約 165,011 件
https://w.atwiki.jp/daihonyasan_hosiika/pages/116.html
#blognavi 「春のあたたかさを知るためにあるんだよ」 といわれて育ってきたこの20余年 いまだかつて納得できないもののひとつかな、これが だってさ、冬は冬ですやん。 春のために冬がある、なんて考え方は冬がちょっとかわいそうというかそんなに早く終わって欲しいか、と いやね、北の大地の人が雪下ろしが大変で、若い人がいなくなったお年寄りの家が、雪かきできなくてつぶれてなくなったりとか そういう現実があるのは十分承知なんですけれど でもさ、なんていうんだろう 冬だけじゃなくて、上記以外みたいな考えかたされているもの、あるでしょ? ●●の厳しさは××を知るためにある ちょっとまってよ、と この●●自体のよさを考えたいわけなのよ 絶対あるはずなんだ、●●自体のよさ、すばらしさ たとえば冬に、雪が降ってその中に食べ物入れとけば腐りにくい! みたいなさ カテゴリ [日記] - trackback- 2007年01月22日 14 41 06 名前 コメント #blognavi
https://w.atwiki.jp/vermili/pages/1462.html
「や。これで私を選ぶ理由ができましたね。ねえ沖田クン、私を斬りたくなったでしょう?」 『双血の墓碑銘』の登場人物。 新選組三番隊隊長。細身の躰、目元には深い隈を浮かべ、どこか年寄りじみた生気のなさを感じさせる陰気な男。 その痩身には強い人斬りの業を宿し、江戸でも辻斬りめいた習性を持ち、逃げるように京へ現れた過去を持つ。 本編での活躍 三巻で、箱根の地で原田や永倉と共に沖田達を誘い込み、『新選組最強』の座を決めようとする。 初めから沖田を獲物として狙う斎藤は、隼人が助けようとした百姓夫婦を斬殺する事で、沖田を激昂させて一対一の勝負に持ち込ませる。 始まる対決の中、斎藤は自分達(新選組)が皆異常であると告げ、速さを追求した秘剣《虎落笛(もがりぶえ)》の風刃で沖田の身を切り裂き続ける。 しかし、藤堂の死を乗り越え、自らの在り方を然りと認めた沖田が土壇場で更なる《奥義》に至り、敗北するのだった。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/dvdsite/pages/52.html
お人好しな笑顔、アドリブの神パク・チョルミンは忘れよう。映画「薬売り」(監督:チョ・チオン、制作:26カンパニー)では想像もしなかったパク・チョルミンの顔を見ることができる。昨年ひどいマンネリに陥ってから出会った「薬売り」は彼を初心に戻した作品だ。そのためか、腹が捩れるほどおかしい馴染みのあるパク・チョルミンの姿はないものの、なんとなくいつもより楽に見える。下女たち DVD 映画「薬売り」は孤独なお年寄りの女性たちに健康食品や生活用品などを売る広報館を舞台に、病気の娘の治療費を稼ぐため、やむを得ず広報館の職員として就職する主人公イルボムの生存記を描いた映画だ。映画「サイレン」(2000)の助監督、「恋愛の温度」(2012)、「視線」(2013)、「愛の棘」(2013)のラインプロデューサーを務めてきたチョ・チオン監督がメガホンを取った。 彼は今回の作品で広報館に来たお年寄りの前ではピエロのようにふざけながらも、“集金”の時期が近づくと無慈悲な態度に変わる広報館の店長チョルジュンを演じた。ふてぶてしく冷たいチョルジュンという人物を通じてパク・チョルミンの演技の深さを改めて推測させる。―パク・チョルミンと言えば“アドリブ”が思い浮かぶ。 パク・チョルミン:毒であり、薬でもある。上手く行けばシーンに味を加えることができるが、蛇足になることもある。結局自分が作ったアドリブだから「パク・チョルミン、面白くない」「いつも同じ」と言われたりもする。そのような書き込みを見て憂鬱になり、演技をやめようかとも思った。僕にはまだ力がたっぷり残っているのに、監督、観客が僕のことを求めなくなることが怖かった。―いつそのように悩んだのか? パク・チョルミン:昨年の晩春から夏の間だ。本当に寒い夏を過ごした。いろいろな理由でギャラの話まで行き来した3つくらいの作品が、他の俳優に代わった。これ以上観客が僕を求めていなかったらどうしようと思って、ちゃんぽんのお店を探し回ったりもした。料理に対する興味は普段からあったけど、俳優をやめようとも思ったのだ。そんな中、「薬売り」と「イニョプの道 DVD」、演劇「年老いた泥棒の物語」に出演しながら、カメラの前、舞台の上に立って演技をすることのありがたさに再び気づいた。意欲が再び燃え上がった。僕の従来の演技を少しずつ変えてみたら意外と好評だった。―映画「アベンジャーズ2」と同じ日に公開される。 パク・チョルミン:どうかしている。どうかしていると思っている。僕たちも「アベンジャーズ2」との競争が息苦しいし、信じられないけど、一撃で倒れることはないと思う。「アベンジャーズ2」をKOさせることはできないけど、最後まで「アベンジャーズ2」のそばについていようと思う。(キム)イングォンと「アベンジャーズ2」俳優たちの来韓を迎えに行こうと思っている。花束も韓国の野花を準備する。DVD通販
https://w.atwiki.jp/cvssyourimessage/pages/452.html
玄武の翁《出典作:幕末浪漫月華の剣士シリーズ》 VS. 対ガイル【ストシリーズ:CAPCOM】 「若いのに辛抱強いんじゃのう。釣りに向いとる性格じゃ」※投稿・管理人 対神楽ちづる【KOFシリーズ:SNK】 「ほっほっほ、鶴は千年。亀は万年じゃ」※投稿・管理人 対牙神幻十郎【サムスピシリーズ:SNK】 「もう少しイタイ目を見るか?…やれやれ、まだこの年寄りが隠居できん世の様じゃな」※投稿・管理人 対キム・カッファン【餓狼伝説シリーズ:SNK】 「たまには融通も利かさんとある日突然、表裏が裏返るモンじゃ。ときには亀のようにゆるりとな」※投稿・管理人 対ギル【ストⅢシリーズ:CAPCOM】 「…大した起き上がり小法師じゃな。亀たちにも見習わせたい程じゃが…チト往生際が悪いぞい?」※投稿・管理人 対草薙京【KOFシリーズ:SNK】 「髭は燃やさんでくれ。この年寄りには宝物なんじゃ」※投稿・管理人 対狂オシキ鬼【ストⅣシリーズ:CAPCOM】 「!!…慎之介が蘇らせた化け物以上か…!?ここまで具現化した純粋な殺意を持つ者がこの世に居ようとは…!」※投稿・管理人 対殺意の波動に目覚めたリュウ【ストシリーズ:CAPCOM】 「…解るぞい。お主も純粋に強さを求め過ぎたが故、そうなってしまったんじゃとな…」※投稿・管理人 対ザンギエフ【ストシリーズ:CAPCOM】 「~~ッあまり強く抱きつくでない。ホレ、髭に隠した昼飯がペシャンコじゃ」※投稿・管理人 対椎拳崇【サイコソルジャー:SNK】 「亀の歩みはノロイが確実に一歩一歩進んどる。良いか?サボるのとは大違いなんじゃ」※投稿・管理人 対獅子王【風雲シリーズ:SNK】 「獅子や虎ばかりが強者ではないぞ。亀の甲も年の功も捨てたものではなかろう?」※投稿・管理人 対橘右京【サムスピシリーズ:SNK】 「何のつもりか知らぬがその体で立ち会いもなかろう。…福助、ちと触れてやりなさい」※投稿・管理人 対ダン・ヒビキ【ストシリーズ:CAPCOM】 「身の丈にあった生き方が一番なんじゃぞ?」※投稿・管理人 対チャン・コーハン【KOFシリーズ:SNK】 「…大物なのは図体だけで、中身はちびたより小物なのがかかったのう」※投稿・管理人 対服部半蔵【サムスピシリーズ:SNK】 「はて…今さら忍に狙われる覚えなぞ無いんじゃがのう?」※投稿・管理人 対ブランカ【ストシリーズ:CAPCOM】 「ぴらるく…?そんなのは知らんが、気長に釣るか。運が向けばお主の餌もかかるじゃろ」※投稿・管理人 対ホワイト【RB餓狼SPDM:SNK】 「ふぉふぉふぉ…ひっくり返った亀とて油断するな。というワケじゃな?このワシ相手に味なマネじゃがそんな手は喰わんぞ」※投稿・管理人 対柳生十兵衛【サムスピシリーズ:SNK】 「お主には酷じゃろうが、剣術など必要ない世の方が後のもんの為とは思わんか?」※投稿・管理人 対ルガール・バーンシュタイン【KOFシリーズ:SNK】 「四神が一角『玄武』の力…。お主のような性根の男に易々と取り込まれる訳にはいかんぞい!」※投稿・管理人 &.
https://w.atwiki.jp/ncbr/pages/83.html
第三十六話「バラバラの想い」 鬱蒼と茂る木々の中、不思議なスーツを纏った人物が頭を悩ませながら歩いていた。 サムスである。 「なぜこんな事に」 思い返せば思い返すほどやり直したい過去としか思えない。 教室での惨劇から武器を渡され気づくとそこは教室とはまた別格の場所であった。 サムスにとってあの惨劇はとても許せるものではなかったが状況が分からない上、この首輪がある以上 あの場ではあそこで反抗して殺されるよりは素直に従い武器を調達してから 打開策を建て、敵をせん滅するしかないと判断するしかなかった。 それにしてもあんな子供がこんなゲームを? 惑星SR388から教室まで移動させ、更に教室からここまで移動させた力。あなどるべきではないだろう。 そしてこの首輪。あの子供が作ったのだろうか? 恐らく、ゲームを管理する以上野放しにするのであれば生死を確認するシステムや 遠くからも爆破できるのであれば位置を確認できるシステムの様な物が付いてるのだろう。と言う事は 「他にも仲間いるかもしれない……」 何にしてもこの戦況全てを把握する事が先決だ。 誰が敵か分からない。このゲームに乗り殺戮を行う者がいるかもしれない。 そしてまたあの惨劇を…… ――父さん……母さん……―― サムスはあの時の事を思い出し知らずの内に拳を握り締め何かを見つめる様に空を仰いでいた。 サムスの心の苦悶は突然けたたましい喧騒によって遮られた。 「待つんじゃ!待ってくれたまえ!」 「うるさいぞ。いい加減にその五月蠅い口を閉じなければその口に銃弾をぶち込んでやる!」 「例え突っ込まれようともワシは黙らんぞ!君が承諾してくれるまでは!」 騒々しい口論と共に二つの影が近づいてくる。 突然の事にサムスはただ驚き、隠れる事も忘れてその二人を見つめてしまっていた。 「私は貴様の研究になぞ付き合わないと何度言ったら分かる!?」 「そう言わずにじゃな。どうしても研究したいんじゃ。協力してくれたまえ!」 二人は口論に熱中してサムスの存在に気づかないままサムスの方に早足で近づいていた。 一人は宇宙服の様なものを着た……なんとカメレオンだ。しかも二足歩行。 一人はスキンヘッドの不思議な服装の老人。Dr.クライゴアである。 クライゴアは自分を引き離そうとして急ぎ足のレオンを必死に追っていた。 あっけに取られているサムスにまずDr.クライゴアが気づいた。 「ん?あの者はなんじゃ?」 「なんだ?」 二人は怪訝そうな顔をしてサムスを見た。 それもそうだ。サムスはとても不思議な青に黄色の斑模様のついたスーツに宇宙飛行士が被るようなメットを着用していたのだから。 「君……。このスーツは?」 Dr.クライゴアは真っ先にサムスのスーツに興味を示し飛びついた。 「ふむ。なんとも。これは。」 Dr.クライゴアはサムスのスーツを勝手に触ったり眺めたりして調べ始めた。 サムスはあまりの事に困り果ててクライゴアとともに来たもう一人の人物に助けの目を送る。 しかし、サムスの期待を見事に裏切りこう言い放った。 「貴様。この老人の知り合いか? ならば私の代わりに子守をしてもらおうか? 私はこんな口五月蠅い年寄りの子守をしてる暇はないのでね」 「ちょ……ちょっと!それは困る!君の知り合いじゃないのか?」 「そんな年寄りは私の記憶にはない。私にはやるべき事がある。 だというのにこの私にまとわりついて!」 「貴様はやるべき事がすんだ後で私が直々に遊んであげよう。」 レオンは背筋が凍りそうな笑みを浮かべながらクライゴアに恐ろしい言葉を吐き捨て さっさとその場を去ろうとする。 「待ってくれ!」 「待ちたまえ!」 サムスとDr.クライゴアの声は図らずも同時であった。 思わず顔を見合わせ、そして二人同時にレオンに話し出す。 「困るよ。私もやらなければならない事がある。今までの経験から言って一人でやった方が効率が良い」 「困るんじゃよ。研究対象に逃げられるとな。 ワシはカメレオンが二足歩行してるなぞ初めて見る事ができた。 不謹慎じゃがあの坊主には研究する材料を増やしてくれて少し感謝しておるよ」 Dr.クライゴアの発言にサムスは抗議を申し出ようとし 「思い出しても吐き気がする!」 レオンの激しい声に遮られた。レオンは苛々する事を隠しもせず言い放つ。 「この私が……この私が!……この私をこんな目にあわせるとは。 あの小賢しいボウヤを私の前に跪かせてやらない限りは許さんぞ!」 「それは分かるんじゃがな。忘れてはおらんかね?これがある事を。」 淡々と呪詛を吐き続けるレオンにDr.クライゴアは冷静に首輪を示した。 「分かってる!」 レオンは舌打ちし、地面を蹴りながら大声で返した。 考えたくないのだろう。サムスも考えたくない事では同感であった。 「ワシなら……なんとかできるかもしれんぞ?」 そんな二人に老人は小さく笑みを浮かべながらそう言い放った。 「なんだと!?」 「なんだって!?」 今度はサムスとレオンの声が重なり合う。 「ふふふ。ワシは天才じゃからな!」 Dr.クライゴアはここぞとばかりに嬉しそうに答えた。 「なぜ早く言わない!早くこの忌まわしい首輪を外したまえ!」 「それは無理じゃな」 怒り狂うレオンに対して不敵な笑みを浮かべながらそんな事を けろりと答えるDr.クライゴアに思わず二人は詰め寄る。 「この……!小賢しいジジイめ。この私で遊んでるのか?」 「どういう事ですか!?」 「ふふ。良く聞きたまえ。ワシは天才発明家じゃ」 彼の話はまだ続くようだ。サムスとレオンは黙って彼の話を聞く事にした。 Dr.クライゴアはそれを見て満足そうに話し始めた。 「しかしじゃ。いくら天才といえども解析しないとどうにもならんのじゃ。 解析ができる工具がなければと何もできない。それくらいは分かるじゃろ?」 クライゴアの問いにサムスは小さく頷き、レオンはと言えば苛々しながら頭をかきむしっていた。 「そこで君達に交換条件を示したい! ワシの助手となり研究に付き合ってくれたまえ。 その代わり工具が見つかり次第ワシはその首輪を外す努力をする。 大体の工具は日用品でも十分じゃ。学校か町に行けばあるじゃろう。 これでどうじゃね?」 Dr.クライゴアは笑みを浮かべながら二人を見つめた。 「貴様が天才だという証拠はどこにある?」 「ふむ。例えば私が付けてるこのスーツじゃ。これは延命スーツと言って その名の通り若さを保つスーツじゃ。ワシが何歳か知りたいかね?」 ……答えは一つしかなかった。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ――そして現在―― 「で?君はどこに住んでるんじゃね?」 「宇宙船の中だ」 「宇宙船とな!ワシもロケット開発に勤しんだ事はあるのじゃが。 住むと言う事は宇宙船の中に居住区があるのかね?」 「~~!……この私とした事がなぜこんな!」 「君はどうだね?」 「私は……」 サムスは溜息を付ながら丁寧に答える。なぜこんな事になったのだろうか。 こんなメンバーで果たしてこのゲームを素早く止めることができるのか? この老人を信用して良かったのだろうか?彼は本当にこの首輪を外せるのか? カメレオンの様な男、レオンはどこの星に住んでる種族だろうか?こんな種族は確認した事がない。 一人で任務を果たす時だってこんなに不安になった事はなかった。 今まで任務は全て一人で果たしてきたのに。 できる事なら二人に会う前に戻って……いやもう考えるまい。 3人は森の中を一番近い学校を目指して歩いていた。 この首輪の呪縛から逃れ、それぞれの目的を果たす為に。 【1日目 午前 場所:G-8】 【名前: サムス(メトロイドシリーズ) 健康状態: 良好。不安。スーツ着用していますがメトロイドフュージョン初期のXに侵食されている状態です。 武装: 本人は確認済(1~3) 所持品: 支給品一式 現在位置: G-8(森の中) 第一行動方針: 首輪を外す。戦況確認。情報収集。首輪を外す為学校に向かって歩いています。 第二行動方針: 殺戮を行うものは容赦なく倒す。父さん……母さん……。 第三行動方針: 首輪を外し次第単独行動にて情報収集等を行い主催者全てを倒す 最終行動方針: 首輪を外す方法もしくは脱出方法を探し、このゲームの主催者全員を倒す。 備考:メトロイドフュージョンの初期状態からの出展の為、スーツはボロボロです。 もちろんスーツに付いてる武器類は取り上げられています。 備考2:首輪についてはGPSや生死確認システム等の機能がついてると推測しています。 備考3:主催者は首輪の機能から言って一人ではないかもしれないと推測しています】 【名前: Dr.クライゴア(メイドインワリオシリーズ) 健康状態: 良好。初めて見るものに興味深々。 武装: 未確認 所持品: 支給品一式 現在位置: G-8(森の中) 第一行動方針: レオンからは生態調査。サムスからはスーツの調査をして研究に役立てるのじゃ! 科学者たる者どんな時にも研究心を忘れてはいかん。首輪を外す為学校に向かう。 第二行動方針: 工具になりそうな物が見つかり次第、首輪を外す方法を研究する。首輪自体も研究したいのう 第三行動方針: 他にも面白そうな研究対象はたくさんおったのう。楽しみじゃ!! 最終行動方針: 首輪を早く外して安心して研究に勤しみたいものじゃ。 備考:モナ等のメイドインワリオシリーズの仲間の事は心配だが 人間死ねば生き返らないのが定めなのでその時はその時だと(自分の事も)思っています。 備考2:できれば長生きして研究したい。首輪を外し、脱出方法が確保できればゲームにはあまり興味がない。 備考3:色々な人々から調査し研究に役立てたいので 首輪の外し方が分かった後もそれを盾に情報を引き出し研究に活用するのもありかなと考えています】 【名前: レオン(スターフォックスシリーズ) 健康状態: 良好。苛々。 武装: 本人は確認済(1~3) 所持品: 支給品一式 現在位置: G-8(森の中) 第一行動方針: この忌まわしい首輪を外す。そのため学校に向かう 第二行動方針: 首輪を外した暁にはこの私をこんな目に合わせた小賢しいガキにお仕置きしてやらなければ。 ついでにこのジジイとも少し遊んであげよう。 第三行動方針: ウルフ達が少し心配なので会えれば良い。が、基本彼らはなんとかなると信用している 最終行動方針: ウルフ達を探しつつ首輪を外しあの小賢しいガキを跪かせる。 備考:研究に協力する事を承諾した事を少々後悔しています。】@wikiへ
https://w.atwiki.jp/ncbr02/pages/57.html
鬱蒼と茂る木々の中、不思議なスーツを纏った人物が頭を悩ませながら歩いていた。 サムスである。 「なぜこんな事に」 思い返せば思い返すほどやり直したい過去としか思えない。 教室での惨劇から武器を渡され気づくとそこは教室とはまた別格の場所であった。 サムスにとってあの惨劇はとても許せるものではなかったが状況が分からない上、この首輪がある以上 あの場ではあそこで反抗して殺されるよりは素直に従い武器を調達してから 打開策を建て、敵をせん滅するしかないと判断するしかなかった。 それにしてもあんな子供がこんなゲームを? 惑星SR388から教室まで移動させ、更に教室からここまで移動させた力。あなどるべきではないだろう。 そしてこの首輪。あの子供が作ったのだろうか? 恐らく、ゲームを管理する以上野放しにするのであれば生死を確認するシステムや 遠くからも爆破できるのであれば位置を確認できるシステムの様な物が付いてるのだろう。と言う事は 「他にも仲間いるかもしれない……」 何にしてもこの戦況全てを把握する事が先決だ。 誰が敵か分からない。このゲームに乗り殺戮を行う者がいるかもしれない。 そしてまたあの惨劇を…… ――父さん……母さん……―― サムスはあの時の事を思い出し知らずの内に拳を握り締め何かを見つめる様に空を仰いでいた。 サムスの心の苦悶は突然けたたましい喧騒によって遮られた。 「待つんじゃ!待ってくれたまえ!」 「うるさいぞ。いい加減にその五月蠅い口を閉じなければその口に銃弾をぶち込んでやる!」 「例え突っ込まれようともワシは黙らんぞ!君が承諾してくれるまでは!」 騒々しい口論と共に二つの影が近づいてくる。 突然の事にサムスはただ驚き、隠れる事も忘れてその二人を見つめてしまっていた。 「私は貴様の研究になぞ付き合わないと何度言ったら分かる!?」 「そう言わずにじゃな。どうしても研究したいんじゃ。協力してくれたまえ!」 二人は口論に熱中してサムスの存在に気づかないままサムスの方に早足で近づいていた。 一人は宇宙服の様なものを着た……なんとカメレオンだ。しかも二足歩行。 一人はスキンヘッドの不思議な服装の老人。Dr.クライゴアである。 クライゴアは自分を引き離そうとして急ぎ足のレオンを必死に追っていた。 あっけに取られているサムスにまずDr.クライゴアが気づいた。 「ん?あの者はなんじゃ?」 「なんだ?」 二人は怪訝そうな顔をしてサムスを見た。 それもそうだ。サムスはとても不思議な青に黄色の斑模様のついたスーツに宇宙飛行士が被るようなメットを着用していたのだから。 「君……。このスーツは?」 Dr.クライゴアは真っ先にサムスのスーツに興味を示し飛びついた。 「ふむ。なんとも。これは。」 Dr.クライゴアはサムスのスーツを勝手に触ったり眺めたりして調べ始めた。 サムスはあまりの事に困り果ててクライゴアとともに来たもう一人の人物に助けの目を送る。 しかし、サムスの期待を見事に裏切りこう言い放った。 「貴様。この老人の知り合いか? ならば私の代わりに子守をしてもらおうか? 私はこんな口五月蠅い年寄りの子守をしてる暇はないのでね」 「ちょ……ちょっと!それは困る!君の知り合いじゃないのか?」 「そんな年寄りは私の記憶にはない。私にはやるべき事がある。 だというのにこの私にまとわりついて!」 「貴様はやるべき事がすんだ後で私が直々に遊んであげよう。」 レオンは背筋が凍りそうな笑みを浮かべながらクライゴアに恐ろしい言葉を吐き捨て さっさとその場を去ろうとする。 「待ってくれ!」 「待ちたまえ!」 サムスとDr.クライゴアの声は図らずも同時であった。 思わず顔を見合わせ、そして二人同時にレオンに話し出す。 「困るよ。私もやらなければならない事がある。今までの経験から言って一人でやった方が効率が良い」 「困るんじゃよ。研究対象に逃げられるとな。 ワシはカメレオンが二足歩行してるなぞ初めて見る事ができた。 不謹慎じゃがあの坊主には研究する材料を増やしてくれて少し感謝しておるよ」 Dr.クライゴアの発言にサムスは抗議を申し出ようとし 「思い出しても吐き気がする!」 レオンの激しい声に遮られた。レオンは苛々する事を隠しもせず言い放つ。 「この私が……この私が!……この私をこんな目にあわせるとは。 あの小賢しいボウヤを私の前に跪かせてやらない限りは許さんぞ!」 「それは分かるんじゃがな。忘れてはおらんかね?これがある事を。」 淡々と呪詛を吐き続けるレオンにDr.クライゴアは冷静に首輪を示した。 「分かってる!」 レオンは舌打ちし、地面を蹴りながら大声で返した。 考えたくないのだろう。サムスも考えたくない事では同感であった。 「ワシなら……なんとかできるかもしれんぞ?」 そんな二人に老人は小さく笑みを浮かべながらそう言い放った。 「なんだと!?」 「なんだって!?」 今度はサムスとレオンの声が重なり合う。 「ふふふ。ワシは天才じゃからな!」 Dr.クライゴアはここぞとばかりに嬉しそうに答えた。 「なぜ早く言わない!早くこの忌まわしい首輪を外したまえ!」 「それは無理じゃな」 怒り狂うレオンに対して不敵な笑みを浮かべながらそんな事を けろりと答えるDr.クライゴアに思わず二人は詰め寄る。 「この……!小賢しいジジイめ。この私で遊んでるのか?」 「どういう事ですか!?」 「ふふ。良く聞きたまえ。ワシは天才発明家じゃ」 彼の話はまだ続くようだ。サムスとレオンは黙って彼の話を聞く事にした。 Dr.クライゴアはそれを見て満足そうに話し始めた。 「しかしじゃ。いくら天才といえども解析しないとどうにもならんのじゃ。 解析ができる工具がなければと何もできない。それくらいは分かるじゃろ?」 クライゴアの問いにサムスは小さく頷き、レオンはと言えば苛々しながら頭をかきむしっていた。 「そこで君達に交換条件を示したい! ワシの助手となり研究に付き合ってくれたまえ。 その代わり工具が見つかり次第ワシはその首輪を外す努力をする。 大体の工具は日用品でも十分じゃ。学校か町に行けばあるじゃろう。 これでどうじゃね?」 Dr.クライゴアは笑みを浮かべながら二人を見つめた。 「貴様が天才だという証拠はどこにある?」 「ふむ。例えば私が付けてるこのスーツじゃ。これは延命スーツと言って その名の通り若さを保つスーツじゃ。ワシが何歳か知りたいかね?」 ……答えは一つしかなかった。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ――そして現在―― 「で?君はどこに住んでるんじゃね?」 「宇宙船の中だ」 「宇宙船とな!ワシもロケット開発に勤しんだ事はあるのじゃが。 住むと言う事は宇宙船の中に居住区があるのかね?」 「~~!……この私とした事がなぜこんな!」 「君はどうだね?」 「私は……」 サムスは溜息を付ながら丁寧に答える。なぜこんな事になったのだろうか。 こんなメンバーで果たしてこのゲームを素早く止めることができるのか? この老人を信用して良かったのだろうか?彼は本当にこの首輪を外せるのか? カメレオンの様な男、レオンはどこの星に住んでる種族だろうか?こんな種族は確認した事がない。 一人で任務を果たす時だってこんなに不安になった事はなかった。 今まで任務は全て一人で果たしてきたのに。 できる事なら二人に会う前に戻って……いやもう考えるまい。 3人は森の中を一番近い学校を目指して歩いていた。 この首輪の呪縛から逃れ、それぞれの目的を果たす為に。 【1日目 午前 場所:G-8】 【名前: サムス(メトロイドシリーズ) 健康状態: 良好。不安。スーツ着用していますがメトロイドフュージョン初期のXに侵食されている状態です。 武装: 本人は確認済(1~3) 所持品: 支給品一式 現在位置: G-8(森の中) 第一行動方針: 首輪を外す。戦況確認。情報収集。首輪を外す為学校に向かって歩いています。 第二行動方針: 殺戮を行うものは容赦なく倒す。父さん……母さん……。 第三行動方針: 首輪を外し次第単独行動にて情報収集等を行い主催者全てを倒す 最終行動方針: 首輪を外す方法もしくは脱出方法を探し、このゲームの主催者全員を倒す。 備考:メトロイドフュージョンの初期状態からの出展の為、スーツはボロボロです。 もちろんスーツに付いてる武器類は取り上げられています。 備考2:首輪についてはGPSや生死確認システム等の機能がついてると推測しています。 備考3:主催者は首輪の機能から言って一人ではないかもしれないと推測しています】 【名前: Dr.クライゴア(メイドインワリオシリーズ) 健康状態: 良好。初めて見るものに興味深々。 武装: 未確認 所持品: 支給品一式 現在位置: G-8(森の中) 第一行動方針: レオンからは生態調査。サムスからはスーツの調査をして研究に役立てるのじゃ! 科学者たる者どんな時にも研究心を忘れてはいかん。首輪を外す為学校に向かう。 第二行動方針: 工具になりそうな物が見つかり次第、首輪を外す方法を研究する。首輪自体も研究したいのう 第三行動方針: 他にも面白そうな研究対象はたくさんおったのう。楽しみじゃ!! 最終行動方針: 首輪を早く外して安心して研究に勤しみたいものじゃ。 備考:モナ等のメイドインワリオシリーズの仲間の事は心配だが 人間死ねば生き返らないのが定めなのでその時はその時だと(自分の事も)思っています。 備考2:できれば長生きして研究したい。首輪を外し、脱出方法が確保できればゲームにはあまり興味がない。 備考3:色々な人々から調査し研究に役立てたいので 首輪の外し方が分かった後もそれを盾に情報を引き出し研究に活用するのもありかなと考えています】 【名前: レオン(スターフォックスシリーズ) 健康状態: 良好。苛々。 武装: 本人は確認済(1~3) 所持品: 支給品一式 現在位置: G-8(森の中) 第一行動方針: この忌まわしい首輪を外す。そのため学校に向かう 第二行動方針: 首輪を外した暁にはこの私をこんな目に合わせた小賢しいガキにお仕置きしてやらなければ。 ついでにこのジジイとも少し遊んであげよう。 第三行動方針: ウルフ達が少し心配なので会えれば良い。が、基本彼らはなんとかなると信用している 最終行動方針: ウルフ達を探しつつ首輪を外しあの小賢しいガキを跪かせる。 備考:研究に協力する事を承諾した事を少々後悔しています。】
https://w.atwiki.jp/sekaiju_maze/pages/298.html
持ち寄りクエスト掲示板 持ち寄りクエストの報告や情報交換などにお使いください。 名前 コメント すべてのコメントを見る ↓↓う、ネクタルも禁止じゃい -- (名無しさん) 2012-07-01 01 34 10 ↓医術防御、防御陣形、レザーリングは禁止にしよう 今さらやる人はいないだろうけど流石にヌルすぎるので -- (名無しさん) 2012-05-01 18 21 02 「絶望を斬り捨てよ」 思いついたので新作記念?で入れてみる。見た人居たらやってみて 条件は三階に登場する「全てを刈る影」つまりカマキリの撃破 ニューゲームで始めるかニューゲームを想定して 三階までに出て来るアイテムから手に入る道具のみ使用可 パーティもブシドー、カスメは使用不可 レベル制限はないが三階最初の大広間から先に進んではいけない つまりパーティを倒せるレベル・スキルまでもってく事実上の耐久クエスト -- (名無しさん) 2012-04-29 22 09 58 「採掘部隊を救助せよ!Ⅰ」 砕けた化石を採掘しに行った部隊が、復活したF.O.Eに遭遇し壊滅した! ただちにこれを殲滅し、採掘部隊の安全なルートを確保せよ! 6F上にいる森の破壊者3体を討伐する。 レベル10以下のレンジャー限定 素材に第2層以降のものを含む装備品およびアイテム使用禁止 -- (名無しさん) 2009-11-03 10 57 00 20Fで錯乱の姫君とたたかって、5人中、3人以上が 呪い状態で戦闘終了しないといけない。 人数は絶対5人。lvは45以上、65以下。 職業はなんでもオーケー。 ま、大丈夫でしょ。 -- (樹海の呪い) 2008-05-18 15 49 15 HP1から20のじょうたいで11Fから20Fを探索してね~ ただし一度かえったりすんの無し。 あとlvは1から40まで。 人数制限無し。 なんか簡単なクエストかな・・・・? あと1週間でクリアしないとだめ! 以上! -- (命がけで戦うのが真の冒険者!) 2008-05-18 15 40 19 花びらの逆襲を防げの成功条件 邪悪な花びらを30体倒す -- (名無しさん) 2008-05-12 20 26 38 ・「花びらの逆襲を防げ」 「この依頼を引き受けてくれるのね。 ありがとう」 「依頼主は貴方達と同じ冒険者よ。」 地下9階に邪悪な花びらがいるってことは 皆知ってるわよね?」 なんでもそのモンスターが頭数集めて 復讐の機会をうかがってるそうよ。」 このままじゃ町に侵攻してくる可能性もあるから その前に退治して欲しいわ。お願いね」 -- (名無しさん) 2008-05-12 19 24 02 「メディック三人旅」 メディック3人のみで第二階層まで進もう! (第二階層までの初期クエスト・ボス戦を全部こなす事) アイテム・スキルの使用は自由です。 但しPTはメディック3人(Lv1からスタート)のみ。 *** 世界樹初探検でやってみたんですが、 今のところ第三階層まで行けました。 -- (クエスト投下) 2008-02-10 18 06 06 ↓「樹海逆鱗ツアー!!」3竜の逆鱗を5個取ってくること。 ~~~以上のことをするとクエスト失敗となります。 ワロタwww-- (名無しさん) 2007-09-16 22 19 25
https://w.atwiki.jp/nightstalker/pages/216.html
Last update 2008年01月13日 遠い記憶~ワンダーランド 探して 著者:なずな おわりとはじまりはいつもいっしょにやってくる。 幼稚園の入園式の日、大雨。 お気に入りの白いブラウスに泥がはねて 登園拒否になった。 小学校入学、友達が出来たと喜んでたら 父がいきなり転勤になった。 高揚した気分は しなしなといつもどこかに消えていく。 初デートにおしゃれして出かけたら、その日に別れを切り出された。 初めてのバイトに張り切って行ったら、手違いでしたと帰された。 入会手続きした英会話教室は行った初日に潰れてた。 「申し訳ございません」の張り紙を見ながら 払い込んだ授業料のことよりも あたしは今までと、これからの人生を思い、肩を落とした。 ─ いちいち傷ついてたらやってらんないもんね あたしはそう呟いて、不敵に笑ったつもりだったけど やっと見つけた新しいアルバイト先、老人ホームのドアのガラス、 唇の片端だけくにゅりと歪んだ 情けない顔が映っていた。 ☆彡 「梅雨が終わったら、本格的な夏が始まります。」 七夕の笹飾りを「ふれあいルーム」に立てかけながら 職員の高田さんがお天気お姉さんの声色で言う。 「何かが終わったら、『終わったあとの時間』が必ず始まるものじゃない? 一学期が終わったら夏休み。夏休みが終わったら二学期。」 「老人ホームのバイト辞めたらプータロー?」 「そういうこと。」 「プータロー」はちょっと古かったな・・ あたしはこうやって「終わったり始まったり」を繰り返し ずんずん古くなって ひからびた人間になっていくのさ。 「恭子ちゃん、バイト最終日の記念に 短冊書いていきなさいよ。」 ─ 何を書いたらいいのか 解らないよ ・・あたしは ぼそぼそと答える。 「なりたいものとか 行きたいところとか、ああ、好きな言葉でもいいわよ」 「短冊ってそんなのだっけ?」 「あはは、ちょっと違ったか。」 おじい様方に絶大なる人気を誇る、美人で気さくな高田さんは からり笑って、手馴れた手つきで笹を柱にくくりつけた。 あたしは 何になりたいんだろう あたしは どこへ行きたいんだろう。 あたしは 何が好きなんだろう。 短冊と筆ペンを渡されたけど やっぱり書くことは見つからなかった。 どうせ お星様はみんなの願い事聞くのに忙しくって あたしなんかに構っちゃいられない。 短冊いくら書いたって あたしの願い事なんか 叶いっこない。 ☆彡 「サッちゃん?ああやっぱり サチエさんだ。」 細かく震える声に振り向くと 背の高い老人が満面の笑みをたたえ立っていた。 「いやぁ 久しぶりだなぁ。こんなところで何してるの?」 訳が解らず 高田さんに目で助けを求めると 「山本さんの話し相手、頼んだわよ、’サッちゃん’」 耳元でささやかれ 背中をポンと押された。 「七夕にあなたと再会できるなんて なんて素晴らしいんだろう。」 山本老人はいきなりあたしの手を握り うっとり涙ぐむ。 お年寄りと交流する暇もないようにホーム内の掃除をし、 小動物の世話や雑用ばかり、黙々とやってきた。 「ふれあい動物園(実はウサギと鶏がいるだけ)」のウサギたちが 柵の下に穴掘って逃げるのを追いかけて捕まえるの、あたしは結構得意だった。 なのに数日前、ぼんやりしていて 全部逃がしてしまった。 それは役立たずのあたしを、クビにする都合のいい理由になったようだ。 こんなところでアルバイトしていながら あたしはお年寄りと接するのが すこぶる苦手だった。 サチエさんが誰なのかも解らないし とりあえず話題を変えよう・・ キラキラした目であたしを見つめる御老体から目を逸らした。 「再び ワンダーランドに行けますように。」 線こそ力強さはないものの 達筆で「山本」と記名した短冊が笹に揺れていた。 「ワンダーランド?」 地方のさびれかけた遊園地の看板を とっさに想像した。 錆付いたメリーゴーランド。居眠りしてる切符切の係員。 山本老人を振り返ると、先ほどの目の輝きは消え、ぼんやり遠くを見ている。 なんだか一気に歳をとったように見えた。 「最近疲れているのかなぁ・・何だか よく思い出せんのです。 ただ、あなたと一緒に 語り合った・・ ・・いやいや・・一緒に行った、心躍るきらめく世界・・ うーむ 違う、手に汗握る冒険だったろうか・・ サッちゃんに会えたら きっと語り合えると思ったのだが・・。」 語れるわけないじゃん・・。頼むから本当のサチエさんに言ってくれ。 ☆彡 「とても孤独な方なのよ。」 山本老人を部屋に送り届けた後、ちょっと散歩しようか、と 高田さんに誘われた。 「ねぇ、バイト辞めて、明日から『退屈な時間』を始めるくらいなら 私の頼みごと聞いてくれない?」 「高田さん、難しいこと言うんじゃないでしょうね、あたしにできるような事?」 高田さんは さっき山本老人がしたのと同じように私の手を取って 「’サチエさん’にしか できないことよ。」 悪戯っぽく笑った。 高田さんの頼みは こんな風だった。 時々 山本さんに会って、話相手になって欲しい。 「ワンダーランド」に関わる何かを、思い出したがっているのなら手伝ってあげること。 「職員が、特別誰かとばかり関わってるわけにはいかないでしょ。 幸いあなたはどなたにも覚えられてないみたいだし、明日からフリーだし。」 高田さんは辛辣なことをにっこり笑って言う。 ─ あたしは「サチエさん」に どこか似てるんですか? あたしが聞くと、高田さんは笑って 「誰も サチエさん本人を知らないのよ。詳しい事もね。 1代目の「サチエさん」はNさんのお孫さん、それからTさんでしょ、ちなみに私は3代目。」 歳もタイプも全然違うけど、美人揃いだ・・。 「何かの拍子に’サチエさん変換スイッチ’が入るのよね。きっと。」 どうやら スイッチはもう人を選んでないみたいだ、 あたしは窓に映った自分の顔を、しげしげ眺める。 ☆彡 山本さんは たいてい眠っている。 寝顔は穏やかだ。、少し笑っているように見える時もある。 あたしのことは「サッちゃん」だと思う時と、ただの若いボランティアだと思う時がある。 たとえ「サッちゃん」だと思ったとしても 「懐かしいなぁ、サチエさんじゃないですか、こんなところで何しているの?」 お決まりの再会の感激シーンから始まるので 話は一向に進まなかった。 無理矢理 話題を「ワンダーランド」に向けると 途端に 頼りなげな声になり 思い出せない・・とぶつぶつ独り言を言った後 「ところで あなたは どなたでしたっけ?」 「もう 疲れたので 休みます。お引取りください。」 深々と礼をすると 堅い表情になってしまうのだった。 ☆彡 「ともかく、山本さんの若いころの大切な思い出だと思うの・・。 ’サチエさん’、そして’ワンダーランド’・・」 ホームに行くといつも、高田さんは仕事の合間に缶コーヒーをおごってくれた。 「『再び』『行きたい』ですものね。短冊書いた時はどんな風だったんですか?」 「何か書いて下さいね、って短冊を預けたの。 次の朝、書いて置いてあったんだけど・・。 何だかね、自分で書いたことさえ忘れてたみたい。」 進展を見せないあたしの話を一通り聞いた後、 高田さんは空き缶を 静かにゴミ箱に入れると 少し考えた後 あたしに向き直り、笑って言った。 「そうよね、他人がいつまでも余計な詮索するものじゃないし・・。 ありがとう 恭子ちゃん、ごめんね、手間取らせたわね。 明日からは自分のやりたい仕事しっかり探して ちゃんと見つけてね。」 気の早い蝉がベンチのそばの木の上で鳴き始めた。 自慢げに 高らかに。 聞いてなよ、生きるってのは こういうものさ。 ☆彡 山本さんは あたしを「サッちゃん」と呼んだ。 涙ぐんだ目であたしを見て、「懐かしい」を繰り返した。 そういう時の彼は 現在の山本さんではなく 若くて元気な「タケオちゃん」であるらしい。 「右手と左手のようになれないかなぁ。」 「タケオちゃん」は頬を赤く染め ある日あたしの手を取って言った。 だけど、その後すぐ ゴホゴホと咳込む。乾いた老人の咳。 おそるおそる 背中をさする。 骨ばって、細い背中。 壊れ物のような いのちの容れ物。 どんなたくさんの時間を この身体は通り過ぎてきたのだろう。 あたしは 山本さんの銀色の髪や、筋ばった手を見つめて 遠い時間に思いを馳せた。 並んでつなぐ手と手。 バトン渡す手と手。 おにぎり握る両手。 タケオちゃんにとって 右手と左手の関係って何だったのかな。 ☆彡 山本さんの七夕の願いを叶えたい。 せめて サチエさんを見つけ出したい。 あたしの中で「サッちゃん」が どんどん大きな存在になっていく。 ’タケオちゃん’の話した言葉の中に、何かキーワードはなかったか・・ あたしは 必死で考えた。 どうしてもっと真剣にメモを取ったり、役に立ちそうな質問をしたりしなかったのか。 自分の いい加減さが情けなかった。 高田さんは、もう終わっていいよ、と笑ったけれど、あたしは決めたのだ。 今度は自分で動くこと。 動くことを始めること。 ☆彡 高田さんに無理して聞きだし山本さんの緊急連絡先。 電話に出たのは唯一の遠い親戚という若い人で、 山本さんの事なんか、ほとんど何も知らなかった。 「いまさら オトシヨリの元恋人?なんか、探されてもねぇ・・」 迷惑そうな声で言い 早々に電話は切られてしまった。 住んでいた屋敷は処分した後で、別の家が建っていた。 古く見えても 戦後に建った住宅地だということで 代々住んでいる人も少ないらしい。 近所の人も 山本さんの若い頃のことまでは知らなかった。 「戦前の話でしょ・・さすがに 解らないわねぇ。」 「サッちゃん」も「ワンダーランド」もそんな遠い過去の話なのだ。 あたしは改めて、流れた時間のこと、止まった時間のことを考える。 長い長い長い ため息が出る。 ☆彡 「あそこにお住まいだった山本さんでしたら 知ってますよ。 家を出るから蔵書を全部引き取ってくれって 頼まれてね。 お身体も心もとないから ホームに入られるとか仰ってましたっけ。」 期待もしないで入った古本屋。奥から出てきた主人が言った。 「難しい本が多かったなぁ。トラック何回も往復してねぇ、 経済論とか経営学とか 古い、売れなそうな本ばかりでしたけど。」 有能な探偵だったら ここで 何を聞くのだろう・・ せっかく見つけた手がかりを あたしは持て余していた。 「あ、でも 一冊だけ 意外なのがあったっけ。」 「何でしょうか?」 「本棚の奥に隠すようにね、外国語の、あれは絵本だったっけなぁ・・」 ─ ああ、これこれ・・ 「Alice s Adventures in Wonderland」 物持ちのいい店主が店の奥から時間をかけて探し出したのは すっかりほこりをかぶって ページの黄色くなった「不思議の国」の物語だった。 ☆彡 店主がおしゃべり好きで 記憶力がいい人だったので助かった。 事情を話すと本を譲ってくれ、その上、山本さんが故郷だと言って懐かしんでいた土地を教えてくれた。 「その棚の画集をね、ずいぶん長い間眺めてらしたなぁ。」 見せてくれたその絵には 黄金色の稲穂が揺れる 田園風景が広がっていた。 ─ もう すっかり変わってしまっててね・・風景も人も。 「帰れるところもないのです」山本さんはそう言って 寂しそうに笑ったそうだ。 本を譲って貰い、あたしが向かったのは 山本さんの故郷。 手がかりは「サチエさん」と「山本タケオさん」。そして「不思議の国のアリス」。 タケオちゃんの望む「右手と左手の関係」。 訪ねた土地は 小さな田んぼが所々に残る新興住宅地だった。 ☆彡 何人かに声をかけ、何軒かを訪ねたら次第に度胸がついてきた。 「山本タケオさん」と「サチエさん」について少しでも知っているお年寄りはいないかと、 あたしは山本さんの故郷の村だったあたりを探し回った。 お年寄りたちは、記憶があやふやだったり 知らないと突っ撥ねたりする人もいたけれど 大抵が話を熱心に聞いてくれたし、一所懸命役に立とうとしてくれた。 けれど ほとんどがカラ振りで、 山本さんの同級生とか、名前だけでも聞いたことがあるって人にも 出会えない。 その代わりあたしは、その人たちの戦時中思い出話やら、亡くなった旦那様とのロマンスやら それはたくさん聞かされ、アルバムを見、終いには夕食までご馳走になったのだった。 ジンセイ イロイロ・・ 夕食を頂いた後、お年寄りが浪々と歌うカラオケの演歌や軍歌を聴いて あたしは妙にしんみりしてしまったんだ。 ☆彡 ─ あたしは探偵にはなれないや・・ 本だけをお土産に持って 山本さんを訪ねた。 眠っている山本さんを見て、何だか気になって 「体調、お悪いの?」高田さん尋ねると 「よく解ったわね、恭子ちゃん。」 高田さんは静かに微笑んで あたしの肩に手をかけた。 ─沢山のお年寄りに会ってきた・・ あたしはここ数日の、成果とは言いがたい内容を、高田さんに語った。 『Alice s Adventures in Wonderland』 本を枕元にそっと置いて帰ろうとしたら 山本さんが目を覚ました。 「サッちゃん、ああ、サチエさんでしたか・・。」 それは かすれて消え入りそうな 小さな小さな声だった。 「本を持って来たんです。」 細かく震える細い指が 本の表紙をなぞる。 「懐かしいなぁ・・・。こんなところでまた会えるとは・・。」 山本さんは満足そうに微笑むと 「読んでもらえますか?」 静かに目を閉じた。 どんなに下手くそな朗読だったか・・ あたしは もっと英語を勉強しておけばよかったと思い切り悔やんだ。 恥ずかしくて 投げ出したかったけど 必死で読んだ。 気がつくと 山本さんは幸せそうな顔をして 眠っており 少しでも喜んで貰えた気がして、あたしは心からほっとした。 ☆彡 「幸枝は義母の名前ですけれど・・。」 嫁いで遠くに行ってしまってるかもしれない、 ─ここを出鱈目に探すのも無理があるな・・ あきらめかけたその日、バス停で出会った婦人は続けて言った。 「10年前に他界しましたが・・」 一瞬の光、そしてまた闇。 「山本さん・・ですか?私には、ちょっと・・・。 義母は物静かで控えめな人でしたし あまり昔のこと、話す機会もなかったので・・。」 優しげで上品なその婦人は、首をかしげて考えていたが 「あなたには申し訳ないけれど、解りません。そのサチエさんは 義母ではないかもしれませんよ。」 あたしのカンなんて当たったことない。だけど「幸枝さん」はきっとあたしの探していた人だ。 これは直感。 「『Alice s Adventures in Wonderland』・・えっと『不思議の国のアリス』、 お好きだったとか 聞いておられませんか? 英語とか、外国の童話や絵本に興味がおありだったとか・・」 婦人の表情が少し変わる。頬に手をあてて少し目を閉じた後 「亡くなった義母がお探しの方だったとしても 山本さんにお役に立てることは 何もないと思うのですが・・」 婦人はそう言いながら お宅まで案内してくれた。 「どうぞ 奥へ・・」 通されたのは古い洋書や外国の絵本の並ぶ立派な書庫だった。 「全部義母が実家から持ってきたものだそうです。 義母のお父様のコレクションで、思い出の品だと聞いてはおりました。」 可愛らしい笑い声と、楽しげな男の人の話し声が聞こえてきた。 書庫の窓から手入れの行き届いた中庭が見える。 その先の日当たりのいい縁側に、お年寄りが腰を下ろし 小さい子供を遊ばせているのが見えた。 「義父と、ひ孫です。」 会釈するあたしに 婦人は小さな声で付け足した。 「義父母はお見合い結婚と聞いています。でも とても仲良かったんですよ。」 書庫の本は語ることなく ただ静かに時を眺めている。 日の当たる縁側は柔らかな笑い声に満ちている。 ここまでたどり着いたって、あたしは山本さんにしてあげられる事は何もない。 だけど・・。 「あの・・何でもいいんです。思い出を聞かせていただけませんか? 本について 他に仰ってたことはないでしょうか? 本以外には何がお好きでした? どんな方でした?」 「・・思い出ですか・・そうねぇ・・・」 写真立ての中 ご主人と寄り添って笑う幸枝さんがいる。 とても綺麗な人だ。 「ピアノが好きな人でした。」 「ピアノ?」 「孫・・うちの子供たちが やっと右手でメロディが弾けるくらいになると よく左手代わりに伴奏をつけてくれました。あれは本当に楽しそうだったわ。」 右手と左手・・・。 その言葉を聞いてあたしは へたへたその婦人のまえでしゃがみこんでしまった。 ☆彡 「思い出って大切過ぎたら、他の人には言えないこともあるのかもしれないよ。 結婚した相手や、そうやって作った家族なんかにはね。」 高田さんはパソコンを見ながらつぶやいた。 画面には「不思議の国のアリス」。 異国で生まれたひとつの物語の 長い歴史が綴られていた。 ─そうかもしれない・・そう思っていたい。 あたしも何だか これ以上あの家族に聞くことを躊躇われて ご主人が帰るまで、と引き止めるのを辞退して帰ってきたのだ。 「あの・・山本さんて方は義母・・いえ、サチエさんと どういうご関係だったんでしょう。」 玄関先まで見送ってくれた優しい婦人は あたしに小声で聞いた。 「どういう・・って・・ええと。」 あたしにだって よく解らない。 「山本さんは・・、右手と左手の関係になりたいと、そう仰ってました。」 書庫の中、古い写真の中で微笑むサッちゃんに、 あたしはタケオちゃんの気持ちを少しだけ 伝えたのだった。 ☆彡 山本さんはあれから体調が戻らず、秋風が吹き始める頃 亡くなった。 最期を看取ったのは 高田さんだった。 「不思議の国は、ずうっと、ここにあるんだね。」 かすれる声でそう言い残し 幸せそうな笑顔で逝ったのだという。 あたしは本を形見にもらい、ヘルパーの勉強を始めた。 もう一度頼み込んで ホームの雑用のアルバイトにも復帰した。 走るウサギを追いかけながら あたしは思う。 きっと サッちゃんとタケオちゃんは 今頃感激の再会を果たして 不思議の国を探検してる。 異国の本を二人で眺め、空想の世界で遊んだ幸せな時間が タケオちゃんの大切な大切な思い出だったんだと思う。 そうそう、ピアノの連弾も・・ね。 そして あたしは相変わらずウサギを追いかける毎日だ。 この頃は お年寄りたちも窓から眺め、あたしの名前を呼んで応援してくれる。 物語に出てくるみたいな「ウサギの穴」は見つからないけれど あたしの「不思議の国」の入り口は きっとここなんだろうな、 そんな風に思うんだ。 前の作品 次の作品 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/neetsha-marron/pages/158.html
タグ:
https://w.atwiki.jp/vipperld/pages/41.html
機工王国ギムリアース。その一角に、その工房はあった。 俺はこの工房の助手を勤めている。助手と言う名の、世話係を。 ここで一人篭っている、偏屈な年寄り博士の、身の回りの世話係。 工房とは言っても、別に宝石細工をするわけでもなければ、 剣や鎧などを作ったりするわけでもない。年寄りの博士が一人、来る日も来る日も役に立ちそうもないものを開発しているだけだ。 例えば、持ち主の魔力を注いでやるだけで、卵を調理する機械。 名前だけは聞こえがいいが、その実態はただ卵を割り、殻ごとかき混ぜて焼くだけのポンコツである。 とても食べれたものではないし、どんなに料理が下手な人でも、これよりはマシなものが作れるだろう。 住居提供・三食付という高待遇でもなければ、俺はさっさとこんな工房から出て行っているだろう。 先日、「NYT新聞」を読みながら朝食をとっていた彼が、突然立ち上がり 「これからは人間が空を飛ぶ時代じゃ!わしはその先駆けとなってやるぞ!」 と叫んで、工房に飛び込んでいった。新聞が投げ捨てられていたので拾って見てみると、「時計塔に方舟が突っ込んだ!!」と書かれた記事が。 さらに読み進めていくと、「翼を持つ船が時計塔に突っ込んだ」と、大体そんなことが書かれていた。 まあ多分、博士はこれに影響されたのだろう。 工房からは作業の音が聞こえてくる。数日後には、使えもしないガラクタが工房に一つ増えるのだろう。 ――数日後。 「おい!起きるのじゃ助手!ついに空を飛ぶ機械が完成したぞ!」 普段より興奮した博士の、耳障りな声で、普段起きるより数時間早く、目を覚ますこととなった。 「画期的な、新発明じゃ。これが実用化されれば、人類が空を飛ぶ時代が来るぞ!」 博士に案内され、埃だらけの工房に入ると。 そこに、軽い大きな羽根を持つ、まるで鳥のような機械が。 「ここにな、使用者の魔力を注いでやるとな、自動で推進力に変換され、空を飛べるのじゃよ!」 こんなことがあるのだろうか。 博士が、実用化に値する、『役に立つ機械』を作成する、なんてことが。 「さあ、実際に飛行テストをするぞ。この機械を、ここから引っ張り出すのを手伝ってくれ」 博士は、これから外のスペースを使って、実際に飛行をしてみるらしい。 博士はその機械を自分の身体に取り付け、 「行くぞ助手よ!よく見ておくのじゃ。人類の新たなる技術が、ついに完成したのじゃ!」 そして。 博士は助走をつけ、走り出した。 機械の後部に取り付けられた機関から、おそらく変換された魔力であろう『何か』が、放出されている。 博士の身体は宙に浮き、そしてどんどん高度を増し。 そこで博士は機械の異常に気付いたらしい。 機械から自分の身体を慌てて取り外し、何とか地面に着地する。 なんらかの異常を起こしたらしいその機械は、さらに高く高く上昇して行き、 爆発を起こして、ばらばらになって墜落した。 結局、今回も失敗作だったらしい。 博士は自分の部屋でしょげているし、俺はいつもどおり、食事の準備をしている。 人類の技術革新、とやらは失敗だったようだ。 少し期待した俺が、間違いだったのかもしれない。 機工王国ギムリアースに存在する、小さな工房。 そこから生まれた飛行技術が、もっと、ずっと先の時代に、 何らかの形で日の目を浴びることになるのを、まだ誰も知らない。