約 42,571 件
https://w.atwiki.jp/dangerousss3/pages/229.html
裏準決勝戦【特急列車】SSその1 ■Side 内亜柄影法■ 紀伊半島を一巡して琵琶湖畔を抜けて若狭湾へ。 日本海沿いを鳥取まで進み南下、瀬戸大橋ルートで四国へと渡る。 そして、徳島の阿南市から常軌を逸した巨大浮体橋で再び和歌山に。 西日本大環状線は、関西滅亡時にもほぼ無傷で生き残った。 現在では関西の都市機能は、この大環状線沿いに拡散している。 結果として中心部の荒廃を招いたらしいがそんなことは俺の知ったことじゃねえ。 大環状線を貸し切ってノンストップで走らせた特急列車が今回の戦場だ。 列車を止めて乗り込めばいいと思うだろ? だが、ノンストップのまま戦場入りするってのが主催者の趣向だ。 主催者は馬鹿なんじゃないかと俺も思う。 まあ、宇宙の時と同じく光素って奴のクソ魔人能力で転送して貰えばいい話だ。 先頭車両で頼むぜ。 エルフ女もトング女もそんなタイプには見えないが、機関車に細工されたら嫌だからな。 かく言う俺もガチ文系だから細工なんてできねーけどよ。 転送完了。おおー、いい眺めだ。 自動運転だから広い窓から前がよく見えるぜ。 おっ、あの観覧車は白浜のパンダちゃん遊園地か? ここのイルカショーは悪くない。ガキだったら楽しめると思うぜ。 ……おいちょっと待て!?線路の上に何かいるぞ!? ■Side 聖槍院九鈴■ 一方、特急列車の最後尾。 車内に浮かぶ直径約2mの白く丸い『穴』より、二丁のトングを携えた女性が現れた。 能力『タフグリップ』によって、トングで挟んだ物体を永遠に掴み続ける魔人。 その名は聖槍院九鈴。 彼女が通り抜けてきた『穴』は魔人アンバサダーの能力によるワームホールである。 転送失敗によって命を失う可能性すらある危険な移動手段だ。 しかし、雪山でも、底なし沼でも、彼女は臆さずこの『ポータル・ジツ』を利用した。 みずからの生死について、あまり興味がないかのように見える態度であった。 実のところ、この態度は『ポータル・ジツ』を利用するにあたって正解と言える。 この術は、人体を精神的エネルギー状態に変換して遠方に転送する術である。 恐れ、迷い、戸惑い――心の揺らぎは転送に干渉し失敗を引き起こす。 心弱き者に用はない。 アンバサダーたちの能力もまた、主催者が用意した試練のひとつなのだ。 転送が無事完了したのを見届けたアンバサダーは、天井のハッチから車外に出る。 時速160kmの強風に包まれるが、彼は直立姿勢で平然と周囲を見回す。 「イヤーッ!」 そして掛け声とともにアンバサダーは車上より跳躍し、宙返りしながら高架下に消えた。 ■Side リンダ・ゾルテリア■ 線路の上に置かれた、びっくりドンキーに似た名前の店で買った踏み台。 その上に乗っているのは、尖った耳とたわわなバストを持った女騎士。 「我が名は元女騎士ゾルテリア!!いざっ勝負だ特急列車!!」 猛スピードで迫りくる列車に対し、凛として名乗りを上げる。 控えめに言って自殺行為! 「とうりゃー!!」 ジャンプして列車のフロントガラスにレイピアで突きを見舞う! ガラス全面にヒビが入るが丈夫で割れない! 轢かれて吹っ飛ぶびっくりドンキーに似た名前の店で買った踏み台! Pカップの胸がガラスに激突し、ガラスが割れて車内に転がり込むゾルテリア! 激突のダメージは『ZTM(絶対にチンコなんかに負けない)』によって吸収された! 「あっふうぅぅぅん!!凄いのぉぉぉ!!大きくて逞しいのぉぉぉ!!」 卑猥なよがり声をあげ、身体をよじりながら悶えるゾルテリア! 激突の衝撃が変換された性的快感は、ゾルテリアの想像を遥かに超えたものだった! 異世界の住人であるゾルテリアが知らなかったのは無理もない。 鉄道の設計・製造・運用に関わる者の多くが、列車に劣情を催す変態であることを。 いわば、巨大なチンコと正面衝突したようなものである。 むしろ一撃で絶頂を迎えなかったのは幸運というべきだろう。 「ハアッ…ハアッ…今のはあぶなかったわ…」 ■Side 内亜柄影法■ 馬鹿だな。このエルフ、主催者の馬鹿どもを遥かに超える馬鹿だ。 今ので死んでくれたら良かったんだが、仕方ねぇ戦うとするか。 床にうずくまるゾルテリアに声を掛ける。 「大丈夫ですか?騎士道精神にのっとり正々堂々戦いましょう!」 俺の柄じゃねえが、なかなか『気持ちのいい』言葉だろ? 能力発動。生成されたのは七支刀じみた形状の『気持ちのいい』ジョークグッズ。 柄のスイッチを入れると7本の触手がウィンウィンとうねる。 ……どっちかと言えば『気持ちわるい』ぞコレ。 まあ俺は『騎士道精神』なんざ反吐が出るからこんなもんだろう。 「待って!!その武器やばい!!」 ゾルテリアは慌てて飛びのいてレイピアを構えた。 どうやらバイブ剣はかなり有効そうだな。 「そらよッ!だらしなくイッちまいな!」 「くっ…バイブなんかに負けない!」 細身の刀身と、異形のジョークグッズがぶつかり合う。 しかし……うおお!?こいつサバンナの時よりかなり強くなってるぞ? あれか?ホームセンターで勝ってレベルアップしたのか? どうしてコントで剣術の腕が上がるんだよ! 「フフフ……貴男、その武器で戦うのに慣れてないわね?」 「バイブで戦うのなんて生まれて初めてだよッ!」 俺は『ツッコミ』の言葉で『突っ込む』武器――ディルドを生成した。 ゾルテリアに投げつけるが、レイピアのナックルガードで易々と弾かれる。 ……こいつはちょっとヤバい。 ゾルテリアの剣術はフェンシングに近いスタイルだ。 座席間の狭い通路で、前後に動きながら戦うのに適してやがる。 おまけに、俺の背後にはゾルテリアが大穴を開けたフロントガラス。 ゾルテリア以外の生物が窓から落ちて特急に轢かれれば確実に即死。 プシューッ。その時、車両後部のドアが開いた。 待ってました!トング女、聖槍院の御到着だ。 重そうなキャリーバッグをゴロゴロと引きずっている。 中には妙なトングがいっぱい入ってるんだろう。 武器を全部持ち歩かなきゃならないのは大変だな。同情するぜ。 ■Side リンダ・ゾルテリア■ 特急列車は紀伊半島を南下し、江須崎付近を通過中。 聖槍院九鈴はトングで通路の床をカツン、カツンと叩きながらゆっくり近づいてくる。 音の反響で罠の有無を確かめながら進んでいるのだろう。 内亜柄影法はゾルテリアよりも前方に位置どっていた。 つまり、このままいけば『はさみうち』になってしまう。 「前から後ろから二人がかりで私に酷いことする気だったのねっ!」 「狙いはその通りだが、卑猥な表現すんなッ!」 影法は言葉『尻』を捉えた『ツッコミ』を入れエネマグラを生成。 バイブとエネマの二刀流! 「ひいいっ!どう見ても前から後ろから酷いことする気じゃないっ!」 挟撃を回避しようと座席の上に逃げるゾルテリアだが、一瞬遅かった。 トングで足をつかまれ投げられた。 「ガシッ!ボカッ!」アタシは平気だった。スイーツ(笑) 攻撃が性的かどうかは、ゾルテリアの認識に加えて攻撃者の認識も重要である。 聖槍院九鈴の戦いは、聖槍院九鈴の掃除は、自身の罪を雪ぐための神聖な行為である。 例えばお掃除フェラのような、性的興奮を孕んだ掃除ではないのだ。 ドゴーン!ドゴーン! ゾルテリアが振り回され、車内の椅子や棚や天井照明がどんどん破壊されてゆく! そして九鈴は、およそ胸囲1.5mにも及ぶ巨大な脂肪塊を、影法へと振り下ろした! 「うおッ!?ちょっと待て!」 影法は『制止する』言葉でサスマタを生成してゾルテリアを受け流す。 ドゴーン!ドゴーン! 重機じみた速度で迫る即席のゾルテリア・ハンマーを、影法は辛うじて回避し続ける。 (はぁー…まさか自分自身が鈍器になるとは驚いたわねえ…) レイピアで反撃しても届かないし、ダメージはほとんど受けないので、 ゾルテリアは為すがままに振り回されることにした。 やることがなくて暇なので、しょうもないことを考えていた。 (はっ、もしやこれが『びっくりドンキー』!!) ■Side 内亜柄影法■ 「ドンドンドン、ドンキー♪びっくりドンキーに似た名前の店ー♪」 ゾルテリアが酷い歌を歌いだしやがった。歌詞も酷いが音程も酷い。 それ以上に歌う鈍器に襲われてるこの状況が酷い! サスマタで捌きながら、座席の上を飛び逃げるのも限界だ。 「おいッ!提案がある!聞いてくれ!」 聖槍院の奴もゾルテリアにダメージを与えられない状況だ。 交渉の余地はあるはずだ。 「今から俺が列車に穴を開ける!そのブタを外に投げ飛ばせッ!」 「いいかんがえね」 お、聖槍院が同意してくれたぞラッキー! 「そんな酷いっ!反対!HANTAI×HANTAI!ハンタイ・ルージュっ!」 票が減るからファントム発言すんな!ん……?票ってなんだ? 「オッケー。賛成2、反対1で結審だ。さっそく判決いくぜ。主文は後回しだ」 この『主文後回し』ってのは、ほとんど死刑と同義語の『重大な』言葉だ。 能力発動。重くて大きな断頭斧が生成される。 「判決ッ!おっぱいはデカい方がいいが限度があるんだよッ!死刑ッ!」 全身を使って巨大断頭斧を一回転させ車両を輪切りにする! バツン!火花が散って車内照明が消える! やべえ、切っちゃまずいとこ切っちまったか? ギャギャギャギャギャー!急ブレーキ! 俺たち3人は前方に吹っ飛び、フロントガラスに空いた大穴から放り出された! 線路の上に手酷く叩きつけられる。 ……どうやら、全員まだ戦闘範囲内にいるみたいだ。 ゾルテリアは線路上で大の字に固定されている。 すげえな、もつれた一瞬で懐のトングを繰り出し固定する聖槍院の早業だ。 転落の衝撃でゾルテリアのアーマーは壊れ、タイツも破れ全裸に近い状態になっている。 これもすげえな、物理法則を超越したゾルテリアのエロハプニングだ。 レイピアもどっかに吹っ飛んでるようだ。 これなら聖槍院さえ倒せば俺の勝利は確定だろう。 「あんた……いい女だな。結婚してくれ!」 俺は聖槍院にプロポーズした。 「俺の仕事は社会のゴミ、犯罪者の掃除だ。俺たち、気が合うと思うんだ」 「いきなりなにを……」 唐突な求婚に聖槍院は戸惑い、警戒し、後ずさりした。 そりゃそうだろう。 いきなり口説いて『落とす』ようなことを言われても話が『見えない』よなぁ。 でもよ、できれば俺の言葉があんたの『心に届いて欲しい』って思ってるんだぜ? 能力発動。聖槍院の真上に『見えない』刃が生成される。 目に見えぬ刃は、聖槍院の『心臓へ』一直線に『落下』する。 じゃあな。あんた割と俺の好みだったぜ。……ルックスだけならな。 ■Side 聖槍院九鈴■ 広大な太平洋に突きだした、本州最南端・潮岬(しおのみさき)の白い灯台が遠方に見える。 影法の生成した無色無音の刃が降ってくるが、その姿は九鈴には見えない。 不可知の刃が突き刺さり、九鈴の肩から鮮血が噴き出す! しかし! その刃は心臓には届かなかった! 肩に隠し持っていた暗器トングが、刃の軌道を僅かに逸らし致命傷を免れたのだ! 世界のすべてに果てなき謝罪を繰り返す、聖槍院九鈴の壊れた心に言葉は届かない。 鮮血に染まりゆく道着を意に介さず、トングを振るう。 「!よかるまたてけ負」 必殺の刃を凌がれ窮地に陥った影法は、生成した『逆転の』ナイフで反撃する。 トングがナイフを捉える。白刃取り! 影法の視界の天地が逆転し、地面に叩きつけられた。 いま一方のトングが手首を挟み、影法は再び宙を舞う。 「降参だッ!」 二発目の投げ技の軌道上で影法はサレンダーした。 タフグリップが解除され、稀代の悪徳検事は小さな放物線を描いて地に落ちた。 残る敵はほぼ全裸で磔(はりつけ)状態の女騎士ゾルテリアたた一人。 だが、ここからが難事だ。 「くっ殺せ……!!」 「そうしたいです……」 一応、名トング『カラス』による必殺の突きを何発か打ち込んでみる。 「んふんっ! そんなんじゃちっとも感じないわよっ!」 やはりノーダメージ。無理っぽい。 「頑張れ九鈴ちゃーん! レズプレイが有効だぞーッ!」 脱落した影法が愉しげにアドバイスする。 かぶりつきの特等席! もしや迅速なサレンダーはこれが狙いか。 (アレしかないか……。だけど……アレは……) 九鈴にはゾルテリア戦に備えた秘策があった。 でも、できれば使いたくなかった。 己の命にすら無頓着な狂人にも、捨てきれない羞恥心があることは御理解いただきたい。 流石の九鈴も、いかにして自らを淫しているのかを公開するのはすごく恥ずかしかった。 『心を掃除せよ』 亡き父の教えを思い起こす。 為すべきことのみに専心し、その妨げとなる感情は捨て去るのだ。 ――九鈴は意を決して、キャリーバッグに歩み寄った。 (わたしやります! 父さん、母さん、九郎。天国から……見ないでください!) そして九鈴は、キャリーバッグの最も奥からアレを取り出した。 女性に安心感を与える乳白色の柔らかな曲線フォルム。 挟んでよし、挿れてよしの優れた機能性。 聖槍院九鈴、夜の愛用アイテム――その名もTONGU。 ■Side 高島平四葉■ 「 茶 番 」 参加選手にあてがわれたホテルの一室で中継を見ていた四葉は、そう言い捨てた。 あのTONGUが出た以上、勝負は決まった。これ以上の継続は無意味だ。 だが、残虐場面や猥褻場面をフィルタリングするNiceBoat認証画面を わざわざ参加選手権限で解除していることからも、興味を持ってることは明らかだ。 四葉は、あの温泉旅館で自分の身体の上を這ったTONGUの感触を思い出していた。 下腹部から沸き起こった甘い戦慄が全身を包みこみ、四葉は身震いした。 (すごい……あんなに激しく……) TONGUによって乱されるゾルテリアの痴態を、四葉は食い入るように見つめていた。 いつしか、四葉の指は無意識のうちに下着の中に滑り込 (省略されました。全てを読むには投票コメントにワッフルワッフルと書いてください) このページのトップに戻る|トップページに戻る
https://w.atwiki.jp/newgenreschool/pages/244.html
荒鷹「あ、お久しぶりです皆さん 何日ぶりかはっきり言ってわかりませんが気にせず次の試合に行きましょう!……ね?」 準決勝第2試合 B組魔王幼女VS3年D組荘厳さん 荒鷹「父親同士の戦いは決着がつかなかった二人が激突します! 鮫子さん、この試合はどうなるでしょうか!?」 鮫「荘厳さんのオーラを魔幼がどう対処するかで勝負が決まるわ」 大魔王「ハッハー!ウチノ魔幼サンガカナラズカチマース!」 荒鷹「あら?なんで大魔王さんが放送席に?……って荘厳さんのお父さんまで!」 荘厳父「……娘は……勝つ……」ゴゴゴゴゴゴゴゴ 鮫「なによこのプレッシャー」 荒鷹「うぅ…空気が重いよぉ…」 荘厳「魔幼さん、手加減はしませんよ?」 魔幼「わたしのせりふです!」 大魔王「ニンゲンニ魔幼サンガマケルハズアリマセーン!」 荘厳父「……少し……黙れ……」ゴゴゴゴゴゴゴゴ 荒鷹「闘技場と解説席で熱い火花が散っております!……ここから逃げたい」 鮫「試合開始」 荒鷹「おおっと!開始直後に魔幼ちゃんイオナズンを出しました!荘厳さんにクリーンヒット!」 鮫「でも荘厳さんのオーラで威力を消されたわね ダメージはなさそうよ」 魔幼「むぅ…にんげんなのにつよいです!」 荘厳「貴方も中々の強さですよ では……本気を出しましょう!」 荒鷹「一体なにが起きているのでしょうか!荘厳さんのオーラの力強さが一気に増しました!」 大魔王「マサカ……聖光気!?」 荘厳父「……フッ…」ゴゴゴゴゴゴゴゴ 魔幼「うぅ…つよそうですね」 荘厳「いきますよ! 烈蹴紅球波!!」 荒鷹「荘厳さん、光の球を蹴飛ばして魔幼ちゃんを攻撃! 魔幼ちゃんは避けましたがなんと当たった会場の壁が消し飛んでしまいました!」 魔幼「やりますね…ならこちらもほんきでいきます! へんしん!」 荒鷹「魔幼ちゃん第二形態に変身しました! 二人のオーラが会場をまるで地震の様に揺さぶります!」 魔幼Ⅱ「カイザーフェニックス!」 荘厳「甘いですよ!」 荘厳父「聖光気を破れる者など……いない」ゴゴゴゴゴゴゴゴ 大魔王「魔幼サン!ふぁいとデース!」 魔幼Ⅱ「イオナズン!」 荘厳「地面に?」 荒鷹「魔幼ちゃん地面に向かってイオナズンを放ちました! 闘技場を土埃が覆いました!」 鮫「この煙に隠れて接近戦に持ち込む気ね 魔法はオーラに阻まれてるから効果的よ」 魔法Ⅱ「はっ!」 荘厳「くっ…」 荒鷹「魔幼ちゃんのキックが荘厳さんにジャストミート!さらに追撃の手を休めません!」 魔幼Ⅱ「爆裂拳!!!」 荘厳「ならば…霊光拳!!!」 荒鷹「二人の攻撃がさらに激しさをまします!この戦いは一体どうなってしまうのでしょうか!」 鮫「っと…二人が距離をとったわね」 魔幼Ⅱ「ラチがあかないわね」 荘厳「そうですね」 魔幼Ⅱ「……もう面倒くさいことはやめない? 今から私は最強の技を出す……全身全霊をかけてね」 荘厳「わかりました 貴方の最強の技……うけてたちましょう」 荒鷹「おっと?魔幼ちゃんが何やら気合いを溜めだしました 一体何をするつもりでしょうか」 鮫「……なんか観客が悲鳴あげてるわよ」 ナンダ?カラダガ…ウワァアア!!! 魔幼Ⅱ「はぁあああああああ……」 荒鷹「な、なぜか観客さんがバタバタと倒れています! しかも倒れた観客さんの体から黒いオーラが吸い出され魔幼ちゃんに吸収されています!」 大魔王「アレハ……マワリノセイブツノ命ヲアツメテコウゲキスル闇ノ最大奥義デース!」 荒鷹「つまり強制的な元気玉ですね!」 荘厳「はあっ!」 鮫「光る鎧?」 荘厳「……気鋼闘衣……見事だ……」ゴゴゴゴゴゴゴゴ 鮫「いくらなんでも仙○の技を使いすぎよ」 魔幼Ⅱ「いくわよ……はあっ!」 荒鷹「魔幼ちゃんの腕から黒い光線が放たれました!荘厳さんは避けずに防御の構えです!」 鮫「これって……放送席もヤバイんじゃない?」 大魔王「ばりやーヲハリマスヨ!」 荘厳父「……承知した」ゴゴゴゴゴゴゴゴ 荒鷹「うわぁああっと……まさに大爆発!! 闘技場……ていうか日本の半分が消し飛びました!」 鮫「地図を書きかえる必要があるわね」 荒鷹「二人は……いたいた!なんとまだ立っています!」 魔幼Ⅱ「……」 荘厳「……負けましたわ」 荒鷹「ああっと!荘厳さんダウンです! 魔幼ちゃんの厨臭い攻撃に流石の荘厳さんも耐えられませんでした!」 鮫「勝者、魔王幼女」 大魔王「はっはっはっおい! 残念だったな、どうやらオレの娘のほうが血統がよかったらしい!」 荘厳父「……死ぬか?……」ゴゴゴゴゴゴゴゴ 荒鷹「あぅ…もうヤダ…」 決勝戦:魔王幼女VS㍉子へ
https://w.atwiki.jp/shorttrackss/pages/60.html
4名中上位2名が決勝に進出する。3位、4位は順位決定戦へ。 Q=決勝進出 QB=順位決定戦進出 DSQ=失格 OR=オリンピックレコード WR=ワールドレコード Semifinal1 着順 名前(英語表記) 名前(日本語) 国名 年齢 タイム 1着 Hwang Ok-Sil ハン・オクシル 北朝鮮 19歳 47.74 Q 2着 Li Yan 李琰 中国 23歳 48.33 Q 3着 Nathalie Lambert ナタリー・ランバート カナダ 28歳 1.01.90 QB 4着 Marina Pylaeva マリナ・ピラエワ 旧ソ連 25歳 1.07.56 QB Semifinal2 着順 名前(英語表記) 名前(日本語) 国名 年齢 タイム 1着 Cathy Turner キャシー・ターナー アメリカ 29歳 47.41 Q 2着 Monique Velzeboer モニーク・フェルゼブール オランダ 22歳 47.52 Q 3着 Wang Xiulan ? 中国 20歳 48.04 QB 4着 Yulia Vlasova ユリア・フラソワ ロシア 24歳 1.08.90 QB .
https://w.atwiki.jp/dangerousss4/pages/397.html
裏準決勝戦SS・マンションその2 「んー……齊心合力……みんなで協力して、だったかな……うーん、あとはわからん」 腰掛ける安楽椅子探偵の前には、ひび割れたコンクリート壁があった。そこに書かれたかすれた黒の筆跡は、彼女の目にはまるで踊る人形のように映る。 「まあ建物案内じゃなさそうねぇ。中国語もちゃんと勉強しときゃよかったわ」 トレンチコートに身を包んだ探偵、古沢糸子は背もたれに深く身体を預けると、死者からの恋文にも似たそのメッセージを頭から放り捨てた。天井から染み落ちる得体の知れない水滴が、彼女の背後に水音を立てる。 その水音が不規則に途切れた瞬間を彼女は聞いた。椅子を素早く半回転させると同時に懐から取り出した回転式拳銃を、まっすぐに目前の標的へと向ける! ……すると廊下にうず高く積もれた生ゴミの山から太ったネズミが駆け出し、切れ掛かった蛍光灯が苦しげに明滅する薄闇の奥へと消えていった。 水音が再び響き渡る。糸子は苦々しげに右手の銃を下ろすと、そのシリンダーを親指で軽く弾いた。弾倉から飛び出した涼やかな薄荷色の球体を歯で受け止め、噛み砕く。 「……それにしてもこのニオイ、もうちょっと手加減してもらいたいわ」 ミントチョコレートの芳香でもなお打ち消せない腐臭の中、糸子は眉をひそめて呟いた。 「雲類鷲(うるわし)ジュウ。もう、とっとと出てきてくんないかしら。お互いこんなとこで長居なんかしたくないでしょうに」 ■ ■ ■ 世界には「魔窟」と称される場所が存在する。古沢糸子と雲類鷲ジュウ、二人の戦いの舞台として選ばれたこのマンション群は、まさしくその中でも一、二を争う混沌であった。 陽光の射さない苔むした窓。床にも壁にも染み付いたヘドロ。悪臭を孕む澱んだ空気。天井から水道管がわりのゴムホースやむき出しの電線が絡み合って垂れ下がる様は、まるで巨人の臓腑の内部を思わせる。五百棟もの乱雑な住居が互いを支えあう巨大な集合住宅地は、そのような陳腐な比喩を超えて、自ら成長し代謝する一つの生命と呼ぶにふさわしかった。 巨人の名は、九龍城砦という。香港は九龍城市街に存在する、法の網のほつれと無秩序な建築が産み出した鉄筋コンクリートの迷宮である。 幼稚園、賭博場、精肉工場、無免許医、海賊印刷所、教会、介護施設、猥褻映画館。二万八千平米ほどのその地には、人の営みの全てがあった。 『――警告、警告。通学路を外れています、学童。特級有害区域。青少年に甚大なる悪影響ををを直ちに焼却焼却焼焼焼焼』 「知るか」 赤毛の少年の右腕に装着された胡乱な機械が、歪んだ機械音声と共に煤けた蒸気を吹き上げる。だが当の「学童」はその小言を意に介する様子も無く、ただ悠然と黒のジャケットをなびかせて無人の廊下を歩いていた。 歩くたび、腰のベルトの装飾鎖が、首元の真鍮のゴーグルが、右腕のPTA――迷宮時計と一体化した狂える人工知能――とともに乾いた金属音を立てる。 彼こそが、PTA少年・雲類鷲ジュウ。未来世界の支配者たるPTAに抗いながら、その身体にPTAを宿し、自らPTAたらんとする、PTAの申し子である。 「それにしたって、こんなナリでもマンションなんだろ? 何だって人間がこれっぽっちも見あたらねえ」 一人そう呟くなり、彼は壁に備え付けられた金属パイプを殴りつけた。拳の跡に、不可思議な圧力メーターのヴィジョンが浮かび上がる。その一瞬、中空の換気用パイプは殴られた箇所からゴム風船のように丸く膨張し、十倍もの容積に膨れあがった。膨らみはパイプの中を這いずるように移動し、床下へと消えていった。 少年は元通りの細さへと戻ったパイプを壁から引き剥がし、己のこめかみを当てる。 「まあ、その方が都合がいいけどな。…………見つけたぜッ!!」 叫びと同時に、階下からくぐもった爆発音が響いた! 「ハハッ! しっかりと響いたぜ! テメェの心臓のポンプ、その圧力がよ!」 少年はマンションの床を殴りつける。取り付けられたメーターの針がくるくると回り、奇妙に膨れ上がり、そして内側から破裂する。崩れ落ちた穴から階下へと降り立ち、即座に目の前の壁を殴りつける。壁が膨張、破裂する。飛び散る瓦礫をものともせず、ジュウはまっすぐに進んでいく。パイプを通じた内圧操作で圧縮空気を爆発させた、その地点へと。 『学童、赤点赤点です。廊下を走ってはいけません。通信簿に永続記載を』 駆けつけた目的地、瓦礫の向こうには、ラッパのようにねじり開かれた金属パイプと、安楽椅子の女があった。 「古沢糸子……で、いいよな、お前」 女は埃にまみれた長い黒髪をかき上げ、ジュウの問いかけに応じる。 「はあ、商売上がったりだわ……人探しで先を越されるなんて」 打放しコンクリートの廊下にて、にらみ合う両者。糸子を見据えるジュウの目は細く吊りあがり、その全身からは好戦的な黒い蒸気が音を立てて吹き出す。 「大人。大人だな! クソが……くたばれ、PTA。真のPTAは俺一人で十分なんだよ。大人は死ね」 糸子は拳銃を持つ両手の肘を曲げたまま、対話を投げかけた。 「一応聞いておきたいんだけど、話し合いで解決とかしたくない?」 「誰が。お前みてェなおばさんと話が合うわけねえだろ。歳考えろよ、なッ!!」 少年は左足を勢いよく踏み出した。ただそれだけで、足をついた床が丸く膨れ上がり破裂する。雲類鷲ジュウの魔人能力、その本質は圧力(プレッシャー)という概念そのものの操作! 足元の爆発力を加速度へと変えて、ジュウは一足に糸子との距離を詰める! だが彼の繰り出した大振りの右手は糸子を捉えることなく大きく空を切った。探偵の座る安楽椅子の機動力は、その一瞬で彼女を5メートルほど後方へと運んでいた。 床に描かれたブレーキ跡の向こうから、探偵は二挺拳銃の銃口をまっすぐに向ける。余裕ありげな笑みはそのままに、だが纏う空気を決定的に一変させて、その口を開いた。 「んー。きみきみ。ちょーーっとよく聞こえなかったんだけど。あたしのこと何て呼んだかな?」 「あ? そっちこそ何か言ったか? おばさん」 「……ほーう? あたしがそんな安っちい挑発に乗るようなバカに見える?」 「見えるぜ。おばさん」 糸子はにっこりと微笑み返し……両手の引鉄へと指をかけた。 「大正解だよクソガキィーーーッ!!」 BLAMBLAMBLAMBLAMBLAMBLAM!! 二丁拳銃から連射される弾丸! 少年は両腕を身体の前で交差させその銃弾の嵐に耐え抜く! 『128円。160円。192円』 右腕のPTAが無機質なカウントアップを告げる。彼の肉体に撃ち込まれるその銃弾は鉛玉ではない。銃口から飛び出したそれは、黒褐色のチョコレート弾! アメリカ製の粗野かつ重厚なフレイバーだ! 『320円。オーバー。学童、おやつは300円までです。速やかに352円廃棄をさもなくば廊下に立ち384円銃殺416448480512』 糸子の甘い銃弾は次々に袖口に仕込んだケースから手に持つリボルバーへと吸い込まれ、人智を超えた連射速度で撃ち出されていく! 「言われなくても……なぁッ!!」 砂糖菓子の暴雨の中、少年が両腕を大きく振りぬくと、傷口から飛び出したチョコレート弾が凄まじい速度であたりに撒き散らされ、コンクリート壁にいくつもの穴を開けた。自らの肉体の内圧を高めてリターンギフトを射出したのだ! 「ええー……非殺傷用のガム弾とはいえ、どんだけ丈夫なお子様なのよ!」 直撃を避けた糸子は銃撃を中断して身構える。 「テメーはどうだ……? 耐えてみろよ」 その反撃により破損したガス管から、異臭を放つ気体が漏れ出ていた。少年はそれを掌の内にぐっと握り込む。指を開くと、そこには針のついたメーターが浮かび上がる白い圧縮気体が浮かび上がっていた。 「……燃え尽きろッPTA!!」 ジュウは空中のそれを振りかぶった拳で殴りつける。一瞬のうちに超圧縮された可燃性ガスは閃光を発して燃え上がり、高速で吹き飛んだ。空中で大きく軌道を曲げた火球は糸子を逸れて壁へと突き刺さり、大爆発を起こす。雑多に詰まれたゴミ山が瞬く間に炎で包まれた。 「ハハッ悪いなあ、テメーと違って射撃が下手でよ。だけど数撃ちゃあ別だッ!!」 少年の拳から次から次へと燃え上がるメーター付きの人魂爆弾が産み出され、糸子の元へと飛来する! 彼女は安楽椅子のまま徐々に後ずさることしかできない。いつしか探偵は炎が渦巻く廊下の突き当りにまで追い込まれていた! 「反抗期がずいぶん遅いんじゃないの!」 BLAM! 退路を立たれた糸子は苦し紛れにジュウを狙って銃弾を撃ち込む。能力を込められたその弾丸はしかし、空中で生き物のようにその軌道を変え、天井から垂れ下がる水道管のひとつへと突き刺さった。 「水道で消火しようってか? だがなあ、そんなちっぽけな水量で俺のPTAが消せるか! くたばりやがれPTA!!」 少年の真上から流れ落ちたその水は、だが、ただの水ではなかった。 「少年、一つお姉さんが教えてあげよう」 「……ぶっ! 臭ェ! なんだ……畜生、クソが!! 臭ェ、畜生!!」 糸子が破壊したそれは、上階の生活排水全てを通す下水管! 呼吸も構わぬほどの悪臭が少年を苛む! 降り注ぐ汚水にまみれて目を開けることすらできない! 「大人はね、ズルいのさ」 彼女はその隙を逃さず安楽椅子を急発進させ、苦悶する雲類鷲ジュウの側を駆け抜けていった。 「がっ……畜生……くたばれ、くたばれ…………」 闇雲に振り回される少年の拳が、その右肩をわずかにかすめた。コンクリート壁にエンジン音を響かせ、探偵は闇の中に姿をくらませていった。 『学童、身だしなみに注意。服装の乱れは心の堕落を招きます。不良少年は処刑対象です』 可燃物を燃やし尽くした炎が消え去ったあと、悪臭の中取り残された少年はどうにか生きている共同水汲み場を探しあてた。砂交じりの粗悪な水道水。だがよほど良い。呪詛を吐き捨て、頭から汚水を洗い流す。 「死ね。大人は一人残らず死ね。くたばれ。くたばれPTA」 そこで、少年は背後に何かが落ちる軽い物音を聞いた。彼は閉ざされた目を開けて振り向いた。 「……子供、だと?」 そこには空のペットボトルを大量に抱えた少女が、彼におびえた目を向けていた。 ■ ■ ■ 古沢糸子が逃げ込んだマンションの一室。探偵の嗅覚は、打ち捨てられた飴工場に擬態されたその部屋が、かつて粗製ヘロインの製造工場であったことを暴いていた。 「ハァ……ハァ……ッ!…………」 探偵はコートを脱ぎ捨て、PTA少年の一撃を食らった箇所を手で押さえつける。シャツをはだけたその右肩には圧力メーターが浮かび、吹き上げる蒸気とともに内側から皮膚をはち切らんとしていた。 懐から取り出した板チョコレートを、むさぼる。一枚。二枚。足りない、もっとだ。その様はまさに麻薬中毒の禁断症状を思わせる鬼気迫るものである。 探偵と薬物と。有史以前の太古より、その両者は切り離せない存在であった。かの魔人探偵シャーロック・ホームズがアヘンの常用者であったことは周知の事実であろう。ある者はアルコール、また別の者は葉巻煙草、あるいは睡眠薬など個々の形態は異なるが、探偵はそれらがもたらす神秘的な作用を元に、神がかりとも思える推理を披露する。糸子にとってのチョコレートはまさに麻薬であった。 「くうっ……」 糸子は震える手で歯形の付いた板チョコレートを放り投げた。壁にぶつかったそれは、手榴弾のごとくの大爆発を起こし、コンクリート壁をたやすく崩壊させた。 PTA少年・雲類鷲ジュウの『くたばれPTA』。圧力操作の能力は、対人には精神の重圧(プレッシャー)を消し去る作用として働く。体重、血糖値、虫歯への恐怖……糸子の暴力的嗜好を押さえつけていた抑圧は、もはや存在しない。開放と解放は、彼女の魔人能力『サヴォイ・トラッフル』にさらなる進化と深化――『ACT2』の開花を促した。 ■ ■ ■ 『地域の子供を助ける。良い心がけです。学童、花マル二重マルをあげましょう。あと二つで表彰状が授与され』 「いらねえよ」 敵を見失ったPTA少年・雲類鷲ジュウは、両肩に10リットルの水を抱え、きしむ階段を登っていた。十歳にも満たない、粗末な洋服の少女が彼を先導する。 状況を察するに、この水汲みが少女の生活における仕事の一つのようである。建築法上想定外の高層階まで押し上げるには水圧が低いために、少女の住む部屋までは水道水が十分に行き渡らないのだろう。 「だったら下の階に移りゃあいいだろ……どこの部屋もがら空きじゃねえか」 日本語を解さない少女は、少年の言葉に反応を返さなかった。 「なんでお前だけ居座ってるんだか知らねえけどよ」 4,5階ほど登った先に、少女の自室があった。ジュウは少女の招待を待たず、壊れかけた扉を蹴り開けた。少年は生ゴミに埋もれた台所にペットボトルの水を下ろし、部屋を立ち去ろうとした。 そこで、彼は室内の奥にあるものを見た。湧き上がってくる感情は、ただただ純粋な怒りだった。 「……そいつがお前のクソみてェなPTAか」 その目線の先には、薄汚れたベッドに横たわる老婆がいた。 日本をその支配下に収めるずっと以前から、PTAは抑圧の象徴存在としてあり続けた。圧迫の対象は子供だけではない。強制加入、過酷な役員決め、脱退者への制裁……それは母性という名のくびきにはめて子供らを正しく浄化するという暴走した理念をも超えて、PTAそれ自身にすら及ぶ頑強な鎖であった。形持たぬ束縛意識が人工知能という実態に置き換えられてなお、PTAは自身を律し続けた。それこそがPTA少年・雲類鷲ジュウの目指す彼の完成形であった。 誰よりも抑圧を嫌いながら、誰よりも自らを抑圧する。そんな矛盾を抱えた雲類鷲ジュウにとって、肉親たる少女を狭い部屋に縛り付ける寝たきりの老人は、呪いそのもの、あふれ出る憎悪と軽蔑の対象でしかなかった。 『お年寄りは敬いましょう。お年寄りは大切にしましょう。お年寄りは』 肩を怒らせてベッドへと歩み寄るその姿を見て、少女は彼の意思を悟った。目の前でけなげに立ちはだかるその少女を、少年は片手で払いのける。 「大人は死ね。子供は従え。くたばれPTA」 雲類鷲ジュウは老婆の枕元に立ち、右腕と、そこに装着された狂ったPTAを振り上げた。 「やめておきな」 それを制したのは、室外の廊下から銃口を向ける安楽椅子探偵であった。 リボルバーを掲げる彼女の右肩は、分厚いコートの上からも視認できるほどに膨れ上がっている。 「……『ACT2』の調子はどうだよ、え?」 「おかげさまで、絶好調だよ。今のあたしの銃撃なら、あんたを跡形も無く吹き飛ばせる」 「やってみろよ」 「やらないよ」 3メートルの距離を空けてにらみ合いつつ、両者は押し問答を続けた。 「このクソPTAを巻き込むからってか? よく見ろよバカ。そいつはもうくたばってる」 老婆の乾いた唇に蝿がとまった。彼の言う通り、その肉体はぴくりとも動かなかった。2,3日ほど前に既に絶命していたと見える。少女がそれを知っていたかどうかは、その顔からうかがい知れない。 「撃てよ」 「撃たない」 「テメェには関係ねえだろうが!」 「……それでもだよ」 少年は老婆の死体へと手をのばす。 「破裂させて攻撃する気? やめろって言ってるだろ」 彼が殴りつけた死体は、超高血圧の水圧カッターと化す。少年の得意とする奇襲である。 「命令するな……指図するんじゃねえ」 だが少年はゆっくりとその腕を下ろした。力なく座り込むおびえた少女の目がそれを見つめていた。 「お前、探偵だろ……テメェらはいつもそうだ。十戒だと? 二十則だと? いつもいつも下らねェルールばかり圧し付けやがって」 雲類鷲ジュウの肌の下、血の通う肉体が沸騰するかのように蠢く。 「あたし本格派のお偉いさん達とは仲悪いんだ。だから勘弁してよ」 「いいか、自分勝手に規則を圧し付けていいのは俺ただ一人だ。俺が、俺だけがPTAだ! 俺が俺のみに許した権利だ!! 俺だけなんだッ!!」 少年の叫びと同時に、彼の肌の全身至る所の血管が、内側からパンクした。吹き出す血液、そして黒い蒸気と呼応するかのように、糸子の傍らにある、部屋の入り口の扉、薄い戸板がパンケーキのように膨れ上がった。 「……!」 「ハハハハハハッ! さっき蹴り飛ばしてやったからなあ!」 扉の爆発と同時にPTA少年が飛びかかる。糸子を乗せた安楽椅子は急発進のバックで、はす向かいの部屋へと逃げ込んだ。 「撃てよクソがッ!! 舐めやがってッ!!」 ジュウが部屋を飛び出すと同時に、扉が閉まる音が聞こえた。 「逃げ込んだつもりかよ! 下らねえ!!」 ジュウは部屋の扉を両手で殴りつける。殴るごとに、少年の肉体はゆがみ、ひしゃげ、裂けていく。裂け目から黒い蒸気が怒濤のように吹き出す。目的は扉の破壊ではない。やがてマンションの小部屋を取り囲む壁が、床が、天井が、内側へと凹み始めた。 「ぶッ潰れやがれッ……PTA!!」 コンクリートの壁がめきめきと音を立ててゆがみ、内容物を圧し潰していく。内圧が極端に低下し、仮想的な真空状態となったその部屋に、周囲の物質全てが圧倒的暴力となって襲いかかった。 「くたばれ、探偵! 望みはこれだろッ! これが密室殺人だッ!!」 BLAM……! その銃声は、少年の真上、幾多もの配管に隠された天井から響き渡った。 「……密室講義、大分類の一。犯人は密室内にはいなかった。ま、あたしゃ授業も真面目に聞いてなかったけどね」 大人一人など隠れる余地もない頭上の空間に、安楽椅子を捨てた探偵は潜んでいた。それを可能としたのは彼女の身体特徴。安楽椅子上の膝掛けに隠されたその肉体は、両足を欠いていたのだ。 「さすがに探偵がこの領分で負ける訳にはいかないのよねえ」 「……何でだよ」 雲類鷲ジュウが口を開く。『くたばれPTA』により強化された魔人能力の『ACT2』。糸子の『サヴォイ・トラッフル』により発射されるチョコレート弾は、背後から彼をまるごと消し去るほどの威力を持つはずである。だが、それは起こらなかった。 拳銃から撃ち出されたのは、彼女が唯一つ隠し持っていた実弾であった。純粋な物理法則だけで打ち出された何の変哲も無い鉛の弾丸は、彼を傷つけることなく右腕のPTAに融合した迷宮時計を器用にえぐり取っていた。 『再起動中……再起動中……しばらくそのままお待ちください……』 外れ落ちた迷宮時計が床を転がる。PTAは、憑き物が落ちたかのような、クリアな機械音声を発した。 「何でだよ! 古沢糸子テメェッ!! 殺せただろうがよ!!」 糸子は答える。 「少年。大人は我慢ができるんだよ」 戦闘はそこで中断された。建物全体を揺るがすほどの振動。それが、轟音とともに立て続けに何度も引き起こされた。床全体が、ゆっくりと、だが確実に傾き始めた。 「くッ……始まった! こんなときに!」 「おい、何だ……何が起こってる!」 「……マンション取り壊しだよ! 壁に書いてあった。相当の抵抗があったみたいだけど、今日が立ち退きの期限だったんだ」 再び轟音が地の底からコンクリート住居を揺るがした。床の傾きがいっそう加速する。 「だったらなんだよ……関係ねえだろうが……テメェをぶッ潰して終いだ」 なおその拳を向ける少年に、糸子は大きく息を吸い込み……叱りつけた。 「答えろッPTA!! あんたが今やるべきことは何!!」 その迫力に、少年は思わず息を飲んだ。そして二人のPTAは同時に答えた。 「……子供を『子供を』……護る『護る』ッ!!」 少年はジャケットを翻し、糸子に背を向けて、息を引き取った老婆と共に暮らす少女の部屋へと駆け込んだ。 少女を抱えた雲類鷲ジュウを待ち受けていたのは、ひしゃげて歪んだ安楽椅子に座る探偵である。その手には目ざとく彼の迷宮時計が拾われていた。 「よしっエンジンはまだ生きてる……動く! 雲類鷲ジュウ! 急いで乗って!」 彼女はそこではじめて雲類鷲ジュウの名を呼んだ。少年は理由もわからないまま動揺を覚える。 「ん? いやいや何勘違いしてるの。前じゃなくて後ろだよ。ほら背もたれに足をかけるところあるでしょ」 「バカ! 自意識過剰なのはテメーだ!!」 椅子の背に飛び乗ったジュウに、糸子は語る。 「この九龍城砦ってね。文字通り『無法地帯』なんだ。イギリスと中国との緩衝地帯で治外法権、どっちの法律もここには及ばない。つまりだ」 「早くしろよ。何が言いたいんだ、お前」 「つまり、誰かが決めた『法定速度』なんて、無いってこと!」 そう言うなり糸子はギアを変更、安楽椅子をブースト! 水冷直列4気筒エンジンを搭載したモンスターマシンは瓦礫の降り注ぐ廊下を一直線に駆け抜ける! 「うおっ……本当にバカかテメェ! 加減しろ!」 ジュウは手放しかけた少女の体を必死で掴みなおす。 「少年、最後にもう一個だ。大人はな、楽しいぞー!」 「どこが大人だよッ!! ガキそのものじゃねえか!!」 超高速で階段を駆け下りる! だがその道筋の途中、剥がれ落ちたコンクリート壁がその行く手を塞いでいた! 「見せてあげるよ、今度こそ。あたしの『ACT2』」 糸子は圧力メーターの付随した右肩からリボルバーを構える。 『サヴォイ・トラッフル&アザー・ディライツ!』 銃口から発射されたチョコレート弾。茶褐色のコーティングが空中ではがれ落ち、中からはへーゼルナッツの欠片が散弾銃のごとく飛び出した! その一粒一粒が圧倒的な推進力を持って空を舞い、爆発的威力でもって道塞ぐ壁を跡形も無く消し去った! 「うひゃあ! すっごいこれ!」 「俺が引き出したんだよ。感謝しろッ!」 だが、壊れかけた安楽椅子が三人の重さを抱えて脱出するその速度よりも、建物全体の崩壊が早かった。崩れ落ちる踊り場の床に、安楽椅子が飲み込まれた。 少年の目に、ゆっくりとした光景が映る。そこにはいくつかの選択肢が提示されていた。落ちていく椅子と探偵。天井からは巨大なコンクリート片。目の前には大きなガラス窓。その遥か下には龍翔道の大路、迷宮時計の戦闘領域外。腕の中で震える少女。その小さな手でジュウのジャケットを握り締める。 少年は迷わなかった。雲類鷲ジュウは椅子を蹴り、窓を破り、魔窟の外へと飛び出した。その両腕で、圧し潰すことなく少女を優しく抱きかかえて。 「安心しろよ。子供を護るのが、俺の役目だ」 逆さに放り出された姿勢のまま、最後に探偵と目が合った。 「やるね。カッコイイよ、あんた」 「惚れんなよ、おばさん」 一瞬きょとんとした表情を見せたその顔は、すぐに満面の笑みへと変わった。そしてその唇が動いた。クソガキ。そう言い残して、探偵は瓦礫の下へと消えていった。 ■ ■ ■ 魔窟、九龍城砦。数々の悪評と恐ろしい噂に彩られたその伝説のほとんどは、実際のところ、外界の人々の無知と怠慢が作り出した虚像に過ぎない。多くの善良な住人たちは互いに支えあい、話し合って決めたルールのもとで、貧しいながらも素朴な生を営んでいたという。 全身を襲う打撲の痛みに、PTA少年雲類鷲ジュウは叩き起こされた。血を流し路上で寝転ぶ彼を、大勢の野次馬が遠くから取り囲む。 探偵は……帰ったのだろう。元の世界へと。彼がここで転がっているのが何よりの証拠である。 やがて野次馬の中から見覚えのある一人の少女が駆け寄り、おずおずと新鮮な井戸水のカップを差し出した。 『学童、あなたは……本当に、本当によくできました』 迷宮時計を喪っても、傍らに転がるPTAの小言は相変わらずだった。 「そうだな……まずは墓だ。墓を作らなきゃな。お前のPTAと、お前が暮らした、あのマンションの」 彼は呟き、少女と手を重ね合わせた。 「行くぞ。俺とお前、二人の『同窓会』だ」 少女はその手を、力強く握り返した。 (筆者注:我々が住む並行世界においては、九龍城砦は1994年に既に取り壊されている。20年が過ぎた現在では、再開発後に整備された公園にその歴史と面影を一部残すのみである) このページのトップに戻る|トップページに戻る
https://w.atwiki.jp/dangerousurass/pages/52.html
準決勝第一試合 裸繰埜闇裂練道 名前 性 魔人能力 裸繰埜闇裂練道 男 永劫 糺礼 女 この胸にキミを抱きしめたい 意志乃鞘 女 HERO DESTINY 採用する幕間SS なし 試合内容 足首まで埋まりそうなゴミの山に辟易しながらも、糺礼はその歩みを止めずにいた。 空気中を漂う、何とも形容し難く不快な臭気が鼻を突く。 眉間に皺を寄せて歩を進める礼の心中とは裏腹に、 空は腹立たしいまでに青々と澄み渡っている。 金属やガラスの破片を蹴飛ばし、画面の割れたブラウン管テレビや真っ二つに折れた エアコンに躓きつつ、礼は対戦相手について思考を巡らせていた。 兼石次郎、そして意志乃鞘。その名を思い出す度、知らず手の内に力が篭もった。 トーナメント第一試合で舐めた辛酸の味は、忘れようとて忘れられぬ。 実際に礼を打ち倒したのは白王みずきであるが、 彼女に鞘の能力が関与していた事は明白だ。 『HERO DESTINY』――対象1人に「ヒーロー補正」なるものを付与する能力。 恐らく鞘は事前にみずきに対しその能力を使っていたのだ。 結果、それを見抜けなかった礼は敗北した。 「(意志乃鞘……何としても奴の血で、この汚辱を雪いでやる)」 年端も行かぬ小娘の計略に嵌められた事と、一回戦敗退という結果を以て 出世への道がほぼ絶望的となった事を考えると、臓腑が沸々と煮える様な心地だった。 「(だが、まだだ。まだ終わった訳じゃない)」 腐りかけの木片を踏み砕きながら礼は考える。 もう一人の対戦相手――兼石次郎。キャリア時代にも何度か聞いた名だ。 常識を超えた、警察機構をも凌ぐ程の武力を持つ『個人』。 これ程の大物を倒して見せれば、この上ない実力のアピールとなる。 それが容易で無い事は重々承知していたが、どの道今の礼に失う物など何も無い。 彼女は探していた『目当ての物』を足元から拾い上げ、状態を確認する。 「(……これならば大丈夫そうだな)」 それが十分に役割を果たせるであろう事を確認した礼は、その場で工作を始めた。 適当に素材を見繕い、手際良く作業を進めつつ、礼は頭を回転させる。 理想は漁夫の利を攫う事であるが、そう上手くいくなどとは期待していなかった。 意志乃鞘は無策で立ち回る様な人間では無いし、 兼石次郎もその武力に加え意外と機転が効く。 加えてこの足場だ。 機動力は削がれ、雑多な無機物は予想外のアクシデントを生むだろう。 要するに、この試合は荒れる。運が物を言う事になるだろう。 作業を終えた礼は、今登って来た山を下ろうとして―― 己が貧乏くじを引いた事に気付いた。 山の下から、兼石次郎が無感情な眼で礼を見上げていた。 ■ ■ ■ ■ 試合開始の少し前、トーナメント表を眺めていた意志乃鞘は、ある事実に気が付いた。 学生が居ないのである。 白王みずきに勝ちを譲った彼女が裏トーナメントに出場したのは―― 初戦こそ強制であったが――ヒーローにふさわしい人物を見つける為である。 鞘を除いて裏トーナメント唯一の学生であった灰堂四空が敗退してしまった為、 残った選手はもう全て成人なのであった。 最大の目的を失ってしまった鞘だが、対戦相手の名前を見ると俄然興味が湧いた。 武術の達人である兼石次郎と、表トーナメント一回戦で戦った糺礼である。 「何という廻り合わせだろうな、これは」 思わず笑みを溢しながら、鞘は独りごちた。 最強の達人と、リベンジに燃える(想像)かつての敵。 こんな二人と戦える機会など、そうそうありはしないだろう。 かくして鞘は掃き溜めに降り立った。 「しかし、まぁ」 周囲を見回した鞘は呟く。 四方に渡って延々とゴミが連なる風景は、ある種壮大とすら言えた。 積み上げられたゴミは山脈の様に大きな起伏を形成している。 「よくもここまでゴミを集めたものだな。分別も何もあったものじゃない」 ざっと見渡しただけでもゴミの種類は悠に百を超えようか。 鞘は堆積したゴミに足を捕られない様気を配りながら歩く。 「こんなものまで……」 彼女が見上げたのは運搬用の大型トラックだった。 一体どうやってここまで運んで来たのか……あるいは女神がこのマップを創った際に、 自動的に配置された物なのかもしれない。 鞘は何の気無しに、荷台を覆う幌に手をかけ、中を覗いた。 「これは……!」 彼女が銃声と爆発音を耳にするのは、それから数分後の事である。 ■ ■ ■ ■ 礼の行動は迅速だった。 ホルスターから素早く拳銃を引き抜き、眼下の敵に向け迷わず発砲する。 練道は豹を思わせる身のこなしでこれを回避すると、 礼に向かってジグザグにゴミ山を駆ける。その距離は約三十メートル。 即座に踵を返し、ゴミ山を下り始める礼。 接近されれば終わりだという事はよく理解していた。まずは距離を取るのが先決。 ゴミ山の中腹辺りで振り返ると、もう練道は頂上を過ぎていた。恐るべき速さである。 山を下りきった礼は全力で走り続ける。躓いたら一巻の終わりだ。 礼がもう一度振り向くと、丁度練道が山を下り終えた所だった。 「(今!)」 礼は懐からカセットコンロ等に使用されるガス缶を取り出した。 それを練道目掛け思い切り投げ付ける。 先程拾い上げた際に、ガスが残っている事は確認していた。 後は適当なビニールに鉄釘や金属片、ガラス片等を包んで缶に巻き付ければ、 即席の手榴弾となる。 無論、缶に残留したガスの量如きでは、その威力もたかが知れている。 ただ、それで敵が一瞬でも怯めば事は足りる。 その隙に脳天と心臓に鉛弾を撃ち込めば良いのだ。礼にはそれが可能なだけの腕がある。 「喰らえ!」 怒声と共に放たれた銃弾は、礼には礫が届かず、 且つ練道が攻撃を阻止する事も出来ない絶妙な位置で正確にガス缶を射抜いた。 強烈な破裂音と共に、無数の飛礫が練道に襲いかかる。 それに対して練道は、両腕で顔面を庇い、散弾の様な礫の雨を防御した。 金属やガラス片が腕や側頭部を切り裂く。 これを無理にかわせば、その着地際を狙って弾丸が飛んで来るだろう。 練道は僅かに開けた腕の隙間から、礼の動作を見ていた。 彼女の『撃ち気』を悟れば、すぐにでも回避出来る様にだ。だが―― 正にその隙間を突く様に、一つの鉄釘が回転しながら向かって来るのを、 練道の左眼が捉えた。不運としか呼べぬタイミングである。 咄嗟に顔を逸らしてかわす。その一瞬の隙を、礼は見逃さなかった。 「くッ!」 殺気を感じ取り、瞬時に横っ跳びで回避を試みる練道。 だが、二十メートル以上離れた位置から狙う礼にとって、 その回避はあまりに無駄なものだった。 右肩に衝撃。ほぼ間を置かず、右脇腹にも同じ衝撃。 この機を逃す礼では無い。残弾を全て練道に撃ち込む。 しかし正面に相対すれば、練道にとって弾丸を避ける事は難しくない。 それは二発の弾丸を受けた体でも同じ事であった。 「くっ、この……!」 がちん、と銃のスライドが後退したままロックされる。弾を撃ち切ったのだ。 礼は一瞬間逡巡した。この場で弾倉を装填すべきか、形振り構わず逃げるべきか。 弾を込めるのにかかる時間は三秒弱。装填しても弾丸が当たるとは限らない。 撃ち込んだ二発の内、脇腹を抉った弾丸は腎臓を貫いている可能性がある。 もしそうならば長くは持たない筈だ。まだ意志乃も何処かに潜んでいるだろう。 上手く誘導すれば潰し合わせる事も出来るかもしれない。 結果、礼は逃走を選択した。体を反転させる。 ――出来なかった。 「喝ッッ!!」 ほんの僅かな逡巡が、礼を『永劫』の射程内に捉えていた。 彼女が最も警戒していた能力。頭の中でアラートが鳴り響く。 「(これほどの射程が……!」 礼の視界が映したのは、先程のお返しとばかりに飛来する塵芥。 練道はただ単純に、足元にあったゴミを蹴り飛ばしたのだ。 だがそれは、礼の作った簡易手榴弾とは比べ物にならぬ威力を秘めていた。 凶器と化した飛礫が、礼の全身に突き刺さる――! 「あぐッ、ぅああああッ!」 ようやく体の自由が戻った時には、礼の体はズタズタに引き裂かれ、 右眼にはガラス片が突き立っていた。 礫の量と全く無防備な状態で攻撃を受けた事を考えれば、 それでも両目が潰れなかっただけまだ幸運だと言えた。 「ぐっ……!」 四つん這いになった礼は手探りでガラスを引き抜く。ボタボタと赤い血が塵に染み込んで行く。 激痛が脳髄を責め苛み、視界が脈を打つ。右眼が熱い。じゃりじゃりと迫る重い足音。 礼は痛む体に鞭打って立ち上がった。 「まだだ……」 そう、まだだ。私はまだ何もしていない。 ここで倒れたら、私はただ意志乃鞘の手助けをしただけで終わってしまう。 礼は確固たる意志で弾倉を装填し、覚悟を決めた。 「来い」 「良い眼だ」 練道が応じた。礼もシグを構える。 第二ラウンドの幕が切って落とされようとしたその時――ゴミ山の頂上で爆炎が舞い上がった。 「ヒーロー参ッ上ォ!!」 聞き覚えのある勇ましい声と共に、白衣をはためかせたヒーローが振って来た。 「さて、今回の怪人にお相手願おうか?」 ■ ■ ■ ■ 今回まで様々な作戦を練り、強敵を相手にしてきた鞘だが、 事ここに至っては何のアイディアも浮かばなかった。 彼女もまた、礼と同じ様な考察をしていた……即ち、運の要素が強い。 碌に罠も仕掛けられず、そもそも何があるのかもよく解らない。 鞘は作戦の立案を諦め、その場で出来る事をやろう、という結論に至った。 その一つが今回の演出である。鞘はトラックの荷台に積んであった業務用ガスボンベを 銃声の聞こえた方角に向かって運び、その頂上で礼と練道を見つけた。 奇しくもそこは、ヒーローの登場場所としては最適の立地だった。 即ち高所で見通しが良く、なおかつ戦う二人を眺めて登場のタイミングを計れる場所である。 そうして頃合い良く改造ペンでボンベを爆発させ、実にヒーローらしく登場したという訳だ。 そんな演出の甲斐もあり、彼女は客観的に言って大善戦を演じていた。 現に、鞘は練道を相手に三分以上も立ち回っている。 練道が二発の銃弾を受けている事を加味しても、彼女の本来の実力と、 練道の武力を比較して考えれば驚異的な抵抗である。 だが……限界は、確実に近づいていた。 「く……!」 ぎりりと歯を噛み締めたのは礼である。 彼女にしてみれば死の覚悟を以て臨んだ相手を仇敵に取られたのである。 彼女のプライドはズタズタに裂かれた。 何度鞘の背中に照準を合わせたか……しかしその度に、 礼の警官としての思考が引き金を引く指を留まらせる。 予備の弾はもう無い。今の鞘を狙った所で当たるとは思えない……それは 前回の戦いで痛感した事だ。 それにもし仮に鞘を仕留めたとして、その後はどうする? あの怪物相手に、残弾僅かのシグと二連装のデリンジャー、それにナイフだけで勝つ? 悪い冗談だ。よって今狙うべきなのは兼石次郎なのだ。 礼は迷っていた。判断を己の心に委ねるのか、理性に委ねるのか。 銃口の行く末は決まらない。 「うぁっ!」 練道の左拳を紙一重でかわす鞘。眼前の男の怪物性を、鞘はその身を以て味わっていた。 右肩と脇腹に被弾しているにも関わらず、その攻撃は恐ろしく疾く的確で、重かった。 鞘はポケットに突っ込んだ改造ペンを意識する。これを使えばあるいは。 だが、鞘はその考えを捨てた。兼石次郎は、あの金縛りの様な能力を使っていない。 つまり、武術家として戦っているのだ。ならば自分も素手で応じるのが道理。 「はあああああ!」 そんなプライドを懸けた一撃はしかし、あっさりとかわされ…… 遂に致命的な一打が、鞘の腹部に叩き込まれた。 踏み込みながらの肘打ち。医死仮面戦の勝負を決した、あの一撃だ。 くの字型の体勢で吹っ飛ばされた鞘は、反応する暇も無かった礼に激突した。 ■ ■ ■ ■ 練道はゆっくりと横たわる礼と鞘に近づいて行く。 今の手応えからして内臓が幾つか潰れただろう。 最早戦闘が出来るコンディションとは思えないが、まだ試合終了のコールは無い。 鞘はほぼ死に体の筈だが、礼はまだ余力があるだろう。 銃というものは油断を突く為には十分過ぎる兵器である。事実今回も不覚を取った。 練道は注意深く歩を進める。 すると予想通りと言うべきか、礼が上に乗っていた鞘を押しのけて身を起こした。 ふらふらと体は揺れているが、残った左眼の光は未だ強い。 「ふん」 練道は息を吐いて大胆に距離を詰める。礼は拳銃の照準を合わせた。 いつ撃って来られても対応出来る様、極限の集中力を保ちながら歩を進める。 二人の距離が五メートルまで詰まり……礼の指が引き金を絞った。 同時に練道も反応、最小限の動きで弾丸を回避する。 礼は更に発砲するが、当たらない。練道はかわしながらも近づいて来る。 三メートル。踏み込めば攻撃が当たる距離。 練道が止めを刺さんと足に力を込めた瞬間、礼は予想外の行動に出た。 拳銃を離したのだ。 そして落下する拳銃を受け止めたのは、糺礼の胸から生える、もう一組の手。 ――デリンジャーは? 一回戦の映像を見て、礼が胸に銃を隠し持っている事を知っていた練道は、 それ故に『有り得ない』と無意識に思っていた行動に対して一瞬困惑した。 礼は躊躇無く発砲した。 手で撃つよりも体幹に近い分、安定した集弾性を持った弾丸が練道の心臓を狙う。 弾は咄嗟に急所をガードした練道の左上腕部に喰い込んだ。 二発、三発、四発……撃たれながらも動き続ける練道は、弾切れを待っていた。 そして、がちんというスライドのロック音。 練道はガードを解いて最後の一撃を見舞わんとし――それが間違いであった事に気付いた。 礼は既に右手に持ったデリンジャーで狙いを付けていたのだ。 渇いた銃声が二発。一発は心臓に。そしてもう一発は右眼に。 弾丸は正確に練道の急所を貫いていた。 ■ ■ ■ ■ 「兼石を、倒してくれ」 蚊の鳴く様な細い声だった。 突然吹き飛ばされた鞘が、仰向けにのしかかった状態でそんな事を言った。 「ヒーローとヒロインが、力を合わせて悪役を撃退する…… そんなシナリオも、悪くない」 馬鹿馬鹿しい、と一蹴しようとした礼に、鞘が言葉を続ける。 「私は後、数分で死ぬだろう……その前に、君に私の能力をかける。 君は『ヒーローの意志を受け継ぐヒロイン』になる。その後は……君の工夫次第、だ」 礼は気付いた。これが最後のチャンスである事に。 「これで勝てなきゃ嘘ってものだ。違うかい?」 鞘はそう言って、群青の空を見上げながら笑った。 その数十秒後、デリンジャーを撃ち込む礼の姿を見届け、意志乃鞘は息を引き取った。 ■ ■ ■ ■ かくして作戦は成功した。 弾は全て命中し、最後の切り札であるデリンジャーによる奇襲も上手く行った。 無い筈の物が在り、在る筈の物が無い。 それは奇しくも、ミドが一回戦でとった作戦と同じであった。 だが。 練道は倒れない。 心臓と眼球を撃ち抜かれてなお、彼の脳内には殺意が残存していた。 あまりにも予想外の事態が起こると、人はそれに反応出来ない。 ぎょろりと動いた左眼が、礼の視線を捉えた時、 同時にぬっと突き出された右手が、細い首を猛禽類の様に掴んでいた。 「がっ……ぐっ……!」 練道の口から、ごぼりと黒い血が噴き出した。 しかしその右手は冗談の様な力で礼の首を絞め付けた。 窒息どころでは無い。骨ごとへし折るつもりか。 礼はあらん限りの力を振り絞り、胸から生えた手に持っていたナイフを左手で受け取ると、 思い切り練道の首筋に突きたてた。ナイフは血管を断ち、気道にまで達した。 しかし、それでも。 その手の力は緩まない。 「(ああ、そうか)」 自らの骨が軋む音を聞きながら、赤く染まりゆく視界の中で礼は悟った。 「(こいつは、勝ちたいんだな。こんなになっても、諦められない程に)」 ごきり、と鈍い音を立てて、糺礼の頸骨が砕けた。 同時にずるりと礼の体が滑り落ち、地に倒れ伏した。 礼を殺し、試合終了のアナウンスが流れても、練道は立ち尽くしていた。 ただ立ち尽くし、礼の死体を見降ろしていた。 立ち上がって来れば、再び殺せるように。 無感情な左眼で、じっと見下ろし続けた。
https://w.atwiki.jp/tock_t9710/pages/192.html
2009/2/8(日) 15 30開場 16 00開演 ラフォーレミュージアム原宿 はりけ~んず (◎:決勝進出者 △:『サバイバルステージ』進出者) ◎あべこうじ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) あれきさんだーおりょう(ワタナベエンターテインメント) いがわゆり蚊(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 出雲阿国(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) 板倉俊之(インパルス)(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) 芋洗坂係長(トリガープロモーション) ウメ(SMA) ◎エハラマサヒロ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) 大輪教授(ケイダッシュステージ) カートヤング(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) COWCOW多田(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) ◎COWCOW山田よし(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) ガリガリガリクソン(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) △岸学(ケイダッシュステージ) ◎鬼頭真也(夜ふかしの会)(ハイレグタワー) キャン×キャン長浜之人(ヴィジョンファクトリー) くじら(㈱トップカラー) △くまだまさし(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) 児嶋一哉(プロダクション人力舎) 小島よしお(サンミュージックプロダクション) 後藤秀樹(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) こばやしけん太(マセキ芸能社) 小堀裕之(2丁拳銃)(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) 小籔千豊(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪 新喜劇) ◎サイクロンZ(太田プロダクション) 佐久間一行(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) 桜塚やっくん(㈱トップコート) ザブングル加藤(ワタナベエンターテインメント) 清水けんじ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪 新喜劇) シャカ大熊(ワタナベエンターテインメント) △夙川アトム(ASH&D) 庄司智春(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) ジョーク東郷(慈プロダクション) △鈴木つかさ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 須知軍曹(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪 新喜劇) ズドン(ホリプロコム) 代打屋中川(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 竹内康晃(ワタナベエンターテインメント) 田上よしえ(プロダクション人力舎) ちゃらんぽらん富好(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) チャンカワイ(ワタナベエンターテインメント) △天津木村(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 天津 向(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) $10浜本広晃(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 土肥ポン太(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) △友近(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) ◎鳥居みゆき(サンミュージックプロダクション) △ナオユキ(松竹芸能) ◎中山功太(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) ニッチェ江上(J・D・W) ◎バカリズム(マセキ芸能社) はりけ~んず前田(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) ヒデヨシ・ゆうき(ホリプロコム) HEY!たくちゃん(ケイダッシュステージ) 星飛雄馬(ケイダッシュステージ) 本日は晴天なり(太田プロダクション) マリッジブルーこうもと(オスカープロモーション) △三浦マイルド(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) △もう中学生(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) △ヤナギブソン(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 山本俊治(アマチュア) ゆってぃ(プロダクション人力舎) ユリオカ超特Q(クリエ) 渡辺直美(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) 決勝戦 2/17(火) 19 00~20 54 関西テレビ・フジテレビ系放送 フジテレビ内スタジオ(東京都港区台場)予定 司会 雨上がり決死隊 優香 審査員 桂三枝 関根勤 大平サブロー 清水ミチコ ラサール石井 江川達也 堺正章 サバイバルステージ 2/15(日) 16 05~17 20 放送 フジテレビ内スタジオ(東京都港区台場)予定 司会 雨上がり決死隊 優香 審査員 石田純一 南野陽子 IKKO 加藤晴彦 マリエ
https://w.atwiki.jp/kentatenizisanzihai/pages/85.html
決勝戦 〇出雲霞配信枠 ※準決勝と同じ枠 〇舞元啓介配信枠 ※準決勝と同じ枠
https://w.atwiki.jp/dangerousss4/pages/396.html
裏準決勝戦SS・マンションその1 ◆ 「テメー、どういうつもりだ。ふざけんなよ……」 「えーっと、すみません……何が?」 「覚悟できてんのかッ!って訊いている!」 雲類鷲ジュウが地を破裂させ、加速する。彼の走行速度は尻上がりだ。速度が増すごとに、地を蹴る強さは増し、地に取り付けられる『圧力メーター』の性能も上昇し、まるで重力に引かれるように加速する。 「ああもうッ何でいきなりキレてんのよ!」 古沢糸子の安楽椅子が、ギュン、とバックし、滑るように左へスライドした。彼女の安楽椅子は一本の回転する支柱から伸びた六つ脚で支えられている。それぞれの脚の先には360度どの方向にも回転可能な球体が取り付けられており、指向的な弱点を持たない。 40階立ての高層マンションの屋上に二人はいた。 都心の駅から徒歩6分、対魔人構造の施された重厚な質感あふれるエントランス。トリプルオートロックのセキュリティ。ホテルのようなエレベーターホールにはエレベーターが3つ。 広い屋上は所々に花壇があり、ゆったりとくつろげるベンチやテーブルが設置されている。 そこで、二人の魔人による超高速戦闘が行われていた。 糸子の拳銃から放たれるチョコレートの弾丸。 いくつかの弾丸は、モチの様に隆起した防御壁に防がれる。ジュウが地を蹴り、膨張させたものだ。 残りのチョコレートは空中で軌道を変えジュウに命中する。しかし、そのほとんどはジュウの衣服に仕込まれた巨大消しゴムやスーパーボールの『膨張』によって防がれた。 戦いながら、ジュウの興奮は度を超えて激しさを増し、糸子を罵倒するようになる。 その怒りの原因は、ジュウの17年間長年培ってきた野生の勘と言うあやふやなものに裏付けされていた。 「俺が、テメーをPTAから『解放してやる』だけの『価値』があるのかって訊いてんだ!」 「はあ?」 「少なくとも、今まで俺が殺してきた奴らには、それだけの『価値』があったぜ……」 弾丸の隙間を掻い潜り走る。安楽椅子の白い煙と、PTAの黒い蒸気が直線を描く。 「だが!テメーは違う!テメーには覚悟がねえ!やる気がねえ!胸の内で蠢くドス黒い蒸気ってもんが!圧倒的に足りねえんだよッ!」 ジュウの蹴りが糸子の安楽椅子を狙う。エンジンが火を吹き、かろうじて回避。 「えーーっと何、これ、ひょっとして私、叱られてんの!?」糸子は引きつった笑いと共に叫ぶ。 19歳年下の少年に、戦闘中に叱られるはめになるとは、さすがの糸子も予想だにしていなかった。 「テメーは何のためにこの戦いに参加した!?さっきから!何故俺の脳みそを狙わねえ!?アアッ!?相手がもっと小せえガキだったらどうする!?異世界に残りたくねえと泣いて懇願されたらどうすんだよッ!俺だってガキは殺さねえ、だが、テメーみてえに生半可な覚悟で参加するくれーなら、さっさと異世界で途中下車してるぜ!くたばれ!くたばれくたばれくたばれくたばれくたばれくたばれ」 「もーうッ!うるさいな!私だって好きでこんな事――」その台詞半ばにして糸子は口を紡いだ。 少年が責めているのは、おそらく彼女のこの『姿勢』であろう。糸子は当初、依頼されてこの戦いに参加したわけではない。必死で戦っているのも、基準世界を失いたくない為であって、特別な望みがあるわけでも無かった。もちろん、田園でラトンに正式な依頼(?)は受けた。だが、命を賭してでも完遂すべき依頼かというと、疑問の余地がある。 『依頼を完遂』『領分を超えてはならない』師匠の教えがフラッシュバックする。 『その線を踏み越えた者から、死ぬ』 「わかってるわよ」 パン、とジュウの脇腹をチョコレートの弾丸が襲った。ジュウの堅い皮膚に、弾丸がわずかに食い込む。 糸子は闇雲に銃撃を繰り返していたわけでは無かった。敵の動きをつぶさに観察し、的確に防御の隙をつく。ハードボイルド派探偵術の基本である。 「確かに私は、明確な目的を持って戦いに参加したわけじゃない。だ・か・ら……な・あ・に?……誰もが夢を持たなきゃいけないなんて、近頃の学校教育の弊害ね?」 「くたばれ……」ジュウは、一瞬、ふらりと身をゆらす。 ラム酒入りの弾丸。アルコール度数70%のチョコレートが彼の肉体に侵入する。異常な耐久力を誇る彼にも、この『酔い』はある程度効き目があったようだ。 「ちッ……」銃創を破裂させ、チョコレートを排出する。 この状態で広い場所を動き回るのは不利と見たのか、彼はひらりと屋上の柵を乗り越え、階下へ落下する。 「まずは」拳を握りしめ、震わせる。「人払いだ……ッ!」 ◆ パン、とクラッカーが鳴り、カラフルな紙吹雪が少年の頭上に振りかかる。 「誕生日おめでとう!金成!」 10人を超える小学生が、マンションの居間でテーブルを囲んでいた。 「いやーありがとう、ありがとう」少年は10本のろうそくを吹き消す。その日、金成善夫は10歳の誕生日を迎えていた。「なんかもう悪ィなァ、俺なんかの為に集まってもらって」 「てめーの誕生日じゃなきゃこんな金持ちのマンションまでわざわざ来ねーよ!成金!」 「そーだ!何だあのエレベーター!ボタン全部押したら勝手に消えやがったぞ!」 「最近のはそーなってんの!お前ら貧乏人にはわかんねーよ!」金成は笑いながら悪態を返す。 「これこれ、乱暴な言葉はやめなさい。善夫」 ケーキにパウダーをふりかける父親が息子をたしなめる。「男なら、お前も、紳士を志しなさい」 モデルガン、プラモデル。息子の周りにはプレゼントの山。 少年が腕に抱くのは『ウィー、アー、チャンプ』でお馴染みの『ミスターチャンプ』の可動精密フィギュアである。この世界におけるチャンプは、迷宮時計の戦いに巻き込まれず、子供に夢を与え続けていた。 夢はチャンプのプロレス団体『代々木ドワーフ採掘団』への入団。金成善夫は、見た目はドワーフらしく少し肥満体型だが、性格はやや成金基質な点を除けばさわやか。見た目のせいで女子の人気は薄いが、関係ねーぜとばかりに給食を掻き込み体型を維持する姿勢は男子から一定の評価を受けている。 「…………」テーブルの隅で黙りこくった眼鏡の少年もまた、彼の親友であった。金成と違い、身体も小さく貧弱で、家庭は貧乏。彼は、金成の為に持ってきたプレゼントを渡せずにいた。 「おや」キッチンから現れた金成の父親がその子の様子を見て、言った。「渡さなくていいのかね?」 「う、うん……」 「あ!何だよお前!プレゼントまだもらってねーじゃん!」 盛り上がる子供たちの会話から抜け、ケーキを掻っ込んでいた金成が、眼鏡の少年に声をかける。 「もらうぜ、いいよな?」少年がわずかに頷いたのを見ると、金成は白い包み紙を手際よく開封した。 「おおおーーーッ!」金成が声をあげそれを掲げる。「すげーッ!すげーよお前!こんな才能あったんだな!」 「う、うち、お金無いから……さ、そんな物しか作れなくて、ごめん……」 「何言ってんだよあほ!そりゃあこっちと比べたら大した事ぁねーけどさ!それでもスゲーよ!」 粘土細工で造られたミスターチャンプの像は、精密可動フィギュアと比べると余りにもいびつで、顔は不自然に歪み、腹はたるみ、手は少し長すぎた。チャンプよりむしろ自分によく似たそのプレゼントを抱えて、彼は立ち上がり、壊さないように自分の部屋に持って行く。 「ええ、ですから、塾までには間に合うように誕生会は終わらせますので、ハイ……」 父親の電話する声が聴こえてくる。相手はおそらくPTA役員であろう。 PTAは子供の誕生日会にまで口を出す。 いかに金持ちであろうとも、PTAの武力を伴う圧力には頭を垂れる以外にない。 金成は二体のチャンプ像を本棚の上に置いた。スペースに空きが無い為、可動フィギュアを粘土フィギュアより後ろに置く。彼が満足気にそれを眺めていると、そのフィギュアが突然、床に落ち、割れた。 ゴゴ、という地鳴り。 ドスン、と部屋が揺れた。耐震構造の施された高級マンションが、かつてない衝撃を受ける。 (地震か……!?) 本棚の可動フィギュアが揺れ、それも落下する。 ぐらり、と本棚が大きくバランスを崩し、彼の頭上に振りかかる。「……え」 「危な、い!」金成の父親が電話を投げ捨て、彼の身体を突き飛ばす。 パン、とトマトが弾けるように、息子の代わりに本棚に頭を打ち砕かれた。 チャンプのフィギュアが血で染まる。「……は」父親が死んだ。 「…………!!」少年はすぐに立ち上がり、部屋から飛び出した。 マンションはまだ揺れている。 「――金成!じ、地震が……!」眼鏡の少年が金成に走り寄る。 「落ち着け」金成は友人の両肩に手を置いて言った。「揺れが収まるまで、じっとしてろ」友人を廊下の隅に座らせる。こういう時、まずはどうするんだったか。キッチンへ行き火を止めなければ。 ふらりと立ち上がると、振り返る。「おい……」 友人はもう、意識を失っていた。 ◆ 「まさか地震まで起こせるなんて、物体を『膨張』させる能力……、あれが、ウルワシ製薬の、十番目の息子……」古沢糸子はジュウを追い、マンションの廊下を走行していた。 雲類鷲殻、雲類鷲カズマ、雲類鷲ツグミ、雲類鷲ミチル、雲類鷲アズマ…………。 事前に調べた結果、雲類鷲ジュウという人物は基準世界には存在しなかった。ただ、ウルワシ製薬の子供達の名前に全て、男女関係なく生まれた順に数字が込められていることから、未来における雲類鷲家10番目の子供ではないか、という仮説を立てていた。ジュウを探すことに時間をとられ、それ以外の調査では大した成果を得られなかったわけだが……。 とにかく、ジュウの能力が設置型であることは、先ほどの戦闘から推理済み。 敵に有利だとわかっていても、敵に罠を仕掛ける余裕を与えるわけにはいかない。 (ここにはいない、もっと下か……) 「すみません!誰か!いませんか!」 子供の声。 揺れが収まり、大半の住民はエレベーターや非常階段で脱出したはずであった。 「ちょっと、どうしたの?」糸子は躊躇なく声をかけた。 「友達が13人倒れてるんです!」 「原因は?」 「ふ、不明です」 「不明ィ?」もしかしたら雲類鷲ジュウの仕業かもしれない、という予感が頭をかすめる。 「し、死んではいません。誕生日会をしていて……地震が起きて……それで……」 「よし、パッと見るだけだけど、案内して!」 「はい!」 糸子は少年を前に歩かせ廊下を進む。 廊下は凹の形をしており、中央はエレベーターホールとして開けたスペースとなっている。 二人は中心からその左に向かって進もうとした。廊下の角を曲がる瞬間。 「オラアアッ!」逆方向の曲がり角に潜んでいた雲類鷲ジュウが背後から襲いかかる。 「……っ!そっち!?」安楽椅子のエンジンが炎を噴き出す。少年を抱き上げ猛烈な勢いでダッシュ。 パン、とジュウの拳を受けた壁が破裂する。 「ち……っ、バックミラーでもついてんのか?」狙いを外したジュウが、糸子を追う。 ◆ 「ハァ……ハァ……こ、ここです!」 「ひどい……地震のせいね」 糸子が逃げながら案内されたマンションの2110号室は実際ひどい有様だった。 廊下を進んですぐの部屋には本棚に頭を割られた男性。 途中の廊下や居間では子供達が全員、死んだように寝ており、落ちたケーキやお菓子が床に散乱していた。 (……子供達は睡眠薬を盛られたみたいね) 走りながら、糸子はケーキに振りかけられた白い粉をすくい取る。 「ここかァッ!ガキのいる部屋ってのはッ!」背後から敵の声。 「悪いね少年……ゆっくりと現場検証してる暇は無いみたいっ!」 「え……」 糸子はベランダの窓ガラスを開くと、少年を抱えたまま飛び降りる。 「ええええーーーっ!?」 ◆ (確認できただけでもガキが14人か……多いな。揺れを強くしすぎたか) ベランダから飛び降りた糸子を追いながら、ジュウは考える。 その獰猛な性格とは裏腹に、彼は定量的に物事を捉える人間である。 同じ赤の他人の子供なら、一人より二人。二人より三人の方が価値は重い。 (やっぱマンションの完全破壊は出来ねェな……。つまんねえ……ぶっ壊してぇ……ッ!) 現在、マンションに取り付けたメーターの性能では、せいぜいさっきのように、連続した圧縮、膨張による振動を引き起こす程度。建物の完全破壊は不可能である。 また、今取り付けてある低性能のメーターでは、メーターから位置の離れた箇所の局所的な破壊も難しい。 だからと言って高性能のメーターを取り付ける為に内圧操作で筋力を上げようにも、それでは体温が上がってしまう。酒の回りをこれ以上良くするわけにはいかない。 糸子は少年を抱えたままマンションの『外壁』を走り、非常階段へと向かう。 ジュウもそれを追う。垂直に壁を走る安楽椅子と男の姿は、異様である。 (狙うなら、これみよがしにむき出した安楽椅子の『脚』だ。が、敵がそれを考慮してねーはずがねえよな) ジュウは、相手が敵であろうと他人をPTAの抑圧から解放する事は基本的に『善』であると信じていた。 解放され強化された敵をかっ食らってこそ、力を得られるのだと、人喰い民族のような盲信にとらわれていた。 (だが、あの『ババア』は気に食わねえ!本体を叩いて能力を強化させる事は絶対にしねえ、ぶっ壊すのは!あの安楽椅子だ!ただし脚は狙わねーぜ、怪しいからなァ……狙うべきは――――) ◆ 安楽椅子探偵はガタン、と非常階段を3つ飛びに駆け下りる。 無理な姿勢でも転倒しないのは、愛機の姿勢制御機構と、彼女の卓越した安楽椅子技術の賜物だ。 「な、何なんっすか今の人!」 「えーとね、物体を膨張させる能力を持った魔人、かな。戦ってるんだ、今」 少年を膝に抱いた古沢糸子は答える。 小学生にしては少し重い。がっしりしているな、と糸子は思った。子供だが、その凛々しく太い眉毛はハードボイルド的に見て満点である。 「そっか、じゃあ、地震を引き起こしたのは……あの赤髪の人ですね」 「おおその通り!少年、キミ、賢いね!」 「もしかして、おねえさんは魔人警備会社の方っすか?」 「ああ、うん、それはどうかな……っ。しかし、若いのに礼儀正しい子ね」 それと比べて……、と糸子は上階の階段に意識をやる。未来の若者がけたたましい破裂音をあげ階段を爆走する。 「待・ち・や・が・れ・う・ん・こ・た・れ・クソバアアーーーーーーーーーーッ!」 「くそがき」糸子はチョコレートの弾丸で応戦。 非常階段では上手く防御壁が作れない為、糸子のほうが有利だ。 「何だろ、あの身軽さで……」安楽椅子に揺られ、少年がぼそりと呟いた。「上からの攻撃をしてこない。側面からの攻撃にこだわってるみたいだ。確かに空中では動きが制限される、でも狭い階段なら同じことだ……」 どこまでも冷静な少年だ、と糸子は思った。 「少年、推理の途中悪いけど、タクシーはここで終点よ」20階まで到達した所で、糸子が少年に行った。 「そうか……わかりました!敵は――――うわっ!?」 襲いかかるジュウから少年を守るため、ぐるりと勢いをつけて少年を投げ飛ばす。 「できるだけ早くこの建物から離れて。お友達の事は私が何とかするから」と糸子は親指を上げ、グッジョブのサインをした。「キミの結論には私もたどり着いた、少年、キミのヒントのおかげ」 少年を置いて、糸子は建物中央のエレベーターホールまで凄まじい勢いでバックする。 ジュウは離れた位置の少年をちらりと一瞥すると、糸子を追い、早足で建物内へ入った。 「へえ……ガキを守る為、逃げるのを止めたか。いい根性してやがる……」 「少しは見なおしてもらえたかしら?」 「全ー然ッ!」ジュウは両手の指の間に幾つものスーパーボールを挟み込んだ状態で取り出した。 『スーパーボールの所持は勉学に関係ありません。『不要物』禁止法に抵触します。違反者には――』 右腕のPTAが唐突に喋りだす。ジュウはそれを無視。 「ハッ!」駈け出すと同時に放たれるカラフルなスーパーボール。 それらは勢い良くバウンドし、空間にジグザグに直線を描く。 「何……?」糸子は訝しんだ。スーパーボールを膨張させ足止めに使うつもりだろうか?少なくとも彼の身体を守っていたスーパーボールが減り、先程よりも無防備に近づいたのは確実である。 「これはテメーのチョコレートと同じさ、こいつにはあらかじめ高性能のメーターが取り付けてある、俺の身体の一部みてーなもんだ……」 「……っ!まさか」 スーパーボールの圧縮、膨張。それは適切なタイミング――壁や床に当たる寸前に行えば、『弾性操作』となる。 ブランコをこぐように、スーパーボールは加速を繰り返し、あっという間に目で追えない速度まで到達する。 (嘘でしょ、どんな頭脳の演算機能よ、聖徳太子じゃないんだからさァ……!) パン、と安楽椅子の背もたれにスーパーボールが命中。頑丈な背もたれに少しヒビが入る。 糸子はジュウに狙いを定める。狙うは彼がスーパーボールを取り出し、防御が手薄になった部位。 ヒュン、と彼女の鼻先をスーパーボールが掠めた。 さらに、ボン、とスーパーボールが一斉に膨張。安楽椅子の進行方向を妨げる。 その隙をつき、ジュウが彼女に迫る。 「オラァッ!く、た、ば、れェェ――――ッ!」 ジュウのローキックが安楽椅子に命中する。 彼が狙ったのは安楽椅子本体ではない。 その背面に設置されたジェットエンジン。その『水冷装置』である。 「チョコレートを武器にする魔人を見て真っ先に思いつくのは『熱』でそれを溶かす攻略法だッ! テメーがその対策をしてねーはずがねーよなァ~ッ!?」 仮に安楽椅子の脚を破壊された所で、強力なジェットエンジンの出力ならば、ある程度の飛行が可能である。かつて夜魔口黒犬に追われ、建物の13階から身を投げた時も、この愛機のおかげで一命を取り留めた。 一方で、エンジンの水冷装置は安楽椅子の肘掛け――チョコレートの保管庫と繋がっている。ここをやられれば、安楽椅子のエンジンが吐き出す炎の熱でやがてチョコレートは溶けてしまうだろう。 ジュウが椅子の脚では無く水冷装置を狙ったのは、敵の攻撃手段を無効化する上で最も正解に近かった。 その『点』においては。 「あ……?」 ジュウのローキックが命中した水冷装置は、何故か『破裂しない』。 「『推理』したわ……あんたの行動から」糸子が口を開く。「あんたが私『本体』では無く、安楽椅子を狙っていることや、あんたの言っていた『解放』という言葉から――私はその能力を推理した」 水冷装置には、『糸』の様な物が巻きつけられていた。 カカオ99%のブラックチョコレートの如き黒い、糸。 「ね、それがあんたの『制約』なんじゃない?他人の肉体は破裂させられない、それがあんたの能力の『制約』なのだとしたら――――……」 「て……めええェッ!!」ジュウが怒りの声を上げる。エンジンが稼働し、脚が装置から引き離される。 水冷装置に巻きつけられた、たった数本の古沢糸子の長い『黒髪』――――肉体の一部。 ジュウの能力は他人の肉体には『解放効果』にエネルギーを取られ、正常に作用しない。 「おばさんナメんじゃないわよ」 パァン、と甲高い衝撃音が二つ、エレベーターホールに鳴り響いた。 一つは、雲類鷲ジュウがその右足の先から『血』を水圧カッターのごとく発射し、水冷装置を破壊した音。 もう一つは、古沢糸子の安楽椅子の肘掛けに収納された幾つもの『チョコレート』が、糸子の手で一瞬で弾丸へと変化し、ミサイルの如き破壊力でジュウの右脚の膝から下を破壊した音。 サヴォイ・トラッフル『ACT2』 『キング・メイカー』の解放効果により進化した糸子の能力。 本来『拳銃』への装填が必要な彼女の能力は、もはや『拳銃』無しでも発射が可能となっていた。 (ピストルバリツを使いたいときは拳銃を使えばいいわけで、無いよりはずっと有難い能力ね……!……調子に乗ってちょっと撃ち過ぎたけど!) 椅子に仕込んだチョコレートは全て使い切った。糸子は衣服に仕込んだ弾丸をジュウに向け発射。 意を決して頭部を狙うも、右腕に防がれる。ジュウの右腕が時計の欠片ごと破壊される。 「――ぐッ!」空中を飛び交うスーパーボールが彼女の腹を撃ち、いくつかの狙いは外れる。パン、と壁に当たったチョコレートが茶色の花を咲かせた。 (まずいまずいまずい、無い、チョコが足りない) 水冷装置を破壊された時点で、残りのチョコレートを使い切る勢いで発射してしまった。そうしなければ、ジュウの追撃からは逃れられなかっただろう。 (ここは一旦引いて――……)糸子はスーパーボールの網をかいくぐり、非常階段出口まで戻る。 「待、ち、や、が、れェェ――――ッ!」 雲類鷲ジュウの獣の如き咆哮がそれを追う。 何という勝負への執念。 ジュウは巨大な三角定規を失われた右膝の下に突き刺し、 さらにその下にスーパーボールを取り付けていた。 彼が歩く度に、不格好な義足は鼓動を繰り返し、衝撃を吸収する。 「な――何よ、それぇ……!」糸子がその姿を見て悲鳴を上げる。 非常階段側から足音。 「ねえさん!」小太りの少年が非常階段を駆け下り、声をかける。 「少年!?逃げてって言ったのに!」そう言って、彼女は両手を合わせた。「ってああー!ごめん!友達、私が何とかするって言ったんだよねぇ……」 「いや、オレ、やっぱりねえさんに協力したくって……って、それより何か来てるッス!ヤバそうなのがッ!」 「く……た……ば……れェェ~~~~ッ!!」 右脚と右手を失い、異形の姿となった雲類鷲ジュウが迫る。 「だよね、どう見ても、ヤバイってヤツよね、これ」 ……この少年を置いて階下へ逃げるべきか? 敵は子供は殺さないと言ったが、傷つけない保障は無い。一瞬の逡巡。 「甘口ハードボイルドも気楽じゃないわね」 「――え?」 「少年、キミ、名前は何ていうの?」 「か、金成です。金成善夫――――――」 「そう、ちょーっと、ごめんね」糸子は金成の胸ポケットに手を入れた。 そのポケットに隠されていた、金文字の記されたプレートを、パリン、と二つに割る。 「ハッピーバースデー、善夫くん」 パンッ、と雲類鷲ジュウの両目が爆ぜた。 「ウ!オ!オ!オ!オ!オ!オ!オ!オ!オ!!!」獣の如き咆哮がホールに響く。 『Happy Birthday!!』と描かれたチョコレート製のプレートが、一瞬にして弾丸へと変化し、敵の両目を破壊していた。体温で半ば溶けかけた柔らかな弾丸も、目つぶしには有効である。 「善夫くん、協力したい……と言ったわね。さっきのタクシーの代金分、一つ配達を頼みたいんだけど、いいかしら」少年に向き直り、眼を合わせる。「……睡眠薬入りの、キミの誕生ケーキが欲しいんだ」 「わ……わかりました!」少年が階段を駆け上がる。 糸子は前を向いた。目の前ではジュウが苦悶の叫びを上げている。 (子供達を眠らせた犯人は――おそらく善夫くん) だが、ハードボイルド派の探偵にとって重要なのは真実の追求ではない。 (重要なのは、チョコレートケーキに睡眠薬が仕込まれている、ってこと!) 「ウラアアッ!」ジュウが迫り、非常階段の踊り場が破裂する。 「おっと」糸子は安楽椅子のジェットを吹かし、誘導するように非常階段を昇る。 ◆ 義足に取り付けられたスーパーボールがべこん、べこんと奇妙な音を立て、階段を叩く。 ジュウは糸子を追い上階まで昇り上がった。酔いが回り、右腕と右脚を失い、多量に出血した今となっては、マンションにメーターを取り付けている体力など無い。 高級マンションにしては珍しく、廊下は外気に晒されている。四方が壁に囲まれているのは、エレベーターのあるホールのみである。彼は廊下の外に意識をやった。微かに救急車のサイレンが聴こえてくる。「時間が無え……さっさと終わらせるぞ」 「少しは落ち着いた?さっきまで獣みたいに吠えてたようだけど」 「ああ……!ワンワン鳴いたらなあ、涙も枯れてこの有り様さぁッ!」 真っ赤に充血した右眼。ジュウの左眼は完全に失明していたが、右眼はかろうじて無事だった。彼は、涙腺を圧縮し、涙を水圧カッターとして放出することで、チョコレートの弾丸を間一髪切り裂く事に成功していた。 「さっさとくたばりな!クソババアッ!!」ジュウが左手を振るう。 シャープペンシルの芯が何本も突き刺さった消しゴムが炸裂弾のように破裂し、糸子を襲う。 その隙に近づいたジュウの手が糸子に伸びる。 POW!! 「――ッ!」予想外の位置から銃声が鳴り響き、ジュウの手が止まる。 「――親に……」金成善夫が『モデルガン』を握り、BB弾を発砲していた。プレゼントに友人に貰ったものだ。 「親に、習わなかったのか――男なら、女性に汚い言葉を使うべきじゃないッ!」 「善夫君、ナイス!」その隙に糸子は体勢を立て直す。 「ケーキを……お届けに参りましたっ」 「サインは後でいいかしら」ケーキが糸子の手に渡る。握られたケーキが圧縮され、幾つもの銃弾と化す。 彼女はまるで、推理の犯人当てのように指先をジュウへと向けた。 「獣には――」銃弾が空中で回転。「――麻酔銃がお似合いよッ!」 「効、く、かァッ!」対するジュウの左脚が廊下を蹴り、マグマの如き壁が隆起。 ヒュン、と風切音。睡眠薬入りの弾丸が音もなく発射された。 「当た……れッ!」 チョコレートの弾丸は隆起した壁を迂回し、ジュウの背中を狙う。 (手応えあり……ッ!) 「………………ッ!」壁の向こうで、敵の声。 いかに耐久力の高い男でも、睡眠薬を直接体内に注入されればひとたまりもないはずである。 少なくとも、まともに動くことはもうできまい。 壁の後ろで、カン、と高い音が響く。ジュウの倒れる音。義足として使っていた三角定規が地を叩く音。 「待ってたぜ……この時、を」 「えっ?」糸子が声を上げる。彼女の背後でボン!という音が鳴る。 背後で何かがが膨張したのだ。「う!わッ!?」金成善夫の叫び声。 「ちょ……うそッ!?」糸子は振り返る。 (スーパー……ボール!?義足として使っていたそれを……私が壁の向こうに意識を集中するのを見計らって、切り離していた……)隆起した坂道は、それを転がした。糸子の背後、少年のいる位置まで。 「ハッピィーーバーースデイッ!クソガキッ!ハハハハッ」スーパーボールの急膨張! 「うあああああっ!?」金成善夫のふくよかな体型が弾き飛ばされる。廊下の外。マンションの21階の外へと。 「ッ……ハ……テメーがガキを『使う』ってんなら……俺も『使わせてもらう』までだ!それなら、『フェア』だよなァ?待っていたぜ……テメーがガキを利用する瞬間をよォ」ジュウは倒れた姿勢で、柵の隙間から、糸子を見る。「…………心配いらねェ、クソガキは無事だ……何故なら――――」 「あああっ!もうッ!!」糸子がエンジンを鳴らし、ジェットの炎が廊下を照らす。 「クソガキは!どっちよ……ッ!」白い煙を吹きあげ、安楽椅子が跳んだ。 「何故ならッ!テメーが助けるんだからなァ――ッ!ハハハハハハハハッ!!」 「わあああああああッ!」空中で叫ぶ金成少年。 その少年の裾を、糸子の手が捉える。「――っと、落ち着いて」 糸子は少年を空中でしっかりと抱えると、二回、三回と回転しながら落下する。 「しっかり、少年――ハードボイルドの語源を知ってるかい」 安楽椅子が徐々に姿勢を正す。 落下速度は増々速まり、 風圧が糸子の長い髪をゴオ、と吹き上げる。 「落ちても割れないから――ハードボイルド(堅茹で卵)って言うんだぜ」 ◆ 「ハァ……ハ……ふざけ、やがって、あのアマ……」 ジュウは朦朧とする意識の中、途切れ途切れに言葉を発する。 「麻酔……だと……ただの睡眠薬じゃ……ねーか。アホか、効くわけねーだろ。過去、どれだけ、喰らったと思ってやがる」 視界を、銀色の風が覆った。 「俺に、『ウルワシ製薬』の……薬が、効くわけ、ねーだろッ!アホ、か……」 悪態をつきながら、ジュウの身体は光に包まれ消滅する。 ◆ マンションの敷地は表側が狭く、裏側が広い駐車場となっている。 糸子が落下したのは表側、玄関でも無い道路――『戦闘領域外』だ。 糸子の安楽椅子は衝撃に耐え切れず、脚はひしゃげ、肘掛けの片方は潰れていた。 救急車のサイレンが徐々に大きくなる。 「じゃあ、やっぱり、睡眠薬を仕込んだのは善夫君だったの?」 「はい……オレと父さんが」 糸子の考えはこうであった。ケーキに睡眠薬をふりかけた場合、それを自分も食べるのならば、何らかの細工をしなければ自分も薬を摂取するはめになる。それを避けるには、ある特定の条件――例えば誕生ケーキなら、プレートは誕生日の本人が受け取るのが普通だろう。睡眠薬が振りかけられたケーキの内、プレートの置かれたケーキだけが、それに守られて、薬を摂取せずに済む。 金成善夫の胸ポケットに何故かチョコレートプレートが隠されていた理由は、これで説明がつく。 糸子は壊れた椅子に座ったまま、少年の言葉に耳を傾けた。 「チャンプの巡業試合のチケットが取れたんです、20周年の、特別なやつ。父さんが、取ってくれました。それで、オレの友達も行きてーだろーなって……。でも、場所も遠くて、青森なんです、北海道への軌道エレベーターがある青森。……みんな、塾とかあるし、そんな長旅、PTAは絶対許さないだろうって。だから、父さんが無理やり連れて行ったことにすれば、PTAに糾弾されるのは父さんだけだから……って、馬鹿ですよね」 本棚に頭を打ち砕かれた父親。 この子が平然としていたのは、この子に親子の情が無いからでは無い、抑えていたのだ。 突然の異常事態に置かれたとてつもないプレッシャーの中で。 「くそ……くそッ!あの赤髪!ぶっ殺して……やろうと……思ったのに……消えた!アイツ!逃げたのか……畜生!アイツは!ねえ……どうして――おねえさん!」 少年は、初めて感情を露わにした。糸子のコートに掴みかかる。 「どうしてオレを助けたんですッ!アイツを殺せるチャンスだったのに!父さんの――」 少年は掴んだ手を離さずに、うつむく。 「父さんの……仇……父さんは、成金って周りに馬鹿にされて、実際、馬鹿みたいにっ……お人好しで、さいごも、オレを助けて!くそッ……うちの家系は、昔から、人に甘くて、損、ばかりして……!」 「――そりゃ、私もさ」 糸子は少年の頭に手をおく。 無性に甘いチョコレートが食べたくなった。 甘い、甘い、甘い、どこまでも、甘い。睡眠薬の入ったチョコレートを思わず食べそうになり、笑う。 自分は甘さで勝って、甘さで負けたのだ。あの、くそがきに。 「だって、糖分抜きのブラックチョコなんて」糸子は独り言を呟いた。 「苦くって、とても、食えたもんじゃありませんよ。ねえ、師匠」 糸子は、少年が泣き止むまでその場にいる事にした。 ◆ このページのトップに戻る|トップページに戻る
https://w.atwiki.jp/shorttrackss/pages/51.html
4名中上位2名が決勝に進出する。3位と4位は順位決定戦へ。 Q=決勝進出 QB=順位決定戦進出 DSQ=失格 OR=オリンピックレコード WR=ワールドレコード Semifinal1 着順 名前(英語表記) 名前(日本語) 国名 年齢 タイム 1着 Lee Joon-Ho イ・ジュンホ 韓国 26歳 1.31.27(WR) Q 2着 Mike McMillen マイク・マクミレン ニュージーランド 27歳 1.31.60 Q 3着 Michel Daignault ミシェル・デノー カナダ 25歳 1.32.10 QB 4着 Wilf O Reilly ウィルフ・オライリー イギリス 27歳 2.05.04 QB Semifinal2 着順 名前(英語表記) 名前(日本語) 国名 年齢 タイム 1着 Kim Ki-Hoon キム・キフン 韓国 24歳 1.32.12 Q 2着 Frederic Blackburn フレデリック・ブラックバーン カナダ 19歳 1.32.23 Q 3着 Mark Lackie マーク・ラッキー カナダ 24歳 1.32.30 QB 4着 Geert Blanchart ジル・ブロンシャー ベルギー 25歳 1.33.04 QB .
https://w.atwiki.jp/zoids/pages/46.html
[[レ・ミィ]]裏最萌準決勝まとめ その1(00:00~13:00) *13:00以降のものはこちら 00 24 40 キャラクター紹介 00 36 11 文章支援:ミィ様が好きそうな魚 00 59 23 友情支援:プリンセス・リオーネ 00 59 31 二次絵+キャプ 01 00 28 新作自作フィギュア支援:ミィ様とお肉 01 03 34 ネタ:火力が足りないわ 01 05 49 二次絵:丸焼きのポーズ 01 17 40 文章支援:替え歌「恋の丸焼き伝説」 01 22 42 AA:トイザイりん限定商品「MI-031 レ・ミィ」 01 23 55 AA:~きょうは月曜日~ 01 30 53 投票萌え文 01 32 18 EDテーマ紹介 02 02 47 ゾイド支援:ランスタッグとハヤテライガー 02 11 42 AA:進化の終着地点は自滅。「死」そのものだ 02 28 59 キャプ(改造キャプ含む) 02 31 59 二次絵+キャプ 03 10 07 投票AA:じゅ~し~も教わりにやって来た 03 36 51 MAD:既出MAD詰め 08 10 00 投票萌え文 08 11 56 文章支援:みん~ななっかよっく 09 59 29 二次絵(新作含む) 10 23 50 AA:おだやかなミィ様 11 50 25 友情支援:ベッキーことレベッカ・宮本 11 52 30 AA:「TOBで~株を、買いっ占っめ♪」 12 10 14 エピソード紹介:最終決戦クライマックスシーン 12 17 16 AA:誰が人間ゴ○ラよ! 12 46 07 萌え文+二次絵 1回戦の支援まとめはこちら 2回戦の支援まとめはこちら 3回戦の支援まとめはこちら Aブロック決勝の支援まとめはこちら 準々決勝の支援まとめはこちらです - / - 00 24 40 キャラクター紹介 536 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/11/20(月) 00 24 40 ID 5RFr7Cof レ・ミィ キャラクター紹介 ____ ,ィ´n_ -―-、 `丶 /⌒ \ \ レ・ミィ(12) (CV:こやまきみこ) / 人 ヽ ヽ / ,イ ノ \_____} /ヽ ', http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8570.jpg ./|/ Y i i ト、 ヽr―k.―┘ l / ハ∧ハ lV―Vi |ニニト、\ | ゾイドジェネシスのヒロインで、可愛い見た目と裏腹にお転婆で気性は荒い。 |/| / ,ニ ィT。ヽリ | \/ | http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8580.jpg . Vヽト|.イ.{゚| ヽ辷ノノ /l | / } `", ∠ /ノ | でも実は亡国のお姫様で、両親は他界、元王である伯父と一緒に各地を放浪している。 ∠ ヽ 一' ∠-V | http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8585.jpg Vヽl\ _ / | /⌒ヽ二/ | / V l l | ,ハ 戦闘では鹿型のゾイド(この世界でのロボットの総称)に乗り、大暴れ。 ノ / | | |. /l///〉 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8577.jpg 〈 / / | | |-〈 ノ ノ ヽ / / / | | | |\\ / 気性は荒いが、幼少より修羅場を潜り抜けてきており、冷静でリアリストな性格。 ゝ ⌒ _,イ | | | |l. ヽ Y 経験が浅い主人公ルージを気に入らない様子だが、本当は彼の事を想っている。 r ̄ ̄ ヽ/ .| ハ | | | | l | | 常にツンツンするなかでも時折本音が垣間見れるのがカワイイ。 ___ Y ̄二ヽ | | | | | | | |ー‐|/ http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8588.jpg └―= )―-、 / .| | | l | | i | | |―/ く// ,' | | | | | | | | | |,ノ 幼少の頃から野外生活なので、料理は丸焼きしか作れない。 / | .| | | | | | | | | | 動物はもとより野草まで丸焼きにしてしまうほど。 / | | | | | | | | | | | 通称「恐怖の丸焼き料理人」 / |__.| | | | | | | | | | http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8589.gif / |___リ└ ┘VL l__|_|__|;」 . / l __二 /-―‐、__⊂⊃ヽ /| l-'´ {/ ̄`ー――ヘ} / .| | 人 ノ\ #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 00 36 11 文章支援:ミィ様が好きそうな魚 542 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/11/20(月) 00 36 11 ID aG4blKep URA20-kxI7IODw-AN?-00028 気がついたら、どっちのブロックも朝アニメVS深夜アニメの組み合わせになってるな。 ミィ様は、野生児同盟のリオーネ姫との交友があるし、 みくるはゴトゥーザ様のはにほらにゃうーん同盟だし、大いに悩む。 そうだ。昨日のNHK教育で、ミィ様が好きそうな魚の話をやっていて感動したので、 レ・ミィ にしよう。 参考資料 アユモドキ(ドジョウ科・絶滅危惧種) http //www.sizenken.biodic.go.jp/rdb/txt/content/040.html 00 59 23 友情支援:プリンセス・リオーネ 555 名前:リオーネを支援してた人[sage] 投稿日:2006/11/20(月) 00 59 23 ID h4S9N2hT [ [URA20-itEK4XOA-AE] ]-00042 ミ・ミ・ミネラル☆ニクルンルン♪ ミ・ミ・ミネラル☆ニクルンルン♪ 素直に「好き」と言えないキミも勇気を出して~(Hey Cook!) 恋のまじないモツ煮込み~ かけてあげるわ(鍋に強火で) メノルカ島からやってキタおしゃまなキユ~ピ~(株)♪ ====i、 ,t、 丶 , ― rj ヘ、 / ゝ |/| /| jW ∧ ハ| _, rー< f , -‐┴ 、 / V|/ V レ レ └ ― / ,| トヘ ゝ /´ ヽ | ヽ / | こんばんは、ミィ姉さま! l;ノ| 、 / / / i、 丶 〇ヽ 最萌トーナメント準決勝、お疲れ様です♪ | i\ ./ / // _ハハ l ', ヽ / いよいよセミファイナルですね~。 i | ! イ- /  ̄ ' ハ」z」 ゛ヽ ^ 今回も良い火力を期待しています! l ∧ l | |」イこト zイ´ | | それでは、頑張って下さいませ~。 l l ', l | | 代Zリ l] \ 丶| ヽ 丶| | "" _ _. 〉 m | ヽ \ ', | / .|h'フz | ', ', |` r‐ ィ / {' 〈 リ ヽ l、 ', , '  ̄ 'ヽ | _」、|/ 、 } ノ l (__ r) 、 |/ 丶L、"Y|' ゝ 〉 f l ヾゝ ノノ l i l i ', ==彳! , イ、/ | ;゙ \__,,,-―-、ノ l | / ゝ -- .ノ o K | / | ヽ ヽ___ノ ヽ /ヽN/ヽ '; ☆ レ・ミィ 様支援 ……になってない気がするがそのまま投下するテスト(2次絵・キャプ転載) [テーマ] 「ポニーテールとか好きだからーーーっ!!」 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8629.jpg できてしまった余白は、バックを丸焼き同盟のマークにする事で埋めてみました。 , -‐oo_ / '´, ヽ ..| i 〈(从ノリ)〉 |'w人リ゚ ヮ゚ノリ| 玉青ちゃんはポニテじゃないよ。 とノ个フつ / /i ゝ ´∪∪ なっ!?なんですとーーーっ!!Σ( ̄□ ̄; 本当だ・・・あのリボンでポニテじゃないのか。可愛いのに残念・・・orz 以下チラシの裏 ☆丸焼き同盟 ~姉妹スレ~ ・ゾイドジェネシスのレ・ミィ様は丸焼き姫 8串目 http //anime.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1163852474/ ・ふたご姫のリオーネたんにGyu!っと萌えるスレ 7串目 http //anime.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1163612023/ 2006年11月18日(土)。 お互いのテンプレに記載する事により「丸焼き同盟」が正式に締結されましたw 2006年9月18日(月,祝)。 思い起こせば本戦トーナメント1回戦。 ミィ様とあたり、支援に対して支援のレスを返していく通称「丸焼き合戦(仮)」はとても楽しかったです♪ 残念ながら1票差で負けてしまいましたが、すごく清々しい気分でした。 また、ゾイド本編を見た事がないですがミィ様とは不思議な縁・魅力を感じました。 それ故に今までミィ様を応援して来ましたが、まさか同盟まで正式に締結されるとはw まあ「同盟」と言っても何か特別な事をする訳でもないと思いますが 作品を超えて姉妹スレという「縁」をもち、交流できるきっかけを作って 下さった裏最萌トーナメント運営者の方々に感謝です。 本当にありがとうございます。そして、ミィ様ガンガレ~! 00 59 31 二次絵+キャプ 556 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2006/11/20(月) 00 59 31 ID YhqzbfH7 [ [URA20-hMD150x/-AC] ]-00035 レ・ミィ / / ハ \ / _ / _/ \_ヽ . / / \ L -‐. ' ´! l. l \ / '‐- 、_7‐ 、l | /|/| ./|l | ヽ l 「  ̄イ  ̄! | .l/ ' j;ハ | ! l | | ! . l ゝ'´ l'´ ̄l ハ! ̄` ー-j//| / | l l . ; -l l/´「「J下ヽ く´!/ // | l . . / ' 〉 l 弋_ソ ,.、/ // | l . / l !. l.l , l、ヽ . . . . {ソlイ |l . / ! `lj/_ヽ ! ヽ\ ノ .|〈 l. / l l l \ ` cュ ノ l んあー l / l l_l__ / ∧! l / !; -┴- 、 、`丶、`; ‐--.イlハ/ . 〃 / . . . . . \\ ヽ / // / / . . . . . . . . . ヽ ヽ ヽY / / . . . . . . . . . . . | | | l 地上の全てを丸焼きにするミィ様最高! ネコミミミィ様 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8612.jpg 白ミィ様 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8613.jpg ありのままでミィ様 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8614.jpg 居たいんだからっ!! #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8615.jpg ミィ様初登場シーン #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8617.jpg 連続でジャブを繰り出すミィ様 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8619.gif ミィ様最高の笑顔 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8621.jpg ED握り締めた~の高速で切り替わるミィ様 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8628.gif 01 00 28 新作自作フィギュア支援:ミィ様とお肉 558 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/11/20(月) 01 00 28 ID s8t7o5c4 [ [URA20-vCLbQPk2-AM] ]-00045 レ・ミィ 肉支援!(丸焼きじゃないけど!) #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8630.jpg 01 03 34 ネタ:火力が足りないわ 561 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2006/11/20(月) 01 03 34 ID YhqzbfH7 レ・ミィ 様支援 いつもより多めにまわしちゃうわよ~♪ __,'´,(ノJヾヽ_ ∫∫∫ 爿ヨ!从ソリEK ヘ⌒ヽフ⌒γ '´||li*´ワノ!`. ┌Y- (*ω* ) ) -Y |||i っと!i|! ┘ | )炎炎炎( .| リjと]二))ノ |. /火火火火ヽ .| #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8626.gif 火力が足りないわ!! /| / /.| /| /;;;;'ー |___ // | /;;;;;;;;;; __ ~―-、_/ 'ー | /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; r';; ;;ヽ.ヽ ! / r―-、 | / ;;;;;;;;;;;;;;;; |!!;; O;;!〉|llllll| |;;;; o ;;;| / ミ ミ/ みぃ→ / ;;;;;;;;;;;;;;;; - `ー-‐' ||||| ヽ_ _,! ./ / 丿 / ;;;;;;;;;;;;;;; / |ヽ____ //ミ /_,. -;=''" _, /; ;;;;;;;;; | | ~ | || || // '-'"`" -‐ニ‐"___=__--_ __ _ __ ___ _____-__-__-__=_-- / ;;;;;;;;;;; | ー |/`ー'`ー' /レ ____-__-__-__=_--_-__=__=_=_=____=__-- / ;;;;;;;;;;;;;;;;;; | ,/′ ミ = _- / ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; | i ″ ;ミ 二 __=__--_ __ _ __ _____-__-__-__=_--_-__=__=_=_= __, / ;;;;;;;;;;;;;;; i | /~⌒.! ^ 三 _ __ _ __ ___ __-- ∵∴・ __,'',(ノJヾヽ_ .. ;;;;;;;;;;;;; \ | | /  ̄l.! ^ ミ) ≡ _ __ ___ _-__-__=_--_-∵∴ 爿ヨ!ハ从ノリEK ;;;;;;;;;;;;;; | | / ! i ミ _-__-__-__=_--_-__=∵∴・_=_=____=__-- '´|ゞ#゚ Д゚リ|!;;;;;;;;;;; || __ /| _ ヽ ヾ ) ) ヽ_ __ _ __ ___ _____-∵∴・__-__-__=_--_-__=__=_=_=_ |!(_/丞iヾ ;;;;;;;;; | | | | | | ヾ\\ \,. -;=''" _,.-;- リι_,ヱ,ゝ);;;;;;;;; ヽ  ̄ ̄ ̄二 . \ |\ |i''-'"`" - .し'し'~ /~~~~~~~~~~~`ー――――――'~ 丶 ,. -; 01 05 49 二次絵:丸焼きのポーズ 562 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/11/20(月) 01 05 49 ID YhqzbfH7 レ・ミィ 様支援 んあ~!んあ~!んあ~! __,'´,(ノJヾヽ_ ∫∫∫ 爿ヨ!从ソリEK ヘ⌒ヽフ⌒γ '´||li*´ワノ!`. ┌Y- (*ω* ) ) -Y |||i っと!i|! ┘ | )炎炎炎( .| リjと]二))ノ |. /火火火火ヽ .| 丸焼きのポーズ #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8627.jpg 01 17 40 文章支援:替え歌「恋の丸焼き伝説」 564 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/11/20(月) 01 17 40 ID epYWizvH [ [URA20-C6WsFSX6-BV] ]-00053 事実上の決勝のような気がするなこれw ではここで1曲…(ぇ ♪ま・ま・丸焼き レ・ミィるんるん ま・ま・丸焼き レ・ミィるんるん ごめーん! 「恋のミクル伝説」歌おうとしたら 「恋の丸焼き伝説」が脳内に駆け巡っちゃってww! もう俺の負けでいいよww レ・ミィ に一票 01 22 42 AA:トイザイりん限定商品「MI-031 レ・ミィ」 566 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage ] 投稿日:2006/11/20(月) 01 22 42 ID CuKThAj1 新・発・売!! ____________________ / /| / / | 「MI-031 レ・ミィ」 /__________________/ | |Г⊃ MI-031 | | トイザイりん限定商品 |Г\RE・MIE | | | / | | リアルに丸焼き | ――%┐ __,'',(ノJヾヽ_ . | | | _/ | 爿ヨ!ハ从ノリEK | | 頭のかざりが可動 (連動) | / ̄ L_ '´|ゞ#゚ Д゚リ|!` | | | |i⊂)丞i つ | 十 | | 目が発光 | リくノ,ヱ,ゝ \|/十_十 | | | し'ノ 人 ̄| | ̄ | | 起きないと丸焼きにされる | ノ レ | / 便利な目覚まし機能! | | / 注(火力の調節が必要です) | ゾイドジェネシス|/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 01 23 55 AA:~きょうは月曜日~ 567 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/11/20(月) 01 23 55 ID Vu8DfV2H 558 おじ様wwwww ~ きょうは月曜日 ~ 外は雨… __ __,'',(ノJヾヽ_ 爿ヨ!ハ从ノリEK ┌Y────-─Y- '´|ゞ´゚ Д゚リ|!` ┘| | (,_U_U . |../灰灰灰灰ヽ.| 01 30 53 投票萌え文 571 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/11/20(月) 01 30 53 ID +jRlheNi [ [URA20-5ekhM7Z/-BC] ]-00058 レ・ミィ 見た目そのまんまのみくるより、ミィ様のギャップ萌えがツボなんだってば 確かに暴れん坊で丸焼きで笑顔は凶悪だけど、時折見せる寂しそうな表情なんてどうよ? 場合によっては一国の姫としての凛々しさと、それゆえの孤独が伝わってきて守ってあげたくなる 最終回のミィ様なんて、何度見ても感動するよ 01 32 18 EDテーマ紹介 572 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/11/20(月) 01 32 18 ID 5RFr7Cof レ・ミィ 支援 EDテーマ紹介 [ [URA20-.FSLdtFw-Bd] ]-00059 ゾイドジェネシスの火付け役、萌えEDテーマを紹介。 男児向け朝アニメなのに、なぜかEDが深夜アニメを超越する萌えキャラソング。 ,. -‐ _ニ ー- 、 /,. -‐┘ '´ ̄`ヽ\ /\ |\ / / , 、__ ヽ ヽ / 内容は本編とリンクしてるミィ様の本音が聞けるツンデレソング L,. -┴、! / ー'´l、 丁¨Y_ヽ―┐ とにかく絵柄がかわいい。 / 、` (二)-イ ∧ | ヘ |ヽ l--ヘ‐┘ http //kg6qeds.sakura.ne.jp/upload/src/ura_8603.jpg L`/‐_二.! ト_L_ Vヽl ィテ心._| ヘ http //kg6qeds.sakura.ne.jp/upload/src/ura_8605.jpg // l´fr心` 弋zソ }j | く/ !弋zソ ∠、 ,、ヽ 一番の見所はカットインと共にはいる「セリフ」 \ |;> r‐┐ ,ハ/ ! `` ミィ様「いたいんだから!」 http //kg6qeds.sakura.ne.jp/upload/src/ura_8604.jpg `ト、__,l丶、_ヽ-'__,.イ-、 ヽ l / /ゝニニヘ ヽ-, ̄-' / ヽ ヽヽ 最後はSDの登場キャラ集合して踊ります http //kg6qeds.sakura.ne.jp/upload/src/ura_8606.jpg /,.イ Y``<_|_ くo,ゝ_/ / ! |ヽゝ 〈/ / /!__|_l_l ヽ`ヽr'j_``ヽ |__」 ,>'´__ `ヽ、〉 |/ニニミi´7´ 静止画より動画で見るほうが断然いいので、ぜひ御覧下さい。(お試しyoutube版) / __ ``ヽ/`7_! _!` http //www.youtube.com/watch?v=2Z_Q7I7B5eo search=Zoid%20Genesis%20zoid%20genesis lニ´ L_ ,.ィ ` ̄ | /,. -\ `¬、二 !_ _|/∠ -‐_二! ありのままでLovin'U 高解像度 ノンテロップ版 18.3MB (pass saimoe) | ヽ-`ニィ!-‐T¨´ } http //bom.s11.x-beat.com/src/bom0342.avi.html !丁T| !T丁lニ=一′ ヾ、ヘ∨///  ̄  ̄ 実は挿入絵が違うver2もあります。 http //kg6qeds.sakura.ne.jp/upload/src/ura_8607.jpg ありのままでLovin’Uver2 高解像度 ノンテロップ版 18.3MB (pass saimoe) http //vip.cmdap.com/cgi-bin/up/src/vip0460.avi.html #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 最終ED 「にぎりしめたその手に」 5回だけ流れたゾイドジェネシス終盤を飾るED 別れの歌で悲しいけど前向きな内容。 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8608.jpg #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8609.jpg その後の話を物語る絵が数々挿入 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8611.jpg SDキャラが集合がパワーアップ #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8610.jpg 一番の見所、ミィ様の様々な表情が高速でいれかわる #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8631.gif 3期ED にぎりしめたその手に ノンテロップ版 18.4MB (pass saimoe) http //bom.s11.x-beat.com/src/bom0343.avi.html 02 02 47 ゾイド支援:ランスタッグとハヤテライガー 579 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/11/20(月) 02 02 47 ID +PWeffbP [ [URA20-CBhzcGss-BO] ]-00050 レ・ミィ 永らくゾイドジェネシスを盛り上げてくれてありがとう。 投票だけ先に済ませちゃいますね。 ちょっとだけ支援 ランスタッグとハヤテライガー #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8632.jpg 02 11 42 AA:進化の終着地点は自滅。「死」そのものだ 580 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/11/20(月) 02 11 42 ID RkDfjrxQ [ [URA20-zHNCt.hE-BU] ]-00070 レ・ミィ 焦げちゃった… __,'',(ノJヾヽ_ ∫∫∫ 爿ヨ!ハ从ノリEK ヘ⌒ヽフ⌒γ '´|ゞ´゚ Д゚リ|!` (*ω* ) ) (,_U_U ヽニニフ 「進化の終着地点は自滅。「死」そのものだ」 02 28 59 キャプ(改造キャプ含む) 587 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[age] 投稿日:2006/11/20(月) 02 28 59 ID YhqzbfH7 )\ )\ ハ \ )\ ./ ヽ\)ノ ))\'' \_ノ )`、,)\)\ _ )\ ノ ヽ; __, / ( )ノ )) ヽ;; __,'',(ノJヾヽ_. ヾ ヽ\ ┏━━━┓ ┏┓ ┏┳┓ );; 爿ヨ!ハ从ノリEK ) \),. ┗━━┓┃┏┛┗╋┻╋┓ );; '´|ゞ#゚ Д゚リ|!` \ ヾ ┃┃┣- -┫┏┛┗━┓┏━━┓┏┳┓ ┏┓ );; |!(_/丞iヾ ( ),. ┃┃┗┓┏┛┗┓┏┓┃┗━━┛┃┃┃ ┃┃ );; リι_,ヱ,ゝ). (, ┏┛┃ ┃┃ ┃┃┗┛ . ┗┻┛ ┃┃ );; .し'し'~ \ \__ . ┗━┛ ┗┛ ┗┛ .┗┛ ノ;; ゙"'';;;;;;;;;;;;''';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;';;;,,,;;;;;;;';;;;;,,,,,,,;;;;;; ; ;;;; ;;;;;;;;;;;;;; #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8646.jpg #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8645.jpg #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8640.gif #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8639.gif #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8638.gif ミィ様最高!! 02 31 59 二次絵+キャプ 588 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[age] 投稿日:2006/11/20(月) 02 31 59 ID YhqzbfH7 __, __,'',(ノJヾヽ_. 爿ヨ!ハ从ノリEK.,、、. '´|ゞ#゚ Д゚リ|!`<強敵ね!でも負けないわ! ∩( っ¶っ¶∩ | ノ  ̄ ̄ ̄ ヽ / ● ● | ウンゴォォォォォー!! | ( _●_) ミ 彡、 \\\ 、`\ ( . . . ;;;._,,'/ __ ヽノ\\\ /´ ) ). . ;;.;;;. .)(___) /\\\ (_/ ズシーン ノ. .. ;;.;.ノ | / \\\ ( ,.‐''~ ワー | /\ \ . .\\\丿ヽノヾ/丶 (.. ;ノ )ノ__. _ | / _ ) _)ゴー..ヽ\\_ノヽノヽノヽ ) )ノ__ '|ロロ|/ \∪.___.|ロロ|/ \/ヽ ヽ\ )ノ _|田|_|ロロ|_| ロロ|_|田|.|ロロ|_| ロロ|_ (. ;;.;;丶 丿ソ #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8644.gif #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8643.jpg #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8642.jpg #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8641.jpg 03 10 07 投票AA:じゅ~し~も教わりにやって来た 595 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/11/20(月) 03 10 07 ID CDUhXbpe ヽヾ \ヽ ヽ、 / ≦ _ ヽ. ,、\弋_ヘイ / , -‐  ̄ ≦ /ヽ`=' \、. ヘ f / ≦ ,ィ==、、⌒ つヽJj , .-- 、 __/ ≦´ ̄ ̄ }.! //!「\弋7 / ,ィ、 弋、≦ {|V./ | ゙/ハ - ― '´ `ー、゙" ヽ . |∨ | /'´ __ r―- 、 ` v--、 ずっきゅーん レ・ミィ ちゃん、今度丸焼き教えてね~ . | | / ,rt' /__|、 . .N´ ̄弋 l、 ,-、l . | | |/| l /´__ `ヘ | '⌒ヽV.L/二 l__ . | | `コ l/Y´ ' _ "|三 ( . . . . . ̄ .≦ l 弋ニ| |l| l´ ! .)}|三ニ7゙ヾ . . . .≦ ,ィ弐 弋 ̄ヽ ヽ _丿 ,r‐弍f/ \ ゞ ,幺 | Lヽ、 __ イ三「f‐' ___ . \ | . `lニ上rt-‐弌‐'___ / l\ | |`||、`" ̄ _{{ >' ´ ̄ | ヘ| . . .|. ||. ` ´ {{ / [ [URA20-S7.XQU82-Cd] ]-00079 03 36 51 MAD:既出MAD詰め 596 名前:ハイエナ[sage] 投稿日:2006/11/20(月) 03 36 51 ID BM5GxYhf [ [URA20-SN3zUiag-Dd] ]-00083 さて相変わらず拾いもの 以下 受信パス及びDLkeyなんかは uramoe レ・ミィ 「うたわれるジェネシス偽OP」 http //up.viploader.net/src/viploader58488.avi.html 『炎のさだめ』、こりゃ笑えます。 http //20a.mata-ri.tk/src/20M6399.avi.html 『ありのままでLovin'U』ノンテロップ版.avi 、今回は既出かな http //20a.mata-ri.tk/src/20M6400.avi.html でかいの二本逝きます 「EVOLUTIONAL SKILL」 http //skyst.net/d/src/sky0009.avi.html 「ZOIDS the 4th Detonator」 http //skyst.net/d/src/sky0011.avi.html 見ると相変わらず感動するね でもおれはロリじゃないし・・・でもねやっぱり「コトナ」が好きなんです・・・ どうでもいい人はスルーお願いします。 http //up.viploader.net/src/viploader58498.mpg.html ~中略~ でっコードが88だったらもっと悩んだがw レ・ミィ なぜなら丸焼きだけは回避。生きてこその ボおッ。。。。 08 10 00 投票萌え文 616 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/11/20(月) 08 10 00 ID X+18mt4d [ [URA20-tucQoc/U-IV] ]-00106 レ・ミィ 時々みせる本音がカワイイ! 08 11 56 文章支援:みん~ななっかよっく 617 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/11/20(月) 08 11 56 ID ewI8O/D/ [ [URA20-6oc4Mf7A-IZ] ]-00108 レ・ミィ み~んななっかよっく ま~るやっきま~るやっき み~んななっかよっく ま~るやっきま~るやっき 09 59 29 二次絵(新作含む) 627 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/11/20(月) 09 59 29 ID a9uHx7tm [ [URA20-q83/DHkQ-JG] ]-00116 レ・ミィ 焼いて焼いて焼いて焼いて・・・丸焼きー! #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/1078.jpg #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/1079.jpg #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/1080.jpg #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/1081.jpg #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/1082.jpg #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/1083.jpg #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/1084.jpg #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/1085.jpg #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/1086.jpg #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/1087.jpg 10 23 50 AA:おだやかなミィ様 635 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/11/20(月) 10 23 50 ID y3JpYY5F [ [URA20-FoqQb7l.-KB] ]-00124 レ・ミィ __ __,'',(ノJヾヽ_ 爿ヨ!ハ从ノリEK '´|liゝ´ヮ`リ|!` |! (_/丞iヾ .リι_,ヱ,ゝ) .しソ 11 50 25 友情支援:ベッキーことレベッカ・宮本 644 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage ] 投稿日:2006/11/20(月) 11 50 25 ID CuKThAj1 | .| /./ / | | _,,,,||,,,l.,,_ ト / | _ | .| / . | | .| | l .| .,-'|.l .|l .| `|. l ' /´ / / / | | |.| .| , |´ | .| | _|,_ l .| ./ ''`ト ./ / | | |.| | | .| |_,,l-,─-.,_、_ | / .λl,/ / . |. |. || | .| | / l ヽ `'' | / , ,.ミ,|´| ./ ,,,__.| .| ヘ .| | .|/ | i 〉., ノl | / .// ∨| / `'' ‐ 、l | .|||l'l | |l `' i´|| '' / ... l..'' .`ヽ、 | | ヾl.ヾ | .|| l .\_ -''lヾ ヘ 、.ヘ;;_;ノ ノレ .l .ヾ=,,,_ .ヘ ,ヾ_,,=..''´.... _,,, / ヽ .i'`‐--.〉´ .ヽ _,,, -‐'''´ l ./.| <レ・ミィさん応援しに来たぜ♪ .\ ヽ`ニ / l. / / i''ヘ .l `ヽ .l-‐''l / .l _;;-ヘ l ヽ ヘ 諸君!Great・Maruyaki・Teacher ./.`iヽ .|ヽ| ./ ,,,,,,,_.ゞ,,, -‐''ヽ. |.| .| ヾ.、.ヽ レ・ミィ に投票よろしくな! / /|.| ヽ .| .| /ヽ / ヾ .| ,l '| .l.l '|ヽ.、.ヽ // /./.|,, -'''-.、.'- .| ヽ / lト''´ .| | | .i.| .ヾ.、.ヽ / / /./ ヽ,.` .l ヽ,'ノ/ ヾ_;;;l.l |/ .l l | ヾ.、lヘ ./ .//l i | .ヾ | |.| .|' l// i.|| i.| またまた既出ですがこれ見てミィ様に惹かれました表情ゆたかでいいです(*´Д`) パスuramoe http //www.uploda.net/cgi/uploader1/index.php?dlpas_id=0000170358.zip またコードが取ない・・・ほんとスイマセン 11 52 30 AA:「TOBで~株を、買いっ占っめ♪」 645 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/11/20(月) 11 52 30 ID lbehw8Ma [ [URA20-i3KLuHXo-LE] ]-00134 レ・ミィ 様~ Come on let's dance, Come on let's dance, baby~♪ TOBで~株を、買いっ占っめ♪ _ _ '´ ,ィ ヽ _〃 ノlヽ)ヽ__, !l! /ノノハ》 ヨ从从ル!E三 |l|!ゝ^ヮ゚ノゝ @ @ ,jl、゚ヮ゚ ル!l|| ,ノノ⊂)大)つ | | ⊂/丞コ!(O|| '´'´ ^7亞|' | | ( ヱし||ル じテ { | Uソ 12 10 14 エピソード紹介:最終決戦クライマックスシーン 646 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/11/20(月) 12 10 14 ID CwqkOh8t レ・ミィ 支援。 ミィ様の魅力は丸焼きだけではないぞ。 ミィ様がヒロインヒロインしているゾイドジェネシス最終回クライマックス、 皇帝ジーンとの最終決戦より動画キャプ。 最終回、皇帝ジーンと討伐軍の戦いはまさに死闘。 皇帝ジーンが駆るバイオティラノのワンマンアーミー的な強さの前に、仲間たちが次々と力尽きていきます。 戦いに協力してくれた仲間たちが、師匠が、コトナさんが倒れ、 コトナを庇おうとしたガラガが、ザイリンが倒れ、 http //kg6qeds.sakura.ne.jp/upload/src/ura_8648.wmv (ミィ様出てきません) そしてなんと、主人公ルージのムラサメライガーまでもが ゾイドコアを破壊されて力尽きてしまいます。 http //kg6qeds.sakura.ne.jp/upload/src/ura_8649.wmv (ミィ様出てきません) うわー、最終回なのにもう時間押してるし、主役メカが倒されちゃお仕舞いだ! ひょっとして「俺たちの戦いはこれからだ」的バッドエンドなのか、と思われたその時、 なんと、ルージを守って、我らがミィ様が皇帝ジーンの前に立ちはだかります。 「ルージには指一本触れさせない! ルージは、わたしが守るんだから!」 http //kg6qeds.sakura.ne.jp/upload/src/ura_8650.wmv しかし討伐軍総出でかかって倒せなかった皇帝ジーン、さすがに丸焼きのミィ様でも無理! 無謀! あっという間にスクラップにされてしまいます。しかしミィ様、気丈にも、 「ルージが生きている限り、あなたの思うように……ならないわよ! いつかきっと、みんなが笑顔で暮らせる……そんな世界が来るわ!」 うわミィ様、ルージが脱出する時間を稼いで死ぬ気満々だ! 無力なルージはコクピットで涙を流します。 「頼む、動いてくれムラサメライガー……みんなを、仲間たちを……ミィを救いたいんだ! お願いだ!」 ルージの涙がコクピットのモニターに落ちた瞬間、ルージはゾイド乗りになる前のことを思い出します。 ゾイド乗りとしての素質に恵まれなかったルージがムラサメライガーを動かせた理由、 そしてムラサメライガーがルージにしか動かせなかった理由が明らかに。 http //kg6qeds.sakura.ne.jp/upload/src/ura_8651.wmv (ミィ様出てきません) 「だったら、もう一度だけ、俺の願いを聞いてくれ!」 そして奇跡のムラサメライガー再起動。ミィ様を救出します。 http //up.viploader.net/src/viploader58521.wmv.html pass uramoe 一度は倒れた仲間が再び立ち上がり、死んだと思われていた仲間が駆けつける中、 皆の思いを背負ったムラサメライガーが皇帝ジーンへと突進。 「この一撃で全てを終わらせる! ……戦いは、これで終わりだーッ!」 とまあ、ルージの支援なんだかミィ様の支援なんだかよく分からなくなってきましたが、 ゾイドジェネシスのクライマックスはこんな感じ。 12 17 16 AA:誰が人間ゴ○ラよ! 647 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/11/20(月) 12 17 16 ID 7Gh6jikH [ [URA20-x/usKVwM-LZ] ]-00135 )\ )\ ハ \ )\ ./ ヽ\)ノ ))\'' \_ノ )`、,)\)\ _ )\ ノ ヽ; __, / ( ヽ(゚д゚;;・ ;・ ヽ(゚д゚ )ノ __,'',(ノJヾヽ_. ヾ ヽ\ ┏━━━┓ ;・ ヽ(`Д´)ノ ;・ 爿ヨ!ハ从ノリEK ) \),. ┗━━━┛ ヽ(;´д;・ ;・ ;・ ;・ ゚д゚));; '´|ゞ#゚ Д゚リ|!` \ ヾ ┏━━━┓ ┏┓┏━━━━━━┓ ┏┳┓ ┏┓ );; |!(_/丞iヾ ( ),. ┗━━━┛┏┛┃┗━━━━━━┛ ┃┃┃ ┃┃ );; リι_,ヱ,ゝ). (, ┏━━━┓ ┗┓┃ .┗┻┛ ┃┃ );; .し'し'~ \ \__ .┗━━━┛ ┗┛ ヽ(´Д`;;・ ヽ(;゚д゚ )ノ .┗┛ ノ;; ゙"'';;;;;;;;;;;;''';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;';;;,,,;;;;;;;';;;;;,,,,,,,;;;;;; ; ;;;; ;;;;;;;;;;;;;; 男は黙って(女も黙って)、「人間ゴ○ラ」 レ・ミィ で ただ、私としては準々決第二でグレーテルが勝っていたら、迷いに迷っていただろう 12 46 07 萌え文+二次絵 653 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/11/20(月) 12 46 07 ID lbehw8Ma レ・ミィ 支援~ / /  ̄ \ヽ / / _ノ/ 〉\ ヾ;、 / |_,,,-―´ `ヽ、__ノ `'''ー- ', | ;; ト; /| ∧ |V| ト; l V ̄| l二>|__l | V,,レ‐V-W W--V、レ |二|<´ /, l-‐| V´ ___ V|―|\/ V | ̄ l゛ /  ̄` ´ `ヽ/ | / /| | '_. / | ./ / / \. r ̄ ̄ヽ | ∠ ィ ヽ / ノ/レ入 | ̄、 ヽ ノ ノーレ' l ト、| /ノ / `゛ `Y´lヽ、_`ー‐´_, イ |ノ|| .// / |ヽ` -、 ̄ |ノ 人 | || // ノ ト、  ̄\\| / | ヽl| . // 〈 | \ ヽ 〈 ヽ| l / / ', _. | 人 〈 0.〉 | ̄\ 、ノ / / | \,.l ノ ̄ \__¨_,ノ ヾヽ #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8652.jpg ミィ様の笑顔がまぶしく、力強く、ちょっと切ないのは、その背後に 歩んできた/これから歩むであろう苦難の道のりを思わせるからだと思います。 でもやっぱり、ミィ様の「今」を思い浮かべると、笑顔が浮かぶのです。 深い絆で結ばれた仲間たちと、今日も困難を乗り越えているのでしょう…! あとリクがあったので既出スクリーンセイバーあげ! http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8653.zip 以下も既出ですが好きな二次絵貼り!>< ミィ様は元気っ娘! #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8618.jpg ミィ様はツンデレ! #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8620.jpg ミィ様は肉食! #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8622.jpg ミィ様は姫様! #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8623.jpg ミィ様はぷにぷに! #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8624.jpg ミィ様ははずかしがりやさん! #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 http //ayakashi02.sakura.ne.jp/zoids/mie/ura_8625.jpg ああかわいいなあ(*´ω`*) 次のページ