約 42,572 件
https://w.atwiki.jp/bc5656/pages/809.html
フィユさんが入室しました ユズミさんが入室しました ユズミ- あらぁ? フィユ- ―― ―(別の空間から吹っ飛ばされ フィユ- …、(ユズミと対峙する長身傷だらけの男 ユズミ- (露出度の高い青色のドレスに身を包む女性 ユズミ- (透き通るような青い肌、青い目、青い髪 ユズミ- (片手にたっぷりワインの入ったワイングラス ユズミ- まだぁ、生きてるのねぇ? あたし ユズミ- 一体何回殺されればいいわけぇ? フィユ- ……今、俺は三回戦目、ですけど…。 フィユ- …皆、やっぱり闘いあって、…殺し合ってココに来てるんですよね。 ユズミ- 地面に這い蹲って蹴り回されてぇ、闇に抱かれて爆破されてぇ、根っこに襲われてミイラになってぇ、散々よぉ? フィユ- ………っ、そうですか(想像したのかぎゅっと目を瞑る ユズミ- だからぁ、もう負けてらんないのよぉ? ユズミ- その傷だらけの体にぃ、酷い事しちゃうわよぉ? フィユ- ……はい。…いや、いえ。 フィユ- …しなくてもいいですよ。 フィユ- 俺、降参しますから。 ユズミ- あらぁ? フィユ- …はい。(ユズミを見て ユズミ- あなたぁ、ずっと降参してるのねぇ? フィユ- …はい。そうです。 ユズミ- うふっ、(フィユを見て笑み ユズミ- 逃げてばぁっかり。 ユズミ- ずるい男 ヒト 。 ユズミ- (笑みながら、体がドットに分解されていく フィユ- っ、……… ユズミさんが退室しました フィユ- ………、(誰も居なくなった空間に一人 フィユ- ………(……逃げ、なのかな。争いを避けて、傷付く事を避けて、 フィユ- ………(………だけど俺には、こうする以外に思いつかないんだ。 フィユ- ………どうしようもなくても、どうにもならなくても……、(天井を見上げて フィユ- ………簡単になんか、死んでやらない……! フィユさんが退室しました シェイドさんが入室しました ドゥドゥさんが入室しました ドゥドゥ- ドゥワーハッハッハッハ! ドゥドゥ- この穏やかにして中立にして絶対のジャッジを司るは美しき貴族! ジュマペル―ドゥ・ドゥドゥ=フュイユ・ド・フォン・ヴェルデュール―の~~~ ドゥドゥ- (ずだだだだだっと足踏みして ドゥドゥ- 次なる対戦相手! それは~~~ ドゥドゥ- (じゃっじゃじゃ、ビシィ! ドゥドゥ- (左手額に当て斜めに立ち、横向きに構えた右手を指差し シェイド- (右手額に当て斜めに立ち、横向きに構えた左手を指差し シェイド- そう、君だね!(ドゥドゥを指差すフルフェイスヘルメット ドゥドゥ- そのとおーっり! 君さ!(シェイドを指差す半仮面 シェイド- AH,HA! いよいよついに4回戦だねぇ? そろそろ準決勝ってとこなんじゃないかいそうじゃあないかい? ドゥドゥ- mmmんっんー! ドゥドゥにとってはミラクル素敵な3回戦目さぁ! シェイド- わぁお! 不戦敗って奴だねえ! なんてこったい、 シェイド- それは、そいつは、非常にバァッドでアンラッキーなスタートだってねぇ! ドゥドゥ- ノンノン! そんな事ないのさ! ドゥドゥ- アンラッキーな事ばかりじゃないよ! それにメイビィきっと変わらないさ! ドゥドゥ- 死ぬ回数も減ったし僕らはまだまだ死んだって蘇る! シェイド- んんーー~~! そのとおりだねえ! シェイド- ザ・ラスト・ワン! 最後の1人になるまで! ドゥドゥ- ぼく達! シェイド- わたし達は! ドゥドゥ- 闘い続けるのさぁ! シェイド- レディースエーンドジェントルメーン! ドゥドゥ- ミラクルショータイムの始まりさ! ドゥドゥ- (シェイドに向けて駆けて行く シェイド- (ドゥドゥに向けて駆けて行く ドゥドゥ- Ah,HA!(シェイドの直前でキキーッと止まる ドゥドゥ- ノンノン! ドゥドゥ- いくら大事なバトルとはいえ~! ドゥドゥにおっじょーさまを殴る事なんてできないさぁ! ドゥドゥ- (キラッとウィンクしてシェイドの方を見る シェイド- ドゥワッハァ!(全力でドゥドゥに顔面に拳を振り下ろす ドゥドゥ- アグェ゙ッハァ!(おもっくそ直撃 シェイド- ワッハァッハア!(左拳でドゥドゥの顎にアッパー ドゥドゥ- コアックマァ!(顎に受けて ドゥドゥ- (よろよろと後ろに下がる シェイド- ドゥ・ドゥドゥ~・~~!(くるりんと飛び上がりながら回って シェイド- ミラクルシュゥト!(ドゥドゥの腹部へ浴びせ蹴り ドゥドゥ- アッゲェジョ!(腹部へ喰らってぶっ倒れる シェイド- (すかさずドゥドゥの上に馬乗りになり シェイド- Oh、アミーゴ!(両手を広げて シェイド- ブラボー!ブラボー!…ブラボーブラボーブラボーブラボー!(左右から交互にドゥドゥの顔面を殴り続ける ドゥドゥ- エグエッグエッグエグエグエッグ(ボコボコにぶん殴られる シェイド- イーッツ、ショーターイム!(ドゥドゥの目に向かってダイビングエルボー ドゥドゥ- ノンノ!(目を潰され シェイド- mmンン、ンーン(倒れながらドゥドゥの背面を取り シェイド- (両肩に手を回して シェイド- (立ち上がりながら シェイド- ドゥローップ!(ドゥドゥを頭から叩き落すバックドロップ ドゥドゥ- (脳天から落っことされる シェイド- (ドゥドゥを地面に置き去りにし、立ち上がり シェイド- スリー! シェイド- ドゥー! シェイド- ワンー! シェイド- (勝手にカウントを取り始め シェイド- Ah,HA! シェイド- ゼロー! シェイド- ひゅー!ひゅーひゅひゅー!(両手を広げてフィールドを走り回る シェイド- あい、あむ、ざ、ウィナー!!(どこかへ向けて勝利のブイサイン ドゥドゥ- (地面でぐったり倒れている シェイド- ドゥワーハッハッハッハ! シェイド- 勝利したのは~~! シェイド- この穏やかにして中立にして絶対のジャッジを司るは美しき貴族! ジュマペル―ドゥ・ドゥドゥ=フュイユ・ド・フォン・ヴェルデュール~~ノンノン! シェイド- 今日からドゥドゥが、ドゥドゥさぁ! シェイド- ドゥワーハッハッハッハ! シェイド- ワハハハハ! あははっ! あーはっはっはっははぁ! シェイド- あーあ、ははぁ! やっちゃったぁ! シェイド- 悪い癖ねぇ! っもう! どうにも抜けない! どうにもならないわぁ! シェイド- あははっ、でも、仕方ないじゃない? シェイド- 生きたいもの。生きるためだもの! シェイド- それならぁ、 シェイド- 他人を乗っ取ったって、成り代わったってぇ、 シェイド- 仕方ないわよねぇ! あははっ、あーはははははぁ! ドゥドゥ- (地面でぐったりと倒れている シェイド- (姿がドットに分解されていく シェイド- あぁ、ようやく、ようやくこの世界ともオサラバできるわ。 シェイド- 長かった…ほんと長かった… シェイド- ほんっと、勘弁してよね。 シェイド- もう少しで私、私じゃなくなるとこだったじゃないの… シェイド- ―――――(姿が消える シェイドさんが退室しました ドゥドゥ- (地面にぐったり倒れたまま ドゥドゥさんが退室しました ドゥドゥさんが入室しました フィユさんが入室しました フィユ- ………。(ゆっくりと前を見る ドゥドゥ- ドゥワーハッハッハッハ! フィユ- ドゥドゥ、兄ちゃん……。 ドゥドゥ- ザ・ファイナルラウンド! いよいよいよいよラアッストステージってことじゃあないかい? そうじゃあないかい? フィユ- ……うん、そう、だよな。 ドゥドゥ- 最後のファイナリスト! 選ばれし運命の二人はこちらぁ! ドゥドゥ- この穏やかにして中立にして絶対のジャッジを司るは美しき貴族! ジュマペル―ドゥ・ドゥドゥ=フュイユ・ド・フォン・ヴェルデュールぅーー! フィユ- 今までの人の話からしても…、これが決勝戦だ。 ドゥドゥ- 対するはぁーーッ!(フィユにマイクを向けるような仕草 フィユ- だから、(その仕草を見て、ドゥドゥの手元を見て、 フィユ- ………、 フィユ- ………っ、 フィユ- (唇を噛み フィユ- ………(目をぎゅっと瞑り フィユ- っ、 フィユ- ―――………(歯ァ食い縛って フィユ- この大会の優勝者はッ!(ドゥドゥの手元に向かって叫ぶ フィユ- フィユイット=ヴェルデュールだッ!! フィユ- ――――”降参”ッ!! ドゥドゥ- わっつ!?(心底驚いたように フィユ- ………っ、(ぜー、ぜー、と フィユ- ………(情けなく眉を下げて、泣きそうな顔で顔を上げてドゥドゥを見る ドゥドゥ- わわわわ、ワァイ?! 何故?! 何故なんだい!? フィユ- ……に、兄ちゃんだって… 何でこんな所まで残ってきてるんだよ…(情けなく笑って フィユ- ……やっぱり、ヴェルデュール家だから、って事なのかな…。(はは、と ドゥドゥ- ノンノン! フィユイット=フュイユ・ド・フォン・ヴェルデュ――――(体がドットに消えて行く ドゥドゥさんが退室しました フィユ- ――――………(ドゥドゥの消えた先を見つめて フィユ- ………… フィユ- …………… フィユ- 、っ(ぱちんっと両頬を叩き フィユ- 、さ(キッと上空を睨む フィユ- さあ、 フィユ- 優勝、してやったぞ、 フィユ- 殺せるものなら……っ、殺してみろよ、『スイッチ』……! フィユ- (―――『おめでとう』のアナウンスも無いまま、空間は歪む。 フィユ- (―――敗者のみが辿り付ける表彰台。その空間へ導くように――― フィユ- ――――、 フィユさんが退室しました
https://w.atwiki.jp/kotatsuland/pages/23.html
こたつカップ 決勝 決勝は、準決勝から勝ち上がった上位2チームずつの計4チームにて争われます。 合計獲得ポイントが一番多かったチームが、こたつカップ王者となります! 決勝ラウンド 【第1レース】 アブダビ1周、大雨、プライムタイヤ縛り、アシスト全禁止 【第2レース】 中国3周、快晴、インターミディエイト縛り 【第3レース】 モナコ10%、快晴、オプションタイヤ縛り、アシスト全禁止、AT縛り、ピットイン禁止 チーム名 ABU CHN MON 獲得ポイント 酔いどれレーサーズ 9 15 19 43pt Dosukoi Racing Team 18 14 3 35pt لا أستطيع أن ينحني 39 37 53 129pt Diageo Vauxhall Racing 35 35 26 96pt こたつカップWINNER لا أستطيع أن ينحني 【ドライバー】 mikahakki うっちー カムト 決勝ラウンド動画
https://w.atwiki.jp/orisuta/pages/42.html
1 / 6 ページ 古びた倉庫が立ち並ぶ港。 数隻の小型船が停まっているものの、その乗組員すら姿はなく、その港に人気は全くない。 ……一人の少女を除いて。 「……遅い。それともこの前みたいに既に何処かに来ているの?」 そう呟く一人の少女、安西歩。 海から吹き付ける潮風が少女の髪を揺らした。 ふと、歩が視線を遠くへと移すと、見えてきたのはこちらへと走ってくる学生服を着た少年の姿。 「……よかった。今度こそ人間が相手みたいね」 歩は少年、相羽道人を見て、そう呟いた。 2 / 6 ページ 「間に合った……えぇっと……君は立会人? それとも対戦相手?」 息を切らし、駆け込んできた道人。開口一番に歩へと問いかける。 「立会人? へぇ……運営側が立ち会うこともあるんだ」 そう言うや否や、歩の背後に重なるようにスタンドヴィジョンが現れる。 「な……!?」 有無を言わさず、スタンドを展開してきた少女の姿を見て、道人は確信する。 この少女は立会人ではない……今回の相手だと……! 「クローサー・ユー・ゲット!」 道人が状況を理解しきる前にケリをつけようと、歩は速攻をしかけた。 クローサー・ユー・ゲットのスピードを活かしたラッシュが道人に叩き込まれ、その体は力なく宙を舞い、電柱へと弾き飛ばされる。 「ぐ……いきなりこれか……」 スピードだけではなく、そのパワーもなかなかのもの。 再帰不能ではないが、道人が相当量のダメージを負ったのは事実。 「(スピードは僕よりも上みたいだ……正面から殴り合ったら歩が悪いかも……)」 体勢を立て直すため、道人は電柱を背に、もたれ掛かるようにして立ち上がる。 ……ジャラ そのとき、道人の足元から鳴る金属音。 「(……手錠? なんで電柱に嵌められて……まさか!?)」 何かを察した道人が電柱から慌てて飛び退いたのと、クローサー・ユー・ゲットが火の点いたマッチを投げたのは、ほぼ同時だった。 ドゴォォン!! マッチによって電柱は「着火」し、爆発した。 3 / 6 ページ 「うわぁぁぁ!!」 咄嗟に逃げた道人だったが、その爆発範囲から完全に逃れることはできず、爆風に弾き飛ばされる。 「く……ブレイク・フリー!!」 何度も地面に叩きつけられていては体がもたない。 自身のスタンド、ブレイク・フリーに支えられ、道人は無事に着地する。 「近距離型のスタンドね……だったら、近づけさせなければこっちのものってわけ!」 歩は懐から瓶を取り出すと、その中の液体へ指を突っ込む。 そして、道人の足元へと手錠とマッチを投げ付ける。 「まずい……!」 先程の攻撃で全てを察した道人は即座にその場から走り去る。 手錠は誰も居なくなった地面へ落ち、次いでそこに落ちてきたマッチによって着火、爆発を起こす。 歩が持ってきた瓶の中身はガソリン。 その性質を得た手錠や拘束物をマッチで着火させる。 そう、クローサー・ユー・ゲットの能力を活かした爆発攻撃である。 「(いじめなんて、この能力があれば簡単に仕返しできる……運命は変えられる……でも……)」 歩は道人目掛けて、手錠とマッチを投げ続ける。 「(こんな残酷な手段をとる覚悟……これまでの私にはなかった。この闘いで……私は非情になる!!)」 4 / 6 ページ 何度も何度も繰り返される爆破の嵐に巻き込まれ、道人は傷つき、逃げ惑う。 その集中力はたいしたもので、常人ならばとっくに爆発に巻き込まれるか、あるいは手錠で拘束されて自身がガソリンとなっているところだ。 しかし、次第に道人も追い詰められ、倉庫の扉を前に立ち尽くす。 「古い倉庫らしくてね。鍵も壊れて、ひしゃげたその扉が開くことはないわ……」 地の利を活かしたものが有利となることを、彼女は前回の闘いで身をもって学んだ。 今回は、事前に下調べは十分にしてある。 これまでの連続爆破は道人をここまで追い込み、退路を絶つために行っていたのだ。 「……これで終わりよ!」 歩が投げた手錠は道人の両足を捕らえ、彼にガソリンの性質を付与する。 そこへ投げ込まれたマッチ…… 「うわぁぁぁ!!」 道人の体は爆発とともに跡形もなく消えうせる…… 「……はっ!」 と……想像したところで歩は一瞬手を止めていた。 まだ、手錠は投げられず、手元に残っている。 「ブレイク・フリー!!」 歩が躊躇したその一瞬、何が起こったのか。 固く閉ざされていたはずの倉庫の扉が開き、道人はその中へ逃げ込んだ。 「なんで……? あの扉は私のスタンドのラッシュでも開かなかったのに……!?」 ……ゴゴゴゴゴゴ ゴゴゴゴゴゴ 低い地響きのような音が倉庫から発せられ、辺り一帯に鳴り響く。 そして、倉庫から大量の白い粉が津波のように溢れ出し、歩へと迫り来る!! 「これは……小麦粉!? 何がどうなって……!?」 訳の分からない歩は押し寄せる小麦粉の津波に巻き込まれる。 「きゃあぁぁぁ!!」 5 / 6 ページ 道人が倉庫の中で見つけたのは古い貿易船の積み荷の数々。 中でも目をつけたのは小麦粉を入れた大量の箱。 道人は倉庫の扉を開いたのと同様にブレイク・フリーの能力で積み荷の封を切っていく。 そして、あの小麦粉の津波が引き起こされたのだ。 「……こほっ。酷いね……目茶苦茶よ」 下半身が大量の小麦粉にすっぽりと埋まって身動きのとれない歩。 そこへゆっくりと近づいてくるのは……道人とブレイク・フリー。 「あんまり同年代の女の子を殴りたくないんだけど……まだ続ける?」 「当たり前でしょ! 情けなんてかけないでよ! ……アンタには覚悟ってもんがないの? 勝負は非情なのよ!!」 歩は必死の形相で道人を睨みつけ、なんとか小麦粉から抜けだそうと力を込める。 「そう……分かった。ブレイク・フリー!!」 トコトコトコトコトコ トコトコトコトコトコトコトコ 軽快なラッシュが歩に叩きつけられ、小麦粉の山からすっ飛んでいく。 ブレイク・フリーの能力によって、「束縛」が解除されたためだ。 「……アンタ、どういうつもり?」 しかし、歩にダメージは殆どない。 「わざと手加減したの……? 情けはかけないでって言ったでしょ!」 「……それはお互い様じゃない?」 「え……?」 「確かに、君のやり方は非情だった……でも、とどめを刺そうとしたとき一瞬戸惑ったよね? もし、君が本気だったら僕は今ごろこの世にはいない」 「……それは」 「僕のスタンド、ブレイク・フリーの能力は束縛を解除し、秘められたものを解き放つこと……」 そう言うと、道人は歩に背を向けて歩き始める。 「もし非情な闘いを続けたかったら、いいよ……僕の背後を襲っても」 道人は一度立ち止まり、顔だけで振り向いて言葉を続ける。 「僕は君の本心を信じる……」 「私は……」 6 / 6 ページ 「お゛めぇーの席ね゛ぇーがら!!」 あの一言が私の運命を狂わせた。 始めは確かに些細な冗談だったのかもしれない…… でも、皆が皆がそれを冗談だと受け取ったわけでもなかった。 それは私自身も同様で、それが反って「ノリが悪い」と取られ、いじめはエスカレートしていった。 突然目覚めた私のスタンドは、この運命を変えるための力…… 突然招待されたこのトーナメントは、私が覚悟を決めるためのチャンス…… ずっと、そう思っていた。 そう頑なに思い込むことでしか、私は前に進めなかった。 「……私の負けね」 でも、彼が教えて……いや、解き放ってくれた。 歪んだ覚悟に束縛されていた私の本心を…… そう、壊す以外にも道はある。 「ねぇ……貴方、名前は?」 「ミチト……相羽道人」 少女の問いに背を向けたまま答え、道人はその場を後にした。 ★勝者: 本体名 相羽 道人 スタンド名『ブレイク・フリー』 ▼一覧へ戻る
https://w.atwiki.jp/rankar07/pages/28.html
準決勝 韓国10-2ベネズエラ 日本9-4米国 決勝 日本5-3韓国
https://w.atwiki.jp/butoukai/pages/30.html
メッセージ------------------------------------------------------- 碧野時康(79)(pc)「では、参ります」 テレサ(91)(pc)「さて、この武器がどこまで通用するかな?」 ----------------------------------------------------------------- (0) 攻撃側------------------------------------------------------------------ 碧野時康(79) 前衛 健康 体力100% 生命力100% 精神力100% (通常)[] 防御側------------------------------------------------------------------ テレサ(91) 前衛 健康 体力100% 生命力100% 精神力100% (通常)[] ------------------------------------------------------------------------ (0) あなたは土盾の詠唱を始めました。 (12) 魔法 土盾が発動しました。精神力2消費。体力1消費。現在の精神力割合93%。現在の体力割合96% (12) あなたは土槍の詠唱を始めました。 メッセージ 碧野時康(79)(pc)「それっ!」 (20) 魔法 土槍が発動しました。精神力2消費。体力1消費。現在の精神力割合86%。現在の体力割合92% -- あなたの精霊属性(地)。攻撃対象の精霊属性(物理)。ダメージ修正1.25。 -- テレサ(91)(pc)は精神抵抗に失敗しました。 -- テレサ(91)(pc)に4のダメージ。 (20) あなたは土槍の詠唱を始めました。 メッセージ 碧野時康(79)(pc)「それっ!」 (30) 魔法 土槍が発動しました。精神力2消費。体力1消費。現在の精神力割合80%。現在の体力割合89% -- あなたの精霊属性(地)。攻撃対象の精霊属性(物理)。ダメージ修正1.25。 -- テレサ(91)(pc)は精神抵抗に失敗しました。 -- テレサ(91)(pc)に4のダメージ。 (30) あなたは土槍の詠唱を始めました。 メッセージ 碧野時康(79)(pc)「それっ!」 (37) 魔法 土槍が発動しました。精神力2消費。体力1消費。現在の精神力割合73%。現在の体力割合85% -- あなたの精霊属性(地)。攻撃対象の精霊属性(物理)。ダメージ修正1.25。 -- テレサ(91)(pc)は精神抵抗に失敗しました。 -- テレサ(91)(pc)に2のダメージ。 (37) あなたは土槍の詠唱を始めました。 メッセージ テレサ(91)(pc)「この武器、受け止めてみさない!」 (40) テレサ(91)(pc)が、碧野時康(79)(pc)に攻撃。 -- 魔法の盾がダメージを吸収する。 -- 土盾は5ダメージを吸収し消滅した。 -- 12のダメージを受けた。 -- テレサ(91)の武器の性能と耐久値が 0.3劣化しました。 -- あなたの防具「碧のネコミミローブ」(防具)の性能と耐久値が 1.8劣化しました。 メッセージ 碧野時康(79)(pc)「それっ!」 (45) 魔法 土槍が発動しました。精神力2消費。体力1消費。現在の精神力割合67%。現在の体力割合82% -- あなたの精霊属性(地)。攻撃対象の精霊属性(物理)。ダメージ修正1.25。 -- テレサ(91)(pc)は精神抵抗に失敗しました。 -- テレサ(91)(pc)に4のダメージ。 (45) あなたは土盾の詠唱を始めました。 (50) 攻撃側------------------------------------------------------------------ 碧野時康(79) 前衛 健康 体力82% 生命力54% 精神力67% (詠唱中)[] 防御側------------------------------------------------------------------ テレサ(91) 前衛 健康 体力93% 生命力56% 精神力100% (行動準備中)[] ------------------------------------------------------------------------ (63) 魔法 土盾が発動しました。精神力2消費。体力1消費。現在の精神力割合60%。現在の体力割合78% (63) あなたは土槍の詠唱を始めました。 メッセージ 碧野時康(79)(pc)「それっ!」 (70) 魔法 土槍が発動しました。精神力2消費。体力1消費。現在の精神力割合54%。現在の体力割合74% -- あなたの精霊属性(地)。攻撃対象の精霊属性(物理)。ダメージ修正1.25。 -- テレサ(91)(pc)は精神抵抗に失敗しました。 -- テレサ(91)(pc)に4のダメージ。 (70) あなたは土槍の詠唱を始めました。 メッセージ テレサ(91)(pc)「この武器、受け止めてみさない!」 (72) テレサ(91)(pc)が、碧野時康(79)(pc)に攻撃。 -- 魔法の盾がダメージを吸収する。 -- 土盾は7ダメージを吸収し消滅した。 -- 0のダメージを受けた。 -- テレサ(91)の武器の性能と耐久値が 0.1劣化しました。 -- あなたの防具「碧のネコミミローブ」(防具)の性能と耐久値が 2.5劣化しました。 メッセージ 碧野時康(79)(pc)「それっ!」 (81) 魔法 土槍が発動しました。精神力2消費。体力1消費。現在の精神力割合47%。現在の体力割合71% -- あなたの精霊属性(地)。攻撃対象の精霊属性(物理)。ダメージ修正1.25。 -- テレサ(91)(pc)は精神抵抗に失敗しました。 -- テレサ(91)(pc)に2のダメージ。 (81) あなたは土盾の詠唱を始めました。 (94) 魔法 土盾が発動しました。精神力2消費。体力1消費。現在の精神力割合41%。現在の体力割合67% (94) あなたは土槍の詠唱を始めました。 (100) 攻撃側------------------------------------------------------------------ 碧野時康(79) 前衛 健康 体力67% 生命力54% 精神力41% (詠唱中)[] 防御側------------------------------------------------------------------ テレサ(91) 前衛 健康 体力84% 生命力37% 精神力100% (行動準備中)[] ------------------------------------------------------------------------ メッセージ 碧野時康(79)(pc)「それっ!」 (102) 魔法 土槍が発動しました。精神力2消費。体力1消費。現在の精神力割合34%。現在の体力割合64% -- あなたの精霊属性(地)。攻撃対象の精霊属性(物理)。ダメージ修正1.25。 -- テレサ(91)(pc)は精神抵抗に失敗しました。 -- テレサ(91)(pc)に2のダメージ。 (102) あなたは土槍の詠唱を始めました。 メッセージ テレサ(91)(pc)「この武器、受け止めてみさない!」 (109) テレサ(91)(pc)が、碧野時康(79)(pc)に攻撃。 -- 魔法の盾がダメージを吸収する。 -- 土盾は7ダメージを吸収し消滅した。 -- 14のダメージを受けた。 -- テレサ(91)の武器の性能と耐久値が 0.3劣化しました。 -- あなたの防具「碧のネコミミローブ」(防具)の性能と耐久値が 3.7劣化しました。 メッセージ 碧野時康(79)(pc)「それっ!」 (110) 魔法 土槍が発動しました。精神力2消費。体力1消費。現在の精神力割合28%。現在の体力割合60% -- あなたの精霊属性(地)。攻撃対象の精霊属性(物理)。ダメージ修正1.25。 -- テレサ(91)(pc)は精神抵抗に失敗しました。 -- テレサ(91)(pc)に4のダメージ。 (110) あなたは土盾の詠唱を始めました。 (121) 魔法 土盾が発動しました。精神力2消費。体力1消費。現在の精神力割合21%。現在の体力割合56% (121) あなたは土槍の詠唱を始めました。 メッセージ 碧野時康(79)(pc)「それっ!」 (130) 魔法 土槍が発動しました。精神力2消費。体力1消費。現在の精神力割合15%。現在の体力割合53% -- あなたの精霊属性(地)。攻撃対象の精霊属性(物理)。ダメージ修正1.25。 -- テレサ(91)(pc)は精神抵抗に失敗しました。 -- テレサ(91)(pc)に4のダメージ。 (130) あなたは土槍の詠唱を始めました。 メッセージ 碧野時康(79)(pc)「それっ!」 (139) 魔法 土槍が発動しました。精神力2消費。体力1消費。現在の精神力割合8%。現在の体力割合49% -- あなたの精霊属性(地)。攻撃対象の精霊属性(物理)。ダメージ修正1.25。 -- テレサ(91)(pc)は精神抵抗に失敗しました。 -- テレサ(91)(pc)に3のダメージ。 -- テレサ(91)(pc)を倒しました。 -- 防御側の前衛が居ないので、防御側後衛が前衛に出ました。 -- 防御側が全滅しました。
https://w.atwiki.jp/saimoe/pages/551.html
制作者:2ch名無しさん 決勝戦 準準決勝 準決勝 決勝 翠星石薔薇少女 147 10/9(五) 銀 10/14(三) 10/17(六) 水銀燈薔薇少女 162 小森霧再見了絶望先生 136 10/10(六) 霧 御坂美琴魔法禁書目録 117 木之本桜魔卡少女桜 133 10/11(日) 雛菊 10/15(四) 桂雛菊旋風管家! 183 原村和咲-Saki- 284 10/12(一) 和 天樹院芙蕾德莉卡PSYREN 254 制作者:2ch名無しさん 分色表 ローゼン ハヤテ 咲 絶望 CCさくら 禁書目録 PSYREN 同期投票 アニメ最萌2009決勝戦トナメ
https://w.atwiki.jp/orisuta/pages/1263.html
1 / 6 ページ ロロ・ロサーノがバーのウエスタンドアを開けると、如何にも英国紳士然とした中年男性、ヘンリー・ギボンズが奥のテーブル席に座っていた。 その傍らにはウイスキーのボトルと、リボルバーの拳銃。 「君が対戦相手だね」 「ヒヘッ その通りだヨ」 先の戦いでは、完全に距離を取っていたロロも、今回は戦いの場に姿を現している。 もう彼のスタンド『オホス・デ・ブルッホ』は発現しているのかもしれないが、現時点では姿は見えない。 「私の名はヘンリー・ギボンズ。英国よりサーの称号を賜っている。掛けないかね?」 ギボンズに対して油断しているわけではない。 ロロは相変わらず不敵な笑みを浮かべながらゆっくりと椅子に手を取り、そしてギボンズと向き合って座った。 「ロロ・ロサーノだヨ。よろしくミスター・ギボンズ」 「フフッ…… それはやめてくれ。君を殺したくなる」 口調こそ物腰柔らかで、笑みを失くさない表情ではあるものの、殺意が本物であることは決して戦闘のプロフェッショナルなどではないロロであっても理解でき、一瞬委縮してしまう。 「じゃ……じゃあ何と呼べばいいのカナ……?」 「できればヘクター。ないしサーとでも」 「ヘヒッ……じゃあ聞いてもいいかいヘクターさん」 「この拳銃は?」 テーブルに置いてあった拳銃を、ロロは手に取ってギボンズに尋ねる。 ロロは少しだけ、拳銃を手に取れたことを驚いていた。ギボンズは敵対者である自分に手を取らせたのだ。 見たところスタンドを発現させている様子はない。真に無防備であるというアピールなのだろうか、かえって露骨にさえも見えなくはないものの、直後にギボンズは口を開いて言い放つ。相変わらず表情は揺るがず、それがロロにとっては不気味にさえ映った。 「今回の勝負、スタンドを使わんようにしないかね?」 「もう使ってるかもしれないヨ?」 「そこは紳士協定ということで、私も自身のスタンドを使わぬことを誓おう」 「何に?」 「そうだな。神にでも」 その言葉は失笑を誘うほど軽薄で、吹けば飛ぶような代物であった。 だが、ギボンズはお構いなくルール説明を続けた。 「ルールは大体分かるだろ? 「ディアハンター」とかで観てるはずだ」 「フヒッ……ボクはその映画タイトルしか知らないヨ…」 まあそうはいっても、大体は理解している。 ギボンズが弾倉を開いてそれを見せつけたように、その中には弾丸が一発だけ込められていた。 「だがな、このロシアンルーレットにはもう一つルールを設けたいと思う……」 「『アタリ』の度に、自身の『スタンド』に関する『秘密』を一つずつ相手に告白する」 2 / 6 ページ ロロは静かに驚愕した。ギボンズ同様彼の表情も揺るぎはしないが、それでもそれが何を意味するかは分かった。 世の中にはスタンド使いが大挙して在校する学園なんてものもあるだろうが、そんなものはロロからすれば危険でしかない。 能力が露見することは、スタンド使いにとっては死活問題。 それを何故露見させるなどと…… 「ただロシアンルーレットをするだけでは画的につまらんだろう? 私たちはマイケル・チミノじゃあないんだから」 「誰ですカ? その人」 「「ディアハンター」を撮った監督だよロサーノくん」 「…………クヒッ」 どこまでも不敵な男だ…… ロロはこの男を静かにそう評する。 このロロ・ロサーノ自身も、他人から見れば「不敵」と評される類の人種であるだろうが、それ自体は彼からすれば『デコイ』だ。 人は見た目が九割と言う書籍が存在するように、この不気味と取れる容姿も、イメージを形づけるのに効果的である。 「それじゃあ先行後攻を決めるコイントスでもしようか……」 「ロサーノくん、君が投げるかい? これは先の戦いで破った相手から拝借した日本の硬貨だよ」 そう言ってギボンズが手渡した日本の硬貨(確かこれは「500円硬貨」だろうか?)を手に取る。 ヒンヤリとした金属の感覚が、手に取った瞬間ロロの手に伝わる。 「裏の植物が描かれている方が表面だよ。そっちが裏」 「クヒッ……ご親切に」 そう言って、ロロはコインを右手の親指ではじく。 「表」 「裏」 ロロが表と言ったのに対し、ギボンズは相変わらずの口調で軽く裏と言ってのけた。 左手を退けると、その中には500の面が描かれた「裏面」がそこにはあった。 「それじゃあ……先行を貰おう」 ギボンズはそう言ってリボルバーを回転させた。 3 / 6 ページ ロシアンルーレットは、どう転んでも最長6回までしか弾丸が放たれない。 その中で不利とされる後攻を選んだギボンズに対して、流石にロロも疑念を抱いていた。 追加ルールによって最大で「三つ」まで能力の秘密を露見させなければいけないこの状況に於いては、流石になにかあると思わざるを得ない。 最初から、多少疑ってはいたものの、よもやここまでとはロロも思っていなかっただろう。 「本当に後攻でいいノカイ? ミスター・ギボンズ」 「…………」 ギボンズの表情が、少しだけ揺らいだ。 「……構わんよ。あとできればミスターとは呼ばんでほしい」 「フヒッ……分かったよミスター」 挑発による揺さぶり。多少であるが有効ではあった。 「始めようか」 ギボンズは表情をもどし、こめかみに銃口を当て、リボルバーを見ないように目をつぶりながら引金を引く。 弾丸は放たれず「アタリ」……ギボンズはふぅと息を吐いた。 「キヒッ……それじゃあ」 「ああ分かっているよ」 「私の『スタンドの名は『フリーズ・フレイム』 射程距離は2mほどで破壊力は一撃で人を仕留められるほどだ』」 確信を突いているようで突いてはいない。 射程距離はスタンドを語る上で大事な要素の一つではあるものの、この場を動けないこの状況では、あまり重要ではない。 「そいじゃあ次はボクだね……」 ロロもまた「アタリ」だ。 「…………キヒッ」 「それじゃあ言うヨ……『スタンド名は『オホス・デ・ブルッホ』 射程距離は長い方』……こんな感じでもいいカナ?」 「結構。では次は私だな」 銃を手に取り、引金を引く。また「アタリ」 「『私は嘘を吐くかもしれない』」 「?? そいつはどういうことカナ??!」 引金を引いてすぐ、唐突に言い放たれたその言葉には、ロロもさすがに声を荒らげた。 「もちろんスタンドに関することのみだ。私のスタンドは近距離パワー型でないかもしれないし、射程距離は長いかもしれない。スタンドの名前が『フリーズ・フレイム』ではないかも」 「そして「これから嘘を吐くかもしれない」……?」 「そう言うことだ。分かってるじゃあないかロサーノくん」 ちょっとだけ笑みを浮かべて、ギボンズは拳銃をロロに手渡した。 これで四回目の発砲。これまで順当に来ているが、次に弾丸が放たれるかもしれない。当然ロロも、絶対的な自信があるわけではない。 もうこの時点で虚勢なのだ。 次に弾丸がこめかみを突きぬけるかもしれないと思うと、流石に恐怖は少なからず抱く。 拳銃を握る手にもおのずと力が入り、手の平に嫌な汗をかいているのも分かった。 「…………クヒッ」 笑っては見せたが、こめかみに銃口を突き付けた時点で、余裕などはほぼ皆無であった。 そして引金を――――引く。 4 / 6 ページ カチッと音が鳴る。「アタリ」だ。 「…………」 ここまで来ると、もはや息の荒さや頬を伝う汗は、混じりけのない完全なる素である。 「おめでとう。ロサーノくん」 やはり、この男おかしい。この自信、絶対に何かある。 強い疑念は確信に変わりだしていたが、ロロは動けない。 相手が近距離パワー型のスタンドではまず勝ち目がないからだ。このトーナメントに於いて勝機があるとすれば、彼が提示したロシアンルーレットでの結果のみ。 勝敗の決し方はどうでもよいはずだ。だから運で乗り切ればそれで勝てる。 「…………」 「大丈夫かい?」 「……ああ大丈夫ダヨ…………じゃあ最後に「ボクも嘘を吐いてるかもしれない」」 ここでロロは勝負に出る。 「……嘘を………………吐くとは?」 「さっきアンタの言ったのと同じダヨ……もう吐いてるかもしれないし、これから吐くかもしれない」 これからというのはない。 ロロは半ば、勝利を確信していた。それゆえの「嘘を吐いているかもしれない」発言なのだ。 「ふぅん……」 ギボンズの表情は一瞬だけ硬いものとなった。先の「ミスター・ギボンズ」と呼ばれた時のような硬い表情である。 だが、それはすぐに解け、右口元を少しだけ緩ませて拳銃を手に取る。 そして、何のためらいもなく引金を引く。 ロロは勝利を確信していた。確信していたのだが、それによって構築された歓喜の「したり顔」はすぐに崩れ落ちる。 「「アタリ」だ。次は君だよロサーノくん」 ありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえない 絶対にありえない。 なぜこうなるのだヘクター・ギボンズッ! 声を心の中にとどめることは出来ていたが、それは表情の瓦解によって既にギボンズに露見している。 どうしてあの状況で助かる。何故死なないのだ。 「そんなにありえないかね?」 「ああ……もうどうでもいいかもしれないが一応言っておくと――――」 ギボンズの表情は、完全に勝者の「したり顔」に染まっていた。 もはやギボンズが最後に言った告白すらも耳には聞こえない。 「ひ……引金を…………フフヒッ……ひ……ひか」 「引けよ」 ギボンズは、ロロを指さし厳しい口調で言い放つ。 口元は緩んでいる。 だが、目は完全にヤバい。これは人を殺すことなど厭わない殺人者の目。いや、殺人者と形容するには安すぎる、悪辣な何かなのだ。 「…………キヒッ……フヒヒヒッ」 「キハハハハハハハハハハハハハハハハ……」 かくして、弾丸は放たれた。 渇いた音と共に、ロロ・ロサーノのこめかみは貫かれ、テーブルに沈むのであった。 「…………最後に一言。このウイスキーはきみにやるよ」 ギボンズは、そう言って酒場を後にした。 5 / 6 ページ ―――― 「……キヒッ。行ったかな?」 ギボンズが去ってから十分ほど経ったところで、酒場の床下の木の板一枚を持ち上げて、ロロ・ロサーノが姿を現す。 それと同時に、机に横たわる「ロロ・ロサーノ」は姿を消し、そこには穴の空いた尻尾が現れる。 ロロ・ロサーノは「嘘を吐いていた」。 敢えて言えばその「存在自体」が嘘なのだ。 先の戦闘でレドフォードを破った戦法の流用であり、油断をした隙を狙おうと思ってはいたのだが、ギボンズの狂気に触れて、ロサーノは心身ともに勝利を諦めた。 今となっては「命あっての物種」だ。 ヘクター・ギボンズ。あれほどまでに敵わない敵となると、もはや清々しいだろう。 「フヒッ……スペインに帰って一から出直そうとするカナ……」 ロロは、おもむろにギボンズが置いて行ったウイスキーの蓋を開けようとする。 なかなか開かない―――― 6 / 6 ページ ギボンズは最後に、こう告白していた。 「私は能力を、すでに使っている。能力とは「凍結させる能力」だ」と。 無論、ロロはそれを聞けていないのだが、ギボンズが能力を使用していた対象は二つ。 一つは拳銃。これによって自分に対して弾丸が発射されることを確実に防いでいた。 デコイとしてコインも事前に「冷やして」いたのだが、ロロは全く気付かなかった(『フリーズ・フレイム』というスタンド名もヒントであるのに)。 そして、もう一つは―――― 「『フリーズ・フレイム』解除」 ウイスキーの蓋が開いた瞬間、ロロを光が包む。 それと同時に、ギボンズが先ほどいた酒場は、凄まじい爆音と共に木っ端みじんに爆散した。 中に「爆発寸前の液体爆弾」が入っていたのは、もう言うまでもないだろう。 「酒は美味しかったかい? ロサーノくん」 ヘクター・ギボンズは、再度頬を緩めた。 ★勝者: 本体名 ヘクター・ギボンズ スタンド名『フリーズ・フレイム』 ▼一覧へ戻る
https://w.atwiki.jp/lufta/pages/55.html
_1_ _2_ _3_ _4_ _5_ _6_ _7_ A うつるとミラ、真字出、慈恩 江田島 B __壁 C 組曲 女良桃乃 2nd D フロレンツィア __壁 E じゅりあ 白金 週刊少年ルフト<DP1/応援ボーナス0P> 名前 性別 攻 防 体 精 FS 特殊能力 発 成 備考 組曲 女 3 12 10 4 1 死すべき運命の賛歌 89 0 射程+1 稲田 葵 女 0 0 10 7 13 『青き日のおもひで』 79 100 死亡 喜屋武リンダ 女 0 0 5 0 20 『マカマカ式宇宙気功極意の光生体エネルギー開発アカデミー』 80 100 死亡 じゅりあ 女 20 1 7 2 0 じゅりあちゃんの呪殺術その16『単純で明快なる呪殺』 80 0 射程+1 面河渓 騙部 男 0 0 10 0 20 騙り草 50 100 永続戦線離脱 フロレンツィア チームB<DP2/応援ボーナス0P> 名前 性別 攻 防 体 精 FS 特殊能力 発 成 備考 月読葛八 男 0 5 0 0 2 空裂砕 85 100 死亡 うつるとミラ 女 1 15 15 0 0 ユーアーミー 100 100 慈恩具符 無 0 14 8 0 5 亀甲縛電熱 74 100 女良桃乃 2nd 女 12 0 7 0 8 にゅうにゅう!びっちゃ!! 88 100 リーダー 真字出佳代 女 7 15 7 0 0 マジデッカイヨ 49 100 江田島平八郎忠勝 男 30 3 35 0 20 なし 転校生
https://w.atwiki.jp/bc5656/pages/987.html
ウルウさんが入室しました イチイさんが入室しました ウルウ- ………………… イチイ- 決勝進出はヴィオレット家か。 イチイ- もう少ししたら…ぼく達の試合になるね。 ウルウ- はい…… ウルウ- こちらは決勝まであと2試合ですね… イチイ- そうだね…。 ニシキさんが入室しました ニシキ- やぁ……間に合ったみたいだね…… イチイ- 弐棋! 戻ったのか ニシキ- (壱葦君達の元へ戻ってくる ニシキ- くすっ……心配しなくても戻るよ…… ニシキ- ボク達は勝ったんだからね……次がある…… イチイ- …うん。そうだね…。 イチイ- …弐棋のお陰だよ。(柔らかく笑って ニシキ- ふふっ……ボクが勝たなくても壱葦君が勝っただろうけどね…… イチイ- それは解らないよ。だけど、 イチイ- ぼくは君が勝ってくれてとても嬉しかった。 ニシキ- ふふっ……次は君達の番だけどね…… ニシキ- 覇王堂巖黒家は未知数さ……気をつけてよね…… イチイ- ああ。気を引き締めて行かないとね。 ЯiKUさんが入室しました よつばさんが入室しました ЯiKU- (観客席にやってくる ЯiKU- アハ☆ 戻ったよっ。 ЯiKU- ハツネクンはもう闘技場に向かってるのカナッ? ニシキ- ふふっ……そうだろうね…… ニシキ- 初戦はハツネ君からだからね…… 京輝さんが入室しました 清根さんが入室しました 木兎さんが入室しました 清根- あーっんもう入場しちゃってるじゃない。でもギリギリ間に合ったわよねー? 清根- (がやがやと集まる覇王堂巖黒家の面々 春慶さんが入室しました 美倖さんが入室しました 美倖- 大丈夫っ!セーフよまだ試合始まってないから!(がやがや 春慶- …はぁ。五月蝿い。 木兎- ぅ………ぉ、怒られないかな… よつば- あらあら。覇王堂巖黒家の人達じゃない?(がやついてる方向いて 清根- はぁーい。覇王堂巖黒家の面々ですー。(よつばに手を振り 美倖- ぁ! きゃっほーよっつーん!(笑顔で手ー振って 清根- せっかくの試合だし一緒に観戦きたわよぉー? 京輝- お邪魔じゃなければ…一緒に見させてもらいたいんだが…、 京輝- どう、だろうか…?(壱葦に尋ねる イチイ- あぁ、(席を立って イチイ- 勿論構わないよ。 イチイ- 良い試合にしよう。(ぺこりと一同に礼 京輝- あ、あぁっ、よろしくお願い致します。(壱葦に礼 木兎- ぅ…………だ、大丈夫、、、かな。。。 清根- 大丈夫大丈夫っ、近くに座りましょ?(木兎、と春慶にウィンク 春慶- だってさ。(木兎に目配せして 木兎- ぅ、、、うん………(春慶の後ろにひっつく ニシキ- くすっ……紗沙君とハツネ君は既に知り合い同士だけど…… ニシキ- その事は知っていたかい……?(戦場を見て振り向かず黒家の誰かに尋ねるように呟く 美倖- ん、あたしは全然知らなかったわよ? 美倖- 紗沙おねーちゃん基本山に篭もってるしねぇ? 清根- あらぁ? そうだったの? 春慶- …あぁ、言われて見たら、同じ宗派っぽい法衣着てるね。 ニシキ- くすっ……じゃあ狙い当てた組み合わせでは無いんだね…… 美倖- え、ていうか尼寺って男子禁制じゃないの? 美倖- 男女同じ屋根の下とか寺的に大丈夫なの…!? 春慶- ……流石に建物は分かれてるんじゃないの?知らないけど。(呆れきった様子で美倖見て 木兎- ぅ………そうなのかな…… よつば- アンタは一体何の心配してるのよ…? 春慶- ほら。試合始まるよ。 清根- そーそーまもなくよー!? 美倖- ぁっ、じゃあ座んなきゃ! 清根- 始まった…! 京輝- 始まった…! 美倖- 始まったわねー!(わくわく 清根- きゃー!何アレ! 召喚術!? 美倖- なになに? 霊能対決ってコト? ニシキ- 霊能か……ふふっ…… ニシキ- 見えざる霊を使った完璧なる不可避な攻撃連携が紗沙君の得意技なのかな…… 美倖- あ!(手で口押さえて 清根- 相手もみえるひと!ってわけね? 清根- 楽しそうな対戦じゃない! 清根- おー! さらにもう1枚! 清根- ・・・! 清根- ・・・・・・! 清根- あの子達、出来るわね・・・! 美倖- そうね・・・! 京輝- 清根え達…もう、力量が分かったのか…!? 春慶- どうせまた馬鹿な事考えてんでしょ… 美倖- ぁれ。(闇に包まれる紗沙を見て 美倖- でも、おねーちゃんって… 美倖- 元々目、見えないわよね…? 清根- あら? 視界を奪うだけの闇かしら?(楽しそうに見て 美倖- え、直撃!? 木兎- つ、捕まっちゃった………? 美倖- うっそーん…紗沙おねーちゃんが…? 美倖- 、っへ? 京輝- あっ・・・! ウルウ- ………………… 清根- 初戦は紗沙ちゃんの勝利! ね? 美倖- っきゃー!(両頬に手当てて イチイ- ……、(心配そうに戦場を見て イチイ- …漆、鉢音をお願いできるかい…? ウルウ- 畏まりました。 ウルウ- こちらこそ、 ウルウ- (壱葦、よつばを見て、 よつば- えぇ。(笑って ウルウ- 宜しくお願い致します。 よつば- 心配しないでやってらっしゃい?(ウルウにウィンクして ウルウ- ………………… ウルウ- (戦地へ向かう ウルウさんが退室しました 春慶- さて、と。 春慶- 目立った地形破壊も無いし、すぐ二戦目かな。 春慶- (立ち上がって 美倖- 次ははるちーお兄ちゃんね! 清根- そうね! 木兎- 春慶お兄ちゃんの番……… 春慶- じゃ、行ってくるよ。 木兎- ぇっと……ぅん…‥… 木兎- こ、、、、 木兎- ここで決めて………欲しいな……… 春慶- 善処するよ。としか言えないかな。 春慶- それじゃ。(歩き、闘技場へと 春慶さんが退室しました 美倖- もー。そこは僕が決めるから!って言う所でしょー! 紗沙さんが入室しました 紗沙- (観客席に戻ってくる 美倖- あ!紗沙おねーちゃんお帰りー! 紗沙- ふふふ。 紗沙- 次は春慶の番ですか。(闘技場に振り返り 美倖- もーすっごい淡々と始めちゃってー 美倖- それぞれに好みのタイプとかインタビューしたい気分だわ 木兎- そ、、、そうかなぁ…………… 美倖- 今度は召喚対決!? ニシキ- ふふっ……上手く合わせてくるね…… ニシキ- こちらのオーダーは……完璧に読みきられてたのかな…… 京輝- なっっ!? 京輝- 倒した相手も掌握できるだなんて…! 美倖- え?(弐棋の言葉聞いて 美倖- そ、そんな訳無いわよねー……?(小声で呟く 美倖- おにーちゃん説明長い…! 木兎- …、、、 木兎- こ、、この戦いどうなるの…………… 美倖- さ、さー…美倖よくわかんない…。 美倖- っていうかなんでこんなめんどくさい試合になってるわけ…1? 美倖- え、 美倖- えぇー………… 美倖- 超締まらなくない!?(清根あたりに 清根- あっらー分けちゃったわねー? ニシキ- くすっ……どうする……?(よつばに笑み よつば- どうするってどういう事よ?(腰に手当ててニシキ見て ニシキ- もちろん……4戦目の事だよ……(よつばに向き直る よつば- あら。てっきりアタシは兄さんが出るもんだと思ってたけど。 ニシキ- ふふっ……それならボクかな…… 木兎- ぇ………、、、、 美倖- な、なんか 美倖- 既に次で勝つ事前提の話してるわよ……!? 美倖- き、木兎ちゃーん! 木兎- ぅ、、、、ぇ、、、 木兎- こ、、、ここ、、ここで決まる、、、の……?(ぎゅっと人形握りしめ 美倖- がんばって!(エール 清根- ええっ! 全力全開よっ!(木兎ちゃんにウィンク 紗沙- ふふふ。 京輝- あぁ、三回戦だな! 紗沙- 木兎御兄様。(にっこりと笑って木兎を見て 紗沙- 紗沙めも応援しておりますよ。(にっこり 木兎- ぃぃぃぃ、、、、(引きつった顔でみんなを見て 木兎- 春慶お兄ちゃんっっ、、(春慶の元へ駆けてゆく 木兎さんが退室しました ウルウさんが入室しました ウルウ- (観客席へ戻ってくる ウルウ- ………………… ウルウ- 申し訳ございません。及びませんでした。 ウルウ- (真面目に報告して一礼する よつば- おかえんなさい。(笑って迎える イチイ- 漆、君は良く頑張ってくれたよ。 イチイ- …必ず、次に繋いでみせるよ。(決意を込めた声音で ウルウ- ………………… ウルウ- 宜しくお願い致します。 ウルウ- (壱葦に礼をする ニシキ- ふふっ……壱葦君が負けるわけないよね…… イチイ- …いや、勝負は解らないよ。 イチイ- 対戦相手の彼女も…先の試合で、全ての力を出し切ってはいないように見えた。 イチイ- 気を引き締めていかないとね…。 よつば- ぁ。整備終わったみたいよ?(闘技場の方を見て イチイ- …、あぁ(名前が呼ばれるのを聞き イチイ- 行ってくるよ。(立ち上がり よつば- ハーイ。行ってらっしゃい。 イチイ- (闘技場へと向かう イチイさんが退室しました 清根- あら! ちゃんと出てきたわね! 美倖- ほんとね! 美倖- はるちーお兄ちゃんが説得してくれたのかしら…? 美倖- … 美倖- どうして、 美倖- どうして木兎ちゃんの対戦相手は 美倖- 長身で体格良くて怖いおにーさんばっかりなの…!! 清根- 多分順番のせいね!(悪びれた様子もなく笑う 美倖- こう、はかなくかわいい女の子とかだったら色々始まるかもしれないのに! 紗沙- 賽の目の妙でございますね。(にっこり 美倖- き、、、、 美倖- 木兎ちゃーーーーーん!(断末魔 京輝- い、一瞬だったな…、、、 清根- あっちゃーーー…壱葦ちゃん容赦無いわねえ? 紗沙- おやおや。(微笑んだまま 美倖- いいわうん!むしろあんなでっかい人相手に良く一戦耐えたわ!(いつだかの試合と同じ事をのたまう 紗沙- ふふふ。所で… 紗沙- 次の仕合はどなた様が出場されるのですか?(3人を見て 清根- そりゃあもちろん!? 美倖- そりゃあもちろん!? 京輝- いつもの決め方………かな? 清根- えーそれもいいけどー?どうする?(美倖に笑って 美倖- どうって…ねえ?(清根に笑って 美倖- 1試合しか日の目を見てない我らが元帥に 美倖- 出番を譲ってあげちゃってもいいんじゃないかしら? 清根- そんなわけで! 清根- 京輝ちゃん! 出番よ! 清根- しし、ふんじんっ!(なんか元気よく送り出す 京輝- え、え? 美倖- 獅子、 美倖- 奮迅ー!(京輝の背どんっと押して 京輝- え、、、(押されて前に進み 京輝- あ、あぁ、 京輝- 行ってくるよ!(皆に挨拶 美倖- 行ってらっしゃーい♪ 京輝- まずは木兎を助けなくっちゃな。(木兎ちゃんの元へと走る 京輝さんが退室しました ニシキ- ふふっ……彼か…… イチイさんが入室しました イチイ- (観客席に戻ってくる よつば- それじゃ、お願いね弐棋兄さん?(首傾げて笑って イチイ- あぁ、(階段を登って来て イチイ- 頼んだよ…弐棋。 ニシキ- そうだね……行ってくるよ…… よつば- 壱葦兄さんもお疲れ様。 ニシキさんが退室しました イチイ- うん。(席に座り直し、 イチイ- …(戦場を見つめる 美倖- あ。あの人……(弐棋を見て 美倖- フラッガーよね!(清根に親指立てて 美倖- 前の仕合で盛大にフラグ立てしてたわ! イチイ- …、弐棋の鎖を破壊した…!? イチイ- …つまり、彼は… そうなんだね…。 美倖- ぁ、入ったー!! 美倖- あー! SM鎖! 清根- ちょ、ちょっと! 声が大きいわよ!? 美倖- 大丈夫!戦いに集中してて聞こえてないハズ! 清根- こ、ここの皆様には聞こえてるわよー!? ЯiKU- アハ☆(ニコッ☆ ЯiKU- イヤだなぁ、お兄ちゃんのカンペキな鎖をそんな風に見るなんてさっ(キラキラの笑顔で よつば- や。ちょっと。なんか――様子がおかしいわよ。 美倖- ぁ。 美倖- ホントだぁ(呑気に 清根- あ! イチイ- …な…! よつば- ―、兄さん(言葉短く、確認するように イチイ- 、あぁ。(了承の返事 よつば- (カウントが始まるより先に―青のタオルを会場に投げ込む よつば- じゃ、 よつば- ちょっと救護手配してくるわ。(そのままサッと観客席を去ってゆく よつばさんが退室しました 清根- さっ、てと! 清根- おばさんもひと頑張りね! 紗沙- ふふふ。 紗沙- お願い致しますね。(にっこりと笑み 清根- ほんっとやってくれたわ弐棋ちゃん。 紗沙- わたくしはあれが嫌いです。(にっこりと笑み 清根- おばさんに任せときなさい! 次の試合までには、 清根- 良い子な京輝ちゃんに戻して対面させたげるからね! 清根- (紗沙に笑って 清根- ("凶鬼"へ駆け出す 清根- (私は別に嫌いじゃないんだけどねー? 清根さんが退室しました ЯiKU- … ЯiKU- っ!(会場に飛び込む ЯiKUさんが退室しました イチイ- (残った紗沙と美倖の元に歩み寄って イチイ- 完敗だよ。勝負ありがとう。(丁寧に礼をする 美倖- ぁ!え、ええ!(いつにない真面目なテンションに 美倖- こちらこそありがとね!お疲れ様! 紗沙- ふふふ。 紗沙- お疲れ様でございました。(礼 イチイ- あぁ。 美倖- そんじゃま、紗沙おねーちゃん、 美倖- あたし達は次のメンバー決めないとね! 紗沙- ふふふ。そうですね。 紗沙- まあ、わたくしはもう出場できませんけれど。 美倖- まーまー。一緒に行くだけ行きましょうよー。 美倖- んじゃあそゆことで! 美倖- 行きましょっ(観客席を出て行く 美倖さんが退室しました 紗沙さんが退室しました イチイ- …さて。 イチイ- ぼく達の試合は終わった。これからは…各自自由にしていてもらおうかな。(ふっと力を抜いて笑って ウルウ- ………………… イチイ- 漆。君も、好きな所に行って構わないよ。 ウルウ- ・・・・・・・畏まりました。 イチイ- それじゃあ、ぼくは…、鉢音の様子を見て来ようかな。 イチイ- 君はどうするつもりだい? ウルウ- 私めはこちらに居る予定です。 イチイ- そうか。解ったよ。 イチイ- それじゃあ。(漆に軽く手を振って イチイ- (観客席を去っていく イチイさんが退室しました ウルウ- ………………… ウルウさんが退室しました 智咲さんが入室しました 智咲- 行くトコ無さすぎですの! 智咲- (なんだかんだで闘技場観客席最前列に来たですの! 智咲- (向かい側には青っぽいのが一杯いるっぽいですの!別の所には紫っぽいのが一杯いるっぽいですの! 智咲- (両方クソ真面目そうですの! 智咲- (智咲はこのへんで観戦してるですの! 呉呉お兄様や芭珀お姉様がどこにいったかはわからないですの! たぶんそのへんいるですの! 智咲- 始まったですの! 智咲- 男ですのー! 智咲- 男好き男もいい加減にするですの! 智咲- こだまちゃんみたいな可愛い奴も出してあげるですの! 智咲- 女の子ですのー! 智咲- ようやく出しやがったですの! 智咲- 出し惜しみしないでじゃんじゃん出すですの! 智咲- 一撃ですの!? 『リセット』- 「さーさー、次の試合までちょっぴり間があるッスね」 サンク- あらあら。 サンク- まさかこの僅かな時間でなにかお遊戯会を?(PCに微笑み 『リセット』- 「っても圧倒的な人数不足ッスね」 『リセット』- 「気が付いたらこんなに減ってたッスか」 らら- そうね。 らら- みんな居なくなったから。 サンク- あらあら。 サンク- 女子三人で恋バナにでも花を咲かせますか? 『リセット』- 「お。聞かせてくれるンスか?」 サンク- あらあら。皆で話すなら、ですよ?(PCに微笑み 『リセット』- 「自分はまー話せるような恋路なんざ無いッスよ。家出てないんで」 『リセット』- 「サンクねーさんとららサンの話なら聞きたいッスけども」 らら- 私も恋してない。 らら- 話せる事がないわ。 サンク- あらあら。 サンク- それでは私だけ話すわけにもいかないですね。(微笑み 『リセット』- 「ちぇーッスね」 エルドさんが入室しました エルド- (モニター室に戻ってくる エルド- (大分人の減った室内を見て らら- ん。おかえり。 らら- (エルドに気づき エルド- 、(ユフィーアが居ない? エルド- (―――拙い。 エルド- (――――読まれる (瞬間、 エルド- (強烈な――何か、嫌悪にほど近い感情がららの頭に流れ込む らら- んっっ、、! らら- (目元を歪ませ小さく声を漏らす エルド- …。(だが、表情には一切それが現れない。平然とした、いつものやる気のない姿 エルド- …あれま。大分減ってますね…。 エルド- …誰か、ユフィーアさんが何処に行ったか解ります?(自然な調子で室内に訊ねる サンク- あらあら。何処かに走って行ったようでしたけど… サンク- ごめんなさい。わからないですね。 らら- っ、私も、知らない。 エルド- …。さいですか…。 エルド- んじゃま、探してきますかね。 サンク- あらあら。いってらっしゃいませ。 らら- ……… エルド- …んじゃ、お邪魔しました。すまんね。お話中に。(言って エルド- (さっとモニター室を出ていく エルドさんが退室しました らら- ………・・・ らら- (その背を見送る。 『リセット』- 「何かあの人、常にユフィーアさんに引っ付いてるッスよね」 『リセット』- 「まーかわいー子にひっつきたくなる気持ちは自分も解らなくないッス」 サンク- あらあら。そういう理由なのかしら?(微笑み 『リセット』- 「何か他にあるンスかね?」 らら- ……… サンク- 姉妹想いなだけでしょうかね。 『リセット』- 「シスコンッスか」 サンク- あらあら。兄弟仲良しで何よりですよ。(微笑み 『リセット』- 「確かにッスね」 『リセット』- 「ららサンのトコも兄弟仲は良いッスか?」 らら- うん。 らら- みんな仲良しよ。 らら- 喧嘩も無いわ。 『リセット』- 「ぉー。平和ッスね」 らら- えぇ。 らら- 平和に過ごしてるわ。 『リセット』- 「自分トコも喧嘩も無く平和。…スッよね?」(サンクに サンク- あらあら。リア充だらけで平和な家ですよ?(微笑み 『リセット』- 「リア充とリア充とリア充が試合にエントリーしてるッスからね」 『リセット』- 「サンク姉サンもぼちぼちイケるんじゃないスか?」 サンク- あらあら。 サンク- 私はまだまだですよ。 サンク- 妹達に抜かれてしまうかもしれませんね。(微笑み 『リセット』- 「爆発ッスよ」 サンク- あらあら。皆で爆発出来るといいですね?(微笑み 『リセット』- 「平和な家が爆心地ッスか?」 サンク- はい。連鎖爆発です。(微笑み 『リセット』- 「ぴゅあらサン家は誰か爆発してるンスか?」 らら- してないわ。 らら- 誰も。 『リセット』- 「ノーボンバーッスか」 らら- そうね。 『リセット』- 「これからが楽しみッスね」 らら- まだ遠い先の話ね。 サンクさんは退室されたようです ららさんは退室されたようです
https://w.atwiki.jp/dangerousss3/pages/223.html
薄っぺらい殺人事件 「概して、事件の外見が奇怪に見えれば見えるほど、その本質は単純なものだ。平凡な顔ほど見わけがつきにくいように、ありふれた特徴のない犯罪ほど、本当はやっかいなんだよ」 ―――シャーロック・ホームズ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 834 :以下、名無しにかわりましてVIPが実況します:2020/04/13(土) 09 19 55.28 ID K8sSKK5l0 汚いなさすが探偵きたない 835 :以下、名無しにかわりましてVIPが実況します:2020/04/13(土) 09 20 22.45 ID K8sSNxy60 綺麗な決着というか、見事なルールを突いた探偵らしい勝ち方。 836 :以下、名無しにかわりましてVIPが実況します:2020/04/13(土) 09 20 54.15 ID w62RS7Hp0 なんて汚く面白い手で勝つんだ! 837 :以下、名無しにかわりましてVIPが実況します:2020/04/13(土) 09 21 00.07 ID bsHiKK5l0 糞尿汚えな!探偵マジ汚えな! 『本格派の探偵』遠藤終赤は怒りに震えていた。 旧き良き大日本軍事探偵制の復活を希望する終赤にとって、探偵に汚いイメージを与える偽名探偵こまねが許せようはずもない。 ラーメン探偵も大概ではあったが、負けてなお意地汚く戦う偽名探偵こまねに比べればマシである。 「それでは、遠藤終赤様は裏トーナメントに参加される、ということでよろしいですね」 「はい。拙は無様に負けた自分も、探偵の名を汚す『偽名探偵こまね』様も許すことはできません」 「承知いたしました、それでは対戦相手が決まり次第ご連絡差し上げます」 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 「次の対戦相手は『賞金稼ぎ』の山田さんと『本格派の探偵』の終赤ちゃんかぁ~ どっちも厄介な相手ではあるけど、ま、四葉ちゃんの現代兵器の敵ではないかなぁ~」 「……ちょっと駒音、何勝手に人の能力使うこと前提で話してるのよ」 「えぇ~?だって私たち同盟組んだんだから一緒に戦うのは当たり前じゃない~? ルールのどこにも仲間を戦いに参加させちゃいけないなんて書いてないよぉ~? どっちかっていうと、山田さんと終赤ちゃんにどうやって同盟に入ってもらうかの方が難題かなぁ~ 山田さんはファントムルーザー(※ファントムルージュに負けた人のこと)同士それなりにうまくいく気もするけどねぇ~」 「四葉、こいつ本気だぞ。本気でお前の現代兵器で終わらせる気だ」 「ホントに汚いわねこいつ…」 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 「さて、…では作戦会議を始めましょうか…」 「あぁ、頼むよ澄診ちゃん…」 ザ・キングオブトワイライト裏トーナメント第二回戦の二日前 、 四つ目興信所の所有するパネルバンの中で、 山田、兎賀笈澄診の二人はパイプ椅子にすわり作戦会議を行っていた。 そう、いつもの作戦会議からは兎賀笈穢璃が欠けている。 会議に参加している二人も本調子ではない。 それでも裏トーナメントに参加したのはもちろんファントムルージュに一矢報いるためである。 「まずは『本格派の探偵』、遠藤終赤ちゃんね…。彼女の能力は『スマート・ポスト・イット』 手に触れた物体をポスト・イットのように引きはがし、二つに『分割コピー』する能力よ… 厄介なのは生物、さらに自分にも普通に使えることね。実際、自らを分割して偵察に使うことも多いみたい…」 「随分とケッタイな能力だな…」 「でも彼女とのやり辛さは能力そのものよりも『本格派の探偵』にあると思う… 彼女たち『探偵』は一挙手一投足で推理小説の形式をなぞり推理光線を繰り出してくるわ…」 「…、悪い、本調子じゃないからかもしれないけどちょっとよく解らない…」 「『探偵』っていうのはね、推理を究めると指先から推理光線が出て犯人を刺し貫くものなの…」 「…うん、まだ本調子じゃないからそれでいいや…」 「…じゃぁ続けるよ。『本格派』は中でも『形式』を重視した流派なの。 つまり簡単に言えば、『古典的な探偵っぽいことするほど強い』 例えば伏線を張れば強いし、探偵っぽい言動をすれば強いわ…。 『探偵っぽい』ことが彼女の最大の『武器』になるわけね…」 「…おい、次の対戦場って『温泉旅館』だろ、まさに探偵におあつらえ向きじゃないか」 「…うん、おそらく今回は『温泉旅館』という舞台自体が彼女の最大の『武器』になるだろうねー 多分推理光線の射程は3倍の3mぐらいになるんじゃないかな」 「まじかよ、探偵って何なんだ…」 山田は思わず大きく息を吐く。 それは相手へのやり辛さからくるものだけではなく、ファントムルージュの後遺症の影響も大きい。 WL社特製の『ファントムルージュ』特効薬。それは確かに効果があった。 しかしその効果はファントムルージュの完治させるには程遠かった。 1日3回服薬しても少し気を抜けば奇声を叫びたくなる。そういう状況である。 事実、肉体的ダメージも多かった兎賀笈穢璃は未だに目高機関御用達の病院に入院中だ。 「…続いては『偽名探偵こまね』ね。能力は『音玉』。音をシャボン玉に変える能力。 能力で生まれたシャボン玉の位置を知覚することもできて、それを使って探知能力みたいな運用をしてるみたい。 …さらに能力範囲が最大で半径100kmとバカみたいに広いのも注意かなー。 この広範囲をうまく使って前回は高島平四葉を遅刻させる『場外戦術』を使ってたね」 「こっちはこっちで厄介だなー。…しかも『探偵』なんだろ?」 「そのはずなんだけど、彼女は推理光線とか出したことはないんだよねー しかも、彼女も私たちと同じ病院にいたからちょっとカルテを漁ってみたんだけど、彼女の本名はどうも『駒音(こまね)』みたいなんだよ てっきり『こまね』っていうのが偽名なのかと思ってたけどそうじゃないみたい… ホントはもっと調べたかったんだけど…」 「いや、澄診ちゃんはホント良くやってくれてるよ…」 あんな目にあったのに、という言葉を山田は飲み込んだ 「…ありがとう。あとは前回の戦いで同盟を組んでたのがすごく気になる。 光学的な幻を見せる『雨竜院雨弓』と敵の武器よりもちょっと強い武器を召喚する『高島平四葉』 どっちも容易い相手じゃないわ。特に『高島平四葉』の方は現代兵器も召喚できるから…」 「さ、さすがに運営もそれは認めないんじゃないの?」 「…淀輝ちゃんもわかってるでしょ。この大会の運営は相当甘めにルールを解釈してる。 『事前に試合場に』『ゲーム参加者の仲間』を立ち入らせることをOKとしたんだよ…。 しかもお料理対決やバラエティ対決まであったんだから」 「…たしかに、これは事前に手を打たないとまずいなぁ…」 「しかも遠藤ちゃんがすごく駒音ちゃんにライバル心抱いてるみたいだから、下手したら推理対決!なんてことにもなるかも」 「えーー」 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ †運営からの通告† 山田様からの打診があり、遠藤終赤様と偽名探偵こまね様の了承も得たので、温泉旅館の試合では以下のルールが基本ルールから追加されます。 内容はお三方へのヒヤリングをふまえ、運営側でできるだけ不公平が生じないようにしています。 なお、『試合』とは定められた戦闘領域内で、既定の試合開始時間から決着がつくまでに行われる勝負のことを指します。 1.試合でのアナウンスやギブアップ宣告の改ざんの禁止(アナウンス消したりしちゃダメ) 2.参加者の仲間が試合外で対戦者を攻撃した場合も参加者本人の反則負けになる(仲間に闇討ちさせるのダメ) 3.試合における自分以外の人物を立ち入らせることや、自分以外の人物の能力を直接的に利用することの禁止(仲間連れ込んだり、仲間が召喚した武器もちこんだり、仲間の近代兵器で試合場を攻撃しちゃダメ) 4.本試合での勝者は通称『遊園地同盟』のリーダーとなり、敗者をその同盟に追加する権利を得る ★よくあるQ&A★ Q.相手の声真似してギブアップしたことにするとかもないなのぉ~? A.ダメです Q.仲間が事前に能力を使って情報収集したりするのはありなのぉ~? A.ありです。情報の利用は能力の直接利用には入りません Q.終赤ちゃんの能力で参加者が2人になったら「2.」のルールは適用されるのぉ~? A.いえ、コピー体と合わせて1人として扱われます。なのでコピー体が生きた状態で試合場外にいる場合は反則負けとなります Q.なんか異様に私を狙い撃ちしたルールになってないぃぃ~~?? A.「4.」を認めたてあげたんだから我慢しろよ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 『偽名探偵こまね』が試合で悪いことできないように追加ルールが色々と定められた。 その分同盟に関するルールも追加されたが、ひとまずは置いておくべきである。勝てばよいのだから。 (これで拙の方が探偵としてあるべき姿だということが証明できます。) 舞台となる温泉旅館は東京から近いといえども、秘境感があふれた趣で、あたりに霧も立ち込めていた。 寂れた駅から舞台となる温泉旅館へは一本道である。 (探偵にふさわしい舞台ではないですか) そう心の中でつぶやく遠藤終赤は既に厚みが半分となっていた。 彼女の調査によると偽名探偵こまねと遊園地同盟一行は数日前から現地入りしているようだ。 明らかに怪しい。 そのため偵察として先に『半身』を旅館に送り出していたのである。 厚みを半分にしたのは裏1回戦のように駒音が「相手を遅刻させる」戦術を行ってきたときに、即座に本体である自分が自害することで偵察用のコピー体で戦うことを想定しているからである。 死体は戦闘領域外に出ても場外判定にはならない。 もちろんその場合でもコピー体は半分の力しか出せないし、能力の制限時間を超えれば強制的に敗北が決定するが、彼女には『偽名探偵』などスピード解決する自信があったのだ。 (いかなるトリックも拙が見破ってみせます) 試合開始まで残り30分、というところで遠藤終赤の本体は温泉旅館に到達し、 ダン、という銃声と 「きゃあああああああああああ」 お約束のように悲鳴を聞いた。 (くっ、こんな時に事件ですか!) 一流の探偵であれば悲鳴の発生源と自分の位置関係はすぐに分かる。 彼女は声を聴いた瞬間に本能的に駆け出していた。 そして悲鳴の発生源、混浴場にたどり着いた彼女は、 温泉を赤く染める 偽名探偵こまね の死体がプカプカと浮かんでいるのを発見した。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 遅刻を恐れていた山田も試合開始の1日前には温泉旅館に到着し、現地の調査を行っていた。 実際見てみると運営からもらったパンフレッド通りの綺麗な旅館ではなく、まさに事件でも起こりそうな『古さ』を思わせる建物であった。 トラップを仕掛けることも考えていたが、駒音あたりがわざとひっかかって戦闘前の戦闘攻撃だとイチャモンをつけてきそうなのでやめた。 山田にも銃声と悲鳴は聞こえていたが、罠である可能性を考えしばらく様子を伺っていた。しかし ピン↑ポン↑パン↑ポン↑ッ♪ 『実況の佐倉光素です。緊急事態です。偽名探偵こまね選手の死体が発見されました。 関係者の皆様は混浴場までお集まりください』 ピン↓ポン↓パン↓ポン↓ッ♪ という館内放送の声を聴いて現場へと向かった。 これが罠という可能性も十分にあったが、彼は既に温泉旅館にたどり着いており、遅刻の危険性がないと判断したのである。 彼が現場でまず目にしたのは 「これは確実に死んでいますね…」 既に検視を始めていた遠藤終赤の姿であった。 (目ッケ!(アイスパイ!アイ)) 能力を使ってみてもシルエットとして見えたのは遠藤終赤だけである。 つまりこれは駒音が死んだふりなどではなく魔人ですらなくなった『死体』であることを示している。 ただし、死体には明らかに不審な点があった。 駒音の死体も『厚みが半分』だったのである 「おい、マジかよ…。まだ試合開始前だぜ。なんでこいつが半分とはいえ死んでるんだよ」 「現時点ではまだ謎ですが、拙が解き明かして見せましょう。叔父の名に懸けて」 「いや、でも試合はどうなるんだこの場合」 ピン↑ポン↑パン↑ポン↑ッ♪ 『大変もうしわけございません。現在運営側でも事件の全容が分かっていない状態です。困りました もしもこれが試合前の戦闘行為であった場合は当然殺人を犯した選手は反則負けです 殺したのが参加選手自体でなく仲間であった場合も同様です 戦闘開始前に事件が解決した場合はそれをもとに反則判定を行います しなかった場合はそのまま試合開始とします 偽名探偵こまねさんが見当たりませんが彼女もまだ半分生きているようですし』 ピン↓ポン↓パン↓ポン↓ッ♪ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ◇読者への挑戦状代わりの謝罪文◇ 大変申し訳ございません、書く時間が足りませんでした。 この後、遠藤終赤(本体)と山田の調査によって以下のような事実が判明します。 *死んでいたのは偽名探偵こまね(コピー体) *死亡時刻は2人が悲鳴を聞いた時間と同じ *死因は頭部に打撃系の致命傷を受けたことによる。即死 *銃声が聞こえたにもかかわらず、死体には撃たれた痕はなく、現場に銃自体も銃痕も見当たらなかった *大広間に酔いつぶれた遠藤終赤(コピー体)と高島平四葉がいた **四葉に話を聞くと、遠藤終赤(コピー体)と偽名探偵こまねは試合開始前だというのに口論に発展し、どちらがより探偵かで実技での勝負を始めたらしい **ハードボイルド探偵の素質を見るために最後に飲み対決になり四葉も巻き込まれたらしい *偽名探偵こまね(本体)は気づいたらいなくなっていた ここまでの部分で、推理に必要な手がかりは全て晒したような気がします。できていない気もします。 一体誰が偽名探偵こまね(コピー体)を殺したのか。 そして試合の勝者は誰なのか。 推理したうえでこのSSに投票してみてください。 コメントに推理書いてみたりしてもいいかもしれませんね! 勝ちあがったときのみ解決篇が書かれるでしょう。本当にごめんなさい! このページのトップに戻る|トップページに戻る