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これは『夜狩り人TRPG』を遊ぶためのシナリオの一例になります。 このシナリオを使えばすぐにこのゲームをプレイする事ができます。 これは『夜狩り人TRPG』のシナリオの一例に過ぎませんので、 実際に遊ぶシナリオを制作する時は、セッションを遊ぶメンバー等に合わせて、 自由に調整していくことをオススメします。 ●『黒バイト:夜間警備員』○シナリオ概要 ○今回予告 ◯ハンドアウト ○登場NPC・用語 ○オープニングフェイズOP1:私立探偵・氷神 梢からの依頼 OP2:茅原 絵里の消失 OP3:天宮 夜からのお仕事 OP4:賀茂 相馬からの密命 ○ミドルフェイズミドル1:夜の美術館 ミドルフェイズ2:異界への誘い ミドルフェイズ3:奇怪な美術展 ミドルフェイズ4:美術館探索 ◯クライマックスフェイズクライマックス1:死せる芸術家のアトリエ クライマックス2:美術館からの脱出 ○エンディングフェイズ ●『黒バイト:夜間警備員』 制作:駄天使エイワス ○シナリオ概要 夜刀神美術館に収蔵されている、芸術家・影沼 六栄(かげぬま ろくえい)の遺作である彫刻「生ける肖像」。 夜な夜な独りでに動き出すこの石像により、美術館では度々警備員や職員の行方不明や不審死が発生するようになった。 その調査と解決を依頼された探偵・氷神 梢は、自分のコネでアルバイトの調査員を送り込む。 怪異は夜の美術館全体を深刻に汚染しており、そこは既に生者を捉える芸術の地獄と化していた。 ねじ曲がった空間の中、襲いかかる彫刻やそれ以外の奇々怪々な美術品の群れ。 それぞれ迷い込んだPCたちは、美術館がそのような状態となってしまった原因は「生ける肖像」で間違いはないと確信する。 果たして彼らは、異界化した夜の美術館から生きて脱出することができるのか。 ○今回予告 その美術館では、死んだ芸術家が作った石像が動き出す。 荒唐無稽な噂話は、どこにでもよくある怪談話に過ぎないはずだった。 見覚えのない通路に、奇妙な展示室。 首の骨が折られた死体と、流されたばかりの真っ赤な血。 夜の美術館に立ち寄ってはいけない――二度と出られなくなるから。 その石像に出会ってはいけない――首を折られて死んでしまうから。 目を離してはいけない。 目を閉じてはいけない。 その美術館から、生きて脱出したいのなら。 夜狩り人-宵闇伝奇譚TRPG- 『黒バイト:夜間警備員』 ―――――そして、夜を狩れ。 ◯ハンドアウト PC1 推奨サンプルPC:【奇妙な青年】 コネ:氷神 梢(ひかみ こずえ) あなたはお金に困っている大学生だ。 そんなあなたは他人とは異なる力があり、それを使ったアルバイトで生計を立てている。 今日も知り合いの探偵、氷神 梢から「奇妙な高額アルバイト」――通称、黒バイトの話を持ちかけられた。 内容は夜刀神美術館の夜間警備。提示された報酬は、仕事の内容と比べてあり得ない高額だ。 怪しいのはいつもの事だと、君はその仕事を引き受ける事にした。 PC2 推奨サンプルPC:【女子高生×魔法少女】 コネ:茅原 絵里(かやはら えり) あなたは夜刀神学園に通う学生だ。 夜刀神学園の天文部部長、茅原 絵里とは互いに親友と呼べる間柄だ。 そんな絵里が、ある日突然姿を見せなくなった。学校の同級生や実の両親も、その行方を知らない。 唯一の手がかりは、彼女が興味を示していた美術館の特別展示。 死んだ芸術家の遺した曰く付きの作品。それは酷く嫌な予感がするものだった。 PC3 推奨サンプルPC:【日常の守護者】 コネ:天宮 夜(あまみや よる) あなたは天宮警備保障のメンバーだ。 君が優しい少女社長から与えられた任務は、ある美術館の夜間警備の仕事だ。 どうやら、その美術館では夜な夜な不可思議な現象が起こっているらしい。 明らかに「怪異」であり、既に行方不明者も多数出ているとか。 非常に厄介な仕事で、だからこそ任せたいのだと、女社長はあなたに輝く笑顔を見せるのだった。 PC4 推奨サンプルPC:【焦げ付いた死神】 コネ:賀茂 相馬(かもの そうま) あなたは宮内庁陵墓課特別室に属する検非違使だ。 君は室長の息子である相馬からの信頼も篤く、その仕事も彼から直接言い渡されたものだ。 仕事の内容は、芸術家・影沼 六栄の遺作である「生ける肖像」を回収する事。 その作品には異界の技術が関与している可能性が高く、安全のために陵墓課で「保護」したいとの事。 何のために「保護」が必要なのか、あまり深く突っ込んで聞くべきではないかもしれない。 ○登場NPC・用語 茅原 絵里、天宮 夜、賀茂 相馬は公式パーソナリティを参照。 氷神 梢(ひかみ こずえ) 性別:女 年齢:34 「君たち向けの『バイト』があるんだが、ちょっと聞いていかないかい? 報酬は弾ませて貰うからさ」 夜刀市の片隅で私立探偵を営んでいる女性です。とはいえ、探偵としてはほぼ無名の人物ではあります。 彼女の名が知れているのは、主に「怪異」絡みの事件が起こった時、それを解決できる人員と繋ぐ仲介業者としてです。 氷神自身は何の異能も持たず、夜に現れる怪物の類と直接戦う術を持たない一般人に過ぎません。 ですがその高い分析力と、どこか神懸かった「直感」によって、その事件に必要な人材に当たりをつけます。 金払いは良いですが、本人はギャンブル狂の酒好きでいつも金欠に喘いでいます。 彼女が持ち込む怪異絡みの仕事は、一部では「黒バイト」と呼ばれたりしているようです。 影沼 六栄 性別:男 年齢:58歳(享年) 夜刀神市生まれの前衛芸術家です。全国的な知名度は低いですが、地元ではそれなりに有名でした。 若い頃は星や月を題材にした自然で美しいモチーフを多用していましたが、病を患った晩年からは様子が一変しています。 自分の命が長くないと悟った彼は、現代医学ではなく怪しげな黒魔術や呪術に傾倒するようになったのです。 彼の死体が発見されたアトリエに残された最後の作品こそ、彫刻「生ける肖像」でした。 なお、影沼の死因は不明であり、彼が蒐集した魔導書や呪物の類は全て偽物であることが専門機関の調査で確定しています。 「生ける肖像」 影沼 六栄が死ぬ前に手掛けていた、大きな人型の石像です。 大雑把には人間の形を模していますが、ところどころデフォルメされた人体は見る者にいびつな印象を与えます。 地元では知られた芸術家だったということで、夜刀神美術館の一角で特別展示として飾られています。 昼間はただの石像ですが、夜になると美術館を異界化させた上で、その中を徘徊する怪異へと変貌します。 誰かに「見られている」間は動きませんが、そうでない場合は恐ろしい速度で移動します。 そして生きた人間を見つけると、目にも止まらぬ速度で首をへし折って殺害します。 ○オープニングフェイズ OP1:私立探偵・氷神 梢からの依頼 シーンプレイヤー:PC1 登場難易度:他のキャラクターは登場できません。 解説 PC1が氷神から夜間警備の仕事を依頼されるシーンです。 描写1 片付けのできていない探偵事務所の中は、あなたにとっては大分見慣れたものだ。 それだけはこだわったという高そうなデスクと椅子、座っているのは事務所の主である氷神 梢だ。 彼女は意味深な笑みと共に、入ってきたばかりのあなたに声をかけた。 氷神 「やぁ、いらっしゃい。とりあえず空いてる椅子にでもかけてくれたまえよ」 「既に電話で連絡した通り、ちょっとした『アルバイト』を頼みたいんだ」 「内容は夜刀神美術館内の夜間警備。泥棒が入ったり、絵画からモナリザが勝手に抜け出さないかを見張る仕事さ」 「勿論、『いつもの』だから報酬はたんまりと出るからさ。期待して貰っていいよ」 描写2 あなたが仕事を請けることを了承すると、「そうこなくては」と女探偵は満面の笑顔を浮かべる。 同時に、デスクの上の見えやすい位置に様々な書類を広げていく。 仕事するのに必要な諸々の資料や契約書。あとはあなたがサインするだけで完了するという状態だった。 氷神 「詳しいことはひと通りこちらに書いてある……が、何せ『いつもの』だからね。情報なんてのはほとんど当てにならない」 「上辺の知識よりも、時には自分自身の直感に従うのも大切だ。探偵の心得、って言ったらカッコいいかな?」 「ともあれ、君が無事にやり遂げることを祈っているよ。でないと私は借金が払えず、首が回らなくなってしまうからね」 結末 本気か冗談か、何とも言いづらい氷神の激励。 PC1が渡された資料に目を通したなら、シーンを終了します。 OP2:茅原 絵里の消失 シーンプレイヤー:PC2 登場難易度:他のキャラクターは登場できません。 解説 PC2が絵里と共に美術館に立ち寄り、偶然影沼の特別展示を目にするシーンです。 描写1 あなたは親友である絵里に誘われて、夜刀神美術館にやってきた。 別段特徴もない小さな美術館に過ぎないが、一角に設置された特別展示だけは少々毛色が違う。 芸術家、影沼 六栄の特別展示。彼が生前に遺した多くの作品が、この夜刀美術館に収蔵されているらしい。 そこには前衛芸術らしいよく分からないモノから、星や月を描いた美しい絵画など幅広く展示されていた。 普段は物静かな絵里だが、心なしか前のめりになってそれらの鑑賞を楽しんでいるようだ。 絵里 「あ、ほら、見て。この絵。凄く綺麗な星空を描いてて……凄いなぁ」 「うん、私も前衛芸術って良く分からないけど、この人が描く星の絵は凄く好きなの」 「この辺りにあるのは若い頃の作品で、こういう絵画も多かったんだけど……」 描写2 一番奥まった場所に展示されているのは、一つの石像だった。 人間をデフォルメしたようなその彫刻には、「生ける肖像」というタイトルだけがぽつんと表示されている。 これと言った特徴もない、ただ不気味な人型の像に過ぎないはずだが……どうにも、見ていると嫌な感じがした。 それは傍らに立つ絵里も同じだったようで、彼女の顔色は少し青褪めているようだ。 絵里 「……うん、これが影沼 六栄が死ぬ前に作ってた最後の作品……らしいけど、私も詳しくは知らないの」 「なんだろう、普通の石像にしか見えないのに……何だかこれ、生きてるみたいな……?」 「……ごめん。変なこと言っちゃったね。そろそろ帰ろうか」 結末 ぎこちなく笑う絵里に同意し、あなたは彼女と二人で足早に美術館を去る。 しかし次の日、学校に絵里が来ることはなく、親友の行方不明をPC2が知ったところでシーンを終了します。 OP3:天宮 夜からのお仕事 シーンプレイヤー:PC3 登場難易度:他のキャラクターは登場できません。 解説 PC3が天宮警備保障で夜から次の仕事を伝えられるシーンです。 描写1 ひと仕事を終えて、会社の事務所に戻った君を出迎えたのは社長の天宮 夜だった。 彼女は明るく労いの言葉をかけてくれるが、嫌な予感しかしない。 この若き少女社長は聡明で優しく、部下への気配りはいつだって忘れない。 だがそれはそれとして、仕事に関しては容赦のないワンマンさも持ち合わせているのだから。 夜 「お仕事お疲れ様でしたっ! 詳細な報告は後でまとめて送って貰えれば大丈夫ですから!」 「で、早速なんですけど……急な仕事が一本入ってしまった、対応できる人が……ええ」 「一段落したばかりで申し訳ないですが、話を聞いて頂けますか?」 「流石、そう言ってくれると信じてましたよ! ええ、仕事の内容は夜刀神美術館の夜間警備です」 「まだ詳細は不明ですが、夜に発生した怪異が原因で死者や行方不明者が複数出ています」 「あなたにはその原因の解決と、可能ならば犠牲者たちの回収をお願いします」 「非常に厄介な仕事になるかもしれませんが、あなたならできると信じていますから!」 描写2 その声と表情に偽りはなく、あるのは全幅の信頼のみだった。 彼女が「厄介」と口にした以上、本当に死ぬほど厄介な仕事になることは間違いない。 しかし、そういう怪異に立ち向かうことこそが天宮警備保障の存在意義だ。 夜の美術館に現れ、人に害をなす詳細不明の『何か』。 絵画が勝手に動き出したりするのだろうかと、あなたはそんな想像をしながら夜から書類を受け取った。 結末 PC3が新たな仕事に送り出されたらシーンを終了します。 OP4:賀茂 相馬からの密命 シーンプレイヤー:PC4 登場難易度:他のキャラクターは登場できません。 解説 PC4が上司である相馬から任務を言い渡されるシーンです。 描写1 宮内庁書陵部陵墓課、特別室。それは表向きは全国の陵墓を管理する部署だ。 その本来の役目を知る者は、内部の人間を含めるとごく僅かにしか存在しない。 あなたは選ばれた「検非違使」の一人として、上からの覚えも目出度い貴重な人材だ。 故に、上役である賀茂 相馬から直接指名を受けることも、別段珍しいことではなかった。 果たして、此度は如何なる命令を言い渡されるのか。 相馬 「急に呼び出してしまってすみませんね。ええ、お察しの通り緊急の案件です」 「あなたには夜刀神美術館に侵入し、その内部に展示されている石像を一つ『保護』して貰いたいのです」 「影沼 六栄という芸術家が作った作品で、タイトルは確か……『生ける肖像』」 「この作品には制作過程で禁術を使用された疑いがあり、実際に美術館内部で怪現象を引き起こしているようです」 「ええ、石像を回収しさえすれば、細かいことは申しません。期待していますよ?」 描写2 説明と言うにはあまりに簡潔過ぎるが、どうやら相馬があなたに伝えるべき情報は以上のようだ。 美術館に入り込み、展示されている芸術家の遺作を盗み出す。まるで泥棒……いや、やること自体は泥棒そのものか。 何とも乱暴な話ではあるが、賀茂 相馬という男は無駄なことはしない。 直接動くあなたに多くを伝えないのも、美術館で泥棒紛いな真似をさせるのも、全て「必要」と判断した上だ。 少なくとも、好悪は別にすればその程度の信用は持てる上司だ。 影沼 六栄の遺作、「生ける肖像」。果たしてそれはどんな怪異であるのか。 疑問の多くは頭の片隅に押し込んで、あなたは素早く行動を開始した。 結末 PC4が夜の美術館に侵入するところでシーンを終了します。 ○ミドルフェイズ ミドル1:夜の美術館 シーンプレイヤー:PC1 登場難易度:PC3は自動登場。その他のキャラクターは登場できません。 解説 夜間警備の仕事を受けたPC1とPC3の合流シーンです。 美術館の責任者から、「夜間の巡回は必ず二人一組で離れずに行うこと」と説明されています。 他にもいくつかの注意事項がありますが、特に奇妙なものは以下の二つ。 「何かを引きずるような物音が聞こえた場合、来た通路を引き返す」 「もし何かが現れたら、決してそれから目を逸らしてはいけない」 これらは今まで出た犠牲者から伝わった断片的な情報に基づく経験則であり、美術館側も詳細は分かっていません。 PC1とPC3はそれらの説明を受けた上で、夜間警備の仕事に入ります。 そして影沼 六栄の特別展示に近づくと、「生ける肖像」が活動し始めます。 描写1 顔色の悪い年配の男性職員から、あなたがたが事前に受けた説明はとても奇妙なものだった。 必ず二人一組で行動し、不用意に離れてはいけない……というのは、まだ分かる。 しかし、続く二つの説明。一つは、「何かを引きずるような物音が聞こえた場合、来た通路を引き返す」こと。 そしてもう一つは、「もし何かが現れたら、決してそれから目を逸らしてはいけない」というものだ。 何故そんな説明が必要なのか、そもそも一体何の話をしているのか。 残念ながら、職員に聞いても「私にも詳しいことは分からない」という言葉しか返ってこない。 疑問に解答は得られないまま、美術館に夜の時間が訪れる。 あなたがたは支給されたライトで暗闇の中を照らしながら、指定された順番に館内を見回っていく。 やがて影沼 六栄の特別展示が設置された辺りに近づくと、奇妙な音が聞こえてきた。 生ける肖像 「………………」 描写2 展示用の台座の上に立っていたはずの石像が、床の上に立っている。 その奇妙な光景に戸惑い、特に意識することもなくあなたがたまばたきをした――瞬間。 石像の姿が消え、激しい衝撃が襲いかかる。石像が、「生ける肖像」が攻撃してきたのだ。 首を狙った一撃は幸いにも狙いが外れて、身体が動く石像にぶつかる程度で済んだ。 この場に留まるのは危険だと、怪異に関わる者としての直感が警鐘を鳴らす。 同時に、脳裏に浮かぶのはあらかじめ伝えられた注意事項――何かが現れたら、目を逸らしてはいけない。 結末 PCたちが特別展示から離脱したところでシーンを終了します。 ミドルフェイズ2:異界への誘い シーンプレイヤー:PC2 登場難易度:PC4は自動登場。その他のキャラクターは登場できません。 解説 夜刀神美術館に侵入しようとするPC2とPC4の合流シーンです。 絵里の行方を探すPC2と、相馬からの密命を受けたPC4が偶然同じタイミングで美術館前で鉢合わせした形です。 美術館周辺は不自然なほど人気がなく、内部も既に異常が起こっていることがPCたちは直感で理解します。 扉や窓には不思議と鍵がかかっておらず、侵入するのは非常に簡単です。 しかし一度内部に入れば、そこは異界化しているため脱出は不可能となります。 描写 あなたがたは、それぞれの目的のために夜中の夜刀神美術館にやってきた。 辺りには人の気配はおろか虫の音すらなく、怖気がするほどの静寂に包まれている。 扉や窓を調べれば、どれも鍵がかかっていないことが分かる。 中に入るのは容易い……が、恐らく一度踏み込んでしまえば容易には出られない。 覚悟を決める必要があった。 結末 どういう形であれ、PCたちが美術館内部に侵入したらシーンを終了します。 ミドルフェイズ3:奇怪な美術展 シーンプレイヤー:PC3 登場難易度:全員登場 解説 異界化した美術館内部で、PCたちが全員合流するためのシーンです。 PC1と3は「生ける肖像」から逃れる内に、PC2と4は美術館に入った時点で異界に取り込まれます。 それぞれの目的を果たした上で、怪異と化した美術館から脱出するという意思統一を図ってもらいます。 描写 いつの間にか、夜刀神美術館は見る影もないほどに変貌を遂げていた。 白かったはずの廊下は流されたばかりの血に塗れ、壁に飾られた絵画は捻れて原型を留めていない。 大小の彫刻は裂けた口から耳障りな笑い声を上げている。 異界の美術展には、無造作に転がされた幾つかの死体も混ざっていた。 彼らは犠牲者だ。この美術館の怪異に呼び寄せられ、展示品の一部となってしまった者たちだ。 引き裂かれたモノもあるが、そのほとんどが首の骨を折られて絶命していた。 背後から、何かを引きずるような音がいつまでも聞こえてくる。 結末 PCたちが合流し、行動を共にすることを決めたならシーンを終了します。 なお、異界化した美術館内部では通常の連絡手段は機能しません。 ミドルフェイズ4:美術館探索 シーンプレイヤー:PC4 登場難易度:【心】【技】【体】いずれかで登場難易度1 解説 PCたちが美術館を探索しながら、情報収集を行っていくシーンです。 このシーンから、以下の特別ルールが発生します。 ・情報収集判定不可。 ・コネアイテムの使用不可。 ・美術館内の探索 シーン開始時に1D6を振り、その出目に応じて『夜の美術館表』を参照します。 表に記載された「シーンの終了条件」を満たすことで、『探索度』が+1されます。 この『探索度』が合計で「PCの人数+3」点に達すると、その次のシーンからクライマックスフェイズになります。 『探索度』が目標値に達した時点で、強制的にクライマックスフェイズに以降するので注意して下さい。 また『探索度』が目標値に達していない場合でも、全ての情報項目が開示されればPCたちはいつでもクライマックスフェイズに入れます。 ・夜の美術館表 1:生ける肖像=石像に追いつかれてしまった! 何とか離脱しなければ! シーンに登場したPC全員で【体】で判定を行う。 この判定の目標値は登場したPCの数に等しく、全員の達成値を合計する。 失敗した場合、5点分のダメージを任意のPCに割り振る。PC同士で相談して決定すること。 シーン終了条件:全員が判定を行い、ダメージの割り振りが終了した時点でシーン終了となる。 2:異形の展示室=恐ろしい怪異が潜む展示室に迷い込んでしまった! 「呪物」1d3体との戦闘が発生。戦闘に参加しなかったPCのみ、情報収集判定を行える。 シーン終了条件:「呪物」との戦闘に勝利すること。 3:不可解な海=いきなり水の中だ! 辺りには不気味な光を放つ魚の群れが泳いでいる。 シーンに登場したPC全員で【体】か【技】で判定を行う。目標値は1。 成功したPCは情報収集判定を行える。失敗したPCは【命】を1点減少させる。 シーン終了条件:全員が【体】か【技】の判定を行う。 4:奇妙な音楽室=ひとりでに鳴り出すピアノ、宙に浮かぶバイオリン。繰り広げられる不可思議な演奏。 シーンに登場したPC全員で【心】で判定を行う。目標値は1。 成功したPCは情報収集判定を行える。失敗したPCは【命】を1点減少させる。 シーン終了条件:全員が【心】の判定を行う。 5:輝石の迷宮=全てがキラキラ輝く水晶で造られた迷宮のような部屋だ。何か秘密が隠されているかもしれない。 シーンに登場したPC全員で【心】で判定を行う。目標値は2。 成功したPCは、判定ダイスに+2して情報収集判定を行える。 シーン終了条件:1人でも【心】判定に成功する。 成功者がいない場合、全員の【魂】を1点減少させて再判定できる。 6:休憩室=ここは安全な場所だ。腰を落ち着けて一息つけるだろう。 このシーンに登場したPCは【命】と【魂】を1点回復し、情報収集判定を行える。 購入判定を行う場合、消耗品のみ判定ダイスを+2できる。 このシーンに限り、コネアイテムも使用可能。シーン終了条件無し。 「生ける肖像」と遭遇した場合、攻撃を仕掛けるPCもいるかもしれません。 しかしこの時点では、「生ける肖像」に対しては如何なる攻撃も通用せず、ダメージを与えることはできません。 もし攻撃を試みるPCがいた場合、その攻撃は無効化され、逆に攻撃したPC側に回避不能のダメージを【命】に2点与えます。 情報項目 GMは予め、上4つの「情報収集が可能な項目」についてPCたちに伝えておきましょう。 それ以外の情報に関しては、条件を達成することで調査可能となります。 情報収集は成功する事で、クライマックスフェイズにおける重要なイベントのトリガーとなります。 そのこともGMは事前にPCたちに伝えておくべきでしょう。 ・夜刀神美術館 達成値1:夜刀神市が運営する美術館。それなりに古いが、普段からあまり賑わってはいない。 達成値2:生前の影沼 六栄が多くの寄付を行っていたのもあり、館内には彼の作品の特別展示が常設されている。 達成値3:彼の死後、「影沼の幽霊を見た」という噂が一時期流れた。 館内には、影沼が死んだ後も作品を作り続けている「アトリエ」が存在しているのだと。 →「影沼のアトリエ」について調査可能。 ・影沼 六栄 達成値1:夜刀神市出身の前衛芸術家。星と月を中心に、自然を題材にした絵画も好んで描いていた。 達成値2:不治の病を患い、自らの余命を意識しだした頃から作風が一変。暗く陰鬱で、奇怪な作品が多くなった。 達成値3:遺作である「生ける肖像」を制作する頃には、彼は黒魔術に傾倒していたという噂もある。 →「影沼と黒魔術」について調査可能。 ・生ける肖像 達成値1:影沼 六栄の遺作である彫刻。デフォルメされた人体を模した石像で、見た目は少々不気味。 達成値2:作者である影沼はこの像の前で死んでいたが、その死因は頚椎骨折……つまり、首の骨を折られたためだ。 達成値3:「生ける肖像」がいつから夜刀神美術館で展示されるようになったのか、詳しい記録は存在していない。 →「生ける肖像2」について調査可能。 ・茅原 絵里の行方 達成値1:夜中、この夜刀神美術館周辺をフラフラと歩いている姿が目撃されている。 達成値2:稀少な血を持つためか、夜の美術館に巣食う怪異に魅入られ、招き寄せられてしまったのだろう。 達成値3:僅かな痕跡から、茅原 絵里の生存を確信する。彼女はこの異界の奥底に囚われた状態だ。 現実へと帰還するための『出入り口』こそ、茅原 絵里を惑わせた怪異の住処だ。 ・影沼のアトリエ 達成値1:幽霊となった黒沼が未だに作品作りをしているというアトリエ。それはこの異界の何処かに存在するはずだ。 達成値2:異界内の通路で見られる赤い血は、黒沼のアトリエを示す導となっている。 達成値3:黒沼のアトリエこそが、この夜の美術館から現実世界に帰還する『出入り口』と繋がっている。 ・影沼と黒魔術 達成値1:生前の黒沼は、自身の伝手を使って様々な呪物や魔導書を集めていた。全ては死の運命を克服するために。 達成値2:「生ける肖像」の制作過程で、実際に動物や人間を生贄に捧げた形跡がある。 達成値3:黒沼が蒐集した呪物や黒魔術の奥義を記した書は、その全てがデタラメで何の力もない。 ・生ける肖像2 達成値1:誰かに見られている間は動かず、見られていなければ驚くほど素早く動く。そして人間の首の骨を折る。 達成値2:対処法は常に「生ける肖像」を視界に収め続けること。物理的に破壊する方法は見つかっていない。 達成値3:触れると温かく、通路を汚す血は石像が流す体液だ。……もしかしてこの石像は、本当に生きているのではないのだろうか? ◯クライマックスフェイズ クライマックス1:死せる芸術家のアトリエ シーンプレイヤー:PC2 登場難易度:全員登場 解説 異界と化した夜の美術館、その脱出口である影沼のアトリエにたどり着いたシーンです。 『探索度』が目標値に達したシーンの次から、このシーンに入ります。 『茅原 絵里の行方』で達成値3を出している場合、影沼に囚われながらも生きている彼女を発見することができます。 もし達成値3未満であった場合、残念ながら少女は既に事切れています。 狂った死霊である影沼は、絵里から絞り出した血液を絵の具にし、絵里の肖像画を描いているのです! 影沼は「生ける肖像」をPCたちにけしかけようとしますが、「生ける肖像」はPCたちではなく影沼の首を折ります。 描写1 そこは文字通りのアトリエだった。描きかけの絵画に、掘りかけの彫刻。 だが、それらの全てに『人間』が材料として使われているのなら、アトリエではなく地獄と呼ぶべきだろう。 腐臭と鉄錆の臭いに満たされた空間、その中心で一心不乱に筆を取る男。 美術館に写真が飾られていたので、見間違えることはない。その人物こそ、死んだはずの影沼 六栄だ。 いや、「はず」ではなく影沼は正しく死んだ人間だ。噂の通り、彼は死霊となってこの夜の美術館の主となっていたのだ。 アトリエに侵入したあなたたちに、影沼は背を向けている。 芸術家が向ける視線の先には、椅子に拘束された少女――茅原 絵里の姿があった。 影沼 「……なんだ、貴様らは。ここは私のアトリエだぞ。部外者は出ていくがいい!!」 「私は永遠の命を手に入れたのだ! この夜の美術館こそ、稀代の芸術家である私に相応しい城なのだよ!」 「この娘は良い、最高だ! 特に芳しい血の色合いがたまらない! 少女の血で描かれた少女は、永遠の美を表す象徴となるだろう!」 「あぁ、まったく。芸術を理解しない無知蒙昧の輩どもめ。いつの時代も、天才は孤独というわけか」 「さぁ来い、我が生の最後を彩った傑作! 我が魂の化身よ! 邪魔者を排除しろ!!」 「……おい、どうした? 何故来ない? さっさとコイツらの首を折って――」 生ける肖像 「…………」 描写2 現れた「生ける肖像」は、あっさりと犠牲者の首をへし折った。 今回の犠牲者は、影沼 六栄。生前と同じように頚椎を複雑に破壊された死霊は、音もなく崩れ落ちる。 彼はずっと勘違いしていたのだ。影沼 六栄はこの異界の主ではなく、その『出入り口』に住み着いただけの悪霊だ。 「生ける肖像」もまた、影沼の分身でもなければペットでもない。 なら、『コレ』は一体何なんだ? 結末 影沼が「生ける肖像」に殺されたところでシーンを終了します。 クライマックス2:美術館からの脱出 シーンプレイヤー:PC1 登場難易度:全員登場 解説 「生ける肖像」との対決となります。この夜の美術館から脱出し、現実へと帰還しましょう。 描写1 あなたたちが見ている間に、影沼の死霊は完全に塵となって消え去ります。 あなたたちが見ている間に、「生ける肖像」はゆっくりと振り返ります――そう、振り返ったのです。 見られている間は動かないはずだったのに、「生ける肖像」は獲物に狙いを定めます。 無貌であったはずの顔には、いつの間にか赤黒いペイントが施されています。 それは苦悶に歪んだ男の顔にも、満面の笑みを浮かべる怪物の顔にも見えました。 戦闘 「生ける肖像」との戦闘になります。 ミドルフェイズで行った情報収集の結果次第で、いくつかの変化があります。 『生ける肖像2』の達成値3まで情報収集に成功している場合、「生ける肖像」に対して通常通りダメージを与えられます。 『生ける肖像』の達成値3まで情報収集に成功している場合、「生ける肖像」に対して【心】属性でのみダメージを与えられます。 どちらも成功していない場合は、ダメージを与えることができません。 『影沼のアトリエ』の達成値3まで情報収集に成功している場合、登場しているPCは【心】属性の判定をメジャーアクションで行えます。 その達成値が合計して10に到達したなら、『出入り口』を発見して夜の美術館から脱出することができます。 戦闘に勝利するか【心】属性判定で達成値10に届いた場合の、そのどちらでもクライマックスフェイズは終了します。 ●「生ける肖像」 【心】1 【技】1 【体】10 【命】20 【魂】― ・首を折る 種別:白兵 分類:異能 射程:至近 使用能力:【体】 ダメージ:【体】2点 クリティカルした場合、ダメージを+2D6。痛打表無し。 ・幽霊でも関係なし マイナーアクションで使用。次のメジャーアクションで行う攻撃を【心】属性ダメージに変更する。 ・超高速移動 ターン中、このキャラクターの行動順が一番最初だった場合、攻撃の判定ダイスが2倍になります。 ・BS無効:武器封じ 武器封じを受けません。 ・凝視 セットアップ時、任意のPCは【体】で「生ける肖像」との対抗判定を行うことができます。 その対決で「生ける肖像」の達成値を1以上超えた場合、そのターンは「超高速移動」は無効となります。 ・石像の身体 【技】【体】属性で受けるダメージを1点軽減します。 ・刹那の瞬き このキャラクターはマイナーアクションでエンゲージを離脱できます。 ※戦闘方針 【命】の少ないPCから首の骨を容赦なくへし折りましょう。 覚醒したPCは攻撃優先度が低く、まだ覚醒していないPCに対して攻撃を仕掛けます。 結末 「生ける肖像」を倒すか、夜の美術館の『出入り口』を発見することで脱出することができる。 茅原 絵里が無事であれば、気を失った彼女を抱えて美術館の前に投げ出される。 もし生存の条件を満たせていないのなら、残念ながら茅原 絵里は冷たい亡骸となっているだろう。 見上げれば空は白んでおり、ほどなく朝日が夜刀神美術館を照らし出す。 「生ける肖像」を破壊していれば、奇怪な夜の美術館は幻のように消え去り、僅かな痕跡もその場からは感じられない。 「生ける肖像」を破壊せず脱出したなら、未だに美術館には不気味な空気が漂っている。 原因を排除しなければ、奇怪な美術展が終わることはないのだ。 脱出を果たしたPCたちの様子を演出したら、このシーンは終了となる。 ○エンディングフェイズ エンディングは美術館から脱出したPCたちのその後の様子を描写します。 クライマックスフェイズで「生ける肖像」を破壊していた場合、美術館から「生ける肖像」が存在した事実そのものが消え去ります。 最初からそんなものなど存在しなかったかに思えますが、PCたちを含む関係者だけは記憶しています。 以下に書くのはあくまで一例です。 ・PC1エンディング案 「いやー、お疲れ様。良く頑張ってくれたねー」 私立探偵、氷神 梢は戻ってきた君にいつものように笑いかけた。 美術館で起こった一夜の奇怪な騒動について、あなたが報告すれば氷神は表情を変えずに耳を傾ける。 ひと通り話終えると、探偵は両手をパンと叩いてから、にこりと微笑んだ。 「概ね分かったよ。つまり、事件は一先ず解決したということだね」 事件は解決した――いや、本当にそうだろうか? あの首の骨を折る石像の正体など、結局分からずじまいだ。 無意識に顔をしかめているあなたの肩を、氷神はぽんと叩いてみせた。 「世の中、不可解なことなんてゴマンとある。それは君だって知っているだろう? 例の石像について依頼人も記憶にないようだが、報酬に関してはきっちり全額前払いで受け取っている。 だから君、支払いについては何も心配することはないよ?」 そう言いながら、私立探偵は強かに笑う。あなたの返事がどうあれ、付け加える言葉はいつも同じだ。 「今回は本当にご苦労さま。次も是非頼むよ?」 ・PC2エンディング案 「ごめんねー……迷惑かけちゃって……」 そう平謝りする親友に、あなたは安心させるように笑いかけた。 当然ながら、茅原 絵里は夜の美術館で起こったことを何一つとして覚えていない。 彼女はうっかり転んで頭をぶつけて、美術館近くで気を失っていたということで『処置』は済ませてある。 誰も――当人すら疑問に思わない。全て世はこともなしだ。 「今度は絵じゃなくて、本物の星を見に行きましょう?」 親友が無事、あなたの傍らで笑っている。それだけ確かならば、何も問題はなかった。 ・PC3エンディング案 仕事の報告を受けた天宮 夜は、あなたに対して明るく労いの言葉をかける。 美術館の怪異は無事に解決された。どれだけ謎が残ろうと、その事実に変わりはない。 「本当にお疲れ様でした! ――では早速、次の仕事についてお話して良いでしょうか?」 天宮警備保障の仕事は、まだまだこれからのようだ。 ・PC4エンディング案 「生ける肖像」の回収に失敗しても、相馬はあなたを咎めることはしなかった。 むしろ「良くやってくれました」と気遣う様子さえ見せている。 それを疑問に思い、相馬自身に問うたなら、あなたの上役はこう応える。 「禁忌の存在を得られれば言うことはありませんでしたが、そうでなくともあなたの有用性が改めて証明された。 一先ず、今はそれだけで十分ですよ」 この若き天才陰陽師が腹の底で何を考えているのか、あなたにはまだ見透かせそうになかった。 このシナリオの「・シナリオの目的を達成した」際に得られる経験点は5点です。 全てのエンディングを終えたら経験点を配布し、アフタープレイに入ってください。 本シナリオはこれにて終了となります。
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No.000 やるお(自宅警備員ver) ?ポケモン たかさ ?.?m おもさ ?.?kg グラフィック 正面 背面 アイコン 図鑑 imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。 imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。 imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。 図鑑説明 ? タイプ ? 特性 ? 進化 ? ↓(Lv.?) ? 生息地 ? 種族値 HP こうげき ぼうぎょ とくこう とくぼう すばやさ 0 0 0 0 0 0 レベルアップで覚える技 Lv.1:? Lv.1:? Lv.1:? Lv.1:? 技マシン・秘伝マシンで覚える技 00:? 秘0:? 性別 ♂:♀=?:? タマゴグループ ? 備考 特になし
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元スレURL 梨子「警備員の深夜アルバイト?」 概要 夏休みにバイトに挑戦する梨子 仕事は着ぐるみハンバーガー屋の深夜警備員 しかしこの店の着ぐるみたちには秘密があって… クロス:ホラーゲーム「Five Nights at Freddy’s」 タグ ^桜内梨子 ^津島善子 ^小原鞠莉 ^ホラー ^クロス ^パロディ 名前 コメント
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おしゃれどろぼうといろめがね【登録タグ NexTone管理曲 お ぴすたP 曲 鏡音レン】 作詞:ぴすたP 作曲:ぴすたP 編曲:ぴすたP 唄:鏡音レン 曲紹介 「―― 今夜、あなたのお洒落を頂戴に預かります。」 ぴすたP の7作目。 オシャレ人間の、オシャレ人間による、オシャレ人間の為の猟奇的オシャレポップチューン!(作者コメ転載) PVは ぴちょこ氏 が手掛ける。 歌詞 近頃 巷(ちまた)で名を賑(にぎ)わせる この世のハイカラが波を立てる ――よいこのみんなたち この世のオシャレなものは 僕がすべて頂こう―― オシャレ泥棒 参上 あゝ 参ったな アレもコレも 素晴らしくて魅力的だ 猟奇的オシャレ人間 ハイカラ的プロパガンダ 必然的モダンニズム 今日も街に繰り出し 目を光らせ 胸が躍る 任務遂行五秒前 オシャレ革命 世界が羨む カリスマ泥棒 足りない 足りない まだ足りない 六十億の オシャレ盗み終えるまで 僕は死ねない 何を隠そう 僕は一流 世界が羨む ハイカラ泥棒 僕が知らない オシャレなんて 絶対ありはしないのさ さあ始まる 前代未聞 世界最強ファッションショーさ 純然たる 披露宴だ 始めようか ファッションクーデターを さあ 今日も街に繰り出し 目を光らせる 汗を握る 任務遂行五秒前 オシャレ革命 世界を騙す カリスマ泥棒 足りない 足りない まだ足りない 六十億の オシャレ奪い取るまで 僕は死ねない 何と言おうと 僕は一流 世界が羨む ハイカラ泥棒 僕が知らない オシャレなんて 絶対ありはしないのさ コメント かっこいい!こーゆーの好きです(೨♛‿♛೨) -- 髑髏(しゃれこうべ) (2013-03-15 16 28 50) 大好きです! -- 名無しさん (2013-03-21 23 51 40) この曲大好きです! -- 名無しさん (2013-04-25 20 08 07) 未だに何故伸びないのか分からない -- 名無しさん (2013-06-11 07 55 32) ふくろう・・・・・・・カッコいい。おとこのこ・・・・・・カッコいい。 -- 藍上お (2013-06-26 18 44 30) かっこいいー -- 名無しさん (2014-05-02 15 50 25) 名前 コメント
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曲名五十音順 あ行 愛してるの唄 アイノヨロコビ 曖昧フィーリングス 蒼い窓辺 青空ライン アオハススメ 赤い雨 赤い糸 赤い靴 赤ずきん 茜音色チャイム 茜と宵闇 悪魔の呟き 明けない夜を壊せ アストライア 後追い自殺に定評のあるみっちゃん アナザー・ディアレスト 甘い言葉 雨つぶDANCE 天ノ弱 アマヤドリ ありふれた嘘 アンドロ アンドロメダ☆クルージング 家出少年と迷子少女 イカサマライフゲイム 生きて 一心不乱 イナイイナイ依存症 威風堂々 インビジブル ウソ うそつきと迷子の一千年 嘘とダイヤモンド 泡沫の君へ うたかたの花 憂いの花は美しく 運命ノ子 ヴァルキュリア 永遠パラレル エイザーブルー 大空色のHi-To-Mi お金がない おニューのかさぶた、ペットに食われろ 想イ出カケラ おもりのそら オヤスミ おやすみなさい オーバーザタイムダンス オーバーテクノロジー アリスにさよなら か行 乖離-エンジェンダー カウントダウン カサノヴァと純情 風の円舞曲 花葬 片思いPUMPKIN☆MAGIC 花蝶風月 カッコ悪い僕の歌 褐色の彼方 カトレア 彼方の陽炎 神様はエレキ守銭奴 カムパネルラ カントリーガール 看板娘の悪巫山戯 カーニバル 絆届くまで キッチンでカッパがタニシ茹でてる 君死にたもうことなかれ 君とまた、会える日まで。 きみにごめんね 君のカーディガン 君の為にこの世界を変えてしまおう キミノチカラ 君の花と雨、僕の声 キャプテン·クックと水葬 狂喜乱舞 教室の悪魔 教室の外、さんざめく。 キリトリセン 近遠シーケンス 金魚屋さん 筋肉痛駆け落ちの滑稽な結末 欺瞞-ディスエイブル 銀河/ノク 銀聖のアルテミス 吟遊詩人とマーメイド 空気女(緑のツインテールが憎い) くじらの街 クラゲ/らば 暗闇のパレード クランベリー くれよん クワガタにチョップしたらタイムスリップした グリーンストレート 携帯少女 ケッペキショウ ケフェウス☆ブライド 幻想図書館 恋する漢和辞典 恋のvirus 恋の白旗 恋はきっと急上昇☆ 恋をしたい、もう一度 交感ノート 格子の心臓 香水/三毛猫亭 幸福な少年 孤高の空 心葉~ココノハ~ ココホレワンワン ココロノヒトツ 虎視眈々 コトバ・スティーラー コノナカ 琥珀色の風 ごめんなさいを言えるかな さ行 サイコモーション 最後のリボルバー さくら/家の裏でマンボウが死んでるP 漣/takumi 五月雨/ぽてんしゃる0 さよなら。 さよならミッドナイト さよならポラリス さよーならみなさん サルビア サンセットラブスーサイド サンライトシティベル サーカス ざくろ シック☆チック 嫉妬心 死にそう誕生日 食物連鎖 ショコラと隕石 不知火 シリョクケンサ シルバーバレット 白妙の詩 深海シティアンダーグラウンド 進化論 code variant シンシア 心中遊女 十面相 純情☆ファイター 自由を謳う風 ジョバンニと未来地図 ジンクス 人生リセットボタン 水彩 彗星 スタッカート♪ スターマイン スペースショートカットキー Part4 ずっとね 正義粉砕 晴春エスカレーター 星天ドロップス 正六面体の中で セキガエ・センチメンタル セフレ 蝉時雨靴ヲ見ル僕。 センセーショナル 絶望ロケット 全力失踪。 全力疾走ボーイミーツガール 卒業 -また会う日まで- その汽車には乗らなかった それだけじゃだめだよ た行 誰にも否定なんてさせない 誕生日、ペペロンチーノにやさしくされる ダァカァハロウィンヤムヤミギリア 違う空 遅刻の言い訳 地底人が見せた抜群の生活感 茶番カプリシオ チョコレート ちょちょいのちょい! 月陽-ツキアカリ- 月の雫 月の羅針盤 ツギハギエデン 強がりな弱虫 庭園にて。 テトロドトキサイザ2号 テレパシー 天国からの没シュート テーブルの脚がもげた ディストピア・ジパング ディスラレ屋 デッドラインサーカス 電影ジレンマ遊戯 伝承戦争 電磁気学とチョコレイト データ データ データ 吐息アンサンブル トゥーレイ×トゥーレイ 投資家レコーズ トキヲ・ファンカ トロイメライン トロピカル・サマー 童心少女と大人世界 独我論 code altered ドナーソング 泥棒と警備員 ドーナツホール な行 ナガレボシ なつ、ひかり。 夏の風と、キミと私と麦わら帽子。 夏の氷と君の影 ナナメ・ワールド ナンカイレンアイ 何時何分何秒地球が何回回ったころ? 南中コメット 西へ行く 虹橋トワイライト ニンジンだいすきのうた ネムラネーゼ ねむれない夜は ノスタルジア/フェイP は行 廃病院より愛を込めて 廃棄-アーティフィシャル ハイスクール Days ハイファイレイヴァー 白昼、黒く透明 ハジマリのオワリ はちみつハニー ハッピーシンセサイザ 花言葉 花咲く花散る 花と風と雨と 羽 阻碍-ディセンブロイル 春に一番近い街 晴れのち桜 ハレバレバイバイ。 ハンコウセイメイ ハンドメイドミライ ハートフルシーケンス ハートブレイク・ヘッドライン 罰ゲーム 薔薇とリボルバー 挽回-ディスティンクト 番傘 バンブーソード・ガール パンダヒーロー パーティーポッパー ヒカリノユクエ ヒステリ ヒネクレタシンプル ひみつのきもち 秘密の放課後 秘密遊戯 ピリオド/psycho 不毛! フライトタイム フリージアの記憶 フルボリューム ブラックホールアーティスト 文化哀史 プラスティックとレイン プラネッター~planeter~ プリズムの砂時計 プレシャスジャンク プロトタイプ ヘリオライト 変人王子クロニクル 崩落 星のかけら 星のとなりの空け者 〜カッパ〜 ボクノショウメイ 僕の恋愛法則 プラスチック 星の唄 ま行 マイルームディスコナイト マジで恋する5分前 マッドサイエンティスト 祭囃子 / buzzG マトリョシカ 魔法使いの弟子 マレフィカ マーシャルの嬌声 マーメイド 水際の碧色 みずたまり ミュンヒハウゼン 未来紀元歴元年 未来時計AM4 30 夢中遊行 迷走ラプソディ メガネの向こうの世界 めぐたん星人 メグメグ☆ファイアーエンドレスナイト もうあなたを一人で戦わせたりしない モザイクロール モノトーンコレクター モラトリアン モルモットと傭兵 マスマティガール 未完成人間 や行 エンドレス ヤクソクの種 暗鬼-マニピュレイト 夢地図 ユメネコ 結愛パズル 夢幻 ユーレイ 宵闇のアウグスティン 夜空にふたつ 弱虫モンブラン ら行 幽霊屋敷の首吊り少女 ライアー・ワールド ラブゲノミクス リセット リトルエミーと星の手紙 ルサンチマンと虚構の箱庭 ルートスフィア ルービックキューブ/otetsu レクイヱム 恋愛勇者 ロゼッタ ロンディーノ ローレライの衣 檸檬/フェイP わ行 わかんないよ 惑星無修正 ワスレナ草 私のUMA様 私の彼は戦国武将 英數 99minutes theater [un]certain happiness AGAINST Always and Forever ANEMONE OVERDOSE arachnoid Are you a human? Attractive Rainbow behind me Beside Besides BLUE DOOR Cage Carry On/赤髪 COIN corona/410 COSMiCA Cosmos DESTINY/あやりす DIVE!! dolce ~空の絵描きうた~ Ducktest Easy! Easy! Easy! EAT ME OSTER project emo japanesque eclectic girl Eraser [GUMI] fallin fallin fanfan-GUMIX fig final letter FISHBONE flavor flowers FRAME OUT FREYJA.sys~システム・フレイヤ~ Ghost Under the Umbrella Goodnight Sweetheart HALO/とあ ha/ir Holography Hotty, Hotty, Hotty I/フェイP I love you I will find a star ID.sys~魔女の詩~ iDOLLA inori Ivory jewel/梅とら Just a game Keep on shining KiLLER LADY LANA Last Sunset Liberty Heart Life/take_cokeP Love thine neighbors. -隣の人参- Love Trigger LoveDroid Marygold Moon Walker Mr.Melancholy My Colorful Confuse name of memory NARAKA new direction NO STARS Notebook one wish Parallax Parallel Story Prayer Will Live raid of glass Railroad Crossing Realize ReFraction Rendezvous river/PENGUINS PROJECT sequence of love seventh magic She shine on you SNOW OVER snowdust memory Song For Dad SPIRAL Star dust Stay with me! Synapse doll The cherry blossom front The Starter theory transient dream Trap twinkle*glitter undo redo Uranus Vamos a bilar! Wanderland Wildcard worldend sunset pavilion
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その部屋の真ん中で、老兵と若者がカードゲームをしている。 選択肢 投票 無視する (0) 老兵の勝ちだという (0) 若者の勝ちだという (0) ノー・ゲームだという (0) そうか! やはりそうじゃろう (0) 後10手あればなぁ・・・ (0)
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第52話「海底油田を爆破しろ!」出演。 海底油田を警備しているロボット。 彼らの数が減っていく謎の事件からこの物語は始まる。 ナニモノダ! あまり語られないが、研以外でジュラル星人を倒した貴重なキャラでもある。
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(ろいやる・たるとのみちのけいびいん)【guard】 ロイヤル・タルトの道で待機しているキャンディピープル。 ※注意※作品内容に関するネタバレ記述あり 同じ顔形の警備員がたくさん道に並んでおり、ロイヤル・タルト運搬中のシナモンパンの代わりにタルトを変わりばんこに運んであげていた。(#19-B) タグ:キャラクター