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忍術学園(にんじゅつがくえん)とは、漫画『落第忍者乱太郎』およびそれを原作としたテレビアニメ『忍たま乱太郎』に登場する架空の学校である。生徒・教職員の親族に関しては学園関係者の親族を参照のこと。 - 目次 概要 人数生徒数 教員数 事務員など 委員会 下級生一学年一年は組 一年い組 一年ろ組 二学年 三学年 上級生四学年 五学年 六学年 容量が大きいので分割 [部分編集] 概要 往年の天才忍者・大川平次渦正が開学。近畿地方のある山奥にあるという設定。忍者の学校なので、詳しい所在地は秘密(というのは建前で、実際には作者が何も考えていなかったらしい)。学園の看板は、読者に分かりやすいようにという作者の配慮で掲げたものである。入学試験は一応存在するが(TVアニメ第1話『忍術学園入学の段』での乱太郎としんべヱの会話による。ただし、原作版の第1話『やってきました忍術学園の段』では入学試験について触れておらず、既に入学が決定している設定だった)、入学金を払えば誰でも入学可能であるらしい(TVアニメ第1話での山田伝蔵の発言による)。ただし、卒業試験は存在する。 男子は六学年あり、一学年につき、い組・ろ組・は組の三組で構成されている。担任教師は一学級に実技担当と教科担当の二名がつく。女子生徒は「くの一教室」に在籍し、男子とは別々に授業を受けている。教科書は、男子用の「にんたまの友」と女子用の「くの一の友」がある。 敷地面積は非常に広大で、敷地内には2つの運動場や食堂、浴場、池、忍たま長屋、食料庫、焔硝倉、用具倉庫、学園長の庵などがある。男子の教室・長屋とくの一の教室・長屋は隔離されており、双方とも異性が無断で侵入することは禁止されている。この規則を破ると休暇を取り上げられたりマラソンをさせられるなどの罰を受けることもある。 また、学園の裏には多くの山々がある(裏山・裏裏山・裏裏裏山、裏裏裏裏山等)。 [部分編集] 人数 ※名前が判明している人物のみ。 ()内は原作の数 全人数:76名(70名) 生徒数 ※一年は組アニメオリジナル生徒と樋屋 奇応丸は除く 総数:57名(51名) 一学年:19名 二学年:5名 三学年:6名 四学年:5名 五学年:5名 六学年:6名 くノ一:12名(6名) 教員数 総数:14名 事務員など 総数:5名 ※「先生」と呼ばれる人(と学園長)は教員、その他は事務員 委員会 ※顧問含む 会計委員会:6名 作法委員会:6名 図書委員会:6名 保健委員会:6名 用具委員会:7名 体育委員会:7名 生物委員会:7名 火薬委員会:6名 学級委員長委員会:5名 下級生 一学年 制服の模様 原作の単行本の表紙・OP・ED・アニメ映画第2弾・25期以降のアニメ本編 24期までのアニメ本編 制服の色は水色で、井桁模様が入っている。 [部分編集] 一年は組 成績は悪いが出席率は良く、クラスの絆も強い。度重なる補習やいつも巻き込まれるトラブルのお陰で実戦経験豊富。当初は9人で、後に喜三太、金吾が転入し総勢11人に。アニメ初期には吉松、音吉、ごんべえというアニメオリジナル生徒(後述)が存在し、喜三太たちの編入前から総勢12人だったが、第3シリーズ途中に原作通りの11人となる。安藤夏之丞曰く、忍術学園で起きるトラブルの九割は一年は組によるもの。土井半助の「出席を取るぞー!!」の一声を聞くとどこにいてもすぐに全員集合し、テストと聞くとすぐに散らばってしまう。学園で起こる厄介事の9割は一年は組と事務員の小松田秀作によるものと、学園長の思いつきであると言われている。 猪名寺 乱太郎(いなでら らんたろう)声:高山みなみ 演:加藤清史郎 苗字・名前の由来:苗字は尼崎市内の猪名寺、名前は原作者が乱視であることから 本作の主人公。10歳、射手座、O型、摂津国出身。保健委員会所属(24巻4章のみ用具委員)。苗字は12巻の質問コーナーで判明。身長136cm、体重30kg(アニメ設定)廊下から3番目の前の席に座っている。 初登場:1巻7ページ 登場巻:全巻 女装:11期56話、14期34話、16期24,30話、19期10話、30期からのエンディング(一年は組全員同様に) 先祖代々三流忍者の 家系に生まれ、一流忍者になるために忍術学園に入学した。父・平之介は現役のヒラ忍者、母(名前は不明)は元くの一。赤茶色髪が薄くぼさぼさ頭のため、髷が結えない。ひどい乱視のため眼鏡をかけている、しかしこの乱視で敵の分身を見破ったり、人の気配をよく感じたり、重なった似顔絵を判別したりする事ができる。100メ一トルの距離を10秒で走る驚くべき大記録を持つ学年一の俊足で、急ぎの伝令を任されることが多い。「風雲小僧」の異名を持つが、不運な生徒が集まると言われる保健委員会に所属しているため、「不運小僧」とも呼ばれている。絵が得意で似顔絵をよく描く。素直で明るく、人を気遣う優しい心の持ち主だが、お人好しな性格が災いしてよくトラブルに巻き込まれる。 彼と同室のきり丸・しんべヱとは自他共に認める「忍たま3人組」で、しばしば彼らの名前を取って「乱・きり・しん」と呼ばれている。忍術は3人組の中では一番上手の上、知能も高い。結果、3人組のリーダー兼まとめ役として他の2人の暴走のストッパーとなることが多い。この立ち位置のせいでいまいち目立てなかったり見せ場を取られてしまうこともあるが、いざという時の閃きは冴えており、主人公らしい機転を見せる。 初期は牛乳、ラジオ体操、巻物が好きというオリジナル設定が存在し、語尾に「?らん」と付ける口癖があった。また、性格や口調もアニメ初期では若干異なり、きり丸のようなドライ且つフランクでやや粗野な印象が強かった。好きな言葉は「努力」。借り物競争の一年代表で、結果は三年代表の藤内と同着一位。人気投票では下級生グループ第2位。一人称は原作では「ぼく」、アニメでは「わたし」だが、当初は「おれ」とも言っていた。 摂津のきり丸(せっつの きりまる)声:田中真弓 演:林遼威 名前の由来:気性が錐のように尖っている事から 10歳、牡羊座、B型、摂津国出身。図書委員会所属(24巻4章のみ用具委員)。苗字は無い事が12巻の質問コーナーで判明。身長140cm、体重34kg(アニメ設定)廊下端の前側の席に座っている。 初登場:1巻10ページ 登場巻: アニメメイン回:1期37,46-B話、2期15話、3期29話、4期4話、5期76話、7期1話、12期24,54話、15期29,43話、16期40話、17期9,10,68,69話、18期31,51,52,88話、19期22,83,90話、20期38話 女装:1期3話、11期56話、14期30,34話、16期24,91話、19期10話、20期38話、『映画 忍たま乱太郎』 戦で村を焼かれて家と家族を失い天涯孤独になった後、忍術学園に入学。学費と生活費を稼ぐため日夜アルバイトに勤しみ、逞しく生きている。入学金も全て自分の稼いだ小銭で支払った。自称天才アルバイターで、大変な商売上手。異常なドケチで、一度掴んだ物を放さない。また、投げるなど捨てる行為をしても取りに行く。「タダ」「安い」「お金」等の言葉に弱く、「ただじゃおかねえ」という言葉の「ただ」「おかね」に反応したり、逆に「くれ」「払う」「ただの・・・じゃない」等の言葉には拒絶反応を示したりする。何かにつけて金儲けをしようと企み、学園内で喧嘩や対決が起こる度、野次馬にチケットや弁当を売ったりする。小銭が大好きで、銭のことを考えると目が小銭の形になる。また、数キロ先にある小銭を発見したり、音や臭いでその真贋を判別できる、銭の単位がつけば8桁の掛け算も暗算でこなすなどの特技を持つ(原作では、そろばん三級と言っている)。小銭の落ちる音を聞くと凄まじいスピードとパワーで小銭を拾いに行く。また、金貨の場合、小銭の時よりも数倍の力を発揮する。いわゆる「一言多い」のが欠点で、土井や山田の前で余計な事を口走っては彼らのゲンコツを喰らっている。自分がドケチであることを誇りに思っているが、土井から「自分の命と銭、どっちが大事なんだ!?」と聞かれ「銭」と即答し、激しく怒らせたことがある。長期休暇中は土井宅に居候し、引き受けたアルバイトを強引に手伝わせている。また、アニメでは日銭屋おりんをドケチの師匠として尊敬しているとされている。忍術では手裏剣使いが一番苦手。しかし巻数を重ねるにつれて次第に角が取れ、当初に比べると性格は丸くなってきている。一人称は「おれ」(目上の人に対しては「ぼく」)。乱太郎からは時々「きりちゃん」と呼ばれる。人気投票では下級生グループ第1位。 福富 しんべヱ(ふくとみ しんべえ)声:一龍斎貞友(*1)(*2) 演:木村風太 → 神月朱理 名前の由来:福富草子 10歳、牡牛座、A型、堺出身。用具委員所属(24巻4章のみ図書委員)。苗字は12巻の質問コーナーで判明。身長125cm、体重67.5kg(アニメ設定)廊下から2番目の前の席に座っている。 初登場:1巻8ページ 登場巻: アニメメイン回:1期3-A,4-B,6-B,17-A,23-A,38-A話、2期54,83話、4期5,98,114話、5期6,20,44,45,54話、6期41,42話、7期73話、9期47,60話、10期77話、11期53話、12期35,49,78話、13期48,55話、14期8,21,48話、15期9,28,41話、16期25,33,92話、17期15,74,88話、18期35,43,55話、20期6話 女装:11期56話、14期34話、16期33話、19期10話 おっとりのんびりとしており、人を疑うことを知らない天真爛漫な性格。実家は大貿易商『福富屋』。機敏さを身につける為、父親の意向で忍術学園に入学した。裕福な家の生まれなためかこの時代の庶民の生活を知らないことが多く、時折クラスメイトたちから僻まれている。趣味は寝ること、食べること。大食漢で何でも食べるが、ワカメだけは苦手。長期休暇の度に食べすぎるせいで体重が増える(*3)。肥満のため水に潜れずすぐに浮かんでしまう、足が遅い(ただし、緊急時や食べ物が絡んだときは速い)、秘密の話をうっかり喋ってしまうなど弱点も多いが、反面人当たりが良く他人に警戒心を抱かせないタイプでもあり、順忍向きでもある。たいへんな怪力の持ち主で外れた井戸枠を持ち上げて元に戻したこともある。鼻炎気味だが犬より優れた嗅覚を持ち、鼻水は時折武器としても使われる。熱を出すと逆に鼻水は出なくなり、おまけに頭が非常に冴えるようになる。耳垢が溜まりやすい体質でよく人の言葉を聞き間違うことが多く、時折土井が耳掃除をして大量の耳垢を出している。髪の毛は寝癖がつくと鉄より硬い剣山状になってしまうため、リンスが欠かせない。石頭でもある。歯も丈夫で、抜き打ちテストとは知らず竜王丸の家を襲った盗賊を退治した時に盗賊の一人名原沖丸が振りかざした刀の刃を噛んで受け止め(竜王丸曰く「真剣白羽噛み」)離さず最後に刃を折ったほど。分からないことがあると目と目が離れる癖がある。年齢のわりに幼い言動が目立つクラスの末っ子的な存在で、特に初期は鈍臭く泣き虫な面が目立っていたが、学園での生活で鍛えられて次第に逞しさを見せるようになった。アニメ初期ではやや舌足らずな喋り方をしていた。カメ子という名の出来の良い妹がおり、彼女の前ではお兄ちゃんぶりたがる。アニメでは10歳にして相思相愛の恋人・おシゲがいる。一人称は「ぼく」。 黒木 庄左ヱ門(くろき しょうざえもん)声:摩味(*4)(1期 - 11期)→東サオリ(*5)(12期 - ) 演:近藤那由汰 10歳、天秤座、A型、京都洛北出身。学級委員長委員会所属。苗字は30巻で判明。席は、窓側から2番目の前であるが、初期のころは定まっていなかったときもあった。 初登場:1巻58ページ 登場巻: アニメメイン回:6期31話、12期5話、16期74話、17期43,49話、18期22,26話、19期4話、20期9,14話 女装:11期56話、19期10話 一年は組の学級委員長。実家は炭屋(苗字の「黒木」は上質な木炭の事)。成績優秀(一年は組の11人の総合点が100点だったとき、ほとんどを占めていたエピソードがある)・冷静沈着。「は組の頭脳」と呼ばれ、頼りにされている一方、時に冷静すぎて、クラスメート達から逆につっ込まれるのがお約束。妙な所で羽目を外すこともあり、きり丸曰く「お利口さんぶりがマイペース」。冷静な性格なためかあまり感情の変化を見せず、同じ表情でいることが多い。連載初期では他のクラスメイトと大差ないボケっぷりを見せていたり、感情を顕にしていた。アニメでは原作よりも繊細でやや融通のきかない性格に描かれており、学級委員長としての職責に思い悩むシーンがたびたび見られる。年の割に物知りで頭の回転が速く、結果他人のセリフを横取りして勝手に喋ってしまうことがままがある。忍者マニアの祖父と、赤ん坊の弟・庄二郎がおり、休暇中はよく弟の面倒を見ている(*6)。趣味はお茶。忍たま長屋では伊助と同室。アニメ設定では将来、唐(ただし厳密には舞台である室町時代では「明」。)・天竺・南蛮への留学を考えている 。夢は「打倒一年い組」だが、一年い組の学級委員長・彦四郎とは、同じ学級委員ということからか仲が良い。一人称は「ぼく」。愛称は「庄ちゃん」(*7)。人気投票の結果は下級生グループ第5位。 二郭 伊助(にのくるわ いすけ)声:佐藤智恵、鈴木富子(第2期46話代役) 演:宇佐美魁人 名前の由来:風魔忍者・二曲輪猪助 10歳、乙女座、AB型、河内国出身。火薬委員会所属。苗字は31巻で判明。席は廊下から3番目の前側。初期のころは廊下端の後ろ側だった。 初登場:1巻119ページ 登場巻: アニメメイン回:2期39話、11期8話、16期64,65話、17期64話、18期27,28,53話、19期7,49話、20期9話 女装:11期56話、19期10話 実家は染物屋。よく気がつく性格で、アニメでは特に片付け・掃除が得意とされており、またミーハーな面がしばしば見られる。同室の庄左ヱ門と仲が良く、友達思い。原作33巻で庄左ヱ門がさらわれた時は人格・人相が変わるほど心配し、救出にあたって大活躍した。また、ホウキタケ城の抜け忍・早すぎた天才の元に助手として単独潜入し調査をするなど、普段は大人しいがいざという時は意外な大胆さを見せることがある。初期は前髪が無かった。のちに前髪が描かれ始め、しばらくの間は白目が描かれていたこともあった。同じ火薬委員の三郎次からしょっちゅう意地悪されている。アニメ設定における将来の目標は、忍者服の新しい染め方を学ぶこと。 笹山 兵太夫(ささやま へいだゆう)声:むたあきこ、江森浩子(第1期代役) 演:野間斗晴 名前の由来:甲賀忍者・望月兵太夫 10歳、乙女座、O型、丹波国出身。作法委員会所属。苗字は31巻で判明。 初登場:3巻95ページ 登場巻: アニメメイン回:11期3話、16期54話、18期34,77話、19期6話、20期17話 女装:11期56話、19期10話 実家は武家(*8)。からくり作りが大好きで、忍者としての勘を磨くため、同室の三治郎と共に部屋のあちこちに様々なからくりを仕掛けている。からくりの腕は六年生の立花仙蔵も認めるほどで、特にアニメでは学園長の許可を得て忍術学園の地下に大規模なからくり部屋を作り、そこが実質彼の部屋となっており、訪れた者達は必ずと言っていいほどからくりに嵌まり酷い目に遭わされている。性格はやんちゃで皮肉屋、ちょっぴり強情。きり丸同様一言多い。怖いもの知らずで決断力がある。馬術の成績は団蔵の次に良い。アニメ初期は庄左ヱ門に次ぐ優等生という扱いだった。一年は組では、背の高いキャラクターのひとり。アニメでの将来の夢は、忍術学園の教師になること。アニメ版は黒目がやや大きく、顔も面長である。一人称は「ぼく」。 夢前 三治郎(ゆめさき さんじろう)声:江森浩子、峰あつ子(第2期代役) 演:小林海人 苗字の由来:兵庫県の夢前川 10歳、蟹座、A型、播磨国出身。生物委員会所属(元用具委員)。苗字は31巻で判明。席はいちばん窓側の前の方。 初登場:3巻95ページ 登場巻: アニメメイン回:11期44話、14期10,21,30話、16期54,64,76話、17期50話、18期14話、19期19話、20期17話 女装:11期56話、19期10話 父は山伏で、休暇中は一緒に修行をしている。優しい性格で笑顔が絶えない。山伏修行により体が鍛えられており、鋭い観察力と乱太郎に次ぐ足の速さを持っている一方、方向音痴という弱点がある。喜三太同様漢字に弱い。同室の兵太夫と共にからくりを作るのが趣味。きり丸や兵太夫が一言多い発言をしている際に笑っている事が多いためか、一緒に教育的指導される事が多い(「何で僕まで」と言った際に「顔が笑っていた」と返されることが多い)。アニメ初期はセリフがあまりなく、無表情だった。しかし現在では、常に笑ってばかりの明るい自分は忍者に向いていないのではと悩んだり、自分よりも足の速い乱太郎にライバル意識を抱くなど、自身の特性に関するエピソードが何度か掘り下げて描かれている。(*9)一人称は「ぼく」。 加藤 団蔵(かとう だんぞう)声:江森浩子、嶋村カオル(第4期06話代役(クレジットは忍たま)) 演:大島璃生 名前の由来:加藤段蔵 10歳、獅子座、B型、近江国出身。会計委員会所属。苗字は31巻で判明。席はいちばん窓側の後方。だが、一時期、席が異なっていたこともあった。 初登場:1巻130ページ 登場巻: アニメメイン回:2期42話、4期16話、16期86話、17期65話、18期23話、19期17話 女装:11期56話、19期10話、20期16話 父の飛蔵は馬借の親方をしており、団蔵自身も馬術が得意。実家のある加藤村では「若旦那」と呼ばれている。私服は袴を穿かず袖をまくった馬借スタイル(袴は一応持ち歩いている)。愛馬の名前は「能高速号(アニメでは『肥満コレステロール2号』)」。家業の関係で馬を連れて登場することが多く、馬が盗まれるなどのトラブルに巻き込まれることが度々ある。苦手科目は国語で、字が汚い。アニメでは、庄左ヱ門と並ぶは組のリーダー格として描かれることが多い。アニメ初期のキャラクターデザインは白目があり、きり丸と似ている。現在とは外見の印象が大きく異なっていたが、アニメ初期でも黒目だけ描かれていたこともあった。従来の一人称は「ぼく」だったが、44巻以降「おれ」になった(目上の人に対しては「ぼく」)。14巻で実家の詳細が描かれた。人気投票では下級生グループ第3位。 佐武 虎若(さたけ とらわか)声:小林優子、高乃麗(第2期)、志乃宮風子(第3期82話代役) 演:髙木鈴太朗 名前の由来:武田信玄に仕える忍者・熊若 10歳、魚座、A型、紀伊国出身。生物委員会所属(元用具委員)。苗字は31巻で判明。席は窓側の2番目の後方だが、初期は異なっていたこともあった。 初登場:1巻130ページ 登場巻: アニメメイン回:11期9,42話、14期21,30話、15期29,30-33,36話、16期96話、17期79,86話、18期76話、20期5,16話 女装:11期56話、19期10話 父の昌義は鉄砲隊の頭領。火縄銃の名手である山田の指導を受ける為に忍術学園に入学した鉄砲マニア。大好きな火縄銃を持つと顔つきが変わる。重い火縄銃を扱うための筋トレを毎日欠かさない努力家で、約7kgの銃を軽々と持ち上げることが出来る。火器類に詳しいが、基礎的な知識が不足していたり、鉄砲を扱う者に必要不可欠な前歯を梅干の種を齧って折ってしまうなど、未熟なところもある。凄腕狙撃手の照星を実の父が拗ねるほど尊敬しており、また照星からは「若大夫」と呼ばれている。アニメ設定では、将来は火縄銃の研究ができる城勤めの忍者を希望している。アニメ初期のキャラクターデザインは現在よりも色白で頬が赤かった。また、セリフが抑えられていたため、性格が設定されていなかった。一人称は「ぼく」。39巻で実家の詳細が描かれた。 山村 喜三太(やまむら きさんた)声:鈴木富子(1期 - 11期)→杉本沙織(12期 - 第25期第33話、第26期 - 第29期、映画版第2作)→大和田仁美(第25期第38話 - 第25期SP番組、第30期 - ) 演:福本晟也 名前の由来:実在の忍者・熊野喜三太と同じ名前だが全くの偶然で、特に由来はない。(公式キャラクターブック「忍たまの友・天の巻」の記述より。) 10歳、水瓶座、O型、相模国出身(父の転勤のため、家は近畿地方にある)。用具委員所属(24巻4章のみ保健委員)。苗字は28巻で判明。席は庄座ヱ門の右隣から、兵太夫の右隣に移行された。 初登場:2巻113ページ アニメ初登場:1期21-B話 登場巻: アニメメイン回:1期21-B,23-A話、2期14話、5期23話、6期45話、9期60話、10期48,56,77話、11期29,53,65話、12期60,78話、13期24,55話、14期48話、15期17,41話、16期33,68,69話、17期19,26,54,55,74,88話、18期43話、19期5話、20期18話 女装:11期56話、16期33話、19期10話 実家は武家。父の転勤で近畿地方に移り住むことになり、風魔の学校から忍術学園に転入した。曾々祖母のリリーは風魔くの一。のんびり屋でマイペースな天然ボケとして共通するしんべヱとはコンビを組んで行動する事が多く、仙蔵等の学園関係者に迷惑をかけている。風魔の学校で幻術用のカエルの餌になる蛞蝓の世話をしたことがきっかけで蛞蝓を好きになり、沢山の蛞蝓を飼っている。蛞蝓には全てに名前をつけ、1匹ずつ見分けることが出来る。蛞蝓に関する知識が豊富で、アニメでは蛞蝓たちに芸を仕込んでいる。漢字が苦手だが、「ナメクジを漢字で書いて」と言われ、「蛞蝓」と「蚰蜒」の二通りを書いてみせた。口癖は「はにゃ」。忍たま長屋では金吾と同室で、彼が編入してくるまでは一人で部屋を使用していた。一人称は「ぼく」。 皆本 金吾(みなもと きんご)声:渡辺久美子 演:津波古太輝 名前の由来:源頼家の名字・別名・戒名から 10歳、双子座、A型、相模国出身。体育委員会所属。一年は組で最初にフルネームが明かされた生徒である。席は虎若の右隣だが、アニメ初期のころはよく変更されていた。 初登場:8巻133ページ アニメ初登場:1期25-A話 登場巻: アニメメイン回:1期25-A話、2期14話、14期35話、16期63,88話、17期25,55,71話、18期21,26,54話、19期10話、20期18話 女装:11期56話、19期10話 実家は武家。父・武衛の策略で甘えん坊な性格を直すための修行の旅に出されていた折に、乱太郎達と知り合う。その後、武衛の命により忍術学園に途中入学した。将来の夢は一流の剣豪。剣豪マニアで自身も剣術の成績は良い。性格は素直で実直。しっかりした言動・思考の持ち主で、クラスメイトの突っ込み役に回ったり、忍術の解説を行ったりもする。忍たまの中では比較的常識があり、冷静な判断を下すこともある。剣術師範の戸部新左ヱ門を尊敬している。実家のある鎌倉まで往復30日かかるため、長期休暇中は剣術修行を兼ねて戸部の家で居候をしているが、戸部の動くものを見ると見境なく刀を振り回す悪癖のせいで家を追い出されることが多く、まともな生活が出来ていない。ドクたまのいぶ鬼と仲が良い。原作とアニメで鼻の形が異なる。一人称は「ぼく」。 吉松 音吉 ごんべえ 吉松(よしまつ)、音吉(おときち)、ごんべえアニメオリジナル生徒。喜三太、金吾の転入前に一年は組に在籍していた。モブキャラクターに近い存在。それぞれの容姿の特徴は、吉松が「たれ目(後に「しんべヱがいないの段」から三治郎や虎若のような白目のない丸い目になる)でくせっ毛、色黒」、音吉が「出っ歯で目を覆うほど長い前髪(「合同授業の段」から出っ歯がなくなり、目を覆っていた髪が短くなりそれまで隠れていた目が見えるようになる)、小柄」、ごんべえが「あごが大きめな巨漢」。ごんべえは「合同授業の段」で金吾の編入前なのにも関わらず金吾とそっくりな人物と入れ替わり姿を消し(また、この話からは組の一部の生徒の容姿が変わっており、前述の音吉の他、伊助、団蔵、虎若の容姿が現行のものに変わった。なお、金吾とそっくりな人物は喜三太の編入時に姿を消す)、音吉と吉松は12人目のは組の生徒として何度か入れ替わりながらしばらく在籍していたが、第2期の前半頃に姿を消した。特に吉松は、「しんべヱがいないの段」で目立った行動をしている。 [部分編集] 一年い組 アニメは12人在籍。成績優秀だが補習を受けることがないため実戦経験は乏しい。クラス全体が「敵を侮る病」にかかっている。嫌味が多く、何かにつけて一年は組に因縁をつけてくる。 黒門 伝七(くろかど でんしち)声:亀井芳子(天才丸)、佐藤ゆうこ(伝七) 名前の由来:陣出達朗の時代小説、「黒門町の伝七捕物帳」 10歳、双子座、B型。作法委員会所属。苗字は39巻で判明。37巻裏に左吉とのコンビで登場。 初登場:7巻181ページ アニメ初登場:天才丸は1期22-A話、伝七は5期 登場巻: アニメ登場回:1期22話、5期24話、10期8,28-31,52,63話、11期25,32話、12期23,51話、13期12,56話、14期3-5,7,24話、15期9,13-15,20,42,50話、16期19,28,56,57,76-78,87,96話、17期7,8,22,32,33,55,62,77,78話、18期16,47,67-70,74,83,90話、19期4,27,34,41,59,65,67,84話、20期1,11,12,20-23,31,40-42,44話 女装:17期33話 成績優秀でプライドが高く、自信過剰な性格。テキストに頼り過ぎる傾向があり、傲慢な言動が災いして失敗することも少なくない。実戦経験が乏しいためか、少々へタレで逆境に弱い。は組を馬鹿にしつつも、その実戦における実力は素直に認めている。普段は左吉と行動を共にすることが多い。名前を左吉と混同され、「伝吉」と呼ばれることがある。アニメ初期は「天才丸」という名前の二年生として登場し、「秀才丸」(左吉)と兄弟だったが、再登場と同時に一年生に戻った。サラサラストレートヘアーランキング第5位。一人称は「ぼく」。 任暁 左吉(にんぎょう さきち)声:永澤菜教(秀才丸)、梅田貴公美(左吉) 名前の由来:横溝正史の時代小説、「人形佐七捕物帳」 10歳、蠍座、A型。会計委員会所属。苗字は39巻で判明。37巻裏に伝七とのコンビで登場。 初登場:7巻181ページ アニメ初登場:秀才丸は1期22-A話、左吉は10期 登場巻: アニメ登場回:1期22話、5期24話、10期8,28-31,52,63話、11期25,32話、12期1,23,51話、13期12,56話、14期3-5,7,24話、15期9,13-15,18,20,34,42,50話、16期11,19,26,28,56,57,76-78,87話、17期22,32,33,55,62,76-78話、18期16,47,65,68-71,74,83,90話、19期4,27,34,41,59,65,68話、20期11,12,21,31,40-42,44話 女装:17期33話 成績優秀で自らを学年一と豪語している相当な自惚れ屋。伝七同様、傲慢さが原因で失敗することが度々ある。普段は伝七と行動を共にすることが多い。名前を伝七と混同され、「左七」と呼ばれることがある。一年は組のことをバカにしているが、は組の自由な雰囲気や、チームワークの良さを羨ましがり、愚痴をこぼしたこともある。アニメ初期は「秀才丸」という名前の二年生として登場し、「天才丸」(伝七)と兄弟生だったが、再登場と同時に一年生に戻った。一人称は「ぼく」。 今福 彦四郎(いまふく ひこしろう)声:斎賀みつき 苗字・名前の由来:苗字は尼崎市の今福、名前は毛利元就の家臣である杉原播磨守盛重に仕えた忍び佐田彦四郎から 10歳、水瓶座、B型。学級委員長委員会所属。 初登場:40巻54ページ アニメ初登場:16期19話 登場巻: アニメ登場回:16期19,25,27,28,76-78,87話、17期22,55,62,76話、18期16,47,71,73,83,90話、19期4,28,29,31,41,65,67話、20期11-14,21-23,31,41-44話 一年い組の学級委員長。い組らしくプライドの高さはあるものの、伝七や左吉よりは人当たりが良い。優柔不断でお人好しなところがあり、そのせいでクラスメイトの伝七・左吉・一平から、「頼りない学級委員長」と言われているが、本人は自覚しており、そのことに非常に悩んでいる。ただしその心優しい性格は学級委員長委員会のメンバーからは高く信頼されており、学園長からは「1年い組の誇り」と評された。同じ学級委員長の庄左ヱ門とは仲が良い。庄左ヱ門同様、学級委員長としての職責に思い悩むことが多い。一人称は「ぼく」。 上ノ島 一平(かみのしま いっぺい)声:坂戸こまつな 苗字・名前の由来:苗字は尼崎市の上ノ島、名前は豊臣秀吉に仕えた忍び走りの一平から 10歳、蟹座、A型。生物委員会所属。 初登場:40巻58ページ アニメ初登場:16期19話 登場巻: アニメ登場回:16期19,26,28,76-78,87話、17期22,55,62,76-78話、18期47,69,71,74,83,90話、19期19,24,32,65話、20期11,12,21,31,32,40-42,44話 円らな瞳と赤い頬が特徴。性格は、一年い組の生徒とは思えないほど、非常におっとりしている。動物に好かれやすく、本人も生物委員会に所属するなど動物好き。同室の彦四郎とは仲が良いが、彦四郎と違い要領は良い。一人称は「ぼく」。 [部分編集] 一年ろ組 担任の斜堂影麿の影響を受け、常に重苦しく暗い雰囲気を漂わせ、クラス全体が「恐怖をいだく病」にかかっている。 鶴町 伏木蔵(つるまち ふしきぞう)声:太田真由美(11期)→青山桐子(12期)→坂戸こまつな(16期 - ) 苗字・名前の由来:苗字は尼崎市の鶴町、名前は能面の『節木増』から 10歳、獅子座、A型。保健委員会所属。苗字は41巻で判明。 初登場:20巻203ページ アニメ初登場:11期 登場巻: アニメ登場回:5期23話?、11期25,32話、12期8話、13期17話、14期3,4話、15期9,20話、16期11,12,26-29,48,70,71,77,78,96話、17期19,24,53,62,76-78話、18期3,4,11,18,19,47,66,68,70,71,73,74,90話、19期24,27,28,31,32,34,36,52,67,69話、20期12,20,21,23,25,43,44話 暗い性格だが、その一方どこかマイペースで豪胆な一面があり、アニメでは推理好きの一面もある(伊作曰く「忍者に必要な探究心を持っている」)。他の保健委員と同様、不運な忍たまである。タソガレドキの忍頭・雑渡昆奈門や小頭・山本陣内に可愛がられている。口癖は「すごいスリル?」。一人称は「ぼく」。 二ノ坪 怪士丸(にのつぼ あやかしまる)声:佐藤智恵、永澤菜教(第7期代役) 苗字・名前の由来:苗字は尼崎市の二ノ坪遺跡、名前は能面の『怪士』から 10歳、水瓶座、O型。図書委員会所属。苗字は41巻で判明。 初登場:14巻213ページ アニメ初登場:5期23話? 登場巻:14,18 アニメ登場回:5期23話、6期45話、7期16話、10期12,41,63話、11期25話、13期56話、14期3-5話、15期9,20話、16期26,28,29,32,42,47,49,70話、17期4,19,24,53,62,76-78話、18期66-68,70,71,73,74,90話、19期24,27,28,30,42,52,67話、20期12,13,20-23,25,40,44話 女装:17期4話 非常に痩せており、頬骨が見えるほどの貧相な顔立ちをしている。柳の木の下で幽霊ごっこをするのが趣味。委員長の長次を恐れているところがあるせいか、長次とともに行動することはあまりない。一人称は「ぼく」。 下坂部 平太(しもさかべ へいた)声:渡辺久美子(10期)→吉田小百合(16期) 苗字・名前の由来:苗字は尼崎市の下坂部、名前は能面の『平太』から 10歳、蟹座、AB型。用具委員会所属。苗字は41巻で判明。 初登場:20巻203ページ アニメ初登場:5期23話? 登場巻: アニメ登場回:5期23話、6期45話、10期12,41,63話、11期25話、13期56話、14期3-5話、15期9,20話、16期12,27-29,46-49,70,71話、17期19,24,53,62,77,78話、18期3,4,47,70,71,73,74,90話、19期24,27,28,32,76話、20期1,11,12,21,23,25,35,40,43,44話 恐がりでビビリな性格。恐怖がピークに達すると、ちびってしまう癖がある。お墓でかくれんぼをするのが趣味。委員会では委員長の留三郎と行動することが多く、サバイバルオリエンテーリングでも、委員長・留三郎とコンビを組んだ。一人称は「ぼく」。 初島 孫次郎(はつしま まごじろう)声:嶋方淳子 苗字・名前の由来:苗字は尼崎市の初島、名前は能面の『孫次郎』から 10歳、射手座、A型。生物委員会所属。苗字は41巻で判明。 初登場:14巻213ページ アニメ初登場:5期23話? 登場巻: アニメ登場回:5期23話、6期45話、7期16話、10期63話、11期25,32話、13期12,17,56話、14期3-5話、15期9,20話、16期26,28,29,47,49,70,71話、17期19,24,53,62,76-78話、18期47,69-71,73,74,90話、19期19,24,27,32,52?話、20期1,11,12,20-23,25,32,40,44話 三治郎曰く「暗いうえにマイペース」。暗い性格だが、表情豊かで笑顔が多い。委員会では委員長代理の八左ヱ門と行動することが多く、サバイバルオリエンテーリングでも、八左ヱ門とコンビを組んだ。一人称は「ぼく」。 アニメ1,2期では、二年生以上の忍たまの制服の色は全て青に設定されていた。 [部分編集] 二学年 制服の色は青。い組の生徒は何かと一年は組に意地悪をすることが多い(三郎次曰く「一年は組の生徒は素直だから」とのこと)。アニメ1・2期では、二年生以上の忍たまの制服の色は全て青に設定されていた。 池田 三郎次(いけだ さぶろうじ)声:高乃麗(1期 - 6期12話)→志乃宮風子(6期12話 - )、安達忍(1期46話代役) 苗字の由来:大阪府池田市 二年い組の生徒。11歳、乙女座、A型。火薬委員会所属。 初登場:3巻151ページ アニメ初登場:1期10-A話? 登場巻: アニメ登場回:1期10-A,34-B,35,43,46-B話、3期105話、5期24話、6期12,15,33話、9期62話、10期8,31話、11期12,25,53話、13期29,30,56話、15期20話、16期26,28,29,32,47,57話、17期76,77話、18期47,53,65,70,71,73,74,89話、19期16,18,53,64,67話、20期1,8,11-14,20-23,25,30,32,35,44話 実家は漁師。水泳や水遁の術が得意。よく一年は組の生徒をからかい、ちょっかいを出すちょっぴり意地悪な先輩。しかし、同時には組の騒動に巻き込まれ、被害を受けることがよくある。真面目な性格だが、一つ余計な事をしたり上級生にも悪戯をしたり嫌味を言う怖いもの知らずの一面も(*10)。。アニメ初期は、よく滝夜叉丸や三木ヱ門とつるんでおり、ステーキが好物というオリジナル設定があった。髪の色は原作では黒髪、アニメでは緑色。一人称は「ぼく」。 川西 左近(かわにし さこん)声:高戸靖広(3期、5期、8期、12期)→鈴木麗子(9期、12期、13期)→天田有希子(16期)、瀧本富士子(第9期18話代役) 苗字・名前の由来:苗字は兵庫県川西市、名前は甲賀忍者・望月左近から 二年い組の生徒。11歳、天秤座、O型。保健委員会所属。 初登場:3巻151ページ アニメ初登場:3期 登場巻: アニメ登場回:3期103,105話、5期24話、6期15,45話、10期8,31話、11期12,25話、12期8,54話、13期29,30話、15期20話、16期11,12,26,29,32,47,48,57,96話、17期51,76-78話、18期3,4,47,53,65-71,74,89話、19期24,27,28,31,33,34,67話、20期1,11-14,20,21,23,25,29,30,35,42-44話 三郎次同様、一年は組をからかう意地悪な先輩だが根は優しく、困っている人を放っておけないという乱太郎に似た一面がある。保健委員会のお約束で不運な目に遭いやすい忍たまの一人。一人称は「ぼく」。 原作では初期から一年は組の生徒達を所々で気遣う様子を見せ、大木、野村の戦いに巻き込まれた時には逆に二年生の中で真っ先に乱太郎に気遣われるなど、一年は組の面々とは比較的良好な関係な様子。 能勢 久作(のせ きゅうさく)声:峰あつ子(1期)、さとうあい(1期46話代役)→土門仁(8期 - ) 苗字の由来:大阪府能勢町 二年い組の生徒。11歳、蟹座、A型。図書委員会所属。 初登場:3巻153ページ アニメ初登場:1期 登場巻: アニメ登場回:1期34-B,35,43,46-B話、5期24話、11期53話、13期29,30,56話、15期20話、16期26,27,42,47,57,96話、17期4,34,76-78話、18期47,53,66,67,89,90話、19期28,30,31,67話、20期11-14,21,25,30,40,41,44話 三郎次・左近と共に、一年は組をからかう意地悪な先輩。真面目で几帳面だがその分頑固で融通が利かず、限界を超えるとキレてしまう。44巻では、きり丸のアルバイトの手伝いで里芋行者の幻術公演での口上役を難なくこなすという意外な一面を見せた。 借り物競争の二年代表で、結果は六位。一人称は「おれ」。(目上の人に対しては「ぼく」)アニメ初期はパーマヘアに大きなタレ目、大きめの鼻という原作とかけ離れたキャラクターデザインであったが、10期より原作通りに一新された。アニメでは、髪は明るい茶髪で眉の色は濃い茶色。 時友 四郎兵衛(ときとも しろべえ)声:足立友、小林優子 苗字・名前の由来:苗字は尼崎市の時友、名前は甲賀忍者・鵜飼四郎兵衛から 二年は組の生徒。11歳、牡牛座、B型。体育委員会所属。本名は39巻で判明。 初登場:36巻128ページ アニメ初登場:16期26話 登場巻: アニメ登場回:16期26,28,29,47,48,57,96話、17期42,76,77話、18期47,65,71,89話、19期16,28,32,67話、20期11-14,21,25,35,44話 パペットのような顔立ちで、いつも口を開いてぼんやりとしている。基本的に無口だが、一年は組のお約束ギャグに律儀にツッコミを入れる真面目な性格。アニメでは同じ学年だがクラスが違う三郎次のことを気に掛けている。ぼんやりしてはいるものの、注意深く周りを見ており、それが役立つこともしばしばある。 一人称は「ぼく」。髪の色は原作では茶髪、アニメでは灰色。 羽丹羽 石人(はにわ せきと)声:村瀬歩 名前の由来: 二年は組の生徒。火薬委員会所属。 初登場: アニメ初登場:28期 登場巻: アニメ登場回:28期70,71話、29期5,6話 埴輪のような顔立ちで、二年は組に編入した。忍術学園と敵でも味方でもない城である、カワタレドキ城に仕える武士の子。カワタレドキ城には忍者がいないため、情報戦で敗れてきた。その打開策として石人が忍者となることになった。 原作 樋屋 奇応丸(ひや きおうまる)声:幹本雄之 名前の由来:乳児用医薬品の「樋屋奇応丸」から 新出茂橋郎の元部下。 初登場:7巻119ページ アニメ初登場:1期19-B話 登場巻:7巻 アニメ登場回:1期19-B,20-A話 忍術を盗みに使う悪人だが、山田の説教で改心して忍者をやり直すために二年生(アニメでは一年生)として編入した。火薬の扱いに長け、薬品作りが得意。アニメでは食堂のおばちゃんの生き別れの弟という設定が付加されている。アニメでの表記は「樋屋 奇王丸」(読み同じ)。現在は原作・アニメともに全く登場しておらず、まだ学園にいるのかは不明。(NHKの公式ホームページには何も描かれていない。) [部分編集] 三学年 制服の色は萌黄。上級生と下級生に挟まれているせいで後輩を引っ張る指導力が育っていないが、サバイバルオリエンテーリングでは上級生が野営地を離れたため三年生が中心となって一、二年生を指導していた。極度の方向音痴が二人もいるためか、「方向観念が迷子、真面目すぎる考え方が迷子、存在感が迷子(『忍たま乱太郎アニメーションブック 忍たま忍法帖』より)」と迷走がちな生徒が多い。 伊賀崎 孫兵(いがさき まごへい)声:優希比呂(1期)→千葉一伸(3期 - ) 名前の由来:伊賀忍者・伊賀崎道順 三年い組の生徒。12歳、山羊座、B型。生物委員会所属。 初登場:2巻14ページ アニメ初登場:1期8-A話 登場巻:2巻 アニメ登場回:1期8-A,23-A,38-A話、3期103,105話、4期14話、6期11,12,15話、8期4,44,56話、10期31,44話、11期29,53話、13期28話、14期1話、15期18,19,50話、16期14,20,26,28,47話、17期57,76-78話、18期47,48,65,69,71,74,89,90話、19期19,23,27,32,53,67話、20期11-13,21,23,32話 毒蛇・サソリ・蛙などの危険な生き物を数多く飼育、溺愛する「毒虫野郎」。いつも毒蛇のジュンコを首に巻いて連れ歩いている。飼っている有毒生物をしょっちゅう飼育小屋から脱走させては大騒動を巻き起こすトラブルメーカー。虫獣遁の術が得意。人よりペットを第一に考える危険な思考の持ち主で、毒蛇のジュンコが人に噛みついた時は、噛みつかれた人ではなく、噛みついたジュンコの口を真っ先に消毒しようとする。しかし、ロマンチストな一面もよく見られる。左腕に火縄を巻いており、火薬も持ち歩いている。その訳は、万が一毒蛇にかまれた際、火薬と火縄を使って傷口を焼き消毒するためと、毒が全身に巡る前に火薬で吹き飛ばすため。原作では前髪が茶髪、後ろ髪が黒と髪色が二色に分かれているが、アニメでは茶髪に統一されている。一人称は「ぼく」。 神崎 左門(かんざき さもん)声:宮田幸季 名前の由来:兵庫県にある神崎川(旧称・左門殿川) 三年ろ組の生徒。12歳、獅子座、B型。会計委員会所属。 初登場:29巻40ページ アニメ初登場:10期8話 登場巻:29,34,37巻 アニメ登場回:10期8話、12期1話、13期27,29,30話、14期2-5,37話、15期18,50話、16期6,11,26,27,47,75,86,96話、17期75-78話、18期23,48,65-67,90話、19期23,28,29,34,57-59,67,68話、20期1,12,13,20,22,27話 通称「決断力のある方向音痴」。四年生の田村三木ヱ門曰く「決断力バカ」、きり丸曰く彼が道を教えることは犯罪。性格は真面目で記憶力に優れるがやや自信過剰なところがあり、いくら失敗しても自分の決断を信じている。「忍者の三病」の「敵を侮るタイプ」。同じ会計委員の三木ヱ門とは喧嘩ばかりしている。サラサラストレートヘアーランキング第9位。アニメオリジナルでは同じ会計委員の団蔵と、お互いの弱点克服に協力するといった絡みがある。髪色は原作では茶髪だが、アニメでは濃い灰色。一人称は「ぼく」(目上の人に対しては「わたし」と言う時もある)。 次屋 三之助(つぎや さんのすけ)声:まるたまり、渡辺久美子(19期15話代役) 苗字・名前の由来:苗字は尼崎市の次屋、名前は甲賀忍者・大原三之助から 三年ろ組の生徒。12歳、獅子座、AB型。体育委員会所属。 初登場:36巻127ページ アニメ初登場:16期26話 登場巻:36,37巻 アニメ登場回:16期26-29,32,47,48,56,57,96話、17期42,76-78話、18期48,65,71,74,89,90話、19期9,15,28,32,67話、20期1,12,13,21,43,44話 通称「無自覚な方向音痴」。方向感覚は左門と同レベルで、共に行方不明になることが多く、方向音痴である自覚がないうえに、方向音痴を治す気もない。委員会では彼の行方不明対策の為、縄(通称:迷子縄)で結ばれる事が多い。飄々とした風貌と裏腹に、三年生の中では比較的しっかりした言動の持ち主。「忍者の三病」の「敵を侮るタイプ」。原作では前髪が茶色、後ろ髪が黒と髪色が二色に分かれているが、アニメでは茶髪に統一されている。一人称は「おれ」(目上の人に対しては「ぼく」もしくは「わたし」)。 富松 作兵衛(とまつ さくべえ)声:青山桐子 苗字・名前の由来:苗字は尼崎市の富松町、名前は甲賀忍者・宮島作兵衛から 三年ろ組の生徒。12歳、乙女座、B型。用具委員会所属。本名は39巻で判明。 初登場:35巻213ページ アニメ初登場:16期12話 登場巻: アニメ登場回:16期12,26-29,46,47,49,50,57,61話、17期77,78話、18期3,4,47,48,65,66,68-70,74,89,90話、19期24,27,28,32,54,67,76,84話、20期11-13,20,21,23,35,43話 マイペースだが責任感の強いしっかり者。クラスメイトの二人の方向音痴(左門と三之助)を縄でつないで誘導する光景がたびたび見られる。喋り方はいわゆるべらんめえ調である。アニメ初登場時は誇大妄想が強い心配性な性格とキャラ付けされていたため、用具委員会委員長・食満留三郎のことを恐れていたが、近年は協力して委員会活動に取り組む姿が多く見られる。委員長を尊敬しており、その働きぶりから自身の信頼も厚い。髪色は原作では黒髪、アニメでは茶髪。一人称は「おれ」(目上の人に対しては「わたし」もしくは「ぼく」)。 浦風 藤内(うらかぜ とうない)声:桃森すもも 苗字・名前の由来:苗字は尼崎市の地名、名前は甲賀忍者・山中藤内から 三年は組の生徒。12歳、山羊座、A型。作法委員会所属。 初登場:36巻127ページ 27話 登場巻: アニメ登場回:16期27,47,56,57,70,96話、17期7,8,37,77,78話、18期47,48,65,69,71,74,89,90話、19期24,28,34,67,69,84話、20期11-13,21,23,36,40-44話 大きくはねた特徴的な前髪をしている。性格は至って真面目で、自主トレや予習を進んで行っている。特にアニメでは予習好きな性格が強調されており、時に自主トレの度が過ぎて学園を破壊してしまったり、作兵衛から借りた手裏剣を左近に渡したことを忘れてしまったりするなど、うっかり屋な一面もある。一人称は「ぼく」。借り物競争の三年代表で、結果は一年代表の乱太郎と同着一位。 三反田 数馬(さんたんだ かずま)声:下野紘 苗字・名前の由来:苗字は尼崎市の三反田町、名前は甲賀忍者・大原数馬から 三年は組の生徒。12歳。魚座、A型。保健委員会所属。本名は39巻で判明。 初登場:35巻213ページ アニメ初登場:16期11話 登場巻: アニメ登場回:16期11,12,26,27,47,96話、17期76-78話、18期3,4,47,48,65,66,71,74,89,90話、19期27,28,31-34,52,67話、20期12,13,20-23,28,29,41-44話 所属する保健委員会の委員長・伊作に存在を忘れられてしまうほど影の薄い、違う意味で不運な忍たま。特にアニメでは自分の影の薄さを気にしている。他クラスではあるが孫兵はわざわざ数馬の職場体験実習先に出向くなど、特に親しい間柄として描かれている。同じ保健委員の乱太郎と伏木蔵の陰口を注意するなど、礼儀には少し厳しい一面も。髪色は原作初期では茶髪だが、現在はアニメ同様薄い紫色。一人称は「ぼく」。 [部分編集] 上級生 四学年 制服の色は紫。華やかだが妙に癖のある人物が揃っている。五人とも個性・自己主張が非常に強いせいで、他の上級生と違い団結力はない。登場頻度は原作・アニメ共に比較的高い。 平 滝夜叉丸(たいら の たきやしゃまる)声:高木渉 名前の由来:平将門の娘とされる滝夜叉姫 四年い組の生徒。13歳、水瓶座、B型。体育委員会所属。 初登場:2巻30ページ アニメ初登場:1期8-A話(顔だけ)(1期8-B話) 登場巻:2,14,18-20,26-27,29,31,34-38,40-43,45-50,52,54巻 アニメ登場回:1期8,38-A話、2期49話、3期98,103-105話、4期81話、5期11-13,17,18,25,73-75話、6期11,14,19,20話、8期29,52話、9期29,62話、10期8,31,47,72話、11期25,30,53,54,67話、12期10,55,57話、13期6,14,27,29,30,44,56話、14期1-5,34話、15期14,15,18,50話、16期26,28,29,47,48,57,59,71,94話、17期23,59,76,77,80,84話、18期7-10,47,48,57,65,66,69,71-74,90話、19期23,28,32,37,67,80話、20期1,2,12,13,19,20,22,23,40,41,43,44話 戦輪の名手で、学年一の成績と自称している。武道大会で2連覇を達成、課外活動で一年は組の助っ人として活躍するなど実力は確かだが、過度の自惚れ屋で自分の才能に陶酔しきっており、きり丸曰く「性格はカス」。しかし、面倒見の良さや目上に対する礼儀も持ち合わせており、体育委員会では委員長の宥め役になっている。愛用している戦輪の名前は「輪子(りんこ)」。三木ヱ門とは、似た者同士で仲の悪いライバル。アニメでは原作以上に感情表現が激しくエキセントリックな性格の持ち主として描写されている。石火矢も得意であるがキャラクターが増えるに従い描写が無くなった。1期からの古参キャラであり、その強烈なキャラであることから上級生の中では勿論、忍たまのキャラクターの中でも知名度は高い。 苗字が滝、名前が夜叉丸であると読者や視聴者に勘違いされがちなため、作中で自ら注釈を入れることがある。原作では黒髪だがアニメでは濃い茶髪。サラサラストレートヘアーランキング第2位。好きな卵料理は目玉焼き。一人称は「私」。2011年にアニメ公式サイトで行われた人気投票では上級生グループ第5位にランクインした。 綾部 喜八郎(あやべ きはちろう)声:石田彰 苗字・名前の由来:苗字は作者の知人から、名前は甲賀忍者・和田喜八郎から 四年い組の生徒。13歳、牡牛座、AB型。作法委員会所属。本名は34巻で判明。 初登場:26巻16ページ アニメ初登場:13期15話 登場巻:26,34,35,38-54巻 アニメ登場回:13期15話、16期47,48,57,58,96話、17期7,8,30,68,76-78,84話、18期3,7-10,47,48,57,65,67-71,73,74,90話、19期12,13,15,28,29,33,34,37,48,67,80-82,84話、20期1,2,11-13,19,20-23,40,41,43話 極端にマイペースで飄々とした性格。常に無表情で、周囲の喧騒を無視してあらぬ方向を見ていることが多い。目上の人には妙な口調の丁寧語で喋る。自分が作った罠に敵がかかった時はピースして「だーいせいこう」。また屋外でやる気がないときは少し掘った穴に入り体育座りをする。口癖は「おやまぁ」。趣味兼特技は穴掘りで、学園内が競合区域であることを理由に学園中に穴を掘っており「穴掘り小僧」と呼ばれている。落とし穴には独自の美学を持ち敵の落とし穴を「美しくない」と言ったことがある。彼の作った罠はプロの忍者にも通用するレベル。しかし落とし穴をむやみやたらに掘るため、味方にも危害を与えることがある。自作の塹壕や落とし穴、鋤や鍬などの道具に名前を付けている。アニメでは原作よりもやや陽気な性格に変えられており、表情もより豊かである他、穴掘りもストレス解消法にいれている(*11)。また他の四年生のようにキレることは滅多に無く、キレた時は笑顔で「キレた」と言うなど変わった面も持つ。しかし自分の罠に下っ端忍者がかかるとかなり不機嫌になる。愛用している鋤は踏鋤の「踏子(ふみこ)ちゃん」と手鋤の「テッコちゃん」で武器も兼ねており飛んで来た石などを撃ち返すなどに利用している。いつも穴を掘るという力のいる事をしているため細かい作業は好きではなく、大運動会の細かい作業の必要な競技では飽きたという理由で競技を棄権した。一人称は「僕」。髪の色は原作初期は茶髪だが、現在はアニメ同様灰色。2011年にアニメ公式サイトで行われた人気投票では上級生グループ第2位にランクインした。 田村 三木ヱ門(たむら みきえもん)声:安達忍 名前の由来:作者の友人から 四年ろ組の生徒。13歳、牡羊座、A型。会計委員会所属。 初登場:2巻22ページ アニメ初登場:1期8-A話(顔だけ)(1期8-B話) 登場巻:2,18,20,27,29,31,34,35,37,38,40-52,54巻 アニメ登場回:1期8,38-A話、5期25話、6期11,12,15話、10期12,24,31話、11期25,53,71,72話、12期1,55,57話、13期15,56話、15期14,15,18,50話、16期11,28,47,48,50,55-58,81,96話、17期76-79話、18期4,9,10,48,57,65,68-74,78,90話、19期15,20,28,29,32,33,37,59,67,68,84話、20期2,11-13,19,20-23,40,41,43話 女装:17期79話 石火矢などの火器の腕は学年一(*12)自称「忍術学園のアイドル」。砲弾を撃って地面に文字を書く程の腕前を持っている。37巻で五年生の宿題を見事にこなしており、成績優秀であることは確かである。しかし自惚れの度合いは滝夜叉丸に引けを取らない。豪快かつ好戦的な性格。忍術学園の建物を何度か破壊し、休みを没収されたこともある。園田村のエピソードでは照星にこっぴどく叱られ、プライドがズタズタになったが、自身の未熟さを受け入れ前向きに努力している。「過激な武器」マニアであり、自前の火器に女の子の名前(*13)をつけて大切にしている。後輩の佐武虎若同様に照星を尊敬している。アニメではかやくご飯が大好物で好きな卵料理は玉子焼き。アニメ17期より、目のデザインが変更された。原作のキャラクターデザインはアニメと大幅に異なっている。一人称は「私」。 斉藤 タカ丸(さいとう たかまる)声:浪川大輔 名前の由来:実在の美容師から 四年は組の生徒。15歳、天秤座、A型。火薬委員会所属。 初登場:38巻20ページ アニメ初登場:15期1話 登場巻:38-43,45-47,49-52,54巻 アニメ登場回:15期1-4,14-16,25,50話、16期2-5,15,16,21-24,28,36,37,47,49,56,84話、17期23,72,76,77,84話、18期5-8,46-48,50,53,60,65,71,73,74,90話、19期18,34,37,64,67話、20期11,13,19,20,21,23,32,40-44話 実家は髪結い処。自身も髪結いを目指していたが、斉藤家は元々忍者の家系で亡き祖父・幸丸は髪結いに化けた忍者だったことを父・幸隆から知らされ、所属していた忍者隊の手掛かりを探す為に「辻刈り」をしていた時に乱太郎達と出会った。六年生と同じ年だが、忍術の経験が無いために四年生に編入。生徒(同学年の滝夜叉丸からも)の大半からは「タカ丸さん」と呼ばれている(三郎次からは「タカ丸先輩」と呼ばれることがある)。また、基礎的な知識を補うために下級生と同じ授業を受けることもあるが、「知らないことを教えてもらうのに年は関係ない」と全く気にしていない。素直でおっとりしている一方、好奇心旺盛で危機感が足りない。たびたび熱心にメモを取っているが、メモをするところが見当外れであることが多い。髪結いの習性から、傷んだ髪を見ると激怒して引きちぎってしまう。職業柄、くの一にモテる(しかし、本人としては迷惑している模様)。自分の膝でカミソリを使う練習をしていたため、膝が傷だらけ。一人称は「僕」(登場初期は「俺」)。原作では茶髪だがアニメでは15期は金髪、16期以降は薄い黄色。2011年にアニメ公式サイトで行われた人気投票では上級生グループ第3位にランクインした。 浜 守一郎(はま しゅいちろう)声:梶裕貴 四年ろ組の生徒。13歳、山羊座、B型。用具委員会所属。 初登場:54巻 登場巻:54,55巻 アニメ登場回:23期22-25話 マツホド城の支城の跡で籠城していた少年。曾祖父に忍術の稽古をつけてもらっていたが、曾祖父の情報が古く特に火薬などに関する知識などが欠けている。また曾祖父の耳が遠いため、普段から大声で話すクセがついてしまった。熱く真面目な性格だが笑いの沸点があまりにも低く、「布団が吹っ飛んだ」で大爆笑できる。鶏冠のような前髪のぼさぼさ髪をみんなとは違い下のほうで結っている。アニメ、原作共に黒髪。 [部分編集] 五学年 制服の色は群青(藤色という記載もある)。極端に人格が破綻した人物はおらず、下級生のよき先輩といった様子の落ち着いた学年。基本的には優秀な忍たま揃いではあるが、天然ボケの性格を持つものも多い。 久々知 兵助(くくち へいすけ)声:小田敏充 苗字・名前の由来:苗字は尼崎市の久々知、名前は忍者・桂兵助からか? 五年い組の生徒。14歳、魚座、A型。火薬委員会所属。本名は37巻で判明。 初登場:絵本「これぞにんじゃの大運動会だ!?」、原作は36巻79ページ アニメ初登場:16期27話 登場巻:36-39,41-43,45-47,49-52,54巻 アニメ登場回:16期26(後姿),27,28,32,49,56,96話、17期76,77話、18期42(三郎の変装),47-49,53,65-67,71-74,82(三郎の変装),87,90話、19期15,18,26,29,37,43(三郎の変装),64,67,68話、20期11-13,21,22,32,40,41,43話 長い睫毛と黒髪が特徴。真面目な性格で、クールで成績優秀。六年生のいない火薬委員会では代表を務めている。天然な所もあり、帳簿に計上された甘酒代に気付かない等、少し抜けている。運動会のリレーのバトンに豆腐を持った事から、豆腐小僧と呼ばれている(*14)。本人はこの渾名を嫌がっており、原作だと豆腐を好きだという事を否定した事もあるが、実際に豆腐の知識は豊富で豆腐料理を好んでおり、おやつとして高野豆腐を持ち歩いている。アニメでは豆腐好きを公言しており、自分で作った豆腐を振る舞ったこともある。しかし、あまりにも豆腐好きの面が強調され、アニメでは冷静さを失うこともしばしばある。委員会では委員長に代わり下級生を纏めており、後輩だが年上であるタカ丸に対しては、名前に「さん」付けしつつも先輩として接している(*15)。得意武器は寸鉄(公式キャラクターブック『忍たまの友 天之巻』の記述より)。一人称は「俺」(目上の人には「僕」もしくは「私」)。 尾浜 勘右衛門(おはま かんえもん)声:渋谷茂 苗字・名前の由来:苗字は尼崎市の尾浜町、名前は甲賀忍者・鵜飼勘右衛門から 五年い組の生徒で学級委員長。14歳、天秤座、O型。学級委員長委員会所属。本名は46巻で判明。 初登場:13巻187ページ アニメ初登場:18期65話(顔だけ)(18期70話) 登場巻:13,46,47,49,51,52,54巻 アニメ登場回:18期65,70-74,90話、19期26,29-34,37,52,65,67話、20期1,11-14,20,22,23,32,40,42-44話 人馬の練習中に怪我を負う(原因は着地地点に乱太郎・きり丸・しんべヱが昼寝していたため)という初登場から、16年もの間存在を忘れ去られていたが、46巻の混合ダブルスサバイバルオリエンテーリングで虎若と組んだことでようやく名前が明かされた。再登場した時点では委員会に所属しておらず、47巻で行われた文化祭で各委員会の出店を見て所属委員会を決めるよう学園長に勧められたが、実は学級委員長だったことが判明し、学級委員長委員会に所属することになった。得意武器は万力鎖。性格は巻き込まれ型で天然ボケ(*16)。再登場以来様々なイベントや事件に対し積極的に取り組み、楽しんでいる様子。原作では黒髪だが、アニメでは赤紫がかった濃い茶髪。小平太から「摩訶不思議なヘアスタイル」と揶揄されるほどの変わった髪型で、実際毛先がいくつかの房にまとまった変わった髪型をしている。そのため、暗闇の中でも乱太郎たちは彼を識別できる。 不破 雷蔵(ふわ らいぞう)声:金丸淳一 名前の由来:諺の「付和雷同」 五年ろ組の生徒。14歳、魚座、O型。図書委員会所属。38巻裏に三郎とのコンビで登場。 初登場:18巻47ページ アニメ初登場:3期103話? 登場巻:18,19,20,22-24,26,27,29,34-52,54巻 アニメ登場回:3期103-105話、5期25話、6期15,55-59話、7期17,35話、10期8,31話、11期53話、12期57話、13期27,30,56話、15期50話、16期15,28,42,47,48,56,57,96話、17期4,76-78話、18期42,47-49,65-68,70-72,74,82,90話、19期27,28,30,31,37,51,52,67,84話、20期1,12,20-23,32,40,41,44話 温厚で親切、後輩の面倒見が良い優しい先輩で乱太郎達から慕われている。成績優秀だが、大雑把かつ優柔不断で何かにつけて延々と迷い続ける悪癖があり、考え疲れてその場で眠ってしまうことすらある。「忍者の三病」の「思案を過ごすタイプ」。(しかし51巻でそれを雑渡に指摘され、克服するための訓練をした結果、決断力が幾分身についた)また、河原など湿気のある場所にいると髪の毛が膨張する。よく同じクラスの鉢屋三郎から顔を拝借されており、「五年ろ組の名物コンビ」と評されている。三郎の自分の変装に特に嫌がってはおらず、苦笑い程度。山田先生曰く「真面目すぎるのが欠点」だったが、18巻の第1回サバイバルオリエンテーリングで乱太郎とコンビ組んで行動した事で、茶目っ気が身に付いた。三郎のふりをすることもある。一人称は「僕」。原作では黒髪だが、アニメでは明るい茶髪。 鉢屋 三郎(はちや さぶろう)声:山崎たくみ 名前の由来:尼子経久の家臣・鉢屋弥之三郎から 五年ろ組の学級委員長。14歳、双子座、B型。学級委員長委員会所属。38巻裏に雷蔵とのコンビで登場。 初登場:2巻35ページ(18巻で本人登場) アニメ初登場:3期103話 登場巻:2,11(名前だけ),18,20,22,23,26,29,38-47,49-52,54巻 アニメ登場回:3期103話、4期14話、5期25話、6期12,15,55-59話、8期12,29話、12期63話、13期27,30話、15期50話、16期15,27,29,47,48,56-58,81話、17期4,76,81話、18期42,47,49,57,65-67,70-72,74,82話、19期28,29,34,37,43,51,65,68話、20期11-14,21-23,32,40,42-44話 六年生をも上回る変装の名人。「千の顔を持つ」と言われ、その素顔は誰も知らない。武道大会で優勝経験を持つほどの武術の腕前もあり、教師からも一目置かれている。変装の枠は人間のみに留まらず地蔵や阿弥陀如来などにも及ぶ。作中全ての人物に化けられるが、顔は似せても体格は誤魔化せないため、極端に体が小さい者に化けると不自然な変装となってしまう。普段は同級生の不破雷蔵に化けていることが多く、人物紹介などでも不破雷蔵の姿を借りて登場する。また、よく行動を共にしているので「五年ろ組の名物コンビ」と評されている。シンプルで真似しやすいという理由でしんべヱに変装することも気に入っているため、サバイバルオリエンテーリングでは、しんべヱに変装してしんべヱとコンビを組んだ。借り物競争の五年代表で、結果は三位。他人の顔にメイクを施すことや、変装を見抜くのも得意。悪戯好きで、珍妙な変装をしたり意味もなく1コマごとに違う顔に化けて楽しむなど、作品を掻き回すトリックスター的存在。得意武器はひょう刀(公式キャラクターブック『忍たまの友 天之巻』の記述より)。一人称は「私」(「僕」や「俺」と言う場合もある)。名前の由来は尼子経久の家臣・鉢屋弥之三郎から。アニメ版では「鉢屋」が差別用語に当たると見なされ「蜂屋」に漢字表記が改められたが、原作者の意向により18期より平仮名で表記されるようになっている(*17)。 竹谷 八左ヱ門(たけや はちざえもん)声:東龍一 苗字・名前の由来:苗字は尼崎市の竹谷町、名前は甲賀忍者・上野八左衛門から 五年ろ組の生徒。14歳、射手座、B型。生物委員会所属。本名は39巻で判明。 初登場:26巻18ページ アニメ初登場:16期26話 登場巻:26,40-43,45-47,49-52,54巻 アニメ登場回:16期26-28,56,57話、17期76-78話、18期47-49,65,69-74,82(三郎の変装),90話、19期19,26,32,34,37,43(三郎の変装),67,68話、20期12,13,20-23,32,40,41話 明るい性格。一度飼った生き物は最後まで面倒を見るのが人として当然という信念を持っている。ぼさぼさの髪が特徴。「おほー」という特徴的なセリフを言うことがある。委員会では委員長の代わりに、下級生を纏めている。自他共に認める頼りがいのある性格。生物委員下級生からの信頼度は絶大で、責任感の強い性格も手伝って宿題を教えるなど良く面倒を見ているが、委員長代理ということで委員長の仕事の他に会議の支度などの雑務もこなさなければならず、日々忙しい。アニメでは苦労人の面とともに熱血な性格もクローズアップされている。得意武器は微塵((公式キャラクターブック『忍たまの友 天之巻』の記述より)。一人称は「俺」(目上の人に対しては「僕」)。2011年にアニメ公式サイトで行われた人気投票では上級生グループ第4位にランクインした。髪の色は原作では茶髪、アニメでは濃い灰色。髪は痛んでいる。 [部分編集] 六学年 制服の色は深緑。忍術学園は学年が上がるにつれて脱落者が出るため、最高学年の六年生は特に人数が少ない。知識や実力もあり、学校外でも活躍する。職業忍者と実力は変わらないといわれている。また、忍者の就職活動も行っており、各城の人事担当が六年生を見学に来ることもある。(『忍たま乱太郎アニメーションブック 忍たま忍法帖』より。) 潮江 文次郎(しおえ もんじろう)声:成田剣 苗字・名前の由来:苗字は尼崎市の潮江、名前は甲賀忍者・針文次郎から 六年い組の生徒。15歳、獅子座、B型。会計委員会委員長。165cm。 初登場:29巻26ページ(名前だけなら、23巻初登場) アニメ初登場:6期32話 登場巻:29,32-54巻 アニメ登場回:6期32話、11期31,53,62話、12期1話、13期10,15,23,28,55,56(変装)話、14期1,2話、15期18,50話、16期11,12,26-29,32,40,41,47-50,56-58,92話、17期42,69,76-78,89話、18期4,9,33,47,49,51,65,70-74,88,90話、19期17,26-29,34,37,41,45,59,68,71,76,83話、20期1-3,11-14,20-23,29,38,41,43,44話 女装:20期21,38,77話 忍術学園一ギンギンに忍者している男。短気、熱血、勝気な性格。鍛錬バカで常に鍛錬を怠らず、外敵の侵入を警戒しており寝ていても伊作の気配に感づいて袋槍を投げつける程。同じく熱血的な性格の食満留三郎とは喧嘩ばかりしているが、窮地に陥った時は協力しあうこともある(ただし、局地的な豪雨が降るほど稀な出来事である)。他の委員会に強い対抗意識を抱き、会計委員にヘマがあれば必ず鍛錬に持ち込もうとする「地獄の会計委員長」。悔しい事があると所構わず頭をぶつける悪癖があり、度々学園内の壁や木を損傷させている。原作では目が左右違う形になっている。アニメでは将来忍術学園の学園長になるという野望を抱いているという設定と、「ギンギーン!」という口癖が追加されている。アニメでは容姿が原作よりも老けてみえる。得意武器は袋槍(公式キャラクターブック『忍たまの友 天之巻』の記述より)で、アニメでも袋槍の穂先を使用していることが多い。忍たま長屋では仙蔵と同室。同じ会計委員の団蔵と行動を共にすることが多い。一人称は「俺」(目上の人に対しては「私」)。 アニメ第16期から年に一度、きり丸・長次・小平太と4人で登場するエピソード(通称:アルバイトシリーズ)があり、長次と小平太と共にきり丸のアルバイトを手伝っては危なっかしい行動をとってきり丸を振り回している。 立花 仙蔵(たちばな せんぞう)声:保志総一朗、三浦祥朗(20期41話代役) 苗字・名前の由来:苗字は尼崎市の立花町、名前は甲賀忍者・望月仙蔵から 六年い組の生徒。15歳、山羊座、AB型。作法委員会委員長。163cm。 初登場:24巻(正しくは23巻8章扉絵) アニメ初登場:6期12話 登場巻:24,29,31,33,34,35,37,38,40-54巻 アニメ登場回:6期12,14,15話、7期16,19,35話、8期7話、9期42,60話、10期8,77話、11期53,62話、12期57,78話、13期55,56話、14期1,48話、15期18,41,50話、16期17,18,26-28,32,33,49,50,57,58話、17期7,8,23,77,78,81(三郎の変装),88,89話、18期4,9,33,43,47,49,65,70-74,90話、19期26,28,29,34,37,45,67,68,84,88話、20期3,11-13,21-23,29,41-44話 女装:11期53話、20期58話 色白な肌と長いストレートの髪が特徴。火薬の扱い・知識にかけては忍術学園一で、冷静沈着で優秀な生徒と評され「燃える戦国作法」の異名を持つ。クールな一方茶目っ気も豊富で、クラスメイトの文次郎をはじめとして周囲の人間をからかうことも少なくない。アニメではやや短気で、少しナルシスト気味な傾向がある。得意武器は宝禄火矢。その他、火器を自作することもある。サラサラストレートヘアーランキング第1位。座右の銘は「忍術とは科学である」。借り物競争の六年代表で、結果は二位。一人称は「私」。 アニメ第9期から年に一度、しんべヱ・喜三太と3人で登場するエピソード(通称:厳禁シリーズ)があり、毎回火薬と最悪な相性の二人(鼻水となめくじによる湿り気)のせいで思い通りに事が進まず、宝禄火矢の暴発などの災難に見舞われている(ただし、二人には苦手意識を持っているだけで嫌っているわけではない様子。)。原作では黒髪だが、アニメでは青紫。 中在家 長次(なかざいけ ちょうじ)声:渋谷茂 苗字・名前の由来:苗字は尼崎市の中在家町、名前は甲賀忍者・大原長次から 六年ろ組の生徒。15歳、蠍座、AB型。図書委員会委員長。170cm。 初登場:26巻(正しくは23巻8章扉絵) アニメ初登場:6期12話 登場巻:26,29,34,37-39,41-47,49-54巻 アニメ登場回:6期12,15話、9期42話、10期39,43,57,68話、11期53話、12期39,57話、13期56(変装)話、14期1,2話、15期18,50話、16期26-28,40,42,49,50,56-58話、17期4,69,76-78,80,89話、18期4,9,33,49,51,57,65-67,69,71,72,74,88,90話、19期17,23,27,28,30,37,42,45,67,68,83話、20期11-13,21,23,29,38,42-44話 女装:17期4話、20期38話 常に仏頂面の、「忍術学園一無口で無表情な男」で「沈黙の生き字引」と呼ばれる。声が小さく何を言っているのかほとんど分からない(*18)ため、彼が同じ六年生等親しい者以外と話す時は、周囲(主にきり丸や雷蔵など図書委員の後輩)が通訳を担当している。得意武器は縄鏢(隠し武器の一種)で、その腕前は学園一。『公式キャラクターブック 忍たまの友 天の巻』で「老けている?」と評されるいかめしい顔立ちにより、とても15歳に見えない(*19)。笑顔は不気味で、主に仏頂面の時は機嫌が良く逆に笑顔を見せる時は怒っている(*20)。また、皆のやっている事に興味がないという描写がしばしば見られる。これらの近寄りがたい外面とは裏腹に、実は「根は優しい」温厚で穏やかな性格をしており、非常に親切な行動や言動も多々見受けられる。(*21)。ボーロ作りが得意で、その味はしんべヱも認めるほど美味しい。物が飛んで来るとバレーボールのようにトスして打ち返す奇癖を持つ。忍たま長屋では小平太と同室。図書委員会で巻物を巻いているためか手先が器用で、慎重かつ丁寧な作業にも慣れており、大運動会では包帯巻き競争で乱太郎にせり勝ち優勝。アニメ10期では、しんべヱの妹・カメ子から好意を寄せられている描写があった。一人称は「私」。 七松 小平太(ななまつ こへいた)声:神奈延年(*22) 苗字・名前の由来:苗字は尼崎市の地名、名前は甲賀忍者・宮嶋小平太から 六年ろ組の生徒。15歳、獅子座、O型。体育委員会委員長。168cm。 初登場:24巻193ページ(名前だけなら、23巻初登場) アニメ初登場:6期12話 登場巻:24,29,33,34,36-47,49-54巻 アニメ登場回:6期12,13,15話、7期16,17,35話、9期42,60話、10期8話、11期53,62話、12期57話、13期28,30,55,56話、15期15,18,50話、16期26,27,29,32,40,48,56-58,96話、17期42,50,69,76-78,81(三郎の変装),89話、18期4,9,33,47,49,51,65,66,68-74,88,90話、19期26-29,32,34,37,45,52,67,68,83話、20期1-3,11-13,20-23,29,38,41,43,44話 女装:20期38話 細かい事を気にしない大らかな明るい性格で、いつも陽気で元気で豪快。自由奔放な行動と言動で周囲の人々を振り回すこともしばしば(*23)。常に体力が「有り余って」おり、何度か原作・アニメで「人間離れしている」と評され、ドラマCDでは「忍術学園一の体力を誇る」と紹介された。それに加え、人並み外れた腕力と脚力の持ち主でもあり、こちらも原作・アニメで「クソ力」と称されている。体力面だけかと思いきや最上級生らしく知識もあり、後輩に指導するシーンもある。アニメでは、後輩が彼に話しかけてくる時は大抵相談事と言っており頼りにされている面もある。得意武器は苦無(公式キャラクターブック『忍たまの友 天之巻』の記述より)塹壕掘りが趣味で、持ち前の体力面を生かし苦無のみで掘ってしまう。口癖は「いけいけどんどん!」「細かいことは気にするな!」。アニメオリジナルストーリーでは、スランプに陥り忍者としての自信を失くしたが、先生の協力とポジティブさで克服したという話がある。またアニメではヒジキは好きで煮豆が嫌いだと公言している。自らが所属する体育委員会を“委員会の花形”と呼ぶ。物が飛んでくるとバレーボールやサッカーボールのように打ち返す奇癖がある。怪力故、アタックしたボールはじめ学園内の備品が彼によって多数破壊されており、用具委員の留三郎が怒ったり体育委員会の予算が削減される原因となっているが本人は理解していない。自身をモチーフにしたパペットがあり、文化祭やバザーでギニョールと一緒に販売し、即完売した。一人称は「私」(アニメでは極々まれに「俺」と言った時もあり、原作初期でも俺と言っているが、現在は両方とも私で統一されている)。原作では明るい色の茶髪だが、アニメでは紺髪。 善法寺 伊作(ぜんぽうじ いさく)声:置鮎龍太郎 苗字の由来:尼崎市の地名から 六年は組の生徒。15歳、牡羊座、O型。保健委員会委員長。163cm。 初登場:26巻228ページ アニメ初登場:10期14話 登場巻:26,29,33,34,36-47,49-54巻 アニメ登場回:10期14,15話、11期53話、12期8,70話、13期28,56話、14期34話、15期18,50話、16期11,12,26-29,32,41,48,57,58,77,78,96話、17期46,76-78,89話、18期3,4,9,17,18,33,47,48,51,65,66,68,70-74,90話、19期26-29,31,32,34,37,40,45,61,67-69,89話、20期11-13,20,21,23,29,28,35,41-44話 女装:14期34話、20期20話 温厚で面倒見が良く、乱太郎達の優しいお兄さんのような存在。常に救急箱を携帯しており、薬品・薬草の知識が豊富で、蘊蓄を語らせると長い。不運な生徒が集まると言われ、学校中が嫌がる保健委員を6年間務め続けた保健委員長で、別名「不運委員長」。彼が転んだり穴に落ちる程度の不運に見舞われることは既に日常茶飯事と見なされている。その「人徳」は長所でも短所でもあり、六年生の中では忍者に向いていないと評されるほどの博愛精神の持ち主である。課題で合戦場に行った際、敵味方を問わず負傷者を手当てしたことがきっかけで、タソガレドキの忍頭・雑渡昆奈門と縁ができるようになった。一方で握り飯に下剤を混入させたり、文化祭や委員会の予算を補うために期限切れの薬品で薬膳料理を作り販売しようとするなどの危険な行動に出ることも。忍たま長屋では留三郎と同室。室内には骨格標本の「コーちゃん」を置いていて、夜中に薬を煎じるため薬の匂いが漂っている。一人称は「僕」(アニメ初期では「私」だったが、現在は原作通り「僕」で統一されている)。得意武器は設定されていない。 アニメ第19期から年に一度、乱太郎・留三郎と3人で登場するエピソード(通称:同室シリーズ)があり、同じ保健委員の乱太郎と共に、同室の留三郎を不運に巻き込んでしまっている。原作では黒髪だがアニメでは茶髪。2011年にアニメ公式サイトで行われた人気投票では上級生グループ第1位を獲得した。 食満 留三郎(けま とめさぶろう)声:鈴木千尋 苗字・名前の由来:苗字は尼崎市の食満、名前は甲賀忍者・滝留三郎から 六年は組の生徒。15歳、牡羊座、A型。用具委員会委員長。166cm。本名は40巻で判明。 初登場:22巻25ページ アニメ初登場:16期12話 登場巻:22,40-54巻 アニメ登場回:16期12,20,26,27,41,46,47,49,50,57,58,61,92,96話、17期46,77,78,81(三郎の変装),89話、18期3,4,9,10,33,47,49,51,65,71-74話、19期26-29,32,34,37,45,54,67,68,71,76,84,89話、20期1-3,11-13,21,23,29,35,41,43,44話 好戦的で気が強く、熱い性格の武闘派。しかし、後輩の面倒見は良く、さっぱりとした気性で同じ用具委員の平太の怖がりな性格を治す為に作兵衛と協力した事もあった。似た者同士の文次郎とは喧嘩ばかりだが、窮地に陥った時は協力しあうこともある(ただし集中豪雨が降る)。アニメでは好戦的な面が一層強調されており、すぐに冷静さを失い怒鳴ったり、時には後輩も巻き込むこともある。アニメ登場期の16期では視聴者に武具などの解説をする場面も多く見られた。得意武器は鉄双節棍。伊作と同室の所為か、巻き込まれる形で不運に見舞われることが多く、最近では不運そのものがうつっているとまでいわれている。また、伊作が夜中に突然臭いの強い薬草を煎じ出したり内職したりすることには手を焼いているが、同室のよしみで伊作のアルバイトを手伝うこともある。基本的には伊作と仲は非常に良好。初登場時にはドクタケ忍術教室の講師としてドクタケ城にスカウトされていた。その後40巻で再登場するまでに9年もの空白があったことから、「9年目のプリンス」と呼ばれている。一人称は「俺」(目上の人に対しては「私」)。 容量が大きいので分割 続き Wikipedia・「落・乱」住民基本台帳から引用 <http //ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%8D%E8%A1%93%E5%AD%A6%E5%9C%92>(アクセス:2009年8月21日~) <http //www.gru-ran.com/rantarou/list/list.html>(アクセス:2010年3月24日~) ◆参考サイト 忍たま乱太郎*キャラクター・人物登場回データ集 <http //tama.ninja-mania.jp/index.html>(アクセス:2010年4月30日~) Yahoo!知恵袋の質問 <http //detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1059256180>(アクセス:2012年2月16日)
https://w.atwiki.jp/soreike_anpanman/pages/694.html
放送日:1990年1月15日 エンディングテーマ:勇気りんりん A「アンパンマンとフーセンカバさん」 脚本:中村 修 絵コンテ:島崎 大基 演出:森脇 真琴 B「アンパンマンとナマイキナマコ」 脚本:翁 妙子 絵コンテ:目黒 寅一 演出:森脇 真琴 声の出演 アンパンマン:戸田 恵子 ばいきんまん:中尾 隆聖 ジャムおじさん:増岡 弘 バタコ:佐久間 レイ チーズ:山寺 宏一 ドキンちゃん:鶴 ひろみ フーセンカバさん:山寺 宏一 ナマコ:江森 浩子 ウサ子:横田 はるみ ピョン吉:中村 ひろみ
https://w.atwiki.jp/soreike_anpanman/pages/721.html
放送日:1989年3月27日 エンディングテーマ:勇気りんりん A「アンパンマンとこぞうのジャンボ」 脚本:上尾 久志 絵コンテ:矢野 博之 演出:古川 政美 B「アンパンマンとかびるんるん」 脚本:上尾 久志 演出:古川 政美 声の出演 アンパンマン:戸田 恵子 ばいきんまん:中尾 隆聖 ドキンちゃん:鶴 ひろみ ジャムおじさん:増岡 弘 バタコ:佐久間 レイ チーズ:山寺 宏一 しょくぱんまん:島本 須美 カレーパンマン:柳沢 三千代 ジャンボ:高田 由美 滝沢 久美子 江森 浩子 中村 ひろみ
https://w.atwiki.jp/soreike_anpanman/pages/352.html
放送日:1990年5月21日 エンディングテーマ:勇気りんりん A「アンパンマンとおりがみまん」 脚本:星山 博之 演出:島崎 奈々子 B「アンパンマンととうだいまん」 脚本:桜井 正明 絵コンテ:日巻 裕二 演出:森脇 真琴 声の出演 アンパンマン:戸田 恵子 ばいきんまん:中尾 隆聖 ジャムおじさん:増岡 弘 バタコ:佐久間 レイ チーズ:山寺 宏一 ドキンちゃん:鶴 ひろみ おりがみまん:江森 浩子 とうだいまん:目黒 裕一 ウサコ:中村 ひろみ ソフト化情報 【DVD】 ’91 シリーズセレクション アンパンマンとおりがみまん
https://w.atwiki.jp/soreike_anpanman/pages/337.html
放送日:1992年1月20日 エンディングテーマ:アンパンマンたいそう(CHA-CHA) A「アンパンマンとポンポンどり」 脚本:伊東 恒久 演出:鈴木 壽美 B「アンパンマンとクズカゴマン」 脚本:岸間 信明 絵コンテ:中村 隆太郎 演出:島崎 奈々子 声の出演 アンパンマン:戸田 恵子 ばいきんまん:中尾 隆聖 ジャムおじさん:増岡 弘 バタコ:佐久間 レイ チーズ:山寺 宏一 ドキンちゃん:鶴 ひろみ ポンポンどり:江森 浩子 クズカゴマン:中田 和弘 おそうじまん:中原 茂 好村 俊子 滝沢 ロコ 根岸 朗 中村 ひろみ 小島 悠理 ソフト化情報 【DVD】 それいけ!アンパンマン’93(5)
https://w.atwiki.jp/soreike_anpanman/pages/528.html
放送日:1990年12月24日 エンディングテーマ:勇気りんりん 「光れ!ぼくらのクリスマスツリー」 脚本:翁 妙子 絵コンテ:永丘 昭典 演出:日巻 裕二 声の出演 アンパンマン:戸田 恵子 ばいきんまん:中尾 隆聖 ドキンちゃん:鶴 ひろみ ジャムおじさん:増岡 弘 バタコ:佐久間 レイ チーズ:山寺 宏一 しょくぱんまん:島本 須美 カレーパンマン:柳沢 三千代 サンタクロース:滝口 順平 ほのおくん:江森 浩子 おそうじまん:中原 茂 吉田 理保子 茶風林 速水 圭 高山 ゆかり 兼子 由利子 ソフト化情報 【DVD】 それいけ!アンパンマン’91(10)
https://w.atwiki.jp/soreike_anpanman/pages/634.html
放送日:1994年2月28日 エンディングテーマ:アンパンマンたいそう A「アンパンマンとおでん一座」 脚本:日吉 恵 絵コンテ:奥脇 雅晴 演出:佐藤 豊 B「アンパンマンと金色のさかな」 脚本・演出:篠原 俊哉 声の出演 アンパンマン:戸田 恵子 ばいきんまん:中尾 隆聖 ジャムおじさん:増岡 弘 バタコ:佐久間 レイ チーズ:山寺 宏一 ドキンちゃん:鶴 ひろみ メロンパンナ:かない みか クータン:山本 圭子 大根座長:田原 アルノ ゆでたまごちゃん:南 杏子 つみれくん:小島 悠理 コンブ:亀井 芳子 さつまあげどん:桜井 敏治 ちくわくん:江森 浩子 ソフト化情報 【DVD】 それいけ!アンパンマン’94(19)
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4154.html
SORCERIAN 【そーさりあん】 ジャンル アクションRPG 写真はWindowsリメイク版 対応機種 PC-8801mkIISR以降、PC-9801VM/UV以降,X1turbo、PC-88VA、MSX2、IBM-PC(海外版・英語のみ)Nintendo Switch 発売・開発元 日本ファルコム/ティールハイト(MSX2)/シエラ・オンライン(IBM-PC) 発売日 1987年12月20日1990年4月1日(IBM-PC)1991年8月10日(MSX2) 定価 9,800円MSX:8,800円/4800円(TAKERU版)IBM-PC:$59.95/11,000円(国内価格) 判定 良作 ドラゴンスレイヤー 英雄伝説シリーズ 概要 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 移植版 概要 大ヒットパソコンゲーム『ザナドゥ』の生みの親としても知られる鬼才・木屋善夫がお届けする『ドラゴンスレイヤー』シリーズ第五弾。多岐に渡るシナリオのクリアや、アイテムの収集、魔法の作成を通し、自分の作ったキャラクターの成長と活躍を楽しむ自由度の高いアクションRPGである。 この年(87年)の日本ファルコムは6月に発売された『イース』が大ヒットを記録し、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだった。そんな中パソコンゲーム史上かつてないほど高い前評判を受けながら発売され、その前評判に違わぬ高い評価を得た。 特徴 キャラクターメイキング、アクションRPGとしての各シナリオの攻略、その他魔法の製造などからなっている。だが最大の特徴は、「ソーサリアンシステム」とも言うべき拡張性の高いプログラミングにある。ソーサリアンシステムに関しては後述する。 キャラクターメイキング 一つのユーザーディスクにつき最大10人まで作れる。名前、種族、年齢、性別、職業を決める。 種族はFIGHTER、WIZARD、DWARF、ELFの四種類。種族と性別によって初期パラメーターや装備できる武具、寿命やレベルアップに必要な経験値も異なる。製作後ボーナスポイントをパラメーターに振り分けるのだが、このボーナスポイントはキャラクターの設定年齢を高くすることで増やすことができる。 職業の種類は60種類。種族、性別、パラメーターによって選べないものもあるが、転職は随時可能。 ただし本作の職業は、職業制を採用してる他のRPGとは意味合いが異なり、戦闘能力に影響を与えるものではない。「日常生活における職業」となっているため、冒険に出ていない期間の収入や成長度が変化する。 この収入と能力の成長の上下が(特定の技を使わなければ)非常に味を出している。例えば「泥棒」は他の職業と比べると金を稼げるが、善悪のパラメータであるカルマが減ってしまい、街で買い物をするとき高額になってしまう…という具合である。 なお、シナリオによっては特定の職業のメンバーがいないとストーリーが進行しないものもある。 キャラクター達はペンタウァの城を拠点としており、そこでパーティの編成や転職などをする。また城下町には店があり、買い物等はそこでで行う事になる。 町には武器と防具屋、魔法使いの家(魔法の作成)、薬屋(薬の調合)、教会(死者蘇生)、長老の家(道具の鑑定)、城の謁見室(レベルアップ)、道場(能力上昇、特技の習得)などがある。 独自性の高い魔法システム 魔法は100種類以上存在し、攻撃、回復、支援系と一通り揃っている。ただし支援系の魔法は少ない。また攻撃魔法には属性があり、モンスターによって効果が異なる。 一般的なRPGと大きく違うのがその入手法。本作の魔法は「武器やアイテムの付属機能」となっており、入手方法も「魔法が使える装備品を手に入れる」か、「魔法使いの家で手持ちの装備品を預けて星(後述)の付与を依頼する」かになる。そして同じ魔法の道具なら、誰が用いても効果は同じ(攻撃魔法はINTによって攻撃力が上昇、回復・支援魔法はINTに関わらず効果は一定)。 魔法は、火水木金土月太の7つの星の組み合わせからなり、それぞれの魔法で星の数は決まっている。例えば回復魔法であるHEALは木星と太陽の星を持つ装備品に宿る。 そしてこの七つの星は、そのまま装備品の特性にもなり、装備したキャラクターのパラメーターに直接影響する。例えば火星の星を2つ持っているものは、装備するとSTRが2つ増す。 魔法の作成には、先述の通り星の付与を依頼することになるが、これが少々やっかい。 まず時間がかかる。一つの星を装備品にかけるのに一年かかり(*1)、しかも1キャラにつき一つまでしか受け付けてくれない。 更に既存の星がある場合、後からかけた星との法則性により、全く別の星に変わる場合もある。例えば水星がかかっている装備品に火星をかけると、出来上がるものは火星でも水星でもなく、土星が2つかかったものになる。 各魔法によって星の組み合わせは決まっているので、希望の星を残すのはちょっとしたパズル。逆に組み合わせの変化により意外な魔法が手に入る場合もある。この点を見極めて星をかけないといけない。 魔法によっては2倍掛け3倍掛けすることで効果が強化される。 多彩な冒険を可能とした「ソーサリアンシステム」 ソーサリアンは一般的なゲームと違い、本体プログラムと追加ディスクの二本柱で構成されたプログラムを持つ。本編をクリアしても追加ディスクを入れ替える事で、それまで使っていたキャラクターで新しいシナリオが楽しめるのだ。今でいう「MMORPGの拡張ディスク」や「アペンド版ディスク」の先駆けとも言える優れたアイデアである。 基本システムであるソーサリアン本編では、3枚のディスクで5段階の難易度に分類された15本のシナリオが用意されている。更に後発のシナリオ集が何本か発売された。 当初の広告を含め、シナリオエディタも検討されたが、実際にはプログラミングを必要とする部分があり実現していない。 ちなみに本作のエンディングは、5段階全ての難易度のシナリオをクリアすると(同じシナリオディスクである必要はなく、またシナリオディスクの種類は問わない。)、「ドラゴンとたたかう」メニューが選択可能になる。そのメニューを選ぶことで本作登場のドラゴン全てと最後に控えるキングドラゴンを倒すことでエンディングとなる。 PC版における最終的なシナリオの本数はファルコム製のシナリオが総計30本、他社シナリオが19本+ショップシナリオ1本の総計50本にのぼる。 一方、移植作では長い間シナリオはほぼ本編限定で、追加シナリオは殆ど収録されなかった。収録されるようになったのはつい最近である。 いざ冒険へ 冒険に出るためにはパーティを編成しないといけない。基本的に定員は四人までだが、シナリオによっては上限三人の場合もある(*2)。また、キャラクターは縦一列に並んで行動し、隊列は冒険中に変更する事ができる。 冒険そのものはサイドビューのARPG。操作は移動とジャンプ、打撃と魔法。打撃と魔法の使用は全キャラ同時で、魔法を使いたくないキャラは、「魔法を使わない」設定にしておく。 MPは時間経過で、HPはしばらく立ち止まっていれば自動的に回復する。 敵キャラは様々なものがおり、その中には大型キャラもいる。この大型キャラとの戦いも冒険の楽しみの一つ。弱いうちはあえて戦わずにやり過ごすこともできるシナリオも存在する。 シナリオの目的を果たし、無事帰還すると経験値がもらえる。冒険中に得たお金をパーティメンバーに均等に配分したのち、拠点である城に戻る。 シナリオによっては強力な装備品が隠されており、回収した場合はパーティの誰に渡すかを選ぶ。キャラクター間での装備品の交換は基本的にできない(別売のユーティリティディスクに収録されているアイテムショップに売って買い戻した場合を除く)。 時間の経過 冒険に行くか「時間を進める」を選択すると、1年が過ぎる。冒険に行かなかった場合は、職業に応じた収入と成長が得られる。そして当然キャラクター達も歳を取り、グラフィックも年齢に応じたものに変わっていく。 ただ厄介なのが老化である。老齢になるにつれ今度はパラメーターが落ちていき、最後には死亡してしまう。 なお老衰で死亡した場合は、所持品を引き継いだキャラクターに世代交代することになる。レベルは初期値に戻るが、能力値は初期レベルの範囲内に収まる形となる。 評価点 最初から15本ものシナリオが収録されている上に、追加シナリオを購入することが出来るプレイバリューの高さ。 定価は9,800円と少々お高いが、シナリオひとつが市販ソフト一本並と讃えられたほどであり(実際はそれなりに薄いが)、むしろ安いというのが当時の評価だった。 PC-88VA版は唯一『呪われたクィーンマリー号』のシナリオが完全収録されたものとなっている。(*3) 追加シナリオ集は5話収録で3,800円と非常に安価であり、ユーザーに喜ばれた。 『イース』発売後にRPGの高難易度という風潮は終わりをみせた。しかし、その頃のRPGの高難易度はボリュームをカバーするための苦肉の策という側面があり、イース発売後はそれがRPGというジャンルの大きな課題となった。ソーサリアンは先述の『ソーサリアンシステム』を以てしてその課題を見事クリアした。当時の一般的なRPGボリュームはソーサリアンのシナリオ5本分程度。追加シナリオを合わせた総数を合わせるとソーサリアンのボリュームは、同時期の一般的RPGの約10倍という常識はずれの超ハイボリュームになった。 「アモルファス」「クエイザーソフト」による他社製の追加シナリオが自動ソフト販売機TAKERUで販売され、PC誌で企画されたシナリオコンテストを元に『セレクテッドソーサリアン』の名で製品化もされた。ゲーム史を見ても数少ない貴重な例である。 勧善懲悪のシナリオから推理小説風、過去作『ロマンシア』を再現したシナリオなど、基本シナリオだけで実に多様。更に追加シナリオでは日本が舞台になったり、前述の『セレクテッド』が出るなどしたため、更に多様化が進んだ。 追加シナリオ集の一つ、「宇宙からの訪問者」には致命的バグが見つかった(発見時には時期的な問題からデバッグが出来なかった)ために幻に終わってしまったシナリオ(*4)が存在しており、それの穴埋めとして新たに用意された「魔法を買える買い物用シナリオ」が急遽組み込まれた。 また、「ユーティリティ」と呼ばれる機能拡張ディスクも発売された。本作で不足していた機能の他に、特殊な道具を売っている武器&防具屋、武具に直に魔法そのものをかける魔法使いの家、そしてクイズや双六といったミニゲームなどが入っている。 結果的にVol.2以降の発売は無かったが、メニューの「ユーティリティー」はシステムに依存しないソフトウェアの起動が可能になっており、音源ドライバの拡張を伴うピラミッド・ソーサリアンはこのメニューから起動するシナリオとなっている。 今なお語り継がれるBGMのクオリティの高さ。シナリオの多さもあり基本シナリオだけで60曲以上が用意されている。 YM2203によるFM音源3音+SSG3音とはとても思えないほどの豊かな情感のあるBGMは当時のパソコンゲーマーを虜にした。 X1turbo版は標準のPSGのみのデータに加え拡張音源ボードのYM2151の出力に対応。PC-88VA版もYM2203だけでは無く、拡張音源ボードである「サウンドボードII」搭載のYM2608(*5)に対応している。双方共ステレオ6音+SSGの出力に対応しているが、一部の音色やパート割が異なる(*6)。また、YM2151の最大同時発音数は8だが、ドライバのFM音源部のトラック数は6音である。 要は安心のファルコム印、ということである(*7)。 最初に出たサントラはYM2203版で一部の曲が完全収録されてなかったが、最近発売されたサントラではステレオFM6音バージョンが収録された。ただし権利の問題で「ロマンシア」の楽曲がごっそり抜けている。 育成は比較的楽 他のRPGのようにレベル上げのために敵と延々戦う必要はなく、時間を進めると経験値とゴールドを獲得出来る。あとは町で道具に星をかけてもらったり修行を行ったりすれば良い。シナリオを進めるのは準備が整ってからで良い。 自由度が高いため最初こそ戸惑うが、システムを理解すればサクサクとプレイ出来る。 賛否両論点 1つ1つのシナリオが短い。 基本的に同じシナリオを何度もプレーするタイプのゲームであるため、むしろ長すぎても困る。 中身の薄いシナリオがある一方、短いながらじっくり腰を据えてプレーしなければクリア出来ないシナリオもあり、バリエーションは豊かである。 前述の通り、むしろ当時のPC用RPGとしては破格過ぎる大プレイバリューを誇ったため、それほど気にならないかもしれない。 問題点 本作は高い自由度や拡張性を持っているが、個々の構成要素はそれほどゲーム性の高いものではない。基本的にはあっちでフラグを立ててこっちでそれを回収して…を繰り返すお使いゲームである。 各シナリオ内ではストーリー進行の自由度はほとんどなく、フラグを一つ見落とすだけで話が先へ進まない。 他のRPGのようなキャラ特性の差を感じにくい。 魔法は装備品の付属機能でありキャラクターとは関係ない。職業も冒険とは関係ない。更に個別のパラメーターを直に向上させる方法が存在するなどの仕様によって、キャラクターメイキングによる差は実質的に寿命の長短とレベルアップに必要な経験値の差しかない。 アクション部分が大味。 打撃はリーチが短いため乱戦になりやすく、魔法も撃ちっぱなしになり易い。そしてテクニックらしいテクニックをあまり必要としない。 敵を倒しても得られる経験値や資金は高が知れており、逃げるのも簡単なので戦闘自体を回避しがち。ザコモンスターと戦う必要はあまりなく、シナリオクリアのための障害とならない。 魔法システム、特に星の変化が複雑すぎる。相当にやり込んで自力で調査するか、攻略情報の参照などが必要。 また、通常は装備品の名前を変更できない(ユーティリティディスクが必要)ため、時間をかけてどんな強力な魔法を込めても「つえ」のままである。 アイテムの所持数が少ない。 装備品として武器(剣・斧・杖)・体防具(鎧・衣)・腕防具(盾・指輪)・薬の4個と予備アイテム2個しか持てない上に、メンバー間での受け渡しも不可。そのため予備アイテムがいっぱいの状態で更に優秀なアイテムを得た場合、分配時に売却しなければならないこともしばしば。 ユーティリティだと武器・防具屋にプレイヤーが売却したアイテムも並ぶため、所持品なら売って別キャラで買い戻すことで移動は出来るものの、商店を通すためにお金がかかってしまう。 せっかくの魔法やアイテムも活躍する場があまりないため、高性能なものを手にしても強くなった実感が沸かない。収集の達成感もイマイチ。 また、前述の通りシナリオクリアが優先されて戦闘は回避しがち。唯一戦闘らしい戦闘であるボス戦では魔法が通じないことが多く、攻撃魔法の出番が少ない。 魔法は種類こそ多いものの、同種の魔法のバリエーションなどが多く、明確に違う特性を持つ魔法は限られる。 攻撃魔法は属性の相性で敵に効かないこともあり、全属性に有効な最強魔法を取れば他の攻撃魔法はまず使わなくなる。 FLYの魔法(薬)が大変なバランスブレイカーであったため、後の数度のリメイクでは存在が抹消された。 シナリオ途中でセーブができないため、一部の長編シナリオではゲーム中の中断ができずかなり苦しい。 なお、PC-9801版ではシナリオ途中のセーブも可能となっている。 そもそも98版は移動速度面においてスペック的に非常に優遇されているが、他機種の8ビット機では前述のフラグ探しにおいてハマってしまうと移動や探索に相当な手間がかかってしまう。 キャラクターの成長の楽しさを阻害する老衰システム。 時間経過の単位が一年とかなり早い。1シナリオに一年かかるのはまだしも、修行1回も一年、星を道具にかけるのも一年単位。そのため、一世代では育成を楽しんでいる余裕があまりない。 FIGHTERやWIZARDは職業でのパラメータ上昇では追い付かず修行が必須となる。それ以外にも即死罠を外すための修行などもしなければならない。やっとパラメーターが上がって強くなった、と思った時にはすでにひげを生やした中年で、老人まであとわずかなんて状態。 星を道具にかけるのも同様。希望の道具ができた頃には、やはりいい歳になってしまっている。 ただし、普通にプレイしても最も寿命が短いFIGHTERやWIZARDで世代交代無しでも基本シナリオ全クリア&ドラゴンモードクリアできるほどのゲームバランスになっている点は非常に評価できる。 「ファルコム・バイブル」(1988年、JICC出版局(現:宝島社))内の開発者座談会では「2世、3世の方が得であるので、少なくとも1回は世代交代を行った方が良い」とされている。また、別のページでは、各キャラクターの生活を描く事が重視されたとしつつ「世代交代抜きにしては語れない」「最初の世代で15シナリオの制覇は困難」「ソーサリアンの特徴は世代交代」などとされており、開発者側にとっては本作の寿命による死および世代交代はかなり重要なゲーム構成要素と見なされていたのが見て取れる。しかし既存のRPGプレイヤーは固定観念に囚われすぎ、無意識の内に最初の世代でゲームを終了させようとするため、非効率的なプレイを行おうとも…。 + しかし救済手段がないわけではない。 REJUVENATE(若返り)という魔法がある。使うたびにペナルティとして種族ごとに決められた三種の能力が減少するが、最低になると下がらない。とりあえず若返りを連発し、他の上がる能力を上限まで上げてから下がりきった能力を鍛えていくという方法でかなりパラメータを高くできる。 そして「ソーサリアン」には不老不死の裏技がある。べらぼうな年月がかかりキャラもOLDになるが、不老不死を保ったまま若返らせることも可能。 ただ、不老不死にしてからプレイするユーザーがあまりにも多かったためか、メーカー側は後に「不老不死キャラだと特定の隠しアイテムを手に入れることができないシナリオを入れる」という予想の斜め上な対策に出た。 総評 「ごった煮RPG」とでも言うべきだろうか。高い拡張性と様々な複合要素を兼ね備えたゲーム。 多岐に渡るシナリオは、拡張性の高さがあってこそ。発想の勝利と言えるだろう。 広がり続ける世界において、自分で作ったキャラクター達が様々な活躍をする。そしてプレイヤーは彼らの武勇伝を自ら作り、それに感じ入る。そんなARPGだ。 だが、一方で個々の仕様はまだまだ練りこみ不足で、自由度の高さが逆にゲーム性を削いでしまったり、戦闘部分が大味で成長が実感しにくい、キャラクターに感情移入する事が主体の割にはすぐに寿命が尽きてしまうなどチグハグな面も見られるゲームでもある。 …と様々な問題点はあるものの、それでも自ら作ったキャラクター達への愛着を損なうものではなかった。次々と追加シナリオが出るほどの人気を獲得したのが、なによりの証である。 移植版 本作は様々な移植がされており、新規シナリオが用意されているものもある。 メガドライブ版(1990年2月24日発売、セガ・エンタープライゼス) 初のコンシューマ移植版ソーサリアン。収録シナリオ10本は全て本作オリジナルのシナリオ。 PC版の「ドラゴンとたたかう」メニューは存在せず、最終シナリオがその役割を果たしている。 職業体系や魔法体系が変更されており、特に魔法はMDの性能を生かしてビジュアル面が大幅に強化されている。 シナリオも完成度の高いものが多く、またそれを彩るBGMもMD屈指の名曲ぞろい。 しかしながら音感が要求されるシナリオ「ツイン・アイランズ」では多くのプレイヤーが涙をのんだ、という逸話も。実はこのサンゴを調べて音を鳴らしていくギミックは、順番を間違えると失敗のメッセージが出るため、それを頼りに総当たりすることによって音感が無くともクリアは可能であった。 MDに移植にするにあたり、セガはファルコムから直接FM音源の音色データ提供を受けており、それを研究する事によってFM音源の使い方について多くの物を得た事がサントラのブックレットにて語られている。 BGM面でのファルコムの協力もあり、PCユーザーから見ても、流石にPC版には劣るもののBGMの違和感は殆ど無いとの評価が多い。 なお当初の構想ではMDで発売予定だったFDDユニットを用いて追加シナリオ・ユーティリティを供給する構想もあったが、FDDユニットが発売中止になったためその構想は頓挫してしまっている。 ゲーム仕様と見せかけたバグ。 マニュアルによれば「薬屋のおばあさんはとても欲張りで、所持品を五つ持った状態で買い物に行くと装備していない武器・防具を奪ってしまう」とあるが、あきらかにPC版や他の移植版にはないバグである。ROMを生産後に発覚し、急遽マニュアルで「これは仕様です!」と言い訳をした欺瞞と思われる。回避手段は所持品が5未満の状態で先に欲しい薬を入手しておくしかない(やくそうの知識を持っていれば冒険中に採取したハーブで薬が自動補給される為)。 コンシューマ向けソーサリアンの中では現時点で複数の媒体にて配信等が行われている唯一の作品であり、2008年9月16日にWiiバーチャルコンソールでの配信、後述の『ソーサリアンコンプリート』(2010年・2019年発売分)に収録されたほか、2022年10月27日発売のメガドライブミニ2に収録された。 余談だが、配信版以降では一部の職業名が変更されている。 PCエンジン版(1992年7月17日発売、ビクター音楽産業) パソコン版から選抜された7本のシナリオと3本の新作からなる、全10シナリオが楽しめる。 ドラゴンモードはあるものの、エンディングは最終シナリオのクリア後に流れる。 独自のオープニングデモが追加されているが、正直いって本編とはかけ離れた内容。 「元デザインを無視した当時の洋ゲー風なキャラデザ」「ペンタウァの世界にソーサリアンの商品ロゴが出てくるメタネタ」「必殺仕事人やGメン75といった往年の国内ドラマのオマージュ」など、独特過ぎる世界観で展開される。 BGMは一部内蔵音源だが、約50曲(約50分)もCD-DAで収録されている。 ちなみに音楽担当(アレンジ)は川井憲次氏である。 キャラクターボイスは、ペンタウァ王役の阪脩氏(*8)をはじめとする、おじさんキャラのみ。 オープニング、エンディング、CDの警告メッセージまで網羅した。謎のペンタウァ王推し仕様。 残念なことにバグが多い模様。セーブデータとバッティングしてゲームが起動しないことすらある。 発売前のインタビューでは追加シナリオの構想があり、PC版やメガドライブ版など、他社製シナリオや自社製オリジナルシナリオを追加したいとの意向だったが、いずれも実現しなかった。 ドリームキャスト版『ソーサリアン ~七星魔法の使徒~』(2000年4月27日発売、ビクターインタラクティブソフトウェア) PC版から選抜された10本のシナリオと5本の新作からなる、全15シナリオが楽しめる。 なお、新規追加の5本のシナリオについては、あるPC版シナリオの後日談となるシナリオも存在している。 PC版の「ドラゴンとたたかう」メニューも存在するが、PC版の条件に加え、シナリオ中に出てくるドラゴンをすべて倒すという条件が追加されている。 本作ではゲーム画面が全て3Dで表示されており、一部シナリオではトップビューでの進行もある。 しかしながら3D化については不評の意見が多い。 3D表示に合わせてか、ジャンプが上方向からボタン式に変わったために操作性もあまりよろしくない。 ペンタウァの街の移動も3Dキャラクター操作によるUIに変更されており、加えて装備品に魔法をかける場合も一度に星を一つずつというPC88版Ver1.0を継承しているため、作業のテンポは劣悪と言わざるをえない。 オープニング、ゲーム中のメッセージ、イベントムービー等にボイスが収録。 高山みなみ、青野武、曽我部和恭、塩沢兼人、古谷徹、龍田直樹、川浪葉子、江森浩子、掛川裕彦、住友優子、等々。PCエンジン版とは打って変わって多数の声優陣を配しているが。本作のマイナーさ故かあまり知られていない。 上記の点から本作の評価はいま一つだが、トップビューで進行する過去作『太陽の神殿』を再現したシナリオは評価が高い。 Windows版『ソーサリアンフォーエバー』(1997年6月発売) プラットホームをWindowsに移しての初のソーサリアン。シナリオはオリジナルの5本のみ。 グラフィック・サウンドの向上が図られ、更に魔法関係でいくつかシステムの見直しが入った。 その挙動と名前に相関関係にあったシステム最強とされる魔法「NOILA-TEM」の挙動が大きく変更され、名前と関連の無い動きをする魔法となったのは本作以降である。 しかしながらシナリオ数が5本のみのため主にボリューム面で批判が多く、後述のソーサリアンオリジナルの発売で本作の存在意義が消滅している。 本作特有の機能としてゲームスピードの変更があり、なかなか便利。なぜ次回作以降に搭載しなかったのだろうか…。 Windows版『ソーサリアンオリジナル』(2000年11月9日発売) システムは前述の『フォーエバー』がベース。加えてPC-9801版ベースの原作シナリオ15本+フォーエバーのシナリオ5本にて構成された作品。 更に種族ごとに、年齢がADULT層とOLD層の最初のレベルアップの際に固有のスキルを身につけられるようになっている。世代交代しても引き継がれるのでとりあえず四種族を経由しながら世代交代させてスキルを全て揃えるというプレイも有効。 なお『フォーエバー』のユーザーデータとは互換性があり、『フォーエバー』で育てたキャラクターをそのまま本作にて使うことも可能。 音源はYM2151版をベースにYM2608のリズム音源を加えたようなイメージのアレンジとなっている。 あと音楽フォルダのファイルを少しいじることにより紅玉の謎のボス「モスジャイアント」のBGMを変更できる。私はX1版が聞きたい!という方は是非お試しあれ。 携帯アプリ(G-MODE)版『アドバンスドソーサリアン』(2007年3月12日配信開始、G-MODE) まさかの携帯アプリ化。移植に当たりシステムの大幅な簡略化やUIの変更など、リメイク移植となっている。 年齢、性別選択、職業、七星魔法システム、多くの魔法、ハーブ、ステータス操作、特技、トラップなどがカット。 死者蘇生、レベルアップ、道具の鑑定はトラベラーズイン代わりな「王との謁見」で一括処理される為、ペンタウァの街では該当施設に向かうコマンドが無い。 魔法は、特定の魔法を直接武器や道具にかけてもらうか、最初から魔法をかけられた武器や道具を購入または冒険中に入手して使用する。 ソーサリアン達の性別は、ファイターとドワーフは男性、ウィザードとエルフは女性で固定。 ドワーフは最高レベルでもMPゼロで魔法が使えない、攻撃特化キャラとなっている(従って、使い勝手が非常に悪い)。 敵の攻撃による状態異常は最高レベルでも食らう為、中盤以降のシナリオでは治癒魔法による対策が必須。 敵が一定範囲に近づくと自動で剣(杖)攻撃が行われ、頭上や足元の敵にもヒットするほど当たり判定が大きい。 Exp獲得表示は、ボス撃破時とシナリオクリア時だけだが、ザコ戦でも非表示なだけで加算されている。 この仕様のお陰で、一部の場所で放置プレイによる自動で経験値&お金稼ぎが可能となっている。 BGMはオリジナル版を元にしたアレンジで、収録シナリオ分はほぼ網羅されカットも特に無いが、CD-ROMの様に一巡すると一旦途切れる仕様。 『ロマンシア』を削った代わりに新作2本を追加した基本シナリオに加え、『戦国ソーサリアン』と『ピラミッドソーサリアン』も移植されている(PC以外のハードでの追加シナリオの移植は、今作が初)。 Windows版『ソーサリアンコンプリート』(2010年9月30日発売、D4エンタープライズ) 各種資料詰め合わせに加え、PC98版全シナリオにメガドライブ版シナリオまで盛り込んだ集大成。 同社が展開するプロジェクトEGGのエミュレーターを使用した、復刻版。 2019年2月22日にWindows10対応版として再販された。 2024年春にWindows11対応版の『ソーサリアンコンプリートプラス』として再販予定。既存のPC98版とメガドラ版に加えてPC88版の全シナリオが収録される一方、サントラCDは未収録となる点に注意が必要。 iOS版「ソーサリアン for iOS」(2012年2月23日配信開始(※現在は終了)アエリア) 『ソーサリアンオリジナル』の移植作。価格は2,500円。 配信当初はシナリオ数が5本で、残りは有料DLCとして配信が予定された。アイテムやゴールド、蘇生の100%成功などを有料DLCとして用意したりと、露骨な拝金主義仕様だった。 後のアップデートでシナリオは無料で追加、サウンドモードの追加やクリアランキングの開催、無料配信キャンペーンなど、拝金要素も大幅に緩和したものの持ち直す事は出来ず、2016年8月5日に配信終了となった。 オートセーブ方式で、魔法や調合のやり直しがきかず、蘇生に失敗するとキャラクターが消えてしまう極悪仕様。 「蘇生の100%成功」がDLCとして用意され、価格は1,500円と非常に高額だった。 ただセーブされる前にタスクを切る事でやり直し可能で、一時的に不具合として修正されたものの、後に当初の仕様に戻している。 ユーザーからオリジナルシナリオを募集するコンテストが開催され、グランプリ作も決まっていたが、実装はされなかった。 Nintendo Switch版『ソーサリアン』(2021年2月18日配信開始、G-MODE) 上記G-MODE版『アドバンスドソーサリアン』の移植(なぜかタイトルは変更)。フィーチャーフォン用のアプリをSwitchで復刻する「G-MODEアーカイブス」の第30弾として配信。価格は500円。 『戦国ソーサリアン』『ピラミッドソーサリアン』も最初から収録された完全仕様。 Nintendo Switch版『EGGコンソール ソーサリアン PC-8801mkIISR』(2024年6月13日配信開始、D4エンタープライズ) D4エンタープライズの展開する「EGGコンソール」の1作品として配信。PC-8801mkIISR版の移植。
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