約 245,160 件
https://w.atwiki.jp/dangerousew/pages/71.html
『形振りを構わないのならば奴を頼れ』 その殺し屋の名を月光・S・ピエロと言った。 彼――月ピが殺しの依頼を失敗したという話は存在しない。 そして彼が依頼人の要望を聞き入れたという話もまた存在しない。 『奴が聞くのはターゲットだけだ。殺害手段も、場所も、時間も。奴の気紛れにしかならない』 以前その忠告は聞いていた。 それでも男は眼前の、噂に聞いていた月ピと呼ばれる殺し屋に、真剣な表情で頼るしか無かった。 「――ターゲットは山乃端一人。やり方は一任する、それがお好みなんだろう。月光・S・ピエロ」 ・ ・ ・ 山乃端一人が気付いた時、夜の街から出られなくなっていた。 いつもはもっと人が居るはずの通り。なのに通行人はおろか店員すら見かけない。 息を切らして走り回っているのに、隣の駅にすら辿り着けない。 気が付いたらぐるりと一周してしまっている。 「……どうして」 呟いたのは困惑と恐怖。 明らかに何かが起こっている。 誰かが自分を追いかけている。 荒くなった呼吸を落ち着けるためせめて路地の壁に背中を預けようとした。 「え、――がっ」 あるはずの壁の感触は無く、緩んでいた体は地面に倒れ予想外の痛みに声が漏れた。 涙がにじむ視界の中に。 「山乃端一人だな」 刃物を構えた覆面の人物が居た。 その声色は問いかけのようで、その実まるで興味を感じさせないものだった。 「……」 間抜けにも口を開けたまま硬直する山乃端一人は、それが自分の命を狙う刺客だと理解する暇もなく。 振り下ろされる刃物を呆と見て。 「――《Au clair de la lune,Mon ami Pierrot(月の光と、我が友ピエロ来れり) 》」 どこからか響く男声と共に、おかしな恰好の人影が割り込んで刃物を代わりに受けるのを見た。 「何……?」 刃物を突き刺した覆面の人物は闖入者に少し動揺しながらも、しかしそれを即座に抑え闖入者にトドメを刺すべく刃物をさらに押し込んだ。 「『新宿新月真宵家(シン・プライベート・アイズ)』。夜の新宿に限り自分の領域とすることができる魔人と聞いたが、なるほどこのように使うのだな」 ――歌声が途切れ、代わりにそんな言葉が聞こえた。 それと同時、刃物を押し込まれていた人影は途端に消え失せ、そこから数枚のカードが地面に横たわっていた山乃端一人の体へと降り注いだ。 覆面は押し込んでいた相手が消えたことでバランスを崩し前につんのめりながらも、素早く刃物を構えて周囲を警戒する様子を見せた。 そしてふと、手元の刃物が一枚のカードを貫通していることに気付いた。 「これは……」 思わず眉をひそめる。覆面には読み取れなかったが、そのカードには文字が書かれていた。それは。 「『圧死』を選んだか」 その声は山乃端一人の比較的近くから聞こえた。彼女は自分を挟んで覆面と対峙するようにサングラスを付けた男が立っていることにようやく気付いた。 ――こんな真っ暗なのに、なんでサングラス? あまりにも許容量をオーバーしてしまったからか、そんなどうでもいい思考が走った。 「……遊ぶとは余裕だな。その容貌、噂に聞く月こ」 ――けたたましい轟音。まるで雷が落ちたかと錯覚する衝撃に反射的に悲鳴を挙げながら山乃端一人はゴロゴロと地面を転がり頭を抱えてうずくまった。 そして、五秒後。その続きが何も起こらないことにゆっくりと顔を上げてうっすらと目を開いた。 そこには。覆面が立っていたはずの場所に鉄骨が突き刺さっていた。周囲には何か有機的な物体や液体が飛び散っている。それらが元が何だったのかは脳が理解を拒んでいた。 「ターゲットではない相手に仕込みを使うのは勿体ないが、サービスとしておこう。同じ相手を狙ったよしみだ」 サングラスの男が何を言っているのか分からない。ただ、覆面の人物が自分を殺そうとしている状況から逸したのだと、山乃端一人は理解し。 「あの、」 助けてくれてありがとうと、その一言を伝えようとして。 「――《Ma chandelle est morte(私の灯は消えてしまった) 》」 再びその歌を聞いた。今更ながら先ほども聞こえたその男声がサングラスの男のものだったと気付き。 目の前に突然現れた、先ほど刃物を刺されていたはずのおかしな恰好の人影に両足を拘束された。 「助けっ……っ? ッ!? た、助けっ!」 人影はもういない。ただ残された拘束具が彼女の移動の自由を奪っている。 「私のターゲットは、私自身の手で殺める。他の殺し屋にやられるのは許容できない」 ようやく理解した。助けられたのではなく、二人居た刺客が一人に減ってその一人に今まさに命を奪われようとしているのだと。 「山乃端一人。選ぶといい。生憎他に仕込みが無いため先ほどと同じカードチョイスで恐縮だが。そこに書いてある方法で殺害しよう」 「た、た、……は? な、え……?」 「どうしても選べないならしょうがない。好みではないが私がチョイスしよう」 両足を拘束され、芋虫のようにのたうち回る山乃端一人の眼前に、無造作に数十枚のカードが振りまかれた。 『圧死』のカードを引き、鉄骨に潰された覆面の刺客の最期を思い出す。 わずかな希望を持ってサングラスの男を見上げる。その表情からはただ「選べ」という言外の圧を感じた。 山乃端一人は固く目をつぶってから、悲鳴と共に一枚を手に取る。そこには。 「『殴殺』」 サングラスの男は目前でシュンシュンとシャドーを始めた。まるで目に見えない速度だ。 「い、いやぁ!」 思わずカードを投げ捨てる。それを見たサングラスの男はふむ、と唸り。 「いやか、ならもう一枚選びなおすといい。惜しいな、今のは比較的楽な死に方だったのだが」 存外に雑なその言葉に喜べばいいのか悲しめばいいのかそれとも怒ればいいのか。分からないまま山乃端一人はさらに一枚を取った。そこには。 「『ゲーミング毒殺』」 サングラスの男は虹色よりも複雑な色合いをした液体が入った瓶を取り出した。まるで目に優しくない存在だ。 「い、いやぁ!」 思わずカードを投げ捨てる。それを見たサングラスの男はふむ、と唸り。 「いやか、ならもう一枚選びなおすといい。惜しいな、今のは比較的面白い死に方だったのだが」 流石にこれは怒るべきだと思ったが。 「だが私も流石にこれ以上は待てない。あと十秒、何を選んでも次で確定だ」 その言葉に急かされるように――冷静になれば、もはやそこで焦ったところで何ら意味はないのだが――どれを選ぶべきかと、右手を空中で迷わせ。 「えっと、えっと――」 「五、四……おや、それか」 「……え?」 見れば。 山乃端一人はどれを選ぶべきか決めかねていた右手とは別。 単に体を起こすために地面に突いていた左手が一枚のカードを触っていた。 「いや、違っ」 「次で確定と言っただろう」 そう言いながらサングラスの男は山乃端一人が左手で触っていたカードを取り上げ、めくり。 「……ほう。そう来たか」 男はそう言って口角を上げながら、そのカードを懐に仕舞う。 「私の名は月光・S・ピエロ。月ピ、と。その名前を脳裏に刻んで死ね」 そう言いながら、彼は怪しい薬瓶を手に取り、目に見えない速度のジャブで山乃端一人の顔元へと投擲した。 ――山乃端一人の意識はそこで途絶える。 ・ ・ ・ ――山乃端一人の意識はそこで目覚めた。 「……」 なんてことはない。自宅のベッドの上、当たり前の朝、いつも通りの光景だ。 ただ妙に寝汗をかいていて、それと脳裏に残る謎の言葉が気になった。 「月ピ……?」 つきぴ、つきぴ、と何度か口内でその言葉を転がすが、いくら首を傾げたところで答えは出ない。 「……変な夢」 具体的にどんな夢だったか思い出せないまま、山乃端一人はそう結論付けて呟いた。 ・ ・ ・ 「私のターゲットは、私自身の手で殺める。他の殺し屋にやられるのは許容できない」 暗がりの中、サングラスを付けた殺し屋――月ピは鳴動する通信機を無視してそう言った。どうせ依頼人からのクレームだろう、気にするつもりは毛頭無い。 「山乃端一人。お前は私が、私が決めた死に方で死なせる。それ以外は許さない」 月ピの手には一枚のカードがあった。山乃端一人が最後に選んだカード、彼女自身の末路を描いた一枚。 殺し屋は、その一枚を無造作に放り投げる。投げられたカードはくるくると宙を舞い、ひらひらと地に落ち。 「――《Ma chandelle est morte, Je n ai plus de feu(私の灯は消えてしまった) Ouvre-moi ta porte, pour l amour de Dieu.(頼む友よ、扉を開けてくれ) 》」 落ちる直前、闇の中から現れたおかしな恰好の人影――月ピの魔人能力によって召喚されたピエロの手によってバラバラに切り裂かれた。 「邪魔をするのなら誰であろうと殺す」 八つ裂かれたカードはもう何が書かれていたのか読み取れない。 しかし山乃端一人が選んだ時、彼女の運命はこのように示されていた。 『孫に囲まれながら老衰で死ね』
https://w.atwiki.jp/sr_archives/pages/220.html
殺し屋ジャック 名称 Lv HP Ini 能力値 攻撃力 アビリティ 沈静 11 63 5 14/24/11 8/26/4 通常攻撃(術式)射撃×8:31ダメージ(術攻+5)防御体勢×4:37回復(術攻+11) 通常 15 86 7 19/33/15 12/36/6 通常攻撃(術式)射撃×8:41ダメージ(術攻+5)防御体勢×4:47回復(術攻+11) 凶暴 18 103 9 23/39/18 14/43/7 通常攻撃(術式)射撃×8:52ダメージ(術攻+9)防御体勢×4:62回復(術攻+19) 高等 22 126 11 28/48/22 17/52/8 通常攻撃(術式)射撃×8:61ダメージ(術攻+9)防御体勢×4:71回復(術攻+19) 超頭脳 25 144 12 32/55/25 20/60/10 通常攻撃(術式)射撃×8:73ダメージ(術攻+13)防御体勢×4:87回復(術攻+27) 暴走 30 174 15 39/66/30 24/72/12 通常攻撃(術式)射撃×8:85ダメージ(術攻+13)防御体勢×4:99回復(術攻+27) 強化暴走 34 196 17 44/74/34 27/81/13 通常攻撃(術式)射撃×8:99ダメージ(術攻+18)防御体勢×4:117回復(術攻+36) 改造超重 38 219 19 49/83/38 30/91/15 通常攻撃(術式)射撃×8:109ダメージ(術攻+18)防御体勢×4:127回復(術攻+36) 強化改造暴走 44 254 22 57/96/44 35/105/17 通常攻撃(術式)射撃×8:128ダメージ(術攻+23)防御体勢×4:152回復(術攻+47) 暴走超重 50 290 25 65/110/50 40/120/20 通常攻撃(術式)射撃×8:143ダメージ(術攻+23)防御体勢×4:167回復(術攻+47) 高等超頭脳 57 330 28 74/124/57 45/136/22 通常攻撃(術式)射撃×8:167ダメージ(術攻+31)防御体勢×4:198回復(術攻+62) 高等暴走超重 66 381 33 85/145/66 52/158/26 通常攻撃(術式)射撃×8:189ダメージ(術攻+31)防御体勢×4:220回復(術攻+62) 超頭脳暴走超重 属性 名称 威力 射程 効果 重ね掛け 命中 術式 射撃 術攻+X 20m1体 ◆ 術式 防御体勢 術攻+X(回復) 自分 ガードアップ 構え ◆
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/4720.html
登録日:2012/04/30(月) 04 51 58 更新日:2022/06/18 Sat 11 59 01 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 webラジオ キルミーベイベー バイオレンス ラジオ番組 田村睦心 赤崎千夏 ィヤッフェ――イッ!! 「キルミーベイベー殺し屋ラジオ」とは、響-HiBiKi Radio Station-にて配信されていたTVアニメキルミーベイベーの最新情報と学園生活と殺し屋の2つの姿をお聴かせするちょっぴりバイオレンスなラジオである。 【パーソナリティ】 赤崎千夏 やすなが二次元から飛び出してきたかのようなうざさをもっているが意外としっかりしてる。 じゃんけんが異様に弱く選曲じゃんけんではずっと負け越して自身のキャラソンをろくに流せていない。 田村睦心 よく赤崎さんに振り回されてる。 ツッコミに見えてなかなかのボケ体質でやや残念なところがある。 ちょっと不器用なところもありやすなの挑戦状(後述)では負けてはよく拗ねる。 それらも全部含めてむっちゃんもじょかねぇ。 同年代の若手2人がリアルやすなとソーニャのように夫婦漫才を繰り広げる様は一見の価値あり。 【コーナー】 ふつおた いわゆる普通のお便りを紹介するコーナー。 2人に質問だったりアニメの感想だったり自由にお送りするコーナーである。 おバカと殺し屋 『○○が起こってしまったらどうする?』と言うリスナーからのお題にそれぞれが「おバカだったら」「殺し屋だったら」どうするかを考えて発表するコーナーである。 お題はさまざまで、 「おみくじで大凶をひいた時」 「席替えで苦手な人の隣になってしまった時」 「テスト中に寝てしまい気付けば終了5分前」 等のお題が送られてくるのだが、おバカの方は考えやすいのだが殺し屋の方はかなりの無茶振りでありむっちゃんは毎度四苦八苦している。 序盤はすべり芸のごときすべりっぷりでいわゆるやけどばっかりであった。 …が気がつけば爆破とか皆殺しとかバキューン音のオンパレードとなってしまった。 やすなの挑戦状 作品内ではソーニャに様々な勝負をしかけてもなかなか勝つことの出来ないやすなの代わりに、ソーニャ役田村睦心にやすな役赤崎千夏が勝負を挑むコーナーである。 勝負の内容はリスナーから送られてきたお便りから対決内容が決められていて、 既存のゲームからリスナーが考えたオリジナルのゲームで 最終的に勝ち星が多い方には豪華景品(デパートのちょっと高い桃缶)が贈られる。 おバカでも殺し屋でもない世界 常識あるキャラの出てこないキルミーベイベーにおいて、常識というものを見失わないように様々な常識を調査するコーナー。 お題に沿ったリスナーのまわりの常識を聴いたり鹿児島を再発見したりするコーナーである。 CDスペシャル版では『東京でも鹿児島でもない世界』といったコーナーになっている。 【CDスペシャル】 殺し屋ラジオの配信分とは別の撮り下ろしのラジオである。 合計3枚発売されて(その3は5月25日発売)、それぞれの初回版には過去の配信分が収録されているのだが、 CDスペシャルその1♯1〜4回分 CDスペシャルその2♯5〜8回分 CDスペシャルその3♯9〜21回分 …ペース配分ミスってるとか言わないように。 と、そんなラジオだがアニメの放送の終了に伴い4月27日の配信をもって最終回となってしまった。 2013年10月15日には「キルミーベイベー殺し屋ラジオ復活スペシャル」も配信された。 さらにBlu-rayBOXにも撮りおろしのCDが付属する。 追記・修正お願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kaijinmato/pages/1055.html
「また、圧縮なんて冗談じゃねえ!」 【囚人ナンバー】 30170 【名前】 殺し屋マッドブラスト 【読み方】 ころしやまっどぶらすと 【声】 田中一成 【登場作品】 未来戦隊タイムレンジャー 【登場話】 Case File 5「第3の合体」 【所属】 ロンダーズファミリー 【分類】 ロンダー囚人 【圧縮冷凍年数】 15年 【モチーフ】 ナマズ 【詳細】 30世紀において喧嘩による傷害罪(実際は殺人罪だが、巧妙に行って発覚しなかった)を犯し、圧縮冷凍の刑を受けていた囚人。 右腕に装備したガトリング砲を武器とし、殺害した人間の装身具をコレクションにする癖がある。 無差別殺人に街中で暴れ回り、最中に現れたタイムレンジャーを不意打ちで攻撃するが、足音と身に付けた腕輪から「自分の家族を殺害した張本人」と悟ったピンクに苦しめられ、他の4人がピンクを制止している隙に撤退。 遊園地で人々に襲い掛かるが、駆け付けたピンクの誘導尋問で「ユウリの家族の殺害は「ドン・ドルネロ」に頼まれた」と自白、ピンクの「ダブルベクターの斬撃」により敗北(その際にユウリの父親の形見となる腕輪も取り返される。)。 その直後、巨大化抑制シールを剥がして巨大化する(上記の台詞はその際のもの。)。 タイムロボβと交戦、タイムロボβをガトリング砲で攻撃するが、タイムジェットγのガンマレイザーに怯み、タイムロボαの「プレスブリザード」を受け圧縮冷凍された。 【余談】 声を演じる田中一成氏はスーパー戦隊シリーズでの出演は初となる。
https://w.atwiki.jp/svsm_wiki/pages/473.html
No.0503 カード名:スズメバチ/殺し屋/女 パートナー:なし レベル:2/攻撃力:3000/防御力:6000 【動物】【武器】「蜂……蜂……とんで来た…」(エントリースパーク) [自]あなたのリタイヤが8枚以上なら、あなたは相手のリングのカードを選び、相手のリタイヤ置場においてよい。置かなかったなら、あなたは相手のベンチのカードを1枚選び、相手の控え室に置く。 レアリティ:RR 作品名:週刊少年サンデー「魔王 JUVENILE REMIX」
https://w.atwiki.jp/kakugari/pages/67.html
人のネタ(主に紳士のネタ)を殺しまくるさささささんについた異名。 関連語句 ネタ殺し
https://w.atwiki.jp/srkjmiroor/pages/1590.html
「また、圧縮なんて冗談じゃねえ!」 【囚人ナンバー】 30170 【名前】 殺し屋マッドブラスト 【読み方】 ころしやまっどぶらすと 【声】 田中一成 【登場作品】 未来戦隊タイムレンジャー 【登場話】 Case File 5「第3の合体」 【所属】 ロンダーズファミリー 【分類】 ロンダー囚人 【圧縮冷凍年数】 15年 【モチーフ】 ナマズ 【詳細】 30世紀において喧嘩による傷害罪(実際は殺人罪だが、巧妙に行って発覚せず。)を犯し、圧縮冷凍の刑を受けていた囚人。 右腕に装備したガトリング砲を武器とし、殺害した人間の装身具をコレクションにする癖がある。 無差別殺人に街中で暴れ回り、最中に現れたタイムレンジャーを不意打ちで攻撃するが、足音と身に付けた腕輪から「自分の家族を殺害した張本人」と悟ったピンクに苦しめられ、他の4人がピンクを制止している隙に撤退。 遊園地で人々に襲い掛かるが、駆け付けたピンクの誘導尋問で「ユウリの家族の殺害は「ドン・ドルネロ」に頼まれた」と自白、ピンクの「ダブルベクターの斬撃」により敗北(その際にユウリの父親の形見となる腕輪も取り返される。)。 その直後、巨大化抑制シールを剥がして巨大化する(上記の台詞はその際のもの。)。 タイムロボβと交戦、タイムロボβをガトリング砲で攻撃するが、タイムジェットγのガンマレイザーに怯み、タイムロボαの「プレスブリザード」を受け圧縮冷凍された。 【余談】 声を演じる田中一成氏はスーパー戦隊シリーズでの出演は初となる。
https://w.atwiki.jp/tokagesdc/pages/168.html
【種別】 【初出】 Ⅰ- 【登場巻数】 Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、 【解説】 人を殺して収入を得る仕事、またはその人間。 単独で仕事を行う者、複数でチームを組む者、 仲介人から仕事を得る者、直接依頼を受ける者、 専属の殺し屋として雇われる者などスタイルは様々。 もちろんその存在は公のものではなく裏の世界の人間である。 殺し屋業界では能力の存在は普通に知られており、 能力者はほぼ例外なく好待遇を得ることになる。 関連項目 殺し屋
https://w.atwiki.jp/svsm_wiki/pages/672.html
No.0301 カード名:矢吹 丈/殺し屋/男 パートナー:丹下 段平/拳キチ/男 レベル:4/攻撃力:6000/防御力:7500 【格闘】【火】「燃えたよ‥‥まっ白に‥‥燃えつきた‥‥」 [自]〔リング〕あなたのエンドフェイズの始めに、このカードを自分のリタイヤ置場に置く。 【ヒーロー】【ロマンス】「女がかるがるしく そんなセリフをはくもんじゃねえ」(キャンセル) [起]〔手札〕[このカードを控え室に置く] →あなたは相手の女の[起]の技を1つ選び、無効化する。 レアリティ:RR 作品名:週刊少年マガジン「あしたのジョー」
https://w.atwiki.jp/fadv/pages/2363.html
老いた殺し屋の祈り 題名:老いた殺し屋の祈り 原題:Come Un Padre (2019) 著者:マルコ・マルターニ Marco Martani 訳者:飯田亮介 発行:ハーパーBOOKS 2021.02.20 初版 価格:¥1,300 どこかかつて観た記憶のある映画のシーンが、深い水の底から浮き上がってくるような感覚。それが本作のいくつかのページで感じられたものである。語り口や物語の進め方が上手いのは、この作家が初の小説デビューにも関わらず、映画の脚本家としてならした経歴の持ち主だからだろう。 作家が自分の物語として作り上げた「老いた殺し屋」オルソのキャラクター作りだけで既に小説を成功に導いているように思えるが、やはり彼の旅程を彩る派手なバイオレンス、また、彼が救い出す母子との交情の陰と陽のようなものが、この作品に、とても奥行きを与えているように思える。とりわけ少年と孤独な老人の間の不思議な絆ができあがってゆく風景は、この作品中、最も心に響いてくる。 かつての妻と息子との生活を切り裂かれ、ギャングの殺し屋としての人生を終えようとしているオルソは、引退後に妻と息子との再会を果たすべく家族探しの旅に出る。しかしあっという間に彼の行動は派手な襲撃によって阻止される。派手な列車内の襲撃と残酷なまでの闘いのシーンは、映画的記憶では『ロシアより愛をこめて』のクライマックスを思い出させるものである。 そしてその後の展開。行きずりの女性とその息子との煌めくような数日。これはもう『シェーン』や、ロバート・B・パーカーの、名作『初秋』を彷彿とさせる。暴力や闘いの世界に身を置く男が少年を父親のように優しく鍛え上げる。体をではなく心を。 そんな懐かしいノスタルジックなシーンがちりばめられた小説、というだけでも十分素敵なのだが、イタリアン・ノワールならではのフランスやイタリアの各地で展開する過激なダイナミズムも、まるで映画そのもののように迫力を感じさせる。 姿の見えぬ敵たちの冷酷さも際立っており、オルソは困難な敵たちと真向闘ってゆくことを余儀なくされる。老いた体ながら、暴力のプロとして、さぞかし凄まじい人生を送ってきただろうこの主人公の暗い歴史を想像させる。 脚本家の経験を備えた実力派イタリアン・ノワールのこの作家。小説書きは副業とは思うが、今後の創作にも是非、期待したいと思う。 (2021.04.05)