約 42,570 件
https://w.atwiki.jp/999mk7/pages/101.html
準決勝、決勝 ※各ブロックの橙字の方が進行役 【準決勝A】 集計表 ( x ) 4613-6722-0271 Brent 1118-0515-8197 しかのこ 2895-7812-0800 ケル 3007-8919-0104 ・ω・ 3179-6623-2816 mbg.エマール 0516-7796-8510 ね 0602-6547-4530 ひだまり 1375-7539-8627 【準決勝B】 集計表 E¢★とれいん 0662-3200-5925 りょう 4081-6429-5064 *Icicle* 2680-8855-8011 mbg∵へいほー 4725-8093-7058 kis 2492-4592-2741 ゆっこ 3609-1177-0327 しゅないだー 2191-8072-9917 *Chιnø 0903-2686-8909 【決 勝】 集計表 E¢★とれいん 0662-3200-5925 mbg∵へいほー 4725-8093-7058 しゅないだー 2191-8072-9917 ゆっこ 3609-1177-0327 Brent 1118-0515-8197 ひだまり 1375-7539-8627 ・ω・ 3179-6623-2816 しかのこ 2895-7812-0800
https://w.atwiki.jp/dangerousss3/pages/234.html
裏準決勝戦:試合場【特急列車】結果 このページではダンゲロスSS3裏トーナメント準決勝戦、特急列車の試合結果を公開します。 投票結果 試合SS キャラクター名 得票数 裏準決勝戦【特急列車】SSその1 聖槍院 九鈴 13票 裏準決勝戦【特急列車】SSその2 エルフの元女騎士ゾルテリア 2票 裏準決勝戦【特急列車】SSその3 内亜柄影法 3票 コメント 聖槍院 九鈴 キャンペーン通して全体的に能力値がインフレしてく傾向にありますね。その1は特に序盤の内亜柄さんの能力の連続技がうまいと思いました。振り回されるゾルさんもシュールで良い。 流石にスカトロ敗北はかわいそうだと思ったw コメントの上下ワッフルしかないと予想。ワッフルワッフル 内亜柄の能力に絡めた各種の言葉遊びや、三者三様の能力による意外な戦術、文章力など、どれを取っても高レベル。その2は大会通して一番と言っていいくらい笑わせてもらったんですが、あまりに……その、ひどすぎる……! 内亜柄さんの能力応用あたりが本人と見紛うほどに華麗だった印象があワッフルワッフル 絶対に釣りSSなんかに負けたりしなワッフルワッフル!ワッフルワッフル! ワッフルワッフル! 魅力的なキャラクター描写に切れ味の鋭いギャグ、おぞましい数のナイアガラの能力応用、果てはえろカワイイな九鈴さんなど、文句のつけようもないすばらしいSSでした! ワッフルワッフル ワッフルワッフル 【ワッフルワッフル】 その1 何故か緻密な風景描写、内亜柄さんの能力応用、ゾルテリア鈍器など、一番バランスが良かった あとGグッズ取り出すのに躊躇しちゃう九鈴ちゃん可愛い その2 ファントムが亜神級なのは仕方ないていうかゾルテリアおまえどこのTRPGの出身なくせーくせーくせーくせーくせーくせー その3 初っ端の爆弾発言は最大瞬間風速だった!能力応用と言語が毎回イカス! エクストングと転校生化九鈴ちゃん可愛い!【ワッフルワッフル】 その2の酷さ、その3の相変わらずのスタイリッシュさもよかったですが、全体的にバランスが取れてて文句なく面白かったその1に票を投じます。エルフ対策と内亜柄の能力の使い方は3つのSS全てに工夫が凝らされていてとても面白かったです。 エルフの元女騎士ゾルテリア ひどい…ひどいwwww 内亜柄影法 ワッフルワッフ・・・いや、こっちにするぜ!すごい迷ったんでもう完全に感性に頼って決めることにしました。内亜柄さんカッケェー!!!
https://w.atwiki.jp/vipfukikae/pages/52.html
関東大会準決勝だぜ!Ⅱ 【要員】1年トリオ・審判 【動画】 http //www.nicovideo.jp/watch/sm11224 <トリオ>HEY HEY ブランニューな毎日 俺たちなんだか新鮮 HEY HEY 斬新 ニューなwinny 俺たちとってもわくわく <堀尾>新しいシャツ 今日初めて着たんだけど、どう? <カチロー>ちょっと待った待った待った <堀尾・カツオ>なになに <カチロー>あーこれさっきやったね <堀尾>あれ?そうだっけ <カツオ>あは、確かに・・やったかもしんない <カチロー>ねえでしょ? <堀尾>そんなことよりさ、青学最高!!! <カツオ>今回も勝てるかな!? <カチロー>絶対勝てるよ! <カツオ>勝ったら決勝だよ! <トリオ>おーーー! <トリオ>やったぜーやったー! 青学勝利だ!決勝戦に進出 どんなチームが来たって勝利間違いなしだー!! <審判>これより、2試合目、ダブルス1を始めます <堀尾>やばい、次の試合始まっちゃうよ! <カツオ・カチロー>やばやば
https://w.atwiki.jp/dangerousss2/pages/108.html
準決勝焦熱地獄 月読茎五 名前 性別 魔人能力 戸次右近大夫統常 男性 母より受け継ぎし覚悟 月読茎五 男性 倍にして返してやるぜ…! 採用する幕間SS なし 本文 槍が閃く。 拳が空を切る。 灼熱の炎に身を焦がし、二人の狂戦士が対峙する。 準決勝 焦熱地獄 戸次右近太夫統常 VS 月読茎五 一閃。 ニ閃。 三閃。 大身の槍からは想像できない程の鋭い攻撃が繰り出される。 茎五はその槍を躱さずに前に出る。当然、被弾覚悟である。 (ってェー…が、近づいちまえばこっちのもんだ) 右脇腹に槍をかすらせつつも至近距離に近づき、ショートアッパーの体勢に入る。 …が、戸次はそれを読んでいたかのように槍を回転させ、石突で脇腹を狙う。 茎五はとっさにアッパーを中止し、防御に切り替える。 致命的な一撃は防いだものの、再び距離を取られてしまう。 (コノヤロー、恐ろしく闘い慣れてやがる) 茎五自身もストリートでの戦闘経験はそれなりに豊富であったが、 目の前の敵は、まるでブレーキを破壊したバイクのように、ただ闘うためだけの存在に見えた。 「母上、兄弟たちよ…」 目の前の戦闘機械が唸るような声を上げる。 「見ているか。戸次の戦いを」 「…てめー、マジで何なんだよ…本当に人間なのかよ」 [感情を力に変える]能力を持つ茎五は、(無意識ではあるが)相手の感情を感じながら戦っていた。 だが『それ』は、『戸次右近太夫統常』という名の戦闘機械は。 感情など。人であることなど。死ぬ前に既に捨てていたのだ。 ただ一つ、「戸次の名を上げるため」。それだけのために戦い続ける。 (クソッタレ、コレならまださっきの不破原とかいうオッサンのがマシだぜ …まともに戦っちゃあいねーけどな) 「…推して参る」 再び戸次が駆ける。 ただ目の前の敵を斃すためだけに。 「ふざっっっ…けんなーッ!!!」 戸次の猛攻に、攻めきれずに槍を受け続ける茎五。 致命傷はなんとか避けてるとは言え、状況は徐々に不利であった。 「クソが…!テメーみてーな奴に負けてたまっかよ…!」 怒りで拳に力を込める。 「テメーみてーな、最初っから死んでるような奴に…!」 閃く槍を踏みつける。 「俺は!テメーを倒して!生きる!」 その勢いのまま跳び膝蹴り!首を捻って避ける戸次! 追い打ちの後ろ回し回転蹴り!戸次はガード! さらに体を捻って、頭頂部への蹴り!そのまま額で受ける戸次! そのまま戸次は力任せに槍を振り上げる! 「ナメんじゃ、ねえー!!」 力任せに槍を殴りつける茎五! 一瞬でもタイミングを間違えば死んでいたが、 茎五は怒りによって身体能力が上昇していたため、神速の槍をも見切ることができたのだ。 体勢を崩した戸次に、拳を叩きこむ。 怒りのエネルギーを込めた、強力なコークスクリューブロー。 ―それはかつて修羅界で対戦したロダンに食らった必殺ブロー、『地獄の門』に酷似していた! 「俺は、生きるために、闘う!」 パンチの勢いで5メートルほど吹き飛んだ戸次に向かって、決意表明のように叫ぶ。 ―手応えはあった。さすがの戦闘機械といえどひとたまりもないだろう。 「や、やったか…?」 それは、まるで怨霊の如く。 それは、まるで幽鬼の如く。 それは、まるで人形の如く。 いくつもの魂が、いくつもの心が、いくつもの執念が ひとつの『戸次』を作り上げるような、そんな精神の奔流。 「な…何なんだよ…ッ!”お前ら”は…!」 『戸次』は槍を持ち、一直線に『敵』の元へ 「く…来るな…!来るんじゃねぇ…!」 『敵』の胸元に槍を構え、振り下ろす― その瞬間。 地面から上がる火柱。 地獄の戦闘機械は、地獄の業火によって、焼きつくされた。 ― ―― 「クソッ、ダッセェ…俺。またこんな勝ち方かよ」
https://w.atwiki.jp/dangerousss/pages/95.html
『白王みずき幕間SS ~準決勝前~』(by 羽山莉子) 【白王みずき 幕間SS みずき友人帳】(by 白王みずき) 真野 風火水土幕間SS(by 真野 風火水土) 【準決勝参加者の紹介】(by しらなみ) 『白王みずき幕間SS ~準決勝前~』(by 羽山莉子) 廊下には、バスケットシューズの摩擦音がキュッキュッと響く。 荷物の一杯詰まった茶色い紙袋を抱え込みながらも、いつもと変わらない軽快なステップ。 リズミカルな歩行に併せ、ポニーテールがゆらゆら揺れる。 「にっしっしっ♪ みずきちゃん、喜んでくれるかな~♪」 羽山莉子のステップは、一層軽快なリズムを刻み出していた。 ††† SNOW-SNOWトーナメントオブ女神オブトーナメント 選手控え室。 万人がイメージするような、ロッカーと長椅子しか無い殺風景な部屋……というわけではない。 ふかふかのベッドとサイドテーブル。 大きめの机の上には、液晶ディスプレイとタワー型PCが設置されており、試合観戦が可能となっている。 また、小型の冷蔵庫やミニキッチンまで用意されている始末だ。 バス・トイレも完備。 勿論、ユニット型ではない。 試合終了後、選手はこのバスルームで汗を流すのだ。 この部屋の仮の主――――白王みずきの姿も、バスルームで確認する事が出来た。 ――――他の選手とは異なり、服を着たまま浴槽で仁王立ちしているという一風変わったスタイルだが。 彼女が蛇口を捻ると、大きめの浴槽内へと水が注がれてゆく。 それがくるぶしに掛かる程度に溜まったところで、彼女は蛇口を逆に捻り止めた。 「んっ――!」 彼女が言葉を発すると、身につけていた服は、ばしゃり、と音を立て、その姿を”ただの水”へ変えた。 雫が彼女の柔肌を伝い、浴槽に流れ落ちる様が艶やかであった。 「んっ……んんっ……! ふっ――!」 生まれたままの姿となったみずき。 彼女が再び声を発すると、浴槽に貯められた水は、じんわり、と彼女の身体を覆い―――― 「み・ず・き ちゃ~ん♪ お見舞いに来た……よ?」 「はあ、はあ……はっ!……えっ?」 …………………… ……………… ………… …… 不意に勢い良く開けられた扉に、視線が集中する。 羽山莉子の目に映っていたのは、「生まれたままの姿で、浴槽で一人、艶かしい声をあげていたみずき」。 そこから、羽山莉子がどんな結論を導き出したか推察するのは容易であろう。 「え、えーと……。邪魔しちゃってごめんね?ご、ごゆっくり~……」 「ち、違うんですっ!」 ††† 「”お着替え中”っだったってことね。私はてっきり……」 「うぅっ……。誤解が解けたようでなによりです……」 ベッドに並んで腰掛けながら、りんごを食べる二人。 莉子は二つ目のりんごに手を伸ばし、みずきは手馴れた手つきでりんごの皮を剥いている。 4等分にしたりんごを、うさぎの形に切り分けるみずき。 それだけで、彼女の女の子らしさが如実に語られる。 なお、『お見舞い』という名目上、当初は莉子がりんごを剥いていた。 が、皮にその身の大部分を剥ぎ取られた”かつてりんごだったもの”の姿を目の当たりにし、暗黙の了解の下、みずきが皮を剥くこととなった。 「ぬっふっふ~♪ いっぱい買ってきたからね♪ 遠慮しないで食べてね♪」 そういいながら、紙袋の中身を机の上に広げる莉子。 出てきたのはりんご、チョコ、桃、チョコ、メロン、チョコ、チョコ、バナナ、チョコ、チョコ、パイナップル、チョコ、チョコ、チョコ、…… 「(明らかにバランスがおかしい~~!?)」 「ん?」 動揺を隠し切れないみずきの顔を、屈託の無い笑顔で覗き込む莉子。 そう、これが―――― 「(な、七つの天然ジゴロスキルの一つ、『羽山スマイル』!)」 ――――である。 みずきの顔が赤くなっていく様が、傍目からも易々と見て取れる。 「い、いえっ!それよりも、わざわざお見舞いに来ていただいてありがとうございますっ!」 心中穏やかではないのだろう。 平静を保ったフリをしているが、バレバレである。 「にっしっし♪ 気にしないでいいよ♪ 私を倒した人には頑張ってほしいし……何より、みずきちゃんのこと、好きだしね!」 「なっ――!」 2combo! good! 七つの天然ジゴロスキルの一つ、『羽山不意打ち』により、一層みずきの顔は赤みを増す。 さらに―――― 「ん?みずきちゃん、顔赤いよ?熱でもあるのでないかい?」 ぴとっ、と自分のおでこをみずきのおでこにくっつけ、体温を測り始める莉子。 3combo!! excelent!! ――――返す刀で『羽山スキンシップ』。 その圧倒的火力により、みずきはさながら茹でタコのように頬を紅潮させている。 今にも、ぷしゅー、と蒸気を発しそうだ。 「(お、落ち着け落ち着くんです私っ!好きっていうのは同姓としての意味で、決して私のことを好きという意味では無く、そう、可愛い後輩くらいの意味で、か、可愛い?そ、そんな真正面から言われたら……。というか、莉子せんぱい、まつ毛長くて、唇もぷるるんとしていて、それに何だか甘い香りもして……)」 みずきの思考回路は、まさにショート寸前なのであろう。 混乱している様が、手に取るように分かる。 「む。みずきちゃん、何だか本当に熱があるような……ん?」 瞬間、莉子は理解したようだ。 自分達が今、どれほど顔が近づいているかに。 唇と唇の距離は、僅か10と数cm。 みずきは、相変わらず頬を紅潮させたまま、その息遣いは熱を帯び始めている。 その視線はぼんやりと潤んでおり、切なそうに、苦しそうに莉子を眺め続けている。 莉子もまた、段々と頬が紅潮していくのが見て取れた。 まるで、磁石でくっついちゃったかのように、離れることを拒む二人のおでこ。 ――――まるで、世界にはこの二人しかいないような―――― 「莉子……せんぱい……」 刹那、莉子の手がみずきの頬に触れる。 それを受け、みずきはそっと、そっと、瞳を閉じた。 ††† ぴとっ みずきの唇には、甘い感触が広がっていた。 目を開けると、目の前には、莉子の白く長い指に挟まれたチョコボール。 しっとりと溶けたチョコボールは、申し訳なさそうにみずきの唇に押し当てられていた。 「(危なっ!危うく雰囲気に流されそうに……。みずきちゃん、”危うい”なぁ……)」 七つの天然ジゴロスキルの一つ、『羽山おあずけ』により難を逃れた莉子。 その表情は、安堵か後悔か。 「……あはははは」 「……えへへへへ」 おでこをくっつけたまま、お互い気恥ずかしそうに、どちらからともなく笑い声が漏れた。 「(ごめんねみずきちゃん。悪いけど、この唇はすでに先約済みなのだよ!)」 莉子のネックレスが、ゆっくりと揺れていた。 ††† 「さ――てっと!私はそろそろお邪魔しようかな」 剥かれたりんごの最後の一つを食べ終わると、莉子は勢い良くベッドから飛び跳ねた。 「あっ!そうそう!」 莉子は、不意に何かを思い出したかのように、持ってきた紙袋をがさがさと漁る。 「はいっ」 ぽいっ、と軽く投げられたその物体を、慌てて両手でキャッチするみずき。 これは―――― 「――――リストバンド?」 白王の名に相応しい、純白のリストバンド。 莉子の腕に巻かれた緋色のリストバンドとは、紅白で対になっているようにも見える。 「あっ!新品だよ!?別に私の汗とか含んでないから、汚くないよ!?」 莉子せんぱいの汗なら、別に含んでいても―――― そう思ったかは定かではないが、みずきはぶんぶん、と首を横に振る。 「ま、何ていうか、みずきちゃんに持っててもらいたいんだよね!」 「莉子せんぱい……。有り難く!いただきますっ!」 にっこり、と笑顔を向け、ミサンガを付けた腕と反対の腕にリストバンドを装着するみずき。 それを受け、莉子もまた、にっこりと笑顔を返す。 「じゃ、みずきちゃん!準決勝も頑張ってね!」 そう言うと、ばたん、と音を立て莉子は部屋を出て行った。 残された室内には、莉子の買ってきてくれた無数のお土産の山。 その中から、みずきが取り出したのはチョコボールの詰まった小さめの箱。 先ほどの感触を思い出しているのだろうか。 先ほどの甘さを思い出しているのだろうか。 みずきは、チョコボールを一粒、口に含んだ。 白王みずき幕間SS ~準決勝前~ end なお、室内の一部始終は結昨日映の臨場感溢れるナレーションと共に全て撮影されており、その映像は機材ごと結昨日司に破壊されたというエピソードがあるのだが、それはまた別のお話。 【白王みずき 幕間SS みずき友人帳】(by 白王みずき) 「……もう臭いはとれてます、よね」 袖を捲りあげ、腕の辺りをすんすんと嗅ぎながら、歩く一人の少女の姿。 彼女の名は白王みずき。水を操る能力を持つ、希望崎学園の一年生である。 時刻は午後三時頃。休日ながらも制服を身に纏い、少女は某喫茶店へと入っていった。 「お待たせして申し訳ありません、操子せんぱいっ!」 「あはは。別にいいって」 開口一番謝罪の言葉を口にしたみずきに対し、目の前の少女はおおらかな笑みを返す。 少女は吾妻操子といい、みずきの所属する風紀委員会における先輩である。 今日は後輩のみずきに勉強を教えて欲しいと頼まれ、ここで待ち合わせていたのだ。 「? どうしたの、座らないの?」 「えっとですね……」 席に着かねば勉強を教えることは叶わぬ。だのに、みずきは座ろうとしなかった。 そわそわとした様子で身体を微かに動かしながら、縋るような眼差しを向けている。 やがて、首を傾げる操子に柔らかな唇を開き、言葉を発した。 「あの……私、臭いますか……?」 「はあ?」 いきなり何を言い出すのよこの子……、と、操子は頭が痛くなった。 話を聞くためにも操子は強引にみずきを座らせ、勝手にコーヒーを注文する。 苦いものが文字通り苦手なみずきは軽く絶望しつつ、説明を開始した。 ―――――――― ―――― ―― 「……つまり、一回戦の対戦相手からもらったメダルを二回戦の会場の肥溜めに落っことしちゃったから、それを浚っていたと……。で、身体が臭ってないか気がかりだと……」 「向こうでシャワーもお借りしてすごい頑張って洗ったんですけどね……!」 言いつつ、みずきは「ずーん」と暗めのトーンを背負ったように落ち込んでいる。 操子はそんなみずきに軽くため息をついた後、快活に笑いながら、 「あんたが思ってるほど臭ってないよっ! ほら、やるんでしょ、英語!」 「あ、はいっ! よろしくおねがいしますっ!」 と促し、スクールバッグから辞書や筆箱を取りだした。 自分も同じように道具を取り出しながら、みずきは改めて目の前の先輩を見据える。 会うたびに意地の悪いことを言ったりからかってきたりするが、このように非常に面倒見のよく、自分のことをとても大切にしてくれていることが分かる、吾妻操子という先輩を、みずきは本当に慕っていた。 「ん? 何、私の顔になんかついてる?」 「い、いえっ! いつもどおり御綺麗ですよっ!?」 焦りのあまり、みずきは素っ頓狂なことを口走ってしまった。 本日何度目かも分からぬ怪訝な目でみずきを見ながら、操子は呆れたように言う。 「はいはい、ありがと。じゃあ、次の英語を私の後に続けて発音してみて?」 「わかりましたぁ……!」 気恥ずかしさから教科書で顔の下半分を隠したまま、みずきはか細く返事をした。 それを受け、操子のLessonが始まる。 「私の(what-a-she-know:「私の所有する」という意味の英語)」 「私の……」 「もっと大きな声で言わないと効果ないよ! さあ、恥ずかしがらずにもう一回!」 「わ、私のっ!」 「能力は(No-Rio-cook-warn:「魔人能力は」という意味の英語)」 「能力はっ!」 「えろいです(A-Roy-Death:「素晴らしい」という意味の英語)」 「えろいですっ!! ――って、何を言わせるんですかあっ!」 思わず立ち上がりながら大声を出したみずきは、すぐさま自席を中心に醸し出された異様な雰囲気に気付く。 どよめく喫茶店内! 顔を真っ赤にするみずき! けらけらと笑い転げる操子! その場で「お騒がせしてすみません!」と何度も頭を下げ、逃げるように着席する。 「あははは! やー、面白かった!」 「ううう、ほんともういぢわるしないでくださいよぅ……」 朱に染まった顔と潤んだ瞳を以て為された懇願は、小動物のように庇護欲をくすぐる。 罪悪感が操子の胸をチクリと刺す中、少しだけ落ちついた様子でみずきは尋ねた。 「それにしても、それ、ほんとに英語なんですか……? なんだか、学校で習うのとは違うような……」 「……あんた、“英検”知らないの?」 疑問文に疑問文を返しながら、操子は信じられないといった表情を浮かべていた。 英検。その言葉を脳内で反駁しながら、みずきは頭上の疑問符をさらに増やしていく。 その表情を見て、操子は説明を始める。 「最近知り合った“先生”がね、英検四十段の完全熟達者(オーバーアデプト)でね!」 「え、今なんて……!?」 話が全然見えず、みずきの頭は雨後の筍の如く増えゆく疑問符でいっぱいとなった。 それから続いた操子の熱弁をまとめるに、操子は先日、文化交流のためだかで希望崎学園にやってきた妃芽薗学園の三年生・鈴木三流と偶然出会い、その能力を見初められ、彼女が創設者兼会長を務めている弱能力者集団・SLGの会に誘われたのだという。 で、そこのメンバーの一人である“先生”より、英語の手ほどきを受けたのだとか。 「な、なるほど……」 数十分にも及んだその説明を受け、みずきは若干引きつつも得心していた。 操子の魔人能力『愛起動』は、『好きな人のために努力する』という能力である。 例えば現在の操子のメイン武装である懸糸ダッチワイフにしても、元々は彼女が慕っていた風紀委員の先輩・手造光太郎に近づくために習得した技術である。 「(しばらく前から手造せんぱいの話をしなくなってましたけど……ははあ……)」 新しく頼んだ紅茶を啜りながら、みずきは事の全貌を把握していた。 すなわち、愛しの手造光太郎が変態が丘の騒乱において骨格フェチに“調教”されてしまい袖にされてしまった後、行き場を失った彼女の気持ちはその“先生”に向けられ、次いで能力により英検の習得を志した、というわけである。 「(確かにせんぱいの能力、強いかと問われると、微妙ではありますしね……)」 すごく恥ずかしいながらもある程度の戦闘力や応用性を備えているみずきの『みずのはごろも』とは違い、完全に思考、あるいは志向にのみ関与し、あまつさえ努力が必ずしも結果に結び付くわけでもない操子の『愛起動』は、確かに弱能力であると言えた。 とは言え、好きな人のために努力ができるというこの能力をみずきはこの上なく素敵な能力だと思っているし、なんだかんだでみずきのことを気にかけてくれている操子の人柄とも併せ、白王みずきは吾妻操子のことを『最高の先輩』だと感じているのもまた、紛れもない事実であった。 「いたずらは、ちょっとご勘弁を願いたいですけどね……」 「なんか言ったー?」 「いいえ、なんでもっ!」 元気よく言葉を返しながらペンを握りなおしたみずきを見て、いつもながら変な子ねえ、などと笑いながら、操子も今度はきちんと高校英語を教え始める。 二人とも優秀な成績を修めているだけあって、割と難しめな参考書を捲る手も軽やかに、時折談笑などを挟みつつ勉強会は進んでゆく。 そんな中で交わされた世間話の一つは、みずきにとって看過できぬものであった。 「それで“先生”がね、なんかあんたのでてる大会? に出てたんだってー」 夕方頃に喫茶店を出て操子と別れて帰宅したみずきは、入浴後に居間のソファに腰を埋めながらDVDを見ていた。 テレビに映るは、ショッピングモールを舞台に繰り広げられる戦い。 トーナメント第一回戦第四試合。“先生”こと池松叢雲と、彼を下して勝ち上がった、みずきの次の対戦相手である不動昭良――その両名の死闘である。 「いやあ、すっごい戦いねえ。あんたこれ死ぬんじゃない?」 「うっ……。怖いこと言わないでくださいよ……」 「ほらほら、お母さんはこれからドラマ見るのー。テレビを明け渡しなさいー」 母の大人げない要求を「やれやれ」と思いながらも承諾し、みずきはDVDをとりだしケースに戻す。 それから母と並んでソファに座りながら一緒にドラマを見て、部屋に引っ込んで翌日の授業の用意をし、もぞもぞとベッドへと潜り込みながらも、少女の頭には一つの違和感がこびりついていた。 眠りの淵を彷徨いながら、違和感の正体を探る思考も段々と沈んでゆき……やがて、少女は眠りに就いた。 翌日。決戦の朝。みずきはアラームが騒ぎ出す前に起床した。 いつもの制服姿に“着替え”を済ませ、戦った強敵(とも)から託されたアイテムも身につけ、片手にローファーも携えた万全の状態で転送ゲートの前に立つ。 振り返りながら、母ににっこりと笑いかける。 「……結局、違和感については分かりませんでしたが……行って参ります!」 「死なないようにねー」 気の抜けた声援に無言の背中で応えつつ、みずきは準決勝の戦場たる『学校』MAPへと進んでいった。 娘が去った後の居間にて、白王みどりはひとりごちた。 「――違和感って、折角教えてもらった宿題を提出できないことじゃないの……?」 部屋に放置されたスクールバッグが、悲しげに朝日に照らされていた。 <終> 真野 風火水土幕間SS(by 真野 風火水土) 現在希望崎学園は定期試験前の準備期間中である。授業は午前中まで、部活動は一部を除き活動を制限されている。 ここまでなら普通の高校と変わらないが、「試験期間中は保健室の利用禁止」という規則は如何にも希望崎学園らしい。 そのタイミングを狙って、真野は保健室を訪れる。薬が与える興奮よりも好奇心を刺激する興味の種がこの世界には沢山ある。 例えば実在でありながら限りなくイデアに近い魔人、鏡子だ。同時に彼女は真野の「イデアの金貨」の正体を知る数少ない存在でもある。 尤も、真野本人は既に知り尽くしている自分には興味が無いから話そうとしないだけで、特に自身の能力について隠すつもりは無かったりするのだが。 毎度の如くのらりくらりと話を逸らされながら、保健室を辞した真野は一人の女子生徒とはちあわす。何もなければ準決勝の対戦相手になる予定だ。 「ごきげんよう。股の海は昨日も勝ったようだね」 「へー。真野さんでも保健室に用があるなんて意外ですね」 「そりゃヒドイ誤解だ」 ミドは真野の保健室訪問の目的が男子生徒達と同じではない事を知っている。何故ならここで二人の会話を聞いていたからだ。 棚からぼたもち。得られた敵に関する情報を彼女はむねにきざみこんでいる。 会話を完璧に記憶する―それはその会話に含まれた意図、心理、更には建前にまで至る。平たく言えば嘘を見破れるのだ。 これは2回戦でのもじの歌からその心理を読みとろうとした事から発展させた応用技で、弱い能力も実際は使い様である。 ミドは保健室の前で盗み聴いた真野と鏡子の会話をおもいだす。『イデアの金貨は直接的にはコインの表裏を操作する事しか出来ない』。この言葉に嘘は含まれていない。 『直接的には』が何を示すのかは残念ながら特定できないが、仮にイデアの金貨の正体がミドの推測通りだとすれば― 「イデアの金貨は破れるかもしれない」 試合直前 「そうだ、どうせなら試合前にお互い一つずつルールを決めてみません?」 「構わないけど、後からルールを提案する側が有利なんじゃないかな?」 「コインで決めてくれて良いですよ」 ミドは敢えて真野のコイントスを催促する。接近戦以外の戦い方が出来ない彼女にとって、真野の能力を牽制する手段は無い。 それならば今の段階で自分の推理の是非を確認しておいた方が良い。 「表なら君から、裏なら私からだ」 天井付近まで弾かれたコインはテーブルの上で小さく弾んだ後、裏を天井に向けた。 「やった!裏!!」 コインの表裏が真野の意思に反する。それは能力が発動に失敗した事を示す。 わざわざ自分が不利になるようにコインの表裏を操作する必要はない。ミドも真野の能力が発動に失敗した事に気付いている。 「……武器を確認したい。お互いにだ」 お互いの武器がテーブルの上に広げられる。真野は拳銃とナイフ、ミドは大剣とナイフ。 真野としては大剣が実体無い幻である事と、ナイフの刃渡りを確認出来れば少なくとも損は無いという考えだ。 「じゃ、こっちのルール」 「こっちのルールは対等に戦う事。銃は剣より強いんだから、没収」 イデアの金貨を封じたところで、拳銃相手に実質ナイフだけで戦えるわけがない。最初の提案の時点でミドが重きを置いていた狙いは実はこちらである。 ミドが提案してきたルールはおおよそ予測通りではあったが、能力は発動せず、獲物のアドバンテージも失い、真野はどうにも変調である。 ―本編に続く 【準決勝参加者の紹介】(by しらなみ) 準決勝参加者の今までのSSスタイルの見どころや得票率、印象的な台詞を自分なりに 纏めてみました。いままでの大会SSを未読の方も、興味引かれるSSタイプがあれば、 もしあればちょっとだけでも、SSダンゲロスのぞいていただければ幸いです。 【準決勝参加者の紹介】 ○白王・みずき 通算得票率69%(有効58) 参加者中トップクラスのほんわかSS&天然キャラ。 最大の特徴は書かれる関連・幕間SSの多さ。そこで醸しだされる空気は清々しく、 殺伐とした大会のはずなのに試合を通じ対戦相手と友達になっていく彼女の人柄を 示している。なにせ幕間SSの多さ―これは対戦相手による投稿も含めての話なのだ。 だが侮るなかれ、その才覚の閃きを。乾坤一擲のアイデアが勝負を彩る。 「私にはそのぉ……。既に、心に決めた方がおりますので……すみません!」 きっと兄さんは見守っていてくれる…だが脱衣能力者。貴様は一体お兄ちゃんに何を見てもらおうというのだ。 ○不動・昭良 通算得票率60%(有効55) 正統派主人公タイプの魔人警察見習い 参加者中トップクラスのSS構成力。また対戦相手の圧倒的『格』描写も魅力で格上の 強敵(ライバル)たちと戦う白熱した「バトル描写」は見ている者の胸を熱くする。 能力や才覚を出来うる範囲で活用し、安易なパワーアップやご都合主義を取らない姿勢 にも評価が高い。ただ強敵とガチで戦う為、本人の負傷率もまた随一。 「鳥になりたい……っていうより、空を飛びたいとは実はちっちゃい頃から思ってたんですよね」 アキラ、君には明日も地獄を見てもらう。(by魔人警察) ○真野・風火水土 通算得票率60%(有効40) まだ見ぬ地平線と貧乳を愛する真野一族のミステリアス・ダンディ。 その特徴は参加者中トップクラスのSSの短さ。そしてその僅かな刹那の文に凝縮された エッセンス。その能力との組み合わせは絶妙。 余計なことをタさない、そして引かないスタイリッシュな大人の味に魅せられる投票者も多い。 「この世界のどこの国のものでもない。これはアイデアの語源でもあるイデアの世界の金貨だ」 世界が風火水土を愛すのか、風火水土が世界を愛すのか―イデアの歴史がまた一ページ。 ○伝説の勇者ミド 通算得票率78%(有効32) 驚異の飛び道具『股の海』を擁する勇者一行リーダー。 参加者中トップクラスのビッチ&得票率。大会随一のメタSS手法(というか既に限りなく 邪法に近いが)の使い手で、表と裏、表裏一体のSSロジックと使い分けは見事。 コメディタッチを侮ってはいけない。 このリアル・ボルネオ能力を見破らない限り、人はその手の中で踊ることになるだろう。 「負けそうなとき くじけそうなとき 『にげる』を選べば いいんだよ 」 歌はその人と為りを映す。それはまさに真実の鏡。
https://w.atwiki.jp/shorttrack_sochi/pages/90.html
女子1000m準決勝 4名中上位2名が決勝に進出する。3位、4位はB決勝(順位決定戦)進出。「枠」は数字が若い方が内側スタート。 Q=決勝進出 QB=B決勝(順位決定戦)進出 Adv=アドバンス(救済措置)で決勝進出 DSQ=失格 Semifinal1 組み合わせ 枠 選手名(英語表記) 選手名(日本語) 年齢 国名 世界ランク 500m 1500m 1 Valerie Maltais ヴァレリー・マルテ 23歳 カナダ 7位 準々決勝敗退 6位 2 Jorien ter Mors ヨリエン・テル・モルス 24歳 オランダ 8位 6位 4位 3 Park Seung-Hi パク・スンヒ 21歳 韓国 4位 銅メダル - 4 Jessica Smith ジェシカ・スミス 30歳 アメリカ 24位 予選敗退 7位 結果 1着 Park Seung-Hi パク・スンヒ 21歳 韓国 1 30.182 Q 2着 Jessica Smith ジェシカ・スミス 30歳 アメリカ 1 30.399 Q 3着 Jorien ter Mors ヨリエン・テル・モルス 24歳 オランダ 1 30.481 QB 4着 Valerie Maltais ヴァレリー・マルテ 23歳 カナダ 1 56.511 QB マルテがトップを取り、ハイペースで引っ張る。2番手にパク・スンヒ。 特に強い2人が前に出ているので、後ろの2人はなるべく早く前に行きたいがなかなか行けない。 残り4周でパク・スンヒは先頭に立って、あとはペースを引き上げていけば盤石という感じ。 一方、2位に落ちたマルテもしっかりとパクスンヒについていき、むしろ後ろの スミス、テルモルスが終盤は前に上がれるような気配も見せられず、ついていくだけで精一杯となる。 勝負がついたと思われたラストコーナー。なんと2番手マルテが単独の転倒。スミス大健闘の決勝進出。 それにしてもテルモルスは、準々決勝もここも後方待機で最後に一気に加速する作戦に出ていた。 素人的考えでは、彼女のように大柄で、陸上でいうストライド走法的な(スケートでどう言うかはしりませんw) 選手は、一瞬のうちの加速は苦手だと思うので、そういう戦法は不向きな気がするんだけどなぁ。 だからやっぱり、この日2時間前にスピードスケートのパシュートを滑ったことで体力を消耗していて ここは消耗の少ない一発勝負的なレースを展開せざるを得なかったんかなぁ、と思う。 ショートトラックファンとしては万全のテルモルスが見たかったなー。 翌日、パシュートでテルモルスは無事2個目の金メダルを取りましたね。おめでとうございます。 でもショートの方が好きだということなんで、きっと転向しないでいてくれると思います。 4年後はショートトラックでメダルを取ってね。 Semifinal2 組み合わせ 枠 選手名(英語表記) 選手名(日本語) 年齢 国名 世界ランク 500m 1500m 1 Shim Suk-Hee シム・ソクヒ 17歳 韓国 1位 準々決勝敗退 銀メダル 2 Fan Kexin 范可新 20歳 中国 なし 5位 - 3 Elise Christie エリーゼ・クリスティー 23歳 イギリス 6位 8位 予選失格 4 Li Jianrou 李堅柔 27歳 中国 5位 金メダル 12位 結果 1着 Shim Suk-Hee シム・ソクヒ 17歳 韓国 1 31.237 Q 2着 Fan Kexin 范可新 20歳 中国 1 32.618 Q - Li Jianrou 李堅柔 27歳 中国 DSQ - Elise Christie エリーゼ・クリスティー 23歳 イギリス DSQ 中国の選手が2人いて、チームプレーで勝とうとする中で シム・ソクヒは積極的に先頭に出て、トップを奪われても奪い返す、奪われても奪い返す。 多少無理をしてでも、中国を2人とも前には出させない、というレースぶりで最後まで逃げ切った。 一方、2番手だった范可新は残り2周半でシム・ソクヒに絡んでいくも失敗して失速。 その瞬間、3番手の李堅柔と4番手のクリスティーが同時に仕掛けて、熾烈な2着争いが始まる。 残り1周でスピードに乗ったクリスティーが一度はインから李堅柔を交わし2番手に上がる! だが少し無理をしたがために次のラスト半周で外に膨れ、そこに李堅柔もまた突っ込んで泥沼状態。 直線部分ではクリスティーが無理やり体を李堅柔に寄せているようにも見えるし、 その後のコーナー侵入時は李堅柔が無理やり前に出ようと狭い隙間に突っ込んでいるようにも見える。 結局、まあ予想はできたけど(笑)、2人とも転倒していった。 きっとどちらも「私が救済でしょ!」と思いながらの転倒だったんではないだろうかw いやーこれは判定難しい場面だっただろうなあ。間違いなく。 審議の結果は…なんと、どちらも失格w おそらく、直線部分に関してクリスティーに、3コーナー侵入部分に関して李堅柔に 反則行為があったということなんでしょうなあ。2人とも決勝で見たかったわ。無念。 .
https://w.atwiki.jp/dangerousss3/pages/235.html
裏準決勝戦:試合場【温泉旅館】結果 このページではダンゲロスSS3裏トーナメント準決勝戦、温泉旅館の試合結果を公開します。 投票結果 試合SS キャラクター名 得票数 裏準決勝戦【温泉旅館】SSその1 山田 3票 裏準決勝戦【温泉旅館】SSその2 遠藤終赤 19票 裏準決勝戦【温泉旅館】SSその3 偽名探偵こまね 1票 コメント 山田 一応私くらいは、このSSに入れる義理があると思うので……。ですがFFSをネタとして使いこなしたいなら、もっと研鑽を積むことをお勧めします。 遠藤終赤 温泉旅館の湯気の如きSSの中で、一際輝いていた源泉たるSSに。 もったいないですよぉ~!なんか、あの、ほかのSSとぶつけましょうよコレだけ! 戦闘パートと推理パートが交錯するテクニカルな構造で、読むのに少々苦労しましたが、そのぶんドラマチックで非常に面白かったです。こま×終、チョーイイネ。 情報量が多いので全体の分量も多くなるだろうけど、もっともっと地の文を増やして描写をしてくれたほうがいいと思います。登場人物が多く、場面転換が目まぐるしいのもあって、この分量でもひとつひとつの要素をとってみると意外と印象に残らない。特に今回夜魔口組の人とか佐倉光素の能力みたいなぽっと出の要素も多かったですしね。単純に情報量を減らしてもいいんだけど・・。犯人の指定は説得力があってとても良かったと思います。こまねちゃんの推理光線もよかった。 緻密に練られいて、最後までハラハラドキドキでした。とてもおもしろかったです!戌くんもでてるぞー!やったー!ありがとうございます! エクセレント!推理サイドも戦闘サイドも高水準で驚愕!片方だけでも大抵の相手倒せるっすよ……。推理は犯人判明後にもう一段真相が隠されてたのが秀逸だし、バトルは死体を混ぜて山田の能力を破るのが奇想!あと、黒田さんが美味しかった。 他二つがちょっと時間不足だったかな。 これがいいと思う 名誉の消去法! すみません、実は2をちゃんと読んでないんですが、1と3に投票するわけには行かないので、2に投票します。キツイのは分かる……分かるが、締切は破っちゃ駄目なんだぁーーーー 偽名探偵こまね 描写が上手かったのはSS2だけど、こまねちゃんはこんな強くないわい!音玉での必殺技あったらサバンナで使っとるわい!なのでこちらに。で、このSSの完結編が出る=こまねちゃん大勝利なので、勝者はこまねちゃん確定。で、こまねちゃんはこの面子中ダントツで弱いので勝つのなら相手の反則負けとなる。山田と遠藤本体の心理描写にウソはないはず。消去法でコピー遠藤が犯人。こまねちゃんとコピー遠藤が探偵力比べと称し二人で風呂場に、四葉は潰れてて気づかない。こまねちゃん銃声の声真似を頼まれて披露、そのタイミングで撲殺。薄い肉体を利用して現場から逃走。
https://w.atwiki.jp/shorttrack_sochi/pages/80.html
女子1500m準決勝 6名中上位2名が決勝に進出する。3位、4位はB決勝(順位決定戦)へ。 Q=決勝進出 QB=B決勝進出 Adv=アドバンス(救済措置)で決勝進出 DSQ=失格 Semifinal1 組み合わせ 枠 選手名(英語表記) 選手名(日本語) 年齢 国名 世界ランク 主要成績 500m 1 Shim Suk-Hee シム・ソクヒ 17歳 韓国 1位 世界選手権2位 準々決勝敗退 2 Marie-Eve Drolet マリー・イブ・ドロレ 32歳 カナダ なし ソルトレーク五輪6位 - 3 Anna Seidel アンナ・サイデル 15歳 ドイツ 15位 - 4 Zhou Yang 周洋 22歳 中国 3位 バンクーバー五輪金メダル - 5 Jessica Smith ジェシカ・スミス 30歳 アメリカ 13位 予選敗退 6 Yara van Kerkhof ヤラ・ファン・ケルコフ 23歳 オランダ なし 準々決勝敗退 結果 1着 Zhou Yang 周洋 22歳 中国 2 18.825 Q 2着 Shim Suk-Hee シム・ソクヒ 17歳 韓国 2 18.966 Q 3着 Marie-Eve Drolet マリー・イブ・ドロレ 32歳 カナダ 2 19.516 QB 4着 Jessica Smith ジェシカ・スミス 30歳 アメリカ 2 20.259 QB 5着 Yara van Kerkhof ヤラ・ファン・ケルコフ 23歳 オランダ 2 20.291 6着 Anna Seidel アンナ・サイデル 15歳 ドイツ 2 20.405 ここは順当に、前回王者・周洋と、大本命・シムソクヒが圧勝で抜ける。 2人とも序盤から積極的に前を取りに行ったため、ペースも速く消耗戦となった。 次々と後ろが脱落する中、最も粘ったドロレも最後は前とは離される結果に。相手が悪かった。 Semifinal2 組み合わせ 枠 選手名(英語表記) 選手名(日本語) 年齢 国名 世界ランク 主要成績 500m 1 Jorien ter Mors ジョリエン・テル・モルス 24歳 オランダ 7位 欧州選手権1位 6位 2 Bernadett Heidum ベルナデット・ヘイドゥム 25歳 ハンガリー 8位 - 3 Agne Sereikaite アグネ・セレイカイテ 19歳 リトアニア 36位 予選敗退 4 Arianna Fontana アリアナ・フォンタナ 23歳 イタリア 6位 銀メダル 5 Olga Belyakova オルガ・ベルヤコワ 25歳 ロシア 27位 - 6 Ayuko Ito 伊藤亜由子 27歳 日本 19位 世界選手権4位 予選敗退 7 Veronique Pierron ベロニク・ピアロン 24歳 フランス 30位 予選敗退 結果 1着 Arianna Fontana アリアナ・フォンタナ 23歳 イタリア 2 19.336 Q 2着 Jorien ter Mors ジョリエン・テル・モルス 24歳 オランダ 2 19.382 Q 3着 Bernadett Heidum ベルナデット・ヘイドゥム 25歳 ハンガリー 2 20.196 QB 4着 Veronique Pierron ベロニク・ピアロン 24歳 フランス 2 20.216 QB 5着 Olga Belyakova オルガ・ベルヤコワ 25歳 ロシア 2 20.391 6着 Agne Sereikaite アグネ・セレイカイテ 19歳 リトアニア 2 20.398 7着 Ayuko Ito 伊藤亜由子 27歳 日本 2 56.961 伊藤選手は中盤、積極的に前に出ようと外から仕掛けるもなかなか入るところがなく 結局残り6周、インにいたセレイカイテと動きが向かい合ってしまって接触し、転倒。残念。 展開はヨーロッパ三本指の一角、フォンタナとテル・モルスが飛ばしていく中 その間に三本指に次ぐ実力を持つヘイドゥムが入って粘ろうとする。 だが残り3周でテル・モルスがヘイドゥムを交わして2番手に上がり、あとは前の2人が引き離す一方。 やはりフォンタナとテル・モルスが、他の選手たちとは力の差を見せつけた。 Semifinal3 組み合わせ 枠 選手名(英語表記) 選手名(日本語) 年齢 国名 世界ランク 主要成績 500m 1 Emily Scott エミリー・スコット 24歳 アメリカ 16位 準々決勝敗退 2 Kim A-Lang キム・アラン 18歳 韓国 2位 準々決勝敗退 3 Veronika Windisch ベロニカ・ウィンディッシュ 31歳 オーストリア 24位 予選敗退 4 Cho Ha-Ri チョ・ハリ 27歳 韓国 (18位) バンクーバー五輪5位 - 5 Valerie Maltais ヴァレリー・マルテ 23歳 カナダ 4位 世界選手権5位 準々決勝敗退 6 Li Jianrou 李堅柔 27歳 中国 10位 金メダル 結果 1着 Li Jianrou 李堅柔 27歳 中国 2 22.866 Q 2着 Kim A-Lang キム・アラン 18歳 韓国 2 22.928 Q 3着 Valerie Maltais ヴァレリー・マルテ 23歳 カナダ 2 23.069 QB 4着 Veronika Windisch ベロニカ・ウィンディッシュ 31歳 オーストリア 2 23.241 QB 5着 Emily Scott エミリー・スコット 24歳 アメリカ 2 23.439 Adv - Cho Ha-Ri チョ・ハリ 27歳 韓国 DSQ 韓国が2人ということで、残り10周の時点で2人とも前に出てブロックを作る。 しかし、カナダのマルテ、アメリカのスコットが果敢にこれを崩しに行く。 特にスコットは予選もそうだったが勇猛果敢、交わされても行く、交わされても行く! それでも韓国2人は前を守ったが、前4人皆が消耗した状態となる。 そこに、ずっと後ろで力を溜めていた李堅柔が終盤一気に仕掛け、残り2周でチョ・ハリを交わして2番手へ。 さらに残り半周で先頭に出て決着。韓国はキム・アランは決勝へ行くも、ワンツーを逃した。 さらに、残り5周でスコットが外から仕掛けた際、2番手チョ・ハリがスコットを手で押し⑨だしており チョ・ハリは3位フィニッシュも失格。スコットは積極策が功を奏して救済措置、健闘の決勝進出を果たす。 あとベテラン・ウィンディッシュのB決勝進出も大健闘。嬉しいなぁ。 . .
https://w.atwiki.jp/shorttrack_sochi/pages/69.html
男子1500m準決勝 6名中上位2名が決勝に進出する。3位、4位はB決勝(順位決定戦)へ。 Q=決勝進出 QB=B決勝進出 Adv=アドバンス(救済措置)で決勝進出 DSQ=失格 Semifinal1 組み合わせ 枠 選手名(英語表記) 選手名(日本語) 年齢 国名 世界ランク 主要成績 1 Niels Kerstholt ニール・ケルストホルト 31歳 オランダ 21位 世界選手権7位 2 Francois Hamelin フランソワ・ハメリン 27歳 カナダ 6位 3 Thibaut Fauconnet ティボー・フォーコネ 28歳 フランス (10位) 4 Viktor Ahn ヴィクトール・アン 28歳 ロシア 3位 トリノ五輪金メダル 5 Han Tianyu 韓天宇 17歳 中国 11位 6 Park Se-Young パク・セヨン 20歳 韓国 なし 7 Roberto Pukitis ロベルト・プキティス 19歳 ラトビア 52位 欧州選手権4位 結果 1着 Han Tianyu 韓天宇 17歳 中国 2.15.858 Q 2着 Viktor Ahn ヴィクトール・アン 28歳 ロシア 2 16.000 Q 3着 Park Se-Young パク・セヨン 20歳 韓国 2 16.241 QB 4着 Francois Hamelin フランソワ・ハメリン 27歳 カナダ 2 16.473 QB 5着 Roberto Pukitis ロベルト・プキティス 19歳 ラトビア 2 16.961 6着 Niels Kerstholt ニール・ケルストホルト 31歳 オランダ 2 17.134 - Thibaut Fauconnet ティボー・フォーコネ 28歳 フランス DSQ 韓天宇、こんなに強いのかwまだ17歳ということもあり、4年前の梁文豪を思い出す。 中盤やや不利があったが怯まず、良いタイミングで先頭に立ってペースを引き上げ、そのまま押し切った。 2番手はヴィクトール・アンとパク・セヨンの混戦だったが、地元ロシア、ヴィクトール・アンが制す! Semifinal2 組み合わせ 枠 選手名(英語表記) 選手名(日本語) 年齢 国名 世界ランク 主要成績 1 Sin Da-Woon シン・ダウン 20歳 韓国 8位 世界選手権金メダル 2 J.R.Celski J.R.セルスキー 23歳 アメリカ 7位 バンクーバー五輪銅メダル 3 Sebastien Lepape セバスチャン・レパペ 22歳 フランス 24位 4 Lee Han-Bin イ・ハンビン 25歳 韓国 2位 5 Michael Gilday マイケル・ギルデイ 26歳 カナダ 17位 世界選手権5位 6 Chen Dequan 陳德全 18歳 中国 30位 結果 1着 J.R.Celski J.R.セルスキー 23歳 アメリカ 2 21.603 Q 2着 Chen Dequan 陳德全 18歳 中国 2 21.697 Q 3着 Sebastien Lepape セバスチャン・レパペ 22歳 フランス 2 23.995 QB 4着 Sin Da-Woon シン・ダウン 20歳 韓国 2 52.061 QB 5着 Lee Han-Bin イ・ハンビン 25歳 韓国 3 11.810 Adv - Michael Gilday マイケル・ギルデイ 26歳 カナダ DSQ 今大会は同組に同国選手が入れられるようになったんだね。 韓国がワンツーとなるか、それともセルスキーが割り込むか、というレースだったが 途中でシン・ダウンが先頭、イ・ハンビンが2番手となり、3番手のセルスキーには厳しい展開に。 しかし!なんとシン・ダウンが転倒。イ・ハンビンも巻き込まれて転倒していった。 この瞬間、後ろの争いが一気に活発化したが、セルスキー、そして陳德全が決勝進出を決める。 こういうことが起こるのがショートトラック。イ・ハンビンは救済措置で決勝進出。 Semifinal3 組み合わせ 枠 選手名(英語表記) 選手名(日本語) 年齢 国名 世界ランク 主要成績 1 Jack Whelbourne ジャック・ウェルボーン 23歳 イギリス 26位 2 Yuri Confortola ユーリ・コンフォルトラ 27歳 イタリア 30位 3 Sjinkie Knegt シンキー・クネフト 24歳 オランダ 5位 4 Charles Hamelin チャールズ・ハメリン 29歳 カナダ 1位 世界選手権銅メダル 5 Semion Elistratov シーメン・エリストラトフ 23歳 ロシア 12位 欧州選手権金メダル 6 Eduardo Alvarez エドゥアルド・アルバレス 24歳 アメリカ (45位) 結果 1着 Charles Hamelin チャールズ・ハメリン 29歳 カナダ 2 14.480 Q 2着 Jack Whelbourne ジャック・ウェルボーン 23歳 イギリス 2 14.635 Q 3着 Sjinkie Knegt シンキー・クネフト 24歳 オランダ 2 14.677 QB 4着 Semion Elistratov シーメン・エリストラトフ 23歳 ロシア 2 14.783 QB 5着 Yuri Confortola ユーリ・コンフォルトラ 27歳 イタリア 2 19.086 - Eduardo Alvarez エドゥアルド・アルバレス 24歳 アメリカ DSQ ハメリンが予選と同じく積極的なレースで大部分を先頭で引っ張り余裕の決勝進出。 2番手は、予選で不本意だったクネフトがここは積極的なレースを見せ2番手に粘るかと思われた。 しかし、予選1位通過で波に乗るイギリスのウェルボーン!残り3周半で一気に前の2人を交わす思い切った仕掛け! ハメリンには交わされたものの2番手を守り切って、大健闘の決勝進出。 序盤からハメリンがペースを作ったのでハイペースの持久戦となった。 .
https://w.atwiki.jp/wossanlabo/pages/16.html
1回戦 A~C組 D~F組 準決勝 決勝 第1回東方勝抜雀 準決勝 A組 参加者:草刃(A組1位) 彼方(C組2位) くぼっち(F組1位) 野獣と化した先輩(E組2位) 草刃の起家でスタートした準決勝A組は、さながら野獣と化した先輩の独壇場となった。 第1局は野獣と化した先輩が6巡目に、それを追いかけてくぼっちが7巡目にリーチをかけ合う展開。 草刃の捨てた大妖精を仕留めたのは野獣と化した先輩。オールペア6400点で上々のスタートを切る。 親が彼方に移った第2局でもこの流れは変わらない。 第1局より早い4巡目に野獣と化した先輩がリーチを仕掛ければ、再びくぼっちが追っかけリーチを仕掛ける。 そして軍配はまたも野獣と化した先輩へ。12000点を彼方から直撃で、一気に得点を伸ばしていく。 2局続けて親からの直撃と、後半を睨んでという意味ではこれ以上ない展開。 野獣と化した先輩が独走態勢に入っただけに、何とか2位を確保して望みをつなぎたい他の3人。 親が野獣と化した先輩に回って迎えた第3局、意地を見せたのはここまで無傷のくぼっちだった。 3巡目に椛を切ってリーチを仕掛けると、これを草刃がすかさずポンして天狗を作る……が、その直後の捨て牌がくぼっちの当たり牌。 1・6ボスの1200点と、手自体は大きいものではないが、くぼっちがこれで2位争いでさらに優位に立つ。 第3局終了時 野獣と化した先輩:38400 くぼっち:21200 草刃:12400 彼方:8000 オーラスの親はくぼっち。事と次第によっては、首位を走る野獣と化した先輩に追いつけるか……と思われた。 何とか反撃したい下位勢からは、草刃が三妖精をポンして食い下がる。くぼっちに直撃すれば逆転2位の望みもあったはず。 しかし、大量リードで最早無理をする必要が無かった野獣と化した先輩は落ち着いていた。 ダマで待っていたオールペア(4ペア)4000点を彼方から直撃し、悠々と逃げ切りを果たしたのだった。 最終結果 草刃 彼方 くぼっち 野獣と化した先輩 12400 4000 21200 42400 決勝進出第1号は野獣と化した先輩。終始先手を取り続け、場の流れを支配しての圧勝劇であった。 2位に食い込んだくぼっちはワイルドカード枠での決勝進出に望みをつないだが、貯金はわずかに1200点、果たして……? 下位に沈んでしまった草刃と彼方は、共に親番で野獣と化した先輩に振込。草刃は抵抗を見せるも、野獣と化した先輩の猛攻の前に何も出来なかった。 B組 参加者:をっさん(B組1位) オトリ(A組2位) EX幼女の靴下(E組1位) ( 鴉)(D組2位) オトリの親で開戦した準決勝B組。最初に仕掛けたのはをっさんであった。3巡目リーチと早めのアタックである。 しかし、それをあざ笑うかのようにアガりを勝ち取ったのはEX幼女の靴下。 オールペア2400点をダマで待っており、これを( 鴉)からもぎ取って流れをグイッと引き寄せる。 そして自らの親を引き寄せた第2局、EX幼女の靴下の無双が始まる。 まずは再びダマテンに構え、2巡目という速攻でこいしをロン。再び( 鴉)からの当たりは6000点。 第2局1本場は( 鴉)の食い仕掛けや、をっさんのリーチをジッと耐え忍んで流局へと持ち込む。 そして2本場になったところで、再びEX幼女の靴下が動く。 3巡目にリーチをかけると一発でツモ。本場ボーナスを加えて4200点は1400オールと、後続の差を着々と広げていく。 さらに3本場になっても勢いは止まらない。 オトリの4ボスポン、をっさんのリーチを尻目に、5ボスで鳴いていたEX幼女の靴下がオトリからメリーを引っ掛ける。 ミュージックコレクションをつけて2700点を獲得、またもジワリと差を広げた。 なんとかこの状況を打破したい他の3人、動いたのは先ほどの振り込みで3番手に転落したオトリだった。 三妖精を食い仕掛けていくと、( 鴉)の捨てたチルノで当たり。 妖精大戦争を完成させた上に、非想天則も乗せるという渾身の単騎待ちが成就。一挙に13200点を積み重ねた。 箱割れになってしまった( 鴉)も第3局に迎えた親番でなんとかしたいところ。 しかし、先に動いたのはをっさん。3巡目にこの試合4度目のリーチを仕掛ける。 ところがなかなかアガれないまま、流局。EX幼女の靴下もネコ科動物を鳴いていったがこちらも実らず。 1本場になっても思うように攻められない( 鴉)とは裏腹に、オトリ・EX幼女の靴下が積極的にリーチをかけていく。 結局、( 鴉)が耐え切れずにこいしで振込。オトリがオールペアをアガって6700点を獲得し、ついに首位が入れ替わった。 第3局終了時 オトリ:35800 EX幼女の靴下:35300 をっさん:18600 ( 鴉):-9700 オーラスはをっさんが親。ここまで4度のリーチが実を結んでいないが、5巡目に5度目のリーチを仕掛ける。 アガれば逃げ切りのオトリがDS-LEVEL5を食い仕掛けるが、ここはをっさんの執念が勝る。 早苗をツモって4・5ボスの3600点で1200オール。大逆転に向けて望みをつなぐ。 そして1本場、4巡目にリーチを仕掛けていった。 だが、そんな一縷の望みは直後に粉々に砕かれることとなる。 直後の5巡目に追っかけリーチをかけたのはEX幼女の靴下。そして、( 鴉)の捨てたメディスンを仕留める。 永遠亭・文花帖-LEVEL4・6ボス・6ペアと乗りに乗った手は、32300点という特大の一発となり、ケリをつけたのだった。 最終結果 をっさん オトリ EX幼女の靴下 ( 鴉) 22200 34600 66400 -43200 TOPで決勝進出を決めたEX幼女の靴下は5度のアガり。最後の特大手が注目されがちだが、振込0と攻守にわたって安定感抜群であった。 最後に2位転落のオトリ。親を流されて苦しい状況から一時は首位を奪還するところまで持ち直し、ワイルドカード枠への望みを繋いだ。 をっさんは6度リーチをかけるなど果敢に仕掛けていったが、実を結んだのは1度だけ。振込こそなかったが、決定力不足が響いてここで脱落。 草刈り場になってしまった( 鴉)。ことごとく捨て牌が裏目に出てしまい、本来の実力からは程遠い悔いの残る結果になってしまった。 C組 参加者:daigetsu(C組1位) 方解石(B組2位) かぐやてんてー(D組1位) 朱里(F組2位) 朱里の起家で始まった準決勝C組は、方解石が先制リーチをかけたところから場が動き始める。 この方解石が6400点をツモあがって、まずは快調な出だしとなる。 第2局ではdaigetsuがリーチをかけ、すかさず朱里が追いかけていくという展開に。 このリーチ合戦はdaigetsuが朱里に振り込んだ形で決着、4000点を朱里が手にして開幕局での親被りの分を取り返し、2番手に浮上する。 第3局もリーチ合戦。 方解石が速攻を仕掛けると、まずはdaigetsuが追いかけ、さらにここまで音無しのかぐやてんてーも満を持して動き始める。 だが、唯一この荒れ場に加わらなかった朱里がダマでのツモアガり。 1600点という軽い手ではあったが、2番手の朱里がここで後続との差を広げてオーラスへと突入した。 全体的にまとまった展開で迎えたオーラス。ここでTOPに立つ親の方解石の十八番が炸裂する。 持ち味である速攻を仕掛けると、これが一発ツモという願っても無い形となって結実。 一気に点数を44000点まで伸ばして首位通過をほぼ手中に収めた。 方解石が頭一つ、二つ分抜け出して2位争いに焦点が絞られたオーラス1本場。 各人僅差の中にひしめき、誰にでもチャンスがある中で抜け出してきたのはここまで音無しのかぐやてんてー。 軽めの手だったが、ツモアガりでしっかり残り2人を上回り、ワイルドカードへの望みをつないだ。 最終結果 daigetsu 方解石 かぐやてんてー 朱里 12500 41900 22300 3300 得意の速攻がハマった方解石が堂々のTOP通過。親で迎えたオーラスの一発ツモで相手の戦意をくじいてみせた。 最後に2位に浮上したかぐやてんてー。じっくりと戦況を見据え、落ち着いた打ち回しが光ったが、方解石の勢いは止めきれずに僅かな貯金に留まる結果に。 3着のdaigetsuは積極的に仕掛けたもののヤキトリで終戦。第2局のリーチ合戦に敗れて流れを失ってしまったか。 2度アガりながらも、朱里は4着で終えてしまった。比較的軽い手に留まってしまい、火力の差で涙を飲んだ。 ワイルドカード 各組1位の野獣と化した先輩、EX幼女の靴下、方解石の決勝進出が確定。 残り1枠を各組の2位で最も高得点だった者が勝ち取ることになった。 A組2位 くぼっち 21200 B組2位 オトリ 34600 C組2位 かぐやてんてー 22300 この結果、オトリが決勝進出となった。