約 674,603 件
https://w.atwiki.jp/mydata/pages/113.html
天元突破 グレンラガン (全27話終了) 01 お前のドリルで天を突け!! 02 俺が乗るって言ってんだ!! 03 顔が2つたぁ生意気なッ!! 04 顔が多けりゃ偉いのか!? 05 俺にはさっぱりわからねえ! 06 てめえら全員湯あたりしやがれ!! 07 それはお前がやるんだよ! 08 あばよ、ダチ公 09 ヒトっていったい何ですか? 10 アニキっていったい誰ですか? 11 シモン、手をどけて。 12 ヨーコさん、お願いがあります。 13 みなさん、たーんと召し上がれ。 14 皆さん、ごきげんよう。 15 私は明日へ向います。 16 総集片 17 あなたは何もわかっていない 18 聞かせてもらうぞこの世界の謎を 19 生き残るんだどんな手段を使っても 20 神はどこまで僕らを試す 21 あなたは生き残るべき人だ 22 それが僕の最後の義務だ 23 行くぞ最後の戦いだ 24 忘れるものかこの一分一秒を 25 お前の遺志は受け取った! 26 行くぜ ダチ公 27 天の光は全て星
https://w.atwiki.jp/pawapokerowa/pages/91.html
現在の状態表 以下、パワプロクンポケットバトルロワイアルにおけるネタバレを含む +開示する 初登場話 013 くのいち GO! GO! GO! 最新話 087 潜むは蛇と鬼 スタンス マーダー(生存優先) 登場話数 6話 現在状況 1日目昼時点で生存 最終状態 【D-2/消防署/一日目/昼】 【愛@パワプロクンポケット5裏】 [状態]右脇腹に傷(応急処置済み) [装備]ウージー [道具]支給品一式×3(不明支給品0~2)、ベレッタM92(6/15)、ベレッタの予備弾倉×5、煙幕×2 [思考] 基本:自分が生き残ることが第一。 1:放送明けに奇襲を仕掛ける。 2:生き残るためなら、他の人間を殺すのもやむ終えない。 3:一先ずは白瀬と共に行動するが、白瀬への警戒を怠らない。 [備考] ※参加者はそれぞれ違う時間から誘拐されたと何となく理解しました。 戻る
https://w.atwiki.jp/jinro_hutaba/pages/21.html
狼の懸念 村人の不安 生存する恐怖 妖狐サイド 1村に1人だけ 15人以上で登場 人狼に食い指定されても死なない 占い師に占われると即死する 妖狐サイドだが占い師・霊能者の能力発動判定で村人と表記される 占い師に占われて死体が二つになった時の死体の表示の上下関係はランダム 孤独な第3勢力 目的は一つ ただ生き残ること 生きてさえ居ればいずれ勝利が訪れる 妖狐勝利=他の全員の敗北であるため 全勢力にその命を付け狙われる最も過酷な職業 初日の朝が始まった瞬間占われて死んでいることも少なくない この職で勝利するには何よりただ生存する力が必要である ◆1日目の夜になりました ◆狐「ついに狐になったぞ!今日こそ狐で初勝利を……」 ◆〇〇さんを占います ◆GM「お疲れ」 ◆霊界の狐「………」 ◆村人「狐乙」 ◆狼「狐乙」
https://w.atwiki.jp/battleroyale/pages/440.html
NG ダンサー、もうひとつの死に方 「どう・・・して・・・」 「あは、私でも殺せる。殺せるのよ。ほら、こうやって刺せば人は死ぬの。なんて簡単だったのかしら。 だから生き残るのは私。みんな殺して生き残るのは私なのよ」 心を繋ぐ糸が切れたのか、♀ケミは血塗れた刃を見つめながらけらけらと笑った。 そして彼女は、ダンサーの傍らでまるで自分を手にしろとばかりに緋色に輝く一本の槍を手に取る。 轟、と穂先にともる鬼火が、 今まさに地平線から顔を出そうとする太陽のように♀ケミの白い雪肌を赤く照らす。 すとん ダンサーの胸に深深と突き刺さるヘルファイア。爛々と業火に包まれるダンサーの肢体。 それを見て♀ケミは再びけらけらと笑った。 「あ、あぁ・・・」 誰かが絶望にも似た声を漏らす。体全身を使ってようやく絞りだせたのであろう、うめくような男の声。 ♀ケミは♂BSを見る。彼は既に消し炭。 ♀ケミは♂スパノビを見る。彼は既に瀕死。 ───それじゃ、このは声はいったいどこから そう思った♀ケミの目が次に捉えたのは、 崩れ落ちたかのようにその場に膝を着き、震える両手を見つめたまま何かを呟いている♂剣士の姿であった。 ギリ、と歯を食いしばる音が聞こえる。 ググっと槍を両手で握り締める音が聞こえる。 怒りと憎しみの感情が誰の目にも明らかなほど、彼女の全身から溢れ出す。 そしてそれを更に上回る圧倒的なまでの殺意が♂剣士に向かって放たれる。 「最初に殺したのは貴方よ!」 叫びながら♀ケミは地面を大きく蹴りだし、ヘルファイアの穂先を♂剣士の左胸部に目掛け突き出す。 ガギンッ 鈍く響く金属音。槍の穂先を両手斧の刃が弾いた金属音。 斧を手に♂剣士をかばったのは、全身に筋肉という鎧をまとった女、♀BS。 「アンタだって、ダンサーを殺した。おんなじじゃないか。 いいや、やっぱり違う。おんなじですらないね、アンタのやったことは裏切りなんだから」 「そんな理由でそこの♂剣士くんを助けるっていうの? さっきまで私たちを殺そうとしてた彼を!」 「そういう問題じゃないんだよッ」 ♀BSがひときわ大きく、声を荒げて叫ぶ。眼光は鋭く♀ケミを射抜き、ふたりの間の空気がぴりぴりと張り詰めていく。 「アタイはアンタが許せないって言ってるのさ」 言って♀BSは両手に握った斧を横に大きく振りかぶり、♀ケミの槍の間合いの内側へ入り込もうとする。 「わかったわ、それなら先に貴女を殺してあげる」 ♀BSの動きに対し、♀ケミは軽く後ろへ跳び、穂先に炎を出現させつつ、♀BSの動きを待つ。 ♀ケミの舌が紅色に色付いた上唇を、獲物を見つけた狩人のようにゆっくりとなぞる。 「どうしたらいいっていうのかしら」 突如始まったふたりの戦いを見守りながら淫徒プリは口こぼす。 けれど、彼は頭の中で、この場から生き残るための策を練っていた。 冷たく冷たく、冬の湖のように冷たく思考を研ぎ澄ませ、彼だけが生き残るための策を考えていたのだ。 戻る
https://w.atwiki.jp/kuroeu/pages/3092.html
シェリエラ・ハイワン 種族:人間族→燐使 登場作品:封緘のグラセスタ 解説 東ゴーティア迎撃匠合に所属する職員。 主に黒の坑の入り口が存在する迎撃広場の受付嬢を務めている。 落ち着いた口調で誰が相手でも気さくに接する、おおらかでゆったりとした雰囲気を持つ皆のお姉さん的な存在。 口が上手く、すぐに人を煙に巻くところもあるが、逆にその様が心地良いと迎撃都市グラセスタの抜闘士や隷士達の憧れの的となっており、 強い男が好きだと公言している事もあってシェリエラを狙う戦士達は必死になって迷宮を攻略していく。 気だるげに見えるが仕事はきっちりとこなす為、迎撃匠合の職員からも頼られている。 レギに直接燐使の因子を埋め込まれており、彼の思想に強い共感を抱いているが、 普段の立ち居振る舞いによって周囲の者達にも燐使に変質してしまっている事を隠し通していた。 ただしジェダルはシェリエラが体調不良で休んでいた時の様子から後ろ暗い部分がある事に薄々感づいていた様子。 レギの要請で行われたベリファ=マラル攻略戦において、藍鷹騎士団の隙を突く形で団長アドラーをはじめとする騎士団の大部分を燐使へ変質させた後、 グラセスタにて燐使の姿を現してジェダル達と戦ったが、リリカが行使するリューシオンの神聖魔術で燐使の特性を封じられた事もあって敗れた。 しかしその敗北はレギにとって燐使の弱点を克服する計画の内であり、最期はリューシオンの力に抗う因子を取り込む目的でレギに吸収されて消滅した。 戦闘前の対話ではレギの計画に初めから加担していたと発言している一方、ジェダル達に倒された時には止めてくれた事に感謝もしており、 本心ではレギの思想にどこまで共感していたのか明確には語られていない。 雑感・考察 少なくともジェダルは彼女の言動から全面的にレギの計画を受け入れていた訳では無いと感じた様子。 アペンド03を入れる事で仲間にする事が可能となるが、あくまでオマケ的なものであり、メインストーリー上においては絶対に助けられずに死亡してしまう。 助かるルート欲しかったなあ…代わりにザルドネさん燐使になっていいから - 名無しさん (2019-10-22 12 50 17) リューシオンの術使わないで倒すとレギに吸収されずに生き残るとか?好きなキャラなので私も生き残って欲しかったですけど死ぬからこそ印象に残るキャラでもある…かもしれない - 管理人 (2019-10-22 23 04 54) 名前
https://w.atwiki.jp/party3star/pages/24.html
@パーティーIII追加職業 司祭 壊し屋 剣客 スーパースター 闇勇者 セレブ 古魔導士 シャーマン 錬金術師 法陣師 タクティシャン 司祭 支援特技のプロフェッショナル。6人制の今作では猛威を奮う。ただし状態打ち消しには弱い 転職条件 儀式の首飾りが必要 成長率 HP MP 力 守 早 D A D C C 覚える技 必要SP 消費MP スキル名 属性 効果 10 3 バリア 魔法 味方を一時的状態「防御」にする 30 5 ケアル 魔法 味方のHPを60回復 45 15 バリアガ 魔法 味方全員を一時的状態「防御」にする 70 22 せいしんは 無 味方全員を一時的状態「回復」にする 100 25 マジックアロー 魔 敵一体に150のダメージ 125 13 ティンクルバリア 魔法 味方を一時的状態「大防御」にする 160 80 せいれいのいのり 無 味方全員を一時的状態「復活」にする 壊し屋 転職条件 性別が男 武器屋のハンマーが必要 成長率 HP MP 力 守 早 A E A D E 覚える技 必要SP 消費MP スキル名 属性 効果 5 5 かぶとわり 物理 中ダメージ+敵の守備力を下げる 30 15 アーマーブレイク 物理 敵のテンションと一時的状態をなくし防具の強さを0にする。次の戦闘時に防具の強さは元に戻る 40 15 ウェポンブレイク 物理 敵のテンションと一時的状態をなくし武器の強さを0にする。次の戦闘時に武器の強さは元に戻る 60 20 じしん 物理 敵全員に1~170のダメージ 90 22 イマジンブレイク 無 単体ステータスリセット 120 33 グランドクラッシャー 物理 自分が一時的状態「2倍」になり、敵に攻撃、防御依存の大ダメージ。その後守備力が半分になる 剣客 全てのスキルが@かまえるから派生される特殊な職業。実質2ターンを要する。 成長率 HP MP 力 守 早 A D B D C 覚える技 必要SP 消費MP スキル名 属性 効果 ? ? ? ? ? スーパースター mini068.gif 歌って踊れるみんなのアイドル。 成長率 HP MP 力 守 早 C A C C A 闇勇者 闇の力に支配された勇者。 セレブ mini080.gif女性アイコン募集 全てのスキルがGを要する職業。究めろ!セレブ道!! ほとんどすべて金の力に頼るので基礎ステータスは一般人並。ちなみに金がないと破産して死にます。 転職条件 金の延べ棒が必要 成長率 HP MP 力 守 早 C E D D D 古魔導士 mini033.gif女性アイコン募集 古代魔法を扱うことができる魔法使い。 全てのスキルが@となえるから派生される特殊な職業。実質2ターンを要する。 成長率 HP MP 力 守 早 D S D D C シャーマン 神霊を憑依させることによって、神の力を駆使することができる。 シャーマン自体のマスターに必要なSPは少ないが神霊のスキルにはそれ以上のSPを要するので注意。 成長率 HP MP 力 守 早 C B C C D 錬金術師 戦闘中に武具やアイテムを作成することができる。 この職業でしか手に入らないアイテムもある。 法陣師 考え中 タクティシャン 戦場の指揮者。
https://w.atwiki.jp/aimehankoku/pages/70.html
じょぶ・とらいやる(大人版)へようこそ! じょぶ・とらいやる(大人版)とは? 「働きながらでも技術を学べるように」をコンセプトに 即戦力を育てる 一生頼りになる技術を皆さんに を目標にした技術習得施設です。 マスコットキャラクター「愛音(あいおん)」 ぐるりと回る頭で大人達を見守っているのだ。 学べる技術 子供版で体験できる職業の内、特別な技術が必要な職業のみ学べます。 詳しくはこちらを御覧ください。 講師陣 皆さんに教える講師は、本職や修学中の学生などです。 本職の方はいい人材がいたらスカウトします。 ですので、皆さんがんばっていいところを見せちゃいましょう! また、就学中の学生の方にはドンドン質問をしましょう。 それによって彼らも勉強する事ができ、それは成長に繋がります。 ここは習う皆さんだけではなく、講師も成長していく場所なのです。 ご利用について 愛鳴之藩国に住んでいる方はもちろん、他藩国の方もご利用できます。 すべての方が頼れる技術を習得できますように。 場所 愛鳴之藩国第三層(飛行場の隣、階層エレベータ近く) 営業時間 PM19:00~AM1:00 リンク じょぶ・とらいやる(子供版)
https://w.atwiki.jp/m12br/pages/51.html
102 :名無し募集中。。。:2012/02/12(日) 09 56 12.68 O 4周目【第二日目午前1時15分】 飯田圭織は眠気覚ましのストロングコーヒーを一口飲むと、椅子に座ったまま、その長い足を組み換えた。 (まあ…ここまでは想定の範囲内よ…)ヘッドセットから聞こえてくるメンバーたちの音声から各々の行動はすべて筒抜けである。 さらにコーヒーをゆっくり口に運び、一台のモニターに向き直った。画面を確認するとニヤリと笑う。 投薬の効果は6時間後に顕れる。送られてくるデータから分析するに、いよいよ始まりそうだ。 「さて…楽しませてもらうわよ」酷薄な表情を浮かべて、飯田圭織は立ち上がった。 106 :名無し募集中。。。:2012/02/12(日) 13 23 48.94 0 【4周目 二日目 新垣・道重・田中・光井・譜久村・生田・鞘師・鈴木・石田 午前1時20分】 「ごごごごご、ごめんなさい!私、つい熱くなっちゃって…ごめんなさい!」 亜佑美がガバッと直立姿勢で頭を下げる。 「新垣さ~ん、会いたかったです~」 衣梨奈は里沙に抱きついて頬ずりをしている。 二人とも先程からずっとこの調子である。 「もういいから、それよりも怪我はない?」 「は、はい!」 「生田も、わかったからちょっと離れてよ」 「えぇー、ヤですー」 里沙は亜佑美をなだめ、衣梨奈を無理やりひっぺがすと今の状況を整理する。 今ここにいるのは9人。 あとは飯窪、佐藤、工藤の3人。 飯窪はなよなよしてるけど一応もう高校生。心配だけど、それなりに考えて行動できるはず。 工藤は一番年下だけど、一番しっかりしてる。心配はいらないだろうけど、はやいとこ合流したい。 一番心配なのは佐藤だ。今頃どうしているのか。はやく見つけてあげたい。 とはいえ、このまま9人でこの開けた浜辺にいるのはどうだろうか。 (…そうだ!) 「ねぇ、みんな。この森を抜けた先にカフェを見つけたの、そこへ移動しよう」 里沙の提案で移動することに決まった。 あとの3人に移動していることを報せるために花火を打ち上げながら。 気絶している里保を香音が背負おう。 それを見て衣梨奈が駆け寄り、 「香音、えりなが背負うっちゃん」 「え、でも」 衣梨奈が無理やり気味に代わる。 衣梨奈なりの気遣いなのだろう。ああいうところは感心する 107 :名無し募集中。。。:2012/02/12(日) 13 53 58.51 0 みんなで移動を始める。 「ねぇ、フクちゃん。ちょっと代わってくれへん?」 「あ、はい。いいですよ」 愛佳は背中のれいなを聖に移した。 そして少し歩調を緩めて、香音の横に並んだ。 「?」 聖は不思議そうな顔をする。 「ズッキ、ちょっとええか?」 愛佳が小声で香音に話しかける。 「はい、どうしました?」 「憶えとるか?」 愛佳はさりげなく首輪を指す。 「あっ、はい」 「やり方は?」 「…えっと、ごめんなさい。自信ないです」 「…そか」 すると愛佳は唇の前で人差し指を立てて紙を手渡してきた。 そこには首輪の構造図と香音へのメッセージが書かれていた。 愛佳が香音に会って香音が“前回”のことを憶えていたときのためにあらかじめ用意していたものだ。 「えぇっ!?」 しかしそのメッセージの内容を見て香音は思わず声をあげてしまった。 「どうした鈴木?」 「あ、いえ、なんでもないです。あははは…」 笑ってごまかす。 「光井さん、これって」 愛佳は黙って頷いた。 その様子を聖がいぶかしげに見ていた。 ほどなくして一行はカフェ『PACIFIC・HELL』へと到着した。 156 :名無し募集中。。。:2012/02/13(月) 23 00 54.14 0 【4周目 二日目 新垣里沙 道重さゆみ 午前2時】 カフェに到着した一行はぐったりとしていた。 どのメンバーもゲームが始まってからずっと緊張と移動を繰り返していたため、疲労は極限まで溜まっていた。 そこで少しの間、仮眠を取ることにした。 しかし里沙は眠ることができなかった。 キッチンの中でお湯を沸かす。 使われなくなってそれほど経っていないのか、内装もそうだが、キッチンもちゃんと機能している。 電気もまだ通電していて、電気式のコンロは問題なく使うことができた。 里沙はシンクに手をついて溜息をつく。 なんとかここまで集まることができた。残るはあと三人。 でも、全員集まったあとどうすれば良いのか。 里沙には見当がついていない。 それどころか鞘師が目を覚ました時どうすればいいか。 石田はしっかりとしていると思っていたが、鞘師とのことを考えると危なっかしい。 田中っちはまだ目を覚ましていないけど、ちゃんと協力してくれるのか。 心配事は尽きない。 「はぁ…」 もう一度溜息をついてしまう。 元々ネガティブで悩みがちな性格なのだ。一度沈むと底が知れない。 私はモーニング娘。のリーダー。 だからみんなを守らなければいけない。 でも今の私にそんなことができるのだろうか。 こんな時…「愛ちゃんがいてくれたらなぁ」 そんな言葉が口をついて出てしまった。 愛ちゃんが捕まっていることを思い出す。そうだ、愛ちゃんとカメも私が助けなければ。 「ガキさん?」 そんなことを考えていたら後ろから声をかけられた。 157 :名無し募集中。。。:2012/02/13(月) 23 20 39.60 0 「眠れないの?」 声をかけたのはさゆみだった。 「さゆみん。…うん、疲れてるはずなんだけどね」 「わかる。実はさゆみもそうなの」 少しの沈黙。 ポットのお湯がコポコポと音をたてる。 「…ねぇガキさん。これからどうするの?」 さゆみらしい直球の問い。 「…ごめん、まだわからない」 「…そっか」 「…ダメだよね、こんなんじゃ。…私リーダーなのに。…私が皆を守らなきゃいけないのに」 さっきまで考えていたことがそのままこぼれていく。 こんなことさゆみに言って不安にさせてはいけない。 大丈夫って、私がなんとかするって言ってあげないといけないのに。 「頼りないよね…。何にも思いつかないんだよ…」 気持ちがこぼれていく。 こんなこと今までなかった。 今までの自分なら誰かの前で弱音を吐くなんてこと絶対にしなかったのに。 涙があふれてくる。 それをさゆみに見せないように里沙はシンクの方を向いた。 また少しの沈黙。 「ご、ごめんね、さゆみん。…あははっ、私どうしちゃったんだろ」 さゆみに背を向けたまま精一杯強がってみせる。 「ガキさん…。やっぱり愛ちゃんがいないと寂しいの?」 158 :名無し募集中。。。:2012/02/13(月) 23 49 01.76 0 「えっ…?」 里沙が驚いて振り向く。 「だってさっき“愛ちゃんがいてくれたらなぁ”って、言ってたから」 さゆみがゆっくりと席を立つ。 「や、やだなぁ!き、聞いてたの?はずかしいはずかしい!」 里沙は焦って顔を背けた。 「ふふふっ」 さゆみは少しずつ里沙に近づいていく。 そしてぐっと顔を近づけると 「可愛い…」 「えっ?」 そう言って驚く里沙の唇を指で触れる。 「えっ?」 「ふふふっ」 そのまま唇をなぞる。 「ちょっ、さゆみん!?」 「なぁに?」 さゆみがさらに顔を近づけようとしたところで里沙はヒラリとかわしてキッチンの入口に手をかける。 「あん♪」 「ち、ちょっと、ど、どうしたの、さゆみん?」 さゆみはそのままシンクに腰かける。 「ふふふっ、ガキさんがあんまりにも可愛いから悪戯しちゃった♪」 「も、もうっ!やめてよそういうの!」 「…でも、やっぱりダメだよ。ガキさんが弱音を吐いちゃ」 「…」 「ガキさんががんばってくれないとね。頼りにしてるんだから」 里沙は気付く。あぁそうか。これはさゆみなりの気遣いだったんだ。 「…うん、そうだね。ごめん!私がんばるよ」 そう言って里沙はにこやかにキッチンを出ていった。 …ポットのことなどすっかり忘れて…。 159 :名無し募集中。。。:2012/02/13(月) 23 52 13.49 0 シンクに腰かけたままさゆみは電気コンロのスイッチを切る。 「そうだよぉガキさん♪」 誰もいなくなったキッチンでさゆみは続ける。 「がんばってよねぇ♪」 里沙の唇に触れた指で自らの唇をなぞる。 「さっきからさゆみ、急にお腹の下のあたりが熱いのぉ♪」 もう片方の手で下腹部に触れる。 「お願いだからさゆみを不安にさせないでねぇ♪」 声が艶味をおびていく。 「そうじゃないとさゆみ…」 ―――なにするかわからないから――― 160 :名無し募集中。。。:2012/02/14(火) 00 42 46.47 0 【4周目 二日目 譜久村聖 鈴木香音 午前2時】 香音は眠っている里保の隣に腰掛けていた。 さっきまでの里保の錯乱ぶりを思い出す。 あれはおそらく“過去”のトラウマ。 香音の知っている“前回”に里保のトラウマになりそうなことは思いつかない。 どうしたらいいのだろうか。 それに心配なのは里保だけじゃない。 展望台での反応から衣梨奈も“過去”のトラウマを抱えているに違いない。 香音は二人のトラウマをなんとかしなければ先に進めない。 そんな気がしていた。 「眠らないの?」 声をかけてくれたのは聖だった。 「ううん。でも、誰かが看てないと」 眠っている里保を見る。 「それなら私が看ててあげるから、香音ちゃんは休んでいいよ」 「ありがと。でも、聖ちゃんこそ怪我してるんだから休んでなよ」 「いいよ私が」「聖ちゃんこそいいよ」「ううん私が」「いやいや私が」 無益な押し問答。 「「ふふっ」」 二人で吹き出してしまった。 「じゃあ二人で看てよう」 「うん」 二人は特に何をするでもなく、眠る里保をしばらく黙って見ていた。 「…ねぇ、香音ちゃん。聞いてもいい?」 「いいよ。何?」 161 :名無し募集中。。。:2012/02/14(火) 01 00 36.76 0 「さっきさぁ、光井さんと何を話してたの?」 「えっ!?」 予想外の質問に香音は驚いてしまった。 「え、えーっとねぇ…そのぉ…」 うろたえる香音を聖は真剣な眼差しで見つめる。 「あーっと…えとぉ…」 香音はごまかし方を思いつかなかった。 「ふ~ん…私には教えられないことなんだねぇ~」 聖は拗ねて見せる。 「あ、あ、あ、あのっ!違うの!そうじゃなくてぇ!」 「香音ちゃん、しっ!」 立ち上がって大声を出してしまった香音を聖は慌ててなだめる。 「ご、ごめん」 「もうっ!」 「で、でもあのぅ…今はまだ言えないっていうかぁ…」 「ふふっ、もういいよ。無理には聞かない」 「ごめん…」 うつむく香音。 「あれ?香音ちゃんなんか落ちたよ?」 「えっ?あっ!」 さっき立ち上がったはずみで香音のポケットから紙のようなものが落ちたのだ。 「なぁにこれ…」 「ダメっ!」 「きゃっ!」 香音は思わずひったくってしまった。 「あっ…ごめん、聖ちゃん…」 我に返ってすぐに謝る。紙を大切に抱え込んで。 「…いいよ、大丈夫。…じゃあ、私は寝ようかな」 そう言って聖は席を立った。 「…うん、おやすみ」 香音は自分の不器用さにさらに落ち込んだ。 180 :名無し募集中。。。:2012/02/14(火) 23 45 46.55 0 【4周目 二日目 田中れいな 午前3時30分】 「ん…」 目が覚める。 視線の先に映る天井。 今日のスケジュールはどうなっていたっけ。 まだ時間に余裕があるならもうひと眠りしたい。 今何時なんだろう。 そんなことを考えながら寝がえりをうって気付く。 見慣れない寝起きの風景。 あぁ…ここは自分の部屋じゃないんだ。 身体を起こす。 ソファーのようなところに寝かされていた。 部屋の中には机につっぷして寝ている愛佳がいる。 立ちあがって近づくと部屋の外には他のメンバーたちも寝ているのが見えた。 部屋を出る。 喫茶店のような内装。 足下には 「う゛~ん…う゛~ん…」 となにやらうなされている亜佑美と 「にぃ~がきさ~ん…だいすきですぅ~」 と寝言を言いながら亜佑美に絡みつく衣梨奈。 隣の部屋には自分と同じようにソファーに寝かされている里保。 そしてその傍らには椅子に座ったまま眠っている香音もいた。 記憶を辿る。 そうだ、自分は愛佳に撃たれたのだ。 181 :名無し募集中。。。:2012/02/15(水) 00 03 51.05 0 自分に向けられたボウガンの切先。 胸に手を当てる。 傷などない。 自分は愛佳に生かされたことを理解する。 そのあと何がどうなって今の状況になったのかはわからない。 それでもこうして何人かのメンバーが同じ所で寝息をたてている。 これが愛佳の目指すところなのだろう。 部屋へ戻る。 「愛佳」 呼びかけても起きることはない。 自分が使っていたタオルケットを愛佳の背中にそっとかける。 そしてそのまま小声で語りかけた。 「愛佳…なんでれいなのこと殺さなかったと?」 そんなことは聞かなくてもわかっている。 愛佳はみんなで助かる気なのだ。 「愛佳は甘いったい」 少しだけ呆れたように笑う。 「でも現実はそんなに甘くないとよ。…だかられいなは…」 愛佳の肩にかけた手に無意識に力が入る。 「ぅん…」 「あっ…」 愛佳が漏らした声に手を離す。 そして一歩だけ下がる。 「あの時れいなを殺さなかったこと…愛佳は必ず後悔することになるけんね」 そう言ってれいなが部屋を出ようとしたその時。 部屋の外で動く人影が見えた。 183 :名無し募集中。。。:2012/02/15(水) 00 39 14.85 0 れいなは息をひそめて様子をうかがう。 人影はうろうろと歩き回っている。 部屋の中に入る。 そんなに時間をかけずに出てくる。 そして次の部屋に入る。 しばらくすると今度はメンバーのまわりをうろうろし始めた。 …なるほどね。 どうやらバッグをまさぐっているらしい。 お目当てのモノが見つからないのか、バッグを叩きつける…ふりをしている。 音をたてないように。 今度は香音のバッグをまさぐる。 するとイイモノでも見つけたのか小躍りしていた。 そして鼻歌を歌いながらキッチンへと入っていく。 れいなはこっそりと後をつけ、キッチンを覗き込む。 (面白そうなことしとるっちゃね) そいつがしたことをしっかりと確認すると、れいなは再び部屋へ戻る。 そしてソファーに寝転がる。 (出て行こうかと思っとったけど気が変わったったい。あいつが何をするか見届けちゃるけんね) れいなは事が始まるまで留まることにした。 (…やっぱり愛佳は甘いとよ。れいなはこうなると思っとったと) 209 :名無し募集中。。。:2012/02/16(木) 00 05 48.98 0 【4周目 二日目 新垣・道重・田中・光井・譜久村・生田・鞘師・鈴木・石田 午前5時】 「生田さん、生田さん」 「んん~」 「起きて下さい」 「新垣さん~もう少し寝かせてください~」 衣梨奈が抱きつく。 「ちょっ、違いますから!寝ボケないでくださいー」 「うぅ~ん」 「ごめんね」 ようやく目を覚ました衣梨奈は自分の醜態を自覚して気まずそうにしていた。 「…いえ、大丈夫です」 そう返す亜佑美も少しげっそりとしていた。 「おはよう生田」 「新垣さん♪おはようございます」 里沙に声をかけられてあからさまに喜ぶ衣梨奈 「あんまり石田にみっともないとこ見せないことー」 コツンと頭を軽く叩かれる。 「すいませ~ん」 今度は肩を落としてしょんぼりする。 「あっ…」 れいなの姿が里沙の目に入る。 「…おはよう、田中っち」 「おはよう、ガキさん」 軽い挨拶。 でも二人の間にはほんの少し緊張感が走る。 れいなが里沙の横を通り過ぎる。 「…ガキさんもおったっちゃね…」 里沙にだけ聞こえる声でそうつぶやいた。 210 :名無し募集中。。。:2012/02/16(木) 00 32 04.81 0 「あれ!?」 自分のバッグをまさぐりながら香音が声をあげる。 「どうしたと?」 衣梨奈が気付いて近づいてくる。 そして香音のバッグを覗き込んだ。 「あっ!?」 それに気付いてすぐにバッグを口を閉じる。 不思議そうに小首をかしげる衣梨奈。 「な、なんでもないよ!」 あきらかに動揺する香音。 すると目の前を通ってキッチンへと向かう聖についていく。 「ど、どこ行くの聖ちゃん?」 「えっ?…うん、みんなに飲みものでも入れようと思って」 「あ、あたし手伝うよ」 二人はキッチンへと入って行った。 「…へんなの」 衣梨奈はそう言って二人を見送った。 「ガキさん、りほりほのところ?」 里沙は里保の様子を見に部屋へと向かう途中、さゆみに声をかけられた。 「うん」 「それならさゆみが行くよ」 「えっ?」 「いいからいいから♪」 さゆみは里沙から半ば無理やりに看病道具をひったくると、反対を向かせてその背中を押す。 「ちょっとさゆみん」 「ほらほら、ガキさんはみんなをまとめて♪」 そう言いながら意気揚々と里保の眠る部屋へと入っていく。 「…もう、しょうがないなぁ」 里沙は呆れながらもその後ろ姿を微笑ましく見送った。 211 :名無し募集中。。。:2012/02/16(木) 01 01 51.39 0 「あっ、新垣さん。おはようございます」 「おはよう光井」 フロアにはれいな、愛佳、衣梨奈、亜佑美の4人が思い思いに座っている。 里沙は4人を見渡せる位置に立つ。 「フクちゃんと鈴木は?」 「キッチンで飲み物入れてます」 衣梨奈が答える。 「道重さんは?」 「さゆは今鞘師を看てくれてる」 愛佳の問いには里沙が答えた。 一呼吸置いて里沙が話始める。 「これからのことなんだけど、まずは残りの三人を探そうと思ってるの」 まだ合流できていないメンバー。 飯窪、佐藤、工藤。 早く見つけてあげたい。 「それと…これをなんとかしないとね」 首輪をさわる。 タイムリミットは迫っている。 「…それでね、2班に分かれるっていうのはどう?」 里沙の提案。 「三人を探す班と首輪をはずす方法を考える班。これが一番効率が良いと思って」 「…ええんちゃいますか。愛佳はそれでいいと思います」 「私もいいと思います」 愛佳と亜佑美が賛同する。 「えりなも賛成ですー」 衣梨奈は里沙の提案ならなんでも良いみたいだ。 「…」 れいなは答えない。 212 :名無し募集中。。。:2012/02/16(木) 01 18 00.41 0 「…田中っちはどう?」 「…」 「田中さん?」 愛佳が心配そうに声をかける。 「別に…それでいいっちゃない」 「…そう、ありがと」 素っ気ない言い方ながらも返事を返してくれたれいなに里沙は礼を言う。 「そしたら班分けなんだけど…」 「あのー、愛佳は残って首輪の解除方法を考えたいです」 光井が立候補する。 確かに光井は頭がいい。 「それとズッキにサポートしてもらいたいんですが、ええですか?」 鈴木を指名するのは意外だけど光井がそうしたいならここは任せた方がいいのかもしれない。 「じゃあ、そっちは光井お願い。そしたら私は三人を探す方にする」 「えりなは新垣さんと一緒がいいです!」 すかさず生田の立候補。 まぁ予想してたし別にいいだろう。 あとのメンバーを考えると首輪班にさゆとフクちゃん。捜索班に田中っちと石田とするのがバランス良さそうだ。 「田中っちと石田はどうする?」 一応聞いてみる。 「私はあんまり頭良くないので、三人を探す方が良いです…」 田中っちの反応を待つ。 するとそこへ聖と香音がお茶を持ってきた。 213 :名無し募集中。。。:2012/02/16(木) 01 20 17.96 0 ―――里保の部屋――― 「りほりほ~、起きてる~?」 さゆみが小声で声をかける。 当然返事は返ってこない。 そもそも返事を期待していない掛け声。 「ふふふっ、まだ起きないでねぇ~♪」 極力足音をたてないように近付く。 そして里保の隣に到着すると、里保の顔をじぃっと見つめる。 「可愛いなぁ…」 里保の髪を撫でる。 「ねぇ、りほりほ。今のこの状況どう思う?」 眠っている里保は当然答えない。 「いつまで続くかなぁ」 かまわず続ける。 「みんなで協力だって…そんなのうまく行くわけないのに」 さゆみの顔はにこやかだ。 「ぅん…」 すると里保が目を覚ます。 「あら…」 バチンッという何かが弾けるような音。 「きゃんっ!」 里保は身体を跳ね上げると再び眠りに落ちた。 「りほりほが起きるのはまだ早いの」 里保の体勢を整え、タオルケットを丁寧にかけ直す。 「面白くなるのはこれからなんだから」 そう言ってさゆみは口元を妖しく歪めた。 239 :名無し募集中。。。:2012/02/17(金) 01 00 28.10 0 213の続き ―――フロア――― 「はい、どうぞ」 「ありがと」 里沙が聖からカップを受け取る。 愛佳、衣梨奈、亜佑美の三人は香音からお茶を受け取る。 「はい、田中さんもどうぞ」 聖がれいなにもお茶を勧める。 「…」 れいなはそのお茶を一瞥する。 「田中さん?」 聖は小首をかしげる。 するとれいなはいきなり聖の手を力いっぱい叩いた。 ガシャンという音を発して床に落ちたカップが割れる。 フロアを静寂が包んだ。 聖は叩かれた手を握り、驚きの表情でうろたえる。 その場に居合わせた他のメンバーは呆気にとられ、動くことも言葉を発することもできずに二人を見つめていた。 「大根芝居っちゃね」 冷たく言い放つ。 聖は脅えた目でれいなを見る。 「このお茶には何が入ってると?」 「えっ?」 その言葉の意味がわからないと言いたげな聖の表情はれいなの感情を逆撫でた。 240 :名無し募集中。。。:2012/02/17(金) 01 35 30.66 0 「れいなは知っとーけん、とぼけなくってイイっちゃん!」 れいなの凄みに聖が後ずさる。 「みんなが寝てる間に何しとったと?」 その言葉に聖の顔色が一気に青ざめる。 「どうしたの?」 騒ぎを聞きつけたのか、さゆみがフロアに出てきた。 「それが…」 亜佑美も状況が飲み込めず、言葉に詰まってしまう。 「こそこそ何をやっとったかって聞いとーやん、答えりーよ!」 詰め寄るれいなに聖は後ずさりながら震え、両肩を抱く。 その姿は愛佳に助けられる前の聖に戻ったようだった。 「ちょっと待って田中っち!」 里沙が間に入る。 「…新垣さん」 聖はすがるような眼差しで里沙を見上げる。 「何よガキさん…邪魔せんでよ」 れいなは逆にめんどくさそうな顔で里沙を見る。 その仕草に尻込みしながらも里沙は言葉を続ける。 「お願いだからやめて。みんなが見てる。話は私も聞くから、3人で奥に行こう」 里沙は聖とれいなの腕を掴んで奥の部屋へ連れて行こうとする。 れいなはその手を振りほどく。 「離して!」 「田中っち、お願い言うこと聞いて、みんな不安がるから…」 「綺麗事はもううんざりっちゃん!!!」 241 :名無し募集中。。。:2012/02/17(金) 02 25 06.12 0 「れいなはしっかり見たとよ。みんなが寝てる時にフクちゃんがキッチンで何かしてるの」 聖の身体がビクッと震える。 「香音ちゃんのバッグからも何か盗んだやろ」 「えっ!?」 香音が驚く。 聖は涙に濡れた瞳で香音を見つめた。 「聖ちゃん…」 そして見つめ返す香音から顔を背ける。 その肩に里沙が手を置く。 「答えりーよ。お茶に毒でも入れたんやろ」 「そうなの?フクちゃんひどい!」 さゆみも声をあげる。 里沙がれいなに向き直る。 「もうやめて田中っち。…田中っちが考えてるようなことはないから」 「れいなは見たって言ってるやろ。嘘じゃないけんね」 「わかってる。…でもフクちゃんはそんなことしてない」 「…どういう意味?」 「それは…」 言い淀む里沙。 「なによ…根拠もないのにフクちゃんをかばってると?」 「そうじゃない…」 「ガキさんは現実から目を背けてるだけっちゃん!」 「…」 里沙は口を閉ざす。 「や、やめてください!」 聖が里沙をかばうように前に出てくる。 「…田中さんの言うとおりです。私はみんなが寝てる時に」 「フクちゃん!」 里沙が聖を止める。 262 :名無し募集中。。。:2012/02/17(金) 23 41 32.92 0 241の続き 「お願い田中っち…フクちゃんを信じて…」 強い瞳でれいなを見つめる。 しかしそれを受け流すように視線をはずしてれいなが続ける。 「…そういえばガキさんも寝とらんかったね」 その言葉を聞いたメンバーたちが動揺する。 「えっ…じゃあ二人はグルってこと?」 「ち、違います!」 さゆみの発言を聖が慌てて否定する。 「まぁ、れいなはどっちでもいいっちゃん」 そう言って少しだけ斜に構えると、いきなりチャクラムを投げつけた。 それは聖を庇うように立つ里沙の頬をかすめると、ズカンという音をたてて木製の壁にメリ込む。 再び聖の心に恐怖がよみがえる。 「れいなはフクちゃんを殺すけど、ガキさんはどうする?」 恐ろしく冷たい言葉。 それはれいなが本気であることを伝えるだけでなく、凍てつく程の恐怖心をその場に居合わせた者へと植えつけた。 「…わかった」 その中で唯一れいなの気迫に抗った里沙が応える。 「私が相手になる」 それが望む答えだったのか、れいなは少しだけ口元を緩める。 「に、新垣さん…」 先程里沙の前に出た気概はどこへいったのか、聖は弱々しく里沙にすがりつく。その身体はガクガクと震えていた。 「大丈夫。任せて」 里沙は聖の手をやさしく握った。 263 :名無し募集中。。。:2012/02/17(金) 23 54 31.16 0 里沙は立てかけてあった日本刀を手に取ると外へと歩き出す。 れいなも無言でその後に続く。 「新垣さん!」 「ついてこないで!」 走り寄ろうとする衣梨奈を制す。 「…ちゃんと二人で戻ってくるから少しだけ待ってて」 そう言い残すとドアを開けて出ていく。 れいなもその言葉に何も言わずに出ていった。 気まずい静寂の中、愛佳がスッと歩き出す。 「光井さん?」 不安げな香音の声。 その声に一度だけ振り向くと 「大丈夫や、心配いらん。ああ見えてちゃんと二人は信頼しあっとる。なんたって9年の付き合いやからな」 軽い口調で笑ってみせる。 「愛佳が見届けてくる」 そう言って愛佳も外へと出ていった。 フロアにはチリンチリンというドアベルの音だけが響いていた。 壁際まで後ずさって震えながら肩を抱く聖。 香音がその様子にためらいながらも声をかけようとした時 「ねぇフクちゃん!どういうことなの!?」 さゆみがすごい剣幕で詰め寄った。 「…ごめんなさい」 「ごめんなさいじゃないでしょ!いったいあなた何してたの!」 「…ごめんなさい…ごめんなさい」 「謝ってなんて言ってない!ちゃんと答えて!…やっぱり毒を盛ろうとしたのは本当なのね」 核心をつくさゆみの言葉に聖はビクッと大きく身体を震わせるとすがるような顔で言葉をつむぐ。 「…ちがいます…私…ちがうんです…」 聖のその姿に衣梨奈と香音の心はズキリと痛んだ。 264 :名無し募集中。。。:2012/02/18(土) 00 21 39.06 0 「この期に及んでまだとぼけるんだ…」 さゆみの言葉が少しずつ冷めていく。 「あっ…」 「あなた、サイテーね」 聖の心を破壊する言葉。 聖は辺りを見まわす。 ここには先程まで自分を信じてくれていた里沙はもういない。 自分を見るメンバーの目は疑いに満ちているようにしか感じられない。 聖にはもう耐えることはできなかった。 聖は覆いかぶさるように立つさゆみを突き飛ばすと、走って勝手口から飛び出して行った。 「聖ちゃん!」 香音もその後を追う。 ※ここからTRUE END(完結)ルートとBAD END(5周目)ルートに分岐させてみたいのですがいかがでしょうか。 [選択肢] この後の生田衣梨奈の行動は? [ 新垣さんが心配だ、ドアから外に出る。 聖が心配だ、勝手口から後を追う。 最初に選択していただいた方を正規ルートにしようかと。 こういうやり方アリなのかはわかりませんが よろしくお願いします。
https://w.atwiki.jp/mtm2022/pages/22.html
人間専用職業 学生(通常) 中学生以上の学生など、自分自身で生活を確立していないものを指す。GMの許可があれば小学生でもよい。 技能傾向:汎用 技能 肉体:[水泳]初級 機敏:[運動]中級 [運転]初級 感覚:[知覚]初級 幸運:[社会]中級 知力:[知識:1種]初級 精神:[礼儀]初級 自由取得:中級2種 初級1種 アイテム 携帯電話、かばん、自転車or自動二輪、住居:任意のもの1つ 経済力:低い 所持金:2d×1000円 学生(優等生) 学生の中でも、優等生と呼ばれている部類。 技能傾向:汎用 技能 肉体:なし 機敏:[運動]中級 感覚:[運動]中級 幸運:[知覚]初級 知力:[交渉]初級、[社会]初級 精神:[知識:1種]中級、[情報技術]初級 自由取得:中級2種、初級1種 アイテム 携帯電話、かばん、自転車、住居:任意のもの1つ 経済力:低い 所持金:2d×1000円 学生(不良) 学生の中でも、素行の悪い部類を表す。 技能傾向:戦闘、汎用 技能 肉体:[肉弾攻撃]中級、[剛力]初級 機敏:[運動]中級、[運転]初級、[操作]初級 感覚:[知覚]初級 幸運:[直感]初級、[交渉]初級 知力:なし 精神:[尋問]中級 自由取得:中級1種 アイテム 携帯電話、かばん、自転車or自動二輪1つ、住居:任意のもの1つ 経済力:低い 所持金:2d×1000円 講師 専門学校講師、准教授など、人に知識を提供して生計を立てている職業を全て含む。 知識と調査能力に優れ、学生とのネットワークも情報源として有力な時もある。 技能傾向:知識、調査 技能 肉体:なし 機敏:[操作]初級 感覚:[意思疎通]中級、[芸術:1種]初級 幸運:[社会]初級 知力:[知識:1種]中級、[応急手当]初級 精神:[礼儀]初級、[統率]中級 自由取得:中級1種、初級1種 アイテム 携帯電話、自動車、住居:通常 経済力:通常 所持金:1d×10000円 科学者 独自に研究を行っている科学者。マッドサイエンティストでも可。”悪魔憑き”やそれに関する専門知識を有し、知識は最も深い。 技能傾向:知識、調査 技能 肉体:なし 機敏:[操作]初級 感覚:[意思疎通]中級、[芸術:1種]初級 幸運:[交渉]初級 知力:[知識:パワー]上級、[情報技術]中級 精神:[尋問]初級 自由取得:中級1種、初級1種 アイテム 携帯電話、自動車、事務所 経済力:通常 所持金:1d×10000円 医療関係者 基本的には開業医、もしくは看護師。怪我や病気に関して高い知識を有する。 技能傾向:知識(医療)、調査 技能 肉体:なし 機敏:[操作]初級 感覚:[意思疎通]初級、[知覚]初級 幸運:[直感]初級、[社会]初級 知力:[知識:医療]中級、[応急手当]上級 精神:[礼儀]初級 自由取得:中級1種、初級1種 アイテム 携帯電話、自動車、住居:高級 経済力:高い 所持金:2d×10000円 探偵 職業柄、情報源を多数持ち、また調査が得意。尾行やピッキング、盗聴などの非合法な技能にも優れる。 技能傾向:非合法 技能 肉体:[肉弾攻撃]中級 機敏:[隠密]初級、[操作]中級 感覚:[意思疎通]初級、[知覚]初級 幸運:[直感]初級、[社会]初級 知力:[情報技術]初級 精神:[尋問]初級 自由取得:中級1種、初級1種 アイテム 携帯電話、ピッキングツール、かばん、原付or自動車から1つ、事務所 経済力:通常 所持金:1d×10000円 バウンサー 戦闘系技能に特化した、用心棒やボディガードと呼ばれる類の職業。横の繋がりもあり、わずかながら情報源も持っている。 技能傾向:戦闘、情報 技能 肉体:[肉弾攻撃]中級、[剛力]初級 機敏:[運動]初級、[隠密]初級、[運転]初級 感覚:[意思疎通]初級、[知覚]初級 幸運:[直感]初級、[社会]初級 知力:なし 精神:[統率]初級 自由取得:中級1種、初級1種 アイテム 携帯電話、自動車、住居、通常 経済力:通常 所持金:1d×10000円 家政婦(夫) 家政婦。パートタイムで働いていることも。近所のゴシップなどに強く、ネットでは検索できないような身近な情報に精通。 技能傾向:家事全般、ゴシップ 技能 肉体:なし 機敏:[隠密]中級、[操作]初級 感覚:[知覚]初級 幸運:[社会]中級 知力:[知識:家事]中級、[情報技術]初級 精神:[礼儀]初級 自由取得:中級1種、初級2種 アイテム 携帯電話、かばん、自転車or原付から1つ、住居:通常 経済力:通常 所持金:1d×10000円 ドライバー タクシー、トラック、バイクを問わず、車両操作に長け、地域の道路、施設などに詳しい。 また、客や同業者などから得られる情報により、幅拾う情報源を持つ。 技能傾向:車両操作、地域知識 技能 肉体:なし 機敏:[隠密]初級、[運転]上級、[操作]中級 感覚:[知覚]初級 幸運:[交渉]初級、[社会]中級 知力:なし 精神:[礼儀]初級 自由取得:中級1種、初級1種 アイテム 携帯電話、自動二輪、自動車、住居:通常 経済力:通常 所持金:1d×10000円 芸能人 若手、あるいは売り出し中の芸能人、アイドル、俳優や歌手、芸人などを含む。業界から通じてゴシップに強い。 技能傾向:芸術系、ゴシップ 技能 肉体:なし 機敏:[隠密]初級 感覚:[芸術:1種]中級、[知覚]初級 幸運:[交渉]初級、[社会]中級 知力:[情報技術]初級 精神:[礼儀]初級、[魅了]中級 自由取得:中級1種、初級1種 アイテム 携帯電話、自動二輪or自動車から1つ 経済力:高い 所持金:2d×10000円 起業家 事業を起こして成功した社長など。裕福な環境と所持金、豊富な経験を有する。 技能傾向:情報 技能 肉体:[水泳]初級 機敏:なし 感覚:[意思疎通]初級、[芸術:1種]初級 幸運:[賭博]初級、[交渉]中級、[社会]中級 知力:[知識:1種]初級、[情報技術]初級 精神:[礼儀]初級、[統率]初級 自由取得:中級1種 アイテム 携帯電話、自動車(運転手つき)、事務所、住居:高級 経済力:高い 所持金:2d×10000円 司法関係者 検察や弁護人など。職業柄、知識や調査に優れる。 技能傾向:情報、調査 技能 肉体:なし 機敏:なし 感覚:[意思疎通]初級 幸運:[直感]初級、[交渉]中級、[社会]中級 知力:[知識:法律]上級、[情報技術]初級 精神:[礼儀]初級、[尋問]初級 自由取得:中級1種 アイテム 携帯電話、自動車、事務所、住居:高級 経済力:高い 所持金:2d×10000円 ディレッタント 趣味人。技能の数は他の職業にやや劣るが、自由に選択する事ができる。プレイヤーはどのような職業かをGMと相談して決めること。 技能傾向: 技能 肉体:なし 機敏:なし 感覚:なし 幸運:なし 知力:なし 精神:なし 自由取得:初級8種、中級2種 アイテム 携帯電話、住居:通常 経済力:通常 所持金:1d×10000円 DUSTコマンド 対”悪魔憑き”組織「DUST」の隊長クラス。統率能力に優れ、汎用性の高い技能を有している。 [組織:DUST]のキャラクターのみ選択可能。 技能傾向:戦闘、統率 技能 肉体:なし 機敏:なし 感覚:[射撃攻撃]中級、[意思疎通]初級、[知覚]初級 幸運:[直感]初級、[交渉]初級、[社会]中級 知力:[知識:パワー]中級 精神:[統率]中級 自由取得:中級1種 アイテム 携帯電話、自動二輪or自動車から1つ、住居:高級 経済力:高い 所持金:2d×10000円 DUSTアサルト 対”悪魔憑き”組織「DUST」の攻撃隊員。戦闘能力に優れている。 [組織:DUST]のキャラクターのみ選択可能。 技能傾向:戦闘 技能 肉体:[肉弾攻撃]中級、[剛力]中級、[水泳]初級、[登攀]初級 機敏:[運動]中級 感覚:[知覚]初級 幸運:[直感]中級 知力:[知識:パワー]初級 精神:なし 自由取得:中級1種 アイテム 携帯電話、自動二輪or自動車から1つ、住居:高級 経済力:高い 所持金:2d×10000円 DUSTスカウト 対”悪魔憑き”組織「DUST」の補佐隊員。戦闘能力は若干劣るが、調査能力に優れている。 [組織:DUST]のキャラクターのみ選択可能。 技能傾向:調査、情報 技能 肉体:なし 機敏:[隠密]中級、[運転]初級、[操作]中級 感覚:[射撃攻撃]中級、[知覚]初級 幸運:[直感]初級、[交渉]初級、[社会]初級 知力:[情報技術]初級 精神:なし 自由取得:中級1種 アイテム 携帯電話、自動二輪or自動車から1つ、住居:高級 経済力:高い 所持金:2d×10000円 DUSTイサー 対”悪魔憑き”組織「DUST」の特殊隊員。特殊な戦闘能力に長け、知識に優れるが、運動系の技能が苦手。 [組織:DUST]のキャラクターのみ選択可能。 技能傾向:調査 技能 肉体:なし 機敏:なし 感覚:[意思疎通]初級、[知覚]初級 幸運:[直感]中級、[社会]初級 知力:[特殊攻撃]中級、[知識:パワー]中級、[応急手当]初級 精神:[礼儀]初級、[魅了]初級 自由取得:中級1種 アイテム 携帯電話、自動二輪or自動車から1つ、住居:高級 経済力:高い 所持金:2d×10000円 動物専用職業 基礎職業 野良 人間社会が作り出した環境に、ある程度適応した動物であることを表す。 技能傾向:戦闘、知覚 技能 肉体:[水泳]初級、[登攀]初級 機敏:[運動]中級、[隠密]中級 感覚:[知覚]中級 幸運:[直感]中級 知力:[応急手当]初級 精神:[統率]初級、[魅了]中級 自由取得:中級2種 ペット 愛玩用動物であることを表す。 技能傾向:潜入、魅了 技能 肉体:[水泳]初級、[登攀]中級 機敏:[運動]初級、[隠密]初級 感覚:[意思疎通]初級、[知覚]初級 幸運:[直感]中級、[社会]初級 知力:なし 精神:[統率]初級、[魅了]上級 自由取得:中級2種 特殊動物 実験動物や、訓練を施された動物であることを表す。 技能傾向:戦闘、運動 技能 肉体:[水泳]中級 機敏:[運動]中級、[隠密]中級 感覚:[知覚]中級 幸運:[直感]中級、[社会]中級 知力:なし 精神:[統率]初級 自由取得:中級2種 種別職業 大型の犬 レトリバーやピレネーなどの大型犬。 特性:タフネス(【エナジー】+5)、爪と牙(肉弾ダメージ+3) 中型の犬 柴犬やドーベルマンなどの中型犬。 特性:爪と牙(肉弾ダメージ+3)、すばやい(【行動値】+2) 小型の犬 マルチーズやチワワなどの小型犬。 特性:すばやい(【行動値】+2)、小柄(回避判定+2/【エナジー】-5) 中型の猫 アメリカンショートヘアーやシャムなどの中型の猫 特性:すばやい(【行動値】+2)、暗視 小型の猫 コーニッシュレックスやンガプーラなどの小型の猫 特性:小柄(回避判定+2/【エナジー】-5)、暗視 中型のげっ歯類 ビーバーやヤマアラシなどの中型のげっ歯類 特性:爪と牙(肉弾ダメージ+3)、小柄(回避判定+2/【エナジー】-5) 小型のげっ歯類 ネズミやリスなどの小型のげっ歯類 特性:小柄2(回避判定+4/【エナジー】-10)
https://w.atwiki.jp/multiple/pages/369.html
【名前】土御門元春 【出典】とある魔術の禁書目録 【種族】人間 【性別】男 【口調】一人称: 二人称・三人称: 【性格】 【備考】 以下、マルチジャンルバトルロワイアルにおけるネタバレを含む 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 土御門元春の本ロワにおける動向 初登場話 0006 嘘と嘘の狭間で 死亡話 0153 それは誰にも聞こえぬ歌――勇侠青春謳(後編) 登場話数 6話 スタンス マーダー 現在状況 死亡 キャラとの関係(最新話時点) キャラ名 関係 呼び方 解説 初遭遇話 上条当麻 友好 カミやん 死体を発見する 0006 [[]] ウソップ 敵対 しゃげキング 銃弾を受けるが超能力で生き残る 0006 嘘と嘘の狭間で サカキ 敵対 オジさま 銃弾を受けるが超能力で生き残る 0006 嘘と嘘の狭間で ゼロ 友好⇒敵対 殺害される 0006 嘘と嘘の狭間で 水銀燈 友好 0006 嘘と嘘の狭間で