約 1,560,944 件
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/1029.html
ポルナレフがルイズを助ける少し前のこと。 「いいか、よく聞け。フーケが出て来たのはチャンスだ。今なら奴を倒せるかもしれん。」 ポルナレフはシルフィードの上で二人に話し出した。「確かに出て来たのはいいけど、あたし達の魔法じゃきっと効かないわよ?」 「お前達の魔法じゃあ無い。あくまで可能性の話だが…」 タバサが持っていた破壊の杖を指差した。 「その破壊の杖ならあのゴーレムを一発で破壊できるかもしれない。そして俺はその使い方を知っている。」 二人は驚いて、顔を見合わせた。破壊の杖を初めて見たばかりのそれもメイジではないはずのポルナレフが「使える」と言い出したのだ。 「だが、使うにはあそこにルイズがいると危険だし、距離と時間が必要だ。」 だからフーケの動きをしばらく止めてくれ、とポルナレフは頼んだ。 「ダーリンの頼みなら断る理由は無くてよ!それにルイズばかりかっこよくさせとくのも釈だし。」 「…(コクリ)」 キュルケとタバサは快く承知した。 ポルナレフはそれじゃあ頼んだ、とだけ言うと亀と破壊の杖を持って飛び降りた。 「はん!何わざわざ『土』は切れないなんて教えてんだい!これであんたの勝ち目は無くなったよ!」 フーケはゴーレムの腕を鉄に変えずにポルナレフに向かって撃った。 ポルナレフはルイズを抱えて急いで避けると、そのまま背中を向けて逃げ出した。 「逃がさないよ!」 フーケはゴーレムで後ろから追おうとしたが、 「ファイア・ボール!」 キュルケ達に邪魔された。「うざったい虫だね!」 空から来る二人の魔法に足止めを喰らうフーケ。ちらりとポルナレフの方を見ると、いつの間にか大分距離が開いていた。 ヤバイと思ったが、はたと気付いた。何故ポルナレフは破壊の杖を持って来たのだ?ルイズを助けるだけならば邪魔以外のなんでも… そしてフーケはニィっと口を歪めた。 (こいつは『当たり』だったようだね…。まあ、ゴーレムは犠牲になるかもしれないけど…) フーケはそう考えると今度は『わざと』じりじり後退していくような振りをした。 ポルナレフはフーケのゴーレムからある程度距離を取るとルイズを亀の中に入れ、破壊の杖を構えた。 「こんなものには頼りたくないんだがな…生憎チャリオッツじゃああいつには分が悪すぎる。」 ポルナレフはそうぶつぶつ言いながら慣れた手つきで破壊の杖の安全ピンを抜きとり(めんどくさいので省略)安全装置を外した。弾数は一発。失敗は許されない。 「タバサ!準備は出来た!すぐにゴーレムから離れろッ!」 ポルナレフがそう叫ぶとタバサは急いでシルフィードを上昇させた。 それを確認すると、ゴーレムに狙いを定めポルナレフはトリガーを引いた。 しゅっぽっと栓抜きのような音がして羽がついた大きな弾が白煙を引きながら飛び出した。 その弾がゴーレムの身体にのめり込んだ瞬間、その衝撃で信管が作動、弾頭は爆発し、ゴーレムを吹っ飛ばした。 だがその爆風の中、三人共気付かなかった。フーケが砕け散っていくゴーレムの残骸と共に落ちていく最中、笑っていたことに。 「後はこの土の中からフーケを探し出したらようやく終わりね。」 「…」 ポルナレフ、キュルケ、タバサの三人はゴーレムの残骸もとい土の山の前で立ちすくんでいた。ちなみに破壊の杖はすぐ近くの地面に置いてある。(ルイズはまだ亀の中で気絶している。) 正直言ってこの中から探し出すなんて面倒である。 「それにしてもダーリン。何で破壊の杖の使い方を知ってたの?」 「ノーコメントだ。」 「…ずるい」 三人がそんなやり取りを交わしている所に 「皆さんすいません。遅くなってしまって…てこの土の山は!?まさかフーケが…」 ロングビルが森の中から現れた。 「ああ、フーケが襲って来た。罠だったみたいだが俺がその破壊の杖で奴を倒し…「そこまでだよ。全員動くな。」!?」 ロングビルがポルナレフの言葉を遮った。その手には破壊の杖。 「ミ、ミス・ロングビル?」 キュルケがまさか、という顔をした。 「その通り。あたしが『土くれ』のフーケさ。 すまなかったねミスタ・ポルナレフ。あんたのお陰で全ては上手くいったよ。本当に感謝しているよ。」 フーケが嫌味ったらしく言った。 「成る程、やはりあれは嘘だったか。しかし、感謝しているならその破壊の杖を下ろしてもらいたいものだな…」 ポルナレフは静かに言った。 「駄目駄目。だってあたしの正体ばれてるのにここで逃がしたらあたしが大変な目に会うからね。 あんた達には残念だけど、これで死んでもらうよ。」 フーケがそう言って、破壊の杖の照準をポルナレフに合わせようとした時、ポルナレフはクククと笑い出した。 「?何笑ってんだい?」 「さっさと魔法で俺達を始末すればいいのに、貴様が無駄口叩いているのが面白くてな…しかもそれはな、」 ドサッ ポルナレフがそこまで言った時、いきなりフーケが倒れた。首の付け根に丸い凹みが出来ている。 「単発式…てもう聞いてないか。」 ポルナレフはロングビルが自分がフーケと明かした時、既にチャリオッツの剣針を飛ばしていた。 直接やらなかったのはフーケの位置までチャリオッツが届かなかったからだ。そして剣針は森の木々に反射し、見事フーケの首に命中したのだ。 「まさかミス・ロングビルがフーケだったとはのう…」 四人の報告を受けたオスマンは多少残念そうに言った。オスマンいわく、酒場で給仕をしていた彼女の尻を故意に触ったのだが怒らなかった、という理由だけでスカウトしたらしい。 その場にいたコルベール含む五人全員「死ねばいいのに」と思ったのは言うまでもないが、コルベールとポルナレフの親父二人はまあ、色々あったので少し同情した。 とりあえず体裁だけ整えてからオスマンはルイズとキュルケにシュヴァリエ、タバサには精霊勲章を申請しておくと言った。 その言葉に三人は誇らしげに礼をしたが、ルイズはあることに気付いた。 「オールド・オスマン。ポルナレフには何も無いのですか?」 「残念じゃが、彼は貴族では無いのでな…」 「そんな…」 1番手柄を立てたと言えるポルナレフには貴族では無いというだけで何も無いのか、ルイズはその理不尽に憤慨したが、ポルナレフはその肩を叩いて、 「俺は別に何もいらない。色々訳ありでな…」 と言った。 その言葉にルイズは渋々頷いた。 「それはそうと今夜は『フリッグの舞踏会』じゃ。この通り『破壊の杖』は戻ってきたし、予定通り執り行う。 今日の舞踏会の主役は君達じゃ。用意してきたまえ。せいぜい着飾ってくるのじゃぞ。」 三人が礼をしドアに向かったがポルナレフは行こうとしなかった。 「ポルナレフ?」 「先に行ってろ。こいつらと話がある。」 ルイズは納得いかなかったが、渋々出て行った。 「何か、私に聞きたいことがお有りの様じゃな…言ってごらんなさい。 出来るだけ力になろう。君に爵位は…ああ、要らないんじゃったな。まあ、せめてもの御礼じゃ。」 「聞きたいことは二つある。一つはこのルーンだ。薄々気付いていたが、このルーンは剣やナイフを持つと何故か反応する…これは何だ?」 「うむ…それは伝説の使い魔の印じゃ。」 「伝説の使い魔?」 「さよう。始祖ブリミルの使い魔でガンダールヴと言う。彼の者はありとあらゆる武器を使いこなした、と言い伝えられておる。 コルベールの仮説じゃったがどうやら本物らしいな。」 「なるほど…だから破壊の杖も扱えたのか。しかし何故あの小娘が俺達をそのような使い魔として召喚したのだ?」 「すまんが、そればかりは分からん。」 「…まあ、いい。それよりだ。あの破壊の杖はどうやって手に入れた?あれは俺がいた世界の武器だ。この世界の技術で作れるはずがない。」 「君がいた世界…ああ、君が言ってた召喚される前の魔法が無い世界か…まあ、話すと長いのじゃが…」 オスマンが言うにはその昔ワイバーンに襲われ危機に陥った所を破壊の杖の持ち主に助けられたらしい。 「その男は?」 「死んだよ。酷い怪我を負っていてな…『元の世界に帰りたい』とベッドで言っていたよ。 彼は破壊の杖を二本持っていてな、それで彼の墓に彼が使った方を埋め、もう一本は宝物庫にしまったのじゃ。」 「そいつが来た方法なんかは聞いてないのか?」 「聞いたのじゃが、本人も分からんと言っておった。すまんな、力になれなくて。」 オスマンがすまなさそうに頭を下げた。 「別に構わない。ただ、俺や亀の様に来た奴がいる…それさえ分かればな…」 ポルナレフは立ち上がると一礼してから退室していった。 To Be Continued...
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/812.html
「明日は虚無の曜日とか言って休みだってな。」 あれから数日がたったある日、ポルナレフが唐突に切り出した。 「そうね…て、なんであんた知ってんの?」 「ギーシュが言っていた。明日の虚無の曜日にモンモランシーとか言う小娘と街に行くとかな。」 (あれ?あいつ昨日ケティと仲良さ気に喋ってなかったっけ? さてはまた…) ルイズは昨日目撃したことを思いだし、ギーシュにまたあの不幸が起きないよう心の中で祈った。 「で、お前明日用事あるか?」 ルイズは少し考えて 「特に無かったと思うけど…」 と答えた。 「ちょうどいい。なら、明日その街に案内してくれ。」 「ハァ!?」 ルイズは素っ頓狂な声を上げた。 「何であんたの為にせっかくの休日を潰さなくちゃならないのよ!ギーシュ達に案内してもらいなさいよ!」 「男女の恋路を邪魔するのは無粋だ。」 ポルナレフが意外と真面目な事を言う。 「じゃあ今まで決闘してきた相手は?一人一人当たっていけば…」 「ギーシュ以外、誰も目を合わせようとすらせん。」 今度はちょっと淋しそうに言った。変に寂しがり屋らしい。 「…」 「だからお前しかいないんだ。頼む。」 ポルナレフが手を合わせて懇願した。 「…分かったわよ。しょうがないわね。」 ルイズがやれやれといった感じで言った。 「で、何しに行くの?買い物?」 「そうだ。」 ポルナレフが首を縦に振る。 「お金は?」 「ある。世話にはならん。」 「ふーん…」 何も知らないルイズは、どうせ厨房の手伝いかなんかで貰ったんだろうと思った。 その次の日の朝、学院から二人は馬に乗って出発した。 ポルナレフは馬に乗ったことは無いが、ラクダには乗ったことがある。 ラクダの方がよっぽどよく揺れる(らしい)のでポルナレフは馬に乗ってもさしたる苦痛は無かった。 「街まで馬で片道3時間だったか?」 ポルナレフはルイズの方を向いて尋ねた。 「ええそうよ。…てあんた何で知ってるの?」 「メイドのシエスタという娘に聞いた。まったく、シエスタはいい娘だ。 こんな俺にも何かと親切にしてくれる…まさに女性の鏡だな。きっと将来、良妻賢母になるだろう。夫になる奴はかなりの幸せ者だ。」 ルイズは、(ふーん…そんなメイドがいるのねぇ)と感心した。 「そうそう、平民同士だからかもしれんが、厨房の奴らは気のいい奴らばかりでな…」 ポルナレフはルイズに厨房の人々の事を話した。 平民とあまり交わったことの無いルイズにとってそれは新鮮な話だったが、あまり興味は無く、たまに相槌を打つだけで殆ど聞き流していた。 やがて二人は城下町に着いた 「…狭いな。本当にこれで大通りなのか?」 ポルナレフがトリステイン城下町きっての大通り、ブルドンネ街の人込みを歩きながらぼやいた。 「狭いかしら?人込みは否定出来ないけど、大通りってこれぐらいじゃない? それより、どこに行くのかいい加減教えなさいよ。」 ルイズが先を歩くポルナレフを追いかけながら言った。 「武器屋にな…」 「武器屋?」 「ああ。いつも決闘の時ナイフ使ってるだろ?あれは少し訳があって本来使ってはいけないものなんだ。 金が出来たからその代わりとなるような剣を買おうと思ってな。」 ポルナレフはルイズにそう言ったが、この時、半分しか理由を話してなかった。 本当の理由はチャリオッツを使うときにナイフより剣の方がリーチが長く連係が効く、と考えたからだ。 「それで場所は分かるの?」 「確かピエモンの秘薬屋とか言う店の近くにあるとかマルトーが言っていた。地図も有るんだが、まだ地理が分からなくてな… すまないがちょっと見てくれないか?」 ポルナレフはルイズにマルトーの描いた地図を渡して、先を歩くよう促した。 ルイズは異世界から来たとか言うポルナレフが一週間と少しで常識的な知識や金を手に入れていたのには 舌を巻いたが、まだ地理が分からないと聞いて少し優越感に浸った。 やがて店は見つかり、二人は羽扉を開けて中に入った。そしてポルナレフは店の奥から出て来た店主に話しかけた。 「レイピアを探しに来た。出来れば丈夫な物を頼む。」 ポルナレフはそう言うと袋を取り出した。先日オスマン達から巻き上げた金である。 「へぇ、分かりやした。で、あのお嬢さんは…」 店主が店内を見て回っているルイズをちらりとみる。マントの留め具に描かれている五芒星に気付いたらしい。 「私の主人だ。ただ連れ添いに来てもらっただけだ。」 そうポルナレフが言った 「そうでっか。そういえば最近下僕に剣を持たせる貴族が増えてやすね。自分から求めてくるのは珍しいけど。」 「ほう…そうなのか?」 「えぇ。何でも最近は貴族の宝物を狙ったメイジの盗賊が出るらしくて…」 「『土くれのフーケ』とやらか?」 「よくご存知で。その土くれに備えるためとかなんとか。おっと失礼。少しばかし見てきまさあ。」 しばらく待つと店主がやけに装飾が施されたレイピアを持って来た。 「しかし旦那、今時レイピアなんて使う人なんかいませんぜ。せいぜい貴族様の装飾品でさあ。」 「…」 成る程、確かに店内にレイピアは中々見当たらない。あってもどれもが華美な代物だらけだった。 実戦で使えるかどうか非常に怪しい物ばかりである。 「ちなみにそれは幾らだ?」 「へぇ2000エキューで。」 ポルナレフの所持金は500エキューしかない。明らかに足らなかったし、法外な値段だということも気付いた。 「ちなみに安いので幾らだ?」 ポルナレフが今度はかなり下手に出た。 「そうですなあ…そこの壁に立て掛けてあるので大体400エキューですな。」 店主が指差した先にはさほど装飾が華美でないレイピアが壁に立て掛けられていた。 見た所錆びてはいないし、そこそこ丈夫そうだ。 「それじゃあ、あれをくれ。」 ポルナレフは店主にそう言って袋の中から金貨を取り出して支払おうとした時、 「俺にさわんじゃねえ!貴族の娘っ子!」 いきなり店内でそんな声がした。ポルナレフが思わず振り返るとルイズが一本の剣を握っている。 「やい!デル公!お客さんにそんなこと言うんじゃねえ!」 店主が剣に向かって叫んだ。ポルナレフには何がなんだか分からなかった。 「ひょっとしてこれインテリジェンスソード?」 ルイズが驚いたように言った。 「何だ?その『インテリジェンスソード』というのは?」 「へぇ、魔法がかけられていて、意志を持って喋る剣のことでさぁ。」 「ほう…」 ポルナレフは多少興味を持ちルイズの方に歩いていくとその剣を手に取った。 こちらはさっきのレイピアと違い、刀身に錆が浮いている。喋るだけの駄剣か、と思っていると、 「…おでれーた。おめえ『使い手』か?」 剣が驚いた様に言った。 「『使い手』?」 「そうだ。どうだい?レイピア使うんならマンゴーシュはいるだろ?長すぎるし片刃でマンゴーシュには到底向かないが、俺を使わないか? お前さんならきっとマンゴーシュ、いや、むしろ変則的な二刀流として使いこなせる。」 「…成る程な。レイピアと大剣の変則的二刀流か…面白いかもな。」 「そうよ。だから俺を……」 「だが断る」 「ナニィ!?」 「すまないが意思を持つ剣というのにトラウマがあるんでな。しかも片刃というのが、な。」 そういうと剣を元の位置に戻した。 「ちょ、ちょっと待って!お願い話を聞いてね、ね!」 「…」 ポルナレフがうざそうに剣を見る。 「ほら、手足はないけど歌えるぜ!♪アア~オ~~~ンン~~トォ~~…」 「……」 ポルナレフがますますうざそうに見る。どうやら今度はインドでのトラウマを思い出したらしい。 それに気付いて、 「頼みます。買ってください。このデルフリンガー、一生のお願いです。トラウマだなんて言わないでね、ね?」 遂に剣は遜りはじめた。 その態度にポルナレフもさすがに哀れに思い、店主に聞いた。 「…このデルフリンガーとやらは幾らだ?」 「…100エキューでいいでさぁ。」 ポルナレフは袋から残りの金貨を全て出すと店主に渡した。 「じゃあ『あいつ』も頂こう。」 「何でそんな剣買ったの?装飾が殆どないレイピアと錆が浮いた口の悪いインテリジェンスソードなんてあまりにも趣味悪いわよ。」 店を出て大通りに戻ってからルイズが言った。 「人に趣味が悪いとか失礼だぜ、なあ相棒。」 鞘から少しだけ刀身が出ていたらしい。デルフリンガーが喋った。 「相棒と呼ぶな。」 パチンと完全に鞘に収め、(「あ、ちょ、待って…」) 「…まあ、レイピアは俺の最も得意な武器だ…ただこいつは余りにも哀れ過ぎてな…金にも余裕はあったし。」 と言って鞘に収めたデルフリンガーを見た。錆さえ落とせば使えるかと思ったが、マンゴーシュの代わりにはならないだろうしやっぱり無理だなと思い直した。 「ところで案内したんだからそれなりに御礼ぐらいはするんでしょうね?」 ルイズがずいっとポルナレフに詰め寄る。 「悪いが剣を買ったので持って来た金が無くなってな…まあ、普段から世話してやっているんだ。礼なんて別にいらんだろ。」 「な、ななな、何よそれ!私の休日潰してそれは無いんじゃない!?」 ルイズはポルナレフの『礼なんて無くて当然だろ』という態度に憤慨した。 「それじゃあ街で貴様の買い物でもしておくんだな。俺ももう少し町を見ておきたいしな。」 そう言うと、怒鳴るルイズを無視してポルナレフは通りを歩いて行った。 To Be Continued...
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/702.html
ポルナレフは二人にシルバー・チャリオッツとについて説明した。 ただ、剣針飛ばしや甲冑を外せる事等、伏せるべき事は伏せておいた。 味方だろうと、誰にも知られない方が奥の手として敵にも伝わりにくいからだ。 「で、結局その『銀の戦車』とやらはゴーレムじゃ無く、杖を使わずとも呼び出せ、しかも人間以上に素早く精密な動作までできるというのか?」 コルベールは終始驚きっぱなしだったが、オスマンは深刻な顔付きをしていた。 「君は…その力で何もする気は本当に無いのかね? そのような魔法に対抗出来る力を持ったら平民の誰もがやましいことを考えてもおかしくないと思うがのぉ…」 確かにこの世界では魔法という力が平民の恐怖そのものだ。それを分かっているだけに、スタンドの存在をオスマンは恐れたのだ。 「俺にそのような気持ちは無い。今までチャリオッツを正しいと信じた事以外に使ったことは無い。」 ポルナレフはそう自らの意志を示した。 なるほど、マリコルヌを針串刺しにしたのは正しいと信じているらしい。 「…一先ず君を信じよう。まだ我々は君がそれを悪用しているのを見ておらんしの。」 オスマンがそう言った時、ロングビルが帰って来た。 「た…只今…ハァ、戻りました…ハァ。」 急いで戻って来たのか、ロングビルは息を切らしていた。 ポルナレフはそれを見てそろそろ頃合いかと思い、 「どうやら帰ってきたようだな。それではもう話すこともないので、私はこれで。」 と言って、席から立ち上がるとそのまま退室しようとした。が、 「ちょっと待ちたまえ、ポルナレフ君。」 オスマンに呼び止められた。 「まだ何か?」 ポルナレフは面倒臭そうに振り返った。 「君はどうやってそれを身につけた?それも思い返せば君はミスタ・グラモンとの決闘の途中までそれを使わなかった。 君が本当に闘いに美学を置いているなら、決闘の途中で手に入れたと見ていい…違うかね?」 ポルナレフは1番教えたくない点を言われ、一瞬ビクリとした。しかしすぐに冷静を装うと、 「鋭いな…。しかし、それに答える事は出来ない。」 と答えた 「ちょ、ちょっと!答えられないってそれは無いだろ!全部話すって言ったじゃないか!」 コルベールが思わず叫んだ。 「その通りじゃ。話したまえ。」 オスマンも同意する。 少し考えてポルナレフは閃いた。 「そうだ、こうしよう。先程私はミス・ロングビルが帰ってくる頃にはルイズも戻ってくるといった。これで賭けをしよう。」 「『賭け』?」 「もし、このドアの向こうにルイズが居なかったらどうやって手に入れたか話そう。」 「逆にいたら?」 「そうだな…500エキューぐらいもらおうか。」 「高ッ!」 コルベールが叫んだ。平民が一年は暮らしていける金額の数倍である。 「別にいいぞ。やらないなら話さないだけだ。最も、チャリオッツを使えばこの敷地から逃げ出すなんて訳は無いしな。」 ポルナレフは脅すように言った。 三人は額を寄せて話し合い、分はこっちにある、大体あの娘にそんなこと出来る訳無いだろ、と結論づけた。 「君の話に乗ろう。賭けようじゃないか。」 オスマンはポルナレフにそう誓った。 「GOOD!」 ポルナレフはそう言うと、ドアを思いっきり勢いをつけて開けた! ドガァンッ! 「ガペシッ!」 またドアと何かがぶつかる音と珍妙な悲鳴がした。 そしてそこにはまた鼻柱をドアに打ち付け、後頭部を床にしたたかに打ち付けたルイズの姿があった。 「…」 三人共黙ってしまった。 「さて私の勝ちだな。約束通り貰おうか。500エキューをな…」 ポルナレフはニヤリと笑いながら手を突き出した。 「まったく、あんたご主人様を何だと思ってんの!?」 ルイズは部屋に戻る途中ポルナレフにキレ続けた。二回もドアに顔面を打ち付けられたのだ。キレてもしょうがない。 「盗み聞きしてる方が悪いと思うがな。」 ポルナレフは悪びれせずに言った。これを聞いて、ルイズはわなわなと震え出した。 「こここ、この犬のくせにご主人様になんて事を…!」 「聞きたいのなら別にあんな事しなくても、後で俺から話してやるというのに…」 ポルナレフは呆れたかの様に言った。 「ほ、本当!?」 ルイズは目を輝かせた。 「ただし100エキュー払うならな。」 「五月蝿い!やっぱりあんたの話なんて聞きたくないわ!」 こいつはプッツンしてて手に負えないな、とポルナレフは思うと、部屋に着くまで黙り通すことにした。 やがて二人と一匹は部屋の前に着いたのだが、ルイズと亀が入り、ポルナレフも入ろうとするとドアを閉められ、ガチャリと内部から小さな音がした。 しまった!と急いでノブをガチャガチャ回したが、開かなくなっていた。どうやら施錠したらしい。 「あんたなんてクビよ!使い魔は亀だけで十分だわ!!」 ドアの向こうからルイズが怒鳴った。 「おい、それは無いだろ!亀の中には色々大切な物が入っているんだ!貴様ごときに取られるわけにはいかん!開けろ!小娘!」 ポルナレフも叫んだのだが、返事は無かった。 いずれ地球に帰る時には亀と一緒に帰らなければならない。亀の中にはジョルノ達の『心』が納められているからだ。 それは去って行った仲間達から受け取った矢をはじめとした遺品の数々のことである。 だからポルナレフはなるべく亀と一緒にいる必要があった。もし自分だけ帰ったら殺されるだろうし。 「仕方があるまい…何処か寝れる場所を…」 と呟き、辺りを見渡すとキュルケのフレイムがこちらを見ているのに気付いた。 また見てるな…と思っていると、フレイムがこちらに近づいてきて、ズボンの端をくわえると引っ張り始めた。何処かへ連れていきたいらしい。 「こら、引っ張るな。ついていってやるから!」 そうポルナレフが言うと、理解したのか、フレイムは引っ張るのをやめきゅるきゅる鳴くと、ポルナレフを隣のキュルケの部屋へ引導していった。 キュルケの部屋の中は暗かった。フレイムの周りだけぼんやりと明るい。 「扉を閉めて?」 暗闇からキュルケの声がした。変に色っぽい気がしたが、一応言う通りに閉めた。 「こっちへいらっしゃいな。」 「話したいのは山々なんだが、暗くて部屋の中がよく分からんのでな…すまないが明かりをつけてくれないか?」 ポルナレフは嫌な気がして、ドアの近くからそう言った。 すると杖を振るような小さな音がして、蝋燭の一本一本に火が灯った。 その明かりに浮かび上がったのは下着姿のキュルケだった。 「これでいいかしら?そんな所に突っ立ってないでこちらにいらっしゃいな。」 誘惑するかのような声で話しかけてくる。おそらく並の男ならイチコロだろう。しかしポルナレフは違った。 まてまて、今の俺はこんなキャラじゃ無い。このキャラはエジプトで卒業したはずだ。 ポルナレフの脳内でそんな声がしたのだ。更に続けて そうだ。今の俺はこんなキャラじゃ無い。逃げろ。逃げるんだよォーッ!スモーキィーーッ!! と聞こえた気がした。 ポルナレフはジョースターさん?と思いつつも、この声に従いじりじり後退した。 その様子を見てキュルケは溜息をついた。 「貴方はあたしをはしたない女だとおもうでしょうね。」 ポルナレフはドン引きした。自覚してるなら恋人でもない男の前でそんな恰好するな。親が泣くぞ?そう思った。 「思われても仕方ないの。あたしの二つ名は『微熱』。」 ポルナレフは嫌でも分かった。ここは逃げるべきだと。もはやここから話を聞く余裕など無かった。 「~~~」 まだキュルケが何か言っている。もうとっとと逃げるべきだ。そう判断するとドアのノブを握った。 しかし、ドアは開かなかった。ハッと前を見た。キュルケが杖をドアに向けていた。 「あたしがこれだけ無視されるなんて初めてだわ…」 ヤバイ、俺はやっぱりこのキャラを卒業出来てなかったのか?トイレと女運は全て俺なのか? 「でも、ますます燃えてきたわ…貴方をどうやってでも振り向かせたい、あたしの虜にしたい…!」 やばい、ヤバすぎる。こうなったら仕方あるまい! 「チャリ…」 チャリオッツを呼び出そうとした時、ガシャガシャと窓が叩かれた。 見ると男子生徒が一人窓の外にいた。 「待ち合わせの時間に来ないから来てみれば…」 「ペリッソン!えぇと二時間後に!」 「約束が違う!」 キュルケはこちらに向けていた杖を窓の方に振ると、蝋燭の火がペリッソンをたたき落とした。 ギーシュと同じく二股しようとしていたらしい。貴族の風上にもおけない奴らである。 「まったく無粋なフクロウね」 「お前が言えるか。小娘」 「あら、嫉妬かしら?安心して。彼はただの友達よ。とにかく今、あたしが1番恋してるのはあなたよ。ジャン…」 キュルケはそう言うとするするとポルナレフの方へ近寄ってきたが、また誰かが窓を叩く音がした。 今度は先程のと違う男で、ポルナレフも見覚えがあった。名前は忘れていたが決闘を挑んで来た奴だ。 その彼も蝋燭の炎によって落とされた。 しかし、男はそれでおしまいでは無かった。 今度は三人が同時に来たのである。彼等は口々に何か言ったが、フレイムの吐く炎によって落とされた。 その間にもキュルケはポルナレフとの間を詰めて行った。 だが、ポルナレフは既に逃走経路を作っていた。チャリオッツを先程呼び出した時にドアを切り裂いておいたのだ。 ポルナレフはキュルケに背を向けるとキュルケが抱きつくより早くドアに突進した! バッキャァーンッ! ポルナレフは廊下に回転しながら着地した。しかし、彼の女運はまだ続いていた。 今度のそれはすぐ隣の部屋のドアを開けて出てきた少女、ポルナレフのご主人様であるルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールその人だった… To Be Continued...
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/925.html
「物理的な衝撃に弱いとかあのハゲ…全然駄目じゃない…!」 深夜、宝物庫のある本塔の前でロングビル、もとい『土くれ』のフーケは怒り狂っていた。 昼間にコルベールから物理的な力が宝物庫の唯一の弱点であることを色目を使って聞き出し、自らのゴーレムで試したものの、壊れるどころかひびすら入らなかったのだ。 「…でも、私のゴーレムでも駄目だとしたら、どうしたらいいものかねぇ…」 そうつぶやいた時、本塔の脇の方から怒鳴り声が聞こえた。 「ツェルプストー!いい加減私の使い魔に近寄らないでよ!」 いきなりの怒鳴り声に驚き、さっと本塔の壁に張り付くと音をたてないように首だけを出してそっと声のした方を見た。 そこにはルイズ、キュルケ、タバサ、そしてポルナレフがいた。いや、よく見ると亀もいる。 とすれば怒鳴ったのはルイズらしい。よく状況は分からないが、彼等がそれぞれの部屋に帰らないと自分も部屋に帰れない。 まったく、彼女からしたらはた迷惑な話である。 ともあれ仕方が無いので、彼等が去るまでしばらく待機することにした。 「あら、いいじゃない。別にダーリンは別にあなたの恋人じゃなくってよ?最も、恋人でも私は奪うけどね~。」 キュルケはそう言うと、ポルナレフと腕を組もうとするが、ポルナレフはそれを横にずれる事で回避した。 「好意はうれしいのだが…言い付けでな…」 ポルナレフはそういうとすまなさそうに頭を下げた。その態度にキュルケの恋心はますます掻き立てられる。 「ダーリンの主人に対するその忠実さ…素晴らし過ぎるわ…!ルイズには勿体ないぐらいに!」 「忠実」 タバサも感心しているらしくボソリと言った。 「メルシー・ボークー」 二人にポルナレフは一応礼を言ったが、心中は複雑だった。 ポルナレフは使い魔ということにはなっているが、他の使い魔同様に忠誠を誓ったつもりはない。 だから忠誠を賞賛されても嬉しくともなんともないのだ。 しかも今はチャリオッツを取り戻している。 更に左手についたルーン…剣やナイフを持つと光りだし、体が軽くなると最近気付いた。 思い返せばギーシュとの決闘の時、ほぼ無意味ではあったが、ナイフを強く握ったとき体が軽くなった気がした。あれもこのルーンが原因だったらしい。 ルーンが輝くと、チャリオッツも昔程とまではいかないが、ローマのコロッセオで死ぬ前よりも動きが遥かによくなる。 この二つの力を駆使すればただのメイジどころか下手したらスクウェアクラスが相手でも負けはしないだろう。 だが、地球に戻るためには情報が不可欠であり、そのために使い魔であり続けなければならないことが非常に歯痒かった。 「まったく、忠実なのを誉めてくれるのはいいけどね、何度も言うけど近寄らないでよ!」 またルイズが怒鳴る。ポルナレフはやれやれ、と呟くと亀を拾い上げ、寮に向かって歩きだした。 「こら!何処へ行くの!待ちなさい!」 「今日の鍛練は中止だ。邪魔が多過ぎる。」 振り返ることもせずそれだけ言うと欠伸をしつつ寮に戻って行った。 「ご、ご主人様が邪魔ですってぇ~!」 「あぁん、待って~」 ルイズとキュルケがポルナレフの後を追い、タバサもそれに続いて寮に帰っていった。 「やっと行ったわね…」 フーケは四人と一匹が立ち去ったのを確認し、これからどうしようかと考えたが、ゴーレムでも宝物庫の壁が破壊できない以上、どうしようも無いので今夜はもう自室に帰ることにした。 その道すがら、ふと一抹の疑問が頭をよぎった。 「それにしても何でこんな時間に中庭にいたのかしら…?」 確かポルナレフは去る時『鍛練は中止だ』とか言っていた…『鍛練』…チャリオッツ… その時、フーケは『ある事』を思いつき、ニヤリと笑った。 これならいける。上手く事が運べば…! 次の晩、ポルナレフは昨日と同じ場所にいた。右手には以前街で購入したレイピアを携えている。 目の前には昼間に切り出しておいた丸太が数本。 目を閉じ、精神を集中させる…チャリオッツと自身を同化させる… 「チャリオッツ!」 喝!と目を開き、チャリオッツを呼び出す!現れたチャリオッツが目の前の丸太を瞬く間に切り刻んでていく! そして数秒後、丸太は見事な木像になっていた。こころなしか怯えているディアボロに見える。 「タイトルは『俺の側に近寄るな』…かな。」 ポルナレフが満足げにそう独りごちると、後ろからパチパチと手を叩く音がした。 「見事な出来栄えですわ。ミスタ・ポルナレフ。」 手を叩いたのはロングビルだった。 「見ていたのか?」 後ろを振り返らずにそう言うと隣の丸太を見る。その丸太も数秒で木像になった。新たに出来た木像を見てロングビルが驚いた。 「それは…私ですか?」 「私としてはそのつもりだが…似てなかったか?」 ポルナレフは二つ目の丸太でロングビルの木像を彫っていた。 「いえ、よく似ていますわ。たった数秒でやったとは思えないほどに…人間以上の精密動作にスピード…話の通りですわね。」 ロングビルは内心ほくそ笑んだ。これ程の『力』ならきっとイケるに違いない。 「ところでオールド・オスマンから伝言がありまして…」 「何だ?」 「少し、来て下さいますか?」 そう言うとロングビルは本塔の中に入っていき、ポルナレフはロングビルについていった。 「ここです。」 ロングビルは五階の廊下でいきなり立ち止まった。 「ここ?私には壁しか無いように見えるが…」 「オールド・オスマンはあなたの『力』がどれほどか知りたがっています。 なのであなたの力がどれほどなのかを至急調べる必要があるとの事です。」 ロングビルがあくまで事務的な口調を装って喋る。 「具体的には?」 「ここの、宝物庫の壁を斬ってみて下さい。それだけです。」 ポルナレフは少し考えてから、 「オールド・オスマンの命令とあれば従おう。しかし、今は『土くれ』のフーケとやらが蔓延っていると聞く。余りにも無用心じゃないか?」 と返した。 ポルナレフの返事に、ロングビルはあらかじめ計画していた通りに答える。 「いえ、私はこう見えましても土のラインです。多少の補修なら出来ますのでご心配無く。 それに朝になればスクウェアメイジが数人がかりで元に戻します。」 勿論出鱈目である。見かけ上の補修はするが、スクウェアメイジによる強化などしない。 「…再度確認するが本当にオールド・オスマンの密命なんだな?」 「はい。本気でやるように、とのことです。」 「…分かった。」 (かかったな阿呆が!) ロングビルは心の中でガッツポーズした。余りにも計画通りで、喜びの余り踊り狂いたかったが必死の思いで我慢する。 「それでは誰も来ない内に…」 ポルナレフは目を閉じ精神を研ぎ澄ます。 今まで精密かつ素早い動作の鍛練ばかりしてきた。こうやって剣の斬撃を試す機会は滅多に無かったからだ。 ちょうどいい。この機会に今出せる限りのチャリオッツの全力を試してやる。 「シルバー・チャリオッツ!」 シュパパンッ! シルバーチャリオッツの斬撃が宝物庫の壁を切り裂く。壁には十字型の切り裂いた跡が深々と残っていた。 「流石に宝物庫の壁はやはり破れませんか…」 「今は、な。若い頃なら貫通していただろうが。」 ポルナレフが悔しそうに言った。 「オールド・オスマンには伝えておきます。その前に修復を…。」 ロングビルが杖を振ると跡が土で埋められ、元に戻った。 ポルナレフはそれを見て安心し、寮のルイズの部屋に帰って行った。ロングビルも怪しく笑いながら自室へと帰って行った。 そしてその数日後、ポルナレフは再び自身の女運の悪さを思い知ることになる… To B... 「つーか買ったのに俺だけ亀の中に放置で出番無しってひでぇ。でも許す。あいつは俺の相棒だかんね。」 デルフリンガーは誰もいない亀の中で寂しく呟いた。 To Be Continued...
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/1146.html
「…うぐぇあ…気持ち悪い……二日酔いか…?」 ポルナレフはソファから身を起こすと、よろよろと立ち上がった。 「お、ようやくお目覚めか相棒。」 「ん…ああ…あ?」 ポルナレフが首を傾げる。 「いつの間に亀の中に戻った?確かシエスタと酒を飲んでて…?」 デルフがカタカタ震え出した。 「どうした?」 「な、なななななんでもないぜ相棒。そ、そそれより早くしねーと娘っ子にまた亀取り上げられるぜ!」 「あ、ああ。」 ポルナレフはデルフを掴み取った。 「え、あ、相棒!?」 「昨日は迷惑かけたしな。それにまあなんだ。レイピアは持ち運びがな…」 相棒…!とデルフは涙した。目なんか無いけど。 (あ、あの犬ゥゥゥゥ!!) 私は亀の目の前でポルナレフが出て来るのをいまかいまかと待っていた。 (ダンス誘ってやったのに終わったらすぐに御主人様を無視してメイドと逢引ですってぇぇぇ) ちなみに昨晩の騒動の後、水のメイジによる治療を受けられず応急処置しか受けれなかった(今日の内に治癒魔法を受けに行くが。)ため、左腕骨折に加え、頭に包帯、身体のあらゆる箇所にガーゼが貼られている。いわゆる『名誉の負傷』って奴だ。 (何が「俺は帰らなければならない。だが、それまではお前の使い魔だぜ。」よ!思いっきり違う娘に着いていってんじゃない!) ポルナレフの自分に対する態度が全然気に喰わなかった。フーケの時も私を差し置いて他の二人と共に退却を提案した。 それでも見捨てず助けてくれたはいいが、御主人様である私と踊った後すぐに違う女、それもツェルプストーじゃないだけマシだが、メイド、すなわち平民と飲みだしたのである。 貴族である自分が誘われず何故あの平民が誘われなければならないのか(誘ってないbyポルナレフ)そのことが無性に腹が立った。 しかもその平民とキスをしようとしたのである。これには完全に頭に来た。別にあいつが好きという訳じゃないが、平民ごときに負けたのが悔しかったからだ。 気付いたらテーブルを二つ飛び越え、メイドの後頭部に目掛けて飛び膝蹴りを喰らわしていた。 ゴシカァン!という音と共にメイドがポルナレフと正面衝突した。メイドはゆっくりと立ち上がると、その怒り、羞恥、酒で真っ赤にした顔をこちらに向け、 「いいキックしてるぜッ!このアマッ!」 と挑発してきた。私も負けじと 「かかってきやがれッ!」と挑発仕返した。 その時私はワクワクしていた。メイドの最も強い部分が光り輝いて見えた気がした。 「いくぞ!」「私の方が!」「「最強という事を証明してくれるッ!」」 …今思い返せば最後だけ何かおかしかった気がする。 その後、私とメイドはバルコニーを破壊し尽くすまで闘った。終わった時には私もメイドも満身創痍だったし、私のドレスもメイドの服もボロボロだった。ただ、亀とポルナレフはギーシュがワルキューレを使って助け出していたため無事だった。私はギーシュに感謝した。 「よいしょ」ドゲシャ「ガミャッ!」 私は亀から出て来たポルナレフの頭を踏み付けた。ぐりぐりと。 「や、やめろ小娘ッ!」 「そんなことより御主人様に言うことがあるでしょ?ほら早くしないとどんどん強くなっていくわよ。」 「な、何の事だ!」 「あー、相棒。ひょっとしてあのメイドのことじゃね?」 「メイド…シエスタか?だがシエスタがどうした!?」 「全く、相棒はあれかい?女心が分かんないのかい?」 剣が呆れたように言った。ていうかようやく出番与えられたのね。と、そこに コンコン。 「すいません、入ってもよろしいでしょうか?ミス・ヴァリエール。」 あのメイドがやってきた。 とても歯痒い。何故ポルナレフさんは私の気持ちに気付いてくれないのだろうか? 彼がメイジであるギーシュ様をナイフ一本で倒した時、私は彼に惹かれた。メイジを倒した平民としてでなく、可能性としてでもなく、私のような何の力も持たず服従するしかない一介のメイドの為に命を省みず闘ってくれた『男性』としてだ。 彼は私よりずっと年上だろうから親や周りも反対するだろうが、それでも構わないと思っている。 それほどまでに憧れ、慕っているのに…彼は気付いてくれない。 だから常日頃一緒にいるミス・ヴァリエールが羨ましかった。御主人様と使い魔という関係でも私よりずっと長く彼と一緒にいられるのが羨ましかった。 そしてフリッグの舞踏会で二人が踊っているのを見て、ついに我慢出来なくなった。 私は同僚の子に無理を言って仕事から抜け出し、彼の元に行った。 そして… ここから記憶が無い。ただ起きたら部屋にいて頭痛がしたことからワインを飲んだに違いない。そうだとすると何かやらかしてしまったかもしれない。 そう思うとすぐにメイドの共同部屋を飛び出して謝りに行く事にした。 「ミス・ヴァリエール?いらっしゃいますか?」 「ちょっと待ってなさい。部屋を片付けるから。」 中から返事が返って来た。心なしか怒っているように聞こえる。やっぱり昨日何かやってしまってたんだ。 「あんたの愛する平民が来たわよ。犬。ああ、御主人様の部屋に呼んでまでイチャイチャしたいだなんて、どれだけ性欲あましてるんだか。」 ルイズは見下すように言った。いや、確かにシエスタはいい娘だが、別に愛しては…ってデルフよ、なぜ震えている? 「…何か貴様勘違いしているな?俺はシエスタと恋仲ではない。」 「嘘おっしゃい。だったら何で御主人様の見てる前で逢引したり、今もこうやって来てるじゃない。そんな犬にはお仕置きが…」 酷い言い掛かりだ。両方とも身に覚えが無い。あのギーシュじゃあるまいし、そのような事は絶対にしないはずだ。 「何も聞く気はないようだな…この小娘が…ッ」 「何とでも言いなさい。でも…そうねぇ『私が悪うございました。許してくださいまし、私の美しい美しい御主人様』とでも言ったら許してあげようかしら。」 「いい気になりおって…ッ」 「あー?聞こえないわよ?ほら早く言わないとこんな姿をメイドに見られるわよ?」 ぐりぐり更に踏み付けてきた。こうなったらやるしかない。 「…ゼロの癖に…」 腹に力を込める。 「この期に及んでまだ強がる気?阿呆ねぇ…まったく、おたく阿呆ねぇ…」 「生意気だぞッ!小娘がッ!」 俺は身体を海老のように反らせ、亀の中にあった足でルイズの身体を蹴り飛ばした。対メイジように身体を鍛えといて良かった。 「キャッ!」 ルイズの足が離れた隙に俺は走った。目的は窓。 「チャリオッツッ!」 窓をチャリオッツで切り裂き内側に倒す。外に誰かいたらやばいからな。 窓から飛び出すとデルフを抜いてチャリオッツの剣と共にそのまま壁に当てる。摩擦により落下速度を落とすためだ。 ガリガリと盛大に音を鳴らして地上に降り立つとすぐに走った。行き先は走りながら決めよう、と考えると何かにぶつかった。 「な、こんな所に壁が!?」 「壁じゃない!僕の使い魔のヴェルダンテだ!…ん?その声はポルナレフかい?」 この声…確かどっかで聞いたんだが、誰だっけ? 「えーと…プッチ?」 「違う!ギーシュ!ギーシュ・ド・グラモン!忘れたのかい!?昨日助けてやったというのに…」 「昨日…すまない、全然記憶に無い。昨日何があったんだ?」 「本当に覚えてないのかい?あれほどの惨事を?」 「ああ。シエスタと酒を飲んでる所までは覚えてるんだが…そこからが…」 ああ、とギーシュは天を仰いだ。あれを自分から言えというのか始祖ブリミルよ、とだけ言うと、ギーシュは丁寧に教えてくれた。 「…というわけだ。後は自分で何とかあの二人を抑えたまえ。」 それだけ言うと笑いながら去って行った。 「…デルフ、何故教えなかった?」 「だって恐かったから。」 「…」 「昨日はすいませんでした。ミス・ヴァリエール。」 メイドは入って来るなりいきなりそう言った。 「はあ?」 訳が分からなかったので話を聞いてみると昨日は酒に酔ってたらしく、そのために無礼な事をしてしまったと謝りに来たらしい。別にポルナレフに呼ばれたり、会いに来たという訳では無いみたいだ。 しかも本人いわく自分から一緒に飲もうと誘ったらしい。なんだ、全て私の勘違いじゃないか。また謝らなくちゃ…その前に探さないと! 「シエスタだっけ?頼みがあるの。一緒にポルナレフを探してちょうだい。」 「え?あ、はい!」 私とメイドは学院中を探しだした。 「相棒、何処向かってんだい?」 「厨房だ…あそこならルイズも分かるまい。」 「そんなに上手くいくかねえ?」 厨房までもう少しで着く所で見つかった。 「ミス・ヴァリエール!いました!」 いきなりの大声にギクリとし、後ろを振り向くとこちらを指差すシエスタと猛然とした勢いで突っ込んでくるルイズが見えた。 「ほら行かなかったw。」 「笑うな。」 パチンとデルフを鞘に収めると降伏するつもりで両手を挙げた。自分の直前でルイズが停止する。 「はぁ、はぁ、一体何処に行ったと思ったらこんな所にいたの…」 「ふん。今更何のようだ?何度もいうが俺は…」 「まったく、少しは弁明させなさいよ…」「?」 「あの娘から聞いたわ。あんたは本当に何も悪くなかったようね。」 おいおい今更か。 「だから…あーその…ごめんね?」 「え…ああ。」 正直、此処まで勘違いしやすい主人も考え物だ。簡単な話でも相手の主張を認めないから此処までこんがらがってしまう。だが素直に自らの過ちを認めた時の謝り方は、どこかかわいらしいものがある。娘みたいな感じの、がな。 そんな自分達をシエスタは嫉妬に駆られた目で睨みつけていて、デルフはその視線にまた震えていた。 ああ、明日からがまた不安だ。誰か俺の女難の相を取り除いてくれるスタンド使いの方、待ってます。 To Be Continued...
https://w.atwiki.jp/anti-omega/pages/75.html
88人の聖闘士の中位に位置しておりその総数は24 攻撃速度はマッハ2から5程度である。 原作での白銀聖闘士はその半数は教皇に付き 掟を破った星矢達を罰するために登場し倒されてきた。 星矢Ωでもその形式をオマージュして マルスの元で光牙の追っ手になる事になる。 しかしその性格は問題ぞろいであり 猟犬星座のミゲル→戦い好きなのでアテナとかどうでもいい 伝説の聖闘士瞬に対して「青銅ごとき」扱い 蠅座のフライ→聖衣を集めて白銀に昇格 聖衣をぺろぺろするなど異常な執着 なにもしないアテナは嫌なのでマルスにつく 彫刻座のミケランジェロ→ゴーレムにこだわりすぎて戦わない などなど聖闘士として以前に敵としてもゲスが多く 理不尽な攻撃はしても基本教皇に忠実かつ 任務のために散った原作白銀と比べてコレジャナイな事になる。
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/51517.html
【検索用 ぎんとはな 登録タグ VOCALOID effe き みなも ニコニコ外公開曲 初音ミク 曲 曲か】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:effe 作曲:effe 編曲:effe 動画:みなも(Twitter) 唄:初音ミク 曲紹介 「初めての音が空の上で響いた また冬が来る」 曲名:『銀と花』(ぎんとはな) 『KARENT presents Planet Traveler feat. 初音ミク』収録曲。 歌詞 (動画説明欄より転載) 微睡みと夢の跡 毛布かぶり抜け出した 壁飾り 置き時計 机の上 冷えたミルク 小鳥運んだ赤い木の実 窓の光に揺れている どこからか鈴の音聞こえた 朝 願いは燃えて雪のかけら溶けてしまう だから 走れ 走れ 足跡のない白き世界へ 時が訪れて 空見上げて ふわり舞う銀色の花が 「忘れたい」「忘れない」と心抱きしめ 何度重ねても同じじゃない初めての音が 空の上で響いた 君が振り返る 庭先の雪だるま 水たまりの薄い氷 しんと静かな景色の中で 息をしているひそやかに リスもカエルも野うさぎも おやすみ 見えるもの捉え在り方まで歪めてしまう前に 超えて 超えて 白銀の地平線目指して 両手を開いて 期待満ちて ひらり舞う銀色の花が 「変わらない」「変わりたい」と決意抱きしめ 何度重ねても同じじゃない初めての音が 空の上で響いた また冬が来る コメント 雪ミクのアルバム収録の曲の中でも素晴らしい名曲だと思う。 -- ガラナ (2023-03-02 19 09 37) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hakugin_ts/pages/103.html
白銀バトン ====================================================== 白銀の、白銀による、白銀のためのバトンです。 質問の中心は「白銀の序曲」に関するものになります。 よろしければご自由にお持ち帰りください。 なお、他ギルドのお客様はご自身の所属されるギルドに置き換えて使っていただいても結構です。 改変に特に制限はございませんので、ご自由にお楽しみください。 このバトンが、貴ギルドの活性化の一助となれば幸いです。 ■あなたのお名前は? ■白銀の序曲と出会ったきっかけは? ■白銀の序曲でのあなたのポジションは? ■白銀の序曲での一番の思い出は? ■白銀の序曲から連想される歌は? ■白銀の序曲から連想される色は? ■白銀の序曲から連想される四字熟語は? ■もし1日だけ白銀の序曲のマスターになれたら何をしますか? ■白銀の序曲メンバーとしてみたいことはありますか? ■白銀の序曲メンバーになにかひとこと。 ====================================================== ギルドメンバー回答集 ブリュークナクさん 澄明さん ミントさん 敦眞さん だーすさん リヴォルブ アネさん 一弥さん イチヤさん アンナさん
https://w.atwiki.jp/hakugin_ts/pages/29.html
白銀の序曲独特の言い回し、用語などの辞典です。 皆さんどんどん追加していってください。カオス歓迎。 あ行 あだるちー:お酒は危険だよb あつ姫 敦眞さんのこと。若干ツンデレ。可憐です。 あつん 敦眞さんのこと。(その2 あつん語:「げへw」 アネ語:おらおら!アネ語なんだZE! いてら~ 「いってらっしゃい」の略。クエに行くとき、お食事前などに使う。 うしんし 牛、紳士の略 似非貴族 ブリュークナクさんのこと。Wikiの紹介写真が貴族さながら煌びやかなので。 お嬢:てぃらさんのこと。お嬢様ではなく、お嬢。 おはゆ~ マスターの挨拶。朝でも夜でも「おはゆ~」。 か行 仮面:リヴォルブのギルド。「Mass Kaleido」のこと。 可愛い獅子に何するの>< 流行語。「可愛い獅子に何するの><」 消えるの卑怯>< 敦眞さんにバニッシュで忍びよると言われます。脅かすと楽しい。 騎士:一弥さんのギルド。「私営騎士 ~SunFlower~」のこと。 ギッシュ アンドレ男爵のこと。「脂ギッシュ」に由来。 ぐれでぃえいたー 焼かれすぎてグレた牛(グラディエイター)のこと。一弥さんの昔の称号。 黒毛和牛 一弥さんのこと。黒髪の牛なので。 極S 主にブリュークナクさんのこと。攻めだすと止まらない♪ 誤爆王 誤爆を目撃されたらつけられる称号。誤爆したっていいじゃない>< こゆず :柚子愛澄さんの愛称その2。青ぺんをぎゅっとしていて可愛い。 さ行 CC キャラクターチェンジ(Charactor Change)の略。レモンじゃない。 jihad とある方からの頂き物。白銀の序曲、テーマソング。 白もふ リヴォルブの頭装備「シリウスヘディング」の通称。メンバーからは「ズラ」とも。 すかいぽー : スカイプのこと。たまにやります。 座ったら負け 一度座ったが最後、もう狩りを再開することは無い・・・ た行 DN D(だいぶ)N(ナルシスト)という意味らしい。自分を褒めたらもれなく言われます。 てぃら語 てぃら。さん風のはなしことばなのれす、うふふ。 月裏:てぃらさんのギルド。「真昼の月の裏側に」のこと。たぬ天国。 どっぺる ドッペルゲンガーの略。そっくりさんを見かけた時に使用。 とらぶりゅー ギルドの×問題児○風雲児こと、ブリュークナクさんのこと。 な行 ナンパ 勧誘のこと。あまりしない。 は行 白銀の序曲:ギルド名。1人1人が主役のギルド。ギルドは1人ではできない。音楽がさまざまな音でできているように、ギルドもいろいろなメンバーで音楽のように素敵なギルドになるようにマスターの思いが込められている。 白銀組曲 近日公開 白銀大戦 白銀メンバーが集う、Pv大会のこと。もちろんネタ対戦もします。 ぶりゅーみんぐこーら かくれんぼイベントの隠れ場所のひとつ。もちろん、ぶりゅーさんの。 変態眼鏡 「ジュバンニの仮面」のこと。 放火 闇龍のイビルフレイムのこと。Pvでの焼肉やポプリダンジョンの放火ネタに使用。 ぽぷにちは ポプリのご挨拶。夜は「ぽぷばんは」。 ポプリ イチヤさんのこと。ずっとポプリ帽子を装備していたことに由来。 ポプリの呪い : ポプリ仮面の不気味さゆえに、いつしか呪いアイテムのひとつに。効果は謎の鯖落ちなどトラウマになります。 羊マスター:ミントのこと。羊に詳しいのと羊のサブをたくさん持っているため知り合いとか周りでそう呼ばれている。 ま行 迷子 主に敦眞さんかりぼのこと。誰か導いて・・・; 魔王(敦眞さん) 赤い魔王、とも。なんだか魔王っぽいので。 魔王(ミントさん) ハンマスカチューシャが角のようで、恐るべき戦闘力であることから。本当はサブのミリアが魔王と呼ばれていたのだがいつの間にかミントまでそう呼ばれるように。漆黒の魔王ミリア 疾風の魔王ミント 灼熱の魔王有希の3代魔王羊がいます。 Mass Kaleido 忘れられがちなサブギルド。ギルドバトルイベント時に活躍。 みどり だーすさんのこと、もしくは澄明さんのこと。出会ったら緑で埋め尽くすべし。 ミント王国:ギルドイベントで使われた架空の王国。ガバリア島のどこか存在する魔法の国の王国という設定。 ミント姫:マスターがイベントで使うミント王国の姫。イベントの最後には素敵な魔法をプレゼント ミント王国物語:ミント王国を舞台にマスターが書いた架空の物語。ギルドメンバーが出演しています。 めーさん 澄明さんのこと。 もふもふ もふさんのこと。 や行 焼肉 牛の方たちを焼かせていただくこと。 柚子(ゆずこ) 愛澄さんの獅子、柚子愛澄さんのこと。 ら行 里墓参 りぼさんの事。決して里へ墓参りだなんて。。。 わ行
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/19847.html
登録日:2012/04/19(木) 23 53 51 更新日:2024/09/12 Thu 08 25 46NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 LC ND Ω かませ犬 けっこう女性が多い やられ役 エピソードG ギガンマキア セインティア翔 ネクストディメンション ロストキャンバス 一覧項目 中には強者も 中級 中間管理職 内ゲバ 強面の集まり 悲劇の人達 白銀聖闘士 聖闘士星矢 白銀聖闘士(シルバーセイント)とは、『聖闘士星矢』及びその派生作品に登場する戦士の総称である。 概要 アテナを守護する聖闘士の中で、青銅聖闘士よりも上のクラス位置する者が白銀聖闘士。 黄金が切り札なら白銀はアテナ軍の主力と言える。 彼等曰く「青銅聖闘士とは象と蟻ほどの実力差がある」らしいが、殆どが聖域からの刺客という立場上、やられ役。 良いところが黄金の魚介類以上にないに等しく、かなり悲惨である。 その称号を踏まえて言っておくが、決して白銀聖闘士が弱いわけではない。あくまで星矢達の強さが異常なのだ。 また、物語の都合上敵役ともいうべき立ち位置ではあったが、ごく一部を除けば基本的に誰もが地上の愛と平和の為に尽力する善人である。 ただ、教皇(の姿を借りたサガ)の命を受けアテナの名を憚る反逆者・城戸沙織の抹殺に動いていただけである。 そもそも、聖闘士は正当防衛なら兎も角、自分の力を私利私欲や見世物に使う事は禁止されており、 客観的に見ると教皇が就業規則を破った星矢達を止めようとしたこと自体は間違いではない。 一部の聖闘士の弱みを握って私兵扱いするグラード財団を潰すのも、聖闘士の持つ武力が悪用される可能性や 時に青銅聖闘士でも黄金聖闘士になれるほどのポテンシャルを秘めている場合もある(*1)危険性を考えれば武力行使も止むを得ない構図ではある。 というわけでアテナを襲う刺客だからといって悪だとは限らないのだが、掟を破ったら問答無用に抹殺するのは 現代アテナの本意では全くなく(*2)(*3)、アテナとグラード財団の目的もアテナとして活動するため&反逆者をあぶり出すために派手に立ち回ったことと、 サガが刺客を差し向けた目的も掟破りというよりは自分の正体隠蔽や活動のためにアテナを抹殺したいというものなので上記の構図は一面でしかないことに注意。 然し、多くの白銀聖闘士や黄金聖闘士の半数にはグラード財団やサガの真意を確かめる術が無かったのが彼等の不幸であった。 『セインティア翔』では運が悪いことにエリスの復活が重なり、敵対行動に拍車がかかってしまうのは皮肉だとしか言いようがない。 他の派生作品でも、一部を除いては割を食いやすいポジションになりがちである。 もっとも、これは青銅/黄金のどちらかを主役にすると話の構造上そうなってしまいやすいがための配慮なのだが。 だが、たまに黄金聖闘士レベルと言われる実力を持つ者もいる。 作中でその例に該当すると明確に言及があるのはオルフェ(原作)、水鏡(ND)、ハクレイ(LC)、リゲル(セインティア翔)の4人である。 色々と微妙な扱いを受ける彼らだが、聖衣の管理、後進の育成と多岐の渡る任務に就いており、彼らの尽力のお陰で聖域が支えられていた。 ある意味では黄金以上に重要なポジションでもある。実際に彼らを失ったのはかなりの痛手であり、 冥王ハーデスとの聖戦以降の未来の時間軸では、サガの乱での痛手で聖域の復興が可なり遅れている模様。 ◆原作及びアニメ第一作・OVAハーデス篇 ★メンバー ●鷲座(イーグル)の魔鈴 星矢の師匠の女聖闘士。16歳(そんなバカな)。 育成方針はスパルタだが、それなりに気にかけるところも多々あった。 毒薔薇の園から星矢を助ける際、一度だけ仮面を外すが素顔は拝めなかった。 イメージの再現の為か、聖闘士聖衣神話等のフィギュアでは顔が星矢の姉と一緒。 アイオリアとは年が近かったため仲が良かったらしい。 ●蛇遣い星座(オピュクス)のシャイナ 星矢と天馬星座の聖衣をめぐって戦ったカシオスの師にして女神様。 ゲームでは黄道十三星座説により黄金聖闘士化した作品も 星矢に仮面を割られてから事あるごとに星矢に襲いかかってくるが、そのたびにまた仮面が割れる。ぶっちゃけ星矢にメロメロだった。 ただ今でいうヤンデレっぽい感じもする。 半分は女聖闘士の掟のせいだけれど、元々カシオスが合法的に倒されたことに対する逆恨みで襲い掛かってきていたわけで…。 ポセイドン編では貴鬼とともに星矢達のサポートに回った。 Ωでも現役。光牙の師匠にしてアテナの直衛。ここでも仮面が(ry 実は上述の2人は『エピソードG』において9歳の時点で既に戦っている。 どう見ても今の星矢(13歳)より老けているのは気のせいだ!まぁ本編からして2歳の一輝が0歳の瞬を抱えて1歳のパンドラから[[逃げる]]世界なんで気にしてはいけない。 ――――嘆きの壁―――― ●蜥蜴星座(リザド)のミスティ 私闘の禁を破った星矢達を粛清すべく聖域から送り込まれた刺客にして、当代白銀聖闘士中最大のネタキャラ。 指一本で気流を操り、富士の風穴をも一撃で崩落させる実力者。 何故かアニメでは原作にはなかった「美」みたいなワードが入ることが多かったが(そしてその時は大体残念原画)、彼は原作からしてモノホン。 星矢の最強技(?)ペガサスローリングクラッシュで止めを刺せた数少ない相手(※掴むところまでの成功率は高い)。 というかこれも流星拳が全く通じない→新技の彗星拳を編み出す→通じない→投げならどうだ!?の様な流れであり、何気に凄いキャラ。 超絶ナルシストな上に当初黄金という設定がなかったのかムウに喧嘩を売るなどしていたが、 実力は確かでコイツとの戦いの経験が、後に思わぬところで活きる。 またアテナへの忠誠心と地上を守る意思は本物である。 「神よ、わたしは美しい…」←全裸 エピソードGでは作者の趣味か白銀だとこの人ぐらいしか使いづらかったのかかなり優遇されている。最終決戦直前に2度も大活躍するほどに。 そして脱ぐ。 ●ケンタウルス星座のバベル 灼熱拳使い。 星矢達を粛清する任を放棄した氷河を襲撃するが、炎ごと凍結され返り討ち。 あまりにもしょぼい。同じケンタウルス系星座のアイオロスとかを見習え。 ●白鯨星座(ホエール)のモーゼス 星矢抹殺を偽装した魔鈴を水磔にするが、キレた星矢に倒される。 因みに暗黒聖闘士にも白鯨座の聖闘士がいる。 ●猟犬星座(ハウンド)のアステリオン サトリ。 魔鈴の星矢抹殺偽装を見抜き、星矢もろとも処刑しようとするが間一髪で脱出され、無心のイーグル・トゥ・フラッシュでKO。 ●烏星座(クロウ)のジャミアン ハゲ。ゲゲゲの鬼太郎よろしく無数のカラスを操り、沙織を拉致ろうとするがアテナの小宇宙にビビったうえ、復活した一輝に聖域までぶっ飛ばされた。 機動力には優れていたのかもしれない。 DWでは必殺技のブラックウイングシャフトの詳細(*4)が明記され何気に優遇された。(なおこの後、全身複雑骨折で退場した)(*5) ●地獄の番犬星座(ケルベロス)のダンテ チェーンハンマー使い。 ネビュラチェーンで難無く倒される。 なおケルベロス座は現存しない星座。 後にハーデス編で本物のケルベロスも登場し、こいつよりは活躍した。 名前の由来は「神曲」を書いた詩人ダンテ・アエギエーリと思われる。 ●御者座(アウリガ)のカペラ 円盤使い。 鳳凰幻魔拳で自分の手を切り落とす悪夢を見せられ精神崩壊。 カペラは御者座α星の一等星で「メス山羊」の意。 ●ペルセウス座のアルゴル メデューサの首級よろしく石化能力持ち。 紫龍が自分の目を潰して勝利。 直接攻撃はマッハ2程度と白銀としては弱い方だが(一般的な白銀聖闘士の打撃速度はマッハ2~5)、 メデューサの盾がとにかく強いため一緒にやってきた仲間の中では一番手強かった。 普通の漫画家なら星座神話ネタで「アンドロメダ」瞬と絡ませそうなものだが、車田御大はそんなことは一切させず、「ペガサス座」の星矢共々一瞬で石化させた。 もっとこう…手心というか…。 アルゴルはペルセウス座α星でちょうど切り落とされたメデューサの眼に当たる変光星。 ●巨犬座(カニスマヨル)のシリウス ●ヘラクレス星座のアルゲティ ●銀蠅座(ムスカ)のディオ 満身創痍の星矢を三人がかりで襲うが、射手座の聖衣を纏った星矢にまとめて瞬殺された。ディオは「はえっ!?」という迷言を残している。 シリウスは大犬座α星で全天で最も明るい一等星。なのにこの扱いはあんまりだ。 いちおう、アルゲティの必殺技(コルネホロスという敵を投げ上げる技)は「モーゼスの技より強力」らしいので、彼らが他の白銀と比較して弱いわけではないはず。 ●矢座(サジッタ)のトレミー 聖域に乗り込んできた星矢達を迎え撃ち、あっさり倒されるも、沙織の胸に黄金の矢を射る。 聖闘士は武器は使わないという設定はどうした。(まあ聖衣の一部ならOKなんだけど) 当人の扱いは正真正銘の一発キャラだが、十二宮編のゴングとなる重要な役どころ。この黄金の矢の意義・設定のおかげで、LoSやネトフリ版など一部の白銀聖闘士がカットされるような作品でもほぼ確実に出演している。 一方で、KoZのホームページではキャラ紹介に影も形もない憂き目を見た。 雑兵3人組 なんぞが1枠もらっているのに…。 星矢から「こんな奴」呼ばわりされるなどてんで弱いが、一芸に秀でたタイプ。 わざわざ迎え撃ちに行った理由は不明だが、教皇の勅命による沙織狙いの鉄砲玉だったと思うべきか。白銀達のアフターフォローは基本的に皆無な原作なので謎なままだが、そうとすれば忠義者の1人ではあったのだろう。 名前の由来は2世紀の天文学者プトレマイオスから。最初に48星座を制定した人である。 ●孔雀座(パーヴォ)のシヴァ ●蓮座(ロータス)のアゴラ アニメオリジナルキャラクター。シャカの高弟。 デスクイーン島での一輝とシャカの邂逅がカットされていたため、彼らを因縁付けるために用意された。 シャカの援護も受けてカノン島で療養中の一輝を襲うが、アテナの小宇宙でシャカの援護を断たれたあとは一輝の敵ではなかった。 作画がアレな回だったせいもあり、色々と突っ込みどころの多いキャラに仕上がっていた。 ただ師匠のシャカ自身は原作からしてかなりのドSなので、やけに偉そうなところとこんなしょぼいのが高弟であるところに目を瞑れば割と自然だったりする。 シヴァはインド神話の破壊神、アゴラは古代ギリシャのポリスの名前。 なお蓮座なんて星座は存在しない。仏教の「蓮華座」はあるが。 ―――越えてはいけない壁――― ●ケフェウス星座のダイダロス 瞬とジュネの師匠。アニメでは性格はほぼ同じだが名前がアルビオレに変わり見た目もイケメンになっている。 サクリファイスの試練を乗り越えた瞬がお世話になった感謝の念から人前で初めて本気を見せ、ネビュラストームで聖衣だけを粉砕される。 瞬とのエピソードや見た目のゴツさからいかにも弱く見えるが、実力は白銀聖闘士の中でも屈指で黄金聖闘士に迫るレベル。 反教皇派だったため、暗殺しにきたミロと対決して善戦するも、同僚想いのアフロディーテにこっそり横槍を入れられ、殺された。 原作ではミロは島を訪れてないので普通にアフロディーテに殺されている。 ……瞬に聖衣を砕かれてたせいでまともに戦えなかったんじゃ? まあ回想シーンでは修復済みだったように見えるし、どの道瞬に抵抗もできずに聖衣砕かれるレベルじゃアフロディーテには敵うまいが……。 名前の由来はギリシャ神話最高の大工ダイダロス(イカロスの父)から。 ●琴座(ライラ)のオルフェ ハーデス編で登場。 実力は黄金に匹敵するという伝説の白銀聖闘士。 恋人を生き返らせる為に冥界に赴き、その琴の音でハーデスの心を動かし恋人を生き返らせる許可を与えられるが、 その腕を惜しんだパンドラの策略で失敗してしまい、恋人は半身が石化してしまう。 それ以降は恋人の側で琴を弾きつつハーデスの楽士をしていた。 しかし後に騙されていたことを知り、聖闘士として闘った。 それにしてもコイツどうやって冥界に生身で行ったのか…(*6) いかに車田氏が勢いで漫画を描いているのがよくわかる。 劇場版1作目には亡霊聖闘士「琴座のオルフェウス」が登場。……先祖? ◆聖闘士星矢 エピソードG ●三角座のノイシス 山猫座のレツの師匠。 レツを庇い怪物エウリュアレの石化攻撃を受けて死亡したが、自身の命を小宇宙に変え、半身が砕けてもなおレツと共に技を放ち、エウリュアレを撃破。 レツは師匠の小宇宙を引き継ぎ、大きく成長していくのだった。 当時普段は斜に構えていたアイオリアですら、その師として、また聖闘士としての生き様を賞賛した。 ◆聖闘士星矢 NEXT DEMENTION 冥王神話 ●杯座(クラテリス)の水鏡 天馬の師匠で、童虎・シオンとは親友の間柄。 亡き弟・水清の魂を人質にとられたため、不本意ながら聖域を裏切り天雄星ガルーダの冥闘士となるが…。 ◆聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 扱いは向上しているが、名有りキャラが数人しかいない。 ●祭壇星座(アルター)のハクレイ ジャミールの長老。教皇のセージ(先代蟹座)の兄にしてシオン、ユズリハの師匠。麿眉は一族の伝統か。本作の聖衣修復役。 蟹座も教皇も性格的な理由から弟に押し付けただけで、実力は黄金レベル。老いてなおその力は健在。 アテナの剣の守護があったとはいえ、黄金聖闘士が四苦八苦しているハーデスの結界の中でも普通に動いて雑魚冥闘士や雑兵を蹴散らす活躍を見せた。 現役の教皇からも「実力は自分の数段上」と語られており、恐らく全シリーズの白銀聖闘士の中ではブッチギリで最強とみられる。 まともな聖衣すら無い状態でヒュプノスを撃破し封印したり、現役時代でも弟(蟹座の黄金聖闘士)を相手に実質勝利する実力の持ち主である。 教皇補佐にして祭壇星座の聖闘士であるが、この聖衣は教皇を補佐する聖闘士が纏うものであり、普通の白銀聖闘士とは役割が異なる。 その権能は権限的ではなく物理的に聖闘士から小宇宙と聖衣の強制剥奪。胸の真円状部分から白銀の炎か出し対象を包み込む。 その炎は熱を帯びないが包まれた聖闘士は問答無用に小宇宙を奪われ小宇宙の使えない唯の人間に変えてしまう。例え黄金聖闘士でも逃れる事が不可能。 なんでアヴィドをそんなおっかない聖衣の後継者にしようとしたんだジジイ…… ●鶴星座(クレイン)のユズリハ ジャミールの一族の女聖闘士。やはり麿眉。スタイルが良い。胸にサラシを巻きホットパンツ姿。 言うまでもなくスレンダーでかなりの美人。 よく見ると鶴星座の聖衣もかなり煽情的だったりする。 …男が着る事は考えられてないようだ。 師匠と同じく堅苦しいのが嫌いなのか、仮面の掟を面倒がっており、既に面が割れているテンマと耶人の前ではマスクを付けない。 最終盤でアテナにより石化から解かれた時にこっそりとマスクも砕け、それ以降はマスクをしていない。 ……流石に替えのマスクは用意してなかった模様。 最終回で耶人とフラグを立てていた。耶人爆発しろ。 100%カカァ天下になる事を考えるとちょっと可哀想かもしれないが。 どうやら、力を失った場合は聖闘士の生き残りにカウントされない模様。 まあシオンや童虎が彼らの生存に気づいていなかっただけの可能性もあるが。 ただジャミールが聖闘士の一大産地の為、シオンも最終的には生きてる事には気づいた可能性は高いが。 ●その他名前不明の白銀聖闘士 ・地獄の番犬座(ケルベロス) ・御者座(アウリガ) ・矢星座(サジッタ) ハーデス復活を確かめるためにイタリアに偵察へ行くが仲間とともに全滅。その後冥衣を纏いアテナを襲撃するが、シオンと童虎に倒される。 どうも本心から寝返ったというわけではなく、操られていた模様。最後は本心に気付いたアテナに看取られながら消滅する。 ・烏星座(クロウ) ハーデス城の戦いの後イタリアを偵察。その最中に部下とともにハーデスの闇に襲われる。 命からがら帰還し、イタリア半島がロストキャンバスへ取り込まれたことと、ハーデスの野望をアテナに伝え、自身は亡くなった模様。 どうでもよいことだが、彼自身の名は明かされなかったのに部下2人の名は明かされている。 ・ペルセウス座 カノン島の双子座黄金聖闘士デフテロスを迎えに行くが、聖衣を砕かれ退散する。 メデューサの盾が噛み砕かれたのはちょっと意味分かんない・・・ ◆聖闘士星矢Ω 第一期ではシャイナとパブリーン以外は、聖域を乗っ取った敵・マルスに寝返り、光牙たちの敵という立場で登場している。殆どロクでもない奴ら。 大抵1話でやられており、第二期ではほぼモブ戦闘員のような扱いを受けている。 詳しくは白銀聖闘士(聖闘士星矢Ω)にて。 ◆聖闘士星矢 ギガントマキア ●祭壇座(アルター)のニコル 教皇補佐の聖闘士である祭壇座の白銀聖闘士。本作の時系列がサガの乱後なので、作中では教皇代理として聖闘士の指揮をとった。 しかしギガスの1人・百頭竜のラドンにより倒されてしまう。 紫龍のことを次代の教皇にふさわしい人物と評価していた。 ◆セインティア翔 ●オリオン座のリゲル 作中時点では既に聖闘士を辞めて敵方であるエリス軍に寝返り邪霊士となっている。 その実力は確かなもので、弱っていたとはいえ邪精霊の長であるアテを焼き払ったり、黄金聖闘士であるミロを苦戦させる程。(*7) エクレウス響子に何故か執着している。 ●杯座のアイソン 本編時点ではすでにリゲル同様エリス軍に寝返り邪精霊と化している。リゲルより目上。 マユラが13年前に聖域から脱出しようとした際、彼女を助けたことがある。 ●盾座のユアン 短髪黒髪の青年。 教皇の中身がサガであることを知らず教皇の指令のもと冠座のカティア、同僚のゲオルクとともに沙織の討伐に向かう。 任務のついでにも息抜きを忘れない主義のようで、待機時間にゲオルクと一緒に星矢VS紫龍の試合を観戦しながら定食屋でラーメンを食べている。 ●南十字座のゲオルク ユアンとともに沙織の討伐に派遣された。ユアン同様沙織が真のアテナとは知らない。 髭面の精悍な体格で、青銅聖闘士になった弟子を持つ模様。 ●孔雀座のマユラ 女性聖闘士の頂点と謳われる実力の持ち主。 かつては聖域で短期間で数人の聖闘士を育ており、本編でも主人公である翔子の師匠となっている。 また、後輩の女子聖闘士である魔鈴にも「姐さん」と呼ばれている。 本編開始時点では戸隠の山中に隠遁し2人の弟子を育てていたが密かに沙織とも連携を持っていた。 包帯に車椅子姿だったが沙織のピンチに際して立ち上がり、実はピンピンしていたことが判明。小宇宙を蓄えるために感覚を絶っていたらしい。 ユアンとゲオルクを纏めて蹴散らすほど強い。 追記・修正は白銀聖闘士に昇格してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] シャイナさんはND冥王神話の方でも黄金化フラグ立ってたな・・・ -- 名無しさん (2013-07-26 18 44 40) 星矢関連作品がいくら出ようとも不遇な白銀さんたち……一つくらいメインな作品があってもいいんじゃないんですかね?まぁ、立場が中途半端だから仕方ないんだけどさ -- 名無しさん (2014-01-29 22 45 00) 活躍してる白銀って主要人物の師匠だけってのがまた(笑) -- 名無しさん (2014-01-29 23 04 56) ミスティは白銀と青銅の差は「神と虫けらほど」と言っている。それだけの差があるのに何故雑魚化した・・・。 -- 名無しさん (2014-07-02 21 34 47) アルビオレ(ダイダロス)もアニメ設定では黄金並の実力ということになってたな -- 名無しさん (2014-09-25 01 31 56) オルフェ何気におかしい強さだよな。冥界にいるってことはエイトセンシズに目覚めてて、星矢と瞬を二人まとめてKOできて、冥闘士倒してんだよな・・・。序盤ではアステリオンが強かったな。連戦に次ぐ連戦で消耗しきってたんだろうけど、星矢に完勝した数少ないキャラなんだよな・・・。 -- 名無しさん (2014-09-25 07 20 55) セインティアの白銀は映画の邪神エリスを参考にキャラ作りしてるのか。 -- 名無しさん (2014-10-13 13 13 34) ラーメン食ってる白銀聖闘士とか文で読むとシュールだなw現代文明社会に神話時代の闘技を受け継ぐ彼らがどう折り合いをつけているのかは結構気になる。 -- 名無しさん (2014-10-13 13 22 25) ちょい待ち、ジャガーさんは白銀じゃないのか? -- 名無しさん (2015-02-10 20 08 44) ↑2 エピソードGじゃ割とアイオリアやシュラが現代文明に馴染んでる姿が見れたぞ。幼いアイオリアはコンビニから光速でカップ麺取って適当に金置いてたから馴染んでるかは怪しいがw -- 名無しさん (2015-04-02 08 44 08) セインティアの聖闘士は、現代社会になじんだところがあるのがいいところだよね。ラーメン食べるユアンとか。 -- 名無しさん (2015-06-05 18 04 24) エピGアサシンでシュラが必死に山羊座パフェを食いたがってるの見て超和んだわw -- 名無しさん (2015-09-25 21 27 31) だよなぁ。一見ファンタジーっぽく見える星矢世界だけど、周辺は現代なんだよなぁ……。 -- 名無しさん (2015-11-13 14 06 45) いつの間にか二十四名判明したな -- 名無しさん (2015-12-17 23 01 04) 「黄金並み」と一口に言っても、魚介類から神に最も近い男までピンキリなわけで… -- 名無しさん (2015-12-17 23 44 43) そして燦然と輝く黄金以上のハクレイ爺さま -- 名無しさん (2015-12-18 00 03 15) ヘラクレスやオリオンのぞんざいさよ -- 名無しさん (2015-12-22 14 54 40) 翼が生えたか聖矢ぁ! 30年くらい前にジャンプで見た時はなんか笑ったわ。 -- 名無しさん (2016-01-23 14 35 42) トレミー、魔矢、シャム、アルコンと何気に名有りキャラが多い矢座 -- 名無しさん (2016-07-02 19 32 01) 男塾二号生みたいな立ち位置よな。ごっついのぉ~ -- 名無しさん (2018-09-25 18 55 49) メインの敵である冥闘士途比べた場合あっちはマッハ10以上クラスがごろごろいるので、本編だと黄金と主人公青銅とオルフェ以外殆ど虫けらレベルになってしまうのがなんとも -- 名無しさん (2020-06-17 22 00 53) 上でも言われてるけどアステリオンは星矢にきっちり勝利してるのよね。サトリの法 -- 名無しさん (2022-03-12 18 05 17) 途中送信…サトリの法も相手が黄金でもなけりゃかなり強力な能力やね -- 名無しさん (2022-03-12 18 07 28) 無印しか読んでない自分としては、星矢も瞬も倒して紫龍もあわやという所まで追い込んだアルゴルこそが最強なイメージ。 -- 名無しさん (2022-12-30 21 04 49) もし軍の階級で例えるなら、将官=黄金、尉官=青銅とすると、佐官=白銀という感じになるのかな。 -- 名無しさん (2022-12-31 03 05 27) ↑2 わかる。アルゴルは一部の特殊な白銀を除けば、白銀上位に来そうな強キャラだと思う。こいつとアステリオンあたりも、並の冥闘士なら普通に善戦しそうではある。持っている技能も面白いし、こいつらが聖域の敵を蹴散らす戦闘を見てみたい気もする -- 名無しさん (2023-01-31 19 54 12) アルゴルの直接攻撃がマッハ2ってのは、どこかに書いてあったっけ? アステリオンのミリオンゴーストアタックはマッハ2だって原作に書いてあったが……。 -- 名無しさん (2023-09-24 15 56 21) ↑8 どの作品でも二年生ポジって割を食いやすいんだね・・・ -- 名無しさん (2023-12-11 15 19 10) ラブライブは二年生組が主役だから・・・(震え声 -- 名無しさん (2023-12-11 17 05 46) あらためて読みなおすとミスティは白銀聖闘士の中でもけっこう上澄みだったのかもしれない。まあシルバー一番手だから強さ描写がモリモリに盛られてたというのもあるだろうけど。 -- 名無しさん (2024-03-16 19 22 27) 流石に師匠の聖衣を全壊させるのは拙いと判断したのか、アニメでは瞬の師匠の聖衣は右腕のパーツが破壊されるだけに留まった(後は後ろの岩に大穴が開く事でフォローされてたな)。 -- 名無しさん (2024-06-22 17 02 35) 派生だと黄金聖闘士は席がうまってるので黄金並みに強い白銀がわんさか出てくる -- 名無しさん (2024-06-22 17 51 17) ミスティはネタキャラではあるんだろうけど、戦闘方法が正統派なのがかっけぇんよ -- 名無しさん (2024-06-30 15 04 56) 本編でいまいち扱い(魔鈴さん、シャイナさん、オルフェ除く)のためか外伝で黄金並みに魅力的な白銀が出てきて嬉しい(水鏡、ハクレイ、ユズリハ、リゲル、マユラ)。 -- 名無しさん (2024-06-30 16 50 11) ONEPIECEでも大将は別格の最強だし大佐辺りもいい扱いされてるキャラいるけど中将はやられ役ばっか -- 名無しさん (2024-07-05 19 23 58) 一方の鬼滅は”柱とそれ以外”という感じで中間枠がいなかったイメージ -- 名無しさん (2024-09-12 08 25 46) 名前 コメント