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シラオキ(牝 1946 プリメロ)函館記念、②日本ダービー、③オークス コンゴーセキ(牝 1953 ヴィーノーピュロー) │ゴーフウ(牝 1958 ハタカゼ) ││フウエツ(牝 1968 ムーティエ) │││タニノチェスター(牡 1972 ネヴァービート)阪神大賞典 ││フーセン(牝 1973 ハードリドン) ││ シンシラオキ(牝 1978 シンザン) ││ シヨノロマン(牝 1985 リードワンダー)ローズS-GII、②桜花賞-GI、②エリザベス女王杯-GI │ミスサチヨ(牝 1959 ブッフラー) ││サチカマダ(牝 1968 ヴィミー) ││ ノスタルヒアス(牝 1974 フォルティノ) ││ │ヤエシラオキ(牝 1989マルゼンスキー) ││ │ テイエムドラゴン(牡 2002 アドマイヤベガ)中山大障害-JGI、京都ハイジャンプ-JGII・2回、阪神スプリングJ-JGII ││ ミスカマダ(牝 1975 ネプテューヌス) ││ │キッポウシ(牡 1982 アローエクスプレス)カブトヤマ記念-GIII ││ │マチカネエルベ(牝 1983 アローエクスプレス)③桜花賞-GI ││ アカイシレディー(牝 1977 ボールドリック) ││ │サリークラウン(牝 1982 ダイアトム)③クイーンS-GIII ││ フクショウカマダ(牝 1979 コインドシルバー) ││ ホマレノプリンセス(牝 1990プリンスオブバーズ) ││ ブレイクタイム(牡 1997 デインヒル)京成杯AH-GIII・2回、②安田記念-GI │コウセキ(牝 1966 メイズイ) │ ハシコトブキ(牡 1974 シンザン)京都記念、朝日CC、愛知杯 コダマ(牡 1957 ブッフラー)日本ダービー、皐月賞、宝塚記念、阪神3歳S、スプリングS、大阪杯、スワンS シンツバメ(牡 1958 ヒンドスタン)皐月賞 ワカシラオキ(牝 1960 ソロナウェー) │ローズトウショウ(牝 1965 テューダーペリオッド) ││トウシヨウロック(牡 1971 チャイナロック)ステイヤーズS、ダイヤモンドS、北上川大賞典、桐花賞 ││グレイトウショウ(牝 1974 シルバーシャーク) │││アテナトウショウ(牝 1981トウショウボーイ)③クイーンC -GIII │││ マチカネフクキタル(牡 1994 クリスタルグリッターズ)菊花賞-GI、京都新聞杯-GII、神戸新聞杯-GII ││コーニストウショウ(牝 1977 ダンディルート) │││エナジートウショウ(牝 1987トウショウボーイ) ││││タニノシスター(牝 1993 ルション) │││││ウオッカ(牝 2004 タニノギムレット)天皇賞・秋-GI、日本ダービー-GI、安田記念-GI、阪神JF-GI、チューリップ賞-GIII ││││スリーアベニュー(牡 2002 アフリート)ガーネットS-GIII │││シスタートウショウ(牝 1988トウショウボーイ)桜花賞-GI、②オークス-GI │││トウショウオリオン(牡 1993トウショウボーイ)北九州記念-GIII │││ジェーントウショウ(牝 1996トウショウフリート) │││ シーイズトウショウ(牝 2000 サクラバクシンオー)セントウルS-GII、CBC賞-GII、CBC賞-GIII、函館SS-GIII〔2回〕、②桜花賞-GI ││マリントウショウ(牝 1982 ニゾン) ││ ニューシラオキ(牝 1988トウショウボーイ) ││ ヴィンチェンテ(牝 1995 マルゼンスキー) ││ チェレブラーレ(牡 2004 ブラックホーク)サンタアニタT(大井)、ゴールドC(浦和) │リンダセニョリータ(牝 1966 ヒンドスタン) ││ユウリンダ(牝 1970 シャミエ) │││アサオザン(牝 1979 ハードリドン) │││ レディカンムリ(牝 1994 ミルジョージ) │││ ドラゴンシャンハイ(牡 2002 シャンハイ)東京湾C ││ヤマトシャルダン(牝 1973 セダン) │││サンエイソロン(牡 1978 パーソロン)スプリングS、NHK杯、京都新聞杯、大阪杯、②日本ダービー、②菊花賞 │││レイホーソロン(牝 1983 パーソロン)4-桜花賞 ││││サマニベッピン(牝 1990 ーザンテースト)阪神牝馬特別-GII、金鯱賞-GIII、府中牝馬S-GIII ││││ダンツキッチョウ(牡 2002 サンデーサイレンス)青葉賞-GII │││ゴールドユウマ(牝 1986 ブレイヴェストローマン) │││ ミスズシャルダン(牡 1995トニービン)小倉大賞典-GIII ││ミサキネバアー(牡 1979 ネヴァービート)東京王冠賞、 大井記念、②天皇賞・春-GI ││スワローソロン(牝 1982 パーソロン) ││ セキサンシラオキ(牝 1990 マルゼンスキー) ││ グレートステージ( 2002スキャン)園田ダービー、菊水賞 │ヒデカブト(牡 1967 タマナー)札幌記念 │ヒデハヤテ(牡 1969 タマナー)阪神3歳S、きさらぎ賞、京成杯 │ヒデシラオキ(牝 1972 タマナー) ││スプリーム(牝 1979 シーホーク) ││ シングルホーク(牝 1983 サンプリンス)③3歳牝馬S-GIII ││ テイエムダイオー(牡 1996 ノーザンテースト)京都ハイJ-JGII、阪神JS-JGIII │レーシンググレイス(牝 1977 プルバン) ││ワイドバトル(セン 1987 ロイヤルニジンスキー)小倉大賞典-GIII │クイーンシラオキ(牝 1982 コインドシルバー) ││ダイカツストーム(牡 1990マルゼンスキー) │サマーレッド(牝 1991 マルゼンスキー) │ シルバーサーベル(牡 1996 アフリート)③全日本3歳優駿-交流GI ミスエリザベス(牝 1961 ガルガドール) │ヒデマツカゼ(牝 1972 ムーティエ) ││ヒロノエレガント(牝 1986 ヴァリイフォージュ) ││ タカサゴラフレシア(牝 1990 ブレイヴェストローマン) ││ ハセミイホー(牡 1994 ツータイミング)道営記念、赤レンガ記念〔2回〕 │ハギノカオリ(牝 1976 イエローゴッド)②デイリー杯3歳S ウインナー(牝 1962 ソロナウェー) │ナカヤマホマレ(牝 1967 ムーティエ) ││エイミ(牝 1973 アポッスル) ││ スーパーファントム(牡 1984 コリムスキー)京成杯-GIII │カップスタン(牝 1969 ヒンドスタン) ││カミノシラオキ(牝 1974 フロリバンダ) │││ボールドニシキ(牝 1980 ボールドリック) │││ ロマンシラオキ(牝 1986 ビゼンニシキ) │││ カズノリュウセイ(牡 1992 リードワンダー)中日杯 │││ エーティーダイオー(牡 1999 サクラチトセオー)③中日新聞杯-GIII ││ニッコーテスコ(牝 1977 テスコボーイ) ││ グレースシラオキ(牝 1984ノノアルコ)根岸S-GIII ││ カズノシラオキ(牝 1990 ニッポーテイオー)③セントウルS-GIII │ニシノシラオキ(牝 1970 ムーティエ)③関屋記念 │タイヨウシラオキ(牝 1972 フロリバンダ) ││コーリンオー(牡 1981 ドン)スワンS ││コミニュケーション(牝 1985 マルゼンスキー) ││ シアリアスバイオ(牝 1999 タマモクロス)③秋華賞-GI │ニシノコダマ(牝 1975 ムーティエ) ││アイアンシロー(牡 1982 ダイコーター)中山金杯-GIII │ウインシール(牝 1979 カウアイキング) │ リバティリッチ(牡 1986 キャタオラ)青雲賞、しらさぎ賞 ミスアシヤガワ(牝 1964 ヒンドスタン) │ミスシラオキ(牝 1975 ロムルス) ││ジョーディアレスト(牝 1983 キタノカチドキ) │││ジョーディシラオキ(牝 1997 オジジアン)チューリップ賞-GIII │││ヒミツヘイキ(牡 1999 ダミスター)ユニコーンS-GIII ││スターサンシャイン(牡 1986 サンシャインボーイ)毎日杯-GIII、京都4歳特別-GIII ││タイセイサンバレー(牝 1992 プリンスオブバーズ) ││ サイモンピュアー(牝 2000 ジェニュイン)盛岡白菊賞 │ヨシカマダ(牝 1976 ムーティエ) ││ロイヤルシラオキ(牝 1983 スティールハート) ││ メモリアルスポート(牝 1994 ダンシングブレーヴ) ││ ディアヤマト(牡 2005 テイエムサンデー)兵庫ジュニアグランプリ-交流GII │レディーシラオキ(牝 1978 セントクレスピン) │ ファーストラブ(牝 1986 ナイスダンサー) │ │ノボリユキオー(牡 1996 トニービン)③サマーチャンピオン-交流GIII │ │プレシャスソング(牡 1998 サンデーサイレンス)②青葉賞-GII │ キャンペンガール(牝 1987 マルゼンスキー) │ スペシャルウィーク(牡 1995 サンデーサイレンス)ジャパンC-GI、天皇賞・春-GI、天皇賞・秋-GI、日本ダービー-GI マルブツドーター(牝 1968 バウンドレス) マルブツセブン(牝 1973 プロント) │マルブツプリテイ(牝 1982 ブレイヴェストローマン) │ マルブツタイクーン(牡 2000 ラストタイクーン)②京王杯2歳S-GII マルブツバンシー(牝 1975 サウンドトラック) │マルブツチーター(牝 1982 キャタオラ) │ キタノジライ(牡 1991 スプレンディドモーメント)全日本3歳優駿 マルブツロンリー(牝 1984 ブレイヴェストローマン)サファイヤS-GIII マルブツホープ(牡 1992 オウインスパイアリング)③佐賀記念-交流GIII
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競伝賞の各部門にふさわしい馬を議論する場所です。 企画の概要や投票の仕方等は競伝賞をご参照ください。 投票の際はGプロジェクト(重賞成績表)のページや競伝の番組表、 昨シーズンに導入したグローバル・レーシング・チャレンジ・シリーズ、 または15SのGⅠ馬リストをご利用ください。 15SGⅠ馬リスト更新しました。 今Sは、フルシーズンでやる最後の競伝賞です。 もしかしたらこのページを使うことも最後になるかもしれません。 この機会に今まで投票してなかった人も記念に ぜひ、投票してみてください! -- 編集者 (2013-01-27 16 28 46) そして・・・ 見れば見るほど今Sの3歳牡馬が・・・。 地味に古馬牝馬も活躍度は高いが、GⅠ勝ち馬数的には 3歳牡馬より少なかったのね・・・w -- 編集者 (2013-01-27 16 30 46) 名前 コメント 15SのG1馬リスト (外)は海外レースを表す 2歳 牝馬 馬名 馬齢 15Sの勝利GⅠ プレパレーション 牝2 阪神JF 牡馬 馬名 馬齢 15Sの勝利GⅠ レイズミーアップ 牡2 朝日杯FS サヨナラジーク 牡2 全日本2歳優駿 3歳 牝馬 馬名 馬齢 15Sの勝利GⅠ ミスコデ 牝3 桜花賞、(外)プリークネスS、(外)仏オークス ペルセフォネ 牝3 皐月賞、(外)米オークス トリシューラ 牝3 マイルCS、秋華賞 エンゲージリング 牝3 優駿牝馬 ゴールデンポリシー 牝3 菊花賞 シービーフェアリー 牝3 (外)Kダービー チハヤラモーヌダル 牝3 NHKマイルC スターシステム 牝3 (外)愛1000G シンシナティ 牝3 (外)英ダービー アタラシアコ 牝3 (外)香港M 牡馬 馬名 馬齢 15Sの勝利GⅠ アミバ 牡3 (外)BCマイル、(外)英2000G、(外)愛2000G ヘファイストス 牡3 東京優駿、(外)パリ大賞典 バニラマカダミア 牡3 JBCスプリント、JDダービー ラグクエリオン 牡3 (外)仏2000G フルボッキ 牡3 (外)仏ダービー カシワギ 牡3 スプリンターズS 4歳以上 牝馬 馬名 馬齢 15Sの勝利GⅠ バニラパフューム 牝6 エリザベス女王杯、フェブラリーS、南部杯、(外)Jマロワ賞、(外)Mロンシャン、(外)シンガポール国際 ルートスフィア 牝4 (外)凱旋門賞、(外)ヴェルメイユ賞 ロストセレスティ 牝5 Vマイル、(外)ドバイDF カルペディエム 牝4 JBCクラシック、(外)Aミリオン レオナ 牝7 (外)ドバイSC 牡馬 馬名 馬齢 15Sの勝利GⅠ アンデルセン 牡4 天皇賞(秋)、安田記念、JCダート、東京大賞典、(外)ドバイWC、(外)愛チャンピオン コギトエルゴスム 牡5 ジャパンC、天皇賞(春)、(外)キングジョージ、(外)BCターフ、(外)サンクルー大賞 ジオガーディアン 牡4 有馬記念、帝王賞、(外)愛セントレジャー、(外)メルボルンC メメントモリ 牡4 宝塚記念、川崎記念(外)香港V ユルムンガルド 牡4 (外)ドバイGS、(外)Mゲスト賞、(外)BCスプリント イリデッセンス 牡4 高松宮記念、(外)香港S アルボーレ 牡4 (外)QE2世C レスタット 牡4 (外)チャンピオンズM ジャニュアリー 牡4 かしわ記念 フヴェルゲルミル 牡4 (外)コロネーションC アースガルズ 牡5 (外)コックスP センチェリオン 牡4 (外)BCクラシック エンハンスメント 牡4 (外)香港C
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目次 コントレイルの先輩たち19世代ヴァンドギャルド カラテ カレンブーケドール グランアレグリア クロノジェネシス サートゥルナーリア シルヴァーソニック ニシノデイジー ヒシイグアス ボッケリーニ マルシュロレーヌ メロディーレーン モズベッロ ユニコーンライオン ラヴズオンリーユー ロジャーバローズ ワールドプレミア 18世代アーモンドアイ アフリカンゴールド アルクトス エントシャイデン オメガパフューム ギベオン グローリーヴェイズ ジャンダルム ステイフーリッシュ チュウワウィザード フィエールマン ブラストワンピース マイネルファンロン ラッキーライラック ワグネリアン 17世代アルアイン キセキ シロニイ リスグラシュー 16世代サトノダイヤモンド ディーマジェスティ マカヒキ 15世代キタサンブラック サトノクラウン ドゥラメンテ リアルスティール 14世代オジュウチョウサン ビッグアーサー モーリス ワンアンドオンリー 13世代エピファネイア キズナ 12世代ゴールドシップ ジャスタウェイ ジェンティルドンナ 11世代オルフェーヴル 10世代エイシンフラッシュ 09世代トランセンド 05世代シーザリオ ディープインパクト トウカイトリック ラインクラフト 03世代スティルインラブ 02世代デュランダル ノーリーズン 01世代マンハッタンカフェ 00世代イーグルカフェ 98世代キングヘイロー ファレノプシス 91世代ツインターボ トウカイテイオー 85世代ミホシンザン コントレイルの先輩たち 19世代 ヴァンドギャルド プイ産駒。母父モティヴェーターはモンジューの産駒である。23年皐月賞馬ソールオリエンスの半兄。 19世代のマイラーの一人であり、20年富士Sで重賞初制覇。以降はドバイターフで21年2着、22年3着が目立った成績だった。3回目の挑戦になる23年ドバイターフ14着をラストランとして引退。引退後はブラジルで同国初のプイの後継として種牡馬入りの予定。登録抹消された翌日、半弟ソールオリエンスが皐月賞を勝利したのだった。 余談だが、ヴァンドギャルドが2勝クラスを突破した19年三年坂特別は、当時3歳4歳しかいない中で唯一の8歳馬だったシベリアンタイガーが13番人気ながら「なにっシベリアンタイガー!?」の実況とともに2着に突っ込んだレースである。 さらに余談だが、シベリアンタイガーは23年までJRA所属、以降は高知移籍で、セン馬とはいえ13歳の4月まで現役を続けて、しかも移籍初戦では6年半ぶりの勝利を収めていた。「なにっ」 スレでは、マイル路線の1人であり、引退後はソールオリエンスの姉として登場している。 23年サウジカップに参戦する日本勢としてJ6に強制加入させられたがあまり乗り気ではなかった。 名前がフランス語で「長期熟成しておいしくなるワイン」であるためアイコンは🍷(ワイン)になっている。 ヴァンドギャルドのヒミツ① 「実は、将来はソムリエになるために勉強している。」 カラテ トゥザグローリー産駒で、貴重なアキラ会のメンバー。 4歳まで低迷したものの、鞍上アキラで1勝クラスを勝利すると、あっさりと条件戦を連勝。5番人気で出走した東京新聞杯で重賞初勝利を飾る。しかしアキラのGⅠ初騎乗となった安田記念やその後の夏競馬での戦績は振るわず、年明けのニューイヤーS(L)まで勝利はお預けに。その後は中山記念でパンサラッサの2着、マイラーズカップ6着、安田記念16着と悔しいレースが続くも、夏競馬のフィナーレを飾る新潟記念においてトップハンデかつ10番人気ながらサンレイポケット、ヒートオンビートといった実力者相手に完勝。続いて迎えた天皇賞(秋)でも9番人気ながら6着に食い込んだ。 24年フェブラリーSでダート初挑戦するも後方から伸びず15着だった。 24年宝塚記念では本馬場入場で岡安アナからやたらと「押忍!」と付けるキャラがお出しされた。本番は積極的に先行するも11番人気で最下位13着であり、アキラがブローザホーンと人馬揃ってGⅠ初勝利したのを見届けることになった。 スレではその安直すぎる名前からヤエノムテキのような修行キャラとなっており、アイコンは「🥋」。トップハンデを背負いつつも勝利したからなのか、鉄の下駄を履いているという一昔前のジャ〇プ漫画の師匠キャラのような概念が持ち上がっている。 カラテのヒミツ① 「実は、漫画を読むたびに必殺技の再現にチャレンジしている。」 次走予定 未定 カレンブーケドール プイ産駒。 非常に安定感のある強豪牝馬で、2021年春天ではワールドプレミアとプボ君に次ぐ三着。2020年JCでも4着に入る実力があった。ところが、リステッド競走は勝ったものの、グレード競走は馬券内や掲示板内ばかりで、実力はあるが勝ち切れないために「シルバーコレクター」と呼ばれている。コレを端的に表したのがアンカツこと安藤勝己の「ブーケドール感」。 スレでは常に三歩後ろを歩く大和撫子として登場しており、世代の中でも常識人として扱われている。 だが恋愛面では…? 自分と組んでG1をあと一歩勝ち切れなかったツムツムがヴィクトリアマイルで悲願のG1初制覇した時は泣くほど感動していた。 カレンブーケドールのヒミツ① 「実は、カラオケの十八番は『赤いスイートピー』。」 グランアレグリア プイの産駒。 2019年桜花賞馬。2021年のマイルCSで有終の美を飾り、GⅠ6勝で引退した。 タイキシャトルの調教を担当した藤沢調教師は、タイキシャトルで果たせなかった短距離・マイル・中距離の3階級制覇という夢を果たすため、グランアレグリアが5歳時に大阪杯と天皇賞(秋)に送り込んでいる。 「グランアレグリアはまだ気づいていないので頑張ってくれると思います」という藤沢師のパワーワードのせいで、「中距離をマイルと思い込まされて走る」ポンコツ属性がついた。さらに、大きな音に慣らす為に置かれたラジオで国会中継を聞いている(聞かされている)実話と合わさり、「意味も分からないが国会中継を聞く」アホの子になってしまった。スレでもひらがなで話す。 2022年1月24日、自身の誕生日と同じ日に父エピファネイアの牡馬を出産した。 グランアレグリアのヒミツ① 「実は、難しい内容のラジオをよく聞くが意味はあまりよく分かっていない。」 クロノジェネシス 2019年牝馬クラシック組、秋華賞馬。19年VM覇者ノームコアの半妹。バゴ産駒であり、瞬発力とパワーを兼ね備えた牝馬。中山や阪神で開催される両グランプリに滅法強く、グランプリ3連覇を成し遂げた芦毛の姐さん。名前のせいで牡馬と勘違いされることもある。 本スレではいきなり背が伸びたり、モコモコの格好もしていたり、クールなだけではない可愛さを持つ。基本的に机さんへの感情は重い。 クロノジェネシスのヒミツ① 「実は、本格化前に撮ったトレーナーとのツーショットは宝物。」 サートゥルナーリア ロードカナロア産駒。母はシーザリオでありエピファネイアとリオンディーズの半弟。 ホープフルSと皐月賞を無敗で制するも、日本ダービーでは大歓声の中をゲート内で待つうちにテンションが上がってしまい立ち上がる出遅れ。上り3F最速でも挽回できず4着。勝ったのは同厩舎のロジャーバローズだった。 以降はGⅡでは神戸新聞杯1着、金鯱賞1着だったが、GⅠでは有馬記念2着、天皇賞(秋)6着、宝塚記念4着と力は示せどリスグラシュー、アーモンドアイ、クロノジェネシスといった強豪牝馬には敵わず。その後の20年秋は脚の腫れで白紙になってしまい結局年明けに引退となってしまった。 種牡馬入り以降は種付料が初年度600万円からスタートして、募集の度にすぐ満口。24年は800万円であり半兄の実績もあってか期待されている。初年度産駒は24年に2歳戦デビュー。 スレでは、エピファネイアとリオンディーズの妹であり、皐月賞ウマ娘の1人として登場している。 「サ」ー「ト」ゥ「ル」ナーリアを略して「サトル」と表記されることがあり、某ジャンプ作品のキャラである「悟」の語録を使っている概念が見られている。 シルヴァーソニック オルフェーヴル産駒。新馬戦から担当を務める池本啓汰調教助手からは「シルヴィー」と呼ばれている。 08年皐月賞馬キャプテントゥーレ、16年小倉記念を勝ったリュージの闘魂注入の代表例ことクランモンタナの半弟。 2勝から3勝まで2年かかりながらも、ユーガ鞍上で3000m以上の長距離を3戦連続3着と好走してきた後、そのまま2022年天皇賞・春に出走することになった。ディープボンドとタイトルホルダーの主役2頭と一緒に大外枠になったのだが… スタート早々に体勢がねじれるほど思いっきり躓いた結果… なんとユーガを落馬させてしまった。自分が失格なんて知らないシルヴァーソニックはカラ馬のまま集団について行って、じわじわ前進していき、最内に潜り込んで2番手をキープしつつ先頭で逃げるタイトルホルダーを突っつくという騎手が操縦しているとしか思えないような走りをしており、最後までタイトルホルダーに食らいつく形で2着入線?になり、カラ馬のまま3200m完走という衝撃のレースを見せつけてしまった。衝撃はこれで終わらず… 完走後のシルヴァーソニックは走るのを止められず、外ラチに激突して背面跳びで転がり落ちてしまった。 同父同期のメロディーレーンが心配そうに見つめる中で動かなくなり、最悪の事態も心配されたが、スタッフが集まってから自力で立ち上がっており、ひとまず人馬ともに異常なしで済んだ。 その後は目黒記念の目前で歩様の乱れから骨膜が見つかり全治3ヵ月で休養になったり、アルゼンチン共和国杯で復帰するはずが抽選で除外されたりしたが、ステイヤーズステークス(GⅡ)で鞍上にダミアン・レーンを迎えて復帰となった。かわいい方のレーンもここで休養明けだった。本番では中団で脚を貯めながら追走して、最終直線では春天で自分が騎手無しでやってみせたのと同じように最内を突いた抜け出しから後続を寄せ付けずにゴール板を1着で駆け抜けて春天のカラ馬から晴れて重賞ホースになった名誉挽回の勝利となった。 休養を挟んで、サウジカップデーのレッドシーターフハンデキャップに出走。鞍上は引き続きダミアン・レーンだった。1番人気に推され、道中はマークされ進路が開かない場面があったものの直線でするりと抜け出して勝利。昨年はステイフーリッシュがこのレースを勝利しており、日本馬の連覇となった。 2023年の天皇賞(春)にも引き続き出走。前半は中団後方で待機して、ディープボンドが躍り出た第四コーナーから一気に差し込みをかける。結果、ジャスティンパレスのようにディープボンドを抜き去ることはできなかったものの、上がり3Fはジャスティンパレスに続く2番目に速い35.1の末脚を見せて3着に。前年の天皇賞(春)での「幻の2着馬」はただの幻ではなかったことを示した。 秋は豪州遠征のプランもあったが左前肢球節部にむくみの症状が見られたため遠征は取り止めになってしまった。 24年は阪神大賞典11着、天皇賞(春)16着の後に繋靭帯炎により引退。引退後は社台ファームで乗馬となる。 スレでは😷のやんちゃ盛りな後輩として、はっちゃけたりトラブルメーカーなところを見せては、同期のメロディーレーンにやんわり𠮟られていたり頭が上がらない様子が見られる。 ステイヤーズS以降は某オーストラリアのトレーナーから熱烈な逆指名とラブコールを受けているとのウワサが出ている。 シルヴァーソニックのヒミツ① 「実は、受験があるわけではないが合格祈願の「落ちない」「スベらない」ゲン担ぎをよくやるようになった。」 ニシノデイジー ハービンジャー産駒。母父アグネスタキオン。血統表で注目すべきは母母ニシノミライ。彼女の両親はともに西山牧場出身のセイウンスカイとニシノフラワーである。西山茂行オーナー曰く「逆玉の輿」「狂気の交配」 ウシュバテソーロと同じ高木登調教師の厩舎に所属。未勝利戦から札幌2歳S、東スポ杯2歳Sを連勝するもホープフルS3着で連勝が途切れ、クラシック本番は皐月賞17着日本ダービー5着菊花賞9着と結果は振るわず。古馬以降はGⅡやGⅢ、ダートOPやLで着順2桁から抜け出せず、22年初戦の白富士S(L)でジャックドールが4連勝を飾る中で12着。これがきっかけで障害へ転向となった。 障害初戦から3着、2戦目で未勝利戦を脱出、OP2着と転向で上向きを見せたことから、障害競走の総決算である中山大障害に挑戦となった。本番では、最後の飛越前に後続に差をつけた先頭になり、全ての飛越を終えてからは差を縮ませず1着でゴール。歴戦の王者オジュウチョウサンがラストランを6着で完走した中でJ・GⅠ初制覇となった。東スポ杯2歳Sは近年の勝ち馬にコントレイル、ダノンザキッド、イクイノックスといった後のGⅠ馬が多い出世レースとされていたが、ニシノデイジーも路線変更を経てJ・GⅠを勝利した。 連覇のかかった23年中山大障害では、前走2戦は精彩を欠いていたが、オジュウチョウサンの相棒だった石神騎手鞍上のマイネルグロンに10馬身差をつけられるも2着と復調を見せた。 24年阪神スプリングJ4着の後の中山グランドジャンプでは道中から先頭を取って果敢な逃げで消耗戦を演出して3着とJ・GⅠ馬の力を見せた。 アプリウマ娘では、ニシノフラワーのSRサポートカードや育成シナリオでデイジーの花が登場しており、セイウンスカイとの絆やトレーナーとの二人三脚の証といった、ニシノフラワーにとっての「すてきなもの」の象徴となっている。フラウンス推し一般人こと西山茂行オーナーの長女さんは育成シナリオに圧倒的感謝していた ニシノフラワーの育成実装は4月11日であり、ニシノデイジーがJ・GⅠを勝利するのはその8ヵ月後のことである。 スレでは、イロゴトシと同様に、オジュウチョウサン引退後の障害レースで奮闘するウマ娘の1人として登場する。 次走予定 未定 ヒシイグアス ハーツクライ産駒。サリオス、カフェファラオと同じ堀宣行調教師の厩舎に所属。 21年香港カップと22年宝塚記念で2着になり、「ヒシ」冠名ではGⅠ級連対は06年南部杯2着のヒシアトラス以来である。22年宝塚記念では、1着のタイトルホルダーと同じくアーネストリーが保持していたレコードを上回るタイムを出したのだが、それ以降音沙汰が無く行方不明かと思われていた。23年になってからの報道で、宝塚記念を終えて美浦に着いた時に熱中症で生死を彷徨う状態であり、冷房の馬房と涼しい北海道で長期的に立て直さなければいけない状況だったことが明かされた。2年前に自分が勝利した中山記念での復帰となり、2年前と同じくコーヘイを鞍上に迎えた本番では、GⅠ馬が複数出走する中でも中団から末脚を発揮して勝利。中山記念2度目の勝利で復活となった。 前年と春に体調不良で断念した香港遠征を決行して2年前に連対した香港カップに参戦。地元の強豪ロマンチックウォリアーには届かなかったが、モレイラ騎手の腕に応えて馬群の中から猛追して3着に突っ込んだ。 24年始動戦の中山記念は11着だったが香港遠征でQE2世Cに参戦。中団前めの位置で進めて5着入着だった。 スレでは、サリオス、カフェファラオが所属する堀チームの先輩として登場している。 自分が体質が強くないのに加えて熱中症で大変な目にあったこともあり、体調管理を徹底している他、周りにも熱心に呼びかけているようである。 次走予定 未定 ボッケリーニ キングカメハメハ産駒。母父ダンスインザダーク。全兄に15年の宝塚記念某白いのがやらかしたアレと天皇賞(秋)を勝利したラブリーデイがいる。 20年年末の中日新聞杯で重賞初挑戦にして重賞初制覇。22年日経賞2着の次に挑んだ目黒記念で重賞2勝目。23年日経賞も2着になった次に挑んだ鳴尾記念で重賞3勝目となった。 G1では未だ入着経験が無いものの22年〜24年AJCCまでG2G3では馬券内を外していないベテラン。その安定感もさることながら、 22年23年日経賞では2年連続でG1馬タイトルホルダーの2着。自分が2年連続でその次走の重賞を制覇。 22年京都大賞典ではヴェラアズールの2着。ヴェラアズールが次走のジャパンカップでG1初制覇。 23年京都大賞典ではプラダリアと叩き合い、23年チャレンジカップではべラジオオペラと叩き合いで両方とも2着。24年京都記念でプラダリアとべラジオオペラがワンツーフィニッシュ、24年大阪杯でべラジオオペラがG1初制覇。 といったように、G2G3で自分を上回った勝ち馬はG1勝利済だったり後の重賞で結果を出していることから、24年8歳にしてG2G3での門番との呼び声が高い。 門番の宿命かシルコレになりがちだが、実際のところ先頭だとソラを使ってしまうので勝ちにいくには叩き合いの形にならざるを得ないのだとか。 3度目の日経賞ではマテンロウレオの大逃げに対して仕掛けるも後続がなだれ込む中で5着と入着したもののG2で初めて馬券は外れた。 次走の鳴尾記念では同じ馬主のヨーホーレイクとアタマ差の2着で、JRA重賞2着回数が最多タイの8回となった。 スレでは、ベテランウマ娘の1人として登場している。門番として後輩に胸を貸す立場であるが、自分を超えていった後輩の活躍には悲喜交交といった様子。 次走予定 札幌記念 マルシュロレーヌ オルフェーヴル産駒。 日本調教馬として初めて米ダートGⅠレースを制した凄い子。「史実で」ラヴズオンリーユーの幼馴染であり、大親友という正に「公式が最大手」な存在。 それが反映されてかスレ内ではユーガにただならぬ感情を抱いているラヴズをからかったり、敢えて二人きりの状況を作って背中を押すなど、良い友人として登場している。 メロディーレーン オルフェーヴル産駒。21年菊花賞馬タイトルホルダーの半姉。 牝馬でありながら19年菊花賞、20年阪神大賞典、22年ステイヤーズステークスで5着という生粋のステイヤー。 24年万葉ステークス3着をもって牝馬で初めてJRA平地芝3000m以上の競走(その数8レース)全てに出走となった。 馬体重350kg前後というとても小柄な体と顔の左半分を占める白面、左目のギョロッとしたディクタスアイがトレードマーク。因みにどのくらい小さいかというと、同じく小柄で有名なナリタタイシンが馬体重430kgほど。それより更に一回り小さいというから驚きである。 彼女の担当である森田直行調教師のインスタグラムでは、彼女の近況が投稿されており、24年3月時点でフォロワー4.2万人と大人気。 21年アイドルホースオーディションではファン投票2位となったことでぬいぐるみ化され、22年8月には写真集が出版されたりと、アイドルホースとしての人気はGⅠ馬にも引けを取らないといえる。 (因みにオーディション1位は長い現役期間とクソローテを走る姿を愛された16世代の競走馬ヨシオ、3位は説明不要のあっキセキ) 半弟タイトルホルダーが菊花賞を制覇した翌週、同じ阪神3000mで行われた古都ステークスで勝利。待望のオープン入りを果たした。姉弟での出走は21年有馬記念、22年23年天皇賞(春)、22年宝塚記念の4回。 スレ内では妹のタイトルホルダーや同室のシロニイを振り回す子供っぽさと、妹の内心を察して相談に乗るお姉さん力を併せ持った存在となっている。 SNSを積極的に使っている他、同じ岡田スタッド出身の某ウマドルの影響を受けてか、ファンへの感謝を伝える目的で、自分たちでライブを開催している。自分たち姉妹の誕生日とバレンタインデーが近いため、その時期はバースデー バレンタインデーライブを開催するのが恒例になっている。 メロディーレーンのヒミツ① 「実は、身長を大きくするために大食いをして、体重とお腹周りが増えただけになってしまった経験がある。」 次走予定 未定 モズベッロ ディープブリランテ産駒。 馬名の由来はモズは冠名で、ベッロ(BELLO)はイタリア語で「ハンサム」を意味する。メロディーレーンと同じ森田直行調教師の厩舎に所属。 道悪巧者として知られ、馬場が渋れば一発があるのではという期待からか毎回そこそこ人気を集める。コントレイルに先着した経験がある4頭しかいない馬の1頭であり、古馬になってからはラスト3戦を共に走っている。コントレイルにとって最も痛い敗戦と思われる大阪杯で先着していることから、スレでは曇ったコントレイルを気に掛ける存在となっている。さらに秋の天皇賞、ジャパンカップと明らかに不向きな高速馬場の府中に続けて出走していることもあり、コントレイルを見守る先輩として最右翼という声も。大阪杯以降は池添騎手が継続騎乗している。 22年早々から屈腱炎で長期休養を余儀なくされたが、1年を経て23年年始に入厩して復帰することになった。 23年6月、宝塚記念14着の後に屈腱炎により引退。引退後は兵庫県南あわじ市のヒイラギステーブルで乗馬(新規従業員用の訓練用乗馬)となる予定。 モズモズキッチンなる料理教室を開催しているらしい。茶色のご飯が多いとのことだが、ご飯を作れない子の方が多いような… チームメイトとしてメロディーレーンをフォローすることもあり、彼女のライブでもスタッフチームのリーダーとして彼女の助けになっている。 モズベッロのヒミツ① 「実は、道悪巧者と呼ばれるが、本当のところはそうでもない。」 ユニコーンライオン No Nay Never産駒。 クールモアとのセリ合いで矢作センセーに競り落とされた経緯を持つ。 2021年に鳴尾記念を勝利すると、宝塚記念ではなんとレイパパレを下し2着。その後は故障で戦線離脱し、2022年夏に復帰。二桁着順が続くも、福島記念で逃げ切り勝ちを収める。前年には同厩舎の後輩であるパンサラッサがこのレースを同じく逃げ切って勝利しており、矢作厩舎の逃げ馬が2年連続で勝利する形となった。 復帰時に矢作センセーから蟻洞(蹄のなかに蟻の巣のような穴ができる病気)を患い死にかけていたことが明かされ、スレは騒然となった。 23年中日新聞杯をラストランとして引退。No Nay Neverの後継としてアロースタッドに種牡馬入りとなった。 スレ内では「🦄🦁」のアイコンで登場し、逃げ馬の後輩であるパンサラッサ、バスラットレオンによく振り回されている。 ラヴズオンリーユー プイ産駒。16年ドバイターフ覇者ゲンジツスチールリアルスティールの全妹。 2019年オークス馬。矢作厩舎の代表牝馬で、海外GⅠ3勝、国内GⅠ1勝で引退したゴリウー。ユーガにハートマークを作らせた女。「愛するのはアナタだけ」という名前のせいなのか、ツンデレからデレを抜いた性格。だがスレではその見えざるデレの幻想を追い求める人々により甘々な妄想が繰り広げられがち。同厩舎のマルシュロレーヌとはリアルで小さい頃からずっと一緒の仲良しコンビで、遠征時も仲睦まじく過ごしていたズッ友。最近になってトレーナーの前ではツンツンしているが、他の人がトレーナーを貶すと怒り出すめんどくさい女子属性がついた。 現在ではコントレイル同様、矢作チームのOGとして後輩たちを見守る立場になっている。アニメ3期に美少女になった全兄と思われるウマ娘が予告映像に登場した時と、そのウマ娘が"ゲンジツ"スチールとあまりにも本名から捻りが無い名前だったと発覚した時には流石に困惑していた。 スレ内では「💚(緑色のハート)」のアイコンが使われるようになった。 ラヴズオンリーユーのヒミツ① 「実は、ラヴズオンリーユーから塩対応を一番に食らっているのは実の姉と噂されている。」 ロジャーバローズ 2019年ダービー馬。プイ産駒であり母リトルブックはジェンティルドンナの母ドナブリーニの半妹であるためジェンティルドンナとは8分の7同血の従姉弟にあたる。 12番人気単勝93.1倍から日本ダービーをレコード勝ちして、53年ぶりの単勝10番人気以下によるダービー制覇の大波乱を演出した。その後は夏に右前浅屈腱炎で早期引退となってしまい、種牡馬入りした。 早期引退でどうしても同期と比べてキャラ付けや概念が少ないのだが、無敗皐月賞ウマ娘であるサートゥルナーリアとは同じ厩舎繋がりで同室であり複雑な感情を向けられている概念などは見られている。2024年日本ダービーでは9番人気のダノンデサイルが無敗皐月賞馬を破って大波乱となったことで、スレ内でロジャーバローズを彷彿とさせたのか概念が思い出されるようになった。 24年6月25日未明、疝痛で1ヵ月前から入院していたが容体が急変し8歳で死去。初年度産駒がリステッドを勝利した矢先のことだった。 ワールドプレミア プイ産駒。ヴェルトライゼンデの半兄。 例の特徴的な顔芸が話題だが、侮るなかれ、彼こそが2019年の菊花賞覇者。2021年の天皇賞・春ではハイペースの消耗戦となるも、2着ディープボンドを半馬身差で差し切ってレコード勝利。 スレでは、寮は違うもののカレンブーケドールと仲が良く、勘違いした厄介な男を引き寄せがちな彼女のガードマンを買って出ている。(実馬も何度も同じレースに出走し、同じレースを最後に引退した。) ワールドプレミアのヒミツ① 「実は、テレビで顔芸を披露して後日トレセン学園から厳重注意をくらってしまったことがある。」 18世代 アーモンドアイ ロードカナロア産駒。 2018年の牝馬三冠馬であり、国内外合わせて芝GⅠ9勝を達成し、シンボリルドルフ以来続く7勝の壁を突破した世界的名牝。ルメールの脳を焼いた女。アイコンは「🥒」。きゅうり=Cucumber=キューカンバー=九冠馬というダジャレである。芝2400mの世界レコード(2 20 6)を保有する府中2400m星人。 2020年の引退レース、ジャパンカップでコントレイルと対決。女王の貫禄を見せつけ、有終の美を飾った。 同じシルクレーシングのイクイノックスとの配合も予定されており、GⅠ15勝および40億ベビーの誕生が期待される。 初年度に予定通り交配が行われてイクイノックスとの子を無事に受胎した。 本スレでは偉大な先輩であり、コントレイルの無難で地味なファッションをチェックしている。 本家ウマ娘では、スイープトウショウの育成シナリオで、「いずれはトリプルティアラ路線から、シンボリルドルフを超えるGⅠ勝利記録を打ち立てるウマ娘が現れるかもしれない」という、彼女を意識した会話が見られた。 アニメ3期では、GⅠ6勝のゴールドシップが「7勝目を取ったら次は史上初の8勝だ」と意気込んでいたことから、この時点ではルドルフの壁を超えるウマ娘はまだ現れてはいないようである。 アーモンドアイのヒミツ① 「実は、昔は卵焼きを1つも焼けなかった。」 アフリカンゴールド ステイゴールド産駒。 オーナーはゴドルフィン。親父はゴドルフィンキラーなのにとか言ってはいけない twitterをする馬として知られており、アカウントはアフリカンゴールド(本人) @AfricanGold_Win 2018年10月にtwitterのアカウントを立ち上げ、夏の上り馬として菊花賞に出走することを表明したのが最初の投稿であり、以降は、気性難が原因で去勢されゴールドを失ったことでゴールド無しアフリカンゴールドになったことを報告したtwitterがそこそこバズったり、オープン入りになっても成績が振るわない時代が長く続いたが、6歳12月の中日新聞杯(GⅢ)に出走するにあたって、twitterのアンケートで戦法を決めるという奇策の結果、逃げ戦法をとって17番人気から2着に入り2年ぶりの馬券内となると、7歳2月の京都記念(GⅡ)でも同様にtwitterのアンケート結果から逃げの戦法で挑んでこれを逃げ切り、7歳にして重賞初勝利となった。 twitterのプロフィールで「ぬいぐるみになることが夢」だと公言しており、ターフィーショップのぬいぐるみ製作をかけたアイドルホースオーディションでは、重賞初勝利になった22年ではSTEP1通過の10頭に入るも、STEP2での上位5頭に入らなかったため残念ながらぬいぐるみ化は叶わずだった。ボーダーラインになる第5位はまさかの親父にしてゴドルフィンキラーのステイゴールドだった。 翌年23年は、阪神大賞典で4着に粘って久々の入着になるも、天皇賞・春で心房細動のため競走中止になったり、復帰戦の札幌記念では主戦・国分恭介の双子の兄・国分優作鞍上のユニコーンライオンと一緒に逃げて一緒に沈んだりといった事があったりしたが、23年アイドルホースオーディションのファイナリストに選ばれ、最終結果で現役馬部門の第1位となりアイドルホース製作が確定。 結果発表のスクショに添えられた一言には、重賞初勝利の報告よりも多くの❤️とお祝いの言葉が集まった。 例のゴールドを失った報告と見比べると感無量である。 2024年の京都記念をラストランとして引退。今後は阪神競馬場で乗馬となる予定。 スレではステゴ組の一員であり同期のステフやファンロンとつるんでいることが多い。SNSやチャットでは絵文字を盛りまくるおじさん構文をこれでもかと炸裂させるが、人と直接会話する時の喋り方は至って普通である。 宝塚記念では出走者の中で逃げの実績を持つパンサラッサとタイトルホルダーとの3人で令和の逃げ切りシスターズを披露していた(スレpart185参照)。 アフリカンゴールドのヒミツ① 「実は、付き合いが無い人からはプライベートではテンションが低いタイプだと思われがち。」 アルクトス 父はかの名牝ビワハイジの産駒にして「ウオダス両方に勝った馬」として名を遺すアドマイヤオーラ。アグネスタキオンの直系。母父シンボリクリスエス。タイトルホルダーと同じ栗田徹調教師の厩舎に所属していた。 MCS南部杯連覇の実績を持つ18世代ダートGⅠ級の一人。自身と調教師の重賞初勝利は、七夕開催のプロキオンSで母ホシニイノリヲの子であるアルクトス(北斗七星)が勝利という星尽くしの勝利だった。 22年南部杯に先立って年内引退と種牡馬入りを表明、カフェファラオのGⅠ級3勝目を見届けた14着で現役生活を終えて、優駿スタリオンステーションで種牡馬入りとなった。 南部杯と同じワンターン左回りであってもフェブラリーSは全て着外だったことから、 「"盛岡は実質府中"は成立しても"府中は実質盛岡"は成立しない」という説を証明したとされている。 某店長?あの御仁は"ダートの"ワンターン左回りであれば戦場は選ばないので… かの真の勇者についてはまたの異名「変態」だから仕方ない。 スレでは、ダートのベテランウマ娘の1人として登場する。南部杯や左回りダートの話題になると上記の説の起源者として名前を出されている。 エントシャイデン プイ産駒にして母ルクシュル(母父サクラバクシンオー)のため、ビアンフェの半兄でもある。ノースヒルズ生産。 そこまで目立った実績は無いものの、凱旋門賞に挑戦するディープボンドの帯同馬として渡仏。GⅠレース・フォレ賞(ロンシャン・芝1400m)で3着に食い込むなど、少しずつ活躍の予感を見せつつあるベテラン。 2022年も凱旋門賞に挑戦するディープボンドに帯同し、自身も再びフォレ賞に参戦。前年の再現をするかのように低人気から3着に捩じ込み、ロンシャンへの適正を見せ付ける形となった。 23年シーズンの挑戦でお馴染み3着3度目の正直を期待されていたが、1月に引退が発表された。現在は小倉競馬場にて誘導馬として所属し、現役馬達を先導している。 スレではディープボンド達をフランスでサポートする保護者兼ナビゲーター、データマンとして登場している。 オメガパフューム 父はダートGⅠ2勝と芝GⅢ勝利で二刀流の実績を持つスウェプトオーヴァーボード。カレンチャンを俺の女と称してikzeと全国のお兄ちゃん達にマウントを取っていた妖怪カンタ吸いおじさんこと安田翔伍調教師の厩舎に所属していた。 18年~21年の東京大賞典を勝利しており、同一GⅠ4連覇という国内史上初、ダートGⅠでは世界初の記録となった。2022年始めから種牡馬入りで引退と言われたがこれを撤回して現役続行となり、東京大賞典5連覇を目指すかと思われたが、年齢を重ねて疲労の回復に時間がかかり、自信をもって送り出せる状態ではなくなったとのことで東京大賞典に出走せず引退。引退撤回前に入る予定だったレックススタッドで種牡馬入りとなった。引退後には現役時代の偉業を称えられ、NARグランプリで特別表彰馬を受賞した。 同期チュウワウィザードとは度々GⅠレースで対決して1着を取り合ったり、他の怪物や伏兵に1着を取られて2頭で2着3着の席を埋めるのが多かったことから、2頭合わせて令和のダート界で左大臣・右大臣として扱われるようになった。東京大賞典を始めとする右回りコースで実績をあげていたためか、オメガパフュームの方が右大臣とされている。 スレではダートのベテランウマ娘の1人としてカフェに来店しており、チュウワウィザードと一緒にいることが多い。アイコンは冠名の「Ω(オメガ)」になっている。 相方と違い酒は飲まない(飲めない?)ようである。 ギベオン プイ産駒。 クラシックから頭角を現すも戦績は振るわず、中日新聞杯で重賞初勝利を飾る。その後は約2年間二桁着順が続いていたが、2021年の金鯱賞にて、1番人気三冠牝馬デアリングタクトを退け逃げ切り。単勝227.3倍の大波乱を巻き起こす。 これが競馬予想AIの脳を破壊したのか、翌年の宝塚記念の予想でAIがギベオンを本命にする事態が起こり、JCではAIは地方馬リッジマンを本命にした。 しかしその後は勝利を挙げることなく引退。社台ファームで乗馬として第二の余生を送ることになった。 スレではAIの脳を破壊したことから「🤖」のアイコンで登場。語尾に「ギベ」をつけながらレースの予想をするAIキャラとなっている。 因みにnetkeibaのAIはリッジマン(岩手 主な勝鞍 ステイヤーズS)AIとギベオンAIの二つがあることに注意されたし。 デアリングタクトにとっては取り逃した因縁の相手として、トラウマや怨念の象徴だったようだが、自分が宝塚記念で複勝圏内に入って先着してからは、ギベオンのことを受け入れてネタに乗っかるくらいは問題なくなったらしい。流石にイジリが過ぎると露骨に不機嫌になるのは今でも相変わらずだが ギベオンのヒミツ① 「実は、レースの予想ではいつも大穴を指名するが、あまり当たらない。」 グローリーヴェイズ ディープインパクト産駒。 メジロ牧場の繋養馬を引き継いで発足した「ネオメジロ」ことレイクヴィラファームの出身。その牝系は五代母まで「メジロ」の名で埋まっており、なかでも祖母メジロルバートはメジロライアンとメジロラモーヌの間に生まれた娘である。 体質に不安があり春のクラシックには参戦できず、秋の菊花賞では5着だった。 4歳春に日経新春杯を制して重賞初勝利を飾ると、その年の暮れには香港ヴァーズにて同期のラッキーライラックらを退けてGⅠ初制覇を成し遂げた。 5歳時には香港ヴァーズには出走せず、京都大賞典を制してから三冠馬対決が話題を呼んだ第40回ジャパンカップに参戦し5着に入った。 6歳時には春に香港のクイーンエリザベス2世カップでラヴズオンリーユーの2着となり、暮れには香港ヴァーズを2年ぶりに制した。 7歳時にもドバイや香港に遠征する。引退レースとなる香港ヴァーズではウインマリリンの3着となり、引退後は種牡馬となった。 香港のシャティン競馬場で無類の強さを発揮し、シャティンでの戦績は2-1-1-0と一度も複勝圏を外さなかった。 なお名前の「ヴェイズ」は香港ヴァーズの「ヴァーズ」と全く同じ単語Vaseであり、壺を意味する。英国風の発音ではヴァーズ、米国風の発音ではヴェイズであり、もと英国領であった香港の現地の実況では馬名も「グローリーヴァーズ」と発音されている。 スレでは香港を愛するウマ娘の一人として登場し、主に香港国際競走やチャンピオンズカップデーの時期に登場する。また「ネオメジロ」のウマ娘としてメジロ家の話題になった際に登場することがある。 アイコンは名前からの連想で「🏺」 ジャンダルム 父はアメリカGⅠを制して北米リーディングサイアーにもなったKitten's Joy。母はGⅠスプリンターのビリーヴ。 母の馬主マエコウさんがオーナーを務めるノースヒルズの出身。 17年デイリー杯2歳Sで重賞初制覇、ホープフルS2着になるもクラシック本番は結果を出せず以降低迷してしまう。 距離を短縮してLを制しては重賞の壁に阻まれ更に距離を短縮…と続けるうちに22年オーシャンSで後の高松宮記念を制するナランフレグを破りじつに4年半ぶりの重賞制覇。高松宮記念と北九州記念こそ2桁に沈むも8番人気で挑んだスプリンターズSを勝利。荻野極騎手と人馬揃って中央GⅠ初制覇、母ビリーヴも20年前のスプリンターズSを勝利しているため同レース初の母子制覇となった。 次走の香港スプリント12着をラストランとして引退。アロースタッドで種牡馬入りとなった。 スレでは、ノースヒルズ出身のスプリンターだが、そもそも短距離を取り上げる機会が少なかったため影が薄くなっていた。 しかし、引退から1年以上経って、ウマ娘でノースヒルズが解禁されたのみならず、母ビリーヴもウマ娘に登場するようになったことで、現役時の影の薄さを嘆きながらも出番が与えられるようになった。 馬名がスイスの山脈に由来するため、アイコンは🇨🇭(⛰はウシュバと被るので台詞から判断) ステイフーリッシュ ステイゴールド産駒。 3歳時の京都新聞杯を勝利してからというものの、3年という長い期間ブロコレ,シルコレ勝ちきれない善戦マンの時代を過ごす。 7歳初戦のレッドシーターフH(GⅢ)での勝利を皮切りにドバイゴールドC(GⅡ)を勝利。父譲りの晩成の血であることを証明した。 その後凱旋門賞への挑戦を表明し、前哨戦のドーヴィル大賞(GⅡ)では惜しくも2着。しかしながら海外適正の高さを見せ付ける結果となった。 残念ながら凱旋門賞では14着と苦い結果に終わったが、レース後も有り余るパワーを発散するかのように激走していた。更には泥を落とす洗い場で勝者のアルピニスタと邂逅し、彼女に対してうまだっちしていた。 帰国後はサウジアラビアやドバイへの遠征に向けて調整を行っていたが、繋靭帯炎の為に引退。社台ファームで乗馬として第2の馬生を過ごすこととなった。 スレ内ではフランス滞在中に本馬が見せたまるで犬のような行動と同厩のエントシャイデンに睨まれていたという関係性から、ちょっとうるさめなわんこ系のような扱いを受けていたりする。 ステイフーリッシュのヒミツ① 「実は、リンゴを食べるなら丸かじり派。」 チュウワウィザード キングカメハメハ産駒。母父デュランダル。ディープボンドと同じ大久保龍志調教師の厩舎に所属していた。 競馬場を問わず安定した成績をあげる優等生タイプであり、賞金が高いドバイWCに2回出走してどちらでも複勝圏内に入ったこともあって、父キングカメハメハのダートホースとしては、最多のホッコータルマエに次ぐ獲得賞金である。2020年にはGⅠ2勝、3着2回の安定した成績で、過半数の得票でJRA賞最優秀ダートホースを受賞した。2022年JBCクラシックを控えた中、繋靱帯炎を発症して引退。優駿スタリオンステーションで種牡馬入りとなった。 オメガパフュームと2頭合わせてダート界の左大臣・右大臣として扱われているのはオメガパフュームの項目で説明した通りだが、右回りの実績が大きいオメガパフュームに対して、自身の勝利したGⅠ級レースは全て左回りコースであり、得意分野が左右でしっかり分かれていることで、チュウワウィザードの方が左大臣として扱われるという偶然にしてはよくできた双璧となっている。 スレではダートのベテランウマ娘の1人としてカフェに来店しており、オメガパフュームと一緒にいることが多い。アイコンは「🧙(魔法使い)」になっている。 同じ大久保チームの後輩であるディープボンド相手に酔っ払いみたいなノリで絡むこともある。 GⅠ3勝と2回目のドバイWCで組んでいたユーガが23年ドバイWCを勝利したのを見届けた時は盛大に脳を焼かれてしまい、一晩過ぎてもダート組に回収されるまで真っ白に燃え尽きていた。 フィエールマン プイ産駒。 体が弱く、子供時代は月一で熱発を繰り返していたほどで、競走馬としてデビューしてからも体質は変わらず。しかし、菊花賞を勝利し天皇賞(春)を連覇するなど、病弱な体とは思えない名ステイヤーとしての姿も持っている。 スレ内では病弱な体質と戦いながら【気高くあれ、勇ましくあれ】という言葉を胸に刻んで走る僕っ子として登場している。 フィエールマンのヒミツ① 「実は、ピアノがちょっと得意。」 ブラストワンピース ハービンジャー産駒。 “平成最後”の有馬記念において、ikzeを背にゴール板を1着で駆け抜けた。サリオス,オーソリティやアーモンドアイと同じく、シルクレーシングに属していた。 現在はノーザンホースパークにて乗馬馬としての第2の馬生を過ごしている。 スレでは「調教中でも目を離した隙に道草を食んでしまう」「自分の馬房に敷かれた寝藁も食べてしまう」等、食欲旺盛だった実馬のイメージからとにかく食いしん坊なウマ娘として登場しており、「👗」のアイコンで食べ物の話に食い付いてくる。 最近ikzeにおやつを減らされたらしい。 ブラストワンピースのヒミツ① 「実は、制服のポケットにはお菓子がぎっしり。」 マイネルファンロン ステイゴールド産駒。21年オークス馬ユーバーレーベンの半兄であり、それに因んで愛称は「ファニキ」。 4歳4月に3勝クラスを勝利しオープン入りしたものの、GⅡ以下で掲示板入りも少ない低迷期が2年ほど続いていたが、妹とオークスを勝ち取ったデムーロ兄を鞍上に迎えて新潟記念(GⅢ)に出走すると、出遅れをやらかすも後方待機からの上り最速の末脚で勝利し、6歳にしてこれが重賞初勝利となった。 以降はまた凡走続きだったが、7歳初戦のAJCC(GⅡ2200m)で2着の後、それまで1800mか2000mばかりだったのに1000m以上延長した天皇賞・春(3200m)を出走することになり、14番人気ながら6着と距離延長に気付かなかったのか問題なく走れていたため、某北海道の俳優芸人よろしくまたしても何も知らないマイネルファンロンさん(7)とネタにされることになった。同じステゴ産駒でゴールドが無い同期にもTwitterで弄られていた。 春天の次は宝塚記念(2200m)で中距離に戻ってきたのだが、本番では先頭が1000m57.6秒の超ハイペースで前後総崩れの消耗戦となった中で、14番人気ながら5着で掲示板に突っ込んでおり、GⅠの大舞台での健闘は競馬ファンを驚かせた。 2023年に陣営から障害競走へ転向すると発表があり、飛越の練習のケガで一時休養したものの仮病を使っていたのかすぐに回復。障害転向初戦は8着だったものの無事完走した。 次走の障害未勝利戦で競走中止となってしまったが異常は無く、平地に戻って挑んだ中日新聞杯では15番人気から7着で人気以上には走れていた。 スレではステゴ組の同期であるアフゴやステフに絡まれてはぶっきらぼうに対応しており、妹以上に図太くマイペースなウマ娘となっている。 マイネルファンロンのヒミツ① 「実は、幼少期の姿は妹そっくり。」 次走予定 未定 ラッキーライラック オルフェーヴル産駒なのに500kgを超える大型牝馬。 阪神JF、大阪杯に加えエリザベス女王杯を連覇した名牝。名前が長いので「ラララ」と略される。 別スレより「📞×ラララ」のアイデアがもたらされた結果、甘えたがりのお姉ちゃんラララさんと一応姉属性を持つコントレイルがリードしてズブズブになってしまうという概念が生み出されてしまった。血統的にもSSの3x4と所謂「奇跡の血量」であり、メジロマックイーンやディープインパクト、オルフェーヴルなどの名前が出る面白そうな配合。 余談だが、アプリウマ娘3周年のイベント「Leap into a New World」のスチルで、メジロドーベル達が引率する幼いウマ娘達の中に「ライラックと思しき紫色の花飾りを左耳に付けた」ウマ娘が登場していた。サンデーRからのウマ娘実装が解禁された今、今後の展開に期待したい。 ワグネリアン 2018年のダービー馬。プイ産駒。 そのダービーでは、過去に勝った馬は三冠馬ナリタブライアンしかいない8枠17番という不利な大外枠からの発走となり、陣営全てが「終わった」という中で、ユーイチのデータを捨てた渾身の騎乗により優勝。圧倒的な才能を持ちつつもダービーを勝利しないまま落馬事故により騎手として再起不能となった天才、福永洋一を父に持ち、その父と自身の才能を比べられ、キングヘイロー、エピファネイア、リアルスティールといった名馬に跨るも、幾度となくダービーに敗れてきた福永祐一の、初挑戦から20年目にして初のダービー制覇となり、福永家の悲願がなされた瞬間であった。ユーイチはウイニングランで涙を流し、渾身のガッツポーズを披露。藤原調教師に「これで調教師になれるな」と言われ、その後はコントレイルで2勝目、シャフリヤールで3勝目かつ連覇を達成するなど、まさに福永祐一が一流ジョッキーとなるきっかけであった。 当時、「ウマ娘 プリティーダービー」のテレビアニメ第1期が放映されており、ニコニコ動画の配信では祝福のコメントが画面を埋め尽くしていた。 その他にも、金子真人オーナーに史上最多のダービー4勝目、調教師の友道康夫にダービー2勝目、生産牧場のノーザンファームにダービー9勝目並びに4年連続優勝をもたらした。 しかし、秋の神戸新聞杯勝利後は勝ち星を挙げることはなく、喉鳴りも発症し10連敗。そして2022年1月15日、胆石が胆管に詰まったことによって引き起こされた多臓器不全により帰らぬ馬となってしまった。1935年ガヴアナー、1940年イエリユウ、1951年トキノミノル、1965年キーストンに続いて史上5頭目であり、平成時代の優勝馬としては史上初めて現役中に死亡したダービー馬となった。 ラストランは2021年のジャパンカップ。ダービー馬4頭が集結し、コントレイルが有終の美を飾ったあのレースである。 東京競馬場・芝2400mを、8枠17番から発走したワグネリアンは、ダービーを制した相棒が三冠馬を有終の美へと導く姿を見届けながら、最終直線で力尽き、最下位の18着に沈んでいったのだった... ユーイチはワグネリアンの訃報を耳にすると、香港での落馬負傷による傷も癒えない中東京へ向かい、手を合わせたという。のちに「自分の人生を変えてくれた、特別な思い入れのある馬。ダービー後はワグネリアンに何も返すことができなかったことが心残り」と述べている。 スレ内では同馬主であり先輩ダービー馬のマカヒキを支えるよいパートナーとして登場している。 愚痴話に付き合ったり、飲みつぶれた彼女の肩を支えながら帰ったり、共に後輩のドウデュースを鍛えたり、凱旋門賞を最後まで見届けたり... 福永家に悲願をもたらすも、現役半ばで生涯を終えた悲劇のダービー馬ワグネリアン。父ディープインパクト、母父キングカメハメハという血統構成から、現役生活が長くなることは避けられなかったのかもしれない。 先輩ダービー馬のマカヒキが引退が発表された時は、安堵の声が漏れた。それは、この馬の存在と死があったからであろう。 平成最後のダービー馬ワグネリアン。その姿は永遠に、私たちの心に残り続ける。 17世代 アルアイン 17年皐月賞馬。プイ産駒で21年ダービー馬シャフリヤールの全兄。 皐月賞でコーヘイに、大阪杯でユウイチ(机)にそれぞれ中央GⅠ初勝利をもたらした。皐月賞のタイム1 57.8は24年ジャスティンミラノ(1 57.1)に更新される以前のレコードタイムだった。 5歳の有馬記念をラストランとして引退し、ブリーダーズ・スタリオン・ステーションで種牡馬入りしてからは、初年度産駒のコスモキュランダが24年弥生賞を制して産駒として重賞初制覇となった。 香港の調教で鞍上を振り落としゴネまくるのを敢えて別コースの逆走で落ち着かされたり、気性を考慮したプール調教を個別に組まれたりと気性難エピソードが多く、繁殖牝馬ピンクブロッサムへ種付を行った時に仔馬(ピンクブロッサムの22(父サートゥルナーリア))に怒られていたのは有名なネタである(ピンクブロッサムの23(父アルアイン)は3/4に誕生)。 スレでは、シャフリヤールの姉として登場している。妹を揶揄いに行っていつもあしらわれるが何だかんだで気にかけている…かもしれない。 名前は大体は「全兄」表記になっている。 キセキ ルーラーシップ産駒で、母父はプイ。 台風接近により嵐のような天候となった2017年の菊花賞を勝利し、ルーラーシップ産駒初のGⅠ馬となった。これは母父プイの初GⅠでもあった。この勝利に生産牧場である下河辺牧場の関係者は脳を焼かれ、キセキ民となってしまった。 2018年のジャパンカップで大逃げを打ち、アーモンドアイの驚異的レコードの立役者となるが、自身も2 20 9という時計で2着に食い込んだ名馬。2020年JCの三冠馬対決でも逃げを打って盛り上げ、2021年JCでも出遅れながら、前半1000m62秒台というスローペースを不利とみたか、大外から捲り一気に先頭へ立つ。これにより先行馬のペースが乱され、後方の馬にも面白い展開となった。もちろん勝つためにやったことで、結果はご存知の通りだが、脳を焼いた一因である。 2021年京都大賞典は実況を務めた関テレ川島アナの「あっキセキぃ♡」「和田竜二 闘魂注入 鞭が飛ぶ」といった、キセキ民の心の昂りを愉快に表現したフレーズが目白押しであり、これもキセキ民の必修科目の1つとなっているのだとか。だが勝ったのはマカヒキおじさんだった キセキのヒミツ① 「実は、最近まで『たわけ』は褒め言葉だと思っていた。」 シロニイ キングカメハメハ産駒にして母シラユキヒメの【白毛一族】。ソダシの母ブチコの全弟。 目の下にアイラインを引いたようなぶち模様は正にヴィジュアル系バンドのそれ。実際の性格は少々キツいところはあるものの、外見とは真逆の非常に寂しがり屋。 また片目が魚目と呼ばれる特徴的な目をしているため、珍しいオッドアイの持ち主として人気が高い。 メロディーレーンとは同じレースで何度も走っており、長距離レースを走るアイドルホースとしてファンからの人気が高い共通点がある スレでは寂しがりやかつ、大きな体を持て余すようにおどおどしていたり、ルームメートのメロディーレーンの作曲をサポートしているお姉さまタイプ。 特徴的なオッドアイは髪で隠しているので、泣き黒子がチャームポイントとのこと。 2023年をもって引退。阪神競馬場に所属し、誘導馬として第二の馬生を歩んでいる。 リスグラシュー 2019年年度代表馬。ハーツクライ産駒。現役時代は矢作厩舎に所属していた。 アルテミスSで重賞初勝利するも以降のクラシック期は善戦ウーマンだったが、18年に東京新聞杯で久々の勝利、同年エリザベス女王杯でGⅠ初勝利。19年宝塚記念では当時短期免許を取り始めたダミアン・レーンを迎えて勝利し、そこからコックスプレート、有馬記念も勝利してGⅠ3連勝で引退。19年年度代表馬となった。 因みにその有馬記念の後に開催されたホープフルSを勝利したのが同じ矢作厩舎のコントレイルである。 スレでは「リス」グラシューから「🐿️(リス)」のアイコンが使われており、コントレイル、ラヴズオンリーユーら矢作チームの引退組の一員として後輩たちを見守る先輩となっている。 有馬記念で有終の美を飾った後、ホープフルSを無敗で制した後輩コントレイルに後を託す旨の激励を送っていたようである。 16世代 サトノダイヤモンド ご存じサトノ家のジンクス破りお嬢様。あのゴルシですらやべーヤツと絶句したクレイジーダイヤモンド。実馬はディープインパクト産駒で、セガサミーHD会長里見治オーナーに初のGⅠタイトルをもたらした。特に日本ダービーではハナ差でマカヒキに先着を許し悔し涙を飲んだが、菊花賞でついに大輪を制し、暮れの有馬記念では当時既にGⅠを3勝していたキタサンブラックに打ち勝って一躍現役最強の一角に名乗りを上げた。種牡馬としては初年度産駒から京都新聞杯、神戸新聞杯を制したサトノグランツを輩出した。 本家ウマ娘では現状は両親と弟以外の家族構成は言及されていないが、半妹にドゥラエレーデの母であるマルケッサがいる。 スレではサトノグループの中心的人物として登場する。特にサトノレイナスからは崇拝ともいうべき敬意を向けられている。産駒にあたるウマ娘たちを応援しているほか、同期のマカヒキと絡むこともあり、同期の美少女化を今か今かと待ちわびている。スレ内でもジンクスを破らずにはいられない性格は健在「で す の で」。 ディーマジェスティ 16年皐月賞馬。ディープインパクト産駒。マカヒキ、サトノダイヤモンドらと同期。 出世レースとして知られる共同通信杯を勝ちクラシック戦線に殴り込みをかける。皐月賞では8番人気という評価から有力各馬を抑えて初GⅠ制覇を飾った。続く日本ダービーでは1番人気に推されたがマカヒキ、サトノダイヤモンドに次ぐ3着。セントライト記念の勝ち星を引っさげ参戦した菊花賞では距離に泣き6着に敗れた。 その後3戦し、翌2017年の春天を最後に引退し種牡馬となる。 名前は父名の一部と威厳を意味する英単語majestyに由来する。恐らくは「ディープマジェスティ」という名付けを意図したものと思われるが、日本の競走馬の馬名はカタカタ9文字以内に留めなければならない規則があるため「プ」は犠牲になったのではないだろうか。 ちなみに2016年は皐月賞をディーマジェスティ、日本ダービーをマカヒキ、菊花賞をサトノダイヤモンドがそれぞれ制しディープ産駒が牡馬クラシック路線を完全制圧した。またオークスもディープ産駒シンハライトが制し、クラシック5競走のうち4つまでをディープ産駒が制した記録的な年となった(加えて秋華賞もヴィブロスが制している)。 アニメ3期4話では、彼の立ち位置にあたる皐月賞を勝利したウマ娘は、神性・神格を意味する英単語divinityをそのまま使用した「ディヴィニティー」という名前だった。(名前自体はアプリ版のモブウマ娘に使用された名前の流用である。) スレでは主にwikiの編集等を行う役回りになっている。キャラ判別のため「ディマ」という語尾を付けて話すことが多い。 マカヒキ プイ産駒。2016年ダービー馬。ユーガにダービージョッキーの称号をもたらしたのは彼である。 21年8歳になってもまだまだ現役の中で、アニメウマ娘2期に同期のサトノダイヤモンドが参戦したことで、同期が美少女になった現役ダービー馬として注目されることになった。「俺の同期が!」 5年越しでフランスから帰国し、2021年京都大賞典(GⅡ)を勝利したすごいおじさん。キセキとのベテランコンビで、お互いを引退ネタでいじる概念はある。キセキ先輩は有馬記念での引退が決まっているが、マカヒキおじさんは9歳になっても現役を続行。2022年にはウマ娘でサトノダイヤモンドが育成解禁されたり、ともみっち友道康夫厩舎にサトノダイヤモンド産駒が入厩したり、同期の産駒との対決もありうるかと思われたが、札幌記念を最後に遂に7年に渡る競走生活に別れを告げた。引退後はレックススタッドで種牡馬となる。50万円というダービー馬としては破格の種付け料だが、リアルダビスタやってるオーナーの力かなんと三冠牝馬アパパネと種付けを行った模様。 …あの、同期のダイヤくんがダイヤちゃんになっているんですが…と思っていたら、ナカヤマフェスタの育成イベントで、ダイヤちゃんと一緒に凱旋門賞の話をナカヤマから聞きたがるウマ娘が登場した。 そして2024年には同期スピネルくんのお母さんまで美少女になった。 アニメ3期では、彼の立ち位置にあたる日本ダービーを勝利したウマ娘は「ツウカア」という名前だった。(名前自体はアプリ版のモブウマ娘に使用された名前の流用である。) スレ内では毎晩の晩酌が楽しみな疲れたOL成人女性という概念が出されている他、サトノダイヤモンドの押しの強さに振り回されている様子がよく見られている。 マカヒキのヒミツ① 「実は、マイブームはベランダでの家庭菜園。」 15世代 キタサンブラック ご存じお祭り大好きキタちゃん。実馬はプイの兄上ことブラックタイドの代表産駒であり、サブちゃんこと北島三郎氏が事実上の馬主であり、GⅠ7勝と獲得賞金18億超を手に入れて王道路線を走り抜けたみんなの愛馬である。種牡馬としても初年度から年度代表馬イクイノックス、2年目には皐月賞馬ソールオリエンスを輩出。ウマ娘としてもサポカや育成ウマ娘の性能が強いと評判、アニメ3期のメインに内定と、競馬界でもウマ娘界でも存在感が抜きん出ているといえる。 イクイノックスがGⅠ6連勝の実績で種牡馬入りして父子ともに種付け料は2000万円に。ともに満口になった。ハリキッテイコー 余談であるが母シュガーハートはコントレイルと交配し、2023年に産駒が誕生している。 スレでは、実馬のGⅠ勝利や有馬記念出走を祝ってサブちゃんが「まつり」の歌を披露していたのに因んで、自分の運命レベルの後輩がレースで勝利した時に、他の後輩と一緒にお祝いもかねてカラオケで熱唱している姿がカフェで目撃されている。 固有の演出やアニメ3期で提灯を愛用していたためアイコンは「🏮(提灯)」。 サトノクラウン サトノグループのクラちゃん。実馬はキタサンブラックの同期であり、香港ヴァーズでは「マジックマン」の異名を持つ名手ジョアン・モレイラを鞍上に迎えて、前走BCターフ1着で最有力と名高かったハイランドリールを差し切る大金星でGⅠ初勝利。翌年の宝塚記念で勝利した後、不良馬場の天皇賞(秋)でキタサンブラックとの激戦で2着。2018年ジャパンカップでアーモンドアイのレコード勝ちを見届けて引退、種牡馬入りした。2周年記念ストーリーと三女神シナリオで本格参戦となったタイミングで、初年度産駒がクラシック路線に挑み始めることとなり注目されたが、タスティエーラが弥生賞の父子制覇と日本ダービー制覇となり、初年度産駒からダービー馬輩出となった。 スレでは、タスティエーラの運命レベルの先輩であり、サリオスとカフェファラオが所属する堀チームのOGウマ娘として登場している。 ドゥラメンテ 15世代の二冠馬。春二冠を圧勝するも骨折により菊花賞を回避して三冠が叶わず、翌年のドバイシーマクラシック、宝塚記念で2着になるも故障により引退、種牡馬入りするもわずか5世代を遺して急性大腸炎により9歳で死去と、競走馬としても種牡馬としても素質を見せながら道半ばで終わってしまった強者薄命の馬だった。 彼の死から2ヵ月後、初年度産駒タイトルホルダーが菊花賞を勝利。父が挑むことすら叶わなかった菊花賞のタイトルを天に捧げたGⅠ初勝利となった。以降の世代でも主な産駒として、2年目から二冠牝馬スターズオンアース、3年目から三冠牝馬リバティアイランド、菊花賞馬ドゥレッツァを輩出。JCや有馬記念での賞金も加わったことでロードカナロアやディープインパクトの賞金を超えて23年JRAリーディングサイアーとなった。 産駒の活躍の度に彼の早すぎる死を惜しむ声が続出しており、遺された産駒が偉大な血統を繋げてくれることを期待されている。 競馬ファンからは、古馬王道路線を邁進したキタサンブラックに1度も先着を許さなかった同期として存在が語られており、これを反映してか、ウマ娘2周年とともに実装されたキタサンブラックの育成シナリオでは、彼がモデルとされるオリジナルウマ娘「ブリュスクマン」が登場して、シナリオ上でもキタサンブラックの越えるべき壁として扱われるなど、デザインがモブウマ娘の流用ながら破格の待遇となっていた。 ドゥラメンテの存在がウマ娘ファンにも認知されたことで、アニメウマ娘3期でキタサンブラックがメインキャラに内定した後は、情報発信のたびにぱかライブのコメント欄やX(twitter)のトレンドに彼の名前が載るのが風物詩になっており、彼ないし彼の立ち位置にいるウマ娘はどうなるかが注目どころになっていたが… 10月5日0時以降の第1話、開幕から描写された2015年皐月賞をモデルにしたレースで、4角でドリフトの如く外に吹っ飛び、外から直線一気で圧勝するウマ娘…ドゥラメンテがウマ娘に実名で登場! 前情報で一切出されなかったサンデーレーシングからのウマ娘第1号となるドゥラメンテ登場のサプライズはウマ娘ファンを驚愕・歓喜させた。 ブリュスクマンはキタちゃんの育成シナリオのみの出番になった スレでは、キングヘイローやキタサンブラックの所と同様に、運命レベルの繋がりがあるウマ娘たちがグループを結成しているのだが、実馬が本当の意味で手の届かない所に行ってしまった事情もあり、スレ内でのドゥラメンテ本人についてはブリュスクマンに差し替えられたりして半ばアンタッチャブルな扱いになっていた。 ウマ娘3期で晴れて公式ウマ娘になったことで、キタサンブラック達と肩を並べて堂々と後輩たちを応援するようになった。 リアルスティール 16年ドバイターフ勝ち馬。プイ産駒。19年オークス馬ラヴズオンリーユーの全兄。 共同通信杯を勝利してクラシックの有力候補に名乗り出るもドゥラメンテとキタサンブラックに阻まれ戴冠は叶わず。 ムーア騎手を迎えて海外挑戦となったドバイターフでは好位置から末脚を発揮して勝利。矢作せんせーが「世界のYAHAGI」となる海外GⅠ初制覇をもたらした。 その後はマイル中距離路線に挑み18年安田記念の後に種子骨靭帯炎の発症で引退。社台SSで種牡馬入りしてから24年にブリーダーズSSへ追放異動が報道されるも、その後に2年目産駒から父子で同じく矢作せんせーの所属となったフォーエバーヤングが全日本2歳優駿を勝利。2歳GⅠ級制覇で父へのエールが送られることになった。 23年放送開始のアニメウマ娘3期の予告映像では、矢作厩舎の紅白メンコとサンデーレーシングのカラーを使用した勝負服のウマ娘が映り本名での実装が期待されたが、実際は本名でサプライズ実装したのは同じサンデーレーシングのドゥラメンテであり、予告の彼女は本名から捻った「ゲンジツスチール」というオリジナルウマ娘だった。 スレでは、ラヴズオンリーユーの実姉にして矢作チームのOGウマ娘だが、現状本人が直接登場することは無く、妹はじめ矢作チームから稀に近況が語られるくらいである。ゲンジツスチールやフォーエバーヤングの登場で語られる機会は増えたのは間違いないのだが。 14世代 オジュウチョウサン ステイゴールド産駒。母父シンボリクリスエス。2022年11歳で引退するまで、J・GⅠ9勝、同一重賞5連覇、JRA賞最優秀障害馬5回選出などの記録を打ち立てて、障害競走馬として史上初にして史上唯一のヒーロー列伝やアイドルホースぬいぐるみの製作といった、障害競走の枠も飛び越えた「障害界の絶対王者」。引退後は種牡馬としてYogiboヴェルサイユリゾートファームに繋養されている。 本スレで扱われるのは主人公のコントレイルをはじめ平地メインであり、オジュウチョウサンの引退後にコントレイルと同期のイロゴトシがJ・GⅠ勝利でスレに参戦して以降も障害関連の話題が出ることはごくまれだが、引退した後に新しく障害競走に加わったウマ娘でも知らない者はいないほどのレジェンドとなっている。 ビッグアーサー サクラバクシンオー産駒。2016年高松宮記念を制したスプリンター。 鞍上は藤岡弟がメインだったが、2016年に乗り替わり、福永祐一と高松宮記念を勝利。5歳で念願のGⅠ馬となる。秋もセントウルSを逃げて快勝した…のだが、スプリンターズSでそれは起こった。 「ビッグアーサー前が壁!」 最内枠で馬群に包まれどん詰まりしてしまった福永・ビッグアーサーは見せ場なく着外。とにかく強烈なインパクトのあるフレーズは、人馬双方の持ちネタと化してしまった。 2018年より種牡馬となると初年度産駒のトウシンマカオが京阪杯を勝利。重賞馬を早くも輩出し、幸先良いスタートを切った。しかしテスコボーイ系面白いな… スレでは壁ネタを受けて、ビッグアーサー工務店が営業していたりしていなかったりする。 モーリス グラスワンダーの血を引きGⅠ6勝を誇る名馬ではあるのだが、如何せん存在感が薄めなのが玉に傷。ブエッとした名誉シルコレやら、白いアレやら頭マイルやらデジたんやらの他GⅠ6勝勢が濃すぎるとも言う。あとヒーロー列伝のデザインも少なくともあにまん内では評判がアレ。 スレ内でも影が薄く、美浦の寮長を務めているという情報しか出ていなかったが、part87にて遂に台詞付きで初登場を果たした。 しかし、その存在を認識できるのはモーリス組とドンナ寮長のみのようで…? part100を超えて影が濃くなってきており、茶室で鴛鴦茶を飲んでいたり、広東語が喋れたり、ジャッ○ーチェンのモノマネが得意な香港かぶれの先輩という概念が出ている。それでもやっぱりモーリス組以外からは見えない。というかモーリス組そのものが同期と比べて影が薄いことに悩まされているメンバーばかりである。 モーリスのヒミツ① 「実は、野球選手の兄がいる。」 モーリスのヒミツ② 「実は、毎年オーストラリア旅行に行く。」 ワンアンドオンリー ハーツクライ産駒。ノースヒルズ出身。 父と同じ橋口弘次郎厩舎に所属し、同師定年後は息子の橋口慎介厩舎に移籍。 デビュー戦12着大敗という試練から競走生活の幕を開けたが、2歳年末には7番人気の評価を覆しラジオNIKKEI杯2歳Sを制し一躍クラシック候補となる。 3歳時は父のダービーで手綱を握ったノリさんこと横山典弘とコンビを組む。弥生賞、皐月賞と惜敗を続け、3番人気の評価で日本ダービーを迎えた。 皇太子殿下の行啓を仰ぐ台覧競馬となった日本ダービーで、皐月賞で敗れたイスラボニータとの叩き合いを制してついに世代の頂点に立った。橋口弘師、横山典騎手にとってはハーツクライの2着惜敗の無念を10年ぶりに晴らす勝利であった。またノースヒルズは先年のキズナに続いて日本ダービー連覇を成し遂げた。 ダービー後初戦の神戸新聞杯ではダービー馬の貫禄を見せて勝利するが、その後は長く勝ち星から遠ざかってしまう。6歳の秋に現役を退いたが、最後の勝利は3歳秋の神戸新聞杯のままであった。 part285にて自分の存在感のなさを嘆く形でスレに初登場する。アイコンは「ワン」から連想される「🐕」や「1️⃣」 確かにノースヒルズのダービー馬ではキズナやコントレイルの存在感が強く、ハーツクライ産駒のダービー馬ではドウデュースが強いインパクトを残している。また横山典のダービー制覇はロジユニヴァースに次ぐ2度目であることや、古馬で勝利を得られなかったことも話題に上りにくい原因なのかもしれない。 しかし定年間近の名伯楽が20回目の挑戦で勝ち取った栄光、父が目前で逃した栄誉を同じ調教師、騎手のコンビで掴んだ勝利、本馬、横山典騎手、前田幸治オーナー、そして皇太子殿下がともに2月23日を誕生日とする奇縁、ラストランを終えた後、横山典騎手がゼッケンに書いた「ありがとう 楽しかったよ」のメッセージなど、本馬が数々のドラマに彩られたその名の通り唯一無二の輝きを放つ名馬であることは疑いの余地はない。それにしても同期のモーリスも存在感が薄いところがあるが14世代の特徴なのだろうか…14世代では「最強の重賞未勝利馬」サウンズオブアースがウマ娘第1号となったが。 アニメ3期5話の16年宝塚記念をモデルにしたレースで、彼の立ち位置にあたるウマ娘は「ツーアンドロンリー」という名前だった。 14世代最初のウマ娘であるサウンズオブアースの育成シナリオでは、アニメ3期に「オールハイユウ」として出てた同期のゴールドアクターが「アウラムスタア」という別名で登場したのと同様に「ピアレスシャウト」という別名で登場。最年長で引退間近のベテランながら未だ日本ダービーを勝てていないトレーナーのためにも日本ダービーを勝ちたいと語った。 13世代 エピファネイア シンボリクリスエス産駒。母は優駿牝馬オークス,アメリカンオークスを制したシーザリオ。母父スペシャルウィーク。2013年の菊花賞馬。 三冠牝馬ジェンティルドンナやドバイDFのレコード保持者ジャスタウェイらの実力馬を纏めて倒すなど、積まれたエンジンの出力は一級品。しかし性格には少し難があり、他の馬とは仲があまり良くない。種牡馬入り以降では同期のキズナや半弟のサートゥルナーリアとも喧嘩ばかりだったという...しかし、プイをじっと見つめていたり、コントレイル号と見つめ合っていたりする姿が確認されているので、ただ距離感を計りかねていただけなのかもしれない。 後にコントレイルと仲がいい事が判明。スタッフが「コントレイルと仲がいい馬は?」という質問に対して、「エピファネイアですねw」と苦笑するほど。本人は寂しがり屋らしく、それにコントレイルが寄り添っているのだとか。 スレでは主に同期のキズナと「喧嘩するほど何とやら」な関係で登場する。自分の現役時代の活躍や、運命レベルの後輩がいかに活躍しているかでお互いマウントを取り合うのが2人の平常運転である。アイコンは「🦐(エピ→エビ)」。 ラインクラフトの育成シナリオでは、シーザリオから走りを教わる幼いウマ娘が登場。「三冠路線で戦っていつかは世界を獲れる」ウマ娘になることを誓った。 娘デアリングタクトが現役ながらウマ娘化したり、母シーザリオが参戦してキャロットファームからのウマ娘化が解禁されたり、父シンボリクリスエスが「血統」に因んだ三女神シナリオのテーマ曲「Everlasting BEATS」に産駒のウマ娘化が現状ゼロながら歌唱追加されたりと、エピファネイアのウマ娘化が期待されている。 エピファネイアのヒミツ① 「実は、大好物はキズナが作るエビフライ。」 キズナ ディープインパクト産駒。ファレノプシスの半弟。 第80回日本ダービー優勝馬にして、コントレイルの生まれ故郷ノースヒルズの先輩。 落馬による怪我の影響でスランプに陥った名手・武豊復活の切欠となる日本ダービー勝利や、国内のみならず英ダービー馬Ruler Of The Worldをニエル賞で破り、三冠馬オルフェーヴルと共に凱旋門賞に挑戦する等海外でも活躍した。 JCの興奮冷めやらぬ本スレPart3の 16にて、 コントレイルに不貞を働こうとする者への制裁としてディープインパクトともに初登場した。スレ立て、ディープインパクトの太鼓持ち、キズナカッターでの不埒者の制裁が主なお仕事……だったのだが、最新式のユーイチロボに出番を奪われた結果、ウマ娘としてトレーナーに甘えたがりの概念を付与されてしまった。 スレ内では未だにテツゾーを心の中で思い続けているのか、髭で男の嘘つきな歌等の失恋ソングをカフェで歌っている姿が目撃されている。今のところ元トレーナーとは結ばれることはない様子。 ちなみにキズナが出走した日本ダービーは丁度80回目となる記念レースであり、ダービー当日にはそれを記念してウマ娘ユーザーには馴染み深いウイニングチケット号(第60回ダービー勝利)、アグネスタキオンの全兄アグネスフライト号(2000年ミレニアムダービー勝利)の両ダービー馬がお披露目の為に来場していた。公式のウマ娘化が果たされた日には、おそらく小ネタとして回収される可能性がある。 同期でウマ娘となったコパノリッキーの育成シナリオでは、リッキーが風水に基づいて日本ダービーの展開予想をすることになったが、この日本ダービーの元ネタはキズナが勝利したキズナカッター!の日本ダービーであり、予想で触れられた「1枠1番に入った1番人気のウマ娘」が作中でのキズナにあたる。 キズナのヒミツ① 「実は、昔の事はあまり触れられたくないらしい。」 キズナのヒミツ② 「実は、隣の部屋の後輩が彼女の壁ドンに悩まされている」 12世代 ゴールドシップ ご存じウマ娘宣伝担当(自称)のゴルシちゃん。元馬はGⅠ6勝、阪神大賞典3連覇をあげた芦毛の怪物だがそれ以上に、3連覇がかかった宝塚記念での120億円事件を代表とする奇行も目立つ名馬にして迷馬である。 スレでは、ステゴ組と12世代の一員として登場している。運命レベルの後輩であるユーバーレーベンや今浪さんのお世話になっているソダシを気にかけたりと、ハジケリストながらも友情に厚い一面が目立つアニメ版の性格で登場することが多い。ゲーム版のハジケリスト全開を再現するのが難しいので仕方ないね。 名前に因んでアイコンは🚢になっている。 ジャスタウェイ 須貝チームで切磋琢磨し合ったゴルシの親友。ゴルシが暴れん坊なのに対して優等生気質。元馬はドバイデューティーフリー(現在のドバイターフ)で6馬身1/4差、コースレコード2秒更新の圧勝、LWBRRで14年単独1位の130ポンドの評価を出した世界のジャスタウェイとなった。 スレでは、親友としてゴルシのフォロー役を担う12世代きっての常識人として登場している。運命レベルの後輩であるダノンザキッドの問題児ぶりに頭を抱えている。現役時代からネット界隈で芦毛が大好きなアシゲスキーである概念が出ているが、親しい相手が偶然芦毛に偏っているのか本当にアシゲスキーなのかは実馬のみぞ知る。 名前の元ネタが、馬主がシリーズ構成を務めた某万事屋アニメに登場した爆弾の名前であるため、アイコンは💣になっている。 ジャスタウェイのヒミツ① 「実は、時々○んだ魚のような目をしていると心配されるが特に深い理由はない。」 ジェンティルドンナ トリプル・ティアラを含むGⅠ7勝をあげ、ジャパンカップ連覇までした歴史的名牝。プイ産駒。同期は芦毛のあいつとかアシゲスキーな爆弾とかまめちん組長とか。娘に22年エリザベス女王杯を勝ったジェラルディーナがいる。 牝馬とは思えぬ程に仕上がったムキムキのボディで漢気あふれるローテを猛進し「クラシック以降に生えてきた」とまで言われてしまう。しかし対照的に蹄は性別相応に小さいため、そのギャップに落ちる者もちらほら。 馬名が香港で「貴婦人」と訳されたことと、まさに鬼のような強さを見せていたことから、「鬼婦人」という言葉遊びを生み、「👹」のアイコンで表されることがある。 スレでは栗東寮長のポジションに座っており、コントレイル達の保護者や面倒見の良い先輩というイメージになっている。 ウマ娘アニメ3期では1話から同じサンデーRのドゥラメンテがサプライズ出演、2話から公開のOPに三冠路線のライバルにしてシュヴァルちゃんの姉さんと思われるウマ娘が登場。そして第3話にて、ゴールドシップが彼女の名を発言。ウマ娘への登場が確定した。3期作中でも史実通りシュヴァルちゃんの姉さんことヴィルシーナを何度も退けてきたようである。 続く2024年のぱかライブTV Vol.38にて詳細が発表され、ビジュアルや担当声優が芹澤優女史であることなどが明かされた。ついでに担当声優からゴリラと公認された。 アイコンは幻覚時代の「👹」から公認の「🦍」となった ジェンティルドンナのヒミツ① 「実は、ピンク色のファッションアイテムを同期に笑われてはその度しばき倒している。」 11世代 オルフェーヴル ディープに次ぐ7代目三冠馬。 父ステイゴールド譲りの気性の激しさを持ち、鞍上のikzeは数回(うち一回は三冠を達成した菊花賞)振り落とされたことがある。 顔文字は「😷」だが、これは初期の黒歴史PVで本馬を元ネタにしたと思しきウマ娘がマスクをしていたことに起因する。 本スレではハイセンスかつコントレイルにはとても優しい一方で、ikzeには歪んだ愛情を向けているとの噂...? ガチで〇しに来ると言われる気性難と名高い春秋グランプリのドリームジャーニーは全兄。 初期PVでの登場からその存在を抹消され、アプリリリース後もその存在が明言されることはなく、長らくウマ娘への登場は不可能だと考えられていた。 しかし初期PV公開から7年、TVアニメ3期第3話にてゴールドシップが彼の名を発言し、ウマ娘への登場が確定した。 続く2024年のぱかライブTV Vol.38にて詳細が発表され、ビジュアルや担当声優が日笠陽子女史であることなどが明かされた。 「〜ッス」が語尾のマスクド三冠馬とはお別れになり、「〜っす」の語尾は同期のウインバリアシオンが使ってた。 アイコンは幻覚時代の「😷」からGⅠ6勝由来の頭部の装飾品を表した「✨✨」となった。 24年宝塚記念の翌日のぱかライブでは吉岡茉祐女史が担当ウマ娘の名前を隠されて登場。 新ウマ娘の発表で担当するのがオルフェーヴルの実姉となるドリームジャーニーだと明かされた。 オルフェーヴルのヒミツ① 「実は、後輩がダートで活躍するたびに本質的にダートウマ娘ではないかと言われがち。」 10世代 エイシンフラッシュ ご存じ閃光の切れ味と勝負服の北半球に定評のある完璧主義なドイツ出身ウマ娘。実馬は日本ダービーで超スローペースからの上り勝負を今も破られていない歴代最速の上り3F32.7で勝ち取り、その後勝ちきれない善戦マン時代が続くも、天覧競馬となった12年天皇賞・秋でデムーロ兄を鞍上に日本ダービーを思い出させる上り最速の末脚で復活勝利となった。レース後のデムーロによる天皇皇后両陛下への最敬礼はウマ娘でも採用された人馬ともに外せないエピソードである。種牡馬としては中央重賞の勝ち馬が出ていなかったが、種牡馬入りから8年経った22年に京成杯でオニャンコポンが産駒として中央重賞初勝利および父子制覇、同年にヴェラアズールが京都大賞典で勝利して、続けて挑んだジャパンカップで父を彷彿とさせる上り最速の末脚で、父と同じ厩舎で同じダービー馬でもあるシャフリヤールを破って産駒としてGⅠ初勝利となった。 余談ではあるが、22年ジャパンカップ当時の日本はカタールで開催されていたサッカーワールドカップに湧いていた。 時を戻すこと1993年。日本競馬ではBNW世代が輝き、トウカイテイオーが奇跡の復活を果たした年。 中東はカタールで開催されていたアジア地区最終予選にて、三浦知良・中山雅史等強力なストライカーを擁しながらも、僅かな差でW杯本戦初出場を逃した「ドーハの悲劇」が日本サッカー界に暗雲を立ち込めさせた。 それから29年の時が過ぎ、当時の代表選手でもあった森保一率いる日本代表が再びカタールの地で躍動。強豪ドイツ・スペインを破るジャイアントキリングとなる「ドーハの奇跡」を演出したのである。 これらの影響を受けたウマ娘界隈では「ドイツ出身」で「サッカーが好き」という要素を持つエイシンフラッシュがイジり倒されるという状況にあったのだが、その後ジャパンカップでヴェラアズールがGⅠ初勝利となり、傷心の父(?)に捧げる結果になったといえるだろう。しかし、その後のドイツは得失点差でグループステージ敗退となってしまったため、「ドイツが日本に逆転敗北→産駒がめでたいGⅠ初勝利→ドイツが決勝進出ならず」という流れとなり、ものの1週間での感情のアップダウンが凄まじいジェットコースター状態だった様がますますイジられてしまったのはまた別のお話。 スレでは、ヴェラアズールが尊敬する運命レベルの先輩として登場している。上述のサッカーの件でカフェで放心状態だったのを店長に介抱されたなんてことがあったらしい。 09世代 トランセンド 3周年で発表されたサブカル好きな情報通ウマ娘。スティルインラブ、ノーリーズンと並んでノースヒルズ系列からの初ウマ娘化である。 実馬は2011年のフェブラリーS、マイルCS南部杯(東京開催)、ジャパンCダートを勝利、史上初のジャパンCダート連覇となった2011年JRA賞最優秀ダートホース。同年ドバイWC(オールウェザー)ではヴィクトワールピサの2着で日本勢ワンツーフィニッシュとなり東日本大震災を受けたばかりの日本にエールを送った。 発表から19日経った2024年3月12日に公式プロフィール以外のお披露目が無いところからいきなりトランセンドの育成実装となりウマ娘ファンを驚かせた。 実装と同時に公式X(Twitter)で注意喚起されていた通り、実馬にとっても避けては通れない地震災害の影響と向き合うシナリオとなっているため、13年経った丁度今の時期だからこその実装となったと思われる。 スレでは、育成実装でキャラクターが明かされてから、ノースヒルズ組の先輩ウマ娘として登場するようになった。フェブラリーSや東京開催の南部杯を勝利した実績もあって☕️から同じコースを得意とする先輩としてリスペクトされている。 公式が眼鏡ウマ娘なのでアイコンは「👓(メガネ)」。因みにトランセンドは他の眼鏡ウマ娘と違って伊達眼鏡と明言されてるし何なら専用勝負服では眼鏡無しである。 05世代 シーザリオ スペ産駒の牝馬。主戦騎手はユーイチ。オークスを制した後、海を渡り、2005年アメリカン・オークスに参戦。第3コーナーを通過する辺りでハナを奪ったかと思えば、最終コーナーでは5馬身抜け出し、直線で追い込むメリョールアインダをものともせず、4馬身差レコードの圧勝劇を見せた。繁殖牝馬としてもエピファネイア、リオンディーズ、サートゥルナーリアと自身の産駒から3頭のGⅠ馬が誕生しており、女帝エアグルーヴにも引けを取らぬ繁殖実績を持つ。 現地の実況「Japanese Superstar Cesario!!!」 は余りにも有名。ユーイチが自分の乗った中でも最強牝馬に挙げていること、オークスを最後に引退した短い競走馬生から、正妻候補筆頭である。ラインクラフトとはバッチバチ。 ぱかライブを3日後に控えた2024年1月26日15時、公式からの突然のポスト。 ウマ娘の特集が組まれたキャロットクラブ会報誌の先行一般公開に合わせての発表で… シーザリオがウマ娘に新たに登場!05世代およびキャロットファームからのウマ娘化第1号となった。 スイッチのオンオフによって性格がガラリと変わり、先行発表時の質実剛健としたクールな性格がオン時、ふわふわとした口調で母性的なものスペッとした雰囲気を感じさせる柔らかな性格がオフ時といった部分が特徴。 なお、チームに加入してから常にオン時の性格でいたため、肩の力を抜いたオフ時を知らないチーム・アスケラのトレーナーやキングヘイロー、その他のメンバーはその変わりぶりに驚いていた。 ディープインパクト ご存知無敗三冠馬にしてコントレイルの父。通称プイ。 本スレが立つ前に立っていたプイプイダサT概念スレから引き継がれたのか、私服センスの無さと語尾に「プイ」を付けているキャラとなっている。たまにプヤァと鳴く 本スレPart1から評判がアレな「一着至上主義。」に因んだダサTを息子(?)に布教したり神絵師によるコントレイルとの絡みが描かれるが、 彼(女)が話題になる時は現実の競走馬コントレイルの話題になることが多い。 金子真人HR属というウマ娘において実装が厳しい…とされている一角であったが、 2022年11月9日実装のナカヤマフェスタシナリオ中になんと「三冠ウマ娘」「英雄」という形でその存在が仄めかされる。どうやら史実同様、銀の凱旋門を持ち帰ることは叶わなかったようだ。 続く2022年12月12日に実装されたゼンノロブロイシナリオ中にも「英雄」に憧れるウマ娘のシナリオにしてラストランで顔を合わせた必然からか、「有馬記念にむけて」「夏合宿(3年目)スタート!」イベント中に登場。 『ただ者ではない走り』『小柄な体躯から放たれる圧倒的な強さ』『トレーニング風景にさえ惹き付けられる』 と小さいことは確定したが、まだクラシックにも満たない時点で流石の評価である。 2023年4月19日、実装されたネオユニヴァースシナリオ中に『特異点』との表現で再び登場。同じく『大王』として登場したキングカメハメハと共に 「根源を塗り替える2個体により──歴史は大転換点を迎える」 とネオユニヴァースに語られる。種牡馬として十年強、二大勢力として君臨し続けた史実をもとにしているのだろう。 2023年12月20日、シュヴァルグランの育成シナリオでも『煌びやかな三冠ウマ娘』として登場。ヴィルシーナとヴィブロスは彼女のファンとのこと。無敗三冠を引っ提げて有馬記念に挑むも『黄色い勝負服のウマ娘』に初めて土を付けられてしまった。 2024年3月20日、同期のティアラウマ娘ラインクラフトの育成シナリオ中にも改めて『英雄』として登場。 ファン感謝祭では王道路線(天皇賞・春、宝塚記念)を目指す意向を表明していることがファンの口から述べられる。 その後のヒシアマゾンの助けがあったとはいえ、ティアラ路線を飲み込まんという人気ぶりが伺えた。 シニア12月後半「同じ時代で、違うレースを」では、ラストランの様子が描かれる。 ラインクラフトとそのトレーナー曰く「自らが創った時代を通して、未来を作る」と。 ウマ娘三周年が三冠馬の年と推測される今、『彼』が『彼女』として登場する日は近いのかもしれない。 トウカイトリック エルコンドルパサー産駒。トウカイテイオーと同じ「トウカイ」の名を冠する。 プイの同期にして、オルフェーヴルとも戦った…何?年代がおかしい?それはそうだろう。彼は10歳11ヶ月という競走馬としては引退していてもおかしくない年齢で、日本競馬では最長距離のステイヤーズステークス(GⅡ・3600m)を制した生粋のステイヤーであり、天皇賞(春)・阪神大賞典に8年連続で出走し老兵と呼ばれた名馬なのである。 スレではプイが唯一砕けた態度で接する事のできる親友にして、目を離すとどこかに走り去るプイの首を掴む飼い主的存在。 それで良いのか、三冠バ。 ラインクラフト エンドスウィープ産駒。05世代屈指の快速馬。 デビュー2戦目のファンタジーSで重賞初制覇、阪神JFではタイム差なしの3着と2歳時から頭角を現す。3歳春は初戦のフィリーズレビューを勝利すると、桜花賞、NHKマイルカップとGⅠを連勝し一気にマイル路線の世代の頂点に上り詰めた。秋はローズS、秋華賞を、マイルCSを3着と健闘、唯一複勝圏を外した阪神牝馬Sも4着と堅実な強さを見せた。 4歳初戦の高松宮記念は2着、次走では開催時期が変更された阪神牝馬Sで雪辱の勝利を収め、誰もが明るい前途を疑わなかった。 しかし次走のヴィクトリアマイルで9着と初の大敗を喫する。秋初戦をスプリンターズSと定め調整を進めていた矢先、急性心不全でこの世を去った。 13戦すべてでユーイチこと福永祐一が騎乗した。なかでも桜花賞では同じくユーイチのお手馬シーザリオと本馬のどちらをユーイチが選択するかが注目された。ユーイチは先約のラインクラフトを優先、レースでは吉田稔騎乗のシーザリオをアタマ差で制して勝利した。 因みに漫画版「ウマ娘シンデレラグレイ」にはラインクラフトと既に実装を果たしたネオユニヴァースの合体キャラと推測されている「クラフトユニヴァ」というオリジナルウマ娘が登場している。 スレ内では桜花賞のエピソードからもっぱらシーザリオとユーイチ正妻戦争を繰り広げるキャラとして登場。ユーイチ会の湿度と修羅場度を上げる原因の一人である。 2024年2月4日、5th EVENT ARENA TOUR GO BEYOND!DAY2の発表で… ラインクラフトがウマ娘に新たに登場!シーザリオに続いて05世代の牝馬三冠路線で競い合ったエアメサイア、デアリングハートも合わせて登場となり、メインストーリー第2部のトップバッターを務めることも発表された。 日向ぼっこが好きな明るいウマ娘。 ティアラ路線を目指す後輩達の憧れになりたいという思いを持ち、トリプルティアラに並々ならぬ思いを持つ。 シーザリオとはトレセン学園入学以前からの仲であり、メインストーリーではキングヘイローの高松宮記念勝利の映像を目にし、チーム・アスケラへの入部を希望していた。 同室同チームの至って健全なライバル関係であって幻覚で見られたドロドロ修羅場は流石に無かった また、NHKマイルC勝利の際は空に伸びる一筋の飛行機雲をなぞるというシーンが存在する。 これが作中で度々示される「ライン」を「クラフト」するという意味であるのか、「伝説のレース」に出走した「一筋の航跡」であるのか。 それが分かるのは、まだまだ先のお話である。 03世代 スティルインラブ サンデーサイレンス産駒。スティルインラヴではない。 キセキ民で有名な下河辺牧場が生産し、ノースヒルズ(当時はノースヒルズマネジメント)が所有。 ミユキさんとともにメジロラモーヌ以来となる牝馬三冠を成し遂げた。同期のネオユニヴァースも二冠を達成しており、牡牝双方での三冠にリーチをかけていたが、ネオユニヴァースの菊花賞での敗北によりその偉業はコントレイル、デアリングタクトの登場まで待つこととなる。 ライバルであり、三冠競走全てで下したアドマイヤグルーヴがエリザベス女王杯を連覇し、ラストランで有終の美を飾る一方で彼女に敗北したエリザベス女王杯以降は勝利を挙げられず引退。キングカメハメハとの第一仔を出産した直後に急死してしまう。対照的にアドマイヤグルーヴは繫殖牝馬としても優秀な成績を残したが、彼女のラストクロップであるドゥラメンテもまたキングカメハメハ産駒であった。 彼女の死から14年後、相棒が運命の赤い糸に導かれ彼女の忘れ物を勝利することになるのだがそれは別のお話──。 スレではノースヒルズ組の先輩として登場。その赤い糸とミユキさん正妻戦争をを繰り広げているとかいないとか。 2024年2月22日のぱかライブTV Vol.38。新育成シナリオやオルフェーヴル、ジェンティルドンナの実装に全国のトレーナーが湧く中、ウインバリアシオンに続く新ウマ娘として─── スティルインラブがウマ娘として登場!同じく発表されたノーリーズン、トランセンドと並んでノースヒルズからの初ウマ娘化となった。 同時にハチャウマこと熱血ハチャメチャ大感謝祭!のロゴのシルエットがスティルインラブであることも明かされた。作中ではティアラ路線で活躍したウマ娘5人でチーム「リリィ」を結成する。 02世代 デュランダル サンデーサイレンス産駒。名は体を現すという言葉通り凄まじく切れる足が持ち味だが、馬混みを嫌って他馬を威嚇するなど勢い余って性格までもキレてしまった。癖馬使いとしての面もあるユタカから乗り変わりで良い馬を回してもらう為に気性難にも乗れると豪語していたikzeと運命の出会いを果たす。この出会いがラチに染み入る骨の音に繋がるのだが、それはまだ未来の話──。 スレ内では既に現役を引退し、大所帯のチームを支えるコーチとしてikzeをサポートしている。結婚して子供もいるというウワサも……? 24年宝塚記念で自身を母父とするブローザホーンが勝利した翌日のぱかライブ。新シナリオに続いて新しいウマ娘の発表で… デュランダルがウマ娘に登場!短距離路線のライバルであるビリーヴ、カルストンライトオとともに発表された。 デュランダルのヒミツ① 「実は、『天然なのではないか』と疑われている。」 ノーリーズン 3周年で発表された豪放磊落な武将ウマ娘。スティルインラブ、トランセンドと並んでノースヒルズ系列からの初ウマ娘化である。 実馬は菊花賞でのでっかいやらかし(公式曰く)が語り草になってしまっているものの皐月賞で15番人気単勝115.9倍ながら当時9年保持されていたナリタブライアンのレコードを0.5秒更新した2002年皐月賞馬。2004年に屈腱炎で引退して種牡馬入り、2010年に種牡馬も引退して功労馬として余生を送ってからは、東日本大震災で拠点を移動することもあったが、繋養地区の伝統行事である相馬野馬追に参加。相馬野馬追は騎馬武者による神事でありノーリーズンのキャラ付けの元となっている。下記のストーリーイベントの最中である2024年5月7日に25歳で死去。繋養先の代表からのコメントも掲載された。 3月22日の5th EVENT ARENA TOUR GO BEYOND!DAY2でライブ初登場の後、4月30日からのストーリーイベント「下剋上、兵どもが鬨の声」でアプリ初登場となった。 スレでは、ライブやアプリでキャラ付けが判明してからノースヒルズ組の一員として登場するようになった。 ウマ娘が発表された時には同じくG1ででっかいやらかしをしてしまったシルヴァーソニックから大先輩と認知されていた。 01世代 マンハッタンカフェ ご存じ珈琲を嗜む霊感ウマ娘。実馬は菊花賞、有馬記念、天皇賞(春)の長距離GⅠ3つを制したステイヤー。凱旋門賞で故障引退となってしまった後は、父サンデーサイレンスの後継として種牡馬入りして、前年の同父同期アグネスタキオンに続いて2009年JRAリーディングサイアーとなった。近年ではキングヘイローと同様に母父として名が目立っており、ダートGⅠではテーオーケインズ、メイショウハリオ、ペプチドナイル、芝GⅠではタスティエーラ、テーオーロイヤルの母父である。 スレでは、Cafe_Pharoahと同様にウマ娘による喫茶店Cafe_Manhattanを営んでいる概念が出されている。公式のグッドエンディングで出されたように寡黙なイメージに反して後輩への面倒見が良く、テーオーケインズやメイショウハリオ達からも慕われている。 00世代 イーグルカフェ マンハッタンカフェの1つ年上になる「カフェ」冠のG1馬。2000年共同通信杯とNHKマイルCを勝利するも以降は振るわず、翌年にダート挑戦してからは芝とダートを行ったり来たりして、2002年のジャパンCダートで2度目のG1勝利を掴んだ。以降は2003年アンタレスS2着を最後に連対・馬券内は無く、2004年ジャパンCダートをもって引退した。 スレでは、Cafe_Pharoahと同様にウマ娘による喫茶店Cafe_Eagleを営んでいる概念が出されている。 98世代 キングヘイロー ご存じ一流のキング。史実では長らくGⅠを取れなかったが、長い努力の末6歳でようやくGⅠの高松宮記念を制した。ユーイチの原点といえる存在である。 近年ではディープボンドやピクシーナイト、イクイノックスを始めとする母父としての活躍が目立っており、スレでは史実でキングヘイローを祖父に持つ幻覚ウマ娘達が私設親衛隊として本人にはナイショで活動している概念が出されている。 アプリで見せる「他人のストーリーで株を上げる」一面はスレでも健在で、史実で孫に当たるウマ娘達の精神的な支えになっているとか。 メインストーリー第2部ではトレーナーが父から引き継いだチームアスケラの初期メンバーとして登場。第3話で期待の二世コンビから日本ダービーの失敗をはじめ連戦連敗を経てへっぽこ二世コンビに堕ちるも、10度のG1敗北を乗り越えて高松宮記念で悲願のG1初勝利をつかみ取り、後にラインクラフトとシーザリオがチームアスケラへ逆指名に来るまでに至った。 ファレノプシス ブライアンズタイム産駒。キズナの15歳年上の半姉。 ビワハヤヒデ、ナリタブライアンの従妹でもあり特にナリタブライアンとは父が同じである。 黄金世代と言われる98世代において桜花賞、秋華賞で牝馬二冠を達成した。特に桜花賞はノースヒルズとその創業者前田幸治にとって自身が生産しかつ所有する馬での初めてのGⅠ制覇であった。秋華賞のあとは長らく勝利から遠ざかったが、引退レースの2000年エリザベス女王杯で2年ぶりの勝利を収め有終の美を飾った。 7つの勝ち星のうち5つが牝馬限定戦であげたものだが、牡牝混合戦にも出走しており、同期のスペシャルウィーク、グラスワンダー、セイウンスカイ、ツルマルツヨシなどウマ娘のモデルとなった馬たちとも対戦した経験を持つ。 2024年2月に発表されたエアメサイアは母がトリプルティアラ全てで入着したことが触れられているが、そのモデルにあたるエアデジャヴー(エアシャカールの半姉)が出走した牝馬三冠のうちの2つを勝ち取ったのがファレノプシスである。 スレではノースヒルズ組のお姉さんとして登場する。個性派揃いのノースヒルズ組からも敬意をもって接せられているようだ。 91世代 ツインターボ ご存じダブルジェットターボ師匠。アニメ2期10話で見せた雄姿はトウカイテイオーだけでなく視聴者の心も突き動かした。アニメ2期終了から半年以上経った11月14日、ツインターボが重賞2勝をあげた福島競馬場で開催される福島記念で、青い勝負服で大逃げを打ったパンサラッサが逃げ切って重賞初勝利。かつてのツインターボを彷彿とさせる大逃げを見せたパンサラッサは「令和のツインターボ」として競馬ファンから認知されるようになった。 スレでは、パンサラッサがリスペクトする師匠として登場している。弟子は「令和のツインターボ」を襲名した翌年、ドバイターフの同着優勝で自分が叶わなかったGⅠ制覇を海外で達成したことで「令和のツインターボ」から「世界のパンサラッサ」となり、さらに翌年には日本馬初のサウジカップ制覇で13億円相当の賞金を勝ち取って「世界のパンサラッサ」の名声を更にあげていたのだが、弟子の活躍について師匠として喜びながらも驚きを超してドン引きも見せていた。 トウカイテイオー ご存じ無敵のテイオー様ダモンニ。三冠を期待されながら骨折を繰り返し、曇らせを経験したが、有馬記念で一年ぶりの復活を遂げたスターホース。史実では塩対応のイケメン。 無敗三冠の父を持ち、経緯は違えど苦難を味わい、最後には勝利を掴む姿は、コントレイルと重なる部分がある。そのせいか、コントレイル、後述のミホシンザンと合わせて「三冠馬息子の会」ともいうべきトリオ概念が存在する。 ちなみにテイオーの装蹄師の息子がコントレイルの装蹄を担当したという意外な繋がりがあるため、靴が似ているのでは…という概念もちょっぴりお出しされている。 85世代 ミホシンザン 「神馬」と呼ばれた2代目三冠馬シンザン号の産駒、その最高傑作とされる。ヒーロー列伝の表記から生産者表示と弄られることも屡々。 デビューから無敗で皐月賞を制し、三年連続の三冠、父の伝説を継ぐ者ここにありと騒がれたものの、骨折で日本ダービーへの出走を断念。シリウスシンボリがダービーを制す事となり、二年連続で「シンボリ」を冠する馬がダービー馬となった。 怪我明け復帰戦の京都新聞杯を挟んで出走した菊花賞では、中段でレースを進めながら最終直線で一気に末脚を伸ばし、なおも追い縋るスダホーク・サクラサニーオーを突き放して鮮やかに勝利。クラシック二冠を達成する。 3歳(旧4歳)時最後のレースには有馬記念を選択。ここには一年先輩の三冠馬、皇帝シンボリルドルフが出走を予定しており、世間は絶対的な強さを誇る皇帝と伝説の三冠馬の血を引く若き二冠馬の頭文字を準えて「SM対決」と称した。 終わってみれば、これが絶対の差であると言わんばかりの4馬身差を付けられ、2着と敗北。しかしながら重賞馬ニシノライデン,天皇賞馬ギャロップダイナといった歴戦の古馬相手には先着し、クラシックの代表馬であることを示した。 古馬初戦、年明けの日経賞でレース中に故障を発生。骨折の治療の為に6ヶ月間の長い休養を要することとなる。 復帰後は中々勝ちきる事が出来ず、天皇賞(秋)では同期のサクラユタカオーに敗北するなど悔しい時間を過ごす。しかし、87年のAJCCを皮切りに、天皇賞(春)まで三連勝。同レースをもって引退した。 引退後は父シンザンの後継種牡馬として、NHK杯(当時。現在のNHKマイル)を勝利したマイシンザン等を輩出した。 しかし、黒船襲来の如く導入されたサンデーサイレンスやブライアンズタイムといった輸入種牡馬の押し寄せる波には勝てず、2002年には種牡馬を引退。 種牡馬引退後は功労馬として繁用され、穏やかな老後を過ごしながら2014年に心臓麻痺により他界。享年32歳。 生涯戦績16戦9勝。3つのGⅠレースを勝ち、幾つもの壁を乗り越えて復活を果たしたその姿は間違いなく父の血を継ぐ名馬であった。 スレ内ではルドルフに並々ならぬ感情を抱いていたり、シンザンの無骨な鉄下駄をシールでデコるといった概念が出されている。
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登録日:2011/07/22 (金) 00 38 25 更新日:2024/06/29 Sat 07 55 51NEW! 所要時間:約 31 分で読めます ▽タグ一覧 20世紀のアメリカ名馬100選 89年クラシック世代 G1馬 SS アメリカンドリーム アメリカ競馬名誉の殿堂入り イージーゴア サラブレッド サンデーサイレンス リアルチート リーディングサイアー 一発逆転 代表産駒多数 伝説の始まり 名馬 名馬メーカー 年度代表馬 所要時間30分以上の項目 故馬 暴れ馬 死神に選ばれし名馬 気性難 波瀾万丈 海外馬 牡馬 特異点 現代日本競馬の父 種牡馬 種牡馬の中の種牡馬 競走馬 競走馬版「みにくいアヒルの子」 競馬 米国ダービー馬 米製オグリキャップ 運命に噛みついた馬 青鹿毛 静寂なる日曜日 運命に噛みついた馬 レイ・ポーリック著の書籍タイトルより サンデーサイレンス(英:Sunday Silence)とは、アメリカの元競走馬で、日本の種牡馬。イニシャルから「SS」とも呼ばれる。某第三帝国の親衛隊とは関係無い 雑草血統として誰にも期待されない悲惨な生い立ちから、良血のライバルとの死闘を幾度となく演じて素晴らしい成績を残し、種牡馬として日本に渡った後は日本競馬を文字通り一新させた、運命に抗った名馬にして歴史的大種牡馬。 ●目次 【データ】【5世代血統】 【誕生】 【現役時代】1988年 1989年 1990年 【引退後】 【種牡馬として】主なサンデーサイレンス産駒 【最期まで運命に抗う】 【余談】 【データ】 生誕:1986年3月25日 死没:2002年8月19日(16歳没) 父:Halo 母:Wishing Well 母父:Understanding 生国:アメリカ合衆国 生産者:Oak Cliff Thoroughbreds Ltd. 馬主:アーサー・ハンコック3世、他3者による共同保有 調教師:チャーリー・ウッディンガム 主戦騎手:パット・ヴァレンズエラ 通算成績:14戦9勝[9-5-0-0] 主な勝ち鞍:89'サンタアニタダービー・ケンタッキーダービー・プリークネスS・スーパーダービー・BCクラシック、90'カリフォルニアンS 受賞歴:アメリカ競馬名誉の殿堂入り(1996年)、エクリプス賞・年度代表馬(1989年)、エクリプス賞・最優秀3歳牡馬(1989年) 【5世代血統】 Halo1969 黒鹿毛 Hail to Reason1958 黒鹿毛 Turn-to1951 鹿毛 Royal Charger1942 栗毛 Nearco Sun Princess Source Sucree1940 黒鹿毛 Admiral Drake Lavendula Nothirdchance1948 鹿毛 Blue Swords1940 鹿毛 Blue Larkspur Flaming Swords Galla Colors1943 黒鹿毛 Sir Gallahad Rouge et Noir Cosmah1953 鹿毛 Cosmic Bomb1944 黒鹿毛 Pharamond1925 黒鹿毛 Phalaris Selene Banish Fear1932 鹿毛 Blue Larkspur Herodiade Almahmoud1947 栗毛 Mahmoud1933 芦毛 Blenheim Mah Mahal Arbitrator1937 鹿毛 Peace Chance Mother Goose Wishing Well1975 鹿毛 Understanding1963 栗毛 Promised Land1954 芦毛 Palestinian1946 栗毛 Sun Again Dolly Whisk Mahmoudess1942 芦毛 Mahmoud Forever Yours Pretty Ways1953 黒鹿毛 Stymie1941 栗毛 Equestrian Stop Watch Pretty Jo1948 黒鹿毛 Bull Lea Fib Mountain Flower1964 鹿毛 Montparnasse1956 Gulf Stream1943 栗毛 Hyperion Tide-way Mignon1946 栗毛 Fox Cub Mi Condesa Edelweiss1959 鹿毛 Hillary1952 黒鹿毛 Khaled Snow Bunny Dowager1948 鹿毛 Free France Marcellina 5世代の近親交配 Mahmoud 9.38% 4×5 Blue Larkspur 6.25% 5×5 【誕生】 1986年3月25日――― アメリカ・ケンタッキー州のストーンファームにて、1頭の青鹿毛のヘイロー産駒が産声を上げた。 しかし、その見栄えはあまりにも酷かった。後脚が内側に大きく湾曲していたからだ。なにせ母馬の馬主のアドバイザーが「あんな酷い当歳(0歳)馬は見たことがない」「見るのも不愉快」と言い放ったレベルである。(*1) そのうえ気性が非常に悪く、血統的にもあまり見どころが無い。父馬ヘイローはリーディングサイアーにもなった一端の種牡馬だが、絶望的な気性難から生産界の評価が低かった。母馬ウィッシングウェルの方もグレード競走2勝馬ではあるが、同じく酷い気性難であり、さらに近親にまったく活躍馬がいなかった。 案の定セリ市ではたいした値段がつかず、あげく母馬の生産者からも買取を拒否される有様。結局生産者であるハンコック氏が買い戻すこととなった。以降も関係者に庭先取引を打診してはみるものの、尽く断られる始末。 他にもウイルス性の下痢で死にかけたり(*2)、とどめにセリ市からの帰り道で馬運車が横転し、同乗していたサンデーサイレンス以外の幼駒(いずれもハンコック氏所有)がすべて死亡。 (*3) 生き残ったサンデーサイレンスも、しばらく歩くことすらできなくなるほどの大怪我を負った。 見栄え、気性、血統、更には運……ことごとく悪いという、本当にどうしようもない有様であった。この世を憎むのも無理はない話である。 その後、ハンコック氏は保有権の一部を友人に分配。最終的にその4分の1がとある日本人の手に渡り、日本競馬を大きく動かすこととなる。 【現役時代】 1988年 かくして成長したサンデーサイレンスは、保有権の4分の1を持つウィッティンガム調教師の元に預けられ、競走馬としての調教を積んだ。 ちなみに馬名は英語で「静寂なる日曜日(のミサ)」という意味。名付け元はメリーランド州に住むストロー夫妻だった。 この夫妻は、「もし自分たちが所有する馬がケンタッキーダービーに出走を果たすとしたら、どんな名前がいいか」という空想ゲームを行っており、それに基づく競走馬名のリストをストーンファームに送ったところ、ハンコック氏がその中の「サンデーサイレンス」を気に入って名付けたものだった。 ハンコック氏によると、名前の響きの良さに加え、自身がファンだったカントリーシンガー、クリス・クリストファーソンの『サンデーモーニング・カミングダウン』を連想させたからという。 そんなサンデーサイレンスだが、気性の荒さはまったく改善の兆しが無く、ある調教助手は一度騎乗しただけで嫌気が差し降板。ある名手はブチ切れレースでの騎乗を拒否。 まさしく前途多難としか言いようのない様相であった。 しかしウィッティンガム調教師はこの馬の秘められた才能を感じ取っており、ハンコック氏に「この黒い奴は走る」と報告。彼をたいそう驚かせた。 10月30日のデビュー戦は2着に終わったものの、11月13日に行われた未勝利戦では2着に10馬身差をつけて圧勝。 12月3日に行われた一般競走を2着で終えた後、クラシックに備え休養をとることになった。 1989年 3月2日の一般競走で復帰し勝利。 ハンデ戦を挟んでサンタアニタダービーを11馬身差の圧勝。その名をアメリカ全土に轟かせた。 そして本番のケンタッキーダービーに臨んだのだが……ここで東海岸から終生のライバルがやって来る。 サンデーサイレンスとは対照的な超良血、美しい馬体で圧勝を重ね「セクレタリアト(*4)の再来」とまで言われた前年の最優秀2歳牡馬。その名をイージーゴアといった。 おまけにイージーゴアの馬主・フィップス氏は、ハンコック氏の父が代表を務めていた名門クレイボーンファームから同氏が独立するきっかけを作った人物でもある。 生産者同士の因縁、期待を背負う良血のエリートと見捨てられかけた雑草血統の忌み子、東海岸と西海岸、美しい馬体と醜い馬体──あらゆる面が対極な「持つ者と持たざる者の戦い」であり、まるで少年漫画、あるいは『ガラスの仮面』のような少女漫画を思わせる因縁の対決となった。 そんなわけで迎えたレース本番、1番人気はイージーゴアでサンデーサイレンスは2番人気に甘んじる。 しかしレースでは不良馬場を猛然と駆け抜け、イージーゴアに2馬身半差をつける完勝。前評判を覆す走りに多くのメディアやファンは度肝を抜かれただろう。 続く二冠目のプリークネスステークス。「ケンタッキーダービーはクソ馬場だったし参考にならん」「実力はゴアの方が上だ」とのことで1番人気はまたもイージーゴア。サンデーサイレンスは2番人気となった。 この時点ではもうサンデーサイレンスとイージーゴアが世代の2トップとみなされており、もはや他馬は勘定に入っておらず、完全に二強の一騎打ちといったムードであった。 そしてレース本番、2頭は向こう正面で馬体を合わせ、そのまま最後の直線に入って3番手以下を完全にちぎり捨てて白熱の叩き合いという名の取っ組み合いになる。イージーゴアに内から抜かせまいと内ラチに寄せ挟み殺さんがばかりに馬体を寄せ、噛みつかんがばかりに顔を寄せるNASCAR(*5)顔負けの喧嘩レースはゴールまで続き、2頭ほぼ並んでゴールイン。写真判定の結果、ハナ差7cmサンデーが凌ぎ切り、三冠に王手をかけた。 このレースは今でもアメリカでは伝説のレースとして語り継がれているらしい。 三冠目のベルモントステークスでは三冠達成の期待をかけられついに1番人気に推されたものの、ここではイージーゴア逆襲の激走の前に手も足も出ず、直線であっという間に置いてけぼりにされ8馬身ちぎられての2着。アファームド以来11年ぶりとなる三冠制覇は惜しくも成らなかった(*6)。 ここでリズムが狂ったか、次走では単勝1.2倍の支持を裏切る2着。これで悪い流れに飲まれるかと思われたが休養を挟んで上手く立て直し、休み明けのスーパーダービーで6馬身圧勝。 一方のイージーゴアは二冠取り落としで失墜した名誉を取り戻すため、夏休み返上であちこちのレースを荒らしまわり、サンデー以外の同期と古馬勢をボコボコにした。なんとベルモンドステークスからG1を5連勝である。 そして、アメリカ競馬の祭典ブリーダーズカップ・クラシックへ。サンデーサイレンスとイージーゴア、4度目の対決。 このレースはマスコミから「10年に1度の大勝負」「勝った方が年度代表馬」と煽られるほどに大きな注目を浴びた。 1番人気は夏の連勝劇が評価されたイージーゴア。サンデーサイレンスは主戦騎手パット・ヴァレンズエラの騎乗停止によるクリス・マッキャロンへの乗り替わりなどが不安視されたか2番人気。 レーススタート。手ごたえが怪しいイージーゴアを尻目にサンデーサイレンスは3~4番手辺りの好位につける。これは楽勝……と思われた矢先、突如イージーゴアが伸び始める。これには鞍上もびっくり仰天、追い出しにかかった。そして残り200mで先頭に立ち、追い込んできたイージーゴアをクビ差凌いでコースレコードで勝利。 アメリカ競馬界の頂点を掴み、この年のアメリカ年度代表馬に輝いた。 1990年 この年も現役を続行したものの、故障に泣かされ出走は6月の2回のみ。 8月に再び故障が発見され、競走馬を引退した。14戦9勝、完全連対である。 ライバルのイージーゴアも脚部不安に苦しみ、ほぼ同時期に引退することとなった。 なおこの年、この2頭はどちらもこの年に勢いに乗ったクリミナルタイプという馬に敗れている。この馬はBCクラシック前に引退したが、最終的にGI4勝をあげ、強豪2頭に勝利したことも評価されて年度代表馬に輝いた。 そしてダービーとBCクラシックを勝って例年なら年度代表馬入りしていたであろうアンブライドルド(*7)は犠牲になったのだ……。 「期待されなかった雑草馬が超良血のエリートと何度も激突し年度代表馬にまで成り上がる」というアメリカンドリームを素で行くような競走馬生は、今でもアメリカ競馬ファンから多くの人気を集めている。 日本でいうとオグリキャップのような生き様であった。 一方、結果的に東西対立の象徴のようになってしまったイージーゴアとの力関係については、今でもファンの間で激しい論争が絶えず、アメリカの競馬場でこの2頭の話をするのはご法度なんだそうな(*8)。 1999年に発表された『20世紀のアメリカ名馬100選』では、イージーゴアの34位を上回る31位にランクインした。 【引退後】 故郷のストーンファームにて種牡馬入りしたものの、血統的な魅力に乏しかったため苦戦。 実績にもかかわらず、初年度の種付け申し込みは僅か2件しかなかったという。 そもそも、アメリカのサラブレッド産業はピラミッド型にランク分けされている超階級社会。 母系血統がCランク育ちの雑草血統サンデーサイレンス。 父系も母系も超Aランクの名門血統イージーゴア。 名門血統にこだわる現代のアメリカが、この二頭を種牡馬としてどう評価するか、どちらに高い投資をし、どちらに一流の繁殖牝馬を配合するかは目に見えていた。(参考文献『競馬の血統学』吉沢譲治・著) 種牡馬としての前途が危ぶまれる中、ここで冒頭で述べた保有権の4分の1を持っていたとある日本人が関わって来る────それが、今をときめく日本の大手競走馬生産牧場「社台ファーム」の創始者である吉田善哉氏である。 吉田氏はサンデーサイレンスの買取りを打診し、日本円にして16億5000万円という巨額での売却が決まった。(*9) 社台とストーンファームの繋がり 事の発端はサンデーサイレンスが誕生する前まで遡る。 ある日善哉氏はアメリカに馬を買い付けに行ったが、牧場を購入し運営を照哉氏に一任した。 当時照哉氏は弱冠20代。更に太平洋戦争の影響で日本人への悪感情や逆風もあり、経営は上手くいくはずもなく照哉氏も心が折れかけていた。 そんな最中、馬が脱走し隣の牧場で保護された。 照哉氏はお礼に牧場に赴いたが、その牧場こそハンコック氏が管理するストーンファーム。同氏も波瀾万丈な人生を送ってきたことから、日本人に対する偏見もなく分け隔てなく接し、 ここから数十年に渡る照哉氏とハンコック氏の親交が始まった。 また、この時とある日本人がクレイボーンファームで働いており照哉氏とも親交を深めるも、不法就労がバレてしまい強制送還された。 この人物こそ後に「マイネル軍団の総帥」として名を馳せた故・岡田繁幸氏だった。(*10) その後サンデーサイレンスが誕生しブリーダーズカップの活躍で吉田親子は現役はアメリカ、引退後日本で種牡馬を条件に700万ドルで提示するもハンコック氏は拒否。 「ならば1,000万!」と増額するもこれも拒否、それでも諦められなかった2人は「1/4の権利を250万で!!」と食い下がりリスクヘッジも考慮しこれを受諾、これが功を奏した結果となった。 なお、買収の際も吉田親子が切望していた以外にも日本で未認可のワクチンを打つ直前で検疫に引っかかる可能性があったことも手伝い、異例のスピードで話が纏まった。 ハンコック氏について 波乱万丈な生涯を送ったサンデーサイレンスだが、少し触れたように実は馬主であるハンコック氏もまた波乱な人生を歩んでいる。 ハンコック氏はアメリカでも名門中の名門「クレイボーンファーム」の長男として生まれ、彼が牧場を継ぐと誰もが思っていた。 ところが、氏は青年期に音楽に傾倒するドラ息子になってしまい、それでも後継者としての声もあったが、彼が29歳の時に父が62歳でこの世を去ってしまった。 管財人たちも名門を放蕩息子に任せるつもりは無くその弟を後継者に選んだので、ハンコック氏は実家から追い出されてしまった。 ハンコック氏も自棄になって夜な夜な街に繰り出す日々を送っていたが、親友から 「アーサー、君は一度でも馬について真剣になったことがあったかい?僕は酒とギター以外に真剣になったところをみたことがないよ。」と言われた。 これにハッとしたハンコック氏は「俺はケンタッキーダービーに勝って、実家よりもデカい牧場を作って見せる!」と借金をしつつストーンファームを立ち上げた。 そして、確かに彼は10年でケンタッキーダービーに勝利し牧場を拡大していくも、サラブレッドの需要低下などもあり借金は増える一方であった。 そんな状況下に生まれた見た目の悪い仔馬。ハンコック氏も当初はその幼駒を快く思ってはいなかった。 だが、次第に彼に対する愛着が湧き、かつて放浪していた日々と聞いていた音楽から「サンデーサイレンス」と名付けたのだった。 一方その頃、氏の実家クレイボーンファームでも名門の血を引いた一頭の仔馬が生を受けた、その馬こそ「イージーゴア」。 そして彼の馬主は数々のG1ホースを所有し、アメリカ競馬界に多大な影響を持ち、ハンコック氏を後継者から外した管財人は大富豪フィリップ一族だった。 こうしてサンデーサイレンスとイージーゴア、その馬主まで含めた因縁がここから始まったのだった。ハンコック氏は割りと自業自得だとはおもうけど この話を聞いたアメリカの生産者たちは、「日本人ブリーダーが走りそうもない母系から生まれたヘイロー産駒を買っていった」と大笑いしたという。死亡フラグですねわかります 対照的にライバルのイージーゴアは巨額のシンジケートが組まれ、アメリカで悠々自適の種牡馬暮らしとなったが……見事に明暗が分かれた。 イージーゴアは1994年5月12日、ケンタッキー州のクレイボンファームで4世代目の種付け中に心臓発作を起こして亡くなった。僅か136頭(うち競走馬101頭)の産駒しか残せず早逝(*11)。 そこからG1馬を3頭出しているので、生きていればそれなりの結果は出していたと思われるが……。 そして孫世代のライオンターマーが種牡馬として失敗したことにより、イージーゴアの直系は完全に絶えてしまった。 一方サンデーサイレンスはというと、実績で言えば当時の輸入種牡馬の中でも桁違いのものであったが、やはり血統的な魅力の乏しさが問題視され、期待されたほどの人気は得られなかった。 最も多く交配したのは社台ファーム自前の繁殖牝馬で、生まれてきた仔の評価もそれほど高くはなかったという。 ……しかしその3年後、デビューした3歳馬(当時表記)たちがターフを席巻。32頭の初年度産駒が半年間(*12)で30勝をあげるという驚異的な活躍を見せ、生産界を仰天させた。社台の意地が実った瞬間であった。 その勢いのまま翌年にはリーディングサイアーを獲得。勢いは最後まで留まるところを知らずLSの地位を2007年までの13年間守り続け、数々の大記録を打ち立てた。 いつしか日本競馬の血統は、子から孫へ、孫から曾孫へとサンデーサイレンスの血で溢れ返ることとなった。現代日本競馬の父と言っても過言ではないほどに。 笑った米国生産者はいい面の皮である。なお英国ではその数年後ダンシングブレーヴでもっと酷いことをやらかすが、これはまた別のお話。 なお、サンデーサイレンス輸入の立役者である吉田善哉氏は1993年に体調を崩し、産駒のデビューを見届けることなくこの世を去っている。 日本競馬界に革命をもたらした、まさしく「最後の大仕事」であった。 以下は、善哉氏が生前に語ったという言葉である。 ノーザンテーストと同じくらい走ると信じてるサンデーサイレンスの子を走らせればね、そのうち、何十年したって、日本のあちこちでサンデーの血が走るわけだね。わたしは生まれ変われないが、わたしのね、馬屋の意地は生まれ変われるんだ。馬屋の全知全能を賭けた交渉だね、サンデーサイレンスは 吉川良『血と知と地−馬・吉田善哉・社台』412頁 そして、ノーザンテースト導入で勢いづいていた社台グループは、このサンデーサイレンスによって完全に天下を取るに至り、現在まで続く社台王朝繁栄の祖となったのだった。 それに対抗しようとして日高がラムタラで奇跡どころか地獄を見せられる目に遭うのもまた別のお話 【種牡馬として】 競走馬としても名馬と言って差し支えない成績を収めたサンデーサイレンスだが、それ以上に種牡馬としての活躍は驚異的の一言。 軽く抜き出しただけでも以下の記録が挙がる。 最多連続リーディングサイアー 最多通算勝利 最多通算重賞勝利 最多通算G1勝利 最多年間勝利 最多年間G1勝利 最多年間獲得賞金 最多通算クラシック勝利 1日1場における最多勝利 ちなみに通算勝利数は3000勝を超えており、世界最多記録(*13)(*14)である。 重賞馬を輩出するのも容易ではない種牡馬の世界で、日本で種付けを行った全ての年度でG1馬を輩出したといえばその凄まじさが伝わるだろう。それも1995年産以外は複数頭である。 なによりの恐ろしさはその万能性。 ありとあらゆる条件で一流馬を出しまくり、なにかしらのケチがつくたびにそれを覆している。 「クラシックは強いけど、早熟で成長性が無いよね?」→皐月賞馬ジェニュインが古馬になってマイルチャンピオンシップを勝利。息の長い活躍を見せる。以降の産駒たちの古馬での活躍については言うまでもない。 「中長距離は凄いけど、短距離はイマイチだよね?」→ビリーヴがスプリンターズSと高松宮記念を制覇しスプリント界の頂点に立つ。その直後にはデュランダルがスプリンターズSを勝利しマイルCS連覇と、短距離王として君臨した。 「芝は圧倒的だけど、ダートではダメじゃん?」→ゴールドアリュールが競走馬としても種牡馬としても大暴れ。他の孫世代のカネヒキリやヴァーミリアンもダートGIを多数勝利。 「ノーザンテーストの血を持つ牝馬と合わないよね?」→デュランダルがGIを3勝。ダイワメジャーはGIを5勝し、種牡馬としても大活躍。 「年度代表馬がいない! 超一流馬を出せてない!」→ゼンノロブロイが秋古馬三冠達成。ディープインパクトは無敗でクラシック三冠を達成、競馬の枠を超えた社会現象を巻き起こした。 「有力な後継種牡馬がいないし、サンデーサイレンス自身が死んだらそこで終わりでしょ?」→ディープインパクトが天下を奪取。種牡馬入りするやいなや、あっという間に日本競馬界の勢力図を塗り替え、ついには日本のみならず海外にまでその血統を広げてしまった。さらにはステイゴールドまでもが三冠馬含むGI馬を多数輩出し、ハーツクライやダイワメジャーもリーディング上位に居座り続けた。ついでに孫世代もオルフェーヴルやキタサンブラックが早くもGI馬を多数輩出し、SS系の後継者として名乗りを上げている。 活躍の背景として「当時の日本の主流血統を持たず、ほとんどの牝馬と交配できた」(*15)「激しい気性をレース向きの形で遺伝させた」(*16)ことが挙げられるが、 それにしても異常としか言いようのない成績である。 ちなみに脚の曲がり方もしっかり遺伝させており、ある関係者は「あの脚でなんでみんなよく走るのかわからない」という発言を残している。 また父の名声からサンデーの息子達は引退後次々種牡馬入りしていき、重賞未勝利のミスキャスト(母ノースフライト)産駒から天皇賞(春)馬ビートブラックが輩出され、未出走馬のエイシンサンディ(1993年生まれ)すら種牡馬として中央・地方重賞馬を産出する程、日本中にその血は広まった。 サンデーサイレンスの血筋と日本について 彼の父ヘイローの直系には他にタイキシャトルもいるが、特筆すべきはヘイローの父ヘイルトゥリーズン。 その産駒ロベルトの直系からは、サンデー導入前からリアルシャダイ(シャダイカグラ・イブキマイカグラ・ライスシャワーなどの父)が種牡馬として活躍しており、1993年リーディングサイアーとなった。 サンデー導入後も、グラスワンダーやシンボリクリスエスなどが活躍。他にも米国から輸入されたブライアンズタイムが、ナリタブライアンやマヤノトップガンにサニーブライアンなど多数の活躍馬を輩出している。 このように日本とヘイルトゥリーズンは非常に相性が良く、今や日本は世界有数のヘイルトゥリーズン大国となっている。 かつては日本も他国と同様に、ノーザンダンサー系やナスルーラ系が幅を利かせていた。 だが、ヘイルトゥーズンの血が導入されるや否や瞬く間にそれを塗り替え、日本をガラパゴス血統へと変えてしまったのである。 ヘイロー産駒に目を付けた善哉氏の目は確かだったと言えるだろう。 ちなみに、ヘイロー産駒は他にもサザンヘイローが南米でこいつと同じ様な事をやらかしている。 まあ、そっちは国内でポストディープインパクトが出なかった(*17)事もあってサンデーサイレンス程の一極支配にはならなかったけど。 現在はその血を受け継ぐ牡馬たちが覇を競っており、「サンデーサイレンス系」は競馬界のブランドの1つとなっている。 やり過ぎて子孫達が交配相手を確保するのに四苦八苦したり、SS系フリーの種牡馬・繁殖牝馬の価値が爆上がりしたりしているのはご愛敬。 ちなみに最後の現役産駒は中央では2012年引退のアクシオン(2003年生まれ、重賞2勝)、地方では中央から岩手競馬に移籍した2018年引退のビュレットライナー(2002年生まれ)。 サラブレッドの歴史において、一つの名馬の血に人間がむらがり血の勢力図を一変させても、いつかは血統の閉塞状況、飽和状態を生み出し興亡を繰り返す(*18)。 あるいは、サンデーの血が産み出した牝馬が別の父系に活力を与え、勢力図が置き換わる可能性もある。 ただし、近年では世代が進んだことにより、サンデーのインブリードも盛んに行われるようになっている。 また、その血は今や日本を飛び超え、徐々にではあるが世界中にも広がっている最中である。 サンデーサイレンス購入目的の一つが「日本競馬界の血の濃度の拡散」であったというのは、皮肉としか言いようがない。 彼の血の栄華は、果たしていつまで続くのか……。 主なサンデーサイレンス産駒 フジキセキ 初年度産駒にして朝日杯3歳ステークス(*19)を制し、父に初GⅠをプレゼントした孝行息子。 そのパフォーマンスからクラシック三冠までも期待されたが、脚を壊して早期引退に追い込まれた。 種牡馬としても安定した実績を残したものの、はっきり言って地味。初年度産駒ということもあり、活動時期が父の全盛期ともろに被ったから仕方がない。 しかし代用種牡馬的な扱いを受けながらも毎年のように重賞馬を輩出。内国産種牡馬としては重賞勝利数トップの記録を長らく保持していた。 父が逝った後、2005年に砂の不死鳥カネヒキリでようやく産駒G1初制覇を挙げ、その辺りからは育成ノウハウが分かって来たのかG1戦線を賑わす馬がぽつぽつ出るようになった。 産駒の活躍を見ると短距離での活躍馬が多く、6歳過ぎて開花した馬もいる、とSS産駒としては割と珍しい傾向。7歳にして高松宮記念を制したキンシャサノキセキ(オーストラリア生まれ)と牝馬初の7歳GⅠ制覇を果たしたストレイトガールが代表的。要するにフジキセキが年を重ねてから覚醒する可能性もあったという事であり、早期引退が尚更惜しまれる。 そして、ラストクロップ世代のイスラボニータが皐月賞を制し、自身の出走が叶わなかったクラシックタイトルをついに産駒が射止めた。 直系の存続はイスラボニータ次第。あるいはシュウジが種牡馬入りしたキンシャサノキセキ(2023年種牡馬引退)がここから大物を出せるか。 ジェニュイン 初年度産駒にして皐月賞を制し、父に初クラシックを(ry。フジキセキがいなかったからとかいうな 距離適性や風などの周囲環境に影響されやすい気性から秋天やマイル戦など長距離以下に移行。 上述の通りマイルCSを獲得するなど5歳まで活躍。SS産駒のしぶとい強さを証明した。 皐月賞馬の短距離路線進出の走りであったとも言われる。 種牡馬としては地方重賞程度で低調であったが、なぜかシャトル先オーストラリアでGⅠ馬ポンペイルーラーを輩出した。 タヤスツヨシ 初年度産駒にしてジェニュインを抑え日本ダービーを征し、この後続くサンデーサイレンス系ダービー馬の一番乗りとなった息子。 ……だが、走破タイムでオークスのダンスパートナーに惜しくも負けた事や、その後勝てなかった事で当時の人気作にかけて「ツヨシ、しっかりしなさい!」と競馬雑誌でいじられ、結局菊花賞敗戦後の放牧中に屈腱炎で引退した。 種牡馬としても中央ではGⅢ止まりで地方重賞馬が多かったが、オーストラリアでGⅠ牝馬ホロービュレットを輩出。 また中央で駄目だったグランシュヴァリエが移籍先の高知で看板馬となり一時種牡馬入りし(現在は乗馬)、僅かだが産駒が地方でデビューしている。 ダンスパートナー 初年度産駒の牝馬代表。母ダンシングキイとする兄弟の一頭。 気性によるゲート難の弱点を白井最強の手で克服し末脚を武器にオークスを制し、父に初牝馬クラシックを(ry 白井最強すぎてフランス遠征したり菊花賞に出たり挑戦的な使われ方もあったが、エリザベス女王杯を制し牡馬相手にも接戦し二年連続でJRA賞を獲得するなどの成果を残した。 繁殖牝馬としては重賞2勝のフェデラリストが目立つくらいだが勝ち上がり率はなかなか。 マーベラスサンデー 初年度産駒で期待度も高かったがデビュー前に骨折と疝痛、デビュー戦直後にも骨折と不運に見舞われ、4歳にようやく本格化。 赤いメンコをトレードマークに古馬戦線ではマヤノトップガンや一つ上のサクラローレルと共に三強と呼ばれ掲示板をほとんど外さない活躍をしたが、ライバルに恵まれすぎ獲得GⅠは1997年宝塚記念にとどまった。 パドックからゲートインまでの間に尿をぶちまけるという変な性癖を持っていた。 種牡馬としては中堅レベルで馬場を問わない活躍で安定していたが、GⅠ級はキングジョイやマーベラスカイザーの障害重賞のみ。 重賞3勝のシルクフェイマスが一年だけ種牡馬入りしたものの産駒4頭(皆牡)で後継を残せなかったが、船橋競馬のセレンも種牡馬入りし僅かな産駒から大井の京浜盃を征したブラヴールを輩出。果たしてどうなるか。 ダンスインザダーク 96年クラシック世代サンデー四天王の一頭。母ダンシングキイとする兄弟の一頭で牡馬。 クラシックトライアルでは全勝し実際三冠への期待度も高かったものの、皐月賞は熱で回避、武豊に初の栄誉を与えるはずだったダービーはフサイチコンコルドの「音速の末脚」に惜敗。 菊花賞では末脚を発揮し遂に勝利を飾るも屈腱炎でそのまま引退。2017年まで種牡馬を続け、種牡馬引退から3年後の2020年に27歳でこの世を去った。 種牡馬としてはデルタブルースなど長距離を得意とする産駒が目立つが、安田記念優勝を含め色んな距離に出たツルマルボーイなどもいる。 ただ2010年代くらいから高速競馬に徐々に対応できなくなり、ツルマルボーイ等が早期で種馬引退・デルタブルースが引退後即乗馬行き等後継馬も確立できてない。むしろ母父としての方が期待できるかも。 イシノサンデー 96年クラシック世代サンデー四天王の一頭。栗毛四白流星というサンデー産駒では珍しい毛色の持ち主でもある。 ダンスインザダークが熱発で回避した皐月賞を征すも、菊花賞前のセントライト記念での敗北から長距離不向きとみなされ、なんとダートに挑戦。その狙いは当たり盛岡のダービーグランプリで勝利し、その翌年再び芝でも京都金杯を征したが、 川崎記念で砂の女王ホクトベガに、フェブラリーステークスで盛岡前の大井戦で勝利馬に噛みついていたシンコウウインディに敗れダートから撤退し芝でも勝てなくなり、1998年にひっそりと引退。 種牡馬としては日本軽種馬協会下で千葉・青森・鹿児島・北海道と転々と回るも地方重賞馬を数頭輩出した程度だったが、2022年現在も功労馬にしてサンデー産駒GⅠ馬最年長として健在である。 バブルガムフェロー 96年クラシック世代サンデー四天王の一頭。なお最後の一頭は重賞2勝馬ロイヤルタッチ(ダービー馬ウイニングチケットの半弟)。 朝日杯3歳Sを制し、やはり期待度は高かったが皐月賞は骨折回避。 そのまま三冠ではなく古馬戦に移行し、天皇賞(秋)でマーベラスサンデーを始めとする三強に勝利し戦後初のクラシック当歳による秋天勝利を果たした。 ジャパンカップで頭が壊れて13着大敗し古馬になってからは善戦マンに収まり、エアグルーヴやピルサドスキーに屈することとなった。 種牡馬としてはダート寄りの傾向にあり、後に母父バブルガムなダンシングプリンスがJBCスプリント馬となったが、直系は低調気味。なぜかシャトル先でのオーストラリアから重賞馬が出てもいる。秋天挑戦といいジェニュインと被ってない? ステイゴールド サンデー産駒屈指のシルバー/ブロンズコレクター。その詰め甘っぷりは「ゴールドの前でステイ」と称され、(勝ち鞍である阿寒湖特別とかけて)アカン子特別など呼ばれカリスマ的な人気を博した。 しかし何故か海外では強く、ドバイシーマクラシック(*20)では世界最強馬ファンタスティックライトを撃破。 引退レースとなった国際GⅠ香港ヴァーズも勝利し、父に初の海外GⅠ勝利(*21)をプレゼントした。 競走馬としての成績以上に、SSと似たような種牡馬としての成り上がりぶりと活躍が目覚ましくSSは兎も角やっぱお前手抜いてただろ、グランプリ連覇を果たしたドリームジャーニーや2年連続凱旋門賞2着を決めた激情の三冠馬オルフェーヴル、宝塚記念連覇を初めて達成しGⅠレース6勝と芦毛最多勝/最大獲得賞金を記録した迷馬ゴールドシップ、障害競走の絶対王者オジュウチョウサンなどを輩出した。皮肉にも体格からステゴをナメていた社台が日高に渡した結果、日高の星にしてしまった。 母父をSSの恋人メジロマックイーンとした、通称「ステマ配合」は一時狂乱を生んだ事で非常に有名。 個別記事を見れば分かるが、有力な産駒は頑丈さと競走馬としての息の長さ、そして気性難をバッチリ引き継いでいる。 このため、「SSの最高傑作はディープインパクトだが、後継者はステイゴールド」などと言われることも。 キンカメと並びディープに次ぐ後継種牡馬の筆頭格にまで成り上がったが、2015年に大動脈破裂でこの世を去る。やっぱりそんなとこもオヤジに似るのね。 後継種牡馬は、期待されていたフェノーメノが早期引退、ドリームジャーニーは体格の問題で種付けがなかなか上手くいかず怪我も相まって半引退状態、ゴールドシップは活躍馬が牝馬に偏るとなかなか思い通りにはいかないが、オルフェーヴルが皐月賞馬エポカドーロやドバイWC馬ウシュバテソーロといった後継を輩出している。後にはインディチャンプも控えており、この馬の血は繋がっていくことだろう。 サイレンススズカ 他馬を大きく引き離す逃げでファンを魅了し、そのまま天まで駆けて逝った悲運の逃亡者。 クラシックでこそゲート潜ろうとするような気性もあって振るわなかったものの、古馬になってからは、馬体の成長と持ち前のスピードを活かした大逃げの完成、そして彼の才能を見抜いた武豊騎手との出会いが重なりついに覚醒。 無敗馬やGⅠホースを相手に大差勝ちを決めた金鯱賞や、唯一のGⅠ勝利となった宝塚記念、そして、後に同年のジャパンカップ・有馬記念をそれぞれ制することになるエルコンドルパサーとグラスワンダーを完封した毎日王冠を含む6連勝(重賞5連勝)を記録し、それを受けて翌年のアメリカ遠征も計画された。 しかし、その後圧倒的1番人気で出走した天皇賞(秋)のレース中に故障発生。予後不良となり、海外遠征の夢を叶えることも、産駒を残すこともなく天国へ旅立ってしまった。 ……皮肉にも、その悲劇は父の名を思わせる「沈黙の日曜日」とも称されている(*22)。 GⅠ勝利こそ一度のみだが、その圧倒的なスピードから現在でも史上最強馬候補として名が挙がる。 関係者の評価も極めて高く、その早すぎた死を惜しむ声は今なお多い。当時鞍上を務め、この馬の可能性を誰より理解していたであろう武豊騎手にとっても、決して消えない心の傷となっている。 スペシャルウィーク 武豊に初めてダービージョッキーの称号をプレゼントした98年クラシック最強世代の一角。そして白井最強。 同期には、凱旋門賞で2着に入ったエルコンドルパサー、有馬記念を連覇し宝塚記念も勝利したグラスワンダー、二冠馬セイウンスカイ、超良血馬キングヘイローなどそうそうたる面々がいた(直接対決はなかったが他にもマイル路線で活躍したエアジハード、初の国外2ヶ国GⅠ馬アグネスワールド、ダートで抜群の安定感を誇ったウイングアローなど)。 そんな強豪たちと噛みつきに来るステイゴールドを相手にしながらも、日本ダービーと春秋天皇賞、そしてジャパンカップとGⅠを4度も制し、一時は世界最多獲得賞金記録まで保持していた。なぜか2着によく不人気馬を連れてくるため万馬券製造機としても有名だった。 種牡馬としては種付けが嫌いという致命的過ぎる欠点を抱えていた一方で、産駒は牝馬の優秀さに定評があり、日米オークスを制し、繁殖馬になってからはGⅠホースを3頭産んだシーザリオ、2010年度に牝馬ながら年度代表馬に輝いたブエナビスタなどがいる。 牡馬の成績は牝馬に比べると芳しくなかったが、それでも2014年の菊花賞を芝3000mの世界レコードを叩き出して制した120億円事件の立役者トーホウジャッカルなどを輩出している。 直系から血を繋げるのはやや厳しい状況ではあるが、シーザリオ産駒のエピファネイアが種牡馬として大活躍しており、母系からスペシャルウィークの血がこの先も繋がっていく可能性は高いと言っていいだろう。 なお、臼田氏からセイウンスカイやニシノフラワーでお馴染みの西山氏へ権利が移り、現在社台と権利を分け合っているリーチザクラウンからは、2022年にUAEダービーを制したクラウンプライド(社台SS繋養時の産駒)が出てきており、ここにきて父系血統の存続に希望が生まれつつある。 アドマイヤベガ 二冠牝馬ベガを母とする牡馬。アドマイヤドンは半弟。 母の主戦毎度おなじみ武豊を背に、新馬戦降着したりテイエムオペラオーに皐月賞で敗北を喫したりしながら、ダービーでは末脚を発揮して勝利。母子二代のクラシック制覇を達成した。翌年屈腱炎により古馬戦には出ぬまま引退。 良血として期待されて種牡馬入りしてはわずか4世代を残して急性胃破裂で死亡。しかしそこから桜花賞馬キストゥヘブンやマイルCS馬ブルーメンブラットなどのGⅠ級を輩出しており、何とも惜しまれる早逝であった。後に似た血統のハーツクライが種牡馬として大成したことを考えても、ポテンシャルは高かったのかもしれない。 トゥザヴィクトリー アドマイヤベガと同期の牝馬。 牝馬らしからぬ立派な体格で期待度は高かったが、GⅠの本番レースでは見事な手ごたえで先行しては最後に沈むというステイゴールド同様善戦馬であった。 芝のみでなくダートにも目を向け、海外遠征となるドバイワールドカップでは日本馬として初めて2着という成果を残した。 帰国後のエリザベス女王杯では初めて差し競馬を敢行しようやくGⅠ勝利を得た。 繁殖入り後はサンデー牝馬として海外由来の期待種牡馬の相手として活躍し、GⅠ馬こそいなかったが複数の重賞馬を出した。馬主が同じキンカメ産ばっか活躍しているが スティンガー アドマイヤベガ・トゥザヴィクトリーと同期の牝馬。 阪神3歳牝馬ステークスを勝ち世代G1馬第一号に輝き、その後もG1戦線でこそ勝ち星はないものの地味に旧4歳で天皇賞(秋)に出走してスペシャルウィークに敗れつつマイル・中距離路線でトゥザヴィクトリー等と競り合い6歳初頭まで現役を続け重賞4勝を記録した。 繁殖入り後は一時アメリカで繁殖活動をしたが結局帰国。目立った活躍馬こそいないものの産駒計11頭中勝利経験馬8頭と奮闘。2017年に繁殖引退した後は功労馬として過ごし、2023年に他界した シラユキヒメ 突然変異で生まれた白毛の牝馬。トゥザヴィクトリーと同期かつ同じ馬主で、日本白毛馬の最大派閥「シラユキヒメ一族」の祖。 レース成績には恵まれなかったが白毛を遺伝させる力が強く、仔は12頭中10頭が白い。 仔のユキチャンとブチコは勝ち星を挙げてメディアの注目を浴び、ブチコの仔である孫のソダシが白毛馬としては世界初のGⅠ勝利を挙げ、ユキチャンの仔アマンテビアンコが2024年から施行されるダート三冠の一冠目・羽田盃(Jpn1)を制するなど白毛フィーバーを巻き起こした。 また、ブチコの全弟シロニイは白毛にオッドアイというまるで漫画のようなビジュアルから、アイドル的人気を獲得している。 一方ユキチャンの孫メイケイエールは毛色を受け継げず白くない上にそのGⅠでソダシに敗れたものの、レース中は常にかかっているのが丸わかりだったり馬主が『ウマ娘』に出すと発言するなど奇行で注目を浴びている。 牝馬界ではこの白い血統が新たな旋風を巻き起こす。 アグネスフライト オークス馬アグネスレディーを祖母に持ち、母に桜花賞馬アグネスフローラを、全弟には後述のアグネスタキオンを持つという良血馬。 主戦は祖母と母の手綱を握っていた縁で、大ベテラン河内洋騎手がつとめていた。 デビュー後のオープン戦で大敗したことが響き皐月賞へは出られなかったものの、その後京都新聞杯を制してダービーへ。フライトと河内は3番人気。一番人気は皐月賞馬エアシャカール。鞍上は河内の弟弟子であり、日本ダービーを2連覇中の武豊だった。 アグネスフライトは最終直線で抜け出したエアシャカールを追いかけ、そのまま叩き合いに。最後は完全に並んだまま2頭がゴール板を通過し、写真判定の結果アグネスフライトが僅かハナ差7cmで先着。河内騎手は17回目の挑戦で悲願だったダービージョッキーの称号を手にすることができた。 しかし、これ以降怪我に悩まされ再び勝利を手にすることなく引退。種牡馬入り後もアグネスタキオンがリーディングサイヤーにまでなる一方で自身の産駒から中央の重賞馬すら輩出できず、ダービー勝利以降はレースでも繁殖でも目立った成績を上げることが出来なかった。 唯一救いだったのは、競走馬を引退してから穏やかな余生を送れたことだろう。 ライバルだったエアシャカールや弟のタキオンが種牡馬入りしてから早逝した一方で、フライトは2011年の種牡馬引退後、しばらく乗用馬として活動した後に功労馬に。そして2023年に26歳で天寿を全うすることができた。 エアシャカール ヒップホップ東西抗争に斃れたアーティスト「2Pac」の本名から名前を取ったサンデーサイレンス産駒初の二冠馬。 そして三冠のうち敗北したダービーの勝ち馬アグネスフライトもまたサンデー産駒であり、「河内の夢か、豊の意地か!どっちだー!?」という実況もあわせてその対決は死闘として名高い。 クラシックの合間にはシリウスシンボリ以来の3歳でのキングジョージ6世 クイーンエリザベスS挑戦などもしていた。 ……これで菊花賞まではよかったのだが、以降は5歳まで一度も勝つことなく(惜しいレースもあったが)引退。ついでにアグネスフライトも屈腱炎で苦しみ勝てなくなり、同世代(の内国産馬)の評価ごと二冠の名誉は地に落ちていった。 名誉を取り戻すべく種牡馬入りしてもなんと引退三か月で事故で骨折して安楽死。産駒はかろうじていたもののわずか4頭であり結果はお察し。 しかも仔は皆牡馬より繁殖入りのハードルが低い牝馬だったのに、繁殖入り出来たのがさらに半分の2頭という始末。 能力を認めていた主戦のまたお前か武豊にすら「サンデーサイレンス産駒の悪いところが全部集まった」「ドタマかち割って中身見てみたい」とまで言われる気性がよくなかったんだろうか……。 アグネスタキオン 母のアグネスフローラは桜花賞馬、全兄が前述のダービー馬アグネスフライトという超良血馬。 デビューからの3レースはいずれも、他を寄せ付けない完勝。4レース目となった皐月賞も危なげなく制し、無敗での三冠も確実とまで言われた。 しかし、その直後に故障が見つかり無念の早期引退。それでも、彼が現役時代に対決したジャングルポケットやマンハッタンカフェ、ダンツフレーム、クロフネらがその後のGⅠ戦線で活躍したことから、引退後も評価は上がり続けた。 種牡馬としては皐月賞馬キャプテントゥーレ、変則二冠馬ディープスカイ、そして牝馬ながら有馬記念を制した二冠牝馬ダイワスカーレットを輩出し、一時はリーディングサイアーにまで上り詰める。 しかし、本馬と同様産駒も脆い傾向にあり、ポキオン(*23)と揶揄されることも。実際、先述の3頭も怪我によって長期戦線離脱や早期引退を強いられている。 サンデーサイレンスの後継として確かな地位を築いたが、心不全によって11歳でSS産駒基準で言っても早世し、天下を取るには至らなかった。 マンハッタンカフェ タキオンと同世代の牡馬。 日本のGⅠでは全勝しているのにGⅡでは全敗、そしてラストランの凱旋門賞は惨敗という色々極端な馬。 引退は早かったが、種牡馬になってからも父親譲りの万能性を武器に2009年にリーディングサイアーを取るなど健闘している。主な産駒は秋華賞馬レッドディザイアやNHKマイルカップ馬ジョーカプチーノ、ラムタラの孫でもある天皇賞馬ヒルノダムール等。 しかし「早くに引退した強豪馬」はよりにもよって同期にアグネスタキオンというド派手な存在がいたうえ、種牡馬としてもステイゴールドやディープインパクトといったもっとヤバい連中の全盛期が直撃しているため、どうにも実績のわりに地味な印象は拭いきれない。 どちらかと言うと、容姿がサンデーサイレンスにそっくりだった事からドラマで彼の代役に選ばれた逸話の方が有名かもしれない。 しかし、世紀末覇王テイエムオペラオーのラストラン有馬記念で引導を渡し、ジャパンカップでのジャングルポケットと共に絶対王者の落日と世代交代の到来を告げたことは日本競馬を語る上でも欠かせないだろう。 2015年に病気を患って17歳の若さで死亡。そんなとこで父親再現せんでも…。 ビリーヴ SS産駒初のスプリントGⅠ馬で牝馬。タキオン・マンカフェと同世代。 距離適性で試行錯誤してたせいで4歳6月ばまでは目立たない馬だったが、7月から重賞を含む3連勝を記録。その後のGⅠスプリンターズSでイン突きが功を奏しGⅠ初勝利。サンデー産駒として初めて、短距離のG1ホースとなった。 翌年には高松宮記念も勝利し、サンデー産駒初にして唯一の春秋スプリントG1勝利を記録している。 しかし連覇を狙ったラストランのスプリンターズSでは後述のデュランダルに屈し、世代交代と相成った。 この年前年はなぜかGI未勝利のダイヤモンドビコー(やっぱりSS産駒)に取られたJRA賞(4歳以上牝馬)も獲得した。名前のせいで牝馬なことが忘れられてたというウワサ。 引退後は米国で繁殖入りし産駒の多くが逆輸入されており、そのうちの一頭であるジャンダルムが、2022年にスプリンターズSを勝利。親子でスプリンターズSを制しているのは、2022年現在ビリーヴとジャンダルムの例のみである。 結局ジャンダルムは2022年限りで競走馬を引退してしまったが、スプリンターズSの勝利が評価されて種牡馬入りに成功。ビリーヴの血はこの先も繋がりそうである。 アグネスゴールド アグネスタキオンと同厩舎・同馬主で同期。 デビューから4連勝を飾ったが、骨折で春クラシックは全休、復帰したら飛節軟腫と屈腱炎で早期引退…と、とにかく健康に恵まれず引退を余儀なくされる。 種牡馬入り後にアメリカに輸出され、さらにブラジルに移動。するとブラジルやアルゼンチンでGⅠ馬を多数輩出し、遂にリーディングサイアーにまで輝いた。 また、日本にも繁殖として輸出された産駒がいたり。 ゴールドアリュール SSファミリーのダート総大将。 芝では善戦マン止まりだったが、ダートに転向すると覚醒。 ジャパンダートダービーや東京大賞典といったダートの大レースを次々制覇し、3歳馬ながらJRA最優秀ダートホースとNARグランプリ特別表彰に輝いた。 4歳になっても勢いは全く衰えず、年明け初戦のフェブラリーステークスを楽勝し、ドバイ遠征へ向かおうとしたが、なんとイラク戦争のせいで飛行機が飛ばず遠征断念という憂き目にあう。ブッシュのバカヤロー!! その後、泣きっ面に蜂とばかりに帝王賞で惨敗した後喉鳴りが発覚、無念の引退となった。 種牡馬としてはやはりダートの活躍馬が多く、砂のサイレンススズカことスマートファルコンや南部杯を3連覇したエスポワールシチー、史上初のフェブラリーS連覇を達成しGⅠ級競走11勝を成し遂げたコパノリッキー、3歳にして無敗のままダートGⅠを勝利したクリソベリルなど、ダートのスーパーホースを多数輩出した。 自身は18歳とまだまだこれからという時に亡くなったが、現在も子供達や孫達が日本各地のダートで活躍し、2022年にはナランフレグ(母母父タマモクロス)が高松宮記念で番狂わせを演じ、産駒初の芝GⅠ馬になった。 ダート馬は年を重ねてから強くなることも多いのでなおさら早期引退が惜しまれる馬である。 後継として特に期待されているのはクリソベリル。エスポワールシチーも産駒が地方で好成績を収めている。 近年の地方競馬の急成長やダート三冠設立によるダートバブル到来も追い風となるか。 デュランダル 伝承由来の厨二くさい名前の短距離馬。 だがその名に違わぬ鋭い切れ味の末脚による大外一気を武器に、短距離では不利な追い込み戦術をスタートに弱かったり馬群嫌いだったりするせいでもあるけど得意とし、スプリンターズSとマイルCSを制し、翌年にはマイルCS連覇。 度重なる怪我に苦しみながらも、二年連続でJRA最優秀短距離馬となった。 上述のようにサンデーサイレンス×ノーザンテースト配合を成功させ、短距離向けであったことも証明したのであった。 後に三冠ジョッキーおよび気性難使いとなる池添謙一騎手にとっても運命の出会いとなった馬。 種牡馬としては、自分同様厨二臭い名前のフラガラッハやオークス馬エリンコートなどの産駒を輩出。母父としては、チュウワウィザードがダートGⅠで4勝をあげ活躍を見せている。 なお本馬も14歳とサンデー一族らしく夭逝した。なかなかGⅠ馬を出せなかったところからの巻き返しを期待された矢先のことであった。 アドマイヤマックス ゴールドアリュール・デュランダルと同期の牡馬で、デュランダルと同じサンデーサイレンス×ノーザンテースト配合馬。 デビュー2戦目で重賞勝利するも春クラシック・菊花賞での大敗後の数か月間と2回も故障で長期休養を強いられ、復帰後マイル・短距離路線に専念するもGⅠでは中々上位圏から先に行けない苦闘の日々に。 だが現役最後の年となる2005年に高松宮記念を制覇し、ビリーブ・デュランダルに続き血統の短距離志向を証明した。 後継は最初重賞馬のアドマイヤコスモスが予定されるも引退直後に予後不良となってしまったが、マックスが種牡馬引退した2022年にダートJpnⅠ3勝馬のケイティブレイブが種牡馬入りしている。 そして2023年2月、功労馬として余生を過ごしていたビッグレッドファームで事故死した。 ネオユニヴァース サンデーサイレンス産駒2頭目の二冠馬で、皐月賞・ダービーを征しミルコ・デムーロ騎手に日本初の外国人ダービージョッキーの栄誉を与えた。 菊花賞はダンスインザダーク産駒ザッツザプレンティに敗れ逃すも最優秀3歳牡馬に輝いたが、翌年天皇賞(春)で敗れた後屈腱炎で引退。 種牡馬としてはダービー馬ロジユニヴァース・皐月賞馬アンライバルド・デムーロと共に日本馬初のドバイワールドカップ制覇を果たした皐月賞馬ヴィクトワールピサ等を輩出したが、2020年に種付け中の事故で死亡した。 後継の内香港でGⅠ馬となったネオリアリズムはオーストラリアに輸出され、桜花賞馬ジュエラーを輩出したヴィクトワールピサも2021年からトルコに輸出。 孫世代ではブレイブスマッシュがオーストラリアで活躍し現地で種牡馬入りしたが、果たして異国の地、あるいは日本に残る息子達やピサ産駒等から後継は生まれるのだろうか……。 ゼンノロブロイ 実はSS産駒初の年度代表馬。天皇賞(秋)・ジャパンカップ・有馬記念の史上2頭目の秋古馬三冠馬であり、2023年現在もなお有馬記念のレコードホルダーである。 ラストラン以外は全て掲示板入りで獲得賞金はSS直仔ではディープに次ぐ第2位。 しかし、同期がネオユニヴァースだった事もあり天下を取っていたのは2004年後半のみと短く、不幸なことに競馬人気自体が落ち込んでいた時期と重なっていた。 しかも2004年と言えば、秋古馬三冠どころか年間全勝グランドスラムを達成し、衰えてなお生涯掲示板を外さなかった世紀末覇王テイエムオペラオーの全盛期からわずか4年しか経っておらず、 同時によりにもよって後述のディープインパクトがデビューした年でもあり、ロブロイの全盛期が終わった瞬間に競馬界はその深すぎる衝撃に塗り潰された。 ついでに前世代にはGⅠ馬9頭をぶちのめして有馬記念を制し、その翌年の有馬を9馬身差で連覇して堂々引退したシンボリクリスエスまでいた。それでも相対的に地味馬扱いされていた辺りが上記2頭のイカレっぷりを物語っている。 普通に名馬と言っていいレベルなのだが、あまりにも時期が悪過ぎてその名が埋もれていった不憫な馬であった。 こいつらに囲まれてなお見劣りしない成績残せってのはさすがに無理難題だよ…… 種牡馬としては、2010年のオークスでアパパネと同着で勝利を手にしたサンテミリオンをはじめ、重賞馬をそこそこ輩出というまずまずの成績を修めたが、なにぶんSSを父に持つ上に他の活躍が目覚ましいため直系を維持できるかは怪しい。ペルーサがやらかさなければなぁ…… 2021年の種付けを最後に種牡馬を引退。翌年8月から加齢による心臓機能の低下で歩様が悪くなり、9月2日に老衰でこの世を去った。 名馬談議でもさっぱり名前が挙がらないが、彼もまた確かに名馬なのである。 スティルインラブ ネオユニヴァース・ゼンノロブロイと同世代の牝馬で、メジロラモーヌに続く史上2頭目(3冠目が秋華賞になってからでは初)の三冠牝馬という栄誉を勝ち取った。 だが三冠達成以降は3タテしたはずの後述アドマイヤグルーヴにすっかり逆転され、勝ちに恵まれる事が無いまま2年後に引退。 繁殖入りするも第1子(牡で引退後乗馬)出産から数か月後腸重積により死亡。三冠牝馬史上最も短命な馬にもなってしまった。 ちなみに血統的には「ヘイルトゥリーズンの3×3」(父母双方の曽祖父が同じ)というかなり濃いインブリードになっており、これを三冠後の不調や早逝の理由と考察するファンもいたり。 アドマイヤグルーヴ 牝馬三冠すべて1番人気を背負いながら上記のスティルインラブに全敗した良血牝馬(母エアグルーヴ、母母ダイナカール)。 だがなぜか2番人気のローズS、そしてエリザベス女王杯では勝利し以降は安定して活躍。エリザベス女王杯に至っては連覇を果たした。 繁殖牝馬としてもスティルインラブよりは長続きしすべての産駒が中央で勝ちあがるという優秀な成績を挙げた…といっても5頭を遺しただけで亡くなってしまった。その最後の最後に生まれたのが最高傑作ドゥラメンテである。だがそのドゥラメンテも僅か9歳で…。 サンデーサイレンス産駒の中では第4位のセレクトセール高額馬であり、その中で獲得賞金額は第3位というお金的な意味でも派手な馬であった。他の高額馬の結果はお察しください。 ピースオブワールド スティル・グルーヴと同期の牝馬で、2歳時は無敗4勝でファンタジーSと阪神ジュベナイルフィリーズ馬になった。 …が、クラシック期はスティルインラヴとアドマイヤグルーヴに押され勝てず(一応ピース・スティル・グルーヴで2・3歳G1及びエリザベス女王杯をSS産駒オンリー制覇という偉業は成し遂げたが)、その後も勝てないまま4歳春にひっそりと引退。 繁殖としては平凡だったものの海外輸出された9番仔のウルフィーがオーストラリアで重賞馬となり、2021年に繁殖引退後は故郷で功労馬として静養されている。 オレハマッテルゼ ネオ・ゼンノ・スティル・グルーヴと同期の馬で、かつグルーヴの母エアグルーヴの半姉カーリーエンジェルを母に持つ牡馬(母母父ノーザンテースト)。馬主は珍名好きで知られる小田切有一。 生まれた頃全姉の重賞馬エガオヲミセテが他の馬共々焼死する悲劇があり、姉と馬主も調教師も同じという因果を持ってデビュー。 中々重賞勝ちには恵まれない日々が続いたが、主戦騎手柴田善臣の薦めから挑んだ初スプリント戦高松宮記念で勝利。その後一回京王杯スプリングカップにも勝つもその後はまた勝てずに引退となった。 引退後は海外GⅠ馬ハナズゴールを輩出したが、娘のGⅠ勝ちを見る事なく2013年に腰萎症により他界した。 ヘヴンリーロマンス スティルインラブ共々牧場「ノースヒルズ」の所有馬。なので勝負服も牧場の経営者の個人所有馬ビリーヴのものとコンパチレベルで似ていたり。 勝ち上がりが遅めで、やっと秋にクラシック戦線に乗りかけても同期アドマイヤグルーヴに一蹴されと苦労するが、一時クラス降格を乗り越え4歳で重賞初制覇。 5歳時は春シーズン大低迷するも、戦後初の天覧競馬でもあった天皇賞(秋)で、エアグルーヴ以来8年ぶりの牝馬による天皇賞制覇を達成。鞍上の松永幹夫騎手に騎手人生最後のGⅠを捧げ、その後2戦して引退した。 繁殖としてはダート系の産駒を輩出しており、殆どが調教師に転身した松永氏の厩舎入り。日本で種付けした第4仔のアウォーディーがJBCクラシックを制すも不慮の死を遂げたが、アメリカに行った後生まれサウジのUAEダービーを征した第6仔ラニが種牡馬に。 牝の仔でもダート重賞6勝したアムールブリエ等が繁殖入りしている等、彼女の血は順調に広まっている。 ダイワメジャー デュランダルと同じく父サンデーサイレンス×母父ノーザンテーストの馬。 デビュー戦でパドックで座り込むという珍事を起こしたりしながらも皐月賞に滑り込み出走。10番人気から逆襲の勝利を挙げたが、その後は惨敗を繰り返し、一度はダメジャーという蔑称をつけられてしまうほど落ちぶれた。あのゲームは何ら関係ない。そもそもこっちが先。 実は、皐月賞以降は喉頭片麻痺(*24)に苦しめられており、引退も考えられたが、治療して2005年に復帰。復帰初戦でさっそく勝利するとマイルから中距離で好走を続け、2006年の天皇賞(秋)でついに復活のGⅠ制覇を果たす。そして次走のマイルCSも勝利してGⅠを2連勝。汚名返上を果たした。 その後も距離が合わないながら有馬では3着に入り、ドバイに行ったりもしながらコンスタントに活躍を続け、最終的にはマイルGⅠ三連覇を達成し、GⅠ計5勝という大活躍を見せた。手術を担当した獣医も「奇跡と言っていい」と語ったほど。 種牡馬入りしてからは、カレンブラックヒルやコパノリチャード、アドマイヤマーズ、レシステンシア、セリフォスなど、短距離とマイルでGⅠ馬を定期的に輩出している。 上記産駒のGⅠ勝利は4歳春以前に集中しており、そのためかこの馬の産駒は早熟傾向が強いとされている。 2023年現在は22歳という年齢故かプライベート種牡馬。翌年は種付けの予定がないことが社台SSから明言されており、引退して功労馬になる日も近いようである。 直系を残せるかは、社台SS入りしたアドマイヤマーズ次第か。カレンブラックヒルも、繁殖牝馬の質のわりに勝ち上がりは良く、地方重賞馬をちょくちょく出していたりする。現役競争馬の中で、種牡馬として有望視されている馬はセリフォスが筆頭だろう。 ちなみに、ダイワメジャーの半妹にダイワスカーレットがいる。そして彼女の父は先述したアグネスタキオンである。複雑な家庭環境… ハーツクライ ダイワメジャーと同世代のサンデー産駒。4歳の秋までにGⅠで2着が3回という惜しいレースを続けていたが、そんな中迎えた4歳末の有馬記念で、同じく当時善戦マンだったクリストフ・ルメール騎手と共に悲願のGⅠ初勝利をあげた。 このレースには無敗で三冠を決めたばかりのディープインパクトも出走しており、ダントツの1番人気だったが、2着に終わっている。 このことからハーツクライは「ディープインパクトに初めて黒星をつけた馬」として語られることが非常に多い。また、ディープインパクトは引退までこの有馬記念と3位入着から失格になった凱旋門賞の2敗しか喫していないため、国内レースでディープインパクトに先着した馬もハーツクライのみである。 翌年は海外遠征を決行。ドバイSCでは世界の強豪相手に逃げ切り圧勝、キングジョージでも凱旋門馬とドバイWC馬との死闘の末に3着に入る活躍を見せ、世界でも実力を高く評価された。しかし、帰国後のジャパンカップでは喉鳴りの悪化が原因で大敗し、これを機に引退。 その後は種牡馬として大活躍。現在も代表産駒としてあげられることも多いジャスタウェイが国内外のGⅠで3勝し、ドバイでのパフォーマンスが評価され日本馬初のWBRRレーティング1位に。 クラシックでも2014年にヌーヴォレコルトがオークス、ワンアンドオンリーがダービー勝利。この3頭の同時期の活躍により、産駒の価値は爆上がり。 2019年にはリスグラシューが海外GⅠ勝利と牝馬初のグランプリ連覇を達成、日本牝馬最高レートを記録し年度代表馬にも選ばれた。 アメリカに渡り、日本生産馬初の米国ダートGⅠ勝利を果たしたYoshida(ヨシダ)なんてのも。 他にも、息の長い活躍を見せたシュヴァルグランやスワーヴリチャード、第2のダービー馬ドウデュースなど、GⅠ馬をコンスタントに世に送り出した。 これらの活躍から、ステゴ・ディープと並びSS産駒の後継と目されていく。 このように種牡馬としても成功したハーツクライだが、ちょうど20歳を迎えた2021年限りで足腰の衰えにより種牡馬を引退して功労馬となり、2023年の3月9日に22年の天寿を全うした。 直系の存続は筆頭間違いなしと思われていたジャスタウェイが早々に社台から日高へ左遷されてしまったため、それに代わり大阪杯とジャパンカップを勝って社台入りしたスワーヴリチャードや朝日杯FSを勝ち同じく社台入りを果たした良血馬サリオス、朝日杯FSからダービーを制したドウデュースが期待されている。 他には米国のヨシダもあちらではそこそこ高い評価を受けているようだ。2024年から日本に戻ってくるけど ダンスインザムード ダメジャー・ハーツ同期の牝馬。母ダンシングキイからとする兄弟の一頭。 やや遅れたデビューながら3連勝を続けて乗り込んだ桜花賞を圧勝し、全きょうだいから計3頭のGⅠ馬という新記録を達成。 しかし姉ダンスパートナー同様気性の問題でレースでの折り合いに弱く、距離延長される残りの牝馬2冠は惨敗。 アメリカ遠征や初古馬戦での善戦もありJRA3歳優秀牝馬となるも迷走が続く。 5歳時にはヴィクトリアマイル初代女王として輝くなどマイル戦で活躍。レースの被るダイワメジャーが勝つときになぜか好走して2着に入ることが多かったのでその背中を追う禁断の恋(*25)ネタが囁かれていた。 繁殖牝馬としてはフェアリーS勝ちのダンスファンタジアが目立つ程度だが勝ち上がり率はそれなり。ダメジャー産駒はもちろんいません スズカマンボ ダメジャーハーツと同期の牡馬。 三歳まではハーツ以上に好走と凡走の波があるタイプだったが、4歳時の天皇賞春では1~3番人気が掲示板外にぶっ飛んだ中で13番人気から豪快な差し競馬で勝利した。 その後は再び不安定な馬に戻り翌年の大阪杯3着後に靭帯不全断裂を発症して引退。 種牡馬時代は体調の悪化もあり2015年に14歳で死亡。お前もそのパターンか。 しかしその中で芝(2冠牝馬メイショウマンボ)、ダート(牝馬唯一の中央ダートGⅠ馬サンビスタ)、障害(絶対王者オジュウチョウサンにも勝ったメイショウダッサイ)の3カテゴリーのGⅠ獲得産駒を筆頭に幅広い適性を見せた。 長生きできていたらあとどれ程GⅠ馬が増えていたのだろうか…。 ハットトリック サッカー(ボーイは関係ない)由来の名を持つマイラー。 2歳時の骨折でデビューが遅れクラシックには不参加でマイル路線を進み、連勝と大敗を挟んで挑戦したマイルCSでデュランダルを撃破。更にその勢いのまま香港マイルの遠征も成功させ、ステゴ以来のSS産駒海外GⅠ馬の地位を得た。 翌年以降は力尽きたのかダメジャー復活の陰で大敗を繰り返し引退。 SS系GⅠ馬では珍しく米国輸出された種牡馬となり、オーストラリアや南米にもシャトルされ、最後にはブラジルに落ち着くなど、色んな意味で世界を股にかけ、その中から各国GⅠを制する産駒を輩出しサンデーサイレンスの血を世界に広げた。2020年に死亡。 そして彼もまたダメジャーハーツマンボタイドの世代。まさしく種牡馬の黄金世代であった。 ブラックタイド ダメジャーハーツマンボハット同期の牡馬で、下記ディープインパクトの全兄。 激しい気性や屈腱炎に悩まされたこともあり、めぼしい勝ち鞍はGⅡのスプリングSくらいで、2年間の休養もあってか期待されていたような成果を上げることは叶わず。 が、下記の全弟が歴史的名馬たる大活躍を見せた結果、血統だけで種牡馬入りすることに。 あくまで代替種牡馬と思われていたが、3年目になんとあのキタサンブラックを輩出し、一躍脚光を浴びることに。 後は続いていないものの重賞馬は他にも何頭か輩出しており、一定の種牡馬能力は持っていたようだ。 そんな一時の夢も一時では終わらず、種牡馬入りしたキタサンが初年度から大物を続々輩出。更なる次代へ繋がっていくことはもはや現実的となってきた。 一介の代替種牡馬からまさかの「ブラックタイド系」が確立されてしまうのか、要注目である。実質キタサンブラック系なのは禁句。 ディープインパクト 言わずと知れたサンデーサイレンス晩年の最高傑作。ちなみに馬主はトゥザヴィクトリー・シラユキヒメ・全兄ブラックタイドと同じ金子真人氏。 「飛ぶように走る」圧倒的すぎるレースぶりで無敗三冠を達成し、競馬界の枠を超えた社会現象を巻き起こした。が、蹄に不安があり万が一のことを考え、早くから種牡馬入りさせるために4歳で引退。 種牡馬としても初年度から多数の活躍馬を輩出し、サンデーサイレンス亡き後の玉座を手中に収める。これ以降、競馬界は彼の産駒同士が様々なレースでぶつかり合う戦国時代に突入。 2011年に初年度産駒のリアルインパクトが3歳で安田記念を勝利し、早速種牡馬としてのポテンシャルを証明。 2012年にはジェンティルドンナが牝馬三冠を達成し古馬王道路線でも活躍を見せ、牡馬の三冠馬輩出にも期待がかかった。 2013年にはキズナが武豊騎手を背にダービーを勝利し、凱旋門賞4着と健闘。その後も産駒達がクラシックを賑わせ、ディープインパクトの種牡馬としての信頼を確固たるものとしていく。 彼自身は17歳という若さでこの世を去ったがそんなんばっかだなSS産駒、その翌年にコントレイルが無敗でのクラシック三冠を達成。世界初となる親子で無敗三冠という大偉業を成し遂げた。 他にも、GⅠ6勝のマイル女王グランアレグリア、初の日本馬ブリーダーズカップ勝利&海外GⅠ年間3勝を決めたラヴズオンリーユーなどが印象的。 産駒のダービー勝利数はなんと6勝。輩出したGⅠ馬は60頭を超える。数字で見れば父をも超える成績である。 更には、海外に渡った産駒も複数がGⅠを勝利し、繁殖入りを果たしている。 後継もキズナが絶好調であり、他にもサトノダイヤモンドやリアルスティール、ヴィルシーナ・ヴィブロス姉妹、ダノンキングリー、コントレイルなどなど期待されている面々が勢ぞろい。海外でもサクソンウォリアーが好調であり、更にはオーギュストロダンも控えている。この血統はこれからも繋がっていくだろう。 スズカフェニックス ディープと同期の牡馬。 クラシック期は中々条件馬から抜け出せずディープと対戦する事もなく苦労したが、ディープ引退後の5歳で重賞2勝・高松宮記念制覇と覚醒し、高松宮記念でサンデー産駒3年連続勝利という記録を達成した。 種牡馬としてはNHKマイルカップ馬マイネルホウオウを輩出するも誘導馬になったため後継は残せず、2016年に種牡馬を引退。現在は「うらかわ優駿ビレッジAERU」で余生を過ごしている。 いつも一緒の相棒だったタイムパラドックスに先立たれたりもしたが、それを乗り越えウイニングチケット(2023年2月他界)と仲良く過ごし、最近新しい仲間オウケンブルースリ・マイネルキッツ・ナカヤマフェスタも加わっている。 ショウナンパントル ディープ世代の牝馬。 阪神ジュベナイルフィリーズを勝ち世代G1馬一号に輝くも、その後牝馬三冠で全敗する等勝ちに見放され、地味に5歳まで現役を続けるも勝てないまま引退した。 また繁殖入りするも2011年に事故死し、計4回の交配機会で3頭仔が生まれるも血統登録に至ったのは牡重賞馬ショウナンアチーヴのみで、彼も乗馬行きとなったため後継を残せなかった。もし長生きしていればどうなっていたのだろう…。 エアメサイア ディープ世代の牝馬で、上述エアシャカールの姪でかつ父サンデーサイレンス×母父ノーザンテーストの馬でもある。同期のSS産駒にはショウナンパントルや重賞馬のデアリングハート(後の三冠牝馬デアリングタクトの母母)・ディアデラノビアがいる。 クラシック戦線では2戦目の白梅賞でディアデラノビア・桜花賞でラインクラフト(母父サンデーサイレンス)・オークスでシーザリオ(父スペシャルウィーク)に屈するも、秋華賞でついに勝利。 だがその後エリザベス女王杯以降はまた善戦はすれど勝ちには届かず、ダンスインザムードが勝ちショウナンパントルが17着に沈んだヴィクトリアマイルでの2着後引退した。 繁殖としては11歳で早逝した事もあり計5頭と数自体は少なかったものの、その中から長く芝・ダートと現役を続けたエアスピネルを輩出。牝系も無事繋がっており第1仔エアワンピースの息子エアロロノアがリステッド競走勝ちする等奮闘している。 フサイチパンドラ ラストクロップの一頭。 桜花賞こそ大敗したもののオークス、秋華賞を好走。 続くエリザベス女王杯では2位入線し、カワカミプリンセスの降着によって繰り上がり優勝を決めた。その後はダートに挑戦したり、札幌記念で牡馬にも負けず逃げ切ったり、エリ女でダイワスカーレットの2着に入ったりして引退、繁殖入り。 勝ち上がりはするものの大物を見ないまま2017年に死亡したが、その翌年にロードカナロアとの間に授かった7番仔アーモンドアイが牝馬三冠+ジャパンカップ世界レコード勝利を上げ、最終的にはシンボリルドルフの壁を越えてのGⅠレース9勝を達成している。 マツリダゴッホ ラストクロップにして最後のGⅠ勝利産駒。 中山のラスボスと呼ばれる程とにかく中山競馬場で異様な強さを誇り、2007年の有馬記念ではダメジャーのラストランとダスカとの最初にして最後の兄妹対決を尻目に、「経済コースをするすると」抜けて空気を読まずに勝利した。 GⅠ勝利はそれ以降有馬記念ですら恵まれなかったが、オールカマーの三連覇や日経賞の圧勝など中山マイスターとしては最後まで名を残した。 どれくらい中山だったかというと、Wikipediaの生涯成績の欄でも中山とそれ以外の内訳が記載されているレベル。 引退後はレックススタッドで種牡馬をしていたが、重賞馬を複数輩出するも微妙な成績で2023年に引退。生まれ故郷の岡田スタッドで余生を過ごしている。 【最期まで運命に抗う】 だがそんなサンデーサイレンスもやはり生物。 最初の異変は牝馬を見てもあまり積極的に種付けに行かなかったところから始まり、食事も明らかに変化するなど厩務員は限界が来ているのではないかと悟った。 この年の種付け中だった2002年5月に右前脚に原因不明の炎症を発症、様々な検査をしたところ慢性感染性腱鞘炎と判明。 安楽死させることも考えたが関係者は経済的な事情もあり治療を続行したが、それ以上に痛みに耐えながら食事をするなど彼自身が諦めていなかった。 3度にもおよぶ手術後は回復傾向で、もし後遺症が残っても種付けが出来るように専用の施設を作り療養させることも考えられた。 だが右前脚を庇い続けたことで左前肢に蹄葉炎を発症、しかし彼はその痛みに耐え続け、寝たら死ぬと悟っていたのか最期の1週間は不眠不休で立ち続けた。 しかしこれを見ていた関係者が先に折れてしまい、強力な鎮痛剤を打たれるとついに横になり、翌日には息を引き取った。死因は衰弱性心不全、享年16歳。 種牡馬としてはまだまだこれから(*26)という時期の死だった。 しかし生まれて間もなく死ぬことを望まれ、蔑まれ続けたサンデーサイレンスが、最期には死を惜しまれる形で逝くことが出来たのは、彼にとっては幸福なことであったと思いたい。 【余談】 フィクション作品では『馬なり1ハロン劇場』に日本への輸入直後から登場。 名馬達の親として、時には種牡馬の繁殖 成績を会社に例えた「商社」もので「北味商事」(ノーザンテースト)を吸収合併した「日静」グループの創設者として現れ、没後も天上から孫達の様子を見ている。 しかしリアルでの気性の荒さを反映してか大抵怒っている様な感じでもあり、特に初期世代の子供達は彼の怒りを恐れ、オルフェーヴルの阪神大賞典後再調教審査時は天から頭の輪を使い物理的に干渉。 2012年ダービー時には1頭以外皆自分の孫な事で調子に乗り孫じゃない馬に迫るも、それを見かねた2代目三冠馬シンザン(*27)に連行される羽目に。 『優駿劇場』では第60回オークスの回でトゥザヴィクトリーの父親として登場。 結果を出さなければ容赦なく馬肉にされる日本で生き抜くという意思のもと、外国産種牡馬に押される内国産種牡馬の未来を憂うサクラユタカオーと娘達を巻き込んで火花を散らした。 ちなみにこの回、テーマがテーマなせいか濡れ場がある。 青年誌のベッドシーンのノリで馬の種付け描いた漫画は本作ぐらいだろう また『優駿の門』では初代主役馬「アルフィー」の父として名前が引用されており(*28)、『みどりのマキバオー』と続編の『たいようのマキバオー』では一部登場馬の血統図内にサンデーモデルと思しき「サンデーサイデンス」なる種牡馬が記されている。 余談だが『マキバオー』シリーズ中での「サンデーサイデンス」産駒はある意味モデルを上回っており、二冠馬・GⅠ勝利の白馬姉とGⅠ11勝馬の弟な双子(主役馬の半妹弟)・末っ子の三冠馬と錚々たる面子が揃い、 白馬の息子が主役で彼と同い年の末っ子三冠馬の雄姿から物語が始まる『たいようのマキバオー』では、彼らの同世代や後輩として二冠馬の子供達が多数登場している。 ちなみに『たいよう』後半のストーリーをSS関係で例えると、シラユキヒメの息子が友達になったディーブがパリでスズカの様な死を遂げたショックを乗り越え、オルフェーヴルを真面目にした様なフジキセキの息子と仲良くなり友が挑む前に果てた凱旋門賞に共に挑む話だったり。 なお現役時代からペパーミントキャンディが大好物で、現役時代からこれを喰わせると気性が落ち着いたとも言われており、末期の頃カイバの代わりにこいつを喰わせたら大層喜んだと言うエピソードがある(似たような話でピルサドスキーの遠征時に大量に持ち込まれたと言う話もある)。 追記・修正はSS様に噛まれてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 血筋と馬体の両方共に成功する条件を満たしていると思っていた、ライバルイージーゴーアの方が産駒をあまり残せないまま先に逝ってしまって逆に見込みがあまりなさそうなサンデーサイレンスの方がもう少し生きられたかもしれないとはいえ種牡馬としてこれだけの成功を果たすとは誰が想像出来ただろうか。 -- 名無しさん (2015-03-11 18 01 50) 悩ましかったのはサンデーサイレンスの子供たちか。なんせあっちもこっちも腹違いの兄弟姉妹ばかりという… -- 名無しさん (2017-02-24 21 57 44) 一般的に考えたら、フジキセキは超良種牡馬として言われていたであろうが、父からすれば地味なのか・・・ -- 名無しさん (2020-06-22 16 17 52) もはやサイレンス以上に種牡馬として活躍する馬なんて今後産まれるかどうかレベルだし…… -- 名無しさん (2020-10-26 03 52 41) 15日のウイニングポスト。 -- 名無しさん (2021-04-11 07 14 10) ↑84年スタートがあるからもしかして、前作と同じならサンデーサイレンス購入出来る? -- 名無しさん (2021-04-11 07 15 24) サンデーサイレンス買える事を確認 -- 名無しさん (2021-04-16 16 32 00) SS系とか言われてるからもっと多く子供作ってるもんだと思ってた。16歳で亡くなってたのか… -- 名無しさん (2021-05-21 22 43 04) イージーゴアとは様々な要素が逆でまさにライバルって感じなのがすごい -- 名無しさん (2021-08-20 12 37 52) 「この項目ではサンデーサイレンスとサンデーサイレンス産駒は短命になりやすい」と書かれてるけど、反面サンデーサイレンスの父Haloは27歳まで繁殖馬やってた(「ウマの28歳は人間の90歳近くに当たる」と言われるこの時点でもかなりの長寿)上31歳の大往生(しかも健康に悪影響をもたらすため繁殖馬としてすら嫌われる悪癖の錯癖持ち)とは運命とはこれいかに…… -- 名無しさん (2021-08-22 16 58 33) 命は助けるし栄光もやろうと言われたら寿命の半分は対価として格安だな -- 名無しさん (2021-10-21 07 55 57) 第二の人生(馬生)に入ったら見向きもされなくなったので新天地に行ったらそこでも大成功しました!ってのもかなりアメリカンだな -- 名無しさん (2021-11-04 21 34 37) メジロマックイーンと仲良かったんだっけ -- 名無しさん (2021-11-07 01 23 16) 血筋が再びアメリカの地に足跡を刻んでいきおった…… -- 名無しさん (2021-11-08 19 03 49) 因みに日本にはサインレスすらドン引くサラ系がいるからな…サインレス共々血統ってなんだろうな的な意味で初のG1 -- 名無しさん (2022-03-08 21 28 16) ↑途中でコメしたけど初のG1場ワカタケ、空前のセオリー無視の追い抜きで下克上をした2冠馬ヒカルイマイ、年度代表馬ながらその悲惨な末路なヒカリデユール辺りが有名所かな -- 名無しさん (2022-03-08 21 39 09) ↑7サンデーサイレンスの一族が短命なのはその血統まで受胎率や勝ち上がり率の高さが概ね遺伝しているのが問題。年間の種付数が多くなればそりゃあ牡馬も負担は大きいよ。ディープインパクトもステイゴールドも種付後の経過が致命傷になっているし… -- 名無しさん (2022-04-20 09 54 47) ハーツには長生きして欲しいな… -- 名無しさん (2022-04-29 18 56 26) 優生思想は間違っていると言えない事を証明しちゃってる馬と言うか……まあ遺伝疾患問題とかあるから結局否定されるんだけど -- 名無しさん (2022-06-04 21 59 21) 仮にもっと長生きしていた(種付けを続けていた)場合、血統の偏りというか父親がサンデーの肌馬もその分増えるからその分亜米利加や英吉利、仏蘭西、独逸、伊太利亜から連れてきては日本のスピードに対応できないから追い返してはまた連れてくるを繰り返す頻度増えていたのだろうか?(皮肉にも日本のスピード優先が進めばそれだけ欧州の絡みつく馬場や芝生に対応出来るスタミナやパワー求められる凱旋門賞から遠ざかるという) -- 名無しさん (2022-12-16 19 30 23) 最後に授かった娘の名前がパンドラでその娘の名前がアーモンドアイ。アーモンドの花言葉は「希望」なのとパンドラの箱に残ってたのは「希望」と考えたら物凄い置き土産を遺して逝った感があるな… -- 名無しさん (2023-01-15 21 38 22) 母ウィッシングウェルはマイナー血統、中々受胎できず遺した産駒は6頭のみ、牡馬はサンデーと半弟のスカイウォーカー(騸馬)の2頭で他は全妹3頭、半妹1頭と色々と奇跡的な確率で誕生した名馬 -- 名無しさん (2023-08-16 23 18 38) サンデー系の馬が良血みたいに言われるたびに、なんならサンデーの血統が血統表で一番アレまであるのはおもろい -- 名無しさん (2023-09-20 12 56 07) 産駒の項目量が多すぎて心が折れるって凄まじい。・・まあ、競馬知らない自分ですら知ってる名前の証明だわね -- 名無しさん (2023-09-27 09 50 43) ある方の創作で知ったけれど「父の血統はガチで良血だし、実際GⅠ馬になれる程度の実力もあったし種牡馬としても成功したがそれでもなお疎まれるほどの酷い気性難」「母は血統は本当にパッとせず、勝ち上がりの時点で最初の馬主に見限られ売却された上売却先の担当調教師に気性を酷評されたが、なんとか重賞2勝を修めた」と経歴が割と対照的なのは興味深かった -- 名無しさん (2023-11-12 23 07 57) 項目名に(競走馬)を付けることを提案します -- 名無しさん (2024-06-29 07 55 51) 名前 コメント
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ホースデータ 降臨馬 ガチャ馬 ドロップ馬 イベント限定 ハーツクライ(オス) 属性 副属性 タイプ 副タイプ レアリティ コスト 天 - 勝負根性 - A☆5 14 レベル スピード スタミナ 根性 1 146 244 195 75 585 731 975 スキル/強化型 天のリベンジ(10000の天属性アタック(全体))/- Lスキル/強化型 英雄打倒の根性(天属性の馬のスタミナと勝負根性が2倍)/- 進化素材1段階 優勝カップ(イベント) 優勝カップ(イベント) 優勝カップ(イベント) 進化素材2段階 優勝盾(イベント) 優勝盾(イベント) 優勝盾(イベント) 入手方法 イベント限定 イベント限定 ハーツクライ(オス) 属性 副属性 タイプ 副タイプ レアリティ コスト 水 - 勝負根性 - A☆5 13 レベル スピード スタミナ 根性 1 137 228 182 75 546 683 910 スキル/強化型 水のリベンジ(10000の水属性アタック(全体))/- Lスキル/強化型 水の恵み(水属性の馬のスタミナと勝負根性が1.8倍)/- 進化素材1段階 有馬記念 有馬記念 優勝盾(水) 優勝カップ(水) 進化素材2段階 有馬記念 有馬記念 有馬記念 有馬記念 優勝盾(水) 入手方法 衝撃のプロローグ 有馬記念 復活パワフルマイラー 皐月賞 04 ハーツクライ(オス) 属性 副属性 タイプ 副タイプ レアリティ コスト 火 - 勝負根性 芝 S☆5 16 レベル スピード スタミナ 根性 1 166 276 221 75 663 829 1105 スキル/強化型 火のリベンジ(10000の火属性アタック(全体))/- Lスキル/強化型 魂のシャットアウト(火属性の馬のスタミナと勝負根性が2倍)/- 進化素材1段階 有馬記念 有馬記念 優勝盾(火) 優勝カップ(火) 進化素材2段階 有馬記念 有馬記念 有馬記念 有馬記念 優勝盾(火) 入手方法 ガチャ ハーツクライ(オス) 属性 副属性 タイプ 副タイプ レアリティ コスト 地 - スタミナ 芝 SS☆6 24 レベル スピード スタミナ 根性 1 281 750 94 99 1125 3750 281 スキル/強化型 貴公子の眼光(3ターンの間、敵馬のスピードを75%減少(全体))/- Lスキル/強化型 なげきのさけび(総スタミナが50%になるが、地属性のスピードが3.5倍)/- 進化素材1段階 有馬記念 有馬記念 優勝盾(地) 優勝カップ(地) 進化素材2段階 有馬記念 有馬記念 有馬記念 有馬記念 優勝盾(地) 入手方法 名馬の蹄跡 ディープインパクト編ガチャ イベントガチャ限定 ハーツクライ(オス) 属性 副属性 タイプ 副タイプ レアリティ コスト 地 地 勝負根性 中距離 SL☆7 45 レベル スピード スタミナ 根性 適性(重/芝/ダート) 距離/ベスト 1 890 873 768 普通/得意/苦手 2,200m~2,500m/2,400m 99 3562 2619 3841 スキル ワールドプレッシャー(2ターンの間、敵馬の精神力が0(全体))/- Lスキル ナイトハート(【効果1】出現ブロックにストーンが追加されるが地属性の全能力3.5倍になる。【効果2】ダークブロックがハートブロックの効果になる。【効果3】ストーンをランダムで5個ダークに変換する)/- ☆6進化素材 有馬記念 有馬記念 有馬記念 レジェンド像 レジェンド像 ☆7進化素材 レジェンド像 レジェンド像 レジェンド像 超レジェンド像 超レジェンド像 入手方法 イベント限定ガチャなど
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馬データ:ヒッティングフット シュヴァルツシルト 父パーソロン ヒッティングリーフ 父ミルリーフ シュヴァルツシルト 父パーソロン 血統Index/ヒッティングフット/シュヴァルツシルト 基本情報 血統情報兄弟 産駒 父は不遇の2冠馬シンボリルドルフの父大種牡馬パーソロン、母父はあのチャイナロックと良血揃いと期待された彼女は ダート路線に向かうこととなった。しかし勝負事には体が向いていなかったのだろう。持ち前のスピードを生かすことが出来ないまま現役を終える。 しかし繁殖ではリヴリアとの仔フラッシュアウターが皐月賞、ダービーの二冠に加え香港カップBCターフ、 そして世界最高峰レース凱旋門賞に勝利し、その血脈の意地を見せた。翌年には快速牝馬エアフォーラムを生産しセントオラシオンと名牝の座を競う。 基本情報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ . ―===- \ ヽ _ _ l / rxイ厂 . . . `ヽ>.、-....、 l / ∠⊥ ヽ,. '´ ̄. . . ハ . . . 乂 ,. .'´. . . . . . . /. /. . . . . / . .l . .、 . ┴ 、. . . . . . . . . . . /. . ./ . . / . . / . 〃 l . l ヘ .ヽ .\. \ ̄`ヽ /. . ./斗ムイ.// . l . l . .l . . | . . .|、 r ニiYi /. ./ l/,. ==x //l . l . / . . | . . .|ハ レ'´.イ^iハl . .|. l〈r'i ハj / jノl/l . .l | . . .| . .l // / マハl . .|l .l ヾン x= 、/ /. | . . .| . .l /. / / /マl . .|Ν '' ,. riノ) 〉イ. /| . . .| . ハ. /. . ./ / l . . l . .|l、 {`丶、 ヾ' /l ./ | . . .|/V〈. . ./丶/ l . . l . .|l l\ ー ' ''∠ ィ l/ | . ./. ∨ l_ l . .|l l_ ー‐ ァ个/. . . /l/ l ./ _ lヽ|  ̄ `iYix / l/. . . /レj/l/ ,.'´ ーNハ 、___ l | l 入 /l. . ./ l / l l `ヽ 大 l/ー 、 l V l ( /l ) -=ミ v \ l │/ ,.ィi //ln>ヽヽ\ _,.l - 、 ゝ/´^`i^丶 // .ノjハ〉 、 V ヽ\ 〉 l l | j l l /ヽトト、\ _,V 〉-′ Vハ ‐─‐ ノ j_,. ノ | ll | Y [部分編集] 生産年 1984 毛色 黒鹿毛 馬場適正 ダート スピード ■■■□ パワー ■■■ 距離適正 1500-2600 勝負根性 ■□□□ 瞬発力 ■■□□ 柔軟性 ■■■■ 精神力 ■■■□ 賢さ ■□□□ 健康 ■■□□ 脚質 差し 気性 普通 成長型 早め 特性 主な勝ち鞍 函館2歳S小倉2歳SファルコンSキーンランドC 血統情報 父パーソロン 母ヒッティングフット 母父チャイナロック パーソロン(ベンドア)×ロックフェラ(フェアウェイ) 兄弟 シュヴァルツシルト 父パーソロン ヒッティングリーフ 父ミルリーフ 産駒 フラッシュアウター 父リヴリア エアフォーラム 父レインボウクエスト フィアウェルビート 父サンドストーム クロウバード 父ホーリーブル ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ヒッティングリーフ 父ミルリーフ 血統Index/ヒッティングフット/ヒッティングリーフ
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進化アイテム フェブラリーステークス|高松宮記念|桜花賞|皐月賞|天皇賞(春)|NHKマイルカップ|ヴィクトリアマイル|オークス|日本ダービー|安田記念 宝塚記念|スプリンターズステークス|秋華賞|菊花賞|天皇賞(秋)|エリザベス女王杯|マイルチャンピオンシップ|ジャパンカップ|ジャパンカップダート|阪神JF 朝日杯FS|有馬記念|川崎記念|かしわ記念|帝王賞|ジャパンダートダービー|マイルチャンピオンシップ南部杯|JBCスプリント|JBCクラシック|全日本二歳優駿 東京大賞典|フロリダダービー|ケンタッキーダービー|プリークネスS|ベルモントS|サンタアニタダービー|トラヴァーズS|アーリントンミリオン|BCクラシック|BCターフ BCマイル|英2000ギニー|英ダービー|仏ダービー|愛ダービー|パリ大賞典|コロネーションC|エクリプスS|キングジョージVI世 QES|ジャック・ル・マロワ賞 英インターナショナルS|凱旋門賞|英チャンピオンS|クイーンエリザベスⅡ世S|ドバイワールドカップ|ドバイシーマクラシック ジャパンカップダート 入手方法 使用ホース 図鑑番号 レア ホース名 ★ 0342 [B] ニホンピロアワーズ? ★3 0369 [S] ヴァーミリアン ★4 0370 [SS] カネヒキリ ★4 0387 [S] エスポワールシチー ★4 0392 [S] トランセンド ★4 0412 [SS] カネヒキリ ★5 0537 [SS] クロフネ ★3 0538 [SS] クロフネ ★4 0539 [SS] クロフネ ★5 0696 [A] イーグルカフェ ★3 0697 [A] イーグルカフェ ★4 0757 [A] ウイングアロー ★3 0758 [A] ウイングアロー ★4 1368 [A] タイムパラドックス? ★4 1378 [S] アイカ? ★3 1379 [S] アイカ? ★4 1387 [A] ロッキー? ★3 1388 [A] ロッキー? ★4 1390 [A] レジスタンス? ★3 1391 [A] レジスタンス? ★4 1396 [SS] クロフネ ★6 1524 [A] ヴァーミリアン ★4 1727 [A] トランセンド ★4 1738 [B] ウイングアロー ★3 1790 [SS] カネヒキリ ★6 1907 [S] クロフネ ★3 1908 [S] クロフネ ★4 1917 [S] カネヒキリ ★4 1929 [A] エスポワールシチー ★4 2353 [B] ベルシャザール? ★3 2429 [SS] クロフネ ★6 2430 [SS] クロフネ ★6 2431 [SS] カネヒキリ ★6 2432 [SS] カネヒキリ ★6 2797 [SL] カネヒキリ ★5 3018 [SL] クロフネ ★5 3027 [SS] イーグルカフェ ★4 3028 [SS] イーグルカフェ ★5 3558 [SL] トランセンド ★5 3573 [SL] ホッコータルマエ ★5 3579 [L] ヴァーミリアン ★4 3580 [L] ヴァーミリアン ★5 3582 [SL] ヴァーミリアン ★5 3735 [SL] ホッコータルマエ ★5 3750 [L] サンビスタ ★4 3751 [L] サンビスタ ★5 3782 [S] サンビスタ ★3 3783 [S] サンビスタ ★4 3982 [SS] イーグルカフェ ★4 3983 [SS] イーグルカフェ ★5 4009 [S] イーグルカフェ ★4 4208 [SS] タイムパラドックス? ★4 4209 [SS] タイムパラドックス? ★5 4256 [S] タイムパラドックス? ★4 4291 [SL] エスポワールシチー ★5 4586 [SL] ヴァーミリアン ★5 4598 [SL] カネヒキリ ★5 4607 [SS] ベルシャザール? ★4 4608 [SS] ベルシャザール? ★5
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ステラ・マリアをお気に入りに追加 ステラ・マリアのリンク #bf Amazon.co.jp ウィジェット ステラ・マリアの報道 「ロンギヌスの槍」って本当にあったんだ!? 呪術で読み解く世界史 - ニフティニュース 米「WWD」が選ぶ業界をけん引する女性トップ50【デザイナー編】 - WWD JAPAN.com 【ルミエールオータムD】マリアズハートが初の千直でV!オープン初勝利(競馬のおはなし) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【ルミエールADハンデ確定】ライオンボスは58.0kg、タマモメイトウは55.0kg(netkeiba.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【WIN5予想】菊花賞は皐月賞以降の実績に注目したい(netkeiba.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 菊花賞「カス丸の競馬GI大予想」 ステラヴェローチェは最後の1冠とれるか - J-CASTニュース 【菊花賞 注目馬】春の休養を経て、最後の一冠奪取へ挑む良血馬(netkeiba.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 契約総額トップは驚愕の1566億円…世界で最も稼ぐ「スーパーエージェント」4人 - Goal.com 故アルベール・エルバスに捧ぐオマージュ 豪華デザイナー陣が手掛ける「AZファクトリー」がパリコレのトリを飾る(WWDJAPAN.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 2021年「LVMHプライズ」が発表。グランプリは、イギリスのネンシ ドジョカ! - VOGUE JAPAN PSGディ・マリアの 芸術ループ弾 が話題 コパ・アメリカ決勝の「レプリカ」と海外指摘(Football ZONE web) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース アディダスとステラ・マッカートニーのコラボレーションで贈る、スポーツリュクスなコレクション「ステラシャイン」が誕生 | FASHION | FASHION HEADLINE - FASHION HEADLINE 新ブランド「マリア マクマヌス」はファッションとサステナブルの矛盾を受け入れ、前に進む - WWD JAPAN.com ファッションの持続可能性のヒントは「きのこ」!?「ステラ・マッカートニー」の試み - TABI LABO ファッション界からアルベール・エルバスに捧げる追悼メッセージ - ハーパーズ バザー・オンライン プラセンタサプリの「ステラマリア ボーテ」が、プラセンタサプリにおけるリサーチでNo.1を獲得!!(日本マーケティングリサーチ機構調べ) - PR TIMES ステラ・マリアとは ステラ・マリアの57%は鍛錬で出来ています。ステラ・マリアの11%はミスリルで出来ています。ステラ・マリアの10%は白インクで出来ています。ステラ・マリアの9%は回路で出来ています。ステラ・マリアの5%は明太子で出来ています。ステラ・マリアの3%は度胸で出来ています。ステラ・マリアの2%は汗と涙(化合物)で出来ています。ステラ・マリアの2%は純金で出来ています。ステラ・マリアの1%は波動で出来ています。 ステラ・マリア@ウィキペディア ステラ・マリア Amazon.co.jp ウィジェット 掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ ステラ・マリア このページについて このページはステラ・マリアのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるステラ・マリアに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
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スカーレットブーケ スリリングサンデー ダイワルージュ ダイワバーガンディ ダイワファルコン 華麗なる一族 【解説】 名門へと成長したスカーレット一族 スカーレットブーケ ∧,,._,,∧.o- ~ ~ ミ ∧ ∧ ミ l U) ミ | / ミ (・ ・ ) /冫、 / ヽ/ / ヽ /, |~~~~~~~ノ| |__,ゝ~~~~~ __,ノ |` ''"'´゙゙| |;;;;;;;;;;;;;;;;;| 【スカーレットブーケ(スカブー、母者)】 着物が似合うスカーレット家のお母さん。 重賞4勝の名競走馬にして歴代最多記録である産駒GI9勝の偉大なる繁殖牝馬。 【生誕】1988年4月11日【所属】伊藤雄二厩舎【主な勝鞍】札幌3歳S、クイーンC、中山牝馬S、京都牝馬特別【好きな馬(人)】家族、カチタガール【嫌いな馬(人)】? スリリングサンデー ∧,,,_,.∧ 彡 ~ 恐~ 彡U ● ● 彡 ( u | 彡 uヽ | / ( ・ ・) { } ゝ、 ノ | | | l二l二l【スリリングサンデー(恐者)】スレにおけるスカーレット家の長男。ダメジャーの七光りで種牡馬入りしたが、なかなかの活躍。先日、岩手で産駒が重賞初勝利を挙げた。しかし現役時代は条件馬だったせいか、一家の中ではちょっと浮いた存在。【生誕】1996年4月10日【所属】矢野進厩舎【主な勝鞍】特になし【好きな馬(人)】?【嫌いな馬(人)】? ダイワルージュ ∧∞∧ 彡 ~姉~ 彡 > < 彡 (/////l 彡 ヽ | / ( ・ ・) { } ゝ、 ノ | | | l二l二l【ダイワルージュ】スレにおけるスカーレット家の長女。子育てが忙しく登場頻度は少なかった。2010年4月20日に死亡。【生誕】1998年5月4日【所属】上原博之厩舎【主な勝鞍】新潟3歳S【好きな馬(人)】?【嫌いな馬(人)】? ダイワバーガンディ ☆ ∧|\∧ 彡 ~ ~ 彡 ゙● ●" 彡 ( | 彡 ヽ l / ( ・ ・)__ | | _l] lニl ノ | | | l二l二l【ダイワバーガンディ】ダメジャーの全姉ダイワルージュの初仔。牝馬。新馬戦を早々勝ち、母以上の素材と多いに期待されたが、その後伸び悩み勝利から遠ざかる。11年2月12日の500万下で久々の勝利。母・叔父ダメジャーと同じ牧場・厩舎・馬主でも話題に。父はブライアンズタイム。【生誕】2006年2月13日 【所属】美浦・上原博之厩舎 【主な勝鞍】【好きな馬(人)】?【嫌いな馬(人)】? ダイワファルコン ∧,.,.,.,.∧ 彡 ~隼~ 彡 ● ● 彡 ヽ | ( \彡 ヽ. l,/) (\ ヽ ( ・ ・) /) (//./i /ヽ).( / /ゝ、 ノヽヽ) (/_/_/| | |ヽ_ヽ) . l二l二【ダイワファルコン】1勝馬ながら、皐月賞に出走。(結果8着)母・姉のダイワバーガンディと同じ牧場・厩舎・馬主。父はジャングルポケット。ダメジャーの甥にあたる。弥生賞3着をはじめ重賞で勝ちきれない日々も続いたが、5歳秋の福島記念で待望の重賞制覇。【生誕】2007年3月25日【所属】美浦・上原博之厩舎【主な勝鞍】福島記念【好きな馬(人)】?【嫌いな馬(人)】?