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【検索用 はしれゆうやけうんとうぶ 登録タグ VOCALOID v flower は アルセチカ 曲 曲は 竹椅子】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:竹椅子 作曲:竹椅子 編曲:竹椅子 イラスト:アルセチカ 唄:flower 曲紹介 青春のティップオフの向こう。 曲名:『走れ夕焼け運動部』(はしれゆうやけうんどうぶ) アルセチカ氏企画『#eneeemy』のキャラクター、白坂脱兎についての曲。前作「だっしゅっ!!!」 歌詞 (動画説明欄より転載) これは無理が祟ったか それとも努力不足か 笑って隠した怪我 通院と通学の毎日 重なるオーバーユースで 気付けば痛みが増してた 部活のない日の診察 心配顔で見つめる母親 期待には応えたいと 日が暮れてゆく景色 右手に走りこもう! 夕焼けに染まっても 脚が傷んでいても 何にも替えられない煌めきを追いかけて ボールとネットの向こう 青春のティップオフの向こう 足を止めるな 走り出せ 走り出せ 時折激痛に悶える 流石にドクターストップで ...あれ、どうして泣いているんだっけか もう実はプロになんかならなくていいし レギュラーじゃなくてもいい ただ 今動けるのならそれでもいい おれが元気なら皆元気だから! おれが笑えば皆笑うから! だから走れ 走って飛ぶんだ この膝がダメになっていても (寝坊した時も 恋に敗れた時も いつだってそのワンショットに賭けていた) 上手く歩けてない様な 零れる涙と油汗 迷惑はかけたくないけど 誰にでも譲れない瞬間があるものだろう! たとえ”終わり”が来ても 大人になっていっても 大好きで忘れられない輝きを追いかけて 負けたくない 離したくない それに理由も何も無い 足を止めるな 走り出せ 夕焼けに染まっても 脚が傷んでいても 何にも替えられない煌めきを追いかけて ボールとネットの向こう 青春のティップオフの向こう 足を止めるな 走り出せ 走り出せ コメント 名前 コメント
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ここはイッシュ地方に位置するとある農場、大小さまざまなタブンネちゃんがたくさん飼われています オボンのみをおいしそうにほおばっている者、友達と仲良く遊んでいる者、ママとお昼寝する赤ちゃんなどみんな幸せそうですね 「おーい、今日はトクベツなおやつをあげるよ」 地主さんが籠いっぱいに木の実をつめてやってきました、ヤタピ・カムラ…イッシュ地方では見られない貴重な木の実ばかりです 愛情たっぷりに育てられ、しつけもバッチリなのでしょう、50ほどもいるタブンネちゃんたちはきれいに列を作って順番に木の実をうけとっていますね 広場中のタブンネに木の実がいきわたりました、みんな普段口にすることのできない実をおいしそうに食べています おやおや?このタブンネちゃんそのまま眠ってしまいましたね、良い子のみんなは食べてすぐ寝ちゃだめですよ、タブンネちゃんみたいなぷっくり体形になっちゃいますからね そんなことを言っている間に全てのタブンネちゃんが次々に眠りに落ちてしまいました 「ンミィ…クッチャクッチャ・・・ブフィ・・・ムィーーップ・・・」 夢の中でもごちそうを食べているのでしょうか、かわいらしい寝顔ですね それを見た地主さん、タブンネちゃん達を巨大なトラックに載せ始めました たくさんのタブンネちゃんを載せたトラックが広場から500メートルほどの工場に運ばれて行きました、これからどうなるのでしょうね さて、タブンネちゃん達を載せたトラックは無事工場へと到着しました 中に入ると、タブンネちゃんが作業員の手によって次々に荷台からおろされていきます 次に、おろされたタブンネちゃんの体をベルトで固定します、締め付けられたピンクの体はまるでハムのようでとてもおいしそうです この時点でも起きるタブンネは一匹もいません、しつけがバッチリとはいえ外敵のいない環境で育てられたタブンネには警戒心など全くないのでしょう すると、作業員達が一斉にチラチーノを繰り出しました「チラチーノ、めざましビンタだ!」 「ミイイイイイイィィィィィィィヤアアアアァァァァァァァ!!!!」タブンネちゃん達の悲鳴がこだましています、ベビンネちゃんなんか恐怖のあまりおもらししちゃってます 自分たちが縛られていることに気付いたタブンネちゃん、その反応は、ブルブル震えることしかできないもの、ミィミィと媚びるように鳴いて助けを求めるもの、「ミィィィ!」と必死に威嚇するものさまざまです いろんな性格のタブンネちゃん、どの子もかわいいですね! そうこうしているうちに作業員達がある機械を取り出し、先端をタブンネちゃんの腕の付け根にあてがいました、いったい何の機械なのでしょうか? 「ミギャアアアァァァァァアアァァァアアアアアァ!!!!!」機械のスイッチを入れると、先端から光が照射され、タブンネちゃんのかわいらしいお手手が焼け焦げて行きました。 この機械はレーザーカッターだったのです、最新式で素早く綺麗に切断できるすぐれもの!傷口もすぐに塞がります! 作業員たちはタブンネちゃん達の右手、左手、触覚、耳を次々と切り取っていきます、素晴らしい職人技と、タブンネちゃん達の悲鳴のコーラスに思わずうっとりしてしまいました ここで切りとったものは同工場の食品加工部門に送られ、タブゼンマイ、タブミミガー、タブ手(豚足のようなもの)に加工されて、私たちの食卓にやってくるのです 残ったタブンネちゃん本体はモンスターボールに回収されました。このタブンネちゃん達は半日ほど放置することになります 半日後、モンスターボールにしまっておいたタブンネちゃん達を外に出します するとどうでしょう…「ミ・・・ミィ・・・・ピュッピュッ♪」 傷口が塞がれて再生しきれなかったタブンネちゃんがマランネちゃんになって出てきました 生まれ変わったマランネちゃんには全身麻酔をかけ、先ほどのレーザーの出力を下げて頭に切れ込みを入れます そう、この工場は「おとこのこも おんなのこも つかえて べんり!」のキャッチフレーズでおなじみ、マランネカンパニー(株)の工場だったのです マランネちゃん達は、毎日のように繁華街のピンクなお店に出荷され、若者を中心に買われていきます この工場では♀のタブンネちゃんだけを生まれ変わらせているので、おとこのこは下の割れ目を、おんなのこは頭を使って日々の自慰行為に勤しむことができるのです しかも、元々はタブンネちゃんなので頭から射精をされてしまうことはありませんし、しっかりしつけられているので迷惑になることもないとの評判です! また、一部のマニアの方からは愛玩動物としての高い人気も得ています こんな便利なマランネちゃんあなたも試しに使ってみてはいかがでしょうか?
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壁:草原の壁紙 青空 床:草原の床 画像募集中 壁:草原の壁紙 夕焼け 床:草原の床
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【朝焼けの時間】 【POP’N STORIES~あきのひの森のなか~】 制作コメント キャラクター 関連リンク ふらふら夜に旅していたらいつの間にか朝焼けタイム。 地平線の先にもう太陽がのぼってきたよ~。 早起きさんも踊り明かした子も飛び回ってた子たちも ほらほら!そろそろ空に朝の色がひろがって また一日がはじまるよ! ポップンミュージック Sunny Parkのポップンミュージックカード第3弾に登場したレアカード。 夜明けと共にまた1日の始まりを予感させるイラストである。 太陽が昇り始める神秘さは、まさに自然の魅力。 +... 制作コメント 朝焼けカードなので徹夜して朝日を見ながら描きました!…ということはなく、健康的にお昼間に描き上げました。ポップンを遊んでいる時にトライバルポップのぽこぽこ打楽器を叩く感じとかキャラクターのずんずん歩く感じが好きだったので次のカードはこれにしようと思い立ちました。なかなか最近は朝焼けを見ることがなくなってきたのですがあの時間の不思議な感じは何なんでしょうね。私もブラウンさんみたいにぷらっと旅にでたいです。とっきー キャラクター ブラウン ポレポレ ライラ はっぴ~ アメトリ 関連リンク トライバルポップ とっきー レアカード ポップンミュージックカード/ポップンSunny Park/Vol.3 カードリスト(ポップンミュージックカード)
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前ページ次ページゼロと聖石 ミメットが元気に走り回り、シルキスが火の塔の上に立っている。 ほかの使い魔たちと一緒にはしゃぎ回るのがチョコボの日常だ。 チョコボを飼って知ったことは、成長が早いことだ。 一週間で私の背丈を追い越して、乗れるサイズまで育った。 今は、鞍を体になじませている最中である。 その光景を見ながら、私はポーションを飲む。 手元には白紙の本、王家に伝わる始祖の祈祷書だ。 アンリエッタ姫から結婚式の祈祷文を読み上げてほしいと。 今は各属性の同級生に協力してもらって、文章を考えてる最中だ。 普段ならシエスタが紅茶を運んでくるが、今は帰省中。 といった事情で、チョコボの面倒は私が見ている。 野菜をあげたり、羽を整えてやったり、騎乗の練習をしたり。 コルベール先生は相変わらず『エンジン』を弄っている。 労働八号に進行状況を聞くと、 「ゲンジョウデ、ウゴカスコトハ カノウデス タダシ カイセキシュウリョウハ モウスコシダト イッテマシタ」 この分だと、もうしばらく掛かりそうだ。 二週間で間に合えばいいんだけど。 といった事情にも裏がある。 アルビオン方向から来る噂が不穏な空気をはらんでいる。 それも、軍備を進めているという噂が。 情報元はシエスタ。 タルブ村に集まる噂話を手紙にして送ってもらっている。 休暇なのにゴメンなさい。 しかし、今トリステインを攻めるのは得策じゃ無いはず。 気に入らないとはいえ、ゲルマニアとの同盟が有る。 いくらレコンキスタが最強の空軍を持っていた所で、数は覆せないはず。 「休戦で力を蓄えるの? それとも奇策でも使うのかしら…?」 どちらにせよ、開戦まで時間はそう長くは無い。 ここがトリステインの修羅場といったところか。 ところで今まですっかり忘れていたが、ウェールズさまはどうなったかしら? 別れ際に眠らされたからなぁ… 時間はアルビオンからの帰還までさかのぼる。 傷の処置を済ませた後、私ことワルドは『土くれ』フーケと共に、ウェールズの死体を捜していた。 奥の聖堂には、私とルイズ、あの平民―――シエスタとの死闘の後が残されていた。 中身の無い袖が揺れ、あの戦いで奪われたものと敵の姿がよぎる。 ―――アレだけの傷を負わせたのに、生きているということ自体が驚きだ。 地下の港に倒れていたメイジの遺体を見て、確証に変わった。 鋭い斬撃と共に残る焼け焦げ、十中八九シエスタの聖剣技だ。 聖堂から歩き、玉座の間にたどり着く。 ウェールズの遺体はそこに倒れていた。 手には、シエスタが使っていた剣の片方。 刻まれているルーンが何を意味するか解らないが、魔力の増幅効果を意味するものだろう。 「これは、コピーのルーンソードだね。タルブ村でしか売られていないヤツだ」 「ほう、目利きは流石だな。土くれ」 「ちょっとでも旅をしたことあるなら『冒険者の楽園』のことは知ってるさ」 なるほど、冒険者の楽園か。 気になるところだが、たかが小規模の村。 所詮は搾取されるだけの平民集団が肩を寄せ合っている程度。 「気になるのは、聖剣技か。メイジでもない平民が一体なぜ…」 「やぁやぁ! ワルド君、ウェールズの遺体、それとラブレターは見つかったかね!?」 やけにテンションの高い声が響く。 オリヴァー・クロムウェル。 もともとはただの司祭で、今はレコンキスタ総司令である。 「申し訳ございません、腕ごと持ち去られました」 「いや、構わんよ。それ以上に大事なのはこっちのウェールズだ」 倒れたままのウェールズに杖を振り、呟くような詠唱を紡ぐ。 すると、ウェールズの遺体が起き上がり、クロムウェルに対して礼をした。 ―――これが、虚無の魔法か。 会話をするウェールズとクロムウェル。 薄ら寒いものを感じながら、虚無の力に軽い恐怖を覚えるのだった。 シエスタが帰省してから五日が経った。 レコンキスタから休戦協定が持ちかけられ、王家はそれを受けた。 それにアルビオン側からの親善訪問も間近に迫っている。 当面状況は動かないだろう。 クックベリーパイを食べながら、シエスタからの手紙を読む。 噂話は休戦ムードで染まっていて、当面の動きは無いものと見ている。 ただ、一つだけ毛色が違う一言が載っている。 『レコンキスタの元、全ての国が統一され、聖地奪還のために一丸となる』 という一文が書かれている。 この噂は、レコンキスタに参加していたタルブ村の傭兵からだ。 内容の詳細を読むのと同時に、違和感が湧き上がる。 オリヴァー・クロムウェルはただの司祭だった男だ。 そんな男が虚無を手に入れただけで、あそこまでのし上がれるものなのか? 何か、裏を感じる。 クロムウェルの背後もそうだが、親善訪問にも何かの意図が見えてくる。 全ての国を統一して、聖地を奪還する。 今、レコンキスタは勢いに乗っていて、士気も抜群。 加えて虚無の使い手という肩書きだけでも、掲げた看板に箔が付く。 消耗しているとはいえ、殆どは無傷。 アルビオンの空軍戦力は脅威そのもの。 対するトリステイン側に対抗しうる航空戦力は無い。 この状況で掛けられる奇策は唯一つ。 ―――騙し討ち。 親善訪問でイチャモンをつけ、先制攻撃で数少ない航空戦力を黙らせる。 その後は援軍の来ないうちに、煮るなり焼くなり好きなように調理。 いくらなんでも親善訪問を騙った奇襲など、恥さらしな真似… いや、やりかねない。 レコンキスタは、聖地奪還のためになら何でもやりそうだ。 それこそ、聖地奪還のためには仕方が無いことだという言い訳と共に。 その結論に至った私は、シルキスとミメットを呼び寄せた。 帰省から七日目。 今日の分の手紙を書き終わり、ベットに寝転がる。 やはり、故郷はいい。 しばらくはこうやって、自分の剣を磨いたりしてのんびりと過ごしたい。 起き上がり、村のメインストリートを歩く。 商いの声に、噂話をする近所の人たち、はしゃぎまわる子供の声。 それらを耳にしながら、村を出て、草原にたどり着く。 風が吹き、草の香りが私を包む。 平穏な日常、これらがずっと続いていけばいい。 そう思っていた。 空には親善訪問を行うトリステイン空軍の船が飛んでいる。 ラ・ロシェールよりタルブ寄りで行われる親善訪問のお出迎えは、ここからだとよく見える。 ロイヤル・ソヴリン号から祝砲である空砲が放たれ、返答の空砲がトリステイン側から発せられる。 次の瞬間目にしたものは、レコンキスタ側の船が爆煙をあげる瞬間だった。 その光景を見た瞬間、私は村まで走った。 ここはもうじき―――戦場となる。 その前に村の人を避難させないと! 口笛を吹き、呼ぶのは私の愛羽。 「来なさい、トウホウフハイ!」 凄まじい勢いで飛んできて、隣に降り立つ黒チョコボ―――トウホウフハイに跨り、村へと急いだ。 前ページ次ページゼロと聖石
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「っあー!また見逃しただと!?」 ストラウル跡地を歩きながら、海海は叫んでいた。 先日の出来事を隠し通そうとするノラ達から辛うじて訊きだせた情報に寄れば、つい最近この跡地で能力者の攻防が起こったらしいのだ。 そんな大事なものを見落とすなんて、オカルトマニアとしてなんたる不覚。 …そもそも、そう言った事件に全く遭遇したことがないのだが。 「もう見逃すものかと思ってたのに、悔しいなぁ、的な。」 上空を仰ぎながら海海は呟く。 当たり前だ。超常現象を求めていかせのごれに来たというのに、何一つとして遭遇していないのだから。 オレンジがかった世界で見ると、青い空が灰色で、灰色の空が赤くなる。 そんな非日常を求めているというのに、と、彼女は黒く見える眼を伏せ、ため息をついた。 その伏せた一瞬の間。 上空を飛んでいた一羽の鴉が、溶けるように消えた。 「…全く持って、忌々しいね。」 ビルの屋上に上っていた黒ずくめの男:シン・シーは、消えた鴉をまだ見るかのように呟いた。 手元には銀色のナイフ。予備で取り出していたものだ。 「空も『人外』のものだとでも言うのかな?」 彼には見えていた。 青い空を悠然と飛んでいた鴉を纏っていた『赤いオーラ』が。 妖怪の術によるものであると判断した彼は、ナイフを放ってその鴉を撃ち落としたのだ。 鴉が消える直前、何か紙のようなものが落ちたのも見えた。 恐らく連絡手段か何かだったのだろう。確認する必要がある。 「…ナイフを拾うがてら、回収しておこう。」 彼はそういい、階段に足をかけた。 段を跳ぶように降りながら、彼はふと思いついたことを口に出していた。 「…そうだ。人外と分かったなら、オーラの跡をたどって捕まえて、一網打尽にしてしまおう。」 「…っ!?」 アースセイバーのロビーにいたノラは、急に右腕に痛みを覚えた。 反射的に右腕を抑えてしゃがみ込む。 それに気がついた由衣が駆け寄った。 「おい、どうした?大丈夫か?」 「…あ、由衣ちゃん…。」 ノラはにっこりと笑って見せた。 「うん、ちょっと腕が痛んだだけだから大丈夫w」 「ならいいんだけど…。」 由衣と別れた後、ノラは少し深刻な表情を見せていた。 痛みの理由は分かる。作り出していた「黒妖犬」が、何ものかの手によって消されたのだ。 「犬」とは言っているが、その姿はいかようにもかえることができる。 小さな鴉を作り出し、主への報告書を託して飛ばしていたはずだったのだ。 「一体、誰が…。」 ノラはそう呟いたが、深くは考えなかった。 主への報告を断たれたので、面倒ではあるがテレパシーでもつかうか、と次の方法を考えていたのだった。
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124 :名無しの紳士提督:2015/10/31(土) 19 18 10 ID .gndr5tw ちょっとお邪魔しますよ。投下。 露出自慰。一部♀×♀あり注意。 125 :名無しの紳士提督:2015/10/31(土) 19 18 53 ID .gndr5tw 失礼します、本艦は陽炎型駆逐艦浜風です。 只今の時刻は深夜。私は現在、帝国海軍鎮守府……その港湾区画の片隅にいます。 日中は作業する人員で騒がしいここも今は波涛と風が鳴るばかり、そこで私が独りで何をしているかといいますと…… 「お゛ッ♥オナニーッ、露出オナニーしちゃってます私ッ♥♥昼に一杯人が通る場所でッ♥裸で、変態行為してますぅっ♥♥」 建造物の合間の薄暗い路地……たまたま通りを通行する誰かがいて、ふと覗き込めば簡単に見つかってしまう場所。 そこで私、浜風は一糸まとわぬ全裸になって自慰をしています……自らの手で乳房を捏ね繰り秘所を弄り淫らな声を上げる、変態的な羞恥行為を。 「見つかったらっ、大変なことなるのにっ♥指ッ、止まらないぃ♥野外全裸オナッ♥気持ちよすぎてっ、やめられなひぃっ♥くひぃぃっ♥♥♥」 お漏らししたみたいにグチャグチャに湿ったアソコとガチガチのお豆を弄り回し、ビンビンの乳首を抓りあげながら屋外で快感に身悶える私。 なぜ私がこうなってしまったのかと言えば……切っ掛けは、大破して基地に帰還したその時のことでした。 「浜風!大丈夫だったか、大破により作戦を中断したと……うぉっ!?す、すまない……」 「提督、どうしたので……あっ!?」 私を心配げに出迎えた提督が帽子の鍔を下げて顔を背ける……理由を考えた私は、自分の衣服が激しく損傷していることに気づいて身を縮ませました。 体に合う下着が無く困るほど発育してしまっている……私の駆逐艦らしからぬと言われる乳房、その全体が露わになっていたのです。 顔を背けた提督が、しかし視線は執拗に私の体に向けられていることに気付いてしまった時。私は……嫌悪ではなく、興奮を抱いていたのです。 「あひっ♥誰かが、通るかもしれないのにぃっ♥くりとりすっ♥カッチカチに勃起してるっ♥見られたがってるぅぅッッ♥」 弄りすぎにより肥大して今では包皮に収まらなくなった陰核を捏ね繰り回し、内腿が痙攣するほどの快感を貪り続ける私。 自分の体が他者の……特に異性から性的な、劣情を催す外見をしていると意識して以来。私は、露出行為に手を染めるようになっていました。 最初は、着衣の露出を高めにして出歩く程度……しかしより激しい羞恥を求め、私の行為はどんどん過激化していったのです。 「見られたらっ、全部終わっちゃうのにっ♥変態扱いでっ、オナキチガイって言われてっ♥社会生命終わっちゃうのにっ、すごくイイよぉっ♥♥」 下着姿で夜中の宿舎を徘徊していたのも束の間、全裸になり、より広く徘徊するようになり……出先で自慰をするまで至るまで、すぐでした。 裸に外套1枚で宿舎を離れた後、道中で自らのいやらしい体を存分に晒しながらここに辿り着いた時……私のアソコはもう洪水のような有様。 人目があるかもと思いつつも、こうして変態的な露出自慰に陶酔しているのですから……救いようのない淫婦であると、我がことながら心底思います。 「真面目とかっ♥クールとか言われてるのにっ♥本当は変態なんれすっ♥公開オナ狂いの色情狂なのおぉぉッ♥ふぉぉぉぉンッッ♥♥」 痛いくらいに自分の乳房……手からこぼれるくらい無暗に脂肪の乗ったソレを強く握る。迸る痛苦、とその後にジワジワと拡がる甘い疼き。 見られる可能性も忘れ、快楽に乱れ狂いつつ秘所をグチュグチュと掻き回す私……お漏らししたようにいやらしい粘液が足元に飛び散らせています。 「ふぎぃっ♥いぐっ♥いぎますう゛っ♥♥外で勃起クリと乳首メチャメチャに捻り潰してッ……おまんこいぐぅぅぅっっ!!」 乳頭と股を弄る手指を極限まで速め荒々しく動かす私。露出自慰の興奮に白熱した脳が忽ち快楽に焼け焦げていきます。 そして力一杯性感突起を抓り上げたその瞬間、私は完全に理性を飛ばして絶頂したのでした。自我が吹き飛び、思考が法悦だけに染まる至上の時間。 「お゛ッ……♥ほお゛ぉっ……♥へお゛、ぉぅ……♥ッ……はぁぁっ♥はぁ、はぁぁっ……はへあぁぁ~~~~♥」 激しい絶頂を迎えた余韻でガクガクと痙攣する私の全身。背後の壁に身を預けて倒れないようにするのが精いっぱいです。 やがてオーガズムの余韻の喘ぎが収まると共に弛緩していく体……気づけば私はオシッコを漏らしていました。 「お゛~~~……♥ッ……はぁー……はぁ~♥外だと、やっぱり全然違う……脳の芯まで、焼け焦げそう……♥」 絶頂の大きな波が引き、放尿に伴った快感も収まった頃。ようやく正気に戻って身を起こす私。未だに内腿が昇天の余韻で小刻みに震えていた。 気だるさは若干あるものの、未だ私の体の芯に残っている熱く疼く衝動。私は更なる快楽を求めてよろよろと歩きだしました。 「はぁっ……♥はぁぁっ……♥こんなところ見つかったら、人生オワっちゃう……全部台無しになっちゃう……のにぃ♥んんッ♥♥」 自分の手で油性ペンにて体の随所に卑猥な落書きを施した私は今、鎮守府正門へ続く最も大きな通りに立っていました。 『淫乱』『露出狂』『マゾ』『犯して』思いつく限りの猥語を刻んだ卑猥極まる裸体を外気に晒している、その背徳感が私の理性を焼き焦がします。 首には持参した犬用首輪を装着した私……まるで誰かの飼い犬のように、正門の門柱の横で四つん這いになって片脚をおずおず上げました。 「お゛……んお゛ぉ~~♥出てる……ジョボジョボって、おしっこぉ♥ほぉぉ~~……一番目立つ場所に、マーキングしてるぅ~♥」 発情した犬の如くだらしなく蕩けた表情を浮かべながら私は門柱に小便を発します。周囲に拡がる下品な音と刺激臭。 たまたま誰かが通り、見つかるのではないかという恐怖に背筋をゾクゾクと震わせながらも私は絶え間なく漏れる小便を門にかけ続けます。 快感とスリルとマゾヒズムが一体になり、私の頭から瞬く間に正常の思考と呼べるものは駆逐されてしまいました。 「お゛ッ♥お゛ッ♥んお゛お゛ッ♥おまんこッ♥ぐっちゃぐちゃぁっ♥おしりもっ♥指ズボズボ、ほぐれてるう゛ッ♥」 正門に引っかけた小便を見ながら四つん這いのまま自慰を始めてしまう私。最早、誰かに見つけて欲しいとすら思ってしまいます。 淫水が飛沫くほど溢れる秘所と粘膜を淫らに充血させた肛門、そこに先を窄めた五指をそれぞれ捻じ込んで乱暴に掻き回す私。 石畳にだらしない乳房が擦れる痛みすら快楽に感じてしまいながら、私は露出自慰の悦楽に悶え狂います。 「お゛ッ♥これしゅごひっ♥♥おまんこにぃッ♥カドッ♥ぐりぐりってぇっ♥キくッ♥おまんこ汁マーキングッ♥イイよぉッ♥♥」 小便で汚してしまった門柱、その角に秘所の割れ目を押し付け腰を上下に振る私。粘膜が肌理の粗い石材で抉られ、強烈な刺激を生みます。 忽ちドロドロに潤う媚肉の雌臭い汁……それで門柱をコーティングするかのように浅ましく腰を振り立ててしまう私の、だらしなく蕩けた貌。 まるで交尾中の動物のような淫猥な表情をしているに違いない、と自認するその変態性の客観視により私は更に興奮を昂ぶらせました。 「んお゛ぉぉッ♥おしりっ♥おしりあなッ……ケツッ♥ケツあなズボズボぉッ♥しゅごいっ、これッ♥キッくぅぅぅッッ♥♥」 肉付きの過剰な私の尻たぶの合間、ヒクつく肛門に指をいきなり3本捻じ込んで穿り回す私。強烈な快感が迸り、淫らな声で喘ぎ狂います。 腸壁と膣の薄い肉越しに門柱の石材……硬質に尖った感触を指が探り、思わずそれを強く弄れば両者に挟まれ強烈に刺激される膣肉。 私は犬のように垂らした舌から涎を滴らす淫猥な表情を、変態的な嬌声を、隠しもせず夜闇に披露し続けました。 「ほお゛ぉぉぉッ♥♥いぐっ♥変態オナニーでっ♥♥マゾイキ姿丸出しのままっ……イッぢゃいましゅう゛ぅぅぅッッ♥♥」 乳房を石畳に荒く擦り付けながら腸壁ごと抓んだ門柱を激しく拭って膣肉を摩擦し陰核を千切れそうなほど捻った私。 同時に雷撃が脳内で炸裂したような強烈な快感が脳髄を隅々まで塗り潰して純白に染め上げ―― 私はあらんかぎりに身をのけ反らせ股から雌臭い汁を撒き散らして絶頂してしまったのです。 「お゛っ……♥♥へお゛ぉぉっ……♥♥しゅごっ……やみつき、なりましゅよ♥このっ、ヘンタイおなにぃ……♥♥♥」 オーガズムの緊張が解けた瞬間、糸が切れたように私は石畳へぐったりと倒れ伏し……失禁してしまいました。 頭から溢れだしそうなくらい脳髄が絶え間なく脳内麻薬を分泌しており、陶酔感を堪能する以外に思考が働きません。 それから暫し、絶頂の余韻が体の芯から抜けるまで私は浅ましい姿で地面に這い蹲り悶え続けてしまったのです。 「う……へっくしゅっ!風邪ひきそう……というか人が来なくてよかった、本当に。」 心身から熱の引いた私は現状を思い出し、近くの茂みに逃げ込んで赤面しました……我を忘れたで片づけていい所業ではありません。 もし私の声を聞きつけて誰かが様子を見に来ていたら大事になっていたでしょう。反省しながら少し自己嫌悪してしまいます。 今度からは変態行為は自制するよう心掛けることを決め、そそくさと物陰伝いに着衣の隠し場所へ向かい始めた――その時。 「――え?」 「――あ?」 がさり、目の前の茂みが葉鳴りと共に揺れそこに、人が――全裸の女の子が――一糸纏わぬ姿の浦風が立っていました。 え?何この変態……発育のいい胸元も薄い恥毛の生えた陰部も剥きだしで『え?なにこの変態?』みたいな表情をした浦風を見て思います。 しばし無言で見つめ合ったあと、お互い同時に停止していた思考が再開したらしく揃って口を開き―― 「きゃああああああああッ!なんでこんなところにっ……というかっ、なんて恰好してるんですかあぁぁぁ!?」 「なんじゃあぁぁぁぁぁぁッッ!?おまっ……なんでこなートコではだかんぼーなっとるんじゃぁぁぁッ!!」 深夜の鎮守府の敷地に2つの絶叫が響きまして、それから暫し―― 鎮守府内では幽霊、不審者、或いは迷い込んだ深海棲艦とも言われる謎の人影2つの噂が流行しました。 その話題が出るたびに私と浦風がぎこちなく話題を流すようになったのはほんの余談です。 それから余談がもう一つ―― その謎の人影2つは未だに深夜の鎮守府の敷地を彷徨っているそうです。 ええ、いつも2人揃って大変仲睦まじく――ふふっ。 「おへぇぇっ♥そんなに激しく腰振らないでぇっ♥ディルドの堅い所が奥♥抉ってぇ♥声出ちゃうからぁっ♥あはぁぁっ♥」 「おまーこそっ♥こっちん奥っ♥ゴリゴリ押し付けよってぇぇ♥いけんっ♥外でっ♥イくっ♥あっ♥無理じゃっ♥イッくぅぅぅっ♥♥」 +後書き 130 :名無しの紳士提督:2015/10/31(土) 19 22 50 ID .gndr5tw 以上になります。スレ汚し失礼。 先日投下したあと保管庫覗いたところ、わざわざ過去の拙作を読み返して下さった方がいたようでして 覚えていてくれた人がいるというのは思いのほか嬉しいものですね。 ではもしまた投下することがありましたらその際はまたどうぞよしなに。 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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ゆうやけいつかのいろ【登録タグ L-tone VOCALOID ゆ 曲 鏡音レン】 作詞:L-tone 作曲:L-tone 編曲:L-tone 唄:鏡音レン 歌詞 心臓が全てを終えた時 その日までに何を残すか 涙で前が分からない僕に 突き刺さったひとつの色 何故 人を そんなに忌み嫌って 孤独を 望んでいるみたいだ もう ずっと 僕を ほっといてくれ なんて 言ったきりだ 夕焼けに 染まれ 全て 貴方がまた 笑えるように 夕焼けに 染まれ 全て この街に 向日葵を咲かせ 夕焼けに 染まれ 全て この傘が 欠伸をするくらいに 夕焼けに 染まれ 全て 染まれ ふと 空を 見上げて驚いた これ程に 遠くにあるのか ねえ いっそ 雲や 月に触れられるような 想像と遊ぼう 夕焼けに 染まれ 全て 貴方がまた 笑えるように 夕焼けに 染まれ 全て この街と 音楽と謳え 夕焼けに 染まれ 全て この傘が 欠伸をするくらいに 夕焼けに 染まれ 全て 染まれ あまりにも 変わらぬ景色が 優しく 迎えてくれるからさ 夕焼けと 共に 独り もう少し 待つ事にするよ 夕焼けに 染まれ 全て 貴方がまた 笑えるように 夕焼けに 染まれ 全て 染まれ 心臓が全てを終えた時 その日までに何を残すか それがいつかと分からない僕は 突き刺さったひとつの色に 背を向ける コメント 名前 コメント
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『もう戻らない』 12KB 虐待 制裁 飼いゆ 現代 独自設定 ※独自設定垂れ流し ※理不尽制裁ものです 制裁されないゆっくりがいます もう戻らない 「おにいざああああん! やべでええええええ!」 部屋の中にゆっくりまりさの声が響き渡る。 まりさにできるのはそれだけだった。まりさがいくら暴れようと意味が無い。まりさの抵 抗をびくともせずに阻むのは、ゆっくり加工所特製の透明な箱なのだ。 まりさの声を背に受け、しかし、おにいさんは振り向きもしない。おにいさんの向く先に は、まりさの愛しい番のゆっくりれいむがいる。 「おちびちゃんたちはれいむがまもるよ! ぷくううううう!」 ゆっくり特有の威嚇行動。全身をふくらませる「ぷくう」をするれいむの背後には、小さ な三つの生首饅頭。生まれて間もない、赤ゆっくり。できたてのちっちゃな黒いお帽子を かぶった赤まりさが一匹。可愛らしいリボンで黒髪を飾る、赤れいむが二匹。 まりさとれいむの必死の行動は、しかし、おにいさんの酷薄な表情を崩すことはなかった 。 「だめだ。まりさ。お前は約束をやぶったんだから」 まりさは生まれて間もない頃、幸運にもおにいさんに拾われた。飼いゆっくりとしてのび のびと育ち、そして街で出会った野良のれいむと「ずっとゆっくり」することにした。お にいさんも喜んでれいむを迎え入れてくれた。 だが、ひとつだけ約束があった。 おにいさんに無断で「すっきりー」してはならない。子供を勝手に作ってはならない。も しその約束を破ったら、制裁する。 二匹の飼いゆっくりは、愚かにもそれを破ってしまった。 まりさもれいむも、ゲスどころかわがままを言うことない、善良で素直なゆっくりだった 。おにいさんとの仲も良く、しあわせに暮らしていた。 だが、それでもなお抗えなかった。 「すっきりー」はゆっくりにとって最上級の快感。なにより、愛する番と本当の意味で「 ずっとゆっくり」することを決定する神聖な儀式。 そして愛しあうもの同士の「すっきりー」によって授かるおちびちゃんは、この世の何に も代えがたい、最高にゆっくりできる存在。 魅力的だった。蠱惑的だった。抗えるものではなかった。 だから二匹は約束を違えた。 しかしおにいさんは約束を違えなかった。 「約束を破ったゆっくりは制裁だ」 「やべでえええ! おにいいざんやべでえええ! まりざのれいぶどっ! おちびぢゃん にっ! ひどいごどじないでえええええ!」 「ぷくうううううう!」 懇願するまりさ。抵抗を示すれいむ。ヒートアップする二匹とは対照的に、おにいさんは あくまで静かだった。 そして、静かに告げた。 「制裁はする。だが、れいむ。お前にはチャンスを与える」 「ぷくうううう……ゆ?」 「お前は約束を破った。だが、お前が本当に子供を守る母性にあふれたゆっくりなら、お 前も子供も助けてやろう」 「ゆゆゆ!?」 突然の申し出に、「ぷくう」を解き、怪訝そうにするれいむ。それを、まりさが後押しし た。 「れいぶうううう! おにいざんのいうごどをぎいでね! れいむならだいじょうぶだよ っ! いっしょにゆっくりしようよおおおおお!」 愛する番の後押し。そして、れいむは自分の母性に疑いなど持っていなかった。 迷う理由など、どこにもなかった。 「ゆっくりりかいしたよ!」 元気よくれいむは答えたのだった。 ・ ・ ・ 「ゆっぎゃああああああ!」 「おにいいざあああああん! なにじでるのおおおおお!?」 れいむの叫ぶ前、おにいさんは、キッチンに向かいフライパンを振っていた。 チャーハンを炒るように、鋭く早く、リズミカルに、実に慣れた手つきだった。 火にかけられたフライパンには焦げ付かないようたっぷり油がひかれている。 そして、その油を全身に浴びてフライパンの中で踊るのは、赤れいむだ。 「おちびぢゃんをだずげでぐれんじゃなかっだのおおおおお!?」 れいむの餡を吐くような問いかけに、 「ああ、チャンスはやるさ」 おにいさんはひどく蛋白に答え、フライパンの中身をれいむの口の中に注ぎ込んだ。 「!?」 煮えたぎる油がれいむの口内を灼いた。 「あっぢゅううううううううううう!?」 れいむは吹き出した。ただれた口内の饅頭皮を吐き、咳き込み、餡子まで吐き、のたうち 回って苦しんだ。 ごろごろと転げまわって苦しむれいむを、おにいさんはただ静かに見下ろしていた。 たっぷり苦しみ、ようやく痛みが引いたのか。れいむはぐったりとし、うめくように問い かけた。 「お、お、おにいざん……どぼじでごんなごどずるの……?」 「お前にチャンスをやった」 「ちゃ、ちゃんすって……?」 「だから、お前の子供を助けるチャンスだ。お前の子供を油で焼いた。だが、死んじゃい なかった。生き残る可能性は十分あった」 おちびちゃん、という言葉に反応し、れいむは飛び上がった。 「おちびちゃんは!? おちびちゃんはどこおおおお!?」 「お前がぺーろぺろしてなめてやれば助かったかも知れないのに……」 おにいさんは壁の一点を指さした。れいむは目を向け、そして目を剥いた。 「れいむのおちびちゃんがあああああああ!?」 壁には餡子のシミができていた。その下に落ちた、焼け焦げた小さなおリボンは、まぎれ もなく赤れいむのものだった。 「どぼじでごんなごどにいいいいいいいい!!」 「お前があそこに吹き飛ばしたんだ」 フライパンの中で炒られていた赤れいむは、油ごとれいむの口に注ぎ込まれた。 れいむはそれを全力で吐き出した。結果、赤れいむは壁に激突。ただでさえもろい赤ゆっ くりが焼かれた上に叩きつけられては耐えられるハズもなかった。 「ごべんねええええ! おちびぢゃんごべんねえええええ!」 れいむは餡子の染みになったおちびちゃんにすりより、泣き濡れた。そんなれいむに、お にいさんはただ淡々と告げた。 「次は頑張れ」 ・ ・ ・ 「おかあしゃああああん! たすけちぇええええええ!」 大きなジョッキの中、半分ほどが紅い液体で満たされている。 その上で、自らのおぼうしによって頼りなげに浮かぶのは、赤まりさだ。 「さあ、れいむ。今度はちゃんと助けてやれ。早くしないと落ちちまうぞ」 まりさ種はそのおぼうしで水に浮くことができる。だが、それには訓練が必要だ。生まれ て間もない赤まりさに、そんなことはは無理な芸当だった。波もないのにゆらゆら揺れて 、今にも落ちてしまいそうだ。 「ゆっくりしないでたすけるよ!」 れいむは慎重にジョッキに近づくと、舌をそろそろと伸ばした。ゆっくりの舌は意外に長 く伸びる。赤まりさを舌からすくい上げるのは十分可能だ。 れいむは集中して、ゆっくり確実に舌を伸ばした。 泣き叫んでいた赤まりさも、今は期待に目を輝かし、しかし不安に身体をふるわせ、れい むの舌の動きをじっと見つめている。 そして、波を立てないようにそっと。ようやくれいむの舌が、ジョッキの水面に触れた。 瞬間、 「ゆっ……びゃあああああああ!」 れいむの悲鳴が爆発した。 今までの慎重な動きはどこへやら。暴れまわる舌は、ジョッキを横倒しにしてしまう。 「ゆっきゅうううううう!?」 赤まりさは悲鳴をあげながら紅い水に飲まれた。だが、ジョッキ半分程度の液体だ。すぐ に床に広がってしまい、赤まりさを溶かすには至らない。 赤まりさの水没死はまぬがれた。 それなのに、 「ゆぴぃいいいいいいいいい!?」 赤まりさは死にそうな悲鳴を上げた。 ジョッキの中にあった紅い液体は、たっぷりとタバスコを混ぜた水だったのだ。辛味はゆ っくりにとって劇物だ。赤まりさはそれを全身に浴びてしまったのだからたまらない。 目が引き裂かれるように痛む。口の中は火がついたよう。未成熟なまむまむは過剰な刺激 にただれて開き、反対に痛みのあまりあにゃるはぎゅっとしまった。体中がヒリヒリとし 、まるで全身やすりにかけれているかのようだった。 「ゆぴゃああ! ゆぴゃああ! ゆぴゅああああ……ああああ!?」 いつまでも止まりそうにない赤まりさの悲鳴は、しかし唐突に止められた。それは、 「ゆげえええええええ!」 れいむの吐餡だった。れいむの吐いた餡子が赤まりさを埋め尽くしたのだ。 体内に入った辛味という劇物を吐き出し、しばらくしてれいむはようやく落ち着いた。 「お、おぢびぢゃんは……?」 れいむの問いに、おにいさんは無言でれいむの吐いた餡子を指さした。 「お、おぢびぢゃああああん!」 れいむは自分の吐き出した餡子を必死に掘り返した。 時折、自分の吐いた辛味に触れたり、床に広がったタバスコに触れてぴりぴり震えながら 、それでも耐えてれいむは必死に餡子をかき分けた。 掘り進んだ。急がなくてはと、とにかく掘り進んだ。 餡子をどかした。餡子をどかした。ちぎれたお下げをどかした。くしゃくしゃになったお ぼうしをどかした。金髪をどかした。取れてしまったおめめをどかした。 どかして、どかして、そして……何も残らなかった。 辛味にさらされすっかり脆くなった赤まりさの身体は、れいむの吐餡に押しつぶされてあ っさりと破裂していた。 赤まりさは、とっくの昔に「永遠にゆっくり」していた。 「まだ赤れいむが残ってる。次は頑張れ」 おにいさんは、やはり、淡々と告げた。 ・ ・ ・ 「おきゃあしゃああん!! おきゃあしゃああああん!」 れいむは見ていた。 呆然と見ていた。 最後のおちびちゃんになされる凶行を、ただ呆然と眺めていた。 最初は抗議した。「ぷくう」をした。体当たりだって何度もした。 でも、ある段階を過ぎたとき。 れいむは、諦めてしまった。 「おきゃああしゃああああああああああん!」 赤れいむは生きている。はっきりと声を出せるほどに、生きている。 それが不思議だ、と言えるほどの状態で、生きている。 赤れいむには、数えきれないほどの針がびっしりと刺されている。 巧みな角度と深さで、ゆっくりの急所である中枢餡を避けて針は次々と差し込まれていっ た。暴れそうになったらあんよを重点的に、餡子を吐きそうになったら吐かないよう喉の 奥を狙い、あくまで殺さないよう着実に、実に慣れた手つきで次々とおにいさんは針を刺 してやった。 「さあ、助けてあげるんだ」 ついに赤れいむが悲鳴をあげなくなったところで、おにいさんはそれを差し出した。 れいむにはそれがなんだかわからなかった。びっしりと針が突き立てられたそれは、まる でイガグリのようだった。いや、違う。わずかだが、呻いている。かろうじて、生きてい る。赤れいむは、まだ死んではいない。 だが、れいむにはどうしていいのかまったくわからなかった。 「さあ、助けてあげるんだ」 呆然とするれいむを無視し、おにいさんはれいむの口のなかにそれを放り込んだ。 「!?」 口内を突き刺す痛みがれいむの意識を覚醒させた。 だが、悲鳴をあげることは出来なかった。 「さあ、助けろ」 おにいさんの足がれいむを上から踏みつけたからだ。 身体がひしゃげ、赤れいむの身体から飛び出た針がれいむの口内を蹂躙した。先程油でた だれたこともあり、れいむの口の中はあっという間にボロボロになった。 「助けろ、助けろ、助けろ」 言葉と共に何度も何度も足を叩きつける。ましてや赤れいむを助けるどころか、れいむは 逃げることも抵抗することもできない。 「助けろ、助けろ、助けろ」 おにいさんの足は止まらない。れいむはなすがまま、されるがまま。声すら出せず、痛み に震えるだけだった。 そして、ついにそれすらもできなくなった。今までのダメージもある。なにより、何度も 踏まれたことで体中を針が暴れまわり、中枢餡に致命的な損傷を負った。 大事なおちびちゃんを一匹も助けることもできず、最後まで苦しみぬき、悲しみぬき、れ いむは「永遠にゆっくり」した。 そんなれいむを、おにいさんは無表情に見下ろした。 数分ほどそうしていただろうか。そして、おにいさんは見た。 目があった。 透明な箱の中、震えるまりさと目があった。 まりさは見ていた。ずっと見ていた。自分のおちびちゃんたちが惨殺されるさまを、苦し むれいむの姿を、ずっと見ていた。 だが、声は上げなかった。 それは、あまりにも凄惨だったからか。あまりにも絶望的だったからか。あまりにも恐ろ しかったからか。 「まりさ」 おにいさんの呼びかけに、まりさはびくりと震えた。 ここで無表情だったおにいさんが、初めてその顔に感情を見せた。 それは穏やかな微笑だった。 「悪いことをすると、こんな目に遭うんだ。これからは、ちゃんといい子でいるんだよ」 優しく語りかけながら、まりさをそっと透明な箱から取り出した。 そして、おにいさんはまりさを抱きしめ、問いかけた。 「わかったよね、まりさ」 まりさはゆっくりと頷いた。 「これでもう、10回目になるんだから」 おにいさんの笑みが変わった。深く、甘く、無垢で……しかし、濁った笑み。 「ゆっくりりかいしたよ! おにいさん!」 まりさは快活に答えた。 おにいさんと同じ笑みを、浮かべながら。 ・ ・ ・ 普通のゆっくりは知らない。 なぜならゆっくりは愚かだから、自分がどれほど下等であるか自覚的ない。ゆえに傲岸不 遜かつ無分別に生きる。危機感というものが決定的に欠如している。身の程知らずだから 、無謀に人間に挑んでくる。その結果は多くの場合、悲惨なものだ。 善良なゆっくりが普段の日常をしあわせに思うこともある。だが、ゆっくりの生活など所 詮おままごとのようなものだ。飼いゆであろうと野良ゆであろうと野生ゆであろうと、日 常をしあわせに思うゆっくりなど本当の意味での「死」の恐怖を知らない。それで感じる しあわせなど、たかが知れている。 本当の意味での、「安全」であることのしあわせ。それを実感することの快楽。それらを 、ゆっくりが知ることは通常ありえない。 だが、まりさは知ってしまった。 ずっとゆっくりすると約束した愛する番と、その子供たち。それらが、虐待の末に殺され る様を、透明な箱の中に閉じ込められて見せられた。次は自分の番、となったとき、まり さはなぜか許された。ゆっくりは愚かだから、そんな扱いをうければ「自分は特別」とい う勘違いをすることがある。 だが、まりさは違った。 知ってしまったからだ。「安全」というしあわせ。それを実感する快楽。ゆっくりが通常 知り得ないそれを、まりさは知ってしまったのだ。 まりさは、禁断の快楽を得た。 そして、おにいさんもまた知ってしまった。 悲鳴。苦しむ顔。ゆっくりのあまりにも悲惨で、それでいて滑稽極まりない姿。あっけな くしあわせを奪われるゆっくりを見ることで、自分がしあわせであることを実感できるこ と。虐待という昏い愉悦。 だが、おにいさんはそれで壊れるほど強くも脆くもなかった。まともな人間でありたかっ た。だからまりさを生かした。悪いことをしたまりさに教育するため。――そんな空虚な 建前が、おにいさんいは必要だったのだ。まりさを生かすことで、おにいさんは自分がま だまともだと、「安全」だと安心するのだ。 おにいさんは、禁断の快楽を得た。 一人と一匹は、当たり前の飼い主と当たり前の飼いゆっくりだった。 だが、今は違う。 きっとこれからも、同じことを繰り返す。前のようにはなれない。 だがそれは、戻れないのではない。 もう、戻らないのだ 了 by触発あき ・過去作品 ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKI - 触発あきの作品集 http //www21.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/32.html ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー - 触発あき http //www26.atwiki.jp/ankoss/pages/1379.html 感想はこちらにいただけるとうれしいです 触発あき - ふたば系ゆっくりSS感想用掲示板 http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/13854/1278666597/l50
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~アイラッド村~ 十也「ふぅ」 一人佇む十也。先ほど十也の前に現れた人物たちはもう姿を消したようだ。 十也「思わぬ奴らに出会って驚いたな…って俺も急がないと!」 再び前へと走り出す十也。 ~~~ ナル(どうする…) ナルたちの前に現れたダーナ。彼女に奇襲をかける作戦は失敗してしまった。 ナル「なっ!」 突然驚くナルたち。ダーナがいつの間にかダグザのそばへと移動している。 にろく「あの力か…」 ウルズ「こう実際に使われると不気味な感じだな」 ツバメ「でもこれはまずいわ…私たちを一瞬で殺すことも彼女にはできるということ」 自分たちが置かれている状況に不安を募らせる4人。 ダーナ「まずはこれを回収しないといけませんね」 焼け焦げたダグザを掴み持ち上げるダーナ。 ナル「何をする気だ」 ダーナ「ふふふ」 不敵に笑うダーナ。 ボロボロボロ ダグザの体が朽ちていく。 ウルズ「なんだ…中から何かが」 その体の中から一冊の黒い本が現れる。それを手に取るダーナ。 ナル「まさかそれは!」 ナルはその正体にすぐに気づく。それは魔導の民から失われた本。 ダーナ「察しがいいですね。といっても私の正体に気づいたあなたなら当然ですか」 ナル「原初の魔導書の一つ。黒の魔導書…」 ダーナ「御名答です。ダグザは他のメンバーとは違い、黒の魔導書を媒体に魂を定着させた存在。トゥアハ・デ・ダナンをまとめる存在として私が作り上げたのです…といってももうトゥアハ・デ・ダナンは私一人しかいませんが」 ツバメ「おとなしく観念してくれると助かるのだけれど…」 ダーナ「そこのお嬢さんはおもしろい冗談をいいますね」 ナル「ツバメ!挑発しちゃだめだ!」 キン! 直後ナルたちの動きが止まる。まるで時でも止められたかのように。 ダーナ「あなたたちの意識は止めさせてもらいました…聞こえないでしょうがね」 ダーナの力により意識を止められた4人。こうなれば彼らに成す術はない。 ダーナ「さてまずは」 ダーナが狙いをつけた相手それは… ダーナ「さきほど私に生意気な口を聞いてくれたお嬢さん。あなたから始末してあげましょうか」 ダーナはツバメに向かって歩みを進める。そしてツバメの眼前へと差し掛かろうとしたその時! ポワン! 突如地面からシャボン玉のような泡が現れる。 ダーナ「これは…」 パン! シャボン玉が破裂する。するとそこから炎が発生しダーナへと襲い掛かる。 バチン! だがその炎はダーナにいともたやすく消されてしまう。 ダーナ「この程度の魔導。私にとっては児戯のようなもの。私にこの女を狙わせるように仕向けたのまでは褒めてあげますが…まだまだ甘いですね」 ダーナはツバメへと手をかざす。 ダーナ「どう始末してあげましょうか。若い女性…新しい私の肉体として使うのもよさそうですね」 「そいつは願い下げだな」 シュン! 突如双剣を構えた人物がダーナへと襲い掛かる。 ダーナ「くっ!」 その双剣を済んでのところでかわすダーナ。 ダーナ「何者です…私の力の範囲内で動けるとは…あの鎧人形たちの仲間ですか」 リョウガ「ふっ。お前に教える必要はないぜ!」 ダーナの前に突如現れたリョウガ。いったいなぜ彼がここにいるのだろうか。 ダーナ「いいでしょう。私の邪魔をするというのなら始末するまで」 右手に持つ黒の魔導書のページを開くダーナ。 ダーナ「ケルト・ドルイダス!」 シュィン! ダーナの左手に突如ケルト・ドルイダスが出現する。 リョウガ「それがお前の得物か。いくぜ!」 双剣を手にダーナへと攻撃を仕掛けるリョウガ。 ダーナ「このケルト・ドルイダスの前には!」 バチン! ダーナを覆うように展開されたバリアに双剣がぶつかる。 リョウガ「へ~。そういう技か。だけど!」 パリン!! ダーナを覆うバリアが割れる。 ダーナ「なぜだ!?大した力は感じられなかった…」 リョウガ「ざんねんだが俺の力はそういうものを破壊できるのさ」 ガキン! ケルト・ドルイダスとリョウガの双剣がぶつかり合う。 リョウガ「俺の双剣を受け止めるか」 ダーナ「あまり調子にのらないでもらいましょうか」 リョウガ「なに!?」 ブン! 女性の力とは思えないほどの力で押し飛ばされるリョウガ。空中に放り出された状態だ。 ダーナ「そのまま塵と化しなさい」 ケルト・ドルイダスをその場で振るうダーナ。するとそこから無数の衝撃波がリョウガに向かい飛んでくる。 リョウガ「ちっ!まじかよ!」 空中では受け身を取ることもできない。 リョウガ「くそっ!」 ブン! 地面に向かい自らの双剣を勢いよく放り投げるリョウガ。 バコン!! 双剣が地面に衝突し、地面が砕けその土塊が宙に舞う。土塊にまぎれたリョウガの姿がダーナからは見えなくなる。だが直後 ザシュン! 無数の衝撃波が直撃する音が聞こえる。 ダーナ「最後の悪あがきですか。無駄だったようですがね」 リョウガ「そうでもないぜ!」 ダーナ「なっ!私の背後に!」 先ほどまであの土塊の中にいたはずのリョウガがいつの間にかダーナの背後へと現れる。さらに地面に投げたはずの双剣を手にしている。 リョウガ「まだまだぁ!」 ガキン! リョウガの双剣がダーナのケルト・ドルイダスに受け止められる。 リョウガ「へっ!」 双剣から手を放すリョウガ。 ダーナ「なんだ…?」 ドン! 突如ダーナの体に衝撃が入る。まるで何かに殴られたかのように。 ダーナ「ぐっ!」 リョウガ「もらったぜ!」 双剣を再び手にするリョウガ。そのまま不意を突かれたダーナへと切りかかろうとする。 ダーナ「炎よ!」 ケルト・ドルイダスの赤い石が輝く。 ゴォォォ!! 直後ダーナとリョウガを遮るように炎の壁が出現する。 ダーナ「これで攻撃は…」 ザシュン! ダーナ「なっ!」 ダーナのケルト・ドルイダスを持つ腕が何かに切り裂かれる。それはリョウガが持つ剣だ。 リョウガ「今度こそ決める!」 先ほどまでは2本の剣を持っていたはずのリョウガがなぜか剣を1つしかもっていない。それに違和感を覚えるダーナ。 ダーナ(急に消えて現れる…それに先ほどの打撃…) リョウガ「うぉぉ!!」 ダーナ「くっ!」 襲い来るリョウガにケルト・ドルイダスで対応しようとするが先ほどの斬撃によるダメージでケルト・ドルイダスを落としてしまうダーナ。 リョウガ「決める!」 ダーナ「仕方ありませんね…」 何かを覚悟したかのように冷静になるダーナ。先ほどまでのリョウガに翻弄されていた様子が嘘のようだ。 ダーナ「原典回帰(シーエンスィグィ)!」 キュィィン! ケルト・ドルイダスが光を放つ。そしてそのまま光となりダーナの持つ黒の魔導書へと吸収されていく。 ズン!! 辺り一帯にとてつもなく重い空気が張り詰める。 リョウガ「うっ!」 攻撃を仕掛けようとしていたリョウガは突然の空気にその場に固まってしまう。 ダーナ「おや?」 固まったリョウガの姿が変わっていく。それは… ディック「なんだよ…この空気…」 ディックだ。彼が『ディスコネクト』で自身の姿の認識を変え、リョウガとして見せていたのだ。 リョウガ「ディック!」 リョウガが剣を構えダーナへと切りかかろうとする。 ダーナ「ふん」 ダーナの姿が消える。 リョウガ「なに!?」 突然の事態に驚くリョウガ。リョウガにはダーナの意識を止める力は効かないはず… ダーナ「どうしました?私はここですよ」 背後を振り向くリョウガ。そこにはダーナの姿があった。 ダーナ「自分の存在を隠す…いや認識を変えるといったような力ですかね。おもしろい力ですが正体がばれれば私の力に抗うことはできないようですね」 ディックは石像のように固まってしまっている。ダーナの力に捕らえられてしまったようだ。 ダーナ「あなたはやはり力がきかないようですね」 リョウガ「そうみたいだな。あいにくだが俺は普通の人間じゃないんでな」 ダーナ「そうですか。ですが黒の魔導書の真価を解放した今。相手が何者であろうと関係のないこと」 ダーナの表情は余裕に満ちている。先ほどリョウガたちに翻弄されていた時とは別人のように。 リョウガ「その余裕。すぐにくずしてやるぜ!」 ディックの手にもつ剣をとり双剣を構えるリョウガ。 ダーナ「先ほどまでのお遊びとは違うということを教えてあげましょう」 黒の魔導書のページを開き手に持つダーナ。 ダーナ「無限闇(ウィサンディヒアン)」 グン! 黒の魔導書から黒い影のようなものがリョウガにむけて伸びる。 リョウガ「あたるかよ!」 それを避けるリョウガ。だが ガバ!! 黒い影が別れ、無数の影が伸びてくる。それらはリョウガを取り囲むように迫る。 リョウガ「ぐっ…」 ズブズブズブ… 黒い影の中に取り込まれていくリョウガ。 ダーナ「無限の闇に囚われなさい」 リョウガ「くそ…」 影はリョウガを取り込みその場で丸い球体のように漂っている。 ダーナ「思わぬ敵でしたが原初の魔導書の力を解放した私の前には敵ではありませんね。ん…?」 辺りを見回すダーナ。 ダーナ「奴らが…いない」 ナル、ツバメ、ウルズ、にろくの4人の姿が見当たらない。 ダーナ「私の力で意識を奪われているはず…どうやって移動した」 ~ダーナがナルたちが消えたのに気づく数分前~ ナル「はっ!」 ツバメ「ここは?」 意識が戻ったナルたちは先ほどまで自分たちがいた場所と違う場所にいることに気づく。 にろく「移動している…?」 ウルズ「なにが…」 状況を飲み込めない4人。 「目覚めたか。十也の言っていた通り奴の力の範囲を出れば意識は戻るようだな」 ナル「あなたは!」 にろく「なんでお前がここに?」 驚く4人。なぜ彼がここにいるのか。 「このままではディックたちが危ない。ソナタたちの力を貸してくれ」 to be continued