約 929,298 件
https://w.atwiki.jp/doreijima/pages/31.html
企画投稿|奴隷島 アタッカーズ公式サイトの企画投稿の中で奴隷島に関するものです。 奴隷島を撃て(1) 奴隷島について 偽奴隷島・豪華版 奴隷輸送船 エミール氏の「奴隷島を撃て(1)」は『奴隷島inレディアタッカーズ』といった印象でなかなかよくできていると思います。 他の人気シリーズとのコラボで外堀を埋めていき、最後に『アベンジャーズ~真・奴隷島ファイナル』といった持っていき方をすると面白そう。
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/577.html
前ページ次ページ異世界BASARA 時間は流れて昼。 ギーシュと幸村が決闘を行った広場に、幸村と利家が対峙している。 2人とも自分の得物の槍を構え、微動だにしない。 彼らは待っているのだ、もう少しで聞こえてくる声を… 「うわああぁぁぁ持病の頭痛じゃああああああ!!」 「「うおらああぁぁぁぁぁ!」」 その声を合図に2人の槍が激突する。 昼の空いた時間、彼等はこのように手合わせを行っている。 武士にとって鍛錬は常に怠ってはいけない事の1つ、その内容が強者との仕合ならこれ程喜ばしい事はない。 ギリギリギリ… 「「ぬううぅぅぅぅぅっ……!!」」 両者お互いの槍を受け止め、力比べに入る。 この硬直状態を先に破ったのは幸村であった。 「でええりゃああああ!」 彼の左手が光った瞬間、利家を上空に打ち上げ、追撃を仕掛ける為に自身も跳躍する。 だが利家は空中に打ち上げられながらも槍を横に振り、この追撃を払う。 利家はその反動でさらに上昇。幸村はもう1度高く飛び上がり、空中で「烈火」を繰り出した。 「うおおおおー!!!」 すると利家は体を回転させ、幸村の烈火に真っ向からぶつかっていく。 「うおりゃあ!撃破撃破撃破あぁぁぁー!!!!」 「そりゃそりゃそりゃああああーっ!」 幸村の怒涛の突き、利家の回転斬撃。 2人はお互いの技をぶつけ合いながら落下していく。 ズドオォォォン!!!! そしてそのまま地面に激突し、周りに土煙が巻き上がる。 と、土煙の中から幸村と利家が飛び出してきた。 「「……………」」 しばらく槍を構えていた2人だが、利家が構えを解く。 「流石は武田に仕える虎の若子、強いなあ!!」 「前田殿も、槍の又左の名に偽りなし…見事な武勇でござる!」 幸村も槍を下ろした。同時に、左手の輝きも消えていく。 「毎日よくやるわねぇ…」 「…あんた達…」 と、幸村の背後から怒りの込もった声とあきれたような声が聞こえてくる。 振り返ると……それぞれの主であるルイズとキュルケが立っていた。 「ルルル、ルイズ殿!?」 「昨日も言ったけどいい加減にしなさい!あんた達が戦うと揺れや大声が教室まで伝わってくるのよ!」 ルイズが怒るのも無理はない。実際に2人が闘っている時の音は凄まじく、授業を妨害しているのだ。 「し、しかしルイズ殿…確か決闘が禁止されているのは貴族同士だけの筈。前田殿ならば良いのでは?」 しかし、そんな言い訳を許すルイズではなかった。 「ダメ!今日から決闘禁止!これ絶対だから!!」 「そんな!ルイズ殿!」 「ダメ!」 「ルイズ殿おぉ!!」 「ダメと言ったらダメ!!」 「ルイズ殿おぉぉぉぉぉ!!!」 「ダメダメダメエェェー!!!」 この2人の叫び合いは数十分間続く事になる… 「やれやれ、今日もあの2人は騒がしいのう…」 そのやり取りは学院長室まで聞こえていた。 「ミス・ヴァリエールの言い分が正しいです。それとお尻を触るのは止めて下さい、セクハラです」 「ひょお!?あー…あ、ザビザビザビ♪」 「ボケた振りをしてもダメですよ」 お互い言い合って数十分は経っただろうか。 ルイズは叫び疲れて肩で息をしていた。 「こ…これだけ言っても…ハァ、ハァ…分からないなんて…」 ここまでくると、ルイズにも我慢の限界が来た。 「もう許さない!あんた今日ずっとご飯抜き!!」 「ル、ルイズ殿おおぉぉ!?」 「な、なんだってえええーー!!??」 その言葉に幸村と、なぜか利家までもが声を上げた。 ただでさえ怒りの沸点が低い彼女である。幸村の態度に、遂に堪忍袋の緒が切れてしまったのだ。 「あらあら、あの子お仕置き喰らっちゃったわよ?」 「キュ、キュルケ殿!そ、そ、それがしまでご飯抜きじゃないよな!?」 前ページ次ページ異世界BASARA
https://w.atwiki.jp/relatetrekker/pages/193.html
基本データ 【異世界の獅子王】フレッド A062 種族 ライオン 打点 1 攻撃力 1D1000 防御力 1D2900 アビリティ ≪プロテクト≫相手のキャラクターが攻撃した時に使える。このキャラクターをレストする。レストしたらその攻撃対象をこのキャラクターに変更する。 フォロー メイン中:山札からカードを3枚引き、その後手札からカードを1枚捨て札に置く。 コメント 「きっと大丈夫だ!さあ行くぞ!」 公式紹介ツイート
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/1902.html
第一章 その女の名は 一 天に浮かぶ巨大な二つの月が、殷雷を冷徹に見下ろしている。 ……わざわざそんな表現をしてしまうのは、被害妄想故だろうか。 言うまでもないが、彼の居た世界では月は一つだった。 ……ここは本当に異世界なのだろうか。それとも幻覚を見せられているのか。 もしくは彼を陥れるために造り出された大掛かりな舞台装置か―― それらの状況を引き起こせる宝貝を、頭の中で列挙してみる。 甚来旗、望全界、緩終鎖、擬戦盤、塊邪星、廊虚夢、轟武剣―― 馬鹿馬鹿しい。彼は自嘲の笑みを浮かべ、本日三十八度目の溜息をついた。 ついでに二十三度目の舌打ちも付け加える。 それらの宝貝は全て、俺たちが苦難の末に回収した物ではないか。 今挙げた分だけではない。七百二十六――己を含めれば七百二十七――の欠陥宝貝は、 長い苦難の末、全て回収した。 旅は終わったのだ。 では、自分が今置かれているこの状況は何なのだ? そもそも一体何の意味がある? たかが宝貝一つのために大袈裟すぎるのではないか? ……それがどうしても分からない。 ――長い旅の間お互いを支え合ってきた、彼の相棒は今どうしているのだろう。 己の失敗が原因とは言え、全ての仙術を封じられ、ただの人間に身を落としながらも 弱音も吐かずに戦い抜いた彼女。 彼女は既に仙人としての力を取り戻している。『元・仙人』などという不名誉な肩書きも もはや過去の話だ。 ……彼女は、殷雷が消えたことに気付いただろうか。 気付いたとしたら、自分を迎えに来るだろうか。 以前と違い、ここは魔法の世界。 来るにしてもわざわざ仙術を封じるようなことはしないだろう。 まぁどちらにせよ、今の彼に出来ることは何もないのだが…… ……そういえば、回収の旅を始めた頃の彼女は、今のルイズと同じくらいの年齢だったな。 * 「――――ぬばぁ!」 海坊主のような奇声と共に、ルイズは跳ね起きた。 息が荒く、珠のような汗をびっしりと浮かべている。 「嫌な――すごく嫌な夢を見たわ」 「ほぉ」 「私は恐ろしい魔剣に身体の自由を奪われ、皆を次々と斬り殺すの……」 「それはそれは」 「最後には――私の力を奪い尽くした剣が、人の姿に化けて私を見下ろしていた……」 「夢で良かったではないか」 「あ、あのおぞましい顔……ダメ。思い出すだけで……」 「その魔剣とやら、こんな顔をしていなかったか?」 「ぎゃ――――――――――――――――!!」 絹を裂く、と言うには少しばかり色気の足りない悲鳴を上げ、ルイズの意識は再び闇へと落ちた。 何だこの三文芝居は。 ……話が進まないので、殷雷はルイズを叩き起こした。 「夢じゃなかったとはね……」 「現実だ」 夢だと思いたいのは殷雷にとっても同じなのだが。 突然、ルイズがベッドの上で飛び跳ねた。 「――そうだ授業っ!?」 「もう夜だぞ」 「……ぐぁああああああぁ」 ――ここはルイズの自室だった。 昼間の大爆走人間砲弾事件(仮)の後、気絶したルイズは医務室へと運び込まれ、 『治癒』の魔法を受けた。 殷雷の居た世界には治癒系の仙術はほとんど存在しない。 皆無というわけではないが、膨大な力が必要になるため、非常に効率が悪いのだ。 木箱が緩衝材になったお陰で彼女の怪我はそう大した物でもなかったのだが、 それでも見る見るうちに傷が塞がっていくのは驚くべき光景だった。 ただ、全ての傷が癒えても一向に目を覚まさないので、結局彼女の自室へと戻ったというわけだ。 十二畳ほどの広さの部屋の光源は、全て机の上の燭台(らしき物)によって賄われている。 昼間のように、とはいかないまでもこれで十分だった。 「……あんたのせいで授業サボっちゃったじゃない」 「その件に関しては謝る。すまん」 使用者を危険に晒してしまったという負い目からか、殷雷は素直に謝罪した。 武器の宝貝ともあろう者が平和ボケしていたなど、恥晒し以外の何物でもない。 「ん、わ、分かればいいのよ、うん。分かれば」 殷雷のような相手にこうも素直に謝られると、逆に困惑してしまうルイズであった。 * ドンドンドン。 「ちょっとルイズー? 何なのよさっきの大声はー?」 不機嫌そうに扉を叩く音と、それに劣らず不機嫌な声。 先ほどの悲鳴を聞きつけ、隣人が文句を言いにやって来たのだ。 すぐに扉が開いた。 「何だ。鍵掛かってないじゃない」 正確に言うと、鍵は壊れていた。より正確に言うと、鍵は壊してしまった。殷雷が。 伸びたルイズを背負って部屋に戻って来た時、鍵が見つからなかったのだ。 恐らく木箱に激突した時にでも落としたのだろう。 面倒だった殷雷は、とりあえず最も短絡的な行動で扉を開けたわけだ。 ……もちろん、それでもできる限り直しやすいような壊し方をしたつもりだが。 部屋に入ってきたのは『微熱のキュルケ』こと、キュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプストー。 燃えるような赤い髪と褐色の肌、そして何よりその豊満な胸がルイズとは対照的な娘であった。 「……相変わらず地味な部屋ねぇ」 「そりゃあんたから見ればそーでしょうよ」 ルイズにしてみればキュルケの部屋の方が派手すぎるのだ。あらゆる意味で。 「あたしの部屋は来客が多いからね」 「男にだらしないだけじゃないのよ」 二人の間で火花が散る。……誰が見ても一目で分かる、犬と猿であった。 「――で、わざわざそんな事を言うために来たわけ? こんな夜更けに」 大声を出したことを咎めるだけなら部屋の外からで十分のはずだ。 「せっかくだから『ゼロのルイズ』が召喚したって言う、噂の使い魔を一目見ておこうと思ってね」 「私の部屋は見世物小屋じゃないわよ!」 俺は見世物扱いか、と突っ込みたい気持ちもあったが、この二人の会話に割り込む気にはなれなかった。 「そうよね。じゃあ、見物料はいらないわね」 ――この牛野郎! 売り言葉あれば買い言葉あり。売って買って買って売って。 言葉の即売会とでも言ったところか。……取り扱うのが言葉の内はまだ平和なものだが。 怒りの臨界点を超えたルイズが杖を振り上げた辺りで、殷雷が割って入った。 ……さすがにこれ以上放置すれば、流血沙汰になる。 「俺がその、ルイズの使い魔だが」 名乗り出るまでもなくキュルケは気付いていた。当然と言えば当然だが。 ジロジロと物色するような視線で眺め回すキュルケ。 「ふぅん……なかなかいい男じゃない。インテリジェンスソードだって聞いてたけど?」 「そのインテリ何とか言うのはよく分からんが、俺は刀の宝貝だ。名は殷雷」 「インライ、よろしくね。あたしはキュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプストー。 二つ名は『微熱』。微熱のキュルケよ」 ……この世界の人間はどうしてこうも名前が長いのか。と言うか、どこからどこまでが名前なのやら。 「さっき『噂の』とか言っていたが……噂になっているのか?」 「そりゃ、あんだけ派手にやればねぇ」 もっともな話ではある。……どうもこの世界に来てから調子が悪いような気がする。 「お前にも使い魔はいるのか?」 「――そうよ! あんたも見せなさいよ、使い魔を!!」 ここぞとばかりに口を挟むルイズ。 キュルケはあっさりと答えた。 「部屋で寝てるわ。もう遅いしね」 ……そう言えば、今何時だろう。 そろそろ就寝しなければ明日の授業に差し支えるのではないか。 「ン……そろそろ部屋に戻るわ。あたしも眠くなってきたし」 「ちょっ、話はまだ終わってないわよ!」 「じゃあね、インライ。また明日」 ルイズの罵声を無視し、キュルケはさっさと部屋を出て行ってしまった。 「……なんなのよ、あいつは!!」 俺に言われても困る。とは思っても口には出さなかった。 ルイズが目覚めてからまだ小一時間も経っていないのだが、結局また改めて寝ることにした。 「あんたは床で寝なさい!」 ルイズの機嫌はまだ直らない。 殷雷は特に反論もせず、刀の姿に戻り床に転がった。 ……全く反論もされないというのも、それはそれで拍子抜けしてしまう。 どこまでも難儀なご主人様である。 「……………眠れない!」 黙って、寝ろ。 殷雷刀は無視を決め込んだ。
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/1075.html
433 :フィー:2012/05/04(金) 20 31 26 大日本帝国の上層部の人間も多数参加しているとある集会にて土下座をする勢いで懇願している男がいた。 「このとおりです!どうか、一部隊で構いません。情報部の工作部隊の派遣をお願いします!」 「貴方は今がどういう状況か分かった上でそれを言っているんですね?今の帝国には一兵たりとも遊ばせておく余裕はありません。それで尚、無駄に終わるかも知れない部隊を派遣すると?」 「はい、全て理解した上でお願いしています。確かに無駄になる可能性はあります。ですが、成功した場合は帝国にとって確実に利益をもたらします!手遅れの場合はあの周辺地域の調査に廻ってもらえばロスはそう大きいものにはなりません。」 その場合の全責任は私がとります。と言い切りそれに、と男は周りの人達を見渡し続ける。 「国益が最優先なのは当然ですが皆さんも一度は考えた事はあるでしょう。確かにありふれた悲劇なのかもしれない。事実、同じような話は何処にでもあります。しかし、それを止められるかもしれない時に何もしないのはまた別の事です。」 我々の理念にも反するでしょう。と結び、そして改めて目の前の相手に視線を戻す。 「リスクとリターンは先程申し上げた通りです。どうか、部隊派遣を通していただきたく!」 「はぁ、・・・良いでしょう。次の会合で議題に上げます。確かに成功すれば利益は出ますしリスクも許容範囲に収める事は可能でしょう。しかし、たとえ成功をしたところで貴方には何のリターンもありませんよ?」 なぜそこまで拘るんですか。問いかける相手に対し男は満面の笑みで答えた。 「かつて願ったもしもを叶える事ができる。それ以上のリターンはありません。」 * * * 異世界のジパング3 時は現在より遡り転移直後の混乱期の事だ。 その日、転移後の大混乱の中殺人的なスケジュールをこなし、どうにか帝国を維持し続けている者たちが会合の場に集っていた。 全員が集まれる事は多くはないがそれでも時間を捻出し調整を常以上に行ない続けている。 ここで何か一つ間違えればリカバリーさえ出来ずに日本の滅亡に繋がりかねないと全員が理解しているからだ。 「どうにかポルトガ、ロマリアとは国交を開く事が出来ました。これで交易ができれば状況は多少マシになるでしょう。」 朗報と言っていい報告を聞き、転移直後からずっと続いている配給制限を多少は緩和できるかもしれないと少しだけ明るい顔になる者が多い。 上の人間が積極的に切り詰めているのを知っているため国民も不安ばかりが募る状況の中でよく我慢し耐え続けている。 皆がわかっているのだ。それがずっと続けられる事では無いという事も。 「しかし、国家規模や技術レベルから見て余裕なんて全くありませんよ。積極的に技術供与を行って生産能力を底上げしないと焼け石に水もいいところです。」 「もちろんです。あちらの事情に配慮した上で最大効率を出せるよう全力で調整を行っております。特に食糧などの生活必需品については最優先にしています。」 夢幻会がいくら食糧の自給率を向上させてきたと言っても100%の数字など出せるわけはなく、如何しても数割は外部に頼るしかない。 出来うる限り農地を拡張し大陸側に入植地も造っていたが備蓄を削り続ける毎日であった。 「他の国との交渉状態ですが、アッサラーム・バハラタ・ランシールは実務協議に入っています。また、イシスからも前向きな回答を得ています。」 「それは何よりですね。アッサラームは交易都市として物資が集まりますし、バハラタとランシールは食糧面で期待ができます。」 これでアッサラームやイシスから石油の情報が出ればもう少し落ち着けますね。 そんな希望も聞こえてくるが結局それが叶わない事が分かるのはもう少し後のことだった。 434 :フィー:2012/05/04(金) 20 32 17 「続けますが、アリアハンとエジンベアからは色よい返事は出てきていません。アリアハンは国内で完結できるため強力な対魔結界を張った上でひきこも・・・んんっ、実質的に鎖国中であり、エジンベアに至っては極東の田舎者は帰れと罵る始末です。」 「おい、エジンベア・・・というか各国へ送った外交担当は戦艦を中心にした艦隊に乗っていたはずだが、それを田舎者扱いで追い返したと?」 「ええ、自己陶酔が極まっているか交渉を有利にする為のポーズのどちらかと思われますが、どちらにしても短期的に交渉を進めるのは不可能ですし現状時間を掛けている余裕はありませんからここには期待していません。」 最低限の礼節を尽くした上で後回しにします。とすっぱり切り捨てる。 実際転移に伴い海外に派遣されていた職員をごっそり失った外務省に人的な余裕は全く無く、拙速が重要な現状では交渉の糸口すら寄越さない国に関わっているくらいなら他の国へ人員を振り分けたほうがマシだった。 さらに言えばどうしても必要な国と言う訳でもないため最悪の場合は砲艦外交の生贄になってもらう事も内々の想定に入っていたりする。 「アリアハンは正式な国交とまではいきませんが、ある程度の交易だけでも認めさせる方向で調整を行っています。幸いこちらは話は出来るのでどうにかして見せます。最後にカザーフ・ノアニール・サマンオサですがまだ人員が到着していないので後日となります。もっとも、サマンオサについては致命的なほどに道が悪いので大規模な交易は出来ないでしょう。南米地域の主要国ですから国交だけは他と同時期に開いておくべきですが。」 ちなみにムオル・ダーマは既に交流が始まっている。 尚、サマンオサは今の時点なら王がボストロールと入れ替わり前の可能性が高く、王が豹変したなら何があったか分かるので王を救出して恩を売る予定になっている。 そして帝国で同じ事をされないよう皇居の警戒レベルは常に最高の状態だった。 「しかし、ノアニールへの派遣は本当に必要でしたかね?最も遠方なうえ今の時点で呪われている可能性が高いですし、どうしても交流が必要な場所でもありませんし放置でもよかったのではないですか?」 「たしかにな。大体この大混乱の中で工作部隊を外交官と共に動かすならもっと他の方面へ派遣した方がよいのでは?」 一部から出てきたそんな疑問が出てくるが確かにそれは的を得た疑問だった。 調査は行わなければいけないにしても近場から行なうべきだったし、辺境と言っていい場所よりも地中海沿岸地域などへ送った方が遥かに効率は良かったのだから。 「小隊一つくらいならどうにかなります。それにあの部隊の役目はエルフとの接触の可否を探る為の物ですから。」 「いやそれこそ現段階では必要ないでしょう!街一つ十年以上眠らせ続ける呪いをかけられるような相手ですよ!?態々関わって矛先がこちらを向いたらどうするんですか!」 相手も人間を嫌っていますし関わる必要無いじゃないですか!と強く抗議してくる男がいた。 こころなしかその目には「これだからMMJは!」というような怒りが見える気がする。 そして、それに対して予め想定していたのだろう、反論が次々に放たれる。 「そんな相手だからこそ接触を持つ必要があるのです。駆け落ちした本人でなく住んでいた村を丸ごと眠らせる様な相手ですよ?将来帝国の人間が何かやらかさないという保証など無いのですから交渉ルートの有無で生まれる差は無視できるものではありません。」 「さらに言えばもしも交流可能となるなら、魔法技術面でも非常に有用と言う事ですよ。人間が保有していない技術を持っている事は間違いないんですから。」 「それに、ノアニールが眠りについてしまっているならその状態を解析して対呪防御を結界に組み込むことも出来るでしょう。帝都に向かって万が一使われたら亡国は必至なのですから対策も必要でしょう。」 辻を筆頭にしたMMJ派の勢いに目を白黒させながら良識派の男は意見を取り下げる。 言っていることが尤もな為これ以上の反論は無意味だと悟ったのだ。 「それではこの件は決着という事で、問題はありませんか?・・・ありませんね。では次に・・・。」 次の議題に移っていく中もう先程の男も頭を切り替えている。 終わった話題に拘っている暇はないのだ。 今は限られた時間の中で少しでも多くを処理していかなければ何もかもが追いついて行かないのだから。 そう、 (ふふふ、これでエルフとの交流を大手を振ってできる。) (エルフ!エ・ル・フ!) (ディートみたいなエルフがいるか、それが重要だ・・・。) どんな思惑を含んでいるとしてもそれが国益に適うなら流してしまっても問題はない。 こんな状況下でもある意味平常運転の夢幻会ではあった。 435 :フィー:2012/05/04(金) 20 33 08 時は戻って現在にて、ある日の夢幻会は常に無い興奮した空気が集まった人々を包み込んでいた。 「ついに完成しましたか!十数年掛かりましたが再現したモノがモノですから早かったと言うべきなのでしょうね。」 「アリアハンから勇者が旅立ったという情報も来ているし正直ギリギリだったが、これで詰んだ状況には陥らせないで済むな。」 「いや、それにしても本当に完成させるとは!やればできる物なのだな!」 「しかし、実際に使ってみるまでは確定ではないだろう。希望が繋がったのは確かだが。」 転移後、日本中が大混乱に陥っている時期から行なっていた研究がついに実を結んだのだ。 ジパングとの入れ替わりが判明した時、一つの宝玉が失われたのだと原作を知る者はすぐに理解した。 さらに、世界の国々と国交が結ばれ幾つもの情報を得てこの世界のあり方が分かってくるとそれはより切実で致命的な事なのだと判明する。 魔王は勇者にしか祓う事は叶わず、魔王の居城には神鳥たるラーミアの翼で辿り着かなくてはならない。 魔王が在り続ける限り魔物は活性化し続け、闇は世界をゆっくりと蝕んでいく。 そして逝きついた先の世界はこう呼ばれる「魔界」と。 そうなるには気が遠くなるほど長い時間が必要ではあるが放置しておくわけにもいかない。 本来あったパープルオーブは失われこのままなら今代の勇者は魔王に辿り着く事すらできなくなるかもしれないのだから。 「エルフが協力してくれたのが本当に幸運だった。オーブのレプリカと言えば妖精の仕事だからな。もし彼女らの協力が無ければ完成まで辿り着けたかどうか・・・。」 「テドンのグリーンオーブを回収したりレイアムランドの祭壇と往復したりと骨を折ってくれた方々の労も無視できるものではありませんしね。半ばで逝った方々もこれで浮かばれることでしょう。」 「それで、完成と言いましたがパープルレプリカはどの程度の完成度なのですか?」 報告の途中で場が混沌としてしまったため所在なさげに立っていた神祇院幹部はホッとしながら資料に目を落とし報告を続ける。 「今回完成と報告したのはレイアムランドの祭壇にきちんと反応し、レプリカ本体の分析でもグリーンオーブと同等の結果が出たためです。最低限一度の使用には耐えるだろうとの予測も出ていますがこればかりはやってみるまでは分かりません。」 当然、結局は本番で機能しなければ意味はありませんから今後も研究自体は継続します、と報告を締めた。 少しクールダウンした面々も報告に頷くと会話を再開させる。 「まぁ、一度だけの使いきりで構いませんしね。ラーミア復活さえ叶えば砕け散ったとしても問題はありませんし。」 「しかし今更ではあるがオーブにラーミアの魂が封じ込められているという説もあったはずだがレプリカでも大丈夫なのか?」 「祭壇が反応した以上どうにかなるのではないですか?最低限、復活さえすれば多少弱っている状態でも問題無いでしょう。」 「どうしても必要であるならラーミアには勝手に世界の壁を越えて本物のパープルオーブを取りに行って貰いましょう。世界を渡る彼の神鳥なら大きな問題は無いはずです。こちらとしてもこれ以上はできる事はありませんしね。」 楽観的というか丸投げとも取れる様な台詞を聞きながら辻は今はもういない全てのきっかけを作った男のことを思い出していた。 転移直後の大混乱の中で彼が望んだのとは直接的な関係の無い事ではあるが、確かにあの時彼の望み通りにエルフの姫を助けたのが全てのきっかけだった。 原作よりも対人間感情の悪化を避けられたエルフ族との交流で得られた情報は人間国家との情報交流よりもはるかに多くのこの世界の真理を含んでいたのだ。 それが無ければわざわざオーブの複製など造らなかったし、勇者に頼ることなく魔王をただ打ち倒すだけで満足していただろう。帝国軍の力をもってすればそれは十分に可能なのだから。 そして勇者の手によって祓われなかった魔王の闇は蓄積を続け新たな魔王を生み出したはずだ。 前魔王の敗北の経験を取り込み対応した――現代兵器で倒す事が叶わなくなった帝国の天敵として。 (あの大混乱の中でさえきっちりと自分の望みを通した上で多大な国益も手繰り寄せているあたりMMJ会員の鏡と言ってもいい人でしたが、今頃如何しているのでしょうね・・・。) 436 :フィー:2012/05/04(金) 20 33 40 side アン(エルフ族王女) ああ、今私は夢を見ている。 これは、もう十数年も前になる恋人と――夫と共に旅をしたころの夢だ。 当時の私はとても子供で、世間知らずで、多くの事が目に入ってもいなかった。 それでも私は・・・私も彼も大人のつもりでいて、なんでも出来ると思っていたし自分たちを理解してくれない周りを恨んでもいた。 自分たちの境遇に――悲恋に酔ってもいたのだろう。 一族の宝を持ち出して駆け落ちなんてすればどうなるかなんて考えなくても分かるのに、あの時は本当にどうかしていたとしか今では思えない。 お母様が使わした追手から逃げて逃げて、話が伝わる事が怖くて人間の村にもほんの少ししか近づけなくて、それでも彼と一緒ならそれで――それだけでよかった。 そうしてあの地底湖に辿り着いた時、私たちの心はもう決まっていた、どこにも居場所が無いならもう天国で一緒になるしかないんだと。 後から考えれば顔から火が出る思いだ。 お母様は私の事を本当に心配して手を尽くして探してくれていたのだし、彼の両親も私たちの事を認めるつもりでいたというのに。 そしてとても恐ろしく思う。 そんな周りの人たちの気持ちを全部踏みにじった挙句にそれを知る機会さえ永遠に失うところだったのだから。 地底湖に身を投げる寸前に現れた彼らに――大日本帝国海外調査小隊を名乗った彼らに会う事が無ければきっとそれは現実になっていた事だから。 初めは人攫いの類だと疑っていて、いえ日本についてからもまだ疑う気持ちが無くなったわけではなかったけれど。 聞いたことも無いような遠い国ならきっと追手も来ない、彼も絶対に守ると約束してくれた。 なにより彼と一緒に生きて暮らせるかもしれないと、その希望には敵わなかった。 それはきっと浅はかでとても危ない事だったんだろう。 でも、この時ばかりは信じる事が正解だった。 大日本帝国という国に着いてからはきっと一生分の驚きを使い果たすのだと思うほどに私の常識とはかけ離れていて、私たちの暮らしていた世界がとても小さいものだったのだと思い知らされる毎日だった。 私たちは、私たちを連れて来てくれた部隊の全責任を負っていたという人にお世話になって新しい生活を始めることになる。 おじさまは――私が勝手におじさまと呼んでいるのだけど――この国の政府の人でいつも忙しそうだったけれど、よく私や彼と話をする時間を作って不都合が無いか気にかけてくれていた。 もっとも、おじさまはお礼を言っても自分の職務の一環なのだと笑ってすませてしまうだけだったけれど。 だから、私たちが暮らすために周りの人を説得したり最大限に骨を折ってくれていたのだとおじさまの同僚の人から聞いた時は驚いたものだ。 よく考えれば分かった事なのに、彼と一緒に暮らせて本当に幸せで、周りも優しい人ばかりで、本当ならきちんと考えなければいかなかった日本に来た理由さえもきっとその時は考えることをやめてしまっていたから。 東の果ての異世界の帝国で、感謝してもしきれないほどに恩を受けて、たくさんの大切な事を学んで、少しづつ私たちは大人になれたんだと思う。 それから、ノアニールが眠りの呪いを受けたり、あわててお母様に手紙やゆめみるルビーを送ったりと紆余曲折はあったけれど、なんとか仲直りが出来て私たちはエルフの里に帰ることに―――――。 437 :フィー:2012/05/04(金) 20 34 31 目を覚ますとそこは自分の部屋のティーテーブルだった。 どうやら窓からの日差しが気持ちよくてついウトウトとしてしまったようだ。 やわらかな光に目を細めながらテーブルの上にあるベルを鳴らすと直ぐに執事がやってくる。 「姫様、お呼びでしょうか。」 「お茶をいれてもらえるかしら。眠気覚ましに良いお茶を。」 かしこまりました、と部屋を出ていく執事を見送りながら思う。 きっとすぐ今の自分にぴったりのお茶を持ってきてくれるだろう。そう、彼の、おじさまの故郷から取り寄せた茶葉で淹れたグリーンティーを。 あれから本当に色々あっておじさまは、今私に執事として仕えてくれている。 なんでこんなに良くしてくれるのかと聞いてもおじさまは「自分の信念に従っているだけです」と答えるだけだ。 そしてそれは本当の事なのだろう。 おじさまの信念とは何なのかを聞いてもはぐらかされてしまうけれど、嘘をついていない事が分かるくらいには成長しているつもりだ。 おじさまが淹れてくれたお茶を飲みながら少しすると窓の外から子供たちの声が聞こえてくる。 また、友達と泥だらけになって遊んできたんだろう。 汚れを落としてからゆっくりとおやつにしよう。 きっと今日の武勇伝を楽しそうに聞かせてくれるはずだから。 そう思って席を立つとおじさまが既に準備を整えているところだった。 くすっと知らずに笑いが浮かぶ。 本当に私には過ぎたくらいの執事で恩人だ。 恩に報いるためにも、ふさわしい主でいる為にも、また明日からの仕事をがんばろう。 そんな事を考えながら心の中でつぶやいた。 おじさま、ありがとうございます。おじさまのお蔭で私はいま、とても幸せです。 side:執事 姫様にお茶を淹れていると何度か目になる質問をされた。 それに自分はいつも通りに答える。 そう、自分は自分の信念に従っているだけなのだ。信念であり真理でもあるエルフ萌えに! 今の職場は自分にとってまさしく天国だ。 周りにいるのは大半が麗しいエルフで自分が仕えるのはその中でも最も高貴な一族の姫なのだ。 そして人間を夫としただけあって偏見なく誰とも接し、自分の故郷たる日本との友好の懸け橋として活躍するお方である。 正直こんなに幸せで良いのかと疑問がわくほど・・おっと、鼻から忠誠心が・・・。 それにしてもあの時、辻さんにありとあらゆる理論武装を施して土下座してでも工作部隊の派遣を認めて貰って本当に良かった。 あれのお蔭で紆余曲折はあったものの今ではこのエルフの里でこうして働けているのだから。 王子様方も良く自分に懐いてくれてかわいらしいかぎりだし・・・いかんいかん、また忠誠心が溢れてくる・・・。 MMJではリターンが無いなどと言ってた人もいたがとんでもない! 自分の願いが叶った以上のリターンをとっくに得ている。 そもそも妖精とは愛でるものであって触れていい存在では無いのだ。 すなわち、今この瞬間こそが至福っ――!
https://w.atwiki.jp/soreiro/pages/139.html
異世界クエスト注意点 簡易経路の知恵の王の指輪に関して、加筆(2012/1/10)Quests - iRO Wiki の更新 (Revision 11/30 頃) を反映 (2011/12/3) ◆ 異世界アクセスクエストは2通り Cat Hand Services #New_World_Quest - iRO Wiki Onward to the New World Quest - iRO Wiki 上段、Eden の猫サービスに 50K 払って、転送先の猫たちとの会話でOK 下段、従来のクエストはやらなくてもいい(やれば、報酬 EXP は入る) ◆ Cat Hand Services アクセス関係 NPC ◆ 猫クエスト~知恵の王の指輪 簡易経路のツリー的なもの Step jRO iRO iRO EXP/JEXP 1st ---- Cat Hand New World Access ---- 3rd 小さな妖精+木の巨人 Finding a Fairy 180K (VIP 270K) 5th 知恵の王の指輪 Ring of the Wise King 200K/5K(VIP 300K/7.5K) Finding a Fairy は木の巨人までで1件。EXP は妖精、巨人で半分づつ入ります 知恵の王の指輪 は、その後のクエストの前提になっています Quests - iRO Wikiでは、上記の通りですが、 Ring of the Wise King - iRO Wikiでは、前提はこうなっています↓ Quest Prerequisite(s) Finding a Fairy,Started Report from the New World ORCat Hand New World Access つまり、猫クエだけで知恵の王の指輪を開始可能らしいです(参考:某blog) ◆ 「三ヶ国への報告書」について クエストのツリー的なもの Step jRO iRO iRO EXP/JEXP 1st 異世界 Onward to the New World Quest 132K/42K 2nd 駐屯地の人々 New Surroundings 100K/10K 3rd 会議のおとも Tripatriate Union s Feud 80K/3K 魔王モロク追跡 Pursuing Rayan Moore 180K/30K 生態研究 Attitude to the New World Base 100K or 150K 4th 三ヶ国への報告書 Report from the New World 2.5M (VIPは未確認) 5th 知恵の王の指輪 Ring of the Wise King 200K/5K ▼「三ヶ国への報告書」の前提 Quests - iRO Wikiでは、「三ヶ国への報告書」の前提が、 2nd/3rd の4件中2件とされているが、実際は、1st~3rd の5件中3件 報告書クエをやるなら、最初の異世界クエをやっておいた方が楽かも 蛇足だが、猫クエ+駐屯地+会議では開始できなかったが、 異世界クエを後からやったら、開始できた 下記ページでは、銘記されている Report from the New World - iRO Wiki Quest Prerequisite(s) 3 of the following 5 quests Onward to the New World Quest, Attitude to the New World, New Surroundings, Tripatriate Union s Feud, Pursuing Rayan Moore ▼「三ヶ国への報告書」の報酬 Report from the New World - iRO Wikiでは、EXP は Rewards Base 3.75M (5.625M VIP) だが、実際は、Base 2.5M(non-VIP時) 下記サイトでも、Base 2.5M になっている Ragnarok Report from the New World Quest | Ragnarok Guide
https://w.atwiki.jp/kaso_maker/pages/18.html
[編集] 目次 ガイドライン 異世界の見せ場 現実と空想の境目 [部分編集] ガイドライン このページの取り扱い方や、作成/編集方法などについては、はじめにを読んでください その内容には「考え方(分類)」か「具体案」を書く [部分編集] 異世界の見せ場 見せ場。それは常識を打ち破ることである。 常識の壁 実世界では常識 実世界では非常識 異世界では常識 一般的なこと 良くある奇跡 異世界では非常識 奇怪 神 常識の破り方 予測の延長 予測外 範囲(人数規模) 自分のみ 数人 特定の場所・地域・団体など 世界の大半 世界の全て 性質 攻撃的 防御的 特殊 [部分編集] 現実と空想の境目 項目
https://w.atwiki.jp/isekaikouryu/pages/2398.html
「向こうから押し寄せてくる砂埃が…例の?」 「はい。あれが《輝きの執風》なのでっす。 かつてこの地に落ちてきた《輝きの風》によって狂った自然摂理により風と火の精霊は強制的に融合されその力を暴走・消滅するまで荒れ狂う焦波っ!」 「この外装、本当に大丈夫なんです?」 「はい。我々は変化を繰り返しこの環境に適応したのでっす。 恒久的な防護ではなく完全に焦風を防いでは入れ替えることで安全性の確保を実現したのでっす」 「薄く重なる構造はそのためなんですね。成程成程」 「夜の間に脱ぎ変えた外皮の中で状態の良いものを厳選し重ね合わせた防護服でっす。 他種族の方がソルトスパイア盆地の移動を可能にした、我ーがチムニーメイカー氏族の自慢の一品でっす」 そうこう話している内に視覚できそうなくらいの質量を纏った赤い砂塵が押し寄せてくる。 一瞬で飲み込まれた狂い叫ぶ暴風の中でも少しの熱も感じさせないその性能に一行が感嘆の声をあげた。 暫くして後、焦風は遠くへ過ぎ去ると再び少しの風音が通る砂漠に戻った。 「それでは先に進みましょうかっ。我々の蟻塚までもう少しでっす」 オルニトとの国境付近、マセ・バズーク側の西海岸に到着してから蟲荷車に移ってから半月。 大陸を横断して東側海岸へと向かう道程は最大の酷地に踏み入った。 【 第一話:はじまりのポイント 】 完全に熱を遮断した蟻塚は見た目の美麗さも併せ持ち観光ホテルとしても十二分な物件ではないかと素直に感心する。 地底や塚の中に広がる菜園や虫牧場など生活基盤も氏族の進化の賜物なのだろう。 しかしあまりにも苛烈な土地環境は凡そ観光地向きではないし、私達の商隊も事前情報でチムニーメイカー氏族の出張所があると分からなければ 無理強引に砂漠に踏み込んだ後に焼かれそうになって引き返していただろう。 『砂漠を移動するための防護服あります』 掘っ建て小屋に似つかわしくない巨大な看板にはあらゆる国の文字でそう書かれていた。 昼食一回分の値であれ程高性能なものが買えるのは蟲人の商売っ気の無さ故か、耐用有限であるのも含めて複数回買うのが前提であるのも儲け話として申し分ない。 耐熱耐乾に極特化した外皮のせいか、塚の中の温度や湿度が合わないのであろうあの頑丈極まりなかった服はたちどころにヒビが入りぼろぼろと砕けた。 「ソルトスパイア盆地を抜けるのにはまだ五箇所ほど蟻塚を経由しなければなりませーんが、防護服を購入するためのポイントはお持ちですかー?」 蟻塚の中に入る前にお別れと一緒に案内人が尋ねてきたが、あの価格であれば全く問題ないだろう。 一瞬で外皮を脱いだ案内人はそれを聞いて一礼し再び砂漠へと戻っていった。 会話の最中にやたらとマラカスめいた楽器を振るのが目立った気さくな蟲人だった。少し名残惜しいかも。 塚の内部へ表面硝子層から屈折した夕陽が差し込んでくると、入り口大ホールに籠を背負った蟲人がやってくる。話に聞いていた《夜の氏族》というものだろう。 目の前までやってきた蟲人は籠の中から甘い香りを持つ茸を取り出し差し出してくる。 早速それを受け取る頬張って見ると想像以上に甘く柔らかい身がサクサクと割けて食べるのが楽しくなる。 茸を差し出した手を取ると「不思議?」のフェロモンが漂う。その首を傾げたのを見て5ポイント乗せ渡した。 「感謝の気持ちについた色みたいなものなので受け取って下さい」 防護服一着が300ポイントであったところから勝手に導き出した心積もり額である。 が、それでも受け取った蟲人は歓喜のフェロモンを出し小躍りして外部との扉に近づくとトントンと叩く。すると外から同じようにトントンと叩き返してきた。 私含めてこの地に踏み入った者は商隊におらず、観光気分で土産物を買おうとした者もいたが これから未踏破へ赴くのにそういうものは不要だとゴブリンの商隊長が促す。 それとは別にマセ・バズーク横断のために持ってきた甘味物と野菜の種を売り、ポイントをいくらか得よと指示が出る。 《ポイント》というのはマセ・バズーク流通の通貨である。 大きさは小指の先くらいの球体で、半透明乳白色の内部には色の付いた胚のような玉が見える。 その内部の玉の色と数により価値が決まり…まぁ所謂1円玉や10円玉みたいなものである。 が、札というものが無いためか、まだ見たことはないがポイント一つで10万100万という価値のものまで存在すると言われている。 しかしこれが蟲の卵であるというから驚きである。孵化しない卵、それがポイントなのである。 では造幣局には大量の母体蟲がいるのか?と想像し蟲人に尋ねたこともあったが「それはどうでしょう」という答えしか返ってはこなかった。 通説では世に出回る(産み出された)ポイントの数は全て把握されていて、マセ・バズークの経済状況や国内物産の交換度合いによってその総額総量が決定されるとのこと。 この氏族領を越えた先の海岸沿いの領地ではポイント次第で軍艦レベルの頑強な船舶も購入できると情報を得た商隊長の考えである。 生物を拒絶する盆地を体験し、その先にある未踏破領域への警戒心が高まったのだろうかと予想したがさてはて。 『未踏破を目指す』 この動きは日に日に大きく広まっている。主にそれらを主導するのは商人達である。 「他者が拓いた土地ではなく自らが拓いた土地で商売に先んじる」 近年じわじわと市場に出回る未踏破からの産物とその価値が商魂を滾らせるのだろう、それまで御伽噺と言われてきた冒険者や王の譚物の中にすら手がかりを求め我先にと人を派遣した。 その動きは中小の商会に特に広がり、私が入った《ゴブリン飛空団》もその中の一つであり地盤固めよりも先に未踏破派遣に着手したのだ。 余談であるが特に空を飛ぶ術を持たないのに飛空団と名が付いているのは商会長ゴブリンが昔クルスベルグの空を飛び回り名を馳せたというところから付けられたと言われるが 一体何処までがホラで本当なのかは…まぁ商売をする上ではそう重要ではないか。 何でも良いので商売したかった私と、ラ・ムールで猫少年とすれ違い様に辺境へ飛ばされ、オルニトで屋台を覗いたところを全く違う国に飛ばされながらも生還した私の異世界遭難生還履歴を買った商会。 両者の利益の合致により私は雇われ今回の未踏破派遣へと参加することとなった。 ルートはクルスベルグの東港を出港しスラヴィアを経由してマセ・バズークへ入り大陸を横断し未踏破近海を南下し大陸への道を模索するというもの。 マセ・バズークを横断するのはその南方海域が危険海域であり海路もままならないからである。 まだ誰も入ったことのない土地で商売を広げる…勤めては雑務や事務ばかりで飽き飽きしていた日本での人生よりも何と魅力的で胸躍ることか! 夜明けと共に新たな防護服に着替え砂漠へ挑む。 案内を引き受けてくれた蟲人は昨日と同一人物に見えたが別人とのこと。見れば持っているのはマラカスではなくタンバリンのようなもの。 四条 開拓(しじょう ひらく)、二十代半ばで人生の諦めモードに入っていましたが異世界にて第二の人生の始まりですわー興奮しっ放しですわー 一人の人間(性別女)が商いの道を異世界に見た。 果たして無事に未踏破へと入ることができるのだろうか? マセ・バスークの名所は【ソルトスパイア】を参考にさせてもらいました。 本作は通貨や価値などに多くの独自設定を含みます。 世に出回っている数が把握できる貨幣ってなんかすごいな。盆地砂漠で活動している蟲人は順応しすぎて砂漠でしか生きていけなさそう -- (名無しさん) 2015-07-28 01 00 34 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/leisurely/pages/111.html
【用語名】 世界樹 【読み方】 ゆぐどらしる、せかいじゅ 【分類】 植物(世界樹) 【呼ばれ方】 世界樹、大きい蚕のごはん 【備考】 なし ページの登録タグ: 世界樹 大地神 大樹の村 天使族 天使族の里 植物 用語 神人族 蚕 【詳細】 天使族が2000年ほど前、大地の神との契約により授かったものとされる特殊な木。 天使族のシンボルであり、天使族の長老達からすれば神人族を名乗っていた時の象徴。 なろう版437話「苗木」で出てきた木であり、グランマリアが「世界樹(ユグドラシル)」と呼んでいる。 グランマリア曰く、葉を潰して塗ればあらゆる怪我が治り、煎じて飲めばあらゆる病気から回復し焼いて食べれば失った四肢すら再生すると言われている。 ただし、長年天使族が独占的に抱え込んでいたせいで世間的にはほとんど研究されておらず、ルールーシー=ルーはその効能を疑問視したうえで副作用を懸念している。 なお、その葉っぱを大量に用いてできるエキスは神水(ソーマ)と呼ばれ位階の上昇効果がある。(必要経験値を無視してレベルを上げる)。(*1) ルーによればドラゴンの鱗くらい貴重らしい。ただ、火楽にはいまいち分からない。なにせそこ(大樹の村)はドラゴンの鱗の原産地である。グーロンデやギラル、頼めば竜王夫婦の鱗だって手に入るかも知れない。むしろ喜んで渡しそうですらある。実際に謝礼・滞在費として手に入れている。(*2) 「ドラゴンの鱗の価値が暴落している……」 灼熱の地や極寒の地でも枯れることはないが、相応しい場所でないとほとんど成長しない。 そのため、ガーレット王国にある天使族の里の片隅に植えた状態ではいつまでも成木にならず苗木のまま半ば放置されていた。 だが、独断で運び込んだマルビットとルィンシァによって手土産のごとく火楽にポンと譲渡された結果、大樹の村の敷地に根付き一気に大樹にまで成長した。(*3) 万能農具により耕された地面がすごいのか、大樹の村が相応しい場所であるということなのかは不明。 (後述の量産型は生長速度がゆっくりしてる事から、おそらくは環境が改善された事でこれまでの生長不良を取り戻すべく樹齢相応まで一気に育ったのだろう) 譲渡に関して、おそらく長老たちが文句を言ってくると予想しているがルィンシァは黙らせる予定だとか。 今のところ文句を言う存在は出てきていないが、ルィンシァが事前に黙らせているのだろうか? 魔力の濾過と循環を行う樹で、苗は複数あるが成樹になるのは1本だけ。 なお、800年前にも世界樹が存在したが、そちらはちゃんと成長した成木であり、グーロンデが砕いて燃やしてしまった。彼女は後にこのことが主な原因として神の敵として教会勇者達による討伐対象となってしまい、それを返り討ちにしたものの八つある頭のうち七つを潰され、その再生には世界樹の葉が必要と知った際には因果応報だと悟ったという。(*4)大樹の村の世界樹の葉によって傷を癒やして大樹の村にやってきたグーロンデは、マルビット達天使族の長達とお互いに過去のことを謝罪、立ち会ったスアルロウとラズマリアも過去の遺恨が解消に向かうことに感謝した。(*5) また、後に最長老レギンレイヴが大樹の村に来た際にもグーロンデを巡ってのトラブルにはなっていない。 書籍版(小説版)10巻の閑話にて世界樹が本来はグーロンデであろうとも破壊不可能な存在であったことが判明。 他の魔力がある世界に比べて8倍以上も過剰な魔力の濾過と循環を行うため過負荷が掛かっていたため脆くなっていたようだ。 世界樹が失われたことで魔力の循環は停滞、100年後にシステムのバグをつく形で循環と濾過は再開されたものの以前の7割程度の性能に留まり、異常な災害や土地汚染、魔獣の発生を引き起こしていた。 混ぜ物と呼ばれる存在もその影響だったのかもしれない。 現在は大樹の村で世界樹が成長した影響で循環と濾過が正常に行われるようになった。 あと葉っぱは一部の蚕の餌になっている(過激派じゃなくても天使族は怒りそう)。 実際その現場を見たスアルロウは卒倒した。(*6) 一方でレギンレイヴは「滅んでしまった神の末裔たる一族たちと共に、今は亡きお姉様たちと見た古の光景」と評しており、実は共存共栄が本来の関係だったようだ。 世界樹の葉を食べた蚕が吐き出した糸は神々しく輝くような金色をしており、様子を見ていたミノタウロス族達は「神話にある太陽神の羽衣を紡ぐ糸がこれではないか?」と噂した。 最近では別所にて新規開拓した畑で、苗木が大量に育てられている。(*7) おそらく火楽が「世界樹よ生えろー」と念じながら万能農具で耕した結果である。 ただし、移植した最初の苗木とは異なり、急速に大きく育ったりはしておらず若木止まりである。 世界樹の存在を村の外に隠すことが決まった時、村の外で「世界樹」という単語を使わなければならない場合は代わりに「大きい蚕のごはん」と言うようになった。 また。大樹の村以外の場所では「五村の霊薬」「魔王国の秘薬」などの偽名で使用されている。(*8)
https://w.atwiki.jp/isekaikouryu/pages/1497.html
小生が異世界に渡り、今日でちょうど3か月が過ぎた。 思えば我ながら随分と思い切った決断であった。 何しろ文化も人種もまったく違う世界へと単身渡るのであるから。 小生を送り出してくれた郷里の人たちには感謝の気持ちでいっぱいだ。 しかしながら昨今の小生と言えば、情けない話なのだが心が参ってしまっている。 こんな事ならば先月のゲート祭の時に意地をはらずに帰郷しておけば良かったと、今の今になって後悔しているのである。 理由は酷く単純なもので、ひとしきり生活が落ち着いたがゆえに、異世界の荒さが見えてしまったのである。 法律の未整備に関しては想定内であった。 小生とてあの亜人達に多くを望むまいとしていたからだ。 小生が落胆していたのは、もっと根本的な部分にある。 異世界は不浄にすぎる。 それは単純な不潔さのみならず、例えば人間関係や個人のモラルなど多岐にわたる。 具体的な話をいくつかしよう。 小生が現在異世界にて身を寄せている寄宿舎の傍には川が流れているとされている。 しかしながらこれは地図上の川であって、川と聞いて諸君らが想像するような川ではない。 そこには生き物の姿などほとんど無く、魚どころか蟲すら碌に姿を見せない、言ってしまえば死んだ水たまりだ。 かわりに浮いているのが、亜人達が生み出した、訳のわからないゴミの山。 なんと嘆かわしい事であろう。一体小生はこの異世界から何を学び取ればよいのか。 そうして、一刻も早く郷里に帰りたい思いがつのり始めたのである。 「いただきます」 食堂にて両手を合わせて感謝の念を込めてから『水』をいただく。 小生としては至極当然の事をしたまでだが、亜人達にはそれが奇異に見えるのか指をさされて笑われた。 愚か者共が。『水』への感謝なくして生きる価値を理解できるものか。 うだるような夏の暑さゆえ、冷えた『水』は小生の全身くまなく駆け巡るようであった。 なんとありがたい事であろうか。亜人共には一生をかけても理解できぬだろうが。 食文化についても、小生と亜人では大きな溝がある。 なにせ小生の顔を見るたびに「生きたままで食べなくて良いのか」などと問うのだ。 そのようなゲテモノ喰いをしているのは一部の者のみだ。何故理解できないのか。 それにしても暑い。 異世界には精霊が居ないと聞いていたが、実は多数隠れ住んでいてこの異常気象を引き起こしているのではあるまいか。 そのような白昼夢を小生が見ていると、隣に人影が立っていた。 「この席、いいかな?」 異世界の亜人の娘だ。 耳の無いエルフ、あるいは縦に引き伸ばしたノームのような不恰好な姿でそれとすぐにわかる。 「由」 小生は端的に返答する。正直あまり亜人と関わりたい気分ではない。 「えへへ。今日の食堂は大盛況だね。 さてさてそれでは、いただきまーす」 亜人の娘は胸の前で両手をあわせると、感謝の言葉をあげてから『水』を飲みほした。 「っあ~!もう美味しい!夏はやっぱキンキンに冷えた水に限りますなぁ ん?なんかありました?アタシ変な事してた?」 そう言われてはっとした。 「否」 慌てて否定すると、亜人はニコニコとしながら食事の続きを始めた。 亜人共とて『水』に感謝をするではないか。小生は今まで一体何を見てきたのか。 「おーい!浮田ぁ!あんまノンビリとメシ食ってんじゃねーぞぉ! 午後からも河川清掃やるんだからなぁ」 小生の隣に座した亜人、ウキタという名のようだが、は別の亜人からの呼びかけに笑顔で応対した。 「なにこのカエル君。お前また亜人と仲良くなってんのかよ」 別の亜人、極めて目つきの悪い男が小生の方を見て言った。 しかして小生には彼の言うカエル君の意味が理解できない。 「隣に座っただけなんだけど。えーっと、お名前は何といいます? ちなみにアタシは浮田あすなろって言います。で、こっちが川津。 せっかくなんで午後から河川清掃一緒にやりませんか」 「お前ほんとずうずうしい性格してるよな。 空気読めないっつーかグイグイ攻めるっつーか。 初対面の鱗人を巻き込むなよ・・・」 男の亜人が呆れかえっているようだが、仕方のない話だ。 結局小生は、くだんの河川清掃とやらには参加せずに帰路についた。 「ね、ヤマラジって知ってる?」 今日も今日とてミズハミシマ蛇頭人の娘が帰路にくっついてきている。 小生はこの異世界に勉学を修めに来ているのだから、その本懐を遂げれば良いだけであろうに、 この蛇頭人の娘は何を思ったのか、異世界の文化をやたらと知りたがっているのだ。 そしていつも小生の知らない異世界の話題を振ってくる。正直なところ若干苦痛に思う。 「ネットのラジオ放送なんだけどね。 私たちと同じミズハミシマの人がDJやってるんだよ。 恋人がチキューの人で、将来も離れないために手に職をつけるんだってさ。 すごいよねぇ。偉いよねぇ」 何が偉いものか。それは文化への干渉ではないのか。 本当に偉い人がいるものならば、例えばあの憂鬱な死んだ水たまりを片付けられる者だろう。 寄宿舎に戻る途中に、絶対にあの死んだ水たまりがあるのだ。 また今日も陰鬱な気分で部屋に戻らねばならぬのか。 そう思いつつ遠目で死んだ水たまりの方を見ると、何やら大勢の亜人達が群れていた。 「あれ、河川清掃やってるんだってさ。先週のヤマラジで参加者募集してた。 ゴミを拾って、流れの邪魔になるものを取り除いて、あとは専門家と一緒にビオトープにするんだって。 ビオトープっていうのはね・・・」 ミズハミシマ蛇頭人の娘の言葉は、途中から小生の耳には入ってこなかった。 一体小生は、この3か月で何を学んできたのだろう。 「学ばねばなるまい」 夢中で駆け出して、川へと飛び込んだ。 亜人達は大いに驚いていたが、すぐに大笑いして作業を再開させた。 すっかり日も暮れた頃に作業は終わり、打ち上げとかいう宴が始まった。 やはり亜人達は小生の顔を見て「生きたままの食材じゃなくても大丈夫か」と問うた。 なるほど逆視点! -- (名無しさん) 2013-07-22 18 52 45 地球でも海を跨ぐだけで異界と思える土地がある。ましてや世界を跨げば理解の及ばぬ事だらけだろう。 変わらない事が悪い事ではないが、進んで世界を変えていくのは、“変わる者”なのではないかと -- (名無しさん) 2013-07-22 21 41 03 お互い一歩歩み寄って交流することの大事さを実感する -- (としあき) 2013-07-26 21 14 01 文化文明の違いからくる国や世界の差異は少なからず衝撃を与えるでしょうね。違いを違いと捉えたままでいるのか理解と疑問を一緒に抱えて一歩づつでも前に進むのとでは人生で歩む道すら違いを生みそうですね -- (名無しさん) 2016-11-27 16 22 08 名前 コメント すべてのコメントを見る