約 7,867 件
https://w.atwiki.jp/datui/pages/39.html
* 「……ひでえな、こりゃ……」 時空管理局所属の魔導師にして、軌道六課スターズ分隊の隊長。 そんな高町青葉一等空尉が『それ』を見つけたのは、この殺し合いのゲームに放り込まれてから一時間ほどしてからだった。 ちなみにそれまで何をしていかといえば、他に巻き込まれたものがいないか捜索していたのだ。 運良くか悪くか、誰にも会うことはできなかったが。 初めは、それを動物か何かだと思った。 しかし、すぐに違うと気づく。 オイルの匂い。手足がばらばらに砕け散り、顔はめちゃくちゃにつぶされている。しかし、その首に巻かれた首輪が、それが参加者であることを証明していた。 「……ロボット、だよな……」 どう考えても人間ではない。それは理解した。 しかし、それがなんだというのだ。 命の重さに人間もロボットも関係ない。あるはずが、ない。 「……くそっ……命をなんだと思ってるんだ……」 ロボットの残骸を抱きかかえ、運ぶ。このままにしてはおけない。 もう失われた命であっても、せめて弔うことはできるはずだ。 「もっと早く俺がここに来ていればこんなことにはならなかったよな…………今更嘆いても仕方ないのは分かっているが……ともかく、せめて安らかに眠ってくれ」 魔法を使って穴を掘り、その死骸を埋める。墓石でも掘ってやりたかったが彼女―――リボンがついていたからおそらく女だろう―――の名前が分からない。 仕方なかったので『青色のたぬき型ロボット、ここに眠る』とだけ刻んでおくことにした。外見的特徴が書かれていれば、ここに彼女の知り合いがいたときに気づくだろうから。 墓の前に立ち、死者に黙祷。 風が流れ、しばしの時が経過した。 青葉はゆっくりと立ち上がり、心の底から申し訳なさそうな顔で墓に向かって語りかける。 「……もしお前に仲間がいるなら……俺が守ってみせるから、だから……間に合わなかった俺を許してくれ」 ここでの出来事に一切関与していない青葉が責められるべきことではないのだが、彼の性分を考えればこれも仕方ないことといえよう。 「……しかし、知り合い……か」 思い出すのは、自らの保護した少年―――ヴィヴィオのこと。 自らを父親のように慕う―――19歳で父親とはなんだかむずがゆい思いでいっぱいなのだが―――彼を思い出し、やや表情が暗くなる。 「まさか、ヴィヴィオが巻き込まれてはいないよな……?」 ヴィヴィオだけではない。幼いころからの親友であり戦友であるフェイトやスバル達後輩も巻き込まれているのでは、そう思うと青葉の背筋を寒いものが走る。 そして、先ほどの死骸を見るに、この殺し合いに積極的な人間がいることは事実。 まさか、もう既に仲間たちも―――? そんなことはない。言い聞かせるが、嫌な気分は振り払えない。 「……許せねえ……」 青葉は呟く。 その顔は、感情的でありながら、決意を秘めたものだった。 「絶対に俺は殺し合いなんてさせない!この殺し合いを計画していた男女二人と殺し合いに乗った人物は捕獲する!殺人は絶対に俺が止めてやるっ!」 どんな悪人でも、死んでいいはずがない。 それが青葉の、そして自らの所属する組織自体の持論でもある。 甘いと言われようとそれを曲げるつもりはない。 何故なら自分はエースオブエースなのだから。 自分が積極的に弱者を救い、殺し合いを止めることをしなくては後輩に何を教えられるというのか。 「……俺が行かなきゃだめなんだ……」 そして青葉は、もう一度墓石に手を合わせ、背を向ける。 もしこの場から抜け出すことができた時には、そこに花を手向けてやろう、そう決めて。 【D-6 釜石小中学校裏/一日目・深夜】 【高町青葉@魔法少女リリカルなのはStrikerS】 [状態]:健康 [装備]:なし [所持品]:支給品一色、不明支給品2~3 [思考]: 1:殺し合いを止める 2 主催者、殺人をなすものを捕縛する 3 仲間がいるならできるだけ早く合流する(特にヴィヴィオ) [備考] ※ドラえもんはD-6 釜石小中学校裏に埋められました。 墓石には『青色のたぬき型ロボット、ここに眠る』と書かれています。 男女反転23話へ 男女反転25話へ
https://w.atwiki.jp/okitaworld/pages/66.html
▽タグ一覧 ケツァルコアトルの末端 人間 無償の愛では重すぎる 私立東瑛大学景北中学高等学校 名前【神園 咲々良(かみぞの ささら)】 性別【女】 身長と体重【165cm50kg】 国籍【日本】 種族【人間】 通称【四季の妹】 ICV【竹達彩奈】 「どうして逆立ちなんてしてるのよ」 ぱっちりとした緑の瞳に明るい桃髪のボブヘアーと黄色いヘアピンと黒いカチューシャが特徴な少女。 神園四季の三才年下の義理の妹で兄妹仲は良い。 しっかり者だが、事なかれ主義。 いじめっ子を逆にいじめ返すタイプで普段は隠しているが加虐性の持ち主でもあり、敵と認識した相手には容赦がない。 帰宅部だが、護身術のジムに通っており、身体能力はかなり高い。 パルクールも習得している。 体育会系の上下関係が苦手である為、神園咲々良が二年であると知って敬語に改めようとした閑野澪にもタメ口で話すよう促した。 過去のある出来事から、どんな時でも神園四季の味方でいることを決めている。 また、非常に勘が鋭く、兄である神園四季が援交をしていることには気づいていた。 「お兄ちゃんはもう完全無欠な天才くんだからやる必要ないでしょ、私はお兄ちゃんに助けてもらうから馬鹿でも平気」 「分からないはずないよね?そう!これは前に貴女が私の机に入れていたゴキブリの死骸、これを今から貴女の口に突っ込みまーす」
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/19549.html
【登録タグ ぱん 初音ミク 曲 灯下はこ、】 作詞:灯下はこ、 作曲:ぱん 編曲:ぱん 唄:初音ミク PV:ゆ 曲紹介 デジタルと人の狭間の話。 ボカロオリジナル第14弾&ラストです。 虚数がゼロなのにはちゃんと意味があるのであんまりいじめないでください! 歌詞 自由に羽ばたく 空さえ壁の向こう側 ヒトという機械 夢も見ないまま今日を眠る 欺き合う 完全の命令 干からびた心は死骸 砕いて 今は見えない 君の青が見たくて 叩く壁 歪めて 棄て去るオペレイション 間違いだっていい 息を繋ぎ 走り始める 噛み殺した想い 悲鳴をあげているのに 人である意味も 重なる数値の中で死んで 麻痺していく デジタルの支配下 ディストピア 繰るプログラム 僕らは 此処で飼われて 流れる命の色も知らず 統率され 抗った体へと伸びる 熱の無い手 触れないでよ 願い 叶うのならば 「人間(ヒト)」を下さい 「意味」を 「笑み」を 「君」を 裂けた傷口 コード 僕ら 叶えたのは 最後に見た君の錆色 誰も知らない 君の青が見たいよ 押し潰されたって 僕は間違ってない 間違ってないんだ 奪わないで そして 決められた罰 巻き戻す罪 君の声も霞む 繰り返し続けてく 悪い夢みたいだ こんな世界 虚数に還して コメント 追加乙~!!好きだ! -- 名無しさん (2011-12-10 18 51 55) もっと評価されるべき -- 名無しさん (2011-12-17 12 38 11) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/opfan/pages/3009.html
特定の地域で湧き出す黒い油状の液体。 地域によって細かい差はあるが、概して褐色~黒色の粘性を持つ油状の物質である事は共通する。 これらは生物に対して多大な毒性を持っており、その匂いもあってこれの混じる水場は水源として使い物にならない。 【異世界人から得られた情報】 この『毒油』は太古に存在した動植物の死骸が大地の圧力と温度で変質した存在だとの事。 (異世界人はこれを「セキユ」と呼んでいるようだ) 彼の者のいた世界では、この『毒油』を精製して機械の糧とする他、これを材料に天然に存在しない様々な物質を作り出している模様。 異世界においてはこの毒油を巡って戦争が発生する程の価値があるようだ。 異世界においては戦争の引き金にすらなる『毒油』であるが、この世界に於いては恐らく毒油のままで終わる可能性が高い。 我々はあの毒油の加工はおろか、近寄る事すら出来ないからだ。 人間ですら毒油の放つ瘴気に冒される程なのに、敏感な一部亜人種族や精霊に対する毒性は計り知れない事だろう。 この毒油は物質化した怨念と言う声もある。 実際、知人のエルフが『あれは古の存在が溶け合い生まれたものである』と言及している。 あれは我々が触れて良いもの、関わって良いものではない…。 オートデザイス▓▓▓▓▓▓▓▓魔法学研究所 ▓▓▓▓▓▓▓▓・▓▓▓▓▓▓▓▓ 魔法物質研究主任 関連 赤い油 毒油蠅 爆燃気/火竜の寝息 魔蛇の吐息 目次に戻る
https://w.atwiki.jp/foresanc/pages/1908.html
デッドミュータント 概要 分類 屍鬼・異骸系 主な生息地 不明 知能 皆無 属性 死 危険度 A+ 備考 生前の種族で属性は変化する個体数が非常に少ない 屍鬼の一種。 無数の種類の魔物の死骸が複雑に組み合わさった奇怪な外見をしている。 巨人やドラゴンなど巨大な魔物の死体に無数の霊魂が宿ったことで死体が変異を起こす事で発生する魔物。 個体ごとに外見が全く異なり、同じ外見をしている者はいない。 元が強力な魔物であることが多い上に無数の霊魂が融け合って混濁した状態にあるため極めて凶暴で攻撃的。 攻撃手段は個体ごとに大きく異なるが巨体を活かした強烈な格闘攻撃はほぼ共通。 基本的に脳の抑制が無いため、身体能力は更に飛躍的に高まっていることも相まって非常に危険。 痛覚が無いため攻撃を受けても怯まず、浄化されるか身体を完全に破壊されない限りその活動は止まらない。 巨大な魔物の死体と大量の悪霊が必要となるため個体数は非常に少なく、遭遇することは非常に稀。 技・魔法 ???? 個体により様々な技や魔法を使用する。 経歴 2012年6月6日ユキの長編第3章『不死鳥』 ルオル近辺の砂漠にサンドワームらと共に登場。 プレアデスやセツナらと交戦、巨体と不死性を活かして暴れ回るがユカリス達によって浄化され、消滅した。 由来 「Dead(死んでいる)」+「Mutant(突然変異体)」 余談 デザインのイメージは「Wizardry」シリーズに登場する「サイデル」。 アンデッド アースガルド サイデル 屍鬼 死 魔物
https://w.atwiki.jp/mh3g/pages/217.html
資源を半額ハジケイワシ19z/ptで調達した場合、行商で買うより農場(平均8個計算)でやった方がお得なのは ネムリ草・ツタの葉・ペイントの実・怪力の種・忍耐の種・(ウチケシの実)・カクサンの実・イキツギ藻・マンドラゴラ以外のキノコ全て・不死虫・カクバッタ・ツチハチノコ 行商になく農場でやらざるをえないのはウチケシの実・龍殺しの実・サボテンの花・光蟲・ハチミツ -- (名無しさん) 2012-01-03 00 00 25 ↑アイルーの名前変更はどれがどの名前とか関係無く、話しかけた時ランダムで要求してくるよ -- (名無しさん) 2012-06-22 12 55 34 雷光虫の副産物に虫の死骸確認 -- (名無しさん) 2012-12-04 21 36 43 「海竜ラギアクルスに挑め」の緊急クエストが出たとき(受付嬢と村長に黄色いフキダシ) 畑 Lv3の開放依頼が出ました(セガレに黄色いフキダシ) クエスト達成数(?)は、★1と★2と★3を全てクリアおよび★4の上4つ(ツアー~ウルクスス)をクリアしたタイミングでした。 現在は「挑め」クリアが条件になっていますが、クリアしなくても依頼される模様。 -- (名無しさん) 2013-01-01 22 53 52 サボテンの花は購入不可と思われます 光蟲はDL特典で購入可能 -- (名無しさん) 2013-01-17 01 37 00 はちみつもDL特典で購入可能だよー -- (名無しさん) 2013-01-17 17 38 46
https://w.atwiki.jp/lotro_jp/pages/1228.html
クエスト名 適正レベル:10 授与NPCの名前:スラシ 授与NPCの所在:スラシのロッジ 前提クエスト:猫の鳴き声 派生クエスト:アザミの飲み薬 授与ダイアログ 「この子はお腹を空かせてはいるが、まだ小さすぎて自分で餌を狩ることはできない。母猫も引き裂かれた傷が癒えておらず、まだ狩りはできない。どれどれ…この狩猟小屋に残っているのは乾燥肉か燻製肉だけだ。この猫たちには新鮮な生肉が必要だろう」 「もう1つ頼み事をしてもいいか?わしは兎を捕まえるための罠を、狩猟小屋からそれほど遠くない東側と西側の森のあちこちにたくさん仕掛けている。もしおまえが罠を調べて丸々と太った兎を持って帰ってきてくれると嬉しいのだが」 「母猫と子猫に餌もやらずに放すなんてできないからな」 背景 あなたのおかげでスラシの大山猫とその子猫は再会したが、猫たちはお腹を空かせている。スラシの足首はまだ治りきっていない。 目的 目的1 スラシの狩猟小屋からさほど遠くない西側と東側のあちらこちらに、小さい獲物を捕らえる罠が仕掛けてある。 スラシは、あなたに罠を調べて母大山猫とその子猫のために兎を持って帰ってくるよう頼んだ。 目的2 兎の死骸をスラシの狩猟小屋にいるスラシに持っていく 報酬 固定報酬 金:90cp 選択可能な報酬 なし 経験点 経験点:――XP 攻略情報 トラップをよく見ると、調べなくても中身が空かどうかわかる。 コメント/ヒント等 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/3000.html
『おかんのゆっくり駆除』 5KB 小ネタ 野良ゆ いつもの小ネタです 「しょろーり!しょろーり!みつからにゃいようにすすむよ!!」 「しょろーり!しょろーり!しずかにすすむんだじぇ!」 大声を上げて進む赤ゆっくり達、れいむ種とまりさ種が1匹ずつ。 何処から紛れ込んだのか、人家の台所のフローリングをナメクジか、芋虫くらいの速度で移動中。 ふざけている様に見えるが、二匹はいたって真剣。 これで誰にも見つからないと本気で思っている。 「うるさいわね!まったく、何処から入ってきたのかしら?」 当然、家の主に見つかる。 エプロン姿で恰幅の良い女性が、床を這う赤ゆっくり達を見てため息をつく。 それでも赤ゆっくり達はその視線に気がつくことも無く、自分達は誰にも見つからないで移動しているつもりでいる。 「ゆゆ!れーみゅのおんみちゅこうどうは、かんぺきだにぇ!」 「まりちゃだって、じょーじゅにできたのじぇ!てんしゃいでごめーんのじぇ!」 二匹は得意そうに踏ん反り返ると、またどこかを目指して移動を始める。 だが、それを彼女は許さなかった。 パーン! 「ゆびゅ!」 彼女は履いていたスリッパを片手に持ち替えて、赤れいむ目掛けて振り下ろした。 赤れいむは餡を吐き出すことなく、両目を飛び出さんばかりに見開いて事切れた。 「しょろーり!しょろー 『パーン!』 ゆべぇ!!」 続けてもう1発。 今度は赤まりさをスリッパで叩く。 こちらは力を入れすぎたのか、餡を飛び散らせてぺちゃんこに潰れてしまっている。 「まったく!汚らしいったらありゃしない!」 彼女はそう言うと、二匹の死骸を庭に投げ捨てた。 そして餡で汚れた床を、ティッシュで拭取る。 「ゆっぎゃぁぁぁぁ?!おちびちゃんがぁぁぁぁぁ!!」 「ゆわぁぁぁぁ!しんでるんだぜぇぇぇぇぇ!!だれがこんな、ひどいことするんだぜぇぇぇぇぇ!!」 しばらくすると、庭から大きな声が聞えてくる。 彼女はガスコンロの火を止めると、箒と一緒に立てかけてあった1本の木刀を手に持って庭に出る。 庭には成体サイズのゆっくり二匹、これもれいむ種とまりさ種が、先程彼女が捨てた死骸を見て泣いていた。 叫び声からしても、この二匹の親だろう。 「どぼじでぇぇぇぇ?!かわいいおちびちゃんを、さいしょに、くそにんげんのおうちにいれれば、おちびちゃんをみつけた、くそにんげんは、おちびちゃんのかわいさで、のっくだうんのはずなのにぃぃぃ!!」 「ついでに、まりさたちも、かいゆっくりになるけいかくがぁぁぁぁ!!れいむは、うそつきなんだぜぇぇぇ!!」 彼女はため息を一つつくと、握っていた木刀を成体まりさの頭に振り下ろした。 バスッ! 「ゆっぎぃぃぃぃ?!」 まりさの頭は帽子ごと大きく凹み、その勢いで両目が飛び出し、歯も何本か折れてしまった。 死んではいないようだが、消して軽いダメージではない。 餡としーしーを漏らしながら、「ゆっゆっ」っと唸って震えている。 一方れいむは、何が起こったのか理解できずに、両目をまん丸に開いて固まっている。 そんなれいむにも、木刀が振り下ろされる。 ドスッ! 「ゆっぼぅ!」 木刀は、丁度前後を真っ二つになる形で、れいむの体を捉えていた。 木刀ゆえに完全に切れはしなかったが、れいむは口とあにゃるから餡を噴出し、ピクピクと震えている。 辛うじて飛び出さなかった両目は、自分をこんな目に合わせた者の姿を見据えて涙している。 「まったく!ご近所に迷惑でしょ?!ゆっくりったら、汚くって五月蝿いんだから!」 彼女は潰れた二匹に向かって一言怒鳴ると、起用に木刀で二匹を庭の隅に弾き飛ばした。 何時も彼女は、ゆっくりを潰すと庭に捨て、蟻や夜の内に現れるれみりゃ等のゆっくりに死骸を処理させていた。 「明日も地域のゆっくり清掃に参加しなくちゃならないのに…出てくるなら、明日にしなさいよ!」 彼女は一言そういうと、家の中に戻っていった。 翌日。 早朝から彼女は、近所の公園目指して歩いていた。 どこかの学校指定のジャージ、おそらく我が子のお古に身を包み、長靴に軍手とビニール袋。 そして昨日も使っていた木刀をその手に持ち、同じく公園に向かって歩いている近所の奥様方と共に、ゆっくり清掃に向かうのである。 「あら、鬼山さんの奥さん!おはようございます!今日も木刀?気合入っているわねぇ」 「あら奥さんこそ、それはご主人のゴルフクラブじゃなくて?この木刀は、アホ息子が修学旅行のお土産で買ってきたんですよ。ゆっくりを叩くのに丁度良くって…」 「やっぱりゆっくりは、容赦なく叩き潰すのが一番ですよねぇ」 などど話している内に、公園にたどり着く。 それぞれが挨拶を交わすと、二人一組で公園や周囲の裏路地、ゴミ捨て場等を回ってゆっくりを「清掃」して回る。 「ゆっひぃぃぃぃ!!にんげんさん?!ごめんなざ 『グチャ!』 ゆべぇ!」 「月一で掃除してるのに、どうしてこんなに沸いて出てくるのかしら?」 「ゆがぁぁぁぁ!!どぼじでこんなこどずるのぉぉぉぉ?!れいむたちだって 『ドカッ!』 ゆげちょ!」 「さあ?どいしてかしらねぇ…それにしても、ゆっくりって潰すと汚いから、嫌になるわねぇ…」 喋りながらも、ゆっくりを叩き潰してはビニール袋に詰めていく主婦達。 ゆっくり清掃は定期的に行われているため、手馴れたものである。 だが、いくら掃除してもゆっくりの数は減る事がない。 清掃が終わって数を減らしても、生き残りが何処かで繁殖して数を増やしているのである。 「長靴履いていれば……『グチャ!』 こんな感じで小さいのは簡単に始末出来るわよ」 「ゆわぁぁぁぁ!れーみゅのおねーしゃんがぁぁ 『グチャ!』 ゆべぇ!」 「なるほど!それはいいわね。汚れたら、公園の水道で洗えば良いのか!」 彼女は得意そうに長靴で赤、子ゆっくりを長靴で踏み潰しながら木刀を振るう。 対して、彼女のペアの女性は、スニーカーに市販のゆ叩き棒。 彼女の力不足なのか、ゆ叩き棒の殺傷能力の低さか、叩かれたゆっくりは泣いて痛がるだけで致命傷になっていない。 「やっぱりゆ叩き棒じゃだめみたいねぇ。でも私、木刀振るってたせいで腕に筋肉ついてきたみたいなのよねぇ…」 「ゆぴぃぃぃぃ!いだいのぜぇぇぇぇ!!どぼじ 『グチャ!!』 ゆべっ!!」 「五月蝿いわね、迷惑でしょ!このゴキブリ饅頭!!喋らないだけ、犬の糞の方がマシね」 彼女は文句を言いながらも、手際よくゆっくりを潰しては、袋に詰めていく。 こうしてゆっくり清掃は1時間ほどで終了し、集められたゆっくりは加工所が処理する事になる。 用途は主にゆっくり用の餌になるそうだが、キロ数十円単位で加工所が買い取り、そのお金は地域の行事等で使われる事になる。 主婦の中には、ストレス解消目的でゆっくり清掃に参加している者も居るが、殆どは煩わしい行事だと思っている者ばかりである。 だが、彼女達のおかげで、この町の野良ゆっくりの数が一定に保たれているのだ。 「やい、くそばばあ!さっさとまりささまに、あまあ 『グチャ!』 ゆびっ!」 「だれがばばあよ?!ったく、この腐れ饅頭が…」 今日も彼女は、町の美化に貢献しているのであった。 完 徒然あき
https://w.atwiki.jp/papiro/pages/50.html
体長5cmほど。ナリーネ地方全域、ボンタス地方の一部に生息。 とにかくチャラチャラしている派手な蝶。蝶にしては珍しく夜行性である。樹液や動物の死骸(ハタラキナマケモノなど)から体液を吸って生きる。 派手な模様はオスに限ったもので、メスの羽はほとんど黄土色一色ときわめて地味である。孔雀の羽根のように、メスを引きつける効果があるものと考えられる。毒々しい色をしているが、別に毒は持っていないし、毒を持った別の蝶の模倣でもない。ただ派手なのだ。 しかしメスの目につきやすいということは、他の捕食者の目にもつきやすいということで、そこにヒモチョウのヒモチョウらしい生き様がうかがえる。目立たずにひっそりズルズル生きるよりも、パッと華々しく散ろう、という。月明かりに照らされたヒモチョウの原色のきらめきは、見た者を魅了させてやまない。 しかしこの蝶がヒモと呼ばれる所以は、実は幼虫時代にある。幼虫時代のヒモチョウはベタアリの巣に寄生し、ベタアリから餌をもらって成長するのだ。なぜベタアリがそのようなことをするのかと言えば、ヒモチョウの幼虫がベタアリにとって大好物の甘い物質を吐き出すからである。それを目的にベタアリはヒモチョウの幼虫を養うのだ。 しかし実を言うとその物質には特殊なフェロモンが含まれていて、それを口にしたベタアリは意識をコントロールされ、ヒモチョウに心酔するようになっているに過ぎない。その物質は実はぜんぜん甘くない。 なんとも言えない生き方であると思う。
https://w.atwiki.jp/atenza/pages/303.html
【作品名】トップを狙え! 【名前】ガンバスター 【属性】超光速万能大型変形型合体マシン兵器ガンバスター1号 【大きさ】全長200m 重量9800t 【攻撃力】バスタービーム:大型の宇宙怪獣が即死 バスターミサイル:十本の指先から撃たれる次々に核ミサイルが連射される 大型の宇宙怪獣を蒸発させ、死骸さえも残さない ホーミングレーザー:三千匹の宇宙怪獣を一度に破壊 ダブルバスター・コレダー:両手両足から槍を出し、電撃を相手に直接叩き込む 半径50km以上の円形のスタンプ型宇宙怪獣を一度に2匹破壊 未完成かつ両手だけの場合でも、月をも破壊する 光子魚雷でもびくともしない7km近い大型の宇宙怪獣を一撃で倒す。 スーパーイナズマキック:全長100m近い宇宙怪獣を一撃で倒す 射程は共通数百km。バスターコレダーとイナズマキックは格闘武器 【防御力】7km近い大型の宇宙怪獣による亜光速での突撃を真正面から受け止められる。 (胸を突き抜けられ無傷ではない) 半径100km近い大爆発の中心にいながら無傷 木星を3万分の1に圧縮した物の中心部にいても活動が続行できる バスターシールド:ビーム2万発を反射。逆に撃った相手が全滅 【素早さ】光速の99.9%の移動速度。 同程度の速さで突撃してくる相手の攻撃に反応して反応、命中、回避、防御ができる 超光速移動(ワープ)可能。移動手段であって戦闘中は基本的に使わない。 【長所】純粋に攻防速が高い 【短所】特殊能力がない