約 95,849 件
https://w.atwiki.jp/senka/pages/72.html
作者:戦火人氏 街より離れた緑の丘、その斜面に羊の群れが雲のように形を変えていく。 「アル、羊が広がり過ぎてる、向こうから追って頂戴。」 「うん、ジョンいくよ。」 愛犬と駆けていく少年を、少女は眼を細めて見つめる。 ついこの間まで危なげに歩いていた少年が、しっかりとした足取りで、羊を追っていく。 少しは少年らしくなったであろうか、流れるように羊を追い上げる姿に、多少の頼もしさを感じたりもする。 とはいえ、まだ時折、やんちゃな悪戯で姉を困らせる子供には違いないのだが。 途端、少年と羊を追っていた、牧羊犬のジョンが吠え出した。 いつもの羊を追う吠え方とは違う、ジョンの見る方を目で追えば、丘の向こうから煙が上がっている。 家のある方角から上がる煙は一層増え、ジョンは激しく吠たてる。 「火事!?アル、いらっしゃい!」 少女は、駆け寄る弟を連れて、丘へと走り出すと、ジョンが後に続く。 丘の上から見下ろすと、家が燃えていた。 小さな小屋ではあるが、家族と12年館暮らしてきた家である。 「あ…ああ……」 炎を煙を吹き上げながら崩れていく我が家に、呆然としていた少女であるが、両親の事を思い出し、丘を駆け下りて行く。 「お父さん!お母さん!大丈夫……!」 焼け落ちる家の前まで辿り着いた少女は、目の前の光景に言葉を失った。 庭先にいたのは、10人ほどの男達、何れも屈強な体躯に剣や槍で武装していた。 これは、一体どうしたことか、状況を理解出来ないでいる少女に、熊のような髭の男が笑いながら話し掛ける。 「よう、お嬢ちゃん、一体どいつにご用だい。」 「あ、あの…私の家……おとう…さん」 「おお、おとうさんか!おとうさんよ!可愛いお嬢ちゃんが呼んでるぜ!」 父親は無事でいたのか、男の振り向いた先を目で追い、少女は凍りついた。 地面に立てられた槍の先に、父親はいた。 正確には、父親の首だけがそこにあった、その表情は読み取れるものではなく、だらしなく開いた口の奥に、鋼が鈍く光っていた。 「きゃああぁぁ!」 悲鳴を上げて、父親の首に走り寄る少女、だが、その先に更に信じられない光景があった。 地面には、母親が横たわっていた、だがその母親の姿は少女の知るものではなかった。 いつも少女に優しく微笑みかけていた美しい顔は、眼を見開き苦悶の表情を湛え、その表情が変る様子はない。 質素ながらその美しさを飾っていた衣服は、原型を留めておらず、豊かな乳房をさらけ出していた。 その美しかった顔も乳房も、まるで蛞蝓が這ったように、粘液状のモノで汚され、さらに、長身の痩せた男が母親を組み伏せている、下半身をさらけ出して、その腰を母親の腰にぶつけているのだ。 その乱暴な行為に、母親の身体は、かくんかくんと力無く揺れ、豊かな乳房が跳ねていた。 「ご婦人の方は、幾らも持たなかったからな、お嬢ちゃんには頑張ってもらおうか。」 「可愛いねェ、残ってて正解だったゼ。」 男達が、いやらしい笑いを浮かべながら、少女を取り囲んでいく。 「あ…あ……」 目の前の事が理解出来なくとも、自分が恐ろしい状況に置かれていることだけは解った。 逃げなければいけない、しかし、恐怖に囚われた少女の脚はふるえ立っているのは精一杯だった。 ガウッ! 少女の前に、突如、黒い影が飛び込んで来た。 影は、少女の背後から方を掴もうとしていた巨漢の腕に、深く噛み付いた。 「イデェッ!」 巨漢が怯むのと同時に、聞きなれた声が響く。 「おねえちゃん!!」 弟に呼ばれ、ようやく少女の脚は動き出した。 しかし、男の脇をすり抜たように思えた一瞬、少女の細い腕は髭男に手に捕えられていた。 「あうっ!ジョン!!」 痛みに顔を顰めながら、先程の影…愛犬のジョンに眼を向けるが、ジョンも噛付いた巨漢に掴まれていた。 囚われながらも唸り、大男に抵抗するジョン、主人を守るために暴れ爪を立てる。 「イデェダロ!コノ、バガイヌ!!」 しかし、巨漢は暴れるジョンの頭を掴むと、力を込めていく、ミリミリを嫌な音を立てて、巨漢の片が盛り上がる。 ギャウッ! ぐしゃりと音がして、ジョンの頭が潰れた、あまりの惨さに少女が目を逸らす。 「このぉ!おねえちゃんをはなせぇっ!」 少年が、羊追い用の杖を振り回しながら、髭男に殴りかかる。 しかし、10歳にも満たない少年と、職業兵士では勝負にならない。 「ほれ、どうした、そんなんじゃお姉ちゃんは、助けらんねぇぞ。」 笑いながら、髭男は少年の振り回す杖をかわし、受け流す。 「このっ!このおっ!」 少年が、目に涙を浮かべながらも必死に杖を振り回す、頼りのジョンはもういない、自分が姉を助けるのだと。 からかうように相手をしていた髭男だったが、遂に剣の切っ先を少年に向けた。 「残念だったな、小僧。」 髭男の剣が、少年の右肩を貫いた、少年はうめきながら倒れたまま起き上がらない、だた流れ出す血が地面を赤く染めていく。 「いやぁ!!アル!アル!」 少女が叫ぶ、父母を愛犬を失い、今、弟までも失おうとしている。 倒れたままの少年が、僅かにうめいた、重傷ではあるがまだ死には至っていない。 「おねがい、助けて!アルが…アルが死んじゃう。」 少女が懇願する、もうこれ以上、愛する者を失うのには耐えられないと。 待っていたとばかりに、髭男の顔がにやりと歪む。 「お嬢ちゃん、弟を助けたいかい?」 少女が、しゃくりあげながら頷く。 「ようし、それじゃあ、頑張るんだな。」 「頑…張る……?」 髭男の言葉の意味を掴みかねて、少女が聞き返す。 「ヂグジョウ、イデェヨアニギ。」 噛まれた腕を摩りながら、巨漢がやってくる。 「おお、大変だったな、よし、お前からヤッていいぞ。」 「ただし、すぐに壊すんじゃないぞ、皆で楽しまないとな。」 そう言うと、髭男は背中を押す。 少女のよろけた先は、巨漢の腕の中である。 「アア、チッチャクテカワイイナァ。」 巨漢は、少女を抱え上げると首元に顔を寄せ、獣のように臭いを嗅ぐと、少女の顔を舐め上げる。 少女は、その人間離れした容姿と不快感に、少女がひっと息を呑んだ。 興奮した巨漢の息は次第に荒くなり、少女は涙を浮かべながら顔を逸らす。 そして、巨漢は少女の襟元にその獣のような歯を立てると、そのままブラウスを引き裂いた。 「いやぁぁ!!」 引き裂かれたブラウスから、少女の色白い胸があらわになる。 少女は、まだ乳房とは言えぬような、幼い膨らみを隠そうとするが、巨漢に腕を掴まれて痛みにうめく。 「うひょう、ちっちゃいねぇ。」 「真っ白じゃねぇか、そそるぜ。」 取り囲む男達が、口笛を吹きながら囃したてると、その熱狂に押されるように巨漢は益々息を荒げていく、涎を垂らしながら少女の幼い膨らみを舐めまわす。 「いやぁ!やあぁぁ!」 少女が激しく頭を振りながら、脚をばたつかせる。 しかし、暴れてスカートから覗く細い足は、男達を更に狂喜させる。 巨漢が、その細枝のような脚を掴むと、少女を逆さに吊り上げた。 スカートは完全に捲りあがり、肉付きの薄い腰を包む少女らしい下着が露になる 豪腕に両足を掴まれ、吊るされた少女は、もはや暴れることも出来ない、だだ泣き叫ぶ少女の脚を豪腕が力任せに開いた。 「ひぃっ!」 少女が痛みに目を見開く、脚はほぼ水平に開かれていた、左右に引かれる少女の細い腰は今にも壊れてしまうかに見えた。 少女ブラウスを裂いた巨漢の歯が下着に立てられる、とそのまま引き裂いた。 「------!!!」 少女の大事な部分が露になるのと同時に、男達の歓声が上がり、慎ましい無毛の割れ目が男達の目に晒される。 しかし身体が裂けてしまうのではないかと思うほどに、脚を開かれているにもかかわらず、その割れ目は美しいままであった。 全てを男達の劣情に晒され、少女は気が狂いそうだった、なぜこんなことをするのか?こんなこと知らない、お母さんはこんなこと…お母さん…… 少女の目に、動かない母親の姿が目に入る、白濁の液体に汚された母が、その身体を痩せた男に弄ばれている。 ああ、自分もこうなるんだ、あの髭の人が言った頑張るって、そういうことだったんだ、頑張れば……アルは助かる? 頑張ろう、頑張ろう、巨漢の涎が垂らされ、無毛の割れ目に舌が差し込まれる、とても気持ち悪かったけど、少女はひたすらに我慢した。 少女の世界がふと反転した、逆さに吊らされていた少女の身体は、抱え上げるように持ち上げられていた。 先程まで強引に開かれていた脚は痺れているけど、もう身体を舐めまわす様子はない、終わったの? 少女は緊張が切れたように脱力する、だが巨漢はそそり立つ自らの剛直を、幼い割れ目にあてがい、一気に貫いた。 「ひぃぎゃぁぁああぁぁっ!!」 今度こそ、身体が引き裂かれたと思った、頑張るなんて出来るはずもなかった、巨漢の剛直は幼い身体に収まる筈もなく、つるりとした下腹部が突き上げられている。 悲鳴が収まるのも待たず、巨漢は小さな身体を抱えたまま突き上げていく。 もはや、悲鳴も上がらない、剛直で幼い子宮を叩かれる度に、肺の中から空気が押し出され「ひっ!ひっ!」と声を上げる。 巨漢は、獣欲のままに少女を突き上げ、その度に少女の細い脚がぶらぶらと揺れた。 やがて、巨漢は一層激しく突き上げると、獣のような咆哮を上げる。 「ひああぁぁぁっ!!」 ぶびゅるると大量の精液が幼い子宮に発射され、少女の下腹部が膨れ上がる、巨漢はそのまま最後まで性を吐き出すと、少女を地面に放った。 「うっ…あっ」 落とされた衝撃で少女が喚く、細い脚がだらしなく広がり、裂けた割れ目から大量の精液が溢れている。 少女は、息を荒くしているがその身体は動かない。 「おーおー、可愛い脚広げて、誘ってるのかぁ?」 「おいおい、俺にも楽しませてくれよ。」 白濁に汚れた幼い少女に興奮した男達が殺到する。 「ま……まって…死んじゃ……」 少女の言葉に男達が聞く耳を持つはずも無く、早速一人の男が少女に突き入れる、巨漢に犯された後とはいえ、その幼い割れ目は狭く、男を楽しませる。 「おお、いいぜ!こりこりしてやがる、やっばガキは最高だぜ。」 幼い子宮までゴリゴリと突き入れながら、男が笑う。 「うっ…はっ……くぅっ……」 少女は、悲鳴も上げられないまま、その小さな身体を揺すられる。 「じゃあ、俺はこっちで楽しませてもらうぜ。」 別の男が、少女の小さな口に剛直をねじ込み、喉を突く。 「ごぷっ、ひゅ、かふっ…」 幼い口が空気を求める度に、剛直は奥まで突き入れてくる。 気が付けば、何人もの男が少女に群がっていた、次々に割れ目に突き入れ、喉の感触を楽しみ、薄い胸を弄ぶ。 吐き戻しても、何人もの性を飲まされ、無毛の割れ目も開ききり白濁液を垂れ流していた。 まだ息はしているものの、少女の目はもう何も見ていない、言葉もなくなすがままに犯されていた。 「おい!なんだありゃあ!」 突然一人の男が声を上げた。 見れば、遠方に土煙が上がっている。 「ち…早いな、正規の連中は囮にもなんねぇ。」 「おい、お前ら、急いで国境を越えるぞ!そうすりゃ、仕事なんぞいくらでもある!」 男達の動揺を制すると、髭男を戦闘に素早く荷物を纏める。 「よし、全力で駆けるぞ、遅れた奴は勝手に死ね!」 男達は、まるで疾風のように駆けて消え去った。 「姉さん、今日は羊毛を納めてきたよ、食材も買ってきたからスープにしよう。」 「少し待っててね、姉さん、裏に荷物だけ置いて来るから。」 そう言うと少年は、左手に荷物を抱えて、小屋を出る。 右手が無いのは不便だが、その分左手が鍛えられる、まだまだ成長なのだ、背も伸びたし1年後には更に逞しくなっているだろう。 生活は苦しいが、まあ3人なら何とかやっていける、まだまだ頑張らなくては。 「さあ姉さん、すぐに食事にするからね。」 小屋に戻り食事の準備にかかる、姉は相変わらずこちらを見ようとはしない。 今日も、椅子に座ったまま、窓を見ている。 いつかは、自分の言葉に応えてくれる日が来るのだろうか、少年の心に雲が掛かる。 「きゃ…ああうう…まー」 少女の腕の中で、小さな命が声を上げる。 小さな手を伸ばし、母親の頬に触れる。 「あーう?」 それまで彫像のように動かなかった少女が、腕の中の赤ん坊に微笑みかける、それは赤子と同じ無垢な微笑みだった。 「姉さん…」 少年は、赤子になった姉の無垢な微笑みにつられて笑う、そして左手を握ると、なによりも大切な家族にために食事の準備に取り掛かった。
https://w.atwiki.jp/goronka/pages/292.html
【作品名】火の鳥 鳳凰編 【ジャンル】アクションゲーム 【先鋒】雷様 【次鋒】骨恐竜 【中堅】エイリアン 【副将】我王 【大将】火の鳥 【共通設定】先鋒~中堅の攻撃はすべて 高さ2mの岩っぽい怪物の体当たりでも壊れない鬼瓦や岩をバリバリ簡単に砕きながら飛ぶモアイや肉食恐竜の攻撃、 未来のビームなどと同程度の威力。発射するものは未来のビームの半分以上はあるスピード(恐らく最低でも銃火器の半分ぐらい)。 【先鋒】 【名前】雷様 【属性】大和6面ボス 【大きさ】2m程の成人男性並み 【攻撃力】雷を発射できる。共通設定参照 【防御力】大将のノミ10数発までならギリギリ耐える。 【素早さ】反応は大きさ相応か、未来のビームの半分ぐらいの速さで飛行可能。 【長所】雷 【短所】どう見ても不思議雷なので雷速にできない 【次鋒】 【名前】骨恐竜 【属性】太古1面ボス 【大きさ】顔だけで2mぐらいあるステゴサウルスっぽい恐竜の骨 【攻撃力】口から骨を発射する。共通設定参照 【防御力】大将のノミ10数発までならギリギリ耐える。 【素早さ】ゲームでは移動しない。大きさ相応か。 【長所】でかそう 【短所】全身の描写がない 【中堅】 【名前】エイリアン 【属性】来世3面ボス 【大きさ】身長3m強ぐらいの成人男性っぽい形をした怪物。口がやたらでかい 【攻撃力】口から弾丸を発射する。共通設定参照。 【防御力】大将のノミ10数発までならギリギリ耐える。 【素早さ】ゲームでは移動しない。大きさ相応か。 【長所】グロい、強そう 【短所】実際はそうでもない 【副将】 【名前】我王 【属性】彫刻家 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】ノミを投げつけ、岩を砕きながら飛ぶモアイや恐竜などを一撃で倒す。自身の鬼瓦も破壊できる。射程4~5m。 【防御力】鬼瓦や岩をバリバリ簡単に砕きながら飛ぶモアイや肉食恐竜の攻撃、未来のビームなどに7回まで耐える。 鏡:取ると10秒間無敵、かつ壁抜けも可能になる。物理無効か。 【素早さ】数mの距離から撃たれた未来のビームをジャンプして回避可能。未来のビームなので現代の銃火器ぐらいはあるだろう。 未来のビームの半分はあるスピードで走り、高さ2mぐらいのジャンプができる。 【特殊能力】80cm四方ぐらいの鬼瓦を召喚可能。高さ2mの岩っぽい怪物の体当たりでも壊れない。 これを足場にして高いところの敵を攻撃したり、前に置くことで相手を足止めすることができる。99個使用可能。 【長所】意外にもバランスよく強い 【短所】原作?なにそれ 【備考】HP最大、鏡を取った状態で参戦 【戦法】鬼瓦で足止めしつつノミ攻撃。ノミで倒せないけど攻撃力がない相手は鬼瓦で壁作って押し込める。 【大将】 【名前】火の鳥 【属性】火の鳥 【大きさ】足から頭までの高さが6mぐらいの鳥(ステージクリア時の絵から推測) 【攻撃力】【防御力】【素早さ】大きさ相応の鳥並み。炎の中から出てくるので熱耐性はあるか。 【長所】格的にこの位置。これが飛び立っていくエンディングはファミコンながら結構感動もの。 【短所】描写ほとんどなし。飛んでいくだけ。 vol.55 439 格無しさん sage 2008/03/22(土) 20 51 45 新規参戦させたいので消化考察 火の鳥 鳳凰編(ゲーム)考察 銃器の半分(未来ビームの半分)のスピード=音速の半分≒時速600km 恐竜殺しの中間辺りから vsルパン三世 1勝3敗1分 【先鋒】相性勝ち。雷を落としまくって勝ち 【次鋒】相手が早すぎる。斬鉄剣負け 【中堅】相手が堅い。正面から闘えば先に相手の炎で負ける 【副将】相手が堅い。反応も劣るが10秒の無敵と壁で押し込めれば分けにはできるか。 【大将】炎は効かないが相手が堅く、反応も良すぎる。ワルサー連射で負け。 vs真月譚 月姫 1勝2敗2分~1勝3敗1分 【先鋒】相手の飛ばしてくるカラスぐらいなら雷で対処できる。空中から雷を浴びせ続けて勝ち 【次鋒】相手の攻撃には耐えられるがせいぜい20発程度。再生能力から殺しきれず持久戦で負け 【中堅】魔眼は防げるが速さが圧倒的に劣る。弾丸で殺しきるよりこちらが打撃で死ぬほうが早い。負け。 【副将】ノミでは殺せない。10秒無敵の間に壁作っても魔眼で突破される。速度差から分けにはできる。 【大将】飛んでいれば相手のナイフは届かない。が飛び道具が無いので闘うなら相手に近寄る必要があるが、 近距離の戦闘速度が桁違いであるため一回相手の射程に入ればアウト。分け~不利。 vs老人と宇宙 5敗 【先鋒】【次鋒】【中堅】硬く、見えないので飛び道具を的確に当て続けて倒すのは困難。小型誘導ミサイル等を浴び続けて負け 【副将】10秒無敵も時間稼ぎにしかならない。そもそも見えない相手では足止めも困難。死角から各武装で攻撃され負け 【大将】相手が飛び道具持ちなので空中にいても無駄。撃ち落されて負け。 下から上がる vsTHE戦車 4勝1敗 【先鋒】速度差から相手に攻撃されることもない。離れつつ雷飛ばして勝ち 【次鋒】主砲に耐えて骨で潰して勝ち 【中堅】主砲に耐えて銃弾で壊して勝ち 【副将】無敵時間中に乗り込んで乗員殺して勝ち 【大将】大きい鳥だけでは何とも。相手の戦車より小さいし。戦車砲連発で負け 440 格無しさん sage 2008/03/22(土) 20 53 57 s恐竜トリケラトプスシリーズ 3勝2敗 【先鋒】速度差から相手に攻撃されることもない。離れつつ雷飛ばして勝ち 【次鋒】顔だけで2mなら大きさは同等ぐらいか?飛び道具もあるのでまぁ勝てる 【中堅】反応差、大きさから先手で食われたり潰されると厳しい。不利 【副将】反応と無敵時間から頭など急所狙ってノミ飛ばしまくれば倒せる。 【大将】大きさからまず倒せない。飛んでても先手で頭突きとかされたら当たる。不利 vsきみのためなら死ねる 3勝1敗1分 【先鋒】速度差から相手に攻撃されることもない。離れつつ雷飛ばして勝ち 【次鋒】恐竜なら根を回避することは可能か。骨を当て続けて勝ち 【中堅】硬い。ミサイルは回避できるだろうから分け 【副将】無敵で物質透過→瓦で登る→乗り込みで侵入できるか。中に入れば勝てる 【大将】6mの鳥じゃ厳しい。ミサイルに耐えられても大きさで潰されて不利 vs星をみるひと 1勝3敗1分 【先鋒】相手の攻撃は届かない。回復持ちといえど攻め続ければいつか倒せる。 【次鋒】相手がやや堅い。回復もあるので先に倒れるのはこちらだろう。不利 【中堅】同上 【副将】相手の攻撃は回避できる。がノミでは倒せず瓦壁も突破されるだろう。分け 【大将】ぱどてれぱし負け vs超頭脳シルバーウルフ 3勝2敗 【先鋒】相手に先手を取られるが、飛んでいるこちらに対しては銃しか攻め手が無く、 また銃程度なら耐えられる。相手の防御が低いので雷勝ち。 【次鋒】大きいし硬いのでキラー衛星も一発なら耐えられるか。 相手が薄くて遅いので後手の骨飛ばし一発で勝てる。 【中堅】硬いので相手の軍事ヘリの武装なら一撃では死なないか。 こちらの攻撃は相手の装甲が普通なので銃弾一発当てれば破壊できる。有利。 【副将】ノミがまず当てられない。速度でも負けているので謎ビーム連射で負け 【大将】描写が豊富すぎる。背後取られ範囲攻撃の念動力に捕まり負け vs軍人将棋 1勝4敗 【先鋒】原爆耐久殺しは無理。反応差から先に撃たれて負け 【次鋒】【中堅】同上 【副将】無敵時間と移動速度から近寄ってノミ連射で勝ち 【大将】撃墜負け ○○○×○×××× >超頭脳シルバーウルフ = 星をみるひと =火の鳥 鳳凰編 >
https://w.atwiki.jp/kuroeu/pages/3805.html
火の魔術師 種族:人間族 登場作品:幻燐の姫将軍Ⅰ、戦女神Ⅱ、幻燐の姫将軍Ⅱ 解説 雑感・考察 幻燐Ⅰと戦女神Ⅱでは「火の魔法使い」名義。 おそらく同じ兵種。 名前
https://w.atwiki.jp/owarainoneta/pages/48.html
「正義の侍」に憧れる 侍と雑魚敵 素手 そこそこ強い ひとりひとりが長い 流れ作業 変化が小さい 王さまのブランチ:2009年12月26日放送
https://w.atwiki.jp/dq10_dictionary/pages/1346.html
概要 火の玉とは、敵専用特技の1つ。または特定の武器を使った際に行える特殊な攻撃の事である。 特技 【フェアリードラゴン】専用の特技。火の玉を口からはきだし敵1体に6程度の火属性ダメージを与える。 初期種族がプクリポだったりして低レベルで遭遇すると多少困らされる事があるぐらいか。 ほとんどの場合は脅威にはならないだろう。上位技に【ファイアボール】がある。 武器使用 戦闘中に【はじゃのつるぎ】や【ほのおのツメ】?などを装備している状態で、 道具から使うと行える攻撃。見た目はメラやメラミと同じものが使われている。 ダメージはおよそ20程度。 この効果を使える武器を装備したサポート仲間は、物理攻撃がほとんど通らない固い相手や、作戦を【いろいろやろうぜ】にした時などに、 やたらと使いたがる傾向があるため、状況によっては他の事をして欲しいのに火の玉を飛ばし続ける事も結構あったりする。
https://w.atwiki.jp/cardxyz/pages/1141.html
火の精 ヒータ 効果[[キャラクター]]カード HP2 AP2 DP1 MP2 召喚コストN2 種族 妖精 このカードが受ける火属性の[[ダメージ]]は無効化される。 このカードは手札から相手プレイヤー・キャラクターのいずれかに1ダメージを与える[[サポート]]カードとして使用可能。 出典 オリジナル
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/26041.html
登録日:2012/03/18(日) 16 52 02 更新日:2024/09/09 Mon 21 31 05NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 FE FEヒーローズ ファイアーエムブレム 八神将 封印の剣 神階英雄 『ファイアーエムブレム 封印の剣』および続編の『烈火の剣』に登場する架空の集団。 八神将 数千年前に起こった人竜戦役で活躍した人類側の英雄達。 竜を倒すために尋常ではない力を持つ「神将器」を託され、人類を勝利に導いた。 戦後は各地に分かれ復興に努めたという。人外を除いて殆どは故人。 勇者ローラン 神将器『烈火の剣』デュランダル 小柄だったがその身に似合わない大剣を振るって戦ったとされる勇者。 リキアの復興に尽力し、王国を建国。後に王国はいくつかの侯爵家へ分裂する。 狂戦士テュルバン 神将器『天雷の斧』アルマーズ 西方三島出身の、屈強な斧使い。半裸で、見た目は無口そうな男。平穏を望まず、戦いを求め続けた戦闘狂。 騎士バリガン 神将器『氷雪の槍』マルテ イリア地方出身の聖騎士。その名は騎士として戦いを学び志す者は必ず教えられるとされる。 神騎兵ハノン 神将器『疾風の弓』ミュルグレ サカ地方出身の女性。あまり話に出ないが恐らく遊牧騎兵。 戦役の後は名誉や功績には見向きもせず、終生を草原の民として過ごしたとされる。 大賢者アトス 神将器『業火の理』フォルブレイス その魔力は人の理を超越している大賢者。ナバタ砂漠に人と竜が共に生きる聖域「理想郷」を創り上げた。 『烈火の剣』では生前の姿が見られる。かつてネルガルと親友だったが…。 道中のサポートはもちろん、最終戦のお助けユニットとして設定通りに人の理を超越している力を存分に振るってくれる。 謎多き者ブラミモンド 神将器『黙示の闇』アポカリプス アトス同様に人の理を超越した者。伝承にもその情報は殆ど残っていないとされる。 こちらも『烈火の剣』で描かれるが人格すら闇に飲まれたため、話す相手の人格を写す鏡のような存在と化した。 アトス亡き後、唯一の生存者となる(*1)。 烈火の剣の内部データがあるが、やはり彼もアトスに迫るインチキステータスで人の理を超えてしまっている。 聖女エリミーヌ 神将器『至高の光』アーリアル エリミーヌ教の開祖。神将器だけではなく超広範囲回復の杖も残した。後の世にはエリミーヌ教ができるほどの人物だが、でてくる聖職者は変人ばかり。 聖女の塔はエトルリアにあると言うのに、名有りキャラでまともなのは大司教様と 敵国ベルンの シスターだけという始末。 ちなみに、後に公開されたエリミーヌの姿はある人物にそっくりである。 英雄ハルトムート 神将器『伝説の剣』エッケザックス 八神将の長。竜を滅ぼし人類を勝利に導いた8人の英雄の中で唯一英雄の渾名を持つ大英雄。ベルン王国の建国者。その栄光の影には悲しい別れがあったという。 彼が残した二つの血脈…、一人は人を滅ぼす事を望み、もう一人は自身が成せなかった「人と竜の共存」を望むようになる。 漫画版『覇者の剣』では主人公アルの父親である。 追記・修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] •聖女エリミーヌも若干変わり者っぽいししかたないね -- 名無しさん (2014-03-08 09 20 47) 烈火や封印の続編としてアトスたちが現役の時代を描いたFEを出してほしいと何度も思ったよ -- 名無しさん (2015-07-22 01 48 10) ・・・烈火と業火で火属性が二人もいるのか?珍しいなw -- 名無しさん (2015-07-22 06 28 44) タイトルがファイアーエムブレムですから -- 名無しさん (2015-08-16 17 27 06) 聖職者で一番まともなエレンはベルン人…エトルリアどうした… -- 名無しさん (2017-03-07 01 35 06) ヨーデル司祭はキチガイなのか? -- 名無しさん (2017-04-22 20 09 41) エリミーヌって竜排斥派だったんだっけ? -- 名無しさん (2018-01-18 10 28 13) ローランは小柄だったと言われるだけで「小さな勇者」自体はオージェの異名なので訂正 -- 名無しさん (2019-03-17 18 09 31) ブラミモンド神階実装おめ! -- 名無しさん (2020-03-30 13 40 58) エリミーヌ様も実装されたけど、バリバリの竜排斥派で怖い…。同じ八神将のブラミモンドがあまり竜について言及しないだけに、普通に竜と人とが共に戦ってるアスク王国では浮いてる印象を受ける -- 名無しさん (2022-01-30 11 18 20) ブラミモンドは人格が闇に融けた影響で竜も人も世界もどうでもいいっていうニュートラル極まってる感じ -- 名無しさん (2022-02-17 22 12 42) むしろ今までが異常やったんや。普通に考えたらイデオロギーなり考え方なり生きた時代なりが違う英雄をガンガンガンガン召喚し続けたら絶対に衝突するに決まっている。エリミーヌにはこのままブレずに竜は滅するべきとの思想を貫いてほしい。 -- 名無しさん (2022-02-21 14 35 48) (上から3つ目)それを言うなら、剣が2本ある方が不思議 -- 名無しさん (2022-07-01 18 09 39) もし、彼らの時代がゲームになっていたら、どうなっていたのだろう? -- 名無しさん (2022-08-11 17 18 00) 画像の出典は? -- 名無しさん (2024-06-19 18 05 48) アスラスラーズ関連の記事を削除。当該作品に書く事を推奨します。 -- 名無しさん (2024-09-09 18 43 21) 出自も思想信条も違う手練れの寄せ集めの集団って感じがとても好き。 -- 名無しさん (2024-09-09 19 12 10) 八神将のクラスはそれぞれの神将器を入手できる外伝のボスのクラスに対応している…と言いたい所だが、バリガンは明らかに騎馬クラスなのにマルテのマップのボスはジェネラルである。槍持てるから全くズレてるとも言えないが惜しい。(アトスやブラミモンドを見る限り全員専用クラスかもしれんが。) -- 名無しさん (2024-09-09 19 54 31) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/animanoriginalcard/pages/76.html
Name 戦火の輪廻 マナ・コスト (2)(赤)(赤) カードタイプ インスタント 効果 防衛をもつクリーチャー最大1体とアーティファクト最大1つと土地最大1つを対象とする。それらを破壊する。戦火の輪廻があなたのライブラリから追放領域へ置かれたとき、(1)を支払ってよい。そうしたなら、占術1を行う。 輪廻サイクルの赤。リミテだと使いずらそう。 だったのがいつのまにか防衛が増えて結構強く仕上がってきている。
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/2459.html
闇夜が包む海鳴市。 その上空で、様々な色の光がぶつかり合い、離れていく。 光と光が触れる度に起こる轟音。 その合間に響く銃声。 雷の魔導師と烈火の騎士、そして人間台風の戦闘は延々と続けられていた。 雷の魔導師は前衛にて烈火の騎士と斬り合い、人間台風は後衛に立ち銃撃で雷の魔導師を援護する。 対する烈火の騎士は、近接戦、銃撃、二人のスペシャリストに挟まれながらも倒れる事なく善戦している。 今にも崩れそうな、危なげな均衡を保ったまま戦闘は続いていく。 何度目か分からない鍔迫り合いにデバイスが火花を散らす。 鍔迫り合いを挟み交わされる視線と視線。 シグナムとフェイト、互いに疲労の色を見せながらも戦意は衰えていなかった。 一瞬の膠着のあと、鍔迫り合いの形がゆっくりと崩れていく。 押される側はフェイト。 単純な力勝負ならシグナムの方が優勢。 そのまま押し切り斬り裂くべく、シグナムが更に力を込める。 だが、その目論見は一発の轟音に阻まれた。 轟音が響くと同時に、シグナムの持つ烈火の剣が跳ね上がり、大きく力の掛かる 方向が流れた。 その隙を見逃すフェイトでは無く、瞬時に漆黒の戦斧を振るう。 シグナムの頬を僅かに掠めた。 「くッ!」 舌打ちと共に大きく後ろに下がり距離を離すシグナム。 続いて鳴り響く二回の轟音。 シグナムは、轟音の発生源を見向きもせず、全速力で空を駆け続ける。 その轟音は、最強の射手からの攻撃の合図。 見なくても分かる。 轟音の元には、赤コートの男が銃を構えているだろう。 確認をする暇すら勿体無い。 この銃撃を回避するには、ただ全力で、不規則に動き続けること。 脚を止めれば追撃の弾丸が飛んで来るし、何よりテスタロッサがその隙を見逃さない。 (マズいな……攻めきれん) 小さな舌打ちと共にシグナムは、こちらへと迫る金髪の少女、そして後方で銀の銃を構える赤コートの男を睨んだ。 一息つく暇さえない、熾烈な攻撃に曝されながらも、烈火の騎士――シグナムは諦めずに剣を振るい続けていた。 だが、どう立ち回ろうと圧倒的不利な状況は一向に揺るがない。 テスタロッサに浮かんだ僅かな隙をつき攻め込もうとしても、赤コートの男が放つ恐ろしいほど正確な射撃により阻止される。 後方に立つ赤コートに攻め込もうとしても、驚異的な機動力でテスタロッサに回り込まれ、阻止される。 どう動いても攻め込めない。 何時まで経っても勝機が見えない戦闘に、さしものシグナムにも疲弊が見える。 だが、それでもシグナムは諦めようとはしない。 主を救うため。 その一心で空を駆け続ける。 そして遂に、シグナムの想い、執念に応えるかの様に――その時は来た。 □ ヴァッシュが引き金を引いたと同時に、シグナムは猛然とフェイトに接近した。 ただ愚直に、一直線に、フェイトを目指し空を飛ぶ。 何故か、先程までと違い、その動きを阻害する弾丸は飛んで来ない。 (当たり前だ) ようやく到来したチャンスに心の中で笑みを浮かべ、シグナムが疾走する。 誰にも邪魔される事無く、烈火の騎士は空を駆け抜けフェイトの懐へと潜り込む。 その距離はフェイト、シグナム、共に自分の力が最も発揮できる領域。 振るわれた烈火の剣を漆黒の斧が受け止める。 一瞬の膠着。 直後、反発し合う磁石の様に二人は弾け飛び、距離が離れていく。 「――逃がすかぁッ!」 弧を描くように間合いを取るフェイトに、無理矢理とも言えるほど強引にシグナムが直進し距離を詰める。 同時に己が手の中にある魔剣から魔力の込められた弾丸を排出。 その名の如く魔剣が炎に包まれる。 カートリッジによる魔力増加。 前回の戦いではこの魔力増加に為す術もなくフェイトは圧倒された。 だが、今回は違う。 相手がカートリッジを使うのなら、こちらも使えば良い。 迫る炎刃へと戦斧を掲げ、コッキング音と共にリボルバーが回転―― 「フェイト!」 ――する事は無かった。 何とか金色の障壁を形成するが防ぎきれない。 直撃。 目にも止まらぬスピードでその幼い容姿がビルの屋上へと吸い込まれていった。 何故、フェイトはカートリッジを使わなかったのか? 何故、ヴァッシュはシグナムが突っ込んでいった時、銃を撃たなかったのか? どちらの疑問も、答えは単純にして明快。 ――弾切れ。 ヴァッシュの銃は弾丸を、バルディッシュ・アサルトはカートリッジを、それぞれ消費仕切っていた。 どれ程の精密射撃が出来ようと弾丸が無ければは意味を為さない。 カートリッジシステムが組み込まれていても、肝心のカートリッジが無くては意味を為さない。 敵の武装が両方共、弾切れを起こした瞬間。 それが引き起こす、大幅な戦闘力の低下。 飛び交う弾丸、カートリッジにより強化された魔法、2対1という圧倒的不利な状況。 その中で待ち続けた唯一の勝機。 目まぐるしく変化する戦いの中、現れたほんの一瞬の勝機。 その勝機を見逃す事なく、シグナムは――喰らい付いた。 弾き飛ばされたフェイトを一瞥するシグナム。 分かっている。 これ位ではあの魔導師は引かない。 直ぐさま立ち上がり再び斬りかかって来るだろう。 (だが、それで良い) 今の一撃で、ほんの一瞬だけテスタロッサは戦場を離れる事になる。 そしてその一瞬こそ、後方にて援護に徹するガンマンと1対1になれる瞬間。 「レヴァンティン、カートリッジロード!」 咆哮と共に烈火の剣がその形状を変え、紫色に発光する。 攻撃対象は赤コートの男。 この攻撃により確実に赤コートの男を倒し、テスタロッサとの1対1の勝負に持っていく。 それが私の勝つ唯一の方法。 紫電を纏った烈火の剣を振り上げ、シグナムが吼える。 「飛竜――ッ!?」 瞬間、甲高い金属音と共に強烈な衝撃が、レヴァンティンを襲った。 (何だと!?) 暴れる剣を手離さないよう、必死に力を込め、攻撃が飛来した方を睨むシグナム。 その視線の先には、銃口から細い煙を流す銀色の銃、そして悠然とこちらを睨む真紅のコートを羽織った男。 ヴァッシュの拳銃は弾切れを起こしているはず。 だが、確かにその拳銃から弾丸は射出された。 考えられる事は一つ。 シグナムがフェイトと行った、僅か二回の斬り合いの間に弾丸をリロードし、再び狙いを付け、発砲したということ。 (早い……!) 自分の予想を遥かに越えた相手の実力に、シグナムの頬を一筋の汗が伝う。 (――だが、残念だったな。武器は手離していない!) 手に走る痺れを無理矢理に押さえ込み、シグナムは剣を振り下ろす。 「――一閃ッッ!」 叫びと共に放たれた紫電の暴風が、全てを飲み込みヴァッシュへと迫る。 対するヴァッシュが行うは、大口径リボルバーによる超速の連続射撃。 神業とも言える精密射撃と、神速の早撃ちの合わせ技。 最強のガンマン、ヴァッシュ・ザ・スタンピードだからこその超絶技巧。 一、二、三、四、五。 リボルバーに残された全ての弾丸が一寸の狂いも無く、暴風の奥で螺旋を描いている烈火の剣へと命中する。 ――だがそれでも、暴風は揺るがない。 魔法により強化された鞭状の剣は、その勢いは寸分も弱まる事なく、ヴァッシュ・ザ・スタンピードへと飛来する。 ヴァッシュが立つ場所は、逃げ場の無いビルの屋上。 紫電の暴風がビルに命中、轟音が世界を支配した。 □ 「…………馬鹿な」 通常形態に戻ったレヴァンティンを手に、呆然とシグナムが呟いた。 「JACK POT」 額から一筋の血を流しながらも、男は飄々とした笑みを浮かべていた。 まるで何も無かったかの様に男――ヴァッシュ・ザ・スタンピードは笑っていた。 飛竜一閃。 カートリッジの魔力により強化した『シュランゲ・モード』を相手へと振るう、 シグナムが持つ魔法の中でも最高クラスの威力を有する技。 それを銃撃で防ぐ事など到底不可能。 少なくとも五発の弾丸を一ヶ所に集中させたとしても、揺らがせる事すら叶わなかった。 だが、その攻撃をヴァッシュは銃撃によって逸らし、避けた。 どのようにして? 単純な話だ。 五回の銃撃で逸らす事が出来ないのなら、さらに撃てば良い。 そう、ヴァッシュは紫電の暴風がその身に届く前に、再びリロードし、更に六発の弾丸を叩き込んだのだ。 数センチのズレも無く叩き込まれた計十一発の弾丸。 それは、遂に暴風を怯ませる事に成功する。 僅かに歪む、紫電の奥の螺旋。 それにより生まれた極小の隙間。 迷うことなく、ヴァッシュはその隙間へと身体を滑り込ませた。 神業、いや魔技としか言いようのない銃撃、身のこなし。 双方が重なる事による発生した、有り得ない回避は、数百年の戦いを経験したシグナムですら理解する事ができなかった。 必殺の一撃を避けられたシグナムは、その事実に呆然とヴァッシュを見つめる。 その姿が隙だらけという事にすら気付けずに。 「はぁぁああああ!」 「ッ!」 幼い叫びに我を取り戻した時には、金色が視界を埋め尽くしていた。 それでも無意識に体が反応する。 反射的に剣を掲げ防御の体勢を取っていた。 だが、その様な半端な防御体勢で防ぎきれる訳もなく―― 「くぁああッ!」 ――シグナムは、強烈な衝撃に翻弄されながら真下のビルへと叩きつけられた。 □ 「ヤ、ヤバかったぁ……!」 守護騎士がビルに叩きつけられた事を確認すると同時に、ヴァッシュは大きく安堵の息をついた。 その表情に先程までの飄々とした笑みは無く、代わりに、冷や汗が滝の様に流れていた。 「あれだけ撃って少し逸れるだけとか、何ちゅー攻撃だよ全く……」 実を言えば、先程の一撃をヴァッシュが避ける事ができたのには運の要素も大きかった。 ヴァッシュが幸運だった事は、シグナムが使用した魔法――飛竜一閃が『剣』を媒介にした攻撃であった事。 もしこれが純粋な魔力だけによる砲撃であったのなら、ヴァッシュに防ぐ方法は無かった。 魔力の膨大な流れの前には弾丸など意味を成さない。 勢いを弱める事も出来ないだろう。 だが、飛竜一閃は剣を媒介にした攻撃。 剣に纏う魔法はどうにも出来ないが、その奥の剣に衝撃を与える事は出来る。 それでも、大口径リボルバーから放たれる十一発の弾丸を一点に集中させる事により、何とか逸らせるといったレベルだが。 その幸運を噛み締めつつヴァッシュは、守護騎士が落下したビルへと足を向ける。 「…………やっぱり無理、かな……」 ふと、ヴァッシュの口から呟きが漏れる。 誰の耳にも届く事なく空に散ったその言葉は、深い深い悲しみを帯びていた. □ 「これで終わりです、シグナム。もう抵抗を止めて下さい」 膝をつくシグナムへと金色の刃を突きつけ口を開くフェイト。 口を閉じたまま、闇夜に煌めく金色の刃を睨むシグナム。 「フェイトの言うとおり!そろそろ止めにしないかい、守護騎士さん?」 後ろから掛けられた声にシグナムは顔を向ける。 そこには、銃を構えたまま微笑みかけるヴァッシュが立っていた。 武器を持った二人の敵に挟まれた状況。 守護騎士・ヴォルケンリッターの将でも逆転は難しい。 「……まだだ」 ――だがそれでもシグナムは降伏の意志を見せない。 主を救う。 その確固たる願いを叶える為、諦める訳にはいかなかい。 「……君も中々しつこい人だね……。そろそろ大人しくしてくれたらコッチとしても万々歳なんだけど」 「そいつは残念だったな……私に引く気は無いし、大人しくするつもりも無い」 嘲るような笑みがシグナムの顔に浮かぶ。 「……どうしても引いてくれないのかい?」 「シグナム、もう……」 ヴァッシュとフェイトの悲しげな声が重なった。 甘い。 なんて甘いのだろう。 二人の悲しみが含まれた視線を受けながらシグナムは思う。 「ああ、引けないな。騎士のプライド、そして我等が主のため引けない――いや、引く訳にはいかない!」 思い浮かぶあの暖かい日常。 戦う事しか知らない自分達を一人の人間として扱い、様々な事を教えてくれた心優しい主。 最初は戸惑ってばかりだった。 そのぬるま湯の如く平穏な日常に困惑するばかりだった。 だが、ある時自分達は気付く。 笑いかけてくる主を見て心に浮かぶ『それ』が、楽しそうに話しかけてくる主を見て心に浮かぶ『それ』が――『幸せ』というものなんだと。 そして同時に思った。 この平穏な日々を護りたい、と。 暖かな、まるで太陽の様な微笑みを向けてくれる主を護りたい、と。 ――心の底からそう思った。 だが、そんな気持ちとは裏腹に、あの日はやって来る。 苦悶の表情で胸を抑える主。 脂汗を流しながら、それでも「大丈夫や」と笑いかける主。 医者に言われた。 足の麻痺範囲が広がっていると。 このままでは命に関わると。 私達は気付いた。 闇の書が、主――八神はやてを蝕み続けているのだという事を。 私達は決意した。 闇の書を完成させようと。 約束に背いてでも主を救おうと。 あの暖かく平穏な日常を取り戻そうと。 ――私達は決意した。 「……一つだけ教えてくれ」 前方から掛けられた言葉に、シグナムの意識は現実へと引き戻された。 気付けば、後ろにいたはずのヴァッシュが正面に回り込んでいる。 その手に握られた銃が自分ではなく、何も無い地面へと向けられている事にシグナムは気付いた。 「……何だ?」 数秒の間を挟んだ後、警戒を含んだ声色でシグナムが聞き返す。 手の中の剣が揺れた。 「何故、君達は戦う?この平穏な世界で暴れまわり、闇の書を完成させて……君達は何を望むんだ!」 吐き出す様に口から出た疑問。 終わりにつれて強くなる語気は、ヴァッシュの心の中の苛立ちを表しているのか。 その表情に先程までの飄々とした笑みは無い。 「……貴様に言う必要はない」 だが、その叫びにもシグナムは答えない。 ヴァッシュの、そしてフェイトの顔が虚しく歪んだ。 「……シグナム、あなたを逮捕します」 金色の刃をシグナムの首元へと近付けるフェイト。 そう、シグナムが何と言おうと勝負は決しているも同然。 シグナムにとっては敗北、フェイト達にとっては勝利という形となって。 だが、シグナムはこの状況でも勝負を諦めない。 「まだだ……まだ捕まる訳にはいかない」 小さな呟き。 それは跪いている自分への叱咤。 それは側に立つ二人にも聞こえる事なく、空中に溶ける。 「私はまだ…………戦える!」 シグナムの口から飛び出た決意の咆哮と共に魔剣が動く。 最後のカートリッジから、莫大な魔力が流れ込んだ。 そして、同時に動く雷の魔導師と人間台風。 首元で静止していた金色が烈火の騎士を貫き、音速に加速した一発の弾丸が烈火 の剣を叩いた。 立ち上がる暇も無い。 二つの攻撃が騎士を無力化する―――筈だった。 「「なッ!?」」 フェイトとヴァッシュが驚愕に目を見開く。 視線の先には、金色の魔力刃を意に介さず剣を構える烈火の騎士の姿。 その身体は、淡い紫色の光に包まれている。 その光景に二人の動きが止まる。 (防御魔法!?マズい――) その考えにフェイトが行き着いた時にはもう遅かった。 シグナムを包む光が消失、同時に迫る烈火の剣。 二人が、反射的にそれぞれの得物を掲げるも、烈火の騎士渾身の一撃は防ぎきれない。 フェイトが知覚できたのはそこまで。 灼ける様な痛みと共にフェイトの意識は闇の中へと落ちていった。 □ 「勝った……のか」 何処か信じられない様に、シグナムが呟いた。 その視線の先には倒れ伏す真紅のコートと、漆黒のマント。 非殺傷設定とはいえ渾身の一撃、二人を気絶させるのには充分なはずだ。 最後のカートリッジでシグナムが使った魔法は甲冑・『パンツァーガイスト』。 その驚異的な防御力は、戦斧から放出された魔力刃を無効化し、大口径のリボルバーから生み出された衝撃を無いものとした。 圧倒的に有利な状況だからこそ浮かぶ、僅かな油断。 烈火の騎士は、その隙を見逃さず、結果勝利を手に入れた。 倒れる二人を複雑な表情で見つめるシグナム。 その時、何処からともなく古ぼけた一冊の本が現れた。 「わざわざ済まないな」 その感謝の言葉に喜びを表すかの様に、古本はシグナムの周りを飛び回る。 そんな古本を見て微笑みを浮かべながら、シグナムは倒れ伏すフェイトに近付き、手を伸ばした。 同時に現れる小さな金色の光球――リンカーコア。 「……行程がどうあれ、勝ちは勝ちだ」 表情に暗い色を浮かべつつ、シグナムはリンカーコアへと闇の書を掲げた。 「蒐しゅ――」 だが、シグナムはその言葉を言い切る事が出来なかった。 何故ならその瞬間、シグナムの言葉を掻き消すかの様に銃声が鳴り響いたのだ から。 「アイタタタ……死ぬかと思ったよ、ホント。いや、非殺傷設定様々だね」 シグナムが振り返るとそこには、右手で銃を握り、左手で肩を抑えている男が立っていた。 銃からは細い煙が天へと昇っている。 「さっきの紫色の奴にはビックリしたよ。銃弾は弾くし、フェイトの攻撃は効かないし。 魔法って奴はとことん便利だね。今度僕にも教えてくれない?」 何故だ? シグナムの脳内を疑問が埋め尽くす。 何故立っていられる? 渾身の一撃だった。 僅かに防御されたが、それでも立ち上がれる訳が無い。 なのに何故コイツは立っている? どうして、小憎たらしい笑みを浮かべていられる? 「僕が立っていられる事が不思議かい? こう見えても身体の頑丈さには自信があってね。……そう簡単には倒れないよ」 そう言うと男は微笑んだまま、銃をシグナムへと向けた。 「貴様……!」 その小馬鹿にした微笑みにシグナムの脳内が沸騰する。 何故、こいつは倒れない? 飛翔する竜の一閃も、渾身の袈裟斬りも、通じない。 その小馬鹿にしたような笑みを浮かべ、立ちふさがる。 一足飛びにヴァッシュへと踏み込み、レヴァンティンを振るった。 だが、交わされる。 その笑みを崩す事すら叶わない。 「穏やかじゃないねぇ。この殺伐とした空気を和ませてあげようと思ったのに… …。 そんな眉間に力入れてたら小ジワになっちゃうよ」 切り返しの逆袈裟も、銀のリボルバーに易々と受け止められる。 「さて、僕としてはそろそろ降参して欲しいところなんだけど……それは無理みたいだね」 交差する拳銃と剣を挟み、飛ばされる言葉。 それは降伏を望む言葉。 「当たり前だ!」 苛立ちがそのまま口から飛び出す。 飄々とした微笑みが一瞬だけ、悲しげに歪んだ。 「やっぱ、そうだよね……」 悲しげな表情は、呟きと共に再び飄々とした笑みに戻る。 常に飄々としていた男が、一瞬見せた憂いの表情に、シグナムは僅かに困惑する。 もし、この場に高町なのはが居たら気付いたのかもしれない。 ――今、人間台風の顔に映る飄々とした微笑みの下に深い深い悲しみが隠されて いる事に。 「……俺もそろそろ覚悟を決めなくちゃな……」 そう告げると、ヴァッシュは拳銃をホルスターへと戻し、今だに自分の事を睨み続けているシグナムに背中を向けた。 突然の行動に困惑するシグナムを後目に屋上の端まで歩き、振り返るヴァッシュ。 何時の間にかその顔から笑顔は無くなっている。 「一対一(サシ)なら君も納得してくれるだろ? 今日限り捨ててもらうよ、その魔剣」 何時もの間の抜けた様子を微塵も感じさせない、真剣な表情でヴァッシュが呟く。 戦慄が烈火の騎士を駆け抜けた。 「お前は……一体?」 唐突に変わった男の雰囲気に、シグナムの口から疑問が零れた。 その疑問は、前回の対峙にて鉄槌の騎士が口にした疑問と全く同じ。 「僕かい?僕はヴァッシュ・ザ・スタンピードさ」 ヴァッシュが口にした答えも、あの時と変わらない。 真剣な表情を崩し、一瞬だけ、男は飄々とした笑みを浮かべた。 人間台風は望む。 赤の他人であった自分を必死に引き止め、自分を庇う為に『優しい嘘』をつき続けてくれた心優しい少女、そしてその家族、親友たちと送る平穏な日常を。 烈火の騎士は望む。 自分達を――プログラムでしかない自分達を家族として向かい入れ、穏やかな生 活を教えてくれた心優しい主と送る平穏な日々を。 ――互いに望むは、大切な人と送る平穏な日常。 切欠は一陣の旋風。 この戦いの始まりと同じ様に、シグナムが駆け出した。 □ ――長かった勝負は呆気なく終わりを告げる。 空を駆けるシグナムを、微動だにせず待ち受けるヴァッシュ・ザ・スタンピード。 唯一の武器は今だホルスターの中。 瞬きをする暇すら無く二人の距離が縮まっていく。 それが意味するは、シグナムの間合いへとヴァッシュが引き込まれているという事。 だが、それでもヴァッシュは行動に移さない。 回避への前兆も見せずにただ立ち尽くす。 遂にはシグナムの間合いに入る。 シグナムが狙うは袈裟切り。 自らが出せる最高のスピード、威力で左肩から斜めに斬って落とす。 闇夜に煌めく烈火の剣が真紅のコートへと迫っていく。 (この勝負、私の――勝ちだ!) 数十センチの所にまで迫った烈火の剣。 この距離まで迫った剣は、例えフェイトの高速移動魔法であったとしても回避は不可能。 詠唱の間さえ与えてもらえないだろう。 烈火の騎士が勝利を確信するのも仕方がない。 魔導師であっても、守護騎士であっても、数十センチの所まで迫った剣を避ける事など出来る訳がないのだから。 そう、魔導師であっても、守護騎士であっても、だ。 ――烈火の騎士は、それを知覚する事すら出来なかった。 何故か、地面へと傾く身体。 倒れまいとする意志に反するかの様に、全く力を入れる事が出来ない両脚。 地面に覆われた視界の片隅に映る烈火の剣。 手に握っていた筈の烈火の剣は明後日の方向に吹き飛んでいる。 右腕を伸ばし、ソレを掴もうとするも、両脚と同様に動かない。 瞬間、地面が完全に視界を覆う。 (何が――?) 訳の分からない状況に疑問が浮かぶが、それ以上思考を続ける事は不可能であった。 コンクリートの灰色に染まった視界が黒に変化する。 同時に、体中を駆ける凄まじい衝撃。 頭蓋に浮かぶ脳が揺れる。 「俺の……勝ちだ」 黒に染まる意識の中、何処か悲しげな男の呟きが聞こえた。 □ あの刹那に放たれた弾丸は六発。 狙った箇所は三つ、右腕と両腿。 それぞれに二発ずつ、全く同じ位置に弾丸を叩き込んだ。 一発目の弾丸がバリアジャケットを貫き、続いて飛来する二発目の弾丸がその奥に位置する肉体を破壊する。 剣を握るには不可欠な右腕と地を支える両の脚。 この二つを撃ち貫かれたシグナムは、大きくバランスを崩し、その突進の勢いのまま地面へと突っ込んだ。 蓋を開けて見れば何て事はない、あまりに一方的な勝負。 人間台風と烈火の騎士との一騎打ちは、人間台風の圧勝という形で幕を降ろした。 「俺の……勝ちだ」 後方で倒れるシグナムへと複雑な表情を向けるヴァッシュ。 その心に浮かぶは僅かな後悔。 話し合いで解決できれば良かった。 相手から引いてくれる事を望んでいた。 誰も傷付かないで済むなら、その方が良いに決まっている。 だからヴァッシュは呼びかけ続け、戦闘を引き伸ばし続け、説得をし続けた。 何度斬りかかられようと、途轍もない威力の魔法で攻撃されようと、ヴァッシュは、誰も傷付かないで済む方法を選び続けた。 ――だが、ヴァッシュは気付いてしまった。 それはあの戦闘で持てた唯一の会話。 『何故、君達は戦う? この平穏な世界で暴れまわり、闇の書を完成させて……君達は何を望むんだ!』 数分前にヴァッシュの口から出た疑問。 闇の書の話を聞いた時から、常に抱いていた疑問。 この平穏な世界を犠牲にしてでも闇の書を完成させる理由。 『……貴様に言う必要はない』 答えは聞けず、ただ一言で斬り捨てられた。 だが、この瞬間、ヴァッシュは気付いてしまった。 ――騎士の瞳に力強い灯火が宿っている事に。 それは、なのはやフェイトにも宿る『決意』という名の灯火。 誰にも曲げる事ができない、消える事の無い灯火。 『引かない』 その灯火が語った。 だから、撃った。 その信念ごと彼女を止める為に、武器ではなく彼女自身へと狙いを定めて引き金を引いた。 ここで止めなければ、闇の書は完成される。 闇の書の完成。それが意味するは、世界の終焉。 駄目だ。 それだけは絶対に許せない。 だから撃った。 この選択は間違っていないはずだ。 でも―― ヴァッシュは何とも言えない後味の悪さに顔を歪める。 視線の先には細い煙を流す一丁の拳銃。 長年、自分と共に不殺を貫き続けた相棒が、何も言わずにこちらを見つめていた。 「まだ……だ……まだ、私は……」 その時、小さな呻き声がヴァッシュの耳に届いた。 声のした方に顔を向けると同時に、ヴァッシュの表情が後悔から驚愕へと移り変わる。 その視線の先には、満足に動かない両脚を引きずり這い進む一人の女性――シグ ナムの姿。 脚と腕から流れる血液で灰色の屋上へと、真紅の線を描きながら、シグナムは目指す。 相棒、レヴァンティンを再びその手に握る為に、シグナムは這い進む。 「こんなところで……!主、はやての為に……私は、まだ……!」 大口径のリボルバーで四肢を撃ち貫かれたのだ。 ほんの少し動いただけでも、尋常でない苦痛が彼女を襲うはずだ。 だが、それでもシグナムは、ゆっくりとゆっくりと、相棒へと向かい這い続ける。 「……もう止めるんだ」 その痛々しい烈火の騎士の姿に、ヴァッシュの顔が苦々しく染まる。 「お願いだ、もう……止まってくれ」 無意識の内に、ヴァッシュの本心が言葉となる。 「止まってくれ…………止まるんだ!」 怒鳴り声と共にシグナムとレヴァンティンの間に割って入ったヴァッシュは、手の中の拳銃をシグナムへと突き付けた。 「もう、君に勝ち目は無い! 君がどんなに足掻いても、その剣を手にしても、俺に勝つ事はできない! それは君にも分かってる筈だ!なのに何でまだ戦おうとする!」 誰も傷つけずに戦いを終わらせる事が無理だと思ったから引き金を引いた。 放たれた弾丸はその四肢を貫き、確かに戦闘不能な傷を創った。 だが、それでもこの人は戦おうとする。 葛藤の末に放った弾丸でも止まらない、止まってくれない。 「黙れ!私は主のため、絶対に負ける訳にはいかない! 何も知らない管理局風情が邪魔をするな!」 騎士の瞳がヴァッシュを射抜く。 ヴァッシュは気付いた。 目の前の女が抱える『決意』が自分の想像よりも遥かに強固な事に。 百五十年の長い人生でも、これ程の執念を持った人間は見たことが無い。 彼女を支えている『主』とはそんなにも大きい存在なのか。 真っ直ぐとシグナムに向けられていた銃口が揺れる。 強く唇を噛み締め、ヴァッシュが口を開いた。 「君は――「そういう訳にもいかない。次元の平和を守る。これが僕達の仕事だ 」 ヴァッシュの言葉を遮り、上空から若々しい声が聞こえた。 同時に現れた蒼色の鎖が、地を這う烈火の騎士を縛り付け、拘束する。 「闇の書の守護プログラム、シグナム。君を逮捕する」 史上最年少の執務管が迷いの無い瞳を烈火の騎士へと向けていた。 □ 「クロノ……なんで君が……」 「エイミィから通信が入ってね、慌てて飛んで来たんだ。 …………それで、君は何をしている、ヴァッシュ・ザ・スタンピード?」 屋上に降り立ったクロノは、視線とデバイスをシグナムに向けたまま、怒りの色を含んだ口調でヴァッシュへと問い掛けた。 「どういうことだ……?」 「君は曲がりなりにも管理局員だ。敵の事情を聞いてどうする? 自分で捕まえておいて同情でもするのか? ……それは偽善と言うんだ、捕まえる側の人間にそんな事は許されない」 若き執務管の双眸が人間台風を貫く。 まだ幼い、自分の十分の一も生きていない筈の少年の瞳にも確固たる『信念』が宿っていた。 「……ヴァッシュ、これが僕達の仕事なんだ。 わざわざ敵の事情に構っていたら、次元の平和なんて守れないんだよ」 「……それでも……それでも俺は……」 クロノの言葉が正論だと理解しつつもヴァッシュの根幹を支配する信念が反抗する。 (甘過ぎる) 唇を噛み締め俯くヴァッシュを見て、クロノはそう思った。 確かに戦闘能力はズバ抜けている。 現になのはやフェイトですら手こずる守護騎士を、戦闘不能にまで追い込んだのだ。 その戦闘力は折り紙付きだ。 だが、その余りに甘過ぎる性格が邪魔している。 正直に言えば危うい。 先程だって敵に同情し、引き金を引くのを躊躇っていた。 その思想は、人間としては素晴らしかもしれないが、管理局員としては危険だ。 (何とかしなくちゃな……) フウと、大きくため息をつき、クロノは守護騎士へと視線を戻す。 「さて、少し寝ててもらうよ」 バインドによりピクリとも動く事が出来ないでいるシグナムへと、クロノはS2Uを振り上げた。 「……ブレイク・インパルス!」 そして、僅かな躊躇いの後、振り下ろす。 蒼色の光に包まれるのを感じながらシグナムの意識は深遠の闇へと消えていった。 「……よし、一人確保。残るは二人、そして主か、もう一人の守護騎士。……ヴァッシュ、君はここでこの女を見張っていてくれ。僕は残りの騎士達を何とかする」 「……ああ、任せてくれ」 「あとフェイトの事も頼む。目を覚ましたら無理するだろうから、何とか収めといてくれ」 そう告げ再びクロノは夜空に舞い上がる。 ヴァッシュを連れて行きたくもあったが、今のヴァッシュは足を引っ張るだけだ。 そう判断し、一人で飛び上がったクロノの瞳に――信じられない光景が映った。 (ヴァッシュ!?) まるで自分を狙うかの様に銀色のリボルバーを構えているヴァッシュの姿。 何故、ヴァッシュは銃を向けられているのか? 噴き出す疑問に体が硬直する。 その硬直を狙ったかの様に引き金を引くヴァッシュ。 轟音が鳴り響く。 バリアジャケットを貫通するまでは至らないが、凄まじい衝撃が走り、大きくバランスを崩れる。 痛みに霞む意識を必死に引き止め、ヴァッシュを睨むクロノ。 何故か、ヴァッシュ自身も信じられないといった様子でクロノの方を見詰めている。 ――瞬間、巨大な白い『何か』が、先程までクロノの体が存在した空間を薙いだ。 □ クロノが空に舞い上がったと同時に、ヴァッシュ・ザ・スタンピードはある異変を感じ取った。 その異変とは、そう遠くない過去にも感じた、言うなれば『共鳴』。 有り得る筈のない『共鳴』に、ヴァッシュの心を埋め尽くしていた葛藤は何処かに飛んでいき、頭の中が真っ白になった。 茫然自失の中、反射的に動く右腕。 放たれた銃弾がクロノに命中し、その幼い姿を弾き飛ばす。 そして、感じ取った通りに、クロノがいた位置を巨大な白い刃が通り抜けた。 「何で……何でお前が……」 首を右に曲げた先には一人の男――この世界にはいる筈の無い男が笑みを向けていた。 「よう、ヴァッシュ」 それは、あの時と変わらぬ笑み。 『大墜落(ビッグ・フォールの)』時に見せた、この世界に飛ぶ寸前の邂逅で見せた、狂気の笑み。 有り得ない。 次元を越えたこの世界にお前が居る訳が無い。 なのに何故――。 捨てようと決意した過去が、因縁が、心の中で噴き出す。 「……何でお前がここに居るんだ、ナイブズ!」 苦悩の末に掴んだ勝利。 開かれるかと思われた自由の扉。 だが、その先にあったのは深い深い絶望。 [前へ リリカルTRIGUN9話]] 目次へ
https://w.atwiki.jp/pam-iwate/pages/3162.html
篝火の湯 緑水亭 篝火の湯“緑水亭”は仙台の奥座敷・秋保温泉の中で唯一高台に位置し、秋保温泉郷を一望できるロケーションです。約三万坪の広大な庭園や、東日本屈指の広さを誇る露天風呂「篝火の湯」など、日常とは離れた特別な雰囲気の中でお寛ぎいただけます。 篝火の湯“緑水亭”のある秋保温泉郷は、約1500年もの歴史があり、雄大な自然に恵まれ、四季折々の風景を楽しむことができます。「日本の滝百選」にも選ばれていてる「秋保大滝」や、奇岩怪石が重なり合う約1kmに及ぶ峡谷「磊々峡」などがあり、全国でも有数の観光スポットです。 〈篝火の湯 緑水亭公式サイトより引用〉 篝火の湯 緑水亭 〒982−0241 宮城県仙台市太白区秋保町湯元上原27 TEL:022−397−3333 FAX:022−397−3331 パンフレット ※画像をクリックするとパンフレットが開きます。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ホームページ http //www.ryokusuitei.co.jp/ 〈ブログ〉 若女将ブログ http //okamichan.da-te.jp/ 緑水亭スタッフブログ http //ryokusuitei.da-te.jp/ ひとり占め http //blogs.yahoo.co.jp/chamaemelum910/5428482.html 篝火の湯 http //blogs.yahoo.co.jp/michiken_ja8062/5273137.html 秋保温泉「緑水亭」のリニューアル http //blogs.yahoo.co.jp/hitounimegumare/27748467.html 今日の名湯「秋保温泉“緑水亭”」 http //blogs.yahoo.co.jp/hitounimegumare/27145071.html 温泉へ http //blogs.yahoo.co.jp/shizuken28/57072389.html 緑水亭 http //blogs.yahoo.co.jp/littlemoon4936/30210044.html 東北旅行 その3 http //blogs.yahoo.co.jp/weathercat_77/4293448.html 温泉! http //blogs.yahoo.co.jp/passyu_ku/14319503.html ☆ 仙台 ☆ http //blogs.yahoo.co.jp/usagi35usa/50819783.html 秋保温泉☆ http //blogs.yahoo.co.jp/pao_pi_papi/44446716.html 秋保 緑水亭 http //blogs.yahoo.co.jp/pineapple_mint77/41568956.html 携帯サイト 最新のチラシ imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 《周辺情報》 〈ブログ2〉 #blogsearch /