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群像ウィスタリアシリーズ一覧へ 熱中少女、或いは少年 ラノで読む 「暑っ」 口にしてしまうと体感的に二、三度上昇した気がする。唐橋《からはし》悠斗《ゆうと》はシャツの襟元を引っ張ってバタバタ煽いでいるが、返ってくるの熱風ばかり。海陸風はなんだかベタベタするし、穏やかな波は目を焼かんばかりにギラギラと光っている。 「やるだけ無駄だが、止めたらもっと悲惨なことになってしまうなこれは」灼熱の無間地獄に片足を突っ込んでしまった悠斗は、うだるように言った。 「……暑い暑いと言ってるから、余計暑くなるのですわ」 二こ下の中三女子、若殿みたいな髪型の那由多《なゆた》由良《ゆら》は顔も向けずに言い捨てた。汗はかいてないようだが、その冷めた目に力はあまりこもっていない。 「頼むから暑い暑い連呼しないでくれ。うおお俺もか……クソっ……」 「ぐえー、リーネちゃんも超暑いですー……ずず」 悠斗の隣でベンチに座り込んでいる少女も、七ラウンドくらい戦い続けたボクサーのように汗だくになりながら、ジュース片手に悠斗に同意する。小学生くらいの見た目で、おかっぱ頭を現代風にすっきり可愛くしたような子だ。というかこの子は誰だろう。 「アパートはお二階さんが水漏れやらかしてエアコンがダイレクトに故障だわ、ちょっと日焼けしようと思って軽い気持ちで徒歩で図書館に行けば書庫整理で休館。おまけに島の循環バスはいつまで経っても来ない」 悠斗はひとり愚痴る。これらとは別に、馴染みの喫茶店に行くというフレッシュかつ有意義な選択肢が存在しているのだが、現在は色々と複雑な事情により選択不可となっている。 「大体、あなたがこっちのほうが寮に帰るには速いからと言うからついてきたのに、バスはいつ来ますの……」 道路の白線の真ん中で、彼方を見やりながら由良が言う。 「各駅停車ほぼなしでずず、居住地区へ直行するのはここが一番なんですよー。ずずず、おかしいなーいつもなら十分くらい余裕で遅れてくるのに」 ずびー、と紙カップのジュースをストローで吸う。いい加減、飲むか喋るかどっちかにしてほしい。 「十分前って……学園から出たときには既に出てたってことじゃないですか。甘言に耳を傾けたのが間違いでしたわ、無理しなくても学園前のバス停から乗れば良かったですわ……」 悠斗も隣の現代おかっぱ少女と同じ算段だったとは言えない。なのでしばらく黙ってやり過ごし、完全にその話題から離れたのを確認してから言った。 「ちなみに次のバスは三十分後、だ。お前も意地張ってクソ暑い道路に突っ立ってないで、こっちの日陰に来いよ」 「日陰って……あなたたち二人の間に入れと言うのですか? そんな小さい屋根にぽつんと出来た小さい陰で? 余計暑苦しいですわ……」 由良が言うとおり、太陽は真上から照らすというか直火で炙《あぶ》り焼きのレベルで、ビッカァ!! と真上から最大出力で紫外線の塊を投げつけてくる。水平線の向こう、東京都あたりには肉厚の羽毛布団みたいな入道雲が立ち昇っているが、学園島はというと雲ひとつない。白々しいくらい爽やかな蒼天が広がっている。 「でも那由多さんも無理しないほうがいいですよー? どんな元気な人でも熱中症で倒れて突然死、なんてザラなんですから」 紙カップはまだ氷が残っているらしく、汗をかいている側面を額や頬に当てながらおかっぱ少女は由良を呼ぶ。 アスファルトから陽炎が立ち、数メートルしか離れていない由良の姿もブレて見える。 「というかお前、今めちゃくちゃ揺れてるぞ。ホントに大丈夫か?」 「私《わたくし》は由良ですわ……ユレではないですわ……」 「完全に意識|朦朧《もうろう》としてるじゃねーか! おかっぱ頭の、ちょっと手伝ってくれ」 「リーネちゃんですー! これはおかっぱじゃなくてボブ!!」 へぇボブってお前男だったのか、と暑さでイカれかけている反応を示そうとする口を閉じながら、それを無視して立ちあがった悠斗に続いてリーネがベンチから飛び降りる。 「とにかく、引っ張ってでも那由多を日陰に座らせる」 「男らしい発言と裏腹に前進がすごい牛歩戦術なんですけど。はっ! まさか那由多さんが倒れそうになったところを華麗にキャッチして、不可抗力で手が怪しげな部位に吸い寄せられてしまうラッキースケベな展開待ちですかー!? 外道ー!!」 「クソッ! どうあっても俺を日陰から出したいのか!! お前もなんだかんだで一歩も陰から出てねーだろ!! よし分かった、初めの第一歩からだ。いくぞせーので同時にって何もう座り込んでんだオイ!!」 「……暑い、ですわ」 ぎゃあぎゃあと喚き散らしている二人の前で、ふらっと由良が崩れていく。 「言ってるそばから――ッ!!」 悠斗は後ろに頭から倒れ込もうとする由良の腕を寸でのところで掴み、自分のほうへ引き寄せる。だが、片足で突っ張るような姿勢でそれをしたので、不安定な体勢に女の子一人分の体重が一気に寄りかかった。 (前にもこんなことあったけど、あれはもっと色っぽいシチュエーションだったな)などと思い返しながら、 どすん、と支えきれず悠斗は由良を抱えたまま背中からアスファルトの道路に直撃する。一応、悠斗がクッションの役目を果たしたので由良に怪我はない。ほっとしたのも束の間、じわーとかじゅうとか水分を一瞬で振り払うような音が背中から沸きたつ。 「ここで狙ったようにマンホールの蓋の上ぇぇぇぇええええ!?」 悠斗はもちろん半袖の夏服なので、マンホールの上に投げ出された肘から先が盛大に根性焼きに晒される。 「先輩ナイスです! その犠牲は無駄にはしませんっ!」 ぎゃああああああ、とリーネは犠牲になり続けている悠斗の上から由良をずるずると引っ張り、うんしょとベンチに乗せる。上半身を持ち上げ、足を揃えるようにして由良の体をベンチの日陰に納めていく。 そのあいだに何とか正気を取り戻した悠斗は、学園で習った救護マニュアルから熱中症の処置を思い出す。 靴を脱がせた足を心臓より高くあげ、隣でおろおろと迷っていたリーネに伝える。 「リーネっつたか。さっき飲んでたジュースの氷まだ残ってるか?」 頷いたリーネは、ベンチの下に置いてたストロー付きの紙カップの蓋を外し、いくばくかの氷を手に乗せる。 「首か脇の下か脚の付け根。首だ、その氷を直接首にあてて冷やすんだ。あと、軽くでいいから頬を叩いて、意識があるか声かけて確かめろ」 言ってから、悠斗は由良の靴下を剥ぎ取る。 「な、那由多さーん? 大丈夫ですかー? どぅわは!! 先輩なにこの非常時に服脱がせて襲いかかろうとしてるんですか!!」 「非常時だからやってんだよッ! いや、別に脱がせることが目的じゃなくて、確かにそれが必要なんだが、待て待て待て両手で庇うように体を隠すな!! 違うそうじゃない! なるべく体の換気を良くするために衣服を緩めるのは正しい処置なんだよ!!」 だったらお前代われ! と今度はリーネが由良のブラウスのボタンを手際良く外していく。悠斗は顔を逸らしながら、リーネの代わりに氷を由良の首筋にあてる。 「んんっ、う……ん」 快眠から揺り起こされた寝起きのような、ちょっと悩ましく呻《うめ》く由良の声に、場合が場合であれば健全な男子高校生として緊張しそうだが、とりあえず悠斗は安堵する。 「うぉほー、これは意外となかなか……」 「オイコラそこのオヤジ臭いやつ。お前どこまで緩めてんだ」 抱きつくように由良の背中に手を回したリーネがごそごそと手を動かすと、由良の胸のあたりがふわっと浮いた。 「暑い……ですわ……」 うわ言みたいに呟く由良にはっと顔を向けると、悠斗があてていた氷はすでに溶けている。 「まだなんか冷やすものないのか?」 「あれだけですよ! それに、この辺りは自販機なんてないですー!!」 学園までの距離は十分ある。そのあいだに一つくらい自販機は建ってあるだろうが、この炎天下で熱中症とおぼしき人間を動かすのは良い判断ではない。 「体を冷やすもの……」 自分も熱に浮かされてるせいか、思考が正常に回ってくれない。第三者的に見れば、この場にいる悠斗とリーネの持つ異能力では由良を助ける術はない。 (何か――) 最大《ベスト》ではなく最良《ベター》。自分の能力が役に立たないから、一般人にできる範囲での最良の判断ができるように、行動できるように、悠斗は|あの《ヽヽ》失敗から学んだのだ。 「先輩! ありました! ありましたよー!!」 突然、リーネが声をあげた。何度もそこを指差し、悠斗もそれにならって彼女の指先の向こうを見つめた―― 「「せーの」」 ザッバァァァアアアン!! と盛大な水柱を噴き出しながら、白波がそれをさらっていく。 「知恵の勝利ですー! リーネちゃん超知略!!」 「お前やるなァ! 完璧だ!! ははっ!」 防波堤に立つ二人の少年少女は、一人の友人を海に投げ落とし、暑さで色んなもの(具体的に言えば倫理観や道徳心)が吹っ切れたように握手を交わしながら、お互いを讃えあう。 「氷なんていらなかったですギミュ――」 「全身そのまま海につければいいもんなぬおおお――」 うふふあははーと笑い合う二人の足首に、にゅるんと黒い縄が巻きつきぶくぶくと沈めてしまった。入れ替わりに、ざぶんと一人の少女が浮きあがった。ブラウスは大きく開き、片手には青系のブラを持って、那由多由良は防波堤をよじ登る。 もう片方の手には黒い糸束のような誰かの髪の毛、海中で偶然拾った由良は、それに彼女の異能力である|引き寄せる力《レコンキスタ》を纏わせ続けている。 ずぶ濡れの髪が顔に貼りついてその表情は見えないが、ぶるぶると震えながら由良は言った。 「テメェらは……その茹で上がった頭をしばらく冷やすべきですわ……」 -終わった- トップに戻る 作品保管庫に戻る
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ストーリー攻略/上杉謙信の章/最終章 天下への征旅 軍団編成あり(知行25) 初期配置:《春日山城》(マップ右上) 勝利条件 石高120万石以上 相手国 伊達家 徳川家 武田家(北条家と同盟) 北条家(武田家と同盟) 佐竹家 本願寺家(雑賀家と同盟) 雑賀家(本願寺家と同盟) 毛利家 長宗我部家 大友家 島津家 攻略方法 長期戦になるので、レベルを上げた武将を大人数で編成しましょう。 《春日山城》を守りつつ、南の方に介入していきます。 その目的は、①伊達家を誘き寄せて乱戦に巻き込む。②(互いに同盟関係にある)武田と北条のどちらかを叩く。 自軍武将を強化し、敵対勢力が減ってきて、西国大名の主力が中部地方まで来ていたら、チャンス到来です。 日本海側を西進し、一気に領地を増やしていきましょう。南北を行き来できる境目の城の守りを固めておきましょう。 ヒント 雑魚キャラは無理に潰さず、《城》を増築して間に封印させてもよい。 互いに同盟関係にある{武田家}と{北条家}のどちらかを滅ぼしておいたほうがよい。 敵対勢力の数が多く、目標となる【石高】も非常に高いため、ある程度の敵国が滅亡するまで待つ必要がある。 とにかく長期戦になるため、レベルを上げた武将のみでコマ数を多めにしておいたほうが良いです。 イベント 報酬 直江兼続・上杉綾 コメント 名前 コメント
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20060829 高低差による温度差 偉い人と現場ではやっぱり意識の温度差があるのか。 Aチームリーダの姉御+次フェイズリーダvsプロジェクトリーダ+なんか偉い人。 月末のために人員削減を行おうとする上と、現実が分かっている現場の戦い。 まぁよくあるパターン。 ただ特殊なのは、客先での作業のため密談場所が取れず、うちらAチームと次フェイズが作業している会議室の片隅でバトルが始まった事か。 仕様チームやPJ管理やってた人まで削減しようとしたために姉御達がストップをかけたら、 PJリーダが「じゃあ僕が管理と仕様把握やりますよ」とかぬかして姉御激怒。 「オメェがBチームの管理やってたせいで全体の進捗が大幅に遅れたんだろうがタコ!でもってAにBの尻拭いさせときながらBだけスケジュール延ばして、進捗会議で『Bチームは前倒しですけど・・・Aチームは遅れてますねぇ』とか何ほざいてんだクソが!こちとらオンスケでやってんだよ!(すごく意訳)」 姉御怖い。でもって丸聞こえ・・・というかウチらに現状を聞かせてたんだろーなー。 さてさてどうなる事やら。 昨年末一緒のPJだったタドコロさんからメール。 『(リーダがまだ一人で続けてる)あのPJ、なんでも部長がお客さんとこ謝罪しに行くような状況になったらしいですよ』 うわ笑えなーい( ∀`) 【ソニー】PS3のスペックを引き下げか? 155 名前:燃料[] 投稿日:2006/08/29(火) 09 34 48 ID DbuxaFYI0 つうかさ 今の時期スペックが変わるってなによ。 もう量産してなきゃいけない頃だろ? 結局はこれに尽きる。しかもハード発売日に合わせたソフトがゼロらしいし。 綺麗さだけならXBOXいいよ、XBOX。 20060828 データ製造マシーン 先日、オクハラ先輩が空気砲を職場に持ってくる。音がうるさい。 「これ、静かに撃つ方法ないかねー」 いや、普通は職場に空気砲はありません。 昨日、オクハラ先輩がグラディウスを購入。結構大振りなため、鞄に入らないらしい。 「ドラクエⅢの勇者みたいに背中に刺そうかなー」 いや、多分会社じゃなく留置所行っちゃいます。 結合テストのためにここ1ヶ月、ずっとSQLでデータ製造。 というか現状、Aチーム内データ管理者みたいな。あんま嬉しくない。 こっから10末までずっとコレか、と思っていたらいつの間にか次フェイズ開発要員に組み込まれていた罠。テスターよりはずっとマシだからいいかなと思う反面、現フェイズが遅延しているために次フェイズは初っ端からヤバいかもとか聞かされる。 うーむ。人間らしい生活(今日も帰宅したのAM01 00ね)を得るために、知恵を絞らないとなぁ。 「気軽な打ち合わせ場があること」が社員のやる気を向上 94.1%の経営者が従業員のやる気がオフィス環境に左右されると感じており、51.4%は「従業員用の気軽な打ち合わせ場があること」がやる気を向上させる条件として考えているらしい。 あー確かに。 武蔵小杉にいた頃は窓辺にいつでも使える談話スペースがあって、「ちょっとアクションしましょう」とか言ってよく打ち合わせしたなぁ。 しかし間取りも重要で、関内んトコもそーゆー部屋はあったけど、外窓が無い閉塞的なスペースで凄まじい圧迫感。オマケにオフィスに通じるデカい窓。まぁ簡単に言えば取調室だ。アレは。 派遣される故にいろんなオフィスが観れるわけだけど、やはり環境は大きいなーと。 ああ、今は会議室にパイプ椅子+長机です。窓もありません。 ・・・10末まで俺の腰は大丈夫だろうか。 20060825 サマルトリアの・・・ mixiに参加したばかりなので、知人の日記をフラフラ。 okomeの日記を読んでいて、ふとDQⅡのゲームブックを思い出す。 これがとても出来がよくて、親友のサトル君共々ハマったのは良い思い出。 今でも読み返すくらい、非常に良い本なわけです。 ゲームブックって知らない人もいるだろうなぁ。 どう出来が良いかというと、単純に読み物として面白いところ。 描写が非常に上手く、ロードス島に近い、各個たる世界観と雰囲気を出しているのは秀逸。 そしてキャラが立っている。 サマルトリアの王子が特に良い。かっこよすぎる。 ゲームとは完全に別人格だが、クチが悪いひねくれ者。コイツがかっこいい。 剣に生きた父王の元から離れ、大魔術師と呼ばれた男を師事し、『俺は魔術師じゃねぇ!魔法戦士だ!』と吠える彼。ムーンブルクの王女への想いと、ローレシアの王子へのコンプレックスを胸に秘めながら不器用に仲間達と共に冒険を続ける彼。 ああ、アレだ。ダイの大冒険のポップ系なんだコイツ。 そして"竜王のひ孫"を始め、(ゲームの登場人物/オリジナル問わず)皆が非常に個性を持っていて、存在感が有る。 そんじゃそこらのラノベよりよっぽど面白かったなぁ。 まず手に入らない一品だけれど、どこかの古本屋で見かけたら絶対に買う事をお勧めする。 第五の精霊よ。善良なるものも邪悪なるものも、公平に黄泉の国に連れ去る精霊よ。我が命とともに彼らも運べ。連れ去れ!引きずり込め!押し込めろ!メガンテ!! あ。ダイの大冒険が読みたくなった・・・。 20060824 Inner Universe ランチに行ったインドカレー屋がテラウマス。 木曜日はナンとサフランライスが食い放題。でもって味付けが日本人向けで(・∀・)イイ! 店員のほとんどがインド人。しかもガタイが良くて迫力がある。 食い放題だと調子にノって残すと、厨房の奥に連れて行かれそうな雰囲気がまた良い。 十代の頃に比べて考える力が弱くなったなぁ、 と電車の中でお絵かきロジック(ピクロスって言った方が通じるよね)やりながら思った次第。 ほんの数年前はいっつもくだらない事を夢想していたものだが、 最近はネガティブ、あるいは目先の事しか考えなくなったなぁ。 mixiという新しい"遊び道具"が手に入りはしたものの、昔に比べて視野が狭くなったのと、 夢中になっているものが無いせいでイマイチ乗り切れなかったりして。 とりあえず、必要なモノは時間なんだろうな。次に意欲かな? 20060823 例によって 10月末まで延長らしいでつ。ウエェ。 開発で延長ならともかく、テスト要員で延長ってのが気に入らない。遠いし。 リーダである姉御の「tanaの名前は今後もしっかりスケジュールに入っているから安心しろ」、 ちう言葉が嬉しくない (つД`) そういえば、先日のBBQオフ会1日目夜。 解散後、アウルさんと二人でちびちび呑んでいたわけだけれど、 内容は例によって 仕事の愚痴 業界の情報交換 近況報告=4 3 3みたいな。 しかし彼の会社はいいな。かなりマトモだ。 まぁ共通した意見としては、『もう業務支援システムとかやりたくねーよ』って事か。 仕事のほとんどはコレなわけで。もーちょい面白みのある仕事がしたいな。 気づけば何時の間にか、この現場でも"tana"って呼ばれるようになったな。 前々回も普通に定着してたし。どこでも通用するあだ名って事で結構気に入ってるんだけどね。 レゴでブーン作る 途中の流れで釣られたかと思ったが、普通に凄い。 こーゆー組み立て系の趣味もいいよね。 20060822 そして、東京タワーへ 旅行OFF会、inTOKYO。 いやぁ楽しかった。 炎天下の中BBQして意識が朦朧としたり、銭湯に行ってシャンプーで髪がカピカピになったり。 みんなの絵が見れたのはいい趣向だったな。みんな忘れてるだろうけれど、俺はMAXとディズに挟まれていたわけだから、なんつーの?愛の架け橋?異文化コミュニケーション? 東京タワーは初めて行ったけれど、いやー面白いもんだな。 階段を上りきった認定証が中々カッコ良くて満足。 名古屋組を見送った後に軽く二次会。 ゲーセンでokomeとセッションを組んでみる。俺がギタフリでokomeがドラム。 初級の曲しかやらなかったわけだけれど、やはり出来ると楽しいねー音ゲーは。 で、その後呑みに行って、財布を落としたわけだ。ハッハッハ。 速攻でクレカとキャッシュカードを止めて、遺失物届けを出して、後は待つだけ。 ヘンな事にならない限りは大して金銭的なダメージはないのだけれど、免許の再交付がめんどくさいのと、大学時代の思い出であるFlyer認定証が惜しい。 まぁ警察曰く、最近は身分証だけじゃあそう簡単に金は借りられない(つーかリスクが高い)から意外に返ってくるらしいけれど。 mixi登録してみますた。 とりあえず、URLの貼り方が分からん。スキンは変えられんのか。 あとこの日記を呼び出そうとすると外部リンクになっちまうのが美しくない。なるたけ一本化したいんだよね。上手い管理法を模索中。 20060818 東京タワー 浜松町の客先にて結合テスト中。 とにかく、遠い。今までの倍の通勤時間に。今は学生が夏休みだからまだマシなんだろうけれど・・・。まぁ契約が延長されたとしても、10月まではならんとは思うけど。 ビルはとても立派。1Fなんてまるでホテルみたい。フロアもかなり広い。 しかも服装が自由らしく、Tシャツ+ジーンズばっか。茶髪もたくさん。それどころか金髪オールバックなんてヤーさんみたいな人までいたり。いいなぁこーゆー環境。 ・・・しかし一方、俺たちは会議室に作られた作業スペースですし詰めだったして。) おまけにパイプ椅子。これはキツイ。まるでいらない子みたいな扱いヽ(`Д´)ノ この職場でいいとこは、東京タワーの近くって事。 最初、あまりにも近すぎて気づかなかったほど近い(w 例によって残業して帰るわけだけれど、東京タワーって綺麗なもんだね。 姉チャンがハイデフに お姉チャンバラのスゴいバージョンというか何というか。 一応チェック。okomeから借りたのは結構面白いし。エロいし。 エースコンバットX PSPかよ。PSPかよ! 残念ながら見送り決定。しかしACは今後、どのハードになるんかなぁ。PS3な気がしてならん。
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【TOP】【←prev】【SUPER CD-ROM²】【next→】 1552 天下大乱 タイトル 1552 天下大乱 機種 SUPER CD-ROM² 型番 AKCD3001 ジャンル シミュレーション 発売元 アスク講談社 発売日 1993-7-16 価格 8800円(税別) 駿河屋で購入 PCエンジン SUPER CD-ROM²
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轟 武蔵 (とどろき むさし) 身長 212cm 体重 132kg 神人類。豪傑の神。 その武技は天下一品であり、誰もが憧れるほど。戦において傷を負ったことがなく、また負けたことも無い。 神器は大鉈。空間ごと切り裂く程の振りで相手を威圧する。そのオーラは、相手を戦う前から気圧す。華宵に憧れ、大鉈を取ったらしい。 武の頂を目指しており、日々研鑽を積んでいる。またメリハリのしっかりした人物で、遊ぶ時は遊び、飲むときは飲む。酒豪らしい。 重厚な鎧を常に着ており、肉体を鍛えている。 自在に武器を作り出す神力を持ち、投槍を主とした立ち回りを得意とする。 「うむ、修行の賜物だな。主はよき武士なり」 「武の頂を目指して邁進せん」 「ハッハッハッ、この位で酔い潰れていてはまだまだだな」
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天下の五虎将軍 軍職 名前 Lv 主装 副装 武将 ヴィク 71 手斧 ゲッター 65 盾 愛聖 62 長刀 関雅 60 長刀 女禍 60 剣 ニュ~ア 60 槍 2gou 57 棍 かりんどん 54 弓 SIBAKEN 42 槍 めろでぃ 52 舞 鬼灯★秋水 22 盾 武麿 42 長刀 蒼尚香 21 扇 暁美 24 戟 毒りんご 13 環
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「暑ぃ・・・。真刺の奴遅ぇな。教師連中にとっ捕まってんのか?クラス委員長ってのも、楽な仕事じゃ無ぇな」 今日は成瀬台高校一学期の終業式。それも終わり、界刺は校門前で己が親友を待っていた。 「こんなことなら、下駄箱前とかを待ち合わせ場所にしとくんだった。暑ぃ・・・」 界刺は、炎天下の中1人立ち続けている。もちろん、こんな暑さの中には居たくないのか周囲には人っ子1人居ない。 通学鞄から下敷きを取り出し、団扇代わりにして自分の顔に風を送る。熱風だが、何も無いよりはマシだ。 「はぁ・・・。暑ぃ・・・しんどい・・・体力が・・・」 「あああああああぁぁぁぁぁっっっ!!!!!見付けたああああああぁぁぁっっっ!!!!」 「!!?」 そんな時に聞こえて来た大声。耳に突き刺さる程の大音量のソレを放ったのは、常盤台中学の制服を着た1人の少女。 「界刺様あああああああぁぁぁぁぁっっっ!!!!!」 「うおっ!?あの娘は・・・確かこの前成瀬台に来た常盤台の・・・グハッ!?」 その少女が、界刺へ向かって突進する。その衝撃をモロに喰らい、地面に倒れる界刺。 「痛っ・・・」 「お久し振りです、界刺様!!私のことを覚えておられますか!!?常盤台中学2年生の月ノ宮向日葵ですよ!!?」 「・・・お、覚えてるよ。重度の光マニアってことで」 界刺を押し倒し、その腹の上に座っている茶髪の少女―月ノ宮向日葵―は爛々と輝く瞳を界刺へ向けていた。 「はぁ・・・よかったです。もしかしたら、忘れられてるんじゃないかって不安で不安で」 「・・・あれは忘れられねぇ。・・・つーか、君1人?お付きの保護者と一緒じゃ無いの?」 「・・・苧環様のことですか?でしたら、ここにはいません。苧環様は、本日午後から『恵みの大地』にて派閥の皆さんと一緒にお茶会されることになっているので。 ちなみに、私は用事があると苧環様にお伝えして今日のお茶会には参加していません」 苧環華憐。常盤台に存在する派閥の1つを形成しているお嬢様。月ノ宮は、彼女の派閥に属する1人だった。 「用事・・・?用事って、俺に会いに来たことか?」 「はい!!・・・いえ、厳密に言えば違っているんでしょうけど・・・」 「?・・・どういうこと?」 界刺は訝しむ。自分に会いに来たという、目の前の少女の用事というものがイマイチ理解できない。そんな界刺の疑問を察したのか、月ノ宮は真剣な顔付きになる。 「ス~~、ハァ~~、ス~~、ハァ~~・・・」 (界刺の体の上に乗って)深呼吸を繰り返す。そして・・・月ノ宮は一世一代の告白をする。 「界刺様!!!私、月ノ宮向日葵を『シンボル』へ加入させて頂けないでしょか!!!??」 「・・・・・・へっ?」 それは、余りにも予想外な告白。目の前の少女は、こう言ったのだ。界刺も所属し、リーダーを務める『シンボル』へ自分も加わりたいと。 「・・・・・・」 「・・・ど、どど、どうでしょうか・・・!!??」 不安一杯という月ノ宮の眼差しを受けながら、界刺は身を起こす。体の上に乗っている月ノ宮をどかし、立ち上がる。釣られて、月ノ宮も立ち上がる。 炎天下の空気を、静寂と緊張が支配する。界刺の顔が険しくなる。それを見て、月ノ宮の顔が歪む。そして・・・ 「ギャアアアアアアアアアァァァァァァッッッ!!!!!」 「界刺様!!!??ま、待って下さい!!!」 界刺は、脱兎の如くその場から逃げ出した。当然、何の返答も貰っていない月ノ宮は、界刺を追って走る。 「く、くく、来るなあああああぁぁぁぁっっ!!!!追って来るなああああああぁぁぁぁっっっ!!!!この光マニアめえええぇぇぇっっ!!!!」 「ええええええぇぇぇぇぇっっっ!!!???」 界刺は、自分に降り掛かって来た脅威から逃げる。この前の一件で、界刺は月ノ宮の光マニアっぷりに酷い目を見た。 そんな現実が、再び己が身に降り掛かる?冗談じゃ無い。そんな現実俺は認めねぇ。そんな現実から必ず逃げ切ってやる。これらの思いを胸に、少年は疾走する。 しかし、月ノ宮も引き下がるわけにはいかない。あの時から、ずっと考えて来たこと。苧環にも相談せずに、1人で考え続けたこと。 その思いを、覚悟を、決意を界刺に伝えるまでは絶対に終われない。だから、少女も疾走する。 「うおおおおおおおおぉぉぉぉぉっっっ!!!!!」 「あああああああああぁぁぁぁぁ!!!!!」 昼下がりの中、1組の男女が街中を駆け抜けて行く。それぞれの思いを胸に抱いて。その時!! 「・・・得世の奴。まだ来ていないのか・・・。全くあの男は・・・」 成瀬台高校校門前で、教師達から解放された不動がその場にさっきまで居た界刺を待っていた。 「苧環様。今日は・・・姉さんは居ないんですね。姉さんが苧環様のお茶会を欠席するなんて・・・初めてのことじゃないですか?」 「・・・えぇ。初めてね」 ここは、『恵みの大地』。冷房が効いている中、店内では苧環華憐主催のお茶会が開かれていた。 彼女の派閥に属する常盤台の少女達が、『恵みの大地』自慢の品々に舌鼓を打っている中に、1人だけ柵川中学の制服を着ている少女が居た。 彼女の名は月ノ宮百合。月ノ宮向日葵の妹である。彼女は、姉が苧環の派閥に属している縁もあって、苧環から時々お茶会等に誘われていた。 「何か・・・外せない用事があったみたいね。“私のお茶会を欠席してでも優先したい”用事が」 「・・・もしかして怒ってます、苧環様?」 「いえ・・・。月ノ宮も色々考えているんだ・・・と思ってね。百合、あなたの考えているようなことなんて思っていないから。安心しなさい」 「そ、そうですか!よ、よかったです。姉さんのことだから、また苧環様を困らせているんじゃないかと思っちゃいまして・・・」 「心配性ね、百合は」 「す、すみません///」 苧環の言葉を受けて安心した百合は、目の前のケーキにフォークを持って行く。その様を見ながら、苧環は1人思案に耽る。脳裏に浮かぶのは・・・あの碧髪の男。 『あなたは・・・どうして自分の力を誇示しようとしないの?どうして他人の力を簡単に認めることができるの?どうして平然と他人に任せられるの!?』 『んなもん決まってるじゃん。人間だからだよ』 「(私は、まだあの男の・・・界刺得世の言葉の意味を理解できていない。あの言葉を受けての・・・自らの回答(こたえ)を見出せていない)」 苧環は気付いていた。あの成瀬台のグラウンドで界刺の言葉を一緒に聞いていた月ノ宮が、あの日以来ずっと考えごとをしていたことを。 何時もは明るくハキハキしている彼女が、まるで思い詰めるかのように、そして真剣に何かを考え続けていたことを。 そして・・・今日。自分が開催するお茶会を、月ノ宮は欠席した。今まで一度たりとも欠席したことが無い少女が。 『・・・外せない用事があるんです』。そう彼女は言った。それは・・・“私のお茶会を欠席してでも優先したい”用事。 苧環は目を瞑る。・・・ある予感がする。それは、その可能性に気付いてからずっと頭から離れない予感、否、確信。 それは、苧環華憐という少女を否定しかねない・・・予感、否、確信。 「(界刺・・・得世・・・!!!)」 苧環は、今ここには居ない碧髪の男を強く、強く意識する。自分の存在価値を揺らがす大きな“壁(そんざい)”。少女の覚悟を試される刻(とき)は・・・すぐそこまで迫っていた。 『なぁに、簡単なことだ。風紀委員会に参加する176支部のメンバーの1人、焔火緋花を当委員会から外せ。 “風紀委員もどき”と同じ戦場に立つ等、考えただけで虫唾が走る!!』 「・・・・・・」 今日は、小川原高校付属中学校の終業式であった。それも終わり、少女―焔火緋花―は1人寮にも帰らず道を歩いていた。今日は、風紀委員活動は休みになっていた。 『結果を出せなかった落ちこぼれが何をほざいても意味は無い。耳に入れるだけ無駄だ。フッ。よかったな、真面。この“風紀委員もどき”は、お前と同じ中学2年生だそうだ。 同学年というのは、互いに影響し合うようだからな。 もし、今年になって176支部から178支部に異動願を出していなければ、 今頃はお前もこの落ちこぼれの影響を受けていたかもしれんぞ? お前は本当に運がいい。ハーハハハッ!!』 「・・・・・・」 親友である葉原ゆかりの誘いも断り、焔火は何処へ行くわけでもなく唯歩いている。行き先を、目的地を見失ったかのように当ても無く。 『「己の信念に従い正しいと感じた行動をとるべし」?笑わせるな。お前達の方こそ「正しさ」というものを勘違いしてはいないか? お前達が風紀委員の信念として与えられるこれこそが・・・お偉方からの押し付けでしか無いことに何故気付かない!? 所詮は駒を言いように扱うための見栄えのいい飾りでしか無いあの言葉に・・・どうすれば誇りが持てるのだ!?』 『女。いい加減に認めたらどうだ?「己の信念に従い正しいと感じた行動をとるべし」というお前の信念は、お前自ら見出した信念では無い。 堕落極まりない『偽善者』共に刷り込まれた“偽物”でしか無いと!!』 「・・・・・・ック」 何時ものポジティブシンキングで活発な彼女の本来の姿は、今や見る影も無い。俯き、項垂れ、少しでも気を抜くと涙声になってしまう。 それだけ、先日開かれた風起委員会で178支部の頂点に君臨する男―固地債鬼―や、 対峙した救済委員―麻鬼天牙―に浴びせられた言葉の数々が、焔火の心の奥深くまで突き刺さっていた。 『風紀委員の信念を勘違いし、自分勝手な美意識に囚われた挙句、負け犬となった何処ぞの“風紀委員もどき”に比べれば、結果をきちっと出したアンタ等の判断は称賛に値する』 『俺の言葉に迷い、移ろい、ブレてしまったお前の信念に・・・貫き通す価値は無い。よくよく考えることだ。後悔する前に。 それまでは・・・生かしておいてやろう。では、さらばだ。俺の“後輩”』 「・・・ック。・・・ヒック。・・・ッッ・・・!!」 自分は、何を間違えてしまったのか。ほんの少し前までは、こんなんじゃ無かった。 風紀委員であることに誇りを抱き、治安活動に勤しむ中で様々な人間と触れ合う。 そして、自分と触れ合った人間が少しでも自分と出会ったことを喜んでくれるような未来を描いていた。だが、現実はどうだ。 敵対した救済委員に手も足も出ず、生かされ、それが自分の所属する支部の“元先輩”で、何一つ結果を出せず、同じ風紀委員に幾つもの辛辣な言葉を浴びせられた。 果ては、自分の信念を『勘違い』と断じられ、“落ちこぼれ”・“風紀委員もどき”と揶揄され、同じ現場に立ちたくないとまで断言された。 「ウッ・・・!!・・・ゥゥッッ!!ゥゥッッッ!!!」 加賀美や荒我の言葉を受けて一度は立ち直った焔火の心は、再び底無し沼に沈もうとしていた。 浴びせられた自分を否定する言葉の数々を、どうしても思い浮かべてしまうのだ。 自身気付かないまま入っていた寂れた公園で、抑えることができない激情を涙と共に吐き出す焔火。 近くのベンチに腰掛け、顔を両手で覆い、泣き続ける・・・その様子を離れた場所から監視している者達が居た。 加賀美雅が、片目を手で覆う。 「あちゃあ・・・。泣き崩れちゃったよ、緋花・・・」 一色丞介が、(女性限定の)悔しさを滲ませる。 「焔火ちゃん・・・。可愛そうに。あの『悪鬼』に苛められて・・・。俺の手で慰めてあげたい」 鏡星麗が、握り拳を露にする。 「前から思ってたけど、今回のことで確信したわ。あの鬼畜逝けメン死すべし!!」 鳥羽帝釈が、憤る。 「何で・・・何で緋花さんがあんな目に合わないといけないんすか・・・!!こんなの、絶対におかしいっすよ!!」 姫空香染が、己が先輩に文句を言う。 「・・・・・・耳が痛い」 斑狐月が、冷徹な意見を言う。 「だが、固地先輩の言ってることはもっともだ。今回は、焔火の悪手だったことは誰が見ても明らかだ。・・・さすが、エリートであるこの私が尊敬する方だけのことはある」 葉原ゆかりが、自分達のエースに言葉を向ける。 「神谷先輩・・・」 神谷稜は、面倒臭そうに答える。 「ん?あぁ、斑の奴は、あの『悪鬼』をリスペクトしてるからな。何言っても無駄だと思うぜ?」 そう、彼等は焔火が所属する176支部のメンバー達。彼等は、まるで覇気の無い支部員の様子を気にし、こうやって尾行していたのだ。 ちなみに、同支部員の網枷は体調不良を理由に、尾行には参加していない。 「ふっ、あの人は確かに好悪両極端に評価が分かれる人種だ。だが、あの人は結果を出す。それは、何よりも重要なことだ。 レベルの差など関係無いと言わんばかりに、次々に成果を挙げる。世の中にはああいう人も存在するのだな。固地先輩は・・・エリートの中のエリートだ!!」 「・・・という感じだな」 「まぁ、斑みたいな残念なイケメンの言葉に、私は何の説得力も感じられないけどねぇ」 「ほう、このエリートな私よりレベルの低いお前の言葉に、私は何の感慨も湧かないんだがな、鏡星?」 「へぇ・・・。やるか?」 「・・・このエリートの相手が務まるとも思えんがな」 「ちょ・・・ちょっと、鏡星先輩!斑先輩!お、落ち着いて!!」 「そ、そうっすよ!!こんな所でドンパチ始めたら、緋花さんに俺達の尾行がバレちゃいますって!!」 「チッ・・・」 「ふん・・・」 「・・・・・・馬鹿ばっか」 「・・・・・・同意するぜ、姫空。・・・かったりぃ」 一触即発の鏡星と斑を葉原と鳥羽が抑え、姫空と神谷がうんざりしたかのように呟く。176支部内では、鏡星と斑は犬猿の仲として知られている。 「ふぅ。何とか収まったみたい。・・・加賀美先輩。焔火ちゃん・・・大丈夫ですかね?俺、焔火ちゃんのことで頭一杯になって、今日の夜眠れなさそうです!!(女性限定)」 「う~ん。これは、緋花にとっての踏ん張り所なんだよなぁ。あの娘は、今大きな“壁”にぶち当たっている。 それを、自分の力でぶち抜かなきゃいけない。そこに、私達が無闇に手を貸すわけにはいかない。でも・・・あぁん!見ていられないのよねぇ、あの娘!!」 「(加賀美先輩の、その悩む顔も眼福モノです。ありがとうございます!!)」 一色と会話する加賀美の視線の先には、未だ泣き止まない焔火の姿があった。はっきり言って、見ていられない。すぐにでもここを飛び出して労わってあげたい。 その誘惑を、しかし加賀美は理性で抑え付ける。今は、まだ駄目だ。 「(債鬼君の言っていることは・・・悔しいけど正しい。今私達が緋花に駆け寄ったら、今度こそ債鬼君は緋花を見限る。それは・・・絶対に駄目!!)」 明日、つまり夏休み初日に[対『ブラックウィザード』風紀委員会]は設置されることになっている。 もし今自分達が焔火を労わり、アドバイス等をして少しでも元気を取り戻したら、固地は見抜く。焔火の言葉、視線、態度、挙動で必ず。身内(わたしたち)が手を貸したことを。 「(もしそうなったら、債鬼君は今度こそ緋花を風紀委員会から除外させるために徹底的に糾弾する。自分の力で道を切り開けない人間は無用だと言わんばかりに。 それは・・・風紀委員として再起不能に陥るくらいに苛烈に。だから・・・今は駄目!!)」 加賀美は、自分の体を抑え付けるかのように自らの腕を自らの手で握る。何でもいい。焔火が立ち直る切欠があれば。 そこで彼女が、自分の前に聳え立つ大きな“壁”をぶち抜くくらいの何かを見出せれば。何もできない自分に苛立ちながらも、加賀美はそんな切欠を天に願う。 そして・・・それは唐突に来た。文字通り静寂という“壁”をぶち抜いて。 「ギャアアアアアアアァァァァァァ!!!!!」 「待ってえええぇぇっっ!!!!待って下さああああぁぁぁいいいいいぃぃ!!!!!界刺様あああああぁぁぁっっ!!!!!」 「「「「「「「「!!!??」」」」」」」」 離れた場所から焔火を観察していた176支部メンバー全員が、突如発生した奇声が聞こえた方角に顔を振り向ける。 同時に、今まで泣き崩れていた焔火もさすがに無反応ではいられないのか、腫らした目をそちらに向ける。 「く、くく、来るなあああああああぁぁぁぁっっっ!!!!こ、この光マニアめ!!!『対界刺得世女難集団』の1人め!!!!しっしっ!!!」 「ひ、酷いです!!!わ、私は唯界刺様と一緒に居たくて『シンボル』に入りたいだけなんですー!!!」 「お、俺っつーか俺のキラキラピカピカが唯一且つ最大目的だろうがあああぁぁぁっっ!!!!」 「た、確かにそれも大きな切欠でしたけど!!!でも、それ以外にもちゃんと理由が!!!」 「や、やっぱり!!くっ、くそっ!!!このっ、このっ!!」 「ブッ!?や、やりましたねぇ!!!こうなったら・・・えいっ!!!」 「ブハッ!!?」 「「「「「「「「「・・・・・・」」」」」」」」」 焔火を含めた176支部メンバーは、その光景を見て呆然としていた。 意味不明な奇声を挙げながら、成瀬台高校の制服を着た無駄にキラキラした碧髪の男と常盤台中学の制服を着た茶髪の少女が、 公園の砂場にて砂の掛け合いっこをし始めたのだ。 「と、鳥羽君・・・。何だと思う、あれ?」 「さ、さぁ・・・?ふ、普通は逆なんじゃない?何であんなちっさい女の子に、大の男が慌てふためいてんの?」 「あ、あの髪の色!!もしやあの殿方・・・。ち、違うわ。あの殿方は、もっと青々しかった。なぁんだ・・・」 「!!な、何だ、あのエリートの欠片も無い少女の雰囲気は!?仮にも、あの常盤台の学生だぞ!?何故・・・何故だ・・・?」 「あ、あの少女もキュートで可愛らしいな・・・。そんな少女と楽しく戯れているあの逝けメン死すべし!!(男性限定)」 「・・・失礼なこと言ってないで帰って来―い、斑。それと一色・・・鏡星の口癖が移ってるぜ、お前?」 「・・・・・・光・・・・・・ピカピカ・・・・・・キラキラ・・・・・・いいなぁ(ボソッ)」 「・・・界刺得世?・・・『シンボル』?・・・も、もしかして!!」 176支部メンバーが各々色んな反応を示す中、ベンチに座っていた焔火が立ち上がった。彼女は、無言で碧髪の男と茶髪の少女が騒いでいる砂場へ歩いて行く。 「ガハッ!!ハァ・・・ハァ・・・。ん?何だ、あの女の子?」 「ブヘッ!!ハァ・・・ハァ・・・。あれ?こっちに来る・・・?」 砂場の2人も近付く少女に気が付き、そちらへ視線を向ける。それでも、焔火は足を止めない。そんな彼女を、176支部メンバーは固唾を呑んで見守る。 風紀委員として、奇声を発しながら騒いでいる男女を注意するのか。言い争っている理由を事情聴取するのか。それとも・・・。 焔火は、遂に閉ざしていた口を開く。・・・助走付きで。 「・・・人が悩んで悩んで悩みまくっている最中に!!!何楽しそうにはしゃいでんのよ、この光バカ!!!」 「何で!!?」 「界刺様!!?」 「「「「「「「「(そっちかよ!!??)」」」」」」」」 哀れ、碧髪の男―界刺得世―は焔火が放った最大威力の跳び蹴りを顔面に食らう。 吹っ飛ぶ界刺。驚きの声を挙げる茶髪の少女―月ノ宮向日葵―。心の中で全員同じツッコミを入れる176支部メンバー達。 「ハァ・・・ハァ・・・・・・ハッ!!な、何やってるの、私!?だ、だだ、大丈夫ですか!!?」 そして、跳び蹴りを放った焔火は我に返り、自分の行動を振り返り・・・顔を真紅に染めて己が吹っ飛ばした男の介抱に走ったのである。 continue…?
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王子様とお姫様は運命的な出会いをして、手をつなぐのも恥ずかしがって、キスなんて夢のまた夢のまた夢です。 そんな二人だけれどどんな障害も乗り越えて最後には末永く幸せに暮らしました。 あたしたち姉妹は王の娘だからお姫様か。 いつかあたしたち姉妹の前にも王子様が現れるのかな。 「…ふう…」 ナナは自室のベッドの上で大きなため息をついた。 昔憧れた王子様とお姫様の物語なんて現実じゃどこにもありはしない。 その証拠に姉上と結婚しようって連中は権力目当ての碌でもないのがほとんどだった。 そういう連中にとって第二王女のあたしや第三王女のモモじゃ第一王女の姉上に比べて旨味がないらしく、あたしたちはそれほど結婚に関するゴタゴタに巻き込まれることはなかった。 姉上には悪いけど、そういう意味ではあたしとモモは随分と楽を出来たと思う。 王族の結婚の現実…。 姉上が頻繁にお見合いをするようになったのは大体2年くらい前からだっただろうか。 あの自由奔放な姉上がよく1年近く我慢したものだと思う。 結局姉上は王宮から逃げだしてしまったけれど。 ベッドで寝がえりを打ち、そのまま静かに目を閉じる。 地球…、この宇宙の片隅にある小さな星に姉上の王子様はいた。 しかも姉上だけじゃ飽き足らず他の女にまで手を出して…。 「ナナー」 自室のドアの前からララの呼ぶ声がした。 物思いにふけっていたナナは現実に引き戻された。 「開いてるよ、姉上」 ナナがそう言うとララが部屋に入って来た。 「ねえナナ、一緒にゲームしない?」 ララがDSを出しながらナナに笑いかけた。 いつもの姉の濁りのない笑顔…、今朝リトに抱かれていた時の姉、燃え上がる劣情を露わにし、快楽に溺れていたあの姿、あのときの表情が幻であったと思ってしまいそうになる。 リトもリトだけど姉上も姉上だ。 あんな男を好きになって、その挙句ケダモノのように…。 ナナの中に芽生える姉を嫌悪する気持ち。 それ故にナナの口からはララの誘いを断る言葉が出てきてしまう。 「ごめん、姉上…。ちょっと今はそんな気分じゃなくて…」 「そっか…。残念だなあ。じゃあまた今度ね」 そう言ってララはナナの部屋を出て行った。 「ねえリト~。ゲームしよ♪」 ララの次のターゲットはリトだった。 その誘いに対するリトの返答はあまりにもそっけないものだった。 「宿題やんなきゃいけないからパス」 リトの返事に対してララは不満の声を漏らす。 「え~」 「『え~』じゃないだろ?おまえだって宿題進めとかないと、あとできつくなるぞ?」 実のところリトは最近女性と過ごす時間が増えたため、宿題を計画的にやっておかなければ時間が足りなくなるのは明白だった。 ララはまだ少し口を尖らせていたが、しばらくしてこう言った。 「…じゃあリトと一緒やる」 こうしてリトとララはリトの部屋で宿題をすることになった。 ララの自室からテーブルを持って来て、二人は隣合わせに座っている。 リトは隣に座る少女に目をやった。 豊満な胸のふくらみが作り出す谷間がキャミソールからのぞき、ショートパンツからは白い太もも惜しげもなくさらけ出されており、彼女の魅力を存分に見せつけてくる。 昨夜から明け方近くまでこの少女は裸で自分に抱かれ、共に甘美な時間を過ごした仲だというのに、今更胸の谷間や太ももを見るだけで彼の下半身に血液が集中してくる。 「あ、リト。ここの問題計算ミスしてるよ」 「え?ああ…」 ララの指摘に、リトは今の自分の状態を悟られぬよう少し慌てて返事をした。 「あ、こっちも」 「え?どこ?」 「ほら、この問題。ここの繰り上がり忘れてない?」 ララはそう言いながらリトの方に身を乗り出し、リトの体に自分の体を寄せてくる。 ポニーテールにまとめられた髪からするシャンプーの香りが鼻をくすぐり、リトの欲望をかきたてる。 しかしここで行為に及んでしまうと、宿題どころではなくなってしまう。 昨夜ララはベッドの中で自分にべったりとくっついて離れたがらなかった。 今セックスしたらまた同じことになるだろう。 リトは自分が以前よりもララの甘えに弱くなっていることを自覚していた。 自分に甘えてくる彼女がかわいくてついつい相手をしてしまう。 だから昨夜本当はもっと早く眠るつもりだったのに明け方近くまで彼女と行為に及んだのである。 「ふう…暑いね、リト」 今日もかなりの炎天下であり、クーラーはあまり役に立っていない。 「私、キッチンから麦茶取って来るね。あ、リトの分も取ってくるから」 そう言って彼女は自分から体を離し、キッチンに向かうべく部屋を出ていった。 「…ふう…」 一人になったリトは緊張がほぐれ、大きくため息をついた。 肉体関係を持った相手に体を寄せられて意識しないわけがない。 だがララの接し方は今まで通りだった。 ララはそういうことはあまり気にしないタイプなのだろうか。 リトがそんなことを考えていると、リトのケータイが着信を告げた。 「はい…。あ、唯?」 電話の向こうの声の主は古手川唯だった。 「おはよう、結城くん。ちゃんと宿題やってる?」 「ああ、今やってるとこ。暑さのせいではかどらないけどな」 はかどらない本当の理由は別の所にあったが、あえてそれは伏せておく。 しかしそれが失言であったことをリトは後から気づくことになる。 「そんなんじゃだめじゃない。私が見てあげようか?」 唯の突然の申し出だった。 「え?もしかしてうちに来るの?」 「そうよ。あ、私の宿題を丸写しさせるつもりはないわよ?」 「いや、そんなつもりはないけど、炎天下の中来てもらっちゃ申し訳ないっていうか…」 「べ…別にいいでしょっ…。その…なんていうか…」 そのとき電話の向こうから別の遊の声がした。 「お、なんだ唯?リトに会いたくなってラブコールか?」 「お兄ちゃんは黙ってて!!!」 遊の言葉のあと間髪入れずに唯の怒声が飛んだ。 ああ、唯は自分に会いたくて電話してきたんだ…。 やっぱりまだどこか素直じゃない唯。 でもそんなところも可愛らしいと思ってしまう。 「わかった。じゃあ頼むよ」 リトの言葉に唯はまだ荒い息を整えながらも嬉しそうに答えた。 「じゃあ今から行くわね」 「お、いきなり上機嫌になった」 「うるさい!!!!!」 電話が切れる瞬間に他愛のない兄妹のやり取りが聞こえた。 一方、キッチンに麦茶を取りに行ったララは何やらぶつぶつと独り言を言っていた。 「ちぇっ。リトったら私がああやってくっついてもあんな感じなんだ…。ちょっとくらい抱き寄せてキスとかしてくれるかなーって思ったのにな…」 二人分のコップに麦茶が注がれ、口を尖らせた自分自身がその液面に映る。 昨夜の激しい交わりの熱がまだララの体の中で尾を引いていた。 リトから抱きしめてくれたこと、リトからキスしてくれたこと、そして二人で朝を迎え、リトが笑顔でおはようと言ってくれたこと。 それを思うと体に刻みこまれた快楽の記憶がよみがえり、再び彼とひとつになりたいという欲望が体を焦がしていく。 リトの部屋に戻ると、リトはケータイを閉じているところだった。 誰かから電話がかかって来たのだろうか。 ララはふとリトに尋ねてみる。 「リト、誰かから電話でもかかってきてたの?」 「うん、唯だよ。あいつ、俺が宿題をあまり進めてないもんだからうちに来てしごいてやるってさ」 リトの言葉は文字だけ見ればやや乱暴だったが、口調は穏やかでどこか嬉しそうだった。 「唯が来るんだ…」 ララはそう言いながら持ってきた麦茶を置き、リトにも勧めた。 「お、サンキュー、ララ」 リトは冷たい麦茶を飲みほし、大きく息をつく。 ララも同じように麦茶を飲みほしたものの、そんなことでは体の熱は引かなかった。 「さ、それじゃ続きといこうぜ」 リトはララの気持ちに気づくことなく数学の問題の続きに取り掛かった。 そして、しばらくしてから玄関のチャイムが鳴った。 「こんにちは」 「まう?」 セリーヌが声に反応し、玄関に向かって飛び出していく。 「まう!!」 そして玄関に立っている客人に大喜びで飛びついた。 「きゃっ。もう…。久しぶりね、セリーヌちゃん」 唯はセリーヌを抱え上げ、その髪を優しく撫でた。 「あ、古手川さん。いらっしゃい」 モモが唯を迎えた。 「ひょっとしてリトさんにご用事ですか?」 唯はセリーヌをあやしながら答える。 「ええ。宿題がはかどってないみたいだから、ちょっとばかりお手伝いをしようかなと思って…」 「そうですか。きっとリトさんも喜ぶと思いますよ」 モモはそう言いながら唯の腕の中にいるセリーヌを拾い上げた。 「古手川さんはリトさんと大事な用事があるので、邪魔しちゃだめですよ」 セリーヌはそう言われて少し寂しそうな表情になる。 それを見た唯は少し申し訳ないなと思いながらセリーヌに言った。 「ごめんなさいね。宿題を終わらせたら一緒に遊べるから、少しだけいい子にして待っててね?」 唯にそう言われ、セリーヌの表情が明るくなる。 「まう!」 セリーヌが元気を取り戻したのを見て、唯も顔がほころんだ。 「それじゃ、お邪魔します」 「お、唯。もう来たんだ?」 「いらっしゃい、唯」 リトは嬉しそうに唯を迎え入れた。 リトの部屋ではリトとララの二人が宿題を一緒にしているところだった。 「まあね。ちょっと早く着きすぎたかしら?」 「いや、そんなことねーよ。わざわざありがとな」 「で、どこまで進んでるの?」 「とりあえず10ページまでは終わってるよ。11ページのこの問題がちょっとわかりづらくてさ…」 「ああ、そこね。そこはちょっと難しいけど…」 こうして三人の勉強会が始まり、三人はかなりの量の問題を協力しながら解いていった。 「ふー…。今日はこんなところでいいかあ…」 リトは大きく背伸びをしながら床に寝ころんだ。 「そうね。だいぶ進んだものね」 唯もつられて背伸びをした。 張りの強い豊かな胸が強調され、リトはついその様子に見入ってしまう。 「ん?」 リトの視線に気づいた唯は赤くなってリトを叱る。 「こらっ、どこ見てるのよ」 「あ、ごめん。つい…」 その様子を見て、ララがリトに言った。 「リトも勉強ばっかだとストレス溜まるよね?今日の分はもう終わったんだし、少し遊ぼうよ」 「そうだな…っておいララ…」 ララはリトの腕にしがみつき、体をすり寄せて甘えてくる。 「離れろって…」 リトはそう言いながら唯の方をチラッと見る。 「う…」 唯はしかめっ面でじっとリトを見ている。 リトはその視線に耐えかね、唯の方に手を伸ばした。 「ちょっと、結城君…」 唯の腕をぐいっと引っ張り、自分の方に引き倒す。 リトの方に倒れ込んだ唯は顔を真っ赤にして抗議する。 「もう…ハレンチなんだから…」 そう言いながらも先ほどより唯の機嫌は良くなっており、彼女も今日彼とのセックスを期待していたことが見て取れた。 「む~、リトぉ…私の方も忘れちゃやだよう…」 ララがリトのズボンのジッパーを開け、力強く反り返ったペニスを取り出した。 唯も以前ならばハレンチだと思ったその様子をうっとりとした目で見つめた。 ララがリトの裏筋に指を這わせているところに唯の指も伸びてくる。 二人に攻められ、リトの先端から透明な粘液が漏れ出す。 「あ、なんかヌルヌルしたのが出てきた」 「ほんとにハレンチね…」 そう言いながら唯はリトのペニスに顔を近づけ、リトのカウパーをぺろりと舐めとる。 そのいやらしい光景にリトのペニスが思わずピクっと反応してしまう。 「唯…すっげーエロい…」 「そうかしら?」 唯はリトの方を見てくすっと笑うと、そのままペニスのカリの上でちろちろと舌先を遊ばせた。 そしてララも唯の顔に自分の顔を寄せ、唯と二人で両サイドからリトを攻める。 そのあまりの光景に興奮したリトは思わず二人の間で白い噴水を吹きあげた。 「「きゃっ!?」」 二人の顔にリトの精液の雨が降る。 「ちょっと結城君!出すときはちゃんと言ってよね!」 「ごめん唯…。だって唯もララもエロすぎてつい…」 リトは唯にティッシュを差し出しながら謝る。 「あーあ…。いきなりこんなに出しちゃって…」 ララはそう言うと唯の顔を自分の方に向け、彼女の顔についたリトの精液を舐めとり始めた。 「ちょっと…っ、ララさん…」 恥ずかしさからララから逃れようとするが、ララがちょっと力を込めただけで唯は動けなくなる。 唯も興奮したのか、そのままララの顔についた愛しい人の欲望の証を舌先で救い、自分の喉に運んでいく。 「ねえリト…。私の中に出す分はちゃんと残ってる?」 唯の舌で綺麗になった顔を向け、ララは夏のこもった眼差しでリトとの繋がりを求める。 「ララ…、もちろん残ってるよ…」 「ララさんの分だけじゃ全然足りないのはわかってるわよね?」 唯もララの舌で綺麗になった顔をリトに向けてきた。 「ああ、二人分がんばるよ…」 狭いベッドの上に二人の裸の少女が横たわり、裸の少年がその上に覆いかぶさる。 二人の少女の長い髪がベッドの上に広がり、黒とピンクが絡まるようなコントラストを成す。 二人の豊かな乳房を撫でると、それがスイッチであるかのように二人の膣内に蜜が流れる。 そのままリトは二人の乳房を鷲掴みにする。 片方はふにふにと柔らかく、しっとりと指に染み込んでくるような感触、もう片方はむにっとして弾力に富み、自分の指を跳ね返してくるような感触。 リトは二人の違いを楽しむと、自身の性器を少女の性器にあてがう。 そのまま少女の子宮を貫くような勢いで一気に奥までペニスを押し入れた。 「ああんっ…!リト激しいよう…」 ララは待ち焦がれた瞬間の訪れに体を震わせて喜びを表す。 その様子に唯は少し不機嫌そうになるが、リトが唯の方に首を伸ばすと唯は彼の唇に吸いついて少し機嫌を直す。 「あとでちゃんとしてくれなかったら怒るからね…」 「わかってるって…。ちょっとだけ待っててくれよ…っ」 リトは腰のピッチを上げ、ララの子宮をガンガンと叩く。 「リトっ…そんなにされたら私おかしくなるぅ…」 ララの膣からはぐちゃぐちゃと粘り気のある水音が響き、彼女の腰の動きもリトの精を絞り取ろうと激しいものに変わる。 「リト…出して…!このまま出してっ…!!」 ララが中出しを懇願し、脚をリトの腰にぎゅっと絡める。 リトはララの子宮口にペニスの先端をぐっと押し当て子宮の中に直接精液を注ぎ込む。 その間彼女は無言だったが、膣肉の締め付けが強まり、彼女が絶頂を迎えたことを彼に知らせる。 「ふう…」 リトが大きく息をつきながらララの膣からペニスを引き抜くと、白い二人の混合液がどろりと流れ落ちた。 この前私も同じようになってたんだ…。 唯の頭にこの前のリトとの初体験がよぎる。 あのときは自分の膣からあんな風に二人が愛し合った証がこぼれていたのだろう。 そう思うと今更ながら恥ずかしさがこみ上げてくる。 未だに荒く息をつくララの様子から、彼女は相当な快楽を感じていたようだ。 「なあ唯…」 リトは唯に自身のペニスを見せる。 射精した直後だからかリトのペニスは少し力を失っていた。 「どうしたの?」 「あのさ…唯の胸で大きくしてもらえないかな?」 リトは恐る恐るといった感じでそう頼んできた。 唯は一瞬ポカンとしたが、ふとリトが自分の胸の感触が大好きだと言っていたことを思い出してふっと笑った。 「まったく…。世話の焼けるおちんちんなんだから…」 唯の口から今までなら絶対に出てこなかったであろう単語にリトは驚く。 が、それも束の間、唯はリトに覆いかぶさって仰向けに寝かせ、彼が大好きだと言った乳房を彼の胸板に擦りつける。 二人の乳首がこすれ合って勃起し、唯が少し体重をかけると心地よい弾力がリトの心臓まで伝わってくる。 「私の胸、大好きって言ってたもんね…」 唯は自分の胸をくっつけたままリトのお腹へ移動させ、そして目当てのペニスがある股間まで移動させた。 その時にはもうリトのペニスはすっかり勃起していた。 「あら?もう起っちゃってるわよ?でもまあ、サービスしてあげようかしら」 唯はそのままリトのペニスを両方の乳房で挟み込む。 さっきまで自分の胸の上にあった弾力が自分の一番敏感な部分を攻め立て、リトは思わず声を上げてしまう。 「唯…。すっげー気持ちいい…」 「気持ち良くても出しちゃだめよ?」 「…ああ、そうだな…」 リトはそう言って上体を起こし、唯に自分の上に座るように促す。 どうやら座った体勢で入れるつもりらしい。 唯は促されたとおりにリトに正対するように座る。 そのときペニスが膣の中に入るように…。 「…あっ…ふあああ…」 唯の口から甘い吐息がこぼれ、二人は対面座位で奥深くまでつながる。 「結城君っ…。すごい…」 唯はリトにぎゅっとしがみつき、膣口から子宮口までを埋め尽くすリトのペニスの感触を楽しむ。 リトが少し腰を動かすと子宮内にまで入ってくるのではないかというような感触に襲われ、それが唯の欲情をさらに掻き立てる。 「唯…気持ちいいか?」 「うん…っ…。すごく…」 唯の様子にリトはついつい激しく腰を振りたくなり、唯の膣を下からぐちゅぐちゅとかき混ぜた。 「やん…っ…、結城君だめえ…」 体をビクビクと震わせ唯がこれ以上ないほどに乱れる。 リトはそのまま唯を仰向けに押し倒して正常位に持ち込む。 二人の腰のピッチはさらに速まり、何度も何度も二人の腰がぶつかって卑猥な水音が室内にこだまする。 「もう出したい…」 「いいよ…。このまま中で…」 唯がそう言うや否や彼女の膣内がぎゅっと締まり、リトのペニスから精を絞り取っていく。 「うわ…唯の中すげえ…」 「結城君だって…」 リトは唯の締め付けを、唯はリトが自分に種を付ける感触を抱き合って噛みしめ合う。 その様子を見ていたララは少し寂しさを感じていた。 リトは唯の体を大層気に入っている。 もしかしたら自分よりも唯とのセックスの方が彼にとっては楽しいのではないだろうか。 そう思うとララの中に唯に対する嫉妬心が芽生えるのだった。 三人で一階に下り、今唯はソファの上でセリーヌを膝の上に乗せ、マジカルキョーコを一緒に見ている。 きゃっきゃっとはしゃぐセリーヌを唯は優しい目で見つめていた。 その右隣にリトが座り、さらにその右隣にはララが座っている。 ララはというといつものように目を輝かせることなく、なんだか落ち込んだような顔をしていた。 唯が帰ったあと、リトはララを部屋に呼び出して尋ねた。 「なあララ。なんか元気ないけど、どうかしたのか?」 「ううん…。なんでもない。ちょっと疲れただけだよ」 「そうか…」 「…ねえリト…。唯と私、どっちとエッチする方が気持ちいい?」 いきなりの質問にリトは返答に困ってしまう。 それに気づいたララはリトの前から逃げ出してしまう。 「っ…ごめん、今の忘れてっ」 部屋を飛び出して行ったララの後ろ姿をリトはただ見つめるしかできなかった。 ララは自室のベッドに走って来た勢いそのままにダイブして布団をかぶる。 リトが皆と結婚すれば皆で楽しく暮らしていける。 そう言い出したのは自分なのに…。 「…どうしよう…私…」 自分でもはっきりとわかる嫉妬心、だが自分にはそれをぶつけられるものなど存在しない。 唯と楽しそうに裸で抱き合っているリトの姿が、リトの精を受けて甘い声を上げる唯の姿が鮮明にフラッシュバックする。 それは光しかなかったララの心に影が差す瞬間だった。
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逆符「天下転覆」 No.4907 逆符「天下転覆」 スペルカード 攻撃5 迎撃1 命中5 拡散 条件:正邪 正邪 呪力5 [戦闘フェイズ]常時 このスペルでの戦闘中、相手のリーダーを目標に相手のイベントが使用された場合、フェイズ終了時まで、相手のリーダーは「回避-3」を得る。 イラスト:Akasia 考察 考察の入力。必須ではない。
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9 : ◆L97/kAofk2 :2007/02/20(火) 22 02 10.51 ID hyy7gKII0 男「あっちぃな、ちくしょー……温暖化死ね、氏ねじゃなくて死ね」 友1「朝っぱらから呪詛吐くなよ。よけいだれる」 男「だっておかしいだろっ!6月初めでこの暑さじゃ金魚も茹だる!」 友2「なぜ金魚……」 男「じゃあマグロ!」 友1「海水魚は茹だらんだろ」 男「あー……気温考えてさっさと水泳始めてくれー……」 男三人、炎天下の中アスファルトで舗装された道を歩いている。 周りには、同じような制服を着た学生が何人か見えた。 11 : ◆L97/kAofk2 :2007/02/20(火) 22 03 12.13 ID hyy7gKII0 男「だるいぞー」 友1「俺にはむしろ元気そうに見えるけどな」 男「この溢れんばかりの怒りを乗せて、どりゃー!」 石を投げる。 友1&2「あ……」 男「どした?」 友1「自業自得だからな」 友2「ご愁傷様」 男「おーい、なぜに置いてく?」 友1「横見ろー」 遠ざかりながらの声に反応し横を見る。 ぶんぶんぶん、蜂が飛ぶ♪ 男「って蜂ー!?うおぉ、やばいやばいやばいやばっ――」 石によって巣を落とされた蜂たちは、近くにいる人間に襲い掛かった。 関係ない生徒も巻き込まれ、まさに阿鼻叫喚の図と化した朝の風景。 学校にたどり着いた男の顔はまさにボッコボコ/(^o^)\ 12 : ◆L97/kAofk2 :2007/02/20(火) 22 03 48.87 ID hyy7gKII0 男「いたたた……薄情だよなぁ。もっと身をていして俺を守ってくれるくらいの友情はないのか?」 友1「馬鹿を守る理由がない」 男「なんてひどいんだ」 今は1限が終わり休み時間。先ほどの面子が話している。 そこによってくる二人の女子。 女「すごい顔ねー。また階段から転げ落ちたの?」 男「そんな生易しい理由じゃないぞ!これは何十匹もの怪物との死闘の末できた、いわば戦いの勲――」 友2「蜂に刺されてた」 男「――章……」 女「怪物ねぇ。それは宇宙からやってきた蜂型の怪物とでも言うのかなぁ~?」 女友「アハハハ……なんか大変だったみたいだね」 男「くっ、同情のほうが骨身にしみる……」 女友「え、あ、ご、ごめん!そんなつもりじゃ!?」 男「いやいいんだ、俺みたいな小さな男は影で笑われながら生きていくのさ……」 慌てふためく女友。からかわれてます。 13 : ◆L97/kAofk2 :2007/02/20(火) 22 04 33.57 ID hyy7gKII0 女「で、そんな馬鹿話はいいから、『あれ』ちゃんと持ってきてくれた?」 男「『あれ』?『あれ』って……」 女「しっかり昨日言ったわよ。今日の調理実習で使う食材、あんたら男子に頼んでおいたわよね?」 男「(食材……調理実習……調理…………)っ!?」 男&友1「あぁっ!?」 友2「持ってきた」 男「やばい……やばいぞ……」 友1「ああ、すっかり忘れてた……どうする?」 女友「ふ、二人ともどうしたの?材料忘れちゃったなら少し分けてあげられるけど……」 男「いや、忘れたことは問題じゃない。いや、忘れてたことが問題なんだが材料は忘れてもそれだけは忘れたくなかったというか」 女友「?」 友1「つまり、物を忘れたことじゃなく調理実習だったことを忘れてたことがやばい」 女友「どういうこと?」 男「見ろ、このクラスの様子を……」 言われて辺りを見回す友2と女友。一見変わりはないようだったが…… よく見るとクラスメートの何人かが震えている。こちらに目をあわそうとしないで。 14 : ◆L97/kAofk2 :2007/02/20(火) 22 05 01.42 ID hyy7gKII0 男「我々は2年前、恐ろしい体験をした」 友1「中学の家庭科室で、調理実習のときのこと」 男「まだその脅威の実態を知らなかった俺たちは、やけにはりきる女に料理の主導権を渡してしまった」 友1「完成したのは、一見何の変哲もないスパゲティ」 男「だがその匂いたるや!その部屋はおろか同じ階全てに広がり、数十人もの人間が気絶した!」 友1「まあ近くにいた俺たちが慌てて換気扇・窓全開にしたんだけどな」 男「その上立場上仕方なく試食した先生は、その日以来緑のうねうねしたものが毎晩夢に出るといってノイローゼになり、廊下で女に会うたびに『ごめんなさい、ごめんなさい』とつぶやくようになってしまったのだった!」 大声で言い終わった男たちの背後から、女が何かを持ちながら近寄っていく。 男「つまり、調理実習なのに学校に来てしまったのが俺たちの不覚――」 女「黙って聞いてれば延々と……潰 さ れ た い か ?」 男「ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ」 それは包丁と言うにはあまりにも大きすぎた 大きく 分厚く そして 大雑把すぎた それは 正に 鉄塊だった 女「ただの調理器具よ」 そうですか 15 : ◆L97/kAofk2 :2007/02/20(火) 22 06 03.54 ID hyy7gKII0 そんなわけで、家庭科室にやって来たのだ 男「俺たちがすべきことはただひとつ!女に料理の主導権を渡さないことだ!」 女友「……えーと」 友1「もう手遅れっぽいな」 男「なにぃぃっ!!」 調理場では早くも女が、馬鹿でかい包丁で食材を切り刻んでいた。 男「わずか5行で手遅れになるとは……」 女友「うわ、すごーい」 先生「女さん上手ねー」 男「騙されるな!手際がよくても完成品は」 女「邪 魔 す る な」 男「わ、わかったから包丁みたいなの近づけんな!」 女「大体ねー、私だって2年前とは違うわよ。あの時はたまたま予想外の結果になっちゃったけど」 男「いや、予想外なのはお前だけだ……」 女「そこまで言うなら食べてみなさいよ!ほらっ!」 男「いつの間にか完成してるっ!?換気班、換気班ー!」 友1「ちょっとまて男、なにやら様子がおかしい」 男「お?お……おぉぉ、まだ気絶者がいない!どういうことだ!?」 女「あんたら人の料理を何だと……」 男「はっ!?一見無害を装って罠にはめる気だな!」 女「食えー!いいから食えー!!」 男「誰が食うかー!!」 友2「仲いいな」 女友「そ、そーかな……」 17 : ◆L97/kAofk2 :2007/02/20(火) 22 07 06.57 ID hyy7gKII0 ・ ・ 男と友1を、じろりとにらむ女。 男「(どーする!)」 友1「(どうするも何も、誰か食べないと終わらんぞ)」 男「(だからどーするって聞いてんだろ!)」 先「あらあら、じゃあ私が……」 男&友1「先生早まらないでっ!」 女「どういう意味だコラ」 友1「し、仕方ない、ここは俺が行こう」 男「何っ、死ぬ気か!?」 友1「男、俺の死体は海へ流してくれないか」 男「無茶しやがって……」 女「はいはーい、食べるんならさっさと食べてね。残さずに」 18 : ◆L97/kAofk2 :2007/02/20(火) 22 08 18.92 ID hyy7gKII0 男「うぅ、今の俺にはお前は眩しすぎて見れない」 友1「(ぱくっ)……ん?別に普通にいけるぞ?」 男「馬鹿な!?」 女「で、でしょー。私が本気を出せばこのくらい余裕なんだから」 友1「おーい、男。試してみろって」 男「むぅ、信じられないが……(パクッ)」 女「これだけのもの作れるのに失礼……って友1!あんた食べてないじゃない!」 男「ゴフッ!?」 友1「ばれたか」 男「お、お前騙したのか」 友1「いや、誰かが食べないと終わりそうになかったからな。やっぱり食べるなら幼馴染のお前が最適かと」 男「本当に友達がいがないな、友1……」 友1「で、どうなんだ?」 女「そうよ!普通においしいでしょ!?」 男「うまいというか、不思議な味あああぁぁぁぁ!!」 女「な、なによ……」 友1「のた打ち回ってるな」 女友「す、すごい顔してるよぉー……」 友2「あ……」 友1&女友「止まった……」 女「ちょ、ちょっと、人の料理で気絶ってどういうことよー!?」 先生「あらあら」 19 : ◆L97/kAofk2 :2007/02/20(火) 22 09 40.49 ID hyy7gKII0 保健室 友1「というわけでそいつよろしくお願いします」 保健の先生「あいよ」 女「ったく、いちいち大げさなのよ」 友1「いや、大げさってレベルじゃねーぞ」 保「はいはい、ちゃんと見とくからあんたたちは授業行きなー」 友1&女「うぃ」 保「しっかし料理で気絶ってねぇ。どんなの作ったやら……」 保「様子はーっと……こ、これは……!?」 22 : ◆L97/kAofk2 :2007/02/20(火) 22 12 17.74 ID hyy7gKII0 友1「うぃーす。男引取りに来ましたー」 女「何で私まで……」 友1「お前は少しも悪気ないのな。で、いい加減起きました?」 保「んー、起きてない」 友1「……一体どんな料理作ったんだお前」 女「な、私のせい!?」 友1「100%そうだと思うが」 保「ちょっと待った。まずあんたらに聞くが……連れてきたやつの性別は男だよな?」 友1「そうっすよ。何をいまさら」 保「そっか。なんて言えばいいか……とりあえず説明すると――」 女「男が女の子になったー!?」 友1「なんじゃそりゃ」