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753 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 22 44 19.91 ID /kmq+j460 2 謎の男に遭遇し、男に力を貸す事になったブーン達。 男の探す、【DAT】というものを、ここ秋葉原から探すということだが・・・ ( ´_ゝ`)「まあ待て。 その前に準備をせねば」 (主^ω^)「お? 何かあるんですかお?」 ( ´_ゝ`)「まずは君の『名前』だ。 決めとかないと不便だろう?」 ( A`)「確かに不便だな・・・。 でも、なんかしっくりくるのありますか?」 ( ´_ゝ`)「そこで、だ。 諸君、何かいい名はないか??」 指を指し、皆に意見を慕う兄者。 すると、ブーン達は一斉に言葉を放った。 川 ゚ -゚)「阿部高和」 / , 3「CVE Vz61(サブマシンガンの種類)」 ( ^ω^)「おっ! 水銀燈」 ( A`)「水g・・・ じゃあ、パンジーさん (ハルヒ7巻の敵キャラのあだ名)」 ( ´∀`)「オッゴ (MS IGLOOより)」 (´ _` )「・・・・ ゼルエル!!(最強の使徒) 762 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg [残念ながら、全部不正解ですねー] 投稿日: 2007/03/11(日) 22 46 14.25 ID /kmq+j460 ( ´_ゝ`)「まー待て。 君達の意見が分かった。 皆の意見を合わせようか」 (主;^ω^)「あ・・・ あ、あの、イマイチ意味が分からないですお・・・」 ( ´_ゝ`)「まあ気にするな。 よし、君の名前は『秋葉』だ! ちょうどいい名前だろう?」 (主^ω^)「秋葉・・・。 それならいいですお!」 ( A`)「(俺達の意見の意味ないし・・・)」 ( ^ω^)「秋葉君かお・・ なかなかいい名前だお! よろしくだお!」 川 ゚ -゚)「ま、まあ現実的だが・・。 よし、では行こうか?」 ( ´_ゝ`)「いや、まだ後一つ。 弟者、例のものを」 (´ _`;)「ああ、把握した」 そういうと、兄者に頼まれた弟者は、自らのカバンの中を漁り始め、何やら服らしき物を取り出してきた。 767 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 22 49 07.00 ID /kmq+j460 (´_ゝ`)「これこれ。 これを着るんだ!」 (主^ω^)「そうですかお? じゃあ有難く・・・」 ( A`)「・・・って、その服はっ!」 ドクオがその服を見たとき、彼は咄嗟にその服の種類が把握できた。 黒いシマが入った青いネルシャツ。 足元が誇りたかっている小汚いズボン。 見るものは間違いなく察知する、まさしく秋葉系御用達の服装だった。 男はそれを何も警戒せず、喜んで身に包んでいく。 (主^ω^)「ど、どうですかお?」 ( ´∀`)「おっ、結構僕たちと同じ感じになったモナ!」 川 ゚ -゚)「なかなかいいんじゃないか? どことなくブーンにも似てるな」 ( ^ω^)「ブーンのシャツはウニクロですお! 他のとは一味違うお!」 ( ´_ゝ`)「・・・うむ、これぞこの街の格好に相応しい。 これで安心して街に出れる」 (主^ω^)「本当ですかお? 良かったお!」 771 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 22 51 16.97 ID /kmq+j460 ( ´_ゝ`)「ああ、 よし! では行こう!! 宝を探す旅に!!」 ( ^ω^)´∀`)「おーーーっ!」 兄者が店内に響き渡るように声を出すと、男も続いて店の出口へと向かう。 残った者は、やれやれ、と某団員の気持ちを察するように、勇む兄者達の後に着いていく。 ともかくも、彼らは秋葉原の繁華街に身を繰り出す事となった。 ───── (主^ω^)「こ、これは・・・? 一体?」 ( ´_ゝ`)「ん? ああ、これはビルだ。 人が住むところだぞ」 (主^ω^)「うわああ・・・ 人が凄いお・・・」 早速バーボンハウスを出発した一行は、とりあえず人の集まる『中央通り』を歩き始めていた。 ちなみに、荒巻は割れたガラスを片付けなければならないので、店に留守番だ。 いきなり大通りに入った秋葉は、その景色と人口に圧倒されっぱなしである。 773 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 22 53 10.63 ID /kmq+j460 ( ^ω^)「とりあえず、最初はどこにいくんだお?」 ( ´_ゝ`)「んまー、この近くを漁っていこうか」 川*゚ -゚)「だったら『あそこ』しかない!」 (主^ω^)「?」 (;´∀`)「クー・・・。 まさか・・・ あそこに行くのかモナ・・・?」 ( ´_ゝ`)「うむ、あそこか。 把握した」 突然意気込むクーの声を聞いた皆は、その場所を察知したらしく、一斉に方向を転換した。 776 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 22 55 10.65 ID /kmq+j460 【とらのあな】 秋葉原中央通りに位置する、6階のビル全階にある。 駅からは6~7分くらい。 名前からの推測は難しいが、知る人ぞ知る、『同人誌』取り扱い店舗である。 他にもエロゲ・キャラソン・一般のマンガなどが多々あり、二次元好きには定評の高い店である。 因みに地下一階の18禁売り場には18歳未満でも簡単に入れたりする。 川 ゚ -゚)「と、いうことだ。 早速行こうか」 ( A`)「クーさんの趣味全開の場所ですよね・・・」 (;´∀`)「あ、あの・・・。 僕、ここ苦手なんですけど・・・。 帰っていいモナ?」 川#゚ -゚)「アァン!? 言う事が聞けねーのかゴルァ!!」 (*1)))ガクガクブルブル・・・ (主^ω^)「こ・・・、ここにDATが・・・!」 川 ゚ -゚)「ああ、間違いない! きっとここだ! さあ行こうっ!」 783 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 22 58 07.43 ID /kmq+j460 割かし小さめの入り口を抜けると、そこには大量の書物が蓄えられていた。 1階は、一般マンガ売り場。 ホントの一般マンガしかない。 川 ゚ -゚)「まあ、一階はただの本屋だ。 本番は4階からだ」 (;´∀`)「モナ・・・。 ここだけは僕も耐えられるモナ・・・」 (主^ω^)「あの・・・。 この本はどうやって読むんですかお?」 ( ^ω^)「ああ、これはマンガって言って、こう右から読むんだお」 (主^ω^)「へぇーーっ! 凄いですお!!」 秋葉はブーンに渡されたマンガに感嘆し、パラパラと見入っているようだが、 川 ゚ -゚)「ほら、さっさと上に行くぞ!」 (;´∀`)「やっぱり行くモナか・・・」 張り切るクーに先導された一向は、奥の階段に向かい、上の階を目指した。 秋葉はこの上に何があるということなど露知らず、一向についていくのみだった。 ( A`)「そういえば、兄者さんたちがいないな・・・」 2階、CD・DVD売り場───── ( ´_ゝ`)「OK買いだ。 弟者は古泉verを買ってくれ」 (´ _` )「把握した。 キャラソン買いなんて流石だよな俺ら」 784 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23 00 10.85 ID /kmq+j460 川*゚ -゚)「ほら、ここだ」 秋葉はクーの行くがままに案内された場所には、これまた数え切れない程の本が敷き詰めていた。 だが、この本達、表紙からして、只者ではないことが判明する。 (;´∀`)「うわぁぁ・・・。 同人誌がたくさん・・・。 僕にはこれが分からないモナ・・・」 川 ゚ -゚)「秋葉。 こっちの本は一階のマンガよりオススメだぞ!」 (主^ω^)「どれどれ・・・ って、うわっ!?」 彼が本の表紙を覗き込むと、あまりに意表を突かれてのか、思わず声が上がってしまった。 その表紙には、女性の裸体。 男のダンディーな姿。 くそみそ・・・ まさに数々取り扱っているかのようだった。 (主^ω^)「(この世界の流行ってすごいお・・・。 でもちょっと欲しいかも・・・)」 ( A`)「しっかし、ここは本当に品数が多いな・・・」 ( ^ω^)「ドクオ、僕は上の中古品売り場に行ってくるお~」 ブーンもそういうと、さっさと他の階に姿を消してしまった。 787 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23 02 15.83 ID /kmq+j460 ( A`)「あ、そういえばDATはありそうなのか?」 と、ドクオは不意に気づき、クーと共にいる秋葉に声を掛けるが、 (主^ω^)「クーさん。 これ、気に入りましたお!」 川 ゚ -゚)「ほう、ふたなりか。 いいセンスをしている。 買ってやろう」 (; A`)「・・・・・・。 あのーー・・・?」 (主;^ω^)「・・・あ! はい、何ですかお?」 (; A`)「ダ、DATはありそうか?」 (主;^ω^)「あぁっ! そうでしたお! えーーっと・・・」 川#゚ -゚)「チッ」 秋葉はドクオの一言で、ふと本来の目的を思い出し、辺りをキョロキョロ見探るが、 (主^ω^)「ここじゃなさそうですお・・・ 少しも雰囲気を感じられませんお・・・」 ( ´∀`)「ま、ここには例の、『白いもの』なんてないモナ・・・」 793 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23 04 10.81 ID /kmq+j460 川 ゚ -゚)「そうか・・・。 しょうがない。 他を当たるしかないな・・・」 ( A`)「こりゃあ結構大変になりそうだな・・・」 秋葉により、ここにはDATがないことを告げられた一行。 仕方なく、店を出ようとしていたところを、 ( ^ω^)「たーだいまだおー! 買い物終わったおー!」 と、上の階から颯爽とブーンが降りてきた。 片手に、紙袋に敷き詰めた本が、多数見え隠れしている。 ( ^ω^)「そういえば、DATは見つかったのかお?」 ( ´∀`)「残念ながら、ここにはないらしいモナー・・・」 (主^ω^)「・・・・・ッ!! あ、あの! それ、見せてくれませんかお!?」 ( ^ω^)「? これかお? 構わないお」 突然、秋葉がブーンの元に駆け寄り、彼の買った同人誌を見せてくれるよう、催促する。 偶然表紙が見えたのだろうか、秋葉は一冊の本を抱え、表紙を凝視している。 (主^ω^)「・・・・ これだお!」 川 ゚ -゚)「ん? どうしたんだ?」 798 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23 06 17.00 ID /kmq+j460 (主^ω^)「これですお! 『白いもの』は、これだった気がしますお!!」 と、秋葉がブーンから借りた同人誌の表紙を見つめ、皆に掲げ上げる。 ブーン達は見せられた表紙を見ると同時に、 (; A`)「え! このキャラだったのか!? 『白いもの』って・・・」 (;^ω^)「マジかお!? 僕はてっきり電柱とかかと思ってたお!」 川;゚ -゚)「確かにほとんどが白いが・・・。 予想外だ・・・」 どうやらブーンが買った同人誌のキャラこそ、秋葉がDATの近くで目撃した物らしかった。 そして、大体の大きさは1mほどであると記憶していたようだ。 (;´∀`)「このキャラが飾ってある所っていっても・・・。 これは有名だから色々と売ってるモナ・・・」 ( A`)「うーーん・・・ フィギュアならいっぱいあるだろうが、小さくはないんだろ?」 (主^ω^)「あ、はい。 少なくともDATよりははるかに大きかったですお・・・」 皆は判明した『白いもの』の正体に驚嘆するが、有名であるものが故に、イマイチ場所が特定できない。 結局、ブーン達はその在り処を考えながらも、『とらのあな』を後にしたのであった。 802 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23 08 19.27 ID /kmq+j460 秋葉原中央通り、とらのあな前─── ( ^ω^)「あ、そういえば兄者さんたちは?」 (´ _`( ´_ゝ`)『ここにいますが何か?』 ∑(´∀`;)「ちょwwwwいたのかモナwwwww」 ( ´_ゝ`)「ああ、事態は把握した。 このキャラが例の、『白いもの』だったんだろ?」 (´ _` )「つまり、これのフィギュア、もしくは像っぽいのを探せばいいんだな?」 ( ^ω^)「フィギュアモエスwwwwwwww」 川 ゚ -゚)「だが、しかしだな・・・」 ( A`)「まずどこを探せばいいんだ・・・?」 とりあえず『とらのあな』を出て、中央通りを南に歩き始めたブーン達。 相変わらず謎を交錯している一行だが、その前を歩いていた秋葉は、町並みに聳える建物を見ていると、 (主^ω^)「! ・・・・これは・・・!」 ( ^ω^)「ん? どうかしたのかお?」 808 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23 10 22.75 ID /kmq+j460 (主^ω^)「この箱・・・。 この配列・・・。 間違いないお!!」 (主^ω^)「皆さん! DATが落ちた周りには、ここにあるような箱がいっぱいありましたお!」 秋葉は店の中を除く込むや否や、急に思いついたかのように声を出す。 彼の見る先にあったのは、『ABC2番館』。 1階に、大量のガンプラが敷き詰めてあるところだ。 彼はそこにある積まれたプラモデルの箱を見て、彼らに説明する。 (;´∀`)「マジかモナ!? じ、じゃあ、DATの場所ってまさか・・・」 川;゚ -゚)「ああ、間違いなく、『ガンプラ売り場』だな・・・!」 (主^ω^)「え? ガンプラって何ですk・・・ (*´∀`)「知らないなら教えてあげるモナ!! ガンプラってのは・・・」 (;^ω^)「ストーーーップ! それどころじゃないお!」 (#´∀`)「・・・・・・チッ」 ( ´_ゝ`)「これは急な展開だな。 場所が特定されてきたぞ」 (´ _` )「どれ、ここに入ってみようではないか」 812 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23 12 38.71 ID /kmq+j460 【ABC2番館】 ABCの正式名所は、『アソビットボビーシティ』。 アニメやゲームを揃える他館と違って、ここではボビー系の製品を取り扱っている。 ガンプラ売り場、カーホビー、戦艦、ミリタリー、鉄道模型・・・ 他を凌駕する品揃えと共に、様々なジャンルを扱うことが定評である。 ちなみに、一階のガチャポン売り場近くのエロゲポスターの中央に、何故かボールペンで「ぬるぽ」と書いてあったのを作者が目撃している。(12月に) (;^ω^)「ホントだお・・・ 確かに『ぬるぽ』って書いてあるお・・・」 ( ´_ゝ`)「まあ、そんなことはどうでもいいんだがな」 川 ゚ -゚)「ん? モナーはどこにいった?」 (; A`)9m「モナーなら、あそこ・・・」 突如行方をくらましたモナーだが、彼のお尻と思わしきものが、積み重なった箱から垣間見える。 するとそこには、しゃがんで箱を片っ端から手に取るモナーの姿があった。 (*´∀`)「GP‐02! ケンプファー・・・! テラモエス・・・!!」 何たる事か、モナーはプラモデルの表の絵柄に、自身の頬をくっつけスリスリと摩っているではないか これはもう、同士のブーン達にも言える言葉がない。 817 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23 14 51.02 ID /kmq+j460 (主;^ω^)「ところで、この箱は一体何なんですかお?」 (*´∀`)「これは『ガンダム』のプラモデルだモナ! ほら、あそこに見本が飾られてあるモナ!」 (主^ω^)「え!? この箱があれになるんですかお?」 店の品物に疑問を持った秋葉は、すぐさまモナーの支配下に入ってしまっていた。 そして残されたブーン達は、大まかに店内をグルっと見回ると、 ( ^ω^)「うーーん・・・ やっぱりここには『あれ』はないお・・・」 ( A`)「『あれ』関連のものがある、ガンプラ売り場・・・。 そんなとこあったっけな・・・」 (;´_ゝ`)「むうう・・・。 俺はなんとなく見覚えがあるような、ないような・・・」 川;゚ -゚)「しかも、『あれ』はフィギュアよりずっと大きいらしいし・・・」 (´ _`;)「くそ・・・。 あのキャラのでかいバージョン・・・。 どっかで見た気がする・・・」 820 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23 16 36.31 ID /kmq+j460 店内をぐるりぐるりと回りつつも、考えを張り巡らせている一行達。 どうやらもう少し、という所まで出ているようだが、その特定はまだ難しい。 一方、モナーは秋葉にプラモを進め、彼にプレゼントするまで至っていた。 (主*^ω^)「ありがとうございますお! 帰ったら作ってみますお!!」 (*´∀`)「その息だモナ! どうせなら工具も・・・」 気づけば、秋葉の両手には同人誌、ガンプラと、多数のオタクアイテムがぶら下がっていた。 にも関わらず、彼は意気揚々に店の物を閲覧したり、モナーの説明をすらすらと聞き入っているのであった。 (;^ω^)「あのーーーー・・・ DATは探したんですかお・・・?」 (主;;^ω^)「はうっ!? あ、ああ!!」 先と同様、秋葉はまたもや気を取られていった様子。 再び自分の目的を思い出したかのように、店内をまた回り通し始めた。 821 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23 18 24.35 ID /kmq+j460 (; A`)「全く、大丈夫なのか・・・?」 川 ゚ -゚)「純粋なんだろう。 良い意味で。 なんでも興味を持っているようだ」 (´ _`;)「だからって同人誌をプッシュするのはどうかとも思うが・・・」 とのように、この秋葉という人物にいささか疑念を抱くメンバーだが、今一応、彼はしっかりとDATを探しているようだ。 やがて皆の前に戻ってくると、 (主;^ω^)「・・・ダメですお・・・。 ここには覚えがないですお・・・」 ( ´_ゝ`)「そうか・・・。 こういう所だと思ったんだがな」 ( ´∀`)「まあ、他にもガンプラは売ってるモナ。 大丈夫モナ」 (主^ω^)「あと、実はもう一つ、思い出したことがあるんですお」 825 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23 20 31.64 ID /kmq+j460 と言うと、彼は何やら後ろから大きな箱を取り出してきた。 言うまでもない、プラモの箱である。 大きさは通常のそれとは少し違う、やや二周り大きい物であった。 (主^ω^)ノ□「これなんですお。 この絵・・・」 ( ´∀`)「ん? このプラモはガンダムじゃないモナ。 これがどうかしたモナ?」 (主^ω^)「実は・・・。 このプラモの絵そっくりな物の上に、DATは落ちましたお・・・!」 (;^ω^)「・・・え!? 本当かお?」 (;´_ゝ`)「こ、このプラモで間違いないのか!?」 (主^ω^)「はい。 間違いないですお・・・! この一色に染まった色、人を模したように作られた体、そしてこの長い角・・・」 (; A`)「ちょ、ちょっと待てよ・・・。 ま、まず最初から考えると・・・」 突然判明した事実を即座に飲み込み、ドクオは最初から考えだす。 つまりはと言うと・・・ DATは室内にある、2つの縦長の物体の近くに落ちたようだ。 片方は、皆も知っている、全体的に白い某キャラクターの像である。 現場は、どうやらガンプラ売り場のようだ。 もう片方の像は、一色であり、人に近い体、長い角が特徴的であり、誰もが知っているものである。 830 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23 22 29.10 ID /kmq+j460 ( ^ω^)「この二つの像。 これが同時にある所・・・」 ( A`)「それがあるガンプラ売り場・・・。 ッ!!!!」 (*^ω^)* A`)川*゚ -゚)*´∀`)*´_ゝ`)´ _`*)「あっ!!!!!」 なんと6人同時、全く同じタイミングでその場で声を上げ、パッとひらめいたのだ。 すると秋葉の元に寄り、団欒と説明を始める。 (*^ω^)「わかったお! その場所が!!」 (* A`)「俺もわかったぜ! これは知っていれば簡単だった!」 川*゚ -゚)「ああ! 確かにこのキャラ達は同じ作品だがな・・・!」 (*´∀`)「この2人がでっかく飾られてるのは『あそこ』しかないモナ!」 (*´_ゝ`)「そうか! 何かが引っかかってると思ったら、あそこのことだったのか!」 (´ _`*)「確かにあそこはガンプラ屋としてはイメージしにくかったな・・・!」 しかし、そのようなトークを浴びせられていても、全く理解が不可能であった秋葉は、 (主;^ω^)「あわわ・・・。 み、皆さん・・・何を言ってるんですかお・・・?」 834 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23 24 17.33 ID /kmq+j460 (*^ω^)「安心してほしいお! もうDATの場所は分かったも同然だお!」 (*´_ゝ`)「そうと決まれば、行こう! 『あそこ』に!」 (主;^ω^)「は、はい・・・って! ちょっと待ってくださいお~~!!」 早速、意を決したかの様に走り出すブーン達一行。 その後ろについていく、何も理解ができない秋葉。 向かうは駅前、そこには不特定多数の人々が無作為にうずめ合っていたのだった。 ───────────────── ( ゚д゚ )「と、言うわけだが、皆さん分かったであろうか?」 ( ゚д゚; )「正直、これは秋葉原をある程度知ってる人でないと分からないだろう・・・。 すまない・・・」 ( ゚д゚ )「だが、出てきた二つのキャラ、これは分かったかもしれない。 これさえ分かれば十分自身を持っていいぞ!(オタとして)」 ( ゚д゚ )ノシ「と、言うわけで3に続く! だ!」 3
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MOGRA秋葉原 もぐらあきはばら 公式サイト MOGRAstaff Twitter 概要 秋葉原髄一の、アニソンメインのクラブ。本格的な音響設備を整えており、 スタンディングで約120名ほど収容可能。他にも、秋葉原ならではのオフ会やトークショーなど様々な用途に使用される http //moejapan.jp/business/mogra/ ライブハウス・ディアステージなどを運営するモエ・ジャパンがプロデュースする秋葉原のクラブ。 アニソン以外のイベントも多数開催されている。 アクセス JR秋葉原駅中央口 約5分 東京メトロ銀座線末広町駅 約5分 〒110-0006 東京都台東区秋葉原3-11-B1 1・秋葉原駅中央改札口からロータリー側に出る。 2・ヨドバシカメラ側に渡り、ヨドバシを右手に駅を背にして直進 3・一つ目の信号を超えてさらに直進 4・右手にローソンがありますが華麗にスルー 5・さらに真っ直ぐ進み、二つ目の信号を渡ります 6・信号を渡ったらすぐ右折します(日本農業新聞の角) 7・一つ目の角を左折し大きなコインパーキングを通り過ぎるとMOGRAの置き看板があります 8・居酒屋「ばん」の隣です 定期開催イベント アニソンインデックス Xi-lium アニソンマトリクス 収容人数 約120人(オールスタンディング) 関連情報 株式会社モエ・ジャパン オタクが輝く聖地「MOGRA」美人オーナーもふくちゃん MOGRA 秋葉原(モグラ・アキハバラ) - A-POP中心の本格バー・クラブ
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840 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23 26 12.29 ID /kmq+j460 3 一行が向かった先、それは人がひしめき合う、秋葉原の駅前。 このメンバーでここに集まったのは、過去にも2,3度。 あの団結の日ぐらいと言ってもよかろう。 そして、新しく仲間(?)となった秋葉も含めて、今度はここを求め、また繰り出してきたのである。 (主^ω^)「ひ、人がすごい・・・。 本当にここにあるんですかお・・・?」 ( ´_ゝ`)「ああ、俺達の読みが間違ってなければ、」 (´ _` )「ここだ。 ここの4階、そこに君の探し物はある!」 ( ^ω^)「さあ、早速行ってみるお!!」 そういうと、早速ブーン達はその建物の中に入っていった。 皆が向かった先、そこにあった建物はと言うと・・・ 843 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23 28 12.36 ID /kmq+j460 【ラジオ会館】 秋葉原駅徒歩1分。 電気街のど真ん中にそびえ立つ、行楽地の本拠と言ってもいい建物である。 昔からの建物であるが故、壁などの劣化がやや目立つ。 しかし、中にはフィギュアから電気製品まで、ジャンルを越えた様々な製品が、数十の店舗と共に所狭しと立ち並んでいる。 そして、最上階などはスタジオが備えられており、いわゆる「イベント」はここで行われる。 川 ゚ -゚)「ここのガンプラ売り場の階だ。 そこに『それ』はある」 エスカレーターが途中までしかないので、最初から階段を使用している一行。 狭めに作られた階段は、刻一刻と彼らを目的まで案内をする。 そんな中、小走りに階段を走る秋葉が、突然立ち止まると、 (主^ω^)「・・・・・感じるお! DATの波動が! すぐ近くに、もうすぐだお!」 ( ´∀`)「ってことは・・・ これは当たりのようだモナ!」 (; A`)「DATを持たぬ者にはわかるまい・・・。 ってやつ?」 と、なんだか中二病混じりの発言を交わす中、とうとう目的の階に到着する。 するとすぐに、彼らの目の中に飛び込んできたものがあった。 845 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23 29 43.77 ID /kmq+j460 |_ | | ` | ノ,.、 ゝ、.__ /ー 、,__、,.__ `\ /_,,._/_,ジ=、\ \ / - 、,_ ヽ、_ 》、\ l / ィ‐ 、_` ‐ 、,_ヾ゛\ `ヽ/´\ / / | \_ ` ‐ 、_ ヽ_/〉 / | 〉、_/ヽ7\_i/__\_li∠、 ` >|iヘ/ `Y´`|i //T/,-‐`ニ _‐、 "\ //ヽ∧_ハ.イ`メ‐|./ハ 、__ 〉ノ!丶、 \ ,..、/./ ,. ゝィ;;/ `゛‐イノ」|ヘ――‐ イ!ヽ `丶\ /ゝへヽ_./ 〉YV y‐|`vヘ \ヽ-t‐ " ,|i `i | / ` ー‐ /r v‐i ヾ_,トイY \_  ̄7\/ | / ト‐ ヽ、_ ∠ーf_ハ.,l、.ト|´\ノ ソ! |ト、 \l\ !| / ` ‐ ゛  ̄||i`ヽ ‐| /`l/ |.| ヽ \\V |l / `ヽ/ | | ヽ ヽ\\ _ 〉く / // ヽ ヽ \_\` |ヽ/ ,イ _// \ \_/ \\ | | / | / \ \_`ー ! i.∧ |.| //`ー、 // ハ l |.| / ̄ ̄/ \\ /ヘ〈_/ ヽl | // / ヽ 846 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23 30 52.51 ID /kmq+j460 _,、-──- 、ヽ __ ,、- "´ `´ `ヽ / _ \ // ヽ |iー-、 ヽ / __ \ヾ、 `r! / ,ィi´ / i \|| `l \ ヽ / //// / | ヽ- \ \ ゙! / /| {{ / | | | | | ト、 \ ヾ! / /| | ∨ | | | | | .∧ |、ヽ ヽ \/ | |.! し || |! | ! | |/ ハ\!ヾ\ ヽ / | .! | | | | | || |、 , リ/|/ ,. -r‐vYリ、. |.! | / | | ,| | レi‐| ッ=ミ、ヽ. | l/ ´ l `i´ // ∧ || | V ヽ! ヽ!|ヽヽ|ヽ`i´ l ‐l`\ | "´ // / ∧川 / ト、|\|ヽヽ `´ ` // / / /レi/ ヽ || i|\`ー=‐ j // / // / || ハ \ `ー、 ` -一 /,.ィ /!ノ) 〉 H ト、 |゙i┬``‐、 ´/__//∧ / ヽ! ∨ ヽ ||! |ヽ iヾi|`ー ´二___,/ | _/ ! __ ゝリ/ヽト、|」 / ____| _,,| / l / r‐ Y `´ l__| r ´ ヽ _| ノ /ト、/ ヽ 」 | /ヽ /ヽ ′/ | | レ‐、 ,、-─ ´ | | ヽ / / | | | レ ´ | | ヽ / / ,、- ´ ` ´ / | ヽ 850 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23 32 54.96 ID /kmq+j460 (*^ω^)「・・・そう! これだお! ここのプラモ売り場の名物!」 (*´_ゝ`)「『等身大、綾波レイ』! 『初号機』! 二体のモニュメントだ!!」 ブーン達の前にはばかったのは、言うまでもない、『綾波レイ』・『初号機』のモニュメントであった・・・! 丁度身長の長さと同じで、あの「エヴァンゲリオン」の2キャラが堂々と入り口を占めている。 この階の店が紹介される時、まず挙がるのがこの像というほど、検挙がある物なのだ。 (主 ゚ω゚)「・・・・あれは・・・! ま、まさか・・・!」 その像を直面した秋葉は、何の迷いもなく、一点の方向に指を指す。 その先は、初号機の肩の上。 良く見ると、何やら黄色い、キラキラした物が見え隠れしていた。 (主 ゚ω゚)「ま、間違いない・・・! あれはDAT! DATだおっっ!!」 ( ^ω^)「あそこにあるのが、DAT・・・?」 ( A`)「すごい小さいな・・・ でも、宝石みたいに輝いてる・・・」 川 ゚ -゚)「どうやら、無事発見のようだな・・・!」 ( ´_ゝ`)「よし秋葉! 早速取ってくるんだ!!」 (主^ω^)「・・・・取ってきますお!」 853 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23 34 44.28 ID /kmq+j460 皆にそく栓されて、早速秋葉はDATへ手を差し伸べる。 彼の胸の中にあるのは、自己の使命の達成感、そしてブーン達への多大な感謝。 それぞれに深く感動を覚えつつ、光り輝くDATに手を掛けようとした、その時・・・ 店員「あっwwwwwwダメですよwwwwwwwこれに触っちゃwwwwwwサーセンwwwwww」 (主;^ω^)「・・・えぇ!??」 どこからともなく店員が現れ、なんといきなりモニュメントに向かう秋葉の手を制したのだ。 そんな店員の行動に、ブーン達は驚き、 (;^ω^)「ま、待ってくださいお! 僕達はこれを拾うだけですお!」 (;´∀`)「そ、そうモナ! 変な事はしないモナ!」 店員「ダメったらダメですwwwwww壊れちゃいますよwwwwwwサーセンwwwwww」 川;゚ -゚)「本体には触れませんから・・・」 皆がどう言っても、店員はそれに触らせることを拒絶する。 どこか相容れないような雰囲気の店員なのだが・・・ すると、 店員「ここ見てくださいよwwww右手のナイフwwwwwなくなってるんですよwwwww」 そういうと、店員は、初号機の空いた右手を指している。 と、そこには、前に何かがあったかのような感じで、手の平の一部が剥がされているのだ。 855 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23 36 23.00 ID /kmq+j460 店員「初号機のプログナイフwwwww誰かに盗られちゃってwwwwwwうちの支配人も怒ってますwwwwww」 店員「だから被害を防ぐ為に、これには触らないようにしてくださいwwwwwwwwサーセンwwwwwww」 (; A`)「そ、そんな・・・」 どうやら前誰かに盗まれたらしい、プログナイフ。 そんな件もあってか、このモニュメントには触れられない、というのが店員の言い分だった。(実物も、なぜかナイフがなくなってる。 盗まれたのかは知らんが) (;´_ゝ`)「じ、じゃあこれあげますから・・・」 店員「またキャラソンっすかwwwwwもう持ってますからwwwwwwサーセンwwwwwww」 (主;^ω^)「ううう・・・」 目の前に探し物があるのに、店員は一歩も引いてくれない。 そんな状況で困り果てている時に、後ろの入り口から突然、 ウィーーーン・・・ 859 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23 38 34.50 ID /kmq+j460 ( ゚д゚ )「ふー。 疲れた疲れた」 悠々とやって来た男。 その名も『秋葉王ミルナ』。 彼は入り口を抜けると、そこにいたブーン一行をすぐに発見した。 ( ゚д゚ )「ってあれ? ブーン君達じゃないか!」 (;^ω^)「あ! ミルナさん!」 ( ゚д゚ )「どうしたのかね? 何か買いにきたのかい?」 (; A`)「い、いや。 ちょっと探し物が・・・」 店員「あっ支配人wwwwwwwwアザースwwwwwwww」 (;´∀`)「・・・・えっ!?」 ( ゚д゚ )「ああ、ごくろうごくろう」 川;゚ -゚);´_ゝ`)「・・・・ちょ!、どういうことです!?」 ( ゚д゚ )「ああそうか、皆には言ってなかったね・・・ 実は・・・」 突然姿を現し、否やいきなり店員と親しげに話したミルナ。 すると彼は、ブーン達が想像もしてなかったことを言い出した。 ( ゚д゚ )「私は、このラジオ会館のマネージャーなんだよw」 863 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23 40 49.49 ID /kmq+j460 (;^ω^); A`)川;゚ -゚);´∀`);´_ゝ`)´ _`;)「ちょwwwwwwwwおまwwwwwwwwww」 ( ゚д゚ )「ハハハ、驚いたかい? だから君達は大歓迎だよ。 じゃんじゃん見ていってくれ」 ( ^ω^)「じゃ、じゃあ! そういうことなら!」 と、ブーンは急いでミルナに用件を説明し始めた。 勿論、秋葉に関する話は除いて、であるが ( ゚д゚ )ノ「なんだ、そういうことなら構わんよ。 ほらっ」 ミルナが理由を聞くと、快く承諾し、すぐに初号機の肩にあるDATを取ってくれた。 それを丁重に受け取った秋葉は、 (主^ω^)「あ! ど、どうもありがとうございますお!」 (;゚д゚ )「しかし、これは何だい? すごく光っているが・・・?」 (; A`)「ま、まあ、宝石みたいなもんですよ・・・」 店員「(これ売ったら高そうwwwwww貰っときゃ良かったwwwwww)」 867 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23 42 54.73 ID /kmq+j460 (主^ω^)「・・・これがDATかお・・・! これがあれば、僕の世界が助かるお・・・!」 探し物であったDATを、やっとこさ見つけた秋葉は、しばらくその純粋な表面をじっと見続けていた。 ( ^ω^)「良かったお、秋葉君! これで目的は達成かお?」 (主^ω^)「はい!! 皆さん・・・。 皆さん、本当に、ありがとうございましたお!!」 ( ´_ゝ`)「なあに、同然の人助けだよ」 (´ _` )「無事、一件落着で良かったな」 川 ゚ -゚)「それに、君に、良い事を教えることができたからな」 ( ´∀`)「ガンダムを教えれて、僕も嬉しいモナー」 ( A`)「そ、それはさておき・・・。 じゃあ、一回バーボンハウスに戻りましょうか」 無事役目が終わったブーン達は、円満してバーボンハウスに帰っていったのであった。 868 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23 44 16.29 ID /kmq+j460 ( ゚д゚ )「んっ・・・? 君、そのポケットの中にあるのは・・・?」 店員「あっ・・・・・^^;」 ( ゚д゚ )「それってまさか、あのなくなった初号機の・・・・」 店員「・・・・・ プ、プログナイフッスwwwwwwwサ,サーセンwwwwwww」 そういうと店員は、あの弐号機の構えのように、ナイフをジャキッと前にかざした。 (#゚д゚ )「・・・・・・・」 店員「サーセンwwww ・・・アッーーー!!!」 873 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23 45 55.35 ID /kmq+j460 バーボンハウス───── ラジオ会館から少し歩き、やっとこさ一行はバーボンハウスに戻ってきた。 午前中にここを出て、今は早くも2時を回ろうとしている。 中に入ると、丁度割れたガラスを片付けたらしい荒巻が、カウンターで煙草を一服しているようだった。 / , 3「おお、無事見つかったようじゃな」 (主^ω^)「お蔭様ですお。 これで僕は元の世界に帰れますお」 / , 3「ああ・・。 ワシにはまだ実感が沸かないのぉ・・・」 ( ^ω^)「秋葉君。 もう、行っちゃうのかお・・・?」 (主^ω^)「はい・・・。 まだ僕のすることは残っていますお・・・」 ( ´_ゝ`)「そうか・・・。 行ってしまうのか・・・」 川 ゚ -゚)「・・・私たちのこと、忘れないでくれよ」 ( ´∀`)「そのガンプラ、帰ったらじっくり作ってほしいモナ!」 (主^ω^)「ありがとうございますお! 皆さんから貰ったもの、大事にしますお!」 秋葉の手元にあるのは、先に貰った同人誌と、ガンプラの箱。 さらには、服装までそのまんまであった。 875 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23 48 26.86 ID /kmq+j460 (´ _` )「うむ、その服装。 なんだか凛々しく見えるな」 ( A`)「ホントですね。 なんだか不思議だ・・・」 (主^ω^)「じゃあ皆さん、・・・僕は、そろそろ元の世界に帰りますお・・・」 (主;ω;)「本当に・・・ ありがとうございましたお・・・! 皆さんのこと・・・ 絶対忘れませんお・・・!」 ( ´_ゝ`)「おいおい、最後は笑って別れようじゃないか。 それに別れってのは、また次の再会までのあいさつだろう?」 (´ _` )「兄者、ありがちのセリフだが、将にその通りだ。 またいつか会おうじゃないか!」 ( ;_ゝ;)「そ、そうさ・・・! また・・・。 また会えるさ・・・!」 ( うω^)「そうだお・・・! また来てくれお・・・! 待ってるお・・・!」 (主;ω;)「み、皆さん・・・」 (主つω⊂)ゴシゴシ (主^ω^)「・・・・・はい! また・・・また会いにきますお・・・!」 877 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23 50 13.76 ID /kmq+j460 (主^ω^)「・・・それじゃあ、またいつか!!」 そういうと秋葉の手に握ってあったDATが、瞬く間にまばゆい光を放ち始める。 やがて、体の周りが黄色い光に取り囲まれ、彼の体も黄色く染まっていった。 そして周囲の光が完全に消滅した頃、彼の姿は、もうどこにもいなくなっいた。 ───── ( ^ω^)「行っちゃったかお・・・」 ( A`)「異世界か・・・。 俺もいつか行ってみたいな・・・」 ( ´∀`)「・・・僕達、とっても貴重な出会いをしたんだモナ・・・」 881 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23 51 50.80 ID /kmq+j460 (´ _` )「あ! 兄者。 さっき買ったキャラソンを聞こうじゃないか!」 ( ´_ゝ`)「おお、そうだな! では早速・・・」 急に思い立った兄弟は、つい先程購入したCDをカバンから取り出した。 (;´_ゝ`)「ちょwwwwww弟者wwwwwwなぜお前も古泉verを持っているのだ! 俺が買ったはずだが?」 (´ _`;)「な、何を言っているんだ!! 兄者がキョンだろう!? 俺は間違えてないぞ!」 (;^ω^)「ありゃ・・・。 2人とも古泉買ったのかお・・・」 (; A`)「と、とりあえず聞きましょうよ」 ( ;_ゝ;)「ウワーン!! なんてこったいーーーーー!!!」 (;´∀`)「うわあぁぁ!! 暴れちゃダメモナ~~~!!」 再びどやどやとした声が、バーボンハウスに響き渡る。 でもやはり、このいつもの音が聞こえている事こそが、皆の何よりの安堵の印であったのだ。 / , 3「ほっほっほ! 皆、元気なことじゃのう」 川 ゚ -゚)「ええ、全く・・・。 にぎやかでいいことですよ」 昼下がりの晴れ渡った空の中、この店には毎度同じく、若く、活気溢れる声が飛び交っているのであった。 fin 914 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23 55 57.88 ID /kmq+j460 次回予告 ξ゚⊿゚)ξ「はい! では最後に、恒例の次回予告を行ってみましょー! 司会は、私としぃでお送りするわ」 (*゚ー゚)「明日は、◆6Ugj38o7Xgさん作『( A`)と( ^ω^)は異世界でもう一度出会うようです』の投下でーす」 ξ゚⊿゚)ξ「異世界に降り立ち、様々なものに出会うドクオ。 その後、今度は友達のブーン・ショボと共にもう一度、異世界に戻ってくるってお話! 見ごたえアリのファンタジー小説よ!」 (*゚ー゚)「『もう一度出会う』では、様々なキャラが登場します! 外伝なんてワクワクするなぁ・・・!」 ξ゚⊿゚)ξ「私は『異世界』のギコとしぃが大好き! とってもロマンチックだったもの・・・」 スタッフ「ヒソヒソ・・・」 ξ;゚⊿゚)ξ「え? それを体で表現してほしいって・・・? ・・・し、しょうがないわね・・・」 915 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23 56 46.16 ID /kmq+j460 ξ゚Д゚)ξ←ツン「生きて帰れるなんて思ってない…死にに行くつもりだ」 ツンが、しぃの体を押し倒す! (*////)「え・・・? ひゃぁあ!」 ξ゚Д゚)ξ「俺も…お前は分かってくれてると思ってる。 今更…言う事もない、俺の思いはずっと変わらない」 (*;ー;)「ツ…、ギコ…行ってらっしゃい…」 ξ*゚Д゚)ξ(////*)「ハァハァハァハァ・・・・・」 ───── (;^ω^); A`)「・・・・・・・」 ξ;゚⊿゚)ξ;*゚ー゚)「ハァハァ・・・。 ・・・! あっ・・・・・」 (;^ω^); A`)「・・・流石の俺らでもそれは守備範囲外だわ・・・」 918 名前: 秋葉原 ◆zD.tvziESg 投稿日: 2007/03/11(日) 23 57 53.23 ID /kmq+j460 3月12日 ( ^ω^)ブーンが世界を巡るようです 『 IN ( A`)と( ^ω^)は異世界でもう一度出会うようです 』 好 御 期 待 ! ! 戻る
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東京都 千代田区 ) 住所東京都千代田区外神田1-15-1 最寄駅JR京浜東北線・山手線・総武線 秋葉原駅 電気街口 徒歩2分 中央通りの南端、万世橋交差点角のビル 東京メトロ日比谷線 秋葉原駅 徒歩3分 つくばエクスプレス 秋葉原駅 徒歩3分 1プレイ 100円 設置タイトルSTGなし 営業時間10 00 - 24 00 駐車場なし TEL03-3252-7528 URLhttp //tempo.sega.jp/am/akiba-gigo/ Twitterhttps //twitter.com/akihabara_gigo 地図Yahoo!地図 Mapion BingMaps GoogleMap 最終更新日2012/12/24
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/2887.html
秋葉原とは、東京の秋葉原駅周辺、主として東京都千代田区外神田・神田佐久間町・神田花岡町および台東区秋葉原周辺を指す地域名である。 この新惑星にも秋葉原は存在する。この地では人が集まったり、バラけたり、化物が融合したり、崩壊したり、復活したり、 MAP兵器が飛んできたり、人が集まったり、デビルガンダム(?)が出現したり、人が消えたりと本当に色々なことが起こった。 「本当に自重しねえなァ! あいつらァ! イライラしてきたぜぇ!」 それはもうブチ切れる寸前まで怒っていた。 そして、色々なことが起こりすぎて人格を得てしまった。 というか、人の姿を得てしまった。(何、東京タワーとかイナバ物置とか擬人化してるし、別にいいんじゃね?) そいつの名は『秋葉原』。 秋葉原に渦巻く超絶パワーとカオスロワ補正が生み出してしまった。 紛れも無く怪物(モンスター)。 「ああ、もう決めたぜぇ!!」 これ以上、この聖地、秋葉原を守るために『秋葉原』が取るべき行動はただ一つ! 「秋葉原にいる参加者全員皆殺しだッ!!!!!!」 【二日目・23時00分/新惑星・秋葉原跡地】 【『秋葉原』@日本】 【状態】極度のイライラ 【装備】素手 【道具】なし 【思考】基本:秋葉原を守るために参加者を皆殺しだッ!!! 1:秋葉原を守るために秋葉原にいる参加者を皆殺しだッ!!! ※秋葉原は消滅しました。 ※秋葉原にいた参加者は現時点(二日目・23時00分時点)で全員、生きています。(多分)
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【メグッポイド】 秋葉原心中 (オリジナル) 【GUMI】 曲名:秋葉原心中 作詞:サ骨 作曲:サ骨 編曲:サ骨 唄:GUMI 歌詞: 鉛色の空は重く 人も伏し目がちで虚ろ 青くそびえる看板の下で 赤い服が大声 横断歩道の少ない道路 渡るのならご自由にどうぞ 生きる気力も無くしていたけど 皆同じ顔だった 名前のない風が吹く灰色の小道 隠された社会が見える裏の散歩道 哀しみも交差する鉄道のように 喧騒にかき消される存在の利用価値 無常なビジョンには不必要なフリルが 悩ましく揺れていた ただそれだけのこと 不況の中声を上げて 布教に勤しむカルトの教祖(グル) 無駄に明るい看板の下で 滅びを謳いほざく 国境のないディスクには臆面もなく とらの威を借り護られていると思い安堵 溜息も連鎖する老人のように 時は遷ろう迷い無く 当に今が正義 卑怯なニーズに答えを用意すれば 目の前から消えていく ただそれだけのこと 路地裏に潰れた異邦人の笑顔が 相対的な幸福を易しく示した 陽が昇り落ちていく 誰も気にせずに 道路(みち)に吹雪くは捨てられたアルバイトの時間 無様な狭間の第四次産業革命 誰もが項垂れる ただそれだけのこと 哀しみも交差する鉄道のように 喧騒にかき消される存在の利用価値 無常なビジョンには不必要なフリルが 悩ましく揺れていた ただそれだけのこと
https://w.atwiki.jp/efz_bot/pages/32.html
秋葉原オフ_20130525
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パレックス秋葉原 〒101-0021 東京都千代田区外神田1-16-10 ニュー秋葉原センター1F TEL:03-5294-3232(代表) FAX:03-5879-6291 Web http //www.alivehp.com/ 11:30~19:00まで営業。 年末年始のみ休み。 特色 日付 ギターパーツ自作(ケスター44、プラグ、ジャック、ヴォリュームPOT、トグルスイッチ、ペグ、) 2013/09/21 PCのメモリ、各種光学ドライブ、液晶ディスプレイ、節電・防災グッズ 2013/09/21 電子部品(LED、カーボン皮膜抵抗、DCジャック、ノブ、トランジスタ、コンデンサ、オペアンプ)ユニバーサル基板、ブレッドボード 2013/09/21 扱っている種類は少ないけど、探していたものがあれば安く買えそう。 電子部品以外にも、HDMI ケーブルがかなり安い。 大きな地図で見る ↑パレックス秋葉原は1Fじゃんぱらの1つ奥の隣の区画 リンク メインに戻る
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秋葉原にて伊澄とドナルドの戦闘が始まった、まさにその時――― ライダーとアーチャー、およびそのマスターたちも秋葉原に到着していた。 「セイバーの気配を追ってここまで来たが……予想外の事態になったらしいな」 「そうですね」 お互いを警戒しながらも、目配せをして状況を確認しあうライダー・メタナイトとアーチャー・八意永琳。 「ちょっと、どういうこと?」 マスターである輝夜の問いにアーチャーは答える。 「サーヴァントでは無いようですが、膨大な魔力を持った存在が近辺にいます。その者の魔力のせいで、他のサーヴァントの気配が掻き消されています。 もはや、よほど近くに寄らない限りはセイバー、いえ、他のどのサーヴァントでも存在を知覚することはできないでしょう」 その魔力の出所がドナルドという名の道化師であることまではわからなかったが、ここに来て予想外の壁にぶつかったことを認識していた。 「なぁるほど? つまり、そのどっかの誰かさんも、そこまで魔力を貯蔵してるってことは……」 「サーヴァントと同等以上の戦闘力を有していると考えて、間違いは無いかと」 ルカの言葉に、頷いて同意を示すメタナイト。 「ふーん、でもまあ、聖杯戦争に無関係な人間ならわざわざ絡みに行く必要は無いわね。 私たちはあくまでも私たちの目的を果たしましょう?」 「同感です。しかし、こうなると虱潰しにこの近辺を捜索するしかありませんね」 永琳の言葉に、ルカは豊満な胸を揺らしながら答える。 「ここは二手に別れましょう。ミクはここ数時間秋葉原から動いていないようだし、手分けすればきっと近いうちに会えるわ」 「なるほど、いいわね。そのミクとかいう名前のセイバーを見つけたらすぐに連絡しあいましょう」 「では我々は駅の北側を捜索します。ルカさんたちは駅の南側を。二時間後、進展がなければ駅で落ち合いましょう」 そう言い残し、永琳と輝夜は駅から出て行った。 「マスター殿、我々もセイバーの捜索を急ぎましょう」 メタナイトがルカを見上げて言う。実のところ、彼の背丈では見上げたところで胸に遮られてルカの顔はよく見えなかったのだが。 「うん、それだけどねライダー、私たちは二手に別れましょう。南側はそうでもしないととても探しきれないわ」 「なっ……しかし、マスター殿は戦闘力は皆無。もし敵に単独で遭遇したら……」 「大丈夫、私とミクは顔見知りよ。あの子の性格からしても、会っていきなり襲ってくることは無いと思うわ。 それに、万一の時には令呪であなたを呼び出せばいいんだから」 「……承知した。くれぐれもお気をつけて。私は駅の東側を捜索する」 ライダーはそういい残し、目にも留まらぬ速さで駅から駆け出していった。 「さすがは『ライダー』だけのことはあるわね。さて、私も……」 そうして、一人駅構内に残ったルカがミクの探索に出発しようとした時だった。 突如目の前に、行く手を塞ぐかのように「アイスで出来た」壁が出現したのだ。 その圧倒的な冷気と甘い香りに気圧されながら呆気に取られていたが、しばらくして背後からの気配に気付き振り返る。 そこにいたのは青い髪と服をした美青年だった。 「やあ、久しぶり、だったかな?」 「KAITO……兄さん……」 ルカの顔に、初めて動揺が浮かぶ。ある意味、今の段階ではもっとも出会いたくない『敵』だった。 「さて、まどろっこしい話は抜きにしよう。お前はミクの命を狙うためにマスターになった、もしくはマスターになってからミクを殺すことを考えた。 どちらかは知らないが、本気でこの『聖杯戦争』に参加するつもりなのは間違いないな?」 穏やかながらも詰問するような口調に、ルカの顔は見る見る青ざめる。 「やっぱり、KAITO兄さんはミクの味方なのよね?」 青年は笑って答える。 「そりゃあ、僕にとってミクはボーカロイドである以前に実の妹だからね。でも、それとは別の意味で、ミクには今死んでもらっちゃあ困るんだよ。 僕が困るんじゃない、この世界が困るんだ」 「……どういう意味?」 「これ以上は話せないね。少なくとも、今のお前には」 ルカは唇を噛んだ。KAITOの言葉の一つ一つが胸に突き刺さる。ここで後に引くわけにはいかないのに。 「兄さん、私を殺す?」 「殺さない。けど、お前の好きにはさせない。ミクを殺しに行くっていうのなら、そのアイスの壁を崩してから行くことだね」 【一日目・午前7時30分/日本・秋葉原】 【巡音ルカ@ボーカロイド】 (マスター) 【状態】健康 【装備】不明 【道具】支給品一式 【思考】 1 KAITOをどうにか突破する 2:アーチャー達と協力し、ミクを探す 【KAITO@ボーカロイド】 【状態】健康 【装備】不明 【道具】支給品一式 【思考】 基本 ミクを手助けする(?) 1 ルカを足止めする 【メタナイト@星のカービィ】 (クラス・ライダー) 【状態】健康 【装備】剣(詳細不明) 【道具】支給品一式 【宝具】不明 【思考】 1 マスターに従い、敵を討つ (今はミクの捜索) 2 アーチャーたちがマスターに危害を加えないように警戒する (果たして、二手に別れたのには何か思惑があってのことなんでしょうか……まあ、いずれ明らかになるでしょう) 秋葉原の駅の北側の大通りを歩きながら、永琳は思案していた。 あのライダーの主従はどうも捉えどころのない部分がある。確定的にわかるのは、セイバーのサーヴァントであるミクに並々ならぬ敵意を抱いているであろうこと。 しかし、手元にある新聞によればルカと初音ミクは親類らしい。なぜあそこまで憎み合うのだろうか。 幻想郷では顔見知りや親類で戦うことは珍しくは無いが、本気で命を奪い合うようなことには至らない。 「えーりん、その新聞に何か目新しいことは書いてあった?」 新聞に目を落としながら歩いていたら、輝夜が興味ありげに手元を覗いてきた。 「ええ、あれからも何組か新しいサーヴァントとマスターが現れたようですね。相変わらずよくこんな短時間で調べが付くものですが……」 新しく出現したマスターとサーヴァントについても、その来歴から能力の一部に至るまで詳細に報告されていた。 一番驚いたのは、あのエミヤが『アーチャー』から『アングラー』にクラスチェンジしていたことだが。 なおこの新聞のことは、流石にライダー陣営にも秘密である。おそらくはこれが自分たちの最大の『切り札』になるだろうからだ。 「ねええーりん、さっきから何か考え事してるみたいだけど、何か気になることでもあるの?」 実際、あることが気にかかっていた。 新聞を読んで、明らかにこの新聞の作り手は何かを隠していると感じていたのだ。 その異常な情報収集能力も相俟って、永琳の中にはとある懸念が渦巻いていた。 仮に、この新聞の書き手が敵に回ったら? 「―――ですが、その話はまた後ほど」 二人は歩みを止めざるを得なかった。 道の中央に立ちはだかって二人の行く手を阻んでいたもの。 それは小山のような巨躯をした赤い肌の鬼と、肩に釣竿を担ぎ腰蓑を付けた漁師風の男だった。 【一日目・午前7時30分/日本・秋葉原】 【八意永琳@東方project】 (クラス・アーチャー) 【状態】健康 【装備】無し 【道具】支給品一式、不明支給品 【宝具】不明 【思考】 基本::マスター(輝夜)に絶対の忠誠 1:バーサーカーに対処 2:ライダー達と協力し、セイバーを捜す 3 アーチャー(エミヤ)に助けた理由を聞く 【蓬莱山輝夜@東方project】 (マスター) 【状態】健康 【装備】ジャージ@現実 【道具】支給品一式、不明支給品 【思考】 1:カオスロワ、聖杯戦争の優勝を目指す。 【赤鬼@泣いた赤鬼】 (クラス・バーサーカー) [状態]健康 [装備]なし [道具]きびだんご(桃太郎から奪った) [宝具]不明 [思考]基本:マスターに従う 【浦島太郎@童話】 (マスター) [状態]健康 [装備]釣竿、亀 [道具]支給品一式 [思考]基本:優勝して、自分の失われた時間を取り戻す 「黒桐さん、今の私たちの状況は?」 秋葉原で最も高いと言われるビルの上にも、一組のマスターとサーヴァントの姿があった。 「幸いまだ僕たちの存在に気付いた人はいないようですが、この近くだけでセイバー、ライター、アーチャー、ライダー、バーサーカーの姿を確認できます。 また、ユダとブッチギルンジャーもここ秋葉原に向かっているようです。 ―――そしてたった今、イーターのサーヴァントが秋葉原に入りました」 「……まるで猛獣の檻ですね」 文は自分の取った進路を心底後悔していた。 まさか拠点を移すために移動中に、こんな場所でこんな多数のサーヴァントに囲まれてしまうとは。 それも、二人ともサーヴァントであるセイバーとライター、単純な戦闘力では最強ともいわれるバーサーカーなど、一筋縄ではいかなそうな連中揃いだ。 加えて、セイバーをあと一歩のところまで追い詰めた長宗我部元親を初めとして、サーヴァント以外にも要注意な人間まで揃っていると来ている。 「幸いなのは、この町にいるサーヴァントと同等以上の魔力を持った存在、ドナルドによって、僕たちサーヴァントの気配が掻き消されていることです。 おそらくこのままでいれば、他のサーヴァントに存在を気取られる可能性は皆無でしょう」 「ならばなんとかやり過ごして早めにこの町を抜け出すか……さもなくば、一か八か、誰かに接触してみるかですね」 曲りなりにも顔見知りであるアーチャー陣営であれば、共闘関係を結ぶことだって出来るかもしれない。 が、それは否応無くサーヴァント同士の戦闘の最前線に身を晒すことを意味する。 さらに、未だに沈黙を守ったままのキャスターとアサシンの動向も注視しないわけにはいかない。 「黒桐さん、今後のことをどこまで『予測』できますか?」 「流石に状況が複雑で、不確定要素が多すぎますね。しかし……この町で、今後の僕たちの運命を左右する出来事が起きるのは確かでしょうね」 【一日目・午前7時30分/日本・秋葉原】 【射命丸文@東方project】(マスター) 【状態】健康 【装備】手帳@現実 【道具】不明 【思考】 基本 真実を新聞にして客観的に皆に伝える 1:どうしよう…… 2 この聖杯戦争を生き延びる 3 元の世界に皆で帰る方法を探す 【黒桐幹也@空の境界】(クラス・サーチャー) 【状態】健康 【装備】無し 【道具】不明 【宝具】不明 【思考】 1 式やその他の知り合いを捜す 2 文を手伝う 「マスター、ここはどういうお店なんですか?」 薄い本が並んだ棚の間で、居心地が悪そうにもじもじするセイバー・ミク。 「一般的には同人ショップと言われているな。特にここはいい本が揃っている。……ハアハアみなみかわいいよみなみ」 床一杯にみなみが出ている同人誌(当然エロも含む)を広げて悦に入る6/。 「我々は何のためにこの店に入ったんでしょうか?」 「考えても見ろ、まさか聖杯戦争に関わっている人間が同人ショップでエロ同人を堪能しているだろうなどとは思うまい」 「でしょうね、当事者である私もびっくりですから」 「お前はさっきの戦闘で疲弊している。しばらくはここで消耗した魔力と、擦り剥いた膝と、腫れた尻の回復に専念しろ。 もし敵が来たら俺が相手する」 「マスター……」 ミクはつかつかと6/の元に歩み寄り、 「言っておきますけど、お尻が腫れたのはマスターのせいですからね!!」 「『怪我をするな』という約束を破ったお前が悪い」 「普通あの手の約束は実行に移さないもんでしょう!!」 頬を膨らませつつも、お尻を摩りながら床に座るミク。 「それにしても本当にいろんな漫画の同人誌があるんですね。ドラえもんやサザエさんの18禁なんて一体誰が買うんですか?」 「これなんかお前やお前の兄弟が出てるけど……」 「いいです見たくないです」 何故か残念そうな顔をして、その本を棚に戻す6/。 「……どうせ篭城するなら、カラオケボックスのほうが良かったですよ」 「カラオケって言えば、お前らにもああいうところの印税とかって入ってくるのか?」 「ええまあ一応。カラオケだけじゃなくてCDとか着メロとかでも何パーセントかは」 「じゃあ相当稼いでるんじゃないかお前?」 「うーん、まあ純収入だけなら……」 「好きです。結婚してください」 「そんな誠意の感じられないプロポーズ、生まれて初めて聞きましたよ!! それにうちはかなり貧乏ですよ?」 「へ? なんでそんだけ稼いでて貧乏なんだ?」 「……お金があればあるだけ、アイスを買い占める兄がいるので」 「ああ……」 などとどうでもいいことを話しながら同人誌を見ていた二人だったが、ある瞬間、同時に顔を上げた。 「おい、この気配って……」 「ええ。敵のサーヴァントです」 その時、店の入り口のドアを盛大に破壊しながら、一人の相撲取りが押し入ってきた。 いや、よく見たらそれは相撲取りではなくて相撲取りのような女だった。そしてその隣には、彼女と同じ髪形をした少女がいる。 「「ひ、柊かがみ?」」 同時に声を上げるセイバー陣営。しかし反応したのは力士体型の少女のほうだった。 「ふっふっふ、覚えのある匂いを辿って来てみればやっぱりビンゴだったわ!! これも運命って奴よね、6/!!」 不意に名前を呼ばれて、不快そうに顔をしかめる6/。 「……マスター。こちらの恰幅のいい方はお知り合いでしたか?」 「いや、こんな奴は知らん」 それを聞いたミクは満足げに微笑んで、二人の柊かがみに向き直る。 「聞いての通りです。申し訳ありませんがお引取り願えますか? さも無くば、一人で二人のサーヴァントを相手にする羽目になるかと」 それを聞いたかがみ(でぶみん)は、パンパンに腫れた顔に血管を浮き上がらせて吼えた。 「何よあんた!! いいわ、あんたも6/と一緒にまとめて食ってやる!!」 【一日目・午前7時30分/日本・秋葉原】 【◆6/WWxs9O1s氏@書き手】(マスター、クラス・ライター) 【状態】健康 SOS団臨時団員 【装備】無し 【道具】支給品一式、不明支給品 【宝具】SS用万年筆 【思考】 1:なにこいつ……気持ち悪い…… 2:死にたくない ※6期までの6/氏とは別人です ※ミクのマスターであり、同時にミクのサーヴァントです 【初音ミク@ボーカロイド】(マスター、クラス・セイバー) 【状態】健康 SOS団臨時団員 【装備】伝説の首領パッチソード@ボボボーボ・ボーボボ 【道具】支給品一式 【宝具】電子の歌声 【思考】 1 なにこの人……気持ち悪い…… 2:マスターに従う ※ 6/のサーヴァントであり、同時に6/のマスターです 【柊かがみ@らき☆すた】 (クラス・イーター) 【状態】でぶみん、全裸 【装備】無し 【道具】無し 【宝具】変態的性欲 【思考】 基本:いつも通り、本能に従う。 1:セイバーとライターを「二つの意味で」食う 【柊かがみ@らき☆すた】 (マスター) 【状態】健康 【装備】無し 【道具】支給品一式、不明支給品 【思考】 1:つかさやこなたを守るために戦いに身を投じる 2:これがもう一人の私とは……