約 327,589 件
https://w.atwiki.jp/dmseitokai/pages/181.html
生徒会会計 財政管理する役職。着いてる人は廃人ことスカさん。 ネット上で財政管理をする必要があるのかどうか謎だが、まあたぶん理由があるのだろう。 原作の中でも廃人だったし、ある意味正しい位置づけである。 移動 生徒会 スカ
https://w.atwiki.jp/seitokai_ss/pages/35.html
「ふぅ、今日はいい汗かいたぜ」 今日はあたしなりにもハードスケジュールだった。なんたって付近の学校の支配者である四天王が碧 陽を乗っ取りに来たんだから。 突然襲いかかってきてスポーツで勝負してそこを制圧するなんて言ってきた。 碧陽が生徒たちの悲鳴で染まって 助けを求めたとき、あたしは誰に求めることの出来ない速さで駆け出した。 まず体育館を占領したバスケキングと戦うバスケ部の助っ人をして、ダンク を決められたからお返しにダンクでバスケットを破壊して勝利した。 次に卑怯な部長襲撃で卓球部員達を人質にとろうとした綿子西京に追い詰められた けれどゼロバウンドで逆転できた。 最後にカバティー部のアンダーグラウンドで行われる闇のゲームに参加して、闇からこの碧陽を支配しようと目論ん でいた闇の支配者を倒した。 激しい激戦だった。あたしの記憶の中でも 鍵がいたら色々と突っ込んだと思う。 四天王とか言っ ていた癖に一人足りないとかだろとか、カバティー部はどれだけアングラなんだとか。 それをあたしが返して、最後に。 『流 石だな、深夏。俺の嫁なだけはある』 『何いってんだ。いつ、あたしがお前の嫁になった』 『それじゃあ、今から深夏は俺の 花嫁だ。幸せ花嫁にしてやるよ』 『鍵……』 「って、なんで私はあいつのことを考えてんだ!?」 杉 崎の妄想と比べても勝智大そらない無茶苦茶な妄想をあたしがするなんて。 いや、妄想なんかじゃない。これは疲れすぎてみた夢なんだ。そう、幻なん だ。 それにしても顔が熱い。当然だ、あれだけ強い奴らと熱い戦闘をしたんだ。顔が熱くなってもしか無い。そうだ、そうに決まっている。 変 な幻のせいなわけない。 そう納得しても顔の赤みは引かない。顔を何度洗っても赤みは残っていた。 「はぁ、あたしもまだま だだな」 顔をハンカチで拭って、時計を見れば下校時間まではまだ余裕がある。 「まだ時間があるな」 例え時間がなくても向かうと ころは決まっている。生徒会室だ。 いつも通り会長さんが可愛らしくお菓子を食べていて。 いつも通り赤羽先輩がそんな会長を愛でていて。 い つも通り真冬がゲームとBLに熱中して。 いつも通り鍵が深夏と呼びかけてくれて。 そんなことを考えて少し引っかかった。 「い や、ちょっと違うだろ。あたしはそんなにスルーされていないだろ。それに鍵を美化しすぎだ」 いつも通り、楽しく駄べっている。これでいい んだ。 なんであんなに鍵を美化しているんだ。 そんな事を考えているといつの間にか生徒会室の前に来ていた。 私の好きな場所。生徒 会室。その扉をいつも通り開いた。 「おっす、遅れた」 返事はない。いつもなら会長さんや鍵が声をかけてくれるはずなの に。 「あれ、真冬しか居ないのか」 生徒会室には真冬一人だった。 真冬は微動だにしなかった。視線は手元に向かっ ている。 「おーい、真冬。無視するなよ」 俯く真冬の表情は分からない。だから肩を揺すってみた。 ドサッ 「ま…… ふ……ゆ?」 ただ軽く揺すっただけだ。それだけなのに真冬は椅子から転げ落ちた。 「真冬!!」 倒れた真 冬の体を起こしあげた。体温が下がっている。真冬の体温は高いわけじゃないけれど、これは下がりすぎだ。 息はある。でもとても弱々しい。 「真 冬!! おい、真冬しっかりしろ!!」 どれだけ声をかけても真冬は目覚めない。閉じられた目は開こうとしない。 その時あたしは真 冬の首に赤い斑点を見つけた。 「なんだこれ?」 それは小さな跡だった。針でも刺されたかのような後だった。 でも こんな小さな傷が真冬の状態に関係しているとは思えなかった。 「いや、針……まさか、薬物か!?」 当たりを見わたせばそ れはあった。 使用済みの注射器。 間違いない。真冬はこの注射器に入っていた薬を打たれた。 「でも、一体誰が? 一体誰が 何のために真冬に劇薬なんかを使ったんだ?」 それはすぐに分かった。 真冬の手に握られていたものを見た。メモ用紙だった。 そ んなものを真冬が握り締めるとは思えないから、劇薬を打たれてから犯人に握らされたのだろう。 真冬の手をほどいてそれを読んだ。 書いてい る文章は短い一文だった。 「これは復讐」
https://w.atwiki.jp/sekina_seitokai/pages/111.html
『生徒会の金蘭』 【反抗する生徒会】 杉 「そうですよ会長。俺のように釘宮病まで併発したら、もう、後には引けません」声優 釘宮理恵の熱狂的なファンが感染しているとされる病気のネットスラング。発症のきっかけとなったキャラ別に「○(キャラの頭文字)型」と分別され、治療は困難と言われている。 知 「ちょっきりはさておき……≪三百人委員会≫は、確かに実際あるわよ」専門学者やコメンテータなど、世界を影から操っていると疑わしい人を中心とする「三百人委員会」は陰謀論の一つとして実際存在している。疑われる人物の中には日本人も含まれているが、結局のところ人物や委員会の存在など全てに根拠がない。 杉以外 『な、なんだってぇー!』 俺以外のメンバー達が一斉にM○R風リアクションをとっていた週刊少年マガジンで不定期連載されていた漫画「MMR マガジンミステリー調査班」MMRの正式名称は Magazine Mystery Reportage世界の超常現象などを取り上げた作品で、リーダーのキバヤシが論を説く度に、残りのメンバーが「な、なんだってー!?」と決まったりアクションをとるまた、当作品でも「三百人委員会」の話題は何度か取り上げられている 杉 「ハーレム成立の先輩として、柾木天地さんとか山田西南さんとかですかね……」メディアミックス作品「天地無用!」の主人公 柾木天地と、その後輩にして「天地無用!GXP」の主人公 山田西南。共に女難と称されるほどモテていた上、山田西南に至ってはヒロイン全員と結婚している。ライトノベル版が富士見ファンタジア文庫から出ている為か、名前に伏せ字が無い。 知 「『陣内○則と藤○紀香』の離婚あたりかしら」お笑い芸人 陣内智則 と 女優 藤原紀香2006年に結婚が報道され格差婚として大きな話題になったが、約2年後に離婚。陣内側の浮気が原因と公表されているが、その後の両サイドの動向発言から不自然な部分も多い。 杉 「うぉっ、まぶしっ!」アニメ 「MUSASHI -GUN道-」の主人公ムサシの迷言。自分が撃った陰陽弾の発光に対するリアクション…のハズだったが、無理やりな製作スケジュールによって光るエフェクトが入らなかった為全然眩しくないのに眩しがるという意味不明なシーン、セリフとして話題になった。 冬 「ネットで『スーパーハカー』と呼ばれる真冬の立場からです」ゲーム『Steins;Gate』の登場人物、橋田至(ダル)がそのハッキング能力の高さから主人公 岡部倫太郎によって付けられた称号。「ハカーじゃなくてハッカーだろう常考」と常に訂正を求める 【逆生徒会の一存】 杉 「スッキリ?」 杉 「え、いや、俺には朝のワイドショーとか無理だって」 巡 「誰も加藤○次の代わりをやれとは言ってないわよ!」日本テレビ系列朝のニュース番組「爽快情報バラエティースッキリ!!」お笑い芸人の加藤浩次が司会を務めている 葉 「あ、すいません、サン○ャイン牧場で水やりするんで黙っててもらえますか」 守 「mixiアプリより優先度低いじゃんかよオレ!」ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)mixi内で提供されている人気の高いゲームの一つ「サンシャイン牧場」牧場の経営者となって作物や家畜を育てるゲーム。基本料金は無料だが、課金することで限定アイテムなどが手に入る 葉 「あ、お宝盗まれてる! くっそー、罠仕掛けておけば良かったなー! 悔しいー!」 守 「怪盗ロ○イヤルで実際に市○隼人的リアクションしているヤツ初めて見たよ!」携帯電話の無料ゲーム「怪盗ロワイヤル」芸能人ごとにCMが数バージョンあるが、中でも市原隼人のアクションがオーバー過ぎると話題に。はたから見れば怪しい人でしかないので決して公共の場でやってはいけない 葉 「そうそう、ル○ィが初めてゾロと出会ったところでしたね」 守 「大分話戻しやがったな!」漫画『ONE PIECE』の主人公 モンキー・D・ルフィと最初の仲間である剣豪 ロロノア・ゾロ 出会ったのは原作では3話、アニメでは2話。アニメでも既に10年以上前の話である 守 「うん、後でちょっとトイレで話そうか、秋峰」 葉 「アーッ!」 守 「そういう意味じゃねえよ!」「真夏の夜の淫夢」といういわゆるホモビデオで一人の男性が発した喘ぎ声の一つ。正確には「アッー!」インターネットを中心として「そういう意味」を連想させる時によく使われる。 中 「秋峰君。キミにボクの恋愛バイブルを見せてあげよう。どうだい、凄いだろう」 葉 「うん、どうしてこの流れで『世界○初恋』なんでしょう」漫画兼ライトノベルBL作品「世界一初恋」漫画版とライトノベル版がほぼ並行で刊行されており、それぞれ異なる登場人物の話が描かれている金蘭発売のこの時期にはアニメ二期も放映中 【大生徒会の一存】 冬 「大事な時期? もうアニメも終わりましたですよね、会長さん」『生徒会の一存』は2009年10月から12月までの1クール作品としてTVアニメ化そして2012年10月からの「生徒会の一存 Lv.2」へと 杉 「まさか……まさか、『生徒○役員共』が二期やると!?」 杉 「氏○ト全先生は俺の心の師匠です」漫画 「生徒会役員共」とその作者、氏家ト全。同先生の作品は下ネタが多いが、視覚的というより言論的にエロい為、杉崎でも安心して読める。生徒会役員共のアニメ版は2010年に放映。生徒会の一存の作品の時系列を考えるとおかしな話だが今更である。 杉 「まさか『極○生徒会』が再び……」メディアミックス作品「極上生徒会」漫画版も出ているが、位置づけとしてはオリジナルアニメ。こちらは2005年に放映 杉 「いや思いっきり伝勇伝のパクリじゃないですか」ライトノベル作品「伝説の勇者の伝説」。略称は伝勇伝物語が一区切り付き、第二部に移る際にタイトルが「大伝説の勇者の伝説」となったやっぱり富士見ファンタジア文庫出版の為か伏字がない 夏 「よしわかった、こうしよう。あたし達は一時期『精○と時の部屋』に入っていたと。」漫画「ドラゴンボール」に登場する異空間「精神と時の部屋」外界での1日がこの空間では1年に相当するため修行に最適だが、一生のうち外界時間換算で48時間しかいてはいけないという制限がある。 夏 「仕方ねぇ。じゃあ『グ○メ界』に行って帰ってきたことにしておこう」 杉 「それはト○コの世界にしかねえよ!」漫画「トリコ」で地球上の大半以上を占める領域「グルメ界」名前に反して猛獣が数多く生息する危険な地域で、人間の中で入れる者は僅かしかいない。 夏 「でもお前、300≪スリーハ○ドレッド≫』の男たちは…」 杉 「映画も持ち出すな!創作だから!」2007年公開の映画「300-スリーハンドレッド-」ペルシア戦争を描いた小説を映画化したもので、精鋭300人vs敵軍100万人という戦いが展開される 夏 「……でもほら、バ○マンでも邪道は強いって……」 杉 「邪道どころか完全に道外れて森の中彷徨ってるわ!」漫画「バクマン。」 二人の少年がジャンプ連載を目指して漫画を描く作品。ここで言う邪道とは主人公が犯罪を犯す、私欲に走るなどひたすら正義を貫く王道的展開とは対を成す展開の漫画を指す。ムキムキ女子とちょんまげ女子の入り乱れるハーレムラブコメは邪道というより変化球。 冬 「真冬の男性拒絶精神は今や、A○フィールドを発生させるに至ってるのです」アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」内での精神領域の呼称ATフィールド。エヴァや使途が使う防御壁としての意味合いが強いが、それは領域を「具現化」してるだけで、防御壁そのものを指す単語ではない正式名称は「Absolute Terrors Field」 冬 「うーん、モン○ンかゴッド○ーターあたりをやらせればいいんじゃないんですかね」ゲーム「モンスターハンター(モンハン)」と「ゴッドイーター」どちらも大型モンスターを一人or協力で狩るゲーム 知 「優勝すれば巨万の富、負ければ全てを失う、そんなスリリングな賭博ゲーム」 杉 「うん、それはライ○ーゲーム事務所に相談してくれますか」漫画「Liar Game(ライアーゲーム」多様なゲームで対戦相手から奪った分の金(「持ち金」は一人あたり1億前後)が利益になる反面、敗北または棄権時にはマイナス分の金額がそのまま借金として残るゲーム主催者であるLGT(ライアーゲームトーナメント)事務局には参加者が「ある行動」に走った時のみ利益が入る仕組みになっている 夏 「マー○ル vs カ○コン みたいなお祭り的碧陽バトルトーナメント」 杉 「碧陽じゃむしろアルカナハートチックになる気がする」対戦格闘ゲーム「MARVEL vs CAPCOM」シリーズと「アルカナハートシリーズ」前者はアメリカのマーブル社の版権キャラクターと日本のゲーム会社カプコンの版権キャラが登場するお祭り作品「VSシリーズ」の一つ。後者は学園の生徒を中心とした2D格闘ゲーム。操作キャラは全員女性。 【偽生徒会の一存】 というか第一回スカ○プ会議を行って十分後には全員で号泣しながらインターネット電話ソフトウェア「Skype」(スカイプ)ユーザー同士であれば無料で音声通信が可能で、PCやスマートフォンで使用可能。 会(偽) 「……め、メイ○ガイ?」漫画「仮面のメイドガイ」で主人公なえかのボディーガードを勤めるメイドガイ、コガラシ。その名の通り男のメイド。ガタイの良すぎる体の上にメイド服を着ているため、一見変態にしか見えない 【二年B組の進級~決意の章~】 な、何を言ってるのかわからないと思うけど(中略)もっと恐ろしいものの片鱗を味わったわ……。漫画「ジョジョの奇妙な冒険」三部でのジャン=ピエール・ポルナレフのセリフ。DIOのスタンド能力を説明しようとして「階段を登ったはずがいつの間にか降りていた」と、端から見れば何を言ってるのかわからない説明になってしまった。時間を止められていたのだから仕方ない 守 「まずイタリアでは、ありません!」 夏 「なぜガキ使のきき○○選手権的消去法!」バラエティー番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」内での不定期企画「ききシリーズ」目隠しで食べた物を当てるゲームで、口に含んだものが違う場合には「私が食べたのは○○ではありません」と毎回宣言しなくてはならない。外れた場合には非常に厳しい罰ゲームを喰らう 夏 「でもまだ全然バッジ持ってない段階で捕まえた高レベルポ○モンの方がまだコントロール効くわ!」ゲーム「ポケットモンスター」のキーアイテム「バッジ」クリア上必要なキーアイテムというだけでなく、コレが無いと高レベルのポケモンは選択コマンドを無視することがある。そのため、序盤で他プレイヤーから高レベルポケモンを貰って楽にゲームを進める…というズルがしにくいようになっている。ちなみに、言うことが聞かなくなるのは人から貰ったポケモンのみで、自分で捕まえたポケモンはいくらレベルが高かろうと問題なく行動可能。 夏 「今あたしはお前から、むしろマス○ーボールですら外しかねないほどの規格外ダメオーラをひしひしと感じているぞ」上記「ポケットモンスター」シリーズのアイテム「マスターボール」ポケモンの捕獲は基本、弱らせ(状態異常にする)てからボールを投げる だが、マスターボールだと弱らせなくても捕獲率100%となる普通にゲームを進めた場合、手に入るのは1個な超貴重品 守 「まあ……オレ基本、深夏のやりたいことは、やらしてやりてぇからよ……」 つ 「なに急に『おぎ○はぎ』的な優しさ出してきてるんですか!?」お笑いコンビ「おぎやはぎ」の芸風の一つボケ役小木博明の「○○したい」という願いに対しツッコミの矢作兼が「小木のやりたいことはなるべくやらせたいと思っているからよ」という前フリが定番
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/1404.html
3話 生徒会執行部だ!! D-3の高校の生徒会室、ここには 「カッ、めんどくさいことが起きたな」 彼は人吉善吉、箱庭学園生徒会のメンバーだ 「めだかちゃんと阿久根先輩はそう簡単には死なないだろうが 喜界島が心配だな探してやらないと」 そういい立とうとすると 「少しいいか?」 同じ高校生くらいのまつ毛が印象的な男が出てきた 「僕の名は椿佐助、開明学園の生徒会副会長だ」 「ふーん」 同じ生徒会かと、なんとなく考える 「俺は人吉善吉俺も生徒会だ庶務だけどな」 「ああ、分かったよろしくな」 「なあ椿さんよ」 「なんだ?」 椿が返事する 「俺らで協力しねぇか?」 人吉の提案に 「ああ、了解した」 彼ら二人は 一人は愛する人 一人は兄に会おうと外に出た 【一日目/6時08分/D-3高校昇降口】 【人吉善吉@めだかボックス】 [状態]健康 [装備]なし [所持品]基本支給品、不明支給品1~3 [思考・行動] 基本:殺し合いからの脱出 1:しばらくは椿と行動 2:黒神めだか、阿久根高貴、喜界島もがなと合流したい [備考] ※生徒会選挙編球磨川との戦闘前からの参戦です 【椿佐助@SKETDANCE】 [状態]健康 [装備]なし [所持品]基本支給品、不明支給品1~3 [思考・行動] 基本:主催の打倒 1:しばらくは人吉と行動 2:藤崎と合流したい [備考] ※新生徒会がそろった後からの参戦です カズヤ-人生逆転ゲーム- 時系列順 辻斬りには気をつけろ カズヤ-人生逆転ゲーム- 投下順 辻斬りには気をつけろ ゲーム開始 人吉善吉 侍二人と高校生二人養護教諭も入れて ゲーム開始 椿佐助 侍二人と高校生二人養護教諭も入れて
https://w.atwiki.jp/sekina_seitokai/pages/52.html
『生徒会の二心』 【第一話~冒険する滝原雅貴~】 「かいがら会主催で『天下一武道会』の開催を提案するぜっ!」『ドラゴンボール俳優』 「ああ、楽しみだなぁ。MASAKI TAKIBARA。第一回戦から全員『🐚』を仕えたレベルなんだろうなぁ」 「鍵は、基本ちょっとした段差で死ぬ」マイクロ・グラフィック・イメージ『スペランカー』自分の身長の半分の高さを落下してもミスとなる。 「可愛いは正義だから!」漫画『苺ましまろ』のキャッチコピー『かわいいは、正義!』 【第二話~反省する生徒会~】 どげんかせんといかん!宮崎県知事、東国原英夫氏の言葉「宮崎をどげんかせんといかん。」 「カ○ロットォォォー!」かの偉人、ベジー○は、よくこう叫んだものよ。 「某セレブ姉妹」叶姉妹。 【第三話~仕事する生徒会~】 『無我の境地に至りたいから、部費を増やせや、生徒会』週刊少年ジャンプ、ジャンプSQ連載『テニスの王子様』 『安西先生……バスケが……したいです』週刊少年ジャンプ連載『スラムダンク』 『南を甲子園に連れて行く。』少年サンデー連載『タッチ』 『空を飛部』⊂二二二( ^ω^)二⊃ 【第四話~休憩する生徒会~】 「ク○リンのことかぁぁぁぁぁぁぁあ!」週刊少年ジャンプ連載『ドラゴンボール』 「やらないか?」薔薇族連載「くそみそテクニック」 ?がつくのは誤用である (どうする俺!どうすんだよ俺!)LIFECARDのCM 【第五話~勉強する生徒会~】 『相手が攻撃を宣言したこの瞬間、トラップカードオープン! 手札のマジックカードはすべて墓地へ捨てられる!』週刊少年ジャンプ連載『遊☆戯☆王』 実際にこのようなやり取りがあったかは未確認。 『甘いな! 伏せカードオープン! この瞬間、トラップカードの効果はすべて無効となる!』同上 『ケイ君とヨウジ君、どちらが攻めでどちらが受けでしょう。キャラクターの印象から割り出し、ベッドシーンを書きなさい』富士見ファンタジア文庫『マテリアルゴースト』。の登場人物、式見蛍と星川陽慈のことと思われる。作者の前作。 この二人のベッドシーンはなかったが……。 「なんだかなぁ。なんだかなぁ」俳優、阿藤快の口癖。 直後に深夏に指摘されている。 『深夏ズ・ブートキャンプ』ビリーズブートキャンプ。 ビリー・ブランクス考案のエクササイズ。一時期ブームとなった。 【第六話~揺らぐ生徒会~】 真儀瑠紗鳥VSモスラ東宝系映画、ゴジラシリーズ第19作「ゴジラVSモスラ」(1992年12月) 生徒会長VSメカ生徒会長東宝系映画、ゴジラシリーズ第20作「ゴジラVSメカゴジラ」(1993年12月) 「三年B組、無双先生」ドラマ「三年B組金八先生」 コカ・コーラのファンタのCM、「ファンタ学園」をさらにパロディしたものとも考えられる。 『この馬鹿犬ぅぅぅ!』MF文庫『ゼロの使い魔』の主人公であるサイトが主であるルイズによく(?)言われている言葉。 【最終話~私の生徒会~】 「自分が実は幽霊であることを隠して生活する妹とかな」富士見ファンタジア文庫『マテリアルゴースト』。作者の前作。 「量産型アカちゃん」おそらく「機動戦士ガンダム」シリーズに出てきているMSの事だと思うが量産型は多すぎて特定できない。量産型ザクなんかが有名 『ニセアカちゃん』おそらく「SDガンダム」シリーズに出てくるMSのにせガンダムのこと 『アカちゃんⅡ』おそらく「機動戦士ガンダム」シリーズに出てくるMSのザクⅡまたはジムⅡのことだと思われる。ちなみに有名なシャア専用ザクはザクⅡである。 『ニューアカちゃん』映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に出てくるνガンダムのこと。 【えくすとら~シリーズ化する生徒会~】 「そこらは、スーパーロボットに乗った人達が大きな戦を仕掛けてくれるのを期待しとけよ!」バンプレスト、バンダイナムコゲームスが発売している「スーパーロボット大戦」シリーズのこと 「機動生徒会」『機動戦士ガンダム』シリーズ 「攻殻生徒会」『攻殻機動隊』 「コードギ○ス~戦慄の杉崎~」『コードギアス~反逆のルルーシュ』 「実は、富士見書房は過去に、全五巻構成なのに四巻で主人公が死んでしまうラブコメを出版したことがあるわ」富士見ファンタジア文庫『マテリアルゴースト』。作者の前作。 十本刀るろうに剣心~明治剣客浪漫譚~より。志々雄真実直属の特攻部隊。
https://w.atwiki.jp/seisyun-hime/pages/90.html
このページに関するコメントは下記へ 名前 コメント 期間 2014年04月17日~2014年04月30日21時59分 [中間ランキング] 集計期間 ~2014/04/21 15 28 結果発表 2014/04/21 16 29(予定) 概要 新学期!! 生徒会メンバーも大忙し 頑張ってる生徒たちを応援しよう♪ ランキング上位で新[[Uレア]]生徒GET!! エリア 教室 1~5 先生も今日だけは、生徒会の特別顧問なのだ。頑張るのだ!! 6~10 生徒会は、普段から生徒達の事を考えて動いているのだ! 今日だけリン子は生徒会のお手伝い役員なのだ!! 教室で何かお手伝い出来る事があるのだ…?探してみるのだ!! 先生!生徒会の活動をお手伝いしに行くのだ!! 皆が快適に学園生活を過ごせるように、生徒会は尽力してるのだ!! リン子達も、気付かない内に生徒会のお世話になっているのだ!! 11~15 ポスターを貼るくらいならすぐに出来そうなのだ!早速やっていくのだ!! ∞ 他にもお手伝いできることが無いか、探してみるのだ!! 生徒会からのお知らせのポスター…これを教室に貼ればいいのだ? 先生は生徒会室に入った事があるのだ?どんな感じか教えてほしいのだ 綺麗にポスターを貼れたのだ!この調子で各教室を回っていくのだ!! 後で生徒会室にも行ってみたいのだ…リン子は行った事がないのだ!! 先生、リン子がポスターを押さえてるから、先生はピンで留めて欲しいのだ!! 生徒会以外にも、校内では各委員会がお仕事をしているのだ! 廊下 1~5 廊下でもお手伝いを行うのだ!! 6~10 立候補者たちのポスターが掲示板に沢山貼られているのだ!! 貼られているポスターが剥がれかけてるのを貼り直してあげるのだ!! 生徒会長立候補リン子…!なかなかカッコいいポスターになりそうなのだ!! そういえばそろそろ生徒会選挙の時期なのだ…! リン子もこういう風にポスターを作って貼ってみたいのだ!! リン子が立候補したら、先生にも清き一票を入れてほしいのだ!! 11~15 先生は投票できないのだ…?し、知らなかったのだ… ∞ むむ…?あそこの照明、切れかかっているのだ…!! というか、立候補する期間はもう終わってるのだ…残念なのだ ポスターを作る時はリン子に任せるのだ!先生の変顔で作ってあげるのだ!! 先生もポスターを作って校内に貼ってみると、もっと人気になるかもなのだ 照明に関しては事務の先生に報告しておくのだ!! リン子が生徒会長になった暁には、先生を生徒会顧問に迎えるのだ!! 校外でも何かお手伝いできるかもなのだ、行ってみるのだ!! 校門 1~5 真っ先に思いつくのは、校門の清掃活動なのだ!! 6~10 元気に挨拶しながら、チラシを配ってるのだ!! 先生、美化委員から箒とちり取りを借りてきたのだ!お掃除するのだ!! お、リン子たち以外にも帰ってる生徒に声をかけてる生徒がいるのだ!! 校門でもお手伝いできることを探すのだ!! 丁度帰宅してる生徒もいるのだ!気を付けて帰るのだー!! あれは…生徒会選挙の立候補者なのだ? 11~15 どうしたら学校がより良い所になるか…色々考えてるのだ!! ∞ 綺麗な身だしなみで、校内を綺麗にしているのだー!! 先生の身だしなみは、大丈夫なのだ?リン子がチェックしてあげるのだ!! 先生!髪がちょっと跳ねてるのだ!今のうちに綺麗にするのだ!! 先生、立候補者の子からチラシを貰ってきたのだ!! 風紀委員には見つからずに済んだのだ…?良かったのだ!! あ…風紀委員が身だしなみのチェックをしているのだ! 先生は生徒の見本になるのだ!身だしなみにも気を付けるのだ!! 生徒会室 1~5 おぉ…綺麗なソファーが置いてあるのだ!フカフカなのだ!! 6~10 こ、この椅子は…理事長室の椅子と同じくらい柔らかいのだ… ここが生徒会室なのだ!お邪魔しますなのだ!! 先生…生徒会長の椅子に座ってみたいのだ…!! 生徒会室でお手伝いできることは何かないのだ? 先生、この資料を本棚に片付けてほしいのだ!! 会計業務と資料整理をお手伝いするのだ!! 11~15 お金の計算は大事なのだ!間違えないように注意しながら進めるのだ!! 16~20 でも良く考えたら、リン子はいつも似たような事をやっているのだ… 会計業務は、どういう事を手伝えば良いのだ…? 先生、この書類は先生の確認とハンコが必要なのだ!! このまま椅子に座ってのんびりと…じ、冗談なのだ! 生徒会長の机でハンコを押す仕事…一度やってみたかったのだ!! 先生…計算は間違ってないのだ…?慎重にやるのだ!! 先生、他にお手伝いできることはないか確認するのだ! ∞ 今日はたくさん生徒会のお手伝いが出来たのだ!! 今立候補してる生徒達にも、こうした仕事は受け継がれていくのだ!! 次の生徒会長が誰になるのか…リン子は楽しみなのだ!! 生徒会は本当に幅広くお仕事をしてるのだ…勉強になったのだ!! MISSION!! 前田千明 色々とお話ししたい事が… ミッション開始 先生が生徒会のお手伝いをしてくださるのですか?それなら、相談に乗って欲しいのですけど… NO MAX 先生?これからの事を決める相談ですので、できればもう少し真面目にお願いします。 テンションゲージMAX 先生のおかげで、これからの方針を色々と決めることが出来ました。ありがとうございます!! 江崎桜子 先生、よろしくね~ ミッション開始 ん?先生が、生徒会のお仕事手伝ってくれるの~?なら、まずは書類整理をお願いしようかな~ NO MAX あれ~…まだ終わってないの…?先生もしかして、こういうの苦手? テンションゲージMAX あれ…もう終わったの?やった~!先生、手伝ってくれてありがとうね!! 東雲涙子 かかってこい!! ミッション開始 生徒会の手伝いがしたいだと~?面白い、それならまずは「正義の庶務」である私を倒してからだ!! NO MAX なんだそんなもんか…?そんなんじゃ生徒会を手伝うなんて無理だな… テンションゲージMAX 先生、やるな!それだけの力があれば、生徒会の手伝いも出来ると思うぞ!頑張ってくれよな!! [蘭学生徒会・書記]森島愛香 モグモグ…おいしぃ~♪ ミッション開始 先生が生徒会のお仕事を手伝ってくれるんですか…?ありがとうございます~!!えっとお菓子食べます? NO MAX 先生~お菓子ばっかり食べてても仕事は終わりません!ちゃんと手伝ってください~!! テンションゲージMAX えへへ、甘い物を食べながらの作業は捗りますよね~!先生も手伝ってくれたから、すぐに終わりました!! [蘭学生徒会・会計]戸叶志帆 カタカタカタ…邪魔です… ミッション開始 生徒会の業務を手伝う…?……………いえ………先生の力を借りなくても……………… NO MAX そ………その…先生、そう見られると…やりにくいです… テンションゲージMAX パソコンの作業を見てるだけで…面白い…ですか………?それなら…良いですけど… [蘭学生徒会・会長]高島 葵 お気遣いだけで十分です… ミッション開始 先生が手伝ってくださるのは嬉しいんですけど…先生が気にしなくても、私一人で十分ですよ…? NO MAX 先生の申し出はありがたいんですけど…今のところは私一人で大丈夫ですから… テンションゲージMAX 先生のアドバイスで、今まで見えてなかった事に気付きました…もっと視野を広く持たないといけませんね… 桐生千佳 一緒にがんばりましょう! ミッション開始 生徒会の手伝いをしてくれるのですか…?ありがとうございます、それではチラシ配りをお願いできますか? NO MAX あ…先生!風でチラシが飛ばされてます!!い、急いで追いかけないと… テンションゲージMAX ふぅ…先生のおかげで私の業務がいつもより早く終わってしまいました。流石は先生ですね 金森 泉 うーん…心配だなぁ… ミッション開始 先生が生徒会の手伝い…?無駄遣いばっかりしてる先生が、会計の業務に口出しできるの…? NO MAX ちょっと、先生?こんな雑な会計の仕方じゃ駄目よ!もう一度計算し直して!! テンションゲージMAX あら…先生、帳簿をつけるのは上手なのね?ありがとう、凄く助かったわ!! 内海文緒 風紀委員として注意します! ミッション開始 先生、ネクタイが曲がっています!!服装の乱れは心の乱れ!もっと、しっかりとした服装を心掛けてください!! NO MAX 聞いていただけないようですね…この竹刀だけは振るいたくなかったのですが… テンションゲージMAX はい、問題ないです。生徒会をお手伝いしているのですから、見た目にも気を使ってくださいね? RARE MISSION!! 白雪みさ この資料の整理…よろしく… 大胆★ポーカーフェイス~白雪みさの場合~先生!資料室が散らかっているので、整理をお願いしたのだ!でも…資料室にある資料の量は多いから、先生一人では大変だと思うのだ!おや…あそこにいるのは2年生の白雪みさちゃんなのだ!!先生!みさちゃんに手伝ってもらって、整理を行うと良いのだ~!! ミッション開始 生徒会の手伝い…?なら、この資料を片付けるのを手伝ってほしい…結構あって、面倒だから… NO MAX その資料を片付ける場所は違う…もう一度説明するから、ちゃんと覚えて… テンションゲージMAX うん…資料の格納場所も間違いないし、効率よく作業できた。手伝ってくれて…ありがとう 特効生徒 画像 生徒名 レア度 学年 必要コスト 知識 運動 感性 効果 イベント効果 備考
https://w.atwiki.jp/a211issei/pages/22.html
生徒会の一存
https://w.atwiki.jp/kamiyokose_novel/pages/39.html
生徒会長の元カレは、高校シリーズの第5作。描かれる時期は2010年4月~2010年9月。それまでの高校シリーズの作品とは舞台となった高校が違うが、引き続きストーリーに生徒会が関係する他、平沼和希や南台湘子など、従来の大垣シリーズでお馴染みの人物も登場している。 あらすじ 林町中学校卒業生のストーリー 各話のタイトル一覧 登場人物 あらすじ 大垣第三高校の3年生須藤隆幸は、平成22年度前期生徒会副会長に就任する。生徒会長の中田は須藤の中学時代の彼女で、もう1人の副会長・坂口は中田の現在の彼氏。前の生徒会長でもある坂口は中田や幼馴染の会計・久保寺などと共に須藤を除け者にし、実質的に生徒会を支配しようとする。 黙って引き下がるわけにはいかない須藤は、部活の後輩の会計・坂東を次期生徒会長にしようと目論んで、坂東や友人、そして部活の仲間と共に密かに準備を進めていく。そうして生徒会を舞台に権力闘争が繰り広げられる中に、新たな恋が絡んでいき・・・。 林町中学校卒業生のストーリー この作品は、平沼和希が卒業した後の大垣市でのもう1つの生徒会の物語というのが大きな設定である。そして同時に、大垣市立林町中学校の卒業生の物語にもなっている。この作品に登場する林町中卒業生は高校3年生・2年生合わせて9人で、それまでの大垣シリーズ作品に登場した林町中卒業生も永田麻子以外は全員が登場している。 各話のタイトル一覧 第1話:会長立候補の打診 第2話:中田明美の立候補 第3話:そして揃うメンバー 第4話:認証式での応酬合戦 第5話:加藤文香への勧誘 第6話:球技大会の幕開け 第7話:判明した工作活動 第8話:放課後ティータイム 第9話:会長と副会長を追え 第10話:坂口と縁ある女たち 第11話:暴君に変わった明美 第12話:大切な人へ伝える事 第13話:早川が怒った訳は? 第14話:帰ってきた南台湘子 第15話:気が付けば愛がある 第16話:抑えられない気持ち 第17話:幼馴染の恋を笑うな 第18話:間に合わなかった涙 第19話:結束無き三高祭準備 第20話:文化祭の舞台裏にて 第21話:久保寺希と酒井俊彦 第22話:生徒会選挙、告示! 第23話:未だかつてない選挙 第24話:テニスに託した思い 第25話:テニスコートの誓い 第26話:認証式の最後の挨拶 第27話:もう一度明美と共に 登場人物 須藤隆幸 平成22年度前期生徒会 茶道部 南台湘子 南台三春 松田港子 平沼和希
https://w.atwiki.jp/seitokai_ss/pages/18.html
「思いを形にする、それは覚悟の現れなのよ!」 アカちゃんがいつものように胸を張って名言を言う。今日はキー君に来ないようにアカちゃんが昼休みに言ったため、生徒会室は4人だけだった。それにしてもアカちゃんは分かりやすい。今日の名言は多分あれのことだと思った。 もう2月、女の子の時期である。会議を進めて良いか確認を取ろうと深夏に目を向けると、深夏は拳を握り締め立ち上がった。 「そうだぜ会長さん。力って奴は覚悟を決めてこそ初めて使えるようになるものもあるんだぜ。」 「え?いきなり何のことよ深夏!!」 「今言ったじゃねえかよ。思いを形にするってのは覚悟の現れって。で何を覚えたいんだ?竜破斬か?〇王炎殺黒龍波か?あたしに出来ることがあるんだったら遠慮せずに言ってくれってんだ。」 「深夏に言うことはないよ!!暗黒〇踏会にもでないから黙ってて。はあはあ。」 アカちゃんは息を切らしながらホワイトボードにチョコレートと書いた。まあ、そう来るとは予想していた。 「チョコレートですか?」 真冬ちゃんが何か迷いながら声を挙げた。 「うん、みんなでいつも頑張ってる杉崎に作ってあげようかと思って…」 アカちゃんが頬を紅くして俯いた。何故かキー君に対して嫉妬に似た感情を抱いた。 「アカちゃんはキー君に気持ちを伝えたいのよね?」 「う、うん。って恋愛とか好きだとかじゃなくて……いつもありがとうって伝えたいんだからね!!別に杉崎なんか…杉崎なんか…」 「アカちゃんも素直じゃないわね。」 「知弦なに言ってるのよ。ついでよ、ついで。」 耳まで紅くなったアカちゃんを堪能しつつ、自分にはチョコレートをきっとくれないだろうと思い、心の中に嫉妬に似た感情が生まれた。実際、私もキー君にチョコレートをあげるのだけど… 「でも会長さん。チョコレート作るのはいいが作ったことあるのか?」 「え?ないけど?」 予想した答えだった。多分、このメンバーは誰も作ったこと無いだろうと思う。私だってない。 「あたしはねえし、真冬だって作ってるとこみたことねえけど知弦さんはあるか?」 真冬ちゃんも今回ばかりは反論せず私に視線を向けた。 「残念だけど、私も無いわね…本みれば作れると思うけど。」 「そうですか…真冬は本をみても作れるとは思いわないです、作れそうな人なら心当たりがありです。」 「真冬ちゃん誰々?」 真冬ちゃんの言葉を聞き、アカちゃんが机に乗り出して反応した。私は真冬ちゃんの狭い交友関係的にあまり期待を持てず、真冬ちゃんをみた。 「それは……」 翌日、私たちは調理室にいた。なぜか真義留先生もいるがこの人のことだ、「試食」しにでも来たのだろう。 「それにしても、真冬ちゃん遅いね。」 アカちゃんが我慢できず目の前の板チョコに手を伸ばしながら言った。もちろん私はその手を叩き「メッ」と言う。 「仕方ねえよ。まだ終わってないんだろ。それか探してるかだ。」 深夏は昨日プリントアウトして来たらしい、チョコレートの作り方が書いてあるコピー用紙を見ながら言うと。 「「遅くなりました。すいません(です。)」」 真冬ちゃんと中目黒善貴君が調理室に入ってきた。 「えっと、チョコレートの作り方でしたよね?」 エプロンに着替え終わり集まると中目黒君は何か考えるように言った。 「はいです。来る途中に言いましたが、中目黒先輩に作り方を教えてほしいです。」 「作り方は知ってるよ。教えられるかわからないけど真冬さんがどおしてそれを知ってるの?」 「ふふ…真冬の想像通りでした。これで新しい章がかけます。ふふ…。」 「え?え?」 ハ〇ヒ的能力を開花させた真冬ちゃんが脱線し中目黒君が困惑し始めた。 「善貴悪いな。真冬はほっといていいから、教えてくれるか?」 「何かわからないけどわかったよ。ところで深夏さんは杉崎く…」 「バカ野郎!!」 深夏が突然中目黒君を叩いた。手には電子レンジ用手袋をはめていた。 「深夏さんいきなり…」 「いきなりも耳鳴りもあるか!!これは…丈○郎の分だ。」 「そ、そうなんだ…。」 中目黒君が半泣きの目で私に助けを求めてくる。私は笑顔で返してあげた。まだこの二人をみてたいし。 「そうだぜ。善貴。なんで鍵なんかに作らなくちゃいけ…いんだよ…あたしがさ。」 「は、はぁ…」 深夏が頬を紅くして俯くも、中目黒君は流してくれるらしい。この子は優しい子だと思った。 「ところで、中目黒君は私達に付き合ってくれて大丈夫なの?」 私は遅いけれど、中目黒君に助け船をだしてあげることにした。 「何がですか?」 「あなたも誰かにチョコレート作ってあげるのでしょう?」 「ぼ、僕はもらう側です!!」 「あ、女の子だと思ってたわ。」 急に顔が真っ赤になり中目黒君は取り乱した。 一瞬、アカちゃん並みに可愛く見えてわたしはついつい鑑賞してしまっていると今まで静かだったあの人が口を開いた。 「おい、中目黒。お前は間違っているぞ。」 「真義留先生いつからいらしたんですか?」 「お前…そう、お前まで私の影が薄いというのか…だいたい私はこの学校の教師…蛍だって…巫女娘だって……最近はサリーまで……ぶつぶつぶつ。」 真義留先生を壊してしまうなんて中目黒善貴なんて恐ろしい子…。 中目黒君はここ一番におろおろとする。もちろん私達にはどうすることもできず、ただ見守ることにする。真義留先生に関わるのは邪の道に蛇のようなものだからだ。 「なんでもしますから、真義留先生戻って来て下さい。」 困りきった挙げ句、真義留先生に言ってはならないことを言ってしまった。 「今の言葉、忘れないぞ中目黒。そうだな…欧米のバレンタインは男がプレゼントをあげるという。だから私にチョコフォンデュを食べさせろ。それと板チョコ20枚分の手作りチョコも寄越せ。」 「そんなぁ!!」 逆チョコを決定づけられた中目黒君の顔に絶望の色が見えた。 この子も不憫なこのようだ。 それと同時に先生は本当になんでもありだとみんなが肝に銘じたのは言うまでもない。 「ちょっと!!早く作り方教えなさい。」 中目黒君が絶望に打ちひしがれていると、アカちゃんが板チョコ片手に声を挙げた。 その板チョコにはアカちゃんの歯形がついていた。静かにしていると思ったらこれ何だから…。 『アカちゃん(会長さん、桜野、桜野先輩)!!』 私たちはアカちゃんを叱ると、アカちゃんは「ごめんなさい」といい、板チョコを買い直しにいった。 中目黒君も真義留先生のためにアカちゃんについて行った。 「ところで、真義留先生はチョコを作らないんですか?」 私が適当に話をふると真義留先生は、興味なさげにアカちゃんの歯形がついたチョコを口に入れる。 「私か?私は…必要ないな。」 「必要ないってことはねえんじゃないか?良好な職場関係を保つなら義理くらいは用意するもんだろ?」 深夏はコピー用紙をテーブルにおき、話に参加してきた。 「私が義理をあげた方が関係がギクシャクするだろう。なんたって私は美しすぎる。義理を本命と勘違いするような輩がでると困るしな。」 「義理です。とか書いて渡せばいいんじゃねえか?」 「椎名(姉)、月の生活費を削ってまで私がなぜチンケなジジイ共にあげなければいけないんだ?」 「確かにそうだな。けど友チョコ…ほら焼き肉食べた時に一緒にいたあの人とか。」 いつになく深夏は真義留先生に食いつく。深夏も深夏で思うことがあるのだろう。 「私が巫女娘にか?冗談はよせ。奴は私の敵だ。」 「何の敵か知らねえが……。って大事なもんねえじゃねえか!!」 深夏は何かに気づき教室を飛び出した。真義留先生はその後ろ姿をみてため息をつき、深夏を追うように教室を後にした。 私は一人になっ…… 「一人じゃないですよ。紅葉先輩!!」 真冬ちゃんに地の文が読まれてしまうとは紅葉知弦、今世紀最大の失敗なのではないだろうか。 「なんかとてつもなく失礼な気がしますがいいです。紅葉先輩はバレンタインに林檎さんがくると思いますか?」 真冬ちゃんはどこか張り詰めた表情で私を見る。実際、林檎ちゃんはくるだろう。けれど、そんなに心配なことはないと思う。 「真冬ちゃんは何か不満があるの?私は林檎ちゃんが来たって真冬ちゃんの核となるものは変わらないと思うの、だから真冬ちゃんは真冬ちゃんらしいチョコをあげればいいのじゃないかしら。」 真冬ちゃんは可愛らしく唸りながら考え込み、名案が思いついたのか笑顔で「ありがとうございますです」と言いゲームをし始めた。 「たっだいまあ!!」 と元気な声を響かせ、アカちゃんが帰ってきた。なにやらチョコを買いにいっただけとは思えないほど大量の袋を手にぶら下げていた。 「アカちゃん要らないものは買っちゃダメってあれほどいったでしょ?」 私はそんなアカちゃんを労いの言葉をかけてあげた。 「うん…けど…けどって必要だから買ってきたんだよ!!知弦だってわかるでしょ!!」 「中目黒くんお疲れ様。」 「私は何か痛い子になってない?」 「あれ深夏さんと真義留先生は?」 「分からないわ。多分買い物だと思うけど。」 「ねえってば知弦!?」 「さあ準備始めるわよ。」 「「はーい」」 「うえーん!!」 アカちゃんには悪いけど作る段階までは大人しくしていてもらうことにした。 包丁をアカちゃんに持たせたらなにが起こるか分かったものではないからだ。 「えっと…じゃあこのプリント渡しますから分からない所があったら聞いてください。分かりやすくコメントも入れておきました。」 「(ねえ中目黒くん?アカちゃんをちゃんと見ててくれるかしら?)」 私はプリントを受け取り中目黒くんに声を潜めて話し掛けた。 中目黒くんはチョコをフライパンで焼こうとしているアカちゃんを見て苦笑しながら頷いた。 そう言えば真冬ちゃんは…まだゲームを夢中でやって居た。私は見なかったことにした。 「まずはお湯を沸かすのね……」 プリントにはトリュフなど様々なチョコの作り方が精細に乗っていた。 私はプリントを一通り見て明暗を思いつき、包丁でチョコを刻み始めた。 …………… 作業は順調に進み、後は固めるだけだった。 深夏はまだ帰ってきていないがこんな短時間で作れるなら大丈夫だろう。 時間が大量に余ってしまったため、私は何か出来ないかとテーブルから離れふとあることに気がついた。 そう、デコレーションに使うものがないことだった。今から買いに行ったんじゃ時間の余裕がない。 私が少し焦っていると教室の扉がバーンと開いた。 「たくっ。真義留先生が余計なことするからこんな時間経っちまったじゃねえか。」 「それを言うなら椎名(姉) だって可愛い箱…」 「それは言うなぁああ!!」 深夏が紙袋を片手にやって来た。私より先に深夏が気がついて行ってくれたらしい。 「深夏?もう私のチョコ出来ちゃうよ。深夏も早く作りなよ!!」 「会長さんはデコレーってなんだこれ!!」 「えっへん!!ウサマロにチョコレート塗ってみたの♪」 チョコまみれになったアカちゃんが胸を張る。 私はアカちゃんに抱きつき、頬についたチョコを舐める。 「アカちゃんたら甘いわね。」 「って知弦なにするのよ////」 「うふふ、おいしっ。それより、それをキー君にあげるの?」 「知弦に食べられて流された!!うん、私が一生懸命作ったんだから!!」 「どこからどうみてもウサギじゃないわね。」 アカちゃんの目の前には石のようなものと、ところどころ白い物が無残に置いてあった。 「ウサマロいりなだけだからいいの!!杉崎なんかのために手間はかけないもん。」 「アカちゃんの覚悟は浅いわね。」 アカちゃんは涙目になり始め私から離れた。 「そんなことないもん!!私の覚悟はすごいんだから!!」 アカちゃんはせっかく作った石を口にいれお湯を沸かせ始めた。 「知弦さんもデコレーションするならこれ使ってくれ。」 「深夏偉いわね。有り難く使わせてもらうわ。」 深夏からナッツや口金、ホワイトチョコを受け取り私は完成に取りかかった。 「あの…中目黒先輩にお願いがあるんですがいいですか?」 「なあに真冬ちゃん?」 「あのですね…」 「よっしゃあ。アタシもやるか!!」 「んにゃ!!熱いよー」 「私も巫女娘と…作ってやるか。」 ………………… 「できたぁ!!」 私達から遅れること一時間、やっとアカちゃんのチョコも出来上がった。 アカちゃんの手にはウサギの形をした真白なチョコがあった。アカちゃんらしい可愛らしいものだ。 ほぼ私達が作ったのは言うまでもない。 「見なさい。この自信作を。私の覚悟の壮大さを!!」 「はいはい、さあラッピングして早く帰るわよ。もう20分も使用時間過ぎてるんだから。」 「少しは褒めてよ知弦ー」 「早くしなさい。」 「うん。」 アカちゃんはシュンとなり、テキトウに袋の中にいれ紐を結んだ。 ……………… さあ、今日はバレンタインだ。きっとハーレムメンバーからチョコが貰えるだろう。 俺としてはチョコフォンデュしながら「私をた・べ・て♪」なんて会長に言われたいんだが、それは同棲初めてからにとっておいて欲しいとかおもっちゃってたり。 そんなことよりまずはげた箱だ。 学校についた。げた箱が目に入る。ほらすぐそこだ!! いざ、オープン!! 「あれ?」 俺はアホな声を出し、もう一度げた箱を確認した。 なぜだろう上靴しかないように見える。 あ、そうか。直接渡してくれるのか。 なんて健気な女の子たちなんだろう。 放課後を楽しみにしながら、教室に向かった。 「杉崎くんおはろう。」 「おう、中目黒。なに食べてんだ?」 中目黒が頬に何かを溜めている。まさかあれは… 「深夏はんからほらったチョホだよ。」 「なんですとー!!」 「よお、鍵。朝からうるせーぞ。」 俺が中目黒の胸ぐらを掴み事情を聞き出そうとした時、深夏と巡、それにチョコを頬張りながら泣いている守が入って来た。 「おい深夏!!俺に渡すものがあるだろ?」 「は?お前にか?特にないが…おう、あるあるとうとう着てくれるのか!!」 深夏は廊下のロッカーに向かった。着てくれるか?チョコじゃなくてセーターか? 「とうとうお前にこれを託す時がきたのか…思い切って渡すぞ?今日から碧陽学園に番長誕生だ!!」 バサッと広げたものには世露死苦やら喧嘩上等やら刺繍があって…… 「まだ諦めてないのかよ。てかいつ作ったんだよこんなもん!!」 「いつでも音吹高校に乗り込めるように夜なべで紡いだかいがあったってもんだぜ。」 見るからに業者が施した刺繍なのはこの際置いとこう。まず言うことがある。 「俺のチョコはどうしたぁ!!!!!」 「チョコの代わりにこれがプレゼントだ。受け取ってくれ!!」 黙っていた深夏の控え、もとい中目黒達がこぞって俺に励ましの言葉を送り始めた。 「杉崎くん…頑張って。」 「杉崎、お前のことは忘れないぜ。」 「負けんじゃないわよ。杉崎!!」 「行くワケねえだろ!!」 深夏から特攻服を奪い、床にたたきつけた。 「チッ、ホワイトデイには音吹の番長の首が欲しかったんだけどな。」 「うっせえよ!!」 深夏は丁寧に特攻服をひろいロッカーに戻しに行った。てかまだ鍵盤連合作ろうとしてるのか。 「杉崎は深夏からチョコ貰えなかったのか。」 守が哀れむかのようにア●ロを口に入れた。 「おい、守どういうことだ?」 「これ深夏からのチョコ。」 アポ●を掲げ見せた。 「アンタは俺が討つんだ!!今日ここで!!」 俺は守に襲いかかり、●ポロ必死に奪おうとした。しかし守は袋を逆さまにし自分の口にア●ロを全部流し込んだ。 「杉崎。死ぬほどうまいぜ。」 勝ち誇ったような目を守は俺に向ける。 「アンタって人は!!!」 俺は机に突っ伏し泣きわめいた。 「元気だしなさいよ杉崎。自分だけ深夏からチョコ貰えなかったからってなによ。ほらチョコならあげるから。」 「め、巡…」 「なによ?」 「深夏のチョコか?」 「違うわよ。私が作ってあげたチョコよ。」 お世辞にも綺麗とはいえない残骸が袋の中にこれでもかと詰まっていた。 「中目黒…俺は死ぬかもしれない……」 「杉崎くん…頑張れ」 「ちょっとどういう事よ!!」 巡にズタズタにされ、毒物を食べさせられた俺は……もうバレンタインが嫌いになりかけていた。そうだ!!血のバレンタ…これ以上意識が保てそうになかった。 ……………… 放課後。 ダルい体を引きずりながら生徒会室に向かっていると、生徒会室前にはリリシアさんがいた。 「待ってましたわ、杉崎鍵。」 「はあ、どうしてですか?」 「貴方に持って言ってほしいとエリスから懇願されましたの。私は杉崎鍵なんかに渡すくらいならホームレスにあげなさいと何回も言って聞かせましたのに……貴方エリスに何をしたんですの??」 「色々言いたいことはありますが……何もしていないですよ?」 「そうですの、ならいいのですが…杉崎鍵の口にはクッキーが合えばいいと思いますわ。それじゃあお返しは100倍返しをエリスは期待していると言って私はおいとまさせてもらいますわ。」 リリシアさんは少し頬を赤くさせると、背を向け新聞部へ向かった。 「リリシアさん、ありがとうございます。」 「貴方は何を言っていますの ///。私は貴方にチョコをあげてないですのよ!!」 「そうでしたね。エリスちゃんに伝えておいてください。お返しはちゃんとしますね。」 「エリスが期待していますので、がっかりさせないでくださいまし。それでわ。おーほっほっほっほ。」 リリシアさんを見おくり、ハーレムメンバーが待つだろうドアを開けた。 「みんな!!早くチョコを俺にあげなくていいのかな?あ、あれ?」 ドアをあげると、生徒会室は蛻の殻だった。まだみんな忙しいんだよね。 一人で雑務を片付けながら待っていると来なくていい人がやって来るもんだ。 「なんだ、杉崎一人か。」 真義留先生がやって来た。今日はどんな厄介ごとに巻き込むつもりだろうか。 「おい、今日の私はいつもと違い天使のつもりだぞ?」 「何を言ってるんですか。と言うか何時もは悪魔だと自覚してるのかよ、あなたは。」 「そうだな。何時もはどの様に杉崎を料理してやろうかそればかり考えている。私の頭の中は杉崎…お前だけだ。」 俯き顔を赤らめて真義留先生が告げた。 「あの…、端から見たら真義留先生フラグが立ったように見えますが、ただ弄びたいだけですよね!?それ!!」 俺の顔を見つめる真義留先生…顔が近づく。え?急展開?まさかの真義留先生end?そんな?そんな危ない関係に…… 「たーのしっ♪」 真義留先生はそういい、席を立った。 どういうことだ?これは……。 「真義留先生…?」 「お前の言いたいことは分かる。まあ聞け。読むぞ? 突然のお手紙と小包申し訳御座いません。この度は「生徒会の二心」を読み真義留紗鳥様と言う方に深く感銘を受け、疼く気持ちを書かせていただきました。率直に言わせていただきます。私の代わりにケンを弄んであげて下さい。その時は以下の手順で…………。後、早る14日に小包を与えて下さい。その時は懇願したらあげて下さい。それでは真義留様のさらなるご活躍を願い、この辺でペンを置かせていただきます。ps、ケンには伝えないで欲しいのですが、全ては貴方にお任せします。松原飛鳥より。 と言うことだ。後チョコは私が美味しく食べたからないぞ。」 真義留先生は手紙を俺の前に置いた。見慣れた文字が文字を見ながら俺は感動に震え、それを言葉にしてみた。 「あの女はなにしてんだあああ!!!」 「私を敬って居るだけだろう。」 「知らないですから!!て言うかどうしてチョコ食べちゃったんですか!!」 「それはな……」 「それは?」 「単に私が甘いものに目がないからだ。」 「どうでもいいわ!!」 「そうだな。杉崎の存在よりどうでもいいことだな。」 「あっさり俺の存在を否定しないで下さい。」 「…………てへ。」 「ドジっこじゃないから、先生のは確信犯だから!!そこまで棒読みなてへを初めて聞きましたよ!!」 「まあ、そう言うことだ。帰りは教室の机を調べたら、隠しアイテムが見つかるかもしれないな。それじゃあな。屋上にいますぐ行け。」 「どういうことですか!!カビ生えたパンと悪意が詰まってそうですね。」 真義留先生の去り際の言葉に俺は屋上を見ると誰かいるみたいだった。まさかな…。何か危うさを感じ生徒会室を飛び出した。 「早まるな!!」 俺は屋上のドアをあげるとともに叫んだ。今日はこればっかりな気がするのは気のせいだろうか。 「杉崎先輩待ってましたです。」 「真冬ちゃん?」 「はい、真冬です。杉崎先輩…このSS真冬のターンが少ないと思いませんか?」 真冬ちゃんは何かさらりともの凄いことを言った。別に真冬が書けないとかじゃないんだから!! 「は?今のは?そんなことより真冬ちゃん久しぶり。」 「ずっといました!!むしろ先輩より描写されるべきです!!影が薄い的なことは二回目ですよ先輩。」 また痛いところを抉る真冬ちゃん。この子の破壊力は侮れない。改めて俺は思う。 「そんなこと知らないよ!!それより今日の生徒会は?」 「知って下さいです。真冬だけなんですよ。杉崎先輩に告白したのは。真冬フラグ立ってるんですから早く攻略してほしいです。」 真冬ちゃんの勢いに押され、黙ってしまう。真冬ちゃんは待って居たのだろうか…。 「余りにも遅いんで真冬は考えたました。フラグを分かり安くしようすようと思う…です。」 真冬ちゃんは後ろに組んでいた手を差し出した。 そこには彼女らしい白い包装紙に包まれた箱があった。 「真冬ちゃん…」 「ハッピーバレンタインです。先輩。」 真冬ちゃんは笑顔で俺を見つめた。 俺はそれを受け取り包装紙から箱を取り出し、開けた。 「これは?」 「糸付き飴ならぬ糸付きチョコです。」 様々な可愛らしいチョコに茶色がかった細いものが伸びていた。多分何かにチョコを付けたのだろう。 一本の糸をとり口に加えた。 「味はどうですか?」 当然おいしかった。なんせ真冬ちゃんの手作りが不味いワケない。 「おいしいよ。ありがとうって髪の毛?」 「気づきました?中目黒先輩のです。先輩が口に含み中目黒先輩の……をなめる姿……ご飯三杯いけます!!」 俺はせっかくの真冬ちゃんのチョコを吐き出した。 「気持ちわるっ。ごめん真冬ちゃん…気分悪くなった……」 「あっ、他のはイカそうめんなんで食べて下さい。次は保健室です。先輩」 真冬ちゃんはコーヒーを差し出し、微笑んで階段へと向かった。俺は真冬ちゃんの後ろ姿を見送りながら新しいチョコを口に入れる。とても甘いチョコとイカのしょっぱさが絶妙に混じり合ったそれは優しく儚い味に思えた。 「知弦さんお待たせしました。」 窓辺に座り薄暗くなった空を眺める美人が振り向いた。 「別にいいわよ。待つ間に恋する乙女は綺麗になるのよ。キー君こっちに来て。」 知弦さんのもとに行くと、知弦さんは物憂げにベッドを眺める。 「確かここで初めて会いましたね。」 「そうね。あの時と私達はだいぶ変わったわね。」 俺はベッドに座り知弦さんと目を合わせた。 「これも知弦さん…いえ、生徒会のみんなが居てくれたからです。」 「キー君は優しいわね。私はキー君が居てくれたから…前を向けたわ。だからお礼に受け取って。」 柔らかな赤色の袋を受け取る。 「食べていいですか?」 「ええ、初めてにしては美味しいと思うのだけれど……」 袋を開けるとそこにはハート型の大きなチョコに「I like you」と書いてあった。 その言葉はきっと…。気をつけて取り出しチョコをかじった。 「どお?」 カカオの香りが口の中に広がり、仄かな甘味を苦さが引き立てる。やっぱりビターな大人な味だった。 「もちろん美味しいです。知弦さんの手作りチョコ。」 「キー君に初めてを奪われるなんて思わなかったわ。」 「何か、奪ってもない物を奪った気がするのは俺だけですか?」 「ふふ…どうかしらね。ひょっとすると……ふふ…。キー君次は廊下…わかるかしら?」 「大丈夫です。行ってきます。」 「ええ、私は帰るわね。気をつけてねキー君。」 俺は保健室を出て行った。 続く 「お前はここか。」 壁により掛かり腕組みをした深夏が俺をみた。 「おせーよ。ほらチョコだ。欲しかったんだろ?」 水色の箱が宙に浮かび俺の手の中に収まった。 「俺にもア●ロなのか?俺ア●ロ好きなんだよなぁ。」 「ア ●ロが良かったのか?ならそれ返せ。一応あたしの…手作りなんだから。」 小さな声で呟いた声は静けさに満たされた廊下に響く。 「深夏の手作りかよ。ちゃんと食えんのか?」 「てめえ!!それを作った人に言うとか最低だな!!」 殴るかかろうとする深夏を宥め、俺は深夏に確認する。 「鍵盤連合のゴロ入りじゃないよな?」 「ちげえよ。トリュフだ。まあまあな出来のはずだから味わって食えよ。次は生徒会室だぜ」 「ありがとな深夏。」 「うるせえよ!!早く行けってんだよ。」 顔を真っ赤にする深夏に追撃を与えてみよう。茹で蛸が茹でガニになりそうだ。 「愛してるぜ深夏。」 「お前を殺して私は生きる!!」 「やめろおおお!!」 ふう。危なかった。恥ずかしさで壊れた深夏の戦闘力はスカ●ターを持ってしても計れないだろう。肋にひびが入ってるかもしれない。ってより飛び膝蹴りが上から降ってくるってあり得ないだろ。 生徒会室前までつくと、俺は深呼吸する。いよいよ会長の出番なのだから。 扉を開けると汐らしく座っている会長がいた。 「杉崎……。」 「会長、ちょっと用事がありまして、今日の会議遅れてしまいました。すいません。」 「いいよ。それより早く席に座りなさい。」 言われるままに席に着くのを確認し、会長が立ち上がった。 「バレンタインはお菓子会社の陰謀なのよ!!」 モテない主人公にありがちな名言を会長はない胸を張り言った。え、この流れでチョコなしなの? 「だから欧米のバレンタインでいくよ。杉崎受け取りなさい、それで私の気持ちに答えなさい。」 会長は透明な袋を俺に… 「なんで、なんで割れてるのよ!!」 多分ウサギの形なんだろう。それが無惨にも両耳が割れ、白いチョコの間から白い何かが見えて居るものが入っていて、せっかくの手作りが台無しだった。 「なんで、なんで。ヒック、ヒック、うええん。」 会長の目から大粒の涙が溢れだす。 しかし俺は袋をじっと見て、手に取り中のチョコを口に含んだ。 「会長、会長の手作り美味しいです。本当にありがとうございます。」 どこまでも甘いチョコのように会長を引き寄せ、頭を撫でながら抱きしめた。 今の俺は何の甘さを味わって居るのか分からなかった。 「杉崎…今までありがと。」 「会長たちがいたから、俺は頑張れたんです。」 俺の目を見つめる会長。なんて凄まじい破壊力なんだ。今日の日のためにわざわざエロ5割引にした俺の精神があああ!! 「お礼に…チューくらいなら……。」 「会長… はあはあ、会長……。」 「杉崎どうしたのよ。いきなり!!」 やべえ、もう俺は自分を抑えられなくなりそうだ。 「す、杉崎。何かお腹にあ、当たってるわよ。」 恐る恐る下をみた会長。そこにはチョコの甘さにやられた俺がいた。 「俺のチョコバー食べ…」 「いい、やああああああ!!」 碧陽学園に今世紀最大の悲鳴が木霊した。 「「アカちゃん(会長さん)!!」」 悲鳴を聞きつけたのか、生徒会役員全員集合♪時計は6時なんだけどなぁ。 「おい、鍵。てめえは何をしているんだ?」 元気になっている俺を一瞥し、深夏が指を鳴らしながら近付いてきた。 「深夏落ち着け!!これは生理現象であって、不可抗力なんだ。」 「言いたいことはそれだけか?」 「おい、なんだその雑魚キャラと敵最強キャラが戦った時のセリフは!!」 「鍵は何時だって雑魚キャラだ。死ね!!」 深夏の右ストレートが顔面に迫りくる。今まで楽しかった景色が浮かぶ。ああ、走馬灯ってヤツか。 「あれ?ぎゃやあああああ!!」 走馬灯を見ていると、深夏の右ストレートが紙一重で止まり、元気な俺に渾身の蹴りが炸裂したのだった。 キー君が泡を吐きながら気絶する様をみた私は悦に浸っていた。アカちゃんのチョコの中に、こっそり媚薬を入れて正解だったみたいだ。 「みんな、こんな変態置いてさっさと帰るわよ。」 「そうですね。真冬も今の杉崎先輩を踏んでやりたい気分です。」 「真冬ちゃんやっちゃって大丈夫!!私が許すわ。」 「はいです。」 真冬ちゃんは机に乗り、そこからキー君目掛け飛んだ。膝を曲げ舞う姿は天使のように慈悲深いようだった。 「げふっ!!」 膝が当たったキー君はそのまま天使によって、あちらの世界に召されたのだった。 「もしもし、巫女娘か?なんだその不満そうな声は。せっかく私がお前にプレゼントをやろうと言うのに。そうだ、チョコだ。どうせお前はあげる人いないだろ?陽慈にあげるのか。悪いことは言わないやめておけ。じゃあ来週そっちにいく。帰宅部の奴らによろしくな。」 ある書記による立ち聞きを最後にのせてみました。 ……… 同じ頃、俺は真っ暗な生徒会室で目を覚ました。 「痛た少しは手加減してくれよ。って会長のチョコ食べたら体が火照ったなぁ……なにいれたんだか。」 テーブルの上に置いてあるチョコの袋を結び直し、鞄の中にいれ教室に向かった。 真義留先生曰わく何かあるらしい。 教室につき電気をつけると俺の机の上にはチョコが置いてあった。てか剥き出しでかなり大きい。20枚くらい使ってるのではないだろうか。 そのチョコの横に真義留先生からの書き置きがあった。 「喜べ。私からのチョコだ。味わってたべるといい。」 他の二つにはbyRINGO、byASUKAとメモがあった。 俺は林檎からの箱を開けると中には、カルピスの瓶と手紙が入っていた。どうして林檎は事あるごとにカルピスなんだろう。しっかり教育し直す時なのかもしれない。 「お兄ちゃん、今日はお菓子会社の陰謀の日だよ。だから林檎はお兄ちゃんにカルピスを送ります。飛鳥お姉ちゃんはハムにしろって言ってたけど、林檎はお兄ちゃんにカルピスを飲んでほしくて送りました。それでは入院しても見舞いに行かねえよ。また遊べることを楽しみにしています。林檎」 うん、また新しい語彙が増えたことだけは激しくわかった。多分今しかないだろう。林檎を助けるには。 次に飛鳥の手紙を読むことにした。手紙には何か栓らしきものがされていたのでそれを取る。 「うっ…なんだこれ。」 プシュッと言う音とともに何かが吹き出しアンモニア以上の腐臭が広がった。 「ヤバい!!窓、窓。」 手遅れに近いが窓を前回にし、教室には冷たすぎる2月の風が吹き込んだ。 「ケン久しぶり!!今ケンは寒さに震えていると思うと、…たーのしっ♪」 「うぜえ。何でわかんだよ。」 「何でわかんだよって言ったケンにだけ、特別に箱の中身を教えちゃう優しい飛鳥ちゃんに感謝して敬いなさい。」 「できるかあ!!てか確信犯過ぎて笑えないし」 「ケン、いくら寂しいからって手紙にツッコンでばかりじゃだめだぞ!!では箱の中身を発表します。ドキドキ、ドキドキ。箱の中身はチョコじゃないよ。」 「んなことわかるわ!!」 「ケンもまだまだ甘いなぁ。私はあける前に気がつくと期待してた犬と同じ生活をしてた貴方には……」 「どんな記憶を捏造してんだよ。」 「たーのしっ♪箱の中身はシュールストレイミングだよ。部屋の中じゃ開けちゃだめだからね。飛鳥より。」 「あの魔女が!!」 「ps、魚の身をかき分けると、密閉容器に入ってる手作りチョコが入ってるから食べなさいよ。お返しは温泉旅行がいいな。」 腐臭を放ち続ける箱を見てため息をつき、俺はとりあえず持って帰ることにした。 お返しは大変だと寒空の下、財布を見ながら思ったのだった。 true end
https://w.atwiki.jp/sekina_seitokai/pages/51.html
『生徒会の一存』 【第一話~駄弁る生徒会~】 「嘘だ!」 「『ひ○らし』ネタは微妙に古いですよ、会長」同人ゲーム『ひぐらしのなく頃に』の竜宮レナのセリフ。なお、原作版の正式なセリフは「嘘だッ!!!」 「ええと……『俺に構わず先に行け!』でしたっけ」元ネタ多数。割とよくあるテンプレ的死亡フラグでもある。 「それじゃあ……『ただの人間には興味はありません。宇宙人、未来人――』」角川スニーカー文庫『涼宮ハルヒの憂鬱』の涼宮ハルヒのセリフ。元セリフの全文は、「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」その後の会長の言った「アニメ」は2006年春放送された京都アニメーション制作の同タイトル。 「ス○ーカー文庫的に言えば、『美少女以外に興味ありません』」同上。 「ええぇっ!」 「マスオさん的な驚き方、やめてくれる?」『サザエさん』のフグ田マスオ。 【第二話~怪談する生徒会~】 人の体の中に入って自殺を誘発する悪霊、通称『中に居る』数年前起こった連続殺人事件『顔剥ぎ事件』富士見ファンタジア文庫『マテリアルゴースト』。作者の前作。ここで『生徒会の一存』シリーズは『マテゴ』の数年後ということが分かる。 【第三話~放送する生徒会~】 「タ○リを見かけたら全力で逃げなさい。」タモリ 世にも奇妙な物語の進行役 『世にも奇妙な物語』ちなみにタモリを見なくても奇妙な出来事は起こる。 「貴方がメタルギアなら、それも可能となるでしょう。」コナミ発売のゲーム『メタルギア』シリーズ。 【第四話~更正する生徒会~】 「ここからは、桐野夏生の『O○T』的展開で読者を獲得していきましょう。」1998年桐野夏生の小説『OUT』。主婦達が死体をバラバラにしたことをきっかけとして日常から離脱・脱社会化していく物語。 「先輩のケータイ、沢山ストラップつけておきました!」 「全部サン○オ系統だよねぇ!?」株式会社サンリオ。『ハローキティ』『リトルツインスターズ(キキとララ)』等で有名。 【第五話~恋する生徒会~】 「血液型選手権」フジテレビ系番組「とくダネ!」番組中のコーナー、『今日の占い血液型選手権』 「杉崎は黙っていて! プレイステーション5が出るまで!」SONYのゲーム機『PlayStation』。初代が1994年、2が2000年、3が2006年なので順当に行けば2018年くらいである。 「この、無双シリーズで培った腕でてめぇら雑魚生徒どもを千人斬りで一掃してやっても……。」コーエー発売のゲーム『無双』シリーズ。 「どんだけチャクラ量あるんだよ! 九尾でも入ってんのかおい!」週刊少年ジャンプ連載『NARUTO -ナルト-』。 【第六話~遊ぶ生徒会~】 「あ・い・し・て・る」のサインかと思ったが、きっと何年たってもこうして同じ二人ではいられないだろう俺と深夏なので違うだろうDREAMS COME TRUEの『未来予想図Ⅱ』? 知弦さんがカ○ジばりのゆったりした時間進行の中、週刊ヤングマガジン連載『賭博○○録カイジ』。福本伸行作品は大体そうだが「ざわ… ざわ…」というガヤの声が流れる。 「俺のターン! ドロー!」「昔、決闘者と書いてデュエリストと呼ばれた俺なりの、」週刊少年ジャンプ連載『遊☆戯☆王』。 それはまるで九十九レベルの勇者が、ス○イムを一撃で倒さないように攻撃しろと言われているようなものだった。現スクウェア・エニックス発売のゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズ。 「いえ、なんでもありませんよ、会長。いえ……ベルセルク」ヤングアニマル連載『ベルセルク』? 『キー君(先輩・鍵)は黙ってて! ハ○ター×ハンターが完結するまで!』週刊少年ジャンプ連載『ハンター×ハンター』。作者の都合により短期集中掲載の後長期すぎる休暇の繰り返しで全然進まない作品。 【最終話~振り返る生徒会~】 「千の風にでもなったのか?」 「私は死んでなどいません!」秋川雅史『千の風になって』。 「それはたとえるなら、無印からZを飛ばしてGTの戦闘力を得るぐらいの、」東映アニメーション制作のアニメ『ドラゴンボール』。原作で言うなら無印は14巻ピッコロ大魔王戦まで、Zは最終42巻まで、GTはそれ以降。 【えくすとら~創作する生徒会~】 「ユアハイネスと呼びなさい!」 「イエス、ユアハイネス!」サンライズ制作のアニメ『コードギアス』。皇族に対して使う言葉。ちなみに上司に対しては「イエス、マイロード」、皇帝に対しては「イエス、ユアマジェスティ」。 「ガガガ文――はっ! 俺は一体……」ライトノベルレーベル『ガガガ文庫』。