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分岐 名前 Rank 切断 破砕 貫通 非物理 ◇│ 天将鎌 白狐 5 200 0 0 神40 神機説明 振るう鎌の残像が九重にも見える天鎌 継承特性 【B】近接切断威力上昇 小 LV1 合成 4500fc 天狐ノ鋼扇x3 天狐ノ錦鎧x3 天狐ノ眼石x3 │◇│ 天将鎌 光狐 6 240 0 0 神60 継承特性 【B】近接切断威力上昇 中 LV1 強化 7500fc 天狐ノ鋼扇x2 天狐ノ大錦鎧x2 天狐ノ千里眼x2 天狐ノ肝x2 │◇│ 天将鎌 仙狐 7 280 0 0 神80 神機説明 邪なる鎌の残像が絶望を見せる天鎌 継承特性 【B】近接切断威力上昇 大 LV3 強化 10000fc 空狐ノ輝錦鎧x1 空狐ノ尊尾x1 空狐ノ華羽衣x1 空狐ノ眼石x1 │◇│ 天将鎌 仙狐 改 7 320 0 0 神100 継承特性 【B】近接切断威力上昇 大 LV5 強化 12500fc 空狐ノ輝錦鎧x2 空狐ノ尊尾x2 空狐ノ華羽衣x2 空狐ノ眼石x2 空狐ノ神酒x2 │◇ 天将鎌 仙狐 修 8 360 0 0 神150 継承特性 天将ノ鎌 LV1 強化 12500fc 空狐ノ輝錦鎧x3 空狐ノ尊尾x3 空狐ノ華羽衣x3 空狐ノ眼石x3 空狐ノ真神酒x3
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《星屑の残光/STARDUST FLASH》 通常罠 効果 自分フィールド上の「スターダスト・ドラゴン」の効果が発動した時にこのカードを発動できる。相手フィールド上の魔法・罠ゾーンにあるカードをすべて破壊する。 破壊したカードの数×300ポイントのダメージを与える。
https://w.atwiki.jp/npaonlycso/pages/253.html
FFSNJ(初心者向け)http //www.hotgoo.com/watch/111412 真夏の夜の淫夢 一章(18禁)http //www.hotgoo.com/watch/80511 真夏の夜の淫夢 二章(18禁)http //www.hotgoo.com/watch/153709 真夏の夜の淫夢 三章(18禁)http //www.hotgoo.com/watch/153713 真夏の夜の淫夢 四章(18禁)http //www.hotgoo.com/watch/153724/S-S 誘惑のラビリンス 野獣先輩 KMR(18禁)http //www.hotgoo.com/watch/101814 野獣3作目/sandstorm(FC2動画)http //video.fc2.com/a/content/%E9%87%8E%E7%8D%A33%E4%BD%9C%E7%9B%AE%2Fsandstorm/20110418RThQLQRH/ 本当にあった体育会ワイセツ話 KYN ECZN(18禁)http //www.hotgoo.com/watch/27453 本当にあった体育会ワイセツ話 サーファー編(18禁)http //www.hotgoo.com/watch/80542 KMR スープカレー(初心者向け)http //www.hotgoo.com/watch/105325 TNOK 蒼い性芯(18禁)http //www.hotgoo.com/watch/132139 軍畑先輩(18禁)http //www.hotgoo.com/watch/44960 働く男の尻叩き(18禁) http //www.hotgoo.com/watch/39006
https://w.atwiki.jp/keroro00innovator/pages/5673.html
月夜の残響 月夜の残響 アーティスト The Birthday 発売日 2022年12月7日 レーベル ユニバーサル CDデイリー最高順位 1位(2022年12月9日) 週間最高順位 1位(2022年12月13日) 月間最高順位 7位(2022年12月) 初動総合売上 10640 累計総合売上 52753 ロングセラー 週間1位 収録内容 曲名 タイアップ 視聴 1 咆哮 2 トランペット 3 スカイブルー 4 LOVE ROCKETS THE FIRST SLAM DUNK OP CD/総合ランキング 週 月日 CDシングル 総合シングル 順位 週/月間枚数 累計枚数 順位 週/月間枚数 累計枚数 1 12/6 659 659 2 12/13 3 5345 5345 1 10640 11299 3 12/20 10 831 6176 15 1782 13080 3 12/27 15 475 6651 35 475 13555 2022年12月 10 6651 6651 7 13555 13555 4 23/1/3 334 6985 334 13889 5 1/10 14 277 7262 13 1127 16472 6 1/17 16 222 7484 18 1000 17472 7 1/24 13 213 7697 16 776 18247 8 1/31 188 7885 188 18435 2023年1月 29 1234 7885 26 3425 18435 9 2/7 18 183 8068 183 18618 10 2/14 153 8221 153 18771 13 3/7 149 8594 149 19144 14 3/14 104 8698 104 19248 15 4/25 89 8787 89 19337 16 5/2 344 9131 344 19681 17 12/12 294 9502 294 20052 18 12/19 11 412 9914 412 20464 19 12/26 11 444 10358 444 50973 20 24/1/2 251 10609 251 51224 2023年12月 34 1401 10609 70 1401 51224 21 1/9 15 243 10852 243 51467 22 1/16 20 164 11016 164 51631 23 1/23 13 209 11225 209 51840 24 1/30 205 11430 205 52045 25 2/6 135 11565 135 52180 26 2/13 129 11694 129 52309 27 2/20 109 11803 109 52418 28 2/27 78 11881 78 52496 29 3/19 66 11947 66 52562 30 4/9 191 12138 191 52753 配信ランキング LOVE ROCKETS 週 月日 デジタルシングル 順位 週/月間DL数 累計DL数 1 12/6 19 1647 1647 2 12/13 11 3877 5524 3 12/20 15 2376 7900 4 1/10 17 2125 13664 5 1/17 19 1944 15608 6 1/24 20 1407 17015 SLAM DUNK OP 前作 次作 ぜったいに 誰もZYYG LOVE ROCKETS 関連CD 第ゼロ感
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素材依頼だが大丈夫か? ブルーバック素材、静止画像、etc....等の素材置き場&依頼所です 技術的な理由で自前で用意出来そうにない素材があれば、気軽にその詳細を書き込んでみましょう。余裕ある方に製作を請け負ってもらえるかもしれません。 依頼物はトレス画像・映像、イラスト等、何でもOKです。 素材は自由に製作してもいいんじゃないかな? 依頼されてなくても個人で作成した素材もおkです 気軽にリクエストしていくノデス 静止画依頼 このWikiに画像をアップロードする 依頼日 依頼者 依頼内容 備考 担当者 解決日 動画依頼 依頼日 依頼者 依頼内容 備考 担当者 解決日 2010/10/17 【でんちぅ】 イーノック(一番、鎧両方)の着地シーンのBB(着地ドラム使用予定) 赤色カレーさんありがとうございました^^ 赤色カレー 2010/10/17 2010/11/08 kaii ルシフェルの指パッチンのBBをお願いします 赤色カレーさんありがとうございました。 赤色カレーさん 2010/11/25 2010/11/30 kaii プレイムービーVol 4のふーふーさんと足場が湧き出てくるシーン(北斎?)のBB ふーふーさんは難しいかも知れないのでなくても平気です 赤色カレーさん 2010/12/01 完成 依頼者 依頼内容 備考 担当者 素材保管先 パス 赤色カレー 自作 BB多数、BB画像多数 赤色カレー Dropbox なし kaii ルシフェルの指パッチンのBBをお願いします ルシフェルパッチンと、エゼキVドラム、その他 赤色カレー Dropbox なし 赤色カレー 自作 北斎波BB 赤色カレー Dropbox なし マリオの残像 自作 イーノックの顔コラ画像や遺影など、その他多数 マリオの残像 Dropbox なし seven 自作 BB,GBの画像多数 seven うpロダ Elshaddai 24 自作 ゆっくり(ルシフェル) 24 素材依頼所 なし 24 自作 ゆっくり(イーノック) 24 素材依頼所 なし 24 自作 岩男 ダブルラリアット 24 素材依頼所 なし 名無し 自作 傘を差すルシフェルBB 無名 素材依頼所 なし 名無し 自作 エルシャダイ製作会社イグニッション エンターテインメント東京BB 無名 素材依頼所 なし 名無し 自作 シンメトリーイーノックBB 無名 素材依頼所 なし 名無し 自作 再現の人BB 無名 素材依頼所 なし 名無し 自作 インド人BB 無名 素材依頼所 なし http //www1.axfc.net/uploader/Li/so/80077 エルシャダイ画像、BB等です。 パスは、enochです。 ご自由にお使い下さい -- 赤色カレー (2010-10-15 00 32 24) 画像や、そのzipならこのWikiに、うpできるようにするのが手軽なのでは? 管理人がWikiの設定の基本設定から「誰でもファイルアップロード」 をするに、設定すれば出来るようになるけど…。 -- コイツ (2010-10-15 02 34 55) 自分はログインできないんで、それまではうpロダかdropbox使ってもらうしかないですね -- マリオの残像 (2010-10-15 02 38 22) ところで、ここの管理人≒マリオの残像だと思っていたのですが この企画をしている人とウィキ管理者は別の人? -- コイツ (2010-10-15 02 47 04) むぅ・・・たぶん参加表明の所の最初に「無名」という方がいるので、 たぶんその人が管理人ではないかと -- マリオの残像 (2010-10-15 02 51 41) http //www1.axfc.net/uploader/Li/so/80148 第二陣です。パスは前回と同じenochで -- 赤色カレー (2010-10-16 00 31 46) 需要ないかもしれない、二人の生首&岩男改造を上げてみました。 岩男改造は七色じゃ裏曲の上、すでにいい動画が上がった為それで満足して作成途中っていう… http //www35.atwiki.jp/niconicoenochs/upload/17.html -- 24 (2010-11-20 21 55 05) 需要ないかも(以下略)2回目。場所お借りしました。もう自重します。 前回うpした岩男追加と勝手にラリアットイーノック。 -- 24 (2010-11-23 02 23 23) 追伸。似非岩男ロゴもどきは素敵すぎる、あのロゴジェネレータをお借りしました。 -- 24 (2010-11-23 02 24 50) BB、GBの画像約十枚です。パスは「Elshaddai」です。 http //www1.axfc.net/uploader/Sc/so/176283 -- seven (2010-11-23 08 31 39) http //dl.dropbox.com/u/13326491/%EF%BC%A2%EF%BC%A2%E3%80%81%E7%94%BB%E5%83%8F.zip ルシフェルパッチンと、エゼキVドラム、その他画像です -- 赤色カレー (2010-11-23 13 38 54) http //dl.dropbox.com/u/13326491/%E5%8C%97%E6%96%8E%E3%80%8C%E7%A7%81%E3%81%AE%E3%82%B5%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%8C%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%8B%EF%BC%9F%E3%80%8D.zip 波BBです。最後が重なっていたので、切れが悪いです。 -- 赤色カレー (2010-12-01 20 50 48) BB作成テストにルシフェルさん1カット追加。 あと前にふーふーさん上げて報告し忘れすみません。 -- 24 (2011-01-03 01 02 03) お小遣いあげるからメールしておいで(ノ゚Д゚)ノシ☆ http //ylm.me/index.html -- ぷぅにゃん (2011-12-08 02 08 10) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hebiquest/pages/856.html
武器名 攻撃力 値段 効果 チャクラム 5 ¥6500 2回指定、残像だが、敵を倒すと使用済みに。 +画像 通常 エアソーサーの攻撃範囲と条件付きの残像効果を持つ武器。エアソーサーの上位互換。 敵を倒すと使用済みになるため、残像効果とジャストキルの効果の両方は受けられない。 この武器と組ませよう 行動回数上昇武器-行動回数が多いと一気に敵の体力を大きく削れる。 入手方法 武器箱 選択肢 投票 とても強い (0) 強い (0) 普通 (1) 弱い (0) とても弱い (0) コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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夢の残滓 ◆LKgHrWJock 「ガキ、何をしている!」 「……レンツェン、そんなに急がなくていいよ」 胸の奥を漂っていたもやが凝固し、形を得る。 レンツェンハイマーは確信した。やはりチキの様子がおかしい。 さっきまでのチキならば、「ガキじゃなくてチキだもん!」と勢いよく返すはず。 なのに、この冷静さ。幼い顔立ちにはあまりにも不相応な落ち着きぶりだった。 これも彼女の身に流れる竜族の血ゆえのものなのだろうか。 それとも先ほどの惨死体、肉片と化した人間を見てショックを受けたためだろうか。 気がかりだった。だが、確かめている暇はない。 チキはああ言っていたが、レンツェンには急がねばならない理由があった。 「あの黒騎士の気が変わらぬうちに、この村を出ねばならん」 「レンツェンはさっきの人が怖いの?」 「ば、馬鹿な! この俺が何故、怖気づかねばならんのだ!」 「だってレンツェン、逃げたがってるもの」 「……気付いていないのならば、言ってやる。 あの黒騎士に狙われているのはチキ、貴様なのだぞ!」 レンツェンは、語気鋭く言い放つ。だが、チキは動じない。 大きな瞳はまったく揺れず、ただ唇の端だけが、ほんのわずか釣り上がった。 「さっきの人は、チキを殺したりしないよ」 「まったく、貴様はどこまで平和ボケすれば気が済むのだ。 あの黒騎士はな、貴様をガン見していたのだぞ! 兜で顔を隠していたがあの態度は間違いない、貴様を目で追っていた」 「そうだったの……?」 チキの表情に光が差した。口元に浮かぶ淡い笑みが、顔全体に広がっていく。 だが、少女の笑顔に希望はなかった。 そこに浮かぶ愉悦は暗く、幼い顔には不釣合い。 そうでありながら、新しい玩具を見つけ出した子供特有の残虐性を宿していた。 ――何故、こんな顔をする? 一体何が起きているのだ……? ただ事とは思えんが、しかし……。 不意に、先ほどの黒騎士の言葉が甦る――『貴公。その娘、ただの娘か?』 あの時、レンツェンは、チキに流れる竜族の血に勘付かれたのだと思った。 しかし、彼の言葉には、別の解釈が存在することに思い至る。 あの黒騎士は、チキに生じたこの変化に気付いていたのではないだろうか。 チキの様子は明らかにおかしい。表情、言葉、すべてが違和感に満ちている。 その身に流れる血について何も知らない者の目にも、『ただの娘』とは映らないだろう。 ならば引き返し、あの黒騎士に確認するか。 いや、それは出来ない。確かに、味方に引き入れれば心強いだろう。 だが、あの男は何を考えているのか分からない。しかも、周囲にあるのは複数の死体。 自ら仕掛けたのか、降りかかった火の粉を払っただけなのかは知りようもないが、 彼が凶暴な人物であることは確かだと言えた。しかも人の話を聞かない。 そのような者のもとにチキを連れて行けば、どうなるか。 黒騎士はチキを殺さない、これは確かだろう。 だが、自分はどうなる? 自分の死後に、チキはどうなる? それを考えると、引き返そうなどとは思えなかった。 ――やはりこいつは俺が守るしかない。 そう思ったとき、一陣の風がふたりの間を吹き抜けた。 聞こえたのは誰かの悲鳴か、民家の扉の軋む音か、それとももっと別のものか、 或いはただの風の音か、それはレンツェンには分からない。 鼓膜の震えに弾かれるように彼はチキを担ぎ上げ、手近な民家に転がり込んだ。 ………… …… この男は話にならぬ――魔王ガーネフは冷ややかに断じた。 異国の貴公子レンツェンハイマーは、臆病な小物だった。 些細な――少なくとも魔王ガーネフにとっては“些細な”――物音に過剰反応し、 民家に逃げ込んでは震えている。そのくせ態度は横柄かつ尊大で、 魔王の現在の依り代である神竜族の幼い姫を己の所有物のように扱う始末。 かといって、身の程をわきまえぬただの愚か者なのかといえばそうでもなく、 傲岸不遜に振舞いながら、その一方では常にチキの顔色を窺っている有様だった。 つまり、自分自身とチキ個人、彼の心はこのふたつに束縛されているのである。 彼の臆病さの根底にあるものは、これらに対する強い執着なのだろう。 もしもそれが己に対するもののみならば、チキの口を借りればどうにでもなる。 <闇のオーブ>の瘴気と魔王の言葉をもってすれば、 卑小な臆病者を破滅の使途に仕立て上げることなど容易いはずだった。 だが、彼の執心がチキにも向いている以上、彼女の言葉は猛毒でしかない。 そして魔王ガーネフには、レンツェンハイマーを生かさねばならない事情があった。 いかに魔王といえど、今のガーネフはただの残留思念に過ぎない。 復活の可能性を有してはいても、その実態は亡霊、あるいは死者の思い出。 今を生きる人の心に多少の影響を及ぼせるだけで、自らの意思では何ひとつ成せない。 水や風に曝されて岩石が塵と化すように、無数の虚像に浸食されて本質すらも失っていく。 それが残留思念、今のガーネフは肥大化した夢の残滓に過ぎなかった。 ただひとつだけ異なるのは、この思念を<闇のオーブ>が増幅し続けるということ。 残留思念は怨念となり、怨霊となり、いずれは実体を、そして肉体を得ることになる。 それが復活。<闇のオーブ>がある限り、魔王ガーネフは何度でも甦る。 だが、それは今すぐではない。そして復活を遂げたとき、この島に生存者がいなければ―― レイムやヴォルマルフは、この宝玉の正体を既に知っている様子だった。 ガーネフの付け入る隙となる“人間的な愚かしさ”は、彼らには期待出来ない。 それどころか、彼らは決して<闇のオーブ>を野放しになどしないだろう。 たとえガーネフとしての肉体を取り戻しても、そのとき、この島に誰もいなければ、 ガーネフなど存在しないも同然、封印されたも同然なのだ。 だから、オーブによる復活を待たず、チキの意識を乗っ取った。 だが、それとて完全ではない。今はこうしてチキを己の依り代としているものの、 それは相手が自我の未発達な子供であり、そして過去の関わりゆえに出来たこと。 数年前、ガーネフはチキを捕えて洗脳を施し、己の手駒として利用した。 その体験が、チキの精神をガーネフの意識に同調しやすいものへと変えた。 意識の表層ではガーネフの言葉に嫌悪を覚え、激しく拒絶していても、 その深層では共鳴せざるを得ないのだ。 何故なら、魔王ガーネフはチキにとって、ある意味唯一の理解者なのだから。 ……ガーネフはかつて、大賢者ガトーのもっとも優秀な弟子として知られていた。 大賢者ガトー、すなわち竜石を捨てた神竜族の長老、神竜王の娘チキの指導者。 数千年の寿命を有する竜族の中に蓄積した知識を、ガーネフは的確に吸収していた。 竜族に待ち受ける滅びのさだめも、<封印の盾>の役割も、そしてチキの運命も、 彼はすべて知っていた。人格的な欠陥ゆえに師と袂を分かったガーネフだったが、 その冷酷さゆえに、誰ひとりとして触れることのなかったチキの恐怖を的確に抉った。 だからこそ洗脳を成しえたのだ。そして、だからこそ魔王はチキの“理解者”となった。 ゆえに、チキはガーネフを拒絶出来ない。 魔王の言葉を受け入れる素地が、心の根幹に存在しているのだ。 だから、他の参加者ならこうはならない。 たとえ相手が子供であっても、自我を有したまま負の感情に支配されていく。 『ガーネフの意識』の入り込む余地は、そこにはない。 そしてこのチキにしても、精神状態が大きく揺らげば自我を取り戻す可能性がある。 そうなれば、ガーネフの意識はたちどころに排除されてしまうだろう。 実際、過去の洗脳においても、バヌトゥによる何の魔力も有さない言葉だけで いとも容易く精神的拘束が解けてしまったという事実がある。 ガーネフの足場は、これほどまでに危ういものであった。 神竜王の器を我が物として利用し続けるためには、 チキの精神状態を現状のままに保たねばならなかった。 チキは「レンツェンといっしょ」であることを望んでいる。 ならば、この男は生かさねばならぬ――それがガーネフの結論だった。 面倒ではなかった。手間ではなかった。ガーネフに『時』の概念はない。 時間を惜しむのは死に追い立てられる者のみ、既に死んだ者には関係ない。 それに、この意識はいずれ、神竜王の娘と完全に同化するだろう。 そうなれば、『チキ』の人格が目覚めることは二度とない。 チキとガーネフの境界は消え、ふたつの人格の分離はおろか区別すらもつかなくなる。 手に入るのは、数千年の寿命を持つ肉体と、竜族を統べる神竜王の力。 人類であろうと世界であろうと、支配も滅亡も意のままになる。 <闇のオーブ>に取り込まれ、死を超越した存在となっても、 やはりそれは肥大化した夢の残滓に過ぎなかった。 闇の宝玉は、特定の感情を際限なく増幅する装置以上でも以下でもなく、 オーブによって成される復活は、極端に歪められた虚像の生成でしかない。 肉体があっても、自我があっても、意思があっても、やはりそれは夢の残滓。 魔王と呼ばれた男の実像、その人生は、闇に呑まれて深淵に消え、己の手すらも届かない。 だがこの器、神竜王の娘の肉体さえ手に入れば、 <闇のオーブ>に利用され、使役されるだけの存在ではなくなる。 この男、レンツェンハイマーはそれまで生かしておく、ただそれだけの話だ。 チキの意識と完全に同化を果たすまで、さほどの時は要さない。 神竜族の王女として生きるこのあと数千年の時の中では、ほんの一瞬にも満たないだろう。 雨戸の隙間から差し込む月明かりが、やけに白く眩しかった。 殺人者を警戒し、レンツェンはランタンすら灯していない。 人間ならば視野の利かない、闇をぶちまけたような暗い室内。 それでもガーネフには、レンツェンが部屋の隅でうずくまっているのが分かる。 彼が震えていることも、内心の怯えも、ガーネフには手に取るように分かる。 魔王に“視える”のは、それだけではない。 魔法具の発する波動を幾つも、ガーネフは感じ取っている。 東の方角、村の外れに、<闇のオーブ>と似通った波動を発するものがある。 昼間からずっと、動いていない。恐らくは、打ち捨てられたままなのだろう。 ガーネフはチキの口を借り、うずくまるレンツェンに声をかける。 「……レンツェン、そろそろ行かなきゃ」 「い、いや、待て……、まだ危険が去っておらん!」 「大丈夫だよ、レンツェン。チキが守ってあげる」 「ふざけるな! この俺が何故、ガキなどに守られねばならんのだ!」 震えていたはずのレンツェンが、勢いよく立ち上がる。 その態度に、ガーネフは思う―― この臆病者もいずれ、<闇のオーブ>に取り込まれるだろう。 彼には『素質』がある。かの宝玉が増幅する部類の感情を人よりも多く抱えている。 だから、宝玉と似通った波動を放つ、打ち捨てられた魔槍を持たせれば、 話にならぬこの男も、少しは使い物になるやも知れぬ。 この男は劣等感が強い。かつての自分に似ているのかも知れない。 大賢者ガトーに師事していた頃の自分。自分より明らかに能力の劣る、 しかし何故か他人に好かれる兄弟弟子のミロアを憎んでいた頃の自分に。 もっとも、当時の記憶など、遠い昔に見た夢の中の出来事も同然。 今となっては、思い出すことすら出来ないのだが。 ◇ ◆ ◇ 自分の体が、自分の言葉が、自分のものではなくなってしまった。 自分自身の手足なのに、意に反して勝手に動く。 自分自身の声なのに、その言葉は他人のもの。 ガーネフに乗っ取られた自分の様子を、チキの人格は認識する。 彼女の意識は眠ってなどいなかった。 体から断ち切られたまま、自分のしていることをすべて、正確に理解していたのだった。 だが、出来ることは何もない。薄い氷の向こうの景色をただ眺めているかのよう。 ……怖いけど賢くて物知りなガトー様も、 すぐにどこかに行っちゃうチェイニーおにいちゃんも、 とってもあったかいバヌトゥおじいちゃまも、 強くて優しいマルスおにいちゃんも、……それから、 変なとこがいっぱいあるけど頑張り屋のレンツェンも、みんな好き。 チキは、みんなのことが大好き。だからみんなといっしょにいたい。 でもガーネフは嫌い、大嫌い。 みんなに意地悪ばっかりするし、マルスおにいちゃんも怒ってた。 それに、チキにだって、意地悪なことをいっぱい言った。 だからガーネフは大嫌い。物知りなのに、ガトー様のところでいっぱいお勉強したのに、 チキのことだっていっぱい知ってるのに、意地悪ばかり言って嫌なことをさせるから。 だからガーネフなんて嫌い。いっしょになんかいたくない。どっかいっちゃえ。大嫌い。 ホントに大嫌い。大嫌い、なんだけど―― ガーネフの意識がすぐ近くに、自分の中にいるのが分かる。 嫌だ。気持ち悪い。でも、何故かとても安心する。嫌いなのに。嫌なのに。 嫌なこと、怖いこと、悲しいこと、それらを隠さなくてもいいような気がして、 嫌がらなくても怖がらなくても悲しまなくてもいいような気がして、そう、 たとえ人間を殺し尽しても決してひとりにはならない気がして、心の奥底が安らぐのだ。 だからチキはガーネフに逆らえない。ガーネフを受け入れざるを得ない。 ガーネフに操られるままに、チキはレンツェンを先導する。 草原の向こうに橋が見える。冷たく張りつめた水辺の空気が風に乗って流れ込む。 しかし、チキの足は橋には向かわない。何もない草むらを迷いのない足取りで進む。 やがてチキは立ち止まり、暗い足元を指差した。 「レンツェン、見て。こんなのが落ちてる」 横たわっていたのは黒い槍。穂先の両側には三日月状の刃がある。 とても嫌な感じがした。近付きたくないような、手を触れてはならないような。 けれどもガーネフは、この槍をレンツェンに取らせようとしている。 ――ダメだよ、レンツェン! 拾ったりしちゃダメ! こんなの拾ったら、いっしょにいられなくなっちゃう! チキは心の中で叫んだ。 しかし口から漏れ出たのは、まったく別の言葉だった。 「レンツェン、武器、欲しがってたでしょ?」 「ああ、だが……、貴様はこの槍がここにあることを知っていたのだな。何故だ?」 「だってチキは神竜族の王女だもの。遠くからでも、こういうのを見つけられるの」 「そういうものなのか……?」 レンツェンは怪訝そうに首をひねりながらも、槍を拾うべく身を屈める。 やめて! チキは叫ぼうとした。しかし声がまったく出ない。 唇から漏れるのは、静かで穏かな呼吸のみ。 レンツェンを止めなければならないのに、言葉はおろか声ひとつ出せない。 レンツェンは両手で槍に触れる。とても重そうな槍だった。 レンツェンの細い腕には似合わない。ほら、やっぱりこれは良くない。 こんな槍を持ってたら、レンツェンは動けなくなっちゃう。転んで怪我しちゃうかも。 だからレンツェン、こんなものは拾わないで。重いだけじゃない。この槍、すごく嫌な感じがする。 きっと、ガーネフはレンツェンに意地悪しようとしてるんだ。だからここに連れて来たの。 こんなものを拾ったら、レンツェンとチキはいっしょにいられなくなる。そんなの嫌。 だからそれには触らないで。レンツェンはチキといっしょにみんなのところに帰るんだから! 「……おい、ガキ」 レンツェンが顔を上げ、チキを見る。 「この槍は重すぎるではないか。俺は太守なのだぞ。力仕事など――」 レンツェンの言葉が不意に途切れ、細い両目が見開かれた。 チキは怪訝に思った。どうしてレンツェンはこんな悲しそうな顔をするのだろう。 レンツェンは無言でチキの顔を眺めていたが、やがてゆっくりと口を開いた。 「チキ……、何故、泣いている?」 「え……」 それは魔王ガーネフにとってすら想定外の言葉だったのか。 言われて初めて、チキは自分が涙を流していることに気付いた。 レンツェンはチキから目を逸らし、再び槍に手を伸ばす。 あれほど重そうに見えた槍を彼は片手で易々と拾い、こともなげに立ち上がった。 脳裏でガーネフが哄笑する。チキの意思を、その良心を嘲笑する。 ……その槍の名は、イービルスピア。 悲しみや絶望を増幅し、力へと換える暗黒の槍。 レンツェンは、この魔槍の力を引き出していた。 彼にそれを成させたのは、ガーネフではなくチキだった。 彼女の涙、ガーネフへの抵抗、レンツェンへの友愛、 それらがレンツェンに槍を取らせ、破滅の力を彼に与えた。 勝ち誇るように、哀れむように、チキの脳裏でガーネフが嗤う。 人間の良心を嘲る魔王の思念を、チキはただ感じていることしか出来なかった。 【C-4/草原/深夜】 【レンツェンハイマー@ティアリングサーガ】 [状態]:疲労(小)、やすらぐかほり、顔面に赤い腫れ [装備]:イービルスピア@TO、エルメスの靴@FFT [道具]:支給品一式(一食分消費)、 ゴールドスタッフ@ディスガイア(破損、長さが3分の2程度) [思考]0:チキを連れてラゼリアに帰還する。手段は問わない 1:マルスの首輪、封印の盾の入手 2:チキの様子がおかしいが、漆黒の騎士には頼りたくない 3:封印の盾完成まで、マルスの死は可能な限りチキには伏せる 4:オグマなど、(都合のいい)仲間を集める 5:あの少年(ヴァイス)は極刑 [備考]:ヴェガっぽいやつには絶対近寄らない(ヴェガっぽいのが既に死んでる事に気づいてません)。 【チキ@ファイアーエムブレム紋章の謎】 [状態]:失血による軽い貧血(シャンタージュの力により回復は早い) [装備]:地竜石@紋章の謎、シャンタージュ@FFT(一瓶すべて使用済み。瓶は破損) [道具]:支給品一式(一食分消費)、肉切り用のナイフ(1本)、闇のオーブ@紋章の謎 [思考]1:チキの意識と融合し、その身を手に入れる(ガーネフ) 2:それまでレンツェンは生かしておく(ガーネフ) 3:漆黒の騎士に興味(ガーネフ) 4:ガーネフなんて大嫌い…(チキ) [備考]:闇のオーブに宿るガーネフの意思に支配されていますが、 チキの人格は自分のしていることや周囲で起きていることを認識しています。 121 擦れる羽根 投下順 123 Box of Sentiment 121 擦れる羽根 時系列順 120 保護者Lの献身 チキ 120 保護者Lの献身 レンツェンハイマー
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青春の残滓 ≪成績≫ 総対戦数 90戦 勝利数 26勝 勝率 29% 累計BP 904pt 最大連勝数 3 最大RP 1921 総合 戦績 372戦 196勝 176敗 勝率 53% ナポ 戦績 73戦 38勝 35敗 勝率 52% 副官 戦績 63戦 39勝 24敗 勝率 62% 連合 戦績 236戦 119勝 117敗 勝率 50% ≪ギルド≫ ≪コメント欄≫ ≪受賞歴≫ ≪所有アカウント≫ 名前 ギルド 備考 ≪活動期間≫ ?~現在 ≪ログイン曜日/時間帯≫ ≪イクサーネーム由来≫ ≪サイト≫ ≪記事≫
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【検索用 つきのさんしょう 登録タグ 2010年 VOCALOID つ シルクロード 巡音ルカ 曲 曲た】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:シルクロード 作曲:シルクロード 編曲:シルクロード 唄:巡音ルカ 曲紹介 月の神に恋をした一途な女性の物語。 曲名:『月の残照』(つきのざんしょう) 歌詞 月神(ツクヨミ) 雅楽(ウタ)奏デテ 莫君(キミナ)キ日々ヲ謳イ暮ス 蒼白キ君乃肌モ 今ハ冷タキ硝子ノ彫像 一人の人間、人極の神。 彼らは互いに愛し合っていた。 しかし、歴史は決してその運命を許さない。 生きがいを失った女の切なの雅樂 うた が神殿に響く。 嗚呼…彼女はそこで何を思うのだろうか。 『幽玄ノ輪廻伝』より抜粋 時が唯(ただ) 流れてく 無意味に空白の 群青の空には 月はもう出ないのね 神々の輪廻断ち切られ この思い 伝えることもかなわないわ この身が焼けて 灰になる前に せめてぬくもり思い出させて 巫女: 月神 様どうして私を置いて硝子の彫像へと成り果てたのです? 私は、私の心が焦がれて燃え尽きてしまいそうです。 だからお願いです 月神 様。どうか目をお覚ましください。 彫像:……。 しかし彼はこの問いに答えることはできない。 彼は冷たいガラスの彫像に姿を変えている。 これが異常なことぐらい女には、分かっていた。 けれども、それでも諦めきれず彼の前で神謡を捧げ神楽を舞い続けた幾日も……幾日も……。 草原の真ん中、きっと彼女を無理にでも止めようとするものは現れないであろう。 そう命尽きるまで彼女は舞い続けるのだ。 喉嗄れる程に歌い続け 泪も枯れ 記憶も時の中に埋没して 朧になった幻想のような恋 硝子細工のように儚く冷たい コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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