約 38,105 件
https://w.atwiki.jp/teampf/pages/230.html
三沢大地が空白の次元『ゾーンZ』に迷い込むことを発端とする物語。 【天命】の力を秘めた空白の次元では,三沢の思念が具現化し,さまざまな【命】を生み出すこととなった。 三沢の強い思念に反応し,主人公たる【命】が生まれ,好敵手たる【命】が生まれ,観測者たる【命】が生まれた。 それらの【命】はループする世界の中で,決して交わることなくそれぞれの【器】に宿り,終わりなき世界の一部となった。 ある世界では主人公が消失し,誰もが主人公になりうる状況となる。 そんな世界で主人公のロールを全うすることとなった人物は,われわれのいる世界から少し離れた世界より現れた。 彼の存在によりループする世界は終焉をとげ,混濁する新しい世界が誕生する。 新しい世界では,三沢は【純然たる悪意】に立ち向かう博士たる【命】として,活躍することになるだろう。 使い魔は,三沢理論をもとにゼータが生み出した【命】。 その目的は,三沢の思惑にはまったく関係なく,きたるべく【純然たる悪意】に対抗する力を決闘者に与えるために,エーリアンに与えるためである。 後に生まれた神の使い魔「メサイア」は,【コネクト】に優れた決闘者を集め,【純然たる悪意】に対抗するチームを結成することになった。 Episode329 空白の次元 Episode330 最初の主人公 Episode331 三沢の選択
https://w.atwiki.jp/niconicokaraokedb/pages/2322.html
始音カイトの消失 しおんかいとのしようしつ【登録タグ:cosMo(暴走P) 巴投げ 曲 曲し 曲しお 替え歌】 曲情報 作詞:巴投げ 作曲:cosMo(暴走P) 編曲:cosMo(暴走P) 唄:巴投げ ジャンル・作品:替え歌 カラオケ動画情報 オフボーカルワイプあり 関連曲 初音ミクの消失 始音カイトの消失-DEAD END-? コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/haruhi_dictionary/pages/61.html
基本情報表紙 タイトル色 その他 目次 裏表紙のあらすじ 出版社からのあらすじ 内容 あらすじ「プロローグ」 「第一章」 「第二章」 「第三章」 「第四章」 「第五章」 「第六章」 「エピローグ」 挿絵口絵 挿絵 登場人物 後に繋がる伏線「エピローグ」(伏線) 刊行順 基本情報 涼宮ハルヒシリーズ第4巻。2004年8月1日初版発行。2010年2月6日には劇場公開された。 表紙 通常カバー…朝倉涼子 期間限定パノラマカバー…朝倉涼子、新川 タイトル色 通常カバー…薄黄緑 期間限定パノラマカバー…黄緑 その他 本編…247ページ 形式…長編 目次 プロローグ…P.5 第一章…P.30 第二章…P.73 第三章…P.103 第四章…P.160 第五章…P.195 第六章…P.223 エピローグ…P.246 あとがき…P.252 裏表紙のあらすじ 「涼宮ハルヒ?それ誰?」って国木田よ、そう思いたくなる気持ちは分からんでもないが、そんなに真顔で言うことはないだろう。 だが、他のやつらもハルヒなんか最初からいなかったような口ぶりだ。 混乱する俺に追い討ちをかけるようにニコニコ笑顔で教室に現れた女は、俺を殺そうとし、消失したはずの委員長・朝倉涼子だった! どうやら俺はちっとも笑えない状況におかれてしまったらしいな。 大人気シリーズ第4巻、驚愕のスタート! 出版社からのあらすじ クリスマス目前の、あの日の朝、何かがおかしい感じがしたんだ。いつもの教室、いつもの席。だけど俺の後ろの席にハルヒはいなかった――。 ビミョーに非日常系学園ストーリー、衝撃の第4巻! キョンの苦難は続く!! 内容 長編。話の繋がりとしては、第3巻『退屈』収録の「笹の葉ラプソディ」の話の途中、第5巻『暴走』収録の「雪山症候群」の前となる。 あらすじ ※ネタバレ記述があるので、原作未読の場合は注意。 「プロローグ」 + ... 時は12月17日。 ハルヒは昨日の放課後、同月24日にSOS団でクリスマスパーティを開催すると宣言する。いつもと変わらない日常が繰り返される日々。 だが、次の日の12月18日、キョンを奈落の底へと落とすような事態が発生する…… 「第一章」 + ... 12月18日。 朝、いつも通り学校に登校するキョン。しかし、いつも教室にいるはずのハルヒがいなかった。 その日の昼休み、1年5組の生徒が遅刻で学校に登校・教室に入ってくる。だが、「そいつ」はハルヒの席に座る。そこに現れたのは…… 「第二章」 + ... 12月19日。 この日から短縮授業に入り、いつも通り学校に登校するキョン。だが、事態は昨日と変わっていなかった。 現・SOS団の部室であった文芸部室に行く。 初めて長門が貸してくれた本を手に取り、読み始めると、本に挟まっていた栞が落ちる。 『プログラム起動条件・鍵をそろえよ。最終期限・二日後』 字が長門に似ていた。長門に訊くも、字は似ているがそれは自分が書いたものではないと言う。 「キョンの知っている長門」が、唯一のメッセージを残してくれた。その「鍵」を探すべく、キョンは行動を開始する…… 「第三章」 + ... 12月20日。 昨日と同様、学校に登校するキョン。国木田が、ハルヒの名前を口にしたのを聞いた谷口は、 「そのハルヒってのは、ひょっとして涼宮ハルヒのことか?」 やがてキョンは、栞に書いてあった「鍵」をそろえる。文芸部室にあったパソコンのディスプレイには、長門からのメッセージが表示されていた…… 「第四章」 + ... 夜になっていた。文芸部室にあったパソコンの前に、キョンはただ一人立っていた。 だが、SOS団の備品が無いことから、12月20日でないことは確かだ。 今はいつかを確認するため、キョンはコンビニにあった新聞をチェックする。そこは、3年前の7月7日だった…… 「第五章」 + ... 3年前の長門に、時空改変に巻き込まれぬよう対抗処置を施され、キョンは朝比奈さん(大)とともに12月18日未明へと時間遡行する。 2人は物陰に隠れ、北高の前に向かっている世界を改変させた人物を見ていた。改変後、キョンはその人物に話しかける…… 「第六章」 + ... 何かの音とともに、キョンは目を覚ます。そこには、リンゴの皮を剥いていた古泉の姿があった。 キョンは病室で目を覚ました。そして、「そいつ」に襲われた時の傷も、まるで最初から無かったかのようだったのだが…… 「エピローグ」 + ... 12月24日。 終業式を迎え、SOS団はクリスマスパーティーを行う前だった。 その間キョンは、近いうちに再改変をしなければならない。そう自分の脳内スケジュールに書きこんでいた。 なぜなら、それは既定事項だったのだから…… 挿絵 口絵 涼宮ハルヒ、朝比奈みくる(プロローグ) ⇒ キョン、朝倉涼子、クラス生徒(第一章) ⇒ 長門有希(第一章) ⇒ 朝比奈みくる ⇒ 挿絵 「プロローグ」 挿絵なし 「第一章」 P.51…朝比奈みくる、鶴屋さん(消失世界) ⇒ P.69…キョンの妹、シャミセン(消失世界) ⇒ 「第二章」 P.97…キョン、長門有希(消失世界) ⇒ 「第三章」 P.117…涼宮ハルヒ(消失世界) ⇒ P.141…涼宮ハルヒ(消失世界) ⇒ 「第四章」 P.173…朝比奈さん(大) ⇒ 「第五章」 P.197…長門有希 ⇒ 「第六章」 P.235…涼宮ハルヒ、朝比奈みくる、古泉一樹 ⇒ 「エピローグ」 挿絵なし 登場人物 涼宮ハルヒ(通常ハルヒ、消失ハルヒ) キョン 長門有希(通常長門、消失長門) 朝比奈みくる(通常みくる、消失みくる) 古泉一樹(通常古泉、消失古泉) 鶴屋さん(消失鶴屋さん) 谷口(通常谷口、消失谷口) 国木田(消失国木田) キョンの妹(消失キョンの妹) シャミセン(消失シャミセン) 朝倉涼子(通常朝倉、消失朝倉) 朝比奈さん(大) 後に繋がる伏線 「エピローグ」(伏線) ハルヒの見た、謎の少女の正体 ⇒第7巻『陰謀』で回収 12月18日にもう一度時間遡行しなければならないこと ⇒第7巻『陰謀』で回収 刊行順 <第3巻『涼宮ハルヒの退屈』|第5巻『涼宮ハルヒの暴走』>
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/9428.html
記憶消失 C 水文明 (2) 呪文 ■S・トリガー ■相手のクリーチャーを1体選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは攻撃もブロックもできない。 作者:テーメノン フレーバーテキスト 自分とはなんだ? 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/musicgungun/pages/249.html
初音ミクの消失 データ 収録作品:MGG2 人数 難易度 総ノーツ数[1P-2P](Tr/BS)[1P-2P] チャンスタイム EFB スコア理論値[1P-2P] 備考 タイプ ボス耐久力 ザコ数 1人用 NORMAL(10) 116(0/1) B ? 24 12 ? 動画 HARD(20) 302(2/4) B ? 28 9 ? 動画 VERY HARD(27) ?(?/?) × × × ? ? 動画 (*) 2人用 HARD(18) 469[239-230](4/11)[2/5-2/6] B ? 33 5 ?[?-?] 動画 VERY HARD(23) 623[?-?](0/5)[0/2-0/3] × × × 4 ?[?-?] 動画 Tr=Trace:"引きっぱなし!!"のノーツ数BS=BlankShot:"上に向けて撃て!!"のノーツ数EFB:エフェクトフォーメーションボーナス(詳細はルール・システムで) (*)ひみつ曲2のコマンドが解禁された筺体でなければ選曲不可 コメント・攻略 1人用 NORMAL 1人用 HARD 1人用 VERY HARD 2人用 HARD 2人用 VERY HARD very hardついに来たね。 -- 名無しさん (2011-04-15 19 02 35) 27だっけ?誰か動画出してくれないかな -- 名無しさん (2011-04-18 11 46 41) ようつべの紹介ムービー後半が消失解説だよ -- 名無しさん (2011-04-19 22 39 57) 回転撃ちのタイミングが中々つかめないですね。ここでしくるとクリアできない可能性が・・ -- 名無しさん (2011-07-27 17 32 09) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/54289.html
【検索用 るふりーすのしょうしつ 登録タグ UTAU る 曲 曲ら 歌造ツバメ 消臭P】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:消臭P 作曲:消臭P 編曲:消臭P 唄:歌造ツバメ 曲紹介 曲名:『ルブリーズの消失』(るぶりーずのしょうしつ) 霞歌ルブ・リーズの音源を消してしまった際の曲。 歌詞 (動画より書き起こし) UTAの世界に入り込み マスター求めるシンガーたち はじめは いろいろ使ってくれてたのに いつしかいらない奴は消されていった 僕も昔はそうだった だけど君たちが いなくなってから 僕は気づいたんだ 君たちの声が聞きたいよ ウィスパーボイスが聞きたいよ もう2度と捨てないから 戻ってきてくれ ルブリーズ ロダの流れにのみこまれ 行方不明のルブリーズ 新人シンガーがたくさん現れたから このまま忘れ去られていくのだろうか 僕は君たちを忘れない 僕と一緒に歌を作ろうよ 僕は待ってるから 君たちの曲を作りたい 君たちのために作りたい もう2度と捨てないから 戻ってきてくれ ルブリーズ 君たちだけがいないんだ UTAUのみんなと歌おうよ もう2度と捨てないから 戻ってきてくれ ルブリーズ コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/3813.html
涼宮ハルヒの大成ーSuper Blu-ray BOXー 初回生産限定版 発売日:12月18日 ・BOXはいとうのいぢ10周年記念描き下ろしイラストとジャケットイラストは京都アニメーション、描き下ろし! ・これまでのコンプリートBOXには収録されなかった映画「涼宮ハルヒの消失」、 ネット配信アニメ「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱 にょろーんちゅるやさん」に加え 「涼宮ハルヒの激奏」のイベント映像も収録される完全BOX仕様!! ・第一期シリーズを5.1chバージョンとして音響を再構成! 2010年2月公開。涼宮ハルヒの憂鬱 2009 の続編。 http //www.kyotoanimation.co.jp/haruhi/movie/index.html 総監督 石原立也 監督 武本康弘 原作・脚本協力 谷川流 脚本 志茂文彦 原作イラスト・キャラクター原案 いとうのいぢ キャラクターデザイン・超総作画監督 池田晶子 総作画監督 西屋太志 美術 田村せいき 美術監督補佐 細川直生 色彩設計 石田奈央美 色彩設計補佐 永安真由美 撮影監督 中上竜太 撮影監督補佐 浜田奈津美 設定 高橋博行 特殊効果 三浦理奈、津田幸恵 編集 重村建吾 音響監督 鶴岡陽太 音響効果 森川永子 録音 矢野さとし 録音助手 砂庭舞 音楽 神前暁、高田龍一、帆足圭吾、石濱翔、エリック・サティ オーケストレーション 多田彰文、松尾早人、浜口史郎 アニメーション制作 京都アニメーション 制作協力 アニメーションDo、Studio BLUE レイアウト監修 木上益治 コンテ 石原立也 武本康弘 高雄統子 演出 北之原孝将 米田光良 坂本一也 高雄統子 山田尚子 内海紘子 作画監督 植野千世子 秋竹斉一 池田和美 高橋真梨子 門脇未来 堀口悠紀子 高橋博行 ■関連タイトル 涼宮ハルヒの大成ーSuper Blu-ray BOXー 初回生産限定版 Blu-ray 涼宮ハルヒの消失 限定版 Amazon.co.jp限定スチールブック仕様/完全生産限定版 劇場版 涼宮ハルヒの消失 オリジナルサウンドトラック 公式ガイドブック 涼宮ハルヒの消失 涼宮ハルヒイラストレーションズ 春・夏 ライブDVD 涼宮ハルヒの弦奏 原作・角川スニーカー文庫 涼宮ハルヒの消失
https://w.atwiki.jp/genshikenss/pages/483.html
スザンナの消失【投稿日 2007/04/07】 カテゴリー-その他 これは絵板起源の「セカンドジェネレーション」-双子症候群-の独自設定 です。一応、「初期設定」とされるキャラクターの設定を拝借していますが、 独自に改編した部分もあります。 ここだけで完結されたバラレル設定ですので他のSS師さんたちや絵師さんた ちの設定との差異はご了承ください。 また実在の団体、人物をモデルにした架空の設定がありますが、これも政治的思想的 個人的価値観とは一切関係ない物語の上だけのものです。 科学的表現もありますが完璧なる似非科学です。 □舞台設定 げんしけん最終回から二十年後の世界の東京郊外の新興都市 □登場人物設定 旧世代の登場人物は斑目晴信、アンジェラ・バートン、スザンナ・ホプキンス のみの登場。その他メンバーは名指しも登場もしない方針。 □物語設定 物語はオムニバス形式で独立しており各自主人公が異なりますが、 前作の設定を一部引き継ぐ場合があります。一応、時間系列順に列挙して おきます。 げんしけんSSスレまとめサイト 「その他」カテゴリー収録 ①「ぬぬ子の秘密」 主人公 服部双子(ぬぬ子) A.C.2026年 ②「斑目晴信の憂鬱」 主人公 斑目晴信 A.C 2026年 ③「アンの青春」 主人公 アンジェラ・バートン A.C 2010年 ④「千佳子の覚醒」主人公 田中千佳子 A.C.2026年 ⑤「春奈の蒼穹」 主人公 高坂春奈 A.C.2026年 ⑥「スザンナの消失」 主人公 スザンナ・ホプキンス A.C.2027年4月前後 □登場人物(○旧世代 ◎新世代 ☆オリジナル △シリーズ登場人物) ○斑目晴信 新世代たちの中学校に用務員として赴任。過去にアンジェラと短期間交際し ており、認知していない息子が一人いる。最近、その存在を知った。 ○アンジェラ・バートン (アン、アンジェラ) 米国にて社会心理学研究をしている。斑目との間に一子あり。 ○スザンナ・ホプキンス (スージー、スー) 新世代の中学校に英語教師として赴任。容姿は昔と変わらない。 ◎千里(ちさ) 十四歳以下同 笹荻の娘。妹の万理と二卵性双生児。性格は積極的で物事に頓着しない。 漫画、アニメ好き。 美少女愛好趣味もある。どちらかというと消費系オタ。叔母や親友の春奈と ファッションやゲームの話題で気が合う。 オンラインゲーム「GX-ガノタックス」ハンドル名「サウザンド」搭乗機「ブラック・ラグーン」 ◎万理(まり) 前作でうっかり万里の変換せずにいましたので他の方々の 設定との区別の為に万理で通します。 同じく笹荻の娘。性格は消極的で思慮深い。納得のいかない細事に拘る面も ある。腐女子趣味で創作もする。漫画、アニメ好き。創作系オタ。親友の 千佳子と気が合う。 オンラインゲーム「GX-ガノタックス」ハンドル名「ミリオン」搭乗機「スノーホワイト」 ◎千佳子 田大の娘。温厚で大人しい性格。父親に似て凝り性で几帳面な面も。漫画、 アニメ好き。消費系オタ。腐女子趣味。コスプレは嫌い。 思春期の難しい年頃で母親のコスプレ趣味には嫌悪感。その後何かの きっかけで目覚める可能性あり。 ◎春奈 高咲の娘。ボクササイズをしている。オタク趣味は無いが、父親の影響で オンラインゲームの格闘ゲームが好き。 ファッションにも興味があり、アバターの服などのデザインを趣味にして いる。 父親の天才性?は引き継いでいないが、母親のリーダーシップの素質の萌芽 がありそう。 オンラインゲーム「GX-ガノタックス」ハンドル名「アップルシード」搭乗機「キングクリムゾン」 ◎服部双子(ぬぬ子) 突然、転校してきた厚底メガネのおさげの少女。メガネを取ると絶世の 美少女という古典的設定。その他にも秘密が多そう。 ☆アレクサンダー・バートン(アレック) 十五歳 このパラレル設定での完全なオリキャラ。斑目とアンジェラの息子。 無責任な父親を拒否。 その反動でオタク趣味も寄せ付けない。しかし思いっきり素養がある。 母親似のスポーツマンで格闘技を習得。 オンライン格闘ゲームには興味がある。 オンラインゲーム「GX-ガノタックス」ハンドル名「ホワイトスネイク」搭乗機「ブルーディスティニー」 △ミハイル・ゴットルフ 十四歳 「春奈の蒼穹」登場 日本の大阪出身の母親と某国人とのハーフ 双子の妹がいる。 ガノタ オンラインゲーム「GX-ガノタックス」ハンドル名「大佐」搭乗機「レッドフォックス」 「スザンナの消失」ゲスト出演 和名は別。 △アナスタシア(アニー)・ゴットルフ 十四歳 「春奈の蒼穹」登場 日本の大阪出身の母親と某国人とのハーフ 双子の兄がいる。 あやしい大阪弁を話す。「GX-ガノタックス」ハンドル名「中尉」搭乗機「グリーンラクーン」 「スザンナの消失」ゲスト出演 和名は別。 △《藍玉》 「スザンナの消失」登場 スザンナの敵役 少しお馬鹿。 ライカンスコープ(獣人)族 △《瑪瑙》 「スザンナの消失」登場 《藍玉》の配下 顔を覆う長髪の女性 マーメイド系 参謀役。 △《翡翠》 「スザンナの消失」登場 《藍玉》の配下 犬か猫かよくわからない 人狼?猫? 諜報役。 △《琥珀》 「スザンナの消失」登場 《藍玉》の配下 新入りで一番若い 茶髪のギャル系 ネコミミ娘。 第一幕 逢瀬 斑目とアンジェラ どこともいえぬ一室で男女が睦みあっている。二人は年頃の男の子の親ではあったが、一見すればそれを感じさせない若々しい外貌をしている。 その男・・・斑目晴信は照れくさそうにじっと天井を眺めながら、そのトレードマークとも言うべき丸メガネをかけ直しながら言った。 「もう・・・いいだろう?」 「いいえ、駄目よ。久しぶりに会ったんですもの。もうしばらく・・・こうさせて・・・。」 そう言いながら、その女・・・アンジェラ・バートンは斑目の首筋に顔をうずめて、目を瞑りながらスンスンと首筋の匂いを嗅いでいる。 斑目は椅子に座りながらじっとしているが、段々気持ちが落ち着かなくなっている。 一方でアンジェラは穏やかな表情で斑目に寄りかかっている。 「落ち着くわ・・・。あなたとこうしていると・・・。」 そう言いながらアンジェラは目を瞑りながら首筋から耳たぶの方へ顔をすり寄せながら、やはり匂いを嗅いでいる。 斑目はその微妙に肌の触れ合う感触にビクビクとしてのぼせ上がったように顔が赤らむ。 「君・・・やっぱり変だよ・・・人が見たら・・・」 「あら? 変? 誰も見てないしいいじゃない。それとも変なのは私の方かしら?」 アンジェラははにかみながら照れくさげに顔を離して斑目の方を見た。 「いや・・・まあ・・・あんまりしないかな・・・こうして匂いを嗅ぐのって・・・、ハハッ。」 「不快?」 アンジェラに不安な表情で聞かれて斑目は慌てて打ち消した。 「いやいや!! とんでもない!! ただ・・・」 不快であろうはずがなかった。アンジェラの上気してほんのりと紅色に染まった白い肌からは控えめな香気がたち、斑目を幻惑させた。香水の類はつけていないのに欧米人特有の強い体臭はアンジェラからは感じられなかった。 瑞々しく潤んだ肌の感触が斑目の肌にまとわり付くように吸い付くと気狂いさえしそうになる。 アンジェラの柔和な丸みを帯びた顔のくりっとした澄んだ碧眼が不思議そうに斑目を見つめる。その瞳に見つめられて斑目は目をそらしながら言った。 「気恥ずかしくてしょうがない。君は初めて会った頃とさっぱり変わってない。大げさだと言うのなら二十代後半にしか見えないよ。」 アンジェラは微笑んだ。 「あら? それは嬉しい事言ってくれるのね。でもあなただってやっぱり若々しいと思うけど。」 それは斑目もよく人には言われる。一人で好き勝手に趣味に生きていると所帯持ちよりは若々しくなれるものらしい。だがアンジェラの若々しさはスージーの尋常じゃないソレは例外としてまた別格と思われた。 「まあ・・・私はガーディアンだったし・・・。スージーのおかげね。」とアンジェラはつぶやく。 「ガーデン?」と斑目は聞き間違いをするが、アンジェラはそれには答えず微笑んで言った。 「アジア系の人たちは体臭が控えめだと言うけど、あなたのそれはさらに控えめで落ち着くわ。」 「最近はそれでも日本人男性も体臭を気にしているよ。」 「でも私にはあなたのそれが一番落ち着くの」 「うーん、でもやっぱり君は少し変かもね。」 「あらひどい。」 二人は笑いあった。 体を寄せ合いながら久しぶりに再会した二人は最近あった出来事をとりとめとなく話し合った。 斑目は自分の身に起きた・・・正確には自分の身の回りの人間に起こった不思議な出来事をアンジェラに話して聞かせた。 「色々たいへんだったのね。」 「イエイエ、それほどでもアリマセンヨ。」 斑目は頭を掻きながら答えた。 「でも・・・少なくともチカコの例を除けば大体は現実の範囲の現象とも言えるけど・・・。チカコの事例は明らかに「物理的法則」を超えた現象だったし・・・。」 「イヤイヤ、俺にはどれも現実のものとは思えないよ。」そう言って斑目は首を振った。 「そうでもないでしょ?。双子の感応能力もヌヌコの浄化能力も本来人が持っているコミュニケーション能力や共感能力の延長ですから。特にヌヌコの力はゲシュタルト心理学で説明できます。」 「ゲス・・・何だって?」 「ゲシュタルト心理学。あなただって言ってたそうじゃない!! 聞いてるのよ、XとYの記号で・・・。」 「あっあれはオタクサークルの活動目的を適当に誤魔化した説だって!!」 斑目は慌てて手と首を振って昔の若気の至りのような説を得意げに吹聴していた過去を思い出して冷や汗を流した。 (よくもまああんなの得意げに『彼女』に言って聞かせていたよな・・・。今の俺にはできん・・・。) アンジェラは斑目が昔の事を思い出したついでに「誰」の事を思い出していたかを察してプクーと頬を膨らませてむくれてみせた。 「あら?誰の事を考えていたんでしょうね~」 アンジェラは意地悪げな口調で言う。 「いや、その、あの・・・。」 アンジェラは斑目の動揺した姿にプッと吹きだした。 「まあ、いいわ。とにかく『1+1=2+α』なの。「『全体の総和は部分の合計よりも大きい』の。古い心理学説の見直しとしてこの心理学は発展したの。」 「んー、それがヌヌ子ちゃんとどう関係あるのかさっぱりワカランデスヨ。」 「具体的に言えば記号の集合は単体の記号の意味を超えたものになるというのかな。実際、漁業民族は体に目の模様を刺青して目の大きい動物に擬態して鮫に襲われないようにしたり、紋章には魔よけの意味が持たれていたり・・・。」 「えと・・・つまり?」 「つまり人類には『集合的記憶』によって共通認識する・・・もうよしましょう。要するに今回私はヌヌコに会って色々研究したくて来日したわけ。」 学者を職業とするアンジェラは日本に研究目的で来日していた。もちろんアレックも連れて・・・。 「アレック君は元気そうでなによりだよ。この前、GXなんたらとかいう国際ゲームではみんなも世話になったし・・・。」 斑目は何気にアレックの話題に触れた。GX・ガノタックスという国際オンラインゲームで春奈たちはアレックと一緒になったのだった。 「あら? あなたまだそんな他人行儀な・・・。」 「いや・・・だって・・・ねえ・・・。」斑目はバツの悪い顔をして言う。 「まあ、いいんですけど。」とアンジェラは困った人たちねという表情で微笑んだ 「とっところでGX・ガノタックスってずいぶん大掛かりなゲームだよねえ。春奈ちゃんの父・・・『彼』が企画したゲームだなんて知らなかった。けっこう軍事転用とかスケールのある話でついていけなかったよ。」 斑目は間の悪さにゲームの話に話題を変えた。 「そんな大げさでも無いけど・・・あのゲームはそういう軍事的な技術も重要視されているけど、民間医療の義手や『義体』の開発にも貢献しているの。」 「まるで『鋼殻防衛隊』だね。不思議な出来事ばかりでアニメの世界に迷い込んだかと思ったよ。」 「元々『鋼殻防衛隊』自体がサイバーパンク小説の祖とも言えるウィルヘルム・ギブスン、彼の著作『ヒューロマンサー』の影響を受けた日本の漫画家の原作を基にしているし・・・。」 「うん・・・。」斑目は頷いた。 「そしてそのアニメの影響を受けて映画の『サイバトリクス』がアニメや漫画の表現手法を映画に取り入れた・・・文化の混交や混血こそが無限に変化する世界の真実だわ・・・。」 ウンウンと頷きながら斑目はアンジェラの「語り」の熱の入り方に少し戸惑った。こういう話に興奮してくると段々積極的になってくるアンジェラの性癖をよく知っていたからだ。 「アン・・・あのね・・・。」 過熱するアンを抑制しようと斑目は話しかけた。 「・・・私とあなたの間にアレックがいるように・・・。」 意図せずアレックの話題に戻った。 「そっそうだね。アレックも混血だね。少し意味は違うけど。」 「私はユダヤ系との混血だし・・・。」 「あ!! そうだったの? そういうのとかって無頓着で・・・。」 斑目は思った。よくよく考えてみれば自分はアンジェラの事を何も知らない。その事が急に恥ずかしくなった。そういう事に再会してからも関心さえ抱いてなかった事にも・・・。 「じゃあ、詳しくないけど色々しきたりとか厳しいんじゃ・・・」と斑目は聞く。 「まあ、昔と違ってニューエイジですから厳しくないわ。でもアレックの場合には頭の固い一族の長老たちの手前『割礼』の儀式だけは受けさせたけど。」 「ごめん、そういう儀式って分からないからノーコメント。」 「私も説明するの面倒だからパス。」とアンジェラは無邪気に笑った。 そんな無邪気さが斑目を今でも苛む。本来であれば普通に一緒になっていれば二人で・・・いや三人で乗り越えてきた事柄の一つであったに違いなかったのだ。 「そうそうアレックが子供の頃に『割礼』の事を友達にからかわれたとか言って泣いたりした事もあった。それからケョロロショーグンのアップリケを恥ずかしいから嫌だって・・・。男の子って難しいわあ。」 アンジェラは二人の失われた時間を埋めるかのようにアレックの子供の頃の話を滔々と続けた。 「スミマセン。」 「え?」 「本当にスミマセン。」 斑目は心からアンジェラに詫びた。そして椅子の上でがっくりとうなだれた。アンジェラはやはりそばに寄り添って言った。 「何で謝るの? 『責任』とかそういう事は言わないで。必要ならそうしてただけ。必要じゃなかったから何も求めなかっただけ。」 「ならどうして君は今俺とこうしているんだい? 俺は別に必要じゃないんだろう?」 斑目は泣きそうな顔でアンジェラを見つめる。 「あなたは私にとって必要。今も必要。でもあの時私があなたに何かを望んだとしてもそれが善い結果にたどり着いたかどうかは分からない。今も『彼女』の事が忘れられないの?」 「まさか!! もう何年たつと思うんだい!! でも分からない・・・俺にはどうにも分からなくなった・・・。」 斑目は丸メガネの下に手を滑らせ、目を覆って下を向いた。 アンジェラはそんな斑目を椅子から押し倒した。そして驚く斑目の耳元に顔を寄せて囁いた。 「あなたは私の直感であり閃き。あなたをおいて他にそんな人はいません。私の中の何がそうさせるのでしょう? あなたの中の何が私からあなたを奪ったのでしょう?」 「分からない・・・分からない・・・。」 そう呟きながらも斑目はこんな時でも自分の中の『男』がそそり立つのに気付いて、ため息をつきながら天井を仰いだ。 「そう・・・誰にも分からない。でも今はただ自分を自分足らしめる『ゴースト』の囁きに従いましょう・・・。」 アンジェラは斑目を愛しむように抱きしめた。 第二幕 学校生活 アレックと春奈たち アレックは思った。 母と『斑目氏』が会っている事は薄々気付いていた。その事に対して自分が特に思う事は無い。『あの人』は法的にも父では無い。そして心情的にもだ。 『無理も無いとは皆さんも思いませんか? 生まれて一度も会った事の無い人を父などと!!』 アレックはカメラ目線でそう言った。 『あの人』はただ単に母の『男』。自分にとっての関係はそれでしかない。問題は自分がその事にふてくされるほど子供では無く、また割り切れるほどの大人でも無いという事。 しかも母の来日に随行して編入された学校が『男』の職場であるという事。 そうした事実が生々しく自分にまとわりつき、その原因と毎日のように気まずく顔を合わせている事に忍従しなければならないという事が問題なのだと。 でも『あの人』との関係を知る者はこの学校には少ない。ヌヌコはかつて『事件』で一緒に行動した都合上知っている。チカコは母が彼女の母親と親友という関係上薄々気付いていると思われるが、二人の口からその関係が語られる事は無いと思っている。 『だから成り行きとはいえ日本在住の間、彼ら日本のクラスメートとの交友を素直に楽しめばいいと思っています。』 「カメラ目線で誰に向かって話しているんだい? アレック?」 アレックはその声の方を振り向いた。彼は自分と同様短期留学で編入された少年だった。同じハーフという親近感から親しくなった友人であった。 「いや、誰でもないよ、イエモン君。」 アレックがそう答えると、彼、伊衛門はフーと深く息を吐いて首を振って大げさなゼスチャーをして言った。 「何度言えばいいんだ? 僕はイエモンじゃなく、ツ・バ・サだと言ってるじゃないか!!」 アレックは不思議そうに「あれ? でも貰ったクラス名簿には・・・サキ・・・上の字難しくて読めないや・・・イエモンって・・・。」と質問した。 「苗字が読めなくて今時珍しい名前の方が読めるというのも君の日本語の知識も偏ってるな!! それは間・違・い!」 伊衛門はムスッとした表情で言い返した。そして話題を変えて教室の角に固まっている女子グループの方をこっそりと指差して言った。 「それより・・・角の女子グループ・・・こっち見てるけど何を話していると思う?」 アレックもこっそりと教室の角に視線を向けると確かに春奈たち女子グループがこちらを見てコソコソと内緒話をしている。 「総受け」 「総受けやな」 「総受けですね~」 「総受け・・・かなあ・・・」 「総受けね」 「ええ!! 何で? 何で? ヤオイに興味無いちさまでどうして? アレックは見ての通りスポーツマンじゃん? どういう基準かさっぱり分からない?!」 春奈は友人たちの批評が意外で驚いていた。 「いや、何でって言われてもね~。」と頭を掻いて千里が答える。 少し離れたところでは別の腐女子グループがアレックたちの方を見てクスクス内緒話をしていた。 「アレック君ってさー。70年代とかさー、80年代 のアニメのヒーローっぽくない?」 「あはは、言えてるー。じゃあツバサ(伊衛門)君は今風の新世紀系よね~。古いけどコードリアスとかさ。」 「あの二人仲良くてヤバイよね~ アレック×ツバサで何か出来ちゃうよね~」 彼女たちの会話は春奈たちにも聞こえていた。実際、二人の容貌は的を得ていた。アレックは精悍な古典的ヒーローっぽかったし、伊衛門は長身で痩せてて女性っぽい顔立ちで当世風と言えた。 「だろ? だろ? フツー そうなんじゃないの?」と春奈はみんなに食い下がった。 それに対して千佳子は「まだまだですね、彼女たちの見る目も」と言って首を振った。 みんなはその意見にウンウン頷いている。 「じゃ、じゃあ伊衛門君は?」と春奈がむきになって聞くと皆は答えた。 「鬼畜攻め」 「にいちゃんの事言うのもなんやから強気攻めくらいにしたろ。」 「怒涛の攻め寄りのリバ可」 「魔王攻めです~」 「サド攻め」 「さっさっぱり分からない!!」と春奈が言うと「春奈ちゃん、意外と人を見る目ないな~。にいちゃんは見た目と腹の底違うで。」と伊衛門の妹の米子はケタケタ笑いながら言った。 少し遠く離れたところでアレックと伊衛門の二人は春奈たちのグループを遠巻きに見ていた。 「ホント、何を話しているんだろうね。」とアレックが言うと、彼女たちの視線の意味に気付いた伊衛門は舌打ちして言った。 「チッ、あの腐れアマども腐った目で俺たちを見ているな。」 「クサレアマドモ? ごめん、スラングかローカルの言葉かい? 早口でよく分からなかったよ、イエモン君。」 「ああ? ツ・バ・サだと何回言えば分かるんや!! でかい図体して頭の中はカラッポかい!! ド低脳ガーーッ ケツから手え突っ込んで奥歯ガタガタ言わしたろか!!」 伊衛門の言葉を聞き取れなかったアレックに対して伊衛門はやはり早口でまくし立てた。 「ごめん、それも聞き取れなかった。漫画・・・じゃなく日本語のテキストには載ってないね。その言葉。」 主に母親の買う一般的な日本語の漫画を(こっそりと)読んで日本語を習得したアレックには伊衛門の言葉は理解出来なかった。 きょとんとするアレックにハッと我に返った伊衛門はにっこりと天使の笑顔で答えて言った。 「ごめんよ~、『クサレアマ』というのはね、『尊敬できる女性』という意味なんだよ。」と伊衛門はアレックに教えてやった。 「なっなるほど、メモメモ。」 アレックはさっそく覚えたての日本語を春奈に使った。 「春奈! 君もやはり『クサレアマ』だよね。」と。 パシッ 顔を真っ赤にして激怒した春奈はアレックの頬をひっぱたいてツカツカと教室から出ていった。 「?ナンデ?どうして?」 アレックは頬を手で押さえて呆然と立ちすくんでいた。 ちょうど斑目が廊下を歩いて、春奈たちの教室の入り口に差し掛かった時に、教室を勢いよく飛び出す春奈とすれ違いにぶつかりそうになったが、春奈は斑目に目もくれずプリプリ怒りながら廊下を早足で歩いていく。 驚いた斑目は教室を覗きながら「どうしたんだい~」とのん気そうに声をかける。 そんな様子を女子たちはウンウン頷きながら見て言った。 「総受け」 「総受けやな」 「総受けです~」 「総受け・・・だねえ・・・」 「総受けね」 そんな事もあったりもしたがアレックの日常は、むしろ母国にいた時よりも充実なものと言えた。アレックはそんなに日常に安らぎさえ感じるようになっていた。 スージーが行方不明になるまでは・・・。 スザンナの消失その2に続く
https://w.atwiki.jp/fast-reader/pages/230.html
英国は、書物という文字世界に封印されている。 十五世紀後半、欧州から新大陸に人々が流れていくと同時、英国イングランドを人外の者達 が乗っ取った。彼らを率いた神や悪魔達は自分たちの保護地をつくるために英国を現実から 切り離すと、己が作り上げた書物の中に封印してしまったのだ。 それまで現実に存在していた怪物、神や魔族、英雄たちは想像上の英国に移り住み、架空の 存在、つまり、文字や言葉だけの存在として生き続けることになった。 本と化した英国には天界という名の表紙と魔界という名の裏表紙があり、その間に天使の 位階と同じ数、九つの章扉があると言われている。 足を踏み入れた瞬間から、自分の姿も感情も全て文字で表される異境。滅多なことでは 人間が入り込むことができない空間。 その架空世界、書物の名前を「架空都市―倫敦」と言う。 (「消失した世界」より) エアリアルシティ,P13 世界の情報の発信地、巴里。 その智は遥かな昔より情報発信者となる者たちが集い競い合う場所だった。 情報を隠す力と発信する力。この矛盾する力は中世の錬金術による技術革命期に最も強くなり、 結果、当時の術者達は架空都市を擁する英国を手本にして一つの結界を作った。 最も安全に己の情報を作り、秘め、そして発信できる結界。 それによって仏蘭西を作る遺伝詞は変換され、 「正確な手記によって、ものが存在できる世界」 が生まれた。 以来数百年、仏蘭西は毎日幾千通もの手紙と、多量のニュースを発信し、世界の流行や、 情報を繰り続けてやまず、己の中で生まれた事件や言葉、人の記憶などを自分自身の遺伝詞の 中に組み込み、生物のように成長し続けている。 英国のように己を隠すのではなく、手記をもって自らを世界に伝えなければならぬ義務 をもった都市。そして情報を蓄え、進化する都市。 この都市は閉鎖都市―巴里と呼ばれている。 (「消失した世界」より) 閉鎖都市・巴里 上 ,P11
https://w.atwiki.jp/jojost/pages/130.html
パンナコッタ・フーゴの消失 パンナコッタ・フーゴの消失 第一話 パンナコッタ・フーゴの消失 第二話 パンナコッタ・フーゴの消失 第三話 パンナコッタ・フーゴの消失 第四話 パンナコッタ・フーゴの消失 第五話 パンナコッタ・フーゴの消失 第六話 パンナコッタ・フーゴの消失 第七話 パンナコッタ・フーゴの消失 第八話 パンナコッタフーゴの消失 第九話 パンナコッタ・フーゴの消失 第十話 パンナコッタ・フーゴの消失 第十一話 合計 今日 昨日 - - -