約 109,481 件
https://w.atwiki.jp/hyon/pages/511.html
← ↑ → 188 : 酒類販売業(アラバマ州):2007/03/15(木) 19 53 26.16 ID 4VG4Y4cc0 第4章:あの木の下で 第一話 勇人「・・・はぁ」 溜め息、溜め息。 優「溜め息つくと幸せが逃げるんだよ?」 勇人「それ前も言った。というか溜め息つくような原因をつくった奴に言われたく無い」 時は放課後。帰宅の準備中 結局、あのホームルームの時間のあと質問攻めされた。いくら2回目と言えど、免疫がつくものじゃ無いから普通に疲れる トモ「ははは。流石勇人だよな。律儀に答えるからだよ」 勇人「きちんと言っておかないと僕の体裁が奈落の底にまで墜落。挙句の果てに担任に呼ばれそうなレベルだったじゃねーか」 いくら親公認と言っても、15の高校生男女が同居なんてマズいだろう。常識的に考えて …んでその常識的に考えて、普通にマズいことを僕はやってしまってるわけなんだけど 優「僕はとても楽しかったよ。またいつかこういうレクレーションみたいなのやってみたいなぁ」 勇人「レクレーションはどうでもいいが、今日みたいな日は二度と来ないでもらいたい。切実に願うよ」 三度目はもう耐え切れずに暴走するかもしれんわ 189 : 酒類販売業(アラバマ州):2007/03/15(木) 19 54 21.84 ID 4VG4Y4cc0 トモ「でもさ、質問に答えてるときの勇人、結構楽しそうだったぜ?」 勇人「あれの何処が楽しそうに見えたのか小一時間問い詰めたい。もしくは目の異常か?」 トモ「言ってくれるねー。本当に楽しくなかったの?」 勇人「当然だ。こんなに疲れることが楽しいわけないだろう」 優「楽しかったから疲れたんじゃないのかなぁ?」 勇人「お前ら、少し自重しろ」 トモ「へいへい、サーセン。じゃあそろそろ帰りますかな」 勇人「そうだな。帰るとするか」 優「じゃーねー、トモ君」 トモ「じゃーなー、勇人、優さん。明日朝一で遊びに行くからなぁ」 …遊びに来る回数多いなぁ。明日土曜日だっけ 優「はーい、お待ちしてますよー」 勇人「あーぁ、にしても本当に疲れたわ。そんじゃあ、とりあえず僕たちも」 優「うん。そだね」 そう言って僕と優は学校を後にした 10 : パティシエ(コネチカット州) :2007/03/20(火) 19 59 37.74 ID S671gEgCO 第二話 勇人「あ゛あ゛ー、本当に疲れた」 優「そんなに疲れたの?疲れるようなこと無かったじゃん」 勇人「だから原因作った奴に言われたくないと」 最近疲れやすいなぁ。明日にでも体力補給しないとヤバそうだ 優「でもやっぱり僕は楽しかったよ。転校してきてよかったって思ってる」 勇人「そりゃーよかったじゃないか。僕に関係ないなら転校してきたって何したって構わないんだけどねぇ」 優「・・・勇人、帰ったら少し休んだほうがいいよ。そこまで疲れてるとは思ってなかった」 勇人「当然だ。本来すぐにバテるような人間じゃなかったぞ」 明らかにエネルギーの無駄遣いが多い。地球温暖化を促進させてしまってるではないか 勇人「うがぁ、もう何も話す気力すら残ってない。歩くだけで精一杯だ」 優「ふぅ、勇人もまだまだだね・・・」 ビキビキ 勇人「あのなぁ・・・」 ?「・・・・・・ゃ」 11 : 事情通(コネチカット州) :2007/03/20(火) 20 01 28.76 ID S671gEgCO ん? 優「あのなぁ・・・じゃなくてね。ってあれ?どうしたの勇人?」 勇人「いや・・・何か聞こえないか?」 優「え、どれどれ?」 僕と優、二人で耳を澄ませて辺りの音を探る ?「・・・ゃー」 優「あ、ホントだ。何か聞こえる」 勇人「しっ。黙ってて。何処から聞こえるか分からなくなる」 優に沈黙するよう促したあと、再度辺りの音を探ってみる ?「・・・にゃー」 にゃー? 優「にゃーって聞こえたけど?」 勇人「・・・うん、僕も聞こえた。もしかして」 優「・・・猫?」 にゃーって鳴く生き物が猫以外にいるとしたら初耳だ。いや、いるのかも知れないけど少なくとも僕はにゃーと鳴く動物は猫しか知らない 12 : 事情通(コネチカット州) :2007/03/20(火) 20 02 57.00 ID S671gEgCO ?「にゃー」 優「この鳴き声・・・何処から聞こえる?」 勇人「・・・あっちだ」 鳴き声の聞こえた方向に向かって歩き出した 優「あ、勇人。あの箱」 遠くにダンボール箱が置いてあるのが見える・・・もしかして 勇人「行ってみよう!」 優「うん!」 そう言って、僕と優は走り出した
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/18171.html
たそがれろけっとぶーすたー【登録タグ GUMI Toma+o た 曲】 作詞:Toma+o 作曲:Toma+o 編曲:Toma+o 唄:GUMI 曲紹介 とりあえず、やってみねーとさ。 クールなVOCAROCK。 歌詞 妄想だけ引き連れ交代制 もうシフト入れちゃって 構造改革無視してゴメン 毎回世話になっちゃってんのね (What?)日に日に課題は嵩むし それだけです用も無いわ 繰り出す感情突き刺す無常 「否」の付く導火線 崩れた 無機質のシルエット さぁほら ネジ巻いてさ カウントダウンを 未完成でも構わないよ ひび割れたガラスのハート 純情なた溜め息なんて 数えてたって意味も無いし 錆び付いた鎖のロンド 引き千切る為のBooster 補助輪付いた言動は 煩わしくてさ 色あせたキャビネットは 不器用な枯れた声で 儚く叫ぶの 今 迷走して結局相対性 格好付けてみたりして 大人になったフリしてゴメン 考え込んで酔っちゃってんのね 見上げた 理想に溺れて どうした 逃げ出すのか? 脆弱な心 曖昧なパルスの衝動 重ねたモノクロのフィクション 本能と現実を 比べてたって意味も無いし 足掻いた爪痕のノイズ 響かせる為のBooster 流線型を描いた 指が刻む音 色褪せたキャビネットは 不器用な枯れた声で 儚く叫ぶの 今 崩れた 無機質のシルエット さぁほら ネジ巻いてさ カウントダウンを 未完成でも構わないよ ひび割れたガラスのハート 純情なた溜め息なんて 数えてたって意味も無いし 錆び付いた鎖のロンド 引き千切る為のBooster 後悔なんて言葉は 煩わしくてさ 色褪せたキャビネットは 不器用な枯れた声で 火花を散らせて 儚く叫ぶの 今 (動画内歌詞より転載) コメント いいなぁ、かっこいい。 -- 名無しさん (2011-09-07 19 37 09) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/jujin/pages/432.html
ひみつかいぎ 初等部に通う子犬、大場犬太は、黒い毛並みの子猫と話していた。 黒い毛並みの子猫=佐村井玄子(さむらい くろこ)は、同じクラスの女子である。 普段の佐村井玄子は三斑恵(みむら けい)と言う三毛猫といつもつるんでいるのだが、 時折こうして大場犬太と人目を避けながら密談している。 人目を憚る理由は、異性との交流を茶化されるのが嫌だという小学生らしいピュアな理由、ではない。 切実な、しかも共通の悩みがあったのだ。 二人は今日も放課後の校舎裏で密会を催していた。 「佐村井は、ねぇちゃん説得できた?」 「全然だめニャ……大場はどうだったかニャ?」 「こっちも全然。聞く耳もたないってかんじ」 はぁ、と、二人揃って溜め息を吐く。 「やめて欲しいのになぁ」 「ほんと、困りものニャ」 「いったい何なんだろう、《甘噛み同好会》って」 「分かんないけど、大場のねぇちゃんと私のねぇちゃんが“百合カップル”だって噂がたったのは、 間違いなくその同好会のせいニャ」 はぁ、と、改めて溜め息を吐く。 大場犬太の姉・大場狗音(おおば くおん)と、佐村井玄子の姉・佐村井御琴(さむらい みこと)の仲は、 学内でもよく知られていることであったが、弟・妹の立場からすると居心地の悪いものがあり、 なんとか別れさせたいのであった。 どうやら、うまく別れさせる目処はまだまだ立ちそうにない。 了 関連:佐村井玄子(さむらい くろこ) 三斑恵(みむら けい) 大場犬太(おおば けんた) 大場狗音(おおば くおん)+佐村井御琴(さむらい みこと)
https://w.atwiki.jp/sousaku-mite/pages/1050.html
Top 三題噺 「デジカメ」、「灰皿」、「ためいき」 61 名前:デジカメ・灰皿・溜め息[sage] 投稿日:2008/09/11(木) 04 20 00 ID MOhgauKZ [2/3] デジカメのメモリに残された、家族の写真。 これは父が亡くなった日に撮られた、家族全員が写る最後の一枚だ。 私は父と過ごした、この日の記憶を覚えていない。 あの日、久しぶりに帰省した私を、父と母が嬉しそうに出迎えてくれた所までは覚えている。 しかし、その後両親と何を話して、どう過ごしたのか、私の記憶からすっかり抜け落ちている。 母は混乱する私を気づかって、気丈にも一人で、葬儀の準備から進行までの全てを請け負った。 日々は慌ただしく過ぎ行き、すべてが終わった今、母と私は父の仏壇を前に座り込んでいる。 何もする気が起きなかった。それは母も同じ気持ちなのだろう。 ふと、私は家族の思い出が収められたデジカメを手にとり、メモリを見返す。 もはや戻らない日々の記憶を思い返しながら、メモリを一つ一つ見返していく。 すぐに父の亡くなった日に撮られた、家族が共に写った最後の一枚に行き着いた。 これが最後か。目頭を拭い、デジカメを離そうとしたところで、まだ先があることに気付く。 不可解に思いながら、撮った覚えのない最後の一枚を画面に表示する。 灰皿を父に向けて振り上げる、鬼の姿があった。 いや、鬼ではない。これは、この一枚は…… ふぅ。 かたまる私の背後で、仏壇を前に座り込む母の漏らした溜め息が、嫌に大きく、私の耳に響いた。 名前 コメント ページ最上部へ
https://w.atwiki.jp/jojoxixipage/pages/118.html
実は物質同化型のスタンド。 オブジェの半径50m以内で落ち込んで溜め息をした人は無意識に「よっこいしょー吉」と横に腰掛け、人生相談を始めてしまう。
https://w.atwiki.jp/suiki/pages/92.html
ここは近所で「安い」と評判のスーパー。 まぁ、安いのには理由がある。他の所で儲かっているからだ。 そう・・スーパーとは表の顔、本当はここは── 「マスター、新型の弾丸届きましたーーっ!」 国のエージェントたちも愛来する銃器店なのだ──。 ルカと秘密の銃器店 国に正式に認められているこの店は、裏ではかなり有名な店らしい。 そんな店のマスターに、僕は2年前拾われた。 でも何ヶ月か前まで、僕はこの店の存在さえ知らなかった。マスターがまだ中学生だった僕には見せない方がいいだろうとはからい、下のスーパーにしか通してもらったことがなかったからだ。 だが、今年の2月──ついに僕も高校生となり、放課後にここでバイトをしないかと持ち掛けられた。 まぁ、育ててもらっている身、給料はもちろんないのだが──ここは今まで僕が知らなかったものがたくさんあってとても新鮮だ。 品質と品揃えが国1とも称されるほどのこの店は・・下のスーパーに負け衰えないほど広く、とても2ヶ月ほどじゃ把握なんて仕切れない。 そんな訳で今日も僕は、分厚い商品表を片手に 在庫の整理をしているのだった。 銃を使う人なんて刑事ドラマとかでしか見た事がない僕にマスターはおもしろがって 「この弾はRP157と言ってな、中に即効性の精神毒が・・」 とか 「あれはうちのお得意様、組合組織12番隊の・・まぁ、コードネームでノーバスと言う」 とか 絶対必要ないし、僕には覚える必要もない感じの事を吹き込んでいったが・・ そんなその手の知識のない僕にも、フルネームでどんな人かいえるヤツがいた。 それが・・今僕のすぐ後ろでたぶん、ロード国産・・の弾丸を見ている シセアゼオンメンバー、ルカ・バイオレスだった。 確かまだ13歳だったはずだ。うちのクラスの奴等が「かわいい」とかなんとか騒いでたような気がする。 と言うか、中学生が鼻唄歌いながら弾丸漁ってていいのか。 まぁ、職業柄仕方ないような気もするが・・・いや、やっぱダメだろ。 そんなことを考えながら仕事をしていた僕は・・後ろから近づいて来たそいつに全く気付けなかった。 そしてそいつは棚に弾薬を並べていた僕の手を取り、制止させた。 「これはSLLの351だよ~。同じハーヴィス製だからよく似てるけどこっちには毒が入ってるから間違ってもまぜちゃダメだよぉ」 にこやかにそう言うそいつ・・ルカ・バイオレスはそう言いながら僕が棚に並べていっていたSLLの3なんとかを、2段上の一見同じような弾丸の列へと移し変えた。 「って言うか、どうしたの?今日はお師匠さんの買い出しかな~?もし自分のだったら、あなたは背がちっこいからもっと反動が少ないやつにした方がいいよぉ。わかんないのはお店の人に聞こうね!あ、私でもいいけど」 にぱっ とか言う効果音が合いそうな感じに笑いながらルカ・バイオレスはそう言った・・っつーか! 「背ぇちっこいとか言うなッ!! それにお前より年上だし、バイトなんだよッ──!!」 気づいた時にはそう叫んでいた。 この前は失敗だった。 何かエルフの血が混ざってるらしくて背が年齢より小さく見えるだけで僕はあいつより3歳も年上だ。 大体なんであんなヤツに子供扱いされなきゃ・・あ゙ーーもっかい腹が立ってきた あの後のマスターの話によれば、あいつもうちのお得意さまで 2週目と4週目の日の曜日に毎回ここに来るらしい。 まあそんなこと知らないしもう会いたくもないけど。 大体昨日はあいつがいてちょっと気を取られてただけで、あいつさえいなけりゃ僕の仕事はいつも完璧なんだ。 って言うより何であいつ あんな人気なんだ。 今日学校で「昨日ルカ・バイオレスと会った」って言ってみたらいつも物好きしか寄って来ない僕の周りに、ものの見事に人垣が出来た。 それで「やっぱかわいかった?そりゃかわいかったよな~」とか「どこでだどこでだどこでだッ!!」とかものすごい質問攻めにされた。 はぁ・・・今日はいつもの27倍ぐらい喋ったような気がする。 というか昨日ちょっと会っただけなんだからマニアックな質問をしないでくれ。 声はソプラノ?もっと高かった? とか。 身長体重スリーサイズなんでもわかること教えて!! とか。 最近ウワサになってる○○とはどうだって言ってた? とか。 分かるわけねーだろ特に最後の方。 でも、まぁ・・・・それだけ人気なんだって事はわかった。 昨日会ったのが僕だからよかったけど・・2番目の質問をした、誰だっけ?確か出席13番のヤツとかに会ってたらあいつ・・運のツキだな。 そんな事をたらたら考えながら仕事をしていた僕だが・・・やっぱりあいつのいない今日の仕事は完璧だった。 あれから2週間が過ぎた。 今日も今日とていつもと変わらず僕は、放課後にマスターの店を手伝っていた。 欠伸が出るくらい平和だ。 そんなことを思いついでにじっさい欠伸をしながら、僕は店のあまり人目のないところで商品に貼る値札を切っていた。 一通り作業し終わったところで、僕はハサミを置いてう~んと大きく背伸びをした。 次の仕事は・・今切った値札シールを貼っていくのかな。 そんな事を考えていた僕の口が・・後ろからいきなり塞がれた。 それだけじゃない。その手には麻の布のような物が握られていて、その布に染み込んだ匂いを嗅いだとたん、僕の意識は段々薄れだした。 薬品か──! 何とか抗おうとしたが、身体には力が入らないし布に阻まれ声も出ない。 それからすぐ立っているのも困難になり、膝が折れてしまった事までは、思考の回らない頭でもわかったが――それまでだった。 崩れた僕の身体が机に当たった反動でハサミが カシャンッ と床に落ちたが、誰もその音に気付いて人気の無いここを覗きに来ることなんてなかった── まず最初に見えたものはコンクリートだった。 僕はそれだけで床に寝かされているのを察知し、たぶん縛られて寝転がされているんだろうなぁ・・なんて思いながらも一るの希望を託して手足を動かしてみた──つもりだったが僕の希望は見事に裏切られ、指先が少し動いただけだった。 はぁ~と一回大きく溜め息をつこうとして、口に猿轡を噛まされている事に気が付いた。どうやら犯人は用意周到らしい。まぁそれはいいが溜め息ぐらいつかせてくれたっていいだろ。 そんな事をとろとろと考えながら、僕はとりあえず辺りを見回してみた。 僕が今 たぶん監禁されているのであろうこの部屋はそこまで広いわけではなく、だが決して狭いわけではない。たぶん3人ぐらい入ってトランプ出来る感じだと思う。 っていうかそれよりも木造建築にしてくれ。床に直接寝かされてる人の事をちょっとは考えたらどうなんだ。猿轡させてるぐらい用意周到なんならそこら辺もちゃんとやっとけよ。 そうしてもう1回溜め息をつこうとして、猿轡があることを思い出した。 いつもなら溜め息をつくのは自然に・・というかもう僕のくせだからそんないちいち今溜め息ついたーとかこれで今日6回目だーとか気にかけてないが、いざ溜め息をつけないとなると僕が普段からどれだけ溜め息をついているのかよくわかる。 悪いくせかもしれない。仕方ない、今度から気をつけてみるか。 そう思いながら無意識にもう一回溜め息をつこうとして出来ないことを思い出し、なんか腹が立ってきたので無意味に一回 猿轡を思いっきり噛んでおいた。 何この強靭な布。噛んだこっちのほうが痛いじゃないか・・・ そしてちょっと後悔した。 どーーーんっ・・・ 遠くのほうでそんな音がした気がして僕は瞑っていた目を開いた。 目を瞑っていたのは別段深い理由があるわけでもなく、ただ果てしなく暇だったから日ごろの寝不足をちょっと補っておこうかなとか健康を気にかけてみただけだ。 まぁそんなわけであれからどれぐらい経ったのかはわからないが・・ついに犯人が動き出したのか。 僕はどうなるのだろう。たぶん人質か何かだから この建物に火でもつけてマスターでも脅すのだろうか。 はーめんどくさい。そうなったらどうしよう。 「僕のことはいいから!」とでも叫んでみるか?いや、やっぱちょっとべたかな。 それに僕らしくない。やっぱりここは遠い目をして無言で突き通すか。 どぉーーーんっ・・ さっきよりも大きな何かが炸裂する音がした。 外では戦闘でも繰り広がっているのだろうか。まーどっちにしろまだ遠いし僕には関係ないな。 どどーーんっ! さっきよりもまた少し大きな音がした。 あーやっぱ薄々気付いてたけどこっち向かってきてるなー。 つか生き残った暁にはまた学校で人だかりが出来るな。あーめんどくせー大体何話せって言うんだよ。猿轡噛まされて囚われてました、ちゃんちゃん。以外に話すことねーぞ。っていうかただ捕まってたヤツに素晴らしい話を期待すんなよ。 どごぉぉぉーーーーーンッ!! 今までよりも格別に大きな音が響いた。 音がしてからもしばらく耳にきーーーんって音が残る感じの大きさだ。 あーとうとうこっち来たかー 犯人どんな顔なんだろ。見たらどうしよ・・とりあえず殴っとくか。 ガチ・・ガチャガチャ すぐ近くでそんな音がした。 たぶんこの部屋の固そーなとびらを開錠してる音かな。 よし、なぐる準備だ・・・ってそういや縛られてたんだっけ。ダメじゃん。 ガチャ! そんな、鍵があいた音がした。 あーどうしよもう時間ないし。動けないとなると・・そうか、そう言えばそうだよ。犯人に1番言わなきゃいけねーことがあったじゃないか。 ギ、ギイィイィィ・・・ そんなさも重い扉を開けてる感じの音がした後、僕はその犯人に文句をつけた。 「~~が、もヵ──~~~!」 あ゙ーーーそう言えば猿轡・・・! つくづくむかつくな、これ。って言うか僕が今文句つけたのも「猿轡はやめてくれ」って言う内容だったのに全く意味ねーじゃん。 そしてもがもが文句を言われた犯人は、僕が何を言っているのか分からなかったのか、45度ぐらいの角度でかわいらしく首をかしげた。 って・・・犯人女!? 「・・・?今何て言ったのぉ?」 キョトンと不思議そうな目を向けて犯人・・・・ではなくルカ・バイオレスが疑問げにそう聞き返した。 何で犯人じゃなく・・・っていうか何でよりにもよってこいつ・・・・ 僕は溜め息──をつこうとして出来なかった事に気付いた。 「──~~?(犯人はどこだ?)」 「ふぇ~捕まってたのって君だったんだね~//」 「~~──っ!(そんなこと聞いてねぇよっ!)」 「私たまたまその時お店にいてねー、ビックリして追いかけてきたんだよー」 「~、──~!(ってか、まず外してくれ!)」 「怪我とかしてないよね??あ、犯人さんは見事捕まえたよぉっ☆」 僕はとりあえず話が通じないことを理解して諦め、冷たい目をして無言で訴えることにした。 ルカ・バイオレスはそんな僕の様子に気付いたのか、僕の方に手を伸ばして 「そう言えば床コンクリートだから冷たいよね~」 と、まぁそうだけど的外れなことを言って起き上がらせてくれた。 それからルカ・バイオレスは乱れた僕の 普通より少し長い髪を手でときながら、思い出したように服の懐を探り出した。 そしてややあって・・なぜかピンクに塗装された小さなピンを取り出して、僕の前髪を止めた。 「なんかね、男の子っぽく見えるからもうちょっと・・ほらこんな感じに!ピンとか付けた方がかわいいよぉ~」 またあのにぱっと言う笑いをしながらそう言うルカ・バイオレスに 『俺は男だぁ────ッ!!!』 と抗議しようとして、猿轡の隙間からもがもがと言う意味の伝わらない声が漏れた。 それが僕とルカ・バイオレスの出会い。 最初の印象は最悪だったけど・・・まぁ、気が落ちてる時に底なしに明るいこいつと話すと なんかバカらしくなってきて気が晴れるという利点もある事にごく最近気付いた。 あぁ、ほら また今日も来た。 「いらっしゃいませ──」 激安スーパーの裏側にある秘密の秘密の銃器店に、明るく笑うお子様が──。
https://w.atwiki.jp/orikyara3rd/pages/599.html
作者:邪魔イカ 「あ、依ちゃん?これから事務所に来てね~。今すぐで良いよ~」 有無を言わさず途切れる通話に、思わず溜め息が漏れる。依は自宅へ向かっていた足を止めて、携帯電話をコートのポケットに仕舞ってから踵を返した。 相変わらず彼の呼び出しは突然だ。そして、 (嫌だなぁ………) これから命ぜられるだろう『仕事』のことを想像し、依はまた深い溜め息を吐いた。 「おっそーい依ちゃん!時間厳守は社会人の基本だよー?」 時間の指定なんてしてなかった。 そう言えない自分の肝の小ささを呪いたい。目の前にいる彼、下野氷華――こんな名前だがれっきとした男である――は未だプンプンと怒ってみせている。 きっと彼の用事は仕事の話なのだろう。依は今まで何度言ったか分からない反論をしてみた。 「下野さん、私もう……その、こんな仕事は……」 「えー、駄目だよ依ちゃん。お仕事にケチつけちゃ。働かなきゃ食べていけないんだよ?」 予想通りの返答。下野はニコニコしながら更に続けた。 「それに、君には才能がある。惜しい人材を、見逃しておけないからね」 「……嬉しくないです」 聞こえなかったのか聞かなかったのか、下野は最後の呟きには反応せず、デスクから封筒を取り出して依に差し出した。中にはプリントアウトされた数枚の写真が入っている。屈強そうで、明らかに『カタギ』ではない外人の男だ。 「イタリアの巨大マフィアのボスが来日するらしい。そんでもって……」 ああ、その先は聞きたくない。大体、あっても嬉しくなんかないのだ。 「『仕事』だ、依。依頼はマフィアのボスの殺害だ」 殺しの才能なんて。
https://w.atwiki.jp/pantagruel/pages/190.html
幸せな夏の日々はやがて過ぎ、夏の輝きは色褪せる定め よしや溜め息の影がちらちら物語の中に仄めいたとしても ぼくらのお伽噺の楽しみに、そんなものが災いひとつもたらせやしない .
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/2641.html
何度目になるか分からない溜め息を吐いて頭を抱えた。 今夜ほど自分の性分を呪った事は無い。 憎からず思う相手が目の前に居ながら、何故男女のこと抜きで 清く過ごしてしまうのか。 橙色の葛藤を知る由もない歌姫の安らかな寝息が聞こえて来る。 さっき覆い被さる事が出来たのは一生分の幸運が一度に重なったからかもしれない。 脳裏に焼き付いた歌姫の白い足や下着がチラついた。 あの布の向う側が切実に見てみたい。 流された後に待ち受けるのは全身打撲だろうか。 思考だけが纏まり無く頭の中で堂々巡りして目が冴えて眠れない。 寝返りを打った歌姫がこちらに向いた。 普段は眉根に皺を寄せていて想像つかないが、案外あどけない寝顔をしている。 金の髪に触れてみたい。 マフラーから覗かせていた鼻先や柔らかそうな頬を突っ突いてみたい。 桜色の唇を啄んだら起きてしまうだろうか。 肚を決め、なけなしの勇気を振り絞ってベッドの傍らまで行き、 震える掌を布団に乗せた。 後はベッドの中に入ってしまえば良い。簡単な事だ。 彼女の腕っ節が強かろうがそれがどうした。 白い乳房に顔を埋めて殴られれば本望ではないか。 こんなチャンスはもう二度と巡って来ない。 落ち着け、落ち着け、落ち着け――跳ねる心臓を鎮める為に深呼吸する。 布団を掴む手に力が入った。 そのまま慎重に布団をずらす。 「ん……?」 歌姫の目が薄く開いた。 (げっ、冗談!?) 臆病風に吹かれた橙色は慌てて布団を掛け直し、元の場所に戻る。 そして再び何度目になるか分からない溜め息を吐いて頭を抱えた。 (もー何やってんだよ俺…) a due7
https://w.atwiki.jp/honobonorennai/pages/26.html
225 :VIP村人m:2006/11/21(火) 01 50 57.79 ID rryYHdgeO 女「男さん、朝ですよ-」 幼「朝だ、起きろ男」 男「ん…ふぁ…二人共おはよ」 俺は今二人と同棲している 本人達曰く勝負なんだそうだが、女同士きゃいきゃい言って楽しんでいるしか見えない で、今日の朝の勝負内容は裸Yシャツ姿で起こしてどっちが萌えるからしい ぶっちゃけ凹凸付けがたいのが困る 女・幼「どっち!?」 男「どっちも似合ってるよ」 そう返事を返すと二人共溜め息を吐きながら 部屋を出ていった 俺「溜め息吐きたいのは俺だっつーの」 俺はベットから這い出て、制服に着替えながらぼやいた 俺「そして朝食どっちが美味しいか…か」 この生活に溜め息を吐きながらニヤニヤしている俺がいた 美少女二人にあんな事や口ではいえない事をこなしながら 一分一秒でも長くこの生活を続けたいと強く心に願った 240 :VIP村人s:2006/11/21(火) 07 07 12.44 ID rryYHdgeO 女「む~」 女は俺の優柔不断な態度に怒っていた 幼「ふんっ」 幼は俺の甲斐性の無さに怒っていた 男「………はぁ」 そして俺はその件について溜め息を吐いていた 二人の態度が冷たいと自然と溜め息する回数が増えて行った それだけ今のまま、三人のままがいいのかなぁ、とまた溜め息を吐いた 男「三人一緒、ずっと一緒じゃ駄目なのかな…ZZzz……」 そして俺は夢の中に意識を落とす 少し前、ほんの少し前の三人一緒だったあの時の夢を 244 :VIP村人s:2006/11/21(火) 07 38 38.62 ID rryYHdgeO 迷わずにぃ~この愛を~信じ生きて行く♪ 女「~♪~♪」 男「なんだろう、なんでこの歌に怒りを覚えるんだろう」 女「愛を信じ生きる、なんて素敵な言葉なんでしょう」 幼「そんな愛を信じるあなたはキリスト教に入りませんか?今入会するとこの10万円もする愛の壺がついてきますよ」 女「なんか怪しい匂いがプンプンなのですが」 幼「そんな事ありませんよ、その有り余った愛を生かそうって事ですよ。」 女「男さんへの愛は有り余るなどありませんので。ねっ♪男さん♪」 男「…………むぅ」 幼「そうですか~(ちぃ、作戦失敗!)」 245 :VIP村人s:2006/11/21(火) 07 43 56.41 ID rryYHdgeO 俺の部屋を漁っていたらHな本が見つかった 女「見ても…いいよね。私、男さんの妻だもん…」 幼「私は愛人って訳?でもちょっとだけなら…」 女「ちょっとだけならいいよね」 幼「ちょっとだけなら大丈夫だよ」 女・幼「ちょっとだけ…」 数分後 女・幼「………///」 幼「全部読んじゃったね…///」 女「うん…///私…達…男さんと付き合ったらあんな事を…///」 男「お茶持ってきたぞー」 女・幼「不潔です!!」 男「!?」 246 :VIP村人t:2006/11/21(火) 08 03 22.67 ID rryYHdgeO 女「どうして私だけを愛してくれないんですか!?」 男「いや…その…」 幼「私だけを見ててよ男!」 男「あ…う…」 女・幼「男(さん)!」 男「………あ!」 女・幼「え?何?」 ピュー 女・幼「あ…逃げるな男(さん)~!」 男「今すぐには決められないよ~!」 ネタはあるが、時間が押してるので保守人後は頼んだ ノ 238 :愛のセーラー戦士:2006/11/21(火) 04 47 35.12 ID onV9Azp+O 今北産業前に。 女「男君、これお弁当。」男「お、いつも悪いな。」 女「いいよ、作るだけで楽しいから。」 男「ありがとうな。」女「うん。」 幼「男、女さんおはよー。今日も愛妻弁当か羨ましいねー?」 男「おはよ。どこの親父だよお前。」 幼「んじゃ邪魔しちゃ悪いし先行くねー。」 男「おいおい。…あ、女さん鞄持とうか?」 女「あは…いいよ大丈夫。」 男「少しは紳士ぶらせてくれよ。…お、おはよう友。」 友「お…、おはよう男、女さん。今日は早いな。」 男「いつもそんなに遅いか俺ら…。」 友「お前の寝坊癖が悪いんだろ。…先行くわ、俺日直なんだよ。」男「おぅ、学校でな。」 生徒1「おはよー。じゃあ学校でなー。」生徒2「おはよ!じゃねー。」 生徒3「おはようございます。…私寄るところがありますので…。」生徒4「お……ごめん!急いでるから!」 男「…はぁ、最近みんなよそよそしいんだよな…。」 女「私と男に気をつかってるんだよ。ちょっといちゃつきすぎかな?」 男「おいおい…別に手え繋いだりしてないだろうが…近付くなってのはナシだろ?」女「あは…私も離れたくないよ。」 生徒14「ひっ…!!」 生徒(今度はあいつか…何やらかしたんだ。) 生徒(昨日男に鉛筆借りたらしい。) 生徒(ああ…それでカラスの死骸ぐらいで済んでるのな。) 生徒(まったく…。) 生徒(*1) 生徒(無事で済んでるの女さんくらいじゃね?) 242 :VIP村人s:2006/11/21(火) 07 20 27.96 ID rryYHdgeO 迫る~女~♪ 狂気な恋心 我らに迫る黒い影 男の平和を守る為 GO・GO・レッツGO! 逃げ出す青春 男~逃げろ! チャンチャン 男~死ぬな! チャンチャン 幼~逃げろ~ 男~逃げろ~ 女が来るぞ♪ 男「…………俺何書いてんだろ…あれ…?おかしいな…目から塩水が…」 幼「私も…ちょっと…お…パンツの方が…ごにょごにょ」 男「スカート捲って調べていい?」 幼「……家に帰ってからね///」 男「ああ」 女「くしゅん!…風邪引いたかしら?」 253 :VIP村人w:2006/11/21(火) 11 39 20.48 ID rryYHdgeO 女「男さ-ん!私のプリン食べましたかー?」 幼「男-!私のケーキ食べたー?」 妹「お兄ちゃーん!もしかして私のお煎餅食べた?」 男「………いや?」 三人「怪しい…非常に怪しい…」 妹「しょーじきに話してくれたら私がお兄ちゃんにベットで口では言えない事してあげるよ」 女「男さん!正直に話してくれたらお風呂に入る時スク水でご奉仕します!」 幼「男!正直に話してくれたら一日メイドとしてご奉仕してあげる!」 三人「さぁ!正直に話して!」 男「あ…あの…買い直しってのは…駄目?」 三人「だーめ!」 男「う…あぅ…」 オチ無しスマソ 254 :VIP村人w:2006/11/21(火) 11 56 14.24 ID rryYHdgeO 女「…………お…おトイレ…」 幼「ちょっと…飲み過ぎた…かな?」 女・幼「あっ…?」 二人の女に一つのトイレ 256 :VIP村人x:2006/11/21(火) 12 04 57.99 ID rryYHdgeO 女「…………お…おトイレ…」 幼「ちょっと…飲み過ぎた…かな?」 女・幼「あっ…?」 二人の女に一つのトイレ 女「すぐに済ませますからお先に…」 幼「待った、私が優先よ」 女「…私です」 幼「私、だ」 バチバチバチバチ 男「どうした?二人共もぞもぞして」 女「男さん…!あの…おトイレ…///」 男「あーあー、大体状況わかった。どっちかトイレ入って、どっちかが俺の口に」 女「えっ…!?あ…あの…///」 幼「こっ、この変態!!」 男「早くしないと漏れちゃうけど?」 女・幼「うぅ~///」 結局二人共男の口で済ませましたとさ なんか微妙ダナOTZ