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ココでは、必負が作った画像紹介所です!ご感想、アドバイスなどの、ご用件はコメントに記入お願いします!^p^ ↓ココ!!!ご感想、アドバイスなどの用件はココに記入 上手に作れるかな?作って欲しいな芸術を、 -- 浪人 (2011-03-26 17 14 04) 一番上キモイ -- るんと (2011-03-30 16 24 16) ははw -- 必負b (2011-03-31 10 56 41) もうちょっと、だな -- うんんこ (2011-06-28 18 44 43) ハート -- 穂刈瑠璃 (2012-02-06 18 34 09) 名前 コメント 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。
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英霊召喚の一種 剣技に身を捧げた英霊達。 様々な剣の達人となって現れる。 [効果] 英霊達は使用者に随伴する形で戦闘。 パーティ或いはユニオンを組むプレイヤー、召喚モンスター、使役馬等のクリティカル発生確率にプラスの効果。 パーティ或いはユニオンを組むプレイヤー、召喚モンスター、使役馬等の回避率にプラスの効果。 特徴 キースが306話において一番初めに任意で選択し、最も好んで使用する英霊召喚。 最近はこれを使用すると、敵を倒すことより如何に時間を余らせ剣豪に稽古をつけてもらうかということばかり考えている。 剣豪だけでなく緋炎聖女のあの救国の英雄には馬上戦の稽古もつけてもらった。(606話) 英霊召喚もしくはキースのLv.が上がるにつれ、人数が増えていく。一人一人の強さも上がっている感じらしい。 英霊召喚がLv.5になってからは皆勤賞の天狗面の剣豪以外の名前が識別できるようになった。 やはり示現流やタイ捨流の剣豪は他の剣豪以上に気になるようである。 【識別】結果(1106話) 護法魔王尊 ??? 英霊 待機中 ??? ??? 履歴 326話にて初めて使用したときは3名。 その3名は長柄の十字槍を使う武士、短刀を使う天狗面に修験者の姿、刀を使用する僧侶。 334話では3名 天狗面、痩身で片手で短刀を操る浪人、袴に烏帽子姿で反りの大きい太刀を操る貴族風の男。 347話では3名 天狗面、長巻を持つ軽装にも見える武士、鞘も柄も白木拵えの太刀を得物とする髪も髭も伸び放題で体躯が凄い作務衣姿の老齢の武士で蜻蛉の構えを使う偉丈夫。 372話では4名 天狗面、薙刀を使う頭巾姿の僧形、突いて跳ねるように刀の軌道を変える素浪人、鉄扇と縄を持つ作務衣姿。 405話では5名 天狗面、刀を使用する僧侶、極端に長い穂先を持つ槍を操る武士、水干袴で短刀を持つ大昔の貴族の子弟みたいな姿だが鬼神のような小柄の男、普通サイズの刀を持つ小奇麗な袴姿で総髪。 余った時間で僧侶に稽古をつけてもらう。 444話では5名 天狗面、十手と短刀を二刀流で操る浪人、冠で水干姿の貴族風の男、江戸時代と思われる体格に比較するとかなり長めの刀を使う拳骨を鍛えている節がある小柄な武士、先端に鋲が何個も埋め込まれている杖を使う獣の皮を着物にしたような格好をしているマタギみたいな男。 495話では6名 天狗面、極端に長い穂先を持つ槍を操る武士、痩身で片手で短刀を操る浪人、袴に烏帽子姿で反りの大きい太刀を操る貴族風の男、十手と短刀を二刀流で操る浪人、薙刀を持ち鎧を身に付け烏帽子姿の古風な女武者。 529話では7名 天狗面、稽古相手をしてくれた僧侶、長巻を操る武士、薙刀を操る女武者、反りの大きい太刀を操る貴族風の男、逞しい体格で猿声と共に撃ち込む老人、厚みと長さがある木刀を持つまるで獣のような未見の浪人(あの有名人?)。 543話では長柄の十字槍を使う武士、短刀を使う天狗面など。 551話では8名 天狗面、笹の葉の穂先の槍と兜飾りとして鹿の角を備えた漆黒の鎧兜の武士、十手持ちの浪人、僧侶など。 563話 薬丸兼陳 ??? 足利義輝 片山久安 柳生宗章 結城秀康 平山行蔵 念阿弥慈恩 592話 林崎甚助 宝蔵院胤栄 車丹波 吉岡直賢 ??? 丸目蔵人 男谷信友 畠山重忠 真柄直隆 621話 ??? 関口柔心 神後宗治 山田浅右衛門 冨田勢源 斎藤伝鬼房 車丹波 中沢琴 真柄直隆 冨田勢源の稽古を受けるが、オレニュー プリムラによるとキースの戦い方が明らかに「変わった」らしい。 627話 疋田景兼 片山久安 塙団右衛門 平教経 ??? 熊谷直実 丸目蔵人 新免無二 伊庭八郎 636話 薬丸兼陳 東郷重位 ??? 柳生連也斎 本多重次 真壁闇夜軒 佐藤継信 飯篠長威斎 水原親憲 モンスターの乱入で、本多重次の稽古は中途半端に終わった。 647話 武蔵坊弁慶 ??? 愛洲移香斎 福富親茂 加藤段蔵 小野忠明 穴澤盛秀 渡辺勘兵衛 足利義輝 北畠具教 671話 佐々木小次郎 宮本武蔵 結城秀康 足利義輝 堀部安兵衛 大石進 ??? 熊谷直実 真柄直隆 小野忠明 佐々木小次郎 宮本武蔵は互いを意識して張り合っていた。キースの指南役でも取り合いとなり、横から足利義輝に掻っ攫われていた。剣豪将軍は普段使いの三日月とは反りが違う木刀でもキースを圧倒した。 694話 飯田直景 小野鎮幸 ??? 武蔵坊弁慶 平教経 片山久安 柳生宗章 念阿弥慈恩 山田浅右衛門 小笠原源信斎 稽古は柳生宗章と。戦場の剣を学ぶ。 703話 薬丸兼陳 東郷重位 佐竹義重 太田道灌 水原親憲 木曾義仲 ??? 望月千代女 林崎甚助 桃井春蔵 永倉新八 稽古は東郷重位と。薩摩隼人の基本である狂気を改めて学ぶ。 726話 ??? 宮本武蔵 新免無二 塙団右衛門 宝蔵院胤栄 車丹波 渡辺勘兵衛 愛洲移香斎 木村友重 柳生宗矩 柳生三厳 ボーナスポイントも貰えない相手ではあったが、数が多く、稽古の時間は取れなかった。 746話 薬丸兼陳 大石進 木曾義仲 巴御前 ??? 本多忠勝 立花宗茂 立花誾千代 塚原卜伝 上泉信綱 伊東景久 大物が多く、稽古が楽しみであったが、敵の数も多く、稽古の時間は取れなかった。 757話 ??? 近藤勇 芹沢鴨 土方歳三 伊東甲子太郎 沖田総司 山南敬助 永倉新八 斎藤一 藤堂平助 武田観柳斎 稽古どころか剣豪同士での斬り合い(新撰組局内の粛清合戦)に発展というところで時間切れに。 784話 東郷重位 山田昌巌 平田増宗 木脇祐秀 薬丸兼陳 川上忠兄 島津豊久 肝付兼護 ??? 後醍院宗重 丸目蔵人 鎌田政近 鬼島津オールスターズ。英霊召喚のLvも上がり12名に増えた。人数もさることながら、キースをして「ヤバいのしかいません。」と言わしめるメンバー。 そして繰り広げられる死の匂いを撒き散らす、狂気の宴。 30秒とはいえ時間が余ったのにもかかわらずキースが稽古に入ることができないほどの狂気の集団であった。 E1d2マップであり識別が効かない連中の赤いマーカーだらけという状況にも拘らず30秒も余ったという事実が全てを物語る。 796話 横田高松 水原親憲 水野勝成 福島正則 念阿弥慈恩 ??? 神後宗治 平教経 男谷信友 林崎甚助 片山久安 榊原鍵吉 剣豪にとって小さなものの群体が苦手であることが露呈した。 稽古は念阿弥慈恩と。それを決める際、水原親憲 水野勝成 福島正則が喧嘩していた。 前に比べると確かに差は縮まり木刀を失うようなことはなかったが、やはり大きな差があった。 818話 ??? 宮本武蔵 諸岡一羽 冨田勢源 飯篠長威斎 可児才蔵 真柄直隆 森可成 森長可 武田物外 堀部安兵衛 山田浅右衛門 望月千代女 13人、いる! 832話 ??? 加藤段蔵 神後宗治 諸岡一羽 斎藤伝鬼房 柳生連也斎 佐藤継信 桃井春蔵 小野忠明 車丹波 渡辺勘兵衛 結城秀康 福富親茂 キースの尻拭いでユニオン後衛職を防衛してくれるなどかなり理性的な集団だった。激戦により時間切れ、稽古無し。 837話 柳生宗章 小笠原源信斎 男谷信友 平教経 佐藤継信 足利義輝 島左近 宮本伊織 河上彦斎 岡田以蔵 桐野利秋 田中新兵衛 護法魔王尊 ついに皆勤賞の天狗面の名前が明らかに。識別できるようになった理由は不明。稽古する時間はなかった。 901話 山田昌巌 桐野利秋 田中新兵衛 島津家久 薬丸兼義 伊勢貞昌 北郷三久 護法魔王尊 他 鬼島津の面々だが、相手との乱戦がすさまじく、全員を確認する暇は無かった。 912話 真柄直隆 結城秀康 島左近 本多忠勝 立花宗茂 可児才蔵 塙団右衛門 母里友信 加藤清正 福島正則 水原親憲 水野勝成 護法魔王尊 武蔵坊弁慶 源義経 鬼一法眼 総勢16名でかつ鬼一法眼が参加していた。この世界では護法魔王尊と鬼一法眼は別人らしい。ただし、他の神のように「の化身」なのかもしれない。 始めは黄昏の城の複雑さからエリアポータルボスへの殺意が心を占めていたが、一気に戦い後の稽古のことに心が奪われた。 護法魔王尊か鬼一法眼を希望として稽古を申し出て、護法魔王尊が稽古を受けた。 稽古時についに面を外したが、少年で、清廉と言って良い雰囲気がある。 美少年、と言って良いのだが殺意がこみ上げて来る事はないくらい威圧感が凄まじい。僅かな笑みの向こうに、恐るべき何かが秘められているように見える。 右手で黒檀の木刀を受け取ると、左手にも笛を持っていた。笛と木刀でいいように遊ばれ、木刀に傷をつけることすらできなかった。 その戦いのあまりのすごさに感触を確かめるために刀を使った戦いをさらに欲しがるようになった。 928話 斎藤伝鬼房 平教経 武蔵坊弁慶 関口柔心 新免無二 車丹波 護法魔王尊 望月千代女 加藤段蔵 服部正成 風魔小太郎 武田物外 堀部安兵衛 島津家久 前田慶次 疋田景兼 稽古時には島津家久、車丹波、前田慶次がもめ、疋田景兼には笑顔で拒否されるカオスの中、島津家久が木刀をとった。薩摩の闇に飲み込まれるとキースが恐怖した所で時間切れとなり、首の皮一枚で助かった。 982話 総勢17名、一人一人もより強力となった。 護法魔王尊 宮本武蔵 松本備前守 師岡一羽 中条兵庫助 浅利又七郎 成田甲斐 樋口定次 車丹波 渡辺勘兵衛 宝蔵院胤舜 宝蔵院胤栄 塙団右衛門 大栗春軒 加藤清正 結城秀康 源義仲 1034話 総勢19名、折角のボイドドラゴンがズダボロにされた。新納忠元にいたっては大筒を手に至近距離からぶっ放した。 護法魔王尊 島津豊久 十河一存 本多重次 長宗我部元親 片倉重綱 水野勝成 佐竹義重 馬場信房 原虎胤 井伊直政 島津義弘 小島弥太郎 森長可 平塚為広 赤井直正 新納忠元 山中幸盛 加藤清正 木刀を手に稽古を望むも、その生ぬるい考えを薩摩者の先達たる島津義弘、島津豊久、新納忠元に矯正された。 1081話 総勢20名、種族レベルと【英霊召喚】レベルの合計値から21名と予想していたが20名で上限の可能性も。 護法魔王尊 薬丸兼陳 東郷重位 鬼一法眼 塚原卜伝 松本備前守 師岡一羽 上泉信綱 疋田景兼 神後宗治 丸目蔵人 柳生宗厳 桃井春蔵 斎藤弥九郎 千葉周作 大石進 男谷信友 伊東景久 宮本武蔵 山田浅右衛門 1106話(キースが召喚したのではなく、星結晶をオベリスクに捧げて出現) 護法魔王尊 片山久安 薬丸兼義 神後宗治 服部武雄 師岡一羽 (確認した者のみ) 1125話(キースが召喚したのではなく、星結晶をオベリスクに捧げて出現) 護法魔王尊 近藤勇 沖田総司 吉村貫一郎 池田小三郎 永倉新八 伊東甲子太郎 (確認した者のみ) 1144話 1139話のような範囲拡大、効果拡大、時間延長の三択を促す小さな仮想ウィンドウは無かったが援軍として西洋の剣豪参戦。 エル・シッド 護法魔王尊 ドン・ファン・デ・アウストリア 念阿弥慈恩 アレッサンドロ・ファルネーゼ 鬼一法眼 ゴンサロ・フェルナンデス・デ・コルドバ 関口柔心 アンブロジオ・スピノラ他 1159話(キースが召喚したのではなく、星結晶をオベリスクに捧げて出現) 護法魔王尊 山田昌巌 島津豊久 新納忠元 島津家久 田中新兵衛 島津義弘 後醍院宗重 桐野利秋 薬丸兼陳 東郷重位 肝付兼護ら薩摩セット。 1165話 護法魔王尊 服部正成 冨田勢源 伊庭八郎 望月千代女 男谷信友 河上彦斎 源義仲 巴御前 可児才蔵 水野勝成 加藤清正 結城秀康 飯田直景 宝蔵院胤舜 宝蔵院胤栄 奥山公重 辻月丹 山岡鉄舟 念阿弥慈恩 敵に爺様がいたため、援軍の有無などは確認できず。 さすが護法魔王尊,念阿弥慈恩で、爺様を笑って譲ってくれた。(1166話) 1172話 護法魔王尊 結城秀康 前田慶次 深尾角馬 塙団右衛門 深尾角馬 島左近 土屋昌恒 本多重次 関口柔心 山田浅右衛門(但しかつての者と違うので代が違うと考えられる。) 林崎甚助 エル・シッド アンブロジオ・スピノラ ドン・ファン・デ・アウストリア カタリナ・デ・エラウソ ジェロニモ・サンチェス・デ・カランサ 20人+追加の5人だが、全ての名前が記載されてはいなかった。 稽古は山田浅右衛門とジェロニモ・サンチェス・デ・カランサ二人まとめて。この稽古でキースは自分なりの二刀流をとりあえず確立させた。 1201話(キースが召喚したのではなく、星結晶をオベリスクに捧げて出現) 護法魔王尊 藤原秀郷 鬼一法眼 源義経 畠山重忠 武蔵坊弁慶 常陸房海尊 木曾義仲 平教経 巴御前 佐藤忠信 佐藤継信 1211話(キースが召喚したのではなく、星結晶をオベリスクに捧げて出現) 護法魔王尊 薬丸兼陳 新納忠元 山田昌巌 島津豊久 島津家久 島津義弘 後醍院宗重 田中新兵衛 桐野利秋 東郷重位 薬丸兼義 鬼一法眼 塚原卜伝 松本備前守 師岡一羽 上泉信綱 疋田景兼 神後宗治 丸目蔵人 最後は島津豊久と記憶が飛ぶような戦いを楽しんだ。
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何も知らない間抜けが、幻想入り。」 動画リンク コメント・レビュー ネガティヴ少女が幻想入り。 653人目の幻想入り 作者 お姉さまの人 ひとこと ノベルタイプ 主人公 谷口魔里(19歳/浪人生/境界女) 動画リンク 新作 一話 コメント・レビュー かなりシリアスだけど読みごたえがある。続きが気になる幻想入り。あと更新速度がとても速い。 -- (名無しさん) 2008-07-10 19 14 29 見ての通りノベルタイプ。タイトルの割にあっさりとした語り口でサクサク読める。 なによりも脅威なのは更新速度。一日一本とか良くある事。 -- (名無しさん) 2008-07-21 09 14 18 名前 コメント すべてのコメントを見る ※この作品のレビューを募集しています。レビューについては、こちらもご覧下さい。
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全体的に言えることはどの月でも演習は続けること 特に長期休み前後は気が緩みやすい。そこで逆にライバルを抜くチャンス 春(3~5月) 早くも生死を分ける期間 ここで勉強できない人は基本夏も出来ません 英語中心で進める時期 夏(6月~8月) 8月の河合模試時点で英語はセンター160は取れないと中堅以上は辛い 9月以降も英語に時間を回すと他の教科が死ぬ ここまでで基礎標準まで抑えなければ厳しい 秋(9月~11月) この地点で浪人生に追いつくのがノルマ 国立の人はセンターのみの科目 私立の人は発展問題集に取り組んだり苦手を潰す時期 志望大の過去問も始める時期 冬(12月~2月) ぶっちゃけあんま勉強する時間 1月19日20日:センター本試験 2月:私立入試試験
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どんなゲーム? 自由度高めのバンパイアライフゲーです。昼間は人間として過ごし、夜は仲良くなった人の血を吸いにいったり、しもべにした人間に命令したり、魔法使ったり・・・人それぞれです。 購入方法は? Nintendo eShopでのダウンロード販売です。支払方法等はeShopサイトを参照してください。 セーブデータはいくつ? 1個です。 難易度変更ってある? オプションで変更できます。変更できる項目は、トマトジュースの効果・吸血鬼のバレやすさ・人から好かれやすさ・死ぬかどうか、です。 デフォルト状態で、トマトジュースの効果・吸血鬼のバレやすさ・人からの好かれやすさ→中、死ぬかどうか→可死(宣教師に殺されるとGameOver)です。 クリア条件は? 覇王の魂スキルを得るとエンディングですが、その後もプレイ可能です。 やりこみとかある? 報告書という形で実績みたいなものがあります。 何したらいいかわかりません とりあえずしもべを増やしましょう。仲良くなって家に吸血しにいくもよし、辻吸血するもよし。しもべにしたら、命令コマンドでいろいろさせてみましょう。 しもべに命令できること少なくね? しもべの職によって命令できることが違います。忍者なら暗殺、浪人なら辻斬り、君主なら国を攻めさせたり・・・とにかくいろんな職のしもべを増やしましょう。また、一度吸血した職なら魔力を消費することでその職に転職させることもできます。 特殊な命令が無い職でも時間経過で職に応じたアイテムを手に入れているので有効利用しましょう。 転職していないのに職業が変わった 浪人のしもべは放置若しくは命令で仕官させた場合に職業が変わります、任意に所属させた国の侍や足軽のしもべはこれによってでしか作れません。 欲しいものを送ったのに喜んでくれなかった 贈り物の手配から実際に相手の下に送られるまで最短で1日のラグがあるためその間に欲しいものが変わっていると喜んでもらえない場合があります。 君主との関係が大好きになったのに家に招待されない 君主の周りの人間(家老など)最低3人以上と家に招待される仲になるか殺さないと招待されません。 どうすれば結婚できるの? 家に招待されるぐらい仲良くなると、家に行ったときに「プロポーズ」することができます。 ただ、「プロポーズ」をして断られると好感度が下がるので出来るだけ好感度を高めた状態で選択しましょう。 当然既婚状態では選択肢に「プロポーズ」は出てきません。 嫁or婿に愛想尽かされた 家を長期間開けるとそうなる模様。引越しすれば家とともに移動できますが、長期間の引越し中にいつの間にか離婚されることも。 時の魔石って? クリアすると入手できるアイテムです。使うと過去か未来(ランダム)に飛ばされます。魔力・道具・スキルは持越しされますが、しもべ・配偶者・子供は消えてしまいます。ご利用は覚悟を決めてどうぞ。
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党あげて、人権擁護法成立に力を注ぐ。古賀誠らのアサヒる行為を幇助。 先輩が戦前、軍事政権の弾圧に倒れたのをしり目に、人権侵害法を成立に貢献するという奇妙奇天烈なことをしでかそうとする。同じ境遇にあった日本共産党は反対を表明しているにもかかわらず。こんなやつらに糾弾し倒されている、日本共産党や立正佼成会は災難としか言いようがありません。最も日本共産党も北朝鮮問題でアサヒっていますし、立正佼成会もアサヒる帰化したであろう白眞勲を推薦しているわけですからどっちもどっちと言えますが、公明党・創価学会の糾弾の仕方はあまりにもえげつなさすぎます。こんなやり方は、さすがに東京都議会でも非難の声が上がりました。フランスではカルト指定を受けています。日本の主力政党の支持母体がカルト指定とは、先進国の恥です。こいつらはもはや暴力団です。こうなったらシーシェパード・アーレフ(旧・オウム真理教)ともども暴力団対策法の対象団体に指定すべきです。 創価100%狂気 創価学会がわからない エアーマンが倒せない(参考動画・上記「創価学会がわからない」の元歌です。) 勝谷誠彦 - 大手マスコミが報道しない、公明党・創価学会のP献金(ラジオ) せと弘幸 有楽町街頭演説 070715(YouTube - Broadcast Yourself.) 15ページにわたります。お手数ですが、クリックした上ご覧ください。 P献金がバレちゃった! 石井一〝P献金〟「公明党と創価学会」 創価学会を脱会して・・・ 創価の圧力により言論弾圧された瞬間 偽装・人権擁護法案~創価学会と公明党の実態 6-1 偽装・人権擁護法案~創価学会と公明党の実態 6-2 偽装・人権擁護法案~創価学会と公明党の実態 6-3 偽装・人権擁護法案~創価学会と公明党の実態 6-4 偽装・人権擁護法案~創価学会と公明党の実態 6-5 偽装・人権擁護法案~創価学会と公明党の実態 6-6 【再生20万で】創価学会から日本奪還!【ニコニコで不当削除】part1 【再生20万で】創価学会から日本奪還!【ニコニコで不当削除】part2 【再生20万で】創価学会から日本奪還!【ニコニコで不当削除】part3 創価学会は、なぜ悪いのか? わかりやすく解説しました!(画質UP版) 久本雅○の好感度は模造されてた? 朝鮮総連前、信濃町(創価学会)、歌舞伎町での街宣! 組曲『創価学会』 組曲「創価学会」2~君消したもうことなかれ~ 創価学会の誤りを明かす…総論(新興宗教等、邪宗退治の「百禍繚乱」内) 以下せと弘幸Blog『日本よ何処へ』内 【連載】胡錦濤来日と日本の敗北① 公明党は違憲的な存在 チベット虐殺の北京紅帝、朝鮮カルトキングと会談へ 或る浪人の手記(或る浪人の手記内) 反創価学会 (各国がカルト認定+国会)その5(リウマの独り言「集団ストーカー編」 - livedoor Blog(ブログ)内)
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リボンの騎士 目撃した場所 選択肢 投票 岩場 (0) 城壁 (0) 霊峰 個人戦 (0) 霊峰 チーム戦 (0) 雁流ヶ浜 (0) 城取り合戦 オーソドックス (0) 城取り合戦 ダイナミック (4) 鬼ヶ村 鬼1人vsオール (0) 鬼ヶ村 鬼2人vsオール (0) 使っていたキャラクター 選択肢 投票 浪人 (0) 乱破 (0) 僧兵 (0) 老師 (0) 鎖術 (2) 術師 (1) 剣聖 (0) 軽業 (0) 手乞 (0) 長柄 (0) 城取り合戦の傾向 選択肢 投票 城攻め 制圧 (1) 城攻め 援護 (0) 城守り (0)
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マンダ二手流星 目撃した場所 選択肢 投票 岩場 (0) 城壁 (0) 霊峰 個人戦 (0) 霊峰 チーム戦 (0) 雁流ヶ浜 (0) 城取り合戦 オーソドックス (0) 城取り合戦 ダイナミック (0) 鬼ヶ村 鬼1人vsオール (0) 鬼ヶ村 鬼2人vsオール (0) 使っていたキャラクター 選択肢 投票 浪人 (0) 乱破 (0) 僧兵 (0) 老師 (0) 鎖術 (0) 術師 (0) 剣聖 (0) 軽業 (0) 手乞 (0) 長柄 (0) 城取り合戦の傾向 選択肢 投票 城攻め 制圧 (0) 城攻め 援護 (0) 城守り (0)
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kisumin♪ 目撃した場所 選択肢 投票 岩場 (0) 城壁 (0) 霊峰 個人戦 (0) 霊峰 チーム戦 (0) 雁流ヶ浜 (0) 城取り合戦 オーソドックス (0) 城取り合戦 ダイナミック (1) 鬼ヶ村 鬼1人vsオール (0) 鬼ヶ村 鬼2人vsオール (0) 使っていたキャラクター 選択肢 投票 浪人 (0) 乱破 (0) 僧兵 (0) 老師 (0) 鎖術 (0) 術師 (0) 剣聖 (0) 軽業 (0) 手乞 (0) 長柄 (0) 城取り合戦の傾向 選択肢 投票 城攻め 制圧 (0) 城攻め 援護 (0) 城守り (0)
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一 「若菜《わかな》、予《よ》は久し振りに屋敷に落着いて、のびのびといたしたぞ。良い心持じゃ」 師走を前触れする町の慌しさも知らぬもののように、ここ本所松坂町の吉良左兵衛《きらさひょうえ》の屋敷では、今しも寒さに意気地のない隠居の上野介《こうずけのすけ》が、愛妾の若菜を傍に侍らせたまま、まだ頭上に日が高い真ツ昼間から酒盃《さかずき》を傾けていた。 丁度一年余りというもの、上杉家の上《かみ》、中《なか》、下《しも》の三屋敷と、わが屋敷との間を絶えず往復し続けて、腰の温まる暇もなかった上野介に取っては、この感慨めいた言葉も無理からぬことだった。 「矢張りわが屋敷に超《こ》したことはないの」 「大殿様には、何ゆえお屋敷にお落着遊ばして、お寛《くつろ》ぎなさらないのでございます」 今年《ことし》十九歳のあでやかな姿を擦り寄せた若菜は、銚子を傾けて満々《なみなみ》と酌をしながらこう訊《たず》ねた。 「そちゃ、予が居らぬと寂しいかの」 脂粉の香に鼻を擽《くすぐ》られた上野介は、俄《にわか》に相好《そうごう》を崩して若菜の方へ頸を捻《ね》じ向けた。 「はい。――大殿様の御不在の間は、御家老の小林様や、若殿付の山吉様のお眼が、何んとのうわたくしに、辛うお当りなさるように思われてなりませぬ」 「はツはツは。平八郎や新八郎がなぜ恐い。二人共予の家臣じゃ。そちが恐れることはないではないか」 「でも、小林様は奥様付、山吉様は若殿様付と、どちらも上杉家からのお付人。――上杉家からお越しの方々は、大殿様の御寵愛を頂きまするこの若菜を、きっとお憎しみでござりましょう」 「それはそちの気のせいじゃ。両人に限って、そのようなことのあろう道理はない」 「でもわたくしは、何んとのう遠慮にございます。――それと申しますのも、大殿様が御不在がちゆえ。なろうことならこの後は、上杉家へお出で遊ばすのはお止《や》め下さいまして、こうしてお傍に居させて頂きとう存じまする」 「予も出歩きとうはない。しかし兵部《ひようぶ》が承知いたさぬのじゃ。予が常時屋敷に居ることが知れて、もしもの事があっては、取返しがつかぬと申し居っての」 「もしものことと仰せられまするは――」 「それ、例の浅野の浪人共のことじゃ」 上野介は憂鬱そうに顔を顰《しか》めた。 「まア大殿としたことが。――浅野様の御浪人が何んとやらと、噂のありましたのは、この若菜が御奉公に上りました時分。もはや二年近くも前のことではございませぬか」 「それがなかなかしつこく、近頃は多勢《おおぜい》江戸へ入込んで、折を窺い居ると申すのじゃ」 「何んぞ証拠があってのことにございまするか」 「別段証拠とてもないが、左様兵部が申すのじゃ」 すると若菜は、突然声を上げて笑った。 「ほほほほ」 「これ若菜。何がおかしい」 「でも千坂様ともあろうお方が、ちと御要心《ごようじん》が過ぎて、臆病風に吹かれて、おいでなさるのではございませぬか。浅野様の御家来に限らず、武士が浪人すれば、追々に江戸へまいりますのは当り前のこと、仕官の道を求めるのは、江戸より外にございませぬ。それを何か履き違えて怖がり遊ばすとは、千坂様にも似合いませぬこと。それもただお恐れなさるだけならまだしも、お屋敷にも落着いてお在《い》で遊ばせぬ程、大殿様に御苦労をお掛けなさるとは、念が入り過ぎて、ちと、御不念《こぶねん》かと存じまする」 「うむ、予もそのように思わぬではない」 眼に入れても痛くない若菜の口から、もともと煙たい兵部が、理詰に非難されているのを聞いていると、上野介は何んとなく愉快にならずにはいられなかった。 しかも若菜は艶《えん》を含んだ眼で、絡《から》みつくように媚《こ》びを見せた。 「もしもそれが為めと仰しゃいますなら、若菜はこの後大殿を、お独りで上杉家へお放し申しはいたしませぬ」 躍起になってこういう若菜を、上野介は如何にも愛らしさに耐えぬもののように、さも満足気に見遣《みや》った。 「ただのう、兵部が綱憲《つなのり》殿に申上げて、綱憲殿から迎えを寄越させる。親の予の身を気遣われる綱憲殿の孝心を思えば、予も無下《むげ》に拒むわけにはまいらぬのじゃ」 「では大殿は、浅野様の御浪人の兎角《とかく》の噂に、何んぞ後ろめたいお思召しがおあり遊ばして、上杉のお殿様のお心遣いに、お従い遊ばすのでございますか」 「ええ滅相な。予には一向、浪人共から怨《うら》まれる節はないのじゃ。殿中で不意に浅野内匠が、予に斬りつけたのも、何んの宿意あってのことか、予には一向に解せぬ。当時予はお勅使饗応役の浅野を、何かと指南いたして遣わしたが、あの何事も弁えぬ田舎大名は、手違いばかりいたし居って、おのれの不覚を棚に上げ、予の指図のせいだと逆怨《さかうら》みをいたしたのじゃ。それが証拠に、公儀におかせられては、あの通りの公明な御裁断を下された。それにも拘らず、浪人共が兎や角申して、予を怨むなどとは以ての外じゃ」 「御尤もにございます。浅野様の御浪人とて、物の道理を弁えて居りましょうゆえ、必ずその辺の事は存じて居りますに相違ございませぬ。殊に江戸は畏れ多くも上様のお膝元、そのお膝元で事を構えては、どのようなお咎めがあろうも知れませぬ。その上御当家は、紀州家と御因縁《おんちなみ》がございますれば、恐れながら上様とも御縁続きの御間柄、如何程浪人衆がお上の御威光を忘れましても、御当家へ手出しが成るか成らぬかは、判り過ぎる程明らかなことでございます。それをただ噂だけを耳にして、大殿のお身に御苦労をお掛けなさるは、勿体のう存じます」 うむ、うむと頷きながら聞いていた上野介は、愈々満悦の態であった。 「そちゃそれ程に予の身を思いくれるか」 「はい、いつぞや不意に千坂様がお見え遊ばしました折、わたくしはきついお叱りを受けましたが、今度お出で遊ばしましたら、ちと嗜《たしな》めてお上げ申しまする」 「はツはツは。これはえらい権幕じゃ」 「千坂様のなされ方は、大殿様の方に何か引け目がおあり遊ばして、身を避けられるように見えまする。このようなことが続きましては、御当家の御威信にも拘りましょう。また大殿様を悪者にするような致し方は、世間態も悪うございます。それよりお屋敷にお落着き遊ばして、大殿様にお引け目のない御態度を、堂々とお示しなされますことが肝要かと心得まする」 「うむ、そちの申すことは一理ある」 若菜の言葉を聞いているうちに、まったくこの一年来、兵部の意見に引摺られて、無意味に逃廻っていたおのれの姿が、みじめにさえ思えたのであろう。上野介は真顔になって、こう深く頷いた。 「然らば若菜、かようにいたそう。裏面はともかく、表向は綱憲殿からの招きであってみれば、無下には断われぬ。それゆえ、近く歳暮納《せいぼおさ》めの茶会を催すのを云い立てに、その準備のため当分は屋敷を出られぬと云うてやるのじゃ。それが済めば済んだで、歳末《さいまつ》のこと。また何とか口実が見つかろう。そうこういたすうちに年が明ければ、何とはなしに屋敷に落着けると申すものじゃ。のう、それがよいではないか。予も出歩くのはもはや大儀じゃ」 「はい、そうして頂ければ、わたくしもどのように嬉しゅうございましょう。それでは納めのお茶会は、何日にお定《き》め遊ばしまする」 「そうじゃな。来月十日頃にでもいたそうか」 「大殿様、わたくしが津軽家の御用人様のお口添えで、お屋敷へ御奉公に上りましたのは、五月の六日でございました。今の仕合せな身の上を思いますると、六日という日が忘れられませず、毎月心祝いをいたしておりまする」 「うむ、左様か。然らばそちの心祝いの日に定めて取らそうかな。日取り決定の上は、誰よりも先ず四方庵と大友近江守へ通知いたさねばならぬの」 「お嬉しゅう存じまする。では早速|春斎《しゆんさい》に申付けまして……」 上野介の気の変るのを惧《おそ》れでもするように、若菜は急いで傍《かたわら》の振鈴を取り上げると、二つ続けて軽く鳴らした。 すると恰も呼ばれるのを待構えてでもいたように、茶坊主の春斎が右手の襖から現われた。 初冬には珍らしい暖かい陽《ひ》が障子を射て、縁には鶯の囀りが高かった。 二 「お鶴様。浅野様の御浪人が、御当家の大殿様を付け狙っているというのは、まことでござりまするか」 いきなり、十五歳になる愛嬌者《あいきょうもの》の茶坊主春斎からこう問いかけられた若菜付の侍女鶴は、ぎょツとしてその美しい顔を振り向けた。 「春斎殿は、なぜそのようなこと訊《き》きやるのじゃ」 「でも今し方、大殿様とお部屋様のお話を、立聞いたのでございます。大殿様はちっともお悪くないのに、浅野様の御浪人は、大殿様を逆怨みしているのだそうでございますねえ」 「まア。……」 「お部屋様もそのように申されておいでになりました。それで大殿様は、御自分が悪くないのをお示しなさるために、この後はお屋敷をお出ましなさらないそうでございます」 「そんなにまで、浅野様の御家来が、狙っていると仰しゃっておいででしたかえ」 「はい。上杉様の千坂様が、大層御心配とのことにございました。浅野様の御浪人は、悪い人達でございますねえ。お鶴様は何んとお思いなさいます」 「まったくわたしも、悪い人達だと思いますよ」 「もしも御浪人が、御当家へ乗込んで来たら、お鶴様は何んとなされますね」 「乗込んで来たとて、お屋敷には沢山警護のお方がお出で遊ばすゆえ、心配はいりますまい」 「わたくしは、浪人共が、奥の方へ這入って来ましたら、きっと大殿様をお護り申して、戦って見せる覚悟でございまする」 「まア春斎殿は、お武家様でもないくせに。……」 「たとえお坊主でも、殿様にお仕え申せば、お侍と同じこと。春斎とても忠義の道は心得ておりまする。――おおそれよりもお鶴様、来月六日には、納めのお茶会をお催しなされることになりました。おかげで、大殿がお屋敷にお在で遊ぼすと、また忙しいことでございます」 いたずらそうな眼をくるりと動かして、笑いながら春斎は走り去って行ったが、鶴は憂鬱にならずにはいられなかった。 それもその筈であろう。鶴は隠密としてここの屋敷へ入込んでいる、赤穂の浪士岡島八十右衛門の妹だった。亡君泉下の妄執を晴らさんとして、臥薪嘗胆《がしんしょうたん》二ヶ年の苦を忍びながら、機《おり》を窺っている尽忠《じんちゅう》の人々を悪人と云われても、弁解が出来ないばかりでなく、純真な少年の心に誤りが植え付けられたのをまざまざと見ながら、真実を語って聞かせてやれないのが、堪《たまら》なく鶴の心を滅入らせた。 部屋の外には、今まで赤々と映えていた早い冬の日脚が陰って、屋内には既に夕暗がたゆとうていた。行燈《あんどん》の仕度をしようとして立上った鶴は、折から急いで部屋へ入って来た若菜を見た。 「鶴、そこにいやったか」 「はい」 つと傍へ寄添って来た若菜は、急に声を潜《ひそ》めた。 「お鶴様、大殿は今お湯殿へ行かれました。お喜びなされませ。きょうは様々《さまざま》に云いくるめて、この後上杉家へはお出で遊ばさないことに定《き》まりました。それに、来月六日は、十時《よつ》から歳末納めのお茶の湯の朝会が決まりましてございます。さすれば他の日は兎も角も、五日夜から六日へかけての、御在邸は狂いますまい。御苦労ながらこの由を手紙《ふみ》に認《したた》めて、明朝津軽屋敷の大石|無人《ぶじん》様まで、お届けなされて下さりませ」 「心得ましてござります。何かとお骨折り御苦労に存じまする」 「それにつけても、大殿が外へお立出にならぬとなれば、この後あなた様とも、落着いてお話し申す暇はなくなりましょう。変った事があれば、隙《すき》を見てお知らせいたします程に、お抜かりなくお勤め下さりませ」 「わたくしの方は、大丈夫でございます。あなた様こそ御苦労ながら――」 「どうやら大殿のお心も、余程|緩《ゆる》んで油断が出来ている様子。この後は何かにつけて、好都合でございます。――それにしてもお鶴様。これから先は昼夜を分たず、現在|怨敵《おんてき》の戯れを受けるのかと思えば、この身が竦《すく》むように情けのうございます」 若菜はこういって、不意に涙の差しぐんで来た眼を袖で押えた。 「御無念のほどはお察し申しますが、もはや長いことではございますまい。先達ての大石様のお話では、御城代様も、もはや平間村から江戸へお這入《はい》り遊ばしましたとのこと。殊によれば五日六日の機《おり》を脱《のが》さず、御本懐をお達しなされましょうも知れませぬ。毎日大石様の許《もと》へお通いなされますお兄上毛利様も、あなた様のお働きを、お喜びなされておいでになる由にございます」 「では、大石様の許へは兄小平太が……」 「はい。お兄上が、その役目をお受持にて、毎日こちらからの報《しら》せを尋ねにお出で遊ばすのでございます」 若菜の眼許《めもと》には、一条の光に照らされたような明るい微笑が、夕《ゆうべ》の薄闇のなかに仄白《ほのじろ》く浮び上った。 「お鶴様、兄が皆様と御一緒に、このお屋敷へ討入の日が、どのように心待たれるか知れませぬ。この望みがあるばっかりに、わたくしは死ぬ程辛い目を忍んでいるのでございます」 「御辛抱《こしんぼう》下さりませ。お喜びの日は、もはや眼の前に迫ったも同様でございます」 若菜は慰められて、漸く心を取直した。 「ではわたくしは、あちらへまいっておりまする。報せの手紙《ふみ》のことは御用心遊ばして……」 「大丈夫でございます」 上野介の愛妾若菜は、実は毛利小平太の妹絹……。薄闇の中を出て行く、その若菜の後ろ姿を見送って、鶴は、ふと眼頭の熱くなるのを覚えた。 三 待ちに待った師走六日の納めの茶会は、計らずもその前日の五日、将軍家が、御側用人松平右京太夫邸へ御成という、不慮の故障に妨げられて延期となったが、若菜が懸命の努力|空《むな》しからず、吉例の煤《すす》払いの翌十四日と再決定されて、滞《とどこお》りなく準備は進められた。 当日の朝は、まだ前日からの雪が、思い出したようにちらついていたが、幸い招客の繰込んで来る午《うま》の刻には、からりと晴れ上って、師走らしい冴えた空模様と変っていた。 それがために大友近江守をはじめ、十人からの招客は一人の故障もなく、駕籠を吊らせて次々に繰込んで来た。鶴も春斎も、他の家臣や女中達と同様、朝から眼の廻るような忙しさだった。格別用の有りそうにも思えぬ若菜までが、何くれと指図する用事が湧いて、落着いてはいられなかった。従って若菜と鶴とは、言葉を交わしている暇もなかった。 やがて茶の湯も終って、お道具拝見となり、上野介自慢の珍宝什器《ちんぼうじゅうき》に客が感嘆の声を放つ頃には、夕影の立って来た庭に、降り積った雪のみが白々と寒かった。 屋内にも、庭の燈籠にも灯が点《とも》されて、座敷には料理が並び、酒宴の支度が整っていた。 主客共に盃を手にすると、はじめて吻《ほっ》と寛いだ心になって、漸く年忘れの会らしい宴席が開始された。わけても日頃気難しい上野介は、人が変ったかと思えるくらいに機嫌がよく、客の旗本の一人に続いて、常にもなく謡曲の一くさりを謡ったりした。 かくて歓《かん》を尽した客が腰を上げたのは、もはや初更《しょこう》も過ぎた頃だった。 上野介はそのまま若菜を連れて居間へ退いたが、家臣や女中が後片付を済せ、戸閉りをしたのは既に亥の刻も過ぎて、一同へとへとに疲れ果てていた。 長屋へ下った者は勿論、奥の女中達は横になるや否や、前後不覚に正体もなく寝込んでしまった。 宿直《とのい》の武士さえ酒気と疲労に居眠りを続けて、雪に化粧された地上の物象を、清らかに照らすこの夜の月を仰いだのは、僅かに表門と裏門の門番だけだった。 こうして吉良邸全体が、疲労の底に眠り果ててしまった寅《とら》の上刻過ぎ、小玄関の次の間に寝ていた十五歳の茶坊主春斎は、ふと戸を蹴破る音に眼を覚ました途端、誰やらが「火事だツ」と叫ぶ声を耳にした。 「えツ、火事」 驚いた春斎は、がばとばかりに飛び起きた。 すると更に続いて聞えて来た声は、もはや屋内に起っていた。 「これは播州赤穂の遺臣、主君|内匠頭《たくみのかみ》の遺志を継ぎ、上野介殿の御首級所望のため推参《すいさん》いたした。上野介殿はいずれに在《おわ》すや。見参《けんざん》見参」 それを聞くや否や、春斎は襖を押開きざま、勝手知った暗闇の廊下を、仔猫のように素速く上野介の寝所へ駈け着けた。ぎょツとするよりも先に、悪人が大殿様を殺しに来たという意識が、電光の如くに閃《ひら》めいたのであった。 「大殿様、大殿様――」 春斎は忙しく声をかけたが、返答がないと知ると、無茶苦茶に襖を叩いた。 「誰じゃ」 それは若菜の声だった。 「お部屋様、一大事にござります。浅野様の悪人共が、大殿様をお討取り申すと云ってまいりました」 「えッ」 「春斎、そ、それはまことか」 若菜の驚愕《おどろき》の声に続いて、上野介の上ずった狼狽の声が聞えた。 「あれあれ、あの通り暴《あば》れて居りまする」 「うむ、そちが第一に知らせにまいった。天晴《あっぱ》れ忠義者じゃ。急いで長屋の浪人部屋へまいり、清水一学をはじめ、 一同を起してまいれ」 「はい、心得ましてござります」 春斎はおのが身に危険を感じるよりも、忠義者と云われた言葉に英雄心を刺戟されて、聊《いささ》か得意にさえなっていた。 再び廊下を幾曲りして、側玄関の方へ近づくに従って、既に間毎《まごと》に灯が点り、物音はますます凄じく、人の叫びを加えて高まっていた。 春斎が元の部屋の前まで来掛かると、襖を開け拡げた室内には蝋燭が点って、袖に白布の縫取りをした、黒装束の異様な風態の武士が、どきどぎするような抜身の槍や刀を提げていた。 飛鳥の如くその前を通り抜けようとした春斎は、いきなり背後《うしろ》からむんずとばかりに襟頸《えりくび》を掴まれて、部屋の中へ引摺り込まれた。 「坊主、上野介殿のお居間はいずれじゃ。一命は助けて取らすゆえ、案内いたせ」 薙刀《なぎなた》のような大太刀を突いた武士がこう荒々しく云った。 「手前は知らぬ」 「なに、知らぬ。坊主が主人の部屋を知らぬ筈があるか。申せ、申さぬと、一命は助けぬぞ」 「いらぬ、命など惜しゅうはないわ」 「ええ、子供の癖に強情な奴め」 突き飛ばされてよろめいた春斎は、忽《たちま》ちおのが寝ていた蒲団《ふとん》の上へ尻餅を突いたが「やい、何をする」と云いざま、立上るなり傍にあった煙草盆を取って、颯《さっ》と三人の武士の中へ投げ込んだ。 「ええツ、手向い致すか」 武士の一人はこう叫んだが、辺り一面の灰神楽《はいかぐら》で、暫しは互いに顔さえ見分けることが出来なかった。 この間に春斎は、火箸《ひばし》やら鉄瓶《てつびん》やら湯呑やら、周囲にあり合う物を手当り次第に取っては投げつけた。 義士達はさすがにこの少年を持て余して、飛び来る器物を払い落していたが、しかも春斎は何んとなく、相手が少年のおのれを斬ろうとせぬ気配を見て取ったのであろう。なおも盲目滅法《めくらめつぼう》な抵抗を試みた。 「要なき小坊主に手間取っては不覚じゃ。各々《おのおの》奥へ」 遂に春斎を持て余したのであろう。義士達はそのまま逃げるが如くに廊下へ飛び出した。が、今は死物狂いに興奮した春斎は、灯の点いたままの燭台を振り翳《かざ》して、後から一人の武士に打ってかかった。 その瞬間、春斎の背後《うしろ》へ踏込んで来ていた別な一人の武士が「ええ面倒な」と叫ぶや否や、ざくりと春斎の肩口へ一刀を浴せた。 「わッ」と悲鳴を上げた春斎は、もんどり打って廊下へ俯伏《うつぶ》したが、斬られたと覚えた途端に、上野介の命《めい》を思い出したのであろう。 「し、清水様ア……」と叫んで手足をぶるぶる震わしながら息絶えた。 思わず三人の武士は立停って振り返った。 「寺坂、不愍《ふびん》なことをいたしたの」 「哀れに存じましたが、致し方がございませぬ」 「うむ、吉良家には惜しき坊主じゃ」 義士達は等しく、片手|拝《おが》みにこの勇敢な少年の冥福を祈った。 この時、矢張り長屋の浪人部屋へ報らせに行くとおぼしく、宿直の武士が三人、追取り刀で廊下を駈出して来たが、義士達の姿を見ると、はツと立竦《たちすく》んだ。 これを見るや、義士達は忽ち身を翻《ひるがえ》して突き進んで行った。 四 一方、寝床の上に起き上った上野介は、白無垢《しろむく》の上に若菜が衣類を着せかける間も、歯の根が合わないまでに、がたがた顫《ふる》えていた。 「こ、これ、若菜。い、いずれへ匿《かく》れたがよいの。宿直の者は如何《いかが》いたした。し、清水一学はいまだまいらぬか」 若菜も異様な戦慄を覚えていたが、もとより上野介の恐怖とは正反対の、一年余に亘《わた》る屈辱が、一挙に取返せる歓喜のそれだった。 「大殿様、大丈夫でございます。皆様でお防ぎなさいますのに、ここまで踏み込んでまいります筈はござりませぬ」 「そ、それでもあの通り、だんだん物音がひどくなるではないか」 「でも、皆様はこの御寝所を、お護りなされましょう。ここをお立出で遊ばすのは、却ってお危うございます」 若菜は出来るだけ上野介の行動を、静止させようと努めた。こうしている間も兄小平太が真先に駈け着けて、この怨敵に初太刀をつけ、操《みさお》を蹂躙《じゅうりん》された妹の無念と屈辱を、一挙に晴らしてくれればとの、希いと期待に胸をときめかせていた。 「矢張り兵部は偉い。兵部は今宵を見越して居ったのじゃ。誰ぞ、上杉家へ注進いたしたであろうな――はて、いまだに誰もこれへは、まいりおらぬか」 こう上野介が焦々《いらいら》と口走った刹那だった。はるか隔った縁側の雨戸をがたりと揺すって、ぶすツと矢の突立った音が響いた。すると上野介は脅え上って、思わず褥《しとね》から畳の上へ飛下りた。 「若菜。ここにいては危い。家臣の者が誰もまいらぬうちに、もしも浪人共が踏込んでまいったら何んとするのじゃ。さ、何を愚図愚図いたして居る。速う予を安全な場所へ連れてまいらぬか」 上野介は若菜の手を把《と》って、無理に襖の方へ引張った。 今はこれまでと思った若菜は、遂に寝所を立出でると、反対に上野介の手を引張って先に立った。 「兄に遭えますように、……小平太がまいりますように……」 若菜は心の中でこう念じ続けた。 「こ、これ若菜。いずれへまいる。そちらへ行っては、物音が近くなるではないか」 上野介は元来た方へ、慌てて若菜を引張った。 折から長屋へ乱入した義士達を相手に奮戦して、血路を開いて駈け込んで来たのであろう。抜き放った白刃を提《ひっさ》げたまま、廊下を近付いて来たのは清水一学だった。 「大殿、大殿ではござりませぬか」 「お、一学か」 「御安泰祝着に存じまする。さ、少しも速う」 声を潜めた一学は、いきなり上野介の手を把った。 上野介も一学の顔を見て、蘇生《そせい》の思いをしたのであろう。そのまま若菜のことは忘れた如く、一学と共に立去ろうとした。 「あれ、大殿様――」 若菜が追縋《おいすが》ろうとすると一学が遮《さえぎ》った。 「お部屋様、浪士共は女子供に目をくれるなと申して居りますれば、お居間へお引取り下されましょう。御一緒ではいざという時、働きがままになりませぬ」 そのまま一学が上野介を導いて行く後へ、更にまた一人。「大殿」と呼びながら追縋って来たのは、用人の大須賀治郎右衛門だった。 若菜はそのままおのが居間へは帰らず、ひそかに上野介の後を尾けた。すると台所へ這入って行った一学は、奥の方の物置の戸を押開けた。 「大殿、恐れながら火急の場合、暫しこの中にて御辛抱下さりませ」 やがて大須賀治郎右衛門共々、三人は物置の中へ這入って、ぴたりと戸を閉してしまった。 それを見届けた若菜は、急いで寝所まで引返すと、隣室の寝所と接した襖の影へ屏風を引寄せて、その後へ忍んだまま息を殺していた。 出て行って、同志の人々に出遭い次第、上野介の隠れ場所を告げることは易かったが、若菜の最後の希いは、依然兄小平太を求めて歇《や》まなかった。上野介に操まで奪われた妹が、邸内にありながら、怨敵に初太刀さえも着け得なかったと云われては、兄の面目に拘わるであろう。――殊にそれにも増して、兄は妹の身を儘にした上野介へ、怨みの刃《やいば》を酬いたいであろう。 思えば上野介を一刺《ひとさし》にする機会は、毎夜の如くに続いた。しかもそれに耐えて今宵を迎えたのは、兄の名誉によって、妹の屈辱を取戻して貰いたいという、唯一つの希いのために外ならなかった。兄が来るまで、せめて兄小平太の声が聞えるまで。―― そう思って若菜は、じツと身を潜めながら、やがて寝所を目がけて押込んで来るに相違ない同志の人々を、別けても兄小平太を待受けた。 五 清水一学は三村次郎左衛門、紅埴源蔵《あかはにげんぞう》、潮田又之丞《うしおだまたのじよう》の三人に、大須賀治郎右衛門は堀部安兵衛に、それぞれ斬り倒されて台所へ死屍《しし》を横たえた後、薄明の邸内に高々と鳴り渡った呼子《よぶこ》の笛に続いて、参集した義士一同の面前に於て、遂に上野介は討取られた。 歴々《ありあり》と背中に残る亡君怨みの刀痕を験《しら》べた時、眼《ま》のあたり生きた紀念《かたみ》に逢った如く、一同はせぐり来る涙を抑え兼ねて、声を放って泣いた。 が、それとは異る悲しみの涙が、時を同じくして流れていたことを人々が知ったのは、本懐遂げた歓びに凱歌を奏して、将《まさ》に引揚げようとした時だった。 台所を立出《たちい》でた内蔵助は、そこの廊下に泣き沈んでいる鶴の姿を、薄明りの中に見出した。 「おお、鶴どのではないか」 「御城代様――」 「永の月日、いかい御苦労をおかけいたしたのう。その甲斐あって今日唯今、首尾よう本懐を遂げ申したぞ。お喜び下され。これと申すも、お身達の働きに負うところ多うござる。内蔵助一同に代って、厚く御礼申すそ。――して、絹どのは如何いたされたの」 「は、はい。そのお絹様が……」 「なに、絹どのが」 「兄上毛利小平太様の御一列ではござりませぬのを、裏切者の妹になったとお嘆きなされ、御自害なされましてござりまする」 「そりゃ絹どのには、自害とか。……場所はいずれじゃ。御案内下され」 「はい……」 鶴が悄然《しようぜん》と導いたのは、上野介の寝所だった。 見れば畳は朱に染んで、待ちに待った兄に裏切られた若菜が、見るも無惨な姿を横たえていた。 「小平太の不信ゆえに、不愍《ふびん》なことをいたした……」 内蔵助は暗然と涙を呑んだ。 「たとえお身の兄小平太は、不信の徒《と》となるとも、お身が心身を賭《と》しての働きは、今日我等一統、亡君の妄執《もうしゅう》を晴らし奉る喜びへの、立派な導きにござったぞ。我等無事に泉岳寺へ引揚げ、亡君の御前に吉良殿の御首級《みしるし》を供え奉るに於ては、御身の忠節、功績の程、誓って言上仕る。――絹どの、後より我等も参り会すなれど、御冥福を祈り申すぞ」 内蔵助の惜別《せきべつ》の言葉に続いて、人々は暫し熱い涙の眼を閉じて冥福を祈ったが、若菜の骸《なきがら》の傍に坐した鶴の歔欷《すすりなき》の声が、次第に強くなりまさって行った。 × × × やがて裏門のほとりに打鳴らされたは、引揚合図の銅鑼《どら》の音《ね》だった。左兵衛を探すために今一度と、八方に散った人々も、遂に諦めて裏門際へ馳せ集って来た。 折から明け渡る黎明《れいめい》の色に、塀越しの土屋邸の高張提燈の灯影は淡かったが、なお厳重な警戒を続けている様子だった。 これを見るなり、原惣右衛門と片岡源五右衛門の両士は、つかつかと雪を踏んで塀際へ歩み寄った。 「我等浅野内匠頭の遺臣、只今上野介殿の御首級《みしるし》をあげ申してござる。一党四十七人、毛頭《もうとう》逃げ匿《かく》れ致す所存はござらぬ」 惣右衛門が凜然《りんぜん》と云い放てぼ、源五右衛門がそのまま後を受けて呼ばわった。 「追付け公儀へ訴え出《い》で、御裁断を相待つ所存にござれば、何卒御安堵の上固めをお解き下され。御騒動相掛け恐れ入り申してござるが、失礼ながら塀越しに御挨拶仕る――」 この隣家への挨拶によって、人々ははじめて成すべきことの終ったのを、はツきりと意識したのであろう。抑《おさ》えても抑え切れぬ感慨が胸に満《み》ち充《み》ちて、互いに見交《みか》わす微笑の眼には、静かな涙が浮んでいた。 名打《なう》ての弓取りたる早水藤左衛門は、この時邸内を振返って声高々と最後に叫んだ。 「我等上野介殿を討取って、唯今|立退《たちの》き申すところでござる。我れと思わん方々はお出合いなされい。――斯《か》く申す早水藤左衛門満堯《はやみとうざえもんみつたか》、一箭《ひとや》仕る――」 兵《ひよう》と切って放った箭《や》は唸《うな》りを生じて、家老小林平八郎の長屋の雨戸に突き立った。 それを合図に満邸《まんてい》寂《せき》として声なき中を、一党の人々は粛然《しゅくぜん》と裏門を後にした。 校正に使用した本「忠臣蔵コレクション1 本伝篇」河出文庫、河出書房新社 1993年12月6日初版発行