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禁書 ◆Il3y9e1bmo 月夜に照らされ、霧の中に佇む古びた館。 その荘厳ともいえる閉ざされた扉の前に三人の男女が揃い踏みする。 桁外れの生命力を持ち、生命の過剰分泌で妖を引き寄せる『妖巫女(あやかしみこ)』の花奏すず。 スパイ一家である夜桜家の十代目当主にして朝野太陽の妻、夜桜六美。 そして、呪術高専東京校の一年生、呪術界御三家・禪院家をまとめる伏黒恵。 彼ら三人はお互いに多少の秘密を隠しながらも、殺し合いを阻止する者として信頼関係を築きつつあった。 「もーれつおっきな図書館だね。ここから伏黒くんの探してる本を探すの、大変そう……」 すずが不安げな声を漏らす。分かっていたことだが、大変な作業だ。 また、他の殺し合いに乗っている参加者と鉢合わせする可能性もある。 「大丈夫、他の人間の気配はしない。夜桜、花奏、ここから先はあまり音を立てずに行こう」 伏黒の言葉に二人は頷く。物音を立てないよう慎重に歩みを進め、図書館の扉のドアノブを握る。 幸い鍵は掛かっておらず、扉は多少きしみながらもするりと開いた。三人は闇夜に紛れてそのまま中に忍び込む。 それぞれデイパックから懐中電灯を取り出し、辺りを照らす。ここはロビーのようだ。 すると、六美が照明のスイッチらしきものを見つけた。それを押そうとする六美を制止し、伏黒がまずは館内のカーテンを全て下ろす。 伏黒がOKサインを出すのを確認し、六美はスイッチを入れた。すると、奥の部屋まで明かりが灯っていく。 「わあ、たくさんの本……! うちの図書室にもこんなに本は置いてないよ」 六美が思わず溜め息をつく。見ると、上は二階の天井から、奥は廊下の遥か向こうまで本がぎっしりと収められている。 「とにかく、三人で手分けして探そう。手がかりになりそうな本なら何でも構わない。そうだな……三十分後にまたここに集合でいいか?」 伏黒の提案通り三人は三方に散り、それぞれ思い思いに気になる本を探し始めた。 すずは梯子を使って高所にある書籍を片っ端から見ていき、六美は館内に設置してあった情報端末で書籍の検索をかけながら調べているようだ。 伏黒は人海戦術で行くようで、自身の術式『十種影法術』で不知井底(せいていしらず)を喚び出し、一緒に探させている。 ――三十分後。三人は最初にいたロビーにそれぞれ戻ってきた。 伏黒は一冊の本を小脇に抱え、六美は本を十冊以上積み重ねて持ってきている。すずはといえば、一冊も本を持っていないようだった。 「まずは俺からでいいか? 俺が見つけたのは、これだ」 伏黒が机に一冊の本を置いた。そこには『悪魔の実図鑑』と書かれている。 「え、これって……! 確か伏黒くんの探してたやつじゃ――――」 六美が歓喜の声を上げる。 「ああ、俺の探していた本だ。だけど――」 伏黒は咳払いをし、本を開いて目次の部分を指差した。 「――情報が少なすぎるんだ」 彼の説明では、すずたちと合流する前に『悪魔の実』について知る参加者と会ったことがあるらしい。 だが、その参加者の口から説明された実のほとんどがその図鑑には記されていないようだ。 「本の構成的に誰かが意図的にページを破いたのでも、情報の記載を減らしたのでも無さそうだ。……つまり、この図鑑は不完全だってことだ」 ここまで言って、伏黒は溜め息をつきながら本を机の上に乱雑に投げ置いた。 「じゃ、じゃあ、私の番だね。私の見つけた本はあんまりアテにならないかもしれないけど……」 六美が持ってきた本には『Battle Royale』と表題が付いていた。十五冊で一連のシリーズになっているようだ。 読むと、中身は漫画だった。クラス単位で殺し合いに巻き込まれた中学生の主人公が、脱出を目指して奮闘する……という内容だ。 よく見ると中には「支給品」や「禁止エリア」、「放送」などの表記が見られる。 「……なるほど、興味深いなこの漫画に登場するプログラムと、この死滅跳躍にかなりの部分でルールの相違点が見られる。 もしかしたら、この殺し合いを打破する方法が見つかるかもしれない」 ページを捲りながら伏黒は呟く。 「でもこの話、最後に二人しか生き残れないんだよね……」 六美の言葉に、周囲に気まずい沈黙が流れる。 「さ、最後は私だよ! もーれつ凄そうなの、見つけちゃったんだよ~」 流れを変えようと、すずがあえて元気溌剌とした声でオーバーアクションを取った。 「ん、花奏も何か見つけたのか? 何も持っていないように見えるけど……」 「のんのん! それは本ではないのです! さあさあ、こっちへどうぞ!」 すずは得意げに二人を部屋の奥へと案内する。蔵書室の最奥部だ。 「ここ、若干くぼんでない? たぶん私が思うに、秘密の部屋があると思うんだよ」 伏黒と六美は絨毯が敷かれた床を撫でる。確かにくぼみが四角形になっている。 よく見れば、隠し扉のように見えないこともない。 「梯子を取る時に気づいたんだー。すごいでしょ」 「でもすずちゃん、これどうやって開けるんだろ……?」 えっへんと胸を張るすずに、六美は至極当然な疑問をぶつけた。 「うっ、それは……」 すずは黙って首を振る。どうやら鍵の類までは発見できなかったようだ。 「二人とも、ちょっと下がっててくれ。俺が開ける」 伏黒はすずと六美を下がらせ、両手で象の影絵を結ぶ。 「――来い、満象!」 すると何もなかった宙に突如巨大な象が現れ、大きな音を立てて床を押し潰す。 その巨大な尻に敷かれた床は、メキメキという音を立て歪んでいく。 象が伏黒の影へと戻った頃には、隠し扉は完全に破壊されていた。 「すごい、式神だ……!」 思わず感嘆の声を上げるすずに、あまりのことに呆然としてしまう六美。 伏黒は無理やり壊れた隠し扉を持ち上げ、脇へどかすと二人へ合図を送る。 地下の隠し扉の奥は階段になっていた。 明かりも無いため、支給されていた懐中電灯で照らしながらゆっくりと下っていく。 階段の奥には小部屋があった。その中央に教会の説教台のように一段高くなっている場所があり、そこには一冊の本が置かれていた。 「なんだろ、この本……」 すずが本を持ち上げようとそれに触れる。すると、突如その本の背表紙にギョロリとした目と牙の生え揃った口が開いた。 「花奏! それに触れるな!」 伏黒の言葉に、すずは思わず持ち上げた本を放り投げてしまう。 しかし、その醜怪な顔の付いた本は重力に任せて地面に落ちることなく空中に留まった。 「クソがァ~! あの縫い目の袈裟男ォ~~!! 否定者ですらない、ただの人間の癖にこのオレを閉じ込めやがってェ!」 顔の付いた本――古代遺物・黙示録(アポカリプス)は目覚めるなり怨嗟の言葉を吐く。 「ん? 何だ、テメェら!」 牙を剥き出し、威嚇する黙示録の異様な姿に、すずと六美は怯えたような声を上げる。 「おい、お前。今さっき『縫い目の袈裟男』と言ったよな。もしかして羂索について何か知ってるのか?」 しかし、女性陣と違って呪術師である伏黒は冷静だった。黙示録と真っ向から対峙し、羂索についての情報を聞き出し始める。 「あ~ァ、まあ知ってるぜェ? でもよォ、人間。それは物を尋ねる態度じゃないよなァ~?」 黙示録は傲岸不遜な態度で宙から伏黒を睨みつける。 ――だが、伏黒のほうが何枚も上手だった。喚び出した蝦蟇の舌で黙示録を絡め取ってしまう。 「グウッ! クソッ、離せ! オレを殺せばこれ以降、課題も報酬も受けられなくなるんだぞ!」 黙示録の必死の訴えも、伏黒たちには意味が通じない。得意の記憶を流し込む攻撃も、式神である蝦蟇越しでは通らなかった。 蝦蟇の舌の強さは段々と増していく。噛みつこうにも口を押さえる形で舌が巻き付いていた。 「く、クソッ! こ、降参だ……! 止めてくれ……!」 ついに黙示録は己の敗北を認めた。 「知ってることを話せ」 伏黒は黙示録に詰め寄る。 「そ、それはまだできねェ……。あの袈裟男との契約なんだ……」 黙示録は急に弱気になり、ヘナヘナと地面に近づく。 「『まだ』? 時間が経てば話せるようになるってこと?」 黙示録の言葉を反芻していた六美が疑問をぶつけた。 「それも言えねェ……」 「『できない』、『言えない』ばっかりじゃ困るよ! 私たち、本気で殺し合いを止めたいんだよ!!」 すずが思いの外大きな声を上げた。伏黒と六美が振り返る。 どうやらこの殺し合いを止めたいという気持ちは、すずが一番強いようだ。 「……とりあえず、このままじゃ埒が明かない。この本はこの檻に閉じ込めて、この部屋から出よう」 伏黒はデイパックから小さな檻を取り出した。そこにはしっかりとした文字で『不壊』と刻まれている。 未だに抵抗して暴れる黙示録をなんとか檻に閉じ込め、三人は外を目指す。 その時である。周囲に軋むような音が鳴り響き、誰ともなく足を止める。 見ると、時計の針は午前六時を指している。 ――ついに来てしまったのだ。あの放送が。 史上最悪の呪詛師による、死者を読み上げる時間が――終わりの始まりがついにその時を告げた。 【F-7/図書館/1日目・黎明】 【花奏すず@あやかしトライアングル】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:基本支給品一式。ランダム支給品1、折り紙一式@現実、早川アキの髪の毛@チェンソーマン [思考] 基本:出来れば、誰も殺したくない 1:六美、伏黒と共に図書館の探索 2:出来れば早く祭里に会いたい 3:カゲメイは必ず止めないと 4:六美さんとその太陽さんって人の関係が羨ましい 5:これ(早川アキの髪の毛)、元の持ち主に返したほうが良いのかな……? 6:黙示録には早く情報を話して欲しい [備考] ※参戦時期は7巻以降。 ※夜桜六美、伏黒恵と情報を共有しました。ただし妖巫女等の情報は喋ってはいません。 ※図書館で『悪魔の実図鑑@ONE PIECE』、『バトルロワイヤル漫画版@現実』を発見しました。 ※図書館の地下で『黙示録@アンデッドアンラック』を発見しました。 【夜桜六美@夜桜さんちの大作戦】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品2 [思考] 基本:皆が居るのに、こんな趣味の悪い事に屈したりなんてしない 1:すず、伏黒と共に図書館の探索 2:早く太陽に会いたい、太陽が心配 3:凶一郎お兄ちゃん、何かしらやらかしてなければいいんだけど…… 4:皮下真には最大限の警戒 5:なに、この本…… [備考] ※参戦時期は最低でも10巻、夜桜戦線終了後から。 ※花奏すず、伏黒恵と情報を共有しました。ただし夜桜家の秘密等は喋ってはいません。 ※図書館で『悪魔の実図鑑@ONE PIECE』、『バトルロワイヤル漫画版@現実』を発見しました。 ※図書館の地下で『黙示録@アンデッドアンラック』を発見しました。 【伏黒恵@呪術廻戦】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:基本支給品一式。ランダム支給品2、不壊の檻@アンデッドアンラック [思考] 基本:殺し合いの打破 1:すず、六美と共に図書館の探索 2:一通り探索を済ませたら鬼ヶ島でルフィと合流 3:黙示録は一体何を知っているんだ? 4:バトルロワイヤルの漫画、役に立つかもしれない [備考] ※参戦時期は146話後、虎杖と共に秤先輩の所へ向かっている最中。 ※この死滅跳躍を開催した羂索が未来の存在で、未来では五条が復活し死滅回游が何らかの形で失敗したのではと考えています。 ※図書館で『悪魔の実図鑑@ONE PIECE』、『バトルロワイヤル漫画版@現実』を発見しました。 ※図書館の地下で『黙示録@アンデッドアンラック』を発見しました。 【不壊の檻@アンデッドアンラック】 『不壊』の否定能力を持つ"一心"により作られた小型の檻。 絶対に破壊することができないため、閉じ込められた物は脱出が困難になる。 前話 次話 武装戦線 投下順 剥がれかけた鬼の面 武装戦線 時系列順 剥がれかけた鬼の面 前話 登場人物 次話 闇深くなれども 花湊すず 花に嵐 闇深くなれども 夜桜六美 花に嵐 闇深くなれども 伏黒恵 花に嵐
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第十三番目の禁書で創られたキャラクター達が異世界『アルカディア』で戦うTRPG… それがこの禁書TRPG プレイに必要なのは『好奇心』『想像力』『時間』のみ! ゆっくり楽しんでいってね! 現行スレ:禁書TRPG 【十六冊目】 注:現在GMを務めているコテが旅に出ている為凍結中です、ご了承下さい 禁書TRPG(仮)についてはこちら よくある質問 Q1.TRPGって何? A1.ggrks Q2.キャラクターってどんなのでもいいの? A2.どんなのでもいいよ!でも戦闘できるキャラじゃないと役には立てないかも… Q3.DPって何よ?経験値? A3.DPっていうのはGMからプレイヤーに送る奇跡行使権限のポイントです。例えばこのゲームは庇う等の行動はそういったスキルが無いと使えませんがDPを消費することで庇うことができたり、一時的な強化、システムに干渉するようなことだってできます!(出目にボーナスを適用する等) キャラクター作成の章 参加するためにはキャラクターを作成し、身体能力(パラメータ)や独自の技術(スキル)を覚えなくてはいけません。 でもキャラクターの作り方がわからない…そんな人のための解説の章です。 まずは何はともあれキャラクターの設定を作らなければなりません。 がんばって創造しましょう。 出来次第、GMに紹介することも忘れずに。 GMは紹介されたキャラクターに対して、現行のキャラクターと新規キャラクターとの比較を基準に経験値を与えます。 そして与えられた経験値をキャラクターの能力(以下の5種)にあてはめていきます。 1ポイントごとに能力が1上がります。 体力: HPに影響があります。 筋力: 物理攻撃力・防御力に影響があります。少量ですがHPにも影響があります。 魔力: MPに影響があります。 知力: 魔法攻撃力・防御力に影響があります。少量ですがMPにも影響があります。 速度: 行動順に影響があります。遅いと全くターンが回ってこない、ということすらありえます。 経験値はスキル取得にも使用しますのでここで経験値を使い切るとスキルが使えなくなりますので注意してください。 戦闘以外にもこのパラメータは重要になるときもありますのでよく考えましょう。 そうして出来た能力からGMがパラメータを計上し、公開します。 HP: 生命力。この値がなくなると、キャラクターは死亡します。 MP: 内包魔力。この値がなくなると気絶します。 物理攻撃力: 物理攻撃をおこなった際の与ダメージに影響します。 物理防御力: 物理攻撃を受けた際の被ダメージに影響します。 魔法攻撃力: 魔法攻撃をおこなった際の与ダメージに影響します。 魔法防御力: 魔法攻撃を受けた際の被ダメージに影響します。 次に、スキルを取得します。 スキルは作成されたキャラクターや、世界観によって違うでしょう。しかしこの禁書TRPGはそれらを自由に使えるようにするために、スキルをその場でGMと交渉し、作っていく、というシステムになっています。 簡単に説明すると、スキルの内容(原理や動き、威力等)、と効果(ダメージ量、回復量、など)の希望を説明することで、GMがバランスを考慮し、効果を調整し公開。それに対して異議のあるなしを答え、異議がある場合、GMと話し合います。 そうしてできたスキルをキャラクターは覚え、使用することが出来ます。 経験値を3使用し、スキルを取得できます。 スキルのコストは物理的なスキルだとHPを消費し、魔法的なスキルだとMPを消費します。 秘技、という必殺スキルも作成しましょう。 秘技作成には経験値は必要ありません。 そして他のスキルとは比べるべくも無いほどの強力なスキルです。 しかし秘技は限定開放(戦闘の章参照)中しか使用できません。 以上のことを踏まえたうえで作成しましょう。 戦闘の章 作成されたキャラクターで冒険しているうち、戦闘することは頻繁にあります。 そのときの戦い方、作法をここに記述します。 行動順 まず、戦いの時にはキャラクターの速さごとに行動する順番が決められます。 このとき、速いキャラクターは遅いキャラクターの2倍行動する、といった事もありえます。 その順番に関しては、プレイヤーに裁量は無く、GMがプレイヤーの速度から算出した行動順を公開しますのでそれに則って下さい。 また、行動順でなくても攻撃を受けたときに発動可能なスキル、DPを消費しての行動もしくはターン割り込みも可能です。 自ターン時の行動 自分にターンが回ってきたとき、何らかの行動を行うことが可能です。 その行動に制限はありません。 味方を裏切るようなことも可能です。(事実、一度演技ではありましたが裏切ったキャラもいました) ですが基本的によく行われる行動は 1.攻撃 2.スキルの発動 3.回避行動 くらいでしょうか。 他のプレイヤーに合わせて行動したり、そのための準備行動を行うことで戦術は無限に広がるでしょう。 戦場の様子や使えそうなものを使ってもよいでしょう。 あなたなりの有効な戦術を行ってください。 攻撃等の処理 戦闘ですから攻撃を受けることも、与えることもあります。その際に攻撃の成功失敗や威力を出す必要があります。 通常のTRPGですと、そういった処理にはダイスを用いて乱数を出し、その結果で処理を行うのですがこのゲームは掲示板で行うものなのでダイスを使用できません。 なのでレスの時間末尾を用いて乱数とします。 すなわち、0~9の数値の大きいものが強力な数値として処理を行われるのです。 その中でも0はファンブルとされ、行動は失敗し、意味を成さないものを指します。同じように9はクリティカルとされ、行動は大成功を収め、大きな効果をもたらします。 上記処理を攻撃側、防御側で行うことでその攻撃の成否を算出します。 順序を説明すると 1.攻撃宣言(このときのレス時間の末尾で処理) 2.防御宣言(このときのレス時間の末尾で処理) 3.戦闘結果(GMが計算したダメージ結果を公開) こういった流れになります。 限定開放 限定開放とは…アルカディア、という世界に生きるもの特有の能力です。 アルカディアとは、色んな世界が存在するこの禁書における鏡の中の世界…つまり、そこに存在するすべては偽者であり、本物の持つ力より圧倒的に劣った力しか行使できません。 しかし、アルカディアに存在する者全てが『本物の力の片鱗』を内包しています。それを使用するのが限定開放なのです。 限定開放を行うと一定時間(2ターン)大きな恩恵を受けることが出来ます。 限定開放のメリット 秘技と呼ばれるスキルが使用できる。 スキルをコスト無しに発動できる。 身体能力が強化される。 リザルト 戦闘を行い、敵のHP、もしくはMPを0にすれば勝利となります。 その際、HPを0にした場合、敵は撤退、もしくは死亡します。 MPを0にした場合は敵は捕獲されます。(イベントによっては妨害される場合もあり) 戦闘に勝利した場合は生き残ったキャラクターに経験値が与えられます。 その経験値を用いて身体能力を強化するもよし、新たなスキルを取得するもよし、溜めておくもよし…いろいろしてみましょう。 ※TRPGにおける戦闘とは自由に行えるものです。 もし(こんなことしたいけど意味ないよなぁ…)と思ってもGMに訊いてみましょう。いい事があるかもしれませんよ?
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語堂禁書録【ごどうきんしょろく】 『4』で語堂つぐみが使う奥義。 得体の知れない何かを召喚して敵と主人公にもダメージを負わせ、なおかつ2ターンの間、敵と主人公を行動不能にするというとんでもない奥義(主人公へのダメージはかなり低いが、行動不能はかなり痛い)。 この「得体の知れない何か」は、『3』で神条芹華が主人公と一緒に退治したあの魔物にそっくりなのだが…。 『4』で女性キャラが使用する奥義も、主人公に被害を与えるものが散見されるので困ったものである。 彼女たちにとっては、きらめき高校の大先輩である白雪真帆の奥義のように、致命傷になりかねない物と比べれば些細な事かもしれないが。 任意で使えるとはいえ、やはり躊躇ってしまうのは仕方の無いことだろう。 関連項目 部活・趣味・バトル 語堂 つぐみ
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禁書風味SSの書き方例 とあるSSの禁書目録 PART3スレ 2より引用 禁書風味考察より抜粋。書き手諸氏は参考程度にどうぞ。 原作は基本、当麻視点三人称文体。 地の文では基本的に日本人は名字、それ以外は名前。 名字の重なる連中は名前。メインが名字でそれ以外名前ってパターンも有。 ex)土御門/舞夏、美琴/御坂妹/美鈴 基本が当麻視点だからそうなってるっぽいので、オリキャラ主人公などの場合はこの限りではない。 地の文でも時折くだけた表現が用いられる。 ex)~のような→~っぽい 擬音語は単体で使わない。文の一部に。 ex)バギン!!という破砕音で、上条は右手が何かを破壊(ころ)したことに気が付いた。 霊装、能力名等の強調部は二重鉤括弧『』がつく。電話とかで会話が『』の場合は鉤括弧「」。 オリキャラ有の場合は程よく妙な名前及び口調が要ると思われます。口調は文に表さず地の文で補足するのも有り。 ex)コピー用紙をそのまま吐き出すかのような口調 カタカナ名前の繋ぎは等号=。 禁書っぽいルビ。固有名詞以外の部分にも有るとなお禁書風味。ここらへんはセンス任せかな? ルビ部分は平仮名、片仮名、英字のみにするとルビっぽい。 尚、能力や霊装の名称は「漢字四字+ルビ」。幻想殺しは正体不明なので除外、吸血殺しも同類? 地の文でのキャラの呼称。名前以外で特定人物を示す表現が多用されているのも禁書味。 ex)銀髪シスター、ツインテール、ビリビリ また、各人物間の呼称や、特定人物の口調・呼称は結構注意点かも。特に一方通行やインデックスはWikiを参考にするヨロシ。 人物の外見に関する描写は詳しい部類に入ると思う。尤も、魔術側に関しては服装に意味があるからだろうけど。 所々に近未来アイテム有。魔術関連は元になる伝承があると禁書感up。 各章サブタイトルは英題付き。英単語間の半角スペースは半角アンダーバー_で。巻ごとの統一性はあったりなかったり。 ex)統一有:一巻及び三~七巻 ex)第一章 黒の騎士団 Lelouch_of_the_Rebellion 俺は最初からクライマックスだぜ! 訳)一文目が大事です。 以下は推奨事項。 傍点は範囲を引用符“”で閉じて代用すると良いかも? ルビは振りにくいので括弧()で。 沈黙や間は三点リーダ…で。中黒・の連続だと字数嵩むし隙間開くし見目麗しくないですよ。 ダッシュ―は2つ以上重ねるべし。 重ねますが、これらは「文章をこんな感じにすると手っ取り早く禁書っぽいヨ」という趣旨なので、そこんところ注意して下さいな。
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◆第3回公式イベント準備公募:「禁書」募集要項 第3回公式イベント「禁書の紛失」では中央図書館から禁書が紛失し、 UWのどこにあるかわからない状態になってしまいます。 紛失した禁書に触れるとその本のストーリーに引き込まれてしまい、 それぞれのストーリーに潜む「クリア条件」をこなさなければ本の世界から出てくることはできません。 ◆採用の禁書が決定いたしました。 たくさんのご応募、ブックマーク投票へのご参加ありがとうございました!(2011/5/30) ◆期間 募集期間:2011年5月14日(土)~2011年5月27日(金) 23 59※募集は終了しました。 投票期間:2011年5月28日(土)、29日(日) 集計・結果発表:2011年5月30日(月) 予定 ◆応募方法 以下4部門の分類にならって、ご用意いたしました指定のシートをご利用の上 オリジナルストーリーを作成し、タグ『【PAUW】紛失禁書報告書』をつけて期間内にご投稿ください。 ご応募に必要な内容事項は「本のタイトル」「部門」「クリア条件」「あらすじ」です。 ご応募の際は必ず、募集のご案内へのイメージレスポンスをお願いいたします。 内容を確認させていただき、問題のないものはイメージレスポンス承認をもって応募完了とします。 応募用タグ:【PAUW】 【PAUW】紛失禁書報告書 ◆募集部門 Ⅰ.バトルメイン:戦闘をメインとしたストーリー。(例:クリア条件が戦って勝つことである、など) Ⅱ.童話ベース:シンデレラなどの一般的な童話をベースとしたストーリー。日本の昔話などでも可。 Ⅲ.人間界:人間の世界を舞台としたストーリー。(例:学園ものなど) Ⅳ.その他:Ⅰ~Ⅲに分類できないもの。 ※すべて完全に「本の中」でのストーリーとしてお考えいただきます。 Ⅰ、またすべての物語内では気絶をしても、寿命のカウントなどはございません。 Ⅲは実際のアリスの世界に行けるわけではございません。ストーリー投稿者の時代設定や舞台に固定していただきます。 ◆集計方法 それぞれの部門内におきまして、参加者の皆さまのブックマーク数が 一番多かったものを禁書として採用させていただきます。 ブックマークによる投票期間を設けさせていただいておりますが、期間前にブックマークしておいていただいても構いません。 また、ブックマーク数に制限はございません。同じ部門内でも複数の作品をブックマークしていただいて構いません。 ◆注意事項 ●ご投稿いただいたオリジナルストーリーは、今回のイベントの性質上、企画内での著作権を放棄していただきます。 ●版権作品をそのまま引用されることはできません。 版権作品の一部設定を利用する、もじったストーリーなどは可能としますが その場合には版権作品内での固有名詞のご使用はご遠慮ください。 ●禁書の内容がバトルメインの場合、禁書の設定が最優先されます。 本の中ではアリスも戦闘に加わったり、武器を持つことが可能です。 ●イベントではご投稿いただいた禁書の内容を元に、描き手さまにご自由に本の内容をご想像いただく形となります。 例:舞台が「森の中」とあった場合、特に指定がない限り、明るい森なのか暗い森なのか、 その森にどんな生き物がいるのかなど、ご自由にご描写いただけます。 ●ご投稿いただいたオリジナルストーリーの解釈の違いを考え、ストーリーがどのように解釈されていても 原則として口を出すことは禁止とさせていただきます。 もし他の方のご投稿で、あまりにも自分の考えたストーリーと違った、などのようにお困りの際には、主催側にご相談ください。 ●その他ご不明な点などございましたら、何でもお気軽にご連絡ください。
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翔「へへへ・・・」 グイ‼‼ 香奈「きゃ‼」 無限ナイフ大連鎖‼ 香奈「え・・」 グサササササササササササササササ‼‼‼‼‼‼‼‼ 隼人「香奈‼」 遼「もはやナイフじゃないだろこの量‼」 香奈「うぐ・・・」 麻里「う・・・」 隼人「行くぜ‼」 あの戦いの後分かったんだがあの形態は体への負担が大きいあまり 適量は1日30秒くらいが限界と分かった 勿論使わないのがベストだが・・・ 新次「隼人‼そいつの右手を見ろ‼何かマークがあるだろ‼」 隼人「え?あ、はい・・・黒い渦みたいのが」 新次「それに触って回せ‼そうすれば禁書は閉じる‼」 隼人「なんでそんなこと」 新次「聞いたんだ、体の炎がすべて抜けた時禁書解錠のマークが現れる、それを何かの拍子で回すと禁書が現れて」 新次「精神を破壊する、そして暴走してしまうんだ、感情が高ぶると一時的に炎が外に出る、そういうことだと思うんだ」 隼人「遼、葵、そういうことらしい‼」 翔「フハハハハハハハハハ‼」 無限ナイフ大連鎖‼‼ 葵「これでどうでしょう‼」 ボウ‼‼ 遼「炎見えないぞ?」 葵「風を操作する透明の炎です」 爆風‼‼ 新次「風じゃ止まらないぞ‼」 カランカラン‼ 翔「あり?」 遼「嘘だろ」 隼人「あれ?葵何処行った?」 葵「ここです」 新次「ナイフの中心部‼」 葵「飛んでくる方向をずらさせて頂きました」 翔「へー・・・あ、そう・・・」 扇‼ 隼人「うら‼」 飛斬‼ 遼「葵‼サポートするから禁書止めてくれ‼」 飛拳‼ 葵「はい‼」 追風 翔「面白い‼」 無限ナイフ大連鎖 葵「クゥ‼」 グサ‼ グルグル・・・・ガチャ‼ 隼人「葵‼大丈夫か‼」 新次「ただ禁書が閉じたな」 葵「やることはやりましたよ」 遼「とりあえずよかった・・・暴走ストップか」 翔「ん・・・?何で遺跡内に?」 新次「気が付いたか?」 翔「テメェラ‼何を‼」 隼人「テメェの仲間からの願いだ」 翔「麻里‼・・・・俺が・・・やったのか?」 遼「そうだ・・・」 翔「そうか・・・お前達には貸しが出来たな・・・」 一週間後、ノア王国 ?「国王様、サンド王国よりTELが」 ノア国王「うむ」 サンド国王「今回の不祥事についてだ」 ノア国王「なるほど・・・非常に申し訳ない事をした」 サンド国王「今回の件は許可がないばかりか国の重要文化財である遺跡での戦闘、しかし友好国である以上争い事は避けたい」 ノア国王「おお、すまない・・・」 サンド国王「しかし処置がなくては他国にも示しが付かない、ですので戦闘を行ったものを処分して頂ければこの件丸くおさめよう」 ノア国王「・・・勿論だ」 第七班隊室 恭介「え‼隼人や遼たちが指名手配?」 武雄「うん、見つけたら通報して欲しいって」 美樹「何でそんな事に?」 武雄「サンド王国ともめ事を起こしたらしいんだよ」 西の聖堂 葵「意味分からなくないですか‼?」 遼「ああ、上の命令に従っただけなのに」 隼人「いいか?お前らこの辺にいろ、俺は国王に直談判してみる、お前らには後で連絡する」 香奈「私も」 遼「俺も行くわ」 隼人「香奈はそもそも怪我人だぞ?動くことすらしない方がいい程だ、葵頼んだぞ、遼は来い」 葵「はい」
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とあるマンションの一室。 <上条>という表札がかかった部屋の一室で禁書(インデックス)は悪夢にうなされていた。 「・・・とうま・・・とうま・・・。」 「とうま!」 混沌とした暗黒の世界。 その中では、禁書を世話している上条 当麻が、ボロボロになりながらも何者かと戦っていた。 自身の右手に潜む能力<幻想殺し(イマジンブレイカ―)>を武器にその何者に攻撃を仕掛けようとする上条であったが、 敵の持つ超高速移動に対応出来ず、そのままサンドバックと化していた。 「とうま、逃げるんだよ!」 叫ぶ禁書。 だが、その言葉は上条に届くことはなく、彼はついに力尽きてしまった。 傷だらけになった状態で倒れこむ上条のもとへ禁書が駆け付ける。 「とうま!お願い・・・しっかりして!!」 禁書は一生懸命に呼びかけるが、上条からの反応は一切無かった。 そんな禁書のもとへ、上条が相手をしていた影がゆっくりと現れた。 相手を見る禁書。 彼女の眼には、大きな刀のような武器を持つ、青い装甲に包まれた何者かが映りこむ。 そして、何者かは言い放った。 「絶望が・・・お前のゴールだ。」 自身の武器を振りかざす何者か。 その武器は禁書へ、そして当麻へと振り下ろされるのであった。 「・・・ぅわぁあああああっ!!」 勢いよく飛び起きる禁書。 彼女が着ていた、カエルの着ぐるみパジャマは尋常じゃない汗でぐっしょりとなっていた。 「・・・!とうま!とうま!!」 突然、彼女はベッドから飛び降りると、床で寝袋を敷いて寝ている上条へ大声で叫ぶ。 「とうま!とうま!!とーおーまーぁっ!!!」 「・・・おい・・・なんだよ・・・禁書・・・。」 「とうま!生きてるんだね?!」 「・・・まだ5時じゃねぇか・・・明日は・・・というか今日は土曜なんだから・・・遅くまで寝かせてくれよ・・・。」 「生きてるよね?生きてるよね?!」 「・・・お前の所業で死にそうだよ・・・。」 そう言って、上条は再び寝てしまった。 「ボディガード?」 「そうだよ。今日一日、私がとうまのボディガードになってあげるんだよ! だから、感謝するんだよ!!」 上条の言葉に禁書が答える。 一方の上条は大きめのフライパンを振り回しながら、ご飯を炒めていた。 「・・・ったく、3時間前に禁書の夢で叩き起こされるわ、 今度は『ボディガードになりたい』と言いだすわ、 終いには『感謝しろ』と言いだすわ・・・どうしたんだよ、いったい。」 「どうもこうも無いんだよ!」 上条の後ろでプンスカ怒る禁書。 それに対し、上条はその様子に目を向けること無く山盛りのドライカレーを完成させると、 一杯を自分の皿へ、残りのドライカレーをフライパンごと禁書に出すのであった。 「とりあえず、これ食って落ち着・・・って、もう食い始めてるか。」 無言で食べ始めた禁書を後目に、上条は自分の分の朝食をさっさと済ませると、 簡単な身支度をし始めるのであった。 「・・・あれ?とうま、どこかに出かけるの?」 「ああ、ビリビリと映画の約束しちまったからな。」 上条の様子にようやく気付いた禁書が、靴を履こうとしている彼に言う。 「映画?」 「ああ。えぇっと・・・『ジェシカの彷徨と恍惚・傷だらけの乙女は何故西へ向かったのか:漂流編』 ・・・って随分とタイトルの長い映画だこと。」 ポケットに突っ込んであった前売り券を見ながら上条が言う。 「・・・あ、ちょっと待って!」 突然、声をあげる禁書。 その数秒後、彼のもとへ不思議な格好をした禁書が現れた。 「・・・おい。なんだよ、鍋なんか頭に被って・・・。」 「だって、今日はとうまのボディガードなんだよ!だから多少は武装しないと!」 そう言って、右手のオタマを振りかざす。 「お前な・・・そんなフザケた格好で連れて行けるワケ無いだろ。」 「心配ご無用なんだよ!だから、安心するんだよ!!」 自信満々に言う禁書。 それに対し、上条は何かを考え付いたのか、禁書の頭をさするのであった。 「・・・じゃあ、俺の提示した条件を守ったら、ボディガードとして連れてってやる。」 「ホント?!その条件って何、ナニ?!」 「・・・服を着ろ。」 「・・・え?」 そう言って、自身の格好を見る禁書。 先ほどまで彼女の体は修道服に包まれていた・・・はずだったが、 先ほど上条が禁書の頭を撫でた際に彼の持つ<幻想殺し>が発動、 それによって彼女の服はバラバラの布の塊と化したのであった。 「な・・・な・・・な・・・とおまぁっ?!?!」 玄関で裸体を晒しながら、大声をあげる禁書。 だが、上条は禁書が取り乱しているうちにさっさと外へ出掛けてしまったのであった。 OP:http //www.youtube.com/watch?v=MYbQpDocz6A feature=related 「・・・それにしてもビリビリの奴、随分と待たせるな。」 学園都市と呼ばれる巨大空間、その中の一画にある映画館の前で上条はひとり立っていた。 「どうせ、またヤンキーかなんかに絡まれて、そいつらをボコって遅刻・・・ってのが関の山だろうな。 別にやっても文句は無いが、さすがに時間は守って欲しいよ・・・ったく。」 愚痴りつつ、映画館のネオンを何の気無しに見る。 「それにしても・・・。」 上条はふと思い返していた。 それは今朝、朝食の製作にかかる前の出来事だった。 「『青の通り魔』が俺を襲っただって?」 今朝見た悪夢の内容を説明する禁書に対し、上条が聞く。 「そうなんだよ、とうま!夢の中に『青の通り魔』が出たんだよ!それに・・・とうまが・・・。」 禁書は悲しそうな顔をしてうつむく。 『青の通り魔』・・・。 それは、数週間前から学園都市に出没するようになったという、 学園都市に住む人々の命を狙って暗躍する謎の犯罪者の通称であった。 その存在はまったくの謎に包まれており、唯一分かっているのは風のごとく被害者の前に現われ、 そして被害者をサンドバックのように何十発も殴って殺害するという残忍かつ奇怪な犯行手段をとるということであった。 これまでに20人もの屈強な男が被害に遭っているのだが、唯一ひとりの男性が奇跡的に生存したことがあった。 のちに、その被害者は搬送先の病院で息を引き取ったのだが、死ぬ前に彼はこう言ったという。 「青い・・・悪魔だ・・・。」 「『青い通り魔』・・・か。それにしても、禁書は随分と物騒な夢を見てくれたもんだよ。」 つぶやく上条。 その時、彼の頭に禁書の言葉がフラッシュバックする。 『それに・・・とうまが・・・。』 禁書の悲しげな言葉、そして寂しげな顔。 今思えば、夢だったとは言え、禁書は精いっぱいに自分のことを心配していた。 なのに、自分はそんな気持ちを理解せず、それどころか邪魔扱いしてしまった。 「・・・禁書に悪いことしっちまったな。」 ポツリと言う上条。 「・・・しょうがない。映画が終わったらアイツにケーキでも・・・。」 上条が言いかけたその時だった。 遠くの方から聞こえてくる爆発のような音。 その直後、映画館のネオンが・・・いや、ネオン以外にも電灯や自動販売機といった機械が次々とストップするのであった。 「・・・まさか!!」 爆発音の聞こえた方向の空を見る上条。 目線の先には、彼の予想通り、地面から雷のような雷撃が無数に発生していた。 「ビリビリの奴、また何かしでかしやがったな!」 そう叫ぶと、上条は雷撃の方向へ全速力で走りだした。 一方、雷撃の中心地にふたりの姿があった。 そのうちのひとり、青い装甲に包まれた男が言う。 「貴様、いつまで抵抗するつもりだ!!」 「そっちこそ・・・女の子だからってなめるんじゃないわよ!」 一方、もうひとりの存在・・・学校の制服を身にまとった少女も負けじと答える。 「こういうセリフは本来、黒子が言うべきだけど・・・『ジャッジメントですの』だ!覚悟しなさい、『青の通り魔』!!」 「『青の通り魔』だと?勘違いも甚だにしろ、『ドーパント』め!!」 そう言うと、青い装甲の男は右手に持つ大きな剣にUSBメモリ状の何かを挿入し、剣の引き金を引いた。 ENGINE!!ELECTRIC! 響き渡る音声。 すると、青い装甲の男は刀をライフルのように構え、彼女に向かって数発の光弾を発射した。 「おっと!」 飛んでくる光弾に対し、回転して避ける女性。 そして立ち上がり、スカートのホコリを払いながら、ポケットから数枚のコインを取り出した。 「それがあなたの能力?」 「ん・・・?」 「教えてあげる、光線技っていうのはね・・・こうするんだよっ!!」 少女の指から弾き飛ばされる数枚のコイン。 と、次の瞬間、その軌道を追うかのように、 彼女の持つ能力<超電磁砲(レールガン)>によって発生した大量の電気エネルギーが指から放出された。 青い装甲の男を襲う光線。 そのうちの一本は男が持つ刀を吹き飛ばすのであった。 「なんてパワーだ!くそっ・・・人間態にやるのは気が引けるが・・・仕方がない!!」 そう言って、男は腰にある『バイクのハンドルを模したベルト』のクラッチレバーに手をかけた。 TRIAL!MAXIMUM DRIVE!! 音声が響き渡ると同時に、体を青白い炎で包み込む男。 そして、ベルトのアクセルを思いっきり引くと、空高く跳び上がり、キックの体勢に入った。 「甘い!」 一方の少女も、上空の男に向かって再び光線を放つ。 男を捕らえる光線・・・だったが、男の足先から発せられる多量のエネルギーによって光線は無効化されてしまうのであった。 「何っ?!」 驚く少女。 しかし、男はお構いなしに少女との距離をどんどん縮め、ついには彼女を捕らえた。 目前まで迫るキックに対し、思わず腕で顔を覆う少女。 そして目をつぶり、無駄な抵抗とは分かっていながらも、彼女は全身に力を込め、キックからのダメージを抑えようとする。 だが、いつまで経っても、彼女へキックのダメージが来ることは無かった。 この状況を不思議に思ったのか、ゆっくりと目を開ける少女。 その目線の先には、彼女の前に立ち、男の放つキックを右手のみで阻止する者の姿があった。 「・・・上条 当麻!!」 一方の男も叫ぶ。 「・・・!お前、上条じゃないか!!」 着地する男。 その直後、上条は右腕を押さえながら、膝をついてしまった。 少女が上条のもとへ行く。 一方の男もベルトを外し人間の姿に戻ると、彼女同様に上条のもとへ駆けつけた。 「上条!・・・腕が折れているのか?」 「しっかりして!!」 「・・・おい、女!この近くに病院はあるか?!」 「・・・え・・・病院?」 「早く答えろ!」 「・・・え・・・あ・・・ここから5kmほど直進した所です。」 男の表情に対し、思わず敬語で話す少女。 「近くか・・・よし!」 そう言うと、男は再びベルトを腰に付け、赤いUSBメモリ状の物=ガイアメモリを構えた。 「変っ・・・身っ!!」 ACCEL!! ガイアウィスパーとともに発せられた赤い装甲が男を包み込む。 そして、男は赤き装甲の戦士に変身すると、上条を背負い、なんと自らの体をバイクに変形させるのであった。 エンジンを噴かせ、発進体勢に入る男。 この状況にポカンとする少女であったが、突然ハッとし叫ぶ。 「ちょっと、あんた何者なのよ!私に襲いかかるわ、コイツを助けるわ、青くなるわ、赤くなるわ・・・。」 「俺に質問するな。」 「・・・へっ?」 「だが、答えてやっても構わない。答えが聞きたかったら、俺についてくるんだ。」 そう言って、男は猛スピードでその場を後にした。 「え・・・あ・・・ちょっと・・・。」 呆然とする少女。 その時、何者かが彼女の肩をトントンと叩く。 「・・・ん?うおぅっ?!」 驚く少女。 その先には、戦車のような形をしたロボット=ガンナーAがいた。 「な・・・何なのよ、あんた!!」 叫ぶ少女。 それに対し、ガンナーAはマニピュレーターを動かし、彼女と自身の背中を交互に指していた。 「・・・乗れってこと?」 彼女の答えに対し、嬉しそうに首を縦に振るガンナーA。 「・・・まあ・・・とりあえず。」 そう言って、ガンナーAの背面にある、足の掛けられそうな場所に足を置く少女。 そして、ガンナーAも彼女の搭乗を確認すると、先ほどの男を追うかのように猛スピートで発進するのであった。
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【とある魔術の禁書目録】鎌池和馬総合 38フラグ目 http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1363161190/ 種別/SS創作 分類/作品単独 検索ワード/鎌池和馬、インデックス、ヘヴィーオブジェクト 保管庫 2chエロパロ板SS保管庫 過去スレ とある魔術の禁書目録 とある魔術の禁書目録 2フラグ目 とある魔術の禁書目録 3フラグ目 とある魔術の禁書目録 4フラグ目 とある魔術の禁書目録 5フラグ目 とある魔術の禁書目録 6フラグ目 とある魔術の禁書目録 7フラグ目 とある魔術の禁書目録 8フラグ目 とある魔術の禁書目録 9フラグ目 とある魔術の禁書目録 10フラグ目 とある魔術の禁書目録 11フラグ目 とある魔術の禁書目録 12フラグ目 とある魔術の禁書目録 13フラグ目 とある魔術の禁書目録 14フラグ目 とある魔術の禁書目録 15フラグ目 とある魔術の禁書目録 16フラグ目 とある魔術の禁書目録 17フラグ目 とある魔術の禁書目録 18フラグ目 とある魔術の禁書目録 19フラグ目 とある魔術の禁書目録 20フラグ目 とある魔術の禁書目録 21フラグ目 とある魔術の禁書目録 22フラグ目 とある魔術の禁書目録 23フラグ目 とある魔術の禁書目録 24フラグ目 とある魔術の禁書目録 25フラグ目 とある魔術の禁書目録 26フラグ目 【とある魔術の禁書目録】鎌池和馬総合 27フラグ目 【とある魔術の禁書目録】鎌池和馬総合 28フラグ目 【とある魔術の禁書目録】鎌池和馬総合 29フラグ目 【とある魔術の禁書目録】鎌池和馬総合 30フラグ目 【とある魔術の禁書目録】鎌池和馬総合 31フラグ目 【とある魔術の禁書目録】鎌池和馬総合 32フラグ目 【とある魔術の禁書目録】鎌池和馬総合 32フラグ目 (実質33) 【とある魔術の禁書目録】鎌池和馬総合 34フラグ目 【とある魔術の禁書目録】鎌池和馬総合 35フラグ目 【とある魔術の禁書目録】鎌池和馬総合 36フラグ目 【とある魔術の禁書目録】鎌池和馬総合 37フラグ目
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禁書魔法・装備 【死帖】 【難書】 【忘我】 【逃亡】 【観察】 【凶兆】 【墓標】 【煉獄】 【魔棘】 【破滅】 【妖革】 【黒本】 【消耗】 【書影】 【百禍】 黄昏選書収録蔵書 【爆箱】 【闇討】 【忌語】 【召撃】 【呪裂】 【悶着】 【乱丁】 【偽書】 【発禁】 蔵書一言 【死帖】 プロットの読み合いを発生させる蔵書。追加ダメージを狙いに行ってもいいし、それを読んで別の出目にアタックしてやってもいい。プロット戦が楽しくなるよ! やったね禁書ちゃん 【難書】 ラウンド間継続系の魔法を再度かけ直す必要なく、もう一度攻撃ステップに入ることができる。判定を減らしたかったり、コストを削減したい禁書・断章向け。 【忘我】 召喚にマイナス2。召喚を主体にする魔法使いにとってはシンプルに厄介。 【逃亡】 手番を潰して倒した断章が逃げてもう一度倒す必要が発生するだけでプレイヤー側には相当なストレスになる。嫌がらせをしたいひと向け。対象はハンドアウトが公開されているNPCかPCアンカーに限られるため、いい感じにキャラクターが嫌がりそうなところに憑依してやろう。 【観察】 「観察」という概念を筆者があまり理解していないために強さがあまり分からない……が、追加ダメージが発生するだけで厄介な以上、剝奪の選択肢の筆頭候補には入って来るだろう。 【凶兆】 筆者が個人的に愛用している禁書魔法ナンバーワン。【竜巻】【飛行】あたりと組み合わせて、阿鼻叫喚になっているところを眺めるのが何より楽しい。そうでなくとも、緊急召喚なんかが迂闊に切れなくなるため、持っているだけでめちゃくちゃ仕事をする。なおこの蔵書持ちが失敗すると「凶兆の効果使わないの?」と煽られるとか、煽られないとか…… 【墓標】 NPCが死亡する度に強くなれる。どんどん殺そう! プレイヤーから顰蹙を買うのは強さのために我慢だ。積極的に殺しに行かずとも、「死にかけだけど挑戦しにいこう」とか「手番に余裕があるからNPCは後回しにして事件をしよう」なんて行動を抑制できるだけでも強い。 【煉獄】 フィードバックが2点になる。シンプルながらめちゃくちゃ痛い。立会人抑制になる。 【魔棘】 呪文によって立会人が魔力減少を受けるようになる。【煉獄】【魔棘】でお手軽に軽率に立会人になった魔法使いに対して地獄を見せることができる。 【破滅】 あいつに殺されるのは嫌だーーー!! を発生させることができる。ただ、すり潰すだけのスペックを持った魔法使いにはあまり抑制にならないか……? 分科会の中で誰を出すかを考えさせるだけでも仕事はできる。 【妖革】 たかが1点軽減、されど1点軽減。攻撃手番が多ければ多いほど軽減数が増える。また、1点未満にはならないという記述もないため雀の涙みたいなダメージなら無効化も出来てしまう。さりげなく滑り込ませておくと、意外と役に立つ。 【黒本】 運命変転が2回発生する。死亡条件は同じ運命変転を2回受けること、だからただ2回受けるだけならそこまでのダメージにならないようにも見えるが……侮ったやつから疵を受けていく。 【消耗】 迂闊に魔力をコストとして支払えなくなる蔵書。牽制になる。 【書影】 1ラウンド目からブーストと追加ダメージ保証というだけでそれなりに強い。修得特技なので、選べるところも魅力的。 【百禍】 ちょっと代用判定が成功しやすくなる蔵書。……禁書魔法ってほど強いか? と思わないでもないが、その1の達成値が意外と侮れない……のかもしれない。 【爆箱】 調査したな? ダメージを食らえ。 これとか【火球】【核撃】あたりのせいで、炎やそれ付近を抑えている魔法使いが多い気がするのは気のせいだろうか…… 【闇討】 泣きっ面に蜂、息も絶え絶えの魔法使いに【闇討】。宿主は公開されてしまうが、どうせ秘密をめくる手番は要求するままなことに変わりはない。シーン登場時限定の制限も痛いが、満たした時は思いっきり叩きに行ってやろう。 【忌語】 大喜利力や発想力が試される蔵書。NPCの名前を指定して名前が呼べないよ~というのをやるのもよし、ゲームワードを指定して英語禁止ゲームのようなことをやるもよし。 筆者は【凶兆】を滞在させた状態で「ファンブル」を指定して、大変愉快な場面を目にすることが出来た。 【召撃】 召喚時に1点ダメージ。召喚手番を増やさない限り基本的に1点しか期待できないが、それでも召喚型に対してや、【緊急召喚】に対する抑制としては十分だろう。 【呪裂】 【召撃】の呪文版。こちらは複数回のダメージ発生が期待できる。 【悶着】 「運命の力」の使用に牽制をかける。5点アンカーがいる魔法使いが使えば5点が期待できるし、そうでなくとも初期アンカーだけで3点と並みの呪文以上の打点が期待できる。 【乱丁】 死帖が「指定した目のダイスが残っていれば効果発動」なのに対して、こちらは「1/5になる代わりに常に追加ダメージ2」。どちらもプロット戦に読み合いが発生するものに変わりはないため、上手い事使い分けてやろう。 【偽書】 1/6で魔法をまるごと制限。攻撃を抑制してやりたいならとりあえず獣か力を指定するのが安牌。 【発禁】 魔法の使用無効化。キャラクターシートを見て調整しつつ後出しで縛るもよし(「修得時」なのに注意)、全員持ってる【緊急召喚】を縛るもよし。
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【種別】 タイトル 【初出】 2012年12月21日よりサービス開始 2018年3月30日にサービス終了 【解説】 『とある魔術の禁書目録』のソーシャルゲーム。 ソーシャルゲームとしてはよくある戦闘するカードゲームであり、 『力』、『思』、『技』の三つのタイプと、 『科学』、『魔術』の二つのサイドが存在するカードを駆使して戦う。 カードはすべて禁書目録や超電磁砲のキャラクターたちである。 シナリオは鎌池和馬氏の監修によるオリジナルストーリーが展開される。 またそれ以外のイベントも存在し、お馴染みのキャラクターがシナリオに絡まないストーリーを展開したり、 逆にシナリオにも大きく絡みそうなイベントも展開される。 ゲームを進めることで得られる戦利品や助けとなるアイテムも、 作中に登場する道具やキャラクターがモチーフとなっている。