、その両手と口をフルに駆使していた。 膝と胸に置かれたナプキンを派手に汚している悟空とは対照的に、ナプキン無しで黒いパーティドレスにシミひとつ着けないタバサは、さすが貴族といったところか。 周囲の生徒も面白がって、メイドと一緒になって2人の周囲にあるテーブルから料理を補充している。 暫くしてキュルケがタバサを誘いに来たが、物凄い勢いで料理を平らげる二人の様子を確認すると、苦笑してまた自らの縄張りに戻っていった。 「…おなかいっぱい」 先にギブアップしたのは、当然ながらタバサだった。 食堂では他の生徒が食事する様子など気にもならないが、さすがに悟空が相手だと、ついつい張り合ってしまう。 周囲の助長もあって、珍しくタバサは満腹になるまで思う存分料理を堪能した。 そこへ、何処から来たのか、一羽の伝書フクロウが飛び込んできた。灰色のフクロウは、まっすぐにタバサの元へとやってくると、その肩に留まった。 タバサの表情が僅かに硬くなった。その様子に気付いた悟空が、タバサに問いかける。 「また任務ってヤツか?」 「そう」 フクロウの足から書簡を取り上げる。そこには短く『出頭せよ』と書いてあった。 満腹でボンヤリしていた目に、強い光が宿る。 「オラも一緒に行くか?」 「任務の内容次第。まだいい」 「わかった。気をつけてな」 「ありがとう」 タバサがバルコニーの奥へ消えると、入れ代わりにルイズがやってきた。 「こんな所にいたのね……。まあ、ある意味あんたらしいけど。探したわよ」 「おうルイズ。おめえも何か食うか?」 「そうね。じゃあそのシュリンプを…って違ーう!」 「?」 「踊ってあげても、よくってよ」 「オラ、踊った事ねえぞ」 「だーいじゃうぶ。わたしにまっかせなさい!」 ビシっと握った手から中指だけ立ててルイズが笑みを浮かべる。 そこに、焼き立てのパイを持ったシエスタがやってきた。 先ほどから、悟空とタバサに給仕をしていたのである。 「ゴクウさん、デザートをお持ちしました」 「おほっ、美味そうだなー」 「う! そ、それはクックベリーパイ……」 「ミス・ヴァリエールもお召し上がりになられます? 熱いうちが食べ時ですよ」 「い、いただくわ」 ルイズ・ヴァリエール。16歳。色気より食い気のお年頃であった。 2人でデザートのパイを平らげ、一息ついたところで、ルイズが口を開いた。 「聞いたわ」 「何を?」 「元の世界に戻る気が無いんだって」 「無いっつうか、急いでねえってだけなんだけどな」 「……喚び出しといてなんだけど、いいの?」 「気にすんな。この世界も結構面白そうだしな」 「……あんた、妊娠でもしたの?」 「してない」 「じゃあ何なのよ、そのお腹は」 「…迂闊」 トリステイン南西に位置する大国、ガリア。 その首都リュティスに築かれた宮殿の一角で、タバサと彼女の従姉妹、イザベラが対峙していた。 学院からここまでの道中、程よく捏なれたタバサの胃袋は、収められた料理を消化して腸へと送り込んでいる最中であり、イザベラは、そのせいでぽっこりと膨らんだタバサの腹に興味津々であった。 ガリガリの四肢と相俟って、まるでお腹一杯ミルクを飲んだ子猫のようである。 まじまじと見つめられ、タバサは顔には出さないものの、恥ずかしそうに両腕でお腹を隠した。 「……見ないで」 「…ぷっ、ぷぁっはっはっはっはっは! あーっはっはっはっはっはっはっはっは……!!」 上目遣いに抗議され、イザベラは普段からは想像もできないタバサのそのギャップに、笑いを堪えることができなかった。 「今回の任務は、戦いは無い」 「じゃあ、オラが手伝う必要もねえって事か」 「そう」 「わかった。じゃあな」 「…………」 学院に戻り、悟空に任務の概略を説明した後、タバサは悟空の後姿を見送り、人知れず呟いた。 「体型変わってない…羨ましい……」 前ページ次ページサイヤの使い魔
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この街はいつも切ないリズムをかかえたまま 重たい空が街の熱を奪う 窓の向こうを見つめたまま 悲しみばかり形になってゆく そうやって歩いてきた いつからだったろうか ずいぶん歩いたなぁ 靴もボロくなった 明日消えてしまうかもしれない世界 永遠に続くかもしれない世界 だけど一つだけ確かなのは 命は限りあるものだから 上手に描いて 色を塗って 消えないようにする 言葉は魔法で 心は広がる海で そこに日常の 雲が広がってゆく 涙がこぼれて 悲しい順に雨になる 聞こえる雨音は こだまする悲しみか 耳をすませば 遠くで聞いた声で感じたい やさしさを 信じたい いつの日か 雲のすき間から走り出した光り 心の闇を照らしながら 涙をひとつ抱えていく 雨のち晴れを待ってる まだ悲しみがこだまする refer to 『かよわきエナジー』 投稿日:2013/03/28(木) 23 56 05.73 0
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このページはこちらに移転しました せつな雪 作詞/20スレ591 作曲/21スレ119 1 青い空が見えない 灰色の雲と雪 積もるだけしか出来ない お前は俺と同じ 雪の上に書いた 君の名前が消えてゆく あの日からすれ違い 初めての冬が来て 埋もれていく記憶と俺 死ぬのが先か忘れるのが先か 凍りついてく涙と俺 君はどこかでメリークリスマス 2 街の光見えない 雪雲に覆われて 空に降る俺の心 もう地上には帰れない あの日の嘘は君の為 後悔はしてなくて 「それでも…」に続く言葉は いつも言わなくて 願いだけが希薄な俺 曖昧ですぐ だけどいつまでも 辿り着けず想いの俺 君はどこかでメリークリスマス 音源 せつな雪はただいま管理人の手元にありません。持っている方くださいな。 (このページは旧wikiから転載されました)
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「チチー!今、けえったぞー」 「ごっ、ごっ、悟空さっ・・・!」 ナメック星で消息を絶ってから、およそ一年半以上。ヤードラット星人にもらったという奇妙な服を着て、悟空はひょっこり帰ってきた。 言いたい事は山程あった。なぜ自分に黙って病院を抜け出しナメック星に行ったのか?なぜポルンガに地球への帰還を願ったとき却下したのか?一年半もどこで何をしていたのか?だが悟空の顔を見た途端、言葉はチチの口の中で毛糸玉のように絡まってしまった。 「よう!チチ。オラ、腹、減っちゃってさあ。メシにしてくれよ。」 「悟空さ!それしか他に言うことはねえだか?!」 長い間、留守にして悪かったなあ。寂しかったか?オラもおめえに会えなくて寂しかったぞ・・・そんなセリフを言うようなタマでないことは百も承知だが、せめて千分の一でもいいから、それを匂わすような事を言って欲しい。そうすれば今までのことは全て水に流すつもりでチチはいた。 「ほかにか?そうだなあ・・・あ!あと、風呂も沸かしてくんねえか?」 「バカ!!」 あのバカ亭主に甘い言葉を期待したおらが馬鹿だったと呟きながら、チチは力任せに薪を割り、ドラム缶風呂の焚き口にボンボン投げ込んだ。 「チチ・・・なあ、チチ!」 薪をくべるチチの頭上から悟空が呼びかけた。チチは手を止め、ドラム缶風呂に入る悟空を見上げた。悟空は赤い顔をしてチチを見下ろしている。 (そうか。さっきは悟飯ちゃんがいたから、悟空さ、何も言わなかっただな。) チチはエプロンで手を拭きつつ立ち上がり、悟空と目を合わせた。久しぶりに見る夫の逞しい胸板に、チチの身体の中心がジュワッと疼いた。 「チチ・・・あのさあ・・・」 「な、何だべ?」 平静を装ってはいたが、心臓は破れるのではないかと思うくらい高鳴った。 「風呂、あっちいから、もう火ィ焚かなくてもいいぞ。オラ、茹だっちまうよ。」 「茹でダコさなっちまえ!!」 手元にあった薪を全て焚き口に放り込むと、チチは悟空に背中を向けて歩き出した。後ろから悟空の悲痛な叫び声が聞こえた。 その後、チチの怒りは頂点に達した。 悟空はこれまでの不沙汰を詫びるどころか、三年後の人造人間襲来に備え、悟飯を伴い修行を続けると宣言したのだ。 冗談じゃねえ!仕事は?!悟飯ちゃんの勉強はどうするだ?!チチは眉を吊り上げ、唾を飛ばして怒鳴りまくった。 「じゃあ、おめえは、地球の未来より、悟飯の勉強の方が大事だって・・・?」 「あったりめえだー!!」 地球の平和の為だあ?えっらそうに!悟空さ『そんな強い奴となら戦ってみてえ』って言ったそうでねか。ブルマさから聞いてネタはあがってんだべ!「地球の平和」なんて口実でねえのか?そんなことより家のことさ考えてけれよ。おらのことだって、もう少し・・・ 「地球の平和」より「息子の勉強」に軍配を挙げる妻の真意は悟空には量りかねた。それどころか、きっとこれはチチ独特のジョークなのだろうと判断した。チチが幼い頃に「おらの心は水洗便所のようにキレイだべ」と言っていた類のものなのだろうと。 「ジョーダンばっかしー!」 お笑い番組のノリで悟空はチチに突っ込んだ。 数十分後――― 悟空はカリン塔にいた。 突然、自分の背後に現れ、「仙豆くれよ!」とまくしたてる闖入者に、さすがのカリン様も気を悪くした。 「滅多なことではやれん!」 「オラ、チチに怪我させちまったんだ!いいから、早く、くれよ!」 「おぬし、妻に手を上げたのか?見下げ果てた奴じゃ。」 「そんなつもりじゃなかったんだ。オラ、アイツの背中を軽く押しただけなのに・・・」 押し問答の末、悟空は仙豆をひったくるようにしてカリン塔を後にした。 チチが咄嗟に受け身の姿勢をとったお陰で、怪我はかすり傷と打撲程度のものだった。が、焦った悟空は家中の包帯を目くらめっぽうにチチの体に巻きつけると、「悟飯、母ちゃんのこと頼んだぞ」と言い残し、瞬間移動でカリン塔に向かった次第であった。 不器用ながらも傷の手当をしてくれ、自分の為に仙豆をもらいに行ってくれた悟空の気持ちが嬉しく、チチは喜んで仙豆を呑みこんだ。仙豆の霊験はたちどころに現れ、チチの体の傷跡や痛みはたちどころに消えてしまった。滅多に見られない夫の優しさに、つい気を良くしたチチは、向こう3年間の期限付きで、悟空と悟飯の修行を許してしまった。 「エーッ!ホントかあ、チチィ?うっひょー!サンキュー!!よーし、そうと決まれば、こうしちゃいられねえ。悟飯!早く着替えろ。ピッコロを連れて特訓開始だ!」 先程まで、青菜に塩でチチの顔色を伺っていた悟空は、快晴の空のような笑顔をたたえ、悟飯を連れて出て行ってしまった。 「あんな事、言うんでなかった・・・」 一人あとに残されたチチは、ようやく事の重大さに気付き、その場に座り込んだ。仙豆も体の傷は治せても、心の傷までは治せないようである。 「お母さん、いってきましたー!」 夕方、西日を背負って泥だらけの悟飯が家に飛び込んできた。その後ろから顔を出すであろう夫に、嫌味の一つでも言ってやろうとチチは待ち構えた。しかし―― 「ぎえええええええーっ!!」 チチは叫んだ。現れたのは、天に向かって逆立つ金色の髪と、エメラルドグリーンの冷ややかな瞳をした男だった。 「なんだ。チチ。でかい声を出すなよ。」 抑揚のない声だが、それはまさしく悟空の声だった。 「なんだって?!あんたが悟空さだって?どうしちまっただよ、その髪は?不良になっちまっただか?・・・って、働きもしねえで修行ばっかの、放蕩宿六の甲斐性なし!それ以上、不良になってどうするだ!」 「これが超サイヤ人のオレだ。」 悟空がナメック星で超サイヤ人になったことは、悟飯から聞いて知っていたが、実際、目にするのは初めてだ。 「超サイヤ人になって修行していたら元に戻らなくなっちまった。完璧にコントロールできるようになったと思ったんだがな・・・」 いまいましげに言う悟空を見て、チチはひどく嫌な気分になった。目の前の夫からは温かみというものが全く感じられない。せっかく帰ってきた夫はまたどこかに行ってしまったと、チチは肩を落とした。 その晩、チチはドラム缶風呂に浸かりながら、上がろうかどうしようか迷っていた。 昼間、熱湯地獄と化した風呂も、今はパオズ山の夜の冷気にさらされ、すっかり冷めてしまっている。先に悟空と悟飯が入ったので、湯の量もチチの胸元が隠れるほどもなく、身体を温めるという用をなしていない。 だからといって、悟空ではない悟空が待つ寝室に行くのもためらわれた。超化した悟空は近寄り難く、あれから一言も口を利いていない。 (とにかく、明日まで待ってみるべ。今夜は居間のソファで寝るだ。) チチは心を決めた。明日になれば悟空は自由に変化する勘を取り戻すかもしれない。他の事はからきしダメだが、闘う事に関しては天賦の才を持つ夫を、チチは誰よりも信じていた。 ドラム缶の縁に片足をかけて身を乗り出そうとした時、チチの正面に、突如、金色の光が浮かび上がった。 「なんだ。あんまり遅いから、のぼせて、ぶっ倒れてるのかと思って見に来たんだぞ」 風呂の周りを煌々と照らして、ランニングシャツ姿の悟空が立っていた。 「ひえええええっ!!なんで、いきなり出てくるだ?!」 「瞬間移動だ。」 「そんな大袈裟なことしねえで、普通に来ればいいでねか!」 吼えるチチを見ても悟空は全く動じない。口の片端をわずかに上げて、冷たい目のままで風呂に一歩近づいた。 「・・・・・・!」 チチは初めて己の姿態に気がついた。ドラム缶の高い縁に片足をかけ、大事なトコロを晒して、悟空と真正面に向き合っている。 慌てて風呂に沈もうとしたチチより早く、悟空はチチの両脇の下に手を差し込むと、ふわりと宙に差さえ上げた。 「何するだ?!離してけろ!!」 チチは腕を突っ張り、足をバタつかせた。蹴ったのは風呂の内側だった。 「離してけれ!離し・・・」 わめくチチの口は悟空の口でふさがれた。強引に進入してきた舌は、口内で逃げ惑うチチの舌を絡めとった。悟空の舌は苦くて虫唾が走った。チチが目を開けると、緑色の目を見開いたまま、自分に口づける悟空と目があった。 「・・・っつう!!」 悟空がチチから唇を離した。チチが舌に噛み付いたのだ。 「何するんだ?!」 「離せ!おめえなんか、悟空さでねえ!!」 悟空は月の無い空を仰ぎ、ふー、と息をついた。 「オレはオレだ・・・どうすりゃ、分かってくれるんだ?」 全く感情のない平坦な声で悟空は言うと、チチを風呂から出して地面に下ろした。チチはその場に胸を押さえて立ち尽くした。硬直したままのチチを悟空は胸元に引き寄せた。 「こうすれば、オレだって分かってくれるか?」 湯に濡れた薄い恥毛を掻き分け、悟空の右手がチチの中心部の裂け目を撫で上げた。 「はんっ・・・」 チチはビクッと身体を震わせた。 「怒ってんのか?オレが長いこと留守にしたから・・・だったら許してくれよ。この通り、謝るからさ。」 悟空は指の腹で溝の内側をゆっくりと撫で、反対側からゆっくりと戻した。 「あ、ああん、んん・・・」 久しぶりに受ける悟空の愛撫に、チチは下半身から力が抜けた。悟空の腕につかまり、その厚い胸に頭をもたせかけないと立っていられない。 その胸板に顔を埋めると懐かしい悟空の匂いがした。ああ、悟空さの匂いだ。チチは目を閉じた。超化した悟空は身体全体が一回り大きいが、体臭や、頭の上にかかる熱い吐息は、黒髪の悟空と何ら変わりがない。自分を愛でる指の動きも変わらない。チチの中で、黒髪の悟空と金髪の悟空が少しずつ合致していった。 悟空の唇がチチの白い首筋をなぞり鎖骨へと降りた。チチは自分でも驚くほどの素直さで、悟空の邪魔にならないように顎をのけぞらせた。悟空は乳首を唇にはさむと、先端を舌先でチロチロと舐めた。 「はあー・・・」 チチの口から艶かしい吐息が洩れた。 口で乳首を弄びながら、悟空の指はそそり立つ肉芽をさすった。 「っやあ。はああん」 チチは感電したように悟空の腕の中で飛び跳ねた。悟空はその真珠を親指と人差し指でつまむと、磨くようにこねくり回した。 「あ、あっ、んん、ああ、はあ、イイ、やん・・・」 悟空が指を動かすたびにチチの身体は震え、か細く、時には甲高く声を上げる。悟空が指を動かすたびに、ぬちゅ、くちゅ、と音がする。突然、真珠を磨いていた指が、珠をつまんで引っ張り上げた。 「あ、あっ、ああ!!」 乳首と秘所、二つの弱点を同時に攻められ、チチはつま先をつっぱり、悟空の腕を抱えるように体を折り曲げて達してしまった。 悟空はぐったりとしなだれかかるチチをドラム缶風呂にもたせかけた。そして、チチと両の手の平同士を合わせると、左右に大きく開げた。悟空のオーラに照らされて、十字架に磔にされたようなチチの白い裸身が浮かび上がった。 「やんだ、そんなに見ねぇでけれ・・・」 顔を伏せたままチチが小さく囁いた。 「見てえんだ・・・チチは綺麗だからさ。」 悟空はその翡翠色の目を細めて妻の肢体を眺めた。再びチチに身を寄せると、鎖骨から、S字のカーブを描く脇腹に沿って舌を這わせながら、悟空は徐々に体を下にずらしていった。チチの足元に膝をつくと、チチの片脚をグイッと肩に載せた。悟空の眼前に、彼女の秘所が惜しげもなく晒される形になった。 「やっ、悟空さ・・・」 思わず前を隠したチチの手を、悟空は邪険にどかした。 「見てえんだ。」 両方の親指を割れ目に添えて左右に目一杯広げた。金色の光の中、無遠慮な緑色の瞳に凝視されていると思っただけで、チチは体の中心が火照った。湯に入ったばかりなのに、チチの身体からは、すえた女の匂いが悟空の鼻を打った。 悟空は押し広げたクレパスの中心を、下から上に、ぞぞぞ、と舐め上げた。 「ひゃ、ああああああん!」 敏感になりすぎている箇所を、悟空のざらついた舌が容赦なく嘗め回す。舐め上げ、蕾を口に含み、吸い上げ、また離して、突起を舌で突く。 「ああ、ご、悟空さ・・んん、ああ。はっ、はっ、はんっ!」 もたれかかった背中のドラム缶風呂が冷たく感じるほど、チチの体温は上がっていた。夫ではない男に犯されているような感覚がチチの中の女を高める。 (もっと・・・もっとしてけろ・・・) 悟空の舌が届き易いように、無意識にチチは悟空に向かって腰を突き出した。 前方の蕾を愛撫していた舌が、奥のクレパスまで届いた。何かを待ち焦がれるように口を開くその部分に、悟空は尖らせた舌を差し入れた。 「はあ、んん、やんだ・・・」 「嫌なのか?相変わらずチチは上の口と下の口で言うことが違うな。ほら・・・」 入り口の縁に沿って舌を動かし、溢れ出る愛液をすくいとるように貪った。 「ああ・・・あああああ」 悟空の身体から発するオーラが頭に入り込んだような錯覚を覚えた。チチは身体を硬直させ、悟空の金色の髪を両手で掴みながら再び昇天した。 「どうだ?よかったか?」 悟空は立ち上がり、片手で果実の重さを確かめるように乳房を持ち上げると、優しく揉みしだき始めた。指と舌だけで二度もイかされ、乳首は悟空の手の平を突くほどの存在感を示している。悟空はチチの首筋にかかる数条の黒髪をどかし、耳たぶを甘噛みした。 「チチ、好きだぞ・・・好きだ、好きだ、好きだ、好きだ・・・」 耳元で囁かれる言葉に翻弄され、チチの頭は何も考えられなかった。 悟空が唇を重ねてきた。チチはもう抵抗しなかった。ゆっくりと、恥じらいながら悟空の舌を受け入れた。お互いの舌の区別が分からなくなるほど舌を絡ませあう。舌を絡ませながら、悟空はズボンの紐を解きトランクスを下げた。出番を待ちきれないように男根が飛び出す。その悟空の熱く硬いモノがチチの触れたとき、氷水を浴びせかけられたように夢から覚めた。この一線を越えたら夫を、黒髪の悟空を裏切ることになる。チチは手を突っ張り、悟空を遠ざけようとした。 「どうしてだ?どうしてそんなにオレを避けるんだ?」 悟空はチチを抱き寄せると、腕の中に閉じ込め、その小さな頭に顎をのせた。 「お前とこうするの久しぶりだな。悪かったな。寂しい思いさせちまって。でもな、お前のことをすっかり忘れていた訳じゃねえんだぞ。宇宙船やメディカルマシーンの中、ヤードラットで、チチのことを考えていた。怒ってんだろうなあって・・・」 低く、ゆっくりと語りかける声を、チチは悟空の胸に頬を寄せて、じっと聴いた。 「だから、そんなにオレを避けるなよ・・超サイヤ人のまま元に戻らなかったら、嫌か?」 チチはハッと顔を上げた。悟空の外見に惹かれたのではない。もし天下一武道会で再会した時、悟空が小さい頃のままであったとしても、約束通り結婚していたと断言できる。ならば、今、自分を抱きしめている超化した悟空も、愛しい「孫悟空」に変わりはない。 「嫌でねえ・・・どっちも大好き・・・悟空さでも、カカロットさでも。」 まっすぐに自分を見上げる円らな瞳に射抜かれて、愛おしさと同時に、戦う本能が悟空の中に沸き起こる。チチの片膝の裏に左手をかけグイッと持ち上げると、赤い受け口に狙いを定めた。隆々と勃起したもので蜜壺の口を2,3度なぞり、蜜をたっぷりと塗りつけた。 「入れるぞ。」 悟空は下から突き刺した。 「ひぃっ!」 チチは小さな悲鳴をあげた。秘所は濡れそぼっていたが、超化した悟空のモノは通常の悟空より大きく、チチは苦痛と快感に眉を寄せた。だが、悟空は徐々にその巨根をチチの内奥に沈めていった。ぎりぎりまで押し込むと、今度はゆっくりと引き抜いた。 「はあぁー・・・」 張り出したエラで、身体の内側を掴み出すように引き抜かれる快感に、チチは白い喉をのけぞらせた。 「イイか?チチ?」 「んん、んふっ・・・」 「どうだ、チチ、イイだろう?・・・ほら、もっと声、出せよ。」 「あっ、あん・・・だ、だども、悟飯ちゃんに・・はあっ、聞こえたら・・・」 「悟飯なら、昼間、散々しごいてやったから、雷が落ちたって起きやしねえさ。」 悟空の動きが早くなる。一直線に突き上げたかと思うと、チチの片脚を抱え直し、ねじりを加えながら横の壁をこする。チチの中で常識と羞恥心が崩れていく。 「ご、ごく・・うさ・・・やんっ!いい!いいだよぉ・・もっと、もっと・・・」 チチは頬を上気させて、自ら腰をグラインドしはじめた。普段は決して見せない妻の痴態に、悟空は少し驚いたが、すぐにニヤリと笑って、からかうように言った。 「どうした、チチ?今日はやけに激しいな。仙豆のせいか?」 肩を貫通されても、首をへし折られても、命ある限り一瞬で完治させる仙豆の威力である。たかだか、かすり傷と打撲を治癒するだけには仙豆の力は強すぎる。チチの身体の中で、媚薬と強壮剤の役目を果たしているのかもしれなかった。 超化した悟空の責めにも負けず、チチの襞は悟空の肉棒を噛み付くように締め付ける。まるで、どうして一年以上もおらを放っておいたのか、と責めるように。 「チ、チチッ・・・そんなに締め付けるな。」 限界に堪えながら、悟空は大きく気を膨らました。 「はあああああ・・・」 髪が逆立ち、金色のオーラは更に光を増す。悟空の身体が一回り大きくなると共に、チチの中で肉棒も容積と固さを増した。 「やあん!!ああ!!んふっ、ふん、ああ!」 チチは叫びながらのけぞった。悟空はチチのもう片方の脚を抱えると自分の腰に回した。チチは夢中で悟空の首しがみつき、悟空の腰に両脚を巻きつけた。悟空の頑強なイチモツが支柱となり、チチの身体は完全に宙に浮いた。悟空は狂ったように下から突き上げた。 悟空自身に、チチは子宮口から脳天まで貫かれたような気がした。頭の中が白くなるというより、金色の光に包まれているようだった。それでも、潮が引くように薄れていく意識とは別に、チチの内奥は違う動きをする。悟空の精を全て絞りとるかのように吸い付き、入り口はまだ果てることを許さぬかのように、悟空の根元をキリキリと締め上げる。 「はあっ!チチ!やっぱお前の中は・・いいな。普通のオレなら、とっくにイってるな・・」 超化した悟空が息を切らしながら囁いた。悟空の熱い吐息に、チチは子宮の奥がキューンと甘く疼いた。 「チチ。目ぇ開けてみろよ。オレの顔を見ろ。」 恍惚の只中で、チチはそっと目を開けた。翡翠色の瞳はもう冷めていなかった。その熱い眼差しは、チチの中で、悟空ではない悟空に抱かれているという罪悪感の最後のひとかけらを完全に壊した。 「ああ、ご、悟空、さぁ・・お、おら、もう・・・」 「いいぞ、イッちまえよ、チチ!」 オレが先にイッちまう前に!お前を先にイかせてやる!!早くイッちまえ!!! ビクビクと痙攣しながら締め付けてくる壁を押し分け、悟空は渾身の力を込めて彼女を突いた。 「ふぁ、あ、あ、ああああん!」 チチが悟空の背中に爪をたてた。チチの恍惚とした表情を見ながら、悟空は肉棒を震わせて白濁した液を放った。 悟空の腰に両脚を回し、繋がったままのチチを悟空はゆっくりと地面に下ろした。チチは足裏にひんやりとした草の感触を覚えた。お互いの腰に手を回し身を寄せ合う。 「チチ・・・」 名前を呼ばれてチチは悟空を見上げた。そのエメラルドグリーンの瞳を、初めて綺麗だと思った。 二人を包み込んだ金色の光が消え、辺りは漆黒の闇に包まれた。そのとき。 「あっら~?オラ、こんな所で何してんだあ?」 星明りの下、黒髪の悟空が黒い目を丸くさせて、素っ頓狂な声を上げた。 「なんだ、チチィ?おめえ、スッポンポンじゃねーか。ん?何でオラもフルチンなんだ?毛もベタベタしてるし・・・てことは、オラ達、ヤッてたんかあ?そーいや、なーんか、スッキリしたような気がすっなあ。」 チチはふーっと気が遠くなった。 「ご、悟空さ、何にも覚えてねえだか?」 「んー、超サイヤ人になってる時の事は、あんまし、よく覚えてねえんだ。あ、わりい。話なら後にしてくんねえか?やっと元に戻れたんだ。このコントロールできるコツを忘れたくねぇんだ。」 そう言うと、悟空は気を入れ再び超化し、気を抜いて元の黒髪に戻った。闇に消え、また光輝く姿で現れる悟空を見ていたら、チチの視界の中で悟空の姿がだんだん滲んできた。 「いやっほう!出来た、出来た!すげー苦労してコントロール出来るようになったのに、出来なくなったときは焦ったぞ。なあ、チチ!オラ、また出来るように・・・お、おい、何、泣いてんだよ?」 見るとチチはうずくまり、顔を両手で覆って、ヒックヒックとしゃくりあげている。 「な、なあ、チチ・・・」 悟空はチチの傍らに片膝をつくと、おずおずと手を差し伸べ震える細い肩を掴んだ。 「だって、悟空さ、おらの気持ちなんか、ちっとも、わかってくれねえんだもの・・おらを抱いたことも覚えてねえって言うし、抱いた後だってのにすぐ修行始めるし・・・」 鼻をグズグズ鳴らしながら、チチは話した。 「チチ・・・」 悟空はチチの肩を引き寄せると、その額に自分の額をくっつけた。 「しゃべらなくていい。さぐらせてくれ。」 目を閉じ、この1年間のチチの想いを全て吸い取るように、すうっと息を吸った。 「・・・いろいろ嫌な思いさせて悪かったな。でもなあ、チチィ。これだけは分かってくれよ。オラ、おめえの事は分かってるつもりだ。たけどさ、おめえの気持ちを分かっていても、やらなきゃいけねぇ時とか、どうしようもねえ時とかあんだろ?」 これから先も、戦わないでくれと言われても、好むと好まざるに関わらず戦いに巻き込まれていくだろう。最悪の場合、死なないでくれと言われたのに・・・・ 「それでも、オラがおめえの事を分かってるっていうことだけは、解ってくれよな・・・なあ、家に入ろうぜ。いつまでもこんな所にいたら体が冷えちまう。」 そう言って悟空はひょいとチチを抱き上げた。チチは悟空の話を聞いて少し胸が暖かくなっていた。本当は少しも寒くなかったが、「んだ。」と頷き、悟空の首に手を回した。 寝室に入ると、そのままベッドに倒れこんだ。 「また、する気だか?さっきしたばっかでねえか。もう勘弁してけれよ。」 覆いかぶさった悟空にチチは頼んだ。 「だから言ったろ。超サイヤ人の時は自分が分からなくなっちまうんだ。自然に超サイヤ人の状態でいられるようになりてえんだけどな。とにかく、おめえを抱いたことを憶えていねえなんて、オラ、やだぞ。」 口をとがらせながら言う夫に、チチは静かに目を閉じた。それが了承の合図だった。 黒髪の悟空の愛し方は、金髪の悟空ほど荒々しくもなく、「綺麗だ」とか「好きだ」といった気の利いた言葉を囁くわけでもない。ただ、唇と無骨な手でチチの身体中を確かめるようにまさぐった。でも、この上なく馴染んだ体の温かさに、チチは快感と同時に安らぎを感じていた。 超化した悟空は、自分のことを好きだと言ってくれた。この二人が同一人物なら、黒髪の悟空もそう思っていてくれるのだろうか?夫の荒い息づかいの中にその言葉を探そうと、チチは耳をすませた。 「あっ、そうそう。」 全てを終えて、甘い疲労にチチが眠りかけたとき、悟空が思い出したように言った。 「さっきヤッたこと憶えてねえって言ったけど、一つ、思い出したぞ。」 「何をだべ?」 「おめえがさあ、オラが超サイヤ人でも、そうでなくても好きだって言ったことさ。あれは嬉しかったぞ・・・ちょっとだけな。」 柄にもなく、照れくさそうに言う夫を、チチは「ちょっとだけかあ?」と上目遣いに睨んだ。 「うーん、まあ・・・ちょっと、ほんのちょっとだけ嬉しかったぞ。」 本当は「すごく」と言いたかったが、その言葉は飲み込んだ。 「ふーん・・・まあ、いいだ。」 チチは不満げに言ってみせたが、内心ではこう思っていた。 ―― 悟空さがおらのことわかってるように、おらも悟空さのことはわかってんだべ。 (終)