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ソードに登場する装飾品。主人公が最初から装備している。 装備すると守備力が2上がるほか、瀕死の時に必殺剣ゲージの溜まるスピードが倍になる。
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更新日時 2013年10月18日 (金) 03時13分21秒ページを編集 海賊のローテーブル アイテム名 素材 習得ランク 備考 海賊のローテーブル マングローブ角材(2) アイアンインゴット(1) パープルストーン(1) うできき 大工・家具 上へ
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508:NIPPERがお送りします:2012/06/19(火) 22 32 01.72 ID hpeqfj4Jo―――翌日 街 僧侶「勇者様~」タタタッ 勇者「すいません。病み上がりでおつかいを頼んでしまって」 僧侶「いえいえ。はい、どうぞ」 勇者「これです。ありがとうございます」 僧侶「いつでもなんでも仰ってくださいね?」 勇者「なんていう従順ぶり。ランクを側室奴隷に引き上げましょう」 僧侶「やったぁ」 魔法使い「下がってるわよね?ねえ、それって下がってるわよね?」 勇者「―――どうぞ」 エルフ「え?」 勇者「貴女の武器です。空手では何かと不便なときもあるでしょう?」 エルフ「まあ、相手があの魔道士ぐらい強ければ魔力もすぐに無くなるけど」 勇者「ですから、武器を。ボーガンなら扱えると思いまして」 エルフ「あ、ありがとう。でも、いらないと思うけど……」 509:NIPPERがお送りします:2012/06/19(火) 22 40 07.96 ID hpeqfj4Joキラーマジンガ「私がいますから」 勇者「おぉ。おはようございます」 キラーマジンガ「おはようございます。マスター」 少女「お、おはよう」 勇者「おはよう」キリッ キラーマジンガ「マスター。朝は早かったようですがどちらに?」 勇者「え?ああ、色々です」 キラーマジンガ「私に言ってくだされば何でもご要望にお応えしたのですが」 勇者「なんという犬っぷり。君の側室ランクは犬だ」 キラーマジンガ「恐縮です」 僧侶「犬のほうが可愛い……」 魔法使い「馬鹿ばっかりね……」 エルフ「まあまあ」 勇者「では、行きましょうか。目指すは海の方角!!!魅惑の港町!!!」 少女「……」 511:NIPPERがお送りします:2012/06/19(火) 22 49 03.55 ID hpeqfj4Jo―――フィールド エルフ「でも、こうして並んで歩くと大所帯になったね」 魔法使い「少し前まで3人だったのにね」 僧侶「私は楽しくていいと思いますよ」 勇者「―――いいですか?男を振るのにも色々方法があるんですよ」 キラーマジンガ「ふむふむ」メモメモ 少女「……」 勇者「―――待ってくれ!!俺が悪かった!!考えなおしてくれ!!!」 勇者「―――いつも!いつもそう言ってるじゃない!!嘘つき!!もう知らない!!」 勇者「―――今度は本当だ!心を入れ替える!!だから見捨てないでくれぇ!!!」 勇者「―――じゃあ、昔の貴方に戻ったらまたここに帰ってくるわ。それまでは……さよなら……」 勇者「こうして、更生したら寄りを戻すと言っておけば、上手く逃げられるわけです」 キラーマジンガ「なるほど。男性を立ち直らせるきっかけにもなれば、別離もできる。その女性は男性にとって恋人以上の存在になるわけですね」 勇者「そう!!もう元に戻ることはない。だけど、あの女が人生において、ただ1人のオンナだった。まるで美談!!女性も色んなところで美化される。いいことばかりだ」 少女(人間とは面倒な生き物だな。そんな奴、喰えば終わりだろうに) 512:NIPPERがお送りします:2012/06/19(火) 22 56 08.16 ID hpeqfj4Jo勇者「ここまでで質問は?」 キラーマジンガ「はい」 勇者「キラちゃん」 キラーマジンガ「本当に更生し、もう一度やりなおそうといってきた場合はどうするのですか?」 勇者「君ならどうする?」 キラーマジンガ「もう一度、恋人関係に戻ります」 勇者「どうして?」 キラーマジンガ「男性は約束を守りました。なら、私もその約束を守ります」 勇者「そのとき君に好きな人がいた場合はどうする?」 キラーマジンガ「え……」 勇者「男の更生を信じ、待ち続ける。いい話だが、待っている間にも愛を欲する。それが人間だ」 キラーマジンガ「で、では……そのときは……」オロオロ 勇者「―――それは君が決めることだ。人に聞くことじゃない。人間の感情とはそういうものだ。答えなんて……ない」キリッ キラーマジンガ「なるほど。奥が深すぎてショートしそうです」メモメモ 少女(俺なら約束を守った奴に敬意を賞して縒りを戻すかな……) 513:NIPPERがお送りします:2012/06/19(火) 23 01 59.60 ID hpeqfj4Jo魔法使い「ちょっとー、あんまり変なこと教えないでよ」 勇者「キラちゃんには必要なことですから」 魔法使い「本当に?」 キラーマジンガ「勉強になります」 僧侶「勇者様ならどうするんですか?」 勇者「え?」 僧侶「振った女性がもう一度、やり直してほしいって言ってきたら、やり直します?」 勇者「無論―――」 エルフ「側室にするとかは無しで」 勇者「それはつまり僕が勇者ではなく平凡な市民で人生を終えるという平行世界での話ですね?」 エルフ「え……うん、そんな感じだと思う」 勇者「ならば……戻しませんね」 魔法使い「へえ……どうして?」 勇者「勇者というステータスがなければ愛せる女性は1人が限界。ならば、今現在愛している女性を徹底的に嬲ります」 キラーマジンガ「流石はマスター」パチパチ 514:NIPPERがお送りします:2012/06/19(火) 23 10 02.85 ID hpeqfj4Jo魔法使い「意外ね。浮気性な男かと思ってたけど」 勇者「僕はそれほど器用ではありません。勇者という肩書きがなければ一夫多妻なんて実現はしないでしょう」 僧侶「勇者様……」 勇者「でも、現実はいつも悲しい。僕は勇者に選ばれてしまったぁ!!つまり、選ばれた男!!」 勇者「女に不自由のない人生が約束されてしまったのです!!ああ!!!なんてこったぁ!!」 魔法使い「あの……」 勇者「故にみんなから愛されてしまう!!選ばれてしまったから!!そんなみんなの愛を無碍にはできない!!受け取るだけの資格が僕にはあるからぁ!!」 エルフ「どうして?」 勇者「勇者だから」キリッ キラーマジンガ「マスター」 勇者「勿論、君は僕の娘としても側室としても―――」 キラーマジンガ「魔物です」 少女「え……」 魔物「ガルルル……!!!」 勇者「いつの間に。―――戦闘準備!!」 516:NIPPERがお送りします:2012/06/19(火) 23 14 22.71 ID hpeqfj4Jo魔物「ガァァア!!!」 僧侶「きゃぁぁ!!」 魔法使い「なっ!」 勇者「せいやぁ!!!」ズバッ 魔物「ギャァァ……」 魔法使い「あ、ありがとう」 勇者「いえ」 エルフ「やぁ!!」バシュ 勇者「お。早速、使ってますね。ボーガン」 エルフ「試してみただけ」 キラーマジンガ「下がってください」 少女「う、うん」 キラーマジンガ「低級な魔物では私には勝てません」 魔物「ガァァァァ!!!!」バッ キラーマジンガ「遅い」ザンッ 517:NIPPERがお送りします:2012/06/19(火) 23 24 23.41 ID hpeqfj4Joキラーマジンガ「お話になりません」 勇者「すごい。やはり戦闘力は並じゃない」 キラーマジンガ「マスターに迫る脅威を排除する。それが私の使命です」 エルフ「もう居ないみたい」 僧侶「よかったぁ。怪我はありませんか?」 魔法使い「ええ。大丈夫よ」 勇者「それにしてもいち早く魔物に反応したな」 キラーマジンガ「魔物を探知する機能が搭載されています。ある程度、魔物が接近してると察知できるようになっています」 勇者「なるほど。そんな便利機能が」 キラーマジンガ「はい」 エルフ「……」 勇者「知っていましたか?」 エルフ「う、うん……。でも……」 勇者「ですね……」 僧侶「どうかしました?」 518:NIPPERがお送りします:2012/06/19(火) 23 33 26.78 ID hpeqfj4Jo魔法使い「ああ、そういえばこの子のエネルギーはどうするの?」 勇者「それも考えないといけないですね」 キラーマジンガ「私のエネルギーは無限だと聞いています」 エルフ「でも、人間の生命エネルギーや魔力を吸い取るんでしょ?」 キラーマジンガ「はい。ですが、ニンゲンに拘る必要はありません」 魔法使い「ど、どういうこと?」 勇者「まさか」 キラーマジンガ「前マスターはニンゲンからの摂取が最も効率が良いといっていましたが、生命エネルギーはどの生物からでも一定量得ることが可能です」 僧侶「先ほど倒した魔物からでもエネルギーを得ることができるってことですか?」 キラーマジンガ「その通りです」 少女「……」 勇者「そういえばあの魔道士、虫や獣からでも同じエネルギーを得られるって……」 エルフ「人間から得るとは言ってたけど、別に人間限定の話じゃなかったね」 魔法使い「生きていればなんでも良いってこと?」 キラーマジンガ「はい。生命体であることが第一です。あとは生命の鮮度で得られるエネルギーが増減することがあります」 519:NIPPERがお送りします:2012/06/19(火) 23 39 47.83 ID hpeqfj4Jo少女「殺戮兵器……」 魔法使い「ちょっと」 少女「……」 勇者「他の命を吸い取りながらでないと活動できない……」 キラーマジンガ「はい。そのように私は作られています」 僧侶「それって……あの……」 エルフ「先のことは考えないようにしようよ。今は貴重な戦力であることには変わりないし」 勇者「ええ。そうですね」 キラーマジンガ「マスターのために尽力致します」 勇者「ありがとう。ところで、エネルギーの補充はどれくらいの頻度で行うんだ?」 キラーマジンガ「私が活動している限りは消費していきます。最小限の活動をしない場合でも、供給が途絶えてから七日で活動は停止します」 勇者「そうか」 キラーマジンガ「なので小まめな供給を推奨いたします」 エルフ「うん。まあ、嫌でも魔物とは戦うし、意識する必要はないってことだね」 少女「……」 520:NIPPERがお送りします:2012/06/19(火) 23 44 44.79 ID hpeqfj4Jo―――港町 勇者「さて、じゃあこの子のご両親に挨拶しにいきましょうか」 魔法使い「なんのためによ」 勇者「側室にください。と一言言わないと怒られてしまうでしょう?」 魔法使い「いくら丁寧に言っても怒るわよ!」 キラーマジンガ「マスター。私が捜索に当たります」 勇者「いやいや。僕が」 キラーマジンガ「どうぞどうぞ」 エルフ「じゃあ、ボクは情報収集でも」 僧侶「わ、私も行きます」 魔法使い「待って、私も行くわ。アンタも」 勇者「えぇ?!だから!!ご両親にぃぃぃ!!!!」 魔法使い「ダメ!!!」 少女「……」 キラーマジンガ「行きましょう、マスター」 522:NIPPERがお送りします:2012/06/19(火) 23 53 30.65 ID hpeqfj4Jo―――港 僧侶「あ、あの……船は出ていますか?」 船員「どこまで行きたいんだ?」 魔法使い「ここから北のほうに行きたいの」 船員「無理だな」 僧侶「どうしてですか?」 船員「旅の人みたいだけど、知らないのか?―――北の国はもう魔王の手に落ちたんだよ」 勇者「……いつの話ですか?」 船員「一、二ヶ月前だな。おかげで魔物が増えて漁船は言うに及ばず、客船だって何隻も沈んでる」 エルフ「魔王……」 船員「こんな海で自由に航海してるのは海賊ぐらいだな」 勇者「……海賊ですか。それって、この海域にいるっていう噂の海賊ですね?」 船員「よく知ってるな。色んな場所を冒険している荒くれ者の集団だ。海の魔物を退治してるから一部では英雄だが、海で商売している俺たちには害でしかない」 勇者「聞きました。それこそ魔物と同じように漁船や客船を襲っては金品を奪うとか」 船員「陸には盗賊や山賊もいるのに、海ぐらい平和でいきてえよ……」 524:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 00 02 41.93 ID hpeqfj4Jo僧侶「困りましたね」 魔法使い「今まで通り、陸伝いにいくしかないんじゃない?」 エルフ「そうだけど。それだと……」 勇者「魔王が力をつけ始めている。急がないと、手がつけられなくなるでしょう」 僧侶「勇者様……」 勇者「北にある国は世界でも有数の軍事国家でした。そこが陥落したとなると……」 魔法使い「でも、どうして。今まで拮抗を保っていたんじゃないの?」 勇者「キラーマジンガの技術を魔王が流用しているとしたら?」 エルフ「それって……生命エネルギーを?」 勇者「あの魔道士だって魔族。魔王と繋がりがないはずがない。技術提供もしていたと考えるほうがいい」 僧侶「では、魔王は今……無尽蔵の魔力を手に入れているのでしょうか?」 勇者「奴らにとって人間など視界の隅に移る塵に同じ。それが己が血肉になると分かれば喜んで手を出すでしょう」 エルフ「そんな……それならエルフも……」 勇者「急がないと……なんとしても海を渡る方法を……!!」 魔法使い「故郷に帰るならまだしも、進めないんじゃ……」 525:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 00 08 49.93 ID hpeqfj4Jo僧侶「勇者様、やはり……」 勇者「ええ。それしかないでしょう」 魔法使い「どうするの?」 勇者「海賊と接触します」 エルフ「海賊……」 魔法使い「待って。どこにいるかも分からないのに?」 僧侶「そ、それなら、ちゃんと調べてきました」 魔法使い「いつの間に?!」 勇者「人身売買組織の盗賊団。あの人たちにですよ。前の街で聞き込みをしてきました」 魔法使い「えー?」 勇者「あの人たちはこの国全域で活動をしていました。情報はたんまり持っていましたよ」 エルフ「なるほど。ああいう人たちだからこそ、様々な事を耳朶に残しておかないとダメだもんね」 勇者「その通りです」 魔法使い「海賊かぁ……嫌ねぇ……」 勇者「魔物ではないので話せば分かってくれる分、楽な相手だと思いますよ?」 527:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 00 16 01.84 ID hpeqfj4Jo魔法使い「それで、あの海賊は?」 勇者「ここから西に行った沿岸部にアジト……というか村があるそうです」 エルフ「海賊の村?」 勇者「海賊を支持する人たちが集まっている村でしょうね」 魔法使い「海賊を支持って、さっき言ってた英雄扱いにしている人たちのこと?」 僧侶「恐らく。助けられた人も少なくないと聞きました」 魔法使い「でも、やっていることは盗賊や山賊と変わらないんでしょ?」 勇者「関係ありませんよ。命を張って戦ってくれたのなら、どんな極悪人でも命の恩人になるわけですから」 魔法使い「そうだけど」 エルフ「じゃあ、そこに行くの?」 勇者「自由に航海できる人たちならきっと北の大地まで連れて行ってくれるはずです」 僧侶「そうですね。魔王を倒すって言えばきっと協力してくれます!」 勇者「そして……ふふふふ……ぬほほぉ……」 魔法使い「海賊のキャプテンって女?」 勇者「はい」キリッ 529:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 00 20 45.77 ID hpeqfj4Jo魔法使い「やけに真剣になっていたのはその所為ね……全く……」 勇者「さぁ!!では、このまま突入しましょう!!」 僧侶「おー!!」 エルフ「二人はどうするの?」 勇者「相手が相手ですし置いていきましょう」 魔法使い「そうね。それがいいわ。女の子は勿論、あのマーちゃんだって見世物小屋に売られるかもしれないし」 僧侶「マーちゃん?」 魔法使い「キラーマジンガだからマーちゃん」 エルフ「キラちゃんじゃなくて?」 魔法使い「キラちゃんってなんか可愛くないじゃない?」 僧侶「ラーちゃんじゃダメですか?」 エルフ「それならガーちゃんでもいいよね?」 勇者「キラちゃんはキラちゃんです」 魔法使い「マーちゃんよ」 僧侶「ジーちゃんでも可愛いですよね?」 530:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 00 25 18.94 ID hpeqfj4Jo―――広場 キラーマジンガ「マスター。あの雲、何かに似ていませんか?」 少女「……」 キラーマジンガ「検索中……検索中……。分かりました。猫です。あそこが耳で……あれがヒゲで……」 少女「黙れ」 キラーマジンガ「了解しました」 少女(海に出るなら数多くの部下がいる。そこで奴らの力を引き出して……) 勇者「キラちゃーん!!」 キラーマジンガ「……」 僧侶「ジーちゃん!」 キラーマジンガ「……」 魔法使い「マーちゃーん!!」 キラーマジンガ「……」 エルフ「ンちゃん!」 キラーマジンガ「呼称は一つでお願いします」 531:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 00 30 20.96 ID hpeqfj4Jo勇者「え?見つけられなかった?」 キラーマジンガ「申し訳ありません」 魔法使い「じゃあ、ここじゃないの?」 少女「うん……。ここじゃない……」 僧侶「もしかして北にある国から……?」 勇者「確かに魔王の領土から拉致されてきた可能性は高いですが」 エルフ「とりあえず二人は宿にいて。今から船を調達してくるから」 キラーマジンガ「お留守番ですか?」 僧侶「そういうことになります」 キラーマジンガ「……」 勇者「僕から離れたくないのは分かる。でも、君を危険に晒したくはないんだ。分かっておくれ、娘よ」 キラーマジンガ「パパ……私のこと……キライ?」 勇者「好きだよ。毎日一緒にお風呂に入って、体の隅々を舐め回すように観察したいぐらい大好きだ」 キラーマジンガ「そんなパパが好き……抱いて……」 魔法使い「ちょっと。いつのまにそんなの仕込んだのよ」 532:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 00 35 45.07 ID hpeqfj4Jo勇者「練習ですよ」 魔法使い「何の!?」 キラーマジンガ「マスター曰く、私は娘でありながら実父に恋心を持つという倒錯した人物らしいので」 魔法使い「はぁ?!」 キラーマジンガ「その感情の勉強のために、色々教わりました。―――マスター、今のはどうでしたか?」 勇者「70点だな」 キラーマジンガ「くそぉ」 エルフ「えっと……早く行こうよ」 勇者「そうですね。じゃあ、行ってきます」 キラーマジンガ「行ってらっしゃいませ」 少女「……」 キラーマジンガ「では、マスター。我々は宿に―――」 少女「尾行するぞ」 キラーマジンガ「了解しました」 少女(目を離すわけにはいかないからな……) 533:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 00 43 47.72 ID hpeqfj4Jo―――海賊の村 勇者「ここのようですね」 エルフ「じゃあ海賊のことを……」 魔法使い「そんな簡単に教えてくれるのかしら?」 僧侶「海賊さんの支持者だって言っておけば大丈夫ではないでしょうか?」 魔法使い「そうね……あまり気乗りはしないけど」 勇者「では二手に分かれて情報を集めましょう」 エルフ「どうして?」 勇者「固まっていて、もし敵だと認知された場合、一網打尽にされてしまうかもしれませんから」 魔法使い「そうね。相手は海賊の仲間だし……」 僧侶「わ、分かりました」 勇者「僕と一緒に行動したい人、挙手!!」 僧侶「はい!」ビシッ エルフ「……」ビシッ 魔法使い「え!?―――じゃあ、私も!!」ビシッ 534:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 00 48 30.34 ID hpeqfj4Jo勇者「理由を聞こうか」 僧侶「私は勇者様のお傍にできるだけいたいので。あと、どんな些細なことでもお手伝いしたいです」 エルフ「ボクは二人が貴方の毒牙にかからないように」 魔法使い「み、右に同じよ!」 勇者「まいったな。みんな側室なんだから仲良くしてくれないと困りますよ。あっはっはっは」 エルフ「早く決めて」 勇者「じゃあ、行きましょうか」 エルフ「……うん」 僧侶「あー、残念です」 魔法使い「……まあ、あんたじゃないだけマシね」 僧侶「え?どうしてですか?」 魔法使い「あんた、アイツに何されても嫌がらないどころか嬉しがってるでしょ?」 僧侶「ダメですか?」 魔法使い「ダメよ」 僧侶「でも、勇者様は口に出すだけで何もしてきませんし……。私の胸を触るのも主に治癒のためですし……うーん……」 535:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 00 54 24.61 ID hpeqfj4Jo勇者「すいません」 村人「はい?旅のお方ですかな?」 勇者「ええ。実はどうしても僕たち、海を渡りたいのです」 村人「どうして」 エルフ「魔王を倒すために」 村人「魔王を……?」 勇者「はい」 村人「なら、安心しなさい」 勇者「え?」 村人「魔王なら海賊団が倒してくれるから」 エルフ「海賊といっても普通の人間のはず……。魔王に太刀打ちできるとは思えないけど」 村人「海賊たちの力を見縊ってはいかん。ここいらの魔物なんて海賊の敵ではないからな」 勇者「それほどまでに兵力が充実していると?」 村人「そうだ。巨船を10隻も有する大艦隊。魔王の一団など相手にもなりはせん」 勇者「そんなに大規模だったのか……」 536:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 01 03 09.10 ID hpeqfj4Jo村人「と言っても、その10隻は常に別行動を取っているけどね」 僧侶「なるほど。あえて別の場所で活動して、広い範囲で自衛に当たっていると?」 村人「そういうこと。魔物も、いや魔王すらも下手に手出しできないほどなんだから」 魔法使い「でも、人間も襲っているんでしょ?」 村人「それはちゃんと理由があるんだよ」 僧侶「理由、ですか?」 村人「民間船を襲うことで、危険な海に人を出さないようにしているのさ。ほら、魔物のほかにチョー強い海賊がいるとなれば、海に出ようとはしないだろ?」 僧侶「まあ、萎縮はしますよね。そんな大きな武力を持っているなら」 村人「そう。ちゃんと人々の安心安全も考えてるんだよ」 魔法使い「でも、それで命を落とした人もいるんじゃないの?」 村人「小さな犠牲は仕方ないだろ?」 魔法使い「そうだけど……。漁船すらも海に出さないってどういうことよ?あの人たちは、それで生計を立てているのよ?」 村人「死ぬよりはマシだろ」 魔法使い「口で言えば分かることなのに。やり方を間違えているとしか思えないわ」 僧侶「お、抑えてください!!言いたいことはわかりますが!!」 537:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 01 09 51.34 ID hpeqfj4Jo村人「てめえ……海賊のやり方にケチをつけるっていうのか?」 魔法使い「正義の味方みたいな顔をしないでって言ってるの」 村人「んだとぉ……!!」 僧侶「あ、あの!!ここで騒ぎはまずいですから!!」 魔法使い「でも……!!」 村人「お前ら……海賊を潰しにきた兵士か……?」 魔法使い「違うわよ。ただ、言い方が気に入らないだけよ」 村人「あぁ?」 魔法使い「海賊の所為で困窮している人もいることを自覚して」 村人「んなことは分かってるよ!!」 魔法使い「なら!!人の生活まで奪うなんてことできるわけないでしょ!!」 村人「やっぱりお前ら……!!」 僧侶「や、やめてくださーい!!!」 村人「みんなー!!であえー!!!国の兵隊が海賊団を潰しにきたぞー!!!」 魔法使い「ち、違うって言ってるでしょ!!」 538:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 01 13 12.23 ID hpeqfj4Jo勇者「―――え?」 エルフ「なんだろう……?」 勇者「嫌な予感がするので、こっそり行きましょう」 エルフ「う、うん……」 「捕まえろ!!」 魔法使い「やめて!!燃やすわよ!?」 僧侶「それはダメです!!」ギュッ 魔法使い「くっ……」 「悪いが牢屋に入ってもらうぜ」 魔法使い「どうしてよ」 「決まってるだろ。海賊団は世界を救う唯一の希望だ。それを何もできねえ国の兵士に潰されてたまるかよ」 魔法使い「だから、兵士じゃないってば」 僧侶「もう何を言っても無駄です……」 魔法使い「もう……」 「連れて行け!!」 539:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 01 17 50.39 ID hpeqfj4Jo勇者「むぅ……」 エルフ「捕まったね」 勇者「エルフの里とは立場が入れ替わりましたね」 エルフ「どうする?」 勇者「海賊と敵対したくはなかったですが……致し方ありませんね」 エルフ「今は警備の目が厳しいから、夜になるまで待とうか」 勇者「それがいいでしょう」 少女「……」 キラーマジンガ「お二人が拿捕されましたね」 少女「ふんっ……馬鹿な連中だな」 キラーマジンガ「救出いたしますか?」 少女「放っておけばいい。どう逃げ出すか。いや、あいつらなら簡単に逃げ出すはずだ」 キラーマジンガ「私も同意見です、マスター」 少女(こういう事態でこそ、能力を発揮するはず。見せてもらうぞ……) キラーマジンガ「……潮風で錆びてしまいそうです、マスター」 541:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 01 24 00.63 ID hpeqfj4Jo―――宿屋 寝室 勇者「さて、夜まで待とうと思うのですが」 エルフ「うん」 勇者「しかしですね、考えたのですが」 エルフ「どうかした?」 勇者「助け出したあと、この村を離れないといけないですよね?」 エルフ「うん。みんな怒るだろうし」 勇者「となると海賊と接触できるチャンスがなくなりますよね」 エルフ「まあ、ここぐらいしか会える場所はないから」 勇者「そうなると海を渡れませんよね?」 エルフ「そうだね」 勇者「困りました」 エルフ「……」 勇者「素直に謝りますか?」 エルフ「許してくれるかな?」 543:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 01 29 54.87 ID hpeqfj4Jo勇者「あの」 店主「なんだい、お客さん?」 勇者「さきほど、騒ぎがありましたよね?」 店主「ああ。海賊たちの悪口を言った奴らな」 勇者「どうなるんですか?」 店主「恒例だが、海賊に引き渡すだろうね」 勇者「海賊に?」 店主「ああ。まあ、どんなことをしたのか海賊たちが聞いて、それで処分を下すと思うよ」 勇者「今まで捕まった人はどんなことに?」 店主「海に放り出されたり、魔物を誘き寄せるための餌にしたり、半年以上雑用で働かせたりだな」 勇者「なるほど」 店主「といっても、海賊たちが自分たちのしていることはどれだけ正しいことなのかを見せ付けてから、だけどな」 勇者「……」 店主「どうかしたかい?」 勇者「いえ。ありがとうございます」 544:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 01 34 51.38 ID hpeqfj4Joエルフ「おかえり」 勇者「ただいま。行きましょう」 エルフ「どこに?」 勇者「こうなったら、僕たちも捕まりましょう」 エルフ「どうして?」 勇者「捕まれば海賊と直接話ができます」 エルフ「でも、心象最悪になるから協力してくれなくなるんじゃ」 勇者「二人が捕らえられた時点で心象なんて気にするだけ無駄でしょう」 エルフ「そうかもしれないけど」 勇者「それにこれは直感ですが、海賊たちは話が分かる人たちだと思います」 エルフ「え?」 勇者「勿論、下っ端の人たちではダメです。上、つまり船長クラスの人なら……」 エルフ「……信じていいの?」 勇者「未来の夫を信じられないかい?」 エルフ「……はいはい」 545:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 01 38 09.73 ID hpeqfj4Jo―――村 広場 勇者「海賊はー!!!わるーい!!!!」 エルフ「わるーい」 「なんだ!?なんだ?!」 勇者「海賊はー!!はんざいしゃー!!!」 エルフ「はんざいしゃー」 「おい!!てめえ!!なにいってんだ!!!こらぁ!!!」 「黙らせろ!!!」 勇者「海賊はー!!!人間の屑ー!!!」 エルフ「くずー」 勇者「海賊、はんたーい!!!」 エルフ「はんたーい」 「捕まえろ!!!!」 勇者「ええい!!無礼者!!はなせぇ!!!」 エルフ「つかまったー」 546:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 01 41 42.65 ID hpeqfj4Jo―――牢屋 村人「入ってろ」 勇者「おとと」 エルフ「……」 ガチャン 魔法使い「ちょっと」 勇者「これは奇遇ですね」 僧侶「勇者様!!申し訳ありません!!捕まってしまいました!!」 勇者「僕もです」 僧侶「お揃いですね」 勇者「相性バッチリじゃないですかね、これは」 僧侶「もう……勇者様ったら」 魔法使い「あの……助けに来てくれたんじゃないの……?」 エルフ「うん」 魔法使い「そう……仲間だってことがバレたのね……。ごめんなさい……」 548:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 01 53 17.88 ID hpeqfj4Jo勇者「しかし、どうして逮捕されてしまう事態に?」 魔法使い「ついカッとなって……」 エルフ「どういうこと?」 魔法使い「自分たちは正しいことをしているって……言うから……ちょっと腹が立って……」 勇者「なるほど。海賊の支持者が海賊の正義を主張してきたと?」 魔法使い「うん……。海賊の行為で苦しんでいる人もいるのに……全てを正当化して……それで……」 勇者「……」 魔法使い「ごめんなさい。反省しているわ」 勇者「いえいえ。それは僕が同じ立場なら、貴女と同じ事を言っていたでしょう」 魔法使い「え?」 勇者「こちらにも譲れないものはあります。一元論で語れることではありません」 魔法使い「でも……」 勇者「気にしないでください」 魔法使い「ごめんなさい……」 勇者「……次のことを考えましょう。これから海賊たちに身柄を引き渡されるわけですが……いいですか?そのとき―――」 550:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 01 56 54.06 ID hpeqfj4Jo―――海賊の村 キラーマジンガ「皆さんが捕らえられました」 少女「何やってんだ……あいつら……」 キラーマジンガ「何か作戦があると思われます」 少女「まあ、牢獄内で合流し、協力して脱獄する腹なんだろう」 キラーマジンガ「助力いたしますか?」 少女「静観でいい」 キラーマジンガ「了解しました」 少女「……」 キラーマジンガ「……マスター」 少女「……なんだ?」 キラーマジンガ「潮風は私にとって毒です」 少女「知るか」 キラーマジンガ「出来れば屋内に退避したいのですが」 少女「知らん。どうして俺がそこまで面倒をみなければいけないんだ」 551:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 02 00 54.06 ID hpeqfj4Jo―――数日後 牢屋 村人「―――出ろ」 勇者「来たか……!!運命のときが!!!」 村人「いいからでろ!!」 魔法使い「……」 僧侶「はぁ……ドキドキします……」 エルフ「街に置いて来た二人が心配だね」 僧侶「そうですね……心配してなければいいですけど……」 海賊「こいつらか?」 村人「ああ。騒ぎを起こした四人だ」 海賊「よし、こい」 勇者「優しくしてください」 海賊「それはできねえなぁ」 勇者「なんだと?!ゆ、ゆるさないぞ!!僕にエッチなことしたら!!許さないからなぁ!!するなら優しくしてぇ!!」 海賊「しねーよ!!!」 552:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 02 04 43.12 ID hpeqfj4Jo―――船着場 海賊「頭、こいつらです」 船長「ふーん」 勇者「あれぇ?!」 船長「なんだよ?」 勇者「船長は女性だってきいてますけどぉ?!」 船長「それはキャプテンのことだな。総括の」 勇者「じゃあ、キャプテンを出してください」 船長「キャプテンは大海原で魔物狩りをしてるよ」 勇者「なんてこったぁ!!!」 僧侶「落ち込まないでください」 エルフ「きっと会えるって」 魔法使い「……」 船長「俺たちも忙しいんでな。早く乗船しろ」 勇者「くぅぅ……!!!こんなことなら!!もっと別の策を考えるべきだったぁ!!!」 553:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 02 08 08.19 ID hpeqfj4Joキラーマジンガ「マスター」 少女「分かっている」 キラーマジンガ「みなさんが出航します」 少女「見えている」 キラーマジンガ「どうされますか?」 少女「このまま海に出る気か……」 キラーマジンガ「私、カナヅチで」 少女「知らん」 キラーマジンガ「では、私はお留守番ですか?」 少女「そうだな」 キラーマジンガ「そんな、マスター」ギュッ 少女「はなせ!!急がないと奴らは海に出てしまうだろうが!!」 キラーマジンガ「置いていかないでください」ギュゥゥ 少女「黙れ!!ええい!!鬱陶しい!!!」 キラーマジンガ「私の目が届かないところで何かがあっては遅いのです、マスター」 554:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 02 13 45.38 ID hpeqfj4Jo―――船内 甲板 船長「―――罪状は把握した。つまり、我々の正義が理解できないというわけだな?」 勇者「……」 船長「ふん。解せないな」 勇者「何がですか?」 船長「お前はそんなつまらないことを言うような奴には到底見えない」 勇者「ならば貴方の目は節穴ということになります。実際に騒ぎを起こしたのは僕ですから」 魔法使い「……っ」 船長「後ろの女どもは関係ないと?」 勇者「僕の巻き添えを食らっただけです」 魔法使い「ちが―――」 エルフ「しっ」 魔法使い「……」 船長「まあいい。罪自体は大したことではないし、国の兵士でもない。なら、半年間の雑用で許してやる。後ろの女どももだ」 勇者「待ってください。彼女たちは関係ありません。やめてください」 555:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 02 19 47.27 ID hpeqfj4Jo船長「口答えか?」 勇者「貴方達は曲がりなりにも正義の味方だ。何の罪もない人も罰するのですか?」 船長「それがここのルールだ」 勇者「しかし、見たところここは男ばかりです」 船長「そういう世界だ」 勇者「ならば一つだけお願いを聞いてください」 船長「罪人の分際で……」 勇者「キャプテンのいる船までこの三人を護送してください!!!」 僧侶「勇者様……もしかして……」 船長「なに?」 勇者「そこでならキリキリ働かせてくれてもかまいません。でも、ここにだけは置いておけない!!」 船長「てめえ……」 勇者「男たちの慰めに使うというなら、僕はこの場で暴れる」 船長「武器も無しにこの人数を相手にするのか?」 勇者「……俺にも譲れないものはある」 556:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 02 24 42.58 ID hpeqfj4Jo魔法使い「……!」 エルフ「……」 僧侶「勇者様……」 船長「面白い。確かに俺たちは外道じゃない。海賊だ。お前の女に手を出すつもりはない」 勇者「話の分かる人でよかった」 船長「お前の女は誰だ?そいつだけは見逃してやろう」 勇者「全員です」 船長「ふざけんなよ」 勇者「全員、俺の女だぁ!!!文句あるかぁ!?あぁ!!!」 船長「そんなわけあるかぁ!!!出鱈目もいい加減にしやがれ!!」 勇者「お前ら、言ってやれよ!!俺の女だってなぁ!!!」 僧侶「は、はい!!私は勇者様の女です!!」 エルフ「ボ、ボクも……えっと……何度も体を……預けた……」モジモジ 魔法使い「私も……あの……夜はいつも……はだ、かの……付き合いを……」モジモジ 勇者「な?」ドヤッ 557:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 02 29 34.65 ID hpeqfj4Jo船長「俺たちの世界じゃあ、落とし前が大事なんだよ」 勇者「なら約束守れよ。俺の女には手を出さないんだろ?」 船長「……いいだろう。だがな、貴重な女だ。そう簡単には見逃せねえなぁ」 勇者「見逃せよ!!」 船長「お前の得物は?」 勇者「剣だ」 船長「ふん……。これか」ポイッ 勇者「返却感謝」 船長「抜け」 勇者「お前で?」 船長「意味が違う」 勇者「―――戦うのか」 船長「譲れないものがあるんだろ?なら、守ってみせろよ」 勇者「魔王の軍勢をも退ける力……見せてもらおうか」 船長「お前が負けたら全員この船で雑用。勝てばお前だけが雑用だ。いいな?」 558:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 02 34 19.72 ID hpeqfj4Jo勇者「いいよ」 船長「ふん……後悔するなよ?」 勇者「航海中だけどな」ドヤッ 「頭ぁ!!やっちまえ!!!」 「かてるわけねーだろ!!ばぁーか!!!」 「やったぁ!!女の雑用だぁ!!!ひゃっほぉ!!!」 僧侶「勇者様……」 エルフ「相手は人間……でも……」 魔法使い「……」 船長「いくぞ?」 勇者「こいやぁ」 船長「―――はぁぁぁ!!!!」ダダダッ 勇者「おぉ!?」ギィィン 船長「訓練で鍛えた動きだな……。やっぱり兵士か?」 勇者「くぅ……!!元兵士だ……よ!!」ギィィン 561:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 02 41 49.07 ID hpeqfj4Jo船長「元?」 勇者「今は勇者だ」 船長「勇者……?馬鹿な。勇者は魔王によってほぼ全員が殺され、生き残った奴も逃げ出したって聞いたが……」 勇者「せぇぇい!!!」ブンッ 船長「そうか!!お前……あの国の勇者か!!」ギィィン 勇者「え……」 船長「俺たちは海の支配者。他国の情報も色々積んでるぜ?」 勇者「なんだと?」 船長「はっ!!!」ブンッ 勇者「くっ?!」 船長「弱小国から生まれた勇者。魔法はおろか剣術すらも他国の兵士に劣るって話だ」 エルフ「え……」 勇者「……」 船長「他国の勇者は勇者として育てられる。だが、てめえの国では勇者が育たなかったんだよな?」 勇者「ああ。だから、王による任命で勇者が決まる。そんなこと国のことを調べればすぐに分かるだろ」 563:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 02 50 15.52 ID hpeqfj4Jo船長「その任命制の弊害で、お前みたいな屑でも勇者になれるんだよなぁ。いいよなぁ」 勇者「だまれぇ!!」ブンッ 船長「おっと」ギィィン 勇者「何が言いたい……!!!」 船長「あの国から排出された勇者は数十人に上る。だが、誰一人として帰ってはこなかった」 勇者「それがなんだ?!」 船長「全員、敵前逃亡したからだろ?」 勇者「……!?」 僧侶「敵前逃亡?」 エルフ「勇者なのに……?」 船長「しかたねえわな。正統なる勇者様でも逃げ出すぐらいだ。一兵士じゃ無理もない」 勇者「黙れ……!!」 船長「お前も逃げ出したいんじゃねえの?王から任命時にたんまり貰ってるはずだろ?金をよ」 勇者「黙れと言っている!!―――覚悟もないまま、ここまで来るわけないだろう!!!」 船長「どうかなぁ?本当は隠居できる土地を探していただけじゃねえのか?」 564:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 02 58 34.30 ID hpeqfj4Jo勇者「……っ」 船長「でぁ!!!」ズバッ 勇者「ぐっ!?」 僧侶「勇者様!?」 魔法使い「あ……」 船長「おーおー。剣が鈍ったな。図星か?」 勇者「違う。俺は勇者だ……魔王を倒すために旅をしている」 船長「ふん。どうだか。その女たちも黙ってついてきてくれる奴を選んだんじゃねえのか?」 勇者「そんなわけ……!!」 船長「逃げ出すときでもお前の背中についてきてくれる女を探してたんだろ?寂しいもんなぁ、独り身は!!!」 勇者「違う!!!」 船長「俺たちも勇者って名乗る奴は数人見てきた。全員、お前みたいな考えだったぜ?」 エルフ「そうなの……?」 船長「ああ。どいつもコイツも女をはべらせて、逃げる場所を求めてやがった。勇者もただの人間。そんな奴らに希望を抱けってほうが、無理だ」 魔法使い「それは……」 566:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 03 04 19.22 ID hpeqfj4Jo船長「お前だって人間の敵う相手じゃないことぐらい理解してんだろ?」 勇者「……!」 エルフ「……」 僧侶「勇者様……」 船長「だから俺たちは生まれた。勇者はアテにならねえ!!自分たちの手で魔王を倒すことにしたんだ!!!」 勇者「俺は……」 船長「大人しく雑用をしていろ。俺たちは近く魔王の城に攻め込む。それで魔王を討ち取る」 勇者「できるわけ……」 船長「できるさ。アレさえ見つかればな」 僧侶「アレ?」 船長「魔王を打ち滅ぼすための武器だ。それさえ見つかれば勝てる。兵力は十分、足りないのは魔王に止めを刺すだけの武力」 魔法使い「そんなものが……」 船長「ここで雑用として生きろ。一応、魔王を討ち取ったことになるぜ?」 勇者「俺に逃げろというのか?」 船長「死にたくねえだろ?」 570:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 03 11 52.39 ID hpeqfj4Jo勇者「あははははは!!!!!」 船長「な……なんだよ」 勇者「いいか。よく聞けよ、糞野郎」 船長「くそ……?!」 勇者「俺はトロルも倒した!!黄金の国で魔人も倒した!!ついでにいうとドラゴンだって退けた!!!」 魔法使い「それ……私……」 僧侶「静かに」 船長「ドラゴン……?出鱈目抜かすな。ドラゴンなんて居るわけないだろうが」 勇者「いるっつーの!!!最近だと多くの人を拉致していた魔道士も倒した!!!この俺が!!!」 エルフ「……それは……違うような……」 勇者「俺はちょー強いぜ!?」 船長「ふん、だから逃げないと?」 勇者「逃げない。逃げたら、誰がこの人たちを側室にするって言うんだ?」 船長「強がりだな」 勇者「そう思うなら、かかってこい。祖国の兵士たちを侮辱したこと後悔させてやるからなぁ!!!」 571:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 03 20 05.73 ID hpeqfj4Jo船長「腰抜けの連中を腰抜けと言ってなにが悪い!!!」ブゥン 勇者「腰抜けだぁ?!―――てめえは知ってるのかよ!!!」ギィィン 船長「何をだ……!!」 勇者「俺たちは市民を守る為に休むことなく毎日毎日訓練をしてきた!!!」 船長「んなこと当然だろうが!!」 勇者「ああ!!そうだ!!当たり前だ!!自慢することじゃない!!」 船長「じゃあなんだよぉ!!」 勇者「―――どんな想いで敵に背を向けたか考えたことはあるのか?」 船長「なっ!?」 勇者「力のない人々を守るためだけに強くなったのに、その人々を見捨てる。どれだけの覚悟がいると思う?」 船長「臆病風に吹かれて逃げただけだろうが!!偉そうなことぬかすなぁ!!!」 勇者「お前は逃げたことまでしか耳にしないようだけど。俺たち祖国の人間は違う」 船長「あぁ?!」 勇者「数十人の勇者は皆、逃げ出したことを恥じて自決している」 船長「おいおい!!だからなんだよ!!死んだからって美談にしようってか?!」 572:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 03 34 46.93 ID hpeqfj4Jo勇者「違う!!」 船長「……っ!?」 勇者「自分の力では及ばなかった。だから、自分よりも力のある者を勇者にしてください」 船長「はぁ?」 勇者「彼らの死にはそんな想いがある」 船長「体よく逃げたんだろ?」 勇者「そうかもしれない。戦いの中で死んだ者もいるからな」 船長「その想いだってお前らの妄想だろ?」 勇者「……」 船長「勇者なんてただの人間だ。何が選ばれた者だよ。俺らと変わらない。群れて初めて力が発揮できる弱い人間だ」 勇者「それでも……」 船長「あ?」 勇者「それでも―――俺たちは守るために強くなり戦った!!それだけは嘘じゃない!!!愚弄するなぁ!!!」 船長「大声だして勝てると思うなよぉ……」 勇者「自分の命惜しさに逃げ出した者なんていない!!!勇者たちは守るべきもののために戦ったんだ!!!!」 573:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 03 42 32.33 ID hpeqfj4Jo船長「うるせえよ!!」ギィィン 勇者「くっ!―――だから、俺も戦うぞ。守る者がいるからなぁ」 船長「それが後ろの女か?」 勇者「俺の我侭に付き合ってくれた人がいる」 エルフ「負けるな……」 勇者「俺のどんな要求にも笑顔で応えてくれる人がいる」 僧侶「勇者様!!」 勇者「俺を信じ、いつも背中を守ってくれる人がいる」 魔法使い「やれぇぇ!!!」 勇者「その人たちを守る!!それが俺の使命だ!!!」 船長「このやろうぉ!!!」ブンッ 勇者「はぁぁぁぁ!!!!」ギィィィン 船長「なっ?!」 勇者「大事な人も守れない勇者なんて俺は知らない……だから俺は負けるわけにはいかない。相手が海賊でもドラゴンでも魔王でもだ!!」 船長「……でも、負けるよな?お前程度の力じゃ……」 574:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 03 47 05.76 ID hpeqfj4Jo僧侶「まだ言いますか?!」 エルフ「負け惜しみだ」 魔法使い「そうね」 船長「事実だろうが。たった4人で魔王に勝てるとでも思ってんのか?」 勇者「……約束は果たしてもらいますよ?」 船長「分かったよ。―――おい」 海賊「はい」 船長「キャプテンと連絡を取れ」 海賊「アイアイサー」 勇者「はぁ……疲れた……」 僧侶「勇者様、今治癒を」ギュッ エルフ「……」 魔法使い「……」 勇者「なんですか?黙って見つめられると興奮するんですが……」 魔法使い「いや……なんていうか……」 575:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 03 54 06.08 ID hpeqfj4Joエルフ「あの……さ……」 勇者「はい?」 エルフ「色々訊きたいことができたんだけど」 勇者「……なんですか?」 エルフ「貴方は一体、何の為に旅をしているの?」 魔法使い「……」 勇者「そんなのずっと言ってきているではないですか」 エルフ「……」 勇者「……側室をいっぱい作って老後を面白おかしく過ごすことですが、何か?」 魔法使い「アレだけの啖呵をきっておいてそれを言うの?」 勇者「それ以外にありませんから」 エルフ「嘘つき……」 僧侶「勇者様、もう大丈夫ですか?」 勇者「はい。もう全快です。いつもありがとうございます」 海賊「頭ぁ!キャプテンと連絡がつきました!!明日の昼過ぎには合流できるそうです!!」 576:NIPPERがお送りします:2012/06/20(水) 04 00 11.19 ID hpeqfj4Jo船長「よし!!わかった!!」 勇者「では、この人たちには手出し無用ですよ」 船長「分かってる。―――それよりお前」 勇者「なんですか?」 船長「なんとなく分かったぜ。お前がどうして三人も女をはべらせているのかをな」 勇者「は?」 船長「悪かったな、色々きついこといって。そういう戦い方なんだな、お前は」 勇者「何を仰っているのかよくわかりません」 船長「まあ、いい。しっかりやれよ」 勇者「毎晩、ハッスルハッスルですよ」クイックイッ 船長「おい!!こいつらは今から客人だ!!!丁重にもてなせ!!!」 勇者「え?僕は雑用では?」 船長「バカ野郎。勇者様にそんな無礼なことができるかよ。しっかり接待させてもらうぜ」 勇者「ふっ……」 船長「わらうんじゃねえよ。気持ち悪い」 www57.atwiki.jp/matome_ssm/pages/16.html
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今日 - 合計 - エルミナージュ ~闇の巫女と神々の指輪~の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 14時32分43秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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アグラルディアのルビーの指輪 タイプ:指輪 バインド:取得時にバインド 特殊効果概要:腕力+8 最低レベル:― 必須条件:― 耐久性:50 頑強さ:普通 価値:1s8c 主な入手方法:クエスト レア度(文字色):アンコモン(黄) 特殊効果詳細 (特殊効果の詳細を記述してください) 説明 (説明文がある場合は記述してください) 入手方法 クエスト 散乱した所有物 名前 コメント
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DQⅧ 装飾品の1つ。【聖堂騎士団】の団員がその証として身に付ける指輪。 恐らく騎士団員には大切なものなのだろうが、ククールにはどうでもいいらしく【ドニ】の街にて簡単に譲ってくれる。 【旧修道院跡地】に入るためのイベントアイテムでもあるが、装備すると守備力が+5される。 なぜかククールじゃなくても全員が装備できるので打たれ弱いゼシカにでも装備させよう。 この頃はあまりいい装飾品が無いのでありがたい。
https://w.atwiki.jp/taigamonogatari/pages/427.html
第十八回 「海賊の地図と東海の孤島~みんなで宝探し大会!~」 日時 10月 2日(金) 22 05~03 1213日(火) 22 02~23 2816日(木) 21 51~23 5819日(月) 22 23~00 3112月21日(月) 22 58~03 49 使用ルール 装備ルール⇒第四版追加ルール⇒宝石 概要 古びた地図から始まる宝探し。果たして、海賊が残した財宝とは? みどころ ・とりぷるでーと?・懐かしいあの人との再会 メンバー GM Cran ◆U3yww1O/1w 参加者 リセ 仔山羊 ◆CoCBRP2pbE ヒエン 合鍵 ◆0ZDqX3wxi2 ファイナ ◆mlFisQKqR. シーリン ◆8PfM.NT106 コンラート ◆gvQ6ben2rY ダルフィン ◆cPv/DNfI9c ログ 表ログ ログ(1)/(2)/(3)/(4)/(5)/(6)(5)の時の舞台裏ログ/ 詳細 【開催日】10月2日(金)夜 【募集人数】4~6名 概要:古びた地図から始まる宝探し。果たして、海賊が残した財宝とは? 経験点が少なめ、報酬が多めのセッションです 備考:装備品ルール第4版使用 名簿 リセ +設定 リセ (Lyce) 年令/性別:19歳/女性 職業:賢者 人種:ラクセン人 【能力値】 基本:武勇01 機敏02 精神06 攻撃:武勇01 機敏02 精神07 攻撃/精神(火)(聖) 防御:武勇01 機敏03 精神06 身躱し 能力(※機敏による防御時、1ゾロを6ゾロとできる) HP:20 【スキル】 消費:治癒魔法 範囲魔法 魅了 詠唱 再生魔法 治癒魔法 装備品:<身躱し> <応急手当> <治療術> 【装備品】 武器:祝福の杖 鎧:舞姫の薄衣 技能書:「火と聖属性の魔法書」「聖医の書 上」「聖医の書中」 【所持品】 フレーバー:髪飾り ポプリの小袋 ヒエンさんにもらった日輪国のお守り 消耗品等:応急手当キット チョコレート5つ 上等な香水<ローズ> 解毒薬相当の薬草花 トルキタの花 果物 記念品:あまり興味の湧かない本二冊 誰かさんのブロマイド ★イカの足 緑の魔晶石 血塗られたリボン 薔薇色の岩塩 所持金:21500G (ヒエンさんに4000G貸し) 2000C 備考:治癒魔法使用時、回復量に+4+1d6加える 外見:実地ではなく机の前に座って学問をするタイプで、めったに外に出ないため色白。 身体が弱く、生来の気の弱さが外見に出ているのもあって、見る人によって 「守ってあげたい」とか「こいつ死ぬんじゃないか」といった違った印象を与えてみたり。 まぁ、ぶっちゃけ好みよね、その辺。 重たいローブで身体を包んで体型が出ないようにしていましたが、 服を新調した際に間違って届けられた舞姫の薄衣をそのまま着用しているので 胸の偉さが際立つようになりました。 設定:星の学院で魔術や古代史について、主に文献を漁って研究している賢者さん。 ホルムに大規模な遺跡が出土したと聞いて調査チームに参加すべく ホルムへとやってきたけど、体力のなさからついていけずに早々に挫折。 以降はのんびりマイペースに調査しようとひばり亭に逗留して 他の人が発掘してきた古文書を翻訳するアルバイトをして過ごしてます。 備考:体が弱くて体力もないので、すぐに疲れてしまって弱音を吐くことを躊躇しません。 乗り物にも弱くて少し乗っただけですぐに気分を悪くします。 よく貧血を起こしますが、そのタイミングがなにやら作為的に思えたりもするけど、たぶん気のせい。 近頃は、ぼんやりとブロマイドを見ながらため息をついていたり、 日輪国に関する本を読んでいたりする姿がよく見かけられるようです。 ヒエン +設定 名前:ヒエン(Hien) 年令/性別:男/19歳 職業:武士(剣士相当:闘士の数値) 人種:東夷 能力値:武勇5 機敏3 精神1 攻撃力:武勇12 機敏5 精神1 防御力:武勇6 機敏3 精神1 HP:20 スキル:二刀流 鉄腕 霊的視力 威圧 家事 経験点:6(累計26) 装備品: 【武器】 ■業物「斬鉄」(斬鉄剣相当25000G) 属性/斬 武勇攻撃+2 機敏攻撃+1 (攻撃時、相手の防具1つを選び、その効果を無視) 【武器】 ■離世の小太刀(霧の小太刀相当25000G) 属性/斬(水) 武勇攻撃+2 機敏攻撃+1 精神攻撃(水)+1 【鎧】 ■長着袴(日輪国の服相当5,000G) 武勇攻撃+1 武勇防御+1 【装飾品】 ■東国の護符(風の司の護符相当12,000G) 耐性(空)1/2 【魔法書】 ■五輪書の心得:地の巻(魔術書:地相当0G) ■五輪書の心得:水の巻(魔術書:水相当0G) 所持品: 【常備品】 板前道具一式&醤油入り瓢箪(料理道具相当 1,000G) 【消耗品】 上等な香水<ジャスミン> 魚×3 生肉×1 野菜×2 【フレーバー】 リセの水晶のお守り 設定: ここより遠く、海を越えた東の島国「日輪国」出身の二刀流剣士。 強き武士(もののふ)との果たし合いを望む未完の若武者。 現在も引き続きお金稼ぎ中。片っ端から斬りまくって稼いでいる。 ファイナ +設定 名前: ファイナ 年令/性別:24/女 職業:賢者 人種:ラクセン人 能力値:武勇1 機敏2 精神6 〔攻撃:武1/機2/精7 防御:武3/機3/精6〕 ※攻:精→ 雷 聖 属性、雷属性だと8 _防: 打 +2 スタン持続ターン数-1 HP:20 スキル:投射魔法・召喚魔法・霊的視力・範囲魔法 _所持品スキル: 応急手当+薬草術/1d6+2 弱点看破 魔物知識 所持金・装備品: 賢者の小杖: 魔 精攻+1 知識に関する判定+2 _ 弱点看破 __対象単体に、知識に関する精神の対抗判定を行い、勝利すると、対象の弱点が明確に分かる。 __以降、その戦闘の間、対象の弱点の効果が2倍になる 貴婦人のドレス:武防+1 交渉にボーナス+1 獣の楯:武防+1 機防+1 /打+2 稲妻の指輪(10k):精攻 雷 +1 宝石:アリステイア(杖に装着) _所有者はスタンを受けた時、スタン持続が1ターン少なくなる。 _アルコールに対しても強くなる 「聖医の書 上」: 応急手当 _1つの怪我に対し1回まで、HP1D6回復。5分必要 「薬師の秘伝書」: 薬草術 _ 応急手当 +2 「賢者の技能書」: 魔物知識 _魔物や動物などの特徴や、能力などを看破する判定 雷 聖 属性魔法書相当の 基礎の治癒魔法教本 ロープ フック マトック 解毒薬 古代の傷薬*2個 _凄い苦い・回復量1・1以上ダメージにつき1回・戦闘中使用不可 _公式第十二回で入手) フレーバー:若草色の麦わら帽子 やたら頑丈な薬箱 (ランタン・油・ロープ・乾パン・消毒用アルコール・各種薬品・包帯) 1000G 3000C 商品券500G*4 治癒術→ピシャーンの元女医。 最近「聖医の書 中」を購入して知識を習得した結果広範囲に治癒魔法をかけられるようになりました。 少し前、早急に治癒魔法を教えて欲しいと知り合いの賢者が言ってきたため 出来うる限りの知識をたたき込んだ所、三時間で習得した上に正確に使いこなし、 しかも(当たり前だが)きちんと治癒術として機能した。 その後帰ってきた彼に、貸しを作りたくないからと無理矢理予定を開けさせて 薬草学から雑学まで、半日みっちり教わった。 この一件により、知識自体は全く間違っていなかった事が証明され、今は複雑な心境。 (正確には『「投射魔法」相当の治癒魔法』『「召喚魔法」相当の再生魔法』『「範囲魔法」相当の治癒魔法』所持。 シーリン +設定 名前 シーリン(shierin) 29歳 / 男 / 東夷 職業 暗殺者(ステータス・盗賊) 能力値 武勇 機敏 精神 備考 基本値 2 6 1 攻撃力 3 10 1 急所狙い+2 *2 防御力 4 8 1 スキル 軽業/二刀流/回避/不屈/急所狙い 装備品 右手 カタール 20000G 0 2 0 切 急所狙い+2 防御/機+1 左手 カタール 20000G 0 2 0 切 急所狙い+2 防御/機+1 服 「日輪国の服」相当の黒衣 5000G 1 0 0 攻撃/武勇+1 装飾品 「鉄兜相当の額あて」 5000G 防御/武勇+1 魔法書 綿津見の根付(水+1) 宝石 「ワダツミ」 水、冷気属性の最終的なダメージを半減する 所持品 非消費 白蛇の指輪※装備して休憩すると弱い毒なら直るといいですね 消耗品 上等な傷薬 ロープ*2 パナナ*1 りんご フレーバー 櫛 鑑 針と糸 ランタン 油 ミルドラふりかけ(納豆味) 所持金 6000G 1890C 商品券500*9 累計所持金 57300G 外見 黒髪黒目、袖の大きく開いただぶついた黒衣を纏っている。 刀は普段袖の中に隠されていて、操作で飛び出す。 三白眼、目の下に赤い隈取り。 基本的に無表情か怒りしか見せない。 設定 東夷より漂着した暗殺者。こちらの言語には詳しくなく、時たま会話が成り立っていないのはそのせいかもしれない。 腕は悪くないが性格と不運と産まれ持った資質により実に残念なことになっている。 仕事のため、殺すため意外に武器を振るう事はしない。プライドが高く突撃型。思慮浅く単細胞。落ち着きもない。 コンラート +設定 名前 コンラート (Konrad) 年齢 16 性別 男 職業 騎士(見習い) 人種 ラクセン人 能力値 武勇 機敏 精神 基本値 4 2 3 ライトニングエッジ+両手装備時 攻撃力 7 2 3 武器属性/切(雷) 精神による雷属性攻撃+2 なぎ払い+1 防御力 4 2 3 ライトニングエッジ+片手装備時 攻撃力 5 3 3 武器属性/切(雷) 精神による雷属性攻撃+2 なぎ払い+1 防御力 6 2 3 突属性防御+2 HP 20 スキル サバイバル 突撃 自己犠牲 不屈 盾かざし 武器 ライトニングエッジ+(ライトニングエッジ相当)(35000G) 盾 匠の騎士楯(5000G) 鎧 なんの変哲も無い鎧 技能書 ■アルソンの自叙伝(10000G) 盾かざし の習得(要:自己犠牲) 1ターンに1度まで、隣接した仲間の代わりに攻撃の対象となれる。 相手が攻撃を宣言し、防御側が防御判定を行った後の、 ダメージを受ける直前に使用できる ■ライトニングエッジ+(雷の魔道書+1相当)(0G) 精神による雷属性攻撃+1 所持品 ■バーニングブラッド(宝石)(ライトニングエッジに装着) 「不屈」発動時、セッション中に一回だけHPが最大値の半分の状態で復活する。 フレーバー サバイバルセット(ランプ、寝袋、携帯テント等、野宿に必要なもの一式) 見習い騎士の刻印 所持金 5000G ダルフィン +設定 名前:ダルフィン( Dalphin ) 年齢/性別:26歳/男 職業/人種:闘士/シバ人 能力値:3/6/1 攻撃力:3/10 射(突・打)/2(空) ※機敏は急所狙い+2 防御力:3/7/1 HP:20 スキル:射撃/軽わざ/連続行動/船乗り/隠密/サバイバル 装備スキル:<乱れ撃ち> ----武器(手)-------------- ●短銃 ※長銃(30,000G) 相当 ※機敏攻撃+3 射(突・打) 急所狙い+2 ●装備宝石「カスピアン」※宝石ルール適用の場合 ※「船乗り」を所持している場合、船上での戦いで味方全員の精神防御に+1される ----鎧---------------------- ●もと船長のコート ※遊牧民の服(5,000G)相当 ※機敏防御+1、機敏射撃攻撃+1 とある依頼で燃えたのを修繕。リュカにエンバーの加護をつけてもらった。神様の加護で火につよくなるといいですね。※フレーバー ----装飾品------------------ ●背中の刺青 ※精霊の羽根飾り(20000G)相当 ※機敏+1 複数装備しても効果は累積しない。 蛇と獅子の図柄。そんなに大きくはない。前にいた海賊団のしるし。 ----魔法書------------------ ●海蛇が刻まれた護符的ナイフ ※魔法書(空×2)相当 ※精神攻撃(空)+1 公式15回(温泉)以降、なぜだか魔法的な力を帯びたようだ。 ----技能書------------------ ●ありふれたコイン ※キレハ秘伝書(20000G)相当 ※<乱れ撃ち>1日に1回、機敏による射撃の使用前に宣言。機敏-2で敵全員に対して攻撃可能 ----消耗品------------------ ●解毒薬(もらいもの)×1 ●銀の弾丸×1 ※銀の矢(2,000G)相当 ※使用すると、射撃の属性に、「聖・銀」を追加する。効果は1場面続く。攻撃判定の出目が6ゾロ以外のゾロ目だった場合、消費する。 ●ロープ(500G)×1 ●フック(500G)×1 ----フレーバー所持品-------- 鉄板入りのブーツ、古い星図、(リューニにもらった)りんご(残り95個)、(リュカに貰った)ツルハシ・ロープ、ヒカリゴケを集めたビン、筆記用具、銃の整備用具、などなど ----記念品------------------ ※効果があるかないかはGMさん次第。 ●本「水で戻す発酵食品 vol.23」※公式12 ポララポで戦闘不能回復時、HPの回復量+1。重複あり ●粉末の薬×1※公式12 古代の傷薬(飲み薬)です。劣化が酷く、物凄く苦い。HP1回復 ○からくり箱※突発22 指定された手順でパズルを動かさないと蓋があかない複雑な箱 ○千両箱※突発22 超多重底で5Gづつ合計3,000Gまで入れられる箱。スクールドとのコイントスの結果、正式に所持品になった ○九官鳥のきゅーちゃん※突発27 リカに飼われた九官鳥。捨てられそうだったので貰った。いつもの酒場の隅に置いたら、どんどん口が悪くなっているようだ。 ○盗賊のオレグ※公式17 殺意の高いPTにうっかり喧嘩ふっかけて捕まってしまった盗賊A。戦闘開始直後にリューニさんに一撃でふっとばされて以降、危険な道で盾にされたり、あやしい藪に蹴りこまれたりと散々な目に。依頼終了後に解放されるはずがそのままダルフィンのパシリにされている。でてきたりこなかったり。 ○拳サイズの船の模型(すわんぼーと)※公式17 ○お祭りの色々(射的銃とかフリカケとか、リボンとかびえりんの住所とか色々) ---------------------- 所持金:18,200G/16,000C ----外見-------------------- 腰まで届く金髪は、海風にさらされてばさばさ。ぱっと見、たてがみのよう。長身で足長。濃紺に金モールのコートを素肌に羽織る。 ----設定-------------------- 船をなくした海賊の船長。イシヤでは指名手配されていたりしなかったり。 船を買うため、陸で金稼ぎ中。体術+短銃でくるくる戦う。 戦闘大好き、豪快、おおざっぱ、B型。ただし殺伐とした縦社会にいたので考え方自体はクール&ドライ。善行にはさほど興味をもたない。 嫌いなものは狭い場所と本。好きなものは海(アウトドア全般喜ぶ傾向あり)
https://w.atwiki.jp/otakara_quest_rpg/pages/34.html
旧時代の砦 敵がバラバラに配置され、味方は固まってスタート。 ミッションのときと比べると正面衝突を避けやすい配置になっていて戦いやすい。 ほぼ全ての敵が何らかのスキルを持っている。 店売りも含めて、アクセサリも豊富なのでレベルを上げつつアイテムゲットを狙うのもあり。 入手できる非売品 名前 カテゴリ 所有敵 備考 村雨 剣 ビンゴ成立 LV20 攻撃力42 バイキングアクス 斧 オーリム(斧)レミーネ(斧)カルラス(斧) 投石器 スリング ガガーロ(スリング)ホーレーン(スリング) パイレーツアーマー 重鎧 所有者多数 パイレーツシャツ 軽鎧 所有者多数 パイレーツコート ローブ 所有者多数 オールバック♂ 髪型 オーリム(斧)モース(風) 海賊のバンダナ 帽子 所有者多数 学園指定制服G♂ 服 イーニ(剣)チェスター(弓) 上着が緑 セイバードレスD♀ 服 リデール(炎) 上下共に黒クリスが着ているのと同じ スタンスマッシュ 斧スキル カルラス(斧) ハンマースパイク スリングスキル ガガーロ(スリング) フェアリーステップ ブーメランスキル エリシャ(ブーメラン) ファイアーボール 炎スキル リデール(炎) クレセントウェイブ 風スキル エルザ(風) クエスト:砦に潜む海賊団(費用10ANC) 難易度:★★★ 参加人数:主人公+5人 +... カクレミー Lv.2 ブロードソードパイレーツアーマーEウェポンの粉 気合 ツーブロック♂海賊のバンダナ剣士の衣♂レザーブーツ ネコミミ Lv.10 スリングパイレーツシャツ小型の魔法壁命中の指輪 ショットガン精霊の風 ウルフヘア♂海賊のバンダナ騎士の鎧♂フラットシューズ ピエール Lv.4 スリングパイレーツシャツ木の盾ダッジの粉 回避体勢 マッシュルーム♂海賊のバンダナソルジャーウェア♂ソックス&シューズ ナゲット Lv.2 ブーメランパイレーツシャツEウェポンの粉 なし ベリーショート海賊のバンダナ学園指定制服♂レザーブーツ フリスキー Lv.9 雷石のかけらパイレーツコート小型の魔法壁ヒールの欠片 フラッシュスピア ボブカット♀海賊のバンダナウィッチドレス♀踊り子の足飾り 味方NPC なし クエスト:海賊ザウラ(費用0ANC) 難易度:★★★★ 参加人数:主人公+5人 +... カクレミー Lv.4 ブロードソードパイレーツアーマーEウェポンの粉 気合 ツーブロック♂海賊のバンダナ剣士の衣♂レザーブーツ ザウラ Lv.15 村雨パイレーツアーマー海賊の紋章盾ペガサスの指輪 ムーンセイバーみね打ち ナチュラルカール♂海賊のバンダナミスティクマントD♂丈夫なサンダル ヒエール Lv.7 スリングパイレーツシャツ木の盾ダッジの粉 回避体勢 マッシュルーム♂海賊のバンダナソルジャーウェア♂ソックス&シューズ ネコミミ Lv.15 スモールハンマーパイレーツシャツパイレーツシールド命中の指輪 ショットガン精霊の風 ウルフヘア♂海賊のバンダナ騎士の鎧♂フラットシューズ ナゲット Lv.4 ブーメランパイレーツシャツEウェポンの粉 なし ベリーショート海賊のバンダナ学園指定制服♂レザーブーツ フリスキー Lv.11 雷の魔導球パイレーツコート小型の魔法壁ヒールの欠片 フラッシュスピア ボブカット♀海賊のバンダナウィッチドレス♀踊り子の足飾り 味方NPC なし クエスト:消えた海賊娘(費用0ANC) 難易度:★★★★★ 参加人数:主人公+3人+NPC2人 +... ガルトマス Lv.27 ブラックブレード闇の鎧闇の魔法壁 グラッシングデス ウルフヘア♂戦士の兜B騎士の鎧D♂フラットシューズD モトン Lv.18 ミスリルスリング闇の鎧闇の盾 ショットガン ツーブロック♂シックベレー学園指定研究者服L♂フラットシューズD サバト Lv.17 ミスリルボウ闇の服闇の盾 迎撃の構え セミショート♂狩人の服D♂ソックス&シューズD カカリコ Lv.18 ミスリルブーメラン闇の衣闇の盾 迎撃の構え カーリーヘア♀ヘッドギアB狩人の服D♀フラットシューズD クイサーカ Lv.19 ミスリルサンダー闇の衣闇の盾 ブラストカーテン ショートカットミニクラウンLジェスタードレスL♀フラットシューズD ニーベル Lv.18 ミスリルウインド闇の衣闇の盾 シルフウインド ストレートロング♀プリーストローブD♀フラットシューズD 味方NPC ザウラ Lv.15 村雨パイレーツアーマー海賊の紋章盾ペガサスの指輪 ムーンセイバーみね打ち ナチュラルカール♂海賊のバンダナミスティクマントD♂丈夫なサンダル ネコミミ Lv.12 スモールハンマーパイレーツシャツパイレーツシールド命中の指輪 ショットガンレッグスナイプ精霊の風 ウルフヘア♂海賊のバンダナ騎士の鎧♂フラットシューズ テストコメント -- test (2007-12-24 17 33 08) 名前 コメント