約 103,417 件
https://w.atwiki.jp/galileodiscorsi/pages/11.html
のべアクセス数 - 人 コメント入力欄を作ってみました。書き込み情報,感想などどうぞ。 -- yokkun (2008-04-28 01 23 49) 図や式を使わないコメントがつらくなってきました。書き込む方法はありますか? -- Leon (2008-05-16 17 07 37) 図を書いて考えているうち浮力と抵抗力を混同していないのでは、と思えてきましたが、よくわかりません。コメントをすこし修正します。 -- Leon (2008-05-16 19 17 30) 数式は,TeX書式を$$...$$でくくれば表示可能ですが,パソコン通信時代からの書式ではどうでしょうか?コーヒーブレイク上の実験を参照ください。 -- yokkun (2008-05-16 20 38 58) 「簡単なTeX書式講座」を開いてみました。 -- yokkun (2008-05-16 22 31 17) 参考資料「粘性抵抗と慣性抵抗」へのリンクを修正しました。 -- yokkun (2008-05-17 09 15 09) jpeg画像を貼り付けるにはどうしたらいいんでしょう。 -- Leon (2008-05-18 09 23 26) 編集画面のマニュアルをごらんください。アップロードしてファイル名指定するか,URLでリンクを貼ります。コーヒーブレイクの写真がどう貼られているか見ていただくと参考になるかと思います。 -- yokkun (2008-05-18 10 08 57) きのうの落下実験の写真をアップしました(メニュー下)。ページに貼り付けていいですか? -- yokkun (2008-05-18 11 24 09) ゴルフボールとピンポン玉の落下のシミュレーションをやってみました。ちなみに浮力と粘性抵抗を考慮しても違いはわずかでした。http //homepage2.nifty.com/ysc/ -- yokkun (2008-05-18 15 11 27) 第1回読書会のページを開きました。写真はそちらに貼りました。 -- yokkun (2008-05-19 13 53 02) 名前 コメント 約7ページの省略部分の要約 アリストテレスの「速さ(同時刻の落下距離)∝重さ」説への批判 物体の形態による媒体の影響(抵抗)について アリストテレスの「速さ∝1/媒体の密度」説への批判,水中を浮上する物体について 「速さ無限大となる媒体=真空」の否定に対して根拠がなくなったこと 比重を等しく調節して水中に物体を静止させることの難しさ キャベツの上の水滴…水粒子間の粘性・凝集力による形の保持について 空気と水との間の反発性について,昇る酒と降りる水の興味深い実験 以下を読むと唐突に液体中の落下運動が出てくるのですが、やはり省略された部分を読みたくなりますね。要約ありがとうございました。(Leon4/22) * 以下 p.219 文庫p.109 原書p.72下より サルヴィアーティ[17] シンプリーチョ[18] サルヴィアーティ[19] シンプリーチョ[20] サルヴィアーティ[21] シンプリーチョ[22] サルヴィアーティ[23] サグレード[24] サルヴィアーティ[17] ・・・・・・抵抗の大きな媒質においては、重さの異なる可動体の持つ速さの差が非常に大きくなることが明らかになりましたが、他にどのようなことがあるでしょう。水銀中では金は鉛より速く底に到達するだけでなく、金だけが水銀中で沈むのであり、他の金属や石はすべて上へ向かって運動し、水銀面上に浮かぶのです。他方空気中では、金、鉛、銅、斑岩や他の重い物質でできた球の間での運動の違いはほとんど全く感じられません。というのは、金の球は、100ブラッチョ(約60m)落下し終わったときに、銅の球を4ディート(約0.24m)も引き離していないことは確かですから。このことを知って、私は、媒質の抵抗が完全になくなれば、すべての物質は等しい速さで落下するという見解に到達したと申し上げましょう。[17] ここの数値もあやしい感じがします。抵抗なしで試算してみると,60mの落下では1/100秒の差だけで0.3mも差が出ます。1/100秒未満の精度で同時に落とすことが可能であったかどうか…。斜面の実験結果を誤って「外挿」していないか心配です。(yokkun 4/20) 鉄が水銀に浮くのは浮力のためですよね。(Leon5/16) 田中一郎著「ガリレオ」(中公新書)p36には、ここに省略されたなかでサルヴィアチが「100ブラッチョ(60m)の高さから落下した100リブラ(34kg)の鉄球は、1リブラ(340g)のより2ディート(12cm)だけ先行する」と発言した部分を挙げて、「今日の空気抵抗についての知識を使って計算すると、それらの差は、サルヴィアチの述べている数センチメートルではなく、1メートルほどになたはずである。このことから、ガリレオは高さ56メートルのピサの斜塔からはもちろんのこと、50ブラッチョの高さからの実験すらしなかったと結論してよいのである。」と指摘しています。さらに続けて、「もちろん実験データをでっち上げたと非難するよりは、この1630年代に正しい落体の法則を得ていたガリレオが、一般読者に理解されやすい例として100ブラチョの高さからの落下実験を提案したと考えるべきである。彼が発見していた理論によると、あらゆる物体は真空中では重さに関係なく同時に落下するのだから、空気中ではアルキメデスの浮力の法則を考慮に入れても、その差はわずか数センチメートルほどであろう。ガリレオは決して実験を軽視したわけではないが、新科学論議の中に出てくる実験は実際に行われた実験について述べたものではなく、このような考察から生み出されたと考えてよい。」とあります。(Leon6/5) なるほど。寛容な見方で,理解できます。それにしても「100ブラッチョ」は意味深で,ピサの斜塔の高さ(55m)にほぼ等しいんですよね。(yokkun 6/5) シンプリーチョ[18] 大変なことをおっしゃいますね、サルヴィアーティさん。たとえ真空中で運動が起こるとしても、一房の羊毛が一片の鉛と同じように速く運動するとはとても信じられません。[18] サルヴィアーティ[19] まあまあ落ち着いて、シンプリーチョさん。あなたの挙げた間題はそれほど難解なものではありませんし、私もそんなに不用意なわけではないのですから、同じ問題を感じたこともなく、したがってまたそれに対する方策も見つけていないと考えられては困ります。そこで私の考えをはっきりさせて、あなた方に理解してもらうために私の説明を聞いていただきましょう。媒質に全く抵抗がなく、そのために可動体の速さの違いをすべて重さの違いに帰さねばならない場合に、その媒質中で重さの大きく異なる可動体に起こることを考察しましょう。空気だけでなく、どんなに希薄で抵抗の少ない物質も全く存在しない空間があれば、我々の探究していることが感覚によってわかるのですが、そのような空間が存在しないので、より希薄で抵抗の小さな媒質中で起こることを、それほど希薄でも抵抗が小さいわけでもない他の媒質中で起こることと比較して観察していくことにしましょう。もし実際に重さの異なる可動体の速さの違いが、媒質の抵抗が小さくなるにつれて小さくなり、そして結局、たとえ真空ではないにせよ他のいかなる媒質よりも希薄な媒質中では、極端に重さの異なる場合でも可動体の速さの違いはごくわずかでほとんど観察できないほどしか認められないということがわかるならば、真空中ではそれらの〔重さの異なる可動体の〕速さは全く等しいという推測も大いに確からしいものと信じてよいように思います。ここでは、表面の境界がはっきりしていて極めて軽い物質でできたものとして、〔空気で〕ふくらませた膀胱を考えたいと思います。空気はあまり圧縮して袋の中に詰めることができないでしょうから、その重さは薄膜自体のわずかな重さだけであり、ふくらませた膀胱と同じ大きさの鉛の重さの1000分の1ほどもないでしょう。シンプリーチョさん、あなたは、両者を4ないし6ブラッチョ(約2.4ないし3.6m)の高さから放すと、鉛は落下の際にどれほどの距離だけ膀胱を引き離すとお考えですか。あなたは以前に鉛の方が1000倍も速いとしましたが、3倍、いや2倍も引き離さないということが確かだとは思いませんか。[19] ここには実験結果の解析手法として,「外挿」の考えがはっきり述べられていますね。媒質がより希薄になるほど,異なる物体による速さの違いがわずかになっていく。したがって,真空中ではその差はなくなるだろうと結論しています。実験科学におけるひとつの重要な手法を教えていることは注目に値します。(yokkun 4/20) 同感です。初めて[10]を読んだとき以上に感動的な展開です。確か「プロジェクト物理」には、重力加速度を斜面の実験の外挿で求めた、とあったと思います。でもガリレオのgは、半分くらいだったとか。(Leon4/22) これを読んで、早速今年は落下運動にはいる前に液体中の落下運動の観察を取り上げています。硬貨・金属球の落下を空気中と水中でおこない、媒質によって抵抗力に違いがあることに気づかせています。(Leon4/22) シンプリーチョ[20] 運動の初めすなわち最初の4ないし6ブラッチョ(約2.4ないし3.6m)では、あなたの言うことも起こり得るでしょう。しかしさらに進んで長い時間のうちには、鉛は、〔全体の〕距離を12の部分に分けると、その6だけでなく8も10も膀胱を引き離すと思いますが。[20] サルヴィアーティ[21] 私もまた同じ考えですし、非常に大きな距離の場合には、膀胱が1ミーリオ(約1.654m)の距離も通過しないうちに鉛が100ミーリオ(約165.4m)を通過しうるということを疑いません。しかしシンプリーチョさん、あなたはこのことを私の命題に反する現象として証明されましたが、これは私の命題を大いに確かなものにするものなのです。(繰り返しますが)私の意図は次のことを明らかにすることにあります。それは、重さの異なる可動体の速さの違いの原因は異なる重さにあるのでは全くなく、外的で付帯的なこと、特に媒質の抵抗によるのですから、抵抗がなければすべての可動体は同じ速さの度合で運動するだろうということです。そしてこのことを私は主に、たった今あなたが認めた全く正しいことから、すなわち重さの大きく異なる可動体の速さの差は、それらが通過する距離が大きくなるにつれて大きくなるということから導き出します。このような現象は、速さの違いが重さの違いによる場合には起こり得ないのです。実際に重さの違いは常に一定ですから通過距離相互の比は一定でなければならないはずなのに、その比は運動の続く間、常に増加していくことを我々は見ているのです。極めて重い可動体は、1ブラッチョ(約0.60m)落下する際には極めて軽い可動体を落下距離の10分の1も引き離しませんが、12ブラッチョ(約7.20m)落下する際には3分の1は引き離すでしょうし、100ブラッチョなら100分の90も引き離すでしょう。[21] シンプリーチョ[22] 全く結構です。しかしあなたの議論に従って、それぞれの重さが変化しない以上、重さの異なる可動体におけるその重さの違いは〔一定のままであって〕それらの速さの比の変化を引き起こし得ないとするならば、媒質もまた常に同一であると仮定されていますから、速さの比にいかなる変化も引き起こし得ないことになるでしょう。[22] このシンプリーチョの発言が今ひとつピンときません。矛盾を指摘しているのですが、噛み砕いてもらえませんか。(Leon5/14) 落下距離の増加とともに,2つの落体の落下距離の比が増大する事実は,落下する速さの比を重さの比に等しいとするアリストテレスの理論では説明できず,したがってその理由を落体以外のものすなわち媒質の抵抗に求めるべきとするサルヴィアーティに対して,媒質も2つの落体にとってその落下の間変わらないのだから,変わらない重さの比で説明できないことをどうして変わらない媒質からの影響によって説明できるのかというシンプリーチョなりの論理展開を試みたという設定だと思います。(yokkun 5/15) なるほどわかりました。(Leon5/16) サルヴィアーティ[23] 私の述べたことに対してあなたがなされた反論は鋭いものであり、このことは解決しておく必要が大いにあります。そこで私は次のように説明しましょう。 重い物体は本性上、それらの共通の中心すなわち地球の中心へ向かう運動をするような内在的な原理を持っています。その運動は常に加速され、その加速は常に均等です。すなわち等しい時間のうちに、等しいモメントゥムと速さの度合が、新たに付け加わります。そしてこのことは、すべての付帯的で外的な妨げが取り除かれたときには、いつでも実現するものと理解されねばなりません。 しかしこれらの妨げの中には取り除くことのできないものがあります。それは〔物質で〕充満した媒質の妨げであり、可動体は落下する際にそれを切り開き、脇へ押しのけねばなりません。媒質は確かに従順で穏やかな流動体ではありますが、その中を通っていく運動に対してはやはり抵抗するのです。そしてこの抵抗は、可動体を通すために媒質が道を開けるのが遅くてもよいかそれとも速くなければならないかによって、小さくなったり大きくなったりします。すでに述べたように、可動体はその本性上絶えず加速されていますから、その結果絶えず以前よりも大きな抵抗を媒質中で受けることになります。そしてそのために新たに速さの度合を獲得するのが遅くなり、少なくなります。その結果ついに速さがある値に到達し、媒質の抵抗もその速さと釣り合うような大きさになります。したがって可動体はそれ以上加速されず、均等で一様な運動をするようになり、この状態がその後もずっと保たれるのです。それ故、媒質における抵抗の増大は、媒質の本質が変わるためではなく、落下物体が次々に加速されていくので、それを通過させるために媒質が道を開き、脇にのかねばならないその速さが変わることによって起こるのです。 媒質の抵抗が物体の速さとともに増大し,そのために加速度が小さくなっていき,落体はやがて終端速度に達するであろうということを概ね正確に論じていると思います。(yokkun 4/24) 抵抗を受ける物体の運動の様子を正確に捉えているのは驚きです。しかも、内在的な原理による加速と媒質の抵抗を対比させ、物体が速くなると媒質の抵抗も大きくなること、それによって地球の中心へ向かう加速が少なくなり終端速度に至る、ととらえています。すごいの一言ですが、どのようにしてこのような見方を獲得できたのか知りたいところです。(Leon5/14) 推測の域を出ませんが,ガリレオは軍事用コンパスの製作・改良を手がけていますね。このコンパスは一種の計算尺で,大砲の火薬量と角度から弾道を計算することなどの機能ももっていたらしいのです。すると,投射体に対する空気抵抗の影響についても経験的にはある程度知っていたのではないかと思われます。(yokkun 5/15) (参考)http //brunelleschi.imss.fi.it/esplora/compasso/ 「可動体は絶えず加速されていますからその結果絶えず以前よりも大きな抵抗を媒質中で受けることになります」は、粘性抵抗の性質をかなり的確にとらえていますね。(Leon5/16) さて空気の抵抗は、膀胱のわずかなモメントゥムに対しては非常に大きく、極めて重い鉛に対しては非常に小さいことがわかっていますから、この抵抗を完全に取り除くと膀胱が動くのは極めて容易になりますが、鉛の方はほとんど変わらないでしょう。ですから、両方の速さが等しくなるのは確かだと私は思います。真空であるために、あるいは他の理由によって運動の速さに対するいかなる抵抗も存在しない媒質中では、全ての可動体の速さが等しいということを原理として仮定すれば、〔物質で〕充満した同一の媒質あるいは〔物質で〕充満した異なる媒質、したがって抵抗のある媒質中での同じ種類または異なる種類の可動体の速さの比を矛盾なく決めることができるでしょう。そしてこのことを達成するためには、媒質の重さがどれだけ可動体の重さを減らすかに注意しさえすればよいのです。それ自身の重さを手段として可動体は媒質の一部を脇に押しのけて進むのです。このような働きは真空中では起こらず、そのために重さの差からはいかなる〔速さの〕差が生じることも期待できないのです。そして媒質がその中にある物体の重さを、それと同じ分量の媒質の重さ分だけ減らし、その比に従って、(仮定されているように)抵抗のない媒質中では等しいはずの可動体の速さを減らすことは明らかなので、そのことから求めていたことを得るでしょう。 ここでガリレオ(サルヴィアーティ)は誤って浮力を抵抗とすりかえてしまったように思われますが,どうでしょうか? もしそうだとすれば,せっかく「省略部分」で流体の粘性や凝集力というものに一度は迫り,なおかつすぐ上で媒質に与えるべき運動量の大小という核心に肉薄したのに,実に惜しいことです。(yokkun 4/24) ちなみに,粘性・凝集力はいわゆる「粘性抵抗」の原因,媒質に運動量を与えることに対する反作用はいわゆる「慣性抵抗」の原因ですね。ガリレオは媒質による抵抗の2つの原因にせまりながら,その定量化の困難さを前に回避してしまったのではないでしょうか?無理もないことですが,いきなり浮力へと脱線したのはちょっとまずい展開だった気がします。(yokkun 4/25) (参考:http //spinman.phys.metro-u.ac.jp/Lecture/Mech/Viscosity/Viscosity.html ) 「ぼくらはガリレオ」には、ガリレオがアルキメデスの王冠の実験を追試したことが詳細に述べられていますね。浮力については定量的によく知っていたわけです。(Leon5/15) 例を挙げると次のようになります。鉛は空気より10000倍重く、黒檀は1000倍だけ重いと仮定しましょう。これら二つの物質の速さは、絶対的なものとして考えれば、すなわちあらゆる抵抗を取り除くとすれば等しいはずですが、空気は、鉛からは10000の度合のうちの1を差し引き、黒檀からは1000の度合のうちの1を、言い換えれば10000のうちの10を取り去ります。ですから、鉛と黒檀を空気中で任意の高さから落下させると、空気による抵抗がなければその高さを同じ時間で通過するはずですが、空気が、鉛からは10000の度合のうちの1を差し引き、黒檀からは10000の度合のうちの10を差し引くのです。 この部分、明らかに抵抗を浮力としてとらえています。(Leon5/15) 密度によって決まる抵抗と,先に述べている速さによって変わる抵抗との間の整合がついていないように思います。それとも,ガリレオのこの部分の仮説はいわゆる終端速度に関するものなのでしょうか?(yokkun 5/15) どうやら混同ではなさそうだという気もするのですが、すっきりしません。浮力が重さを弱める分だけ、これらの合力と釣り合う抵抗力も小さくなるとも読めるのですが。もちろんその結果として、終端速度も遅くなるのでしょう。混同しているのかしていないのか、わからなくなってきました。(Leon5/16) なるほど。浮力は重さを弱め,それとつりあうべき抵抗を減らす。するとより小さい速さで終端速度に達するということですね。落下のほとんどが終端速度によるものであれば,落下距離は結果的に終端速度に比例する。するとガリレオの理論は,抵抗力が速さに比例するとしているものと読めますね。もしこの読み方がガリレオの意図するものに一致するのならば,理論上は間違ってはいるものの,その論理展開は筋が通っているように思えてきます。(yokkun 5/16) 今日Leonさんがちょっと触れたように,ガリレオは終端速度だけでなく同時刻の速さが落体と媒質の密度の差に比例すると考えたかもしれませんね。いまふうの表現を試みると,落体の密度をρ,体積をV,媒質の密度をρ_0としたとき,同時刻において媒質中の速さvと真空中の速さv_vに対して また,これは粘性抵抗中の終端速度v_tに関する現代的な解釈 に通じる部分があるようにも思えます。決定的な相違は係数m/k=ρV/kが密度ρが同じであっても同一にはならないということですね。V/kの中にガリレオが見落とした抵抗の形や大きさへの依存関係が含まれています。(yokkun 5/17) ということは、これらの可動体が出発した高さ〔からの落下距離〕を10000の部分に分けたとすれば、鉛は地面に着いたときに黒檀を10000の部分のうちの10だけいや9だけ引き離しているということになります。そしてこのことは、鉛球を200ブラッチョ(約120m)の高さの塔から落下させると、それは黒檀の球を4ディート(約24cm)も引き離さないということに他ならないのではありませんか。黒檀は空気よりも1000倍重いのですが、ふくらんだ膀胱は空気よりも四倍重いだけです。そこで空気は、黒檀の内在的な本来の速さからその1000の度合のうちの1を差し引きます。しかし絶対的なものとしては同一である膀胱の速さからはその4分の1差し引いてしまうのです。その結果、黒檀が塔から落下して地面に着いたときに膀胱は4分の3しか通過していないでしょう。鉛は水よりも12倍重いのですが、象牙は2倍重いだけです。両方とも絶対的な速さは等しいのですが、水は鉛からはその速さの12分の1を、象牙からはその半分を取り去ります。そこで水中では、鉛が11ブラッチョ(約6.6m)沈んだときに象牙は6ブラッチョ(約3.6m)沈むことになるでしょう。さらにこの規則を用いて論じていけば、この計算の方がアリストテレスのものよりもはるかによく実験に対応することがわかると思います。 一つ上の段落で力の関係を述べ、そこからいきなり落下距離の関係を述べています。抵抗力を受けた落下運動で、落下距離の比が力の比になるでしょうか?(Leon5/16) 同様にして、異なる流動的な媒質中での同一の可動体の速さの比は、媒質の異なる抵抗を比較することによってではなく、可動体の重さの媒質の重さに対する超過分を考察することによって見出せるでしょう。たとえば錫は空気よりも1000倍重く、水よりも10倍重いのですから、錫の絶対的な〔落下の〕速さを1000の度合に分けるとすると、空気はその速さの1000分の1の部分を取り去ります。したがって空気中では錫は999の度合〔の速さ〕で運動するでしょう。しかし水中では900の度合だけになるはずです。というのは、水は錫の速さの10分の1の部分を、空気は1000分の1の部分を取り去るからです。 今度は力の比から速さ(終端速度?)の比がわかる、という説明になっています。(Leon5/16) 水よりわずかに重い固体を考えましょう。たとえばそれが樫材であるとして、その球の重さが1000ドランマ(約2000g)で、同じ分量の水が950ドランマ(約1900g)、空気が2ドランマ(約4g)としましょう。樫の絶対的な〔落下の〕速さが10000の度合であると仮定すると、空気中では998の度合が残りますが、水中では50しか残らないことは明らかです。というのは、水が1000の重さの度合のうちの950gを取り去り、50しか残さないのですから。それ故このような固体は、その重さの水の重さに対する超過分がその固有の重さの20分の1ですので、空気中では水中よりもほば20倍速く運動するでしょう。物体は、その種に固有の重さ〔比重〕が水よりも大きく、したがって空気より何百倍も重くなければ、水中で下方へ運動し得ないのですから、これらの〔水に沈む〕物体の空気中および水中における速さの比がどれだけであるかを求めるにあたって、空気はそのような物体の絶対的な重さから、したがってその絶対的な速さから、間題になるほどのものを取り去りはしないと認めたところでさほどの誤差はないでしょう。ですから、それらの物体の重さの水の重さに対する超過分がわかればすぐに、それらの空気中での速さが水中での速さに対して持つ比は、その全体の重さが水の重さに対する超過分に対して持つ比と同一であると言えるでしょう。たとえばある象牙の重さが20オンチャ(約600g)で、同じ分量の水の重さが17オンチャ(約510g)だとします。すると象牙の空気中での速さ対水中での速さはほぼ20対3になります。[23] サグレード[24] それ自体とても興味深く、また私が幾度も頭を悩ませたにもかかわらず徒労に終わった問題について、非常に大きな収穫を得ることができました。またこの考察を現実に用いるにあたっては、空気と水の重さの比がどれほどであり、したがって空気と他の重い物質との重さの比がどれほどであるかを知る方法を見出すことの他にはもはや何も問題はないでしょう。[24]〔Ⅷ,pp116-121〕(伊藤和行訳) ページの先頭に戻る
https://w.atwiki.jp/shomen-study7/pages/68.html
文部科学省
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/1729.html
魔科学(まかがく) + 目次 ファンタジア シンフォニア TOPなりきりダンジョン TOPなりきりダンジョン(小説版) レディアントマイソロジー 関連リンク関連項目 類似項目 被リンクページ ファンタジア 魔術のつかえない人間達が、科学の力を利用して魔術を使えるようにした技術。 強い魔力を使用できるが大量のマナを消費する。 魔導砲やレアバードがこの技術の産物である。 エルフが里にハーフエルフを入れない理由はこの魔科学の発展に エルフの長寿と聡明さ、人間の貪欲さを大いに寄与したためである。 もちろん、すべてのハーフエルフが魔科学の発展に手を貸したわけではないのだが…。 ▲ シンフォニア 魔術の使えない人間達が、科学の力を利用して魔術を使えるようにした技術。 強い魔力を使用できるが大量のマナを消費する。 魔導砲やレアバードがこの技術の産物である。 カーラーン大戦時に大いに使われていたもので、大樹カーラーンが枯れた原因。 ユグドラシルは大樹の種子と世界を守るため、 マナの消費量を抑えるために世界を二つに分け、さらに精霊の力によって楔を守護させ マナの流れを調整することで世界が必要以上に繁栄することも抑えられ、 また繁栄に伴った魔科学による戦争も抑えられるという「大地延命計画」を行なっている。 ▲ TOPなりきりダンジョン デリス・カーラーンでも魔科学の研究が行われており、パレスグドラとパレスセダムの戦争において開発された魔科学兵器が原因で、デリス・カーラーンはマナが枯渇し、死の星と化してしまう。 小説版での追加補足設定によれば、「理論魔科学」と「実践魔科学」の2種類があり、実践の方を修めていないと、専門的な魔科学製品の場合、取り付けにすら苦労する。 ▲ TOPなりきりダンジョン(小説版) 4408年では時代遅れの技術とされており学界からは異端視されていた。4354年にマナが激減する事件「大消失」が起きたため、立証することができなくなり机上の空論と化している。 下巻にて、『実践魔科学』と『理論魔科学』の二つが学問上はあるとされており、エリックは後者の理論しか学んでいなかったため、クラースが発明したマナパックをレアバードに取り付けるだけでも四日かかった。 ▲ レディアントマイソロジー アウロラがガヴァダにもたらした技術。これにより貧しかったガヴァダは一気に発展したが、マナを大量に消費するという欠点があり、ガヴァダの大地をマナの大量消費により脆弱化させ、ギルガリムに捕食させるのがアウロラの真の狙いだった。 ▲ 関連リンク 関連項目 設定:マナ 設定:魔導砲 類似項目 被リンクページ + 被リンクページ 設定:TOPなりきりダンジョン 設定:TOSラタトスクの騎士 設定:ま行 設定:エルフ 設定:シンフォニア 設定:テセアラ 設定:ハーフエルフ 設定:ファンタジア 設定:マナ 設定:ユークリッド国営科学アカデミー 設定:ヴァルハラ戦役 設定:世界樹ユグドラシル 設定:人間 設定:天界 設定:譜業 設定:魔導砲 設定:魔族 設定:魔科学研究所 ▲
https://w.atwiki.jp/sheeny/pages/21.html
科学者側 蒼村 鉄 夕霧 キャルキュレーター code=アルメ
https://w.atwiki.jp/ut2012s131/pages/61.html
基本情報 授業科目名 図形科学Ⅰ 時間割コード 20013 曜限 月1 教室 184教室、192教室 教員 横山 ゆりか 最終更新 2012年10月02日 (火) 18時08分13秒
https://w.atwiki.jp/sankonoturugi/pages/24.html
任務「下邳3(22)」をクリアで解放 対応しているダンジョンをクリアすることで研究可能になり、資源を一定量払った後研究(時間が必要)することで今後常に発動し続ける。 研究10分につき1金貨で加速することが出来る 一部に後半意味が消えるものや、人によっては全く意味がないものがあるので資源をケチってる人は見極めることで少し無駄を減らせます。 ・科学技術一覧(仮) レベル 科学技術名 効果 必要資源 研究時間 必須 22 鍛錬1 戦闘で武将が獲得できる経験値が50%増加 銀貨6000木材2000食料2000 0秒 ○ 23 兵種レベルアップ1 兵種がレベル2に上昇、戦闘力が上昇、兵士募集消費が増加 銀貨2000木材8000食料2000 5秒 ○ 27 兵招集1 武将は3つ多く陣形の兵招集が可能(兵士が3列になる) 銀貨6000木材9000食料3000 5秒 ○ 30 統帥力1 1人多く武将を募集できる 銀貨20000木材20000食料8000 30分 ○ 32 線香と蝋燭の祭祀 金貨祭祀効果が50%追加上昇 銀貨45000 60分 △ 33 強壮 武将の攻撃、防御、兵力がすべて上昇 銀貨12000木材20000食料12000 30分 ○ 35 市場交易1 市場の回数が(60分→30分)に1回復するようになる 木材10000食料10000 50分 ○ 36 倉庫建設 資源の上限が20%上昇 銀貨15000木材15000食料15000 30分 ○ 40 勇敢 武将戦法ダメージが10%増加 銀貨15000木材15000食料15000 40分 ○ 42 兵種レベルアップ2 兵種は3レベルに上昇、戦闘力が上昇、兵士募集消費が増加 銀貨20000木材40000食料20000 50分 ○ 46 兵招集2 武将はさらに3つ多く陣形の兵招集が可能(さらに1列多く兵を増やす) 銀貨50000木材50000食料25000 60分 ○ 48 挑戦1 功労ボーナス受取上限を上げる。ボーナスレベル2の功労宝箱 銀貨25000木材25000 80分 ○ 49 五穀豊穣 ジャストボーナス量が上昇 銀貨25000木材25000 60分 ○ 51 功労強化1 功労ランキングボーナスで精鉄を獲得できる 銀貨100000木材50000食料25000 60分 ○ 52 秘技 赤色以上の上級装備スキルが最高レベルで同じ場合、秘技が解放される 銀貨50000木材50000食料50000 60分 ○ 53 出世運 官職は鉱山生産量を増加できる 銀貨50000木材50000食料25000 60分 ○ 54 兵種レベルアップ3 兵種がレベル4に上昇、戦闘力が上昇、兵士募集消費が増加 銀貨75000木材100000 60分 ○ 56 募集 募兵速度が20%増加 銀貨25000木材25000 60分 ○ 57 挑戦2 功労ボーナス受取上限を上げる。ボーナスレベル3の功労宝箱 銀貨30000木材30000 60分 ○ 59 自動戦術 戦闘中に最適な戦術を自動で選択可能 銀貨60000木材60000 60分 ○ 60 強靭 部隊の戦法に対する防御が5%増加 銀貨60000木材60000 60分 ○ 61 攻城功労 応援、攻撃補助、城占領で相応の功労が獲得できる 銀貨60000木材48000食料30000 60分 ○ 62 倉庫建設 資源の上限が20%増加 銀貨30000木材30000食料30000 60分 △ 64 献策 文官の枠を1つ追加 銀貨90000木材60000 5分 ○ 65 挑戦3 功労ボーナス受取上限を上げる。ボーナスレベル4の功労宝箱 銀貨30000木材30000 60分 ○ 66 借兵強化1 金貨で借兵する場合、主将は追加の経験値を獲得できる 銀貨140000木材140000 60分 ---- 67 統帥力2 もう1人多く武将を募集できる 銀貨60000木材60000 60分 ○ 68 国戦号令 集団軍と征召令を使用できる 銀貨60000木材60000食料30000精鉄1200 60分 △ 69 世界シナリオ1 イージー世界シナリオを開放、完了すると大量の経験値を獲得できる 銀貨60000木材60000 60分 ○ 70 順調 闇市での1回の取引量が激増 銀貨30000木材30000 60分 △ 71 戦場清掃1 攻城功労は毎ポイント50の主将経験値で、1日の上限は50万経験値 銀貨50000木材50000精鉄2500 60分 ○ 72 錬磨1 主将が獲得する国戦経験値が50%増加 銀貨120000木材120000食料60000 60分 ○ 73 自動国戦 武将が目標の城に向けて占領するまで自動で派兵し、30分間続く。 銀貨50000木材50000食料50000 11分40秒 △ 74 精鉄市場 市場に精鉄資源が出現 銀貨180000木材120000精鉄6000 60分 ○ 74 功労強化2 科学技術レベルアップ後、功労ランキングから経験値を獲得できる 銀貨150000木材90000精鉄900 60分 ○ 75 装備セット 装備セットを合成できる 銀貨180000木材120000 60分 ○ 76 方術隠者1 世界で方術隠者が出現する、木材で無料借兵回数を獲得できます 銀貨150000木材120000 60分 △ 77 挑戦4 功労ボーナス受取上限を上げる。ボーナスレベル5の功労宝箱 銀貨70000木材70000 60分 ○ 78 功労強化3 功労ランキングボーナスで精鉄生産量が50%上昇 銀貨180000木材120000精鉄600 60分 ○ 79 借兵強化2 金貨で借兵する場合、主将は追加の経験値を獲得できる 銀貨140000木材140000 60分 ---- 80 世界シナリオ2 ノーマル世界シナリオを開放、完了すると大量の経験値を獲得できる 銀貨60000木材60000食料60000 60分 ○ 81 機敏1 敵軍のLv1のわな回数を消費し、わなの影響を受けない 銀貨60000木材120000食料60000 60分 ? 82 戦場清掃2 攻城功労は毎ポイント100の主将経験値で、1日の上限は100万経験値 銀貨100000木材100000精鉄2500 60分 ○ 83 牢屋の道具 捕虜の労働時に労働経験を確定で手に入れる 銀貨50000木材100000 60分 ○ 83 酒場の改装 酒場更新cdが10分に短縮 銀貨50000木材50000 11分40秒 ○ 84 錬磨2 主将が獲得する国戦経験値が30%増加 銀貨120000木材120000食料60000 60分 ○ 85 世界シナリオ3 ハード世界シナリオを開放、完了すると大量の経験値を獲得できる 銀貨60000木材60000食料60000 60分 ○ 86 突進強化 自軍の人数が敵軍の人数より2倍多い場合突進が可能 銀貨60000木材60000食料60000精鉄600 60分 ○ 87 方術隠者2 方術隠者の出現回数が増加 銀貨300000木材120000 60分 △ 88 功労強化4 功労ランキングボーナスで精鉄生産量が50%上昇 銀貨120000木材120000精鉄3000 60分 ○ 89 借兵強化3 金貨で借兵する場合、主将は追加の経験値を獲得できる 銀貨140000木材140000 60分 ---- 90 宝石入門 宝石(最高8レベル)を開放し、世界に宝石商人が出現 銀貨60000木材60000食料60000精鉄60000 60分 ○ 91 世界シナリオ4 地獄世界シナリオを開放、完了すると大量の経験値を獲得できる 銀貨120000木材120000食料60000 60分 △ 92 挑戦5 功労ボーナス受取上限を上げる。ボーナスレベル6の功労宝箱 銀貨70000木材70000食料70000精鉄3500 60分 ○ 95 世界シナリオ5 戦神世界シナリオを開放、完了すると大量の経験値が獲得できる 銀貨180000木材180000食料120000 60分 △ 99 借兵強化4 金貨で借兵する場合、主将は追加の経験値を獲得できる 銀貨140000木材140000 60分 ---- 100 初級宝石 レベル10の宝石を開放、宝石祭祀が解放される ○ 105 中級宝石 レベル12の宝石を開放 ○ 109 借兵強化5 金貨で借兵する場合、主将は追加の経験値を獲得できる 銀貨140000木材140000 60分 ---- 110 高級宝石 レベル14の宝石を開放 銀貨72000木材72000食料72000精鉄72000 60分 ○ 115 特級宝石 レベル15の宝石の開放と宝石ランクアップ ○ 119 借兵強化6 金貨で借兵する場合、主将は追加の経験値を獲得できる ---- ・借兵強化 無料借兵の場合一切効果がないので金貨使う気がない人は放置推奨 ・方術隠者 術師工房建築後効果はなくなりますが、建築までに借兵たくさん使いたい方はどうぞ。(上限30に達している場合はもらえないことも考慮しよう) ・世界シナリオ レベルを上げる際には欲しいがキャップが近くなって来ると必要に感じない ・挑戦 功労が稼げなくて功労宝箱1個目しか受け取れないって人は強化しないのもあり それ以外の人は研究しよう
https://w.atwiki.jp/rikken/pages/22.html
産業と科学
https://w.atwiki.jp/kss17/pages/11.html
科学英語用
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/4423.html
「地球の平和は、我々科学特捜隊の手で守り抜いていこう!」 円谷プロの特撮作品『ウルトラマン』に登場した防衛チーム。 国際科学警察機構の下部組織で、正式名称は「科学特別捜査隊」だが、作中歌などではこの「科学特捜隊」の呼称が使われる。 さらに略した「科特隊(かとくたい)」という呼称もあり、こちらもしばしば用いられる。 作中でウルトラマンに変身するハヤタ隊員も、この組織の一員である。 基本的には怪事件調査を専門とする組織であり、怪獣との戦闘は本来は特別任務とされている。 本部はパリに存在し、『ウルトラマン』作中に登場しているのは極東支部。 極東支部は5人一班二十組の合計百名で構成されており、テレビで活躍したのはその中のムラマツ班である。 映像作品においては、他に亜光速宇宙航行の実験と宇宙探査を主任務とするサコミズ班が確認されている。 漫画作品では『TheFIRST』にて、警視庁と協力して車両やバイクで都内のパトロールを行うヤマト班、 科特隊独自の通信網やオペレーションシステムを担当しているミナト班、サイゴー長官直属と思われるサイゴー班が登場している。 このうちサコミズ班のキャップであるサコミズ・シンゴは、ウラシマ効果によって若いまま宇宙から帰還。 後年の『ウルトラマンメビウス』においてCREW GUYS総監にしてGUYS JAPAN隊長となった。 また『メビウス』に登場したアライソ整備長は科特隊時代から防衛チームの機体整備に関わっており、 『TheFIRST』にもジェットビートル整備班の班長や、女性整備士のヒナタ整備士が登場しているなど、 事件調査に赴くいわゆる「科特隊隊員」以外の支援要員も多数所属している事がうかがえる。 英語表記は「SSSP」(Science Special Search Party)。すげー直訳 この名称は『メビウス』ではアーカイヴドキュメントのレジストコードにも使用されており、発音は「スリーエスピー」。 なお、『ウルトラマン』本編での読み方は不明(メカに書かれているだけで読まれた事が無い)。 また、設定上の関連は無いが、『ウルトラマンオーブ』に登場する怪奇現象追跡サイト「SSP」の名前はSSSPが元ネタになっている。 こちらは「サムシング・サーチ・ピープル」の略で、劇中では専ら略さずに呼ばれる事が多い。 高校卒業後に入所できる科学特捜隊養成所で過酷な訓練を経た人間しか隊員にはなれず、 その訓練は五十人いた候補生の内、たったの四人しか卒業できなかったと言うほど。 + 科特隊養成所訓練カリキュラム まず高校卒業後に入所試験を受ける場合、その倍率は一千四百倍。 体力と学力を問われるこの試験に合格しなければまずお話にならない。 入所後はまず朝五時に起床。 射撃訓練や朝食を済ませると七時から午後二時まで、昼食を挟んで座学が行われる。 この多岐に亘る学科は全て必修であり、全てのテストに百点を取れないと落第させられてしまう。 午後二時から午後六時までは運動となり、格闘技や剣道など五十種目のスポーツを行う。 そして夕食休憩を経た後は、スライドを用いて宇宙学、怪獣学、異星人や怪獣の調査研究を行う。 全ての訓練を終えて就寝する頃には午前0時を過ぎており、四時間強でまた次の一日が始まる。 その他に航空機や潜水艇の操縦訓練や、一ヶ月に及ぶ長期間単独飛行(食料は半月分のみ!)や、 暗密室に二ヶ月閉じこもったり、空中ブランコの上で断食生活を一週間、エトセトラ、エトセトラ。 こうした各種の極限状態に追い込む訓練を含め、カリキュラムは休み無しで三年間実施される。 そりゃあ精鋭揃いになるというか、精鋭しか残らないというか……。 とはいえ『ウルトラマン』本編を見るだに怪獣や宇宙人の侵略、怪事件が頻発しているのがこの地球である。 それら人類の想像を絶する未知の脅威に立ち向かう最前線に赴くのだから、これくらいしなければ、という事か。 しかし候補生が50人×志願率1400倍=年ごとに7万人もこの過酷な訓練・任務に志願する者が現れる戦後の昭和日本、頼もしすぎると言うか、 いったいどんな教育を受けたらこんな状況になり得るのだろうか。 各々が何らかの分野におけるエキスパートであり、一致団結して事件解決に臨む。 + 5人の精鋭達 フジ隊員以外のフルネームは、全て後年の映画『甦れ!ウルトラマン』で後付けされた設定である。 ムラマツ・トシオ(上段中央) 演:小林昭二 漢字表記は「村松敏夫」。通称「キャップ」「キャプテン」。科学特捜隊日本支部を率いる隊長。 慎重派であり、堅実な作戦を構築し、バルタン星人と交渉を提案したり、血気盛んな部下を宥めたりといった描写が目立ち、 部下が窮地に陥った際には自ら救助に向かう、ミスをした隊員をきちんとフォローするなど、優秀な隊長として描かれている。 ただ、怪獣の襲撃によってヨシムラ総裁らと共に海底センターに閉じ込められた時に、イライラするヨシムラを落ち着かせるために、 トランプのババ抜きをして落ち着かせようとしたり(当然「こんな事をしていられるか!」とキレられた)、 雨の日に傘を忘れたためにわざわざ部下にビートルを飛ばせて傘を届けさせたりといった奇行を行った事もあったりする。 だが科特隊のキャップを務めているのは伊達ではない。 砲丸ほどの大きさもあるノアの神の青い珠をアントラーの頭頂部に投擲で直撃させたのは、他でもないムラマツキャップなのだ。 特に本編第28話「人間標本5・6号」においては、単身でダダに占領された宇宙線研究所に潜入。 事件に巻き込まれた女性を守りながら、射撃や格闘戦を駆使してダダを圧倒するという活躍を見せた。ダダ271号「駄目だ!ムラマツは強い!」 そこまで強い部類の宇宙人では無いにしても、後年の対怪人戦の強さの秘密は此処にあるのかも……。 これを受けてか『ヒーロー戦記』ではキャップとおやっさんは双子の兄弟という驚愕の設定になっている。姓が違うじゃねぇか! 『仮面ノリダー』に至っては同一人物とされている。 衝撃のカミングアウト(8:53~) 一峰大二氏の手掛けたコミカライズ版では、髭の生えた恰幅の良い男性として描かれ、外見はまったく異なる。 が、部下六名(一峰版ではムラマツ班はハヤタ、フジ、ホシノ少年以外に名称不明の男性三人で構成されている)を率いて怪獣に果敢に立ち向かい、 グリーンモンスに除草剤を投下する時、火災現場に取り残されたホシノ少年の救助、怪獣ウェットンへの特攻作戦などの危険な任務には、 部下ではなく自分が遂行しようとするなど、極めて責任感の強い、本編とはまた違った方向で頼れる隊長として描写されている。 まあ結果的に半ば強引にハヤタ隊員にその役目を奪われ、涙を流して見送るパターンにはなっているのだが、それはムラマツさんの責任ではないし。 『ウルトラマン』本編より40年後を舞台にした映像作品『ウルトラマン怪獣伝説 40年目の真実』では、 本編第8話「怪獣無法地帯」で既にハヤタ=ウルトラマンという事実に気付いていた事が示唆された一方、 TV版キャストの小林氏が既に他界していた為、作中でも故人として扱われ、遺影のみ飾られていた。 ハヤタ・シン(上段左) 演:黒部進 漢字表記は「早田進」。科学特捜隊養成学校を主席で卒業したエース*1にして初代ウルトラマンである。 幼い頃から宇宙が大好きで、高校卒業と同時に訓練所へ入所。その際の試験ではなんとトップの成績というから恐れ入る。 そのためパイロットとして腕利きで、ムラマツ班の中ではジェットビートルやヘリなどの操縦を行う事が多く、 漫画『ウルトラマン THE FIRST』では(バルタンの陰謀だったものの)宇宙ステーションへの転属を命じられるほど。 またキャップから隊を任される事もしばしばで、アラシ、イデに指示を出すなど実質的には副隊長であるようだ。 基本的に主人公が防衛チームの新人である事が多い『ウルトラシリーズ』では、結構珍しい設定である。 優秀な隊員である事は間違いないのだが、無謀な作戦に自ら志願したり、 自身の安否を気遣うフジ隊員に「そんな事はどうでも良い」と応じたり、自分を省みない面が目立つ。 結果的に怪獣の被害に単独で巻き込まれて窮地に陥り、ウルトラマンに変身していた。 姿くらまして変身するには都合が良いけど インド支部からやってきたパティ隊員のエスコート権を賭けたくじ引きでインチキをして自分がその権利を得たり、 最早伝説となったベータカプセルと間違えてスプーンを掲げた事件や、怪獣墓場を見て今まで殺してきた怪獣達に詫びるなど、 要所要所で人間らしい一面も見せているが、これらがハヤタ本人の性格なのか、それともウルトラマンのものなのかは不明瞭。 実際、作中でもバルタン星人と会話する時は地球人のハヤタとして、 メフィラス星人相手には宇宙人のウルトラマンとしての立場で会話をしており、 敢えてどちらが主導権を握っているのかは明確にされていないのかもしれない。 その際メフィラス星人に「貴様は人間なのか、宇宙人なのか!」と聞かれた際には笑顔で「両方さ」と答えている。 一方、第一話ではヘッヘッヘッヘッヘとか笑ってごまかされたせいで何が起きるか分からずベータカプセルを点灯しており、 第二話ではバルタン星人の出現に際しても科特隊員としての立場のまま交渉に向かい、変身したのは自身の命が危険になったため。 続く第三話でも火力発電所を襲うネロンガに対して科特隊員としての責務を全うしており、自ずから変身しようとはしなかった。 しかしネロンガの電撃を浴びて昏倒したホシノ少年から、うわ言のように「ウルトラマン、ネロンガをやっつけておくれよ」と懇願された事で、 彼は意を決してウルトラマンへと変身し、以後は積極的に怪獣や宇宙人たちから無辜の人々を守るための戦いへ身を投じていくようになる。 この「彼」がハヤタ隊員なのかウルトラマンなのかはともかく、その戦う理由は明白なのだ。 金城哲夫氏の小説版ではその突飛な行動から「ノイローゼになったのではないか」と心配される事も多く、 ハヤタ自身、ウルトラマンである事に対しての葛藤から、ふてくされて「ウルトラマンになるもんか」と零す事もあった。 尤も、これは怪獣との戦闘時、現場にハヤタ隊員がいない事をマスコミがバッシングしたせいでもあるが……。 また、漫画『フジアキコ物語~ウルトラマン撮影秘話~』は「ウルトラマンの撮影をギャグ調に描く」という作品なのだが、 ここでのハヤタはエリート隊員らしくむやみに自信たっぷりで皮肉屋と、とても主人公とは思えない性格だったりする。 ……しかし、視聴者からの本編でのハヤタの印象は案外こんな感じだったりするから困る。 実際に演者の黒部氏はウルトラマン後はサスペンスや時代劇での悪役を担当したことで知られ、そういった嫌味な演技をする役回りも多い。 余談ながら出演当時の黒部氏は撮影があまりにも多忙でほぼ本編を見たことがなく、長らく子供向け番組に出演した事を後悔していたそうだが、 後年になって改めて通しで本編を見る機会があり、その出来栄えに感心したことで、「ウルトラマン=ハヤタ隊員」であった事を受け入れたという。 また娘の吉本多香美氏も女優として活動しており、『ウルトラマンティガ』にレナ隊員として出演している。 ウルトラマン分離後は、合体中の記憶を失ってしまい、その後もおぼろげにしか思い出せずにいたが、 『ウルトラマン怪獣伝説 40年目の真実』では再度ウルトラマンから接触を受け、ベータカプセルを新たな若者に託す使命を担う。 TV本編ベースの『THE FIRST』では合体後の主導権は明白にハヤタ隊員にあり、能力を手探りで確かめながらの活動となった。 此方の作品ではベーターカプセル等の説明も受けているが、以後のウルトラマンはハヤタ隊員に命を与えたため一切表に出ては来ない。 そのためゾフィーによる蘇生分離後も記憶を失った様子は無く、むしろ明らかに残っている形で描写されていた。 前述通りパイロットとして腕利きで、アントラーの磁力光線で全滅必至の状況から、見事に危地を脱出して不時着に持ち込むなどの活躍を見せ、 また失敗を恐れる女性整備士ヒナタに対して「僕は開拓者だ。だから失敗しても当然さ。あくまで、負け惜しみだけどね」と笑って励ましている。 これらの活躍で漫画オリジナルの女性整備士ヒナタくんにがっつりフラグを立てた 本作の番外編では格闘ゲームが不得意な様子も見せており、というよりシステムを理解しないままゲージ技を即ぶっぱしまくったため、 ウルトラマンを操作しているにも拘らずペギラやナメゴンにボコボコにされてしまい、意気消沈する一幕もあった。 一峰大二氏のコミカライズ版の連載時最終話では怪獣ウェットンの体内に突入して自爆するという決死作戦を実行。 しかし自爆でも怪獣ウェットンは死なず、やむなく体内でウルトラマンに変身してウェットンをバラバラに引き裂く事に成功した。 だが「ハヤタ隊員としての死」を再び迎えてしまった事で、分離する事なくウルトラマンと共に地球を去って終幕を迎えている。 後年描かれた「さらばウルトラマン」では分離後のセリフは無いものの、笑顔でウルトラマンを見送っているので記憶を保持しているようだ。 また、『月刊ヒーローズ』連載の漫画『ULTRAMAN』では、 ウルトラマンが去ってから数十年後が舞台で、ハヤタの息子・早田進次郎を主役に新たな物語が展開されている。 こちらのハヤタは防衛大臣になっており、ウルトラマンと同化していた影響で超人的な身体能力を持ち、 その因子が息子にも受け継がれている…という設定。 ウルトラマンとしての記憶は失っていたが、宇宙人が二十数年ぶりに現れた事で記憶を取り戻す。 その後、突如出現した異星人・ベムラーを相手にウルトラマンを模したパワードスーツで立ち向かっている。 なお、アニメ版では田中秀幸氏が声を担当している。 その他『ウルトラマンゼアス』に警備員役(本作は科特隊ムラマツ班が全員客演している)として出演した際には、 ペンライトを高々と掲げて点灯する、暴れ回るシャドーを前に「もっと若かったらこんな奴に負けないんだがな」とスプーンを手に悔しがるなど、 あからさまにハヤタ隊員を思わせる行動を取っていた。科特隊退職後の再就職なんだろうか? 一方、小林泰三の小説『ウルトラマンF』では記憶を失ったままだったので「自分は本当にヒーローだったのか?」という疑問を抱えており、 ウルトラマンの痕跡を探る人体実験に自らの意志で参加したり、強大な敵に単身挑もうとするなど無謀な行動が目立った。 一応ラストシーンでは再びウルトラマンと一体化し、記憶も取り戻したようである。 アラシ・ダイスケ(上段右) 演 石井伊吉(現・毒蝮三太夫) 漢字表記は「嵐大助」。科学特捜隊日本支部の武闘派。 ハヤタの一年先輩であるが、訓練過程で一度落第し、結果的にハヤタの同期になったという経歴の持ち主。 隊随一の射撃の名手であり、また格闘技にも長け、人間大のグリーンモンスを投げ飛ばした事がある。 スパイダーショットなど大火力の武器を操るのは、もっぱらアラシの役目であった。 血気盛んな熱血漢であり、切り込み隊長として真っ先に突っ込む事が多く、 その為にバルタン星人に乗っ取られるなどの危険な目に遭っていた。 イデと仲が良く、コンビを組んで行動する事が多い。 一峰大二氏のコミカライズでも登場していると思われるのだが、前述通りキャップ、ハヤタ以外の男性隊員は3名いる上、 彼らの名前が呼ばれないため、そのうちの誰なのかはわからない。七人目の科特隊員……いったい何者なんだ……? 『ウルトラマンゼアス』客演時には、TV局サイエンス・スクープ・システムのレポーターとして登場。 やたら毒舌で、本作防衛チームMydoの戦闘機スカイフィッシュを「品の無ぇ色だな」と糞味噌にけなした。 さらに「アラシ」と自ら名乗っており、ついでにサイエンス・スクープ・システムのロゴは科特隊同様の流星マーク。 やっぱり科特隊退職後の再就職先なのでは……? イデ・ミツヒロ(下段右) 演:二瓶正也 漢字表記は「井手光弘」。科学特捜隊の開発担当。 バッジ型通信機、スパイダーショットを始めとする殆どの装備は彼の発明したものであり、 公式に理論上スペシウム光線と同等の威力と言及され、第16話ではバルタン星人の分身体相手に無双した「マルス133」、 拳銃サイズのスーパーガンの先端にポン付けするだけで怪獣を文字通り消滅させる程の弾幕を叩き込める「スパーク8」など、 洒落にならない超兵器も幾つか実用化してみせている天才。技術チートキャラ名物「こんな事もあろうかと」の始祖とも言われている 宇宙語にも(「君の宇宙語は分かりにくい」と言われたが)堪能で、万能翻訳機パンスペースインタープリターを開発。 これらの装備の多くは、後の防衛チームの装備の基盤となっており、その活躍を支え続けてきた。 その洞察力についても極めて鋭く、第三話で初めてハヤタが自主的にウルトラマンに変身した際には、 戻ってきた彼の姿を見て「何かおかしいぞあいつ」と異変に勘付いたような素振りを見せている。 明るくひょうきんな性格から隊全体のムードメーカーとしての役割も担っていた一方で、 ナイーブな面もあり、危険な作戦を前にしり込みしたり、自分のせいで作戦が失敗した際には脱隊を考えたり、 また事情を知った後はジャミラとの戦闘を拒むなど、極めて人間的なキャラクターとしてファンから愛されている。 長年に亘るテーマである「ウルトラマンがいるなら自分達はいらないのではないか」という事を、 最初に悩み、苦しみ、そしてそれに対する回答を提示した人物でもある。 一峰大二版での活躍はアラシ隊員と同様であり、誰なのか判別がつかない。 楳図かずお氏の漫画版ではTV版以上にムードメーカー……もといギャグ要員扱いであり、 ハヤタやフジが多少劇画調に描かれているのに対し、彼のみ明らかなギャグキャラ顔に描かれている。 扱いの例を挙げると、ウルトラマンとハヤタの両方が腕に傷を負っていた事で、彼の正体に勘付くも、 ウルトラマンが怪我していたのは右手だったか左手だったか忘れてしまっていたとか。 映画『甦れ!ウルトラマン』ではゼットンを倒したのが彼の新兵器となっており、 TVとは逆に「自分達は強くなったからウルトラマンはいらないのではないか」という構図になっている。 最終的にはウルトラマン用のスタミナ剤を作りそれを打ち込む事でウルトラマンのピンチを救い、 これによってウルトラマンはスランプから脱している。 劇中では正確に宇宙人襲来を予知しており(他に予知できたのはウルトラマン=ハヤタだけ)、 この事からハヤタが「実は彼も宇宙人なのではないか」と考えていたようだが、真相は不明。 漫画『ウルトラマン THE FIRST』ではジャミラ戦で嬉々として倒した怪獣が地球人だったという現実に絶望し、 「宇宙人が攻撃したとしてもそれに耐えきれば宇宙人も侵略に来ない」という考えに取りつかれ、 フジ隊員に憑依したバルタン星人の策略でスペシウム光線をも跳ね返すスペルゲン反射鏡を開発、 見事に持ち逃げされてウルトラマンを窮地に追いやった。 ただし、その際にバルタン星人が用意したスぺシウムのデータを利用してペンシル爆弾を開発し、逆転の一助ともなっている。 漫画『ULTRAMAN』では科学技術研究所の所長になっている。 また、こちらではハヤタがウルトラマンだった事に気付いていたとされている。 『ウルトラマンF』ではウルトラマンが去った地球を侵略者から守る為に様々な新兵器を開発していた。 その一方、地球防衛という名目で非人道的な実験を行う国連の科学者と対立し、仲間たちを守る為に残酷な決断を迫られるなど、 事実上の主人公というべき扱いを受けている。 フジ・アキコ(下段中) 演:桜井浩子 漢字表記は「藤明子」。科学特捜隊の通信官にして紅一点。 基地待機を命じられる事は多いが、率先して現場に向かったり、密かにハヤタのヘリに乗り込んだりと行動派。 女の子扱いされる事に対しての反感はあるようだが、料理をしたり着物を着たり、女性らしさに溢れている。 初代ウルトラヒロインではあるが、明確な恋愛描写は皆無で、ハヤタの身を案じる事が多かった程度。 何故か宇宙人に狙われる事が多く、一度メフィラス星人に巨大化させられた事も。*2 その為おっきな女の子が好きな人界隈ではある種伝説の女神的扱いされてたり 一峰大二版コミカライズではレギュラーキャラクターとして登場。 とはいえ扱いとしてはネームド隊員といった感じで、ほぼ本編準拠である。 後年の漫画『ウルトラマン THE FIRST』では補正ががっつりかかって完全にハヤタとイイ感じのヒロインである。 同作では序盤にバルタン星人に憑依され、暫く鳴りを潜めていたものの、終盤から打倒ウルトラマンのために暗躍する。 挙句の果てにハヤタを庇って死亡してしまう。な、なんだこの扱い……。 ちなみに兄さんが持ってきた二つの命の内の一つを使う事でハヤタ共々無事蘇生した。 お陰でウルトラマンは死体のまま光の国に帰る事になったが また、番外編に彼女の休日を題材にした短編エピソードが存在しており、 漫画オリジナルのハヤタに好意を寄せる女性整備士ヒナタと15時間ぶっ通しで格闘ゲームで対戦するという、 廃人クラスの格闘ゲーマーとしての姿を見せた。なお操作キャラはバルタン星人であった。バルタン星人が格ゲーマーだったわけじゃないと思う 『ウルトラマンF』では、メフィラス星人に操られた際の巨大化用ナノマシンが体内に残っていた為、 巨大化した状態でイデ隊員の開発した「ウルトラアーマーF」を装備し、「巨人兵士F」として侵略者に立ち向かう事になった。 更に闇の巨人との戦いの末に暗黒破壊神ダークザギの力を吸収、最強の戦士「ウルトラマンF」として覚醒する。 ホシノ・イサム(画像無し) 演:津沢彰秀 漢字表記は「星野勇」。科特隊日本支部に出入りしている11歳の少年。 理由については特に説明されていないが、後に科学特捜隊養成所に入所したとの事なので、その前の実習か何かであろう。 流石に危険な任務にはついて行かせてもらえないものの、こっそり機体に忍び込んでいたりと行動力抜群。 また能力も申し分なく、窮地に陥ったハヤタを助け、ビートルを緊急発進させ、ネロンガを狙撃するなどの活躍を見せた。 これらの功績によって本編中で準隊員として認められ、科学特捜隊の制服をプレゼントされているのだが、 実はシリーズに出てくるレギュラーの少年の中で、防衛チームのメンバーとなった唯一の人物である。 ちなみに本編中で「ホシノくん」「イサム」くんと呼ばれているため、一人だけフルネームが最初期から判明していた。 ただ演者である津沢彰秀氏が骨折した為に降板。25話を最後に登場しなくなってしまう。 氏も声変わりに苦労しながら熱演をしており、中学進学を機に芸能界を引退してしまったが、ウルトラマンへの思い入れは強く、 2003年になって開かれた対談では「(ウルトラマンへの出演は)ものすごい財産。一番の財産ですよ」と語っていた。 前述通り、設定上は科特隊養成所で将来の科特隊員として勉強と訓練に励んでいるため、 ムラマツ班での経験が、ホシノ少年の人生にとっても極めて大きいものだった事は想像に難くない。 一峰大二版コミカライズでは、ムラマツ、ハヤタ、フジに続くレギュラーキャラクターとして登場。 後半からは科特隊員に昇格し、以後最終回まで正規メンバーとして活躍。 爆発四散したウェットンから飛び立つウルトラマンを見送りながら、 「ハヤタさんがウルトラマンだったら良いのに。それならハヤタさんは絶対に死なないのに……」と涙に暮れた。 一方、後年描き下ろされた『さらばウルトラマン』では、ハヤタ隊員、フジ隊員と共にウルトラマンを見送り、 ウルトラマンとの別れを惜しむフジ隊員の手を引いて「きっとまた会えるよ」と励ましている。 シリーズの脚本家である金城哲夫による筆の『小説 ウルトラマン』によると、極東支部だけでも100人以上の隊員がいるとされている。 また実相寺昭雄監督の小説『ウルトラマン VOL.1 ゴールドラッシュ作戦』によると、 宇宙人・怪獣はそれぞれの捜査資料に付せられた分類番号で呼ばれるべきなのだが(例えばバルタン星人はC-101)、 適当な名前がないとプレス発表時等に不便という事で、資料部長・金下哲也が特徴などを取って即座に命名する習わしがあり、 発見されたばかりのはずの怪獣が何時の間にか名前で呼ばれているのはこの為だそうである。 この他、極東支部を立ち上げた中心人物には『ウルトラQ』に登場した一ノ谷博士がおり、 第31話におけるムラマツキャップの台詞から、ウルトラマンが地球に来る以前より、 少なくとも20年以上は独力で怪獣達と戦っていた事などが判明している。 1992年には当時の活躍を描いた(つまりウルトラマンが登場しない)公式ゲーム『ウルトラ作戦 科特隊出撃せよ』も作られた。 マイナー作品だが 科学特捜隊 日本支部誕生 本来は戦闘よりも調査に重点を置いた組織として描かれており、後年の作品に比べて武装も少ない。 怪獣退治に使われる新装備の多くも、その殆どはイデが発明開発した品である為、 隊員全員に支給されているのはスーパーガン、ヘルメット、通信バッチ程度という極めて軽装備である。 車両なども同様で、通信機が搭載されている専用車(円谷一監督の愛車にステッカーを貼っただけ)の他、 ジェットビートル、小型ビートル、特殊潜航艇S-16、宇宙タンクSL-77と、やはり戦闘力はそう高くない。 なお、地底戦車ベルシダーはイデが開発したものなので、当初科特隊に地底装備はなかったものと思われる。 ジェットビートルは他の防衛チームの機体に比べて頑強ではあったものの、攻撃力には乏しく、 怪獣迎撃の際には防衛軍と協力して行う事が多かった。 民間や警察から通報→科特隊が調査→怪獣出現→調査を元に科特隊が作戦立案→防衛軍と協力して迎撃、という流れが基本のようだ。 しかしそれでも怪獣相手に奮戦し、怪獣の目や尻尾などの部位を攻撃・破壊することによるウルトラマンへの的確な援護も多く、 ギャンゴ、ケムラーやジェロニモン、そしてゼットンなど、科特隊の活躍がなければ対処できなかった怪獣や宇宙人との交戦も決して少なくない。 上記のゲームを抜きにしても、科特隊の能力と功績は決してただの調査チームの領域には留まらないのだ。 特筆すべきはその単独怪獣撃退記録で、アントラー、マグラー、スフラン、ミイラ人間、ペスター、等身大のバルタン星人群、バニラ、ケムラー、ギガス、 ゴルドン(1体目)、ザラガス、再生テレスドン、再生ドラコ、ジェロニモン、サイゴ、ゼットン星人、ゼットンと、 巨大怪獣13体、等身大・小型4体、合計17体を撃破。 ※厳密にはペスター、バニラ、ザラガスは致命傷を与えて撃退したものの止めを刺してはいない。 これは巨大怪獣・宇宙人単独撃破数8体のZATを大きく抜いて、ダントツで防衛チーム単独での最多怪獣撃破記録となっている。*3 ちなみに『ウルトラマンパワード』に登場する防衛チームWINRは、 同作がウルトラマンのリメイクに近い作風という事もあって科特隊の面々をもとにしつつ、 性別やポジションが入れ替わっていたりアレンジが加えられているという特徴がある。 例えばハヤタ隊員に相当するカイはポジションが分析官(フジ隊員)となっており、戦闘機に乗る事はほぼ無く、 彼に変わってフジ隊員に相当するヤングが女性ながらにエースパイロットとして各種戦闘機を操縦している。 さらにイデ隊員に相当するサンダースは射撃の名手(アラシ隊員)で、科学担当はテレサ・ベックという女性学者になっている他、 隊長であるエドランドはムラマツキャップ同様の慎重派ながら、アラシ隊員に近い性格付けがなされている。 そんなWINRもオリジナルの科特隊の面々とは一味違う、けれど変わらぬ巧みな連携を見せてくれる。 (以上、Wikipediaより一部抜粋・改変) + 『シン・ウルトラマン』では 「班長、集落に子供がいます。速やかに自分が保護します」 「覇権国家はあれこれと大変だな」 「人類がこれまで積み重ねてきた英知は外星人から見れば取るに足らない常識の一つ…」 「絶望はムダに人の心を貶める、希望を持っていた方が気分がいいわよ」 「ならばその案は却下だ、人類のためとは言え君を犠牲にはできない!」 「…いってらっしゃい」 2022年公開の映画『シン・ウルトラマン』では「禍威獣特設対策室専従班」、略称「禍特対」として登場。 こちらも英称は「S-class Species Suppression Protocol」、略称「SSSP」となっており、 所属者はメンバーの証として流星マークを象ったピンバッジと「SSSP」の文字をあしらったオレンジ色の腕章を身に着けている。 この手のリブート映画には珍しく、構成員は原典の科特隊メンバーの名前を受け継いでおらず、 『シン』独自のキャラとして成立している一方で、いずれも原典の科特隊メンバーを彷彿とさせるキャラ付けがされており、 原典の予備知識が無くても問題なく視聴しやすい一方で、予備知識がある視聴者はオマージュ元を見出して楽しめるように絶妙に演出されている。 なお、メンバーの名前は庵野氏の配偶者である安野モヨコ女史の漫画『働きマン』のキャラから取られているという説が有力である。 本作では日本に突如出現するようになった禍威獣(本作における怪獣の通称。当初は「巨大不明生物」という呼称も用いられていた)への対策を行うため、 飛翔禍威獣ラルゲユウスの出現・逃走後に新設された日本政府の組織とされている。 メンバーは文科省や警察・公安といった省庁からの出向、および民間の科学者で占められており、 劇中では霞が関の独立愚連隊を自称している者もいるがその実力は間違いなく地球人類の中でも最高峰。 あくまで日本の省庁に属する一機関であるためか防衛チームのような固有の戦力や特殊な装備は保有していないが、 科学的なアプローチや自衛隊との連携により、ウルトラマン出現前にカイゲルとパゴスを駆除する功績を上げている。 禍特対PV 世界各地に支部があり外国から来た怪獣や外国の行方不明者の情報を海外支部から得ることも多いが、 ケロニアの回ではボリビア支部が音信不通という大被害が語られている。 AC・SFC『ウルトラマン』における科学特捜隊 ウルトラマンがゼットンに強制敗北するデモが発生した後、科特隊隊員が無重力弾をゼットンへ照準を合わせて打ち込む事になる。 制限時間30秒内に1発でも命中するとエンディングだが、命中せず弾数がなくなるとゲームオーバーになってしまう。 なお、無重力弾の弾数はSFC版ではウルトラマンの残機数+1、AC版では残機に関係なく2発。 …が、このミニゲーム。開始前に試し撃ちができる仕様が仇となり、 ゼットンに合わせて試し撃ち⇒着弾前にスタートボタンで開始⇒命中というプロセスで1発も使わずに決着を付けられる。 ただし9発しかない 仕損じるんじゃないぞ!!(16 14~) MUGENにおける科学特捜隊 「SSSP」名義で、鋼鉄隊†定春氏が製作した科学特捜隊が存在する。 公開先であったニコロダの閉鎖で一時期入手不可であったが、2013年9月よりカーベィ氏によって代理公開されている。 原作最終話でゼットンを倒した無重力弾を、照準を合わせて打ち込むキャラとなっている。 公開初期の仕様では、無重力弾を当てた相手は一発KO、弾切れを起こしてもリロードでき、 加えて敵の攻撃は一切当たらない完全無敵の論外キャラであったが、 今後の更新で時間経過による自動KOを搭載すると予告されていた。 現在の所は10回リロードによる自動KOという仕様に落ち着いている。 2010年5月23日の更新で、スーパーガンへの切り替えが可能となった。 2014年2月9日に小ポトレが追加された。 そして同じく鋼鉄隊†定春氏による「アクション仕様科学特捜隊」もカーベィ氏によって代理公開中。 ドラえもんの改変キャラらしく、ちびキャラである。 尤も怪獣キャラとの対比によって小さいのであり、怪獣キャラが相手だとサイズはちょうどよく見える。 技には「スーパーガン」「マルス133」「ベルシダー」「スパーク8」「ニードルS80」など強力なものばかりである。 また、科特隊の武装の一つ「地底戦車ベルシダー」、「ジェットビートル」も同じく鋼鉄隊†定春氏によって製作されている。 これらも上記のアクション仕様科特隊同様、カーベィ氏によって代理公開中。 出場大会 「[大会] [科学特捜隊]」をタグに含むページは1つもありません。 出演ストーリー 科学特捜隊と奇妙な生徒達(今の所非戦闘) *1 雑誌の記事によると、訓練学校1年目の基本教育はオール5で50種類ものスポーツを軽くこなし、 2年目の怪獣教育では怪獣退治の基本として世界中の動物、植物の性質を覚え、さらに少量の燃料で月と地球を往復した。 さらにさらに3年目は暗闇の鉄の部屋に朝食だけで1ヶ月すごした。 さらにさらにさらに、24時間ジェットコースターに乗り続けるという離れ業をやってのけた。 こんな拷問紛いの訓練をこなしてる辺り既に人間止めてるような気がする……。 こんな超人的な精鋭をビートルが衝突しただけで喪ったのは本当に重大な損失になる所だった *2 余談だが、フジ隊員役の桜井浩子女史は、前作『ウルトラQ』でも江戸川由利子役で出演しているが、 同作の第17話「1/8計画」にて、『ウルトラマン』とは逆に縮小されて「1/8人間」になってしまっている(夢オチだったが)。 小さくなったり大きくなったり、桜井女史も大変である。 *3 なお等身大の宇宙人や小型怪獣を含めた総合スコアでは、第二位のウルトラ警備隊が合計15体と僅差になる。 ただし此方は逆に等身大宇宙人との交戦経験が圧倒的な一方、巨大怪獣撃破記録はキングジョーのみ。 そのため巨大怪獣撃破数および総合スコアで1位を記録しているのは、まさに科学特捜隊の優秀さの賜物といえるだろう。
https://w.atwiki.jp/kobe-uurakowiki/pages/44.html
地震学・大気科学・海底物理学などを扱う「地球科学」と宇宙物理学などを扱う「惑星科学」を勉強する学科。とにかく扱う範囲が幅広く、必修科目がひとつもないという非常に自由な気風漂う学科。数学・物理・化学・生物といった全ての理系科目をフルに活用する学問を扱っているわけである。 一回 学部の紹介・学部にかける熱い想いでも書いてください。 前期地球惑星科学概論Ⅰ 地球惑星科学基礎Ⅰ 地球惑星科学基礎Ⅰ演習 後期地球惑星科学概論Ⅱ 地球惑星科学基礎Ⅱ 地球惑星科学基礎Ⅱ演習 前期 地球惑星科学概論Ⅰ [部分編集] 教員 地球惑星科学基礎Ⅰ [部分編集] 教員 地球惑星科学基礎Ⅰ演習 [部分編集] 教員 後期 地球惑星科学概論Ⅱ [部分編集] 教員 地球惑星科学基礎Ⅱ [部分編集] 教員 地球惑星科学基礎Ⅱ演習 [部分編集] 教員 二回 学部の紹介・学部にかける熱い想いでも書いてください。 前期地球惑星科学基礎Ⅲ 地球惑星科学基礎Ⅲ演習 地球惑星科学基礎Ⅳ 地球惑星物理学基礎Ⅰ 地球惑星物質科学 固体地球科学 後期地球惑星科学基礎Ⅳ 地球惑星物理学基礎Ⅱ 地球惑星科学実験実習の基礎 地球惑星進化学 宇宙科学 前期 地球惑星科学基礎Ⅲ [部分編集] 教員 地球惑星科学基礎Ⅲ演習 [部分編集] 教員 地球惑星科学基礎Ⅳ [部分編集] 教員 地球惑星物理学基礎Ⅰ [部分編集] 教員 地球惑星物質科学 [部分編集] 教員 固体地球科学 [部分編集] 教員 後期 地球惑星科学基礎Ⅳ [部分編集] 教員 地球惑星物理学基礎Ⅱ [部分編集] 教員 地球惑星科学実験実習の基礎 [部分編集] 教員 地球惑星進化学 [部分編集] 教員 宇宙科学 [部分編集] 教員 三回 学部の紹介・学部にかける熱い想いでも書いてください。 前期授業名 授業名 授業名 後期授業名 授業名 授業名 前期 授業名 [部分編集] 教員 授業名 [部分編集] 教員 授業名 [部分編集] 教員 後期 授業名 [部分編集] 教員 授業名 [部分編集] 教員 授業名 [部分編集] 教員 四回 学部の紹介・学部にかける熱い想いでも書いてください。 前期授業名 授業名 授業名 後期授業名 授業名 授業名 前期 授業名 [部分編集] 教員 授業名 [部分編集] 教員 授業名 [部分編集] 教員 後期 授業名 [部分編集] 教員 授業名 [部分編集] 教員 授業名 [部分編集] 教員