約 21,881 件
https://w.atwiki.jp/evergreenforest/pages/108.html
行衍房嶷浄の漂流 1249年(H1249a) 建長元年(1249)、渡唐の航海中の船が破船し、100人ばかりが小船に乗り換えて漂流した。行衍房嶷浄(嶷はウかんむりが正しい)が観音経を皆で読むことを薦め、読んだところ、大船に助けられた。 参考文献 荒川秀俊, 1995. 異国漂流物語. 社会思想社.
https://w.atwiki.jp/evergreenforest/pages/209.html
1728年 若潮丸、カムチャツカ半島に漂着(ゴンザ、ソウザ) 享保13年11月上旬(1728/12月上旬)、17人の日本人を乗せた御用船「若潮丸」が薩摩から大坂に向けて出帆。積荷は大坂の薩摩屋敷への御用米のほか紙・絹織物・紫檀など。 ゴンザ 若潮丸の楫取の子で、出帆時10歳(一説11歳)の少年。水主見習の炊役。 ソウザ 商人の子。父の死後跡を継ぐ。出帆時35歳(1693年生まれ)。上乗役。 ほか15名乗船 享保13年11月8日(1728/12/08)、嵐に遭遇 8日間も悪天候の中、風波にもまれる。 享保14年6月7日(1729/07/02)、6ヶ月と8日の漂流の末、カムチャツカ半島の南端ロパトカ岬付近の東海岸に漂着。一行は小船で上陸して仮小屋で過ごしたが、そのうち親船は嵐のため流出してしまう。 1729/07/05頃、コサック50人長アンドレイ・シュティンニコフの率いるカムチャダル人の一隊がやってきた。 漂流民は彼らに衣服や刀を送る。 1729/07/07頃、漂流民らは30キロ小船で移動し親船を見つけるが、シュティンニコフの一隊の襲撃を受け、ゴンザとソウザを残して殺害される。 2人はヴェルネ・カムチャツク、ニジニ・カムチャツクと連行され、シュティンニコフに酷使された。 ヤクーツクから赴任した代官ノブゴロドフはこれを知り、シュティンニコフらを処罰する(シュティンニコフは死刑に処せられたともいう)とともに、漂流民を航海士ヤコブ・ゲンスのもとで官費を持って養う。 1731年、アナドイルの長官パウルツキー少佐から、漂流民送致のロシア政府命令が届く 漂流民はヤクーツクに送られ、5週間ほど滞在した後、ヤクーツク知事アレクセイ・リヴォヴィッチ・プレシチェフの命令でさらにペテルブルグへと送られる。 漂流民らは、ペテルブルグに移動中に、トポリスクに4週間あまり滞在し、この間に、イギリス人医師アンテルモニーのジョン・ベルと出会う。ジョン・ベルは帰国後著した「ペテルブルグからアジア各地への旅」の中で若潮丸漂流民について記述している。 漂流民らは、ペテルブルグでは、侍従のアンドレイ・イヴァノヴィチ・ウシャコフ将軍邸に厄介になる。 1734年、女帝アンナはソウザとゴンザを迎賓館に招き、漂流の次第を尋ねる。 女帝の勅令で2人は陸軍幼年学校付属修道司祭のもとに預けられる 1734年10月31日、漂流民2名は洗礼を受け、ゴンザは、デミヤン・ポモルツェフと、ソウザは、クジマ・シュリツと名乗る。 1735年、ゴンザはロシア語学習のためアレクサンドローネフスキー神学校に通わされる。この年、ゴンザ、ソウザは日本語を教える命令を受ける。 1736年、ゴンザ、「露日語彙集」「日本語会話入門」を著す。 1736年7月 、科学アカデミーの中に日本語学校が開設され、ゴンザ、ソウザともに日本語教師となる。生徒はロシアの子ども2人(ピョートル・シュナヌイキン、アンドレイ・フェネフ)。アンドレイ・ボグタノフ(司書)、日本語学校の主幹と成る。 一説には、このボグダノフがデンベイ(H1695a)の息子とされるが、アンドレイ・ボグダノフ(司書)は、デンベイ漂流前の1693年生まれである。デンベイの息子は、1707年生まれのアンドレイ・ボグダノフ(画家)のほうに可能性がある。 ところでチェーホフの「サハリン島」に「苗字ではどんな奇妙な巡り会わせが、サハリンではボグダーノフというのと、ペスパーロフというのがやたらに多い」とある。 1736年9月29日、ソウザ、死亡。43歳 1736年10月10日、ゴンザ、「新スラヴ・日本語辞典」の編纂にとりかかる 1737年、アンドレイ・ボグタノフ(司書)が、「日本人たちについての簡単な報告ー彼らはいかにしてロシア帝国にたどりついたか」「サンクト・ベテルブルグにいた二人の日本国家の人についての簡単な報告ー両人はキリスト教信仰のため洗礼を受け、洗礼名を第一のものはコシマ、第二のものはダミアンという」の二つの記録を著す 1738年、ゴンザ、「簡略日本文法」を著す。 1738年11月7日、ゴンザ、「新スラヴ・日本語辞典」を完成させる。 1739年、ゴンザ、「オルビス・ピクトウス(図解感覚世界)」「友好会話手本集」を著す。 1739年7月29日、ゴンザ、100ルーブリの年棒を賜る。 1739年12月26日、ゴンザ、死亡。21歳。 参考文献 木崎良平, 1991. 漂流民とロシア. 中央公論社.
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/30312.html
ゆーらのひょうりゅうき【登録タグ TaKU.K VOCALOID ゆ 六月 初音ミク 曲 曲や 檀上大空】 作詞:TaKU.K 作曲:TaKU.K 編曲:TaKU.K 唄:初音ミク 曲紹介 「海底市街にて忘れ去られた 欠けた万年筆と色褪せた手記」 TaKU.K氏 の10作目。 今回はギターレスの曲です。(作者コメ転載) イラストを 檀上大空氏 が、動画を 六月氏 が手掛ける。 歌詞 列車は泡を吐き出しながら 海底の街を進んでいく 魚の群れが車体を揺らす 窓から見た憧れの世界 サイレンが海に響き渡れば クジラが涙を流し 水かさは増していき 空に吸い込まれてく 泡沫のストーリー 沈んだ姫君 とある過去の話さ 水底で揺蕩(たゆた)うガーベラ 柔らかな光が市街を包んだ 見慣れたこの日々を貴方に 見せたくて 唇を噛んだ 珊瑚の国に想いを馳せて 終着駅に辿り着いた 剥製の人混みを抜けて 硝子の都市を見上げた 潮騒のレクイエム 微睡む夕凪 酸素と泳ぐ少女 額縁に全てを収めよう 錆び付いた映写機 食べかけのフィルム 色褪せた記憶に焦がれて 苦しくて 嗚咽を漏らした 静寂とワルツ 踊り続けていた 覚めない夢を見ているようだ ゆらり揺れる 白昼夢の水槽 「錯覚を魅せて、カレイドスコープ」 全てを溺れさせてよ 虹色の帳(とばり)と澄み渡る景色 古ぼけた鐘の音 人魚姫達の子守唄 零れ出す涙と透き通る身体 オフェリアの海に抱かれて 目を瞑る 旅の始まり コメント よい -- 名無しさん (2014-09-13 10 12 28) pvいいね!絵もいいね!そしてそれ以上に曲いいね!!!(語彙力) -- ミタカ猫背 (2014-09-24 09 54 26) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/nanoharow/pages/429.html
王の財宝 ~祝福の風~ ◆7pf62HiyTE Chapter.04 ゼロ セカンド 一方、スバルもこの後どうするかを考えていた。 殺し合いに乗ったであろう参加者が居る病院に向かいたいという考えはあった。だが、そんな危険な場所に一般人であるこなたやレイ、そして負傷したルルーシュを連れて行くわけにはいかない。 同様にその間に他に殺し合いに乗った参加者が襲撃してくる可能性がある以上彼女達を置いて行くなど言語道断だ。 それにルルーシュが襲われたと思われる時間から既に2時間以上が経過している。病院にいた参加者も既に病院を離れている可能性はある。病院に向かったところで無駄足に終わる可能性は高い。 幸い当初病院で手に入れるつもりだった医療品はルルーシュが確保していたし、毛布やシーツはデュエルアカデミアで確保出来るからそれについての問題は無い。 ルルーシュに輸血をする為に血液パックが欲しい所だがその為に病院に向かうにはリスクが大きい。現状で向かうわけにはいかないだろう。 では、これからどうするべきか?まずはレイとルルーシュとの情報交換だろう。2人の知り合いを把握しておきたかったということもあるが気になる事が幾つかあるのだ。 スバルも気付いていたのだ、レイがデイパックを2つ持っている事実に……つまり、他の参加者からデイパックを譲り受けたか奪ったかのどちらかの可能性があったのだ。 奪ったとしたらレイは殺し合いに乗っている可能性がある、そうであるならばレイを止めなければならない。 出来れば他の参加者から譲り受けたという可能性を信じたかったが……それならば、その参加者はどうなったのかという疑問もある。どちらにしても詳しく話を聞かなければならないのは明白だ。 だが、何よりも問題なのは……レイがスバル達に対して距離を取ろうとしていたのが見てとれたのだ。勿論、殺し合いの場にいる以上ある程度の警戒を持つのは仕方がない。 しかし、レイは(並行世界とはいえ)知り合いであるはずのスバルに会っても何やら不穏な動きを見せている。ルルーシュの場合は(並行世界とはいえ)知り合いらしいスバルに出会ってあれだけ喜んでいたというのにだ、 更に、こなたは知り合いで無いと判断していたがスバルの事を信用している事に対して考えてもレイのとった反応は妙だと言えるだろう。 つまり、レイの目的はスバルのそれとは相反するものである可能性が高いという事だ。この仮説が杞憂であれば良い、だが仮説通りならばレイを止めなければならないだろう。 一方のルルーシュについては病院で襲った参加者の事を聞かなければならない以上、情報交換は必須だ。 こなたがルルーシュから話を聞いているとはいえ、こなたは一般人、本来であればスバルが詳しい話を聞かなければいけなかったはずだ。 とはいえ、やはりルルーシュから話を聞く事については少々気が引ける。 並行世界のスバルと単純な知り合いであるならば別に問題は無い、だがルルーシュの態度を見ればわかる様に明らかにスバルと親しい関係だったのは明白だ。 にもかかわらずここにいるスバルはルルーシュの事は知らない。幾らルルーシュが知っていなくても問題ではないと言ってくれたとはいえ、素直に受け入れられるわけではないのだ。 それでも、情報交換はやらなければならないとスバルは考えていた。 では、情報交換を終えた後はどうすれば良いだろうか?やはりスバル1人ではどう考えても限界が来る。 そもそもなのはやシグナム程の人物が既に殺されているという事態、彼女達よりも弱いスバル1人だけでは厳しいのは当然の話だ。 スバルもそうだがスバルもそうだが参加者は自分のデバイスを没収されている。当然なのはやシグナムも例外ではない。 幾ら彼女達が強いとはいえその状態で赤いコートの男の様な危険人物と戦えるだろうか?シグナム達の力を信用していないわけではないが厳しいのは確実だ。 彼女達でも厳しい以上、彼女達の力になる為にも六課の仲間達との合流は優先した方が良いだろう。そうすれば今後の行動に幅が出るのは明白だ。 並行世界から連れて来られている以上、彼女達が自分を知らないという可能性はある。だが、どのような彼女達であってもきっと彼女達はスバル達の力になってくれるはずだ。 (とりあえずなのはさんやフェイトさん、それにキャロやヴィータ副隊長と……ちょっと待って……確か……) スバルはご褒美の話の話を思い出し改めてその事について考えてみる。ご褒美は言うまでもなくその餌に釣られてこれまで殺し合いに乗っていなかった参加者を殺し合いに乗せる為のものである。 スバルがそれに乗る気が無いのはいうまでもない。だが、他の参加者が乗らないという保証はない。そう、スバルの仲間とも言うべき機動六課の仲間がその言葉に乗る可能性はあるのだ。 勿論、スバルだってまさかフェイトやはやてといった隊長達がその言葉に乗るとは信じたくはない。そんな事はあり得ないとすら思っている。 だが、断言出来るのかと言えば自信が無いというのが本音だ。 フェイトの視点から見てみよう。放送の時点で親友であるなのは、10年来の仲間であるシグナム、義兄であるクロノ、フェイトが保護したエリオと六課の仲間以上に親しい人物を一度に亡くしているのだ。 そのフェイトが彼女達を生き返らせる為に殺し合いに乗る可能性はあると言えるのではないだろうか?フェイトですらそうなのだ、他の仲間が乗る可能性が無いとは言えないだろう。 何よりフェイト以上に殺し合いに乗る様な人物だっている。そう、スバルと同じフォワードであるキャロだ。 幾ら機動六課の仲間だとは言えまだ10歳だ。エリオが死亡している事を知ればその悲しみに耐えられず、エリオを生き返らせる為に殺し合いに乗る可能性は十分にある。 問題なのは機動六課の仲間だけではない。ナンバーズであるチンクだってその可能性はあるだろう。 チンクはJS事件で更正する事になったナンバーズの中でも一番の姉であり、何より彼女は妹達のまとめ役だったはずだ。 だが、ディエチが死んだ事をチンクが知ったら彼女を生き返らせる為に他の参加者を殺しに回る可能性はある。 勿論、クアットロを殺せるかという疑問はあるものの可能性が無いとは言えないだろう。 名簿には知らない参加者も数多いが既に死者は13人、知り合いが死んだ人は数多くいるはずだ。彼等だって新たに殺し合いにのる可能性はある。 勿論、誰かを助ける為に誰かを犠牲に出来るのかという疑問はあるだろう。しかし、ある危険な考えに行き着いたならば容赦なく殺し合いに乗るはずだ。 この殺し合いで死んだ人を全て生き返らせるという願いだ。確かにそれが叶うならば誰1人犠牲を出す必要は無くなる。 無論、スバルはそんな都合の良すぎる話はあり得ないと思っている。大体、そんな事するならば殺し合いを行う意味がない。 しかし、その事に誰しもが気付くと言えるのだろうか?難しいだろう、誰かが死んだり人を殺したりすれば冷静な判断力は失われる。例え可能性が低くともそれにすがったっておかしくはない。 そして、今現在は殺し合いに乗っていなかったとしても、次の放送では新たな死者が呼ばれる可能性は高い。そうなった場合参加者が新たに殺し合いに乗る可能性は十分にあるだろう。 (大丈夫だよね、みんな……) これから出会うであろう仲間が殺し合いに乗っているかもしれない。スバルとしてはそれを信じたくはなかったが、一度よぎった不安を消し去る事はできなかった。 もし、これから出会う仲間が殺し合いに乗っていたとしたらスバルはどうしたらいいだろうか?止められるのだろうか、フェイトやキャロを…… 同時にこれは身近でも起こりうる話だろう。流石にかがみやつかさが死んだとしてもこなたが殺し合いに乗るとは思えないのでこなたについては心配は無いだろう。 だが、問題はレイだ。詳しい話はまだ聞いていないがレイの仲間もこの場にいる可能性が非常に高い。その内の誰かが死んだとしたらレイだって優勝を目指す可能性がある。 もしかしたら既に誰か死んでいる可能性はあるが今の所は殺し合いに乗る様子は見られない。だが、何が引き金になるかはわからない。そうなったとしたら止めなければならないのは言うまでもない。 これらの事は確かに不安要素ではあるものの、スバルの中ではそんな事はないと心の何処かでは信じている。 だが、次の事こそが今現在のスバルに置ける最大の不安要素なのだ。 (ルルーシュ……) そう、ルルーシュの事だ。 先程も述べたとおりルルーシュにとってスバルは何よりも大切な存在であり、誰よりも会いたい存在だったのだろう。 保健室で抱きしめてくれた事や売店に向かう途中自分を守り抜くと誓ってくれた事からもそれは明らかだ。 スバルにはそういう経験が全くないし、六課の仲間の中でもそういう経験をしたという話は聞かないのでどういう反応をしたらいいのかは全くわからない。 とは言え、その行為自体は嬉しいとは思っているのは確かだ。 だが、それ故に辛いのだ。そもそもここにいるスバルはルルーシュのいた世界にいたスバルとは別人だ。ルルーシュにしてみれば守りたいと願っていたスバルである事に変わりはないとしても、 スバルにしてみればルルーシュの知るスバルとは別人である。どんなにルルーシュが求めて願ったとしてもルルーシュのスバルになることなど出来はしない。 ここにいるスバルではルルーシュの支えになる事が出来ないのだ。 しかし、それでもルルーシュはここにいるスバルの為に戦うだろう。そしてルルーシュの言葉を信じるならば、恐らくルルーシュはスバルを守る為にならば殺し合いにのった参加者を殺す事も辞さないはずだ。 幾ら自分を守る為とはいえその為に人を殺してしまうのはスバルの望む事ではない。しかし、スバルだって自覚していないわけではない。 スバルとこなたが遭遇した赤いコートの男は普通の人が相手ならば確実に死ぬぐらいのつもりで戦わなければ間違いなく自分達が殺されていた。 そして既に傷は再生して他の参加者を殺しに回っている可能性は非常に高い。恐らくあの男は殺さなければ止められないだろう。 赤いコートの男だけではない。他にもルルーシュが遭遇したらしい殺戮者やその他にも殺し合いに乗っている参加者がいるのは間違いない。スバルに彼等を止められるかどうかの自信があるわけなどなかった。 勿論スバルも殺さずに止めるのを諦めるつもりはない。だが、返り討ちに遭う可能性が高い事に変わりはない。 一応、いざというときにはアサルトライフルの用意はある。しかし、質量兵器それも銃の扱いの経験なんてほとんど無く、 何より殺人を恐れるスバルが撃つには確実に数手遅れが出るはずだ。その遅れが命取りになるのは言うまでもない。 そうならない為にルルーシュはスバルを守る為に立ち塞がる敵を殺していくのだろう。スバルに出来ない事をルルーシュが行うのだ。 そして、スバルを守る為ならばルルーシュは命を捨てる……死ぬ覚悟もあるだろう。 スバルは自分を守る為といえどルルーシュに人を殺して欲しくはない。だが、それ以上にスバルは自分の為にこれ以上ルルーシュが精神的にも肉体的にも苦しみ傷つき死んでしまうのを見たくはないのだ。 しかし、スバルはルルーシュを止める事は出来ないと考えていた。 ルルーシュはここでスバルに出会う前からずっと傷つき苦しんできたのだ。右腕を失い、恐らくは仲間も失ったかもしれない。 そしてようやく会えた自分がルルーシュの知る自分と別人だと知ってショックを受けないはずはない。どんなに変わりはないと言っても、スバルはスバルだと思っても完全に割り切れる話では無い。 そこまで追いつめられたルルーシュの行動をスバルが拒絶したらどうなるか?それこそルルーシュは完全に壊れてしまうだろう。 そんなルルーシュに対しルルーシュの知るスバルがどうするのかはここにいるスバルにはわからない。だが、ここにいるスバルもルルーシュが苦しむのを望むわけがない。 だからこそ、スバルはルルーシュがこれ以上傷つかない様に戦うのだ。こればかりはなのはやフェイト、キャロ等六課の仲間や姉であるギンガを頼る訳にはいかない、スバルがやらなければならない事だ。 そう、いざとなれば自分の手で殺し合いに乗った参加者を…… 無論、ルルーシュ達を守る為にスバル自身が戦うつもりはある。だが、その為に自分が死ぬわけにはいかなくなった事も感じていた。 スバル自身自分が死ぬ前提で戦うつもりはないが、こなた達といった他の参加者を守る為ならば自分の命を捨てる可能性も考えていた。 だが、ここで自分が死ねばどうなるだろうか?それがルルーシュ達を守る為であろうがなかろうが関係は全くない。 スバルの死によりルルーシュの精神が崩壊する可能性は高いだろう。そうなれば恐らく他の参加者を平気で殺す様になってしまう。 仮に崩壊しなくても、願い事を叶えるという言葉に乗りスバルを生き返らせる為に他の参加者を殺す様になる可能性は高い。 勿論放送を聞いていないルルーシュは現時点ではその事を知らないだろう。だが、何れは知られるのはほぼ確実だ、何しろ次の放送でも同じ事を言う可能性が無いとは言えないのだから。 無論、ルルーシュが壊れ殺戮者になるのをスバルが望むはずがない。だが、スバルが死んでしまえば最早どんな言葉もルルーシュには届かないはずだ。 そうさせない為にできる事はスバル自身生き残る事しかないだろう。スバルの為にも、仲間達の為にも、何よりルルーシュの為にも。 こなた達を守り、ルルーシュも守り、何よりスバル自身も守りつつ同時に他の参加者を極力殺さない様にするという恐らくは最も過酷な戦い。不安は決して消えない。だが…… (やるしかないよね……) スバルはそう考えていた。 Chapter.05 泉こなたの憂鬱 最初に違和感を覚えたのは何時だっただろうか?こなたはその時の事を思い出していた。 そう、それはこの場に来てから最初にデイパックを確認した時の事だった。取り出したのはバスター・ブレイダーというカードゲームのカード。 こなたはゲームやアニメの事については非常に詳しく、ここ近年は多種多様のトレーディングカードが出回っている事もありそれについての知識も旺盛である。 だがしかし、こなたはそのカードゲームを知らなかった。 本当に知らなかったのだろうか?ほんの一瞬、こなたの脳裏にこのカードを使って戦う人達の姿が浮かんだのだ。 冷静に考えれば現実的にはあり得ない光景だったと思う。だが、こなたはその光景には全く違和感を覚えなかったのだ。 考えてもみればこれと似た様なカードについてかがみやつかさ、みゆきと話した事があった様な気もしたが良く思い出せない。 結局、その後はいきなり赤いコートの男に襲われたり、スバルに助けられて何とか逃げたり、病院へ移動するのに夢中でその事については深く考えたりはしなかった。 そして、病院に向かう途中で腕を怪我した少年を助け、少年を助ける為に近くの施設であるデュエルアカデミアに向かったこなた達だったがそこで再び幾つか気になった事があった。 1つはこのデュエルアカデミアがアニメやマンガに出てきそうな所だと思った事。しかし、この時のこなたはその事について深くは考えなかった。 もう1つは怪我をした少年の服装……こなたは彼を見てアニメ等で出てくるヒーロー、もしくはライバルなのかなと思ったのだ。更に言えば仮面が似合うとすら考えていたのだ。 その後は、スバルと一緒に並行世界についての話をし、参加者が異なる並行世界から連れて来られている事を知ったこなた達であった。 ちなみにこの時、こなたは自分の友人であるかがみやつかさ、そして転校してきたばかりのなのはやフェイトが自分の事を知らないかもと思い若干の不安を感じていた。 だが、今のこなたはそれについての不安は大分薄れている。そう、負傷した少年ルルーシュの姿を目の当たりにしたからだ。 こなたはルルーシュから彼自身についての詳しい話を聞いた。戦争とは無縁の平和な世界しか知らないこなたから見ればルルーシュが過ごした過酷な世界はアニメ等でしか見る事の出来ない世界であった。 それ故、こなたにはそれがどれだけ過酷かを完全に理解する事は出来ないし、戦争をしてきたルルーシュ達の気持ちをわかってあげる事など出来はしない。それでもルルーシュが沢山苦しみ傷ついて来た事は理解する事が出来た。 そんなルルーシュが会いたがっていたのがスバルではあるが、ここにいるスバルはルルーシュの世界にいたスバルとは別人、ルルーシュの事を知らないスバルなのだ。 それを知ればルルーシュが絶望する事はこなたもスバルも予想していた事だ。 しかし、ルルーシュは別の世界のスバルだと知っても、ルルーシュの事を知らないスバルだと知ったとしても、同じスバルと認めて彼女を守ると誓ったのだ。 それを見たこなたは考えていた。例え違う世界から連れて来られてこなたの事を知らないかがみやつかさ、なのはやフェイトであったとしても、 (友達だよ) 友達である事に変わりは無いと思ったのだ。仮に自分の事を知らなくても関係ない。こなたにとっては会いたい人物である事に変わりはないのだから。 だからこそ何とかしてかがみ達と再会して一緒に元の世界に帰りたいと思ったのだ。 さて、こなたにとっての問題はこの後である。この後レイとも合流し彼女の話にあったデュエルモンスターズのカードを確保する為に売店に向かった。 ここで起こった一連やりとりこそがこなたに再び違和感を覚えさせたのだ。 売店で見つけたレッド・デーモンズ・ドラゴン、デュエルモンスターズのカードではあるが、レイはそのカードを知らなかった……勿論、3人の前ではその素振りを見せない様にしていたが。 当然、スバルやルルーシュも知らないはずだし、こなただってそれを知るはずがない。 だが、こなたがレッド・デーモンズ・ドラゴンを手に取った時一瞬、バイクに乗って走りこのカードを使ってカードに描かれている龍を召喚する男性の姿が目に浮かんだのだ。 その人物がどういう人物なのかはよくわからない。だが『キング』という言葉だけは頭から離れなかった。何故かは良く思い出せないがそんな気がしたのだ。 さらに、レイの持っていた光の護封剣のカード、これについても何故か知らないが何処かで見た気がしたのだ。それこそこなたの持つバスター・ブレイダーのカード以上に頻繁に…… (もしかして……あたし、本当はデュエルモンスターズの事について詳しい?) そういう考えに至ったのだ。だが、気になった事はこれだけではない。 こなたはバスター・ブレイダーを探す際、これまではさっと確認する程度でまともに触れたことは1度も無かった最後の支給品クラブのカードを初めて取り出した。 当然、それが何なのかはこなたが知るわけがない。だが、またしてもこなたの脳裏に一瞬だけ浮かんだのだ。 蜘蛛の怪人が1人の少年と戦う姿が…… それがどういう場面かはよくわからない。ただ、何か重要な意味があった様な気がするがやはり思い出せない。 (あたし……これを見た事がある……?どこだったかな……?) 疑問の種は尽きる事がない。そして、こなたはある事が気になりルルーシュに聞いた。 「そういえばさ、ここってデュエルアカデミアっていうらしいんだけどさ、ここって最初何の学校だと思った?」 「ん?デュエルアカデミアか……名前通りなら決闘の学園という事になるが……まさかカードの使い手の養成する学校だとは思わなかったが……」 「やっぱりそう思うよね。あ、別に気にしないで良いよ、ちょっと聞いてみただけだからさ」 デュエルアカデミアがどういう学校だと思ったか?デュエルアカデミアはデュエルモンスターズのカードの使い手を養成する学校である。 だが、デュエルアカデミアという名前だけを聞いてそれがわかる人間はどれだけいるだろうか? この場にはデュエルモンスターズを知らない参加者の方が圧倒的に多いのだ。デュエルモンスターズの学校だと考える人間はまずいないだろう。 ルルーシュやスバルが感じた様に名前通り決闘の学校と考えるのが普通だろう。 しかし、こなたはそう感じなかった。レイと合流する前、こなたはスバルに対しデュエルアカデミアについてこう言ったのだ。 『なんかマンガかアニメに出てきそうな学校だよね。デュエルが全て決めるみたいな感じでさ』 その時は本当にそう思ったのだ。だが、よく考えてみるといきなりこういう考えにはまずいかないはずだ。 確かにこなたはアニメやゲームにハマリ過ぎていたからこんな言葉になったという可能性はある。 しかしそれにしたって『デュエル』という言葉を言葉通りの『決闘』という意味では考えずに口走るというのは普通は無いだろう。 それはつまり、ここでいう『デュエル』が世間一般に言う『決闘』とは若干違う意味を持っているのだと知っていたと言えるのでは無いだろうか? (もしかして……本当にそんなアニメとかマンガとかを見ていたとか?) と、こなたは自身が見てきたアニメやマンガ等にそういうのがあったかを思い出そうとする。すると、 (あれ?おかしいな、ぼんやりとしか思い出せないや) 思い出そうとしたが、大まかな事しか思い出せなかった。そして、こなたはそれが明らかに異常な事だと気が付いた。 こなたはアニメやマンガ、そしてゲームが大好きな少女だ。 ゴールデンタイムに放送されているアニメが見られなくなるという理由で部活をやらないし、深夜アニメ等の放送時間に影響がでるからスポーツ中継も嫌っている。 毎年夏や年末のコミケには必ずと言って良い程参加しているし、ポケ○ンの名前も全て言える特技も持っている。 そのこなたがアニメやマンガ、ゲームの内容を思い出せないという事があるだろうか? ごく一部のマニアぐらいしか知らないアニメを思い出せないというレベルの話ではない。 本当に有名なアニメすらハッキリと思い出せないのだ。それこそ誰でも知っている様なアニメすら……。 (あのおばさん、間違いなくあたしの記憶弄ったね) こなたは確信する、自身の持つアニメやマンガ等の知識がプレシアによって消されている事に……。 (まさか、あのキャラの気持ちを味わう事になるとはね……) こなたはあるアニメを思い出していた。 ある超常現象による事件に巻き込まれる一般人、主人公の特殊な能力でその事件は解決する。 だが、巻き込まれた一般人は超常現象の事も解決した主人公の事もそれらに関する記憶を全て消されてしまう。 そして一般人は基本的には何事も無かったかの様に普通の暮らしに戻ったが、僅かな違和感だけが残されていたというものだ。 そういうアニメの存在を知っていた為、記憶が操作されている事については言う程ショックではない。 (ということはさ、ここって色んなアニメとかマンガとかがごちゃ混ぜになった所なのかな……) そして、この空間が様々なアニメやマンガに出てくる様な世界が集まった場所だと考えたのだ。 本当であればこなたにとってその空間は夢の様な空間で喜ばしいものだっただろう。 だが、今のこなたはそれを喜ぶ事は出来やしない。 1つ目は殺し合いをさせられているという事実。既に死者や負傷者の存在を知っている以上楽しめるわけがない。 2つ目はこなたにとってはアニメの世界でもその世界の人物にとっては現実だという事実。ルルーシュの境遇がいかに辛いものだったかはこなたも知っているし、それが現実というのも認識している。それを楽しむ程こなたは悪趣味ではない。 そして3つ目は、こなた自身の中にあるそれらの記憶が操作されているという事実。プレシアに記憶を弄られていると知って良い気持ちがするわけがない。 こなたはふと名簿や地図を見る。 やはり詳しくかは思い出せない物の何処かのアニメやマンガ等で見た事がある様な名前が数多くある事に気が付く。 但し、やはり漠然としていてどれがどれかまでは全くわからないが……。 (というかさ、あのおばさん何考えているんだろうね。かがみん達にも殺し合いさせようとしたり、記憶を弄ったりしてさ……) こなたはどことなく憂鬱な気持ちになっていた。 だが、この事をスバル達に話す気にはなれなかった。あまりにも漠然としすぎていてまともに思い出せないのだ、話そうにも話し様の無い話だからだ。 そして、スバル達もこなたがこう考えていた事には気付かないだろう。スバルから見ても、ルルーシュから見ても、レイから見てもこなたは何の力もない一般人でしかないのだから……。 Chapter.06 祝福の風 時間にしてみればほんの十数分だった。4人は売店内を探しながらそれぞれ思案を巡らせていたが、それぞれがそれぞれ真意を察する事は出来ないだろう。 さて、めぼしい物の見つからない売店に何時までも居るわけにはいかない。 「とりあえず情報交換だな」 「そうだね、ルルーシュやレイからも詳しく話聞かなきゃいけないし」 「ねえレイ、パソコンのある所ってわかる?」 「え?」 こなたがレイにパソコンについて聞こうとする。 「ほら、ネットとか使って情報集められないかなって思ってさ」 「こなた……幾ら何でも……」 外部との連絡を取れるとは思えなかったのでスバルは否定的だったが、 「いや、もしかしたら何か情報が手に入るかも知れないな。そこで情報交換もすればいいだろう」 ルルーシュはそれに肯定的だった。ルルーシュも外部との連絡が取れるとは考えていないが、デュエルアカデミアのパソコンならばデュエルアカデミアに関係する情報が手に入る可能性がある為、意義があると判断したのだ。 「じゃあ、そこに行こうよ。」 「わかりました、確か……」 そして4人は売店から移動を始めようとする…… こうしてデュエルアカデミアの売店は1つの大きな役目を終えた。そう、デュエルキングジャック・アトラスのレッド・デーモンズ・ドラゴンを守るという役目を…… さて、奇しくもデュエルアカデミアの売店には王に共通する物や人物が集う、もしくは集う様になっていた。 デュエル『キング』ジャック・アトラスのエースカードレッド・デーモンズ・ドラゴン、 トランプのクラブの『K』を模したカテゴリー『キング』のラウズカード、 更にルルーシュ達は知らないがここ売店の鍵が支給されたのは聖『王』の器ヴィヴィオ、 そして売店を開けたのが『王』の力ギアスを持つ元神聖ブリタニア帝国第17『皇』子ルルーシュ、 そしてもう1つ……実は『王』に関係する物が集っていたのだ。 そう、レイの最後の支給品がそれだったのだ。勿論、今現在も彼女のデイパックに眠っている……。 レイはこの場に来てすぐ自身のデイパックの中身を確認していた。そう、自身の支給品も確認済みだったのだ。 1つが銃であるSIG P220……今はスバルによって没収されている。 もう1つがデバイスであるオーバーフラッグ……今現在はフェイトが所持している。 そして最後の1つ……レイはこれを一目見ただけで外れ支給品と判断しすぐさまデイパックにしまい以後は全く開けていない。 その支給品はバッグ……その中は小さな寝室の様になっており中には眠っている人形があった。 レイとしてはいち早く十代を守らなければならない以上銃の様な武器が必要だった、その為その人形は使えないと思っていた。 だが違うのだ。それは支給品とはいえ人形でもなければ道具ではない。そう、なのはやスバル達の仲間なのだ。 レイが知らないのも無理はない。レイのいた異世界にははやても彼女の守護騎士も来ていなかったのだから…… それは夜天の『王』八神はやてが創った人格型ユニゾンデバイス、蒼天をゆく祝福の風リインフォースⅡ…… 彼女は今も主の身を案じて眠り続けている…… 【1日目 朝】 【現在地 G-7 デュエルアカデミア(売店前)】 【泉こなた@なの☆すた】 【状態】健康、若干の憂鬱 【装備】レヴァンティン 【道具】支給品一式、投げナイフ(9/10)@リリカル・パニック、バスターブレイダー@リリカル遊戯王GX 【思考】 基本 かがみん、つかさ、フェイトに会いたい 1.パソコンで何か調べられるかな? 2.アーカード(名前は知らない)を警戒 3.かがみん達は……友達だよ 4.あのおばさん(プレシア)何考えてるんだろう…… 【備考】 ・参加者に関するこなたのオタク知識が消されています。ただし何らかのきっかけで思い出すかもしれません。 なお、オタク知識については思い出してはいないものの消されているという事実には気が付きました。しかしそれをスバル達に話すつもりはありません。 ・パラレルワールドの可能性に行き当たり、かがみ達が自分を知らない可能性に気が付きましたが、彼女達も変わらない友達だと考える事にしました。 ・参加者達が異なる時間軸から呼び出されている可能性に気付いていません。 ・ルルーシュの世界に関する情報を知りました。 ・この場所には様々なアニメやマンガ等に出てくる様な世界の人物や物が集まっていると考えています。 【ルルーシュ・ランペルージ@コードギアス 反目のスバル】 【状況】左腕に裂傷、右腕欠損、疲労(大)、強い決意 【装備】洞爺湖@なの魂、ブリタニア軍特派のインカム@コードギアス 反目のスバル、スバルのはちまき 【道具】支給品一式、小タル爆弾×2@魔法少女リリカルなのはSTS OF HUNTER、インテグラのライター@NANOSING、 救急箱、医薬品一式、メス×3、医療用鋏、ガムテープ、紐、おにぎり×3、ペットボトルの水、火炎瓶×4、ラウズカード(クラブのK)@魔法少女リリカルなのは マスカレード、 ハイパーゼクター@魔法少女リリカルなのは マスカレード 【思考】 基本:守りたい者、守るべき者を全力で守り抜く 1.パソコンのある場所に向かいスバル達と情報交換をする。 2.スバルを守るために、たとえ汚れ役を買って出てでも、スバルにとって最善と判断した行動を取る 3.ディエチやカレンの犠牲は、絶対に無駄してはならない 4.皆は反対するだろうが、もしもの時は相手を殺すことも辞さない。それだけは譲れない 5.ギアスの制限を確かめたい 6.戦力の確保及びプレシアの関係者を探す 7.何処かで首輪を手に入れておきたい。 8.シャーリー、C.C.、クアットロ、チンクと合流したい 9.ゲーム終了時にはプレシアに報復する 10.レイ、左腕が刃の男(=ナイブズ)、赤いコートの男(=アーカード)、殺し合いに乗った頭の切れる参加者を警戒 【備考】 ・ギアスに何らかの制限がかかっている可能性に気付きました。また、ギアスのオンオフは可能になっています。 ・ギアスの発動には、左目の強烈な痛みと脱力感が伴います。 ・プラント自立種にはギアスが効かないことが確認されました。 ・ギアスを使った際の疲労は命令の強さに比例すると考えています、同時にギアスが効かない参加者が他にも考えています。 ・シャーリーが父の死を聞いた直後から来ていることに気付いていません。しかし、並行世界から呼び出されている可能性があるとは考えています。 ・ブリタニア軍特派のインカムはディエチからもらった物です。 ・こなたの世界に関する情報を知りました。もっとも、この殺し合いにおいて有益と思われる情報はありません。 ・「左腕が刃の男」が、既に死亡したナイブズであることに気付いていません。 ・ここにいるスバルを、“本物のスバル・ナカジマ”であると認めました。 ・放送を聞き逃しています。死亡者はこなたから聞き把握していますが禁止エリア及びご褒美の話は聞いていません。 ・レッド・デーモンズ・ドラゴンは現状では使えない可能性が高いと考えています。 【早乙女レイ@リリカル遊戯王GX】 【状態】健康 【装備】なし 【道具】支給品一式×2、『フリーズベント』@リリカル龍騎、『光の護封剣』@リリカル遊戯王GX、『レッド・デーモンズ・ドラゴン』@遊戯王5D's ―LYRICAL KING―、リインフォースⅡ@魔法少女リリカルなのはFINAL WARS 【思考】 基本:十代を守る。 1.パソコンのある所に案内して情報交換。ルルーシュ達に自分の事情をどう話すか…… 2.各施設を回りカードとデュエルディスクを手に入れる。できればチューナーを手に入れたい。 3.ルルーシュは使えるかもしれない。今後の動向を伺う。 4.殺し合いに乗っている者を殺害する。 5.レッド・デーモンズ・ドラゴン……使えるかな? 6.スバル達と方針が合わなかった場合は離脱。ただし、逃げられるかどうか……? 7.フェイト(StS)、万丈目を強く警戒。 【備考】 ・リリカル遊戯王GX10話から参戦です。 ・フェイト(A's)が過去から来たフェイトだと思っています。 ・フェイト(StS)、万丈目がデュエルゾンビになっていると思っています。また、そのことをスバル達にはまだ話していません。 ・ここではカードはデュエルディスクなしで効果が発動すると知りました。 ・デュエルデュスクを使えばカードの効果をより引き出せると思っています。 ・カードとデュエルディスクは支給品以外にも各施設に置かれていて、それを巡って殺し合いが起こると考えています。 ・デュエルアカデミアの3分の2を調べました、どの場所を調べたかについては次の書き手さんにお任せします。 ・レッド・デーモンズ・ドラゴンが未来の世界のカードだと考えています。 ・シンクロ召喚の方法がわかっていません、チューナーとチューナー以外のモンスターが必要という事は把握済みですがレベルの事はわかっていません。 ・正しい召喚手順を踏まなければレッド・デーモンズ・ドラゴンを召喚出来ないかどうかは不明です。 ・リインフォースⅡを只の人形だと思っています。 ・リインフォースⅡの参戦時期及び制限は次の書き手にお任せします。 【スバル・ナカジマ@魔法少女リリカルなのはStrikerS】 【状態】健康、若干の不安 【装備】レギオンのアサルトライフル(100/100)@アンリミテッド・エンドライン、バリアジャケット(はちまきなし) 【道具】支給品一式、スバルの指環@コードギアス 反目のスバル、SIG P220(9/9)@リリカル・パニック 【思考】 基本 殺し合いを止める、できる限り相手を殺さない、ルルーシュを守る 1.パソコンのある所に移動しルルーシュ、レイから話を聞く。 2.ルルーシュに無茶はさせない、その為ならば…… 3.こなたを守る。こなたには絶対に戦闘をさせない 4.アーカード(名前は知らない)を警戒、レイにも注意を払う 5.六課のメンバーとの合流、かがみとつかさの保護、しかし自分やこなたの知る彼女達かどうかについては若干の疑問。 6.もしも仲間が殺し合いに乗っていたとしたら…… 【備考】 ・こなたが高校生である事を知りました。 ・質量兵器を使うことに不安を抱いています。 ・パラレルワールドの可能性に行き当たり、自分は知らない自分を知る者達がいる事に気が付き、 同時に自分が知る自分の知らない者達がいる可能性に気が付きました。 ・参加者達が異なる時間軸から呼び出されている可能性に気付いていません。 ・この場にいる2人のなのは、フェイト、はやての内片方、もしくは両方は並行世界の19歳(sts)のなのは達だと思っています。 9歳(A's)のなのは達がいる可能性には気付いていません。 ・仲間(特にキャロやフェイト)がご褒美に乗って殺し合いにのる可能性に気が付きました。 ・自分の存在が、ルルーシュを心を傷付けているのではないかと思っています。 ・ルルーシュが自分を守る為に人殺しも辞さない、及び命を捨てるつもりである事に気付いていますが、それを止める事は出来ないと考えています。 また、自分が死ねばルルーシュは殺し合いに乗ると思っています。 【チーム:黒の騎士団】 【共通思考】 基本:このゲームから脱出する。 1.ゲームから脱出するための手がかりを探す。 2.それぞれの仲間と合流する。 【備考】 ※それぞれが違う世界の出身であると気付きました。 ※デュエルモンスターズのカードが武器として扱えることに気付きました。 Back 王の財宝 ~カテゴリーK~ 時系列順で読む Next Reconquista(前編) 投下順で読む Next 夢と誇りを胸に全てを終わらせるため……! ルルーシュ・ランペルージ Next 守りたいもの スバル・ナカジマ Next 守りたいもの 泉こなた Next 守りたいもの 早乙女レイ Next 守りたいもの
https://w.atwiki.jp/lotro_jp/pages/1550.html
本当の財宝 適正レベル:45 授与NPCの名前:ラルス・シャープシャード 授与NPCの所在:グローインの野営地 前提クエスト:最後の金塊 派生クエスト:―― 授与ダイアログ 「あとはトーリンの館に行ってヘイッキ・ゴールドウォッチャーに金庫を届けるだけだ?」 「ここからは少し険しい道のりだが、ぜひともやってもらいたいのだ。わし自身が行けるといいのだが、あいにくわしは忙しすぎるんだ?」 「ヘイッキは青の山脈の中にあるトーリンの館にいる。おまえがヘイッキの機嫌を損ねなければいいのだが!」 背景 ラルス・シャープシャードの金庫を両方とも取り返した。あと残る仕事はひとつだけだ 目的 目的1 金庫をヘイッキ・ゴールドウォッチャーのところへ届ける ヘイッキ・ゴールドウォッチャーは青の山脈の中にあるトーリンの館にいる。あなたはラルス・シャープシャードに頼まれて2つの金庫をヘイッキ・ゴールドウォッチャーに届けることになった 報酬 固定報酬 金:23s10c 首飾り:ゲーレロルン 選択可能な報酬 ―― 経験点 経験点:2441XP 攻略情報 ―― コメント/ヒント等 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/keitainijiura/pages/39.html
無念 としあきNo.2915 事の始まりは3日前。 俺は目が覚めるととある海岸で寝ていた。 「あれ?どこだここ?俺の部屋は?」 何が何やら訳がわからず俺は慌てた。 辺りを見渡すと一件のピザ屋があった。店の名は『モンローピザ』。 とりあえずここは何処なのか訊いてみようと店に入る。すると 無念 としあきNo.2924 大きなちくわが転がっていた 無念 としあきNo.2944 「くそっ!おれはどうすりゃいいんだ!」 { 第1章「としあき漂流」} 無念 としあきNo.2915 事の始まりは3日前。 俺は目が覚めるととある海岸で寝ていた。 「あれ?どこだここ?俺の部屋は?」 何が何やら訳がわからず俺は慌てた。 辺りを見渡すと一件のピザ屋があった。店の名は『モンローピザ』。 とりあえずここは何処なのか訊いてみようと店に入る。すると 無念 としあきNo.2917 無念 としあきNo.2924 大きなちくわが転がっていた 無念 としあきNo.2944 「くそっ!おれはどうすりゃいいんだ!」 無念 としあきNo.2946 とりあえずちくわのにおいを嗅いでみた 無念 としあきNo.2952 「いてぇ!」 ちくりと痛みが鼻を刺す。 無念 としあきNo.2955 それはちくわではなく、ちくわぶだ! 無念 としあきNo.2957 「マジか!?」 なぞの声に振り返るとそこには… 無念 としあきNo.2961 ちんこ丸出しの父がいた 無念 としあきNo.2965 「父さん!なぜここに!」 無念 としあきNo.2966 「お前に陰毛を授けに来た」 父さんはちん毛を引き抜いた 無念 としあきNo.2967 するとちん毛はみるみるうちに鍋へと姿を変えていった 無念 としあきNo.2968 そして俺のちんこの周りに擦り付ける 「やったー!大人になったぞー!」 としあきは喜び、父と抱き合う 無念 としあきNo.2969 父は1人無人島でピザ屋を経営していた としあきの無人島生活第1章『としあき漂流』2へ
https://w.atwiki.jp/evergreenforest/pages/249.html
文化10(1813)年10月初め。重吉ら14名督乗丸に乗り込む。 重吉、督乗丸船頭。乗船時29歳。長右衛門、金兵衛とも。尾張国知多郡半田村荒古(半田市半田)出身の百姓。同国幡豆郡一色村佐久島(一色町佐久島)の善三郎次男で、半田村荒古の庄兵衛養子。15歳より船に乗り、文化10年伯父長右衛門に代わって督乗丸船頭。宗旨浄土真宗。菩提寺半田市中村の雲観寺。のち小栗姓を与えられる。叔父の長右衛門は、督乗丸の本来の船頭。この時、船頭は支障があり、重吉が仮の船頭を頼まれた。箱館での文書には長右衛門として差し出している。 音吉、水主。出帆時27歳。伊豆国加茂郡子浦中野町(静岡県賀茂郡南伊豆町)出身。甚太郎次男で伝蔵の弟。18歳頃より船乗渡世。宗旨浄土宗。 要吉、水主。尾張国名古屋矢場(名古屋市中区矢場)出身。 七兵衛、水主。七蔵とも。半田村出身。 藤助、楫取。半田村荒古出身。藤七倅。宗旨浄土真宗。菩提寺半田雲観寺。 房次郎、炊。出帆時15歳。半田村荒古出身。 庄兵衛、水主。半田村西町出身。宗旨浄土真宗。菩提寺雲観寺。 福松、水主。伊豆国加茂郡子浦出身。 孫三郎、賄。出帆時42歳くらい。半田村西町出身。宗旨浄土真宗。菩提寺雲観寺。 為吉、水主。亀吉とも。知多郡乙川村〔半田市乙川〕出身。 三之助、水主。三郎助とも。伊豆国加茂郡柿崎(静岡県下田市柿崎)出身。 重蔵、水主。亥蔵とも。伊豆国加茂郡田子浦(賀茂郡西伊豆町田子)出身。 安兵衛、水主。伊豆国加茂郡子浦出身。 半兵衛、水主。知多郡亀崎村(半田市亀崎)出身。 督乗丸、尾張国名古屋納屋町(名古屋市中村区)の小島屋庄右衛門持船。1200石積。尾張廻米その他諸商物を積みいれ、江戸に向けて同国師崎(熱田港)を文化10(1813)年10月初め出帆。知多半島の師崎(愛知県知多郡南知多町師崎)の船番所で船改めを受け一路江戸に向かう。 江戸に着くと、問屋石橋弥兵衛を通じ廻米を納め、その他の積荷も売り払って、代わりに大豆700俵、その他諸道具を積んで、文化10(1813)年10月末江戸出帆。 浦賀船番所を経て、文化10年11月3日(1813/11/25)伊豆子浦(静岡県賀茂郡南伊豆町子浦)に入る 文化10年11月4日(1813/11/26)、伊豆の子浦(ねのうら)を午前10時ごろ出帆し尾張へ帰国の途に着く。その夜御前崎沖で東北の暴風雨に見舞われ遭難。このときの雨を最後に翌年8月まで雨が降らなかった 文化10年11月4日(1813/11/26)夜、要吉、御前崎沖で水死。戒名随善信士。 文化10年11月5日(1813/11/27)午前2時ごろ、御籤で伊良湖崎という御告げがある。湊入りの火を見せてくださいと願立てする。夜明けごろ、先に人を落とした御前崎の辺りまでやってきた。伝馬船を捨てる。 子浦沖で楫を折られ、船の覆るのを防ぐため帆柱をきる。8時ごろに切り始め、午後2時ごろにやっと切り倒す。 午後8時ごろ、伊豆諸島の土島と新島の間を流される。新島の西の陰で約100尋(180m)くらいのかがす(苧(お)で綯った太い綱)3本つないで300尋(540m)くらいにして碇を下ろすが、もっとそこは広くて届かなかった。 文化10年11月6日(1813/11/28)、朝、三宅島の前を流されていったので、麾(まねき)をあげる。 文化10年11月7日(1813/11/29)、大風が続く 文化10年11月8日(1813/11/30)、最後に山影を見失う。孫三郎は剃髪し(出家し)、重吉は日記をつけ始める。 文化10年11月9日(1813/12/01)、大風が続く 文化10年11月10日(1813/12/02)、金毘羅様の御縁日の午前10時ごろ、白い鳥が2羽飛んできて午後2時ごろまで船の周りを立ち去らなかった。この間、波風も少しは静まっていた 文化10年11月11日(1813/12/03)、少し風が穏やかになる 文化10年11月12日(1813/12/04)、初めて風がすっかりおさまる 文化10年11月13日(1813/12/05)、また、西北の方から大風が吹いてきて大波が立つ 文化10年11月14日(1813/12/06)、やはり大風。1ヶ所に円くなって座り、念仏を唱えるほかなかった 文化10年11月15日(1813/12/07)、大神宮及び氏神八幡宮の御縁日。青い鳥が2羽、午前10時ごろから午後2時ごろまで船の周りを旋回する。このあと、必ず10日には白い鳥、15日には青い鳥が群れてくる。 文化10年11月16日(1813/12/08)、少しは風が穏やかになる。御籤によると八丈島から500里南。この時点で、米5斗入り6俵、水一人当たり3升5合、豆700俵。米は5升を万一の備えに貯えて置き、残りを13人に割り当てて渡す。 文化10年11月17日(1813/12/09)、水が乏しくなり、重吉がランビキをする。1日に7、8升ほどとれる。 文化10(1813)年11月下旬、暑気が厳しくなり始め、赤道直下へ流されてきたのであろうと思われた 文化10(1813)年閏11月、皆のものは浪を見ることさえうっとうしくなって、2人3人ずつ船底に入っては、ごろごろ横になる唐になった。それでも、朝な朝な水垢離を取って、信心することだけは怠らなかった。 文化10年大晦日(1814/02/19)、松飾など正月の準備をする 文化11年1月1日(1814/02/20)、正月の儀式をする ごろ、乗組員が次第に病人になる 文化11(1814)年3月半ばごろ、重吉以外のもの病に臥す。非常用の米を出せと言い出し食べさせるが10日でなくなる。 文化11年4月の末(1814/06中ごろ)、自失した病人が出てくる 文化11年5月8日(1814/06/25)、七兵衛、死亡。戒名得善信士。死体は船中に置く 文化11年5月16日(1814/07/03)、藤助、死亡。法名覚善信士 文化11年5月28日(1814/07/15)、房次郎、死亡。享年16歳。戒名説善信士か? 文化11年6月12日(1814/07/28)、庄兵衛、死亡。法名応善信士。 同日、福松、死亡。 文化11年6月13日(1814/07/29)、孫三郎、死亡。法名教善信士 文化11年6月16日(1814/08/01)、為吉、死亡。戒名法善信士か 文化11年6月18日(1814/08/03)、三之助、死亡。戒名光善信士 文化11年6月20日(1814/08/05)、重蔵、漂流中死亡。戒名誠善信士 文化11年6月28日(1814/08/13)、安兵衛、漂流中死亡。重吉、音吉、半兵衛の3人となる 文化11年8月1日~2日(1814/09/14~15)、2日間、大雨が降る。文化10年11月4日以来の雨 文化11年8月3日(1814/09/16)、重吉、鰹を7本釣る。このあとさまざまな魚が釣れる 文化11年8月20日ごろ(1814/10月初め)、魚を食べたからか、病人2人も釣りができるまでに回復する 文化11年9月末(1814/11月)、船に積んだままの死体の処分について御籤を引き、1ヶ月待って海中に捨てることにする 文化11年10月28日(1814/12/09)、夕方、10人の死体を海中に捨てる 文化11年11月5日か6日(1814/12/16か17)、鰐鮫40匹が群れてやってきて、船の虫に付いた魚を追い散らし、このあと魚が釣れなくなった 文化11年11月20日ごろ(1814年末ごろ)、またも重吉を残して2人が病人になる 文化11年大晦日(1815/02/08)、重吉、死ぬ決心をする 文化12年1月1日(1815/02/09)、重吉、御籤を引いて、生き残る決心をする 文化12年1月26日(1815/03/06)、北東の方向に山のようなものが見える 文化12年1月27日(1815/03/07)、山であることがはっきりするが、暮れ方から北風にかわり、風に道筋が悪くなる 文化12年1月28日(1815/03/08)、午前4時ごろにまた西風に変わる。夜が明けてみると、20町隔てて国が見える 文化12年2月7日(1815/03/17)、夕べから、山が見えなくなる 文化12年2月13日(1815/03/23)、午後8時ごろ、誰ともわからない2人が船に現れる夢を見る 文化12年2月14日(1815/03/24)、午前2時ごろ、また人2人が現れる夢を見る。 夜が明けてみると、西南の方角に唐船と思われる2本檣で帆数をいっぱいかけた大船が1艘、西から東の方へ走っていくのを見つけた。その距離、およそ3里ばかり。この船に見つけられる。 船は1町隔てて帆を下ろし、伝馬船を下ろして6人が乗って督乗丸にやってきた。異国人一人(道計り役人エデメツ)が梯子をあがってきた。午前9時ごろ船に乗り移る。 10時ごろ、茶に砂糖を入れて黒人が持ってくる。 正午頃、パン1切れ、牛肉一切れ、豚肉1切れと、水を1杯持ってくる。チーズは食べられなかった。 夕方になって、パン2切れ、牛肉、茶2杯が出る。牛肉はやはり食べられない。 イギリス船フォレスター号(船長ピケット)にノバ・イスパニアのサンタ・バーバラ沖で助けられる。(漂流484日間。この日は、重吉の記録による。フォレスター号のアダムズ氏の談話では、救助は1814年という) 1814/02/14、重吉、音吉、半兵衛の3名はメキシコ沖でイギリス船フォレスタ号に救助され、乗っていた督乗丸は焼き払われた。 1815文化122月H1813a督乗丸英船に助けられ、丑の方に向て馳せること4日。一大島に着す。英人皮船14艘を下し、クリル人をして漁労をなさしめ、更に丑の方に向て馳せること2日「シュハント」に着し海岸に沿って渓谷の間を行くこと1里、人家僅かに5、6戸。多く馬を産す。逗留10日又開行すること10日。外交志稿 1815/03/24文化122月14日H1813a督乗丸船長日記 1815/03/24文化122月14日H1813a督乗丸 このあと、サンタ・バーバラに上陸。記録上、初めてアメリカ本土に上陸した日本人漂流民となる。荒川秀俊 異国漂流物語 1815/03/25文化122月15日H1813a督乗丸朝食は、パン3切れと牛肉。昼食になって普通の食事となる。船長日記 1815文化123月H1813a露領「ルキン」に着す。人家20余戸、露米の船10艘あり。留まる30日。英船より監酒を露人に送り、獣皮と交易す。英船、我漂民の故を以て迂途、ナホツカに向かう。海上40日。外交志稿 1815文化126月H1813aカムチャツカの岬を望み、更に馳せてナホツカに向かう。風潮あしく便を得ず。外交志稿 1815/09/03*文化128月H1813aカムチャツカ、ヘトルハチロスク港に着し、居る月余外交志稿 1815/09/17*文化128月15日ごろ9月5日頃H1813aフォレスタ号重吉ペテロパウロフスクに入港。木崎良平 漂流民とロシア 1815/09/17*文化128月15日ごろ9月5日頃H1813aフォレスタ号音吉ペテロパウロフスクに入港木崎良平 漂流民とロシア 1815/09/17*文化128月15日ごろ9月5日頃H1813aフォレスタ号半兵衛ペテロパウロフスクに入港木崎良平 漂流民とロシア 1815/10/03*文化129月H1813a薩摩の漂民喜三左衛門ら(H1812a)ナホツカ港より来るに逢う。外交志稿 1815/10/04*文化129月2日ごろH1813a重吉ら薩摩の漂民ら(H1812a)と会う。以後、ルダカウ宅で6人で同居船長日記 1815/10/2310月中旬H1813aフォレスタ号ピケット船長、ベネツ事務長、召使の黒人3名を残し広東に向け出港していった。木崎良平 漂流民とロシア 1816文化135月H1813a露船に乗りヘトルハチロスクを発す外交志稿 1816/06/16*文化135月末H1813a帰国の準備が整う船長日記 1816/06/23*文化135月28日ごろH1813aペテロパウロフスクを出港船長日記 1816/06/25文化136月初めH1813a聖パヴェル号重吉ペテロパウロフスクを出港木崎良平 漂流民とロシア 1816/06/25文化136月初めH1813a聖パヴェル号音吉ペテロパウロフスクを出港木崎良平 漂流民とロシア 1816/06/25文化136月初めH1813a聖パヴェル号半兵衛ペテロパウロフスクを出港木崎良平 漂流民とロシア 1816/07/05文化136月11日H1813a聖パヴェル号半兵衛ペテロパウロフスクから択捉島への帰国船上で死亡。戒名歓善信士。水葬にする木崎良平 漂流民とロシア 船長日記 1816/07/22文化136月28日H1813a聖パヴェル号重吉午後2時ごろ、脚船を与えられ放環される木崎良平 漂流民とロシア 船長日記 1816/07/22文化136月28日H1813a聖パヴェル号音吉午後2時ごろ、脚船を与えられ放環される木崎良平 漂流民とロシア 船長日記 1816/07/22文化136月28日H1813a夜8時ごろ、ウルップ島の北東の砂浜に着き野宿船長日記 1816/07/24文化136月30日H1813a重吉濃霧と風の中、ウルップ島東北岸に吹き付けられ上陸。この日東浦のワニナウに移り風待ち木崎良平 漂流民とロシア 1816/07/24文化136月30日H1813a音吉濃霧と風の中、ウルップ島東北岸に吹き付けられ上陸。この日東浦のワニナウに移り風待ち木崎良平 漂流民とロシア 1816/07/24*文化136月30日ごろH1813a最初に上陸した砂浜に1日、2日留まったあと、西南の方に廻って、ワニナウで風待ちする。ここでラソワ人13人を見る船長日記 1816文化137月H1813a択捉島シベトロに着す。外交志稿 1816/07/31文化137月7日H1813a重吉択捉島北端のアトイア岬に渡る。同所で二晩野宿木崎良平 漂流民とロシア 1816/07/31文化137月7日H1813a音吉択捉島北端のアトイア岬に渡る。同所で二晩野宿木崎良平 漂流民とロシア 1816/08/02文化137月9日H1813a重吉アトイア岬を迂回して途中であったアイヌの案内で、択捉島シベトロ番所に帰着木崎良平 漂流民とロシア 1816/08/02文化137月9日H1813a音吉アトイア岬を迂回して途中であったアイヌの案内で、択捉島シベトロ番所に帰着木崎良平 漂流民とロシア 1816/08/02文化137月9日H1813a7月10日の朝にかけて、取調べ役配下の役人村上貞助、同心木村十平、北小山倉之助の取調べを受ける船長日記 1816/08/07文化137月14日H1813a高田屋嘉兵衛の弟、嘉十郎がやってきて、14日に、木村十平、嘉兵衛が付き添い、蝦夷の人が水夫でここを船出し、海岸を西の方へ回り、午後4時ごろにヲトイマハシというところの番小屋に到着した船長日記 1816/08/10文化137月17日H1813a15日、16日は雨が降り船が出ず、17日に出帆し、ベツトウブというところの番小屋で泊まる船長日記 1816/08/11文化137月18日H1813aサナというところの番小屋に泊まる船長日記 1816/08/12文化137月19日H1813a雨が降って、サナに逗留船長日記 1816/08/13文化137月20日H1813aフルヱベツ到着船長日記 1816/08/13文化137月20日H1813a重吉フレベツ会所に送られ、7月20日付けで「口書」が作成された木崎良平 漂流民とロシア 1816/08/13文化137月20日H1813a音吉フレベツ会所に送られ、7月20日付けで「口書」が作成された木崎良平 漂流民とロシア 1816/08/24文化138月2日H1813a重吉フレベツ会所発。取り調べ役配下役人塚田富次郎、同じく三橋勝次郎、同心松井卯内、高田屋の下僕助四郎が付き添う。ヲトイで泊まる木崎良平 漂流民とロシア 船長日記 1816/08/24文化138月2日H1813a音吉フレベツ会所発。取り調べ役配下役人塚田富次郎、同じく三橋勝次郎、同心松井卯内、高田屋の下僕助四郎が付き添う。ヲトイで泊まる木崎良平 漂流民とロシア 船長日記 1816/08/25文化138月3日H1813a12里ほど行って、ヲダシツという所の番小屋で泊まる船長日記 1816/08/26文化138月4日H1813a陸路2里でナイボウで泊まる。5日~7日は雨が降る船長日記 1816/08/30文化138月8日H1813a船を出し、タネモイというところに至り、番小屋に泊まる船長日記 1816/09/01文化138月10日H1813aクナシリへ渡航、7里を渡る。アトイヤで泊まる船長日記 1816/09/02文化138月11日H1813a天気は良いが、二百十日だから船を出さない船長日記 1816/09/03文化138月12日H1813aアトイヤ発船長日記 1816/09/08文化138月17日H1813aところどころの番所に泊まり、この日セセキに至る船長日記 1816/09/10文化138月19日H1813aトマリに至る。取調べを受ける。船長日記 1816/09/15文化138月24日H1813aトマリ発。付き添いは変わらず。海上5里でネモノ(根室?)に渡る。そこから砂浜2里でノツケについて泊まる船長日記 1816/09/15文化138月24日H1813a重吉国後島泊会所を経て、この日、北海道野付〔野付郡別海町野付〕に渡る木崎良平 漂流民とロシア 1816/09/15文化138月24日H1813a音吉国後島泊会所を経て、この日、北海道野付〔野付郡別海町野付〕に渡る木崎良平 漂流民とロシア 1816/09/17文化138月26日H1813aノツケ発船長日記 1816/09/22文化13閏8月1日H1813aアツケシ着船長日記 1816/10/22文化139月2日H1813a重吉午後4時ごろ松前到着。牢へ入れられる木崎良平 漂流民とロシア 船長日記 1816/10/22文化139月2日H1813a音吉午後4時ごろ松前到着。牢へ入れられる木崎良平 漂流民とロシア 船長日記 1816/10/23文化139月3日H1813a午前10時ごろに箱館の奉行所へ呼び出されて取調べを受ける。船長日記 1816/12/22文化1311月4日H1813a重吉奉行本田淡路守繁文の取調べの後、この日松前発木崎良平 漂流民とロシア 1816/12/22文化1311月4日H1813a音吉奉行本田淡路守繁文の取調べの後、この日松前発木崎良平 漂流民とロシア 1817/01/201月20日12月4日H1813a重吉江戸千住の中屋六右衛門方に着木崎良平 漂流民とロシア 1817/01/201月20日12月4日H1813a音吉江戸千住の中屋六右衛門方に着木崎良平 漂流民とロシア 1817/01/201月20日12月4日H1813a千住の宿に到着。中村六左衛門という者の家で休憩。蝦夷会所から受け取りの役人が来て、受け取って、江戸の霊岸島にある蝦夷会所の長屋に連れて行き、松前からの付き添い、松井、村井とともにこの長屋に留め置かれる。船長日記 1817/01/2112月5日H1813a重吉霊岸島の蝦夷会所の長屋に止宿木崎良平 漂流民とロシア 1817/01/2112月5日H1813a音吉霊岸島の蝦夷会所の長屋に止宿木崎良平 漂流民とロシア 1817/05/19文化144月4日H1813a重吉申し渡しを受け、市ヶ谷の尾張藩屋敷へ引き取られる木崎良平 漂流民とロシア 1817/05/19文化144月4日H1813a音吉申し渡しを受け、領主の旗本河原林三郎左衛門の屋敷に引き取られる木崎良平 漂流民とロシア 1817/06/04文化144月20日H1813a重吉藩蔵方役人付添で江戸出発木崎良平 漂流民とロシア 1817/06/04*文化144月20日ごろH1813a江戸出発。尾張藩御蔵方役人が付き添い木曽路を経由して帰藩船長日記 1817/06/16文化145月2日H1813a重吉木曽路経由でこの日名古屋着。清水御門の藩奉行所で取り調べののち、親族と対面。半田村支配の鳴海代官所を経て帰村木崎良平 漂流民とロシア 1817/06/16*文化145月2日ごろH1813a名古屋着船長日記 1817/07/14*文化146月H1813a重吉藩の水主に召抱えられる。江戸を出るとき与えられた2人扶持を合わせ7石4人扶持となり、苗字帯刀を許された。小栗姓を名乗る船長日記 1818/07/31文政16月29日H1813a重吉藩の水主を辞し半田村字西端で湯屋を開業。かたわらロシアからの持ち帰り品を諸所で展観して、死没乗組員の供養碑建立資金集めに奔走した木崎良平 漂流民とロシア 1821/03/18*文政42月15日~5月7日H1813a重吉笠寺観音でロシア持ち帰り品の展観を行い、「魯西亜衣類器物披露来由書」という刷り物を作り、これを1部12文で売って、供養碑の資金の足しにした。木崎良平 漂流民とロシア 1822/01/23*文政5H1813aこのころ供養碑が出来上がっていたと思われる木崎良平 漂流民とロシア 1822/12/13*文政511月H1813a重吉三河国新城(愛知県新城市)の菅沼家の用人池田寛親と会い、寛親はその漂流話を「船長日記」としてまとめた(11月は端書の日付)木崎良平 漂流民とロシア 船長日記 1824/01/31*文政7H1813a尾張漂流民供養碑が、尾張藩儒者秦鼎の選文を得て、愛知郡笠寺村〔名古屋市南区笠寺町)の笠覆寺、俗に言う笠寺観音に建てられたが、のち熱田白鳥町の成福寺に同寺第4代住職的山和尚の手によって移され、現在にいたる木崎良平 漂流民とロシア 1837/02/05天保8H1813a重吉湯屋を廃業。熱田伝馬町の侠客鬼半方に寄宿木崎良平 漂流民とロシア 1853/02/09嘉永61月2日H1813a督乗丸重吉尾張熱田伝馬町の女郎屋鬼半方で死亡。享年69歳。法名釈良心信士木崎良平 漂流民とロシア 網野善彦ほか(編集), 1993. 海と列島文化別冊 漂着と漂流. 小学館. 荒川秀俊, 1995. 異国漂流物語. 社会思想社. 稲田浩治, 2001. 船長日記. 文芸社 外務省記録局編, 1884. 外交志稿. 外務省. 木崎良平, 1991. 漂流民とロシア. 中央公論社.
https://w.atwiki.jp/kokodaketasekai/pages/68.html
【profile】 名前 カスミ=アマギ 職業 殺し屋 種族 人間 年齢 28 出身世界 原住民 【装備】 『影刀・新月ノ蛇』 名前とは正反対の白い輝きを持つ大太刀。自由に空間にしまうことができ、また取り出すことが出来る。彼の魔術媒体で、魔道書が埋め込まれている。媒体と魔道書が同一化しているため、魔術の発動にタイムラグが生じない。いわゆる蛇腹剣で、どこまでも伸ばす事ができる。 『暗刀・満月ノ牙』 白いナイフ。特別な魔術が施してあり、二つの特殊効果がある。真っすぐ飛び、増やせることが可能。一本でも残っていれば再び増やすことができる。 『魔刀・三日月ノ爪』 太極図の片割れのような形をした刃が長い鎖につながれている。&br()この刃は突き刺さっても決して傷つくことがない。そのかわり、相手の空間に突き刺さり、繋がれた鎖で高速で近づくことができる。また、無機物に対しては空間につなぎとめることが可能。すなわち、相手を動けなくさせることができる。この刃は本体は持ち歩いていないため、魔術によって召喚する。なお、三本持っており同時に三本まで召喚できる。 【アイテム】 『生活道具』 ある程度生活に必要なものをアジトに置いてある。自らの魔術によりいつでも呼び出せる。 【能力】 『月ノ魔術』 魔術の使用により、空間を操ることができる。と言ってもできることといえば簡易的な空間転移ぐらい。自らの所有物はいつでも呼び出せ、自分の体もある程度ならできる。 『魅了の眼』 目があった人間は、彼に敵意を抱くことができなくなり、好意しか抱けなくするという魔術。と言っても、自分自身が攻撃を仕掛けたりした場合、その魔術は簡単に解ける。 【備考】 白い帽子に白いコート、白いズボンに黒い革のベルト、黒のワイシャツに白いベストを来た容姿端麗の男。髪は燃えるような赤で、瞳は黄色。飄々としており、どこか掴めない男だが本性は残虐で非道な殺し屋。恋人を漂流者に殺されて以来、漂流者が憎くて仕方なく、漂流者を殺して回っている。自らの所有している武器に関しては扱いは超一流。それ以外の武器は普通だが、似たような形状なら扱うことが可能。魔術の才能に関してはあまりなかったらしく、空間転移と洗脳術が少し出来る程度。ただし、自らの持つ刀に魔道書を埋め込んでおり、斬撃を飛ばしたり蛇腹剣を無限に伸ばし操るなどの魔術はタイムラグなしで発動可能。
https://w.atwiki.jp/pricone/pages/616.html
《王の財宝》 シーンカード コスト5/青 ボーナスアイコン RANK+1 《使用条件》自分の「アーチャー」がフロントにいる。 [メイン/自分]《宣》自分の「アーチャー」1枚は、 ターン終了時までCP+1000を得る。 [アタック/自分]《宣》このカードを捨て札にする。 その場合、カードを2枚引く。その後、手札1枚を捨て札にする。 ほぉ、漸く決心がついたか。 Fate/Zeroで登場した青色のシーンカード。 自分メインフェイズ時、アーチャー1枚にCP+1000を与えるテキストを持つ。 また、自分アタックフェイズ時、自身を捨て札にすることで2枚ドローし、手札1枚を捨て札にするテキストを持つ。 2013年05月02日付の今日の1枚として公開された。 関連項目 アーチャー 収録 Fate/Zero 01-086 U
https://w.atwiki.jp/evergreenforest/pages/44.html
板振鎌束の漂流 763年(H0763a) 天平宝字7年10月6日(763/11/19)、板振鎌束が渤海から帰国時、海上で強風にあったので高内弓の妻らを海へ投げ入れる。十数日漂流して隠岐に漂着。 書籍 荒川秀俊, 1995. 異国漂流物語. 社会思想社. 宇治谷孟,1992. 続日本紀(中)全現代語訳. 講談社.