約 1,020,729 件
https://w.atwiki.jp/ekkusuz/pages/241.html
第14話「オーシャンタワー」 真治たちがフォレストタワー跡地を出発して二日・・・ デジモンたちはスモールライトで小さくしてかごの中に入れてある。 ドラえもん「そろそろ電池が切れるころだ。今日はここで休もう。」 孝「いや~腹減った~」 真治「いや、でもこの下海だぞ?」 愛「どうやって休むの?」 ドラえもん「ご心配なく。テキオー灯!」 真治たちは海に入っていく。 ドラえもん「テントアパート!」 ドラえもんの出した家に全員入った。 デジモンたちも元の大きさに戻り、暴れまわった。 真治「こら!あんまり暴れるな!」 愛「ねぇねぇ、光ちゃん、見てみて!」 光「なに?わぁ、綺麗・・・」 外にはスイムモンの群れが泳いでいた。 DATA スイムモン 熱帯魚型・成長期・ワクチン種 色鮮やかな体を持つデジモン。大きなヒレを使って、短時間であれば海面を飛ぶことができ、優雅に海面を飛び回るスイムモンの群れはデジタルワールド三大景観のひとつに数えられている。スイムモンの体表を覆う鱗は、色彩を周囲の色合わせられる特性を持っており、巨大な海生デジモンに襲われた際には、カモフラージュして難を逃れることが可能である。必殺技はヒレで敵を切り裂く『スラッシュフィン』とエラから吸い込んだ水を口から打ち出す『ブラインピストル』。 孝「いいや、そんなものより愛ちゃんのほうが・・・」 真治「てめぇはぁ!」 孝「ぐわぁ!!」 孝は台詞を言い切る前に真治に蹴倒された。 京谷とマメイガモンはそれを呆れたように見ている。 真治「ところで、京谷。」 孝を成敗した真治が聞いた。 京谷「なんだい?」 真治「そういえば、お前が何で追われてるのか、聞いてなかったな。」 京谷「ああ、なんだか僕にもよく分からないんだが、マメイガモンと会った時に手に入れたこれが目当てらしくてね。」 そういうと京谷は緑色の機械を取り出した。 真治「あ、俺らもそれ持ってるぜ。」 孝「なんだ、その機械か。」 真治の攻撃によって気絶していた孝が復活した。 愛と光も真治たちのところに来た。 そして、それぞれ機械を見せ合う 真治の赤色、孝の青色、愛の桜色、光の黄色である。 孝「そういえば、あいつらのこれは全部灰色だったな。」 真治「そういえばそうだな。」 その時、 愛「・・・来る!」 京谷「え?」 凄まじい振動がテントアパートを襲った。 孝「何だ!?」 真治「バカいえ、敵襲に決まってるだろ!」 そう真治が言った瞬間、ドアが吹き飛び、中にデプスモンが突っ込んできた。 デプスモン 水棲獣人型・成熟期・データ種 水中での活動が得意で、魚のようにすばやく動く。体のアーマーには耐水性があるため、水の圧力にも耐えられために深海まで潜ることも平気だ。 潜水能力は水中を主に行動範囲とするデジモンの中でも1、2位を争うほど。 必殺技は泡のような爆弾攻撃「バブルボム」。 全員テキオー灯で、水圧には耐えられるものの、自由があまり利かない。 孝「畜生、飯ぐらい食わせろ!」 孝が殴りかかるが、動きが鈍くなって威力が無い。 デプスモンの肩にダイバー姿の人間が乗っている。 ゴボゴボ何かいっているが聞こえない。 京谷「マメイガモン!」 マメイガモン「御意!進化!イガモン!」 イガモン 突然変異型・成熟期・ワクチン種 赤いマスクを被った謎のデジモン。デジモンワールドを渡り歩き“忍”修行を積んでいる。 必殺技は大きな手裏剣で相手を切り刻む「イガ流手裏剣投げ」。 その他、多数の技を持っている。 京谷「イガモン、これを。『トレント』!」 イガモン「喰らうがいい!イガ流手裏剣投げ!」 その巨大手裏剣をデプスモンは簡単に弾く。 しかし、その下に『トレント』を持ったイガモンが突っ込んでくる。 その動きに反応できず、デプスモンは串刺しになった。 イガモン「・・・さらば。」 デプスモンは消滅した。 そしてカードを回収すると、イガモンは退化した。 京谷「さて、ここも危ない。さっさとオーシャンタワーにいこう。」 孝「そうだな。」 光「あれ?ドラえもんは?」 真治「そういえば愛、なんで敵の攻撃が分かったんだ?」 愛「分からない。ただ、突然・・・」 真治「そっか。殺気でも感じたんだろ。(でも、それなら俺や孝に分かる筈・・・)」 京谷「で、ドラえもんは?」 孝「ここにいないってことは・・・」 真治たちは瓦礫と化したテントアパートに駆け寄った。 京谷「やっぱり・・・」 そこには、ドラえもんが目を回して気絶していた。 続く
https://w.atwiki.jp/ekkusuz/pages/218.html
孝治とグリムモンはボロボロの体で帰ってきた。 スーツェーモンは流石にちょっと早すぎたかと多少後悔した様子だった。 「なぁ…スーツェーモン」 「ん?」 「チンロンモンのところの白戸和磨と神田香苗っていうテイマーは知ってるのか?」 「あぁ…かなり有名なテイマーだ。1日でシルバーランクまで昇格したと聞いている…」 「そんなに凄い奴なのか…」 「彼等がどうした?」 「いや、なんでもない」 孝治はそう答え、テイマーホームに帰った。 Evolve14『新たなる力! 混沌の恐怖カオスグリムモン』 グリムモンは相当落ち込んでいた。 ここまで落ち込んでいる…というより、落ち込んでいるグリムモンを始めてみたため、孝治は心配した。 「ハァ…」 先ほどから溜息ばかりついている。 「グリムモン…」 本当に心配になってきた孝治は自分に何か出来ないだろうかと悩む。 しかし、一体どうしたら良いのか分からない。 そして、結果的に何も出来ない自分に対して、孝治も無力だと感じた。 そうした中、結論的に何も出来ない自分は余計なことをするより、そっとしておくのが良いだろうと思い、グリムモンをそっとしておいた。 そして、1時間後…。 孝治のD-サポートにスーツェーモンからの連絡が来た。 『緊急のクエストだ。すぐに来てくれ』 「行くぞ、グリムモン。『ディアライズ!!』」 孝治はグリムモンの返事を聞かず、ディアライズした。 そして、オブサーバールームへ到着した。 「来たな。今回の緊急クエストは、御前たちが依然行った町、ナノマシンシティだ。そして、そこで暴れているグリフォモンを退治して欲しい」 「わかった」 孝治は向かおうとした。 しかし…。 「スーツェーモン!」 孝治が立ち止まった。 「落ち込んでるデジモンに何も出来ない俺って…無力なのか?無力の本当の意味って…何なんだ?」 スーツェーモンは黙っている。 そんなこと考えたことも無かった。 「私にも分からん…。しかし、無力とは力がないという意味ではないと思う」 「そうか…」 迷い戸惑う孝治にスーツェーモンは最後にこう付け足した。 「迷いは心の弱さではない。迷いは新たな答え。そして、正しい答えを導き出すのに必要なことだ。迷って迷って、その挙句に正しい答えを出せるのなら、迷うということは素晴らしいものだと思う。…現に迷うことを恐れ、闇に堕ちたものもいる…」 「迷い…」 「このクエストが終わったら、必要ならば話し合おう」 「………」 孝治はクエストに出発した。 ナノマシンシティに辿り着くと、そこは以前来たときとは大分光景が違っていた。 まるで、何か魔獣に襲われたような…。 そして、その根源である合成獣のようなデジモンを見つけた。 ~データ解析~ グリフォモン 世代:究極体 種族:幻獣型 属性:データ種 詳細:頭と翼は鳥で、胴体は獣。尻尾は蛇の合成獣のような姿をした幻獣型デジモン。超音波攻撃を得意とする。頭と尻尾でよく喧嘩する可愛らしい光景も見られる。 必殺技:スーパーソニックボイス、メビウスバイト 「あれが…グリフォモン…『グリムモン!リアライズ!』」 グリムモンを実体化した。 その瞬間に、マイナスの空気がグリムモンから発せられた。 「グ、グリムモン…切り替えろ!敵がいるぞ!」 『ギャァァァァァァァ!!』 グリフォモンはスーパーソニックボイスをグリムモンに放った。 「グリムモン!今は前を見ろ!」 「ハッ!」 グリムモンは漸く我に返った。 『コールヤンマ!!』 グリムモンはギリギリで攻撃を相殺した。 「やっと我に返ったか…」 『ギャァァァァァァァァァァ!!』 グリフォモンは再びスーパーソニックボイスを放った。 『コールヤンマ!!』 しかし、今回は相殺できず、コールヤンマはスーパーソニックボイスに掻き消され、グリムモンに直撃した。 「グアァァァァァッ!!」 「グリムモン!!」 グリフォモンが勢い良くグリムモンに接近してきた。 「クッ!『コールバット!!』」 グリムモンはコウモリの群れを放ち、グリフォモンの動きを止めた。 『コールバード!!』 そして、左手の碇を放った。 しかし…。 『ギャァァァァァァァァァァァァ!!』 コウモリの群れ諸共、コールバードをスーパーソニックボイスで消し、グリムモンに大きなダメージを負わせた。 グリムモンはそのまま凄い勢いで、後ろへ飛ばされた。 「グアァァッ!!」 「グリムモン!!」 孝治は飛ばされたグリムモンの後を追う。 「ウッ!…何で…俺が…」 「グリムモン!今は悩みを飛ばせ!悩みを抱えながら戦うなんて無理だ!」 「悩み…」 「スーツェーモンは悩みは正しい答えを導き出すのに必要なことだといった。俺もそれは思う。けど、それは時と場所による。下手をすれば、悩みは自分を危険に曝すことだってあるんだ!」 「孝治…」 「グリムモン。御前は自分が無力だと思っている。でも、無力なのは恥でも当たり前なことでもない。生き物皆が無力だからだ。だから、こうやって支えあってる!だからこうやって俺たちは支えあってるんだ!」 「無力だから…支えあう…」 「そうだ!」 そのとき、孝治の後ろからグリフォモンが来た。 「グリムモン…俺は、御前を信じてる!『カオスプログラム発動!!』」 グリムモンの体が赤と青に輝き始めた。 『ギャァァァァァァァァ!!』 グリフォモンはスーパーソニックボイスを孝治に向けて放った。 しかし…。 『コールドラモン!!』 赤い竜が孝治を守った。 『コールレオ!!』 そして、青い獣がグリフォモンを襲った。 「ギャァァァァァッ!!」 グリフォモンはそのまま獣に少し飛ばされた。 「孝治、大丈夫か?」 そこには、グリムモンではなく、青と赤の巨大なロボットのようなデジモンがいた。 ~データ解析~ カオスグリムモン 世代:究極体 種族:不明 属性:不明 詳細:青と赤の巨大なロボットのような姿をしたデジモン。左手のダガーで全てを切り裂き、右手のキャノンから粒子砲などを放つ。翼もほぼ完璧に成長したため、短時間だが、空を飛ぶことも可能になった。 必殺技:コールレオ、コールドラモン、コールレイナー、コールマシーンズ、マルチガトリング、クロノ・ディストラクション 「ギャァァァァァッ!!」 グリフォモンが再び襲い掛かってきた。 「頭を冷やせ!『クロノ・ディストラクション!!』」 カオスグリムモンは体から衝撃波を放った。 無論、グリフォモンは避けられるわけも無く、その攻撃を受けた。 そして、グリフォモンは深い眠りに付いた。 「どう…なったんだ?」 「深い眠りに付かせた。クロノ・ディストラクションは敵の戦意を奪う」 そして、暫くするとグリフォモンが起きた。 どうやら、今まで暴れていたというのが記憶に無いらしく、さっきまでのグリフォモンとは違い、大人しくなっていた。 カオスグリムモンもグリムモンに戻った。 「どうやら、今のカオスプログラムは1回で消えるらしいな…」 孝治が確認したところ、セットしていたカオスプログラムがなくなっていたのだ。 「いや、そんなプログラムはあるはずが無い。多分、それは仮のプログラムなんだと思う…」 グリムモンはそう思った。 グリフォモンは元にいた森に帰って、グリムモンと孝治もユニオンに帰った。 一方、とある場所にいるあるデジモンは…。 「あ!」 「どうした?」 「…グリフォモンへの洗脳が”途絶えた”」 「途絶えた?解けたんじゃなく?」 「ウン…何かが洗脳電波を妨害して、グリフォモンが正気に戻った…」 「…奴等か…」 果たして、この仮面を被り、布を羽織っているデジモンは一体…。 そして、その奥にいるテイマーのような仮面を被った人間は一体何者なのだろうか…。
https://w.atwiki.jp/mmm10/pages/135.html
カルピスがデジモンワールドで新たに発見したデジモンの進化表 幼年期Ⅰ:ちんモン 幼年期Ⅱ:ちんち○モン 性長期 :ペニモン 性熟期 :ペ○スモン 完全体 :メタルペニ○モン 究極体 :ウォーペ○スモン さらにメタルマ○コモンとセクロス進化することによって最強のオメガS○Xモンに進化するぞ! ちんモンが主人公の新アニメ待ったなし!!!
https://w.atwiki.jp/degi-mon/pages/764.html
【名前】 ベルゼブモン(究極体) 【読み方】 べるぜぶもん(きゅうきょくたい) 【世代】 究極体 【種族】 魔王型 【タイプ】 ウイルス 【必殺技】 ダークネスクロウダブルインパクト 【所属】 ナイトメアソルジャーズ七大魔王 【詳細】 多くの悪魔型デジモンを統べる能力を有するが、敢えて孤高の存在を守る究極体の魔王型デジモン。七大魔王の1体。 「その気になれば、闇の軍団『ナイトメアソルジャーズ』の頂点に立てる」と謂われているが、「そのベルゼブモンでも凌駕する程の魔王型デジモンも存在する」とも謂われている。 2丁のショットガン「ベレンヘーナ」を愛用し、巨大なバイク型マシーン「ベヒーモス」を乗りこなす。 性格は無慈悲で冷酷極まりなく、非常にプライドが高いが、決して群れる事や弱者を攻撃する事はない。 力と精神を極限にまで高める事でブラストモードとなり、X抗体バージョンも存在する。 必殺技 ダークネスクロウ 鋭い鉤爪を振り上げ、相手を切り裂く。 ダブルインパクト ベレンヘーナを連射する。
https://w.atwiki.jp/ekkusuz/pages/75.html
オメガモンとデュークモンは力が大きいがために他のロイヤルナイツとは違って軍勢に苦労しなかった。 『ガルルキャノン!!』 『セーバーショット!!』 軍勢はどんどん数が減っていく Evolve62『究極コンビバトル!? 天使と獣の襲撃』 『グレイソード!!』 『ロイヤルセーバー!!』 そして、軍勢は完全に消えた。 「このエリアはもう大丈夫そうだな…オメガモン」 「いや、我々は七大魔王が完全に回復するまで…特にこの世界を救う鍵となる力を持つベルフェモンと篠原雄治が完全に復活しないと…」 「そうだな…」 と、そのとき…。 黒い雲が引き裂かれ光が差し込んだ。 「ッ!?デュークモン!!」 「あぁ…分かっている…強大な力が2つ…こっちに迫ってくる…!」 雲の裂け目から2体のデジモンが現れた。 1体は青い獣のような姿をしたデジモン。 もう1体は金色の翼と鎧を身に纏うデジモン。 「御前たちか!俺たちYMIRの邪魔をする奴等は!」 「何者だ?」 オメガモンが彼らに問う。 「俺はメタルガルルモン!YMIR幹部の1体だ」 「私は同じくセラフィモン…」 ~データ解析~ メタルガルルモン 世代:究極体 種族:サイボーグ型 属性:データ種 必殺技:コキュートスブレス、グレイスクロスフリーザー、ガルルトマホーク、メタルハウリング セラフィモン 世代:究極体 種族:熾天使型 属性:ワクチン種 所属:三大天使 必殺技:セブンへブンズ、テスタメント、ファイナルヒール、アセンションハーロー、ディバインブレーカー 「何のためにこんなことをする?」 デュークモンが冷静に聞いた。 「世界を…手中に入れるため…」 メタルガルルモンも冷静に答えた。 「ならば、神を直接攻撃すればいいだろう?何故下界を…」 「分かってるくせに…現在のデジモンはやはりズルイな…」 「セラフィモン、捌きを与えればいいだけの話だ」 「分かってる!!『セブンへブンズ!!』」 『コキュートスブレス!!』 「この力…オメガモン!」 デュークモンはアイコンタクトでオメガモンに「防げない」と合図した。 オメガモンは頷いた。 オメガモンとデュークモンはその攻撃を避けて接近していった。 「甘い!『メタルハウリング!!』」 メタルガルルモンの重い咆哮を受けてデュークモンとオメガモンは押し戻された。 『アセンションハーロー!!』 デュークモンとオメガモンの頭上から落雷が落ちた。 「グアァァァァァァァッ!!」 「グゥッ…!」 デュークモンとオメガモンはその威力の高さが故に跪いた。 「やはりこの程度…」 セラフィモンは呆れたような顔をした。 「まだ…終わらんぞ…」 デュークモンが立ち上がって言った。 「貴様らのせこい命で何が出来るって言うんだ?」 メタルガルルモンは嫌味ったらしく言った。 「大切なものを…守ることくらいは出来る!!」 オメガモンが答えた。 「大人しくしていてくれたら嬉しいんだが…」 セラフィモンが余裕そうに言った。 果たして、この世界の運命は…。
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/4424.html
400: リラックス :2017/02/28(火) 21 31 11 それでは 注意、複数作品の設定の取捨選択、及びオリジナル設定、TS要素などが含まれます。 それでもよろしい方はゆっくりしていってね! 例によって天寿を全うした嶋田は、悲しいかな慣れ親しんだ感覚と共に有らぬ方向へと飛ばされていくのを感じた。 何度目になるか解からない転生に、それ自体はいい加減諦めるにしても「たまには楽なシナリオをくれ」と溜息を吐きながら、彼は次の転生先へと無事にたどり着くことになる。 「またこのパターンか……」 いい加減『ああ、転生したのか』という感覚がわかるようになってしまった自分に何とも言えない感覚に陥りながらも、状況を確認するために周囲を見回す。 今回は何時もと雰囲気が違い、応える医者や看護師が居ない、どころか人の気配も無いと言う状況に若干の困惑を持ちながらも意識がハッキリして来くると、どうやら暗い建物の中で椅子に座っているということを理解した。 だるい身体で椅子から立つ頃には意識もはっきりしてきており、目が闇に慣れてきて回りを見渡せる様に成ってきていた。 「城、か?」 周りを見れば、周辺は薄暗いものの石造りの像や柱がそびえ立っていることが分かり、遥か上の方にはひび割れたステンドグラスのような物が見て取れる。 「人気の無い城で一人目覚めるってどんな状況だ?商業ファンタジーかなろうファンタジーか知らないが、今度はまさか魔王としてダンジョンの経営でもやれってか?」 其処まで呟いてふと自分の背中や頭に何時もとは違う感覚を覚え、恐る恐る触ってみる。 其処には人間では有り得ない感覚がしっかりと繋がった蝙蝠の様な真っ黒い羽があり、意識すれば動かすことも可能だった。 頭にはこれまた感覚の通った角が存在した。 周囲を見回して鏡を探し、月明かりの差し込むバルコニーを見つけ、そこのガラスに自身の姿を映してみると…… 「デビモンだと……まさか、此処はデジタルワールドなのか?」 其処に写る姿は、デジモンシリーズの悪役として定番キャラとも言えるデビモンであった。 (遂に人間まで辞めてしまったか。まあ、それは良くないが置いておくとして、問題はここが何処かとと言うことと他に転生者が居るかだ。まずはそれだけでも……) 「その様子から中の人が入った物と思いますが、もしかしなくても嶋田さんでしょうか?」 突如として嶋田の考えを遮ったのは聞きなれない女性の声、しかし、何者なのか何となく雰囲気で分かるようになってしまった腐れ縁との再会を喜べば良いのか嘆けば良いのか咄嗟に判断は付かないながらも、嶋田ことデビモンは声の方へ話しかけた。 「そういうお前は、もしかして辻か?」 「そうですよ。それにしても、ラスボスっぽく見えて実のところ中間管理職な所に憑依するとは、本当に嶋田さんは貧乏くじを引かされますねえ」 「それについては言わないでくれ、胃が痛くなるから。所で此処にいるということは、お前もデジモンになったのか?」 「はい、そうですよ今姿をみせますね」 そう言って陰から姿を現したのは複数の羽を生やす小柄な究極体デジモン……ファンからはロリスモンなどと呼ばれることもある魔王型デジモンだった。 驚きながらも嶋田は情報を得るべく会話を続けた。 401: リラックス :2017/02/28(火) 21 32 16 「究極体になってるのはさておき、何と言うかお前の趣味から大分はなれた格好をしてるな……」 「ハハハ、気合と努力と萌えで進化したのは良いですが、まさかこうなるとは思いませんでしたよ」 「確かデジモンの進化には思いの強さも影響するとはいえ、最後のが不味かったんじゃないのか? それよりも、出来れば状況について説明してくれると有難いのだが」 「それは触れないでください。現状、発覚しているのは確認されたデジモンや情勢から、此処がデジモンアドベンチャーの世界に類似した世界だと言う事が解かってます。 そして懸念事項が幾つか」 「そうか、原作、それも無印に類似する世界か……、それが分かるだけでも、って、懸念事項だと?」 取り合えず、貴重な情報を得て頷いた嶋田だが、辻の言う懸念事項という言葉に嫌な予感がしながらも尋ねた。 「どうも、古代デジタルワールド期のデジモンに憑依し、オリジナルのデジタルワールドだと誤解した転生者がいたようなのです。 なので何が起きても大丈夫なように備えようとしたそうなのですが、アニメか漫画かゲームの別の時間軸か、或いはごちゃ混ぜの世界なのか気づいた時には既にやらかしてしまった後だったと……」 「はあ……まあ、デジモン自体がミスや誤植をそのまま『そういう設定だ!』と押し通すブランドだから本編と違う時間軸で関連に気づけないのも仕方ないかもしれんが……具体的には何を?」 「その転生者達はマシン系デジモンに憑依したのを理解した後、何かが起きた際に対応出来るよう力を蓄えることにしたそうです。自分達がマシン系デジモンだったこともあり、整備可能な施設の建築やクロンデジゾイドの研究、マシン系デジモンの開発が主だったようです。 流石に既存デジモンの改造は自重していたようですが」 「連中は倉崎の爺のような連中だったと、それで?」 「それと並行してエネルギー確保のため、偶然発見された大きなエネルギー結晶の解析を行っていたそうなのですが、それを回収している際に配下のデジモンがあるデジモンと交戦してしまったそうなのです」 「あるデジモン?」 「……アルフォースブイドラモン、それもゼロと名乗る個体だったとか。パートナーとなる子供はいなかったようですが」 「ロイヤルナイツの一角じゃねーか!しかもVテイマー01の主人公デジモンかよ! てことは、そのエネルギー結晶体というのは……」 「デジメンタルの欠片だったようですね…… 本編終了後に分割して各地に封印された物だったとか」 「それを回収して回っていたマシン系デジモン……何と無く想像はつくが、その先は?」 「御察しの通り、自然の力を宿すネイチャースピリッツとの間に対立が生じました。しかも、既存デジモンの改造は自重していたものの、開発したマシン系デジモンの実戦データを取るため凶暴なデジモン相手に戦闘データを取ることはしていたことから不信感も強かったようです」 更に言えば、その『凶暴なデジモン』というのにデジメンタルの欠片に近づく者が出ないようわざと配置されていたデジモンが含まれていたことから、ネイチャースピリッツ側からは『凶暴なデジモンの徘徊するエリアに当たりをつけてデジメンタルの回収を目論んでいた』という風に疑われてしまった訳だ。 更に悪いことに、転生者達の生み出したマシン系デジモンは最初に与えられた命令にとことん忠実で、妨害すべく動き出したネイチャースピリッツのデジモン達との争いが頻発するようになっていた。 (ネイチャースピリッツはあくまで勢力であり、高度に組織化されていた訳でなかったことから、転生者達からすると戦闘があったという報告も『縄張りを荒らされると思ったから襲いかかって来た』のと区別がつきにくく把握が遅れたのも大きい) 転生者達が慌てて方針転換すべく動いた時には既にネイチャースピリッツとの争いは不可避な状況になっており、大規模な戦いの末にネイチャースピリッツは敗北、アルフォースブイドラモンも行方不明となったらしい。 402: リラックス :2017/02/28(火) 21 33 05 「微妙にオリジナル要素が入ったのかクロスしたことによる調整なのかはわかりませんが、この時にオーバーライトの激しい古代種が負担を減らすべく既にデジメンタルの一部を利用したアーマー進化が確認されたそうです」 「つまり、この世界における超究極体への進化用のアイテムだったデジメンタルとアーマー進化用のデジメンタルは遡れば同一の物だったと」 「そうなりますね。性能は原作と似たような感じだったそうです。 まあ、それ故に完全体や究極体を人工的に生産出来た転生者達には勝てなかったようですが……」 「設定上、究極体クラスの力を発揮出来るアーマー体はマグナモンくらいだからな……クロスウォーズじゃそれも長いこと維持出来ないことが判明したし……というか転生者達がメタルエンパイアもどきを作り上げてるじゃないかそれ……」 結果、当時の一大勢力であったネイチャースピリッツは壊滅し、勢力が大きく変わることになる。 此処で問題なのはアーマー進化が存在するということは02に至る世界線である可能性が浮上したこと。 壊滅したネイチャースピリッツの中に後に未来の選ばれし子供達のパートナーデジモンになる個体の祖先?が含まれてたんじゃないのか、という懸念等々…… 「という訳で、ネイチャースピリッツの生き残りの保護に動き、デジメンタルを一部返却後、守護デジモン達に保護を頼んだそうです。 私は彼らと出会ってから後、様々な可能性を考慮に入れて観測を続けましたが無印アニメ系列に近い歴史の可能性が非常に高いかと思われます。 ちなみに、その組織は今も転生者達の互助組織として存在してますよ」 「そうか……ということは、他にこっちに来てメタルエンパイアもどきに合流した連中もいるんだな?」 「はい、本拠地のあるフォルダ大陸で主に活動しています。 メタルエンパイアでなくファンタズムパーティという名前ですが。 私がレディーデビモンになっていたことから大体想像がついたので原作悪役デジモンを探してあちこちを巡りましたが、ダークマスターズやヴァンデモン、それからデーモンも転生者でしたよ。予想通り、馴染みの人が憑依していましたね。 他にも夢幻会メンバーが転生しているデジモンは居ると思われます。 未確認情報ですけどサーバ大陸の砂漠地帯でピラミッドから飛行物体が飛んでいるという情報や大型軍艦の艦隊が航行していたという目撃情報もありますから恐らく倉崎翁や南雲さんが居るのでは無いかと思いますが……気になることも多く判明しまして」 「嫌な予感しかしないが、何だ?」 「冨永さんがベルゼブモンになってサーバ大陸をバイクでヒャッハーしていたのと、転生者ではありませんでしたがミレニアモンやデスモンを確認したと言えば大体想像がつくのではないかと」 「……まさか、デ・リーパーやルーチェモンみたいな他作品の悪役もいるのか?」 「アルフォースブイドラモン・ゼロがいましたから、他作品のデジモンがいても不思議はないかと。 それだけでも十分に厄介ですが、DIGITAL_MONSTER_X-evolutionの世界線とも関わっていた場合、デジタルワールドの容量オーバーと、それに伴ってイグドラシルによるプロジェクトアークが実行される可能性すらあります」 403: リラックス :2017/02/28(火) 21 35 47 「……ちなみに、今は時間軸的には原作のどの辺りだ?」 「ヴァンデモンの調査によると現実世界に迷い込んだデジタマをパロットモンが回収に向かった事件がつい先日発生したことがわかってます」 「光ヶ丘事件か……となるとアポカリモンの排除までは大分時間があるな。そして対処しなければならないのは原作通りならアポカリモンと、そいつによる歪みで生じたとされる黒い歯車やダークケーブル、劇場版のディアボロモンやアーマゲモンも入れておくべきか」 原作に近い歴史である以上、主人公に相当する人物の誕生とデジタルワールドへの来訪、そしてそれを引き起こした原因が存在していることも前提として考える必要があった。 「無印や02なら、こちらから手を出さなければ選ばれし子供達と衝突する心配は少ないか?」 「黒い歯車やダークケーブルで他のデジモンを操ったり襲いかかったり、現実世界への侵攻を企てたりしなければ大丈夫でしょう。尤も、それで原作通りにアポカリモンを倒せるまでに成長してくれるかが問題ですが……アポカリモンと戦っている場にはケンタルモンやオーガモンも入り込めた以上、最悪は我々が加勢しても良いかと」 「02に関してはブラックウォーグレイモンはデジモンカイザーがダークタワーを作らなければ誕生せず、デーモンやヴァンデモンはこちら側、及川もヴァンデモンに踊らされなければ闇落ちや暴走は心配しなくとも良いだろう……ミレニアモン関連をこちらで気をつけて一乗寺賢のデジモンカイザー化さえ防げば、ほぼ全てのフラグをヘシ折れるな」 指折り確認して懸念事項を確認していく。 「むしろ、及川を仲間に引き込めないか?アークプロジェクト対策にリアルワールドで別のサーバーを用いて避難先を確保すれば」 「それも可能なら行っておきたいですね。まさか、デジモンが増え過ぎないように定期的に間引く、なんてことをやる訳にはいきませんし」 「やったら確実に討伐対象になるな。ロイヤルナイツですら悪役っぽくなるのに……」 この後、フォルダ大陸に本拠地を置くファンタズムパーティで行われた話し合いの結果、基本的にアポカリモンを倒すまでは主人公達にはノータッチ、或いは影ながらのサポートを行うこと そして02のフラグをヘシ折りながらアークプロジェクトに向けての備えを行うことが決定された。 「どう見ても悪役な我々が余りに動くのも色々とアレだしな」 「しかし、原作のサポートキャラなんて不親切設定にも程があるし」 「ナノモンとゲンナイさんとでファーストコンタクトの時(メール)の印象を比べたら、ゲンナイさんの方が遥かに胡散臭いからな……」 とまあ、方針が決まった後に雑談をするのはお約束。 そして、 「それと、やはり代表は必要なので、それはまた嶋田さんにお願いしたいと思います。取り合えず時間は有りますから頑張って究極体まで進化して下さいね」 「畜生!また、貧乏くじかー!」 嶋田さんが代表役を務めることになるのもやっぱりお約束なのである。 それから、技術畑の転生者が他の作品のデジヴァイスを作ろうとしたり紋章やデジメンタルの解析を行おうとしたり、超巨大マシン型デジモンの建造に挑戦しようとして胃と頭を痛めたり、 そして、文字通り魔王になった辻~んに扱かれて無事(?)究極体まで進化したものの、魔王型デジモン複数を含む強力なウイルス種が多数所属し、急激に力を伸ばす勢力としてウイルスバスターズに目を付けられる羽目になったり、 エージェントや守護デジモンから警戒されたり、更には何故か存在していたゲーム作品や漫画作品の悪役デジモンから接触されたりと、気の休まらない日々を過ごすことになるのも。 404: リラックス :2017/02/28(火) 21 41 27 以上、無印、02を通じて選ばれし子供達がどうしても倒さなければいけないのは実はアポカリモンだけで、その気になれば知らんぷりで片付きかねないので目的らしい目的というか課題を追加しただけ。 某所で目にした設定をパク……参考にしてぶち込んでみた。が、わざわざ出演(名前のみ)してもらったは良いがかなり扱いが悪くなった。ごめんよゼロマル…… 古代デジタルワールド期に活動した転生者の方々?もしかすると嗚呼、我ら地球防衛軍の議長達かも…… 捕捉 アポカリモンが倒されるまで、現実世界の1分はデジタルワールドの1日である。 嶋田さんことバルバモンの明日はどっちだ。
https://w.atwiki.jp/megatenn4f/pages/29.html
究極体 No デジモン名 種族 属性 継承スキル 必殺技 備考 1 クラモン フリー 無 無邪気な瞳 アワ(威力30の魔法攻撃)
https://w.atwiki.jp/ekkusuz/pages/21.html
第7羽話「伝説の戦士団登場!」 ~あらすじ~ポケット村の宿で、DH体フローラモンと対決していたが、フローラモンは仲間をよんで、3匹をききにおとしいれる。 「外までおおいつくすとは、かなりの数だぞ。」 「どうしてくれるんだ!」 「なにがだよ。」 「きみが敵を怒らせるからこうなってしまったじゃないか1」 「いずれこうなるんだよ!」 「ガブモン、ふざけるのもいいかげんにしろ!」 「オレ、ふざけてないぜ!」 「2人とも、けんかはやめるんだ!」 「ケッケッケ さあ、どうするかな?」 「ザコは消えろ!プチファイアー!」 「まったく!ローリングアッパー!」 「レオクロー!」 「バカめ。そんな攻撃で倒せると思ってるのか?」 「今度はこちらがいくぞ!」あわ攻撃!」 「気をつけろ!」 「バドモンの大群が、3匹をおそってきた。いくら幼年期でも、100匹以上の攻撃力はかなりのものだ。それで、3匹は、地面に倒れてしまった。 「このままじゃ、世界を救う前に死んじまう!」 「ど、どうすればいいんだ・・・。」 「進化したいが、エネルギーがたりないもんな・・・。」 「もう、終わりか?やってしまえ!バドモン!」 「了解!『そういくかな?ガイアフォース!』???」 すると、とつぜん、大きな火の玉がとんできた。 「次はオレだ!コキュートスブレス!」 次は、きょうりょくなれいきがとんできた。そして、バドモンたちは、悪質なエネルギーから解放された。 「あ、あなたがたは・・・。」 「もしかして、デジモン戦士団?」 「いかにも。私たちがデジモン戦士団だ。リーダーのメタルガルルモンだ。」 「副リーダーのウォーグレイモンだ。」 「ちっじゃまがはいったか。ここはいったんにげよう。」 「にがさん!ダブルバックハンド!」 「うわあああああ!」 フローラモンはきぜつした。 「とどめだ!プチファイアー!」 そして、フローラモンはたおれ、もとにもどった。なんと、バドモン2体と配合されていたらしく、バドモンもたおれていた。 第7話「伝説の戦士団登場!」 完
https://w.atwiki.jp/digimon_world3/pages/18.html
単体性能評価 ☆5 ☆4 IPパラディンモード、ベルゼブモン ☆3 ☆2 ディアボロモン ☆1 IPパラディンモード パラメータ つよさ まもり せいしん かしこさ すばやさ 炎 水 氷 風 雷 機 闇 上昇値 50 40 50 60 50 0 60 120 90 60 30 90 タイプ 属性 威力 消費MP 習得 ロード 備考 通常攻撃 物理 なし 400 - - - オートリカバー 回復 なし - 82 10 40 じょじょに回復 インパクトラッシュ 物理 なし 720 60 20 60 240x3=720 イレースマジック 回復 なし - 37 30 70 全員異常回復 ソウルプランダー 魔法 なし 350 160 50 90 即死 ファイナルヒール 回復 なし - 240 65 80 全員回復 オメガブレード 物理 なし 500 280 99 - 実際に使用するとインパクトラッシュ一つに頼ることが多い 回復技はMP消費が激しく、大回りな印象 ディアボロモン パラメータ つよさ まもり せいしん かしこさ すばやさ 炎 水 氷 風 雷 機 闇 上昇値 50 40 50 40 70 30 60 60 0 90 60 120 タイプ 属性 威力 消費MP 習得 ロード 備考 通常攻撃 物理 なし 400 - - - デットリーポイズン 魔法 なし 360 90 10 30 毒 パラダイスショック 魔法 なし 300 90 20 65 マヒ コンフューズネブラ 魔法 なし 360 90 40 75 こんらん ヒプノスネブラ 魔法 なし 240 60 55 90 眠り カタストロフィカノン 魔法 闇 800 270 99 - ボス戦で使えない状態異常技しか覚えない 通常敵に重ね掛けして遊ぶしか使い道がないのでは? ベルゼブモン パラメータ つよさ まもり せいしん かしこさ すばやさ 炎 水 氷 風 雷 機 闇 上昇値 60 40 40 60 60 0 60 90 0 60 90 120 タイプ 属性 威力 消費MP 習得 ロード 備考 通常攻撃 物理 なし 400 - - - ダークエレメンタル 魔法 闇 600 120 5 15 ダークネスカース 魔法 闇 700 180 20 40 ブラッディスキュアー 魔法 闇 1050 200 35 70 350x3=1050 コンフューズネブラ 魔法 なし 360 90 50 80 こんらん ソウルプランダー 魔法 なし 350 160 60 90 即死 ダブルインパクト 物理 なし 900 250 99 - 300x3=900 高いMP消費を気にしなければ、物理・魔法ともに全デジモン中最高威力の技を覚える ただし終盤の敵は闇耐性が高いデジモンも多いため、その点には注意
https://w.atwiki.jp/ekkusuz/pages/131.html
第四章第13話「仲間」 混沌のクリスタルを取り込み、人型の究極形態へと進化したカオスロード。 オメガモン「ソニックガルルキャノン!」 だがその光弾はあっけなくカオスロードに弾かれる。 カオスロード「まだ分からないのかい?あのクリスタルの真の力を。」 アルファモン「何だと!?」 カオスロード「あのクリスタルはデクス因子と試作品だった「絶望の種」を強化した「混沌の種」を組み合わせた「カオス・クリスタル」。あのクリスタルは、使用者の負の感情を増幅させ、強化する・・・つまり、君たちの負の感情そのものだ。」 デュークモン「つまり、その力をそのまま君が取り込んだ、って事なのか?」 カオスロード「その通り。まずはこの姿だ!」 カオスロードの体が更に変化し、魔獣の姿へと変わっていく。 カオスロード「グ・・・グルオァァァァァ!!」 樹里「な・・何?あれ・・・」 丈「一体何が起こってるんだ?」 カオスロードデスビーストモード カオスロードビーストモード カオスロードが獣の姿にスライドエボリューションした姿だ!巨大な外見からは想像もつかないほど素早いぞ! 必殺技は「ファントムビーストブレイズ」だ! 獣となったカオスロードは一瞬で聖騎士たちに近づくと鋭い爪で引き裂いた。 インペリアルドラモン「グワアァッ!」 聖騎士たちは一瞬にして退化した。 啓人「なんて速さだ・・・」 大輔「強すぎる・・・」 今はベルゼブモンとオーガモンが迎撃しているが、今にも叩き落されそうだ。 ギルモン「せめて・・・もう少し体力があれば・・・」 その時、四聖獣が到着する。そのままチンロンモンがカオスロードに絡みつく。スーツェーモンも攻撃する。他の二体も迎撃する。 そして去り際にバイフーモンがデジコアをひとつ、子供たちの前に降ろす。すると、そのデジコアは輝き、子供たちと見方のデジモンたちを癒した。 ブイモン「体力が回復した!」 アグモン(無印)「これで進化できる!」 全員が一気に進化した。 「オメガモンクロニクルモード!!」 「メタルガルルモン!」 「ホウオウモン!」 「ヘラクルカブテリモン!」 「プレシオモン!」 「ロゼモン!」 「セラフィモン!」 「オファニモン!」 「インペリアルドラモンクロニクルモード!」 「グランクワガーモン!」 「ヴァルキリモン!」 「ヴァイクモン!」 「デュークモンクロニクルモード!」 「セントガルゴモン!」 「サクヤモン!」 「ジャスティモン!」 「アサルトレオモン!」 「ハイアンドロモン!」 「スサノオモンクロニクルモード!」 「マグナガルルモン!」 「ジェットシルフィーモン!」 「ライノカブテリモン!」 「ダイペンモン!」 「アルファモンクロニクルモード!」 「オウリュウモン!」 「シャイングレイモンバーストモード!」 「ミラージュガオガモンバーストモード!」 「レイヴモンバーストモード!」 「ロゼモンバーストモード!」 更にベルゼブモン、アシュラオーガモンが加わり、一気に必殺技を放った。 全員「四聖獣!離れろ!」 四聖獣は一気に離脱した。 そのままカオスロードに全員の技が直撃する。 全員「ウオォォォォォ!」 カオスロードは吹き飛ばされ、倒れた。 ヴァルキリモン「やったか!?」 だが・・・なんと、近くにいた四聖獣に漆黒の刃が突き立った。 チンロンモン「!!」 スーツェーモン「ばっ、馬鹿な・・・」 バイフーモン「ぐふっ・・・!」 ヴァイクモン「何!」 四聖獣が消滅する。 「さすがにやるね・・・でも・・・」 そこには、無傷のままのカオスロードが現れる。 カオスロード「もう一番弱い魔獣の姿は使えないけど、君たちは負ける。」 カオスロードは怒涛の攻撃を繰り出す。 デジモンたちも必死の抵抗をするが、それも虚しくカオスロードによって傷つけられていく。 オメガモン「もう駄目か・・・?」 インペリアルドラモン「勝てる気がしない・・・」 アルファモン「まったくダメージも受けていないし・・・」 スサノオモン「まったくかなわない・・・」 皆、希望を捨てかけていた。だがこの一言が、みんなの気持ちを変えた。 ベルゼブモン「このまま・・・諦めてもいいのか?」 アサルトレオモン「本当に、それでいいのか?」 プレシオモン「いや、駄目だ。」 シャイングレイモン「まだ動けるなら、」 レイヴモン「まだ戦えるなら、」 ヴァイクモン「未来が信じられるなら」 すべての仲間が希望を取り戻した。 オメガモン「未来が諦められないなら!」 アルファモン「諦めちゃ駄目だ!」 デュークモン「そうだ!諦めずに未来を信じるんだ!」 そして、すべての仲間たちの希望が、奇跡を、起こした。 全員「僕たちは、未来を信じる!セイントフュージョン!」 すべての仲間たちが、未来を信じて、融合した。 「クロニクモン!」 クロニクモン神聖騎士型超究極体ワクチン種 時を守護し、未来の象徴と呼ばれる伝説のデジモンだ! すべてを浄化する力を持っているぞ! 必殺技は光の収束で敵を貫く「セイントバースト」だ! クロニクモン「最後の戦いだ!カオスロード!」 カオスロード「いいだろう、すべてを滅してやるまでだ!」 そして、未来と過去の最後の戦いが始まった。 続く