約 552,815 件
https://w.atwiki.jp/cryunidb/pages/374.html
ゆきだるまん ゆきだるまん(レベル4) ゆきだるまん(レベル5) ゆきだるまん(レベル6) ゆきだるまん(レベル7) 種族 幻獣 種族 幻獣 種族 幻獣 種族 幻獣 攻撃報酬 アイテム スピードアップ(10分間)テレポート~ランダム~木材(5,000)石材(5,000)鉱石(5,000)食料(5,000)魔石(5,000)経験値(3,000)親密度(3,000)シルバーメダル×20 攻撃報酬 アイテム スピードアップ(15分間)テレポート~ランダム~木材(10,000)石材(10,000)鉱石(10,000)食料(10,000)魔石(10,000)経験値(5,000)親密度(5,000)シルバーメダル×30 攻撃報酬 アイテム スピードアップ(30分間)テレポート~四天竜~木材(20,000)石材(20,000)鉱石(20,000)食料(20,000)魔石(20,000)経験値(10,000)親密度(10,000)シルバーメダル×40 攻撃報酬 アイテム スピードアップ(30分間)テレポート~四天竜~木材(20,000)石材(20,000)鉱石(20,000)食料(20,000)魔石(20,000)経験値(10,000)親密度(10,000)シルバーメダル×50 素材 皮革粘っこい土鋼鉄蜘蛛の網 素材 羽毛ライムストーンミスリル鉱石より糸 素材 羽毛ライムストーンミスリル鉱石より糸 素材 きれいな羽金剛石黄金高級繊維 強化石 武の紫微石兜の紅微石鎧の蒼微石靴の翠微石飾の黄微石 強化石 武の紫石兜の紅石鎧の蒼石靴の翠石飾の黄石 強化石 武の紫晶石兜の紅晶石鎧の蒼晶石靴の翠晶石飾の黄晶石 強化石 武の紫晶石兜の紅晶石鎧の蒼晶石靴の翠晶石飾の黄晶石 カード 優雅な雪見酒!カード兄さま雪だるま!カード雪合戦の結末カード大人げない大人!カード カード 優雅な雪見酒!カード兄さま雪だるま!カード雪合戦の結末カード大人げない大人!カード カード 優雅な雪見酒!カード兄さま雪だるま!カード雪合戦の結末カード大人げない大人!カード カード 優雅な雪見酒!カード兄さま雪だるま!カード雪合戦の結末カード大人げない大人!カード
https://w.atwiki.jp/homuhomu_tabetai/pages/3313.html
,........._ . ´ =‐ ヽ , リll从ノリ ; , [♯∪[゚]., _... ⊂/ (__i_l ゙,,,,,) .C{ 丗ハX_ハ, , --‐―‐ 、 || ヽ . 皿 つ l i| |ノ/ノハノ))! ___ | (| |≧≡≦| |ナデナデ r === ヽホミィ…ホミミ… | ハN、| |Д||ノ つi i !´`⌒ヾ i.|ノリハ从リ!| ノ_ノ/つ{.介} l{/ヽ((( ノノリ从从ゝリ ゙ ♯;゙ リ (状況は原作から) まどまど 右腕を千切られた上、潰され死亡、肉体は右手と一緒にコネコネの上ほむだるまの下部 ほむほむ 左足は千切られてほむだるまの左手へ、生存 仔ほむ 潰され死亡、肉体はコネコネの上ほむだるまの上部 仔まど 右足は千切られてほむだるまの右手へ、生存 仔めが 顔の皮を剥がされてほむだるまの顔、左腕は千切られてほむだるまの鼻、生存 母親ほむほむ、姉?仔めがが妹?仔まどを慰めているところ 春まで生き残れるかは ほむほむの(自然または唾液の)治癒力設定 巣に戻るだけの体力があること 巣に餌がため込んであること 運
https://w.atwiki.jp/pachi_slot_haishin/pages/25.html
舐めだるま(なめだるま) 主な配信時間 不定期(主に夕方以降) 配信ビットレート 534kbps 配信URL http //124.39.242.189 8080 webカメラ Logicool Qcam® Pro 9000 実機配信 Nights 花火百景 鉄拳R リングにかけろ1 デビルメイクライ3 ダイナイトリターンズ 飢狼伝説SP マジカルハロウィン 女ねずみ小僧只今参上 プレイボーイLimitedEdition シミュレーター キングキャメル SAMMY キングキャメル SAMMY ウルトラマン倶楽部ST SAMMY サバンナパーク SAMMY インディジョーズ RODEO ダブルチャレンジ RODEO ドンチャン2 ARUZE デカドンチャン2 ARUZE ヘラクレス ARUZE デカダン NET 十字架(初代) NET 吉宗 大都技研 押忍!番長 大都技研 新世紀エヴァンゲリオン Bisty 777タウン.net(サミタ)
https://w.atwiki.jp/aniki-oumu/pages/176.html
762 名前:名無したんはエロカワイイ :2006/12/03(日) 21 07 55 (`∀▼) 今日は阿波と同じように風が強くて寒かったぜ! 土佐はめったに雪なんて降らねぇからな・・・ 一度でいいから、「雪だるま」ってヤツを作ってみてぇもんだ! 763 名前:名無したんはエロカワイイ :2006/12/03(日) 21 17 04 ゆーきだーるまごーろごろー♪ 州*゚д゚)ノシ ≡○)д゚) .・▼ 764 名前:名無したんはエロカワイイ :2006/12/03(日) 21 23 12 (ノд▼)<オクラがいじめる・・・ 766 名前:名無したんはエロカワイイ :2006/12/03(日) 22 10 17 お返しだ!ゆーきだーるまごーろごろー♪ ・ .州`д(○≡ヽ(゚∀▼)ノ≡○)。 #039;) .・ 767 名前:名無したんはエロカワイイ :2006/12/03(日) 23 38 41 ヽ(゚∀▼)ノ (_ _) 雪だるまになったアニキが発見されたのは、その数日後のことだった。 [[@wikiへ http //kam.jp" META HTTP-EQUIV="Refresh" CONTENT="0; URL=http //esthe.pink.sh/r/]]
https://w.atwiki.jp/romasaga_rs/pages/83.html
ゆきだるま ゆきだるま 上限数値:報告のある最大の数値 スタイル:項目の上限数値がアップした時に使用したスタイル名 クエスト:アップした時のクエスト場所 上限数値 スタイル クエスト 備考 腕力 体力 器用さ 素早さ 知力 精神 精神 魅力 コメント コメント
https://w.atwiki.jp/summertime-miffy/pages/64.html
[部分編集] ギルメン紹介:ゆきだるま 名前:ゆきだるま 武器: 性別: 編成: 製造スキル: 特徴: 名前の由来: 生産スキル紹介 種別 スキル Lv 種別 スキル Lv 武器 剣 アクセサリー 指輪 槍 召喚関連 機械 斧 回復関連 薬 杖 食料 弓 道具関連 工具 銃 釣具 大砲 文具 楽器 資源関連 結晶 チェーンソー 裁縫 矢 魔法関連 呪術書 銃弾 書物 砲弾 護符 防具 兜 魔力石 鎧 その他 呪文書 手袋 建物 ズボン 動作 靴 クエスト - 盾 オーブ ここを編集
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/679.html
【TOP】【←prev】【SUPER Famicom】【next→】 だるま道場 タイトル だるま道場 機種 スーパーファミコン 型番 SHVC-P-ADRJ ジャンル パズル 発売元 DEN’S 発売日 1995-2-10 価格 8800円(税別) 駿河屋で購入 スーパーファミコン
https://w.atwiki.jp/nitendo/pages/3697.html
雪だるま とは、実在する物体の総称。 プロフィール 作品別 マリオシリーズ その他の作品 関連キャラクター コメント プロフィール 雪だるま 他言語 基本 Snowman (英語) ふりがな ゆきだるま 初登場 【スーパーマリオ ヨッシーアイランド】 雪を丸めて転がして大きくした球体を重ね、下部分を胴体、上部分を顔に例えて作られた物体。 冬の風物詩として知られており、雪が降ると道端や庭に作られる事が多い。 フィクション作品においては作った雪だるまが意思を持って動き出す事もあれば、雪だるま型のキャラクターが自然発生する事もある。 作品別 マリオシリーズ 【スーパーマリオギャラクシー】 仕掛けとして登場。ファイアボールで壊せる。 【マリオカート64】 フラッペスノーランドに登場。中盤の開けたところには大量に配置されている。当たるとクラッシュしてしまう。 【マリオカートアドバンス】 スノー ランドに登場。 【マリオカート ダブルダッシュ!!】 シャーベットランドに登場。 【マリオカートDS】 DKスノーマウンテン、64 フラッペスノーランドに登場。 【マリオカート7】 DS DKスノーマウンテン、シャーベットリンクに登場。 【マリオカート8】 GC シャーベットランドに登場。 【マリオカート8 デラックス】 DLCコースのGBA スノーランドにも登場している。 【マリオカート ツアー】 N64 フラッペスノーランド、DS DKスノーマウンテン、GBA スノーランドに登場。 今回は触れても減速するのみ。 英語名が「Snowperson」に変更されている。 【マリオストーリー】 サムイサムイ雪原に登場。雪だるまにマフラーとバケツをあげると、クリスター神殿への道を開けてくれる。 その後、サムイサムイ村のキノピオハウスに泊まると、キノコ4つとウルトラキノコを置いてくれるという、雪だるまというよりは笠地蔵のような役割をする。 【マリオパーティDS】 ふーふーブリザードで床になっている巨大なものと、プレイヤー自身が変化してしまう小さいものの2つが登場する。 その他の作品 【スーパーマリオ ヨッシーアイランド】 5-2、5-3に登場する敵キャラクター。食べられない。 敵ではあるが触れてもダメージは受けず、踏めば倒せる。 なお、『ヨッシーシリーズ』における英語名は「Dr. Freezegood」となっている。 【ヨッシーのパネポン】? SFC版のみに登場。 【ヨッシー New アイランド】 5-3に登場。今回も食べられない。体当たりで壊せるようになった。 どうぶつの森シリーズ 「ゆきだるま」表記。冬になると出現する2つの雪玉を転がし、合体させると生まれる。 上手く胴体と顔のサイズを整えて作ると、お礼としてゆきだるまシリーズの家具を貰える。 日にちが経過すると徐々に体が溶けていき、いなくなってしまう。それ以外でもしばらく押し続けていると体が揺れ、最終的に壊れてしまう。 【ふぁみこんむかし話 遊遊記】 【テン・エイティ シルバーストーム】? 隠しキャラとして登場。日本版と日本国外版でデザインが変化している。 【おすそわける メイド イン ワリオ】 プチゲームに登場。 お手本の通りに雪だるまを作るゲーム。 お手本によっては頭が下で胴体が上になる事もある。 【超おどる メイド イン ワリオ】 プチゲーム「ゆきがっせん」、「しりころがし」に登場。 「ゆきがっせん」ではこれに雪玉を当てる。レベル1と2では1頭身だが、レベル3では2頭身になっている。 「しりころがし」では尻で雪玉を押してこれを完成させる。 関連キャラクター 【スローマン】 【ユキだるマン】? 【ダルマッカ】【ヒヒダルマ】…ガラルのすがたのモチーフが雪だるま 【チリー】 コメント 名前 全てのコメントを見る?
https://w.atwiki.jp/youkaimedal-matome/pages/115.html
ノーマルメダル 説明 さらなる高みをめざした結果、ゴリラのような体と力を得ただるまっちょ。クルマをマシュマロのようにつぶしてしまう。
https://w.atwiki.jp/crumyida/pages/15.html
1.僕の墓参り:雪だるまの恩返し 一面の雪、雪だった。そこに咲いているのは向日葵の花だった。 凍えた手で触れようとしたけれど悴んだ指先は震えるばかりで、踵だけが遠ざかるように翻った。 僕の気持ちを消すように、降る雪は向日葵を覆い隠していく。 彼女は向日葵が好きだった。 まだ冬が訪れるずっと前、何年も昔の話。僕は彼女とひとつの約束をした。 幼い小指を結んで揺らしたあの日は今も静かに僕の心の中に居座っている。 暖かい日差しが四角に縁取られて彼女のいるベッドを照らしていた。 すぐ傍で床に膝をつく僕には眩しくて、彼女の布団をつまみ上げ顔を隠したものだ。 彼女の笑い声に少しだけ顔を覗かせ、視線が合うよりも早く引っ込んで。 また彼女の声に耳を澄ませては薄い布の向こうの彼女を想像した。 時計のオルゴールが別れの時間を告げる。 立ち上がろうとつま先に力を入れたとき、彼女の一声に僕は顔を上げた。 光が邪魔してよく見えない姿に彼女の小指だけがはっきりと浮かび上がっていた。 「また来てね。」 触れた小指は温かかった。その温もりを手放したくないから僕は約束をした。 そのとき彼女はまだ、向日葵を見たことがなかった。 ツン、と鼻をつく空気に冬の訪れを感じた。 上着無しじゃ外に出られなくなって、そろそろコタツも出さなきゃな、 なんて悠長な事を考えて帰り道を歩いている。 腕に引っさげた買い物袋は空っぽで、中身はついさっき置いてきた。 空の袋は寂しげで、あの場所から帰るときは時々おやつを買ってきて道連れにする。 今日の僕は財布も寂しくて、持て余した寂しさを全部集めなくては より強い寒さに飲み込まれてしまいそうだった。 今日はとても寒いから。 銭湯の煙突から湯気が出ているのが目に入った瞬間、 急に鼻がむずかゆくなって大きなくしゃみをした。 これは風邪を引く前に家に帰って、熱い風呂に浸からなきゃならないな。 ポケットの中でこぶしを握り僕はいそいそと歩を早めてまたひとつ大きなくしゃみをした。 鍵を手に取り軽く回すと静かな部屋に無機質な音が響く。家にはいつも誰もいない。 両親は仕事が忙しく、今は遠くの街で暮らしている。 まだ学生である僕は学校に通うため、ここに残り一人暮らしをしているところだ。 この広い部屋で全てを一人でこなすのは大変だったが、 もともと多忙だった両親の代わりに掃除も料理もしてきたから、要領は良いと自負している。 それに今日のように両親から仕送りが来ることも少なくないので、不自由な生活を送ることはない。 でも、もうすぐこの家での生活も終わりだ。 この年、首都にある大学に僕は無事合格し、春からはこことは違う場所で新たな生活を始めている。 そうしたらこの住処はもう売り払って、この町に戻ってくることはもうないだろう。 テレビをつけて、あらかじめ溜めてあった湯船をボタンひとつでたき上げる。いつもの僕のBGM。 ボイラーと女子アナウンサーの声が部屋の中で混じる中、 どこよりもひんやりとした押入れからコタツの布団を取り出した。 聞こえてくる番組コーナーでは元気のいい女子アナが防寒対策として 衣服の着方や流行の便利グッズの紹介をしているようだった。 もう冬が来るんだ。僕は温もりを求めてコタツを組み立てていく。 テレビから取材を受けた子供たちの喜ぶ声がする。少しだけ高い楽しげな声。 そんなことでもハッとして僕は手を止めてしまった。 気のせいだと分かっていても、あの時のように呼ばれた気がしてしまう。 今日はとても寒いから。テレビではもう、次のコーナーの料理紹介を始めていた。 おいしい鍋の作り方に惹かれてテレビの前に立つと某都市の駅前風景。 そこに葱やら大根やらが並べてあった。忙しない女子アナが手短に鍋を紹介していく。 背後の都市はイルミネーションで飾り付けられている。 天気予報では一週間後には氷点下。もうすぐ本格的に寒さが訪れるらしい。 雪を見るには、そう長い時間はいらなかった。 ちらほらと降ってきた雪はあっという間に辺りを埋め尽くし、今では止むこともなく空を支配する。 曇った窓に顔を近づけると、息は白くなった。 融けた霜の隙間から外を眺めても、離れて見た窓と何も変わらないほどの銀世界。 気がつけばサンタクロースが街中に顔を出す時期になっていた。 あやふやな毎日を当たり前のように過ごす僕だけれど、 あと何度ここから、この景色を見ることができるだろう。 それに、約束はいつまで有効なのだろう。 あの場所を目指す僕は、いつもの百貨店で初めて贔屓の花屋の声掛けを断った。 踏み鳴る歩道、牛柄になる黒い靴。コートにはいつの間に掠ったのか白い流動線が描かれていた。 相変わらず、ぶら下げた買い物袋には一輪の花だけが入っている。 五分で出てきた雑貨屋では、入り口にいた店員が興味もなさそうに花と僕を見送った。 温暖な場所から出てきて、今に至っても花は萎えることなく揺らされるまま雪と戯れる。 僕はといえば、赤くなった頬を時々擦り雪に足元を取られないようにゆっくりと歩いていくのだった。 目的の場所は目と鼻の先。少し先に見える角を曲がればすぐそこ。 何度も歩いた道に、思い返す思い出も少ないまま行き慣れたこの場所を通り過ぎていく。 昔、彼女とこの場所を見た。何軒も連なる住宅の家庭を想像したりした。 昔、彼女とこの場所を見た。今はもう無い彼女の家の二階から飽きもせず見下ろしていた。 それだけがこの場所の事実だった。 曲がり角を折れた先、空き地となったその場所に、僕は花を添えた。 眩しいほどの真っ白な空間に、花だけが浮かび上がる。 それもすぐに隠されていき、そうして雪に包まれて、花はこの冬を過ごしていくのだろう。 僕は花を見つめる。花は何も言わない。冬はやっぱり静かだ。 国道からの車の音だけを残して、僕は気が済むまでここにいる。 誰に呼び止められるわけでもないのに急にハッとして、何かに語りかけるわけでもなく帰路につく。 それが僕の墓参り。意味があるのかどうかなんて、すっかり忘れてしまった。 けれど、幼かった僕には彼女がどうしてしまったのか、誰もはっきりと伝えてくれなくて、 彼女がどこで眠っているなんて場所も名前も記憶になんて残っていない。 だからといって改めて聞く気にもなれなかった。 こんなに時間のたった今、彼女の眠る場所なんて見たところでどうしたらいいかわからない。 受け入れていたはずの現実をもう一度突きつけられて、 ひどく苦しい思いをしてしまうような気がして。 きっと強くない僕は塞ぎ込んでしまうだろう。 心のどこかで、まだ信じていたかったから。 偽物だけど、初めて添えた向日葵の花。 どんなに冷たい場所でも、向日葵は確かに咲いていた。 目が覚めたのはアラームの時間を大きく過ぎた後だった。 遅刻だ、と慌てて飛び起きたが、今日から冬休みだと気がつき安堵する。 目覚ましの音が聞こえないほどぐっすり寝てしまっていたらしい。 幸いゴミ収集車は来ておらず、前日にまとめておいたゴミは無事に収集所に置いてくることができた。 部屋着にコートを羽織っただけでは真冬の朝はしのぐこともできず、何度も体をゆする。 雪に濡れてしまった裾がますます僕の体温を奪っていく。 手を擦り合わせれば少しはマシになるだろうか。 「あのう……。」 声がかかったのは後ろからだった。 返事も曖昧なまま振り返ると、幼さを残す容姿の少年がそこにいた。 雪でもかぶったのかと思うくらい色素の薄い肌に髪に、ふわりと形作られている。 今にも冬の空に溶け込んでしまいそうだ。 「これ、あなたのですか?」 差し出して見せたのは、頼りない一本の造花だった。 小さなビニール袋に入れたなら、黄色い花びらが外まで顔を覗かせるだろう向日葵の造花。 まさしく、先日僕があの場所に置いてきた花、そのものだった。 「この間空き地で拾ったんです。 あなた、そのとき空き地にいた人に見えたから、僕、落としてしまったのかと思って。」 今日会えてよかったです。と少年は微笑んだ。 こんな冬の日に。それもあれから日が経ったというのに、わざわざ拾って返してくる人がいるとは。 向日葵には雪の一片もない。安物なのに傷も汚れも無い。よほど大切に運ばれてきたのだろう。 そして、僕を見つけるまで少年はこの造花を肌身離さず持っていたのだろうか。 尋ねると少年はにっこりと微笑んで頷いた。 「こんなにキレイなお花ですから。」 悪びれた様子もなく、少年は言う。 きっと普通の人なら見向きもしないその造花を少年は優しく抱える。 落としたとは誰も思わないだろうに、僕の所為を責めることなく純粋に笑っている。 だから僕は正した。それは僕には必要の無いものだと。 他の誰かにあげようとしたものだが、もういいのだと。 少年はきょとんとした顔をして見せた。それから意味が分かったのか、寂しそうな顔をした。 理由はどうあれ無駄足をさせてしまったのだ。落ち込む少年に一言詫びて、続きの他の言葉を探した。 だが、何も見つからず気まずい雰囲気が周囲を包んだ。 「それじゃあ……。」 ツンと胸が痛んだのは、少年の声が震えていたからだ。 次に顔を上げる時は、どれほど切ない表情をしているのか。 僕は自分の言ったことを後悔した。だのに少年は、勢いよく顔を上げて言ったのだ。 「やはり、これは僕が貰ったものなのですね。」 満足そうに向日葵の花を抱く。 「僕はあの日、空き地にいた雪だるまです。あなたに恩返しをしに来ました。」 2012/11/28→2012/12/14→2013/01/16 修正