約 21,879 件
https://w.atwiki.jp/horibe2210/pages/40.html
C-130H ハーキュリーズ ターボプロップ推進の傑作中型輸送機。特にSTOL性と不整地での運用性に優れ、『C-130に搭載できる』という言葉は『ちょっとした平地さえあればどこへでも運べる』ということと同義とみなされ、緊急展開のスタンダードな条件となっている。 航空自衛隊の装備するC-130はH型である。FMSで輸入されたためC-2等の新型輸送機の充足をもって徐々に減数していくものと思われる。 派生型 KC-130H
https://w.atwiki.jp/horibe2210/pages/64.html
列強の登場人物 日本の登場人物 政治家 泉原純前日本国首相 石原浩二現日本国首相 竹下要?現官房長官 笹原衛?防衛大臣 宮元俊哉?シア皇国日本大使 軍人 有坂雄三?戦艦やまと艦長 シロー情報部3等曹長 民間人 リョウ?
https://w.atwiki.jp/horibe2210/pages/103.html
わかたけ級汎用護衛艦 19DDとして建造された最新鋭汎用護衛艦。防空力をミサイル護衛艦に依存していた従来の汎用護衛艦とは異なり、ある程度のエリア防空能力を保持している。
https://w.atwiki.jp/horibe2210/pages/105.html
HIMARS高機動砲兵ロケットシステム MLRSの小型版。トラックにM30ロケット弾6発またはATACMを1発装填できる発射ポッド1基を搭載した兵器。 ただし、装軌式のMLRSと比べると小型軽量でC-130Hでの空輸が可能であり、戦術戦略的機動性が高い。
https://w.atwiki.jp/horibe2210/pages/108.html
この反乱は1年前から準備され慎重に進められていた。 その1年半前タイランの座はひそかに日本と接触を図っていた。日本にとってタイランの座は極めて重要な存在だった。 貿易は商品と市場があればできるというものではない。 このとき日本に不足していたのは販売ルート、つまり商人の人脈であった。こればかりはすぐに出来るものでもない。新規市場では長い時間を掛けて地道に構築していくしかなく、その時間は何よりも貴重だ。 しかし、タイランの座の力を借りれば訳は違う。経済圏間に張り巡らされた座の人脈を使って販売ルートを構築でき、時間というコストを削減できるのだ。 それはシア皇国の価値よりもはるかに大きいものだった。 それにタイランの座も日本の商品を大量に扱え、なおかつ大量に輸送する手段を得ることが出来る。それは利益の大幅な増加を意味していた。 「ソン大座長、我々は本当に大丈夫でしょうか?」 座を継いだばかりの新入りの座長が元締めであるソン大座長に不安を表明するが、ソンの自信は崩れない。 「大丈夫だ。彼らは必ず約束を守る。そして彼らに敵う海軍はこの世界のどこにもいないだろうな」 ソンは2年前の洋上会合を思い出し、自信を深めた。 1年半程前、秘密の使者が座に接触を図ったことに端を発する。 彼らはスムーズな貿易のために座の人脈を貸してほしいというものだった。 名前も教えず、さらにフード付のマントで姿を隠した彼だが座と何度も接触を重ねて信頼を築き、交渉を詰めていった。そしてほぼ合意に達したのだが、一つだけ懸念材料が残った。それがシア皇国の存在であった。 現在タイランはシア皇国の保護下にあり監視をすり抜けての大規模な貿易は難しいことをソン大座長は懸念として発言した。 『それならば独立して日本に鞍替えすればいい。必ず日本の自衛隊はタイランを守る』と使者は言い放った。 その大言に対して商人のソンは裏づけが欲しいといったため、自衛隊はデモンストレーションを行った。 「しかし」 「絶対だ」 ソンの言葉はもはや確信だった。それもそうであろう。目の前で廃船寸前とは言え200t級の中型船3隻を一瞬で消し飛ばされる光景を見ればだ。 「なんという大きさだ!」 それを見てソンはただその存在感に圧倒されるばかりだった。 タイランの座が持つ最大の船でさえ僅か2000tで速力は帆走5ノットが限界。しかし、その倍はあろうかという巨大な船が3倍以上の速度で整然と艦列を組んで航行している。 そして次に見せられたものを見て、ソンは卒倒しそうになった。 最初、ソンはそれを島だと勘違いした。そして近づいて否応無くその正体を思い知らされた。 それは想像も付かないような巨大な船だった。1隻は巨大な機械飛竜を満載し、もう1隻はどれだけ弾が飛ぶのか想像すら付かないほど巨大な大砲を積んでいた。 そしてその2隻は島のような大きさにもかかわらず、圧倒的なスピードで進んでいた。 まるで伝説に出てくる暗黒帝国の要塞艦と機械飛竜母艦のようだ・・・ ソンはそう感じたという。それはある意味で事実であった。その2隻は新世代の戦艦と空母だったのだから。 その後、機械飛竜母艦に乗って説明を受け、さらにもう1隻の射撃訓練を見学させて貰った。 その大砲は海を揺るがせる様な大音響を発し、その砲弾は従来の大砲の射程の遥か外に居た標的として持ってきたソン達の船を空高く吹き上げてバラバラにした。 もはやどんな説得も必要なかった。海の支配者が誰であるか、それをソンは悟った。 「どうやらシア皇国は制圧を決断したようですね」 そう言って秘密の座会に入ってきた日本の使者は中央のテーブルに大きな紙を広げた。 それを見て全員が息を呑んで絶句した。 それは正確な海図だった。タイランの座が用いている海図はシア皇国内でも一番正確だと自負があったが、見せられたそれはそんな次元を超えていた。海底地形すら手に取るように描かれ、各種磁気航路が正確に記されていた。 それは今後海上輸送においてタイランは日本に確実に勝てないことを如実に悟らせるには十分だった。 「あなた達は・・・これほど海を支配しながらなぜ我々に頼るのですか?」 若い座長が思わず本音の疑問を吐いた。それに対して使者は簡単に答えた。 「海で物を輸送しても陸で売る能力が無いからですよ」 話が逸れましたね、と言って彼はメモを見ながら海図の上に駒を置く。 「シア皇国軍の上陸船団が出航しました。艦隊は約200隻、揚陸予想兵力は7万と推定されます。それに対して海上自衛隊、ああ日本海軍と考えてもらって結構です、は空母、機械飛竜母艦2隻と戦艦、つまりあの要塞艦です、1隻を中心として既に阻止地点に展開しています。まあ、戦闘が開始されれば1日ほどで終わりますね」 使者の言葉に若い座長達は懐疑的な目を向けたが大座長以下の首脳部は満足そうに頷いた。 それを確認して『ああ』と何かを思い出したような声を上げる。 「ここはもうシア皇国ではないので姿を隠す必要はありませんね。ただし、私が日本の意思を背負っていることを忘れないでくださいよ」 そう言って彼はフードとマントを取って自己紹介した。 !!!! そして、それは最大級の驚きを座会のメンバーに与えることとなった。 第5話へ 第7話へ メニューへ
https://w.atwiki.jp/horibe2210/pages/71.html
泉原純 転移時の内閣総理大臣。 混乱する日本に対して強力なリーダーシップを発揮し、郵貯と簡保の凍結、シャングリラ開発計画の推進など国家権力で民間経済を統制し、強力な経済政策と列強からの干渉を防ぐ為に大規模な自衛隊拡充を推し進めた人物。そのため一時期はマスコミから現代の東条英機と批判されたりもした。 ただしその批判とは裏腹にかなりの人格者・平和主義者であり、経済が回復に転じた時点で従来の日本に戻る方針をつけて総理大臣を辞職。 以後は政界からも身を引いて、秩父の山奥でひっそりと自給自足の隠遁生活を送っている。その政治的な影響力やカリスマは絶大なものを持っており、何度か彼を担ぎ上げようとする動きもあったが、そのたびに固辞しており、あくまで助言者の立場で新しい日本の政治を見守っている。 また引退後も自らが推進したシャングリラ開発計画の犠牲者への個人補償を行い続け、自らが主催する追悼式典では毎年出席し謝罪を行っている。
https://w.atwiki.jp/horibe2210/pages/65.html
石原浩二 現日本国総理大臣。 山形県出身で石原莞爾を祖先に持つ。
https://w.atwiki.jp/horibe2210/pages/83.html
魔法機器 魔法技術を応用した機器。 魔法物質を使用し、非魔法使いでも扱うことが出来る魔法アイテム。 ただし、貴重な魔法物質を使用するため高価であるが、F世界?の技術力ではそれに見合う価値がある。 攻撃・防御・通信など応用分野は多岐にわたる。 魔法ミサイル? 魔法魚雷? 魔法障壁? 魔法通信?
https://w.atwiki.jp/horibe2210/pages/73.html
B-48B グローバルストライカー X-48Bをベースに開発された超大型爆撃機。同じ機体をベースとするC-48Bとはかなりの共通性がある。 航空自衛隊の長距離攻撃と汎地球作戦能力の切り札的存在。
https://w.atwiki.jp/horibe2210/pages/63.html
F-2 支援戦闘機 F-16をベースにした自衛隊の支援戦闘機(=戦闘攻撃機)。 計画当初は対艦ミサイル4発を積んで長い航続距離を要求されるなど対艦攻撃機としての性格が強かったが、その後の改良によって防空戦闘から対地攻撃まで幅広く柔軟な任務が行えるようになった。 また、艦載型のF-2Sはロッキードマーチン社が生産したF-16シリーズの最終生産型としても有名。