約 399,087 件
https://w.atwiki.jp/anchorlegendscenario/pages/455.html
ここは、ある小学校の音楽室。 そこには今は無き神社の神器であり、今は封印されている木琴がこの学校に寄贈されたのだ。 この木琴は通常よりも鍵盤が多くあり、その鍵盤には神が宿っているという。 しかし、神社が無くなったことにより、この神は邪神となってしまった。 その木琴は布でぐるぐる巻きにされ、たくさんの札が貼られている。 音楽の教師は子供たちに「この楽器には触るな」と口を酸っぱくして言っていた。 ……しかし、人という生き物は「するな」と言われると余計にその行動をしたくなる生き物だ。 しかも、子供ならなおさら……。 …ある日の放課後。 先生の目を盗み、悪戯っ子の男子生徒が封印を解いてしまった。 そして、その日の夜から木琴で「悪魔のトリル」が毎晩のように音楽室から流れてくるようになる。 その音色を聞いたものは眠ると目覚めなくなり、悪夢にうなされ、悪夢から逃れようと無理やり起きていれば、狂気へといざなわれ、涙が止まらなくなる。 被害は日に日に拡大していく。 この事件を止めるためには、木琴の音を聞き分け、神の宿る鍵盤を見つけるしかない。 シナリオ名:狂わせし音 …神が与えし見えない攻撃、君は対抗する術を見つけられるのだろうか… 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/mahabharatapotal/pages/1645.html
第12-162章.第12-163章.第12-164章. 第12-163章. ユディシュティラは言った、「偉大な知恵のある者よ、バーラタの種族の雄牛よ、怒りと欲望、悲しみと判断力の喪失、(他者への悪事への)傾倒、嫉妬と悪意と高慢、妬み、中傷、他者の善意に耐えられないこと、不親切、恐怖を生み出すものについて、すべてを私に教えてください。これらすべてについて、本当に詳しく話してください』。 ビーシュマは言った、『これら13の悪徳は、すべての生き物にとって非常に強力な敵と見なされています。君主よ、これらはあらゆる方面から人に近づき、誘惑する。彼らは無頓着な人間や鈍感な人間を煽り、苦しめる。実際、彼らは人を見るやいなや、獲物に飛びかかる狼のように、力強く襲いかかる。これらから、あらゆる種類の悲しみが生じる。これらからあらゆる種類の罪が生じる。人間の中の第一人者よ、すべての死すべき者は、このことを常に知るべきである。大地の主よ、私は今、それらの起源、それらが憩う対象、そしてそれらを滅ぼす手段について、あなたに語ろう!王よ、まず第一に、怒りの起源について、真に、そして詳細に、心を砕いて聞きなさい。怒りは貪欲から生じる。怒りは他人の欠点によって強まる。それは赦しによって眠ったままとなり、赦しによって消える。欲望に関しては、それは決心から生じる。耽溺はそれを強める。知恵ある者が断固としてそれを遠ざけるとき、それは消え、死ぬ。他人を妬むことは、怒りと貪欲の間から生じる。それは慈悲と自己の知識の結果として消える。すべての被造物に対する慈愛と、(知識がもたらす)あらゆる世俗的なものに対する軽視の結果として、それは消滅する。それはまた、他人の欠点を見ることによっても生じる。しかし、知性のある人においては、真の知識の結果として、それはすぐに消える。 判断力の喪失は無知に端を発し、罪深い習慣に起因する。この欠点に悩まされる者が、賢者との交わりや助言に喜びを感じ始めると、その欠点はたちまち頭を隠す。クル族の者よ、人は相反する経典を見る。その状況から、様々な種類の行為への欲望が生まれる。真の知識を得れば、その欲望は和らぐ。具現化された生き物の悲しみは、分離によって目覚めた愛情から生じる。しかし、死者が戻ってこないことを知れば(死者への悲しみがどのようなものであれ)、悲しみは静まる。他人の善意に耐えられないのは、怒りと貪欲から生じる。あらゆる生き物を慈しみ、この世のあらゆるものを無視することによって、それは消滅する。悪意は、真理を捨て、邪悪に耽溺することから生じる。子よ、この悪徳は、賢明で善良な者を待ち望むことによって消える。人の高慢は、生まれ、学び、繁栄から生じる。しかし、この三つが本当に分かれば、その悪徳は即座に消える。嫉妬は、卑しく低俗な人々の欲望と喜びから生じる。知恵の結果、それは破壊される。人の常軌を逸した過ちや、嫌悪を表す不愉快な言動から、誹謗中傷が生まれる。王よ、全世界を調査すれば、それは消える。傷つける者に力があり、傷つけられた者がその仇を討つことができないとき、憎しみが現れる。しかし、それは優しさによっておさまる。慈悲は、この世に溢れる無力で惨めな人々を見ることから生まれる。美徳の強さを理解すれば、その感情は消える。 すべての生き物の貪欲は無知から生じる。あらゆる享楽の対象が不安定であるのを見て、それは破滅を被る。魂の平静さだけが、これら13の欠点すべてを制することができると言われている。これら13の欠点はすべて ドリタラーシュトラの息子たちを汚した。常に真理を希求する汝自身は、先輩を大切にする結果、これらの悪徳をすべて克服したのである」。 第12-162章.第12-163章.第12-164章.
https://w.atwiki.jp/slowlove/pages/108.html
魔法の森に夕暮れが迫っていた。 アリスがその生き物と出会ったのは、自宅へ戻る途中。 里の子供たちを人形劇で楽しませて、のんびりと魔法の森を歩いていたところだった。 「ゆっくりしていってね!」 飛び跳ねるふくよかな生首。 アリスはあっけにとられていた。 幻想郷に様々な妖怪がいることは知っていたが、これほど珍妙な存在は初めて見た。 その生き物はそんなアリスの様子に構わず、陽気な声をあげながらアリスの周囲をぴょんぴょん跳ね回っている。 未知の生き物の行動にアリスは目が離せないが、敵対的な素振りを見せないので自分からは何も仕掛けない。 アリスはそっけない物腰ながら、実は親切で優しい魔法使い。 今も人里の子供たちのために、人形劇を演じて家に帰宅する途中だった。目障りだからといって無碍に排除はできない。よく見れば、ぷるぷると可愛い動きをしていることだし。 とりあえず、言葉を話すなら意思の疎通ができるかもしれない。 アリスはその生き物の目線に合わせて、精一杯屈みこむ。 「あなたは、なに?」 「ゆ? ゆっくりまりさだよ!」 元気な返事は大変よろしい。 だが、それはかえってアリスの困惑を深めていた。 なぜなら、この生き物が口にした名前は知人の名前。 霧雨魔理沙。 アリスと同じく魔法の森に住む人間の魔法使い。昔からの腐れ縁だった。トレードマークは魔女でございとでもいいたげな黒い帽子で、なるほど、この生き物も同じような帽子を被っている。さらさらの金髪もまったく同じ。 ただ、それ以外が違いすぎる。 もちろん見た目もそうだが、内面もまったく違うようだ。ゆっくりまりさは純真な人懐っこい眼差しでアリスを見つめている。 それに対し霧雨魔理沙は傍若無人で奔放だが気のいい性格で、アリスにとっては騒がしい隣人といったところ。ただ、悪癖がいくつかあるのが悩みの種。一つは窃盗癖、もう一つは…… 「ええと、まりさ。変なきのこでも食べたの?」 得体の知れない魔法の森のきのこを収集し、とりあえず食べてみることだった。 「ちがうよ、まりさは食べられるきのこ知っているよ!」 「そうよね、もしそうだったらどうしようと思っていたところだけど……あなたのこと、教えてもらってもいいかしら? 妖怪なの?」 相手の得体の知れなさに、アリスの相貌に警戒の色が宿る。 この生き物の愛玩用のぬいぐるみに似た、抜けた表情にすっかり気が緩んでいた。ぷううと、不満げに膨らむ風船のような顔を見ていると、張り詰めかけた警戒も霧散霧消してしまうのだが。 「ゆっくりまりさは、ゆっくりまりさだよ! 今度はおねえさんのこと教えてね、おねえさんはゆっくりできる人?」 答えにならない答えを返された上に逆質問。 とはいえ、それはゆっくりまりさには大切なことなのだろう。アリスをうかがうゆっくりまりさの目は真剣そのもの。 「変なことが起こらない限り、ゆっくりできるわよ」 例えば変な生き物が目の前にあらわれたりしなければ。そんな台詞を飲み込むアリス。 すると、ゆっくりまりさに花が咲き誇るような笑顔。 ぴょんぴょんとうれしげに体を揺らして、その微笑ましさに思わずアリスも笑顔。 「よかった! あのね、おねえさん、ゆっくり教えてね! まりさみたいなゆっくり、他に見なかった?」 「あなたが初遭遇よ。というか、他にもいるの?」 「うん、ゆっくりれいむとか!」 ゆっくり、れいむ。 霊夢? アリスの脳裏に浮かぶのは、あまりにさばけた性格の巫女の姿。魔理沙の親友。 もしかして、れいむといのは、あのれいむだろうか。 「れいむって、どんな子なの?」 「ええとね、頭に真っ赤なりぼんをつけて、かみが黒い子なの!」 間違いない。 あらあらご愁傷様とアリスの唇にもれる微笑。 このまりさも魔理沙本人がみれば、恐らく「私はこんな顔してないぜ!」と膨れるだろう。霊夢だって、いつもの悠々とした表情を崩して頭を抱えるかもしれない。見てみたいものねと、悪戯っぽい笑みだった。 そこで、ようやく期待をこめたまりさの瞳に気がつく。 「ごめんなさいね、やっぱり私は見てないわ」 「ゆっくりいいい、ざんねんだよー」 みるみるうちに、期待に膨らんでいたまりさの体がしゅるると萎み、ぺたりと平べったくなる。 そのユーモラスな動きに若干の申し訳なさを感じながらも、ついついアリスの頬は緩んでしまう。 まりさは気をとりなおしたのか、再びその体を引きこして、ぺっこり頭を下がるようなしぐさ。 「呼び止めてごめんなさい、おねえさん。ゆっくりしていってね」 「待って」 そのあまりの殊勝さに、アリスは思わず助け舟を出してしまっていた。 身を翻そうとしていたゆっくりまりさが、呼びかけられた驚いたように振り向く。 「力になれるかもしれないわ。どうしてはぐれたか、教えてもらえるかしら?」 「あのね……ゆっくりしすぎて、はぐれちゃったの。まりさが川でぷかぷか遊んでいたら、いつのまにか見えなくなっていたのおお……」 アリスの問いかけに律儀に答えるまりさ。ただ、その顔は今にも泣き出しそう。不安なのか寂しいのか。涙を堪える眉の歪みに、アリスの保護欲がかきたてられる。 どうしたものか、アリスは手近な岩に腰掛け、ゆっくりまりさに近い目線で話しかける。 「集まる場所とか、決めてないの?」 首を振るゆっくりまりさ。 その能天気な言動から、その答えをなんとく予想をしていたアリス。 用意していた次の質問に移る。 「どういうふうに探していたの?」 「あちこちいって、ゆっくりできる人がいたら聞いて回っていたの!」 まあ、確かにそれ以外に手はあるまいとは思うが、こんな鬱蒼とした森の奥では、いかにも迂遠に感じるアリス。 それに、第一、危険だ。 こんな無警戒で小さな生き物が、獣や知性の低い変化したばかりの妖怪が跋扈する森の奥底で、よくもまあ無事にいたものだ。 「あまり誰彼構わず声をかけてはだめよ。この森にはあなたぐらいの生き物なら、ぺろりと食べちゃうのがいるんだから」 「そうだね! ついさっきも『ゆっくりできるのかー』っていう妖怪さんに食べられちゃったよ!」 「ルーミアはどこでもうろうろしているのね。って、食べられたっ!?」 思わず腰を浮かしかけるアリス。 どういうことだと視線で問うと、ゆっくりまりさの瞳に浮かぶのも困惑の色彩。 アリスは一つ深呼吸をして、なるべくゆっくりまりさにあわせた言葉で問い直す。 「食べられたら、死ぬでしょう?」 「ゆ? なにいっているの? しんじゃっても、目がさめれば『おうち』に戻っているよね!」 同意を求められても困る。 蓬莱人でもあるまいし、死んだらおしまい。 この生き物は、そんな通常の生物の枠にあてはまらない生き物なのだろうか。 困惑に一時捕らわれたアリスだが、本来聡明なアリスの頭脳。こんな生き死にを繰り返す種族について、一例を思い出していた。 妖精。 この子たちはその亜種なのだろうかと、自分を納得させるしかないアリスだった。 とはいえ、死んでもすぐ復活するお気楽な身の上とはいえ、それゆえか、ゆっくりまりさの言動は幼い。 知らず、かきたてられるアリスの庇護欲。 夕暮れが近い。もう少し日が高く、日差しが届く野原ならゆっくりの気が向くまま、探しているのもいいだろう。だが、森の日暮れは一足飛び。 まっくらな中を、ともだちを求めて寂しげに探し回るゆっくりまりさを想像すると、どうしても心がきゅっと締め付けられてしまうのだ。 今日はゆっくりまりさに付き合ってあげよう。どうぜ、帰っても今日は人形の繕いだけ。 「ええと、まりさ。おねえさんでよければ、手を貸してあげるわね」 「ゆ、いいの! 寂しかったから、まりさうれしいよ!」 内心、拒絶されるかもと考えていただけにゆっくりまりさの反応は喜ばしいものだった。 実際の魔理沙もこれぐらい素直ならまだ可愛げがあるのだが、人の好意につけこむようなところがあって、アリスにはそこが少しだけ疎ましい。 そんな愚にもつかないことを考えていると、ゆっくりまりさがくるりと森の奥へと体を向けていた。 「じゃあ、ゆっくりさがそうね!」 「わざわざ、歩き回らなくてもいいわ」 アリスはその言葉とともに後ろから手を回し、ゆっくりまりさの小さな体を抱き上げる。 「ゆ!? おねーさん、どうしたの! まりさはひとりで歩けるよ!」 戸惑ったようなゆっくりまりさの言葉を聞き流して、魔法を唱える。 ふわりと、重力を無視して浮きあがるからだ。 地面がどんどん遠ざかっていく。 気がつけば、森の節くれだった木々を抜けて上空へ。 「すごい! まるで、そらをとんでるみたい!!!」 すさまじい順応の早さではしゃぐゆっくりまりさ。 アリスはそんなまりさが腕からこぼれないよう、胸の前でしっかりと抱きかかえていた。 「さて、あなたはどこあたりで仲間とはぐれたの?」 言いながら小川の流れる方向へまりさの顔を向けさせる。 きょろきょろと、その瞳を動かすまりさ。やがて叫んだ。 「向こうのだよ! あそこでゆっくりれいむと、ゆっくりありすとはぐれたの!」 「へー。って、え? 私もいるの!?」 つい先ほどまでは、ゆっくりれいむがいて、巫女もかわいそうと笑っていたアリス。 それがそのまま跳ね返ってきて、ありすは渋い顔だった。 そうして、改めて思う。 なんで、自分たちに似た格好をしているのだろう。 その謎の答えは、どうしても思い浮かばなかった。 うっかり、そのまま考えこんでしまうアリス。そのせいで、近づいてきたその影にアリスはまったく気がつかなかった。 「なに不景気な顔しているんだ、アリス?」 声の方向に慌てて向き直る。 そこには日が落ちかけた薄暗がりを背景に、箒にまたがって空に浮く魔女が一人。 霧雨魔理沙だった。 「何でもないわよ。それより、何? 私は今忙しいんだけど」 応じるアリスの声は不機嫌そのもの。 本当はいらだちよりも、呆けているところを見られた気恥ずかしさの方が強いのだが、微妙なライバル意識というものがつっけんどんな態度をとらせてしまう。 が、取り澄ましたアリスの態度は、騒ぎ出した手元のまりさによって無理やり中断される。 「みんなだ! みんな、ゆっくりしているのおおおお!」 歓喜の叫び。 夕闇に目を凝らしてみれば、魔理沙の箒の前後に二つの膨らみ。黒髪りぼんが目をひくゆっくりと、金髪へあばんどが目についてしまうゆっくりの姿。 あれが、私かと、一瞬遠い目をしてしまうアリス。 その二匹を拾ってきた魔理沙も、ゆっくりを前にして同じ心境だったのだろう。二人、しばらく沈黙する。 静まり返った二人の間を、夕暮れの烏の声と、お互いに気づいたゆっくりたちの呼び声が響いていた。 「まりさあああああ、さがしたんだよおおおおお!!!」 よほどうれしいのだろう。叫ぶだけでは満足できないというように、箒の上でぴょんぴょんと飛び跳ねる、ゆっくりれいむとありす。 あんな細い上でよく飛び跳ねられるものだと、そのバランス感覚に感心するアリス。 「ゆうっ!?」 と、思っていたられいむが落ちた。 「ゆっくうううううううううう……」 声が遠ざかっていく。 ついで、ぺきぺきと木の枝のしなり折れる音。 「あちゃー」 あまりに緊迫感のない魔理沙の声。 お前、何してんだよと、茫然自失から回復したアリスの胸に宿る怒り。 「あ、あんたね……」 このバカと怒鳴りつけたい思いを抑えてアリスは落下地点へ急ぐのだった。 杞憂。 アリスは、地面でぽよんぽよんとはねているゆっくりれいむを見て、その言葉を強くかみしめていた。 「ゆっくりえきさいてぃんぐ!」 「いいな、まりさもしたいよ!」 まん丸に空気を入れて膨らんだゆっくりれいむが弾んでいた。 あれだけの高度から落ちたというのに、外傷がまったくないのは一目瞭然。 「な、大丈夫だろ? こいつら、ゴムマリみたいに頑丈なんだよ」 のんびりとアリスに続いて降りてきた魔理沙のニヤニヤ笑いに、アリスはむっと顔を背ける。 そうして、こっそり手元のまりさのほっぺをぷにぷにと突くが、なるほど指先に十分な弾力が返ってくる。これでは、獣の牙ぐらいでは突き通すこともできないだろうし、叩きつけたところでその勢いのまま、投擲者に跳ね返ってくるだけだろう。 それを示すように、まりさの箒から趙著無く飛び降りるゆっくりありす。 そのまま、バウンドを繰り返すゆっくりれいむと、羨ましそうに眺めるまりさの間に入る。 「ようやく、みんな揃ったね!」 「うん!」 「おねえさんたちにお礼いわないといけないね!」 「うん!」 まとめ役なのか、お姉さんなのか、ゆっくりありすの殊勝な言葉に頷く素直なゆっくりたち。 三匹、先を争うようにアリスと魔理沙の前に転がり込んで、きれいに整列。 「おねえさん、ありがとう!」 「たいせつなともだちにまたあえたのは、おねえさんたちのおかげだよ!」 「たすけてくれたおねえさんも、もうともだちだよ!」 「だから、ゆっくりしていってね!!!」 最後の言葉は三匹同時だった。 その愛らしさに、正直アリスの目じりは下がりっぱなし。 魔理沙に気取られないよう気合をこめて、結果、出遅れた。 「ああ、ゆっくりするぜ。お前らもゆっくり帰りな」 「うん、ありがとう、箒のおねえさん!」 言いながら、何度も振り向いて森の奥へと消えていく、仲睦まじいゆっくりたち。 そっと言いそびれた同様の台詞を飲み込んで、アリスは膨れたように魔理沙をにらむ。 「なんだ、ゆっくりみたいな膨れっ面して」 だが、いけしゃあしゃあとした魔理沙の言葉に思わず微笑んでしまう。 笑ってしまったら、アリスの負けだ。 常にはない和んだ空気が二人の間に眺める。 「だめね、あのゆっくりに関わったら、なんだか気持ちまでゆっくりしちゃった」 「私もだぜ」 二人、頭をかきながら笑顔を向け合う。 いつもの言葉を弄する意味ありげなやりとりとは違う、素顔のままの二人。 二人を包んでいたのは、ゆっくりたちの残した爽やかな幸福感だった。 これは、ゆっくりたちが人間と幸福な共存を始める、そのほんの少し前のエピソード。 by小山田 プニプニ感が再現されていて面白かったです。 -- 通りすがり (2008-08-03 22 43 02) 続きが早く見たい・・・ -- 名無しさん (2008-08-04 01 21 24) だれかと思えば加工所の人かwあなたが書くSSはどっちも最高です -- 名無しさん (2008-08-09 17 31 17) ああ、こんだけ頑丈ならしっかり生きていけるよね。うまいわー。 -- 名無しさん (2008-09-10 13 51 50) いいね -- 名無しさん (2010-11-28 11 23 54) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mahabharatapotal/pages/1702.html
第12-219章.第12-220章.第12-221章. 第12-220章. ユディシュティラは言った、「人は何をすることによって幸福を得るのか。バーラタよ、何をすることによって、人は恐れから解放され、(人生の目的について)成功の栄冠を得ることができるのでしょうか? ビーシュマは言った、「『スルティス』を理解した古代の人々は、自制の義務をすべての位階に対して一般的に、しかし特にバラマナに対して高く賞賛した。ブラフマナは特にそうだった。宗教儀礼の成功は、自制心のない者には決して起こらない。宗教儀式、懺悔、真理、これらすべては自制の上に成立する。自制は人のエネルギーを高める。自制心は神聖なものだと言われる。自制の人は罪も恐れもなく、偉大な結果を勝ち取る。自制心のある者は幸福に眠り、幸福に目覚める。世を楽しく旅し、心はいつも朗らかである。あらゆる興奮は、自制心によって静かにコントロールされる。自制心のない者は、同じような努力をしても失敗する。自制心のある人は、自分の無数の敵(欲望、欲望、怒りなどの形で)を、あたかもそれらが別個の肉体に宿っているかのように見る。虎や他の肉食獣のように、自制心のない者は、常にすべての生き物に恐怖を与える。このような者を制御するために、自生者(ブラフマン)は王を創造した。すべての(四つの)生活様式において、自制の実践は他のすべての徳よりも際立っている。自制の果実は、すべての生活様式で得られる果実よりもはるかに大きい。私は今、自制を高く評価する人の兆候を汝に述べよう。 それは、気高さ、穏やかな気質、満足感、信仰心、寛容さ、不変の単純さ、無愛想さの欠如、謙虚さ、目上の人への敬愛、博愛、すべての生き物への慈愛、率直さ、王や権威ある人への口撃、あらゆる偽りや無益な言説、他人への喝采や非難を控えることである。自制心のある人は、解放を望み、現在の喜びや悲しみを静かに耐え忍び、将来の喜びや悲しみに浮かれたり落ち込んだりすることはない。怨嗟やあらゆる種類の悪巧みをせず、賞賛や非難にも動じない。このような人は品行方正であり、行儀がよく、魂が清らかで、堅忍不抜であり、情欲を完全に支配している。現世で栄誉を受け、来世では天国に行く。すべての被造物が自分の助けなしには獲得できないものを獲得するように仕向け、そのような人は喜び、幸福になる。 普遍的な博愛に献身し、そのような人は誰に対しても敵意を抱くことはない。凪いだ海のように穏やかで、英知が彼の魂を満たし、決して陽気ではない。知性に富み、普遍的な尊敬に値する自制心のある人は、いかなる生き物に対しても恐れを抱くことはなく、いかなる生き物からも見返りに恐れられることはない。大成功を収めても決して喜ばず、災難に見舞われても決して悲しみを感じない人は、満足のいく知恵を持っていると言われる。そのような人は自制心があると言われる。実際、そのような人は そのような人は、再生した存在であると言われる。聖典に精通し、清らかな魂に満たされた自制心のある人は、善良な者が行うあらゆる行為を成し遂げ、その高い実りを享受する。しかし、邪悪な魂の持ち主は、博愛、寛容、平穏、満足、甘美な言葉、真実、寛容、安楽に代表される道を決して歩まない。彼らの道は、欲望と怒りとキューピティと他者へのねたみと自慢から成っている。欲望と怒りを制し、ブラーマチャリヤの誓いを実践し、自分の感覚を完全に支配する者となったブラーフマナは、最も厳しい苦行に耐え忍び、最も厳格な自制を守りながら、この世に生き、自分が破壊される対象ではないことを十分に知っていながら、肉体を持っているように見える者のように、落ち着いてその時を待つべきである」。 第12-219章.第12-220章.第12-221章.
https://w.atwiki.jp/mugenwars/pages/55.html
二つ名:闇の魔王 名前:カナロア 詳細: 闇の世界を統べる魔王。永遠の夜の世界には影のような獣が住み、侵入者はまず夜の闇を恐れ、そして獣の瞳に恐怖する。 常に無表情で、必要以上の事は喋らない。 だが定期的に魔王会議には参加するし、ほかの魔王とコミュニケーションを取らないわけでもない。 非常に積極的に聖界侵略を行う魔王としても有名であり、聖界を侵略した分彼の闇の世界は広大になっている。 彼はかつての炎の魔王のように「神の定めた運命ではなく自由に生きられる世界」を望んだ。 しかし同じように心を折られた彼は、魔王側の勝利によるゲームの終了を目指している。 その他: 闇の世界: 永遠の夜が続き、紫色の月と点々と置かれた赤い蝋燭がわずかに照らすだけの暗闇の世界。 侵入者はまず闇に足をとられ、闇に眼が慣れてきたときには周囲の獣の瞳に恐怖する。 平坦な道が続いているわけではなく、ところどころに深い崖が存在しており、光の中で生きてきた生き物がこの世界で歩き回ることは死に等しい行為である。 闇の世界の生き物 シャドウビースト: 闇の中に生きる影のような獣の総称。様々な形をしているが、彼らに形はあまり意味をなしていない。 侵入者を鋭く嗅ぎ付け、侵入者の目が慣れてこちらを認識するまで襲い掛からないというとても残虐な性質をしている。 関連のお話など 赤黒邂逅劇
https://w.atwiki.jp/mustnotsearch/pages/5129.html
登録タグ グロ セクシャル ホラー 危険度3 狂気 ロバート・モーガン氏が2011年に制作したストップモーションのアニメ作品。 奇妙な顔をした二足歩行の生物が主人公であり、その生物が不気味な見た目の生き物たちの体に付いたボタンを押していくことで物語が進んでいく。射精のような性的な行為を連想させる描写や不気味な生き物を足で踏み潰したりするグロいシーンもあり、見ていてかなり気味が悪い内容となっている。 分類:グロ、ホラー、セクシャル 危険度:3 コメント 案外ヤバい -- 名無しさん (2023-03-18 09 39 59) 誰か一緒にトイレ行きませんか...? -- chromility (2023-03-18 16 30 48) 出てくるキャラの見た目が基本的にえぐい -- ナイル (2023-03-18 23 00 24) これリアル過ぎてヤバ過ぎる… -- 名無しさん (2023-03-19 06 13 26) ただのアニメねって油断してると痛い間に合うかも -- 名無しさん (2023-03-25 12 12 34) 一瞬実写かと思った -- 名無しさん (2023-03-25 12 48 44) クオリティ高いアニメ! -- ゲーム太郎 (2023-03-26 15 36 44) これほんと大好き -- 名無しさん (2024-03-09 11 43 43) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/f_go/pages/1627.html
│ステータス│入手方法|詳細情報|性能|性能比較│その他│コメント│ ありえざる明日 No.409 礼装名 ありえざる明日 初期最大 Rare 4 LV 80 Cost 9 HP 100 タイプ 絆礼装 ATK 100 メドゥーサ〔ランサー〕装備時のみ、自身がフィールドにいる間、 - 味方全体のQuickカード性能をアップ 10% &NP獲得量をアップ 10% 詳細情報 イラストレーター --- 解説 私は、この世に生を受けたのです。 そう、生まれた瞬間から姉様たちとは違っていました。 姉様たちは本物の女神。 生き物のような在り方とは違って、 カタチを得た瞬間から何もかもが完成されていて。 けれど私は生まれ落ちました。 人のように。 時と共に成長し、カタチを変えてゆく生き物として。 それでも、 姉様たちと共に在るに相応しい姿に なるのだと想った頃もありました。 同じ衣を纏い、同じカタチとなって、 まるで女神のように振る舞える日が来るのだと。 どうか笑ってください 私の、ささやかな、勘違いを。 入手方法 メドゥーサ〔ランサー〕の絆レベル10達成報酬 要146.5万ポイント 性能 コメント メドゥーサがこれを着る世界があったってことかな・・・ - 名無しさん 2017-09-20 22 21 35 姉さま方の衣装ですね - 名無しさん 2017-11-15 12 50 18 名前 すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/legends/pages/4766.html
子猫が鳴いていた。 生まれて間もない、ようやく目が開いたばかりの子猫。 身寄りも親しい友人もなく、ペット禁止のアパートに住んでいる私は、この子と一緒に暮らすことは出来ない。 もし私がこの場を去ったとして、親切な人が拾ってくれるかどうかもわからない。 鳴くのにも命がけだろうこの子。 「お前の目に・・・私や、自分を守ってくれない世界はどう映っているんだろうね」 ゆっくりした口調で話しかけ、触れるか触れないかくらいの力加減で撫でる。 ここに座り込んで30分。子猫の鳴き声が、心なしか弱くなったような気がする。 このまま雨が止まず気温が上がらなかったら夜までこの子は生きていられるのか。 「お前が大人だったら・・・寒くないところも食べるものも自分で探せるのにね」 「みゃぁ」 はじめて返事が返ってきた。 ちょっとだけ嬉しくなって、更に色々話しかけながら撫でてやる。 ・・・それから1時間後。 「じゃあね。ひとりでも頑張って生きるんだよ」 「にゃー」 私は子猫に・・・子猫だった猫に別れを告げてその場を去った。 私は「植物は話しかけるとよく成長する」と契約している。 私が話しかけた生き物は、植物はもちろん動物も、私が自在に成長させることが出来る。 自然の在り方を、生き物の時間を人が操るという事には自分の力ながら疑問を抱くけれど 少なくともこれであの子は生きていけるだろう。 「ばいばい」 私はちいさく呟くと、待つ人のないアパートへの家路についた。 END
https://w.atwiki.jp/neopetsguide/pages/84.html
ズィートック 名前 ズィートック(Xweetok) 発音 ZWEE-tock 発見日 2005年11月30日 ペットの日 11月29日 原生地 ネオピアセントラル 平均身長 24cm 参考・公式リンク 情報ページ 説明 カラー 描き方 特性 ズィートックは、森に住む毛むくじゃらの生き物で、鬼ごっこなどのアクティブなゲームを楽しみます。足が速く、追いかけられるのが大好きです。 ズィートックは、森に住む毛むくじゃらの生き物で、鬼ごっこなどのアクティブなゲームを楽しみます。足が速く、追いかけられるのが大好きです。木の根元や古い幹の隙間などに住み着いていることが多いです。多くのネオピアンは、ズィートックの毛がとても柔らかく、抱きしめたくなると絶賛しています。 ネオピアで有名なズィートック 準備中 関連する読み物 ネオピア百科事典:リリアン・フェアウェザー 「失われた島への冒険」関連人物 ペット個別ページ・クイックリンク →ペット一覧へ戻る ※アルファベット順 アカラ イアリー カウ モーホグ スキート アイシャ フロットサム キコ ムンシー テコ ブルマルー ゲラート コウイ ニンモ トヌー ボーリ ノルブ コルバット オグリン タスカニニー ブルース グラール クーグラ ペオフィン ユニー バズ グランド クローク プーグル ウスル チア ヒッシー キリー テリー Vandagyre チョンビー イクシー レニー クイグル ウォッキー サイバニー ジェットサム ループ ルキ ズィートック ドレイク ジャブジャブ ルターリ スコーチオ ヤーブル エレファンテ カチーク ミールカ ショイル ザファラ
https://w.atwiki.jp/lotro_jp/pages/1156.html
インスタンス:オスロングロス 適正レベル:18 授与NPCの名前:―― 授与NPCの所在:―― 前提クエスト:―― 派生クエスト:―― 授与ダイアログ ―― 背景 トム・ボンバディルに連れられてオスロングロスという名の塚山に来た。ナズグルの召使い、アンドラステによると、ナズグルはここにいると言う。 目的 目的1 オスロングロスの入り口は西に少し行ったところにある。 トム・ボンバディルにオスロングロスの入り口まで安全に案内してもらった。オスロングロスは塚山丘陵の大塚山にある。あなたは魔王を探すために塚山に入っていく。 目的2 魔王とドワーフのスコルグリムはオスロングロスに入っていった。塚山の中へと彼らを追いかけ、そこで探す必要がある。 目的3 大塚山への道中、黒の乗手に見つかった。あなたの存在に気づいた黒の乗手は、死者を呼んであなたに攻撃をしてきた。この生き物を制し、オスロングロスへの道を進み続けよ。 目的4 魔王を追跡して、王座に座っている亡霊のいる部屋に来た。その生き物はあなたを歓迎し、もし拝謁を願うのであれば近づいてもいいと言った。 目的5 トム・ボンバディルが到着してくれたおかげで、亡霊の神を倒すことができた。トムはあなたと話そうと待っている。 報酬 固定報酬 ―― 選択可能な報酬 ―― 経験点 経験点:――XP 攻略情報 ―― コメント/ヒント等 名前 コメント