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その攻撃には、気の利いた反論も威勢のいい言葉も伴わなかった。ただ苦痛のみがあった。 There was no witty retort, no confident boast to accompany the attack. There was only pain. 基本セット2021 【M TG Wiki】 名前
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毎朝…君が作った味噌汁が飲みたいんだ/// 名前 味噌汁に名前など必要ない 性別 味噌汁に年齢など(ry 年齢 味噌汁に性別(ry 身長 味噌汁に(ry 体重 味噌汁に(ry 趣味 味噌汁に(ry 好き 味噌汁、味噌汁を美味しそうに食べる人 嫌い 味噌汁を粗末にする人 大切 不明 トラウマ 不明 概要 学園裏のとある酔狂な科学者は考えた、美味い味噌汁が飲みたいと。 故に研究した。味噌汁を、味噌汁の造り方を、味噌汁の深淵を。 そして十数年の時が経ち。遂に彼はやり遂げた。 『至高の味噌汁の完成だ!!』 生み出されたそれは完全無欠の『味噌汁』であった。おまけに生きてる。超動く。無機物に命を吹き込むという神の如き所業を彼は達成したのだ! 故に研究者たちはその味噌汁をその研究者への敬意を込めてこう呼んだ。 『神之味噌汁』と。 後に世に放たれた味噌汁の行方を知るものはいない。 だってみそしるだもの(ry と思ったら割と学園裏には何処からともなくやって来て味噌汁を生産しているっぽい。 容姿・性格 味噌汁。その一言である。基本的に液体で不定形ライフを謳歌してます。 しかし味噌汁であるが故に人の形を取る事もできる(どういう理論かは不明)。割とどんな姿形にでもなれる。 物に触るコトだって持ち上げるコトだって自由自在だって味噌汁(ry 性格もその時々で変わる。だって味噌汁だもの(ry 人とのコミュニケーションを円滑にするために割と礼儀正しい。 しかし二言目には味噌汁を勧めてくる。 能力 味噌汁を作る腕に秀でた能力者。 一般家庭のおふくろの味を優に上回るとされるそれは、しかしながらおふくろの味である。 さらに、この能力者は普通に特上の味噌汁を作るほかに、固有結界【神之味噌汁世界】を展開する事が出来る。 この場には、自分と相手、必要ならばエキストラさん、味噌汁を作る為の具、調理道具、あと割烹着が用意されている。 それ以外に、相手が味噌汁を食べるに最も相応しいと心の奥底で思っているシチュエーションが用意される。これは相手が決める物とする。 相手がそもそも味噌汁を知らなかった場合は、こちらが決めていい。 なお、シチュエーションの内容によっては、この能力者がお母さんで相手が子供とかいう固有結界になるかもしれない。 シチュエーションの内容によっては、白米と魚と納豆が用意されるかもしれない。 この結界内では、相手はどんなにあがいても味噌汁を食べないとならない。 殺意むき出しのキャラでも、あらゆることに無気力なキャラでも。 食べ終えてからどうなるかは分からない。それから殺されても文句は言えない。 固有結界展開は、一ロールに付き一度が限界。時間制限は相手が味噌汁を食べ終わるまで。 ただし、食後の雑談中は展開していてもいい物とする。 初期スペック 味噌汁を作る腕前は天才級 必要なら、それを引きたてるその他の料理の腕前も。 +味噌汁の日記 6/24 学園裏にて【聖喰鏡典】ーLittle Omega Recorderーと会話。 かなりキモイって言われた。
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803 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (アウアウオーT Sa0a-7T4N)[sage] 投稿日:2017/11/07(火) 22 47 38.49 ID Z7QxzuNOa https //i.imgur.com/LJ8pv0j.jpg スラムを歩いているとアライさんが話しかけてきました どうやら幼アライしゃんが燃えているみたいです 問題 このアライさんと幼アライしゃんを救ってあげてください。 必要な場合は以下の道具を使用することができます。(配点:10点) ガソリン 消火器 サバイバルナイフ 毒薬 水の入ったバケツ これ系の素材探してるんだけど まとめてUPしてるところってないだろうか? https //i.imgur.com/ifEGe0v.png とりあえず今回用に加工したもの 805 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 49ba-x3Hc)[sage] 投稿日:2017/11/07(火) 23 06 20.05 ID r+C1f1h50 ニコニココモンズでアライさんで検索すると出てくるよ 810 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ c612-ix91)[sage] 投稿日:2017/11/07(火) 23 40 17.75 ID CBouQwRq0 803 この際「アライさんは救いようのない存在なので、そもそもこの問題は成り立たない」という点には目をつぶるとして 救うべきはこのスラム街である。 なので火がスラムに燃え広がる可能性があるガソリンは論外。 で、ここからが難問。 幼アライしゃんという肩書きからして恐らくは走り回れる程度には成長しているので、そこらじゅう走り回られて建物に引火すると厄介。 だから消火が第一目的だが、火への恐怖から走り回っているであろう幼アライしゃんには水をぶっかけるのか消火器を使うのかどっちがより確実な消火方法なのか? 火を消したら消したで即座にアライさんがお礼も言わずに幼アライしゃんを抱えて逃げ去る可能性が99%以上。 よってこれ以上のスラムへのアライさん被害を無くす為に消火とほぼ同時にアライさんを殺すか行動不能状態にしなければならない。 消火前にアライさんを殺すとしても抵抗するだろうし恐らく素人ではアライさんを殺すまで時間がかかってしまい、その間に走り回った幼アライしゃんがスラム中に火を燃え移らせてしまう可能性大。 プロのアライさんハンターとかならナイフであっさりアライさんを即死させてから消火、すぐさま幼アライしゃんも札処分とかできるんだろうが。 925 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (アウアウオーT Sa7f-cd7v)[sage] 投稿日:2017/11/10(金) 20 02 13.73 ID X6xlULswa https //i.imgur.com/4HrfSP8.png ヤター!ピンチの幼アライしゃんを助けようBB完成したよ!(ブルーじゃないけど) 皆使ってみてね!! 使用例 https //i.imgur.com/7RrRTXe.jpg https //i.imgur.com/Z8KgZEQ.jpg アライさんの画像へ戻る
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小説書くわより テーマはいじめらしい。 これを小説と呼んでいいのかは不明だが・・・(某腐女子のたまり場のほうがよっぽど小説らしいのがある) 20 :ねこ味噌 : 2012/02/05(日) 13 42 43 谷口=ねこ味噌な 山田的表現 これはおれのまぞ小説 小説内容↓ 僕の名前は谷口。 A小学校に通っています。 クラスは五年1組。 さいたま県と、都会にあるがっこうだから、クラスの人数は30人と多め。 今日は火曜日。 今、傘をさいて通学路を歩いている。 天気は雨。 季節は時にして六月。 一学期も後半にさしかかっていて、夏休み間近です。 しかし、僕はあんまり楽しみじゃない。 それは雨だからなのと、学校のみんなにいじめられているからです。 いじめが発覚したのは昨日。 僕の机の上にカエルの死体がどっさり置いてあった。 びっくりして教室を見渡すと、みんな笑ってた。 おかしいな、とりあえずカエルどかすか、と僕の机のうえにこんもり乗っかってるカエルを一匹ずつゴミ箱に捨てました。 これが俗で言ういじめってやつなのかな、と一瞬考えたけど、ついこないだまでクラスの皆とは仲良かったンだし、ありえないな。 僕はそう解釈することにして、いつものようにランドセルをロッカーにしまって、朝の会(朝会)が始まるま。で間があるので、羽田くん(あだ名はハネハネ)と喋ることにした。 しかし、ハネハネは僕をスルーしました。 スルースキルです。 もしかして僕見えてない? そう思ってクラスの女子のスカートを捲ったら、「てめえ!!」と殴られたので多分僕は皆に見えています。 その日は誰とも喋りませんでした。 否、誰も話しかけてきませんでした。 なーんか嫌な気持ちです。 で、昨日はそんなことがあったから、学校へ行く足が重いです。 昇降口について、傘をしまい、上履きを履こうとしたら、上履きが無い。 あ!? 下駄箱間違えたかな、いや、そんな筈は無い・・・ 【5-1】 合ってる・・・ 【谷口】 合ってる・・・ “上履き” 無い・・・ 畜生!! 仕方なく、職員室に行ってスリッパを借り、一日そのスリッパを上履き代わりにすることにしました。 教室に行くと、こりゃまたびっくり、 僕の机がありません。 いつ席替えしたンだよ野郎共、と思いましたが、席替えした様子はありません。 教室からポツンと四角いのが消えているンです。 とても不自然です。 全体を見ると皆クスクス笑っていて、ベランダに僕の机がありました。 雨に叩かれ、机に入っていた教科書があちこちに散乱し、雨でびしゃびしゃになっています。 とりあえず、机を教室に入れました。 僕の席は窓側だったので、丁度雨に濡れた机を引きずり出すスペースはありました。 その後、僕は教室の床をぬらしたという事で職員室に呼び出されて、放課後一人で教室を掃除するはめになりました。 放課後は家で2ちゃんをやるつもりだったのに残念です。 家に帰ると義理の妹がいた。 こっちは掃除で疲れてるのに、のんきに煎餅を食べています。 きっとしけっています。 いや しけってろ! 僕は妹を呪い、パソコンのスイッチを入れました。 時刻は六時。 親が帰ってくる時間です。 やばい。 いまのうち宿題やってないと怒られます。 パソコンは二の次になりそうです。 水曜日は火曜日と違い、晴天です。 梅雨は雨が多いから、どうにも憂鬱です。 登校の時間です。 義理の妹(きっしー)がランドセルを持って駆けていきます。 僕の家は古びたアパートだから、コンクリートの壁が昨日の雨で湿っています。 ナメクジが外装に張り付いていたので丁寧にはがして捨てました。 教室につくとハネハネが話しかけてきました。 二日ぶり! 「あ、ハネハネ!おはよう!」 「おうねこ味噌」 何故かハネハネの表情は冷たく、ねこ味噌と呼ばれてる僕を見る目も冷たかった。 「・・・」 「あのさ、今日俺ン家来いよ」 「!?え、行く!行く!」 その時教室のみんなが笑った気がした。 僕って人気もの!?
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エネルギー 553 kcal たんぱく質 12.6 g 脂質 27.2 g 炭水化物 64.5 g ナトリウム 2.9 g ビタミンB1 0.68 mg ビタミンB2 0.36 mg カルシウム 221 mg
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「溶岩は望むままに流れる。私はただそれに身を任せるのが好きなのよ!」 "Lava flows where it pleases. I m just happy to be along for the ride!" ゼンディカーの夜明け 【M TG Wiki】 名前
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5HY/W83-111 カード名:隠し味 中野 三玖 カテゴリ:キャラクター 色:青 レベル:1 コスト:0 トリガー:0 パワー:4000 ソウル:1 特徴:《五つ子》・《ヘッドホン》 【自】この能力は1ターンにつき1回まで発動する。あなたがイベントをプレイした時、そのターン中、このカードは次の能力を得る。「【自】このカードのバトル相手がリバースした時、あなたは自分の山札の上から3枚まで見て、カードを1枚まで選び、手札に加え、残りのカードを控え室に置き、自分の手札を1枚選び、控え室に置く。」 【自】このカードがアタックした時、他のあなたのカード名に「三玖」を含むキャラがいるなら、そのターン中、このカードのパワーを+3000。 お味噌 レアリティ:SR R 五等分の花嫁収録
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食べた日:2008/12/24 『泰幸』で、新メニューの「極太デカ盛りみそらーめん 濃厚焼こがしみそ味」(900円)を。 08.12.24%20%91%D7%8DK%20%8B%C9%91%BE%83f%83J%90%B7%82%E8%82%DD%82%BB%82%E7%81%5B%82%DF%82%F1%20%94Z%8C%FA%8F%C4%82%B1%82%AA%82%B5%82%DD%82%BB%96%A1%20506%94t%96%DA.jpg ラー友からこのメニューの話を聞いて、どうしても食べたくなってやってきました! この“極太デカ盛りみそ”は味が4種類から選べます。(→メニュー表) ラー友の話も参考に、その中から「焼こがしみそ味」をチョイス。 ぶっと~いです。。。 08.12.24%20%91%D7%8DK%20%8B%C9%91%BE%83f%83J%90%B7%82%E8%82%DD%82%BB%82%E7%81%5B%82%DF%82%F1%20%94Z%8C%FA%8F%C4%82%B1%82%AA%82%B5%82%DD%82%BB%96%A1%82%CC%8B%C9%91%BE%96%CB.jpg 太さが普段使っている太麺の2倍という麺は、確かにぶっといです! 太さでいうと、『くろく』の「黒」に使われている極太麺くらいでしょうか。 歯ごたえもガシッとした硬めの歯ごたえで、インパクト大の麺です。 量も通常の1.5倍とのことですが、麺が太い分、本数が少ないので、それほど多くは感じませんでした。 (3連食目でも普通に完食できたのが何よりの証拠ですw) 「焼こがしみそ味」のスープは、こちらもホント強烈!! この味は1年ほど前に食べたことがあるのですが、その時の印象をはるかに越えるインパクトです! 簡単に言うと「濃い~・ニゲ~・ショッペ~」です。。。 まずスープ自体は濃厚ではないですが、すっごく“味噌が濃い”です。 今まで食べた味噌ラーメンの中でも、これほど味噌の味が支配的なのは初めてです。 続いて、味噌ダレを炒めながら焦がしたというスープは、かな~りニガイです。。。 前回食べた時は苦味はそれほど気にならなかったのですが、今回はこれでもか!というくらい焦げ臭くてニガイです(笑) そして、一番凄いのは何といってもしょっぱさ。 ハッキリいって、とんでもないくらいしょっぱいです! 恐らく今まで食べたラーメンの中で、一番しょっぱいです、、、 (どうしてもしょっぱいという人は、割りスープを頼めます) このインパクト大の“濃ショッパニガ”味噌スープが、同じくインパクト大の極太麺と激しくぶつかり合い、最終的にはタッグを組みました(爆) この極太麺には、このくらいインパクトがあるスープを合わせた方が、相性もいいですし、互いの持ち味も発揮される感じです。 具は大ぶりのバラチャーシュー2枚・モヤシ・細切りキクラゲ・小口ネギ・白ゴマ。 チャーシューは大きいだけでなく、厚みもあり非常にジューシー。 こちらも麺やスープのインパクトに負けない存在感のある美味しいチャーシューです。 ホント強烈なラーメンでした、、、 食べたというより、「戦った」という方が近いかもしれません(笑) この味はハマルか、一口で拒否反応を示すか、どちらかでしょうね~。 次回はこの極太麺使用の平日13時以降限定の「極太デカ盛り焼きそば」を食べてみたいです! 住所: 仙台市青葉区本町2-9-2 エンドウビル1F by hiro (2008年 506杯目) この麺は本当にうんまそーーな麺ですねぇー! こちらのお店は未食でした(涙 -- 和尚 (2008-12-25 19 46 25) これはそそられますねー 極端な味付けが結構好きなので行ってみたいです。 -- やお (2008-12-25 23 41 55) この極太麺でなく、普通のこがし味噌ラーメンを食べたことがあるんですが………hiroさんがおっしゃられる通り、メチャクチャしょっぱかった記憶がありますf^_^; しかもこの苦さがさらにしょっぱく感じさせるような気もしました………。もうちょっと薄い方が…。。 ここは他のメニューも濃いめですよね(--;) -- ラーメンまん (2008-12-26 06 32 09) 和尚さん、ガシッとした麺は食べ応えあって、なかなか美味しいです。 通常の麺も悪くないですが、私は断然“極太派”です! やおさん、ドンドンそそられてください(笑) ホ~ント極端なくらい「濃ショッパニガ」で、特にショッパさはかなりのものなので、食べた後は一日中喉が乾くのは覚悟しなくてはなりません(爆) ラーメンまんさん、ホントしょっぱくて、そのしょっぱさは他店のつけ麺のつけ汁以上です(笑) そのスープが絡んだ極太麺を食べると口の中で“戦い”が起きます!-- hiro (2008-12-26 08 58 44) 味噌ラーメンの地位復権ですね。明日から年始まで帰京して都内食べ歩きです。お休みの店が多いですが、大晦日のガムシャラ4thブランド が一番楽しみです。味噌も何軒か食べます。 -- かがやき (2008-12-26 22 19 45) かがやきさん、こんばんわ! 特に首都圏では、去年から今年にかけて味噌専門店も増えたみたいですね~。 宮城は元々味噌好きが多いと思うのですが、個人的には美味しいと思える味噌ラーメンを出す店は、片手が数え切れるくらいしかないので、“味噌処”として、もっと美味しい店を増えることを切に願っています。(今まで食べた中では東京の『くるり』が一番好きな味噌ラーメンです) 私も来月に千葉に行く予定があるので、時間があれば何軒か食べて来たいと思います! -- hiro (2008-12-26 23 24 37) 名前 コメント
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ダイアナ◆が綴る 味噌ができるまでのぶろぐ。 #weblog
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――三日目、朝―― 日常を犠牲にしない。 士郎の決意は固いものだったらしく、居間に降りていけば既に朝食は完成していた。 仄かに鼻孔をくすぐる、香ばしい焦がし味噌の匂い。 今朝は、士郎の和食のようだ。 「おはよう、五鈴」 「おはようございます」 「ええ、おはよう」 皿を並べる桜、料理を盛る士郎に挨拶して、席に着く。 二人を手伝いたいが、生憎そこまで手際が良い方じゃない。 「「「いただきます」」」 味噌汁を喉に流し込む、五臓六腑が歓声を上げる。 魚を一口、口の中でほろりと解れる、最高の焼き加減。 これだけ美味しい食事を毎朝食べられる自分は、相当幸せ者だ。 「…唯一困るのは、舌が肥えてしまうことね」 割と本気で悩んでいたのに、士郎と桜は顔を見合わせて吹き出した。 ――三日目、昼―― 「…遠坂さん」 購買に向かう様子だった彼女を、私は呼びとめた。 「お昼、よかったら一緒に」 少し大きめのランチボックスを示す。 中には、桜に無理を言って詰め込んでもらったサンドイッチ。 「味は保証します」 凛は少しだけ、驚いたような表情を見せる。 「…珍しいですね、衛宮さんから誘ってくださるなんて」 突然の提案で、不躾だとは自分でも分かっている。 それでも優雅な所作を崩さないのは、流石遠坂家だ。 「そうですね…」 逡巡した凛が言葉を反すのを、少しだけ緊張して待つ。 変わらず優雅な微笑みのまま、凛はこちらに向き直った。 「いい場所があるんです、一緒に行きませんか?」 誘われたのは屋上だった。 漫画などでは定番の昼食場で、とりたてて穴場というわけではない。 しかし今日は、珍しく人がいなかった。 人払いの魔術か、と勘繰る。 彼女はこの街の管理者で、私はモグリの魔術師だ。 その私の方から食事に誘うということを、ただ事じゃないと彼女も汲み取ったのだろう。 聖杯戦争に際して、その土地の管理者から情報を得るのは、かなり有効な手段だった。 もし彼女自身がマスターなら、此方側は無関係を装い、その情報を引きだせる。 そう企てた上での、昼食の誘い。 「……まさか、学園にマスターが居たなんてね」 唐突だった。 唐突過ぎて不意を突かれ、思わず腕の令呪痕を押さえてしまう。 そういえば霊化しているとはいえ、今もライダーは隣にいる。 迂闊だった、と、ランチボックスを強く握る。 「…昼間、それも校内での戦闘は、」 「わかってるわよ、仮にもこの街の管理者よ?」 釘を刺そうとして、馬鹿ね、と肩を竦められる。 そんな言葉が彼女の口から出るのが予想外で、面喰ってしまった。 というか口調だけじゃなくて、かなり普段とは性格が違う…? 「けれど…あなたが私の敵となり得るなら、話は別」 見たこともない鋭い目つきで、凛が睨んでくる。 「今は見逃してあげる。戦う気が無いなら、令呪とサーヴァントを放棄して教会に逃げ込みなさい」 敵対する魔術師に対して出来る、最大限の譲歩だった。 名家の魔術師としては、かなり甘い考えだろう。 それとも冬木の管理人という立場を意識しているのだろうか。 「残念だけど…私に戦う気が無いのなら、初めからサーヴァントを呼んではいないわ」 「…それもそうね」 言葉を返し、対峙する。 同年代の少女から感じるプレッシャーが、酷く鋭く私を穿つ。 御三家の当代で、冬木の管理人。それも、かなりの天才肌。 けれども私とて、衛宮の魔術と自分の実力には自信を持っている。 互いの実力差は、どれほどか。 ライダーならあるいは、実力差などを無視して、一瞬で彼女を討ち取れるかもしれない。 騎乗兵のクラスは、強力な宝具を持っていることで知られている。 しかし、私を一瞬で葬り去ることが出来るのは、彼女の方とて同じだ。 口ぶりからして、凛も何かしらのサーヴァントを引き連れているのだろう。 先制を打ってこないのは冬木の管理人だからか、それとも私と同様、相手を見定めているのか。 仮に私から仕掛けて生き残れるのは、どれくらいの確率だろう。 いや、それ以前に此処は学校だ。事を起こせば、生き残っても今後の展開は確実に不利になる。 互いに互いの銃口を突き付けた状況で、 私は自分が、酷く魔術師的な考え方になっていることに気が付いた。 「……とりあえず、お昼を食べませんか」 「…は?」 なぜ、彼女を倒すことを前提に話を進めてしまっているのか。 彼女はクラスメイトで、それなりに友好な関係を築いている。 それを躊躇なく壊せるのは、士郎の言うような、悪人の魔術師に他ならない。 「この話の流れで、お昼、って…」 「桜、…後輩の間桐さんが作ったんです。味は保証します」 「……間桐さんが?」 先に一口食べて、毒なんぞ入っていない、と示す。 私の一時休戦の提案に、渋々凛も付き合ってくれた。 ――三日目、放課後―― 放課まで、凛と顔を合わせることは無かった。 今後も私は学園に通うし、聖杯戦争を放棄することもない。 凛との議論は、恐らく平行線だろう。 さて、と、放課の予定を決める。 士郎は生徒会の用事があり、桜は部活。 特に用事が無いのは私だけだ。 ただ真っ直ぐに帰宅するのもつまらないので、商店街に寄ってみる。 何かしらの暇つぶしにはなるだろう。 運が良ければ、昨日のようにマスターを発見できるかもしれない。 が、そうとんとん拍子で進むワケもなく。 マスターに遭遇しないどころか、自分がいかに無趣味な人間か思い知る。 欲しい本は購入済みで、欲しい服も特にない。ブランド物にだって興味はない。 食材でも買って帰ろうかとも思ったが、昨日これでもかというくらいに買い漁ったのを忘れていた。 これは士郎のことも馬鹿に出来ないな、と、軽くへこんで帰路に着く。 ――三日目、夜―― ただいま、とは言わなかった。 玄関の扉を開けた瞬間に、違和感に気付いたからだ。 外の日は暮れているのに、廊下も居間も、電気が消えていた。 咄嗟に五感を研ぎ澄ますが、何の匂いも、光も、音も存在しない。 「…ライダー」 縋る様に、彼女を呼んだ。 実体化したライダーが、私を庇うように一歩前へ出る。 「はい、マスター…戦闘の形跡や魔力の残滓は感じられません」 では、一体彼の身に何があったというのか。 昨晩、見たはずじゃないか。 彼の手に刻まれた、聖杯戦争に巻き込まれたという、その証を。 「…士郎!」 思わず叫んだ。 脱いだばかりの靴を履き直し、閉めたばかりの玄関の扉を力強く開ける。 と、 「お、何だ五鈴。帰ってたのか」 間の抜けた少年の顔が、扉の向こうから現れた。 血相を変えた私を見るなり、なんだなんだと困惑する。 「……どこに、行ってたの?」 「悪い、一成の家でお茶を御馳走になってたら、遅くなった」 どっと力が抜けた。 こんな、時間まで。 聖杯戦争のなんたるかを、本当にこの少年は理解しているのか。 危機感が足りないにもほどがある。 どこぞの主人公みたいに、自分は死なないとでも思っているんじゃないか。 腕に令呪を携えてのこのこ歩きまわれば、殺してほしいと言っているようなものだ。 そもそもあなたが正義の味方を望んだから、私だってその渦中に身を投じたのに、私を放り出してどういうつもりなんだ。 いつもスラスラと口をついて出てくるはずの文句は、喉の奥でつっかえてしまった。 膝から崩れ落ちそうになるのを誤魔化して、前のめりに倒れ、そのまま士郎の胸板に腕を叩きつける。 「…心配、させないで」 なんとか絞り出した言葉は、少しだけ震えた。 士郎は頬を掻いて、顔を伏せる。 「……ごめん」 ライダーの気まずそうな咳払いが、やけに大きく響いた。 ――召喚の儀、士郎版―― 「…サーヴァント」 「今日みたいなことが二度と無いように、召喚してほしい」 語気をいつもより強めると、士郎が身じろいだ。 どれほど私が言い聞かせても、彼はその場の思いつきや勢いで行動する癖がある。 然るべきボディーガード…いや、お守が必要だ。 それにサーヴァントを二人も召し抱えているとなれば、単純な戦力としても心強い。 「ライダーはいいのか、それで」 「構いません…マスターの意向なので」 イエスマン、というわけではなく、彼女は本当に私の意見を尊重してくれているらしい。 先程事前に確認を取れば、ほんのうっすらとだが、微笑みでもって返してくれた。 一昨日交戦は確認しているが、まだ聖杯戦争は正式には始まっていない。 全てのサーヴァントが召喚されたわけじゃないのだ。 言うなれば今は、準備期間。 「私が使った魔法陣もあります…触媒は、用意できないけど」 「大丈夫なのか? とんでもなく凶悪な英霊が出たら、手に負えないんじゃないか」 「偶発的に召喚される英霊は、召喚主の素養に強く影響を受けます」 要は、似た者同士が引かれやすいのだ、ということ。 「士郎の素養なら、反英霊が現れるなんてことはまずあり得ない」 「そうか…」 少しだけ、士郎は考える素振りを見せる。 私としても、この提案は苦渋だった。 これでもう、後には退けない。 魔術師としてはまだ半人前な彼を、過去のトラウマでもある聖杯戦争に引きずり込んでしまう。 それでも、衛宮士郎は『正義の味方』だと、信じたからこその提案だった。 「そうだな、わかった」 士郎は立ち上がり、土蔵へ向かう。 私とライダーは、土蔵の外でその結末を待った。 「…告げる。えーっと…汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に…」 土蔵の壁の奥から、拙い暗唱が聞こえる。 私は誰にともなく祈り、ライダーは霊体化したまま一言も発さない。 そして、 眩い光が扉の隙間から漏れだし、次いで爆音。 何かが転がる音。 一度経験しているためか、思ったほど衝撃は来なかった。 恐る恐る、土蔵の扉を開くと、室内に月の光が挿しこむ。 「――問おう。貴方が私のマスターか?」 金髪碧眼の、幼い少女。 しかし名のある英霊であるだろうことは、その彼女が放つ圧倒的な魔力から感じて取れた。 夜に映える、青の装束。月に見合う、静謐たる気品。 息を呑んでいるのは、士郎も同じだったようだ。 少女が首を傾げるのを見て、慌てて肯定する。 「サーヴァント『セイバー』、召喚に従い参上した。これより我が剣は貴方と共にあり、我が運命は貴方と共にある」 「えっと、『セイバー』って呼べばいいのか? とにかく、宜しく」 「はい、宜しくお願いします、マスター」 「…マスターっていうのは慣れないな。名前でいい。俺は衛宮士郎」 「では、シロウと」 その和やかな会話を持って、契約が無事に完了したことを理解する。 ホッと胸を撫でおろしたのも束の間、次の瞬間、矢のように鋭い眼光がこちらを捉えていた。 「…シロウ、一つ質問が。そこにいるマスターとサーヴァントは何なのでしょうか」 当然の疑問と敵意だ。 聖杯の依る辺に従ったのなら、他のサーヴァントは全て敵。 寄らば斬る、と、セイバーの瞳は言っていた。 自分よりも小柄なはずの少女に、気圧される。 「いや、俺の妹みたいなもので、同盟を組んでるんだ」 慌てたように、士郎が説明した。 同盟、という言葉に、セイバーの眉がわずかに動く。 確かに、急にこの場に呼び出された彼女からしてみれば、不可思議だろう。 一組しか勝ち残れない聖杯戦争で、同盟に何の意義があるだろうか。 けれども、彼女は目を細めて頷いた。 「…シロウがそう言うのでしたら」 「…ライダーは?」 こちらから敵意が無いことを証明するのに、さり気にクラスを明かしてみる。 「問題ありません。私はマスターのために戦うだけですから」 いつものように、機械的にライダーは返事をした。 私がライダーを呼びだした時も、触媒は手に入らなかった。 今回同様に、性質の近しい英霊が呼び出されたはずなのだが、はて、私はこんなに味気ない人間なのだろうか。 「なあ、セイバーも…その、英霊なんだろ?」 悩んでいると、至極当然のことを士郎が尋ねた。 セイバーが頷いて返すと、彼は質問を続ける。 「なら、その本名っていうか…真名っていうのか? 出来るなら、教えてほしいんだけど」 「…申し訳ありません、シロウ。教えることは出来ない」 武装を解除しないまま、セイバーはこちらを睨みつける。 関係上は同盟にあっても、心を許したわけではないらしい。 「貴方を通じて、彼女たちにも伝わってしまう。私はまだ、敵対する可能性のある彼女たちに、そこまでの信頼を置けません」 「セイバー、それは、」 「いいの、士郎。当然の判断だから」 反論しようとした士郎を、なんとか抑えつけた。 セイバーは正しい。私たちの方が異端なのだ。 無理にこちらのルールを押し付ければ、ますます心を許してはくれなくなるだろう。 「ご理解感謝します…ライダーのマスター」 「五鈴です。衛宮五鈴」 「では、五鈴と呼んでも?」 「構わないわ」 こちらからだけ名前を告げて、三日目が幕を閉じた。 一日目 - 二日目 - 三日目 - 四日目 - 五日目 - 六日目 - 七日目 - 八日目 - 九日目 - 数年後