約 1,317,693 件
https://w.atwiki.jp/83452/pages/6902.html
放課後・軽音部部室 唯「ムギちゃん。そろそろお茶にしない?」 紬「・・・」 唯「ムギちゃん?おーい、ムギちゃん」 紬「・・・」 しーん 唯「・・・うう、無視された。ムギちゃんに嫌われちゃったよー」 紬「・・・」 チラッ。ニコッ 唯「あ、あれ?え、えと。あの、私、何か悪い事したかな?その、えと。ごめんなさい」 あたふた 紬「え?唯ちゃん、何言ってるの?唯ちゃんはいつも良い子で、私は大好きよ♪」 ニコニコッ 唯「あ、あはは。そうなんだ。じゃあムギちゃん、お茶ちょうだい」 紬「・・・」 しーん 唯「う、ううっ。憂ー」 律「いないよ。しかしおかしいな。怒ってないなら、何が原因だ?」 梓「簡単な話ですよ」 律「本当か?」 梓「私自身の経験からして、間違いありません」 律「吹くねー、この子は」 澪「梓は何が原因だと考えてるんだ」 梓「今からそれを実証してみせます。・・・紬先輩、そろそろお茶にしましょうか」 紬「はーい♪今日はブレンドしたハーブティにしてみようと思ってるのっ♪」 ルンラン 梓「とういう事です」 律「全然分からん・・・いや、待てよ」 澪「呼び方、か」 梓「間違いありませんね」 紬「ふふふーん♪ふふふふーん♪」 梓「ムギ先輩の本当の名前は、紬。つまりは、そう呼ばれたかったんですよ」 唯「えー?だって、ムギちゃんはムギちゃんだよ。ムギちゃんをムギちゃんって呼ばなかったら、誰をムギちゃんって呼ぶの?」 律「いや、呼ばなくて良いし。でも、どうして急に?」 澪「常日頃のストレスがたまってるんじゃないのか。ムギは踏まれて強くなるって言うし。……ごめん、今のは忘れてくれ」 律「メモメモ」 澪「そのデコ、タオルで磨くぞ」 澪「でも梓は、良く分かったな。・・・ああ、梓もそうだからか」 梓「ええ。私の場合は、あ、あず。あず、あず」 律「皆まで言うな、皆まで。確かに冷静に考えると、結構こっ恥ずかしいあだ名だよな」 唯「えー?だってあずにゃんはあずにゃんだよ。あずにゃんをあずにゃんって呼ばなかったら、誰をあずにゃんって呼ぶの?」 律「呼ばなくて良いから。とはいえ、私は結構疑問なんだよな」 澪「何が」 律「まあ、見てなって。ムギー、私のハーブティは薄めにお願いー」 紬「はーい♪あ・・・」 あたふた 律「な?」 澪「なるほど。結局本人も、そう呼ばれるのが当たり前になってるのか」 唯「だから言ったでしょ、ムギちゃんはムギちゃんだって。紬ちゃんでも良いんだけど、やっぱりムギちゃんはムギちゃんなんだよ」 澪「唯の言う事も、分からなくはないが。とはいえ本人がそれを改めたいと思ってるのなら、私達も呼び方は変えるべきじゃないのか」 律「しゃーないな。じゃあ今からムギは、紬と呼ぶ事」 唯「りっちゃん、ちょっと待って。それだけでは、問題は何も解決してないよ」 律「何が?」 唯「だったら他のみんなの呼び方はどうするの?あずにゃんやりっちゃんは」 梓「私は梓で良いですよ。というかあずにゃんって呼んでるのは、唯先輩だけです」 唯「でも私、呼び方は大切だと思うんだよ。あずにゃんはあずにゃん、りっちゃんはりっちゃん。ムギちゃんはムギちゃんなんだよ」 澪「・・・もしかして私だけ、名前のままか」 律「嫌な所に食いついたな」 紬「みんなー、お茶の準備が出来たわよー♪」ニコニコッ 唯「ありがと、ムギちゃ・・・。む、麦茶が飲みたかったな-、紬ちゃん」 紬「あらあら。じゃあ明日は、麦茶を持ってくるわね」 ニコニコッ 唯「あ、ありがとー、紬ちゃん」 たらたらー 律「なんか、痛々しいな」 澪「慣れるまでの辛抱だ。それに良いじゃないか、あだ名で呼ばれるなんて。ふっ」 律「うわー、めんどくさい奴」 澪「デコ磨くぞ」 夜・平沢家リビング 唯「・・・って事が、今日あったんだよ」 憂「へー。でも呼び方は、本人にとっては結構大切な事だと思うよ」 唯「私もそれは分かるんだけど。だからこそ、ムギちゃんはムギちゃんだと思うんだよね」 憂「うーん。でも本人が嫌がってるなら、難しいのかな。だって私がお姉ちゃんの事を、姉貴。なんて呼んだら困るでしょ」 唯「ぐっ。そ、それは確かに。だったら、紬ちゃんって呼ぶしかないのかな」 憂「今はそうした方が良いと思うよ。それで梓ちゃん達も、普通に呼ぶの?」 唯「事ここに至っては仕方ないよね。悪平等って気もするけれど」 憂「ど、どうしたの、お姉ちゃん?」 あたふた 唯「いや。和ちゃんがそう言ってたから」 憂「そ、そうなんだ」 ほっ 唯「なんて具合に私が難しい事を言い出したら、みんな困るだろうしね。そういう印象って、難しいな」 憂「でもお姉ちゃんはお姉ちゃんだよ。私にとってお姉ちゃんは、何があってもお姉ちゃんなんだから」 ニコッ 唯「憂は、私と同じ事を言うね」 憂「だって、姉妹なんだもん♪」 唯「ういー♪」 唯「お姉ちゃん♪」 翌朝・教室 唯「という訳で昨日は、憂と一緒に寝ました」 和「相変わらず、のんき姉妹ね。それで、呼び方はどうするの?」 唯「ムギちゃんが嫌がってるのなら、紬ちゃんって呼ぶしかないよ」 和「もう、ムギちゃんって呼んでるじゃない」 唯「だって、ムギちゃんはムギちゃんなんだもん。紬ちゃんって呼ぶようになっても、ムギちゃんはムギちゃんに変わりは無いんだから」 和「そういう所、唯らしいわね」 ニコッ 唯「良く分かんないけど、ありがとう」 てへっ 紬「おはよう♪唯ちゃん、和ちゃん」 和「おはよう、紬」 唯「おはよう。むつぎちゃん」 紬「・・・」 ニ、ニコッ 和(こればかりは、唯を責められないか。取りあえず、笑うのは我慢しましょ) 律「おーす」 和「おはよう、律」 唯「おはよう、律ちゃん」 紬「おはよう、りっ、つちゃん」 ニ、ニコッ 和(我慢、我慢) 澪「みんな、おはよう」 キラキラッ 和「おはよう、澪」 唯「おはよう、澪ちゃん」 律「おーす、澪」 紬「おはよう、澪ちゃん」 澪「う、うん」 どよーん 和(ある意味、哀れね) プッ 澪「デコ出せよ、デコ」 律「なにゆえ、私」 律「いやー、難しいわ。これじゃ、話しかけるのも一苦労だぞ」 澪「すぐに慣れる。それに良いじゃないか、間違えてもらえるだけ」 律「歪みだしたな、おい」 唯「みんな、早く部室に行こうよ。つむぎっちゃんも」 紬「は、はい♪」 ニコニコ、ダラダラ 和「あなた達、本当に大丈夫?」 プルプル 唯「大丈夫だよ、のどかっちゃん」 和「それ、わざとでしょ」 ニヤッ 唯「てへへ」 ニヘッ 澪「羨ましい」 律「デコ磨くか?デコ」 放課後・軽音部部室 梓「済みません、遅れました」 澪「梓、来たな」 律「よう、梓」 紬「梓ちゃん、こんにちは」 唯「梓ちゃん♪」 梓「どうしたんですか?唯先輩」 唯「え、何が?」 梓「だって私の事を梓って・・・。呼ぶのは当たり前過ぎませんか?」 だらだら 律「デコー、デコはいらんかえー」 …… 唯「ライス、たぁぷりっ♪」 じゃーん 律「よーし、ちょっと休憩するか。ムギ、お茶頼む」 紬「はーい♪」 ルンルン 澪「普通にスルーしたな」 梓「単に、忘れただけでしょう。ムギ先輩、今日のお菓子は何ですか?」 紬「今日はブランデーケーキ・・・。みんな喜んでくれるかなーっ」 だらだらー 律「力尽くで一人言に持って行きやがった」 唯「むつぎちゃん、今日のお茶は?」 紬「唯ちゃんのリクエスト通り、麦茶を持って来たわよ。砂糖を入れると、結構ケーキに合うの♪」 唯「ありがとー、むつぎちゃん♪」 ニコッ 紬「どう致しまして♪」 ニコッ 律「そこは、是が非でも抵抗しろよ」 さわ子「お、やってるわね」 律「・・・この場合、どうするんだ?」 澪「普通に名前で良いだろ」 律「でも、さわ子ちゃんって呼ぶのも変だろ。年齢的に考えて」 澪「だったら、さわ子さんは?」 律「一気に老けるな、それ」 さわ子「お前のデコも、拭かせろや」 さわ子「全く。可愛らしい事やってるわね、あなた達は」 唯「キャサリンもそう思う?」 梓「し、失礼ですよ。唯先輩。大人をからかう物ではありません」 プルプルッ 律「地味に追い打ちを掛けるな、梓。確かにキャサリンと比べれば、あずにゃんなんて可愛いもんだ」 さわ子「あなた達ね-。大体、どうしてこんな事になった訳?」 唯「負の感情を表現する事が日頃無いから、その憧れがおかしな形で昇華したんだよ」 澪「和の受け入りか。でも結局慣れない事をしてるんだから、いつか破綻する気もするけど」 さわ子「何にしろ、程々にしなさいよ。初めは些細な事でも仲がこじれるなんて、若い時は結構あるんだから」 律「その点さわ子さんは、もう大丈夫だよな」 さわ子「このデコか、このデコが喋るんか」 律「あー、ひどい目にあった」 澪「お前が悪いんだろ。もう少し練習して、今日は帰るか」 紬「ごめんなさい。私、ちょっと用事があるの」 律「そうか。だったら、これで解散。紬、気を付けて帰れよ」 紬「ありがとう♪みんな、また明日」 ぱたぱた 唯「ムギちゃん帰っちゃったね」 梓「普通に呼びますね」 唯「当たり前だよ。ムギちゃんはムギちゃんだもん」 梓「・・・だったら、私はなんなんですか」 梓「梓ちゃんは、あずにゃんだよ。誰が何と言っても、私の中では絶対にね」 梓「な、何ですかそれ。全然意味が分かりません」 てれてれっ 澪「あはは、あはは。あははははは。はぁー・・・」 律「こっちはこっちで、何一つ解決してないな」 夕方・商店街内、ハンバーガーチェン店 律「でもムギの性格からして、ムギって呼ばれるのはむしろ嬉しいと思ってたんだけどな」 パクパク 澪「私のポテトだぞ、それ」 パクパク 律「それは、私のナゲットじゃん」 パクパク 梓「親密さの度合いって事ですか」 律「まあな。こういうじゃれ合いみたいなの、ムギって結構好きだろ」 パクパク 澪「私は別に、その、えと」 ぐいぐい 律「あー。ポテトうめー」 ぐいぐい 澪「ナゲット、美味しいな」 ぽつり 唯(さりげなく仲良いな、この人達) じー 唯「あずにゃん、ポテト食べたいの?」 梓「い、いえ。そういう事ではなく。というか、あずにゃんって呼んでるじゃないですか」 唯「あ、ごめん。本当、ついうっかり。ごめんなさい」 しゅん 梓「な、何もそんなに謝らなくても。ムギ先輩がいない時なら、別にまあ」 あたふた 唯「本当?あずにゃんは、優しいね♪」 ニコッ 梓「もう良いですから」 てれてれ 律「やっぱ、今更呼び方を変えるのは無理があるか」 澪「変わってない私には、関係無い話だけどな」 律「デコか、デコが欲しいんか」 商店街、ペットショップ前 唯「あ、ペットショップ。ちょっと見ていこうよ」 梓「トンちゃんのご飯も買わないとですしね。いつまでも、ムギ先輩のお世話になりっぱなしも良くないですし」 唯「お茶とかお菓子とか、トンちゃんの事とか。あずにゃんの言う通り、私達ムギちゃんのお世話になりっぱなしだね」 律「まあ、な。正直、ちょっと甘えすぎてたのかな」 澪「そういう不満が出たって事か?まさか」 律「私もそうは思わないけどさ。私達も、もう少しムギの負担を減らすようにしていかないと」 澪「ただお茶を淹れるのは、むしろムギが好きな事だぞ」 律「難しいな。本人に聞くって性質の話でも無いし」 唯「あ、ムギちゃん」 律「え?」 律「猫じゃん」 梓「スコティッシュホールドですね」 ほわー 澪「確かにほんわかした雰囲気は、ある意味ムギっぽいのか?」 唯「名前もムギちゃんだよ。ほら、ここ見て」 澪「このプラカードか。・・・って、iqumになってるぞ」 梓「猫ちゃんが入ってるゲージの品番みたいですね」 澪「逆さから読むと、mugiか。・・・もしかしてムギ本人も、この猫を見たとか」 律「この猫と自分を重ね合わせたって?でも可愛い猫だし、別に悪い気はしないだろ」 澪「だけど猫だぞ。こんな丸っこい顔の、デコッパチの」 律「悪かったな、おい」 梓「デコッパチはともかく、猫と同じ名前なのは確かに気になるかも知れません」 唯「あずにゃん2号は?」 梓「あ、あれはあれで仕方ないですけど」 てれてれ 律「どっちなんだよ。ムギもこの辺は帰り道だし、この猫を気にしてるのなら呼び方は確かに変えた方が良いかもな」 唯「可愛いのにね」 ちょいちょい 澪「本当だよ。可愛い猫と被るのなら、むしろ歓迎すべきだろ」 律「こっちの九官鳥、羽根の色が真っ黒だぞ」 九官鳥「オハヨー、オハヨー」 律「夕方だよ、夕方。馬鹿だなー、澪は」 澪「デコッパチ、外に出ろ」 2
https://w.atwiki.jp/daninme-bo/pages/17.html
役職 キャラ名: メインの服装: メインの国籍 MorW サブ: 愛称: 主な活動場所: 主な活動時間: 最近のマイブーム: これからの目標: 最近の悩み 好きな物 嫌いな物: 団の皆さんへ : 最後に冗談(オヤジギャグも可)をどうぞ :
https://w.atwiki.jp/tk3256_e/pages/5.html
松戸のあれについて 千葉県松戸市在住 22歳(2006年10月現在) 好物 たむら丸 チョコバット すきなもの たむら丸 オナ○ー(※) ティクビ責め ※シコる、せんずり、自慰行為、マスターべーション ともいう(詳しくはアップロードした画像参照) きらいなもの 海老 コーン 暗がり カエル(X斬りできるカエルではない) あだ名 ガ○ベス バ○ッド
https://w.atwiki.jp/yiyirys/pages/14.html
ちびちゃとの常連リストです。 ちびちゃと常連リスト詳細 個人へのコメントは一番下のコメント欄にお願いします。 最近見なくなった人と、許可もなく載せていた人は削除しましたー。 【最終更新】罵倒師さん とローズさん を追加しました。 【廼唖】 ミイラと廃墟とジャガイモが大好きな北海道のプリンセス。 子供らしく可愛い場面もあるが、ちょっと変なとこも多々あり・・・。 誰にでも好かれるような何かを持っている気がする。 しょっちゅう親フラで突然落ちることも良くある。可愛いから良しとしよう。 廼唖ログ 廼唖ログ2 廼唖ログ3 【巧海】 昔からずっと絡んでいるマヨネーズ。 マヨネーズをこよなく愛しているらしい。 ホモキャラが定着気味・・・。うぇ 【巧海】 【オシャレファック】 ほぼ毎日来ているイケメン。 自分でイケメンと言っているが、実際にイケメンである。 基本的に誰とでも仲が良く、喧嘩師などはあまり好きではなさそうだ。 【紅月】 うんち大好きスカトロ少女。男疑惑あり。 【焼きクマ】 刹那と一緒にwikiを作成している。 よく裏キャラで居る。 AKB48と深キョンがとても好きらしい。 【焼きクマ】 【髪】 髪の毛 【カム】 喧嘩師と名乗らない喧嘩師。らしい。 結構いい子である。 最近は結構喧嘩をしている。横槍が多々あり。 【遊稀】 うん。 【†令嬢†】 うん? 【美璃】 ツンツンデレツンな少女。 俺の嫁。 【木春】 変態な女の子。 「木」と「春」で合わせて「椿」らしい。 読み方は得にないから俺は「こはる」と呼んでいる。 しろくま達と仲が良い様だ。 【白銀】 よくメールを送ってくる。 最近じゃエロ動画やエロ画像が送られてくるが俺はそんなもの求めてないです。 リア充らしい。 【白銀】 【しょこ】 はな垂れん子★鼻詰まりん子★ 【げすの極みdd(´・ω・`*】 楓というHnも使っている。 結構ドSなのかもしれない。口調がキツイときもあるが、とてもいい子である。 顔を見せて欲しい。 【罵倒師】 最近現れた(?)喧嘩師。 「しろくま」「タイパー」「師匠」「罵倒師」のHNを使っている(「しろくま」は古いらしい) 可成りタイピングの速い喧嘩師だが、 自分では速くない。と謙遜している様子。謙虚な方なのだろうか。 「木春」や「狼」(?)と仲が良いようだ。 POSOの一員(?) 【ローズ】 最近見かけるようになった喧嘩師。 左京とは犬猿の仲の様だ。 最近、POSOという軍に入ったらしく、メンバーが欲しいらしい。 結構罵倒師と一緒にいるところを見かける。 何かさっぱりしたね(´゚д゚`) -- 巧海 (2010-11-25 03 04 03) めんどくさくなったんだもん( ´,_ゝ`) -- ニョロにょろ~ (2010-11-25 12 16 18) 楓うけるんだけどwwげすのリア友として言ってやろう、どこがいい子なのか。 -- まりこ (2010-11-25 18 09 48) リア友さんどうも。いい子ですよ、元気があって。 -- ニョロにょろ~ (2010-11-25 19 03 01) 若干1名SSぢゃない気が…まっ気のせいかな。 -- 巧海 (2010-11-26 03 41 22) 金魚が好きです。サンマは嫌い。 -- げすの極み (2010-11-26 22 17 14) チンコが好きです。デンマは嫌い。 -- ニョロにょろ~ (2010-11-26 23 00 26) なんか、ちびちゃと行く度に白トリプかわるんだけど;; -- げすの極み (2010-11-27 12 33 43) そういう人も居るよん -- にょろ (2010-11-27 14 29 35) 名前の漢字読めない人若干1名(´゚д゚`) -- 巧海 (2010-11-28 00 29 33) そろそろ覚えたれw -- ニョロにょろ~ (2010-11-28 00 36 46) コメント消したんやね> -- 少佐 (2010-11-28 09 42 44) > ←これなにw -- 少佐 (2010-11-28 09 43 48) せやね> -- ニョロにょろ~ (2010-11-28 12 50 04) どうも、常連です。 -- しろくま (2010-11-30 10 38 14) 載せていいなら載せるが……? -- にょろ (2010-11-30 18 23 22) わぁーい、俺がいるぜよ(*´ω`*) -- £ローズ£ (2010-12-06 21 23 34) ^-^ -- ニョロにょろ~ (2010-12-06 22 06 29) 師匠とローズがPOSOno -- 白銀☆ (2010-12-10 14 24 15) 師匠とローズがPOSOの宣伝してるっとw ミスったw -- 白銀☆ (2010-12-10 14 24 54) るんと&タイパーさんが載ってるーーーー! -- チェルシー (2010-12-11 11 10 55) ニョロ、タイパーって -- 左京 (2010-12-12 13 36 47) うん -- ニョロにょろ~ (2010-12-12 17 47 53) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。SSじゃねぇwww -- しげっつぁん (2010-12-22 16 04 31) SSじゃないなら顔しゃsry -- 少佐 (2010-12-29 08 37 34) タイパー -- 吹雪士郎 (2011-03-26 13 35 06) 髪の毛ってwwwwwwなんかおもしろいね(´・ω・`)ww -- りゅー (2011-06-17 18 22 03) のせて~~ -- 暇人 (2011-06-19 19 38 55) 白銀と紅月ならみたことあるなぁ・・・・。 -- 時鳥 (2012-06-02 11 44 03) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/83452/pages/15152.html
8月21日! 律「あの時手を繋いだのって……OKのサインだよなぁ……」 律(なんとな~くな流れで唯と付き合うようになって?1ヶ月以上経って) 律(アレから二人で遊ぶことも増えたんだけども) 律「ど~も以前と変わらないんだよなぁ……」パカッ 律「……新着メール、無し」 律「軽音部の誰からもメールがない……皆知ってるはずなんだけどなぁ」 律「……まぁまだ8時だしな!今日はここからが本番だよな!」 ブブブブブブ…… 律「うぉっ!あ、唯から電話だ」ピッ 唯『りっちゃんグッモーニン!』 律「おう。おはよう。朝早くから元気だな唯は」 唯『りっちゃん今日空いてるんだよね?』 律「当たり前だろ?」 唯『じゃあうちで遊ぼうよ~今日憂も居なくて暇なんだ~』 律「ひ、暇?」 唯『ん?どしたのりっちゃん』 律「いや……はっ!」 唯『うん?』 律(はは~ん、実は唯ん家に皆で先に集合してて、到着した私を驚かせようってハラか?)ニヤリ 唯『お~い、りっちゃ~ん?』 律「あ、ゴメンゴメン。他の皆は?」 唯『何かみんな用事有るとかでさ~』 律(やっぱりな。そういっておいて実は既に集合してるんだろうな……よし!) 律「そっか。じゃあ準備して向かうよ」 唯『ラジャー!お待ちしておりますりっちゃん隊員』 律「うむ!ではまた後で!さらばゆいゆい隊員!」ピッ 律「さ~て、どんなリアクション取ってやろうかなぁ~」 * * * ピンポーン 律「ひ~らさ~わさ~ん。あ~そ~ぼ~」 ガチャ 唯「は~い~」 律「はろ~」ヒラヒラ 唯「どうぞどうぞお入りください」 律「うむ、苦しうない。……あれ?靴が無い」 唯「ん?何か無い?」 律「あぁいや……」 律(さては気付かれないように持ってあがったな。中々の策士が居るようだな~) 唯「飲み物持ってくから先に私の部屋行ってて~」 律「あいよ~」 トントントン…… 律「よ~し……」グッ ガチャッ! 律「待たせたな皆の衆!主役の登場だぁー!」ババーン シーン…… 律「……あ、あれ?」パチクリ 唯「お待たせ~。って、どしたの?」 律「あ、れ?いや、誰も居ない……よ?」 唯「言ったじゃん。今日は憂も居ないんだって」 律「え、あ、うん。いや、あれ~?」 唯「さっ、座って座って~」 律「あぁ、うん」 唯「はいどうぞ」スッ 律「さんきゅ」 唯「ふぃ~」ペタン 律「……あの、唯さん?」 唯「あ、そうだりっちゃん」 律「お、おう!」 唯「パスポート来た?」 律「はい?」ズルッ 唯「まだ来ないのかなぁ」プー 律「まだ申請して一週間も経ってないだろ?その位かかるって言ってたろ?」 唯「でも待ち遠しいじゃん」 律「変な具合になってないか心配だよ私は」 唯「オデコが?」 律「何でデコ限定!?」ペシンッ 唯「大丈夫だよ~。りっちゃん可愛いもん」 律「そ、そうだな!私可愛いもんな!」 唯「そこは謙虚になろうよ」 律「あれ~?」 唯「でも早く届かないかな~」 律「え?アレって取りに行くんじゃないのか?」 唯「え?家に届くんじゃないの?」 律「う~ん?……まぁ、どっちにせよ澪辺りが言ってくれるだろ」 唯「そだね。澪ちゃんに任せとけばバッチリだね」 律「にしてもさ」キョロキョロ 唯「なに~?」 律「勉強道具の一つも出て無いけど……大丈夫か?」 唯「ちっ違うよ!?りっちゃんが来るから綺麗に片づけただけだよ!?」 律「なるほど。愛い奴愛い奴」ナデナデ 唯「えへへ~」 律「ほ~れほれほれほれ」コショコショコショコショ 唯「ごろごろごろごろ」ウナー 律「ん?あ、メールだ」 唯「誰から?」 律「聡から。冷凍庫のアイス食べて良いかだってさ」 唯「アイス!?」 律「いや、お前がソコに食いついてもだな……」 唯「あ、アイス食べる?美味しいのが有るんだ~」 律「うん。貰う」 唯「じゃあ取ってくるね~」 律「さんきゅ~。『今度替わりのアイス入れといてくれるなら良いぞ』っと」 唯「お待たせ~。チョコとバニラどっちが良い?」 律「好きな方で良いよ」 唯「……う~ん……あ!いや……あぁでも……」 律「そんなに悩むことか?」 唯「う~……」 律「だったら両方半分ずつ食べようぜ」 唯「おぉ!りっちゃんったら天才!」ビシッ 律「いやいや、それ程でも~」 唯「じゃあ、はい!りっちゃん」 律「さんきゅ」ビリッ 唯「あむっ!美味しい~!」 律「はむっ。うん、美味い」 唯「そっちもちょうだい」アーン 律「あいよ」ヒョイ 唯「あむっ。う~ん!つめた~い!」 律「そりゃそうだ。そっちのも一口ちょうだい」 唯「え~ヤダ~」 律「暴君かお前は」 唯「冗談だって~。はい、りっちゃん」スッ 律「んむ。うん、バニラも美味しいな」モグモグ 唯「でしょ?何たって私のアイスだもん」 律「だな。流石アイス、スゴイよアイス」 唯「私も褒めてよ~」 律「ん~?ゆいゆい可愛いよゆいゆい」 唯「なんかおざなり~」 律「よっ!唯さん流石!日本一!最高!」 唯「わざとらしいなぁ~」 律「どないせえっちゅうんじゃ」 唯「さて、何しよっか」 律「う~ん……ゲームとか?」 唯「じゃあリビングに~……はダメだ」 律「え?何で?」 唯「あ、え~っとね、アレなの」アタフタ 律「何?故障でもしてんの?」 唯「そっそうなの!いきなりボカーンって煙噴いちゃって」 律「何やったんだよ」 唯「何もしてないよ!?勝手になっちゃったんだよ」 律「果たしてどうだか」ハァ 唯「信用されてない~」ヨヨヨ 律「じゃあテレビでも見に」 唯「ダメダメ!」 律「……お前まさかテレビ壊したのか」 唯「だから私じゃないよ!?」 律「まぁ、それじゃあ仕方ないな。のんびりするか」 唯「そうだね。のんびりしようよ」 律「そうそう、折角の……あぁあ!?」 唯「おぉう!?どうしたりっちゃん!」 律「そうだよ!ゲームとかテレビとかじゃ無いよ!もっと大事な事が有るじゃないか!」 唯「……え、え~っと、なになに~?」 律「唯はさ、今日が何の日か知ってる……よな?」 唯「……私達が出会って、丁度半年だよね」キリッ 律「私たちが出会ったのは二年前の四月だ」 唯「てへっ」 律「で?」 唯「何の日ってそりゃアレでしょ?」 律「おぅ!言っちゃって!」 唯「献血記念日でしょ?」 律「違うよ!」 唯「あれ?違うの?8月21日だよね」 律「いや、合ってるかもしれないけどそんな話を私が振ると思うか?」 唯「『だから今から献血に行こうぜ!』とか?」 律「一度でもそんなお誘いしたこと有った?」 唯「無いから珍しいなぁって」 律「違うよ。そんな話じゃないし献血も行かない」 唯「行かないの?」 律「行きたいの?」 唯「注射ヤダ」 律「なら行かなくていいな」 唯「う~ん……じゃあ静岡県民の日?」 律「静岡の皆さんには申し訳ないけど違うわ!」 唯「え~でも静岡さんの誕生日なんだよ?」 律「そうそれ!」 唯「ほぇ?静岡さん?」 律「違う!その後!」 唯「……なんだよ?」 律「わざとかこの野郎!」 唯「あ!そっか!誕生日!」ポンッ 律「そう!ほら、今日は唯の大事な人の誕生日だろ?言ってて恥ずかしいけど……」カァァ 唯「そうだったねりっちゃん!早速だけど唄うね!」シュタッ 律「い、良いよそんな慌てなくても」テレテレ 唯「ハッピバースデートゥーユー!ハッピバースデートゥーユー!」パンパン 律「いやいやどもども」 唯「ハッピバースデーディーア関根さ~ん」 律「誰だよ!?」スパーン 唯「え?関根勤さんだよ。知らない?」 律「知ってるけど何で!?」 唯「あれ?違った?ほぁ~っとかやる人」ホァー 律「いや、ほぁ~っじゃなくて」 唯「じゃあ稲川淳二さん?」 律「はい?」 唯「怖いですねぇ~の人だよ」 律「知ってるわ!っていうかそんな見当外れな事言うお前の方が怖いよ!」 唯「え~嬉しくないなぁ」 律「私は悲しいよ……」ガックリ 唯「り、りっちゃん?」 律「唯、マジか?」 唯「え、何が?」 律「……私、前に言わなかったか?」 唯「え、あ、う~んと、あのね?」 律「何だ?今度は誰の名前出すんだ?萩原聖人か?くまのプーさんか?それとも漬物の日か?」 唯「違うの!ってプーさん今日誕生日なの?」 律「そうだよ。昔調べたからな、今日誕生日の有名人とか」 唯「もしかして……怒ってる?」 律「そこじゃ無いだろ!何で調べたのとか聞けよ!じゃないと話繋げれないだろ!」ガーッ 唯「え~っと~……」 律「……もういい」プイッ 唯「あ……」 律「いっそ分かんないって言ってくれた方が良いよ」 唯「えと」 律「唯が思い出すまで何も言わん」 唯「りっちゃん、あのね」 律「ケータイ震えてるぞ」 唯「え?あ、ホントだ。でも」 律「出れば良いじゃん。大事な用かも知れないだろ」 唯「う、うん……」ピッ 律「……」イジイジ 唯「もしもし。あ、憂?もう!遅いよ~。うん、うん、わかった~」ピッ 律「……」 唯「えっと、りっちゃん」 律「何だよ?」 唯「あ~っと……お腹空かない?」 律「空かない」 唯「そっか。じゃあノド乾かない?」 律「乾かない」 唯「う~っと、え~っと……どうすれば……」 律「……帰るわ」スッ 唯「え!?」 律「今日が何の日とか考える気も無いみたいだし」スタスタ 唯「ちょっと待ってよりっちゃん」 律「何だよ?思い出すよりご飯の方が先なんだろ?」 唯「ちがっ、そゆ事じゃなくて」 律「もう良いって。それじゃ」ガチャ 4
https://w.atwiki.jp/hutobak/pages/28.html
ちびちゃと 友達 常連さん ちびちゃと自由掲示板 皆さんはちびちゃとって知ってますか? まぁ~自分でキャラを決めたりできるチャットのことです。http //chat.moja.jp/animal.html☚ちびちゃとURL ちびちゃとの中では「なぁ~み」と言うコテハンでいますので是非話しかけてください。 ↓です。
https://w.atwiki.jp/83452/pages/8752.html
テクテク 唯「ねえ、和ちゃん」 和「なに?」 唯「卒業式終わっちゃったね」 和「終わっちゃったわね」 唯「なーんかあっという間の高校生活だったよ」 和「そう?」 唯「そうだよ」 和「そっか」 唯「うん」 テクテク テクテク 唯「今年は楽しかったねー」 和「へぇー」 唯「なんせみんなおんなじクラスだったし」 和「そうね」 唯「そういえば和ちゃん、修学旅行で迷子になったよね」 和「あの時は唯も迷子だったじゃない」 唯「……あれ?」 和「どうかした?」 唯「迷える和ちゃんを私が救い出したんじゃなかったっけ?」 和「……」 和「捏造しないの」 唯「あいたっ」 テクテク テクテク 唯「ねえ、和ちゃん」 和「なに?」 唯「去年の今頃、なにしてたっけ?」 和「去年?」 唯「うん」 和「去年……」 和「あ。唯の家で進級パーティしなかった?」 唯「あーやったやった」 唯「ムギちゃんのケーキおいしかったよねぇ」 和「唯はいつも食べてるじゃない」 唯「まあね」 テクテク テクテク 唯「去年も楽しかったねー」 和「へぇー」 唯「なんせ私、先輩になったんだもん」 和「おめでとう」 唯「いやいや」 唯「……」 唯「でも」 和「でも?」 唯「大学に入ったらまた後輩からやり直しかと思うと……」 和「はいはい」 テクテク テクテク 唯「ねえ、和ちゃん」 和「なに?」 唯「一昨年の今頃は、なにしてたっけ?」 和「一昨年はねぇ……」 和「ああ、新歓ライブであくせくしてた頃じゃない?」 和「"和ちゃんを見返してやる"とか言って」 唯「そうだったそうだった」 和「私は見返せた?」 唯「そりゃもうバッチリ」 和「そっか」 テクテク テクテク 唯「和ちゃんにニートと言われて早3年……」 唯「うーん……まさに"病院矢の如し"だね」 和「それを言うなら"光陰矢の如し"、でしょ」 唯「……」 和「……」 和「見返すのはまだ先になりそうね」 唯「えー」 テクテク テクテク 唯「ねえ、和ちゃん」 和「なに?」 唯「3年前ってなんて言うのかな?」 和「3年前?」 唯「3年前」 和「一昨々年よ」 唯「さきおととし?」 和「さきおととし」 唯「和ちゃんは物知りだねぇ」 和「まあね」 テクテク テクテク 唯「ねえ、和ちゃん」 和「なに?」 唯「来年の今頃は、どうしてるかなぁ」 和「さあ……どうしてるかしらね」 唯「来年も和ちゃんと一緒にいれるかな?」 和「私たち違う大学行くじゃない」 唯「関係ないよ」 和「関係ないの?」 唯「関係ないの」 和「……そっか」 テクテク テクテク 唯「ねえ、和ちゃん」 和「なに?」 唯「手、つなごうよ」 和「なんで?」 唯「いーからいーから」 和「じゃあ……はい」 唯「ありがと」 和「いえいえ」 テクテク テクテク 唯「和ちゃんの手、あったかいね」 和「うらやましい?」 唯「そんなことないよ」 唯「手が冷たい人は心があったかいんだもんね」 和「……」 和「違う違う」 和「心のあったかい人だから手もあったかくなっちゃうのよ」 唯「そうだっけ?」 和「そうなのよ」 テクテク テクテク 唯「ねえ、和ちゃん」 和「なに?」 唯「ほら、この公園」 和「……あぁー」 唯「小さい時はいつもここで遊んでたよねぇ」 和「憂と3人一緒でね」 唯「あれ? あそこにシーソーなかったっけ?」 和「ああ。ほら一時期公園の遊具が危ないって流行ったじゃない」 和「あの頃に取り外されたのよ」 和「時代の流れね」 唯「あれま」 テクテク テクテク 唯「いつだったかケイドロが流行ってみんなでやったよね」 和「確か……あのジャングルジムを牢屋に使ってたわね」 唯「うんうん」 和「それで唯ったら捕まってる間に登ってみたのはいいけど」 唯「降りれなくなっちゃって大騒ぎしたんだっけ」 唯「懐かしいねぇ」 和「懐かしいわね」 テクテク テクテク 唯「ねえ、和ちゃん」 和「なに?」 唯「ブランコ乗ろうよ」 和「高さが合わないわ」 唯「いーのいーの」 唯「よいしょ」 唯「ほら乗れた」 和「ギリギリじゃない」 唯「いーのいーの」 キーコ キーコ キーコ キーコ 唯「和ちゃんだよね」 唯「上手な靴飛ばしのやり方教えてくれたのは」 和「小学校の時だっけ?」 唯「そうそう」 唯「ブランコから靴を飛ばして天気予報がしたかったんだよ」 和「唯は雨ばっかり出してたような気がするわ」 唯「そーだったそーだった」 和「5回に1回も当たらなかったけど」 唯「いやー惜しかったんだけどねぇ」 キーコ キーコ キーコ キーコ 唯「ねえ、和ちゃん」 和「なに?」 唯「こうして考えると私たちずーっと一緒にいたんだね」 和「そうね」 唯「楽しかったねぇ」 和「ホントねぇ」 唯「……」 和「……」 キーコ キーコ キーコ キーコ 唯「今思うとね」 唯「大事なことはぜーんぶ和ちゃんが教えてくれた気がするよ」 和「えっ?」 唯「幼稚園ではクレヨンは食べちゃダメって教えてくれたし」 唯「小学校の時は靴飛ばしも教えてくれた」 唯「中学校ではいっつも時間割り教えてくれたし」 唯「ほら。ぜーんぶ和ちゃんのおかげ」 和「それ……大事?」 唯「大事も大事。とっても大事」 唯「だって和ちゃんが教えてくれたんだもんね」 和「順序逆じゃない」 唯「……」 唯「あれ?」 キーコ キーコ キーコ キーコ 唯「でもやっぱり和ちゃんのおかげだよ」 和「そうかしら」 唯「うん」 唯「可笑しいことも、楽しいことも」 唯「嬉しいことも、美味しいことも」 唯「可愛いことも、愛しいことも」 唯「全部和ちゃんが教えてくれた」 和「……」 唯「それに加えてお別れの悲しさまで教えてくれるなんて」 唯「和ちゃんったら太っ腹だね」 和「……どーいたしまして」 キーコ キーコ キーコ キーコ 唯「……」 和「……」 唯「大学生だねぇ」 和「4月からね」 唯「……」 和「……」 唯「大学生……なんだねぇ」 和「そうよ」 唯「……」 和「……」 キーコ キーコ キーコ キーコ 唯「私ね、みんなと一緒にN女子大に行くんだ」 和「知ってる」 唯「大学でもきっとみんなとバンドやるよ」 和「それも知ってる」 唯「ライブをやるときはきっと和ちゃんをお誘いするよ」 和「それは知らなかった」 唯「来てくれる?」 和「誘われなくても行くわ」 唯「誘うよ。絶対」 和「……ありがと」 唯「いえいえ」 キーコ キーコ キーコ キーコ 唯「……」 和「……」 和「そろそろ帰ろっか」 唯「日が暮れちゃうもんね」 和「手、つなぐ?」 唯「もちのろんだよ」 和「じゃあ、はい」 唯「うん」 テクテク テクテク 唯「ねえ、和ちゃん」 和「なに?」 唯「あそこの角で、お別れだよ」 和「いよいよね」 唯「行きたくないなぁ」 和「じゃあ……バックする?」 唯「……」 唯「……それはできないよね」 和「ええ。そうよ」 唯「悲しいね」 和「仕方ないわ」 唯「でも、寂しくはないよ」 和「奇遇ね。私もよ」 テクテク 唯「着いちゃった」 和「着いちゃった」 唯「お別れだね」 和「お別れね」 唯「じゃあ、お別れの握手しよっか」 和「今の今まで手つないでたのに?」 唯「それなら……お別れのハグ?」 和「なにそれ」 唯「いーからいーから」 和「まったく……」 ギュッ 唯「……」 和「……」 唯「ねえ、和ちゃん」 和「なに?」 唯「……いい匂いがするねぇ」 和「……恥ずかしいんだけど」 唯「いい匂いがするんだから仕方ないよ」 和「……」 和「ま、いっか」 唯「……」 和「……」 唯「ねえ、和ちゃん」 和「なに?」 唯「私たちこれからも……ずーっと友達だよね?」 和「当たり前じゃない」 唯「えへへ……」 和「……」 唯「……」 唯「ねえ、和ちゃん」 和「なに?」 唯「大好き!」 おしまい 戻る
https://w.atwiki.jp/lls_ss/pages/839.html
元スレURL 花丸「ばあちゃん」 概要 おばあちゃん子の花丸 タグ ^国木田花丸 ^花丸祖母 ^Aqours ^ほのぼの ^しんみり 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/83452/pages/5454.html
唯「うわ~ん!」 律「い、いきなりどうした唯?」 唯「のっ、のどがぢゃあ゛…うぇ、っぐ…うう゛」 律「え? え?」 ドカーン 和「おう!」 律「あおっ!?」 和「ここに唯が逃げてきたべ?」 律「の、和…さん?」 和「さっさと出せやコラー!」 唯「……」ブンブン 律(あ) 律「ゆ、唯ならここに来てないよ」 和「……」チラチラ 和「どっかに隠してんじゃねーのか…?」 律「いやいや、そんなことしてないって」 唯「……」ガサゴソ 律(段ボール被って隠れてる!?) 和「まぁ、いいわ。てか後で嘘だって分かったら覚えとけよコノヤロー」 ガチャリ 唯「もう、行った…?」 律「あ、ああ」 唯「うわ~ん!」バッ 律「うわっ」 律「唯…お前何やらかしたんだよ?」 律「あれだけ和にはもう関わるなっていっただろ」 唯「だ、だって! だって和ちゃんが私のポッキー勝手に取ったから…」 律「はぁ…」 ・・・ 数日前。 それはいつものHR中のことであった。 さわ子「真鍋さん」 シーン… さわ子「あら、真鍋さんまだ来てない…おかしいわね。何の連絡も来なかったし」 唯「和ちゃん遅刻だー」 姫子「あの真面目な真鍋さんが珍しいよね。…まさか事故に」 唯「え!? やだよ! わ、私和ちゃん探しに…」 姫子「じょ、冗談よ。冗d…」 ガチャ…ドカーン ?「ち、ちーっす」クチャクチャ 「!?」 ドアが大きな音を立てて開かれると、金髪の少女が教室に入ってきた。 …どちらさま? クラスが騒然としている中、堂々と椅子にドカッと腰かけて机の上に足を組む少女。 彼女は席は唯の前の席だ。 唯「…どなた?」 「!」 ?「あ゛? 幼馴染の顔を覚えてられないの?」 和「ふふーん、私だよ。和だよ、のーどーか」 「!!!」 「うそぉ…」「えー!?」 「ほんとに真鍋さん!?」「いやー!」 さわ子「え…あ、いや…ちょ、ちょっと…」 さわ子「ま、真鍋さん!!」 和「は、はーい!?」 さわ子「そそそ、その頭はどうしたの!? 耳にピアスまで…」 さわ子「け、化粧もしてるじゃない! どういうつもりっ!?」 和「あ゛…」 和「あ゛ー?」 さわ子「なっ!?」 和「お、おめぇも昔はこんなだったんだべー? なァー、さぁわちゃ~ん」 さわ子「ちょっ、ば……あ、後で職員室に来なさい」 和「望むところだコノヤロー!」 唯「な、なんてこったい…」 澪「……」ガクブル 和「澪ってさぁ、めっちゃ可愛いよねー」 澪「ひゃ、ひゃりがとぉ…」 和「わ、私がいいとこ紹介してあげよっか?」 和「アイドル事務所的何か…みたいなー?」ニヤ 澪「あ、あいどる…?」 和「澪ならすぐに人気出そう。お、お乳でけぇし」 和「まるで牛ね! このホルスタイン! 絞ったら…汁出てくるんじゃね!?」ガシッ 澪「ひぃんっ…やめてよぉ…」 律「おい、その辺にしといてやれよ!」 和「んあ~?」 律「い、嫌がってんだろ」 和「デコ助か」 和「なんだ自分の女に手ぇ出されて悔しいって? え?」 澪「ちょ…///」 律「ああそうだよ! 悪いかよ!?」 和・澪「ちょ!! まっ!?」 和「あ…えっと…」 和「あの…うん…なんか、ご、ごめん…」タタタ 澪「た、助かった…でも」チラ 律「大丈夫か、澪」 澪「律…さっきの…えっと///」 律「ああ、あれね。いや、澪は私の所有物だろ? 私の断りなく勝手に遊ばれてたのが我慢できなくてさ…」 澪(なんかこいつ色々と歪んでる…) … 紬「い、嫌よ…」 和「いいじゃん! いいじゃん! どうせお金一杯あるんだし」 和「少しぐらいいだろぉー! シャー芯切らしちゃったんだよ~!」 紬「え、だったら私の分けてあげるけど」 和「え」 和「…あ、えっと…ぜ」 和「全部よこせー!」バッ 紬「きゃっ」 和「…ちっ、これっぽっちかよ。まぁ、いいわ。今回はこれだけで我慢してやる」 紬「あ、どうぞ」 和「ふんっ」フンス 和「……」スタスタ 和「……」ウキウキ 和(やっ、やっちゃった!) 和「カツアゲやっちゃったわ…!」 ゾクゾク 和「わ、悪いことするのがここまで快感だったなんて…」 和「ふふふ…私はもういい子を捨てたのっ。これからは悪の道を目指すのよ」 唯「るんるんる~ん」トコトコ 和(あら、唯…ふふっ!) 和「おい!」 唯「うひゃあ!? な、なんだ和ちゃんか」 和「も、文句あんのかコラ」 唯「べ、別にないよぉ…?」 和「ふん、あっそ」 和「…ん、いいもん持ってんじゃん!」バッ 唯「あぁっ、私のポッキー!」 和「はい、ぼっしゅ~! きゃははは」 唯「か、返してよー! 酷いよー! 和ちゃん!」 和「ふ、ふふん!」 唯「まだもう一袋あるんだよ~!」 和「じゃあ私にくれたっていいじゃない!」 唯「やーだー!」 和(ケチ!) 和「ふん、とにかくこれは貰ってくから」ス 唯「えーん! 和ちゃんがポッキー取っちゃったよー!」ポロポロ 和「が、ガキじゃないんだから一々口に出して言わないでよ!?」 唯「ぐすっ…和ちゃん…一体どうしちゃったの? こんなの和ちゃんじゃないよぉ…」 和「ふ、ふふ! 私は変わったのよ! じゃなくて変わったんだよ!」 唯「イメチェンにも…程があるよっ」ガシッ 和「!? ちょ、ちょっと髪引っ張らないで!」 唯「こんなにさせちゃって! ばかばかばか!」グイグイ 和「や、やめ…!」 ポロ 唯「あ…」 和「!!!?」バッ 唯「カツラ?」 和「ち、違うっっ///」 唯「染めたんじゃないの?」 和「染めた! 染めた染めた染めたぁっっ///」 「あらー、今の見たぁ?」「真鍋さん髪染めてなかったんだね~」 「カツラだって、カツラ」 和「うぐっ…///」 唯「あれ、よく見たらそのピアス…シール?」 和「わああああ! わああああ!!」ブンブン 唯「和ちゃん?」 和「……」ワナワナ 和「…ゆぅぅぅいぃぃぃ」 和「よくも私に恥を掻かせてくれたわね!!?」 唯「ぎゃ、ぎゃぁ~!? 和ちゃん怖いぃぃ!?」タタタ… 和「ま、待ちなさ……待てやコラー!!」ダダダ 唯「ご、ごめんなさい! ごめんなさいぃ! ポッキーあげるから許して?!」 和「うるさいうるさいうるさーい!!」 唯「ななな、なんでそんなに怒ってるのー!?」 和「きぃーー!!」プンスカ ・・・ 唯「はぁ…」 律「とにかく、今の和は分けわかんないからさ。しばらくは関わんなよ。それが得策だ」 唯「でもぉ…」 律「きっとあれだ。若気の至りってやつ。和も人の子だしな」 唯「遅れた反抗期?」 律「まぁ、そんなもんなんじゃね? よくわかんないけど」 唯「違うよ…やっぱり、何か和ちゃんに何かあったんだよ!」 律「悪い友達ができたとか?」 唯「ううん、それはないよ。和ちゃん友達つくるの下手糞だから」 律「そういうことは言ってやるなよ」 ガチャリ 梓「……」 律「お、梓。どうした変な顔して?」 梓「さっき和さんに会ったんですけど…えっと…」 律「そっか、梓はまだ和見てなかったんだよなー。一昨日あたりからあんなになっちゃったんだよ…」 梓「な、なんで教えてくれなかったんですか?」 律「いや…できる限り私たちも触れたくない話題だからさ…ないことしようって」 梓「ああ…」 唯「わ、私のことまだ探してた?」 梓「はい、聞かれましたよ。鬼の形相でした」 唯「ひぃー…本気で怒った顔の和ちゃんはナマハゲのそれに匹敵するよぉ…」 律「唯、お前。ほんとは和のこと嫌いだったりするのか? そうなのか?」 ドカーン 「!?」 和「やっぱりここにいるじゃねーかコノヤロー!!」 律・梓「の、和(先輩)!」 唯「ぎゃーす!? や、やだー!」 和「じっくりと…お灸をすえてやるわ。か、覚悟しいや」 梓(うっわ、汗で化粧が落ちてきてる…!) 唯「やーだー!! 怖いよー!! えーん!」 和「…ぶ、ぶ、ぶりっ子すんなや! ムカつく!」グイグイ 唯「わあぁーん! うわあぁあーん!」 ガチャリ 憂「失礼しま…お姉ちゃん!?」 梓・律「憂(ちゃん)!」 唯「びえ~んっ、う、う゛ーい゛ー!! へる゛ぶみ゛~…」オイヨイヨ… 憂「お、お姉ちゃん! と、とにかく…えいっ!」 ドン 和「ふぐっ!?」 憂「大丈夫? お姉ちゃん?」 唯「え~ん! 怖かったよおおお」ギュッ 憂「よしよし」ナデナデ 律「いやー妹は偉大だなーあはは」 梓「棒読みになってますよ…それより」 梓「だ、大丈夫ですか…和さん」 和「うっ…ぐ」フラフラ 憂「え、和さん!?」 和「いたた…」 律「少し、頭冷えたんじゃないか? 和」 和「う、うるさい…」 憂「和さん」 和「う、憂…!?」 憂「なんで、なんでお姉ちゃんをいじめたの?お姉ちゃん、いやだいやだってすごく嫌がってたじゃないですか。泣いてましたよ? 見ました? かわいそうに…」 和「え、えっと…そ、そんなの…そんなこと」 和「しったことかよぉっ!」 憂「めっ!」グッ 和「うわあああごめんなさいぃぃっ」 律「ほら、妹ってすげぇ」 梓「例外もありますよ」 律「和、どうして急にそんな極端な非行に走ったんだ?」 和「……」 和「嫌だったのよ」 梓「え?」 和「周りから私が真面目でいい子でクールビューティだというレッテルを貼られていることが」 梓「クール…え?」 和「…私だって普通に不真面目なところがあるのよ」 律「普通に不真面目…」 和「親、教師と期待に期待をかけられて…生徒会長としての仕事に追われる毎日…ストレスがたまる一方だった」 和「そして、私は決心したの。それならいっそ、不良になっちゃおう! って」 律「そいつは随分と思い切ったな」 和「やってみるとこれが中々…今まで我慢してきたことができてとても爽快で快感だった」 和「でも…」 和「なんかやってるうちに根本的なところで色々と違うな気がしてきて…」 律「だろうな」 梓「早めに気付けただけまだましですよ。変にこじらせなくてよかったです」 憂「ふふ、和さんが悪いことをするのは似合いませんし、キャラじゃないですよ」 和「う…」 唯「そうだよー」 和「唯…」 唯「和ちゃんは悪い子じゃないんだよ? 無理してそんなことしてたって可笑しいよ」 唯「笑っちゃうよ」 和「うぐっ…!」 律「うわぁ…」 梓「心に突き刺さりますね…」 唯「だから和ちゃん」 唯「いつもの和ちゃんに戻ろう? 私、いつものカッコかわいい和ちゃんが大好きだよ!」 和「唯…」 唯「ね!」 和「ええ…ええ…そうね」 和「私、真鍋 和は普通の女の子に戻ります…」 憂「キャンディーズ?」 後日談 唯「和ちゃ~ん、宿題見せてよぉ」 和「もう! なんでしてこないのよあんたは! 知りませんっ、自分の力でなんとかしなさい」 唯「やーんっ!」 律「和もすっかり元通りだな」 澪「うん、一時はどうなるかと思ったよ」 ガチャリ さわ子「はーい、みんな席についてー」 さわ子「出席をとりますよー」 さわ子「さーん…滝エリさーん…」 さわ子「琴吹 紬さーん」 シーン… さわ子「あら、琴吹さんまだ来てない…おかしいわね。何の連絡もこなかったし……まさか」 ガチャ…ドカーン 「!?」 紬「ち~っす!」ニコニヤ さわ子「…も、もう嫌……」 紬(一度、不良になってみたかったの~ふふ) 唯「なんてこったい…」 おわり! 戻る
https://w.atwiki.jp/83452/pages/15120.html
「……。……~い~」 唯「んむ~……それはギターじゃなくてヘチマだよあずにゃん……むにゃむにゃ」 律「何ちゅう夢見てんだ……。唯~、そろそろ起きても良いんじゃないか~?」トントン 唯「ん~?……あ、りっちゃん。今日も良いオデコだね」 律「やっと起きたか……そりゃまぁ自慢のオデコですから」 唯「あれ?今何時間目?」 律「とっくに放課後だよ。お前昼休みの後ずっと寝てたんだぞ?」 唯「うぇ?そうなんだ……あ、りっちゃん私待っててくれたんだね」ニヘラ 律「え、いや、まぁうん。そんなトコかな?」 唯「みんな待たせちゃってるよね。急ごうりっちゃん!」ガタッ 律「いや唯?うわ」グイッ 唯「ほら、行こ!りっちゃん早く」ダダダ 律「だからちょっ!……まぁいっか」タタタ ガチャ! 唯「みんなゴメ~ン!……ってあれ?誰も居ない」 律「だからさ、唯」 唯「あぁ~!?」 律「うぉお!?どうした?」 唯「お昼にトンちゃんのご飯あげるの忘れてた!」タタタ 律「あぁ、そう」 唯「ゴメンねトンちゃ~ん。今ご飯あげますからね~」ヒョイ パラパラ 律「まぁ、ノンビリするかな……」スタスタ ストン 唯「美味しいですか~ト~ンちゃ~ん?」パラパラ 律「……」 唯「どんどん大きくなるんだよ~」パラパラ 律「唯~?」 唯「ん~?何りっちゃん?」 律「トンちゃんの調子どうよ?」 唯「どうって普通だねぇ」 律「普通ねぇ。美味そう?」 唯「ん~……まだだねぇ」 律「そっかぁ。……いや、どうゆう判断だよ」 唯「みんなで鍋するにはまだまだ小さいよ」 律「本気にすんなし」 唯「冗談だよ~。こんな可愛い子を食べるなんて失礼だよりっちゃん」 律「私かよ……唯は食い意地張ってるからなぁ」 唯「りっちゃんに言われたくな~い~」 律「ほほぉ。じゃあケーキとトンちゃんどっちが好き?」 唯「今はケーキかなぁ」 律「じゃあケーキと梓は?」 唯「う~ん……今はあずにゃんよりちょっとだけケーキが勝ちかなぁ」 律「ほほぉ」 唯「ムギちゃんのケーキまだかなぁ?」パタパタ 律「ケーキありきかよ……ムギもかわいそうに」ヨヨヨ 唯「ちっ違うよ!ムギちゃんとケーキだよ!と!」アセアセ 律「一緒だよ……。ってゆうか今日誰も来ないぞ?」 唯「え?なんで?」 律「他の皆予定があるからって事で部活が休みだからだ。昨日の帰りにも言っただろ?」 唯「そうだっけ?」 律「さっきから何回も言おうとしたけど唯が人の話聞かないから」 唯「そうなんだ……寝ぼけておりました」エヘ 律「はいはい。もう起きたか?」 唯「うん!そりゃもうシャッキリポンと!」フンス 律「さいで」 唯「……あれ?でもじゃあ何でりっちゃんは私の事待ってたの?」 律「え?」 唯「だって部活無かったんでしょ?何で部室に来たの?」 律「いやいや、唯が有無も言わさず部室に連れてきたんだろ?」 唯「あれ?そうだっけ?」 律「がっちり人の手掴んどいてそりゃないよ」 唯「覚えてないなぁ~。ホントに?」 律「嘘吐いてどうなるよ。まだ寝ぼけてんのか~?」ヒラヒラ 唯「エヘヘ~」クネクネ 律「可愛いなぁチクショー」 唯「でも、部活無いんだったら置いて帰ってくれてよかったのに」 律「そうしたらしたで怒る癖に」 唯「そんなこと無いよぉ」 律「いや言うね。『なんで誰も起こしてくれなかったの~!?』って」 唯「う……う~ん」 律「ま、私は何の用事も無かったしな」 唯「そっか。アリガトりっちゃん」 律「それに……唯を独りきりになんて出来ないだろ?」キリッ 唯「りっちゃん……惚れて良い?」 律「私に惚れると、火傷するぜ?」ドヤッ 唯「そっか。火傷は嫌だからやめとくよ」 律「あらま」 唯「じゃあ今日はケーキもあずにゃん分も無しかぁ……」ウナー 律「代わりにりっちゃん分が有るぞ?」ズズイ 唯「りっちゃん分は今はいいや」 律「チクショー」 唯「……あれ?りっちゃんさ」 律「うん?」 唯「私が寝てる間何してたの?」 律「うぇ!?何って……」 唯「だってもう4時半じゃん。すごく待たせちゃってたんだね」 律「……え~と、その、唯の寝顔、を~……」ボソボソ 唯「暇じゃなかったのかなぁって」 律「え?あ、あ~そうゆう事ね。追及する訳じゃ無いんだ……良かった」 唯「良かった?」 律「いやいや、こっちの話。そうだ!ケーキにゃ劣るけどお菓子なら有るぞ~」ゴソゴソ 唯「ほんと!?さすがりっちゃん隊員!」 律「褒めろ褒めろ~!え~っと……はい、酢こんぶ」スッ 唯「すこ……」 律「冗談だって。はい、クッキー」 唯「わ~い。りっちゃん愛してる~」パク 律「私の愛をしっかり味わえ~?」パク 唯「おいひいよひっひゃん」モグモグ 律「そんなに一気に食べたら喉詰まっちゃうぞ?」 唯「んぐんぐ。りっちゃん、お茶~」 律「私は女子高生で部長だけどお茶じゃないぞ~。ちょっと待ってろ」ガタッ 唯「よっ!流石りっちゃん!ほほめのははみ!」モグモグ 律「食べるか喋るかどっちかにしろよ~」コポポポ 唯「ひっひゃんはっほひぃ!うんぐっ!?」ビクッ 律「武勇伝武勇伝!ででんでんでんででんでん!ってか?もう古いだろ~」カチャカチャ 唯「んぐんんん!……!」ドンドン 律「ん?どうした?次は誰のネタだ?」ヒョイ 唯「……!?んんん!?」ジタバタ 律「あぁもう言わんこっちゃない!」ガタン 唯「……!……!?」ドンドン 律「しっかりしろ!唯!」バンバン 唯「んく!ぷはぁっ!はぁ……はぁ……」 律「何やってんだよ」 唯「りっちゃんの愛を独り占めしたくて……」キラキラ 律「う……唯、お前……」 唯「欲張り過ぎたかな?」 律「……ん?いや、私の分は残しとけよ。そんな言い分で全部食われてたまるか」ペシン 唯「あ、バレた?」テヘ 律「すぐお茶淹れるから、もちっと待ってろ」 唯「は~い」 律「ほいよ、お待たせ」カチャカチャ 唯「りっちゃん気が効く~」 律「褒めても何も出ないぞ~」コポポポ 唯「じゃあやめとこ」ゴクゴク 律「おまっ!?現金な」 唯「嘘だって~」ペシペシ 律「まぁ良いや。味は期待すんなよ?」 唯「ん~……ん!美味しいよりっちゃん!」 律「そうか?そりゃ良かった」 唯「うん!毎日飲みたい位!」 律「ま、毎日!?」 唯「うん。美味しいよ」 律「おまえ……毎日って意味分かって言ってんのか?」 唯「え?何が?」ゴクゴク 律「いや、いいや。いつもの事だもんな~」クイッ 唯「え~、なになに?気になる~」ウリウリ 律「ほれ、早く食べないと無くなっちゃうぞ」ヒョイパク 唯「あぁ!りっちゃん隊員卑怯なり~」ヒョイパク 律「大丈夫。プリッツも有るから」スッ 唯「わ~い!りっちゃん大好き~」モグモグ 律「私も唯の事好きだぞ~」 唯「ありがと~」ヒョイパク 律「……う~ん」モグモグ 唯「おかわり!」ポリポリ 律「はいはい」コポポポ 唯「ありがと~」ヒョイパク 律「にしても、唯は一日中そんなんだな」 唯「ほんはんっへ?」モグモグ 律「ん~?食って寝て起きて家でもゴロゴロして。憂ちゃんが走り回ってるのが目に浮かぶよ」 唯「えへへ~、良いでしょ~」 律「ホント、憂ちゃんくれ!って感じ」 唯「駄目だよ~」ブー 律「冗談だって」 唯「私なら良いけど」 律「はぃ!?」 唯「だって、りっちゃんなら私の事世話してくれそうだし」 律「そうゆう事かよ……」 唯「私と暮らすって事は安くないんだよりっちゃん」キリッ 律「憂ちゃんも大変そうだ」 唯「りっちゃん、時々でも代わってあげてよ」 律「いや、お前が自立しろよ」 唯「そんな殺生な」 律「全く、将来が心配だよ」 唯「進学出来るかどうか難しいもんねりっちゃんは」 律「いつの間に私の話にシフトしたよ。ていうかそれ唯も一緒だろ」 唯「一緒に頑張ろうね!りっちゃん!」 律「うん、頑張るけどさ」 唯「大学に行ったら、私の世話もヨロシクね!」ビシッ 律「……唯だけ落ちればいいのに」 唯「ヒドい!?」 律「ウソウソ。一緒に大学行こうな」ポンポン 唯「うん……」 律「……不安か?」ナデナデ 唯「……うん。少し」 律「大丈夫だって!判定も上がった!しっかり勉強もしてる!私達は強い!」 唯「強いは違うんじゃないかな?」 律「やっぱり?」アハハ 唯「りっちゃん……ありがとう。一緒に大学行こうね!」 律「おう!」 唯「で、一緒に暮らそうね!」 律「え?」 唯「おはようからおやすみまで、一家に一りっちゃんだよ!」 律「まだその話引き摺ってんのかよ!」 唯「だって一人で暮らすとか不安でしょうがないし~」クネクネ 律「何を今更……自立する為の一人暮らしだろ?」 唯「そうだけどさぁ~」モジモジ 律「そもそも私達が二人で暮らすとかおかしいだろ……つ、付き合ってる訳でも無いのに」 唯「りっちゃんなら良いよ?」 律「ふぇ?」キョトン 唯「りっちゃんなら大学居る間ずっと一緒に暮らせそうだし」 律「……それは暗に私に恋人が出来ないって言いたいのか?唯隊員」 唯「私も恋人作らなかったら、ずっと一緒に居れるもんね?」 律「そ……そりゃつまりお前」 唯「澪ちゃんとムギちゃんはホラ、直ぐに出来そうだし」 律「……うん。やっぱり私の事馬鹿にしてんじゃねぇか!」ガシッ グリグリ 唯「痛ただだだだだだ!?」グリグリ 律「ったく。馬鹿も休み休み言えっつの」 唯「うぐぅ……ちょっとしたギャグなのに~」ヒリヒリ 律「でもまぁ……一緒に暮らすってのは悪くないかもな」 唯「でしょでしょ!」 律「じゃあもういっそ唯と付き合っちゃうか」 唯「あ、でも私安くないよ?」 律「そういやそうだったっけ……ん~、こづかい日前で手持ち無いし止めとこ」 唯「もぉ。冗談だってば~」 2