約 3,924,517 件
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/1010.html
511 :飼いならす、飼いならされる ◆wzYAo8XQT. [sage] :2008/12/10(水) 23 27 29 ID Y37HkJWJ 俺は、俺に触れようと伸ばされた彼女の手を定規で打った。 「いたっ」 「ダメだって言ってるだろ」 「ごめんなさい……」 彼女はしゅんとして俯いている。首輪につけられた鎖がチャリ、と鳴った。 俺と彼女は二人、こたつに入って勉強会をしている。ありふれた、幸せな光景。ただ一つ異質なのは、彼女の首には首輪がつけられ、その首輪から伸びた鎖で柱につながれている、ということだ。 彼女は「普通」ではない。どう普通ではないかと言うとあまりに長くなるので省くが、酷く大雑把に表現すると、彼女は愛情表現が過剰すぎるのだ。そう、一般から見たら「異常」とすら思われるほどに。 だから俺は彼女から俺に向けられるスキンシップを規制した。その結果がこの首輪だ。 彼女がどんなに身を乗り出しても、せいぜい俺の手に触れることぐらいしか出来ない。しかし俺はそれすらも彼女に許可しない。彼女と俺の触れ合いはすべて俺の手の中にあるのだ。 彼女がどんなに望もうとも、俺の許可なしではそれは与えられない。支配者の喜び。自分の中に、黒い愉悦が生まれるのを感じる。 彼女はまるで犬のようだ。鎖でつながれ、ご主人様の許可を待つだけの、犬。 こんな可愛い彼女を犬にできるなんて、俺はなんて果報者なのだろうか。 「わ、私のこと、嫌いになっちゃった? ご、ごめんなさい! 嫌わないで! 嫌いにならないで!」 俺がちょっと難しい問題に突き当たり、頭を悩ましていると、彼女は突然ヒステリックに取り乱した。 ああそうか、俺が叱ってすぐに無言で難しい顔をしだしたから不安になったのか。まったく、犬でももう少し忍耐がある気がするけどな。 俺は溜息を漏らしながら彼女の潤んだ目を覗き込む。 「犬の癖に待ても出来ないのか? そんな駄犬に御褒美はやれないな」 そうして、俺はまた問題文に目を落とす。彼女の息を呑む音が聞こえる。カタカタと小さく震える音も。深い悦楽で、俺の口が歪に歪みそうになる。ああ、お前は最高の彼女――いや、犬だ。 数時間して、勉強に一区切りつけると、俺は彼女の鎖と解いて彼女の家を出た。「待て」と命じつけた後に。 512 :飼いならす、飼いならされる ◆wzYAo8XQT. [sage] :2008/12/10(水) 23 28 14 ID Y37HkJWJ 「先輩……博昭先輩!」 下校中、後ろから呼び止められた。 後ろには、いつの間にかかつての部活の後輩がいた。俺は三年。紅葉の散ったこの季節にはもう部活はとっくに引退していた。 「お久しぶりですね!」 俺を見つけて走ってきたのか、頬は若干上気しているし、息は荒い。お久しぶりというが、少なくとも先週にも会っていたはずだ。 その旨を告げると、「えへへ、うっかりしてました」と彼女ははにかんだ。 彼女は何かにつけ俺に接近してくる。なんらかの好意的な感情を俺に対して持っていることは明らかだ。 だが、俺には飼い犬がいる故にその思いに答えることは出来ない。――とてつもなく嫉妬深く、病的で、俺に近付くものは泥棒でも警察でも構わず吠え散らすような躾けの出来ていない犬が。 当然後輩も俺に彼女がいることは知っている。何せ、彼女は引退前は毎日のように部室まで俺を迎えに来ていたのだから。知らないはずも無い。 それをわきまえているのか、後輩は直接的なアプローチはしてこない。ただ俺と一緒にいられるという立場に甘んじているのか、それとも俺に対する好意というのは単に親愛や尊敬の情だというだけなのか。 珍しく、学校が終わると真っ先に俺に寄ってくる彼女がいないので、俺は後輩と二人で下校した。家の前で別れると、参考書の類を揃え、彼女の家に向かう。 彼女の家には彼女しかいない。だから俺は呼び鈴すら鳴らさず、鍵のかかってない玄関を抜け、彼女の部屋の戸を開けた。 赤かった。 夕焼けや俺の目の錯覚などではなく、部屋中を染めつくす血によって。 「あ、ひろくんきたー。ねえねえ、ひろくんにまとわりつくきったない野良猫駆除したよー。私とってもいい子でしょー? 褒めて褒めてー」 彼女はニコニコしながら俺ににじり寄ってくる。その手に握られているものは何だ。やめろ、そんなもの俺は見たくない。 彼女が手に持っていたもの。それは殴打によって晴れ上がっていて分かりにくくなってはいるものの、紛れもなく後輩の生首だった。彼女は、それの髪の毛を掴んでぶら下げていた。 場違いにも、犬が自らの捕らえた獲物を主人にアピールする様が思い出された。 ああ、俺はどうやら根本的に間違えていたようだ。 彼女をうまく飼いならせている。そう思いあがっていた。まさしく、それは完全に思い上がり以外の何者でもなかった。飼いならせない。飼いならすだなんてとんでもない。こんなモノ、俺ごときが飼いならせるはずがない。 ――ああ、そうか。そうだったのか。 俺は彼女を飼いならしているつもりだったが、その実は―― 「いい子、いい子」 俺は血にまみれた彼女を抱きとめ、そっと頭を撫でた。
https://w.atwiki.jp/senka/pages/28.html
唐突に(ry 作者:1スレ450氏 女は"喰い物"だ。 俺にとっては、女とはどこにあってもそういうものだった。いわんや、 戦場においては、だ。 戦争が始まってから、俺は一人で"そういう事"をしている。 死に掛けた事は一度や二度じゃないが、それでもやめられない。 ……狂っているのかもしれないな、俺は。 「……ふむ」 銃声が鳴り響き、砲撃音が轟き、時折断末魔すら聞こえる、 そんな戦場の中を、懸命に逃げ惑う女達の姿を双眼鏡で確認する。 未だに戦いは男のするものだ、という風習の残るこの国では、 女達はただ男達の戦いから逃げる事しかできない。許されていない。 そういう所だからこそ――俺のような奴にとっての"隙"がある。 俺自身も、命の危険に身を晒しながら、俺は探した。 動物は、身を守る為に群れる。それは人も変わらない。 だが、動物は、身を守る為ならば、その群れから脱落した仲間を 見捨てる事も厭わない。それは――人も、変わらない。 そうして見捨てられた、哀れな子羊を探し、視線を巡らせる。 「……狙い所は……"アレ"だな」 俺が標的と定めたのは、一人の少女だった。 栗色の髪を二つにまとめた、童顔の少女。だが、身体付きは思わず むしゃぶりつきたくなる程に出る所が出ている。そのアンバランスさが、 こんな所だからこそ……そそる。 少女は、"群れ"からはぐれたのだろう。既に放棄されたこの近辺では、 そうそう戦闘に巻き込まれて命の危険に晒される事は無いかもしれないが…… 違う危険に、こうして晒される事は十分ありえるわけだ。 途方に暮れた様子で、呆然と、ゆらり、ゆらりと身体を揺らしながら、 少女は歩いていた。 「……?」 その姿に、どこか違和感を覚えながら、俺は観察を続けた。 少女の進む少し先に、半壊した家屋がある。そこがポイントだ。 腰に巻いたベルトに挿している、過剰な装飾がなされたナイフの 存在を、手で触って確認する。 実戦には不向きだが、脅しには最適な俺の相棒だ。 俺は気配を殺し、徐々に少女の背後に近づいていく。 少女は、相変わらずゆらりゆらりと身体を揺らしながら、ゆっくりと 歩いているだけで、背後から迫る俺には気づきもしない。 「………………」 手が届く程近くになって、少女はようやくゆっくりと振り向いた。 そこはもう、ポイントのすぐ側。 俺は少女の身体を抱きかかえるようにして、廃屋の中へと引き込んだ。 「………………?」 再び覚える違和感。手で口を押さえているとは言え、悲鳴を上げる そぶりすらない。それどころか、一切抵抗する気配が無いとは…… 一体どういうことだ、この女? 「………………」 俺は少女の身体を、廃屋の壁に押し付けながら、顔を覗き込んだ。 「………………!」 少女は、笑っていた。 「あはは……えへへ……」 「コイツ……壊れてやがる……」 ……よくある事だ。戦争という重圧に、そして仲間を失った孤独に 耐えられず、発狂という逃げ道を辿る。今まで犯してきた女の中にも、 終いには狂ってしまった奴はいた。 だが、この少女はそういう奴とはまた違う、厄介な壊れ方をしていた。 「やっと……やっと逢えたねっ!」 少女は、思いのほか強い力で俺の拘束を振りほどき……俺に抱きついてきた。 「なっ!?」 犯そうとした女に頬ずりをされ、俺は……何というか、まあ驚いた。 「待ってたんだから……待ってたんだからね!」 「何を……言ってんだ、お前は」 452 :唐突に(ry[sage]:2007/09/17(月) 16 13 54 ID OftEdge2 動揺した俺の口からは、滑らかに言葉が出てこない。 俺が動揺するなんて、一体いつ以来だ? 「もう離さないから……ずっと一緒だよ……」 女は、言葉通り俺の身体をギュッと抱きしめ、離そうとしない。 「それに……この日の為に、私……ずっと……」 それどころか―― 「ちょ……お前、ど、どこ触って……」 ――俺のモノを、ズボンの上からさすり始めやがった。 「……私の初めて……貴方にあげようと思って、取っておいたんだから」 ――――――――――――――――――――――――! 上気した頬。 少しだけ荒い吐息。 上ずった声。 潤んだ、瞳。 上目遣いで俺を見つめる、瞳。 少し黄色がかった金色の、瞳。 淫らに落ちていない無邪気な、瞳。 少女の瞳の中に写る、俺の、瞳。 ――――――――――――なん――――――だ――――これ――――? 俺は、少女から……少女の瞳から、目を離す事ができなかった。 できなくなった。 俺のモノは、少女の手の動きによってだけでなく、勃ち上がる。 「………………はぁ……く……」 今までとは、違う。 悲鳴で、抗う姿で勃っていた、今までとは。 「……おっきくなってきたね」 俺を捕らえて離さないその瞳が、下を見た。 俺のモノを見据え、呟く。 「お前……名前は?」 何故か。何故か俺はそう訊いていた。 本来なら、こんな狂った女なんかさっさと振り払って、ここに置いて 逃げているはずの俺が、そんな事を訊いていた。 振りほどき、ここから逃げる事は容易い。容易いはずなのに……何故か 俺は、そうしなかった――できなかった。 「やだぁ、忘れちゃいやだよぉ……ティカだよぉ」 ティカ。 「ティカ……お前、コレどうすればいいのか、知ってるのか?」 「私知らない。だから……教えて、デュナン」 ……そうか。コイツには……ティカには、俺はそのデュナンという 男に見えているのか。 だとすれば……本当に、どうしようもないくらい、狂っている。 だというのに。 「ザイルだ」 「え?」 「……俺はデュナンじゃない。今は、ザイル、だ」 「デュナンは、ザイルなの?」 「ああ、そうだ。だから……ザイルと呼んでくれ」 だというのに、どうして俺は、俺の事を俺の名前で呼んでほしい などと、思ってしまったのだろうか。 「ザイル……わかった、ザイル」 ティカは笑った。俺の言葉を……デュナンの、ザイルの、その言葉を 疑う事もなく。 その笑顔に、俺は――――――そうさ、俺だって――狂っている。 「……じゃあ、まず、これを下ろして、俺のを出してくれ」 俺は自分が履いたズボンのジッパーを指差した。 言われるがままに頷き、さっきまで俺のをさすっていたティカの 柔らかい指が、ジッパーをつまみ、下ろす。 下着の中に指をもぐりこませ、俺のモノを直接つまみ、外へと導く。 まろびでたそれを見て、ティカは目を丸くした。 「……おっきいね?」 「ああ、大きいぞ、俺のは」 何を言ってるんだか。内心で苦笑しながらも、俺は次の指示を与える。 「これを、もっと大きくするんだ」 「もっと?」 小首をかしげる仕種。それだけで、少し俺のモノは大きくなった。 「あ、大きくなったよ!」 「ああ……もっと、もっとだ」 「どうやるの?」 「手で、優しく触ってくれ。さっきやってたのより、もっと優しくな」 「わかった」 ゆっくりと、柔らかい手が俺のモノを包み込む。 「そのまま……上下に動かすんだ」 言われるがまま、ティカは手を上下に動かす。 俺のモノは、その柔らかい刺激に固さを増していく。 「どんどん固く……大きく……なってる」 「ああ……ティカが、俺の事を気持ちよくしてくれるからだぞ」 「えへへ……」 照れたように笑うティカの胸に、俺は手を伸ばした。 「きゃっ!」 胸に触られ、少しだけ身を固くするティカの身体を抱き寄せ、 耳元に囁く。 「ティカも……気持ちよくなりたいよな?」 ティカの顔が真っ赤に染まる。その言葉が何を意味するのかを、想って。 「じゃあ、裸になって……」 「うん……」 俺は、思い出していた。 女を"喰い物"だと思うようになる前の、自分を。 一緒に高みに至る事に、幸福感を得ていた自分を。 「……いつから、だったかな」 「ん……どうした、の?」 呟きに、服を脱ぎながらティカが聞き返してくる。 「……いや、なんでもない」 「んしょ……そう?」 やがて、ティカの肌が、俺の前に露わになった。 白磁の如き。 まだ誰も足を踏み入れた事の無い、新雪のような。 春の日差しに照らされ輝く、白雲にも似た。 白く、柔らかな、肌。 桜色の突起と、髪と同じ栗色の茂りが、その白の中に際立っていた。 「……そんなに、見ないでほしいよぉ」 その白い肌が、徐々に朱に染まっていく。 「……真っ赤だな、ティカ」 「ザイルが見るから……恥ずかしい」 「もっと、恥ずかしくしてやる……」 「あっ」 白の中に際立ち、朱の中に埋もれかかった桜色を、俺の指が啄ばむ。 「もう、固くなってる」 「……言わないでぇ」 勃起した、その桜色の乳首を指の先で転がしながら、俺はティカの 腰に手を沿え、寝台へと横たわらせた。 「全部、見てもいいか?」 「………………」 こくり。顔を背けながら、それでもティカは小さく頷いた。 「じゃあ……見るぞ」 「……わざわざ言わないでよぉ……」 「もっと恥ずかしくしてやるって言ったろ?」 「もぅ……」 俺は軽く閉じようとしている膝を押さえ、一番大事な部分へと手を伸ばす。 「あ……っ」 そこに触れた瞬間、ティカの身体は震えた。少しだけ。 「………………」 そこは……指で掻き割り覗き込んだそこは、純潔の証を既に持っていなかった。 「あっ……私……全部、見られてるんだね……ん……」 「ああ、全部見てるぞ。お前の……初めても、見える」 ……こんな時代だ。女がそういう風に扱われる事は、珍しいわけじゃない。 実際、俺だってそうして生きてきた。それを、快楽を求めて、生きてきた……。 ティカは……この女は、穢された事で壊れてしまったのだろう。今もまだ、愛しい人に 自分の純潔を捧げられるのだと想っているのだろう。微笑みを浮かべ、その喜びに 浸っている姿が、次第にぼやけていく。 「……ザイル、なんで……泣いてる、の?」 「泣いてなんか……ないさ」 そうだ。泣いてなんか、ない。どうして俺が涙を流す必要がある? 狂った者同士、これから繋がるだけだ。快楽を求め合い、与え合うだけだ。 ただ、ただそれだけなのに……。 「お前と……もっと早く逢えてたら、な」 「……? どうしたの? なんだか……変だよ、ザイル」 「いや、もっと早く逢えてたら、もっと早く……お前の初めて、貰えたのにな」 滲む視界にぼやける顔が、小首を傾げる。 俺は瞳に堪った水を拭った。 俺が今までしてきた事が、涙に消えて流れるわけじゃない。俺が泣いたって、 この交わりが――これからの睦事が本物になるわけじゃない。 だから、俺は……泣いてなんかいない。 「……もう、濡れてるな」 ティカのそこは、俺との"初めて"を想い、しとどに濡れていた。 「……言わないでってばぁ……」 「恥ずかしがってる顔も、可愛いからな……もっと言うぞ」 「ザイルのイジワル……」 俺はティカを寝かせたまま、片手で乳房を揉み、もう片方の手を下で蠢かせた。 「あっ、やぁ……んっ……」 しばらく入り口を擦り上げた後、秘裂に指を挿入する。 「ゆ……び……入って……」 「ああ……指に噛み付いてきてるみたいだぞ、お前の中」 「いやぁ……何か、ビクビク……んぁっ、しちゃ……うぅ」 快感に震える身体を抱きとめ、俺は態勢を変えた。 「……ん……あ、いやっ……あんまり、見ないでってばぁ」 小さくて、綺麗なピンク色をした割れ目。 ティカは、どうやって純潔を奪われたんだろうか。 こんなに綺麗で、指一本でも締め付けてくるくらい狭い。男を受け入れたのも、 一度か二度か、そのくらいだろう。その一度か二度で……コイツは、壊れたんだ。 もう、忘れさせてやる事はできない。忘れてしまっているんだから。 だから……本物じゃなく、偽りで、だからこそ真実(ほんとう)の初めてを……。 真実の喜びを……こいつに、ティカに与えてやろう。それを、覚えさせてやろう。 それが、俺にできる事だ。俺だから……できる事だ。きっと。 「……入れるぞ」 「んぁっ」 鈴口をティカの割れ目にそっと当てると、またその小さな身体が震えた。 「優しく……して、ね」 快感に、そして不安に震える身体を、そっと抱きしめる。 「ああ……優しく、するさ」 そして、ゆっくり……ゆっくりと腰を進める。 「あ……ああぅ……入ってくる、よぉ……」 「う……くっ……」 入れただけで出してしまいそうな、そんな快感が俺を襲う。遮二無二腰を 振りたくりたくなる衝動を何とか抑え、ゆっくり……ティカの中へと俺自身を収めていく。 「んぁ……っ、中、入って……奥に、来るぅっ!」 もう不安は消えたのだろう。痛みも……無いのだろう。 ティカは表情を蕩けさせ、俺のモノを感じていた。そして―― 「んくっ!」 一番奥に届いた瞬間―― 「いっ……ひぁっ、き、た……あっぁあああああああ!!!!」 ――ティカは、イッた。 ビクンビクンと、ティカの小さな身体が俺の手の中で痙攣する。 「ひっ、くっ、んっ……あふっ、ふっぁ……あひぃっ」 口元からは涎を垂らし、痙攣に合わせて喘ぎとも呻きとも付かない呼気が、 肺の奥から絞り出されているようだった。 「……イッたのか?」 「あふぅ……はひめて、なのにぃ……んぁっ……はひめて、な、のに、ひぃ…… ひれた、だけで……イッちゃった、よぉ……あっ、ひっ……」 「痛く、無かったか?」 「はぁ……はぁ……はぁ……ふぁっ……う、ううん……すごひのが、きて…… すろいのが……すごい、きもひ……よく、てっ……ぜんぜん……」 「そいつは良かった」 凄まじい絶頂の余韻を現すかの如く、いつまでも痙攣しながら、もつれる舌を 何とか操り、言葉を紡ぐティカ。 その度に……俺のモノは、ティカの一番奥で、キュウキュウと締め付けられる。 「……もっと、動いても、いいか?」 女を優しく抱くという行為にあまりなれていない俺の、なけなしの自制心は最早 消費し尽くされつつあった。 ただでさえ限界に近かった俺自身は、ティカの絶頂による締め付けによって 暴発寸前の状態にまで追い込まれている。 「まっへ……イッたばかり、だから……んっ……ちょっと、まってぇ……」 「……俺、もう……我慢、できそうに、ないんだ…… 「がまんれきないの? ……らったら、いいよ」 「いい、のか?」 「うん……うごひて……いいよ。ザイルとだったら……おかひくなっても、いい、から」 自制心が。 理性が。 優しくしてやりたいという想いが。 消えうせる。 「いくぞ」 「いっ……はっ」 俺は、俺自身を一旦引き抜き――――――勢いそのままに、突き刺した。 「ひぃぃぃぃいいいいいい!!??」 ティカの身体が、弓なりに反り返る。 「あああっ、きてるぅ……またきて……イクゥうぅぅううぅぅう!!」 既に一度イッて敏感になっていた身体は、あっという間に次の絶頂を迎える。 それでも俺は止まらない。もう、止めようが無い。 今まで色んな女を犯してきた時とは、同じようで違う。 理性を失い、本能のままに女を抱いているのは同じだ。 優しくすると、そう誓ったにも関らず、本能に身を任せてしまった。 456 :唐突に(ry[sage]:2007/09/17(月) 16 16 06 ID OftEdge2 だが、違う。あの頃の俺が抱いていた感情と、今抱いている感情とは、違う。 これは……これは……何だ? 「あっ、あっ、ああっ、んっ、ふぁっ、ひっ、いぁっ……!」 ティカの身体は、俺の腕の中から飛び出さんばかりに跳ね回る。 「……くっ、ぐ……」 だが、俺はその身体をしっかりと抱きしめる。 離したくない……離れたくない! 「むねぇ……こっちもぉ!」 求められるがまま、片腕で身体を抱きしめ直し、開いた手を胸へと伸ばす。 顔に似合わず豊満な胸が、俺の手で自在に形を変えていく。 「いひぃぁあああ! まら……まらいっひゃうぅうう!!」 「俺も……俺も、もう……!」 限界だった。限界の向こうにある限界が、俺自身に迫っていた。 「なかぁ! なかひぃ、だひてぇえええ!」 頭の中が真っ白になる。 何も考えられず、ただ胸を揉む手だけが、秘所を突き上げる腰だけが動く。 一番奥にたたきつけた瞬間、ティカに、そして少し遅れて俺にも、それは同時に訪れた。 「あっっっっぁ、きた……く、る……いっ、く……い……くぅ……うぅっ、んっ、 ………………あ゙あ゙あ゙ああああああああぁぁああぁっ!!!!!!!」 ――絶頂。 ティカがイクと同時に、膣内で生じる締めあげる、搾り取る動き。 「出……るっ!」 それに逆らう事なく、俺は全てを解放した。 「あっ……で……て……あっ、あっ……あは……あつ……い……」 「くっ……くぅ……んっ……」 射精は、長く続いた。注ぎ込む度にティカの身体が震え、その秘所が締まる。 そして秘所が締まる刺激に、俺自身は更なる白濁を吐き出す。 果てる事なく続く、連鎖反応。 「……っ………………ぁ………………あ……」 最後には、もう声を出す事もできなくなり、ただただティカは身体を痙攣させるばかり。 俺の方も、似たようなものだったが。 「くはぁっ!」 果てが無いかのように思われたその連鎖反応も、俺が最後の一滴まで出し切った事で、 漸く終わりを迎えた。 そのままティカの身体に倒れ込んだ俺は、彼女の背中に手を回し、抱きしめた。 全身で、ティカの身体が痙攣しているのを……絶頂の余韻に震えているのを感じ、 俺は何故だか無性に嬉しくなり、抱きしめる力を強めた。 「………………ざい、るぅ……いたいよぉ……」 甘えたように俺の耳元で響くティカの声。 俺の背中に回される、ティカの腕。 「……気持ち、良かったか?」 俺も、耳元に口を寄せ、囁くように訊いた。 「………………」 顔を真っ赤にして頷くティカ。 「……俺もだ」 ますます顔を赤くするティカにたまらなくなって、俺は彼女を抱きしめたまま 身体を起こす。お互いに顔を見合わせるような格好で、俺は彼女の口唇を塞いだ。 「んっ」 ティカは、黙ってその口付けを受け入れてくれた。 ただのキスが……ただ口唇をあわせるだけのそれが、無性に、気持ち良かった。 ……そうか。そうなんだな。だから、違ったんだ。今までとは。 「ティカ……」 「なぁに?」 口唇を離し、ティカの顔を覗き込みながら……俺は、漸く気付いた自分の気持ちを―― 「俺は……お前の事が」 告げ―― 「好 「うわー、ミンチよりひでえや」 「……そういうノリは控えろと以前から言ってるだろう?」 「はーい」 現場に落ちていた死体は、男と女のものらしかった。 原型はかろうじて人とわかる程度にしか留めておらず、らしいとしか判断ができない。 「他に巻き込まれたらしき人間は?」 「この辺りはもう破棄されてる区域ですからね。この二人も何でこんな所にいたんだか」 「……愛し合ってたんじゃないか?」 死体は、お互いの身体をしっかりと抱きしめ合っていた。 「くんずほぐれつですか?」 「阿呆。二人でこの国から逃げようとしてたんじゃないか、って事だ。 ここは国境にも近いからな。個人が亡命したければ、この辺りに来るだろう」 「それはさておき、主任と俺もくんずほぐれつしましょーよー」 「……死者を冒涜するな。ましてや、私達の実験に巻き込まれた犠牲者だぞ?」 「……すんません」 気のいい奴だが、こういう時に軽すぎるのは困りモノだな……。 しかし……。 「……離さまいと、離れまいとした二人の男と女、か」 固く抱きしめあった二人の遺体を見ながら、私は思った。 こんな戦争が無ければ、あるいはこの二人も幸せに暮らしていたのだろうか、と。 ……愚問、か。 一体何があったのかは知る由も無いが、せめて私の心にはその存在を刻み、そして 冥福くらいは祈らせてもらうとしよう。偽善と言われようが、な。 「他に巻き込まれた人間がいないなら、撤収だ。新兵器の実験成果は上々と、 上へ報告しておけ。遅れると五月蝿いから、さっさとしろよ」 「あいあいさー」 車に乗り込みながら、私は思った。 何故、私達は戦っているのだろうか、と。 答えの出ない疑問……いや、誰も答えを出そうとしない疑問……いや違う。 誰も、答えを出したがらない疑問、だな。 「………………」 最後に、一度だけあの二人の姿を振り返る。 黒く焼け爛れた廃屋の中に転がる、二人で一つの人間……人間だった物の姿を。 「……ふんっ」 ささくれだつ心を静めるのには、久方ぶりのアルコールが必要になりそうだった。 ――終――
https://w.atwiki.jp/terrachaosgaiden/pages/285.html
「…どうしたもんかね、この状況」 髪をわしゃわしゃと掻きながら、縞合羽に三度笠という古風な格好をした青年…シレンは一人ごちた。 確か不思議のダンジョン攻略中だった筈なのだが、謎の連中に捕らえられ… 気がつけば、殺しあいに強制参加。 あらゆる状況を想定し、それを最終的には切り抜けてきた歴戦の風来人をもってしてもこれは想定外だ。 支給品を入れるデイバックは、普段シレンが使用しているものよりも高性能で、 持ち物が無制限に入る…彼の知る保存の壺をさらに進化させたような代物ではあった。 このカバン持ち帰れば、どのダンジョンもグッと楽になるんじゃないか? そんなことをついつい癖で考えてしまうシレンであったが、すぐにまた髪を乱す。 (そりゃ、俺も普段からモンスターや人間…店主や盗賊番を切り捨てて強盗してるよ。 街中の人にみどりトドの肉を投げつけて、その場でトド狩りをしたこともある。 レベル上げのためにペケジやケチを生け贄に捧げたことさえあった… でも、この場所は違う…加護の力が感じられない。いつものダンジョンとは違う… 俺を含めて、あらゆる生物が死んだらそれまで、か…) まいったねと呟きつつ、シレンは辺りを見回す。 とてもダンジョンとは思えない、かといってのどかな街でもない。 全く知らない場所、見たことのない異国の風景だった。 (そういや意識無くしてる間に捕まったのって、砂漠の魔城以来だな。 ははっ、もしかしてここにも城があったり…) シレンがなんとなく振り向くと、そこにはなんと城が! (…ほんとに城があったよ。でも俺が子供の頃に作った城の方が立派だな、うん。 …待てよ、あの時は領主に悪魔や悪霊がとりついて、邪神の復活を企てていた。 あの男も、この国の首相として考えて云々言ってたが、要はこの国の支配者、領主…) 最初に目を覚ました部屋にいた、総理大臣なる男の下卑た笑みを思い出し、シレンは身震いする。 あの醜悪な顔、狂った言動…シレンの中で、疑念が確信に変わった。 (あ、あの男も邪神を復活させようとする悪魔にとりつかれてるのか!? そうなるとこの殺し合いは、儀式!俺たちを邪神復活のための生け贄にする気か!) 冷や汗を流しながら、シレンは過去の旅を思い出す。 旅先、砂漠に封じられていた邪神や、南国で力を失っていた獣神などを屠ってきたりはしているが… 復活にここまで大規模な生け贄は必要としていない。 (ってことは、今度の邪神はどれだけ危ない敵だってんだ…) かつての邪神は、復活直後にシレンにより頭と両腕、心臓部を破壊され完全に滅び去った。 しかし、神にも階級はある。 自分に肩入れをしてくれている旅の神クロンでさえ、運命神リーバには基本逆らえないのだ。 つまり、邪神にも階級があってもなんら不思議ではない。 人間の殺し合い、そこで生まれる血と恐怖と絶望を糧にする邪神がいてもおかしくない。 (…落ち着け。風来人は冷静さを失ったらお終いだ。状況を整理するんだ… とにかく、邪神を復活させないためには、死人を出さないのが一番近道なのは間違いない。 優勝狙いの奴も、多分いるだろうが…そいつらは、説得なり武器を砕くなりして対処。 そして優勝狙い以外の参加者とは協力して、状況に応じて複数人行動… これで多分大丈夫だろう…だが万が一に備えるとなると…) 砂地にその辺に転がっていた枝で色々と書き綴りつつ、シレンは悩む。 これまで幾多のダンジョンを十数年にわたり潜り続け、そして踏破してきた…確かな実績。 シレンは長きに渡るその旅を、まず考えることで生き抜いてきた。 もちろん、最初の内はシレンも失敗続きだった。 店での草飲み鑑定、ドラゴン草で店主を焼いたミスも、合成の壺を遠投したミスも… 舐めてかかった洞窟マムルに一撃でぶちのめされたミスも、復活草を飲んでしまうミスもある。 だがシレンは、その失敗を生かしてきた。豊富な経験を生かし、まずは考えてきた。 如何にして生き延びるか?如何にして敵を安全に倒すか?如何にして苦境を乗り越えるか? 思考を巡らせ、限られた道具と地形で最善を尽くす…それがシレンの生き方だった。 (ま、結局運も絡んでくるんだけどな…運がよければ役立つアイテムもゴロゴロ出てくるし。 とりあえず首輪は装備外しの罠で外せるはずだ。罠師の腕輪があれば確実性は増す… 邪神復活を目論む連中に容赦は必要ないから、適当に根絶やしの巻き物なり爆薬壺を投げ込む… んで、接近戦になった場合に備えて剣や盾を鍛冶合成で鍛えておきたいとこだが…) 魔法のデイバックに手を突っ込み、シレンは基本支給品以外、自分に与えられたランダム支給品を探す。 だが… (腕輪も巻き物も剣も盾も無しか…なるほど、今日のアイテム運は相当に悪いらしい。 ま、最初から期待はしてないけどな。支給品だって主催者の手で制限されてて当たり前だ。 さて、気を取り直してこの支給品の有効活用法を考えるとしますか…) 支給品に目当てのものは入っていなかったが、さほど気にすることなくシレンは支給品を広げる。 簡単な説明書がそれぞれついているが、少なくとも武器になりそうなものはなさそうだ。 (んー…流石に欲を言えば棍棒でもいいから武器は欲しかったかな… …っと!最近、コハルに頼りすぎてたせいか、俺も少し弛んでんなぁ… 最悪、素手で戦い続ける覚悟も必要だなこりゃ) 己を戒めつつ、シレンは自分を慕い、旅の援護をしてくれていた狐の少女を思い出す。 彼女の献身ぷりは凄まじく、文字通りシレンの剣となり盾となり、共に戦った。 刀・コハルモエモエー、盾・コハルハアハア。 堅物のはずのシレンが、何を思ったかそう名付けたのは、風来人仲間には絶対明かせないシレンの秘密である。 (そーいや、この殺し合い、動物も巻き込まれてんだったな。コハルたちは大丈夫かな… …ってあの子、店主と殴り合いできんだ。今の俺よりかは安全だな…) と、ここでシレンが体も頭も動きを止めた。 何か、大切なことを忘れているような… 動物…一緒にいた…安否不明の… 「…そうだよ動物!コッパがいねえ!」 たまらずシレンが叫び声をあげる。 コッパとは、シレンが子供の頃から相棒としている語りイタチだ。 臭くて抜けててお調子者だが、どこか憎めない相棒。 初期は、動物の言葉も人間の言葉もわかる特技で活躍していたが… 最近では先のコハル(狐)や商人(狸)や宿屋(雀)や王子(バナナ)が 「普通に人間の言葉を話せる」ため、語りイタチの旨みが消えてきてる可哀想な相棒。 尻尾と耳が特徴的で、以外と毛もふかふかでつぶらな瞳の… 「…」 「そうそう、だいたいこんな感じの…相…棒…」 「…シマリスをいぢめるよりも先に相棒と呼んでくれるなんて、光栄なのでぃす」 「…誰だお前は!?」 【千代田区・江戸城付近/一日目・日中】 【シレン@風来のシレン】 【状態】 健康、満腹度100 【装備】 【道具】 基本支給品一式、ランダム品1~3(確認済み。武器の類は無し) 【思考】基本:参加者が全滅する前に主催者を倒し、邪神の復活を阻止する 1:語りリス…だと…? 2:冷静な行動を心がける 3:役立ちそうなアイテムを集める 4:コッパはいるのか? 【シマリス@ぼのぼの】 【状態】 健康 【装備】 【道具】 基本支給品一式、ランダム品1~3 【思考】基本:不明 1:不明だが、現時点ではシレンに攻撃する気はない 028:ももいろ☆ツインズ 投下順 030:過程と結末と望むモノ 028:ももいろ☆ツインズ 時系列順 030:過程と結末と望むモノ 初登場! シレン 055:ぼのぐらしのなく頃に~秋葉原編~ 初登場! シマリス 055:ぼのぐらしのなく頃に~秋葉原編~
https://w.atwiki.jp/onna-otoko/pages/53.html
445 :お姫様×僧侶的な[sage]:2009/08/06(木) 16 06 27 ID h904ihuk はあはあと荒い息が地下牢に響く。 汗ばんだ肌が蝋燭の明かりにに照らされてきらめいている。 揺れるたびにたぷんたぷんとポニカの胸が躍った。 「ああん、いい、大きい、ああ!」 捕らわれたセリムの腹の上に乗って、あられもない声でポニカは喘いでいた。 濡れた肌が触れ合うたびに湿った音が鳴り、 合わさった二人の性器からはぐちゅぐちゅと卑猥な音がする。 セリムは目を閉じて意識をはるか彼方に飛ばそうと必死になっていた。 どうせなら耳も塞ぎたかった。 吐精するわけにはいかない。 なにか、そう、辛かった修行時代の事や、見知らぬ父母の不幸を想う。 こんな後ろ向きな思考が今手にすることのできるたったひとつの武器だった。 少なからず下半身の快感が鈍くなる気がした。 かわりにシャラの事を思い出してはいけないのだ。 身体の悦びを教えてくれた張本人なのだから。 「んああ!ああ、いいの!いい、気持ちいいの!」 セリムの上でポニカは魚のように飛び跳ねている。 前のめりになったり、後ろに反ってみたりと舵を取るように身体を動かす。 おかげでセリムのものはあらゆる角度から快感で責められることになるのだ。 綺麗に体毛の処理をされたポニカの股間に赤黒いセリムのものが出入りする。 それを見てポニカはぶるりと身を震わせた。 この男は顔と身体だけではなく、持っているものすべてが良い。 「はあ、はあ、あなたも、もちょっと動いてもよろしいんじゃなくて?」 ポニカは動きを止めて非難がましく訴えた。 思わず目を開けたセリムの視界に現実が飛び込んでくる。 玩具じゃない、自分はほんとうにシャラを裏切っていた。 ポニカは上半身を後ろに反って大きく足を広げて見せた。 少し腰を浮かせ、濡れた花びらにセリムのものが収まっている様を見せつけた。 セリムの濡れた陰毛が糸をひいてぷつりと切れる。 そんな様子まで見て取れた。 「目を離しませんのね」 クスクスとポニカは笑った。 慌ててセリムは天井を仰いで目を閉じる。 「いいんですのよ、ご覧になって?ほら・・・」 クチュリ、と音を立てて肉の花びらを指で広げた。 「あん、すっごい濡れてますわ。どうしましょう」 横にずらした飾りの真珠をぐいっと指で引っ張り、再び動き出す。 「ああ、ああん、ん、ん」 自分の乳房をこねながら、たずなを引くように真珠をあてがう。 真珠の飾りを使ってクリクリと核芯を刺激し登りつめていく。 「うう、う、うう!」 一度卑猥な刺激を目撃してしまったセリムはもう、意識の最奥に戻る事ができなくなっていた。 拒絶していた快感を急に求めるようになってしまっていた。 鈍かった自身にまとわりつく快感が鋭くなってくる。 「ほら、ほら、もっと腰を振って」 いつの間にかセリムは自ら腰を上下させていた。 すでにポニカは中腰のまま動かずセリムの律動に任せていた。 「う、う、うう」 口枷から涎を垂らし、額に汗を浮かせ必死の形相でセリムは快感を求めた。 もう少し、もう少しでこの地獄のような快楽を終わらせることができる。 そう思っていた矢先に、ポニカの悲鳴で遮られた。 獣のようなその鳴き声と同時にポニカは腰を突き出して痙攣する。 何事か見やったセリムの顔に温かい液体が降り注いだ。 がくがくと震えるポニカの股間から潮が噴き出していた。 飛距離を伸ばしたそれはほとんどがセリムの腹や胸を濡らして皮膚を伝った。 446 :お姫様×僧侶的な[sage]:2009/08/06(木) 16 06 57 ID h904ihuk 「ああ、出ちゃった・・・」 けだるくポニカは呟いてまだ達していないセリム自身を抜き去った。 哀れな彼はちゅぽん、と濡れた音を立てて引き離される。 もう少しで達する所だったセリムは思わず非難の声を上げた。 瞳は涙で濡れている。 ポニカはそんな切なげな表情のセリムの顔に見とれながら怪しく笑って言った。 「素敵でしたわよ、あなた。イケなくて残念ですわね」 うーうーと抗議するセリムの胸の上に、ポニカはどかりと座り直した。 苦しくてセリムの声が詰まる。 「イキたい?」 セリムの汗で濡れた髪を撫でながらポニカは問う。 身体は吐精したいと悲鳴をあげている。 が、心では必死に拒絶している。 ブンブンと首を振って否定しているのに、下半身は懇願するようにピクピクと跳ね矛盾を起こしていた。 セリムの頭の中はもうぐちゃぐちゃに混乱していた。 「話してくださる?」 セリムの後頭部に手を回し、ポニカはそっと口枷を外してやった。 やっとまともに息ができる。 セリムは二、三度大きく呼吸をして息を整える。 「さあセリム、どうなんですの。イキたいのでしょう?」 ポニカは腰を浮かせセリムの顔の上にしゃがみ直した。 「殿下!」 ポタリととろみのある雫が頬に落ち、たまらずセリムは顔をそむけた。 みっちりとした肉に覆われたポニカの性器が芳香を放ってすぐ目の前にある。 「だめだめ、ほら、ちゃんと見てくださらなきゃ」 セリムの顔を無理矢理仰向けに戻すと、ポニカはさらにそこを指で広げて見せた。 くちゅ、と音がしてぴったりと閉じた花びらが咲くように開いた。 ズクズクと呼吸しているかのように飛び出た核芯はわずかに震えている。 「ここを綺麗に舐めて下さるのなら、手でイカせて差し上げますわ」 この要求にセリムの下半身がズクンと反応するのがわかった。 張りつめた自身が痛い、辛い。 できる事なら今すぐに解放されて楽になりたい。 期待してしまっていいのだろうか。 どこまでがシャラへの裏切りなのか、セリムは考える。 が、答えを考える間もなくポニカが腰を沈めてきた。 「んう、殿下、ん」 濡れた肉のひだが唇から鼻先までこすりつけられる。 「ほらほら、もう答えは出ているんでしょう」 濃厚な女の匂いを嗅ぎながら、再び呼吸困難に陥った。 たまらず口を大きく開けるとポニカの蜜が口内に流れこんでくる。 「舌を使いますのよ。シャラに習いませんでしたの」 シャラという名前がセリムに罪悪感を芽生えさせた。 「ん、殿下、やめ・・・」 「なあにぃ?」 「いけませ・・、できません・・・」 顔を振ってセリムは逃れようとする。 やはり、このような不貞な行いは許せるはずがない。 ポニカの動きが止まった。 447 :お姫様×僧侶的な[sage]:2009/08/06(木) 16 07 42 ID h904ihuk ※微スカ注意 顔をベタベタに汚したセリムをじっと見て、ポニカは腰を浮かして解放した。 「そう、イキたくありませんの。仕方ないですわね」 セリムの顔を跨いだまま、ポニカは歯を見せて悪戯っ子のようにして笑った。 そしてぶるりと一瞬震えたかと思うとその場で放尿し始めた。 「う、わっ」 チョロチョロと水音を立てながら熱い液体がセリムの顔にかかる。 「殿下!お止め下さい!」 そう叫ぶセリムの口の中にも流れこんでくるのだ。 鼻の中にも入ってしまい、たまらず咳き込んだ。 「まあほんとうは、イカせてあげる気なんてなかったんですけれど」 ポニカはケラケラ笑いながら放尿と言葉を続ける。 「さすがはシャラの飼い犬ですのね。従順だこと」 全部出し終えるとポニカはその場にすくっと立ち、足元のセリムを見下ろした。 「最初はこんなものですわね。でもそのうちイカせてほしいとわたしに泣きつくようになりますわよ」 そう言ってポニカはセリムの胸を踏みつけた。 「ぐっ、あっ!」 「おやすみなさいセリム、また明日続きをしましょうね」 ポニカはすっきりした顔で告げると夜着を軽く羽織って牢を後にする。 覆面の男達もセリムを台座から解放し、その場を跡にする。 牢屋に一人残されたセリムはしばらく座り込んだあと嘔吐した。 はぎ取られた衣服の山の中にシャラから預かったアンクレットを見つけた。 腕にはめてため息をつく。 そして粗末なベッドに身体を預けシャラの事を想った。 さぞ心配していることだろう、アリも一生懸命探してくれているかもしれない。 このまま自分を利用されるのならば、ここで自害する方がいいのだろうか。 いや、どんな理由であれ自殺は大罪だ。 では子種を蒔かぬよう自分の身体を改造するか。 すでに萎えて縮こまった自分の性器を握り、考える。 いや、もとよりシャラが玉座に着くためにはこの命も種も無くなっては困るのだ。 では利用されぬよう自分でしごいて出し尽くすしかない。 セリムの手の中のものは、一生用を足すためだけにしか存在しえないと思っていた。 まさかこんな所で今だに守ってきた禁欲を破ることになるとは。 ポニカの愛液で濡れた自身を力を込めて握った。 ぎゅっと目を閉じる。 「は、あ」 瞼の奥にシャラの裸体を思い浮かべる。 「シャラ様・・・」 『セリム、こんな所で何をしているの。いけない子ね。ついに自分のものに手をかけたのね』 「も、申し訳ありませ・・・」 『私の裸を思い出して興奮しているの。とんでもない変態ね』 「ああ、ああ」 しごくセリムの手の動きが早くなる。 妄想の中のシャラはいつものように美しく、淫らで、少し意地悪だった。 『ほら、もっと足を開いて私によく見せて、あなたが悶えるところが見たいわ』 「シャラさ・・・、いけません。見ないで下さい」 『あなたがこんなにいやらしい子だったなんて知らなかったわ』 「ああ、お願いですから、意地悪を言わないで・・・」 448 :お姫様×僧侶的な[sage]:2009/08/06(木) 16 08 05 ID h904ihuk セリムは腹の奥から切ない想いが溢れるのを感じていた。 罪を犯している自分の姿を想像し、興奮している。 『ほら、いくわよ。あなたは私にあられもない姿を見られながらいくのよ』 「あああ!シャラ様!」 セリムは大きく叫んで達し、手を汚し、罪を作った。 「あ、あ」 目を開け現実を受け止めるが、意外にも罪悪感は少なかった。 自分が強くなったのか、あるいはシャラのために強くなろうとしたのか。 「まだ、足りない」 自分のものが使い物にならなくなるまで出し続けなければ。 再びセリムは己を握りこむ。 瞳を閉じればシャラが語りかけてくれる。 心細いものなんて何もなかった。 「ポニカ、所構わず盛るのはやめろ」 大きなため息をつきながらキイアは額を押さえた。 「ここは謁見の間だ。いつ誰が来るかわからん。場をわきまえよ」 「あらおねえさま、ごきげんよう。相変わらず固いお考えなのね」 悪びれる様子もなくポニカは事を続けようとする。 足を大きく開いて椅子に座るポニカの股の間に、黒髪の少年の顔がうずめられていた。 その少年の頭を押さえつけながらポニカは淫らに喘いでいた。 「まったくお前は頭痛の種だ」 銀の仮面の女はイライラしながら隣の椅子に座ると、再びため息をつく。 「まあよい。それよりあの男はどうした。もう一週間経つ、手なずけたのか?」 「あん、もっとゆっくり・・・。もちろんですわ、この子みたいに従順になりましたわよ」 キイアはポニカの股間を必死に舐める少年をチラリと見て舌うちをした。 「ふん、男というものはくだらない」 「ああん、わたしは男がいなかったら生きていけませんわぁ」 「奴は今地下牢か?」 「ええ。おねえさま月のものは終わったんでしょう。行ってらしたら?」 ポニカはそう言って喘ぎ声を上げる。 キイアはしばらく考え込むと席を立った。 こればかりは先延ばしにはできない。 できるだけ早く事をなさなければならないのだ。 意を決して地下牢へと続く扉を勢いよく開けた。 昼間だというのにひんやりとした空気が肌にまとわりつく。 キイアの足取りが遅くなる。 「相変わらず気味の悪いところだ」 看守に重い扉を開けさせて中に入ると、わざと大きな音を立てて石畳を踏みつけた。 今の音で気づかぬはずがないのに、薄暗い牢を見渡しても人影らしきものが見当たらない。 「出てこい、セリム」 しかし返事はなく人気もない。 まさか逃げ出せるはずはない、広い地下牢をうろうろと歩いてみると奥から水音がするのにキイアは気づいた。 壁の後ろに浴場があり、滝のように水が上から注がれている。 こんなものがこの地下牢にあったのか、キイアはそっと覗きこんでみた。 大きな円筒状の吹き抜けがあり、遥か頭上から太陽の光が差し込んでいる。 登って抜け出せるような造りにはなっていない。 どこから引いているのだろうか、水が勢いよく放たれ落ちてくる。 その真下にセリムはいた。 この水音のせいでセリムは訪問者に全く気づいていなかった。 降り注ぐ明るい太陽光と冷たい水の匂いが心地よく、 キイアはイライラした気持ちが少し和らいだ気がした。 チラリとセリムを見る。 セリムはこちらに背を向けガシガシと頭を洗っていた。 首の後ろに皇族の印が見てとれる。 確かにあれは前皇帝の子の証だ、少し細いセリムの均整のとれた裸をじっと見つめる。 449 :お姫様×僧侶的な[sage]:2009/08/06(木) 16 08 35 ID h904ihuk この男が自分の婿になるなどピンとこない。 「おい」 その声に振り向いたセリムは慌ててひざまづいた。 「殿下!これは失礼を」 裸のままの自分に気づいてセリムはまた慌てて腰布を巻く。 「そのままでよい、楽にせよ。どうせ今からお互い裸になるんだからな」 含みを持たせた言い回しをしてキイアは踵を返した。 中央部屋に戻るとテーブルに腰を降ろして部屋を見渡した。 ポニカの部屋で見たことがある玩具がいくつか拷問台の上に散らかっていた。 おおよそどこまで何をされたのかは見当がつく。 ただ苦痛を与えるだけの拷問器具も揃えられているが、 これを使う事がなければいいがとキイアはひとりごちた。 「殿下、お茶をお持ちしました」 濡れた髪のままセリムは真っ青な麻の服を着て現れた。 ポニカが与えたものか、銀髪に白い肌の彼によく似合っていた。 両手に持った茶器の乗ったトレーから湯気が上がっている。 「至れり尽くせりなのだな、客間かこの牢は」 「何でも揃ってますよ、ご存じかと思っていました」 「ああ、そうか・・・」 並べられたカップにミルクを入れながらキイアは思い出した。 「ここは前皇帝が暮らした部屋でもあったな」 「私の父が・・・!」 セリムは、カップが割れるかと思うほど音を鳴らした。 「そう、お前の父が玉座から引きずり降ろされたあと、ここに隠されしばらく生きていた。 ただの牢がこんなに広く、配慮された造りであるはずがない」 とんでもない話にセリムの顔がどんどん青ざめる。 皇帝であった父が最期に生活したのが、こんなに陰鬱な場所だとは。 「この茶器も安物ではない、もしかしたらお前の父が持ち込んだものかもしれん」 金箔が散らされ繊細な模様が刻まれた薄く小さなカップを、セリムはまじまじと見つめる。 これが父の遺品かもしれない。 そう思うと丁寧に、慎重に、カップをテーブルに置いた。 「わらわ達東宮が憎いか?」 椅子に座るとセリムはまっすぐにキイアの顔を見つめた。 正確には仮面の奥の金色の瞳を射抜くように見つめながら口を開く。 「正直、わかりません。 あなたの父上である皇帝が私の父の敵である事は理解しています。 そして私の主人のシャラ様の敵であることも。 ただ、憎いと思う感情は、私には・・・」 相手が東宮殿下であるからと、遠慮をして言っているのではない。 セリムには本当にわからなかった。 「ただ、私を誘拐しシャラ様を困らせていることは許せません」 きっぱりとセリムは言った。 生意気だとまた叱責を受けるだろうか、そう思っていたのに キイアは意外にも豪快に笑って流す。 「変わった奴だな、お前は」 そう言ってキイアはいきなり仮面を取ってみせた。 仮面の下のキイアの顔に、セリムは驚き思わず息をつめた。 「このままでは茶が飲めないだろう」 青白い薄い唇がカップに当たる。 顔色も青白く不健康な色で、神経質そうな内面と見あって想像通りだった。 ただ、それを見抜くまでには時間がかかった。 頬と額に刻まれた傷と醜い痣が顔じゅうに広がっていたからだ。 「席を、外しましょうか」 直視できずに視線を落とし、セリムは椅子から腰を浮かせた。 「よい、座っていろ」 こんな態度をキイアは今まで何度もとられてきたのだろう。 驚くセリムの心情を簡単に受け流した。 気にするな、同情するな、と。 「濃さがわらわ好みだ」 450 :お姫様×僧侶的な[sage]:2009/08/06(木) 16 08 56 ID h904ihuk キイアはそう言って豪快に一気に飲みほした。 どうやら彼女はせっかちな面があるようだ。 「では用件を済まそうか」 淡い黄色いドレスの胸元を開いてみせた。 大きな首飾りがシャラシャラと揺れ、セリムはなにげにただそれを見つめていた。 「用件とは・・・」 そう、子作りをするための作業の事だ。 キイアはあっという間にドレスを脱ぎ、昼間の明かりの下で裸になった。 ポニカと違って青白く貧相な痩せた身体だった。 「どうした?こんな醜い女と交わるのは嫌か?」 自嘲気味にキイアは言った。 己の器量の限界を賢い彼女は知っている。 ただ恥じることはない、高貴な人間ゆえの自信があった。 「いいえ」 セリムは後ずさりながら、視線をそらす。 彼女の全てを見てはいけない気がした。 「どうした?わらわが怖いか」 ポニカは石壁にセリムを追い詰め緑の瞳を見上げる。 細い裸体を押し付け、細長い指でセリムの股間を撫でさすった。 「くっ・・・」 「どうした?無反応だぞ。お前の価値はここだけだ。証明してみせろ」 セリムの手を取り自分のささやかな胸を握らせる。 「殿下」 セリムはキイアのされるがままになりながらその瞳を見返した。 自信ありげに見える彼女に何かの違和感を感じた。 「あなたは、私とどこか似ているかもしれません」 何か彼女に違和感を感じる。 そして早く事をなしてしまいたいという焦りも見える。 「あなたも、ご自分を自戒していらっしゃるのではないのですか?」 セリムのその言葉にキイアの瞳が途端に陰った。 突然、何かが弾けるように空気の熱が増した。 「黙れ!!」 キイアの悲鳴のような怒声と強烈な平手打ち。 セリムは脆くもその場に崩れ落ちた。 「どうされましたか!」 何事かと看守が慌てて剣を持って現れた。 キイアは仮面をつけると看守を制し、薬箱を持ってくるように命じた。 「なんと無礼な男だ!お前のように守られて生きてきた奴にわらわとどこが似ていると!?」 「守られて生きてきたわけではありません。神にお仕えしながら・・・」 「政権争いから逃されていたではないか」 「今、争いの渦中におります!私もすでに他人事ではありません」 看守が大小様々な形の瓶の詰まった箱を持って現れた。 それを確認すると、キイアは仮面上の冷やかな表情で言った。 「では、勤めを果たせ」 451 :お姫様×僧侶的な[sage]:2009/08/06(木) 16 09 18 ID h904ihuk 守る事ばかりではなく攻撃することを覚えたセリムは、 自慰をするだけではなくポニカを先に満足させる方法に出た。 シャラとは違って、ポニカの自分勝手なセックスを逆手に取った。 積極的にポニカの身体を愛撫し、満足させる。 ポニカの収集した様々な玩具も時には武器になり、 下半身を使う機会すら与えないようにした。 時には演技をし、嘘もついた。 全てはシャラのため、そう強く想い毎夜自慰にふける。 ポニカが手なずけたと勘違いしてもおかしくない。 「なるほどな、やはりそんなところか。ポニカになど任せるものではなかったな」 キイアは不出来な妹に呆れてものも言えないようだった。 溜息をついて茶をすすった。 目の前には吊るされた男が涎を垂らしながらうめき声を上げている。 衣服は引き裂かれてそこから血が滲んでいた。 ムチの柄で男の頭を小突くと小さくシャラ様、と彼は言った。 「シャラが恋しいか」 キイアは抑揚のない声音で言った。 「しばらくは南の宮はお前を探しておおあらわだったらしいぞ。 小賢しいあの女の事だ。我が宮が一番怪しんでいるだろうがな」 手練手管のシャラといえども東宮に手出しはできない。 悔しそうなシャラを想像してキイアはほくそ笑んだ。 「よい心地であろう、セリム」 両手をひとつにまとめられて天井から鎖で吊るされている。 足は地についてはいるが、心ここにあらずといった感じだ。 自白剤と媚薬の類を飲まされたセリムは、キイアの質問に淡々と答えていた。 自白剤の効き目がすぐには現れず、苛立ったキイアは即効性の媚薬を飲ませた。 敏感に反応する肌に鞭の痛みは強烈だったようで、セリムは悲鳴を上げて苦しんだ。 そして同時に反応する下半身を見てキイアはあざけ笑う。 「ここを、どうしてほしいか言ってみよ」 セリムの下半身を晒してキイアは指でそれを弾いた。 「う、あ、こすって、欲しいです・・・」 「イキたいのか?」 「はい、出したいです。早く・・・」 ふうん、とキイアは達してしまわない程度にこすった。 「何を想像して自慰にふけった?」 「ああ、もっと、強く・・・。シャラ様に、罵倒されて意地悪をされる想像を、し、していました」 「確かに意地が悪いのがあの女の専売特許だな。しかしほんとうに変わった男だなお前は」 「うっ、あああ」 セリムが快楽に飲まれそうになるとキイアはぱっと手を放す。 「変わった性癖を持っているな。ののしられるのが快感か?」 「ん、んん―――」 ぶるぶるとセリムは震えて涙を流す。 「おい、答えよ。お前は変態か?」 「は、はい。はい、私は、きっとののしられて責められるのが好きなのだと、思います」 他の男との性癖の違いなどセリムにはわからなかったが、 心を痛めながら、泣かされながら精を吐くのが快感になっている自分に気づいていた。 今現在も、涙しながら悦んでいる自分を感じる。 キイアは吊るしていた鎖を緩め台座にうつぶせにセリムを寝かせた。 「あ!は、ああ」 冷やかな台座に熱と痛みを持ったセリムの身体は敏感に反応する。 固く猛った自分の分身をそこにこすりつけてしまいたくなる。 セリムの腰がびくびくと震えている。 「自分で射精してはならぬぞ」 引きしまったその尻をキイアの手がピシャリと叩いて牽制した。 「あまりに無駄な行為だ」 「う、あ・・・」 キイアの細長い指が尻を撫でまわしている。 452 :お姫様×僧侶的な[sage]:2009/08/06(木) 16 09 43 ID h904ihuk ピリピリと張りつめたセリムの肌の神経が悲鳴を上げた。 指の腹と爪が触る違いまで敏感に感じ取れる。 快楽なのか痛みなのかわからない感覚に、絶えず喘いでしまう。 顔を横を向けたセリムの視線の先に、自分が吊るされていた鎖が見てとれた。 錆びて赤茶けたそれが揺れるのをただ見つめていた。 頭がぼやけて、肌がざわめいて、何も考えられなかった。 ただ、聞かれた事に素直に答えるだけにしか意識が集中しない。 「ここは、使ったことはあるか?」 そろり、とキイアの指が尻の谷間を降りた。 奥まった場所にある穴をトントンと叩く。 「ん、は、はい・・・。一度・・・」 セリムはある夜シャラに犯された事を思い出して身震いした。 「ほう、おもしろい」 キイアはセリムの尻たぶを開きながら思わず感想を漏らした。 キイアの中で、シャラは凡庸なセックスしかしないイメージだった。 セリムを通してシャラの実態が透けて見えるようで面白かった。 「四つん這いになって尻を突き出せ」 ピシャリと尻を叩きキイアがそう命じると、セリムはのろのろとそれに従った。 「お前の言うとおりだ。わらわは欲を封じて生活している」 四つん這いになったセリムの尻にトロリとした液体が垂らされる。 冷やかで粘り気のある気色の悪い感触にセリムは喘いだ。 「不思議でならない。俗世離れで世間知らずのお前が何を基準にして人を判断する? なぜわかった?」 責めるような調子ではなく、キイアは純粋に疑問を感じてそう言った。 液体が尻の谷間を降りてセリムの性器まで覆っていく。 「あああ、あ、ん。どことなく、私達、神の使い人と、 うあっ、ん、似ている・・・、殿下っ、そんな・・・!」 クチュ、と音をたててセリムはそこに何かが入ってくる感覚に怯えた。 「力を抜け。・・・同じ種類の人間にはわかるのだな」 セリムはハアー、と大きく息を吐きながら力んだ筋肉をほぐした。 そこを狙って指より太い何かが奥まで潜り込んだ。 「うっ」 その感覚にザワリとセリムの肌が粟立つ。 痛くはない、が気持ちいいのか悪いのかわからない。 ただ恐ろしいほど膨らんだ触覚に吐き気を覚えた。 こんなに徹底してここを犯された事などない。 「殿下!あ、いっ・・・、気持ちわる、い・・・」 「正確には、わらわには性欲がほとんどない」 キイアはぐっと力を込めて手にした張型を更に差し込んだ。 セリムの悲鳴が大きく響く。 「でん、か、殿下は、私と同じ・・・」 寝言のようにセリムは繰り返す。 「なんだ?女がみな強欲だとでも思ったか?」 グリグリと張型を回してキイアは笑う。 「お前をこんなにして矛盾を感じるか?性欲はなくても男を支配するのは好きだ。 だからわらわは女帝となる」 キイアの言葉は薬の効いたセリムの頭には入ってこない。 グチュグチュという音と、下半身を襲う不快な感覚に意識が持っていかれる。 自分の喘ぎ声がうるさい。 「何が宮家だ。余計ないざこざが増えるばかりだ。 わらわが女帝となったあかつきには、宮家制度を廃止して世襲一子相伝とする」 キイアはうざったそうに仮面を脱ぎ捨てた。 カランと乾いた音がしてセリムは後ろを振り返ると、 見るも無残なキイアの顔が見てとれた。 力強く笑う彼女の顔は、美醜を超えた揺るぎない意志の輝きがあった。 「わらわは子供のころから社会的・政治的に標的となってきた。 この顔の痣は毒殺未遂のあと。傷はナイフで切りつけられた際にできたもの」 キイアはそう言ったあと手にした薬の瓶を飲みほした。 「お前に飲ませたものと同じ媚薬だ。これで子作りにも支障はない」 誇らしげに濡れた唇を手の甲で拭ってキイアは笑った。 453 :お姫様×僧侶的な[sage]:2009/08/06(木) 16 10 25 ID h904ihuk セリムはそっと涙を流す。 あまりに彼女が可哀想だった。 皇位継承争いに巻き込まれ見た目の美しさを失った。 その過去が玉座取りの執念となり、薬を使ってまで手に入れようとしている。 「殿下・・・」 「わらわの性の秘密を見破ったのはお前が初めてだ」 すぐにキイアの瞳がトロリとまどろんでくる。 息が荒くなり、青白かった顔色が紅潮してきた。 「何を泣く?これからお楽しみの時間だ」 キイアは勢いよくセリムの尻に突き刺さったものを抜き去った。 「うあっ!」 直腸を持って行かれたような衝撃の強さに、セリムの身体は崩れ落ちた。 不幸にも、それでもセリムの勃ちあがったものは萎える事はなかった。 それだけ強力な効き目の媚薬で、キイアにもその症状がかすかに現れてきた。 「ほら、仰向けになれ」 貧弱な身体をセリムの身体に押し付け、キイアは楽しげに笑う。 セリムの涙に濡れた顔を押さえつけ、その唇をうばった。 制御しきれない身体ではないが、セリムは抵抗しなかった。 それは憐みなのか、燃えるように猛る性欲のせいなのか。 それでも二人の口づけは形だけの冷えたものだった。 交差する舌も虚しく撫でるだけで決して盛り上がることはない。 キイアはすぐに唇を離すとマジマジとセリムの顔を見て言った。 「父親にそっくりだなお前は」 皆、口を揃えて同じ事を言う。 シャラをはじめ、皆セリムを通して父の姿を見る。 自分自身を見てくれない悔しさもあるが、 自分の知らない父の話題にセリムは不思議な気持ちになる。 「シャラは親の仇打ち、お前は親の因果に巻き込まれ、 わらわは親の業を拭わされている。我々の代で断ち切らねば」 そう言ったキイアの声音は固い決意に満ちていた。 セリムの今のぼやけた頭では、何が正しい道なのか探り出すことはできない。 苔の生えた天井をただ見つめていた。 途端にぎゅっと自分のものを締め上げられて身体を強張らせた。 「つまらぬな。それなりに気分を出せ、喘げ」 キイアは後ろ手でセリム自身をつかんで乱暴に振り回している。 セリムは胸を反らして声にならない声を上げた。 こんなに雑な刺激でも快感になる。 「うああ!ああ!」 連動するように背中の傷も痛んで悲鳴を上げた。 「よい声だ。その調子だ」 キイアは初めて楽しそうに笑った。 歪んだ笑顔はお世辞にも美しいとは言えなかったが、 セリムの心にポツリと熱を灯した。 同じ薬を飲んだというのに、二人の症状は全く違った。 堰を切ったように喘ぎ声を洩らすセリムと違って、 キイアはどこまでいっても冷ややかだった。 キイアは性的に興奮してはいるが我を失うことはない。 薬に耐性があるのだと言う。 涙を流しながら感じているセリムの顔を見て、キイアの下半身も潤んでくる。 ここまでです。
https://w.atwiki.jp/seitei-souther/pages/21.html
▼GMさんへ向けての案内▼卓を立てる上での最重要事項 ▼シナリオのコンセンサスを事前に取ること ▼卓募集の方法 ▼単発以外の卓・特定キャラありきのシナリオについて ▼GMをする方への案内と、お願い(セッションログについて) ▼GMさんへ向けての案内 このレギュレーションに賛同してくれる方は、GMとして自由にこの設定を使用した卓を立てて頂いて構いません。 ▼卓を立てる上での最重要事項 まずは企画の趣旨をしっかり理解すること。 聖なる雫の企画の趣旨は「三時間程度のショートシナリオ」をたくさん回して 「キャラクターを成長させて楽しむ」のが目的です。 特に時間がかかりそうなシナリオで卓を立てる場合は 事前にすべてのプレイヤーにその旨の許可を取るようお願いします。 中には翌日仕事だったりする中参加してくれている方もいることを忘れずに! また、「キャラクターを成長させて楽しむ」という趣旨から外れるような極端なキルシナリオも厳禁です。 ▼シナリオのコンセンサスを事前に取ること 選択肢次第でバッドエンドの可能性がある。あるいは後味の悪いものしかない 依頼は成功扱いでも後味の悪い結果になる――等といったシナリオも中にはあると思います。 そういうシナリオの場合はPLさんに事前にその可能性を伝えた上で 募集をかけるようにしてください。 ▼卓募集の方法 専属IRCチャンネルで参加者を募集します。 現在はIRCでの募集のみとなっています。卓を立てたい方はIRCをご活用ください。 PL募集はオープンかつ公平に行ってください。 但し、以下に該当する場合はPLさんに優先枠を設けて構いません。 また、無言の立卓を禁止します。立てる旨を薄字にせずに発言してから数分待ってからの挙手案内をお願いします。 立卓の宣言は各チャンネルで行って頂き、同じチャンネル同士で“かぶり”がない場合は同時に募集しても構いません。 すでに宣言されて居るが時間が長い、また時間になっても卓が立つ様子がない場合は、 他のチャンネル(ラウンジや地下室)を使用するか、適当に譲り合ってください。 PLさんが新人(参加回数が0~10回未満、参加開始~1ヶ月目安ぐらいでお願いします)の場合 GMチョイスで開催される卓のGM挙手者 コンテ(コンティニュー)卓が諸事情によって流卓した場合(GMがPL、PLがGMをする場合を含んでも可。追加人員の募集もオッケー) ▼単発以外の卓・特定キャラありきのシナリオについて 続き物のシナリオや、特定キャラにフォーカスを当てたシナリオ等、 特に新規で参加したPLさんがストーリーに置いて行かれる可能性のある卓は 突発募集ではなくコンティニューで行うようにしてください。 コンティニュー(コンテ)卓についてはこちら ▼GMをする方への案内と、お願い(セッションログについて) ◆ログはレギュレーション違反などの通報があった場合に主催が確認するため 取得し忘れ等のやむを得ない理由がない限り基本的に提出をお願いします。 取得したログを主催に提出して頂ければ、聖なる雫亭オンライン共有フォルダのログ置き場へアップロードします。 ログは聖なる雫亭オンライン共有フォルダ内にあります。共有フォルダ参加はdropboxのアカウントが必要になります。 参加したい場合は聖なる雫亭主催(らい(♂))まで声をかけてください。 どどんとふは「ログ保存」ボタンでhtml取得。IRCはテキストにて保存してください。 主催にログを提出する方法は以下のとおりです。 Skypeファイル送信(SkypeIDはSNSかIRCで聞いてください) 聖なる雫亭共有フォルダ(共有参加方法はSNSかIRCで聞いてください) IRCのDCC機能(ポート開放などの詳細がわかる方のみ) メール添付(メールアドレスはSNSかIRCで聞いてください) パブリックリンクやアップローダーを使う ◆素材等はこちら https //www.dropbox.com/s/qax6020kelrdkcw/amakake_gm.zip?dl=1 ”#GM素材” のコマンドでも表示可能
https://w.atwiki.jp/japanplus/pages/37.html
この映像に英語字幕をつけ、世界に発信しよう! 皆様、ご協力、どうぞよろしくお願いいたします。 <翻訳のポイント> できるだけ単語数は少なく、簡潔に 2つの日本語文を1つに統合して英訳したり、逆に1つの日本語文を2つの英文に分割しても可。ただし、日本語部分の字幕は変更しないでください。 気づいた点は修正してください。間違いではないが、別の案がある場合は、下に(第2案)(第3案)としてご自分の翻訳文をつけてください 原則として匿名です。自分の署名やイニシャルはいりません。 修正理由などはコメント欄へ 動画の音楽は不必要な気がします。テレビ番組見たいです。軽さを感じてしまう。敬具 -- (@masayapee ツイートID) 2015-10-12 11 43 58 barracks(兵舎) -- (高柳毅) 2015-10-18 19 38 24 barracks(兵舎)→huts -- (高柳毅) 2015-10-18 19 39 27 Citizen of Nanjing who were claimed to be massacred -- (名無しさん) 2018-11-09 19 47 57 日付先の方が良いです。 -- (名無しさん) 2018-11-09 19 48 34 December 12, 1937 Nanjing -- (名無しさん) 2018-11-09 19 49 02 December 13, 1937 - Fall of Nanjing Castle -- (名無しさん) 2018-11-09 19 49 52 December 14, 1937 - Following day of Fall of Nanjing Castle -- (名無しさん) 2018-11-09 19 50 59 Nanjing citizen, who remained in the city till the end, showed a sign of relief coming out of the shelter -- (名無しさん) 2018-11-09 19 56 27 名前 修正内容等 すべてのコメントを見る 虐殺されたはずの南京市民 Nanjing citizens who they claim were massacred 1937年12月12日 南京 Nanjing, December 12, 1937 中華門爆破の瞬間 Moment of the Chinese Gate blast 中華門へ50mに迫る日本兵 Japanese soldiers approaching 50m to the gate 1937年12月13日 南京城陥落 Fall of Nanjing Castle December 13, 1937 12月14日 南京陥落の翌日(または「陥落翌日の南京」) Next day of Nanjing fall December 14 「アサヒグラフ」 [Asahi Graph] "Japanese Photo Magazine" 最後まで踏みとどまっていた南京市民が、防空壕から出てほっと安堵の表情を浮かべる。 Nanjing citizens who remained until the last moment come out of the shelter with signs of relief. 「もう大丈夫」と手をさしのべる日本兵 Japanese soldiers reaching out hands to the citizens assuring them of safety 12月15日 南京陥落から2日目 Second day after the Nanjing fall, December 15 撮影:サトウシンジュカメラマン Photo taken by photographer Shinjyu Sato 15日は自宅で食事を作れなかったため、露店で水餃子を食べる市民が多かった。 As they could not make meal at home on 15th, many of the citizens ate water dumplings at the stalls. 南京安全区付近の露店で、日本兵も水餃子を食べている。 Japanese soldiers eating the dumplings there together, near the Nanjing Safety Zone. 日本の従軍カメラマンがこの写真を撮影したが、安全区の南京市民たちは、日本人をまったく恐れていない。 This picture was taken by a Japaanese war photographer. The citizens in the Safety Zone are not afraid of him at all. 自家菜園の野菜を売る南京市民。 Nanjing citizens selling the home made garden vegetables 安全区にて、笑顔で日本人に近づく市民。誰も日本人を恐れていない。 In the Safety Zone, citizens approaching to the Japanese with smile. No one is afraid of them. 家がない難民は、安全区の中にバラックを建てて住んでいた。 Refugees without house built barracks in the Safety Zone and lived there. 日本の従軍カメラマンが外にいるのに、母親は安心して子供たちを外で遊ばせている。 Despite the presence of the Japanese photographer, mothers let children play outside without fear. この中国人少年は、父親を中国軍に拉致され、天涯孤独となった。 This Chinese boy had his father abducted by the Chinese military, became so lonely. 親切にされた日本兵の傍らを離れようとせず、「なんでもするから東京に連れていってくれ」とせがんでは、兵隊さんたちを泣かせている。 The children would not leave the side of the kind Japanese soldiers, begging them to take him to Tokyo. It made the soldiers cry. 12月17日 松井石根大将が南京に入城 General Iwane Matsui enters the Nanjing Castle in December 17 「支那事変画報」 "Pictorial of China Incident 南京陥落から4日目 4 days after the Fall of Nanjing 「日本軍万歳」と叫ぶ南京市民 Nanjing citizens shouting "Hurrah, Japanese military!" すっかり日常を取り戻した南京市内 Nanjing completely regains the normal daily life 17日の入城式が終わると、日本軍は南京市民にお菓子を配り始めた。 After the Castle Entering ceremony on 17th, Japanese army began to distribute sweets to the Nanjing citizens. 日本兵からお菓子をもらう南京市民 Citizens receiving sweets from Japanese soldiers 日本兵と車のおもちゃで遊ぶ子供たち。すっかり安心しきっている。 Children playing with Japanese soldiers with toy cars. They are completely at ease. 朝日新聞「支那事変写真全集」 Asahi Shinbun "Complete Photo Collection of the China Incident" 陥落から1週間後の南京の子供たち。 Children of Nanjing 1 week after the Fall. 支那兵の手当をする日本の衛生兵 Japanese medic treating Chinese soldiers 子供たちの治療をする日本兵 Japanese soldiers treating children 南京陥落から2週間後、南京市内は活気を取り戻していた。 Two weeks after the Fall of Nanjing, the city regained livelihood. 12月の安全区 December in the Safety Zone 中国は、12月13日からの2カ月間で、日本軍が南京で、民間人を含む30万人の中国人を虐殺したと主張している。 China claims that Japanese army massacred 300,000 people including civilians in 2 months from December 13. 当時の南京には、世界各国の報道機関が特派員を派遣していたが、虐殺を報道したメディアは1社もなかった。 Many correspondents from news agencies around the world were dispatched to Nanjing at the time. There were not even one media reported any massacre. 目撃したという記者もいない。 There are no correspondent either, who claim to have witnessed it. 日本軍が南京に入り、治安が回復されていったようすが、この映像からもよくわかる。 This film shows how the public security recovered due to the Nanjing entry by the Japanese troops. 南京市内の道路の復旧工事に汗を流す日本の兵隊。 Japanese soldiers sweat to restore the roads of Nanjing City. 街頭に貼られた親日ポスター Pro-Japanese posters put in the city 日本軍の占領によって、治安が回復したことを聞き、避難していた人々は南京へ戻ってきた。 Hearing of the restoration of security by the Japanese occupation, people who had taken refuge came back to Nanjing. 南京陥落時の南京の人口は約20万人であったが、日本軍が占領した翌月、1938年1月には5万人ふえて、25万人になっていた。 The population at the time of Nanjing Fall was 20 million. It increased to 25 million, 50,000 people coming back already in the next month, January 1938. 大虐殺の真っ最中だとしたら、人々は南京から脱出しようとするはずである。 If it were in the midst of the massacre, people would have tried to escape from Nanjing. 南京陥落から18日目 18 days after the fall of Nanjing 1938年元旦 New Years Day, 1938 戦後語られている「南京大虐殺」期間中の南京市内の映像 Scene of Nanjing City during the period of what they call "Nanjing Massacre" ever since the war 笑い声をあげて爆竹で遊ぶ、南京の子供たち Children of Nanjing playing with fire crackers with laughter 横を日本兵が通り過ぎていくが、誰も気にかけていない。 Japanese soldiers pass by. And no one cares about them. 朝日新聞が撮影した、2月中旬の南京。 Taken by Asahi Shimbun, mid-February in Nanjing. 周囲の市民もみな、こちらを向いてほほえみかけており、日本の従軍カメラマンをまったく警戒していないことがわかる。 Everyone smiles at the camera, having no fear at all of the Japanese photographer. 南京陥落から2カ月後 2 months after the Fall of Nanjing 南京陥落から半年後 6 months after the Fall of Nanjing 日本は南京に医療スタッフを派遣し、市民に無料で種痘の予防注射をした。 Japan dispatched medical staff to Nanjing, vaccinating the citizens against smallpox for free. 予防注射や種痘をしてもらい、「ありがとう」と喜ぶ南京市民 Nanjing citizens who received vaccination, rejoicing with "thank you". あなたの常識で判断できる「南京大虐殺」の虚構 The fictitious "Nanjing Massacre", which anyone can judge with common sense
https://w.atwiki.jp/sndrs/pages/31.html
入隊条件 勝率やイン率、ボイスチャットの有無は問いません。 脱退も自由です。 人数が増えてきたため、長期間ログインがない場合は告知を行い、連絡が無い場合は除隊させていただきます。 ★長期不在による除隊候補者リスト No プレイヤー 1 Catfood2n2n 2 Kamigoto 3 SVIS 4 AmaBiki 5 jun90siki 6 PanzerShogun 4月30日までにログインがない場合、除隊とさせていただきます。 チームチャット wotやガルパンの情報交換がメイン。読む専でも構いません。 戦 闘 小隊・チームバトル・中隊戦への参加は任意です。 野良でランダム戦のみでもOK。 MOD ガルパン公式MODやXVMの入れ方などわからない人がいたらレクチャーします。 クランイベント 人が集まったら、他のガルパンクランとの交流試合もやりたいです! オフイベント 大洗でやりたいですねー。 イン時間 平日の夜、休日が多くなるかと思いますが、特に時間は決めていません。 まだできたばかりのクランです。 お試しでもいいので気軽に参加してください!
https://w.atwiki.jp/ncbr02/pages/60.html
なんだか視界がぼやけて見える・・・ 自分の手を見る・・・白く綺麗だった手は赤くどろどろした液体に包まれている。 30mくらい先に見える人と鳥を合体したような動物・・・ 自分の胸部から腹部にかけて青いパーカーが紅くなっている 銃を持っている鳥の生き物・・・ 近くに転がっているのは、全く動かない元人だったもの その人を殺した・・・殺した・・・ 「っの・・・・化け物がぁ!!」 ファルコはその声に気づき、すっと死んだと思っていた女に向ける。 「まだ死んでなかったのか?あまり弾・・・ないんだから無駄使いさせんなよ」 狙うは当たる面積が一番多い腹部。 心臓付近(ファルコはそう思っている)に銃弾を食らって相手は死にかけている。 あと一発でも銃弾を食らえば命の糸は切れるだろう。 クマトラの声を聞いてからまだ5秒も立っていない。 ファルコは指に力を入れる。 6つレンコンのように開いた等間隔の穴に6発の金色に光る弾が入っている。うち3発は、先っぽがなくなっている。 先っぽがなくなっている筒はまだ熱を帯びていた。消えた先っぽのうち2つは地面に落ちている。別々の血をまとって・・・ 残りの一つはクマトラの胸にある。酷くひしゃげた形で・・・ 引き金があるギアを回していく・・・そのギアの力によってリボルバーが60度回転する。 60度回転すると銃弾と銃口が始めて出会った。螺旋が描かれた筒の一番奥で銃弾の先っぽが発射のランプを待っていた。 引き金がもう一つのギアをまわした。酷くとんがった三角形のような撃鉄がちきちきと持ち上がる。 撃鉄が配置に着いた。ばねの力で固定される。 引き金が進む先には最後のスイッチ・・・撃鉄を開放するスイッチだ。 引き金がそのスイッチに触れた・・・開放された撃鉄が一気にばねの力で押し戻される。 撃鉄のとんがった先には銃弾のしりが見える。撃鉄は何の躊躇も無くそのしりを蹴り上げた。 薬莢の中の火薬に火がつき一気に空気が膨れ上がる。先っぽはその風に乗って華麗に筒の中を走った。 先っぽが筒からガス噴射のような焔と一緒に飛び出した。 ばねの力によって引き金が同じ場所まで戻される。 ファルコは再び指に力を入れた。 撃鉄が持ち上がり銃弾が装填される・・・・ 「お前・・・結構しぶとそうだから二発くれてやる」 ダァン!!ダァン!! 遅れて聞こえる破裂音、そして二つの先っぽ・・・・ クマトラはよけない・・・よけられなかった・・・ ファルコの反応スピード・・・そしてこの早撃ち・・・全て想定外だった・・・ 一発目の先っぽがクマトラの左下腹部を1cmほど抉り取った。ピュッと緑の草に赤い水が垂れる。 一瞬の隙も無く二発目がクマトラに迫ってくる。二発目は一発目よりも正確な射撃だった・・・ 伸びのあるストレートで腹部右に触れる。青いパーカーの繊維をいとたやすく貫き、3つ有る人間の皮膚のうち1つ目にぶつかる。それも簡単に貫き内蔵の脇を通過する。そして入ったときとは逆の順番で皮膚を破り、切り裂いて先っぽは地面に落ちた。 不思議と痛みは無い・・・・・いや・・・ 今までいろんな戦いをしてきたが、ここまでの痛みは無かった・・・痛みによって今考えていたことが吹き飛ばされ、真っ白になった。 これが気絶でなく、本当に命を落とす痛みなのだろう・・・ クマトラのHPは着実に0を目指してカウントダウンされていた。 脚に力が入らず体が緑の草の上に倒れていく・・・ 地面まであと50cm 頭の中は真っ白・・・一度雪山に行ったことがあったがここまで白くは無かった。怒り、悲しみ・・・全て消えてしまった・・・ あと40cm 今までの記憶が流れる・・・そう言えば自分はお姫様だったんだっけ・・・全然それらしいこと出来なかったな・・・ あと30cm それから・・・ダスターと出会った!!今まで自分ひとりだったから嬉しかったな・・・それからリュカとボニーにもであった・・・皆で冒険したらもっともっと沢山の人とであった・・・面白い人・いい奴・悪い奴・悲しんでる・・・ ・・・地面まであと20cm 悲しんでる人・動物・生き物・・・にも・・・いっぱいであったな・・・無理やり戦わされている動物達とかポーキーに洗脳されてた人たちとか・・・ リュカだって・・・クラウスだって・・・すごく悲しい思いをした・・・俺がもっと早く行動を起こすことが出来れば・・・沢山の人が悲しまなくてすんだのにな・・・ 真っ白な世界に黄色い光が差し込んできた・・・ あと15cm・・・ なんだ?この光・・・思い出した・・・今、この戦いで悲しんでいる人がいっぱいいる・・・ 「ラ・・・イ・・・フ・・・」 口から漏れた・・・ あと10 後悔したくない・・・あんな悲しいことはあれっきりで十分だ・・・ 「ア・・・・ップ・・・」 あ・・3・・・ もう誰も悲しませない・・・ 「β!!」 まだ朝もやがかかった草原が淡い柔らかな緑色の光に満たされた。 「何?」 突然の光りにファルコは咄嗟に腕を顔の前に出し目をつぶった。 光が収まりファルコは眼を開けた 「まだ・・・死ぬわけにはいかない・・・」 (どういうことだ?) クマトラから出血が治まり、青白かった肌の色に赤みが戻っている・・・ 抉り取った下腹部には痕が残っていたが殆ど回復しているように見えた。 クマトラは指先を天高く突き出し・・・ 「PKサンダーγ!!」 雲の隙間から三本のイカヅチがファルコ目掛けて落ちてきた。 眼を閉じていたためか、一瞬動くことが出来なかった・・・ ファルコの体は黄色いイカヅチに飲み込まれた。 「ぐぁぁああ・・・」 一本目のイカヅチが放電を終え消え去った。続いて2本目、3本目が降り注ぐ。 「同じ手!!食らうかよ!!」 ファルコは横とびや前転をし次々とイカヅチを回避した。 「ちっ」クマトラは舌打ちをした。そして隙を与えないように「PKファイアーα」を唱えた。 ファルコの目の前に突然火柱が上がり、ファルコの体を包み込んだ。 「やった」 勝利を確信した。 PKファイアーの焔が治まる 「ありがとよ、姉ちゃん・・・おかげで暖まったぜ」 「!?」 おかしい・・・いくら疲労しているからって・・・いくら力が制限されているからって・・・これはあまりにも威力が無さ過ぎる さっきのPKサンダーの時もだ・・・なぜ? その時突然最初に撃たれた胸元の傷に痛みが走った。クマトラは咄嗟に手を当てる。 血を吸って濡れているパーカーの気持ち悪い感触の他に何か硬くて冷たい金属のような感触。 はっとしてそれを見る。 ナマクラヤイバー ――これだ!! 一気にバッジを掴むとそれを引き剥がした。 その瞬間重りを頭の上に乗せられたような感じがした。 全身の汗腺から冷たい汗が流れ出す。 それでもクマトラはファルコから眼を離さなかった。 クマトラの脳内で素早く使うPSIを決めようとした。 命中率が高いPKファイアー・瞬発力のPKフリーズ・3つの内最も威力が高いPKサンダー。 目から入ってくる情報を整理して最善の技を考える。 ―――あの腕・・・よしこれだ!! 「PKサンダーα」 天空から一本の先ほどの約2倍の大きさのイカヅチが落ちた。 「フン、バカの一つ覚えか?同じ手は食わないって言っただろ?」 ファルコは前転をしてよけ・・・ 「ぐぁぁぁあああ!!」 ぱりっぱりっと電流が流れる音が草原に響く。 高圧電流で焼かれた死体。 「か・・・勝った・・・もう動けねぇ」 クマトラは草の上に倒れこんだ。 その後ライフアップを数回自分にかけ体力を回復したがPPが底を着いてしまった。 PPが無いためか、足が思うように動かない。仕方なくクマトラは匍匐前進でファルコに近づいた。 たんぱく質が焼けた嫌なにおいがする。クマトラはファルコの手から拳銃を取った。 あの電流でも拳銃は全くと言っていいほど壊れていなかった。金属は電気を良く通す・・・そのためだろう。 なぜPKサンダーが当たったか? それはファルコの腕が濡れていたからだ。始めのPKフリーズで凍らした腕、そこにバッジの力で弱まったPKファイアーを当てたため、氷が溶け出し、ファルコの腕を濡らしたのだった。 マックスパワーのPKファイアーなら氷を溶かすことを通り越して蒸発していただろうが、ナマクラヤイバーの力で丁度いい感じだった。 「拳銃なんてはじめて持つな・・・」 PSIが使えない今、自分を守るものはこれだけだ。 たとえ二人・・・そのうち一人は仲間だった・・・その二人の血を吸っている、血塗られた武器だとしても・・・俺にはやらないといけないことがあるんだ。 ファルコのザックの中に予備の弾薬が入っていた。薬莢しか残っていないリボルバーから薬莢を取り出し一つ一つ詰めていく。 次にモナのところに向かった。 頭に穴が開いていることを除けば今にも動き出しそうなくらい綺麗な体だ・・・ クマトラはモナの瞼を閉じた。 「じゃぁ・・・」 クマトラはおぼつかない足取りで草原を出て行こうとした。しかし何かにつまずいてすぐにこけてしまった。 「いたた・・・これは?」 モナが持っていたザックだった。 「モナ・・・これは借りていくぜ・・・」 モナの荷物を一つ一つ自分のザックに移していく。 ふとあるものに目がとまった。 一見普通のビンに入っている普通の牛乳にしか見えないのだが・・・ こんなゲームに出てくる牛乳なんだ・・・きっと何かがあるはずっと思い、説明書を読んだ。 【シャトー・ロマーニ】 最高級のミルク。これを100cc呑めば5分間魔力が減らない。(300cc入) はっとしてモナのほうを見る。心なしかモナの顔に笑顔が浮かんでいた。 「ありがとう・・・モナ」 ビンの蓋を開けると一口だけ牛級を飲んだ。 するとどんどん力が沸いてきて今まで自分の脚じゃ無いんじゃないだろうか?と疑いたくなるような脚が羽が生えたように軽くなった。 草原を去るついでにそこらへんで死んでいる見知らぬ男の荷物も自分のザックの中にしまった。 そしてまだ高いびきをかいている、緑の草原の中で寝ている緑のヒゲに・・・ 「パラライシスα」と唱えた。 疲労感は全く無かった・・・やはりあの牛乳のおかげだろう。 ルイージは夢の中にいたが突然金縛りにあった。 自然と脂汗が出てくる 「うんうん」 とうなされてしまう。 クマトラはそんなルイージをほっといて草原を出て行った。 【名前:クマトラ(MOTHER3)】 健康状態:左胸が少し痛い(戦闘には影響は無い)、PP消費-中、怒りは収まった 武装:コルト・ハイウェイパトローマン@現在兵器/残り6発(予備弾1発) 所有物:支給品一式×3、シャトー・ロマーニ@ゼルダの伝説ムジュラの仮面(残り250cc)、ナマクラヤイバー@マリオストーリー(装備していない)、武器0~4(本人確認済み) 現在位置:J-5 基本行動方針:リュカたちを探す 第一行動方針:誰も悲しませない 第二行動方針:リュカたちを探す 最終行動方針:ゲームを潰す 参考:シャトー・ロマーニは一口しか飲んでいないので後5分以内にPP使い放題モードは終了します 【名前:ルイージ・マリオ(マリオブラザーズ)】 健康状態:睡眠、体にしびれ、うなされている 武装:キラーランス@FE 所有品:支給武器一式 現在位置:J-5 第一行動方針:マリオ優先で探し、殺す。 基本行動方針:皆殺し 最終行動方針:優勝してデイジーを生き返させる 参考:いつ目覚めるかは不明です 【ファルコ・ランバルディー@スターフォックス 死亡】 【残り49人】 ※拡声器はJ-5草原に放置してあります
https://w.atwiki.jp/asrivival/pages/283.html
~EGO・ミストラルシティ支部入口~ ガガガガ!! 激しくぶつかり合うリベルタとアングルフ。 レイジ「動作確認…コントロールタイムラグを修正。各動作をセミオートからマニュアルへ」 ボルドー『マニュアルじゃと!?いけるのか?』 レイジ「問題ない。この駆動鎧を使いこなして見せる。」 アルバド「んっ?」 リベルタの反応が先ほどよりも早くなる。 アルバド「レイジめ、駆動鎧の操作を最適化したか。この短時間でこなすとはさすがだな。だが!」 ガキン! アングルフの右腕が銃に変形する。 アルバド「UW(アトモス・ウェポン)!」 レイジ「やらせはしない!Bブレード!」 槍を構え間合いを詰めるレイジ。 アルバド「おまえならそう来ると思っていたぞ!」 ガキン! アングルフの右腕が瞬時に剣へと変形する。 バキン!! レイジ「なっ!」 Bブレードが切断される。 アルバド「お前に戦闘技術を仕込んだのは俺だ。お前の動きはすべて読んでいる。その槍はもう使えまい」 モニカ『まずい!リヴァーレ!まだですか?』 リヴァーレ『もう少しで調整が終了します』 アルバド「ふん!」 右腕の剣をリベルタへと振り下ろすアルバド。 レイジ「くっ!」 とっさに両腕を構え剣を受け止めるレイジ。 ドン! リベルタが吹き飛ばされる。 ドゴン! トレーラへと直撃するリベルタ。 レイジ「ぐっ…ぅ」 アルバド「駆動鎧を身にまとったところでお前は俺を超えることはできん」 ガキン! アングルフの右腕が再び変形し銃となる。 ギュィィン!! アングルフの右腕の銃にエネルギーがたまっていく。 レイジ「それはどうかな?」 アルバド「なに?」 バン! トレーラの背部が開き、中から人ほどの大きさの小型の2本の砲塔を持つ戦車が現れる。 リヴァーレ『シェリング・アルマト!ドッキングシークエンス!』 ガシャン! シェリング・アルマトが変形していく。 ガキン! 戦車の本体がリベルタの脚部を覆うように変形し、2本の砲塔はその肩に背負うように合体するシェリング・アルマト。 レイジ・リヴァーレ「スパーダEX(イーエックス)!シェリングリベルタ!!」 アルバド「戦車と合体だと…」 ジャキン! 両肩の砲塔をアングルフへと向けるリベルタ。 ヴヴヴヴ!! 砲塔にエネルギーがたまっていく。 アルバド「やらせはせん!」 バシュゥゥン!! アングルフの右腕の銃から放たれるエネルギーの弾。 レイジ「粒子電磁砲(バスターキャノン)!!」 ボシュゥン!! アングルフの両肩の砲塔からエネルギーの弾が放たれる。 ドゴォン!! エネルギーの弾同士がぶつかり合う。 アルバド「ここまでの粒子制御技術…独自に得たものではないな」 モニカ『ご想像にお任せします』 アルバド「まぁいい。だがこのアングルフのUWと匹敵する出力…あなどれん」 レイジ「匹敵?いや違うな!」 リヴァーレ『見せつけてやれレイジ。リミッターを外せ』 レイジ「EXバースト!フルバスターモード!」 バゴン! シェリングリベルタの脚部の装甲が展開し、無数の砲台が現れる。 ギュィィン!! 脚部の砲台にエネルギーが溜まっていく。 バシュン! 脚部の砲台から放たれたエネルギーの弾が肩の砲塔から放たれた弾と合体し、巨大なエネルギーの弾となる。 レイジ・リヴァーレ「超粒子電磁砲(フルバスターキャノン)!!」 ゴゴゴゴ!! 巨大なエネルギーの弾はアングルフの放ったエネルギーの弾をも飲み込みアングルフへと放たれる。 アルバド「ぬぉぉぉ…」 エネルギーの弾が直撃するアングルフ。 カッ! 激しい光が当たりを包み込む。 ドゴォン!! 直後!激しい爆発が起きる。辺りが火の海となる。 ゴォォォ! 炎の中にたたずむシェリングリベルタ。 レイジ「アルバドは…」 炎の中を見渡すレイジ。そして彼は炎の中に人影を見る。 レイジ「アルバド!」 アルバド「はぁ…はぁ…」 その場に片膝をつきやっとの様子のアルバド。アングルフは頭部の装甲は半分が壊れ、各部はボロボロになり中のアルバドの姿もほとんど露になっていた。 アルバド「さすが…だな…レイジ。俺の…負けだ」 レイジ「アルバド…」 アルバド「どうしたレイジ声に覇気が…ないぞ?俺を超えたんだ誇りに思え」 レイジ「あなたはなぜ今のEGOに忠を尽くしたんですか?俺には忠を尽くす価値があるとは思えません」 アルバド「俺は兵士だ。上の指示に従うのが兵士の務め…」 レイジ「違う!あなたは…俺の知るアルバド隊長は正しい道を指し示す人物だった。なぜだ…なんであなたは…」 アルバド「…レイジ。お前に俺の望みを託す」 レイジ「望み?」 アルバド「チフを…頼む。あいつは今EGOの本部にいる」 レイジ「R3が!もしや隊長あなたは…」 全てを察するレイジ。アルバドは自身の娘チカ・ルドルフのために今のEGOの非道な行いにも意を反せずいたのだと。 アルバド「今はアングルフの通信機能を遮断している。この話をガドゥに聞かれることもない」 レイジ「ガドゥ?たしか…」 レイジも聞いたことがある名だ。だがどのような人物かまでは思い出せない。 アルバド「俺はこのまま本部へと…戻る。お前たちが本部に襲撃を仕掛ける際、俺も反旗を翻す。だから…」 ガドゥ『アルバド。それがあなたの本心ですか』 アルバド「なっ!?通信機能が…」 いつのまにかアングルフの通信機能が回復している。確かにアルバドはその機能を停止していたはずなのに。 ガドゥ『AISが機能を戻してくれたようです』 アルバド「やつが…いつの間に…」 ガドゥ『私に隠れてテロリストと密談とはいけませんね。AIS!』 ガシン! アングルフが立ち上がる。その中のアルバドも強制的に体を動かされる。 アルバド「ぬぅ…」 レイジ「アルバド隊長!」 ガドゥ『そのテロリストを破壊しなさい!』 AIS「……」 アングルフはその場から動かない。 ガドゥ『ダメージが大きすぎるか?攻撃の選択肢の判断処理に時間がかかっている…』 ヴン! アングルフの目が怪しく光る。 シュルシュルシュル!! アングルフの装甲の隙間から触手が伸びる。その触手はアルバドを覆うように巻き付く。 アルバド「なん…だ」 ガドゥ『これは…そういうこと。AISは自身のダメージを回復するために捕食を行っているのね』 レイジ「捕食だと!?」 ガドゥ『そう。アルバドはAISの中で永遠に生き続けるのよ。その糧として』 レイジ「リヴァーレさん!」 リヴァーレ『だめだ!先ほどの攻撃でエネルギーを使い果たした』 モニカ『ラピッド・レアーリも前回の戦いでエネルギー切れ…こちらに切れるカードはありません…』 レイジ「くそっ!」 リベルタがアングルフに取り込まれていくアルバドに手を伸ばす。だがもう時すでに遅し…。 アルバド「チフを…頼む…」 シュルル!! 完全に触手に取り込まれるアルバド。 ビキビキビキ!! 触手が変形していきアングルフの装甲となる。完全に修復が完了するアングルフ。 レイジ「くそぉぉ!!」 ダン! その場に両手をたたきつけ、怒りをあらわにするレイジ。 ガドゥ『アルバド。これを使わないとは手加減していたということね。いきなさいAIS!EXモード!』 ボボボボ!! アングルフの背中のブースターが点火する。 ボルドー『EXモードじゃと!?』 リヴァーレ『スパーダシリーズのシステムをなぜあの駆動鎧が…』 ガドゥ『アングルフもスパーダシリーズもカミナ工業製の駆動鎧がベース。同じシステムを搭載していても何ら不思議ではない』 モニカ『まずいわ…今の状態のリベルタではあの駆動鎧に対応できない』 AIS「…」 ボゥ! 高速でリベルタへと飛んでくるアングルフ。あまりの速さにレイジは反応が遅れる。 ガッ! リベルタの両腕をつかみ上空へと飛翔するアングルフ。 キュゥゥン!! バッ! 上空でリベルタをつかんでいた両手を放すアングルフ。 レイジ「ぐっ…だめだ。空中では打つ手はない」 AIS「…」 バキン! アングルフの背中の羽が外れ、ブーメランのようにリベルタへと飛んでくる。 レイジ「だが致命傷は避ける!『狼の眼(ウォルフス・アーケ)』!」 レイジの眼が蒼く光る。その眼に映る光景はすべてがスローモーションのようにゆっくりと映る。 ガキ!ガキ! 羽を何とかよけようとするレイジ。だがうまく動きが取れない空中では完全には避けきれない。 レイジ「くぅ…」 ヒュォォ!! 羽を受け、態勢を崩しながら地面へと落下していくリベルタ。 ドゴォン!! 地面へとリベルタが強く打ち付けられる。 レイジ「がはっ!」 レイジの体を激痛が襲う。 AIS「…」 ガバッ! アングルフの胸部の装甲が開く。その中には怪しく光る球体が見える。 レイジ「なんだ…あれは?」 モニカ『なにか脈打って…』 リヴァーレ『心臓?あれがあの駆動鎧のコアなのか?』 ドクン!ドクン! 球体の中に見える心臓のようなものが脈打っている。 ガドゥ『とどめよ!AIS!』 AIS「…」 ギュォォン!! 球体にエネルギーが集まっていく。 ボルドー『まずいぞ!このままでがレイジが!』 モニカ『仕方がありません!』 バシュン!! 球体から無数のエネルギー弾が地上へと降り注いでくる。 レイジ「だめだ…体が動かない…。すみませんアルバド隊長…約束は果たせそうに…」 キキィ!! リベルタの目の前にトレーラーが突っ込んでくる。 ドドドド!! トレーラーへと直撃する無数のエネルギー弾。トレーラーの外装がどんどん壊れていく。 レイジ「このままじゃああなたたちも…」 モニカ『あなたを見捨てることはできません!だれかを見捨てたらそれは今のEGOと同じ。私の目指していたEGOではありません!』 ボルドー『じゃがどうするのじゃ…このままでは…』 ガドゥ『ははは!消えろ消えろ!』 「そうは…させんぞ」 ズブズブズブ AISのコアである球体からアルバドが上半身だけ現れる。 レイジ「アルバド隊長!」 ガドゥ『アルバド…まだ死んでいなかったか。しぶといやつだ』 アルバド「むん!」 ガッ! その手でアングルフの背中のブースターを掴むアルバド。 ガドゥ『飛行装置を破壊する気か!AIS!』 ドドドド! アルバドへと撃ち込まれるエネルギー弾。 ボ! アルバドの体に穴が開いていく。 アルバド「ぐっ…う、うぉぉ!」 ベキベキ!! 攻撃を受けながらもアルバドは最後の力を振り絞り、アングルフのブースターを破壊する。 ガドゥ『人の力で駆動鎧を!』 アルバド「忘れたか?俺の能力パワーは超人的な力を発揮する。ごふっ!」 口から血を吐くアルバド。 AIS「…」 バシュ! AISから放たれたエネルギー弾がアルバドの頭を貫く。 ガクッ 意識を失うアルバド。 ズブズブズブ そのまま完全にAISに吸収されてしまう。だが飛行能力を失ったアングルフも地面へと落下していく。 ドゴォン! 地面に撃ちつけられるアングルフ。 AIS「…」 ガコッ…ピシュー… ガタガタになりながら立ち上がるアングルフ。この状態では戦うのは難しそうだ。 ガドゥ『アルバド…最後まで余計な真似を。AIS!撤退よ!』 AIS「…」 ビュン! アングルフは地面を滑るようにいずこかへと去っていった。 レイジ「アルバド隊長…あなたの意志は必ず俺が継ぎます。」 アルバドの真意をしり、決意新たにEGOと戦うことを決めたレイジ。 レイジ「あの駆動鎧は俺が必ず倒す。アルバド隊長の仇をとる。だがその前に今はこの支部の奪還だ」 モニカ『レイジくん。支部の奪還、私たちも力になるわ』 リヴァーレ『駆動鎧も使えない以上大した力になれはせんがな』 レイジ「いえそんなことはないです。ご協力お願いします」 to be continued
https://w.atwiki.jp/th_izime/pages/1013.html
199 :種族:名無し 多様性:高:2008/05/12(月) 00 58 04 ID 1T37StnYO ………ッッ!!! 遅蒔きながら、チルノちゃん最強化→湖の大ガマすらも凍らせて遊び、砕く 「あははははー!あたいったら、ほんとにさいきょーねっ!」 ライフワークである(?)蛙の氷結&解凍遊びも、スケールが大きくなっていたた。 「そうだっ!蛙といえば…」 数刻後、守矢の二柱神がひとりである諏訪子が、ボロ雑巾のような姿で、チルノの足元に倒れ伏していた。 「もうおしまいなのー? 神様っていうから、ちょっとは楽しめると思ったのに… まぁ、これであたいは名実共に、氷精から氷神になったわけねっ!」 「…ぁ゙……ぅ゙………?」 地面に俯せに横たわる諏訪子は、未だに現実を信じられないかのように呆然とした表情をしている。 諏訪子の体は、痙攣するように震えていた。 酷く痛めつけられた上に、化身の性ゆえの弱点である冷気に、体の芯まで凍えているからである。 「そうそう!あたいね、楽しい遊びを知ってるんだ!」 諏訪子は虚ろな目を低い地面に彷徨わせている。 「カエルを凍らせてね、その後、水につけて元に戻すのを繰り返すの!」 嬉々とはしゃぐチルノの言葉に、虚ろな諏訪子の目が僅かに大きく見開かれ、次いで怯えたように震えた。 「そうやってるとね、おもしろいんだよっ、 三回に一回はね、 氷の中のカエルがね、 氷といっしょにバラバラに砕けるんだよっ! あははっ、恐い?ねぇ、恐いー? あんたは何回でバラバラになるのかなっ」 さらに数刻後 ただならぬ悪寒を感知し、紅魔湖に駆け付けた早苗さんの目の前で 「あはははっ!すごいすごいっ、新記録更新だよー!? さっすが神様、丈夫なんだね!」 眼球が裏返り、白目を向いたまま氷漬けにされた幼い神が 「…諏訪子…さま……?」 氷精に弄ばれ 「さー、どこまで記録を伸ばせるかなっ、そーれっと……あっ」 幾粒もの輝きを弾けさせながら、砕け散った 早苗の呼吸が凍り付き、瞳孔が開いた。 「い… いやあああぁぁぁああァッ!!」 まで幻視!