約 275,020 件
https://w.atwiki.jp/legends/pages/5353.html
息を切らせ、彼女は走る 深夜の学校町 ただでさえ、都市伝説が活動を活発化させる危険な時間帯 …その時間に外を出歩いていただけでも不運なのだが、彼女にとってこの日はさらに不運であった それは、この日はたまたま、エイブラハム率いる「教会」「十三使徒」が、この街で何かをしでかそうとしている最中だった、と言う事 走る彼女を、氷で作られた彫像のような悪魔達が追いかけてくる 「何よ……何なのよ……っ」 彼女は、契約者ではない かと言って、一部の人間のように「異常(アブノーマル)」とか呼ばれる力がある訳でもない 本当に、ただの一般人 物語において、名前すら語られない背景の中の一人にすぎない存在 そんな存在が、この手の異質な存在に狙われたときの末路など決まっている -------死だ もっとも、それは、この場面に他の人間が現れなかった場合に限る そして、このように描写されているからには、助けの手は大抵の場合、向けられるのだ 「……っあ!?」 雪に足をとられ、彼女は転んだ 振り返ると、氷の悪魔は既に目前まで迫ってきていて けれど その凍れる彫像は、どこからか飛んできた衝撃波によって破壊される 「ぇ……」 たんっ、と 何かが、誰かが、彼女の横を軽く跳んでいく それは、少年だった 高校生くらいだろうか、長い前髪で目元が隠れた少年 それが、腰から刀を下げていて……っひゅん、と、それを無造作に振った 彼女に襲い掛かろうとしていた氷の悪魔達が、切り裂かれていく 「あの、大丈夫ですか!?」 後ろから、声をかけられた 高校生くらいだろうか、少女の声 …しかし、安否を気遣ってくるその声は、彼女の耳に届かない 目の前で、刀を振るい戦う少年 その、姿から、視線を、そらせない 「ぁ………あ………」 切り裂かれ、破壊される氷の悪魔達 カケラが飛び散り、少年の体に細かい傷を作っている それでも、少年は構わずに氷の悪魔を破壊し続けていた 何度も 何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も 何度も、刀を振り続ける、その、姿は まるで 鬼のようで 龍一が、刀を振るい続けている その様子を見ながら、紗江は氷の悪魔に襲われていた女性に声をかける 紗奈も、花子さんや翼と共にすぐに追いついてきた …この女性が襲われている気配に、真っ先に気づいたのは龍一だ 彼の、独特の勘なのだろうか 紗江が契約している犬神が気づくよりも、ほんの一瞬だけ、気づくのが早かった おかげで、こうやって助けるのに間に合ったが… 「あの……」 「……ぁ……あぁ……」 カタカタと、女性は震えている 女性の視線の先では、龍一が最後の一体の核を叩き壊していた 自分達の背後からも氷の悪魔達は際限なく襲い掛かってきているのだが、翼が視線で次々と溶かして行っている 紗奈のアンサーさんや紗江の犬神もいる もはや、この場に危険は、ない けれど 女性は、どこまでも震え続けていて 「……怪我は?」 「あ、私たちは大丈夫。この女の人も、大丈夫だと思うけど…」 …ゆっくりと 龍一が、近づいてくると っひ、と女性は悲鳴を上げた 後ずさるような動きをして倒れかける女性を、紗江は慌てて支えた 「あ、あの……」 「………っで」 女性は 紗江に、気づいていない 恐らく、今、彼女の意識は、龍一だけを捕えている 振り続ける雪を払うこともせず、ずぶ濡れのままで…そして、鞘に納めた状態とはいえ、刀を持って近づいてきている、龍一だけが そして 恐らく、彼女の中で 先ほどまで刀を振るっていた龍一の姿が、強烈に焼き付いていて 「----っ来ないで、この、化け物っ!!」 女性の、悲鳴じみた声が、響き渡る その、向けられた言葉に………一瞬だけ、龍一の動きが止まって 直後 その長い前髪の下で、龍一が何かを思い出して諦めたような表情を浮かべたように見えたのは 紗江の、気のせいだっただろうか? to be … ? 前ページ次ページ連載 - 花子さんと契約した男の話
https://w.atwiki.jp/legends/pages/3363.html
……言葉が、うまく出てこない どうしたらいいのか、わからない 宮定のおかげで、獄門寺と共に学園祭を回るという願いは、叶った 叶った、けれど ……どうしたらいいのか、わからない 獄門寺の隣を歩きながら、彼女はもやもやと考え込み、ほのかに頬を赤らめ、言葉を搾り出せないで居た …執事×2、ゴスロリメイド×1、クラシックメイド×1 そんな、相当目立つ集団となっている一行 宣伝効果はバツグンだが、同時にかなり注目を集めまくってしまう 「………体育館の方が、賑やかだな」 ぼそ、と小さく呟いた龍一 彼女ははっとして、そうみたいね、と頷いた 確かに、体育館の方から、賑やかな声が聞こえてくる 「あぁ、体育館では、運動系の部活がいくつか出し物やってるからな」 大体の出し物をチェックしていたらしい花房が、口を開く 「特に、「さぁ、女子バレー部のエース(美少女/ロリタイプ)のスパイクをその身で受け止めてみないか」企画がなかなか」 「何、その変態ご用達企画は」 呆れたようにため息をつく宮定 ……どうやって通ったんだろう、その企画 彼女も、ちょっぴり疑問を抱く 「グラウンドでは、サッカー部の「主将のシュートを止められるか企画」やってるらしいし、クラブハウスの方でも、剣道部が面白い企画やってたぞ」 「…お前の面白いの基準については、色々と突っ込みたいところだが」 「主に美少女系や美人系の企画いやっほぅ!……って、ギブギブギブ、折れる、折れるから!?」 「折れない程度に手加減してるわよ」 ぎりぎりぎりぎりぎり …首、しまってるけど、大丈夫だろうか 手加減していると言っていたし、大丈夫なんだろう、多分 宮定に首をしめられている花房の様子に、苦笑しながら彼女はそう考えた 「…そ、そう言えば、龍一、女子剣道部の主将と知り合いなんだよな?」 ……え?と 花房の言葉に、きょとんとする彼女 獄門寺は、小さくため息をついている 「……よく知ってるな」 「いや、今日、その剣道部の出し物体験しに行った時に本人から聞いた」 既に体験済み!?という宮定の突っ込みはさておき …そう、だったのか あの、いかにも和風美人という容姿の女子剣道部主将の姿を思い出し、彼女は複雑な気分になる 「…昔の知り合いってだけだよ」 短く、答えている獄門寺 前髪が長いせいで、その表情は、よく見えない 「あぁ、向こうもそう言ってたけど……お前に、聞いといてくれ、って頼まれた事があるんだが」 「………何だ」 「「どうして、剣道をやめたんだ」って」 ………一瞬 獄門寺が、どこまでも複雑な表情を浮かべた事に、彼女は気付き 同時に 一瞬、視界が真っ赤になったような、錯覚を覚えた 「……………向いてなかったからだよ」 短く、答える獄門寺 花房は何かを察したように、そうか、と言って、それ以上は尋ねようとしなかった 「…委員長?どうした?」 「あ……ううん、何でもない」 真っ赤な光景 一瞬、脳裏に浮かんだ何か それが、何なのか どんな、光景だったのか 思い出せない 思い出そうとすると、頭が、痛い 思い出すな、と 誰かに、言われたような気がした 「にしても、龍一も変なところで知り合い多いよな。今日、うちのクラスの店に来てたチャラチャラしたにーちゃんとか」 「……翼さんの事か?」 「そう。何か、男にモテテそうな印象を受けたけど」 「……内の店の、ハンバーグに続く人気メニューの豆腐デザートのレシピを教えてくれたのはあの人だが」 「ありがとうございます兄貴、と伝えておいてくれ」 「何、その変わり身の早さ」 本当に、あまりにも早すぎる態度の違い それが何だかおかしくて、笑ってしまう彼女 つられたように、獄門寺と宮定も笑って 真っ赤な光景の記憶は また、彼女の記憶の奥底に、深く封じ込められた 思い出す事を 彼女自身が、強く拒絶しているかの、ように to be … ? 前ページ次ページ連載 - 花子さんと契約した男の話
https://w.atwiki.jp/legends/pages/2381.html
「はい…そうか、わかった」 明日から、頼んでいた件についての報告の電話が来た 傍でタイヤキを食べていた花子さんが、みー?と首を傾げている その花子さんの頭を撫でてやりながら、俺はその電話に対応していた 「…北区、か」 『でも、そろそろ移動しそうだって話だ。移動したら、その場所も連絡するようにするか?』 「…すまない、頼んだ。俺からは、その度に日景さんの方に伝えるから」 それじゃあ、と電話を切る もぐもぐ、ごくん、とタイヤキを飲みこんで、花子さんが俺を見上げてきた 「誰かにお話しに行くの?」 「あぁ、ちょっとな」 さて…行くとするか 俺が歩き出すと、花子さんもてちてちと追いかけてくる 向かう先は住宅街の一角、学校町でも古くからある屋敷類が並んでいる一角だ その中でも、五大旧家とか呼ばれる、一際大きな屋敷の一つに向かう 「…花子さん、悪いけど、ちょっと外で待っててくれるか?」 「うん、いーよ」 いってらっしゃい、と見送られて、俺はその家……日景家の門に向かう 開け放たれた大きな門を潜り抜けると、ちょうど、本来の依頼人である日景 薫さんが、庭の掃除をしていたところで 俺の姿に気づいて、おや、と声をあげてくる 「こんにちは、龍一君。どうしたんだい」 「…こんにちは。獄門寺組若頭 龍一。日景家当主代行 薫殿に、少々お話が」 「はは、そんな堅苦しい挨拶はいらないよ……姉さんの事、だね?」 俺が来た用件を、すぐに察してくれた はい、と頷くと、薫さんは俺を離れに案内してくれる そして、いつもの温和な表情に、やや寂しそうな笑みを浮かべる 「それで、姉さんは?」 「やっぱり、学校町内のホテルを転々としているみたいです。今は北区にいるようですが、そろそろ移動しそうな気配があるようですね。次の宿泊先がわかったら、また改めてご連絡します」 「そうか…」 やっぱり、どこか少し寂しそうだ マドカさんは、薫さんにとってはたった一人のお姉さんなのだ 宗光さんや千鶴さんからはマドカさんは大層嫌われていたようだが、薫さんだけはマドカさんの味方だったのだろう 「君に頼んで、良かったよ。次の場所がわかったら、また頼む」 「…俺の力じゃなくて、探偵の力ですよ。直接会える状況になったら、礼を言ってやってください」 そうだね、と薫さんは力なく笑った 少し、疲れているようにも見える 「お疲れのようですが、大丈夫ですか?」 「あ…うん、大丈夫だよ。現当主の父さんが今、弱気の状態だからね。僕がしっかりしなければ」 …当主代行のプレッシャー、か 家は、親父がいっそ少し自重しろと言うくらい元気だから、俺みたいなのでものんびり若頭を名乗っていられるが ……日景家は、宗光さんが少し大きな病気をした後だ 後継ぎやらなにやらの問題で、一応、今は薫さんが当主代行であり…次の当主候補筆頭とは言え、難しい状態が続いているのだろう 「…あの」 「何かな?」 「マドカさんの、息子さんのことなんですが」 「あぁ、翼君の事かい?」 それがどうしたのか?と言うように首を傾げてくる薫さん 一応、念のために尋ねておきたかったのだが 「翼さんは、日景家の当主候補としては、名前を連ねているんですか?」 「いや、翼君は、そちらの序列には名前があがっていないよ。父さんも、翼君を家のゴタゴタした争いに巻き込みたくないみたいでね」 小さく、薫さんは苦笑してくる 「姉さんの事は勘当しても、孫の翼君の事は可愛くて仕方ないみたいだ。姉さんに対しては、服装とか言動とか色々と煩かったのに、翼君には一切、怒らないんだよ」 「…それはまた、極端ですね」 「むしろ、姉さんに厳しくしすぎて、結局追い出すことになった反動かもしれないけどね」 そうなのかもしれない まぁ、孫馬鹿と言うかそう言うのもかなり含んでそうだが。あの人なら 「でも、もし、万が一…翼君が、日景家に深く関わるという意志を見せたら。多分、序列は僕の次だろうね。一応、現当主の長女の息子だから: 「…そうなりますか」 まぁ、聞いた話によれば、翼さんはその手の争いには一切、興味を持ってないみたいだし そもそも、日景家がどう言う家なのかも、よくわかってないそうだから、大丈夫だとは思うが 「…わかりました。では、俺はこれで」 「もう帰るのかい?お茶の一杯でも飲んでいけばいいのに」 「いえ、人を待たせているので」 花子さんを待たせているのだ あまり、長話をする訳にも 「そうか…それじゃあ、またね。獄門寺家は家と付き合いが長いのだから、もっと気軽に遊びに来てもいいんだよ?」 「仮にも極道の家の息子が、こう言う旧家にそう易々と顔見せちゃマズイでしょう……まぁ、機会がありましたら」 それでは、と挨拶して、離れを後にする 門を出ようとしたら、ちょうど千鶴さんがどこからか帰ってきた所だったのか、姿を見せていて 小さく微笑み、頭を下げてきたので、俺も慌てて頭を下げた 特に、何も話し掛けられずにすんで、良かった 門を出て、俺はほっと息を吐く てちてちと、花子さんが駆け寄ってきた 「…お待たせ。じゃあ、行こうか」 「は~い」 花子さんと手を繋いで、歩き出す 何時の間にか、日が暮れ始めていた そろそろ、帰らないと 帰り道、随分と急いで走っていく様子の車とすれ違いながら 俺は、花子さんとゆっくり歩いて、帰路についたのだった fin 前ページ次ページ連載 - 花子さんと契約した男の話
https://w.atwiki.jp/blockquestkiti/pages/98.html
恋しBB あの日見たアナル 悠久の時 アナハイム・ダックス(ホーム)対エドモントン・オイラーズは日本時間Apr 2 am11 30放送
https://w.atwiki.jp/legends/pages/1077.html
「あぅあぅ、宴会開始なのですよ!お酒を飲むのですよ!」 「赤いはんてんよ、幼女姿で酒はやめておきたまえ」 赤いはんてんが、酒瓶に手を伸ばして、赤マントに止められている うん、全くもってその通りだと思う アルコールは20代になってからだろう 「ほら、花子さん。ジュースな」 「み、ありがと、けーやくしゃ!」 花子さんにジュースを取ってやり、俺も適当なジュースに手を伸ばす …ん、見た事内ないジュースの缶だけど、これでいいや 「むむむ…なら!」 ひらりっ! 赤マントに酒を止められていた赤いはんてんが、はんてんを翻した …おぉう!? 赤いはんてんの姿が、青いはんてん纏ったナイスバディ姉ちゃんに!? っつか、あれだ 赤いはんてん姿の時は、さらしとスパッツだけでも若干微笑ましさがあったが、今の外見年齢だと何かヤバイものが!? 「これなら、問題ないわね」 「…ふむ、確かに」 赤マントは苦笑して、赤いはんてん…否、青いはんてんの飲酒を止めようとはしない 青いはんてんは、満足した様子で酒に手を伸ばしている …そこまで飲みたかったんだろうか 酒って、そこまでして飲みたいもんか? 「ふむ?…あぁ、君は、青いはんてんの姿を見るのは、初めてか」 「あぁ」 「赤いはんてんはね、青いはんてんになるときれーなおねーさんなんだよ!」 あむむ 菓子を口に頬張りつつ、花子さんがそう言って来た …この宴会、菓子類も豊富と来た 花子さんみたいな、子供相手を考慮してくれていたんだろうか まぁ、酒以外の飲み物が多いのは、俺みたいな未成年も助かるからいいんだが 「…ま、知り合いに会ったら、挨拶するくらいはするかな…」 そう呟きながら、缶ジュースを空ける ぷしゅっ、といい音がしたのを見ると、炭酸系だったか? 「む、少年よ、それは…」 「へ?」 ぐい、とそれを口に含む お、甘くて飲みやすい …でも、若干喉がヒリヒリしたような 気のせいか? 「どうした?」 「……いや、何でもないよ」 声をかけてきた癖に、どうしたのか? 赤マントの様子に、俺は首をかしげて みー?と、花子さんも真似して、首を傾げてきたのだった ……ふむ 今、この花子さんの契約者の少年が口にした缶だが …どう見ても、ジュースではなくカクテルか何かなのだが… ……酔っ払った様子は見えない、結構アルコールは強そうなのに まぁ、飲んでしまったものは仕方あるまい 飲んだものをこれ以上止める訳にもいかず、赤マントは花子さんの契約者がそれを飲んでいるのを、止めようとはしないのだった 「ん~…」 「み?けーやくしゃ、どうしたの?」 「あ、いや」 何だか、変わったジュースを飲みつつ、会場を見回していた俺 会場内を忙しそうに動き回っている、チャラチャラした格好の兄ちゃんを眺めて…ふと、変な事を思い出していた 「いや、俺の通ってる高校、2,3年前に「狂犬」って呼ばれてた奴がいたらしいんだが」 「どう聞いても不良なネーミングだな」 「うん、不良ってか、あの高校で代々、一番強くて凶暴な奴に送られるあだ名らしい」 「……君の通っている高校には、どんな伝統があるのだね」 ほっとけ、俺が知るか 赤マントのツッコミを無視しつつ、興味津々に聞いてくる花子さんに…花子さんにこんな事教えていいものかどうか悩みつつ、続ける 「あそこのチャラチャラした兄ちゃん、2,3年前高校にいたっていう狂犬の特徴に外見一致するな、と」 「ん~?でも、あぁいう格好の人って、夜の繁華街によくいるでしょ?」 まぁ、確かに 青いはんてんの言葉に、俺は頷いた …まさか、当人ではあるまい 当人だったら、むしろ驚くわ 「きょーけんって、悪い人なの?」 かっくん 首を傾げてきた花子さん 俺は花子さんの頭を撫でてやりつつ、答える 「いや、当時の狂犬は、むしろ今までの狂犬と比べると格段に大人しかったらしいけどな。売られた喧嘩は買うけど、自分から喧嘩売る事少なかったって言うし……むしろ、それよりも前の前の代だかの、「双頭の狂犬」とか呼ばれてた双子の方がヤバかったとか」 「だから、君の通う高校はどんな不良エリート高校なのだね?」 だから知るかよ 赤マントのツッコミを無視しつつ、俺はその缶のジュースを一気に飲み干した …うん、まさか あのチャラい兄ちゃんが狂犬って事はあるまいし それに、その前の「双頭の狂犬」とやらも、まさかいる訳があるまい そんな事を、俺はぼんやり考えたのだった 「……っくし!」 「おや、風邪か?」 「ん~?…いや、平気だと思うんだが」 鼻を啜る「日焼けマシンで人間ステーキ」の契約者 まさか、自分が噂されていたとは、夢にも思わない 「---っくしゅん!」 「ん?新入り君、風邪か?健康にもいいブラックコーラを」 「ううん、むしろ、体壊しそうだからいらない」 orz状態になった店長と、その店長を慰めつつ、睨んでくる副店長の視線を、「骨を溶かすコーラ」の契約者の青年はスルーする そして、小さく首をかしげた 「う~ん…?何だか、僕と兄さんの昔の事を、誰か噂したような?」 気のせいかなぁ?と 青年は小さく首をかしげて…まぁ、実害がないからいいや、と気にしない事にしたのだった 終わってしまえよ 前ページ次ページ連載 - 花子さんと契約した男の話
https://w.atwiki.jp/msrs/pages/99.html
アーティスト MOON CHILD 作詞 佐々木収 作曲 佐々木収 編曲 MOON CHILD、井上鑑 時間 3 53 収録作品 POP AND DECADANCE(M-10) 【読み じしょうるーすたーおとこのざんげ】 【タグ 1999年 MOONCHILD POP_AND_DECADENCE し】
https://w.atwiki.jp/opedmiroor/pages/1703.html
拉麺男(ラーメンマン)誕生!!の巻 日本の空手、韓国のテコンドー、タイのキックボクシング(ムエタイ)など、世界のあらゆる武術、武道の源流が一四〇〇年の歴史をもつ中国拳法にあるといわれている。 その中国拳法の総本山が中国河南省の嵩山少林寺である。 この崇山の一角には英雄面山とよばれる高峰がそびえ、 岩壁には中国拳法史上の最強の四人の達人の顔がきざまれている。 今日はこの4人の中でも最強とうわさのたかいラーメンマンの修業時代にスポットをあてて話をすすめていきたいとおもう。 それはむかしむかしのおはなし。その頃の中国は山賊や馬賊とよばれる強盗団が横行していた。とあるこの村にも、蛇五、蛇六、蛇九の三兄弟ひきいる悪名たかき毒蛇党(コブラとう)とよばれる馬賊が猛威をふるっていた。 村人「ああ・・・毒蛇党だ・・・」 長男蛇五(ジャンゴ)、性格はいつも冷静で氷のよな男。剣の達人。 蛇六「ケケケ――――」 次男蛇六(ジャム)、性格ははげしく短気。クンフーの達人 蛇九「うお~~~!!」 三男蛇九(ジャンク)、性格は乱暴で一度狂いだすと手がつけられない。 そんな毒蛇三兄弟が次々と村人を殺していく。 蛇五「ホーレホレ、金めのものはみんなだせ」 蛇九「ゲヘヘヘ・・・はやくだした方が身のためだぜ!」 ソーメンマン「その必要はないぞ、みんな」 村人「ソ・・・ソーメンマンさん、あんた・・・」 蛇六「ん?なんだおめぇは拳法でおれたちにたちむかおーってのか。こいつは・・・おもしれぇ」 「よ―――し、ためしたい秘技もあることだし、やったろうじゃねえか!!」 蛇六がソーメンマンに向かっていく。 その様を、ソーメンマンの息子のラーメンマンが見守っていた。 しかし、蛇六とソーメンマンの間に蛇九が立ちふさがった。 ソーメンマン「ああ・・・こ・・・これでは蛇六の動きがみえん・・・ひ・・・左か、それとも右か・・・」 蛇六「秘技幻惑夢壁(げんわくむへき)!!」 蛇六が蛇九の肩を跳び越えた。 ソーメンマン「ああ、上から・・・」 蛇六「うりゃあ~~~~~~っ!!」 蛇六の蹴りがソーメンマンの腹を貫いた。 ラーメンマンが飛び出し、倒れたソーメンマンの元に駈け寄った。 ラーメンマン「お、おとうさん、死んじゃやだ――――!!」 蛇六「ケッ・・・くちほどにもねぇやっ!」 ラーメンマン「くっそ―――っ!!」 ラーメンマンが蛇六に飛びかかった。 蛇六「うわ・・・」 「そらとうちゃんの所へおくってやるぜ!」 しかし、ラーメンマンは崖の下に放り投げられた。 蛇五「よ―――し、次の村へいくぞ!」 党員たち「「「おお」」」」 毒蛇党は去って行った。 谷- ラーメンマン「ウ・・・ウーン・・・」 川のほとりで目を覚ましたラーメンマンの前に、陳という老人がいた。 陳「小僧、気がついたか」 ラーメンマン「あ・・・おじいさんがたすけてくれたの?」 陳「おまえが強運の持ち主じゃのう。岩壁の木の枝にひっかかってたすかったんじゃ。命は大切にせえよ」 ラーメンマン「ところでおじいさん、なにしてるの?」 陳「つりじゃよ」 ラーメンマン「えっ・・・つり?」 陳が川の中の魚を蹴り上げていく ラーメンマン「ああ。わわ・・・つり針もサオもつかわないで足でさかなを・・・」 「これがうわさにきく超人拳法か・・・」 陳「どれ、これくらいにしてかえるか!」 ラーメンマン「・・・・・」 陳「ところで小僧、両親のことをなんどもうわごとでいっておったが、なにかあったのか?」 ラーメンマン「ろ・・・老師、なん十万、なん百万の軍団にひとりでたちむかって勝つことができるでしょうか」 陳「できる、それは超人になることじゃ!」 ラーメンマン「で、ではわたしは、わたしは超人になれるでしょうか!?」 陳「それはだれにもわからん!」 ラーメンマン「ろ・・・老師、わたしを弟子にしてください!!」 陳が振り向き、ラーメンマンの目を見つめた。 陳(こ・・・この目、よほどのことがあったんじゃろう・・・) 「よいか、道というものは理想であり、とおくにあるものだ。したがって常に自分の道にちがづくよう努力すればよい。いいか、修行はつらいぞ!」 ラーメンマン「ハイ老師!!」 陳老師の修行寺- 陳「よいかラーメンマン、拳法は心・技・体の三つがそろってはじめてなりたつ」 「この熱湯のはいったカマの底をみなさい。ありがたいお経の札がはいっておる、ラーメンマンこれをとってもらえぬか」 ラーメンマン「は・・・はい」 ラーメンマンがカマに手をいれようとしたが・・・ ラーメンマン「あち――――」 陳「ハッハハハ。それではダメじゃラーメンマン」 陳が素早くカマに手を入れ、お札を抜き取った。 ラーメンマン「わあはやい・・・しかも水面には波ひとつたってない!」 陳「よいかラーメンマン、手のはやさだけでは札はとれん。心を集中させるのだ。もし雑念が入ると水面に波がたち大やけどをしてしまうだろう」 「この集中力が強化されるとこのような芸当もできる!!フン!」 陳が手を振ると、上に吊されていた鐘が鳴った。 ラーメンマン「ああ・・・か・・・鐘が・・・・・」 陳「この技を完全に消化すると百歩はなれた位置から敵をたおすことができることから、百歩神拳とよばれる!」 「さあ、つぎはこれをきなさい」 ラーメンマン「ハイ」 陳がラーメンマンに白い胴着を渡した。 陳「ついてきなさい」 陳も白い胴着に着替えて外に出た。 ラーメンマン「ああ、こんな所にトンネルが」 陳「よいかラーメンマン。このトンネルの中には全身にススをぬりたくった像がならべてある。人がこの中にはいると像がつぎつぎにたおれる仕組になっている。今からわしとまえとでこの中にはいり、たおれてくる像をよけながら向こう側へはしりぬける」 ラーメンマン「よーしこれならわたしにもできそうだ。なんたってすばっしっこさにかけては、だれにも負けたことはありませんから」 陳「フォフォ!それはどうかな」 ラーメンマン「今度ばかりはわたしに分がありそうですね!老師」 「よーいドン!」 陳とラーメンマンがトンネルの中に入っていった。 ラーメンマン「わあっ、うわーっ!!」 「ひぇ~~~~!!」 ラーメンマンが倒れてくる像に苦戦する中、陳は軽々と通り抜けていった。 ラーメンマン「ひゃ~~~~、まっ黒になっちゃた」 陳「おう、今でてきたのか、ラーメンマン」 ラーメンマン「ああ・・・老師が先に・・・しかも白衣はまったくよごれていない」 「・・・・・」 陳「くやしいか、こんな老いぼれに負けて・・・よいか、どんなに年をとってもすごい力がだせる。これが超人拳法じゃ。拳法は曲芸でも手品でもない。くるしい修行にうちかつさえできれば、だれでも超人になれる。わかるな、ラーメンマン」 ラーメンマン「老師、わたしはやります」 それからはラーメンマンの血のにじむような修行がはじまった。 陳老師の超人拳法には超人一〇二芸と称する各種の鍛錬法がある。 修行者はその一〇二のすべての鍛錬法を消化しなくてはならない。 しかしラーメンマンは修行にいや気がさすどころか、ますます練習熱心になりもともと素質もあったため、ラーメンマンの拳法はうではメキメキと上達していった! そして12年の月日がながれた――― 成長したラーメンマンは、あのトンネルの像をよけきって抜けた。 陳「おお・・・ようやく白衣をススでよごさないで、はしりぬけられるようになったの」 ラーメンマン「はい」 陳「よし卒業じゃ」 ラーメンマン「ええ、今な・・・なんといわれました」 陳「もうわしがおまえにおしえることはなにもない。下山してもよいぞ!」 ラーメンマン「老師、ありがとうございました」 陳「では卒業式じゃ。あの火の中の巨大なカマを・・・はこんでここまでもってきてみい」 「いっておくが力だけではもちあがらんぞ。わしのおしえた超人拳法、心・技・体が一体となったときにもちあがるのじゃ。失敗すれば大やけどをおって死ぬ」 ラーメンマン「うわ―――っ、うわ――――っ!!」 ラーメンマンがカマを持ち上げようとするも、熱くて持ち上げられなかった。 陳「ラーメンマン、心・技・体じゃぞ!」 ラーメンマン「ハッ」 ラーメンマンがカマに「中」の文字が彫られていることに気づき、その文字に額を合わせた。 ラーメンマン「うわあ~~~~、うわあ~~~~!!」 ラーメンマンはカマを持ち上げ、陳が笑った。 ラーメンマン「おお・・・」 ラーメンマンはカマを陳の前に置いた。 その額には、「中」の文字が焼き付いていた。 陳「よ――――しラーメンマンよ、おまえは今日から美来斗利偉拉麺男(ビクトリー・ラーメンマン)となのるがよい!!」 「それからおまえにこの闘龍極意書をさずける」 ラーメンマン「こ・・・これは・・・」 陳「これにはひとりで軍隊にたちむかう方法がかいてある」 ラーメンマン「老師・・・」 陳「命は大切にな!」 かくしてラーメンマンは父親の敵、毒蛇党をもとめ山をおりた。 ある村- 毒蛇党に滅ぼされたこの村で、一人の子供が泣いていた。 シューマイ「お・・おとうさん・・・シューマイはどうして生きていけばいいの・・・・」 ラーメンマン「この村もやつらのえじきになったのか・・・・」 シューマイ「だ・・・だれだ・・・」 ラーメンマン「わたしは美来斗偉拉麺男!毒蛇党をたおしにきた」 シューマイ「ええ・・・あの毒蛇党を!!正気かあんた・・・・」 ラーメンマン「正気だ。あんなカスどもの退治はひとりで充分」 シューマイ「ええ、ひ・・・ひとりでってどうやって・・・・・」 ラーメンマン「ワナをしかけて、そしてやつらを一網打尽にする」 シューマイ「え?ワナ?」 ラーメンマン「超人説法その1,戦いをするにもまず完全な準備から。少年よ、やつらは今度いつせめてくる?」 シューマイ「またすぐやってくるよ!」 ラーメンマン「ではいそがねば」 シューマイ「ぼ・・・ぼくもてつだうよ!」 ラーメンマン「これでよし」 「超人説法その2、敵を一望できる所に拠をかまえるべし!少年よ、このあたりで一番見通しのいい所は?」 シューマイ「あそこかな」 シューマイは少し離れた丘を指差した。 ラーメンマン「う―――む、絶好の場所だ!」 シューマイ「ところでなんなのそれ?」 ラーメンマン「これか。これはわたしの守り神だ」 シューマイ「守り神?」 ラーメンマン「超人説法その3、自然現象をフルに活用すること。自然現象か・・・・」 「ム!あ・・・あれは台風雲だ。それも大型・・・!!こ・・・これはつかえるぞ!!」 「よ―――し!!あの雲の大きさからみてこのあたりだろ」 ラーメンマンは地面に大きなマル印を書いた。 シューマイ「マルなんかかいて、なにすんのさ?」 ラーメンマン「数時間後、このマルがやつらを一掃してくれる!」 シューマイ「ええ!?このマルが・・・」 シューマイ「き・・・きた、毒蛇党だ!」 馬に乗った毒蛇党の軍勢が二人の前の平原に差し掛かろうとしていた。 (蛇九は巨体のせいで馬に乗れないので走ってきた) シューマイ「ほ・・・ほんとに大丈夫なの?」 ラーメンマン「わたしの作戦は完璧だ!」 蛇五「ハッハハハハハ――――ッ!!」 ラーメンマン「とうさん・・・そして老師、みていてください・・・ラーメンマン一世一代の大戦を!」 蛇九「なんだ―――っ!!」 党員たち「うわっ」「あたっ」 蛇九や党員達がラーメンマンとシューマイの彫った落とし穴にかかった。 シューマイ「やった―――っ!!」 蛇九「だれだ、こんな所に穴をあけたやつは―――!?村の連中か!?くそ―――!!」 蛇五「いいや、臆病者のやつらにはそんことはできん!!」 蛇九「じゃあ、いったいだれが・・・」 蛇五「だれかがわれら三兄弟をねらっているとしかおもえん」 蛇六「よしおまえら、われらのタテになれ―――っ!!」 蛇五「あの丘だ・・・」 毒蛇党は、毒蛇三兄弟を囲む陣形になって丘の方に向かった。 ラーメンマン「毒蛇三兄弟は警戒して護衛兵をまわりにおいた。予想どおりの行動だ・・・これで勝てる」 シューマイ「ああ・・・風が強くなってきた・・・」 ラーメンマン「ま・・まずい。風が強くなるのがおもったよりはやい。はやく三兄弟をあのマルの中へいれなくては。マルの中にはいるのは三兄弟でなければすべては水のアワ・・・」 「あと10M(メートル)・・・あと6M」 「5M、4M・・・」 毒蛇党はどんどんマルに近づいていき・・・ ラーメンマン「3M、2M、1・・・ゼロ」 「はいった―――っ!!」 三兄弟がマルの中に入ったのと同時に、台風が起こった。 党員「うわっ・・・風が・・・!」 「ひえ~~~っ」 「うわ~~~っ!!」 三兄弟を残して、党員たちが台風に吹き飛ばされていった。 蛇五「い・・・いったいどうなってるんだ!!」 シューマイ「わああ、すげえ・・・」 蛇五「こ・・これはいったいどういうことだ!!」 シューマイ「ど・・・どうして毒蛇三兄弟だけふきとばされなかったの: ラーメンマン「それはあのマルの位置がちょうど台風の目の位置だったからさ。しってるかな、台風の目の位置は・・・無風状態だということを!」 シューマイ「あ・・あなたはすごい・・・台風がくることだけでなく、台風の目の位置まで予測して戦いをいどむとは、ちょ・・・超人だ・・・!!」 ラーメンマン「ひさしぶりだな、毒蛇兄弟!」 ラーメンマンが丘から出て来た。 蛇五「お・・・おまえがわれらを・・・たったふたりで毒蛇党をおびやかすとは、おまえはなに者!?」 ラーメンマン「わすれたか、12年前を」 蛇六「き・・・きさま、あのときの・・・」 ラーメンマン「わたしは生きていた。12年間きさまらをたおすために修行してきた・・・とうさんや村の人びとの敵をうつために。そして今、その宿願がはたされるときがきた――――っ!!」 ラーメンマンは胴着を脱ぎ捨て、毒蛇三兄弟の元に飛び降りた。 ラーメンマン「そりゃ――――っ!!」 シューマイ「ああ・・・」 ラーメンマン「大車輪蹴り!!」 ラーメンマンの回転蹴りが毒蛇三兄弟に炸裂した。 蛇六「こ・・・こしゃくな――――っ!!きさまも父親の所へおくってやるぜ-―――っ!!」 蛇九「ぐわはは―――っ!!」 蛇六がラーメンマンに向かい、蛇九がラーメンマンと蛇六の間に立ちふさがった。 ラーメンマン「秘技、幻惑夢壁だな」 (みえる、蛇六のうごきが・・・) ラーメンマンは蛇九の体の向こうの蛇六の動きを見越していた。 ラーメンマン「上だ――――っ!!百歩神拳~~!!」 ラーメンマンの百歩神拳が蛇六と蛇九を真っ二つに切り裂いた。 シューマイ「ああ・・・」 蛇五「ひぇ―――、ゆるしてくれ、ラーメンマン。もう悪事ははたらかない、村人たちには償いをする」 ラーメンマン「・・・・・」 ラーメンマンは蛇五に背を向け立ち去ろうとしたが、蛇五は剣を拾い、ラーメンマンを斬ろうとしていた。 シューマイ「ラ・・、・ラーメンマン、うしろ・・・」 シューマイの言葉を聞き、ラーメンマンは飛び上がった。 蛇五「うわっ」 ラーメンマン「後方風車―――っ!!」 ラーメンマンの両足蹴りが蛇五の頭を蹴り砕いた。 ラーメンマン(シューマイのひとことがなかったら、わたしはやられていただろう・・・まだまだ武道家としては未熟・・・) 「また山にもどって修行のやりなおしだ」 胴着を拾って、去っていくラーメンマンの後ろをシューマイが追いかける。 シューマイ「ああ、ラーメンマン、まってよ!!ねえまってよ」 ラーメンマン「修行はつらうぞ、シューマイ!」 シューマイ「ハイ!お師匠さま!!」 一日師となれば終生父となす・・・(中国のことわざ) (続く)
https://w.atwiki.jp/aandj/pages/72.html
まだまだ工事中。気長に待て <商会加入初日> ファーストインプレッションは大切に S的好奇心は一切出さず、清楚な演技で愚民どもをたぶらかしましょう。 ディアネ・コリーニ みなさん、不束者ですがよろしくお願いします^^ このような演技で速攻で女好きの権力者を虜にします。 Gustuv・Joker つーか、今度の日曜に金積み込みツアーやろうと思ってるけど Gustuv・Joker はい、参加したい人いるのかな!? ディアネ・コリーニ それは見逃せないかもw グレイン ノ宝石でもおっけーですか? Gustuv・Joker 宝石OK グレイン じゃノ Gustuv・Joker グレインさん、宝石取引持ってる? グレイン ブーストで6くらいです。 Gustuv・Joker キタコレ シルヴィ・ヴァン 12:00ですね、参加します Gustuv・Joker そったら、ダイヤでも金でもどっちでもいいねw ディアネ・コリーニ 昼間なの? シルヴィ・ヴァン はい。 Gustuv・Joker うん ディアネ・コリーニ あら~、残念。昼はダメかも^^; シルヴィ・ヴァン 12:00カサブランカ酒場に集合です ペル いけたら参加します(宝石4+3ですが) Gustuv・Joker 夜が良けりゃ、2発目も企画するぜ~ Gustuv・Joker ディアネさんは、何時くらいが都合よさげ? ディアネ・コリーニ 私は完全に夜になっちゃいます Gustuv・Joker hmhm ディアネ・コリーニ 7時くらいかな~? Gustuv・Joker OK ディアネ・コリーニ 無理しなくていいですから^^; Gustuv・Joker んじゃ、2発目は7時にカサブランカ集合でw このように馬鹿な男はこちらから露骨な要求せずとも 貢いだりこちらの都合に合わせた支援をしたりするようになります。 ディアネ・コリーニ 疫病薬ない>< ~ここでGJが疫病薬献上と思われる~ ディアネ・コリーニ ごめん、後でお金払うね>< ~ここでGJが代金受け取りを拒否と思われる~ ディアネ・コリーニ いいの? Gustuv・Joker あぁ、別になにもいらねーよ?w ディアネ・コリーニ かっこい~!w 貢がせた後は適度におだてて機嫌をとっておいてやりましょう。 Gustuv・Joker ディアネさん、俺を副官にしてください! ディアネ・コリーニ 考えておきますw Gustuv・Joker ディアネさん、だから俺を雇えばええんちゃう? ディアネ・コリーニ 何に長けているのか聞かせて頂けます?w Gustuv・Joker 口説きスキル+2 ファンダレル 二人目に期待w ディアネ・コリーニ 持ってませんからいいですw ちゅこ ナイス Gustuv・Joker 織物・貴金属・縫製・会計・社交・運用・警戒ですよ! ディアネ・コリーニ 専用スキルは口説きなんでしょ?w Gustuv・Joker 船長さんを口説くスキルです。 ディアネ・コリーニ ドンナスキルなのよw Gustuv・Joker まぁ、四の五の言わないで雇ってください! <使用後のお手本> 使い終わった男はしつこく言い寄ってこないよう 適当な相手をあてがって別れましょう Gustuv・Joker ディアネさん、俺ヴェネに戻るけどどうする? ディアネ・コリーニ ん~、今日はもう落ちようかとw Gustuv・Joker 了解w ディアネ・コリーニ ごめんなさい>< ディアネ・コリーニ でも会長にはアイナさんいるからいいよね?w アイナ・サハリン はい!? シルヴィ・ヴァン wwwwwwwww Gustuv・Joker ちょwwwww ディアネ・コリーニ という訳で、女好きの会長の世話お願いしますw ディアネ・コリーニ じゃあ今日は落ちますね~ Gustuv・Joker マテマテマテマテw ディアネ・コリーニ え?じゃあ皆に聞いてみる?w ディアネ・コリーニ 会長は女好きだと思う人、挙手でお願いします~w 坂なっち ノ シルヴィ・ヴァン ノノノノノノノノノノノノノノノノノノ マーヴ それはわざわざ答えないといけない質問ですか? Gustuv・Joker まぁ、女好きってのは否定しないけどさーw ちゅこ 両手 ノガラ・ダ・テネラニ の ディアネ・コリーニ 多分大丈夫w メリル・シェルティー (o ̄∀ ̄)ノ ノガラ・ダ・テネラニ むしろ思わない人挙手?^^; ちゅこ ↑が確信をついた ちゅこ 核心 ディアネ・コリーニ じゃあ今日は落ちますね~
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/12410.html
このページはこちらに移転しました 俺らVIPな男の子☆~真冬のドキッ!勘違い乙~】 作詞/535スレ289 なぁなぁまて!俺と目をあわせるな!「あれ…こいつもしかして俺のこと好き?」とか思うから! なぁなぁちょっと!そこの女!俺の前通り過ぎざま髪からいい匂い漂わせんなよ!(石鹸の香り☆フッフー) みんなワクテカ みんなワクテカ そんな世界はホモだらけ(アッー!) 勘違い乙とか言われても しょうがないだろそりゃみんな 俺らVIPな男の子!(ヘェイ!)
https://w.atwiki.jp/legends/pages/2347.html
それは、春休みに入ってからのこと 家の仕事の手伝いの一環でだった 「……ここか」 笛吹探偵事務所 そこに、俺は足を踏み入れた 「すみませ…………あ」 「あ」 …そこの、多分、所長が座るのだろう、椅子 そこに座っているのは、思いっきり、俺の顔見知りだった 「…獄門寺?」 「……明日か」 クラスメイトの、明日 真だ いや、二年になったらクラス替えがある訳だから、またクラスメイトになるかどうかは、知らないが 「…ここ、笛吹探偵事務所、だよな?」 念のため、尋ねると 「あぁ、そうだ」 と、すぐに答えが返ってきて ……… どういうことだ? 「えぇと、とりあえず…何か、探偵に依頼が?」 「そうなんだが…」 「それなら、俺が依頼を受けるから、話を聞かせてもらえないか?」 ひとまず、明日がこの探偵事務所にいた事情やら何やら、簡単に説明されて…とりあえず、納得する事にした 少し驚いたが、相手が知り合いだろうが何だろうが、俺はここで人探しを頼まなければならないのだから 「人探し?」 「あぁ…俺は、ある人の代理で依頼を持ってきてるんで、その人の事は詳しく知らないんだが……名前は、朝比奈 まどか。つっても、離婚したんで姓は変わってて、どんな姓を名乗ってるかわからないんだが」 「離婚して姓が変わってるのなら、旧姓になってるんだろう?」 「…その人は、実家から勘当されていて、その家の姓を名乗る事を禁じられている」 ややこしい事情だと思う これだから、旧家と言うやつは 「だから、今、その人がどんな姓を名乗っているのか、全くわからない。そのせいで、その家の人間がその人を探してもずっと見つからない。だが、その人を勘当した両親も、そろそろ歳だし…いい加減、許してやろうって事で、顔を合わせたいんだそうだ」 「その両親が、本来の依頼人と言う事か」 「そうなるな」 全く、日景さん達も 六年前だかに、その娘さんが、お孫さんのことで家に乗り込んできた時に、許してやれば良かっただろうに まぁ、その時に許せなかったからこそ、ここまでややこしくなってしまっているのだが… 「その…マドカさん、の写真とか、あるだろうか?」 「あぁ、預かってきてるけど…その人、今年で40歳になるらしいけど、写真は女子高生時代の物なんだが」 「これは酷い」 一応、写真を渡しておく そこには…どう見ても当時の不良です、ありがとうございました、と言う印象の女性が映し出されていた 女性は化粧や髪形や服でいくらでも化けるから、この写真が手がかりになるかどうか 「…本来の依頼人は、日景家 現当主代行 日景 薫。現当主 日景 宗光と、その妻日景 千鶴の娘……マドカを、見つけて欲しい。居場所を伝えてくれれば、一千万払うそうだ」 「一千万!?」 「足りないようだったら、もう一千万追加する、と言っていた」 言われた事を、俺は伝えているだけだ 流石金持ちは違う、とかこっそりと思っている あの家なら、一千万の二千万も大して違わないだろうし 「受けてくれるだろうか?」 じっと、俺は明日を見詰めた …正直、断れると結構困る ここの探偵事務所は評判がいからと、任せられてきたのだ 薫さんとしては、現当主である宗光さんが、表向きまだ娘さんを許していないから…当主代行として、あの人自身が依頼を持ってくるわけにはいかない 当主の、表の顔を立てなければいけないから だから、日景家の人間ではない俺が、頼まれる事になったのだ 親父やお袋とか、組の人達が動いたら、気づかれる可能性もあるから お使いといえば、お使い …だが、非常にプレッシャーがかかると言うか期待を背負っているというか 正直、面倒くさい ある意味で、他人の親子喧嘩の尻拭いに近い事を、これまた他人に頼むことなのだから 明日は、写真をじっと見つめて…考え込んでいる様子で 「…その、宗光さん、だったか?…マドカさんを、許そうとしてるん、だよな?」 「あぁ。大きい病気とか手術とかして、気が弱ってるから…死ぬ前に、娘の顔が見たいって気持ちがあるのかもしれない」 そうか、と頷いて、明日は顔をあげてきた 「それなら、依頼を断るわけにはいかない…その依頼、受けさせてもらう」 「!……そうか、良かった」 俺は、ほっと息を吐いた ごそごそと、鞄から預かって来た封筒を手渡す 「これ、当面の調査費用として使ってくれ、って預かってきてたんだ。マドカさんが見付かった場合の報酬とは別だってよ」 「わかった……って、この封筒、かなり分厚いんだが…」 「俺は中身を見てないんで、いくら入ってるかは知らない」 …ただ、この厚さ 中身が全部一万円札だったら、軽く二百万くらいだと思うんだが… ……高校生にこんな大金預けるなよな、日景さんも 「調査結果は、どこに連絡すれば?」 「俺の携帯に頼む。日景さんたちには俺から伝えるから……携帯の番号は、初詣の時に知らせたよな」 あぁ、と頷いてきた明日 ……よし これで、俺の役目は終わった 「それじゃあ、よろしく頼んだ。期限は特にもうけないそうだから、他に優先すべき依頼があった時はそっちを優先しておいてくれ」 「わかった。本来の依頼人さんによろしくな」 それじゃあ、また新学期にでも…と、別れの挨拶をして、俺は探偵事務所を出た すぐに、携帯を取り出す 「…日景さん?……はい、依頼、受けてもらえました……当主様の様子は?………はぁ。まぁ、あの人だったらまだまだ何十年も元気に生きそうですけど……」 それでも、病は気から マドカさんと会えば、宗光さんも元気になるだろう ……喧嘩腰的な意味で元気にならない事を祈るしかない訳だが 本当なら、お孫さんである、翼とか言う人もその場に立ち会った方がいいのかも、しれないが… …まぁ、他人の家の事情に、深く首を突っ込むまい ひとまずは、仕事から解放されて 俺は大きく伸びをしながら、帰路についた 途中、花子さんと合流して何か甘い物でも食べさせてやろうかな、とか、そんな事を考えながら fin 前ページ次ページ連載 - 花子さんと契約した男の話